神戸・ワールド記念ホールと東京・両国国技館で2019年に初開催されたインドアフェス『Q(キュー)』。このイベントから派生した弾き語り形式の回遊イベント『BABY Q』が、3月29日(金)に名古屋で初めて開催される。過去には東京場所や九州場所が行われ、EGO-WRAPPIN’、向井秀徳(ZAZEN BOYS)、ハナレグミなど豪華アーティストが出演。今回の “名古屋場所”には、青葉市子、岸田繁(くるり)、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)が出演する。青葉市子岸田繁(くるり)曽我部恵一(サニーデイ・サービス)会場は1930年に開館し、国の登録有形文化財に指定された名古屋市公会堂。由緒あるホールを舞台に、3組のアーティストが弾き語りで歌を届ける。チケットは一般発売中。<公演情報>『BABY Q 名古屋場所』2024年3月29日(金)名古屋市公会堂 大ホール出演:青葉市子 / 岸田繁(くるり)/ 曽我部恵一(サニーデイ・サービス)特設サイト:()
2024年02月19日舞子は夫の恵一と息子と3人暮らし。ある日、舞子は恵一の叔母のお見舞いに行った母から、同じ新幹線で恵一を見かけたと聞く。恵一から何も聞かされていない舞子は困惑。しかしそのうち恵一の行動に違和感を覚えた舞子は、恵一のカバンにGPSを仕込む。すると…■夫の態度に違和感 その日の夕方、舞子に母親から電話がありました。すると、夫の叔母の見舞いに行く新幹線の中で、夫の恵一を見かけた気がするというのです。ところが翌週も母親から舞子に電話があり、新幹線でまた恵一を見かけたといいます。夫が自分に何も言わず、実家に帰るだろうか? 舞子が考えていると、恵一がやってきました。恵一の慌てた様子に違和感を覚えた舞子は、思いきって聞いてみました。恵一にあっさりと否定され、一旦は信じた舞子でしたが…■GPSを仕込んで夫を尾行したら!?1週間後。恵一がゴミ出しを忘れていることに気づき、舞子がゴミをまとめ直していると、恵一の給与明細が紛れ込んでいました。見てみると…その日の夜、舞子はカマをかけてみることに。舞子はこのままモヤモヤしていてもしょうがないと思い、有給のことを直接問いただしてみたのですが、またもやあっさりと否定されてしまいました。翌朝になってもスッキリしない舞子は友人の有紗に相談しました。数日後、恵一が寝ている間に舞子は恵一のカバンの中にGPSを仕込みました。舞子が早速、恵一の行き先をチェックしてみると…舞子は有紗と待ち合わせて、恵一の尾行を始めました。すると、やはり恵一は新幹線に乗り、以前と同じ駅で降りました。そして調べていたケーキ屋に寄り、向かった先は…恵一が会っていたのは、葉月という舞子の知らない女性でした。恵一が会っていたのは、まさかの元カノ! しかも不治の病? この後、夫婦関係はどうなっていくのでしょうか…。こちらは投稿者のエピソードを元に、2023年12月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者からは夫への批判が殺到最も多かったのは、やはり恵一に対するコメントでした。・やましい気持ちがなければ隠さない。それが優しさからきていたとしても。 浮気ではなくても信頼関係はなくなるから。・心の浮気。やましい気持ちがないなら正直に奥さんに言えたはず。嘘をつくのは理由があるから。・元婚約者に病気のことを聞いて、できることは何でもしてあげたい気持ちはわかる。でも、恵一には家族がいるわけで。やましい気持ちがないのであれば、奥さんにきちんと話してから行動した方がいいよ。 ・未練がましい。今の家庭はどうでもいいんだ。・旦那は優しさの皮を被ってるだけ。・夫、最悪。嫁は何にも悪くないのに苦しめて、自分だけ善人面して、もし葉月が治ったらどうするつもりなんだか。・元カノの世話をしたいなら妻に話すべき。妻が許せば良いが、ダメなら慰謝料を払って離婚すべき。・結婚って契約なのに、この男は軽く考え過ぎじゃないかな。配偶者から同じことをされても気にならない? 不倫していなくても信用を失う行為だわ。・お見舞いには奥さんも連れて行くべきだった。いいとこ取りというか、バレなければいいとか、どちらからも好かれたい、というのはあまりに幼い。・理由が大事じゃない。嘘を平気でついて行ける神経について行けないのよ。これが本人の病気だろうが、元カノや恩師のお見舞いだろうが「コソコソ勝手に嘘ついて」っていうのが…。・もし浮気じゃなくても もう無理だって… 平気で嘘つけるってことは罪悪感を感じてないってことでしょ。・仮に完全な浮気ではなかったとしてもこんな夫信用できない。夫ただの自己中でしかない。奥さんが可哀想すぎる。また、恵一の元カノ、葉月に対しても厳しい意見が多数。・事情があるのはわかったけれど、それでも既婚者に思わせぶりなことを言って隠れて会い続ける神経は、病気と戦っている人たちに失礼すぎる。 既婚者と不倫しても病気だから慰謝料を請求されないと思っているようにみえる。・葉月も葉月。会いたい人に会っておきたい気持ちもわかるけどさすがに元カレに会おうとは思わない。共感できない。・いくら病気でも既婚と知っていて連絡する女性が悪いと思います。過去を振り返るのは建設的じゃないし、病気だとして治る可能性もあるわけです。・病気だからって元婚約者に連絡するなんて常識のない人!もしかしたら家族を捨て自分のもとに戻ってくるって考えて連絡してきた?・妻子持ちだとわかっていて、病気を理由に元彼に連絡取るのは本当にダメだと思う。最低。・葉月が悪いわ。いまさら引っかき回して奥様に悪い。何か言われても病気を盾にするのが見え見え。・この葉月って女性は他人の家庭と他人の結婚をぶち壊している自覚がない。結局、自分のことしか考えてない女性だなと。・葉月、自分が逆の立場ならどうする?病気を言い訳にしないでほしい!恵一はやましいことは何もないと言っていますが、読者からは「結局不倫と同じ」「もはや本気」「浮気の方がまだマシ」といった意見も多く見られました。・いやいや、恵一と葉月はキレイな思い出に浸ってるだけでしょ? 他人が見たらただの浮気。・悲劇のヒロインとヒーローぶっていて腹が立つ。恵一は葉月を思い続けていて独身ならまだわかるけど、結婚していて子供もいるのに ただの不貞にすぎない。・理由はどうあれ、黙って有給を取ってまで会いに行きたかった時点で、妻を裏切ったってこと。まだ浮気なら逆にマシだったけど、隠してお見舞いなんて本気と言われているのと同義でさらにタチが悪い。・元カノは病気で気が弱くなってるんだろうけど、本来なら波風立てたらダメだよね。旦那も一線を超えてるよね。精神的な浮気だもの。さすがにこれはマズいでしょ。・病室での描写を見ると、どうみても心が通じ合ってる二人だよね。やましいことはないって、体だけのほうがどれだけマシか。心が揺れたらもはや浮気とかじゃなくて本気だよ。・不貞行為よりもタチが悪いと思う。・もうこれは不倫以上です。・関係があるわけでもなく定期的に会うのは、もはや本気。確かに、不倫よりタチが悪いかもしれません。とにかく恵一は最初に舞子にきちんと話しておくべきだったと思います。時すでに遅しですが、これから二人はどんな話し合いをしていくのか、この先の展開に注目です。▼漫画「夫にGPSを仕込んだら」
2024年02月17日2月21日(水) に東京・Flowers Loftで開催されるウクライナ人道支援ライブ『PLAY FOR PEACE Vol.3』の最終出演アーティストが発表された。このたび、最終出演アーティストとして曽我部恵一、INORAN、高田漣、三宅伸治、寺尾紗穂の出演が決定。そのほか清春、DURAN、佐藤タイジの出演が予定されている。トークには、在日ウクライナ人で研究者のジャブコ・ユリヤと、何度もウクライナを訪れている木村ゆかりが登壇。また会場ではウクライナから日本に避難してきた方々によるウクライナの郷土料理が提供される。<イベント情報>『PLAY FOR PEACE Vol.3』2月21日(水) 東京・Flowers Loft開場18:00 / 開演18:30 / 終演予定23:30【出演】演奏:清春、曽我部恵一、INORAN、高田漣、三宅伸治、寺尾紗穂、DURAN、佐藤タイジトーク:ジャブコ・ユリヤ、木村ゆかり、ジョー横溝イベント公式サイト:
2024年02月05日日本が誇る名曲を再構築する”リバイバル”音楽プロジェクト『Newtro』(ニュートロ)が、第9弾楽曲「夜間飛行 × HALFBY feat.曽我部恵一」のミュージックビデオを公開。今回リバイバルされた楽曲は、2023年9月21日にデビュー50周年を迎えたシンガーソングライターの南佳孝が、1978年にリリースした全編曲に坂本龍一が参加し、サンバやボサノバなどラテンミュージックの香りが色濃く、大人のためのシティポップを表現した自身3枚目のオリジナルアルバム『SOUTH OF THE BORDER』に収録された楽曲「夜間飛行」。エレクトリックピアノがグルーヴィなサンバのビートに絡み合う原曲を残しながらも、HALFBYがボーカリストとしてサニーデイ・サービスの曽我部恵一を招き、独自の解釈で再構築。ミュージックビデオのイラストは、LUNAによりシティ・ポップや当時の世界感の漂う雰囲気で描かれてる。▼Newtro 第9弾『夜間飛行(南佳孝 / 1978)』 × HALFBY feat.曽我部恵一 / Newtroミュージックビデオ: さらに、J-POPからアニソンまで、今年Newtroがこれまでに発信してきた全9曲をまとめたプレイリストも公開。<PLAYLIST> <CREATOR>▼楽曲南佳孝「夜間飛行」(1978年)1978年にリリースした、全編曲に坂本龍一が参加しサンバやボサノバなどラテンミュージックの香りが色濃く、最高傑作との呼び声も高く、大人のためのシティポップを表現した3枚目のオリジナルアルバム『SOUTH OF THE BORDER』に収録された、エレクトリックピアノがグルーヴィなサンバのビートに絡み合う1曲。▼アーティストHALFBYX(※Twitter): Inastagram: 京都在住のDJ、ミュージシャン。2002年セカンド・ロイヤルからデビュー。Groovisions制作の”Rodeo Machine”MVは世界中のフィルムフェスティバルで招待上映されて注目を浴びる。ニコニコ動画では「少し楽しくなる動画」としてMVを再現する大規模OFF会「中曽根OFF」など大きな反響を呼んだ。2006年にトイズ・ファクトリーからメジャー・デビュー。ポップな作風(インスト)からテレビやラジオ番組のBGMとしても使用頻度が高く放送との相性の良さは抜群。インディー時代と合わせこれまでに7枚のアルバムをリリース。ハワイをコンセプトに掲げた近年作では、Ginger Root、mei ehara、Richard Natto、Alfred Beach Sandal、VIDEOTAPEMUSIC、王舟などをゲストに迎えて多彩なエッセンスを用いながら南国風景が広がるコンセプチュアルでネオエキゾティカな世界を漂流。曽我部 恵一X(※Twitter): Inastagram: 1971年8月26日生まれ。乙女座、AB型。香川県出身。'90年代初頭よりサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活動を始める。1995年に1stアルバム『若者たち』を発表。'70年代の日本のフォーク/ロックを'90年代のスタイルで解釈・再構築したまったく新しいサウンドは、聴く者に強烈な印象をあたえた。2001年のクリスマス、NY同時多発テロに触発され制作されたシングル「ギター」でソロデビュー。2004年、自主レーベルROSE RECORDSを設立し、インディペンデント/DIYを基軸とした活動を開始する。以後、サニーデイ・サービス/ソロと並行し、プロデュース・楽曲提供・映画音楽・CM音楽・執筆・俳優など、形態にとらわれない表現を続ける。<HALFBY コメント>自分ではあまりやらないテーマを投げかけられること自体が凄く好きで、リミックスって過去にいろいろやっているんですけど、自分の楽曲制作とまた違って、今までそういう昔の楽曲を何か今のモードでリミックスしようみたいな感じが自分の制作ではこれまでになかったので、すごく新鮮な気持ちでした。原曲はちょっとスローなサンバっぽい楽曲だったので、その原曲のムードは壊さず、今のスローなバレアリック・ディスコというか、クラブとかでDJがかけるようなBPMもちょっと上げた感じで仕上げて、でも歌の良さはそのままにしたかったので、そのあたりを考えながら最終的に良い感じで出来たと思います。今回ボーカリストをサニーデイ・サービスの曽我部恵一にお願いしました。もともとの南佳孝さんのボーカルの上手さいうか、相当歌が上手い人が歌わないと難しい完成度の高い曲だったので、歌が上手いっていうのと、僕が単純に本人的にもファンだし一緒に曲が出来ればと思ったのと、多分曽我部さんも絶対、南佳孝さんのファンだと思うので、歌ってくれるかなっていうダメもとでお願いしました。コーラス側のパートとか、原曲のソロパートを曽我部さんのコーラスで作ってほしいってお願いしたんですけど、見事なコーラスとソロパートも入れていただいて完璧でした。さすがって感じです。▼イラストレーターLUNAInstagram: <LUNAコメント>イラストの世界観は、80-90年代のアニメにインスパイアされています。楽曲を最初に聞いて、星が瞬く寒空の中、大切な女性を迎えに行くイメージが浮かびました。男女がお互いを想い合っているからこそ生まれる、2人の視線から見える幸せな世界をイメージして描きました。-------------『Newtro』アーティストやイラストレーターによって「過去(Retro)の名曲」を再構築し、「現在や未来(New)」に新しい作品として生み出す音楽プロジェクト。古き良きモノと新時代が混じり合い、新しいクリエイティブが生まれる”交差点”を中心とした「近未来都市」を舞台に、楽曲の世界観や空気感にあわせたクリエイティブを通じて世界に発信していく。▼公式YouTubeチャンネル ▼第1弾『Romanticが止まらない(C-C-B / 1985)』 × Lafuzin / Newtroミュージックビデオ: 1985年にリリースされたC-C-B「Romanticが止まらない」。80年代を中心に数多くのヒット曲を生み出してきた、松本隆(作詞)と筒美京平(作曲)というゴールデンコンビにより制作され、人気ドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌となったこの名曲が、日本のニューミュージックや歌謡曲などに影響を受けてきた”ソフィスティ・ポップ・デュオ”Lafuzin(ラフジン)によって再構築。▼第2弾『ロマンティックあげるよ(橋本潮 / 1986)』 × DE DE MOUSE feat. ひらめ / Newtroミュージックビデオ: 1986年にリリースされた橋本潮「ロマンティックあげるよ」。テレビアニメ『ドラゴンボール』のエンディングテーマとして広く知られるこの名曲を、人気トラックメイカー DE DE MOUSEによるアレンジで、ボーカリストにTikTok発の新世代アーティスト ひらめを迎え再構築。▼第3弾『じゃじゃ馬にさせないで(西尾えつ子 / 1989)』 × レトロな少女 / Newtroミュージックビデオ: 1989年にリリースされた西尾えつ子のデビューシングル「じゃじゃ馬にさせないで」。世代をまたがり根強いファンを持つ高橋留美子の代表作『らんま1/2』のテレビアニメのオープニングテーマとして広く知られるこの名曲を、ノスタルディックで新しい、レトロでポップで可愛らしいをテーマに楽曲を届けていく男女ユニット、レトロな少女が再構築。▼第4弾『壊れかけのRadio(徳永英明 / 1990)』 × 坂本櫻 / Newtroミュージックビデオ: 「輝きながら…」、「Rainy Blue」など数々のヒット曲を発表してきた日本を代表するシンガーソングライター徳永英明が1990年にリリースした、言わずと知れた名曲の一つ。今も多くの人に愛されるこの曲を、シンガーソングライター坂本櫻が、透明感のあるピアノと歌声で再構築。▼第5弾『WINDY SUMMER(杏里 / 1983)』 × ultramodernista / Newtroミュージックビデオ: 80年代のシティ・ポップを牽引したシンガーソングライターの杏里が1983年に発表した、角松敏生の作詞・作曲・プロデュースによる夏の名曲「WINDY SUMMER」。この楽曲を、韓国のシンセポップバンド ultramodernistaが、持ち味であるシンセ・サウンドと70~80年代のディスコを基盤とした彼らの感覚で再解釈。▼第6弾『暗闇坂むささび変化(はっぴいえんど / 1971)』 × DENIMS / Newtroミュージックビデオ: 大瀧詠一、細野晴臣、鈴木茂、松本隆によるロックバンド はっぴいえんどが、1971年にリリースした楽曲「暗闇坂むささび変化」。1964年の東京オリンピック以降の東京をテーマにしたアルバム『風街ろまん』に収録され、東京へのノスタルジアを端的に表したはっぴいえんどの名曲の一つ。この楽曲を、ファンクやブルースをルーツに、ヒップホップ、ジャズ、パンク、シティポップといった要素を自由自在にミックスしたサウンドで注目を浴びる4人組バンド DENIMSが彼らの感覚で再構築。▼第7弾『恋一夜(工藤静香 / 1988)』 × pale memory Room / Newtroミュージックビデオ: おニャン子クラブのメンバーとして活動し、1987年にソロデビュー以降、「FU-JI-TSU」、「MUGO・ん…色っぽい」など昭和から平成にかけて多くのヒット作をリリースしてきた工藤静香の名曲の一つ「恋一夜」。”平成最初のシングルランキング”で1位を獲得するなど、当時はもちろん、彼女のヒット曲の中でも、今も高い人気を誇るこの楽曲を、エレクトロ、アンビエントを基調とした幅広い音楽で独自のスタイルを追及する4ピースバンド pale memory Roomが、古き良きサウンドと現代的なアプローチの化学反応を狙ったアレンジで再構築。▼Newtro 第8弾『月の裏で会いましょう(ORIGINAL LOVE / 1991)』 × rice water Groove (TBS'93,chancylemon) feat.BaramonK / Newtroミュージックビデオ: 「接吻」、「朝日のあたる道」などの代表曲をリリースしてきた、田島貴男がボーカルを務める音楽ユニット ORIGINAL LOVEのメジャー通算2作目のシングルで、当時放送された深夜ドラマの主題歌としても起用され、今も様々なアーティストにカバーされている楽曲「月の裏で会いましょう」。この楽曲を、「90’s,00’sの再解釈」を軸に制作活動を行う3MC HIPHOPクルー"rice water Groove"が再構築。メンバーのTBS'93、chancylemonの2人が、独自の解釈でサビにかけてオリジナルのリリックが追加され、サビではトークボックス奏者のBaramonKがフィーチャリングで参加し、rice water Groove大胆なアレンジとなっている。<INFORMATION>▼Newtro YouTubeチャンネル ▼X(旧Twitter) ▼TikTok ▼Instagram ▼Threads <TV PROGRAM>▼MUSIC ON! TV(エムオン!)「Newtro-ニュートロ-」 放送日時:1/11(木)、1/18(木) 21:55〜22:00アーティストによる選曲理由や、影響を受けた日本のレトロな音楽・文化についてのインタビューをお届け。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月30日■前回のあらすじ息子と夫の恵一と3人暮らしの舞子。夫婦仲は良好だったが、ある日母から、仕事に行っているはずの恵一を新幹線で見かけたと聞く。また、恵一が地元のケーキ屋を調べていた形跡があり、舞子は恵一に実家に帰ったのか聞いてみたが、恵一は完全に否定する。しかし舞子は恵一の給与明細で、自分が知らない間に彼が有休をとっていたことを知ってしまう。恵一は有休は取得したけれど別のところで仕事していたと言うのだが、舞子は釈然としないのだった。 内緒で有給を取得して何をしているのか…。 不安が募る状況の中、友人の有紗に相談すると、恵一に気づかれないように何をしているのか把握した方がいいとアドバイスを受け…。「女と会っているならば許せない!」そんな思いを抱える舞子だったが、探偵に依頼するのはちょっと気が引けてしまう。疑っている気持ちを後ろめたく思いつつも、このままでは不安が払拭されないからと、舞子は恵一のかばんにGPSを仕込むことに。すると翌日、出勤するかのように出かけていった恵一は、まったく別の場所に向かっていて…。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月28日編曲にRAM RIDERを迎えた新曲は、おもちゃとの友情を描く作品に深いメッセージを届ける。株式会社SCRAP(本社:東京都渋谷区代表:加藤隆生)は、世界初・国内最大となる"謎"のテーマパーク「TOKYO MYSTERY CIRCUS(以下、東京ミステリーサーカス)」にて10月13日(木)から開催する新作リアル脱出ゲーム『机の上の魔王城からの脱出』のテーマソングに、曽我部恵一氏の「まぶしい世界」が決定したことを発表いたします。★イベント特設サイト: 曽我部恵一氏RAM RIDER氏『机の上の魔王城からの脱出』MVリアル脱出ゲームは、謎解きを通して参加者がまるで“物語の登場人物”になったかのような体験ができる、今大注目の体験型エンターテインメントです。そんなリアル脱出ゲームの最新作『机の上の魔王城からの脱出』の舞台は机の上のおもちゃの世界。魔王の力によってその世界に閉じ込められてしまったプレイヤーは、出会ったおもちゃたちと協力して謎を解くことで元の世界への脱出を目指します。そのイベントテーマソングに、曽我部恵一氏の新曲「まぶしい世界」が決定。イベントのために書き下ろされた新曲では、日常という冒険を「まぶしい世界」に例え、物語の終わりを悲しいだけではなく、少しの希望と共に切なく表現しています。さらに曽我部氏の声がけによって実現したRAM RIDER氏の編曲によって完成した本楽曲は、机の上の世界で出会ったおもちゃたちと一緒に繰り広げる冒険の世界に、さらに深いメッセージを届けてくれます。ストーリーとマッチした本楽曲がエンディングで流れたときの“心が揺さぶられる”体験を、ぜひ会場で直接お確かめください。本イベントのチケットは好評販売中! 公演開始日も近づき、テーマソングも決定し、ますます盛り上がりをみせている『机の上の魔王城からの脱出』。リアル脱出ゲームのSCRAPがおくる完全オリジナルのストーリーにどうぞご期待ください。■曽我部恵一氏 コメントぼくらは毎日冒険をしている。ひとつの冒険はいつか終わり、ぼくらはもといた場所へ帰る。でも、もといた場所は同じ場所じゃなくなってる。そこでまた暮らし始めると、そのうちまた冒険に出たい気持ちになってくる。または、そうしなきゃならない理由ができる。そしてまた出発の機会をうかがう自分がいる。そんなふうにぼくらの日々は過ぎていく。ゴールがどこにあるか、実は誰も知らない。世界はまぶしい。まぶしくてよく見えない。だからぼくらはそれをもっとよく見ようと、歩くことをやめないんだ。■曽我部恵一氏 プロフィール1971年8月26日生まれ。乙女座、AB型。香川県出身。‘90年代初頭よりサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活動を始める。1995年に1stアルバム『若者たち』を発表。’70年代の日本のフォーク/ロックを’90年代のスタイルで解釈、再構築したまったく新しいサウンドは、聴く者に強烈な印象をあたえた。2001年のクリスマス、NY同時多発テロに触発され制作されたシングル「ギター」でソロデビュー。2004年、自主レーベルROSE RECORDSを設立し、インディペンデント/DIYを基軸とした活動を開始する。以後、サニーデイ・サービス/ソロと並行し、プロデュース、楽曲提供、映画音楽、CM音楽、執筆、俳優など、形態にとらわれない表現を続ける。 ■RAM RIDER氏 コメント曽我部さんご本人からお声がけいただき、今回の楽曲に参加させていただきました。サニーデイ・サービスと出会ったのは高校生の頃ですが、特に2001年からの一連のソロ作品では僕自身多くの影響を受けました。いただいたデモの時点で非常に完成度の高い楽曲でしたので、さらにイベントのテーマと強く結びつけるには? という部分を考えて完成までのお手伝いをさせていただきました。これをきっかけに僕の作品もぜひ聴いていただければと思います!■RAM RIDER氏 プロフィール90年代、自主レーベルからリリースしたアナログレコードが一部で話題となり、それをきっかけに数多くのトップアーティスト達の楽曲のリミックスを手がける。2000年以降はプロデュースへの道を進み、2004年に自らもヴォーカルをとる形でデビュー。オリジナルアルバム3枚に加え、シングル6枚、リミックスアルバム2枚をリリース。クラブを中心にライブハウス、国内外のフェスなど数多くのステージに出演。近年ではレーベル401での自作品リリースと並行し、バカリズムライブをはじめ、田村ゆかり、中島愛など数多くのアーティスト、アイドル、声優、舞台作品に参加。TVドラマ、CM、映画への楽曲提供、コラムの執筆など、活動の幅を広げている。『机の上の魔王城からの脱出』概要■特設サイト ■ストーリーあなたはあるおもちゃ屋さんを訪れました。部屋の隅に目をやると、机の上に小さなおもちゃとお城が描かれた絵画が置いてあります。何かに導かれるようにその絵画に触れた瞬間、不思議な光があなたを包み込んだのです。「あれは… ニンゲン!?」「ニンゲンだ! ニンゲンだ!」突然聞こえてきた謎の声。その正体は、なんと机の上にあったおもちゃだったのです。目の前には絵画に描かれていたお城がそびえ立っています。あなたは机の上のおもちゃの世界に迷い込んでしまったようです。この世界では人間とおもちゃは話ができるようです。おもちゃはたくさんのことをあなたに教えてくれました。お城には魔王がいて、人間をおもちゃに変えるためにこの世界に閉じ込めていること。60分以内に魔王を倒せなければ、あなたも完全におもちゃになってしまうこと。そして、魔王を倒すためにはおもちゃと人間の「協力」が必要であること。襲いかかってくる魔王や試練。明らかになっていく机の上の世界の真実…あなたはさまざまな個性を持ったおもちゃたちと協力して、元の世界に戻ることができるのでしょうか?■プレイ形式制限時間60分(所要時間約120分)参加人数1チーム最大4名(各回複数組が同時に参加しますが、公演はチームごとに挑戦します)場所屋内開始タイミング一斉スタート■会場/開催日程東京ミステリーサーカス2022年10月13日(木)~2023年1月9日(月祝)※ほか全国で順次開催予定※各会場SCRAP新型コロナウイルス対策について ■チケット情報一般チケット好評販売中!少年探偵SCRAP団(FC)団員先行2022年8月20日(土) 12:00~8月26日(金) 23:59一般2022年8月27日(土) 12:00〜チケット料金<前売り>・平日一般 3,500円学生 3,200円グループチケット(1人~4人) 1人あたり3,200円(合計:12,800円)・土日祝&ハイシーズン一般 3,800円学生 3,500円グループチケット(1人~4人) 1人あたり3,500円(合計:14,000円)<当日>・平日一般 3,800円学生 3,500円グループチケット(1人~4人)1人あたり3,500円(合計:14,000円)・土日祝&ハイシーズン一般 4,100円学生 3,800円グループチケット(1人~4人)1人あたり3,800円(合計:15,200円)※料金は税込みです。※グループチケットとはお好きな人数でテーブルを貸し切ってゲームに参加することができるチケットです。お連れさまどうしでゲームに参加したい方はグループチケットをお買い求めください。※グループチケットの1人あたりの料金は4人参加の場合の料金です。+++【以下補足情報】+++■「リアル脱出ゲーム」とは2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されている。07年に初開催して以降、現在までで940万人以上を動員している。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントである。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。★公式サイト: ★Twitterアカウント:@realdgame 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月11日辻村深月原作の映画『かがみの孤城』が2022年冬に公開される。この度、監督を原恵一が務めることが明らかにになり、超特報映像、「生徒役声優オーディション」の開催などが一挙発表された。原作は、本屋大賞15年間の歴史の中で歴代最多得票数を獲得し1位となったほか「王様のブランチブック大賞2017」や「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017」など9冠を獲得し、 TV・新聞ほか各メディアでも大絶賛の話題作。2019年にコミカライズ、オーディオブック化、2020年には舞台化されるなど様々なコンテンツでメディアミックスされ注目を集め続けている。大人も子どもも夢中になるファンタジーミステリーとして幅広い世代から支持され、累計発行部数は今年に入り125万部を突破。辻村深月は、2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。映画化もされた『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』では第147回直木賞を受賞している。その他、日本アカデミー賞を含め多数の賞を受賞した『朝が来る』や『ハケンアニメ!』など数々の作品が映画化されてきた。本作の主人公は、学校での居場所をなくし家に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然、部屋の鏡が光り始め、吸い込まれるように鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の7人が集められていた。城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いが叶うという。なぜこの7人が集められたのか。鍵はいったいどこにあるのか。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。公開された超特報映像は、「たとえば、夢見る時がある。転入生がやってくる。その子はなんでもできる、素敵な子。」と、主人公・こころのモノローグで始まる。こころが誰にも言えない秘めた思いを語るこのセリフは、原作の冒頭シーンに登場する印象的なモノローグを引用したもので、その惹き込まれるような透明感あふれる瑞々しい声により、こころのキャラクター像が一気に浮かび上がってくる。控え目でありながらも深く深く胸に沁みこんでくるような、一度聞いたら忘れられない魅力溢れるこの「声」の正体とは。さらに、こころが何処かへ歩き出している足元や、光る鏡に手を触れようとしている手元のほか、7枚の鏡が並ぶ広間、海の上にそびえ立つ城など様々な印象的な情景が映し出される。また7月28日(木)には続報も発表予定。こちらにも期待だ。監督の原恵一は、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)、『河童のクゥと夏休み』(2007年)の両作品で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞し、『カラフル』(2010年)では、世界最大規模のアニメーション映画祭「第35回アヌシー国際アニメーション映画祭」長編作品特別賞観客賞を受賞、『百日紅~Miss HOKUSAI~』(2015年)では同映画祭審査員賞を受賞している。2018年には、高畑勲監督、大友克洋監督につづき、アニメーション監督では3人目として紫綬褒章を受章するなど、国内外ともに高い評価を得ている。そして『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(2013年)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)など、数多くの名作青春アニメを世に送り出してきたA-1 Picturesが制作を手掛ける。さらに「生徒役声優オーディション」も開催。指定のセリフを読む動画にタグ「#かがみの孤城オーディション」を付けてTikTok・YouTubeに投稿すると、生徒役として本作の世界に入れるチャンスが。ぜひこちらも応募してほしい。<原恵一監督・コメント>監督は孤独だ、などと云う。それは実際その通りで、自分は孤独では無い、なんて云う監督は大噓付きか大馬鹿者だし、孤独に耐える覚悟が無い人間は監督なんかやるべきじゃない。スタッフ、キャストの仕事をジャッジして、OK、NGを決め、進むべき方向を示さなければならない。それは個人の意地を貫くことで、故にその責任を負うには孤独である必要があると思うのだ。そんな監督仕事ではあるが、甘美な瞬間がある。それは作品が、自分の思っている以上のものになる予感を感じた時、監督をやって良かった、としみじみ思うのだ。今、『かがみの孤城』という映画を作りながら、そういう予感を感じ、ワクワクと仕事をしている。『かがみの孤城』2022年冬公開
2022年07月21日主演・市川実日子、音楽・曽我部恵一で、下北沢のカフェに集まった役者たちが繰り広げるノンストップおしゃべりドラマ「それ忘れてくださいって言いましたけど。」。この度、西島秀俊、唯野未歩子、北村有起哉の出演が決定した。舞台は、下北沢のカフェ"CITY COUNTRY CITY"。お店のオーナーは、ギターを片手にいつも歌っているソカベさん(曽我部恵一)。アルバイトをしているのは、自身も役者のミカコさん(市川実日子)。太陽にまつわる予言がネットで拡散されたある日、たまたまお店に集った役者さんたちが、しゃべって笑って歌ったりして、ノンストップの会話劇を繰り広げる。1話15分があっという間。すぐにでも続きが見たくなる、ファンタジーな新感覚ドラマだ。ミカコさんの役者仲間のヨウコさんを吉田羊、ナツさんを夏帆、ダイさんを渡辺大知、ヒナさんを湯川ひなが演じるほか、小松利昌の出演も決定している。そして今回は、オールキャストが解禁。夫婦で役者のケンさんとチカさんを、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』主演でも知られる西島秀俊と、映画監督、脚本家としても活躍する唯野未歩子が演じる。さらに、"CITY COUNTRY CITY"にふらりと現れる学者風の男性役を、数々の作品で唯一無二の存在感を放つ北村有起哉が務めることが決まった。過去にも共演したことがある西島さんと唯野さんがどんな夫婦を演じるのか、また、北村さん扮する学者風の男性がストーリーにどのような作用をもたらすのか注目だ。<西島秀俊コメント>監督が穏やかに丁寧に演出される方で、出演者の方も素敵な皆さんだったので楽しく撮影させて頂きました。台本には思ったより複雑な世界観があって、それも面白かったです。現場もすごく自由でみんながリラックスして面白いものを作るという雰囲気にあふれていたので楽しめました。この作品は、世界では色々なことが起きますが、日常のささやかな喜びを大事にして生きて行きましょう、という話だと思います。それが作品を通してみなさんにゆっくりゆっくり伝わったらいいなと思っています。<唯野未歩子コメント>脚本を初めて読んだとき、言葉に対して繊細でなおかつ大胆な遊戯性の高い、あまり見たことのないタイプの面白いシナリオだと思いました。読み物として面白い!でも、これどう演じるんだろう?ってドキドキしました。そもそもみんな仲良しの設定なのですが、現場にも本当にそんな雰囲気が自然に流れています。ずっと和気あいあいとした穏やかな大人の女子たちが見られると思います(笑)実在するお店を舞台にしたお話なので、そこに一緒に居合わせているお客さんみたいな気持になって頂けたらすごくうれしいなと思います。<北村有起哉コメント>企画がとても面白そうなドラマだったので二つ返事で引き受けましたが、台本を開いたらあまりのセリフの多さに「うっ」っとなりまして。もうちょっと慎重になっていればよかったと思いました。今までいろいろな役をやってきましたが、ここまでマニアックなセリフを言う役は初めて。誰にも相談できないし、受験勉強をした時のように丸暗記をしました。忘れられない役と出会えたと思っています。この作品はとても不思議な質感で、この現場でしか醸し出せないいい香りのする、思わずぽーっと見てしまう優しいドラマだと思います。ぜひ楽しんでください。なお、曽我部さんが音楽を担当する本作の主題歌「そしてきみと春を待つ」が、4月23日(土)から配信スタートする本作の第1話に先駆けて配信開始に。曽我部さんが作曲を手掛け、ドラマの企画および脚本を担当する太田麻衣子が作詞。そして、曽我部さん演じる"CITY COUNTRY CITY"のオーナー、ソカベさんが各話で演奏・歌唱する劇中歌も、ストーリーが更新される毎週土曜日にシングル作品として配信されることが決定している。「それ忘れてくださいって言いましたけど。」は4月23日(土)12時~Paraviにて配信。(text:cinemacafe.net)
2022年04月15日4月23日(土)より配信開始される市川実日子主演、曽我部恵一が音楽を担当するParaviオリジナルドラマ「それ忘れてくださいって言いましたけど。」より、追加キャストが発表された。本作は、下北沢のカフェ“CITY COUNTRY CITY”を舞台に、お店に集った役者さんたちが、ノンストップの会話劇を繰り広げる1話15分のファンタジーな新感覚ドラマ。主人公であるカフェのアルバイト店員ミカコさん役を市川実日子、カフェのオーナー、ソカベさん役を「サニーデイ・サービス」のボーカル、ギターとして活躍するシンガーソングライターの曽我部恵一が務め、音楽も担当する。さらに、ミカコさんの役者仲間のヨウコさんを吉田羊が演じる。ヨウコさんと同じくミカコさんの役者仲間で、最初に“CITY COUNTRY CITY”を訪れるナツさんを演じるのは、確かな演技力に定評がある夏帆。ヒナさんを演じるのは、「ミサワホーム」のCMでデビュー以降、『子供はわかってあげない』など活躍の幅を広げる湯川ひな。そしてダイさんを演じるのは、ミュージシャンで俳優・映画監督としても活躍し、 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」への出演も決定している渡辺大知。さらに、数多くのドラマや映画、CMに出演する名バイプレイヤーの小松利昌の出演も決定した。それぞれどのような役でどこに登場するのか、注目したい。そして、曽我部恵一が作曲を手掛け、ドラマの企画および脚本を担当する太田麻衣子が作詞した本作の主題歌「そしてきみと春を待つ」の配信リリースが4月15日(金)に決定。さらに、各話で演奏・歌唱する劇中歌も、ストーリーが更新される毎週土曜日にシングル作品として配信されることが決定した。ドラマ本編と合わせ、毎週の楽曲リリースも楽しみだ。キャストコメント<夏帆 コメント>とめどないお喋りにゲラゲラ笑って、ソカベさんの歌声にうっとりして、おいしいご飯に満たされながら、 毎日たのしく撮影しています。脚本の太田さんが紡ぎだす世界は、日常のなかにゆらめく小さな煌めきが、そこかしこに散りばめられていて、 可笑しくて可愛くて、とっても愛おしいです。わたしたちを見守るような柔らかな音楽とともに、楽しんでいただけたらうれしいです。<湯川ひな コメント>本当に偶然なのですが、CCCは下北沢に住んでいる時によく行くお店でした。バナナシフォンケーキが好きです。故郷のような下北の街での撮影は、春の陽気を感じ、いつも美味しそうないい匂いがします。太田監督やミカコさんはじめ現場の皆さんが朗らかであたたかいです。このドラマを観たらそんな雰囲気がそのまま伝わると思います。<渡辺大知 コメント>最初に台本を読んだ時から、この作品にしか流れない空気が生まれそうだな、と思って撮影がずっと楽しみでした。この作品は日常のちょっとおかしな、ん?なんだろう?という違和感をあたたかい空気の中で伝えてくれる物語だと思います。このドラマを見てくれる方も、"CITY COUNTRY CITY"というお店の中に入り込んで、一緒に楽しくおしゃべりしているような気持になってくれたらなと思います。<小松利昌 コメント>台本を最初に読ませて頂いて、喫茶店の隣の席から聞こえてくるような瑞々しいセリフが下北沢に合ったテイストですごくいいなと思いました。今回、隠れキャラのように、色々なところに出させて頂きましたけれどもこんな経験二度とないなと思います。大変いい経験をさせて頂きました。このドラマは、特段大きな事件が起きるでもなく、そっと寄り添ってくれるような、ホッとしたいときに隣にあるようなあたたかいドラマです。ぜひリラックスしてご覧ください。「それ忘れてくださいって言いましたけど。」は4月23日(土)ひる12時~Paraviで独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年04月12日20th Centuryの新曲「夢の島セレナーデ」が、4月6日からスタートする井ノ原快彦主演ドラマ『特捜9 season5』の主題歌に決定した。「夢の島セレナーデ」は、井ノ原とも交流のあるサニーデイ・サービスの曽我部恵一による提供曲。曽我部の神髄ともいえる“大人のフォークロックサウンド”となっており、シンプルでありながらもツボを押さえたプレイが聴きどころになっている。作詞作曲を担当した曽我部は「トニセンの3人に“今”歌ってほしい曲を書こうと思いました。僕たちが自分たちの今日を愛し、輝ける明日を信じられるよう願って作りました」とコメント。また井ノ原は「つらいことや悲しいことが起こるんですけど、そんな中でも一筋の希望をつかんで笑顔で歩んでいく…というのが、すごく作品と合致している気がしている」と語っている。なお『警視庁捜査一課9係』シリーズから昨年放送された『特捜9 season4』まで16作連続でV6が主題歌を担当しており、特捜9の新シリーズは20th Centuryが引き継ぐかたちとなった。<楽曲情報>20th Century「夢の島セレナーデ」リリース未定作詞作曲:曽我部恵一(サニーデイ・サービス)※テレビ朝日『特捜9 season5』主題歌『特捜9 season5』30秒PR『特捜9 season5』公式HP:
2022年03月30日主演に市川実日子、音楽に「サニーデイ・サービス」曽我部恵一を迎え、下北沢のカフェを舞台にしたノンストップおしゃべりドラマ「それ忘れてくださいって言いましたけど。」が動画配信サービス「Paravi」にて配信されることになった。春の嵐が吹く4月のある日、たった数時間の物語。舞台は、下北沢のカフェ「city country city」。お店のオーナーは、ギターを片手にいつも歌っているソカベさん。アルバイトをしているのは、自身も役者のミカコさん。太陽にまつわる予言がネットで拡散されたある日、たまたまお店に集った役者さんたちが、しゃべって笑って歌ったりして、ノンストップの会話劇を繰り広げる。1話15分があっという間に過ぎる、ファンタジーな新感覚ドラマだ。主演は、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」やTBS日曜劇場「DCU」など、話題作への出演が続く市川実日子。今回、配信ドラマ初主演となる市川さんは、役者をしながら「city country city」のアルバイトをこなすミカコさんを演じる。そしてこのドラマを彩る音楽は、「サニーデイ・サービス」のボーカル、ギターとして活躍するシンガーソングライターの曽我部恵一が担当。ドラマ本編においても「city country city」のオーナー、ソカベさんを演じる。曽我部さんは連続ドラマへのレギュラー出演は初めてとなる。そんな2人のキービジュアルも公開。撮影は、独特の世界観で人気を博す佐内正史が担当。本作の世界観を投影した、カフェでのワンシーンをとらえた。本作の企画・プロデュース・脚本は、広告界で長く活躍してきたクリエイティブディレクターの太田麻衣子が担当。監督は、「うきわー友達以上、不倫未満ー」や、森山直太朗のミュージックビデオ「最悪な春」をはじめ、CM・ドラマ・MVなど幅広く手掛ける太田良が務める。キャスト&プロデューサーからコメント到着<市川実日子>歩きなれた散歩道で、気まぐれにふっと小道を曲がってみると、あ、すぐそばに、こんな世界があったんだ。と煌くような瞬間があります。その瞬間は、儚く、すぐに日常に戻ってしまいます。脚本を読み終えた後、そんな瞬間のことを思いました。春の風が吹く頃に。どなたかが、このドラマを楽しみにしてくださったらうれしいです<曽我部恵一>ぼくたちのとりとめのない会話は、カフェから宇宙へ。巡り巡って、またここへ。ぼくは歌を歌いながら、なんとなくそれを見守っていましょう。<企画・脚本太田麻衣子>目の前にとんでもないことが起こった時、明日は今日より必ずよくなるはず、と人は信じるものです。毎日の出来ごとの細部にスーパーパワーが宿ってる、そして未来は変えられる、その思いを役者さんたちが演じる役者さんたちの日常会話に託しました。Paraviオリジナル「それ忘れてくださいって言いましたけど。」は4月下旬、Paraviにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月23日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はシンガーソングライターのみらんさんです。ユーモラスな言葉のセンスと包み込むような歌声が魅力!関西を中心に活動してきたみらんさん。映画『愛なのに』では曽我部恵一さんプロデュースで主題歌を歌っている。「インスタのDMでオファーが来たんです、まだ無名の私に…!曽我部さんへのリスペクトがマシマシになりました」。3月16日には、デビューアルバムをリリース。「今まで弾き語りで、録音も家で一人でしていたので、バンドセットもスタジオレコーディングも初めて。もう、全力で歌っています。目標は紅白歌合戦出場。みんなが平和な気持ちで見るあの番組で歌えたら、最高ですよね」愛犬“モンチ”を刺繍した手作りバッジ。手作りのオリジナルグッズをmiram’s STOREで販売しています!豪快なお鍋にハマっています。いろんな鍋の素を試しています。お出汁系が好き。具はとにかく豪快に。京都市動物園の“クロマティ”。シロマティという白い猿もいて、その2匹が推し猿。動物を愛してます。みらん1999年生まれ。地元・兵庫をベースに活動し、3月16日に映画『愛なのに』の主題歌「低い飛行機」を含むデビューアルバム『Ducky』をリリース。Instagramは@mirams11※『anan』2022年3月9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年03月07日メイドインジャパンにこだわる1951年創業のOEMバッグメーカー、株式会社曽我部(所在地:大阪府大阪市、代表:曽我部 孝徳)は、当社のファクトリーブランド「BALZO(バルゾ)」より、鞄技術認定1級の職人たちが素材選びから生産まで行いこだわり抜いた“本革リュック”のプロジェクトをクラウドファンディングサイト「未来ショッピング」にて実施しております。本プロジェクトは2021年10月18日から2022年1月17日まで実施しており、現在、目標額の約330%を突破いたしました。URL: 「BALZO」の“本革リュック”■プロジェクト実施背景2020年、鞄技術認定1級を保持する職人を中心に「BALZO」というファクトリーブランドを立ち上げました。工房一貫生産し直接お届けすることにより、市場価格よりもコストを抑えることができています。以前、未来ショッピングでクラウドファンディングに挑戦した本革トートバッグは、目標金額の1,147%、本革ブリーフケースは1,334%を達成しご好評いただきました。今回は第1弾、第2弾の商品にも用いた「姫路レザー」を使用し、ご購入されたお客様からのご要望が多かった“本革リュック”を製作し皆様にお届けします。皆様にご支援いただいた資金は、今後のファクトリーブランド「BALZO」の商品の企画と開発費用に充ててまいります。BALZOホームページ: 鞄技術認定1級 認定証■特長・北米産の原皮を国内有数の姫路のタンナーで鞣した高級オイルレザーを使用し、デザイン、生産など全てがメイドインジャパン!・深い味わいを出すシャドー仕上げでアンティークのような鞄に・収納面では大きく3つのフロアがあり、メインフロアにファスナーポケットとPCポケットを装備・革のリュックで900gという軽量化に成功収納力抜群■リターンについてリターン商品 :本革リュック(ブラック/ネイビー/ブラウン/キャメル)超早割25%OFF:37,000円(税込・送料込)早割20%OFF :39,600円(税込・送料込)■プロジェクト概要・プロジェクト名【スマート】鞄技術認定1級が本気で考えた 実用性抜群の本革リュック BALZO・期間2021年10月18日(月)10:00~2022年1月17日(月)23:59・URL ■製品概要本体生地:本革(牛革)裏地 :ポリエステル付属 :本革(牛革)サイズ :幅30.5cmx高さ41.5cmxマチ幅12.5cmカラー :ブラック(内装:紺色・迷彩)ネイビー(内装:紺色・迷彩)ブラウン(内装:エンジ色・迷彩)キャメル(内装:エンジ色・迷彩)重さ :900g原産国 :日本(自社工房)※デザイン、仕様が多少変更になる可能性がございます。■会社概要商号 : 株式会社曽我部設立 : 1972年4月(創業:1951年)所在地 : 大阪府大阪市平野区西脇3-5-7代表者 : 曽我部 孝徳従業員数 : 15名業種 : 主に皮革製かばんの製造、販売資本金 : 1,000万円URL : ・ホームページ ・Facebook ・Instagram 製作風景1■本件に関するお客様からのお問い合わせ先株式会社曽我部TEL : 06-6797-5959FAX : 06-6797-5960MAIL: info@kaban-factory.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月15日ジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、音楽や演劇、ファッション、グルメなど下北沢を彩る様々なカルチャーを切り口にしたプログラムを行う下北沢映画祭。12回目を迎える今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止および観客とゲスト、スタッフの安全確保のため、配信プラットフォーム「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater」と連携して初めてオンラインにて開催することになった。メインプログラムのコンペティションは、全国から応募のあった237作品の中からノミネート作品10作品をオンライン配信。ゲスト審査員に『Red』『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子監督を迎え、授賞式、審査員とノミネート監督とのトークセッションは下北沢から生配信する。そして、「back number」の楽曲を元にしたショートムービー『世田谷ラブストーリー』を手掛け、“演劇の街”下北沢を舞台にした芥川賞作家・又吉直樹の原作小説の映画化『劇場』など、下北沢ともゆかりの深い行定勲監督と、同作で音楽を手掛けたミュージシャン・曽我部恵一のトークイベントを実施。さらに、観客動員数1万人突破、スマッシュヒット中の「ヨーロッパ企画」初の長編映画『ドロステのはてで僕ら』初のコメンタリー上映も開催。昨年10月の第11回下北沢映画祭で製作発表を行った本作は、今年2月に「ヨーロッパ企画」の本拠地・京都で撮影、6月に下北沢トリウッドと京都シネマの2館から上映をスタートした後、じわじわと全国に口コミが広がっている。なお、本映画祭のポスタービジュアルのイラストは「ヨーロッパ企画」の角田貴志によるもの。オンライン開催決定にあたり下北沢映画祭実行委員会は、「私たちはこれまで『映画を観る』『映画を届ける』ための“場所”を作り出すことにこだわりたいと考えてきました。そんな私たちにとって、オンラインでの開催は苦渋の決断でした。ただ、先の見えない状況の中で、映画文化の灯を消さないため、そして下北沢の街に再びにぎわいを取り戻すため、私たちが、いまできることは何かを考えた結果、『中止』という選択肢だけはありませんでした」と説明。第12回となる今年のテーマは「映画は、いつもの街で待っている」。「世の中が大きく変化しているなか、新たな常識に翻弄されている『いま』のことを考えました。日常はいま、ものすごいスピードで変わっていきます。しかしながら、映画は私たちの手の届くところにある。“変わらないもの”がいつもの街=下北沢にはあるという想いをテーマに込めました。そして、どんな形であっても『新たな才能を発掘する』『多様な自主映画の表現の場を守る』『下北沢の特性を活かした企画を届ける』という、下北沢映画祭本来の目的は実現できると信じております」と語っている。第12回下北沢映画祭は10月2日(金)~4(日)「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater」にてオンライン開催。【オンライン上映配信券 販売期間】9月12日(土)午前10時~各プログラム開始5分前まで。(text:cinemacafe.net)
2020年09月10日横須賀市の湘南衣笠ゴルフ・駐車場にて、“横須賀市民のためのイベント”として開催される「HOLYWHEELIN’ THEATER & RADIO in YOKOSUKA」の上映作品が決定した。“ドライブインシアター”と“ラジオ”を合体させた、新たな映画上映プロジェクト「HOLYWHEELIN’ THEATER & RADIO」。第1回となる今回は、『はじまりのうた』や『ONCE ダブリンの街角で』などを手掛ける音楽映画の名手ジョン・カーニー監督の代表作『シング・ストリート 未来へのうた』(’15)を上映。1985年、大不況下のダブリンを舞台に、海の向こうのロンドンの華やかな音楽シーンに憧れる14歳の主人公が、好きな女の子を主演にしたMVを作るために、友達とバンドを結成、奮闘するさまを瑞々しく描いた。また今回、映画上映の前後にはラジオ放送が行われる。会場限定でFM放送されるオリジナルラジオ番組には、「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一と「シャムキャッツ」の夏目知幸が出演。上映映画の魅力や見どころ、感想を語りあう(※放送は収録、両日とも同じ内容)。料金は、車一台につき3000円となっており、チケットは「Peatix(ピーティックス)」にて、6月5日(金)21時より発売される(両日とも50枚限定)。「HOLYWHEELIN’ THEATER & RADIO in YOKOSUKA」は6月13日(土)、14日(日)横須賀・湘南衣笠ゴルフ駐車場にて開催。(cinemacafe.net)
2020年06月05日カルチャーメディア CINRA.NETによるライブイベント『CROSSING CARNIVAL』が、今年はオンライン・ストリーミング形式でのイベント『CROSSING CARNIVAL’20 -online edition-』として5月17日(土)、13時から21時までZAIKOをプラットフォームに開催された。『CROSSING CARNIVAL』は、「この日限りのスペシャルライブ」をコンセプトとしたライブイベント。2007年からTSUTAYA O-nestを拠点として行われているマンスリーイベント『exPoP!!!!!』の発展形ともいえる内容で、例えば2017年の暮れには渋谷 WWW、WWWXの両会場を使ってCHAIとNegicco、あるいはSeihoとKID FRESINOのコラボなど、まさに「この日限り」といえるライブ体験をオーディエンスに提示してきた。今年は「変化」をテーマにTSUTAYA O-EAST、TSUTAYA O-WEST、TSUTAYA O-nestなど7会場を舞台に過去最大規模で開催される予定だったものの、コロナウイルスの影響で一度は中止を発表。しかし、「音楽や芸術文化、エンターテイメント業界に、少しでも恩返しができるようなアクションを起こしたい」という主催者の強い想いによって、今回オンライン・ストリーミングでの開催が実現した経緯がある。現在 CINRA.NETでは、コロナウイルスに立ち向かっていくための様々なアクションを、メディアとしてサポートしていくためのプロジェクト「#カルチャーはとまらないとめられない」を立ち上げており、今回の『CROSSING CARNIVAL’20 -online edition-』も、その流れを汲んだものといえるだろう。そのためイベントのプログラムには、アーティストによるパフォーマンスや、事前に撮影されたライブ映像だけでなく、Zoomを使ってのインタビューも含まれており、コロナによって苦境に立たされているライブハウスの現状についてなど、受け手と送り手が共に考えるきっかけにもなっていた。最初に登場したのはSTUTS。前述した2017年の『CROSSING CARNIVAL』では、EP『ABS+STUTS』を共にリリースしたAlfred Beach Sandalと共に出演、林響太朗と水井翔によるVJをバックに心地よい空間を作り上げていた。この日は機材やレコードが所狭しと並んだ自宅にてパフォーマンスを披露。トレードマークでもあるAKAIのMPCとRolandのサンプラーを、あらかじめプログラミングされたトラックに載せてリズミカルに叩く。その華麗な指さばきをこちらも自宅のPCの前で、じっくりと観られるのはなんとも贅沢な時間だ。途中、熱のこもったパフォーマンスに汗ばんだのか、エアコンの温度を下げるためリモコンをかざす一幕もあって、その「おうち感」にもほっこりとさせられた。続いて登場したのは、6人組バンドのTAM TAM。あらかじめ撮影されたと思しきメンバー各々の演奏を、ボタニカルなアートワークなどに配置するなど凝った絵作りで楽しませる。パフォーマンスの後半では、下北沢のライブハウス「CIRCUS」を愛するアーティストが参加したトリビュート・アルバム『Life is CIRCUS』のために、彼らが書き下ろした新曲「Quarantine Routine」をKuro(Vo)のソロ・パフォーマンスで披露。ヘヴィかつメロウなグルーヴに乗せて、彼女がこの自粛期間中に考えたという思いを歌い上げた。ステージとは違う、アーティストのリラックスした表情が観られるのも、オンライン・ライブの醍醐味の一つといえるだろう。ちなみに配信中は、Twitterと連動した「ライブチャット」にリアルタイムで感想などを書き込めるため、オンライン上ではあるものの「この場を共有している」という気持ちを味わうことも出来た。TAM TAMのような作り込んだ映像がある一方で、次に現れたシンガー・ソングライターMomは、自宅(?)の壁を背にアコギ1本で弾き語りをするという非常にシンプルなもの。しかもケータイで撮っているのか縦長の画角で、その手作り感、プライベート感たっぷりの映像には、普段のライブよりもグッと距離が縮まったような気さえした。そういう意味では、羊文学のボーカリスト塩塚モエカが、ポストカードなどが壁に貼られた自室でアコギを抱え、床に座って時おりカメラに視線を落としながら切々と歌う様子や、君島大空が(おそらく)自室でアコギやキーボードを弾きながら歌う、そのパフォーマンスの後ろでしとしとと降る雨の音が漏れ聞こえてくるのにも、今までにない親密感を覚えた。突然降りかかってきたコロナという脅威に対し、アーティストの誰もが暗中模索で始めたオンラインでのパフォーマンスだが、そこには何か新たな可能性が広がっていることを感じさせるイベントだった。一方、インタビューには岩瀬貴己(森、道、市場)や、TOSHI-LOW(BRAHMAN、OAU)、五味岳久(LOSTAGE)、小林祐介(THE NOVEMBERS)らが出演。イベント主催者、アーティストそれぞれの立場で、自粛期間が続く日々をどのように過ごしどんなことを考えているのか、時にユーモアを交えながら真剣に話していた。他にも、Homecomingsの未公開ライブ映像、ライヴストリーミングスタジオ『DOMMUNE』にてヤナセジロウ(betcover!!)やDos Monos、TENDOUJI(モリタナオヒコ&アサノケンジ)らの生ライブ配信などが行われ、トリは曽我部恵一がアコギ1本で登場し弾き語りを披露した。8時間という長丁場にも関わらず、気づけばほとんどのパフォーマンスを堪能。途中、映像が止まってしまう不具合などもあり、受け手・送り手の双方の通信環境も含めた今後の課題点も明確になった。が、何よりこうした大規模なオンライン・ストリーミング形式でのイベントを、大変な状況の中で開催した主催者の心意気に敬意を表したい。おそらく緊急事態宣言が解除されてもしばらくは、コロナ以前の日常に戻ることはまず難しいだろうし、もう二度と戻らない日常も少なからずあるだろう。そうした現実を受け入れなければならない局面に差し掛かっている今、アーティストをはじめ現場にいる人々が事態を前向きに捉え、コロナ禍以降の世界を見据えたアクションを起こそうとしている姿をこうして垣間見られたことは、我々オーディエンスにとっても大きな力になったはずだ。文・黒田隆憲
2020年05月18日新型コロナウイルス感染症の感染予防および拡散防止のため、全国でコンサートが中止や、劇場、美術館、博物館、レジャー施設の休館が発表されている。同時にライブや公演のネット配信や、ネットを通じて美術や動物園の模様を楽しめる企画がスタート。公演中止や休館の知らせによって哀しい想いをしたり、不安を感じている人も少なくない。しかし、みんなで協力しあって、正しい情報を共有しながら事態にあたれば、状況は必ず改善するはずだ。ここに記載したのは一部だが、ネットを通じて楽しめるライブ配信、映像、美術館、レジャーの情報をまとめた。ネットなので歓声や応援の声は直接は届かないが、自宅でネットを通じて“応援”し“鑑賞”することで、ファンの想いはきっと届くはずだ。※本ページの情報は随時更新中!.genre_btn {margin: 24px auto 40px;}.genre_btn1 {margin-bottom: 20px;}.genre_btn2 {margin-top: 20px;}.genre_btn ul {display: flex;margin: 0 24px;}.genre_btn ul li {flex: 1;}.genre_btn ul li img {width: 90%;}.news-contentBox {margin: 24px auto;}.news-contentBox .content-ttl {color:#fff;font-size: 1.8rem;font-weight: bold;margin: 0 24px;padding: 10px;}.content-ttl.genre--msc { background-color: #ff4081; }.content-ttl.genre--stg { background-color: #641fff; }.content-ttl.genre--art { background-color: #ff9201; }.content-ttl.genre--lsr { background-color: #00b1ff; }.content-ttl.genre--cls { background-color: #8e6e63; }.content-ttl.genre--mvi { background-color: #4259f4; 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2020年05月11日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第23回目に登場するのは、ロックバンド「サニーデイ・サービス」のフロントマンでもあり、ソロとしても多彩な活動をされているシンガーソングライターの曽我部恵一さん!写真・大内香織そのときどきでやりたいことをやってきた15年【音楽通信】vol.231990年代初頭から、ロックバンド「サニーデイ・サービス」のボーカル&ギタリストとして活動をスタートし、2001年からは並行してソロとしても活動している曽我部恵一さん。2004年12月には自主レーベル「ROSE RECORDS」を設立し、インディペンデント/DIYを基軸とした活動も展開しています。メジャーでもインディーズでもシーンを選ばず、プロデュースや楽曲提供、映画音楽やCM音楽、執筆、俳優など形態にとらわれない表現を続けている曽我部さん。2019年12月25日にリリースされたベスト盤『The Best Of Keiichi Sokabe -The Rose Years 2004-2019-』について、お話をうかがいました。ーー今回、2004年に設立されたご自身のレーベル「ROSE RECORDS」の15年間を振り返るベスト盤となりますが、ソロもバンドもさまざまな活動を維持されているのはすごいことですね。15年前から、現在の状況を計画していたのでしょうか。いえ、何にも考えていないです(笑)。僕はいま成功しているとも何とも思わないのですが、こうしてやりたいことを続けてこれたことに、もし秘訣があるとしたら、適当にやっているからだと思います。ーー事業計画を立てたりすることは。全然ないです。企業と組んで何かやるようなこともないですし、とにかく失敗しそうなことは絶対しないぐらいですね。大きいことはやりたくないんです、怖いから(笑)。ーー音楽シーンにおいて曽我部さんは大御所の域に入りつつあるかと思いますが……。大御所とかになるのもいやなんです、責任が増す感じがあるじゃないですか(笑)。ブログやインスタで変なことは書けないし、変な自撮りとか上げられないし(笑)。そういうのはいやなんですよ。ーーでは、メジャーなレコード会社に所属していたときは窮屈な感じがあったのでしょうか。窮屈ではなかったんですが、結果を残せていないということですね。大会社でやってみましたが数字では結果を残せていないし、じゃあドラマのタイアップで売れるような曲を作れるのかと言われると、そこまでしてやってみようという気にはなれなかった。だから、自分で責任を持って「やりたい音楽をやりたいだけだ」ということに気づいて、独立したんです。自分がやりたいことをそのときどきでやりたいように、のらりくらりとやっていきたいなというのが心のどこかにあって、それをいまもやっているだけなんです。ベストアルバムをCDとアナログ盤と配信の3形態でリリースーー12月25日に、ベストアルバム『The Best Of Keiichi Sokabe-The Rose Years 2004-2019-』をCDとアナログ盤と配信の3形態でリリースされましたね。以前は2013年に、2001年から2013年の楽曲を収録したベスト盤をリリースされていますが、今回のベスト盤発売のきっかけは何でしょうか。2019年は弾き語りのライブでいろいろな場所に行って、演奏してきました。そういった場所で初めてライブを観た人に、僕は作品が多いのでどれを最初に聴けばいいかわかりやすく、ベスト盤を買ってほしいという思いがあるんですよ。前は2枚組だったので、もう少しコンパクトなベスト盤を作ろうと思って、1年ぐらい計画していたんです。今回は、前に発売したベスト盤に入っていなかった曲も入っていますし、ちょうど自主レーベルが15年になるので、いいタイミングだと思いました。ーーとくに録り直したりもしなかったのですか。もちろんミックスダウンし直したり、いまのテイストに仕上げたりはしました。ーー今回はどのような基準で選曲されたのでしょうか。CDは、だいたい曲が70分代後半ぐらいまで入るんですが、ぎりぎりまで入れようと思いました。「自分がCDで聴くんだったら、どういう選曲かな」という視点から、いいと感じたものを選んでいます。さらにアナログ盤の発売と配信もありましたが、それぞれ収録曲は違うものを選びました。いまスマートフォンなどで曲を聴く人も多いので、配信は配信用に、アナログはアナログ用にマスタリングもやっています。何か引っかかるポップな曲がおもしろいーー収録曲には、ラブソングから社会的なメッセージの強い曲までありますが、いつも社会的なことは意識されているのでしょうか。意識していますね。例えば、このベスト盤に収録している「街の冬」という曲は、新聞を読んで知ったニュースのことをテーマに曲を書いていますし、「汚染水」という曲も原発について思ったことを曲にしています。歌に社会的なメッセージを込めることは多々ありますね。ーー強いメッセージを込めた曲を発表されるときは、好意的な反応だけではないときもあるかとは思いますが、そういったことも覚悟して出していらっしゃるのでしょうか。僕の場合は覚悟までしていないですね。ただ、「これは曲にしておもしろいか、おもしろくないか」という基準で作っているかもしれません。何かのニュースを知ったからといって、ただそれを書けばいいというものじゃないと思っています。曲を作って、そこからみんなが共感なり反感なり、何か引っかかるポップなものじゃないとおもしろくないですから。ーーでは曽我部さんが曲を作るときは、ご自身の中のセンサーで「これはおもしろい、おもしろくない」と判断しているのですか。これは曲になるような気持ちだな、風景だなというときに曲を作ります。ラブソングも、この感情は歌にしておきたいな、聴いてほしいなというものを作っています。ーーそれはソロのときとバンドのときでは、同じなのでしょうか。やっぱりサニーデイ・サービスのほうがチームワークといいますか、バンドとしてやっているので、個人とはちょっとだけ違いますが、基本は同じですね。全国でライブを約100本も行った2019年ーー今日は曽我部さんのホームタウンといえる下北沢での取材ですが、撮影場所でお借りしたこのライブハウス『CLUB Que』に、よくライブ出演されていますね。そうですね。2019年に『CLUB Que』が25周年で、ライブハウスができたばかりの頃から出演しているので、25年前にサニーデイ・サービスのワンマンライブとして初出演してから、毎年何かしらで出演しています。ーー『CLUB Que』25周年企画では、12月に曽我部さんのソロライブ「それからlove 東京編」2daysを開催されていましたが、いかがでしたか。各地で弾き語りのワンマンライブを続けてきたので、ここが2019年の締めとなる弾き語りの2daysでした。ソロのライブでもサニーデイの曲を演奏しましたが、2019年はバンド自体をお休みしていたので、(サニーデイ・サービスのベースの)田中貴くんが「ゲスト」というかたちで入ってくれました。ーーそんな2019年は、曽我部さんにとってどんな年でしたか。撮ったのは2018年なんですが、2019年に公開された音楽と映画をテーマにした『アイムクレイジー』という映画に初出演しましたし、「ロロvol.15『はなればなれたち』」という舞台にも初出演して、お芝居に挑戦したりといい年でしたね。ライブではフィジカルな運動性が大事なんですが、お芝居に出たことで、筋トレやフィジカルなことに目覚めたこともよかったです。ーー劇団ロロの舞台は、なぜ出ようと思ったのですか。「出て」っていわれたから(笑)。もともと好きな劇団で2017年に音楽を担当したことがあったのですが、今回はオファーされたこともあり、舞台に出てしまいました。それに2019年は音楽活動でも、ライブを100本くらいやっていたから、ものすごく働いた年です。ライブが1日2本ある場合、京都と東京間で移動してライブをするようなことも平気でやっていました。ーー普通に移動するのも大変だと思いますが、さらにライブもするなんてタフですね。でも100本ライブをしてもお金が儲からないんですよね、怖い(笑)。レコーディングはお金がかかるんですよ。スタジオ代だけではなく、エンジニアやスタジオミュージシャンを呼んだりすると、どんどんお金が出ていってしまうんです。しかも録ったものがお蔵入りすることもあって、作品として世に出るわけでもなかったり。実は2019年、あまりリリースがなかったんですよ。新曲を作っていないし、新曲として出したのは後藤まりこさんとデュエットした「結婚しようよ」という曲のみだったんですが、これも吉田拓郎さんのカバーだから。実はサニーデイ・サービスの曲を1年かけてずっと作っていたというのもあるんですけどね。2020年はソロとしてもサニーデイとしても活動ーープライベートにおいて、曽我部さんはシングルファーザーで3人のお子さんがいらっしゃいますが、育児と仕事の両立は大変ではないでしょうか。子どもがちっちゃいときは大変でしたが、いまは大変じゃないですね(笑)。いま一番上の子が高校生、次が中学2年生、一番下が小学校5年生ですから。ーーこの15年で、一番変化を感じるのはどんなことでしょうか。生活は日々変わっていくので、子どもの成長に一番変化を感じますね。その一方で、音楽はそんなに変わっていないんですが、テクノロジーは15年の間に変わっていって、スタジオに入らなくても曲作りができるようになりました。あとは3年前ぐらいに車の免許を取得したことも大きな変化かもしれません。それからはどこ行くにも、車移動になって、とても便利になりました。ーーお休みのときはどうされているんですか。基本的には休まないんです。でも、この間久しぶりに1日だけ休みがありましたが、ひたすら寝ていました。いつもだいたいは制作や取材やライブなど、何かしら予定が入っています。ーー曽我部さんご自身はハードすぎてご負担はないのでしょうか。僕は大丈夫です。ただ、忙しくて家にいないと、子どもたちは寂しいかもしれませんね。でも、その寂しさや悔しさをバネに生きていってほしいと思っているんです。それで将来、子どもたちがどうなるかはわからないですが。ーーそうなんですね。お子さんのお話ありがとうございました。ではまったく違うテーマですが、曽我部さんが思う魅力的な女性像とはどんなタイプでしょうか。一般的には、魅力的だと思えるタイプには、いろいろなパターンがあると思うんです。モデルさんのように見た目がかわいい人やキレイな人というのもひとつあるだろうし、「この女性を自分のものにしたい」という征服欲や性的な欲求がわく人というのもひとつあるはず。でも、いま僕は48歳なので、ご飯を作ってくれる人がいいですね(笑)。お掃除してくれる人もいいかな。容姿よりも雰囲気。いまは子育てなども共有できる人がいいです。ーーでは、2020年はどんな年になりそうでしょうか。ソロだけではなく、サニーデイとしても動こうと思っています。アルバムをリリースしますし、ツアーで全国をまわります。ドラムもキーボードも入れてライブをしていく予定なので、楽しみにしていてください。取材後記音楽家として、経営者として、父として、さまざまな顔を持つ曽我部恵一さん。取材日の数日前に「家族にカレーを作っていたら指を切っちゃって」と話してくださった曽我部さん。音楽に生活が溶け込むなか、あふれる才能でこれからもたくさんの作品を生み出し、ソロでもサニーデイでも色褪せない音楽を聴かせてくれるはず。そんな曽我部さんのベストアルバムをまずはチェックしてみてくださいね。曽我部恵一 PROFILE1971年8月26日生まれ。乙女座、AB型。香川県出身。’90年代初頭よりサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活動を始める。1995年に1stアルバム『若者たち』を発表。’70年代の日本のフォーク/ロックを’90年代のスタイルで解釈・再構築したまったく新しいサウンドは、聴く者に強烈な印象をあたえた。2001年のクリスマス、NY同時多発テロに触発され制作されたシングル「ギター」でソロデビュー。2004年、自主レーベルROSE RECORDSを設立し、インディペンデント/DIYを基軸とした活動を開始する。以後、サニーデイ・サービス/ソロと並行し、プロデュース、楽曲提供、映画音楽、CM音楽、執筆、俳優など形態にとらわれない表現を続ける。最新作は、2019年12月にリリースされた『The Best Of Keiichi Sokabe -The Rose Years 2004-2019-』。InformationNew Release『The Best Of Keiichi Sokabe -The Rose Years 2004-2019-』(CD収録曲)1.キラキラ!2.愛ってやつを3.抱きしめられたい4.汚染水 (2019 Stereo Mix)5.街の冬6.碧落 -へきらく-7.コーヒーとアップルパイ8.満員電車は走る (Single Version)9.bluest blues10.スウィング時代 (Another Version)11.オーロラ12.春の嵐13.恋人たちのロック14.シモーヌ15.東京 2006 冬16.おとなになんかならないで (Shimokitazawa Concert Live)17.魔法のバスに乗って18.LOVE-SICK※レコード、CD、配信で収録内容は異なります。[ダウンロード・ストリーミング]2019年12月11日配信開始ROSE 242D[CD]2019年12月25日(水) 発売ROSE 242 ¥2,500(税別)[アナログ盤]2019年12月25日(水) 発売ROSE 242X ¥3,900(税別) ※2枚組/完全限定生産
2020年01月10日「りんご音楽祭 2019」が、長野県松本市のアルプス公園にて、2019年9月28日(土)・29日(日)の2日間で開催される。「りんご音楽祭」とは2019年で11回目の開催となる「りんご音楽祭」は、長野県松本市の街の活性化や、日本の音楽シーンの底上げなどを目的とする野外フェス。都心からのアクセスも良く、豊かな自然と綺麗な水源に恵まれたアルプス公園を会場とし、毎年総勢150組以上が出演する人気フェスとなっている。6年振りの出演となるUAを筆頭に人気アーティスト集結「りんご音楽祭 2019」では、6年振りの出演となるUAを筆頭に人気アーティストが集結。CHAI、曽我部恵一、Tempalay、KID FRESINO、Awich、田我流、呂布カルマなど、これまでも「りんご音楽祭」に出演してきたアーティスが再登場。また、注目はstaRo、ミツメ、kZmなど初出演のメンバーだ。また新たに、SANABAGUN.、雨のパレード、Rickie-G、タテタカコ、Nabowaの参戦も決定。タレント、DJ、ラジオパーソナリティとして活躍するモーリー・ロバートソンも登場予定だ。【詳細】りんご音楽祭 2019開催日:2019年9月28日(土)・29日(日)会場:アルプス公園住所:長野県松本市蟻ケ崎2455番地<チケット情報>2日通し券 14,500円、グループ券(4名分) 55,000円各1日券 7,800円、グループ券(4名分) 29,500円休憩広場券:3,500円 / 1日1張(8㎡以内)当たり先行販売:6月28日(金)12:00から7月5日(金)23:59分一般販売:7月6日(土)12:00から各プレイガイドにて※15歳以下、60歳以上の方は入場無料(要身分証・受付にてリストバンドへ引き換え必要)。<出演アーティスト>・第1弾韻シスト、UA、Awich、ENTH、掟ポルシェ、カネコアヤノ、KID FRESINO、クリトリック・リス、GEZAN、kZm、GOMA、jizue、Shing02 & SPIN MASTER A-1、STUTS、starRo、SPARK!!SOUND!!SHOW!!、THREE1989、dj sleeper、曽我部恵一、ZOMBIE-CHANG、CHAI、田我流、Tempalay、BACK LIFT、the hatch、HAPPY、Have a Nice Day!、FAITH、ミツメ、MONO NO AWARE、ゆるふわギャング、呂布カルマ・第2弾AOSHO(三茶番外地)、ヴィーナス・カワムラユキ × 斎藤ネコ、ebatee&knak28(三茶番外地)、OG from Militant BOmega f2;k、DJ Conomark、Spykee(from 台湾)、DRAMATICBOYS(秘境祭)、nutsman、DJ 817、0120(AI.U×EMARLE)、DJ MAMEZUKA、DJ MAYURI(metamorphose)、DJ MITSU(nobodyknows+)、DJ YOGURT・第3弾Art title、MCウクダダとMC i know、うみべの、AAAMYYY、大比良瑞希、all about paradise、Johnnivan、DSPS(from 台湾)、バケツドラマーMASA、藤山拓、むぎ(猫)、jan and naomi、The Youthwave’、yonawo、雷擎(from 台湾)、The Wisely Brothers・第4弾SANABAGUN.、雨のパレード、Rickie-G、Last Electro、HABANA、Orangeade、タテタカコ、佐伯 真有美(あふりらんぽ・オニ)、SaToA、本日休演、ryohadano、珍盤亭娯楽師匠や、例年、音楽祭を盛り上げるNabowa、Seiho、モーリー・ロバートソン、asuka ando(dub u set)【問い合わせ先】りんご音楽祭実行委員会(瓦RECORD内)TEL:090-9345-3240
2019年06月10日“大人も泣けるアニメーションの巨匠”と言われる映画監督・原恵一待望の最新作『バースデー・ワンダーランド』。この度、主人公アカネの母親ミドリの声を演じた女優・麻生久美子が、原監督が手掛けた作品をふり返り、その魅力を語ったコメントがシネマカフェに到着した。■忘れられない『クレしん』の衝撃、「アニメ映画でここまで容赦ない表現ができるなんて凄い!」原監督が手掛けた『カラフル』『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』に続き、本作が原監督と3度目のタッグとなった麻生さん。しかし、『カラフル』よりも前から原監督の大ファンだったそうで、手掛ける作品はほとんど見ていたという。中でも特に“衝撃”を受けたのは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』と『河童のクゥと夏休み』だったそうで、いままでのアニメーション映画にはない大人向けの深いメッセージ性に、恐ろしさを感じたとふり返っている。「『オトナ帝国』はアニメ映画でここまで容赦ない表現ができるなんて凄い!と、呆然としました。原監督ならではの表現がとても恐ろしくて、それでもエンターテインメントとして笑いと涙がある“完璧”としか言いようのない作品だと思います。また、『河童のクゥと夏休み』を見た時の衝撃は未だに忘れられず、人間が嫌いになってしまいそうで怖かったです。ただ、それだけ深く心が動かされ、傷つき、抑えられない感情が溢れてきたことがこの作品の魅力でした」とコメント。また、原監督作品について「どの作品も、一度見ると忘れられない、中毒性のある映画ばかり。子供に向けて作るという意識がない潔さが大好きですね」とその魅力を熱く語った。そんな麻生さんは、実は原監督に声優としての才能を見出された。初めて声優に挑戦した『カラフル』を皮切りに、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』など次々と話題のアニメーション作品に出演。いまでは声優として高い評価を受ける麻生さんだが、そのきっかけを作った原監督への信頼は厚い。「原監督と再びご一緒出来て本当に光栄で、アフレコの日にお顔を見てホッとしたのを覚えています。3作目になると過度の緊張もないことから、監督の演出を楽しめたことがなにより良かったです。いい意味で生々しいリアルな感情を引き出してもらえるので、毎回いい刺激を受けていますし、二度と言えないような言葉たちが作品に刻まれていると思います」と語った。■実生活では二児の母、主人公の母親役に「あんまり自分とは似ていない」そんな麻生さんが演じるのは、主人公で自分に自信がないアカネの母親ミドリ役。アカネのことを優しく見守っているミドリだが、アカネに待ち受けるワンダーランドの冒険を見透かしているような、謎めいた一面をのぞかせる役どころ。実際に二児の母でもある麻生さんは、本作のミドリについて「あんまり自分とは似ていないですね(笑)でもフワッとした感じや謎めいた部分が見え隠れするといいなと思い演じました」と語っている。そして、ワンダーランドに強引に連れて行かれる主人公アカネの声を演じるのは、『万引き家族』など話題作の出演が続く若手実力派女優の松岡茉優。本作についてジャパンプレミアに登壇した松岡さんは、「この種類の涙っていつから流していないだろうと、感情の壺が溢れ、アフレコをしながら泣けて泣けてしょうがなかった」というエピソードを披露した。子どもから大人まで幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を、原監督が一体どんな感動作として作り上げたのか。はたまたどんなメッセージを潜り込ませているのか…。その答えは是非、劇場で確認してみて。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年04月15日9月14日(土)・15日(日)に神奈川・東扇島東公園で野外ロックイベント「BAYCAMP 2019」の開催が決定。第1弾アーティストが発表された。【チケット情報はこちら】出演が決まったのは、SHISHAMO、ストレイテナー、曽我部恵一、OGRE YOU ASSHOLE、SPARTA LOCALS、Wienners、teto、ドミコ、SIRUP、VaVa、TENDOUJI、崎山蒼志、ヤングオオハラ、ズーカラデル、DJのFREE THROW(弦先誠人、神啓文、タイラダイスケ)の15組。今年で8年目、9回目の開催となる「BAYCAMP」は、初の2日間開催となる。チケットの一般発売に先駆けて、1日券、2日通し券のオフィシャル1次先行割を実施中。受付は3月31日(日)午後11時59分まで。■BAYCAMP 20199月14日(土)東扇島東公園 特設会場(神奈川県)開場 11:00 / 開演 12:30 / 終演 21:00(予定)9月15日(日)東扇島東公園 特設会場(神奈川県)開場 12:00 / 開演 13:30 / 終演 29:00(予定)出演:SHISHAMO / ストレイテナー / 曽我部恵一 / OGRE YOU ASSHOLE / SPARTA LOCALS / Wienners / teto / ドミコ / SIRUP / VaVa / TENDOUJI / 崎山蒼志 / ヤングオオハラ / ズーカラデルDJ:FREE THROW(弦先誠人、神啓文、タイラダイスケ)and more
2019年03月13日松岡茉優が主人公の声を務める原恵一監督の最新作『バースデー・ワンダーランド』。この度、新たに杏、市村正親、麻生久美子らの出演と、さらに「クレヨンしんちゃん」の“ひろし”と“しんのすけ”の声でお馴染みの藤原啓治と矢島晶子の2人も加わることが決定。彼らの声が彩る本予告が解禁となった。『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など、“大人が泣けるアニメーション”を数々作り上げてきた原監督待望の最新作となる本作。この度、原監督のイマジネーションが創り上げた、カラフルで幸せな色が溢れるワンダーランドの驚きのシーンや、見たことのない不思議な動物たちや風景が登場する予告編がついに完成した。■市村正親&杏&麻生久美子ら豪華キャストが声優に主人公アカネと一緒に冒険に出る叔母チィ役に杏、アカネをワンダーランドの冒険に巻き込む大錬金術師ヒポクラテス役に市村正親、謎めいたアカネの母親ミドリ役には麻生久美子、ヒポクラテスの弟子で身長15センチの小人ピポ役には人気声優の東山奈央。さらに、ワンダーランドから色を奪うザン・グ役で藤原啓治、ザン・グの相棒ドロポ役で矢島晶子が出演する。監督の“あてがき”だったという杏さんは「異世界に憧れはありますが、一人で放り込まれるのは心細いですね(笑)。ですので、アカネとチィのふたりの冒険にはワクワクし、うらやましかったです」とコメント。ヒポクラテス役の市村さんは「原監督は僕が迷っていたときに、確かな方向へ導く指示を出してくれる」と語り、ワンダーランドが「家に欲しいですね」とコメント。「2人の息子たちが喜びます。でも一番喜ぶのは僕かもしれないね(笑)」と童心を覗かせた。原監督作品3作目となる麻生さんは、「アカネが冒険に出るきっかけをつくり、冒険を通して成長するアカネを優しく見守る母親役ということもあり、アカネに感情移入して、こみ上げてくるものがありました」とふり返っている。そしてピポ役を務めた東山さんも子どものころから原監督作品に触れてきたそうで、「今作もまた、ファンタジーならではの素晴らしい世界観を表現されていて、そこにしかいない生き物や出来ごと、すべてが手に触れられそうなほどに質感が伝わってくるような気がしました」と表現した。■ドラマ「QUEEN」で話題のmiletが挿入歌・イメージソングを担当予告編にも流れる挿入歌・イメージソング「Wonderland」を歌うのは、竹内結子主演「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」のオープニング・テーマ「inside you」で話題沸騰中の新人シンガーソングライター・milet(ミレイ)。「inside you」はiTunesほか11の音楽配信サイトで初登場1位となり、MV再生回数が290万回以上超と大ヒット中。彼女のややハスキーで重厚感のある独特の歌声により、本作のために書き下ろされた「Wonderland」はさらなる感動を呼ぶことになりそう。主人公アカネの気持ちに寄り添った歌詞にも注目だ。「誰よりも敬愛するアニメーション監督である原監督の作品にこのような素晴らしい形で携わることができ、本当に夢のよう」とmiletさん。「作品から伝わってきた勇気や夢を、この曲を彩るすべての音に詰め込みました。すべての工程がとにかく楽しくて嬉しくて仕方ありませんでした」と「Wonderland」制作をふり返っている。■“巨大な驚き顔の金魚” “まん丸モフモフ羊”…ワンダーランドがお披露目予告編で描かれるのは、観る者をワクワクさせるワンダーランド。見たことのない不思議な動物や景色とカラフルな幸せ色に溢れる場所。自分に自信がない内気な普通の女の子アカネは、誕生日の前日、骨董屋の地下の扉から現れた謎の紳士ヒポクラテスとその弟子で身長15センチの小人のピポに「私たちの世界を救ってほしいのです!」と必死に頼まれ、むりやりワンダーランドの救世主にされてしまう。「そんなの知らない!」と戸惑うアカネが目にしたのは幸せな色に満ちた見たこともない不思議な世界。大きなピンクの鳥や、毛量がすごいまん丸のモフモフの羊、どうやって住めばいいかも分からない崖の上に浮いている斜めの家に、巨大な驚き顔の金魚や鯉…しかし、この美しい色に満ちた不思議なワンダーランドには“色が失われる”危機が訪れていることが分かる。変わりゆく世界で救世主にされた普通の女の子アカネが下す大きな決断とは?誕生日前日に巻き起こる大冒険の先に待つ驚くべき運命に、引き続き注目していて。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年02月19日アニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』が、2019年4月26日(金)に公開される。原恵一、柏葉幸子のベストセラー『地下室からのふしぎな旅』をアニメ化本作は、世界35以上の映画賞を受賞、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』や『河童のクゥと夏休み』などの監督作で知られるアニメーション監督・原恵一による最新作。累計発行部数50万部を突破している柏葉幸子のベストセラー児童書『地下室からのふしぎな旅』を原作に、幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を、原監督らしいエモーショナルな映像世界でアニメーション化する。あらすじ誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ――「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う2人。そしてアカネが無理やり連れて行かれた世界は、骨董屋の地下室の扉の先に繋がっている、幸せな色に満ちたワンダーランド。ふしぎな動物や人が住む世界から、色が消えてしまう。そんな危機から世界を守るための救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは?一生に一度きりの、スペシャルでワンダーな誕生日が始まる。主人公アカネ役に、声優初主演の松岡茉優主人公のアカネ役を演じるのは、女優・松岡茉優。カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞した『万引き家族』など話題作への出演が続く松岡は、声優初主演となる本作について次のように思いを語っている。「台本をめくりながら次はどこにいけるのだろう、とワクワクしました。原さんとご一緒させていただくのは二度目ですが、またご一緒したいと思っていたのでうれしかったです。声のお仕事は、力むし、とても心配だし、お邪魔しますという気持ちが強いですが、「アカネ」というキャラクターへの愛情が原さんからビシビシと伝わってきたので、その気持ちに応えたい、原さんの思っている世界に少しでも近づきたいと思って演じました。アカネのように私が救世主にさせられて冒険に連れて行かれたら戸惑うし、前に進めないと思います。しかし、アカネは戸惑いながらも、冒険での人や動物との出会いを通して成長していきます。この作品は勇気を出して少し視点を変えてみると思いがけない世界が広がるかもしれない、ということを教えてくれると思います。楽しみに待っていて欲しいなと思います」脇を固める豪華キャスト声優陣主人公の脇を固める豪華キャスト陣にも注目。主人公・アカネの叔母で骨董屋を営むチィ役を務めるのは、映画『オケ老人!』で主演を務めた女優の杏。さらに、アカネをワンダーランドの救世主にして冒険に巻き込む大錬金術師ヒポクラテス役に市村正親、謎めいたアカネの母親ミドリ役に麻生久美子が抜擢された。挿入歌・イメージソングの「Wonderland」を歌うのは、新人シンガーソングライターの「ミレイ(milet)」。本作のために描き下ろされたメロディーを、ハスキーで重厚感のある声で歌い上げる。気鋭のロシア人イラストレーター、イリヤ・クブシノブがキャラクター/ビジュアルをデザイン原監督自らキャラクター/ビジュアルアーティストに抜擢したのは、ロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブ。6才で押井守監督によるアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を観て、この世界に進むことを決めたという気鋭作家のクブシノブが、独特の色彩感覚と透明感溢れる愛らしいキャラクター/ビジュアルデザインで、本作の不思議な世界を表現する。作品情報アニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』公開日:2019年4月26日(金)監督:原恵一キャスト:松岡茉優、杏、市村正親、麻生久美子、東山奈央キャラクター/ビジュアルアーティスト:イリヤ・クブシノブ脚本:丸尾みほ原作:柏葉幸子『地下室からのふしぎな旅』
2019年01月11日アニメーション監督・原恵一の最新作『バースデー・ワンダーランド』が、4月26日(金)より公開決定。若手実力派女優の松岡茉優を主演に迎えることも分かった。誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ。「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う。そして、アカネが無理やり連れて行かれた世界は、骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていた<幸せな色に満ちたワンダーランド>。ふしぎな動物や人が住む世界から、色が消えてしまう!その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは――?本作は、累計発行部数50万部突破の大ベストセラー、柏葉幸子の「地下室からのふしぎな旅」を、「クレヨンしんちゃん」『河童のクゥと夏休み』の原監督が映像化。自分に自信がない主人公・アカネの声を務めるのは、「コウノドリ」『ちはやふる』シリーズや、『万引き家族』など話題作に出演する松岡さん。『映画 聲の形』などで声の出演もしているが、声優としてアニメーション映画に主演するのは今作が初。作品の印象について松岡さんは、「台本をめくりながら次はどこにいけるのだろう、とワクワクしました」と言い、「声のお仕事は、力むし、とても心配だし、お邪魔しますという気持ちが強いですが、『アカネ』というキャラクターへの愛情が原さんからビシビシと伝わってきたので、その気持ちに応えたい、原さんの思っている世界に少しでも近づきたいと思って演じました」とコメント。そして、「この作品は勇気を出して少し視点を変えてみると思いがけない世界が広がるかもしれない、ということを教えてくれると思います。楽しみに待っていて欲しいなと思います」とメッセージを寄せている。また公開決定と同時に、カラフルでワクワクする世界が広がる特報映像も到着。アカネの前に突然現れた謎の錬金術師のヒポクラテスと弟子のピポから、「この世界を救ってほしいのです」と告げられるシーンや、美しい並木道や大きな鯉なども登場し、どんな冒険が繰り広げられるのか楽しみな映像となっている。キャラクター/ビジュアルアーティストには、日本をリスペクトしてやまない、ロシア出身の新進気鋭な若手イラストレーター、イリヤ・クブシノブを原監督自らが抜擢。また併せて、アカネの表情がアップで描かれる“アカネVer.”と、ワンダーランドに飛び込んだアカネを天地が逆さになった世界観で描いた“冒険のはじまりVer.”と2種類のビジュアルが到着した。平成と新しい時代を繋ぐアニメーション映画に引き続き注目してみて。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年01月08日サニーデイ・サービスが12月28日(金)に東京・渋谷CLUB QUATTROで「サニーデイ・サービスの世界 追加公演"1994”」を開催する。【チケット情報はこちら】12月19日(水)に東京・LIQUIDROOMで行われるワンマンライブが即日完売したことを受けて、開催が決定した追加公演。9人編成で行われるリキッドルーム公演とは異なり、今年5月に永眠したドラマー丸山晴茂への哀悼の意を表して、曽我部恵一と田中 貴のふたり編成で行われる。以下は曽我部、田中のコメント。「1994」総勢9人のサニーデイ・サービスとして演奏するリキッドルームのコンサートはたちまち売り切れてしまった(ありがとうございます!)。追加公演をと言われ、少し迷ったが、田中と二人きりのサニーデイ・サービスを思いついた。思い出した、と言うべきか。晴茂くんがバンドに加入する前、そんな時期が少しだけあった。どこにも行けないその短い期間は、悶々とするばかりの砂を噛むような日々ではあったが、その後のバンドとしての羽ばたきの助走だったとも考えられる。もちろん向こうからやって来て引っ張ってくれたのは、晴茂くんだったのだが。そんな時期をちょっとだけ思い出しながら。そして逃げられぬ現実としての二人きりになってしまったサニーデイ・サービスをこわごわ見つめながら。(曽我部恵一)曽我部と二人っきりで演奏することはほとんどなかったので、期待と不安が入り混じった不思議な気持ちです。この日は、後ろに晴茂くんを感じながら演奏したいと思います。まあ、晴茂くんのリズムは体に染み付いちゃってるから、意識しなくても自然とそうなっちゃうんだろうけど。今までと、そしてこれからが見えるライブになればと思ってます。(田中貴)チケットの一般発売に先駆けて、オフィシャル先行予約を実施中。受付は12日(月)午後11時59分まで。■サニーデイ・サービスの世界 追加公演"1994”12月28日(金)渋谷CLUB QUATTRO(東京都)開場 18:30 / 開演 19:30料金:前売4,500円(ドリンク代別途/スタンディング)※未就学児童は保護者同伴に限り入場可(小学生以上はチケット必要)
2018年11月06日宇宙をテーマにした野外音楽フェスティバル「宇宙の森フェス」が、北海道・大樹町にて2017年9月9日(土)に開催される。大樹町は、北海道・十勝の南に位置する町で、約30年間宇宙のまちづくりを進めている。過去には、JAXAの航空宇宙実験や民間企業のロケット開発も行われていた。そんな”宇宙の町”で行われる野外音楽フェスティバル「宇宙の森フェス」は、音楽だけではなく、宇宙に関わる様々なコンテンツが楽しめる。ロケット実験をVR体験できるブースや、光と音で宇宙を表現する「宇宙の森Specialライティングパフォーマンス」など。また、地元食材を楽しめる飲食店やこだわりの雑貨を販売する「森のマーケット」も展開される。当日は、サニーデイ・サービスのボーカリスト/ギタリスト曽我部恵一やカジヒデキ、大樹町出身のKeishi Tanakaなど全8組の出演を予定。森の中にレジャーシートを敷いて、心地良い音楽を聴きながらお昼寝をしたり、美味しい食事を楽しんだり、ステージの前でアーティストと一緒に盛り上がる…など、音楽好きだけでなく多くの人が楽しめるイベントとなる。【イベント詳細】宇宙の森フェス開催日時:2017年9月9日(土) OPEN 10:00、LIVE 11:00~21:00会場:北海道大樹町カムイコタン公園キャンプ場住所:北海道広尾郡大樹町字尾田217-3チケット:前売券 4,000円(5月下旬販売予定)、当日券 5,000円※中学生以下無料※高校生ドリンクチケットサービスありチケット取扱い場所:チケットぴあ/e+(イープラス)/Peatix/帯広 藤丸百貨店/帯広市民文化ホール/HOTEL NUPKA/道の駅 コスモール大樹※5月下旬に販売開始予定
2017年05月14日ファセッタズム(FACETASM)と、ミュージシャンの曽我部恵一がオーナーを務め、下北沢で中古レコードを販売するカフェ&バー「シティカントリーシティ(CITY COUNTRY CITY)」による期間限定ショップ「MUSIC & FASHION by FACETASM & CITY COUNTRY CITY」が9月16日から22日の期間、伊勢丹新宿店本館3階=ウエストパークにオープンする。期間中、伊勢丹新宿店の中に下北沢のシティカントリーシティの雰囲気を再現したショップインショップが登場し、“音楽とファッション”をテーマに限定アイテムやレコードを展開する。今回のコラボレーションにあたり、ファセッタムズのデザイナー・落合宏理は「いい音楽は、デザインする上で必要だ」と語っている。また、コラボレーションにあたって、「シティカントリーシティ」の曽我部恵一が新たに同ショップのロゴを書き下ろした。注目なのは、落合宏理がセレクトした古着を使用したファセッタズム初のリメイクアイテム。また、同ブランドのショーの音楽を担当する「シティカントリーシティ」店長・平田立朗が今回のためにセレクトしたアナログレコードの販売も行われる。平田立朗は「ショーで音楽をセレクトする時は、関わる全ての人々を感動させたいと思いセレクトしています。今回のポップアップショップでは、ファッションと音楽がテーマなので、分かりやすくエッジのあるジャケットや内容のレコードや、FACETASMの持つイメージ、『CITY COUNTRY CITY』が持つイメージでセレクトする」とコメントを寄せている。また19日、20日の2日間限定で「シティカントリーシティ」の人気メニューである自家製アップルチーズケーキセットが振る舞われる(無料・先着順/9月9日正午より、伊勢丹新宿店大代表03-3352-1111にて、電話予約開始)。
2015年09月08日東京を中心に、個性あふれる映画館&カフェをピックアップし、映画館が持つ歴史や物語、さらに鑑賞後に行きたいカフェ情報などを紹介した書籍「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」が本日31日(金)発売となった。“映画を中心にした街歩き”を幅広く提案するキネマ旬報社の新刊ムック「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」。映画『愛の渦』での体当たりの演技で一躍注目を浴びた門脇麦が、本書ではナビゲーターとして飯田橋ギンレイホールと共に猿楽町のカフェ、アンチヘブリンガンを訪れ、映画館に対しての熱い想いを語っている。さらに、「わたしの、映画とコーヒーのある1日」というテーマで「RHYMESTER」の宇多丸や曽我部恵一、栗原類、小関裕太、華恵、横浜聡子などミュージシャンから俳優、エッセイスト、映画監督まで多ジャンルの著名人が「よく足を運ぶ、お気に入りの映画館」「その映画館で観た思い出の作品」、「その作品にまつわるエピソード」を披露。また安藤サクラの夫でもある俳優の柄本佑による「映画ぶらぶら日記」や、大森生まれ・大森育ちの女優・片桐はいりが30年の付き合いになるというキネカ大森にスポットをあてた「キネカ大森と地元映画館のある町」など読み応えのある内容に仕上がっている。本書ではレトロな喫茶店やカフェだけでなく、映画の後や前に立ち寄りたい恵比寿のバルや新宿の居酒屋、銀座付近の洋食店、神保町のオススメ書店、カレー屋なども紹介。一人でも、友人や恋人と訪れても落ち着く喫茶店・カフェが紹介されているので、映画館に足を運ぶ日には手放せない一冊となりそうだ。「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日浮世絵師・葛飾北斎の娘を主人公にしたアニメーション映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』が5月7日(木)に外国特派員協会(東京・有楽町)にて上映され、原恵一監督が上映後の記者会見に出席した。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』、『河童のクゥと夏休み』など“大人が泣けるアニメ”を次々と世に送り出す原監督が、2005年に早逝した杉浦日向子の漫画作品の初のアニメ化に挑戦。北斎の娘で父と同じく浮世絵師として生きるお栄の姿を通じて、江戸の庶民の風俗を鮮やかに描き出す。いわゆる「時代劇らしくなさ」が本作の大きな特徴となっているが、日本をよく知る外国人記者たちの目にも新鮮に映ったよう。オープニングからロック調の楽曲が流れる演出について、原監督は「お栄というのがロックな女性であったことと、原作者の杉浦さん自身がロック好きで、江戸を描きながらロックを聴いていた」と理由を説明し「伝統的な時代劇ではない意思表示です」と語った。本作は原監督作品には珍しい女性主人公の作品となったが、強くたくましいお栄という女性について原監督は「杉浦さんが自身を投影したキャラクターだと感じました。杉浦さんは柔らかい日本女性でしたが、作家であるからにはそれだけではない」と指摘。「杉浦さんのある一面が投影された主人公にすべきだと感じました」と語る。江戸の人々の暮らしに関しても「原作を読むと、庶民に関して言えば現代を生きる僕ら以上にのびのびと、のんびりとバカバカしく季節を感じ、楽しく生きている。実は女性が元気で女性が男性を選ぶ自由があったけど、これまでの時代劇はそれを描いてこなかった。杉浦さんが僕らにそれを教えてくれた」と従来の時代劇との違いに言及した。日本のアニメが海外で高く評価される一方で、ある記者からは「欧米ではまだアニメは子どものためのものと考えられている部分がある」という指摘も。本作に関して原監督は「子どもに見せてもいい、小学校の高学年から見てもいい映画だと思います。難しい部分もあり、意味が分からなくても自分なりに何かを判断してくれると思う」と語り、自身のアニメーションに対するスタンスとして「子どものためのものとして、これを見せておけば安心安全というものに興味はない。どこかでお客さんに挑戦し、挑発したい」とお栄さながらに“ロック”な自らの内面をのぞかせる。アニメーションの質の高さに関しても強い自負を持っているようで、劇中のお栄が家から飛び出し、駆け出す数十秒のシーンについて「一人の人間がカメラワークを組み立て作ったシーン。日本のアニメーターにしか描けない、自慢したいカットです。3か月かかりました」と誇らしげに語っていた。『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は5月9日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百日紅~Miss HOKUSAI~ 2015年5月9日より全国にて公開(C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会
2015年05月08日映画『クレヨンしんちゃん』シリーズの傑作を集めたオールナイト上映会が、3月28日に東京・池袋の新文芸坐で開催され、野原ひろし役の藤原啓治と原恵一監督が出演することが明らかになった。新文芸坐では、定期的にアニメ雑誌『アニメスタイル』との共同企画でアニメ作品をセレクトしたオールナイト上映会を開催。上映前にはクリエイターや出演者によるトークイベントも実施され、合わせて見どころとなっている。3月28日のオールナイト上映は、映画『クレヨンしんちゃん』の傑作選で、主人公の野原しんのすけの父親である野原ひろしにスポットをあてたプログラム。上映作品は、野原一家の活躍を描いた娯楽大作の第5作『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』(1997年公開)、名作として高く評価されている第9作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年公開)、昨年公開の最新作でひろしがロボットになってしまう第22作『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014年公開)の3本。さらに歴代映画『クレヨンしんちゃん』の予告編大会も予定されている。トークの出演者は、野原ひろし役の藤原啓治と、上映作品の「暗黒タマタマ大追跡」「オトナ帝国の逆襲」を手がけ、新作アニメ映画『百日紅』の公開を控えた原恵一監督。トークは藤原がメインとなり、原監督が藤原啓治に質問をする形で進んでいくという。上映会の前売り券は3月4日よりチケットぴあ、新文芸坐窓口で発売開始。(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2014
2015年03月03日