話題のイライラ系ドラマ『あなたのことはそれほど』の第9話までの放送が終わった。今回はサブキャラである涼太の同僚・小田原と有島家の隣人・横山皆美の本性が明らかになった。二人の予想外の展開に、ストーリーのメインではないところで大盛り上がりの回だった。やっぱり小田原は涼太のことが好きだった!美都の相談にのったり、美都が一人暮らしする家の保証人になったりと何かと美都の世話を焼く小田原。美都はあまりに親切な小田原に、自分に気があるのかと思い、妊娠していることをつ告げると小田原の本性が大爆発。「うぬぼれないでください」から始まった小田原のセリフに注目。「女のダメなところが煮詰まったような女には興味ないから」と美都のことをブッタ斬り! この時点では「えっ、どういうこと?」と思いつつも、スッキリした女子も多いはずだ。ところがその高ぶったテンションのまま、ついに「涼太が好きなんです」という告白まで言ってしまった。しかも涼太もそれを聞いてるなんて、神様のいじわる。美都への怪文書を笑顔で話す横山皆美麗華を半ば無理やり自宅に招いた横山皆美は、有島が浮気している場面を見たことを話し、美都への怪文書を配ったのは自分だと告白する。終始笑顔でその話をするしょこたんが怖いとネットでも話題に。ツイッターでは「しょこたん」がトレンド入りするほどの盛り上がりだったが、そのほとんどが「怖い」「ウザい」など、ドラマの役柄についてのコメント。思わずしょこたんのオフィシャルツイッターが「いやいや、これは『横山皆美』であって、しょこたんじゃないですからね」とフォローコメントをするほどだった。お天道様がやっぱり見てた! 美都の転落が止まらない今回の美都はといえば、身から出た錆という言葉がぴったりなほどの転落ぶりだった。まずは自宅マンションと勤務先への怪文書が配られたこと。さらには、涼太と暮らしていたマンションから、家賃4万円の日当たりの悪いアパートへの引っ越し。思い切って妊娠検査薬を試してみるものの、妊娠すらしていなかった。災難だらけの美都のできごとの中でも、「勤め先の友だちに結婚式の出席を断られてるのが地味に一番イタイ」という女性ならではのコメントもあった。最終回は15分拡大スペシャル。こんなにもいろんなことがあっても涼太は美都を選ぶのか? 夫の浮気を知ってしまった麗華の心は戻らないのか? 2組の夫婦の行く末が楽しみだ。
2017年06月19日第8話でついに美都が夫の涼太に「ちょっと頭おかしい」と言った。今までずっと心の中でつぶやいてきたこの言葉を、ついに面と向かって言う日が来たのだ。エスカレートする涼太の行動と一気にまともになった有島を比べてみよう。離婚届を渡しても渡しても文字を間違える美都に渡された離婚届をことごとく間違える涼太。1度目は漢字の欄に「わたなべ」とひらがなで書くと言うシンプルな間違いだったが、以降の間違えがSNSでも大盛り上がり。2度目は夫のことを柴犬といった恨みからか涼太を「涼犬」と書き間違え、3度目は涼太を「涼天」と書く。ある意味その続きがもっと見て見たい気も。最後に何枚も離婚届を持ってきた美都に対して、コンロで燃やすと言う暴挙に。これには「笑顔で離婚届を燃やす涼太にガクブル」「いっそ離婚届を破るミニコーナーを作って欲しい」との声も。妻の不倫相手との子どもを自分の子だと言うアレが来ていないと伝える美都に対して、一旦は戸惑うものの「僕の子どもとして育てるよ」とほほえむ涼太。これには美都も恐怖で膝を落とす。そして思わず「本当にそんなこと考えてるなら、ちょっと頭おかしいよ」と問題発言を! こんなことを言われても「えっ、そうなの?」とのんきな涼太に、永遠に分かり合えない二人を感じる。産婦人科について行こうとする涼太に対して「そうね、確かめることすらできないくらい不安」と美都の心の声が。でも、全て身から出たサビですから……。涼太の言動はおかしいかもしれないが、自分の子どもじゃなくても自分の子どもを育てるなんて、考えようによっては「いい男」ですよね。狂う美都と涼太とは違い、急にまともになる有島一方、妻・麗華に不倫がバレて反省モードの有島は急にまとも人間に。しょこたん演じる隣人の夫にも「僕は母親をバカ呼ばわれする父親を見て育つのも、かわいそうだと思いますけどね」と言い放ったり、このドラマ唯一のまとも人間として評されて来た香子が涼太のことをいい人と言うのに対して、「あんたのいい人が他の人にとっていい人じゃないだろ」ともっともらしいこ発言をした。今となっては「こいつ普通にいい奴にしか見えない」と言う有島擁護派と、美都の妊娠騒動を受けて「やっぱり有島バカすぎ」と有島非難派にネットが大荒れ。来週の見どころは、美都は本当に妊娠をしているのか、「渡辺美都はW不倫の最低女」という怪文書の差出人は誰かということ。また、ミュージカル界のプリンス山崎育三郎演じる小田原が告白したのは誰なのか? 最終話まで残り少し、狂った涼太と美都の結末はどうなるのだろうか。
2017年06月13日クズ女とクズ男のW不倫ドラマと思いながらもつ、いつい見てしまう人が続出しているドラマ「あなそれ」。最終回に向けて第7話が最高視聴率を更新したそう。不倫ドラマなのに展開がありえないからか夫婦そろって見ている人も多い。そこで、主人公3人の罪をメインに第7話までのおさらいをしておこう。欲深い美都の罪夫・涼太に不倫がバレても別れず、初恋の相手でもある有島との不倫関係も続ける美都。第7話ではついに有島に別れを告げられるが、その気持ちはまだ整理がついていない。涼太の同僚である小田原にも不倫していることがバレてしまい、相談までしているうちに自分の欲深さに気づく。欲のない涼太とは正反対で、好きな人や幸せが欲しくて欲しくて仕方がない自分。小田原と話していてそんな自分に気づいてもなお「私、思ってたよりずっと欲深い人間みたいです」と笑顔で言ってしまうのだから驚き。SNSでは「クズ美都」なんて言葉まで生まれるくらい美都の欲深さは罪。バカ正直すぎる有島の罪不倫相手の美都に対して「友だちになろう」と言ったり、出会ったころに戻れるなら「そのまま帰る」と言ったりと正直すぎる男の有島。そんな彼が妻の前でも正直すぎたため事態は急展開。久しぶりに妻・麗華とのデートを楽しんでいるときに、麗華があまりにも感謝をしてくるので、思わず苦しくなり浮気を白状しようとする有島。麗華の勘のよさをわかっている有島は「知ってんだろ?」と言うが、「何を謝っているの? 渡辺という女が訪ねてきた。それだけよ」と麗華は見透かしたような顔をした。って言うか、男なら物的証拠が出るまで自白したらダメでしょ。笑顔で本心がつかめない涼太の罪美都の不倫を認めた上で一生愛する宣言をしたり、有島に直接会いに行ったりと、笑顔とは裏腹な行動が多い涼太。美都に渡された離婚届もわざと書き間違えて笑顔で破く。この相反する涼太の態度に「怖い」「ゾクゾクする」と言う声がある一方で、それでも「かっこいい」「演技がいい」と言う声も多い。朝ドラで東出を見ていたおばあちゃん世代は、同一人物と認識するのが困難なほどの変わりようだ。優しさもここまでくると罪の領域に。次回はいよいよ最終回に向けて衝撃の展開に。妊娠したかもしれない美都、嘘を突き通してほしかった麗華、それぞれの夫婦はどうなるのか。そして、忘れてはいけないのが麗華のお隣さんのしょこたんは何者かと言う点にも注目したい。
2017年06月05日いよいよ次回は第7話に突入。イライラさせる不倫女の美都とそんな妻を溺愛する夫の涼太、美都の不倫相手のクズ男・有島の3人ばかりに注目が集まるが、それ以外の登場人物にもいよいよ何かが起こりそうな予感も……。そこで今日はあなそれのサブキャラに注目してみよう。このドラマ唯一のまとも人間・香子美都の友人の香子。もちろん中学時代からの親友なので有島のことも知っている。美都と有島の不倫旅行のアリバイに使われたことで絶交を宣言。涼太に詰め寄られたときも、真相は言わずにうまく隠した。第6話では美都が家出をしたのを知って、自宅に泊めてあげる優しさも見せた。SNSで評価の高い香子。第6話では人間性だけでなく、インテリアのおしゃれさやルームウェアのセンスの良さ、寝起きの顔の可愛さに注目した人も多い。男女ともに支持率トップを独走中だ。地味で目立たないが勘の良さが怖い麗華有島光軌の妻・麗華。華やかな名前と裏腹に地味で堅実な人生を歩んできた。父親の浮気が原因で両親が別居していたりと何かと苦労も多い。有島に「勘の良さが超怖い」と言われるほどのエスパー。涼太がわざとぶつかってきたことをわかっていたり、2度目に会ったときに名前を聞くあたりはさすがだ。夫をうまく操縦しているので、有島は後ろめたさから部屋が蟹で埋め尽くされる夢を見るほど麗華を恐れている。実家に子どもと自分を置いて帰る夫に「好きなことしていいって言われたら、とりあえずあなたを今一人にしない」と言いつつも、「いってらっしゃい、気をつけて」とほほえんで送り出す姿を見て、SNSでは実は一番怖いのは麗華という説も浮上。何が目的なのか? 謎多き小田原真吾涼太の同期であり良き相談相手。当初から美都に違和感を感じ、涼太に結婚生活がうまくいっているかを聞いたり、家に訪問にきたりと探りを入れる。美都と有島が二人でいるところを見たのをきっかけにさらに突っ込んで話を聞こうとするが確信はつかめていない。第5話では涼太がSNSにアップした雷の写真を見て、「ようやく反撃開始ですか」とニヤついていた。その真相はまだ誰も知らないが、一部ではゲイなのではと深読みする人も登場。今後どう絡んでいくのかが楽しみだ。美都の一方的な片思いかと思われた不倫だが、麗華の怖さに耐えきれず有島も揺らぎ出した。涼太の元から逃げた美都はそのまま逃げ切れるのか来週も楽しみだ。
2017年05月30日だんだんW不倫のドロドロ度がいい感じにエスカレートしてきた波瑠主演の連続ドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系 毎週火曜22時~)の第4話が5月9日(火)に放送。いくえみ綾の原作コミックでは、主人公の美都(波瑠)、夫の涼太(東出昌大)、イケメン有島(鈴木伸之)、有島の地味すぎる妻・麗華(仲里依紗)のキャラクターが最初からかなり掘り下げられていますが、回を追うごとにドラマの方もディープさを増してきました。いまや一児のパパとなった有島は、奥さんが里帰り出産をしている間、パタパタ羽を伸ばしまくっておりましたが、どうやらそろそろ妻が戻ってくるようです。有島との逢瀬にあたり、美都は毎回女友だちとの飲み会だと、下手くそなウソを重ねてきましたが、涼太は毎晩盗み見ていた美都のケイタイでとうとう決定的な証拠をつかんでしまいました。涼太はいよいよ報復に出るのでしょうか!?壁に耳あり障子に目あり、涼太の“妻レーダー”の感度はハンパなくいい。今回も帰宅途中で有島と電話をしているところをこっそりチェックしております。メガネの奥の目つきは氷のように冷たい!ちょっと「家政婦は見た」が入っておりますね。まあ、毎回思うことですが、美都はウソが下手なのではなく、“つけない”人なんじゃないかと確信してきました。一方、有島にも知らぬ内にスパイが迫っております!こちらは最近引っ越してきた隣人・皆美(中川翔子)です。有島はもちろん彼女のことはノーマーク。まさに壁に耳ありで、麗華の留守中に美都と電話をする有島を彼女がチェックしています。中川翔子しかり、すでに美都の不倫を感知しているらしい美都の母・悦子役の麻生祐未しかり、脇のキャラクターたちもどんどんW不倫のサスペンスを盛り上げていきます。今回の展開の目玉といえば、基本はこれまでディフェンダーだった美都が、フォワードにチェンジしてきた点でしょうか。ひょんなことから、美都は有島とのベイビーを連れた麗華と遭遇してしまうわけです。なんという運命のいたずら!麗華と有島とのベイビーを見て、美都の中にこれまで感じたことのないドス黒い嫉妬心が芽生えます。波瑠の大きな黒目の奥の底知れぬ闇にご注目!美都は思わず「お父さん似ですか?可愛いですね」と毒を吐く。それってストレートに言えば「お母さんとは違って可愛いですね」という意味なわけです……。今後、フォワードにシフトした美都が、麗華のどっしりと構えたゴールキーパーをどう打ち崩していくかが見もの。さて、なんだかんだ言いつつも、結婚1周年記念日を迎える美都と涼太。美都は陶芸教室で作った作品を涼太に贈る予定だが、どうやら涼太は特別なプレゼントを考えていたようです。果たしてその中身とは!? 極めて“鈍感力”の高かった美都が今回ようやく気づきます。「私の夫は全然普通なんかじゃなかった」ということを!? 遅い!遅すぎる!ということで、今後もずぶずぶ行くであろうW不倫の泥沼劇を見守っていきたい。 あなたのことはそれほど /いくえみ綾 (著)/祥伝社文/山崎伸子 あなそれ3話「子ども欲しくない?」夫の発言に不倫妻は…東出昌大の怪演スイッチオン! 「あなたのことはそれほど」ついにW不倫が発覚!浮かれる妻に、夫がとったヤバい行動とは? 「あなたのことはそれほど」2番目に好きな男と結婚した女の衝撃トーク!
2017年05月10日