女優の土屋太鳳が6日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーにオンラインで出席した。米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭であるSSFF & ASIA。オープニングセレモニーにて、WOWOW『アクターズ・ショート・フィルム3』のトークセッションが行われ、同プロジェクトで監督を務めた高良健吾、玉木宏、中川大志、野村萬斎が登壇、土屋はオンラインで参加した。『アクターズ・ショート・フィルム』は、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作し、SSFF & ASIAでグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すプロジェクト。土屋は「すごく幸せな時間でした。すごく心強いスタッフさんがそろっていらっしゃって、撮影にも不安がなかったですし、俳優部として踏み込めないキャスティングやロケハンにも参加さえていただいて、非常に勉強になりましたし、スタッフさんへの尊敬の気持ちがより大きくなりました」と語った。土屋が監督を務めた『Prelude~プレリュード~』には、土屋自身と有村架純が出演している。有村の役について土屋は「すごく難しい役。人の心に寄り添う子なんだけれど、なんでそれができるかというと、凄惨な過去を持っているから人に寄り添えることができる子なんです」と説明。「ある一瞬で過去を全部表現してもらわないといけないから、全身で役を成り立たせるには、架純ちゃんの力をお借りするしかないと思って、『力を貸してほしい』と言ってオファーさせていただきました」と明かした。
2023年06月06日グラビアアイドルの小日向ゆかさん(25)は2021年に自身のTwitterに有村架純さん風のメイクをして写真を投稿したところ話題に。先日、自身のインスタグラムにランジェリー姿でベッドに横たわる写真を投稿し反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう! ピンクの花柄ランジェリー姿でベッドに横たわるゆかさんのお尻に視線集中 この投稿をInstagramで見る 小日向ゆか(@mogmog_yukappy)がシェアした投稿 ベッドにうつ伏せで横たわり、振り向くゆかさん。ピンクの花柄ランジェリーで振り向く表情が可愛くて見つめてしまいますね。また、形のいいまん丸のお尻にも視線集中しているようでコメント欄には「ぷりぷり♡」「これは国宝級のお尻」「こりゃーええ角度ですわ!!」と絶賛コメントが相次いで寄せられておりました。有村架純さん似のあざと可愛いゆかさんから目が離せなくなりそうです!あわせて読みたい🌈「セクシーすぎ」「抱きしめたい」ノーブラ×Yシャツ姿のちとせよしのさんに反響
2023年04月27日純喫茶のメニューをモチーフにした入浴料「純喫茶オフロパウダー」が新登場。2023年6月下旬より発売される。純喫茶のデザートメニューが入浴料に?!「純喫茶オフロパウダー」は、昔懐かしい純喫茶のデザートメニューの香り&カラーを楽しめる、ユニークな入浴料だ。メロンソーダやカラメルプリンなど、全6種のデザートをモチーフにしており、いずれのパッケージにも、各デザートにまつわるノスタルジックなエピソード付き。クラシカルな喫茶店での情景に想いを馳せながら、ゆっくりとバスタイムを楽しむことが出来る。全6種の香り・メロンソーダ「初めてのデートの日、彼と待ち合わせた喫茶店で飲んだ甘いメロンソーダの香り」・ピーチゼリー「公園で遊んだ帰り道に、おばちゃんと入った喫茶店で食べた、優しいピーチゼリーの香り」・カラメルプリン「いつもの喫茶店で、頑張った自分へのご褒美に食べた、甘くてほろ苦いカラメルプリンの香り」・コーヒーゼリー「少し落ち込んだ日の帰り道、立ち寄った喫茶店で食べたほろ苦いコーヒーゼリーの香り」・ホットケーキ「放課後、喫茶店で友達と一緒に食べた、メイプルシロップたっぷりのパンケーキの香り」・フルーツパフェ「デパートの帰り道、お母さんと入った喫茶店で一緒に食べた少し贅沢なフルーツパフェの香り」缶バッジもなお発売日同時期には、喫茶店のレトロなメニューを刺繍で表現した缶バッジも登場。全12種類のデザインを揃えており、どんなモチーフが出てくるかは開けてみてからのお楽しみだ。【詳細】・オフロパウダー 全6種 各418円・刺繍缶バッジ全12種(ブラインドBOX) 各660円発売予定日:2023年6月下旬展開:雑貨店ほかサイズ:約H140xW100 mm重さ:約100g
2023年04月20日女優の有村架純が出演する、花王・プリマヴィスタの新CM「くずれと闘う 夏下地」編が、22日より放送される。新CMには、同ブランドのエグゼクティブアンバサダーに就任した有村が登場。陽炎がゆらめく背景をバックにまっすぐ立ち、「私は、くずさない」というセリフとともに堂々とした表情を見せている。撮影では、爽やかな純白のワンピース姿で現場入りした有村。撮影の合間にスタッフと会話を交わして笑顔を見せるなど、終始和やかな雰囲気で撮影は進んだ。■有村架純インタビュー――CM出演の話を受けた時の感想を教えてください。私は、以前から撮影現場でも普段でもプリマヴィスタの下地を使わせていただいていて愛用していたので、すごくご縁を感じてとても嬉しかったです――今回CMで使用している“くずれと闘う 夏下地”の使用感はいかがですか?つけ心地はさらっとしていて、その上からファンデーションを塗ってもちゃんと密着してくれます。テカリを抑えてくれるけど、あまり乾燥感も感じないので、バランスのとれたアイテムだと思います。――今年30歳という節目を迎えられましたが、30歳で挑戦したいことを教えてください。いつかスカイタイビングしてみたいなと思っています。ジャングルジムの上とか、橋の上とか高いところは基本的に苦手なんです。でも空だったら多分現実離れしすぎて、いけるんじゃないかなと思っていて、飛んでみたいなと思います。――プリマヴィスタの下地をつけて、夏に出かけたい場所はありますか?意外と自然の多いところに最近行けていないので、川があるところですね。川だったらまだ涼しいし、そこでバーベキューとかして、スイカとか冷やしたりとかして、昔そうやって遊んでいたので、もう一回その経験を思い出したいですね。――最後に一言お願いします。これから夏、メイクをされる方々に、このプリマヴィスタの下地がお守りのような存在になっていただけたら嬉しいなと思います。是非たくさんの方々に使っていただきたいです。CMもお楽しみに!
2023年04月18日舞台やYouTubeで活躍中のタレント・有村藍里さんが、妹で女優・有村架純さんとの仲睦まじい笑顔の姉妹ショットをInstagramに投稿しました。おそろポーズにも注目 この投稿をInstagramで見る Airi Arimura 有村藍里(@arimuraairi)がシェアした投稿 「写真撮る時のポーズがいまいちわからない姉妹」と記した有村藍里さん。1枚目は姉妹でピースのにっこり写真、2枚目は裏ピースでクールな真顔写真、どちらも有村姉妹のやわらかい雰囲気があふれる素敵な写真です。この投稿に「美人姉妹」「なんてNaturalなSmile」「可愛いくて仲良くて大好きです」「めちゃめちゃ癒されました」「並んでみると似てるなぁ」と、フォロワーからコメントが続々!また、「(ふたりの)間に入りたいってなった!」と願望を告白するフォロワーもいました。アパレルやコスメプロデューサーとしても順調な有村藍里さん。今後も有村さんの活躍から目が離せません!あわせて読みたい🌈「髪もお顔も一生かわいい」桐谷美玲さんのヘアメンテ投稿に「肌綺麗すぎて驚き」と大反響
2023年04月12日「コンフィデンスマンJP」シリーズや『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズなどを手がけてきた脚本家・古沢良太が、松本潤を主演に迎え、徳川家康の生涯を新たな視点で描く大河ドラマ「どうする家康」。約150年も続いた乱世を終わらせ、征夷大将軍となって江戸幕府を開いた家康の生涯は、事あるごとに“どうする!?”と究極の選択を突きつけられ、ピンチとガマンの連続。そして、これまでの大河ドラマでも描かれてきたように、歴史が動く裏には必ずカギを握る女性たちが存在している。家康にいま何をどうするべきなのか、叱咤激励と温かくも辛辣な気づきや導きを与えてきた有村架純演じる妻・瀬名役をはじめ、古川琴音演じる謎の巫女・千代役、北香那演じる初めての側室・お葉役など、多彩な女性キャラクターたちに迫った。家康が愛した瀬名と、戦国の2人の母尾張国主・織田信長を岡田准一、豊臣秀吉(木下藤吉郎)をムロツヨシ、武田信玄を阿部寛が演じ、家康の個性派家臣団のまとめ役・酒井忠次役に大森南朋、“戦国最強武将”の本多忠勝(平八郎)役に山田裕貴、マイペースな榊原康政(小平太)役に杉野遥亮、最も信頼される常識人・石川数正役に松重豊ほか、忍びの代表・服部半蔵を山田孝之、「イカサマ師」と呼ばれる家臣団の嫌われ者・本多正信を松山ケンイチ、さらに家臣団の新戦力・井伊直政役として板垣李光人など、超豪華キャストが揃った今作。「どうする家康」11話より小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元(野村萬斎)に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純(渡部篤郎)の娘・瀬名と恋に落ちるーー。※以下、第10回までの内容に触れています。元康の正室で、彼のいいところもダメなところも一番に知り尽くしている瀬名/築山殿を演じているのが、大河ドラマ初出演となる有村さん。松本さんとはフジテレビ月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(2014)、恋愛映画『ナラタージュ』(2017)以来の共演となる。瀬名/築山殿(有村架純)桶狭間の合戦で義元が倒れて以降、信長の顔色をうかがいながらも今川家に残してきた瀬名や嫡男・竹千代(後の信康)のことが気になる元康が、本多正信や服部半蔵、そして女大鼠(松本まりか)ら忍びの力を借りて妻子を取り戻すことに奔走した「瀬名奪還作戦」は2回に渡って描かれた。女大鼠(松本まりか)これまで悪女のイメージがあった瀬名/築山殿は、今作では、優柔不断で心配性な元康を懐深く見守るタイプとして描かれ、鵜殿長照(野間口徹)の妹で姉妹のように育った幼なじみ・お田鶴(関水渚)から何やら企みがあるのかと探りを入れられても適当にあしらうなど、筋の通った信念ある姿を度々見せている。お田鶴(関水渚)瀬名を巡っては、第3回「三河平定戦」で生き別れた母・於大の方と16年ぶりに再会したのも束の間、「主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ」と乱世の厳しさを知る母から言われてしまった元康。だが、そうはできないのが彼のいいところだ。元康や瀬名の世話を焼き、口を出し続ける若き母・於大の方は、「花より男子」(05-08)で松本さんと“道明寺姉弟”として共演した松嶋菜々子が演じている。瀬名とのやりとりもさることながら、家臣・忠次の妻で家康の叔母にあたる登与(猫背椿)ともいいコンビ。2人で一向宗・本證寺に出かけた際には、忠勝(平八郎)と康政(小平太)にナンパされる(!?)ハプニングもあった。於大の方(松嶋菜々子)また、今川氏真(溝端淳平)のもとで屈辱的な日々を送っていた瀬名は、第6回「続・瀬名奪還作戦」では父・氏純と母・巴を置いて人質交換を受け入れることに。その決意をさせたのは、真矢ミキ演じる巴の言葉が大きかった。「おなごは、大切なものを守るために命を賭ける」「そなたが命を賭けるべきときが必ず来る。それまで、もっともっと強く生きるんです」と諭す巴もまた、戦国を生きた母だった。巴(真矢ミキ)ミステリアスな巫女も登場、家康を取り巻く女性たち戦国の世に女性として生きる難しさや悔しさは、権力と圧倒的カリスマ性を持つ信長の妹である北川景子演じるお市の方が、第4回「清須でどうする!」で語った言葉にも集約される。「乱世とは誠に愉快な世」とお市は語る。力さえあれば、何でも手に入れることができ、どんな大きな夢も描ける。「ただし、男であれば」とこぼしたお市の寂しそうな横顔は見逃せない。お市の方(北川景子)初恋の相手・元康との婚姻がなくなったお市はその後、信長の政略のために北近江の浅井長政(大貫勇輔)のもとへ嫁がされ、“浅井三姉妹”を出産。長政の死後は柴田勝家(吉原光夫)のもとへと嫁ぐことになる…。覇権争いの道具として扱われ、男児を生むことを第一とされ、歴史の影となってきた武家の女性たちだが、古川琴音が演じた伝承のみで語られる魅惑の巫女・千代も重要なキャラクターとなっている。第7回「わしの家」で、家康と一向宗・本證寺の住職、空誓上人(市川右團次)を引き合わせた女性で、“不入の権”を無視した松平家の強引な年貢取り立てに対し、武器を取れと一向宗徒たちを煽っていたのは彼女だ。千代(古川琴音)そこから端を発した三河一向一揆は、家康が経験した大ピンチのひとつ。松平昌久(角田晃広)や吉良義昭(矢島健一)が背後で手を引き、さらに家臣・本多正信も加担していると判明、せっかく“三河=わが家がやすらかでいられるように”と改名したばかりなのに、「どうする?」となった家康。昌久にすり寄っていた千代は、武田信玄にも通じていたことが明らかになっている。素性も狙いも分からないミステリアスな女性を演じる古川さんは、大ヒットした『今夜、世界からこの恋が消えても』や有村さん主演の『花束みたいな恋をした』、濱口竜介監督『偶然と想像』などの映画で知られ、連続テレビ小説「エール」や「岸辺露伴は動かない」でも印象深いが、今回、大河ドラマは初出演。引き続き気になるキャラクターだ。古川琴音さらに第10回「側室をどうする!」には、家康初めての側室・お葉/西郡の局として「鎌倉殿の13人」のつつじ役も記憶に新しく、「いだてん~東京オリムピック噺~」や「バイプレイヤーズ」シリーズなどでも知られる北香那が登場した。北さんが演じたお葉は女児を生んだ後、昔から男性が苦手だったことと同性愛者であることを自認し家康に告白、家康は現代よりもはるかに寛容にお葉とお美代(中村守里)を庇護した。なお、今後登場する側室には、後に武田信玄との激戦で疲れた家康の心に入り込む神秘的なお万として、大河初出演の松井玲奈、激動期の家康を支えた、二代将軍・秀忠の母として知られる於愛の方に同じく大河初出演の広瀬アリス。広瀬アリスお市の侍女・阿月役には連続テレビ小説「おかえりモネ」や映画『さがす』に出演し、紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』に主演する伊東蒼が決定している。また、家康と瀬名の長女・亀姫には、日曜劇場「オールドルーキー」のフェンシング選手役やアニメ映画『かがみの孤城』で注目を集め、ドラマ10「大奥」で田沼意次(龍)役を演じているほか映画『忌怪島』『水は海に向かって流れる』も控える當真あみが抜擢。亀姫(當真あみ)信長の長女・五徳(徳姫)役は、映画『左様なら今晩は』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』など俳優としても活躍する「乃木坂46」久保史緒里が演じる。幼くして家康の嫡男・信康(細田佳央太)に嫁ぎ、織田家と徳川家をつなぐ存在となるのだが…。五徳(久保史緒里)もともと史料が多くはない中で、フィクションも交えて描かれる戦国の女性像。ネクストブレイク候補ともいえる最旬俳優たちが演じるその姿には注目していきたい。第11回「信玄との密約」三河国主となり、姓を徳川に改めた家康は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄と談判することに。交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にする密約を交わす。今川と戦うことに抵抗を感じつつも、遠江の引間城へと兵を進める家康。引間城の城主は、瀬名の親友・田鶴だった…。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合ほかにて放送中。(上原礼子)
2023年03月18日第46回日本アカデミー賞の授賞式が10日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、レッドカーペットに受賞者たちが登場した。女性俳優陣としては、新人俳優賞の小野花梨、菊池日菜子、福本莉子、生見愛瑠、優秀助演女優賞の有村架純、安藤サクラ、尾野真千子、清野菜名、永野芽郁、松本穂香、優秀主演女優賞の岸井ゆきの、のん、広瀬すず、吉岡里帆、話題賞の田中真弓、名塚佳織、プレゼンターの有村架純、清原果耶が登場。笑顔で登場した女優陣だが、特に優秀主演女優賞の面々は客席に大きく手を振り笑顔を見せるなど、和気藹々とした雰囲気。それぞれに華やかなドレスで魅了した。(C)東京写真記者協会
2023年03月10日突然撮影が休みになった俳優の1日を気鋭監督・脚本家たちが描くWOWOWの異色のドラマ“撮休シリーズ”。有村架純から始まり、竹内涼真、神木隆之介と続いた本シリーズ第4弾となる『杉咲花の撮休』が絶賛放送中。今回は放送に先駆けWOWOWオンデマンドで全6話が配信となり、松居大悟(第1話『丸いもの』監督・脚本、第4話『リリー』監督)と今泉力哉(第2話『ちいさな午後』監督、第3話『両想いはどうでも』監督・脚本)、そして主演・杉咲花が登場。本人が本人役を演じるときに、自分に重ねることはあるのか・ないのか──。鼎談の中に垣間見える、無意識の矛盾が面白い。縛りは“撮休”のみだから、監督によって作品の色が全然違う──杉咲さんが“俳優・杉咲花”を演じる本作。脚本をつくるうえで杉咲さんに取材したのか、それとも完全に脚本・監督のみなさんがそれぞれ妄想でつくっていったのか、物語をつむぐ過程について教えてください。今泉僕は杉咲さんには会ったことが一度もなかったので、完全に想像で書いています。“撮休シリーズ”は有村架純さんの作品で経験があるので(『有村架純の撮休』第2、6話を担当)、他の監督とのバランスもなんとなく分かっていましたし、松居さんも三宅(唱)さんも昔からの知り合いなので、「(その中で)自分が書くなら恋愛ものかな」って思って書きました。とはいえ、おふたりとの打ち合わせもなかったので、びっくりするぐらい丸被りする可能性もありましたけど(笑)。松居僕は2015年の(第7回)TAMA授賞式で杉咲さんにお会いしてお話したときの雰囲気や、出演されている作品を見た印象から「すごく些細な話にしたいな」と思っていました。向井(康介)さんに書いていただいた『リリー』が、中国人の女の子と関わり合う優しい話だったので……「じゃあ僕は本当に些細な、小銭をめぐる話とかにしようかな」っていう感じですね。──「こういう杉咲花を描きたい」というイメージはありましたか?松居杉咲花役の杉咲花という意味では「素朴な感じで振り回されたら面白いのでは?」とか「コインランドリーに行ってほしいな」とかって、なんとなくこちら側からの印象で膨らませました。今泉僕が書いた『両想いはどうでも』は恋愛ものなんですが、芸能人の恋愛事情って分からないからこそ興味があって。基本好かれる側の人々だからこそ、好かれているよりは本人が好いている方がかわいかったり、魅力的に映るんじゃないかと思っていて。嫉妬みたいな気持ちにもかわいさが出たり、両想いなのに簡単につき合えなかったり。そういうことを目指して書きました。燃え殻さんに書いていただいた『ちいさな午後』の方は、松居さんが今言ったように日常の中のほんの些細な出来事を描いているんですよね。なにもない1日を過ごしているはずなのに、些細なことが積み重なって“物語”になっていくわけですが……僕は物語をつくるときに“その人物がなにかに巻き込まれる”方が「面白くなりそう」と思ってしまいがちなので、今回もどこかで「杉咲さんを困らせたい」という思いがあったのかもしれないです(笑)。──杉咲さんと松居さんは“撮休シリーズ”に初参加ですが、これまでの作品をどうご覧になっていましたか?杉咲俳優のパーソナルなところから派生して物語を描くというテーマがとても新鮮で面白いなと拝見していました。それに、これほどたくさんの素敵な制作陣の方々が携わっている作品ってなかなかないと思うので、出演することができてすごく嬉しかったです。松居僕は羨ましく見ていました。“撮休”という縛りだけなので、監督によって本人役のイメージや作品の色が全然違うし、個性が出てすごく面白そうだなと。「自分が“撮休シリーズ”をやるとしたら、自分が脚本を書く作品をひとつ、脚本家さんに書いてもらう作品をひとつ、それぞれやれたらいいな」と思っていて、今回はその理想どおりに実現できたのが嬉しかったですね。“撮休シリーズ”に参加できたことがすごく光栄です。──今泉さんは“撮休シリーズ”に参加するのは2回目ということで、あらためて難しさを感じた部分は?今泉俳優さんのパブリックなイメージって、人それぞれ勝手に抱いていると思うんです。僕の中にもあるし、見る人ひとりひとりの中にもあると思っていて。そのイメージからずらすのか、寄せるのか……そういうことはやっぱり意識して脚本を書きましたね。たとえば自分で書いた第3話『両想いはどうでも』の作中にとある女優さんの名前が出てきて、その人の芝居に嫉妬する云々みたいなやり取りがあるんですよね。その“女優さん”の名前をどうするのか、誰がいいのか、といった話をすごいしていて……。松居あ~、たしかに難しいですね。絶妙なところで(笑)。今泉最終的には実在する女優さんの名前を使わせていただいて、一番ベストなところに落ち着いたと思っています。それって『杉咲花の撮休』でなければ使えないというか……例えば実在しない女優さんの名前にしたとすると、「このシーンのこっちだけ現実で、あっちは虚構」みたいになってしまうんですよね。でも、今回はそこをクリアすることができたのですごく面白かったですし……そもそもこの企画って、杉咲さん以外の俳優さんは与えられた名前の役を演じている、みたいな変なパラレル感があるじゃないですか。キャスティングも含め、そこの矛盾をうまく使えるかどうかは大切にしていますね。無意識に“自分が演じたい杉咲花”が出ていた瞬間があった?──杉咲さんは、それぞれの脚本で描かれる“女優・杉咲花”を演じ分ける感覚だったのでしょうか?杉咲意識的に「演じ分けよう」という感覚はありませんでした。主人公がそれぞれの物語で異なる輝きを放っている印象があったので、脚本を読んで感じたことに素直でいられたら、自ずと回ごとに個性が分散していくのではないかな、と思っていました。自分が自分の役を演じるということには囚われず、他者として演じている感覚が強かったです。──「杉咲花って?」と分からなくなってしまうこともなかった?杉咲特になかったです。自分と照らし合わせながら演じた場合「自分はこう在りたい」という理想の自分像を追い求めてしまう気がしていたので、そういったアプローチを避けていたのもあるかもしれません。ただ、本作にかぎらず、どのような役を演じるときも、自身の生活でしたり歩んできた姿というか、その人から匂い立つ何かしらの空気感みたいなものって反映されてしまうものだと思っていて、自分でも気づかないようなところで、結果的にそういったものが出ているということはあるのかもしれないなと思います。今泉他の役を演じるときと比べて、杉咲花という役を演じるときは杉咲さんの中に……例えば「このセリフやこの行動って、普段の自分に近いな」と感じるシーンがあったのか、それともまったくないのかっていうのは、今質問を聞いていて僕も気にはなりました。「あ、このセリフは私も言いそう」とか「こういう感情になりそう」みたいなことはなかったですか?杉咲あ、それは結構ありました。あるのですが、どうなんでしょう?なるべくそういった感情を切り離して現場に立つようにしていたのかな、とは思っています。松居ん~、どうだろう?僕らは“自分が見たい杉咲花”を書くし演出するし、杉咲さんはその本の中で“演じたい杉咲花”を演じるような気がします。例えばご飯を炊いて食べるシーンで、杉咲さんはすごいいっぱい食べてたんですよね。「たくさん食べたらセリフが言いづらくなるから、そんなに食べなくてもいいよ」って言っても、「いや、私は食べたいんです」って。杉咲言ってました?ということは私、追い求めちゃってますね…!松居「あ、食べたいんだな」と思って(笑)。今泉それってきっと、お芝居としての「食べたい」ってことですよね?杉咲そうですそうです。松居まあ、そうですよね。今泉お芝居として見たとき、杉咲さんは「食べた方が良いだろう」って思ったのかな?杉咲食べるシーンって、セリフもあるから少なめに食べがちじゃないですか。松居芝居しやすくするためにね。杉咲そこに悔しさを抱いてしまうというか、逆算をしてうまくやろうとしている自分が許せなくて。「逆に食べてやる!」みたいな感情が(笑)。松居それこそが、杉咲花本人が演じたい“杉咲花”じゃないですか?(笑)杉咲うわ……そうですね!うわぁ、今気づきました(笑)。今泉演者というよりも作り手の感覚で、そのとき咄嗟に「食べた方が良いだろう」と思ったんでしょうね。見た人が冷めないように、視聴者がよりグッとくるだろう「いっぱい食べる」方を選んだ。松居でもそれって、「そう演じたい」と思ったわけですよね。今泉たしかになぁ……でも「演じたい」って言うと、なんかちょっと「監督が求めていないことを私はやりたいんだ!」っていうふうに聞こえちゃうけど、「より良くしたい」ってことですよね。杉咲でもあのシーンを撮るときは、実際に「そんなに食べなくていい」と監督から言われていたのに「私は食べたいんです」という意志を表明していたと思うので、これは……良くないですね……(笑)。松居まっすぐな目で「食べたい」って、こっちを強く見てきたから(笑)。杉咲はは!すみませんでした!(笑)。松居いやいや、それが良かったです(笑)。今泉あんまりガッツリ食べる人っていないから、見ている側としてはなんか良いんですよね(笑)。松居そうそう。画としても面白いんです(笑)。「自分の作品の方が面白い」と思いつつ、自分にはない発想を楽しめた──松居さんと今泉さんは、お互いの作品を見てどう感じましたか?松居大前提として「自分の作品の方が絶対に面白い」と思っていますが(笑)、『両想いはどうでも』の部屋の中で繰り広げられる長い会話劇のセリフ……あれは「面白いな」って、すごく引き込まれました。「まあ、僕の方が面白いけど」って思いながら(笑)。今泉ははは!(笑)松居今泉さんの2作品で描いているテーマは「自分には絶対に思いつかないな」と思いました。「なんでもない凡庸な1日にしよう」って思いながらもいろいろと起こってしまうとか、交際について話し合う予定だったのにどんどん本題からそれていってしまうとか。そういった物語の流れを興味深く見ていました。今泉僕は松居さんの第1話『丸いもの』はドーピングだってずっと言ってるんですけど(笑)。上白石萌歌さんが“とある曲”を歌ってるとかっていう情報だけが最初に入ってきたので「え?この企画でそんなことやっていいの?それを思いついちゃったら、誰がやっても面白くなるじゃん」って(笑)。松居仕方ないですよね、思いついたんだから(笑)。今泉でも、実際に見たらやっぱりすごく面白かったですし。リアリティをベースにつくる中で、ある種のポップさがあったり……コインランドリーでの最初のカットの無駄なオシャレさとかね(笑)。松居あ~、丸いもの、だから(笑)。今泉ああいうのは僕には思いつかないですから、見ていて本当に面白かったですね。三宅さんも本当に自由につくっていましたし、みんなやりたい放題やってるなあって。松居三宅さんのも、“撮休”のはずなのにちょっと仕事してたし(笑)。杉咲たしかに!(笑)今泉みんながそれぞれに、すごく楽しんでいる感じがしました。シリーズとしての実績があることも後ろ盾になっているんでしょうが、かなり自由にやらせていただけたと思います。企画自体がすごく良いものになっているんですよね。まあ、松居さんの作品を見たときに「面白かったけど、俺だったらこういうセリフを言わせるな」みたいなのはメールしましたけどね(笑)。そうやってお互いに見ることができるのも良いですね。それぞれ24分くらいの作品なのに、全部がバラバラな方向に向いているので、全然同じ尺に感じないのも面白かったし……松居さんじゃないですけど、「俺の方が面白い」ってどこかでやっぱり競うような意識はもちろんあるので、そういった部分も魅力的な企画でした。──おふたりが今作を通して気づいた、俳優・杉咲花の面白さは?松居いっぱいあるんですけど……ちょっとね、今隣にいるから恥ずかしくて(笑)。杉咲あはは!(笑)。今泉いっぱいありますね。松居ありすぎてちょっと……難しいっすね(苦笑)。今泉撮影初日に撮った、電話のシーンが僕は印象的でした。先に相手の声を録って、それを聞きながら演じるときもあるんですけど、今回は特に相手側の音声は用意せず、杉咲さんにひとり芝居でやってもらったんです。そのやり方ってどうしても上限があるというか……魅力的に見せることってなかなかできないと僕は思っていたんですけど、その芝居がめちゃくちゃ魅力的で、驚かされたんですよね。好きな人に電話している様子が、なんというか……喋り方とかだけじゃなく、空いている方の手の動きのもじもじさ加減とかも含めて、「ひとりで電話してる芝居って、こんなに魅力的にできるんだ!」と驚いたのをよく覚えています。松居めちゃくちゃいいエピソードですね。今泉松居さんもそういうのあるでしょ?松居あります、あります。杉咲あります?(笑)松居僕はなんか……目がすごい良かったです。目が。杉咲ありがとうございます(笑)。松居計算しているところ・していないところ、両方あると思うんですが、目の芝居にすごい引き込まれるなって……本当にそう思いました。今泉堂々としているなっていうのも僕は感じましたね。松居あ~、そうですね!今泉有村さんのときもその感覚があったんですけど、台本のセリフが終わって、アドリブでずっとカメラを回している時間とかの……僕らは一生懸命書いて、一生懸命演出して撮っているんだけど、女子ふたりがソファでダラダラしている空間の魅力には絶対に勝てないなって(笑)。松居完全にありますね。今泉でも、別の人がやったら素に戻りすぎたり、演技から離れてしまうんですけど、そうならない空気や間があって、それもすごい良いな、絶対に勝てないなと思いました。──あらためて『杉咲花の撮休』はどんな作品になったと感じていますか?杉咲『杉咲花の撮休』を見てくださった方の中で「本当に花ちゃんの私生活を見ているみたいだった」と感想をくださる方がいて。でもこれって6作品あって、内容や設定からしても全て印象が違うはずなんですよね。それが「私生活に見えた」というのが、面白いなと感じていました。普段の生活で人と関わるとき、自分の中にある特定の側面しか出ないことって結構あると思うのですが、その一部だけでもその人のことを知れたような気持ちになる瞬間があるじゃないですか。だけれど人には、もしかしたら当人ですら気づかないような面を隠し持っている場合もあるほどの多面的さが潜んでいるはずで、そういったひとりの人間の奥深さみたいなものをこの作品からすごく考えさせられたりもしました。「本当の私生活のように見えた」と思っていただけるぐらい妙なリアリティというか、身近なものとして感じられる手触りのある作品になっているのかなと思うと、すごく嬉しいです。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌<番組情報>連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』WOWOWにて毎週金曜午後11時30分より放送中【全6話】WOWOWオンデマンドにて全6話配信中【無料トライアル実施中】連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』ビジュアルぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント杉咲花のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 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2023年03月09日3月10日に開催される第46回日本アカデミー賞授賞式で司会を務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一と女優の有村架純。羽鳥は2020年に俳優の西田敏行から受け継いで4度目、有村は昨年の日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞し、初の晴れ舞台となる。そんな二人が、コロナ禍以降、観客をフルに動員して開催される今年の授賞式への意気込みを語った。西田からバトンを引き継いだ際「自分に務まるのかな」と語っていた羽鳥。そこから4度目の大役となるが「やっぱりあそこまで多くの俳優さんと一度に出会うことがないので、いまだに全然慣れないですね」と苦笑いを浮かべる。そんな羽鳥の支えとなっているのが、タッグを組む女優だという。2020年は安藤サクラ、2021年はシム・ウンギョン、2022年は長澤まさみ、そして今年は有村とコンビを組む。羽鳥は「同じ俳優さん同士ということで、私では聞けないことはたくさんあります。有村さんはバラエティ力もありますし、もうお任せします」と期待を寄せる。昨年『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞を受賞した有村。主演女優賞に輝いた俳優は、日本アカデミー賞の司会をすることは慣例となっている。有村は「受賞したときは『来年の司会をやるんだな』というぐらいの気持ちだったのですが、昨年秋ぐらいから各映画賞が始まっていくなか、だんだんと意識するようになり、自然といろいろリサーチしながら作品を観ていたような気がします」と語る。羽鳥にとって4度目の司会となるが、今年はこれまでと大きく違っている点がある。最初に司会を務めた2020年3月は、日本でも新型コロナウイルスに対して非常に敏感になり始めた時期で、初の無観客での開催となった。そこから観客の数は少しずつ上限が増えていき、今年コロナ禍以降初となるフルの観客で行われる授賞式となった。会場には関係者を合わせ約1000人以上が集まるという。羽鳥は「以前、日本テレビのアナウンサー時代は、現場でインタビューをする役目を担っていたのですが、その時は100パーセントの観客だったので、あんな感じになるのかなと……。当時は緊張で吐きそうになるぐらいだったので、ちょっと怖いですね」と苦笑い。有村も「自分がしゃべるたびに、多くの人の目線が集まるというのは、とても怖いです」と羽鳥の気持ちに同意する。羽鳥からの期待を受けた有村。過去にはNHK紅白歌合戦や、日本レコード大賞などの司会を務めた経験があるが「私は感じたことを自分の言葉にするのに時間が掛ってしまうタイプなので、生放送だと自分が聞きたいなと思うことが浮かんでも、なかなかうまく話せないことが多かったんです。いつも『もうちょっと話せれば』と思っていました」と反省することが多かったという。それでも今回は「お互い俳優同士という立場なので、撮影の仕組みなど、少なからず寄り添えることがあるかなと思うので、今回受賞された作品を観て感じたことをメモして、しっかりとお話を引き出すことができるように頑張りたいです」と抱負を述べる。そんな有村だが、自身も『月の満ち欠け』で優秀助演女優賞を受賞し、演者としても授賞式に参加する。有村は「今年は司会を務めることになっていたので、まさか受賞するなんて思っていなかったんです。名前を挙げていただいたときは『そんなこともあるんだ』と驚きました」と笑う。『月の満ち欠け』では、有村のほか、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞、優秀助演男優賞などを受賞しており、当日も共演した大泉洋や目黒蓮、廣木隆一監督らと場を共にする。有村は「私は、まだ映画のことを何も知らない20代前半のとき、廣木監督にいろいろなことを教えていただきました。今回の作品で3度目なのですが、ずっと成長を見守ってくださっていた監督の作品で賞をいただけたことがとても嬉しいです」と笑顔を見せると、大泉について「年々ぼやきが増している気がするので、当日も面白いトークで盛り上げてくださると思います」と述べる。羽鳥も「主演男優賞は大泉さんをはじめ、阿部サダヲさん、二宮和也さん、妻夫木聡さん、松坂桃李さんと賑やかなトークになりそう。有村さんを巻き込んで楽しいお話ができたら」と期待していた。『映画 ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞した有村。そして昨年、第45回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を獲得した。「新人賞のときは初めてのレッドカーペットで、大勢のお客さんの前でたくさんの俳優さんとご一緒したのも初めてでした。芸能界ってこんなに煌びやかな世界なんだなと思ったことを覚えています。廣木監督に映画のことを教えていただき、その後『映画 ビリギャル』によって作品への熱量があれば、それは多くの人に伝わるんだということを確信できました。そこから映画に対する思いがどんどん加速していって、いまに繋がっているような気がします」。映画への熱い思いは途切れることなく今に至っているという有村。少し変わってきたことは「現場で120パーセント出し切ることで精いっぱいだった」ことから「現場を楽しむ」こともできるようになってきたことだという。だからこそ、みんなで一生懸命作り上げた作品を称え合う日本アカデミー賞受賞式という場も「しっかり楽しみたい」と笑顔を見せる。羽鳥も「ちゃんとした式なので、すごく緊張する場にはなると思いますが、ワイワイ話をして『2022年度、お疲れ様でした』みたいな楽しい場になるように、しっかりと皆さんをサポート出来たら」と抱負を述べていた。第46回日本アカデミー賞 授賞式3月10日(金) 開催司会羽鳥慎一有村架純テレビ放送:日本テレビ21:00~22:54ラジオ放送:ニッポン放送27:00~29:00(深夜3時~5時)©日本アカデミー賞協会取材・文・撮影:磯部正和
2023年03月08日気温1度と冷え込む2月下旬の深夜2時過ぎ、白い帽子を目深にかぶった有村架純(30)がNHK放送センターから出てきた。有村は大河ドラマ『どうする家康』で松本潤(39)演じる徳川家康の妻・瀬名を演じている。NHK関係者は言う。「コロナ禍以降、収録は時短で進められ、22時終わりが通例です。しかし、『どうする家康』はロケを減らしCGやVFX(視覚効果)を駆使しています。現場も手探りの部分が多く、その分撮影にも時間がかかっているのです。有村さんはすでに次の作品の撮影が控えていて、大河の撮了日が決まっています。そのため、日程を変更できず、撮影時間が延びてしまっているといいます。特に有村さんの場合、メークや衣装替えなどで本番の2時間前にはNHK入りしており、睡眠時間が3~4時間の日々が続いているそうです」そんな有村は30歳という区切りでの大河初出演を女優人生の大きな節目と捉え、意欲的に現場に臨んでいるという。「瀬名は一般には悪女のイメージが強い。ただ、今作では脚本の古沢良太さんが瀬名を“癒しの妻”だったという視点で描いており、有村さんは最初戸惑ったそうです。そこで、史実を調べるところから始め、“戦国時代は死と隣り合わせ”だと再確認。“そうした殺伐とした時代だからこそ、穏やかな時間を表現することが大事だ”という結論にたどり着いたそうです」(前出・NHK関係者)瀬名は史実では最終的に家康の家臣に命を狙われ殺されてしまう。有村は“死と隣り合わせの戦国時代”を体感したかったのだろうか。瀬名が殺害されたとされる静岡県浜松市内にある佐鳴湖の湖畔まで実際に足を運んだと最近のインタビューで語っている。《「瀬名さんから力をいただきたい」という思いも込めてお墓参りさせていただきました。 その際、浜松にある瀬名や家康ゆかりの地にも足を運び、瀬名が最期に船をこいで必死に渡ったと伝わる湖を、実際に船に乗って行きましたね。そういった実在の場所を自分の目で見て、身体で感じることはとても大事なことだと思うので、今回は積極的に行かせていただきました》(ステラnet2月28日付)前出のNHK関係者は言う。「深夜の撮影終了後も有村さんはスタッフや関係者と反省会をして次の撮影に備えるそうです」“限界”まで取り組み家路につく有村の顔には笑みが。このストイックさは“夫”松潤譲りかも!?
2023年03月08日グラビアアイドルの小日向ゆかさん(25)は、有村架純さん似のFカップ美女と人気に。先日、自身のインスタグラムにランジェリーなのにほぼ裸!?な写真を投稿し注目を集めているようです。 ゆかさんの半脱ぎランジェリー姿にファン興奮 この投稿をInstagramで見る 小日向ゆか(@mogmog_yukappy)がシェアした投稿 ブラが今にも落ちそうな半脱ぎランジェリー姿を公開したゆかさん。今にもFカップバストがこぼれ落ちそうなショットにフォロワーから多くの反響を呼んでいるようです。コメント欄には「おっぱいの破壊力やばすぎる!!」「カメラマンさんが羨ましい」「色々とすごいインパクト」とゆかさんのゆるふわボディに称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。透明感満載の有村架純さん似のゆかさんから目が離せなくなりそうです!あわせて読みたい🌈見えそうで見えてる!スカートめくりの風待ちショットの葉月つばささん「最強すぎる」と反響
2023年02月27日●「こんなに素敵でかっこいい座長がいるんだなと」現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』で有村架純演じる瀬名に仕える少女・たね役を演じた女優の豊嶋花が、Netflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)でも有村とガッツリ共演している。先に撮影が行われたのは『ちひろさん』で、有村演じる主人公に憧れる高校生を演じた。豊嶋にインタビューし、有村との共演や撮影の裏話を聞いた。同名漫画を原作とした『ちひろさん』は、元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村)が、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さや孤独と向き合うことの尊さを描いている。豊嶋は、自由に生きているちひろの姿に心惹かれ、ちひろと出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校2年生の瀬尾久仁子(通称・オカジ)を演じた。――『ちひろさん』の撮影はいかがでしたか?すごく素敵な経験になりました。静岡に滞在して、のどかな地で温かいスタッフの皆さん、共演者の皆さんと長い期間撮影して、貴重な経験になりましたし勉強になりました。――オカジを演じる際に意識したことを教えてください。オカジは流されやすい子で、それが最初は悪い方向に働いていますが、ちひろさんの影響でいい方向に変わっていくというのを意識しました。――オカジとご自身の共通点はありますか?私はけっこうイエスマンなので、流されやすいという意味では似ているかもしれません。――小学3年生のマコト(嶋田鉄太)との掛け合いでは、強い口調でズバッと言う場面も。そこは普段の豊嶋さんとはだいぶ違うのかなと思いましたが、いかがですか?私も普段はあんな感じです(笑)。心を許した友達とかだと全然ズバズバ言うので。――オカジはちひろさんに惹かれていますが、豊嶋さんご自身もちひろさんに惹かれましたか?私もちひろさんのように芯を持った自立した女性になりたいなと思いました。私は泣き虫ですぐ泣いてしまうので、そういうところではもっと強くならなきゃと思っています。――有村さんとの共演の感想もお聞かせください。座長として凛とされていて、気取っているわけでもなく謙虚で、こんなに素敵でかっこいい座長がいるんだなと思いました。すごく優しい方で、寒いときに気を使ってくださったり、演技でもすごいなという場面がたくさんあって、女性としても女優さんとしてもすごく尊敬できる方だなと思いました。――演技に関してどのようなところがすごいなと感じましたか?海に2人で入って話すシーンのときに、ちひろさんの醸し出すオーラや魅力がすごくて、お芝居でそれを表現できるのがすごいなと思いました。――有村さんから演技のアドバイスなどはあったのでしょうか?言葉で何かというのはありませんが、背中で語ってくださるというか、見ていて本当に勉強になりました。現場での立ち振る舞いも素晴らしく、言葉一つ一つがすごく優しいんです。聞いていて自然と笑顔になってしまう優しい声と話し方で、私もそんな話し方で皆さんを明るくできるような人になりたいなと思いました。●海に入るシーンで珍ハプニング「そんなことある!?」――有村さんからたくさんの学びがあったようですが、ほかにもご自身とって大きな経験になったことがありましたら教えてください。今泉(力哉)監督の演出がすごくて、その演出のおかげで、自分がイメージしていたよりもオカジに近づけたのかなと思います。基本は任せていただいていましたが、こういうシーンにしたいとイメージを言っていただくことが多く、どれも「そうだよな」と思うようなことばかりでした。――今泉監督の演出によって引き出されたものも多くあったわけですね。そうですね。アドリブも多い現場で、なかなかカットがかからないので、アドリブを鍛える練習になりました(笑)。マコトに宿題を教えているシーンなどは8割くらいアドリブです。――ほかに印象に残っている撮影エピソードがありましたら教えてください。珍エピソードだと、有村さんと海に入るシーンで、撮影は3月、しかもすごく浅瀬だったのにクラゲに刺されたんです。痛かったですが、「そんなことある!?」という驚きと面白さが勝ちました(笑)。――豊嶋さんだけ刺されてしまったんですね?はい、私だけ。有村さんはすごく心配してくださって、やっぱり優しい方だなと思いました。――オカジはちひろさんのことが好きで追いかける場面もありますが、豊嶋さんは好きで追いかけている人はいますか?俳優の清水尋也さんがすごく好きで、いつかお会いしたり共演できたらいいなと思っています。謎の魅力にとても惹かれていて、作品を見ていて「この人、素敵だな」と思ったら清水尋也さんだということがよくあるんです。――清水さんの作品で特に印象に残っている作品は?映画『さがす』はすごくよかったです。作品によって全然違う役を演じられていて、私も幅広い役を演じられる女優さんになりたいです。――最後に、『ちひろさん』をどんな方に見てもらいたいかお聞かせください。ネガティブに物事を考えてしまう人がいると思います。私もネガティブ思考で、ものすごく落ち込むときがありますが、ちひろさんはそういうときに会いたくなる人です。皆さんも、ちひろさんに会いたいな、元気がほしいなと思ったときに見ていただきたいです。■豊嶋花2007年3月27日生まれ、東京都出身。2008年、1歳のときから芸能活動を開始し、数々のドラマや映画に出演。主な出演作は、連続テレビ小説『ごちそうさん』、大河ドラマ『八重の桜』、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』『キッドナップ・ツアー』『トットちゃん!』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』、映画『外事警察 その男に騙されるな』『真夏の方程式』『恋妻家宮本』など。2021年に放送された「大豆田とわ子と三人の元夫」では、大豆田唄を演じ一躍注目を集める。その後、ドラマ『みなと商事コインランドリー』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』などに出演。『瑠璃も玻璃も照らせば光る』ではドラマ初主演を務める。現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』にたね役で出演。Netflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)でオカジこと瀬尾久仁子役を演じた。ヘアメイク:石川奈緒記スタイリスト:岡本純子
2023年02月23日女優の有村架純が23日、都内の新宿武蔵野館で行われた映画『ちひろさん』(Netflix・劇場公開)の初日舞台挨拶に今泉力哉監督とともに登壇し、演じた元風俗嬢・ちひろ役について語った。日本を代表する若手女優になり、今や大規模映画館での舞台挨拶が当たり前の有村。128名で満席になる小さなシアター内を見渡して「久々にこのようなアットホームな劇場に来られて、初心を思い出しました」とほほ笑んだ。また「1年があっという間」と撮影を振り返り、自身が劇中で演じた主人公・ちひろについて「こんなに役に近づかさせてもらえない役どころは初めて。これまでは、役を引き寄せるようなアプローチの仕方で撮影していた。自分が近づくとまた離れ、近づくと離れる。磁石(の同じ極同士)みたいな、くっつけない感覚が最後まであった。なので、“ちひろ”というよりも“ちひろさん”というのがしっくり来る特別な存在でした」と話した。イベントの司会から「有村さん以外のちひろさんは違うんじゃないか」と絶賛されるも、有村本人は「いや、もっと……他にいたんじゃないかな」と今泉監督と笑い合い、「役目を果たしたかったので、懸命に撮影の日々を過ごしました」と述べた。今泉監督は今作での有村について「役を思いっきりつかんでいるということではないにしても、現場ではちひろさんとしていた」と言い、「有村さんが、つかめない距離なりに、ずっとちひろさんというものを尊いもの、届かないものとして扱ってくれたから、このちひろさんになったのかな」と評し、「(有村とキャラクターが)リンクしている。言うほど遠くはない」と讃えた。本作は、月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された同名漫画が原作。元風俗嬢・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流する様を描く。
2023年02月23日「孤独」という言葉は、どこか強い引力を秘めていて。口にするだけで、心の暗がりに飲み込まれてしまいそうになる。けれど、有村架純は言う、孤独は悪いものではないと。「私、人は一生孤独だと思っていて。結婚してパートナーがいて味方がいたとしても、やっぱり生きていくのは自分自身。あらゆる決断含め自分でやらなきゃいけないし、人は生涯1人で戦うことになるんだろうなと思っています」決して悲観しているわけではない。諦観ともまた違う。事実を事実として、ありのまま捉える。そんな口ぶりで彼女は続ける。「孤独って、なんとなくネガティブなワードのイメージがありますよね。でも私は、人は孤独かもしれないけど、1人じゃないと思っています。周りを見れば、人はいてくれる。ちゃんと自分が人を大事にしていれば。そういう考えもあると思っています」ちひろさんは、誰かを救おうとは思っていない有村架純が孤独について語ったのは、2月23日公開の映画『ちひろさん』で演じたちひろさんが、心に孤独を抱えた人だから。飄々としていて、誰にでも分け隔てなく接する元風俗嬢のちひろさん。海辺の街の人々は、次第にちひろさんに癒されていく。ともすると、男性の理想が凝縮した聖母になりかねないキャラクターだ。だけど、有村架純が演じると、不思議とそうはならない。そこに、有村架純の知性と感性が光っている。「ちょっとニュアンスを間違えると、何でも受け入れてあげるよみたいなキャラクターになっちゃうなと思ったので、そこは徹底して気をつけました。意識したのは、距離感。ちひろさんは、そんなに人に興味がないんです。悟っているというより、何もかもあきらめていて、そこからさらに1周回ったような人。だから、とてもからっとしている。距離感に粘度を感じないというのは今回特に気をつけたところでした」かつての自分のような行き場のない子どもたちを目の前にしても、ちひろさんには押しつけがましさのようなものがまるでない。「決して自ら踏み込んで手を差し伸べるという人ではないんですよね。私たちも生きていたら、この音楽に救われたとか、この絵に救われたとか、存在してくれているだけで力をもらえるものってあるじゃないですか。ちひろさんもそれに近い感じがしました。サービス精神で何かを分け与えようとしない。ただそこにいることで、周りが救われている。そういう人なのかなって」中学生の頃から、友達に対しても執着がなかったそうしたちひろさんの執着のなさは、有村架純にも通じるものがあると言う。「私はそんなに人に執着しなくて。例えば物を無くしちゃったときも、ショックだけど、そういうタイミングだったのかなって。今までありがとう、さようならってわりとあっさり切り替えられるようなところがあって。人との出会いや別れも全部タイミングだなと考えているんですね。たとえここで道が分かれても、必要とあらば、またいつか出会う日がやってくる。そう思うタイプなので、人との距離感というのは意外と潔いのかもしれない。だから、ちひろさんのスタンスもわからなくはないって感じでした」孤独を受け入れ、執着しない。この淡々とした生き方は何から生まれているのだろうか。「いつからだろう。もう思い出せないですけど、たぶん中学生くらいの頃にはそういう考えだった気がします。友達に対しても大事にしたいなと思う一方で、じゃあ自分が思っているのと同じくらいの気持ちを相手に返してほしいとか、そういうことはまったく思わなかった。もしそれで友達が離れてしまったとしても、それはそれでしょうがないね、という感覚でした」だからだろうか。有村架純の演じるちひろは、どこか翳りを持ちながら、過度に明るくもなく、湿っぽくもなく、海辺の街に吹く風のように、人々の生活に溶け込み、そして通り過ぎていく。「きっとちひろさんもかつては普通の会社員で、普通にみんなと変わらないような生き方をしていたと思うんですね。でも、あるとき、自分が愛情に飢えていた分、人にいっぱい愛を与えすぎて、カラカラになってしまって疲れちゃったのかな、と。そこでちひろさんは、自分にとっていちばん気持ちのいい人との距離感を学んだ。もっとここにいたいと思う前に、もっと情が沸く前にさよならした方が自分自身も傷つかなくてすむ。期待をしなければ、裏切られたという気持ちにならなくてすむ。今の彼女の生き方は、全部ちひろさんが自分自身を守るために決めたものなんですね」それは、人によっては淋しい生き方に見えるかもしれない。だが、有村架純はきっぱりとこう言う。「決して彼女は過去を捨てているわけではないんです。何か無理矢理蓋をしたという感覚もなかった。ただ、過去を引っ張らずに生きているだけ。いろんなことを消化して、今に至ってるような気がするし、私は最後まで観て、これからのちひろさんの旅を見てみたいって思いました。次はちひろさんはどんな街で、誰と出会って、どんな台詞を言うんだろうって。これからのちひろさんを見てみたくなるようなラストでした」そして、有村架純もまたちひろさんを演じることで救われたと振り返る。劇中、ちひろさんは「私、恋愛で酔えないタチなんだよ」と明かす。人を独り占めしたくないし、されたくもない。もしもそれが恋愛なら自分には必要ないと。誰かを愛し愛されることがハッピーエンドとなることの多い日本の映画やドラマで、恋愛は必要ないと語るヒロインは珍しく、清々しい。「私自身、ずっとそういうかっこいい生き方をしている女性像を演じてみたいと思っていました」その言葉の裏には、彼女自身を縛ってきた「清純」や「健気」というステレオタイプからの解放があった。「今までどちらかというと、いろんな背景がありながらも懸命に生きているような役どころとか、それこそ男性が理想とするヒロイン像みたいなものを求められ続けている気がしていて。このお話をいただいたときは、そこにちょっと違和感を覚えはじめた時期でもありました。なので、ちひろさんは私にとって出会いたかった役。それこそ救世主が現れたみたいな感じで(笑)。ちひろさんありがとうという気持ちで役に向き合っていました」やりきれない夜は、カップラーメンを食べます(笑)一つひとつ言葉を選び、じっくりと考えながら、有村架純は答える。そこに、決して易きに流されることのない彼女の芯の強さのようなものが見える。でも決して近づきがたいわけじゃない。むしろとてもフラットで素朴な人だ。そう感じたのは取材の最後。劇中に登場する「夜は私たちの味方だからね」という台詞にちなんで、やりきれない夜の過ごし方について聞いてみると、少女みたいに恥ずかしそうに笑って、話しはじめた。「何事も考えてしまう性格なので、そんな夜はつい頭がパンパンになってしまうんですね。特に現場に入ってるときは、どうしても心も落ち着かないし、穏やかでいるのってちょっと難しかったりするので。だから、そういうときは普段食べないものを食べます。たとえばカップラーメンを食べたりして(笑)、いつもと違うことをしたぞってエネルギーを違うところに向けるようにしますね」「次の日怒られません…?」と質問を重ねると、有村架純はもう一度控えめに笑った。「そう。パンパンにむくむのはわかってるんですけど、それでももういいやって(笑)」話題作へのオファーが引きも切らない、文字通りのトップ女優。そのプレッシャーは、きっと誰にも想像つかない。まさに「孤独」だろう。それでも彼女はやりきれない夜を乗り越えて、自らのなすべきことに向き合っていく。心に孤独を宿しながら。時には、カップラーメンをやけ食いなんかしたりして。取材・文:横川良明撮影:鬼澤礼門ヘアメイク:尾曲いずみスタイリング:瀬川結美子<作品情報>Netflix映画『ちひろさん』2月23日(木・祝) Netflixで独占配信&全国の劇場で公開Netflix映画『ちひろさん』キービジュアル【出演】有村架純豊嶋花、嶋田鉄太、van若葉竜也、佐久間由衣、長澤樹、市川実和子鈴木慶一、根岸季衣、平田満リリー・フランキー、風吹ジュン原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)監督:今泉力哉脚本:澤井香織 今泉力哉製作:Netflix、アスミック・エース制作プロダクション:アスミック・エース、デジタル・フロンティア配給:アスミック・エースNetflix映画『ちひろさん』予告編公式サイト: Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月23日●仕事で刺激が多い分、私生活は穏やかな生活にしたい数々の映画やドラマに出演し、2021年には日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、人気・実力ともに兼ね備えている女優・有村架純。現在、NHK大河ドラマ『どうする家康』で家康の正室・瀬名役を好演中だが、2月23日には主演を務めたNetflix映画『ちひろさん』が世界配信&全国劇場公開される。有村にインタビューし、『ちひろさん』での役作りや女優業への思い、30代の抱負など話を聞いた。同名漫画を原作とした本作は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さや孤独と向き合うことの尊さを描いている。のびのびと心のままに孤独を謳歌する主人公・ちひろを演じた有村は、「普段の自分とは遠いところにいるキャラクター」だと感じたという。「黒髪ロングが似合って、佇まいからも香りを感じるような妖艶なイメージがあって、声やしゃべり方も一度会ったら忘れられないような魅力があって、自分自身が生きてきた人生とも違うし、雰囲気から醸し出すのは難易度が高いなと思いました」そんな魅力的なちひろに近づけるために、「声を低くしたり、あまり早口でしゃべらないようにしたり、声色から感じ取れる感情のにじみをある一定のところから外れないようにしたり」ということを意識。「ちひろさんは明るすぎてもいけないし、暗すぎてもいけない」と、今泉力哉監督とバランスを模索しながら作り上げた。一方で、「人との距離感の保ち方」はちひろに共感したという。「私もあまり踏み込みすぎず、友達だとしても適度な距離を保っている気がしていて、そうすることによって私生活ではあまり大きな感情の振れ幅がなく、それが心地いいんです。仕事で刺激をたくさんもらっている分、私生活ではなるべく刺激のない穏やかな生活をしたいというのもあるし、適度な距離があったほうが友達的にも楽かもしれないとかいろいろ考えていくと、ちひろさんのような距離感がすごく心地いいなと思いました」○■経験を重ねていく中でたどり着いた“人との適度な距離感”人と適度な距離感を保つようになったのは20代になってから。経験を重ねていく中でたどり着いたようだ。「人との出会いもたくさんある中で、うまく距離を見つけないといけない。(撮影期間の)1カ月や3カ月は同じ気持ちで向かうけど、いつまでもそこにとどまっていると次に進めないので、一生懸命頑張って、終わったら『さようなら!』って切り離していかないと自分自身ももたなくなるので」ちひろの言葉は名言の宝庫で、生きるヒントが詰まっているが、有村は「みんなで食べるご飯もおいしいけど、1人で食べてもおいしいものはおいしい」というセリフがとても印象に残っているという。「1人は寂しいというネガティブな印象がありますが、全然そんなことなくて、孤独を愛する人は世の中にたくさんいるし、1人でいるほうが楽だと思うなら、それはその人の幸せな道だし、そういう1人でいることへの許容を一つのセリフですごく感じました」有村自身、孤独は何も悪いことではなく、孤独に生きる幸せもあると考えている。「自分が大事にしたいものを自分の中で秘密にして楽しんだり、孤独に生きることも幸せなことだし、人間が100%分かり合えることは絶対ないと思っていて、友達や家族でも知らないことはいっぱいある。だから、その距離感が楽しかったり、何を考えているのだろうと想像したり、人と人が向き合うことでいろんなことを学習していき、その根本にあるのは孤独なのかなと思います」さらに、「何かと戦うときは自分1人。仕事を成し遂げるのも1人だし、孤独との戦いはどの職業にもあって、トップにいればいる人ほどその重荷は大きくなってくる。でもトップにいるからこそ見える景色もあるし、孤独だからこそわかることもあるので、孤独=寂しいということでは全くないと思います」と自身の考えを述べた。●作品が世の中の人に届く幸せも「今改めて感じている」2010年にデビューしてから約13年。数々の映画やドラマに出演し、女優として目覚ましい活躍を見せているが、女優業に対する思いはどのように変化してきたのか尋ねると、「自分が参加させていただいた作品が世の中の人たちに届いたときにすごく幸せな気持ちになれるということを、今改めて感じています」としみじみ。「誰か1人にでも届いてくれることがうれしくて、ファンの方がわざわざお金を払って劇場に足を運んでくださって、いろんな感想を持ってくれること自体がやりがいにつながってくるなと感じています」と続け、「余裕がなかったときは、ただただ目の前の作品を乗り越えるのに必死でしたが、20代の10年間で少しずつ経験を積み重ねて視野が広くなっていったことで、今そんな風に思えています」と変化を明かした。演じたちひろの言葉は、悩みを抱えた人たちの救いになっているが、有村自身は芸能界で活動していく中で行き詰まりを感じたときなど、どのようにして乗り越えてきたのだろうか。「自分の表現に限界が近づいて、このままだと芝居が嫌いになったり、飽きたりしそうだなという瞬間がありますが、無理に真逆のほうに向こうとすると心と体がバラバラになってしまうし、少しずつ原点に戻るというのを繰り返していたら、気がついたらここまで進めていたというのが私の性格には合っているなと。急いで答えを見つけようとせず、ただひたすら待っているとふいに抜け出せるタイミングが来るんです」芝居が嫌いになりそうになる瞬間はあっても、辞めたいと思ったことはなく、根底には「芝居が好き」という確固たるものがあるという。また、「芝居で行き詰まっても最終的に気づかされるのも芝居なので、抜け出せるタイミングが必ず来ると、目に見えないものを信じて続けていくしかないなと思っています」とも話した。出演した作品一つ一つが大事な経験になっているという有村だが、『ちひろさん』は一つの憧れの女性像に出会えた作品になったという。「20代最後に『ちひろさん』という作品に出会えて、自分の中でも変化球のある役どころだったので、とても新鮮に取り組めました。まだ背伸びをしないといけない部分もありますが、今後もちひろさんのようにかっこよく生きている女性像に出会えるきっかけとなる作品になったらいいなと思いながら参加させていただきました」同じく20代最後に参加し、いまなお取り組んでいる『どうする家康』も特別な経験になっている。「朝ドラや大河ドラマは昔から憧れを感じ、どこかで目標にしていたので、参加することができて力が入るというか、自分の名前がオープニング映像に載ると、デビューして13年くらい経ってやっと出演することができたんだなと実感します」と重みを噛みしめ、「時代劇は多くは経験していないので、所作や言葉など毎回緊張しますが、自分の役目を最後まで全うできたら」と力を込めた。○■デビューから走り続けてきた30代は「自分自身の生活も大切に」今月13日に30歳を迎えたばかり。30代の抱負を尋ねると「具体的にこうなっていきたいというのは何もないですが、自分自身の生活も大切にしていけたら」と答えた。「デビューしてから30歳になるまでずっと走り続けてきて、だからこそいろんなことをすごいスピードで見たり学んだりできましたが、自分を労わることや自分の声を聞くことに関して、気づかないふりをしていたこともいっぱいあったので、30代は落ち着いて自分の気持ちに耳を傾け、自分が幸せだなと思う選択ができればいいなと思います」自分にとっての幸せとは何か尋ねると、「私はやっぱり、私生活は刺激がない生活がいいんだなと気づきました」と笑う。「『休みに何をしているの?』ってよく聞かれますが、アクティブに過ごすタイプではないので『家にいます』と答えると、残念そうにされることがあるんです。これまではそう答えるのが申し訳なく感じたり、しょうもない人だなと思われているだろうなと思っていましたが、今はどう思われてもそれが自分の好きなことだから、窮屈に思う必要は全くないなと」自分の幸せを再確認し、ありのままの自分を出せるようになってきた有村。「自分が幸せを感じることを委縮せずに話せるようになっただけでも、自分の生きやすさにつながっているのかなと思います」と穏やかな笑顔で話した。■有村架純1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。2010年にドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日)で女優デビュー。2013年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍注目を集め、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ/2016)で民放連続ドラマ初主演。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(2017)でヒロインを務めた。映画『花束みたいな恋をした』(2021)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。そのほか近年は、映画『るろうに剣心最終章 The Final/TheBeginning』(2021)、『月の満ち欠け』(2022)、ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?』(2022/TBS)などに出演。現在、NHK大河ドラマ『どうする家康』に出演中。Netflix映画『ちひろさん』が2月23日世界配信&全国劇場公開。ヘアメイク:尾曲いずみスタイリスト:瀬川結美子(C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月21日アイドルの天羽希純さん(26)。希純(きすみ)という名前は本名で、氷室京介さんのファンだった父親が氷室さんの曲「KISS ME」から名付けたそう。先日、自身のインスタグラムにお風呂で寝そべりショットを投稿したところ反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!レースのビキニ姿でお風呂寝そべりショットに反響 この投稿をInstagramで見る 天羽希純(Amau Kisumi)(@amaukisumi)がシェアした投稿 「おいで♡」と、お風呂で寝そべりながらこちらを見つめる希純さん。下着にも見えるベビーピンク色のビキニがとても可愛らしくお似合いですね。彼女感満載な写真にファンはたまらない様子で、「これは国宝級」「こっちくんなって蹴られたいです」「顔をうずめたい」「胸元フェチなので気絶しそうです」と興奮気味なコメントが相次いで寄せられておりました。ベビーフェイスにダイナマイトボディが魅力的な希純さん。砂時計ボディと呼ばれる美ボディの写真が待ち遠しいですね!あわせて読みたい🌈「エッチすぎ」「男を狂わす美尻」足立梨花さんのセクシーなオフショットに大反響
2023年02月20日恋愛をテーマに、人物像、人間の関係性や本質、リアルな感情に寄り添い、悩み続けながら多くの話題作を作り続けている、映画監督の今泉力哉さん。Netflix映画『ちひろさん』、ドラマ『杉咲花の撮休』が公開を控えている。――最新作の『ちひろさん』を拝見して、有村架純さんが演じた役の中でも、ちひろさんはすごく好きなキャラクターになりました。今泉力哉(以下、今泉):嬉しいです。原作の漫画が面白すぎて、映画にするのに、今回もかなり悩みましたから。多くの方が有村さんに、明るくてやわらかくて、可愛らしい方という印象を持っているようですが、俺の中では、どこか真面目さやクレバーな空気、ある種の暗さも知っている方だなと感じていて。だから、有村さんにちひろさんを演じてほしかったんです。原作者の安田(弘之)さんの「主演は根暗というか、暗さを知っている人がいい」という言葉を撮影前に有村さんに伝えたら「そこだけは大丈夫です」って言っていただいて(笑)。――子役の嶋田鉄太くんも、お芝居とキャラが最高でした!今泉:これを観たら、みんなあの子の話になっちゃいますよね。オーディションで、“泣く”と書かれたシーンのお芝居で泣かずに、審査を終えたんです。それで彼が帰りがけに、まだ部屋を出る前にボソッと「泣けないところが出ちゃったかぁ」って言ってるのが聞こえて、この子はヤバいぞって(笑)。それで彼に賭けることにしたんです。セリフはきちんと覚えられるし、演出をつけた通りに芝居も変えられる。ただ、落ち着きが全くなくて、カットがかかった瞬間に動き回っちゃう(笑)。その両立って、なかなかすごいと思います。彼を選んで、本当によかった。――今作でこだわったことや、気をつけたことはありますか?今泉:主人公のちひろさんは、決して誰かを積極的に助けるわけではなくて、ちひろさんに出会った人たちの視野が勝手に広がったり、こんな大人がいてもいいんだ、と思わせてくれるような物語。だから誰かに正解を押し付けたり、家族の温かみはやっぱりいいね、みたいになるのが怖くて。脚本の段階からなるべく、“感動作”にならないように気をつけていました。関係者向けの試写会で、思い入れのある安田さんはきっと厳しくご覧になるだろうと覚悟していたんですが、試写室から出てきたらすごくいい顔をされていたので安心しましたし、お世話になったスタッフも泣いていました。思わず僕と安田さんが握手をしていたら、その後ろから現れた有村さんが、まあまあ冷静な顔をしていて(笑)。さすがちひろさんだ!って。手放しに喜ばない感じ。有村さんのそういうところが大好きです。――以前のインタビューで、「『愛がなんだ』ぐらいから芝居を役者に委ねるようになってきた」とおっしゃっていたのが印象的でした。今泉:自分の思い通りに撮れても全然面白くないし、想像以上のことが起こらないかな、って毎日思っているんです。それは、天候一つとってもそうだし、何かハプニングが起きてもそれを楽しむことで、使う使わないは別として、映画が豊かになればいいなってことなんですけど。役者に芝居を任せるのもその一つで、まずは何も言わずに一回演じてもらいます。言ってしまうと正解がひとつになってしまい、それ以上が生まれにくくなる。例えば、よく仕事をしている若葉(竜也)さんは常にこちらの想像を超えてきますね。『ちひろさん』でも、原作とはまるで違うタイプのキャラを初日に提案してきたので、これはもう挑まれているなと(笑)。彼は人物の読み解き方が他の人とはちょっと違う、特別な役者ですね。『愛がなんだ』などでご一緒した成田(凌)さんは、若葉さんとはちょっとタイプが違うけど、同じようにアイデアがある人。このシーンは感情を込めすぎるとうまくいかないとか、そういうことに気づく“危機察知能力”が高いんです。――魅力を感じる役者とは?今泉:演じる技術や能力よりも、人間味を感じる役者がやっぱり魅力的ですね。『杉咲花の撮休』でご一緒した、杉咲さんもそうだし、若葉さんや岸井ゆきのさんとかも、みんなめちゃくちゃうまいんですけど、それよりも人間味の方が前に出ていて、うまさがその奥に隠れているんです。それから役者は自分から発信することも大事だけど、いかに相手の芝居を受け取れるかの方が大事だと思っていて。その点、杉咲さんは受け取る能力がものすごく高いです。言葉のセンスもあるし、芝居にフラットさがあるのも彼女の魅力です。いまいずみ・りきや1981年2月1日生まれ、福島県出身。代表作は映画『愛がなんだ』(2019年)、『あの頃。』『街の上で』(共に’21年)、『窓辺にて』(’22年)、WOWOWドラマ『有村架純の撮休』(’20年)ほか。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』はヨコハマ映画祭で監督賞を受賞。元風俗嬢のちひろは、小さなお弁当屋で働きながら、心に傷や痛みを抱えてうまく生きられない人々に影響を与えていく。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日より全世界配信&全国劇場にて公開。杉咲花の休日を松居大悟、今泉力哉、三宅唱の3人の監督が描いたWOWOW 連続ドラマW-30『杉咲花の撮休』は、2月10日より順次放送・配信中。※『anan』2023年2月22日号より。写真・宇佐美直人インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2023年02月17日くるりが、3月1日(水) にリリースする新作EPの表題曲「愛の太陽」を2月22日(水) に先行配信リリースすることが決定した。「愛の太陽」は、2月23日(木・祝) にNetflixで独占配信&劇場公開される、有村架純主演、今泉力哉監督のNetflix映画『ちひろさん』の主題歌として書き下ろされた楽曲。なお同映画の劇伴音楽は岸田繁が手がけており、EPの初回限定盤にはオリジナル・サウンドトラックが収録される。また、4月22日(土) に世界一斉開催となる『RECORD STORE DAY 2023』に合わせて、『愛の太陽 EP』の12インチアナログ盤が発売されることも発表された。<配信情報>くるり「愛の太陽」2月22日(水) 配信リリース配信リンク:<リリース情報>くるり『愛の太陽 EP』3月1日(水) リリース●初回限定盤A(CD+Blu-ray+特典CD):6,160円(税込)予約リンク:●初回限定盤B(CD+DVD+特典CD):6,160円(税込)予約リンク:くるり『愛の太陽 EP』初回限定盤ジャケット●通常盤(CD):1,980円(税込)予約リンク:くるり『愛の太陽 EP』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通1. 愛の太陽2. Smile3. 八月は僕の名前4. ポケットの中5. 宝探し6. 真夏日【Blu-ray / DVD収録内容】※初回限定盤のみ■くるりライブツアー2022 at Zepp Haneda, 2022.08.041. Bus To Finsbury2. bumblebee3. 青い空4. 風は野を越え5. Time6. GIANT FISH7. かごの中のジョニー8. Tokyo OP9. ロックンロール■京都音楽博覧会2022 at 京都梅小路公園, 2022.10.09・朗読 - 又吉直樹1. 真夏日2. 東京3. ハイウェイ4. 潮風のアリア5. 琥珀色の街、上海蟹の朝6. ばらの花7. everybody feels the same8. 太陽のブルース9. ブレーメン10. 奇跡11. 宿はなし【初回限定盤付属特典CD収録内容】■岸田繁 / 映画『ちひろさん』オリジナル・サウンドトラック1. ちひろさん2. オカジとちひろ3. おじさん4. 白昼の狂気5. マコトのお弁当6. オカジとちひろ Ⅱ7. 夏の日の出来事8. ちひろの回想9. 宝の地図10. 多恵と綾11. ちひろとちひろ12. 金魚13. 綾の正体14. 多恵と綾 Ⅱ15. お月見16. その後の日々17. 愛の太陽 -Alternative mix-くるり『愛の太陽 EP』トレーラー映像くるり「真夏日」ライブ映像くるり「ロックンロール」ライブ映像【店舗別オリジナル特典】くるり『愛の太陽 EP』店舗別特典■TOWER RECORDS 全国各店 / TOWER RECORDS ONLINE・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(TOWER RECORDS ver.)■HMV全国各店/ HMV & BOOKS online・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(HMV ver.)■TSUTAYA RECORDS全国各店/TSUTAYAオンラインショッピング・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(TSUTAYA RECORDS ver.)■Amazon.co.jp・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(Amazon.co.jp ver.)■楽天ブックス・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(楽天ブックス ver.)■ビクターオンラインストア・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(ビクターオンラインストア ver.)■上記以外の全国CDショップ / オンラインストア・『愛の太陽 EP』オリジナルコルクコースター(OTHER ver.)※Amazon.co.jp及び楽天ブックス等、一部オンラインサイトは特典付カートと特典なしカートがありますので、ご注意ください。※各特典ともに数に限りがございます。お早めにご予約ください。※一部、特典の取り扱いのない店舗もございます。※確実に入手をご希望の方は、事前に各店舗様へご確認いただくことをおすすめいたします。詳細はこちら:くるり『愛の太陽 EP』12インチアナログ盤4月22日(土) リリース価格:4,180円(税込)【収録曲】■side A1. 愛の太陽2. Smile3. 八月は僕の名前■side B1. ポケットの中2. 宝探し3. 真夏日『愛の太陽 EP』商品ページ:『RECORD STORE DAY JAPAN2023』公式サイト:<作品情報>Netflix映画『ちひろさん』2月23日(木・祝) Netflixで独占配信&全国の劇場で公開Netflix映画『ちひろさん』キービジュアル (C)2023 Asmik Ace, Inc.(C)安田弘之(秋田書店)2014原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)監督:今泉力哉脚本:澤井香織 今泉力哉音楽:岸田繁主題歌:くるり「愛の太陽」(VICTOR ENTERTAINMENT / SPEEDSTAR RECORDS)【出演】有村架純豊嶋花嶋田鉄太van若葉竜也佐久間由衣長澤樹市川実和子鈴木慶一根岸季衣平田満リリー・フランキー風吹ジュンNetflix映画『ちひろさん』予告編公式サイト:<ツアー情報>くるり『愛の太陽EP』発売記念ライブツアー20235月12日(金) 広島・広島CLUB QUATTRO開場18:15 / 開演19:00問:キョードー西日本TEL:0570-09-2424(平日・土曜 11:00〜15:00)月14日(日) 香川・高松 festhalle開場17:15 / 開演18:00問:DUKE 高松TEL:087-822-2520(平日11:00~17:00)月15日(月) 熊本・熊本 B.9 V1開場18:15 / 開演19:00問:キョードー西日本TEL:0570-09-2424(平日・土曜 11:00〜15:00)月18日(木) 長野・CLUB JUNK BOX開場18:15 / 開演19:00問:FOB新潟TEL:025-229-5000(平日 11:00~17:00)月19日(金) 石川・金沢 EIGHT HALL開場18:15 / 開演19:00問:FOB金沢TEL:076-232-2424(平日 11:00~17:00)月24日(水) 神奈川・横浜 BAYHALL開場18:15 / 開演19:00問:ハンズオン・エンタテインメントMail: info@handson.gr.jp(mailto:info@handson.gr.jp)6月1日(木) 京都・磔磔開場18:15 / 開演19:00問:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(平日・土曜 11:00〜18:00)月2日(金) 京都・磔磔開場18:15 / 開演19:00問:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(平日・土曜 11:00〜18:00)【チケット情報】スタンディング:前売6,900円(税込)学生割引:前売5,000円(税込)※ドリンク代別途必要※学割対象:大学生OK、入場時学生証提示くるり『愛の太陽EP』発売記念ホールツアー20236月30日(金) 宮城・仙台GIGS開場18:00 / 開演19:00問:仙台放送エンタープライズTEL:022-215-4455(平日11:00〜16:00)月2日(日) 北海道・札幌道新ホール開場17:00 / 開演18:00問:WESSMail: info@wess.co.jp(mailto:info@wess.co.jp)7月7日(金) 埼玉・三郷市文化会館開場18:00 / 開演19:00問:ハンズオン・エンタテインメントMail: info@handson.gr.jp(mailto:info@handson.gr.jp)7月17日(月・祝) 福岡・福岡国際会議場メインホール開場17:00 / 開演18:00問:キョードー西日本TEL:0570-09-2424(平日・土曜 11:00〜15:00)月19日(水) 大阪・オリックス劇場開場18:00 / 開演19:00問:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(平日・土曜 11:00〜18:00)月29日(土) 愛知・名古屋市公会堂開場17:00 / 開演18:00問:ジェイルハウスTEL:052-936-6041(平日 11:00〜15:00)月2日(水) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂開場18:00 / 開演19:00問:ハンズオン・エンタテインメントMail: info@handson.gr.jp(mailto:info@handson.gr.jp)8月3日(木) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂開場18:00 / 開演19:00問:ハンズオン・エンタテインメントMail: info@handson.gr.jp(mailto:info@handson.gr.jp)【チケット情報】指定席:前売7,500円(税込)学生割引:前売6,500円(税込)※学割対象:大学生OK、入場時学生証提示詳細はこちら:<ライブ情報>ぴあ 50th Anniversary『Live!ロックちゃん 2023』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要。※未就学児童入場不可。※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。※ご入場時にお子様のご年齢が証明できるものをご提示していただく場合がございます。※お子様の年齢が確認できる健康保険証・住民票などをご持参ください。チケット発売中:お問い合わせ:live_info@pia.co.jp(Mailto:live_info@pia.co.jp)イベント公式サイト:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年02月17日「Netflix」と映画館で配信&公開を控える映画『ちひろさん』より、有村架純演じる主人公・ちひろさんの仕事中のシーンと、いたずらっ子に一喝するシーンの本編映像が公開された。まず今回公開されたのは、ちひろさんが弁当屋「のこのこ」で働くシーン。おじさん客の絡みを上手くあしらうちひろさんに「さすが元風俗嬢は男のあしらいが上手いね~」と嫌味ながらに言う永井(根岸季衣)。しかしちひろさんは、いつもの笑顔で「ありがとうございますぅ」と気にも止めない。店長・尾藤(平田満)は、勝手に気を遣って、元風俗嬢であることを隠していたが、永井が知っていることに驚くが、ちひろさんは街の人もけっこう知ってますよ、と言い、常連客たちに「ね~」と同調を求める。本作ならではの、あっけらかんとしたちひろさんの日常の一コマが切り取られた。そしてもう一本は、公園で本を読むちひろさんに「ねぇ、おばさん」と近づくマコト(嶋田鉄太)。おもちゃの蛇で脅かしてきたマコトに対して、ちひろさんが胸ぐらを掴むと「離せよ、ブス!」「ババア、死ね!」と言い放つが、ちひろさんは「大人舐めるな」と一喝。さらに、もみくちゃになった勢いで、ちひろさんは腕をコンパスで刺されてしまう。原作でも知られるこのシーンは、ファン必見の映像だ。なお本作は、公開初日の2月23日(木・祝)には、新宿武蔵野館で初日舞台挨拶を実施。加えて、1回目の上映後舞台挨拶をYouTubeで生中継。また、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサ、イオンシネマシアタス心斎橋、伏見ミリオン座の公開4劇場で、原作漫画小冊子の入場者プレゼントを行い、劇場限定上映の映像をエンドロール後に上映することが決定している。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月16日女優に有村架純が主演を務めるNetflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)の本編映像が16日、公開された。月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画『ちひろさん』を原作とした本作。元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村)が、とある海辺の町の小さな弁当屋で働きながら、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さ、そして孤独と向き合うことの尊さを描く。今回公開されたのは、ちひろさんが弁当屋“のこのこ”で働くシーンと、マコトの胸ぐらを掴むシーンの本編映像2点。“のこのこ”を訪れるおじさん客の絡みを、うまくあしらうちひろさん。「さすが元風俗嬢は男のあしらいが上手いね~」と嫌味ながらに言う永井(根岸季衣)にいつもの笑顔で「ありがとうございますぅ」と気にも止めない。“のこのこ“の店長・尾藤(平田満)は、勝手に気を遣って、ちひろさんが元風俗嬢であることを隠していたが、永井が知っていることに驚く。だが、ちひろさんは、永井さんだけじゃなくて街の人もけっこう知ってますよ、と言い、男性の常連客たちに「ね~」と同調を求めると、みんなも仲良く「ね~」と返す。そんな本作ならではの、あっけらかんとしたちひろさんの日常の一コマが解禁された。もう1つは、公園で本を読むちひろさんに「ねぇ、おばさん」と近づく小学3年生のマコト(嶋田鉄太)。おもちゃの蛇で脅かしてきたマコトに対して、その胸ぐらをちひろさんが掴むと「離せよ、ブス!」「ババア、死ね!」と言い放つ。そんなマコトに「大人なめるな」と一喝するちひろさん。もみくちゃになった勢いで、ちひろさんの腕をマコトがコンパスで刺してしまう。このあとちひろさんはどのような行動に出るのか。(C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月16日2月後半も注目作でいっぱいです。これから2週間のうちに公開される主な作品は、●2月17日(金)〜18日(土) 公開マーベルシネマ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』、池井戸潤原作の映画化『シャイロックの子供たち』、人気ジャズ・コミックのアニメ化『BLUE GIANT』●2月23日(木)〜25日(土) 公開小山薫堂脚本のおふろムービー『湯道』、映画館への愛を描く『エンパイア・オブ・ライト』、有村架純主演『ちひろさん』、9.11テロ犠牲者への補償金をテーマにした『ワース 命の値段』、カンヌ映画祭パルムドール受賞作『逆転のトライアングル』、魔人が現代に蘇る『アラビアンナイト 三千年の願い』と、傑作、話題作がならびます。今回は、23日に新宿・武蔵野館ほかの劇場とNetflix配信で同時公開する『ちひろさん』をご紹介します。『ちひろさん』映画『花束みたいな恋をした』あたりから『るろうに剣心最終章』『前科者』『月の満ち欠け』、今年の大河ドラマ『どうする家康』と存在感を増していく有村架純の、これは決定版。「ちひろさん」というキャラクターは、久しぶりに出会ったとびっきりチャーミングな存在。自分の街にいてくれたら気分がいいな、でもいそうでいないか。映画でもいい、この人に会えてよかった、と思える人間像だ。これがなかなか深い。植草信和さんの水先案内をもっと見る()(C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月13日松本潤(39)主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。主人公・松平元康(後の家康)が妻の瀬名(有村架純)を奪還すべく四苦八苦する一方、Twitterでは本作の時代考証を担当する歴史学者が一部視聴者と“場外バトル”を繰り広げている。注目を集めている歴史学者とは、平山優氏(59)。2015年放送の大河ドラマ『真田丸』でも時代考証を担当した経歴の持ち主だ。「時代考証の主な役割は、脚本をチェックし間違いを修正することです。大河ドラマでは『真田丸』や前作『鎌倉殿の13人』もそうでしたが、時代考証は3名で担う傾向にあります。本作では平山さんの他に、小和田哲男さん、柴裕之さんが担当。家康のライバルである武田信玄・勝頼親子との戦いも描かれるため、武田氏研究の第一人者である平山さんが起用されたそうです」(ドラマ関係者)初回放送日の1月8日、平山氏は第1話を視聴した感想や時代背景の詳細、ドラマでの相違点などをTwitterで解説。その上で、次のように呼びかけていた。《大河ドラマは、歴史を舞台にしたヒューマンドラマであり、群像劇です。大まかな年表としての出来事は外さず、物語が展開していきます。ですが、ドラマとしての内容は、フィクションです。端的に申し上げれば、同じ徳川家康を題材にした専門の歴史書と歴史小説は違うのと一緒です》ところがTwitterでは、放送初回からハッシュタグ「#どうする家康反省会」が盛り上がり、作品にツッコミを入れる呟きが相次いだ。「当初から織田信長の乗馬シーンをはじめ、随所でCGが多用されています。装填に時間がかかるとされる火縄銃を連射するシーンもあり、一部の大河ファンから“おかしい”と批判の声が上がったのです」(テレビ誌ライター)■乗馬シーンのCG、火縄銃の連射への批判にもピシャリ!そうした視聴者の異論を唱える声は、平山氏の耳にも入ったようだ。平山氏はハッシュタグ「#時代考証の呟き」で詳細な解説をするだけでなく、歯に衣を着せぬ反論も展開している。例えば、第2話の放送前日であった1月14日のこと。乗馬シーンでのCG多用に理解を示すユーザーのツイートに反応し、《ホンモノの馬だと、あれらのアングルでの撮影は不可能。馬が怖がってダメなのです。「真田丸」の時も、信繁の騎乗シーンは、馬の精密な模型だったのは記憶に新しい》と解説。続くツイートでは、あるユーザーから“火縄銃の連射など時代考証がおかしいのではと報じる記事がある”との指摘を受け、《ハッキリ言わせて頂くと、史料も論文もちゃんとした歴史書もカバーしていない人は、自重したほうが賢明だと思う。まぁドラマの感想や想いは自由ですが、史実で斬り込んでくるのは、無謀としか》とピシャリ。1月17日にも火縄銃について、《火縄銃の取り扱い=時代考証の杜撰さ、という言説が横行しているようなので、ひとこと言わせて頂きます。撮影現場での所作、演出は、時代考証の管轄外です。戦闘シーンにおけるアクションや演技は、殺陣を初めとする皆様が頑張っておられます》と主張した。一方で、ドラマ演出や設定への批判に対して、真摯に受け止める一面も。第4話に登場した信長の妹・お市の方(北川景子)と元康が同じ年齢であったことに批判の声があったといい、1月31日のツイートで《私は彼女をこの段階で出すことには反対でした》《私は自信がなく、反対意見を述べ、他の方に判断を委ねた次第です》と告白。その上で、《時代考証担当の一人として、責任は十分に自覚しており、ご批判は甘受します》と釈明していた。こうした時代考証者による“生の声”は、反響も呼んでいる。現在、平山氏のフォロワーは3.1万人以上。解説ツイートを始めて以後、およそ8000人以上も増加したという。あるユーザーから《#時代考証の呟きで勉強させていただきます》との声に、平山氏は《殿潤様のために、孤軍奮闘しますよ。最後まで討死せず、戦い抜きますいつ、何時、いかなる挑戦も受けます》と意気込んだ。歴史学者の“大立ち回り”は、ドラマを盛り上げるのに一役買っているようだ。
2023年02月13日「アクターズ・ショート・フィルム3」の完成報告会が2月7日に都内で行われ、本作で監督を務めた高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が出席、作品への思いを明かした。本作は、予算・撮影日数など同条件で、5人の俳優が25分以内のショートフィルムを製作し、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」のグランプリを目指すシリーズ。街のメッセンジャーが主人公の『CRANK-クランク-』を製作した高良監督は、「監督として現場に立つと、自分自身でしかなくて。自分にOKを出して、現場全体にOKを出す。それがとても新鮮でした」とふり返る。撮影は2日間というタイトなスケジュールで行われたが、「その撮影期間で成立する脚本を書くのが大変だったし、道路交通法の問題でやれることも限られて。道路での撮影は早朝から撮影しないといけないので難しかったです。道路がもっと自由に使えて撮れるのであれば…もう少しやりたいこともできたかな?」と苦難も多かった様子。『CRANK-クランク-』ボクシングをテーマにした『COUNT 100』を手掛けた玉木監督は、「一つの映画を作るのにスタッフの皆さんがどれだけ準備をされているのか知っているようで知らなかった」と視野が広がったとコメント。林遣都を主演に抜擢した理由については「大島優子さんと話す機会があって『(林は)今、ボクシングをやっているよ』という、良いことを聞いて」「林君はかつてボクシングの作品もやっていたし、ボクシングを継続してやっているのであれば初めての人よりはそこまで準備もかからずにできるだろうと…。また今回は特殊な話なので彼の顔が端正でありながらロボットっぽさもある顔、というのも狙いとしてありました」と明かす。『COUNT 100』有村架純と共演した『Prelude~プレリュード~』の土屋監督は、「まさか自分が監督として舞台挨拶ができるとは…。人生何が起こるのかわからないと実感しています」と笑顔を見せた。有村さんとの出会いについては「多忙を極めていた20歳の頃に共通のメイクさんを介して架純ちゃんから『ちゃんと笑っている?辛かったら無理しないでね』とお手紙が来て、そこから辛いときに連絡をしてお話を聞いてくれたりして…」と明かし、「今回ご一緒することができて幸せでした」としみじみ。『Prelude~プレリュード~』子役時代から撮影現場の機材やメイキングに興味があったという中川監督(『いつまで』)は、念願の監督デビューに「誰よりも楽しんでやろうという気持ちで臨みました!」と話し、俳優としては知ることの出来ないキャスティング会議の初参加では、「会議では生々しい話があって…。自分もこうして名前が挙がり、そして名前が消えていくのかと胸がザワザワしました。普段見ることのない、いや見ちゃいけない聞いちゃいけないような色々な事情を…勉強になりました」と苦笑い。『いつまで』「なんちゃって映画監督はとても楽しいものでした」と充実した表情の萬斎監督(『虎の洞窟』)は、映像編集というマジカルな技術に改めて感嘆し「生の舞台は嘘がつけないけれど、映像は嘘がつける。映画の編集マジックは凄い!」とニヤリ。主演の窪田正孝には全幅の信頼を抱いており、「三船敏郎を得た黒澤明のような思い上がる気持ちです!…ちょっと古いかなあ?」と完成に自信を見せる。『虎の洞窟』そして最後に、「人生はつまずこうがもう一度やれる。自分に対してOKを出せればいい。そんな気持ちをゆったりとした映画で描いてみました」(高良監督)、「自分と向き合うことの大切さ、今を一生懸命に生きてもらえればという気持ちを込めて作りました」(玉木監督)、「どんな過去もどんな記憶も未来の栄養になってほしいと思います」(土屋監督)、「僕と同じ世代には共感してもらえると思うし、上の世代には懐かしい気持ちになってほしい。自分にとって忘れたくない瞬間を切り取れたと思います」(中川監督)、「誰にも真似できない個性的なビックリ映画になりました」(萬斎監督)とそれぞれアピールした。なお、特別上映&監督登壇イベントが2月18日(土)・19日(日)・23日(木・祝)にユナイテッド・シネマ豊洲ほか4か所にて行われる(※リモート登壇も含む)。「アクターズ・ショート・フィルム3」は2月11日(土・祝)20時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(cinemacafe.net)
2023年02月08日有村架純主演、今泉力哉監督によるNetflix映画『ちひろさん』が2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信と劇場公開。それに先駆け、2月5日に、有村さん、共演の豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉監督を迎えた完成披露舞台挨拶が行われた。ステージに登壇した有村さんはまず「わたし自身も、ちひろさんという役に出会えて良かったなと思いますし、皆さんにとっても、ちひろさんという存在が背中を押してくれたり、何かを肯定してくれるような、そんな存在になったらと思っています」と挨拶。また、本作を製作することになった経緯について質問された今泉監督は、原作漫画から「温かさだけでなく、さみしさも感じて。本当に寄り添うようにというか、応援するというよりも、ちひろさんが伴走してくれるような感じとか、出会っただけで視野が広がるような部分などにも惹かれましたし、それとさみしさということがマイナスではないようにも見えたりして。それでぜひやらせていただきたいと思いました」とコメント。さらに「Netflixで作るのは初めてでしたが、劇場公開とNetflixの両方でやれるというのもうれしいことだなと思いました」と付け加えた。一方の有村さんも原作を読んで「この世界観が大好きになりました。その時は自分が演じることも忘れて没頭してしまいました」と語りながら、「ちひろさんという女性の沼にはまっていく感覚があったんですが、それを自分が演じるとなるとすごくハードルが高いなと思いました」とコメント。さらに「でも今泉さんや製作の方たちが、どうしてこの作品を届けたいと思ったのかというところにわたしも共鳴しましたし、孤独をテーマとした作品で、今のこの年齢で、社会に対して生きづらいと思っている人や、同じ女性として生きづらいと思っている方たちにぜひ届けたい作品だなと。それをわたしも感じました」と明かした。豊嶋花、“ちひろ”有村架純は「女性としてもあこがれになりました」豊嶋さんが演じるのは、厳格な家族に息苦しさを覚え、学校の友達とも隔たりを感じる女子高生・オカジ。有村さんは「絵から出てきたようなオカジで。花ちゃんというのを忘れるくらいに(嶋田演じる)マコトとの掛け合いも自然でしたし、本番じゃないところでも、オカジとマコトのまま仲よさそうにしている様子をわたしはとてもほほ笑ましく見てました。でも(豊嶋さんは)小さい頃からお芝居をされているので、肝も据わっていますし、とにかく礼儀正しく、しっかりしてるという印象がありました」と述懐。それを聞いた豊嶋さんは「今の言葉がうれしすぎて。大興奮しています」と感激の表情を見せ、「わたしから見ても、有村さんがちひろさんにしか見えなくて。女優さんとしても、もともとあこがれだったんですけど、女性としてもあこがれになりましたね」としみじみ。一方、母親の愛情に飢える小学生・マコトを演じた嶋田さんは、撮影をふり返って「楽しかったです!」と笑顔。「有村さんと花ちゃんは、撮影の時も、終わった後も、(ちひろさんとオカジ)そのままでした!」と語る嶋田の姿に思わず笑顔が漏れてしまった有村さんが「それは喜んでいいのかな?」と問いかけると、嶋田さんは「いいと思います!」と応じ、「ありがとね」と有村さんが返す微笑ましいひと幕もあった。van「ちひろさんとバジルのいい距離感が生まれた」また、ちひろの友人でショーパブで働くバジルを演じたvanさんについては、「凛としていて。現場にいてカッコ良かったです」と語る有村さん。vanさんは「正直、緊張していましたけど、待ち時間に(有村さんが)気さくに話しかけてくださったので。仲むつまじい感じになりましたし、ちひろさんとバジルのいい距離感が生まれたなと思っています。有村さんがすごくサポートしてくださったので、初めての演技を有村さんとご一緒できてすごくうれしかったです」と明かした。また、本作がNetflixと映画館の同時公開となったことには、今泉監督が「映画館の利点は、暗闇で不特定多数の方と共有できるというところだと思っていて。今までの作品はそういう利点で作っていたんですが、Netflixで作らせていただいたことで、予算、準備、仕上げなどに余裕があり、しっかり作ることができました。それと同時に、世界中の人や、映画館がない地域の方に観てもらえるということは、配信によってもたらされた利点。本当にそれぞれの良さがあると思っています」とコメント。有村さんも、Netflix配信によってより多くの方に観てもらえることは「この先に作品を作るにあたって希望になるのかなと。その垣根を越えられたことはうれしいなと思います」と続けた。さらに今泉監督が「これはこの場で情報解禁になるんですが、映画館に足を運んでくださった方限定で、本編が終わった後におまけ映像を上映します。これは逆にNetflixさんの寛大さがあってのことなんですが、映画館のみで観られるものなので。映画館でも、Netflixでも楽しんでいただけたら」と情報を付け加えた。なお、来たる2月13日は有村さんの30歳の誕生日となり、この日はひと足先にサプライズでお祝いすることに。嶋田さんから花束を受け取った有村さんは、「早く30代を迎えたいという気持ちがあったので。ようやくという気持ちと、あとは振り返ってみると、この10年はあっという間だったなと。ものすごいスピードでいろんな景色を見ることができたなと思いますし、ありがたい10年間でした」としみじみとコメント。さらに「より質の良い作品をとどけるために、皆さんとディスカッションしながら作品を届けられたらいいなと思っています」と決意を語っていた。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年02月06日Netflix映画『ちひろさん』(2月23日全世界配信&全国劇場公開)の完成披露舞台挨拶が5日、都内で行われ、主演の有村架純をはじめ、豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉力哉監督が登壇した。月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画『ちひろさん』を原作とした本作。元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さな弁当屋で働きながら、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さ、そして孤独と向き合うことの尊さを描く。主人公・ちひろを演じた有村は「ちひろさんがようやく皆さんに見ていただくということで、私自身もちひろさんという役に出会えてすごくよかったなと思いますし、皆さんにとってもちひろさんという存在が背中を教えてくれたり、皆さんの中の何かを肯定してくれる存在になってくれたらいいなと思っています」と語った。豊嶋は、自由にイキイキと生きているちひろの姿に心惹かれ、ちひろと出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校2年生の瀬尾久仁子(通称・オカジ)を、嶋田は、ちひろと仲を深めていく小学3年生の男児・佐竹マコトを演じ、演技初挑戦のvanは、ちひろの友人でショーパブで働く美しい歌姫・バジルを演じた。有村は豊嶋について、「絵から出てきたような、オカジそのもののビジュアルで、オカジにしか見えない。花ちゃんということを忘れちゃうくらい、マコトとの掛け合いもすごく自然ですし、本番じゃないところの関係性もオカジとマコトのまますごく仲良さそうにしていたのを見ながら、微笑ましく現場にいました」と優しい笑顔で振り返り、「そのときまだ中学生でしたが、小さい頃からお芝居されていますし、肝も据われていて、礼儀正しくてしっかりしている印象がありました」と話した。豊嶋は「今の言葉がうれしすぎて大興奮しています」と感激。「私からしても有村さんがちひろさんにしか見えなくて、女優さんとしてもともと憧れだったんですけど、女性としても憧れの方になりました」と語った。なお、豊嶋は、現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』でも有村と共演。有村演じる瀬名と命運を共にする少女・たねを演じている。
2023年02月05日Netflix映画『ちひろさん』(2月23日全世界配信&全国劇場公開)の完成披露舞台挨拶が5日、都内で行われ、主演の有村架純をはじめ、豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉力哉監督が登壇した。月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画『ちひろさん』を原作とした本作。元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さな弁当屋で働きながら、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さ、そして孤独と向き合うことの尊さを描く。主人公・ちひろを演じた有村は「ちひろさんがようやく皆さんに見ていただくということで、私自身もちひろさんという役に出会えてすごくよかったなと思いますし、皆さんにとってもちひろさんという存在が背中を教えてくれたり、皆さんの中の何かを肯定してくれる存在になってくれたらいいなと思っています」と語った。2月13日に30歳の誕生日を迎える有村。ちひろと仲を深めていく小学3年生の男児・佐竹マコト役を演じた嶋田からサプライズで花束を贈られると、「知らなかった! ありがとう」と笑顔を見せた。そして、有村は「早く30代を迎えたいという気持ちがあったので、ようやくという気持ちと、振り返るとこの10年あっという間だったなと、ものすごいスピードでいろんな景色を見ることができたなと、とてもありがたい10年間でした。もう戻ってこない20代に思いを馳せながら30代を迎えられたらと思います」と述べ、「より質の良い作品を届けるために、皆さんとディスカッションしながら作品を届けられたいいなと思います」と30代の抱負を語った。さらに、「いろんな多様性が認められるつつある今の社会……私も素晴らしい方向に向いているなと思っています。『ちひろさん』という作品は、人との距離感に悩まれている方や、今の自分はこのままでいいのだろうかと悩まれている方が、ちひろさんという女性に出会うことによって、きっとすくいとってくれるような作品になっていると思います。私もちひろさんのように孤独を愛せる女性になれるように30代進んでいけたらいいなと思います」と述べ、「自分の時間も皆さん大切にしてください」とメッセージを送った。
2023年02月05日第46回日本アカデミー賞記者発表が1月23日に神楽座にて開催され、本年度の司会を務める、有村架純が出席。「皆さんと一緒に素敵な夜を過ごせるように、自分自身でも楽しみながら役目をまっとうできれば」と意気込みを語った。会見には4年連続で司会を務める羽鳥慎一も参加した。第46回日本アカデミー賞は、2022年1月1日から12月31日までに東京地区において有料初公開された40分以上の劇場用劇映画およびアニメーション作品(劇場公開を目的にされた新作で、東京地区の同一劇場で1日3回かつ2週間以上映画館のみで連続上映された作品)のなかから、優秀賞および最優秀賞を決める。昨年の授賞式で、映画『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞を受賞し、今年の司会を務めることになった有村。「デビューしたとき、まさかこのような日が来るとは思っていなかった」と胸の内を明かすと「名だたる受賞者の方々を前にして司会を務めさせていただくことは大変恐縮なのですが、会場にいらっしゃる登壇者の方々と一緒に素敵な夜を過ごせるように自分自身も楽しみながら役目をまっとうできれば」と意気込みを語る。有村架純また有村は日本アカデミー賞授賞式という場について「自分が参加している、していないにかかわらず、同じ志を持った戦友のような人たちがスピーチする時間を共有できることが幸せです」と語ると「当日参加される皆さんにとっても、思いのあふれる1日になればいいなと思っています」と抱負を述べていた。俳優の西田敏行から受け継いで今年で4年目となる羽鳥は「最優秀賞のときはおひとりでマイクの前に立たれるのですが、優秀賞発表のときは、皆さん横並びでお話をされます。楽しい雰囲気になっていただくには、俳優としての有村さんのお力が必要です」と期待を寄せると「僕は横で楽しい雰囲気になるお手伝いができれば」と意気込みを語っていた。羽鳥慎一またこの日は、各部門の優秀賞も発表。優秀作品賞には、『ある男』『シン・ウルトラマン』『月の満ち欠け』『ハケンアニメ!』『流浪の月』の5作品が選出。3月10日(金) の授賞式で最優秀賞1作品が発表される。主な第46回日本アカデミー賞優秀賞は以下のとおり。■優秀作品賞・『ある男』・『シン・ウルトラマン』・『月の満ち欠け』・『ハケンアニメ!』・『流浪の月』■優秀アニメーション作品賞・『劇場アニメーション『犬王』・『かがみの孤城』・『すずめの戸締まり』・『ONE PIECE FILM RED』・『THE FIRST SLAM DUNK』■優秀主演男優賞・阿部サダヲ『死刑にいたる病』・大泉洋『月の満ち欠け』・妻夫木聡『ある男』・二宮和也『ラーゲリより愛を込めて』・松坂桃李『流浪の月』■優秀主演女優賞・岸井ゆきの『ケイコ 目を澄ませて』・のん『さかなのこ』・倍賞千恵子『PLAN 75』・広瀬すず『流浪の月』・吉岡里帆『ハケンアニメ!』■優秀助演女優賞・有村架純『月の満ち欠け』・安藤サクラ『ある男』・尾野真千子『ハケンアニメ!』・清野菜名『ある男』・清野菜名『キングダム2 遥かなる大地へ』・永野芽郁『母性』・松本穂香『“それ”がいる森』※1部門受賞者5名を選出することを基本としているが、優秀助演女優賞は、同一人物が異なる2作品で選出され、次点の受賞者が得票数同数となり、 受賞者6名7作品となった。■優秀外国作品賞・『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』・『コーダ あいのうた』・『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』・『トップガン マーヴェリック』・『RRR』
2023年01月23日「第46回日本アカデミー賞」の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞が1月23日(月)に発表された。なお、司会は羽鳥慎一と有村架純が務める。優秀作品賞を受賞したのは、『ある男』、『シン・ウルトラマン』、『月の満ち欠け』、『ハケンアニメ!』、『流浪の月』の5本となった。島谷能成会長は、「2022年は観客動員数が(前年と比べて)約30%増、お客さんが映画館に戻ってくれている1年でした。興行収入100億円を超える作品が5本も出て、そんなのは初めて。豊作の1年だった」とふり返った。なお、第46回日本アカデミー賞は、2022年1月1日~12月31日までに東京地区において有料で初公開された、40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品、ならびに劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上、映画館のみで連続して上映された作品が対象になっている。今回で連続4回目の司会となった羽鳥さんは、「毎年緊張してやっております」と話す。「今回は、(コロナ禍以降)初めてお客さんが100%入るということで、楽しみたいと思いつつまた緊張感が上がるなと。けど、通常に戻ってきたうれしさもあります」と声を弾ませた。同じく司会を行うのは、第45回同賞で『花束みたいな恋をした』にて最優秀主演女優賞を受賞した有村さん。有村さんは、「まさかこのような日がくるとは思っておらず、大きな式典の司会を務めるなんてと感慨深く思います。会場にいらっしゃる登壇者の方々、お客様の皆さんと一緒に、素敵な夜を過ごせるよう自分自身も楽しみながらまっとうできればと思います」と心を込めた。アカデミー賞授賞式の場について、有村さんは「どの作品においても、自分が参加していない作品でも、同じ志を持った方たち、戦友のような・仲間のような方たちが集まって、ひとおもいに心を込めてご自身の言葉でスピーチされる時間を共有できることが、私はとてもこの空間において幸せだなと感じました。当日、皆さんにとっても、そのような思いのあふれる1日になれたらいいなと思います」と語っていた。授賞式は3月10日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(cinamacafe.net)
2023年01月23日「第46回日本アカデミー賞」記者発表会が23日に都内で行われ、授賞式の司会を務める羽鳥慎一、有村架純が登場した。日本アカデミー賞協会が主催する「第46回日本アカデミー賞」は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。今回は2022年1月1日~12月31日までに公開され選考基準を満たした作品の中から投票が行われた。3月10日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される第46回の授賞式に先立ち、正賞15部門各優秀賞、および新人俳優賞が決定。授賞式では、羽鳥慎一アナウンサー(連続4回目)と、女優の有村架純(『花束みたいな恋をした』で第46回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務め、受賞者を迎える。羽鳥アナウンサーは「会長にも『1年に1度の映画に携わる方々のお祭りなんで楽しくやってください』と言われているんですが、毎年緊張してやっております」と苦笑。「私は4回目なんですが、今年は初めてお客さんが100%入るということで、楽しみたいと思いつつも、また緊張感が上がるなと。やっぱり通常に戻ってきたなというところに嬉しさもありますので、そういう気持ちで今年も参加させていただきたいと思います」と意気込みを語った。主な受賞作品・受賞者は以下の通り。○『第46回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者※作品名は対象作品・優秀作品賞『ある男』『シン・ウルトラマン』『月の満ち欠け』『ハケンアニメ!』『流浪の月』・優秀アニメーション作品賞劇場アニメーション『犬王』『かがみの孤城』『すずめの戸締まり』『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』・優秀外国作品賞『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『コーダ あいのうた』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『トップガン マーヴェリック』『RRR』・優秀監督賞石川慶『ある男』小泉堯史『峠 最後のサムライ』樋口真嗣『シン・ウルトラマン』廣木隆一『月の満ち欠け』吉野耕平『ハケンアニメ!』・優秀主演男優賞阿部サダヲ『死刑にいたる病』大泉洋『月の満ち欠け』妻夫木聡『ある男』二宮和也『ラーゲリより愛を込めて』松坂桃李『流浪の月』・優秀主演女優賞岸井ゆきの『ケイコ 目を澄ませて』のん『さかなのこ』倍賞千恵子『PLAN 75』広瀬すず『流浪の月』吉岡里帆『ハケンアニメ!』・優秀助演男優賞柄本佑『ハケンアニメ!』窪田正孝『ある男』坂口健太郎『ヘルドッグス』目黒蓮『月の満ち欠け』横浜流星『流浪の月』・優秀助演女優賞有村架純『月の満ち欠け』安藤サクラ『ある男』尾野真千子『ハケンアニメ!』清野菜名『ある男』『キングダム2 遥かなる大地へ』永野芽郁『母性』松本穂香『“それ”がいる森』・新人俳優賞小野花梨『ハケンアニメ!』菊池日菜子『月の満ち欠け』福本莉子『今夜、世界からこの恋が消えても』生見愛瑠『モエカレはオレンジ色』有岡大貴『シン・ウルトラマン』番家一路『サバカン SABAKAN』松村北斗『ホリック xxxHOLiC』目黒蓮『月の満ち欠け』
2023年01月23日有村架純主演、今泉力哉監督作『ちひろさん』より、原作漫画のシーンとともに場面写真が解禁された。月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された同名漫画を原作とした本作は、元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村架純)が、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていくヒューマンドラマ。この度解禁されたのは、原作でも登場するシーンの場面写真。オカジ(豊嶋花)がお弁当を買おうとするシーンやちひろさんとバジル(van)でお祭りにいくシーン、店長(リリー・フランキー)と出かけるシーンなど、まるで2次元から飛び出してきたような再現度の高い場面写真となっている。また鈴木慶一演じる無口なホームレスのおじさん、市川実和子が演じる、ちひろさんの源氏名を使うきっかけとなったチヒロの姿も明らかに。本作で実写として演じられるキャラクターたちがどのように描かれているのか、ますます注目が集まっている。Netflix映画『ちひろさん』は2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年01月23日