取材冒頭から「色気についてなんて考えたこともないんで、まったくわからないです」と困惑顔。それならばと、光石研さんの思う色気のある俳優、そして魅力的な俳優について尋ねてみる。「真摯に取り組みたいと思っています。とくに仕事に対しては」「そうだな…バランスのとれた人かなぁ。自分のやれることとやりたいこと、そしてできてることと要求されることとのバランスがうまくとれている人でしょうか。自分の中に“こう演じたい”というものがあったとしても、はたから見るとできていないと思うこともあれば、それが監督からの要求に合っていないこともあるし、やれたとして世間一般からそう評価されないこともあります。その全部がいいバランスで整っている人が羨ましいです。自分のことをすごく客観視できていて、そこに芝居をちゃんと当てはめていける人っていうのも素敵だなと思います」硬軟ともに幅広い役を演じ分けるバイプレイヤーとして評価されながら、近年はドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』のように主演も務め話題に。光石さん自身もまたバランスの整った俳優に見えるけれど…。「自分はいまだにフワフワしたところにいる気がします。本当はこうやりたかったけれどダメだったとか、これは要求されなかったなって思うこともあるし」この冷静さと誠実さ、そして仕事への探究心が40年以上に及ぶキャリアを支えているのだろう。「すべてのことに真摯に取り組みたいと思っています。とくに仕事に対しては。でも人間、そうはいかないこともあって、時どき愚痴を言ったり弱音を吐いたりしちゃうんです。そんなことをしないでやれる人が“大人”と呼ばれる人なのかなと思っています。そもそも、こういうところが大人だとか思っている時点で、まだまだなんでしょうね。大人っぽく接しようとか、大人っぽい装いをしようとか思っているうちは全然なれていなくて、意識せずに大人な振る舞いができるようになった時が、本当の意味での大人の男になれた時なのかもしれません」みついし・けん1961年生まれ、福岡県出身。4月スタートのドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系)に出演。Huluオリジナルドラマ『息をひそめて』4話に出演。配信は4月23日より開始。ジャケット¥28,000パンツ¥21,000(共にRANDT/NEPENTHES TEL:03・3400・7227)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年3月31日号より。写真・笠井爾示(KATT)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・山田久美子取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年03月29日20代後半、芝居の稽古中に松重豊さんはある演出家から「色気のカケラもない」とダメ出しされた経験があるという。それ以降、「色気なんてなくてもいいやと思ってやってきました」と話す。「日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃ」「色気のことはよくわからないけれど、努力して身に付くものじゃないと思うんです。ただ、年齢を重ねるとともに、身につけるものとか関わる人、仕事に関しても、どんなものが自分に合うのかというのがわかってきますよね。肌に合わない人だなとか、作品だなと思ったら近づかないようになるし。そうして自分が常に居心地のいい空間にいることができるようになると、自然と気持ちに余裕が生まれる。もしかしたらそれが、はたからは大人の安心感みたいなものに感じられるのかもしれませんね」だからこそ日頃から意識しているのは「体が求めるものに正直にいたい」ということ。「寝たい時には寝る、お腹がすいたら自分の体が欲しているものを食べる。ただ、もう暴飲暴食する歳じゃないんで、この季節だから菜の花が食べたいなと思ったら、どこでどういう形で口にするのが一番幸せかを考えます。そうやって、日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃいけないと思うんです。とくに、スクリーンや舞台という場は、役者をはじめとして届けている人自身が作品にモロに出てくるものなので、やっぱり素材は磨いておかないとと思うんですよね」そう言いながら、「いまだに、お店で出されたものに、なんでもソースをかけたくなっちゃうんです。海外に行ってもソースやマヨネーズの味を欲してしまう自分は子供だなと思います」なんて告白も。理知的でありながら、どこかユーモアを感じさせる。俳優として人として譲れないものを伺うと、「逆に、どんな場面でもこれは譲れないということは作らないようにしている」との返答が。「ただ、できるものはできるし、できないものはできない。そこはもう正直にいます。無理はしないようにしているんです(笑)」まつしげ・ゆたか1963年生まれ、福岡県出身。4月開始のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)に出演。今春、久米繊維とのコラボTシャツ〈mattige〉も発表。ジャケット¥44,000パンツ¥33,000(共にENGINEERD GARMENTS TEL:03・6419・1798)シャツ¥33,000(suzuki takayuki TEL:03・5846・9114)メガネ 参考商品(武田メガネ/武田メガネ 天神中央店 TEL:092・715・1188)サンダルはスタイリスト私物※『anan』2021年3月31日号より。写真・笠井爾示(KATT)スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・林 裕子取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年03月28日作品によって全く異なる顔を見せる赤楚衛二さん。役に没入しがちという赤楚さんがリセットできる時間とは?憧れのひとり暮らしを始めた上京話から、理想の暮らしなど色々語ってくれました。食器洗いが苦手。次に引っ越したら食洗機を買いたいです。ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』では、好きなものに囲まれた平穏な暮らしを慈しむ主人公を。映画『思い、思われ、ふり、ふられ』では、棚を埋め尽くす映画のDVDを心の拠り所にする青年を。表情や佇まいに、生活の匂いまで感じさせるような繊細な演技で、役に命を吹き込んでみせる赤楚衛二さん。その赤楚さん自身は、一体どんな生活を送っているのだろうか。「わりと頻繁に引っ越すタイプで、今の家で4軒目なんです。上京したての時は、モノトーンの部屋に憧れてインテリアを黒で揃えたんですけれど、結果、家に帰っても全然落ち着けなくて(笑)。今の家も、引っ越した時はすごくいいと思っていたはずが、収納が少ないのもあって手狭になってきて、そろそろ断捨離も考えなくちゃいけなくなっています。しかも買ったソファがめちゃくちゃ大きくて、さらに部屋が狭くなってしまって。まさに今、引っ越したいと思っているところです」自宅は、「僕が僕でいられる場といいますか…何も気にしなくていい、ひとりで物事を考えることができる、自分にとっては一番必要な空間」。また、精神面や身体面でのリセットの場でもある。なかでもとくに大事にしているのは睡眠と入浴の時間らしい。「もともとロングスリーパーで、寝ないとダメなタイプなんです。ただ、十分な睡眠時間が取れない時もあるので、睡眠の質を上げたいと思って、寝具は寝心地を重視した、いいものを選ぶようにしています。でも、それだけこだわっていても、寝ても寝ても疲れが取れないっていう状態になったことがあって…。どうしたら睡眠の質を上げられるんだろうって調べてみたら、お風呂だったんですよね。僕、睡眠スコアが測れる機器を着けて寝ているんですけれど、湯船にゆっくり浸かるようになったら、スコアが上がったんです。だから今は、どんなに疲れて帰ってもお風呂は欠かさないです。浸かるのは15分くらい。45度とかの結構熱めのお湯が好きで湯船から出ると体がぽかぽかなんで、シャワーで体を洗うタイミングで一緒に湯船もゴシゴシしています。これが一番効率がいいんで(笑)」無邪気な笑顔でそう話す。この気取らない等身大な暮らしぶりが、画面越しに伝わる人肌を感じる演技に繋がっているのかもしれない。ひとり暮らしも6年近くなり、家事も板についてきたけれど、いまだに食器洗いは苦手だとか。「洗濯も料理も好きなんですよ。とくに料理は、始めてみたら奥深いじゃんってなって一時期めちゃくちゃハマってました。でも、食べ終わった後に動きたくなくて、近頃はテイクアウトに頼っちゃうことが多くて。次に引っ越したら食洗機を買いたいです。そしたら料理するようになるのかなって」今回の撮影テーマは“夜のおうち時間”。普段の夜は?「意外と寂しがりで、友達に“ヒマ電”することが多いです。地元の友達とか共演して仲良くなった友達と、長いと2~3時間くらい。基本、メールより電話が好きです。イヤホンで話しながら洗濯したり片付けもできるから。誰も構ってくれない時は映画を観るか、テレビだったり本だったり。ひとりが好きだけれど寂しがりっていう、よくわからない感じです」ただ、もともと役に没入してしまうタイプ。それゆえ、ひと度作品に入ると生活までが一変する。「まだ、うまく切り替える方法がわかってないだけなんですけど。撮影期間中は映画も観られないですし、テレビもつけないし。音楽も曲の趣味が変わっちゃうくらい、全然違う曲が聴きたくなったり。その期間は友達とも急に連絡を取らなくなって、メールも返せないってことも多いです。セリフは、カフェとか外で覚えることが多くて、わりとセリフ覚えが良いほうではあると思うんですけど…。でもこの間、2つの作品を並行して撮ることがあって、これまでのずっと役でいるやり方ではダメだと思ってアプローチを変えてみたんですね。作品のなかでの自分の役割を把握して、シーンの意味をちゃんと理解した上で、いざ現場に入ったら真っ白で立とうって。この方法を試してみたら、意外とうまく切り替えられたんです。もしかしたら、現場でエンジンをかけるスピードが速くなっただけかもしれないですけどね。今までは徐々にしか上げられなかったけど、スイッチ入れたらバンッてエンジンを動かすことができるようになってきているのかな。そっちの手法を極められたら、撮影前日の夜もお酒とかを楽しめるようになるのかもしれません」さまざまな経験を重ね、少しずつ自分に合う快適な暮らしが見えてきたところ。今、住みたい部屋の条件は、仕事関連のものを持ち込まない空間をひとつ持つこと。「最近、木の温かみのある家具に目が行くようになって。次に引っ越したら、思い切ってそっちに買い替えたいなと思っています」LIFE STYLE 1:何より睡眠を大事に。眠りの質の向上のため寝具にはこだわります。贅沢をするほうではないですが、睡眠の質を上げるためには惜しまないようにしています。マットレスは体が沈みすぎない硬めのタイプで、逆に枕は柔らかいもの。お風呂上がりには、マッサージガンでコリをほぐしたり、赤外線で脚を温めたりしています。LIFE STYLE 2:思考に浸れるよう余計なものを遮断した何もない空間を大事に。ともすると、家でもずっと役や作品のことを考えています。でも、物が多いと目から入ってくる情報が多くて集中できないといいますか…。なので今は、思考したい時は余計なものが一切ないトイレにこもる。俗世を遮断できる僕のサンクチュアリです。LIFE STYLE 3:好きな香りに包まれ湯船に浸かって今日一日をリセット。もともとお風呂が好きなのもあるし、睡眠の質を上げるためにも、毎日必ず湯船には浸かるようにしています。お風呂は、余計なことを考えずにリラックスできる場所。なので入浴剤にもこだわっていて、好きな匂いのものを何種類も買って使っています。あかそ・えいじ1994年3月1日生まれ、愛知県出身。昨年、主演ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』が大きな話題に。3月22日放送のドラマ『ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル』(テレビ東京系)に出演。今夏公開予定の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に出演。写真1、2枚目・古着のブルゾン¥7,800古着のスウェット¥5,800(共にaNiKi TEL:03・5728・4410)オーバーオール¥50,000(ニート/にしのや TEL:03・6434・0983)その他はスタイリスト私物写真3、4枚目・スウェット¥10,000パンツ¥11,000(共にチャンピオン/チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ TEL:03・5962・7600)※『anan』2021年3月17日号より。写真・金 玖美スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・廣瀬瑠美取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年03月14日暴漢に襲われ殺されたサムが、恋人のモリーに命の危険が迫っていることを知り、ゴーストのまま現世にとどまり彼女を守るため奔走する。大ヒットした同名映画を舞台化したミュージカル『GHOST』。2018年の日本初演に続き、再びモリーを演じる咲妃みゆさん。初演が宝塚歌劇団退団後1作目のミュージカルだったこともあり、「自分のなかでとても大切な作品」だと語る。「モリーとして、言葉や動作に酸素が行き届き始めた気がします」「何より、演出家のダレン・ヤップさんに巡り会えたことがとても大きかったです。それまで私は、舞台は苦労に苦労を重ねて成り立つものだと考えていたんです。でもダレンさんが『もっと心を解放して、ありのままの自分の自由な感情でやってごらん』と声をかけてくださいました。目の前の稽古を素直に楽しんでいいんだと思ったし、役者さん同士がリアルに向き合うなかで生まれる化学反応を信じていいんだということが、私にとっては新感覚でした」心を解放して舞台に臨むうち、自然とモリーの感情が見えてきたそう。「1幕のラストで、サムはまだこの世にいるかもしれない、と思うシーンがあります。その瞬間の、周りに何を言われようが止まらない一点集中の強い望みみたいなものが、大千秋楽前くらいに見えたんです。あと、一番最後にゴーストのサムを目視できるようになる瞬間があるんですが、実際、自分の視界にサムを演じる浦井さんの姿がだんだん見えてくるように感じられて、そこは何回演じていても涙が止まらなかったです」あれから2年半。「さまざまな舞台に立ち、いろんな方と共演させていただき、濃厚な時間を過ごし」てきた今、再び同作に向き合う。「私のなかで“芯の強い女性”の捉え方が変わってきました。以前は、エネルギー溢れる女性のイメージでしたけれど、今は、しなやかさこそ真の強さじゃないかというところに思い至って。モリーとして発する言葉や動作に酸素が行き届き始めた気がしています」ブロードウェイではイリュージョン的演出も話題だったけれど、日本版はドラマに重点を置いた演出に。「人の温かみが感じられる作品です。わずかでも観てくださった方の元気の源になればと思っています」ミュージカル『GHOST』銀行員のサム(浦井)は、恋人・モリー(咲妃/桜井)との道中、暴漢に襲われる。逃走する男を追うが取り逃がしてしまったサムがモリーの元に戻ると、血だらけで倒れる自分の姿があり…。3月5日(金)~23日(火)日比谷・シアタークリエ脚本/ブルース・ジョエル・ルービン音楽・歌詞/デイヴ・スチュワート&グレン・バラード演出/ダレン・ヤップ出演/浦井健治、咲妃みゆ/桜井玲香(Wキャスト)、水田航生、森公美子ほか全席指定1万2500円(税込み)東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777愛知、大阪公演あり。さきひ・みゆ1991年3月16日生まれ、宮崎県出身。宝塚歌劇団雪組トップ娘役を務め、2017年退団。近作に映画『窮鼠はチーズの夢を見る』やミュージカル『NINE』などがある。※『anan』2021年3月10日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・本名和美インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年03月09日リサ・ラーソンが描くネコをモチーフにしたサブレ「ねこサブレ~」が、2021年3月8日(月)より、フェアリーケーキフェア グランスタ東京などで発売される。リサ・ラーソンのネコがモチーフ「ねこサブレ~」は、北欧の人気アーティストリサ・ラーソンの作品にたびたび登場するネコのイラストをモチーフにした焼き菓子。光沢感のあるノルディックブルーの箔押しボックスに、素材の風味を生かした自然な味わいのサブレを詰め込んでいる。ソルト・バター・ペッパー“3つのフレーバー”ボックスの中には、「ソルト」「バター」「ペッパー」の3つのフレーバーをイン。塩バター味のショートブレッド「ソルト」には、フランス産のゲランド塩「フルールドセル」を使用。低温でじっくりと焼き上げており、ショートブレッドならではの“ほろほろ” とした食感を楽しめる。「バター」ビスケットには、発酵バターをたっぷりと使用。サクサクとした軽い食感と、発酵バターならではの芳醇な風味が魅力だ。シナモンを中心に、白こしょう、ナツメグ、クローブを混ぜ込んだ北欧スパイス味のサブレが「ペッパー」。きび砂糖のコクと、スパイスの豊かな風味がマッチしている。【詳細】リサ・ラーソンの「ねこサブレ~」(ソルト・バター・ペッパー) 2,700円(税込)内容:9枚(ソルト3枚・バター3枚・ペッパー3枚)販売期間:2021年3月8日(月)〜 ※なくなり次第終了販売場所:フェアリーケーキフェア グランスタ東京(東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内B1 グランスタ東京)、フェアリーケーキフェア オフィシャルサイト※フェアリーケーキフェア オフィシャルサイトでは、2月22日(月)〜WEB予約スタート、3月8日(月)予定〜順次発送。※オンラインストア「TONKACHI STORE」では、フレーバーが異なる『リサ・ラーソンの「ねこサブレ~」(ソルト・バター・黒ごま) 2,700円(税込)』を展開。2月19日(金)WEB予約スタート、3月中旬ごろ発送予定。【問い合わせ先】フェアリーケーキフェア グランスタ東京TEL:03-3211-0055
2021年02月25日リサ・ラーソンのミンミ、ミアをモチーフにしたダブルウォールグラスが、「グッドグラス(GOODGLAS)」から登場。2021年2月19日(金)から、小田急百貨店新宿店、兵庫・三田阪急にて発売される。動物や果物など、キュートなデザイングラスを手掛けるダブルウォールグラス専門店「グッドグラス」から、リサ・ラーソンが手掛ける“ねこ”ミンミ、ミアをモチーフにした新作が日本初登場。ガラス職人による手作業の制作過程を経て、令和カラーの「すみれ色」や、万葉集を参考にした「おみなえし色」「もも色」など、どこか奥ゆかしく柔らかな色彩で彩られているのが特徴だ。またドリンクを注ぐことで、ミンミ&ミアの顔がくっきりと浮かび上がるのも「グッドグラス」ならではの仕上がり。注ぐドリンクの種類によって、キャラクターの異なる表情を楽しむこともできる。さらにその高いデザイン性のみならず、冷・温どちらのドリンクにも使用できる耐熱仕様も嬉しいポイント。パッケージは、リサ・ラーソンのアートワークをモチーフにしたおしゃれなデザインとなっているため、ホワイトデーや大切な人への贈り物としても喜ばれそうだ。【詳細】リサ・ラーソンシリーズ「ミンミ」「ミア」発売日:2021年2月19日(金)場所:小田急百貨店新宿店 服飾雑貨売場 8階 キッチン売り場(東京都新宿区西新宿1丁目1−3)、三田阪急 服飾雑貨売場(兵庫県三田市駅前町2−2番1号)、グッドグラスジャパン公式オンラインサイト価格:180mL,220mL 各4,500円+税※グラスは手作りのため個体差有り。
2021年02月20日舞台の上で映える、漫画から抜け出たような頭身の持ち主。そのノーブルな雰囲気もあって、『エリザベート』の黄泉の帝王・トートや、『黒執事』の悪魔で執事・セバスチャンといった、この世のものではない役柄もリアルな存在としてそこに具現化させてしまう古川雄大さん。「トートは、“死”という本能に訴えかけるような存在なので、官能的という言葉にぴったりな存在なのかもしれません。まさに色気の塊で、俺に酔いしれろと迫っていく。ご覧になった方が、あれを観てすごく惹かれるのはわかる気がします。ただ、トートの官能的な部分をどう出していったらいいか、まだ自分ではよくわかっていないんだと思います」と自己分析。しかしそれでも古川さんが演じると、どこか妖艶さを感じさせるのだから不思議だ。ちなみにご本人が色っぽさを感じる俳優は、目が印象的な人。「ちょっと見透かすじゃないですけれど…。ご本人はどこかミステリアスで、こちらはもっと知りたいと思わされる。少し何かを秘めたダークな感じというのかな」古川さんにもその要素を感じます、と伝えると「意識的にそれを醸し出せるようになれば、もっとガンガンいけるんですけれど…」と生真面目な一面をのぞかせた。「トートって、どこかナルシズムじゃないですけれど、俺に酔いしれろ、みたいなところがあるキャラクターだと思うんです。でも、意識的にやるのは自分に酔いしれているだけで、少し違うんじゃないかなと。僕は自分自身で音楽を作っていることもあって、どうしたら曲や歌詞が人の心に響くかを考えたりもします。でも、僕が音楽を聴いている時に、五感以上のものに触れる瞬間っていうのがあって、すごくハッピーな曲なのに泣けてくるみたいなことがあるんです。楽曲の中に何か作為的なものが見えてしまったら、たぶんそうなれないはずで…。両方のバランスをいい塩梅で表現できたら、その領域にたどり着けるのかな」官能を刺激する、古川雄大のこの役『エリザベート』2019年少女漫画から抜け出たような、妖艶で美しいトートに魅了される。ハプスブルク帝国最後の皇后・エリザベートと、彼女に魅了された黄泉の帝王“トート=死”との愛を、歴史になぞらえ描いた壮大なラブストーリー。古川さんは’12年に、エリザベートの息子・ルドルフ役で今作に初参加し、’19年にトート役に。この世のものとは思えない妖艶なトートは大きな話題に。写真提供:東宝演劇部『モーツァルト!』2018年不器用でピュアすぎるモーツァルトが痛々しく愛おしい。世界的音楽家、ヴォルフガング・モーツァルト。比類なき音楽の才能を持ちながら、遊び好きで人間的な一面を持つ彼の葛藤や、天才ゆえに家族や恋人にさえも理解されない苦悩や孤独を描き出す。’18年に初参加し、今回が2度目の主演。まっすぐにしか生きられない不器用なヴォルフガングの姿が切ない。4月8日から帝国劇場で上演。ヴォルフガングは山崎育三郎さんとのWキャスト。札幌、大阪公演も。写真提供:東宝演劇部ふるかわ・ゆうた1987年7月9日生まれ、長野県出身。2007年に俳優としてデビューし、翌年には音楽活動もスタート。数々のミュージカル作品のほか、近年は、連続テレビ小説『エール』ミュージックティーチャー・御手洗役など映像作品にも数々出演。コート¥453,000タートルネック¥120,000パンツ¥78,000(以上エルメネジルド ゼニア/ゼニア カスタマーサービス TEL:03・5114・5300)※『anan』2021年2月10日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・森田晃嘉ヘア&メイク・カスヤユウスケ(addict_case)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEESBACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2021年02月09日まっすぐ美しく響く歌声とミステリアスな雰囲気を纏う、古川雄大さん。日本ミュージカル界をもり立てる古川さんに、ミュージカルに潜む官能性についてお聞きしました。今回のテーマは、ミュージカルの官能性。観客としてそれを感じた経験はあるのだろうか。「ブロードウェイの舞台を観た時に味わった感動が近いのかなと思います。出演している方々の歌声や声量がすばらしくて、言葉は完璧にはわからなくても、魂に訴えかけてくるものがありました。歌い上げた後、お客さんの拍手や歓声がすごくて…。驚きましたし、感動して心が震わされました。すばらしい映画に感動することもありますけれど、生の舞台だからより直接的に伝わってくるものがあるのかなと思っています」ストレートプレイとは違うミュージカルの魅力は、展開されるストーリーラインに楽曲が寄り添うことで役の心情が言葉だけよりも五感に直接的に響いてくるところ。「ミュージカル『モーツァルト!』という作品のなかに、僕が演じているヴォルフガングが父親のレオポルトへの想いを歌う『何故愛せないの?』という曲がありますが、たまにオーケストラだけの音源を聴くことがあるんですね。聴きながら、自分の頭のなかで最高の歌をイメージしていると、たまにその歌詞の世界がリアルに感じられる瞬間があって…。父親役を演じてくださっている市村(正親)さんの顔が浮かび、そこに自分の父親が重なって、いろんな感情が湧き上がってきて、楽曲がスーッと入ってきて、ふいに涙がこみ上げてきたりします。その時のような感覚を舞台に立っている時に味わいたいと思うけれど、ここでロングトーンを出したいとか、次のセリフなんだっけとか、舞台上だからいろいろ考えてしまうんです。そういう邪念を一切なくして無心で役と向き合えた時に、できるのかなと思うんですけれど」大きく作用するのは、そのミュージカルの楽曲そのものの力だ。『モーツァルト!』は、メロディの美しさに、登場人物たちが抱える葛藤や苦悩、悲しみや愛が織り込まれた名曲が詰め込まれた作品。「たとえば、母親が亡くなって歌う『残酷な人生』という曲があって、最初は何も変わらない街の景色を淡々と描写していくんですけれど、徐々に音がクレッシェンドしていくに従って、歌詞も絶望から苛立ちへと変わっていき、最後の“ただひとり”で高音になる。気持ちの流れを音楽がしっかり作ってくれているんです。ほかにも、同じ曲なのに後半では転調して歌われることで最初とは違う気持ちを表現するとか、リプライズ(反復)もすごく面白い。あらゆる部分が、すごく計算されて丁寧に作られているんです」この春、約3年ぶりに『モーツァルト!』に挑む古川さん。今回の課題は「無心」なのだとか。「ヴォルフガングという役に真正面から向き合って、そこで起こることをリアルに受け止め表現していけたらと思っています」官能を刺激する、古川雄大のこの役『エリザベート』2019年少女漫画から抜け出たような、妖艶で美しいトートに魅了される。ハプスブルク帝国最後の皇后・エリザベートと、彼女に魅了された黄泉の帝王“トート=死”との愛を、歴史になぞらえ描いた壮大なラブストーリー。古川さんは’12年に、エリザベートの息子・ルドルフ役で今作に初参加し、’19年にトート役に。この世のものとは思えない妖艶なトートは大きな話題に。写真提供:東宝演劇部『モーツァルト!』2018年不器用でピュアすぎるモーツァルトが痛々しく愛おしい。世界的音楽家、ヴォルフガング・モーツァルト。比類なき音楽の才能を持ちながら、遊び好きで人間的な一面を持つ彼の葛藤や、天才ゆえに家族や恋人にさえも理解されない苦悩や孤独を描き出す。’18年に初参加し、今回が2度目の主演。まっすぐにしか生きられない不器用なヴォルフガングの姿が切ない。4月8日から帝国劇場で上演。ヴォルフガングは山崎育三郎さんとのWキャスト。札幌、大阪公演も。写真提供:東宝演劇部ふるかわ・ゆうた1987年7月9日生まれ、長野県出身。2007年に俳優としてデビューし、翌年には音楽活動もスタート。数々のミュージカル作品のほか、近年は、連続テレビ小説『エール』ミュージックティーチャー・御手洗役など映像作品にも数々出演。シャツ¥62,000パンツ¥53,000(共にエルメネジルド ゼニア/ゼニア カスタマーサービス TEL:03・5114・5300)※『anan』2021年2月10日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・森田晃嘉ヘア&メイク・カスヤユウスケ(addict_case)取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEESBACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2021年02月08日(株)トンカチは、日本におけるリサ・ラーソンの著作権を管理し、直営店ショップやTONKACHISTORE等にて、リサ・ラーソンの陶器や雑貨を販売しております。お待たせしました!北欧の陶芸作家、リサ・ラーソンのマッサージグッズが新登場です!みなさんのからだは、自分で思っている以上にきっと頑張っています。気づかないうちに凝り固まった「からだ」と「こころ」を癒すのに、せっかくなら可愛く癒されてほしい!そんな思いから誕生したのが、こちらのマッサージアイテムです。01. フェイス&ボディ かっさ(マイキー)1,800円(税別)「かっさ」とは、およそ2500年前から中国でおこなわれてきた、言わば東洋医学的なデトックスのこと。すべすべとした肌なじみの良い天然木は、使えば使うほどからだに馴染んでくれます。フェイスラインやボディを、やさしく刺激してくれます。02.ヘルスボール(ライオン)3,900円(税別)リサ・ラーソンの代表作にして、北欧陶芸のひとつの到達点でもあるライオン。そのライオン陶器をモチーフにした「ヘルスボール」は、まぁるいライオンのおしりが首や肩、ふくらはぎなどをやさしく指圧。天然木なので木目や焼き印の風合いもひとつひとつ違っています。インテリア雑貨としてデスクに置いても違和感が無いのが嬉しいポイントです。03.ボディローラー(マイキー)3,900円(税別)天然木のローラー2つで、首や肩・脚をころころと転がして肌表面をやさしくほぐしてくれる「ボディローラー」。ちょっと疲れちゃったなぁって思ったときに、コツなしで気軽に使える優れものです。可愛いマイキーが、からだの解し(ほぐし)をお手伝いしますよ。こちらのアイテムは全て、ヨーロッパではクイーン・オブ・ザ・ビーチと呼ばれ人々に大切にされている天然木「ヨーロピアンビーチ材」で作られています。もちろん使用している仕上げ材も、赤ちゃんが舐めても安心なもの。国内のメーカーで、安心・安全の元、作られています。トンカチストア限定で、ちょっとお得でルドルフのぬいぐるみも付きのセットもご用意しています!頑張っているあの人や、お世話になっている人へのプレゼントとしてもオススメです。特設ページもぜひチェックしてくださいね!マッサージグッズ特設ページはこちら「トンカチストア」はこちらリサ・ラーソン/陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。StigLindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。TONKACHI STOREへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年02月03日世界で活躍するガールズグループ・BLACKPINKのリサさんが、グローバルアンバサダーを務めるコスメブランド『M・A・C(マック)』のアイテム『ライトフル C+コレクション』のビジュアルに登場しました。リサさんの美肌は『ライトフル C+』が作っている!リサさんは『M・A・C』でも人気の高いファンデーションベースである『ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45』と、『エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ』の新色の組み合わせで、春を感じさせるメイク姿を披露しています。スケジュールは常にびっしり、多忙でも、いつも輝く美肌をキープしているリサさん。そんなリサさんの肌色の秘密は、『ライトフル C+コレクション』なのだとか。リサさんのお気に入りアイテムは、ファンデーションベース『ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45』で、「まるで私の肌そのままのようで、さらに良く見せてくれます!」と絶賛!「このプライマーは、肌に明るく美しいベールを纏ったように整えてくれます」と語っています。また、『ライトフル C+ ナチュラリー フローレス SPF 35 ファンデーション』については「とても軽く、自然に肌になじみます。私を完璧に見せてくれます」と素肌のような質感に満足度が高いようですね。リサさんの肌を完璧に見せる秘訣とは?肌を重要と考えるリサさんは、完璧に見せる秘訣も語っており「私はいつでもどこでもタッチアップができる、『ライトフル C+ SPF 50 クイック フィニッシュ クッション コンパクト』を持ち歩いています。メイクの仕上げには、『エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ』でさらに輝きをプラスするのが好きです」とコメント。「『ライトフル C+』で、内側から輝きを放ちます」と話した通り、リサさんはカメラの前でも外でも、健康的かつナチュラルに輝いていました。そんなリサさんお気に入りアイテムを詳しく紹介します!『ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45』¥5,400(税抜)軽いテクスチャーながらクリーミーで、気になる肌の悩みをカバーしてくれるファンデーションベースです。肌をなめらかに整え、ファンデーションの肌なじみをよくしてくれます。明るく健康的で、ツヤのある仕上がりが特徴です。【商品情報】『ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45』価格:¥5,400(税抜)SPF45・PA++++『ライトフル C+ ナチュラリー フローレス SPF 35 ファンデーション』¥5,700(税抜)なめらかなテクスチャーで、潤いのある仕上がりのファンデーション。高いカバー力がありつつも、まるで素肌のように見せてくれます。【商品情報】『ライトフル C+ ナチュラリー フローレス SPF 35 ファンデーション』色数:N12、N18、NC15、NC20、NC25、NC30、NC35、NC37、NC40、NC42価格:¥5,700(税抜)SPF35・PA++『ライトフル C+ SPF 30 ファンデーション』¥4,600(税抜)パウダリーなのにツヤのある肌へと仕上げるファンデーションです。つけたてのハリや輝きをしっかりとキープしてくれます。【商品情報】『ライトフル C+ SPF 30 ファンデーション』価格:¥4,600(税抜)※レフィル・スポンジ付きファンデーション コンパクト:¥1,100(税抜)色数:NC15、NC20、NC25、NC30(標準色)、 NC35、NC37、NC40、NC42、NC45SPF30・PA+++『ライトフル C+ SPF 50 クイック フィニッシュ クッション コンパクト』¥5,600(税抜)リサさんも持ち歩いているというコンパクト。お出かけ先でも簡単にタッチアップできるアイテムです。【商品情報】『ライトフル C+ SPF 50 クイック フィニッシュ クッション コンパクト』価格:¥5,600(税抜)※レフィル・スポンジ・コンパクト付きレフィル・スポンジ付き:¥4,300(税抜)色数:エクストラ ライト、ライト、ライト プラス、ミディアム、ミディアム プラス、エクストラ ライト ローズ、ライト プラス ローズSPF50・PA++++『エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ』¥4,500(税抜)独自のリキッドパウダーを配合した、とてもシルキーで軽いハイライターです。ひと塗りするだけで、健康的にきらめく肌を演出してくれます。【商品情報】『エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ』色数:ショーゴールド – ピーチピンク/ダブル グリーム – シルバーベージュ価格:¥4,500(税抜)※新色の『アイスド アプリコット – ピーチ』『ペタリック メタリック – ローズ』は2021年2月10日(水)発売予定「リサさんのような輝く美肌になりたい!」という願いを叶えてくれる『M・A・C』のアイテム。春の訪れとともに“いつでもどこでもヘルシーな輝き”を手にいれてみては?【参考】M・A・Cのライトフル C+シリーズとエクストラ ディメンション スキンフィニッシュで、リサ(BLACKPINK)が内なる輝きとナチュラルな美しさを解き放つ - PR TIMES©︎M・A・C文/mihoko世界で活躍するガールズグループ・BLACKPINKのリサさんが、グローバルアンバサダーを務めるコスメブランド『M・A・C(マック)』のアイテム『ライトフル C+コレクション』のビジュアルに登場しました。
2021年02月02日『オペラ座の怪人』や『ライオンキング』で知られる劇団四季が、16年ぶりに一般オリジナルミュージカルを制作。英国の小説を舞台化した作品の注目ポイントはロボット。そう聞くと、子供っぽいSF作品かと思う人もいるかもしれない。しかしこれが、日々を慌ただしく生きる大人の心に、じわりと染みる良作なのだ。ポンコツロボットとの旅で見つけた幸せとは―。見どころ1本当に生きているようなロボットの愛らしさに注目。物語の始まりは、主人公・ベンが庭で壊れかけたロボットを見つけるところから。世の中はすでにAIを搭載した人型のアンドロイドが家事や仕事に従事する時代。そんななかで、金属製の壊れかけの錆びた四角いロボットは、フォルムからしてもはやオモチャのよう。自身を「タング」と名乗るそのロボットに愛着を感じたベンは、彼を修理するための旅に出るのだけど、注目はこのタングが本当に可愛いところ。舞台では、タング役のふたりが文楽の人形遣いのようにロボットの背後から操り、セリフと歌も担う。この動きが本当に生きているかのよう。従順なアンドロイドとは違い、タングは時に反発したりスネてみせたりと、まるで子供。表情はさほど変わらないのに驚くほど感情表現が豊かで、気づけばタングの虜になっていること間違いなしだ。見どころ2ささやかだけど心に響く温かなヒューマンドラマ。主人公のベンは、突然の事故で両親を一度に失ったことから無気力になり、仕事もせず、夢を追うこともやめ、ただ日々を無為に過ごしている。ある日タングが庭に現れたことが引き金となり、妻のエイミーから別れを切り出されてしまう。後悔から涙を流しながらも、一歩を踏み出せないままのベンの不甲斐なさに最初はモヤモヤするのだけど、次第に彼の心の傷が少しずつ浮き彫りになっていくうち、気づけばベンの心の応援団になっている自分に気づくはず。終盤には思いもしなかったような展開が待ち受けていたりするけれど、この作品が描いているのは、日常の何気ない小さな幸せや、身近にいて自分を思ってくれる人たちを大切にしようというメッセージ。物事の価値観が一変した今という時代だからこそ余計に響いてくるに違いない。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』心に傷を抱え無気力な日々を過ごすベンの前に、壊れかけたロボットのタングが現れる。タングに心惹かれ世話を焼くベンだが、そんな彼に妻・エイミーは愛想を尽かし…。1月17日(日)~3月21日(日)浜松町・自由劇場S席1万1000円A席8800円ほか(すべて税込み)劇団四季 TEL:0570・008・110撮影:阿部章仁※『anan』2021年1月13日号より。文・望月リサ(by anan編集部)
2021年01月10日株式会社ユーハイムは2021年1月中旬より北欧スウェーデンの陶芸家・デザイナーのリサ・ラーソンとコラボレーションした商品の販売を開始いたします。ユーハイム×リサ・ラーソン バレンタイン限定商品ラインアップ昨年に引き続き、猫の「マイキー」、かわいらしい「ベイビーマイキー」、人気の「ハリネズミ3兄弟」のデザイン。キャラクターたちがお花畑や森の中で遊んでいるイラストを描いた、かわいらしいパッケージで、アフターユース可能な缶パッケージやオリジナルポーチなど、もらってうれしいアイテムを取りそろえています。商品のご紹介アソーテッドチョコレート形も色も様々な、個性豊かでかわいらしいチョコレートの詰め合わせ。キャラクターが描かれたチョコレートとレモン風味のガーベラ型のチョコレート入り。アソーテッドチョコレート(2個入り) 432円(税込)アソーテッドチョコレート(4個入り) 864円(税込)チョコレートクランチチョコレートクランチ(10個入り)10個入り(ミルク/ストロベリー各5個)1,404円(税込)ザクザクとした食感のチョコレートクランチは、ミルクとストロベリーの2種類のアソート。マイキーとベイビーマイキーが森の中で遊んでいるイラスト入りの缶は、食べ終わった後も小物入れなどにご使用いただけます。チョコレートクッキ―チョコレートクッキ―(14個入り)14個入り(チョコ&プレーンクッキー/チョコチップクッキー各7個)1,404円(税込)お花の模様が可愛らしいバタークッキーと、チョコチップが入ったクッキーの詰め合わせ。ハリネズミ3兄弟が森の中で遊んでいるイラスト入りの缶は、食べ終わった後も小物入れなどにご使用いただけます。バウムブリュッケなめらかなミルクチョコレートに包まれた、スティックタイプのバウムクーヘンの詰め合わせ。バウムブリュッケ 3個入り(ミルク) 648円(税込)バウムブリュッケ 6個入り(ミルク/ホワイト各3個) 1,296円(税込)ミルフィーユサクサクのパイにクリームをサンドしてチョコレートで包んだミルフィーユの2種類のアソートです。食べ終わった後も小物入れなどにご使用いただける缶入りと、エキナカ店舗限定のブック型パッケージです。ミルフィーユ モカ&ベリー 8個入り(モカ/ベリー各4個) 1,512円(税込)ミルフィーユ ジャンドゥーヤ&ベリー 8個入り(ジャンドゥーヤ/ベリー各4個) 1,512円(税込)ミルフィーユ モカ&ベリー 5個入り(モカ3個/ベリー2個) 648円(税込)※エキナカ限定商品です。プレッツェルクッキーザクザクした食感のバタークッキーにホワイトチョコレート、ココア生地のバタークッキーにミルクチョコレートをコーティングしたハートに似た形がかわいらしい2種類のプレッツェルクッキーのアソートです。プレッツェルクッキー 10個入り(ミルク/ホワイト各5個) 756円(税込)プレッツェルクッキー 14個入り(ミルク/ホワイト各7個)+ポーチ1個付き 1,566円(税込)限定デザインポーチ(裏にもハリネズミ3兄弟が♪)アソーテッドクッキーバターが香る、軽やかな食感の薄焼きクッキーを詰め合わせました。生地をくるりと巻いて焼きあげた「ロールクッキー」、アーモンドをトッピングした香ばしい「スライスアーモンドクッキー」、濃厚なジャンドゥーヤクリームを挟んだ「ジャンドゥーヤサンドクッキー」の3種類のアソートです。アソーテッドクッキー 10個入り(ロールクッキー4個/スライスアーモンドクッキー3個 /ジャンドゥーヤサンドクッキー3個) 648円(税込)アソーテッドクッキー 20個入り(ロールクッキー8個/スライスアーモンドクッキー6個 /ジャンドゥーヤサンドクッキー6個) 1,296円(税込)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月07日藤原竜也さんに柄本明さんという突出した個性と舞台経験を持つふたりに、演技派として注目を集める高杉真宙さん。そんな顔ぶれが揃った舞台『てにあまる』。「突飛な展開もありますが、身近な物語に感じていただければ」「純粋に嬉しくてありがたいお話だと思ったんですけれど、同時に、とんでもないことになりそうだなというドキドキもありました」とは、今作の紅一点、佐久間由衣さん。なんとこれが初舞台となる。「舞台はいつか挑戦させていただきたいと思っていたのですが、なかなかご縁がない感じだったんです。それがいきなり東京芸術劇場のプレイハウスという場所で初舞台を踏めるうえ、なかなか濃い味の作品で…。大先輩の方々のなかに、新人の私が飛び込んでしまった感じです」この日は稽古がスタートしてまだ数日のタイミング。「正直、まだすべてに戸惑っている」と苦笑する。「みんなで声を出して読み合わせをしている段階ですけれど、すでに頭がパンクしそうです。今までの作品との向き合い方とは全然違う…使ったことのない思考回路とか、休んでいた部分を働かせている感じです」ベンチャー企業の経営者の男(藤原)を軸に、彼が家政夫として連れてきたいわくありげな老人(柄本)、彼を信奉する部下(高杉)、彼の妻(佐久間)が絡み合い展開していく。「いい意味で地に足がついていないというか、妄想の部分とリアルとが交じっているお話なんです。この場面は何を表しているのか、このセリフはどういう意味なのかというようなところを、いま柄本さんとキャストのみなさんで、台本のなかからひもといていきましょうっていう段階です。本読みをしながらも一回一回止めて、このセリフは何なのって話したり。私はすでにいっぱいいっぱいですが、みなさんどっしりしていながら、何色にも染まっていないようなピュアな視点から台本を読み取ったり、表現をされている。そういう姿勢が大事なんだって、学ばせていただいています」物語は、わだかまりや誤解から、とんでもない方向へ転がっていく。「呪いのように悪い感情が移っていく世界のなかで、私が演じる役はそこに立ち向かおうとしている役なのかなと。それがいいのか悪いのかわからないけれど、前半と後半で物語のなかでどう変わっていけるのか、そういう強さとかまっすぐさはまっとうしたいと思っています」長身に曇りのない瞳。これまでも意志の強いまっすぐな役柄が多いが、自身は「すごく臆病」なのだとか。「正義を振りかざせるほど勇気もなく、でも困ってる人を放ってもおけない。友達がいないところで、こっそり手を差し伸べるタイプでした」演出も柄本さんが手がける。「舞台だからこうやろうとか、そういったことではないもっともっとピュアなものをずっと追いかけていらっしゃる印象です。その場で生まれるものを大切に。そして自由でいいということを教えていただいています。シリアスではあるけれど、ユーモアに溢れていて、コミカルさも感じる作品です。突飛な展開もありますが、身近な物語として感じていただけるよう、楽しんでいる気持ちが伝わればいいなと思っています」いまは未知の世界に足を踏み入れる期待と不安とが入り混じった心境。「わかりやすい舞台ではないかもしれないです。でも、観ている方がいろいろ想像して、自分なりの物語をくっつけて観てくれたら面白い演劇体験になると思います」『てにあまる』一人暮らしの老人(柄本)の家にやってきた男(藤原)。彼は老人を家に連れ帰り、ふたりは奇妙な同居生活を始める。そこに彼の部下(高杉)と妻(佐久間)がやってきて…。12月19日(土)~2021年1月9日(土)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス脚本/松井周演出/柄本明出演/藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣、柄本明S席9800円サイドシート7000円ほか(すべて税込み)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949(月~金曜11:00~18:00)鳥栖、大阪、愛知、三島公演あり。さくま・ゆい1995年3月10日生まれ。神奈川県出身。ドラマ『殺意の道程』(WOWOW)に出演中。来年1月3、4日にSPドラマ『教場II』(フジテレビ系)に出演。主演映画『君は永遠にそいつらより若い』も来年公開予定。※『anan』2020年12月16日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年12月13日フランス生まれの絵本「リサとガスパール」の展覧会「日本デビュー20周年記念 リサとガスパールのおもいで展」が、松屋銀座8階イベントスクエアにて2021年2月23日(祝・火)から3月3日(水)まで開催される。「リサとガスパール」の軌跡を辿る展覧会「日本デビュー20周年記念 リサとガスパールのおもいで展」では、“おもいで”をキーワードにリサとガスパールが生まれた原点から現在までの軌跡をたどり、作家のアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが紡ぎ出す鮮やかな絵本の世界を紹介する。100点以上の原画や「リサとガスパール」誕生のきっかけ会場では、未公開の作品を含む原画100点以上や初期作品のスケッチ、最新の作家インタビュー映像などを展示。柔らかな色彩でチャーミングに描かれた『ノートルダムからメルシー!』や『Les vacances de Gaspard et Lisa』などの原画、「リサとガスパール」誕生のきっかけとなった「赤い手帳」ほか貴重な作品や資料が登場する。また、グッズ販売コーナーにも注目。カラフルなデザインの「掛け時計 巴里のプロムナード」や「アイスクリームスプーン」といった20周年記念オリジナル商品約80種を含む、約250点のグッズが勢揃いする。また、「アニエスベーバッグ」も先行販売される。コラボカフェ「リサとガスパールカフェ」さらに、松屋銀座8階MGカフェでは2021年2月23日(祝・火)から3月3日(水)までの期間限定でコラボレーションカフェ「リサとガスパールカフェ」も開店予定だ。【詳細】日本デビュー20周年記念 リサとガスパールのおもいで展期間:2021年2月23日(祝・火)~3月3日(水)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1開場時間:10:00~20:00(2月28日(日)は19:30、最終日は17:00閉場。入場は閉場の30分前まで)※営業日・開場時間は変更になる場合あり。※混雑時は入場待ちや、整理券を配布する場合あり。料金:一般 1,000(700)円、高校生 700(500)円、中学生 500(400)円、小学生 300(300)円※()内は前売料金。前売券はローソンチケットにて2021年2月22日(月)まで販売予定。※入場券の詳細は松屋ホームページにて告知。※グッズ販売コーナーへの入場は展覧会チケットが必要。※商品はデザインと価格が変更になる場合あり。■期間限定「リサとガスパールカフェ」期間:2021年2月23日(祝・火)~3月3日(水)時間:未定会場:松屋銀座8階MGカフェ【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2020年11月27日ドラマ『恋する母たち』で見せる、危険な色気に魅了されている方も多いのでは?俳優・磯村勇斗さんの“色気”に迫ります!自分で考えて意思を持って動く。そういう人に色気を感じます。今回、磯村さんにお願いしたのは、なかなか来ない人を待ちわび、恋心を募らせてゆくというシチュエーションでの撮影。「僕は時間を潰すのがあまりうまくないので、待つのに飽きちゃうんです。理由がわかっていれば1時間でも待ちますけど、その間、時間の過ごしかたを必死に探すんでしょうね」憂いのなかに、恋慕の切なさや孤独、諦念や怒り、希望など、さまざまな表情を見せる。どんな役を演じていても、感情の複雑な陰影を浮かび上がらせる。その陰影こそが磯村さんが放つ色気の正体ではないだろうか。「自分ではわからないです。色気を感じていただけるのであれば、それは嬉しいけれど、自分からあえてそこを意識することはないです。ただ、役として必要なのであれば、テクニックではないですが、目とか口元とか首まわりとか、指先や手の動きで表現できることはあるのかなとは思っています」色気で浮かぶイメージは、「髪が垂れているとか、濡れているとか、長い髪をかき上げている」仕草。そして、「内面から滲み出てくるものな気がします。オーラというか」。「たとえば、とくにこの人というのはないけれど昭和のスターと呼ばれた方がたって、みなさん若くても色気があるじゃないですか。当時の時代背景もあったり、芸能界の雰囲気とか、そういったものが作用していたんでしょうけれど…。その人らしさをすごく持っている、あの感じへの憧れはあります」現在28歳。30代が射程圏内に入り、「大人になるのに向けて、色気みたいなものはあったほうがいいとは思っています」との言葉。これからがますます楽しみに。「と言いつつ、何かしているかといったら、何もしてないんですけれど…。ただ、これからの2年、人とどう接していくかによって変わってくるような気はしているんです。人に言われたことを鵜呑みにするのではなく、一回自分の頭で考えて、ちゃんと意思を持って考えたり行動したりするとか、人に対する優しさとか。素敵だと思う人って、みなさん顔つきに本人の生き様が表れていて、イキイキしているんですよね。これからの目標としては、包み込む父性というか包容力みたいなものが持てたらと思います」ドラマ『恋する母たち』に、吉田羊さん扮する優子の部下で、彼女に想いを寄せる赤坂剛役で出演中。普段爽やかな好青年が、熱情に駆られて見せる危険な色気に、魅了されている人、増えてます。「演じるときに画面でどう見えるかは意識していなくて、あくまで赤坂として生きることを考えています。ただ、赤坂の行動とか言動を、見てくださっている方に素敵だと思っていただけるのはありがたいです」ただ今回、役のため、“見せる体”作りには積極的に取り組んだのだそう。「脱ぐシーンがあると聞いていたので、見える部分も役作りをしないといけないと思って、赤坂剛として必要な体を作っています。これは僕のイメージですが、太っていないけれど痩せすぎてもいない、ナチュラルに少し筋肉があるくらい。完全に感覚的なもので、自分が納得できるかどうかだけなんですけど」赤坂は優子が子供もいる既婚者と知りながら恋に突き進むが、本人は「危険信号を感じると、急に恋愛感情が冷めちゃう」ほうなのだとか。「もともと恋愛に対してさっぱりしているんだと思います」とも。では、そんな磯村さんに最後の質問。色気に必要なものって何だと思います?「わからないけれど、恋をするって大事な気がします。恋じゃなくても、映像の中の誰かに夢中になるとかでもいい。それがエネルギーになるだろうし、自分以外の誰かを思いやることで得られるものもあると思うんです」いそむら・はやと1992年9月11日生まれ、静岡県出身。出演するドラマ『恋する母たち』は毎週金曜22時からTBS系にて放送中。12月には出演映画『新解釈・三國志』の公開も控える。(1枚目写真)ジャケット¥56,000パンツ¥31,000(共にマンド/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)タンクトップ¥6,900(イロコイ TEL:03・3791・5033)コイントレイ¥1,000(PUEBCO TEL:050・3452・6766)(2枚目写真)タンクトップ¥6,900(イロコイ)パンツはスタイリスト私物※『anan』2020年11月25日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・佐藤友勝取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年11月21日幸福論。妙にドキッとさせられる題名のこの舞台、現代能楽集X『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」よりは、能の『隅田川』と『道成寺』から着想を得て書き下ろされた2本の現代劇からなる作品。「元宝塚トップスターという肩書からか、お金持ちや元女優の役をいただくことが多いんですね。でも私は、そのイメージを崩すというか塗り替えていきたいと思っているんです。いまの自分は、ヒロインっていう年齢でもなければ、誰かのお母さんというにも中途半端。でもこの年齢だからこそ演じられる役もあるんだって、いますごく感じているんです」「隅田川」で瀬奈じゅんさんが演じるのはカウンセラー。「この舞台のお話をいただいた時、演出の瀬戸山(美咲)さんが当て書きでやりたいとおっしゃられたんです。正直、最初は悩みました。演じるのが嫌なわけではなく、観る方に役の中の人物ではなく“私”として見えてしまうとしたら、それは役者としてどうなんだろうっていうのが気がかりで。でもそれを家族に話したら、『あなただから伝えられることもあるんじゃない?』って言われて。実際、完成した台本は私の経験も含め女性たちの思いをリアルに描いてくださっていて、何の疑いも躊躇もなく取り組めています」一方の「道成寺」では、小説教室で教えている作家役に。「この作品のなかで生徒から、結婚していないあなたにはわからないということを言われるシーンがあるんですけれど、まさに役者もそうですよね。でも体験していようがいまいが、勉強したり想像力を働かせたりするのが仕事。だから遠慮なく演じていきたいなと思っています」こちらは家族を主軸とした物語。「私が絡むのは父親である高橋和也さんだけなんです。この役に関しては、父親の人生観や考え方を引き出す道具だと思っています。私自身のことはおいておいて、その役割をきちんと果たせたらと思っています」これも役割に徹したのか、ドラマ『今日から俺は!!』の三橋の母親役の“オバチャン”ぶりに驚かされた。「流れに身を任せる感じで引き受けちゃったけれど、すごく楽しかったです。いまの私にもう“イメージ”みたいなものって必要ない気がするんです。自然な自分でいられるようになれたのは…年の功なのかな」現代能楽集X『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より運命的に出会う3世代の女性たちを描いた「隅田川」。恵まれた家族がさらなる幸福を激しく求める「道成寺」。2作を通じ、現代における本当の幸福とは何かを問いかける。11月29日(日)~12月20日(日)三軒茶屋・シアタートラム作/長田育恵(弐「隅田川」)、瀬戸山美咲(壱「道成寺」)演出/瀬戸山美咲出演/瀬奈じゅん、相葉裕樹、清水くるみ、明星真由美、高橋和也、鷲尾真知子一般7500円ほか(税込み)世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515(10:00~19:00)撮影:ヤン・ブースせな・じゅん1974年4月1日生まれ、東京都出身。出演作に、ミュージカル『ラ・マンチャの男』、ドラマ・映画『今日から俺は!!』など。近年は社会貢献活動も精力的におこなっている。※『anan』2020年11月25日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・藤原リカ(ThreePEACE)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年11月21日2020年10月に、グローバルブランドアンバサダーに就任することが公表されたリサ。グループとしての活動はもちろん、ファッションアイコンとしての人気も高まっています。そして就任から約1か月、ついに第一弾のキャンペーンが開催されました!数量限定のカード!なくなる前に早めにチェックを今回の第一弾キャンペーンは、対象アイテムの購入で『LISAビジュアルカード』3種類のうち1種類がもらえるというもの。それぞれ全く異なる印象のメイクをしたリサが、M・A・Cのコスメとともに様々な表情を見せています。『LISA(BLACKPINK)ビジュアルカード プレゼントキャンペーン』【キャンペーン詳細】『LISA(BLACKPINK)ビジュアルカード プレゼントキャンペーン』開始日:2020年11月20(金)~実施店舗:M・A・C直営店・百貨店店舗/公式オンラインショップ・公式オンラインショップでの購入の際は、キャンペンコード入力欄に「MACLISA」の入力が必要となります。・LISAビジュアルカードは全3種、種類はお選びいただけません。・お1人様1会計につき、1枚までとなります(2製品以上の購入でも、1会計につき1枚のお渡しとなります)。・数量限定のため、カードがなくなり次第終了となります。・対象製品の詳細は、公式オンラインショップまたは店頭にてご確認ください。今後はリサのスキンケア方法なども紹介されるとのこと。ますます『M・A・C』とリサのコラボから目が離せませんね!【参考】リサ(BLACKPINK)のビジュアルカードプレゼントキャンペーン11月20日(金)よりスタート! - PR TIMES©︎ELCジャパン
2020年11月20日演歌歌手の望月琉叶が、9日発売の雑誌『週刊プレイボーイ』(集英社)11月23日号のグラビアに初登場する。望月は、7月22日にリリースしたソロデビューシングル「失恋慕情」がオリコン週間演歌ランキング初登場1位(8/3付)を記録した、演歌・歌謡曲界の注目株。今回は9月17日に神奈川県佐島にて撮影された水着のグラビアを5ページにわたって掲載。篠田麻里子やアイドリング、私立恵比寿中学など数々のアイドルを撮影してきたカメラマンLUCKMAN氏が担当し、「花鳥風月」をテーマに和をイメージした水着5ポーズを撮影した。望月は「特に和柄の着物と一緒に撮影できたことがとても印象に残っています」と振り返り、「プールに入って撮影したり、野外で撮影したりなど初めての経験をたくさんさせて頂きました。冷たい水に入ったりと大変なこともありましたが、どれもとても楽しかったです。またグラビア撮影が出来たらいいな」と今後のグラビア仕事にも意欲を見せる。さらに「ここまでこれたのは、応援してくださっているファンの皆様及びいつも支えてくださっているスタッフの方々のおかげです。とても感謝しています」とファンやスタッフへ感謝のメッセージも述べた。
2020年11月09日(株)トンカチは、日本におけるリサ・ラーソンの著作権を管理し、直営店ショップやTONKACHI STORE ()等にて、リサ・ラーソンの陶器や雑貨を販売しております。エコバッグをお探しの方、お待たせいたしました! リサ・ラーソンのキャラクターの中でも人気の高いはりねずみがニューデザインになって新登場しました!リサ・ラーソンのエコバッグの中では1番大きいサイズのエコバッグ。大きいけれど、ナイロン100%でとても軽量! パッカブル仕様(コンパクトに折りたたんで持ち歩けるタイプ)なので、手持ちのカバンに入れておけばいざというときお役立ち!ライトブルーにイエローのパイピングで、北欧カラーで、可愛いけれど落ち着いた色味になっています。秋冬のお洋服のちょっとしたワンポイントにもピッタリです。デザインはこのほかにも、マイキー・はりねずみダンス・スケッチZOO・スケッチねこたち、の4種類用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。エコバッグ商品詳細 STOREリサ・ラーソン / 陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。日本におけるリサ・ラーソンの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月21日「稽古がめちゃくちゃ面白くて、お金を払って観たいくらいなんです」。開口一番、キラキラした瞳で語ってくれた北乃きいさん。現在、舞台『真夏の夜の夢』の絶賛稽古中。シェイクスピアの名作を野田秀樹さんが翻案した戯曲を、ルーマニアを代表する演出家であるシルヴィウ・プルカレーテさんが手がける。日欧演劇界のトップが初タッグ。「そこに立ち会えてすごく刺激的です」日欧を代表する演劇界の巨匠同士の初タッグだが、楽しくて仕方がない様子。「プルさん(プルカレーテさんの愛称)が来日できないため、稽古場はZoomで繋いでおこなわれているんですね。毎日課題を渡されて、それぞれが家に持ち帰って考えて、翌日お昼にキャスト同士で合わせたものを最終的に見ていただくのですが、みなさんのお芝居がすごいんです。言われたことをやるのに精一杯の私と違い、先輩方は同じ場面でも何通りもやってみせるし、そこに自分なりのアイデアも付け足される。勉強になることばかりで、自分のシーン以外の場面も台本にいろいろ書き込んじゃっています」嬉しそうに開いた台本には書き込みと付箋がびっしり。「書きすぎて、何が大事かわからなくなっちゃうんですけれど…」と苦笑い。「学生時代、仕事で忙しかったのもあって勉強の仕方があんまりうまくないんです。でも好きなものに関して勉強するのは好きなんですよね。台本はオフの日も持ち歩いていて、普段何気なくスマホを見る感覚で台本も気づいたら開いているくらい」今作は、原作の複雑に絡み合った恋模様に、人間が深層に隠し持つ嫉妬や憎悪を重ね合わせ、野田さんらしい遊びを交えた喜劇。しかし、プルカレーテさんはコメディではなく、「人間の抱えるセクシュアルでダークな部分を描きたいんだそう」。「プルさんと我々で戯曲についてディスカッションすることも多いんです。野田さんがプルさんを全面的に信頼しているからできるんでしょうけれど、いまの時代に合わせて言い回しをどう変えるかとか、書かれた当時のギャグや歌をもじったセリフをどこまでカットするかとか。普段、そこまで役者が携わる現場ってないので、そこに立ち会えてすごく刺激的です。しかもプルさんが、私にはまったく想像もつかなかったような解釈の仕方で戯曲を読まれていたりする。いろんな解釈ができる野田さんの脚本もすごいと思いますし、別の演出家がやるからこその違う魅力もあるんじゃないかなと思います」舞台『真夏の夜の夢』老舗割烹料理屋の娘・ときたまご(北乃)は板前のデミ(加治)という許婚がいるが、ライ(矢崎)との恋を諦められず駆け落ちを決行。二人を追いかけるデミと彼を愛するそぼろ(鈴木)に妖精たちが絡み…。10月15日(木)~11月1日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス原作/ウィリアム・シェイクスピア(小田島雄志訳「夏の夜の夢」より)潤色/野田秀樹演出/シルヴィウ・プルカレーテ出演/鈴木杏、北乃きい、加治将樹、矢崎広ほか全席指定S席8500円A席6500 円サイドシート5000 円ほか(すべて税込み)東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570・010・296新潟、松本、兵庫、札幌、宮城公演あり。きたの・きい1991年3月15日生まれ。神奈川県出身。14歳より女優として活動する傍ら、2014~‘16年には『ZIP!』でMCなども務めた。主演映画『戦国ガールと剣道ボーイ』の公開も控える。ワンピース¥169,000(アクリスプント/アクリスジャパン TEL:0120・801・922)イヤリングはスタイリスト私物※『anan』2020年10月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・コンテンポラリーコーポレーション チーム西インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年10月15日リサとガスパールとコスメキッチン(Cosme Kitchen)がコラボレーション。リサとガスパールデザインのナチュラル&オーガニックコスメが、2020年7月17日(金)より全国のコスメキッチン約70店舗で数量限定で発売される。人気絵本シリーズ「リサとガスパール」リサとガスパールは、現在まで計40タイトルの絵本が展開されてきた人気絵本シリーズ。主人公は、赤いマフラーが目印のリサと青いマフラーが似合うガスパール。パリに暮らす仲良しな2人とその家族たちを綴った作品は、心温まるやさしいストーリーに溢れていて、世界中にファンを持つ。「リサとガスパール」デザインのナチュラル&オーガニックコスメ「リサとガスパール」の作者アン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが、コスメキッチンの哲学「オーガニックなサステナブルライフを日本中の届け、人々をHAPPYにする」に共鳴し、今回の特別なコラボレーションが実現。コスメキッチンの中でも人気の高いナチュラル&オーガニックコスメが、リサとガスパールの限定デザインで展開される。ラインナップは全9アイテム。オーガニックシアバターを20%配合した、ママバターのハンドクリームは、リサとガスパールをテーマにしたキュートなパッケージになって登場。天然カモミール&オレンジをブレンドした優しい香りで、手肌にしっとりとした潤いを与えてくれる。ヴェレダからは、5つの香りのバスミルクを一つにした「バスミルク ミニセット」が発売。ラベンダー、ワイルドローズ、アルニカ、シトラス、モミと人気の5つの香りをミニサイズにして詰め込んだ。20mLサイズのボトルなので、旅行用コスメにもぴったりだ。また、コスメキッチンのリネン用スプレー「ナチュラル ファブリックスプレー」からは、ラベンダー&オレンジ、ローズマリー&レモンの2つの香りが、リサとガスパールデザインで展開される。限定絵本も登場コラボレーションを記念して、新たに描き下ろしたオリジナル絵本『リサとガスパール ちきゅうを すくう』もコスメキッチンで限定発売。コスメキッチンが表紙に登場する、特別な書籍となっている。【詳細】リサとガスパール×コスメキッチン発売日:2020年7月17日(金)数量限定発売取り扱い店舗:全国のコスメキッチン約70店舗※コスメキッチンウェブストアで、7月15日(水)より先行発売。<アイテム例>・コスメキッチン オリジナル サスティナバッグ S 1,800円+税・コスメキッチン ナチュラル ファブリックスプレー 全2種 各300mL 各1,800円+税・ママバター カモミール&オレンジ 40g 1,200円+税・ヴェレダ バスミルク ミニセット 20mlx5種 2,500円+税・絵本『リサとガスパール ちきゅうを すくう』 1,200円+税
2020年07月17日(株)トンカチは、日本におけるリサ・ラーソンの著作権を管理し、直営店ショップやTONKACHISTORE等にて、リサ・ラーソンの陶器や雑貨を販売しております。スウェーデンからやってきた「3匹のねずみ」テレビで紹介されて以来、大人気で入手困難がつづいていたスウェーデン製の3匹のねずみ。一夜にして日本一の有名ねずみとなりました。そんな彼らを改めてご紹介した特集サイトがオープンしました。作品の魅力をじっくりとご紹介しています。ポイントは何といってもその「丸み」です。リサ・ラーソン作品の大きな特徴である「丸み」がファンの心をしっかり掴んで離しません。ころんとした丸みが人懐っこさもプラスしています。きちんとそろえられた手と、つぶらな瞳は愛嬌たっぷりです。他のリサの陶器と同じように、スウェーデンの工房で1点1点手作りされています。グレー、ブラウン、ホワイトの3色です。名前の通り、3匹そろえたくなります。サイトではスウェーデンの工房での制作風景も公開しています。ぜひご覧ください。「3匹のねずみ」の特集サイトはこちら3匹のねずみ - Lisa Larson スペシャルサイトトンカチストアはこちらTONKACHI STOREリサ・ラーソン/陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。StigLindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。日本におけるリサ・ラーソンの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで。【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】(株)TONKACHIcontact@tonkachi.co.jp企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年07月10日ラストショウを終えたダンサーの女が、観客の前で自らの人生を語りだす。舞台『殺意 ストリップショウ』は、戦前戦後の激動する時代の影や、深遠な人間の本質を描いてきた作家・三好十郎作のひとり舞台。ひとり舞台は、いま乗り越えるべきハードルなんだと思います。「演出の栗山民也さんは、私…役者・鈴木杏に対して、いつも予期せぬところから予期せぬ重さのものをポーンと投げてくださる方。その栗山さんがやれとおっしゃるならば、やりませんとは言えないです。きっといまの私が乗り越えるべきハードルなんだと思いますが、それにしても大変なものが来たな、と(笑)」なんと台本は100ページ超え。「人生のなかでこんな量のセリフを覚えることになるとは思わなかった」と苦笑。しかし同時に、三好十郎のセリフを口にする喜びも。「以前、三好先生が書かれた『浮標(ぶい)』という舞台を拝見したことがあって、そのセリフの素晴らしさに胸を打たれたんです。戯曲を買って家に帰って声に出して読んだりして。いつか自分もできたらいいなと思っていましたけれど…まさかひとりでやることになるとは、です」実際に稽古で口にし、その言葉の深さや重さに驚かされる日々。「役者の力とか演出の力みたいなものにへんに委ねられていない、甘えのないホンだなと思います。まるで三好先生が作品の責任をすべてご自身で背負おうとしているくらいの鋭さで書かれている。戯曲自体が素晴らしいから、私は安心して言葉に潜っていける。自然と役の声になり、感情が流れていくんです」そう感じられるのは、鈴木さん自身が優れた戯曲の読み手だからだ。インタビュー中、「私、ストリッパーとか娼婦とか、あまり幸せそうじゃない役が多いんですけれど、なんでなんだろう…」と首を捻る場面があった。しかし理由は明確。鈴木杏という女優は、台本に書かれたセリフから、役の背負ってきた重みや苦み、喜びや切なさを読み取り、体現できる人だからに違いない。「戯曲に描かれた時代の空気、匂い、音…そこにできるだけ近づけるよう資料を読んで想像はしますけれど、どこまでできているかわからない。ただ、その人がどういう景色を見ていたのか…自分も同じ景色を一緒に見ようとしている感覚です」『殺意 ストリップショウ』兄の勧めで上京した緑川美沙(鈴木)は、左翼の社会学者・山田のもとに身を寄せる。そこで山田の弟・徹男と運命的な出会いを果たすが、世の中が右傾化し…。7月11日(土)~26日(日)三軒茶屋・シアタートラム作/三好十郎演出/栗山民也出演/鈴木杏全席指定一般6000円、高校生以下3000円(当日要証明書提示)、U24チケット(前売りのみ)3000円(すべて税込み)世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515(10:00~19:00)すずき・あん1987年4月27日生まれ、東京都出身。映像で活躍する一方、故・蜷川幸雄をはじめ、様々な演出家の舞台に出演。’16年には読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。衣装協力・AOI WANAKA TEL:03・6805・0029※『anan』2020年7月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・和田ケイコヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年07月08日リサ・ラーソンの陶器作品は一つ一つの表情も色も異なることが多く、それが大きな魅力になっています。店舗には気軽に足を運べない今、オンラインの需要が増えています。オンラインショップでもお店で見るように、「見比べて購入したい!」という多くのご要望にお応えしてスタートした特別企画「見比べて、選べるオンラインショッピング」=「あなたのためのリサ・ラーソン」。ご好評につき、第3弾がスタートいたしました。第3弾は「猫のマンズ」シリーズです。スウェーデンのケラミックスタジオで職人が一点一点手作りで作っています。気候や温度によっても色味が変わってきたり、そのシーズンによって絵柄なども職人さんのこだわりで違ってきます。特にこのマンズシリーズは、リサ・ラーソンの思い描く理想の猫であり、ひとつの完成形と言える作品です。猫好きの方からも非常に人気がある作品で、マキシサイズは、まるで本物の猫がいるようです。全部で3つのサイズがありますが、それらは単に大きさが違うだけでなく、形から表情まで、まるっきり違います。まるで猫の成長過程を見ているよう。3匹の猫たちをじっくり見比べて、特別な「あなたのこのこ」との出会をお届けします。「猫、その不思議のすべて。」トンカチストアはコチラTONKACHI STORE リサ・ラーソン / 陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。日本におけるリサ・ラーソンの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月08日リサ・ラーソンのJAPANシリーズ北欧・スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンが、日本の伝統工芸とコラボした「JAPANシリーズ」。現在「TONKACHI STORE」では、夏の日本の食卓を飾るリサ・ラーソンの雑貨や陶器を紹介する特集サイト「リサと、日本の夏の真っ盛り。」を公開しています。日本の伝統工芸を北欧デザインで特設サイトでは、日本の手ぬぐいや各地の焼き物など、古くから伝わる伝統工芸とコラボした和ものアイテムを厳選しています。例えば京都の手捺染のオーガニックな手ぬぐいに、リサ・ラーソンの代表的キャラクター“マイキー”をデザインした「京都の手ぬぐい3枚セット」。贈り物を包んだり、キッチンクロスにしたり、タオル代わりに使用したりと、様々な場面で活躍します。またリサの陶板の絵柄を基に制作した、益子焼や有田焼、波佐見焼にも注目。和食とも相性の良い色合いとデザインで、夏の食卓にぴったりです。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社トンカチのプレスリリース※「リサと、日本の夏の真っ盛り。」
2020年07月08日あなたのためのリサ・ラーソン Vol.1~リサ・ラーソンと、自由の鳥。~リサ・ラーソンの陶器作品は一つ一つの表情も色も異なることが多く、それが大きな魅力になっています。店舗には気軽に足を運べない今、オンラインの需要が増えています。オンラインショップでもお店で見るように、「見比べて購入したい!」という多くのご要望にお応えして、今回の特別企画がスタートしました。「見比べて、選べるオンラインショッピング」=「あなたのためのリサ・ラーソン」です。その第一弾はFenix(フェニックス=不死鳥)シリーズ。90年代のリサの代表的な作品の1つで、本人も特に気に入っているシリーズです。1点ずつナンバーをふることで、オンラインショップでの特別な1点との出会いを実現しました。「リサ・ラーソンと、自由の鳥。」サイトURL トンカチストアはコチラTONKACHI STORE リサ・ラーソン / 陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。日本におけるリサ・ラーソンの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで。(株)TONKACHIcontact@tonkachi.co.jp企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月02日数々のドラマや映画で活躍している俳優の望月歩(もちづき・あゆむ)さん。最近では2020年度前期の連続テレビ小説、通称『朝ドラ』の『エール』(NHK)に出演し、注目を集めています。そんな望月歩さんのブレイクのきっかけとなった映画『ソロモンの偽証』やドラマ作品、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していたことなど、さまざまな情報を紹介します!望月歩は『エール』で朝ドラ初挑戦!望月歩さんは『エール』で初の朝ドラ出演を果たしました。本作では、窪田正孝(くぼた・まさたか)さん演じる主人公・古山裕一が勤める銀行の新人・松坂寛太役に抜擢。頭取(とうどり)や、将来の頭取といわれる古山裕一にこびを売る、世渡り上手なキャラクターを演じています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell) on May 6, 2020 at 1:57am PDT View this post on Instagram A post shared by 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell) on Apr 18, 2020 at 9:27pm PDT View this post on Instagram A post shared by 連続テレビ小説「エール」 (@nhk_yell) on Apr 15, 2020 at 4:15pm PDT望月歩さんにとって朝ドラに出演することは念願だったようで、公式ページで意気込みを語っています。役者の夢である「連続テレビ小説」に携わらせていただく事、本当に幸せです。共演者の先輩方は本当に明るくて、温かくて、すごく楽しい現場です。自分的には、初めて挑戦する事もありますが、視聴者の皆さんに現場での明るさや温かさを届けられるよう、精一杯演じています。NHK連続テレビ小説『エール』ーより引用また、同作には2019年放送のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)で共演していた女優・堀田真由(ほった・まゆ)さんも登場。同ドラマで活躍した俳優・女優が、『エール』に多く抜擢されていることが話題になりました。望月歩はドラマ『埋もれる』で本格デビュー小学生の時にジャニーズのアイドルグループ『嵐』に憧れ、ダンスを始めた望月歩さんは、テレビで演劇を見たことをきっかけに芝居に興味を持つようになります。その後、2014年に放送されたドラマ『埋もれる』(WOWOW)で俳優として本格デビュー。本作では事件のキーマンとなる少年・浅尾優人役を演じ、圧倒的な存在感を発揮していました。望月歩は『ソロモンの偽証』でブレイク!大学に行かないと決意した理由は望月歩さんは2015年公開の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』に出演。遺体で発見されるミステリアスな中学生・柏木卓也役を演じ、一躍注目を集めました。望月歩出演映画『ソロモンの偽証』 予告篇 第2弾小説家・宮部みゆきさんの大ベストセラー小説を映像化した本作は、転落死した中学生の謎を巡り、同級生たちが隠された真実を暴こうとする姿を描いたサスペンスミステリー。生徒役を決めるオーディションに参加した望月歩さんは「ぜったい勝ち取ってやる」という気持ちで挑んだそう。その結果、主要キャストの1人に抜擢され、物語のキーパーソンを見事に演じ切ります。撮影当時はまだ中学生だった望月歩さんですが、その頃には「この世界で生きていくんだ。高校卒業後は大学に行かない」と決心。俳優一本で生きていくという強い覚悟を持っていたようです。望月歩はテラスハウスに出演望月歩さんは2015年に、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)のスタジオレギュラーメンバーに抜擢。初登場時は14歳で、若さのあるコメントで番組に新たな風を吹き込みました。また、自身の15歳の誕生日には、スタジオ共演者にお祝いしてもらったことをツイッターで報告。【望月歩@15歳】テラスハウスで一緒の先輩方に祝って頂きました。ありがとうございます。 pic.twitter.com/gPsOKQ3oDI — 望月歩 STAFF (気まぐれに本人) (@hiratahirata18) October 2, 2015 2016年に『テラスハウス』卒業を発表し、最後まで番組を盛り上げていました。望月歩はドラマ『3年A組』や『コウノドリ』で活躍!望月歩さんは『3A』の通称で知られる2019年放送のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)に出演。身体能力抜群の陸上部のスプリンター・瀬尾雄大役を演じ、鬼気迫る演技を披露していました。また、前述の通り連続テレビ小説『エール』で共演している堀田真由さんも、クラスメート役として本作に出演。水泳部のキャプテン・熊沢花恋役を演じ、ストーリーに華を添えています。このほかにも望月歩さんは2015年放送のドラマ『コウノドリ』(TBS系)第5話にゲストで出演。山口まゆさん演じる14歳の少女を妊娠させてしまった中学生・元倉亮役を演じ、そのリアルな演技に多くの視聴者が涙しました。今夜のゲストはこの2人。コウノドリ第5話、およそ一時間からカウントダウンスタートです‼️ #コウノドリ #山口まゆ #望月歩 pic.twitter.com/3PCPwWlgqS — 『コウノドリ』DVD3月28日発売 (@kounodori_tbs) November 13, 2015 2020年5月にはドラマスペシャル『家裁の人』(テレビ朝日系)に殺人事件の容疑者となった少年役で出演。ベテラン勢をも驚かせる、繊細な演技で観る人を圧倒しました。将来が期待されている、望月歩さんのさらなる活躍に注目です!望月歩 プロフィール生年月日:2000年9月28日血液型:A型身長:1803所属事務所:ヒラタオフィス2014年に放送されたドラマ『埋もれる』で本格デビュー。2015年公開の映画『ソロモンの偽証』で、謎の死を遂げるミステリアスな中学生を演じ、一躍注目を集めた。以降はドラマ『コウノドリ』や『3年A組―今から皆さんは、人質です―』に出演し、若手の演技派として活躍。2020年前期の連続テレビ小説『エール』では、初の朝ドラ出演が話題になっている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日俳優やダンサー、ミュージシャンに、能楽師や書道家、美術家といったジャンルレスなアーティストと、アイヌ古式舞踊や琉球舞踊といった日本各地の土地に根付いた伝統の芸能をミックス。東京都の文化イベントとして、2015年の東京・駒沢からスタートし、さまざまな土地で開催されてきた「東京キャラバン」。東京スカパラダイスオーケストラ(以下、スカパラ)は、’16年のリオデジャネイロで行われた東京キャラバンに参加している。じつはきっかけを作ったのが谷中敦さん。旧知の松たか子さんを通じ、企画の発案者であり、総監修の立場から演出を手がける野田秀樹さんに自ら出演を志願したとか。「日本には土地土地の文化が根付いていて、それがすごく面白い。東京オリンピックという世界の注目が日本に集まる時に、自分の国のカルチャーを研究して海外に向けてアピールすることが必要なんじゃないかと思っていたんです」さまざまなカルチャーをミックスさせるという東京キャラバンの趣旨は、スカパラにも通じるとも。「“スカ”という音楽ジャンルは基本的にはジャマイカ発祥ですけれど、スカパラはいろいろな土地、いろいろな時代の音楽のエッセンスを取り入れながら“トーキョースカ”という独自の音楽を作ってきました。もともと日本って、海外で生まれた文化を磨き上げて独自に発展させるインプルーブが巧い国。僕はスカパラはその延長線上にあるように感じていて、だからこそ東京キャラバンにもぜひ参加させてください、と」しかし出演は決まったものの、実際に何をやるのかは、リオに着いてからも「ほとんど全体像が見えないままでした」と苦笑い。「公開ワークショップをやりますと説明されて、練習しているところを見せるなんて、面白いしカッコいいなと思ったんです。こんな異国の地でイチから始めていいのかなとは思ったけれど、僕らは基本的にその場その場に合わせていくインプロビゼーションには慣れているし好きなんで、楽しかったですね。最初の日に、野田さんからA4の紙数枚の文章が書かれたものが配られて、それを読んだ時、これはお芝居というより詩なんだなって思ったんです。いろいろなパフォーマンスを退屈せずに観てもらえるよう、心に刺さったり笑えたりするような詩でひとつのエンターテインメントにまとめる。映像詩人という言葉がありますけれど、芝居詩人なんだと感じました。でも、その言葉には受け取った人が考えたり想像したりする余地が残してあって、自分で最後のピースをはめて完成されるようになっている。それって、お客さんの想像力を喚起させて感動を呼ぶ、普段の野田さんのお芝居にもちょっと近い気がしたんですよね」違うものを受け入れるほど、自分たちの存在が明確に。ワークショップには、ブラジルで活動するさまざまなアーティストたちも参加し、即興でコラボレーションがおこなわれた。「現地の音楽家たちと演奏できたのは楽しかったですね。間の感覚とかも違うはずなのに、違和感はまったくなくて、自然とミックスできて。その僕らが演奏しているステージの真ん中で津村禮次郎さんが能を舞う姿を見た時には、日本人として誇らしい気持ちにもなって、ものすごく感動したんです。世代も文化も全然違う人たちが、ブラジルという異国に集まって、そこに現地のアーティストが参加して自然な形で成立させちゃえるのが野田さんのすごいところだし、文化の可能性も感じました」スカパラ自体、これまでに菊地成孔さんや宮本浩次さん、aikoさんなどのほか、関ジャニ∞やさかなクンまで、ジャンルを問わず多くのアーティストたちとコラボレーションを果たしてきている。「僕らの曲に『Paradise Has No Border』というものがあるんですが、そのタイトルを考えたのがメキシコなんです。その時は、アルゼンチンのロス・ファブロソス・カディラクスというスカバンドのライブ出演だったんですが、会場の6万人のお客さんが大合唱しているのを見た時、歌声が届く範囲は全部楽園なんだって思ったんです。アルゼンチンのバンドが、ジャマイカで生まれた音楽をメキシコで演奏して、それを日本人の俺らが見てる…とっても素敵なことじゃないですか。そうやって境界線を作らずにやっていきたいという考えからの“ノーボーダー”です。外のものを受け入れていくのって最初は怖いと思うんです。僕らの演奏に、アイデンティティがなくなっちゃうんじゃないかと心配する人もいましたし。でもじつは、逆に違うものを受け入れれば受け入れていくほど、自分たちの存在意義が明確になってくるんですよ」大切なのは、お互いをリスペクトし合うこと。「コラボレーションって、お互いが持っている手の内を全部見せ合って、共有しないとうまくいかない。そういう意味では、お互いに勉強させてもらう感覚で臨むのが大事なんだと思っています」音楽にとどまらず、伝統芸能やドラァグクイーンなど、カルチャーという線上でノーボーダーに交わる場所が東京キャラバンだ。「ブラジルでも、その後に参加した六本木でも、いろんなアーティストの方とお話をさせていただいてたくさん感銘を受けました。これからも、勉強させてもらう機会が来ることを期待しています」’16年、リオデジャネイロではスカパラと現地のパフォーマーたちがセッション。やなか・あつし1966年生まれ、東京都出身。昨年デビュー30周年を迎えた東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックスを担当するほか作詞も手がける。新曲『倒れないドミノ』が先月配信リリースされた。東京キャラバンは、東京オリンピック・パラリンピック開催により世界からの注目が日本に集まるタイミングで、東京を文化の面から盛り上げるために立ち上げられた。発案者である劇作家・演出家・役者で東京芸術劇場の芸術監督を務める野田秀樹さんが提唱するのは、多種多様なアーティストが東京キャラバンの旗印のもとに集い、ジャンルを超えて交わることで、新たな可能性を見出す場を作ること。’15年の東京・駒沢を皮切りに、これまでにリオデジャネイロや、東北、京都、九州、四国、岡山、富山、北海道など各地を旅しながら、様々なアーティストが集い、全16か所で開催。出演するのは、俳優、ダンサー、ミュージシャンなどのほか、地方に根付いた伝統芸能の担い手やパフォーマーたち。あらゆる表現が入り乱れたパフォーマンスは、各地で観客を熱狂させている。今年5月に予定していた公演は延期となったが、今後の開催が注目されている。※『anan』2020年5月27日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年05月26日主演ありきで企画が立ち上がることの多い日本のエンタメ界において、いまミュージカルの世界は比較的フェアになっているのではないかと思う。要は、歌えるか否か、そして、観客の心を掴む芝居ができるか否か。海宝直人さんという人こそ、まさにその象徴的存在だろう。子役時代からのキャリアを考えれば、いまの活躍ぶりは当然のことかもしれない。それでも大人の俳優としてミュージカルの舞台に立ち始めた当初は、ソロパートがまるでないアンサンブルのひとりだった。そんな海宝さんが一躍注目を集めるようになったのが’15年の『レ・ミゼラブル』だ。オーディションによりヒロインの恋人となるマリウスを演じたが、幕が開くなりミュージカルファンの間で海宝マリウスが大きな話題に。そこからは、『アラジン』日本初演でのアラジンや、『ライオンキング』のシンバ、『ノートルダムの鐘』のカジモドなど、超有名大作の主役を次々と射止めている。その快進撃も、彼の歌を聴けば納得のはず。楽曲の音の輪郭を細かく丁寧になぞりながら、そこに役の心情を描写してみせる。その圧倒的な歌唱力と表現力には、ただただ脱帽するばかりだ。「姉が4歳の頃に『アニー』に出演したりして、物心つく前から、自然に歌ったり踊ったりしていたんです。この間、昔のホームビデオを見ていたら姉と競うようにアニーの歌を歌っていて、本当に好きだったんだなって(笑)」そんな海宝直人さんの初舞台は8歳の時にチップ役で出演した劇団四季の『美女と野獣』。その後には、『ライオンキング』でヤングシンバも経験した。「当時は学校とミュージカルとの両輪で生活していた感じでした。でも、どちらかというとお仕事の方が楽しくて、自分としてはそっちがメインみたいな感覚でした」そんな少年がミュージカルの道を選択したのは、ごく自然なこと。大学への進学も考えていた高校卒業間際に『ミス・サイゴン』のオーディションの存在を知る。「いま思えば、あれが大人の俳優としてやっていこうと決めた瞬間だったと思います」と振り返る。「『ミス・サイゴン』はアンサンブルにソロの場面があったりするんですが、僕にはなくて。そこから多くの作品に出させていただきましたが、やはりメインでお芝居がしたい思いがありました」ターニングポイントは’15年の『レ・ミゼラブル』マリウス役。その歌唱力だけでなく、役柄への深い解釈に評価が集まり、注目度が一気に増した。その後、『アラジン』『ライオンキング』『ノートルダムの鐘』と大作ミュージカルの主役を次々と演じている。「幼い頃から出会ってきた方や作品にずっと恵まれてきたんだと思います。それこそ、子役時代にご一緒させていただいた劇団四季の方々は、素晴らしい俳優さんばかり。そういうなかで、自分が何をいいと思うか、どんな俳優になりたいかといったものが形成されていったような気がします」役を表現するツールとしてテクニックは必要なんです。海宝さんの魅力といえば、確かな歌の実力はもちろんだけど、何よりその歌の表現力の豊かさだろう。これまで何度となく聴いていた曲なのに、海宝さんの歌で“ああ、こういう曲だったんだ”と気づかされることも多い。「もともと僕は、この役の心情でこのメロディならばこう表現したいというのが、結構はっきり自分の中にあるほう。それを表現するツールとして、どうしてもテクニックが必要なんです。ただ20代前半の頃は、こういう表現がしたいのにできないとか、こういう音色を出したいのに出ないとかで苦悩していて。例えば高音でメロディが書かれている曲があって、それを歌おうとすると声が細くなってしまったり柔らかい音色になってしまったり、歌のエネルギーが落ちてしまうことがあるわけです。でもそれでは、自分が思う役の心情が表現できない。だとしたら、出せるようにするしかないですよね。苦悩する場面で歌うなら、もっと声帯を閉じた、ガツンと当たった音でちょっと歪みを出したいとか。そのためにボイストレーニングに通うようになったんです」テクニックを磨くことは、つまり表現の幅を広げるということ。そして、いざ舞台に立った時に歌から自由になるためのもの。「歌っている時、思うように声が出ないとか何か引っかかりがあると、そっちが気になって役に集中できなくなっちゃうんですね。それが自分の中のストレスになるし、お客様にも伝わってしまう。だから舞台上で余計なことを考えずに済むためのものなんです」なんと’18年には世界的演劇都市ロンドンのウェストエンドで舞台デビューも果たしている。しかもそれが、舞台で海宝さんの声を聴いたロンドン・ロイヤル・オペラハウスのコンサートマスターのヴァスコ・ヴァシレフさんからのオファーだったというからすごい。「最初は詐欺じゃないか、と(笑)。でも、こんなチャンスはなかなかないし、飛び込んでみようと思って。右も左もわからないなかでしたが、すごく新鮮な体験でした」世界も認めたその人は、いまどこを向いているのだろうか。「この間、『アナスタシア』という日本初演の作品に携わらせていただいたんですが、自分でイチから作っていけるというのは、すごく価値のあることだなと思ったんです。プレッシャーもありますが、やりがいを感じますよね」転機となった出演作苦悩しながら成長していく人間味が共感を呼んだ。’15年を皮切りに、’17年、’19年の『レ・ミゼラブル』でマリウスを好演。「けっしてヒーローではなく、乗り越えられないものの前で苦悩したりする人間くささが魅力的な役です」制約の多い難役に挑戦。深く丁寧な役づくりが光る。’16年に日本初演となった劇団四季『ノートルダムの鐘』で、公開オーディションにより主人公・カジモド役を獲得。「肉体的にも精神的にも、自分の極限を試された作品でした」かいほう・なおと1988年7月4日生まれ、千葉県出身。舞台を中心に活動する傍ら、ロックバンド・CYANOTYPEのボーカルとしても活動している。※『anan』2020年5月27日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年05月25日いい意味でミュージカル俳優らしくない。それが柿澤勇人さんの魅力ではないだろうか。ミュージカル界に身を置く俳優の多くは、幼い頃からミュージカル好きだったか、もしくはずっと歌かダンスが得意でミュージカルにたどり着いた、というパターン。しかし柿澤さんは、ミュージカルに出合う高校時代まで、ずっとサッカー一筋でやってきた人。それゆえか、“王子感”を感じさせる多くの同世代のミュージカル俳優のなかにあって、ちょっとしたヤンチャさや屈託のなさは、彼の個性として確立しているように思う。もちろん歌はうまいし、声もよく声量もある。でも舞台を観終わると、歌や曲というよりも、演じるキャラクターの人間味が強く印象に残るのだ。観客に夢を見させるキャラクターというより、身近でリアルな人物を立ち上げる。とくにそれを感じさせたのが『デスノート THE MUSICAL』の夜神月役。名前を書いた人を死なせるノートを手に入れたことで、自らの能力に溺れていく役だが、彼の秀才ぶりよりも、ひたむきな愚かさや精神的幼さを感じさせる月だった。人間くささ。それこそが柿澤さんの役に共感してしまう理由なのだ。幼い頃からずっとサッカー漬けの日々を送っていた柿澤勇人さんの人生を、一本のミュージカルが一変させた。それが高校1年生の時の課外授業で観た劇団四季の『ライオンキング』だ。「それまでミュージカルにまったく触れたことがなくて、観る前は正直ナメてた部分もあったんです。でも、始まって1曲目で心を掴まれて、『俺、これやるわ』って、劇場を出た瞬間に担任の先生に劇団四季の入り方を聞いてました」ここまではよくある話。でも、すごいのは3年後に超難関のオーディションを突破し、劇団四季の研究所に入ってしまったこと。「運が良かったんですよね。その頃ちょうど四季が全国各地の劇場でロングラン公演を打つようになっていた時期で、ちょっとでも可能性があると思われたらチャンスが回ってくる。ただ、その時の僕はダンスも歌もド素人。当時、研究生は毎日朝から夕方までバレエや日舞のレッスンや発声練習がありましたが、終わってからいったん帰宅して仮眠をとった後、夜中にレッスン場に行って自主稽古をしていました。ダンス経験者の同期に教わったり、音大のやつに歌を聴いてもらったり。あの時期が一番たくさんのことを学んだし、吸収させてもらったと思います」厳しい練習を続ける努力や向上心は、サッカーで身に付けたこと。「自分のマインド的に、下手くそだったら練習するしかないっていうのがあります。そもそもミュージカルって技術が必要で、本来1か月や2か月で習得できるもんじゃない。でも、じゃあどうするかといったら、結局やれるのは練習とか努力とかしかないんです」そして入団から半年で舞台デビューし、翌々年にはミュージカル『春のめざめ』日本初演で主役に抜擢。しかし、なんと柿澤さんはその年に四季を退団してしまう。「『春のめざめ』ではクリエイティブのスタッフが海外から来たんですが、それまでの四季のメソッドとは全然違う作り方をしたんですよ。毎日、感情を出せ、叫べ泣け、怒りなんてそんなものかと言われて…。でも、それが面白かったんです。ミュージカルって何なんだろう、舞台って、芝居ってと考えるうち、もう一度演技を勉強し直したいと思うようになって」いまも大切にしている蜷川幸雄さんからの教え。俳優として大きな転機となったのは、故・蜷川幸雄さん演出のストレートプレイ『海辺のカフカ』。「蜷川さんは、つねに芝居とは何かを考えていた人。その方と一緒に作品を作れたことは、すごく大きな経験です。だって、たった1シーンのセリフを実感のこもったものにするために、稽古場に生肉の塊を買ってこさせたりするんですよ。そんな演出家、他にいないですよね。セリフは腑に落ちてないとダメなんだと教えてくださった方です。ミュージカルも根底は芝居。歌をきれいに歌うことより、作品のなかで役として筋を通すことを大事にしています」もうひとついまも大切にしている蜷川さんの言葉がある。それは、「つねに自分を疑え」ということ。「周りに何も言われなくても、これで本当にいいのか、つねに自分でちゃんと考えろとおっしゃっていました。実際、蜷川さんは一度成功を収めた作品の再演の稽古でも怒鳴ってましたしね(笑)」そんな柿澤さんに、目標を伺うと「俳優という仕事でいえば…この先も芝居って何だろうっていう答えを探しながらやっていくだろうと思います」と前置き。「ミュージカルに関していえば、誰もが知ってるような人気作もやりつつ、日本でこれから作られていくオリジナル作品にもどんどん挑戦していきたいと思っています。海外にはすばらしい作品がたくさんありますけれど、日本の作品にだっていいものはある。いま韓国はミュージカルブームですが、負けてられないですよね。日本オリジナルの『デスノート THE MUSICAL』という作品で台湾に行ったんですが、あれが第一歩。すぐには無理でも50年後、ブロードウェイで上演されるきっかけになるような日本発の作品に携われたら嬉しいし面白いなと思っています」夏にミュージカル『スクールオブロック』の主演が控えている。「日本での上演は今回が初。観た方に、いい作品だと思ってもらえるよう臨みたいです」転機となった出演作役の感情から歌に繋げていくことを学んだ作品。劇団四季退団後の最初の舞台が’11年の『スリル・ミー』。「ミュージカルではあるけれど、作品の軸は心理劇。うまく歌うことよりも、役の感情を通すことを大事に演じました」韓国や台湾でも評判を呼んだ日本発のオリジナル。大人気漫画『デスノート』がミュージカルに。’15年の初演と’17年の再演で、主人公の夜神月を演じた。「作品の立ち上げに携われたことは、自分にとって大きな経験でした」かきざわ・はやと1987年10月12日生まれ、神奈川県出身。ミュージカルのみならず、ストレートプレイや映像でも活躍。連続テレビ小説『エール』に出演。シャツカーディガン¥34,000パンツ¥32,000(共にヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥39,000(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)シューズ¥23,000(トス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2020年5月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・松田蓉子取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年05月24日