’24年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』が4月1日にスタートした。朝ドラヒロインを務める伊藤沙莉(29)は日本で初めての女性弁護士となる人物を演じている。「エランドール賞新人賞」(’21年)や「文化庁芸術祭放送個人賞」(’22年)、「橋田賞新人賞」(’23年)などを過去に受賞しており、高い評価を受ける伊藤はその演技力を遺憾なく発揮。まだ放送3週目が終わったばかりだが、SNSには、《伊藤さんの演技、表情が素晴らしい》といった声が並んでいる。半世紀以上の間、国民に愛されてきた朝ドラだが、演技が不評なヒロインも……。過去10年の朝ドラヒロインの中で、演技がイマイチと思われているのは誰だろうか?そこで本誌は過去10年の朝ドラヒロインで、演技が上手/イマイチと感じた女優について調査した。(男性が主人公を務めた朝ドラは除く)対象は40歳以上の女性400人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、演技がイマイチな朝ドラヒロインのランキングの結果を紹介する。3位は’19年度前期の朝ドラ「なつぞら」で主人公を務めた広瀬すず(25)。第100回記念作品として制作された作品で、広瀬はアニメーターを目指すヒロイン・なつを熱演。松嶋菜々子(50)や、山口智子(59)、比嘉愛未(37)といった歴代ヒロインが多数出演し、作品を彩っていた。’16年に日本アカデミー賞 新人俳優賞を、’18年に日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞しているなど若くして実力派の広瀬だが、記念作品ということもあって脇を固める共演者も猛者揃いだったことから実力差を指摘する声があがった。《若さと可愛さだけで人気があったと思う。共演者の男性たちの演技の方が際立っていた》《表情がかわらない》《顔が可愛すぎて演技がへたでも許せるみたい》続いて2位に選ばれたのは’15年度前期の『まれ』でヒロインを務めた土屋太鳳(29)だ。同作は夢が嫌いだったヒロインが、人との関わりの中でパティシエになるという夢を追う物語。2020人が応募したオーディションでヒロインに選ばれた土屋は、役作りのため髪を40cm切るなど、体当たりで臨むも、物語の整合性がとれていないなどと指摘があがり、作品の評判は今ひとつであった。日本女子体育大の体育学部運動科学科を卒業している土屋は、『るろうに剣心』や『今際の国のアリス』などの格闘シーンで存在感を発揮し、アクション女優としての地位を確立しつつあるが、当時の演技力には疑問を抱いていた人もいたようだ。《女優にしては演技力がない》《セリフが棒読みっぽい》《感情の表現がいまいちのような気がする。》そんな2人をおさえて1位に選ばれてしまったのは’22年度前期の『ちむどんどん』でヒロインを務めた黒島結菜(27)。舞台の舞台は沖縄で、黒島扮する比嘉暢子が沖縄料理に夢をかける姿を描いたストーリー。明るく天真爛漫な暢子を中心に、長女(川口春奈)、長男(竜星涼)、三女(上白石萌歌)ら兄妹たちとの人間模様も見どころであった。しかし、無理のあるストーリー展開や、人物設定に批判が相次ぎ、SNS上で“#ちむどんどん反省会”がたびたびトレンド入りする事態に。暢子が「まさかやー!」「ありえん」などと大声で方言を話すシーンも、《イライラする》と不評で、黒島の演技に対しても否定的な声があがっていた。《平板、演技に厚みがない。まだ経験値が足りないと思う》《セリフが一本調子、顔の喜怒哀楽がない。言葉に抑揚が無い》《演技に深みがない》
2024年04月20日4月1日にスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』の第一週の平均視聴率は16.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、’23年後期『ブギウギ』、’23年前期『らんまん』、’22年後期『舞い上がれ』を上回る好スタートを切った。29歳にして芸歴20年を数える同作のヒロイン・伊藤沙莉(29)の演技が好評を博しているが、半世紀以上の歴史では数々のヒロインが名演を残してきた。過去10年の朝ドラヒロインの中で、最も演技を評価されているのは誰なのか?そこで本誌は過去10年(’14年以降)の朝ドラヒロインで、演技が上手/イマイチと感じた女優について調査した。(男性が主人公を務めた朝ドラは除く)対象は40歳以上の女性400人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、「演技が上手い」朝ドラヒロインのランキングの結果を紹介する。まず3位は同率で2名。’14年度前期の『花子とアン』で主演を務めた吉高由里子(35)と’19年度後期の『スカーレット』のヒロイン・戸田恵梨香(35)。吉高は『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子をモデルにした安東はなを好演し、平均視聴率22.6%を記録。戸田は女性陶芸家のパイオニア的な存在である神山清子をモデルとしたヒロインを演じた。’24年の大河で主演を務めている吉高と、『SPEC』(フジテレビ系)や『コードブルー』(フジテレビ系)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)などの多くの話題作に出演してきた戸田の2人の演技力が高く評価されていた。■吉高由里子《せりふ回しが上手だった》《役以上の本人になりきっている。》《然体で作りこんでるように見えないところがとても良かったから》■戸田恵梨香《喜怒哀楽が上手に表現できていたと思う》《素直に引き込まれました》《笑う演技と泣く演技が上手》続いて2位に選ばれたのは’21年度後期の『カムカムエヴリバディ』で2代目ヒロインを担当した深津絵里(51)。同作は、NHKのラジオ英語講座を題材にした親子3代100年にわたる物語で、上白石萌音(26)が演じた1代目ヒロイン・安子と生き別れになった2代目ヒロイン・るいとして自らの人生を切り開いていく役柄を深津は演じた。朝ドラ史上最高齢ながら、18歳の役も見事に演じ切り、その透明感に驚きの声が多数あがった。深津は’97年にスタートした『踊る大捜査線シリーズ』で大ブレイクを果たし、’10年の映画『悪人』でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞するなど、日本を代表する女優として活躍。シリアスな演技だけでなく、映画『ザ・マジックアワー』や『ステキな金縛り』などではコメディにも定評が。朝ドラでは10代から70代まで演じ、シリアスからコメディまで対応できるその幅の広さが高い評価を得ていた。《どんな役でもこなせるから》《若い頃から母になり幅の広い年齢を演じた》《役になりきった演技をされていて演技が上手な女優さんだと思いました》そんななみいる3人を抑えて、1位に輝いたのは’18年度後期の『まんぷく』のヒロイン、安藤サクラ(38)。インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福と妻・仁子をモデルに制作された同作で、何度も失敗しながら夫婦二人三脚で世界の食文化を変えていくストーリーだ。’24年3月には映画『怪物』で3度目の日本アカデミー賞最優秀女優賞に輝くなど、名実ともに日本トップクラスの女優である安藤。安藤サクラと度々タッグを組んでいる是枝裕和監督(61)が「いきなり放り込まれたような場面でも、最初からそこに居て、地に足がついたというか、根の生えたように演じてしまう。それは他の人にはない感じですね」と評するその芝居は、視聴者にも届いているようだ。《演技しているわざとらしい感じがしないため。》《自然な演技で人をひきつける魅力がある》《独特の雰囲気がある。何役をやらせてもしっくりくるから。》
2024年04月20日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の第14話が18日に放送され、涼子様のセリフに注目が集まっている。第14話は、よね(土居志央梨)は貧しい生い立ちを明かし、涼子(桜井ユキ)や寅子(伊藤沙莉)など、同級生らが恵まれていることに憤りを感じることを告白する。かける言葉が見つからない寅子は「毒まんじゅう事件」の実際の判例を再検証しようと提案する。はる(石田ゆり子)と花江(森田望智)の力も借り、実際にまんじゅうを作ってみることにする寅子たち。すると、意外な事実が判明する…というストーリーだった。よねの生い立ちを知った涼子は「私、今まであなたとなるべくご一緒したくないと思っておりましたの。その…お気立てに難がおありでしょ」と正直に告白した上で、法廷劇の場での理不尽な状況にも立ち向かったよねに対し、「私もあなたのように周りを気にせず声をあげ、躊躇せず股間を蹴り上げられるすてきな女性に…」と語り、リスペクトのまなざしを向けた。視聴者からは「涼子様、朝からなんてことをw」「涼子様のお口から股間などというお言葉が!」「涼子様のオブラートに包んだ様でストレートな言い方好きww」「涼子様、そんなハッキリと…」「涼子さんw 股間を連呼w でもよねさんを羨む声は真実だ」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年04月18日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の第13話が17日に放送され、よね(土居志央梨)の壮絶な生い立ちが明らかとなった。第13話は、寅子(伊藤沙莉)たちの法廷劇の幕が上がるが、男子学生・小橋(名村辰)らの妨害によって中止に追い込まれる。騒動は新聞にまで取り上げられてしまい、今後は女性らしいふるまいを、と学長(久保酎吉)からも注意を受ける。足をけがしたよね(土居志央梨)を住み込みで働くカフェーに送った寅子たちは、よねが働きながら弁護士を目指していること、貧しい生い立ちと男装の理由、そして世の中を変えようしていることを知る…というストーリーだった。百姓の次女として生まれたよねは、貧しい幼少期を過ごし、最愛の姉が15歳で東京へ売られて女郎となった。そんな境遇から逃れようと賢くあろうとしたよねだが「私、女やめる。だからここにいたい。誰よりも働くから…お願いします!」という願いも虚しく15歳になる前に売られることが決まる。そして、現在住み込みで働く「カフェー燈台」へ逃げ込み、ボーイとなった。そこから数年後、女郎となった姉が「体を売った金をずっとごまかされていた」ことを知り、ある弁護士と知り合う。そして法律の世界に触れ、女子部入学を決意する。「今の私のまま、舐め腐った奴らを叩きのめす」力を得るために…。一連のシーンにネット上では「想像以上の生い立ちだった」「よねちゃんの幼少期が過酷すぎて朝から胸糞」「これはよねちゃんを応援せざるおえない」「こんな生い立ちならあのキャラクターになるのも納得」「なかなかエグい内容をうまく描いたな」「こんな生き方をしてたら周りがぬるく見えるよね」「今までの行動の辻褄が合った」「朝から衝撃的なストーリーだったな」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年04月17日俳優・吉沢亮の写真集「Profile」(プロファイル)の発売が決定。予約がスタートした。2009年に15歳でデビューし、連続テレビ小説「なつぞら」、大河ドラマ「青天を衝け」、『銀魂』『キングダム』『東京リベンジャーズ』シリーズなど様々な作品に出演してきた吉沢さん。デビュー15周年企画の第1弾として今回、写真集が発売となる。2月発売の「吉沢亮 2024.4→2025.3 カレンダー」から多くの未使用カットを収録。撮影段階からスタッフ一同が「カレンダーだけではもったいない!」と、おさめられなかったカットの数々を届けるべく、この度の写真集発売に至ったという。2023年、20代最後の1年を通して、北海道・京都・関東近郊にて四季折々の景色ともに、また格式高い建築物を撮影地として選定。カメラマン荒井俊哉こだわりのモノクローム写真・ポートレート写真などがたくさんおさめられており、29歳の吉沢さんを存分に堪能できる内容となっている。また写真集タイトルにちなんで、誕生からデビューまで、デビュー以降の出演作品をふり返るページに加え、撮影メイキングや撮影当時の思い出と30代の抱負を語ったインタビュー映像が収録されたDVDも封入している。本作は予約がスタートしており、アミューズ公式オンラインショップ「A!SMART」では初回限定版となるスペシャルBOX版も発売。写真集に掲載されたカットの中から1枚を厳選した15周年記念の「フォトTシャツ」、30歳の誕生日に撮影したカットを使用したチェキ風カードが付属されている。写真集商品情報・吉沢亮 写真集「Profile」【発売日】2024年6月14日(金)【発売元】株式会社アミューズ【価格】4,000円(税込)【仕様】ソフトカバー/A4版(本文112ページ)+DVD・【アスマート限定】吉沢亮 写真集『Profile』スペシャルBOX版【価格】9,800円(税込)【仕様】オリジナルBOX仕様でのお届け■写真集ソフトカバー/A4版(本文112ページ)+DVD■15周年記念フォトTシャツ■チェキ風カード1枚※スペシャルBOX版 受付対象期間:2024年4月25日(木)23:59までの注文分※【アスマート限定】吉沢亮 写真集『Profile』スペシャルBOX版は数量限定、受付期間内でも規定枚数に達した場合は受付終了(シネマカフェ編集部)
2024年04月13日新年度が始まり、伊藤沙莉(29)がヒロインを務める連続テレビ小説『虎に翼』の放送がスタートするなど、新たな顔ぶれがテレビを彩るなか、目にする機会が減ってしまった面々が。STARTO ENTERTAINMENTのタレントたちだ。4月10日、公式サイトで《株式会社STARTO ENTERTAINMENTは、4月10日より本格的に業務を開始いたしましたのでお知らせいたします》と発表したSTARTO社。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題に関する被害者補償はSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が担っている。補償の進捗はSMILE-UP.公式サイトで報告されているものの、STARTO社のタレントの新規起用に難色を示しているのがNHKだ。SixTONESが出演していた『バリューの真実』(Eテレ)、King&Princeが出演していた『プレミセ!』(BS)など8番組が、3月末で放送を終了した。「STARTO社のタレントが降板となり出演者を変えて継続する番組もありますが、この春の改編でSTARTO社のタレントのNHKへの出演はひとつもなくなりました。NHKの稲葉延雄会長は2月14日の会見で、SMILE-UP.社の補償状況について『率直に言って、我々の期待している動きに比べると少し遅い』とコメントしており、新規起用を見送る方針を続けるとしていました」(スポーツ紙記者)しかし4月を迎え、NHKでSTARTO社のタレントが唯一起用されている番組が。アニメ『忍たま乱太郎』だ。オープニングテーマに『勇気100%』、エンディングテーマに『この青空は忘れない』が起用されているが、それを歌っているのはSTARTO社所属のジュニアたちなのだ。「『忍たま』は93年の放送開始以来、一貫して『勇気100%』はオープニングテーマに使用されています。歌うのは光GENJIやHey! Say! JUMPなどさまざまでしたが、すべて旧ジャニーズ事務所のタレントが歌唱してきました。エンディングテーマは中山エミリさん(45)や石川さゆりさん(66)が担当したこともありましたが、これまでに12組の旧ジャニーズのグループが担当してきました」(前出・スポーツ紙記者)STARTO社のタレントの出演番組が次々に終了したことから、『忍たま』のオープニングテーマ・エンディングテーマも変更になると予想していた視聴者は多かったよう。ジュニアの起用が継続していることがわかると、SNS上では《そういえばNHKは総合・Eテレことごとく旧ジャニーズをキャンセルしたけど、忍たまの主題歌はそのままなんだね?》《よかったこれは変えないで欲しかったから》などと反応はさまざまだった。STARTO社所属のジュニアを『忍たま』のオープニングテーマとエンディングテーマへの起用を続けた理由をNHKに聞くと、次のように回答があった。「旧ジャニーズ事務所所属のタレントの新規出演依頼については、被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで当面、行わないとする方針に変わりはありません。ご質問のオープニングテーマ・エンディングテーマは、2022年度から使用しており、新規出演依頼にはあたらないと認識しています。」
2024年04月11日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の公式SNSが更新され、キャスト陣のオフショットが公開された。公式SNSは「ロケ撮影の休憩中に一枚!」とつづり、寅子とともに明律大学女子部法科に通う、華族の涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)の3ショットを公開。「寒くなりはじめた時期の撮影だったので、あたたかい飲み物でほっと一息」と撮影現場の様子を伝えた。ファンからは「寒い中撮影お疲れ様です温かい飲み物で一息出来ますね三人さん美しいです」「みなさん目がパッチリで、おキレイだ。朝から目の保養になりました。早く帰宅して本編が観たいぞ」「上品な美人三人嬢このお写真では、左側のハヨンスさん、若い頃の南沙織さんにそっくりです」「休憩中すら美しい…」「寒い中のロケお疲れさまです仲良しが伝わりますね」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年04月09日俳優・広瀬すずが主演を務めたNHK連続テレビ小説『なつぞら』が、BS11であす9日より再放送される。毎週火曜の午後6時~6時54分/午後7時~8時に6話連続で届ける(全156話)。2019年、記念すべき連続テレビ小説の100作目として放送された作品。大森寿美男氏がオリジナル脚本を手がけ、戦後、北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台に、ヒロインの夢と冒険、愛と感動の物語を描いたヒロインの広瀬をはじめ、草刈正雄、松嶋菜々子、吉沢亮、岡田将生、山田裕貴、中川大志など豪華キャストが出演し、物語を盛り上げた。【ストーリー】戦争で両親を失った少女・奥原なつ。彼女を癒やし、たくましく育てたのは―北海道・十勝の大自然と、開拓者精神あふれた強く、優しい大人たちだった。やがてなつは、十勝で育まれた豊かな想像力と開拓者精神を生かし、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。【出演】広瀬すず、松嶋菜々子、藤木直人、岡田将生、工藤阿須加、安田顕、仙道敦子、小林隆、音尾琢真、戸次重幸、小林綾子、吉沢亮、山田裕貴、清原翔、福地桃子、粟野咲莉、渡邉蒼、高畑淳子 、草刈正雄ほか【語り】内村光良【作】大森寿美男【音楽】橋本由香利【主題歌】スピッツ「優しいあの子」【アニメーション監修】舘野仁美【アニメーション制作】ササユリ東映アニメーション【セル画制作指導】山本智子
2024年04月08日朝は、カラダがデトックスモードに入るタイミング。腸も排泄モードに入ってリセットされるので、ヨーグルトや果物など、簡単かつ栄養豊富で腸活に役立つ朝ごはんをしっかり食べよう。【朝の美容習慣】朝腸活腸内細菌が目覚める“ヨーグルト”ヨーグルトの乳酸菌には善玉菌を元気にしてくれる働きが。みなさん腸内細菌のエサになる食物繊維と一緒に食べるなど工夫し、腸活に励んでいる模様。カラダにいいことはもちろん美味も追求!【古橋菜摘さん/BEAMSデジタル部】「ヨーグルトが好きで、よく食べます」という古橋さん。クリームチーズのようにコクがあると評判のヨーグルトに、さっぱりしたフレッシュフルーツを添えて。タンパク質、ビタミンCをたっぷり補給しながら、乳酸菌で腸活もバッチリ!腸内細菌のエサになる蜂蜜をプラス。【東 咲月さん/モデル、俳優】腸活で免疫を整え、花粉症対策も。「蜂蜜入りの『カスピ海ヨーグルト』をよく食べます。最近のお気に入りは〈ANGICO〉の蜂蜜!いろんな蜂蜜を試します」オリジナルレシピのスイーツ風朝ごはん。【安本彩花さん/私立恵比寿中学】朝ごはんを食べる習慣のなかった安本さんは、腸活のために朝食を摂る派に。「オートミールとヨーグルトを混ぜて一晩寝かせれば、簡単にタンパク質が摂れます。ココアパウダー、バナナ、蜂蜜を入れて食べると、もう立派なスイーツ!」編集部 SELECT腸やカラダの機能を整えてくれるヨーグルトをセレクト。【江崎グリコ】BifiXヨーグルト ほんのり甘い体脂肪の低減や認知機能の改善に役立つとされるビフィズス菌BifiXと、食物繊維イヌリンを配合。375g¥254*編集部調べ(江崎グリコ TEL:0120・141・369)【小岩井】免疫ケアヨーグルト 甘さすっきり健康な人の免疫維持に役立つと報告されているプラズマ乳酸菌が、100gあたり1000億個も。[機能性表示食品]100g¥153*編集部調べ(小岩井乳業 TEL:0120・171766)【明治】脂肪対策ヨーグルト体脂肪の蓄積を抑えることで肥満気味の方のお腹の脂肪を減らす機能を持つ、MI‐2乳酸菌を配合。[機能性表示食品]112g¥155*編集部調べ(明治 TEL:0120・598・369)女子に不足しがちな“プロテイン”タンパク質は、腸を動かす筋肉のためにもマスト。そこでタンパク質を補うために、忙しい朝はプロテインドリンクを活用する人も。タンパク質と一緒にビタミン類も。【渡邊かれんさん/BEAMS宣伝】1食でタンパク質20g、果物や野菜24食分の還元成分が摂れる製品を愛用。「〈Paradise Herbs〉の『プロテイン&グリーン』を飲むと、お通じがよくなります」筋トレガチ勢にも人気のプロテイン。【桑原優季さん/BEAMS宣伝】プロテインドリンクに食材をプラスすることで、腸活に欠かせない食物繊維とフラクトオリゴ糖を同時に摂取。「プロテインと小松菜、バナナをミキサーにかけたミックスジュースを飲んでいます」まるごと腸活食材“果物”ビタミン類にポリフェノール、天然の糖分など、フルーツには腸活に役立つ栄養素がぎっしり。朝食は軽くしたい、という人にもぴったり!腸活はもちろん美容にもGOOD。【井手上 漠さん/モデル、タレント】「天然のビタミンを摂取するために、季節のフルーツを食べます」。果物のビタミンといえば、イチゴやキウイ、オレンジに多く含まれるビタミンCが代表的。24時間休まず働く腸を果物の酵素でサポートしたい!【新田さちかさん/俳優、会社代表】「集中力を上げるために、朝ごはんは食べないことも。食べるとしたら消化に負担が少なく、生の酵素を取り入れられる果物を」。果物に含まれる酵素は、脂や肉の消化を助ける、腸に嬉しい成分。※『anan』2024年4月3日号より。文・風間裕美子(by anan編集部)
2024年03月29日米津玄師の新曲「さよーならまたいつか!」が、2024年4月8日(月)に配信リリース。NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌となる。米津玄師の新曲「さよーならまたいつか!」2023年7月、米津玄師名義としては100曲目となる楽曲「地球儀」を、宮﨑駿監督のアニメーション映画『君たちはどう生きるか』主題歌として書き下ろした米津玄師。同作は2024年3月に行われた第96回アカデミー賞において、見事「長編アニメーション賞」を受賞している。NHK連続テレビ小説「虎に翼」主題歌に新曲の「さよーならまたいつか!」は、4月1日(月)より放送がスタートするNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌として書き下ろされた楽曲だ。伊藤沙莉が主演を務める同作は、情熱あふれる法曹たちの活躍に焦点を当てたリーガルエンターテインメント。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子の実話に基づくストーリーを追いながら、初の女性弁護士、そしてのちに裁判官となった女性の物語が描かれる。作品情報米津玄師 新曲「さよーならまたいつか!」※NHK連続テレビ小説「虎に翼」主題歌。リリース日:2024年4月8日(月)
2024年03月28日「淡谷のり子 全曲集」NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で再注目されている”ブルースの女王“こと淡谷のり子が、戦後の昭和20年代前半に所属したテイチク時代の楽曲を中心に、人気のヒット曲「別れのブルース」「君忘れじのブルース」をはじめ、大半が初のCD化となった貴重な音源が収録されたアルバム「淡谷のり子全曲集」が2024年3月6日に発売され、この度、待望のデジタル配信がスタートした。今回のCD化にあたり監修を務めた音楽史研究家の郡 修彦氏は、「NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の登場人物の一人として話題の淡谷のり子は、当時の大手レコード会社5社の全てに足跡を残した数少ない歌手であり、戦後の占領時期に在籍したテイチクでは同社の主力作詞家・作曲家による和製洋風軽音楽調の洗練された作品が中心でしたが、その前後の時期に比べて復刻の機会に恵まれず、折角の名唱・名作も広く世に知られずの状況でした。そこで、笠置シヅ子の全盛時代と完全に重複する時期の淡谷のり子作品を集大成し、同時期の作風や歌唱が容易に耳に出来る品として本CDを企画しました。多様化の途上にあった流行歌の新しい形態としての自由詩や、海外の軽音楽に着想を得た旋律・編曲など、新時代の淡谷のり子の方向性をテイチクが全力で支援した記録でもあり、販売・配布された大半の作品を編年体にて網羅し、作風・歌唱、録音状況・レコードの盤質の変化もわかり易くラインナップしています」と、今作について解説しています。1934年に誕生し、今年創立90周年を迎えた日本国内の老舗レコードメーカー「テイチク」の創成期に燦然と輝く、“ブルースの女王”淡谷のり子の歌声に触れてみてはいかがでしょうか?商品情報懐かしのSP時代「淡谷のり子 全曲集」あの歌声が今、蘇る―――SP盤オリジナル音源を新復刻にて良質音源化し今作にて多数の初CD化が実現!77年ぶりの商品化となる「すぎたあの日に」や、委託盤で発売されていなかった「熱川ブルース」の初商品化など、貴重な音源を収録したアルバム!発売:2024年3月6日品番:TFC-22013定価:¥2,530(税抜価格¥2,300)監修・解説:郡修彦(音楽史研究家)<全曲モノラル音源>1 或る夜の帰り路2 すぎたあの日に※3 人の気も知らないで※4 海に捨てる恋※5 街角※6 月のブルース※7 嘆きのブルース※8 君忘れじのブルース9 東京の詩集※10 わたしに罪があるでしょか※11 熱川ブルース※12 君待つ夜のタンゴ※13 今宵かぎりのルムバ※14 南風ロマンス※15 さよならブルース※16 東京ルムバ17 夢去りしブルース※18 チャイナブルース※19 三日月仄かに※20 泪雨のブルース※21 君恋う夜のブルース※22 東京リル※23 別れのブルース(コロムビア 音源)※初CD化(2024年3月時)■各音楽配信サービスはこちら ※市販SP盤から復刻の為、盤から起因するノイズ、歪みなどがあることをご了承ください。※デジタル配信は7曲目、23曲目の2曲をのぞき、21曲の配信となります。■商品のご購入はこちら・テイチクエンタテインメント淡谷のり子[淡谷のり子 全曲集:TFC-22013] / TEICHIKU ENTERTAINMENT : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月14日伊藤沙莉主演の連続テレビ小説「虎に翼」が4月より放送開始。その前に、見どころを一挙紹介する「もうすぐ!虎に翼」の放送が決定した。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さん、寅子の両親を石田ゆり子と岡部たかし、兄を上川周作、猪爪家に下宿している書生を仲野太賀、裁判官役で松山ケンイチらが出演。また、尾野真千子が“語り”を担当する。今回放送が決定した見どころ紹介番組「もうすぐ!虎に翼」は、メイキング映像のほか、伊藤さんや石田さん、岡部さんら、レギュラーキャストへのインタビューも盛りだくさん。また、主人公のモデルとなった三淵さんの足跡も辿る。「もうすぐ!虎に翼」は3月20日(水・祝)8時15分~NHK総合にて放送。※再放送あり連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日2024年度後期に放送される連続テレビ小説『おむすび』の第3弾キャストが発表された。本作は、まだ身近で少し懐かしい“平成時代”を、『正直不動産』の脚本家・根本ノンジが大胆かつユーモア盛りだくさんで描く平成青春グラフィティ。物語は、橋本環奈演じる主人公・米田結が、福岡で青春をおう歌する高校時代からスタートする。このたび新キャストとして、結と同じ糸島で暮らす高校球児・四ツ木翔也役で、連続テレビ小説初出演となる佐野勇斗、結が入る書道部の先輩・風見亮介役として、同じく連続テレビ小説初出演となる松本怜生の出演が決定。さらに、“朝ドラ”ならではのフレッシュで魅力的な若手俳優たちを発掘するため、過去最大規模の「若手オーディション」を開催。女性1,864件、男性391件もの応募の中から、5カ月にわたる選考の結果、結の幼なじみ・古賀陽太役で菅生新樹、結のクラスメイト・宮崎恵美役で中村守里、博多ギャル連合総代表・真島瑠梨(ルーリー)役でみりちゃむ、博多ギャル連合メンバー・佐藤珠子(タマッチ)役で谷藤海咲、同じく博多ギャル連合メンバー・田中鈴音(スズリン)役で岡本夏美、博多ギャル連合で結のクラスメイトである柚木理沙(リサポン)役で田村芽実が選出された。■佐野勇斗 コメントこの度、四ツ木翔也役を演じさせていただくことになりました。佐野勇斗です。デビューして約10年になりますが、様々な所で朝ドラに出演したいと言ってきました。応援してくださる皆様のおかげで、またひとつ夢が叶いました。すごく嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!まだクランクインはしていないのですが、ヒロインの橋本環奈さんをはじめ、すごく豪華なキャスト、スタッフの皆さんと、1年をかけて素晴らしい作品に携われることが楽しみで仕方ありません。毎朝皆さんに、今日も楽しく頑張ろう!と思ってもらえる作品に仕上がると思います。楽しみにしていてください!!■菅生新樹 コメント絶対にいつか入りたいと思っていた朝ドラの世界に自分が入れるとなって、いまだに興奮冷めやらずです。撮影の準備が進むにつれて、素敵なキャストのみなさまとの顔合わせが待ち遠しいです。そして「あーー早くクランクインしたい!」と毎日思っております。僕の演じる古賀陽太は親しみやすく、純粋で真っ直ぐな、側に居続けてほしいと思う最高な幼なじみです。約1年間にもわたる長期の撮影は初めてなので、自分が役と共にどういう感情になっていくのか楽しみながら、陽太としてしっかり生きていきたいと思います!!秋からの放送、半年間宜しくお願いします。■松本怜生 コメント「朝ドラに出たい!」今年の正月、両親との会話で僕が言った言葉です。運命的なタイミングで出演のお話をいただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。平成に生まれ、高校生活と共に終えた、思い入れのある「平成」を風見亮介として歩めることが本当に楽しみです。このご縁を大切に、皆様に明るい朝をお届け出来るよう頑張ります。■中村守里 コメントいつか朝ドラに出演し、九州にいる祖父母に恩返ししたいという想いがありました。宮崎恵美という人物を演じることが決まりとても光栄に思います。恵美は主人公の結の親友であり、 そして書道ガールです。今は福岡ことばと書道の練習に励んでいます。さまざまなことが初めてですが、このご縁に感謝して沢山のことを吸収出来るよう、役と共に成長していけたらと思います。よろしくお願いします。■みりちゃむ コメント今回こんな大きな役を頂けて、嬉しい半面めっちゃビビってます(笑)。私たち令和ギャルが憧れていた平成ギャルを演じさせてもらえることが、とても嬉しいです。私も元からギャルなのでとても演じやすい役なのですが、母親が元ギャルでコギャル世代だったため、母親に聞きながら役づくりをしています(笑)。令和ギャルと言われている私たちですが、平成ギャルとはやっぱり何か見た目やマインドなど多少異なる部分があり、この役を通して新しい発見や刺激をもらっています。親世代の方は懐かしいなぁこんなのあったなぁって懐かしみながら、楽しく見ていただけたらと思います。演技経験もまだまだ未熟で、周りのキャストさんやスタッフさんに助けられながら精一杯演じさせていただきますので、たくさんの方に見ていただけたら嬉しいです!■谷藤海咲 コメント出演が決まった時、喜びと同時に「え?私が朝ドラに?」と、正直不安も大きかったです。しかし脚本を読み、その不安はあっという間にワクワクに変わり、このおむすびの世界で生きたい!と一瞬で心を掴まれました。私が演じる「タマッチ」は曲がった事が嫌いで、情熱と芯をしっかり持った女の子です。なによりギャルマインドを1番大切に、お茶の間の皆様に【こんな朝ドラ初めて観た】と驚きと感動をお届けできるよう、全身全霊頑張ります。よろしくお願いします!■岡本夏美 コメント夢だった連続テレビ小説の出演に、心が躍る思いです!軽やかに、そして力強く、楽しく生きていく愛おしいギャルを演じられる事がとても楽しみです。沢山の愛をギャル魂に込めて、チャレンジングな作品をワクワクしながらお届けできればと思います!こんな朝ドラ観たことない!とお茶の間の皆さんを驚かせたいです!■田村芽実 コメント子どもの頃から大好きな朝ドラにまた出演させていただけること、大変嬉しく思っています。台本を掘り下げると、とてもシンプルだけれどつい忘れてしまう、大切なことに気付かされました。橋本環奈さん演じる主人公の米田結とハギャレンのメンバーは、常に「今」を生きることを楽しんでいます。暗いニュースに心を持っていかれることも多い昨今。まだ見ぬ未来のことばかり考え、不安になったり心配になったりしている私に、台本の中の結とハギャレンのみんなが、今この瞬間をしっかりと味わって心から楽しむことが何より大切だと教えてくれました。撮影にも、ハギャレンみんなと一緒に一瞬一瞬を逃さずに心から楽しんで挑めたらと思います。そして、その楽しい瞬間を、お茶の間の皆様にもお届けできるように頑張ります。また今回尊敬する素敵な俳優の大先輩方とお芝居ができること、光栄に思っています。平成ギャルとして誇りを持って演じさせていただきます。■制作統括・宇佐川隆史 コメント“朝ドラ”でオーディションと言えば、主人公ひとりを決める「ヒロインオーディション」が有名ですが、今回は“俳優の登竜門”という伝統はそのままに、「最高の若手を人数関係なく発掘したい!」と思い、従来にも負けない規模でオーディションを行いました。その結果、男性・女性合わせて2,255件ものご応募を頂きました。本当にありがとうございました。有名無名は一切関係なし。5カ月間かけ、“リアルガチ状態”で選んだキャストが、まずは6名(みりちゃむさん、谷藤海咲さん、岡本夏美さん、田村芽実さん、中村守里さん、菅生新樹さん)。そして「この役は、ぜひこの方に」とオファーさせて頂いた、佐野勇斗さん、松本怜生さんを含め、総勢8名の若手出演者がそろいました。自信をもって言えるのは、一人ひとりが、全く違う方向の輝きと魅力に満ちているということ。主人公の橋本環奈さんと、どんな化学反応を起こすのか――“燃え尽きるほどヒート”する高校時代編、どうぞお楽しみに!<番組情報>連続テレビ小説『おむすび』NHK総合ほかで2024年度後期に放送予定
2024年03月05日過去に起こった凄惨な殺人事件と、その事件をモチーフにした小説企画を立ち上げた編集者、作家たちの思惑が複雑に絡み合うミステリー『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』が本日からWOWOWで放送・配信される。桐谷健太、倉科カナ、橋本良亮、蓮佛美沙子、斉藤由貴らが出演する本作は、最後の最後まで展開が読めず、すべてが解決した後も心にズシリと重みが残る重厚なエンターテインメント作品だ。この作品のタイトルを聞いたときにまず頭に浮かぶのは、「“坂の上の赤い屋根”って?」という疑問ではないだろうか。この赤い屋根の建物とはなにかというと、前述の“過去に起こった凄惨な殺人事件”の現場となった、坂の上に建つ家のこと。高級住宅地として知られる地域の中でも特に大きく、鮮やかな赤い屋根が目立つその家には、かつて開業医を営む一家が暮らしていたが、娘の青田彩也子(演:工藤美桜)が恋人の大渕秀行(演:橋本良亮)に洗脳されて両親を殺害する事件が発生し、社会を震撼させる。その後逮捕された大渕は裁判中にすべてを告白した書籍『早すぎた自叙伝』を出版。裁判では彼に洗脳された彩也子が両親に手をかけたと判断され、大渕は死刑、一方の彩也子は無期懲役が確定する。本作の物語がスタートするのは、それから18年後。多くの人はこの事件を忘れていたが、新人作家の小椋沙奈(演:倉科カナ)は、“女子高生両親殺害事件”をモチーフにした小説の企画を、『早すぎた自叙伝』をヒットさせた編集者・橋本涼(演:桐谷健太)に持ちかける。数年前に新人賞を受賞したもののその後は鳴かず飛ばずだった沙奈だけに「ヒット作を書きたい」という功名心を持つのは当然なのだが、それ以上に「この事件を本にせねばならない」という謎の義務感に駆られている様子。私生活もまた謎めいている彼女が、この“坂の上の赤い屋根”で起きた事件にこれほど入れ込むのはなぜなのか……。本作の原作は、真梨幸子の同名小説。真梨は『殺人鬼フジコの衝動』や『5人のジュンコ』『聖女か悪女』など、登場人物たちの暗部に分け入る心理描写と衝撃的な展開の運びで人気を博しており、読んだ後にイヤな後味が残るミステリー=イヤミスの名手のひとりとしても知られている。その真梨とWOWOWといえば、真梨作品初のテレビドラマ化となった『連続ドラマW 5人のジュンコ』でも手を組んでおりすでに信頼を確立済み。さらに今回監督を務めるのが『殺人鬼フジコの衝動』のドラマ化も手掛けた村上正典というだけあって、真梨自身も「素晴らしい組み合わせです。期待しかありません」と喜びのコメントを残している。まさに万全の布陣で描かれる真梨ワールド。坂の上の屋敷をめぐって現在と過去を行き交いながら繰り広げられる物語には、“期待”どおりのイヤミス展開が待ち受けているに違いない。編集者・橋本と作家・沙奈の取材を通して明らかになっていく真実とは?そして死刑囚として獄中にいる大渕はそこにどのように関係していくのか?ぜひその衝撃的な結末を確かめてみてはいかがだろうか。すべての発端となる第1話は、WOWOWプライム、WOWOW4Kで本日午後10時から無料放送、WOWOWオンデマンドでの配信も開始される。また、WOWOWのYouTubeチャンネルでは第1話の無料配信も行われている。WOWOW『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』3月3日(日) 午後10時 放送・配信スタート<全5話>【WOWOWプライム】【WOWOW4K】にて放送(第1話無料放送)、【WOWOWオンデマンド】にて配信出演:桐谷健太倉科カナ橋本良亮床嶋佳子工藤美桜七五三掛龍也西村元貴 / 宮崎美子渡辺真起子蓮佛美沙子斉藤由貴原作:真梨幸子『坂の上の赤い屋根』(徳間文庫)監督:村上正典(『フジコ』第32回ATP賞テレビグランプリ 特別賞・非放送系コンテンツ部門)脚本:吉川菜美(『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』)音楽:やまだ豊、南方裕里衣プロデューサー:村松亜樹(WOWOW) 、橋本芙美(共同テレビ) 、関本純一(共同テレビ)制作協力:共同テレビ製作著作:WOWOW公式サイト: 真梨幸子・原作『連続ドラマW 5人のジュンコ』:
2024年03月03日4月放送開始の連続テレビ小説「虎に翼」のメインビジュアルが公開。また音楽を森優太が担当することが発表された。メインビジュアルを手掛けたのは、グラフィックデザイナー、イラストレーターの三宅瑠人と、グラフィックデザイナー、アートディレクターの岡崎由佳。三宅氏は国内外のファッションブランドのビジュアル制作や書籍の装画などを手掛ける。岡崎氏は日本デザインセンターで展覧会のデザイン、ブランディング等を担当したのち独立。2人は今回のビジュアルについて、「主人公の寅子は、いつも自分の足で立ち、頑張る女性。それを表現するために、王道なポートレート写真を選び、ヘアメイクでいろいろな年齢に見えるように工夫し、時間を超えたビジュアルを意識しました」と明かす。また「伊藤さんが着ているのは、昔の法服のデザインを参考にアレンジしたもので、胸元のイラストは、家庭裁判所創設に携わった主人公のモデルの三淵さんにちなんで、『家庭』を感じさせるものや、寅子が出会う友人たちを象徴するもの、戦禍を表す爆撃機なども散りばめ、寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現して描きました。ぜひ、物語との関連性を発見しながらメインビジュアルも楽しんでいただきたいです」とコメントを寄せた。森優太音楽を担当する森優太は、1985年生まれ、愛知県出身の作編曲家。主に映画、舞台、ドラマの劇伴音楽を制作。主な担当作品は、『くれなずめ』『恋するけだもの』『明け方の若者たち』など。NHKでは「あなたのブツが、ここに」「海の見える理髪店」「忘恋剤」を担当した。森氏は「自分の人生が、朝ドラの音楽を担当させていただけるものだったとは、、! 驚きと喜びで震えております。多面的で生き生きと血の通った登場人物達、規則と人間の両面をもつ司法の世界、このごまかしのない物語に寄り添い、一緒に羽ばたいていけたら、と思います。素晴らしいキャストとスタッフの皆様、最高のミュージシャンの方々のご協力のもと、この作品が一人でも多くの人の心に届き、素敵な朝を増やす力になれるよう、音楽を作ってまいります!」と意気込みを語っている。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日4月スタートの連続テレビ小説「虎に翼」より、主演・伊藤沙莉のクランクイン映像が公式Xにて公開された。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さんが演じるほか、石田ゆり子、仲野太賀、桜井ユキ、平岩紙、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチらが出演。また、尾野真千子が“語り”を担当し、主題歌は米津玄師の「さよーならまたいつか!」に決定している。今回公開された映像は、本作の撮影初日、伊藤さんのクランクイン当日の様子だ。視聴者からは「楽しみにしております♪」「近づいてきましたね!」「推しの頑張りは励みになる」「沙莉ちゃんの袴姿がこれまた素敵。ドラマ撮影って改めて見ると沢山のスタッフさん演者さんで成り立ってるんだなあ」などとコメントが寄せられている。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日SixTONESの松村北斗と、女優の上白石萌音がNHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』以来の再共演となり話題になっている映画『夜明けのすべて』(公開中)。9日に全国で公開されると、4日間で興行収入1億8,000万円突破のヒットスタートを切った。瀬尾まいこ氏による同名小説を実写化した同作は、月に1度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)と、パニック障害を抱え、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添くん(松村)が、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような絆で生きて行く姿を描いている。第74回ベルリン国際映画祭【フォーラム部門】 に正式出品が決定し、世界から注目を集めている本作で、今回は、W主演を務めた2人にインタビュー。再共演で発見した互いの新たな印象や、作品から学んだことなどについて話を聞いた。○松村北斗&上白石萌音『カムカムエヴリバディ』での共演は「前世?」――朝ドラ『カムカムエヴリバディ』以来の再共演のお二人ですが、再共演だからこそ…という部分はありましたか?松村:再共演だからよかったというのと、時間が空いていたからよかったというのと、どっちもあります。『カムカム』の時には、「いろんなことを背負って歩いていける人」というイメージがあったので、すごく頼りにできると勝手に思いながら、もうあの時は“安子ちゃん”だったじゃないですか。上白石:久々にそのイントネーション聞いたなあ(笑)松村:“安子ちゃん”だったから(笑)。そこから撮影まで時間があるうちに偶然テレビで見たりとかして、原作も読んでいたので、グラデーション的に「あっ、藤沢さんの人なんだよな」と思うようになっていきました。上白石:もちろん、1度命をかけた時代の2人をやったからこその、遠慮せずいける感じはありました。でも『カムカム』は昭和、今回は現代で、役柄も全く違いますし年齢も逆転してますし、全然違う人として対峙できた気持ちもして。「そっか。そういえば夫婦やってたな」みたいな。「前世?」ぐらいの気持ちです。また全然違う関係性をゼロから、違和感なく築けたのがとっても嬉しかったです。どっちもしっくりきて、どっちも心地よかったし、作品の中にちゃんと入れたんだなという感じがしました。――PMSやパニック障害について、お二人が今作を通して「勉強になった」と思うところはありましたか?松村:常識程度には知っていると思ってたけど、正直全然知らなかったというか、認識も間違ってるんじゃないか、ズレがあるんじゃないかなと思うぐらい改めて知ったことがたくさんありました。症状がどんなものか伝わっていても、それに苦しんでいる人の思いや生活には、色んな意味で誤解があるんじゃないかなと思いました。上白石:私もそれぞれの名前は知っていたんですが、イメージがそれぞれ一個ずつしかなかったなと。PMSイコールこれ、パニック障害イコールこれ、というイメージだったけど、実際は人によって全然違うんですよね。「こんなに幅があるんだ」と。自分はそうではないけど、そのかけらを持ってるという気付きもあったりして。名前が付いたものってそれだけで見てしまいがちですけど、本当はもっと奥行きと幅があるんだなと、見方が広がったなと思います。PMSとかパニック障害だけじゃなく、世の中のいろんなものがそうなんだろうなと思いました。――作中の2人は不安定な時にお互いを支え合うシーンが描かれていましたが、お二人は実際にそういう時はどうしますか?松村:不安定になること、ありますもんね。上白石:方法もいっぱいありますよね。私、この2人に「いいな」と思うのが「ここ(胸に)抱えていると、自分にとって良くないから言わせてもらうわ」みたいなスタンスがあるところです。相手にもよりますけど、何かあった時に「私がこう言ったから、こう思ってる?」と聞くと、楽になる。「そうだよ」と言われたら謝れるし、「違うよ」と言われたら「ああ、よかった」と思うし。溜めないことが大事ですね。言えなかったら文字にするのでもいいし。この2人は病気をうまいこと使っていて、たくましい。「いいよね。パニック障害だから、そういうことできて」みたいな会話もあるんですけど、それが言えてしまうことすらいいし、相手のことを気遣うのも大事ですけど、たまには自分のためにものを言うのも必要だなと思います。松村:僕は「しんどいことやネガティブなことが1回タンクにぱんぱんにならないと、いいことが訪れない」と思ってて。実際に昔、空手を練習しても練習しても全然上手くならなくて周りにも置いてかれる中で、頑張って続けたら、ある時、周囲をポンと抜かすぐらい急成長することがあったんです。だからしんどい時は「今、タンクをためている途中なんだ」と考えて、諦めてます。しんどくなり続けなきゃいけないんだな、みたいな。そしたらどっかでポンってなるかなと。苦しいけど、続けるしかないし。上白石:そうなんだよなあ~。松村:しんどいことって探しても来ないし、逆に来たってことは、今タンクをためるチャンスが来てるからだと思って頑張ってます。1回ボンと上がったらまた、タンクの貯蓄が始まるんですけど……「なんでなんだろうな、人生は」と思って毎日頑張ってます。2人:(笑)――お二人は空気感も似ているところがあるように思いますが、ご自身で共通点を感じるところはありますか?上白石:……あります。すごく共鳴したことがあったのを、急に思い出しました。撮影の合間に、山添くんの家の上で「急に人に知られていくことについてどう思うか」という話をしたことがあって、2人とも斜めから見ていたんです。「わーい!」ってなれない2人。松村:ありましたね。事の発端は、僕が朝ドラの時の話を始めて。『カムカム』放送15分前の自分と15分後の自分は何にも変わっていないのに、世間が急に「稔さん稔さん!」となった。1週間くらい経ったら、もう街中でも「稔さん!」みたいになっていて。俺は何も変わってないのに、稔さんという役が魅力的だったから「もしかして、すごい俳優さんなんじゃないか」という目を向けられ始めて。ある人は「彼はすごい芝居した」と言ってくれてしまったから「いや、俺、何も変わってないよ、まだ」と。自分の周りの人にとっての自分がすごく上に行っちゃって、怖くて怖くてしょうがない、という話をしました。上白石:それに対して怯えているのが一緒で、「めっちゃわかります!」と言って響き合ったのを、思い出しました。「怖いですよね」と。だから『カムカム』の放送中とかも、きっと同じ思いを抱えて過ごしてたんだろうな。撮影中は世間の反応もわからないまま撮っていたし、放送中は会う機会がなかったので、今になって(笑)。深夜みたいな暗さの感じの共鳴でしたね。○「丁寧な暮らし」「ジョークのきいた話もする」新たに発見した一面――逆に「こんな素敵な一面があったんだ」と驚くようなところはありましたか?上白石:びっくりしたのが、現場でみんなお弁当食べている時に、端っこで野菜をムシャムシャ食べてて……。松村:(笑)上白石:「それ、持ってきたんですか?」と聞いたら、朝起きて準備して「野菜が足りないな」と思ってお弁当箱に入れて持って来ていたそうで。あと、いつも水筒を持ってるんですよ。「ちゃんと生活してる人なんだ!」と思って、すごく尊敬しました。松村:そうですね、うん。丁寧でしたね。上白石:丁寧な暮らしが垣間見えました。私も水筒を持とうと思って、静かに真似しました。松村:寒かったですからね。温かいよもぎ茶を入れて……。上白石:よもぎ茶だったんだ…… ! レベル高っ! 素晴らしい。忙しいと犠牲になりがちなんですけど、そこを守ってる人なんだと、より尊敬が増した瞬間でした。松村:レタス類とサラダホウレンソウをよく持ってきていました。血液検査すると、鉄分が少ないんで。よもぎ茶も造血作用があって。上白石:血が基本的に足りてない?松村:血液検査したら、担当の方が「なんだこの数値!」とびっくりしてたので……。あと、山添くんを演じるために体重を落としていたので、それもあって野菜多めの食生活でした。おいしいお弁当を用意してもらえると、色々食べちゃうので。上白石:すごいと思います。プロです。――松村さんから見た上白石さんの新たな一面はどうでしたか?松村:逆にね? 実は『カムカム』の頃はそんなに長い期間一緒にいたわけでもなく、「できた方」「本当に素晴らしい方です」みたいな感じだったんですけど、けっこう……。上白石:なんだ!?松村:ジョークのきいた話もするし。上白石:つまんないやつだと思われてた!?松村:ふざけたことを言ったら引かれるかなと思ったら、むしろジョークの方が多かったりとか。ちょっとダークでウィットに富んだ会話なんかも出てきて。上白石:「やるじゃん」って?(笑)松村:初めて「人だ」と思いました。それまでは「女優さん」な感じだったんです。でも、上品でセンスのいいお笑いの方だなと思って面白くて。大笑いするようなジョークじゃないんですけど、ずっとくすくす笑えるような感じが面白かった。それがあって会話が増えた記憶もあります。会話の仕方がわかったというか。上白石:松村さんの話がよく練られているんです。1回練って練り尽くして、ラジオで話した話をもう1回してくれてるみたいな。悔しくて! 面白いから。松村:ありましたね(笑)。そう、いくつかラジオから降ろして会話をしてみたりしつつ……。上白石:あれは、(反応を見る)オーディションだったってことですよね(笑)――作中の2人は問題を抱えながらも、周りの人に見守られている部分があります。「こんな優しい世界であったら」と思わせられる作品ですが、お二人はどのように感じましたか?上白石:こうであってほしいですよね。松村:そうですね、すごく難しいけど。できる限り多くの人があたたかいと思うような社会であったらいいなという気もしました。上白石:2人も、外の人には失礼な態度をとってたりしていて。特に藤沢さんは人をいっぱい傷つけてきたし、ここに描かれてないだけで、優しい人たちも誰かを意図なく攻撃してるかもしれない。でも優しくなれる瞬間があったり、優しくなれる相手がいたりするのはいいことだなと思います。いつも優しくいるのは無理かもしれないけど、そういう時間が1日の中に何回でもあれば素敵だなと。誰一人傷つけず生きることは無理なので。――2人も最初は傷つけることもあったというか、山添くんが「PMSとパニック障害は違う」ということを言って、藤沢さんが「PMSの方が下ですよね」と返すシーンも印象的でした。2人:あ~。上白石:そういう部分は誰しもあるし、そうなっちゃう気持ちはわかりますもんね。松村:一瞬引っ込ませかけて言う感じが、自分で試写を見ても「いやなやつだなあ」と思いました(笑)。山添くんも最初はそんなことを言う人間だったわけですし、たくさんの人を困らせて苦しんできた。実はすごくたくさんの人が苦しんでるし、そこで涙を流してる人もいると思うと、この物語があたたかく捉えられる社会であってほしい、そんな街があってほしいと思うような作品だったと思います。上白石:傷つけてしまった人にも、「どうか優しい相手がいてほしい!」と思っちゃいます。松村:どこかで、プラマイになってますように。■松村北斗1995年6月18日生まれ、静岡県出身。SixTONESとして2020年1月CDデビュー。俳優として映画、ドラマなどでも幅広く活躍。主な出演作に、映画『坂道のアポロン』(18年)、『ホリック xxxHOLiC』(22年)、『すずめの戸締まり』(22年 ※声の出演)、『キリエのうた』(23年)、ドラマ『パーフェクトワールド』(19年)、『一億円のさようなら』(20年)、『レッドアイズ 監視捜査班』(21年)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21-22年)、『ノッキンオン・ロックドドア』(23/EX)などがある。ヘアメイク:福田純子(Nestation)、スタイリスト: Shohei Kashima(W)■上白石萌音1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、同年にNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』でデビュー。14年、映画『舞妓はレディ』で主演に抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。主な出演作に、映画『ちはやふる上の句/下の句/結び』(16年、18年)、『溺れるナイフ』(16年)、『君の名は。』(16年)、『羊と鋼の森』(18年)、ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』(17年)、『恋はつづくよどこまでも』(20年)、『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(21年)、大河ドラマ『青天を衝け』(21年)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21-22年)、舞台『千と千尋の神隠し』(22年~)、『ダデイ・ロング・レッグズ』(22年)などがある。ヘアメイク:山田佳苗、スタイリスト:嶋岡隆・北村梓(Office Shimarl)(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月19日連続テレビ小説『ブギウギ』やドラマ『ブラッシュアップライフ』などで、あらためて俳優としての振り幅の広さを感じさせた水川あさみさん。40歳の今、思うこととは。役が自分にハマらないという時期がありました。――連続テレビ小説『ブギウギ』の趣里さん演じるスズ子の母親・ツヤ役が素晴らしかったです。お風呂屋さんの番台で常連客と賑やかにしゃべるシーンがとても自然で、普段からあんななのかな、と。関西出身のキャストの方が多くて、カメラが回ってないときもずっとしゃべっていたんです。物語が「はな湯」から始まるので、スタートをみんなで盛り上げていこうという意識も合わさって、現場では私が負けるぐらいみんな賑やかでした。私はツヤさんほどの豪快さはないですけれど、きっと大阪がそういう文化なんだと思います。知らない人にも挨拶したり、平気で話しかけたり。――年齢差がさほどない趣里さんの母親役ということに驚きました。私もびっくりしました(笑)。ただ、これまでもお母さんの役をやっていないわけではないんです。『ブギウギ』の脚本を担当している足立(紳)さんは、私が出演した『喜劇 愛妻物語』という映画では脚本に加えて監督も務められていて、足立さんが描く母親像みたいなものがとても面白かったんです。キャラクターも立っていて、セリフひとつひとつに、その奥にある愛情深さを感じさせる。足立さんの描く母親なら演じたい、と思ったのも出演を決めた大きな理由です。お母さんってどうしても“いい母親”として描かれがちですけれど、足立さんはお母さんでありながらちゃんとひとりの人間で、女であり母親である、多面性を描いてくださっているところが好きだな、と。――ツヤの表情やセリフの端々からスズ子への愛情が感じられて…、あの深い母性はどこからきたものなんだろう、と思っていました。何かを愛おしく思う気持ちって、誰しも持っていると思うんです。うちで飼っている猫を愛おしく思うとか、よその子を可愛く思う気持ちと、そんなに変わらない。ただ、お芝居だけで愛おしい気持ちを表現しようとするのはやっぱり難しい。愛情だけでなく、怒りとか悲しみとかもそうですけれど、日常生活でどれだけ自分がエモーショナルに生きているか…そのことがお芝居に反映されると思っています。――ご自身が出演する作品を決めるにあたって、何か基準にされていることはあるんでしょうか?イメージが固定されないようにというのは意識しているかもしれません。これまでやったことのないことをやりたいと思ってはいるものの、関わる作品や役柄が増えていくと、どうしても似通った役というのは出てくるんですよね。でも、そこに自分の人生経験や俳優としての経験値を合わせたときに、まったく違うように見せられるかもしれない、という面白さに最近気づき始めていたりします。――気づきはどんなところから?徐々にですね。作品や役に対する気づきって、日常の中で得られることが多いです。運動して帰る途中とか、運転している最中とか、お皿を洗っているときとか。ふと、あのシーンってこういうことなのかなって思ったり。――現在40歳。よく30代に入ると女性が演じる役が少なくなる、と言われますが。30代後半に入った頃だったと思いますが、役がうまく自分にハマらないというときがありました。でもそういう時期なんだなと思って、自分の中で面白く変換できるものをやればいいやと切り替えました。ただ最近…年齢を重ねるごとにお芝居が面白くなっているんですよね。演じることへの楽しさが増しているというか。自分の捉え方が変わったからなのか、そう感じ始めたら、いろんな面白い役をいただくようになりました。これまで40代になるとお母さん役しか来ないんじゃないかと思っていたけれど、他の国の女優さんたちには40歳から活躍される方もいますし、そういう存在を目指したいなと思っています。――どんな瞬間に、お芝居が面白いと感じるんでしょう?これまで知らなかった感覚に出合えた瞬間とか、知らなかった気づきを得られたときですね。あと舞台では、稽古を重ねながら徐々に自分の体の中に役が浸透してきて、役がこんなふうに立体的になるんだって感じたときです。――エモーショナルに生きる、とおっしゃっていましたが、普段はどんな生活を送られていますか?普通ですよ。何かを感じようと生活するのではなく、日常の中で起こる些細なことにちゃんと心を動かすことが大事というか。地面にできた虹に感動したり、雲がひとつもない空を見て「今日も生きててよかった」って思ったりとか。――ご結婚も、そんな日常生活に作用しているんでしょうか?お互い近い感覚を持っているので、それで助かっていることは多いです。役者として相談し合うこともありますし。――同じ職業だけに、ライバルみたいな感じにはならないですか?ライバルというよりは仲間って感じかな。同じ立場だからこそ理解できることや助け合えることが多い気がします。たとえば、仕事で悩んでいるときに、自分とは違う角度からのアドバイスはとても参考になりますし、そばで見ていてくれる人がいるから、しょうもない芝居は絶対できないと思わされる。そうやって切磋琢磨できるのがありがたいです。水川さん出演の舞台、KERA CROSS第五弾『骨と軽蔑』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチによる戯曲をさまざまな演出家が演出する「KERA CROSS」シリーズのラスト。KERA自ら戯曲を書き下ろし、演出する。2月23日(金)~3月23日(土)日比谷・シアタークリエで上演。共演に、宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、峯村リエ、小池栄子。福岡、大阪公演あり。東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777みずかわ・あさみ1983年7月24日生まれ、大阪府出身。15歳で俳優の道に。2020年に出演した映画『喜劇 愛妻物語』で数々の映画賞を受賞。近作に映画『沈黙の艦隊』『唄う六人の女』、ドラマ『ブラッシュアップライフ』『ブギウギ』など。Amazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が世界独占配信中。映画『霧の淵』が4月公開予定。シャツ¥28,600(WAXMAN BROTHERS)ピアス¥10,450(KENNETH JAY LANE) 共にCITYSHOP TEL:03・6696・2332ネックレス¥70,400(ENEY/ENEY松屋銀座 TEL:03・3566・2139)※『anan』2024年2月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・岡部美穂ヘア&メイク・大上あづさインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年02月17日NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、アニメーション映画『すずめの戸締まり』、『キリエのうた』ほか、「SixTONES」はもとより俳優としても近年ますます目覚ましい活躍を見せる松村北斗。その松村さんが、上白石萌音とダブル主演を務めた映画『夜明けのすべて』が、2月9日(金)に劇場公開を迎える。松村さんが本作で扮したのは、パニック障害を抱える会社員・山添くん。公開後、その高解像度の演技は観る者に浸透し、耳目を集めることだろう。本稿では、『夜明けのすべて』を中心に、俳優・松村北斗の魅力を紐解いてゆきたい。苦悩を「直には見せない」作品で輝いた表現力映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこの同名小説を『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化したもの。本作の特長はいくつもあるが、ここでは「間接」と「生活」に注目したい。三宅監督の作品はあらゆる登場人物に“人生”がにじむのが魅力(本作でも各人に詳細なプロフィールを用意したという)。これは我々が他者と接する際もそうかと思うが、どういう人物でどんな生活を送っているのかがコミュニケーションの中で「伝わってくる(こちらが察していく)」つくりになっており、「観客にわからせる」目的の説明ゼリフや描写を排している。また、山添くんがパニック障害の発作を起こすシーンなど、ダイレクトに苦しみを伝える描写は作中で2回ほどに留められ、「山添くんが発症した日」というような回想シーンもない。これは先日、三宅監督が登壇したティーチインイベントで話していたことだが、「(現在と過去を行き来する構成で)温度や鮮度が失われ、苦しみが見えなくなる」のを避けるためだという。代わりに山添くんが同僚の藤沢さん(上白石萌音)に“その日”を淡々と話すという処理がなされ、非常にリアルだ。俳優演出においても、観客に“訴える”ような圧の強い説明的な芝居はまるで見受けられない。だが、松村さんの演技からは山添くんの懊悩や絶望が痛いほどに伝わってくる。いや、伝わるというよりも「香る」くらいのエレガントな味付けで、あまりにも自然。それが故に、藤沢さんとの交流を経て山添くんが日々に微かな希望を見出していく展開が静かな感動を呼ぶ。しかもそれはあくまで“結果”であり、最初からそこを目指して逆算していたわけではない――と違和感なく思わせてしまうのが絶妙。先述したイベント内で三宅監督は「松村さんと上白石さんでなければ自然で身近に感じられるような映画にならなかった」と語っていたが、「上手さ」という技巧を感じさせない点に、松村さんの卓越した感性と表現力が光る。「どこを切り取っても人生が乗っている」人物理解度先に述べたリアルな作風は、俳優においては「セリフに乗っかる」「強い芝居を中心に構築する」アプローチができない。特に山添くんは、自分がパニック障害であることを周囲に隠している人物。かつパニック障害と紐づいた倦怠感やローテンションは周囲(いわんや観客)に「やる気がない」という誤解も与えてしまい、その奥にある真実にまで到達できない他者もいる。だが本人の心身にはパニック障害と闘ってきた歴史が刻まれている。リアリティを重視し、そうした悩みや苦しみを「ダイレクトには見せない」方向にかじを切った本作は、人生の密度を見せなくても伝わるくらいに上げるという意味で――演じるうえで実に難易度が高い。例えばPMS(月経前症候群)の症状でイライラを爆発させてしまった藤沢さんへの「軽い会釈でやり過ごす」シーンや「お疲れ様です」の発声一つとっても山添くんのパーソナリティが見えてくるし、その彼が他者に心を開いていくグラデーションにまるで不純物が見えないのは、松村さんの役作りの強度がゆえだろう。映画の撮影は必ずしも順撮り(脚本の順番通りに撮影すること)ではないし、数週間~数か月かけて行われるものだ。瞬間ではなく常に質を落とさず一人の人物を演じ、「どこを切り取っても人生が乗っている」当たり前を芝居で見せるのは、万人ができることではない。しかも本作はそれをさらりとこなしているように見えないといけないわけで、『夜明けのすべて』は松村さんの比類なき才を堪能できる映画ともいえるだろう。アニメ界のアカデミー賞候補に日本人史上2人目の選出そして驚かされるのは、松村さんが決して「ナチュラル演技」のみ(それだけでも十分凄いのだが)の演者ではないということ。作品のテイストや演じる人物に応じて、表出方法をアジャストしている点も興味深い。例えば地上波ドラマには大なり小なり「型」が存在し、その枠に収まる芝居をするパターンが多いがそれもこなし、岩井俊二監督の映画『キリエのうた』では行方知れずの婚約者を探し続ける青年の“歳月”を心身に乗せて表現。抑えていた感情が溢れだしてしまうシーンがエモーショナルなのは、観る者がその人物が歩んできた人生を感じ取れるからだ。ただ「泣く」のではなく、「これまでの人生があって、様々な感情の蓄積があって、その帰結として泣いてしまう」を丁寧に積み上げた結果であり、この構築に手を抜かないからこそ、松村さんの芝居は深く響くのだろう。『すずめの戸締まり』では椅子に変えられてしまった青年という独自性の強いキャラクターに扮し、声のみに集約させる芝居においても演技力を発揮。アニメーションにおいては、画に合わせた“強い”芝居も必要になるものだ。それこそ本作は「日本を災厄から救う」物語なわけで、凄まじい熱量と描き込み、カメラワークが画面上で展開する。その中で生き抜き、使命を果たそうとする人物の“心”を声に乗せるということ。松村さんの演技は国内のみならず高く評価され、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞でBest Voice Actingにノミネートを果たしている(日本人史上2人目。授賞式は、日本時間2月18日開催)。ちなみに、新海誠監督は『キリエのうた』撮影時に岩井監督から松村さんの魅力を聞き、『すずめの戸締まり』のオーディションに呼んだのだとか。こうしたエピソードからも、関わったクリエイターがほれ込む才能の持ち主であることがわかる。現在28歳の松村北斗、この先のキャリアでどんな人物の人生を生きてゆくのか、新作の発表を楽しみに待ちたい。(SYO)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月08日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪リビングのレイアウトを決める上で、テレビの配置はとても大切ですよね。テレビの高さが適切でないと、くつろぎながらテレビを見ることができないだけでなく、身体にも影響が出てきます。また、リビングのテレビ周辺は収納スペースとしても上手に活用したいものです。今回は、リビングのテレビの適切な高さや、オシャレな収納方法などを紹介します。1. リビングのテレビの適切な高さとは?リビングに置くテレビの適切な高さとは、テレビを見るときの目線の高さによって異なります。テレビの中央が目線よりも低い位置にあることが理想的です。具体的には、目線の高さから水平下向きに10〜15度の範囲に収まるように設置すると、快適にテレビを楽しむことができます。床に座って見る場合は80cm、ソファに座って見る場合は110cm、椅子に座って見る場合は120cmが一般的です。自分の体格や好みに合わせて、テレビの高さを調整しましょう。2. リビングの窓とテレビの位置関係リビングにテレビを配置する場合、窓との位置関係も重要です。テレビを見ている最中に窓の映り込みが気になると、集中力が散漫になってしまいます。窓とテレビの位置関係を考慮して配置しましょう。理想的な配置は、窓とテレビを垂直にすることです。これにより、窓からの光の反射を防げます。また、ソファも窓と垂直に配置するのが一般的です。もし狭いリビングで窓とテレビを垂直に配置することが難しい場合は、窓とテレビは垂直に置き、ソファを窓に平行に配置する方法もあります。3. 収納もスマートに!リビングのテレビと収納リビングをスマートに、オシャレに収納することも大切です。テレビ周辺の収納を上手に活用しましょう。壁面収納×見せる収納でオシャレなリビングに壁一面を利用して壁面収納を作ると、オシャレでスッキリとしたリビングになります。壁面収納は初期費用がかかるかもしれませんが、リビングの雰囲気を一気に変えることができ、収納力も抜群です。テレビ台×隠す収納でスッキリとコンパクトなテレビ台を選び、隠す収納を活用すると、スッキリとしたリビングを実現できます。収納力は壁面収納に比べると劣るかもしれませんが、リビングを広く感じさせることができます。ハイタイプのテレビ台でスタイリッシュにハイタイプのテレビ台は、デザイン性と収納力を兼ね備えた家具です。テレビを高く置くのではなく、天井近くまで収納スペースがあることが特徴です。ハイタイプのテレビ台を選ぶことで、生活感を抑えてスタイリッシュなリビングに仕上げることができます。結論リビングのテレビの配置や収納方法には工夫が必要です。適切な高さや窓との位置関係を考慮しながら、快適でオシャレなリビングを作りましょう。テレビを見る時間がより楽しくなること間違いなしです。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月05日米津玄師の新曲「さよーならまたいつか!」が、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌として起用される。米津玄師、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌書き下ろし2024年4月1日(月)より放送開始予定の『虎に翼』は、『ブギウギ』に続く第110作目のNHK連続テレビ小説。日本初の女性弁護士であり、後に裁判官となった三淵嘉子の実話に基づくリーガルエンターテインメントだ。主演は伊藤沙莉が務め、その仲間たちとともに道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。事件が解決されていく爽快感を味わえる本作の主題歌として、米津玄師が新曲「さよーならまたいつか!」を書き下ろした。米津は「毎朝聴けるものを」と意気込んで、本楽曲を制作したという。米津玄師のコメントまさか夜中でばかり生きている自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした。寅子の生き様に思いを馳せ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ「毎朝聴けるものを」と意気込み作りました。よろしくお願いします。【詳細】米津玄師 新曲「さよーならまたいつか!」リリース日:未定
2024年01月21日現在放送中の連続テレビ小説「ブギウギ」より、撮影の舞台裏を映した映像が公式Xにて公開された。連続テレビ小説第109作目となる本作は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにした、ヒロイン・鈴子が歌手の道を駆け抜け、日本中に元気を届ける物語。今回Xに投稿された映像には、趣里演じる鈴子、富田望生演じる鈴子のような歌手になる夢をもつ小夜、水上恒司演じる鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手・愛助が登場。途中まで、水上さんがカメラの方に視線を向ける様子もあり、「愛助さん、芸が細かい」、「水上さんのメイキングカメラからお芝居への切り替えがすごい」、「カメラへ向ける愛助さんの微笑みと途端に走り出すその切り替えが素早くてお見事」、「おちゃめ!」などといった声や、「舞台裏が見れるなんて最高てすね」、「このドラマの面白さの秘密を見た気分」と視聴者からのコメントも見られる。▼第16週「ワテはワテだす」あらすじ(第72回~第76回)突然、小林小夜(富田望生)が付き人をやめると言い、スズ子(趣里)の元を出て行ってしまう。一方、スズ子のもとには「喜劇王・タナケン」こと棚橋健二(生瀬勝久)から、舞台に出ないかとのオファーが来る。これを仕組んだ羽鳥善一(草彅剛)の後押しもあり、初めての女優業に挑んでいく――。連続テレビ小説「ブギウギ」は毎週月~土曜日NHK総合ほかにて放送中(※土曜日は1週間をふり返り)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月17日皆さんは、恋人の夢を聞いたことはありますか?今回は、無職の彼氏と付き合っていた女性のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:まのもなお彼の夢は小説家小説家を目指している彼と交際中の主人公。作品作りのために必要な備品は、無職の彼の代わりに主人公が購入していました。ある日、友人と彼との結婚の話になると…。もうすぐ28歳だから…出典:愛カツ主人公は、両親に彼が無職だということを伝えていませんでした。彼が大きな賞を受賞したら結婚をしようと考える主人公。その反面、彼は「小説の参考になるんだ!」と主人公のクレジットカードでゲームを購入していました。小説を書かずに、ゲームに明け暮れる彼…。我慢の限界に達した主人公は「ヒモを飼うつもりはない」と彼を追い出しお別れします。その後、別の男性と出会い結婚し、幸せをつかんだ主人公なのでした。読者の感想結婚相手が無職だと、両親の反応が怖いと思ってしまいます。夢を追いかけているにしろ、バイトくらいしてほしいと思いました。(30代/女性)夢を追っているのであれば、努力する姿くらい見せてほしいですね。主人公に甘えて、ゲームばかりになってしまった彼にはがっかりしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月06日半世紀以上にわたり、“朝の習慣”として日本のお茶の間を楽しませてきたNHK連続テレビ小説。’20年4月に「NHKプラス」がスタートし、朝ドラも見逃し配信で楽しめる時代となった。年内放送も終盤に差しかかり、現在放送中の『ブギウギ』は折り返し地点に近づいている。今年は前期に『らんまん』が放送され、BSプレミアム/BS4Kでは『あまちゃん』(’13年前期)や『まんぷく』(’18年後期)も再放送。懐かしい作品に心を躍らせた朝ドラファンもいたようで、SNSでは歓喜の声が上がっていた。数ある朝ドラのなかでも、視聴者の心を掴んだのはどの作品だろうか?そこで本誌は過去10年(’13年以降)に放送された作品で、「面白かった/つまらなかった」と感じた作品について調査した。対象は20歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、「面白かった」ランキングの結果を紹介する。なお『ブギウギ』は放送中のため、除外した。まず第3位は、『ちむどんどん』(’22年前期)。4位の『カムカムエヴリバディ』(’21年後期)を1票差で抑え、ランクインした。本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、黒島結菜(26)扮するヒロイン・比嘉暢子が料理に夢をかける姿を描いたストーリー。明るく天真爛漫な暢子を中心に、長女(川口春奈)、長男(竜星涼)、三女(上白石萌歌)ら兄妹もクローズアップされた。比嘉家は借金を抱える貧しい家庭だったが、長男の“ニーニー”が「ビッグビジネス」で家族を振り回すといったドタバタ劇も。SNSでは“反省会”のハッシュタグが盛り上がるなど批判が相次ぎ、「つまらなかったランキング」では1位に選ばれてしまったが、コミカルな展開にハマった人もいたようだ。《元気な勢い》《登場人物みんなのキャラクターが面白かった》《沖縄ののんびりした風土感がいっぱいでていたから》《明るい気持ちになる》第2位に選ばれたのは、『らんまん』(’23年前期)。「日本の植物学の父」と呼ばれる故・牧野富太郎氏をモデルに、ひたむきに草花を愛する主人公・槙野万太郎を神木隆之介(30)が演じた。生涯を植物研究に捧げた万太郎だが、そんな彼を献身的に支えた妻・寿恵子(浜辺美波)も高い人気を得ていた。最終週では万太郎が植物図鑑発刊に奔走するなか、寿恵子が病に。そんななか新種のササを発見した万太郎は、図鑑の最後のページに「スエコザサ」と妻の名前を刻む。年老いた万太郎が「寿恵ちゃん、愛しちゅう」と、妻を抱きしめるシーンは視聴者の涙を誘った。夫妻の絆を丁寧に描いた物語は、多くの朝ドラファンに支持されたようだ。《神木隆之介さんと浜辺美波さんの演技が良かった》《本で言う読後感が素晴らしかった》《実在の植物学者の生き様を楽しく描いていた》《土佐弁やロケ現場がわかりやすく面白かった》そして第1位は宮藤官九郎(53)が脚本を手がけ、のん(30、当時は能年玲奈)がヒロイン・天野アキを演じた『あまちゃん』(’13年前期)。「つまらなかった」ランキングでは3位となったが、他の作品を大きく引き離し180票を獲得した。東日本大震災前後の岩手県を舞台に、“アイドルの町おこし”をテーマとした人情喜劇。引っ込み思案な高校生2年生のアキが海女を目指すうちに、町を盛り上げる地元アイドルとして成長する姿は多くの視聴者を惹きつけた。本作はギャラクシー賞や橋田賞など数々の賞に輝き、「じぇじぇじぇ」というセリフは流行語大賞に。放送終了後には喪失感を訴える視聴者が続出し、「あまロス」が巻き起こったほど。今年は再放送もあり、“あまちゃん熱”が再燃したようだ。《主人公を演じた女優が可愛かったし、脚本が面白くて放送されるのが楽しみだった》《東北大震災に絡んでいたが、演出が悲壮過ぎず、現代の若者が夢を一生懸命追いかける姿が、楽しく見られた》《脚本がとても面白く人間味があふれていました。感動的な場面も多々ありました》《個性の有る主人公たちが織りなす人生模様がとても面白かった。主題歌も良かった》来年は『虎に翼』『おむすび』が放送を控えている。語り継がれるような名作は、出てくるだろうか。
2023年12月28日まもなく12月が終わり、早くも折り返しに差しかかっているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。前作『らんまん』と同じく実在する人物をモデルにした作品で、昭和のスター歌手・笠置シヅ子を題材にヒロインの半生を描いている。近年は『おかえりモネ』(’21年前期)から『舞いあがれ!』(’22年後期)まで、オリジナル作品が続いていた。いっぽうオリジナル作品をめぐっては、SNSで“反省会ハッシュタグ”が盛り上がった『ちむどんどん』(’22年前期)のように批判を浴びた作品も。数ある作品の中でも、視聴者の期待に応えることのできなかった朝ドラはどれか?そこで本誌は過去10年(’13年以降)に放送された作品で、「面白かった/つまらなかった」と感じた作品について調査した。対象は20歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、「つまらなかった」ランキングの結果を紹介する。なお『ブギウギ』は放送中のため、除外した。まず第3位は、『あまちゃん』(’13年前期)。のん(30、当時は能年玲奈)演じるヒロイン・天野アキが海女を目指すうちに、挫折と奮闘を経験しながらアイドルを目指す成長ストーリー。「じぇじぇじぇ」のセリフが流行語大賞に選ばれるなど、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ本作。しかし人によっては、好き嫌いが分かれるようだ。《じぇじぇじぇが強烈だった》《あんまり面白くなかった》《流行り過ぎてたけどあまりひびかなかった》ただ、「面白かったランキング」では1位に選ばれており、好き嫌いがはっきりわかれるほど、視聴していた人が多かったということなのかもしれない。続いて第2位に選ばれたのは、『らんまん』(’23年前期)。「面白かった」ランキングでも2位となったが、こちらも視聴者の好みが分かれるようだ。「日本の植物学の父」と呼ばれる故・牧野富太郎氏をモデルに、神木隆之介(30)演じる主人公・槙野万太郎が大好きな植物の研究に生涯を捧げるストーリー。しかし植物研究という専門的な分野が題材だったこともあり、一部の視聴者には刺さらなかったようだ。《ストーリーがおもしろくない》《あまり面白くなくて続けて見ることはなかった》《あまり興味がわかないから》そして第1位は、『ちむどんどん』(’22年前期)。黒島結菜(26)演じる天真爛漫な主人公・比嘉暢子が料理に夢をかけたストーリーで、長女(川口春奈)、長男(竜星涼)、三女(上白石萌歌)の兄妹たちの人生模様も描かれた。しかし本作のストーリー展開にはSNSで批判が相次ぎ、元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏(66)までもが《NHKは猛省する必要があります》と苦言。近年稀にみる不評ぶりだった。本作ではヒロインの突拍子もない言動や、「まさかやー!」「あきさみよー!」といった方言の連発も目立った。そのため、“ヒロインに共感できない”との声が多数寄せられた。《ヒロインのありえないほど幼い言動と突拍子もないシナリオ》《毎日ヒロインに対してイライラするドラマだった》《主人公の空気読まない感じが嫌いだった》またヒロインが困難に遭遇しても、都合よく解決する展開もしばしば。そうした脚本や演出に不満を抱いた人もいたようで、《展開に無理があると思った》《ぶっ飛んだ設定が多くてついていけなかった》《現実離れしていたように思う》との声が上がっていた。今回実施したアンケートでは同じ作品が「面白い/つまらなかった」の上位にランクインしてしまったが、多くの視聴者の間では近年放送された作品が記憶に残っているようだ。
2023年12月28日全国無料放送のBS12 トゥエルビ( 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、NHK朝の連続テレビ小説の人気作「ゲゲゲの女房」を12月11日(月)より毎週6話連続で放送します。©NHK1.連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」についてNHK朝の連続テレビ小説の人気作。通算82作目の朝ドラ作品。今作は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、漫画家の水木しげるの妻である、武良布枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案に。好きなことに命懸けで打ち込む夫を支え、おおらかに、そして朗らかに生きていくヒロインとその家族を描く、昭和の青春物語。出演は、漫画家の夫を支える妻を松下奈緒、その漫画家を向井理が演じます。そのほか、風間杜夫、竹下景子、大杉連などの俳優陣が脇を固めている。■番組HP: ■画像クレジット:© NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 2.あらすじ島根県・安来で育った布美枝(松下奈緒)に、東京・調布で漫画を描いている茂(向井理)との縁談が舞い込み、なんと出会って5日で結婚。夫の住む東京・調布へやってきたものの、家はぼろぼろで収入は不安定。しかし、布美枝はひたむきに夫を支え、貧しくとも明るさを失わずに生きていく。©NHK©NHK3. 放送スケジュール12月11日(月)スタート毎週月曜日よる7時00分~8時50分(6話連続放送 / 全156話)4.キャスト松下奈緒、向井理、大杉漣、古手川祐子、野際陽子、有森也実、星野真里、風間杜夫、竹下景子、松坂慶子、佐々木すみ江、風間トオル、村上弘明、眞島秀和、斎藤工他5.スタッフ、主題歌【脚本】山本むつみ 【音楽】窪田ミナ【主題歌】いきものがかり「ありがとう」■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月04日「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に、またしても神田正輝(72)の姿はなかった。欠席はこれで3週連続。共演者の松下奈緒(38)はオープニングで冒頭のように語った。11月18日の欠席では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」との本人コメントが読み上げられ、25日放送でも松下が「神田さんは今日も体のメンテナンスでお休みとなります」とアナウンスしていた。今回は当初の「すぐ」から「しばらく」と変化しており、心配の声が上がっている。「神田さんは97年に『旅サラダ』のMCに就任。’21年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝した直後も、休まず生出演を続けてきました。昨年3月におこなれた『旅サラダ』のイベントでは『僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張ります』と語っており、強い決意をもって臨んでいました。それだけに今回の長期休業には、業界関係者からも『神田さんは大丈夫なの?』との声が相次いでいます」(芸能関係者)今年に入ってからは、健康不安も囁かれ始めていた。「放送のたびに神田さんのやせ細っていく様子や、白髪の急増を心配する声がSNSで続出していたのです。”激やせ”についての指摘は、毎週のように上がっていました。8月中旬に『女性セブン』の直撃に応じた神田さんは、“1年半前からファスティング(※一定期間食事を断つこと)をしている”と健康をアピールしていました。ただ番組内でもその声は弱々しく、共演者に聞き返される場面も見受けられました」(前出・芸能関係者)本誌も7月下旬、大阪で『旅サラダ』に生出演するため羽田空港に向かう神田を目撃。35度を超える猛暑のなか、黒いマスクとキャップで顔を覆い、白いジャケットを羽織る姿が印象的だった。近年では『旅サラダ』が唯一のレギュラー番組となっており、俳優業は引退状態となっていた。その裏では、ある“異変”も漏らしていたという。「18年の『下町ロケット』(TBS系)に出演して以降、神田さんは俳優の仕事をしていません。関係者には“セリフが覚えられない”と漏らし、オファーも断っているそうです。趣味の車もほとんど乗っていないといいます。そんななかでも『旅サラダ』だけは頑張っていたのですが……。神田さんは、沙也加さんの三回忌となる12月までは司会を続けたいと考えていたそうです。『しばらくお休み』となってしまいましたが、元気に復帰してくれることを多くの人が待ち望んでいます」(別の芸能関係者)ネット上でも神田の体調を慮るとともに、応援する声が続出している。《しっかり休んでほしい》《また元気になって復活を期待してます》《神田正輝さんお大事に。そして、復帰を願っております》
2023年12月02日11月25日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)を、2週連続で欠席した神田正輝(72)。共演者の松下奈緒(38)はオープニングで、「先週に引き続きまして、神田さんは今日も体のメンテナンスでお休みとなります」とアナウンスした。前回18日の放送では、勝俣州和(58)が神田のメッセージを代読。「72歳で初めて、体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」と、呼びかけていた。しかし、すぐに復帰とはいかなかったようだ。「24日に『NEWS ポストセブン』が神田さんについて、1週間程度の検査入院をしていたと報じたばかり。神田さんは若い頃からスポーツで体を鍛えていたこともあり、健康には自信があったようです。それでも神田さんの体調を心配したスタッフが、診察してもらうように説得したといいます。検査結果は明らかになっていませんが、今週も大事を取って休んだのかもしれません」(週刊誌記者)そんな神田の健康不安が囁かれはじめたのは、今年に入ってからだった。「『旅サラダ』の放送を重ねるごとに、神田さんの痩せ細っていく様子や白髪の急増を心配する声がSNSで相次いだのです。いっぽう8月中旬に『女性セブン』の直撃に応じた神田さんは、“1年半前からファスティング(※一定期間食事を断つこと)をしている”と健康をアピールしていました。神田さんが『旅サラダ』のMCに就任してから、今年で26年目。’21年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝した直後も、休むことなく気丈に生出演を続けてきました。昨年3月に出席した同番組のイベントでは『僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張ります』と意気込みも。俳優業は引退状態となっていますが、神田さんにとっては唯一のレギュラー番組。共演者やスタッフとの絆も強く、並々ならぬ熱量で臨んでいるようです」(芸能関係者)本誌も猛暑日となった7月下旬、大阪で『旅サラダ』に生出演するため羽田空港に向かう神田を目撃していた。体調の異変を察知させないためだったのか、黒いマスクとキャップに白色のジャケット姿が印象的だった。土曜日の“朝の顔”として走り続けてきた神田に、ネット上では改めて体調を慮る声が広がっている。《無理をしないでほしいです》《とにかく、無事に戻ってきてほしい》《1ヶ月でも、2ヶ月でもお休みでいいと思う。万全な体調で戻って来てくれることを祈ります。やっぱり、神田さんがいない旅サラダは寂しいんだよなぁ》《神田正輝さんの体調不良に心からの憂慮と応援の気持ちでいます》
2023年11月26日今年春より放送された神木隆之介主演連続テレビ小説「らんまん」が、12月30日(土)に総集編を一挙放送することを発表した。連続テレビ小説第108作目となる本作は、激動の時代の渦中でひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語。植物学者・牧野富太郎をモデルにした主人公・槙野万太郎を神木さん、ヒロイン・浜辺美波が、万太郎と運命的な出会いを果たし、後に結婚する槙野寿恵子を演じるほか、志尊淳、笠松将、寺脇康文、宮野真守、ディーン・フジオカらが出演。語りは宮崎あおいが担当した。9月29日に最終回を迎えた本作が今回、総集編としてカムバック。SNSには「らんまんロスだったので、嬉しいです」「また会いたい!!」「コレは楽しみでしかない」「めちゃくちゃ楽しみですー」など、多くの“嬉しい”の声が集まっている。前・後編に分けての放送となる今回。前編は7月に放送したものとなるが、後編は今回初放送だ。連続テレビ小説「らんまん 総集編」は12月30日(土)7時20分~前編、8時45分~後編、NHK総合・NHKBSプレミアム4Kにて同時放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月22日東洋経済オンラインでの連載が人気を博したルポルタージュ原作が、WOWOWで連続ドラマ化。主演は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインを務め、今最も勢いのある趣里。彼女が繊細な演技で演じるのは、経済誌の契約編集者でシングルマザーの雁矢摩子。女性の貧困がテーマの連載で貧困女性を取材しながら、社会の矛盾や問題点を浮き彫りにしていく姿をフィクションとして描く。令和の時代にも存在する貧困の現実。現代の孤独と社会の不条理は、他人事ではないと気づくはず。他人事ではない令和の時代における貧困のリアルを描く。地上波では描きづらい貧困女性のリアルという重いテーマに挑んだ、監督の青木達也さんと脚本家の高羽彩さん。今作に込められた想いを伺いました。青木:フェイクドキュメンタリーのようなドラマですが、日本の貧困問題の現状を描いていて。1話の国立医大生の貧困女性の記事をアップした時にSNSで心ない誹謗中傷を書かれるシーンもとてもリアルです。高羽:リアルですよね。原作があるものの、この問題は自分の目でしっかり確認しなければ血肉になる台詞を書けないと思って、貧困女性を実際に取材しました。お話を伺わないと分からないことがあまりにも多く、貧困についての自分の無知さをまざまざと思い知らされっぱなしでした。青木:ドラマの主人公の摩子も最初は貧困に対して無知なところから始まって。貧困女性を取材しても、今まで向き合ってきたことがなかった事柄だけに我が事として考えられない幼さが見え隠れしますよね。高羽:最初は取材対象者を傷つけてしまうんですけど、失敗と向き合って成長していく。書いていてもビックリするくらい1話に比べて6話の摩子は前に進んでいるんです。青木:いや、本当にそうですよ。貧困女性の取材を始めたばかりの頃は、無知なところから始まり、自分が貧困ボーダーにいると気づいて。最終的には取材内容を書籍化して、世の中に訴えかけることで、誰かを救えるかもしれないと奮闘する。趣里さんは、そこに到達するまでを逆算して絶妙なお芝居をしてくれました。高羽:摩子はパワー系のキャラクターなので、ト書きで“泣く”と書いてあるシーン以外は、涙を流すことを想定してなかった。でも、趣里さんは演じるうちにどうしても心が動いてしまって、思わず涙がこぼれてしまう姿に胸が締め付けられました。青木:自然と素直に感情が溢れてくるお芝居がすごい。あの年代でこれほど難しい役を繊細に演じられる人は、他にいないんじゃないかな。高羽:陰の要素を陰にしすぎない、でも、ちゃんと陰を伝える力がある役者さんですよね。小柄だけど、摩子の踏ん張って生きている感じを出せるのは、趣里さんならでは。青木:祐二を演じる三浦貴大さんとのコンビぶりも共演経験が豊富なので、最初から本当に息ぴったり。1話のカラオケボックスのシーンの摩子と祐二の絡みもすごく面白いし。高羽:凄惨な現実を真摯に伝えるだけでなく、ふたりが生き生きとしていて、ちょっとチャーミングなところもあっていいかなぁと。青木:もちろんいい絡みです。最初は衝突してしまうふたりが、どんどんバディ感が出てくるのもいい。高羽:じつはバディものということを意識して書きました。少しずつ信頼を寄せていって、仲間になっていって。最後には複雑な過去を持つ祐二が摩子に弱音を吐けるまでになっていく。ふたりの関係性を追いたくなる仕掛けです。そしてこのドラマは、どこかにいるかわいそうな人たちの話ではない。当事者意識を持てるきっかけになったらいいですね。青木:自分はどうなんだろう?皆は大丈夫?…って。今作を描くにあたって、僕が大事にしたかったのは“繋がり”。今SNSで繋がっている人たちが、自分がピンチに陥っても助けてくれるのかという恐怖って誰しも抱えていると思います。高羽:遠い繋がりではなく、大事な人とはちゃんと会って、身近な繋がりを再確認したほうがいいですね。青木:そうやって自分の周りの環境を整える小さな一歩を踏み出すことで、手を差し伸べ合えるかもしれない。社会が良くなって、優しい世界になればいいなと思います。青木達也さん今年はドラマ『週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』(テレビ東京系)、10月クール放送の『君が死ぬまであと100日』(日本テレビ系)を監督。高羽 彩さん脚本家、演出家。「タカハ劇団」主宰。主な脚本作品にテレビアニメ『魔法使いの嫁』『魔法使いの嫁 SEASON2』、よるドラ『ここは今から倫理です。』(NHK総合)。左・シングルマザーの摩子は、同居する母の菜穂子(高橋ひとみ)に子育てをサポートしてもらう日々。右・国立大学医学部に通うために風俗で働く優花を風俗ライターの﨑田祐二(三浦貴大)と取材するが、その記事が炎上。摩子が取材をした貧困を抱えた女性たち。左から、姉を援助したことで貧困に陥った元富裕層の典子(霧島れいか)、家庭内で虐待を受ける恵子(宮澤エマ)、国立大学医学部に通いつつ、風俗やパパ活で学費を捻出する優花(田辺桃子)、シングルマザーの葵(東風万智子)。ドラマの内容がより深く知れるドキュメンタリー映像もぜひ。2022年冬にクランクインした本作の撮影現場の裏側を公開。キャストと監督、スタッフたちが一丸となって貧困女性のリアルを追求した作品に懸ける想いが伝わるドキュメント映像をたっぷり届ける。WOWOWオンデマンド、WOWOW公式YouTubeにて公開中。連続ドラマW‐30『東京貧困女子。‐貧困なんて他人事だと思ってた‐』11月17日(金)午後11時よりWOWOWにて放送・配信スタート。原作/中村淳彦『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社刊)脚本/高羽彩監督/青木達也、遠藤光貴出演/趣里、三浦貴大ほか※『anan』2023年11月22日号より。取材、文・福田恵子(by anan編集部)
2023年11月20日