綾野剛主演×藤井道人監督のタッグで話題を呼んだドラマ「アバランチ」で“最狂の敵”役を演じ注目を集めた木幡竜主演の映画『生きててよかった』が5月13日(金)より公開。そのポスタービジュアルと予告編が解禁された。長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太は、第二の人生を歩むため恋人との結婚を機に新たな生活を始めるも、社会に馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受け…。年齢と身体の限界を超えてもなお、闘い続けることでしか生きる価値を見出せない元ボクサーの主人公・創太を演じたのは、自身もプロボクサーという経歴を持つ木幡竜。プロボクサー、サラリーマンを経て一念発起で俳優を志し、中国映画『南京!南京!』(09)で高い評価を得ると、翌年にはアンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(11)でドニー・イェンらと並び、悪玉のトップを演じ異彩を放った。木幡竜昨年放送されたドラマ「アバランチ」(21)で“最狂の敵”を演じて注目を集め、本作でついに映画初主演。過酷な減量とトレーニングを重ね、体脂肪率3%まで搾り上げた鋼のような肉体が魅せるボクシングと総合格闘技を融合させた本格アクションを披露する。監督・脚本を務めたのは、自身の境遇や経験をもとに手掛けた『くそガキの告白』(12)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞ほか4冠を獲得した鈴木太一。アクション監督に『ベイビーわるきゅーれ』(21)の園村健介が加わった。柳俊太郎主人公・楠木創太の幼なじみで恋人の幸子役に鎌滝恵利、同じく創太の幼なじみの松岡健児役に、鈴木監督作『くそガキの告白』で主演を務めた今野浩喜が出演。さらに、創太を不当な地下格闘技の世界へと誘う謎の男役に柳俊太郎、松岡の妻役に長井短、創太のボクシングジムの会長役に火野正平、創太の母親役に銀粉蝶と、個性豊かな実力派が顔を揃えた。また、エンディングテーマにはbetcover!!による楽曲「NOBORU」が決定した。今回解禁になった予告編は、ボクシングに人生の全てを懸けてきた主人公の創太が、勢いよく繰り出す反撃もむなしく顔面に強烈なパンチを食らう本物のKOシーンから始まる。長年恋人として支えてくれた幸子との結婚を機にボクサーを引退し第二の人生を歩もうとするが、厳しい現実を突きつけられ悶々とした日々を過ごす。そんな中、自身のファンだと名乗る謎の男から地下格闘技のオファーを受け、一度きりの思いで誘いに乗った創太だったが、空っぽの自分を埋めるようにふつふつとアドレナリンが沸き立ち、忘れかけた興奮が蘇っていく…。「嘲笑え、闘いに魂を喰いつくされた姿を――」というコピーとともに、狂気をも感じる創太の不敵な笑みが浮かぶラストカットに圧倒させられる映像に仕上がった。また、ポスタービジュアルは木幡さん演じる主人公・創太の傷だらけの顔面に、「生きててよかった」という魂の叫びともとれるタイトルロゴが大きくあしらわれたインパクトのあるデザイン。予告編のラストで見せる不敵な笑みともまた違う、熱気を帯びたどこか爽やかな表情を写した1枚となっている。『生きててよかった』は5月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:生きててよかった 2022年5月13日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022ハピネットファントム・スタジオ
2022年03月08日子育てママたちが抱える、よくある「調理や食育の疑問」に、さまざまな専門家たちがこたえる「ママの料理の悩みあるある相談室」。忙しいママでもトライできるヒントやコツ、レシピをご紹介していきます。■お悩み:「買い物に行けなくてピンチ! 家にあるにんじんでおかずをパパッと作りたい」第3回は「買い物に行けない時、家にあるにんじんで、子どもが喜ぶおかずをパパッと作りたい」というお悩み。急な残業などで、スーパーに立ち寄れないとき、家に常備してある野菜でなんとかしたいですよね。今回のお悩みにこたえてくれたのは、野菜ソムリエで栄養士の木幡雪絵さん。木幡さんはワーママ向けに作り置き料理のサービスなどを提供している「ESキッチン」で食育サポーターとしても活躍中です。■解決してくれるひと:野菜ソムリエで栄養士 木幡雪絵さん木幡雪絵さん国内大手食品メーカー2社で、商品企画、メニュー開発、フードコーディネート、品質管理等の業務に携わった後、独立。長年の趣味である家庭菜園での野菜づくりの経験から、野菜ソムリエの資格を取得。野菜が主役のメニュー提案をはじめ、個人宅への出張料理サービス、料理教室も行っている。「食べて元気にきれいになる料理」がテーマ。ESキッチンの食育サポーターとしても活動中。「野菜をふんだんに使った料理が得意です。同じ食材で調理方法を変えて、いろいろなメニューを提案します」という木幡さん。今回は、フライパンひとつでできる、にんじん料理を2品教えてくれました。子どもウケも良く、料理のレパートリーも広がる、アイデア満載のレシピをご紹介しましょう。■子どももパクパク食べる! 「にんじんピザ」まずは、調理時間7分でできてしまう「にんじんピザ」の作り方を紹介します。「にんじんを縦に薄切りにしてピザ風にかわいく仕上げると、子どももパクパク食べてくれます」(木幡さん)。薄く切れば短時間で火が通るのですね! うまみはチーズとハムで補います。<材料> 調理時間7分にんじん 1本ミックスチーズ 30gハム 1枚トマトケチャップ 小さじ1<作り方>1、にんじんは縦長に1/4等分に薄切りにする。ハムは5mm角に切る。2、フライパンににんじんを入れ、ふたをして中火で蒸し焼しにて火を通す。3、ミックスチーズをのせる。4、3にハムをのせ、チーズが溶けたら、皿に盛り、ケチャップをかける。※レタスがあれば、葉に見立てて添える。<ポイント>・じゃがいも、かぼちゃ、大根、かぶの薄切りでも、同じワザが使えます。・にんじんは大きく使うことで食べ応えを出し、「噛む」回数を増やして満足感をアップ!■まろやかな味の「にんじんミルクカレーきんぴら」2品目は、「にんじんミルクカレーきんぴら」です。「子どもの好きなミルクカレー味のきんぴらにすることで、たくさんのにんじんを食べてもらいたいという願いを込めました」(木幡さん)。こちらも調理時間7分の、超時短レシピです。<材料> 調理時間7分にんじん 1本オリーブ油 小さじ1しょうゆ 小さじ1みりん 小さじ1カレー粉 ひとつまみ牛乳 大さじ1<作り方>1、にんじんはせん切りにする。2、フライパンにオリーブ油を入れて温め、にんじんを軽く炒めたら、しょうゆ、みりん、カレー粉、牛乳を入れて、水分がなくなるまで炒め煮する。<ポイント>・にんじんはせん切りにすることで、やわらかくなり食べやすくなります。・カレー粉はほんの少し。牛乳でコクを出します。「休日なら、子どもと一緒ににんじんを型抜きして同じ味つけにするのも楽しいですよ」(木幡さん)。これはかわいい! にんじん1本でもちょっとした工夫で、レパートリーが広がります。ぜひお試しください。【まとめ】 にんじん1本で!「子どもが喜ぶ時短おかず」 3つの秘訣1)火の通りをよくするため、材料は「薄く、細く」切る。2)見た目も大切。かわいく仕上げる。3)食材や切り方を変えるなど、少しの工夫でレパートリーが増える!【取材協力】ESキッチン子どものお手伝い力を育むをコンセプトに、「食育×共育」サービスを提供。子育て家庭に訪問して調理を行う食育サポーターは調理師、管理栄養士、栄養士や料理教室の講師経験者など頼れる存在。「オリジナル作り置きプラン」「お手伝い力育みプラン」あり。
2017年06月19日