元プロビーチバレー選手でタレントの浅尾美和(38)が2日、自身のインスタグラムを更新。「春休みは子どもたちとお出かけできるので晴れるととても嬉しいです」とつづり、長男(9)&次男(7)との仲良し“親子3ショット”を公開した。この日は、ファンを公言しているプロ野球「中日ドラゴンズ」の必勝祈願へ。「犬山成田山も桃太郎神社もまだ桜が満開…ではないですが、とても綺麗でした天気も良くて気持ちいい」「相変わらず犬山成田山からの景色は最高。桃太郎神社で食べた、田楽も美味しかったです」と振り返り、3枚の写真をアップした。この投稿に対し、ファンからは「ママさんしてるなぁ」「可愛いお母さんやなぁ」「親子でいいですねー」「美和お母さん可愛いいですね。息子さんもこんな素敵なママで自慢出来るね」「必勝祈願ありがとうございます」など、さまざまなコメントが寄せられている。浅尾は2013年に一般男性と結婚。2014年12月に長男、16年11月に次男を出産した。
2024年04月02日9人組ガールズグループ・NiziUのメンバー、リマの母でモデル・中林美和(45)が28日、自身のインスタグラムを更新。26日に誕生日を迎えたリマの、バースデーパーティーの様子を公開した。「次女が20歳になりました」と報告し、誕生日をお祝いした時の写真をアップ。「Happy 20th Birthday RIMA!」のメッセージプレートがのったケーキや、豪華な食卓、バルーンのデコレーションなど、愛情がたっぷりと伝わってくる。リマからは「感謝の手紙」をもらったといい「驚いて、嬉しくて、泣きました」と感激。「普通の日も、喜んだり、悲しかったり、言い合った日も、20年重ねてきた日々が一日も無駄ではなかったんだなって これ以上ない幸せをもらって、たくさんハグした日」と振り返り、「20歳のお誕生日はやっぱりすごく特別。いつもありがとう。そして心からお誕生日おめでとう」とメッセージした。この投稿に対して「いつも輝いているりまちゃん、大ファンです!素敵な親子関係憧れます」「りまちゃんのおかげでwithuみんな幸せです!」など、多くのWithU(NiziUのファン)からのコメントや、「素敵な親子ですね 愛ですね」「素敵な投稿」といった声が寄せられている。
2024年03月28日2024年6月28日(金)に東京(プラネタリウム天空)にて『笹川美和 20th Anniversary LIVE in the DARK』を開催します。本公演は1st Stageと2nd Satgeで異なったコンセプト・セットリストを設けて開催する、笹川美和デビュー20周年に相応しい特別な「LIVE in the DARK」です。デビュー20周年記念!『笹川美和 20th Anniversary LIVE in the DARK』デビュー20周年を迎えた笹川美和による『笹川美和 20th Anniversary LIVE in the DARK』の開催が決定しました。本公演は1st Stageを『LIVE in the DARK -YOUR REQUEST-』、2nd Stageを『LIVE in the DARK -事実-』と題し、それぞれ異なったコンセプトで行う特別な公演です。サポートを務めるのは盟友・佐合庸太郎(Pf.)、根本理恵(Vn.)、渡邉紘(Cb.)の3名。満天の星々の中、名曲の数々が響き渡る特別な一夜をお見逃しなく。※定価よりもお得に両公演鑑賞いただける、一般シート【1st/2nd共通チケット】の販売も行います▼特設サイト 1st Stage『LIVE in the DARK - YOUR REQUEST -』笹川美和にとって初の試みとなる、全曲リクエストを元にセットリストを決定するリクエスト・ライブです。2024年2月23日(金)~3月24日(日)の期間、以下の応募フォームよりリクエストを受け付けます。ファンの方々と共に作り上げる特別なセットリストをぜひお楽しみください。▼リクエスト応募フォーム 期間:2024年2月23日(金)10時00分~3月24日(日)23時59分※デビューアルバム「事実」の収録楽曲は全曲2nd Stageで披露を予定しているため対象外となります※カバー曲は対象外となります。笹川美和名義で発表された楽曲より選曲をお願いします※楽曲のタイトルは発表されたタイトル通りに記載をお願いします※1人1申込までとさせていただきます(チケットを購入されていない方も応募可)2nd Stage『LIVE in the DARK -事実-』昨年11月、プラネタリアTOKYO(有楽町)で開催したデビューアルバム「事実」再現ライブのチケットは即完売し、終演直後より多くの再演希望が寄せられました。そうした要望を受け、本公演は『LIVE in the DARK -事実-』と題し、「LIVE in the DARK」とのコラボレーションによる「事実」再現ライブが決定しました。『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。●チケット販売に関して●■笹川美和オフィシャルサイト先行受付(抽選)期間:2024年2月23日(金)10時00分~3月3日(日)23時59分笹川美和オフィシャルサイトを通にて先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ■ticket board先行受付(抽選)期間:2024年3月16日(土)10時00分~3月24日(日)23時59分ticket boardにて先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ■一般販売(先着)期間:2023年4月6日(土)10時00~ ※一般シート【1st/2nd共通チケット】は「笹川美和オフィシャル先行受付」/「ticket board先行受付」のみで販売いたします。一般販売では販売いたしませんのでご注意ください※先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい●『笹川美和 20th Anniversary LIVE in the DARK』東京公演イベント概要●出演:笹川美和 / サポート:佐合庸太郎(Pf.)、根本理恵(Vn.)、渡邉紘(Cb.) (from渡邉紘STRINGS)日程:2024年6月28日(金)会場:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)▼1st Stage『LIVE in the DARK - YOUR REQUEST -』時間:18:30開演(18:00開場)料金:一般シート【1st/2nd共通チケット】:13,000円(税込)一般シート:7,000円(税込)三日月シート:15,000円(税込) ※大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます▼2nd Stage『LIVE in the DARK -事実-』時間:20:30開演(20:00開場)料金:一般シート【1st/2nd共通チケット】:13,000円(税込)一般シート:7,700円(税込)三日月シート:17,000円(税込) ※大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます一般シート【1st/2nd共通チケット】に関して※笹川美和オフィシャル先行受付、ticket board先行受付のみの販売です※チケット料金13,000円(税込)には1名様分の両公演の鑑賞料金が含まれております※ticket board受付ページに記載されている申込条件/注意事項をご確認の上お申し込みください【イベントに関する注意事項】※本イベントはプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい※イベントの延期/中止を除き、感染症を含む個人的な体調不良や周辺環境等の理由による払い戻しは行いませんので、ご了承の 上チケットをお買い求め頂きますようお願い致します※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております※本イベントは時節に応じた感染症防止対策を行い実施いたします※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません(中学生以上は要チケット)●笹川美和(ささがわみわ) プロフィール●1983年2月23日生まれ、新潟県出身。シンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。その独創的な世界と歌声が話題を集め、数々のCM、ドラマ、映画、舞台の主題歌に起用される。心の琴線に触れる繊細かつ圧倒的なライブは多くの人々の共感を集め、デビュー以降、言葉を紡ぎ出すストーリーテラーな面と経験を歌に昇華することから、 エッセイスト的シンガーソングライターとして唯一無二の楽曲を生み出している。●渡邉紘STRINGS プロフィール●クラシック音楽からポップスまで、多様なシーンで活躍をするコントラバス奏者・ベーシスト渡邉紘によるプロジェクト。弦楽器奏者を中心に、ピアニスト、作編曲家、音響技師により構成される。個々の奏者の高い演奏技術と音楽性を、様々なジャンル、ステージへと融合させ、音楽制作を行っている。【渡邉紘STRINGS 】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日内田商事株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:内田 昌弘)は、Type-Cケーブルの新シリーズ「美和蔵USB-C to Cケーブル」3種をECショップ「風見鶏」各店で、2024年1月下旬に発売いたします。美和蔵USB-C to Cケーブル MCA-CTC100U2-60W今回新しく発売されたのは、PD対応のType-Cケーブル(ケーブル長:0.2m/1m/2m)。最大60Wの急速充電が可能な機能性の高さと、細身のメッシュケーブル、厚みのあるケースにも干渉しないコンパクトなコネクタといった使いやすさのバランスが取れた製品となっています。【製品の特徴】・様々なデバイスで使用できるUSB-C to Cケーブル・PD対応。最大60Wの急速充電・耐久性の高いメッシュケーブル・10,000回の着脱テストクリアの高耐久コネクタ・ケースに干渉しないコンパクトヘッド■美和蔵USB-C to Cケーブル MCA-CTC100U2-60W販売サイト: (0.2m) (1m) (2m)価格 : 599円~(税込・送料無料)※参考:風見鶏 楽天市場店(1月29日時点)本製品は、当社が運営しているフラッシュメモリー専門店「風見鶏」(通販)等で販売しています。【製品仕様】型番:MCA-CTC20U2-60W(0.2m)MCA-CTC100U2-60W(1m)MCA-CTC200U2-60W(2m)規格:USB C(オス) to C(オス)PD対応<最大60W>/USB2.0(480Mbps)【会社概要】■「ECショップ 風見鶏」について内田商事株式会社のEC事業部にあたる「風見鶏」では、SDカードをはじめとしたフラッシュメモリー、カメラ、PC周辺機器、家電、雑貨などを取り扱うインターネットショップ「風見鶏」の運営を行っております。また、フラッシュメモリーの大量購入を希望される法人様には卸販売も行っております。近年ではフラッシュメモリー以外にも、PCパーツ、AV関連商品、USB雑貨や生活用品、ペットグッズ等も充実しております。今後もお客様のご要望にお応えできるよう、商品の品揃え、サービス共に向上を図ります。URL: ■内田商事株式会社(販売総代理店)内田商事株式会社は、機械工具・物流機器をはじめ家電・OA機器の販売まで手掛ける総合商社として、企業良心に基づいた営業活動を行っております。顧客のニーズに速やかにお応えし、顧客との共存繁栄を目的とし、明日を見つめる企業として邁進しております。働く喜びと心豊かな楽しい人生を満喫してゆける企業を社員と共に目指し、皆様の信頼に値する企業になるよう、全精力を傾けて参ります。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月29日ananフェムケア連載「Femcare file」。今回のテーマは、私とフェムケアの話。フェムケアについて積極的に発信を行うモデルの中林美和さんに、“人生の先輩”としてanan読者に伝えたい想いを伺いました。自身主宰のブランド『MAROA』でデリケートゾーン用製品を展開している、モデルの中林美和さん。製品には“自分の体をもっといたわってほしい”という彼女の想いが込められているそう。「日本の女性って、自分のデリケートゾーンを見たことがない人がとても多いんです。デリケートゾーンって顔の皮膚と同じように、日々状態が変化するもの。乾燥したり、たるんだり、シワっぽくなったり。それらの変化に気づくためにも“見て確認する”ってとても大切なこと。さらに必要なケアでいたわってあげるとまず見た目が変わるし、乾燥などによるかゆみが改善されるだけでなく、おりものが増えるなどの不調が、どんな理由で起こるのかもわかるように。心地よく生きるために、必要なことだと知ってほしいです」現在ラインナップはソープと保湿ミルク、携帯にも便利な拭き取りシートの3種類。こだわったのは肌への優しさと快適な使い心地。「デリケートゾーンは粘膜なので、頭皮の10倍も化学物質などの経皮吸収率が高いんです。座薬が経口薬より即効性があるのも、そのため!なので、お肌に優しい天然由来成分に最後までこだわり、腟内のpH値に寄せた処方で、香りも天然の精油を選びました」自身の2人の娘さんにも、幼い頃からデリケートゾーンケアの重要性を伝えてきたそう。「顔と体は違うソープで洗うように、デリケートゾーンも専用のソープで洗うのが娘たちにとっては当たり前になっていると思います。みなさんにも“特別なこと”ではなく、日常のケアの一部として浸透していくのが理想ですね」最後に“人生の先輩”である中林さんに、娘さんたちと世代の近いanan読者の女性に伝えたいメッセージを伺った。「自分を後回しにして我慢してしまったり、言いたいことを言えなかったり。特に若い頃は、そうしがちなんですよね。私自身もそうでした。体調が良くないのに出かけてしんどい思いをしたり、本当は落ち込んでいるのに、無理して笑ったり。必ずしもダメではないけれど、自分のことを大切にできるのは、自分だけなんです。私は年齢を重ねて、やっと自らをいたわる大切さを知りました。PMSの時期は仕事もなるべくミニマムにして、家で好きな音楽を聴いたり、アロマの力を借りたりして、体と心を休めます。そうすることで、生活が大きく変わりました。しんどいときは無理をせず、体調が元に戻ってから頑張る。自分を大切にしてあげることで、どんどん自己肯定感も上がってきて、自分らしくいられると思います」弱酸性で安心して使える拭き取りシート個包装のシートで持ち運びにも。左・MAROA フェミニンシート コットン プラス ウーマンバランスブレンド、右・同 フレグランスフリー 25包 各¥3,410(me TEL:03・5860・2190)なかばやし・みわ16歳で雑誌『CanCam』の専属モデルに。23歳で結婚と同時に、2人の男の子のステップマザーに。その後、2人の女の子を出産。現在はモデル業と並行し、プロデュース業などにも尽力。※『anan』2023年11月15日号より。写真・天日恵美子ヘア&メイク・陶山恵美(ROI)取材、文・中川知春(by anan編集部)
2023年11月11日西川美和監督の長編映画デビュー作『蛇イチゴ』から、役所広司主演の最新作『すばらしき世界』まで、長編映画全6作品が11月24日(金)よりPrime Videoにて一挙配信されることになった。2002年にオリジナル脚本による映画『蛇イチゴ』で監督デビューして以来、卓越した脚本・演出力を持つ作家性の高い監督として注目されてきた西川美和。2006年公開のオリジナル脚本・監督作品『ゆれる』は、カンヌ国際映画祭の監督週間への出品をはじめ、第61回毎日映画コンクール・日本映画大賞、第49回ブルーリボン賞・監督賞など、国内映画賞を多数受賞。その後も、3作目となる『ディア・ドクター』(2009年公開)、4作目の『夢売るふたり』(2012年公開)、5作目の『永い言い訳』(2016年公開)と、自身の手によるオリジナル脚本や自身の小説を原作とした映画を監督し国内外の映画賞を多数受賞。『夢売るふたり』また、映画のみならず小説の分野においても「永い言い訳」で山本周五郎賞・直木賞の候補になるなど高い評価を得ている。そして長編第6作目となる『すばらしき世界』(2021年公開)では、初めて自身以外の小説の映画化に挑戦。作家・佐木隆三による小説「身分帳」(講談社文庫刊)を原案として舞台設定を現代に移し、オリジナル要素をふんだんに交えながら、人生の半分を刑務所で過ごした男が社会に戻り、悪戦苦闘しながら生活をしていく様子を映し出した。『すばらしき世界』本作はシカゴ国際映画祭で観客賞および、役所広司がベスト・パフォーマンス賞を受賞したのを皮切りに、数々の国内外映画賞を受賞。『すばらしき世界』で主演を務めた役所さんは最新主演映画『Perfect Days』(監督:ヴィム・ヴェンダース)の公開が12月22日に控えている。『蛇イチゴ』(監督・脚本:西川美和)幼い頃から正義感の強いしっかり者の長女(つみきみほ)、優しい母に、働き盛りの父、呆けてはいるが明るく楽しい祖父。そんなどこにでもいる平凡な家族のもとに、ある日突然、勘当され行方不明になっていた放蕩息子(宮迫博之)が10年ぶりに舞い戻ってきた。そして時を同じくして、明智家の平穏さの裏に隠されていた嘘と欺瞞が、小さな亀裂から次々と噴出しはじめ…。『ゆれる』(原案・脚本・監督:西川美和)東京で写真家として成功した猛(オダギリジョー)は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、実家に残り父親と暮らしている兄の稔(香川照之)、幼なじみの智恵子(真木よう子)との3人で近くの渓谷に足をのばすことにする。だが渓谷にかかった吊り橋から流れの激しい渓流へ、智恵子が落下してしまう。そのとき、そばにいたのは稔ひとりだった。事故だったのか、事件なのか。兄弟の絆、人と人との繋がりをテーマにした心を揺さぶる作品。『ディア・ドクター』(原作・脚本・監督:西川美和)山あいの小さな村。唯一の医師として人々から慕われていたひとりの医師(笑福亭鶴瓶)が失踪した。警察がやってきて捜査が始まるが、驚いたことに村人は、自分たちが唯一の医者として慕ってきたその男について、はっきりした素性を何一つ知らなかった。やがて経歴はおろか出身地さえ曖昧なその医師、伊野の不可解な行動が浮かびあがってくる…。『夢売るふたり』(原案・脚本・監督:西川美和)東京の片隅で小料理店を営んでいた夫婦は、火事で全てを失ってしまう。夢を諦めきれないふたりは金が必要。再出発のため、彼らが始めたのは妻(松たか子)が計画し、夫(阿部サダヲ)が女を騙す結婚詐欺!しかし嘘の繰り返しはやがて、女性たちとの間に、夫婦の間に、さざ波を立て始める…。『永い言い訳』(原作・脚本・監督:西川美和)人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、妻(深津絵里)が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。その時不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族、トラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子どもたちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。『永い言い訳』『すばらしき世界』(脚本・監督:西川美和/原案:「身分帳」佐木隆三著実在した男をモデルに「社会」と「人間」のいまをえぐる問題作。下町の片隅で暮らす、短気だがまっすぐで優しい男、三上(役所広司)。しかし彼は、人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯だった。そんな三上に若手テレビマンがすり寄るが…。西川美和監督長編映画全6作品は11月24日(金)よりPrime Videoにて一挙配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
2023年10月24日原作・脚本:藤沢文翁山路和弘と牧島 輝が紡ぐ宮本武蔵 晩年の物語LAL STORY(代表:朴璐美)主催、『剣聖 -運に見放された男-』が2023年6月30日 (金) ~2023年7月9日 (日)にサンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモール第3M-B1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ LAL STORYは「小さな空間だからこその贅沢で濃密な劇空間を生んでいきたい」との想いから、多ジャンルで活躍する朴璐美がプロデュースする舞台制作チームです。その時間、その場所でしか感じられない演劇の“Live”を圧倒的に体感してほしいとの願いから発起されました。今回も、小劇場の限られた座席数で上演される貴重な公演となります。【『剣聖 -運に見放された男-』イントロダクション】老いてなお満たされぬ飢えと渇きを抱く男宮本武蔵若き目でその苦悩する養父に忸怩たる思いを抱く宮本伊織今まで描かれなかった人間宮本武蔵最後の物語【キャラクター】宮本武蔵言わずと知れた剣聖宮本武蔵である。兵法者であり画家でもあり書家でもあるこの男。ありあまる才覚を持ちながら、生涯にわたってそれを生かすことができず。7人扶持18石に合力米300石という待遇で細川藩に身を寄せている。老齢となり肉体は衰えるも、同じ兵法者でありながら1万石を有する大名となった柳生家と一太刀でも剣を交えたいと思っている。その勝利の手土産なしに三途の川は渡れぬという執念だけが肉体と魂魄を繋ぎ止めている。宮本伊織宮本武蔵の養子であり、元々は孤児であった。自分の命の恩人でもあり、武蔵の類稀な才能を誰より熟知している。ゆえに彼が抱える歯痒さと、世間に対する憤りは抑えきれないものになっていた。そして、そんな宮本伊織が書き記したものが、後の剣聖宮本武蔵像に大きく関わってゆくことになるのである。プロフィール宮本武蔵役:山路和弘三重県出身。青年座研究所を第1期生として卒業後、‘79年に劇団青年座に入団。舞台、ミュージカルのほか、映画、テレビドラマなど俳優として幅広く活躍する一方、声優としてもジェイソン・ステイサムをはじめ数多くの洋画作品で吹き替えを担当。アニメ、ナレーションも多数。2011年4月、『宝塚BOYS』、『アンナ・カレーニナ』の演技に対して第36回(2010年度)菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。2018年1月、『江戸怪奇譚(たん)〜ムカサリ〜』、『喝采』の演技に対して第59回(2017年度)毎日芸術賞(演劇・演芸・邦舞部門)を受賞。2021年3月、第15回声優アワードにて外国映画・ドラマ賞を受賞。2022年12月青年座映画放送を退所後、フリーとなる。宮本伊織役:牧島 輝1995年8月3日生まれ。埼玉県出身。2016年よりミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンにて海堂 薫役を演じ人気を博す。以降、舞台、ミュージ カルを中心に映画、ドラマなどで幅広く活躍。21年2月にはシングルCD「かくれんぼっち」でメジャー・デビュー 。2023年5月27日より舞台「セトウツミ」(内海 想役、東京・大阪・名古屋公演)、10月12日からは舞台「ドクター 皆川 ~手術成功5秒前~」(東京・本多劇場)に出演予定。主な出演作【映画】「海岸通りのネコミミ探偵」(主演)、「八王子ゾンビーズ」【ドラマ】「目の毒すぎる職場のふたり」(Hulu)、「善人長屋」(NHK BS時代劇)【舞台】「キングダム」 、ミュージカル「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」、「サンソン -ルイ16世の首を刎ねた男-」、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズ、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ原作・脚本:藤沢文翁劇作家・作詞家・舞台演出家英国 ロンドン大学 ゴールドスミス演劇学部卒東京都港区六本木生まれ。ミュージカル、ストレートプレイ、アニメ、ゲーム、音楽朗読劇の原作・脚本・演出を手掛ける。国内外で活躍するアーティストであり、特に英国朗読劇を独自に改良した音楽朗読劇は「藤沢朗読劇」と呼ばれ、音楽朗読劇の第一人者とされている。2005年12月4日、日本人として初めて英国ロンドンのKings Head劇場でHYPNAGOGIAを上演し劇作家デビュー。常に「0から1を生み出すこと」をテーマとしており、オリジナルストーリーにこだわっている。自身が育った西洋の芸術文化のみならず、日本の古典芸能も精通しており、昨今では能楽五流派の一つ、喜多流(公益財団法人 十四世六平太記念財団)の理事に就任している。受賞歴* 第30回(2017年度) 公益社団法人日本演劇興行協会賞 音楽朗読劇の確立と発展への貢献に対して* 第十五回声優アワード シナジー賞 プレミア音楽朗読劇「VOICARION IX 帝国声歌舞伎~信長の犬~」プロデューサー:朴璐美東京都出身。桐朋学園演劇科卒業後、演劇集団円に所属。古典劇から現代劇、鄭義信、東憲司らの描き下ろし作品まで、幅広く出演。声優としてもアニメから吹き替え・ナレーションまで活躍は多岐に渡る。2017年に独立しLAL設立。その後、「レ・ミゼラブル」(マダム・テナルディエ役)、「千と千尋の神隠し」(湯婆婆・銭婆役)、「キングダム」(紫夏役)に出演。また藤沢文翁作・演出『VOICARION』などの朗読劇にも多数出演。自身のプロデュース、怪奇譚シリーズなどにも注力する。アニメの代表作は「鋼の錬金術師」エドワード・エルリック役、「NANA」大崎ナナ役、「進撃の巨人」ハンジ・ゾエ役。吹き替えではノオミ・ラパス、ヘレナ・ボナムカーター、レディガガなど。金曜ロードショーのナビゲーターを10年務める。LAL STORYについて「小さな空間だからこその贅沢で濃密な劇空間を生んでいきたい」との想いから、多ジャンルで活躍する朴璐美がプロデュースする舞台制作チームです。その時間、その場所でしか感じられない演劇の“Live”を圧倒的に体感してほしいとの願いから発起されました。☆体感型朗読劇・怪奇譚シリーズ声優界のレジェンド羽佐間道夫と世代を超えたタッグを組み、注目の劇作家・藤沢文翁描き下ろしによる怪奇譚シリーズを展開。豪華実力派声優・舞台俳優・アーティスト・ダンサーなど、ジャンルを超えた表現者たちを迎え「生音」に拘った、五感を揺さぶるモノづくりを目指す。2017年7月、『神楽坂怪奇譚「棲」』を上演。初演となる。2018年2月、即再演。同年11月、再再演。2019年1月、藤沢文翁怪奇譚シリーズ第二段四谷怪談嘘 新作上演。2020年8月、神楽坂怪奇譚 再再再演。 コロナ禍により無観客・生配信上演。全てにおいて、好評を博す。☆ストレイトプレイシリーズ2018年LAL STORY-sp- 第⼀弾始動。東憲司と朴璐美がタッグを組む。朴の古巣である演劇集団円にて2度、3度⽬は東の桟敷童⼦に朴が主演。4度⽬にLAL STORY-sp- 第⼀弾上演。菊⽥⼀夫賞演劇賞や毎⽇芸術賞を受賞した山路和弘、文学座の石橋徹也を迎えた三人芝居。問題作、アリエル・ドーフマン作「死と⼄⼥」を上演。⾼い評価を得、バッカード賞受賞。2019年10⽉ LAL STORY-sp-第2弾上演。東憲司と朴璐美は5度⽬のタッグ。再び山路和弘を迎えた二人芝居。演劇界の寵児だったテネシー・ウィリアムズが10年に渡り改稿し続けた、告⽩的私戯曲『さけび』を上演。超難作に挑み、当日券を求め長蛇の列ができるほど高く評価された。公演概要LAL STORY『剣聖 -運に見放された男-』公演期間:2023年6月30日 (金) ~2023年7月9日 (日)会場:サンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモール第3M-B1)■出演者宮本武蔵役:山路和弘宮本伊織役:牧島 輝■スタッフ原作・脚本:藤沢文翁演出:玊-TAMA照明:阿部将之(LICHT-ER)音響:岩野直人美術:竹邊奈津子映像:松澤延拓衣裳:西原梨恵・大塚満(かたつむり)殺陣:渥美博演出補:小貫流星舞台監督:佐藤豪宣伝美術:山下浩介カメラマン:神ノ川智早宣伝メイク:河村陽子(VITAMINS)題字:雪駄切り絵作家:下村優介制作:LAL STORYプロデューサー:朴璐美プロデューサー補:わかばやしめぐみ協力:LAL・studioCambria・玉手芳・榎本佳歩・丸山ナオミ・久保亨■公演スケジュール6月30日(金) 19:007月01日(土) 13:00 / 18:007月02日(日) 18:007月03日(月) 19:007月04日(火) 14:00 / 19:007月05日(水) 19:007月06日(木) 14:00 / 19:007月07日(金) 19:007月08日(土) 13:00 / 18:007月09日(日) 13:00※受付は開演の1時間前です。※開場時間は開演の30分前を予定しております。※開演後は入場不可。■チケット料金全席指定:7,800円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月02日シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の吹き替え声優として、山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、朴璐美らお馴染みの9名の続投が決定した。1作目の冒頭を観て、“1秒で好きになった”とシリーズをふり返るガーディアンズのリーダー、ピーター・クイル役の山寺さんは「『ガーディアンズ』シリーズとしては最後というのは本当に寂しいのですが、最後ですから全力で挑みたいと思いますし、自分の代表作にしたいと思っています」と最新作への気合いも十分。本作で物語の鍵を握るとされるロケット役の加藤さんも「9年経つと狂犬感もずいぶん薄れているんですよね。でも今回はラストですから、心の底に沈んでいる狂犬をもう一回呼び戻して、アフレコしたいと思ってます。それくらいロケットに思い入れもある」と熱い決意を見せる。シリーズ2作目からの参加となったマンティス役の秋元才加は「ファンとしても寂しい気持ちもありますが、作品が続くごとにギャラクシーチームも存在感が大きくなってるなと感じるので、すごく楽しみにしています」と思いを明かした。「僕はグルート」のセリフを駆使し、グルートを魅力たっぷりに演じてきた遠藤さんは「『私はグルート』しか言わないと聞き、それは面白そうだとスタートした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。いろんな年代のグルートが登場して楽しかったです。これが最後になると思うととても寂しいですが、本作でも精一杯、木になって頑張ります!」と心境を語る。また、「エンドゲーム」で死を遂げながらも、予告編でまさかの再登場を果たし、期待が膨らむガモーラ役の朴さんは「『ガモーラ、生きてるの?!』と。嬉しい気持ちでいっぱいになりましたが、まだ台本も映像も頂いていないので、本当のところどうなのかまだ私はわかりません(笑)ですが、ガモーラを演じることには変わらないわけで、どんなガモーラでも、しっかり彼女と心を合わせて務めたいと思っています。しかもラストシリーズ。銀河にラストバトル響かせます!」と強く意気込む。『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』で初登場を迎えた宇宙犬・コスモ役の悠木碧は「果たしてどんなストーリーになっていくのか…!宇宙の守護者達の奮闘をお楽しみに!!」と呼びかけている。さらに、ドラックス役の楠見尚己、ネビュラ役の森夏姫、クラグリン役の土田大の続投も決定。「銀河一の落ちこぼれチームで、また一緒に冒険の旅に出られること、凄く凄く嬉しいです」(楠見さん)、「たくさんのものを失い、それとともに変化していったネビュラというキャラクターがとても愛おしいです。最強のエンディング、心から楽しみにしております!!」(森さん)、「初回はちょっとしか出番がなかったクラグリンでしたが、回を追うごとにいい役になってっちゃって私びっくりしています!今回もがんばりますぜ!」(土田さん)とコメントを寄せている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年03月16日1月下旬、新大阪駅で目撃したのは元ビーチバレーボール選手の浅尾美和(37)。2児のママとは思えないほどの現役時代と変わらぬスタイルだった。マイナースポーツだったビーチバレーの会場に浅尾目当てのファンが殺到し、“ビーチの妖精”と呼ばれるほどの人気を博したのは2000年代後半のことだ。「高校バレーボールの大会にキャプテンとして出場していたところ、川合俊一さん(60)にスカウトされてビーチバレー選手としてデビュー。そのルックスとスタイルで人気はうなぎのぼりとなりました。一方で、実力よりも人気のほうが先行してしまったことに浅尾さんは重圧を感じ、現役時代はプレーを心から楽しめていなかったようです」(スポーツ紙記者)目標として掲げた’12年のロンドン五輪出場は叶わないまま、同年末に現役引退を発表。翌年には美容師をしていた男性と結婚し、岐阜県で2児を育てるママとなった。一方でメディアへの出演は続けている。「現在は『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)、『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)、『よんチャンTV』(毎日放送)、『ドデスカ!』(メ~テレ)などでコメンテーターとして活動中で、はつらつとした姿を見せていますよ。現役時代には黄金色に焼けていた肌も、いまではかなり白くなっています。テレビ出演も慣れているのでノリが良いと現場でも好評です」(在阪テレビ局関係者)自宅のある岐阜から職場の東京、大阪、名古屋へと忙しく移動している浅尾。この日も新幹線のチケットを買って改札に入っていった。ママタレとなっても現役時代と変わらぬ“遠征の日々”を送っているのだ。
2023年02月28日2023年6月2日(金)に東京(プラネタリウム天空)にて『LIVE in the DARK w/笹川美和 -ALL TIME BEST-』を開催します。笹川美和にとってアニバーサリーイヤーの幕開けとなる本公演は、1st Stageと2nd Satgeで全セットリストを入れ替え、デビューから今年発表された最新曲までの20年の軌跡をたどるオールタイムベストライブです。笹川美和、デビュー20周年記念『LIVE in the DARK w/笹川美和 -ALL TIME BEST-』2003年シングル「笑」で鮮烈なデビューを飾り、今年デビュー20周年を迎える笹川美和による『LIVE in the DARK w/笹川美和 -ALL TIME BEST-』の開催が決定しました。本公演は1st Stageを『BEST of 2023-2012』、2nd Stageを『BEST of 2011-2003』とそれぞれ題し、全てのセットリストを入れ替え、2公演を通じて20年の軌跡をたどるオールタイムベストライブです。さらに、定価よりも安く両公演鑑賞いただける、一般シート【1st/2nd共通チケット】の販売も決定しました。サポートを務めるのは佐合庸太郎(Pf.)、根本理恵(Vn.)、渡邉紘(Cb.)。満天の星々の中、名曲の数々が響き渡る特別な一夜をお見逃しなく。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。笹川美和×LIVE in the DARK5周年オリジナルアルバム『スピカ』オンライン販売決定!2022年に「LIVE in the DARK」開催5周年を記念し、笹川美和とのコラボレーションにより制作したオリジナルアルバム『スピカ』をコニカミノルタプラネタリウムが運営するGALLERY PLANETARIAオンラインショップ限定で全国販売いたします。このアルバムは笹川美和が四季の星空をテーマに書き下ろした、夏曲「アルタイル」/秋曲「ペガサス」/冬曲「スバル」/春曲「スピカ」の4曲が収録されています。価格:2,500円(税込)詳細/購入: ●チケット販売に関して●■笹川美和オフィシャルサイト先行受付(抽選)2023年2月25日(土)10時00分~3月5日(日)23時59分の期間、笹川美和オフィシャルサイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ■ticket board先行受付(抽選)2023年3月4日(土)10時00分~3月12日(日)23時59分の期間、電子チケットシステム「ticket board」にて先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ■一般販売(先着)2023年3月21日(火・祝)10時00分~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※一般シート【1st/2nd共通チケット】は笹川美和オフィシャル先行受付/ticket board先行受付のみで販売いたします。一般販売では販売いたしませんのでご注意ください。※先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK w/笹川美和 -ALL TIME BEST-』東京公演イベント概要●出演:笹川美和 / サポート:佐合庸太郎(Pf.)、根本理恵(Vn.)、渡邉紘(Cb.) (from渡邉紘STARINGS)日程:2023年6月2日(金)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:一般シート【1st/2nd共通チケット】:12,000円(税込)一般シート:7,000円(税込)三日月シート:17,000円(税込) ※大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)一般シート【1st/2nd共通チケット】に関して・笹川美和オフィシャル先行受付、ticket board先行受付のみの販売です。・チケット料金の12,000円は1名様分の1st Stage/2nd Stageの鑑賞料金です。・ticket board受付ページに記載されている申込条件/注意事項をご確認の上お申し込みください。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し全席販売にて実施いたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●笹川美和(ささがわみわ) プロフィール●1983年2月23日生まれ、新潟県出身。シンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。その独創的な世界と歌声が話題を集め、数々のCM、ドラマ、映画、舞台の主題歌に起用される。心の琴線に触れる繊細かつ圧倒的なライブは多くの人々の共感を集め、デビュー以降、言葉を紡ぎ出すストーリーテラーな面と経験を歌に昇華することから、 エッセイスト的シンガーソングライターとして唯一無二の楽曲を生み出している。●渡邉紘STRINGS プロフィール●クラシック音楽からポップスまで、多様なシーンで活躍をするコントラバス奏者・ベーシスト渡邉紘によるプロジェクト。弦楽器奏者を中心に、ピアニスト、作編曲家、音響技師により構成される。個々の奏者の高い演奏技術と音楽性を、様々なジャンル、ステージへと融合させ、音楽制作を行っている。【渡邉紘STRINGS 】●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月24日雑貨の直輸入卸販売を行う有限会社美和蔵(所在地:兵庫県神戸市、代表:内田 昌弘)は、機能性とデザインを追求したペットブランド『Truelove(トゥルーラブ)』正規販売店(授権店)として、このたび認定されました。愛犬と家族との居心地の良いペットライフを、信頼の製品でサポートいたします。製品サイト>美和蔵: 販売サイト>風見鶏 楽天市場店: ペットブランド「Truelove」Trueloveは60か国以上の愛犬家から支持されているペットブランドです。Duraflex製のバックルや、夜間のお散歩でも安心な3M社の反射素材が採用されたハーネスやリード等、信頼性が高くお洒落な製品が多数取り揃えられています。美和蔵では人気の高い定番デザインの商品を中心に直輸入しています。TLH56512-1軽量で丈夫なアルミ合金製のバックルにより頭を通さず簡単装着。4箇所のアジャスターでサイズ微調整が自在に。使い勝手の良い定番ハーネスです。TLH56512-2<Truelove ハーネス TLH56512>風見鶏 楽天市場店: TLH5811丈夫で引っ張りに強いナイロン ウェビング製のリード。ネオプレン製のパッド入りはハンドルは、丈夫で手に柔らかく快適です。3M社の反射素材ステッチ入り、LEDライトの取り付けも可能で夜間のお散歩にもお勧め。<Truelove ハーネス TLH5811>風見鶏 楽天市場店: TLL2771丈夫で引っ張りに強いナイロン ウェビング製のリード。ネオプレン製のパッド入りはハンドルは、丈夫で手に柔らかく快適です。3M社の反射素材ステッチ入り、LEDライトの取り付けも可能で夜間のお散歩にもお勧め。<Truelove リード TLL2771>風見鶏 楽天市場店: TLL2671アジャスターにより110-200cmまでの長さ調節が可能。通常のハンドル以外にも、斜め掛けやウエストに回したりと5WAYで使用できる多機能リードです。<Truelove リード TLL2671>風見鶏 楽天市場店: TLC5011通気性・耐久性に優れたソフトメッシュ素材の首輪。留め具は衝撃に強い亜鉛合金製。アジャスターによる長さ調整ができ、スナップボタンでベルトが簡単にまとめられて便利です。<Truelove 首輪 TLC5011>風見鶏 楽天市場店: 製品は全て、総合代理店となる内田商事株式会社の運営する「風見鶏 楽天市場店」「風見鶏 Paypayモール店」等で販売されます。【会社概要】■有限会社美和蔵有限会社美和蔵は、主にPC周辺機器やスマホグッズ、USB雑貨、AV関連商品の生産・販売に力を入れております。WORLD WIDEに躍進していく企業であることを目指し、アロマテラピー関連商品やペット用品など、暮らしを豊かにする、現代社会の多様化したニーズに応えられるような製品のご提供をいたします。お問い合わせに関しましては、販売代理店である内田商事株式会社までお願い致します。URL: ■内田商事株式会社(販売総代理店)内田商事株式会社は、機械工具・物流機器をはじめ家電・OA機器の販売まで手掛ける総合商社として、企業良心に基づいた営業活動を行っております。顧客のニーズに速やかにお応えし、顧客との共存繁栄を目的とし、明日を見つめる企業として邁進しております。働く喜びと心豊かな楽しい人生を満喫してゆける企業を社員と共に目指し、皆様の信頼に値する企業になるよう、全精力を傾けて参ります。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月16日毎日新聞出版株式会社は、2022年7月11日に世宗大学校教授・朴裕河(パク・ユハ)さんの最新刊『歴史と向き合う 日韓問題――対立から対話へ』を発売いたします。アジア・太平洋賞特別賞&石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞『帝国の慰安婦』、大佛次郎論壇賞受賞『和解のために』などのベストセラーをもつ著者による待望の最新作。日韓の対立の原因や背景を分析し、関係改善を提言する比類なき一冊です。『歴史と向き合う 日韓問題―対立から対話へ』書影【本書の内容】1991年に一人の韓国人女性が名乗り出て日本を告発し、「慰安婦問題」が再発見されてから30年が経過。以来、慰安婦問題解決のため支援者らは、日本国家の「法的責任」を追及してきました。日韓両国政府もそれぞれのやり方で問題の解決を模索してきましたが、当初は被害実態の把握が遅れ、日本人慰安婦や業者の研究はあまり進んできませんでした。こうした経緯を踏まえ、朴裕河教授は、今必要なのは75年前の歴史の検証以上に、慰安婦問題が再発見されて以降の「30年の歴史との向き合い方との検証だ」と訴えます。2022年5月、韓国では新しい政権が誕生しました。尹錫悦大統領の対日姿勢はいくらかの希望を抱かせますが、ならばこそ性急な「解決」の前に、まずは問題発生後のここ30年を振り返るべきだと朴教授は力説します。歴史そのものはもちろんのこと、日韓関係がこじれた原因や背景を知って初めて、対策を講じることができると考えるからです。長年の対立の結果として、すでに諦めの気持ちを抱く人々も多いようですが、平和とは、絶えず対話を重ねることだと思います。そうした対話から、持続可能な信頼も生まれてくるのではないでしょうか。国交樹立以降、約60年にわたって培われたはずの相互の知識と信頼を無駄にせずに、その歳月に見合う確かなものにしていきたいものです。次世代のために和解の道を探る良書です。【目次】第1章 冷戦崩壊と日韓関係第2章 元徴用工訴訟問題第3章 慰安婦問題第4章 日韓併合・日韓協定第5章 歴史との向き合い方【書誌情報】書籍タイトル: 『歴史と向き合う 日韓問題――対立から対話へ』著者 : 朴裕河定価 : 2,090円(税込)発行 : 毎日新聞出版判型 : 四六判並製ページ数 : 320ページISBN : 978-4-620-32745-7 【著者プロフィール】著者近影朴裕河(パク・ユハ)1957年韓国ソウル生まれ。韓国・世宗大学校国際学部教授。慶應義塾大学文学部国文科卒業、早稲田大学大学院で日本文学を専攻し、博士号課程修了。専門は日本近代文学。夏目漱石、大江健三郎、柄谷行人などの作品を翻訳し、韓国に紹介している。おもな著書に『ナショナル・アイデンティティとジェンダー 漱石・文学・近代』(クレイン)、『反日ナショナリズムを超えて 韓国人の反日感情を読み解く』(河出書房新社、日韓文化交流基金賞受賞、のちに『韓国ナショナリズムの起源』と改題し文庫化)、『和解のために 教科書・慰安婦・靖国・独島』(平凡社、大佛次郎論壇賞受賞)、『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』(朝日新聞出版、アジア・太平洋賞特別賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞)、『引揚げ文学論序説 新たなポストコロニアルへ』(人文書院)などがある。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月11日「なんで朴優樹菜か、この16年間くらいずっと言われ続けてたから、知ったんだけど。なんかね、日本でこの辺の名字の人は在日率が高いみたいなのがあるのよ」6月15日にYouTubeチャンネルを更新し、こう切り出したのは木下優樹菜(34)。一部ネット上で「朴優樹菜」との名前が広まり、在日韓国人だと噂されてきた真相を語った。なかでも、木下が“在日韓国人説”を否定してこなかった理由に注目が集まっている。動画冒頭で、スタッフが木下に「優樹菜さんもチームのメンバーも含めて、韓国の国や人に対して全く嫌な気持ちはないよね」と投げかけた。すると木下は、「これはマジで言わせて。そもそも優樹菜さ、『え?じゃあなんで否定しないの?』ってそこも言われてきたの」と語気を強めた。これまで噂を否定しなかったことに対して、ネット上で疑問視されてきたといい、木下は「『いや、そうじゃなかったら否定してくるでしょ』『こんだけ言われてるのに』っていうのもめちゃくちゃ書かれてたの。前のインスタからね」と振り返った。そして、否定しなかった理由について「なんで私、否定しなかったっていうと、なんか譲れないものがあって」と切り出し、こう続けた。「それはなんでかっていうと、本当韓国人の女友達がいるの。本当仲良かったし。韓国に何年前か帰っちゃったんだけど、今でも連絡とるし。いるのよ、(韓国人の)友達が」「ましてや今までさ、K-POPとかっていうのは、あんまり夢中になったことなかったけど。(自分が)活動休止してから韓国ドラマにハマって、BTSにハマって、TWICEが好きで、みたいな。で、韓国料理もさ、大好きだし。本当、1番大好きだから」韓国に対する思いを語った木下は、「『韓国人じゃないよ』って否定することが、韓国の人にメチャクチャ失礼じゃない?って。別によくない?って。『韓国の人に超失礼じゃん』ってのがあったから、絶対否定したくなかったの」と主張したのだった。また、出自を素朴に質問されるのではなく、「在日でしょ?」などと差別的な意味合いで揶揄されるといい、「そもそも、意味がわからない。失礼だからマジで」と怒りを滲ませた。そんな木下は、韓国の音楽やドラマが日本のエンタメシーンを盛り上げていることにも触れ、「なのにそうやって一部の人が、『どうせ在日だろ』とか『おい!韓国』とかって言ってくんの。それがマジで普通にムカつく。(中略)本当、韓国の方にマジ失礼。だから否定したくなかった」と強調した。木下の一連の主張に共感する人も多く、動画のコメント欄には讃える声が上がっている。《まじで、共感昔から、冬ソナとか、メイソン韓国で盛り上がってるくせに、なんでだろうねハッキリ言えるゆきなさん素敵です》《ユッキーナの言ってること、素晴らしい感動ですね。日本人だから韓国人だからって関係ないと思います》《在日ですが、木下優樹菜さんの言葉に救われました!否定することでバッシングなども軽減するはずなのに、あえて否定してこなかったのはすごいです。差別がなくなりますように》「動画で木下さんは、“韓国にルーツはない”とキッパリ否定しています。また、『朴優樹菜』の名前が広がった理由も語っていました。彼女はアパレル店員時代に雑誌担当をしていたそうで、急いで適当に書いたプロフィールの名前が『朴』の文字に見えてしまったそうです。しかも雑誌には『朴優樹菜』と掲載されてしまい、デビュー後にその名前が広まってしまったことが噂の原因だと話していました」(芸能関係者)木下が16年間抱えてきた思いは、広く届くだろうか。
2022年06月16日【前編】西川美和監督が語る日本映画界の問題点「高いチケット代が作り手に1円も還元されない」から続く今年2月に配信された『東スポweb』のインタビューで「映画では食べてない」と語ったことが、波紋を呼んだ西川美和監督(47)。本誌は西川監督にメールインタビューを敢行。映画監督の具体的な窮状について尋ねると、監督3名のケースを紹介してくれた。すると華やかな世界の陰で、生計を立てることに喘ぐ監督たちの実情を垣間見ることができた。(インタビューは全3回中の2回目)<近年、商業映画デビューを果たした30代前半の男性監督Aさん>大学卒業後は長らく、映画館のアルバイトに従事。その合間に自主制作の資金を捻出し、時には薬の治験のアルバイトもしつつ糊口をしのいだ。商業映画の製作が決まったものの、クランクインの2ヵ月前まで弁当の配達員をしていた。現在は映像仕事のみで生活できているが、自主映画時代の借金は完済できていない。<欧州の映画祭で受賞歴のある男性監督Bさん>30代前半までは3、4人の友人と共同生活をし、週末に結婚式のビデオ撮影のアルバイトをしていた。数年前には、貯金残高が8円だったこともあった。実績が伴うにつれ教育機関や映画学校での講師業、小説や映画評の執筆などの依頼も入るようになったが、単発仕事なので安定的な収入にはならない。近年は2年に1本のペースで映画を製作しているが、老後の貯蓄はない。また女性監督の場合、ジェンダーの問題も絡んでいるという。<子供のいる女性監督Cさん>商業デビュー作では脚本料や監督料は、編集が終わるまで1円も受け取ることができなかった。そしてデビュー後に第一子を出産すると、パタリと仕事が来なくなった。仕事依頼があっても、子供が小さいことを伝えると『じゃあ、しばらくは無理だね』との返答が。こうして仕事の機会を失うだけでなく、働いている実績がないので保育園に申請することもできない。子供を預けることができないために仕事を引き受けることができない……という負のループに。その後は、一念発起して地方に移住。自作のための脚本を書きながら、テレワークでIT企業の事務をしたり、中古ブランドショップでのパート勤務(時給850円)をしたり。現地のフリーマガジンで、ライターとして働いた時期もあるという。家族の協力を得ながら新作を撮影したものの、脚本料や監督料だけでは数年間の生活を賄うほど十分な額が得られなかった。近年、配信作品の脚本の依頼を受け、ようやく人が一人食べていける収入になった。■「自分の職業に対する自尊心を保てなくなる」西川監督はCさんのケースを引き合いに「私がキャリアの早いうちから映像の仕事を副業にできたのは、単身者であるが故だったのだろうとも思いました。ハードな労働条件を課されてもフルタイム労働を引き受けられますし、発注元も忖度がなかっただろうと思います」と綴っている。「このような慣習から日本の映画業界では、監督だけでなく女性の働き手がキャリアの中断を恐れて、結婚や出産に躊躇することは常態化しています。その反対に仕方なくキャリアを諦めて、業界を去るか、あるいは保障も終わりも見えないままの無期限育児休暇(つまり失業状態)に突入するケースも多いと思います。また大手映画会社の撮影所にも託児所はありませんし、育児サポートのシステムの存在も聞きません。女性である私自身、夢中に仕事ばかりをやってきて、その他の境遇の女性の抱える問題に対して手をこまねいてきてしまいました。しかし“単身の女性だけがキャリアを積める”という慣例はひどく不健全であり、有能な人材を守るためには喫緊の改善課題です。自分たちの世代が、なんとか策を講じていくべき課題だと思います」西川監督は「“監督業だけで食べていけない”ということに関して、苦しいと感じる場面はありますか」という質問に、こう回答する。「自分の職業に対する自尊心を保てなくなるときはあります。自身の生活レベルの問題よりも、それ相当の制作費によって、作品の中身が削られてしまうことが最もこたえます。何年も費やして思案して来た企画が、人も、機材も、場所にも、十分なお金を使えず、貧弱な表現にとどまることは、作り手にとっては体を傷つけられることに等しい苦しみを感じるものです」そして、「海外の監督の生活レベルや創作現場の豊かさに比べると、自分たちは生活のみならず、作品の中身も削られながらものを作っている。『日本では映画というものの文化的価値が低いのだな』と思わされることは多く、映画祭や映画賞などで華やかな場に合わせた衣装を着ながら自己同一視できず、虚しい気持ちに苛まれる時があります」と続けた。【後編】西川美和監督が訴える映画界への支援の重要性「多様な作品に触れる機会がなくなる」へ続く
2022年05月10日【中編】西川美和監督明かす監督専業で生活できないことの苦しみ「映画の価値が低いと思わされる」から続く今年2月に配信された『東スポweb』のインタビューで「映画では食べてないです」と話したことが、波紋を呼んだ西川美和監督(47)。本誌は西川監督にメールインタビューを敢行。前2記事では「なぜ映画で食べることができていないのか」という理由を明かし、映画製作が軽視される風潮から「自尊心を保てなくなる」とも語った。そんな西川監督に「他国では、どのようなサポートが監督たちに行われていますか」と尋ねると、こう回答が。(インタビューは全3回中の3回目)「国によって様々ですが、監督のみならず、映画のための全体的な支援額は、欧州や韓国と日本とではかなり差があると聞いています。行政からの支援か、映画・映像業界の中で利益を循環させているか、その比率も国によって様々ですが、まず、ほとんどの国においては映画・映像業界を統括する組織や省庁は日本と違って一本化されていて、企画開発、出資、撮影、仕上げ、配給、劇場、海外セールス、あらゆる段階に対して多様な助成があり、また、それを利用しやすいような情報共有も進んでいるようです」西川監督同様に、邦画界の問題点を訴えた監督がいる。それは『本気のしるし 劇場版』が’20年度カンヌ国際映画祭に出品されるなど、高い作品性が評価されている深田晃司監督(42)だ。深田監督は’20年12月、『現代ビジネス』にアップされた記事でこうコメントしている。「日本はないないづくしだと感じます。 フランスや韓国のように映画を文化として守る制度や十分な助成金も、アメリカのような寄付文化や公正な市場を守ろうとする姿勢も両方が不足しています」「日本の政府は主に映画の『制作』に特化して助成金を出していますが、これだけだとやはり効果的ではないですね。映画には、制作(企画開発・脚本・撮影・編集)、配給、宣伝、興行とさまざまな行程があり、公的サポートはそのすべてを支援できなければ充分であるとは言えません」深田監督の考えに西川監督は同意し、「“公助”のみを求めているわけではなく、まず必要なのは業界内での“共助”のシステムだ、と認識されているのだと思います。映画の持続可能性や多様性を守って、豊かな文化として育てていくためには、利潤が業界全体のために活用され、制作のみならず、多岐にわたってサポートされるのが理想です」と明かす。その中でも、ミニシアターへの支援が重要だと語る。「芸術的価値、世界的な評価の高い映画や、日本と交流機会の少ない遠い国で作られた映画、過去の名作のリバイバル上映をしてくれるミニシアターは、映画を観る目や文化の多様性や歴史を読み解く知性を培ってくれる重要な場所であるはずです。図書館同等に多くの市民や学生、子供達にとって身近な場所であれば良いと思います。かつて日本にはミニシアターがたくさん存在し、東京は“世界一多様な映画が見られる都市”と海外の映画人からも羨ましがられていました。しかし現在、シネコンチェーンがヒット作を独占し、ミニシアターは非商業的な映画だけで少ない集客の中でやりくりしています。ミニシアターをコロナ禍の影響下で潰れるがままに放置すれば、日本中、どこのスクリーンも同じ映画が一日中かかるばかりで、多様な映画に触れるチャンスはなくなると思います」■監督の問題だけではない。映画産業や社会全体にもデメリットが映画監督をめぐる経済的な問題は複雑に絡んでおり、解決するべき課題は山積みだ。しかし、こういった現状が映画産業だけでなく、日本社会にもデメリットをもたらすのではと西川監督は危惧している。「監督の経済事情だけの問題ではないと思います。それは映画業界全体が痩せ細っている問題の氷山の一角であり、痩せ細った環境で作られたものだけを観る観客も、自国の映画文化に誇りを持てなくなるのは当然だと思います」そして、問題を解消するためには映画業界の“連帯”も必要だという。「様々な問題を孕んでいることを認識しつつ、多くの人がこれまで映画業界に関わってきました。しかしあまりに業界内の組織もバラバラで、働き手たちは横のつながりもなく、各々の自助努力だけで日々を乗り切り、映画を作り続けてきてしまいました。より良い映画を生み出していき、そこで働いている人たちも充実するためには、新たな連携が必要でしょう。そして“他国の良い部分を取り入れるとすればどこか”ということを考えるために、それぞれの学習も必要だと思います」
2022年05月10日男性監督がキャスティングをちらつかせて俳優に性行為の強要などを行った一連のニュースを受け、是枝裕和、諏訪敦彦、岨手由貴子、西川美和、深田晃司、舩橋淳(五十音順)の映画監督が連名で3月18日(金)に「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」という声明文を発表したが、このほど3月24日(木)、文化庁に「文化芸術分野の適正な契約関係構築」についてハラスメント防止に向けた要望書を提出したことが分かった。是枝監督ら「映画監督有志の会」には発表後数日で300を越える賛同のメッセージが届き、異なった意見や今後の活動への激励、叱咤も含め大きな反響があったという。声明には「何ができるかを考え、改善に向けたアクションを起こしてゆきます」と記されており、声明だけで終わらせず、現状の把握、具体的な改善方法を模索する中での今回の働きかけとなった。是枝裕和監督(C)藤井保文化庁ではフリーランスの俳優やスタッフが安心・安全な環境で働けるよう「文化芸術分野の適正な契約関係の構築」に向けた検討を行い、わかりやすい契約書のひな形が作成されようとしているという。しかし、現状、映画界においては契約の書面化は進んでいない状態であり、そのことがハラスメント、精神的・身体的暴力など様々なトラブルの要因の1つとなっている。そのため、有志メンバーはこの契約書の作成において特にハラスメント防止が重要な検討項目と考え、会議において十分に議論が尽くされておらず、さらなる検討が必要であるとの危機感から要望書を作成し文化庁へ要請した。契約書の締結は、優位的な地位の濫用を抑止し、ハラスメントが起きにくい環境を整える上でも重要な前提となるだろう。そのために、十分な当事者のヒアリングと慎重な議論が必要であり、会に寄せられたメッセージからも、ハラスメント被害の現状は極めて深刻であることも伝え、危機意識を共有したという。写真左が西川美和監督、諏訪敦彦監督この日、文化庁に出向いた諏訪監督は、「文化芸術分野の適正な契約関係構築について検討を始められているということでかなり重要な局面にあると思います。3月18日に出した声明文を出したのですがかなり大きな反響がありまして、実に様々な現場の声が届いています。事態は想像以上に深刻です。そのような状況の中で、ぜひハラスメント防止の観点から幅広い現場の調査と契約書の項目についてもっと十分に時間をかけて検討していただきたい」と語ると、文化庁の寺本恒昌文化経済・国際課長は「この取り組みは始まったばかりで、まずは最初の一歩として踏み出そうとしております。その中でさらに現場の方の声を取込みながら使っていただけるよりいい雛形をまずは作っていきたいと思ってます」と返答。西川監督は、「声明を出してから5日間で300件ものメッセージをいただき、中には痛ましい実情の告白も多数寄せられました。このことは、そういう苦しみの受け皿が映画・映像業界に全く用意されずに来たことの表れでもありますし、また過酷な労働環境の中でスタッフや俳優はプレッシャーを受け続け、傷を負った人が上の立場に立った時には無意識に加害的になっているような連鎖もあります。ハラスメントの問題を重要な課題として捉えていただき、作成中の契約書のひな型のプラス面が将来的には広く当事者に伝わるようにしていただきたいと思います」と切々と伝えた。西川美和監督要望書には、「度を超した長時間撮影の常態化、指導という名のもとに行われる技師から助手、助手から助手への罵倒や暴行、そしてディレクターやプロデューサーによる優越的地位を濫用したスタッフ・俳優へのハラスメント、性的暴行など、撮影準備から撮影、配給から映画館に至るまでそのケースは枚挙にいとまがありませんが、最大の問題はこれらの悪習が当たり前のものとして問題視されず、芸術や教育の美名のもと看過され続けてしまったことです。その被害は誰もが受けることになりますが、そういった環境下で最も傷を負いやすいのは若い俳優やスタッフ、また女性であり、その多くが希望を失い声もなく去っていったことを重く受け止めねばなりません」との実状についての記述もあり、本人からの同意を得て、届けられた当事者からのメールの文面を非公表で提出したという。映画監督有志の会は今後も、省庁に限らず映画業界団体に対してもハラスメント防止に向けた働きかけをしていくという。(text:cinemacafe.net)
2022年03月28日クラウドファンディングでオリジナルアロマが200%以上の達成実績のある“美調香師”池端 美和氏と当教習所教習生がコラボしてのオリジナルアロマが誕生!“Pure Drive~普段よりもっと運転が好きになる~”・クラウドファンディングでオリジナルアロマが200%以上の達成!“美調香師”池端 美和氏と当教習所教習生がコラボしてのオリジナルアロマが誕生!・千葉科学大生と企画“Pure Drive~普段よりもっと運転が好きになる~”を企画・学生と意見を出し合い、より千葉科学大生の通いやすい教習所を目指しました!創業61年、銚子市に一校の地域に根づいた歴史ある自動車教習所。社員一同、経営理念の「人と命を大切にし、共に成長し続けます」をモットーに、時代と共にレベルアップしながら日々、生涯無事故の安全運転者の育成を目指しています。社員全員ほめ達検定3級を持ち、ほめる教習を取り入れ、コミュニケーションの扉を開くことで、伝えたいことをしっかり受け入れてもらえる教習を行っています。また、教習の状況をクラウドで管理しており、指導員間で共有しているため、一時限毎のお客様のサポートとフォローアップをしっかりと行っています。若者の免許離れが進む昨今、学生のうちに免許を取得する人が少なくなってきています。就職し社会人となると時間が取れなくなってしまうこと、就職などで免許が必要になってくることから大学生のうちに免許を取得することが強く推奨されます。このため当教習所では地元唯一の大学である千葉科学大学に通う大学生に在学中に免許を取得してもらうため、現在当教習所に通う千葉科学大生から有志を募り「銚子大洋広報部」を立ち上げました。「千葉科学大生が通いたいと思う教習所」として始動したこのプロジェクトは今回第二期を迎え、広報部メンバーは、第一期メンバーのほかに男女合わせて4名の学生が追加で参加しました。活動期間は昨年10月から約3ヶ月間の期間で計4回のオンライン会議に精力的に参加していただきました。その成果として今回会議の中で実際に学生達から出た意見を取り入れ、各教習のシチュエーションに合わせたアロマを展開する企画を立ち上げました。それに伴い協力を得たのは、高校生とコラボし夢を香りで応援するプロジェクトをクラウドファンディングで成功事例のある株式会社MIWAIKEHATAの代表取締役である美容家・美調香Aromaアーティストの池端 美和氏に完全監修していただき、オリジナルブレンドのアロマをパッチにして教習所内に提供することとなりました。このアロマ企画は令和4年3月11日から提供開始しております。また4月からは第三期の広報部の活動がスタートする予定で、新しい学生メンバーも仲間に迎え入れ千葉科学大と教習所をさらに盛り上げていく予定です。詳しくは まで。オンライン会議の様子■会社概要 株式会社MIWAIKEHATA美容家・美調香Aromaアーティスト 株式会社MIWAIKEHATA、発光土地建物株式会社 代表取締役に池端 美和。2010年より事業分野を拡大し美容業をスタート。2014年アロマライセンスカレッジを開校。2015年アロマ化粧品ブランド「MIWAIKEHATA~ミワイケハタ~」を販売開始。2017年著書「どんなピンチも女を謳歌しながら乗り越えた。私、やりたいことは、決してあきらめない!」を出版。2019年株式会社MIWAIKEHATAを設立。関西の大手調剤薬局くるみ薬局において、兵庫医科大学敷地内薬局など調剤薬局でアロマを販売する事業をプロデュース。2021年高校生との共同研究から「高校生の夢を香りで応援するプロジェクト」をクラウドファンディングにて実現し「香り」SORCIER~ソルシエ~が誕生。2022年武庫川女子大学薬学部と業務提携を締結し、学生にアロマの取扱い指導や共同研究を行う。■概要 株式会社銚子大洋自動車教習所昭和36年10月23日株式会社銚子大洋自動車教習所創業 代表取締役社長に澤田 武次就任。昭和37年4月10日営業開始。普通自動車第一種免許・大型自動車第一種免許・普通自動二輪車免許の指定を受け、教習を開始する。昭和56年1月12日代表取締役に澤田 武男就任。昭和57年マスコット「大ちゃん」誕生。平成13年半径50km以内の地域で初めて大型二輪の教習を始める。平成18年二輪用2階建てコースを作る。普通二種教習スタート。平成20年12月合宿教習開始。平成24年10月24日代表取締役に澤田 裕江就任。平成26年10月教習業務サポートシステムDrivIT導入。平成26年11月社員全員「ほめ達検定3級」取得。平成27年6月認知症予防「脳若トレーニング」スタート。令和3年2月千葉県内で初めてオンライン学科教習をスタート。社名 : 株式会社銚子大洋自動車教習所所在地: 〒288-0837 千葉県銚子市長塚町3-654TEL : 0479-22-3451URL : e-mail: info@choshitaiyo-ds.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月15日2022年6月17日(金)に笹川美和、渡邉紘STRINGSを迎え『LIVE in the DARK w/笹川美和×渡邉紘STRINGS』を開催します。春の星空をテーマに笹川美和が書き下ろした新曲「スピカ」を初披露すると共に、過去の公演で披露された夏・秋・冬の星空がテーマの楽曲、計4曲を含む笹川美和にとって実に3年半ぶりとなるアルバムの販売も決定しました。★笹川美和と渡邉紘STRINGSがプラネタリウムのステージに。春の星空をテーマにした「スピカ」も初披露!5度目の出演となる笹川美和が今回開催時期として選んだのは6月。季節の移ろいを見事に表現する彼女の名曲の中から、春/初夏にちなんだセットリストを披露する予定です。『LIVE in the DARK w/笹川美和×渡邉紘STRINGS』と題し、渡邉紘STRINGSより佐合庸太郎(Pf.)、根本理恵(Vn.)、若旅菜穂子(Vn.)、松宮茉希(Va.)、渡邉紘(Cb.)を迎え、ピアノと弦楽四重奏、そして笹川美和の歌声による特別な編成で開催します。本公演では春の星空をテーマに書き下ろされた新曲「スピカ」を初披露します。★四季の星空がテーマの4曲を収録した、笹川美和にとって3年半ぶりとなるアルバムを発表今年『LIVE in the DARK』が5周年を迎えることを記念し、笹川美和とのコラボレーションによるアルバムの発売が決定しました。収録されるのは、四季の星空をテーマにした夏曲「アルタイル」、秋曲「ペガサス」、冬曲「スバル」、そして今回披露される春曲「スピカ」の4曲。いずれも笹川美和自らライフワークと公言する『LIVE in the DARK』のために書き下ろされた楽曲です。アルバムのアートワークを手掛けるのは写真家・山口明宏。収録曲にインスパイアを受け、山口氏が制作する写真集(ブックレット)とCDがセットになった、特別な仕様になる予定です。さらに写真集には歌詞と共に、笹川美和書き下ろしのエッセイや初の短編小説も掲載される予定です。●CD情報/販売方法●タイトル:未定価格:2,500円(税込)内容:CD+ブックレット仕様の写真集(歌詞/エッセイ/短編小説を収録)収録曲:アルタイル/ペガサス/スバル/スピカ ※曲順未定販売方法:鑑賞チケットとCDがセットになった【CD付きチケット】の販売の他、公演当日会場でも販売予定★笹川美和コメント「LIVE in the DARK」の存在を知り、出演したいなぁと思い願った5年前。翌年想いは叶い、初めて出演を終えた日はただただ感動し、その感情は色褪せることなくずっと続いています。その後今回の奏者チームとのご縁まで頂き、ストリングス大好きな私は“このチームで曲を作れたら最高ですね!”などどと浮かれ気分で口走ると、二つ返事でこれまた叶うことに。四季をテーマに作り続け四つの曲が揃うことになった今回、“この曲たちを作品にしたいんです…”とかねてから膨らませていた想いを伝えると、なんとなんと記念作品としてまたまた叶うことになったのです。それも挑戦してみたかった短編小説を書く機会まで一緒に。願うことの輝きと、信じることの希望を与えてくれる「LIVE in the DARK」。まさに『星に願いを』。ぜひ皆さんも願いをかけにいらしてみませんか?星空のもと、音楽をご用意いしてお待ちしております。★『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をお楽しみください。●チケット販売に関して●■ticket board先行受付(抽選)2022年3月9日(水)18時~3月16日(水)23時59分の期間、ticket board先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ★先行特典★ticket board先行受付で【CD付きチケット】をお申込みいただいた方のCDには、写真集(ブックレット)の表紙に笹川美和の直筆サインが入れてお渡しします。尚、サイン記入箇所は選べません。また写真集のデザインに応じてサイン記入箇所が変更になる場合がございますので予めご了承ください。■一般販売2022年3月26日(土)午前10時~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。※一般販売で【CD付きチケット】をお申込みいただいた方のCDには、笹川美和直筆サインは入りません。●チケット料金●■三日月シート(CD付き):20,000円(税込)/枚※三日月シート1枚のチケット料金に2名様分の鑑賞料金(15,000円)+CD2枚(5,000円)が含まれております。※三日月シートはCD無しのチケットの販売はありません。※CDは公演当日、会場にてお渡しします。■一般シート(CD付き):9,000円(税込)/枚※1名様分の鑑賞料金(6,500円)+CD1枚(2,500円)が含まれております。※【CD付きチケット】をご購入頂きますと、チケット料金が通常料金より500円割引になります。※CDは公演当日、会場にてお渡しします。■一般シート:7,000円(税込)/枚●『LIVE in the DARK w/笹川美和×渡邉紘STRINGS』イベント概要●出演:笹川美和/渡邉紘STRINGS日程:2022年6月17日(金)時間:1st Stage 18:00開演(17:30開場) / 2nd Stage 20:00開演(19:30開場)場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)特設サイト: ※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し【全席販売】にて実施しいたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●笹川美和(ささがわみわ) プロフィール●1983年2月23日生まれ、新潟県出身。シンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。その独創的な世界と歌声が話題を集め、数々のCM、ドラマ、映画、舞台の主題歌に起用される。心の琴線に触れる繊細かつ圧倒的なライブは多くの人々の共感を集め、デビュー以降、言葉を紡ぎ出すストーリーテラーな面と経験を歌に昇華することから、 エッセイスト的シンガーソングライターとして唯一無二の楽曲を生み出している。●渡邉紘STRINGS プロフィール●クラシック音楽からポップスまで、多様なシーンで活躍をするコントラバス奏者・ベーシスト渡邉紘によるプロジェクト。弦楽器奏者を中心に、ピアニスト、作編曲家、音響技師により構成される。個々の奏者の高い演奏技術と音楽性を、様々なジャンル、ステージへと融合させ、音楽制作を行っている。【渡邉紘STRINGS 】●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月08日上白石萌歌が主人公を吹き替える映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。この度、新たに日本語吹き替え版声優として、高山みなみ、朴ロ美、木内秀信、日笠陽子の参加が明らかになった。4名の豪華声優陣が演じるのは、主人公フィービーを取り巻くキャラクターたち。江戸川コナン、鬼太郎、ムーミントロールなどの声でお馴染みの高山さんが、フィービーの唯一の友達となり、共にゴーストたちに立ち向かう仲間ポッドキャスト。舞台「千と千尋の神隠し」の上演を控える朴さんが、フィービーと兄トレヴァーの母親であり、初代ゴーストバスターズの一員イゴン・スペングラー博士の娘・キャリー。フィービーが通う学校の教師グルーバーソンは、『アントマン』や『思いやりのススメ』など数々の作品でポール・ラッドの声を担当してきた木内さん。フィービーとトレヴァー、ポッドキャストと共に<新生ゴーストバスターズ>の一員となるラッキーを、「けいおん!」「はたらく細胞BLACK」の日笠さんが務める。科学オタクのフィービーと意気投合する重要なキャラクターを演じた高山さんは「『彼が出て来ると、ちょっと和む…』音響監督と相談しながら、ポッドキャストくんの雰囲気を作りました。不可思議なことが大好きで好奇心旺盛。背伸びしつつも、フィービーちゃんの良い相棒なのだと思います」とポッドキャストの魅力を語り、『ゴーストバスターズ』2016年版のホルツマン役でも声優を務めた朴さんは「観終わったあと、とても洗われた気持ちになり、気がつくと温かな涙が頬をつたっていました。初代ゴーストバスターズ監督の息子ジェイソン・ライトマンが今回監督したこともあるのか、まさに『家族の物語』だと思いました」と作品の感想を語る。フィービーとポッドキャストに初代ゴーストバスターズの存在を教える物語のキーマンを演じた木内さんは「演出も時代の変化も感じつつ懐かしい部分もあり思わずニヤけてしまいます。もちろん前作品を知らなくてもお楽しみいただける作品になっています」とメッセージ。シリーズファンだったという日笠さんも「まさか自分が子供の頃見ていたゴーストバスターズの世界に関われる日がくるとは思っていなかったので非常に嬉しいです。当時見ていた方は思わずホロッと涙してしまう胸が熱くなるような展開ですし、親から子へ、子からまた子へ...、今に繋がっていて、さらにきっとこれからも繋がっていくのだと思わせてくれる希望の物語です」とコメントしている。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。※朴ロ美の「ロ」は、正しくは「王偏に路」(cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年01月18日人気実力派声優の朴ロ美、梶裕貴、諏訪部順一がシリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』に出演することが明らかになった。TVアニメ「ドラえもん」への出演経験はあるものの、映画シリーズには今回が初参加となった朴さん、梶さん、諏訪部さん。エドワード・エルリック役(「鋼の錬金術師」)やハンジ・ゾエ役(「進撃の巨人」)などで知られる朴さんが担当するのは、わずか8歳で大学を卒業し、10歳でピリカ星の大統領になった天才少年のパピ。独裁者ギルモアに命を狙われ、反乱軍の追手から逃れるため、地球に降り立ったパピは、ひょんなことからドラえもんやのび太たちと出会い、仲間になっていく。「進撃の巨人」「七つの大罪」など、いくつもの作品でメインキャラクターを演じてきた梶さんは、パピを追って地球へやってきた愛犬ロコロコを演じる。緑色の大きな耳を羽ばたかせて空を飛ぶことができるロコロコは、大のおしゃべり好きだが、本人にはその自覚は全くなく、自分のことを“無口”な性格だと思っているキャラクターだ。そして、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ、「ユーリ!!! on ICE」などに出演する諏訪部さんは、ギルモア将軍(香川照之)率いる情報機関「PCIA(ピシア)」の長官・ドラコルルの声を担当。悪知恵を働かせて、パピやドラえもんたちを追い詰める役どころだ。また今回、新たな予告映像も到着。すでに公開となっている予告映像では、パピとロコロコのキャラボイスを聞くことが出来る。今回の映像では、ギルモアと、パピのお姉さん・ピイナ(松岡茉優)、ドラコルルのキャラクターボイスが初公開された。一瞬ではあるものの、強烈なキャラが際立ち迫力満点なギルモアや、弟を大切に思う気持ちや優しさが伝わるピイナの姿に注目だ。『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』予告編『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は2022年3月4日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021 2022年3月4日より全国東宝系にて公開©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2021
2021年11月18日『夢売るふたり』『永い言い訳』の西川美和監督の新作映画『すばらしき世界』が公開されている。本作は、役所広司を主演に迎え、刑務所から出所した元殺人犯の男が、社会で新たな一歩を踏み出そうとする姿と、周囲の人々のドラマを描いているが、西川監督は社会の厳しい現実を描きながらも「生きていくのが嫌になるような映画はつくりたくない」と言い切る。西川監督に話を聞いた。キャリア初の試み。西川美和監督に課せられた“使命”西川監督は2002年に初監督作を発表して以降、短編映画やドラマでは原作や原案のある作品を扱ったことはあるが、長編映画はすべてオリジナル作品を手がけてきた。「前作の『永い言い訳』は、ものを書く人の話で、子供がいないまま中年期を迎えた人間の話でもあって、自分自身がキャリアを通じての実感だったり、ものをつくる人間が感じる虚しさも含めて私小説的に描いた作品でした。小説を書き、長い期間をかけて撮影もしたので、『そろそろ自分の話じゃないものをしたいなぁ』という気持ちになったんですよね。いったんは“描き尽くした”と言いますか、また40代以降のいろんな実体験を挟み込むことができたら、また別の映画ができるんでしょうけど」そんな時に西川監督が出会ったのが、『復讐するは我にあり』などの作品で知られる作家・佐木隆三の小説『身分帳』だった。この小説は13年の刑期を終えて出所した元殺人犯の男の物語を、実在の人物をモデルに描いた作品で、小説でありながら1991年の伊藤整文学賞の評論の部門を受賞している。「これまでも犯罪者や犯罪にいたる人には興味がありましたし、私も映画のモチーフにはしてきましたけど、犯罪に“いたるまで”ではなく、事件の“あと”をここまでつぶさに描いていることが新鮮でした。大きなドラマ性があるわけではなくて、取るに足らない物語だからこそ、私たちに近いという点も含めて『こういう視点は私にはなかった』って感覚があって、大きな物語や混み入ったミステリーではなく、この物語こそが“新しい犯罪の物語”だと思えたんです。ずっと佐木さんの作品は好きでしたし、自分が佐木さんの原作で映画をつくれたら、それはすごいことだし、今まで自分がやってきたことと全然違うもの、自分にとって新鮮なプロセスになるだろうなと」そこで西川監督は『身分帳』を原案に新作に取り掛かった。しかし、監督は最初から「この本そのままでは映画にならないことはわかっていた」と振り返る。「小説としては本当に面白いんですけど、小説“ならでは”の面白さだし、膨大な紙幅があるからの面白さであって、資料がそのまま掲載されているような箇所は映画の表現にはならないですし、小説の結末も映画の着地点にはなりえない。だから、映画的なストーリーラインをつくることが必要で、それが自分に課せられた使命だと思いました」佐木隆三の作品は対象となる事件や人物について徹底的に調査し、そこで得た情報や人物像を過剰な改変や装飾をしないで精緻な筆致で描き出していくのが特徴だ。西川監督はそのスタイルを「私にはとてもまぶしい」と笑みを見せるが「だからこそ、その上澄みだけをさらって、さもわかったように映画で描いたら、佐木さんにバケて出られそうな気がしたんです」と笑う。「だから佐木さんが書かれたものを自分の血や肉にするために、佐木さんが調べた道をたどる旅から始めたんです。でも、佐木さんはもういないし(2015年没)、当時の資料は残ってないし、モデルになった人も死んじゃってるし、彼に身寄りもいない……探っていくプロセスは本当に複雑だったんですけど、作品に一歩ずつ近づいていけたのは良かったと思っています。だからストーリーを練ることよりも、『身分帳』を細かいところまで咀嚼して、自分以上にこの本のことを知っている人はいないと言えるところまで自主トレしていったんです。それは初めての体験でした」完成した小説を映画に“移し替える”のでも、自分の中にある物語や感情を描くのでもなく、かつて作家がたどった道を自分なりの方法で追い、理解し、そこから映画として描くに足る物語を見つけ出していく。西川監督の新刊『スクリーンが待っている』(小学館)にはその過程が魅力的に描かれているが、監督は長い時間をかけて、冬の刑務所から13年の刑期を終えて出所してくる男・三上正夫の物語を描き出した。三上は身元引受人に迎えられ、家を借り、新しい生活を始めようとするが、職探しはうまくいかず、服役中に失行した免許の更新に行くだけでトラブルが起こる。カッとなると声を荒げ、激情を見せる一方で、人なつこくて、誰よりも曲がったことや不正義を許せない三上。そんな彼にテレビの取材班が接触する。かつて殺人が犯した前科者が心を入れ替えて社会に復帰する感動のドキュメンタリー……彼らはそんな画を描いて三上に近づくが、取材を担当する青年・津乃田は次第に"前科者の取材対象”ではなく、社会のレールから外れるも何とか生きようとしている男・三上と付き合うようになっていく。撮影を通じて生まれたもの。監督がラストカットに込めた想い西川監督は本作の創作を通じて“更生は一体、誰に責任があるのか?”を考えるようになったという。「刑務所を取材して、いろいろとお話を伺っていると、刑務所はかつては罪を犯した人を“閉じ込めておく”場所だったわけですけど、それではあまりにも再犯率が高くて、また外で罪を犯して、戻ってきてしまう。だから、社会に出て仕事を得たり生きる場所を見つけるトレーニングをする方向にシフトしつつあるみたいなんです。でも、そのような考えが私たち市民に浸透しているかといえばほとんどそんなことないわけで、誰もが自分の家の隣に元犯罪者が住んでもいいとはまったく思ってないでしょうし、彼らとどうやって付き合っていいのかわからない。むしろ『一生刑務所に入ってろ!』ぐらいのことは思ってる人もいると思うんですよ。総じて社会の“懲罰感情”が本当に強くなっていると思うんですね。罰したいという欲求がいま、人間の欲求の中で一番強くなってるんじゃないかというぐらい、二度と自分の目の前に現れるなみたいな感覚が強くなっていて。だから取材していく上で、更生って誰に責任があるのか?ってことを徐々に考えるようになったんです。この問題は犯罪を犯した本人だけの問題ではなくて、犯罪にも巻き込まれず、犯罪者にも被害者にもならずに暮らせている人たちが、どこかで支払わなければいけない税金のようなものとしてとらえていくことなんじゃないかって」罪を犯してしまった人、なんらかの中毒になってしまった人が出てくると、多くの人はその責任を本人だけに押し付け、自分たちの社会から“こぼれ落ちたもの”として扱う。劇中の三上もまた、そんな人たちの視線や対応に晒され、真っ当な正義を語っても聞き入れられないか、場合によっては危険視されてしまう。本当に犯罪者の責任はすべてが本人に帰せられるものなのだろうか? そして私たちは犯罪を犯した人が戻ってきて適応する価値のある立派な社会をつくっているのだろうか?「取材の過程でそう感じることもありましたね。なんだか息苦しい世の中になってきたなぁと(笑)私は苦手なんですよね。顔の見えない者同士がお互いを貶めるようなことって一番不細工だと思ってますが、同時に自分も悪意や妬みに満ちた感情に陥る弱さは必ずあります。だからそういうものには距離を置くようにつとめたいんですけど、全体的に逃れがたくそういう空気が強くなってきて……だからいまの息苦しい社会へのこれで本当にいいのか?という厳しい問いかけはこの映画にはあると思うんです」しかし、本作は私たちの社会を告発する映画でも、ましてや説教するような映画でもない。確かに私たちの社会は、出所した三上が生きにくい場所ではある。でも、西川監督は「佐木さんが描かれた非常にシンプルな人と人とのつながり、血の通った人間関係」を作品の中心に据えている。「そこは絶対に映画に残すぞってのは思ってました。観た方の中には『こんな人は自分のまわりにはいないよ』って思うかもしれないですけど、私はオプティミスト(楽観主義者)だから、どんなに世の中がおかしくなったとしても、人間の“善性”は絶対にゼロにはならないと思ってるんです。どこかで人は人を助けたいと思う局面もあるだろうし、そういうものが一切なくなったこんな世の中なんか生きていく価値はないという映画にはしたくなかった」苦労し、哀しみを感じ、理不尽な仕打ちを受けることもあるが、三上は周囲の人々と少しずつ関係性を築き、自分の想いを語ったり、見せたりできる相手を増やしていく。西川監督はこれまでも、社会や家族からこぼれ落ちたり、レールから外れてしまった人間が何とか生きようともがく姿や、そこで生まれる言葉にならない“せつなさ”を描き続けてきたが、『すばらしき世界』も過去の西川作品同様、主人公が生きることで生まれる”せつなさ”はしっかりと描かれている。「そう言われるとそうですね(笑)。昔、鶴瓶さん(笑福亭鶴瓶。西川監督の『ディア・ドクター』で主演を務め、ある嘘を抱えた村の医師を演じた)から、私の作品はドライなだけじゃなくて、人情話っぽい感性が根底にあるっておっしゃっていただいたことがあって。私はなんだかんだ言って、人情話をやりたい古い人間なんですよ(笑)。だから、この映画でも社会派になろうとか、社会的なメッセージやスローガンを描くみたいなことはまったく目指していなくて、やっぱり人情ものをやりたいって気持ちがあるんでしょうね」本作は厳しい状況を生きる、複雑な人生を送ってきた男の、決して順風満帆ではない物語だ。そこには哀しみや苦しみがあり、別れがあり、理不尽な出来事や、人々の偏見や冷淡な反応があり、そこでもがく主人公の姿にはせつなさが宿る。しかし、本作は終始、西川監督の「生きていくのが嫌になるような映画はつくりたくない」という想いが貫かれている。そんな監督の想いが見事に表現されているのが本作のラストカットだ。まだ、公開したばかりなのでどんなショットなのかは明かさないが、西川監督は「脚本の段階からどう撮るかは決めていた」という。「どうやって撮るかは決めていたんですけど、カメラがどのように動くかは撮影の前々日ぐらいに決めました。この映画は作品のことをすごく大切にしてくれるスタッフで撮ることができて、ほぼ順撮り(脚本に書かれたシーンの順に撮影していくこと。撮影のスケジュール上、脚本通りに撮影されないことも多い)だったんです。だから撮影を通していろんな体験をして、三上の気持ちであるとか、彼が経てきたものとか……感情的なものが私の中に折り重なってきた時に、ああやって映画を終わらせてあげたいと思ったんでしょうね。やっぱり、下を向いた話にはしたくないというか、このタイトルを悲観的に受け止める人もいるだろうけども、そうじゃない部分もあるんだってことも含めて、ああいうラストにしたかったんですよね」本作を通じて、刑務所から出所して社会に出てきた三上と行動を共にし、彼の感情の変化をつぶさに観た観客は、西川監督の想いがこもったラストカットを観て何を思うだろうか? そこで得た感情に、本作のタイトル“すばらしき世界”はどんな意味を持って響くだろうか? 本作は映画が何かを訴えかけるのではなく、観る者の想像力が刺激され、思わず考えたり、言葉にならない感情が浮かんでくるような傑作になっている。『すばらしき世界』公開中
2021年02月17日人生のレールを踏み外した男が見た“新たな世界”を描き出す、監督・脚本を西川美和、主演を役所広司が務める映画『すばらしき世界』が、2021年2月11日(木・祝)に全国公開される。この度、本作のポスタービジュアルと予告編が公開された。『すばらしき世界』は西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説を基に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ。生きづらい社会の中で、一度レールを外れても懸命にやり直そうとする実在の男と、彼を追う若きテレビマンのカメラを通して「社会」と「人間」の“今”をえぐる。本年度第56回シカゴ国際映画祭にて「観客賞」「最優秀演技賞 / 役所広司」の2冠を達成した。予告編の冒頭、雪が降り積もる重い鉄の扉からひとりの男、三上正夫(役所)が出所してくる。人生の大半を刑務所に服役をした彼は「今度ばかりは堅気ぞ」と意気込み、新たな生活を始めようとするのだが、再就職の相談に訪れた社会福祉課や、免許の再発行を求めた教習所の教官らに厳しくはねつけられ、13年ぶりの社会復帰は思うように運ばない。そんな悪戦苦闘する三上の存在を知ったテレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が、テレビ番組のネタにしようと三上に近寄ってくる。ある日、ふたり組のチンピラに絡まれているサラリーマンを見かねた三上は、チンピラたちを暴力で叩きのめしてしまう。吉澤の指示でビデオカメラを回した津乃田は、初めて目の当たりにする三上の一面に言葉を失う。津乃田は「何で闘ってぶちのめすしか策が無いと思うんですか。そこが変わらない限り、あなたは社会じゃ生きていけない。」と三上に社会復帰への姿勢を諭すが、三上は「お前らみたいな卑怯な人間になるくらいなら、死んでけっこうたい!!」と激しい怒号を浴びせるのだった。犯罪者にかかわらず、日常の小さなきっかけで意図せず社会から排除されてしまうことは、誰の身にも起こり得る。一度社会のレールから外れた人たちに未来はあるのか?社会のルールとは何なのか。私たちが生きる今の時代は“すばらしき世界”なのかを、本作は観客それぞれの胸に問いかけるという。一方で、ポスタービジュアルにある「この世界は 生きづらく、あたたかい」というキャッチコピーからは、現実はつらいことだけではなく、温かさもあるという希望を想起させる。肩に刺青の見える三上が、こちらに視線を投げかけている姿も印象的だ。また本作は、役所、仲野、長澤のほか、社会復帰を目指す三上が出会うスーパーマーケットの店長に六角精児、身元引受人の弁護士夫婦に橋爪功と梶芽衣子、ケースワーカーに北村有起哉ら、実力派キャストが配されている。『すばらしき世界』2021年2月11日(木・祝)全国公開
2020年11月25日役所広司と西川美和監督が初タッグを組んだ映画『すばらしき世界』。第56回シカゴ国際映画祭インターナショナル コンペティション部門に出品されていたが、この度、先日の役所さんのベストパフォーマンス賞(最優秀演技賞)受賞に続き、新たに観客賞を獲得、同映画祭にて2冠という快挙となった。現地時間10月28日に発表された今回の観客賞の受賞発表時には、本作の“思いやり深くも鋭いストーリー”が絶賛された。この観客賞は同映画祭に出品されている全ての外国語映画作品の中での選出(Audience Award Best International Feature)となったが、アカデミー賞に最も近いといわれている英語作品(Audience Choice Award for the Best English-Language Feature)『ノマドランド』と並んでの受賞となった。この朗報を受けた西川監督は「とても驚いています。初めて海外の映画祭で賞をいただきました。しかも観客賞。嬉しいですねえ」と喜びをコメント。「今年はシカゴ市内の劇場での上映はなく、代わりに全米に住む人が自宅でオンライン鑑賞することができたと聞いています。コロナや貧困や分断や自然災害など、さまざまに混乱するアメリカに住む人々が、社会の片隅で生きる人間の小さな『やり直し』の物語に、何かを感じて票を入れてくれたのだと思うと、感慨深いものがあります」と語る。映画祭のコメントとしては、「是枝裕和と師弟関係にある西川美和」と触れられ、「彼女の思いやり深くも鋭いストーリーは、ある元犯罪者が再び社会でやり直そうとする困難を描いている。幼年時代から児童養護施設、少年院、刑務所を出たり入ったりした後、元ヤクザの三上が13年間の刑務所生活から解放された先に、何が彼を待ち構えているのか?予期せぬところで友人や仲間に支えられながら、三上は新たな仕事と自分らしさの両方を手にするべく奮闘しながら社会生活に適応しなければならないのだ」と、西川監督が作り上げた役所さん演じる三上という人物が社会復帰に悪戦苦闘し、挫折を味わいながらも懸命に生きようとする姿と丹念に練り上げられた脚本が海を越えて広く受け入れられたようだ。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月30日『ディア・ドクター』『永い言い訳』の西川美和監督最新作『すばらしき世界』が第56回シカゴ国際映画祭インターナショナル コンペティション部門に出品され、主演・役所広司がベストパフォーマンス賞を受賞!西川監督と役所さんから喜びのコメントが到着した。授賞式は、現地時間10月23日(金)11時(日本時間24日(土)深夜1時)にオンラインにて行われ、主演の役所さんがベストパフォーマンス賞を受賞。2001年の今村昌平監督作品『赤い橋の下のぬるい水』でも役所さんは主演男優賞を受賞しており、19年ぶり自身2度目の演技賞受賞という快挙に。また、本映画祭の過去56回の古い歴史の中で、日本人唯一の演技賞受賞者となる役所さん。今回の受賞で、長きにわたって国内外で高い評価を受け続ける名優の圧倒的な演技力を改めて世界に証明した。シカゴ国際映画祭は1964年に創設され、国際コンペティション(審査)部門を持つ映画祭として北アメリカで最も古い歴史を持つ映画祭の1つ。受賞したベストパフォーマンス賞は主演男優賞、主演女優賞を1つの演技賞として統合した賞で、インターナショナル コンペティション部門に出品された全11作品の中から最も優れた演技を披露した役者に贈られる。今回の受賞理由について映画祭の審査委員は「役所広司は、巧みながらかつ違和感なく、主人公に深みと様々な真に迫った感情を与えている。その演技により、一見容赦ない社会の中でしっかりとした普通の生活を手にいれようと奮闘する主人公の姿を我々も共に辿ることができ、彼の力強い演技によって映画全体がしっかりと築き上げられている」とコメント、社会の中で奮闘する主人公・三上を演じた役所さんの演技について称賛が寄せられている。この朗報に役所さんは、「シカゴ映画祭では2001年にも『赤い橋の下のぬるい水』で主演男優賞を受賞させていただきましたが、実は当時、受賞の報告を受けたのは映画祭が終わって随分経ってからでした。トロフィーや賞状なども目にしていなかったので本当に受賞したのか実感が沸いていませんでした。この『すばらしき世界』での受賞で、今回はもしトロフィーなどがあるようでしたら、19年前の分も合わせて頂けると嬉しいです(笑)」と言う。「また、この受賞は西川監督のおかげでもあります!」と言葉に力を込め、世界中の映画界が大打撃を受けているなか、「映画は世界中を渡ることができます。日本という国や私たち日本人について世界中の人たちに紹介することができる素晴らしい外交手段の一つだと思います。私も映画人の端くれとして、映画のために何か力になれればと思っております」と語る。西川監督は「最高です。こんな嬉しいことはありません」とコメント。「役所さんは、心から役を任せられる人です。現場でも、誰にも気づかれないところでひたすら準備をして、私たちの目の前で、育んできた花をパッと咲かせてくれる。役所さんのお芝居を撮ると、映画をやってきてよかった、と心から感動できるんです」と語り、「日本には役所さんという俳優がいる。そのことを世界の人により広く、もう一度知ってもらえる機会になったことを、何より嬉しく思います」と改めて語った。なお本作は、過日のトロント映画祭、今回のシカゴ映画祭のほかにもローマ国際映画祭、ハワイ国際映画祭、ジュネーブ国際映画祭など、続々と国際映画祭への出品が決定している。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月24日映画『すばらしき世界』が、2021年2月11日(木・祝)に全国公開される。西川美和監督最新作、直木賞作家・佐木隆三の小説「身分帳」が原案『蛇イチゴ』『ゆれる』など、これまでオリジナルにこだわり続けてきた映画監督・西川美和。『すばらしき世界』は、西川にとって、キャリア初となる小説を基に製作にした濃密な人間ドラマだ。原案となるのは、小説「復讐するは我にあり」で直木賞を受賞した佐木隆三が、1990年に刊行した「身分帳」。映画では、舞台を約35年後に移し、現代の物語としてリアルに映し出す。小説「身分帳」とはー人生の大半を獄中で暮らした男には、戸籍がなかった。出所して改めて日常社会と向かい合い、純粋な魂の持ち主であるこの人物はどう生きたか。彼に代ってその数奇な“身分帳”(刑務所内の個人記録)を精緻に構成して、鮮烈な文学作品に結実させた労作。主演は役所広司ストーリーの主人公は、人生の大半を刑務所で過ごし、社会から“置いてけぼり”を食らいながらもまっすぐ過ぎる三上という男。演じるのは、日本を代表する名優・役所広司だ。2018年公開の主演映画『孤狼の血』では、『Shall we ダンス?』『うなぎ』に続き、自身3度目の日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞受賞。圧巻の演技力で、国内外から高い評価評価を受ける役所は、『すばらしき世界』について下記のようにコメント。役所広司コメント三上という得体のしれない男の役を頂きました。面白さと難しさを感じました。今日撮影したシーンを明日撮るシーンの手掛かりにしながら、最後までこの男はどんな人間なんだろう?と自分に問いかけていました。人生のほとんどを刑務所の中で過ごした男が出所してから見た私たちの世界は、本当にすばらしい世界なんだろうか?タイトルの『すばらしき世界』をお客様がどのように感じるのか?楽しみです。脇を固める豪華キャスト陣作品のカギを握るキャストにも、名実ともに豪華な面々が勢揃い。三上が自らテレビ局へ送った、刑務所内の個人台帳である「身分帳」を手にするテレビディレクターは、『タロウのバカ』『泣く子はいねぇが』出演の仲野太賀。また、三上が更生してゆく様子をテレビ番組にしようと、獲物を狙うように近づくテレビプロデューサーは、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『MOTHER マザー』など、立て続けに出演作の公開を控える女優・長澤まさみが務める。その他、橋爪功や梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美らが名を連ねる。第45回トロント国際映画祭正式出品なお映画『すばらしき世界』は、北米最大の国際映画祭である「トロント国際映画祭」正式出品が決定。西川監督作品の中で本映画祭への出品は3作品連続の快挙となる。ストーリー下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田と吉澤がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく―。【詳細】『すばらしき世界』公開日:2021年2月11日(木・祝)監督:西川美和脚本:西川美和出演:役所広司、仲野太賀、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、長澤まさみ、安田成美原案:佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)配給:ワーナー・ブラザース映画
2020年07月11日佐木隆三の小説「身分帳」を原案に、西川美和監督がメガホンをとる映画のタイトルが、このほど『すばらしき世界』に決定。役所広司、仲野太賀、長澤まさみらキャストも明らかになった。「今度こそ、まっとうに生きる!」13年の刑期を終えた三上を待っていたのは、目まぐるしく変化する想像もつかない世界だった。三上に近づき、彼の姿を面白おかしく番組にしようする2人の若手テレビマン。まっすぐ過ぎるが故にトラブルばかりの元・殺人犯が、いつしか彼らの人生を変えてしまう――!?これまで、一貫してオリジナルにこだわり続けた西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした小説を基に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑む。本作の主演を務めるのは名優・役所広司。人生の大半を刑務所で過ごし、まっすぐ過ぎる性格とどこか憎めない魅力で周囲の人々と繋がっていく三上役を演じる。「いつか西川監督作品に参加したいと思っていました」と語る役所さんは、今回の役どころについて「得体のしれない男の役」と語り、「今日撮影したシーンを明日撮るシーンの手掛かりにしながら、最後までこの男はどんな人間なんだろう?と自分に問いかけていました」と難しさを感じていたという。また、三上がテレビ局へ送った刑務所内の個人台帳「身分帳」を手にするテレビディレクターを仲野太賀。三上が更生していく様子をテレビ番組にしようと近づくテレビプロデューサーを長澤まさみ。ほかにも、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美ら豪華キャストが揃っている。「約30年前の小説ですが、これほど『人間と世間』を面白く描いた物語が埋もれていたとは、と映画化を決意しました」と語った西川監督は、「主人公に役所広司さんを迎え、その男のやり直しの日々を現代に置き換えました。生々しくも温かい物語性と、役所さんの凄まじい人間的魅力に引っ張られ、濃密な人間ドラマが仕上がったと思います」と完成へ自信をみせている。『すばらしき世界』は2021年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年07月08日『ゆれる』『ディア・ドクター』『永い言い訳』など、デビュー以来、オリジナル脚本による作品を発表し続けてきた映画監督・西川美和が、作家・佐木隆三の「身分帳」を原案とした作品を手掛けることが分かった。オリジナル脚本のみならず、小説においても直木賞候補に名を連ねるなど、文学界・映画界から熱い視線を送られている西川美和監督が、自ら映画化権の交渉をしてまで挑戦したいと考えた小説「身分帳」。今村昌平監督が1979年に映画化した『復讐するは我にあり』の原作者として広く知られ、実際に起きた犯罪をテーマに小説やルポルタージュを数多く発表してきた作家・佐木隆三が、1991年度第2回伊藤整文学賞を受賞したこの小説は、人生の大半を獄中で暮らした実在する男性がモデル。出所して改めて戻ってきた日常社会に苦労を重ねながらも必死で向き合って生きる、純粋な魂の持ち主の人生を精緻に描いた傑作。今回、本作を映画化するにあたり西川監督は、社会の温かさと冷たさと両面に触れながら少しずつ進んでいく主人公の奮闘に強く惹かれたといい、「佐木隆三さんが書かれた小説は約30年前の日本を舞台にしていますが、もしも今の時代に主人公が出所してきたら、人々はどのように受け止め、彼にはどのような生活が待っているのでしょうか。現在の実情を取材して再検証し、この物語をもう一度届け直したいと考えています」とコメント。自ら手掛けた脚本の中で、原案小説の主人公を現在の社会システムや、いまの日本という日常の中に立ち上がらせ、普遍的な人間ドラマを鋭く深く描き起こしていく。映画のタイトルは未定となっており、10月より製作を開始。公開は2021年を予定している。原案小説「身分帳」は電子書籍版が講談社より配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日俳優、声優として活躍する朴ロ美が、プロデュースを務める舞台制作チーム「 LAL STORY 」。そのストレイトプレイ〈-sp-〉シリーズの第2弾として、テネシー・ウィリアムズ作のふたり芝居『さけび』が上演される。そこで出演も兼ねる朴と共演者の山路和弘に話を聞いた。同シリーズの第1弾『死と乙女』 (2018年)でも演技の火花を散らせたふたり。朴に山路の印象を聞くと、「役者として、お芝居をつくる人間としてこんなにも尊敬し信頼できる方はなかなかいない」と全幅の信頼。一方の山路は、「この人はね、重機ですよ。ブルドーザーかダンプカー。どんどん踏み倒して突き進んで行って、それに僕は引っ張られているだけ」と笑う。「そんなことないです!」という朴に、「とても迫力のある女優さんということで」とすかさずフォローを入れる、ぴったり息の合ったひと幕も。そんなふたりが、またもや難作に挑む。「いまだ未完」と評される、テネシー・ウィリアムズの 『さけび』。登場人物は座付き作家兼俳優の兄フェリースと、その劇団の看板女優の妹クレアのみ。旅公演の途中に「妹さんとあなたは気が狂っている」という電報を残して劇団員全員が姿を消したところから物語は始まり、現実と虚構が交錯する、濃密な空間の中にふたりだけの“芝居”が展開していく。朴はこの戯曲を読んだ印象を、「作者自身の“魂のさけび”がここに詰め込まれている」と明かす。さらに「この作品は彼の混乱そのものなんだと、生きていくうえで誰もが抱く疑問や世界に対する恐怖、社会と自分との境界線、“生きる”をテーマにした彼の強烈な孤独を感じました」と続ける。朴の横で厳しい顔をしていた山路は、「僕は全然わかんないんですよ」とひと言。「それこそだからテネシー・ウィリアムズそのままだって捉え方をするしかないんだろうなと。あとは正直、稽古に入ってみないと見えてこないというか。それでもあまりにわからなくて自分が叫んでいるかもしれませんが…」と苦笑いを浮かべる。演劇界きっての巧者である山路でも苦戦を強いられそうなこの戯曲。妹のクレアも難役で、朴の口からは「誰か代わりにやってくれないかな~(笑)」と冗談交じりの弱気な言葉も。だが役への愛は人いち倍強く、「私には彼女が狂人にはまったく思えないんです。観に来て下さる皆さんと、小さな劇空間で、孤独がぶつかり合う生の瞬間を感じ合いたい。“繋がる”ことが難しい今こそ、あえて痛みや傷と向き合ってみる。 そういう娯楽があっても良いと私は思うんです」と訴えた。公演は10月17日(木)~10月27日(日)。なお、朴ロ美のオフィシャルファンクラブでは会員限定特典つきの最速先行を実施中。受付は8月15日(木)午前11時まで。さらに本取材の詳しい内容は後日、朴ロ美のオフィシャルファンクラブにて発表を予定している。取材・文:野上瑠美子
2019年08月09日声優の朴ロ美(ロは王に路)が14日、都内で行われたパペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』(12月2日公開)のジャパンプレミアに登場した。フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによるムーミンの物語の映画最新作となる同作。冬のムーミン谷を舞台に、ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描く。ムーミンママやリトルミイなど13役を担当した朴は、役の数を聞いて「おったまげた」と言い、「どの役なんだろうなと。1キャラしか想像しませんよね? 台本開いたら"朴ロ美"の嵐で、間違えだと思いますよね? でも間違えじゃなかったんですよね」と苦笑。「緊張感でいっぱいだったんですけど、すっ飛びました。なので、収録は何も考えないことにして」と打ち明けた。また、「すごく深い作品。ぜひ始まり方にご注目していただきたい。台本を開いて間違えじゃないかなと思う瞬間があると思います」とメッセージ。「なかったらすいません」と前置きしつつ、「私はあれ?って思った。そこからがムーミンの世界へのスタートだった」と話し、「哲学がすごく詰まっている作品で、普遍的な作品に関われたことはとても光栄だなと思っています」と喜びを語った。ジャパンプレミアには、主役のムーミントロールの声を演じた宮沢りえ、ムーミンパパやスナフキンなど5役を演じた森川智之、主題歌「ウィンターワンダーランド」を担当したサラ・オレイン、さらにムーミン、スナフキン、リトルミイも登場した。
2017年11月14日山田涼介が主演を務める、世界待望のファンタジー・アクション超大作『鋼の錬金術師』。このたび、アニメ版“ハガレン”で声優を務めた朴ロ美と釘宮理恵、そして本作でウィンリィ役を務めた本田翼との鼎談が実現!映画公式HPでの全文掲載を前に、3ショット写真が到着した。朴さんはアニメ版“ハガレン”で兄・エド、釘宮さんは弟・アルの声を担当していることでもお馴染み。実写版の本作でウィンリィ役を務める本田さんは、もともと大の“ハガレン”ファン。ハガレンの魅力は数えきれないぐらいたくさんある、と語る本田さんは、7月12日に行われたファンイベントで朴さんが好きなシーンとして挙げていた「一は全、全は一」というセリフも、その1つだと語る。「初めて漫画で読んだとき、まだ子どもだったからよくわからなかったんです。でも大人になって、今回この実写映画をやる前に、原作を読み返したら、やっとその言葉の意味に気づけたというか。『ハガレン』って子どもはもちろん、大人になってからまた楽しめる作品なんだなって、改めて思いましたね。兄弟愛も素敵だし、敵キャラクターも含め、みんな魅力的なところも大好きなところです」と、時を経ることによって気づくことができること、そして個性豊かなキャラクターも魅力だとコメント。また、アニメ版でエドの声を務めた朴さんは、「実写化と聞いたときにすごくうれしかったんです。『実写化するんだ、どの監督さんがどういうふうに作るんだろう』って思ってたら、曽利文彦監督だって聞いて、驚いて。曽利さんとは昔お仕事を一緒にさせていただいたことがあるんです」と告白。「でも、これを実写化するのってすごく大変だろうなとも思ったんだけど、トレイラー第1弾を見せていただいたとき、『めっちゃくちゃいいじゃん!もうこのまま行っちゃいなよこの世界観で!』って思いました」と、本作の予告映像を見た率直な感想をふり返った。一方、アルのアニメ版の声優を担当した釘宮さんは、「私も実写化と聞いてどうなるんだろうと思っていたんですけど、映像を見たら本当にリアルで。撮影が大変だっただろうなって思ったし、愛情や労力のかけ方がひしひしと伝わってくる映像になっていたので、ありがたいなぁと思いました」と壮大なロケやVFXを駆使した撮影に言及、「懐かしい気にもなりますし、汽車のシーンから始まって、緑がバーっと広がっていくシーンはそのままでしたよね」と、太鼓判を押している。実写とアニメのキャストだからこその視点で語られた、確かな手ごたえと完成への期待。映画公式HPにて本日9月11日(月)18時にアップされる、鼎談の全文にも注目してみて。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月11日