芸能事務所・大人計画は27日、麻薬特例法違反などの罪に問われ有罪判決を受けた村杉蝉之介被告(58)の俳優活動を中止すると、公式サイトで発表した。同事務所の長坂まき子社長は「本日、弊社所属の村杉蝉之介が、麻薬特例法違反等の罪による判決を受けました。関係者の皆様ならびにご支援頂いている皆様、そして社会に対して多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。「弊社といたしましては、今後、村杉蝉之介の俳優活動は中止いたしますが、大人計画メンバーとして、今後の更生に向けての生活をサポートし、社会人として前を向いて生活していけるよう支援していく所存です」と説明。「グループ魂に関しましては、今後6人で活動を続けてまいります」としている。「二度とこのような事態にならぬよう深く反省し、所属メンバー、スタッフ共に、皆様からの信頼回復に向けて誠実に努力してまいります。この度は、誠に申し訳ございませんでした」と記した。村杉は「この度は、私の無責任かつ愚かな行動により大人計画のファンの皆様、私が出演させていただいた映像、舞台の作品のファンの皆様、お世話になった共演者、スタッフ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、不快な思いをさせてしまったことを心からお詫び申し上げます」と謝罪。「この様な犯罪に手を染めてしまった自分の身勝手さ、責任感の無さ、想像力の無さ、プロ意識の無さ、年齢にそぐわない愚鈍さに恥じ入るばかりです」とし、「今回の判決を真摯に受け止めます。罪の意識を決して忘れず、社会人としてまじめに誠実に正しく生活していく努力をし、一日一日を大切に生きていきます。改めて皆様、本当に申し訳ございませんでした」とつづった。村杉被告は1965年9月7日生まれ、群馬県出身。劇団・大人計画に所属。NHK大河ドラマ『平清盛』『いだてん』や、NHK連続テレビ小説『純情きらり』『あまちゃん』、ドラマ『リーガルハイ』『パリピ孔明』、映画『逆転裁判』『空飛ぶタイヤ』など、多数の作品に出演。現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』では、「豊臣五奉行の筆頭・老獪な政治家」徳善院玄以を演じた。事件をめぐって、村杉被告は昨年12月に麻薬特例法違反の疑いで福島県警に逮捕された。報道によると、きょう27日に懲役10月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。■大人計画と村杉蝉之介コメントは以下のとおり村杉蝉之介に関するご報告【大人計画代表取締役社長長坂まき子】本日、弊社所属の村杉蝉之介が、麻薬特例法違反等の罪による判決を受けました。関係者の皆様ならびにご支援頂いている皆様、そして社会に対して多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。弊社といたしましては、今後、村杉蝉之介の俳優活動は中止いたしますが、大人計画メンバーとして、今後の更生に向けての生活をサポートし、社会人として前を向いて生活していけるよう支援していく所存です。なお、グループ魂に関しましては、今後6人で活動を続けてまいります。二度とこのような事態にならぬよう深く反省し、所属メンバー、スタッフ共に、皆様からの信頼回復に向けて誠実に努力してまいります。この度は、誠に申し訳ございませんでした。【村杉蝉之介】この度は、私の無責任かつ愚かな行動により大人計画のファンの皆様、私が出演させていただいた映像、舞台の作品のファンの皆様、お世話になった共演者、スタッフ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、不快な思いをさせてしまったことを心からお詫び申し上げます。この様な犯罪に手を染めてしまった自分の身勝手さ、責任感の無さ、想像力の無さ、プロ意識の無さ、年齢にそぐわない愚鈍さに恥じ入るばかりです。今回の判決を真摯に受け止めます。罪の意識を決して忘れず、社会人としてまじめに誠実に正しく生活していく努力をし、一日一日を大切に生きていきます。改めて皆様、本当に申し訳ございませんでした。
2024年03月27日12月11日、俳優の村杉蝉之介容疑者(58)が逮捕された。村杉容疑者は大麻などの規制薬物を昨年11月上旬から今年1月中旬までの間に、複数回にわたって譲り受けた疑いがあるという。また村杉容疑者は大麻を譲り受けたことを認めている。‘94年から芸能事務所「大人計画」に所属し、’13年の『あまちゃん』(NHK)でのアイドル評論家役などインパクトの強い役柄を演じることが多かった村杉容疑者。今クールでも『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)や『パリピ孔明』(フジテレビ系)といったドラマで、バイプレイヤーとして活躍していた。そんな村杉容疑者は今年の大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)にも出演。豊臣五奉行の筆頭・徳善院玄以を演じ、第40話から第42話にわたって同作に登場した。大河ドラマの出演者については、これまでも薬物で逮捕されてきた事例がある。’19年3月には『いだてん』の出演者であるピエール瀧(56)がコカイン使用容疑で、同年11月には『麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカ(37)がMDMAなどを所持していたとして逮捕された。これらの問題を受けて、NHKでは’20年4月から、大河ドラマを含む定時番組のレギュラー出演者に対し、正式な契約書を交わす前に、違法薬物の使用などがないことを誓約する書面の提出を求めている。同年2月の会見で、NHKの放送総局長は「公共放送として反社会的行為を容認することはできない」と語っていた。「大河俳優の薬物に関する不祥事が相次ぎ、その度に現場は大混乱。セットの組み直しや撮り直し、編集作業など膨大なロスが生じ、現場からは悲鳴が上がることも……。NHKが誓約書の提出を求めたのは、“作品を守る”という意味もあるのです」(芸能関係者)ところが今回、またもや大河俳優が薬物の所持容疑で逮捕されることに。村杉容疑者は誓約書を提出していたのだろうか?本誌の問い合わせに対し、NHK広報部の担当者は次のように回答した。「主な出演者には、誓約書を提出していただいていますが、村杉氏については、出演状況などから総合的に判断して、誓約書を提出していただく対象としていませんでした。逮捕されたことは、大変遺憾です」今後このような事態の発生を避けるためには、より厳しい対策が求められていくかもしれない。これ以上、大河俳優の不祥事が続かないよう願うばかりだ。
2023年12月12日劇団「大人計画」は12月11日、公式サイトを更新し、所属俳優の村杉蝉之介(本名・村杉友一)容疑者(58)が麻薬特例法違反の疑いで逮捕されたことを謝罪。同時に、同日開催予定だった「大人計画」主宰・松尾スズキ(60)の個展イベントの中止を発表した。村杉は、今季の大河ドラマ「どうする家康」(2023年)、「パリピ孔明」(2023年)「家政婦のミタゾノ」(2023年)など人気番組に出演する名バイプレイヤー。今後、各番組がどう対応するか、動向が注目されている。しかし、実は今年、村杉の前にも、「大人計画」は薬物使用のある俳優を舞台で起用していたために被害を被っていた。その俳優とは、4月から上演した大人計画所属の宮藤官九郎(53)が作・演出する「ウーマンリブ」シリーズvol.15『もうがまんできない』に主演した永山絢斗(34)だ。4月から5月まで舞台は上演され、9月にはWOWOWでその舞台を配信するはずだった。しかし、永山は6月に大麻取締法違反(所持)で捕まり、9月に懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決がおりたため、その配信はお蔵入りに。放映を楽しみにしていた大人計画、永山ファン双方から惜しむ声があがった。《WOWOWで放送されるはずだったのに。違法行為をした事は許したらあかんけど、こんな永山絢斗は初めて見たってくらい面白くていい舞台だったんだよぉ》《永山絢斗キレキレで輝いてて、チャラい演技とか途中トチってたのも面白かったのに。クスリのせいかと思ってしまう。硬派な人だと思ってたのに》くしくも現在、12月8日~15日の予定で、松尾スズキ生誕60周年記念art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」が東京・表参道で開催中。だが、今回の村杉の逮捕により、予定していたイベントがすべて中止に追い込まれる事態に。松尾スズキは今年3月の個展開催の発表に際し、こうコメントしている。「男、松尾スズキ。なんとかここまで起訴されず、いろいろやってきましたが、ここに来て、絵、見せに、馳せ参じます!」2022年に還暦という節目を迎えた松尾がますます精力的に活動する中、薬物事案による主演俳優の有罪判決、所属団員の逮捕と今年は劇団にとって、薬(厄)がふりかかる1年だった。2024年は薬災が起きぬよう、祈るばかりだ。
2023年12月12日12月11日、福島県警が麻薬特例法違反の疑いで俳優の村杉蝉之介容疑者(58、本名・村杉友一)を逮捕したことを発表した。警察によると、村杉容疑者は昨年11月上旬から今年1月中旬までに複数回にわたり、大麻などの規制薬物を譲り受けたとされている。村杉容疑者は容疑を認めているという。村杉容疑者は94年から芸能事務所「大人計画」に所属し、舞台を中心に活動。過去には『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)や『あまちゃん』(NHK)などで個性的な役を演じていた。しかし、報道された名前を見てもピンとこず、顔写真を見て初めて気づく人が多かったようだ。《この俳優さん、名前は知りませんでしたが、ドラマを見ていたらよく見掛けていたので驚いています》《村杉蝉之介って誰やねんって思って調べたらめっちゃ有名な人でびっくりした。いっぱい作品出てるよね?どうなるんやろ》最近ではバイプレイヤーとして、『どうする家康』(NHK)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)、『パリピ孔明』(フジテレビ系)などでも活躍。村杉容疑者が数々の人気作品に出演していることが明らかになり、SNS上では今回の逮捕の影響を危惧する声があがっている。《おいおいおいおい…また大河ドラマ配信止めないでよ?『平清盛』『いだてん』『どうする家康』も出てるからなあ…》《あまちゃんのヒビキ一郎役の人ですあまちゃんは以前もピエール瀧の逮捕で総集編の再放送が中止になったことがあった》《名バイプレイヤーが逮捕されると、出演作品が多すぎて、影響がデカい》《これで、「パリピ孔明」「あまちゃん」といった作品の配信中止になるのかな?たしかに、配信中止の是非について議論はあるけど、現状では出演者が何かやらかせば、すぐに中止になってしまう。それを知っていてなおか…》
2023年12月11日2023年12月11日、福島県警は俳優の村杉蟬之介(むらすぎ・せみのすけ)氏を、麻薬特例法違反の疑いで逮捕しました。サンケイスポーツによると、村杉氏は2022年11月~2023年1月にかけて、複数回にわたり大麻などの規制薬物を譲り受けていたとのこと。村杉氏は容疑を認めており、今後、福島県警は調査を進めていきます。俳優として、連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)をはじめとする多くの作品に出演するほか、バンド『グループ魂』で音楽活動も行っていた、村杉氏。2023年も、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)やテレビドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)などの番組に出演していました。[文・構成/grape編集部]
2023年12月11日これまでに発表した2作で文学賞5冠を果たしエンタメ時代小説の新星として注目される蝉谷めぐ実さん。待望の新作『化け者手本』は、デビュー作『化け者心中』に続き、文政の江戸で鳥屋の藤九郎と稀代の元女形・魚之助(ととのすけ)が怪事件に挑む内容。鳥屋と元役者のバディが謎を解く。歌舞伎に材をとるエンタメ時代小説。「『化け者心中』は新人賞に応募するために書いたので続編は考えていませんでした。でも選考委員の辻村深月さんが“シリーズ化を期待”と書いてくださり、読者の方々も“二人のその後が気になる”との声をくださいまして。私も書かせていただけるならぜひという気持ちでした」前作で紆余曲折の末、バディ関係が育まれた藤九郎と魚之助。今回二人に持ち込まれた事件は、芝居がはねた後、客席で首が折られ両耳から棒が突き出た死体が見つかるという不気味な見立て殺人事件。これは鬼の仕業なのか――。「前作と同じく鬼が存在する世界という前提で謎を作りました。今回は従来のミステリーとは少し違う角度から突いてみたいなと思いました」調査の過程で被害者の死を嘆き悲しむ人を騙してでも情報を得ようとする魚之助に、心優しい藤九郎は反発をおぼえる。「前作の最後で二人はうまくいったように見えますが、読み返して、“そううまくいくかな”とちゃぶ台をひっくり返したくなりました(笑)。謎解きに集中してしまうと人の感情をないがしろにするような、探偵の人間性の問題も書きたかった。それは芸道にも通じるなと思って。役者も、芸に秀でていれば倫理観がちょっと外れていても許されるところがある。それともうひとつ、恋というものも、思いをとげるために倫理観を置き去りにするところがあるなと思い、それらが全部絡んでくる話になりました」さらには歌舞伎の演目を通し、実在した人物を物語化する際の倫理問題も突きつける話になっている。「魚之助にはモデルとなった実在の役者がいますし、私自身、現実にいた人を面白おかしく書いている部分は否めません。本人はどう思うのだろうと考えたこともありました。なので今回は執筆する際、静岡県に行って、作中に登場する人物のお墓参りをして“すみません”と拝んできました」本作を読めば、誰のお墓を訪ねたのかわかります。蝉谷めぐ実『化け者手本』文政の江戸。鳥屋の藤九郎と元女形の魚之助は、芝居小屋の客席で奇妙な死体が見つかった事件の調査を始める。やがて第二の事件が…。KADOKAWA1980円せみたに・めぐみ’20年『化け者心中』で小説野性時代新人賞を受賞しデビュー。同作で日本歴史時代作家協会賞新人賞、中山義秀文学賞、『おんなの女房』で野村胡堂文学賞、吉川英治文学新人賞受賞。※『anan』2023年9月6日号より。写真・土佐麻理子(蝉谷さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2023年09月04日日本の若手アーティストの展覧会「蝉鳴(せみなり)」が台湾の商業施設「NOKE忠泰樂生活」にて8月1日(火)から8月13日(日)まで開催中です。台湾では、2022年のホテル「美寓meistay」での開催につづき、2回目の開催となります。今年の会場は、台北市の商業施設「NOKE忠泰樂生活」です。同施設は、2023年4月に開業、「TSUTAYA BOOKSTORE」などが入る人気の商業施設です。展示作品は、アートに興味がある人はもちろんのこと、会場に訪れる様々な方の目に触れ、話題となるでしょう。今回はメインビジュアルに使用されている、アーティスト金田涼子が描いた蝉のイラストを用いたグッズも展開します。バッグや帽子など、普段使いに適したグッズを揃えました。本展は中華圏のアート市場でオンラインとオフラインを組み合わせた新たな手法を駆使し、積極的に日本人アーティストの活動を支援するHRD Artist Label(日本法人:HRD ART株式会社、本社:東京都中央区)が共同主催で協力しています。蝉鳴(せみなり)メインビジュアル■VIP DAYの様子7月31日(月)は展示に先駆けてVIP向けのクローズドなイベントがおこなわれました。台湾の有名アートコレクターや人気の俳優、ビジネスパーソンなど多くの人が訪れ、作品鑑賞を楽しみました。展示風景(VIP DAYの写真)1展示風景(VIP DAYの写真)2展示風景(VIP DAYの写真)3展示風景(VIP DAYの写真)4展示風景(VIP DAYの写真)5■「蝉鳴(せみなり)」開催概要展覧会名 :「蝉鳴(せみなり)」開催日時 :2023年8月1日(火)から8月13日(日)まで各日11:00から21:30まで(7月31日(月)はVIP DAY、また金曜日・土曜日は22:00まで)会場名 :NOKE忠泰樂生活台北市中山區樂群三路200號3階 Uncanny入場料 :無料主催 :Meistay、HRD Artist LabelSpecial Thanks :APPortfolio、CAFE JIA SONG 咖央、Uncanny出展アーティスト:丸山純奈、金田涼子、新海至人、安藤万実、Yokoteen、田村勇太、橋本理麗[共同主催のMeistayより]蝉-中華圏文化の中で高貴さと永遠の命の象徴である蝉は、長い年月をかけて地中で孵化してさなぎになり、土を破って出る最適な時を待ちます。現代アートが盛んな中、新鋭のアーティストたちは長年の努力を重ね、初心を貫き制作を続け、現代アートを愛するコレクターたちの共感を呼び起こしています。「蝉鳴」は毎年、真夏に開催され、コレクターたちを招待し、アーティストの美しい思い出と成長の積み重ねを共に体験してもらう展示会です。Meistay美寓藝術文旅は今年もHRD Artist Labelと協力し、日本のアーティストの作品を展示することで、年に一度の現代アートの饗宴を開催します。皆様のご来場をお待ちしております!■HRD Artist Label(HRD)についてHRDは、アジアで急速に人気が高まっている現代アート市場を中心として、日本人アーティストの海外展開を支援してきました。具体的には、美術館やギャラリーでの作品展開催や作品のライセンス展開、ファッションブランドや映画俳優とのコラボレーション等、従来の枠にとらわれない方法によりアーティストのファン層の裾野を広げ、認知拡大を進めてきました。日本では2022年8月、代官山ヒルサイドフォーラムで大規模作品展「Moment to Last」を開催しました。2023年は丸山純奈とアシックス中国のコラボレーションなどを発表しました。また、金田涼子の上海宝龍美術館での個展も大きな話題になりました。今後も、アート界に新たなムーブメントを起こすべく、新たな取り組みに積極的に取り組んでまいります。■会社概要会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月02日よこはま能の会 『蝉丸』が2023年7月17日 (月・祝)に横浜能楽堂(神奈川県横浜市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 独吟「蝉丸」初世梅若万三郎と現三世梅若万三郎の競演。仕舞「蝉丸」梅若紀彰。能「蝉丸」伊藤嘉章、加藤眞悟。「蝉丸」づくしの一日を。謡を味わい、仕舞でデッサンをみてとり、能面能装束をつけお囃子がついた能を観る。変化をご堪能ください。よこはま能の会とは2009年、横浜開港150年記念に、第1回よこはま能の会が横浜能楽堂で「海の日」に開催される。2019年、よこはま能の会実行委員会が発足、梅若研能会から引き継ぎ、今回で第14回を迎える。公演概要よこはま能の会 『蝉丸』公演日:2023年7月17日 (月・祝)会場:横浜能楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘27-2)■出演者解説:加藤眞悟独吟「蝉丸」初世梅若万三郎(録音)独吟「蝉丸」三世梅若万三郎仕舞「蝉丸」梅若紀彰能「蝉丸」蝉丸:伊藤嘉章逆髪:加藤眞悟■公演スケジュール開場13:15開演14:00終了予定16:20※開場は、開演の45分前です。■チケット料金S席:5,500円A席:4,500円B席:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月20日中国のアート市場に強みを持つHRD Artist Label[日本国内法人:HRD ART株式会社(本社:東京都中央区)]は、日本の若手アーティストの展覧会「蝉鳴(せみなり)」を2022年6月17日(金)から7月10日(日)まで、台北市のホテル「美寓meistay」とともに同ホテルにて開催します。6月1日より入国制限の緩和が発表されましたが、まだ海外旅行は少し先になりそうな昨今。ひと足早く、日本人アーティストの作品が海を越え、台北市のホテルを彩ることになりました。ホテル宿泊者だけでなく、ホテルを訪れる様々な方も見ることができます。一部作品は展示終了後、ホテルの所蔵作品となる予定です。蝉鳴(せみなり)メインビジュアル■「蝉鳴(せみなり)」開催概要展覧会名:「蝉鳴(せみなり)」開催日時:2022年6月17日(金)から7月10日(日)まで。各日13:00から18:00まで会場名 :ホテル「美寓meistay」主催 :HRD Artist Label、美寓meistay協力 :BoonBoon Art、TimeArt出展アーティスト:丸山純奈、金田涼子、黒木美都子、Yokoteen、スズキエイミ、安藤万実、林果林、新海至人、田村勇太、許嘉維ホテル「美寓meistay」ホテル「美寓meistay」■「蝉鳴(せみなり)」案内文この度、ホテル「美寓meistay」はリニューアルオープンにあわせ、HRD Artist Labelプロデュースで展覧会を開催します。テーマを「蝉鳴(せみなり)」とし、土の中で成長してから出てくる蝉の姿と、若手アーティストの努力の姿を重ね、これから活躍が期待できる日本の若手アーティストの作品を展示します。メイン会場はホテル14階で、ホテル宿泊者以外にも訪れる方など広くご覧いただけます。台湾地域のアート市場は先月開催されたアートフェア「Taipei Dangdai(台北當代)」をはじめ、活気に満ちており、特に日本のアーティストは人気があります。今後そうした人気アーティストの仲間入りをすると思われるアーティストを選出しました。■HRD ART株式会社についてHRD Artist Labelは、新世代のアーティストのプロデュースとマネジメントを手がけるアートカンパニーです。アーティストの学術的な発展を重視しつつ、現代の美意識のトレンドとリンクさせ、コレクターたちに潜在的可能性に満ちた作品を提供します。激動の中国現代アート市場での5年間にわたる安定した運営を経て、HRD Artist Labelは業界内で広く知られるようになり、丸山純奈や金田涼子、鄒雅埼といった所属アーティストは作品発表のたびに大きな話題を巻き起こしています。会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月10日ギャラリー宏介株式会社は、福岡の画家・太田宏介が描いた絵を専門に絵画レンタルを行っております。この度、2月7日にホームぺージをリニューアル。リニューアルとして、1ヶ月契約で「直筆サイン入り色紙」をプレゼントいたします。契約者の方へ、プレゼント■画家・太田宏介について画家・太田宏介は、絵を描き始めて30年。知的障害を伴う重度の自閉症です。言葉で自分の想う事を表現することは難しいのですが、絵画を通じて自分の想いを表現しています。独特なタッチと自由な色使いや構図に、多くの人々が魅了され、テレビや新聞などのメディアでも注目を集めています。太田宏介の絵をもっとお得に、そして気軽にレンタル出来るようになりました!!■レンタル絵画で、人の繋がりが生まれる。サラリーマン時代、全くの絵画の素人だった私が、病院や事業所などに絵が飾っていることに、不自然に想っていたことがありました。それは、一度飾った絵は「同じ場所にずーと飾りっぱなし」だということです。立派な絵も飾りっぱなしだと、飽きてしまい、いつの日か風景化してしまいます。そこで、絵画が変われば、人の気持ちが変わったり、四季の変化を感じたりして、「今度の絵は明るいね!」「季節にあっているね」などの会話が生まれます。絵を通じて「人とのコミュニティが生まれるのではないか」と感じて、絵画レンタル事業を始め10年になります。現在は郵送を使用し、全国に広がってきました。イグアナとガラバコスの生きものたちトラと少年■ホームページリニューアルでますます便利に今回ホームページをリニューアルしました。ホームページ内で、絵画が選べて、決済までワンストップで出来るようになりました。問い合わせもLINEやメーセージで対応します。またQ&A動画も作成し、絵画を飾る悩みや不安を解消しています。新ホームページ: ■絵画レンタル料3号サイズ(273mm×242mm) 月額3,300円8号サイズ(455mm×380mm) 月額5,500円20号タイプ(727mm×606mm) 月額8,800円30号タイプ(910mm×720mm) 月額11,000円■期間限定の特典!1ヶ月以上の契約で直筆サイン入り色紙を無料プレゼント3月末までの間に、1ヶ月以上の契約をして頂いた方には、画家・太田宏介が直筆で描いた色紙を無料でプレゼントさせて頂きます。(色紙の大きさ21cm×18cm)■太田宏介プロフィール ※主なメディア出演1981年 宮崎県にて生まれる。2歳で知的障害を伴う自閉症と診断される。1992年 松澤造形教室に通い始める。(本格的に絵を描き始める)2014年 九州朝日放送主催で「自閉の画家 太田宏介 22年の軌跡」を福岡市アジア美術館にて開催。72点を展示。6日間での来場者が2504名。番組にも出演。2017年 日本テレビ系列「24時間テレビ」にて、巨大ペットボトルキャップアートの原画を担当および出演。(FBS福岡放送の制作パートにて)2021年 NHKドキュメンタリー「絵が自由をくれた~自閉症の画家と家族~」が全国放送される。2021年 福岡天神大丸エルガーラ3階に「太田宏介カフェギャラリー」オープン2022年 ギャラリー宏介株式会社設立。■~私たちきょうだいの想い~ 太田信介画家・太田宏介は私の実弟です。私どもが営む、ギャラリー宏介株式会社は、太田宏介の作品を多くの人に知って頂こうと、絵画販売・絵画レンタル・絵画展企画をする事業を続け、10年になります。かつて私は、パチンコ店に務め店長を任されていました。売上額が大きいため、責任も重大。たくさんの社員・パート、そしてお客様との人間関係に揉まれ、大きなプレッシャーを感じながら日々働いていました。そんな中、たまに実家に帰ると、弟の絵がたくさん飾ってあり、見ていると、自然と涙が出てきました。弟は自由にのびのびと絵を描き、その中に温かさを感じて、「また、頑張ろう」と思える私がいました。開業から10年から経ち、太田宏介のファンが増えた事や絵画レンタルサービスで絵を飾って頂き、2022年1月に法人化し、ギャラリー宏介株式会社を設立しました。今後は海外個展にも挑戦し、太田宏介が後世に残る画家として名前が残っていけるように、きょうだいで頑張っていきたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月16日広瀬アリス主演ドラマ「失恋めし」から、“近所の花屋の青年”を演じる井之脇海や、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコという個性豊かな“出版社・STO企画”の面々の新たな場面写真が解禁となった。本作は、全て実在する飲食店で撮影を行い、各話ごとにそのお店の人気メニューが続々登場。広瀬さん演じるイラストレーター・キミマルミキと共に、おいしいめしを味わううちに傷ついた心がいつしか癒され前向きな気持ちになっていく。今回解禁されたのは、そんなミキをとりまく、レギュラーキャスト陣が演じる個性的なキャラクターの新写真。井之脇さんが演じるのは、“ミキがほんのり恋心を抱く花屋の青年”。彼がミキに花を選んでいるカットでは所在なさげな表情のミキだが、これは2人が最初に言葉をかわすシーン。「大九(明子)監督の作品が好きでずっと観ていた」とコメントしている井之脇さんの念願叶った大九組初参加に注目だ。そしてミキが連載する地元紙の出版社・「STO企画」の面々も登場。2号さん(臼田あさ美)とミキが焼き鳥屋で仕事終わりの1杯を楽しむ姿、ミキとビストロにやってきた3号さん(安藤ニコ)が白ワイン片手にいい飲みっぷりを見せるシーンも。大九監督は当初STO企画の3人のキャラクターについて性別を悩んでいたが、“大九組常連”の臼田さんが2号を演じることが早くに決まると、監督が「前からがっつりご一緒したいと思っていた」という村杉さんが1号に。そして「本人に会うや否や(3号の)イメージが決まった」と監督が話す安藤さんが3号に、それぞれ決まっていったという経緯も。その個性豊かな魅力が伝わってくる場面写真となっている。「失恋めし」は1月14日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて一挙独占配信、7月読売テレビにて放送予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2022年01月08日神木隆之介は、常に神木隆之介であることに疲れないのだろうか?いや、神木さんに限らず、俳優やタレント、有名アスリートに政治家…人前で何かをすることを生業とする者であれば誰もが、TV番組や映画、報道などを通じて人々から勝手な“イメージ”を持たれるものではある。ただ、神木さんが他の人々と異なるのは、子どもの頃から現在(28歳)に至るまで、ほぼ休むことなく俳優として活動し続けてきたことで、子どもの頃からのイメージが長く、そして深く人々の中に根付いているということだろう。いまなお、神木さんを“息子”や“孫”を見るような視線で“見守っている”人も多いし、「明るくて人当たりもよく、演技も上手でしっかりしている」という完璧なイメージを抱いている人も多いだろう。そんな<人々がイメージする>“神木隆之介”そのものを主人公としたドラマ「神木隆之介の撮休」が1月7日より毎週金曜よる11時からWOWOWにて放送・配信となる。物語はあくまでフィクションだが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。突然、翌日が撮休(=撮影がお休み)となった神木さんの姿をオムニバス形式(全8話)で描いている。あくまで脚本家が書いたセリフだが、まさに上記のような人々が抱くイメージについて言及されるシーンや「初対面の人からも『神木くん』と呼ばれるんですよね…」とボヤキ気味に語るシーンも…。果たしてこの“本人”役に神木さんはどう挑んだのか?神木隆之介を演じる上で「役作りは全くしなかった」「神木隆之介の撮休」第2話――最初にこの「神木隆之介の撮休」の企画を聞いて、台本を読んでの印象は?台本のト書きに「神木、○○する」とかあったり、自分の名前が台本にあるって、普段はないことなので不思議な気分になりましたね。他の人たちはみんな役名なので、みんなは僕のことを「神木」と呼んで、僕はみなさんを役名で呼ぶという(笑)。他人の撮休を他人が考えてくれるって、なかなかない発想だなと楽しく読ませていただきました。(8話で)それぞれ色が違うなと感じながら読みました。――あくまで脚本家が書いたフィクションではありますが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。神木隆之介を演じる上で、いわゆる役作りなどはあったんでしょうか?役作りは全くしなかったです。でもあえて意識したのは、“ちゃんと”しゃべらないようにしようということ。もちろんセリフはあるんですけど、人間って考えながらしゃべるじゃないですか? “役”を背負うと伝えないといけないことが明確に出てくるので、変なところで途切れたりしたらダメだけど、今回はノンフィクションにも思えるような物語を作っていただいたので、ちゃんと考えつつしゃべっていても、ところどころ、たどたどしかったり、「僕だったらこういうしゃべり方だな」というしゃべり方――芝居をしているというより、僕が私生活でしゃべっている雰囲気で見せたいなということは意識しました。――ある意味で、ここで描かれている神木さんの姿は、人々が抱くパブリックイメージであったり、脚本家がイメージする撮休の神木さんだと思いますが、本人としてはどう受け止めましたか?みなさん、本当に“好青年”に描いてくださって、ありがとうございます(笑)!(劇中の神木さんは)ちゃんとしてる人間ですね。どこにもクズ感がないですよね、本人と違って(笑)。これまで共演者の方に「もっとおとなしい人間かと思ってた」「意外とうるさいんだね」とか言われたことはありましたけど(笑)、そういうのとは違って、脚本家のみなさんが作品を通して僕のイメージを「あなたってこうだよ」と伝えてくださっていて、その意思が作品で届くというのはおもしろかったですね。「こう見えているんだなぁ…」って(笑)。わりとちゃんとした人間で、あんまり、ふざけてないですよね。本来の神木はもうちょっとふざけてますね。(劇中の神木さんは)真面目でまっとうな意見を言うキャラクターだったなと思います。ということは、世間のみなさんのイメージとしても、あまりふざけない感じなんですかね? 「コメントもちゃんとしてるし」みたいなセリフも出てきましたけど「そういうイメージなのか…」とは思いましたね。あと、(普段の神木さんは)あんまり自分のことはしゃべんないかもしれないですね。第4話「夢幻熊猫(むげんぱんだ)」の中でも姪(長澤樹)に「役者ってさ…」みたいなことを言ったりしてますけど、そういうことはあんまり言わないかな? 実際に姪もいるし、最近その姪が「女優になりたい」って言い始めたらしいんですけど、僕は「いいんじゃない?」って。やってみなきゃわかんないし、この仕事に限らずどんな仕事でもつらいことはあるだろうし。想像していたよりつらかったらやめてもいいし、やってみないとわかんないから「がんばれ~」みたいな感じです。この(エピソード)の中では真面目な叔父ですよね。本来は「普通のちょっとテンション高い28歳」「神木隆之介の撮休」第4話――「それはちょっと違うぞ」と否定したい、壊しておきたいパブリックイメージはありますか?僕は、お調子者ですよ(笑)、本当に。すぐふざけるんですよ。外(=仕事)では余計なことは言わないというだけです。落ち着きもないですし「普通のちょっとテンション高い28歳だよ」ってことは言っておきたいですね。周りからは「まあまあ、もう28歳なんだから、無駄にテンション高くしないでもうちょっと落ち着けよ」って言われるかもしれないですけど(笑)。無駄なこと、ふざけることが好きな人間なんです。――周りのイメージと本当の自分のギャップで悩んだりしたことはないんでしょうか?それは全くないですね。そんなに苦しんだりってことはなくて、お会いする相手の方がどんなイメージを持たれていても、実際に会って話していることが真実だと思っているし、会った時から新しく(イメージを)構築していけばいいと思っているので、そんなに気にしたことはないですね。――“国民の息子”のようなイメージを持たれたり、「完璧にそつなく何でもこなす」というイメージを持たれることもあるのではないかと思いますが…。そういうイメージを気にしたことはないんですよね。逆に「なんでこんなに褒められてるんだろう?」って思います(笑)。「え? そんなに過大評価をしていただいて…ありがとうございまーす(笑)!」って感じですね。かといって、それをプレッシャーに感じるってこともないですし。――“いい人”のイメージを持たれやすそうですし、意地悪な言い方をすると「挫折を感じたこともないし、コンプレックスもないんでしょ?」とか思われがちですけど、実際にコンプレックスを抱くことは?あります、あります!「もっと身長が高ければなぁ…」とか「(新田)真剣佑くんとか(山崎)賢人くんみたいな顔になりたかったなぁ…」って思いますもん(笑)。「背が高いと服も似合うし、いろんな髪型も似合うでしょ。いいなぁ」って思います。なぜか僕の周り、背が高くてカッコいいやつばっかりが揃ってるんですよ。過去に「イケメンたちに囲まれて神木、ハーレム状態」とかって記事が出てたのを読みましたから(笑)。志尊淳くんとかもそうですし、主人公性のある人たちばかりが周りにいて「目の保養になるなぁ」「心が浄化される」と癒されつつ「いいなぁ…。うらやましいな…」とか思ってますね。それはずっとコンプレックスですね。縁のある俳優&スタッフとのドラマ製作が実現「神木隆之介の撮休」第7話――今回、神木隆之介役を演じたことで気づいたこと、発見したことはありましたか?やっぱり、普段の自分ってちょっとテンション高いんだなって思いましたね(笑)。しゃべることが好きなんだなと思いました。素の自分と一番近かったのが第7話の「友人の彼女」かな? 結構セリフが多かったですよね。井之脇海くんが親友役で、萩原みのりさんが海くんの彼女で、僕が海くんと仲が良すぎて彼女が嫉妬するというお話で。井之脇海くんとの思い出をずっとしゃべってるというシーンがありましたけど、あのテンションは(自分と)近かったと思います。たしかにしゃべるなって。実は、僕も同じような環境にいたことがあって(笑)、親友とすごく仲が良くて、毎日のように遊んでて、毎日一緒にゲームをやってたんですよ。ふと「この人、彼女とかいないのかな?」って思ったんです。いや、いた場合、どうなんだろう? 俺がかなり独占してるぞ…って。その親友が最近、結婚したんですよ。だから(彼女が)いたんですよ。すごく申し訳ないじゃん!って思って(苦笑)。奥様にも挨拶をさせていただいたんですけど「隆さんとの関係を壊したくないので、どうぞ私のことは気にしないでいままで通り、誘ってやってください」って言ってくださって、すごく優しいなと思いつつ…「でも彼女いたんだ!?」って(笑)。あと、もう別の仲良い友人の話ですが、カラオケを一緒に行き過ぎて、他の人に「今日空いてる? あぁ、でもどうせ神木くんと遊ぶでしょ?」とか「神木くんは大丈夫?」って聞かれるって言ってました。一番優先されてるらしいです(笑)。「神木隆之介の撮休」第6話――今回、全8話でいろんな監督、俳優さんとご一緒しましたが、特に思い出深かったことや出会いは?いっぱいあるんですけど、第6話の「ファン」には松重(豊)さん、田中(要次)さんも出てくださっているし、なんなら大塚明夫さんですよ!(ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの)スネークが出てくれたんですよ? YouTubeで以前、ゲーム配信でコラボさせていただいて、その時に「お会いしたいですね」と言ってたらこうやってお会いできたんです。しかも、エピソードの中の神木も大塚さんが演じる声優・小野寺修吾のファンという設定で、僕も大塚さんのことは大好きなので、リンクするところがあって嬉しかったです。あとは矢本くん(悠馬/第3話「捨てる神あれば」)もそうですし、仲野太賀くん(第8話「遠くにいる友人」)、成海璃子ちゃん(第2話「嘘から出た何か」)も藤原季節くん(同)もそうだし、仲のいい人たちが出てくれて楽しかったですね。監督の森ガキさん(オープニングと第3話「捨てる神あれば」、第6話「ファン」の演出担当)は、志尊淳くんとSNSで制作してた映像でご一緒したことがあったんですけど、「本格的に映像で一緒にできたらいいね」とか言ってたらこの作品でご一緒できたので、すごく嬉しかったです。繊細な画ですけど、すごく自由にさせていただいて、またご一緒できたらいいなと思います。子役出身の苦労や葛藤は「全く意識したことない」「神木隆之介の撮休」オープニング――毎回、冒頭で明日が撮休になったと知らせるマネージャー役を池田鉄洋さんが演じています。もしも、池田さんが現実でも神木さんのマネージャーだったら…?メッチャ楽しいと思います! 鉄洋さん、本当に優しいですからね。あんなに優しい人いないですよ。映画『屍人荘の殺人』のとき、矢本悠馬くんは「イケテツ」って呼んで、僕は「鉄洋」ですよ(笑)? そんなの許してくれる年上の人、いますか(笑)? 僕がたまに「イケテツさん」って呼んだら「いや、鉄洋でいいよぉ。そっちのほうが落ち着くから」って(笑)。メッチャ良い人です。今回の企画の打ち合わせの段階で「誰と仲が良いか?」といったリサーチがあったんですけど、マネージャー役が必要ということで「誰か候補はいますか?」と聞かれたので、迷わず「池田鉄洋で!」と(笑)。――劇中の関係性が池田さん演じるマネージャーが「神木さん、すいませーん…」という腰の低い感じで、その関係性も毎回、面白いですね。実際、僕と鉄洋さんもそういう“プロレス”をできる関係性なんですよね(笑)。――神木さん以外では、第1話の「はい、カット!」で共演された安達祐実さんだけが唯一、本人役で出演されていて、“元子役”ということについて語り合います。本人同士でフィクションの作品でお芝居をするのはいかがでしたか?楽でした(笑)。安達さんのことを「安達さん」って言えるので。初めてお会いしたのが、何年か前にスタジオで、たまたますれ違ったんですけど、僕が小声で「あ、おつかれさまです」と言ったらペコってしてくれて。僕は休憩で、安達さんは楽屋からスタジオに入る、ちょうどスイッチを入れる時で、僕は心の中で「うわっ! 安達祐実だ!」と思ってました(笑)。「やべぇ!」って。これは今回、ご本人にも伝えたんですけど、ちょうどスイッチが入ったのか、なんか“気迫”があったんですよ。「やっぱり違うな、安達祐実は」って。今回、ご一緒すると聞いて「あの気迫で来られたらとんでもないことになるな…」と思ってたんですけど、おそるおそる話しかけたらすごくニコニコとお話してくださって、すごく優しい方でした。「初めてお会いしたとき『やべぇ、安達祐実だ!』って思ってました」って言ったら、笑ってくれました(笑)。「神木隆之介の撮休」第1話――このエピソードでは、子役出身の俳優ならあるのかも?と思わせる架空の“シンドローム”が描かれますが、神木さん自身は普段からこれは職業病だなと感じることはありますか?あります。ふとした瞬間に「カメラがここにあったら、こう撮っているだろうな」「引きだったらこうで、寄りだったらこうだろうな」というのが頭に浮かびます。歩きながら音楽を聴いてても「この曲だったら、こうやって歩いてるシーンに合うな」とか「この曲が主題歌なら、こういう物語がいいな」とか思いながら歩いてます。それはクセですね。「こういう物語、画の質感で、いま自分が歩いてるカットはスローで…」とか想像しちゃいます。――このエピソードの中の神木さんのように、現実とお芝居の区別つかなくなることはありますか?たしかに、いま言ったような「こういう映像だな」とか考えてる時は基本、ボーっとしてますね。レジで支払いをしてる瞬間も「でもこっちから撮っているなら、こう見えるだろうな」とか「こういう角度で映ってるな」とか考えてて、「ありがとうございました」って出ていく時に「あ、やばい。いま楽しかったけど……あ、ちゃんと買ったか」みたいにはなりますね。――ちなみにそうやって妄想するとき、「カメラがここにあるなら、顔の向きをもう少しこっちに向けた方がいいな」と考えて動かすことなどは…?します(笑)! 「いま、この向きなら…」とか目線をちょっとずらしたり…。――劇中のように「子役出身だからこそ、どこかで一皮むけないと」みたいな焦燥や葛藤を抱えたことはなかったんですか?それはなかったです。全く意識したことないですね。何も考えてこないで生きてきちゃったんで(笑)、周りの人が大変だったみたいです。「子役からやってきた俳優は(大成するのは)大変だよ」という俗説みたいなものが芸能界にはあるので「どういうブランディングで、どんな作品に出て…」みたいなことはマネージャー陣が考えてくれていて。僕は何も考えずに台本を渡されたらとりあえず頑張るという姿勢でやってきたので、僕自身は大変ではなかったし、自分の見え方とか「このまま20代もいけるか?」みたいなことも全く考えてなくて、のんきでしたね。実際に撮休になったらやりたいこと「カラオケが第一優先」――もしも、実際に急に「明日、撮休です」となったら、どんな1日を過ごしますか?午後まで寝て、ダラダラ風呂入って、誰かと一緒にカラオケいけないか探って、誰もいなかったらひとりで行って……。そうなんですよ…(苦笑)。パブリックイメージと全然違うかもしれませんが…。――何はともあれカラオケは最優先事項で外せないんですか?第一優先ですね。「何かした」という、“抗い”なんですかね? カラオケが。1日の中で、かろうじて何かした――「カラオケ行った」と言えるように、行っちゃいますね。――ちなみにカラオケに行ったらどんな歌を?毎回、必ず歌うのは桑田佳祐さんの「可愛いミーナ」、あとは「シカバネーゼ」(jon-YAKITORY)とかボカロ系の曲ですかね。ボカロ系の曲を歌い手さんが結構、歌っていて、そのキーを調べられたりもするので、それで歌ったり。他にもいろんなジャンルを歌いますね。――外出などをせず、何もしないで過ごすということはないんですか?できるだけイヤですね。まあ、外に出ないとなると、1日中ゲームしてますね。「FF(ファイナルファンタジー)XIV」の「暁月のフィナーレ」という新しいストーリーが増えたので、今後はそれをやりながら籠もることになるんだろうなぁ…と思いますけど。ちゃんとPCの横に冷蔵庫があって、飲み物も冷やせるんでね(笑)。2022年は2021年で得たものを「活かす」1年に――これまで過ごした撮休の中で、最も良い過ごし方をしたなと思える過ごし方は?(しばらく考えて)…ないですね。ないなぁ…(笑)。急に撮休になっても買い物と…あぁ、コロナ前ですが、秋葉原に行って、好きなアニメグッズを漁ったり、帰りにカラオケに行ってアニソンを歌ったりしたのは楽しかったです。――劇中でも「神木隆之介を演じてるんだろ?」みたいなことを言われますけど、素に戻れる瞬間ってありますか?ゲーム、カラオケ…。まあでも友だちといるときは素だなって思います。別に普通にいるんでね、一都民なんで(笑)、そんなに意識したことはないですけど。まあ、お店で「神木さま、4名様!」と呼ばれた時は、席に座るまで意識しましたけど(苦笑)。普段はあまり何も意識してないですね。――先ほど、誰も集まれなかったら一人で…とおっしゃっていましたが、「おひとりさま」でカラオケや食事に行くことはわりとあるんですか?ありますね。こないだの舞台の大阪公演の休演日には一人で焼肉に行ってきましたよ。おいしかったです。全然、気にせずにひとりで行けちゃいますね。ちょっと寂しいけど「でも、ひとりでもできるしなぁ」と思うと、ササっとなんでもひとりでやっちゃうんですよね。――現実には撮休どころか、忙しい日々を過ごしているかと思いますが、多忙な中で気持ちを切り替えたり、リラックスのために大事にしていることはどんなことですか?友だちとのご飯。あとは趣味ですね。YouTubeを見たり、ゲームしたり、そこは夜更かししてでもやりますね。時間がない時ほど遊びたくなるんですよね(笑)。「時間があるときに遊べばいいじゃん!」って思いますけど人間、時間がある時ほどボーっとしちゃうんですよ(苦笑)。本当にワガママでないものねだりなんですね。時間がない時に限って、誰かと会いたくなったり遊びたくなるものなんです。だから時間がない時こそ、一緒に友達とご飯を食べたり、ゲームしたり、ひとりでも趣味をやってますね。そこは睡眠時間を削ってでも。――本作を含め、この1年も多くの作品に出演され、多彩な活動をされてきました。改めてふり返って、どんな1年でしたか?すごく大きな刺激をもらいましたね。ドラマ「コントが始まる」で始まって、特に菅田(将暉)くんと仲野太賀くんは「お芝居って楽しいことがいっぱいあるんだな」ということを気づかせてくれた2人ですし、あの作品に出られてよかったなと思います。それから、最近まで舞台(「パ・ラパパンパン」松尾スズキ演出)をやらせてもらいましたけど、まさかの2度目の舞台で、初めての舞台(「キレイ-神様と待ち合わせした女-」)の時とは全く違う、博学でセリフの多い役で「これは無理だよ!」「できるのかな?」と心配だったんですけど、みなさんの支えもあって無事にやることができました。あきらめかけていたことをやり遂げることができたというのが、自分の中の“強み”になったし、すごく大きなものを教えてもらえた1年だったと思います。それを2022年にどう活かせるか? 勝負だなと思います。もちろんやってみて、活かしきれなかったら、それはそれでいいとも思っていて、「活かそう」と思うことが大事なので、とりあえずあがいてみます!「WOWOWオリジナルドラマ神木隆之介の撮休」WOWOWにて1月7日(金)放送・配信スタート(毎週金曜よる11時~放送・配信/各話放送終了後、WOWOW オンデマンドにてアーカイブ配信)。【WOWOWプライム】第1話無料放送/【WOWOWオンデマンド】無料トライアル実施中。(text:Naoki Kurozu/photo:Maho Korogi)
2022年01月07日俳優の小出恵介がこのたび、公式YouTubeチャンネル「小出恵介 / Keisuke Koide」を開設し、15日に初回動画を配信した。4年ぶりのドラマ復帰となる主演作『酒癖50(フィフティ)』(ABEMA)の初回配信直後の15日22時45分に初動画を公開。この動画は、小出自身で撮影を行っており、カメラアングルの調整や自身が座るポジションを確認するなど、慣れないYouTube撮影にそわそわした様子が映しだされ、「はじめまして。小出恵介です。YouTubeを始めてみることにしました」と視聴者に向けてあいさつ。「僕このあとしばらく経ったらニューヨークへ武者修行へ向かおうと思っている」と、近々ニューヨークに渡る予定であることを明かした。そして、今後のYouTubeでのコンテンツについて、アメリカでの様子や自身の普段の生活などを配信していきたいと説明。また、YouTubeチャンネルは、ファンや視聴者と繋がる場所にしたいと考えていると話し、「このチャンネルでやってほしい企画ですとか、コラボしてみてほしい方とか、もしいましたらどんどんお便りください」と呼びかけた。
2021年07月16日「凪のお暇」「珈琲いかがでしょう」などの人気漫画家・コナリミサトの原作をドラマ化、大政絢がひとり飲みライフを完全謳歌するOLを演じる「ひとりで飲めるもん!」。この度、オフィスを颯爽と歩く姿や飲食シーンの場面写真と新PR映像が解禁となった。主人公・紅河メイ役を演じる大政さんは、WOWOWドラマ初主演。化粧品会社の広報部に勤務し、何事も完璧にこなす。誰もが羨む美貌とスタイルも相まって一目置かれる存在なのだが、仕事が終われば一転して飲食チェーン店でのひとり飲みを謳歌する社内では知られざる別の顔が発動する。大政さんがグルメドラマで主演を務めるのは今回が初めてとなり、二面性のある役柄をユーモラスかつチャーミングに演じる。また、出演者に桐山漣、大友花恋、谷村美月、村杉蝉之介、紫吹淳、飛永翼(ラバーガール)と、実力派かつ個性豊かな俳優陣も発表されている。解禁となった場面写真からは、仕事に全力で取り組みながらもクールな表情のメイ(大政さん)の姿が印象的。また、華やかでおしゃれなメイのオフィスファッションにも注目。そして、第1話・第2話に登場する「天丼てんや」「餃子の王将」の美味しそうな料理が写る場面写真も解禁。お仕事モードのキリっとした姿とは一転、柔らかな表情を浮かべるメイのギャップは必見。会社パート・飲食パートともに見逃せないが、来週放送を迎える第1話では、コスメーズ広報部が新商品コスメの広告撮影現場で思わぬトラブルに見舞われてしまう。また、新プロモーション映像(10秒/8種)も到着。各店の美味しそうなシーンが詰まった映像に仕上がっており、空腹時は要注意の映像となっている。WOWOWオリジナルドラマ「ひとりで飲めるもん!」は6月4日(金)配信・放送。WOWOWオンデマンド/全8話一挙配信WOWOWプライム/毎週金曜よる11:30放送(第1話無料放送)(text:cinemacafe.net)
2021年05月27日菅田将暉、神木隆之介、菅田将暉がお笑いトリオを演じ、有村架純らが共演する「コントが始まる」。その第4話が5月8日に放送され、鈴木浩介演じる真壁の言葉と、神木さん演じる瞬太と絶縁状態にある母・友利子の関係に様々な声が送られている。高岩春斗(菅田さん)は高校時代、美濃輪潤平(仲野さん)を誘いお笑いコンビ「マクベス」を結成。親と「10年やっても売れなかったらキッパリ辞める」と約束し活動を始める。2人の友人で「ぷよぷよ」の日本一になりプロゲーマーの道を歩んだ朝吹瞬太(神木さん)がその後合流しマクベスはトリオに。そして10年の時が流れ、売れなかった彼らは解散を決意する。一方、中浜里穂子(有村さん)は一流企業に就職するがトラブルの責任を押し付けられ、結婚するつもりだった彼氏にも裏切られ、廃人のようになっていたところにマクベスと出会い、彼らの“オタク”となったことで生きる希望を取り戻すも、初めて行ったライブで解散を知らされる。そして“廃人”となった里穂子を心配し、彼女と同居することにした妹のつむぎ(古川琴音)は、働いているスナック「アイビス」で瞬太と出会い、里穂子とマクベスの3人をつないだことで彼らは少しづつお互いを知り、距離が近づいていく…というのがこれまでのストーリー。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春斗、潤平、瞬太らの高校の時の担任、真壁(鈴木浩介)が3人が暮らすアパートにやってくることになり、部屋を掃除していると瞬太の母・友利子(西田尚美)の危篤を知らせる電話が。母と絶縁状態だった瞬太だが、つむぎの説得もあって病院に向かう…というストーリーが展開。春斗と潤平の2人で真壁を迎え、解散を迷っていることを真壁に打ち明け率直な意見を求めると。真壁は「解散したほうがいいと思うぞ」と即答。自分も大学卒業してからすぐ教員になったわけではなく、回り道したから夢を追いかける辛さがわかると言う真壁は「18から28までの10年と、これからの10年は別次元の苦しみだぞ」と真面目な表情で2人にアドバイスを送る。真壁の言葉にネットでは「苦しみがわかるからこそ解散をすすめる真壁先生…」「30代以降も夢追う辛さが別次元だと知っているからこそ、解散した方がいいと言う先生…」などの反応とともに、真壁に解散を止めてもらいたかった春斗と潤平に対する「解散を止めてもらうつもりだったのか潤平…」「背中押されたかった気持ちと虚しさがすごいよなーこれ」「遮二無二やれよって、言って欲しかったんだね…」といった共感の声も。真壁の言葉にショックを受ける2人だが、これに「先生に、「解散はやめとけ、まだ夢を追っていい時期だ」と言われることを期待してたってことは、単純に春斗と潤平が「自分たちの意思として」続けたいってだけなんだよな」「欲しい言葉があるのは気持ちがそっちに傾いてるでしょ」といった反応を見せる視聴者も多数。一方、瞬太と友利子との関係に対しては「母の日の前日にこの話を放送する意味がすごくあったと思う。私もちゃんと感謝を伝えよう」という声がある一方、「母親を許せとは誰も言わなかったのはよかったな」「別に死ぬからって許す必要ないよね 死んでから時間経ってから消化できてからでいい」といった意見まで、色々な声がSNSに投稿されている。(笠緒)
2021年05月08日コナリミサトの漫画を大政絢主演でドラマ化する「ひとりで飲めるもん!」の新たなキャストが発表。特報映像とポスタービジュアルも公開された。本作は、大政さんがギャップが凄いバリキャリOLメイを演じる、働く女性のちょい飲みグルメストーリー。到着したポスタービジュアルには、コナリさんのイラストが散りばめられ、ビール片手にキメるメイの姿が写し出されている。また今回、オールキャストが発表。メイの勤める化粧品会社「コスメーズ」のライバル会社・老舗の美勢堂に勤める、見た目はチャラいが仕事はピカイチの広報マン・朝丘類次役を桐山漣。メイが教育係を務める天真爛漫な新人社員・烏丸ゆり役を大友花恋。メイと同じ部署に所属する頼れる同期で良き相談役、後藤若菜役を谷村美月。メイの直属の上司で広報部の部長・緒方紘一役を村杉蝉之介。メイの元直属の上司で現在は取締役の是枝蝶子役を紫吹淳。メイが訪れる飲食チェーン店で度々出くわす謎めいた男、師匠役を飛永翼(ラバーガール)。ゲストとして、メイの両親を長谷川初範と菊池桃子が演じることが決定。さらに、本作の世界観を覗くことができる特報映像も到着。何事も完璧にこなしてしまうキャリアウーマン、メイが颯爽と登場するシーンからスタートするが、すぐ一変し、有名チェーン店で飲んで食べまくる、ひとり飲みを謳歌する別の顔が発動する映像へと変わる。そして、本映像にはアップテンポな音楽が挿入されているが、主題歌表記はまだない。気になる主題歌アーティストは近日中に発表を予定しているという。WOWOWオリジナルドラマ「ひとりで飲めるもん!」は6月4日(金)配信・放送。WOWOWオンデマンド/全8話一挙配信WOWOWプライム/毎週金曜よる11:30放送(第1話無料放送)(cinemacafe.net)
2021年04月30日中井貴一が主演を務めるPARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ーThe Film on the Moon Cinemaー』の全キャスト、および日程が決定した。旧PARCO劇場のクロージングシリーズで上演された、2016年の『メルシー!おもてなし 〜志の輔MIX〜』以来の登場となる中井が、5年ぶりに新生PARCO劇場で主演を飾る本作。人生でもうひと花咲かせたい中年男と、人生にこだわりを持って生きていきたい女が出会い、そこに人生これから男子が巻き込まれて最後に奇跡が起こる。人生の全ての瞬間は宝石箱に入っている大切な宝物ーー。そんな宝物のような瞬間を綴ったハートウォーミングな舞台だ。作・演出には、これも『メルシー!おもてなし』以来のタッグとなるG2。昭和の古き良き映画館経営者の息子に生まれ、昭和に育ち、平成にもまれながら成功を収めた独立系映画プロデューサー役を中井が演じる。さらに、こだわりのアート系映画の女性監督役に貫地谷しほり。 大手映画会社の若手プロデューサー役には、人気急上昇中の関西ジャニーズJr.内のグループ、なにわ男子に所属する藤原丈一郎が抜擢された。そのほか、プロデューサーの娘役に矢作穂香、 怪しい金融業者役に村杉蝉之介、映画館の熟練映写技師役に文学座のたかお鷹と、硬軟入り混じる豪華キャストが集結。『月とシネマ ーThe Film on the Moon Cinemaー』は4月17日(土)〜5月9日(日)に東京・PARCO劇場、5月12日(水)〜5月16日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演される。中井貴一コメント昨年から引き続き2021年も演劇界にとっては、困難な幕開けとなってしまいました。昨年よりパルコがリニューアルをし、お客様にとっても、我々演者にとっても最高の環境が用意されたのに...。ただ、どんな状況になろうと前へ進む方法を考えてまいります。まだ4月の状況は予測できませんが、こんな時期だからこそ皆様に温かい気持ちになってお帰りいただけるようなオリジナル作品を目指したいと思います。劇場でお会いできることを楽しみに!貫地谷しほりコメントPARCO劇場オープニング・シリーズ最終公演に参加することになりました。このオープニング・シリーズは昨年も出演させていただきましたが素晴らしい時間となり私自身改めて演劇のファンになり感動の毎日でした。今回は以前に2度も演出をしていただいたG2さん、大先輩の中井貴一さんをはじめ素晴らしい方々と、御来場いただく皆様のひとときを染めさせて頂けたらと思います!全ての人が不安な毎日です。私もこの大好きな世界が壊れてしまうのではという不安が募る日々です。心がときめく事への感謝、今を重ねられる尊さを忘れずに舞台に立てたらと思います!藤原丈一郎(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)コメント『月とシネマ』のお話しを頂き、大変嬉しい気持ちでいっぱいです!中井貴一さんの素晴らしいお芝居はこれまでドラマや映画で拝見していましたが、まさか自分が共演させていただける日がくるとは思ってもいませんでした。演出のG2さんともご一緒するのは初めてで、以前から作品を観劇していたのでワクワクしています!歴史あるPARCO劇場に立たせてもらえること、PARCO劇場オープニング・シリーズに携われること、そして素晴らしいキャスト の皆さんと共演できることなど、たくさんのご縁を大切に精一杯頑張ります!是非、劇場で幸せな時間を共に過ごしましょう!劇場でお待ちしております!G2コメントこんな時期だからこそ、人と人が直接会うことの大切さが問われるのではないでしょうか?35年間も喧嘩別れしたまま病気で亡くなった父親。父が遺した映画館で撮影を続けるうちに、かつてのいざこざの謎が解け、絆を取り戻してゆく再生の物語です。中井貴一さん始め、コメディーの達者な役者が揃いました。コロナの憂さを晴らして大いに笑い、心の潤いを取り戻しましょう。感染防止対策が万全で換気も優秀なパルコ劇場でお待ちしてます。【公演概要】PARCO 劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ーThe Film on the Moon Cinemaー』作・演出:G2企画・制作:パルコ出演者:中井貴一、貫地谷しほり、藤原丈一郎(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)矢作穂香、村杉蝉之介、たかお鷹●東京公演公演日程:4月17日(土)〜5月9日(日)会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)チケット料金:1,1000円(全席指定・税込)チケット発売日:3月20日(土)予定お問い合わせ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)公式サイト: ●地方公演公演日程:5月12日(水)〜5月16日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールチケット料金:1,1000円(全席指定・税込)お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00 ※日祝休業)
2021年02月08日中井貴一が主演を務めるPARCO劇場オープニング・シリーズ 『月とシネマ―The Film on the Moon Cinema―』の出演者が8日、明らかになった。同作は中井貴一が、5年ぶりに新生PARCO劇場で上演する主演作。2016年に上演された『メルシー!おもてなし ~志の輔MIX~』以来のタッグとなるG2と組んだ。昭和の古き良き映画館経営者の息子に生まれ、平成にもまれながら成功を収めた独立系映画プロデューサー・並木憲次(中井)が、父の映画館「ムーン・シネマ」は閉館の危機に直面し、アート系の映画監督と映画を作ることとなる。女性監督役に女優の貫地谷しほり、大手映画製作会社の若きプロデューサー役には、関西ジャニーズJr.のユニット“なにわ男子”のメンバーである藤原丈一郎、プロデューサーの娘役に矢作穂香、怪しい金融業者役に村杉蝉之介、映画館の熟練映写技師役に文学座のたかお鷹と、硬軟入り混じる豪華キャストが集まった。東京公演はPARCO劇場にて4月17日~5月9日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて5月12日~5月16日。○中井貴一 コメント昨年から引き続き2021年も演劇界にとっては、困難な幕開けとなってしまいました。昨年よりパルコがリニューアルをし、お客様にとっても、我々演者にとっても最高の環境が用意されたのに…。ただ、どんな状況になろうと前へ進む方法を考えてまいります。まだ4月の状況は予測できませんが、こんな時期だからこそ皆様に温かい気持ちになってお帰りいただけるようなオリジナル作品を目指したいと思います。劇場でお会いできることを楽しみに!○貫地谷しほり コメントPARCO劇場オープニング・シリーズ最終公演に参加することになりました。このオープニング・シリーズは昨年も出演させていただきましたが素晴らしい時間となり私自身改めて演劇のファンになり感動の毎日でした。今回は以前に2度も演出をしていただいたG2さん、大先輩の中井貴一さんをはじめ素晴らしい方々と、御来場いただく皆様のひとときを染めさせて頂けたらと思います!全ての人が不安な毎日です。私もこの大好きな世界が壊れてしまうのではという不安が募る日々です。心がときめく事への感謝、今を重ねられる尊さを忘れずに舞台に立てたらと思います!○藤原丈一郎 コメント『月とシネマ』のお話しを頂き、大変嬉しい気持ちでいっぱいです!中井貴一さんの素晴らしいお芝居はこれまでドラマや映画で拝見していましたが、まさか自分が共演させていただける日がくるとは思ってもいませんでした。演出のG2さんともご一緒するのは初めてで、以前から作品を観劇していたのでワクワクしています!歴史あるPARCO劇場に立たせてもらえること、PARCO劇場オープニング・シリーズに携われること、そして素晴らしいキャストの皆さんと共演できることなど、たくさんのご縁を大切に精一杯頑張ります!是非、劇場で幸せな時間を共に過ごしましょう! 劇場でお待ちしております!○G2 コメントこんな時期だからこそ、人と人が直接会うことの大切さが問われるのではないでしょうか?35年間も喧嘩別れしたまま病気で亡くなった父親。父が遺した映画館で撮影を続けるうちに、かつてのいざこざの謎が解け、絆を取り戻してゆく再生の物語です。中井貴一さん始め、コメディーの達者な役者が揃いました。コロナの憂さを晴らして大いに笑い、心の潤いを取り戻しましょう。感染防止対策が万全で換気も優秀なパルコ劇場でお待ちしてます。○あらすじとある地方都市。駅前の映画館「ムーン・シネマ」は閉館の危機。そこへ館長の息子並木憲次(中井貴一)が「ムーン・シネマ」に現れた。彼は五十代のフリーの映画プロデューサー。今までにヒット作を何本も世に送り出していているが、賞には恵まれない。同じ映画関係の仕事だが、父子の交流はほとんどないというか絶縁状態だった。並木とのタッグでヒットを飛ばすことを夢見る大手映画会社の新米プロデューサー・小暮涼太(藤原丈一郎)、並木の娘・彩矢(矢作穂香)と共に、映画館の相続のために集まったのだが、驚いたことに、父が残した遺言状には映画館は、ある女性に継がせる。とあった。まさか親父のやつ……、老いらくの恋か?と邪推をするが、その推測は見事に外れた。その女性は、知る人ぞ知る、女流映画監督三城麻衣子(貫地谷しほり)だったのである。4、5年に一度しか作品を発表しないし、映画は大ヒット、というわけでもなかったが、発表ごとに映画賞を総なめすることで有名な監督で、ちょっとやそっとでは大手のオファーを受けないのでも有名である。正当な権利を主張するべく、並木達は三城に会うことにする。こんな古い映画館で借金もある、相続しても負債を抱えるだけだと放棄を迫る並木。すったもんだの末、三城は提案する。この映画館を使って映画を撮影したい。その後であれば、映画館の権利は放棄すると。そして、それには一つの条件があるという、「撮影する映画は並木憲次がプロデューサーを務めること」。こうして、商業主義のプロデューサーとアート系の映画監督、水と油のはずの二人が一緒に映画を作ることになった。大手映画会社の看板を背負い、小暮は何かというと意地を張る並木に手を焼きながら映画完成に向かってひた走る!そこに並木の娘も、映写技師の黒川(たかお鷹)も、そして何故か街金の児島(村杉蝉之介)も巻き込まれて、映画館の存続を巡って右往左往が始まっていく。そして次第に、驚くべき父の秘密が浮かび上がってくるのだが……。
2021年02月08日【音楽通信】第67回目に登場するのは、結成25周年を迎えてもなお異彩を放ち続けている、破壊(阿部サダヲ/Vo)、暴動(宮藤官九郎/G)、バイト君(村杉蝉之介/大道具)ら、俳優が所属する無敵のパンクコントバンド、グループ魂!【音楽通信】vol.6725年前もいまも気持ちは変わっていない写真左から、バイト君(村杉蝉之介/Cho)、港カヲル(皆川猿時/MC)、破壊(阿部サダヲ/Vo)。1995年に破壊(阿部サダヲ/Vo)さん、暴動(宮藤官九郎/G)さん、バイト君(村杉蝉之介/Cho)の3人で結成された後、小園(小園竜一/B)さん、港カヲル(皆川猿時/MC)さん、石鹸(三宅弘城/Dr)さん、遅刻(富澤タク/G)さんの4人が加入して7人編成となりました。2002年にメジャーデビューし、「NHK紅白歌合戦」に出場。2011年には初の日本武道館ワンマンライブを実施するなど、大人計画に所属するひっぱりだこの俳優陣を擁しながらも、オリジナリティあふれる楽曲とパフォーマンスで、音楽活動でも人気を博しています。そんなグループ魂が、2020年に結成25周年を迎え、12月23日に『神々のアルバム』をリリース。そして12月30日に、電撃解散と2022年の再結成ライブを暴動(宮藤官九郎/G)さんがグループ魂のYouTube Live生配信中に発表し、世間を驚かせました(なかには知らされていなかったメンバーも)。グループ魂としての、解散直前の貴重な取材となった今回。バンドを代表して、破壊(阿部サダヲ/Vo以降、破壊)さん、バイト君(村杉蝉之介/Cho以降、バイト君)、港カヲル(皆川猿時/MC以降、港)さんの3人に、お話をうかがいました。破壊(阿部サダヲ/Vo)。1970年4月23日、千葉県生まれ。ーーananwebの読者の方には、どちらかというと「グループ魂」としてよりも、みなさんを役者さんとして認識している方が多いかもしれませんので、あらためてバンドの成り立ちから教えてください。破壊僕たちが役者以外に、バンドをやっていることを知らない人も増えているかもしれないね。港確かに、若い人とかね。破壊グループ魂はもともとコントをやっていたんです。僕と暴動さんとバイト君の3人で結成して、バンドの付き人をしている「ローディーコント」のようなところから始まって。そこからだんだん「バンドっぽくしていこうか」と話し合って、ライブをする機会が増えていったんです。そして後になって、港カヲルさんがMCとして入ってきて、年月を経ていまの7人になりました。港もともとメンバーそれぞれに細かい設定があったんですよ。僕は「浅草の芸人」という設定で、必ず愛している人が死んでいくという(笑)。「その人に捧げる一発ギャグをやる」という設定があったんですが、だんだんとグループ魂専属のMCというポジションになっていきました。ーーコントグループの「グループ魂」から、いまのバンドとしての音楽活動にシフトしていったのですね。破壊そうです。バイト君名前も「パンクっぽい名前」を意識しているので、「破壊」もそうですし、僕の「バイト君」も(笑)。破壊実は結成当初にはもっとパンクっぽい名前のメンバーもいて。「狂犬」とか(笑)。港「戦争」とか、「必殺」とかね。破壊だんだんと「遅刻」か、「石鹸」あたりからおかしくなってきたね(笑)。バイト君最初の頃は、コントで渾身のギャグをやって倒れて、いまはいなくなっちゃったメンバーがマントを持ってきてかぶせるという。(アメリカのソウルシンガー)ジェームス・ブラウンが、ショーをしていてステージで力尽きて倒れてマントをかけられるという有名なパフォーマンスがあるんですが、そんな感じのことを僕らもやっていて。港カヲル(皆川猿時/MC)。1971年2月1日、福島県生まれ。バンドでは永遠の「46歳」という設定も。ーーコントから音楽活動のほうに力を入れ始めたのは何かきっかけがあったのですか。バイト君バンドにドラムなどを加入させるようになって、(イギリスのロックバンド)ザ・フーのロックオペラ『トミー』をやるようになったことかな。破壊『トミー』は昔から、みんなでやりたいと言っていて。そして実際に、自分たちのCDをリリースするようになってきて、本格的にグループ魂が音楽活動に軸を置くようになったんだと思います。さらにいろいろなフェスにも出演するようになっていって、すっかりアーティスト気分です(笑)。バイト君でも昔、僕らにローディーさんもついていない頃は、よく楽器のトラブルもありました。破壊楽器も自分たちで運んでいたよね。バイト君その頃は雑誌の取材にしても、まだ演劇専門誌だけだったんですよ(笑)。でも何年もやっていると気づいたら、音楽雑誌の取材も受けるようになっていました。港そうだったよねえ〜、懐かしい。破壊初めの頃は、僕らがコントをするということから、芸人さんがよく出る雑誌でも取材されてたよね。だから、やっぱりCDをリリースするようになってから、音楽をしていることが周知されるようになりましたね。ーーそうして活動してこられた「グループ魂」は2020年で結成25周年となりました。私もライブは拝見しておりますしスリッパも持っておりますが、25年前と現在で変化を感じるところはありますか。破壊みんな歳をとったぐらいじゃないでしょうか(笑)。25年前から、あまり気持ちは変わっていないんです。ただ、昔に比べて、いまは7人みんなで集まる機会が難しくなってきているところは変わりましたね。港ライブもしてないもんねえ。2020年も本当はライブをやる予定でしたができなくなりましたし。続けていくと、15周年とか、20周年とか、25周年とか、節目になる時を感じることはあります。バンドはそういう思い出作りができるのもいいですよね(笑)。みんなでやっていて、「5年前はああだったな」とか思い返せたり。バイト君(村杉蝉之介/Cho)。1965年9月7日、群馬県生まれ。バンドでは「大道具」という設定も。ーーおひとりずつ、好きなアーティストや最近よく聴く音楽などがあれば、教えてください。港やっぱり音楽ってさ、そんときは「これ聴く」ってありますよね。僕は舞台の前は気分を上げるために、(80年代のトップアイドル)浅香唯さんの「Believe Again」(1988年発表)を聴きますね。破壊、バイト君ああ、必ず聴いてるね。港これ聴くとね、もう興奮してきますよ。ーー以前、ananwebのこの「音楽通信」に浅香唯さんがご登場くださいましたが、いまも美しい方でした。港いまもきれいだよねえ。バイト君僕がこの人のCDが出たら必ず買うというのは、(ミュージシャンで小説家の)町田康さんです。旧名の町田町蔵さんから、町田康さん、いまはバンド「汝、我が民に非ズ(なんじわがたみにあらず)」のボーカリストとしても活動されていて、ライブにも行っていますし、カッコいいんですよ。破壊誰だろうなあ。いまは(イスラエル出身のソウルシンガー)J・ラモッタ・すずめさんがいいですね。港それは、バンド?破壊うーん、調べて? ラジオで聞いただけだから(笑)。港「すずめ」という名前は、おしゃれで、ananぽいね(笑)!バイト君……そうか、ananっぽいのを出していったほうがいいか(笑)。破壊まあ、この3人の音楽の趣味がバラバラなのも、いいところです(笑)。グループ魂は25年間青春している部活のような存在ーー2020年12月23日にオリジナルアルバム『神々のアルバム』をリリースされましたが、5年ぶりになるのですね。破壊そうですね、なかなかみんなで集まれなかったのもあって。前にリリースしたのは、2015年のアルバム『20名』か。シングルは2018年に「もうすっかり NO FUTURE!」というのもありましたが、やっぱり暴動さんが忙しかったのかな(笑)。ーージャケ写ではアルバムタイトルのように、メンバーのみなさんが神さまになっています。破壊グループ魂はメンバーが7人なので、ちょうど七福神と同じ人数だから、多分こうなったのかなと(笑)。タイトルもジャケ写も全部、暴動さんが考えているので。バイト君でも僕ら、この写真がアルバムのジャケ写になるなんて、聞いてなかったんですよ。破壊うん、なってもアーティスト写真なのかなと思っていたら(笑)。港けっこう神さまの衣装も重くて。破壊15キロぐらいあったかな。ーーアルバムの題字は破壊さん直筆だそうですが、題字を担当されたのはボーカルだからなのですか、達筆だからなのでしょうか。破壊急に「書いてくれ」と言われたんですよね(笑)。もしかして、昔、グループ魂で出した「はいどおもこんばんわあ!!」という本でも題字を書いたから、今回も頼まれたのかもしれませんね。ーー収録曲にある、銀杏BOYZの峯田和伸さんが作曲を担当し参加された「モテる努力をしないとモテないゾーン」では、破壊さんと峯田さんがツインボーカルを担当されていますが、実際にご一緒に歌われていかがでしたか。破壊すごく良かったですね。グループ魂にちょっと違う感じの人が入ってきたという新しい感じもしましたし、年齢も違いますし、普段の感じも僕らときっと違うから。峯田くんも役者をやるときもあるけれど、やっぱりバンドの人ですし、かわいい人ですよ。すごく素直な声というか、新鮮でした。なんかかわいくて笑っちゃったくらい、やさしい人なんだと感じました。ーーカヲルさんとバイト君は、ゲストボーカルが入った楽曲を聴いて、何か印象は違いましたか。港ゲストボーカルといえば、これまでもクレイジーケンバンドの横山剣さんとかありましたね。バイト君BARBEE BOYSの杏子さんとかも。でも、この「モテる努力をしないとモテないゾーン」のように、しっかりとツインボーカルでアルバムの推し曲になったというのは、今回が初めてですね。港……なんか、バンドマンて、ちゃんと音楽をやっている人じゃないですか。だから、一緒になると恥ずかしくなってしまって。僕ら、バンドマンみたいなフリしてさ(笑)。調子に乗っちゃダメだよって思いますね。ーー音楽家の方がお芝居をするときもありますが、みなさまは役者の方が音楽活動をするというところで、何か取り組み方に違いはありますか。破壊あまり変わらないですね。結局、「破壊」という人を演じている部分もけっこうあるんです。自分で歌は歌っていても、曲を作っていないこともあって、役者のときと演じるという意味で違いはないですね。バイト君よく言っているのは、グループ魂は「部活」みたいな存在。グループ魂として活動した後の疲れ方も、部活の後のような感じなんです。港うん、そうねえ。部活っぽいねえ。一生懸命やってる(笑)。ーーグループ魂さんの楽曲は、ビートパンクからエモーショナルなロックまでいろいろなサウンドがあって、コミカルさやシュールさがあったり、実年齢は大人だったりしますが、こちら聴き手としてはずっと「青春」を感じることがあります。破壊青春、いいですねえ。25年間、青春しているのは長いかもしれないけど(笑)。港そう言われれば、青春かもしれない。バイト君うん、青春だね!港僕ら、一生懸命やってますからね、ずっと(笑)。ーーメンバー全員男性ですし、ほぼ暴動さんが作詞作曲をご担当されていることから、男性からの視点の曲が多く同性からの共感度が高いと思いますが、明るくてクスリと笑える曲なので女性にも支持されていますよね。破壊そうですか。ありがとうございます。いまはけっこう、巷では、未練とか相手の女性を想う気持ちを歌った曲が多いじゃないですか。でも、グループ魂はそういう曲がないですからねぇ……。港まあ、そうだねえ。だいたい下ネタの歌が多いもんねえ(笑)。バイト君今回のアルバムに唯一ある女性目線の曲は「平成の記憶がない!」という曲。破壊ああ、これは朝起きたらおばさんになっていたという歌です(笑)。たまに女性が主人公の曲はありますね。港それぐらいですね、男性目線の歌が多いです。またバンドで集まってライブをしたいーーお話は変わりますが、みなさん、音楽活動や俳優業などご多忙かと存じますが、オフの日はどんなふうに過ごしていますか。破壊そういえば普段どうしているか、みんなに聞いたことないね(笑)。バイト君僕も気になるなあ、何してるんですか(笑)?破壊本当、なんにもしてないなあ。港僕は自粛期間に、低温調理器にハマりましたね。「ボニーク」という低温調理器があって、自分でよく料理をするので、胸肉とかお肉を柔らかくしていましたね。最近はあまりできていないから、久しぶりにやりたいな。破壊僕はそうだな……食べ歩き。いま自分のなかで流行っているのは、ベトナムのサンドイッチの「バインミー」ですね。もともとはハード系のパンが好きだから……なんてウソなんですけど(笑)。ーーあれ、ウソなんですか(笑)!?破壊さんのオフの日は謎ですね(笑)。破壊ははは(笑)。バイト君僕は、部屋にちょっとしたレンタルビデオ屋さんの映画コーナーぐらいの数のDVDやBlu-rayがあって、古い映画ばっかり観ていますね。港あなたはDJもやってるよね、あれは仕事なの?バイト君いやいや、DJは趣味です。レコードを集めるのも趣味で、たまにDJをやっています。破壊そう、たまにカッコいいなと思うときがあって、それはDJをやっているときと、スキーをやっているとき(笑)!バイト君でもスキーにも全然行ってないですねえ。スキーをしているときの僕は、カッコいいんですよ(笑)。港破壊さんしか、スキーしているところを見たことないよね。破壊バイト君のお父さんが、映画『私をスキーに連れてって』の原田知世さんみたいな格好だったことを覚えています(笑)。ーーでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。破壊グループ魂としては、どんなふうに活動できるか、まだわからないんですよね。メンバー個人ではそれぞれの仕事でも忙しいから、バンドとして全員で会う機会がめったにないので、どうなっていくか……。港そのときどきの状況にもよりますが、またライブができるようになるといいですねえ。バイト君いつかまた、いろいろできるようになるといいなあ。破壊けっこう先になるかもしれませんが……また歌いますよ!取材後記電撃的な解散と再結成の発表直前に取材を決行。グループ魂から破壊さん、港カヲルさん、バイト君が『ananweb』に登場してくださいました。俳優など、もともと多忙を極める方を中心に結成されていることもあって、 新作も5年ぶりというタームです。今回、解散発表をされましたが、約1年後には再結成とライブも決定しているので、驚きながらも安心したファンの方も多いのでは。そんなグループ魂のニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・広川智基取材、文・かわむらあみりグループ魂PROFILE1995年に破壊(阿部サダヲ/Vo)さん、暴動(宮藤官九郎/G)さん、バイト君(村杉蝉之介/大道具)の3人で結成。その後、小園(小園竜一/B)、港カヲル(皆川猿時/MC)、石鹸(三宅弘城/Dr)、遅刻(富澤タク/G)の4人が加入して、現在のメンバー編成に。2002年、アルバム『Run魂Run』でメジャーデビュー。2005年、シングル「君にジュースを買ってあげる」がヒットし、12月にはこの曲で「NHK紅白歌合戦」に出場。2011年、結成15周年を記念した全国ツアーを行い、ツアーファイナルとして初の日本武道館ワンマンライブを実施。2015年に結成20周年を記念したオリジナルアルバム『20名』、2017年に港カヲルが実年齢で46歳を迎えることを記念したソロデビューアルバム『俺でいいのかい 〜港カヲル、歌いすぎる〜』をリリース。2020年、結成25周年を迎える。12月23日には、5年ぶりのオリジナルフルアルバム『神々のアルバム』をリリース。12月30日、解散と、2022年新春の再結成ライブを発表し、世間を驚かせた。InformationNew Release『神々のアルバム』(収録曲)01.【VRグループ魂】02.もうすっかりNO FUTURE!03.モテる努力をしないとモテないゾーン04.Over 50めんどくさい05.ケーシー高峰06.【助演男優賞】07.サ!セ!テ!イタダイテマス08.うそれもこんう09.昼も蕎麦だった10.【神々のアルバム】11.それでも生きなきゃ死んじゃう音頭12.平成の記憶がない!13.【出演者ですけど】14.きたえすぎ15.マジックミラー Go! Go!16.Mr.ハラスメント17.【特報!皆川スポーツゲスト:病院坂49】18.痛風だけど恋愛したい19.男は泣く2020年12月23日発売(通常盤)KSCL-3229(CD)¥3,000(税別)(完全生産限定盤)KSCL-3227〜8(CD+DVD)¥3,700(税別)*DVD内容「特典映像 グループ魂独占男の60分」
2021年01月19日俳優で歌手の福山雅治が10日、神木隆之介の公式YouTubeチャンネル「神木隆之介Official リュウチューブ」にゲスト出演し、神木について語った。「神木隆之介×福山雅治スペシャル対談2020 〈後編〉」と題して公開した動画で、お互いの印象を語ることになった福山と神木。福山は「初めて会ったのはりゅう(神木)がアミューズに入ったとき。その頃既に活躍していたので、『おお、神木隆之介くんだ』と思った記憶がありますね」と回想し、「少年だったんだけど、そこから時を経て、すっかり素敵な大人のお兄さんになっていくというのが見事に成功している、世界でも稀な例。みんながそうなってほしいと思っていた願いを叶えてくれた人」と讃えた。一方の神木は「まず、単純に背が高いと思いました」と第一印象を述べ、交流を重ねていくうちに「『この方って器、宇宙レベルなのかな』と思いました」と明かした。福山が「はじめて言われたな、『器、宇宙レベル』って。うれしい」と喜ぶと、神木は「僕ら後輩からしてみたら、先輩って怖い存在でもあるんですよ。でも、後輩の気持ちも全部わかる方なんだなと、優しさがすごくしみています」と話していた。
2020年12月14日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督に就任して初となる新作ミュージカル「フリムンシスターズ」が10月24日ついにBunkamuraシアターコクーンにて初日がスタートし、その際の舞台写真が到着した。11月23日(月・祝)まで東京公演が行われたあと、11月28日(土)からはオリックス劇場にて大阪公演がスタートする本作。出演者は、シアターコクーン初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージ、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、阿部サダヲら個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾さんならではの世界へ誘う。10月24日の初日、まず舞台には派手に着飾ったドラァグクイーン姿の皆川さんが登場。そこは、彼女が建てた新宿2丁目の上空に浮かぶ劇場「テアトル・ド・モモ」――。皆川さん演じる信長がストーリーテラー的な立場となり、今回の物語は幕を開ける。そして舞台装置が動き、西新宿の小さなコンビニで働くちひろの部屋、薄汚れた狭いアパートの一室が登場。ちひろは無気力で猫背、住み込みでなぜか無給、そして時々店長と寝る毎日を過ごしている。舞台上には巨大な白い円錐形状の身体を持つバスタオルおじさんが立ち尽くし、ボートに乗った黒人が通り過ぎたりするが、これは彼女にしか見えない存在だ。さらに西新宿の少し離れた別の場所にいたのは、かつての大女優みつ子と、その同志として彼女をサポートする親友のオカマのヒデヨシ。自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまったみつ子がヒデヨシと共に偶然、ちひろが店番中のコンビニを訪れたことで3人は出会い、その運命を共にすることとなる。ちひろを演じるのは長澤さん。前半の無気力ぶりから、大ファンのみつ子に出会い生気を取り戻していくギャップが激しく、そのコントラストに観客は魅了された。みつ子役の秋山さんは、笑いを差し込んでいく間が絶妙。ヒデヨシ役の阿部さんは、キャラクターが持つチャーミングさはもちろんのこと、歌の表現力の豊かさからも客席の空気を力強く動かしていた。松尾さんは、このコロナ禍の影響で時間が生まれて歌詞を書くことが出来たからこそ、当初の音楽劇の予定が“新作ミュージカル”となったと語っており、曲数は20曲以上と多く、インパクトのある言葉もたくさん耳に残る。また二幕は、予想が何度も何度もいい意味で裏切られ、そのワクワクはエンディングまでずっと転がり続ける。本作はファンタジーでありながら、マジックリアリズムでもあり、ハードボイルドのようでもありながら、しかしやはり喜劇なのだ。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」東京公演は~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて上演中、大阪公演は11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月26日10月24日〜11月23日(月・祝)Bunkamura シアターコクーンにて上演される、COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』が初日を迎えた(大阪公演:11月28日(土)〜12月6日(日)オリックス劇場)。本作は2000年のミュージカル『キレイ -神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに登場をして以降、シアターコクーンで人間の弱く繊細な部分をむき出しに描いた作品をコンスタントに発表してきた松尾スズキが、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろしとなる新作ミュージカル。シアターコクーンに初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージに、村杉蝉之介、 池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、そして大人計画の看板俳優・阿部サダヲなど個性豊かなキャストが出演する。記念すべき初日の舞台には、暗転と同時に銅鑼の音が響き、ドラッグクイーン姿の皆川が登場。皆川演じる信長が語り部となって物語はスタートする。舞台装置が動き、奥から西新宿の小さなコンビニで働くちひろの薄汚れた狭いアバートの一室が現れる。ちひろは無気力で猫背、なぜか無休で働き、時々店長と寝る毎日を過ごしているという不思議な女性。舞台上には、巨大な白い円錐形状の身体を持つ“バスタオルおじさん”が立ち尽くし、ボートに乗った“黒人”が通り過ぎたりするが、どうやら彼らはちひろにしか見えない存在のよう。彼女は沖縄のユタ=霊能力者の血が流れており、特殊能力の持ち主なのだ。さらに、西新宿の少し離れた別の場所には、かつて自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまった元・大女優のみつ子と、彼女を“同志”としてサボートするオカマの親友、ヒデヨシがいた。ふたりはある日偶然、コンビニで店番中のちひろと出会い、その運命を共にすることになる。ちひろを演じる長澤は前半、生きているのか死んでいるのかわからないくらいの無気力ぶりを見せるが、みつ子に出会ってからは徐々に生気を取り戻していく。その影と輝きのコントラストが観客を魅了するのだ。みつ子を演じるのは、秋山。大女優としての存在感はあるが、間に差し込まれる笑いが松尾作品ならでは。また、ヒデヨシというチャーミングな役柄を阿部が表現豊かに動かし、物語を彩っていく。さらに、ちひろをストーカーのように見つめる奇妙な少年・ジョージを演じた栗原の不思議な存在感、語り部だけではなく別の役でも印象的だった皆川、バスタオルおじさんや英国人演出家役の村杉、劇団員平目川や謎の韓国人ソヨン役の池津、コンビニ店長の妻どてみ役の猫背といった大人計画劇団員たちも強烈な個性を放っていた。曲数は20曲以上と多く、登場人物のバックボーンが歌詞で綴られる。今回音楽を担当した渡邊崇や、振付を手がけた井手茂太は、どちらも松尾演出の舞台作品に参加するのはこれが初めて。それ故にこれまでの松尾作品とは少し色合いが変わっている。音楽には沖縄音階を取り入れられており、音の組み合わせや重なり具合が面白さを生み出していた。本作は悲しみややるせなさを感じる一方で、どこか幸福感やワクワクがエンディングまで続く。最後には喜劇として着地し、希望の光がふと胸に灯る『フリムンシスターズ』。『キレイ -神様と待ち合わせした女-』と同様、名作となるであろう本作をぜひ劇場で見届けてほしい。【公演詳細】COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』東京公演:10月24日(土)〜11月23日(月・祝)Bunkamura シアターコクーン大阪公演:11月28日(土)〜12月6日(日)オリックス劇場ライブ配信日:11月12日(木)17:45 OPEN/18:30 START※20分間途中休憩あり配信メディア」SPWN(スポーン)/WOWOWメンバーズオンデマンド上演時間:計3時間30分<1幕1時間35分/2幕1時間35分(途中休憩20分)>公式 HP:
2020年10月26日10月24日(土)よりBunkamuraシアターコクーンにて上演が決定している、COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』。この度、SPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドにて、本舞台の一夜限りのライブ配信が決定した。本舞台は、2000年のミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに衝撃的な登場をして以来、シアターコクーンの空間を存分に遊び尽くしながら、人間の弱く繊細な部分を剥き出しに描く作品をコンスタントに発表してきた松尾スズキが、シアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろしとなる新作ミュージカル。松尾がミュージカルを書き下ろすのは、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』以来、実に20年ぶりとなる。出演は長澤まさみ、秋山菜津子はじめ、皆川猿時、栗原類、オクイシュージに、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、そして阿部サダヲなど個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾ならではの世界へ、観客を誘う。東京・西新宿のコンビニでバイトをしながら無気力に暮らす女、彼女が昔から憧れていたかつての大女優、自称「2億円のオカマ」のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさんなど“狂った人間=フリムン” が次々と登場し、過去や現在の様々な出来事が連鎖していく。一夜限りのライブ配信は、11月12日(木)18:30の回にてSPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドで行われる。ライブ配信終了後もアーカイブ配信での視聴が可能。開幕前から話題を集める本作を、自宅で気軽に楽しむことができる。COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』11月12日(木)18:30SPWN(スポーン)、WOWOWメンバーズオンデマンドにて配信
2020年09月17日俳優・伊勢谷友介の公式YouTubeチャンネル「伊勢谷友介のEARTH RADIO」の動画が8日、非公開にされた。伊勢谷が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたと8日、日本テレビほかが報じた。その後、同チャンネルにアップされていた動画は非公開となり、一覧でも「このチャンネルには動画がありません」となっている。伊勢谷は同チャンネルを4月にオープン。自宅のトレーニングルームやベランダの公開など、話題の動画を次々と上げ、登録者数は9月8日時点で17.5万人に。概要欄で、「このチャンネルの中では、僕に興味を持ってくれる皆さんにボクの素の部分を少しでも見ていただけらな~と思いつつ、みんなが楽しく生活するためのヒントとなるような『遊び』や『ライフスタイル』をお伝えしたり、いろんな『人』と会ったり僕が約10年間に渡り取り組んでいる『地球環境の未来を考える取り組み』だったりと、いろいろなことをやっていけたらなと思ってます!」と伝え、動画内でも視聴者に向けて、「見たいもの、見たい企画があったら、どんどんコメントよろしくです!ぜんぶ読みます、たくさん送ってくれると嬉しいです!」などと呼び掛けていた。
2020年09月08日この秋、上演予定の松尾スズキ作・演出舞台「フリムンシスターズ」より、米山舞の描き下ろしイラストによるメインビジュアルと、全キャストが発表された。本作は、松尾さんのシアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書き下ろしとなる作品。故郷・沖縄での忌まわしい過去を記憶から消し去り、東京の西新宿で暮らす女、そこで出会う絶不調のミュージカル女優、女優の親友のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさん、激しめのオカマなど、“狂った人間=フリムン”が次々と登場し、歌って踊る傑作エンターテインメント。出演には、シアターコクーン初登場となる長澤まさみ、『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で主人公の友人役を演じた秋山菜津子。2人は2017年に松尾さんが上演台本・演出を務めた「キャバレー」以来の共演で、女同士の友情物語を体現する。また、大人計画の看板俳優・阿部サダヲがこの物語に奥行きを与える。「また松尾さん独特の世界観を味わえると思うと、嬉しさが込み上げてきます」と期待する長澤さんは、「尊敬する先輩方に囲まれてきっと幸せな時間になるんだろうなと、お稽古が楽しみです。シアターコクーンは初めての劇場ですが、舞台観劇で度々訪れている馴染みのあるところなので伸び伸びとやれたらと思います」と意気込む。秋山さんは「今回演じる役は、以前、松尾さんが監督された映画に出演させていただいたときに演じた役柄に通ずるところもあるようで、楽しみです。そこにどのくらいミュージカルの要素が絡んでくるんでしょうね。まずは台本を読むこと、そして稽古場でみなさんに直接会ってお稽古することが今から楽しみで仕方ありません」とワクワクしている様子。そして阿部さんは「まず、久しぶりにお客さんの前に立てることが、本当に嬉しいです!そして僕にとっては2016年『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』以来の新作!長澤まさみさんと秋山菜津子さんと僕の3人の女の友情物語ですって…女の!?…楽しみです!」とコメントしている。3人のほかにも、皆川猿時、栗原類、オクイシュージら、松尾作品常連キャストに加え、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、篠原悠伸、山口航太、羽田夜市、笹岡征矢、香月彩里、丹羽麻由美、河合優実、片岡正二郎と総勢18名の個性豊かなメンバーで贈る。作・演出を手掛ける松尾さんは「実は、女同士の友情を描いた話が昔から好きで。それで今回は長澤さんと秋山さんとのバディものにしようと思いついたんです」と今回の物語のきっかけを明かし、「でも二人組だけでは淋しい気がして、阿部のオネエと女優の秋山さんとそのファンの長澤さんという三人組の物語になりました。当初の予定では“音楽劇”を作るはずが、自粛期間にあまりにも時間があったもので歌詞や構成を考える時間がたっぷりあったことから“ミュージカル”としての新作、ということになりました(笑)」と変化していったと話している。なお、本公演のチケットは、東京公演が9月19日(土)、大阪公演が10月11日(日)より発売スタートする。また、本舞台開幕直前の10月上旬、シアターコクーンの過去の名作を映像で楽しむ「COCOON Movie!!」がスタート。コクーンの舞台上に巨大スクリーンを吊り、人気作を一挙上映。その第1弾として、<芸術監督名作選>と題し、歴代芸術監督の作品群から音楽要素にあふれた刺激的な作品がラインアップされている。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」は10月24日(土)~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて、11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。「COCOON Movie!! 芸術監督名作選」は10月6日(火)~11日(日)開催。(cinemacafe.net)
2020年07月17日10月24日(土)よりBunkamuraシアターコクーンにて上演が決定しているCOCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』のメインビジュアルと、作・演出の松尾スズキ、出演の長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲのコメントが公開された。2000年のミュージカル『キレイー神様と待ち合わせした女ー』で登場をして以来、シアターコクーンの空間で、人間の弱く繊細な部分を剥き出しに描く作品を演出してきた松尾スズキ。本作『フリムンシスターズ』はシアターコクーンでは4年半ぶり、シアターコクーン芸術監督に就任後初の書下ろしとなる。物語の主人公は、故郷・沖縄での忌まわしい過去を記憶から消し去り東京の西新宿で暮らす女。彼女はそこで、絶不調のミュージカル女優、女優の親友のゲイ、自殺願望を持つ青年、さらには足の不自由な女優の妹、謎のバスタオルおじさん、激しめのオカマなど“狂った人間=フリムン” と出会う。そんな個性豊かなキャラクターを演じる全キャストが公開された。まずは『キングダム』や『MOTHER マザー』など、新たな境地に挑み続ける長澤まさみ。今年女優デビュー20周年を迎える彼女が満を持してシアターコクーンに初登場する。そして、松尾スズキが監督・脚本・主演を務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で主人公の友人役として存在感を放った秋山菜津子。2017年松尾が上演台本・演出を務めた『キャバレー』以来の共演を果たす2人が女同士の友情物語を体現する。また、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の主演をはじめ、多くの話題作に出演する大人計画の看板俳優・阿部サダヲ。同じく大人計画の俳優で、大河ドラマ『いだてん』や『あなたの番です』などに出演する皆川猿時、近年舞台でも精力的に活躍する栗原類、オクイシュージなど、松尾作品の常連ともいえる豪華俳優陣に加え、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、篠原悠伸、山口航太、羽田夜市、笹岡征矢、香月彩里、丹羽麻由美、河合優実、片岡正二郎、と総勢18名の個性豊かなキャストが集結し、松尾スズキが演出する世界観を彩る。●作・演出:松尾スズキ コメント実は、女同士の友情を描いた話が昔から好きで。それで今回は長澤さんと秋山さんとのバディものにしようと思いついたんです。でも二人組だけでは淋しい気がして、阿部のオネエと女優の秋山さんとそのファンの長澤さんという三人組の物語になりました。当初の予定では“音楽劇”を作るはずが、自粛期間にあまりにも時間があったもので歌詞や構成を考える時間がたっぷりあったことから“ミュージカル”としての新作、ということになりました(笑)。●長澤まさみ コメントまた松尾さん独特の世界観を味わえると思うと、嬉しさが込み上げてきます。しかも今回は、友情の物語になるそうで、それも楽しみです。尊敬する先輩方に囲まれてきっと幸せな時間になるんだろうなと、お稽古が楽しみです。シアターコクーンは初めての劇場ですが、舞台観劇で度々訪れている馴染みのあるところなので伸び伸びとやれたらと思います。●秋山菜津子 コメント松尾さんの新作の舞台に出るのは久しぶりですし、しかもシアターコクーンの芸術監督になってから初の新作ということですし、大変光栄で有難いです。今回演じる役は、以前、松尾さんが監督された映画に出演させていただいたときに演じた役柄に通ずるところもあるようで、楽しみです。そこにどのくらいミュージカルの要素が絡んでくるんでしょうね。まずは台本を読むこと、そして稽古場でみなさんに直接会ってお稽古することが今から楽しみで仕方ありません。●阿部サダヲ コメントまず、久しぶりにお客さんの前に立てることが、本当に嬉しいです!そして僕にとっては2016年『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』以来の新作!長澤まさみさんと秋山菜津子さんと僕の3人の女の友情物語ですって…女の!?…楽しみです!COCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』●東京公演日時:2020年10月24日(土)~11月23日(月・祝)場所:Bunkamuraシアターコクーン●大阪公演2020年11月28日(土)~12月6日(日)場所:オリックス劇場
2020年07月17日7月5日(日)に放送される、WOWOWが劇場とのコラボレーションで制作したオリジナル番組『劇場の灯を消すな!Bunkamuraシアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』の豪華出演陣が決定した。『劇場の灯を消すな!』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期や中止が続いている劇場おいてオリジナル番組を制作する、WOWOWによる演劇プロジェクト。第1回は、渋谷区にあるBunkamuraシアターコクーンとのコラボレーションで、同劇場の芸術監督を務める松尾スズキが総合演出を務める。同劇場にて演劇が収録され、7月5日21時よりWOWOWにて放送される予定だ。そして今回、番組MCとして出演が発表されていた中井美穂、皆川猿時に加え、シアターコクーンにゆかりのある豪華出演陣が決定した。発表されたのは、秋山菜津子、麻生久美子、阿部サダヲ、荒川良々、生田絵梨花、池津祥子、伊勢志摩、大竹しのぶ、 神木隆之介、小池徹平、多部未華子、中村勘九郎、根本宗子、松たか子、村杉蝉之介(※表記は50音順)。番組では、第2回以降との共通企画である井上ひさし『十二人の手紙』の朗読や、歌、ダンス、剣劇、芝居、劇場案内、対談などで構成される予定で、詳細は追って発表される。『劇場の灯を消すな!Bunkamuraシアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』配信日時:7月5日(日)21:00〜配信チャンネル:WOWOWライブ、WOWOWメンバーズオンデマンド番組公式サイト:
2020年06月16日俳優としてテレビ番組などで活躍している村杉蝉之介(むらすぎ・せみのすけ)さん。妻・まきさんと結婚したことが、ファンの間で話題になりました。そんな村杉蝉之介さんが出演した大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)でのエピソードや、俳優・ムロツヨシさんに似ているといわれていることなど、さまざまな情報を紹介します!村杉蝉之介の妻は『まき』さん!宮藤官九郎は「結婚するならバンド解散」村杉蝉之介さんは2015年7月に、かねてより交際していた一般女性『まき』さんと結婚しました。この報告は、村杉蝉之介さんが所属する『グループ魂』のアルバム『20名』の発売記念生放送にて行われ、ファンの間で大きな話題に。というのも、この時、同バンドのメンバー・暴動こと宮藤官九郎さんが「バンドメンバー全員が妻帯者なんてありえない。村杉蝉之介が結婚をやめるっていわない限り、解散するから」とコメント。メンバー内では結婚か、バンド解散かが話し合われ、ファンを終始ハラハラさせました。最終的には、村杉蝉之介さんが結婚してもバンドは続けるということになり、多くの人から祝福の声が寄せられています。村杉蝉之介は『いだてん』の神回に出演!村杉蝉之介さんは2019年1~12月にかけて放送された『いだてん~東京オリムピック噺~』の第39話『懐かしの満州』に出演しています。この回は、同作の脚本家である宮藤官九郎さんが「もっとも書きたかったところ」と語る、重要なエピソード。オリンピックと落語の2層構造で描いてきた本作の伏線が回収され、『神回』として話題になりました。村杉蝉之介はムロツヨシと似てる?村杉蝉之介さんは「ムロツヨシさんに似てる」と、たびたび話題になります。ネットでは、こんな声が…。・村杉蝉之介とムロツヨシがそっくり!・村杉蝉之介がどう見てもムロツヨシにしか見えない…。ムロツヨシさんは村杉蝉之介さんと同じく俳優として活躍しており、数多くの舞台やドラマ、映画に出演しています。実際に、2人の写真を見比べてみると…。村杉蝉之介さん村杉蝉之介ムロツヨシさん今日のLIFEのコント衣装より、 pic.twitter.com/752ZJZF6m3 — ムロツヨシ (@murotsuyoshi) September 22, 2018 確かに、雰囲気は似ているかもしれません。村杉蝉之介はどんなテレビ番組に出演した? 経歴は?村杉蝉之介さんは27歳の時に、劇団兼芸能事務所『大人計画』の舞台で宮藤官九郎さんの芝居を観て、役者の仕事に興味を持ちます。その後、28歳で『大人計画』のオーディションに合格。強烈な個性を放つ劇団員たちに囲まれ、戸惑いつつも自身のキャラクターを確立していきます。役者以外にも、同劇団メンバーで結成したロックバンド『グループ魂』に参加。ここでは『バイト君』と呼ばれ、主要メンバーの1人として活動しています。そんな村杉蝉之介さんは、ドラマや映画では主に脇役として存在感を発揮。2018年放送のドラマ『ラブリラン』(日本テレビ系)では主人公たち行きつけのBarのマスター・前島悟郎を演じ、作品を陰で支えています。そして2013年に放送された朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)では、アイドルオタクのカメラ小僧・ヒビキ一郎役をコミカルに演じ、話題に。同ドラマのインタビューでは「朝ドラ出演が決まって嬉しい」と喜び、役の印象について語っています。朝ドラは出演が決まって嬉しかったですね。実家の親がすごく喜んでくれましたし、地元でも評判が良かったです。僕が演じたヒビキ一郎はご当地アイドルを追っかけているカメラ小僧だったのが、いつの間にかアイドル評論家みたいになっているという面白い役でした。最初のころは、小泉今日子さんが演じられた春子から「変態、変態」と言われていたんですけどね(笑)。あの役は、宮藤官九郎さんが僕にあて書きしてくれたのかなと思っています。NHKアーカイブスーより引用また、映画では2002年に公開された『TRICK トリック 劇場版』に昌三役で出演。同作はドラマ版も人気だったことから、大ヒットとなりました。さらに2018年には映画『空飛ぶタイヤ』や『EVEN~君に贈る歌~』といった話題作に出演。後者では主人公たちが所属する事務所の社長・柿生を個性たっぷりに演じています。『EVEN~君に贈る歌~』予告編今や『名バイプレイヤー』の仲間入りを果たしている村杉蝉之介さん。さらなる活躍に期待です!村杉蝉之介 プロフィール本名:村杉友一生年月日:1965年9月7日出身地:群馬県所属事務所:大人計画28歳の時に劇団『大人計画』に参加し、以降はさまざまな作品で存在感を発揮。主な出演作に、ドラマ『ラブリラン』や連続テレビ小説『あまちゃん』、映画『空飛ぶタイヤ』、『EVEN~君に贈る歌~』などがある。俳優業のほかにもロックバンド『グループ魂』のメンバーとして精力的に活動し、マルチな才能で今後の活躍が期待されている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日俳優の伊勢谷友介が21日、YouTube公式チャンネル「伊勢谷友介のEARTH RADIO」で、自身が所有するトヨタ・ハイエースを公開。急上昇に入り、23日現在で74万再生を突破している。「【伊勢谷のハイエース】車内、大公開!こだわり抜いてカスタムしたハイエースを紹介します!」と題した今回の動画。説明欄に、「僕が熱く語りすぎて、30分くらいの長編動画になってしまいました!(笑)」と書いてある通り、伊勢谷の“ハイエース愛”がほとばしる内容となっている。その冒頭で伊勢谷は、「ハイエースは、僕の人生で重要な役割を果たしています」と打ち明けつつ、「ただ、別に僕は車が趣味じゃないです」と前置きも。「僕の人生でハブになってくれているハイエースがどういう使い方ができるのかを、ご紹介していきます」に続き、「なぜ、ハイエースなのか?」という問いには、「この車格はタクシーと同じくらい。ということは、おそらく大体の都内の細い道も行けるということ。都内の使用に完璧でいながら、ワンボックスなので様々な遊びに展開できる」と汎用性の高さをアピールした。さらに、「みなさんたぶん、月々の予算の中で家賃とかが大部分を占めたりしていると思うんですけど、たとえばその部屋の四畳半分の値段をハイエースにあてることで、ちょっと狭めでもここの四畳半の部屋からあらゆる展開ができる」と語り、「『自分の基地の持ち方』みたいなものを提案できるんじゃないか」と投げ掛ける。その後、こだわりの外装と内装を詳しく紹介しながら、「パーティ仕様」「車中泊仕様」「仕事車仕様」の3つの使い方を解説していった。コメント欄には、「こだわりが桁違い」「他のカスタムと性能面もオシャレさもレベルが全く違います」「社内がお洒落過ぎ」「こんなカッコいいハイエース見たことねぇ」と絶賛の数々。また、「声かっこいい」「声が素敵すぎる」「いい声過ぎて内容が頭に入ってこねぇ」など、伊勢谷の美声に反応する声も相次いでいる。同チャンネルを4月にオープンし、自宅のトレーニングルームやベランダの公開など、話題の動画を次々と上げている伊勢谷。視聴者に向けて、「見たいもの、見たい企画があったら、どんどんコメントよろしくです!ぜんぶ読みます、たくさん送ってくれると嬉しいです!」と呼び掛けている。
2020年05月23日劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年の根本宗子さん。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。――演劇を始められたきっかけは、松尾スズキさんの舞台をご覧になったことだそうですね。いまもファンだと公言されています。一般的に、松尾さんのような作品を作りたい、と考えそうな気がしますが、作風は全然違いますね。根本:演劇を始めた最初の理由は、完全に、松尾さんに会ってみたい、話してみたい、松尾さんの芝居に出てみたい、でした。でも、いまさら大人計画に入るのは難しいだろうし、入れたとして、下積みからやるのは性格的に合わない。それなら、別の近道を行こう、と。でも、中学生の時に大怪我をして以来、動きに制限もあるので、役者として使ってもらうのは難しい。消去法で“自分で書く”ってことになったんです。だから最初は、何か訴えたいものがあって書き始めたわけじゃないんです。演劇を始める時、自分の立ち位置みたいなものをすごく考えたんです。当時、しっかりとしたストーリーラインがわかりやすくある芝居を作っている人があまりいなくて、自分が出ていくには、そっちをやった方がいいんだろうなって思ったんです。「若いんだから、好きなものを書け」って言われることが多かったんですが、そういう若手はたくさんいる。敢えてその逆を行った方が、早く上手くいくって信じていました。演劇自体が好きだったので、どんな形でも、自分が演劇をやれていることが楽しかった、というのもあります。いまは、そこはクリアできているんで、自分の芝居に飽きないように、劇団公演ではできるだけ新しいチャレンジをしていこうとしています。――そうなんですね。根本:ただ、演劇を始めた時から、別の選択肢を考えたことはなかったです。怪我をした時点で、モーグルという一番やりたいことは絶たれましたから、さらに新しい道なんて余裕もなかったです。じつは、怪我をして二度と競技には戻れないとわかって、一発目に観たのが松尾さんの『ニンゲン御破産』だったんです。その時、物語は全然理解できなかったけれど、松尾さんが私の気持ちをわかってくれているって、勘違いしちゃったんですよね(笑)。舞台を観に行っているのに、まるでカウンセリングを受けに行くような感覚。それまでも演劇はたくさん観ていたけれど、そんな気持ちになったのは初めてで、演劇は観て楽しむだけじゃなく、人の人生に訴えかけることができるものなんだとも思いました。作品を作る時、つねに考えるのは、あの時の私が客席にいたらどう思うかということ。その感覚は、ずっとなくしたくないなと思っています。――いま演劇をやっているモチベーションは何ですか?根本:自分じゃない話を書くのが楽しくなっている、というのがひとつ。そしてもうひとつは、自分が作ったものに対して、お客さんのリアクションが返ってくるということでしょうか。うちの芝居の最大の面白さは、男女でリアクションが全然違うこと。あるシーンで男性のお客さんが笑っていると、女性のお客さんが「ここは笑うところじゃない」って怒ったり。いまだに私が予想もしない反応がお客さんから返ってくることがあって。――戯曲を書かれる時は、役者さんにアテ書きされるんですか?根本:私のなかで、見た目の説得力ってすごく大事なんですね。昔から、小劇場の舞台で、さほどキレイじゃない人が、すっごいキレイでモテる役を演じていたりするのが嫌で仕方なかったんです(笑)。それは、キレイじゃないといけないということではなく、例えば、周りから可愛いともてはやされているけれど、自分ではそこまで可愛いとは思えなくて、周りの言葉をストレートに受け止められない女性…という役だったら納得できるのに、ということです。――ご自身にもアテ書きですか?根本:小劇場で活躍する女優さんって、ちょっと個性が強いというか、普通の会社員はやってないよな、って思わせる人が多いんです。そのなかで私は、普通に会社員をやっていそうにも見える。一時期は、自分も奇抜な服を着て、個性的なキャラクターに見せていたんですけれどやめました。いまは、この普通の感覚を大事にしていこうと思っています。――来年には30歳を迎えます。この先、人生のステージが変わっていくかもしれませんが、演劇を一生続けると思いますか?根本:続けていくと思います。それは、自分が演劇に救われた経験があるから。あの時の自分が客席にいる限りは、やめないと思います。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月23日