プロバスケットボール選手の八村塁が22日、都内で行われた「日清食品ホールディングス&八村塁選手 グローバルスポンサーシップ契約記者発表会」に出席した。日清食品ホールディングスは、アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAのドラフト2019において日本人初のドラフト指名1巡目9位でワシントン・ウィザーズに入団を果たした八村塁とグローバルスポンサーシップ契約。この日の会見はドラフト後、日本では初めての記者会見ということで、注目度の高さから多くの報道陣が詰めかけた。同社と契約を交わした八村は「本当にこういう機会をいただいて感謝しております。小さい頃から馴染みのあるカップヌードルを食べてきた中で、その日清さんと契約できることはすごく光栄ですしうれしいことです」と感謝の言葉を口にし、同社の商品にまつわるエピソードとして「海外に行く時、イランとかそういう国ではご飯が日本人の口に合わないところがあって、チームとしてカップヌードルを持っていき、それを食べて試合に臨んでいました。高校の頃は一人暮らしをしていて。ご飯を食べた後にお腹が空くのでカップヌードルを食べていた記憶があります」と明かした八村は、「どん兵衛」が大のお気に入りだという。また、帰国早々に収録したという同社のCMについては、「この前日本に帰ってきて、朝に東京に着いたんですが、そのまま撮影現場に行きました。歓声もすごくあってやっていて楽しかったです。すごくカッコいいですね!」と自身にとって初めてとなる同CMに満足げだった。八村は日本代表として中国で行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に参加した後、ワシントン・ウィザーズの一員としてNBAのシーズンに臨む。「ワールドカップも頑張りたいし、シーズンに入ってからは日清さんと楽しいことができると思うので、シーズンも頑張って来年の東京オリンピックへ良い方向に繋がっていけたらと思います」と意欲。シーズン1年目を迎えるNBAでは「ウィザーズはそんなに上のチームではないですが、トレードもしていっぱい良い選手が集まり、良いコーチ陣もいます。まずはプレーオフに出られるように、シーズンを通して1試合1試合勝っていく中で僕がどれだけ貢献できるか、それを目標にしていきたいですね」と語っていた。
2019年07月22日バンコクのモダンドイツ料理レストラン「ズーリン(Sühring)」が、マンダリン オリエンタル 東京に登場。「ズーリン・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」として、2019年7月12日(金)から15日(月・祝)までの期間限定でオープンする。モダンドイツ料理レストラン「ズーリン」は、ドイツ・ベルリン出身の双子のシェフ、トーマス・ズーリンとマティアス・ズーリンによって2016年、タイ・バンコクにオープン。「アジアのベストレストラン50」にて、2018年、2019年の2年連続で4位に輝き、アジアのみならず世界から注目を浴びているレストランだ。「ズーリン・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」では、10品のランチメニューと12品のディナーメニューを用意。「ズーリン」の代表的な料理である、マッシュルームとマウンテンチーズを合わせた柔らかい卵麺の「シュペッツレ」から、2019年から提供を始めた新メニューまで、様々な料理を楽しむことが出来る。なお、ランチ、ディナーともに前半後半の2部に分けてオープン。各日各部とも50席限定となり、5月31日(金)より予約受付が開始される。【詳細】ズーリン・アット・マンダリン・オリエンタル・東京予約開始日:2019年5月31日(金)オープン期間:7月12日(金)~15日(月・祝)オープン時間:ランチ 第1部 11:30/第2部 13:30、ディナー 第1部 18:00/第2部 20:30会場:マンダリン オリエンタル 東京 37階「シグネチャー」住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1料金:ランチコース 13,000円+税、ディナーコース 23,000円+税、アルコールドリンクペアリング 11,000円+税、ノンアルコールドリンクペアリング 8,000円+税※別途サービス料15%<メニュー>■ランチコース(10品構成)・チャプター1プレッツェルとオバツダ、チョウザメの燻製とキャビア、チキンサラダ、エンレタ・チャプター2緑のウナギ、ブロートツァイト、きんき/スペック/ディル、シュペッツレ ソフトエッグヌードル/黒トリュフ、鴨/セロリアック/カフェ・チャプター3ブルーベリー/ハニーブレッド/サワークリーム■ディナーメニュー(12品構成)・チャプター1プレッツェルとオバツダ、チョウザメの燻製とキャビア、ローストビーフと海老、チキンサラダ、エンレタ・チャプター2緑のウナギ、ブロートツァイト、きんき/スペック/ディル、シュペッツレ ソフトエッグヌードル/黒トリュフ・チャプター3レモンタルト、ブルーベリー/ハニーブレッド/サワークリーム<2名ディナー付き宿泊プラン>宿泊期間:7月12日(金)~7月15日(月・祝)販売期間:5月31日(金)~7月5日(金)価格:1泊2名 195,000円~+税、サービス料15%内容:スイートルームでの宿泊、ズーリン・アット・マンダリン・オリエンタル・東京でのディナー、オールデイダイニング「ケシキ」または「オリエンタルラウンジ」での朝食※予約はウェブサイト( )より可能。【予約・問い合わせ先】マンダリン オリエンタル 東京 レストラン総合予約TEL:0120-806-823
2019年06月03日弾き語りトラックメイカーアイドルの眉村ちあきが、30日(20:30~)に放送される文化放送の特別番組『眉村ちあきのにこりにこりアハハハハハハハハヤッターダンスラ』のパーソナリティを務めることが決定した。眉村にとって、初めての冠番組、そしてラジオパーソナリティへの挑戦となる。番組タイトルは、「ニコニコになってみんなで踊り出してしまうような楽しいラジオにしよ~っと!」という思いを込めて眉村自身が命名した。放送では、これまでほとんど明かされることのなかった"眉村ちあきの素顔"が感じられる等身大のトークも。さらに、眉村の楽曲をオンエアするほか、スタジオでの生歌唱、リスナーとのやり取りを展開する企画も行われるとのこと。また、番組では、「はじめてのふつおた(普通のお便り)」と「妄想眉村ちあき○○ライブ」というテーマでメールを募集している。
2019年05月23日ドイツは朝ごはんが一番おいしい。ミュンヘンへ、毎年仕事に訪れている方から聞いた、異国のおいしい文化の話。ドイツと言えばビールで知られることから、ドイツフードの定番はやはりビールに合う種類豊富なソーセージや大迫力のスタミナ肉料理、お酒の進むプレッツェルなどが真っ先に思い浮かぶ。もちろんそれらもおいしいのだが、ドイツはもっとも朝ごはんがおいしい国だった。3月に滞在したミュンヘン、ハンブルクでの宿泊先は、ドイツとウィーンに計8施設を展開する人気の都市型ホテル、ルビーホテル。ミュンヘン(Ruby Lilly Hotel)でもハンブルク(Ruby Lotti Hotel)でも街の中心部にほど近い場所に位置する。ミュンヘンでは、人気美術館が密集するマックスヴォルシュタット地区にあり、現代美術館ピナコテーク・デア・モデルネ(Pinakothek der Moderne)も徒歩圏内だ。ハンブルクでは大きな窓からすぐ横を流れる運河を眺められた。1階にはワークスペースにもなるカフェ、バーを併設し、私はそこで毎朝朝食を食べた。平日は6時半から始まるビュッフェ式の朝食のこだわりはすべてオーガニック(ドイツで承認された有機検査機関の基準DE-ÖKO-006に準拠)であること。ドイツの朝は、調理をしない冷たい食事が中心。ハム、サラミ、フレッシュミルクにチーズやヨーグルト、バター、卵、トマトや青野菜、ピクルス、フムス、フルーツとフルーツジュース、全粒穀物のシリアルにスーパーフード、ドライフルーツ、地元のベーカリーで作られる全粒パン、Hausbrandt社のコーヒー、オーガニックティー。このルビーホテルに限らず、充実したビュッフェスタイルのホテルの朝食、そしてオーガニック・ビオ・エコ先進国であるドイツにおいて、オーガニック食材はスタンダードだそうだ。まだ人もまばらな早朝、これら一品一品をゆっくり眺めてはお皿に彩るのが楽しみで、毎朝7時には部屋から起き出しカフェに向かった。30分もすると席はたちまちいっぱいになり、新聞を読んだり、昨夜や今日一日の予定についてを会話をしたり、皆がそれぞれゆったりと朝の時間を楽しむ。ドイツの朝は早い。食パン、クロワッサン、プレッツェル、シナモンシュガーを練り込んだフランツブロートヒェン(Franzbrötchen)など、パンの種類はほんとうに豊富。なかでも多くの人が主食とするのは、ハード系のシードやナッツを練り込んだりトッピングしたブロートヒェン(小さなパン)、好きな分だけスライスするブロート(大きなパン)。ブロートヒェンはナイフをくるっと一回転させ、横半分にカットした面にバターやジャムを塗る。スライスしたブロートにハムやチーズや野菜をのせて食べるのも定番。ハムは、鶏ハム、生ハムなど、チーズも新鮮なカッテージ、モッツァレラ、クリームチーズなど5、6種類が用意されている。朝食に卵を食べるのはドイツも同じ。しかし、スクランブルエッグやオムレツではなく、好みの固さにボイルしたゆで卵(ホテルの朝食ではソフトボイルドとハードボイルドの2種類を常備)。殻のまま上部をナイフでコツコツと割りながら切り取り、塩をかけスプーンですくって食べる食べ方が特徴的だ。キウイ、グレープ、オレンジ、スイカ、パインなど自家製のフルーツは、ヨーグルトと合わせてフルーツサラダにする。ウォールナッツや粉末のアーモンド、ヘーゼルナッツ、サルタナ、スーパーフードのフラックスシードなどを好みでブレンドしたオリジナルのミューズリ(グラノーラのようなもの)にヨーグルトをかけても食べるのも良い。食材そのものの味をシンプルに感じつつ、それらを組み合わせる楽しみ。おいしいドイツの朝食ルール、ぜひ試してみて。【ホテル情報】Ruby Lilly Hotel Munich住所:Dachauer Str. 37, 80335 MünchenRuby Lotti Hotel Hamburg住所: Düsternstraße 1, 20355 Hamburg
2019年05月10日かつてドイツが東西に分断されていた時代に、東ベルリン郊外の高校生たちに起きた実話を基にした『僕たちは希望という名の列車に乗った』。本作には、ドイツ映画界期待のイケメン俳優たちが勢ぞろい。優等生ヒーロー系、やんちゃヒーロー系など、それぞれの個性が分かる特別映像が、いち早くシネマカフェに到着した。著者のディートリッヒ・ガルスカが自身の体験を記したノンフィクションに基づく本作は、高校生たちが行ったわずか2分間の黙祷が国家機関の目に留まり、政治的な弾圧へと発展していく衝撃的な物語。少年少女が人生の全てを懸けて下した決断、 そして大人たちに抗う彼らが成し遂げた“小さな革命”とは――?『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』(’16)でドイツ映画賞6部門を制した気鋭ラース・クラウメ監督が、旧東ドイツで起こった知られざる史実に触発され、メガホンをとった。西ドイツの映画館へ忍び込む高校生たち…登場するのは、クラスのリーダー的存在で、労働者階級の出身ながら一族で初めて大学へ進む予定のテオ、テオの親友で市議会議員の父を持つ正義感あふれるクルト、戦争の英雄だった亡き父に憧れている真面目なエリック、映画監督になるのが夢でお調子者のパウル。ほんの数週間前までは卒業を控え、未来への希望に満ち溢れていた彼らが、政府に追い詰められていく様子が分かる映像となっている。祖父の墓参りを口実に西ベルリンを訪れた(※)テオとクルト。街を駆け抜け、ウィンドウに飾られた商品に感嘆し、高校生らしい好奇心で映画館に忍び込み、『ジャングルの裸女』という当時ヒットしていたアドベンチャー・コメディを見ようとする(※当時はまだベルリンの壁の建設前で、検問はあるものの行き来ができていた)。地元に帰り、同級生のエリック、パウルに「トップレス映画を見た!」と自慢し、「ぼくも見たいな」「堕落するぞ」など無邪気に言い合う彼ら。ちょっとやんちゃな面もある、どこにでもいる生き生きとした高校生の姿が映し出される。さらに、この映画館で見たニュース映像をきっかけに、授業中に2分間の黙祷を行ったことから政府に反革命を疑われ、精神的に追い詰められたエリックが「お前を裏切った。申し訳ない」と涙でクルトに告白する教会でのシーンが続く。政府に目をつけられ鋭い追及を受け続けるエリックを演じたヨナス・ダスラーは、1996年生まれのドイツ映画界注目の若手俳優。今年のベルリン国際映画祭コンペ部門に出品されたファティ・アキン監督の新作『Der goldene Handschuh』(英題:The Golden Glove)では主演に抜擢、実在の連続猟奇殺人鬼フリッツ・ホンカを演じている。また、ヨナスと、テオ役のレオナルド・シャイヒャー、クルト役のトム・グラメンツの3人はドイツの名門エルンスト・ブッシュ演劇大学で演技を学んでいる。レオナルドはオスカー・レーラー監督『生きる源』(’13/未)でモーリッツ・ブライブトロイの息子役を演じたことがあり、学生映画やTVで活躍していたトムは本作が初めての大役。劇中ではあまり社会問題に興味がない陽気なパウルを演じたイザイア・ミカルスキだが、実際の彼はハーバード大学に在学中。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(’11)や『もうひとりのシェイクスピア』(’11)などへの出演経験があり、ドイツ映画は今回が初めて。映像は、青春映画らしいみずみずしいきらめきに満ちあふれ、政治的タブーを犯してしまった若者たちが、仲間との友情や恋を育みながら、あるときはまっすぐに主張をぶつけ合い、「人間として正しきこと」とは何かをひたむきに模索していく姿をドラマティックに映し出す。新進俳優たちのフレッシュな演技に、ぜひ注目してほしい。『僕たちは希望という名の列車に乗った』は5月17日(金)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕たちは希望という名の列車に乗った 2019年5月17日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©2018 ZDF/ Logos: akzente, zero one, Studiocanal und Wunderwerk
2019年05月05日季節の変わり目。寒くなったり暑くなったり気温差の激しいドイツは特に体調管理が難しい! よく喉があやしくなり、そこからこじらせると風邪に発展していくタイプの私。ちょっとでも変だな、と思ったら試している方法があります。 1つ目は、Ricolaのハーブキャンディシリーズのアップルミント味。 ホームステイをしていたときホストマザーに、『喉で大事なのは常に潤すこと!どんな飴でもいいから舐めておくといいわよ』と言われたので、ちょっとイガイガしてきたなと思ったときは飴を舐めるようにしています。特にこのアップルミント味はスッキリ食べやすくて、風邪じゃないときも頂いちゃいます。何よりこの小箱が可愛くて持ち運びにも最適。 2つ目は、ドイツのセラピストさんに伺ってから常備しているティーツリーオイル。 風邪をひきそうなときはコップの水に数滴いれてうがいしています。Primaveraのオイルをお勧めされました。高品質な精油だそう。旅行や泊まりでのお仕事のときにも、いざというときのためにポーチに入れておいてお守り代わりにしています(笑) 3つ目はドイツ定番、ハーブティー。 私、日本にいたときはハーブティーが苦手でどちらかというと嫌いな方でしたが、ドイツにはあまりにも種類が多く、体調の症状別にも豊富にあるのでいつの間にか飲むようになり、今では当たり前の存在になりました。 Sonnentorのハーブティーシリーズはオーガニックなうえイラストもタイトルも良くて、うちにはのどのお茶をいつも置いています。 名前は“Frosch im Hals(カエルが喉に)“。喉にたんがからまり「ん ゙、ん ゙」となる状態のことをドイツ語では「喉にカエルがいる」って言うんですが、それを可愛いイラストで表してくれています。どれもお手頃価格で購入でき、普段使いできるのでありがたいです。お土産にもおすすめですよ。 季節の変わり目、皆様も体調にはくれぐれもお気を付けくださいね! Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2019年04月27日眉村ちあきが、本日4月7日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてライブ「全曲眉村ちあき」を開催する。弾き語りトラックメイカーアイドル・眉村ちあきは、昨年5月に初流通アルバム『目尻から水滴3個、戻る』をリリースし、6月には『ゴッドタン』(テレビ東京)の企画「このアイドル知ってんのか!?2018」で“色んな意味でヤバイアイドル部門1位” として出演。即興ソングを披露したことで、どんな言葉でも即興でいい歌が作れるアイドルとして脚光を浴びる。 また圧倒的な歌唱力とソングライティング力に加え、明るく自由奔放なキャラクターも支持され、その後、8月には新宿LOFTで初ワンマンライブ「眉村ちあき2nd ワンマンライブ~ SOLD OUT 関係者席ありません~」を成功に収め、レコード会社・TOY’S FACTORYとも契約。今年1月には、初の全国流通アルバム『ぎっしり歯ぐき』をリリースし注目を集めるなど、いま最も話題になっている女性アーティストのひとりだ。「全曲眉村ちあき」と題した本日のライブは、昼の部と夜の部の2公演にわけて開催される。これまでに発表してきた“ほぼ”すべての楽曲が網羅された全30曲収録の『ぎっしり歯ぐき』に収録されている楽曲はもちろん、惜しくもアルバムに収録されなかった楽曲から新曲まで、第1部と第2部で1曲も被りのないセットリストを目指しているという。いま“現存する”すべての眉村ちあきの楽曲が届けられるため、これまでの集大成となるようなライブパフォーマンスを見せてくれるに違いない。なお、眉村ちあきは、4月28日(日)より初の全国ツアー「CHIAKI MAYUMURA 1st Tour めじゃめじゃもんじゃ」を実施することも決定している。さらに、5月7日(火)にはメジャーデビューアルバム『めじゃめじゃもんじゃ』を発売。眉村ちあきの快進撃はまだ始まったばかりだ。公演情報「全曲眉村ちあき」4月7日(日)開場:13:00/開演:13:30開場:18:30/開演:19:00場所:Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
2019年04月07日ドイツの大きなイベントの一つ、カーニバル。私の住んでいる地域周辺だとデュッセルドルフ・ケルン・マインツが代表的なカーニバルタウン。毎年11月11日の11時11分にカーニバル期間がスタートします。 デュッセルドルフの場合はこの日にホッペンディッツというマスコットのお目覚めからスタート。それから数か月経ったあと、大体毎年2・3月に集大成を迎えます。そのカーニバル期間最後の木〜火曜日の6日間はお祭り。仮装して飲んで大騒ぎ! 特にRosenmontag/薔薇の月曜日には大フィナーレとしてパレードが街を闊歩します。そのパレードが偶然、私の家の真下で準備・出発までの待機をするということだったので、せっかくなので今年は友達を呼んでみんなでわいわい上から眺めることにしました! なぜか例年いつもカーニバルの時期に空模様が悪くなるんですが、今年も残念ながらまさにでした…。嵐が迫ってる予報です。 前日の夜に決行か中止か判断しますというニュースが町中を駆け巡り、どうなるのかそわそわしていた日曜日。夜に入った情報は、2時間程遅らせてスタートしますとのこと! 月曜日の朝、身支度やら片付けやらしながらぱっと窓から下を見ると、もうちらほら車が並んでいました。 2時間遅らせてくれたことで私ものんびり来客準備。 こちらは大晦日の過ごし方のお話をした時にも登場したベルリーナー。カーニバルの必需品でもあります。 なぜこの時期にベルリーナーを食べるのかというと、「薔薇の月曜日が終わった2日後の水曜日からイースターまでの40日間絶食期間に入る」という伝統があり、肉・卵・乳製品・お酒がNGになるので、その前にこれらのものを食べ納めすることで始まった習慣だそうです。 そこまでちゃんとカーニバルを祝わないという人でもこの絶食期間にお酒を断ったり、チョコレートを断ったり、オリジナルの断食をする人も多いです。 さて、だんだん下も準備が整ってきました! 途中雨風が強まってきて心配でしたが、カーニバル団体の皆様はなんてことない様子で、さすが…。パレードの上で飲んで談笑して楽しそう! なんだかんだで雨はやみ、出発する頃にはお日様も見えるようになってきました。私がこの日のために窓に書いたペイントもきらり☆Helau!(ヘラウ!)はデュッセルドルフのカーニバルの掛け声です。 寒いですが我が家も窓を全開にして街中に繰り出すパレードたちをお見送り。この時もうすでに音楽はガンガン&パレードMCの盛り上げトークでかなりノリノリ!熱気が上がっています。 次々と出発していくパレードたち。 (右に停まっているのは出発待ち中の車、左側はパレードがどんどん前進していっています)ちなみにこのパレードの中には主にお菓子が大量に用意されていて、街中でみんなに配られます。(配るというか撒くという表現が近いかもしれませんが…。)お菓子目当てに下で待っている人たちは降ってくるお菓子を次々にキャッチ! 酔っぱらっている人も多いしみんなかなり本気なので場所によってはだいぶ強気にいかないともらえない厳しい戦いとなります...。 私は家で上からの参戦だったのでもちろんお菓子はもらえませんでしたが、ちょうどお菓子を投げ込みやすい階に住んでいる人たちは色々投げ込んでもらっていました。本当に寒かったので、私は途中暖かい場所に逃げたり休み休み。こんなのができるのも家の中ならではですね。みんなが小腹が空いたときに食べられるようにドイツ風レンズ豆のスープを作っておいたのですがこれが大正解!冷え切った体にしみる〜。 時間はすぐに過ぎてしまい、3時間程経ってあっという間にパレードがはけ、にぎやかな音楽もなくなりがらんとした道。そこに出現したのは…何台ものオレンジ色の車。そう、清掃車です。手際よく作業して何事もなかったかのように元に戻っていく道…。 切り替えが早い。ドイツらしくて笑ってしまいました。パレードを見送った後はみんなでぬくぬくテレビを見たり映画を見たり、食べて飲んで夜までまったり。これはまた来年もうちでパーティーすることになりそうです。 Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2019年03月20日東京都内から電車で約2時間の場所にある長野県の野沢温泉村を訪ねた。野沢温泉村を旅して一番驚いたことは、海外から来日する欧米人観光客の多さだった。野沢温泉村をつなぐ飯山駅からのバスの乗客者は、ほとんど外国人。カフェや居酒屋、温泉まで…日本人観光客の方が少ないという衝撃的な光景もしばしば。喫茶店のお母さんも、片言の英語で会計をする。もちろん、メニューは英語表記で、街の温泉マップも英語表記だ。そんな、国際化した小さな温泉街で過ごす旅の1日をお届けする。今回の旅の目当ては、野沢の温泉街を抜けた所にある、どんぐりのような形をした一軒の宿泊施設「野沢温泉ロッヂ」。ル・コルビュジエの三人の弟子の一人と言われる日本を代表する建築家、吉阪隆正によって手掛けられた建物だ。1969年に建てられたロッヂは、スキーの技術を学ぶための施設として運営されていて、現在は前オーナーより引き継いだ八尾良太郎さんによって2017年から運営をスタートした。「野沢温泉ロッヂ」のオーナー八尾良太郎さんに話を聞くオーナーの八尾さんは、幼少期からアルペンスキーに励み、スキー場が隣接した野沢温泉村には合宿や大会でよく通っていたそう。大人になってアルペンレースを引退し、パウダースキーや家族でのスキーを楽しむようになってから、野沢温泉の魅力を再認識。いつか家族で野沢温泉に移住したいと考えるようになった時、前オーナーである山口さんに再び出会ったことがきっかけで引き継いだという。幼少期から目にしていた、吉阪建築の「野沢温泉ロッヂ」を残していくことも運命だと感じ、時代を経て改装、増築されていた野沢温泉ロッヂをできるだけオリジナルの形に戻しつつ今の時代に合わせてアップデートしようと考えた。「野沢温泉ロッヂ」の螺旋状になった室内階段「野沢温泉ロッヂ」の再生計画「野沢温泉ロッヂ」再生計画でのテーマは、吉阪先生が考えていたことを理解し、吉阪建築に戻すこと。リノベーションは、スキー仲間で友人の小山優さんらと手掛け、内装は仲間たちとDIYによってつくられた。外国人ゲストも楽しめるように、キッチン、シャワー、トイレ、断熱性などをアップデートし、白い壁と木材で設えたクリーンで居心地の良い快適な空間へと仕上げた。客室は、キッチンやリビングを備えたコンドミニアムタイプの2部屋、ドミトリータイプの部屋を7部屋を用意。1階には、共同のキッチンスペースとミーティングルーム、地下階にはシャワールームを設置している。「野沢温泉ロッヂ」に泊まってみた「野沢温泉ロッヂ」では、ミカコさんという女性が出迎えてくれる。周辺の情報や、雪山への情報を丁寧に教えてくれて、一安心。この日は、外国人観光客で満室だった。野沢温泉スキー場の長坂ゴンドラ近くに位置する好立地ということもあり、特に冬の時期は新雪、パウダースノーの“JAPOW”(Japan powder snowの略称)を求めてオーストラリアやアジアから来日する人たちが年々増えているとか。朝食のサービスもあり、ミカコさんが作る特製のオムレツは絶品だった。野沢温泉の“外湯めぐり”を楽しんでみる「野沢温泉ロッヂ」から徒歩約5分ほどで温泉街へ。温泉街には、江戸時代から“湯仲間”という制度によって守られてきた13ヵ所もの外湯が点在し、中でも街の中心にある「大湯」は江戸時代の趣を現在に伝える美しい湯屋建築として野沢温泉のシンボルともなっている。その「大湯」には薬師三尊を、その他の湯には十二の神将を奉り、今でも野沢温泉の湯守り仏として親しまれている。それらの温泉をめぐるのが“外湯めぐり”だ。大湯“外湯めぐり”をスタート! !まずは、「麻釜温泉公園 ふるさとの湯」へ。唯一浴場にシャワーやシャンプー・リンスなどが完備されている施設なので、ここで身体を洗い温まってから“外湯めぐり”をスタートする人が多いそう。内風呂の奥には湯の華が浮かぶ露天風呂もあり、ゆったりくつろぐことができた。「麻釜温泉公園 ふるさとの湯」(入浴料:大人500円、子ども300円 ※3歳~小学生以下)湯屋のほとんどは無料で解放されていて(一部有料)、賽銭を納めて入浴をするシステム。扉を開けるとすぐ脱衣所になっていて、目の前には湯船がある。最初は驚いたが、これぞ野沢温泉の伝統的な湯屋なのである。多くの湯屋には、「あつ湯」「ぬる湯」2種の温度の源泉があり、「ぬる湯」でもかなり熱いと感じる湯屋も。熊の手洗湯足からそっと入り、湯の温度に慣れたら肩までゆっくり浸かる。熱くて少しピリっとする感覚も数分もすれば心地よさに変わる。湯のやわらかさや、湯の色、硫黄の香りを楽しみながら一息つく。新田の湯温泉文化のない外国人観光客も、日本の温泉を楽しんでいるようだ。「あつい」「ぬるい」という言葉だけで、自然と客同士がコミュニケーションをとり湯仲間となっていく。湯屋は笑い声で溢れ、心までぽかぽかに。こんなにハッピーな気持ちになれる温泉は初めてだった。身体も温まり、雪が舞い降る外でさえ寒さを忘れてしまうほど。その温まった身体のまま、次の湯屋へと向かう。街には、こうして温泉マップを広げて“外湯めぐり”をする人たちがたくさんいるのだ。タオルを忘れても大丈夫!温泉街にはこんなにカラフルなタオルを販売する商店があちらこちらに野沢温泉街は、食事処も充実。カフェから居酒屋、バーまで...昭和のノスタルジーを感じるような古き良き文化に触れることのできる個人店から、海外からの観光客に喜ばれそうなインターナショナルな店が立ち並ぶ。江戸時代の湯屋と、昭和時代の商店、そして今の時代が混在した不思議な街。懐かしいフォントの土産屋や、カラフルな色の商店の看板など、歩いているだけでも様々な発見ができる場所である。温泉街で見つけた生クリームたっぷりのバナナロールは絶品★★★八尾さんがオススメする四季を楽しむアクティビティー野沢温泉村は雪が多く降る山なので、ゴールデンウイーク頃まで気持ちのよい日差しの中、スノーアクティビティーを楽しめる施設もあるそう。その他、ヨガ、SUPヨガ、ラフティング、キャンプ、マウンテンバイクを楽しめたり、山菜採りや、米作り、タケノコ、キノコなど季節の食材を堪能できるBBQも最高ですよ! と八尾さん。これからの季節も、自然を満喫しながら様々なアクティビティーを楽しむことができる野沢温泉村。「野沢温泉ロッヂ」で吉阪建築を体感しながら、伝統ある湯屋で“外湯めぐり”にトライしてみては。<プロフィール>八尾良太郎1979年東京生まれ。幼少から新潟県妙高高原関温泉でアルペンスキーをはじめ15歳からアメリカ ヴァーモント州にあるストラットンマウンテンスクールにアルペン スキー留学。広告代理店、外資系クリエイティブエージェンシー、日本コカ・ コーラ クリエイティブエクセレンス、アメアスポーツ、NETFLIXを経て現在は全日本スキー連盟 SNOW JAPANクリエイティブディレクター、Antinol/ Lyprinol CMO、NINJA WORKS、Spiber、野沢温泉ロッヂ運営などコミュニケーションストラテジー、クリエイティブを中心に担当。【取材協力】野沢温泉ロッヂ住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷7812予約サイト:野沢温泉観光協会
2019年03月18日今年は雪も何度か降ったり、どんよりしてたり、まだまだ寒い冬から抜け出せる日は遠いなぁと思う毎日。そんな日々に人気なのがスープ料理や煮込み料理。種類もたくさんあります。今回はドイツの定番家庭料理、私も大好きなケールの煮込みをご紹介したいと思います。ドイツ人の友人に教えてもらいながら作ってみました! ケールはドイツ語ではGrünkohl(グリューンコール)と言って、直訳すると緑キャベツ。こんな感じで袋にどさっと入って売ってます。これで1キロ分。 初めて見たときはなんだか分からず、市場でこの謎の緑の袋が大量に積み重なってる状況を異様に思ってました(笑) 材料はこんな感じ。 多少の地域差はあるかもしれませんが、定番は玉ねぎ、ジャガイモ、そして塩気の強いお肉と一緒に煮込むことが多いです。玉ねぎはドイツの小さい玉ねぎをを2つ、ジャガイモは煮崩れないタイプを3つ使用しました。 そして隠し技のオートミール。これを入れることによってよりとろみが出るそう。量は大さじ1杯程度。 作り方は簡単です。①粗みじん切りにした玉ねぎを炒めます。ここで一般的にはラードを使用しますが、無ければバターでもOK。②ケールも投入して軽く炒めたら500gの水とブイヨンを加え1時間程弱火で煮込みます。③塩コショウで味をととのえ、オートミール・さいの目に切ったジャガイモと肉類を入れて30分程再びコトコト。そして完成! 煮込み料理なので、多少大雑把でもおいしくできます。ジャガイモは別で茹でてもOKですが、今回は簡単に全部一緒に煮込む作り方でした。 体も温まるし栄養も満点で、最高です! Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2019年02月15日ドイツ社会で一緒に切磋琢磨してきた友人の1人が、寂しいことにドイツ生活に終止符を打ち日本に戻ることに。海外生活には出逢いより別れの方がたくさんある気がして、そんな時は寂しく思ってしまいます。そんな彼女、日本に帰る前に英語もちゃんと習得したい!との想いでイギリス留学を決断。いつも前に進み続けるその向上心には本当に頭が下がります。 留学がんばってねの気持ちを込めて共通の友人で何かプレゼントをしようということになりましたが何をあげようかでだいぶ悩みました。 日本への帰国も控えているからそんなにかさばるものをあげても・・ハンドクリームやお茶は確かたくさんあると言っていたし・・と色々試行錯誤した結果、勉強がはかどりそうなものがいいなと思い文房具をチェック。そこでいいもの発見。Kawecoの万年筆です。 コンパクトでおしゃれ、友人の大好きな淡いピンクもあってしかもドイツ製!てことで即決。 インクは青や黒は定番すぎるし、彼女のイメージとも違うのでブラウンをチョイス。インクのケースもレトロで可愛い〜。 ギリギリ荷物が届き、なんとか留学出発前にプレゼントすることができました。ドキドキしながらプレゼントしましたが、なんと、手帳を新調したばかりでそれに合うペンをちょうど探してたとのことでとっても喜んでくれました。私も試し書きをさせてもらいましたが軽くてとても書きやすい。デザインもシンプルでよい。 これは私も自分に購入の予感です...笑 Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2019年01月28日明けましておめでとうございます。 年末はクリスマスでバタバタとしているドイツ、そしてみんなクリスマス休暇に入り世の中の流れがゆっくりになるドイツ。不便なことも多いですが、あぁ、年の瀬だなぁと感じます。 クリスマスで実家に帰ったり、家族とのんびりするのは終わり、大みそかはどんちゃん騒ぎ。普段は禁止されている花火も年末だけ特別に販売されます。今年の大みそか、どうする?どのパーティー行く?誰と過ごす?なんて会話が飛び交い、年明けは二日酔いなんてあるある。そうそう、不思議な習慣もあります。ベルリーナーというドーナッツがあるのですが、大晦日にそれを食べるんです。普段より種類多めで嬉しい。カーニバルの時にも登場します。普段はない、変わり種の方が好きだったり。 我が家もいろんな種類を購入して、がぶり。シャンパンをゴクリ。そうこうしているうちにカウントダウンが始まり2019!Frohes neues Jahr!日本とは8時間遅れでドイツも新年を迎えました。そこからはもう大花火大会。(みんな我慢できずもっと前からやってますが。笑) 9月に引っ越した今の家は大通り沿いで、トラムも車も通るので近くではそこまで花火上がらないかなと思っていたら大間違い!真下から目の前でドカンドカン。窓を開けていたら中に花火が入ってきそうなスリル、もくもくと上がる煙そして爆音。普段できない花火ができるとあってここぞとばかりに次から次へと 点火していきもう大爆発です。私は数分だけ楽しみ、あとはもううるさいので窓を閉めてしまいました(笑)あとはゆったり映画を観ながら余韻にひたりつつしっとりと。 次の日は前日の騒ぎからは一変、静かで、ドイツらしいグレーな空で新年の幕開け。薄暗くていまいち外に出る気にはなれませんでしたが近所の公園までお散歩することに。 道中道端には至る所に花火のゴミ・大晦日の残骸だらけ。あらあらと思いますが、これら、年末のゴミ専用のお掃除スタッフが年始に配備され、いつの間に綺麗になっているんです。このシステム、良いんだか悪いんだか。公園では、おそらくやっと静けさが戻りほっとしたであろう鳥さんたちがお出迎えしてくれました。 お散歩の後は出来ればそのあとカフェ・・といきたいところでしたが、残念ながらどこも閉店。お家でのんびりカフェタイムとしました。 今年も皆様にとって実りある年になりますように!本年もどうぞよろしくお願いいたします。 Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2019年01月12日今回はドイツで定番なクリスマス菓子をご紹介!クリスマススパイスという香辛料のミックスが入っているものが多いのですが、実はこちら、日本の方にウケの良くないものも多いという残念な点が…。なので今回は、食べやすいものもご紹介しますので、よければお土産などのご参考にしてくださいね。 まずは、Lebkuchen/レープクーヘン。これはかなり定番で、ドイツ人に大人気です。スパイスの風味は強め。外はチョココーティング、中にはジャムが入っているものが多いです。 こちらはMarzipankartoffel/マジパンカルトッフェル。ドイツではお菓子に入っていることも多く大人気のマジパン。クリスマスにはこういったマジパンのみの商品も多いです。見た目がお芋に似ているのでマジパンポテトと名付けられてます。日本の方にはレベルの高いものになりますが、好奇心のある方はドイツ人になりきって是非お試しを! そしてZimtsterne/ツィムトシュテルネ(左)・Dominosteine/ドミノシュタイネ(右)も定番。ツィムトシュテルネはシナモンスターという意味なのですが、その名の通りシナモンの味が強く、しっとり系のクッキーになっています。ドミノシュタイネはプラリネのような見た目の中にゼリーや、上述したレープクーヘン・マジパンなどが入っています。 次からは比較的くせの少ないものを。クリスマスのクッキーといえば、こちらのSpekulatius/シュペクラツィウス。パン屋さんでも売っていることがあります。家庭で作る人も多いです。香辛料の苦手な方は、香辛料なしのButterspekulatiusもおいしいので、是非。 以下は、Kokosmakronen/ココスマクローネン(左下)・Nussecke/ヌスエッケ(左上)・Kipferl/キプフェル(右下)・Spritzgebäck/シュプリッツゲベック(右上)。いずれもクッキー系で、どれもくせがなくて食べやすい、私もお気に入りのお勧め品。ココスマクローネンはココナッツベースのクッキー、ヌスエッケはナッツベースのしっとり系お菓子です。 こちらはもう日本でも最近はよく見かけますね。シュトレン。こちらもマジパン入りも売っていて、私も最近はマジパンが入ってる方がおいしいななんて思うように。ドイツ人化してます(笑) 。シュトレンはまるまる買うと1キロくらいあって結構ボリューミーなので、私はミニシュトレンや、半分で売ってるものを買うことが多いです。 そうそう、豆知識ですが日本で大人気のバウムクーヘンは、ドイツでは一部のお菓子屋さんを除きクリスマスの時期にしか登場しません。なので、バウムクーヘンを知らないドイツ人も多いんです…。 クリスマス時期にドイツにいる皆さん、バウムクーヘンをお土産に買うなら今です! くせのあるものが多いドイツのクリスマス菓子ですが、食べると一気にクリスマスムードに浸れます。食べたことのないものがあれば、是非何か試してみてくださいね♪ Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年12月25日redfries(レッドフライズ)はドイツ人のグラフィックデザイナー男女2人によるペーパープロダクトブランド。キャッチーでコミカルなイラストが魅力で、ドイツのデザイン賞に連続ノミネートされるなど、国内外で注目されています。DELFONICSでは、2018年11月より、「DELFONICS×redfries」コラボレーションアイテムを、直営店限定で販売しています。 また、DELFONICS WEBSHOP、スミス一部店舗では、コラボレーションアイテムに加え、ドイツから届いたグリーティングカードやラッピングペーパーを取り扱っています。 redfries グリーティングカード クリスマス(全5柄) 550円+税 redfries ポストカード クリスマス(全3柄) 200円+税 redfriesのチャーミングなイラストが、クリスマスのムードをさらに盛り上げてくれます。ギフトへプラスして、贈り物を色鮮やかに彩ってみてはいかがでしょうか。 ギフトに最適なアイテムをご紹介なお、今回のコラボレーションでは、DELFONICSの文房具や雑貨にredfriesのイラストをデザインし、持っていると楽しくなるような、ポップなアイテムが多数ラインナップ。 全11アイテムの中から、ホリデーシーズンの贈り物や、自分へのご褒美にも最適なアイテムをピックアップしてご紹介します。 redfries iPhoneケース 色鮮やかな遊び心溢れるイラストをあしらった、iPhoneXS用のケースです。5柄それぞれに「STATIONERY LOVER」や「HELLO!」、「STAY COOL」などのメッセージが添えられています。 redfries トートバッグコットン素材のトートバッグです。B4サイズを収納できる大判サイズで、4.5cmの薄いマチ幅があり、肩にかけてもゆったりと使えます。前面にredfriesによる色鮮やかでコミカルなモチーフをプリント。3柄それぞれ違った色味でご用意しています。 書きおろしの「ステーショナリー柄」文具セット消しゴム、鉛筆、ステープラーなどの文具モチーフに加え、DELFONICSの木軸シャープペンシルや、キトリのカードケースも描かれたステーショナリー柄。redfriesが今回のために描きおろしたデザインです。ロルバーンやペンケース、ポーチ、マスキングテープなど同じ柄でそろえて、文房具のギフトセットにするのもおすすめです。 ※アイテムの詳細、コラボレーションアイテムの一覧は、DELFONICS WEB SHOPの特集「DELFONICS×redfries」でご紹介しています。併せてご覧ください。 DELFONICS HPはこちらから
2018年12月20日ドイツでは、クリスマスから数えて4つ前の日曜日を"第一アドベント"と言います。そしてクリスマス直前の日曜日の「第四アドベント」まで、"アドベントクランツ(Adventkranz)"というクリスマスリースのキャンドルに毎週1つずつ火を灯していく…という習慣があります。 そしてお花屋さんはお店オリジナルのクランツをたくさん制作し、第一アドベントに向けて販売するのでこの時期大繁忙期!様々なデザイン・色味・アレンジで、リースとキャンドルで作り出す世界を魅せてくれます。販売展示会をするお花屋さんも多く、先日フローリストの友人のお店でも展示会が開催されるとのことでご招待頂いたので、遊びに行ってきました!こちらのお花屋さん、家具屋?雑貨屋?というほど普段からおしゃれな雰囲気で広いので、展示も大規模。外観から素敵でした。 入店してすぐ、ポップコーンを配っていて早速いただき お店の中を散策。 色・スタイル別にコーナーが分かれていて、見て回っているだけでも楽しい!クリスマス菓子やホットワインもあり、クリスマスソングも流れていたのでるんるん気分。クランツだけでなく、オーナメントや花瓶などの雑貨も多数あります。 私もお家に飾る様にオーナメントをゲット。黒のオーナメントボールは意外と見かけないので大小両方購入しました。どんなデコレーションにしようか今からわくわくです♪ 老舗のお花屋さんで、毎年この展示会を楽しみにしてる人も多いので、店内は大賑わい。聞くと、開店前から待っていたお客様も結構いらしたとのこと。 お花屋さんのクランツは持って帰るのが大変!という場合は雑貨屋さんでもクランツやキャンドル飾りを作るキットなどがたくさん売られてますので、是非オリジナルデコレーションを作ってドイツ風にクリスマスまでの日々を楽しんでみてくださいね♪ Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年11月26日ドイツの本格的なクリスマスマーケットを再現した「東京クリスマスマーケット 2018」が、2018年12月6日(木)から12月25日(火)まで、東京・お台場のダイバーシティ東京 プラザにて開催される。2015年に日比谷公園で初開催されて以来、毎年多くの来場者で賑わいを見せている「東京クリスマスマーケット」。2018年度は、ダイバーシティ東京 プラザのフェスティバル広場横が新たにサテライト会場となり、メイン会場の日比谷公園よりも一足早い開催となる。会場には、飲食7店舗、雑貨1店舗の計8店舗が出店。メインとなる飲食店では、ドイツの定番ソーセージや、ドーム型ブリオッシュの中にたっぷりのグラーシュが入ったシチューパングラーシュ、柔らかな肉質のステーキ、濃厚チーズリゾットなどの本格ドイツグルメが楽しめる。それ以外にも、マシュマロをトッピングしたホットチョコレート、フルーツとスパイスが溶け込んだジューシーなホットワイン、欧米のクリスマスでは定番の卵黄を使ったカクテル・エッグノッグなど、クリスマスシーズンにぴったりのメニューの数々が用意されている。【開催概要】「東京クリスマスマーケット 2018 in DiverCity Tokyo Plaza」開催期間:2018年12月6日(木)〜12月25日(火)時間:各日 11:00〜21:00(20:30 ラストオーダー)開催場所:ダイバーシティ東京 プラザ 2F フェスティバル広場横料金:入場無料
2018年11月25日今年は本当に珍しくお天気が良かったドイツの夏。いよいよこの暖かさも終わりかな、、というタイミングで、素敵カフェで最後の夏日を堪能してきました。中庭に向かう途中の通路を通ると、なんだか違う空間に来たような感覚に。 隠れ家のような中庭に加えここはフランス風のかわいいケーキがたくさんあるので、それだけでも気分が上がるんです。静かで、普段見ないケーキに出会えるこのカフェは、日常から離れさせてくれる私の特別カフェ。薔薇のマカロンケーキをチョイスしてみました。 可愛くて食べるのがもったいない〜私、マカロンが好きなんですが、ドイツではほぼ出会うことがないんです。なのでこのケーキを見つけた瞬間、即決でこちらを注文(笑)バラの味は好き嫌いが分かれますがおいしく頂けました。素敵空間に加え可愛くておいしいものを堪能できるなんて幸せ。 そしてこのあと本当に寒くなってしまい、いよいよ冬の到来を感じています…。またゆったり中庭でお茶できるのはいつになるかなぁ。 Pure FreudeHohe Str. 19, 40213 Düsseldorf Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年11月11日コンスタンツという街に住む友人を訪ねつつ、チューリッヒへ。 コンスタンツはスイスとの国境付近にあるので電車でチューリッヒまでは電車で1本。 通貨は違うけどユーロが使えて、方言はすごいけどドイツ語が通じるこの国はあまり外国に来た感じはしませんが、そんな中でもドイツと違うと思うことも。 横断歩道が黄色なのにはビックリ。 今回の旅の目的は、日本の水墨画の展示『長澤蘆雪展』を見に行くこと。 チューリッヒの駅に着き、そこから路面電車でトコトコ。 電車を降りると早速ポスターがずらり。 矢印の方向へ。冒険みたい。ミュージアムは結構高台にあり、上まで少し歩きました。 こちらがリートベルク美術館。ガラス張りの外観によく見ると三角形の模様がびっしりとデザインされていてかっこいい。 入場券が特徴的でした。ドイツだと腕に巻くタイプが多いのですがこちらはクリップ式。さすがスイスはおしゃれ〜と思ってしまうのは外から来てるからでしょうか(笑) 展示エリアに行くまでの階段も木でできていて素敵。 中は撮影NGだったので写真はここまで。展示内容はそれは素晴らしく、和歌山県は無量寺にある実際のふすまを柱・部屋の位置から全てオリジナルに忠実に再現して展示してあったのは圧巻でした。何よりこんな遠い異国の地で日本の歴史ある作品が展示されているのは日本人として嬉しくなってしまいますね。中は解説ツアーもあり終始大盛況。人が絶えることはありませんでした。 展示を見終わったあとはミュージアム前の庭園をお散歩。芸術で満たされた心にチューリッヒの街並みを見て、私の想像力も豊かになったかなぁ、なんて…。 また行きたいな。 Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年11月02日ドイツは秋に新種のワインが出現します。その名も“フェーダーヴァイサー“! このワインはなんと発酵途中なんです。ワインにするには品質が足らないブドウや、早く熟したブドウがフェーダーヴァイサーとして製造され出荷されます。ビンの中で発酵していくので、その時に発生する二酸化炭素を逃がすためにもビンは完全に閉めずに売られます。つまり横にしてしまうとこぼれてしまうのでフタには「立てて保管してください」との文字。 発酵がまだ進んでおらず開けたばかりの時はまだブドウ汁の中の糖分がアルコールに変わっていないので甘くてフルーティーなジュース感覚で楽しめます。初めアルコール度数は4%くらいなので、お酒が飲めない方、是非!発酵をすすめてもう少しお酒っぽく楽しみたければ、常温で置いておくと発酵がより進みます。お好みでどうぞ。 発酵度合いによりいろんな味が楽しめますが、1週間以内では飲み切ることをお勧めします。出荷時期は、9月中旬から11月中旬まで。残念ながらお土産にはしづらいと思いますが、レストランや、スーパーでチェックしてみてください! Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年10月18日今回はドイツの意外なグルメをご紹介します。 それは…生のひき肉!味付けがされていて、生で食べられるひき肉です。Mett(メット)といいます。ハムやサラミが売っているコーナーにありますが、お肉屋さんのカウンターで新鮮なものを是非!そのままパンに乗せて頂きます。 写真のように小分けにしっかり包装されているものと、通常のひき肉と同じように売られてるのとお店によって違いがありますが、小分けになっていないメットはその日のうちに売り切らなければならないという決まりがあるそう。 日持ちもしないし、そんなに大量に食べないので、これくらいが私にはちょうどいいです。見た目もちょっとコロコロしてて可愛い(笑)。開けると、ひき肉そのもの。 メットを乗せるパンは、バゲットだったり、ドイツではおなじみのミニパン、Brötchen(ブロートヒェン)だったり様々。ちなみにブロートヒェンもたっくさん種類があるのですがそれはまた別の機会に...今回はゴマとケシの実のものを。このパンを上下二つにナイフでザクっと切り分け、断面に色々のせて食べるのがドイツ流。ドイツに来たばかりのころ、このパンのカットがうまいことできず何度ドイツ人に笑われたことか。 お陰様で今では完璧です。笑 スタンダードな食べ方は、生の玉ねぎと塩コショウと共に。そしてそのままパクっと豪快に! ちなみに、ドイツ在住の日本人の間ではわさびやごま油などかけてご飯のおかずにするのもブーム。なかなかいけるんです。パン屋さんでも、パンにのせた状態で売ってることもあるので初めての場合はそちらの方がお試ししやすいかもしれません。ちょっと最初は戸惑うとは思いますが、是非チャレンジしてみてくださいね! Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年09月25日今回の旅先は西粟倉村(にしあわくらそん)。西粟倉村は、岡山県の最北東端に位置し、兵庫県・鳥取県の県境にある村。面積の約95%が山林、約85%を杉や檜などの育成林が占めると言います。人口は現在1422人。主な産業は林業。移住者や村民により木材など山の恵みを活用した約20社の企業が相次いで設立され、「起業家の村」として広く知られて行きました。森林再生支援などを手掛ける企業などの出資により2009年に完成した「西粟倉森の学校」が、間伐材の加工などを展開。これをきっかけに、家具の製造、ゲストハウス運営、なんとこの山の中でウナギの養殖の事業までも立ち上がり、起業家養成講座も開かれているという自然いっぱい元気いっぱいの今まさに注目すべき村なのです。 そこで今回おじゃましたのがここ「YOUBI(ようび)」。前の上司によくこちらのお話は伺っており、西粟倉に行くのであればぜひ立ち寄ったほうがいいと言われていました。社屋とモデルルームはなにやら大掛かりな組み木の集合体のよう。遠くから見ても存在感抜群です。 手作り感のある看板が可愛い!ここでは家具や暮らしの道具を作っています。 育成林は放っておくと成長しすぎて光が地面まで届かなくなります。その結果下草が生えず、深刻な土砂災害を招く原因になります。また、密集しすぎた森林は成長が遅れ細いままのため、木材として1本あたりの材料が少なくなってしまい加工が難しくなってしまいます。今ある木を間伐して使うことで森が綺麗になり、暮らしに循環していくのです。 「やがて風景になるものづくり」を理念に掲げて無垢の素材、伝統的な木組みの技術を活かしたものづくりをしているようび。椅子もテーブルも一つ一つ心を込めて丁寧に作られているそう。 ショールーム全体を囲むように組まれている組み木。木の香りが空間に広がっています。ここではなんと5,500本の木を使用しているとのこと! 北欧のようでもあり、とても美しいです。木とテキスタイルの組み合わせ、なんて相性が良いのでしょう。 なんとこの組み木、65,000箇所の溝を刻んで組んだとのこと。そう、この組み木は全て従業員のDIY! 一体どういうことなのかと話を伺うと、2016年1月23日の午前4時、ようびの工房で火災が発生。真冬の不運な条件で発生した種火はあっという間に工房中を巡り、ようびのすべてを焼き尽くし奪い去ったと言います。『百年の森林構想』という50年かけて育てた森林を50年後の未来へ残すことを決めたこの村の理念に共感し、ようびの代表の大島さんは100年の森林から生まれたひのきで家具をつくる挑戦をはじめたそう。そんな熱い想いからか、全焼という現実を目の前にも大島さんはようびのスタッフに「再起したい」と決意を伝えたと言います。その後、メンバーひとりも欠けることなく全員で立ち上がり、この社屋ができたのです。 火災があっても諦めないというスタッフみんなの執念にも近い熱い想いが今はとても穏やかな景色を切り取ってくれている空間からビリビリと伝わって来ました。自分が今全てを失ったらようびの皆さんのように諦めずに強く前に進むことができるだろうか。きっとこの村の人々、たくさんの豊かな木の存在、そして作りたいという想いが彼らをここまで強くさせたのでしょう。 と、いろいろとお話を伺っていると気になるバードのプロダクトを発見!かわいい!このまま飾ることもできるし、羽から尾の部分に本を置くこともできるのだそう。 「これは東京などでも買えるんですか?」と尋ねると、「木は呼吸する生き物と同じ。できればこの西粟倉に来ていただいて、景色を見てここに訪れて購入してもらえると嬉しい。卸売はやっていないんです。」とデザイナーでもあり広報担当でもある山口さんは言います。確かにせっかく遠出して購入したのに帰ったら東京でも売っていた。なんてことよくありますよね。私はお土産といわれるものはできるだけ現地だけで買えるものであってほしいと思っています。東京でも買えてしまったらそれはお土産ではなく、ただの便利なのではないか。と思ってしまうのです。買い手の便利さを追求することももちろん必要な時もありますが、作り手の背景や環境、想いは現地でなければ目で見て感じ取ることはできません。こういった会話からも得るものは大きいです。 新しい工房の天井にも、迷いのない意志のようにも感じられる組み木が美しく並んでいます。 3面ガラス張りの多目的スペース。3面スクリーンの映画館のように美しい西粟倉村の景色が広がります。 ブックバードは税込15,660円で販売しています。卸売はしていないそうですが、どうしても西粟倉村まで行けない!という方は唯一ようびのwebサイトで購入することができますよ。廃校となった旧影石小学校はベンチャー企業のオフィス、カフェ、ショップで賑わいます。体育館では「森のうなぎ」の養殖が行われていたりと、ようびの他にも西粟倉村では様々なチャレンジが始まっています。 市町村合併せずに村として存続することを決め「百年の森林構想」を掲げ森林と共に循環を始めた西粟倉村。温泉もあり、国民宿舎への宿泊もできます。 共感から人が集まり、好きなことを仕事にし、みんなで継続するから本物になる。都会から離れていても、この考え方、生き方が地域全体、日本全体に広がり注目されつつあります。小さな村の大きな挑戦はこれからも続いて行きます。
2018年09月23日ギタリスト村治佳織がデビュー25周年を迎えた。コアなクラシックファンに認められ、一般のファンからも愛される村治佳織は、クラシック界においてとても稀有な存在だ。しかも15歳でのデビュー以来、常にトップランナーとしてクラシック界を牽引してきたその輝きは、デビューから25年を経た現在も少しも変わっていない。記念アルバム『シネマ』の発売と同時に、アプリ版ぴあでの「ライフストーリー:映画のような私の人生〜いつもギターが一緒だった〜」も連載開始。読んでから聴くか、聴いてから読むか。いずれにしても中身は濃いぞ。
2018年09月19日ちょっと足を伸ばして、オランダへお邪魔。 ドイツ国境近くEnschede(エンスヘーデ)というオランダの街に電車で行ってきました。 ドルトムントから直通の電車が出ているので、乗り換えなしでピュンっと行ける外国。電車で行くことができるし、ドイツ語ができる人はいるしで、外国に来た感じはあまりないのですが、道端で知らない言葉が聞こえてきたり建物の作りや習慣がドイツとは違うところもあり、やっぱり違う国にいるんだなと感じます。 旅先でも、カフェタイムは必須! カフェ好きの私。旅先でのカフェタイムは必須です。事前に少し調べていったのですが、街を歩いていると賑わっているところを発見したのでそこに入ることに。インターネットの情報より、実際目で見ていい感じがしたところにふらっと入る方がワクワクして好きです。今回は80年代の音楽が流れるカフェ。 ドイツではなかなか見かけないバタークリームのケーキを注文してみました。かなりどっしり系ですが、美味しい! そしてふとカフェの中を見渡すと一角に不思議な自動販売機を発見!中にはマッチ箱ほどのサイズの箱たちが積み重なってます。なんと4ユーロで芸術品が買えるそう。 気になるので早速コインを投入。箱はこんな感じ。 どきどき。 開けると出てきたのは… ドングリでした(笑)陶器を使ったモチーフを作るアーティストさんの作品だそうです。可愛い。こんな風に小さい作品が箱に入って売られてるんですね〜。アートと偶然の掛け合わせで、ゲーム感覚で様々なアート及びアーティストに出会える仕組み。こういう風になっていると芸術がより身近に感じられますね。 来たことがある街でしたが、また発見があって楽しいショートトリップとなりました。 Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年09月13日ドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」が、2018年9月7日(金)から24日(月・休)までラゾーナ川崎プラザで開催される。ドイツ・ミュンヘンで開催され、毎年世界中から600万人以上を動員する世界最大のビールイベント「オクトーバーフェスト」。ラゾーナ川崎では初めての「オクトーバーフェスト」となる本イベントでは、普段なかなかお目にかかることの出来ない本場直送のドイツビールと、ソーセージをはじめとするドイツ料理の数々が楽しめる。また、会場にはドイツ製のテーブルやベンチを設置するほか、ドイツ本国より来日する楽団による本場オクトーバーフェスト同様の演奏、女性限定で衣裳レンタルも合わせて実施するなど、会場全体で本場ドイツの雰囲気が楽しめるイベントとなっている。【開催概要】「KAWASAKI Oktoberfest in LAZONA 2018」開催期間:2018年9月7日(金)〜9月24日(月・休)開催時間:平日 16:00~22:00(ラストオーダー21:30)、土日祝日 11:00~22:00(ラストオーダー21:30)開催場所:ラゾーナ川崎プラザ 2Fルーファ広場参加費:入場無料 ※飲食は有料※雨天決行。※荒天時は中止となる場合あり。【問い合わせ先】ラゾーナ川崎プラザ(代表)TEL:044-874-8000(受付時間10:00~18:00)
2018年08月26日アーティストの眉村ちあきが20日、新曲「ピッコロ虫」のMVを公開した。本作はこれまでにも眉村のMVやライブの演出映像を手がけてきた映像監督・松浦本が制作した。眉村は「ピッコロ虫は、初めての正統派メジャー感醸し出し曲です」と明かし、松浦監督については「松浦さんはスーパー監督で、正統派からむちゃくちゃなMVまで作ってしまいます。頭の中がどうなってるのか見てみたいです」と表現する。今回のMVは「イメージはカラフルな海外雑誌に憧れて真似する昭和の可愛い女の子」がテーマとのことで、松浦監督は「当初のイメージはカラフルな海外ポスターの様な世界観。ですが、撮影中赤い衣装に映えるベルトはないかな?とつぶやいたところ、眉村さんがご自分の靴下を腰に巻き出したので、可愛いくダサい昭和レトロでいこうと決めました」と明かした。
2018年08月22日ドイツの夏のカフェドリンクといえば、Eiskaffee!アイスカフェーと読みますが、アイスコーヒーと表記が似ていることから注文してちょっとした衝撃を受ける日本の方が多いこの飲み物。いわゆる日本でおなじみのアイスコーヒーは、焙煎もしてるようなコーヒーにこだわりのあるカフェではコールドブリューとして最近ようやく見かけるようになりましたが、まだまだどこにでもあるわけではないのです。 そう、EiskaffeeはEis→アイスKaffee→コーヒーなので、アイスがどんっと入ったコーヒーになります、笑。 例えばこんな感じ。 私、結構好きでよく頼みます。面白いのが、お店によって結構スタイルが違うところ。クリーム有り無しが選べたり、ミルク入れるか聞かれたり、結構甘いところとコーヒーの味が強めで甘さ控えめなところがあったりと様々。写真のものは、クリームなし、ミルク入りです。あんまり甘くなくて良い感じ。メニューに載っていなくても夏は大抵のカフェにあるので、 “Einen Eiskaffee, bitte!“(アイネン アイスカフェー ビテ! / アイスカフェーひとつ下さい!) と是非ドイツ語で注文してみてくださいね♪ Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年08月22日アーティストの眉村ちあきが、4日に東京・新宿 LOFTで行われたワンマンライブ「眉村ちあき 2nd ワンマンライブ~SOLD OUT 関係者席ありません~」にて、レコード会社・トイズファクトリーと仮契約し、19年6月4日に東京・新木場STUDIO COASTで3rd ワンマンライブを開催することを発表した。眉村は"弾き語りトラックメイカーアイドル"として、テレビ東京バラエティ番組『ゴッドタン』やTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演するなど、注目を集めている。4日のワンマンライブでは、5月にリリースされたアルバム『目尻から水滴3個、戻る』や最新配信曲「ピッコロ虫」を中心に23曲披露し、アンコールではこれまでの軌跡を振り返る映像が放映された後、「MAYUMURA CHIAKI 2018~2019」と題してトイズファクトリーと仮契約することなどが発表された。その他にも、眉村ちあきドキュメンタリー「眉村ちあきのすべて(仮)」の映画化決定、12月「無人島クリスマス」イベント開催、19年1月にクラブクアトロ(東京・渋谷と大阪・梅田)でのライブ開催が発表された。それぞれイベントの詳細やチケットについては、後日発表を予定している。
2018年08月07日ドイツでは大定番のコスメブランドといえば? 化粧品はなんとなく無難な使い心地のものを使うことが多く、ハマっているものは少ないのですが、そんな私でもとても気に入っているおすすめの2点があるんです。今回はそちらをご紹介したいと思います! リップクリームとハンドクリームで、どちらも『Lavera』のもの。 ナチュラルコスメ好きな方なら定番ですし日本でも買えますが、現地で買う方が安く手に入りますし、自分用・お土産用と是非!ここで、ドイツではあまりに身近なLaveraの魅力を改めて実感した時のお話を少し。ドイツの冬は言わずもがな大変乾燥が厳しいのですが、そんな乾燥の中、極寒の中外の仕事+ホテルステイが続いてた時のこと。私の唇はバリバリでもはや唇とは言えない状態に…合間にドラッグストアに駆け込み「リペア」と書いてあるこのリップに期待を込めて買って使ってみたところ…みるみるうちに皮むけが治っていったのです。もうそれ以来リピートしまくりです。ハンドクリームの方はただ何となく買ってみたのですが、ちゃんとしっとりする上に塗った瞬間にすぐ染み込んで塗った直後でもPC触ったりできるのでとても重宝しています。どちらも、赤のパッケージが目印!価格は2〜4ユーロほどです。お買い得!Laveraは他のナチュラルコスメに比べて価格も低めなうえ、ドラッグストアで買えるので普段使いしやすい。使い心地も良いものが多いので私も良くプレゼントやお土産にしています。ちなみにドラッグストアですが、代表的なものは「Rossmann」と「dm」です。この2つは比較的全国どこでもあって、よく駅構内に入っていたりもするので旅行の際はチェックしてみてくださいね!コスメやちょっとした雑貨、スナックなどなんでも売っているので、ついつい買いすぎてしまう危険なお店ですが…(笑) Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年07月19日いきなりですが、ここで問題です。これはなんでしょう? 正解は、、ぺちゃんこ桃!…ふざけてるんじゃなくて本当にそういう名前でして(笑)ドイツ語だと「Plattpfirsich」と言います。(地域で色んな名前があるようですが、私の住んでいる地域ではそうです) 「platt」がぺちゃんこ、「Pfirsich」が桃です。 旬はちょうど今。この桃、どんなお味かというと、日本でよく食べる桃に味と食感が似てるんです。甘くて美味しい! 切るとこんな感じ。 小さいから1個すぐにペロリ。普通に食べる以外は、ヨーグルトに入れたりゼリーにしてみたりと、日本の桃と同様にいただけます。この頃暑い日が続いてたので私は小さく切って凍らせてから白ワインに入れてサングリアっぽくしてみました!ビールのイメージの強いドイツですが、ワインも自国のものから隣国のものまでいろんな種類が揃っていて、その上安い!なので、こんな贅沢な使い方が気軽にできてしまうんです。 溶けて少し柔らかくなった桃とワインを一緒に口の中で楽しんだり、桃だけスプーンですくって食べたり、暑い日にぴったりの爽やかデザートになりました。 春夏のドイツは日も長く、植物は彩り、イチゴや桃といった色のある果物も次々旬になり、どんどん明るくカラフルになっていくのでわくわくします。これがあるから寒くて暗い長〜い冬も乗り越えられるのかなと。大きなイベントはないですが良い時期なので、実は旅行にもおすすめのシーズンです♪ Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年07月01日お休みの日は、お気に入りの公園へ! 基本的に天気の悪い日が多いドイツですが、太陽ジリジリ、暑ーい日もあります。寒さ対策は万全なドイツの住居ですが、暑さ対策はない家が多く、冷房も一般家庭ではほとんどなし。上の方の階に住んでる場合は特に、風がない猛暑日にはなすすべはありません…。そんな時は!もう思い切って外に出て暑さを楽しんでしまうのがいいんです。私も熱気むんむんの家の中から抜け出しお気に入りの場所へ。Rombergparkというドルトムントの素敵な公園です。 日曜日だったこともあってお散歩する人たちでとっても賑わっていました。 ドイツに住む人々にとって、日曜日は特別な日。 ドイツの日曜日はお店も全部閉まっていて、静か。 日曜日は家族や友人とゆったり過ごす日なのです。初めてドイツに来たときは衝撃的でしたが今ではこのメリハリのあるライフスタイルが好きになりました。 片手にビール、片手にウクレレで、日曜日万歳! さて、日向ぼっこができると良い場所ないかな〜と私も少し公園内を歩いてよさそうな芝生を散策。人通りが少なくていい感じのスポットを発見しました。 ピクニックシートを敷いてゴロン。もちろんビール持参。天気のいい日に昼間から外でビールって最高すぎます。ちなみに左はドルトムントの地ビール。右はグレープフルーツミックスのビールで、飲みやすくて気に入ってます。右上はウクレレ。これも私の必須アイテム! 緑の中にいると、暑い日でも涼しさを感じられますね。ほろ酔い気分にウクレレの音色。そしてこの天気。 幸せな一日。 Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年06月19日