英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多7冠を達成したアンドリュー・ヘイ監督最新作『異人たち』の公開に合わせ、伝説のラブストーリー『WEEKEND ウィークエンド』の限定上映が決定した。金曜の夜、友人たちとのパーティのあと、ラッセル(トム・カレン)は一夜の相手を求めてクラブに立ち寄る。閉店時間近くに目を付けていたグレン(クリス・ニュー)を誘い出し、彼と共に帰宅。そして、週末が始まる――。ライフガードとして働くラッセルと、アーティストを目指す皮肉屋のグレン。お互いに欠けていたピースを満たすかのように、2人きりで話をして、愛を交わす。しかし尊いひとときは束の間、土曜の夕方、ラッセルはグレンからある事実を知らされる。本作は、世界的な評価を不動のものにした『さざなみ』『荒野にて』に先立つ、アンドリュー・ヘイ監督2作目の長編作品。『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスら、後進に多大なる影響を与えた伝説のラブストーリーだ。ロンドン映画批評家協会賞での新人監督賞ほか、多くの賞を獲得し、世界中の映画祭で上映された。アンドリュー・ヘイ監督一夜限りのパートナーを求め赴いたバーで出会ったラッセルとグレンは、ともに週末を過ごすうちにお互いのこだわり、秘密、切実さを学んでいく。ゲイであること、ストレートの友人との関係、親へのカミングアウト、プライベート/パブリックでの振る舞いなどについて語られる、パーソナルかつ真に迫ったラブストーリーとなっている。ヘイ監督が世界的な飛躍を遂げるきっかけとなった『WEEKEND ウィークエンド』の鑑賞料金は1,300円均一。なお、『異人たち』のムビチケを提示すると1,000円で鑑賞できる。『WEEKEND ウィークエンド』は4月5日(金)~10日(水)より渋谷シネクイントにて限定上映。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月29日ハン・ソヒとパク・ヒョンシクが共演、「ヴィンチェンツォ」などの人気ドラマを手掛けているキム・ヒウォンが監督を務めた新感覚ミュージック・ラブストーリーの第2弾として、新たな物語・キャストで描く「サウンドトラック #2」がディズニープラススターにて12月6日(水)より配信開始。予告編も公開された。音楽大学に通い“天才ピアノ少女”と言われていた主人公ヒョンソ。現実を突き付けられたことをきっかけに夢を諦めることになるも、また新たな夢に向かってピアノ教師とアルバイトを掛け持ちして働いている。ある日、そんな彼女のもとにピアノの個人レッスンの相談が舞い込む。なんと、相手は音楽大学時代にバンドを通して出会い、6年間を共にした元恋人のスホだった…。新興企業への投資で資金を失い、ヒョンソに冷たい態度を取るようになったことで破局となった2人だが、別れてから4年後、スホは世界中のインフルエンサーやクリエイターを起用するコンテンツ会社のCEOとして成功。しかし、過労で自宅療養を余儀なくされる。そんな中で偶然見つけた若き才能溢れるシンガーソングライターのケイに音楽コンテンツ制作のオファーをかけるが、偶然にも同時期にケイとヒョンソも出会い、協力しながらコンテンツ制作をすることに。ヒョンソへの未練が残っている様子のスホは2人の共同作業が気に入らず、自分の家で合宿することを提案するが…。本作は、切なくも甘いストーリーと、映像美、OSTの親和性の高さで話題となった新感覚ミュージック・ラブストーリーの第2弾。今回解禁となったのは、大人のムード漂う夕暮れをバックに未練が残っているような視線を向けるスホ&ヒョンソと、爽やかな青空をバックに恋心を寄せるケイ&ヒョンソが映る本ポスター。対照的な雰囲気ながら、音符のように揺れ動く恋心を表現したビジュアルとなった。併せて解禁となった予告編では、2人が別れる学生時代の回想シーンから始まり、なかなか思い通りにいかない人生を歩むヒョンソとCEOとして成功したスホ、そして、2人の6年ぶりの思わぬ再会と新たな恋の相手となる(!?)ケイとの三角関係を想起させる様子が映し出されている。自分が成功したさまをとにかく見せたいスホと、それを認めないヒョンソ。そんな中、共同作業をするシンガーソングライター・ケイとヒョンソはいい雰囲気を醸し出すが、「最高のコンビですよね?」というケイに対し、「いいような悪いような…どこか調和していない」と嫉妬心からなかなか認めないスホ。そして、「ダメだ、ちっとも大丈夫じゃない」とベッドの上でジタバタするスホの姿もあり、ラブコメ感満載の予告編となっている。昔の恋人との再会、新たに想いを寄せてくれる異性との出会いの間で揺れる主人公ヒョンソを演じるのは、「熱血司祭」で2019年SBS演技大賞にて新人賞を受賞、「愛と、利と」にも出演したクム・セロク。ヒョンソの元恋人でCEOとして成功を収めたスホ役をモデルとしても活躍し、「Pachinkoパチンコ」「エージェントなお仕事」など俳優活動も注目を集めるノ・サンヒョン。ヒョンソに思いを寄せる才能溢れるシンガーソングライター・ケイを演じるのは、この作品で俳優デビューを果たしたソン・ジョンヒョク。そして、監督には「サウンドトラック #1」に続き、「ヴィンチェンツォ」「愛の不時着」などの人気ドラマを手掛けるキム・ヒウォンが続投。新星同士の俳優陣のケミストリーと、繊細な感情・人物描写の達人であるキム・ヒウォン監督が描く、共感度高いリアルなラブストーリーが展開する。「サウンドトラック #2」は12月6日(水)より毎週水曜2話ずつディズニープラス スターにて独占配信(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月02日moon dropが、2024年3月から5月にかけて全国ツアー『ONEMAN TOUR "前途洋々ラブストーリー"』を開催することが決定した。本ツアーは、結成10周年記念日となる2024年3月21日(木) に愛知・DIAMOND HALLよりスタート。2カ月にわたり全国9カ所を回り、ツアーファイナルは2024年5月16日(木) に自身最大規模かつ初のホール公演となる東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われる。チケットは最速先行を10月22日(日) まで受付中。moon drop『ONEMAN TOUR "前途洋々ラブストーリー"』チケット情報はこちら!()<ツアー情報>moon drop『ONEMAN TOUR "前途洋々ラブストーリー"』moon drop『ONEMAN TOUR "前途洋々ラブストーリー"』告知画像2024年3月21日(木) 愛知・DIAMOND HALLOPEN17:30 / START18:302024年3月27日(水) 兵庫・MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎OPEN17:30 / START18:302024年3月31日(日) 新潟・GOLDEN PIGS REDOPEN16:15 / START17:002024年4月13日(土) 広島・LIVE VANQUISHOPEN16:00 / START17:002024年4月14日(日) 福岡・DRUM LOGOSOPEN16:00 / START17:002024年4月19日(金) 北海道・PENNY LANE24OPEN17:30 / START18:302024年4月21日(日) 宮城・darwinOPEN16:00 / START17:002024年4月29日(月・祝) 大阪・なんばHatchOPEN16:00 / START17:002024年5月16日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYAOPEN17:30 / START18:30■チケット最速先行:10月22日(日) 23:59まで()moon drop TWOMAN TOUR『君の街ランデヴー』※終了分は割愛11月5日(日) 静岡・UMBEROPEN16:30 / START17:0011月7日(火) 宮城・darwinOPEN18:00 / START18:3011月24日(金) 岡山・IMAGEOPEN18:00 / START18:3011月26日(日) 福岡・BEAT STATIONOPEN16:00 / START17:00※全公演ゲストあり※全公演ソールドアウト関連リンクオフィシャルサイト::::::
2023年10月13日映画『きっと、それは愛じゃない』が2023年12月15日(金)より公開される。“今”のラブストーリー映画『きっと、それは愛じゃない』は、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』、『ラブ・アクチュアリー』、『ブリジット・ジョーンズの日記』の制作スタジオ、ワーキング・タイトル・フィルムズが手掛けるロンドンを舞台にした“今”のラブストーリー。出会いの選択肢が無限にあるこの時代ならではの悩みを抱えるすべての人に贈る、新たな愛と人生のガイドブックムービーだ。『シンデレラ』のリリー・ジェームズが主人公主人公・ゾーイ役を演じるのは、世界中で愛され続けるおとぎ話を実写化した『シンデレラ』のリリー・ジェームズ。ゾーイの幼馴染・カズ役はTVシリーズ『スター・トレック:ディスカバリー』のシャザド・ラティフが演じる。ゾーイ…リリー・ジェームズドキュメンタリー監督として活躍する女性。ダメ男ばかりを好きになり恋の連敗を重ねている。好奇心からカズの結婚までの軌跡を次回作として追いかけることに。カズ…シャザド・ラティフゾーイの幼馴染で医師。家族のために親が選んだ相手と結婚しようと決意する。ゾーイの母親…エマ・トンプソンゾーイを心配し、交際相手を紹介しようとする母親。アイシャ…シャバナ・アズミカズの母親。マイムーナ…サジャル・アリーカズの見合い相手。監督は『エリザベス』のシェカール・カプールメガホンを取るのは、パキスタン出身の監督シェカール・カプール。アカデミー賞7部門にノミネートされた『エリザベス』を手掛けたシェカール・カプールが、多文化が花咲く最先端の街ロンドンを舞台にした愛の物語を贈る。映画『きっと、それは愛じゃない』あらすじ舞台は、多文化が花咲く最先端の街・ロンドン。ドキュメンタリー監督として活躍するゾーイは、久しぶりに再会した幼馴染のカズから、見合い結婚をすることにしたと聞く。“なぜ、今の時代に親が選んだ相手と結婚するのか?”疑問がたちまち好奇心へと変わったゾーイは、カズの結婚までの軌跡を自身の次回作として追いかけることに。「愛もなく結婚できるの?」と問いかけるゾーイ本人は運命の人を心待ちにしていたが、ピンときては「ハズレ」と気づくことの繰り返し。そんな中、条件の合う相手が見つかったカズは、両親も参加するオンラインでお見合いを決行。数日後、カズから「婚約した」と報告を受けたゾーイは、カズへの見ないふりをしてきた“ある想い”に気づいてしまう。【作品詳細】映画『きっと、それは愛じゃない』公開日:2023年12月15日(金)監督:シェカール・カプール出演:リリー・ジェームズ、シャザド・ラティフ、シャバナ・アズミ、エマ・トンプソン、サジャル・アリー配給:キノフィルムズ原題:WHAT’S LOVE GOT TO DO WITH IT?© 2022 STUDIOCANAL SAS. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年09月01日『アバウト・タイム』『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作陣によるラブストーリー『きっと、それは愛じゃない』(原題:WHAT’S LOVE GOT TO DO WITH IT?)が12月15日(金)より公開されることが決定。場面写真と監督のコメントが到着した。ドキュメンタリー監督として活躍するゾーイは、久しぶりに再会した幼なじみで医師のカズから、見合い結婚をすることにしたと聞いて驚く。なぜ、いまの時代に親が選んだ相手と?疑問がたちまち好奇心へと変わったゾーイは、カズの結婚までの軌跡を次回作として追いかけることに。「愛もなく結婚できるの?」と問いかけるゾーイ自身は、運命の人を心待ちにしていたが、ピンときては「ハズレ」と気づくことの繰り返し。そんな中、条件の合う相手が見つかったカズは、両親も参加するオンラインでお見合いを決行。数日後、カズから「婚約した」と報告を受けたゾーイは、カズへの見ないふりをしてきたある想いに気づいてしまう…。ダメ男ばかりを好きになってしまう主人公・ゾーイには、『シンデレラ』のリリー・ジェームズ。恋愛にじたばたもがくカッコ悪い姿を、包み隠さずストレートに演じ、等身大の女性像を作り上げた。家族のために親が選んだ相手と結婚しようと決意するカズには、TVシリーズ「スター・トレック:ディスカバリー」のシャザド・ラティフ。ゾーイを心配し、交際相手を紹介しようとする母親には、『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞(R)を受賞した、英国を代表する俳優のエマ・トンプソン。また、カズの母親・アイシャ役には、40数年のキャリアの中で140本以上のインド映画に出演する国民的俳優シャバナ・アズミ。カズの見合い相手であるマイムーナ役はパキスタンを代表するスター俳優サジャル・アリーが演じた。監督はアカデミー賞7部門にノミネートされた『エリザベス』で、世界的名声を獲得したパキスタン出身のシェカール・カプール。本作を監督するにあたって、「愛とインティマシー(親密さ)は、最もよく使われる言葉でありながら、最も誤解されている言葉です。それでもなお、私たちはこれらの言葉を真に体験することを求め続けています。本作はこの二つの言葉を深く探究しながら、それを映画という枠に収めるチャンスでした。そして、それは素晴らしい旅路となりました。さあ今度は観客の皆さんの出番です。私たちと一緒に泣いて、笑って、探究してください。皆さん自身のために」とコメントしている。解禁された場面写真にもあるように、異国情緒あふれる豪華なウエディングシーンにも注目。多文化が花咲く最先端の街ロンドンを舞台にした、愛に迷える時代に必見のラブストーリーとなっている。『きっと、それは愛じゃない』は12月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月29日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!【『東京ラブストーリー』(フジテレビ系・’91年)】柴門ふみの同名漫画を原作としたドラマ。優柔不断なサラリーマン・永尾完治(織田裕二)と天真爛漫な赤名リカ(鈴木保奈美)、完治の高校の同級生・関口さとみ(有森也実)、女好きの三上健一(江口洋介)が繰り広げる青春ラブストーリー。「あるときフジテレビのプロデューサー・大多亮さんに、都内のホテルのラウンジに呼ばれたんです。面談ではドラマのことは一切聞かれず、『お父さんのお仕事は?』とか『休みの日は何をしているの?』など世間話をしたのですが、たぶん、どんなコなのか見極めていたのだと思います。それからしばらくして『東京ラブストーリー』のお話をいただきました」そう出演の経緯を振り返るのは、有森也実さん(55)だ。「撮影当時はバブル全盛期。スタッフは番組名の入ったおそろいの赤いベンチコートを着ていたし、メーク専用車や、豪華なケータリングが用意されるようになったのも、ちょうど“東ラブ”からだったと思います」有森さん演じる関口さとみは、鈴木保奈美が演じた赤名リカとは、恋のライバル関係にあった。「保奈美さんはとにかくスタイルがよくて、セーターをインする着こなしが映えていました。私と1歳しか違わないのに、洗練されていて大人っぽいんです」■『リカとカンチの邪魔をするな』とカミソリ入りの手紙が「ねえ、セックスしよ」というセリフがあるように積極的で快活なリカに対し、さとみは依存心が強く、重たい恋愛をするタイプ。「9話で永尾完治君の家に手料理を持っていくシーンがありました。ディレクターが、さとみなら何を持っていくのか考えて思いついたのがおでんだったそうです。洋風のシチューや普通すぎる肉じゃがではなく、さとみの和のイメージと少し手間がかかりそうな料理ということで。そのおかげで視聴者から“おでん女”といわれるようになったのですが(笑)」リカとさとみの間で苦悩するのがカンチだった。「さとみもまた、永尾君か三上君かを決めきれないでいる。織田さんから『お互い優柔不断で難しい役だよね』と話しながら、よくスタジオの隅のほうで台本の読み合わせをしていました」リカに会いに行こうとするカンチを引き止める展開から、さとみは2人の恋路を邪魔する嫌な女性だと捉えられた。「役とはいえ、仲のいい友人からも『也実を憎たらしいと思ったのは初めてだよ』なんて言われたことも。また、事務所の人が中身をチェックしていたので直接目にすることはありませんでしたが『リカとカンチの邪魔をするな』と、カミソリが同封された手紙が届いたこともありました」世の女性からは、だいぶ嫌われてしまったが、それだけ役を演じきり、インパクトを与えたということ。だからこそ、約30年たった今でも、トレンディドラマの名作といわれているのだ。【PROFILE】有森也実’67年、神奈川県生まれ。中学3年生のときに雑誌『mc-Sister』の専属モデルを経て芸能界デビュー。’86年の映画『キネマの天地』でヒロインを演じ、日本アカデミー賞など各賞を受賞。以後、多くのドラマ、舞台で活躍している
2023年08月20日『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が山下智久を主演に迎え描くラブストーリー『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』が6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信スタートすることが決定し、ティザービジュアルと特報が解禁された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響の切なくも温かい愛に溢れた物語。視覚障がいのある漫画家・真治に王道ラブストーリー作品を演じるのは実に6年ぶりとなる山下智久が扮し、真治を支える生まれつき耳が聞こえない女性、相田響を新木優子が演じる。そのほか共演に高杉真宙、山本舞香、深水元基、山口紗弥加、夏木マリと多彩な顔ぶれが揃う。この度初めての映像解禁となる30秒特報に登場するのは、ベンチに座る真治のそばで屈託のない笑顔を見せる響と、そんな彼女を感じて静かに笑みをうかべる真治。たった30秒ではあるが、恋愛映画の名手、イ・ジェハン監督が手掛けるふたりの美しくも儚い世界観にぐっと引き込まれる映像に仕上がっている。また、ティザービジュアルには新木優子演じる響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが。運命的に出会ったふたりの幸せな時間を感じさせるビジュアルが印象的だ。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』特報映像『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』()6月9日(金)Prime Videoで独占配信(C)2023「SHL」partners
2023年04月27日映画『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』が、2023年4月7日(金)より公開される。“呪い”と“一目惚れ”を軸にしたファンタジックなラブストーリー映画『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』は、“呪い”と“一目惚れ”といった不思議な現象を軸に、一見関係のなさそうな複数のストーリーが交差しながら、ラストへと向かっていくファンタジックで温かなラブストーリー。〈映画『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』あらすじ〉ヨーロッパの桃源郷と呼ばれるジョージア(旧:グルジア)の美しき古都、クタイシ。街中ですれ違いざま本を落としたリザと拾ったギオルギ。たった数秒、言葉を交わしただけの2人は夜の道で再会する。あまりの偶然に、名前も連絡先も訊かないまま、翌日白い橋のそばにあるカフェで会う約束だけをする。しかし邪悪な呪いによって、翌朝2人は目覚めると外見が変わってしまう―それでもリザとギオルギは約束したカフェに向かい、現れない相手を待ち続ける。待ち人も姿が変わっているとは知らずに…。様々なストーリーが交差しながら1つの結末へ物語の舞台となるのは、ジョージア第三の都市、クタイシ。劇中には、旧市街の建築物や印象的な橋、ヒロインがお弁当に用意する伝統的なジョージアのチーズ入りパン“ハチャプリ”、新作映画のために街でカップルを探すカメラマン、メッシファンの子供たちやサッカー観戦が趣味の野良犬たちが登場。それぞれの織りなすオムニバス小説のようなストーリーがやがてひとつになり、恋の魔法が現実のものとなっていく…。穏やかな空気に包まれた、素朴なおとぎ話のストーリーに加え、16㎜フィルムならではの柔らかな光と色で映し出される絵画のように美しい映像、丸みを帯びたジョージア文字が一瞬にして観客を魔法に掛けるアイディア、そしてほんのりと心温まるラストも見所となっている。〈映画『ジョージア、⽩い橋のカフェで逢いましょう』登場人物〉■リザ薬剤師。後に仕事を変えざるをえなくなり、カフェでアイスクリームを売ることになる。■ギオルギサッカー選手。すれ違いざまに落とした本を拾ったことがきっかけで、リザとデートの約束をする。監督はアレクサンドレ・コベリゼ監督をつとめたのは、映画『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』がドイツ映画・テレビアカデミー(DFFB)の卒業制作作品になるジョージア出身のアレクサンドレ・コべリゼ。滝口竜介の『偶然と想像』が2021年に銀熊賞を受賞した、第71回ベルリン国際映画祭の同じコンペティション部門に映画『ジョージア、⽩い橋のカフェで逢いましょう』が選出され、今後が注目されている新星の監督だ。【詳細】映画『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』公開日:2023年4月7日(金)監督:アレクサンドレ・コベリゼ出演:ギオルギ・ボチョリシヴィリ、オリコ・バルバカゼ、ギオルギ・アンブロラゼ、アニ・カルセラゼ、ヴァフタング・パンチュリゼ音楽:ギオルギ・コベリゼ
2023年01月15日『猟奇的な彼女』や『ラブストーリー』といった恋愛映画を大ヒットさせたクァク・ジェヨン監督。韓国はもちろん、日本や中国の映画界でも活躍する彼の最新作は、愛の奇跡を信じさせてくれるラブストーリーだ。大晦日のホテルで起きる愛の奇跡!メインキャストはなんと14人。学生時代のバンド仲間スンヒョに恋しながらも告白できないでいるホテル〈エムロス〉の女性マネジャー、ソジン。その想いを知ってか知らずか、ラジオ局に勤めるスンヒョは仕事で出会ったピアニストのヨンジュと〈エムロス〉で結婚式を挙げることになったと彼女に告げる。恋愛と無縁のソジンだが、ホテル内レストランでお見合いを繰り返すイケメン医師にホテリアーとして恋愛アドバイスをすることも。ホテルのドアマン、サンギュが40年ぶりに再会した初恋の女性は、結婚式を控えたヨンジュの母親だった。ミュージカル女優としては生活できずホテルのハウスキーパーとして働くイヨンは、優秀だが偶数にこだわる強迫性障害を抱えるホテルCEOヨンジンの部屋を担当することに。公務員試験に落ち続けて恋人に捨てられた就活男ジェヨンは、ある決意を胸に〈エムロス〉に宿泊し、顧客センターでモーニングコールを担当するスヨンの声に癒される。ほかにも悪友の計らいで学校一の美少女アヨンに告白することになる高校生セジク(ソジンの弟)や長い下積みを経てスターの座を手に入れた人気歌手イ・ガンと彼を支えてきたのに縁を切られそうな(?)マネジャー、サンフンが絡む。新年を前に14人それぞれの愛の行方は?クリスマスから大晦日にかけてといえば、イベントが目白押しのホリデーシーズン。そんな心躍る時期の高級ホテル〈エムロス〉をメインの舞台とする、韓国版『ラブ・アクチュアリー』といった趣の群像劇だ。人が集まるホテルを舞台にハン・ジミンやイ・ドンウク、カン・ハヌルら主役級スターが次々と登場するグランド・ホテル形式(高校とラジオ局も登場するので、厳密に言うと変型版)であり、展開される恋模様も多種多様。片想いや高校生のフレッシュな恋、身分違いの恋や失恋からの大逆転ラブ、40年越しの復活愛やブロマンスを見ながら、恋に落ちたときの高揚感や想いを伝えるときの不安を疑似体験し、「私も似たような体験をした」と共感する人は多いはず。しかもロマンスにユーモアを織り込むのが得意なジェヨン監督なので、コミカルなシーンで物語に緩急をつけている。スンヒョの結婚を邪魔しようとして公開プロポーズをさせるソジンやジェヨンを陰ながら元気づけようとするホテルスタッフ、姉の頼みを聞いたために思いがけない人にファーストキスを奪われてしまうセジクには笑わせてもらった。名前は伏せるが大物俳優が本人役でカメオ出演していて、1分足らずのコミカルなシーンで彼の好感度がアップした。また人気歌手やバンド仲間というキャラクター設定がサントラを盛り上げる。物語が展開する季節柄、クリスマスソングや讃美歌も使われているが、イ・ガンがコンサートで歌うバラードやソジンが結婚式で披露するラブソングは、耳触りのいいK‐POP。キャラクターの想いが伝わる歌詞に心打たれるのは間違いない。愛が溢れ出す、幸せな映画で今年を締めくくるのはいかが?『ハッピーニューイヤー』監督/クァク・ジェヨン出演/ハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、ユナ、ソ・ガンジュン、イ・ジヌク、キム・ヨングァン、ウォン・ジナ、イ・グァンスほか12月9日より新宿ピカデリーほか全国公開。©2021 CJ ENM CORP., HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED※『anan』2022年12月14日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2022年12月12日11月27日(日) に東京・東京建物Brillia HALLで開幕したミュージカル『東京ラブストーリー』の最終舞台稽古の様子と出演者のコメントが到着した。『東京ラブストーリー』は、“恋愛の神様”と称される漫画家・柴門ふみが1988年に発表した同名漫画を原作としたオリジナルミュージカルで、1991年にはフジテレビで放送されたドラマ版が大ヒットを記録。世界初演となる今回は、主人公の永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4役を「空キャスト」と「海キャスト」の2組のチームがダブルキャストで演じる。空キャストは、抜群の歌唱力で観客を惹きつける。永尾完治を演じる柿澤勇人は、今までの“狂犬”柿澤を封印し、純朴で優しい“普通の青年”を演じきった。赤名リカを演じる笹本玲奈は、登場した瞬間からリカそのもの。力強く響き渡る歌声が芯の通ったリカの性格を表すようだ。廣瀬友祐演じる三上健一は、大人の色気が溢れSっ気すら漂わせるプレイボーイ。そして夢咲ねね演じる関口さとみは、どこか守ってあげたくなるような女性らしさ、お淑やかさが感じられた。柿澤勇人笹本玲奈廣瀬友祐夢咲ねねまたもう一方の海キャストは、等身大でリアルな恋愛模様を描く。濱田龍臣は自然体の完治を演じ、本格ミュージカル初出演ながらもキャリアの長さを感じさせる堂々とした姿をみせる。唯月ふうか演じるリカは、太陽のような明るさがはじけながらも、その間に垣間見える切なさが印象的だ。増子敦貴は自然と女性たちを惹き寄せてしまう現代的なモテ男・三上に、熊谷彩春は控えめな一面を持ちつつどこか負けん気も感じさせる関口になった。濱田龍臣唯月ふうか増子敦貴熊谷彩春両チームで4人の恋愛模様に絡む長崎尚子を演じるのは綺咲愛里。世代の違うチームでの演じ分けが難しいが、双方でスパイスを効かせ物語を動かす重要な役どころを果たした。綺咲愛里そして完治とリカの上司役・和賀夏樹にはミュージカル初出演となる高島礼子。これまでさまざまな役を演じてきた高島だからこその、説得力ある理想の上司像を表現した。高島礼子さらに、迫力あるダンスナンバーも見どころ。本年度トニー賞ベストスコア賞にノミネートされたジェイソン・ハウランド氏によるポップで日本人にも耳馴染みの良い音楽、モンテカルロバレエ団の小池ミモザによるクラシカルでアーティスティックな振付、約2年前に開催されたオーディションを勝ち抜いた、高度な身体能力を持つダンサーたちの才能が集まり、エンターテインメントとしても非常に見応えのあるものになっている。ミュージカル『東京ラブストーリー』は、12月18日(日) まで同所で上演後、12月23日(金) から25日(日) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、2023年1月14日(土) に愛知・刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール、1月21日(土)・22日(日) に広島・JMSアステールプラザ大ホールで上演される。■柿澤勇人(空キャスト:永尾完治役) コメントこの作品の名セリフ名シーンを知っている方にも、『東京ラブストーリー』やミュージカル・演劇に親しみのない方にも、この日本発のミュージカルは色々な意味で新しい作品だと感じてもらえると思います。ミュージカルは海外から輸入される作品が多く、事件性があったりストーリーに緩急のあるものが多いですが、今回は、東京と愛媛を舞台とした普通の日常を切り取った作品です。日本人が日本人の役を演じ、オリジナルのミュージカルを発信するという挑戦は意義のあるものだと思います。キャストスタッフ一同、最後まで走り切っていきたいと思います。■笹本玲奈(空キャスト:赤名リカ役)コメント沢山のミュージカルを経験してきましたが、新作や日本初演の作品に携わるのは久々で、充実した毎日を過ごしてきました。音楽は稽古場で聞いていても鳥肌が立つほど素晴らしく、そこに役者の力が加わって、更に素晴らしいミュージカルになっていると思います。是非楽しみにして頂きたいです。■廣瀬友祐(空キャスト:三上健一役) コメントカンパニーの誰一人かける事なく初日を迎えられることに、安堵と喜びを感じています。同時に、世界初演の『東京ラブストーリー』をお客様がどう受け取ってくださるか、ドキドキもしています。苦しみながらの稽古期間でしたが、作品としてはまだ発展途上だと思うので、ここからまたお客様とともに更に良い作品にしていきたいと思います。その1ピースとなれるように、三上という役を一生懸命演じたいと思います。■夢咲ねね(空キャスト:関口さとみ役)コメント今、通し舞台稽古が終わりました。全体像が見え、新しい作品が生まれるのだと改めて感じています。どの役にも感情移入ができて楽しんで頂けると思いますし、舞台に立っている私自身も、ラストシーンでは涙が出てきてしまう程です。生のオーケストラ、音楽の力も素晴らしいです。何度でも楽しめる作品です。ぜひ東京ラブストーリーの世界へお越しください。■濱田龍臣(海キャスト:永尾完治役)コメント稽古が進むにつれて日本発ミュージカルを創ることへのプレッシャーが大きくなっていき、自信を無くしてしまうこともありましたが、自分の今までの経験を信じて、この『東京ラブストーリー』の世界を楽しんで頂けるよう、精一杯を出し切っていきたいです。120%の力で駆け抜けていきたいと思います。■唯月ふうか(海キャスト:赤名リカ役)コメント試行錯誤をしながら皆で話合い、役と向きあいながら、カンパニー一丸となって作品を創りあげてきました。キュンキュンしたり、切なくなったり、色々な感情を感じて頂けたら嬉しいです。お待ちしております。■増子敦貴(海キャスト:三上健一役)コメント一から創りあげることの難しさを実感した作品でした。それもかつてドラマ版としては伝説となった作品のミュージカル化ということで重圧もあり、初めて、舞台をここまで怖いと感じました。ですが、ゲネプロを通して、安心感とともにようやくこの『東京ラブストーリー』をお客様へお届けできることに喜びを感じています。全身全霊で、三上健一を演じきりたいと思います。■熊谷彩春(海キャスト:関口さとみ役)コメント世界初演ということで、直前まで変更が続いていましたが、皆で一致団結して無事にゲネプロを迎えることができました。初日以降もまた、新たな感情を発見しながら良い作品をお届けできるように頑張っていきたいと思います。是非劇場に観にいらしてください。■綺咲愛里(長崎尚子役)コメント今、舞台稽古が終わりました。稽古場から創ってきたものが舞台に息づいてきた瞬間を味わえた気がします。早く皆さまにお届けしたいですし、『東京ラブストーリー』という世界を私自身も楽しんでいきたいと思います。是非、劇場に観にいらしてください。お待ちしております。■高島礼子(和賀夏樹役)コメントコロナ禍にも関わらず劇場に足を運んでくださる皆さんの良い思い出になるように、精一杯演じたいです。宜しくお願い致します。撮影:田中亜紀<公演情報>ミュージカル『東京ラブストーリー』ミュージカル『東京ラブストーリー』メインビジュアル原作:柴門ふみ『東京ラブストーリー』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)音楽:ジェイソン・ハウランド脚本・歌詞:佐藤万里演出:豊田めぐみ【出演】■空キャスト永尾完治:柿澤勇人赤名リカ:笹本玲奈三上健一:廣瀬友祐関口さとみ:夢咲ねね■海キャスト永尾完治:濱田龍臣赤名リカ:唯月ふうか三上健一:増子敦貴(GENIC)関口さとみ:熊谷彩春長崎尚子:綺咲愛里和賀夏樹:高島礼子永野亮比己、引間文佳新井希望、尾関晃輔、上條駿、今野晶乃、咲良、高瀬育海、俵和也、照井裕隆、妃白ゆあ、町屋美咲、安福毅、矢吹世奈、吉崎裕哉(五十音順)スウィング:大村真佑、高井泉名(五十音順)<東京公演>期間:11月27日(日)~12月18日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)キャストスケジュール:【チケット情報】(全席指定・税込)S席:11,500円A席:9,000円B席:6,000円U25チケット:5,500円(※25歳以下対象・当日引換券・要証明書)イベント割:S席9,500円、A席7,200円イベント割の詳細はこちら:■当日券本公演の当日券は各公演開演の1時間前より【東京建物Brillia HALL当日券窓口】にて先着順にて販売いたします。また、WEBでは ホリプロステージ(WEB/要会員登録)() にて開演時間まで販売しております。Yシート、U-25当日引換券、イベント割当日引換券の取り扱いはございません。※未就学児入場不可※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※やむを得ない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。※公演中止の場合を除き、払い戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。イベント情報はこちら:【来場者全員プレゼント】対象日程11月30日(水) 〈海〉13:0011月30日(水) 〈空〉18:00来場者プレゼント:オリジナル今治タオルハンカチ【ホリプロステージ会員限定貸切公演】対象日程:12月4日(日) 12:30特典・アフタートーク(登壇者:柿澤勇人、笹本玲奈、唯月ふうか)・来場者全員プレゼント:ステッカー【アフタートークイベント】12月1日(木) 13:00男子会(登壇者:柿澤勇人、廣瀬友祐、濱田龍臣、増子敦貴(GENIC))12月2日(金) 13:00女子会(登壇者:笹本玲奈、夢咲ねね、唯月ふうか、熊谷彩春、綺咲愛里)12月9日(金) 13:00海キャスト(登壇者:濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴(GENIC)、熊谷彩春)12月10日(土)17:30クリエイターズトーク(登壇者:演出 豊田めぐみ、音楽監督補 村井一帆、プロデューサー ホリプロ梶山裕三)12月16日(金) 13:00空キャスト(登壇者:柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね)<大阪公演>期間:12月23日(金)~25日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:梅田芸術劇場TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)<愛知公演>期間:2023年1月14日(土)会場:刈谷市総合文化センター大ホール<広島公演>期間:2023年1月21日(土)・22日(日)会場:JMSアステールプラザ大ホールお問い合わせ:TSSイベント事業局TEL:082-253-1010(平日10:00~17:30)チケット購入リンク:関連リンク公式HP::
2022年11月28日11月27日(日)に東京・東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で開幕するミュージカル『東京ラブストーリー』。初日を約3週間後に控えた過日、現在進行形でクリエーションが進む現場から「稽古場のぞき見&トーク」イベントが生配信された。柴門ふみが1988年に発表した漫画(小学館)をミュージカル化する本作。脚本・歌詞を佐藤万里、演出を豊田めぐみ、音楽をジェイソン・ハウランドが手がけ、「空キャスト」「海キャスト」の2チーム制で上演される。なお原作や91年のTVドラマでバブル期だった時代背景は、ミュージカルで2018年春にスライド。“コロナ前”の東京で希望を抱きながら暮らす永尾完治(柿澤勇人/濱田龍臣)、赤名リカ(笹本玲奈/唯月ふうか)、三上健一(廣瀬友祐/増子敦貴:GENIC)、関口さとみ(夢咲ねね/熊谷彩春)の四者を中心とする恋愛模様が描かれる。チケットぴあ編集部は、生配信の舞台裏に潜入。本番直前までウォーミングアップを欠かさないキャストを横目に緊張を隠せずにいる、増子と熊谷の初々しい司会ぶりに目を細めた。二人による曲紹介を挟みながら、イベントは劇中冒頭の「恋人たちの伝説〜出会い」「願いの星」「この街で生きる」の3曲で幕開け。物語の始まりを予感させる「願いの星」では、柿澤がアダルトながらも甘く優しい歌声を響かせる。続く「この角を曲がれば」では、海キャストの濱田カンチと唯月リカが芝居を交えたパフォーマンスを行った。タオルメーカーの東京支社へ転勤になったばかりの頼りないカンチを、濱田はフレッシュに造形。そんな彼を同僚として翻弄交じりにリードする様子を、唯月は大きな笑顔やジェスチャーで表現する。また空キャストの廣瀬は、アンサンブルと妖しいダンスを繰り広げる「56人の女たち」で稀代のプレイボーイぶりを遺憾なく発揮した。女遊びの激しい三上に戸惑いを覗かせる夢咲バージョンのさとみに、優しい言葉をかける柿澤カンチ。二人が一緒にいる様子を目撃して切なくなるリカの激情を、笹本は一幕ラストで繰り広げられる「24時間の愛」に乗せて高らかに歌い上げる。7曲が披露されたあとのトークで、長崎尚子役の綺咲愛里が「両チームとも見せ方が異なっていて違う作品を観ているみたい」とアピールすると、和賀夏樹役の高島礼子も「タイムリーに作品を知っている世代にはリカ派が多かった。でも最近はさとみが素敵に思える。私自身は尚子。年齢によって惹かれる人物が異なるくらいキャラクターの幅が豊かですし、キャストによって差別化される楽しみがありますよね」と続く。各登場人物の心情がチーム別にどう表現されるのか、ぜひ目に焼き付けたい。東京公演は、12月18日(日)まで。その後、1月下旬に向けて大阪・愛知・広島と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年11月08日ミュージカル『東京ラブストーリー』にて三上健一を演じる、廣瀬友祐(空キャスト)と増子敦貴(GENIC)(海キャスト)による「W三上トークイベント」が、フジテレビのマルチシアターにて行われた。 Tシャツ付きチケットを購入した方の中から抽選で当選した観客が参加、なごやかな雰囲気のなか楽しいトークが繰り広げられた。サプライズでじゃんけん大会も開催。両名のサイン入りポスターがプレゼントされた。進行役のプロデューサーの呼び込みで、お揃いのカンパニーTシャツで登場した廣瀬と増子。稽古開始から二週間強経ち、現在は空キャスト海キャスト分かれて稽古をすることが多いそうだ。セリフや動きが違うところも出てきていて、今作の見どころとなっている。廣瀬は「それぞれの経験値で演じるからこそのカラーの違いが自然と出ている」と話した。数多くのミュージカルに出演してきた廣瀬と、本格的なミュージカルへの出演はほぼ初めての増子。増子は「GENICというグループでアーティスト活動をしていますが、別枠というか、声が震えて勝手にビブラートが鳴るくらい(笑)」と稽古場での緊張の心境を語ると、廣瀬は「リラックスしていると思っていた!」驚いた様子。廣瀬友祐増子敦貴「三上はとにかくモテますよね?」との質問には、「モテますね!!!」と強く声を揃えた二人。増子は「原作は女々しい印象がありましたが、ミュージカルでは男らしさが溢れ出ている」とその印象を語った。廣瀬は「これまで演じた中では群を抜いてモテ男。僕は不倫や愛人など、危険な恋愛ポジションをやらせていただくことが多かったですが、こんなにモテ男はないと思います」と新境地のようだ。初登場シーンで、これまで何人の女性と付き合ってきたのかと聞かれて歌う、 『56人の女たち』というナンバーがあるとのことで、プロデューサーに促され、歌に入る前のセリフを増子が実演。「そんなに多くないさ。ざっと56人。」と甘いヴォイスでささやいた。廣瀬は「思い切りやらないと歌えない曲。とんでもないヤツだけど、ちゃんと人数を覚えているところが、それぞれを愛してきたカッコいいところ。その曲を歌える三上でなければ」と三上像を分析。このナンバーではダンスもあり、増子は「はじめてのダンスのジャンル。どうしたら三上らしく踊れるか研究し続けている」と明かした。三上は永尾完治の親友役。完治役は、空キャストでは柿澤勇人が、海キャストでは濱田龍臣が演じる。廣瀬は「カッキーとは10年程前に『メリリー・ウィー・ロール・アロング』で初共演したときから好きな俳優。同じサッカーをやっていた体育会系でもあり、感覚的に共鳴できる部分が多くて尊敬している。いい刺激をもらいながら一緒にものづくりできることを楽しみながらやっています」と共演を喜んだ。二人の場面の稽古は、アドリブが効いて日々変化し、経験がすべてを成立させてしまう、仲の良さも出ていると、プロデューサーも太鼓判を押していた。対する海キャストの濱田と増子は初共演。増子は「龍臣君は『あの時画面越しで観ていた人』でしたが、コミュニケーションをいっぱい取ってくれるので、数年前からの友達のように仲がいい」という。海キャストは4人が固まって座っていて本当に仲睦まじいそうだ。ここで、事前に寄せられた質問に答えるコーナーへ。「三上の役作りで気をつけていることは?」との質問には、三上の見かけと裏側をどう表現するかがポイントと同意見。廣瀬は「削ぎ落とされた台本だからこそ難しい。どう深みをだすか」、増子は「ずっと寂しい人間。どう舞台で表現したらいいのか」と模索中のよう。「リカとさとみどちらを選びますか?」という究極の質問には、廣瀬は「リカ」、増子は「さとみ」と即答した。増子は「本当にこれはタイプの問題なんですが」と前置きしつつ、「まず幼稚園の先生ですよ!」と前のめりになると、廣瀬も「わかるよ!」と同調する。「寂しがりな部分や、本音を言えない部分も含めて愛したい」と熱弁し、地元の同級生であることを「ポイント超高いです!」と力を込めた。一方の廣瀬は、「刺激的なのはリカ。意志の強さや自由奔放さは苦労する部分かもしれないが、共鳴し合えたとき、お互いが支えになれたときの絆の強さはリカのほうが強いのでは」と話した。『東京ラブストーリー』には、「赤名リカ」という象徴的なキャラクターがいる。空キャストでは笹本玲奈が、海キャストの唯月ふうかが演じる。増子は「海キャスト全体を明るくしてくれる存在でリカそのもの」、廣瀬は「彼女自身が持っている強さがリカとすごくリンクしている」と印象を語った。リカの名セリフも見どころだ。最後に、廣瀬は「ミュージカル版『東京ラブストーリー』の恋愛模様、人間の成長物語が描かれている。経験したであろうことや気持ちが出てくるので、そこに接した上で、心が豊かになってくれたら」と、増子は「友人、親戚、兄弟、誰に観ていただいても自慢になるような作品。観るか迷っている方の、あと押しをしてください!」とメッセージを贈った。東京公演は今冬11月27日(日)~12月18日(日) 池袋・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、大阪公演は12月23日(金)~25日(日) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、愛知公演は2023年1月14日(土) 愛知・刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール、広島公演は1月21日(土)~22日(日) 広島・JMSアステールプラザ大ホールにて上演。東京公演チケットは好評一般発売中。文・撮影=岩村美佳<公演情報>ミュージカル『東京ラブストーリー』ミュージカル『東京ラブストーリー』ビジュアル●東京公演2022年11月27日(日)~12月18日(日)会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【チケット料金】S席:11,500円A席:9,000円B席:6,000円チケットはこちら:【イベント・来場特典】■来場者全員プレゼント対象日程:11月30日(水) 海 13:00 / 空 18:00プレゼント内容は後日発表■ホリプロステージ会員限定貸切公演対象日程:12月4日(日) 12:30特典:1. アフタートークイベント(登壇者:柿澤勇人 / 笹本玲奈 / 唯月ふうか)2. 来場者全員プレゼント:ステッカー■アフタートークイベント対象日程:12月1日(木) 13:00 男子会(登壇者:柿澤勇人 / 廣瀬友祐 / 濱田龍臣 / 増子敦貴(GENIC))12月2日(金) 13:00 女子会(登壇者:笹本玲奈 / 夢咲ねね / 唯月ふうか / 熊谷彩春 / 綺咲愛里)12月10日(土) 17:30 クリエイターズトーク(後日発表)※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。※登壇者は急遽変更になる場合もございます。●大阪公演2022年12月23日(金)~25日(日)12月23日(金) 空 14:0012月24日(土) 空 12:30 / 海 17:3012月25日(日) 海 12:30会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ問合せ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)●愛知公演2023年1月14日(土) 海 12:30 / 空 17:30会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール●広島公演2023年1月21日(土)~22日(日)1月21日(土) 海 18:001月22日(日) 空 12:30会場:JMSアステールプラザ大ホール問合せ:TSSイベント事業局082-253-1010(平日10:00~17:30)【キャスト】■空キャスト永尾完治:柿澤勇人赤名リカ:笹本玲奈三上健一:廣瀬友祐関口さとみ:夢咲ねね■海キャスト永尾完治:濱田龍臣赤名リカ:唯月ふうか三上健一:増子敦貴(GENIC)関口さとみ:熊谷彩春長崎尚子:綺咲愛里和賀夏樹:高島礼子永野亮比己 / 引間文佳新井希望 / 尾関晃輔 / 上條駿 / 今野晶乃 / 咲良 / 高瀬育海 / 俵和也 / 照井裕隆 / 妃白ゆあ / 町屋美咲 / 安福毅 / 矢吹世奈 / 吉崎裕哉(五十音順)スウィング:大村真佑 / 高井泉名(五十音順)原作:柴門ふみ『東京ラブストーリー』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)音楽:ジェイソン・ハウランド脚本・歌詞:佐藤万里演出:豊田めぐみ公式HP:公式Twitter:
2022年11月01日ミュージカル『東京ラブストーリー』の制作発表動画が公開された。トレンディドラマとしてもヒットした同名漫画の初ミュージカル化となる本作。主人公の永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4役は「空キャスト」と「海キャスト」の2組のチームによるダブルキャストとなっている。8月2日に行われた制作発表にはキャストの柿澤勇人、笹本玲奈、夢咲ねね、濱田龍臣、唯月ふうか、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子のほか、ジェイソン・ハウランド(音楽)、豊田めぐみ(演出)も登壇。今回公開されたのは、制作発表で初披露された「この街で生きる」「願いの星」「私らしく」「この角を曲がれば」「声を上げよう」の全5曲で、併せて制作発表を終えたキャストからのコメント動画も公開となった。ミュージカル『東京ラブストーリー』は11月から2023年1月にかけて東京・大阪・愛知・広島で上演される。■この街で生きる【歌唱キャスト】永尾完治:柿澤勇人(空)関口さとみ:夢咲ねね(空)コーラス:彩橋みゆ、尾関晃輔、高瀬育海、照井裕隆、永野亮比己、引間文佳、湊陽奈、村田実紗音楽:ジェイソン・ハウランド / 歌詞:佐藤万里■願いの星【歌唱キャスト】永尾完治:柿澤勇人(空)音楽:ジェイソン・ハウランド / 歌詞:佐藤万里■私らしく【歌唱キャスト】赤名リカ:唯月ふうか(海)関口さとみ:熊谷彩春(海)音楽:ジェイソン・ハウランド / 歌詞:佐藤万里■この角を曲がれば【歌唱キャスト】永尾完治:濱田龍臣(海)赤名リカ:唯月ふうか(海)コーラス:彩橋みゆ、尾関晃輔、高瀬育海、照井裕隆、永野亮比己、引間文佳、湊陽奈、村田実紗音楽:ジェイソン・ハウランド / 歌詞:佐藤万里■声を上げよう【歌唱キャスト】永尾完治:柿澤勇人(空)永尾完治:濱田龍臣(海)赤名リカ:唯月ふうか(海)コーラス:彩橋みゆ、尾関晃輔、高瀬育海、照井裕隆、永野亮比己、引間文佳、湊陽奈、村田実紗音楽:ジェイソン・ハウランド / 歌詞:佐藤万里柿澤勇人(空キャスト:永尾完治役)コメント笹本玲奈(空キャスト:赤名リカ役)コメント夢咲ねね(空キャスト:関口さとみ役)コメント濱田龍臣(海キャスト:永尾完治役)コメント唯月ふうか(海キャスト:赤名リカ役)コメント熊谷彩春(海キャスト:関口さとみ役)コメント綺咲愛里(長崎尚子役)コメント高島礼子(和賀夏樹役)コメント<公演情報>ミュージカル『東京ラブストーリー』原作:柴門ふみ『東京ラブストーリー』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)音楽:ジェイソン・ハウランド脚本・歌詞:佐藤万里演出:豊田めぐみ【出演】■空キャスト永尾完治:柿澤勇人赤名リカ:笹本玲奈三上健一:廣瀬友祐関口さとみ:夢咲ねね■海キャスト永尾完治:濱田龍臣赤名リカ:唯月ふうか三上健一:増子敦貴(GENIC)関口さとみ:熊谷彩春長崎尚子:綺咲愛里和賀夏樹:高島礼子永野亮比己、引間文佳新井希望、尾関晃輔、上條駿、今野晶乃、咲良、高瀬育海、俵和也、照井裕隆、妃白ゆあ、町屋美咲、安福毅、矢吹世奈、吉崎裕哉(五十音順)【東京公演】期間:11月27日(日)~12月18日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【大阪公演】期間:12月23日(金)~25日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:梅田芸術劇場TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)【愛知公演】期間:2023年1月14日(土)会場:刈谷市総合文化センター大ホール【広島公演】期間:2023年1月21日(土)・22日(日)会場:JMSアステールプラザ大ホールお問い合わせ:TSSイベント事業局TEL:082-253-1010(平日10:00~17:30)チケット購入リンク:関連リンク公式HP::
2022年08月16日ミュージカル『東京ラブストーリー』の製作発表会見が2022年8月2日(火)、東京都内で行われた。原作は、日本のみならず、アジア諸国で今もなお絶大なる人気を誇る漫画『東京ラブストーリー』(作:柴門ふみ、小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)。原作はバブル時代の東京を舞台としているが、ミュージカル版では設定を2018年春から19年春という設定に置き換え、オリジナルのキャラクターも登場する。コロナ禍前、希望を持って東京で暮らす完治、リカ、三上、さとみの4人を中心とした恋愛模様を描いていく。本作は〈空キャスト〉と〈海キャスト〉の2チームで上演される。〈空キャスト〉として永尾完治役を演じる柿澤勇人は「ミュージカル化すると聞いたときに、不安とかそういうことではなく、どうなっちゃうんだろうというワクワクがあった」と話す。柿澤は、自身が出演した『デスノート THE MUSICAL』での成功を引き合いに出しながら、「この『東京ラブストーリー』をまずは日本で成功させて、いつか海外に進出できるような作品にしたい」と気合を見せていた。〈海キャスト〉として同じく完治役を演じる濱田龍臣は「本当に緊張してて、今も頭が真っ白」と話すなど、会見では終始緊張していた様子だったが、「令和の今の時代だからこそ見せられる『東京ラブストーリー』になっていると思う。自分自身まだまだ未熟な部分が多いので、完治と一緒に歩んで成長していきたい」。和賀夏樹役の高島礼子は、原作漫画やドラマがヒットした頃を振り返りつつ、「デビューして間もない頃で、仕事にも恋愛にも何か思い悩んでいたときだったが、この『東京ラブストーリー』にすごく力をもらった記憶がある」。そして「年齢問わず絶対に楽しんでいただける作品。多くの人に当時私が受けた感動を伝えられたら」と語っていた。音楽はジェイソン・ハウランド、脚本・歌詞は佐藤万里、演出は豊田めぐみ。そのほか、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね(以上、空キャスト)、唯月ふうか、増子敦貴、熊谷彩春(以上、海キャスト)、綺咲愛里らが出演する。東京公演は2022年11月27日(日)~12月18日(日)、東京建物BrilliaHALL。大阪公演は12月23日(金)~25日(日)、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。愛知公演と広島公演の詳細は今後発表される。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年08月04日ミュージカル『東京ラブストーリー』の制作発表が2日に都内で行われ、柿澤勇人、笹本玲奈、夢咲ねね、濱田龍臣、唯月ふうか、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子、豊田めぐみ(演出)、ピアノ伴奏:ジェイソン・ハウランド(作曲)が登場した。同作は柴門ふみによる漫画の世界初ミュージカル化作。原作はバブル時代の東京を舞台にしているが、ミュージカル版では設定を2018年春から2019年春という設定に置き換え、コロナ禍前、希望をもって東京で暮らすカンチ、リカ、三上、さとみの4人を中心とした恋愛模様を描いていく。2チーム制ダブルキャストにより上演あれ、大人で成熟した恋愛模様を魅せる「空キャスト」には、柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねねが、フレッシュで向こう見ずな恋物語を描く「海キャスト」には、濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴、熊谷彩春という世代の異なる魅力あふれるキャストが集結した。カンチ役の柿澤は「『え、どうなっちゃうの』と思ってました。家族や仲間、他の現場の先輩にも『カンチが歌うの?』みたいな話になって、みんな不思議に思っていました」と苦笑する。一方で「数年前に僕は『デスノート』という漫画原作のミュージカルに携わりました。その時も同じような現象があって、どうなっちゃうのという声がたくさんありました。数年経った今、日本では再演を何度も繰り返して、台湾でも成功、韓国では連日ソールドアウトの長期作品にまで成長しています。この東京ラブストーリーも日本で成功し、海外に進出できるような作品にしたいなと思っています」と意気込んだ。空チームの笹本、夢咲も同様に驚いたそうだが、笹本は「4人で読み合わせをした時にもすごく面白くて。前向きになれる作品になっている」と自信を見せる。夢咲は「曲が入ることによって今しかできない東京ラブストーリーが新しく生まれ変わるんだろうな」と期待した。フレッシュな海チームについては、「ミュージカルの経験が浅い」という濱田が緊張していたようで、柿澤が「さっきも『ここまで胃酸が上がってる』と言ってた」と暴露。濱田は「本当に緊張してて、今も頭が真っ白なんですが、令和の時代だからこそ見せられる東京ラブストーリーになってます」と語る。唯月は「ジェイソンさんの楽曲がどれも素敵で、いろいろなジャンルの曲がたくさん詰め込まれている作品」、熊谷は「母親が興奮していて。出演が決まった後に漫画やドラマを見させていただいて、いつの時代も胸に刺さる作品だなと思った」、両チームに出演する綺咲は「まずはドラマを拝見し、一瞬で世界に没頭して大好きな作品となりました」と魅力を表した。また、高島は同作の原作・ドラマについて「デビューして間もない頃で仕事にも恋愛にも思い悩んでいた頃、すごい力をもらった記憶があります。今、ミュージカル版にキャスティングしていただいたのは夢のよう」と喜ぶ。「初ミュージカルではありますけど、とにかく楽しんでがんばっていきたい」と語った。東京公演は池袋・東京建物 Brillia HALLにて11月27日~12月18日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて12月23日~25日。その後愛知、 広島公演を予定している。
2022年08月02日中国で大ヒットを記録したラブストーリー『あなたがここにいてほしい』(原題:我要我們在一起/英題:Love Will Tears Us Apart)が、7月22日(金)より公開されることが決定し、本ポスターと予告編が解禁された。高校時代にリュー・チンヤン(チュー・チューシアオ)は、校内で出会ったリン・イーヤオ(チャン・ジンイー)に一目惚れ。なんとか彼女にラブレターを渡すが、それを生活指導担当のヤオ先生にみつかってしまう。頭を丸めて校内放送にて謝罪すれば見逃してやるという学校に対し、リューはその場を利用して彼女に愛を告白し退学となってしまう(1日目)。いつしか一緒に住むマンション購入を夢見ながら生活を送るが、しのびよる現実にあらがえずに次第に空回りをするようになる。そんな中、リュー・チンヤンは学生時代からの友人であるダーチャオからの頼みで、大きなプロジェクトを仕切ることになり、かつての現場仲間を呼び寄せるが…。本作は、2013年1月、2億人以上のユーザーを抱えている中国最大のソーシャル・カルチャー・サイト「ドウバン(豆瓣)」で大反響を呼んだ、とある投稿から生まれた“愛”の物語。投稿された“與我十年長跑的女友明天要嫁人了”(十年間一緒にいた彼女は、明日他人の嫁に行く)は、3650日におよぶ10年愛を綴った物語だった。幸せになるために愛しあう2人がともに助け合いながら一生懸命に生活していながらも、お金やマイホームなど様々な問題がふりかかる内容は、純愛というだけでなく、中国における結婚の現状に問題提起している点からも多くの観客が共感し、中国全土で社会現象を巻き起こした。その投稿は映画界からも注目されることとなり、長年にわたり中華圏で活躍している台湾出身のプロデューサー、監督、脚本家のチェン・クォフーが本作品の映画化に名乗りを上げた。チェン・クォフーは、スピード勝負よりいい作品を作りたいという思いから、あえてすぐに映画製作をスタートせず、時間をかけてしっかり脚本を書くことに。最終的に8年の歳月をかけて、最高のラブストーリーを完成させた。監督は、2017年に中国国内で大きな話題を呼び、ソーシャル・カルチャー・サイト「ドウバン」で8.6/10点の高得点を記録した配信ドラマ「マイ・ハックルベリー・フレンズ」を監督し、いま最も注目されているシャー・モー。主人公のリュー・チンヤン役は『流転の地球』「晩媚と影~紅きロマンス~」のチュー・チューシアオ(屈楚蕭)、恋人のリン・イーヤオ役は映画初主演となるチャン・ジンイー(張婧儀)。“ネットに投稿された実話小説”を原作とした2人の10年間の愛の記憶を瑞々しく熱演している。またウォン・カーウァイ監督の『天使の涙』などの俳優のカレン・モクが主題歌 「empty world」を歌い、映画の世界観を盛り上げている。解禁された予告編では、高校時代に出会った2人の愛の軌跡とままならない現実に翻弄される姿が映し出される。「2人がたどり着く未来とは?」とのナレーションが、愛し合う2人に降りかかる過酷な運命を示唆しているようで、その後の展開が気になる映像となっている。『あなたがここにいてほしい』は7月22日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年05月10日トレンディドラマとしてもヒットしたマンガ『東京ラブストーリー』が初ミュージカル化、この冬11月に東京建物 Brillia HALLにて上演されることが決定した。それに伴い、メインキャストのビジュアルとコメントも公開されている。近年、ホリプロは『ビリーエリオット~リトル・ダンサー~』や『メリー・ポピンズ』などの大型海外ミュージカルを上演すると同時に、『デスノートTHE MUSICAL』、ミュージカル『生きる』、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』などのオリジナル・ミュージカルの制作にも積極的に取り組んできた。これらの作品は将来的に海外でのライセンス上演を視野に入れているが、次に取り組むオリジナル・ミュージカルの題材は、1991年に大ブームを巻き起こし、日本のみならず、アジア諸国で今もなお絶大なる人気を誇る漫画「東京ラブストーリー」。原作はバブル時代の東京を舞台にしているが、ミュージカル版では設定を2018年春から2019年春という設定。コロナ禍前、希望をもって東京で暮らすカンチ、リカ、三上、さとみの4人を中心とした恋愛模様を描く。音楽は、2018年に日本で初演されたオリジナル・ミュージカル『生きる』の作曲家であり、現在もブロードウェイの一線で活躍するグラミー賞受賞作曲家、ジェイソン・ハウランドによる全編書き下ろし。演出はミュージカル『アリージャンス~忠誠~』で共同演出を務めた豊田めぐみが手掛ける。原作者の柴門ふみも「これまで多くの漫画作品をドラマ化・映画化していただきましたが、舞台化は初めてです。しかもミュージカルと聞いて、わくわくしています。ステージ上で、リカやカンチにどのような命の息吹が吹き込まれるのか、とても楽しみです」と期待のコメントを寄せた。恋愛模様の主人公となる永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4役は「空キャスト」と「海キャスト」の2組のチームによるダブルキャスト。このネーミングは、永尾完治らの出身である愛媛県の美しい空と海からとったもの。世代も個性も全く違うふたつのチームが同じ脚本を演じることで起きる、舞台の化学反応にも期待だ。「空キャスト」で永尾完治役を演じるのは、確かな歌唱力と演技力を持ち、多数主演舞台はもちろんのこと、近年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演が決まるなど映像作品でも目覚ましい活躍をみせる柿澤勇人。一方赤名リカ役は、ミュージカル 『メリー・ポピンズ』のタイトルロールを演じるなど数々の舞台で主役級を演じ、近年は更に役柄の幅を広げて存在感を放つ、笹本玲奈が演じる。長年、舞台を中心に活躍するふたりだが、意外にも舞台での共演は今回が初めて。また三上健一役を演じるのは、観客を虜にする美しいルックスもさることながら、安定の演技力と歌唱力で、2枚目から3枚目までを変幻自在に演じ分けるカメレオン俳優の廣瀬友祐。関口さとみ役には、ミュージカル『サンセット大通り』『ラブ・ネバー・ダイ』などの大型作品で重要な役を演じてきた元宝塚歌劇団星組トップ娘役の夢咲ねねを起用する。もう一方の「海キャスト」永尾完治役を演じるのは、幼少から芸能界で活躍し、史上最年少でウルトラマンに抜擢された若手実力派の濱田龍臣。近年は舞台でもその実力を発揮する、天才俳優の本格ミュージカル初挑戦に期待が集まる。赤名リカ役には、ミュージカル『ピーターパン』でデビューして以来、『デスノートTHE MUSICAL』の初代ミサミサ役、『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役など、今やミュージカル界を代表する女優の仲間入りを果たした唯月ふうかが挑む。三上健一役には、avexの男女7人組グループ「GENIC」のメンバー、増子敦貴を起用。2021年の戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』でメインキャストの1人を演じ、人気上昇中の俳優だ。関口さとみ役は、『レ・ミゼラブル』のコゼット役に史上最年少で選ばれ、大作ミュージカルで次々にヒロインを務めるなど成長目覚ましい次世代女優、熊谷彩春が演じる。原作では男性として描かれるリカと完治の上司・和賀夏樹役は、本ミュージカルでは女性に置き換えられ、現代ならではの役割を担うことも見どころのひとつとなっている。この役を演じるのは、今回がミュージカル初挑戦となる高島礼子。数々のドラマ、舞台で主演を演じてきた名女優がみせる新境地に注目が集まる。なお空・海キャスト共通の長崎尚子役は、ミュージカル『王家の紋章』『Endless SHOCK』など注目作への出演が続く、元宝塚歌劇団星組トップ娘役の綺咲愛里が務める。2022年冬、オリジナル・ミュージカル『東京ラブストーリー』が、ミュージカル界に新しい風を巻き起こすだろう。チケットは今夏発売予定。柿澤勇人「最高にホットな愛の物語をお届けします!」<演出:豊田めぐみ・コメント>この作品の演出のお話を頂いたのは4年以上前。「東京ラブストーリー」をミュージカルとして上演できるんだ!と、非常にワクワクしたのを覚えています。漫画からドラマ、そして舞台へとバトンを渡されたわけで、舞台でしか出来ない楽しい事を生み出そうと、日々思いを巡らせています。今回はそれぞれに本当に魅力的な、全く異なるカラーの2チームのキャストで上演します。同じ台本でも全然違う仕上がりになると思うので、そこも楽しんで頂けるポイントかなと思います。クリエイティブチームも最強の方々に集結して頂いたので、今年の冬、キャスト、スタッフ全員で、最高にホットな愛の物語をお届けします!<柿澤勇人(空キャスト:永尾完治役)・コメント>「東京ラブストーリー」は当時のドラマのDVDが全巻家にあり、全く飽きることなく恋の展開にワクワクしながら全て拝見しました。僕が演じる永尾完治は、真面目で、誠実で、真直ぐで、優しい男です。でも恋になるととても不器用で…。見ていて歯がゆくなる部分もあり、それがこの物語を面白くしているのだと思います。過去には『デスノートTHE MUSICAL』というオリジナルミュージカル作品で、日本初演を始め海外公演にも出演しました。もっともっと、日本初のものを発信していくべきだと感じましたし、この『東京ラブストーリー』はそういう作品に必ずなると思います。まずは日本で成功をさせて、世界各地でも上演ができればという想いです。是非皆さま応援よろしくお願い致します。劇場でお待ちしています。<笹本玲奈(空キャスト:赤名リカ役)・コメント>ドラマで見ていたわけではありませんでしたが、「カンチ!」とリカが呼ぶセリフはとても印象に残っていました。大ヒットした作品だけに、ミュージカルにする事はかなりの挑戦だと初めは不安に思いましたが、日本を代表するラブストーリーをミュージカルに!という熱い想いを受け取り、信じて一緒に作り上げたい思い、出演を決めました。本能のままに生きる姿と、相反して繊細な心を持つ彼女の人間性をしっかり捉えた上で、シンプルに、感じるままに演じたいです。ミュージカル『生きる』の楽曲を作ったジェイソン・ハウランドさんの音楽で、どんな『東京ラブストーリー』ができあがるのか、私自身もとても楽しみにしています。是非ご覧下さい。<廣瀬友祐(空キャスト:三上健ー役)・コメント>声をかけて頂けて心から感謝しましたし、嬉しかったです。更にカンチがカッキー(柿澤勇人さん)と聞いて益々嬉しかったです。「東京ラブストーリー」という作品は原作漫画はもちろん、テレビドラマでも時代を越えてリメイクされるほど、沢山の方々の人生に寄り添ってきた作品だと思います。東京という追い風にも向かい風にもなりうる街でのラブストーリー。今の時代だからこそ、舞台、ミュージカルだからこその東京ラブストーリーを創れる一員になれたことに感謝と責任をもって誠実に挑みたいと思います。自分である意味は忘れないで挑もうとは思っていますが、それ以外はまだなにも考えていません。このメンバーでしか生まれない温度や色を大切に、共演者の方々と共にミュージカル東京ラブストーリーが素敵な作品になるように精進したいと思っています。原作は漫画、91年には恋愛ドラマの金字塔と言われ、令和になりリメイクされるなどテレビドラマとしても有名な東京ラブストーリーが遂にミュージカルで上演されます。ミュージカルです。カンチが歌います。リカが歌います。さとみが歌います。三上は、舞台だからこその、演劇版の東京ラブストーリーがどうなるか、是非劇場にてお確かめ頂けたら幸いです。心よりお待ちしております。<夢咲ねね(空キャスト:関口さとみ役)・コメント>以前平成版のドラマを拝見し、とても面白くて好きな作品でしたので、今回ミュージカル版出演のお話をいただきとても嬉しいです。王道なラブストーリーかと思わされるのですが、登場人物の感情が絡みもつれ合い、一筋縄ではいかないところがとても面白い作品だと思います。今回は原作をベースにした作品だと伺い早速読みましたが、とても面白いです。このお話の中で関口さとみという女性にとても興味をもっていたので、原作のイメージを大切にキャストの皆さんと生まれる感情を大切に演じたいと思います。『東京ラブストーリー』が新たにミュージカルとなります。皆さまにもドキドキしていただけますよう関口さとみを精一杯努めます。是非観にいらしてください。<濱田龍臣(海キャスト:永尾完治役)・コメント>『東京ラブストーリー』という、昔からとても人気のある作品がミュージカルになります。父と母が東京ラブストーリーを見ていたのもあるため、自分はミュージカルの経験が浅いですが、精一杯頑張ります。先日、ビジュアル撮影でリカ役の唯月ふうかさんともお会いさせて頂いて、自分の中で永尾完治というキャラクターの輪郭が更にはっきりとしました。劇場に足を運んでくださる皆様に、『東京ラブストーリー』の世界を歌と踊り、そしてお芝居を通して楽しんで頂きたいです。<唯月ふうか(海キャスト:赤名リカ役)・コメント>多くの人から愛されている作品に、赤名リカとして出演出来る事、とても嬉しく気が引き締まります。 リカは思った事をそのまま口にするけど、決して嫌味がなく、胸の奥が擽ったくなる位の可愛さが詰まっている言動や表情に、沢山の人が救われている魅力的な女性だと感じました。いつも明るいリカの、繊細な心情変化をしっかり表現出来るように、私自身の感情の引き出しも増やしていきたいと思います。今回は、2チームの『東京ラブストーリー』が生まれます。 先輩方から沢山の事を学びながら、ピュアさともどかしさが複雑に交差する恋愛模様を、私たちのチームらしさで作り上げていきます。ミュージカル版をぜひ味わいに来てください!!<増子敦貴(GENIC)(海キャスト:三上健一役)・コメント>今回お話しをいただけたときは、と、と、東京ラブストーリーですか??と聞き直しました。自分の聞き間違いかと思うくらい驚きましたし、日本を代表する大きな作品への出演に重圧を感じています。本番を迎えるまで、不安と緊張との戦いです。僕の両親はもちろん、広い世代から愛され続けている『東京ラブストーリー』。僕だけの三上健一を作り上げて、尚且つ、観て下さるお客様方には「あの東京ラブストーリーがここにある」と思っていただけるよう、とにかくしがみついて精一杯頑張ります!平成12年生まれの未だに経験も浅い僕が、『東京ラブストーリー』に携わることができて光栄です。皆様の心の中に、懐かしさとあの時の感動とともに真新しい感動をお届けできるよう全身全霊で挑みます。ミュージカル『東京ラブストーリー』をお楽しみに。<熊谷彩春(海キャスト:関口さとみ役)・コメント>世代を越えて愛されている『東京ラブストーリー』のミュージカル化に携わらせて頂くこと、大変光栄に思っております。出演が決まって、原作やドラマ、台本を拝見したのですが、4人それぞれの恋愛模様がドラマチックに描かれていて、すっかり熱中してしまいました。私が演じさせて頂く関口さとみは、永尾完治と三上健一の間で揺れ動く女性。完治くんへの想い、三上くんへの想い、それぞれを丁寧に描いていけたらなと思います。難しい役どころですが、精一杯さとみに寄り添って、彼女なりの恋の道を歩んでいきたいです。原作やドラマのファンの方も、初めてご覧になる方も、楽しんで頂ける作品をお届けできるよう、頑張ります!<綺咲愛里(長崎尚子役)・コメント>あの、有名な誰もが知っている『東京ラブストーリー』という作品に携わらせていただけること、単純にとても嬉しかったです。胸の奥がキュッとなったり涙がこぼれたり…初めて見た時から作品の世界観に没頭してのめり込んだ大好きなラブストーリーです。それぞれの愛の形があり、それぞれが苦悩しながら色んな壁を乗り越えていく、作品の中で役を通して成長していけたらと思いますし、場面の中でちょっとしたスパイスのような役割になればいいなと思っています。『東京ラブストーリー』がミュージカルとしてどのような形で生まれるのか、出演者の一員として、そして一ファンとしてとても楽しみです!しっかり役を深めて作品に寄り添いたいなと思います。劇場でお待ちしております!!<高島礼子(和賀夏樹役)・コメント>テレビドラマ版のオンエアが1991年、丁度デビュー間もない頃でテレビを見る余裕はありませんでしたが、このドラマは必死に見ていました。世代的には、憧れの作品です。ミュージカルは初挑戦で、共演する若い役者さん達は素晴らしい魅力ある若いベテランさんばかりです。震えるほど緊張していますが、「挑戦する」は、座右の銘でもあり、私をキャスティングして下さった皆さんに感謝を込めて頑張ろうと決意しました。『東京ラブストーリー』を30年ぶりに見直して衝撃的でした。以前は、恋に悩む4人の世代で共感を持てましたが、何故か年を重ねて今見ても、興味深く面白い不朽の名作だと思いました。今回は、上司の世代から若い人達の愛を応援すべく、和賀夏樹をしっかりと演じて、観に来て下さる皆さんに楽しんで頂ける様に頑張りたいと思います。■公演情報ミュージカル『東京ラブストーリー』<東京公演>期間:2022年11月~12月会場:東京建物 Brillia HALL※ツアー公演あり
2022年03月16日フィギュアスケートに人生を懸けてきた女性の夢と恋を描くロシア発のラブストーリー『ICE』が邦題『ICE ふたりのプログラム』として全国公開することが決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。大怪我を負い、夢破れたフィギュアスケート選手のナージャ。絶望に塞ぎ込む彼女の前に現れたのは、明るくて無鉄砲なアイスホッケー選手サーシャ。型破りな手法で懸命にリハビリを支えるサーシャのおかげで次第にナージャは笑顔を取り戻す。やがて、再びスケートができるまでに回復したナージャ。彼女の新たな夢と恋への挑戦が始まる…。本作は、2018年ロシアで『ブラックパンサー』『フィフティ・シェイズ・フリード』を抑えて2週連続1位を記録し、年間興収4位を記録した大ヒット作品。主演はロシアを代表する名女優クセニア・ラパポルトの娘アグラヤ・タラーソヴァ、共演はロシアの映画賞であるゴールデンイーグル賞を2度受賞を果たす実力派アレクサンドル・ペドロフ、続編の『ICE2』でゴールデンイーグル助演女優賞を受賞したマリヤ・アロノーヴァが務める。フィギュアスケート大国ロシアで製作された圧巻のスケートシーンとまばゆい映像美がラブストーリーを彩る注目作だ。この度解禁されたポスタービジュアルは、“恋が夢を輝かせる―”のコピーとともに、ペアのフィギュアスケート選手ナージャと青年サーシャが氷の上で見つめ合う姿が幻想的に表現されており、夢と恋に葛藤しながらもまっすぐに向き合うふたりの姿ともリンクする。現在開催中の2022年冬季北京オリンピックでも話題のフィギュアスケート。氷上で展開する心ときめくハートフルなラブストーリーに期待が高まる。『ICE ふたりのプログラム』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月18日『キャロル』のプロデューサーによるラブストーリー『Mothering Sunday』(原題)が、『帰らない日曜日』の邦題で日本公開されることが決定し、併せて特報映像と場面写真も解禁となった。本作の原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛されたグレアム・スウィフトによる小説「マザリング・サンデー」(新潮クレスト・ブックス)。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。“失うものは何もない”天涯孤独なメイドのジェーンは、英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げる。だが、たった一日のある出来事が、全てを変えてしまう。やがて小説家になった彼女は、その一日を生涯かけて手繰り寄せることになる…。いま大注目の新星女優、オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子を演じ、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優、ジョシュ・オコナーがW主演を務める。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優の贅沢な共演が実現。 絵画のように優美なイギリスの風景の中、匂い立つようなエレガントな官能が描かれるとともに、身分違いの恋は劇的な展開を見せていく。そして今回解禁された特報映像は、ニヴン家の屋敷でメイドとして仕えるジェーンが、秘密の関係を続けるアプリィ家の跡継ぎ、ポールから“間違い電話”を受けてアプリィ邸をこっそり訪れるシーンから始まる。ジェーンを優しい笑顔で迎え入れるポール。2人は結ばれないと知りながらも惹かれ合い、春の日差しに祝福されるように無人の屋敷で愛し合う。しかしその後、人生を変えてしまった劇的な出来事を思わせる、意味深なシーンが繰り広げられる。さらに、ジェーンが秘密の恋人と過ごす儚くも大切な時間を切り取った場面写真も到着。ジェーンの心に刻まれた、二度と戻ることはできない、特別な一日とは?世界中の映画祭で絶賛された、映画ファンが注目する眩しいほどに美しいラブストーリーだ。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年01月28日9月24日(金)より公開中、ベン・スティラープロデュースのアナーキック・ラブストーリー『ディナー・イン・アメリカ』から、“Fワード”が連発されるシーンを抽出・編集した特別映像が解禁された。今回解禁となった映像は、不謹慎さ満載のFワードのみを抽出・編集した映像集。本作で登場するFワードは合計数200個。計算上、なんと30秒に1回はFワードを発していることになる(106分の上映時間から1分のタイトルロールと3分のエンドロールを除き、本編中のFワード合計数200個で割った計算)。恐らく2014年以降の日本公開映画で、最も多くのFワードが飛び出したラブストーリーといえる本作。アメリカの映画サイトColliderによると、最もFワードの多かった映画作品はカナダのコメディ映画『Swearnet:The Movie』(日本未公開/2014年/Fワード数:935回)。第2位はFワードについて真面目に研究したドキュメンタリー、その名も『FUCK』(2015年/Fワード数:857回)、第3位はマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組み日本でも大ヒットした伝記コメディ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年/Fワード数:569回)。だが、むしろラブストーリーでここまでFワードが多い作品は稀有な例といえるだろう。映像の後半、キーとなる劇中の甘い甘いオリジナルソング「Watermelon」が(ここにもFワードが...)流れる点にも注目だ。『ディナー・イン・アメリカ』はヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ディナー・イン・アメリカ 2021年9月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Dinner in America, LLC. All Rights Reserved
2021年10月01日伊藤健太郎、石橋静河、清原翔、石井杏奈が出演する“現代版”「東京ラブストーリー」が、10月12日(火)より地上波放送が決定した。本作は、1988年より「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載された柴門ふみの漫画のドラマ化。1991年には、鈴木保奈美&織田裕二共演でドラマ化、その切ないラブストーリーは社会現象となり、その後も語り継がれる90年代恋愛ドラマの金字塔。今回地上波放送が決定したのは、伊藤さんが永尾完治、石橋さんが赤名リカ、清原さんが三上健一、石井さんが関口さとみを演じ、昨年春配信された現代版。2020年の東京を舞台に、新しく生まれ変わった物語が展開される。さらに今回、1991年に放送された「東京ラブストーリー」も各配信サービスにて毎週1話ずつ配信が決定。10月12日(火)の初回放送終了後25時45分から、1991年版の1話と、2020年版の1話も配信、以降毎週新旧共に1話ずつ無料配信していく(2020年版はFOD、TVerのみ)。また、10月2日(土)にはブームアップ番組も放送する予定だ。●「東京ラブストーリー」あらすじ広告代理店に勤める永尾完治(伊藤健太郎)は、地元の愛媛支部から東京の営業部に配属となり東京へやってきた。同僚の赤名リカ(石橋静河)が完治の仕事の面倒を見ることに。完治は同じく東京にいる地元の同級生・三上健一(清原翔)から早速飲もうと誘われる。完治がずっと密かに想いを寄せていた関口さとみ(石井杏奈)も来ることになり、久々の再会を懐かしんでいたが、会社にいるリカから忘れていた財布を届けるとの連絡があり、一緒に飲むことになる。その帰り道、いきなり「カンチ、キスしよっか」とリカから言われドギマギする完治。「じゃあ代わりにランチごちそうして!」と積極的なリカ。しかし、リカは上司の和賀と関係があると社内で噂されているからやめておいた方がいいと言われる――。「東京ラブストーリー」は10月12日(火)24時35分~(初回10分拡大)、以降毎週火曜日24時25分~フジテレビにて放送(関東ローカル)。『「東京ラブストーリー」地上波初放送記念!見どころ紹介SP!!』は10月2日(土)14時30分~フジテレビにて放送(関東ローカル)。「東京ラブストーリー」(1991年放送)はFOD、TVer、GYAO!にて現代版地上波放送後から毎週1話ずつ無料配信。(cinemacafe.net)
2021年09月17日世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにしたラブストーリー『ヴォイス・オブ・ラブ』が2021年冬に公開されることが決定し、併せてティザービジュアルが解禁された。14人兄弟の末っ子として生まれたセリーヌ・ディオンは、後の夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリルに才能を見いだされ、12歳で歌手デビュー。以降、スーパースターとしての階段を駆け上がり、映画『タイタニック』のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や映画『美女と野獣』の「Beauty And The Beast」など、誰もが一度は聞いたことのある数々の名曲を世に贈り出してきた。アルバム総売上は2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞するなど絶対的スーパースターとしていまなお輝きを放っている。そんなセリーヌの半生を初めて映画化した本作。監督と脚本、さらに主演を務めたのはフランスが誇る国民的スター、ヴァレリー・ルメルシエ。セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながらも彼女の半生を忠実に再現している。ひとりの少女がスターダムを駆け上った輝かしい栄光、スターとしてひとりの女性として感じる孤独と重圧、常に側で支え続けたプロデューサーとの一途な愛…。これまで語られることのなかった世界的歌姫の知られざる愛の物語を、セリーヌの大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せてゴージャスに描き出している。『ヴォイス・オブ・ラブ』は2021年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイス・オブ・ラブ 2021年冬、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
2021年07月13日「月刊アフタヌーン」にて現在連載中の漫画「青野くんに触りたいから死にたい」がWOWOWでドラマ化されることが決定。主演は、今回初のラブストーリーに挑戦する「Sexy Zone」佐藤勝利が務める。青野龍平は刈谷優里から告白され、交際をスタートさせるが、青野は2週間後、交通事故で亡くなってしまう。優里は後追い自殺をしようとするが、幽霊となった青野が現れ、優里の側にずっといるから死なないようにと諭す。こうして、幽霊・青野と優里の奇妙で胸キュンな生活が始まる――。本作は、幽霊彼氏と天然彼女、絶対触れ合えない高校生カップルが紡ぐホラーラブストーリー。原作は、公式サイトに第1話が公開されると、瞬く間に30万PVを突、女性を中心に話題沸騰中の漫画。佐藤さんが演じるのは、本作の主人公で高校2年生の青野龍平。優しく誠実な性格の持ち主だが、優里と付き合って2週間で亡くなってしまい、とある重大なきっかけで幽霊として彼女の元に現れる。時折り、まるで別人格のように豹変し、優里に憑依しようとするなど、闇を持った二面性のある役柄だ。初のラブストーリー挑戦に「僕の今までとは違う一面を見せたい」と意気込んだ佐藤さんは、「1人で読んでいると怖くて眠れなくなってしまったくらい、衝撃的な作品」と原作の印象を語り、「入口は王道のラブストーリーのように見えますが、中に入ると迷路に入ったような急展開になるので、この世界に迷い込んで欲しいです」とコメントしている。監督は「ぼくは麻理のなか」のスミス、脚本は「40万キロかなたの恋」の玉田真也が務める。WOWOWオリジナルドラマ「青野くんに触りたいから死にたい」は2022年春、WOWOWオンデマンドにて配信、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月11日満島ひかり、佐藤健、そして宇多田ヒカルの楽曲という組み合わせで贈るラブストーリー「First Love 初恋」がNetflixオリジナルシリーズとして2022年、Netflixにて全世界配信されることが決定した。1999年に発売され大ヒットした宇多田ヒカルの珠玉の名曲「First Love」、その19年後に発表された「初恋」。本作は、この2つの楽曲にインスパイアされ、新しいストーリーを紡ぎ出すNetflixオリジナルシリーズ。90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどるひと組の男女の物語。本作のW主演を務めるのは、満島ひかりと佐藤健。繊細さの中にも芯の強さのある演技で観るものを惹きつけてやまない満島さんは、フライトアテンダントを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英(のぐちやえ)役に。アクションからラブストーリーまで幅広い役所を演じ分ける佐藤さんは、航空自衛隊のパイロットになるも現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道(なみきはるみち)役を演じる。監督・脚本は、2004年に脚本家としてデビュー後、映画、テレビドラマ、MVなど多岐に渡って活躍する寒竹ゆり。そして、これまで数々の楽曲をドラマや映画に提供してきた宇多田ヒカルにとって、本作は楽曲にインスピレーションを受けて制作される初のオリジナルドラマとなる。この度、Netflix作品に初出演となる満島さんと佐藤さん、そしてNetflix作品初参加となる寒竹監督が、Netflix史上最大級のスケールでの制作に向けクロストークを行い、熱い想いを語った。ありそうでなかった!満島ひかり×佐藤健のピュアな王道ラブストーリーまず、佐藤さんは「寒竹さんとは10代の頃に仕事をしていて、すごく印象に残っていた方だったので、またご一緒できることが嬉しかったし、もちろん満島さんとの共演も。この二人と仕事がしたいと思ったんです」と明かす。満島さんは「初めて八ヶ岳にある監督の家に行ったとき、こたつで打合せしたのをよく覚えています。脚本を読みながら、このシーンのこのお芝居できるかなと不安に思ったところがあって、その場で演じてみたんですよね。そうしたら寒竹さんが、ぽろぽろと泣き出して。私もこのプロジェクトに1年くらい関わっているけれど、寒竹さんは、何年も前から孤独に脚本を書いてきた。目の前で人(キャラクター)が動いたことで、ようやくこの物語が始まったんだなと、感動したことを覚えています」と打ち明ける。八ヶ岳では「最初に『寒竹ゆりお手製』のフルコースが出てきました」と佐藤さん。「胃袋、つかまれてますから(笑)」と満島さんも続ける。「健全なぶっちゃけ話ができるんですよね。過去いろんな作品で、いろんなやりとりをしてきたけれど、ここまでぶっちゃけたやりとりは、なかなかない。新鮮だし、楽しいし、やりがいを感じてます」と佐藤さんが話すと、「晴道役は、佐藤健さんはどうかな?と、私が提案したんです」と満島さん。「私は、ラブストーリーをほとんどやったことがないので、ドキドキする新しいキャスティングがいいなと思っていて。プロデューサーの坂本さんが、ネットに出ている健くんの写真と私の写真を合わせて、みんなで見ながら『似合う、似合う!』『この組合せ新しい!』って盛り上がったりして。そして、健くんがやって来てくれて、寒竹さんの筆が動き出して、脚本がもっと具体的に、もっと素敵になっていった。ドキドキする場面が増えていった気がします」と続ける。佐藤さんが「満島さんがさっき言ってくれたみたいに、『私が決めました!』と聞けるとホッとするし、すごく嬉しかった」と応じると、「画面越しで見ていて華やかで、私に足りないところもいっぱい持ってて、一緒にお芝居をするのがすごく楽しみです。この前、八ヶ岳で打合せをしたときも、この人は現場で先頭に立ってきた人なんだな、みんなの前に立って、みんなを背負ってきた人なんだなって思いました」と、満島さんは自らの選択に自信を見せた。満島ひかり「断るつもりが涙であふれた」…動かしたのは寒竹ゆり監督の熱い想い「そのとき、八ヶ岳のうちのカウンターで、ひかりちゃんと健くんが並んでビールを飲んでいる姿が、もう普通にお似合いで、とても素敵で、ずっとニヤニヤしながら眺めてました」と監督。「恋愛ドラマはカップリングが一番大事。恋が動き出しそうな二人じゃないと、ドラマを見たいと思わないですから」と言い、「いい役者と出会うとこういう風になるんだなって。通常のドラマだと脚本が完成していない段階で撮り始めることもあると思うんですけど、今回は、本を作る時間、議論する時間、熟成させる時間がある。ありがたいです」と打ち明ける。「でも物づくりって、本来そうあるべきだなとも思っていて。それに、このくらい本気度の高い作品じゃないと満島ひかりは出てこないんだなと。なんて言うか、レアポケモンみたいになっていて、なかなか会えないし、なかなか共演できない人なので、この機会はほんとに貴重です(笑)」と佐藤さん。すると、「たしかに、なかなか出てこないかも(笑)。この話をいただいたのは、フリーランスになってすぐの時期で、心体技ともに健康のまま作品に関われるのか不安もあったんです。少し休んで、いろんな役の疲れがとれてやっと自分に戻れていたのと、ドラマを作るためにドラマを作っていることにちょっと違和感が募っていたのと。お芝居が好きで、作品に愛おしさを感じて、そのキラキラした愛みたいなものを形にならない形にしていたいのに、何かやりたい!という衝動が作品を制作することそのものに負けていたり、作る過程の速度とか、ビジネスに負けているのが不思議で……」と明かす満島さん。「だから初めはいぶかしげに話を聞きに、会いに行ったんですが、帰り道に涙があふれてきて。たぶん寒竹さんをはじめ、プロデューサーの坂本(和隆)さんと八尾(香澄)さんのそれぞれから、熱い気持ちやいい緊張感が伝わってきたから。ああ、私はこの人たちと出会ったんだなと心が動いたんです。脚本を自分で書いて自分で撮るということや、私と年齢が近いことも含めて、寒竹さんと共にやってみたいなと思いました」。「僕も、寒竹ゆりは天才だと思いました。王道なラブストーリーということ以上のディテールが脚本の細部に詰まっていて、二人のやりとりやセリフの一言一言が美しい。すごく惹かれましたね」と佐藤さんも続けた。宇多田ヒカル「First Love」から「初恋」の間に起きた出来事を盛り込む寒竹監督は、「多くの人にとって宇多田さんの曲は特別だと思うけれど、私は彼女と同じ学年ということもあって、そういう意味でも、常に気になる存在、特別な存在でした。いまでもよく覚えているのが、宇多田さんが15歳でデビューしたとき、学者みたいな人が、難しい顔で歌詞を分析していたこと。そんな大人を同い年の子が感心させていることがショッキングでしたし、自分達の方が彼女の歌詞を本質的に理解できている気がしました。このドラマのセリフにもありますが、その時『私たちの時代が始まった』と思わせてくれたんです」と振り返る。「そんなこともあり、宇多田さんの『First Love』から『初恋』の間に起きた20年間のエポックを、也英と晴道の20年間のドラマを通して描くことがすんなりイメージできましたし、あの歌詞からこの物語を描く必然性を感じました」。また、満島さんはラブシーンに描き方について、「たとえば欧米のドラマのダンスシーンのように、身体に触れているのにキスできないとか、ずっと目が合っているのに何もできないとか、色っぽさが伝わってくるシーンって、日本だと難しいですかねって寒竹さんに尋ねたら、そういうシチュエーションを脚本に入れてくれた!好きな人がすぐ傍にいるのに恥ずかしくて見られない、でもつい目で追ってしまう、触れたくなる……そんな恋愛のときの豊かな感情が、透き通るように描かれています」と手応えを感じているよう。「これはもう、みんな健くん(=晴道)のことを好きになっちゃうなって」と続けると、佐藤さんも「みんな也英のことを好きになるだろうなって。脚本を読みながら普通にキュンキュンしていた」と打ち明けていた。Netflixオリジナルシリーズ「First Love 初恋」(Inspired by songs written and composed by Hikaru Utada/宇多田ヒカル)は2022年、Netflixにて全世界同時配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年12月03日パリを舞台に人魚のラブストーリーを描いた映画『Une sirène à Paris』が邦題を『マーメイド・イン・パリ』とし全国公開されることが決定。特報映像とキービジュアルが解禁された。恋の都パリ。セーヌ川に浮かぶ老舗のバーでパフォーマーとして働くガスパールは、ある夜、傷を負い倒れていた人魚を見つける。ルラと名乗る人魚は、美しい歌声で出会う男性を虜にし、恋に落ちた男性の命を奪っていた。ルラは、ガスパールの命も奪おうとするが、過去の失恋から恋する感情を捨て去ってしまったガスパールには、その歌声が全く効かなかった。恋を知らぬまま、美しい歌声で男性を魅了し、その命を奪ってきた人魚ルラ。恋を捨ててしまった心優しい男性ガスパール。2人の男女が、偶然にもパリで出逢い恋に落ちる。おとぎ話のようなこの恋物語をドラマチックに描いたのは、フランスのカリスマアーティスト、マチアス・マルジウ。主演に二コラ・デュヴォシェル、マリリン・リマを迎え、共演にはロッシ・デ・パルマをはじめ、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョらフランスの名優が脇を固める。今回解禁された18秒の特報映像では、劇中でガスパールと人魚のルラがデュエットする歌に合わせて、2人が惹かれゆく様が映し出されている。無邪気に笑い合い踊る2人や、お互いを見つめながら泳ぐ姿、そしてパールの涙を零しながら微笑む可憐なルラの表情が印象的だ。最後には思わず息を飲んでしまうような幻想的な2人のキスシーンも。併せて解禁されたポスタービジュアルは、水中でガスパールとルラが抱き合う姿を切り取ったもの。恋を知らない人魚と恋を捨てた男が、どのような物語を描くのか。心ときめくロマンティックな恋の物語に期待が高まる。『マーメイド・イン・パリ』は2021年2月11日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マーメイド・イン・パリ 2021年2月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximus
2020年10月22日「東京ラブストーリー」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の坂元裕二が、初めて映画オリジナルのラブストーリーを手掛ける、菅田将暉&有村架純W主演作『花束みたいな恋をした』。この度、本作の超特報映像と場面写真が公開された。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田さん)と八谷絹(有村さん)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが──。各時代において連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた坂元さんが今回描くのは、2020年の東京を舞台にした、今世紀最強のラブストーリー。京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方を、同時代のカルチャーを背景にしながら坂元さんによる唯一無二のセンスで紡いでいく。今回到着した映像では、麦と絹、2人の恋の始まりから幸せな日々、そして何かに思い詰めるような表情なども映し出されていく。また場面写真には、麦はトイレットペーパーを抱え、絹は焼きそばパンを食べながら2人並んで歩く、何気ない日常が切り取られている。『花束みたいな恋をした』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年、全国にて公開予定©️2020『花束みたいな恋をした』製作委員会
2020年08月18日「WannaOne」出身のオン・ソンウが初主演を務めた青春ラブストーリー「十八の瞬間」が10月、リリースされることが決定した。オーディション番組「PRODUCE 101」シーズン2で結成された「WannaOne」出身のオン・ソンウがグループ解散後、俳優初挑戦となった初主演ドラマ。危なっかしくて未熟な“プレ青春”の世界をありのままに覗き込み、友達や親子関係の悩み、初恋への戸惑いなど誰もが経験する“18歳の瞬間”をリアルかつ深みのあるタッチで描く。共演には、大ヒット韓国映画『神と共に』シリーズのキム・ヒャンギ、2019年韓国で話題となったウェブドラマ「A-TEEN」のシン・スンホ、子役出身で現在は「ASTRO」のメンバーとして活躍中のムンビンといった韓国でいま注目の若手俳優たちが総出演。穏やかながらも陰のある少年を演じるオン・ソンウは繊細な演技を披露。心を閉ざして淡々と学校生活を送ろうとする主人公が時折見せる、子犬のようなはにかんだ表情は心をわしづかみ。そして、キム・ヒャンギ演じる少女との初恋にも、もどかしさと懐かしさを感じずにはいられない。孤独や誤解、嫌悪にも慣れていたはずの少年が、様々な人との出会いで初めて知る感情…。まだ18歳。もう18歳。まだ子ども。もう大人。傷つき、傷つけながら生きていくための答えを探す十代のかけがえのない時間。眩しくて、切なくて、甘酸っぱい18歳の瞬間を瑞々しく描いた珠玉の青春ストーリーに期待高まる。ストーリージュヌは私生児で、経済的な事情から母と離れて暮らしている18歳の少年。ある日、彼は幼なじみを助けようとするが、校内暴力の加害者と誤解されてしまい、強制的に転校させられる。なんとか新しい学校に来たジュヌだったが、絶対権力者のような学生フィヨンの策略で泥棒と誤解されてしまう。孤独に慣れているジュヌは学校生活には期待していなかったが、自分が学校を去ると言ったにもかかわらず、依然として露骨な敵意を表わすフィヨンに対して、段々と負けたくないという思いが湧き上がってくる。そして、クラスメイトのスビンのことも気になり始めるように。いままで、どうなっても構わない人生だと思い、誰にも心を許さなかったジュヌだが、初恋のスビンと大切な友達、そして若い教師ハンギョルのおかげで少しずつ成長していく。「十八の瞬間」は10月2日(金)よりDVD&配信リリース(全20話)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月01日同窓会に出席して、久しぶりに友達と再会するとワクワクしますよね。しかも、「昔好きだった」と告白されたらテンションが上がります。同窓会からラブストーリーを始めるコツを紹介します。めいっぱいオシャレをして同窓会に出る同窓会の案内状が届いたら、美容院の予約を入れましょう。思い切りオシャレをして参加することがコツです。なぜなら、久しぶりに再会するクラスメイトと恋に落ちる可能性があるからです。あの頃は目立たなかった男子が、エリートサラリーマンに変貌しているかもしれませんよ?そんな彼から「昔、君のことが好きだったんだ」と告白されたら舞い上がっちゃいますね。同窓会からラブストーリーが始まるケースはとても多いです。ハッピーな展開を望むなら、同窓会にはめいっぱいオシャレをして参加しましょう。楽しかった思い出を語り合うあなたを好きだった彼と距離を縮めたいなら、思い出話に花を咲かせましょう。まずは、彼に関する思い出を話すことが大切です。「数学が得意だったよね」「部活動を頑張ってたね」と、ポジティブな印象を語ることがポイントです。かつて告白する勇気がなかった彼に自信が芽生えます。積極的にアプローチを始める可能性はとても高いです。絶対に「暗かったね」「目立たない存在だったね」とネガティブなことを言ってはいけません。彼の気持ちがあなたから離れてしまいますよ。自分の近況は明るく伝えるかつて恋心を抱いていたクラスメイトは、あなたの近況を知りたがります。もしも「今は何をしているの?」と興味を持たれたら、明るく近況を伝えることが大事です。「会社員をしている」「休日はショッピング」など、正直に答えましょう。見栄を張ったり、嘘をついたりすることはNGです。すぐにバレて、恥をかくことになります。また、必要以上に「彼氏はいない」「婚活中」とアピールしてはいけません。「狙われているのかな」と警戒されてしまいます。初めてのデートはバッチリ決めるもしもデートに誘われたら、ヘアスタイルやファッションに気をつけましょう。露出の高い服装は下品なイメージを与えます。清楚なワンピースにすれば好感度が上がります。また、会話の内容にも注意しましょう。愚痴や自慢は避けて、映画やスポーツの話題がおすすめです。あらかじめ調べておけば、会話に困ることはありません。あなたの印象がよくなれば、さらに「もっと近づきたい」と思われます。初めてのデートから素敵なラブストーリーをスタートさせましょう。同窓会は恋が芽生えやすい淡い期待を抱きながら、同窓会に参加する人はとても多いです。特に、かつて好きだった人がいるなら「うまくいくんじゃないか」とソワソワします。いきなり「君が好きだった」と告白されるかもしれません。同窓会には、めいっぱいオシャレをして参加しましょう。ラブストーリーが始まります。
2020年07月15日6月5日(金)放送のNHK「あさイチ」のプレミアムトークに俳優の清原翔が出演。清原さんが注目のドラマ「東京ラブストーリー」の撮影エピソードなどを語るほか、話題の音楽ユニット「YOASOBI」も登場する。大学時代にモデルから俳優業に興味を抱き、事務所入り。ドラマ、映画と展開した「HiGH&LOW」シリーズや「PRINCE OF LEGEND」、剛力彩芽主演の「レンタルの恋」「警視庁いきもの係」などに出演。その後もキャリアを積み重ね、昨年上半期の連続テレビ小説「なつぞら」への出演で大ブレイク。その後は「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」「死役所」と連続でドラマ出演。今年1月クールには「アライブ がん専門医のカルテ」で研修医を演じつつ、「恋はつづくよどこまでも」に上白石萌音演じるヒロインに好意を抱く入院患者役で出演。近日放送開始予定の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」への出演も決まっている清原さん。今回は清原さんがステイホーム中に撮影した自撮りムービーを見せてくれるほか、話題の令和版「東京ラブストーリー」での撮影秘話などをトーク。家族が知るその素顔にも迫っていくという。またボーカロイドプロデューサー・Ayaseとシンガーソングライター・ikuraによる2人組音楽ユニット「YOASOBI」も登場。いま最も注目される同ユニットの魅力にも迫る。清原さんが出演するドラマ「東京ラブストーリー」は現在FODで好評配信中。1991年に放送され大ブームを巻き起こした「月9」ドラマを29年ぶりにリメイク。令和の時代によみがえった本作。伊藤健太郎が永尾完治、石橋静河が赤名リカ、石井杏奈が関口さとみ、そして清原さんが三上健一を演じるほか、完治とリカの上司・和賀夏樹に眞島秀和といったキャスト。広告代理店に勤める完治とリカ、完治の同級生・三上、完治が密かに想いを寄せていたさとみ。同級生3人の交流が再び始まるなかで、完治とリカの関係も次第に変化し始めていく…というストーリー。NHK「あさイチ」プレミアムトークは6月5日(金)8時15分~NHK総合で放送。(笠緒)
2020年06月04日またしてもSNSから火がついた。2019年よりYouTubeに楽曲を投稿し、活動を開始したVaundy。一聴すればわかる、楽曲センスと天性の歌声。代表曲の「東京フラッシュ」「不可幸力」は投稿するやわずか1~2か月で100万回再生を突破した。さらに、この4月から配信のFODオリジナルドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌にも抜擢。耳の早いリスナーや業界からの注目度は格別高い。この度、ファースト・アルバムとなる『strobo』をリリースすることに。で、彼、驚くことにまだ19歳。現役の大学生なのだ。19歳の原点。ルーツがないから自由にどこへでもいける。「作曲活動をはじめたのは高2くらいからです。でも、アルバムに収録した楽曲はここ1年間くらいにできたものばかり。僕、飽き性なんで溜め込むことができないんです(笑)。常に今いいと思うものをアウトプットしたい。1枚目だし、方向性を整理するより今の自分の原点みたいなものを詰め込みたいと思いました」センシティブな歌声が合う耳触りのいいシティポップ的な「東京フラッシュ」や「life hack」が彼の売りかと思いきや、J-ロックを真正面に捉えた「怪獣の花唄」やEDM的切り口を持つ「soramimi」など多面的な広がりに驚かされる。「小学生の頃からボーカリストになりたかったんですけど、こういうジャンルが好きとか、このアーティストに憧れているとかいうのは特になくて。で、中学2~3年生のときから動画配信サイトで投稿をはじめた。その経験があったから、バリエーションがどんどん増えていったんだと思います」現在は美術系の大学に通う。デザインを学んだことも自分の枠を広げている、とも。「この音楽飽和時代に、過去の音楽を踏襲せずに新しいものを作り出すなんて無理。デッサンと同じで、真似してみたり、特徴を捉える能力ってすごく大事だと思う。僕の音楽もコレというルーツはないけど、ソースを研究して新しいデザインを作ってる。だからジャンルに縛られないで自由にどこへでもいけるんです」刺さるソースを選べば「ヒット曲」は作れると豪語する。目指すは世界的なマルチ・アーティスト。どこまでも広がる可能性が眩しい。FODオリジナルドラマ『東京ラブストーリー』主題歌「灯火」、テレビ東京ドラマ『捨ててよ、安達さん。』オープニングテーマ「Bye by me」など全11曲収録。ファースト・アルバム『strobo』【CD】¥3,000(SDR)バウンディ作詞、作曲、アレンジのみならずアートワークや映像作品もセルフプロデュース。Vaundyというアーティスト名は中学時代の愛称に由来。10月10日には、Zepp Hanedaにてワンマンライブ開催決定。※『anan』2020年6月3日号より。取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年05月29日