特別展「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」が、東京都江戸東京博物館で開催される。会期は、2017年2月18日(土)から4月9日(日)まで。18世紀は、江戸の人口が100万人を超え都市として発展を遂げたのと同時に、北京が清朝の首都として最も繁栄を極めた時代。日本と中国には文化交流の長い歴史があり、江戸時代の「鎖国下」においても中国貿易は公認され、長崎を窓口として、文物の流れが滞ることはなかった。本展では、繁栄の時代である18世紀を中心に、江戸と北京のなりたちや生活、文化を比較。江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧」と、乾隆帝80歳の式典に沸く北京の風景を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」、そして康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」が出陳され、同時代の江戸と北京を一目で見比べることができる。また、商売、歳時、学問や遊びなどの様々なテーマをもとに資料を展示し、それぞれの生活や文化を民衆の側面からも分析。加えて、清時代の「青花御窯廠図磁器板」などの首都博物館所蔵の名品も展示され、日本初公開の中国作品が多数紹介される。清朝の芸術や宮廷文化に関する展覧会はこれまでにも開催されたことがあったが、北京と江戸の都市生活を比較する企画は今回が初めて。両都市の共通性と違いを感じ取り、新たな相互理解を深めるきっかけにしてみてはいかがだろう。【概要】特別展「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」会期:2017年2月18日(土)〜4月9日(日)※月曜日休館(ただし、3月20日(月・祝)は開館、翌21日(火)は休館)会場:東京都江戸東京博物館 1階 特別展示室住所:東京都墨田区横網1-4-1観覧料:特別展専用券 一般 1,400円(1,120円)、大学生・専門学校生 1,120円(900円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上 700円(560円)、小学生・中学生(都内) 700円(560円)特別展・常設展共通券 一般 1,600円(1,280円)、大学生・専門学校生 1,280円(1,020円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上 800円(640円)、小学生・中学生(都内) なし特別展前売券 一般 1,190円、大学生・専門学校生 910円、中学生(都外)・高校生・65歳以上 490円、小学生・中学生(都内) 490円※( )内は20名以上の団体料金※次の場合は観覧料が無料。未就学児童。身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の持参者と付添者(2名まで)。※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展示室観覧料が無料のため、共通券の販売なし。【問い合わせ先】東京都江戸東京博物館TEL:03-3626-9974(代表)
2016年12月01日こんにちは、佐原チハルです。肌寒い季節になり、冬が深まると、気になってくるのが感染症です。インフルエンザ、溶連菌、ノロウイルスなどさまざまありますが、忘れてはいけないのが『マイコプラズマ肺炎 』です。特に幼年期や学童期のお子様 がいる方、また青年期までの年齢の方 は注意しておきたいものです。そこで今回は、『マイコプラズマ肺炎』の特徴をはじめ、症状・対策のポイントをまとめてみました。●マイコプラズマ肺炎ってどんな病気?マイコプラズマ肺炎は、『マイコプラズマ・ニューモニア』という細菌によって引き起こされます。とても小さな細菌だそう。通常、肺炎というと乳幼児や高齢者に多い印象があるかと思いますが、それらの細菌性肺炎とは違います。マイコプラズマ肺炎にかかりやすい年齢層は、幼児・学童期・青年期が中心 なのです。感染報告は1年を通してありますが、秋〜冬にかけてが多めだということです。特徴としては、・潜伏期間が長め(2~3週間)・乾いた咳が出る(風邪と間違いやすい)などがあげられます。●マイコプラズマ肺炎の症状って?マイコプラズマ肺炎の始まり方は、通常の風邪ととてもよく似ています。熱が出る、頭痛がする、乾いた咳が出る、だるいなどです。そのため、マイコプラズマ肺炎であると気づけるタイミングが遅くなることも多いそうです。風邪よりも長引くことが多い ので、咳がなかなか治らない、などのときには、マイコプラズマ肺炎であることも想定しながら病院に行ってみるのがよいでしょう。保育園・学校など、周囲でマイコプラズマ肺炎にかかった子どもがいた場合には、その旨を医療機関にも伝えておいた方が安心です。またマイコプラズマ肺炎の場合は、風邪とは違い、重症化したり、中枢神経系の症状が出たり、中耳炎になるようなこともあります。合併症のリスクがある 、ということです。ただの風邪だと思われても、長引くようであればしっかりと病院に行けるようにしたいですね。●マイコプラズマ肺炎を予防するには、どうしたらいい?インフルエンザやおたふく風邪などとは違い、マイコプラズマ肺炎には予防接種がありません。感染経路は「飛沫感染(せきやくしゃみの際の唾などに含まれる病原菌による感染)」「接触感染(病原菌のついた部位で口や鼻などを触ってしまう)」です。通常の風邪と同様、手洗い・うがい・マスクの着用などで気をつけておくようにしましょう。なお、マイコプラズマ肺炎自体を治療するには、抗生物質の服用が必要 です。必ず、お医者さんに指示されたものを、指示された通りに飲むようにしましょう。自己判断で飲むのを途中でやめてしまったり、以前に出されていたものを飲んだりするのは危険ですので、いけません。できる範囲で予防をしっかり行うことが大切ですが、お子さまの年齢がまだ小さいと、うがいが難しかったり、マスクをしてくれなかったりして、予防が難しくなることは多いです。家族に二次感染することも多いので、一家でかかってしまった……という事態にもなりかねません。重症化も避けたいです。長引く風邪や、不安があったときには、早めに医療機関を受診し、早期対策ができるようにしたいですね。【参考リンク】・保育所での集団発生が起こりやすいのに、あまり知られていない!? マイコプラズマ肺炎 | (財)日本病児保育協会()・マイコプラズマ肺炎 | 東京都感染症情報センター()・マイコプラズマ肺炎とは | NIID国立感染症研究所()●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/沖まりね
2016年11月29日「ゴッホとゴーギャン展」が10月8日により東京都美術館にて開催されている。本美術展はファン・ゴッホとゴーギャンという19世紀末に活躍した2人の偉大な画家をその交流からアルルでの共同生活を中心に、作風の変遷を初期から晩年まで辿ることができる、アジアで初めての美術展だ。展示は第1章「近代絵画のパイオニア」、第2章「新しい絵画、新たな刺激と仲間との出会い」では2人が影響を受けた画家の作品や、同時代に刺激しあった画家とのエピソードにまつわる作品があるが、一転して第3章以降の共同生活後はすべて2人の作品のみで構成。10月23日にアルルに到着し、12月25日にゴーギャンが去るまでの2ヶ月に与えあった影響の大きさを感じることができる。時代ごとに展示室の壁面の色が変えられているが、アルルの黄色い家で過ごした当時の作品が並ぶ展示室の壁は鮮やかな黄色だ。また、作品の近くには画商として活躍していたファン・ゴッホの弟テオや画家のピサロやベルナールなどへの書簡から引用したその当時の2人の感情を配し、当時の絵画に対する思いや、お互いへの印象などが来場者にもわかるようになっている。ファン・ゴッホが使用した絵具のなかには耐久性の低いものもあり、近年の研究によって年月の経過や光の影響で変色したり、色が薄れてしまうものがあることも判明。そのため、ファン・ゴッホ美術館では1885年後半以降のファン・ゴッホの絵画に当てる照明を75ルクスに制限している。これは国際博物館協会が油彩画に推奨する照度の150ルクスから180ルクスよりの半分以下だ。そのため、所蔵がファン・ゴッホ美術館以外の作品も含め、本展覧会では低い照度を設定している。会期は12月18日まで。東京都美術館での展示終了後は、2017年1月3日より愛知県立美術館にて巡回展示される。【展覧会情報】「ゴッホとゴーギャン展」■東京会場会場:東京都美術館 企画展示室住所:東京都台東区上野公園8-36会期:2016年10月8日~12月18日時間:9:30~17:30金曜日、11月2日、11月3日、11月5日は20:00まで※入室は閉室30分前まで料金:一般1,600円、大学生・専門学校生1,300円、高校生800円 、65歳以上1,000円休室日:月曜日、10月11日 ※ただし、10月10日は開室■愛知会場会場:愛知県美術館住所:名古屋市東区東桜1-13-2会期:2017年1月3日~3月20日時間:10:00~18:00金曜日は20:00まで※入館は閉館30分前まで休館日:毎週月曜日(ただし1月9日、3月20日は開館)、1月10日
2016年10月12日今年もナイトズーやナイトサファリの時期が来ました! 昼とは雰囲気も動物たちの表情も違う夜の動物園はカップル、ご夫婦にオススメしたいスポットのひとつです。今回は、東京から気軽に行ける夜の動物園をご紹介します!飲める! 聴ける! もちろん撮れる! の上野動物園動物園でビール(ビアガーデン)やライブまで楽しめるのが上野動物園。上野駅から徒歩5分、アクセスも良いので仕事帰りに「ちょっと動物でも」と気軽に寄れます。もちろん撮影にもオススメ!夜はライトアップしているので携帯やスマホでもキレイに撮る事が出来ます。室内で過ごすジャイアントパンダやアジアゾウなど、昼間では見れない貴重な姿も撮れることも!しかし、有名なので、お盆時期は少し混んでいますが、少し時期をずらせばゆったり飲めます。夜は動物をバックにビールやライブといったオトナの楽しみ方を♪(著者が上野動物園で撮影)音楽の夕べ日程:2016年8月11日(木・祝)、8月13日(土)、8月14日(日)時間:18:30~19:40場所:西園・不忍池テラス[出演者]8/11酒井一郎トリオ(ジャズ)8/13横田美穂(フルート)8/14白井貴子(シンガーソングライター)アクセス〒110-8711東京都台東区上野公園9-83 TEL:03-3828-5171最寄り駅:JR上野駅(公園口)から徒歩5分入場料:一般600円 65歳以上300円 中学生200円 小学生以下と都内在住在学の中学生は無料体力温存必須!スリル満点!山の中の多摩動物公園多摩動物公園はとにかく坂道が多い!昼に楽しもうとしても、暑さと坂道でベビーカーを押す手にも汗がにじみます。山の中にある動物園なので、ひとつひとつのケージが広い!動物たちも伸び伸びしています。夕方になると閉園する、または見られる動物が少なくなってしまう動物園もありますが、多摩動物公園は夜もたくさん動物が見られるので飽きません!オススメ動物はアカカンガルー。仕草がまるで休日のお父さん!?伸び伸びしすぎ…夕暮れどき。昼間とは違う行動が見られることも(著者が多摩動物公園で撮影)あれ?なんでお父さんがあそこにいるの?「横にいるよ…」(著者が多摩動物公園で撮影)アクセス〒191-0042東京都日野市程久保7-1-1 TEL:042-591-1611最寄り駅:京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分入場料:一般600円 65歳以上300円 中学生200円 小学生以下と都内在住在学の中学生は無料リニューアルで設備が綺麗になった横浜ズーラシア!ズーラシアも多摩動物公園並みに広い&展示してる動物が多いです。しかも動物の柵が少ないので写真が撮りやすいのもポイント!リニューアルオープンしたエリアが多く、道も設備も、レストランやトイレも綺麗で嬉しい♪ 夜限定で開催のイベントも多いのでデートにもおすすめです。仕事のあとにフラッと寄るのは難しいですが、予定を決めて行く価値アリです!ライトアップもしてるので写真も撮りやすい(著者がズーラシアで撮影)動物園の中に公園や広場もあるのでレジャーシートひいてひと休み(著者がズーラシアで撮影)アクセス〒241-0001横浜市旭区上白根町1175-1 TEL:045-959-1000最寄り駅:相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口、相鉄線「三ツ境」駅北口、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口下車、各駅から「よこはま動物園行き」のバスで約15分。入場料:一般800円中学生300円小学生200円小学生未満無料庶民の味方!サクッとまわれて無料(!?)の野毛山動物園!野毛山動物園はなんと入園無料!展示動物は少ないですが、動物との距離が近く柵も少ないので写真が撮りやすいです!展示動物が少ない分、1周するのも早いので昼から夜まで遊ぶというより夜だけ見に行く気軽さがオススメのポイント。私はレッサーパンダが大好きなので、ずーっと眺めています。手が届きそうな距離感が特徴の動物園。望遠レンズ使わなくても迫力アップ(著者が野毛山物園で撮影)アクセス〒220-0032神奈川県横浜市西区老松町63−10最寄り駅:JR京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分または、市営バス89系統「一本松小学校」行き「野毛山動物園前」下車すぐ入場料:無料動物大好きカメラマン直伝!動物撮影の秘訣って?お気に入りの子を見つけよう!広い動物園でいろんな動物を撮るのは大変。お気に入りの子を探して、その子の行動や仕草を観察してからベストショットを撮りましょう。のんびり待つのも楽しいですよ♪フラッシュ撮影は絶対だめ!夜暗くてもフラッシュ撮影はやめましょう。動物がびっくりして逃げてしまいます。動物によっては強い光に弱いこともあるので、この機会にフラッシュに頼らないテクニックを磨いてしまいましょう!寄って、寄って、寄って撮る!写真に檻やガラスを写り込まないようにするには動物に出来るだけ寄って撮りましょう。望遠レンズを使って撮るのもおすすめ。でも夢中になり過ぎて柵を越えたり、ガラスにぶつかってりしないでくださいね。いかがだったでしょうか?暑い日が続きますが、ビールを飲みながら、お気に入りの子を見つけて、素敵なショットをぜひおさめてくださいね!ライター:小林 佐知子
2016年08月30日ノスプロダクターが展開するフードブランド・ハレノヒは8月11日、「(ココ)ハレノヒ(読み: マエココハレノヒ)」を東京都・池袋パルコ本店8階にオープンする。同ブランドはこれまで、コラーゲンたっぷりの「ビューティー鍋」を提供するレストラン「(汁)ハレノヒ」や、「ムシケン(蒸し野菜)」などビューティー&ヘルシーをコンセプトとした「(畑)ハレノヒ」を展開してきた。今回オープンするのは、ビューティーポタージュ"COCACONO(コカコーノ)"の専門店。ビューティーポタージュ"COCACONO"とは、「現代人の抱える"健康"の悩みを解決したい」という思いのもと開発されたポタージュ。「たくさん食べたいがカロリーや栄養も気になる」「忙しくて栄養のことを考えている時間がないが、気分や体調に合わせて栄養価の高いものをさっと食べたい」といった悩みに応えることをコンセプトとしている。ポタージュは、野菜本来の味を楽しむことができるよう、野菜以外には少量の調味料だけを加えて煮込んだ。トロトロになるまで煮込んでいるため、一度にたくさん野菜を食べることができるのが特徴とのこと。消化吸収もされやすいため、栄養も多く摂取できるという。とろみには小麦粉を使用せず、グルテンフリーで仕上げた。さらに好みのトッピング野菜と組み合わせると、より多くの野菜を食べることができるという。トッピングはサラダと煮込みのちょうど間ぐらいの食感に保っているため、歯ごたえのある食感も楽しめるとのこと。噛(か)みごたえがあるため、野菜だけでも満腹感が感じられるという。オープン時には、第一弾メニューとして「野菜で野菜を食べる」シリーズを提供。「にんじん」「ほうれん草」「ごぼう」「トマト」「とうもろこし」「かぼちゃ」の6種のポタージュを用意する。価格は「COCACONO」(1,280円・税込)、「プレートディッシュ」(980円~・税込)。
2016年08月09日「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展が、9月3日から11月13日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。1948年に東京に生まれた杉本博司は、アメリカ・カリフォルニア州のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学び、「ジオラマ」「劇場」「海景」シリーズなどの大型カメラで撮影された精緻な写真作品を制作して、国際的に高い評価を確立した写真家で現代美術家。その作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロンドンのテート・ギャラリーなど世界中の美術館に所蔵されている。また、近年は活動の範囲を広げ、執筆や設計も手掛けている杉本は、2008年に建築設計事務所「新素材研究所」を建築家の榊田倫之と設立。これまでに静岡のIZU PHOTO MUSEUMや東京・六本木のLondon Galleryの内装を担当している。来年の2月には、展示室の改装を手掛ける静岡のMOA美術館がリニューアル・オープンするほか、同年秋には、ランドスケープ全体を設計した神奈川の小田原文化財団 江之浦測候所の開館が予定されている。杉本の世界観や歴史観に迫る本展では、2014年にパリの美術館、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で開催された「Lost Human Genetic Archive」展のインスタレーションを東京ヴァージョンとして新たに展開。人類の死滅を想定し、遺物となった歴史や文明について、「比較宗教学者」「宇宙物理学者」といった33の視点から考察する。会場では、「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」「廃墟劇場」「仏の海」の3シリーズを展示。今回、世界で初めて公開される「廃墟劇場」は、1970年代から制作しているシリーズ「劇場」が発展したもので、実際に廃墟と化した劇場で杉本が自らスクリーンを貼り直して映画を投影し、作品1本分の光量で露光した作品だ。また、「仏の海」は、10年以上にわたって杉本が取り組んできた、京都の蓮華王院本堂(通称、三十三間堂)の千手観音を撮影したシリーズで、今回は同シリーズの大判作品による新たなインスタレーションが展示される。なお、本展は、大規模改修事業を経て9月3日にリニューアル・オープンする東京都写真美術館の総合開館20周年を記念して行われるもの。同館では、「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展の開催を皮切りに、総合開館20周年を記念した展覧会やワークショップ、イベント、国際シンポジウムが行われる予定だ。また、同館では、総合開館20周年にあわせて新しいシンボルマークとロゴタイプを制作。シンボルマークは、アーティストデュオ・ネルホル(Nerhol)として活動中の田中義久が手掛け、ロゴタイプは、文字に関わるデザインの企画や制作を手掛ける字游工房が担当した。さらに、新たに同館の愛称が、英語館名「Tokyo Photographic Art Museum」の頭文字から「トップミュージアム」に決定した。東京都写真美術館 シンボルマーク【イベント情報】リニューアル・オープン 総合開館20周年記念「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展会場:東京都写真美術館2階・3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:9月3日~11月13日時間:10:00~18:00※木、金曜日は20:00まで※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上700円休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日、10月11日は休館)
2016年06月29日ブラウンシュガーファーストは6月9日、オーガニックスイーツを提供する路面第1号店を東京都渋谷区神宮前にオープンした。同店は、「ジャンク」×「オーガニック」を掛け合わせたスイーツショップ。店頭では、人工香料・人工甘味料・着色料・乳製品・卵・グルテン・SOYは使わないカラフルなソーダやアイスクリームなどを販売する。「コンセプトには、かわいくてワクワクする、だけどちゃんとオーガニックという、『ジャンク』×『オーガニック』という一見相反する価値観を掛け合わせました。人工香料・人工甘味料・着色料・動物性食品は不使用だけど、心からおいしいと思える『ガマンしないオーガニックおやつ』を、東京・神宮前から世界に発信していきます」と同店。ココナッツアイスクリーム(345~432円)は、タイ産のココナッツミルクをベースに仕上げた。乳・卵を使用していないとは思えないほど濃厚な味わいが楽しめるとのこと。チョコナッツ、レモン、ラムレーズン、コーヒー、チョコミント、バニラのフレーバーを用意する。ソーダも天然フレーバーだけを使用。カフェインフリーのティーソーダ(561円)やスーパーベリーソーダ(723円)、コーディアルソーダ(486円)、ビネガーソーダ(723円)など。プラス162円で、ソーダにアイスをプラスしたクリームソーダも提供する。※価格はすべて税込
2016年06月10日特別展「没後150年 坂本龍馬」が、2017年4月29日(土)から6月18日(日)まで東京都江戸東京博物館で開催。その後、7月1日(土)から8月27日(日)まで静岡に巡回する。日本の歴史上の人物の中で、現在最も人気のある人物の一人である坂本龍馬。彼の没後150年を迎えようとする今、龍馬が現代の日本人を惹きつける理由は何かという観点で、本展は構成されている。彼の自由な発想や先見性、行動力、交友の広さ、家族への愛情、楽しげな文章表現などは、それを知った作家の創作意欲を掻き立てることもしばしば。それによって生まれた作品たちが、様々な媒体を通じて現代の日本人を魅了し続けている。現在の龍馬のイメージを形作ったのは、昭和30年代後半に書かれた司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』。しかしながら、明治時代に生きた龍馬を知っていた人々は彼の功績をすでに理解しており、明治39年の没後40年祭には、すでに主要な手紙や遺品が集められ、展示公開されていたという事実がある。本展では、薩長同盟や大政奉還などの歴史的評価はさておき、龍馬直筆の手紙に焦点を当て、彼の心根の真実に迫る。特に、坂本龍馬が「新国家」という言葉を用いて、新政府樹立に専心していたことを示す手紙は高知県以外での一般公開が初となる貴重品。本展では6月6日(火)から18日まで期間限定で公開されることとなった。暗殺5日前、中根雪江あてに書かれたその手紙で龍馬は、福井藩の財政を立て直した三岡八郎(後の由利公正)を新政府の財政担当にするよう、同藩重臣の中根に懇願している。新たな国づくりに情熱を傾けた彼の様子が窺える。また、京都国立博物館に収蔵されている遺品の公開や、近年発見され、解明が進む書状、剣術免状など、彼の資料が幅広く集結。さらに書物だけでなく、龍馬の愛用した刀も展示。彼が近江屋で暗殺された時に所持していたであろう刀や、坂本家に戻されたものがお披露目される。また、北辰一刀流の目録が複数あったことや、刀の最新の研究成果も同時に閲覧することができる。龍馬のファンもそうでない人も、彼の人となりや現代に与えている影響を、展覧会で実感してみてはいかがだろう。【概要】特別展覧会 没後150年 坂本龍馬■東京都江戸東京博物館期間:2017年4月29日(土・祝)〜6月18日(日)休館日:毎週月曜日(5月1日と5月15日は開館)開館時間:9:30〜17:30(土曜日は9:30〜19:30)※入館は閉館の30分前まで。住所:東京都墨田区横網1-4-1料金:・一般 特別展専用券1,350円(1,080円) / 特別展・常設展共通券 1,560円(1,240円) / 特別展前売り券 1,140円・大学・専門学生 特別展専用券 1,080円(860円) / 特別展・常設展共通券1,240円(990円) / 特別展前売り券 870円・中学生(都外)・高校生・65歳以上 特別展専用券 680円(540円) / 特別展・常設展共通券 780円(620円) / 特別展前売り券 470円・小学生・中学生(都内) 特別展専用券 680円(540円) / 特別展・常設展共通券 なし / 特別展前売り券 470円※( )内は20名以上の団体料金。※前売券は3月1日(水)~4月28日(金)まで販売予定。※特別展・常設展共通券の前売はなし。※会期中は当日料金で販売。※未就学児童、および身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の携帯者と、その付き添い(2名まで)は、入場無料。※高・大学・専門学校生は学生証を、65歳以上は年齢を証明するもの(健康保険証、運転免許証など)を要提示。※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は観覧料が無料。■静岡市美術館期間:2017年7月1日(土)〜8月27日(日)休館日:月曜日(7/17、8/14は開館、7/18は休館)開館時間:10:00〜19:00※入館は閉館の30分前まで。住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F
2016年05月16日Yoginiフェス実行委員会は6月11日、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ(東京都世田谷区)にて、ヨガイベント「YFY ~Yogi for Yogini~」を開催する。同企画は、ヨガをする女性のためのライフスタイル誌『Yogini』が主催するヨガイベント。講師は、中村尚人氏や更科有哉氏といった人気男性講師が務める。ヨガだけでなく「乳井式哲学・ヤマニヤマな暮らし方」「ヨガと医療の融合と可能性」などの座学や瞑想といったコンテンツも用意している。会場では、ヨガウェアなどヨガに関するグッズを販売するほか、サンプリングを行うブースも展開する。開催時間は10時~19時30分。参加費はヨガ1セッション2,500円、座学1レッスン1,500円、瞑想3,000円。定員はヨガ各回60名、座学各回20名、瞑想各回12名。チケットはEventRegistで販売している。このほか東京都内で行われるヨガイベントには、アンダーザライトが4月29日~5月1日に開催する「オーガニックライフTOKYO」がある。※価格はすべて税込
2016年04月22日虎ノ門ヒルズ(東京都港区)は4月10日~6月12日、オーバル広場にて青空ヨガスタジオ「OUR PARKS "TORANOMON HILLS YOGA"」を開催する。同施設でのヨガ開催は、これまで期間中の日曜朝のみ実施していたが、今春から平日の早朝・夜にも初開催する。仕事前の朝活の一環として、また仕事終わりに疲れた体をほぐすリラックスタイムとして、オフィスワーカーにも、新しいライフスタイルを提案していくという。ヨガインストラクターは、雑誌やテレビでも活躍する ReebokONE アンバサダー陣らが日替わりで担当する。毎回、各インストラクターが趣向を凝らしたヨガメニューを展開するため、毎回参加しても飽きずに楽しめるとのこと。初心者から上級者まで楽しめる豊富なラインアップで、全14回開催する。開催時間は、期間中毎週日曜10~11時(受付開始9時半)。平日夜ヨガは5月9日、16日の19~20時(受付開始18時半)。平日朝ヨガは、5月18日、25日の7時半~8時半(受付開始7時)。料金はマット持参の場合は無料。貸し出しマットは別料金(先着150名)。参加者には虎ノ門ヒルズで利用できるクーポンを配布する。なお同イベント期間中、「虎ノ門アルボール」では、「鎌倉野菜のガーデングリーンサラダ」(900円)、「グッドモーニングカフェ&グリル」では「スーパーフルーツ アサイーボール」(780円)、「メゾンカイザーカフェ」では「3種のフルーツスムージー」(各397円)といった、美容にも健康にも効果的なヘルシーメニューを展開する。同じく東京都で行われるヨガイベントとして、アンダーザライトは4月29日~5月1日の期間で「オーガニックライフTOKYO」を東京都千代田区の3331Arts Chiyodaで開催する。※価格はすべて税込
2016年04月06日○企業実証特例制度を活用したセグウェイ公道走行実証実験二子玉川地区交通環境浄化推進協議会、東京急行株式会社とセグウェイジャパン株式会社は、東京都世田谷区二子玉川周辺地区において、交通マナー啓蒙を目的とした「セグウェイツアーin二子玉川」を実施すると発表した。ツアーはレクチャーに加えて、公道(歩道部分)、区立二子玉川公園、多摩川河川敷を含む往復5.8kmのコースを走行する(実施は週三回、一日二回、一回当たり最大8名を予定)。予約や詳しい情報提供は専用サイトで行う。まずは世田谷区民や関係者を対象とした試験運用で安全性を実証し、今年(2016年)の夏を目途に有料で一般開放するが、料金は現時点で未定となっている。報道陣向けの説明会では、上記の3団体、経産省 製造産業局長、世田谷区長が簡単にあいさつを述べたのち、経産省の橋本氏が今回のプロジェクトを可能とした産業競争力強化法による企業実証特例制度について説明した。企業実証特例制度は、規制によって企業のビジネスアイディアを実現できない場合、企業の所轄省庁が窓口となって規制所轄省庁と協議することで、速やかに実現するための規制改革制度だ。規制の範囲が明確でない「グレーゾーン解消制度」と合わせて、すでに82件の申請があったという。今回のプロジェクト概要は、東急電鉄の東浦氏が説明。二子玉川エリアは、住みたい街(世田谷区)や商業施設という魅力を持っていたが、二子玉川ライズが昨年(2015年)竣工し、「働くまち」という魅力が加わったとした。また、自然環境が豊かで、市民が行政に参画する住民力があり、先進の都市環境とも相まって東京の次世代を見据えるクリエイティブシティとなったとも。次世代のまちづくりを考えると、車が中心で大型化・エネルギー浪費型の都市部から、高密度化されてエネルギー効率の良いコンパクトシティが望まれている一面がある。そのためには、(セグウェイのような)小型化された安全なモビリティロボットが必要とされると述べた。今回の実証実験は、茨城県つくば市の「つくばモビリティロボット実験特区」の成果を受けて、2016年3月23日付けで企業実証特例制度が適用され、民間主体の運営が可能になった。○料金は9,000円がたたき台、要・運転免許がネックか?質疑応答では、一般参加の料金について質問が。「現時点では未定だが、セグウェイツアーの9,000円が基準となる」と回答。ちなみに、「シティガイドツアーつくば」の費用が2時間で9,000円となっており、国内で実施されている他のセグウェイツアーも、おおむね9,000円前後だ(中部国際空港のガイドツアーは60分と短いが3,500円)。価格的にセグウェイとしては妥当なのだろうが、9,000円は安くない。払う価値をどのようにアピールするのかが気になる。また、公道を走るセグウェイは小型特殊自動車の扱いとなるので、運転免許証が必要なので、これもネックとなりそうだ(小型特殊自動車に乗れない原付免許はNGだが、普通免許や自動二輪免許で問題ない)。「ナンバープレートを付けたものが歩道を走行するのはいいのか?」という気もするが、セグウェイの速度が遅くされており(国内では10km/h、今回の二子玉川エリアでは6km/hに制限)、海外でもセグウェイが走行可能なのは歩道のみという国や地域が多い。日本においても、歩道等移動用自動車として規制が緩和されているので、「セグウェイは歩道を走るもの」と思ってよいようだ。
2016年04月05日東京都と東京都私学財団は4月4日、勉学意欲がありながら経済的理由で修学が困難な学生に、月額単位で奨学金を無利子で貸し付ける「東京都育英資金」の奨学生を募集すると発表した。○月額最大5万3,000円貸し付け対象は、都内に住所があり、「高等学校」「高等専門学校」「専修学校(高等課程・専門課程)」に在学する生徒・学生本人。高等専門学校および専修学校(専門課程)は、都内に所在する学校に限る。学年や学業成績は不問だが、世帯の所得審査がある。他の同種の貸付金との併用は不可。なお、東日本大震災により被災した生徒・学生で、都内に一定期間居住するケースについても、申し込みを受け付ける。採用予定人数は、高等学校・高等専門学校が1,500人程度、専修学校(高等課程)が50人程度、専修学校(専門課程)が600人程度。貸し付け月額は、高等学校・高等専門学校の場合は、国公立が1万8,000円、私立が3万5,000円。専修学校(高等課程)は、私立のみで3万5,000円。専修学校(専門課程)は、国公立が4万5,000円、私立が5万3,000円。貸付期間は、原則として2016年4月から正規の修業年限終了月まで。貸し付け終了後、6カ月経過後から約11~15年間で返還する。希望者は在学する学校で申込書類を受け取り、学校を通じて申し込む。締め切り日は各学校で指定する。
2016年04月05日東京都台東区にこのほど、禁煙専門の「きんえん堂鍼灸院」がオープンした。同院では、禁煙鍼灸師・武本秀治氏が、自身が考案した独自の「タケモト式禁煙療法」を施術する。「タケモト式禁煙療法」は、離脱症状対策と独自ツールを用いたカウンセリングにより、「薬物依存」と「心理依存」の双方を補完しあう効果が期待できる新しい禁煙療法であるとのこと。同院によると、いざ禁煙しようとすると大なり小なり「漠然とした消失感」「妙なさみしさ」「大切な味方を失うような不安感」を感じるという。禁煙に失敗する理由は、自分が感じている正直な気持ちをごまかしたり我慢して抑えつけたりして禁煙することにあると指摘。そして、「この気持ちを誤魔化(ごまか)さず、一つ一つ丁寧に整理して、自分自身が理解できると、意外と簡単に禁煙への道が開けてきます」と同院。カウンセリング(要予約)は、約2時間をかけてじっくり行う。個別カウンセリングは、ディスカッションを通して行うため、納得して禁煙療法に取り組むことができるとのこと。カウンセリング後は、意識してタバコを「体感」する。この期間の"体感"と"思い"が次の禁煙療法に役立つという。再来院後、禁煙の準備ができていることが確認できたら、はり・きゅうの施術を行う。はりが苦手な人のために、刺さないタイプの「ハリてい針(しん)」や、電極療法での施術も可能だという。禁煙検証期間は約3日間。施術の効果によって代謝の促進を図り、一気に禁煙の成功へと導くという。離脱症状を乗りきるため、その軽減のための特別な施術・指導も行うとしている。期間中は、武本秀治氏がパーソナルトレーナーとしてマンツーマン指導を行う。禁煙施術料は、3万9,800円(税込)。禁煙に成功しなかった場合のため、施術料の全額返金保証も付いている。
2016年04月01日LINEは、児童・生徒に情報リテラシーを身に付けてもらうとともに、コミュニケーショントラブルを防止することなどを目的として、東京都教育委員会と「SNS東京ルール」共同研究プロジェクトを立ち上げ、3月30日に本プロジェクトの実施にかかる協定を締結したと発表した。このプロジェクトでは、LINEがもつノウハウを活用し、児童・生徒に対するインターネットの適正な利用に向けた効果的な指導法や教材の開発などを行い、その成果を東京都教育委員会を通じ都内公立学校に普及することで、情報リテラシーや情報モラルに関する教育の充実を図るもの。具体的には、「情報リテラシーや情報モラルの効果的な指導法」、「情報リテラシーや情報モラルの補助教材の作成・改訂」、「実態調査」の3つで共同研究を行う。期間は2016年4月1日から2017年3月31日までだが、2019年3月31日まで延長可能だという。なお、LINEは2014年1月にネットリテラシーの啓発活動を行う専門部署を設立、学校や教育機関でのワークショップ授業・講演活動を実施。また、静岡大学との共同による情報モラル教材の開発等を行っている。
2016年03月30日アンダーザライトは4月29日~5月1日、ヨガ関連イベント「オーガニックライフTOKYO」を3331Arts Chiyoda(東京都千代田区)にて開催する。同イベントは、今年で3回目の開催となる。ヨガを中心にライフスタイル全般の提案を行うイベントで、前回開催時は2万4,635人が参加するなど盛況だったという。今回は約3万人の動員を見込んでいる。期間中は、日本を代表するヨガ講師約120人が集結。ヨガクラスでは、マタニティクラスや産後向けのクラスも用意。また、インドの「アーユルヴェーダ」や「女性のためのヨガ」で若さを保つ秘けつを伝授するクラスも開催予定とのこと。会場は、「ヨガライフ(ヨガ)」「ベジライフ(野菜)」「エシカルライフ(エシカルファッション)」「ワインライフ(ワイン)」「スパイスライフ(スパイス)」「クラフトビアライフ(クラフトビール)」「メディカルヨガ&ピラティス ジャパン」をテーマに構成。ヨガのほか、クラフトビールやワインも楽しめる。そのほか、今回からは「リビングライフTOKYO」「MUSIC&YOGA」「コラボレーションクラス」といった新イベントもスタートする。同イベントは入場無料。ヨガクラスの参加には別途料金が必要となる。開催時間は10~18時。
2016年03月28日健美家は3月23日、「区分マンション東京23区投資利回りが高い区ランキング」の調査結果を発表した。対象は東京都23区、2015年9月~2016年2月に同社に登録した収益(投資用)不動産(区分マンション)。○投資利回りが高い区、1位は「足立区」「区分マンション東京23区投資利回りが高い区ランキング」の結果、1位は「足立区」(利回り8.94%、平均価格1,033万円)だった。次いで、2位は「葛飾区」(利回り8.64%、平均価格923万円)、3位は「江戸川区」(利回り8.30%、平均価格1,162万円)。以降、4位は「北区」(利回り7.21%、平均価格1,455万円)、5位は「練馬区」(利回り6.99%、平均価格1,288万円)となった。一方、利回りが低くなった区をみると、ワースト1位は「千代田区」(利回り5.67%、平均価格2,274万円)。以降、2位が「中央区」(利回り5.70%、平均価格2,130万円)、3位が「港区」(利回り5.75%、2,586万円)となった。
2016年03月24日東京都・六本木の森美術館では、NHKプロモーション、読売新聞社との共催で、古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約150点を公開する「宇宙と芸術展」を開催する。会期は7月30日~2017年1月9日。開館時間は10:00~22:00(火曜は17:00まで、入館時間は閉館時間の30分前まで)。入館料は未定。同展では、 隕石や化石をはじめ、ダ・ヴィンチ、ガリレオ・ガリレイ等の歴史的な天文学資料、曼荼羅や日本最古のSF小説ともいえる「竹取物語」、さらには現代アーティストによるインスタレーションや宇宙開発の最前線に至るまで、さまざまなジャンルの出展物約150点のが公開される。人間が宇宙をどのように見てきたかという歴史的な宇宙観の一端を東西の神話、宗教美術作品、天文学資料などで紹介する「人は宇宙をどう見てきたか?」、星さえも吸い込むブラックホールや今眺めている星の光が何億光年も彼方から放たれている事実、11次元あるといわれる宇宙空間の不思議などが現代美術の作品によって表現される「宇宙という時空間」、隕石・化石等の人間史を超えた地球史を起点として、人間が想像してきた宇宙人像、さらには最先端の遺伝子工学やAI技術等について言及する作品を紹介する「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」、人間と宇宙が今後どのような関係を持ち、人間の生き方がどう変わるのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介し、未来の生き方について描く「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションで構成され、新たな宇宙観や人間観を提示することを試みるということだ。主な出展物として、レオナルド・ダ・ヴィンチの天文学に関する手稿、ガリレオ・ガリレイ、 プトレマイオスの天文学古書、曼荼羅図(星曼荼羅、 両界曼荼羅、 十二天像等)、竹取物語絵巻、天球図、天球儀、天体望遠鏡、暦等、ルネッサンスや江戸時代の貴重な天文学資料、流星刀、「うつろ舟の蛮女」に関する資料、荒俣 宏SF雑誌コレクション、ダーウィンの『種の起源』、コンスタンチン・ツィオルコフスキーの手稿(複製)、ガガーリン、テレシュコワの写真(複製)などが予定されている。
2016年03月18日ヨガ情報サイト「yogageneration|ヨガジェネレーション」を運営しているオハナスマイルは3月26日、オハナスマイルヨガスタジオ祐天寺店(東京都目黒区)にて、男性向けヨガイベント「Beta Yoga Training」を開催する。ヨガは、姿勢改善やゆがみ解消、基礎体力UP、身体の柔軟性を高めるなど肉体的な効果のほか、集中力を高めたりストレスの解消になったりなど、精神面での効果も注目されている。しかし現在、日本人男性のヨガ人口は約1割と、まだまだ「ヨガ=女性」のイメージが強く、自分は無縁だと感じている男性が多いという。そこで、ヨガ未経験・あるいはヨガ初心者の男性に、もっと気軽にヨガの魅力を体験してほしいという同社の希望の下、イベントの開催が決まった。今回は第2回となる。レッスンは5クラスあり、身体が硬い人でも楽しめるレッスン、肩こりや腰痛を改善して休日を満喫するための身体づくりをテーマにしたレッスン、また、アンチエイジングや健康促進に特化したレッスンなどがある。1レッスンの所要時間は1.5時間で、価格はいずれも2,500円(税込)。
2016年03月17日一歩足を踏み入れるだけで、リッチな気分を味わえる高級ホテルのレストラン。東京都港区の「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」内にあるイタリアンダイニング「ジリオン」は、ベビーカーでの来店が可能な上に、4歳以上の子どもを対象としたキッズ向けのコース料理も提供している。○シャンデリアが輝くモダンな空間同店は、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの1階にあるイタリアンレストラン。ラウンジ隣のスペースに位置し、高級感あふれるシャンデリアやモダンな装飾が気分を上げてくれる。中でも子連れ客に案内することが多いのは、扉でしっかりと区切られた個室。周囲に気兼ねなく料理を楽しんでもらいたいという配慮からだ。キッズチェアーや子ども向けのナイフとフォークも準備している。ミシュランの星付きレストランでの勤務経験もある阿部洋平料理長は、「より多くのお子さま連れに訪れてもらいたい」と笑顔で答えてくれた。これまでも、七五三やお宮参り、親戚の集まりなどで訪れる乳児期からの子どもを受け入れてきた。基本はメニューにあるコース料理の提供となっているが、「お客さまの要望に応じて、お子さまが食べやすいメニューをアレンジすることもできます」とのこと。客の事情によって臨機応変に対応したいという店の姿勢が、訪れる人の気持ちを温かくしてくれそうだ。○子どもも大人と同じコース料理が楽しめる子どもと訪れるなら、最も気軽に楽しめるプリフィクスのランチコース「NY イタリアンブッフェ&パスタコース」(平日: 3,280円、土日祝: 3,780円)や、ディナーコース「NY イタリアンブッフェ&ディナーコース」(平日: 4,670円、土日祝: 5,170円)がおすすめだ。こちらのコースでは、4歳以上を対象とした子ども用の料金も提示していて、ランチは1,540円(土日祝は2,000円)、ディナーは2,950円(土日祝は3,430円)となっている。子ども向けに量を調整することはあるが、大人と同じようにサラダやスープがブッフェ形式で楽しめるほか、大人と同じコース料理のメニューの中からパスタやメイン料理などを選ぶことができるのだ。ランチ、ディナーコース共に、共通して提供されるのが、4種の前菜を盛り付けた「ファーストディッシュ~4点盛りクローバーアンティパストミスト~」だ。メニューは季節ごとに異なるが、この日はアメリケーヌソースを茶碗蒸し風に仕上げてパイ生地に重ねたものや、メバチマグロの赤身をマリネし乾燥させ生ハム風に仕立てたものなど、どれも手の込んだものばかり。グラスに入れた一品はカプレーゼで、ホテルの料理長の手にかかればこんなにもオシャレに仕上がる。また、ディナーコースでメイン料理の1つとして選ぶことができる「ホロホロ鶏胸肉の香草グリル グリーンペッパーとフォンドボーのクリームソース」は、ヘルシーな鶏胸肉をローズマリーと共に香りよくグリルした一品。しっとりやわらかな鶏肉に、グリーンペッパーのきいた濃厚なフォンドボーのクリームソースがかかっている。下に敷かれたロメインレタスのシャキシャキ感も楽しめる味わい深い一品だ。○素材は一緒、工夫は"味付け"で大人と同じコース料理といえども、中には子ども向けに用意されたメニューもある。ランチ、ディナーコース共に、パスタメニューの1つとして選ぶことができる「ボロネーゼ ジリオンスタイル ソテーしたコーンをたっぷりと添えて」は、ボロネーゼのパスタメニューを子ども用にアレンジしたもの。牛ほほ肉を赤ワインで煮込むまでは大人用と同じだが、子ども用には食べやすいように、トマトペーストやバターを入れて赤ワインの風味を和らげている。多くの子どもが好きなコーンもたっぷり入っている。「ほかのメニューも大人と同じ素材を使って、子どもが食べやすい味付けに調理することが可能です」と阿部料理長。子どもの好みに合わせてくれるのは、親にとってもうれしいだろう。料理長の調理技術と思いやりがたっぷりと尽くされたホテルレストランのコース料理。子どもと一緒におでかけしてみてはいかがだろうか。【DATA】ホテル インターコンチネンタル 東京ベイイタリアンダイニング ジリオン東京都港区海岸1-16-2営業時間: 11時~15時(L.O.14時30分)、17時30分~22時(L.O.21時30分)子ども用のイス、食器: あり(食器はナイフとフォークのみ)キッズメニュー: あり離乳食の持込: 可能ベビーカーでの入店: 可能個室: あり※価格は消費税・サービス料別※データは取材時のものです。
2016年03月15日東京都・二子玉川の静嘉堂文庫美術館は、同館の修理した仏像や仏画を展示する「よみがえる仏の美~修理完成披露によせて~」を開催する。会期は4月23日~6月5日(月曜休館)。開館時間は10:00~16:30(入館は16:00まで)。入館料は一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料。同展は、運慶作かと話題の仏像「木造十二神将立像」のうちの4軀をはじめ、修理を終えた仏画が初披露されるもの。東洋の文化財は、繊細な美しさと引き換えに、さまざまな損傷を受けやすい脆弱さをはらんでいるという。同館は、守り伝えられてきた貴重な所蔵品をよりよい形で後世に引き継ぐために作品の修理事業にも力を入れており、同展では作業の際に使用する材料や道具がともに展示され、修理過程をよりわかりやすく観ることができる。また、伊藤若冲「釈迦三尊像」(京都・相国寺蔵)の原画としても知られる伝 張思恭「文殊・普賢菩薩像」など、仏教美術の名品も合わせて展示される。そのほか、関連プログラムとして、講演会「十二神将像のひみつ—浄瑠璃寺伝来の一具と運慶—」が4月30日13:30~、「文化財修理の現状~静嘉堂絵画の修理から~」が5月14日13:30~開催される。両日とも開館時より整理券配布、先着120名。また、学芸員による列品解説が5月7日11:00~、5月21日11:00~、6月2日14:00~開催される。
2016年03月14日東京都・新宿の伊勢丹新宿本店ほか、三越伊勢丹グループ店舗では、「瀬戸内国際芸術祭2016」のプロモーションパートナーとして、コラボエキジビション「JAPAN SENSES」を開催する。開催期間は3月30日~4月12日。「JAPAN SENSES」は、三越伊勢丹が2011年より取り組んできた、日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し、新しい価値として提供するというもの。2016年春の「JAPAN SENSES」では、「瀬戸内国際芸術祭2016」のプロモーションパートナーとしてコラボエキジビションを開催し、誇るべき日本の良さを、新しい価値として国内外に発信するということだ。瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典で、島々の伝統文化や美しい自然を生かした現代美術を通して瀬戸内の魅力を世界に向けて発信し、地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指すもの。同エキジビションでは、テーマを「青の美」と設定。日本人が、古くから厳かで、清く、奥深く、澄んだ色に魅せられ、親しみを覚えてきた「青」という色が持っているさらなる魅力を紐解き、同時期に催される「瀬戸内国際芸術祭2016」とシンクロナイズしながら、さまざまなモノやカルチャーが紹介されるということだ。そのほか関連展示では、「SETOUCHI ART@伊勢丹新宿本店」として、芸術祭の総合ディレクターである北川フラム氏が、「海の曼荼羅」というテーマを設定。2016年の瀬戸内国際芸術祭に参加する、国内外の現代美術や映像作家などのアーティスト11名により、伊勢丹新宿本店のショーウィンドーと本館1階吹き抜けにて、多様な作品が展示される。参加アーティストは、淺井裕介、Esther Stocker(エステル・ストッカー イタリア)、大巻伸嗣、片山真理、荒神明香、コシノジュンコ/アトリエオモヤ、田島征三、豊福亮、高橋啓祐、Mounir Fatmi ムニール・ファトゥミ(モロッコ)、日比野克彦。本館1階吹き抜けのディスプレイは大巻伸嗣氏が担当。吹き抜けの同ディスプレイに関しては、2016年11月まで展示予定ということだ。また、三越日本橋本店・三越銀座店・高松三越の3店舗は、「瀬戸内国際芸術祭2016×三越伊勢丹 コラボエキジビション Featuring 猪熊弦一郎」を開催する。芸術祭参加作家であり、三越の包装紙「華ひらく」の生みの親である猪熊弦一郎氏をテーマとした展示などを行い芸術祭と繋がることで、同氏を生んだ瀬戸内からアートの魅力を探り、同氏の新しい創造性を発見する機会とするということだ。開催内容は、「猪熊弦一郎と"華ひらく"展」(三越日本橋本店)が3月30日~4月5日開催。「猪熊弦一郎と"華ひらく"展」(高松三越)が3月29日~4月11日開催。「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 開館25周年記念展」(高松三越)が4月5日~10日開催(最終日17時終了)。また、猪熊弦一郎ミュージアムグッズ販売も行われる。期間は、三越日本橋本店が3月30日~4月5日、三越銀座店が3月30日~4月5日(最終日18時終了)、高松三越が4月5日~10日(最終日17時終了)。
2016年03月14日保育士の給与について話題になっているが、実際どのくらいなのだろうか。2013年のデータにはなるが、東京都福祉保健局が公表している「東京都保育士実態調査」を参照してみた。同調査は2013年8月26日~9月10日、郵送配布・郵送回収で行われた。対象は2008年4月~2013年3月に東京都に保育士登録(書換え登録等を含む)をした3万1,550人で、有効回答数は1万5,369件。○6割弱が正規、3割がパート回答者のプロフィールを見ると、女性が91.5%と大半を占める。また年齢層としては20代41.5%、30代25.0%、40代19.9%が多く、配偶者・子どものいる人が42.9%、配偶者・子どものいない人が37.8%となっている。回答者のうち、保育士として働いているのは5割強。その雇用形態をみると、6割弱が「正規職員」、3割が「有期契約職員(パート)」だった。通算就業年数は平均約5年で、正規職員よりパートの方が長い。雇用形態別の運営主体をみると、正規職員は民設・民営(社会福祉法人)、有期契約職員(フルタイム)は公設・公営、パートでは民設・民営(社会福祉法人)で働く人の割合が高い。○平均年収は正規269.2万円、パート104.1万円保育士の平均年収は「212.4万円」。雇用形態別にみると正規職員の平均年収は「269.2万円」、パートは「104.1万円」だった。給与に対する満足度は、パートのほうが正規やフルタイムに比べて高い。保育士として働いている人の職場への改善希望点については、「給与・賞与の改善」「職員数の増員」「事務・雑務の軽減」が上位を占めているが、特に退職意向者から多くの声が挙がっている。また退職意向の理由としては「給料が安い」や「仕事量が多い」が挙げられており、特に正規でその傾向が強い。過去保育士の希望する年収額について、過去正規で雇用されていた人の希望額は「269.8万円」と、ほぼ現在正規職員実態額と同等の金額(269.2万円)。しかし、正規職員雇用のみを希望する人の希望年収額をみると「307.3万円」であり、正規職員実態額の1割強増しとなっている。さらに、パート・非常勤雇用のみを希望する人の希望年収額は「154.9万円」で、これは現在パートの実態額(104.1万円)の約5割増しとなっている。※写真は本文とは関係ありません
2016年03月11日ナイキジャパン ナイキゴルフは、3月27日までの期間限定で、表参道(東京都渋谷区)に「NIKE GOLF TOKYO」をオープンした。営業時間は12:00~20:00(イベント実施時は19:00まで)。同ストアには、メンズ&ウィメンズの春夏ゴルフアパレルや期間&数量限定アパレルコレクションとフットウェア、また、2016年モデルのクラブ・ボールなど、さまざまなアイテムを展示。商品をチェック・試着した後は、すべてNIKE.COMで購入できるようになっている。また3月11日には、ナイキゴルフ契約インストラクターの鶴見功樹プロが教える「究極のコースマネジメント」、3月15日は香西成都プロの「3パットを激減させるコツ、教えます」といったイベントが開催される。なお、イベントは各日19:30開始となる。
2016年03月11日東京都・六本木の森アーツセンターギャラリーは、ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」を開催する。会期は7月22日~9月25日。同展は、「ルーヴルBDプロジェクト」において、漫画家たちがルーヴル美術館をテーマにして自由に描いた作品を一挙公開するもの。フランス語圏において、古くから独自に発展してきた「バンド・デシネ(BD)」という漫画文化は、大衆的な作品がある一方で、絵画のような複雑で技巧に富んだ作品も多い。"子供から大人まで鑑賞して楽しめる"という特徴から、フランスで漫画は「第9の芸術」(フランスにおける芸術の序列で、第1~8は順に、建築・彫刻・絵画・音楽・文学/詩・演劇・映画・メディア芸術)とされ、近年では漫画は評論や研究の対象にもなっている。「漫画」という表現方法を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるため、2005年にスタートした「ルーヴルBDプロジェクト」は、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらうもので、フランス内外の著名な漫画家が多数参加。日本では荒木飛呂彦、谷口ジローが参加しており、2016年、日本人3人目となる松本大洋の参加が決定し、作品の一部が公開された。これまで同プロジェクトからは11作品が出版されてきたが(うち5作品は日本語版出版済)、同展では数百点に及ぶ原画や資料が趣向を凝らした演出と共に一挙公開される。また、同展のために五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリと有名日本人漫画家たちが作品を描き下ろすということだ。参加アーティストはニコラ・ド・クレシー、マルク=アントワーヌ・マチュー、エリック・リベルジュ、ジャン=クロード・カリエール&ベルナール・イスレール、荒木飛呂彦、クリスティアン・デュリユー、ダヴィッド・プリュドム、エンキ・ビラル、エティエンヌ・ダヴォドー、ルー・ユイ・フォン&フィリップ・デュピュイ、谷口ジロー、ほか。
2016年03月10日東京都・渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコPART1・3F)は、イラストレーター・五月女ケイ子の代表作を再構成した展覧会「五月女ケイ子の逆襲 ~ケイ子の裏博覧会~」を開催する。会期は4月7日~4月17日。開場時間は10:00~21:00(4月17日は18:00閉場)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下無料。同展は、五月女ケイ子がこれまでに描きためた代表作を「逆襲」をテーマに再構成したもの。さらに「逆襲」をテーマに描き下ろし作品も加えられて一挙公開される。会場内には原画をはじめ、五月女ケイ子制作のアニメーションや映像作品(フジテレビCOOL TVチャンネル配信「バカ・ミゼラブル」、映画「バカ昔ばなし」など)、いくつかの参加型・体験型の演出も用意されている。会場を巡りながら、人生あるあるに大きく頷き、ときに笑い、ときに涙し、大スペクタクルな新しい五月女ワールドを体感することができる展覧会になっているということだ。なお、入場者には"人生のターニングポイントで大活躍するかもしれない"特製「ケイ子の逆襲語録シール」がプレゼントされる(なくなり次第終了)。同展の開催に際し、五月女氏は次のように語っている。「20代の頃から、上を見たピュアな人を描いてきたけど、だいぶ大人になって、こう思います。上を見ない日があってもいいじゃない。髭生えたって、お金が一番だって、ずるくても不器用でもいいじゃない。崖っぷちを這い上がってでも、前にすすむ、そんな愛おしい全大人たちに、この「逆襲」展覧会を捧げます。そう、ケイ子の逆襲のはじまりです。」なお、五月女ケイ子(そおとめけいこ)はイラストレーター、コラムニスト、脱力劇画家、役者的活動。1974年山口県生まれ。横浜育ち。大学卒業後、独学でイラストレーターに。イラストを担当した「新しい単位」(扶桑社刊)が30万部を超えるベストセラーとなりアジア各国でも発売。2013年リリースされたLINEスタンプもその独特なタッチとシュールさで人気となる。2015年TOKYO DESIGNERS WEEKSの「北斎漫画インスパイア」展のミラノにも出展。ももいろクローバーZ「親子祭り」のグッズデザイン、back numberの「オールナイトニッポン」の番組特製カルタなどグッズデザインも手がけている。
2016年03月09日ベンチャーバンクは6月18日~19日、豊洲PIT(東京都・江東区)にて、エンターテインメント型フィットネスイベント暗闇バイクフェス「FEELCYCLE LIVE 2016 LUSTER」を開催する。「FEELCYCLE」とは、照明を落とした暗いスタジオにて大音量のクラブミュージックが鳴り響く中で行われるバイクエクササイズ。2016年3月末には店舗数が21店舗まで拡大し、4周年を迎える6月に「FEELCYCLE」の集大成として、同イベントが開催される。最大動員数は1,980名を予定。通常、45分間の1レッスンでの消費カロリーは400~800kcal。同イベントは90分のプログラムなので、フェスでの高揚感を楽しみながらシェイプアップもできる。また、国内外問わずさまざまな大型フェス(ULTRA EUROPE、ULTRA JAPAN、Electric Zoo Beach、electroxなど)に出演経験のあるDJ・TJO(Takeru John Otoguro)が、ミュージックディレクター&メインDJに就任する。チケットはチケットぴあにて、3月7日18:00より会員先行販売開始。4月23日より一般販売する。価格はSS: 1万2,000円、S: 9,000円、A: 7,500円(いずれも税込)。
2016年03月07日寺田倉庫と日本建築文化保存協会は、 建築模型を中心とする建築文化の継承と普及を目的とした「建築倉庫ミュージアム」をオープンすることを発表した。場所は東京都・天王洲(寺田倉庫本社ビル1F)。オープンは2016年春を予定。開館日は火曜~日曜(月曜休館、ただし月曜が祝日の場合は翌火曜休)。入館料は大人1,000円/ 学生500円。同館は、「収蔵庫そのものを展示する」をコンセプトに作られた、新しいかたちのミュージアム。建築模型を一般に公開するだけでなく、模型専門の保存・保管機能を併せ持ち、建築文化の貴重な資料である模型にとっての最適な環境を整えている。約450平方メートル、天井高5.2メートルの大空間に並ぶ合計116の棚には、国内外で活躍する日本人建築家や設計事務所による建築作品の模型がスタディから竣工模型まで一同陳列され、来館者は棚の間を縫うように回遊しながらさまざまな模型を鑑賞することができる。また、各棚には出展者名とQRコードを記載したパネルが設置され、タブレット端末やスマートフォン等でQRコードをスキャンすると、出展者の活動や模型作品の竣工写真や図面等の情報にアクセスできる仕組みも用意されるということだ。
2016年03月07日東京都・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムは、日本の伝統工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見する展覧会「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」を開催する。会期は4月9日~6月5日(水曜休館)。開館時間は10:00~18:00。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料。同展は、元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつである「REVALUE NIPPON PROJECT」で生まれた作品を展示するもの。「REVALUE NIPPON PROJECT」は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としている。同プロジェクトでは、毎年「陶磁器」、「和紙」、「竹」、「型紙」、「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作する。参加アーティストは、北川一成、隈研吾、小山薫堂、佐藤オオキ、佐藤可士和、佐藤卓、柴田文江、奈良美智、蜷川実花、深澤直人、他。さらに、この制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行っており、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語られている。また、関連プログラムとして、シンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」が開催される。パネリストは見附正康(絵付師)、新里明士(陶磁器作家)、中田英寿。開催日時は4月23日14:00~16:00。参加費は無料だが、同展の観覧券が必要となる。そのほか、「竹ワークショップ竹玉ペンダント作り」(4月16日)、「和紙ワークショップ張子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」(5月7日)、「型紙ワークショップ伊勢型紙の技法で『しおり』作り」(5月14日)、「漆ワークショップ 色漆と金粉で飾るオリジナルの箸を作ろう」(5月28日)が開催される。参加費・申込方法など詳細は同展Webページにて。なお、同展はホームページ割引を行っており、引換券を提示すると入場料が100円割引となる。
2016年03月03日東京都・墨田区の「たばこと塩の博物館」は、日本の細密工芸である「根付」を中心に、日本の精美な工芸品の歴史と文化を紹介する特別展「細密工芸の華 根付と提げ物」を開催する。会期は、4月2日~7月3日 10:00~18:00(入館は17:30まで(月曜休館)。会場は同館 2階特別展示室。入館料は、大人・大学生:300円/小・中・高校生:100円/満65才以上:150円。同展は、江戸時代~現在まで、象牙・鹿角・木などの素材を用いて作られた「根付」をはじめ、印籠やたばこ入れなどの「提げ物」、さらには根付に関する文献資料なども合わせて展示しながら、これら日本の精美な工芸品の歴史と文化を紹介する特別展。江戸時代に制作された「古典根付」から、明治・大正・昭和時代前期ころまでの「近代根付」、昭和時代中期以降に制作された「現代根付」まで、象牙・鹿角・木などさまざまな素材を用いて作られた「根付」約370点を、形態や題材(中国・日本の故事、霊獣、動植物など)で分類して展示される。また、近代根付の巨匠・森田藻己(もりたそうこ/1879~1943年)の作品13点や、兄弟弟子の大内玉藻や藻己の弟子の作品も合わせて展示されるほか、根付の研究者でありコレクターでもあった高円宮憲仁親王殿下が所蔵されていた現代根付10点も合わせて紹介される。さらに、巾着、印籠、たばこ入れなど、さまざまな形や素材の提げ物が約80点展示されるとともに、「根付」本来の用途や歴史的背景についても紹介されるという。このほか、江戸時代中期に活躍した刀装金工や根付師57名を紹介する稲葉通龍(いなばつうりゅう)の名著「装剣奇賞」の手稿本、初版本、後版本も展示され、同書に掲載されている根付師の手がけた作品や絵画なども合わせて紹介されるということだ。
2016年03月02日東京都・両国のAI KOKO GALLERY(アイココギャラリー)は、女性の衣装からみる現代の消費と生活に迫る展覧・即売会「衣装展」を開催する。会期は3月20日~3月21日。開場時間は11:00~17:00。入場無料。同展は、高度経済成長を終えた70年代後期から80年代前半にかけて生まれた女性の衣服からみる現代の消費と生活に迫るもの。衣服の購入理由は人さまざまだが、社会的役割の中で買わざるをえなかった服や、日常着でありながら機能性よりも装飾・個人的趣向を重視して選んでしまった服、コレクション欲よりも購買欲や承認欲求を満たしたい服、気づけば持ってるファストファッションの服など、多種多様な理由によって購入された服がある。人々は、一体誰からの「見た目」に影響を受け、またその装いからどう判断されて生きているのか、今回女性たちから集められる衣服から、その一片を読み解くことができるということだ。なお、同展は、フリーマーケット形式を取っており、出品(展示)された服は来場者が購入することもできる。出品に関してはアンデパンダン形式(非審査・自由出品の開かれた創作発表形式)を取っており、「人生がときめく」服を選び「いつか」に備えた服を手放す勇気を持ちたいと考える人へ、自由な出品を呼びかけている。出品希望は3月19日までに同ギャラリーへ問い合わせが必要となる。また、祖母の代から秘かに受け継がれた春画の写本と艶本を展示する「春画の写本展」も同時開催されるということだ。
2016年03月02日