2024年7月に東京・大阪で上演される「ENTERTAINMENT DANCE PERFORMANCE『BOLERO -最終章-』」の会場と出演者が発表された。本作は「言葉では表現しきれない程に神の魅力あふれるボレロの世界観を追求したダンスドラマを作り上げることができたら」との思いから始動したダンスプロジェクトのラストを飾る公演。東京公演は有楽町よみうりホール、大阪公演はSkyシアターMBSで上演される。出演者は、ボーカル&パフォーマンスグループDIAMOND☆DOGSのリーダーで、2月よりミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の上演を控える東山義久と、ミュージカル『のだめカンタービレ』、フレンチロックミュージカル『赤と黒』、舞台『千と千尋の神隠し』など、話題作への出演が続く三浦宏規、元宝塚トップ娘役の蘭乃はな等、個性豊かなキャストが集結。総合演出は植木豪が務める。■総合演出:植木豪 コメント同い年で違う表現をしながら同じフィールドの中で戦って来た戦友の東山義久君と自分が、『ボレロ』という世界観の中で創造していくこととなりました。以前の公演を客席から見させていただきましたが、様式美と革命に溢れた新しい舞台芸術となっていて感銘を受けました。素晴らしい振り付け家と三浦宏規君や最強のパフォーマーの皆様と、新しい世界を皆様にお届け出来る様に尽力致します。是非ともよろしくお願いいたします。■総合振付:大村俊介(SHUN) コメントこの度、とても嬉しいお声がけを頂き総合振付として参加させて頂きます。よしくん(東山義久)のダンス公演。DIAMOND☆DOGSで一緒だった頃から年月が流れ、今の自分たちで創る舞台。演出の植木豪君と共に、三浦宏規君、蘭ちゃん(蘭乃はな)という素晴らしい表現者、テクニカルなダンサーたちと、興奮したり切なくなったり、沢山の感情が流れて、心が動いて満たされるような作品になるよう、苦しみながら楽しみたいと思います!■東山義久 コメント2016年以来8年ぶりの『BOLERO』、今の時代を翔ける素晴らしい表現者が集まってくれました。私たちが織りなすボレロの旋律が、皆様を温かく包む光となれるようにカンパニー一同努めて参ります。どうぞお楽しみに!劇場でお待ちしております!■三浦宏規 コメント『ボレロ』ダンサーなら誰でも一度は踊りたいと思う作品です。やっと立てなくなるまで踊りまくれる作品が巡ってきたと息を弾ませています。義さん(東山義久)には、「この作品はふたりの戦いだ、まだ負けないからな!」そんな言葉をもらいました。憧れの敬愛する先輩にそんな言葉をかけてもらえるようになったこと、なんだか少し認めてもらったような気がして嬉しくなりました。表現者としてまだまだ未熟な自分ですが、身体を心を踊りに捧げ、全身全霊で受けて立とうと思っています。<公演情報>ENTERTAINMENT DANCE PERFORMANCE『BOLERO -最終章-』ENTERTAINMENT DANCE PERFORMANCE『BOLERO -最終章-』チラシ総合演出:植木豪共同演出:中塚皓平企画・構成:栫ヒロ音楽:la malinconica総合振付:大村俊介(SHUN)【出演】東山義久×三浦宏規蘭乃はな穴沢裕介、木村咲哉、鈴木凌平、髙橋慈生、田村允宏、⾧澤風海、中塚皓平、早川一矢、MAOTO、望月凜、山﨑感音、山野光公演日程:2024年7月東京公演:有楽町よみうりホール大阪公演:SkyシアターMBS公式サイト:
2024年01月26日「SMILE-UP.社の事務所開きの1月5日、東山社長は改めて補償業務に専念する意思表明のため社内で挨拶して、苦闘する社員たちをねぎらったと聞きました。最後には彼らの緊張をほぐそうと“引退しましたが、一曲歌いましょうか?”と冗談を言う一幕もあったとか。もちろん歌わなかったそうですが……」(芸能関係者)昨年をもって芸能活動を引退した東山紀之(57)。昨年12月26日のディナーショー最終日は東山の“表舞台最後の日”だった。会場のホテルには、妻・木村佳乃(47)と娘2人、岡本健一(54)、松岡昌宏(47)、生田斗真(39)と清野菜名(29)夫妻、山田涼介(30)が駆け付けた。そして、松本潤(40)の姿も――。音楽関係者は言う。「ディナーショーは旧ジャニーズにとって一つの文化なんです。これまで近藤真彦さんや滝沢秀明さんが長年開催してきました。しかし、近藤さんは’21年に退所。滝沢さんは’18年に引退。トニセンが引き継ぐも、V6は’21年に解散。存続が危ぶまれていました。そんななか、東山さんは昨年、21年ぶりにディナーショーを開催しました。これからの“ライフワーク”にしようと意気込んでいた矢先に、創業者の性加害問題で補償会社の社長に転身する決断をしたのです」東山の引退によって宙に浮いてしまったディナーショー。その“継承者”となるのが松本だという。彼の知人はこう語る。「1年半にわたる『どうする家康』の撮影が心身とも予想以上にハードだったようで“少し休んで充電する”と話していました。今回のディナーショー体験はそんな彼にとって新鮮で、ディナーショーの魅力に開眼したそうです。自らの引出しを広げられると感じたのでしょう」前出の音楽関係者も言う。「松本さんは“ディナーショーの文化を途絶えさせたくない”という気持ちがあるようで、何らかの形で継続させたいと思っていると聞いています。実は今回の東山さんのディナーショーの演出を担当した振付師は元ジャニーズJr.で、松本さんの右腕として嵐のライブにも深く関わっているそうです。今回のディナーショーの演出についても、意見交換していたといいます。ディナーショーに自ら出演するのは消極的なようですが、松本さんが得意とする演出で貢献して、人脈を生かしたビッグなゲストも登場する新たな超VIPディナーショーが誕生するかもしれません」(前出・音楽関係者)東山の“最後の勇姿”は松本のさらなる飛躍に一役買ったかも!?
2024年01月17日「東山紀之さん(57)は、12月下旬に開催される最後のディナーショーの準備を進める傍ら、SMILE―UP.の社長として、性加害問題の被害者の補償に取り組んでいます。実母から『女の人はおうちでニコニコしているのがいちばん』と教えられてきた妻の木村佳乃さん(47)は、できる限り自宅で明るく振る舞うようにしているといいます」(芸能関係者)’10年に結婚した木村と東山。現在、夫婦生活最大の難局を迎えているーー。「夫婦仲は良好ですが、社長となった東山紀之さんの憔悴ぶりは深刻だといいます。『表に出たくない』といって、ディナーショーの会見を辞退し、プレスリリース用の写真撮影やコメント発表にも消極的だと聞いています。今の状況下で目立つことはしたくないと考えているそうです。“信じられるものは家族だけ”といった状況なのでしょう」(前出・芸能関係者)“人間不信”状態の夫を木村が見捨てることはないようだ。「木村さんは東山さんのために奔走しているそうです。現在、自宅の前にはガードマンが配備されているのですが、これを決めたのは木村さんだといいます。“家族を守るため”だと聞きました」(木村の知人)社長・東山のためにも木村は動いていた。「芸能関係の広報で働いていた親友を、木村さんが旧ジャニーズ事務所が新たに設立するエージェント会社のスタッフに推薦したそうです。『社内に東山さんの味方を少しでも増やすことができれば……』という思いからだといいます」(前出・木村の知人)’17年4月、木村がテレビ番組『あさイチ』(NHK)に出演した際、夫・東山の好きなところを聞かれ、「(自分にも私にも)厳しいところ。ベターっと甘くない」と語っている。今までは東山が家庭内で主導権を握ってきたため、木村は空回り気味のようだ。「11月上旬に、配備したガードマンが自宅近隣で、“立ちション”を行い、近隣住民ともめていると週刊誌『FLASH』で報じられました。本来なら東山さんは旧ジャニーズ事務所と、新会社の社長を兼任する予定でしたが、被害者への補償に専念するため、新会社の社長就任を辞退。結果的に木村さんの親友は東山さんを直接サポートすることができなくなったそうで、木村さんも残念がっていましたね」(前出・芸能関係者)木村の無償の愛が届き、心を閉ざす東山を救うことはできるのだろうかーー。
2023年12月13日「ありがとう」鳴り止まぬスタンディングオベーションのなか、東山紀之(57)は何度も頭を下げ、客席に別れを告げた。11月23日、東山の主演舞台「チョコレートドーナツ」が名古屋市で千秋楽公演を迎えた。東山は旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題をうけて、年内で芸能活動を引退し、SMILE-UP.の社長業に専念する。この日が俳優としてのラストステージだった。東山は‘85年、少年隊のメンバーとしてデビューして以来、音楽活動や俳優業、司会業、タレント業など幅広く活躍してきた。そのため、いまだ《引退は、残念過ぎる!》《これで終わるなんて残念。引退だなんて勿体ないよ》《引退なんてもったいない。絶対現役で続けてほしかった。見れなくなるのはとても残念です》と惜しむ声が後を絶たない。9月に開かれた会見で被害者と向き合う姿勢を示す中で、「夢や希望を握り潰された彼らと夢を諦めた僕とで、しっかり対話をするということがいいのかなと思います」と語った東山。道半ばで夢の舞台から降りる辛さをにじませたが、それもそのはず。壮絶な幼年期を乗り越えたどり着いた場所だったのだ。‘66年9月30日、神奈川県川崎市に生まれた東山。人生最初の記憶は、父方の祖父が酒に酔って暴れ、ポットの熱湯を生後8ヵ月だった自身の足にこぼされた“痛み”だったという。「この火傷によって東山さんの左足の指は変形してしまいます。これはのちにダンスを続ける際の支障となりました。東山さんが筋トレを続けているのは、この変形による体への負荷を減らすためなのです」(芸能関係者)祖父と同様、大酒飲みだったという父。それだけでなく、父はギャンブルにのめりこみ、家にまで借金取りが押しかけてくる事態に。当時の様子について’21年1月放送の『1周回って知らない話&今夜くらべてみました 合体4時間SP』(日本テレビ系)で、東山はこう明かしている。「母が、玄関で正座して座って、その前に包丁が突き刺さっているっていうのは記憶には残ってますけどね」そして、東山が3歳のときに両親が離婚。母は、女手一人で東山と妹を養うため働きに出たが、それにも限界があった。「東山さんは、貧しさのあまり、近所から残り物の豚足をもらって空腹をしのいだことや、遊ぶお金がなかったため、もらった銭湯代でゲームをやり、その代わり学校のプールに忍び込んで体を洗っていたといいます。母親は朝から晩まで働き詰めだったため、東山さんと妹さんがご飯と味噌汁を作る係をしていたそうです」(前出・芸能関係者)■「酔っては『この野郎!』とわけもなく殴られた」東山が小学四年生のときに母は再婚したが、今度は継父の暴力が襲う。その壮絶さについて、’10年6月に出版された自著『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版)でこう綴っている。《飯を炊いていない、口答えすると言っては、たちまち拳骨で殴られた。最初はあんなにやさしかったのに、やり方は激しさを増してゆく。自分の教育方針が通じない鬱憤もたまったのだろう、一年もたつと酒量が増え、酔っては『この野郎!』とわけもなく殴られた》《追い詰められ、親に殺意を抱く子供の気持ちも僕にはわかる気がする》家庭から逃げ出したいーー。そんな東山にとって転機となったのが、ジャニーズ事務所への入所だった。小学校の卒業を目前に控えた春先、NHKホールで『レッツゴーヤング』の公開収録を見た帰り道にジャニー氏からスカウトされたのだ。訪れた稽古場でダンスを学ぶことが次第に楽しくなっていったうえ、常に空腹だった東山にとってはレッスン後に、ジャニー氏が焼肉やハンバーガーショップにつれていってくれることがなにより嬉しかったと言う。そして、高校生になり家を出て合宿所での暮らしを始め、’85年12月に少年隊として「仮面舞踏会」でレコードデビューしたのだった。バク転やバク宙といった少年隊のアクロバティックなパフォーマンスは多くの人を魅了。翌年には、レコード大賞など、新人賞を相次いで受賞し、紅白歌合戦にも出場した。デビューから30年以上たつ今も、当時のCDが高値で取引されるなど人気は衰えない。壮絶な生い立ちを経て、芸能界という輝かしい世界で功績を築いた東山。皮肉にも、その夢を奪ったのは、チャンスを与えたジャニー氏だった。今後、“ジャニーズ事務所”の長男は、被害者の救済に人生をかけて取り組んでいくーー。
2023年12月06日9月7日、東山紀之(56)の新社長就任も発表されたジャニーズ事務所による会見。会場となった名門ホテル「パレスホテル東京」は、出版関係者の間では、故・瀬戸内寂聴さんが“東京の定宿”としていたホテルとしても知られている。かつて東山紀之が、寂聴さんと対談をするために京都・寂庵を訪れたのは、’12年1月のことだった。《寂聴ようこそ寂庵へ!嵯峨野の奥まで、よくいらしてくださいました。東山実は萩原(健一)さんと何度もドラマでご一緒させていただいて、そのたびに寂聴さんのお話を伺っていたので、一度お会いしたいな、と思っておりました》(本誌’12年2月28日号)当時、東山は45歳。第1子となる長女は2カ月前に誕生したばかり。対談での話題は、東山の生い立ち、共通の知人である萩原健一さん(享年68)や森光子さん(享年92)との交流、『源氏物語』……と、多岐にわたったが、その間に寂聴さんが繰り返し口にしていたことがあった。それは、「もっと悪人になりなさい」「悪いこともしなさい」といったことだった。自他共に認める“対談の名手”だった寂聴さん。だが東山は生来の真面目さからか、44歳も年上の“人生の先輩”との初対面に緊張していたのか、なかなかリラックスした様子を見せなかった。そんな彼に足りないものとして寂聴さんが指摘したのが、“マイナスの経験もプラスにする考え方”だったのだ。寂聴さんは東山にこんなアドバイスをーー。「あなたは今までだって普通の人よりずっと華やかな人生を送ってきて、それに無限の才能も持っています。でも、私からみるとそれがまだ7割も出ていないような気がして、何かもったいない、と思います。あなたの人生はこれからが本当の盛りです。マイナスをプラスにする前向きの考え方をこれからも忘れないで、もっともっと芸を大きくしてください。ショーケンと同じことをする必要はありませんが、ちょっと“不良”もしてほしいですね。そうすれば、あなたはもっと大きな人物になります」寂聴さんの真情が通じたのだろう、東山は辞去する際、歯を見せて、こう語ったのだ。「悪くなるように勧めていただいたことも含めて、今日は今の僕に必要なことをたくさん教えていただいた気がします」それから11年、危機にある会社を背負っていくために、さらに“大きくなること”を求められている東山。寂聴さんの期待に応えることはできるのか。
2023年09月13日創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題が大きな波紋を呼んでいるジャニーズ事務所。9月7日に開いた会見では、新社長である東山紀之(56)や社長を退任した藤島ジュリー景子氏(57)、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)が出席したが、質疑応答での東山新社長の対応に賛否がわかれている。この日、テレビ朝日の記者から「ジャニーズ事務所という名前に変更はあるのでしょうか」と質問を受け、変更しないという趣旨の話をした東山。その際、こう話した。「僕が思いましたのは、ジャニーズというのは、もちろん創業者の名前でもあり、初代のグループでもありますが、何より大事なのは、やはりこれまでタレントさんが培ってきたエネルギーであるとかプライドだと思うんで、その表現の1つでもいいんじゃないかと思ってます」ジャニーズという看板を下ろさないのは“表現の一つ”という東山。そして、YouTubeチャンネル「一月万冊」の記者から再び「一般の人間から見るとですね、ジャニーズ事務所と言えばジャニー喜多川さんの作った会社。その方が下手をすると40年、50年、もっとかもしれない。数百人、下手をしたら数千人の人々を不幸のどん底に叩き落としてきたと。そういう状況の中で、その方の名前を今後も頭に乗っけていくというのは、あまりにも常識外れではないかと思うんですね」と指摘された。すると、「名前を変え、再出発したほうがもしかしたら正しいのかもしれません」と言いつつも、結論は出なかった。「やはり僕らはファンのかたに支えられているもんですから、それをどこまで変更することがいいのかというのも考えてきました。本当におっしゃる通りだと思うので。今後はそういうイメージを払拭できるほど、みんなが一丸となって頑張っていくべきなのかなという判断を今はしています」■「まじポエム 東山氏の発言に中身ない」「頑張ってほしい」またニコニコ動画の記者が「ファンに向けて今回のことをどう謝罪し、説明するのか」という質問を受けた際、「信頼をまた再び勝ち取るというのは至難の技だとは思っています」とコメント。そして、こう続けた。「ただ、やはりこれから僕らが作るエンターテイメントの世界をまた信じていただくために、やはりタレント一人一人が自覚を持って取り組んでいくというのは、最終的には近道なのかなと思いますし、その信頼を勝ち取るのはやはり個人の力、そしてグループの力。そういうものが合わさって初めて結実すると思いますので、まずは努力をし続けること、そして信頼を取り戻すこと。それしかないのかなと思っています」さらに東山は「ファンの人たちの思いに応えるために、やはり僕らは命を削るほどの作業が必要だと思うんですね」と言い、「そこには厳しさもあり、 やっぱり耐えなければいけないことも多々あると思います。陰で流す涙の量、そして汗の量というのは、ファンの人たちの思いに応える唯一の作業だなとも思っておりますので、それを怠らないようにしていきたいとは思ってます」と熱弁していた。喜多川氏の性加害について「本当に人類史上最も愚かな事件だと思います」と話す場面もあったものの、会見では具体的な話を避けたり、精神論も多かった東山。そのためネットでは、厳しい声がこう上がっている。《ジャニーズ事務所の会見見てて夫が一言「(東山氏の発言が)ポエムやん」まじポエム 東山氏の発言に中身ない…》《東山君中身のない話をカッコよく言うのさすがプロだな、ほんと中身ないけど》《東山氏の「ポエム会見」は見ていて腹立たしい。自分の発言に自己陶酔して感傷に浸る姿は「テレビの人」って感じで自己演出してる印象を与える》いっぽう、《厳しい声も多いが、会見を開いて罪を認めたのはよかった。東山氏は覚悟を持って社長職で頑張って信頼回復に望んで欲しい》《東山さん、よく引き受けたね。大変だろうけど頑張ってほしい》《東山さんは大変だが藤島さんと連携を取り合って改革に頑張ってほしい》というエールも送られている。
2023年09月08日東山紀之(56)が年内いっぱいでタレント業を引退し、ジャニーズ事務所の新社長に就任する。今年6月には初の東山個人のファンクラブを開設したばかりで、10月からは主演舞台の再演も控えていた東山。タレントとしての未来が期待されていたさなか、火中の栗を拾いにいった姿勢には称賛の声も相次いでいる。しかし、その道のりは険しいものとなりそうだ。9月7日、東山は藤島ジュリー景子氏(57)、井ノ原快彦(47)とともに故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐり開かれた会見に出席。4時間に及ぶ会見の中で、「人生をもってこの問題に取り組んでいく」と社長就任の覚悟を示していた。その決意は固いようで、会見内で東山はジャニー氏の性加害問題について「人類史上最も愚かな事件」と断罪。ジャニー氏に対しても「かける言葉はない。本当だったらこの場に彼はいるべきだった」と厳しい姿勢を見せた。また、今回の問題の解決は「何かをスタートしなければ、始まらないと思う」と語り、「僕も初めての経験ですし、今後どうなるか予想もつきません。被害者の方々、かつての仲間でもありましたから、そのためにまずは(新社長を)引き受ける事」と社長就任への思いを明らかにしていた。東山は、被害者への対応についても「今回は法を超えて、救済、補償というものが必要だなと思っています。なので、夢や希望を握り潰された彼らと夢を諦めた僕とで、しっかり対話をするということがいいのかなと思います」と、方針を表明。会見後、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の石丸志門副代表が「評価できる点は事実認定、謝罪と、救済の3点セットについて認められた。その点について喜ばしい」と語るなど一定の評価を得たようだ。しかし一方で、課題も山積している。今回の騒動でジャニーズ事務所のイメージ低下は免れえないことに。同日夕方には、東京海上日動火災保険が同事務所との広告契約を更新しないことを決定したことが判明。さらに、日本航空もジャニーズの広告起用を見送る決定をしており、各社が後を追う可能性がある。また、会見については今後の対応について一部厳しい指摘もあがっており、東山も自身の性加害疑惑について「したことがないです」と断言するも、その後に「したかもしれないし、してないかもしれない、というのが本当の気持ち」と語るなど、曖昧な回答もあった。このような状況の中、これまで社長業を務めてきたわけではない東山が、事務所の立て直しを図るのは相当な負荷になることが予想される。果たして、夢を諦めた東山は、ジャニーズ事務所を生まれ変わらせることができるのだろうか――。
2023年09月08日ジャニーズ事務所は7日、都内で会見を開催。藤島ジュリー景子前社長、新社長に就任した東山紀之、ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦が出席した。ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が先月29日、調査結果報告書を提出。ジャニー氏による性加害を事実と認定するとともに、ジャニーズ事務所がとるべき対応を提言した。これを受け、ジャニーズ事務所は会見を開催。ジュリー氏は、ジャニー氏の性加害について「性加害はあったと認識しております」と認め、「被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。そして、9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任し、新たな代表取締役社長に東山が就任したことを発表した。東山は年内でタレント業を引退する。会見では、もしジャニー氏に声が届くならどんな言葉をかけるかという質問が飛び出し、東山は「かける言葉は特にありません。本当だったらこの場に彼がいるべきだなと。皆さんからの質問を彼が受けるべきだったと思っています」と回答。井ノ原は「僕もかける言葉はありませんが、『これから変えていきます』と。それは彼にじゃなくて、世間の皆さんに伝えたいことです」と述べ、ジュリー氏は「私は皆さんの前で本当に謝罪してほしいと思います」と語った。また、東山はジャニー氏について「やっていることは鬼畜の所業だと思っています。愛情は全くなくなりました」と厳しい発言。ほかのタレントのジャニー氏への思いについては「各個人の思いが尊重されなくてはならない。それこそ人権だと思います」としつつ、「この問題が発覚してから、(ジャニー氏への愛情などを)口にしているタレントさんはたぶんいないと思います。それぞれ思いはあると思いますが、僕は愛情は全くなくなりました」と話していた。
2023年09月07日ジャニーズ事務所は7日、都内で会見を開催。藤島ジュリー景子前社長、新社長に就任した東山紀之、ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦が出席した。ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が先月29日、調査結果報告書を提出。ジャニー氏による性加害を事実と認定するとともに、ジャニーズ事務所がとるべき対応を提言した。これを受け、ジャニーズ事務所は会見を開催。ジュリー氏は、ジャニー氏の性加害について「性加害はあったと認識しております」と認め、「被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。そして、9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任し、新たな代表取締役社長に東山紀之が就任したことを発表した。「ジャニーズ事務所」という屋号については継続する。東山は、その理由について「そのことに関しても大変議論はしました。どうすべきなのか。これだけの犯罪ですから、これを引き続き、守るべきなのかいろんな解釈がみんなの中にもありました。僕が思いましたのは、ジャニーズというのは創業者の名前でもあり、初代のグループの名前でもありますが、何よりも大事なのは、これまでタレントさんが培ってきたエネルギーやプライドだと思うので、その表現の一つでもいいのではないかと思っております」と説明した。継続に対して厳しい声が飛ぶと、「たくさんの方が被害にあったこともわかっています。ただ僕らはファンの方に支えられているものですから、それをどこまで変更することがいいのか。本当におっしゃる通りだと思うので、今後はそういうイメージを払拭できるほどみんなが一丸となって頑張っていくべきなのかなという判断を今はしています」と語った。
2023年09月07日8月11日(金・祝) より新宿FACEで上演されるミュージカル『ALTAR BOYZ 2023』のアフタートークショーに、東山義久と植木豪が出演することが決定した。『ALTAR BOYZ』は、2004年にニューヨークの47丁目劇場(Puerto Rican Traveling Theater)で初演された作品。ライブ感満載のこのミュージカルは日本でも2009年に初演され、キャストと組み合わせを変えながら再演を重ねている。今回は【Team GOLD】【Team SPARK】、そして新たに編成された【Team SAPPHIRE】の3チーム制となる。日本版オリジナルキャストである東山と植木は、今回Co-Producerとして名を連ねている。東山は8月13日(日) 13時公演、植木は8月14日(月) 19時公演のアフタートークショーに登場する。そのほか、演出を務める玉野和紀の登場回や、【Team SAPPHIRE】のメンバーと【Team GOLD】の大山真志を迎えてのトークなどが予定されている。また、『ALTAR BOYZ 2023』合同スペシャル公演が、9月2日(土)・3日(日) に恵比寿ザ・ガーデンホールで上演されることが発表された。本公演には3チームのキャストに加え、廣瀬真平と大音智海が出演する予定で、第9回目の『ALTAR BOYZ』を締めくくるに相応しい、集大成と言える2日間となりそうだ。■東山義久 コメントALTAR BOYZ 2023、開催おめでとうございます!今までを継承しつつも、新たなメンバーで新しいALTAR BOYZを創っていって欲しい。皆んな!!ALTAR GIRLZと素敵な時間をー!!■植木 豪 コメントALTAR BOYZアフタートークショーに出演させていただきます!募る想いを話せる事と大好きなALTAR GIRLZ の皆さんに会えるのがとても楽しみです!!!新しいチームもたくさん応援させていただきます。是非ともよろしくお願いします。■廣瀬真平 コメント長く愛されるALTAR BOYZの世界に今回もまた、関わらせて頂けることに嬉しく感謝しております。僕の言葉に全力で命と光を込め、皆様と共に最高の時間を過ごしたいと思います。■大音智海 コメントキリスト教系ボーカルグループ、ALTAR BOYZ のアブラハムとして東京に降臨します!ユダヤ人の彼と共に、皆様の魂を清めにきました。救いを求めるそこのあなた、僕らの歌とダンスを浴びに是非恵比寿へ。神のご加護があらんことを!■演出・玉野和紀 コメントいよいよ開幕のALTAR BOYZ 2023!声出し解禁となった今、MUSICAL でありながらLIVEパフォーマンスの際立った作品は待ちに待った舞台だと思います。どうぞ会場にお越しになって大いに盛り上がって下さい!そしてそして合同公演は本公演と違ってお祭り騒ぎの3チームが登場します。各チームが入れ替わりながら、そして時には3チームでガッツリのパフォーマンスは必見です!どうぞお楽しみに!<公演情報>『ALTAR BOYZ 2023』8月11日(金・祝)〜29日(火) 新宿FACE『ALTAR BOYZ 2023』ロゴ作:ケビン・デル・アギラ作詞・作曲:ゲイリー・アドラー&マイケル・パトリック・ウォーカー演出:玉野和紀台本・翻訳:北丸雄二Co-Producer:東山義久/植木 豪【出演】Team GOLD:大山真志 / 若松渓太 / 松浦司 / 石川新太 / 常川藍里Team SPARK:鍵本輝(Lead) / 米原幸佑 / 和田泰右 / 川原一馬 / 若松渓太Team SAPPHIRE:中山優貴 / 大野瑞生 / 中本大賀(円神) / 司波光星 / Rayshy【アフタートークショー】8月13日(日) 13:00【Team SAPPHIRE】ゲスト:玉野和紀、東山義久8月14日(月) 19:00【Team GOLD】ゲスト:植木豪8月17日(木) 19:00【Team GOLD】ゲスト:玉野和紀8月18日(金) 19:00【Team SPARK】ゲスト:玉野和紀8月19日(土) 13:00【Team SAPPHIRE】ゲスト:大山真志8月20日(日) 13:00【Team SPARK】※【Team SPARK】メンバーによるトークショーとなります。チケット料金:10,000円★Team SAPPHIRE プレビュー公演(8月12日(土) 17:00公演):9,500円※別途1ドリンク500円※全席指定・税込※未就学児童入場不可『ALTAR BOYZ 2023』合同スペシャル公演9月2日(土)・3日(日) 恵比寿ザ・ガーデンホール【出演】Team GOLD:大山真志 / 若松渓太 / 石川新太 / 常川藍里 / 廣瀬真平Team SPARK:鍵本輝(Lead) / 米原幸佑 / 川原一馬 / 若松渓太 / 大音智海Team SAPPHIRE:中山優貴 / 大野瑞生 / 中本大賀(円神) / 司波光星 / Rayshy※松浦司、和田泰右は合同スペシャル公演に出演いたしません。チケット料金:11,000円一般発売日:8月26日(土) 10:00〜チケット情報:公式サイト:
2023年08月10日ファブリックメーカーの小松マテーレが、石川県金沢市東山に新店舗「まてーれ」をオープン。新店舗「まてーれ」が石川県にオープンファブリックメーカーの小松マテーレが石川県金沢市東山の茶屋街にオープンした新店舗「まてーれ」。“Art in Technology(=芸術の工業化)”をテーマに、小松マテーレの創業地でもある石川県の文化を融合させながら、繊維と伝統工芸の魅力を体感できるようなアイテムを取り揃える。限定ファッション&ライフスタイル雑貨限定カラーのスカーフ「天女の羽衣」店内には、日常を煌びやかに彩る約100点のファッション・生活雑貨が集結。例えば極細の糸で繊細に織られた小松マテーレの人気スカーフ「天女の羽衣」は、“日本海”から着想したディープブルーや、九谷焼の五彩をテーマにした限定カラーで展開される。「マテモノ」のバッグ小松マテーレが展開するブランド「マテモノ(mate-mono)」のアイテムも充実。本来捨てられる素材の活用や、製造過程でロスを生み出さない工夫を施したバッグなどがラインナップする。火を使わないお香「g-cube×九谷焼」や観葉植物も「g-cube×九谷焼」は、リサイクル素材“グリーンビス”と九谷焼の器を組み合わせた、火を使わないお香。たくさんの空気やオイルを含みながらゆっくりと芳香するマテリアルで、安らぎのひとときを演出してくれる。そのほか、植彩インテリア「Buddy」などが登場する。【詳細】新店舗「まてーれ」オープン日時:2023年6月21日(水)13:00住所:石川県金沢市東山1-27-5■オープン記念「まてーれ」商品購入で、オリジナル落雁をプレゼント。
2023年07月02日2020年、コロナ禍でわずかな上演回数となった東山紀之主演のPARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」の再演が10月に決定。東山さん演じる主人公ルディの運命の人ポール役に新たに岡本圭人を迎える。舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子どもを育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ』(原題:ANY DAY NOW)は、社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描き、日本でも広く支持を得た。その映画を2020年世界で初めて、宮本亞門演出で舞台化。しかし、折からのコロナ禍で残念ながらわずかな上演回数となり、今年10月に満を持して再演が決定。70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を謳い上げる。シンガーを夢見ながら、ショーパブのダンサーとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変わっていく。ゲイのカップルであるルディとポールは、悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かうことを決意するが…。映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたこの主人公に、舞台版では東山さんがその卓越したダンス、唄、演技で挑み、観客を魅了。そして、ルディと共にダウン症の少年マルコを育てようと世間と闘う検察官ポールには、今回新キャストとして岡本さんが決定。「Le Fils 息子」(21)や「4000マイルズ~旅立ちの時~」(22-23)など舞台での活躍が目覚ましい岡本さんが演じる。またダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人が選出。そして、共演者には、新たなキャストとして山西惇ら、初演から続投する高畑淳子らと、豪華な面々が揃った。(左)岡本圭人、(中央)丹下開登、(右)東山紀之PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」は【東京】10月8日(日)~31日(火)PARCO劇場にて上演。以降、11月より大阪、熊本、宮城、愛知にて巡演。(シネマカフェ編集部)
2023年06月26日DIAMOND☆DOGSによる20th Anniversary『Le Pont de I’Espoir』が6月28日(水)から博品館劇場で開幕する。2003年に結成されたDIAMOND☆DOGS(以下、D☆D)だが、今回の公演を一つの集大成とし、公演終了後を“リフレッシュ期間”に入る。一部は20年の軌跡を遡るダンスショー、二部はお馴染みのミュージシャンを交えたライブという構成。D☆D結成時からリーダーとしてグループを率いる東山義久は、一部について「20年間でたくさんのナンバーが生まれて、全部で1000曲近くあるんです。そこから楽曲を選ぶのも一苦労なのですが、今のところ14、15曲にまとめる予定です。全部がメインディッシュのようなナンバーなので、きっとお腹いっぱいになってもらえるはず」。二部についても「D☆Dの活動の中でもライブは一つの売り。舞台作品とはまた違う形で、僕たちの素やエネルギーを観られるはずなので、ぜひ盛り上がっていただけたら」。この20年間は「本当にいろいろなことがあった」と東山は言う。「新たな挑戦をするためにD☆Dを卒業するメンバーを見送ってきました。今となればいい思い出なんですけどね、当時は結構しんどかった。でも一方で新しく入ってきたメンバーの才能に触れて『こういう表現もありなんだ』と教えてもらうこともたくさんあって......。D☆Dでの活動が確実に今の僕を形作っています」とも。東山といえば、昨年ミュージカル『ミス・サイゴン』で大役のエンジニア役を演じた。かつて『エリザベート』のトートダンサーだった東山が、エンジニアとして帝国劇場に1人立ち名曲『アメリカンドリーム』を歌い踊る姿には感涙したものだが、東山本人も「D☆Dで培った経験が外の舞台でも通用するんだということを証明したくて。メンバーの励みにして欲しかったし、応援してきてくださったお客さんにも『応援してきてよかったな』と思ってほしかったから」と大役への挑戦の理由を語る。D☆Dは本公演を機に“リフレッシュ期間”に入る。東山は「『希望への架け橋』という意味のタイトルの通り、これが終わりではなく、また大きなスタートになるような20周年の集大成の公演にしたい。皆さんとこの20周年を祝いあいたいと思いますので、ぜひ劇場にご来場ください」と呼び掛けた。公演は7月5日(水)まで。取材・文:五月女菜穂
2023年06月21日京都人が考えるスモールラグジュアリーホテル『東山 四季花木』(所在地: 京都市東山区、代表取締役:北山 ますみ)では、「開業3周年記念プラン」を提供いたします。イベント詳細: 玄関■「開業3周年記念プラン」皆様のご愛顧によりオープン3周年を迎えた当館、感謝の気持ちを込めて特別なプランをご用意いたしました。客室料金の特別割引に加え、四季花木自慢のご朝食をお付けしたお得なプランです。ご利用いただいた皆様には粗品を進呈いたします。ルーフトップ客室■『開業3周年記念早割プラン』について客室料金の特別割引に加え、四季花木自慢のご朝食をお付けしたお得なプランです。ご利用いただいた皆様には粗品を進呈いたします。朝食■実施概要実施日時 : ~2月28日(火)申込方法 : 各OTAサイト公式サイト: ■企業概要商号 : 東山 四季花木代表者: 代表取締役 北山 ますみ所在地: 〒605-0023 京都市東山区三条白川西入今小路町85-1URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】東山 四季花木 お客様相談窓口TEL:075-744-6654 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日浦井健治が主演を務めるミュージカル『アルジャーノンに花束を』の全キャスト&公演詳細が発表された。原作は、作家のダニエル・キイスが1959年に発表した同名小説。日本でも発行部数300万部を超えており、小説を元にアメリカ・カナダ・フランスで映画化され、日本でも2002年、2015年にテレビドラマ化された。ミュージカルとしては2006年2月に日本で初演され、今回は5回目の上演となる。出演者は9年ぶり3回目の主演となる浦井のほかに、大山真志、長澤風海、若松渓太、大月さゆ、藤田奈那、渡来美友、東山義久、北翔海莉が名を連ねた。演出は劇団四季退団後、宝塚歌劇団の振付や、グランドミュージカルの演出など幅広く手がける上島雪夫が務める。『アルジャーノンに花束を』は、2023年4月から5月にかけて東京・大阪で上演される。■浦井健治 コメントチャーリイ・ゴードン役を演じる浦井健治です。僕はこの作品で初めて主演をさせていただきました。原作はありますが、 ミュージカルとしてゼロから作っていく過程の全てが宝物であり、そこで出会った方々、経験は僕にとってかけがえのないものになっています。僕ももちろんですが、関わった人すべてが人生の学びや人間が育む愛や気づき、そういったものを得られるような作品です。僕が演じるチャーリイはとてもピュアで純粋だからこそ、人間の狂気や葛藤などが色づいて見えるのだと思います。今回、アルジャーノン役を演じられる長澤さんや、東山さんとは共演経験がありますが、自分にとってもすごく楽しみであり、お二人が演じられることは、とても意味のあることだと思っています。そして初めて共演させていただく方とも、今回の新たなミュージカル『アルジャーノンに花束を』を一緒に作っていけることが嬉しいです。今の僕ならではのチャーリイを、そして今回の共演者の方々とゼロからのスタートとして、さらにこれまでこの作品に携わったすべての人々の想いを込めて新しい『アルジャーノンに花束を』を作れたらなと思っています。そして様々な出来事が起こっているこの瞬間に、この作品をもう一度花を咲かせることができるというのは、きっとお客さまにとっても心の中があたたかくなるような花が芽生えてくる、そんな素敵な経験をしていただけると思います。■東山義久 コメントストラウス博士役を演じます、東山義久です。この作品の一番の魅力はなんといってもチャーリイを演じる浦井健治くんだと思います。今回彼が9年ぶりにチャーリイを演じるということで、これまでの経験が積み重なり、また新しいチャーリイ像を魅せてくれることを今からとても楽しみにしています。そしてこの作品を一緒に作っていける機会をいただいたことをとても嬉しく思っています。今回五度目の上演となりますが、これまで錚々たるキャストの方々が演じられてきたストラウス博士役を演じさせていただけること、さらに久しぶりに上島雪夫先生に演出していただけることもとても楽しみです。皆さまが待ち望んでいたチャーリイが帰ってきます。また新しい作品として、一新したカンパニーで作り上げ、皆さまの心に残る作品をお届けしたいと思います。劇場でお待ちしております。■北翔海莉 コメントアリス・キニアンを演じます、北翔海莉です。このお話は、現実にありそうで現実ではない架空のストーリーなのですが、観る度に物語に惹き込まれていって、それは人間の愚かさであったり、主人公が変化していけばいくほど、周りの人たちの狡さと言いますか、そういった部分もどんどん変わっていくところが面白いところではないかと思っております。私が演じさせていただくアリス・キニアン役はもっとも一人の人間として主人公に接していく人物です。登場人物の中でも、一番優しくて、懐が温かく、そして大きく主人公を包み込むという部分においては、実生活で子供を持つ母としての人生経験を交えて、今の自分として挑戦していきたいと思います。過去に宝塚時代の先輩方が演じられてきたこの大役を引き継がせていただきますが、お客さまにも新しい北翔海莉をお届けできるのではないかなと思っております。そして共演者の方々と一緒に様々なことを学びたいと思っております。ぜひ楽しみにしていてください。<公演情報>ミュージカル『アルジャーノンに花束を』原作:ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」(ハヤカワ文庫)脚本・作詞・オリジナル演出:荻田浩一演出・振付:上島雪夫音楽:斉藤恒芳【出演】浦井健治大山真志、長澤風海、若松渓太大月さゆ、藤田奈那、渡来美友東山義久北翔海莉【東京公演】日程:2023年4月27日(木) ~5月7日(日)場所:日本青年館ホールお問い合わせ:Mitt:03-6265-3201(平日12:00~17:00)【大阪公演】日程:2023年5月13日(土)・14日(日)場所:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールお問い合わせ:キョードーインフォメーション:0570-200-888(11:00~18:00 日祝除く)【チケット料金】※全席指定・税込東京公演:S席13,000円 / A席11,000円大阪公演:13,500円※未就学児入場不可■一般発売日東京公演:2022年12月17日(土)大阪公演:2023年3月26日(日)※各種先行販売あり。詳細は公式サイトをご確認ください。公式サイト::
2022年10月24日2023年2月8日から28日にかけて東京・シアタークリエで上演される『CLUB SEVEN 20th Anniversary』の全キャストが発表された。2003年5月の初演以来、各方面から評価を得てきた本作は、ソング&ダンス、芝居、タップ、ミュージカル、スケッチなどあらゆる要素を取り入れた“ニュー・エンターテインメント・ショー”。20周年記念公演となる今回は、脚本・構成・演出・振付を務める玉野和紀に加え、吉野圭吾、東山義久、西村直人といった初演から作品を支える“レジェンド”メンバーをはじめ、これまでの歴代キャストたちを中心とした16名が集結。五十音順ヒットメドレーやお馴染みの無茶ぶりコーナーなど、更に楽しく華やかに舞台と客席とのライブ感を感じられる『CLUB SEVEN』の集大成として、豪華絢爛のステージが届けられる。なお静岡・大阪・埼玉で全国ツアー公演も予定されている。■玉野和紀(脚本・構成・演出・振付・出演)コメントCLUB SEVENが2023年で20周年を迎える事となりました!!!祝!×20!エンターテイメントを集約したこのCLUB SEVENはお客様の応援と支援のお陰で20年間走り続けて来られました。本当に感謝です!ありがとうございます!今回のCLUB SEVENは20周年のAnniversaryとして、な、な、何と過去に出演してくれた男性キャスト10名と女性キャスト6名の3or4チームでお届けします!!!いったいどうなるんでしょうか?!僕にも今は分かりませんが、そこはCLUB SEVEN!きっと爆発的に面白くなること間違いなしでしょう!皆様!覚悟してお越し下さい!どうぞお楽しみに~!!!<公演情報>『CLUB SEVEN 20th Anniversary』2023年2月8日(水)~28日(火) 東京・シアタークリエ※静岡・大阪・埼玉で全国ツアー公演も予定【出演】玉野和紀吉野圭吾東山義久西村直人原田優一中河内雅貴町田慎吾上口耕平中塚皓平大山真志香寿たつき北翔海莉彩吹真央愛加あゆ実咲凜音音波みのり公式サイト:
2022年08月16日京都東山三条マルシン飯店の「天津飯」の「餡」をお家で簡単に調理できるレシピ付きでネット販売します。マルシン飯店株式会社は着色料・保存料・香料不使用の「天津飯の餡」を2022年7月10日(日)より弊社ECサイトで販売いたします。天津飯の餡開発秘話店舗の様子連日たくさんのお客様にご来店いただき「天津飯」を召し上がっていただきます。遠方からいらっしゃるお客様も多いため行列に並ぶ時間がない方や、普段使いしてくださっている地元の常連様からの「並ばずに美味しい天津飯を食べたい!」というお声からこの商品が誕生しました。飲食店が創り上げる「餡」なので店舗とほぼ変わらない状態でお客様にお届けしなくてはいけません。通常マルシン飯店で使用している「ばれいしょデンプン」では冷やして再加熱した際『シャバシャバ』になってしまったり『ドロドロ』になってしまったりと状態が安定しませんでした。大手食品メーカー様が使ってらっしゃる「加工でんぷん」や「保存料」等を使用すればそういった問題はすぐ解決するのですが弊社では店舗と同じくより安心・安全な食をお客様にご提供するべく添加物は旨味調味料(アミノ酸等)のみに挑戦しました。餡へのこだわり今までの人生でこれほど「でんぷん」と向き合ったことがない!という時を約1年経て、ついに商品化することができました。創業昭和52年から受け継がれる伝統の鶏ガラ・豚骨スープのコクを活かしお客様に安全な食をという信念を貫いた商品です。美味しい天津飯の作り方動画餡のアレンジ例商品概要名称:天津飯の餡販売開始日:2022年7月10日価格:860円(税込)※送料別途販売店:マルシン飯店生餃子直売店(店頭販売は行っておりません)URL: 会社概要商号:マルシン飯店株式会社代表者:代表取締役前川流史郎所在地:京都市東山区東大路三条下ル南西海子町431-2URL: お問合せ先マルシン飯店生餃子直売店担当:高木電話番号:075-708-3756E-mail: info@marushinhanten.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月09日俳優の東山紀之が23日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『GAME OF SPY』プレミア潜入生配信イベントに、共演の小澤征悦、ローレン・サイ、松平健、渡部篤郎とともに出席した。本作は世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁に設置された極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描いたスパイアクションエンターテインメント。6月24日よりAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信される。GOSのチームリーダー・羽柴猛を演じたのは、本作が配信ドラマ初主演となった東山紀之。「ようやく完成して皆さんに届けられるということに喜びをもって感じています。今回スパイアクションということで独特の世界観ができたなと思いますし、世界に配信されるということでたくさんの方に見ていただきたいですが、日本文化の素晴らしさと日本のスタッフの優秀さを皆さんに感じてもらいたいと思います」と語った。本作は、東山が地上波ではでききないような激しいアクションをやりたいと話したところから企画が始まったという。東山は「アクションってできる年齢があると思うので、それを打ち破ってやってみたい思いが大変強かったので、皆さんの協力のもと、地上波ではできないようなことが配信ではできるということなので思いっきりやってみたいなと。それが皆さんに通じたのかなと思っています」と思いを明かした。アクションに向けての準備を聞かれると、日々トレーニングをしている東山は「常にいつでもできるような状況ではあったので」と答え、「あとはアクション監督と話し合いをして。なるべくエンターテインメントとしてアクションは表現しないといけないんですけど、そこにリアリティもほしかったので、ずいぶん皆さんに意見を聞いていただいたなと思います」と振り返った。やがて羽柴の相棒となる内閣情報調査室・情報分析官の香月政晴を演じた小澤は「インする何カ月も前からボクシングの練習をさせていただいて、すごくいい経験になったんですけど、ボクシング2分くらいを3ラウンドやるとへとへとになる。横でヒガシさんやっているんですけど、全然汗ひとつかいてないんですよ。で、そのあと家まで走って帰りますからね」と東山の脅威の体力に驚かされたようで、「改めて仕事に対するストイックさをものすごく感じましたし、自分は自分でできる限りのことをやってこの作品に彩りを与えられたらなと思って頑張りました」と語った。一方、東山も「小澤さんはパワー系なので、そういう意味のアクションということも含めて面白い。楽しみにしていただけたら」と小澤のアクションの魅力を紹介し、「これからは褒め合って生きていくっていう」と話すと、小澤は「そうだね、ヒガシ」と返して笑いを誘っていた。
2022年06月23日Amazon Originalドラマ『GAME OF SPY』プレミア潜入生配信イベントが23日、都内で行われ、主演の東山紀之をはじめ、小澤征悦、ローレン・サイ、松平健、渡部篤郎が登壇した。本作は世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁に設置された極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描いたスパイアクションエンターテインメント。6月24日よりAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信される。主人公の羽柴猛を演じたのは、本作が配信ドラマ初主演となった東山紀之。「ようやく完成して皆さんに届けられるということに喜びをもって感じています。今回スパイアクションということで独特の世界観ができたなと思いますし、世界に配信されるということでたくさんの方に見ていただきたいですが、日本文化の素晴らしさと日本のスタッフの優秀さを皆さんに感じてもらいたいと思います」と語った。この日の登壇者で一番スパイに向いている人を聞かれると、東山は「松平健さんだと思います。普段すごく静かな方なので、僕らもどうやって話しかけたらいいのかなって。一番スパイに合っているんじゃないでしょうか」と松平を挙げ、小澤も「気づいたら後ろに立っているときも」と話した。松平は東山を挙げ、「何でもやるじゃないですか。歌って踊って、時代劇もやって」などと理由を説明すると、東山も「健さんもですよ。歌って踊って。頭の中、『マツケンサンバ』がぐわって回っている」とリスペクトした。東山はさらに、松平について「すごいですよ、エンターテイナーとして」と述べ、「いつか健さんのバックダンサーやりたいです。大好きなのであの歌」と意欲。小澤が「仲間内であの服をみんなで買ってサンバナイトやったことある」と明かすと、東山は「カラオケでやると絶対盛り上がる」と話していた。
2022年06月23日東山紀之が主演するAmazon Originalドラマ『GAME OF SPY』(30分×全10話)が、6月24日よりAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信される。このたび、KAT-TUNの上田竜也が出演していることが、衝撃のビジュアルと共に発表された。本作は世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁に設置された極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描いたスパイアクションエンターテインメント。主人公の羽柴猛を本作が配信ドラマ初主演となる東山紀之。さらに小澤征悦、ローレン・サイ、植野行雄(デニス)、でんでん、松平健、田中泯、渡部篤郎ら豪華実力派俳優陣が出演。さらにこのたび、GOSに襲い掛かる新興犯罪集団“ファサル”のリーダー・景山透を演じたのがKAT-TUNの上田竜也であることが明かされた。上田演じる景山透は関東一帯で勢力を拡大している新興の犯罪組織のリーダーで、日本を狙うテロ組織・ムンドに協力し、羽柴たちGOSのメンバーと壮絶なバトルを繰り広げる。銀髪&首にタトゥーを覗かせ、タバコを片手にベロを出し不敵な笑みを浮かべる衝撃のビジュアルで、実は先日公開された予告映像でも狂ったように銃をぶっ放す姿がちらっと映り込んでいる。初共演の先輩・東山紀之相手に狂気の悪役を熱演した上田は「撮影が始まる前からワクワクしていた」とコメント。悪役として先輩・東山紀之率いるGOSメンバーたちとのバトルを繰り広げる本作が世界に配信されることについても喜びを感じているようだ。○■上田竜也コメント今回、Amazon Originalドラマに出演させていただくことになりまして、とても嬉しく思います。役柄としては、悪役ということで、撮影が始まる前からワクワクしていたので、本番も楽しく撮影することができました。東山さんとの共演シーンは主にアクションシーンだったのですが、カットがかかる度に、体を起こすために手を差し伸べてくれて、すごくジェントルマンに対応していただきました。世界配信ということで、世界中の1人でも多くの方々に見てもらえたら幸いです。(C)東映株式会社
2022年06月08日東山紀之が主演するAmazon Originalドラマ『GAME OF SPY』(30分×全10話)が6月24日(金)から、Amazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信される。このたび、予告編とメインビジュアルが公開された。「世界一安全な国」と言われてきた日本も今は昔となった。テロ、諜報合戦、サイバー攻撃に張り巡らされた策略や罠、そして裏切り。本作は世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁に設置された極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描いたスパイアクションエンタテインメントだ。主人公の羽柴猛を本作が配信ドラマ初主演となる東山紀之。さらに小澤征悦、ローレン・サイ、植野行雄(デニス)、でんでん、松平健 、田中泯、渡部篤郎ら豪華実力派俳優陣も名を連ねる。解禁された予告編では、東山演じる極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」のチームリーダー・羽柴猛による瞬き厳禁の超絶アクションが飛び出す。軍隊格闘カリ・シラットと「殺陣」を融合させた独自の格闘スタイルと、手裏剣や吹矢など日本古来の忍者道具を駆使し、敵を次々と倒していく姿は必見だ。“テロを未然に防ぐ”という重要な任務を課され「君たちの身に何が起ころうとも、日本国は一切関知しない」と秘密裏の任務遂行を求められるGOSのメンバーたち。往年のスパイ映画へのオマージュを感じさせる一幕や、最新鋭の技術を駆使した斬新かつクールな映像表現で誰も観たことがない日本発のスパイアクション作品の誕生に期待が膨らむ。息を飲む超絶アクションを見せる羽柴だが「あの人は義務教育受けてんのかい」と呆れられる笑える一面も差し込まれ、強さだけじゃない彼の魅力が随所に散りばめられるほか、画面を彩る豪華キャスト演じる一筋縄ではいかないキャラクターたちにも注目だ。併せて解禁されたメインビジュアルは、闇夜に輝くスカイツリーとヘリコプターをバックに、顔にかすり傷のある東山が精悍な表情で正面を見据える、緊張感と危機迫る雰囲気が混在したデザイン。東京の新たなシンボルとなったスカイツリーとその眼下に暮らす東京都民の命を狙うテロリストに立ち向かうスパイたちの壮絶なアクションバトルに期待しよう。■配信情報『GAME OF SPY』6月24日(金)からAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信
2022年05月23日コロナ禍による全公演中止から2年、『ミス・サイゴン』カンパニーが再び動き出した。『レ・ミゼラブル』のクリエイティブチームがオペラ『蝶々夫人』の物語をベトナム戦争下のサイゴンに置き換えて描き、1989年にロンドンで誕生して以来世界中で上演されている超大作。日本初演30周年記念公演となる今回、初演から出演し続ける“ミスター・サイゴン”市村正親とともにエンジニア役を務める、駒田一(2014~)、伊礼彼方(初役)、東山義久(同)に意気込みを聞いた。同じようにやっていても絶対同じにならない――2年前、お三方は既に一緒にお稽古されていたそうですが、お互いのエンジニアを見てどんなことを感じられましたか?駒田本当に三者三様で、刺激をもらっていましたね。エンジニアに合ってる要素をそれぞれが醸し出していて、なるほど、だから選ばれたんだなと。具体的なことを言うとね、プレッシャーになっちゃうと思うから言わないし、僕についても良いことだけ言ってほしいんだけど。ははは!東山いや(笑)、具体的に言おうにも、一緒に稽古できたのは本当に数日でしたから。僕の日記にも書いてあるんですけど、《生き延びたけりゃ》を一さんだけちょっとやって、明日から本格的に稽古するよっていうタイミングで中止になったんですよ。駒田そっか、そうだったね。東山オーディションの課題曲のひとつでもあった大ナンバーを、僕らはまだやってないという(笑)。ほかのシーンも、まだどこから出てどこに行くっていう段取りを追っている段階でした。伊礼そうでしたね。エンジニアは段取りが多いから、今回も覚えることで手一杯で、覚えた頃にはもう初日がやってくるんじゃないかな(笑)。誰かの真似をしないようにとか自分のオリジナリティを出そうとか、そんなことを考える余裕もないような気がします。東山“真似しないように”の前に、“真似しなきゃダメ”なことがたくさんありますからね(笑)。駒田そうだね、そこは僕もちゃんと教えます(笑)。でもその段取りすら、同じようにやっていても絶対同じにならないのが面白いところで。このタイミングでここからあそこまで走るって決まっていても、その走り方に自然とオリジナリティが出る、そういうことなんだと思います。あの時代のベトナムにはエンジニアのような人がたくさんいた――改めて始まろうとしているお稽古に向けて、今の意気込みの程は。伊礼同じ役を演じるのって、やっぱり同世代が多いじゃないですか。でも今回、市村さんとは30歳以上、一さんとも20歳近く離れている。持っている引き出しも思考も違う先輩方の芝居を見て盗める、インスピレーションをもらえると思うと、僕はワクワクして仕方ないですね。駒田稽古場って、先輩がもがいてる姿も見られるもんね(笑)。伊礼そうなんですよ! 最初から完璧にできるんだろうなと思っていた先輩が、失敗しながらゼロから役を構築する姿を見せてくださると、勇気や希望をもらえます。やっぱり芝居って、いくつになっても最初からできるなんてことはないんだなって。駒田僕はそのことを、それこそ市村さん、そして松本白鸚さんといった先輩方から教わりました。できなくて当たり前なんだから、恥をかくことを恐れちゃいけない。だから僕は今回も、分からない時は「分かりません!教えてください!」って堂々と言っていきますよ(笑)。演出家や共演者からヒントをもらって、同じ役の人からも盗んで盗んで、その中から自分なりの役を形成していくのがお芝居なんだろうと思います。東山自分なりの、僕の色のエンジニアを演じなければ4人いる意味がないって思うと、大きな責任を感じますね。当たり前ですけど、お三方と共演はできないわけで、僕の回をご覧になる方にとっては僕が4人のエンジニアの代表みたいなもの。つまらないと思われたら僕のせいですから(笑)、責任は4分の1どころか、4倍になるような気がしています。伊礼いや、本当にそうですね! 4人一緒に出られたらどれだけ気が楽か(笑)。市村さんや一さんが作ってこられた『ミス・サイゴン』に泥を塗ってしまうようなことがないよう、良いところはとことん吸収しながら、自分なりの表現を見つけていくのが僕らの仕事なのだと思います。――これから見つけていこうとされているエンジニアのキャラクター像について、現時点での印象で構いませんので少し教えていただけますか?駒田僕は『レ・ミゼラブル』で演じたテナルディエについて、演出のジョン・ケアードさんから「あの時代のパリにいた庶民の代表なんだ」と言われたことがあって。エンジニアも、そういう男だと思ってます。きっとあの時代のベトナムには、エンジニアみたいな人がい~っぱいいた。そう考えると、時代背景をもっと知ることで、その中でどんなふうにどれだけ苦しんだかという裏の部分は、もっともっと掘り下げられるんじゃないかと思いますね。伊礼前回の稽古で、ベトナム戦争について勉強する時間がありましたよね。悲惨な映像をたくさん観て、僕は受け止めきれない気持ちになりました。人を傷つけてでも自分は生き延びてみせる、という心境になっても仕方ない状況だったのだと思います。正直、肌感として感じることはできないですけど、色んな映像や先輩方の姿から想像を膨らませていきたいなと。東山映像を観た時、演出家の方が「当時の匂いや温度を感じてほしい」とおっしゃっていて。実際、観たことで歌詞などから想像していた以上に、エンジニアが自分の中で色づいていくのが分かりました。ただ僕は、一度最後のシーンまで行って自分の“出口”を見つけてから、だったらここを通って行こう、というふうに作っていくタイプ。だから今の時点でキャラクター像を具体的にイメージすることは難しいんですが、お二方がおっしゃったことに加えて、夢を持ってるところがエンジニアのすごさだと思います。そのバイタリティは、大事にしたいですね。どの場面も“エンタテインメント”として成り立っている――三者三様のエンジニア、楽しみにしています。最後に、皆さんが思うこの作品の魅力や観るべき理由、オススメの楽しみ方などをお聞かせください。東山まずは今回、30周年というタイミングでこういう大役をやらせていただけること、本当に光栄に思っています。僕が思うこの作品の魅力は、悲しい物語でありながら、どの場面も“エンタテインメント”として成り立っているところ。僕はダンサー出身ということもあるので、まあエンジニアに踊る場面はないんですが(笑)、よりエンタメ寄りの見せ方ができたらと思っています。色々な観方をしていただいていいんですが、音楽や役者のパフォーマンスを楽しむ、というのもアリじゃないかと思いますね。伊礼この作品のキャラクターは全員、明日がどうなるか分からない状態で生きています。それって、もちろんもっと悲惨ですが、今の僕らと似たような感覚ですよね。だから彼らの物語に、コロナに打ち勝ちながら生きている僕ら役者、さらには劇場に来られているご自身も重ねて観ていただけたら、今を一緒に生きていることに感謝できるんじゃないかなと。観終わったあと、「来られて良かった、ありがとう」と思っていただけるように演じたいと思っています。駒田ふたりとも、いいこと言ったなあ。これも白鸚さんのお言葉なのですが、「悲しみを勇気に、苦しみを希望に変えるのが僕たちの仕事」、生業です。コロナ禍の前からその通りだと思ってましたけど、みんなが危機感やストレスを抱えている今こそ、押し売りするのではなく「いかがですか?」って、そっと提供できたらいいなと思っていて。『ミス・サイゴン』は東山さんも言った通り、話は悲惨ですが、それが素晴らしい音楽、装置や照明、そしてすごいパワーを持った出演者によってミュージカル化された作品です。伊礼さんが言ったように、足を運んでくださったお客様に「来て良かった」と思っていただけるように、僕らの生業の意味を背負って舞台に立ちたいですね。取材・文=町田麻子撮影=近藤誠司★『ミス・サイゴン』連続インタビュー第3弾は“ミスター・サイゴン”こと市村正親さん。5/20(金)AM7:00公開です!<公演情報>ミュージカル『ミス・サイゴン』2022年7月29日(金) ~8月31日(水) 東京・帝国劇場※プレビュー公演:7月24日(日) ~7月28日(木)9月以降全国ツアー公演あり※8月公演分チケットは5月21日(土) 10:00より一般発売開始!
2022年05月19日俳優の東山紀之が、「第30回橋田賞」で橋田賞を受賞し10日、都内で行われた授賞式に登壇した。脚本家・橋田壽賀子さんが理事を務めていた橋田文化財団が主催し、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる同賞。東山は、テレビ朝日『刑事7人』、『サンデーLIVE!!』などドラマ・MCと長年にわたって幅広く活躍し、橋田作品(TBS『御いのち』『源氏物語』など)の心の中のヒーローとしても活躍してきたとして受賞した。東山は「先生にさまざまな出会いを作っていただきました」と橋田さんに感謝し、「今日お会いできなくて本当に残念です」と心境を吐露した。そして、「『源氏物語』では、正直言いますと、脚本を初めて読んだときにこれはヤバいなと。あまりの長台詞に逃げ出そうと思って旅先まで考えていたんですけど、逃げたら橋田先生、石井ふく子先生、メリーさんにこっぴどく怒られるなと思ってその恐怖に耐えることができずとどまった次第です」と優しい笑顔を見せながら振り返り、「あのときに逃げ出さなかったから今ここに立てている。今後もさまざまなことがあると思いますが、逃げ出さずに頑張っていきたいと思います」と決意を語った。○「第30回橋田賞」受賞一覧■橋田賞大賞該当なし■橋田賞『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK)『日本沈没-希望のひと-』(TBS)橋本裕志(脚本家)東山紀之(俳優)中田喜子(俳優)仲野太賀(俳優)井上貴博(アナウンサー)■橋田賞新人賞杉咲花(俳優)吉沢亮(俳優)
2022年05月10日舞台『ヒプノシスマイク』の新作公演『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rul e the Stage《どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!》が上演されることが7日、明らかになった。同作は、人気キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の舞台化シリーズ、通称「ヒプステ」の最新公演。次章の皮切りとなり、オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”の白膠木簓(荒牧慶彦)、躑躅森盧笙(里中将道)、天谷奴零、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”山田一郎(高野洸)、山田二郎(松田昇大)、山田三郎が登場する。さらに、これまで本シリーズで天谷奴零を務めていた東山義久は、前回公演が最後の出演となったことが発表された。すでに卒業が発表されていた山田三郎役と合わせて、新キャストは後日明らかになる。東京公演はTOKYO DOME CITY HALLにて9月23日〜10月2日、大阪公演はクールジャパンパーク大阪WWホールにて10月5日〜10日。○東山義久 コメント天谷奴零として、track.3、そして昨年のBattle of Prideに出演させていただきました。僕にとっては初めて尽くしの作品でしたが、簓役の荒牧慶彦くん、盧笙役の里中将道くんと創った“どついたれ本舗”はとても刺激的で、本当のチームの様でした。舞台上で一緒に見た光景は舞台人としての1つの宝となりました。前回の公演で僕は最後の出演となりましたが、新たな零と共にまた素敵な“どついたれ本舗”として皆を魅了してくれると思います! 僕もまた新天地で頑張ります。最後になりましたが、演出の植木豪君に最大の感謝と敬意、エールを送ります。皆様、本当にありがとうございました!(C)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
2022年04月07日日中台の史実と家族サーガを踏まえ、骨太に描かれる、愛と自由と運命。東山彰良さんによる『怪物』をご紹介します。「近年、僕は、どうやれば過去に起こった実際の戦争や厄災など大きな出来事を現在の物語に入れ込み、現代とどう関係しているかを語る方法を模索しているところがあります。本書『怪物』では主たる語り手を台湾出身の作家にして僕自身のバックボーンを足がかりにしました」柏山康平というペンネームを持つ〈わたし〉(本名・柏立仁)は、『怪物』という作品でにわかに注目される存在になる。作中作『怪物』は、柏山が〈二叔父さん〉と呼ぶ従兄の父・王康平から聞かされていた体験談をもとに書かれたという設定。王康平をモデルにした主人公・鹿康平は台湾(中華民国)の〈黒蝙蝠中隊〉にいた元乗組員で、敵襲を受けて大陸で捕まり、あらゆる手段を講じて台湾に帰り着く。その過程で、蘇大方という男とどんな確執が生まれたかが語られていく。その物語パートと並行して、現代を生きる柏山のパートが描かれる。柏山は、藤巻琴里という女性から、彼女の祖父と柏山の二叔父との不思議な縁を知らせる手紙を受け取るが、それは同時に、柏山を取り巻く現実が変容していくきっかけでもあった。「僕は、臆面もなく愛とか自由とか孤独とかを書くのが好きなんです。常々思っていることですが、人間て自由に生きているように見えても何か目に見えないものに支配されて動かされているのではないか。そんなテーマを、現代と作中作の間で反復したかったんですよね」物語の柱は、日本と台湾と中国の関係性を遠景とした男たちの物語だろう。しかし、本書でもっとも心惹かれるのは、柏山が溺れていく編集者の椎葉リサとの愛の行方や琴里との関係。そして、鹿が味わう、台湾の婚約者と新しく知り合ったシャオとの関係についての葛藤だ。「そこで彼らを支配していたのは、あらゆる意味で、やはり愛と自由のせめぎ合いだった気がします。もし生きるか死ぬかの非常事態下にいたら、善なるものが命取りになるかもしれない。だから表に出てこないように、抑え込んでいなければいけないこともある。それでも、みんなの、それこそ悪党の胸の内にも、青い鳥みたいなものがいるのではないかと思ってしまうんですね」そう語る東山さんの思いが結実した、胸が震えるラストが待っている。『怪物』作中作『怪物』の書き出し=〈鹿康平が怪物を撃った〉理由も大きな謎。物語パートと現代パートが浸食し合い、美しいカタルシスへとなだれ込む。新潮社2860円ひがしやま・あきら1968年、台湾生まれ。2015年、『流』で直木賞、’16年、『罪の終わり』で中央公論文芸賞、’17年出版の『僕が殺した人と僕を殺した人』では、織田作之助賞など3つの賞を受賞。※『anan』2022年3月16日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年03月15日ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本で上演を重ねるミュージカル。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。2020年公演を予定していたが新型コロナウィルスの影響を受け中止となり、2022年の上演が決定した。感染の広がる状況を受け、登壇者陣は全員作品のマスクで登場し、フォトセッションに至るまでマスクを着用したままとなった。中止となった前回の公演について、高畑は「めちゃくちゃ楽しみだったんですけど、稽古が本当にままならなかったんです。海外スタッフが来てくださっていたから、いつ帰らなきゃいけないのかヒヤヒヤしてる状況で助け合いながらやっていたので、このまま幕が開いてもけっこう不安が多いのかも、とそわそわしながら稽古して。中止となった時に、悲しかったんですけど『今じゃなかったのかな』と、意外と落ち着いた気持ちだったんです」と振り返る。「しばらくしてから再演ができるかもと聞いて、このタイミングを待ってたのかもと思って、そこまでにちょっとでも成長出来ていたらと思いましたし、定期的にCDを聞いたり、稽古場の録音を聞いて懐かしさに浸ったりして、すごくポジティブな気持ちで、またあのカンパニーで一緒にやれる、楽しみという気持ちが今は強いです」と意気込んだ。さらに高畑は「歴史的な背景も勉強できるタイミングが合って、キムという人が、キャラクターではあるけど、"ある女の子"の話なんだなと。あの時期はああいう状況がたくさんあって、ある女の子がどういう選択をしていくかという話なんだなと思ったので、キムが3人いるのも素晴らしいことだと思っていて。それぞれがやることで全然違うキムになるし、昆ちゃんとか屋比久ちゃんをみてるだけでインスピレーションが沸いたり刺激をもらったりしている」と明かす。作品の長年のファンだという昆は「仲が良く、キム同士でもお互いのいいところとか、こういうキムになるんだろうなというところが垣間見えたところで中止になってしまったので、2020年の稽古を思い出しながら、各々のキムを作ってお客様に楽しんでいただける作品にしたい」、屋比久は「2年経った今、私自身が経験してきたことが意識しなくても違う形になって、キムの見方だったり歌い方だったり感じ方だったりが変わってくると思うので、まっすぐになりすぎず、力みすぎず、純粋な気持ちで今の自分なりのキムを演じたい」とそれぞれに思いを表した。初演から30年エンジニア役を演じ続ける市村は「他のエンジニアがあまりたいしたことないのかも。僕だけ変わんないわけだから」とジョークを飛ばす。そんな市村に対し、駒田は「どんなにマネをしても市村さんにはなれないので、駒田の何かを作らなければいけないのを感じているので、すごい先輩であり、師匠であり、仲間だと思っております」と尊敬を示す。伊礼は「歴史ですよね」と言いながら、「僕ら若い世代もいるってことも忘れないでいただきたいですね。僕らは市村さんが初演を演じられた時の年齢の40代。まだギラギラしてます。貪欲です。なので市村さんに負けないようにとにかく努力して。生で初演からずっと演じてる方とご一緒できる機会って、どんなに大枚を払っても得られないですよ。こんな貴重な経験はできないので、先輩の背中を追わせていただいて、自分のオリジナルのエンジニアを作らせていただきたいと思います」とコメントする。東山は「舞台役者として神。僕も2年前に初めて会わせていただいたんですけど、目が合わせられないし、やっとあいさつするくらいで。最初に『ニジンスキー』で見た時の市村さんの狂気を自分に宿してる姿が強烈に印象にあって、僕たちの先の先を言ってる素敵な表現者の方」と称賛。「まだ1回もエンジニアを演じたことがないので、たいしたことないと言われないように何とか務めていきたいと思います」と語った。同作は7〜8月の東京・帝国劇場公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉での公演を予定している。
2022年02月07日ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本で上演を重ねるミュージカル。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。2020年公演を予定していたが新型コロナウィルスの影響を受け中止となり、2022年の上演が決定した。初演から30年エンジニアを演じている市村は「前は『市村さん、今回これを最後と宣伝してくれませんか』と東宝さんから言われて、やったあとに『やっぱりもう1回やってください』と。今回、これが最後とは言いません。足腰が立つ限りエンジニアをやっていきたいと思っています。年は年ですけど、かなりまだ元気な73歳で〜す」と意欲は十分。さらに「傾斜の舞台からフラットになったので、半永久的にやれるんじゃないかな。車椅子に乗りながら、それでもしがみついてやる。これこそがエンジニアの精神なので、どんな状態でも『この役を離すものか』と」という市村に、伊礼が「もしそうなったときに僕はその車椅子を押させていただきたいくらい」、駒田が「その前に俺が押す」と取り合いになっていた。また、昆は市村について「キムが息子のタムを呼ぶシーンで、必死に『ターム!』と呼んでいたんでたんですけど、母親として『呼び方にいろんな表現がある』とアドバイスを抱いたのを覚えている」と感謝。実際に2人の息子を持つ市村は「キムの叫びは、セリフなんだけど、その一言でテーマを背負ってるくらいの言葉。僕も2人子供がいますけど、子供は生きがいだし、この子のために『命をあげよう』って、僕もそう思ってますよ」としみじみし、「子供に対する気持ちは持ってみて初めてわかるけど、持たないでも作品の中ではイマジネーションの世界で表現として出せると思うので」と気遣う。ミュージカル『オリバー!』では長男・市村優汰との共演が話題になったが、「『ミス・サイゴン』でもいつか共演の希望は?」という質問に、市村は「(『ミス・サイゴン』の)クリスの前に、『ラカージュ』(『ラ・カージュ・オ・フォール』)のジャン・ミッシェルで共演したい」と希望する。「下の子も一生懸命歌の勉強をしてるし、そのうち親子3人でドサ回りでもやろうかなと思っています」と語った。同作は7〜8月の東京・帝国劇場公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉での公演を予定している。
2022年02月07日俳優の東山紀之が主演を務めるAmazon Originalドラマ『GAME OF SPY』が、2022年初夏よりプライム会員向けに世界独占配信されることが6日、発表された。本作は、世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁にある極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描く。軍隊格闘カリ・シラットや、手裏剣や吹矢、鍵縄など日本古来の武器を融合させた超絶アクションが繰り広げられ、往年のスパイ映画へのオマージュを感じる設定や、最新鋭の技術を駆使した映像表現を用いた新感覚スパイアクション作品だ。本作が動画配信のドラマ初主演となる東山が演じる主人公の羽柴猛(はしば・たける)は、GOSのチームリーダーで、これまで幾度となく国家存亡の危機を影ながら回避させてきた日本屈指の諜報員。羽柴は戦闘能力が高く、軍隊格闘カリ・シラットと「殺陣」を融合させた独自の格闘スタイルで、難しいミッションをひょうひょうと遂行する一方で、灼熱や高所、極寒など過酷な場所を好む性格で、目を離すとすぐ危険なところにいる一風変わったスパイとして描かれる。東山は本作で、これまでこなしてきた数々のアクションシーンの上をいくハードなアクションに挑戦。本作では肉体の限界に挑み、ハリウッド大作に負けないアクションシーンを披露している。本作の監督は、連続ドラマ『刑事7人』、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』などのメガホンを取った及川拓郎氏。脚本は、『ルパンの娘』、『飛んで埼玉』などを手掛けた脚本家・徳永友一氏が担当した。併せてティザー画像と特別映像も公開された。ティザー画像は、火の粉が飛ぶ中、血だらけの東山が正面をまっすぐ見据え、何かを背負った孤高の男を彷彿とさせる。特別映像は、ハードなアクションをこなす東山の真剣な姿を捉えたメイキング、激しい銃撃戦、戦闘シーンを中心に構成されている。○■東山紀之コメント緻密で繊細で大胆なドラマを日本から世界に配信するということを、みんなで目指したドラマです。怒涛のアクションシーンが見どころですが、僕を傷だらけのボロボロにしたいということで、そのリクエストに応じ、本当に現場の羽柴は血だらけになっています。皆さんが思っているイメージとはずいぶん違うものを、監督が表現してくれたと思います。また、今回はスパイという特殊な職業と忍者が結びつき、日本文化が色濃く出ているので、手裏剣などの武器を見ると、改めて日本ってすごいなと思いますし、自分自身のアイデンティティみたいなものを考えたりもしました。色々な東京の名所でもロケをしているので、これを機に、日本の良さや独自の文化も世界の人たちに知ってもらえたらうれしいです。(C)東映株式会社
2022年02月06日東山紀之が主演する、日本発の新感覚スパイアクションドラマ「GAME OF SPY」が、Amazon Prime Videoにて配信されることが決定した。本作は、世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、依頼が入ると冷静かつ迅速に任務を遂行する法務省外局・公安調査庁に設置された極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員が、人知れずこの国を守るため活躍する姿を描く。軍隊格闘カリ・シラットに、手裏剣や吹矢、鍵縄など日本古来の武器を融合させた超絶アクションと、最新鋭の技術を駆使した映像表現で繰り広げられる、全く新しい日本発スパイエンターテインメントだ。配信ドラマ初主演となる東山さんが演じるのは、本作の主人公で極秘スパイ機関「GOS」のチームリーダー・羽柴猛。これまで、幾度となく国家存亡の危機を影ながら回避させてきた日本屈指の諜報員で、カリ・シラットと殺陣を融合させた独自の格闘スタイルで相手を次々と倒していく。また、灼熱や高所、極寒など過酷な場所を好み、目を離すとすぐ危険なところにいく、一風変わったスパイ。本作について東山さんは「怒涛のアクションシーンが見どころですが、僕を傷だらけのボロボロにしたいということで、そのリクエストに応じ、本当に現場の羽柴は血だらけになっています。皆さんが思っているイメージとはずいぶん違うものを、監督が表現してくれたと思います」とコメント。「色々な東京の名所でもロケをしているので、これを機に、日本の良さや独自の文化も世界の人たちに知ってもらえたら嬉しいです」と話している。さらに、火の粉が飛ぶ中、血だらけの羽柴を写し出したティザービジュアル、ハードなアクションをこなす東山さんを捉えたメイキングと、激しい銃撃戦、戦闘シーンを中心に構成された特別映像も公開された。「GAME OF SPY」特別映像東山さんのほかにも、ローレン・サイ、小澤征悦、でんでん、松平健、田中泯、渡部篤郎らの出演も明らかに。監督は「刑事7人」「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の及川拓郎、脚本は「ルパンの娘」『翔んで埼玉』の徳永友一が担当する。Amazon Originalドラマ「GAME OF SPY」は初夏、Amazon Prime Videoにて世界独占配信予定(30分×全10話)。(cinemacafe.net)
2022年02月06日●『ウエスト・サイド・ストーリー』への愛を語るスティーブン・スピルバーグ監督によるミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2月11日より公開される。このたび、俳優の東山紀之が本作への愛を語る特別映像&コメントが公開された。『ロミオとジュリオット』をモチーフにした伝説のミュージカル『ウエストサイド物語』をスピルバーグ監督が念願の映画化。社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語を、数々の名曲とダイナミックなダンスとともに描いた。先日発表された第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞・主演女優賞・助演女優賞の主要部門で最多3冠を獲得し、アカデミー賞最有力候補として注目されている。このたび、この物語を“自身の原点”と語るほど本作へ強い愛を持つ東山紀之が出演するCM映像が公開された。全3編にわたる映像ではそれぞれ「何度も泣きそうになった」、「最高傑作のミュージカル」、「世界が変わると思います」と、本作への溢れだす思いを語っている。さらに「『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思う」など、作品の様々な魅力を余すことなく語るインタビューコメントが到着した。15歳の頃にビデオで見た『ウエスト・サイド物語』でこの物語と出会い、当時まるで“恋に落ちた”かのように心を動かされたと語る東山。ジャニーズを代表するアイドルになる過程において常に自身の基盤ともなるこの物語を繰り替えし鑑賞しており、2004年には少年隊のミュージカルで主人公トニーを演じた。公開されたCM映像は全3篇。「泣きそう編」では、トニーとマリアの出会いや葛藤など“禁断の愛”の断片が不朽の名曲「Tonight」の音楽とともに映し出され、「こうやって人間って恋に落ちるんだなって。何度も泣きそうになりました」と、本作で描かれる“愛”について東山が語る。「踊りたかった編」では、「前作が持っている良さをさらに活かしてパワーアップさせた。今まで観たミュージカルの中でも、最高傑作だと思います」と本作のダンスナンバーを絶賛するとともに「中に入って踊りたかったです」と思いを募らせる。そして「世界が変わる編」では、「この感動を言葉にするのは大変だなと・・何百回も観るでしょうね。これ(指パッチン)で世界が変わる気がします」と、『ウエスト・サイド・ストーリー』の物語を深く愛する東山ならではの言葉を語っている。過去にトニーを演じた経験もあり、この物語に深い思い入れを持つ東山は一足先に鑑賞した本作について「一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能なのではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました」と、改めて本作から感じた深いメッセージを語る。また「そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします」と語った。さらに、「“愛することの美しさ”を感じ取り、“愛に対する思い”をもう一度考えてほしいですね。僕には世界を変えられないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです」と、今を生きる若い世代に向けて熱いメッセージを送った。●東山紀之コメント全文――改めて本作を御覧になっていかがでしたか?一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能ではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました。そして、そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします。――以前「『ウエスト・サイド・ストーリー』は僕の原点」とおっしゃっていましたが、この物語との“出会い”はどのようなものだったのでしょうか?僕らの先輩のジャニーズが、野球の練習が雨で中止になって観に行ったのが、1961年の『ウエスト・サイド物語』で、その話は伝説として残っていました。15歳の頃、(ジャニーズ事務所の)合宿所で僕はその VHS ビデオを観たわけです。ジャニーズの先輩たちと同じように、心が動いちゃいました。文字どおり“恋に落ちた”ようなものです。面白い作品を何度も繰り返し観て、そのたびに楽しむ子供と同じ感覚でした。一切セリフのないオープニングナンバーから引き込まれ、ジョージ・チャキリスが脚を上げるあのダンスをみんなでマネするわけです。そうやって考えれば、『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思います。――2004年に少年隊のミュージカルでトニー役を演じたことは、東山さんの役者人生において何か影響を与えましたか?僕の人生の中であれだけ真剣に取り組んだ作品はなかったでしょう。日本でなかなか演じるチャンスのない『ウエスト・サイド・ストーリー』ですから、まさに真剣勝負でした。ジャニーズ事務所にいてミュージカルを頑張ってきたことが実を結んだのです。社会的な背景を理解し、メンタルから役に入るメソッドは、世界中で『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じたキャストが受けたものであり、その一員になれたことがうれしかったです。――本作を通して、今の10代から20代の方々や特にジャニーズ事務所に所属してる後輩達に何を感じ取って欲しいですか?東山さんが本作を通して伝えたいメッセージがあれば教えてください。愛することの美しさ、でしょうか。物語のラストで愛は永遠になるのですが、そこから愛に対する思いをもう一度考えてほしいですね。――この作品を観ることで、若い観客にダンス、エンターテインメントとして、また作品としてどう受け取ってほしいですか。(SNS などで)世界はつながっているので、ダンスの高度なテクニックもみんなすぐにできるんです。今の若い人たちの方が理解が早くて、おそらくこの映画を観て、みんなで意見を言い合うんじゃないでしょうか。僕には世界を変えらないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです。『ウエスト・サイド・ストーリー』を観たら、分断がいけないという、本質的な何かに気づくはず。「こうなっちゃいけないから、僕らは何をすべきか」。『ウエスト・サイド・ストーリー』は、そこを訴えていると思います。(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年01月31日