大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(73)が、読者からの相談に答える!【Q】「リモートワークが増えた夫は、毎日のように台所に立って角煮やビーフシチューなどの肉料理を作ります。先日はパンチェッタを手作りに!食費が大変だからなんとかやめさせたい」(シャイン桃さん・36・派遣社員・東京都)【A】「東野幸治さんは関西人っぽくない、とても愛のある優しい人」(蛭子能収)オレは肉好きだから、このメニューが毎日続いてもまったく問題ありませんね。ところでパンチェッタってなんですか?(マネージャー「豚肉の塩漬けです」)たしかに、お金がかかるものばっかり作っていたら家計が大変ですね、ウフフ。この夫は、あなたのためと思って台所に立っているかもしれないから、トラブルにならないように「おいしいけど、毎回、お金をかけていたら破産しちゃうよ」と優しく言ってみたらどうですか?優しいといえば、この前、テレビ番組(『主治医が見つかる診療所』テレビ東京系)のロケで、“東尾”さん(マネージャー「MCのひとりの東野(幸治)さんです!」)には、すごく気にかけてもらいました。東野さんは、いい意味で関西人っぽくなくて、とても愛がある人です。今回、オレの認知症改善プロジェクトを立ち上げてくれたんですが、“東尾”さんのためにも頑張ります。(マネージャー「東野さんです!」)ところでパンチェッタってなんですか?(マネージャー「……」)「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月16日2020年11月1日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、10月28日に交通事故を起こした俳優の伊藤健太郎氏について取り上げました。伊藤氏は、乗用車の運転中に男女2人が乗るバイクと衝突し、その場から逃走。その後、追いかけてきた男性に諭され事故現場に戻ってきたといいます。人気俳優の突然の逮捕により、ネット上では伊藤氏の過去の言動が取り上げられ、拡散されています。兼近大樹「すごく叩く風潮がはやっているじゃないですか…」コメンテーターとして番組に出演した、お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんの、伊藤氏をめぐる報道に対する発言が反響を呼んでいます。兼近さんは、俳優として初出演となる映画『十二単衣を着た悪魔』(11月6日公開)で主演の伊藤氏と共演していました。番組MCの東野幸治さんから伊藤氏の事故について聞かれると、兼近さんは「やってしまったことはもちろんダメなことですよ」としつつ、こう話します。すごく叩く風潮がはやっているじゃないですか。事件があってから、実は(伊藤氏が)調子乗っていたという情報が急に出始めて。「いや、前からいっとけよ」っていうのもすごく思います。『後出し感』がエグいなと。僕は映画で共演した時、そんなことはなかったですし。誰かに対してそういうことがあったのかもしれないけど、この状況は『許せナイチンゲール』って感じッスかね。ワイドナショーーより引用逮捕後、メディアを中心に急増した伊藤氏の過去の言動を批判するような情報に、持論を述べた兼近さん。また兼近さんは、伊藤氏と映画で共演した時に「調子にのっているようには見えなかった」といいます。兼近さんの発言に対して、さまざまなコメントが寄せられました。・ずっとモヤモヤしていたことがこれです。よくぞいってくれました!・確かにやってはいけないことをしたけれど、今回の件と関係のないことを取り上げられて叩かれるのは違う気がする。・悪いことをした以上、過去の情報が流れてしまうのは仕方のないことかも…。でもだからといってすべての情報が正しいとも限りませんよね。根も葉もない情報が拡散されることで、誹謗中傷の原因になる場合もあります。ネットを利用する時は、情報をすべて鵜のみにするのではなく本当に正しいかどうかを慎重に判断するようにしたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年11月02日お笑いタレントの東野幸治が23日、自身のツイッターを更新。22日に結婚が報じられたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史を祝福した。東野は「岡村おめでとう!」と祝福。「みんなオールナイトニッポンこの後聴いて!矢部色々聞いて!俺は寝るけど!おめでとう!」と、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)を視聴するよう呼びかけた。東野のほかにも、千鳥のノブ、NON STYLEの井上裕介、カジサックことキングコングの梶原雄太らがそれぞれ自身のツイッターを更新し、岡村を祝福している。
2020年10月23日2020年9月27日放送の、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では『母親らしい服装』について特集。タレントであり、1児の母親である紅蘭さんが、自身のInstagramにセクシーな服装の写真を載せると「同じ母親として恥ずかしい」「母親らしい服装をしろ」などと非難の声が寄せられたといいます。非難の声に対し、紅蘭さんが「母親になったら着たい服が着れないのでしょうか?」と疑問を呈し、話題となっています。「母親らしい格好をしろ」の声を一蹴!紅蘭の投稿に「スカッとした」の声高校生らしい服とは?若者の露出の多い服装について疑問同番組にコメンテーターとして出演したタレントの指原莉乃さんは、司会を務めるお笑いタレントの東野幸治さんから「紅蘭さんの服装を見て、母親らしくないと感じる?」と問われると…。あの写真だけでは判断できないですよね。生活を見ているわけではないし。なんなら、「同じ子を持つ母としてその格好はないと思う」っていうメッセージを芸能人に送っている親の方がなんか嫌です。ワイドナショーーより引用その後、スタジオでは『らしさ』について議論。コメンテーターとして出演していた、現役高校生でモデルの白石彩奈さんは、学校生活で『学生らしさ』を強要される場面があるといいます。高校の修学旅行などで私服でいる時間があるんですけど、「学生らしい私服を着なさい」というルールがあったんです。これはやっぱりみんな「学生らしい服って何?」って先生に問いかけていましたし、何が基準なのか、何が『学生らしい』なのかは気になりました。ワイドナショーーより引用また、白石さんは「肩、お腹、胸元が開いている服だけでなく、普通のTシャツでも先生が露出が多いと判断した場合は上着を着させられた」と『学生らしさ』を強要されたエピソードを明かしました。この主張に対し、スタジオでは「親としては先生が正しいのかも」「先生の立場上、自由な服装を許すことは難しい」という意見で締めくくられています。指原莉乃「いえなかったけど、思っていたこと」番組終了後、指原さんが自身のTwitterを更新。『高校生らしい服装』について、「番組放送中にはいえなかったけれど…」と持論を投稿しました。言えなかったけど思ってた事修学旅行の学生らしさってやっぱり学校からしたら預かってるわけだし、何かに巻き込まれたら…というのがあるのかなあ。でも性犯罪ってもちろん手を出す人がおかしいわけで被害者が体を隠すことで抑制に繋がるからってのはなんか違いますよね…ワイドナショーでてました— 指原 莉乃 (@345__chan) September 27, 2020 学校側は性犯罪に巻き込まれないよう、予防策として生徒たちに露出の少ない服装をさせると推測。その一方で、「そもそも性犯罪を犯す人がおかしい」「そのために服装が制限されるのはなんか違うと思う」と疑問を呈しました。同番組の視聴者や、指原さんの意見を見た人からはさまざまな声が上がっています。・その通りだと思います。そもそも性犯罪を犯す人間がおかしい。被害を受ける側ばかりに抑制させるのはおかしいと思います。・実際、どんな服装をしていようが関係ないと思います。露出の少ない服装の子を狙う犯罪者もいますし。・修学旅行先には遊びに行くわけではなく、学びに行くという面もあるので『高校生らしい服』というよりは『TPOに合った服』と定義したほうが納得できる気がします。TPOをわきまえた服装であることは必要です。その上で「○○らしくない」や「性犯罪に巻き込まれるかもしれない」という理由から、服装を制限されるのではなく、個人が自由にファッションを楽しめる社会になってほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日2020年9月7日、マスク着用を拒否した乗客が航空機から降ろされるというトラブルが起こりました。産経ニュースによると、関西空港に向かう『ピーチ・アビエーション』の機内で、離陸前に客室乗務員が、マスクを着けていない男性の乗客に対し着用を求めましたが、拒否されたとのこと。その後、男性がマスクの着用を拒否したまま航空機は離陸したそうです。しかし、飛行中もマスク着用を拒否した男性が大声を出すなど威圧的な態度を続けたため、機長が航空法の安全阻害行為に当たると判断。新潟空港に緊急着陸し男性を降ろしました。その後、同月12日、『北海道エアシステム』の機内でも同様のトラブルが起こっています。指原莉乃、降ろされた乗客に対し「そうなるに決まっている」とズバリ同月20日放送の、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、コメンテーターとしてタレントの指原莉乃さんが出演しました。司会を務めるお笑いタレントの東野幸治さんから、男性客が航空機を降ろされた件について、意見を求められると指原さんは…。実際その人がどうかは別として、何かしらの理由でマスクを着けられない人っていると思うんです。感覚が人より敏感だったりとか…私はそうじゃないけど。人に理解されないじゃないですか。それって。見た目では。もしも、そうだったら航空会社とかに説明して、事前に電話して確認をとるなり何かしら対処しないと、そうなるに決まってるじゃないですか。だからそうするんだったら、理由をちゃんといわないとだめだよなと思いますけどね。ワイドナショーーより引用また、指原さんは男性が航空機を降ろされた理由について、「乗務員から注意を受けた後の態度に問題があったのでは」と指摘しました。なんかこれって、その後の対応によると思いませんか。いわれた後にこんなに、ケンカになったり揉めたりしているから降ろされるんじゃないかって。ワイドナショーーより引用このコメントに、司会を務めるお笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんも「そうそう、別にきっかけはマスクだけども、別にそれが理由じゃないよね」と賛同しました。マスク着用拒否の騒動に、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられています。・本当に、指原さんのいう通りだと思います。素直に従うか、着けられない理由を告げれば降ろすまでの事態にはならなかったはず。・何かワケがあるなら乗務員に話せばよかったんじゃないかな。・その通り!マスク着用の有無がきっかけだっただけだと思います。これから、『GoToトラベルキャンペーン』を利用して、飛行機に乗る人も増えることでしょう。マスク着用を巡る機内のトラブルは、これ以上起こってほしくないものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月21日東野圭吾の小説「危険なビーナス」が、TBS新日曜劇場枠にてドラマ化決定。主演は「オレンジデイズ」以来、16年ぶりのTBS連続ドラマ主演となる妻夫木聡が務める。原作は、とある失踪事件をきっかけに、主人公が巨額の遺産をめぐる謎に挑む壮大なミステリー作品。東野氏の小説が日曜劇場でドラマ化されるのは、「新参者」以来10年ぶり。引き込まれる世界観や緻密なトリック、魅力的な登場人物たちで多くの読者を魅了している東野ミステリーだが、本作はそれに加え、“ラストの大逆転”も見どころだ。妻夫木さんが演じるのは、正義感が強く、ウソのつけない独身獣医・手島伯朗。ある日突然、弟の妻と名乗る謎の美女が現れ、弟が失踪したと聞かされる伯朗。彼はその美女と共に失踪した弟の行方を追うことに。そして、30億もの遺産が絡んだある名家の争いに巻き込まれていく…。名家「矢神家」は、実父の死後に母親が嫁いだ先であり、失踪した弟は異父弟。連れ子として肩身の狭い思いをしてきた伯朗は、母亡き後から矢神一族と距離を置いていたが、弟の失踪により矢神家に再び足を踏み入れることになるのだ。「出演させていただくからには、16年前の自分に負けないように、今年40歳となる自分自身ができることをこのドラマで体現していきたいと思います」と意気込みを語った妻夫木さんは、「本作は東野さんの原作が持つ魅力はそのままに、毎週続きが気になる連続ドラマとして、とても面白く描かれていきます」と本作を説明し、「僕が子どもの頃、ドラマを見るために急いで家に帰っていたワクワク感をこの作品で皆さんにも味わっていただけたらうれしいです」とコメント。東野氏は「自分でいうのも変ですが、『危険なビーナス』には面白いピースがたくさん詰まっています。それらを玩具にして、もっといろいろと遊びたかったのですが、小説ではミステリ要素を重視したため泣く泣く我慢をしました。その分ドラマの制作陣、役者さんたちには、思い切り好きなように遊んでもらいたいです。期待しています」と話している。なお、脚本は「グランメゾン東京」や『キングダム』などを手掛ける黒岩勉。演出は「メゾン・ド・ポリス」の佐藤祐市、「4分間のマリーゴールド」の河野圭太が担当する。日曜劇場「危険なビーナス」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月20日2020年8月16日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、社会学者の古市憲寿さんが出演。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)にまつわる発言が話題になっています。古市憲寿「感染者0ではなくて、死者の数を減らす」番組では、島根県のサッカー強豪校の学生寮でコロナウイルスが流行し、選手らを中心に集団感染が起きた1件について特集。無症状や軽症を訴える感染者が多いことが危険視される中、古市さんは次のような持論を展開しました。一方ではやっぱり、原点に立ち返るべきだと思っていて。我々はコロナで何を目指すべきかっていうと、感染者0ではなくて、死者の数を減らす。重症の方の数を減らすと考えると、基本は重症化しやすい高齢者の方と、現役世代ができるだけ会う回数を減らしてくっていうのがコロナの基本じゃないですか。ワイドナショーーより引用コロナウイルスが身近に存在する以上、どれだけ気を付けて感染予防対策をしていても、感染してしまうことはあります。古市さんは、猛威を振るい続けるコロナウイルスについて「感染者数より死者数を減らすことを目指す」という視点を持つことが大切だと説いたのです。さらに「今回のクラスターは確かに防げたかもしれないけれど、日本中のニュースで大騒ぎする必要があるかというと、違うと思う」とキッパリ。古市さんの意見に対し、番組のMCを務める東野幸治さんは「クラスターが出たからといってやみくもに騒ぐのではなく、冷静な対処が必要ですね」とうなずきました。古市憲寿が接触確認アプリを推奨続けて、古市さんは厚生労働省が提供する『新型コロナウイルス接触確認アプリ』(通称:COCOA)について紹介。『COCOA』とは、濃厚接触の疑いのある同アプリ利用者間の接触を検知・記録し、接触者から陽性者が発生した際に通知される仕組みです。アプリを利用することで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けられるというメリットがあります。また、利用者が増えることで感染拡大の防止につながることに期待の声も。氏名や電話番号などの個人情報を入力する必要はないため、プライバシーを確保した上で運用されているのも嬉しいポイントでしょう。古市さんは「日本が持っている唯一の武器だと思うし、アプリを入れてもデメリットはないので、積極的に入れてほしい」と訴えました。【ネットの声】・「目指すのは感染者0じゃない」って、本当にその通りだなと思った。・古市さんに完全同意。マスコミが何かあるとクラスターだといって、やや騒ぎすぎているように感じる。・ただ「気を付けてください」で終わらせるのではなく、接触確認アプリを薦める姿に好感を持った。同月現在、特効薬がないといわれている以上、コロナウイルスとの共存をはかっていかなくてはなりません。古市さんのいうように、感染者数の増減に一喜一憂するのではなく、死者数を減らすよう最大限注力していくことが大切でしょう。できる限り『3密(密閉・密集・密接)』の状態を避け、接触確認アプリを取り入れるなど、世の動きにあった対応が求められています。[文・構成/grape編集部]
2020年08月17日お笑い芸人の東野幸治が12日、自身の公式YouTubeチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」に公開した動画で、軽度の認知症と診断された漫画家でタレントの蛭子能収について言及した。9日に放送された、東野がレギュラー出演する医療バラエティ番組『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京)で病状が明らかになった蛭子。「【第49回】蛭子さんの診断にショックを受けてます」と題して公開された動画にて、東野は収録の段階では、蛭子が診断を受けるロケが行われていなかったとしたうえで、「気になって、オンエアを観たんですけども、なかなかのショックでしたよ」と感想を述べた。さらに東野は、「(蛭子は)72歳でしょ。だから、僕の20年後ですよ。ちょっと怖くなりましたよね。今は津軽三味線して指を動かしたり、最近だったらプレステ4を買ってゲームして指先を動かしたり、あとは登山したり、ウォーキングしたりしていますけど、他人事じゃないなと思いました」と語った。そして東野は、蛭子が「都内で拘束時間が短いのであれば、まだテレビに出演したい」と意欲を見せていることに触れ、「なんとなく認知症になる前はすごく良い人で、認知症になったら狂暴になるとか、悪いことをするっていう話を聞いたりしますけど。もともと蛭子さんは元気な時から性格もあまり良くなかったから、そんなに変わらないと思うので(笑)。ぜひぜひちょっと一緒に仕事をしたいなと思いました」と共演を願った。
2020年07月14日お笑い芸人の東野幸治が8日、自身の公式YouTubeチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」に公開した動画で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が自身の代役を務めたことについて語った。「【第48回】PCR検査、陰性でした」と題して公開された動画にて、仕事で一緒だったスタッフが新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性だったことを明かした東野。スタッフの検査結果が出る前に、収録日を迎えた医療バラエティ番組『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京)は欠席したという。東野は「テレビ東京のガイドラインでは僕は出てはダメ。まず草野仁さんが70歳超えてますから、万が一、僕が感染していたら草野さんにうつすわけにはいかないし、なおかつ医療番組です。日本の名医が集まる番組ですから、万が一、僕が『陽性だった』ってなったら、『何を考えてるんだ』ってなるから」と説明した。続けて、「『代役を南海の山里さんにお願いしてます』って言われて、『ええの? 山ちゃん、忙しいんちゃうの?』って思って。で、山ちゃんにやっていただくことになって、ショートメールで『ありがとうな』ってお礼を言って」と振り返った。そして「後日、『主治医が見つかる診療所』のスタッフとか近い人に聞けば、山ちゃん自身、そんなにハマらなかったみたい(笑)」と語った。「めちゃくちゃうれしかったですよ。だって、南海の山ちゃんは仕事絶好調でしょ」と述べ、「そんな人に助っ人をやってもらって、バシバシ仕切られたらたまったもんじゃないですよ。俺の中でちょっとしたギャンブルでしたけど、どうやら力発揮できなかったみたいです。やった! ギャンブル勝ちましたよ!」とうれしそうに話していた。
2020年07月10日お笑い芸人の東野幸治が8日、自身の公式YouTubeチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」に公開した動画で、仕事で一緒だったスタッフが新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性だったことを明かした。「【第48回】PCR検査、陰性でした」と題して公開された動画にて、東野は「みなさんの中にも知っている方もいると思いますけど、私、東野幸治、ちょっとコロナウイルス騒動に巻き込まれました」と切り出した。東野は「先週の水曜日にゲーム実況番組の生配信をやりました。で、金曜日の夜、(大阪の)ホテルに着いてウトウトしてたら、マネージャーから電話があった」と回顧。続けて、「いつもはメールで来るんですけど、なんだろうと思って聞けば、『水曜にやったゲーム実況生配信のスタッフの1名に高熱が出た』と。で、『病院に行って、心配やからPCRを受けてる状況です』って説明を受けて、えーって」と振り返った。また東野は、「高熱が出たスタッフと僕は接触もしてないし、しゃべってもないし。吉本のガイドラインでは濃厚接触者ではないんですよ。吉本としては、濃厚接触者じゃないから、体調に変化がない限り問題ないというガイドライン」としつつ、テレビ局にはそれぞれのガイドラインがあるため、出演を見送った番組があったことを説明した。そして「月曜に、マネージャーから連絡が来て、『スタッフは陰性でした』と」と東野。「いやー、本当に自分の中でドキドキしましたけど」と言い、ファンからの心配する書き込みが1通のみだったことについて「好感度が地をはっています。誰も心配していませんでした」と嘆いていた。
2020年07月08日お笑い芸人の東野幸治が6月28日、自身の公式YouTubeチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」に公開した動画で、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之のYouTubeについて言及した。「【第45回】闇営業騒動から一年経ちました」と題して公開された動画にて、「さあ皆さん、あれから1年でございます。『FRIDAY』という雑誌に闇営業騒動で直撃された宮迫くんが嘘をついてから1年が経ちました」と切り出した東野。続けて東野は「宮迫くんとロンブーの(田村)亮くんは涙涙の会見をして、宮迫くんはいまだ吉本と仲良くなってない」としつつも、「現在、背水の陣でYouTubeを日々更新して。もうすぐ(6月28日時点でチャンネル登録者数)100万人いくんですか。すごいじゃないですか」と称賛。そして、「たぶん、宮迫くん、テレビ戻ろうと思ってないんちゃうかな(笑)。どうなんですかね。でも、結果、大成功して」と評した。さらに東野は、「(闇営業騒動を取り上げた)『ワイドナショー』緊急生放送で、ついつい僕が感情的になって泣いちゃって。ネットニュースになりました。『全米が泣いたよりビックリした東野が泣いた』。ありがとうございます(笑)」と回顧していた。
2020年07月02日お笑い芸人の東野幸治が14日、自身のYouTubeチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」を更新。複数の女性との不倫が報じられ、芸能活動自粛を発表したお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について言及した。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)で渡部と共演している東野は、「『行列』のメンバー、アンジャッシュの渡部くんが文春砲を食らいまして、木っ端微塵に吹っ飛びました。現在すべての活動を自粛中でございます」と切り出し、「びっくりしたねえ」と率直な感想をコメント。「びっくりしたら笑ってまう性格ですけれども、その笑ってまう、また上行きましたね。めちゃくちゃでしたね、渡部さん」と続け、「憧れの家族みたいな風にやっていたんですけど、まさかまさか浮気しまくっていたとは、私も全くわからず」と話した。渡部の出演シーンをカットした14日放送の『行列のできる法律相談所』3時間スペシャルについても言及。「渡部くんの文春砲でスタッフさんに聞いたら、『編集やり直してる』って言ってました。それの迷惑もかけましたし…」と明かした。また、「ネット見てたら『行列の呪い』みたいな言葉が躍っていて、『行列のできる法律相談所』に出演した人は次から次へと番組を去る、芸能界を去る、何か問題を起こすって言われていて」とネット上の噂にも言及。初代司会者だった島田紳助さんや、雨上がり決死隊の宮迫博之などを挙げつつ、「ネットでは、次は東野か後藤(輝基)かどっちかだって。絶対後藤であってくれ。後藤すまん」と冗談交じりに話した。さらに、「僕と後藤くんはどうスタンバイすればいいのか。渡部が帰って来た時に、『何かあったんですか?』って言っても、世の女性は笑わないでしょう」と予想し、「困ったもんですよね」と吐露。「僕も大至急やることはお祓い。効き目のある神社探してお祓い行って清めて…」と語った。
2020年06月15日情報番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)でメインキャスターを務める富川悠太アナウンサーが、2020年6月4日、約2か月ぶりに番組に復帰しました。富川アナウンサーは、同年4月11日に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染していたことが判明。同月21日には退院したものの、番組への出演は休止していました。大橋未歩、富川アナを擁護6月7日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、富川アナウンサーの復帰について報じ、この日の出演者の1人、フリーアナウンサーの大橋未歩さんが「危機感がすごく高まった」と語る場面も。富川アナウンサーの一件で、テレビ局とかラジオ局の意識が変わりましたよね。危機感がすごく高まった。ワイドナショーーより引用また、大橋さんは、富川アナウンサーが番組復帰時に謝罪したことに触れた上で「不当にバッシングされすぎていなかったかと思う」とも語ります。なんであんなに(番組の中で)謝らなきゃいけなかったんだろうって考えた時に、コロナにかかったって報道が出た時に、不当にバッシングされすぎていなかったかと思うんですよ。世の中って、一度『叩いていい人認定』をすると、その後も叩き続けたりするじゃないですか。富川アナウンサーが入院されてる時も、全然関係ない家族のニュースが出たりとかして、叩かれたりとかして。いろいろ悔しい思いもあったと思うんですけど、会社員として一度バッシングを収めなきゃいけないっていう全体のコンセンサスで謝ったんだと思うんですよね。ワイドナショーーより引用最後に「あの叩きすぎる風潮は、納得いかなかったですね」と、複雑な胸の内を明かした大橋さん。番組MCを務める東野幸治さんも「僕もそう思いました」と共感する姿勢を見せていました。「富川アナウンサーを責めるのはもうやめよう」の声も大橋さんのように「叩きすぎる風潮には納得がいかない」と感じる人は多いのか、ネット上には富川アナウンサーを擁護するコメントも多く目立ちます。・もう富川アナウンサーを責めるのはやめようよ。・感染までの富川アナウンサーの行動も報じられていたけど、あの中で感染しているとは本人も思わなかっただろうよ。・大橋さんのいう通り。あの過度な批判や中傷は、どうかと思ってた。富川アナウンサーが番組出演を休止している間、視聴者からの批判の声も寄せられていたといいます。富川アナウンサー自身、謝罪時には「視聴者のみなさんからは、多くのお叱りの言葉をいただきました。一つひとつ真摯に受け止めていきます」と告白。発症の可能性を意識できていなかった点は、会社側の管理や働き方そのものも含め、改善すべき点ではあるでしょう。しかし、コロナウイルスの感染とは関係ない話題を探してきて、わざわざ相手を批判するやり方には疑問を抱かずにはいられません。問題をすり替え、過度なバッシングをしているだけでは、状況は改善されません。富川アナウンサーの件から、私たち自身も改めてコロナウイルスへの危機感を持ち、感染予防に努めたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月07日最新刊『クスノキの番人』(実業之日本社)も大ヒットとなり、’20年で作家生活35周年をむかえる東野圭吾さん。そんな東野さんから、不安なコロナ禍を過ごす主婦に“プレゼント”が。これまでに刊行された東野作品7作が、4月24日より電子書籍で配信されているのだ。この7作は、「映画、またはドラマ化された映像化されている」かつ「100万部を突破している」作品。いわば、すべてが“東野圭吾の代表作”といえるもの。これまで著書の電子化をしてこなかった東野さんだが、KADOKAWA・幻冬舎・講談社・実業之日本社・集英社・文藝春秋・光文社の担当編集が集結し、電子化が実現。7作の累計部数は、1,288万部にもなる。’07年に光文社から刊行された『ダイイング・アイ』は、「東野作品には珍しく官能表現が多い作品」(担当編集者談)としても知られており、映像化以前に100万部を突破した異色作。’19年には三浦春馬(30)の主演によりWOWOWで連続ドラマ化され、大きな反響を呼んだ 。“最初で最後かもしれない”電子の書籍配信決定にあたり、東野さんはこうコメントしている。「外に出たい若者たちよ、もうしばらくご辛抱を! たまには読書でもいかがですか。新しい世界が開けるかもしれません。保証はできませんが」主婦にとっても先行きが見えないこのコロナ禍、自宅での過ごし方になにか新しさを求めているはず。コロナ禍。ぜひ東野さんの作品を手にとって、ゆっくりとした時間を過ごすのはいかがだろうか。【配信作品】KADOKAWA『ナミヤ雑貨店の奇跡』(2012年)幻冬舎『プラチナデータ』(2010年)講談社『流星の絆』(2008年)光文社『ダイイング・アイ』(2007年)集英社『白夜行』(1999年)実業之日本社『疾風ロンド』(2013年)文藝春秋『容疑者χの献身』(2005年)主要電子書店サイトにて、配信中。
2020年04月27日東野幸治がアクの強い吉本興業の芸人たちをイジり倒した、芸人紹介本『この素晴らしき世界』(発売中)を上梓。2月には公式YouTubeチャンネルを開設するなど、新たな分野へとチャレンジを続けている。そこで「自分発信でやれることをやりたい気持ちになっている」という東野に、芸人がYouTubeへと進出することへの思いを直撃。「芸人はその時代ごとに色を変えていくことも必要。逆に言えば、色を変えない芸人がいてもいい」という懐の深い芸人論を明かした。――吉本興業のハチャメチャな芸人さんたちの、生き生きとした姿がつづられています。『週刊新潮』の連載コラムが書籍となった形ですが、連載当時を思い出したことはありますか?連載当時は書き殴るようにしてコラムを書いていましたが、それをそのまま書籍にしていただきました。僕はスマホで原稿を書いているんですが、書くときは1人1日で書きますね。「書きたい」と思っている人だと、本当に書きやすいんです。親指が踊りますよ! ダイノジの大谷(ノブ彦)くんなんかは、自分もDJをやっていますから、俺の親指までこんなに踊らすかというくらい踊らせてもらいました(笑)。書籍化する上では、それに加えて、キングコング西野(亮廣)くんにあとがきとして、僕のことを書いてもらったり、登場する芸人さんたちにはそれぞれ近況を教えてもらって、そちらも載せています。“ごっちゃ煮”のようですが、どこからでも読むことができるし、普段は読書をしない人にも読みやすいものになったかなと思っています。――書籍を出し、YouTubeもスタートされました。今、“自分の思いを伝えたい”との考えが強くなっているのでしょうか。「なにか話したい」「ラジオをやりたい」というのは、3年くらい前から言っていて。それで吉本興業が持ってきてくれた仕事が、Amazon Audibleという有料音声配信でした。それが終わって、次に「ラジオをやりませんか?」という話をいただいたんですが、スポンサーが見つからなかったので、YouTubeを自分で立ち上げたんです。音声配信のみなんですが、手作りな感じで、新鮮な仕事が増えたなと思っています。吉本興業とはまったく関係なくやっているので、ちょっとエージェント契約気分を味わってもいます(笑)。基本、テレビで僕に求められているのは、いろんな方にゲストで来ていただいて、その人が思っていることを聞いたり、世の中の方が聞いてみたいことを聞き出すような仕事が多くて。それはそれで求められてありがたいですし、本当に楽しいんですが、自分発信で自由になにかできるラジオやYouTubeの存在があるのも、とてもありがたいですね。なんだか、そういうことをやりたい気持ちになってきています。――『この素晴らしき世界』では、1章につきお一人ずつ芸人さんを紹介されています。YouTubeで『この素晴らしき世界』の音声版をやるのも面白いかもしれませんね。まったく考えていませんでした。新潮社さんのご意見もあるでしょうし、YouTubeは、僕が娘に音源を送って配信してもらっているので、娘から「それは止めておこう」とダメ出しを食らうかもしれません(笑)。でも確かに面白いかもしれませんね。頭の片隅に置いておきます!――YouTube内では、「YouTubeは明石家さんまさんにバレないようにやる」とお話されていました。そうなんです。さんまさんは「YouTubeはテレビの敵や!」とおっしゃっているので、バレないように必死ですよ(笑)!もしバレたら「お前、なにやってんねん。敵やろ!」ということになるので、なんとかバレないように続けていきたいです。――東野さんご自身は、YouTubeとテレビの関係はどのように考えていますか?僕は時代ごとに許容していきたい考えです。劇場で漫才や落語をしていた時代から、ラジオが出てきて、ラジオに行った芸人さんは「お前らそれでも芸人か、それより芸を磨け」と言われたり。さらにラジオからテレビになって、テレビに行った芸人さんは「テレビタレントなんか、劇場に出て5分もやったら、お客も飽きてくる。10分やったら、誰も笑ってへんぞ」と言われたり。そこからネットやYouTubeへとメディアが広がって、変わっていって。そうやって考えると、ラジオ、テレビ、ネット、YouTubeと時代が流れてきただけで、芸人がYouTubeをやるのも大した変革ではないと思うんです。芸人というのは、カメレオンじゃないけれど、その時代ごとに色を変えていくことも必要。逆に言うと、色を変えない芸人もいていい。――本書を見ても、「どんな人がいてもいい。それこそが面白い」という東野さんの許容範囲の広さを感じます。お笑いのノウハウを生かして事業を起こす人がいてもいいし、電化製品のプレゼンをする人がいてもいい。面白いことをなにも言わないけれど、日常が面白い人もいる。そういうこともひっくるめて、芸人やお笑いタレントでいいのかなと思うんです。それは見ている人が判断すること。又吉(直樹)なんかも、小説家もやりながら、漫才をやったり、ピンでもお笑いをやっていますよね。ネタを書いたりするノウハウなど、お笑いで培ったことが小説に生かされているかもしれないと思うと、みんな、お笑いのノウハウをベースになにか新しいことをやっているのかなとも思う。だかこそ、テレビもYouTubeも特に分けなくてもいいのかなと、僕は思っています。僕は、これからも流れるまま。行き着く先でいい出会いがあれば、その方と仕事をさせていただくということになるんだと思います。■東野幸治1967年8月8日生まれ、兵庫県出身。1985年に吉本興業に入社。若手時代は心斎橋筋2丁目劇場を中心に活動。1991年にフジテレビ系『ダウンタウンのごっつええ感じ』に出演し、人気を博す。トーク力に定評があり、フジテレビ系『ワイドナショー』や、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』など多数のレギュラー番組を持つ。
2020年03月07日“芸能界屈指のゴシップ好き”と言われる芸人・東野幸治。芸歴30年を超える東野が、自身が所属する吉本興業の芸人たちの中から選りすぐりの“奇人変人名人凡人”を紹介した書籍『この素晴らしき世界』(発売中)を上梓した。南海キャンディーズの山里亮太、ピースの綾部祐二ら後輩芸人にはじまり、西川きよし、宮川大助・花子といった先輩芸人まで、東野独特の視点で容赦なく、かつ愛情たっぷりにイジり倒し、読者を大いに笑わせてくれる。東野は「吉本の芸人たちはアクが強い。日常がもう、面白いんですよ」とニヤリ。本書を書いて改めて実感した吉本芸人たちの面白さ、そして吉本興業という会社の魅力について語ってもらった。○■欲望のままの人選「新潮社さんも頭を抱えたと思います(笑)」――自分に自信がない西川きよし師匠や、悪口をエネルギーに突き進む山里亮太さん、貧しい境遇で育ったトミーズ健さん、ダイノジ・大谷ノブ彦さんの嫌われエピソードなど、バラエティに富んだ面々の逸話がつづられています。人選はどのように決めていったのでしょうか。僕が「書きたい」と思った人がこのメンツだったということで。新潮社さんとしては、(明石家)さんまさんやダウンタウンさん、ナインティナインさんなどもっとビッグネームを書いてほしかったと思うんですよ。それなのに僕から毎週送られてくる原稿には、トミーズ健さんだとか、中山功太のことが書いてある(笑)。頭を抱えていたでしょうね。文句を言わずに付き合ってくださった新潮社さんは、すごいなと思います。もし僕が担当やったら、絶対にイヤですもん!――書かれた人で、怒っている人はいませんか?僕はそんなにひどいことを書いたつもりはなかったんですが、こうして見てみると、意外と書いていたんですね(笑)。たぶん、怒っている人もいると思いますよ。もちろん、一応みなさんに確認はしてもらっていますし、なんとなく許可はもらっていると、勝手に思っています。発売するにあたって、僕のマネージャーからそれぞれの方に本を送っているはずですが、「ありがとうございます」と連絡をくれたのはただ1人です。誰やと思います? 藤井隆くん。納得でしょう? あとはまったく来ていないので、僕の本に興味がないのか、怒っているのか、吉本ならではのルーズさで、本が届いていないのか(笑)。この3つだと思います。○■いろいろな人を通して「ダウンタウンさんのことを書いた」――宮川大助・花子さんについては、お二人の笑いにかける執念について書かれています。夫婦の物語に胸が熱くなるようなエピソードでした。もともと大助・花子さんのことはなにかしら、壮大な物語を書きたいなとも思っていたんですが、ちょっと僕の思いが強すぎて、原稿を送ったら「これまでとテイストが違う」とダメ出しをもらいまして。ダウンタウンさんの章を書かない代わりに、大助・花子さんを通して、ダウンタウンさんのことも書こうという気持ちもあって。だからこそ一層熱を帯びてしまったんですが、そこでまさかのダメ出し(笑)。常軌を逸して書いていたのかもしれません。ダウンタウンさんは距離が近いので書きづらいし、あまりにも頻繁に仕事をする人は書かないと決めていたこともあります。僕としては、他にもいろいろな人を通じてダウンタウンさんのことも書いたつもりです。新潮社さんにも、申し訳ないですからね。そうやって誠意を見せたつもりですが、きっともっとダイレクトな誠意がほしかったでしょうね(笑)。――本書を読んでも、吉本興業の芸人さんたちが個性的であることが伝わってきます。東野さんにとって、吉本興業という会社の面白さとはどんなところにありますか。やっぱり、70歳代の師匠から、18、19歳の年齢の子たちが同じ会社に所属して芸人やタレントをやっているわけですから、様々な人がいるというところが面白みだと思います。ジェネレーションギャップもあるし、ジェネレーションギャップという言葉もわからない人もいる(笑)。文化も育ってきた環境も違う人が集まっているから、面白いですよね。本書も、吉本興業の芸人を見つめたからこその幅の広さが出たのかなと思っています。――東野さんご自身も、吉本に入って驚いたことも多いでしょうか。そうです、そうです! 僕も吉本に入ってから、「こんな人がおるんや」という驚きばかりです。20代前半に新喜劇に入ったときには、チャーリー浜さんが奇声を上げているのを見て、「大人になっても奇声を上げるんや…」と驚いたり。みんなでネタを相談していると、「なにやっとんねん!」と熱がこもってきて、「さすが師匠」と思っていたんですが、舞台に上がったらチャーリー浜さんだけ手が震えていたり(笑)。質屋に金のネックレスを入れている人、うどんを食べている横でスプレーを延々と頭に吹き付けている人など、もう日常が面白いんです。僕は若い頃、ダウンタウンさんとその時代を象徴するようなバラエティ番組を経験させていただいて、さらには“花月文化”のような、“半・未来永劫”続いていくような劇場での仕事も経験させていただきました。どちらも経験できたことは、僕にとって大きな収穫だったと思っています。○■吉本興業の懐の深さ「会社批判も許容してくれる」――東野さんが吉本興業に入って、30年以上が経ちました。林正之助会長という“伝説の会長”のような人の姿も見ているし、それは長いことやっていてうれしいことの一つですね。ペーペーの頃に一緒にエレベーターに乗ったこととか、新喜劇では客席の横に会長が立っていたり。その後はみんなが東京に進出したり、東京の事務所も赤坂の小さな1室から転々としている時代もあったし、ポピンズというアイドルグループがいた時代もありますね。吉本興業が大きくなっていくのを間近で見させていただいたのは、いい経験をさせてもらったなと思っています。会社、大きくなったなあと思います。いい思い出も、イヤな思い出もあって、本書にはそういうことは書いていませんけれど、行間からそんなことも感じ取っていただければ、すごくうれしいです。――昔と今で、芸人さんにどんな違いを感じますか?大阪の朝の情報番組で、「お前、女は元気か?」「これこれ!」なんていうやり取りが普通にありましたよね(笑)。みんなもそれを温かく見守っていたりして。あの時代はそれでOKですが、今の時代はそれはダメで。ちゃんと吉本興業も変わらなければいけないし、所属している我々も、変わらなきゃいけないと思うし。でも「吉本は変わらなきゃいけない」と言いつつ、実際はちょっと変わりきれていないところが、僕にとってはまた愛おしかったりもするんですよね。会社が変わろうとしているのに、芸人がいらんことを言って足を引っ張ることもあるし。――本書を読んでいても、「愛おしい」という気持ちが伝わってきます。吉本興業って大きい会社やし、ビッグビジネスもやって、なおかついろいろな芸人のことを考えて、テレビだけじゃなく、ラジオ、劇場、ネットやYouTubeもやって、劇場に出られへんやつは「住みます芸人」をやったり。成功するかしないかは別にして、いろいろな仕事を提供してくれる。会社としては反社チェックや働き方改革など、現代社会が求めることもクリアしながら、なおかつ、芸人たちに仕事を作ろうとしているように見受けられるので、芸人のためにも、吉本興業というブランドが落ちていかないように変わり続けようとしているのかなとは思うんです。我々が生きていける場所を作ってくれているという意味では、文句言いながらも感謝ですよね。でもね、ちょっとスカタンなところがあって。ミスをしちゃうんですよね(笑)。それを許容してくれるような社会であってほしいとも思うし、吉本興業自体、芸人が生放送で会社の批判をしても、それを許容してくれたりする。そこが吉本の一番のいいところかなと思います。今の世の中、一度ミスをするとなかなかもう一度戻ってくることが難しいですけれど、ミスしてもいいのかなと思える。ま、悪口を言われたり、ボロカス言われたりもしますが、居場所は作ってくれるんです。吉本も吉本で、一生懸命、社会に貢献しようとしているので、それが貢献できているのか、できていないのかはわかりませんが、一応頑張っているので、許してもらえませんかね(笑)。■東野幸治1967年8月8日生まれ、兵庫県出身。1985年に吉本興業に入社。若手時代は心斎橋筋2丁目劇場を中心に活動。1991年にフジテレビ系『ダウンタウンのごっつええ感じ』に出演し、人気を博す。トーク力に定評があり、フジテレビ系『ワイドナショー』や、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』など多数のレギュラー番組を持つ。
2020年03月05日お笑いタレント・東野幸治が27日、著書『この素晴らしき世界』(新潮社)の発売を記念し、都内でテレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行氏とともにトークショーを開催。YouTuberデビューについて言及した。同書は、毒舌を吐き続けても嫌われない男・東野幸治が、吉本芸人についてつづった「吉本バイブル」。自分に自信がない西川きよしから、悪口をエネルギーに突き進む山里亮太、スケールのデカいバカぶりを発揮するピースの綾部祐二、恐ろしいほどの執念で紫綬褒章まで行き着いた宮川大助・花子まで、さまざまな芸人が登場する。トークショーでは、同書に登場するエピソードなど、さまざまな芸人について2人で語り合い、終盤に東野が「東野幸治はどうなんですか? どうなればいいんですか?」と佐久間氏に質問。佐久間氏は「東野さんはどんな番組もできるけど、ラジオに近いけど好き勝手言える番組を変な時間で持ったほうが面白そう」と提案した。すると東野は「めちゃくちゃいいこと言ってくれました。俺、YouTube始めたんですよ! 4月からラジオ始まるはずがなくなって、家で録音してやっているんですよ」と今月23日にスタートさせたYouTubeについて言及。着用していた「幻ラジオ」と書かれたTシャツは、自身のYouTubeチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」のPRのために作ったそうで、「自分でTシャツ屋に行って作って、着てきた」と明かした。また、YouTubeについて「家で1人で録音して、リビングで『さあ、始まりました』ってやる。で、娘に送って、娘が配信してくれるっていうシステムでやっている」と説明。「ゲストも呼ばずに1人でやっているだけだから、誰も笑わへんし、気が狂いそうになる。15分限界ですね、1人でしゃべるの」と吐露しつつ、「そういうのも立ち上げているので、こういうのが大きくなっていったらいいのかなと思っています」と語った。
2020年02月27日お笑いタレント・東野幸治が27日、著書『この素晴らしき世界』(新潮社)の発売を記念し、都内でテレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行氏とともにトークショーを開催した。同書は、毒舌を吐き続けても嫌われない男・東野幸治が、吉本芸人についてつづった「吉本バイブル」。自分に自信がない西川きよしから、悪口をエネルギーに突き進む山里亮太、スケールのデカいバカぶりを発揮するピースの綾部祐二、恐ろしいほどの執念で紫綬褒章まで行き着いた宮川大助・花子まで、さまざまな芸人が登場する。トークショー冒頭、東野は「吉本興業の人のことを書いているので、吉本興業以外の人がいいなと思っていたんですけど、ここは今ノリに乗っている佐久間さんに。アホほどラジオ番組をやっている佐久間にお願いしました」と佐久間氏を紹介した。佐久間氏が「僕が特に好きなのは、中山功太の景気が悪いエピソードが面白い」と同書の感想を述べると、東野は「メールで原稿チェックしたら『ありがとうございます!』ってめちゃくちゃ喜んでくれて、こんなに喜ぶかっていうくらい」と明かし、「陣内(智則)は一番嫌がっていましたけど」と補足。すろと佐久間氏は「陣内さんのハワイの結婚式の話、最高ですね」と笑い、東野が「『原稿これ大丈夫ですか?』って(確認したら)、ほとんどの方は『何でもけっこうですよ』って言ってくれるんですけど、陣内だけは『僕、ヨゴレみたいな感じになってませんかね。多少原稿変えてください』って言われました」と暴露した。その後も、同書に登場するエピソードについて笑いながら話した2人。東野は「僕の希望としては第2弾、第3弾、違う人がいろんな吉本芸人を書いたら、いろんな人がいて面白い会社やな、エンターテインメントの会社やなっていうのがみなさんに提示できるのかなって」と期待を込め、さらに、「人力舎も書いてほしい。それぞれが書いていただいたらありがたい」とほかの事務所の芸人本も希望した。
2020年02月27日2月2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に武田鉄矢(70)がコメンテーターとして出演。そのなかで発言した「選択的夫婦別姓制度」に対する武田の見解に批判が集まっている。1月22日に国民民主党・玉木雄一郎議員(50)が国会での代表質問で「夫婦同姓制度が結婚の障害となっている」と、選択的夫婦別姓の導入を提言。その際、自民党・杉田水脈議員(52)が「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばしたとされる問題について、番組内で議論が交わされていた。コメンテーターの乙武洋匡氏(43)は選択制であることから、「特に反対するような話ではないのかな」と理解を示す。バナナマン・日村勇紀(47)と結婚した神田愛花(39)も「別姓でいいなら別姓がいい」と語り、続けて「通帳の名義を変えたりとかけっこう大変で、なんで女性だけって思うんです」と女性が姓を変える際に起こる煩わしさを主張していた。続いて司会の東野幸治(52)から話を振られた武田は「女の覚悟の問題でしょうけど」と前置きしたうえで、妻を旧姓で呼んだ際に叱られたエピソードを披露。武田の妻は「自分は前の姓を置いて武田の姓になった。そういうつもりで来ているんだから冗談でも前の姓で呼ぶな」と語ったという。そして、「姓を変えるというのは煩わしさも込み。その煩わしさこそが結婚の関係じゃないのかなあ」と持論を展開した。これに対して、フジの佐々木恭子アナ(47)は「えー、ない」と苦笑。Twitter上でも、武田に対して批判が殺到していた。《夫婦別姓の話題で、武田鉄矢が「あまりわからないけど」と前置きしながら「女の覚悟の問題だと思うんだけど」って言ってるのが、この問題の議論が進まないない理由だと思う。民法上は女性が性を変えろとは言ってない。どちらかに合わせろと言ってる。でも、男性はまったく自分の問題だと思ってない》《ワイドナショウで夫婦別姓ヤジの件で杉田水脈批判をしていると思ったら武田鉄矢が「結婚する覚悟」みたいな話をしだして気持ち悪かった。あなたのパートナーがそうだからといって他の人はそうではない。他の人の考えを認めない国は技術革新無理でございます》乙武氏も語っていたように、議論されているのはあくまで“選択制”だ。果たして、この制度に武田の言う“覚悟”は本当に必要なのだろうか――。
2020年02月04日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。2020年のはじまりを飾る1月5日(日)今夜のオンエアは「私が会いたい人」をテーマに3時間スペシャルでお届けする。2020年新春最初の放送でMCを担当するのは“お笑い怪獣”明石家さんま。アシスタントは日本テレビアナウンサーの市來玲奈が担当する。注目のゲストには、昨年1月クール放送の「初めて恋をした日に読む話」でピンク髪不良高校生を演じ人気爆発。続いて春には『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』に『チア男子!!』と2本もの映画が公開。さらに夏クールには昨年最大級の話題作となった「あなたの番です」に出演。秋クールの「4分間のマリーゴールド」も多くの感動を呼んで、2019年最もブレイクした俳優の1人となった横浜流星。昨年1月クールのドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演、次世代の注目女優としてその存在に熱い視線が注がれる中、興収100億超えの昨年最大ヒット作『天気の子』でヒロイン役に抜擢。春からスタートする連続テレビ小説「エール」への出演も決まっている森七菜。Tik Tokで若者に大人気となり、モデルとしても活動する山之内すず。さらに綾小路きみまろ、炎鵬、後藤輝基、滝沢カレン、東野幸治、槙野智章、萬田久子らも出演する。今回も極真空手の元世界チャンピオンでもある横浜さんがとキックボクサー・那須川天心とのキック対決に、炎鵬関が田中みな実にデレデレ!?萬田久子の“芸人ネタ完コピ”に、森さんとさんまさんの“YOSHI風コーデ”。綾小路さんがアイドル“M”の登場にニヤニヤすれば、槙野さんは“デートの為に2ゴール”したという奇跡の恋愛ドラマ告白と、新年ならではの豪華なトークをお届けする。横浜さんが清野菜名とW主演するドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」は1月12日より毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送開始。森さんが出演、主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューもする映画『ラストレター』は1月17日(金)より全国にて公開。「行列のできる法律相談所」3時間スペシャルは1月5日(日)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年01月05日東野幸治が司会を務め、芸能人宛てに届いた大量の手紙からゲストの素顔を紐解いていく「拝啓、芸能人さま~手紙がたくさん届いてます~」が12月28日(土)オンエア。今回は成田凌、森田望智、板橋駿谷ら今年注目を集めた俳優、女優を迎える。美容専門学校に在学していた頃、雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルオーディションを受け芸能界へ。昨年末公開の『スマホを落としただけなのに』から『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』、そして主演作『カツベン!』の公開と多数の映画出演を果たした成田さん。「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」では“国民的キャラ”のひとりともいえる磯野タラオを演じ、「さんまが泣いた日」では明石家さんま役で主演するなど、2019年は怒涛の快進撃を続けた成田さんの恩師からの手紙に書かれていた赤面エピソードとは?また映画『一週間フレンズ』やドラマ「賭ケグルイ」への出演を経て、今年8月Netflixで配信された「全裸監督」で伝説のセクシー女優・黒木香役に抜擢され、日本のみならず世界で注目される存在となった森田さんには“あの大物”から手紙が。さらに森田さんが特技を披露する。大学時代に劇団を立ち上げ俳優として活動開始。『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』や『渇き。』『バンクーバーの朝日』などの映画に出演して着実に実績を重ねていくなかで、今年NHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演。同作で演じた番長役が大きな話題となり一躍人気俳優の仲間入りを果たした板橋さん。そんな板橋さんの“衝撃過去”とは!?また「コロコロチキチキペッパーズ」ナダルへの手紙にはスタジオが騒然。ナダルの“異様な生態”にも注目。様々な映画、ドラマへの出演で2019年を駆け抜けた成田さんだが、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が2020年2月21日(金)より全国東宝系にて公開。成田さんは前作に引き続き連続殺人鬼の浦野役で出演。犯人が捕まったはずの殺人現場から若い女性の死体が再び発見され、事件を追う加賀谷(千葉雄大)は浦野に協力を仰ぐ…という展開。加賀谷の恋人で新たな事件に巻き込まれていく松田美乃里役で白石麻衣が今作より出演する。「拝啓、芸能人さま~手紙がたくさん届いてます~」は12月28日(土)16時30分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年12月28日●観客の反応をSNSでチェック作りこまれたコントを武器とするお笑いコンビでありながら、俳優としても活躍の場を広げている「シソンヌ」(じろう/長谷川忍)。あの東野幸治も絶賛する彼らは、コント、そしてライブに対して、どう向き合っているのだろうか? 単独ライブシリーズ「シソンヌライブ」の第八弾「huit(ユイット)」のDVD(発売中)に向けて、オーディオコメンタリーの収録を行っていた2人にインタビューを行い、コントに対する思いを語ってもらった。――今回の「huit(ユイット)」ですが、改めて映像で見てみるといかがでしたか?じろう:なんだろうなあ。やっぱり、本番のカメラがいつもより多かったので、今まで見たことがないアングルとかあって、いつものDVDより、ちょっと凝っている感じは、少ししましたね。見ている人は気づかないと思うんですけど。長谷川:新しいカメラのアングルが、お客様視線みたいな。前の席のお客様の視線に近かったので、普段見ているやつよりも、より臨場感があった気はするんですけど…それを見たお客さんが気付かなかったら、ちょっと寂しいですけどね(笑)。じろう:たぶん、気づかないと思うよ(笑)。――ネタのラインナップとしては下ネタも強めでしたが、パッケージとして「huit(ユイット)」はどんな単独ライブになったと感じていますか?じろう:今の時代っぽいネタもありつつ、カラオケのやつ(「飲み会のあと」)とか、家を出ていかなきゃいけない問題(「叔父と甥っ子」)みたいなものとか、どこかで似たような境遇の人がいると思うので、そういう人に届けばいいなって(笑)。男性保育士と男性看護師さんには特に、カラオケのネタを見て、どういう感想を持ってもらえるのか(笑)。長谷川:お互いに年も取って、そういう境遇の人から話を聞くことが増えて、こういうネタも増えたんだと思うので、いい年の重ね方をできて、それがネタに反映できているならいいなと。ネタにも、2人の味が出てきたらいいなとは思っていますけど、今回けっこうそれが出ていたんじゃないかな。だけど、お客さんがそう思わなかったら意味ないですからね…。――やはり、お客さんにどう届くかが重要ですよね。お客さんの反応は、SNSなどでチェックしていましたか?じろう:本番中はずっと見ていました。長谷川:どんな感じかなあって。それぞれだったよね。意外と、悪くなかった気がする。じろう:悪口は少なかったですね(笑)。長谷川:そこが救いですかね(笑)。――年の重ね方というワードが出ましたが、キャリアを重ねる中で、コント作りにおいて変わってきたことはありますか?長谷川:軸は変わってないよなあ。じろうの好きなものも変わってないし。じろう:でもやっぱり、昔みたいな、お笑いっぽい感じの作り方はできなくなりましたね。わからなくなっちゃって。どうやって書いてたのか。この設定でこういくかみたいな、コンテストを意識した感じのネタは、書けなくなっちゃって。――意識的に避けているのではなく、書けなくなった?じろう:僕がもう、書き方がわかんなくなっちゃって。そういうのは、もういいのかなっていうのもあるんです。たまに、思いついたらやるくらいの感じで。実際にいる感じの人の人間模様をどう面白くするのかっていうのが、いま自分の中で楽しくなっていると思うので、最近はそっちのネタが多くなっちゃいましたね。――憧れのシティボーイズさん的な?じろう:シティボーイズさんは、もうちょっと知性が…(笑)。僕らは、やっぱり品がない(笑)。うまくパッケージで品がある感じに見せているんですけど、実際はすごく低俗な題材が多いので、あの知性はまだないです。ああなりたいですけど(笑)。長谷川:この間、見て思ったんです。みなさんがシティボーイズさんと同じようなラインに立たせてくれるので、ありがたいんですけど、やっぱり全然違うもんな(笑)。東京03さんのライブも見に行ったんですけど、やっぱり違いますね。よく一緒に名前を挙げていただけるので光栄なんですけど、その中ではやっぱり俺らが、題材的なものは一番ひどいなと思いました(笑)。――とはいえ「くだらないからこそ好き」という方も多いんじゃないでしょうか。じろう:そういう人も、中には…。長谷川:「くだらないようなことを真剣にやる」っていう面白さでやっているところもあるので、そうですね。別に、題材はああいうものになってもいいのかなとは思っているんです。――お二人のコントでは、不器用な人の一生懸命な姿が見られるので、元気になる人もいますよね。長谷川:そう思ってくれたらありがたいですね。じろう:そうですね。●シソンヌ好きな東野幸治の反応――今回のDVDでも対談されていますが、「huit(ユイット)」について、東野さんはどんなことを仰っていましたかじろう:東野さんはいつも、見てすぐ帰っちゃうんですよ。今回は、あんまり東野さんにハマってなかったのかなって(笑)。――ええ!? そう思った理由は?じろう:いっつも(SNSとかに)書いてくれるんですよ。このネタがすごく好きだったみたいなことを。今回、なかった気がしたな…。長谷川:なかったっけ?じろう:東野さんの笑い声は目立つので、どれで笑ってるかというのはわかるんですけど…。インスタの方にも書いてなかった? 書いてたかなあ? どうだったっけ? だから、次回も来てくれるかどうか不安です。次回来なかったら、今年のはあんまりハマってなかったっていうことですね(笑)。長谷川:(インスタを調べて)書いてくれてるよ。書いてくれてました。よかった。これ(「知らない自分」)と、片付けのやつ(「CHINMARI ~Let’s キラメキお片付け~」)が好きだって書いてくれていますね(笑)。――よかったです(笑)。ところで、単独ライブというパッケージにおいてコントを作るときには、どういった点を大切にしているのでしょう?じろう:単独ライブを作るときは、なるべくジャンルが似ないように作ることは、いつも意識しています。こんなこともできるんだっていうのを、なるべく6本。全体として作ろうと思っているんです。一貫したコンセプトみたいなものは、最近はあまり持たせないようにしています。――今回は、やっていて楽しめました?じろう:毎年ですけど、今回も色々と楽しかったですね。やりがいのあるネタが多かったので。――長谷川さんのお気に入りのネタはありますか?あと、シソンヌのファンが特に喜びそうなネタは?長谷川:やってて楽しいのと、皆さんが好きなのは、また違うのかなと思っちゃうところもあるんですよね…キッチンのやつとお尻のやつは楽しかったですね(笑)。この1本目と3本目は、台本もそこまでカチッとせずに始まっていったネタなんです。なんとなく振って、ボケて、つっこんでみて、良かったら残っていくみたいな感じだったので、楽しかったですね。本番で出てこないネタもあるので、常に新鮮な気持ちでできました。バカなことを真剣にやっている楽しさもありました。お客様が喜びそうなやつ…「飲み会のあと」なんかは、やってみて思ったよね。これ、こんなに反応がいいんだって。じろう:うん。長谷川:思っていたイメージを、超えてきた感じはありましたね。●WOWOW放送で「一個、夢が叶った」――オーディオコメンタリーでも仰っていましたが、東野さん以外にも、いろいろな方が見に来てくれていたんですよね?じろう:柄本佑さんが「お尻のコント」の時の、「長谷川さんのバーテンの所作がすごくよかった」って(笑)。長谷川:ありがたいですね。そうやって見てくれている方が1人でもいるなら、頑張った甲斐がありますからね(笑)。じろう:あと、僕が1本目の洋食屋のやつで、米をよそう動きがあるんですけど、佑さんはあそこにジャーがあると思っていてくれていました。ジャー、ないですけど(笑)。「ジャー、あそこにあったんですね」みたいな。何もないのに(笑)。たぶん、動きでものごとを深く見ているんだと思います(笑)。長谷川:めちゃくちゃ見方が上手な人だから(笑)。見方がうまかったっていう話だよ(笑)。俺らじゃなくて、見るほうが上手だった(笑)。大根仁さんとかも見に来てくれて。大根さんもお尻のやつを見て「バカなことをやってるね。面白かったよ」って言ってくれました(笑)。きたろうさんも来てくれましたね。じろう:きたろうさんも「すごく面白かったです」って言ってくれて。勝手に、お尻のコントには「ニューヨーク」ってタイトルを付けてくれて(笑)。長谷川:「すごくいいよ」って言ってくれました。うれしかったですね。――今回のライブは、WOWOWで初放送されましたが、その点はいかがですか?じろう:うれしいですね。『シティボーイズ・ライブ』も、見に行けないやつはWOWOWで録画してくれたやつを、友達と回しっこして見たりしていたので、同じところで流してもらえるっていうのは…。ちょうど、東京に出てきて20年なので。確か、21歳になる年に出てきて。年齢的にも僕がシティボーイズさんを見ていたときって、シティボーイズさんが40ちょいくらいの時だったと思うんで。なんとなく、いい感じで、ついて行けてはいるのかなって。一個、夢が叶った的な感覚はありますね。制作の牛山(晃一)さんが、3・4年くらい前からずっと、WOWOWさんの方に言ってはくれていて。毎年「今年いけるかも」「いや、ダメだった」というのが続いてて、今年も話を聞いたときは「まだダメだろうな」と思っていたんですけど、「決まったよ」と言われたので、ようやくWOWOWさんも「流していいかな」と思っていただけるところまで来たのかなって。長谷川:ありがたいですね。今、じろうが言っていたみたいに、一個、称号をもらった感じはあると思うので。うまく言えないですけど…そっちの世界って言ったらおかしいですけど、ある種、ライブを見に来るお客様たちの中では、これは一個の勲章かなと僕は思っているので。お芝居を見られたりとか、コントを見られたり「シソンヌは聞いたことあるけど、まだ見に行くには…」って方が、これを見て「おお、なかなか面白そうなことやってんな」と思って劇場に来てくれるようになったらさらにうれしいです。これは一個の大きな出来事だと思っているんです。■プロフィールシソンヌじろう(1978年7月14日生まれ。青森県弘前市出身。NSC東京校11期生)と長谷川忍(1978年8月6日生まれ。静岡県浜松市出身。NSC東京校11期生)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。作りこまれたコントを得意とする。2006年4月に結成し、2009年・2013年に「キングオブコント」準決勝進出。2014年に悲願の優勝を果たす。2013年より単独ライブ「シソンヌライブ」シリーズを毎年開催しているほか、2015年には広島ホームテレビで初の冠レギュラー番組となった『ぶちぶちシソンヌ』がスタート。NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』などにも出演。役者業も評価を得ており、じろうは『いだてん~東京オリムピック噺』『俺のスカート、どこ行った?』など、長谷川は『凪のお暇』『ブラックペアン』などに出演。『今日から俺は!!』にはコンビそろって教師役で出演した。
2019年11月26日そのトリックの斬新さと予想を裏切る展開で、東野圭吾作品“初期の名作”と名高い小説『仮面山荘殺人事件』。本作の初舞台化作品が本日9月28日、東京・サンシャイン劇場で幕を開ける。東野圭吾作品といえば、映画やドラマ、舞台化などのメディアミックス作品も数多いのは御存知の通り。しかしこの『仮面山荘殺人事件』は、これまで映像化も舞台化もされてこなかった。1990年刊行の作品ということもあり、ミステリ好きの間では知られているものの、一般の東野作品ファンでも「読んだことがなかった」という人が多いのではないだろうか?そんな今作の演出を手がけるのは、演劇集団キャラメルボックスの成井豊。東野作品では『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の舞台化を手がけ、高い評価を得ているだけに、今作にかける意気込みは大きい。そもそも、今回の舞台化は成井自身の「この作品を舞台化したい」という強い要望から実現したものなのだ。物語の舞台となるのは、製薬会社社長が所有する山荘。交通事故で亡くなった社長の娘を偲ぶため、娘の婚約者や従姉妹など、8人の男女が集まってくる。ところがその山荘へ逃亡中の銀行強盗が侵入、何度も脱出を試みる8人だが、そこで殺人事件が発生し……というストーリー。この緊張感溢れる密室劇を具現化するため、キャストも実力派が顔を揃えた。主演は声優としてのキャリアはもちろん、近年はミュージカル界で活躍がめざましい平野綾と、2.5次元作品から本格ミュージカルまで幅広い活躍を見せる木戸邑弥。山荘の所有者である製薬会社社長役に辰巳琢郎、従姉妹役には乃木坂46卒業後初の舞台出演となる伊藤万理華らが名前を連ねる。また、5月に活動休止を発表したキャラメルボックスから畑中智行、坂口理恵、筒井俊作、原田樹里らも出演。成井作品の世界観を体現する存在として、しっかりとしたチームワークを見せてくれることだろう。トリックに騙される快楽はもちろん、事件の根底にある人と人との「思い」が判明したときのカタルシス、これこそが東野作品の真骨頂。舞台ならではの熱量で、ぜひその感動を味わおう。舞台『仮面山荘殺人事件』は、10月6日(日)までサンシャイン劇場で公演の後、10月11日(金)から13日(日)までサンケイホールブリーゼ、10月19日(土)には新潟市民芸術文化会館 劇場に上演される。文:川口有紀
2019年09月28日どぶろっくが9月21日、コントの日本一を決める「キングオブコント2019」(TBS系)の決勝で優勝を果たした。結成16年目で初の日本一となり、さらに賞金1,000万円を獲得。その快挙にファンの喜びもひとしおのようだ。同大会でどぶろっくは歌声とギタースキルを活かした、下ネタ全開のミュージカル風コントを披露。優勝決定後に森慎太郎(40)は「本当に自分たちのスタイルがたくさんの人に評価された」とコメントし、江口直人(41)は感激のあまり涙を流した。その栄光に、Twitterでは祝福する声が上がっている。《どぶろっく優勝おめでとうございます!!めっちゃ面白かった!》《いや、めちゃめちゃ賛否あるスタイルなのに何年も続けてチャンピオンになるの普通に感動》《『ミュージカル×下ネタ』って考えたら、最強の大衆演劇かもしれない…!いやー、どぶろっくの底力と心のいちもつに感服です》またその歌ネタのユニークさから《どぶろっくの『大きな一物』をかっこよくしてみた》と歌う動画や、《どぶろっくの「大きなイチモツをください」をアレンジしてみました》《バイオリンアレンジverです。お納め下さい》とオリジナルのアレンジを公開するクリエイターたちもネットに続出している。歌ネタに定評のあるどぶろっく。しかし13年11月、本誌に登場した際にはブレイク当初の戸惑いを明かしている。深夜番組「あらびき団」(TBS系)でネタを披露した際、洗練された曲調と下品極まりない歌詞のギャップにMCの東野幸治(52)と藤井隆(47)が食いついた。このことがブレイクの火種となったが、森は「そのおかげでほかの番組にも出させてもらえるようになったんですが『これでいいのか?』という気持ちも……」と回想。しかし江口は、こう続けた。「テレビで求められるのは歌ネタばかり。舞台で練り込んだコントをやっても歌のほうがウケる。こうなったら歌ネタ一本で勝負すると決めたのが、一昨年でしたね」そして完成したのが「もしかしてだけど」だった。同ネタで大ブレイクを果たしたどぶろっくは15年3月、ラジオに出演。桑田佳祐(63)がどぶろっくに嫉妬してるかもという話題に触れた。森は「桑田さんと一緒に仕事をされているかた曰く『どぶろっくみたいな曲を作りてえな』みたいに言っていただいたという話が……」と告白。また14年11月には福山雅治(50)がラジオで「どぶろっくいいですね」「歌いいすよね、他の歌を聞いてみたい」とラジオで発言していた。そうそうたるミュージシャンたちから愛されているだけでなく、「もしかしてだけど」は英語版が制作。14年6月にiTunesを通して世界にも配信されている。歌ネタへと思い切った舵取りがその名を轟かせ、そしてついに栄光へと導いたようだ。
2019年09月24日ダウンタウンの松本人志(56)が9月8日、『ワイドナショー』(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演。相方・浜田雅功(56)について笑いを交えながら語る様子が、ネット上で話題となっている。番組では9月末にジャニーズ事務所を退所する関ジャニ∞・錦戸亮(34)のニュースを特集。スタジオではグループやコンビを脱退してピンで活動することへの想いについて、出演者から様々な意見が飛び出した。現在もコンビでの仕事をベースに、それぞれピンでの番組出演も行なっているダウンタウン。番組内ではMCの東野幸治(52)が松本に「ひとり(ピン出演)やったらちょっと嫌やなとかはないんですか?」と率直な疑問をぶつける一幕があった。これに対し松本は「それは(ピンが嫌とか)あんまりないですけど」としたうえで、「でも夏休みやお正月はさんだりピン番組のほうが先に仕事始めになったら、ふとすると10日近く会ってないとかあるときは、ちょっと『あああっ、浜田や』って思うときはありますよ」と告白した。実際にピンで出演している同番組では頻繁に浜田ネタを持ち出し、笑いをとる松本。東野からの相方のいないピンでの番組出演に不安がないのかという問いかけに対しても「(逆に)浜田とやるときは、最近は浜田用に(ピンでの出演時より)緩めのボケにしてるけどね」と”浜田イジリ”で返答。笑いを交えながら.相方愛を語っていた。この松本のはずさない“浜田イジリ”にネット上でも多数の称賛コメントが――。《安定の松ちゃんの 浜ちゃんいじりwww》《ほんと、浜田さんの名前が出ない回が無いよね。そこに愛情があるんだなあって思うw》《松っちゃんは浜ちゃんにギャラ払った方がいいんじゃないの?ってくらいに浜ちゃんネタに助けてもらってるね》9月8日に56歳の誕生日を迎えた松本。コンビ結成38年目を迎える「ダウンタウン」のコンビ愛に今後も注目が集まりそうだ。
2019年09月09日日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の9月8日(日)放送回に、今夜最終回を迎えるドラマ「あなたの番です-反撃編-」から田中圭、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』から「King & Prince」平野紫耀と橋本環奈、女優の新川優愛らがゲスト出演する。昨年大ブームを巻き起こし、劇場版が大ヒット中の『おっさんずラブ』で大ブレイク、放送中の「あなたの番です-反撃編-」も“真犯人予想合戦”が過熱するなど大きな注目を集める田中さん。「King & Prince」としてCDデビュー、デビュー曲が主題歌になったドラマ「花のち晴れ」や『honey』『ういらぶ。』などでの俳優活動も話題の平野さん。『銀魂』シリーズに『斉木楠雄のΨ難』、「今日から俺は!!」などのコメディタッチの作品から『ハルチカ』などの青春モノ、『十二人の死にたい子どもたち』のミステリー作品まで多彩に演じる橋本さん。ティーン誌モデルや「王様のブランチ」のMCなどマルチに活躍、女優としても「脳にスマホが埋められた!」や『センセイ君主』などで注目される新川さん。今回はこの4名に加え澤部佑、滝沢カレン、東野幸治、渡部建らもゲストとして出演。MCを後藤輝基と市來玲奈アナウンサーが担当、「世界の渡部なんて大したことない!もっとスゴイもの紹介します!」と題して番組を進めていく。先日ロケバス運転手の男性との結婚を発表した新川さんがその“ロケバス婚”の全てを語るほか、その肉体美も話題に上がる田中さんは自宅での筋トレを披露。また動物が大好きな平野さんはスローロリスと初対面しジェイと命名。その由来にも注目。橋本さんは忘れられないおばあちゃんの味だという“うにごはん”や絶品ごはんのお供を紹介する。田中さん主演の「あなたの番です-反撃編-」は9月8日(日)今夜最終回を迎え、“真犯人”がついに明かされる。平野さん主演、橋本さんがヒロイン役の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は現在大ヒット公開中。「行列のできる法律相談所」は9月8日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月08日タレントの指原莉乃(26)が9月1日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。MCの東野幸治(52)をはじめコメンテーターの松本人志(55)・中居正広(47)といった大物芸能人と肩を並べながらも、堂々と意見する姿が反響を呼んでいる。番組ではキングコングの西野亮廣(39)がツイッターで《“差し入れハラスメント”が本当に無くならない》とコメントし、ファンからの差し入れに苦言を呈したニュースが紹介された。意見を求められた指原は「言っていることはわかる」と西野の考えに理解を示した上で「この『差し入れハラスメントが本当に無くならない』という言い方、“一石投じてます!”って感じが私は腹立っています」とバッサリ。これを聞いた東野は「ただの西野の悪口やん!」と即座に突っ込み、出演者たちは大爆笑。中居も「(西野は) エッジの効いたことを言っていますよっていうのが売りだったりするんだから」と笑いを交えフォロー。被せるように松本も「(西野は)そんな悪いやつじゃないから。『ENGEIグランドスラム』でも若干滑ってたけど」とコメント。大御所芸能人達が指原のコメントの流れに舵を切り、スタジオは大いに盛り上がった。この展開にネット上では指原の鋭いコメントに共感する声が続出した。《サッシー同じ気持ちよ。ほんとそこ気になった》《一石投じてます感w さっしーは鋭いよなぁ。賢いから好きやわ》《さっしーに同感だわ 腹立つよねw まっちゃん、フォローしてますけど笑》すっかりご意見番と化し、人気となっている指原。別コーナーで芸人の三瓶(42)に対しても辛辣なコメントを展開した。サッカー日本代表の長友佑都(32)の料理人見習いとしてトルコに移住するも、2カ月で帰国することになった三瓶に「どうしようもないです」とキッパリ。あわせて長友の妻で親友の平愛梨(34)との人間関係で三瓶のトルコ移住が実現した点についても「一番仲良しの友達を仕事仲間にしちゃいけないですよね。うまくいかない気がします」と苦言を呈した。こうした指原の忖度しない鋭い“コメント力”に、ネット上では称賛の声が上がっている。《さっしー、まさに正論》《さっしーの発言は いつもまっすぐですき》《べつにファンではないけどいろんな番組さっしー出てるとなんか観ちゃう。おしゃべり上手いし。なんだかんだ結構好きなのかも》
2019年09月02日フジテレビの久代萌美アナウンサー(29)が8月18日、同局で放送された『ワイドナショー』に出演。松本人志(55)に放った痛烈な切り返しが大きな話題を呼んでいる。番組では今月11日に結婚会見をおこなった、新川優愛(25)の“ロケバス婚”が話題に。久代アナはMCの東野幸治(52)から「周りにいないんですか?(男性として)気になる人とか」と問われた。苦笑いを浮かべ「いないです、いないです」と返答するも、コメンテーターの松本からいじられる展開に。松本が「どっかで見つけないとあかんわけやもんね。すっげーコンパしているらしいですけどね」とけしかけると、久代アナは「してないです。本当にしてないです」と全力で否定。東野からの「(松本のこと)嫌いですか?」の問いに「本当嫌い、干されればいいのに」と発言。スタジオは大爆笑に包まれた。久代アナからの想定以上の切り返しに、松本も「こんなことで干されたらたまるか!」と苦笑いを浮かべ絶叫。ゲストコメンテーターのヒロミ(54)も「この子怖えーな」と突っ込み、東野も「権力者と付き合ったら『松ちゃん干して』って言うんでしょ」と笑顔で久代アナに突っ込みを入れていた。ネット上でも、久代アナの“大物にも動じない強さ”を評価する声が。《久代アナはバラエティ的に優秀だな 。あそこまで物怖じしないのはすごい》《久代アナのあしらい方好き。ちゃんと笑いがわかっているwww》またこの久代アナの物怖じしないメンタルは、番組放送開始からアシスタントを務める『さんまのお笑い向上委員会』の出演経験が大きいのではないかとのツイートも。アシスタントでありながら堀内健(49)などと即興コントを組まされ、MCの明石家さんま(64)から痛烈な突っ込みを受けるのが人気コーナーとなっている。《久代アナさすが、向上委員会で鍛えられただけあるな》《久代アナ好き!松ちゃんとの掛け合いは面白いし、松ちゃんもまんざらでないでしょ。相性もあるだろうが絶対良い!》今後も松本との掛け合いに大きな期待が持てそうだ――。
2019年08月19日タレントの伊集院光が、22日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)で、反社会的勢力との闇営業問題で謝罪会見を開いた雨上がり決死隊の宮迫博之と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮について言及した。伊集院は「いつも思うんだけど、芸能ニュースと一般ニュースって差があるべきだと思う」と切り出し、「ワイドショーとニュース番組って、やっぱり違うべきだと思うんだけど、わりと混ざってるじゃん、今」と指摘した。そして、「同業者としての思いみたいな話も主張したい人もいっぱいいるでしょうし、それを知りたい人もいっぱいいるんだと思うんだけど、それはあんまり人の心を打たないっていうか。『ちょっと処分が重すぎるんじゃないか』とか、『宮迫君頑張ってくれ』っていう人は、より感動したりとか、より思いを強くするっていう意味では心を打つかもしれないけど」とし、「そうじゃない人にとって、届かないような気がするのね。だって、『あなたたちは同業者で、お友達で、嫌な言い方をすれば芸能互助会ですよ』って言われちゃえば、それまでじゃないですか」と話した。続けて「じゃなくて、ニュースの部分っていうのは、大事な部分っていうのは、あの大きな会社の社長が『吉本の株主は、ほとんどのテレビ局だから大丈夫だ』って言ったとされている。『静観してればいいんだ。吉本の株主は、在阪在京のほとんどのテレビ局なんだから』って言われた。これは一体、どういう意味なんですかっていう」と語り、「で、テレビ局は自分たちに名誉のためにも『これは一体、どういう意味なんですか?』っていうことを聞かなきゃいけないし」とした。さらに「もう一箇所、さらっと言ってるんだけど、『そもそも後に反社会勢力であることが明確に分かる団体。団体をうかつに信用しちゃった理由というのはもともと、吉本のイベントのスポンサーで、そこに吉本の社員もいてそれで知ってた人たちだったから、安易に仕事を受けてしまった』というくだり。このくだりに関しては、僕はニュースだと思うんです。芸能ニュースじゃないんです。きちんとしておかなきゃいけないところだと思うんです」と持論を述べた。「僕を始め、芸人や芸能界の人間とかが、ワイドショーみたいなもので、『自分の信用している宮迫君が芸能界を辞めないで欲しい』みたいな話はそりゃしますよ。しますけれども、少なくともニュース番組はそこをいかなきゃいけないと思うんですけど」と前置きし、「このことをきちんと、このことのみをグイッていったのは、逆に東野(幸治)君。東野君はそこのみをいってて、それは勇気もあるし偉いなって思ったな」と評していた。
2019年07月22日東野圭吾の小説『仮面山荘殺人事件』がこの秋、初めて舞台化される。とある山荘を舞台に繰り広げられる密室劇。1990年に発表され、その予想を裏切る展開から“初期の名作”と名高い作品だ。【チケット情報はこちら】平野綾、木戸邑弥、辰巳琢郎と注目のキャストが揃う中、脚本・演出を担当するのはこれまでも『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と東野作品の舞台化を手がけてきたキャラメルボックスの成井豊。ほとんどの東野作品を読んではいたものの、今作は「タイトルが恐そうだったから」という理由でつい後回しにしていたのだとか。そして初めて読んだのが2年ほど前。「もう、大感動して。“これを舞台でやりたい!”と思ってしまったんですよ。山荘に閉じ込められた人々の間で起こる殺人事件なので、舞台にもしやすい。これは面白いのではないか、と。ただ問題は、私の場合はそういう“舞台にしやすい”ものをむしろやらない人間だということ(笑)」この作品を自ら舞台化しても、自分らしさは出ない。それでもやりたい!と思ったのは、この作品の中からとある“思い”を感じたから。「これはネタバレになっちゃうんで詳しくは言えないんですけど、最後真相がわかった時のヒロインの思い、ですよね。そもそもトリックの凄さだけでは終わらない、人間ドラマの深さが東野作品の魅力。今作もそこに感動したんです」山荘に集まる人物のひとり、雪絵を演じるのは元乃木坂46の伊藤万理華。グループ卒業後、初の舞台出演となる。「ソロになってからも舞台はやりたいし、いつかやるんだろうなというのはずっと思ってました。でも乃木坂時代に出ていた舞台は、周りに頼れる人……メンバーという仲間がいた中でやってきたもの。今度はひとりで戦うというのが、今すごく恐怖で。でもこの作品に呼ばれたということは、何か意味があるんだろうなと思ってるんです」そんな不安をポツリと吐露した伊藤に、成井が優しく語りかける。「大丈夫、“ひとりで戦わなくちゃ”って思うのは初日だけ。稽古場に行ったら色んな人が寄ってきて仲良くなれるし、そもそも今回は出演者みんなが舞台上にいる時間が多いから、ひとりで戦ってる場合じゃない(笑)。チームとして強くならないと、演劇は面白くないから!」。その言葉を聞いて、ホッとしたように笑う伊藤。「舞台の稽古をしている間は、いつもの自分よりテンションもモチベーションも一段上がっている気がする。その状態が好き」と舞台愛を語る伊藤に、成井も笑顔を見せる。出演者たちがチーム一丸となり、客席が“騙される”快楽。ぜひ劇場で体感して欲しい。舞台『仮面山荘殺人事件』は9月28日(土)から10月6日(日)まで東京・サンシャイン劇場、10月11日(金)から13日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、10月19日(土)に新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で上演。
2019年07月11日