7月5日にデビュー50周年を迎えた松任谷由実が、最新アルバム『深海の街』を引っ提げた全国ツアー『松任谷由実 コンサートツアー 深海の街』を7月8日・9日神戸国際会館こくさいホールにて行い、全63公演を完走した。2020年12月1日にリリースされた最新アルバム『深海の街』は、“世界史に残るコロナ禍だからこそ、シンガーソングライターとしてこの時代に作品として刻みたい”そんな想いから制作されたアルバム。今ツアーは当初の予定を延期し、アルバム発売の約10カ月後、2021年9月30日、10月1日神奈川・よこすか芸術劇場よりスタートし、そこから約10カ月間にわたり総動員数約15万7千人を動員した。タイトル曲「深海の街」、ドラマ主題歌「知らないどうし」など最新アルバムからのナンバーを中心に、代表曲「ひこうき雲」「カンナ8号線」「Hello, my friend」「ANNIVERSARY」等を披露。中盤のMCでは「昨年の9月からスタートしたこのツアーなんですけれど、最初は祈るような気持ちでステージに立っていました。でも、奇跡的に最後まで走りきれそうです。そして今日がゴール。誰に感謝したらいいのかわかりませんが、待っていてくれた人たちが背中を押してくれたから、奇跡も起こせたんだと思います。本当にありがとう。」と語った。アンコールでは、神戸公演にちなんで神戸タワーを題材にした「タワー・サイド・メモリー」「卒業写真」等を披露し、約2時間15分、全24曲を披露しその幕を閉じた。<公演情報>『松任谷由実 コンサートツアー 深海の街』2022年7月9日(土) 神戸国際会館こくさいホール【セットリスト】01. 翳りゆく部屋02. グレイス・スリックの肖像03. 192004. ノートルダム05. 深海の街06. カンナ8号線07. ずっとそばに08. What to do? waa woo09. 知らないどうし10. あなたと 私と11. REBORN ~太陽よ止まって12. 散りてなお13. 雨の街を14. ひこうき雲15. NIKE ~The goddess of victory16. LATE SUMMER LAKE17. Hello, my friend18. ANNIVERSARY19. 水の影■アンコール120. 青い船で21. 空と海の輝きに向けて■アンコール222. 二人のパイレーツ■アンコール323. タワー・サイド・メモリー■アンコール424. 卒業写真<イベント情報>『松任谷由実展』(仮称)2022年12月8日(木) ~2023年2月26日(日) ※会期中無休会場:東京シティビュー※開館時間、入館料は現状未定です。問い合わせ:03-6406-6652(東京シティビュー 受付時間 10:00~20:00)東京シティビューHP:関連リンクYUMING 50th ANNIVERSARY SPECIAL SITE松任谷由実 Twitter松任谷由実 Twitter(STAFF)松任谷由実 Facebook松任谷由実 Instagram MUSIC JAPAN 松任谷由実
2022年07月10日松任谷由実のデビュー50周年を記念した展覧会『松任谷由実展』(仮称)が、2022年12月8日(木) から2023年2月26日(日) まで東京シティビューにて開催されることが発表された。1972年7月5日に「返事はいらない」でデビューしたユーミン。本展覧会では、デビュー前から現在までの秘蔵写真やステージ衣装、直筆の原稿などを展示し、1970年代から現在に至るまで、常に音楽シーンの最前線で新たな扉を開いてきたユーミンの“これまで”と“今”、そして“明日”をお届け。時代をつくってきたユーミンのシンガーソングライターとしての輝かしい時間を、海抜250mの東京シティビューからの風景とともに観覧できる特別な機会となっている。<イベント情報>『松任谷由実展』(仮称)2022年12月8日(木) ~2023年2月26日(日) ※会期中無休会場:東京シティビュー※開館時間、入館料は現状未定です。問い合わせ:03-6406-6652(東京シティビュー 受付時間 10:00~20:00)東京シティビューHP:
2022年07月05日「今回のコンサートで聖子さんやスタッフが利用したケータリングには、豚骨ラーメンや季節の和菓子が用意されていました。これらは聖子さん自身のリクエストで、沙也加さんが大好きだったものを選んだそうです」(制作関係者)愛娘・神田沙也加さん(享年35)の急逝から半年、全国ツアーに臨んでいる松田聖子(60)。6月11日にさいたまスーパーアリーナで開催されたツアー初日に聖子は、沙也加さんと“共演”を果たした。公演の中盤、聖子は沙也加さんのデビュー曲『ever since』を歌唱し、このように語った。「娘は天国に旅立ちましたが、私の心にずっと生き続けています。きっと今日も一緒に『ever since』を歌ってくれたと思います」再出発した聖子の様子について、公演に訪れたファンは明かす。「沙也加さんについて口にする際は、涙がこらえきれない場面もありましたが、聖子ちゃんは全25曲を完璧に歌い切りました」1万8千人の観客の前で、アイドルの矜持をみせた聖子。そんな彼女を支える人々がいた。聖子のデビュー当時からの付き合いだという歌手の小柳ルミ子(69)は、12日に自身のInstagramを更新し、《昨日、可愛い可愛い愛する妹、聖子ちゃんに会いに行って来ました》と、松田聖子のコンサートに駆けつけたことを明かして、さらにこうつづった。《ステージ終了後、痩せた聖子ちゃんをぎゅーっと抱きしめて来ました》聖子のもとには“戦友”からのエールも届いていたという。「会場には日本テレビや、ユニバーサルミュージックなどからスタンド花が贈られていました。その並びに個人として唯一、松任谷由実さんから贈られた花が飾られていたのです。この花を目にしたファンは、『ユーミンありがとう』と感謝を述べていました」(イベント関係者)聖子と松任谷由実(68)の交流は長い。ユーミンが初めて聖子に曲を提供したのは、’82年の大ヒット曲『赤いスイートピー』だった。「聖子さんの女性ファンが増えるきっかけとなった『赤いスイートピー』は、作詞家の松本隆さんが、ユーミンさんに『ライバルに曲を書いてみない?』と声を掛けたことがきっかけで生まれました。松任谷さんは作曲者名を、ペンネームである“呉田軽穂”にすることを条件に了承したそうです」(音楽関係者)■ユーミンの作曲で大ヒットを連発’20年12月に放送された『松田聖子スペシャルロング・バージョン風に向かって歌い続けた40年』(NHK)で『赤いスイートピー』を手掛けた理由をユーミンはこう明かしている。「アイドルが嫌いだったんですよ、私。アイドルの世界は強大で『仮想敵国』みたいに思わないとやっていけなかった。変な気概があったところに(作曲依頼が)舞い込んだ。挑戦的なところがありました」その後も『渚のバルコニー』『秘密の花園』『瞳はダイアモンド』などでユーミンと聖子はタッグを組み、ヒットを連発してきた。しかし’84年の『時間の国のアリス』を最後にユーミンは30年以上もの間、聖子の曲を作ることはなかったーー。「あれほどの名曲を生み出してきた2人だけに、長い空白期間があったことで聖子さんと松任谷さんの間には、確執があるのではないかと報じられたことがあります」(前出・音楽関係者)この軋轢について、長年聖子を撮影してきたカメラマンのYAHIMONときはる氏は語る。「’80年代のユーミンは多忙もあってか、ラジオなどでキツい発言が目立っていた時期がありました。そんななか聖子さんが、雑誌でユーミンのライブを初めて見たときの衝撃を『私はいったい何なんだろうと思い、アイドルをやめようかと思った』と語った記事を、ユーミンが目にし、『やめたらよかったのに』とキッパリ。以来、不仲が噂されるようになりました」聖子のデビュー35周年にあたる’15年にユーミンは、新曲『永遠のもっと果てまで』を聖子に提供。31年ぶりに2人が組んだことで話題となった。音楽評論家で尚美学園大学副学長の富澤一誠さんは、この背景を推察する。「単に、ユーミンのもとに楽曲提供のオファーがなかっただけではないでしょうか。プロデューサーの意向で別の人に依頼する時期が続いたということで、けんか別れなどではないと私は思います。盛り上がるタイミングでタッグを再開する運びになったということでは」前出の『松田聖子スペシャル~』で、31年の空白を経て“和解”したユーミンは聖子について、「一緒の時間を共有できて本当に光栄だと思っています」と、語っていた。そんな彼女が今回の公演で聖子に贈った友情の花には、ある思いが込められていたという。「大きな花束の中には白い八重咲きのユリがありました。これは沙也加さんが大好きだった花なんです。沙也加さんは’05年ごろ、芸名をユリの英語名“Lily”としてモデル活動していたことも。いかなるときでもステージに立ち続ける重圧は、ユーミンも痛いほど理解しています。それだけにユーミンは、気丈にふるまう聖子さんに“沙也加さんもそばにいる”とさりげなく伝えたかったのではないでしょうか」(前出・YAHIMONときはる氏)11日のコンサートでは、ユーミン作曲の『赤いスイートピー』や『渚のバルコニー』を熱唱していた聖子。ユリの花言葉と同様に純粋な沙也加さんと“戦友”に見守られ、ステージに立つ彼女は決して独りではなかったーー。
2022年06月21日『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』の6月17日放送回に、ユーミンが“今一番会いたい”ゲストとして今年ソロデビュー20周年を迎えたYUKIが登場することが発表になった。収録は「お互い“さん”付けはなしにしよう」と“ユーミン”呼びを促すユーミンに、YUKIが「外タレみたいに楽屋がムーディーだった」と初対面の時の想い出を明かすなど、和気あいあいとした雰囲気でスタートした。ユーミン曰く「アルバムごとにサウンドが良い意味で変わっていて“制作好き”の印象」のYUKI。「歌の実験というか、やったことのないことをやってみたくなる」と話し、ユーミンに「YUKIはセンスがいい」と言われると感激した様子を見せた。さらにユーミンのアルバム『深海の街』に希望を感じたというYUKIは、ユーミンの楽曲制作への姿勢に「ミュージシャンとして間違ってない、と勇気をもらった」と両手を挙げて喜んだ。また、YUKIが「絶対ユーミンに聞こうと思ってた」という“ドラマー”の話になると「ドラムがアンサンブルを決める」と語る2人。自身のサウンドを作り上げるミュージシャンについて、「最初は自分でライブを観に行ったり、好きなバンドのドラムの方にお願いしたり、ひとりひとりお声がけしていった」とYUKIが明かすと、ユーミンは「自分で自分のサウンドを手に入れていくって凄いね」と感心していた。番組では、今年ソロ活動20周年のYUKIが「1人になってから2、3年はずっと試行錯誤だった」というソロデビュー当時の葛藤や“こう見えたい”と頑なだったところから、ユーミンが絶賛する3枚目のアルバム『joy』にたどり着くまでの過程も明かされた。YUKIが「ここまで来れたのは、聴いてくださる方や周りのスタッフのおかげ。その感謝の気持ちを1年かけて歌やコンサートで伝えていきたい」と改めて20周年への想いを語ると、ユーミンも50周年を迎えたからこそ感じる「成長と劣化」、スタッフ・チームへの想いを明かす。楽曲制作についての話はもちろん、お互いの音楽に出会ったきっかけ、ユーミンによるYUKIの発声の分析、YUKIによるユーミンのイメージの解説などの音楽談義が繰り広げられ、20周年を記念したEPの話ではユーミンの言葉にYUKIが涙する場面も。50周年のユーミンと20周年のYUKIが語り尽くす『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』は6月17日22時から放送される。<番組情報>ニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』2022年6月17日(金) 22:00~24:00パーソナリティ:松任谷由実ゲスト:YUKI番組メールアドレス:yuming@allnightnippon.com(mailto:yuming@allnightnippon.com)番組twitter:番組HP:のタイムフリー機能はこちら:
2022年06月04日今年7月にデビュー50周年を迎える松任谷由実が、2月7日に新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウムで『SURF & SNOW in naeba vol.42』の初日公演を開催した。昨年9月より最新アルバム『深海の街』を引っ提げ、全63公演におよぶ全国ツアー『松任谷由実コンサートツアー 2021-2022 深海の街』をスタートさせたユーミン。『SURF&SNOW in Naeba』は1981年よりスタートした冬恒例のリゾートライブで、昨年は緊急事態宣言発令に伴い開催期間を延期したため3月29日から4月12日の開催となったが、今年は通常の時期である2月7日から2月21日までの期間で全8公演が予定されている。撮影:田中聖太郎撮影:田中聖太郎42回目となる今年のテーマは「Marathon man,keep running&never stop!!」。ユーミン冬の定番曲「BLIZZARD」はもちろん、テーマに合わせ選曲された苗場ならではの通好みなナンバーまで、アンコール含め約2時間で全22曲が披露された。撮影:田中聖太郎このような精力的なライブ活動と楽曲制作の2軸でアーティスト活動を続けてきたユーミンだが、同時に続けてきたのがラジオでの活動である。1972年のデビューから数えきれない程多くの楽曲を生み出してきたユーミンは、いつの時代もその楽曲や作品に込めた思いを一番最初に直接リスナーに届ける場所としてラジオで語りかけてきた。そんなラジオを発信基地にしてきたユーミンが、50周年を迎えるこの機に民放ラジオ99局“スピーカーでラジオを聴こうキャンペーン”のアンバサダーに就任。「WE LOVE RADIO 松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」と題し、世代を超えた多くのリスナーが“同じ時間、同じ音空間に包まれる”豊かなラジオ体験を提供することで、ラジオをスピーカーで楽しむライフスタイルを提案し、様々な企画を実施していく。ユーミンはラジオについて「ラジオは、すぐ近くにいる友達のようなもの。私はラジオが大好きです。スピーカーで聴けば、生活の音や空気感が一緒に入ってくるし、同じ空間にいるみんなと情報をシェアできるのも楽しいと思います。」とコメント。併せてキャンペーンのキービジュアルとメッセージムービーが公開された。さらに、50周年を記念して日本全国のラジオリスナーと一緒に作るリクエスト・ベストアルバム企画が決定。今春に民放ラジオ99局によるユーミンリクエスト企画を展開し、楽曲のリクエストとその曲に纏わるエピソードを募集。その中から50周年にちなんで50曲を選び構成するという企画となっている。アルバムのリリースは今秋を予定しており、リクエスト募集の詳細は後日特設サイト等で発表予定だ。民放ラジオ99局“スピーカーでラジオを聴こう”キャンペーン 松任谷由実インタビュー■松任谷由実 デビュー50周年記念特設サイト:<キャンペーン情報>民放ラジオ99局“スピーカーでラジオを聴こう”キャンペーン『WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY ~日本中、ユーミンに包まれたなら~』実施期間:2月8日(火) ~2022年秋頃『WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY ~日本中、ユーミンに包まれたなら~』キービジュアル特設サイト:<ライブ情報>松任谷由実『SURF & SNOW in naeba vol.42』会場:新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウム日程:2月7日(月)・8日(火)・11日(金・祝)・12日(土)・15日(火)・16日(水)・19日(土)・21日(月)(全8公演)開場 20:30 / 開演 21:00詳細はこちら:<リリース情報>松任谷由実 ニューアルバム『深海の街』Now On Sale配信リンク:<番組情報>TOKYO FM『Yuming Chord』毎週金曜日 11:00~11:30ニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』毎月第3、もしくは第4金曜日22:00~24:00『Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実はじめました』毎週金曜日 11:00更新関連リンク松任谷由実 HP:松任谷由実 Twitter:松任谷由実 Facebook:松任谷由実 Instagram:松任谷由実 UNIVERSAL MUSIC JAPAN HP:
2022年02月08日歌手・浜崎あゆみの「SEASONS」が、23日からauスマートパスプレミアム会員向けに無料ダウンロードプレゼントをスタートした。ダウンロード期限は5月23日23時59分まで。浜崎のデビュー記念日となる今月8日、18年ぶりにバラードベストアルバム『A BALLADS 2』がリリース。2003年にリリースされた『A BALLADS』の続編となり、「No way to say」など2003年から2020年までに発表された全30曲のバラードと、松任谷由実の「春よ、来い」のカバーを新たに収録したほか、DVDでは貴重なライブ映像なども収めた。今回無料プレゼントされる「SEASONS」は、2000年の月9ドラマ『天気予報の恋人』(フジテレビ系)の主題歌。自身3作目のミリオンヒットを記録し、数々の賞を獲得した。
2021年04月25日チューバ奏者の、ダイキチ(@kichitubaman)さんが体験した、奇跡のような実話をご紹介します。ダイキチさんが内容をTwitterへ投稿すると、「素敵」「涙が出てきた」といった声が寄せられました。チューバ奏者の男性とおばあさんの実話ある日、河原でチューバの練習をしていたダイキチさん。すると、おばあさんが近付いてきて、こう話しかけられます。「去年も、この辺りで練習をされてましたか?」※写真はイメージ前年も河原で練習をしていたダイキチさんは、ほかに近くでチューバを吹く人はいなかったので、「おそらく自分です」と答えます。すると、おばあさんは思い立ったように、メモに何かを書き出し、ダイキチさんに渡しました。実際のメモがこちら。『河原にてチューバ練習する男の子チューバに空と雲を映して』2020年1月NHK短歌大会の特選二席になるそこには、ダイキチさんがチューバを吹く姿を見て詠んだ、おばあさんの『短歌』が。そして、おばあさんは嬉しそうに「去年、ここで吹いていた君のことを詠んだ短歌が、NHKの大会で特選に選ばれたんよ」というのです!きっと、青空の下でチューバを吹くダイキチさんの姿に心奪われ、歌を詠んだのでしょう。ダイキチさんが『第21回 NHK全国短歌大会』のウェブサイトで調べてみると、本当に特選作品に選ばれていたとのこと!河原で個人練習してたら、おばあちゃんに声かけられて何かと思ったら去年もここで吹いてた君のことを詠んだ短歌がNHK大会で特選に選ばれたんよと嬉しそうに教えてくださいました、、、ありがとうございます、、こうして一人でも多くの人の心に何かを与えられる存在であり続けたいです。 pic.twitter.com/6BZr67js9V — ダイキチ@チューバ (@kichitubaman) April 11, 2021 まさか、自分の姿を詠った短歌が賞をもらい、その後おばあさんと遭遇するとは、ダイキチさんは夢にも思わなかったことでしょう。ダイキチさんの音楽から始まった、感動の連鎖。不思議な出来事に、ネット上ではこのような声が上がっています。【ネットの声】・出先で泣きそうになりました。まさに奇跡みたいな体験ですね!・おばあさんの詠んだ歌も素敵。さわやかな風と青空、そしてチューバの音色。全てが目に浮かびますね!・美しい話をありがとう。心が洗われた気がします。ちなみにこの後、ダイキチさんはおばあさんが音楽好きだと知り、松任谷由実さんの楽曲『春よ、来い』をチューバで演奏してあげたそうです。偶然が重なって起こった、感動の連鎖に心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月13日松任谷由実が4月10日21時からの『SURF&SNOW in Naeba』のライブ生配信に先駆け、本公演のダイジェスト映像を4月11日21時までの期間限定で公開した。3月29日より新潟県・苗場プリンスホテル ブリザーディウムにて行われている松任谷由実恒例のリゾートライブ『SURF&SNOW in Naeba』は、今年会場収容人数1,400人に対して50%以下の600人で実施しているためチケットが入手困難となっていた。しかし"より多くの人にこのエンターテイメントを届けたい"という松任谷の想いから、チケットぴあ、イープラス、U-NEXTにてライブが生配信されることが決定している。公開されたダイジェスト映像は、昨年12月にリリースされたニューアルバムのタイトル曲「深海の街」、今回の公演のテーマ『woman in the moon』を象徴すべく宇宙服で歌う「SAVE OUR SHIP」、3月公開の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でカバーが使用され話題の「VOYAGER~日付のない墓標」など、苗場公演ならではの雰囲気と演出の一部が垣間見れるものとなっている。松任谷由実「YUMING SURF & SNOW in naeba vol.41」なおライブスタート直前のスペシャル映像として、配信当日4月10日20時30分より大学生のアイデアから始まった苗場公演のヒストリー、そして今の学生スタッフたちとの取り組み、更にはステージが出来るまでのメイキングやリハーサルシーンなどをユーミンのコメントと共にお送りするコンテンツも配信される。<ライブ情報>松任谷由実『SURF&SNOW in Naeba vol.41』※終了分は割愛公演日:2021年10日(土)、12日(月)時間:開場20:30 / 開演21:00会場:苗場プリンスホテル ブリザーディウム<生配信>配信日:4月10日(土)20:00 スタート20:30 直前スペシャル映像21:00 ライブ生配信スタート見逃し配信:ライブ終了後準備完了次第~4月11日(日) 23:59【配信チケット販売中】料金:4,000円(税込)販売期間:4月11日(日) 21:00まで配信チケット購入サイト●チケットぴあ●イープラス●U-NEXT※各配信メディアによって異なる手数料がかかります。※どのメディアからご覧いただいても、配信ライブの内容はすべて同じです。『SURF&SNOW in Naeba vol.41』特設サイト:■ニューアルバム「深海の街」配信中関連リンク松任谷由実 HP:松任谷由実 Twitter:松任谷由実 Facebook:松任谷由実 Instagram:松任谷由実 UNIVERSAL MUSIC JAPAN HP:
2021年04月08日松任谷由実、恒例のリゾートライブ「SURF&SNOW in Naeba」が、新潟県・苗場プリンスホテル ブリザーディウムにて、3月29日よりスタートした。本公演は当初、2月8日からの開催を予定していたが、緊急事態宣言発令に伴い、開催を延期。日程を変更し、3月29日より4月12日(月)まで全8公演を開催する。スキーの後にライブを楽しむという冬恒例のこのリゾートライブは、1981年のvol.1から今年で41年目となる。今回のテーマは『woman in the moon』。会場中央には巨大な宇宙船を彷彿するステージが設置され、観客全員にミラーの加工を施したフェイスシールドが配布され、オーディエンス含め会場全体がまるでスターウォーズの世界の様な空間の中、宇宙服に身を包んだバンドメンバー、そしてユーミンが登場。ユーミンは宇宙服のヘルメットを取ると、“今年もこの苗場のステージに帰ってきた”と示すように、高々と手を上げた。オープニングは、1990年リリースの日本初のダブルミリオンを記録したアルバム『天国のドア』の収録曲「SAVE OUR SHIP」 よりスタート。この楽曲は同年、日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛氏のドキュメンタリー特番「TBS宇宙プロジェクト『日本人初!宇宙へ』」のテーマ曲に起用された楽曲。幻想的な照明演出の中、オープニング曲を歌い終えると、その宇宙服から一転、パーサーの様なブルーのスーツスタイルに早変わり。「こんな状況の中、みんな来てくれてありがとう。この1年長い長い道のりでした。こんな時だからこそ、いつものようでいつもとは違うステージをお見せしたいと思います」という挨拶に続いて、昨年12月にリリースされた最新アルバム『深海の街』より、タイトル曲「深海の街」を披露。最新アルバム『深海の街』は、“世界史に残るようなこの未曾有の年にこそ、改めてシンガーソングライターとしての思いを、アルバムとして記すべき“という強い想いから制作された作品。そのニューアルバムの核となる楽曲、「1920」、「ノートルダム」もこの公演でライブ初披露となった。MCでは「何はともあれ苗場ができてよかった。誰に感謝していいのかわかりません。本当に本当に来てくれてありがとう!」とコンサートが開催出来た事への感謝の意を伝えた。中盤に恒例のリクエストコーナーを挟み、後半では、銀世界をイメージさせる白一色のショートパンツスタイルに衣装を替え、1964年の東京オリンピックの頃を思い浮かべ作られた1979年リリースのアルバム『OLIVE』収録曲「未来は霧の中に」 を披露。「あの頃、もう一度オリンピックが東京にやってくるなんて、私には想像ができませんでした。そして、こんなことになるなんて、間違いなく誰もが想像できなかったと思います」と語った。また、終盤では、今回のテーマ『woman in the moon』を象徴する楽曲のひとつである、小松左京原作の映画『さよならジュピター』の主題歌として書き下ろされた1984年リリースのシングル「VOYAGER~日付のない墓標」を披露。本公演は、リクエストコーナー含め全21曲、感染予防を考慮しアンコールは行なわず、約2時間のステージが行われた。また、通常行っている感染対策以外に、前述の来場者全員へフェイスシールドの配布、入場ゲートにはエアシャワーの設置、更には会場内に紫外線空気除菌装置を8台設置し、安全対策に努めている。動員数は、会場収容人数1,400人に対して、50%以下の600人で対応。8日間で約4,800人とプレミアなライブとなっている。通算公演回数は1981年のvol.1より、4月7日(水)の公演で300回を迎える。また、今回、来場出来ない観客の為に、4月10日(土)には、ライブ生配信が決定。これまでも独自の方法でライブ配信を行っていたが、今回はより多くの人に楽しんでもらえるよう、チケットぴあ、イープラス、U-NEXTにて生配信を行う。<ライブ情報>松任谷由実『SURF&SNOW in Naeba vol.41』公演日:2021年3月29日(月)、30日(火)、4月3日(土)、4日(日)、6日(火)、7日(水)、10日(土)、12日(月)時間:開場20:30 / 開演21:00会場:苗場プリンスホテル ブリザーディウム●4月10日(土)生配信決定20:00 スタート20:30 直前スペシャル映像21:00 ライブ生配信スタート見逃し配信:ライブ終了後準備完了次第~4月11日(日)23:59【配信チケット販売中】料金:4,000円(税込)販売期間:4月11日(日) 21:00まで配信チケット購入サイト●チケットぴあ●イープラス●U-NEXT※各配信メディアによって異なる手数料がかかります。※どのメディアからご覧いただいても、配信ライブの内容はすべて同じです。『SURF&SNOW in Naeba vol.41』特設サイト:関連リンク松任谷由実 HP:松任谷由実 Twitter:松任谷由実 Facebook:松任谷由実 Instagram:松任谷由実 UNIVERSAL MUSIC JAPAN HP:
2021年03月30日出川哲朗、爆笑問題・田中裕二、ナインティナイン・岡村隆史によるユニット・スモール3と松任谷由実による"スモール3 with 松任谷由実"が、バラエティ特番『出川・爆問田中・岡村のスモール3』のテーマソング「きみのためにSuperman」を本日3月27日に配信リリースした。同曲は2020年に新潟・苗場で行われた松任谷由実のライブ『SURF&SNOW in Naeba Vol.40』にスモール3がサプライズ出演し、「番組のテーマソングを作ってくれませんか?」と直訴したところユーミンがそれを快諾し制作された。コロナ禍に苦しむ日本中へ”愛と勇気を届けるスーパーマン“というテーマで、作曲を松任谷由実、作詞は松任谷由実とスモール3、アレンジとプロデュースを松任谷正隆が手掛けている。昨年11月には同番組にユーミンと松任谷正隆が出演しスモール3とのレコーディングの模様を放送。12月のフジテレビ『2020 FNS歌謡祭』でテレビ初歌唱され、そして大晦日のNHK『第71回NHK紅白歌合戦』でユーミンの歌唱ステージにスモール3がサプライズ出演した際にも披露された「きみのためにSuperman」は、子供からお年寄りまで全国に愛と勇気を届けるメッセージソングに仕上がっている。合わせて公開された同曲のMVは、ユーミンはコンドルに、出川はタヌキ、田中はネコ、岡村はサルのキャラクターにそれぞれ変身し飛びまわるアニメーション・ムービーで、子供たちの笑顔を想像しながら制作された作品となっている。スモール3 with 松任谷由実「きみのためにSuperman」MV<リリース情報>スモール3 with 松任谷由実「きみのためにSuperman」2021年3月27日(土) 配信リリーススモール3 with 松任谷由実「きみのためにSuperman」ジャケット配信リンク:<番組情報>・毎週金曜日 11:00~11:30TOKYO FM 「Yuming Chord」・毎月第3、もしくは第4金曜日22:00~24:00ニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」・毎週金曜日 11:00更新「Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実はじめました」関連リンク松任谷由実 HP:松任谷由実 Twitter:松任谷由実 Facebook:松任谷由実 Instagram:松任谷由実 UNIVERSAL MUSIC JAPAN HP:
2021年03月27日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代にはやった歌やドラマの話。同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「松田聖子さんは、デビュー曲『裸足の季節』(’80年)が資生堂のCMソングに起用されたときから、その歌唱力の高さが注目されていました。アイドル路線の王道を歩み、“ぶりっ子”の代名詞も生んだ、その注目度と人気の高さは、歌のうまさがあってのことです」そう語るのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(53)。現在のようなデジタル技術もなく、歌番組の生中継では、移動中の新幹線のホームなど、ごまかしのきかない状況で歌わなければならない’80年代アイドルは、歌唱力が高いといわれる。なかでも聖子が圧倒的な存在になったきっかけの1つが、初のバラード曲『赤いスイートピー』(’82年)だ。「『赤いスイートピー』は当時、存在せず、同曲のヒットにより品種改良が進んだといわれているほど、社会にインパクトを与えました」感情を込めて歌う曲だからこそ、聴き手の想像力をかき立てる。「恋する少女の、大人への成長が描かれている曲。聖子さんは’81年に郷ひろみさんとの交際報道(’85年に破局)があったため、聖子さんの恋心を、ファンが曲を通して見守っている印象もありました」カラオケでも人気の曲だが、実際に歌ってみると、その難しさを実感するという。「低音から高音まで、非常に幅広い音域の声を出さなければなりません。とにかく高音に目が行きがちですが、聖子さんは、山口百恵さんのような“低音を聴かせる歌手”でもありました」聖子の新たな魅力を引き出したのは、松本隆(作詞)、呉田軽穂(松任谷由実・作曲)だ。「B面の『制服』もこの2人によるもの。曲をイメージして、卒業式に好きな男子の制服の第二ボタンをもらいたいなど、恋心を友人と打ち明け合い、盛り上がった女子も多いのではないでしょうか」『赤いスイートピー』は聖子自身にとっても、特別な思い入れがある曲なのかもしれない。「沙也加さんがステージに上がったデビュー30周年の記念コンサートでも、親子で共演したCMでも、この曲が採用されました」現在、’80年代当時の高音を出すことは難しいが、年齢を重ねた聖子の声は、別の意味で魅力的だ。「’18年、紅白歌合戦で『風立ちぬ』などを歌ったときはだいぶキーを下げて話題になりましたが、昨年の『瑠璃色の地球 2020』では、厳しいレッスンをしなければとても出ないような高音を披露。昔以上に高いプロ意識を感じます」聖子はまだまだ進化中なのだ。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月20日アニメーション映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』が2021年3月8日(月)に公開。IMAX版に加えて、MX4D、4DXも同時上映される。シリーズ完結を迎える第4作目テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のリメイク作品として、同作の監督である庵野秀明を総監督に制作が進められている『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』。2007年に『序』、2009年に『破』、2012年に『Q』と3作が公開されており、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』はシリーズ完結を迎える第4作目の作品となる。なおこの作品の公開は、2018年7月公開の映画『未来のミライ』上映前にゲリラ的に披露された同作の特報映像によって判明した。総監督の庵野秀明が『Q』の公開後に体調を崩していたこと、またそれに関連して実写映画『シン・ゴジラ』の監督を務めたことなどもあり、『Q』から約8年の間を空けての公開となる最新作。『序』では原作のテレビシリーズに沿って物語が描かれたが、続く『破』では新たなキャラクターが登場、そして『Q』では全く新しいストーリー展開を迎えている。完結編となる本作がどんな結末を迎えるのか、期待が高まる。テーマソングは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズすべてに楽曲提供をしてきた宇多田ヒカルの新曲「One Last Kiss」。また劇中には、松任谷由実の名曲「VOYAGER〜日付のない墓標」のカバー楽曲が起用されている。【作品情報】映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』公開:西暦2021年3月8日(月)上映時間:2時間35分企画・原作:庵野秀明総監督:庵野秀明監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏脚本:庵野秀明<『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ4D版&通常版 上映概要>総監督:庵野秀明公開劇場:全国373館(4D版:82館含む)■上映期間・12月4日(金)〜『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 4D版』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』・12月11日(金)〜『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 4D版』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』・12月18日(金)〜『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 4D版』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』※12月24日(木)終了予定。<『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』期間限定上映>上映期間:2021年1月8日(金)~1月22日(金)公開劇場:全国5大都市他、映画公式ホームページにて近日発表予定。※上映は『新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX』に収録されたHDマスターを元にしたDCP上映。■『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN (NOT) REDO.』公開期間:2021年1月9日(土)〜22日(金) 期間限定IMAX上映※1月8日(金)からの予定だったが、技術的な面の過失による不備のため上映を一時見合わせた。
2020年12月26日1972年のデビュー以来、常に新しい音楽世界を切り拓いてきた松任谷由実さん。誰もが知っているヒット曲の数々のみならず、コンサートの演出でも常に最先端。そんなユーミンに、新作『深海の街』について語ってもらった。去年作った曲も、どこかコロナ禍を予言していた。ユーミンの最新作『深海の街』を聴けば、ドラマ主題歌やTVCMなどで、既に耳にしている曲が見つかる人も多いはず。シチューのCMソング「雪の道しるべ」、ドラマ『恋する母たち』の主題歌「知らないどうし」、ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』新主題歌「あなたと 私と」など、ジャンルも視聴する年齢層も様々なタイアップ曲が収録されているから。それぞれの役割が求められる楽曲制作にも、ポリシーがある。「ミーティングをして制作スタッフの意見を汲み取って曲を書くほうが、野放しで好きな曲を書けって言われるよりも得意かも。かといってドラマやアニメの内容に寄り添いすぎるのも面白くないので、ちょっとしたギャップがあるくらいがいい。締め切りを守るというのも私の中では絶対。OKが出なかった場合も、意見を尊重して書き直します。そこでユーミンの大御所感は出さないですよ(笑)」朝の情報番組『グッド!モーニング』のテーマ曲「Good! Morning」に関してはコロナ禍を経て、歌詞を書き直した。「最初は、朝にみんなが気持ちよく出社できたらいいなと思って書いたライトな曲だったんです。でもコロナ禍の今、そんな軽い気持ちでは電車に乗れないし。明けない夜はないってよくいうフレーズがあるけど、それはわかってるけど、どうしたらいいの?って。自分も経験した、そんな想いを『Good! Morning』の歌詞に託しました」時代の空気を読む鋭さと、制作におけるフットワークの軽さが、令和の時代にもユーミンのポップ・ソングが求められる秘訣かも。音楽的成長を求める私の本気を感じて。2020年のユーミンだからこそ生まれた珠玉の名曲たちが、アルバム『深海の街』に並んでいる。オープニングを飾る「1920」は、100年前の景色を描きながら、街から人が消えた現代の空気感を見事に表現している。「今年の春に、母が100歳を迎えまして。母が生まれた1920年頃のことをいろいろと調べていたんです。そしたら、その前後にはスペイン風邪の流行や、アントワープオリンピックがあり、2020年との共通項がいくつか見つかった。それを心の手帳にメモしつつ、この曲の作詞をしていたら、打ち込みのサウンドの中から柱時計の音が聞こえてきたりして、頭の中で100年前にタイムスリップしていきました。『散りてなお』など去年作った曲も、どこかコロナ禍を予言していたように感じたりして、自分の中でどんどん辻褄が合っていくような制作だったんです。様変わりしてしまった世界を見ながら、私自身すごく苦しかった時もありました。でも私の場合は音楽を作ることがセラピーであり、一筋の光だったんです」ユーミンは若い世代のアーティストとの交流も日頃から行っているけれど、多くのファンはもちろん、そんな後輩たちにもアルバム『深海の街』を聴いてもらいたいという。「若い世代のアーティストとの交流を通じて、私の方が教わることが多いと感じています。特に仲良しなのはGLIM SPANKY。親御さんたちがロック漬けの世代だからか、日本語のロックもここまで進化したんだと驚かされます。SuchmosもフュージョンやAORにヒップホップもハイブリッドされていて衝撃を受けました。どんなアーティストもその人にしか書けない音楽がそれぞれにあるから、私が音楽と向き合う姿勢を見て何か感じてもらえたら嬉しいんですけど。でも今回のアルバムは、この期に及んでまだ音楽的成長を求める私の本気をぜひ感じてほしいです(笑)」ちなみにアルバム『深海の街』の初回限定盤とクリスマススペシャルBOXには「Documentary of 深海の街」が特典映像として収録されている。ユーミンが楽曲を生み出す自宅での制作風景、ジャケット撮影、インタビューなどをドキュメンタリーとして記録した作品ということで、そちらも楽しみだ。「今作は全編自宅録音。ですが、マンションの一室での打ち込みでしょ、と思うと大間違い(笑)。本格的なスタジオもありますし、プロデューサーとアーティストが同じ屋根の下で暮らしているのは強みですから」家でオリジナルの体操をしたり、朝晩お風呂に入ったりと、健康のために続けていることがあるというアグレッシブなユーミン。いつもアイデアに満ちたその音楽で、エンターテインメントで、松任谷由実が体現してきた数々の奇跡は、唯一無二の輝きを放っている。そして、これからも更新し続ける。まつとうや・ゆみ1972年、荒井由実としてシングル『返事はいらない』でデビュー。以来、「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「真夏の夜の夢」など数々の名曲を生み出しJ‐POPシーンを牽引し続けている。刺繍ケープ¥140,000刺繍ドレス¥552,000コート¥253,000(以上パコ ラバンヌ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)パンプス¥89,000(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン TEL:03・6804・2855)イヤリングはスタイリスト私物39thアルバム『深海の街』【通常盤(CD)】¥3,200【初回限定盤(CD+DVD)】¥4,500【豪華完全限定盤クリスマススペシャルBOX(CD+BD+2LP+Art Book)】¥12,000(ユニバーサルミュージック)※『anan』2020年12月23日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・遠山直樹取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2020年12月17日毎年この季節になると聞こえてくる冬の定番ソングといえば、ユーミンこと松任谷由実さんの「恋人がサンタクロース」。1980年にリリースされたこの曲は、クリスマスは恋人と過ごす日、という新たな価値観を日本人に染み込ませたともいわれている。「常に、今ないものをやりたい、今ないものでヒットを生みたいと思ってきたんです」――エッジの利いた衣装に身を包み、麗しい表情を見せてくれたフォトセッションの後、柔らかな口調でそう語ってくれたユーミン。でも、「今ないもの」を生み出し続けるなんて簡単なことではない。’72年のデビュー当時は、アイドルたちが昭和歌謡を歌い、学生運動の傍らフォークソングを歌う若者がいる時代。そこに登場したユーミン(当時は荒井由実名義)の音楽は「ニューミュージック」と呼ばれた。「当時は自分が作る音楽が、今までにない新しいものだともわからなくて。テレビ番組のオーディションに譜面を持っていくと、2小節ごとに転調する私の曲を局付きの楽団のおじさんたちが演奏できなかったのは覚えています(笑)」「ベルベット・イースター」「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」といった初期の名曲たち。洗練された言葉と美しいメロディで、ユーミンの音楽世界はデビュー当時から既に完成されていた。10代でフランス文化に憧れ、米軍基地の近くで暮らしていたことで様々な海外のカルチャーに触れて育ったことも影響している。「10代の頃は、頭の中にエッフェル塔が立ってる感じ(笑)。オタクなんて言葉はまだなかったけど、オタクだったの。米軍基地の売店でロックのレコードを探して、ライナーノーツを自分で必死に訳したりしてたな」14歳で作曲を始め、17歳でレコード会社と契約。その頃、後にYMOで活動する高橋幸宏や細野晴臣らと出会い、ファースト・アルバム『ひこうき雲』を発売。インターネットのない時代に「じわじわと口コミで」売れていった。「でもレコード会社は『次はもうちょっと売れてもらわないと』みたいな雰囲気で。セカンド・アルバム『MISSLIM』の『海を見ていた午後』にある〈ソーダ水の中を貨物船がとおる〉というフレーズも、『どういう意味?』と難色を示された。だけど2枚目が最初から好調で(笑)。自分らしさを守る戦い、みたいなものをしなくても売れたんですよね」一度は専業主婦に。でも音楽をやめられなかった。’76年にミュージシャンの松任谷正隆と結婚後、一度は専業主婦になろうと考えたが、松任谷由実名義で音楽シーンにカムバックした。’81年に「守ってあげたい」で再ブレイクできたことは、長いキャリアの中でも彼女にとって特に大きな出来事だったという。「結婚して家庭に入ったらユーミンのブームが終わっちゃった。でも1年半くらい経った頃『やっぱり音楽はやめられないな』と。もう一度やるなら売れないとまずいと思い、地道にライブを続けていたら『守ってあげたい』がヒットして。今考えても再ブレイクってすごいエネルギーが必要でした」そこから’90年代にかけてのユーミンの快進撃は、まさに奇跡の連続。「リフレインが叫んでる」「真夏の夜の夢」「Hello, my friend」「春よ、来い」など時代を彩るヒット曲を生み出し、日本のエンタメ界の最先端をゆくライブ・パフォーマンスでも話題を集めた。これまでアルバムの総売り上げは、ソロ歌手史上初の3000万枚を突破。今年の12月に届けられた新作『深海の街』は通算39枚目のオリジナルアルバムとなる。これだけのキャリアがあれば何もコロナ禍の2020年に新作を出さなくてもいいのかもしれない。でもユーミンはそう考えなかった。「去年の時点では次のアルバムは『SURF&SNOW vol.2』みたいなコンセプトで考えていました。でもコロナ禍にリリースするものとしてそれはないな、今年はアルバムは出せないだろうなと。でもこういう時だからこそ大変な思いをしている人に響く音楽があるんじゃないかと。6月末から本気で制作をスタートさせました」まつとうや・ゆみ1972年、荒井由実としてシングル『返事はいらない』でデビュー。以来、「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「真夏の夜の夢」など数々の名曲を生み出しJ‐POPシーンを牽引し続けている。刺繍ケープ¥140,000刺繍ドレス¥552,000コート¥253,000(以上パコ ラバンヌ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)パンプス¥89,000(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン TEL:03・6804・2855)イヤリングはスタイリスト私物39thアルバム『深海の街』【通常盤(CD)】¥3,200【初回限定盤(CD+DVD)】¥4,500【豪華完全限定盤クリスマススペシャルBOX(CD+BD+2LP+Art Book)】¥12,000(ユニバーサルミュージック)※『anan』2020年12月23日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・遠山直樹取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2020年12月16日「スタッフやアーティストの“3密”を避けるため、パフォーマンス会場をNHKホール、局内の大スタジオなど全部で3カ所に分散するそうです。審査員もホールには集めず、出演者による差し入れも原則的には禁止されることになります」(音楽関係者)放送まで約3週間となった大みそかの風物詩『第71回NHK紅白歌合戦』。コロナ禍により無観客での開催となり、いつもとは違う環境を強いられるなか、“心強い援軍”の出演が決定したようだ。「特別企画枠として松任谷由実さん(66)の出演が決定したそうです。今年は例年以上に若者向けの出演者が多い状況ですから、幅広い世代に支持される松任谷さんの出演は紅白にとっても渡りに船でしょう」(前出・音楽関係者)ユーミンの登場で勢いに乗りたいところだが、スタッフを悩ませる問題が生じているという。NHK関係者は言う。「各組で誰が“トリ”を務めるかです。白組は大みそかで活動休止する嵐が最有力とされていましたが、同時間に別場所で配信ライブを行うため恐らくないでしょう。現状、2度目の出場となるMr.Childrenか、ゆずの2組が有力視されています。それよりも紅組がかなり紛糾しているそうなんです……」紅組の調整を困難にしているのが、ほかならぬユーミンだというのだ。「当初はMISIAさん(42)かデビュー40周年の松田聖子さん(58)が有力でしたが、松任谷さんがNHKサイドに『トリで出たい!』と強く要望しているそうです。特別企画枠の出演者がトリを務めることはめったにないため、スタッフも出場には感謝しつつも困惑しているといいます」(前出・NHK関係者)今年で5度目の出場となるユーミン。NHKに“特別待遇”を求めたのは今回が初めてではない。「松任谷さんは歌う前の準備を大切にする人。昨年はテレビ初披露の名曲『ノーサイド』を披露することもあり、各出演者サイドに『楽屋挨拶を控えてください』というお触れがNHKから出されていました」(レコード会社関係者)ユーミンがトリを熱望する裏には“渾身の新作”への強い思いがあるようだ。「松任谷さんは12月1日に新アルバム『深海の街』を発売。1カ月で10本近くテレビ出演するなど、かつてないほど宣伝に力を入れています。インタビューで『最後のアルバムになっても胸が張れる』と語るほどの自信作だけに、最も注目の集まる紅白のトリで披露したい思いがあるそうです。また、今年で100歳を迎えた松任谷さんのお母さんにトリという“最高の晴れ舞台”で歌う姿を見せたいという思いもあるのでしょう」(前出・音楽関係者)激動の1年を締めくくるのはユーミンか、それとも――。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月07日2020年11月27日に放送された、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、シンガーソングライターの松任谷由実さんが出演。番組では、視聴者から寄せられたさまざまな質問に対し、松任谷さんが答える形でトークが展開されました。収入に対する質問をされた、松任谷由実が…?10~20代の視聴者から「どのくらい稼いでいるの?」という質問が寄せられた時のこと。楽曲の提供を含めて、600曲に及ぶ歌を世に送り出してきた松任谷さんの収入がかなりのものであることは、想像に難くありません。共演者たちが色めき立つ中、松任谷さんは「困りましたね」とつぶやき、こう答えました。ポール・マッカートニーの100分の1くらいだろう…と思っています。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用なんと、松任谷さんはポール・マッカートニーを例に挙げて回答!ポール・マッカートニーといえば、ロックバンド『ビートルズ』のメンバーとして、世界的に有名なミュージシャンですよね。松任谷さんの言葉に対し、MCの中居正広さんは「出てくるのがポール・マッカートニーなんですよ」と感嘆の声を上げました。【ネットの声】・例えがユーミンっぽいなぁ。かっこいい。・教養を感じさせる、松任谷さんの上品な受け答えが素敵だった。・異次元すぎる。やっぱり松任谷さんはすごい女性だと思う。松任谷さんの粋な例えによる回答は、多くの人をうならせたようです。圧倒的な歌唱力を持ち、心に刺さるヒットソングを次々と生みだしてきた松任谷さん。曲の素晴らしさはもちろん、本人が持つ明るさやサービス精神旺盛なところも、多くの人に愛される理由かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年12月02日いまや多くの人の日常生活において欠かせない音楽ですが、私たちのもとに届くまでにもさまざまなドラマがあるもの。そこで、名曲の誕生秘話を存分に味わえるドキュメンタリー『音響ハウス Melody-Go-Round』をご紹介します。見どころについて、こちらの方にお話をうかがってきました。写真・北尾渉(佐橋佳幸)ギタリストの佐橋佳幸さん【映画、ときどき私】 vol. 343佐橋さんが出演している本作で舞台となっているのは、昨年で創立45周年を迎え、「CITY-POP」の総本山として近年ふたたび注目を集めているレコーディングスタジオ「音響ハウス」。今回は、日本の音楽史を陰で支え続けてきた音響ハウスとゆかりの深い佐橋さんに、スタジオの魅力や忘れられない思い出などについて語っていただきました。―まずは、初めて音響ハウスに来たときのことを教えてください。佐橋さん高校の先輩に、シンガーソングライターのEPOさんとアレンジャーの清水信之さんがいましたが、僕が音楽業界に入る大きなご縁となったのは、彼らとの出会いでした。あるとき、そのおふたりが音響ハウスでレコーディングしていると聞いて、「見学に行っていいですか?」とお願いして来たのが初めて。僕は組んでいたロックバンドの解散が決まって、音楽活動とバイトを掛け持ちしていた頃でした。1985年にリリースされたEPOさんの「私について」という曲をレコーディングされていたときに、清水先輩からいきなり「ちょっとギター弾いていくか?」と言われたんです。で、そこにあったギターでソロを弾きました。あれがここで初めて演奏した瞬間でしたね。―このスタジオでの経験が、音楽の道で生きて行こうとする気持ちを後押しした部分もありましたか?佐橋さんそれはありましたね。そのあと僕はスタジオミュージシャンをやりつつ、編曲家やプロデューサーとして裏方の仕事も始めるわけですが、35年以上のキャリアのなかで一番多く来ているスタジオは音響ハウス。少し前にもレコーディングで来たばかりですが、やっぱりいいですよね。ここはインディペンデントのスタジオとしては先駆けだったそうで、それがいまだに同じ場所で、稼働し続けているのはすごいことだと思います。あとは、場所が銀座というのもいいですよね!当時、下北沢に住んでいた20代の若者にとっては、銀座に行くというだけでもイベント性が高かったです(笑)。「ここに来ない理由がない」のひと言に尽きる―いままでを振り返って、思い出の場所や忘れられない出来事を教えてください。佐橋さん通常、最後は6stで全部の音をまとめるミックス作業をすることが多いんですけど、その間スタジオ前のロビーで曲が仕上がるのをずっと待っている時間が楽しいんですよ。曲が完成する瞬間は、ワクワクしますからね。当時はテープに録音していたので、いまなら1時間でできることも3~4時間くらいかかってしまうのが普通で、当然スタジオにいる時間が長くなり、ここで1日中過ごすというのが日常茶飯事でした。でも、居心地がいいんですよね。それはみんながここを好きな理由でもあるのかなと。それから、映画のなかで矢野顕子さんがいまはないとんかつ屋さんの話などをしていましたが、ここで食べる出前も思い出深いんですよ。だから、銀座のグルメもここで味わった感じかな。しかも、人のお金で(笑)。―素敵な思い出ですね。ちなみに、ここだからこそ生まれた曲というのも、ありましたか?佐橋さんいろいろありますが、一度、ほかのスタジオで録音した曲が、どうしても思い通りのサウンドにならなくて、ピアノだけここの2stで録り直したということがありました。ほかのパートも、ピアノの演奏も素晴らしかったんですけど、ピアノの音だけがイマイチで……。それでプレイヤーに音響ハウスに来てもらって、ピアノだけ演奏して差し替えました。結果的には、妥協しなくてよかったと思える仕上がりになりましたが、そんなこともありましたね。―そういった設備の豊富さやクオリティの高さも、音響ハウスの魅力のひとつでしょうか?佐橋さんそうですね。ここは、時代の最先端に全部ついてきたところはあると思います。しかも、ここに常設してある機材や楽器は非常によくメンテナンスされているんですよ。最近のスタジオでは楽器どころか、ピアノがないところもありますから。たとえば、星野源ちゃんがいまだにここを使うのは、彼の好きなマリンバがちゃんとあるというのも大きいんですよ。昔から劇伴やCMのセッションも多いので、基本的な楽器が揃っている。とても安定した響きを持った部屋もありますし、僕みたいにみんなで合奏したい人にとっては大勢で音を出せる広いスタジオ環境も魅力。とにかく好きなところや素晴らしいところがいっぱいあるので、「ここに来ない理由がない」というひと言に尽きます。おもしろいインスピレーションが湧いてくる場所―ミュージシャンのみなさんにとっては、インスピレーションを刺激してくれる場所でもあるんですね。佐橋さん過去には、10人のギタリストが弾いているような効果を僕ひとりで出したくて、「広い部屋にもし10人のギタリストがいたら?」というのを想像しながらある実験をしたこともありました。同じパートをひとりで10回演奏するんですが、1回録音するごとにマイクをどんどん離し、10人が1つの部屋で同時に演奏している様子を疑似的に生み出しました。できあがりは、最高でしたし、おもしろかったですね。ここでしかできない実験や無駄な努力に見えるようなことも、本当にいろいろとやりました。でも、みんな本気ですし、おかしなことをしていても、誰も「バカじゃないの?」とは言わないんですよ。だからそういうおもしろいインスピレーションが湧くんだと思います。―最高の環境ですね。では、そのなかでも佐橋さんがお気に入りの場所を教えてください。佐橋さん実は、2stを使うときには、“僕の部屋”みたいにしているスペースがあるんです。本来ドラムのブースなんですが、そのなかにギターのアンプを入れて扉を全開にして弾くと、すごくいい音がするので、そこが僕の好きな場所。今回、映画のなかで作っている新曲「Melody-Go-Round」でも、(葉加瀬)太郎ちゃんのソロのあとにある僕のギターソロはそのスタイルで録りました。ここには数えきれないほど来ていますが、長年通うなかで見つけた方法です。―では、完成した映画をご覧になったときに印象に残っているエピソードはありましたか?佐橋さん自分が出ていないほかの方々の話は、どれも本当におもしろかったです。特に、矢野顕子さんが娘の(坂本)美雨ちゃんが眠たくなったときに、ドラムセット用の毛布をかけて寝かせたというのには爆笑しましたね。あとはプロデューサーの笹路正徳さんが音響ハウスの響きのことを「真面目な音」っておっしゃっていましたけど、まさにその通りだなと。オリジナリティを追求するあまり、変わった響きのスタジオもありますが、ここはどの部屋も本当にナチュラルな響きを持っているので、「ここでやれば間違いない!」という安心感はありますね。それから、大貫妙子さんがテープで録音していた時代の話をされているなかで、「テープを巻き戻す時間がいいのよ」とおっしゃってましたが、確かに僕もあの時間に次はどうしようかなって考えていたことを思い出しました。みんなの思いがそのまま曲に反映されている―アナログならではの良さがあったということですね。佐橋さんそうですね。ただ、いまでは笑い話だけど、当時はスタジオにいたみんなが固まってしまうような出来事もありました。たとえば、現在は有名な録音エンジニアがアシスタントだった頃、撮り直さないといけないところを残して、残さないといけないところを間違えて全部消してしまったんです。いまは間違えても、「Undo」で簡単に戻れますけど、あのときはそれができない時代でしたから。怒鳴られて泣いてましたよ(笑)。とはいえ、やり直せないからこそ味わう緊張感は優秀な人材を育てるためには、必要な部分もあるのかなとも思っています。―それはあるかもしれないですね。では、新曲「Melody-Go-Round」についてもおうかがいしますが、今回こだわった部分を教えてください。佐橋さんこの曲は、井上鑑さんや高橋幸宏さんをはじめ、音響ハウスを好きで使い慣れているメンバーが集まっているので、みなさんにもここのスタジオならではの音作りをしてもらえたと思っています。楽曲としては、80年代っぽいところがありますが、その時代はちょうど僕が音響ハウスデビューした頃なんですよね。撮影中もその当時のことや失敗した思い出話とか、お化けが出た話とか、いろんな話をしながら作ったので、そういうみんなの思いもそのまま曲に反映されていると思います。―現在はコロナ禍で音楽業界も大変だと思いますが、そのなかでお感じになっていることはありますか?佐橋さんエンタメ業界に関するガイドラインは、現場の事情がわかる人の意見を聞いたうえで見直してほしいという気持ちはありますね。すでに潰れてしまったスタジオもありますし、今後もそういうところは増えてきてしまうと思うので。本当に、現場は大変なことになっていますから。そのいっぽうで、みんな時間ができてものづくりに励んでいるところはあるので、いつかこの騒動が終わったとき、新しい良質なものがたくさん生まれている可能性もあるのかなと。僕も、そういう前向きな考えで過ごすようにはしています。ちなみに、これまでは家でギターを弾くことはあまりなかったんですけど、最近は家でも毎日弾くようになりました。もしかしたら、前よりもうまくなったかもしれないです(笑)。先日、Charさんにこの話をしたら、「俺も今までで一番ギター弾いてるかもしれない」と。お互いに「酒を飲むか、ギターを弾くしかないよな」って話になったくらいです。時代にそくしたものづくりを大事にしていきたい―(笑)。いままでとはまた違う音楽との向き合い方をされているんですね。佐橋さんそうかもしれないですね。あと、僕はギタリストの小倉博和さんと「山弦」というギターのデュオもやっていますが、「リモートでやろう」って話になって、もうすぐ15年振りのアルバムが完成しそうです。そんなふうに、おうちでできることもあるんだなというのは感じています。ただ、繰り返しにはなりますが、早くきちんとしたガイドラインの変更は早急にお願いしたいですね。―では、佐橋さんにとって“いい音”を生み出し続ける秘訣を教えてください。佐橋さん時代の変遷とともにツールやメディアも変わるので、音も変わってしまいますが、僕はその都度エンジニアやスタジオの方々と相談しながら自分が表現したいイメージに近づけていくようにはしています。それはたとえるなら、いつも変わらない味を出し続けている老舗の料理屋さんと同じこと。食材も人もいつも同じとは限らないなかで、ただ同じことを繰り返しているだけではなく、変わらない味を出すための努力をしているはずですから。そんなふうに、僕らも時代にそくしたスタイルにアレンジしながらものづくりすることは大事なことだと思いますし、変わっていくことに対応しないといけないなと。僕は「いつも通りやってるから責任取れないよ」みたいな生き方はしたくないですね。座右の銘は「温故知新」ですけど、ただの懐古主義になってしまうのではなく、「2021年なら2021年らしい音」みたいにそのときに合った音をこれからも作っていけたらいいなと思っています。インタビューを終えてみて……。とても気さくで、いろいろな裏話を聞かせてくださった佐橋さん。アーティストのみなさんがいかに音響ハウスを愛しているのか、その理由がよくわかりました。これからもここで誕生する素敵な音楽が、私たちの人生を彩り豊かなものにしてくれる予感でいっぱいです。45年にわたる歴史の重みを感じる!まるで音響ハウスのなかに、一緒にいるかのような気分を味わえる珠玉のドキュメンタリー。一流のアーティストたちがものづくりをする感動的な瞬間はもちろん、普段はなかなか見ることのできないミュージシャンたちの素顔も垣間見ることができるのはうれしいところです。“至福の音”に身を委ねてみては?写真・北尾渉(佐橋佳幸)取材、文・志村昌美ストーリー1974年12月、東京・銀座に設立された音響ハウス。多種多様なスタジオを持つ総合スタジオとして、数々の有名アーティストたちに愛されてきた。本作で、音響ハウスとの出会いや楽曲の誕生秘話について語っているのは、坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)といった錚々たる顔触れ。そんななか、ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子や葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏といった音響ハウスにゆかりのあるミュージシャンによるコラボ新曲「Melody-Go-Round」が誕生しようとしていた。心が躍る予告編はこちら!作品情報『音響ハウス Melody-Go-Round』11月14日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開配給:太秦©2019 株式会社 音響ハウス
2020年11月13日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、観れば納得の3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/11/8(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は29本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。かなりの多さです。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『ホテルローヤル』『水上のフライト』『魔女見習いをさがして』の4本。中規模公開とミニシアター系の作品が25本です。その中から、3本を厳選し、ご紹介します。『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』『シラノ・ド・ベルジュラック』といえば、フランス演劇史上の名作。鼻が巨大で醜い剣客シラノの悲恋物語です。毎年、世界のどこかで演じられていて、例えば日本では、今年の12月に宝塚星組が公演しますし、英国ナショナル・シアターの最新公演も「ライブ・ビューイング」で上映されます。この映画は、作者であるエドモン・ロスタンが、この傑作劇を生み出だすまでの、色恋あり、ドタバタありのロマンチック・コメディです。1897年、瀟洒なベルエポック時代のパリ。売れない劇作家で詩人のエドモンに、名優コンスタン・コクランのための戯曲を書く仕事が舞い込みます。紹介してくれたのは、彼を唯一気にかけてくれていた大女優サラ・ベルナール。が、これから2時間後に脚本を持って行け、という無理難題!200年も前に実在したシラノ・ド・ベルジュラックを主人公にするという付け焼刃なアイデアを、アドリブを加えてプレゼンすると、これが意外にウケて、大成功。なんと、3週間後に舞台にかけることになります。恋愛中の友人へのアドバイスを脚本に入れてしまったり、エドモン自身におきる事件や、次から次へと出てくるバックステージのトラブル、それらがどう解決され、無事初日を迎えられるかが、この映画の楽しいところです。監督・原案・脚本のアレクシス・ミシャリクは、映画『恋におちたシェイクスピア』から想を得たといいます。エドモン・ロスタンが登場する「『シラノ・ド・ベルジュラック』ができるまで」、それをまずは舞台化。2016年の初舞台で大成功させ、この映画につなげました。エンドクレジットには実際のエドモンやコクラン、シラノ役を演じた歴代の役者の写真も紹介されます。『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』この映画、ストップモーション・アニメーションで作られているんです。パペット(人形)を少しずつ動かして撮影し、それを繋ぎ合わせる手法のアニメ。『ウォレスとグルミット』を観たときは、その手作り感の映像にホッコリし、すっかりファンになりましたが、良くも悪くも、これは別物。目をみはる背景の美しさ、ビクトリア朝時代の家具や小道具、衣装など細部へのこだわり。パペットの動きがスムーズで実に表情豊かなこと。最高なのは、そのなんともユーモラスな造形の楽しさと、最新技術も取り入れて表現されたスケールのデカい躍動感、そしてストーリー。ストップモーション・アニメーションのトップランナーと言われている、アメリカのスタジオライカの作品です。19世紀後半のイギリス。有閑貴族で、ちょい自分本位な英国紳士、ライオネル卿の冒険物語です。シャーロック・ホームズにも似たいでたち、好奇心の赴くままに、世界中の謎に挑む探検家。夢は伝説の生物を発見し、探検界の憧れ「貴族クラブ」の会員になることです。ネス湖の怪獣とおぼしき未確認生物を取り逃したあと、アメリカで身長2メートルの「ビッグフット」に出会い、彼を相棒にヒマラヤにある伝説の谷、シャングリラを目指すのですが……。いま注目のライカ作品というだけあって、声優陣も実に豪華。主人公ライオネル卿の声を担当しているのはヒュー・ジャックマン。他に、ザック・ガリフィアナキスやゾーイ・サルダナ。なるほど、ライオネル卿のパペットはヒューをイメージして作られていますし、みな雰囲気が似ています。『インディ・ジョーンズ』シリーズにも似た、おとなも観てワクワクするアニメの傑作です。『音響ハウス Melody-Go-Round』東京は銀座の早朝。和光、三越、そして歌舞伎座の前を、雨の日も風の日も、同じ時刻に通る男性の姿が映し出されます。その人が通う先は、神の宿るレコーディングスタジオ『音響ハウス』。彼は、このスタジオのメンテナンス・エンジニアなのです。40年にわたり様々な機材を調整、修理してきた「マイスター」。直せないものはない、が信条です。きちょうめんな彼のチェックで、音響ハウスの朝がはじまります。スタジオができて昨年で45年。場所がら、CMなどの音楽制作に使われることが多く、その録音に参加したCITY-POPのミュージシャンの間で、評判がひろがっていったそうです。実際に、この映画のために作られた主題歌「Melody-Go-Round」を、さまざまなミュージシャンがパーツを少しずつ演奏しながら収録。それと平行して、松任谷由実、矢野顕子、坂本龍一、佐野元春……。ビートルズが使用したアビーロードスタジオにも匹敵する、いやそれ以上だと、このスタジオを愛するミュージシャンたちの証言がインサートされます。いくつもあるスタジオのうち、坂本龍一が「2スタ」をいかに愛したか、とか……、さまざまな伝説が紹介され、この偉大なレコーディングスタジオの秘密が浮き上がります。企画・監督を務めたのは、レコーディング・エンジニア出身の相原裕美です。首都圏は、11/14(土)から渋谷・ユーロスペースで公開。中部は、12/18(金)からセンチュリーシネマで公開。関西は、11/20(金)からシネ・リーブル梅田で公開。
2020年11月08日松任谷由実が歌うTBS金曜ドラマ『恋する母たち』の主題歌『知らないどうし』のMVが本日11月6日(金)に公開された。12月1日(火)にニューアルバム『深海の街』をリリースする松任谷由実。『知らないどうし』は同アルバムの収録曲で、MVはアルバムのプロデューサーでもある松任谷正隆が初めて監督を務めた作品だ。「人生とは走り続けるもの」をコンセプトに、実業家の玉塚元一氏主演で様々な人生の局面を1人の男がひたすら走り続ける斬新かつ、コミカルなMVに仕上がっている。玉塚氏は松任谷正隆が通っていた慶應大学の後輩で、ユニクロやローソンの社長を歴任、現在もデジタルハーツホールディングスの代表を務める実業家。もちろんMVの出演は初めてだったが、「先輩である正隆さんに頼まれた事と、ユーミンさんには私がユニクロの時にCMに出演頂いたご恩があった事から断れませんでした(笑)。ただ走ればいいからと言われ、まな板の鯉になった気持ちで黙々と走り続けました。小芝居も入れつつ色々な速度で結構長く走ったりもしたので、インターバルトレーニングみたいで結構キツかった。延べ10キロは走ったんじゃないかと思う(笑)」とコメントをしている。楽曲はどこか“真夏の夜の夢”を思い出させるラテン系のトラックに、女性の悲しい性を歌う歌詞が乗る。この情熱的な楽曲に松任谷正隆は「湿った雰囲気にあえてコミカルな要素を加えたかった」という。楽曲とコミカルなアメリカンコミックを思わせるユーモアとの対比や、ブエナビスタソシアルクラブを彷彿とさせる、キューバのクラブをイメージしたリップシンクシーンも見どころだ。ロケ地、衣装、カメラアングル、絵コンテなど、入念な打ち合わせを基に撮影は2日間で敢行。1日目はオールグリーンバックのCG用スタジオで撮影を行い、2台並列で置かれたグリーンバック仕様のランニングマシン上を玉塚氏とエキストラキャストが走った。2日目はリップシンクシーンの撮影で、場所は南米のクラブに見立てた都内のミュージックバー。ラテンステップを踏みながら歌う松任谷由実のオーラや、小道具や証明までこだわった映像をぜひチェックして欲しい。<松任谷正隆コメント>実を言えば、なんでこんなアイデアでPVを作ろうと思ったのか、自分でもわからないのである。なんとなく、だけど女目線の曲だから男目線の映像でも幅が広がっていいんじゃないか、と考えたんじゃないかな。主役は後輩の玉塚(元ユニクロ、ローソン社長)しかいない、と思いついた時、どうやって口説き落とそうか一生懸命考えた。彼がだめならこの企画自体やめようとさえ思った。交渉はなんとかうまく行き、僕は先輩風を吹かせながら撮影をした。ドラァグクイーンの中でもいちばん迫力のあるドリアンが参加してくれたのも嬉しかった。玉塚はいい顔してるなあ。ドリアンも、出演者みんなもね。こうして僕はみんなに大きな借りを作った。支払いは由実さんにしてもらおう。◆松任谷由実『知らないどうし』Music Video【リリース情報】◆松任谷由実『知らないどうし』(TBS金曜ドラマ『恋する母たち』主題歌)好評配信中配信はこちら: ◆松任谷由実 New Album『深海の街』12月1日(火)発売特設サイトはこちら: <収録曲>1.19202.ノートルダム3.離れる日が来るなんて4.雪の道しるべ(ハウス食品 北海道シチューCMソング)※11/16(月)先行配信スタート5.NIKE 〜 The goddess of victory6.What to do ? waa woo7.知らないどうし(TBS金曜ドラマ『恋する母たち』主題歌)※先行配信中8.あなたと 私と(刀剣乱舞-ON LINE-新主題歌)※先行配信中9.散りてなお10.REBORN 〜 太陽よ止まって11.Good! Morning(テレビ朝日『グッド!モーニング』テーマ曲)12.深海の街(テレビ東京系『WBS(ワールドビジネスサテライト)』エンディングテーマ曲)※先行配信中<商品形態>【通常盤:CD】3200円(+tax)【初回限定盤:CD+DVD】4500円(+tax)・特殊ジャケット仕様/三方背ケース収納・DVD収録内容:『Document of 深海の街』/『深海の街」『知らないどうし』Music Video【豪華完全限定盤クリスマススペシャルBOX(CD+Blu-ray+2LP+Art Book)】UNIVERSAL MUSIC STORE 限定商品:12000円(+tax)・アナログレコード大ボックス仕様豪華限定パッケージ・Blu-ray収録内容:『ドキュメントof 深海の街』/『深海の街』『知らないどうし』MUSIC VIDEO(初回限定盤DVDと同様)・豪華アートブック(36P)・クリスマスキャンペーン応募シリアルコード封入全アイテム共通特典:全国コンサートツアーチケット先行応募抽選シリアルコード封入(通常盤は初回生産分のみ封入)。通常盤、初回限定盤、クリスマススペシャルBOXのCD及びLP(2枚組)の収録楽曲は同様。
2020年11月06日12月1日(火)にニューアルバム『深海の街』をリリースする松任谷由実。そのニューアルバムに収録される「知らないどうし」の先行配信が本日よりスタートした。「知らないどうし」は、TBS金曜ドラマ『恋する母たち』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、”大人のオンナの禁断の恋”をテーマに、スタイリッシュで軽快な中にも哀愁漂う、まさに大人のラブソング。配信ジャケットはドラマの原作の漫画『恋する母たち』の主人公”杏”とユーミンのコラボレートによる、ドラマを記念したジャケットとなっている。また、本楽曲が収録される『深海の街』は、自身約4年ぶり通算39枚目となるオリジナルアルバム。シンガーソングライターとして、未曾有のこの2020年に刻むべく楽曲を収録した作品になっているという。本日『深海の街』の特設サイトがオープンし、ニューアルバムの各ショップでの特典の絵柄を発表された。アルバムの情報は特設サイトにて随時公開していくとのこと。そして、毎年冬恒例の苗場でのリゾートコンサート『SURF&SNOW in Naeba Vol.41』の開催が決定した。新潟県・苗場プリンスホテルにて、2021年2月8日(月)から22日(月)まで全8公演を予定。今回は、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえ実施される。詳細は下記のリンクよりチェックを。「知らないどうし」配信リンクニューアルバム『深海の街』特設サイト in Naeba Vol.41日程:2021年2月8日(月) 9日(火) 12日(金) 13日(土) 16日(火) 17日(水) 20日(土) 22日(月)開場20:30 / 開演21:00会場:苗場プリンスホテル ブリザーディウムチケット:税込9,900円 全席指定※6歳未満のお子様はご入場できません。詳細はこちら: リリース情報松任谷由実 New Album『深海の街』2020年12月1日(火)発売〈収録予定曲〉・「深海の街」/ テレビ東京系「WBS(ワールドビジネスサテライト)」エンディングテーマ曲・「あなたと 私と」/ 刀剣乱舞-ON LINE-新主題歌・「知らないどうし」/ TBS金曜ドラマ「恋する母たち」主題歌・「雪の道しるべ」/ ハウス北海道シチューCMソング・「Good! Morning」/ テレビ朝日 「グッド!モーニング」テーマ曲・「散りてなお」/ 映画「みをつくし料理帖」主題歌手嶌葵提供曲セルフカバーほか、全12曲収録【通常盤:CD】 税抜3,200円【初回限定盤:CD+DVD】税抜4,500円・特殊ジャケット仕様 / 三方背ケース収納・DVD収録内容:「ドキュメントof 深海の街」/「深海の街」MUSIC VIDEO【豪華完全限定盤クリスマススペシャルBOX:CD+Blu-ray+2LP+Art Book】UNIVERSAL MUSIC STORE 限定商品:税抜12,000円・アナログレコード大ボックス仕様豪華限定パッケージ・Blu-ray収録内容: 「ドキュメントof 深海の街」/「深海の街」MUSIC VIDEO(初回限定盤DVDと同様)・豪華アートブック(36P)・クリスマスキャンペーン応募シリアルコード封入全アイテム共通特典:全国コンサートツアーチケット先行応募抽選シリアルコード封入(通常盤は初回生産分のみ封入)※通常盤、初回限定盤、クリスマススペシャルBOXのCD及びLP(2枚組)の収録楽曲は同じ公演情報松任谷由実 コンサートツアー 深海の街2021年9月より全国60公演に及ぶ全国ツアーコンサートに日程はこちら関連リンク松任谷由実 公式HP松任谷由実 Twitter松任谷由実 Facebook松任谷由実 Instagram MUSIC JAPAN 松任谷由実
2020年10月23日宮本浩次が11月18日にリリースするカバーアルバム『ROMANCE』の収録内容の詳細が発表され、併せてジャケットビジュアルが公開された。収録曲「木綿のハンカチーフ」が9月16日に先行配信されると”泣ける“、”こんな歌詞だったのかと新鮮な魅力を感じる”などSNS上で話題に。また、先日放送されたNHK『The Covers』宮本浩次ナイト!で披露されたロックアレンジの「ロマンス」も話題を呼び、カバーアルバム『ROMANCE』への期待が高まる中、いよいよその全貌が明らかになった。収録される楽曲は全12曲。オリジナルはすべて女性が歌った楽曲となり、1リスナーだった少年時代に親しんでいた楽曲を中心に、宮本自身が愛してやまない楽曲が揃った。歌の持つ力と楽曲に対する愛情をストレートに伝える宮本の歌と、プロデューサー小林武史氏をはじめトップミュージシャンによる演奏で、それぞれの楽曲が大胆かつ丁寧に表現されているとのこと。ジャケットアートワークは吉田ユニ氏によるもの。黒を基調にした非常に静謐な雰囲気が漂う中、水玉模様を連想させる赤が非常に印象的なアートワークとなっている。アルバムのスペシャルサイトも本日公開されたので、是非チェックを。宮本浩次 カバーアルバム『ROMANCE』スペシャルサイト作品情報宮本浩次 カバーアルバム『ROMANCE』2020年11月18日(水)発売『ROMANCE』ジャケット初回限定盤(CD+CD): 税抜3,500円通常盤(CD): 税抜3,000円【収録楽曲】01. あなた(作詞:小坂明子 / 作曲:小坂明子)02. 異邦人(作詞:久保田早紀 / 作曲:久保田早紀)03. 二人でお酒を(作詞:山上路夫 / 作曲:平尾昌晃)04. 化粧(作詞:中島みゆき / 作曲:中島みゆき)05. ロマンス(作詞:阿久悠 / 作曲:筒美京平)06. 赤いスイートピー(作詞:松本隆 / 作曲:呉田軽穂)07. 木綿のハンカチーフ-ROMANCE mix-(作詞: 松本隆 / 作曲: 筒美京平)08. 喝采(作詞:吉田 旺 / 作曲:中村泰士)09. ジョニィへの伝言(作詞:阿久悠 / 作曲:都倉俊一)10. 白いパラソル(作詞:松本隆 / 作曲:財津和夫)11. 恋人がサンタクロース(作詞:松任谷由実 / 作曲:松任谷由実)12. First Love(作詞:宇多田ヒカル / 作曲:宇多田ヒカル)【初回限定盤ボーナスCD】宮本浩次弾き語りデモ at 作業場【カバーアルバム『ROMANCE』について】宮本がいわゆる緊急事態宣言の期間中に録りためていた、20曲以上の弾き語りデモ音源からセレクトした楽曲を収録。エレファントカシマシとしてデビューするよりもさらに前、歌が大好きな少年宮本浩次が親しんでいた楽曲に独り作業場の中で向き合い、その歌のもつ力に感動と尊敬を覚えながら1日1曲を録音していた宮本。そのデモ音源を携えて小林武史氏のもとを訪れたことから、このカバーアルバムは始まりました。歌のもつ力と楽曲に対する愛情がストレートに伝わる音源であり、宮本浩次という一人の優れたアーティストの非常に貴重な記録となっています。宮本浩次 関連リンク宮本浩次HP : : : :
2020年10月12日二子玉川ライズの2020年クリスマスツリー&イルミネーションが、2020年11月14日(土)より点灯。ツリーは12月25日(金)まで、イルミネーションは2021年3月3日(水)まで楽しめる。クリスマスの原点に立ち返る「THE HOLY FAMILY」がテーマ二子玉川ライズの2020年クリスマスは「THE HOLY FAMILY」がテーマ。家族、友人、恋人など、大切な人と喜びを分かち合う時間であるクリスマスの原点に立ちかえり、街や訪れた人々を主役にするナチュラルで温かな世界観のクリスマスツリー&イルミネーションを展開する。ナチュラルで温かみのあるツリー&イルミネーション二子玉川ライズ全体を照らすイルミネーションと、ガレリアに設置されるクリスマスツリーの総合プロデュースを務めるのは、2018年、2019年に引き続き、コミュニケーションディレクター・アートディレクターの森本千絵。ニコアンド(niko and ...)のキャンペーンや、松任谷由実、Mr.Children、Official髭男dismのアートワーク、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』のポスターデザインなど、幅広いジャンルで活躍する彼女が、訪れる人々の心を優しく灯す独創的なツリー&イルミネーションを制作する。【詳細】二子玉川ライズの2020年クリスマスツリー&イルミネーションクリスマスツリー点灯期間:2020年11月14日(土)~12月25日(金)※点灯式は実施無し。イルミネーション点灯期間:11月14日(土)~2021年3月3日(水)場所:二子玉川ライズ全体(クリスマスツリー設置場所:二子玉川ライズ ガレリア)住所:東京都世田谷区玉川2-21-1TEL:03-3709-9109(代表)
2020年10月03日松任谷由実が、10月スタートのTBS金曜ドラマ『恋する母たち』(毎週金曜よる10時)の書き下ろし主題歌として、新曲「知らないどうし」を10月23日(金)に配信リリースすることを発表した。1972年のデビュー以降、数多くのドラマ主題歌を担当してきたユーミンこと松任谷由実。TBSドラマ主題歌は、荒井由実時代の1975年放送のドラマ『家庭の秘密』主題歌「あの日にかえりたい」から始まり、1993年放送の大ヒットドラマ『誰にも言えない』の主題歌としてミリオンセラーを記録した「真夏の夜の夢」は、今もなお夏の定番ソングとして4半世紀にわたり聴き継がれている。TBSにおいてはこれまで連続ドラマ7作品の主題歌を担当し、今作「知らないどうし」は2005放送のドラマ『夢で逢いましょう』の主題歌「ついてゆくわ」以来の15年振りとなる。金曜ドラマ『恋する母たち』の原作は恋愛マンガのカリスマ・柴門ふみによる同名の人気作品で、脚本は恋愛ドラマの名手・大石静。数々の名作を生み出してきた2人がタッグを組み誕生した極上のラブストーリー。主題歌「知らないどうし」の楽曲フルバージョンは、10月23日(金)午前0時より各主要サイトにて配信がスタートする。松任谷由実コメント久々のTBSドラマ主題歌に、燃えました!!また私の新しい引き出しを開けていただいた気がします。ストーリーやキャスティングを意識しながら、”大人のオンナの禁断の恋”をやるせなく描けたと思います。思い当たるひとも、そんな事に憧れてるひとも、心のカラオケBOXで絶唱してもらえたら嬉しいです。ドラマプロデューサー磯山晶コメント原作の柴門ふみさん×脚本の大石静さんが織りなす大人のラブストーリーの主題歌が「ユーミンなんです!」とやっと発表出来て、この上ない達成感です。ギリギリでバランスを保っていた大人の心を揺さぶる恋愛、というテーマや主題歌のイメージをお伝えし、上がってきた曲を聴いて、レジェンドとお仕事出来たという感動とともに、そのクオリティにひれ伏しました。ドラマと一体化した時の盛り上がりもどうぞお楽しみに!■TBS金曜ドラマ『恋する母たち』(毎週金曜よる10時)番組HPリリース情報松任谷由実「知らないどうし」TBS金曜ドラマ『恋する母たち』主題歌各主要音楽配信サイトにて10月23日(金)配信リリース関連リンク松任谷由実 OFFICIAL HP MUSIC JAPAN 松任谷由実
2020年09月28日10月7日(水)に発売される、ゲームアプリ『刀剣乱舞-ONLINE-』の新主題歌、松任谷由実『あなたと 私と』のコンセプトアルバム『刀剣乱舞-ONLINE- 歌曲集と物語「あなたと 私と」』に収録される“始まりの五振り”による独唱バージョン5曲と、合唱バージョンの視聴動画が本日9月25日公開される。今回のコンセプトアルバムは、『刀剣乱舞-ONLINE-』5周年を記念し、新たな終わりなき旅の“始まり”を象徴する、松任谷由実書き下ろし新主題歌『あなたと 私と』を起点に、“審神者と刀剣男士との“始まり”を表現したい”という思いから制作された。全ての審神者が、初めて出会う刀剣男士の“始まりの五振り”、加州清光、歌仙兼定、陸奥守吉行、山姥切国広、蜂須賀虎徹ら一人ひとりが歌唱した独唱バージョンと、全員による合唱バージョンが存在する。サウンドアレンジも、独唱バージョン5曲と合唱曲がお互いを補完するようなイメージで制作。独唱バージョンでは、それぞれのキャラクターをイメージした楽器を使用し、シンプルにアレンジ。5人の個性を引き出したボーカルを収録した。一方、合唱バージョンでは独唱バージョンの全ての楽器が集まったアレンジとなり、壮大な仕上がりとなっている。松任谷由実オリジナルバージョンから全トラックを通して聴くことによって、刀剣乱舞の世界観とストーリーが、楽曲とショートドラマトラックによって展開。アルバム発売に先立ち、まずは独唱バージョンと合唱バージョンを堪能してほしい。【 『刀剣乱舞-ONLINE- 歌曲集と物語「あなたと 私と」』視聴動画】◆加州清光独唱(加州清光/CV:増田俊樹)◆歌仙兼定独唱(歌仙兼定/CV:石川界人)◆陸奥守吉行独唱(陸奥守吉行/CV:濱健人)◆山姥切国広独唱(山姥切国広/CV:前野智昭)◆蜂須賀虎徹 視聴映像(蜂須賀虎徹/CV:興津和幸)◆始まりの五振り合唱【商品情報】◆刀剣乱舞-ONLINE- 歌曲集と物語『あなたと 私と』10月7日(水)発売特設サイト: 〈収録内容〉1.『あなたと 私と』松任谷由実2.加州清光独唱『あなたと 私と』(加州清光/CV:増田俊樹)3.歌仙兼定独唱『あなたと 私と』(歌仙兼定/CV:石川界人)4.陸奥守吉行独唱『あなたと 私と』(陸奥守吉行/CV:濱健人)5.山姥切国広独唱『あなたと 私と』(山姥切国広/CV:前野智昭)6.蜂須賀虎徹独唱『あなたと 私と』(蜂須賀虎徹/CV:興津和幸)7.始まりの五振り合唱『あなたと 私と』(加州清光/CV:増田俊樹・歌仙兼定/CV:石川界人・陸奥守吉行/CV:濱健人・山姥切国広/CV:前野智昭・蜂須賀虎徹/CV:興津和幸)8.ショートドラマトラック『こころ葉の場所』(加州清光/CV:増田俊樹・歌仙兼定/CV:石川界人・陸奥守吉行/CV:濱健人・山姥切国広/CV:前野智昭・蜂須賀虎徹/CV:興津和幸)全8曲収録【初回限定盤】2800円(+税)UPCH-29374特典:オリジナルスリーブケース/チェンジングジャケット5種封入(加州清光/歌仙兼定/陸奥守吉行/山姥切国広/蜂須賀虎徹)【通常盤】2300円(+税)UPCH-20559※初回限定盤出荷終了次第、通常盤の販売となります。※CD収録内容は初回限定盤・通常盤とも共通となります。※初回限定盤と通常盤のジャケットは共通となります。◆『刀剣乱舞-ONLINE-』新主題歌『あなたと 私と』松任谷由実各主要音楽配信サイトにて好評配信中配信はこちら: ◆『刀剣乱舞-ONLINE- 』新オープニング映像『あなたと 私と』松任谷由実松任谷由実公式YouTubeチャンネル: ユニバーサルミュージック公式YouTubeチャンネル: ※始まりの五振りによる告知映像公開中刀剣乱舞公式チャンネル:
2020年09月25日持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを理由に、8月28日に辞意を表明した安倍晋三首相(65)。同日に開かれた会見では、「国民の負託に自信をもって応えられる状態でなくなった」と健康状態を説明した。安倍首相の予期せぬ辞任は、世間を大きく揺るがした。いっぽうで、思わぬところで余波を生んでいる。ユーミンこと松任谷由実(66)は、同日放送の『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で会見の感想をこう述べた。「テレビでちょうど見ていて泣いちゃった。切なくて。私の中ではプライベートでは同じ価値観を共有できる。同い年だし、ロマンの在り方が同じ。辞任されたから言えるけど、ご夫妻は仲良しです。もっと自由にご飯に行ったりできるかな」松任谷といえば、安倍首相や妻の昭恵夫人(58)と親交が深いことでも知られている。17年12月と19年3月には、夫妻が松任谷の舞台を鑑賞する姿も報じられていた。そんななか、京都精華大学の専任講師・白井聡氏は松任谷を痛烈に罵倒。白井氏は、Facebookでこのように投稿した。「荒井由実(松任谷の旧芸名)のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」この投稿はスクリーンショットなどで瞬く間に拡散され、批判が殺到している。《自分と政治的思想が相容れないからって死んだほうがいいと言えてしまうなんて…怖い》《白井聡氏の松任谷由実さんに対する「死んだ方がいい」は、流石に人間を辞めているレベルのヘイトだと思いますが、いかがでしょうか?》《安倍首相が好きな人もいるし嫌いな人もいる。辞任会見に対する思いも人それぞれ。他人の感想が自分と違うからと言って、早く死んだ方がいいは無い》橋下徹氏(51)も9月1日、《京都精華大学は、さすがにこんな教授を雇い続けるのはまずいだろ》とTwitterで苦言を呈した。「安倍首相が辞意を表明してから、各メディアは約8年にわたる長期政権の総括記事を出しました。新型コロナウイルス対策や経済回復といった課題が山積するなか、政治空白が生まれる懸念が指摘されています。他にも“森友・加計問題”といった不祥事に対して、説明責任を問う記事も出されました。白井氏も8月30日に、『安倍政権の7年半余りとは、日本史上の汚点である』と題した記事を朝日新聞に掲載。ですが嫌悪感や私的感情がむき出しにつづられた内容に、『偏向だ』といった指摘もされています」(社会部記者)9月1日、批判を受けて白井氏はFacebookに「声明」を発表。上記の投稿を削除したことを報告した。そして、「ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです(あるいは、でした)。それだけに、要するにがっかりしたのですよ」と説明。続けて、「偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。そういうわけで、つい乱暴なことを口走ってしまいました。反省いたします」と謝罪した。同大学の「教育の基本方針に関する覚書」には、「礼と言葉の紊れ(みだれ)が、新しい時代にむかって正され、品位のない態度と言葉とは、学園から除かれなければならない」と記載されているがーー。同大学のTwitter公式アカウントにも、《大学の名誉にも関わる問題なのでは?》《大学はどのような見解でしょうか》といった抗議の声が寄せられている。
2020年09月01日刀剣ブームを巻きおこしたゲームアプリ『刀剣乱舞-ONLINE-』の新主題歌、松任谷由実による書き下ろし楽曲『あなたと 私と』のコンセプトCDアルバム『刀剣乱舞-ONLINE- 歌曲集と物語「あなたと 私と」』が、10月7日(水)に発売することが決定した。本アルバムは、表題曲『あなたと 私と』(松任谷由実)のフルバージョンをはじめ、"始まりの五振り"である刀剣男士(加州清光/CV:増田俊樹・歌仙兼定/CV:石川界人・陸奥守吉行/CV:濱健人・山姥切国広/CV:前野智昭・蜂須賀虎徹/CV:興津和幸)による同曲の歌唱バージョンを独唱と合唱で収録。さらには、ファン待望の始まりの五振りによるショートドラマトラック(約6分)を収録した全8曲も収録する。5周年を迎えたアニバーサリーイヤーにリリースされる本作は、ともに歩んできた審神者と刀剣男士との「始まり」に焦点を当て、これまでを祝い、これからを願う想いを全編通して届ける内容となっている。ジャケットビジュアルはキャラクターデザインを担当したイラストレーターによる新規描き下ろし。初回限定盤はオリジナルスリーブケース仕様。描き下ろしジャケットビジュアルを使用したチェンジングジャケットが5種封入される。本日より、アルバム特設サイトをオープン。収録内容、予約特典等の詳細とあわせて、"始まりの五振り"のナレーションによる告知映像を公開している。刀剣乱舞-ONLINE- 歌曲集と物語「あなたと 私と」特設サイト『刀剣乱舞-ONLINE- 歌曲集と物語「あなたと 私と」』10月7日(水)発売
2020年08月19日全盲のピアニスト・辻井伸行さんは、自身のYouTubeチャンネルでピアノの演奏動画を公開しています。2020年5月13日に投稿された動画は、40万回再生を超え反響が上がりました。辻井さんが演奏したのは、歌手の松任谷由実さんの名曲『春よ、来い』の演奏動画。Twitterでも多くの人が「感動した」などの感想を投稿していました。辻井さんは、「新型コロナウイルス感染症の状況が早く終息するように、名曲に想いを込めて演奏しました」とコメント。美しいピアノの音色をお聴きください。辻井さんが奏でる美しい音色は、多くの人の心に届いたようです。・無料で聴けていいのでしょうか。勇気をもらえました。・思わず涙があふれてきました。ありがとうございます。・鳥肌が立った!心が落ち着きました。不安な世の中に、心も疲れていたことでしょう。辻井さんの演奏は、そんな人たちの心を穏やかにしてくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月23日松本穂香が主演、奈緒、中村獅童ら豪華共演で贈る角川春樹監督作『みをつくし料理帖』から本ポスタービジュアルが解禁。さらに、本作の主題歌で松任谷由実と手嶌葵がコラボすることが分かった。完成したポスターのメインビジュアルには、本作の名シーンともなっている澪(松本穂香)と野江(奈緒)が起用。澪の指でかたどられているのは、2人にとって忘れられない思い出…。切ない表情の2人の視線の先には何が待ち受けているのか。本作の豪華なメインキャスト陣の劇中写真も加わり、ドラマティックなビジュアルが完成した。さらに、本作の主題歌が松任谷由実が書き下ろした「散りてなお」に決定。透明感溢れる歌声で知られる手嶌葵が、大切な人や故郷、心に刻まれるものが簡単に消えはしないというメッセージをのせて歌い上げる。また、主題歌の編曲並びに劇中の音楽は松任谷正隆が担当、豪華な夢のコラボレーションが実現し、音楽の力で本作に化学反応を巻き起こす。手嶌葵「歌わせて頂けて本当に幸せ」この映画で角川春樹監督の描いた世界は、優しい気持ちが自然に湧いてくるとても素敵なものでした。そして、そんな世界観に寄り添うようなユーミンさんが作って下さった主題歌。歌わせて頂けて本当に幸せでした。是非映画をご覧頂いて、優しくて、そして美しいこの歌を皆さんにも口ずさんで頂けると嬉しいなぁと思います。松任谷由実「心の奥の故郷や希望は決して消えない」この作品の主題歌を作ることが出来て、本当に良かった。愛すべき、破茶滅茶な角川春樹さん。常人には測り知れない長い苦悩が、人生の最終章で、こんなにも丁寧なやさしさに昇華されていることに、今は感動しています。私も手嶌葵さんの質感豊かな歌唱を得て、心の奥の故郷や希望は決して消えないと、映画と共に伝えられたらうれしいです。松任谷正隆「僕の音楽の集大成」僕は映画音楽が下手だ。たぶん音を資料として頭の中にストックしておけない体質だからだと思う。観たときの感情が勝ってしまって、結果暑苦しい音楽になる、というのが自己分析である。「こんな僕でいいのですか?」と聞いたら「お願いします」と角川さんに言われた。この映画が角川映画の集大成、というのならこれは僕の音楽の集大成だ、と言っておこうかな。『みをつくし料理帖』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:みをつくし料理帖 2020年10月16日より全国にて公開Ⓒ 2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会
2020年05月11日女優の松本穂香が主演を務める、映画『みをつくし料理帖』(10月16日公開)の本ポスタービジュアル、及び主題歌が11日、明らかになった。同作は高田郁の同名時代小説の実写化作。大洪水で両親を亡くし、幼なじみの野江(奈緒)とも離れ離れになった澪(松本)は、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」で女料理人として働き、店は江戸でも評判になっていく。ある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次(中村獅童)という強面の男がやってきて、あさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼んだことから、運命の歯車が動き出す。完成したポスターのメインビジュアルには、本作の名シーンの澪と野江が起用された。澪の指で、2人にとって忘れられない思い出がかたどられる。更に主題歌は、松任谷由実が書き下ろした「散りてなお」を、手嶌葵が歌いあげる。大切な人や故郷、心に刻まれるものが簡単に消えはしないというメッセージをのせた。主題歌の編曲並びに劇中の音楽は松任谷正隆が担当した。○手嶌葵 コメントこの映画で角川春樹監督の描いた世界は、優しい気持ちが自然に湧いてくるとても素敵なものでした。そして、そんな世界観に寄り添うようなユーミンさんが作って下さった主題歌。歌わせて頂けて本当に幸せでした。是非映画をご覧頂いて、優しくて、そして美しいこの歌を皆さんにも口ずさんで頂けると嬉しいなぁと思います。○松任谷由実 コメントこの作品の主題歌を作ることが出来て、本当に良かった。愛すべき、破茶滅茶な角川春樹さん。常人には測り知れない長い苦悩が、人生の最終章で、こんなにも丁寧なやさしさに昇華されていることに、今は感動しています。私も手嶌葵さんの質感豊かな歌唱を得て、心の奥の故郷や希望は決して消えないと、映画と共に伝えられたらうれしいです。○松任谷正隆 コメント僕は映画音楽が下手だ。たぶん音を資料として頭の中にストックしておけない体質だからだと思う。観たときの感情が勝ってしまって、結果暑苦しい音楽になる、というのが自己分析である。「こんな僕でいいのですか?」と聞いたら「お願いします」と角川さんに言われた。この映画が角川映画の集大成、というのならこれは僕の音楽の集大成だ、と言っておこうかな。
2020年05月11日新型コロナウイルス感染症の日本国内での感染拡大と外出自粛を受け、松任谷由実、東京事変(椎名林檎)らが所属するユニバーサル ミュージックの邦楽レーベルのEMI Recordsが、コメントや歌声で繋ぐTikTokリレーを本日4月13日(月)よりEMI Records公式TikTokアカウントでスタートした。EMI Recordsに所属する多種多様なアーティストが順次日替わりで約1週間に渡り応援メッセージを繋いでいく内容となっている。またEMI Records公式YouTubeチャンネルも開設。過去のライブ映像を順次公開中で、松任谷由実は最新ライブ映像「春よ、来い」含む伝説のLIVE映像全39曲、松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2019 "Seiko’s Singles Collection"」より「SWEET MEMORIES」含む全5曲、AIは2016年に日本武道館で行われた「THE BEST TOUR」の本編全編を期間限定で公開中。10-FEETは「OF THE KIDS,BY THE KIDS,FOR THE KIDS」シリーズⅠ~Ⅶを4月17日(金)より期間限定で公開、東京事変も過去ライブ映像作品から約20曲を公開予定、HKT48も過去のライブ映像の公開を予定するなど、EMIに所属する多種多様なアーティストのライブ映像が見ることができる。⇒EMI Records 公式TikTokアカウント()⇒EMI Records 公式YouTubeチャンネル()ライブ映像作品10-FEET : 「OF THE KIDS,BY THE KIDS,FOR THE KIDS」シリーズⅠ~Ⅶの7作品を4月17日(金)より期間限定で公開AI : 2016年日本武道館で行われた「THE BEST TOUR」本編全編期間限定公開中HKT48 : 過去のライブ映像を一部公開予定SiM : 総計約8時間にも及ぶアーカイブ映像作品、期間限定公開中井上苑子 : 君がいればOK!~サマサマキュンキュン大作戦~ Live ver.公開中東京事変 : 「Dynamite」「Just Can’t Help It.」「Spa & Treatment」「ウルトラC」「Discovery」「Bon Voyage」から約20曲を公開予定椎名林檎 : 「(生)林檎博’18」「(生)林檎博‘14」「真空地帯」「百鬼夜行」「陰翳礼讃」「党大会」から全25曲公開予定松任谷由実 : 最新ライブ映像「春よ、来い」含む、伝説のLIVE映像全39曲をYouTubeにて公開中松田聖子 : 「Seiko Matsuda Concert Tour 2019 "Seiko’s Singles Collection"」より「SWEET MEMORIES」含む全5曲を公開中EMI Recordsについて松任谷由実、椎名林檎/東京事変、AI等が所属するユニバーサル ミュージック内の邦楽レーベル。⇒所属アーティスト一覧 ()
2020年04月13日