第46回日本アカデミー賞の授賞式が10日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。『ラーゲリより愛を込めて』で優秀主演男優賞を受賞した二宮和也は、最初オファーを断ったそうだが「お話をいただいた時に、嵐が休止する年だったので『2020年というのは基本的には1年間嵐の思い出で埋め尽くしたい』とずっと言っていたので、ごめんなさいという話をしていたんですけど、『それでも待ちます』と言っていただけて、そんな環境は初めてだったんで、ありがとうございますとともに考える時間が増えたというか、できた作品ですね」と説明する。撮影については、二宮が「みんなで頑張ってやっていたんですけども、ちょっと松坂(桃李)さんだけが途中から2,000円高いホテルに泊まられて、逃げ出すということがありまして、僕は同じホテルで他の人といたんですけど」と暴露。松坂は「事情があるんです」と苦笑し、「我々が最初に泊まっていたそのホテルというのは、何もないところだったんですよね。風の噂で近くにもう1個ホテルがあると、そこがもうちょっと色んなものがあるらしい。『どうします?二宮さん』『ちょっと行きたいかもね』みたいな話をして、『本当かどうかわからないので、僕が先に行ってちょっと泊まって来ます』と言って、数日してまた戻って来たんですよ。『こういうホテルでした』と報告したら、なんかこういう風な言い振らされ方をしていたので……」と事情を説明した。二宮が「でも、2,000円高いところに泊まっている時の松坂さんの挨拶がでかかったです」といじり続けると、松坂は「2,000円分の余裕が、たしかにありました」と苦笑しながらも納得していた。(C)東京写真記者協会
2023年03月10日2023年7月、TBS系で放送される新テレビドラマ『VIVANT』で、俳優の堺雅人さんが主演することが発表されました。堺さんのほか、阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さん、役所広司さんら豪華俳優陣の出演も同時に発表された『VIVANT』。ストーリーはまだ明らかになっていないものの、解禁されたティザービジュアルには『敵か味方か、味方か敵か』という意味深なキャッチコピーが、載っています。堺雅人、3年ぶりTBS日曜劇場に復活堺さんがTBSの日曜劇場で主演を務めるのは、2020年放送のドラマ『半沢直樹』シリーズ以来3年ぶり。2013年にも放送された『半沢直樹』シリーズは、当時社会現象を巻き起こし、平成の民放ドラマ歴代1位を記録しました。堺さんがTBSの日曜劇場に復活することでも話題の『VIVANT』で演出を務めるのは、『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズなど、ヒット作を数多く手がけてきた福澤克雄さん。『半沢直樹』シリーズを生み出した最強タッグによる『VIVANT』で主演を務めることに、堺さんは意気込みを語っています。『VIVANT』主演・堺雅人コメント福澤監督にまたお声掛けいただき光栄だったのと同時に、本プロジェクトでの主演は大きな覚悟が必要だと身が引き締まる思いがしました。台本を読んで、福澤監督はじめ企画した方の深い愛情を感じました。けれども、あまりに壮大で複雑でスピーディーな物語なので、準備が追いついていない状況です。正解は福澤監督の頭の中だけ。でも福澤監督は、全身全霊でぶつかれば全身全霊で応えてくださる方なので、意気込みしかないです!素晴らしい共演者の方々とお芝居するのは楽しみです。役所さんと本格的にお芝居するのは初めてなので、懸命に食らいついていきたいです。阿部さんとは映画で何度か共演していますが、阿部さんの新たな魅力を間近で堪能して、勉強できればと思っています。二階堂さんはいろんな表情を持っていて、引き出しが多い素晴らしい俳優さん。松坂さんは初めてですが頼りにしていますし、僕も負けないように頑張りたいです。本作の詳細はシークレットなので、道で僕に会っても何も聞かないでくださいね(笑)。皆さんの期待を決して裏切らない作品になると思いますので、放送を心待ちにしていてほしいです。内容については一切明かされていない『VIVANT』の今後の続報にも期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2023年02月27日堺雅人が3年ぶりに日曜劇場に主演する「VIVANT」(読み:ヴィヴァン)が7月期に放送決定。堺さんと、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たす。「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズ、「陸王」「ドラゴン桜」など数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた福澤克雄監督がテレビドラマの新時代を切り拓く完全オリジナルストーリーの“アドベンチャードラマ”。その内容については一切明かされていない。主演の堺雅人は、「半沢直樹」シリーズで脅威の視聴率を叩き出し、2013年版は平成の民放ドラマ歴代1位を記録。令和時代に放送された2020年版も前作の勢いそのままに大きな話題を呼んだ。劇中のセリフを子どもたちも真似をするなど、老若男女多くの視聴者が堺さんの演技に夢中になり、ブームを生み出した。そんな堺さんが3年ぶりに日曜劇場に帰ってくる。堺雅人「あまりに壮大で複雑でスピーディーな物語なので、準備が追いついていない状況」と堺さん。「正解は福澤監督の頭の中だけ。でも福澤監督は、全身全霊でぶつかれば全身全霊で応えてくださる方なので、意気込みしかないです! 素晴らしい共演者の方々とお芝居するのは楽しみです。役所さんと本格的にお芝居するのは初めてなので、懸命に食らいついていきたいです」と語る。共演は、「新参者」「下町ロケット」シリーズや「DCU」「ドラゴン桜」など多くの日曜劇場作品で主演を務め、圧倒的な存在感を放つ阿部寛。阿部さんは第16回アジア・フィルム・アワード(2023年)にて、優れた才能を持つ映画人に贈られる「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞。2019年に受賞した役所広司に続き日本人3人目の栄冠となり、世界中から熱い視線が注がれている。連続ドラマでの共演は初となる堺さん、阿部さんはどんな世界観を作り上げるのか?阿部寛「自分にとっても新たな挑戦となる大きなプロジェクト」と明かす阿部さん。「魅力的なキャストに恵まれ、身の引き締まる思い」と言い、「堺さんとは連続ドラマでご一緒するのは初めてなので、今回の長丁場で、共に良いものを作り上げていきたいと思います。二階堂さんは初共演ですし、桃李くんとは11年ぶり、役所さんは若いころからずっと憧れている先輩なので、皆さんと良いお芝居が一緒にできればいいなと思います」と語っている。実力派として知られる二階堂ふみは、第68回ヴェネチア国際映画祭(2011年)で新人俳優賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」を日本人で初めて受賞したことで各国から注目を浴びた。NHK連続テレビ小説「エール」での好演も記憶に新しい二階堂さんは、ハリウッドドラマ「将軍SHŌGUN」で世界進出することが決定している。日曜劇場には「この世界の片隅に」以来、5年ぶりの出演。どんなエッセンスを注入するのか、期待が膨らむ。二階堂ふみ二階堂さんは「主演の堺さんは座長として懐が深く、とても頼もしい方で、堺さんについていけば大丈夫だという安心感があります」と語り、「阿部さんはお芝居をとても繊細に作り込まれていて、日々学ばせていただいています。松坂さんは、今まで見たことがない新しい一面が見られるんじゃないかと楽しみです。また役所さんは私の映画デビュー作品の監督を務められていて、今回久しぶりに共演させていただくので、成長したなと思っていただけるよう努めます」と意気込みを語った。また、高い表現力で幅広い役柄をこなす松坂桃李は、映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞(2020年)の最優秀主演男優賞を受賞。『孤狼の血』『流浪の月』『ラーゲリより愛を込めて』など数々の映画に出演してきた。松坂さんも二階堂さんと同様、「この世界の片隅に」以来、5年ぶりの日曜劇場出演。初共演となる堺さんと、どのような関係性を築いていくのか?松坂桃李「錚々たる俳優の方々がこの一大プロジェクトに参加されることを聞き、『なんとか僕も出演したいです!』と自ら志願しました」という松坂さん。初共演の堺さんとは「熱量やスピード感に乗り遅れないよう、最後まで走り抜きたい」と言い、「役所さんは『孤狼の血』以来、阿部さんは『麒麟の翼~劇場版・新参者~』以来11年ぶりとなるので、恥ずかしい姿を見せないよう自分が積み重ねてきた経験をぶつけていきます」と語る。日本映画界を代表する名優・役所広司は、第20回日本アカデミー賞(1997年)で13部門を独占した映画『Shall weダンス?』で最優秀主演男優賞に輝くなど、言わずと知れた存在。ハリウッド映画『バベル』への出演をはじめ、海外からも高い評価を受けている。役所さんの日曜劇場出演は「陸王」以来6年ぶり。「陸王」では、老舗足袋屋の社長である父親を熱演したが、堺さん、阿部さん、二階堂さん、松坂さんら実力派が集う本作では、どのような人物を演じるのか注目される。役所広司「福澤監督がエンタメ界に一石を投じるような素晴らしい企画だと思うので、良い結果が出せるよう一生懸命やらせていただきます」と語る役所さん。「阿部さん、二階堂さん、松坂さんとは共演経験がありますが、堺さんとはドラマで初めてご一緒するのでとても楽しみ」と言い、「ひとりひとりのキャラクターがミステリアスで、次はどうなるんだろう? と刺激的かつスケールが大きいドラマになる」とアピールした。福澤監督の最新作となる本作は、演出だけでなく原作も手掛けた完全オリジナルストーリー。福澤さんが作り上げてきた日曜劇場で主演を務めた堺さん、阿部さん、役所さんをはじめ、まさしく日本のエンターテインメントを牽引するキャストと、共に日曜劇場を作ってきた制作スタッフが集結する。さらに今回はティザービジュアルとティザームービーも解禁。赤と黒のコントラストが目を引くティザービジュアルはエネルギッシュであり、クールであり、ハードであり…さまざまな印象を与えるビジュアル。そして、「敵か味方か、味方か敵か。」という意味深なキャッチコピーが添えられている。一方、疾走感あふれるティザームービーは冒険の始まりを予感させる。スピーディーな展開で何度も繰り返し見たい映像となっており、堺さんら5人のキャストの次々と変わる表情や、それぞれに映し出されているキーワードも見逃せない。原作・演出の福澤さんは、「たまたまラジオから流れてきたある話が非常に興味深く、本作を企画しました。普段はモデルとなる映画やドラマを想定するのですが、本作『VIVANT』はどんなドラマにも当てはまらない、日本ではあまり見たことのないドラマになると思っています」と、新たなエンターテイメントの幕開けを示唆している。日曜劇場「VIVANT」は7月、毎週日曜21時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2023年02月27日バカリズムが脚本を手掛ける、平凡な人生をもう1度やり直す、平凡な女性の物語「ブラッシュアップライフ」。この度、松坂桃李、染谷将太、黒木華、臼田あさ美、鈴木浩介、そしてバカリズムさんも本作に出演することが分かった。本作は、地元の市役所で働く近藤麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる、地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。今回発表された6名が演じるのは、安藤サクラ扮する主人公・麻美の人生に関わる重要なキャラクター。松坂さんが、麻美の元カレ・田邊勝。染谷さんが、麻美の同級生・福田俊介を演じる。そして、黒木さん、臼田さん、鈴木さんが演じる役は、後日発表。バカリズムさんは、物語のキーマンとして登場するという。キャストコメント・松坂桃李まず、安藤サクラさんと再び共演できる事、元カレ役として新たな関係性を構築できる事、嬉しく思います。今回、サクラさん演じる麻美は少しずつキャラクターが変化していくので、そのテイストの違いを僕自身も楽しんでいけたらと思っています。そして脚本のバカリズムさん。バカリズムさんは人間の生態というジャンルに強い興味がある方なんじゃないかと、脚本の節々から感じました。バカリズムさんの世界観の中に入れるというだけでワクワクします。今回のようなゲスト的な出演経験もこれまであまり無かったので、視聴者の方に新鮮かつ、楽しんでいただけるようなドラマ作りを目指していきたいと思います。皆様楽しみにしていてください!・染谷将太(安藤)サクラさん×バカリズムさんという組み合わせを閃いた方に感謝です、そして声をかけてくださり感無量です!バカリズムさんの書いた巧妙な本にサクラさんのエネルギーが加わる、こりゃ見た事ないドラマになる事必至です。個性豊かで素敵な皆様とブラッシュアップする人生はどうなるのか?とても楽しみでなりません。現場を楽しみ、オンエアを楽しむ、今回のテーマはどっちも楽しむでやっていきたいと思っております!キャストの皆様がどんな役で出てきて、どんなストーリーになるのか!?予想もつかないストーリー展開に乞うご期待です。・黒木華バカリズムさんと主演の安藤サクラさん、おふたりともとても好きな方なので、このチームの作品に参加できることを大変嬉しく思います。タイムリープのコメディーという題材がどのような形になっていくのか、今から楽しみです。素晴らしい役者さんばかりなので、台詞の掛け合いが楽しみですし、自分が出演していない場面もどのようになっているのか早く観たいです。観てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、思い切り楽しんでやりたいと思います。・臼田あさ美とにかく脚本がおもしろくて、演者の皆さんがどんな風に演じて映像に変化するのか、想像しただけでわくわくします!ただただ楽しみです!安藤(サクラ)さんとお芝居をするのが久しぶりなので、嬉しい気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいです。私的には、非常に難しい役どころなのですが、、、楽しみながら、演じたいと思います。・鈴木浩介安藤サクラさんとは、初めての共演からずいぶんと日が経ち久しぶりに現場でお会いでき嬉しく思います。そして、バカリズムさんの書かれる脚本はとにかく面白いので、この作品に関われることができて光栄です。バカリズムさんの書く台詞は、とてもリアルで説明台詞が少ないのに状況が全てわかっていく。しかも、物語の色んなところに伏線がちりばめられ、それが次々に解き明かされていく見事な脚本だと思います。バカリズムさんの書かれる言葉を大切に、丁寧に演じたいと思っています。僕自身も放送を楽しみに見ようと思っています、もの凄く面白いので、ぜひ観てください!「ブラッシュアップライフ」は2023年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月06日11月28日(月)本日、俳優・戸田恵梨香が妊娠したことを発表した。本日17時、戸田さんのスタッフTwitterにて「いつも応援してくださるみなさまへ」と始まる文書を発表。「このたび、新しい命を授かりましたことを、ご報告させていただきます。今は、心身ともに穏やかな毎日を過ごしており、無事に生まれて来てくれることを願っております」と報告した。戸田さんは、同じく俳優の松坂桃李と2020年12月10日に結婚したことを発表。現在、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」でコンビを組んだ永野芽郁と再び共演する、湊かなえ原作映画『母性』が公開中だ。(cinemacafe.net)
2022年11月28日青春漫画の金字塔として知られる『耳をすませば』。10年後を描いた初の実写映画で主演を務める清野菜名さんと松坂桃李さんにとっての“感動ポイント”とは?――お二人は様々な映画やドラマに携わってきたかと思いますが、作品づくりの中で一番感動する瞬間はいつですか?清野菜名:エンドロールで自分の名前が出てくる瞬間ですね。あと、舞台のカーテンコールでたくさんの拍手をいただけた時は「頑張ってよかった!」っていう達成感があります。松坂桃李:僕はオールアップの時ですね。何か月もの時間を一緒に過ごしたこのメンバーはもう揃わないのかと思うと寂しい気持ちもあるんですが、やっぱり達成感がすごくある。特にスタッフの充実した顔を見ると「やってよかったな」って思います。――感動を届けるために意識していることはありますか?清野:「想いが伝わるといいな」という気持ちで常に100%の力を出すようにしています。少しでも手を抜くと、作品の空気感に出てしまって届かないものがあるんじゃないかって思うんですよね。松坂:僕らの仕事は何をもって感動を伝えられるかが明確にあるわけではないので、台本を読んだ時に感じた感情をそのまま作品に投影して、観る人にも同じように感じてもらえるような全力の出し方を心がけています。そのシーンをパイプ代わりにするというか。清野:すごい!勉強になります。松坂:(笑)。いやいやいや。清野:桃李さんの目を見ていると、その時どきの心情がいつもまっすぐに伝わってくるんです。『耳をすませば』では、それによって引き出してもらえたところがすごくありました。雫と聖司が一緒に音楽を奏でるシーンや告白のシーンは特にそうでしたね。今思い出しても感動します。松坂:ありがとう。現場に入る前に監督に大人の雫ちゃん(清野)と中学生の雫ちゃん(安原琉那)が向き合って歌を歌ってる動画を見せてもらって、「うわ、雫だ!」って思って感動して、「早く会いたい」と思ったんです。実際清野さんが目の前に現れた時も同じような感動がありました。――長く愛されている作品の実写を演じられることに対するプレッシャーはありましたか?松坂:ありますよね(笑)。頻繁に放送されていますし。清野:年代問わず多くの人が通った作品。その実写を演じるというのはドキドキでした(笑)。今までで一番原作とアニメを研究して、撮影に臨んだかもしれないです。松坂:散々観てきたはずなのにね。清野:なんか心配になっちゃって。松坂:それはあったね。しかも原作から10年後という設定のオリジナル版だから、自分が観てきたものと新しい要素のすり合わせもちゃんとやらなきゃいけない。委ねられている部分が大きくていろいろと緊張しました。――『耳をすませば』というタイトルには「耳をすませば自分の心の声が聞こえる」という意味合いがあるということが劇中で描かれていました。普段、大切なものをキャッチするために意識していることはありますか?清野:流行りとかには全然ついていけてなくて…。私は自然が好きなので自然の音は聞くようにしています。気温によって結晶の形が変わるんですよ。それを眺めたりしています。松坂:僕も時代には多分ついていけてないと思うんですけど(笑)、『マツコの知らない世界』が大好きで、心置きなく楽しむために見る前に家のことやいろんなことを全部終わらせたり、ゲストの方が話すマニアックなトピックをその都度検索しながら見て、思いっきり楽しんでますね。まつざか・とおり1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。2009年、俳優デビュー。’20年、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。待機作に映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)など。スーツ 参考商品(BRIONI/ブリオーニ クライアントサービス TEL:0120・200・185)その他はスタイリスト私物せいの・なな1994年10月14日生まれ、愛知県出身。2007年デビュー。’15年、『東京無国籍少女』で映画初主演。代表作に『今日から俺は!!』『キングダム2 遥かなる大地へ』などがある。トップス¥30,800ボトムス¥35,200(共にHOUGA TEL:03・4291・7188)キューブイヤリング¥8,800クリップイヤーカフ¥28,600(共にCHIKAKO YAJIMA TEL:03・6407・8787)シューズはスタイリスト私物『耳をすませば』読書好きの中学生・月島雫は夢に向かって生きる天沢聖司に想いを寄せる。聖司がイタリアに渡ってから10年後の物語も描く。監督・脚本/平川雄一朗出演/清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央ほか全国公開中。※『anan』2022年10月26日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・下山さつき(清野さん)丸山 晃(松坂さん)ヘア&メイク・光野ひとみ(清野さん)Emiy(松坂さん)インタビュー、文・小松香里(by anan編集部)
2022年10月22日映画『耳をすませば』(10月14日公開)の公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、平川雄一朗監督が登場した。同作は、漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した同名漫画を原作に、平川雄一朗監督がメガホンを握る。原作の世界観を忠実に再現するあの頃(過去)に加え、10年後の現在がオリジナルストーリーとして二重構造で描かれる。撮影の思い出を聞かれると、山田は「内田さんと僕と清野さんのシーンが多かったので、合間で清野さんがやられてたシューティングゲームみたいなスマホのゲーム、まずそれを『ダウンロードしてくれ』と言われて」と暴露。「3人でチームを組んで楽しく過ごしていたら、今度はそのゲームだけじゃ収まらなくなってこうやって……」と手で銃を作って"戦いごっこ"をしていたと振り返った。また自身の青春エピソードについて聞かれると、清野は「甘酢っぱいというより青々してたんですよね。体を動かすごことがすごい好きだったので、高校生の頃、毎日夜公園に行って、高いところに缶を置いて後ろ回し蹴りを練習したりとか……」と明かす。松坂は「その時からそういう節があったんですか?」と驚き、「戦国時代じゃないよね?」(山田)、「誰かを倒したかったとか?」(松坂)と気になる様子。清野は「映画の『バイオハザード』に憧れて、あの蹴りをやりたいと思って、そこから毎日練習してました」と苦笑していた。さらに、中学生時代の恋愛話について、清野は「お付き合いしていた人がいたんですけど、教室の後ろのドアがあって、開けたらその男の子が違う女の子バックハグしてて……」と衝撃エピソードを披露。周囲が「修羅場!」と驚くと、清野は「めちゃくちゃショックでしたね。ドアをバン! と閉めて逃げました。思い出しました」と語った。
2022年10月14日明日10月14日(金)より公開スタートとなる実写映画『耳をすませば』より、イタリアの街と松坂桃李が仲間とセッションする様子を映し出した特別映像が到着した。大人になった雫(清野菜名)は、聖司(松坂さん)に会うためにイタリアの街を訪れる。今回公開された映像では、そんな美しい街を360度で満喫することができる。聖司の家の前から、2人が待ち合わせをしたポストの前を通り、石畳の道を歩きながらオシャレなカフェを横目に道を抜けると、噴水のある小さな広場に到着。そこでは、聖司が街の人々と「翼をください」のセッションを始めている。ロケ地となったポルトヨーロッパは、和歌山県にあるテーマパーク内にあり、イタリアの街並みを本格的に再現した施設。映像では聖司や雫が実際に歩いた道を360度カメラで辿りながら、映画の世界に浸ることができ、後半のセッションシーンのメイキングでは、撮影現場に実際に足を踏み入れたような臨場感を感じられる。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年10月13日清野菜名と松坂桃李が9月28日(水)、東京・千代田区のイタリア文化会館で行われた主演作『耳をすませば』のジャパンプレミアイベントに共演する内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、平川雄一朗監督とともに出席した。スタジオジブリの人気アニメ映画の原作として知られる柊あおいの名作漫画を実写映画化。原作漫画とアニメ映画で描かれた中学時代の淡い恋愛模様に加え、1998年を舞台に主人公の雫(清野さん)と聖司(松坂さん)が大人になった10年後をオリジナルストーリーで描く。コロナ禍の影響で、撮影が中断され、完成に2年半が費やされた本作。清野さんは「長い歳月だったが、その分の思いが詰まった作品です」と万感の思いを明かし、「他の作品を撮っている間も、常に頭のどこかに雫ちゃんが必ずいた」と役柄への強い思い入れを明かした。今年5月にクランクアップし、「お忙しいスタッフの皆さんが集まってくださり、現場の温かさに涙があふれてしまいました」と当時の感動をしみじみ語る場面も。「スタッフの皆さん、そして今日を楽しみにしてくださったファンの皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを示し、「原作をリスペクトした青春シーンもあり、きっとキュンキュンしていただけるはず」とアピールした。一方の松坂さんも「期待していただいて大丈夫です。それくらい自信がある作品です」と誇らしげ。それでも、本作のオファーを受けた際には「プレッシャーに押しつぶされそうだった」のだとか。「ですが、10年後の設定だと聞き、大人になった雫と聖司の姿が見られるのかと、そちらの興味のほうが大きくなり、(出演を決意する)原動力になった」と言い、「プロ(のチェリスト)になる約束と、そこでぶち当たる壁。聖司の不安や葛藤、揺れ動く気持ちを大事にし、新たな一面が表現できればと思った」と役づくりで意識したことを明かしていた。イベントでは清野さんから、イタリア文化会館の館長であるシルヴァーナ・デマイオ氏に対し、映画を象徴する“バロン”像が贈呈された。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年09月28日映画『耳をすませば』ジャパンプレミアイベントが28日に都内で行われ、清野菜名、松坂桃李、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、平川雄一朗監督が登場した。同作は、漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した同名漫画を原作に、平川雄一朗監督がメガホンを握る。原作の世界観を忠実に再現するあの頃(過去)に加え、10年後の現在がオリジナルストーリーとして二重構造で描かれる。コロナ禍での中断も挟んだ撮影は2年半かかったとのことで、松坂は「本当にかかりました! 大河(ドラマ)で言ったら2本分です! 大河ドラマ2本分の思いがこの作品に詰まってます!」と万感の思いを表した。清野も「撮影が止まってしまった間に他の作品も撮ってはいたんですけど、その間もずっと雫ちゃんが頭のどこかに必ずいるという2年半で。今年の5月にクランクアップの撮影に行った時に、スタッフの皆さんもお忙しい方ばかりだったのに、現場に2年半前と同じ各部署の皆さんが集まってくださっていて、それにすごく感動しました。この2年半という長い思いと現場のあたたかさに、涙が溢れてしまいました」と振り返った。雫の親友役だった内田は「漫画の話をしてた時に、山田(裕貴)くんが私たちの知らない盛大なネタバレをしてしまって、私たちが怒ったんです」とエピソードも披露。さらに「山田くんが、『お詫びに焼肉に連れてくよ』と言ってた」とコロナ禍前の約束を明かし、「もし山田さんが見ていただいていたら、焼肉に連れてってください!」とおねだり。清野も「いつ連絡来るのかなと思って2年半経っちゃって、全然連絡が来ない」と文句を言う。また、松坂演じる聖司の中学時代を演じた中川は「チェロのシーンの時に、桃李さんがよく雫の方にくいって目線を上げるんですけど、それを真似しました。カメラマンさんから『今、松坂桃李に見えたよ!』と言われました」と撮影の話で場を盛り上げていた。この日は作中に出てくる「バロン」の像が、日本・イタリア親善の印としてイタリア文化会館に贈呈され、館長のシルヴァーナ・デマイオ氏が受け取ることに。「まだ少し時間的にはも無理かもしれないんですけど、近い将来皆さんもイタリアに旅行できることを願っております」と語り、拍手が起こっていた。
2022年09月28日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『あの頃。』(21)が、映像配信サービス・dTVで配信スタートした。バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシストとしても知られる漫画家・劔樹人氏の自伝的コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』を、『愛がなんだ』(19)や『アイネクライネナハトムジーク』(19)などで知られる今泉力哉監督が映画化。物語が始まるのは、モーニング娘。を筆頭とした「ハロー!プロジェクト」のアイドルたちがJ-POP界を席巻していた2000年代初頭。好きで始めたバンド活動も上手くいかず、バイトばかりの鬱屈した日々を送っていた劔(松坂桃李)は、ある時、友人が貸してくれた松浦亜弥のDVDを観て衝撃を受ける。彼女の明るい笑顔や歌声に魅了され、CDショップに走る劔。そこで出会ったのが、「ハロプロあべの支部」というファンコミュニティに所属するナカウチ(芹澤興人)だった。「ハロプロあべの支部」のメンバーは、それぞれ自分の「推し」を持ち、生活のすべてを捧げるほどハロプロアイドルを愛する男たち。彼らとの交流を通して青春と呼べる日々を過ごしていく劔だったが、時の流れとともにメンバーは別々の道へと進み、次第に離れ離れになっていく。
2022年09月25日漫画・アニメーション映画で描かれた中学生時代の物語と、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わった実写映画『耳をすませば』より、松坂桃李演じる“10年後の聖司”の姿を捉えた場面写真が公開された。中学生時代に出会った雫と、離れ離れになってもお互いに夢を追いかけ、必ずまた会おうと約束した聖司は、その後、イタリアに渡って10年、変わらずチェロ奏者として夢に向かってひたむきに励んでいた。今回到着した場面写真は、そんな聖司がイタリアでチェロ奏者として日々、鍛錬に励む姿が収められている。カルテットを組み、真剣にチェロと向き合う眼差しと、理想の演奏を追い求めるあまり、音楽を楽しむ気持ちを忘れてしまった聖司の苦悩を覗かせる表情が印象的。演奏が作品の肝でもあると感じていた松坂さんは、「重要なところを担っているので、必死にやらせていただきました」と撮影をふり返り、聖司を演じる上では「10年後の姿になっても、情熱があるがゆえの行き詰まり、まっすぐさみたいなものは残しておこうと思いました。そこが聖司らしさというか、雫に対しての想い、誠実さにも繋がると思うので」と語っている。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年09月06日清野菜名と松坂桃李がW主演を務める、映画『耳をすませば』(10月14日公開)の場面写真が6日、公開された。同作は、漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した同名漫画を原作に、平川雄一朗監督がメガホンを握る。原作の世界観を忠実に再現するあの頃(過去)に加え、10年後の現在がオリジナルストーリーとして二重構造で描かれる。今回公開されたのは、松坂桃李演じる大人になった天沢聖司がチェロを演奏している場面写真の数々。中学生時代に出会った月島雫と、離れ離れになってもお互いに夢を追いかけ、必ずまた会おうと約束した聖司。その後イタリアに渡って10年、変わらずチェロ奏者として夢に向かってひたむきに励む姿が収められている。イタリアでカルテットを組み、まっすぐかつ真剣にチェロと向き合う眼差しと、理想の演奏を追い求めるあまり音楽を楽しむ気持ちを忘れてしまった聖司の苦悩を覗かせる表情が印象的だ。チェロの演奏が作品の”肝”でもあると感じていた松坂は、「重要なところを担っているので、必死にやらせていただきました」と撮影を振り返る。聖司を演じる上では「10年後の姿になっても、情熱があるがゆえの行き詰まり、まっすぐさみたいなものは残しておこうと思いました。そこが聖司らしさというか、雫に対しての想い、誠実さにも繋がると思うので」と、撮影前から役に情熱を注ぎ続けたと語る。大人になってもひたむきに夢を追いかけ続ける、聖司らしさ満載の佇まい。決して順風満帆ではなく、もどかしさを感じながら日々を過ごす聖司がどのような物語を紡ぐのか、注目となっている。
2022年09月06日清野菜名と松坂桃李が共演する実写映画『耳をすませば』より、本作の魅力を語るインタビュー映像と本編映像を組み合わせた幕間映像が公開された。映像では、10年後の雫を演じた清野さんの「中学生時代の青春というか甘酸っぱさがすごく繊細に表れている作品」というコメントとともに、夏休みに図書室を訪れる雫や、明け方にあの丘を目指して自転車にまたがる印象的なシーンという、中学生時代の姿が映し出される。一方、松坂さんは「子供時代と大人時代の両方並行して物語が進んでいくところが魅力」だと語り、大人になった杉村(山田裕貴)と夕子(内田理央)、雫の映像や、バロンへ「久しぶり」と語りかける雫、「雫は僕の太陽みたいな人です。だからこそ雫には夢を諦めて欲しくない」という聖司の気になるセリフも登場。杏が歌う「翼をください」も流れ、10年の時を経て紡がれる2人のラブストーリーに期待高まる映像となっている。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年08月26日清野菜名と松坂桃李がW主演する映画『耳をすませば』が10月14日(金)に公開となる。この度、主演のふたりが本作の魅力を語るインタビュー映像と本編映像を組み合わせた幕間映像が解禁となった。1989年、柊あおいが少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛マンガ『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼んだ。本作は1995年にスタジオジブリがアニメ映画化しヒット。地上波でも度々放送され、青春映画の金字塔として多くの人々の胸に刻まれている。そんな人気原作を元に、新たな実写映画が誕生。マンガ・アニメ映画でお馴染みの物語はもちろん、完全オリジナルとなる10年後のストーリーが加わる二重構造の作品となるもようだ。キャストは大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李が演じ、監督は平川雄一朗が務める。解禁された幕間映像は、まず検索エンジンに「#10年後のふたり #耳をすませば」の文字、続いて中学生時代の雫と聖司の姿が映し出される。夏休みに学校の図書室を訪れる本が大好きな雫や、明け方に“あの丘”を目指し自転車にふたりでまたがる印象的なシーンも。インタビュー映像では、さらに10年後の雫を演じた清野菜名が「中学生時代の青春というか甘酸っぱさがすごく繊細に表れている作品」とコメント、松坂は「子供時代と大人時代の両方並行して物語が進んでいくところが魅力」だと語る。さらに、図書カードに“天沢聖司”の名前を見つけた雫(安原琉那)が「天沢聖司ってどんな人なんだろう」と呟くシーンや、雫に「好きな人いる?」と問いかける夕子(住友沙来)など、名シーンの映像も解禁となった。また「俺たちはずっと友達だからな」と話す大人になった杉村(山田裕貴)と夕子(内田理央)、雫の映像、猫の人形・バロンへ「久しぶり」と語りかける大人になった雫、「雫は僕の太陽みたいな人です。だからこそ雫には夢を諦めて欲しくない」という大人になった聖司が口にする場面も登場する。最後は「だから一緒に頑張ろう」と指切りをして将来の約束をする中学生の雫と聖司。杏が歌う「翼をください」の曲とともに、10年の時を経て紡がれるふたりのラブストーリーに期待だ。『耳をすませば』10月14日(金)公開
2022年08月26日清野菜名と松坂桃李がW主演を務める、映画『耳をすませば』(10月14日公開)の場面写真が20日、公開された。同作は、漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した同名漫画を原作に、平川雄一朗監督がメガホンを握る。原作の世界観を忠実に再現するあの頃(過去)に加え、10年後の現在がオリジナルストーリーとして二重構造で描かれる。今回公開されたのは、中学生時代の天沢聖司(中川翼)の場面写真。中川は現在16歳の若手俳優ながら、4歳から芸能界入りし、子役としての俳優のキャリアは10年以上に及ぶ。これまでに『ヒロイン失格』(15年)や『僕だけがいない街』(16年)などの映画作品や、TVドラマ『わたしを離さないで』(16年)、『青のSP―学校内警察・嶋田隆平』(21年)など幅広く映画やドラマに出演。妻夫木聡や藤原竜也などの幼少期も演じてきた。昨年には『光を追いかけて』(21年)にて初主演を務め、今年は大河ドラマへの出演を果たしている。本作では、松坂桃李が演じる天沢聖司の中学生時代に抜擢され、原作で描かれた爽やかで真っ直ぐな聖司を大切に演じている。原作ファンも多い本作で「聖司くんを演じるのがすごく難しくて、感情の行き場所がちょっと迷子になりつつも、最後まで頑張りました」と振り返り、周りから「聖司くんは格好いい、王子様みたいなキャラだよと言われて、プレッシャーを感じた」と話すが、"堂々としている姿を意識"して最後までやり通したと語っている。された場面写真からは、高台で安原琉那演じる月島雫に笑顔で語りかける様子や、音を確かめるようにチェロを演奏する姿、図書館で雫の対面に座り、本を読む雫の様子を気にかける姿が映し出されている。(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会
2022年08月20日1989年に少女まんが雑誌「りぼん」で連載された不朽の名作を、松坂桃李×清野菜名のW主演、山田裕貴、内田理央らの共演で実写化した『耳をすませば』。この度、松坂さん扮する天沢聖司の中学生時代を演じた中川翼の場面写真が解禁となった。中川さんは4歳から芸能界入りし、子役としての俳優のキャリアは10年以上に及び、現在16歳ながら注目必至の若手俳優だ。これまでに『ヒロイン失格』や『僕だけがいない街』などの映画作品や、TVドラマ「わたしを離さないで」など幅広く映画やドラマに出演し、妻夫木聡や藤原竜也などの幼少期も演じてきた。昨年には『光を追いかけて』で初主演を務め、今年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演を果たすなど、俳優としての躍進が止まらない。本作では、松坂さんが演じる天沢聖司の中学生時代に抜擢された中川さん。大人になった天沢聖司の面影を強く感じさせながらも、原作で描かれた爽やかで真っ直ぐな天沢聖司という役どころを大切に演じている。原作ファンも多い本作で「聖司くんを演じるのがすごく難しくて、感情の行き場所がちょっと迷子になりつつも、最後まで頑張りました」とふり返り、周りから「聖司くんは格好いい、王子様みたいなキャラだよと言われて、プレッシャーを感じた」と話すが、堂々としている姿を意識して最後までやり通したと語っている。解禁された場面写真からは、高台で安原琉那演じる月島雫に笑顔で語りかける様子や、音を確かめるようにチェロを演奏する姿、図書館で雫の対面に座り、本を読む雫の様子を気にかける姿が写し出されている。清野さんと松坂さんが演じる大人になった雫と聖司の物語はもちろん、2人の出会いを描いた中学生時代にぎゅっと詰まった青春物語にも注目だ。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年08月20日俳優の中村倫也・松坂桃李・菅田将暉が出演する配信イベント「TopCoat夏祭り2022〜Yes!We Camp!〜」(20日19:00から生配信)のメインコンテンツのメイキングスチールが16日、公開された。同イベントは会員サイト「TopCoat Land」で配信される、芸能事務所・トップコート所属アーティストが一堂に会する年に一度の大型イベント。今年のメインコンテンツでは“トップコート三兄弟”こと中村、松坂、菅田の3人がそれぞれチームリーダーとなり、後輩を率いて真夏のキャンプ場を舞台に料理対決を行なう。3人が「TopCoat Land」のコンテンツに揃って登場するのは今回が初となる。また、収録当日にキャンプに参加できなかった佐々木希、杏、清野菜名は手作りドレッシング、趣里は、料理に使用する夏野菜、堀田茜は、キャンプファイヤー用の薪を準備する形で参加し、それぞれの力作が現場に持ち込まれた。さらに、杉野遥亮とダンサーのTAKAHIROは初のコンビでDIYに挑戦したほか、コンテンツのナレーションを木村佳乃が担当。20日の生配信当日は、萩原利久と豊田裕大が同イベントのMCに初挑戦する。
2022年08月16日『流浪の月 -本編+U-NEXT限定 未公開映像特典付き-』が7月13日(水)19時より、U-NEXTで独占配信となる。本作は広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた李相日監督の最新作で、凪良ゆうによる傑作小説を映画化したもの。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かないさらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえきふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、それに加えて趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。ふたりの限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた『フラガール』、『悪人』、『怒り』などの李相日(リ・サンイル)監督。本作は5月13日に劇場公開。広瀬、松坂、横浜、多部、李監督が登壇しての舞台挨拶イベントも複数回行われ、SNSでも多くの映画ファンが「2022年上半期ベスト」と投稿するなどインパクトを残した。また、韓国全州国際映画祭でのワールドプレミアでも高く評価され、秋には韓国での公開も控えている。今回配信される『流浪の月 -本編+U-NEXT限定 未公開映像特典付き-』では、本邦初公開となる貴重な未公開シーンも収録。現代日本映画界を代表する俳優たちが紡いだアナザーシーンが、監督の李相日と編集の今井剛の解説対談を交えながら約70分に渡って紹介される。なおU-NEXTでは、映画『流浪の月』の舞台裏に迫った『流浪の月 エピソード0』を配信中のほか、原作小説『流浪の月』(東京創元社・創元文芸文庫)や『流浪の月 シナリオブック』(創元文芸文庫)の配信をはじめ、李相日監督の代表作『悪人』『怒り』『許されざる者』なども一挙配信されている。■配信情報『流浪の月 -本編+U-NEXT限定 未公開映像特典付き-』7月13日(水)19時配信予定価格:1091円(税込) / 視聴期限:2日間視聴URL:
2022年07月13日清野菜名と松坂桃李がW主演を務める、映画『耳をすませば』(10月14日公開)の本予告編と本ビジュアルが13日、明らかになった。同作は、漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した同名漫画を原作に、『ROOKIES卒業』(09)、『ツナグ』(12)、『記憶屋あなたを忘れない』(19)などで知られる平川雄一朗監督がメガホンを握る。原作の世界観を忠実に再現するあの頃(過去)に加え、10年後の現在がオリジナルストーリーとして二重構造で描かれる。「チェロ奏者になるのが夢なんだ」「聖司君がイタリアに行ってる間、私もっと勉強して書くから。物語」と、中学時代に固い約束を交わしてイタリアへ旅立った聖司と、日本に残った雫。10年後、チェロ奏者として活動する聖司(松坂)と、児童書の編集者として働きながら物語を書き続けていた雫(清野)は、お互いの存在を心の支えに夢に向かって走り続けていた。しかし、仕事で大きなミスをしてしまった雫は、人生の答えを求め、ある場所へと向かう。予告編では、地球屋に訪れバロンとの再会を果たす清野演じる雫の姿や、チェロを演奏する松坂演じる聖司の姿などが描かれている。また、地球屋の店主と雫が耳に手を当て、心の声に耳を傾ける姿なども。さらに主題歌は杏がカバーする名曲「翼をください」に決定し、誰もが知る名曲を杏が澄み渡る歌声で、爽やかに歌い上げ、物語を彩る。解禁された本ポスターでは、見晴らしの良い丘の上で約束を交わす中学生の雫と聖司が朝日に照らされている。10年の月日を経てイタリアと日本とで離れて暮らす2人の姿、そして、2人の姿を変わらぬ眼差しで見守り続けるバロンが写し出された追加キャストも明らかに。雫が働く出版社の部長に音尾琢真、先輩役に松本まりか、後輩に中田圭祐が決定。そして、雫が担当を受け持つことになる作家・園村役を田中圭が演じる。また、雫の両親を小林隆、森口瑤子が演じ、聖司の祖父であり地球屋の店主でもあるおじいさんを近藤正臣が演じている。ムビチケカードの発売情報も解禁され、バロンがこちらに真っ直ぐに視線を向けるデザインとなっている。(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会 (C)Junko Tamaki(t.cube)
2022年07月13日映画『流浪の月』(公開中)のティーチインイベントが12日に都内で行われ、松坂桃李、李相日監督が登場した。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。司会を務める李監督は松坂に「今回公開されるにあたって『かつてないほど緊張や怖さを感じる』とを話をされていたと思うんですけど、具体的に怖さや恐れを感じるシーンはありますか?」と質問。問われた松坂は自身が演じる文が小さな更紗(白鳥玉季)の唇についたケチャップを拭うシーンについて「あの場面は皆さんどう思われましたか?」と観客に逆質問しつつ、「映画の感想を見ていて、そういう解釈をしている方もいるんだなと思ったんです。僕はそのシーンを演じる時に、文は自分の持っている特性から解放されるのではないかという期待があった上で更紗の口を拭ったけれど、何も湧き上がってくるものがなかった。文からしたら絶望にまた引き戻された瞬間でもあって。そのような思いで演じていました」と心境を吐露。李も「暗闇にいた文が更紗という一筋の光で表に出てきた時に、最初に神秘に触れたのがあの時だったと思うし、2人の魂が神秘に触れた瞬間でもあると思う」と文を演じた時の心情を述べた。イベントは実際に映画を見たばかりの観客からの質問コーナーへ。今日が初めての鑑賞となったという観客からは、文と幼い更紗の過ごす幸せ2カ月のシーンについて『今敏監督のアニメーション『パプリカ』や『妄想代理人』が劇中で使用されているのはどういう意図ですか?』という質問。松坂は「裏設定としてあるのは、この映画を選んだのは更紗のチョイスであるということです。前段として、自由奔放な更紗がピザを食べてゴロゴロして『次、映画見ようよ!』という時に、更紗が文と出会う前にお父さんとお母さんと幸せに暮らしていた時期に好きで見ていたラインナップのひとつにこの2作品があったということです」と映画には描かれていない2人が出会う前の影響を説明すると、李も「この2つの作品を観ている人には、『流浪の月』のストーリーにどのような繋がりがあるのかわかるはず。10歳の少女が単に好きだというのとは違う、更紗なりのチョイス。気になった方はぜひ観てみてください!」とおススメしていた。最後は原作を読んで2回目の鑑賞となった観客から『初めて原作を読んだときの感想は?』という質問。こちらに李は「脚本を読んだ感想も聞いてみたい!」と差し込むと、松坂は「まずった! と思った」と明かしながら「文字では伝わるけれど、自分の言葉で言い表すことのできない感情をどのように表現すればいいのか?というまずったがまずありました。脚本を読んで、文が更紗にすべてを打ち明けるシーンが小説と映画で違っていたので、どのように演じればいいのかということを悩みました。小説だから表現できることと映画だからこそ表現できることがあるわけで、このシーンが成立するのは自分次第だと思うと、現場中は李監督に『助けてください!』という思いで接していました」と不安があったことを明かす。しかし映画を見た人からは特に印象に残るシーンとしてよく挙がるシーンでもあり、松坂自身も「すべてを出し切るために準備期間も含めて向き合ってきたところもあるので、そのシーン撮影当日には緊張はありませんでした。撮影を積み重ねていく中で『いつ来てもいいな、このシーン』という気持ちになった。それは役者人生で初めての感覚でした」と万全の体制で臨めたそうで、李も「俳優・松坂桃李の到達点だと思う。次が楽しみ!」と太鼓判を押していた。
2022年06月12日松坂桃李と清野菜名がW主演を務める、映画『耳をすませば』(10月14日公開)の第2弾ティザービジュアルおよび場面写真が27日、公開された。同作は、漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した同名漫画を原作に、『ROOKIES卒業』(09)、『ツナグ』(12)、『記憶屋あなたを忘れない』(19)などで知られる平川雄一朗監督がメガホンを握る。原作の世界観を忠実に再現するあの頃(過去)に加え、10年後の現在がオリジナルストーリーとして二重構造で描かれる。この度解禁された第2弾ティザービジュアルは、中学生時代の雫と聖司が自転車に乗って土手の上を走っているシーンと、10年後の2人が再び同じ場所に立ち、向かい合っているもの。10年の月日が経ち、街の風景と同じく2人の関係にもどのような変化が起こったのか、思いを巡らせたくなるビジュアルとなっている。合わせて、劇中の場面写真も初解禁された。大人になった雫と聖司の姿だけでなく、中学生時代の2人を演じた安原琉那、中川翼の場面写真も。さらに本作の劇中歌が「翼をください」であることが明らかになった。○柊あおい コメント『耳をすませば』を描いて33年、アニメ映画化から27年。映画を観て育ったスタッフの方々の熱い想いを伺って、「10年後の物語」という新しい切り口に興味を惹かれました。今、新たな実写映画が生まれて、すっかり原作者の手を離れて歩いているキャラクター達が不思議です。けれども、どんな世界を見せてくれるのかドキドキワクワク見守る思いは、やっぱり親なのでしょうね。思わぬパンデミックで暗い世相になってしまいましたが、この映画で少しでも世界が明るくなればと願っております。(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
2022年05月27日映画『流浪の月』(5月13日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が24日に都内で行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、李相日監督が登場した。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。松坂演じる文の恋人・谷あゆみを演じた多部。松坂とのシーンが主になったが「多部目線で言うと、あんなに何も返してくれない男、どうしたらいいのかわからない!」と訴える。「私は『どうして!? 何でなの!? 何か言いたいことがあるなら言って!!』みたいに言っちゃうタイプなので。もう本当にラストシーンもずっと私、1人でしゃべってて、何も答えてくれなくて。最後あんなフィルターがかかったような死んだような目で『ああ』と言われて、どうしたらいいの!? みたいな感じなんですよ。だからずっと一人で何も返ってこない人とずっと戦って、最後だからはっきり言ってますけど、『なんなんだ』って思っちゃってました」と痛烈批判した。多部の訴えを聞いた松坂は爆笑しながら「これの返答として、松坂からしたら、もう本当に申し訳ない。謝ることしかできない」と、演じた役の行動について謝罪する。「谷さんの言葉が全部グサグサ刺さってくるシーンで。客観的に松坂的に言うと、谷さんとの向き合い方に対しては、本当に申し訳ありませんと、代わりに僕が謝ります」とその場を納めていた。
2022年05月24日最新作『流浪の月』で広瀬すずと共にW主演を務め、“元誘拐犯”という烙印を抱えながらひっそりと生きる青年・文(ふみ)を演じる松坂桃李。本作監督の李相日も松坂さんをキャスティングした理由について「文の透明感を考えると松坂桃李しか浮かばなかった」と語るほど、唯一無二の存在感で錚々たるクリエイターたちとタッグを組み俳優としての独自の立ち位置を築いている。そんな松坂さんの出演作から、最新作『流浪の月』に繋がる、誰もが感じているが言葉にできないような共感性を持った個性的な作品を紹介する。▼『空白』(21)とあるスーパーで起こった万引き未遂事件が問いかける“正義”の在り方万引き未遂の現場を店主に目撃され、逃走した女子中学生が道路に飛び出した瞬間、車に轢かれ死亡してしまった…。人間の持つ光と闇を真っ向から描く吉田恵輔監督が手掛けた本作で、松坂さんは万引き事件の被害者であるが、少女の父親にとっては事故の加害者となってしまうスーパーの店主・青柳を演じている。青柳を猛烈に追い詰める少女の父親・添田(古田新太)と正義感の強いスーパーの従業員・草加部(寺島しのぶ)という強烈なキャラクターの間で“受け”の演技に徹する松坂さんだが、100%善人とも悪人ともいえない青柳の絶妙なバランス感を体現。見る者にどこか身に覚えがあるような、共感性を持った松坂さんの俳優としての魅力が味わえる1作。▼『あの頃。』(21)モデル本人が自分かと見間違うほどのなりきりぶり口コミで大ヒットした『愛がなんだ』を始め、丁寧な人物描写で若者から大人まで幅広い世代の共感を呼ぶ作品群が大人気の今泉力哉監督と松坂さんがタッグを組んだのは、ハロー!プロジェクトへの熱い愛と仲間たちと過ごした青春を描いた劔樹人の自伝エッセイマンガを映像化した本作。松坂さんは松浦亜弥のオタ活にのめり込んだ劔の青春時代を演じている。本作で松坂さんは特別外見を作りこんでいるわけではないが、劔さんとの交流から話し方や歩き方といった細かい動作を吸収し、ハロプロオタクを熱演。舞台挨拶で劔さん本人からも「昔の僕こんなだった!と思った瞬間があった」と太鼓判を押されるほどのなりきりぶり、松坂さんの演じる役柄の幅の広さを感じることができる。▼『孤狼の血』シリーズ(19、21)日本アカデミー賞受賞の大ヒット映画松坂さんにとって、不誠実な役どころを演じた『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)での白石和彌監督との出会いは、それまでどちらかといえば爽やかな役柄が多かった松坂さんが役の幅を広げるきっかけになったと言える。『孤狼の血』は二度目の白石監督とのタッグとなり、役所広司演じるアウトローな刑事・大上とコンビを組む新人刑事・日岡を熱演した。暴力団対策法成立直前のヤクザの世界を描いたR15指定の本作で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞も受賞。自らの正義とは何かと葛藤しながらも成長していく日岡からは大上にも負けず劣らずの殺気を帯びた気迫を感じさせ、俳優・松坂桃李の天井知らずの多彩な魅力が存分に楽しめる1作。特に『孤狼の血 LEVEL2』では大上の意思を継いだ日岡が物語の中心となっている。▼『流浪の月』誘拐事件の犯人という消えない“レッテル”を抱えて生きる苦悩…2020年の本屋大賞を受賞した大人気の原作を李監督が映画化し、松坂さんは15年前のある女児誘拐事件の“加害者”とされた青年・文を演じる。本作で松坂さんは線の細い設定の文を演じるため大幅に体重も落としたが、自身は身体的に痩せることよりも誰にも打ち明けられない秘密を抱える文の“内面”の役作りのほうが苦労したとふり返っている。その1つとして、実際に幼少期の更紗(白鳥玉季)と文が一緒に過ごした撮影用のアパートに寝泊まりしたり、更紗と離れていた15年間を思って日記をつけたりと、具体的な“実感”を得ながら演じたという文の内面がスクリーンでどう表現されているのか、期待が高まる。ハロプロオタクから、ヤクザと渡り合うアウトローな刑事まで…松坂さんの役の振り幅は日本映画界でも屈指のもの。私生活でも30代に突入し、さらに演じることのできる役の幅が広がるだけでなく、実力のあるクリエイターを満足させる役への没入ぶりでますます勢いを増す松坂さん。『流浪の月』でもひと足早く試写会で鑑賞した方からは絶賛の声が上がっており、松坂さんの俳優としての新章が幕を開けたようだ。『流浪の月』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会空白 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021『空白』製作委員会孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会
2022年05月14日「出演作品をここまで客観的に見られないことはなかったと思います。これまでの作品のなかで、いちばんハードルが高く、役に対して時間を費やした作品でした」完成作を見ての感想を聞くと、こう答えた松坂桃李(33)。最新作『流浪の月』(5月13日公開)は’20年に本屋大賞を受賞したベストセラーの映画化で、女児誘拐事件の“被害者”と“加害者”のその後を描く。10歳の少女を保護したことで誘拐犯の烙印を押されてしまう青年・佐伯文(さえきふみ)を松坂が演じた。いつも何か堪えているような文を、松坂はこう表現する。「抽象的になってしまいますが、僕のイメージで文は、ものすごく広い湖の真ん中にぽつんと体育座りでいるような感じなんです。湖の下はものすごく深くて、のぞけばのぞくほどどんどん暗い闇に入っていくような。探っても探りきれない、心の深さが彼の中にはある」繊細そうな文の細い体形は、撮影前から食事制限などで作り上げた。最終調整時にはバナナ1〜2本で過ごすこともあったという。「現場に入る前から少しずつ体重を落としていった結果、(ネットなどで)『松坂桃李激やせ』と言われるようになり(笑)。作品のためにやっているんだけど、まぁいっか、と。それよりも、内面を深掘りする作業のほうがものすごく難しかったですね」“被害者”と“加害者”を引き寄せた孤独。「文には、自分ではどうしようもない、あらがうことのできない絶望というものが常にあって」と話す松坂が演じる、儚いまなざしの文が印象に残る。取材の最後に、人と違うことで孤独を抱える文になぞらえて「人と違う面」を聞いてみると、なんだろうなぁ……と真剣に考え込むこと数回。その姿からも仕事への真摯な取り組み方がうかがえた。そしてこのような返事が。「10年以上同じ靴を履いていることでしょうか。壊れたら直す、を繰り返しているんですけれど、修理するなら買ったほうが早いよと周りから言われたことがありました。自分の中では普通なんですけど。そこは人と違うのかもしれないです」
2022年05月14日広瀬すずと松坂桃李がW主演を務める映画『流浪の月』(5月13日公開)のメイキング写真が10日、公開された。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。公開されたメイキング写真では、広瀬がイベントで「お互いのお腹の中にあるマグマを出しながら作った」と話したように、キャストと李相日監督との間の徹底的な話し合いの様子が写し出されている。W主演を務めた広瀬と松坂が「(李監督は)準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる」と揃って語る通り、広瀬は、映画では描かれない文と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後に預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜と恋人同士の関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアを与えられ、「役者同士の関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた」と振り返る。松坂も「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」と明かし、「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いていけた」と話している。また本作は、長野県を中心とした撮影が行われ、大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った。(C)2022「流浪の月」製作委員会
2022年05月10日広瀬すずと松坂桃李をW主演に迎えた李相日監督最新映画『流浪の月』のメイキング写真が到着した。実力と人気を兼ね備えた広瀬すずと松坂桃李が紡ぐ物語の原作は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた、凪良ゆうによる傑作小説。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かないさらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえきふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じ、加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明らが共演に名を連ねている。ふたりの限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来『フラガール』『悪人』『怒り』など、そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた李相日(リ・サンイル)監督。また、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結した。このたび、本作のメイキング写真が一挙到着。広瀬がイベントで「お互いのお腹の中にあるマグマを出しながら作った」と話したように、観る者の心を圧倒的なエネルギーで揺さぶる本作。その力強さのヒントは、キャストと李との間の粘り強く徹底的な話し合いにあったのかもしれない。W主演を務めた広瀬と松坂が「(李監督は)準備のための環境や時間を用意してくれ待ってくれる」と揃って語る通り、李組の”粘り”は俳優ファーストの証と言える。たとえば広瀬は、映画では描かれない文と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後に預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜と恋人どうしの関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアを与えられ、「役者どうしの関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた」と振り返る。そして松坂も、「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」と振り返り、「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いてゆけた」と話す。公開されたメイキング写真からは、役づくりのためにお互いに時間を惜しまない、二人三脚とも言える関係性が垣間見える。また本作は、長野県を中心としたロケーションの美しさにも大きな注目が集まっている。大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った劇中有数の渾身の場面だが、メイキング写真からもその緊張と集中が伝わってくる。この湖で撮られた本作を代表する名シーンの数々を、ぜひ劇場で見届けてほしい。『流浪の月』5月13日(金)より公開
2022年05月10日映画『流浪の月』(5月13日公開)のフレッシャーズ試写会が8日に都内で行われ、広瀬すず、松坂桃李が登場した。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。会場には新社会人が集まり、「希望の部署に行けなかった時どう頑張ればいいか」という相談も飛び出す。松坂は「僕も『この作品やりたいな』という時に、全然違う作品があって、『なんでやれないんだろう』と思ったりするんですけど、今思うと『この作品をやったからこそ、ここの作品につながった』という部分があるので、振り返ると最善の最短ルートだったなと思うんです」と励ます。「自分の中での最短ルートがその歩み方だと思うと、違ったとしても、いい意味で割り切った仕事のマインドで挑めると思うので、そう思ってやった方が気が楽かと思います」とアドバイスした。広瀬も「その瞬間に答えは出ないと思うんですけど、後々自分の運命を感じたりすることもある」と頷く。「その瞬間は必死に目の前のことにしがみついてるんですけど、何年か経って『よかったな』と思う瞬間があったり、私にはこれしかなかったと実感したりする機会がすごく増えていて、きっと神様が『こっちの方が向いてるよ』と言ってくれてるんだなというのを、心のどこかで思いながらでもいいのかなと思います」と語る。「振り返った時に、道の幅が太くなると思うので」と新社会人に声を掛ける松坂は、他の質問にも真摯に答え、広瀬からは「先生」と呼ばれていた。
2022年05月08日映画『流浪の月』(5月13日公開)のフレッシャーズ試写会が8日に都内で行われ、広瀬すず、松坂桃李が登場した。同作は凪良ゆうによる、本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。イベントでは新社会人からの相談を募り、「なんでこの仕事をやっているんだろうと悩んでしまった瞬間はありますか」という質問には、広瀬が「私はどうしてもこのお仕事をしたくてというよりも、姉が先にやっていて、なんとなくお姉ちゃんの後ろをついていったみたいな感覚の方が強かったので、やり始めはずっと思ってました」と回答する。「いつ辞められるのかなとか、タイミングが……とか。周りの大人の人たちに囲まれて、楽しいはのファッションだけで、お仕事をするということに強い思いがあったわけではなかったんです」と振り返った。さらに広瀬は「でも辞められずにやり続けて、今これを辞めても何も残ってなくて。周りと比べられたりして負けることが悔しくて、"好き"よりも"悔しい"があったタイプ。とりあえず勝つまで、自分がちょっとでも満足するまで、『悔しいから、絶対やってやろう』みたいなことをすごく思ってました。だから、気合い?」と自身のモチベーションについて結論付ける。「気づいたら好きになっていたり、『これしかない』と思ったり、すごい人はいっぱい上にいらっしゃるので、いくらやっても満足しない。自分の思考がどんどん変わって『大切にしたいな』と思うようになったんです。"悔しい"は変わらずあるんですけど、今はそれでいいのかなと思ったりしちゃってます」と語った。松坂も「自分の中でのモチベーションは、若い頃からちょっとずつ変わってきている」と同意。「最初は『事務所のために頑張ります!』『トップコートから来ました、松坂桃李です! よろしくお願いします!』みたいなところから、先輩方の活躍を見て、『エンターテインメントに貢献したい』となって。今はより目線が近くなってきて、現場の人たちの表情」と明かす。「一つの作品終わった時の、関わったみなさんの顔を見た時にやってよかったなと思えてくる。今はそういった人たちの表情というか、その空気を共有するために作品をやり続けているかもしれないです」と説明した。
2022年05月08日広瀬すずと松坂桃李をW主演に迎えた『流浪の月』で撮影監督を務めたのは、韓国映画界の至宝ホン・ギョンピョ。この度、コンテなしの撮影が生んだ“奇跡の連続”の裏側に迫る新写真が解禁、また「映画公開記念写真展」も全国10劇場で開催されることになった。ホン・ギョンピョは、第92回米国アカデミー賞作品賞ほか4冠に輝いた『パラサイト 半地下の家族』、第71回カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に出品され国際批評家連盟賞を受賞した『バーニング 劇場版』をはじめ、『哭声/コクソン』『母なる証明』など、韓国映画史に残る作品を次々手掛けてきた撮影監督。本作で広瀬さん、松坂さんら俳優たちの熱演とともに、驚きをもって受け止められているのが、日本映画初参加となる韓国映画界のレジェンドといえるホン・ギョンピョの圧巻の映像美だ。水の滲むような叙情的ショットから、俳優の表情を大胆に捉えたドラマティックなショットまで、緩急自在にカメラを操るその卓越した映像センスは、忘れがたい余韻を残す。今回、その圧倒的な美の瞬間を捉えた劇中写真と、その舞台裏に迫る撮影風景を捉えた新写真が解禁された。“ヌッキム”=フィーリングが生まれるまで「粘った」『パラサイト』の撮影現場でポン・ジュノ監督から李相日監督を紹介されたホン・ギョンピョは、たまたま直前に韓国公開された『怒り』に強い感銘を受けていたという。そんな中で受けた李監督からの『流浪の月』のオファーを、「世間の枠からはみださざるを得なかった特別なふたりの美しい物語に共感した」と快諾。ホン・ギョンピョ李監督は、「『バーニング』のどこか不穏で艶のある空気感で『流浪の月』をイメージすると、どこまでも昂揚感が高まりました」とタッグの実現に喜びを語る。そんな2人の間で撮影中の指針となったのは、韓国語で“感じ”や“フィーリング”を意味する「ヌッキム」という言葉。「ひとことで言うと、腑に落ちるかどうか。一つ一つのカットに対して、画と芝居に”ヌッキム”が生まれるまでお互いに粘った」と李監督はふり返る。2人は100%画コンテなしで現場に入り、リハーサルを綿密に行った上で撮り順を決めていくというスタイルを選択したが、結果、ホン・ギョンピョの直観やひらめきが炸裂し、奇跡のような瞬間がいくつも誕生したという。ホン・ギョンピョ、俳優陣を絶賛「集中力が本当に凄かった」また、ホン・ギョンピョは、日本の俳優たちが持つ高いポテンシャルを絶賛する。「広瀬さんはさらに演技に深みが増して、人としての成熟を感じさせた。松坂さんはクローズアップした時の表情に何度も驚かされた。身体を徹底的に絞り込んで歩き方まで完全にキャラクターになりきった演技をみせてくれた」とコメント。さらに「横浜(流星)さんはいろいろな引き出しをもっていて、キャラクターの暴力的な面についても単純な表現ではなく、その人物の内に抱えているものや背景を感じさせる演技をみせてくれた。多部(未華子)さんは短い登場だったが強烈な印象を残す演技だった」と明かす。「どの俳優も、”その人物そのもの”になっていると感じる瞬間が度々あり、集中力が本当に凄かった。それがカメラを通じて伝わってくる時が何度もあり、感動した」と賛辞を惜しまなかった。ホン・ギョンピョによる現場ポートレートの写真展開催ホン・ギョンピョが撮影の合間に撮り溜めていた現場ポートレートが、スタッフ間で評判を呼び、全国10の劇場で「映画『流浪の月』公開記念 撮影監督ホン・ギョンピョによる撮り下ろし写真展」として披露されることに。また同写真は、「ホン・ギョンピョ撮り下ろし『流浪の月』ポストカードブック」として、全国劇場窓口にて発売されることも決定。モノクロ14枚+カラー(中表紙)1枚の計15枚には、広瀬さん、松坂さん、横浜さん、多部さん、さらに白鳥玉季の姿が至近距離で捉えられており、現場の緊張感や彼らの息遣いまで感じとれそうな臨場感に溢れたものとなっている。『流浪の月』は5月13日(金)より全国にて公開。「映画『流浪の月』公開記念 撮影監督ホン・ギョンピョによる撮り下ろし写真展」は各劇場、公開初日5月13日(金)より開催。詳細は作品公式HPにて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会
2022年05月07日