シネマカフェが5月に実施した読者アンケート「2021年好きな春ドラマ&キャラクターは?」から、先日発表した“好きなドラマランキング”に続き、今回は春ドラマの好きなキャラクターランキングが決定した。約3,000人から回答を得た今回。シネマカフェ読者の熱い声と共に第1位~第10位と、順にご紹介。人望に厚い探偵・風真尚希!今回、最も票を集めたのは、新時代の探偵物語「ネメシス」より、櫻井翔が演じるポンコツだが人望に厚い探偵・風真尚希!天才すぎる助手・アンナとの凸凹バディのコミカルで笑えるやり取り、2話で見せた“カザラップ”などが放送中話題に。コミカルな面も多かった風真だが、「さぁ、真相解明の時間です」とアンナの助けを借りながらも、事件解決へと導いていく謎解きシーンは本作の見どころ。そんな風真にシネマカフェ読者からは「ポンコツに見せかけているけど、実はかなり優秀で人望もあってチャーミング。しかも過去の事件に関わっていたりと謎も一番多くて奥が深い」「コミカルな演技とシリアスな演技をしっかり演じているから見ていて引き込まれる」「人間味があり、表情豊かで魅力的。 ポンコツ具合は可愛く、謎解きシーンはカッコいい」といった声が寄せられた。不器用な緒原紘一が愛おしい!続く第2位は、「リコカツ」から永山瑛太扮する緒原紘一。自衛官一家の長男である紘一は、絵に描いたようなカタブツ人間であり、純粋でマジメすぎるアツい男。出版社に勤務する主人公・咲と運命的な出会いをし、“交際ゼロ日婚”するも、早くも離婚へと話が進んでいく…。ストーリーの面白さから、“好きな春ドラマランキング”では第3位にランクインした「リコカツ」。今回紘一に寄せられた読者からのコメントでは、「昭和な価値観と、令和の価値観をうまく表現されて、笑えるけどぐっとくる。頑固で不器用なりに優しく、素直で、愛らしいキャラクター」「無骨で純で、でも咲の気持ちに少しずつ寄り添って行く様子に胸が熱くなります」「堅物で真面目で時代遅れな面もあるけど、咲さんに対する優しい思いが伝わってきます!」「不器用ながらもピュアでアタフタしてるトコが大好き」「とにかく気持ちを伝えるのが不器用なとこがもどかしくも愛おしくもあります!」とその真っ直ぐなキャラクターに多くの視聴者が魅了された。幅広い世代の女性をキュンキュンさせたマイペースな料理人・藤野駿そして第3位は、ランキング<作品編>では第1位となった「着飾る恋には理由があって」より、横浜流星演じる藤野駿がランクイン。ルームシェア生活を送る駿は、主人公“着飾る女”真柴くるみのお隣さん。キッチンカーで自由気ままに好きなときだけ営業する、マイペースでミニマリストな料理人だ。真柴との胸キュンシーンや、バチバチの三角関係も話題となった。読者からは「過去の挫折もあり、自分の価値観を大切にして生きる姿に、不器用感も感じつつ、共感できる」「天真爛漫なのに、ふとした時に甘やかしていたり待っていたりとかっこよすぎる」「ツンデレ具合いが最高」「キュンキュンさせてくれる」「不器用だけど好きだよ表現が可愛いです。 臆病なところもあるけど好きな仕事に対しての愛情、仕方。生き方素敵です」といったコメントが寄せられた。第4位~第10位は以下の通り。第4位:大豆田とわ子(松たか子)/「まめ夫」「大豆田とわ子と三人の元夫」の主人公。バツ3・子持ちの住宅建設会社の社長で、元夫たちに振りまわされながら日々奮闘する、明るく、お茶目なキャラクター。-読者コメント-・人間味があって、自由で、頭が良くて、あげたらキリがないけど好き。・自分の考えはしっかり持ちつつ、大豆田とわ子なりに言うべき時には言い、引く時には引き、常に愛情を持って生きているところ・三人の元夫を包み込むやさしさ、社長としてのすばらしさ、日常の人間らしさがいとおしい。第5位:青山一(中村倫也)/「珈琲いかがでしょう」移動珈琲店「たこ珈琲」店主。行く先々で人々の心を癒していく青山は、爽やかで飄々とした王子様のようだが、その裏にはある秘密が…。-読者コメント-・マンガの実写で、これほどのシンクロ率は、かつてないと思います。・倫也くんが青山さんにしか見えない。おだやかな癒しの青山さんもやさぐれた裏の顔の青山さんもひとつぶで何度もおいしい青山さんです。第6位:入間みちお(竹野内豊)/「イチケイのカラス」自由奔放で異端な刑事裁判官。お堅い裁判官のイメージとはほど遠く、みちおはゆるい空気をまとい、とぼけた発言をすることもしばしば。また、元弁護士という異色な経歴の持ち主でもあり、物語が展開するにつれ、みちおの知られざる過去が次第に明らかになっていく。-読者コメント-・自由奔放そう見えて実は真実と1番向き合っていてかっこいい・揺るぎない信念も持ってて、なおかつ坂間さんとのやり取りも面白い!第7位 :桃地のぞむ (松坂桃李)/「あのキス」「あのときキスしておけば」の主人公。とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性。スーパーで働き、出世願望や恋愛願望は特になし。憧れの漫画家・蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い、“友だち以上恋人未満”の関係になるが…。ドラマでは、桃地の心の声や「SEIKAの空」のアテレコも話題に。-読者コメント-・とにかく可愛い、可愛いすぎる。・ポンコツなのだけど、憎めない周りに好かれる人。心がピュアで一途なところが可愛いです。・地味にノッてる感じを出したり言動がもうツボ。面白いです。第8位:緒原(水口)咲(北川景子)/「リコカツ」ファッション雑誌の優秀な編集者。現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。緒原紘一と運命的な出会いをし、スピード結婚するが…。-読者コメント-・真面目で誠実で努力家かつ思い遣りに溢れている。魅力的なキャラクター。・咲ちゃんの紘一さんを想う気持ちが切ない。こっちまで毎回キュンとして切なくなって涙してます。第9位:真柴くるみ(川口春奈)/「着飾る恋」少し背伸びしつつも頑張り屋な“着飾る女”。インテリアメーカーの広報課に勤めており、宣伝を兼ねて始めたSNSでは、5年間、毎日1日3回の更新を欠かさず、10万人近くのフォロワーを持ち、インフルエンサーとしても活躍。それゆえ、身につけているファッションも注目を集め、Instagramは29万人超え、RakutenFashionとのコラボも展開されている。-読者コメント-・自分と似ている所があるなと思いました。辛くてもひたすら頑張っている姿を見て、自分も頑張れば良いことがあると勇気をもらっています。・自分の居場所や必要性を模索しながら、一生懸命仕事に向き合っている20代後半の等身大なOLの姿が自分に重なり、応援したくなる。・お洋服はもちろん、いろいろ参考になります。・おしゃれで仕事に一生懸命で応援したくなる。第10位:美濃輪潤平(仲野太賀)/「コントが始まる」売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」のメンバーのひとり。高校時代、春斗に誘われて芸人の道へ。大企業で働く奈津美と10年間付き合っており、高校時代、潤平が奈津美に告白するシーンも話題となった。-読者コメント-・ユーモアさとなんとも言えない孤独さ感・優しくて一途で、笑わせてくれて真面目で友達想いなところ。・面白いし 熱い、純粋で、彼女を心から大切に思っているところが かっこいいです。「2021年好きな春ドラマのキャラクターは?」シネマカフェ読者アンケートTOP10第1位:風真尚希(櫻井翔)/「ネメシス」第2位:緒原紘一(永山瑛太)/「リコカツ」第3位:藤野駿(横浜流星)/「着飾る恋には理由があって」第4位:大豆田とわ子(松たか子)/「大豆田とわ子と三人の元夫」第5位:青山一(中村倫也)/「珈琲いかがでしょう」第6位:入間みちお(竹野内豊)/「イチケイのカラス」第7位:桃地のぞむ (松坂桃李)/「あのときキスしておけば」第8位:緒原(水口)咲(北川景子)/「リコカツ」第9位:真柴くるみ(川口春奈)/「着飾る恋には理由があって」第10位:美濃輪潤平(仲野太賀)/「コントが始まる」投票期間:5月18日(火)~5月31日(月)23:59※5月10日時点で、初回放送がすでに始まった作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年06月15日俳優の松坂桃李が、花キューピット「母の日特別お届けキャンペーン」企画の一環で、当選者とのオンラインミーティングに参加した。松坂が選んだ花を花キューピット加盟店から届け、当選者親子と松坂がオンラインで会話する今回の企画。松坂は「もうすぐ夏なので」と大きなひまわりの花束を選び、花束には直筆サイン入りのポスターも。長年親子でファンだという松坂からのサプライズに、当選者の母親は「ひまわりは大好きなお花です。こんなに大きくて豪華な花束をもらったのは初めて。しかも松坂さんが選んでくださったなんて感激です」と大喜び。オンラインミーティングでは、当選者から松坂に質問したほか、それぞれの母の日の思い出や、家族への思いをトークで繰り広げた。「今後やってみたい役はありますか」という質問に松坂は「特殊メイクを施して演じる役をやったことがないのでやってみたいです。たとえばゾンビとか。動物の着ぐるみとか木の役でも」と回答。また「今はコロナ禍で難しいですが、海外旅行で行きたい場所は」と聞かれると「スペインに行ってみたいです。建築家のガウディが好きなので、ガウディが建築した建物や街並みを見てみたいと思っています。仕事では海外に行ったこともありますが、プライベートで海外旅行に行ったことがないので、行ってみたいです」と明かす。「最近ラッキーだなと思ったこと」については「春が旬の野菜でウルイってご存じですか。なかなかどこのスーパーでも売っていないのですが、 先日都内のスーパーで売っているのをたまたま見かけて、すごいラッキーだなと思って買いました。タマネギみたいな食感で、臭みもなくお浸しにするとおいしいので是非見かけたら食べてみてください」と、松坂からウルイを勧める場面も。最後に松坂は「『母の日』は、家族の絆を確認できる日だと感じました。 当選者とお母さまを見て気持ちが温かくなりました。自分も家族を大切にしたいと改めて思いました」と感想を述べた。
2021年06月14日柚月裕子による3部作を原作に、警察と暴力団組織、マスコミらの壮絶なバトルロイヤルを描く『孤狼の血LEVEL2』。原作では描かれていない映画オリジナルストーリーが展開する本作で“覚醒”する、松坂桃李演じる刑事・日岡のキャラクター動画が解禁された。松坂さんをはじめとする豪華なキャスト陣の出演と、レベルアップした内容に期待が高まる本作。今回解禁されたのは、真面目な優等生キャリア組刑事から、目的のためには手段も選ばない孤高の刑事へと“レベルアップ”した日岡のキャラクター動画。前作『孤狼の血』の相棒だった伝説の刑事・大上に振り回されながら、もがく優等生刑事・日岡が、次第に広島・呉原の街の治安を背負う一匹狼の刑事へと覚醒していく様が描かれている。風貌も、凶暴さも全てがレベルアップ、己の信じる道のためには「戦争しよう思うちょるんじゃ」と言うほど振り切れた日岡の暴れっぷりに注目。日岡の中の狼が本作で目を醒ます!『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月12日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のキャラクター動画が12日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。解禁となったのは、前作『孤狼の血』の相棒であった伝説の刑事・大上(役所広司)に振り回されながらもがく優等生刑事・日岡(松坂)が、次第に広島・呉原の街の治安を背負う一匹狼の刑事へと覚醒していく様を描いた動画。風貌も、凶暴さもすべてがレベルアップし、己の信じる道の為には「戦争しよう思うちょるんじゃ」と言うほど振り切れた日岡の暴れっぷりに注目となっている。(C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月12日松坂桃李主演「あのときキスしておけば」の7話が6月11日オンエア。SNSでは5人で横並びになり銭湯につかる桃地、マサオ、高見沢たちに「修学旅行か」のツッコミが寄せられるとともに、ついに実現した桃地と巴=オジ巴のキスに感動の嵐が巻き起こっている。とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性、桃地のぞむはバイト先のスーパーで、大好きな漫画「SEIKAの空」を描いている蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い、巴の手伝いをすることになる。巴からキスを迫られ拒む桃地だが、その後2人で沖縄に行く道中、飛行機が事故を起こし巴は亡くなってしまう。そして巴の魂は隣の席に座っていた田中マサオの身体に乗り移り、桃地と“オジ巴”のラブストーリーが展開する…という本作。桃地のぞむに松坂さん、唯月巴に麻生久美子、オジ巴=田中マサオに井浦新、巴の担当編集者で元夫でもある高見沢春斗に三浦翔平。マサオの友人で「スーパーゆめはな」のESV(エグゼクティブスーパーバイザー)、通称エグゼクティブ真二と呼ばれる反町真二に六角慎司。また巴の母の唯月妙に岸本加世子。フラダンスの先生をしているマサオの妻・田中帆奈美にMEGUMI。桃地のバイト先「スーパーゆめはな」店員の郷田ひと子に猫背椿。同じく店員で「SEIKAの空」のアンチだった水出清美に阿南敦子。マサオのことが好きな李善善にうらじぬのといったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ベッドでオジ巴にキスしようとした桃地だが、その瞬間、オジ巴がマサオに戻ってしまう。自分の状況が理解できないマサオは巴の自宅から逃走してしまう。桃地は高見沢、反町に連絡し一緒にマサオを探す。橋から身を投げようとしているマサオを発見、説得しようとする桃地だが、そこに高見沢も現れ状況を混乱させ…するとマサオはオジ巴に戻る。その後、フラダンス教室で再びオジ巴はマサオに。オジ巴がマサオに戻ったことに気づいた帆奈美は彼を自宅に連れ帰る。だんだんとマサオになる時間が長くなってきたことに、巴は「SEIKAの空」の執筆を急ごうとし、マサオをオジ巴に戻すためには心拍数を上げればいいのではと考えた高見沢は、マサオを風呂に入れようと言い出す…というのが今回のストーリー。桃地、マサオ、高見沢、反町、高見沢から編集を引き継いだ木之崎眞(藤枝喜輝)の5人が横並びになり、肩を寄せ合いながら銭湯の湯舟につかる…このシーンに「なんで横並びで風呂www」「風呂場でわちゃわちゃと楽しそうだなww修学旅行かww」「おっさんが5人も風呂でイチャつくなw」などの声が。その後マサオから戻った巴は、桃地を呼び出すと「残された時間を漫画の執筆に使いたいから別れて欲しい」と伝える。それに「仕事を取るか僕を取るかなんて勝手に決めないでください」と号泣、「巴さんが好きです。愛してます」と自分の想いをぶつける桃地。そして2人は初めて“キス”をする…というラストだった。2人の涙のキスに「ラストシーンは美しくて切な過ぎて涙を流してしまいました」「とても良かった。過去一だった。泣いた」「すごく心に響く、心が震えたラストシーンでした!神回」「ラストで「良かったね」と「切なすぎる」で感情カオス化」など、SNSには感動の声が溢れている。(笠緒)
2021年06月12日柚月裕子の小説を原作とした松坂桃李主演映画『孤狼の血 LEVEL2』のポスタービジュアル2種が到着した。まず1枚目は、松坂さん演じる一匹狼の刑事・日岡や、鈴木亮平演じる最凶の悪、上林をはじめ、チンタ(村上虹郎)、真緒(西野七瀬)たちが、闘いに向かう覚悟を決めたような表情を浮かべたビジュアル。雨の中、こちらに迫りくるような、強烈な印象の1枚が完成。そして2枚目は、主要キャストの躍動感溢れる場面写真が散りばめられた、大暴れビジュアルだ。「このビジュアルにLEVEL2のすべてが凝縮されていると感じました」と絶賛した松坂さんは、「前作とは違う新しさを感じます」ともコメントしている。また併せて、6月18日(金)より発売される特典付き前売券の特典が、ここでしか見られないスペシャルバージョンの日岡や各キャラクターのビジュアルが描かれたポストカードに決定したことが明らかに。日岡ビジュアル(全2種)+ほかの主要キャラクターのビジュアル(全8種)という、2枚1セットとなっている(※種類は選べない)。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月10日松坂桃李が主演を務める映画『孤狼の血 LEVEL2』が8月20日(金)より公開される。この度、本作のポスタービジュアル2種が解禁となった。本作は、第42回日本アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編。前作から3年後の広島を舞台に、裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一が出所してきた、たったひとりの“悪魔”によって運命を狂わされていく姿を描く完全オリジナルストーリーとなっている。公開されたのは、松坂演じる日岡を始め、上林(鈴木亮平)をはじめ、チンタ(村上虹郎)、真緒(西野七瀬)たちが雨の中それぞれが闘いに向かう覚悟を決めたような表情を浮かべ、迫りくる印象を与えるビジュアルと、主要キャストの躍動感あふれる場面写真が散りばめられた大暴れビジュアルの2つ。主演を務めた松坂も完成したビジュアルを見て「このビジュアルに『LEVEL2』の全てが凝縮されていると感じました。前作とは違う新しさを感じます」とコメントした。“闘うヤツしか生きられない”というコピーも相まって、ますます本編への期待が高まる。さらに、特典付き前売券も6月18日(金)より全国上映劇場で発売決定。豪華特典は、ここでしか見られないスペシャルバージョンの日岡や各キャラクターのビジュアルが描かれたポストカードだ。日岡ビジュアル(2種)のうちどちらか+ほかの主要キャラクターのもの(8種)、2枚1セットの特典。(※種類は選択不可)特典付き前売券が買える劇場は下記サイトよりチェックしてほしい。『孤狼の血 LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年06月10日松坂桃李、井浦新、麻生久美子らが出演する「あのときキスしておけば」の6話が6月4日放送。今週も三浦翔平演じる高見沢に「振り切れてる」などの声多数。今後の波乱を予感させる衝撃ラストにも「まさかの展開」と衝撃を受ける視聴者が続出している。とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性・桃地のぞむは、バイト先のスーパーで大好きな漫画「SEIKAの空」の作者、蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い、純粋なファン心をかわれて巴に高額バイトとして雇われることに。それから買い出し、風呂掃除、食事を作り電球を変え…巴の身の回りの世話を続ける桃地に惹かれていく巴だが、2人が沖縄旅行に行くため搭乗した飛行機が事故を起こし、巴は亡くなってしまう。しかし巴の魂は、隣の座席に座っていた冴えない清掃員の田中マサオに乗り移っていた…という本作。当初はマサオを巴だと信じなかった巴の母、妙や、担当編集者で元夫でもある高見沢も“オジ巴”を受け入れていくが、“オジ巴”を巡る桃地と高見沢の三角関係が芽生え…というのがこれまでの展開。桃地のぞむを松坂さんが演じ、「SEIKAの空」の作者、蟹釜ジョーこと唯月巴には麻生さん。巴の魂が乗り移った“オジ巴”(田中マサオ)には井浦さん。巴を発掘した担当編集者で元夫の高見沢春斗には三浦さん。巴の母、唯月妙に岸本加世子、マサオの妻・田中帆奈美にMEGUMI、桃地のバイト先「スーパーゆめはな」店員の郷田ひと子に猫背椿、水出清美に阿南敦子。李善善にうらじぬのといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。オジ巴と高見沢のキスを目撃した桃地は、ショックでその場から走り去ってしまう。その後を追おうとするが高見沢に止められ、ベッドに押し倒されるオジ巴だが、なんとかその場を脱出。桃地のアパートの窓から室内に侵入する…という展開に。その後、オジ巴は編集部に乗り込み自分が蟹釜ジョーだと宣言。編集長はオジ巴がアシスタントだったことにして連載を続けることを決め、そのことをオジ巴に伝えるよう高見沢に指示。高見沢は桃地のもとに向かう…。連載継続が決まり編集部には優し気な口調で感謝の言葉を伝えるも、桃地には高圧的に迫る…そんな高見沢に「高見沢さん普段は自信満々で鼻につくけどだいぶ頑張ってたんだなと思うと可愛く見えてくる」「わざわざレジに並んで表出ろって無言で言う高見沢さん、シュールwww」「高見沢さんおもしろすぎて腹筋よじれたよ三浦翔平の振り切れてるとこが最高におもしろいwww」などの声が送られる。一方、オジ巴が倒れてしまう。倒れたオジ巴をベッドに運びキスしようとする桃地だが、オジ巴がいきなり目を見開いて「誰だお前」とつぶやく…このラストに「まさかまさかの展開」「ここで田中マサオくるかー!!」「まさかの、マサオ降臨!」など衝撃を受ける視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2021年06月05日《text:佳香(かこ)》今クール話題をかっさらったドラマ作品には必ず松坂桃李がいた。「今ここにある危機とぼくの好感度について」(以後「ここぼく」)、「あのときキスしておけば」(以後「あのキス」)ともに、何とも言えない情けなさと隠しきれない小物感を漂わせながらもどこか憎み切れない主人公を好演している。まず大反響のうちに最終回を迎えた「ここぼく」での、大学の広報課に中途採用された元イケメンアナウンサー・神崎真役。これまで“好感度”を第一優先に極力何事にも意見を持たず、明言しないという徹底した“事なかれ主義”を通し何をするにもその場しのぎだった彼が、大学の不祥事に対応していくうちに、自身も否応なしにも“当事者”となったことで、組織の、そして自身の軽薄さに向き合わざるを得なくなる過程とそこでの変化、成長をブラックな笑いを交えながら体現してくれた。何の意見もなく、どちらの立場も表明せずに、ただただ笑顔で無難なことをコメントすることで積み上げた“好感度”とやらは何の裏付けもなく、神崎自身もその目に見えない“好感度”のために常に風を読もうとし、各所に忖度しまくり、物事をより“複雑”にさせてしまっている。“好感度”=“信用度”とは決してならず、その実態のないものに翻弄される神崎は正に風前の灯火のようだ。腐敗しきった社会のルールを内面化することでどうにかサバイブしようとしてきた神崎が、保身的な考えが頭によぎりながらも都度気持ちを持ち直し最終話の不正公表の決断に突き進む、その日々の“選択”の積み重ね、良心の呵責やなおも脳裏をかすめるせこい考えとのせめぎ合い、揺り戻しを見事松坂さんは細やかに、人間臭く表現していた。元々、“難しいことは考えない、見ようともしない”と決め込んでいる神崎が、その目を徐々に段階を追って開眼していく様子を、ふとした立ち回りや表情で見せてくれたのはお見事だった。一方、井浦新と麻生久美子が入れ替わることで話題の「あのキス」では、ヘタレ臭のする漫画オタクで幸薄なスーパー店員・桃地のぞむ役を演じている。憧れの漫画家・蟹釜ジョー(麻生久美子)に雑用係のバイトを頼まれ、“良い雰囲気”になった矢先、沖縄旅行に向かう途中の飛行機事故によって、愛する女性の魂がおじさん(井浦新)に乗り移ってしまうというまさかの展開が待ち受ける。面白いのは、これまで描かれてきたスイッチエンタテイメントのように、男女の主人公同士が入れ替わってしまうのではなく、桃地はそのままに相手だけが全く見ず知らずの異性と入れ替わってしまうところだ。松坂さんはこの2作だけを観ても、主人公でありながら、自分から働きかける側というよりは常に“巻き込まれる側”にいる。パッとしないながらも予期せぬことに巻き込まれる“引きの強さ”を持ち合わせたキャラクターを視聴者に矛盾なく見せられる。“パッとしない”中にも大学の総長や売れっ子漫画家のお眼鏡にかなう、埋もれてしまわぬ“何か光るもの”の魅力を役柄にきちんとセットしてくれる。降りかかる災難にキャパオーバーになり、情けない姿を晒しながらも逃げずに向き合う姿に“どうしようもない”主人公だが彼の周囲も、そして視聴者もなんだかんだ彼を見放すことができず、いつしか彼の些細な前進を喜び応援している自分がいることに気づかされる。2作ともに最終的にはよく“大切なもの”に向かって走っている松坂さんの姿を目にした気がする。“巻き込まれる側”に位置しながら主役を張れるというのはなかなかの高等テクであろう。元々、さして積極性を持ち合わせていないキャラクターであるため“受け”のお芝居が光りながらも、望むと望まざるとにかかわらずもたらされる“変化”に対し、どのように咀嚼し折り合いをつけて対峙し、さらにその中で“主体性”を獲得していくのか。最終的には自分の手で運命を手繰り寄せるようになるまでの成長を“ヘタレ”で、何なら“ポンコツ”とも言われるキャラクターの中に投影させねばならないのだ。松坂さんはこれまでも“何者でもない”役どころを演じることが多かった。映画『あの頃。』ではうだつの上がらない日々を送っていたが、あややを知りオタ活を通して自身を取り戻していく劔役、『娼年』でのリョウ役もそうだ。会員制ボーイズクラブの女性オーナーにスカウトされてその道を極めていく大学生を熱演した。“何者でもない”者が他者や何かに熱中することで自身の輪郭を確かめ掴もうとする悲哀や切実さを見せてくれているのだ。より“振り回される側”に振り切れており、代替できないもはや“独自ポジション”を確立している松坂さんが観られる「あのキス」、次週第6話では蟹釜先生の魂が入ったおじさんの体にタイムリミットが迫っていることが発覚するようだ。蟹釜先生と桃地は結ばれるのか、彼らがここまで築いてきた関係性がどう展開するのか楽しみだ。また、現在公開中の『いのちの停車場』に続き、主演映画『耳をすませば』、『孤狼の血 LEVEL2』、さらに『空白』の公開が控える松坂さんのますますの躍進ぶりにこれからも期待したい。(佳香(かこ))
2021年06月04日女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のオフショットが3日に公開された。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。公開初週末の新作映画・興行収入・動員数で堂々の初登場1位を獲得した同作。今回解禁されたオフショットでは、撮影機材に跨がりカメラを覗く松坂桃李の無邪気な姿や、和やかな雰囲気の中撮影を行うまほろばメンバー診療所でのショットが映し出されている。現場の雰囲気を常に明るくしていたのが松坂と西田敏行の2人で、西田は現場で松坂に対面するやいなや「よっ日本一!」「新聞記者!」と声を掛け、その場にいたスタッフの笑いを誘う(※松坂は映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞)。さらにはまほろばメンバーの憩いの場である「BARステーション」での重要なシーンを撮影するにあたり、監督、吉永、みなみらんぼうとシリアスな打ち合わせをした直後の撮影でNGを出すも、その場でペロっと舌を出し、緊迫した空気を和ませる。また松坂は、中華屋でラーメンを食べながら麻世(広瀬すず)と未来の話を交わす印象的なシーンの撮影時に、カットがかかった後も「美味しい!」と言ってラーメンをすすり続け、居合わせたスタッフも思わず「いい食べっぷりだね」と笑顔になったというほっこりエピソードも。西田は「桃李くんとは映画も1本一緒にやっているし、割と気心も知れている。最近の彼の仕事ぶりを見ていると大きな俳優になっているなと、意識しますね。『新聞記者』という映画を見て、彼の成長ぶりは底知れず、ポテンシャルがますます高まっている感じがしました。これから映画界を牽引していく俳優さんになるんじゃないかと」と松坂について語っている。
2021年06月03日女優の吉永小百合が主演する映画『いのちの停車場』(公開中)のメイキング映像が28日、公開された。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作品。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。今回、公開された映像では「まほろば診療所」で在宅医として働くことになった咲和子(吉永)を追いかけ、はるばる東京からやってきた医大卒業生・野呂(松坂桃李)が、どうしても「まほろば」で働きたいと懇願するシーンのメイキングが収められている。
2021年05月28日吉永小百合ら日本を代表する実力派豪華キャスト陣が在宅医療に携わる医療者を演じる『いのちの停車場』。公開初週末の新作映画興行収入・動員数で初登場1位を獲得する大ヒットとなっている本作から、吉永さん、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行が演じる「まほろば診療所」メンバーの出会いをとらえたメイキング映像が解禁された。映像は、金沢にある「まほろば診療所」で在宅医として働くことになった咲和子(吉永さん)を追いかけ、東京からはるばるやってきた医大卒業生・野呂(松坂さん)が、どうしてもまほろばで働きたいと懇願するシーンのメイキング。困惑する咲和子だが、院長の仙川(西田さん)が快諾し運転手として即採用が決まったところで、看護師の麻世(広瀬さん)が診療所に戻ってくる。しかし、野呂が乗ってきた高級車を、なんと麻世が自転車で擦ってしまったと言い、野呂は大慌てで外へ確認しに飛び出していく…という、まほろば診療所のメンバー4人の出会いの場面が切り取られている。すでに鑑賞者からも「重いテーマと思っていたけどまほろばメンバーのやりとりにほっこりした」「コミカルなシーンも多くてクスッとできた」「慌てる野呂くんがかわいかった笑」といった感想が寄せられており、映像には、同シーンでカットがかかると、広瀬さんや西田さんも含めスタッフ・キャストともに「うぃ~」と声を掛け合い拍手で笑顔を見せるなど、仲睦まじい現場の様子が伝わってくる心温まるシーンとなっている。さらに、本作キービジュアル撮影の裏側も公開。まほろば診療所のセット前で記念写真を撮る4人の様子は、この撮影がまさに本作の印象的な、まるで家族写真のような温かい雰囲気のキービジュアル撮影の舞台裏。キービジュアルそのままの和やかであたたかな雰囲気が伝わってくるものとなっている。『いのちの停車場』は全国にて公開中。※一部地域は順次公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月28日吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』が公開されている。本作は、在宅医療の現場で活動する医師たちと、彼らが出会う患者たちの交流や、そこで生まれる信頼のドラマを描いた作品で、細部に渡って“映画館で観たくなる”表現や作り手たちの想いがふんだんに盛り込まれている。本作の製作総指揮を務め、先ごろこの世を去った元東映グループ会長・岡田裕介の提案で、プロデューサー陣は吉永が医師を演じる企画を動かしはじめ、その中で現役の医師・南杏子の小説にたどり着いた。「この物語はまっすぐに生きている人たちのことを描いた作品で、それは今のほかのいろんな作品を見回してみてもユニークな部分かもしれないと思っています」と吉永は分析する。本作で彼女が演じる白石咲和子は、長年に渡って救命救急医として活動していたが、ある出来事をきっかけに帰郷。金沢で父と暮らしながら、在宅医として再出発する。咲和子が勤務することになった診療所は近隣の5人の患者だけを訪問で見る小さな院で、医者が"命を救う”のではなく、患者の生き方を尊重し、彼らが"よりよく生きる”ための治療を行っている。新しい環境に驚きながら、咲和子は院長の仙川(西田敏行)や看護師の麻世(広瀬すず)、咲和子を追いかけてきた青年・野呂(松坂桃李)らと共に患者と向き合いながら、変化を遂げていく。「監督はまっすぐな方だから、みんながそれを反映している部分もあったと思う」と吉永が語るのは、2015年の『ふしぎな岬の物語』でもタッグを組んだ成島出監督。成島監督は「この映画の大きな特徴は、若い松坂(桃李)くんと(広瀬)すずちゃんが映画の“太陽”のような存在になっていて、吉永さんがその光を受けて青く輝く月のような存在として描かれる」ことだと分析する。「そして、隣には西田さんがいる。その4つのバランスが非常にいいと思ったんです。オーケストラにたとえるなら、今回の吉永さんは第一バイオリンではなくヴィオラ。松坂くんとすずちゃんが第一バイオリンで、西田さんがチェロ。その四重奏が今回は非常に良い音を奏でているイメージがずっとありました。もうひとつは本作は“吉永さんが成長していく映画”だということですね。いまの日本映画でこういう題材を扱うと、どうしても病気のことが主になることが多いんです。でも、この物語だと吉永さんが成長していく姿を描くことができる。それは吉永さんの姿そのものだと思いましたし、映画を観てくださる方の背中を押してくれるものになると思ったんです」吉永は本作で122本目の映画出演となる。しかし「まだもう少し成長したいという想いはいつもあります」と微笑む。「満足したらそこで終わりだと思っていますし、今回は物語を通して役が成長していくので、自分も変化していけたらいいと思いました。若い頃からいろんな役をやってきたわけですけど、演じる“職業”に興味があるんです。私はずっと俳優という職業をしてきたわけですけど、映画を通して自分がこれまでに経験したことのない職業をできることは、俳優として最高の贅沢だと思いますし、今回は念願かなって医者の役ができて、それもひとつの映画の中で“二役”といっていいほど違うタイプの医者を演じられる。監督には感謝しています。大変な撮影ではありましたけど、ワクワクするような現場でした」本作では主人公・咲和子と診療所の仲間たちが、さまざまな人々の病や生き方、過去の思い出、未来への想いに向き合っていく姿が描かれるが、成島監督は可能な限りカットを割らずに、撮影現場の俳優たちのやりとり、表情の変化、心の動きをあますところなく捉えている。成島監督は「俳優や人間をつかまえようと思うと、昔からこの撮り方になるんだと思う」と説明する。「本当はすべてのカットをひとつのアングルからワンカット、ワンテイクで撮ることができたら理想だと思うのですが、登場人物も多いですし、基本的には2台のカメラで可能な限りワンカットで撮っていこうと思いました。桃李くんたちも現場で吉永さんから“どんぶり”(映画撮影でワンシーンをワンカットで撮影すること。撮影を記録するスクリプトシートに他のカットがないため“丼”と記載したことからこのように呼ばれている)って言葉を初めて教えてもらったみたいです(笑)」デジタル撮影が全盛の昨今では、カメラ位置を変えながら何度も撮影して、膨大な撮影素材を編集でまとめあげる作品も多い。しかし、本作は俳優たちのやりとりや、その瞬間に起こる化学反応など“その場限り”のものをカメラがおさめていく。「やっぱりワクワクしますよね。昔はふたつのカメラで5分ぐらいのシーンを止めずに撮るってことはありましたけど、いまは少ないですよね。やはり気持ちが継続しますし、今回みたいに動きがいっぱいある中ですと“自分がミスしたら大変だ”って気持ちはありますけど(笑)、他の方の動きを見ていてもやはり楽しいですし、演じる上で楽しいんですよね。(テオ・)アンゲロプロスのように人物や状況をじっと見つめるワンカットもありますけど、今回はそうではなくて、俳優みんなで踊りながらと言いますか、躍動しながら撮っていく感じでしたね」(吉永)その場で起こっている動きや目線のやりとり、心の動きが観る者にダイレクトに伝わってくるような手法で描かれる本作は、細部まで丁寧に観ることができる映画館の大きなスクリーンで楽しむことで、さまざまな発見があるはずだ。吉永は「本当に大変な状況ではあるのですが、映画館でみんなが映画を楽しめる状況になることを祈っています」と力を込める。「そのことを考えると夜、眠れないことが多いです。でも私たちはこうして作品を撮りましたから、きっと映画館で作品を観ていただけると確信しています。私も映画館に行くと『やはり映画の良さは、映画館で観ることにあるな』と思うんですね。だから私としてはみなさんに映画館で観ていただくための努力は最大限したいと思っています」成島監督も「いつも映画館で観てもらいたいという気持ちで撮っています」と語る。「だから映画館が閉まってしまうことは本当にさみしいですし、映画館の方も本当にがんばってくださっているので、ロックダウンみたいなことになってしまえばそれはしょうがないですけど、映画館はちゃんと換気もされていますし、そのことを改めてみなさんにも知っていただいて、映画館はマスクをちゃんとして、お話をしなければ安全な場所なので劇場に来ていただけることを祈ってます」本作は、在宅医療の世界を扱った作品だが“死”ではなく“生きること”がその中心に描かれている。人と出会い、共に時間を過ごす中で、それぞれが自分の生き方を模索し、主人公の咲和子も周囲の人々も葛藤したり、悩みながら前へと進んでいく。撮影から公開までの期間、世界中が感染症の問題で大変な状況下にあった『いのちの停車場』だが、結果として“この時期に観ることで心に響く”作品になっている。『いのちの停車場』『いのちの停車場』公開中
2021年05月28日吉永小百合をはじめ、松坂桃李、広瀬すず、そして西田敏行といった日本を代表する実力派豪華キャスト陣が出演する『いのちの停車場』が5月21日(金)より公開を迎え(一部劇場を除く)、新作映画として興行収入・動員数で堂々の初登場1位を獲得したことが分かった。緊急事態宣言による映画館の休業要請のあった一部地域、東京、大阪などの映画館の休業が続く中、『名探偵コナン 緋色の弾丸』『るろうに剣心 最終章 The Final』や同日公開の『地獄の花園』を抑え、興行収入1億4,844万7,440円、動員数13万4,643名(週末2日間5月22~23日)、累計興行収入1億7,968万1,920円、動員数16万1,132名(5月21~23日)を達成、新作映画、堂々の初登場1位となった。観客層は、主演の吉永さんファンを中心に30代40代にも広がりをみせ、松坂さん、広瀬さんら若手キャストファンの若年層も劇場に駆けつけるなど、老若男女問わず複数人での来場者が目立った。いち早く本作を劇場で鑑賞した方々からは「すごく心あたたまる素敵な映画」「ここまで終始泣いている映画は初めて」「私も身近な人を大切に生きようと思った」「生きるチカラが湧いてきた」など絶賛する声も続出。また劇場関係者によると、上映状況の問い合わせや「作品の延期が続いている中、作品を出してくれてありがたい」といった声が多く寄せられているほか、「(上映後)感動して泣いて出て来られる方が多く、皆様の満足度も高いと感じた」との声が届けられているという。『いのちの停車場』は全国にて公開中。※一部地域は順次公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月24日今期の春ドラマは、私たちの好きなイケメン俳優が目白押し!30代以上の本誌読者230人に好きな春ドラマ俳優を聞くと、竹野内豊(50)がトップに。11年ぶりの月9主人公ということで、カッコよさに改めてやられた!という読者が多数。さらに、編集部屈指のドラマウオッチャーたちが各作品のイケメンをチェックしました!あなたの好きな俳優は、さて何位――?【人気ランキング】1位:『イチケイのカラス』竹野内豊2位:『着飾る恋には理由があって』横浜流星3位:『恋はDeepに』綾野剛4位:『珈琲いかがでしょう』中村倫也5位:『着飾る恋には理由があって』向井理6位:『桜の塔』玉木宏7位:『リコカツ』永山瑛太8位:『ネメシス』櫻井翔9位:『大豆田とわ子と三人の元夫』松田龍平10位:『レンアイ漫画家』鈴木亮平【彼氏にしたいランキング】1位:『着飾る恋には理由があって』横浜流星2位:『イチケイのカラス』竹野内豊3位:『珈琲いかがでしょう』中村倫也4位:『恋はDeepに』綾野剛5位:『リコカツ』永山瑛太6位:『イチケイのカラス』新田真剣佑7位:『着飾る恋には理由があって』丸山隆平8位:『レンアイ漫画家』鈴木亮平9位:『コントが始まる』神木隆之介10位:『着飾る恋には理由があって』向井理【夫にしたいランキング】1位:『イチケイのカラス』竹野内豊2位:『リコカツ』永山瑛太3位:『特捜9 season4』井ノ原快彦4位:『珈琲いかがでしょう』中村倫也5位:『恋はDeepに』綾野剛6位:『着飾る恋には理由があって』向井理7位:『着飾る恋には理由があって』横浜流星8位:『着飾る恋には理由があって』丸山隆平9位:『あのときキスしておけば』松坂桃李10位:『桜の塔』玉木宏■春ドラマイケメンNo.1はやっぱり竹ノ内20代編集K(以下、K)「『イチケイのカラス』(フジテレビ系・月曜21時~)の竹野内豊(50)がすべての項目でトップ3に入りました。イケメンランキングで法廷ドラマの裁判官が上位を独占するとは……!」30代記者S(以下、S)「役がいいからだと思いますよ。お堅い裁判官のイメージと真逆で自由だし、竹野内の優しく、諭すような話し方がすごくステキで(笑)」40代記者H(以下、H)「同世代として『年齢を重ねてますます魅力が増した』という読者の声はそのとおりだと思う。完璧な容姿に渋みが加わって本当にいい男になったなぁと」S「大人の男といえば、『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜21時~)の玉木宏(41)も渋くてカッコいい!」H「警察組織を相手に闘う姿が『信念がある』という意見も多くて。たしかに、デキる男はセクシーだよね」S「『リコカツ』(TBS系・金曜22時~)の永山瑛太(38)も人気ですよね。堅物でダサい夫なんて大変じゃないかと思いましたが、『実直、真面目、浮気の心配なし』との読者の意見になるほどな、と(笑)」K「『着飾る恋に理由があって』(TBS系・火曜22時~)の横浜流星(24)と向井理(39)もすべての項目にランクイン。“彼氏にしたい”“夫にしたい”ランキングには丸山隆平(37)の名前も」S「横浜流星の料理シーンはいいですよね。おいしいごはんをサッと作ってくれるなんて理想的!」H「今まではクールな役が多かったけど、今回のような明るくて少しお調子者の役も新鮮でいいよね」S「私は、このドラマの向井理が大好きです。優しいし、笑顔が最高!」K「スーツ姿がカッコいいですよね。足は長いし、読者からも『スタイルがいい』ってコメントが多数」H「丸山隆平は今回二枚目の役で。カウンセラーとしてだけではなく、人の話をちゃんと聞いてくれるところがいいよね」K「働く女性が求める癒しキャラがそろってるドラマですよね」H「私は『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系・月曜23時6分~)の中村倫也(34)に癒されるなあ。珈琲屋さんに来たお客さんたちが、つい身の上話をしたくなる気持ちもわかるわ」S「ただ優しいだけじゃなくミステリアスで。まさに中村倫也の十八番」K「今期は、ラブストーリーも注目です。ランキングには『恋はDeepに』(日本テレビ系・水曜22時~)の綾野剛(39)、『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・木曜22時~)の鈴木亮平(38)の名前も」H「御曹司設定はありがちなんだけど、綾野剛が演じるとキャラクターに厚みが出る。さすが演技派だなぁと思うし、『レンアイ漫画家』の鈴木亮平にも共通している気がするね」S「鈴木亮平は最初、目つきとか怖かったんですよ。でも、ヒロインとの交流でどんどん変わってきて、最終的にすごくカッコよくなるだろうなという期待感がいちばん強い」H「今期は、おなじみ俳優の魅力を“再発見”するのが楽しそうだね」S「若手を発掘するなら『ドラゴン桜』(TBS系・日曜21時~)ですね。ジャニーズ好きとしては高橋海人(22)が見逃せません!」K「私は鈴鹿央士(21)が気になります。おとなしい役が多い印象でしたがヒールをのびのび演じてる。ここからまた売れっ子が生まれそうですね」「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月24日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。松坂は同作を通して「体を治すだけが全てではない。もちろんそれもあるんですけど、その人その人、その家族その家族それぞれの幸せの形、過ごし方、日々があって、そういう小さな日々の積み重ねによって人生の命のしまい方につながっていくんだろうなって本当に強く感じました」と明かす。さらに「僕自身もそういう自分の命のしまい方というものを改めて考えさせられるようなことがありました」と言う松坂に、吉永は「早すぎますよねえ、そんなことおっしゃるのは」と苦笑。西田も「早いですよ。そういう発言は70超えた人間が言うものだ! 俺たちが言うことなくなっちゃう」、泉谷は「違うだろお前」と大先輩達が総ツッコミで、松坂は「充実できるように生きようと思いました」とたじたじになっていた。
2021年05月22日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。舞台挨拶前には東映・手塚治社長が登場し「東京、大阪など一部の映画館では上映が叶いませんでしたが、全国の『いのちの停車場』を楽しみにお待ちいただく皆さんに向け、昨日より無事公開をすることができました」と報告する。手塚社長はさらに「この作品を映画館で1人でも多くの方に見ていただきたい。映画館で安全安心に見ていただくため、行政のガイドラインに沿いまして十分な感染対策を行いました。映画館では無事であること、安全であること、十分な換気をするという準備を整えています」と訴える。「弊社といたしましては、映画を愛する皆様に向け、このような時こそ、映画を楽しみ、映画で心を癒やしていただけたらという思いからこの作品を公開することに踏み切った次第でございます」と状況を説明。「映画は娯楽であり癒やしであり、人の心に欠かすことの出来ない栄養素、ビタミンのようなものであると私たちは思っています。安全対策の行き届いた空調の映画館で映画をお楽しみいただければと思っております」とメッセージを送った。主演の吉永は公開について、「とても嬉しいことなんですけど、とても残念なことがありました。緊急事態宣言が延長になりまして、映画は休業要請が出てしまったんです。演劇は大丈夫だけど、映画はダメということを聞きまして、大変ショックを受けましたし、悔しかったです。くじけそうになりました」と率直に心境を吐露する。「でも、今日このように全国の皆様の前で挨拶ができるのは、ここにお客様がいらっしゃらないからだと思って、気持ちを取り直しております」と続け、「きっとこれから日本中の皆様に映画をご覧いただけるという風に思っております」と希望を表した。また、医療をテーマにした作品であることから、吉永は「医療関係の皆様にもあたたかいサポートをいただき、映画を見て色々感想をお寄せいただきました」と明かす。「こんな大変な時期にこの映画を見てくださって、私たちに力を与えて下さったこと、感謝しております」と感謝していた。
2021年05月22日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。「僕が演じたのは世界中を旅して店を出した男で、店の作りが遊牧民のパオを模しています。それがとてもいい出来だったんですが、終わるとあっという間に壊されてしまって、残念です。そこでゆっくり一杯飲みたかったな」と話し始めたみなみだが、喉が詰まってしまったようでスタッフが水を持ってくることに。なかなか水が出てこないために、主演の吉永が袖に走るなど、マスコミのみの場内もざわつく。水が出てきたものの、その後も言葉に詰まったみなみは「少し体調が……」と訴え、吉永がそばに寄って支える。そのまま袖に運ばれ、休むこととなった。緊張感が走った場内だったが、西田が「らんぼうさんが歌っている歌が、今度発売されるサントラ盤に収録されるんですけど、本当に素晴らしい味わいのある歌を歌ってらっしゃいます。ぜひこの機会にそちらもよろしくお願いします。頭からずっと聞いたところ、α波がとっても出ていて、30数曲があるんですけれども、3曲目でだいたい寝落ちしてます。そんな感じの素晴らしいCDですので、ぜひ不眠にお悩みの方、お買い求めいただければと思います」と和ませ、拍手が起こっていた。舞台挨拶の途中には、医師でもある原作者の南が袖に様子を見にいくなどしていたが、最後には回復したみなみが再登場し、西田と共に手を振る姿も。軽い貧血だったとのことで、フォトセッションでは笑顔を見せていた。
2021年05月22日松坂桃李、井浦新が共演する「あのときキスしておけば」の4話が5月21日放送。スーツ姿でハート型ストローをくわえてバナナジュースを飲む松坂さんと井浦さんに「可愛すぎ」の声が上がるとともに、三浦翔平演じる高見沢との“三角関係”にも注目が集まっている。松坂さんがとにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性・桃地のぞむを、麻生久美子が桃地が大好きな漫画「SEIKAの空」の作者で、桃地は男性だと思っていたが実は女性だった蟹釜ジョーこと唯月巴を、井浦さんが桃地が働くスーパーの清掃員で、事故で亡くなった巴と入れ替わる田中マサオをそれぞれ演じる本作。3人のほか、巴を発掘した担当編集者で元夫でもある「週刊少年マキシマム」副編集長・高見沢春斗を三浦さんが、オジ巴が巴だと受け入れた巴の母、唯月妙を岸本加世子がそれぞれ演じる。またフラダンス教室で教えるマサオの妻・田中帆奈美にMEGUMI。桃地のバイト先「スーパーゆめはな」店員の郷田ひと子に猫背椿。水出清美に阿南敦子。李善善にうらじぬのといったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。マサオの妻・帆奈美にいちゃいちゃしているところを見られていた桃地とマサオ。帆奈美は「桃地と自分の夫が不倫をしている」「2人で駆け落ちするために家を出たに違いない」と勘違いし、オジ巴を強引に家に連れ帰ってしまう。“帰宅”したオジ巴はマサオの部屋で手帳に書かれた“遺書”のような日記も発見する。そんななか桃地とオジ巴は原宿にデートに出かける…というのが4話のおはなし。視聴者からはハート型のストローでバナナジュースを飲む桃地とオジ巴に「一生懸命バナナジュース飲む顔、可愛すぎかwww」「バナナジュースでこれはあかんヤツww」などの反応が。一方、巴が生きていると確信した高見沢は桃地に「蟹釜ジョーがどこにいるのか教えてほしい」と土下座。桃地はマサオが巴だと説明するが信じてもらえない。飲まず食わずで様々な場所を探すも見つからず、桃地の家の前で力尽きる高見沢だが、桃地の自宅で目覚め、原稿を書くマサオの姿を見て彼が巴だと確信、号泣しながらオジ巴を抱きしめる。桃地、オジ巴、高見沢の三角関係の始まりとなるこのシーンに「カッコイイ井浦新を巡って争う情け無可愛い松坂桃李とデキル男セクシー三浦翔平の図…」「第4話ラストで笑い転げました 第5話で更にどういう展開になっていくのかスゴ~く楽しみ」「三浦翔平との三角関係w来週も楽しみー!!」などの声も上がっている。(笠緒)
2021年05月22日女優の吉永小百合が初めて医者役に挑戦した、映画『いのちの停車場』が5月21日に公開される。都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子氏の同名小説を実写化した同作は、リアルな現場の姿を映画として描き出した作品。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)が、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り勤めることになった「まほろば診療所」で、在宅医療を通して患者と向き合っていく。院長の仙川(西田敏行)、看護婦の麻世(広瀬すず)とともに「まほろば診療所」で働くメンバーで、医師になれなかった青年・野呂を演じたのが松坂桃李だ。台本を読む前に「やります」と即答したという同作から、松坂は何を受け取ったのか。また、飾らない人柄から出る言葉が度々インターネットでバズるなど意外なウケ方をしていることについても話を聞いた。○■吉永小百合との初共演で受けた刺激——吉永小百合さんとの初共演について、どういうお気持ちでしたか?「嬉しい」の極みでした。僕らの世代で吉永さんと共演できる機会はなかなかないですし、このチャンスを逃すわけにはいかないと、台本をいただく前から「やります」という気持ちが強かったです。ずっと映画界の第一線で活躍されてる方とご一緒できる機会は本当に貴重だし光栄でした。実際に共演すると、本当に細部まで役を落とし込む方で、例えば劇中で使ってるペンを、カメラが回ってないところでも使われているんです。目に見えないところでの役の染み込ませ方が丁寧で、一つ一つの動作や所作を役に表されていらっしゃる感覚が、すごく刺激的でした。細部にまで思いを巡らせることで、奥行を作ることもできるんだなと、吉永さんから教わりました。軽やかでしなやかで、美しい方でした。——東映さんと吉永さんのタッグは故・岡田裕介会長が指揮をとられていて、映画界にとっても大きな作品だと思うのですが、『侍戦隊シンケンジャー』でデビューされた松坂さんがそこに出られてるのもすごいですね。撮影所で初心に返ったりするものでしょうか?東映さんでデビュー作に出演させてもらってから12年経ちますけど、今もなおこうして一緒にお仕事させてもらえるのは、すごくありがたいことだなと思います。撮影所での日々はやっぱり思い出します、辛かった日々を!(笑) 毎朝5時くらいに東映のスタジオに集合して、ロケバスに乗って山まで行って、ロケして、夕方くらいに帰ってきて……今回の雰囲気とはまた全然違う、思い出深い撮影でした。——実際に作品を観られて、どんなシーンが印象に残っていますか?今回は自分が出ていない場面がすごく気になっていて、吉永さん演じる佐和子先生と、田中泯さん演じるお父さんのシーンに、グッと来るものがありました。自分がその立場に立ったときに、どう思うか答えが出なくて、身につまされるシーンでした。どの家庭もそれぞれの事情での選択をされるのだと思いますが、それは向き合った結果だし、家族が導き出した正解だと思うから、外部の人間には口を出せない。田中さんも本当に苦しそうに痛そうに表現をされていて、患者は痛みから解放されたいけど、周りにいる方からすると生きていて欲しいし。難しい問題だなと思います。法律の壁も医療の限界もあって、いろんなことを問題提起させられた作品でした。——コロナの時代だからこそ、より考えさせられることもありましたか?あります。より一層、命について考える時間は増えましたし、他人事ではない。それぞれの患者さんのシチュエーションにリアリティがあって、どれも自分の身の回りで想像しやすい、自分に置き換えやすいものでした。○■「こんなんでバズる!? どうかしてない?」——コロナ禍で撮影現場も大きく変わったと思いますが、どのような思いで臨まれていましたか?純粋に、撮影ができるということが嬉しかったです。初心に返ったような気持ちで、当たり前に思っていた仕事の日々へのありがたさが強かったです。もちろんマスク着用が必須だったり、頻繁に検査を受けなくてはならなかったり、色々あったんですけど、それ以上の喜びがありました。——そのありがたさは、外出自粛期間中に「演技がしたい」と思っていたからこそ、というところもありますか?実は、そこはまったく思ってなかったんです(笑)。なんなら「あれ、台詞ってどうやって覚えるんだっけ?」と思ったくらい。現場に入ってから、ありがたさを実感しました。——そんな率直な松坂さんの言動が、最近すごくインターネットで愛されているなと思っています。そんなに愛されてますか!? あんまり見てないんですよね……。SNSとかってことですよね? どういう感じになってるのかわからないけど……そんなにつぶやくことあります!?——周囲の方から話を聞いたりはするんですか?ラジオを通してリスナーの声を聞いたり、スタッフさんが「今、バズってますよ」と教えてくれたりすることはあるんですけど、「こんなんでバズる!? どうかしてない?」と思います(笑)。——そういう意識してない自然体の姿が共感を呼んでるということかもしれないですね。そうだとしたら、ありがたいです。でも僕がそういうこと言える場は、深夜ラジオくらいしかないので。バラエティ番組などもありますが、どうしたってTVなので、生放送ですべて自分の言葉で伝えることができるのは、やはりラジオなのかもしれないです。——深夜ラジオのリスナーの方にも『いのちの停車場』をぜひ観てほしいですか?もちろん! 心が荒んだリスナーの方にこそ、ぜひ観てもらいたいです(笑)。感想も聞いてみたいです。——それでは、最後にメッセージをいただけたら。この作品は何か答えを示すものではなく、登場人物それぞれ、患者さん一人ひとりにたくさんの生き方があるし、命のしまい方もある。それぞれの正解を見つけて選択していってほしいですし、きっかけを与えてくれる作品だと思います。「もしこれが自分だったら」と置き換えられると思うので、少しでも自分の身近にいる人たちの心に向き合うきっかけになってくれれば嬉しいです。■松坂桃李『侍戦隊シンケンジャー』(09年)で俳優デビュー。以降、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)、『不能犯』『娼年』『孤狼の血』(18年)などで演技の幅を広げ、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など多数受賞。19年の日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた『新聞記者』でも主演を務め、最優秀主演男優賞を受賞した。待機作に21年公開予定『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日)、『空白』(9月23日)がある。
2021年05月20日松坂桃李主演『孤狼の血LEVEL2』にて、元サッカー日本代表選手でフォワードとしてプレーした播戸竜二が賭場で真剣勝負する男として俳優デビューすることが分かった。播戸竜二は、兵庫県姫路市出身の元プロサッカー選手で、現在ではサッカー解説者。現役時代のポジションはフォワードで、ガンバ大阪やヴィッセル神戸、セレッソ大阪など複数のチームを渡り歩き、2006年~2008年には日本代表としてもプレー。2019年に現役を引退し、翌年3月12日からJリーグの特任理事(非常勤)、同年5月14日から日本サッカー協会(JFA)のアスリート委員、今年2月1日からWEリーグの理事も務めるなど、現在も日本サッカー界に貢献している。本作で演じたのは、賭場という裏社会の“フィールド”(!?)で真剣勝負する男。播戸さんは「やる時はやるぞという気持ちで挑みました」と語り、俳優デビューに気合十分。時代を感じさせる衣装に身を包み、呉原市の暴力団・尾谷組が取り仕切る賭場で勝負師の眼差しを見せた。また、白石和彌監督から「貧乏ゆすりをしたり、『次、勝たなきゃ!』みたいな気持ちをもっと出して」「周りの客を気にして窺うような仕草をして」など、直々に演技指導も。「現場はやはり相当な緊張感があり、サッカーで言うと“絶対に負けられない試合”みたいな空気がお芝居のやり取りの一瞬一瞬にありました」と播戸さんがふり返るように、撮影現場の熱気も伝わる場面写真も到着している。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年05月18日取材現場にて、無造作に配置された椅子を眺め、松坂桃李は「おっ、椅子がたくさんですね~」と微笑んだ。そっと腰をかけた後、カメラマンから「ひとりの時間を感じてください」とリクエストされる。すると松坂さんは了承したような笑みを向けた後、すっと表情を抜いた。表現者の顔になるスイッチの切り替えはごく自然で、ひとりだからこそのけだるいムードが瞬時にあたりに漂った。やがて、どことなく色気も宿した松坂さんが、ファインダー越しに切り取られていく。ごくわずかな時間でも仄見える、「相手の望むことに応えたい」という思いは、スチール撮影であろうと、インタビュー取材であろうと、変わらない。だからこそ、作品に出演する際、その姿勢はより顕著になり、全身全霊を懸けた演技が、私たちの心を感動と衝撃でいつも揺さぶり離さないのだろう。松坂桃李が再会したい俳優は、役所広司、樹木希林、菅田将暉…「挙げるとキリがない!」本人が望むか、望まないかは別として、松坂さんは今や賞レース常連の俳優だ。20代で「がむしゃらに」積み重ねた作品群は、実となり、32歳の自身の背中を押すものとなった。第44回日本アカデミー賞授賞式では新人俳優賞のプレゼンターを務め、「ひとつひとつを積み重ねていくことで、再会も増えてくる仕事。現場での再会を望みます」と、実感がにじむメッセージを伝えていた。そんな松坂さんこそ、今、作品で再会したい人は誰なのか、聞いてみた。「いやあ、いっっっぱいいます!まず、役所(広司)さん。あと、(樹木)希林さんとは、もう1回ご一緒したかったですね。年齢は違いますけど、ほぼ同じ時期に事務所に入った菅田(将暉)とも、『キセキーあの日のソビトー』以来、映画をやってないからまたやりたいですし。同世代で言えば、岡田将生、濱田岳ともやりたいですし、本当にいっぱいいますねえ。もちろん、『いのちの停車場』で関わった俳優部の皆さん、吉永小百合さんをはじめ、またご一緒したいです」ここまで一気にしゃべると、「挙げるとキリがないですよね(笑)」と頭をかく。中でも、最初に名前が挙がった役所さんは、『孤狼の血』におけるバディが記憶に新しい。劇中の継承よろしく、プライベートでもつながっているのかと思いきや、「実は連絡先は知らないんですよ」と松坂さん。「『孤狼の血 LEVEL2』の方言指導の沖原一生さんが、役所さんのお付きをやられている方なので。沖原さんが役所さんとやりとりをしているので、経由で写真を撮って送ったりしまして。“楽しみにしとるけぇ!!”みたいな感じのやりとりは、ありましたね」と、何とも幸せそうに交流を伝えてくれた。充実のキャリアのあとは、こうした何気ない会話の端々からも、うかがえるものだ。30代からのキャリアプラン「役や作品に対しての深掘り、もっとしっかりしてみたい」かつて自身がそうだったように、若い世代の波や勢いといったものを、松坂さんも感じているのだろうか?「いや~、もう、めちゃめちゃ感じます。それこそ、新人賞を受賞された皆さんも、本当に魅力的だし、エネルギッシュだし、透明感もあれば鮮度もあるし、素敵だなあって」と目を細める。「だからこそ、自分も本当にそうした素敵な方々に負けないように…というか、同じ作品で出会ったときに、しっかりとその作品を一緒に作られるだけの実力を、ちゃんと自分も備えていかないといけないと思いましたね」。奢る姿勢が0なのも、まったくもって松坂さんらしい。とりわけ20代後半はチャレンジングな役と作品を選び取っていた松坂さんだが、30代に入った今は、どのような備えをしているのか、していくつもりなのか。未来のプランが気になるところだ。「自分の中で、役や作品に対しての深掘りを、もっとしっかりとして作品に入っていくのを少しずつ増やしていきたいと思っています。だから、時間がかかったりするので、たぶん…本数としては少なくしていくと思うんですね。でも、それは30代のうちにやっておくべきことだと思って。ひとつ、ひとつの作品に対してじっくりと向き合っていくのが、30代の10年の過ごし方ですかね」。これまでも正面から作品に向き合ってきた松坂さんだが、時間をかければ、何かが変わる?もっと、もっと見えるものがある?「どうなんですかねぇ。時間をかけたからいいお芝居につながるかと言うと、100%そうでないかもしれませんけど、試す時期でもあるというか。やってみたら、また違う何かが見えてくるかもしれないですし。向き合う期間があればあるほど、どういう風に自分はこの役に対してアプローチを仕掛けるかとか、物理的な時間を費やしてみたら、選択肢が増えるのかなと思っています」。「何が一番自分にとっての核なのかを見つめ直す瞬間が、大事なんだなと思います」松坂さんの最新出演映画は、吉永さん主演のヒューマン医療巨編『いのちの停車場』。在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤める、元大学病院の救命救急医・白石咲和子(吉永さん)を追って、同じ診療所で運転手として働き始める野呂聖二を演じた。「野呂は、咲和子先生がいた病院で迷惑をかけてしまったので、どこかでやっぱり恩を返したい思いもあり、背中を追いかけていくんです。咲和子先生を通して在宅医療を見て、物事に向き合っていきたいと変わっていく…そのグラデーションを丁寧に積み重ねていければいいなぁ、と思いながらやっていました」。大学病院の状況とは異なる在宅医療の現場に、四苦八苦しながらもくらいついていき、患者との心の距離を縮めていく。責任感が芽生えていくその姿は、野呂の成長物語にも映る。中でも、トレーラーでも流れる、末期の膵臓がんを患う元高級官僚の宮嶋一義(柳葉敏郎)とのシーンは印象的だ。松坂さん自身も、感慨深いものがあったと話す。「柳葉さんが僕の手を握るんですけど、急に強く握ったり、弱く握ったり、だんだんだんだん力強く握ったりして…言葉ではないやりとりが、なされていました。そこから、いろいろなプレゼントをもらえた気がしたんです。だから、自分が想像していた以上の、野呂の中で何か感情が沸き上がったのかもしれません。本当に、お芝居ってひとりじゃできないことがたくさんあるし、想像“外”のところで成り立っていく面白さがあるといいますか。対人(たい・ひと)とやることによって、心のやりとりとか、言葉だけじゃないものが人をつなげていく感じが、あのシーンでは起こった気がしましたね」。このように、本作では様々な患者の人生が描かれており、「いのちのしまい方」について思いを馳せるきっかけにもなる。イコール、どうやって生きていきたいか、自身の生き方を今一度考えたくなる映画でもある。本作に携わったことで、松坂さん自身がどのような生き方をしていきたいか、感じたりもしただろうか?「日々当たり前の日常、小さな幸せの積み重ねが、いのちをしまうときに、どれだけたくさんしまえるかどうかを、改めて自分の中で向き合うきっかけになった作品でした。自分が今までしていた当たり前の小さな日常が、やっぱり幸せなことだってちゃんと思える作品ですね。僕にとっての小さな幸せは、本当に、毎日朝を迎えることができる、ごはんを作って食べることができる、眠ることができる、ドライブすることができる、とかですかね(笑)」。健やかな表情で、松坂さんは続けた。「本当に、人間は、ほかの生き物と違っていろいろな感情が芽生えるし、考えることができるし、立ち止まることも、進むこともできる。生きやすいように頑張ってみたものの、結果、生きづらい世の中にしているのも人間だったりしますしね。だから、何が一番自分にとっての核なのかを見つめ直す瞬間が、大事なんだなと思いますね」。(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月17日松坂桃李、麻生久美子、井浦新、三浦翔平らが出演する「あのときキスしておけば」の3話が5月14日放送。桃地とオジ巴が着る個性的なパーカーに「クセがすごい」「気になりすぎる!」等の声が殺到、松坂さんの萌え袖にも注目が集まっている。とにかくポンコツで何かと不運、勤務先のスーパーでも失敗続きで怒られてばかりで出世願望も恋愛願望も特になく、唯一の趣味は家にこもって大好きな漫画を読むことだという32歳独身男性・桃地のぞむを松坂さんが演じる本作。桃地はバイト先のスーパーで自分が愛読する漫画を描いている、蟹釜ジョーこと唯月巴と出会う。巴に気に入られた桃地はお手伝いのバイトを引き受け“友だち以上恋人未満”の関係となっていく。ある時桃地と巴は沖縄旅行に向かうのだが、着陸した飛行機がオーバーランし巴が死亡。呆然とする桃地だが、そこに歩み寄ってきた“おじさん”から、涙ながらに「自分が巴」と告げられる。巴はサエない清掃員の田中マサオと入れ替わっていた…というストーリーが展開。桃地が大好きな漫画「SEIKAの空」の作者、蟹釜ジョーこと唯月巴に麻生さん。事故で亡くなった巴と入れ替わる田中マサオには井浦さん。巴の元担当編集者にして元夫、「週刊少年マキシマム」の副編集長、高見沢春斗に三浦さん。イケメン好きな巴の母、唯月妙に岸本加世子。桃地のバイト先「スーパーゆめはな」で働く郷田ひと子に猫背椿。同じく青果担当の水出清美に阿南敦子。同じく青果売り場で働く李善善にうらじぬのといった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はマサオが巴だと信じることにした桃地が巴の指示で実家を偵察に行き、妙から「イタコ詐欺ではないか?」と疑われながらも、もう1度オジ巴に会って欲しいと頼み込む。オジ巴と再会した妙はオジ巴が本人だと認める。一方、オジ巴はスーパーゆめはなのトイレでエグゼクティブ真二(六角慎司)と再会。“田中マサオ”に借金があることを知る。さらにフラダンス教室の先生がマサオの妻だったことも判明する。また、高見沢は巴が生きていると考え始める…という展開。桃地の家に居候しているため、桃地の服を借りるオジ巴。視聴者からは個性的すぎるパーカーにコメントが集中。桃地のパーカーセンスは、絶妙なのですIねぎ#あのキス#あのときキスしておけば#松坂桃李 pic.twitter.com/SPWZMUXheS— 【公式】あのときキスしておけば(金曜ナイトドラマ) (@anokiss2021) May 14, 2021「パーカーが可愛すぎる!!好き」「パーカーのクセがすごい」「桃地が着てるパーカー欲しいです」「パーカーとTシャツが気になりすぎる!」などの声が寄せられる。またパーカー姿の時に桃地が“萌え袖”であることにも「萌え袖可愛すぎるやろ」「ももちの萌え袖にキュンキュン」「萌え袖やめてくれーーーーぃ 狙っとるやろーーーーぃ」といったコメントが多数投稿されている。(笠緒)
2021年05月15日松坂桃李が主演を務める映画『孤狼の血』が5月12日(水)で公開から3周年となる。これを記念し、5月14日(金)20時にオンラインイベント「孤狼ナイト」が開催されることが決定した。2018年5月12日から上映が始まった『孤狼の血』は第42回日本アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにして映画界に激震を与えた作品。その続編となるのが公開を控える『孤狼の血 LEVEL2』だ。前作から3年後の広島を舞台に、裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一が出所してきた、たったひとりの“悪魔”によって運命を狂わされていく姿を描く完全オリジナルストーリーとなっている。発表された「孤狼ナイト」は配信サイトや手持ちのDVDなどで『孤狼の血』を再生して同時に観よう、というもの。赤ペン瀧川をMCに、白石和彌監督をゲストに迎え、撮影の裏話や映画の魅力を本編を観ながら語られる。また続編に出演する西野七瀬、s**tkingz の小栗基裕もオンラインで一部トークに緊急参戦決定。続編に出演するふたりから見た『孤狼の血』の魅力もたっぷり語られる様だ。さらなるサプライズゲスト登場の可能性もあるかもしれない。イベントの様子は、東映公式YouTube「東映映画チャンネル」、映画『孤狼の血 LEVEL2』公式Twitterで視聴可能となる。さらにAbemaでは現在『孤狼の血』を無料配信中(~5月16日7時まで)、その他Amazon PrimeやNetflixなど各種配信サイトなどでも本編を観ることができる。※イベントの中では映画『孤狼の血』の本編は流れず、MC&ゲストたちのトークのみが視聴可能。別途配信サイトなどを使用し、各家庭で視聴環境の用意をすると同時視聴が楽しめる(本編視聴用と、オンラインイベント視聴用2つの端末が必要)。■配信情報「孤狼ナイト」5月14日(金)19:40~スタンバイ / 20:00~スタート出演者:白石和彌監督、赤ペン瀧川(MC)、西野七瀬、小栗基裕※一部予告なく変更の可能性あり<視聴方法>東映公式YouTube「東映映画チャンネル」: 映画『孤狼の血 LEVEL2』公式Twitter:
2021年05月12日松坂桃李(32)主演の『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)で、ヒロイン役を熱演している井浦新(46)。その“憑依ぶり”が話題だ。本ドラマはNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』や『家売るオンナ』シリーズ(日本テレビ系)、『恋する母たち』(TBS系)といった話題作を手掛けてきた脚本家・大石静氏のオリジナルストーリー。麻生久美子(42)演じる人気漫画家・唯月巴の作品に夢中な青年・桃地のぞむ(松坂桃李)は、ひょんなことから巴の身の回りを世話するアルバイトになる。ある時、巴と桃地の搭乗した飛行機が事故に遭ってしまう。巴の死亡が確認されたいっぽう、彼女の魂が同乗していた清掃員のオジサン(井浦新)に憑依してしまったのだ。「井浦さんは“オジ巴”として、第2話まで麻生さんが演じていた大胆な女性役を見事に体現しています。松坂さんとの“胸キュン”な掛け合いは、視聴者の間で大好評です。井浦さんは麻生さんと『2人1役』を担っていますが、お二人はこれまでも共演経験がありました。井浦さんは今回を機に、麻生さんのクセや話し方を研究。“共演者を目標にする”という未知の領域を楽しんでいるといいます。最近では『こんな表情したらどうなるかな?』など積極的に取り組んでいるそうで、麻生さんとは演技の“パス合戦”になっているそうです」(テレビ局関係者)■「天国と地獄」の高橋一生を彷彿させる井浦が顔全体を涙で濡らしたり、大声で「ママ〜!!!」と叫んだりする喜怒哀楽の表現は「麻生久美子にしか見えない」とSNSで大反響。そんな井浦の演技は、前クールで人気を博した『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)で綾瀬はるか(36)との“入れ替わり”を好演した高橋一生(40)を「彷彿させる」といった声も上がっている。《井浦新の麻生久美子を見て、高橋一生の綾瀬はるかを思い出します》《『天国と地獄』での綾瀬はるかと高橋一生の「演技力モンスター」ぶりもすごかったけど、井浦新もすごい》《入れ替わりものって演技力が相当ないといけない気がするけど高橋一生さんや井浦新さんは流石だなぁ》今クールにもラインナップされた“入れ替わりドラマ”。その注目度が高いのは、理由があるようだ。「過去にも’03年『ぼくの魔法使い』(日本テレビ系)や’07年『パパとムスメの7日間』(TBS系)、’15年『民王』(テレビ朝日系)といったドラマが生み出されました。入れ替わった両者の立場が大きく異なるほど、インパクトの強いドラマとなります。『あのキス』の脚本を書いた大石さんは、連続ドラマの醍醐味を『結末に向かう展開への期待』と語っています。複数人の人生が交差する“入れ替わり”は、演出プランを膨らませやすく、連続ドラマとの親和性が高いといいます。最近では、漫画などを原作としたドラマが増加傾向にあります。『天国と地獄』もそうでしたが、結末がわからないオリジナルストーリーはそういったドラマとの差別化を図りやすいでしょう。予測がつかない展開に、視聴者間で考察が広がるなど興味を増す要素になっているのです」(テレビ誌ライター)先の見えない展開に、“オジ巴”はどうなっていくのだろうか?視聴者の期待が膨らむばかりだ。
2021年05月11日在宅医療に携わる医者、その患者と家族たちを通して、いのちや愛、いまを生きていく家族たちの願いを丁寧に描き出す映画『いのちの停車場』より、メインキャストで出演する松坂桃李の新場面写真とスポット映像がシネマカフェに到着した。本作は、都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師でありながら、作家としても活動する南杏子の同名小説が原作。松坂さんが演じているのは、主人公・咲和子(吉永小百合)が働く「まほろば診療所」の運転手・野呂聖二。彼は、元々は咲和子と同じ都内の病院の職員だったが、野呂が起こしたある事件の責任を取って救命の現場を離れ、金沢の小さな診療所へ移った咲和子を追いかけ、この診療所にやってくる。医大を卒業するも国家試験に落ち、医師免許を持っていない野呂は、運転手兼助手として診療所の一員に加わり過ごす中で、諦めかけていた自分の夢を見つめ直していくというキャラクターだ。今回新たに公開された場面写真では、看護師・麻世(広瀬すず)と共に未来に向けてお互いに“ある約束”を交わし指切りをするシーンをはじめ、自慢の高級車に乗って咲和子の元を訪れる、自身の感情を素直に表現する野呂の純粋さがよく表れた笑顔あふれる場面。また、咲和子と共に患者の元へ訪問し、真剣に悩みを聞くシーンも切り取られている。さらに合わせて到着したスポット映像では、「先生なら挑戦するでしょ?」「叶えてあげたい」と、真っ直ぐに向き合う野呂の姿が映し出されている。そして先日発表された、EXILE ATSUSHIが歌唱するオフィシャルテーマソング「Amazing Grace」もお披露目され、歌声が物語を優しく包み込んでいる。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月09日松坂桃李主演、大石静が脚本を手がける「あのときキスしておけば」の2話が5月7日放送。麻生久美子演じる巴と入れ替わった井浦新演じるマサオに絶賛の声が殺到。三浦翔平演じる高見沢との“三角関係”にも視聴者からの注目が集まっている。出世願望も恋愛願望もなく、何をしても壊滅的にポンコツなスーパーの従業員・桃地のぞむを松坂さんが演じる本作。桃地は大好きな漫画の作者、蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い、気に入られ、彼女の自宅でバイトすることになり、さらに巴からキスを求められる関係までになるが、2人で沖縄旅行に行くために搭乗した航空機が事故に遭い、巴は帰らぬ人になってしまう。そして呆然とする桃地の前に点滴をぶら下げた見知らぬおじさんが現れ、泣きながら「私が巴なの」と言い出す。巴はサエない清掃員の田中マサオと入れ替わっていた…というのが前回のおはなし。松坂さんのほか、世間からは男性だと思われている桃地の愛読漫画「SEIKAの空」の作者で、蟹釜ジョーこと唯月巴に麻生さん。沖縄行きの飛行機で桃地と巴の隣の席に乗り合わせたサエない清掃員のおじさんで、巴と魂が入れ替わってしまう田中マサオに井浦さん。「SEIKAの空」を連載当初から担当してきた敏腕編集者で、巴とは結婚してわずか1年で離婚した“元夫”でもある高見沢春斗に三浦翔平。イケメン好きな巴の母、唯月妙に岸本加世子といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。飛行機事故から目を覚まし、TVニュースで巴の死を知り呆然とする桃地の前に、マサオが現れ、猛烈な力で桃地の腕をつかむと「桃地、私、巴なの」と泣き叫ぶ…。マサオ=オジ巴を振り払って逃げた桃地だが、オジ巴は自宅までついてくる。高見沢から巴の通夜の日程を知らされた桃地は「私が本当に死んでるのか確かめたい」と言うオジ巴を連れ、共にお通夜に参列するのだが…というのが今回のストーリー。「井浦新が麻生久美子の特徴を捉えすぎていて、もう麻生久美子にしか見えない」「完全に麻生久美子さんに見える井浦新さんすごい」「オジ巴さん可愛いかったです。新さんすごい」など、井浦さんの“オジ巴”ぶりに絶賛の声が相次ぐ。一方、巴を自宅に連れてきた桃地は、自宅を訪ねてきた高見沢と出会う。桃地をハウスクリーニングの人間だと思っていた高見沢だが、「SEIKAの空」の新たな原稿が出版社のストレージにアップされたことで、桃地がストック原稿をアップしてるのではと考え、桃地の携帯に何度も電話する…そんな高見沢に「鬼電してるww奪い愛の三浦翔平になっちゃう」「鬼電の三浦翔平とか、ますますストーカー味が増すからやめて」といった声とともに「松坂桃李と井浦新と三浦翔平の三角関係、最高じゃん!」と、巴を巡る“恋のバトル”を期待する感想も送られている。(笠緒)
2021年05月08日松坂桃李主演、大石静脚本による金曜ナイトドラマ「あのときキスしておけば」が4月29日放送開始。松坂さんの“アテレコ”に「天才すぎ」「最高」など絶賛の声が上がるなか、井浦新の“ヒロインぶり”にも「期待を裏切らない」といった反応が集まっている。本作で松坂さんが演じるのは、とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性・桃地のぞむ。勤務先のスーパーでも失敗続きで怒られてばかりで出世願望も恋愛願望も特になく、唯一の趣味は家にこもって大好きな漫画を読むことだという桃地が、憧れの漫画家・蟹釜ジョーこと唯月巴と出会い“友だち以上恋人未満”の関係に。しかし唯月が飛行機事故で亡くなり“おじさん”と入れ替わる…という本作。桃地が大好きな漫画「SEIKAの空」の作者で、桃地は男性だと思っていたが実は女性だった蟹釜ジョーこと唯月巴には麻生久美子。事故で亡くなった巴と入れ替わるサエない清掃員のおじさん・田中マサオには井浦新。「SEIKAの空」を連載当初から担当してきた敏腕編集者で、巴と結婚してわずか1年で離婚した元夫でもある高見沢春斗に三浦翔平。高見沢に代わり「SEIKAの空」の担当編集者となる木之崎眞に藤枝喜輝。桃地が務める「スーパーゆめはな」の青果売り場でリーダー格の郷田ひと子に猫背椿。桃地らに偉そうな姿勢で接する「スーパーゆめはな」のESV(エグゼクティブスーパーバイザー)、通称エグゼクティブ真二と呼ばれる反町真二に六角慎司。「スーパーゆめはな」青果担当の水出清美に阿南敦子。同じく青果売り場で働く李善善にうらじぬのといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。スーパーのレジで桃地に絡んでいたクレーマーに、後ろに並んでいた女性が華麗なキックをお見舞い。巴の正体が気になりまた会える日を心待ちにしてしまう桃地は数日後、偶然にも巴と再会を果たし、自分の憧れの漫画家・蟹釜ジョーが彼女であることを知る。桃地は巴のお手伝いとして雇われることになり、給料とは別にご褒美としてまだ世に出ていない「SEIKAの空」の原稿を読ませてもらえることに…というのが1話の展開。画面上の「SEIKAの空」の原稿を見ながら、心の中でキャラクターのセリフを読み上げる桃地。このシーン、複数のキャラの声をすべて松坂さんが演じ分けていることに視聴者から驚愕の声が続出。#あのキス『SEIKAの空』/作:蟹釜ジョー☆☆声の担当☆☆ナレーション:松坂桃李キャベ次郎:松坂桃李リコピン:松坂桃李モヤオ:松坂桃李…その他全て:松坂桃李そう、つまり全役 #松坂桃李 さんがアテレコしておるのですっっ皆さま気づきましたか??#あのときキスしておけば pic.twitter.com/GWuNg9C2F6— 【公式】あのときキスしておけば(金曜ナイトドラマ) (@anokiss2021) April 30, 2021「これもしかして全部 桃李くんの声?」「うまい、うますぎる 天才かよ!!」「アテレコの桃李くん天才すぎだろっ………!!!!!」「すごくノリノリなのが伝わってくるアテレコ」など、松坂さんのアテレコに絶賛の声が相次ぐ。その後桃地は巴と沖縄旅行に向かうのだが、飛行機がオーバーラン、巴が亡くなってしまう。呆然とする桃地のもとに1人の“おじさん”が歩み寄る。機内で隣の席に座っていたその男性は桃地に「私よ、巴、どうしよう、気がついたらこんな姿になってたの」と涙ながらに告げるのだが、“入れ替わり後”の巴を演じる井浦さんにも「井浦さん最高なヒロイン!期待を裏切らないドラマ」「入れ替わり後イケおじ過ぎてで爆萌えの予感」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2021年05月01日登録不要の動画配信プラットフォーム「ABEMA」ではこのGW中、“おうち時間応援”と題して、続編の公開が待ち遠しい『映画 賭ケグルイ』や『孤狼の血』、「銀魂」など、人気の映画やアニメを盛りだくさんで配信していく。昨今の状況下、おうちで過ごす時間が長くなっている中、「ABEMA」を通じて少しでも楽しい時間を過ごしてほしいという思いのもと、“おうち時間応援”として、映画全50作品の無料配信が追加決定、また期間中人気アニメ全15作品も無料配信。今回、その中でも特に注目の作品をピックアップしてご紹介。まずは5月6日(木)夜まで、浜辺美波主演『映画 賭ケグルイ』が配信中。人気漫画を実写化した本作は、浜辺さんのほかにも高杉真宙、森川葵、池田エライザら若手実力派俳優が出演し、超個性的なキャラクターを熱演。劇場版第2弾となる『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』の公開も控えており、最新作を見る前に是非チェックしておきたい一本。こちらも最新作の公開が決定している『孤狼の血』が5月8日(土)から配信。本作は、広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子の同名小説の映画化。役所広司、松坂桃李、江口洋介ら豪華キャスト陣が出演している。さらに、不能犯の男と女性刑事の対決を描いたサスペンススリラー『不能犯』が5月2日(日)から、多部未華子と綾野剛が共演したジョージ朝倉原作『ピース オブ ケイク』が配信。ほかにも、『映画クレヨンしんちゃん』計12作品が日替わり配信、TVアニメ「銀魂」や「Re:ゼロから始める異世界生活」といった人気アニメ作品も必見だ。(cinemacafe.net)
2021年04月30日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のWEB限定映像が29日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。解禁となったのは、前作を彷彿とさせる登場人物たちの激しいぶつかり合いが期待感を煽るWEB限定映像。風貌や態度がすっかり変化した日岡(松坂桃李)が、裏社会に対して圧力をかける姿は伝説の刑事・大上(役所広司)を彷彿とさせ、上林組組長・上林(鈴木亮平)をはじめとした危険な男たちとの激しい覚悟のぶつかり合いが描かれる。
2021年04月29日