歌手でタレントの森口博子が16日に自身のアメブロを更新。同期の女優の浅香唯と歌手の森川美穂との3ショットを公開した。この日、森口は6日に日本橋三井ホールで開催された『ミュージック・モア 2024 スプリングコンサート』について言及。「いつまでもきゃわいいアイドルの唯ちゃん いつまでもパワフルでカッコイイ美穂ちゃん」と1985年デビューの同期の浅香と森川との3ショットを公開した。続けて「前回、ステージ上で『来年もやりたいね』って3人で話してました」と述べ「こんなに早く実現できて、感激です」とコメント。「この日を待ち望んでくれていたファンのみなさんのおかげ」だといい、リハーサルの際には浅香と森川と「同じ時代を過ごしてきた仲間達とファンのみんなと、健康で会えるのが何よりだね」と話していたことを明かした。また、公演では司会を務めたタレントのクリス松村からのリクエストコーナーがあったといい、自身は1988年にリリースされたアニメ『鎧伝サムライトルーパー』(テレビ朝日系)の主題歌『サムライハート』を披露したことを報告。「Twitterのトレンドに上がっていたり、なかなか根強い人気曲」と述べ「クリスさん、流石」とクリスやバンドメンバーとの集合ショットも公開した。最後に「ガンダムソングはもちろん、夢がMORIMORIの歴代テーマソングメドレー」も披露したといい「ファンのみんなが凄く嬉しそうに聴いてくれてたから、選んでよかった」とコメント。「温かいコンサートでした」「ありがとうございました」と感謝を述べ「また、是非、来年!!!ね?全国、行きたいなあ~」と願望を明かし、ブログを締めくくった。
2024年04月16日フジテレビの生田竜聖アナウンサー、井上清華アナウンサー、鈴木唯アナウンサーが20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」に出演。同局の朝の情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜5:25~)のスペシャルステージに登場した。生田アナは黒トレンチコートにモノトーンのシャツ、井上アナは透け感のあるシースルーのトップスにボリュームスカート、鈴木アナは落ち着いたブルーのセットアップ。ランウェイトップでは照れくさそうにはにかんだ。ランウェイを終えた生田は「なにがなんだか…」と困惑の表情で、井上アナも「覚えていない(笑)」と緊張の様子。いつもの生放送とは異なる華やかな出で立ちに井上アナは「決してこの姿でニュースは読まない…」と苦笑した。同番組は30周年の節目。ランウェイでは記念タオルを客席に投げ込む場面もあった。井上アナは「40年、50年と欲張りに長く愛していただける番組になればいい。関西のみなさんにもっと楽しんでいただけるように頑張ります。朝はめざまし派じゃない方もいらっしゃると思いますが、よければ明日1回だけチャンネルを合わせていただければ」と呼びかけた。会場では番組恒例の「めざましジャンケン」のコーナーも。おなじみのBGMがかかると、アナウンサー陣は「ジャンケンぽん!」とグーを出し、来場者との交流を楽しんだ。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日演歌歌手の藤あや子が25日に自身のアメブロを更新。女優の浅香唯からの沢山の差し入れを公開した。この日、藤は「本日のおやつタイム」というタイトルでブログを更新し「たい焼き」と自身が差し入れした品の写真を公開。「松村雄基さんからはカツサンド」と俳優の松村雄基からの差し入れも紹介し「浅香唯ちゃんからはお団子がいっぱい」と報告した。続けて「浪花家のたい焼きもある」と明かし「みんな大喜び~」とコメント。「さぁ~お芝居も固まってきました」と述べ「みんなで力を合わせて頑張りまーす」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「手が伸びてしまいますね」「お芝居ますます気合い入りますね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月26日デザイナーの中里唯馬にフォーカスしたファッションドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』が、2024年3月16日(土)に全国で順次公開される。ファッションデザイナー・中里唯馬とは中里唯馬は、パリのオートクチュール・コレクションに日本から唯一参加するファッションブランド「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」のデザイナーだ。2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミー卒業後、ユイマ ナカザトを設立。翌年7月、日本人としては森英恵以来2人目となるパリ・オートクチュールコレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表している。世界で活躍するアーティストとのコラボレーションをはじめ、近年は、ボストン・バレエ団の新作バレエ『ラ・メール(LaMer)』の衣装デザインを手掛けるなど、精力的に活動している人物だ。中里のショー制作の旅に完全密着したファッションドキュメンタリー『燃えるドレスを紡いで』は、そんな中里のショー制作の旅に完全密着したファッションドキュメンタリー映画。監督は、『生きてるだけで、愛。』や『太陽の塔』を手掛けた関根光才が務める。もともと、別の仕事で意気投合したという関根と中里。本作では、「生み出された衣服はどこに行くのか」という問いを出発点に、“衣服の最終到着点”ともいわれるアフリカ・ケニアに共に向かい、初となる中里のショーの裏側にも密着する。『燃えるドレスを紡いで』では、役目を終えた衣服が集まったケニアのゴミ山、異臭、川に流れる古着、現地の人々の生活を目の当たりにする中里の姿や、これまで自分がデザイナーとして発表してきたことに自問自答しながらも、新しい衣服づくりの可能性に挑戦していく姿、チーム一丸となってショーの成功へ向かっていく姿を映し出す。ファッションという側面だけにとどまらない、中里自身にもフォーカスした作品となってる。本作で描かれているのは、ひとりのファッションデザイナーが「現実」にぶち当たった時に何ができるのか、そしてそれを見出した瞬間が映し出された時に観る者にとってできることは何かという問題提起だ。普段のおしゃれから少し意識を変えるだけで、未来につながる可能性を発見できるドキュメンタリーに仕上げた。中里唯馬コメント中里は『燃えるドレスを紡いで』公開にあたり、「衣服は何処からやって来て何処へ行くのか。私たちは普段、息をするように、当たり前のように服を着て生活しています。本作を観た方たちが、少し立ち止まって、衣服って何だろう、何で着ているんだろう、そんな風に考えるきっかけになっていただけましたら嬉しいです。」とコメントを寄せている。【作品詳細】ファッションドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』公開日:2024年3月16日(土)監督:関根光才出演:中里唯馬プロデューサー:鎌田雄介撮影監督:アンジェ・ラズ音楽:立石従寛編集:井手麻里子配給:ナカチカピクチャーズ
2024年02月09日タレントの新唯が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第44号のグラビアに登場している。新は1997年10月5日生まれ、栃木県出身。那須川天心のプロボクシングで話題を呼んだリングガールで、人気が急上昇している。グラビアではTVアニメ『アンダーニンジャ』放送目前盛り上げ企画として、主人公が住むアパートの住人でイメクラ嬢の「川戸さん」になりきる。ビールが大好きな様子や、不機嫌な寝起き、お風呂で漫画を読む姿など奔放な様子を再現している。
2023年10月08日松岡茉優が主人公の高校教師を演じる学園ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」。先日、本作の全編の撮影が終了し、松岡さん、生徒役の芦田愛菜らがクランクアップしたことが分かった。松岡さん演じる九条や3年D組全員が揃うシーンで最後の撮影となり、約4か月間、ともに走り続けてきたキャスト・スタッフが一堂に会し、それぞれに花束が手渡された。卒業式の日、何者かに突き落とされるも、なぜか1年前の始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために生徒と向き合っていく教師を演じた松岡さんは、まずスタッフへ感謝の言葉を述べ、「そして生徒のみなさん。生徒役を経験したことのある先輩としてお伝えしたいことがあります。この先、誰が何と言おうと、あの教室でみんなで作ったあの時間は本物です。汗なのか涙なのか鼻水なのか分からない状態でも、それを汚いなんて思わなかった、あの空間だけが真実だと思います。いつでもあの教室の心を取り戻せるように、またみんなと会えるように、私もがんばります。出会ってくれて本当にありがとうございました。私にとってかけがえないのない、大好きな初めての生徒さんたちです。みんなに会うのが本当に楽しみでした。また絶対にお会いしましょう。ありがとうございました」と挨拶。D組の生徒のひとりで、キーマンとなった鵜久森叶役の芦田さんは、「このドラマが終わってしまうのがすごく寂しいです。心情的に重くて苦しいシーンもたくさんありましたが、一歩スタジオを出るとみんながとても楽しく接してくれて、松岡さんとのシーンも本当に楽しかったです」と撮影の日々を回顧。また「つらい設定のシーンも多かったのですが、それすらも楽しいと思える撮影期間」だったと言い、「第6話が終わってからは、みなさんに会えなくてとても寂しかったんですけれど、ドラマの中でみんなが『鵜久森さん』と言ってくれるのが本当に嬉しくて、ニヤニヤしながら放送を見ているときもありました。お芝居をする楽しさも、ものづくりをする楽しさも、改めて実感させてくれた作品でした。本当にありがとうございました」と視聴者として楽しんでいたことを明かした。いよいよ、最終回となる本作。2周目の人生で“何でもする”覚悟を決めた九条は、ただひたすらに駆け抜け、そして“あの卒業式の日”を再び迎えることに。1年前と同じ場所で、“あの人物”と対峙する。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日松岡茉優がとある高校の教師を演じるドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」。9月2日(土)今夜放送の第7話で第2章が開幕する。本作は、松岡さん演じる教師・九条里奈が、自身の死を避けるべく、命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。鵜久森(芦田愛菜)の非業の死を受け、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われるが、真相は依然として分からないまま。そんな教え子の運命を変えられなかった自分を責めていた九条は、鵜久森の葬儀で出会った鵜久森の母・美雪(吉田羊)から受けた意外な言葉に、心が突き動かされる。そして九条は、彼女を“命を失った生徒”ではなく、“最後までその命を燃やし生き抜いた生徒”であったと証明するため、生徒が待つ3年D組の教室へと向う。九条が生徒たちに伝えた思い、これから一体どのような運命が待ち受けているのか注目だ。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月02日ミュージカル『キャメロット』の制作発表会見が29日に都内で行われ、主演を務める坂本昌行、桐山照史(ジャニーズWEST)、唯月ふうか、入野自由、今井清隆、演出の宮田慶子氏、松竹・山根成之取締役副社長 演劇本部長が登壇した。同作はアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイト氏の『永遠の王』を原作とし、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナー氏と作曲家フレデリック・ロウ氏によって書かれた名作ミュージカル。日本初上演となる今回、主演のアーサー王を演じるのは今年2度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第24回・第30回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本昌行。円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山照史(ジャニーズWEST)、アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月ふうか、アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野自由、そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、劇団四季退団後もミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井清隆と多彩な実力派キャストが揃った。○■坂本昌行、唯月ふうかの独特な表現に「天に召されているんじゃ…」今作でアーサー王を演じる坂本は「いろいろと舞台・ミュージカルをやらせていただきましたが、王というのは初めて。実際のコスチュームを着てると、なかなか動けない状態で王って大変なんだなと」と苦労を明かす。日本初上演となる同作への出演についても「今回、この作品をやらせていただこうと思ったのは、(台本を)ぱっと開いたときに演出・宮田慶子と書かれてあって、それでもう決めました」と宮田氏との再タッグが決め手となったことを明かした。宮田氏も「前回はほとんどセリフがなく、ずっとただひたすら周りを見守っているお芝居でお願いしていたので、今回はもうジタバタしていただいて、悩み狂う姿をたっぷり見せていただこうと思います」と期待を寄せていた。また、入野と今井が坂本の印象について「王の風格やカリスマ性がある方」(入野)、「感じのいいやつ」(今井)とそれぞれ答える中、唯月は「周りから光が発光している、キラキラしている方」と独特な表現。これを聞いた坂本は「死んでるんじゃ……天に召されているんじゃないですよね?」と返し、笑いを誘っていた。最後に坂本は「1960年代で初演を迎えて作品で今回が日本初演。初演を任されたということは、自分たちに大きなものを課されたと思っております。このアーサー王伝説を大成功させて、我々も大きな伝説を作っていきたいと思います」と力強く意気込んだ。
2023年08月29日松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」に、強力な新人家政婦として桜田ひよりが参加することが分かった。本作は、松岡さん演じる女装した大柄な家政夫・ミタゾノさんが、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う根深い汚れまでもスッキリと落としていく、痛快覗き見ヒューマンドラマシリーズ。2016年10月クールにスタートし、第5シリーズまで金曜ナイトドラマ枠で放送してきたシリーズが、今回、火曜9時のゴールデン帯で新たな歴史の1ページを刻み始める。今回新たに本作に参加することが発表された桜田さんは、『東京喰種トーキョーグール』シリーズや『脳内ポイズンベリー』などに出演、『おそ松さん』ではあのチビ太役を、社会現象にもなった「silent」では佐倉想(目黒蓮)の妹役を務め話題に。そんな桜田さんが演じるのは、これまでの家政婦史上最年少となる、20歳の新人家政婦・矢口実優。若さのわりにはどこか肝が座っており、繰り出される発言も大人びていて、人生経験の豊富さをうかがわせる実優は、ストレートな物言いで、派遣された家庭の問題も冷静に分析する。男女関係や色恋沙汰については、人生経験に裏打ちされたような意見を述べるが、実は…。出演決定に桜田さんは「『まさか私があのミタゾノの世界に参加できるなんて…!』と驚きもありつつ、素直にうれしい気持ちになりました」とふり返る。撮影現場については「松岡昌宏さん演じるミタゾノさんとの初対面は、テレビで見るよりも迫力満点でした(笑)。伊野尾慧さん演じる光くんが、そのままでした!お2人とも本当に優しく、そして現場のスタッフの方々も温かい方ばかりで、いつも助けていただいています。『家政夫のミタゾノ』のテンポ感や演技は、舞台演技に近い感覚があり、また新たな自分を発見することができています。私が演じる実優ちゃんは身振り手振りが多い、表情豊かな女の子、というのを意識してお芝居に臨んでいます」と明かした。また、桜田さんの加入に、松岡さんと伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)は「桜田ひよりさんは明るい、とにかく明るい。劇中もそうですが、撮影の雰囲気も明るくしてくれています」(松岡さん)、「桜田さん、かわいいです。目がぱっちり。唇もプルプル。同じ家政婦見習いとしてある種ライバル的な立ち位置ではあるので、そういった部分も負けられないなと思っています。今シーズンはいつも以上にリップクリームを塗りたくっています」(伊野尾さん)とコメントしている。「家政夫のミタゾノ」は10月10日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月15日アクロバティックなポーズでもブレることのない体幹。しなやかさの中にも力強さを感じさせるムーブ。ダンス歴約20年の松岡広大さんが語るダンス論。言葉以上に体の雄弁さを実感して、その面白さや深さに感動したんです。松岡広大さんがダンスに目覚めたのは3歳の頃。「今でも記憶がありますが、テレビで歌って踊るアイドルを見て衝撃を受けたんです。そのとき、漠然とですが自分はいずれこの仕事をするんだって思ったのを覚えています。小学校に入ってサッカーとか野球とか、水泳を習い始める子もいたけれど、僕はそっちにはまったく興味がなくて、家で歌ったり踊ったりしていて。それを見た母がダンススクールを調べてくれ、そこに通うようになったのが小2の頃です」今でこそダンスはメジャーな習い事になっているけれど、当時はそこまで世間に浸透していなかった時代。とくに男子の生徒はごく少数。それでも楽しくて仕方がなかったそう。「基本的にあまりしゃべる方ではなかったのもあって、ダンスが言語に代わる、人と繋がるツールみたいな感覚だったんですよね。しかも、やればやるほど上達していくし、踊っている間は、他人の目を気にせずにいられる。本来の自分でいられる感じがして嬉しかったですし、自分を自由に表現できるのが楽しかったです」この“自由さ”こそ松岡さんがダンスに最も惹かれた理由だ。「みんなと同じレールを歩くっていうことが僕は苦手で、優れることより異なっていることの方が素敵だと思うタイプ。ダンスって、踊り方も振り付けも誰かが考案したものではあるし、レッスンの過程で巧い人の動きを真似して自分のものにしていくことはありますが、ひとりひとりが違う体を持っていて、違う個性を持っているから、まったく同じにはならなくて、そこがすごく楽しかったんですよね」あっという間にダンスの魅力に虜になり、今の事務所に入る中学2年生の頃まで、週6で通っていたそう。「最初やり始めたのはヒップホップだったのですが、突き詰めていくうちに、だんだん他のジャンルにも興味が出てくるんです。その頃、YouTubeにいろんなダンサーがコンテストで踊っている動画が頻繁に上がるようになっていて、それを見て、これを習いたいって調べたりもして。お店のショーウィンドーを鏡代わりにして、いわゆるストリートダンスといわれているものも踊っていました」どうやら、始めたらとことんまでやらないと気が済まないタイプらしい。しかし、そのモチベーションになっているのは、あくまでも好奇心だ。「たぶん知的好奇心でしか生きてないんですよね。つまらないって思ったものはすぐやめるし(笑)。ダンスって、運動能力がすべてだと思われているかもしれないけれど、じつはそうでもないんです。運動神経がいいといわれている人っていうのは、ある動きがあったとして、それを表現するためにはどこにどう力を入れたらいいのか、力加減と緩急のつけ方を何度も訓練して理解している人のこと。じつは意外に頭を使うことも多いんです。それに気づいたのは20歳を過ぎた頃で、そこからスポーツ生態学を少し勉強したのですが、どこで力を抜けばいいのか、しなやかに動かすためにはどこにどれくらい力を入れるのか、理論的にわかってくるとまた面白いんですよね」もうひとつ松岡さんを夢中にさせたものがある。それがお芝居だ。「ダンスに伸び悩んだことがあって、それが小学校4年から5年生くらいの頃です。週6でレッスンに通っているのになんでこんなに上達しないんだろうってちょっと絶望的になって、やめることも考えました。そんなときにテレビを見ていたら、俳優さんがお芝居をしていて、こっちも面白そうだなと思って事務所に履歴書を送りました」ダンスとお芝居という表現方法を手に入れ、映像に舞台にと、活躍の場を広げていくのと並行して、知的好奇心に誘われるまま、さまざまな舞台を観に行くようにも。そんな中で、もう一歩深くお芝居の面白さを実感する作品に出合う。それが、日本を代表する演出家のひとりである栗山民也さんが、漫画の神様・手塚治虫さんの代表作を舞台化した『アドルフに告ぐ』だった。アドルフ・ヒトラーと、同じアドルフの名前を持つふたりの青年を軸に、大きな歴史の渦の中で生きた人々の数奇な運命を描いた作品。そこには、成河さんや松下洸平さん、髙橋洋さんといった、演劇界でも実力派で知られる俳優陣がキャストに名を連ねていた。「そのとき成河さんの存在を知ったのですが、舞台でのお芝居の熱量の高さに圧倒されてしまった。『自分も演劇をやろう』って思ったし、そこから演劇を勉強し始めて、今はもう好きを通り越して“必要”になりました」ひと言で“演劇”といっても、スタイルはさまざま。セリフのみで物語を展開していくストレートプレイと呼ばれる会話劇もあれば、そこに歌やダンスを交えたミュージカルもある。また、セリフがなく、キャストの体の表現だけで物語を紡いでゆくノンバーバルパフォーマンスと呼ばれるものも。ただ、いずれにも共通しているのは、そこに俳優が存在していて、観客は目の前の俳優の体から発せられる表現を観る、ということ。俳優として、自身の体を頭で思い描いた通りに自在に操れるということが、お芝居の上でアドバンテージになることもあるに違いない。「表現という意味では一緒なんです。動きの表現に限らず、体の状態と発声とは繋がっていて、体が硬直した状態だとどんな声色が出るのか、その逆だとどうか…ということにも関わってくるので、それはすごく助かっています。でも、ダンスをやっていてよかったと思ったのは、さらにその先のことが大きいかもしれない。ミュージカルよりもさらにダンスに近い肉体表現で、物語だったり心情だったりを描く演劇もあるんですよね。そういう作品を観たときに、言葉以上に体の雄弁さを実感して、素晴らしいなと思ったし、あらためて体で表現することの面白さや深さに感動したんです」そう言った後、「とくにインバル・ピントとの出会いは大きかった」とも。インバルとは、世界的に活躍するイスラエル出身の振付家であり演出家。松岡さんは’20年にインバルが日本で創作した舞台『ねじまき鳥クロニクル』に出演している。タイトルからもわかる通り、題材となったのは村上春樹さんの同名小説。インバルは、セリフ劇とコンテンポラリーダンスの両方を絡み合わせ、日常とファンタジーが入り混じる不思議な物語世界を立ち上げた。「あの現場自体が、大好きだったんです。インバルだけでなく、成河さんをはじめとした共演者の方がたやダンサーの方がたが、あらゆるアイデアを出していく創造的な稽古場でした。ただ参加した当初の僕は、言われたことをやるのにいっぱいいっぱい。それまでは、自分は言われたことはなんでもできると、傲慢にも思っていました。でも、できないことはできないとはっきり言うインバルと仕事をして、できない自分を認めることも大事だなと思えた。同時に、できないことも武器になると気づいて、もっと正直に生きようと思えたのは大きかったです」一昨年のミュージカル『ニュージーズ』では、主人公の相棒で片脚が不自由なクラッチーを演じている。片脚を引きずりながら新聞を売る姿、同じ新聞売りの少年たちと踊る場面…。自分の体を自在に扱える松岡さんだからこそ、何気ない仕草ひとつも、リアリティを持って見せられたように思う。「片脚を動かせないというハンディキャップを、なんとなくで表現したくなくて、役をいただいたときに、なぜ松葉杖をついているか調べました。栄養失調というか、ビタミン欠乏症によって筋力低下や感覚麻痺が起こり、歩行困難になることもあるそう。そうやって状況や背景を知ると、どういう塩梅で見せていったらいいか、やっぱりわかりやすいんですよね。ただ、動けるからって表現できているかといったら難しいところです。役によっては動けすぎちゃうのも違うと思いますし」まつおか・こうだい1997年8月9日生まれ、東京都出身。放送中のドラマ『around1/4 アラウンドクォーター』(ABCテレビ、テレビ朝日系)に出演するほか、9月7日開幕のミュージカル『スリル・ミー』への出演も控える。1枚目:ベスト¥29,700(クルニ/クルニ フラッグシップ ストアTEL:03・6416・1056)2枚目:ニット¥44,000(ルフォン/シアンPR TEL:03・6662・5525)パンツ¥33,000(メアグラーティア/ティーニーランチTEL:03・6812・9341)※『anan』2023年8月2日号より。写真・RYO SATOスタイリスト・ダヨシヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年08月01日松岡茉優主演新ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の“大人キャスト”が発表された。卒業式の日、生徒を見送った教師・九条里奈(松岡さん)は突き落とされてしまう。最後に見た光景は、制服の袖。そして「死にたくない!」そう願った瞬間、彼女は始業式の日の教室に戻っていた――。容疑者は30人の生徒。本作は、1年後の死を避けるべく、文字通り“命がけ“で生徒に向きあう、新時代の学園ドラマだ。今回新たに発表された“大人キャスト”は6名。九条の夫・蓮役には、春ドラマでは「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」に出演している松下洸平が決定。「とても面白く、フィクションなのに現代に生きる教師や生徒たちの会話がすごくリアル」と台本を読んだ印象を話し、「松岡さんとはこの作品が初めての共演になります。映画やTVでずっと拝見していたので、ご一緒させて頂くのが嬉しいですし、楽しみです」と共演に期待。鳳来高校の教頭役の荒川良々は、「一生懸命足掻こうと思います」と意気込み、同僚教師役を務める細田善彦、犬飼貴丈、長井短は、「皆様にとって、色褪せない心に残る学園ドラマになりますように」(細田さん)、「職員室でのやり取りは、唯一ちょっと力の抜けるシーンだと思うので、教室と職員室との対比の面白さが出せたらいいなと思います」(犬飼さん)、「台本を読んで真っ先に感じたのは、あ~これを10代で見たかったのよ~ってことです。そう感じる作品に関われて幸せだなと思います」(長井さん)とコメント。また、九条の同級生役でサーヤ(ラランド)が出演。「私が演じる夏穂は、自由の化身です。言葉遣いは雑だけど芯を食っている。投げ方は滅茶苦茶なのに一番正確に矢が的に当たるような所があります」と役どころを説明し、「監督が私を想定して当て書きしてくださったと聞きました。実際に演じていて何の違和感もありません。ほぼ朝方のハイになっている私です」と話している。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月25日7月15日(土)より放送がスタートとなる、松岡茉優主演新ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のポスタービジュアルが公開された。「いま私の目の前にいる生徒は1年後、私を殺す30人の容疑者」――。本作は、卒業式の日に突き落とされた教師・九条里奈(松岡さん)が、1年後の死を避けるべく、文字通り“命がけ“で生徒に向きあう、新時代の学園ドラマ。今回完成したビジュアルは、生徒と思しき人物に突き落されるも、気が付けば始業式の日の教室に戻っていた九条が、物語のカギを握る生徒・鵜久森叶(芦田愛菜)に寄り添った一枚。3年D組の教室で待ち受けるのは、一体どのような結末なのか…。また、同僚教師や九条の夫など、大人キャストたちは明日、発表される。▼第1話あらすじ鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条。青く澄んだ空を見つめ、心にある葛藤を吐き出すように溜息をもらし、職員室へ戻ろうとしたそのとき。九条の背中に強烈な衝撃を受け、上階から落下する。慌てふためく中、その視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう何者かの生徒の手。そして“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュが…。正に地面に着きそうになった…その瞬間、目を開けると、なぜかそこは教壇の前。目の前には30人の生徒。黒板には1年前の始業式の日付。自分を殺した生徒は誰か。この1年の中で離婚をすることになっていた夫との関係、友人関係や職場の人間が織りなす空気。九条の人生の中に存在する全てと立ち向かう2度目の1年が、いま始まる――。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月24日今にも見えそうなむっちむちボディの圧巻3ショット公開にファン興奮 この投稿をInstagramで見る 工藤 唯(@yui_kudo_0306)がシェアした投稿 「珍しいむっちむちボディーの3人が集結するので、是非会いに来てください」と、同じグラビアアイドルの星乃うめさん、Akoさんとの3ショットを公開。3人とも極小ビキニから溢れ出るむちむちボディがセクシーすぎて見入ってしまった方も多かったのでは。これにはフォロワーもたまらないといった様子でコメント欄には「すごい優勝」「夢の競演最強トリオ凄いしか言えない」「刺激的」と圧巻の3ショットに称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。触れてみたくなるようなマシュマロボディが魅力的な唯さん。新しい投稿が待ち遠しいですね!
2023年06月16日アルパインマーケティング株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:石田 宗樹)は、当社がプロデュースするバーチャルYouTuber「碧唯ネネ」の動画を、2023年6月23日(金)より公式YouTubeチャンネル「碧唯ネネ Aoi Nene」にて投稿開始することをお知らせします。アルパイン公式VTuber『碧唯ネネ』■バーチャルYouTuber活動開始の背景昨今、コロナ禍をきっかけに人とクルマの関係には大きな変化が起きています。当社では、このような環境変化も機会として捉え、自社のビジョンである「新しい移動価値を創造し、アルパインファンへ感動ライフを提供する」を実現していくためにも、今以上に若年層のお客様との接点構築が重要と捉えています。そこで、クルマを所有していない、免許を取得していないというような若年層のお客様とも繋がりを得るため、公式バーチャルYouTuber「碧唯ネネ」の活動を通じ、既存商品とサービスだけでは実現できない繋がりを構築することで、新しい移動価値や感動ライフの実現に向けたヒントを得ていく考えです。この実現に向け、YouTube動画やTwitterなどのSNSを活用し、お客様とより親しみやすくコミュニケーションを図れるようにするため、昨年のメタバースイベントやTwitterの投票により決定した公式バーチャルYouTuber「碧唯ネネ」の活動を開始します。各動画では、「キャンプ/アウトドア動画」や「歌ってみた」の他、クルマを活用した自社の商品やサービスの紹介も、ちょっと面白く楽しめる企画とし配信していきます。初回は、6月23日(金)にデビューご挨拶の動画を配信、その後も定期的に各コンテンツを配信していきますので、ご期待ください。*「碧唯ネネ」に関する情報は、公式Twitterアカウントにて適宜発信していきます。『碧唯ネネ』全身イラスト■「碧唯ネネ」 プロフィール・年齢 : 23歳 社会人2年目・性格 : 明るく元気・趣味 : 歌とキャンプ・公式YouTubeチャンネル: ・公式Twitter : コメント「こんにちは。アルパイン公式VTuberの碧唯ネネです!2022年に新卒で入社しました♪新しい移動価値や感動体験を求め、歌やキャンプなどをはじめとした様々な動画や配信に挑戦していきます!これから宜しくお願いします!」■企業概要会社名 : アルパインマーケティング株式会社本社所在地: 東京都大田区雪谷大塚町1番7号代表 : 代表取締役 石田 宗樹資本金 : 3.1億円従業員数 : 200名(※2022年7月時点)事業内容 : アルプスアルパイン株式会社及びアルパインマーケティング株式会社が開発・生産するカーオーディオ、カーナビゲーションシステムその他モビリティ関連サービスのマーケティング及び販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日アイドルグループ『TOKIO』の松岡昌宏さんと、お笑いコンビ『博多華丸・大吉』の博多大吉さんがMCを務める、バラエティ番組『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』(テレビ東京系)が2023年4月29日に放送。ゲストを迎え、さまざまなトークを繰り広げる中で、松岡さんが感動したという、キャビンアテンダント(以下、CA)の接客について語りました。松岡昌宏、クレーマーへのCAの対応に「さすがプロ。これがプロだって」博多から飛行機に乗った際、「目の前の席に座っていた乗客がクレーマーだった」と、偶然乗り合わせたほかの客の言動に、憤りを覚えたという松岡さん。乗客は、ライバル会社の名前を出し、「あそこだったらちゃんとやってくれんだけど」と、CAにクレームをつけていたと、その場の状況を説明します。いつまでもぐずぐずいってるから、だんだんイライラしてきたんですよ。でも、その客室乗務員の方が、「ありがとうございます。申し訳ございません。勉強させていただきます」って、ずっと仰っていて。二軒目どうする?~ツマミのハナシ~ーより引用飛行機を降りる際、CAに対して「対応、お疲れ様でした」と労いの言葉をかけたところ、松岡さんは返ってきた言葉に、感心せずにはいられなかったといいます。「いやー、もう!痛み入ります」って。さすがプロ。これがプロだって。二軒目どうする?~ツマミのハナシ~ーより引用乗客からのクレームも、松岡さんの労いの言葉も、どちらも厚意として受け取る姿勢を、最後までつらぬいたCAを、松岡さんは絶賛。また、視聴者からも同じくCAの対応を絶賛する声や、松岡さんの声かけにも感動する声が寄せられています。・自分も「痛み入ります」って返せる余裕を持ちたい。・きっとそのCAさんも、松岡さんからのひと言で元気になったと思いますよ。・こういうクレーマーって、どこにでもいるよね。嫌なら別の会社を利用すればいいのに。臨機応変さが求められる、CA。また、飛行機という密室の中、いかにその場の状況を荒立てずに業務を遂行するか、時にはマニュアル外の対応も求められるでしょう。松岡さんの話から、改めてCAという職業の大変さが伝わってきます。[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日新国立劇場バレエ団プリンシパルの米沢唯と、演出家・長塚圭史の対談が実現した。4月29日(土・祝) から5月6日(土)、新国立劇場オペラパレスでの「シェイクスピア・ダブルビル」公演にて世界初演されるウィル・タケット振付『マクベス』でマクベス夫人を演じる米沢。また長塚は、7月14日(金) から30日(日) に同劇場の小劇場で上演される『モグラが三千あつまって』の上演台本・演出を手掛ける。長塚の数々の演出作品を観てきたという米沢は、長塚に直接尋ねてみたいことがいろいろとあったそう。バレエ、演劇のジャンルを飛び越えて、様々な話題が飛び交った。ダンサーならではの「言語」の魅力に気づいて米沢私にとって、お芝居を作られている方は雲の上の存在。『はたらくおとこ』(2004年初演、2016年再演)はもう恐ろしくて、息をするのもいやになってくるくらい怖くて衝撃的でした。お伺いしたかったのは、長塚さんの舞台では、いつも美術がそのお芝居の世界観を表していて、『近松心中物語』(2021年)も独特の世界観があって美しいなって思ったのですが、いつもそこにこだわりを持っていらっしゃるのですか。長塚舞台装置の世界観によってお芝居の方針がある程度固まってくるということはあります。『近松心中物語』は、以前に蜷川幸雄さんが100人くらいの人を使っていたのを、僕らは20人くらいでやったので、なんとか大勢に見えるように空間をめちゃくちゃ縮めているんです。さらに、場面ごとの印象を変えながら、セットが何もなくても何かの場面に見立てられる、可変的な空間にすることを意識していました。米沢現代的な部分と古典的な部分、両方を感じられてとても素敵でした。長塚僕は首藤康之(バレエダンサー/俳優)さんと知り合って、彼に勧められてモーリス・ベジャールのバレエ作品の映像を見たり、シルヴィ・ギエムさんの舞台に連れていってもらったりしていたのですが、バレエってすごく専門的な世界で、子供の頃から鍛錬していかないととてもかなわないし、トップの人しか残っていけない世界。米沢さんは、そんな中で新国立劇場のプリマとしてずっと続けてこられて、本当にすごいことだなと思っているんです。──米沢さんは長塚さんがこれまで新国立劇場で手がけられてきた子ども向けのシリーズ、『音のいない世界で』(2011年)、『かがみのかなたはたなかのなかに』(2015年、2017年)、さらに『イヌビト ~犬人~』(2020年)をご覧になっているそうですね。米沢ファンタジックで不思議な世界観のまま、作品がどんどんパワーアップしていっている感じがします。長塚僕はもっと先があるんじゃないかと思っています。このシリーズに出演していた首藤さんも近藤良平さん(ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督。『モグラが三千あつまって』でも振付を担当する)もダンサーで、最初はセリフを発する事に慣れていなかった。けど、元々持っている身体から出てくる物語性がすごいから、段々段々、純粋無垢な言葉が身体と共に聞こえるようになってきた。これは、俳優の芝居とは別の言語の魅力だと気づいたんです。二作品目の『かがみのかなたはたなかのなかに』ではワークショップを幾度かやって、「かがみ」の表現の在り方について試行錯誤を繰り返してから、言い方はちょっと難しいですけど、「舞踊的」な台本を書きました。これがすごくよかった。その次の2020年は、コロナで舞台芸術は大変なことになったでしょう? だから演劇の楽しみ全部を入れようと『イヌビト』という作品を作りました。歌を取り入れたんです。これはすごい発見が多かった。もちろん松たか子さんという何者にも代えがたい俳優がいたからこそなんだけど、ダンサーたちが声を出すこと、身体を使うことの連携がうまくいくと、かなり面白いことができる。そうやってずっと、この劇場で試させてもらっているんです。今回は出演者をガラリと変えて、四人の若い俳優を迎え、また新たな挑戦をします。マクベス夫人の「抜け落ちた時間」をどう作る?米沢ビターな笑いに大人の色気を感じて、素敵だなって思います。「子どものため」と言いつつ、とても大人な色合いがある。長塚残酷だったりブラックだったりちょっと色っぽかったりすることって、世界にはあることだし、それを全部なくして子供たちに「こわい事は何もないよ、こんなに世界はキレイだよ」とするのは間違い。そんなフワフワとした世界は、ない!──次回作にもそんな思いを込められているわけですね。『モグラが三千あつまって』チラシ長塚武井博さんが書いた児童文学が原作なんですが、僕が子どものとき──9歳の頃に買った本で、一言で言うと戦争の話です。モグラとイヌ、ネコがいて、イヌとネコが、モグラの作っているタロイモを盗みに来てモグラを殺しちゃう──。これを子供の時に読んでもうびっくりしてしまって!絶対無事でいてって思う人(モグラ)は無事じゃなかったり。ずっと僕が心の中に携えていた本なんです。まだまだ上演台本を作っている途中ですが……。米沢さんはいま、『マクベス』をリハーサルしているんですよね。米沢そうです。マクベス夫人については、まだ自分の中で定まっていません。長塚さんは『マクベス』の演出をされていますよね(2013年)。本当に観ておくべきだったと、痛恨の極みです。長塚転落劇を観たいという人間、言い換えれば観客の欲望こそがおそろしいと思って、観客側にスポットを当てた『マクベス』を作りました。四方囲み舞台にして、最終的には客席にマクベスの首を大玉転がしのように転がして。これが非常に問題になりまして、すごく危ないと(笑)。米沢(笑)。──実は、腑に落ちないところがあるんです。マクベス夫人は最初マクベスに対してすごく強く出て、ダンカンを殺せと言いますよね。それはあなたのため、権力を手にするためだと言って。でも最終的には罪の意識に苛まれて自滅していく。その極端さは、「人間ってそういうものかな」と思ういっぽうで、あまりの変わりように違和感もある。そこをどう捉えていらっしゃるか、演出家の方に一度伺ってみたいと思っていました。とくにバレエでは、1回引っ込んで次に出てくるときにはもう狂気に取り憑かれていて、その間に何があったのかということをお客さまに想像させなければいけない。長塚台本にはない抜け落ちた時間、そこで何があったのかということをどれだけ作っていけるか、ということは課題でした。その時のマクベス夫人の心理と行動──血で汚れた手を洗う場面は、すごく時間を使いました。(『ハムレット』の)オフィーリアも難しい。何か保とうとするものがあるから人は壊れていくという部分があると思う。正気が折れて、正気が崩れていく──という部分が、何か頼りになりはしないかと思うんです。米沢……!早く次のリハーサルをしたいです。──言葉を使わずにシェイクスピア劇を演じる難しさについては、どのように感じていらっしゃいますか。シェイクスピア・ダブルビル『マクベス』チラシ米沢昔は、音楽を表現したいと思って踊っていたけれど、いまは語るように踊りたいと思うようになりました。言葉がないからこそ自由になれる部分が必ずあると思うので、それを信じて取り組んでいます。振付家が「ここはこう言っている」と指定したところ以外の場所にも、セリフに置き換えられる振付があるのではないか、と踊りながら考えています。ただ一歩踏み出したり、手を動かしたりするだけだとしても、からだの内側が変われば生まれるドラマはガラリと変わります。この振りがどんな言葉になるのか、常に探っています。長塚リハーサルでは、その場で振付が作られていくということですか?米沢今日のリハーサルでは、マクベス夫人が死んで、男性に担がれて出てきて、そこから何ができるか、ということをやっていました。振付家はある程度のイメージは持っていますが、それが本当に実現できるかどうかやってみて、最終的には音楽と合わせていきます。演劇の立ち方とバレエの立ち方長塚バレエにはいろんなルールがありそうですね。米沢ルール──。そうですね、いちばんは、ずっとトレーニングしているバレエダンサーの身体があるので、どうやっても「バレエ」になってしまう。長塚身体言語的に!米沢そこが強みでもあり弱みでもあり。演劇を観て面白いなと思うのは、人の身体の自然さのようなもの──立つ時にその人の本来の在りようで立っている。そこがとても好きなんです。でもバレエにはある部分、半自然的な「立ち方」がある。それはそれで美しいのですが。長塚もちろん、その人たちから発せられるものはあると思います。ジョルジュ・ドンが踊る『恋する兵士』(モーリス・ベジャール振付)の映像がとても好きで、素人の僕でも、見るたびにそのディテールに「うわ!今のは何だ!?」と驚かされる。同じ振りを別のダンサーが踊ったら全然違うし、そこの部分が美しさだったり、味だったりする世界だと思いますが、確かに、僕ら俳優の身体の在りようとは全然違いますね。米沢そうですね。ニュートラルが違います。バレエでもこう、身体を縮こませることはあるけれど、でも、一度開いた上で閉じることが必要で、最初から全部を閉じてしまうと、お客さまには何をやっているかわからなくなってしまう。閉じているんだけど開いている。そこが難しく、面白いところでもあります。長塚どんな『マクベス』になるのか、気になって仕方がないですね。いわゆるスタンダードなんてなくて、どなたが演じてもいろんな個性が出てくる。ストーリーラインはシンプルだし、テーマについてはそれぞれに持ち帰りやすいものがある。観る人の状態によっても全然変わると思いますが。米沢小さい頃、つかこうへいさんの『熱海殺人事件』や唐十郎さんの紅テントを観に行ったときに、何を言っているのかわからなかったけれど、それでもその熱量に惹かれて、子供ながら夢中で観ていたのを覚えています。『モグラが三千あつまって』は戦争の話で、「子どもに?」って思われる方もいるかもしれませんが、大人が集中して夢中で演じている空間というのはすごく刺激的で魅力的。とても楽しみです。長塚『モグラが三千~』といっているのにキャストが4人しかいない。もう頭が痛いんですけど(笑)、でも、それはもう凝縮して見せたいし、歌あり踊りありで全速力で駆け抜けて、終わったら演じ手はもう動けなくなるくらいのものにしたいねと話をしています。新しい舞台で、そこを目指していきたいですね。取材・文=加藤智子撮影=藤田亜弓■シェイクスピア・ダブルビル『マクベス』<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>/『夏の夜の夢』<新制作>チケット情報■『モグラが三千あつまって』チケット情報 ※5/21(日) AM10:00より発売
2023年04月11日King & Princeの平野紫耀とタレントの松岡修造が出演する、P&Gジャパン・ファブリーズの新CM「新旧対決」編が、4月1日より放送される。新CMでは、平野と松岡がハウスキーパー役で登場。先輩・松岡とともに豪邸を訪れた平野は、張り切って従来製品をスプレーする松岡を横目に、新製品で軽やかにスプレーをして笑顔を見せる。「ずるいそれ! めっちゃラクじゃん!」と羨ましがる松岡は、平野がスプレーした絨毯をなでて、「もう乾いてんじゃーん!」と感動してしまう。撮影では、スプレーすることに夢中になりすぎた平野が、テーブルに足をぶつけてしまうお茶目な姿も。一方の松岡は気合いが入りすぎたようで、驚きを表現するためにジャンプをするアドリブを披露。しかし、監督から注意を受けてしまい、現場の笑いを誘った。■平野紫耀&松岡修造インタビュー――今回は、ファブリーズのCMキャラクターの“新旧”共演となりましたが、撮影に臨んでみていかがでしたか?平野:本当にかつて見ていたCMの松岡さんとご一緒するのは不思議な感覚でした。松岡:(平野さんは)堂々としていらっしゃるというか、僕と正反対のところにいらっしゃるから、やっぱりもうプレミアムなんですよ。平野:(笑)。僕1個気になったのは、1回松岡さんが小さい声で「よし。怒られよう!」って言ってから撮影されて、その後ちゃんと注意されていたんですよ。あれは自覚しながら、挑戦という意味でやられてたのですか?松岡:そうですね! 必ず怒られるところから入ります。平野:(笑)。そうだったんですね。松岡:ちゃんとした台本をそのまま読まないとか余計なことをするわけですよ。それを止めてくださいとちょっとずつ抑えていったところで一番いいものが見つかるという。平野:(笑)。すごい! 新しいものを発見していくっていうスタイルなんですね。
2023年03月21日3月1日は通称“未唯mieの日”。この日は毎年趣向を凝らしたライヴ・ステージを見せてくれる彼女だが、今年の“未唯mieの日”は、そのままソロ・キャリアの集大成となる2枚組CD『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』の発売日と重なったので、これに合わせてのリリース・ライブになった。会場の目黒ブルース・アレイ・ジャパンは見事フルハウスで、オトナの熱気ムンムン。一般的には未だピンク・レディーのイメージが強い未唯mieながら、ソロになって既に40余年、彼女は試行錯誤を続けながら着々とキャリアを伸ばしてきた。とりわけ、日本屈指の名ドラマーだった故・村上“ポンタ”秀一のサポートを受けるようになったゼロ年代後半からは、自分が歌いたい音楽をひたすら追求。その都度サウンド・スタイルやアレンジャー、バンド編成を変えて、6カ月連続マンスリー・ライブや隔月ライブなどを大胆に展開してきた。Photo:ニシヤマツヨシかくして今年の“未唯mieの日”、セットリストはすべて『MIE to 未唯mie』から。ただし以前の曲を忠実に再現するのではなく、どの楽曲も現在進行形の彼女を強くアピールするフォーマットになっている。プロデュース&アレンジは、アイドル時代から彼女をよく知り、ソロ転向後もサポートを続けてきた巨匠・井上鑑。彼が集めた一流どころのミュージシャン勢も、親子ほどの世代差をモノともせずに圧巻のプレイで彼女を支える。新たなアレンジでクラシックのフレーズを差し込んだオープニング「ブラームスはロックがお好き」、圧巻の歌唱力を遺憾なく発揮したヒット曲「NEVER」、都市型ファンクにカッコ良く変身したサンリオとのタイアップ・ソング「キティとダンス!」、そして先ごろ急逝した名作曲家バート・バカラックを意識したポップ・チューン「Eternal Gift」など。Photo:川崎洋そしてショウ終盤、オール・タイム・ベストに唯一の新録曲として収録した「Hallelujah《ハレルヤ》」は、最近練習を重ねているというアコースティック・ギターを手に、ジックリ言葉を噛みしめるように歌われた。元々レナード・コーエン(カナダを代表するシンガー・ソングライター/詩人)が書いた“現代の賛美歌”と讃えられる曲で、その崇高さに呼応した実に感動的なパフォーマンスだった。Photo:川崎洋輝かしいピンク・レディー時代を否定するワケじゃない。でも今の未唯mieには、それとは別に心から表現したいモノがある。かつての自分がエンターテイナーだとしたら、今の彼女はリアル・アーティスト。きっと彼女はこれからも弛まぬ進化を続けていくだろう。Photo:ニシヤマツヨシText:金澤寿和<公演情報>2023年3月1日(水) 目黒Blues Alley Japan出演:未唯mie(Vo)、井上鑑(Produce&Arrange / Key)、土方隆行(Gt)、土方理久音(Gt) 、バカボン鈴木(Bs) 、山本真央樹(Ds)、前田サラ(Sax)、大滝裕子(Cho)2023年4月30日(日) ビルボードライブ大阪(1部)OPEN 14:00 / START 15:00(2部)OPEN 17:00 / START 18:00出演:未唯mie(Vo)、井上鑑(Produce&Arrange / Key)、YUMA HARA(Gt)、土方理久音(Gt) 、バカボン鈴木(Bs) 、山本真央樹(Ds)、前田サラ(Sax)、大滝裕子(Cho)お問い合わせ:ビルボードライブ大阪(06-6342-7722)<リリース情報>未唯mie『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』発売中4,400円(税込)【収録曲】■Disc101. ブラームスはロックがお好き(1stシングル 1981.7.5発売)02. コールガール ~夜明けのマリア~(3rdシングル 1982.9.5発売)03. カム・バック(3rdシングルC/W 1982.9.5発売)04. シャンプー(5thシングル 1983.11.5発売)05. NEVER(6thシングル 1984.6.1発売)06. Dancing Love(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)07. Memory(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)08. I Love How You Love Me(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)09. もう海へなんか行かない(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)10. 灰とダイヤモンド(7thシングル 1984.10.21発売)11. Dreamer(9thシングル 1986.1.22発売)12. 昼顔恋話 (ロマン)(10thシングル 1986.4.21発売)13. いまが、Choice(11thシングル 1988.4.25発売)14. おとなどうし(12thシングル 1990.4.25発売)15. SWEET(12thシングルC/W 1990.4.25発売)16. 平成粋女・艶男(14thシングル 1991.4.25発売)17. LOVE JAIL(16thシングル 1995.11.25発売)■Disc201. Hallelujah 《ハレルヤ》(新録音)02. aubade ~夜明けの詩~(アルバム『me ing』2007.10.21発売)03. Think Of Me(アルバム『me ing』2007.10.21発売)04. 地上のAngelへ(アルバム『me ing』2007.10.21発売)05. 私のまま ~maybe it’s a life(アルバム『me ing』2007.10.21発売)06. キティとダンス!(15thシングル 1994.3.21発売)07. サファイアの空に(15thシングルC/W 1994.3.21発売)08. Nobody Knows Me (But Only Heaven)(未唯 with X.Y.Z.→A)(2001.11.29発売)09. おやすみなさい(鎮魂歌)*2011年6月 YouTube「中村泰士 G POPチャンネル」(初商品化)10. RAINING IN THE SUNSHINE(デーモン閣下 Feat.未唯mie、2012.5.16発売)11. ありがとうの地球(ほし)(アルバム『me ing』2007.10.21発売)12. 虹色の夜明け(アルバム『me ing』2007.10.21発売)13. Eternal Gift(17thシングルC/W 2006.10.25発売)14. ALRIGHT ALRIGHT(アルバム『me ing』2007.10.21発売)※ビクター時代のシングル&アルバム ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信中!未唯mieオフィシャルサイト:
2023年03月08日竹内唯人が、3月から2カ月連続でデジタルシングルを配信リリースすることが決定した。竹内は、2019年にABEMAの恋愛リアリティショー『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、同年10月にデジタルシングル「Only Me」でアーティストデビュー。昨年末に行われた初のワンマンライブでユニバーサルミュージックへの移籍を発表していた。連続配信リリース第1弾となる新曲は「Fly」で、3月20日(月) より配信される。同曲は爽快感あるサウンドが特徴のラブソングで、本人も制作に参加した歌詞には「愛する人へ向かう真っ直ぐな気持ち」が込められている。また第2弾となるデジタルシングルは、4月24日(月) に配信リリースされる予定で、タイトルなど詳細は追ってアナウンスされる。さらに、竹内の新たなアーティスト写真が公開された。新ビジュアルは、こちらに振り向く瞬間を押さえたアーティスティックな雰囲気が漂う1枚。今回の楽曲のイメージに合わせつつ、22歳になったばかりの等身大の竹内の姿も収められている。<リリース情報>竹内唯人 第1弾配信シングル「Fly」3月20日(月) 配信リリース竹内唯人 第2弾配信シングル「タイトル未定」4月24日(月) 配信リリース関連リンクユニバーサルミュージック アーティストページ:::::
2023年03月02日2児のママで、モデルで、大人気YouTuberの柳橋唯さん。この度、自身のファッション本『自分を愛せる着こなし術』(ワン・パブリッシング)を出版! 7つの色をテーマにしたコーデ本で、売り上げもレビューも絶好調なんです。早速、大人気インフルエンサーの柳橋唯さんに、本の見どころや撮影裏話などを聞いてきました。■柳橋さんってどんな人?【散財系YouTuber】として活躍中の2児ママ柳橋唯さんは、現在中学生と小学生の2人の男の子ママ!2018年からモデル活動を始め、雑誌『mamagirl』で看板的なママモデルとして活躍しながら、インスタグラマーとしても多くのフォロワーを獲得。その後、YouTuberとしてデビューを飾り、今ではチャンネル登録数21.6万人という人気YouTuberに!柳橋さんのチャンネルは、美容ネタだったり、爆買いした服でファッションコーデを披露したり、ときには廃人な日の様子を垂れ流ししたりと、目が離せないチャンネルなんです。絶対的な美貌を持ちながらも、どこか親近感を抱かせてくれる動画ばかりだから、一度観たら、柳橋さんの虜になること間違いありません。■『自分を愛せる着こなし術』制作の裏話をインタビュー♪著書の内容は、色を着ることで自己肯定感を上げる!というカラーコーデをテーマにしたもの。ただし、そんな一言で説明するにはもったいないほど、柳橋さん自身の感性や性格、手に取ってくれる人への想いが溢れているんです。書店でファッション本として購入した人にはしっかりと軸のあるカラーコーデ本。YouTuberとしての彼女を知っている人が読んでも、たくさんの柳橋さんの顔を知ることができてきっと大満足♡それぞれの立場の読者がいろいろな感想が持てるこの書籍が出来上がるまでについて、根掘り葉掘りインタビューしました。●本の出版オファーが来たときのことから教えてください。「まず、事務所に呼ばれて、マネージャーに「スマホ出して。預かるよ」と言われたので、「これは何か重大発表がある!だからその瞬間をスマホで撮られるんだな」ってYouTuberの勘が働いたんです(笑)。そしたら、「あなたに、本を出さないかって話がきてるよ」と言われて。さらに「出すならきっと今だよ」、とも。案の定、その間ずっとマネージャーに私のスマホで撮影されてて。きっとびっくりしすぎて素になってる私の顔が映ってると思います。それも動画にしてアップしているので観てみていただきたいですね(笑)。とにかく最初は私ができるのかな?って思いましたし、どんなものにすれば読者の方に喜んでいただけるか本当にわからなかった。ドッキリかなとすら思いましたよ。実感なんてずっと湧かないまま、打ち合わせや撮影に頭も体もフル回転させて。本当に、本が仕上がってくるまで現実味がなくて、製本されてきた段階で初めて“本当に本を出すんだ”って思えたんです。」■私自身がコンプレックスまみれだった。ファッションで自分を変えることができたから、それを伝えたかった●本のテーマはすぐに決まったんですか?「元々、出版社さんからの企画にカラーコーデというテーマはどうか、という提案はあって。私自身、いつも着ている服は黒が多いんですが、よく考えたら何かあるときは服の色の力を借りて、テンションを上げる、自己肯定感を上げるってことをやっていたんですね。そもそも私自身がコンプレックスの塊で、自己肯定感が低くて低くて。本を読んでいただければわかるんですが、自分に自信もないし周りに褒められても全部卑屈に受け取っちゃう。そんな人生をずっと歩んできたんです。そんな私がどうやって自己肯定感を上げていったか、どんな風にして自分を愛せるようになっていたかというと、それがファッションだったんです。今日はブルー、明日はパープルみたいに、ファッションって、着るだけで自分の印象を変えられるじゃないですか? 髪型や髪色を変えるよりもとても簡単に。ファッションを研究して、服で気分を上げて…ってやっているうちに、だんだん自分に自信がついてきたんですよね。そういった経験を、今自分に自信がない人に伝えられたらいいなと。私のファッション論は、自分がよければそれが正解で、失敗コーデとかNGコーデはないんです。本人が満足してたら全部大正解!だからこの本を手に取ってくれた人も、ファッションが持つ色の力を自分の味方にして自己肯定感を上げてくれたらいいなって考えて。いろんな色を取り入れたコーディネートを楽しめるようになってくれたら、私が本を出す意味もあるのかもしれないと思って、最終的なテーマが決定しました。」■私…何度か白目を剥きながら撮影しました(笑)テーマが決まって、取り上げるカラーも決まって、いざ撮影へ。普段のモデルやYouTubeとはひと味もふた味も違ったという、自分の本の撮影は本当に大変だったそう。そんな撮影の裏側は?●7色もあるカラーコーデ分の撮影は大変だったのでは?「撮影の日は、信頼するカメラマンさんに撮り方などはお任せできたので、自分はモデルとして立ちつつ、メイクや髪型はこうしたいとかの細かい調整をしていきました。撮影当日も長丁場だったけど、それより前日までの準備が大変すぎて記憶がありません(笑)。本の最後のページにその記録が少し残っていますが、事前にダンボール30箱分私服を詰めたり、撮影前日の夜中までコーデを考えたり…撮影の日だって結局午前2時までかかってしまって。本を作るって本当に責任重大なんだなと実感しました。どんなふうにしたら伝わるかな、どんな風に見せたらより読者の方の役に立つかな、と、今まで考えたこともなかったようなスタンスから、本の向こうに見える読者の方のことをたくさん想像しました。また、1冊の本を作ること、企画を形にすることって、こんなに大変なんだ!と実感し、携わってくださるスタッフの方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。」●撮影した中でお気に入りの1枚はどれですか?撮影/三瓶康友「自分を愛せる着こなし術」より「私が気に入ってるのは、パープル一色のワントーンコーデ!このコーデ、一口にワントーンと言っても、色んな色味のパープルが詰め込まれているんです。ニットは、青が強いパープルで、スカートは赤っぽいパープル。コートは、鮮やかなパープルって。同じパープルでもトーンがすべて違うところ、また質感や生地もあえてバラバラだからこそ、おしゃれにキマるところが気に入ってます♡」■読者のみんなにトライして欲しい推しコーデベスト3ここで、読者の皆さんやファンの方に、ぜひ着てほしいコーデベスト3を柳橋さんに選んでもらいました。今日から真似できるような素敵コーデばかりなのでぜひ挑戦してみて♡第3位公園コーデにもできるグリーンのパンツコーデ撮影/三瓶康友「自分を愛せる着こなし術」より「白Tと白スニーカーに、グリーンのパンツを合わせたシンプルなコーディネート。このトーンのグリーンなら派手すぎずに取り入れやすいと思います!」第2位差し色にパープルを使ったママ友ランチにおすすめコーデ撮影/三瓶康友「自分を愛せる着こなし術」より「グレーのワントーンコーデに差し色でパープルのアイテムを合わせるだけで、おしゃれ度が上がって見えませんか? 小さな子どもを連れて街に出るだけでも大変だから、パンツならラクちんでいいですよね」第1位柔らかな色合わせが好感度大のピンクのスウェットコーデ撮影/三瓶康友「自分を愛せる着こなし術」より「こちらもシンプルなアイテムを組み合わせたデイリーに使えるコーデ。ペールグレーとベビーピンクといった淡いトーンの色合わせで、ママっぽく優しい印象になります。動きやすいのに上品に見える着こなしなので、ぜひ試してみてほしいです。」■ファッションのためにベストな自分をキープしておきますすごい数の(笑)お洋服への散財動画をバンバン出している柳橋さん。動画数だけでも、本当にファッションを愛しているのが伝わってきますが、柳橋さんご自身でファッションを楽しむために毎日している努力などはあるのでしょうか。●ファッションを楽しむための日々の努力はしていますか?「私がファッションのために気をつけてること…それは【肌荒れしない】【太りすぎない】この2つです。これが崩れるとテンションがダダ下がりしてしまうので、自分を肯定しておける、ポジティブマインドでいられる状態をキープすることが大事。常にお洋服が似合う自分でいられること、着たいと思ったお洋服を着られる自分でいられること。これが一番だなと思っています。誰みたいになりたいとかではなくて、自分にとってベストな自分であることを意識して過ごしています。」●今でこそファッションも美容も憧れのインフルエンサーですが、今までファッションやメイクで失敗したことなどはありますか?「失敗を失敗と思ってないかもしれない(笑)。振り返らないし、覚えてないんです。ダサいとかは個人の主観ですし、あなたの価値観ですよね?って思っちゃう。ファッションもメイクも、間違いもなければ正解もない。だから「NGコーデ」って言葉がきらいなんです。ただ、自分に似合う似合わないがはっきり「自分の中で」あるタイプだから、似合わないと思ったら着てない、それが大きな失敗にならないコツかもしれません。」■mamagirl読者やファンの方に伝えたいこと●最後に、読者やファンの方にメッセージをお願いします!「この本は、【7つのカラー】をテーマに、日常に取り入れやすい色の順番にこだわって構成しました。編集の方とさまざまな議論を繰り広げて決めた、グリーン、パープル、ブルー、ピンク、イエロー、レッド、ホワイトの7つのカラー。黒はなしでも、白は入れたいってところは強く主張して。 白はカラーコーデなのか?など色々言われて揉めもしましたが(笑)。そんなふうに、自由にファッションを楽しんで、自分の好きな色や今日着たいと思った色を身にまとって、たくさんおしゃれしてください。自分の好きなお洋服を着て、たくさん笑ってください。今、お子さんが小さくて大変なことが多いママたちも、お洋服で少しでも自分に自信を持っていって欲しいです」■ファッションで自分や周りをハッピーにしていきましょ気に入ったカラーのアイテムをひとつひとつ取り入れて、ファッションが楽しめるようになったら、お出かけする日はもちろん、普段の何気ない日もコーディネートを考えるのが楽しくなりそうです。そして、自分自身がポジティブマインドでいられたら、周りの人たちをもっとハッピーにしてあげられそう♡まずは、先輩ママ柳橋唯さんの 『自分を愛せる着こなし術』をぜひ読んでみて。自分を愛する着こなし術 (ワン・パブリッシング) ¥1,634【本の購入はこちらから】 ■【柳橋唯チャンネル】でも書籍出版までの道のり動画を配信中♪柳橋さんのYouTubeでは、『自分を愛せる着こなし術』ができるまでの奮闘する姿がリアルに見ることができます! 家事や育児の隙間にぜひチェックしてみてくださいね♪■mamagirl公式Twitterでプレゼントキャンペーンも実施中!今回インタビューした柳橋唯さんの著書、「自分を愛せる着こなし術」を、mamagirl公式Twitterにて3名様にプレゼント!詳しくは下記をチェック♡【応募要項】1. mamagirl公式Twitter @mamagirl_jp をフォロー2.柳橋唯さんの本のプレゼントキャンペーンのツイートをRT3.2.のツイートに希望動機をリプライ応募期間は1/31 10:00~2/8 23:59まで当選者様にはTwitterのDMにてご連絡しますぜひふるってご応募くださいね♡※プレゼントキャンペーンについてワン・パブリッシングに問い合わせるのはご遠慮ください。mamagirl公式TwitterのDMにて受け付けます。あわせて読みたい🌈卒業式のママコーデ5選!母親の服装のマナーから、おしゃれにキマるユニクロGUアイテムも
2023年01月31日3月1日(=ミイの日)にリリースされる未唯mie(ソロ・デビュー当時はMIE)のソロ活動を集大成したベストアルバム『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』の詳細が発表された。本作はCD2枚組で、未唯mie自身が選曲した31(ミイ)曲がレーベルの枠を超えて収録される。ヒット曲「NEVER」(映画『フットルース』挿入歌の日本語カバー)をはじめ、ビクター~ソニー~ポリドール(現ユニバーサル)~自身のレーベルからリリースした代表曲のほか、「キティとダンス!」、2011年の東日本大震災後に作曲家・中村泰士のYouTubeチャンネルで発表した「おやすみなさい」(未発売曲)などの貴重な音源も網羅。ハードロックバンド「X.Y.Z.→A」やデーモン閣下との共演等、コラボレーション作品も収録される。また本アルバムのために、「Hallelujah《ハレルヤ》」(レナード・コーエンのカバー)を新たにレコーディング。井上鑑のプロデュース&アレンジにより、ボーカルにはさかいゆうと坪倉唯子が参加。自身のソロ名義としては2007年以来となる新録にふさわしい特別な1曲となった。さらに、井上鑑とのリリースLIVEも決定。CD発売日の3月1日(水) に目黒Blues Alley Japan、4月30日(日) にはビルボードライブ大阪で開催される。■未唯mieコメント(CDライナーより抜粋)この曲を初めて耳にした私は衝撃を受けました。心がふるえ涙が溢れる。何がそうさせたのか判らなかったが、この曲を歌いたい!そんな想いにかられる中、オールタイムベストアルバムに新曲として収録できる運びに。心から嬉しい~!!!そして、井上鑑さんが真っ先に浮かびプロデュース&アレンジをお願いしましたところ、想像を超えるオリジナリティー溢れる「Hallelujah《ハレルヤ》」に仕上げて下さいました。ハレルヤはヘブライ語。「ハレル」は、褒めたたえるの意。「ヤ」は、神さまの名前、ヤーウエイの略。歌詞のセンテンスの最後に「You」が頻繁に用いられていますが、これを「Ya」(ヤ)と発音して歌っています。直訳するような意味よりも、メロディーや言葉の響き、音魂で感じて味わって頂けたら幸せです。「Hallelujah《ハレルヤ》」レコーディングコメント映像<リリース情報>『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』2023年3月1日(水) リリースCD2枚組:4,400円(税込)ライナーノーツ:金澤寿和/未唯mie“MIE to 未唯mie”ディスコグラフィー(ソングリスト)付き『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』ジャケット【収録曲】■Disc101. ブラームスはロックがお好き(1stシングル 1981.7.5発売)02. コールガール ~夜明けのマリア~(3rdシングル 1982.9.5発売)03. カム・バック(3rdシングルC/W 1982.9.5発売)04. シャンプー(5thシングル 1983.11.5発売)05. NEVER(6thシングル 1984.6.1発売)06. Dancing Love(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)07. Memory(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)08. I Love How You Love Me(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)09. もう海へなんか行かない(アルバム『NEVER』1984.8.25発売)10. 灰とダイヤモンド(7thシングル 1984.10.21発売)11. Dreamer(9thシングル 1986.1.22発売)12. 昼顔恋話(ロマン)(10thシングル 1986.4.21発売)13. いまが、Choice(11thシングル 1988.4.25発売)14. おとなどうし(12thシングル 1990.4.25発売)15. SWEET(12thシングルC/W 1990.4.25発売)16. 平成粋女・艶男(14thシングル 1991.4.25発売)17. LOVE JAIL.(16thシングル 1995.11.25発売)■Disc201. Hallelujah《ハレルヤ》(新録音)02. aubade ~夜明けの詩~(アルバム『me ing』2007.10.21発売)03. Think Of Me(アルバム『me ing』2007.10.21発売)04. 地上のAngelへ(アルバム『me ing』2007.10.21発売)05. 私のまま ~maybe it’s a life(アルバム『me ing』2007.10.21発売)06. キティとダンス!(15thシングル 1994.3.21発売)07. サファイアの空に(15thシングルC/W 1994.3.21発売)08. Nobody Knows Me (But Only Heaven)(未唯 with X.Y.Z.→A)(2001.11.29発売)09. おやすみなさい(鎮魂歌)*2011年6月 YouTube「中村泰士 G POPチャンネル」(初商品化)10. RAINING IN THE SUNSHINE(デーモン閣下 Feat.未唯mie)(2012.5.16発売)11. ありがとうの地球(ほし) (アルバム『me ing』2007.10.21発売)12. 虹色の夜明け(アルバム『me ing』2007.10.21発売)13. Eternal Gift(17thシングルC/W 2006.10.25発売)14. ALRIGHT ALRIGHT(アルバム『me ing』2007.10.21発売)【予約・購入特典】■ビクターオンラインストア:未唯mie直筆サイン入カード■タワーレコード全店/タワーレコードオンライン:ポストカード■Amazon.co.jp:メガジャケ※Amazon.co.jpでは、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご希望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。※各チェーンとも数に限りがございます。お早めにご予約下さい。<ライブ情報>『MIE to 未唯mie』リリースLIVE2023年3月1日(水) 目黒Blues Alley Japan1部:OPEN 17:30 / START 18:302部:OPEN 20:30 / START 21:15問合せ:Blues Alley Japan予約受付センター03-5740-6041(平日12:00~19:00)2023年4月30日(日) ビルボードライブ大阪1部:OPEN 14:00 / START 15:002部:OPEN 17:00 / START 18:00問合せ:ビルボードライブ大阪06-6342-7722【出演】未唯mie(Vo)井上鑑(Produce&Arrange / Key)土方隆行(G)※東京のみYUMA HARA(G)※大阪のみ土方理久音(G)バカボン鈴木(B)山本真央樹(Ds)前田サラ(Sax)大滝裕子(Cho)チケットはこちら:一般発売:2023年2月27日(月)~関連リンクオフィシャルサイト:オフィシャルInstagram:ビクターエンタテインメント公式ページ:ピンク・レディー ビクター公式Twitter:未唯mie 楽曲配信:
2023年01月27日1月8日、「NEWSポストセブン」が俳優・岡田将生(33)とフジテレビの鈴木唯アナウンサー(29)の破局を報じた。関係にピリオドを打った2人だが、岡田は直前に“前兆”を見せていたようで。’21年6月に「FRIDAY」に熱愛を報じられて以来、順調に愛を育んできた岡田と鈴木アナ。昨年5月にも「FLASH」が、デート中の電車内でラブラブな2人の様子を報じていたが……。「NEWSポストセブン」の報道によると、結婚を考える鈴木アナと仕事に邁進したい岡田との間に温度差が生まれ、年末に岡田から別れを切り出したという。交際中の’21年11月に放送された『A-Studio+』(TBS系)で、岡田は結婚について両親から心配されていたことを明かした上でこう語っていた。「甥っ子姪っ子と姉と妹でどんどん家族が増えていくと、まあまあ言われなくなってくるんです」「(結婚は)タイミングがあったら今はしたいなくらいの感じで」そして、破局報道直前に岡田は決定的な“前兆”を見せていた。「昨年12月に『FRIDAY』が、岡田さんと3時のヒロイン・福田麻貴(34)が夕方から深夜まで3軒ハシゴしたことを報じました。最終的に2人はそれぞれ自宅に帰りましたが、2軒目までは2人きりで、しかもこの日は鈴木アナの誕生日でもあったのです。もともと業界内で岡田さんはストイックと評判で、飲みに行くときはたいてい男友達とだったそうです。そんな岡田さんが、恋人である鈴木アナの誕生日に途中まで別の女性と2人きりで飲んだというのは、関係が終わりつつあったということなのでしょう」(芸能関係者)昨年10月に公開された「モデルプレス」のインタビューで《無理はしないこと。なるべく自分らしく、そのままでいようということです》と語っていた岡田。今夏公開の映画『1秒先の彼』での主演を控えるなど、絶好調な岡田だけに、今は“一人が自分らしい”ということなのかも?
2023年01月09日元欅坂46で女優の今泉佑唯が26日、オフィシャルブログを更新。記者の執拗な張り込みや待ち伏せ、尾行、盗撮といった過度な取材を苦に、芸能界から引退することを発表した。「皆様へ」と題した投稿で、今泉はまず関係者やファンへの感謝の気持ちを伝え、「こうして発信することは最後になる」と予告。昨年、女優として復帰を果たし、「舞台に立ったとき、またあの景色を見られたことが本当に嬉しくて、大好きな場所で、大好きな方々と、ここからまた頑張りたいと思っていました」と生きる活力になった一方、「週刊誌の記事で生活のたった一部を切り取ってそれが全てかのように書かれてしまうこと、事実ではないことが拡散され続けることが多く、悩まされていました」と一部報道によって心労が重なった。「私と子どもの父親である彼に対し、世間の皆様の批判の目がいくこと」はある程度許容しながらも、「なにも悪くない子どもまでもが批判の対象になってしまうことは親としてなによりも辛かったです」と吐露。「数ヶ月前から週刊誌の方だと思われる車が自宅前に停まっていたり、車や徒歩でついてこられたりすることが多く、気の抜けない毎日がストレスになり突発性難聴を患いました」と健康面に影響が出たことも芸能界を離れる一因となった。そのような日々を過ごす中で、「いつか子どもを巻き込んでしまうかもしれない」という不安が日に日に大きくなり、「穏やかな毎日を送りたいと思えば思うほど私がこのお仕事を続けている限りそれは叶わない」と思うように。また、「公表するつもりはありませんでしたが、産婦人科に通うことに対して疑いの目を向けられているようなのでご報告させていただきます」とし、「今年4月に子宮頸がんの前段階、軽度扁平上皮内病変の疑いが検査で見つかり、定期的に産婦人科に通っていました。産婦人科の入り口付近で男性が何度も院内を確認し、待っていることがあったり、そのまま自宅までついてこられたりすること」も深刻な悩みに。「デリケートな事を知らない人に執着されることは本当に恐ろしく、普通に生活しているだけなのにどうしてこんな生きづらいのだろうと、日々神経がすり減る思いです」と精神的にも追い込まれた。さらに、週刊誌が芸能人の子どもにボカシやモザイク加工をして掲載していることに触れ、「子どもにモザイクをかけていれば掲載しても問題ないというのは私には理解できません。大切な子どもを盗撮され、世に晒されて、モザイクをかけている状態とはいえ、子どものプライバシーが守られているとは全く思いません。守られるべきものが守られないことに大変疑問を感じます」と抗議。「怖さを発信しないというのは子を持つ親として見逃すことができません」と切実な思いを訴えた。そして、「知らない人に自宅がばれていてどこに行くにもついてこられ、盗撮されることも本当に不快ですし、なによりも怖いです。実家も特定され、大切な家族まで巻き込まれて怖い思いをしています。表に立つお仕事をしている以上、こういうことにも耐えなくてはいけないと思っていましたが、この先もこんな日々が続くのかと思うと私は心身共に耐えられません。そして、子どもを守っていくためにこれ以上家族を巻き込まないためには自分がこの世界にいてはいけないと思い、お仕事を辞める決心がつきました」と苦渋の決断に至った経緯を説明。「悩む中で、復帰するにあたり協力してくださった方々や、こんな私を今までも応援してくださる方の顔が何度も浮かび、お仕事を辞めるという決断がなかなかできませんでした。そしてなによりも、舞台に立ちお芝居することが好きで、まだここに居たいと思ってしまう自分もいました」と正直な思いを伝え、「今までお世話になった方々、応援してくださっている方こんな形で辞めることになってしまい大変申し訳ございません」と支えとなった人々に向けての謝罪の言葉も添えた。突然の引退発表になったことについては、「本来ならもう少し先の発表とさせていただく予定でしたが、本日も変わらず記者の方の待ち伏せやつきまとい行為があり、精神的にもう耐えることができませんでした。毎日の楽しいことや嬉しいことよりも、生きる辛さの方が強くなってしまいました」と記した今泉。非常識な取材を繰り返す記者に向けて、「今後、今泉佑唯として活動することは一切ございませんので記事を書いたり、追いかけてきたりするのはお願いなのでもうやめていただけませんか。一人の女性として、一人の人間として、これからは心穏やかに幸せな道を歩みたいです」と懇願し、「そして子どもの父親である彼が、子どもと共に、一人の人間として成長していく姿を今後も見守り続けたいと思います。皆様今まで本当にありがとうございました」と結んでいる。
2022年10月27日佳境を迎えているドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)でも、改めてその演技力に注目が集まっている松岡茉優。岡田准一が原田眞人監督と3度目のタッグを組んだ映画『ヘルドッグス』(公開中)では、猛者揃いの男性陣のなかにあって、強い光を放っている。深町秋生氏の小説を映画化した同作は、岡田演じる元警官がやくざ組織に潜入し、無軌道な若手やくざ(坂口健太郎)を相棒にのし上がっていく姿を描く。松岡が演じるのは、主人公と親子の盃を交わしたボス(北村一輝)の愛人・恵美裏だ。原田組初参加となった松岡が、「『この役をこの人に演じてもらいたい』と選んでいただけることが、これ以上ないほど嬉しい」と語った。○■ヤクザの男たちがほぼ全員そろった撮影シーン――タフな男性陣に囲まれながら、一歩も引かず輝いていました。恵美裏を演じるにあたって、松岡さんもアイデア出しをされたとか。女性のキャラクターが少ないこともあって、最初の衣装合わせでは色味を入れていこうと、フェミニンな花柄や赤いベルベッドのドレスといったものも候補にあったんです。でも原田監督から、強い女性像でいきたいというお話があり、黒めの衣装で、改めてみんなで構築していきました。そのなかで、洋服で色味が出なかった分、ヘアスタイルやネイルで色が出せるとバランスがいいんじゃないかと話になって。私からも「今だとピンクやオレンジといった暖色系やパステルカラーのヘアスタイルが流行っていると思いますが、あえて緑で怪しさを出せたら」という提案をさせていただきました。そして唇は真っ赤にして、媚びない彼女の強さを出していけたらと思いました。――恵美裏は添え物のような愛人ではなく、自分で考えてそこにいる、頭のいい女性ですね。彼女は信念があってあの場所にいます。今はお話しできない内容もありますが、後半にかけて、彼女の思いがわかってきた時に、共感してもらえる役柄になったらいいなと思って演じていました。――特に覚えている撮影シーンはありますか?お葬式のシーンです。出演者ほぼ全員がそろっていて、ダイナミックなシーンでした。引きの画が多く、望遠のレンズでの撮影もありました。全体の撮影としてももう後半に入っていましたので、それぞれの役柄のチーム(ヤクザ組織の中でのそれぞれの組)の信頼関係が出来上がっていたこともあって、大きなホールを演者さんが舞台のように自由に動いておられるのが印象的でした。監督がスタートをかけるだけで、それぞれのチーム、キャラクターとしてその空間を制圧していく感じが格好良く、緊張感の中での撮影に身が引き締まりました。――原田監督の画からは非常に強いこだわりが伝わってきますが、俳優さんは、みなさん自由に動いているんですね。大人数での撮影には、やはり「ここでお芝居してほしい」「こちらに歩いて行って欲しい」といったことは当然あると思います。原田監督は「一度やってみてほしい」と任せてくれて、演者に強く信頼を置いてくれている監督さんなのだなと感じました。こだわりという点では、美術の大胆さ、細やかさにも注目して頂きたいです。一つ一つの家具や、調度品、それそれの愛用の品などがこだわり抜かれていて、この世界に引き込まれます。ほとんどがロケでの撮影でしたが、現場に到着するたびに驚きました。こんな場所があったのかと思うロケーションばかりで、ロケハンと呼ばれるロケ地探しの時間にどれだけ費やしたのだろうと想像しました。○■望んでも、同じところに留まることができない仕事だからこそ――松岡さんは、『蜜蜂と遠雷』での天才ピアニストを筆頭に、これまでいくつも難しい役柄を演じてきています。『蜜蜂と遠雷』では技術的にピアノの練習が必要になったり、『ちはやふる』でもかるたの天才としての説得力が必要だったりして、そうした物理的な練習が必要な役柄には、スケジュールに練習の期間が入ってきますが、役の難易度として難しい、難しくないというのは存在しないと私は思います。また役柄の前に何よりも、監督さんや脚本家さんが時には何年もかけて考えてきた作品に「この役をこの人に演じてもらいたい」と私を選んでいただけたことが、この仕事をしているうえで、これ以上ないほど嬉しいことだと感じています。お仕事は、とにかくすべてご縁に尽きると日々感じています。――どんな役を演じるにしても、まずはご縁への感謝があると。今回のように原作がある場合はなおさら、役柄の年齢も決まっていたり、企画が始まってスタッフ・キャストを探し始めて、例えばその時に年齢が合わなければ巡り会っていないわけなので。仕事というのは、望んでも得られないことが多いなと感じています。それは俳優部に限ったことではなく、誰しもが感じることだと思います。特に今回の感染症の影響が始まってからは、どうしようもない事情でできなかったお仕事が今までよりもあったと思います。そうしたこともあって、ここ数年は特にご縁や出会いに感謝しています。もちろん「こういう役がやりたい」「この監督さんとお仕事したい」といった望みはありますが、目の前にあるひとつひとつのお仕事に向き合って、誠実に毎日を過ごすことが、今の私にとって一番大切だと感じています。――役柄の年齢について出ましたが、俳優として、年齢的な変化を感じたりしますか?10代の時や20代前半の頃と比べると、学生さんや新人さんの役はなくなっていきますし、今後絶対にないかというと作品によるので分からないけれど、年齢と役柄は切り離せないお仕事だからこそ、昔から思っていることですが、改めて、今しかできない、今の私にと声をかけてくださった役に精一杯挑んで、出会っていきたいと思っています。今回演じさせていただいた恵美裏に関しては、これまで私が演じたことのないタイプの女性だと感じています。観ている人が休めないほどに2時間突き進みます。ぜひこの映画についてきていただけたらと思っています。■松岡茉優1995年2月16日生まれ、東京都出身。8歳のときに芸能事務所に入り、2008年『おはスタ』への出演で本格的なデビューを果たす。映画『桐島、部活やめるってよ』(12年)、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)、大河ドラマ『真田丸』(16年)などで注目を集める。2017年には映画『勝手にふるえてろ』で映画初主演を果たした。以降もカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた『万引き家族』(18年)を始め、多くの作品でその演技力を高く評価されている。ほか出演作に、映画『蜜蜂と遠雷』(19年)、『騙し絵の牙』(21年)、ドラマ『問題のあるレストラン』(15年)、『コウノドリ』シリーズ(15年、17年)、『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(16年)、『初恋の悪魔』(22年)など。
2022年09月17日女優の浅倉唯が、14日発売の『週刊少年サンデー』(小学館)42号の表紙とグラビアに登場した。惜しまれながらも放送終了した『仮面ライダーリバイス』でアギレラ役を演じた浅倉。まさかの悪役からライダーへと転身し、話題を呼んだ。そんな浅倉が、『サンデー』に2度目の登場。茨城県・土浦への風を感じる旅デートをテーマにしたグラビアで、一緒にかき氷を食べたり、ブルーベリー摘んだり、遊覧船に揺られたり……2人だけの濃密時間が楽しめる内容に。スラリとした美脚を披露したミニワンピース姿も収められている。さらに、ここでしか手にないらないポストカード(2種)も付いている。
2022年09月14日兵庫県姫路市出身の現代アーティスト、松岡 裕喜(マツオカ ユウキ)が千疋屋ギャラリーで行われる「長月いろどり芸術展」に出展します。今回展示している作品(1)今回展示している作品(2)■展示日時2022年9月6日(火)~9月11日(日) 11:00~17:00※最終日は14:00まで■場所千疋屋ギャラリー(京橋千疋屋 京橋本店2F)〒104-0031 東京都中央区京橋1-1-9 千疋屋ビル2F■主催株式会社アートクロス松岡 裕喜氏は2020年10月より芸術を始め、僅か2年足らずで国内外へと活動を広めている今注目の現代アーティストです。アトリエにて制作中2021年は兵庫県立美術館ギャラリー棟3Fにて初の出展を行い、それ以降も留まることなく2022年はドバイ、ミラノ、バルセロナへ。2023年は既にパリ、ロンドン、フィレンツェ、東京、京都の出展を控えています。またメタバースへの出展も行っており、時代に合わせたアプローチ方法とその柔軟さやスピード感も注文の理由と言えるでしょう。今後の活動予定と過去の活動実績は以下の通りです。■今後の出展2022年9月 千疋屋ギャラリー 出展(Tokyo)12月 Casa Mila “La Pedrera” 出展(Barcelona)2023年2月 上野の森美術館 出展(Tokyo)4月 Carrousel du Louvre 2023 出展(Paris)4月 MINERVA 2023 京都市京セラ美術館 本館2階 出展(Kyoto)8月 MINERVA 2023 MALL GALLERIES 出展(London)11月 ART BLEND2023 出展(Firenze)■過去の出展2021年10月 兵庫県立美術館ギャラリー棟3F 出展(Hyogo)2022年1月 M.A.D.S. ART GALLERY 出展(Milano&Metaverse)3月 World Art Dubai 2022 出展(Dubai)3月 M.A.D.S. ART GALLERY 出展(Milano&Metaverse)8月 The Rule展 出展(Tokyo)その他活動の詳細はInstagramよりご確認下さい。<Instagramアカウント>ユーザーネーム: @matsuoka___yukiURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月31日松岡昌宏主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE ~お寺座の怪人~』の公演ビジュアルが公開された。今作は、松岡主演で2016年10月に金曜ナイトドラマとしてスタートした『家政夫のミタゾノ』を舞台化したもので、11月17日(木)~27日(日) まで東京・EXシアター六本木にて、12月3日(土)・4日(日) に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演予定。明日8月27日(土) より東京公演のチケットが発売される。脚本は、これまでの『家政夫のミタゾノ』シリーズを手掛け、ミタゾノの魅力を知り尽くす八津弘幸が、演出は『私のホストちゃん』『けものフレンズ』シリーズなどを手掛け、既存の原作イメージを崩さない作品作りに定評がある村上大樹が務める。出演は、ドラマ版に引き続き神出鬼没の家政夫・三田園薫を演じる松岡のほか、ヒロインとなる三田園の新しい相棒穴井仁奈・通称アニーには矢作穂香、物語の舞台となる寺を継ぐのが嫌でミュージカル俳優を目指して家出をしていた跡取り息子には原嘉孝、寺の僧侶でどこか怪しい雰囲気を持つ小田切尊徳には六角精児と、舞台版の新キャストが本作に新風を吹き込む。また、余 貴美子、平田敦子、しゅはまはるみとドラマでお馴染みのキャストもむすび家政婦紹介所を飛び出し大活躍。さらに、矢島舞美、本折最強さとし、奈良原大泰、浦嶋りんこと、多方面で活躍する個性豊かなキャストが結集する。<公演情報>『家政夫のミタゾノ THE STAGE ~お寺座の怪人~』作:八津弘幸演出:村上大樹出演:松岡昌宏 / 矢作穂香 / 原嘉孝 / 矢島舞美 / 本折最強さとし / 奈良原大泰 / 平田敦子 / しゅはまはるみ / 浦嶋りんこ / 六角精児 / 余 貴美子【東京公演スケジュール】2022年11月17日(木)~27日(日) 全15回公演会場:EX シアター六本木11月17日(木) 18:0011月18日(金) 18:0011月19日(土) 12:00 / 17:0011月20日(日) 12:00 / 17:0011月21日(月) 18:0011月22日(火) 休演日11月23日(水・祝) 13:00 / 18:0011月24日(木) 13:00 / 18:0011月25日(金) 18:0011月26日(土) 12:00 / 17:0011月27日(日) 12:00【チケット料金】S席:10,000円A席:9,000円※全席指定・税込※未就学児童入場不可■チケット発売日2022年8月27日(土) 10:00~チケットはこちら:問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日 12:00~15:00)【大阪公演スケジュール】2022年12月3日(土)・4 日(日) 全3回公演会場:森ノ宮ピロティホール12月3日(土) 15:0012月4日(日) 12:00 / 17:00【チケット料金】価格:10,000円※全席指定・税込※未就学児童入場不可■チケット発売日2022年10月15日(土) 10:00~チケットはこちら:問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 / 日・祝休業)公式サイト:公式Twitter:
2022年08月26日「和歌山県の高野山で、TOKIOの松岡昌宏さん(45)を目撃しました。すぐそばにはNEWSの小山慶一郎さん(38)や、関ジャニ∞の大倉忠義さん(37)、KAT-TUNの亀梨和也さん(36)の姿も。テレビ番組の撮影かと思ったのですが、撮影クルーの姿はありませんでしたね」(高野山を訪れていた墓参りの人)7月下旬に、和歌山県内でジャニーズのタレントたちが勢ぞろいしていた。いったい何がーー。「高野山にはジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川さん(享年87)のお墓と、その姉のメリー喜多川さん(享年93)のお墓があるのです。今回はそのお墓参りのために皆さんで行っていたそうですよ」(芸能関係者)松岡が墓参する運びとなった理由を芸能関係者は続ける。「もともと松岡さんはヤンマースタジアム長居で開催された関ジャニ∞のライブを観覧するため大阪を訪れていたそうです。そういったこともあり、墓参を決めたといいます。お墓参りには大倉さんや、亀梨さん、小山さんも行ったのだとか。4人でジャニーさんたちとの思い出話に花を咲かせたのでしょう。松岡さんは両親のような存在であった2人のお墓にジャニーズの仲間たちと一緒に、手を合わせに行けたことを喜んでいたと聞いています」松岡はジャニーさんへ格別の思いがあると音楽関係者は言う。「ジャニーズ事務所に入所してすぐのころに『レッスンしたくない。とにかく今すぐ光GENJIに入りたい!』と言うなど、松岡さんはジャニーさんにいろいろと迷惑をかけたと後悔しているそうです。そしてそんな松岡さんを優しく受け入れて育ててくれたジャニーさんに恩を感じています」今年1月8日に配信されたスポーツ報知のインタビューでも、《彼(ジャニーさん)から『ユー、やりなよ』と言われて、恋い焦がれた芸能界に入って180度人生が変わった。恩人であり、僕の足長おじさん。あの人との出会いが全てで、感謝しかない》と語っていた松岡。“涙の墓参”で松岡は“天国の両親”と何を語り合ったのだろうか――。
2022年08月12日東京・白金にある松岡美術館では、4月より「出会い」をテーマに、中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などの館のコレクションを再構成し3会期連続で紹介する『松岡コレクション めぐりあうものたち』を開催。8月2日(火)より第二期となる『松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.2』が開催される。松岡美術館の創設者・松岡清次郎は自らオークションや公募展に出向き、約2400点の作品を蒐集。清次郎が愛した美術も、さまざまな人やモノ同士のめぐりあいの上成り立っている。Vol.2となる同展ではそのコレクションから、「霊獣の文様(しるし)」「西洋絵画展 -東洋のかおり」「中国青銅器文様」という3つの企画展示を展開。それぞれ、龍や鳳凰などのモチーフが用いられた陶磁器・銅鏡・翡翠作品、中国や日本からの影響がみられる西洋絵画、文様に着目した中国青銅器を公開する。特に注目したいのは、「西洋絵画展 -東洋のかおり」で紹介される、ポルティーリエ、クロード・モネ、モディリアーニ、シャガール、ローランサンなど、4年ぶりに公開される同館所蔵の西洋絵画の数々だ。松岡清次郎は、自らのインスピレーションを第一に、サロン派、印象派、エコール・ド・パリの画家たちなど、約 130 点の西洋画を収集している。今回は、オリエント風の装束を身に着けた少女の姿を描いたポルティーリエの《オリエントの少女像》や、もとは四面の衝立仕立てであったローランサンの《帽子をかぶった少女》など、東洋からの影響を感じられる作品をセレクトして紹介する。中国陶磁をはじめとする東洋の美の虜になった清次郎が、その直観力で蒐集した西洋絵画に「東洋のかおり」を感じてみたい。アメデオ・モディリアーニ《若い女の胸像(マーサ嬢)》1916年~1917年頃マリー・ローランサン《帽子をかぶった少女》1924年頃青花麒麟文面盆「大明萬暦年製」銘 景徳鎮窯虁龍百乳文方鼎商時代晩期【開催概要】『松岡コレクションめぐりあうものたち Vol.2』会期:2022年8月2日(火)〜2022年10月23日(日)会場:松岡美術館時間:10:00〜17:00、毎月第1金曜は19:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)観覧料:一般1,200 円 25 歳以下 500 円美術館公式サイト:
2022年07月28日デザイン事務所Allrightを主宰するグラフィックデザイナー・髙田唯の現在点を紹介する『Yui Takada with ori.studio CHAOTIC ORDER』が、7月11日(月)よりギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて開催される。幅広い領域でグラフィックデザイナーとして活躍するほか、活版印刷工房の運営、東京造形大学で教鞭をとるなど多彩な活動で知られる高田唯。展覧会タイトルの「Chaotic Order(混沌とした秩序)」は、型にはまらず、一見すると「無秩序」と捉えられるかもしれないが、もちろん熟考され、試行され、意図して生み出される髙田のデザインを象徴する言葉だ。そんな髙田が同展で展示するのは、近頃興味を抱いているという「凧」。1階のギャラリースペースには、自身の手による色とりどりの凧が舞い上がり、地階のギャラリーでは、これまでに手がけた仕事や活動から、高田ワールド全開な変化に富んだデザインワークをセレクトし紹介する。同展の開催にあたって、作品集『AXIS』の制作が北京のori.studioとの共同制作という形で進められており、この作品集と双璧をなすような展示になるという。ひとつのスタイルや考え方に捉われずに、常に新しい表現を模索している髙田の現在点。ここからまたどこへ進んでいくのかも楽しみになるような、「2022年版髙田唯展」となるだろう。ジョルジョ・モランディ『終わりなき変奏』※参考図版個展『潜水平面設計展』※参考図版個展『A FLOWER A DAY』※参考図版個展『形形色色』※参考図版【開催概要】『Yui Takada with ori.studio CHAOTIC ORDER 髙田唯 混沌とした秩序』日程:2022年7月11日(月)~8月25日(木)会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)時間:11:00~19:00休廊日:日祝公式サイト:
2022年07月11日