5月17日(金) から公開される映画『湖の女たち』より、原作・吉田修一と監督・脚本の大森立嗣のコメントが公開された。吉田修一による同名小説を『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が映画化した本作。介護施設での殺害事件を発端に、福士蒼汰演じる濱中圭介と松本まりか演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに過去から隠蔽されてきた真実を引き摺り出していく。大森と吉田は、2013年に映画化した『さよなら渓谷』で第35回モスクワ国際映画祭にて日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞を受賞し、そのほかにも数々の国内賞を受賞し高く評価された。本作は、『さよなら渓谷』以来2度目のタッグとなる。小説の映画化が最初に提案された際、「吉田修一さんからの挑戦状だと思った」と明かした大森は、原作を読んで『さよなら渓谷』と同じ空気間や流れを感じていたという。「澄んだ水が、次の瞬間流れていってしまうような愛は『さよなら渓谷』。停留し淀んだ水に浮かび上がるような愛は『湖の女たち』。ふたつの愛は純で美しい。けれども、捉えようとすると水面の泡のように消えてしまう。「美は刹那にあり」とでもいうように。吉田修一さんの小説はそれを撮ることを迫ってくる」と2作品で描かれるそれぞれの“愛”のかたちについて解釈を述べつつ、その複雑な人間心理を映像として表現することの難解さも語った。吉田は連載前に取材で訪れた琵琶湖で猛烈な嵐に見舞われたことをきっかけに、本作のイメージが一気に広がったようで「“人間”と“生産性”というふたつの言葉をどんと並べてみると、グロテスクなイメージが湧き上がってくる。それだけを手がかりにして書いていました」と明確なテーマよりもイメージを追うかのように執筆を進めていったことを明かした。また原稿の執筆中に「大森さんが撮ってくれたらどんな映画になるのかな、というのは書きながら思っていました」と大森の存在を意識していたといい、互いに映画化するのは難しい作品だと考えつつも、吉田本人の希望もあって映画化が決まったのだという。吉田は映画化された『さよなら渓谷』を観た時の衝撃を振り返りつつ、「今回の『湖の女たち』については『人間というものが、いかに愚かで美しいものか、その露わな様を表現する手腕はさらに研ぎ澄まされ、湖の魔にとり憑かれた福士蒼汰さんと松本まりかさん演じる男と女の豊かな表情や無表情、その冷えた身体や火照った肌からあふれ出る生命力とエロティシズムに、見る者は溺れるだろう」と、映像化された本作に賛辞を送った。<コメント全文>■大森立嗣(監督・脚本)もし『さよなら渓谷』と『湖の女たち』が似ているのだとしたら、どちらの主人公の男女も惹かれ合うが、決して恋愛ではない。だが、ふと愛が生まれそうになる。澄んだ水が、次の瞬間流れていってしまうような愛は『さよなら渓谷』。停留し淀んだ水に浮かび上がるような愛は『湖の女たち』。ふたつの愛は純で美しい。けれども、いや、だから捉えようとすると水面の泡のように消えてしまう。「美は刹那にあり」とでもいうように。吉田修一さんの小説はそれを撮ることを迫ってくる。■吉田修一(原作)例えば、いかがわしい歓楽街で、この先には進まない方がいいと肌で感じる。だが作家の性なのか、そんな路地にこそ足が向く。そして大森立嗣という映画監督は、そんな路地の先にすでにいる。映画『さよなら渓谷』を観た時の衝撃を未だに忘れられない。赤い橋の欄干から渓流を見下ろす男と女の佇まいに、痺れるほどの生命力とエロティシズムがあった。公開後、主人公かなこを演じた真木よう子さんが主演女優賞を総なめにしていく様子も圧巻だった。あれから10年になる。自分ではこの『湖の女たち』で、さらにいかがわしさを増した歓楽街の、さらに怪しげな路地に入り込んだつもりだったが、やはりそこにも大森監督はすでに立っていた。そして、人間というものが、いかに愚かで美しいものか、その露わな様を表現する手腕はさらに研ぎ澄まされ、湖の魔にとり憑かれた福士蒼汰さんと松本まりかさん演じる男と女の、豊かな表情や無表情、その冷えた身体や火照った肌からあふれ出る生命力とエロティシズムに、見る者は溺れるだろう。『さよなら渓谷』から10年。大森監督が再び分け入った人間ドラマ『湖の女たち』は、さらに奥深い所で見る者を待っている。<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) 全国公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年04月15日『松竹新喜劇喜劇発祥120年』取材会が2日、大阪松竹座で行われた。現在の松竹新喜劇に通ずる「喜劇」誕生から120年の節目を祝う「5月公演」(5月10日~19日)を、同所で繰り広げる。曽我廼家五郎・十郎が1904年に生み出した「曾我廼家兄弟劇」は、曾我廼家十吾と二代目渋谷天外の「松竹家庭劇」などを経て、戦後の1948年に「松竹新喜劇」の旗揚げにつながり、藤山寛美さんらのスターを生み出した。昨年、劇団創立75周年となり、三代目渋谷天外が代表を勇退。藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曾我廼家いろは、曽我廼家桃太郎の若手5人が軸となる新体制がスタートした。今回の公演では、中学校を卒業したばかりの15歳・山川大遥も入団する。演目は、喜劇の生みの親、曽我廼家五郎 (筆名:一堺漁人)が著した名作『幸助餅」と、曽我廼家十吾 (筆名:茂林寺文福)と二代目渋谷天外(筆名:舘直志 )の合作による『村は祭りで大騒ぎ』となる。そしてゲストとして、大阪出身の歌手・俳優の川中美幸が松竹新喜劇、そして大阪松竹座に初出演。『村は祭りで大騒ぎ』では、母親・和田美代子役を演じる。■川中美幸コメント歌謡界のソメイヨシノ、川中美幸でございます。13年前、高田次郎さん(※高=はしごだか)、曽我廼家文童さん、曽我廼家寛太郎さん、曽我廼家一蝶さん(当時植栗芳樹)に私の舞台に華を添えていただいたことがございました。その際文童さんが「美幸さん、喜劇をやったらええのに」と仰ってくださり、一度松竹新喜劇に出てみたいなと思っていました。昨年寛太郎さんとご一緒する機会があった際に、「松竹新喜劇にでられないか」とお話ししたことが今回の出演のきっかけです。こんなに早く実現するとは思っておらず、言霊って大事だなと思いました。喜劇発祥120年の年に、歴史ある舞台に立たせていただけることに胸がいっぱいです。できる限りのことを精一杯つとめたいと思います。
2024年04月03日お笑い芸人のみなみかわが3月31日、「ABEMA NEWS チャンネル」で配信された『ABEMA的ニュースショー』に出演。キンタロー。の松竹退社報告に対する“意味深投稿”の真意を語った。○「なるほどね。」と投稿番組では、キンタロー。が所属事務所の松竹芸能を退社することを紹介。また、同事務所所属芸人のみなみかわが、このニュースの記事をXで引用し、「なるほどね。」と添えていたことに着目した。まずは、みなみかわをよく知る関係者たちに、この発言について取材を敢行。元松竹芸能所属のお見送り芸人しんいちは「『キンタロー。はここから抜けて、別の“国”に税金を納めるんですね。じゃあ敵とみなしますよ』という意味での『なるほど』やと思う。あれは宣戦布告で、本人にしか伝わらない声のトーンで放ったんやと思います」と推測。続いて、永野は「僕はXで意味ありげなことを投稿する芸人が大嫌い。言葉の意味を考察させるのが狙いだから、こういう投稿はスルーした方が良い。彼はそれを批判する側だったのに、どうしちゃったんでしょうね?」と辛口な意見。さらに「この発言の取扱説明書を理解した上で、みんなが聞いてくれているという“おごり”があるのでは?」と指摘した。さらに、みなみかわを最もよく知る元松竹芸能所属のTKO・木本武宏は「彼は松竹芸能を逆恨みしているのでは? 事務所の看板芸人になるために、キンタロー。の退社に暗躍したんだと思う」とニヤリと笑った。そのほかにも、明星大学の藤井靖教授が心理学の観点から分析。「短い文言は注目を集めやすい。自分の労力を最小限にして、自分に注目を集めるという、いわゆる“フリーライダー効果”を狙っている。それに加えて、キンタロー。さんに対する“心配”と“嫉妬”という、本来は両立しないような感情が渦巻いているのかもしれない」と紐解いた。○みなみかわ本人に真相を直撃さまざまな意見が飛び出たところで、スタジオ出演したみなみかわ本人に真相を直撃。みなみかわは「キンタロー。とは仲良しで大好き。だけど、僕は“円満離婚”と“円満退社”はこの世に存在しないと思っている。円満ならそのまま居たらええやんって話じゃないですか。みんなが円満という名のパウダーをフワっとかけている中で、『キンタロー。も“円満パウダー”かけてるやん!』と感じたことを、『なるほどね』と記したんです」と言及。続けて、「あんまり言いたくないけど……キンタロー。は天才なんです。それゆえに悩みがあったと聞いている。俺はこういうヤツほどフリーにならずに、松竹芸能におった方がええのになと思うんです。“戻ってこいや!”“一緒にやろうや!”も含めて、いろんな想いが込められた『なるほどね』なんです」と白状した。また、松竹芸能を近年退社した芸人たちを振り返ると、みなみかわは「辞めた皆さんには『戻りたかったら、戻っておいで』と言いたい」と呼びかけ。番組MCを務める千原ジュニアが「あなたがそれを決められないでしょ?」とツッコミを入れると、みなみかわは「僕は事務所のリーダーなんで。先輩芸人たちは自転車やマラソンに夢中だったりするので(笑)、僕が人事に関しては一手に引き受けます」と語気を強めた上で、「今の松竹芸能はかなり戦力ダウンしていて、なすなかにしさんとヒコロヒーの肩に重くのしかかっているので、立て直しが必要なんです。『一致団結で松竹芸能頑張って行くぞ!』って気持ちです」と事務所愛を語った。なお、この模様は現在、「ABEMA」にて無料配信中。【編集部MEMO】お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアがMCを務める、ABEMAの報道情報番組『ABEMA的ニュースショー』(毎週日曜12:00〜生放送)。独自取材と目線で、世間をざわつかせている話題沸騰のニュースの核心「的」を射貫く。また、時にはあえて「的」を外した独自取材で伝えることで、世の中で言われている「的(マト)=正義」に疑問を投げかける。鋭いツッコミに定評のあるジュニアが、一癖も二癖もあるゲストらと 1週間のニュースをしゃべり倒す。
2024年04月03日お笑い芸人のキンタロー。(42)が25日、自身の公式ブログを更新し、松竹芸能を3月末で退社すると発表した。「皆様へ」と宛て、「この度、私キンタロー。およそ12年間在籍して参りました松竹芸能を3月末を持ちまして円満に卒業する事となりました。これからは独立して頑張っていく所存でございます」と伝えた。「夢を諦めきれない当時29歳のアラサー」当時にスクール特待生として松竹芸能に入り、上京した思い出を回顧。「またあの頃の様に不安でいっぱい」としながら、感謝を込め「初心忘れるべからず新たな道を進んで行きたいと思います」と決意をつづった。1981年10月24日生まれ、愛知県岡崎市出身。前田敦子をはじめ、多数のモノマネでブレイク。『R‐1ぐらんぷり』ファイナリスト。2015年12月に一般男性と結婚し、2児のママでもある。松竹芸能も同社公式サイトに「弊社所属タレント『キンタロー。』退社のお知らせ」を掲載。「キンタロー。本人より個人で活動していきたいという意向を受け、本人の意思を尊重し、この度、専属マネジメント契約を終了することとなりました」と説明し、「改めまして、これまで応援してくださった皆様に心より御礼申し上げますと共に、新たな道を歩むこととなりましたキンタロー。を、今後とも宜しくお願い申し上げます」と呼びかけた。いつも弊社タレントを応援頂きありがとうございます。■キンタロー。報告全文皆様へこの度、私キンタロー。およそ12年間在籍して参りました松竹芸能を3月末を持ちまして円満に卒業する事となりました。これからは独立して頑張っていく所存でございます。夢を諦めきれない当時29歳のアラサーキンタロー。をオーディションでスクール特待生として松竹芸能が迎え入れて下さいました所から授業料全額免除の特待生ならば間違いなく才能をみてくれてるんだ!と勇気を自信をいただき、オーディションを受けてはみたものの弱腰になりかけていた私の心はそれがキッカケで東京へ行く決心がつき、私の上京物語がスタート致しました。ですが当時は不安もいっぱいでした。卒業に際して正直な所再びまたあの頃の様に不安でいっぱいなのですがそんな私の背中を押してくださいました松竹芸能に感謝の気持ちを胸にいだきつつ初心忘れるべからず新たな道を進んで行きたいと思います。皆様これからも変わらずキンタロー。を日々精進して参りますので応援していただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。3月吉日キンタロー。■松竹芸能発表全文弊社所属タレント『キンタロー。』退社のお知らせ弊社所属芸人キンタロー。は、2024年3月31日をもって退所致しますことをご報告いたします。キンタロー。本人より個人で活動していきたいという意向を受け、本人の意思を尊重し、この度、専属マネジメント契約を終了することとなりました。日頃より応援してくださっているファンの皆様並びに関係者の皆様には、突然のお知らせとなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。改めまして、これまで応援してくださった皆様に心より御礼申し上げますと共に、新たな道を歩むこととなりましたキンタロー。を、今後とも宜しくお願い申し上げます。
2024年03月25日『永遠の人』© 1961 松竹株式会社『カルメン故郷に帰る デジタル修復版』© 1951/2012 松竹株式会社この度、BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)の放送枠「よる8銀座シネマSP」では、3月25日(月)から、高峰秀子の生誕100年を記念した特集を放送いたします。生涯で300本以上の映画に出演。小津安二郎、木下惠介など日本映画界を彩る巨匠監督の名作に数多く出演し、昭和を代表する女優である高峰秀子の出演作から『永遠の人』『カルメン故郷に帰るデジタル修復版』『山河あり』『張込み』『華岡青洲の妻』をラインアップし、5夜連続でお届けします。永遠の愛を求めて三十年…過ぎゆく青春を追って愛し憎んだ女の一生!3月25日(月)『永遠の人』© 1961 松竹株式会社上海事変の頃。阿蘇の小作人の娘、さだ子(高峰秀子)には、隆(佐田啓二)という恋人がいた。隆は大地主の息子・平兵衛(仲代達矢)とともに応召したが、平兵衛は負傷し除隊。そして、かねてさだ子に恋情を抱いていた平兵衛はさだ子を犯してしまう。出演:高峰秀子、佐田啓二、仲代達矢、石浜朗、乙羽信子加藤嘉ほか監督:木下惠介1961年公開田舎に帰ってきたストリッパーが引き起こす騒動を描く、 木下惠介監督による日本初の長編カラー映画3月26日(火)『カルメン故郷に帰る デジタル修復版』© 1951/2012 松竹株式会社ある日、平和な北軽井沢の牧場に一通の手紙が届く。この牧場の娘で、3年前に家出したおきん(高峰秀子)からのものだった。東京で有名な舞踊家となったおきんが、故郷に錦を飾りたいという。数日後、彼女は仲間のマヤ朱実(小林トシ子)を連れて派手な服装で里帰りするのだがー。出演:高峰秀子、小林トシ子、井川邦子、佐野周二、佐田啓二、笠智衆ほか監督:木下惠介1951年公開母と子の、愛と涙と感動の二時間!3月27日(水)『山河あり』© 1962 松竹株式会社井上義雄(田村高廣)・きしの(高峰秀子)夫婦とこれから嫁入りしようとする少女すみ(久我美子)は、ハワイ行きの同じ船に乗り合わせたのが縁で親しくなる。それから10年が経ち、それぞれ仕事も安定して子どもにも恵まれたが、その一方で祖国日本は満州事変、日中戦争へと突き進んでゆく。出演:高峰秀子、桑野みゆき、田村高廣、久我美子、小林桂樹ほか監督:松山善三1962年公開松本清張原作・橋本忍脚色・野村芳太郎監督のトリオが放つ本格サスペンス・ドラマ3月28日(木)『張込み』© 1958 松竹株式会社警視庁捜査一課の下岡(宮口精二)と柚木(大木実)は、東京・深川で起きた質屋殺しの共犯・石井(田村高廣)を追って佐賀県へ向かう。逮捕された主犯の自供によると、石井は佐賀にいる別れた恋人のさだ子(高峰秀子)に会いたがっていたという。出演:大木実、宮口精二、田村高廣、高千穂ひづる、高峰秀子ほか監督:野村芳太郎1958年公開いたわり合いかばい合う、美しき姑と嫁! だがその裏にかくされたすさまじい女の嫉妬と執念!3月29日(金)『華岡青洲の妻』© KADOKAWA 1967加恵(若尾文子)は、幼い頃から憧れていた於継(高峰秀子)に望まれ、息子の雲平(市川雷蔵)に嫁ぐ。夫となる雲平は医学の修業で京都におり、加恵は3年間夫のいない生活を送るが、ようやく雲平が帰ってきた。すると、急に於継が加恵に冷たくなりー。出演:市川雷蔵、若尾文子、高峰秀子、伊藤雄之助ほか監督:増村保造1967年公開【放送スケジュール】・3月25日(月)夕方5時40分よる8銀座シネマSP『永遠の人』・3月26日(火)夜6時2分よる8銀座シネマSP『カルメン故郷に帰る デジタル修復版』・3月27日(水)夕方5時30分よる8銀座シネマSP『山河あり』・3月28日(木)夕方5時32分よる8銀座シネマSP『張込み』・3月29日(金)夕方5時53分よる8銀座シネマSP『華岡青洲の妻』【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送> 2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、スポーツ、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします! 平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜夜9時からの土曜ゴールデンシアターで、映画をノーカットで放送。よる8銀座シネマは「一番身近な映画館」、土曜ゴールデンシアターは「魂ゆさぶる映画の時間」をコンセプトに、古今東西の名作・話題作を年間300本以上ラインアップしています。【お知らせページ】 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_officialBS松竹東急をみるには 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月20日映画『国宝』が2025年に公開される。主演は吉沢亮、共演は横浜流星。吉田修一の長編小説「国宝」が実写映画化「国宝」は、吉田修一による長編小説。歌舞伎界を舞台とし、日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、吉田修一の最高傑作と言われる作品だ。2019年には、第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞した。吉田修一が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を活かして書き上げた「国宝」が、2025年についに実写映画化。名もなき青年が国の宝になるまで任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ芝居だけに生きてきた喜久雄。一方、名門に生まれ、将来が約束された俊介。生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合う。命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主人公・喜久雄に吉沢亮、ライバル・大垣俊介に横浜流星主演は、『キングダム』や『東京リベンジャーズ』、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など話題作への出演が絶えない吉沢亮。主人公で歌舞伎の世界に飛び込む喜久雄を演じるにあたり、まずは真っ直ぐ歩くことから練習し、次にすり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を学んだ。撮影本番のギリギリまで歌舞伎の稽古に時間を割いたという。喜久雄…吉沢亮任侠の家に生まれ、歌舞伎役者の家に引き取られる。名もなき青年だったが、歌舞伎役者としての才能を開花。女形の歌舞伎役者として脚光を浴びていく。数奇な運命と激動の人生を歩みながら、国の宝 へ上り詰めてゆく。大垣俊介...横浜流星歌舞伎の名門、梨園の御曹司。主人公・喜久雄が引き取られた家の跡取り息子。生まれながら将来を約束され、芸の世界に生き、歌舞伎役者になることが運命づけられてきた。喜久雄の親友でありライバルで、正反対の血筋を受け継ぐ彼らの関係が見所となる。横浜流星コメント「歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。」監督は李相日監督を務めるのは、李相日。『悪人』にて初めて吉田修一作品の映画監督に挑み、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞するなど、国内のあらゆる映画賞を総なめにした。脚本は、相米慎二が監督を務めた『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』、『コーヒーが冷めないうちに』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』で脚本を務めた奥寺佐渡子が担当する。映画『国宝』あらすじ舞台は戦後から高度経済成長期の日本。任侠の一門に生まれ、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄。一方、歌舞伎の名門に生まれ、幼い頃から将来を約束された俊介。生い立ちも才能も異なる二人はライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。運命に翻弄され、もがき苦しみ舞台に立ち続ける二人。「歌舞伎」という鮮やな世界の秘められた裏側で、激動の人生を歩みながら、ただひたすらに芸の道を極めてゆく。【作品詳細】映画『国宝』公開時期:2025年監督:李相日脚本:奥寺佐渡子原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)主演:吉沢亮、横浜流星配給:東宝
2024年03月08日『パレード』で山本周五郎賞、『パークライフ』で芥川賞を受賞した吉田修一による小説『国宝』が、吉沢亮主演で映画化されることが決定した。『国宝』は、2017年から朝日新聞にて連載された同名長編小説で、歌舞伎界を舞台にした作品。任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主演を務めるのは、『キングダム』(2019) で信の親友・漂と玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。これまで踊りの経験がなかった吉沢は、まずはまっすぐ歩くことから始め、すり足で歩く、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を勉強。ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、稀代の歌舞伎役者・喜久雄を演じる。メガホンをとるのは、『フラガール』(2006) で日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。吉田修一作品に挑むのは、『悪人』『怒り』に続き3度目。脚本は、『八日目の蝉』などのヒット作を手掛け、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』などで東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を受賞した奥寺佐渡子が手掛ける。撮影は、今月3月からスタートし、6月クランクアップ予定。公開は来年2025年を予定している。左より)吉田修一(原作)、李相日監督■吉田修一(原作)コメント『悪人』『怒り』、そして『国宝』へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもうひとつ、夢が叶う。『国宝』執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。<作品情報>『国宝』2025年公開
2024年03月05日吉沢亮を主演に迎え、「悪人」「怒り」に続き作家・吉田修一と監督・李相日が3度目のタッグを組む映画『国宝』が2025年に公開決定。吉沢さんは激動の時代を生き抜いた、稀代の女方歌舞伎役者に挑む。原作は、2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パークライフ」で芥川賞を受賞。2007年「悪人」では毎日出版文化賞など数々の賞に輝いた吉田修一の最高傑作と呼び声の高い「国宝」。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は連載時から大きな話題となり、2018年に単行本化。芸道小説の金字塔にして、吉田さんの最高傑作と言われている。2019年・第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田さん自身が3年の間、歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身の1作。作家生活20周年記念作品として、4年の歳月をかけて書き上げた上下巻800ページを超える大作となり、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた主人公・喜久雄がその命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語。主演、吉沢亮は歌舞伎の稽古を行い全身全霊で挑む芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄に挑むのは、吉沢亮。『キングダム』(2019)で信の親友・漂と、玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年・第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、第62回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『東京リベンジャーズ』シリーズでは、圧倒的なカリスマ性を持った「無敵のマイキー」こと佐野万次郎を演じ、2021年の興行収入実写作品ナンバーワンの記録に貢献。2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演し、13歳から91歳までの渋沢栄一を演じ切り、第30回橋田賞新人賞を受賞した。吉田修一原作、李相日監督の前作『怒り』(2016)ではオーディションに参加していた吉沢さんが、今回は成長し進化した姿で主演を務めあげる。物語の舞台は、戦後から高度経済成長期の日本。任侠の家に生まれた喜久雄は、数奇な運命をたどり歌舞伎役者の家に引きとられる。激動の人生の中で、やがて歌舞伎役者としての才能を開花させていくのだが――というストーリー。吉沢さんは、まずはまっすぐに歩くことから始め、すり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作からの稽古を開始。稽古初日は、まっすぐ歩くことだけで終わったという中、ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、不遇の青年が国の宝になるまで、稀代の歌舞伎役者・喜久雄に近づけるよう全身全霊で挑んでいるという。メガホンをとるのは、監督・李相日初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010)は、第34回日本アカデミー賞13部門で15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞(深津絵里)を受賞するなど、海外でも高い評価を得た。2013年『許されざる者』ではヴェネチア国際映画祭に招待、再び吉田修一原作に挑んだ『怒り』では第64回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に唯一の邦画作品をして出品され、大きな話題を呼んだ。さらに脚本は、第46回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待作品、相米慎二監督の『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞、『コーヒーが冷めないうちに』や、細田守監督の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を3度受賞の奥寺佐渡子が手掛ける。主演&原作&監督よりコメント到着■吉田修一(原作)「夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて」「悪人」「怒り」、そして「国宝」へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもう一つ、夢が叶う。「国宝」執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)「機が熟した宿命の出会い」芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮「途方もない挑戦」吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。撮影は3月からスタートしており、6月クランクアップ予定。『国宝』は2025年公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日「BS松竹東急 アカデミー賞 プレミアム・コレクション」この度、BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)の放送枠よる8銀座シネマでは、3月11日(月)(日本時間)に開催される第96回アカデミー賞授賞式を記念して「BS松竹東急 アカデミー賞 プレミアム・コレクション」と題した特集を、3月7日(木)夜8時より、9日間にわたって放送いたします。© 1991 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 2008 映画「おくりびと」製作委員会© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation今回の特集では、歴代アカデミー賞受賞作品の中から『アパートの鍵貸します』、『グリーンブック』、『ブルージャスミン』、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』、『テルマ&ルイーズ』、『ペーパー・ムーン』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『おくりびと』、『ユージュアル・サスペクツ』の9作品をセレクト。時が経っても色褪せない不朽の名作を、ぜひ放送でお楽しみください。第33回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞ほか全5部門受賞『アパートの鍵貸します』 3月7日(木)夜8時© 1960 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.名匠ビリー・ワイルダーがサラリーマンの悲哀をペーソスたっぷりに描く、ハリウッド屈指の傑作コメディニューヨークの保険会社に勤めるバド(ジャック・レモン)は、上司の情事のために自分のアパートを貸している。そして、その見返りに昇進を約束されていた。ところがある日、人事部長に呼び出され、自分にも鍵を貸してほしいと言われる。出演:ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイほか監督:ビリー・ワイルダー1960年日本公開第91回アカデミー賞作品賞、助演男優賞、脚本賞『グリーンブック』 3月8日(金)夜8時© 2019 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. ALL RIGHTS RESERVED.行こうぜ、相棒。あんたにしかできないことがある。1962年、ニューヨーク。ナイトクラブの用心棒トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、ある日、ドクター・シャーリーという黒人ピアニスト(マハーシャラ・アリ)に運転手として雇われる。ふたりは〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を手に南部での演奏旅行へ出発するが……。出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニほか監督:ピーター・ファレリー2019年日本公開第86回アカデミー賞主演女優賞『ブルージャスミン』 3月9日(土)夜9時© 2013 GRAVIER PRODUCTIONS,INC.女は皆、嘘つき。 堕ちていく、虚栄の花・ジャスミンの運命は―。ニューヨークで裕福な暮らしを謳歌していたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、実業家の夫・ハル(アレック・ボールドウィン)との結婚生活が破綻しすべてを失う。しかし、エリート外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、彼こそが再び上流階級にすくい上げてくれる存在だと確信する。出演:ケイト・ブランシェット、サリー・ホーキンス、アレック・ボールドウィン、ピーター・サースガードほか監督:ウディ・アレン2014年日本公開第87回アカデミー賞脚色賞『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』 3月11日(月)夜8時© 2014 BBP IMITATION, LLC英国政府が50年以上隠し続けた驚愕と感動の実話1939年、イギリスがドイツに宣戦布告。天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)ら6人は、イギリス政府の機密作戦に参加、ドイツ軍が誇る暗号「エニグマ」の解読に挑む。しかし、本当の闘いは解読後に始まったのだったー。出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロング、チャールズ・ダンスほか監督:モルテン・ティルドゥム2015年日本公開第64回アカデミー賞脚本賞『テルマ&ルイーズ』 3月12日(火)夜8時© 1991 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.リドリー・スコット監督が放つ、2大女優共演の傑作バイオレンスドライブ旅行に出かけた平凡な主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス)とダイナーのウェイトレス・ルイーズ(スーザン・サランドン)。だが、道中のバーでレイプされそうになったテルマを救うため、ルイーズが男を射殺。ふたりの旅は一変、悪夢のような展開に。出演:スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、マイケル・マドセン、ブラッド・ピット、ハーヴェイ・カイテルほか監督:リドリー・スコット1991年日本公開第46回アカデミー賞助演女優賞『ペーパー・ムーン』 3月13日(水)夜8時© 2024 Paramount Pictures.愛しあう、信じあう、助け合う、この心の宝石をきのうへ置き忘れていませんか母親を亡くした少女アディ(テイタム・オニール)を親戚の家まで送り届けることになった詐欺師のモーゼ(ライアン・オニール)。はじめは渋々引き受けた彼だったが、大人顔負けの聡明なアディを詐欺の相棒にして旅行を続けることになる。やがてふたりの間には…。出演:ライアン・オニール、テイタム・オニール、マデリーン・カーンほか監督:ピーター・ボグダノヴィッチ1974年日本公開第81回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞ほか全8部門受賞『スラムドッグ$ミリオネア』 3月14日(木)夜8時© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation爆発しそうなエネルギーと生命力に心打たれる、世界が絶賛した“ある少年”の物語世界最大のクイズショー「クイズ$ミリオネア」に出演し、あと1問正解で番組史上最高額の賞金を獲得できたはずの少年ジャマール(デヴ・パテル)が警察に逮捕された。それは学歴もなく、スラム育ちの孤児だったため不正が疑われたからだった。出演:デヴ・パテル、フリーダ・ピント、マドゥル・ミッタル、アニル・カプール、イルファン・カーンほか監督:ダニー・ボイル2009年日本公開第81回アカデミー賞外国語映画賞『おくりびと』 3月15日(金)夜8時© 2008 映画「おくりびと」製作委員会滝田洋二郎監督が、企画者の本木雅弘主演で描いたヒューマンドラマチェロ奏者の小林大悟(本木雅弘)は、リストラを機に帰郷し、「年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い」との求人広告にひかれNKエージェントを訪れる。しかし、それは遺体を棺に納める仕事だった。出演:本木雅弘、山﨑努ほか監督:滝田洋二郎2008年公開第68回アカデミー賞助演男優賞、脚本賞『ユージュアル・サスペクツ』 3月16日(土)夜9時©2024 Paramount Pictures.歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたサスペンス・ミステリー銃を積んだトラックの襲撃容疑でヴァーバル・キント(スティーヴン・ボールドウィン)ら5人の前科者が集められた。彼らは、伝説の裏社会の黒幕・カイザー・ソゼによる麻薬取引襲撃作戦に加担させられることに。しかし、渋々作戦に乗り出すものの、肝心の麻薬が出てこない。出演:スティーヴン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、チャズ・パルミンテリ、ケヴィン・ポラック、ピート・ポスルスウェイト、ケヴィン・スペイシーほか監督:ブライアン・シンガー1996年日本公開【放送スケジュール】・3月7日(木)夜8時『アパートの鍵貸します』・3月8日(金)夜8時『グリーンブック』・3月9日(土)夜9時『ブルージャスミン』・3月11日(月)夜8時『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』・3月12日(火)夜8時『テルマ&ルイーズ』・3月13日(水)夜8時『ペーパー・ムーン』・3月14日(木)夜8時『スラムドッグ$ミリオネア』・3月15日(金)夜8時『おくりびと』・3月16日(土)夜9時『ユージュアル・サスペクツ』【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送> 2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、スポーツ、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします!平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜夜9時からの土曜ゴールデンシアターで、映画をノーカットで放送。よる8銀座シネマは「一番身近な映画館」、土曜ゴールデンシアターは「魂ゆさぶる映画の時間」をコンセプトに、古今東西の名作・話題作を年間300本以上ラインアップしています。【お知らせページ】 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_official【BS松竹東急をみるには】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月04日『悪人』『怒り』などの吉田修一による同名小説を映画化した『愛に乱暴』が8月より全国公開されることが決定した。夫の真守と共に、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らす桃子は、義母から受ける微量のストレスや、夫の無関心を振り払うように、石鹸教室の講師や、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、匿名の人物が綴る不気味な不倫アカウント、そして夫からの青天の霹靂の申し出など、桃子の平穏な日常は少しずつ乱れ始める…。原作は、数々の権威ある文学賞を受賞し「悪人」「さよなら渓谷」「怒り」など多くのベストセラーが映画化されてきた吉田修一の同名小説。人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた著者が、愛のいびつな衝動と暴走を力強い筆致で描く。「愛に乱暴」©2013 吉田修一/新潮社監督・共同脚本を務めるのは、CMディレクターとして国内外の広告賞を席巻後、初の映画長編作『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)で第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞、『さんかく窓の外側は夜』(21)を手掛けた森ガキ侑大。「この原作を読んだ時に『今』映画化する意味があると強く感じた」と語る森ガキ監督は、物語に隠されたある仕掛けから、映像化は難しいと思われた原作小説を繊細にアレンジ、フィルムを使って主人公の背後に吸い付くようなカメラワークで撮影、息もつかせぬ緊迫感に包まれた見事なサスペンス映画に仕上げた。主人公の初瀬桃子を演じるのは、唯一無二の存在感とユニークで高い演技力で多数の作品に出演する江口のりこ。手に入れたはずだった平穏な日常が少しずつ不穏な空気を帯び乱れていく桃子を振り切った演技で魅せる。原作ファンだと語る江口さんは「(原作小説が)面白過ぎて、映画化するハードルの高さにモヤモヤしていました。しかし撮影現場で、監督の映画作りの情熱や、共演者の方々のお芝居に引っ張られ、森ガキ組の映画としての『愛に乱暴』を作ればいい!と吹っ切れ、真夏の暑さと共に夢中で撮影しました」と本作にかける想いを語っている。共演は、桃子を空気のように扱う夫・真守役に小泉孝太郎。いままでの“陽”や“清潔”といったパブリックイメージとは真逆の、翳りのあるアプローチを見せる。「実は僕が乱暴な男なのか、奥さんの桃子が乱暴な女性なのか、観て下さった皆さんが『愛に乱暴』というタイトルの意味をどうとらえるのかとても興味があります」とコメント。また夫に先立たれ息子への関心が高まる真守の母・照子役には「脚本と出会い、読むとサスペンスチックに心掻き立てられる脚本で、どんな映像になるのかが、私が唆(そそ)られた部分でした」と語る風吹ジュン。真守の不倫相手・奈央役には女優として確実にキャリアを積んでいる馬場ふみかが扮し、「今まで味わったことのない鋭い緊張感で指先が悴(かじか)み、撮影が終わった瞬間に肩の力が一気に抜ける感覚を覚えています」と撮影をふり返っている。愛のエゴと献身、孤独と欲望の果ての暴走を描くヒューマンサスペンスに実力派キャストが集結。原作者の吉田氏は、撮影現場を訪れたことを「夏の長い宵の中、誰もが美しかった。今この場所で一つの奇跡が生まれようとしているのが分かった」とコメントしている。江口のりこ(初瀬桃子役)コメント原作である吉田修一さんの小説「愛に乱暴」が面白すぎて、映画化するハードルの高さにモヤモヤしていました。しかし撮影現場で、監督の映画作りの情熱や、共演者の方々のお芝居に引っ張られ、森ガキ組の映画としての「愛に乱暴」を作ればいい!と吹っ切れ、真夏の暑さと共に夢中で撮影しました。今回演じた桃子というキャラクターは、映画の中で迷い、暴走し、自分の居場所を見つけようとする女性です。みなさま、是非劇場でご覧になって下さい。小泉孝太郎(初瀬真守役)コメント森ガキ監督とは撮影前に役柄について細かく話す機会をいただき、そこで色々話せたので、真守の独特なキャラクターを固めることが出来たことに感謝しています。真守は何を考え、どんな感情で今いるのか、非常に分かりづらい男だと思います。炎天下での撮影でしたが、そういうとこでも暑いのか暑くないのか、そういう人間の見えやすい感情さえも隠れてしまうような独特な男です。個人的には江口さんと炎天下のなかでもたくさんの雑談が出来て、役では一切笑わないのに、雑談ではずっと笑っていたような記憶があります。たくさんコミュニケーションを取って下さった江口さんには感謝です。この映画では僕は非常におとなしい男ですが、実は僕が乱暴な男なのか、奥さんの桃子が乱暴な女性なのか、それともごくごく普通の当たり前の感情を持っている夫婦なのか、観て下さった皆さんが「愛に乱暴」というタイトルの意味をどうとらえるのかとても興味があります。風吹ジュン(初瀬照子役)コメント『愛に乱暴』の脚本と出会い、読むとサスペンスチックに心掻き立てられる脚本で、どんな映像になるのかが、私が唆(そそ)られた部分でした。心理描写が重要で、役者としてのキャラ作りの課題が大きく面白そうで私には断る理由はなく、主演が江口のりこさんと聞いて、二つ返事でした。撮影中は、森ガキ監督が映画に対して“ガキ”そのもの(笑)で、遊び心を忘れず初めから最後まで本当に楽しそうでいらして。演じた照子は、普通によく居そうな息子愛の強い母親だと思いますが、江口さん演じる桃子からの捉え方で嫌な人物に見えていれば私としては成功かなと思ってます。『愛に乱暴』は観る方其々の楽しみ方が有る作品だと思いますので、ご覧になる方の感性に期待しております。馬場ふみか(三宅奈央役)コメント森ガキ監督は1シーンごとに役者と言葉を交わし丁寧に映画をつくっていく姿がとても印象的で、そんな作品に携われたことが、とても幸せだなと感じる撮影でした。三宅奈央を演じる日々は、暑い夏の撮影でしたが役柄も相まって今まで味わったことのない鋭い緊張感で指先が悴(かじか)み、撮影が終わった瞬間に肩の力が一気に抜ける感覚を覚えています。ぜひ、劇場で体感していただけると嬉しいです。森ガキ侑大(監督)コメントこの原作を読んだ時に「今」映画化する意味があると強く感じました。現代は生産性ばかりを求めている社会が存在していて、世の中の隅に追いやられ孤立している人がいる気がしていました。主人公の桃子は社会の中で葛藤を抱き、もがきながら一生懸命に生きています。桃子の姿は時にユーモラスで、時に刺激的で読んでいる自分の心を動かしました。原作者である吉田修一さんとお会いし、映画化を許可して頂いた時の喜びとプレッシャーは今でも心の奥に残り続けています。この素晴らしい原作を繊細に、そして大胆に演出しました。灼熱の太陽の下、江口さんを始めとする素晴らしい役者陣とスタッフが一緒に死にもの狂いでフィルムに焼き付けた本作には奇跡の連続が宿っています。スタッフ全員で紡いだこの映画が多くの方に届くと強く信じています。吉田修一(原作者)コメント記録的猛暑となった昨年の夏の盛り、神奈川県郊外の撮影現場を訪ねた。これまで何度となくこういった現場には足を運んできたが、こんなにも雰囲気の良い現場は初めてだった。汗まみれのスタッフも熱演するキャストも撮影に協力してくれているご近所の方々も、夏の長い宵の中、誰もが美しかった。今この場所で一つの奇跡が生まれようとしているのが分かった。森ガキ監督の情熱に、江口のりこという俳優の肉体に、スタッフの方々の汗に、この土地が味方してくれているのがはっきりと伝わってきた。一人でも多くの方にこの映画を観ていただきたいと切に願っております。『愛に乱暴』は8月、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日BS松竹東急(BS260ch)全国無料放送 日本の名匠シリーズ 極彩色のエンターテイナー 「五社英雄特集」BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)は、平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜夜9時からの土曜ゴールデンシアターで、映画をノーカットで放送。よる8銀座シネマは「一番身近な映画館」、土曜ゴールデンシアターは「魂ゆさぶる映画の時間」をコンセプトに、古今東西の名作・話題作を年間300本以上ラインナップしています。この度、よる8銀座シネマでは、「日本の名匠シリーズ 極彩色のエンターテイナー 五社英雄特集」と題して、2月20日(火)夜8時より五社英雄監督による3作品を放送いたします。『薄化粧』より © 1985 松竹株式会社『十手舞』より ©︎ 1986 松竹株式会社/五社プロダクション第7回日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた『陽暉楼』や『極道の妻(おんな)たち』などの話題作を生み出し、壮絶なアクションと鮮烈なエロティシズムで人間の情念を描き続けた日本映画界の鬼才、五社英雄監督。日本で初となるテレビディレクター出身の映画監督ともいわれ、エンターテインメント性を追求しながら、激しくも艶めかしい映像美を持つ多くの作品を世に残しました。映画版『三匹の侍』や『人斬り』などの時代劇でも、それまでになかった斬新な殺陣とカメラワークによる迫力ある表現を開拓しています。今回の特集では、別子銅山で起きた実際の事件に基づく西村望の同名小説を映画化した『薄化粧』、数奇な運命に翻弄される女性の哀しみを奇抜なアクションと斬新な演出で描いた『十手舞』、総製作費20億円をかけてオールスターキャストで挑んだ『226』の3作をお届けいたします。【日本の名匠シリーズ極彩色のエンターテイナー五社英雄特集】ラインナップ“なにしてもええで・・・やさしゅうして。” 緒形拳、松本伊代、浅野温子、藤真利子による 男女の愛を描いた傑作ドラマ『薄化粧』2月20日(火)夜8時© 1985 松竹株式会社昭和23年。坂根藤吉(緒形拳)は鉱山で炭鉱作業員として働きながら、妻のふくみ(浅利香津代)と息子と三人でつつましく暮らしていた。ある日、落盤事故が発生。炭鉱作業員の代表として会社と補償問題の交渉に当たった藤吉だが、逆にいいように会社側に丸めこまれ、次第に人生の歯車に狂いが生じ出す。会社からつかまされた裏金を使い、若くて美しい未亡人の地所テル子(浅野温子)を誘惑し、彼女と懇ろの仲になった藤吉はやがて妻子をひそかに殺すと逃避行の旅に出るのだが……。出演:緒形拳、藤真利子、浅野温子、松本伊代、ほか1985年公開華やかに、痛快に 極彩色の世界に踊る 堂々の時代劇娯楽巨篇『十手舞』2月21日(水)夜8時©︎ 1986 松竹株式会社/五社プロダクション江戸時代、影十手と呼ばれる町奉行さえも手を出せない大きな悪を闇から闇に葬るものたちがいた。犯科帳で斬罪が申し渡された弥助たちが、江戸町奉行、内海孫兵衛の眼の前で影十手となる。20余年後、松平周防守は渡海赦免状(貿易許可証)を捏造して、江戸に棲む回般間屋叶屋源四郎(世良公則)に与え、そこを隠れ蓑に国禁であるところの抜け荷をやらせ藩の財政を裏から支えようとしていた。弥助たちは松平を叩き落とすため、動かぬ証拠である海渡赦免状を手に入れようとする。そんななか、弥助は松平の手先、牙の伝蔵(地井武男)の情婦・お蝶(石原真理子)と出会う。彼女は弥助が捨てた妻・お咲と瓜二つだったー。出演:石原真理子、世良公則、夏木マリ、渡瀬恒彦ほか1986年公開1500名の兵士と陸軍将校22名 日本を変えようとして決起した青年たち 妻や子と別れたその日、昭和11年2月26日は朝から激しい雪だった…『226』2月23日(金)夜8時© 1989 松竹株式会社昭和11年2月26日、午前零時。早春の雪が、帝都東京に降りしきっていた。野中大尉(萩原健一)、安藤大尉(三浦友和)ら8人は、昭和維新を決行。22名の陸軍青年将校に率いられた総勢約1,500名の決死部隊が、それぞれの連隊の営門を出発していった。昭和初期の社会の原動力ともなった若者たちの純粋さが事件を引き起こしたといっても過言でないほど、彼らの一途な情熱は凄絶だった――。出演:萩原健一、三浦友和、竹中直人、本木雅弘、加藤昌也ほか1989年公開【放送日時】・2月20日(火)夜8時『薄化粧』・2月21日(水)夜8時『十手舞』・2月23日(金)夜8時『226』【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送>2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、スポーツ、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします! 【お知らせページ】 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月15日松本清張の原作を基に、桃井かおりと岩下志麻が競演し1982年の映画賞レースを席巻したサスペンスの名作『疑惑』が、「プラス松竹」チャンネルにて配信がスタートした。本作は、九州で起きた三億円保険金事件をヒントとし、映画化を前提に松本清張が執筆した小説が原作。同小説は『昇る足音』という題で『オール讀物』1982年2月号にて発表され、同年3月単行本刊行の際に『疑惑』と改題された。監督は『砂の器』『ゼロの焦点』ほか、数々の清張原作映画化を成功に導いた野村芳太郎が務めている。過去に暴行・傷害・恐喝・詐欺という前科4犯の犯罪歴を持ち、悪女・毒婦の極致とも言われる容疑者・球磨子(桃井かおり)。その国選弁護人となった東大法学部卒の才媛弁護士・律子(岩下志麻)が、いかにして圧倒的不利とされる裁判の趨勢を覆すのかという法廷劇だ。松本清張自ら脚色に参加しており、本来であれば容疑者と弁護人という信頼関係にあるはずの二人の間での、女と女の生き様とプライドを懸けた激しくも生々しいぶつかり合い、心理的葛藤・かけひき・せめぎあいが、エンターテインメント性豊かに描かれる。また、本作は日本アカデミー賞9部門受賞をはじめその年の映画賞を席巻。さらに、以降5回もテレビドラマ化されていることも、原作小説や本作の評価の高さを物語っている。<作品情報>『疑惑』配信中『疑惑』ビジュアル■ストーリー富山県新港湾埠頭で、車が時速40キロのスピードで海に突っ込んだ。乗っていた地元の財閥社長・白河福太郎(仲谷昇)は死亡したが、同乗していた後妻の球磨子(桃井かおり)は、かすり傷ひとつ負わずに助かった。やがて、夫に3億円の保険金が掛けられていることが判明し、球磨子は保険金狙いの殺人と疑われ、警察に逮捕される。新聞は球磨子を「北陸一の毒婦」と糾弾するなど、世間は球磨子の犯行を疑わないムードになっていた。そして、球磨子の弁護人として佐原律子(岩下志麻)が選ばれた。が、二人はことあるごとに衝突し……。監督:野村芳太郎原作・脚色:松本清張脚本:古田求野村芳太郎■出演桃井かおり岩下志麻鹿賀丈史小林稔侍柄本明仲谷昇丹波哲郎山田五十鈴■受賞映画賞・第6回日本アカデミー賞:優秀作品賞、優秀監督賞(野村芳太郎)、優秀脚本賞(古田求・野村芳太郎)、優秀主演女優賞(桃井かおり)、優秀助演男優賞(柄本明)、優秀音楽賞(芥川也寸志)、優秀撮影賞(川又昂)、優秀照明賞(小林松太郎)、優秀録音賞(原田真一)・第37回毎日映画コンクール:日本映画優秀賞、脚本賞(古田求、野村芳太郎)・第7回報知映画賞:主演女優賞(桃井かおり)・第56回キネマ旬報ベスト・テン:日本映画ベスト・テン第4位
2024年02月01日「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」 「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)では、日本を代表するロックバンド・GLAYが2024年5月25日にデビュー30周年を迎えるのを祝して「祝!デビュー30周年 2日連続!GLAY特集」と題し、2月3日(土)に「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」を2時間に渡り、翌4日(日)に「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を2時間半に渡りお届け!「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」は、1999年7月31日に千葉・幕張メッセ駐車場で開催され、日本音楽史上に残る20万人を動員。今も語り継がれる伝説のステージです。「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」は、デビュー20周年となる2014年に、『東北の皆さんを笑顔にしたい!』という4人の思いにより、同年9月20日、ひとめぼれスタジアム宮城(現・キューアンドエースタジアムみやぎ)で実現。5万5000人を動員し大きな話題を呼びました。放送にあたり、メンバーのTERUから最新コメントが到着!バンドの節目となった2つのライブへの熱い思いを明かしてくれました。「口唇」「グロリアス」「HOWEVER」「誘惑」「サバイバル」「生きてく強さ」など、大ヒット曲満載のライブをぜひお楽しみください‼「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」GLAY TERU Special commentこの度、BS松竹東急さんにてGLAYが過去に開催してきたライブの中でも多くの方たちに愛されてきた野外ライブ “GLAY EXPO” の2つのライブ映像を2日連続でオンエアさせていただくことになりました。初日は “GLAY EXPO” の記念すべき初回公演である1999年の幕張で行われた「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」。現在も20万人ライブと呼ばれ深く心に刻まれたライブのオンエア。2日目は2011年の東日本大震災の復興を願い、2014年の現・キューアンドエースタジアムみやぎで行われた「GLAY EXPO TOHOKU」をオンエアして頂きます。両公演、僕らGLAYにとって思い出深い公演になりました。特に「GLAY EXPO TOHOKU」は、東北6県の代表的な夏のお祭りを一堂に集めた六魂祭とのコラボも見どころなので、皆さんにも楽しんでいただけるものになっていると思います。そして今年GLAYはデビュー30周年を迎えるにあたり、アニバーサリーイヤーのコンセプトに “GLAY EXPO” を掲げ、これからみていただく公演のようなエンターテイメントを一年を通して皆さんに提供していきたいと思っています。GLAYのライブをまだ見たことがない方にも、今回BS松竹東急さんでオンエアされる2つの公演を楽しんでいただき、GLAY30周年のイベントにも足を運んでいただけたらと思っています。GLAY TERUTERU 「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」【 番組名/放送日時 】〈祝!デビュー30周年 2日連続!GLAY特集〉 「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」2月3日(土)昼12時30分▼1999年7月31日、千葉・幕張メッセの広大な駐車場で、日本の音楽史上に残る20万人というオーディエンスを集めた伝説のライブを、無料初放送!「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」【オンエア曲】 1. OPENING2. HAPPY SWING3. 口唇4. グロリアス5. SHUTTER SPEEDSのテーマ6. More than Love7. サバイバル8. 生きてく強さ9. Yes, Summerdays10. summer FM11. INNOCENCE12. Freeze My Love13. HOWEVER14. ここではない、どこかへ15. LADY CLOSE16. TWO BELL SILENCE17. MISERY18. 誘惑19. COME ON!!20. ACID HEAD〈祝!デビュー30周年 2日連続!GLAY特集〉 「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」2月4日(日)夜6時30分▼東北史上最多となる5万5千人を動員し、10年振りに開催された「GLAY EXPO」。奇跡の一夜を感動と興奮をそのままに、2時間半に渡って無料初放送!「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」【オンエア曲】1.BLEEZE2.GLOBAL COMMUNICATION3.グロリアス4.誘惑 5.ピーク果てしなく ソウル限りなく6.サバイバル7.口唇8.MISERY9.HIGHCOMMUNICATIONS10.I’m in Love11.疾走れ!ミライ12.BLACK MONEY(新曲)13.FAME IS DEAD14.彼女の“Modern…”15.VERB16.BEAUTIFUL DREAMER17.BE WITH YOU18.SAY YOUR DREAM19.Bible20.生きてく強さ〈ライブ放送に先駆けPV集も放送!〉「GLAY MUSIC VIDEO SELECTION」2月3日(土)昼12時、2月4日(日)夜6時GLAYGLAY●北海道出身のロックバンド。TAKURO(Gt.)とTERU(Vo.) を中心に1988年に結成。1989年にHISASHI(Gt.)、1992年にJIRO(Ba.) が加入し現体制となり、1994年にメジャーデビュー。30周年イヤーの2024年に年間を通して送る「GLAY EXPO 2024-2025」のキックオフコンサート、ベルーナドームでの2days公演が6月8日・9日に開催。【 局公式Twitter(現・X)】 @BS260_official【 公式ホームページ 】 【お知らせページ】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月18日BS松竹東急株式会社(BS260ch・全国無料放送)では、総合編成チャンネルとして、映画や演劇をはじめ、スポーツやバラエティ番組をお届けしています。2023年12月より、スマートフォンやPCなど様々なデバイスでも番組をご覧いただくことを目的として、当社オンデマンドサイト「BS松竹東急オンデマンド」における、配信先行番組企画「BS松竹東急ちゃんねる」を開始いたしました。第1弾ではひたすらにお酢の“酢っばらしさ”を絶賛する番組「お酢きびと」をお届けしました。この度、配信先行番組の第2弾として「東京柴犬散歩」を1月19日(金)より配信開始いたします。柴犬とともに東京の街を散歩し、新たな魅力をお届けします。■東京の街を散歩するのは柴犬の小次郎東京生まれ、東京育ちの柴犬・小次郎。ご主人さまの案内役として、東京の下町を中心に散歩をしながら巡ります。普段は見えない景色とともに街の新たな魅力をお届けします。■上野や銀座など都内各所を巡る散歩番組お散歩スポットの多い上野や銀座、穴場エリアである雑司が谷など、お馴染みの観光名所も小次郎目線で見ると違って見えるかも!?本番組を見て実際に訪れてみるのも良いかもしれません。■ナレーションを務めるのは俳優・六角精児今番組のナレーションを務めるのは、愛犬家としても知られる俳優・六角精児が担当。のんびりとした番組の雰囲気にぴったりな脱力系?なナレーションもお楽しみください。©BS松竹東急©BS松竹東急ナレーションを担当・六角精児に見どころを聞きましたQ.今回のナレーション収録はいかがでしたか?今回は柴犬の散歩、ということで、犬の気持ちの流れをそのまま伝えたほうがいいと思い収録に臨んだのですが、うまくいったのではないかと思います。うちにはメスの茶柴がいるのですが、柴犬って頑固で自由。でもかわいいですよね。うちの犬が散歩しているときも、動きがだいたい一緒だなぁ、と思いながらナレーションしました。<愛犬:あかりちゃん>Q.愛犬とのエピソードや散歩の思い出は?どこへ行くにも、結構犬が気分で自由に散歩のルートを決めるんですよね。今日はこっち、明日はこっちって。特にうちのあかりの散歩時間は、冬は長いのですが、夏は暑いから、かなり短い。ちょっと外に出て、用を足してすぐに帰っちゃたりとか(笑)。季節によって散歩の感じが違うのも面白いなぁって思います。毎日決まった動きはしないですからね。ご飯をもらうときだけはいつも決まってるんですけど。あと、記憶力は本当にいいですよね。一時期、おやつに「アキレス腱」をあげていたのですが、ある日高級デパートへ行ってちょっと高いアキレス腱を買ってきたら、それから他の店のものは食べなくなりました(笑)。遠い記憶の中で何が美味しいかとか、何が楽しいかとか、覚えてるんでしょうね。Q.視聴者の皆さんへ見どころを教えてください何気ない犬のしぐさとともにめぐる、東京の風景を楽しんでいただきたいです。今まで気づかなかった何気ない場所が東京にも色々とあるので、それを犬と一緒に見ていただければ、とても癒やされるのではないか、と思います。配信情報配信日時:1月19日(金)夜6時~配信プラットフォーム:BS松竹東急オンデマンド( )※上記サイトでの配信後、順次、下記BS松竹東急のyoutubeでも配信予定です。BS松竹東急公式You Tube( )【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送>2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします! 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月16日BS松竹東急株式会社(本社:東京都中央区築地、代表取締役:橋本元)では、総合編成チャンネルとして、映画や演劇をはじめ、スポーツやバラエティ番組をお届けしています。このたび、放送だけでなく、スマートフォンやPCなど様々なデバイスでも番組をご覧いただくことを目的として、配信先行番組企画「BS松竹東急ちゃんねる」を展開いたします。その第一弾の企画として、 “酸っぱい”をこよなく愛する“お酢きびと”として、須田亜香里が都内の飲食店を訪れ、その身とひとつになる酸味の快感に酔いしれ、ひたすらにお酢の“酢っばらしさ”を絶賛する番組「お酢きびと」をお届けします。また、各話の最後には、お酢博士「赤野裕文」が登場し、お酢についての知識を惜しみなく披露します。お酢について学べるコーナーとして、奥深いお酢の世界にいざないます。本番組の最新話はBS松竹東急オンデマンドにて、どなたでも無料でご覧いただけます。また、BS松竹東急YouTube公式アカウントでも順次配信する予定です。今回、お店に訪問する「お酢きびと」になった須田亜香里に、番組のみどころ、お酢について語っていただきました。須田亜香里「お酢は脇役にも主役にもなれる」Q.番組では須田さんご自身が「お酢きびと」としてお店を訪問します。お酢にフォーカスした番組は珍しいと思いますが、「お酢きびと」になった感想を教えて下さい。今まで以上にお酢のトリコになってしまいました。お酢を使った料理は昔から好きでしたし、美容や健康を意識して取り入れたりしていましたが、こんなにも夢中になるなんて。美味しい料理を頬張りながら口の中でお酢を見つけた瞬間のときめきを知ってしまいました。Q.今回の番組出演前と出演後で、お酢のイメージに変化はありましたか?お酢を使った料理といえば、酢豚!サンラータン!ピクルス!が思いつきますが、実は主役にも脇役にもなれるということ。Q.今回の配信では6店舗に伺いました。印象に残っているお店、料理などを教えて下さい。衝撃的だったのはドミナスさん。お酢が脇役にも主役にもなれるというのはドミナスのシェフから教わりました。コンソメスープにもお酢が隠れていた時には嘘でしょ?と思うほど。本当に縁の下の力持ちなんだ。と実感しました。和洋中なんでも対応できることに驚きましたが、エピタフカレーさんのインドカレーにもお酢が入っていると聞かされた時にも感動しました。※ドミナスは4話にて配信予定、エピタフカレーは5話にて配信予定。Q.収録を経て、ふだん家で料理をするときにおすすめのお酢の使い方があれば教えて下さい。今までは家でキャロットラペを作る時、普通のお酢を選ぶことが多かったのですが、米酢、黒酢、リンゴ酢、などたくさん種類があって、いつものキャロットラペも違う酢を使うことでまた味わいが変わると聞いて、料理意欲が増しました。Q.お酢を使った料理や、お酢について思い出のエピソードなどはありますか?キャロットラペ。私のお酢を使った料理の中でいちばんの得意料理です。作り置きもできるし、あと一品増やしたい願いを彩り豊かに叶えてくれる。食卓の救世主です。Q.最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。この番組を観るとお酢がもっともっと気になる存在になること間違いなしです!一緒にお酢きびとライフを楽しみましょう!お酢きびと 番組情報【番組名】お酢きびと【番組内容】“酸っぱい”をこよなく愛するお酢きびとが都内の飲食店を訪れ、その身とひとつになる酸味の快感に酔いしれ、ひたすらにお酢の“酢っばらしさ”を絶賛する番組「お酢きびと」をお届けします。【配信話数】1~6話各回12分程度【BS松竹東急湯浅敦士プロデューサーコメント】「偏愛」を愛でる時代だと思います。前職でサウナをテーマにした番組の立ち上げに関わった事があるのですが、その際にとかく感じたことです。昨今の激辛ブームなどを取ってみても、このことをより実感します。激辛というとよくバラエティなどでは罰ゲームとして扱われてきました。ただもちろん、そこには香辛料を愛を持って育てた生産者がいて、開発に奮闘したメーカーがいて、当然、その食品が大好きな消費者がいます。そのみんなの愛を丁寧に汲み取り、ひたすらに肯定する番組=偏愛を肯定して認める番組こそ今の時代には合っているのではないかと思います。今回の作品は「酸味」をテーマに、中でも「酢」をこよなく愛する人たちに着目しました。2024年に空前絶後の「酸味ブーム」が来ると妙な確信をもって、番組制作にあたっています。「お酢きびと」にどうぞご期待ください。お酢きびと 配信情報【配信プラットフォーム/配信開始日】BS松竹東急オンデマンド#12023年12月15日(金)18時#22023年12月15日(金)18時#32023年12月22日(金)18時#42023年12月29日(金)18時#52024年1月5日(金)18時#62024年1月12日(金)18時BS松竹東急YouTube公式アカウント#12023年12月22日(金)18時#22023年12月22日(金)18時#32023年12月29日(金)18時#42024年1月5日(金)18時#52024年1月12日(金)18時#62024年1月19日(金)18時【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送>2022年3月に開局。あらゆるジャンルを放送する無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします。 【BS松竹東急オンデマンド】 【BS松竹東急公式YouTubeアカウント】 【番組お知らせページ】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日Amazonプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルにて、ミステリーサスペンスの名作『八つ墓村』と『この子の七つのお祝いに』の2作品の配信がスタートした。『八つ墓村』は、総製作費7億円(現在での約15億円規模)と2年3カ月もの期間をかけ、総勢120名の豪華キャストと2000名を超えるエキストラという破格のスケールで、横溝正史の小説をオカルトホラー色を強調し映画化した超大作。監督・野村芳太郎、脚本・橋本忍、撮影・川又昂、音楽・芥川也寸志ら『砂の器』のスタッフに、萩原健一、渥美清ほか豪華キャストが共演。懐中電灯を頭に巻き付けた山﨑努による大虐殺シーンはトラウマ必至の強烈なインパクトを残し、「たたりじゃ~!」のセリフはオトナから子供まで誰もが知る当時の流行語となった。『この子の七つのお祝いに』は、怨念に満ちた女の情念の世界と血塗られた愛憎劇を描き、「第一回横溝正史賞」を受賞した斉藤澪の小説が原作。『黒の超特急』『陸軍中野学校』『痴人の愛』『華岡青洲の妻』『動脈列島』の名匠・増村保造が、岩下志麻、根津甚八、岸田今日子ら豪華キャストを得て独特の陰影に富んだ色彩設計による映像美で映画化し、結果的には増村の映画監督作としての遺作となった。『ルパン三世』シリーズで知られる大野雄二による音楽も聴きどころ。<作品情報>『八つ墓村』『八つ墓村』 (C)1977松竹株式会社今から400年前。戦国時代、山あいのある村に流れ着いた八人の落武者たち。しかし村人たちは彼ら尼子一族に懸けられた恩賞金に目がくらみ、皆殺しにする。その後、奇怪な出来事が続発。惨殺した8人の落武者に祟られている。いつからか、この村は八つ墓村と呼ばれるようになった。そしていま、忌まわしい血を持つ寺田辰弥(萩原健一)が妖艶な未亡人・森美也子(小川真由美)と共にこの八つ墓村に帰ってきた。村人たちが恐れるなか、再び血にまみれた戦慄の事件が次々と村を襲う。怨念か。それとも計画的な殺人か。御存知の名探偵、金田一耕助(渥美清)が登場。名推理が奇妙な事件を飄々と紐解いていくのだが……。原作:横溝正史監督:野村芳太郎脚本:橋本忍撮影:川又昂音楽:芥川也寸志出演:萩原健一、渥美清、小川真由美、山崎努、山本陽子、市原悦子、中野良子、藤岡琢也、大滝秀治、田中邦衛、下條アトム、夏八木勲 ほか1977年劇場公開 / カラー / 約151分(C)1977松竹株式会社『この子の七つのお祝いに』『この子の七つのお祝いに』 (C)1982松竹株式会社次期総理の座を狙う大臣の秘書、秦一毅(村井国夫)の家に出入りしていた池畑良子(畑中葉子)の惨殺死体が発見される。政界の闇を暴こうと良子に接触していたルポライターの母田(杉浦直樹)は、秦の内妻で占い師の青蛾(辺見マリ)の身辺を探っていたのだ。母田は後輩記者の須藤(根津甚八)に協力を請う。その時に初めて会ったバーのママ、ゆき子(岩下志麻)に惹かれる母田。ふたりは密会を重ねる。そんな矢先、青蛾の正体を突き止めた母田が謎の死を遂げた。母田に代わって事件の真相を探るため、会津に向った須藤がそこで彼が目にしたのは……。原作:斉藤澪監督:増村保造脚本:松木ひろし、増村保造撮影:小林節雄音楽:大野雄二出演:岩下志麻、根津甚八、杉浦直樹、岸田今日子、辺見マリ、村井国夫、芦田伸介、畑中葉子、中原ひとみ、坂上二郎、室田日出男、名古屋章 ほか1982年劇場公開 / カラー / 約111分(C)1982松竹株式会社プラス松竹チャンネルは こちら()
2023年10月06日ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)と松竹がコラボレーション。映画監督・小津安二郎の生誕120周年を記念したアイテムが、2023年9月20日(水)より、ビームス ジャパン新宿、渋谷、京都などで発売される。映画監督・小津安二郎の生誕120周年記念アイテム映画監督・小津安二郎の生誕120周年を記念したビームス ジャパンと松竹のコラボレーション企画。2023年7月に好評を博した第1弾に続き、第2弾となる今回は、小津安二郎にゆかりのある三重県松阪市や長野県茅野市などの特産品にフォーカス。現代のライフスタイルに馴染むビームス ジャパンならではのエッセンスを加えたアイテムが揃う。松坂木綿使用したアートワーク入りバッグ注目は、小津安二郎が青春時代を過ごした三重県松阪市の銘品「松坂木綿」を使用したバッグ類。繊細な濃淡と独自の風合いが特徴の生地に、アーティスト・長場雄が描き下ろしたアートワークをあしらったトートバッグやミニショルダーなどが揃う。2種類のデザインで展開されるトートバッグは、収納力に優れたサイズが魅力的。またミニショルダーは、スマートフォンを収納サイズ感に仕上げているほか、映画館でスマートフォンの光が目立たないよう深めのサイズにするなど、コラボレーションならではの工夫もポイントになっている。“赤いやかん”をイメージした「月兎印」の琺瑯ポットまた、小津安二郎初のカラー作品『彼岸花』で存在感を放った“赤いやかん”も登場。伝統的な国産琺瑯メーカー「月兎印」による「琺瑯ポット」で展開される。デザインは作中のやかんをイメージしつつも、つまみを黒にアレンジ。やかん裏にはアニバーサリーロゴの焼き印があしらわれている。作品に出てくる食べ物がキーホルダーに作品に出てくる“食べ物”を細部まで忠実に再現した、「サンプル工房」によるキーホルダーも見逃せない。『麥秋』に登場するショートケーキや、小津安二郎が愛した食べ物のひとつである『蓬莱屋』のとんかつ、『生まれてはみたけれど』に登場する雀の卵と、作品を思い起こさせるようなアイテムが揃う。すべてのキーホルダーに、小津安二郎のアイコンである“ピケ帽”を型取ったチャームが付属しているのも嬉しい。ハットや座卓、夫婦茶碗など、象徴的なアイテムが続々このほか、小津安二郎のアイコンともいえる白いピケ帽を再現したハットや、『乾三郎』の代表作である「天童木工」のスギ材を使用した座卓、『お茶漬の味』に出てくるお茶碗にインスピレーションを得た夫婦茶碗など、伝統工芸の魅力と作品の世界観を味わえるアイテムが揃う。詳細ビームス ジャパン×松竹発売日:2023年9月20日(水)取扱店舗:ビームス ジャパン(新宿、渋谷、京都)、ビームス公式オンラインショップアイテム例:・<サンプル工房>キーホルダー ショートケーキ 2,200円、とんかつ 1,760円、雀の卵 1,430円・<月兎印>スリムポット 5.500円・夫婦茶碗 大 2,420円、小 2,200円・ピケ帽 9,900円・松坂木綿トートバッグ 12,100円、ミニショルダー 6,600円、ポーチ 3,520円
2023年09月02日YouTubeチャンネル「松竹シネマPLUSシアター」が、本日9月1日(金) にオープンした。「松竹シネマPLUSシアター」は、2025年に創業130年を迎える松竹の膨大なライブラリーの中から選ばれた映画、TVドラマを期間限定・話数限定で無料公開するYouTubeチャンネル。記念すべきチャンネルオープンの9月無料公開作品は、日本アカデミー賞をはじめ映画賞をほぼ総ナメした、風間杜夫、松坂慶子、平田満出演、つかこうへい原作・脚本、深作欣二監督による映画『蒲田行進曲』。公開期間は9月14日(木) までの2週間限定となる。そしてTVドラマは、松本清張の同名小説が原作の『黒革の手帖』(1982年)。今まで何度もTVドラマ化されている本作の最初のドラマ化で、山本陽子、田村正和、三國連太郎、ハナ肇、萬田久子、白川和子らがキャストとして名を連ねている。第1話は9月6日(水) 20時、第2話は9月20日(水) 20時より無料公開される予定だ。<配信情報>YouTubeチャンネル「松竹シネマPLUSシアター」①松竹映画:毎月第1金曜20時から2週間限定(翌々週の木曜まで)無料公開②松竹TVドラマ:隔週水曜20時から2週間限定(翌々週の火曜まで)無料公開※ただし連続ドラマの第1話と第2話は常時見放題、第1話&第2話以外(第3話以降)および単発ドラマ等は2週間限定無料公開「松竹シネマPLUSシアター」:
2023年09月01日Amazonプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルにて、人気ドラマシリーズ「京都妖怪地図」から2作品の配信がスタートした。「京都妖怪地図」シリーズとは、1980年から1994年にかけて朝日放送・テレビ朝日系で全6作品が放送された、ミステリーサスペンスホラードラマの人気シリーズ。京都を舞台に恋しい男の面影を求めて何百年も生きる女の話など、男女の愛憎を濃厚な濡れ場のエロティシズムとグロテスクが渦巻く幻想的な世界観で描き、今も人々の記憶に鮮明に残り、根強いファンが多い。『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』 (C)ABC TV/松竹「必殺」シリーズなどを手掛けてきたスタッフが、劇映画に匹敵する特殊メイクと特撮を駆使しており、毎回、妖怪役の美人女優にほどこされる精緻な特殊メイクは必見。また、京都の誇る数々の名所の、当時の風景が楽しめるのも見どころとなっている。『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』 (C)ABC TV/松竹今回配信されるのは、『京都妖怪地図1 嵯峨野に生きる900歳の新妻』と『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』の2作品。両作品で主演を務めるのは、時代劇を中心に活躍していた名女優・宇津宮雅代。時に可憐に、濡れ場においては大胆かつ妖艶に、純粋さと狂気を演じている。『京都妖怪地図1 嵯峨野に生きる900歳の新妻』 (C)ABC TV/松竹「プラス松竹」は、(Amazonプライム会費に加え)月額330円で松竹の作品群が見放題のチャンネル。最初の2カ月が月額99円で視聴できる期間限定キャンペーンを7月12日(水)まで実施中。<作品情報>『京都妖怪地図1 嵯峨野に生きる900歳の新妻』人形の髪付け師・香織は900年前から生き続ける魔性の女。新婚早々に行方不明となった夫を待ち続け、若い男の血を吸って若さを保ってきたのだ。だが、夫とウリふたつの城崎に正体を見破られ、香織は恐ろしい姿に変身する……。監督:田中徳三脚本:保利吉紀出演:宇津宮雅代、三田村邦彦、中条きよし、長谷直美、遠藤太津朗、月丘夢路、相本きよみ、岡本隆成 ほか時間:109分/放送局:ABC、テレビ朝日系/初回放送:1980年8月16日/制作:朝日放送テレビ、松竹(C)ABC TV/松竹『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』真夏の京都・洛北で若い修行僧の凍死体が発見された。早川刑事は死因に疑問を抱き、甥で低温科学研究所員の三郎に所見を聞く。直後、三郎の父も同じ状態で死亡。三郎は父の愛人・沙織を疑う。沙織は400年も生き続ける氷女だった。監督:田中徳三脚本:保利吉紀出演:宇津宮雅代、名高達郎(現:名高達男)、村田みゆき、遠藤太津朗、芦屋小雁、浦川麗子、小林芳宏、山岡甲 ほか時間:109分/放送局:ABC、テレビ朝日系/初回放送:1981年8月15日/制作:朝日放送テレビ、松竹(C)ABC TV/松竹配信は こちら()
2023年07月01日2023年5月18日、自宅で倒れていたところを発見された、歌舞伎俳優の四代目市川猿之助(本名:喜熨斗孝彦)氏が、救急搬送されました。マネージャーが発見した際、自宅では猿之助氏の両親もその場で倒れており、後に両親は死亡が確認されています。同年6月27日には、母親に対する自殺ほう助の容疑で、警視庁は猿之助氏を逮捕。今後、父親であり、歌舞伎俳優である市川段四郎さんへの自殺ほう助容疑でも捜査を進めていくとのことです。市川猿之助氏の逮捕を受け、所属事務所がコメント猿之助氏が逮捕された日、所属事務所である株式会社ケイファクトリーはウェブサイトにコメントを掲載。ファンや関係者に向けて「多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べ、今後についてこのようにつづりました。現在、本人は警察の取調べを受けていると認識しております。このような事態に至りましたことを重く受け止め、今後も当局の捜査に協力して参ります。また、司法による最終的な判断がなされるまで、所属契約に関する見解について申し上げることは差し控えさせて頂きます。マスコミ各社様、SNSを含む個人の記者様への改めてのお願いでございます。市川猿之助の自宅及び、ご親族の方へのご取材はお控えいただきたく、皆様のご理解賜りますようお願い申し上げます。尚、この件に関する弊社所属俳優のコメントは差し控えさせていただきます。株式会社 ケイファクトリーーより引用また、松竹株式会社は「司法による最終的な判断がなされるまではコメントを差し控え、今後の捜査等を見守りたい」とコメント。今回の事件が家族内のものであるため、両社ともに、会社としての見解を述べるのは控える模様です。[文・構成/grape編集部]
2023年06月27日©BS松竹東急/松竹撮影所BS松竹東急株式会社(本社:東京都中央区築地、代表取締役:橋本元)と株式会社松竹撮影所が製作したオリジナルドラマ、月曜ドラマ 「À Table!(ア・ターブル)〜歴史のレシピを作ってたべる〜」が、第39回ATP賞ドラマ部門の奨励賞を受賞致しました。月曜ドラマ 「À Table!(ア・ターブル)〜歴史のレシピを作ってたべる〜」は、歴史料理研究家・遠藤雅司(音食紀行)のレシピ本「歴メシ!決定版――世界の料理をおいしく食べる」をドラマ化。主演に市川実日子、共演に中島歩を迎え、吉祥寺から徒歩20分のところに住む夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの物語を歴メシと共に描いています。マリー・アントワネット、ユリウス・カエサル、ソクラテスなど歴史上の人物が食した料理を令和の時代に再現し、知的好奇心をかき立てる新感覚のグルメドラマです。ATP賞は、1984年にATP(社団法人全日本テレビ番組製作者連盟)によって創設された賞で、製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えることを目的としています。創り手である制作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査員となって優れた作品を選ぶ日本で唯一の賞であり、ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで作品を募集し、毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選出されます。月曜ドラマ 「À Table!(ア・ターブル)〜歴史のレシピを作ってたべる〜」初回放送2023年1月9日(月)~3月27日(月)(全12話)配信ひかりTV(配信中)【番組内容】吉祥寺から徒歩 20 分。近くに畑の直営販売も多くあるのんびりした地域。海外に住む親戚の家に安く住まわせてもらっている夫婦のジュン(市川実日子)とヨシヲ(中島歩)。妻のジュンは大学の職員として働いている。夫のヨシヲは単身赴任で長野にいたが、最近、リモート作業が多くなり、東京に帰ってきた。ただ、忙しいときは単身赴任で長 野に戻る。そんな生活の中、ジュンは知り合いの教授から海外の歴史メシのレシピを見せてもらい興味を持った。日本にない食材 は現代のもので代用できると教わり、身近な食材で歴史に残るレシピの再現を試みようと夫婦で「歴メシ」を始める。叔母や 姪、友人なども訪ねてきて、世界の歴史に想いを巡らせ、不思議な時間軸をちょっぴり哲学チックに考える物語。<スタッフ・キャスト>出演:市川実日子(主演)、中島歩、安奈淳、水木薫、神野三鈴、安藤裕子、芋生悠原案:遠藤雅司(音食紀行)「歴メシ!決定版――世界の料理をおいしく食べる」(晶文社刊)企画・シリーズ構成:清水啓太郎脚本:横幕智裕監督:吉見拓真主題歌:阿児万寿美「Share」音楽:ベンジャミン・ベドゥサックプロデューサー:上江洲茉央清水啓太郎製作:BS松竹東急松竹撮影所【BS松竹東急(BS260ch)/全国無料放送】2022年3月に開局。“毎日おうちで劇場気分!”映画、歌舞伎・演劇、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします!【ホームページ】 【局公式Twitter】 @BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月06日2,000本を超える松竹映画を検索できるWebサイト「松竹シネマPLUS」が、本日6月1日(木) にオープンとなった。1920年に蒲田撮影所を開所して以来、100年以上にわたり映画を製作、配給してきた松竹。「松竹シネマPLUS」は、時が経っても色あせない映画をこれからも長く観てもらい、今まで触れる機会がなかった人には新たに知ってもらうきっかけになるような場として立ち上げられた。このサイトを立ち上げた松竹(株)メディア事業部では、ビデオパッケージやデジタル配信、TV放映権販売や海外販売、旧作の周年事業など幅広く映像の二次利用ビジネスを展開しており、サイトには新作のパッケージ発売やデジタル配信開始などの新着情報はもちろん、映画のテレビ放送スケジュールも掲載。これまで扱ってきた旧作をさらに多くの人に知ってもらい、映画の素晴らしさや楽しさを味わい、体感してもらうことを目的としている。サイト上では各プラットフォームごとに映画を検索することができ、各サービスへもダイレクトに飛べるようになっている。また松竹の名作を集めた「松竹シネマクラシックス」や、ビデオパッケージの直販サイト「松竹DVD倶楽部」といった既存のWebサイトとも連携、さらに作品ページからは、サントラやグッズのページにも飛べるようになっている。また、記念日に関連する松竹作品を紹介する「映画の記念日」、映画に出てくる印象的なセリフを紹介する「今日のちょっと良いセリフ」、年齢を入力すると当時の公開作が表示される「あの頃映画」など、遊び感覚で楽しく探せるコンテンツも。さらに「おすすめ特集」で季節ごとやテーマに沿った作品を特集したり、コラム記事として年代別やジャンル別などで括った松竹作品のまとめ紹介記事も掲載される。■「松竹シネマPLUS」
2023年06月01日BS松竹東急では、映画『壬生義士伝』 『柘榴坂の仇討』『たそがれ清兵衛』をはじめ江戸時代を味わえる番組を連日放送!!© 2023 映画「大名倒産」製作委員会BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>は、平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜9時からの土曜ゴールデンシアターで毎月名作や話題の映画をノーカットで放送しています。よる8銀座シネマは“一番身近な映画館”、土曜ゴールデンシアターは“魂ゆさぶる映画の時間”をコンセプトに古今東西の映画を年間300本以上ラインアップしています。この度、映画『大名倒産』公開(6月23日(金))を記念して、6月20日(火)より映画『大名倒産』公開記念特選時代劇特集として選りすぐりの時代劇映画にドラマ、さらに2週にわたり映画に関連したテーマで「号外!日本誌スクープ砲 映画『大名倒産』公開記念スペシャル」を放送致します。幕末を舞台に時代に翻弄される侍の姿を描いた映画3作品、忠臣蔵をテーマにしたオリジナルスペシャルドラマ、大好評のオリジナル歴史バラエティなど、江戸時代にどっぷり浸れるラインアップとなっています。映画は、『大名倒産』と同じく浅田次郎原作で新選組に入隊した男・吉村貫一郎の波乱の生涯を描いた『壬生義士伝』、13年もの間主君の敵を探しつづけてきた男と身を隠し孤独に耐える男を描き、浅田文学の最高峰を完全映画化した『柘榴坂の仇討』、時代小説の第一人者・藤沢周平の原作を山田洋次監督が映画化した渾身の一作、第76回米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『たそがれ清兵衛』を放送致します。オリジナルドラマは、滝藤賢一主演で最新家電が届いた江戸時代を舞台にした異色のコメディドラマのスペシャル版「家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵」を放送致します。さらに歴史バラエティは、知られざる日本史の特ダネを様々な角度から検証する歴史考察バラエティ「号外!日本史スクープ砲」。6月17日(土)、6月24日(土)に「号外!日本史スクープ砲 映画『大名倒産』公開記念スペシャル 前編/後編 ~勝村政信も驚愕!そうだったのか 大名を苦しめた参勤交代の真相~」 を放送致します。『壬生義士伝』6月20日(火)夜8時浅田次郎の同名ベストセラー小説を滝田洋二郎監督&豪華キャストで映画化2003年公開原作:浅田次郎監督:滝田洋二郎出演:中井貴一、佐藤浩市、三宅裕司、夏川結衣、村田雄浩、中谷美紀©2003 松竹/テレビ東京・テレビ大阪/電通/松竹ブロードキャスティング/カルチュア・パブリッシャーズ/IBC岩手放送幕末の京都、壬生に誕生した新撰組。そこへ一人の男が入隊してきた。南部藩出身の吉村貫一郎(中井貴一)だ。柔和な言動に反して、吉村の剣は何人も人を斬ってきたような剣だった。さらに吉村は何かにつけてお給金を請求するので、影では“守銭奴”という人も。隊長の近藤勇も一目置く斉藤一(佐藤浩市)は、そんな吉村が気に入らない。命知らずの新撰組の中にあってなぜ吉村はそんな命に、お金に執着したのか?水と油の吉村と斉藤だったが、斉藤は徐々に吉村に興味を持つようになる。やがて、時代の変革の波は新撰組にも覆いかぶさってきた・・・。【受賞】第27回日本アカデミー賞:最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞『柘榴坂の仇討』6月21日(水)夜8時主君・井伊直弼を失い、敵を探し続ける男。大老暗殺後、身を隠し孤独に耐える男。江戸から明治へ激変する時代のなか、13年後、二人を待ち受ける運命とは!? 浅田文学の最高峰、完全映画化!!2014年公開原作:浅田次郎、監督:若松節朗出演:中井貴一、阿部寛、広末涼子、高嶋政宏、真飛聖、藤竜也、二代目中村吉右衛門© 2014映画「柘榴坂の仇討」製作委員会安政七年(1860年)。彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は、時の大老・井伊直弼(中村吉右衛門)に仕えていたが、雪の降る桜田門外で水戸浪士たちに襲われ、眼の前で主君を失ってしまう。両親は自害し、妻セツ(広末涼子)が酌婦に身をやつすも、金吾は切腹も許されず、仇を追い続ける。時は移り、彦根藩もすでに無い13年後の明治六年(1873年)、ついに金吾は最後の仇・佐橋十兵衛(阿部寛)を探し出す。しかし皮肉にもその日、新政府は「仇討禁止令」を布告していた。「直吉」と名を変えた十兵衛が引く人力車は、金吾を乗せ柘榴坂に向かう。そして運命の二人は13年の時を越え、ついに刀を交えるが・・・。【受賞】第65回芸術選奨文部科学大臣賞第27回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞『たそがれ清兵衛』6月22日(木)夜8時日本アカデミー賞12部門最優秀賞受賞&米アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。巨匠・山田洋次監督による藤沢周平原作初の映画化!父と幼い娘の絆、幼馴染との恋を描いた感動の本格時代劇!!2002年公開原作:藤沢周平監督・脚本:山田洋次出演:真田広之、宮沢りえ、田中泯、小林稔侍、岸恵子、丹波哲郎©2002 松竹/日本テレビ/住友商事/博報堂/日販/松竹ブロードキャスティング幕末の庄内、海坂藩。平侍の井口清兵衛(真田広之)は妻を亡くし、二人の娘と老母のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼を"たそがれ清兵衛”と呼んでいた。ある日、幼なじみの朋江(宮沢りえ)を救ったことから剣の腕が噂になり、上意討ちの討手として清兵衛が選ばれてしまう。清兵衛は藩命に逆らえず、朋江への想いを打ち明け、切腹を不服とする余吾善右衛門(田中泯)が立てこもる死地に向かった・・・。【受賞】第27回報知映画賞:最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演女優賞第15回日刊スポーツ映画大賞作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞第57回毎日映画コンクール:日本映画大賞・男優主演賞・女優助演賞・撮影賞・録音賞・技術賞第76回キネマ旬報ベスト・テン:日本映画ベスト・テン第1位ほか第45回ブルーリボン賞:作品賞・助演女優賞第12回東京スポーツ映画大賞:主演女優賞・助演男優賞第26回日本アカデミー賞:最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀主演男優賞・最優秀主演女優賞ほか編集賞第53回ベルリン国際映画祭:コンペティション部門出品第76回米アカデミー賞外国語映画賞ノミネート「家電侍スペシャルストップ!忠臣蔵」6月23日(金)夜8時出演:滝藤賢一、前田亜季、平岡祐太、岩松了、田島令子、尾上菊之助声の出演:MEGUMI©BS松竹東急/PROTX江戸の貧乏長屋に住む兼梨家の元に現代の家電が届くことで巻き起こる大騒動。今作のテーマは「家電侍」×「忠臣蔵」!!赤穂浪士の討ち入りによって命を落とす大石内蔵助(尾上菊之助)を友である四十郎(滝藤賢一)は家電のチカラで止めることができるのか?「号外!日本史スクープ砲映画『大名倒産』公開SP前編/後編 ~勝村政信も驚愕!そうだったのか大名を苦しめた参勤交代の真相~」 6月17日(土)/6月24日(土)夜7時出演:河合敦(解説)、森遥香(MC)ゲスト:勝村政信©BS松竹東急 テレビジョンフィールド物的証拠、現地調査、再現CGを用いて、知られざる日本史の特ダネを様々な角度から検証する歴史考察バラエティ。今回は映画『大名倒産』でも描かれる参勤交代についてスクープ!大名たちを苦しめた参勤交代の真相について迫ります。今回は『大名倒産』で江戸幕府老中・板倉周防守役でご出演された勝村政信さんを特別ゲストに迎えお届けいたします。番組解説の河合敦先生、MC担当の森遥香さんからスペシャル番組のポイントと、今回の『大名倒産』公開記念特集で放送される映画の中から好きな作品についてコメントをいただきました!!河合敦先生コメント「号外!日本史スクープ砲映画『大名倒産』公開SP」前編は加賀100万石の前田家を取り上げます。4000名の家来を連れて2週間の旅。いかに費用をケチったか、映画『大名倒産』を見ていただければ、その苦労がよくわかると思います。「号外!日本史スクープ砲映画『大名倒産』公開SP」後編は、参勤交代の準備に焦点を当てました。費用を捻出した錬金術のからくりは、映画『大名倒産』にヒントが隠されていますよ。今回放送される時代劇の中で、私のオススメは『たそがれ清兵衛』です。主役の真田広之さんの切れのある殺陣を期待して映画館に入ったところ、あまりに斬り合いがリアルすぎて、良い意味で期待が裏切られたのを覚えています。森遥香さんコメント映画『大名倒産』にちなんだスペシャルな放送をお届けします!どんな内容になるかと言いますと、例えば「参勤交代」。映画の中でも神木隆之介さん演じる松平小四郎が、懐事情が苦しい中でも節約しながら参勤交代をやり遂げていました。その参勤交代に、通説とは異なるスクープがあるそうなのです。どんなスクープかは、ぜひ番組をご覧ください!そして、映画『大名倒産』を観ていただいてから番組を見ると、より楽しんでいただけること間違いありません!私の特に好きな作品は『壬生義士伝』です。潔く死ぬことを求められていた時代、吉村貫一郎の愛に生きようとする姿に心打たれます。新選組を取り巻く藩主や女性、子供のそれぞれの生き様もしっかり描かれていて、本当の武士道とは何かを教えてもらえる作品です。『大名倒産』6月23日(金)公開いきなりプリンス!でも借金100億!? ベストセラー作家・浅田次郎原作×超豪華キャストで贈る人生逆転エンターテインメント!!© 2023映画『大名倒産』製作委員会原作:浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)主演:神木隆之介出演:杉咲花 松山ケンイチ小日向文世 / 小手伸也 桜田通 / 宮﨑あおいキムラ緑子 梶原善 / 勝村政信 石橋蓮司髙田延彦 藤間爽子 カトウシンスケ 秋谷郁甫 ヒコロヒー浅野忠信 / 佐藤浩市監督:前田哲脚本:丑尾健太郎、稲葉一広音楽:大友良英主題歌:GReeeeN「WONDERFUL」(ユニバーサル ミュージック)プロデューサー:石塚慶生、西麻美製作:『大名倒産』製作委員会配給:松竹公式サイト:movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/公式Twitter、Instagram:@daimyo_tosan劇場公開:2023年6月23日(金)越後・丹生山藩の鮭役人の子、間垣小四郎(神木隆之介)は、お人よし過ぎて商売上手とは言えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある日、大勢の役人たちが家にやってくる。驚く小四郎に父・作兵衛(小日向文世)が衝撃の事実を告げる。なんと彼は、小四郎――徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだったのだ!さらに、実の父・一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に国を任せ、さっさと隠居。庶民から殿様へと突然、幸運を手にしたかのように見えた...のもつかの間、実は丹生山藩は25万両(およそ100億円)もの借金を抱えるワケあり藩!困り果てる小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるというのだ。しかし・・・実は一狐斎は、息子に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった!小四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ!人生最大のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、一体どうする――!?★★★BS松竹東急で『大名倒産』試写会プレゼント実施中★★★BS松竹東急の局公式ツイッター&BS松竹東急ホームページで6月15日開催の試写会プレゼントを実施しております。詳しくは局公式ツイッターまたはホームページをご確認ください。【BS松竹東急(BS260ch)/全国無料放送】2022年3月に開局。“毎日おうちで劇場気分!”映画、歌舞伎・演劇、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします!【ホームページ】 【局公式Twitter】 @BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月31日映画『湖の女たち』が2024年5月17日(金)より全国公開される。福士蒼汰と松本まりかがW主演、原作は吉田修一、監督・脚本は大森立嗣。吉田修一原作のミステリー映画『湖の女たち』の原作は、吉田修一による同名小説。琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件をめぐる極限のミステリーだ。福士蒼汰&松本まりかW主演主演を務めるのは、福士蒼汰と松本まりか。映画やドラマなどで活躍し続ける2人が初共演となる映画『湖の女たち』で、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑む。主人公・濱中圭介…福士蒼汰介護施設で起きた事件を追う西湖署の若手刑事。取り調べで出会った佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。主人公・豊田佳代…松本まりか100歳の老人が殺された事件が起きた湖畔の施設の介護士。容疑者として嫌疑をかけられる。伊佐美佑…浅野忠信ベテラン刑事で圭介の上司。真実を追求する正義感あふれる刑事であったが、過去に起きた事件の闇に囚われ、圧迫捜査も厭わず事件の容疑者を激しく追い詰める。池田由季…福地桃子週刊誌の若手記者。事件の真相を追いかけるうちに、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていく。松本郁子…財前直見佳代と同じ介護施設で働く介護士。伊佐美の強引な取り調べにより心身共に追い詰められていく。市島松江…三田佳子事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻。池田が事件について調査していくうちにたどり着く。大森立嗣が監督・脚本監督・脚本は『星の子』『日日是好日』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞など、数々の賞に輝いた映画『さよなら渓谷』の原作者・吉田修一と再びタッグを組む。映画『湖の女たち』あらすじ事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とは?【作品詳細】映画『湖の女たち』公開日:2024年5月17日(金)監督:大森立嗣脚本:大森立嗣出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉、土屋希乃、北香那、大後寿々花、川面千晶、呉城久美、穂志もえか、奥野瑛太、吉岡睦雄、信太昌之、鈴木晋介、長尾卓磨、伊藤佳範、岡本智礼、泉拓磨、荒巻全紀、財前直見、三田佳子、浅野忠信■原作『湖の女たち』 文庫本情報発売日:2023年7月28日(金)著者:吉田修一出版社:新潮社定価:825円ISBN:978-4-10-128759-1
2023年05月13日吉田修一の原作小説「湖の女たち」が、福士蒼汰と松本まりかのW主演で映画化が決定。本編撮影の中盤で撮られた、禁忌と無垢の間で揺れ動き、抗い合う2人を収めたファーストビジュアルも公開された。琵琶湖近くの介護施設で、百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく――。主演を務める2人は、今回が初共演。福士さんが事件を追う刑事・濱中圭介、松本さんが事件が起きた施設の介護士・豊田佳代。事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役に挑む。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説。監督・脚本は大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが再び実現した。撮影は、昨年10月から今年2月にかけて、琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施、そして4月に完成。福士さんは「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」とコメント。続けて「原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした」とふり返る。松本さんは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ熱のこもったコメントを寄せた。『湖の女たち』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2023年05月10日福士蒼汰と松本まりかがダブル主演する映画『湖の女たち』の製作および劇場公開が決定し、ファースト・ビジュアルが解禁。併せて福士と松本、原作者の吉田修一、監督・脚本の大森立嗣の4名からコメントが到着した。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべきミステリー小説『湖の女たち』。監督・脚本に『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが実現した。琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か――。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく……。主演は、事件を追う刑事・濱中圭介役に福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役に松本まりか。映画やドラマなど一線で活躍し続けるふたりが初共演となる本作で挑むのは、事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役。吉田修一氏はふたりに対し「何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる」「ふたりの姿に根源的なことまで考えさせられた」と語る。一方、福士蒼汰は撮影を振り返り、「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」、松本まりかは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ、非常に熱のこもったコメントを寄せた。なお、撮影は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施され、4月に完成。大森監督は「この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説」、「大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました」と語る。完成した映画について吉田修一氏は「映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚」、「ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる」と称賛のコメントを寄せた。■福士蒼汰コメント圭介は今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています。原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした。大森監督が僕を原点に引き戻して下さったのだと感じています。"わかりやすさ"や"意味"を求められることが多い昨今ですが、この作品では、人間の奥底で疼く何かを感じていただきたいです。言葉だけでは説明がつかない人間という生き物を、湖の絶景と共に受け止めていただけたらと思います。■松本まりかコメント大森立嗣という人はただひたすらに私を見つめ続けました。何も語らず肯定し続けました。私は認められ解き放たれ自由であることに戸惑いました。芝居は俳優はこうあるべきとか、誰かが決めてくれた常識を鵜呑みして従い縛られ生きることに安心感を覚えていること……なんならその不自由さを求めてすらいることに気がつきました。自分は何者なのか、何がしたいのか、何がしたくてここまできたのか、自分の中に何があるのか、何もない、持たない、結局何者でもないことを突き付けられ、焦り、限界を知り、静かに壊れてゆきました。そこに至って私はようやく、自分を守る、偽るガードが崩れ、その隙から本当に美しいもの、その本質に一瞬、出会うことが出来たのです。それは私であり佳代であり、自分と役を隔てるものはなかったように思います。ラストシーン。彩りを帯びてゆく空と湖、逆光の大森組が三位一体になった夜明け。あんなにも美しい景色を見たのは初めてでした。どうしようもなく此処で生きたいと思ってしまった。「誰かを信じ切る」という監督の揺るぎない覚悟と共に、あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう。■監督・脚本:大森立嗣コメント吉田修一さんの『湖の女たち』という小説を読みました。この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説でした。沸々とした気持ちを抑えられず、大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました。福士蒼汰と松本まりかが主演です。ふたりは本当に素晴らしい演技をしています。今は心に響く映画になったのではないかと思っていますが、どのように伝わるか緊張の中にいます。どうか皆さまに届きますように。■原作・吉田修一コメント海は眺めるものだが、湖はこちらを見つめてくる。本作を観終わって尚、ざわざわと落ち着かぬ心にそんな言葉が浮かんでくる。映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚だった。劇中、不毛でアブノーマルな性愛に溺れていく男女を演じる福士蒼汰さんと松本まりかさんからも、その何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる。ふたりが重ね合わせるのは体ではなく、互いの弱さである。互いが日常生活で抱えている服従心である。では人はどのようなときに服従を選択するか。自由を奪われたときである。では自由とは何か。それは恐怖心がないということだ。とすれば、服従心というのは、恐怖心への対抗策であり、自由を希求する心であるとも言える。暗い湖に落ちていくようなふたりの姿に、そんな根源的なことまで考えさせられた。本作で描かれるのはグロテスクな事件であり、目を背けたくなるような人間の弱さである。しかしその人間の弱さこそが、物語を生み、歴史となっていくことを大森立嗣監督は伝えてくる。そしてそれでも尚、ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる。『湖の女たち』()11月公開(C)️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年05月10日大阪松竹座が開場100周年を迎える今年、1948年に誕生した松竹新喜劇は劇団創立75周年。節目の年を迎え、91年より劇団代表を務めて来た渋谷天外が代表を勇退、藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎ら若手世代を軸とする新体制でスタートする。笑いと涙と人情あふれる上方喜劇の伝統をつなげていこうと、新たな決意で臨む「松竹新喜劇 五月新緑公演」。演目は、劇団の代表作のひとつ『花ざくろ』と、久しぶりの上演となるまげもの喜劇『三味線に惚れたはなし』の2本立て。期待を担う若手陣の中から「楽屋や稽古場をなごませる才能は一番」と胸を張る天笑が、意気込みを語った。大阪松竹座開場100周年記念 『松竹新喜劇 五月新緑公演』 チケット情報天笑は2010年に入団。今では劇団を「自分の帰る場所、家のような感じ」と話す。長身でイケメンの彼は松竹新喜劇の舞台でニ枚目の役柄が多いが、「一見かっこいいけど、ちょっとやるとおもしろい。そんな2.5枚目が大好きです」。『花ざくろ』は、「関西弁のお芝居を初めて観て、こんなおもしろいことをやっている劇団があるんだ」と入団のきっかけになった作品だ。実直な植木職人・三次郎と加代子夫婦の話で、三次郎の仕事への思い、加代への思いが胸にしみる人情芝居。見どころは「女房が家を出て行ったあと、ひとりで掃除をするシーン。一切セリフがない中で、女房への思いが伝わってくる。役者の見せどころです」。約60年前の初演から、繰り返し上演されて来た松竹新喜劇の名作。今回は扇治郎が祖父・藤山寛美の当たり役である三次郎に初めて挑む。演出は新派の齋藤雅文。『三味線に惚れたはなし』は、三味線の音色にのって大工仲間たちが大騒動を巻き起こす、ドタバタまげもの喜劇。天笑は寛太郎、桃太郎と共に二枚目の大工・鶴吉を演じる。「2.5枚目の役で楽しいです。ただ、都都逸を歌うシーンがあって。頑張りますけど…」。音声だけが残る作品を43年ぶりの上演、天外が再編集し、演出は劇団赤鬼の川浪ナミヲが手掛ける。天外の父・二代目渋谷天外は、ペンネーム舘直志の劇作家で今年が歿後40年。残された多くの作品をもとに、天外は役者・作者の両面から劇団を支え、若手俳優陣のエネルギーをベテラン、中堅がワンチームの気合で臨む。「2本とも、今、松竹新喜劇の魅力が伝わる一番いい作品。ここからが松竹新喜劇の新たなスタートなので、感性の豊かな若い世代の人たちにも観てほしい。生っていいなと思ってもらえる舞台にしたいです。5人の若手でしっかり助け合いながら頑張って行きますので、新しい松竹新喜劇を応援してください!」と天笑。公演は5月13日(土)から25日(木)まで、大阪松竹座にて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2023年04月25日ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)と松竹によるコラボレーションアイテムが登場。Tシャツやポーチなどが、歌舞伎座1階のお土産処、ビームス ジャパン 新宿、渋谷、京都などで販売される。日本伝統芸能“歌舞伎”テーマのコラボアイテムビームス ジャパンと松竹によるコラボレーションは、第1弾と同様に日本の伝統芸能“歌舞伎”がテーマ。今回は、人気イラストレーターの金安亮による、歌舞伎独特の化粧法である8種の“隈取”の描き下ろしイラストを用いたTシャツや手ぬぐい、クリアファイルなど全8型を展開する。隈取Tシャツやポーチ異なる隈取をフロントにプリントしたTシャツは5種を用意。レッドやライトブルー、ブラウンなどのポップな⾊使いや、シンプルな線のタッチにより、迫力満点の隈取を温かみのある雰囲気で描いている。ポーチは、隈取を施した歌舞伎役者の顔の形にも見える楕円形に。ファスナー部分がピンク、ライトブルー、ブラックの3種を取り揃える。そのほか、キーホルダーやお茶パック、隈取の総柄デザインの手ぬぐいやクリアファイルなどが揃う。また、第1弾のコラボレーションアイテムも引き続き店頭に並ぶため、合わせてチェックしてみて。【詳細】ビームス ジャパン×松竹発売日:2023年4月1日(土)取扱店舗:歌舞伎座 1階 お土産処「⽊挽町」、地下2階 「かおみせ」、ビームス ジャパン店舗(新宿、渋谷、京都)、ビームス公式オンラインショップ※順次アイテム例:・隈取 Tシャツ(5種 S・M・L・XL) 各5,500円・隈取 ポーチ(3種) 各2,970円・隈取 キーホルダー(3種) 各1,980円・隈取 手ぬぐい 2,750円・隈取 クリアファイル 550円・<知覧茶園>隈取 お茶セット 1,760円
2023年04月06日BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>では、開局1周年となる3月26日(日)の夜9時より「BS松竹東急 開局1周年記念特別企画愛之助が走る!彌十郎が撮る!北条家ゆかりの伊豆めぐり~バイクとカメラ 絶景&グルメ旅~」を放送いたします。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、小栗旬さんが演じる主人公・北条義時の兄・宗時を片岡愛之助が、宗時と義時の父・時政を坂東彌十郎が熱演し、大きな話題を呼びました。今回、BS松竹東急の開局1周年を記念して、北条家ゆかりの地・伊豆を、愛之助はバイク、彌十郎はカメラと、自身の“趣味”をテーマに巡ります。放送を目前に控え、ロケでの愛之助のバイク写真が到着!さらに愛之助と、今回一緒に旅をした水野裕子の2人に、春の伊豆路を走った感想や印象的な訪問地、愛してやまないバイクの魅力、そして番組の見どころをじっくりと聞きました。片岡愛之助『 五感で楽しめるのがバイクの魅力です!』水野裕子『 伊豆をバイクで走るのが夢でした! 』愛之助伊豆をバイクで走ったのは、宗時さんのお墓をお参りした時のみでしたので、今回こんなにも伊豆の地を走ることができ、とても有意義で楽しかったです。一日があっという間でしたね。たくさんのお花、いろんな伊豆の山の表情が見られました。肌で風を感じ、景色とともに薫りも楽しめました。走っていると薫りが変わっていくんです。街の薫り、山の薫り、海の薫り。温度も変わっていきますし、バイクって本当に五感で楽しめる乗り物だと思います。水野昔から伊豆は好きで何度も訪れていたのですが、バイクでこうやって走るのは初めてで、夢がかないました。西伊豆の海の風景から、中伊豆の天城越えのしっとりしている空気とか、伊豆の魅力を改めて噛み締めながら回り、それがすごく新鮮で。まずは北条宗時のお墓へ。旅の安全を祈願する。愛之助大蛇の道は、この先の人生であんな道をいくことはあるのかなっていうくらい大変でしたけど(笑)、走ることができてよかったです。曲がりくねっているだけではなく、登っていきながらも山あり谷ありで、言葉では言い表せないほど。でも、バイクが体の一部になったように感じられるくらい一体になることができて、とても貴重な体験でした。水野私は「鎌倉殿の13人」をすごく楽しみに拝見していたのですが、ゆかりの地を愛之助さんと巡るということで、一緒にその世界観の中に入らせていただいたような気持ちになれました。番組を御覧になる皆様もきっと同じように感じてもらえるでしょうし、伊豆に行ってみようと思っていただけると思います。地元グルメの猪鍋を堪能!大自然に囲まれた足湯に浸かりながら、水野に歌舞伎への深い思いを語る。愛之助「鎌倉殿の13人」で共演させていただいたあのお2人も、映像でメッセージをくださいましたが、本当にいろんな方に愛されたドラマだったのだと改めて思いました。ぜひこの番組を御覧いただいて伊豆の魅力を知ってもらい、たくさんの方に足を運んでいただきたい。そして私自身も、今度はプライベートでバイクに乗って、伊豆を訪れたいですね!大蛇の道を登りきった稲取細野高原の頂上で、2人を待っていた光景とは…⁉番組概要BS松竹東急 開局1周年記念特別企画愛之助が走る!彌十郎が撮る!北条家ゆかりの伊豆めぐり~バイクとカメラ 絶景&グルメ旅~【 放送日時 】3月26日(日)夜9時~11時【 番組内容 】BS松竹東急の開局1周年を記念し、片岡愛之助と坂東彌十郎が静岡・伊豆の旅へ!大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、主演の小栗旬さんが演じる北条義時の兄・宗時(愛之助)、父・時政(彌十郎)を演じた2人。北条家ゆかりの地を、愛之助はお気に入りのドゥカティのバイクにまたがり、彌十郎は大切にする一眼レフカメラを片手にそれぞれ巡ります。また、愛之助にはバイクが趣味で大型自動二輪免許を持つタレントの水野裕子が、彌十郎にはBS松竹東急の「音楽の轍~出発のファンファーレ」「音楽の轍〜NEW YEAR SPECIAL」でMCを務めたフリーアナウンサーの宮瀬茉祐子が同行し、旅を盛り上げます。愛之助と彌十郎は映像を通して互いに言葉を送り・受け止め合いつつ、愛之助は峰温泉大噴湯公園や伊豆アニマルキングダム、彌十郎は浄蓮の滝や堂ヶ島といった代表的な観光地を巡り、さらに愛之助は猪鍋、彌十郎はワインや川魚など地元の絶品グルメを堪能。また、番組内では「鎌倉殿の13人」で共演した“あの2人”からメッセージも⁉歌舞伎をはじめ様々な分野で活躍する愛之助と彌十郎の、貴重で魅力あふれる素顔をお楽しみください。プレゼント企画ワイン好きの彌十郎が、番組で訪れた「中伊豆ワイナリーヒルズ」で選んだ“おすすめワイン”を10名様にプレゼント! 賞品や応募方法など、詳しくは番組内で発表します。【 放送局 】BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)【 番組「お知らせ」ページ 】 【 局公式Twitter 】@BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日~『家族はつらいよ』シリーズとBS松竹東急への思い~©2016「家族はつらいよ」製作委員会BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>は、3月26日に開局1周年を迎えるのを記念して、3月24日(金)・25日(土)・26日(日)に山田洋次監督の『家族はつらいよ』シリーズ3作品をお送りいたします。放送にあたり、山田洋次監督から『家族はつらいよ』シリーズ、そしてBS松竹東急へのメッセージが到着。自身の作品に対する思いや映画への深い愛が語られるとともに、BS松竹東急に熱いエールが送られました。BS松竹東急が開局1周年を迎えたそうですね。ついこのあいだ始まったばかりだと思っていたけれども、「ああ、もう1年たったのか」と感慨無量です。このチャンネルをとおして、皆さんが松竹を含めた日本の昔の映画を、本当に映画が充実していた時代の楽しい映画をたくさん見ることができるとすれば、僕も映画人の一人として嬉しいです。『家族はつらいよ』シリーズという僕の作品が放送されると聞いていますけど、結局、僕の映画はすべて、時代劇を含め、なんらかの形で家族が関わっている、家族を描いていると言い切ってもいいかもしれませんね。「家族が仲よく生きてくということはつまり、笑いを常に交えていく、真剣な真面目なことがらを冗談交じりに解決していくという、そんな知恵が必要なのだ」といつも考えながら映画を作っています。特にこの『家族はつらいよ』シリーズには、そういうテーマが含まれていると思いますので、皆さんどうぞ楽しんで見てください。これからも、BS松竹東急をよろしくお願いします。山田洋次1931年9月13日大阪府生まれ。1954年に松竹に入社。1961年に『二階の他人』で映画監督デビュー。主演・吉永小百合、大泉洋共演で、変わらない母の愛を描き出す最新映画『こんにちは、母さん』が9月1日(金)公開。番組概要BS松竹東急 開局1周年記念特別企画『家族はつらいよ』シリーズ 一挙放送出演/橋爪功吉行和子西村まさ彦夏川結衣中嶋朋子林家正蔵妻夫木聡蒼井優ほか『家族はつらいよ』3月24日(金)夜8時結婚50年を迎える平田周造(橋爪功)と富子(吉行和子)夫妻は、長男・幸之助(西村まさ彦)の一家と次男・庄太(妻夫木聡)と三世代同居中。ある日、周造が富子のために誕生日プレゼントを買おうと欲しい物を聞くと、富子の回答は「離婚届」だった。©2016「家族はつらいよ」製作委員会『家族はつらいよ2』3月25日(土)夜9時周造と富子の離婚騒動から数年後。一家は周造に運転免許を返納させようと画策する。周造の高校時代の友人・丸田(小林稔侍)、なじみの居酒屋の女将・かよ(風吹ジュン)らも巻き込んだ新たな騒動を描く。©2017「家族はつらいよ2」製作委員会『妻よ薔薇のように家族はつらいよⅢ』3月26日(日)夜6時38分平田家に泥棒が入り、幸之助の妻・史枝(夏川結衣)の“へそくり”が盗まれる。幸之助から“へそくり”をしていたことで嫌味を言われた史枝は、ついに我慢の限界を超えて家を飛び出し、一家は大混乱に陥る。©2018「妻よ薔薇のように家族はつらいよⅢ」製作委員会【 放送局 】BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)【 番組「お知らせ」ページ 】 【 局公式Twitter 】@BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月18日