京都外国語大学は、4月18日(木)にポルトガル大使ヴィトル・セレーノ閣下立ち会いの下、カモンイス院のアナ・フェルナンデス総裁と学術講座設置に係る調印式を行いました。これは、ポルトガル政府の文化促進団体であるカモンイス院が本学と「ルイス・フロイス学術講座」を設置することを承認したことを受けて実施。この講座にその名を冠すルイス・フロイスは、戦国時代に日本で布教活動を行ったイエズス会の宣教師で、織田信長や豊臣秀吉と会見した経験を持ち、戦国時代を外国人の視点から観察し、『日本史』を著しました。この著作は戦国時代を研究する貴重な資料として高く評価されており、本学の故・松田毅一名誉教授と故・川崎桃太名誉教授が、『日本史』(中央公論社、全12巻)を初めて完訳するなど、本学とフロイスの間には深い縁があります。カモンイス院の学術講座は世界の主要23か国に設置されていますが、今回の調印により日本で初めて本学に学術講座が設置されることになります。この調印式の様子は、現地ポルトガルの新聞「Diário de Notícias」でも大きく取り上げられました。今後、本学はルイス・フロイスの生涯や作品の研究、ポルトガルの現代文学の翻訳、ポルトガル語教育のさらなる充実に努めてまいります。また、東京のポルトガル文化センターと協力してセミナー・会議などの文化行事を開催する予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月23日予備校講師でタレントの林修が16日、フジテレビ系昼番組『ぽかぽか』(月~金前11:50)に生出演し、“黒歴史”に触れられ、タジタジになった。林は15日からウィークリーゲストとして同番組に連日出演中。この日はオープニングで、「ここ1週間でへぇ~と思ったこと」を披露しあった。OWV・中川勝就が『名探偵コナン』の変化について「へぇ~」と思ったとし、TVアニメと近年の劇場版では「見た目は子供、頭脳は大人!~」のセリフが変化していると知ったと明かした。ハライチ・澤部佑が「林先生、コナンだってね、大好きで…」と向けると、林はセリフの変化を「知ってましたから」と得意げ。澤部が「映画も出てましたから」と続けると、林は「黒歴史だから触れないで!」とツッコんだ。さらに、林は「今週(自分が)出ているのが再放送されて、しかも俺の場面カットされてた」とぶっちゃけ。スタジオからは「エーッ!」と驚きの声。神田愛花が「理由は林先生ご存知なんですか?」と聞くと、林は「知らない」と答えていた。林は劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019年公開)でゲスト声優を務めた。
2024年04月16日核酸*1栄養の健康食品および化粧品を販売するフォーデイズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:和田 佳子)は、岐阜大学との共同研究講座「フォーデイズ核酸・ペプチド・タンパク質共同研究講座」を設置しました。当社は、岐阜大学 長岡 利 先生との共同研究によって、サケ白子に含まれる成分から抗肥満効果を発揮するプロタミンペプチド(RPR)を同定し、その成果は科学雑誌に掲載され、2023年に特許を取得しました。「フォーデイズ核酸・ペプチド・タンパク質共同研究講座」は、この共同研究を発展させ、核酸とタンパク質、特にプロタミンペプチドとの相互作用に着目し、さらなる研究を行ってまいります。大学との共同研究講座設置は、東京農工大学との共同研究講座「フォーデイズ次世代核酸研究講座」に続き2講座目です。■「フォーデイズ核酸・ペプチド・タンパク質共同研究講座」概要1. 設置期間2024年4月1日~2029年3月31日(5年間)2. 設置場所岐阜大学高等研究院 先制食未来研究センター内 3. 研究目的核酸、ペプチド、タンパク質、特にプロタミンやプロタミンペプチド(RPR等)が、脂質代謝改善、腸内細菌叢改善などの生体に与える影響(食品機能性)の解明。さらに、核酸と、タンパク質、プロタミンペプチドとの相互作用、及び相互作用を発揮するメカニズムを調べ、その研究成果をサプリメントなどの素材開発に応用する。4. 研究従事者長岡 利 岐阜大学高等研究院 先制食未来研究センター・特任教授稲垣 瑞穂 岐阜大学応用生物科学部・准教授北口 公司 岐阜大学応用生物科学部・准教授須藤 慶太 フォーデイズ株式会社次世代核酸ラボFD研究統括リーダー 他2名長岡 利 特任教授岐阜大学【フォーデイズ 会社概要】会社名 :フォーデイズ株式会社所在地 :〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町6-7代表者 :和田佳子創業 :1997年4月資本金 :4,500万円企業情報:主力製品の核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」は、人の細胞の中に存在し健康と若さに役立つといわれる栄養素「核酸」に注目し、1999年12月に販売を開始。以後、現在に至るまで9度の改良を施しました。ネットワークビジネス業界において、国内では第4位*2の売上規模となっており、核酸栄養のリーディングカンパニーとして、健康食品と化粧品市場を牽引中。*1 遺伝情報は細胞の核内に存在するDNAに書き込まれており、その情報をRNAが写し取ってさまざまなタンパク質を生合成しています。DNAは、核内にある酸性の物質として発見されたことから、DNAとRNAは「核酸」と呼ばれています。*2 ネットワークビジネス業界 国内ランキング 1位.日本アムウェイ 2位.三基商事 3位.ノエビア 4位.フォーデイズ出典:「ネットワークビジネス」2024年3月号より抜粋 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月05日タレントの王林が、5日放送のフジテレビ系バラエティー『酒のツマミになる話』(毎週金曜後9:58)に出演する。今回は大悟(千鳥)のほか、ゲストに王林、小籔千豊、ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや、中島知子、MY FIRST STORY のHiroが登場。円卓を囲み、それぞれの好きな酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。Hiroは各地で開催しているライブの打ち上げの店選びを他人に任せたくないほど、“食”へのこだわりがあるという。小籔はこだわりゆえに他人と“鍋”に行かなくなってしまったと語る。こやまは“カップ麺の温度”にこだわりがあるそうで、大胆なイメージのバンドマンの小さなこだわりが明かされる。中島は“あるもの”をバターのように塗ると明かし、それぞれクセがすごすぎる。大悟が新幹線で出くわしたイカついお兄さんたちの、見た目に反したかわいすぎる“食”のエピソードも明かされ、一同は“かわいい”と大絶賛。一体なにがあったのか。さらに、小籔は飲食店でキャッシュレス決済ができずに困っていた見知らぬ韓国人女性にごちそうした経験があると明かす。ちょっとツッコみたくなる結末で終わったエピソードだったそうだが、小籔は「知らない人にごちそうしたり、されたりしたことはありますか?」と問いかける。王林は、出身の青森県では一切ご飯代がかからないという。青森県らしい“お金のかからない理由”を明かすと一同は感心してしまう。こやまは男友達とのご飯の帰りに泣いて帰ったこともあると、ちょっぴり悲しいエピソードを明かす。大悟は“クソみたいなヤツ”におごったエピソードを明かし、その“クズさ”にスタジオは大ブーイング。飲み会あるあるにスタジオは大盛り上がり。随所で勃発する中島VSノブのバトルにも注目だ。そのほか、王林の「トイレに行くときは“目的”を事前に言うべき!」、こやまの「頻繁に聞かれすぎる質問、どうしてる?」などの話題も飛び出す。
2024年04月04日台湾、シンガポール、香港、マレーシア、そして日本…アジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア&テクノロジー企業グループ KKCompany Technologies Inc.の日本法人であるKKCompany Japan 合同会社(本社所在地:東京、代表:トニー・マツハシ、以下 KKCompany)は、2024年4月4日に発売されたマルチメディア対応AIプラットフォーム「BlendVision AiM」(ブレンドビジョン・エイム)のブランドアンバサダーに林修先生を起用しました。それに合わせ、TVCM「オンライン会議」篇、および「研修動画」篇を4月4日(木)より全国で順次放映開始します。CM_KVTVCMでは、「オンライン会議」篇、および「研修動画」篇と題し、“今までのオンライン会議・研修動画の使い方が劇的に変わる”という新製品「BlendVision AiM」の強味を、困っている社員の問題が最終的に解決されるというストーリーを通じて紹介しています。林修先生の問題が解決した後の各社員役の喜びに対するリアクションにご注目ください。■林修先生の起用理由この度、林修先生をKKComapnyの新製品「BlendVision AiM」のブランドアンバサダーとして採用させていただいたのは、知識人・有識者として抜群の実績と知名度を持ち、またそのコミュニケーションも極めて分かりやすく説得力があるという点。さらには教育現場の第一線での活動のみならず、その枠を超え、メディアを通じて広く人々の成長に真摯に向き合う姿勢が、マルチメディア対応AIプラットフォーム「BlendVision AiM」が今後の企業や社会にもたらしうる変革・可能性を多くの方々に拡めていく上で相応しいと考えたためです。■CMストーリー【「オンライン会議」篇 (30秒)】林先生が歩くオフィスの中で1人の女性社員がオンライン会議に参加している。場面が変わり、録画されているオンライン会議を見直ししている彼女。必要な場面がみつからず、最後には「話長い!」と少しイラついている様。そこで林先生が一言「AiMでしょ!」と。BlendVision AiMの特徴であるAIによるアシストで、あらゆる動画を瞬時に探したり、要約できるようになり、「よーし!」と万歳して喜ぶ女性社員。そしてそれに少し驚く林先生。最後に「やっぱAiMでしょ!」オンライン会議【「研修動画」篇 (30秒)】林先生が歩くオフィスの中で1人の男性社員が研修動画を楽しそうに視聴している。突然場面が変わり、必要な動画を見つけるのに四苦八苦している彼。そこで林先生が一言「AiMでしょ!」と。BlendVision AiMの特徴であるAIによるアシストで、あらゆる動画を瞬時に探したり、要約できるようになり、「よし!」と叫ぶ男性社員。そしてそれに少し驚く林先生。最後に「やっぱAiMでしょ!」研修動画■CMエピソード林先生の人柄もあり、撮影現場は終始和やかな雰囲気でした。撮影前の演技内容説明では、「歩きながら話をしたことないから、できるかなぁ…」と少し不安の様子でしたが、予備校講師として、また数多くの番組出演で普段から話し慣れていることもあり、撮り直しも少なくスムーズに撮影は進みました。また共演者の1人が過去に林先生の再現ドラマで林先生役を演じていたことが判明。林先生にお尋ねしたところ、(9年前のことにも関わらず)「覚えてますよ」と一言。撮影の合間を縫ってこの偶然の邂逅に話をはずまされていました。■CM概要タイトル :「オンライン会議」「研修動画」篇 (各30秒)出演 :林修放映開始日:2024年4月4日(木)放映地域 :全国(一部地域を除く)TVCM:テレビ東京 WBS(ワールドビジネスサテライト)内2024年4月4日~タクシー広告:TOKYO PRIME 2024年4月8日~今回作成したCMとそのメイキングについては、下記でご覧いただけます。・CM「オンライン会議」篇: ・CM「研修動画」篇 : ・「CMメイキング」動画 : ■出演者コメント「いい動画があるにしても、どこをどう見ればよいかわからないというような問題を、このBlendVision AiMを使うことによって、簡単に解決できるようになるということを伺って、これからの時代に必要な画期的なサービスだと思いました。」「私も予備校で授業を収録すると授業動画をもらうのですが、あの時の説明とか、あの時の問題とかをもう一度確認したいなと思ってもどこで言ったかを覚えていないので、結局全部見直さないと確認できないことが多いです。そういったことも改善できるというのはとても助かりますね。そうすると僕はますますいい授業ができると思います。」「この時代に必要なとても魅力的なサービスだと思いますので、それが広がっていくように微力ながらお役に立てればと思います。」■林修 プロフィール1965年 愛知県名古屋市生まれ 東京大学法学部卒業東進ハイスクール 東進衛星予備校 現代文講師経営破綻した日本長期信用銀行(長銀)の元社員。入行して半年で「漠然とした危機感」を抱き退社、その後予備校講師となる。東大特進コースなどの難関コースを中心に授業を行い、抜群の東大合格実績を誇る同予備校の躍進に大貢献している。著書タイトルにもなっている、東進のテレビコマーシャルでのセリフ「いつやるか?今でしょ!」が大流行し、「今でしょ!」が2013ユーキャン新語・流行語年間大賞を受賞!林先生オフィシャル画像 ※クレジット:(C)Takuya Igarashi(C)Takuya Igarashi■製品概要AIM_ロゴBlendVision AiMとは、「動画」「音声」「文字」…あらゆるデータへのアクセスを容易にし、新たな「気付き」を創出する。それが、マルチメディア対応AIプラットフォーム『BlendVision AiM』です。組織の持つ情報資産の活用を促進し、成長、競争力を高めます。文字に比べ約5,000倍の情報伝達が可能と言われている動画は、社内、社外の効率的なコミュニケーションだけではなく、従業員のリスキリング・人材育成など、企業、教育機関、官公庁等においてもさまざまな分野で動画活用が進んでいます。しかし一方で、動画は情報伝達量が多いだけに、求めている情報を探し出し、抽出したり、纏めたりするのに手間がかかり、また目的の動画を探し出すのにも労力・時間を要するなどの課題がありました。「BlendVision AiM」は、KKCompanyがこれまで長年にわたり動画配信事業者や一般企業向けに提供してきた動画配信サービスで培った動画技術、そしてAI活用技術を融合させることで、従来のLLM(大規模言語モデル)のようにAIが得意としてきたテキスト情報だけではなく、動画情報を含めたあらゆる情報資産の効率的な活用を可能とするマルチメディア対応AIプラットフォームです。従来のテキスト情報に加えて、企業における会議の録画、研修・トレーニング動画、企業・官公庁が提供している様々な情報や動画マニュアル、教育機関などが提供するオンライン講習、メディア業界における動画資産の効率良い活用など…「BlendVision AiM」が様々な情報・動画活用をアシストします。機能 : AIによる動画・音声・文書データの探索・抽出・要約、複数のナレッジベース作成、動画文字起こし価格 : (1企業/法人あたり 125,000円/月~) 初期費用無料。いずれも税抜価格製品ページ : 想定ユーザー : コールセンター、製造業、教育をはじめとしたあらゆる業界想定活用シーン: 会議要約・振り返り、研修・マニュアル、メディア制作会議議事録 チャットイメージBlendVision AiM イメージ【KKCompanyについて】台湾、シンガポール、マレーシア、そして日本…KKCompany Japan 合同会社は、アジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア&テクノロジー企業グループ KKCompany Technologies Inc.の日本法人です。1999年の創業以来、最先端のIT/メディアテクノロジー、クラウドやAI技術を活用して、KKBOX音楽配信事業、動画・ライブ配信ソリューション「BlendVision」を展開するマルチメディア事業、クラウドDX推進事業など、多様なビジネスをワールドワイドに展開しています。HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月04日映像ではもちろんのこと、舞台でも深い印象を刻み続けている俳優・林遣都。倉持裕の書き下ろし新作『帰れない男〜慰留と斡旋の攻防〜』では、招かれた屋敷から帰れなくなり、次第に正気を失っていく男を演じる。そんな不可思議な物語と役に林を望んだ倉持は、林の初舞台を手掛け、彼を演劇に引き込んだ作・演出家。初舞台以来の倉持作品に、林もやはり特別な思いを抱く。この顔合わせだからこそ生まれるものが、必ずありそうだ。どれだけ変化しているか倉持さんに見てもらいたい──林さんが初舞台を踏まれたのは、今回の作・演出を手掛けられる倉持裕さんの『家族の基礎』(16年)でした。そのときの楽しさから演劇に惹かれていったとコメントされていますが、まず、当時どんな経験をされたのか教えてください。稽古で長い時間をかけてみんなでお芝居を作っていくという経験をしたことがなかったので、映像の現場では味わえないその日々が刺激的で新鮮でした。倉持さんをはじめ、舞台経験が豊富な共演者の方々から演劇というものに対する熱を感じて、こんなにお芝居を追求している人たちがいるんだと感動したのを覚えています。それは同時に、自分の力のなさを痛感した期間でもありました。──具体的に、例えば倉持さんから言われて覚えていることはありますか。立ち稽古が始まったときに倉持さんから名指しで言われたんです。「映像と同じようにやっていても何も伝わってこない」と。その言葉は鮮明に覚えていて、今に至るまでずっと、舞台をやるうえでの基盤になっていますし、自分のお芝居の幅の狭さに気づかされました。──稽古と本番を重ねる中で、幅が広がってきたという感覚はありましたか。あの作品のときはまったくなかったです(苦笑)。やろうと思ってもすぐにはできなかったので。でも、あの倉持さんの言葉がなければ、自分の中で何かが止まっていたかもしれないですし、その後も気づけないことがいっぱいあったと思うので。ああいう言葉をかけてくださったことで、自分が向上していくための武器のようになっていますね。──それから8年。その間、倉持さんとはどんな交流があったのでしょうか。観に行った劇場でお会いしたり、別々の作品をやっているときに稽古場が同じですれ違ったり、そのたびに必ず、「またいつかやろうね」とやさしい言葉をかけていただきました。ずっと舞台をやり続けて、自分がどれだけ変化しているかを倉持さんに見てもらいたいなという思いはずっとありました。──ついに、その機会が訪れたわけですね。いやもう本当にうれしいです!自分が大事にしてきたことを信じて──倉持さんが久しぶりの林さんと一緒につくりたいと思われたのは、『帰れない男』というタイトル通り、親切にした女性に招かれて来た屋敷から帰れなくなる、というちょっと不思議な物語。発表時に倉持さんは、「舞台に出現する不可解な世界は、たいてい主人公の精神から発生していて、すると自ずと、そんな風に世界を丸ごと構築してしまうような、強い精神力の持ち主に見える俳優が必要になってきます。そこで、それには林遣都がぴったりだと思いました。あの頑なな目。直進が似合う身体――。僕が彼に感じる魅力は、着実にキャリアを積み重ねてきたことで、より濃くなっている」というコメントを寄せられていました。あの倉持さんの言葉は本当にうれしかったです。いつからか僕がお芝居をするうえでとても大事に思うようになった部分を、見てくださっていたんだなと。僕は、役者が見たもの、想像したものを信じて魂を込めて演じていれば、同じものがお客さまにも見えて伝わるはずだというような、お芝居の可能性みたいなものを追求してやっているところがあるんです。不可解な世界が描かれる今回は、見えないものを想像して自分の中に落とし込んでいくことがより重要になると思うので、自分が大事にしてきたことを信じて、ぶつかっていきたいと思います。──その不思議な世界には、林さん演じる屋敷に招かれる男と、招いた若い女(藤間爽子)、女の年の離れた夫で屋敷の主人(山崎一)、連れ戻しに来る男の友人(柄本時生)といった人物が登場します。どんな人間模様が展開しそうでしょう。M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』キャスト:上段左から)藤間爽子、林遣都、柄本時生下段左から)新名基浩、山崎一、佐藤直子今回登場するどの役もみんな何を考えているかわからないんです(笑)。山崎一さんは、『友達』(21年)という舞台でご一緒して、あんなに何を考えているかわからない怖い目はないと思って憧れたので、今回も怖くてしょうがないだろうなと思いますし、ほかの初共演の方々とのお芝居も本当に楽しみです。恐らく、欲望や執着心、謙虚でいるつもりで実は人に対して優位に立っていたい気持ち──わかりやすく今風に言うとマウントを取りたがる感じ──とか、人には言えないけど自分にもあると認めざるを得ない恥ずかしい部分が、どの人物にも出てきて、人間ってこういう弱くて滑稽な生き物だよなとひしひし伝わってくると思います。──演劇を続けてきて、今、舞台はご自身にとってどんな場所になっていますか。お芝居をするうえで自分が変化したり向上したりしていることを、最も実感できる場なのかなと思います。やればやるほど、お芝居の新しいスキルみたいなものを身につけることができますし、これは一生続けなければいけないことだと思っています。そして、観る側としても、舞台は絶対になくてはならないものだと思っていて。それこそ倉持さんの作品も、登場人物や物語の細かい説明がなくても、演じる側と観る側の想像力でどんどん作品の世界が広がっていく。そういう共有ができるのは、何とも言えない魅力的な空間だと思うんです。とくに今の時代は、想像する力が失われて、ちゃんと物事や人の本質を見ることができなくなっているんじゃないかとも思うので。想像力が衰えないようにそこに刺激を与えられる舞台は、大切にしていかなければいけないなと思います。今も焼き付いて忘れられない大竹しのぶさんの姿──舞台に立つ役者として、改めて目指したい像みたいなものも出てきましたか。自分の中では、『フェードル』(21年)という舞台でご一緒した大竹しのぶさんに強く影響を受けているところがあります。稽古での取り組み方はもちろんのこと、舞台上で見せる表情や目の輝きやすべてから、その役として生きていることが伝わってきて、そこまで役に作品にお芝居に身を捧げられたら、お客さんも心動かされて当然だ、と思わされたんです。あの時の大竹さんの姿は今も焼き付いて忘れられなくて。舞台に限らず、映画でもドラマでもどのジャンルにおいても、お芝居をするうえではそれが常に目指すべきところだろうなと思っています。今回もそこに近づけるように、日常を忘れる勢いで、自分の全部を注ぎ込んで舞台に立ちたいと思います。取材・文:大内弓子撮影:石阪大輔<公演情報>M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』作・演出:倉持裕出演:林遣都、藤間爽子、柄本時生、新名基浩、佐藤直子、山崎一【東京公演】2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)会場:本多劇場【愛知公演】2024年5月9日(木)会場:Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール【島根公演】2024年5月12日(日)会場:島根県民会館大ホール【富山公演】2024年5月15日(水)会場:富山県民会館ホール【大阪公演】5月18日(土)・19日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【仙台公演】2024年5月22日(水)会場:電力ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年04月03日俳優の林翔太と室龍太が27日、都内で行われたブロードウェイミュージカル『WHERE’S CHARLEY? チャーリーはどこだ!』稽古場取材に参加した。主演の林と共演の室らキャストが歌唱シーンの一部を公開。和気あいあいとした雰囲気をのぞかせた。1892年に初演された演劇『チャーリーの叔母』をもとに、アメリカの劇作家・ジョージ・アボットが書き上げた作品。世界中のミュージカルファンから愛される名作で、ビクトリア朝末期を舞台にした王道のロマンチック・ラブコメディー。好奇心旺盛なオックスフォード大学生の主人公・チャーリー・ウィカムを林、チャーリーのルームメイト、ジャック・チェス二-を室が演じる。この日は、林と蘭乃はなによるデュエットや室と敷村珠夕のダンスなどを披露。稽古が開始して1週間ほどだそうで、林は「経験したことのないくらい早いスピードなので頭の中がパンパンですが、絶対楽しい作品になると思うので楽しみにきていただきたいです」と自信を見せる。稽古には途中参加だという室は「正直に申し上げるのであれば、今なにをしているのかわかってないです」ととぼけつつ、「てんやわんやしています。みなさんに追いつくように頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします」とコメント。写真撮影から一同、カメラマンの声に笑顔で反応するなど、すっかり打ち解けた様子をのぞかせていた。このほか彩乃かなみ、福田転球、鈴木壮麻が登壇した。
2024年03月27日デモ環境を通じて実際に手を動かしながら、Googleタグマネージャーの基本操作を習得する実践的な講座デジタルマーケティングのコンサルティング・運用サービスを提供している「株式会社吉和の森」(本社:東京都港区 代表取締役:森 和吉)が、『初級Googleタグマネージャー講座』を2024年4月19日(金)13時~17時に開催します。 本講座では、座学だけではなく、デモ環境を通じて実際に手を動かしてもらいながら、Googleタグマネージャーの基本を習得する実践的な講座です。【講座開催】初級Googleタグマネージャー講座(4月19日(金)) : 初級Googleタグマネージャー講座とは本講座は、2022年6月に出版された『現場で使える Google タグマネージャー 実践入門(マイナビ出版)』の第1章〜第5章までの基本部分に準拠した講座です。ユニバーサルアナリティクスの計測停止に伴い、本格的にGoogleアナリティクス4への利用が進む中で、Googleタグマネージャーの利用が大きな注目を浴びています。本講座では、座学だけではなく、デモ環境を通じて実際に手を動かしてもらいながら、Googleタグマネージャーの基本を習得する実践的な講座です。皆さまのGoogleタグマネージャーの基礎学習をハンズオン形式でサポートします。まだGoogleタグマネージャーを利用したことがない方や、少しだけしか利用したことがない方は、ぜひご受講ください。Googleタグマネージャー使用時のGoogleアナリティクス4の重要ポイントについても学習します。対象者◆Googleタグマネージャーを一度も利用したことがない方◆『現場で使える Google タグマネージャー 実践入門』を読んだことがなく、Googleタグマネージャーの基本を学習したい方◆『現場で使える Google タグマネージャー 実践入門』を読んだことはあるが、第1章〜第5章(基本編)でわからない点が多かった方※受講にあたって、書籍の購入は必須ではありません。講座の目次◆第1章 GoogleタグマネージャーとはGoogleタグマネージャーの概要や利用するメリットについて学習します。◆第2章 GA4で抑えておきたいポイントイベントやパラメータなどGoogleタグマネージャーを利用するにあたって、抑えておきたいGA4のポイントを学習します。◆第3章 Googleタグマネージャーの導入Googleタグマネージャーの導入方法やアカウント・コンテナの概念を学習します。◆第4章 Googleタグマネージャーの基本操作Googleタグマネージャーの基本要素であるタグ・トリガー・変数などを学習します。◆第5章 現場で使える基本的な設定レシピGoogleタグマネージャーで幅広く利用できる実践的な設定を学習します。費用33,000円(税込) 以下のものを含みます。・テキスト・講座「銀行振込(前払い)」もしくはクレジットカード(Paypal)でのお支払いが可能です。お申し込みはこちらよりお願いいたします。※申込締切:4月16日(火)【講座開催】初級Googleタグマネージャー講座(4月19日(金)) : 講座日時リクエストについて受講について受講日時リクエストを受け付けております。ウェブ解析士講座(1日3時間程度)上級ウェブ解析士講座(2日各2時間程度)Googleアナリティクス講座(1日4時間程度)Googleタグマネージャー講座(1日4時間程度)初級SNSマネージャー養成講座(1日4時間程度)上級SNSマネージャー養成講座(2日各6時間程度)既存の開催スケジュールを見て日程の都合で受講を諦められている方にはオススメしております。「○月○日の○時からなら受講できます」とご連絡頂けましたら、可能な限り調整させていただきます。弊社の講座・試験受講者限定のご案内の為、お気軽に御相談下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月18日サイアンスアカデミーは、慶應義塾大学名誉教授・元環境情報学部長 冨田勝教授の人気講座「みらい教養講座」を、2024年3月27日(水)から一般向けにオンラインライブ配信いたします。高校生から社会人まで文系理系不問です。URL: 慶應大湘南藤沢キャンパス「個人のゲノム情報を調べて教育に活用する?」「未来のAIの実力と人間の役割とは?」そんな正解のない問題を、深く考え、議論し、自分の意見を主張するだけでなく、他人の意見にも耳を傾ける。ものごとを多方面からとらえ、教養を深めていくための授業です。延べ2万人の慶大生が履修した人気授業を、冨田教授の定年と名誉教授就任をきっかけに、一般向けにもオンラインライブ開講することになりました。高校生から社会人まで文系理系不問です。■「みらい教養講座」詳細第1回 AIの実力と人間の役割 3月27日(水)20:00 - 21:30AIを過小評価しても過大評価してもいけません。そもそもChatGPTはAIと言えるのでしょうか。人間にしか出来ないことは何か、人間としての価値はどこにあるのか。米国大学で10年以上AI研究をしてきた冨田教授と一緒に考えます。第1回 AIの実力第2回 ゲノム情報と生命倫理 4月10日(水)20:00 - 21:30ヒトの設計図であるゲノムを調べれば、その人の体質や性格、才能がある程度わかります。子供のゲノム情報を教育方針に活用することは許容されるべきでしょうか。医学博士でもある冨田教授と一緒に考えます。第2回 個人のゲノム情報第3回 これからのジェンダー論 4月24日(水)20:00 - 21:30人間の性別は、男性か女性かの二択と思われていたのですが、性的マイノリティの割合が10%という調査結果があります(LGBT総合研究所)。また生物科学的にも男と女を明確に定義することができない、ということをみんなで考えます。第3回 ジェンダーとは何か■プロフィール冨田勝(とみた まさる) 慶應義塾大学名誉教授・元環境情報学部長慶應大学工学部卒業後渡米。Carnegie Mellon University大学院でAIの研究に従事。Ph.D(1985)取得。CMUの助手、助教授、准教授歴任。1990年に帰国し、慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)開設と、日本初のAO入試の導入に関わった。また、2001年には山形県鶴岡市に慶應義塾大学先端生命科学研究所を開設し、22年間所長を務め、この間慶應鶴岡発ベンチャーを9社創業支援。近著に「脱優等生のススメ」(早川書房)、「みんなで考えるAIとバイオテクノロジーの未来社会」(かんき出版)。冨田勝 顔写真【冨田勝名誉教授のサイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月14日宇宙に興味を持った小学生に!宇宙について楽しく学ぶオンライン講座。「宇宙入門コース」無料体験講座を3月17日/31日に開催株式会社アストロコネクト(本社:神奈川県川崎市多摩区代表取締役:荒井大作、以下、アストロコネクト)は、小学生を対象にしたコース制のオンライン講座『オンラインジュニア宇宙クラブ』「宇宙入門コース」の無料体験講座を、3月17日(日)/31日(日)に開催いたします。【宇宙入門コース】無料体験講座申込ページ : 『オンラインジュニア宇宙クラブ』とは星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河など、天体のことから、宇宙開発までをクイズを通して学びます。宇宙に興味を持ち始めた方から、更に深く宇宙を知りたい小学生を対象にした講座です。講座の途中と最後に質問をする時間があります。手を挙げて、あるいはチャットで質問をして、その場で講師が解答します。より多くの子どもたちの質問に直接答えるために、講座参加人数を絞って開催しております。無料体験講座概要【無料体験講座★概要】開催日:2024年3月17日(日)・31日(日)開催場所:Zoom(オンライン)講座開催時間:15:00~15:30※各回30分(講座20分+質問時間10分)※講座の中で宇宙3択クイズに挑戦して頂きます※今回の講座テーマは「星座の世界」です※17日、31日共に同じ内容となります。各回定員:25名※ご兄弟、ご家族でご参加の場合でも、1名分のお申込みでご参加可能です。参加費:無料オンライン ジュニア宇宙クラブの特徴宇宙が好きな子どもたちのために「3つの場」を用意しました。講座だけではなく、クイズや体験を通して「考える」ことができる場各講座では、講師からの話を聞くだけではなく、オンラインプラネタリウムで星の動きを見たり、講座の内容にそった宇宙クイズに挑戦したり、講師からの質問に答えたり、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。「宇宙×○○」のような、さまざまな視点からの「宇宙」に出会える場惑星や銀河、ブラックホールなど天文学に関する講座から、宇宙開発、宇宙医療など、様々な視点からの宇宙に出会えます。また、実際に宇宙に関する事業を行っている社会人・大学生の話を聞く特別講座なども予定しております。安心して質問や話ができる場オンラインジュニア宇宙クラブに参加された方限定の「オンライン放課後スペース」それが『みんなの広場』です。ここでは、宇宙・天文に関する質問をしたり、宇宙に関する「テーマトーク」、講師が今まで取り組んできたことを聞いて見たりと、様々な話を、安心して、気兼ねなくすることのできる場です。各コースの特徴宇宙入門コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ星座や地球から見た星の動きから、惑星・太陽・月・天の川銀河について、宇宙のはじまりから宇宙開発まで、幅広い「宇宙」について、分かりやすい講座やクイズを通して知ることができます。宇宙探求コース「宇宙入門コース」ミッションバッジ各講座の内容に沿ったクイズに挑戦したり、講師からのテーマについて考えたりすることで、自分の好きな宇宙について、一緒に挑戦したり、考えたりすることができます。毎回テーマにあわせたワークショップを開催。テーマについて自分たちで考え、その内容を仲間の前で発表する場を設けることで、ジュニア宇宙クラブの想い子どもたちが安心して「宇宙が好き」だと言える場所を子どもたちが参加しているコミュニティは、学校やクラブ活動、習い事などがありますが、その多くは同じ地域・同じ世代で構成されています。その中では、自分の趣味や相性の良いコミュニティが、なかなか見つからないこともあります。特に「宇宙・天文・星空」などに興味・関心を持つ同世代に出会える場所は、現在でもとても少ないのが実情です。そこで子どもたちが、安心して「宇宙が好きです」と言える場を提供するために企画したのが「ジュニア宇宙クラブ」です。子どもたちの幸せのために「ジュニア宇宙クラブ」では、宇宙好きな同世代の子どもたちと出会えるだけでなく、宇宙・天文の専門家や宇宙を学ぶ大学生メンターなど、様々な方々に出会えることができます。宇宙は専門家でも、これからチャレンジすることばかりの世界です。大人も子どもも同じ場所から、同じ目線で、宇宙について語ることができる場を通して、子どもたちの視野が広がり、未来の選択肢が増える機会を提供します。オンライン ジュニア宇宙クラブ講座サイト◆オンラインジュニア宇宙クラブ講座TOP ◆宇宙入門コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ ◆宇宙探求コース(2024年4月~2024年8月)申込ページ 講師紹介荒井大作(あらいだいさく)株式会社アストロコネクト代表取締役オンラインプラネタリウム代表「オンラインプラネタリウム」や「オンラインジュニア宇宙クラブ」などを通して、特に子どもたに、宇宙や星空の楽しさを届けるための事業を生み出している。年間延べ3,000人近くの子どもたちへ講座を提供し、その分かりやすく楽しい講座は各賞を受賞するなど高評価を得ている。★受賞履歴・ストリートアカデミー:子育て・キッズ部門優秀講座賞2020、2021年受賞・キッズウィークエンド:2021スクール賞グランプリ、2022年先生部門準グランプリ株式会社アストロコネクト人は情報認識の8割を視覚に頼っていると言われています。そのため、「映像」というコンテンツはこれまでの間に飛躍的な進化を遂げました。その中でも「宇宙・天文」の分野は、多くの人に驚きと感動を与えるものだと考えております。多くの方に驚きと感動を与える「宇宙・天文」ですが、この分野に触れる機会は他の映像コンテンツと比べて少ないのが現状です。当社はこの現状を変えるために立ち上がり、「宇宙・天文」と「人」をつなぐことを使命としております。大人はもちろん、夢や希望にあふれた子どもたちのために、小さなことから一歩ずつ、「宇宙・天文」に関する事業を進めてまいります。会社概要社名:株式会社アストロコネクト所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-17-8 ESPOIR21 503代表取締役:荒井大作(あらいだいさく)創業:2019年9月公式URL: 事業内容1)「宇宙×エンターテインメント」事業2)「宇宙×教育」事業3)教材開発・機材開発・オリジナルグッズ企画/開発/販売4)デザイン事業5)オンラインライブ配信支援事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月13日独自の理論を用い「頭蓋骨から全身を整える」新たな技術を学ぶ養成講座株式会社文教センター(本社:東京都品川区、代表取締役:竹本 勝憲)は、セラピスト養成部門であるモビリティケア®︎アカデミーで新たな講座となる「モビリティケア®︎認定ヘッドセラピスト養成講座」2024年3月より開講する。現在開講記念として、期間限定の特別受講料にてヘッドセラピスト養成講座を受講できる特別キャンペーンを行う。ヘッドセラピスト養成講座モビリティケア®︎認定ヘッドセラピスト養成講座の特徴「モビリティケア®サロン」にて提供し、好評いただく「ヘッドセラピー」を基礎から学べる講座。実際に提供しているモビリティケア®サロンでは短時間でリラクゼーションのみならず、関節可動域の変化や痛み、不調の改善を実感される方が多い人気メニューとなっている。モビリティケア®アカデミーが独自に開発した「モビリティケア®」の要素を取り入れ、リラクゼーションサロンでの施術やご自身のセルフケアとして以下のポイントを学び、モビリティケア®︎認定ヘッドセラピストとして認定証を発行する。➀頭蓋骨のどこをどのように調整すれば、胸郭や背骨(頸椎・胸椎・腰椎・仙骨)、上腕・前腕・手首、腸骨や股関節、足首など様々な関節に作用させることができるかがわかり実践できるようになります。②頭蓋骨のそれぞれの骨及び骨間に対し、間違えてはならないベクトルを理解したセラピーを施すことができるようになります。※モビリティケア®ならではの万人共通の法則に加え、個別タイプを評価判定し、個々のタイプに応じたセラピー方向を決定した上で施術しています。特別キャンペーン2024年3月開催の4講座を特別価格で受講いただけます。通常価格:66,000円(税込)→特別価格:49,500円(税込)▪️申し込みリンク【NEW】ヘッドセラピスト養成講座 - 株式会社 文教センター : モビリティケア®︎認定ヘッドセラピスト養成講座日程①2024年3月 2日(土)担当:大崎定員6名10:00-17:00②2024年3月18日(月)担当:浅野定員6名10:00-17:00③2024年3月20日(水)担当:岸本定員6名10:00-17:00④2024年3月9日 (土)・10日(日) 担当:岸本定員6名15:00-18:002日間会場モビリティケア®︎恵比寿サロン〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目11−25 プラウド恵比寿ヒルサイドガーデンB1F頭から全身の調整をめざすアプローチセラピストが多く受講しているモビリティケア®とは生まれたばかりの赤ちゃんの動きは、「快」と「不快」を本能的に聞き分け、「快」を求めると同時に「不快」を無力化、すなわち取り除こうとする力によって構成されています。この「快」と「不快」を聞き分け、「快」を求めると同時に「不快」を無力化する動きを続けることで、自然に体幹(コア)が発育・発達し、立位立脚の動作へとつながっていきます。これを「先天的知性」と呼びます。モビリティケア® は、現代人が大人になって失いつつある「快」と「不快」を聞き分け、「快」を求めると同時に「不快」を無力化する力、赤ちゃんが発育・発達とともに身につけてきたカラダ本来の使い方、すなわち先天的知性を再開発する、まったく新しい動作正復法です。痛みや病気、障害の予防につなげるとともに、すべてのボディワークが効果的に作用する基礎を再構築します。自然治癒力というのも、本来、先天的知性が引き出している力なのです。モビリティケア®︎アカデミー 会社概要商号:株式会社文教センター代表者:代表取締役 竹本 勝憲本社所在地:〒142-0064 東京都品川区旗の台3-14-12事業内容:スポーツクラブ運営介護事業輸入代理店業務▼モビリティケア®️サロン ▼モビリティケア®サロンフランチャイズ本部 ▼木製ストレッチ器具「five」 ▼スポーツスパアスリエ 養成講座に関するお客様からのお問い合わせ先株式会社文教センターモビリティケア®アカデミー事業部電話 03-6417-9170 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月16日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が10日に自身のアメブロを更新。医師から勧められた検査を受けに病院へ足を運んだことを明かした。この日、武田は「PET検査」というタイトルでブログを更新し「茨城県つくばでPETがん検診」を受けに足を運んだことを報告。「年に一度健康診断を受けています」と明かしつつ「今年はドクターからPET検査を勧められました」と説明した。続けて「この歳になるとがんに罹患する仲間も多く予防で検査が大事ですね」とコメント。「結果は2週間後とのことでした」と自撮りショットを公開し、ブログを締めくくった。
2024年02月11日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が27日に自身のアメブロを更新。予防は大切だと思った人間ドックの結果を明かした。この日、武田は「茨城の病院で年に一度の人間ドックを受けてきました」と報告。「血液、尿、頭のCT 胸部レントゲン 前立腺、大腸・胃カメラ 心臓エコー 心電図チェックなど」と受けた検査について説明した。続けて「今年は大腸に小さなポリープが見つかって」と検査結果を明かし「切除してもらいました」と報告。最後に「ひどくなる前に予防や検査は大切ですね」と経口腸管洗浄剤の写真とともにつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月28日2P Gamesは、YiFang Studioが開発した中華風修仙農場シミュレーションゲーム『仙郷物語』の、正式版を本日2024年1月18日に発売しました。ゲームは日本語に対応しており、価格は1,990円で、初回特典として20%の割引が適用されます。本作には伐採収集、農耕釣り、修仙成長、人間関係の交流など、様々なプレイ要素が組み込まれています。プレイヤーは主人公の足跡に従い、独自の修仙種田生活を体験します。Steamストアページ: 『仙郷物語』のストーリーは修仙派門である歸雲派に設定されており、突然の災厄が門を襲い、派門全体が壊滅してしまいます。残されたのは大師兄とまだ師になっていない一群の弟子だけです。歸雲派の昔ながらの栄光を取り戻すため、あなたは鍬を取り、師兄たちと共にゼロから家と門を建て、仙法を修練し、未知の領域を探索し、不思議な修仙生活を送ります。1山門の完全な破壊に直面し、残された資源は山の麓にある一片の畑に限られています。やはり修仙者もお腹を満たす必要があり、あなたは畑の種植えから始め、資源を蓄積しなければなりません。修仙者として、仙法を駆使して農作業をより効果的に行えます。雷雲を呼び寄せて畑に水をまき、仙術を使って作物を迅速に成長させ、霊力で駆動する奇妙な装置を作って自動灌漑や生産を実現することができます。2畑を耕すだけでなく、釣り、草薬の収集、木の伐採、鉱石の採掘、料理、丹薬の調合など、さまざまな活動に参加できます。これらの労働を通じて修行を積み重ね、より高い修仙の段階に進化し、強力な功法を修練することができます。3本作はさまざまな秘境が存在し、それを深く探索して仙剣を使って妖獣を討ち果たし、派門の建設に利用するための天地の宝を収集できます。4修行の合間に、仲間の師兄弟たちがさまざまな援助を提供してくれます。彼らの協力を得て、家を拡張し、さまざまな装飾品を作り、自分の好みで家と畑を自由に飾ることができます。5さらに、同門メンバーは独自の生活様式を持っており、日の出から活動を始め、日没まで休息します。彼らとおしゃべりし、プレゼントを贈り、湖の中心の小島で共に宴会を楽しむことができます。同時に、彼らを家に招待して、多彩な修仙生活を共に体験することもできます。6■『仙郷物語』について『仙郷物語』は、仙術の修行、農業シミュレーション、宗派の建設、人間関係など、多岐にわたる要素を含んだスローライフゲームです。どんな修仙生活を送りたいかは、すべてあなたの選択次第です。■『仙郷物語』の特徴・中華ファンタジー世界:本作は中華ファンタジー世界が舞台で、プレイヤーは不老不死を求める宗派の一員として、宗派と村の拡大を目指して冒険します。・仙法農耕:仙術と法具を使って畑を開墾し、作物を灌漑します。陰晴雨雪、四季の変化の中で、自分だけの霊田を経営しましょう。・仙境探索:10以上の異なる秘境があり、各秘境から必要なクラフトアイテムを見つけるためには、異なる能力を習得する必要があります。・仙友交流:宗派内の兄弟姉妹はそれぞれ異なる性格や趣味を持ち、修仙に対する理解と追求もバラバラです。彼らと同門の友情を築き、好きな人と一緒に山の日夜や四季の変化を共有しましょう。■パブリッシャー「2P Games」について「2P Games」は、中国に拠点を置いた、PC・コンソール向けの高品質インディゲームパブリッシャーです。2019年に、プロデューサー及び運営チーム、データエンジニアや大手イラストレーター、沢山のユーチューバー達と結成し、ゲーム業界で20年以上の経験を持つ熟練メンバーと、経験豊富な20代若手社員の会社です。パブリッシャーとして世界の開発者と協力し、ユーザーの皆さんへ「楽しいゲーム体験」を提供すると共に、ユーザーの声を正直に受け取り、開発チームへフィードバックして、よりハイクオリティなゲームを作る事が私たちの使命です。「2P Games」は、パブリッシャーとして、そして1人のゲーマーとして、心から決めたゲームをユーザーの皆さんへお届けいたします。さぁ一緒に、「2P Games」と冒険へ旅立ちましょう!■ゲームに関する情報タイトル :仙郷物語ジャンル :農場シミュレーション、RPGプラットフォーム:Steam発売日 :2024年1月18日対応言語 :日本語、中国語(簡体字)、英語価格 :1,990円(税込)デベロッパー :YiFang Studioパブリッシャー :2P Gamesコピーライト :Copyright (C) 2022 - 2024 YiFang Studio. All Rights Reserved. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が6日に自身のアメブロを更新。兄家族が帰省中に地震に見舞われたことを明かした。この日、武田は「今年初めて地元浜松にお墓参りしてきました」と切り出し「兄家族が石川県七尾の実家に帰省中に能登半島地震に遭遇」したことを報告。「幸い無事でした」と述べ「山に避難して車中泊して帰京したとのこと」と地震に見舞われた際の兄家族の様子を説明し「無事のお礼と家族の健康をご先祖様に祈願してきました」とつづった。続けて「今週からサッカー教室や仕事が始まります」と自身の予定を明かし「一日も早い地震の収束と復興を心からお祈りしております」とコメント。「人生はいつどこで何があるかわかりません」と述べ「時間を大切に後悔しないように頑張ります」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月07日JAグループ(JA全農 JA共済連 農林中央金庫 JA全中)は、2023年12月13日、公式YouTube「JAグループ」チャンネルで、予備校講師・タレントの林修さんと女優の高橋ひかるさんが出演する「国産DAY」関連動画の視聴回数が公開より5か月間で1,800万回再生されたことを報告致します。※高橋ひかるさんの「高」は、はしご高(はしごたか)が正式表記。1その内訳としては、日本の食や農業の現状についてを、クイズ形式で楽しく学ぶことを目的に、林修さんに似ている謎のキャラクター「もやしおさむ」先生(声:林修さん)が、高橋ひかるさんと子どもたちに授業する様子を、全7話のWEBムービー「国産DAY TV」として公開。累計視聴回数が700万回再生を超えるなど、多くの方に高い関心をいただいております。さらに、日曜日は国産の食材を積極的に食卓に取り入れるという新習慣「国産DAY」をアピールするTVCMは1,100万回再生を超え、国産の食材を食卓に取り入れるきっかけへと繋がっています。<TVCM「はじめよう、国産DAY!」15秒ver.> <WEBムービー 第一話「国産DAY はじまる!」> 【WEBムービー「国産DAY TV」について】公式YouTube「JAグループ」チャンネルで7月21日(金)より、全7話を順次公開していきました。日本の食や農業の現状について、視聴者が楽しく学べるコンテンツを順次配信してきました。第一話「国産DAY はじまる!」2第二話「アゲていこう!食料自給率」3第三話「育てた人の想いを買おう!」4第四話「その食べものには顔がある!」5第五話「いつもこころに農業を!」6第六話「買う人が育てる品質!」7第七話「みらいのタネをいま植えよう!」8■食と農業に取り巻く課題を動画で解説第1話から第3話では、日本の食と農業を取り巻く様々な課題について解説しています。「国産DAY」とは何か。日本の食料自給率はどうなっているのか。また国際情勢の緊迫化で様々な物資が値上がりしていますが、農業に与える影響はどうなのか。日本の食と農業の現状をみんなで一緒に考えるきっかけを紹介する内容になっています。<WEB動画 URL>第一話「国産DAY はじまる!」 第二話「アゲていこう!食料自給率」 第三話「育てた人の想いを買おう!」 ■食の未来につながる行動を動画で解説第4話から第7話では、食料を生産地から食卓まで届ける際の環境負荷に着目した「フード・マイレージ」、家庭菜園などの自身で農作物を育てる活動、そして安全安心な食料の生産にむけた生産者の取り組みや努力など、日本の食と農業の未来について、みんなで一緒に考える内容になっています。<WEB動画 URL>第四話「その食べものには顔がある!」 第五話「いつもこころに農業を!」 第六話「買う人が育てる品質!」 第七話「みらいのタネをいま植えよう!」 【TVCMについて】林修さんと高橋ひかるさんがCM初共演となるTVCMをWEBにて公開中。「国産DAY」の目的について、林さんと高橋さんが解説。高橋さんがスーパーマーケットで買い物をする貴重な姿やお二人の掛け合いにご注目ください。再生回数1,000万回突破動画<TVCM「はじめよう、国産DAY!」15秒ver. YouTube URL> <15秒ver. キャプチャ・詳細>91011121314【「国産DAY」について】JAグループが掲げている「国消国産(こくしょうこくさん)」とは、「私たちの国で消費する食べものは、できるだけこの国で生産する」という考え方。全ての食料を国内で生産することは現実的ではありませんが、現在、日本の食料自給率は38%で依然低い水準にとどまっています。農業生産基盤の弱体化、日本を含む世界規模での自然災害発生、世界の人口増加による需給ひっ迫など、私たちの食を取り巻くリスクは年々高まっています。「国消国産」の考え方やそれに基づく取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にもつながるものです。「国消国産」の一環として日曜日を「国産(SUN)DAY」と称し、日曜日は国産の食材を積極的に食卓に取り入れるという行動変容のきっかけづくりを提案します。国産の食材をおいしく食べることが日本の農業の未来へとつながります。特設サイトでは、林修さん・高橋ひかるさんが出演するTVCMとWEB動画、メイキング・インタビュー動画など、様々なコンテンツを公開しています。<「国産DAY」キャンペーン 特設サイト URL> 15 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月14日東京都では、気候危機への対応だけでなく、中長期的なエネルギーの安定確保につなげる観点から、電力を「(H)へらす・(T)つくる・(T)ためる」=「HTT」をキーワードに、脱炭素化と電力確保の取り組みを進めています。11月 20日(月曜日)からは、タレントの林修さんとタレントのモモコグミカンパニーさんが出演する TV-CM『小さなことからHTT篇』の放映を開始しました。あわせて、東京都公式動画チャンネルおよび東京都公式YouTubeでも、TV-CMを公開しています。小さな林修さんが電力の使用を減らす小技を伝授!本TV-CMでは、この「HTT」をキーワードとして、各家庭で実践できる小さなアクションが冬の節電対策に繋がることを周知し、冬の節電に向けて各家庭でできるアクションの実行を促していきます。寒い冬の日、モモコグミカンパニーさんが部屋の温度を上げようとすると、「HTT は小さなことから始めましょう!」と小さくなった林修さんが登場。小さな林修さんは、HTTと書かれた指し棒を使いながら空調のフィルター掃除が暖房の効果を高めるとモモコグミカンパニーさんに教えます。その他にも、暖房効率を高める小技を伝授。CMを見てすぐに実行できる小技が紹介されているので、一見の価値ありです。林修さんが語るHTT「こまめな温度調節が大切」林修さんは、これまで一年中、半袖短パンで過ごしていたそう。冬でも暖房で温度管理をして同じ格好をしていましたが、最近は長袖長ズボンを用意して、暖房の温度を下げることに成功したそうです。一方で、「女性は冷え性の方もいらっしゃるので、暖房を控えめにする場合も、くれぐれも体調と合わせて行っていただくのが良いと思います」と、気づかいの言葉もかけてくれました。■CM概要 タイトル: 『小さなことからHTT篇』 (15 秒/30 秒)出演者: 林修(はやし・おさむ)、モモコグミカンパニー ※敬称略放映開始日: 2023年11月20日(月曜日)~放映エリア: 一都六県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県)WEB 上での公開先:東京動画(東京都公式動画チャンネル)、東京都公式 YouTubeただでさえ料金が値上がりし、電気代が家計を圧迫する冬。簡単で誰でもできるHTTで、賢く無理なく電気代を節約しましょう。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典元:プレスリリース
2023年11月22日更年期は正しい知識とセルフケアを株式会社ジャングル・ジャパンは、オンライン講座【更年期の学び~女性ホルモンとの向き合い方】を10月5日(木)に開講する。医療的な知見のレクチャーと、心と体に寄り添うワークショップをセットにして、更年期世代に向けて学びの場を提供する。同社は、更年期世代のための情報発信コミュニティ「うるん」を運営。「うるん」では、女性が楽しく明るく更年期を過ごすための情報をエビデンスや専門家を交え発信している。対話&実践形式で進めるオンライン講座講座は、正しい医療情報とセルフケアを体系的に学んで、美意識の高いライフスタイルとして実践する内容となっている。現役の3名の女医をファシリテーターに、美容・食・運動の分野のエキスパートをゲストに迎えてオンラインセミナー(ZOOM)を開催する。アーカイブ配信も予定している。講座は、オンライン配信全7回とスペシャルイベント1回の構成。開催日は、10月5・19、11月2・16・23・30、12月7・21日(すべて木曜日)。時間は、21時~22時30分。11月23日(木祝)は、リアルイベントを開催。講座では、更年期の基礎知識・症状の具体例と対処法・漢方薬・美容・食事・運動方法等を学ぶ。女性が抱えるさまざまな疑問を解消できるように、医療的なエビデンスと専門家の意見を交えながら更年期を考える。参加費は、88,000円(消費税込み)。定員は、最大50名。受講の申し込みは、社会問題と向き合う人のクラウドファンディングプラットフォーム「GoodMorning」by CAMPFIREにて。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社ジャングル・ジャパン※【女医、専門家が監修】我慢しがちな悩める更年期世代に学びと共有の場を作ります
2023年09月26日林技研株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:林 基弘)は、2023年9月7日より、腎ケアをサポートする天然由来のサプリメント『PREMIUMイヌトウキ』がわずか、販売開始半年で「品質と安全性」に優れ安心して使用することができる基準作りを目的とした制度「日本成人病予防協会推奨品」として認定されましたので、下記のとおりお知らせいたします。認定時での佐野理事長と林代表日本成人病予防協会承認品マーク■背景現在日本において、慢性腎臓病(CKD)は約1,330万人。成人の8人に1人が罹患しているといわれ、新たな国民病といわれております。腎臓の機能が低下すると、体内に有害な老廃物が溜まることで様々な健康リスクが発生します。2023年3月に発売した「PREMIUMイヌトウキ」は、健康な腎ケアをサポートするサプリメントです。開発者の林 基弘(当社社長)は、自身が30ケ月で健康な腎ケアができるようになった経験から、本製品の開発に着手。8年間の開発期間と3年間の試験期間を経て開発され、一般市場向けに販売を開始した商品です。PREMIUMイヌトウキ商品写真1PREMIUMイヌトウキ商品写真2【日本成人病予防協会推奨認定制度について】「推奨選定制度」は「医学団体 日本成人病予防協会」が、国民の健康維持増進に欠かせない健康管理に関する商品やサービスに対し、各分野の専門家による厳格な審査を行い「品質と安全性」に優れ消費者が安心して使用することができる基準作りを目的とした制度です。■『PREMIUMイヌトウキ』概要開発までには多くの困難があり、絶滅危惧II類であるこの植物を、5年間根腐れさせず花も咲かせずに大量に生産することは、困難の連続でした。天然由来の成分は恩恵を感じるまでに相当な時間を要するものですが、早くしすぎると健康上の影響が出る恐れもあり、それらの安全性を確認するため、様々な試験を重ねてきました。最終的に「南米産のマカ」を配合した『PREMIUMイヌトウキ』の開発と適正摂取量の計算方法の数式化に成功。これにより、多くの現代人が抱えている「疲れ」「むくみ」「だるさ」「太りやすさ」など、健康上の悩みの原因と言われている「腎機能の低下」をサポートする商品が完成しました。その後の活動は以下の通りです。2021年4月 PREMIUMイヌトウキの完成2022年11月 第29回日本未病学会学術総会(於:順天堂医科大学)にて「論文および商品」の展示2023年3月 全国通販事業の開始2023年4月 放送の某局の朝ドラでの採用(当社サンプル植物の提供)2023年5月 「ビューティーワールド ジャパン 東京2023」での出展2023年9月 日本成人病予防協会推奨品に認定現在年間2,000袋を超える商品として成長を続けており、今後はその重要性の認知向上に伴い、さらに需要が高まると考えております。今後の課題は、原料の量産が難しく、現状生産能力が50,000袋しかないことです。PREMIUMイヌトウキ商品写真3■商品概要商品名 : PREMIUMイヌトウキ内容量 : 180粒(0.25g/1粒)1日の摂取量: 6~24粒/1日(標準摂取量は12~15粒/1日)主な成分 : 国産イヌトウキ(5年根)1500mg+南米産マカ1500mg(12粒中)価格 : 16,200円(税込):1袋の場合サイズ : タテ200mm×ヨコ120mm (チャック付き 乾燥剤入り)URL :<PREMIUMイヌトウキ> <PREMIUMイヌトウキ通販サイト「Ulyssesオンラインショップ」> <PREMIUMイヌトウキ楽天市場「美と健康のお店HanaUly」> 『林技研株式会社:PREMIUMイヌトウキが日本成人病予防協会承認品に認定』公式動画(制作:日本成人病予防協会) 日本成人病予防協会制作YouTube■会社概要商号 : 林技研株式会社代表者 : 代表取締役 林 基弘所在地 : 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-3-21 明治通りビル606号室設立 : 2010年10月事業内容: 療術業、サプリメント販売業、建設業資本金 : 500万円URL : カイロサロンUlyseeed東京本院 カイロサロンUlyseeed大阪分院 林技研株式会社「内装工事のプロ集団」 【本商品に関するお客様からのお問い合わせ先】林技研株式会社(カイロサロンUlyseeed東京本院)Tel:03-6233-8370 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月26日竹内まりや「September」、松原みき「真夜中のドア 〜stay with me」と言えば、シティポップ・ブームを代表する2曲だ。これらを作曲/編曲したのが、林哲司。今年、活動50周年を迎え、11月5日(日) には『ザ・シティポップ・クロニクル 林哲司の世界』と題したコンサートを開催する彼に、自身が体現してきたポップスの魔法について、そのキャリアを通して語ってもらった。自分のメロディは海外で通用するか?――70年代半ば――2008年の35周年の時にも東京国際フォーラムで大規模な記念コンサートが開催されましたが、今回の『ザ・シティポップ・クロニクル 林哲司の世界』と題された、11月5日(日) に行われるコンサートはまた違う趣旨になるのでしょうか?その違いを一言で表現するなら、今回は作品が主役です。35周年の時は、作曲家・林哲司としてステージを演出して行ったんですけど、今回ほど多くのアーティストの方が参加したというわけではありませんでした。竹内まりやさんが出演してくださったという大きなサプライズはあったのですが。ただ今回は、作品にスポットが当てられ、それらによって作曲家・林哲司像が浮かび上がってくればいいと思っています。最終的に総勢が何人になるかはまだわかりませんが、多くの錚々たるアーティストの方々をお迎えして自分の作品を中心にしたコンサートになる、というのは間違いありませんね。――2008年から15年のタームで言えば、シティポップ・ブームというのが海外を含めて盛り上がりを見せました。当然、林さんの手掛けた多くの作品も話題となりましたが、そのことが今回のコンサートに影響していることはありますか?いや、シティポップ・ブームというものがこちらからすれば降って湧いたようなものだったので(笑)、周りがどう考えているかはわかりませんが、それが直接今回のコンサートに影響をしているということはないですね。5年くらい前から自分自身の作品を中心とした「Song File Live」というライブを展開していて、で、コロナがあって、その活動もちょっと考えなきゃいけないなって思っていた時期にシティポップ・ブームというのが起こって、「立ち止まるな!」と背中を押されたという側面はありました。だから、50周年にたどり着くなかで、「継続は力なり」じゃないですけど、ご褒美をもらったような意識なんですよね。それが一番正直な気持ちです。特にコロナの時期だったわけで、そういう閉塞感の漂う時に、松原みきさんの「真夜中のドア 〜stay with me」を筆頭に、僕の作品を世界中の人が一瞬でも楽しんでくれたというのは、作曲家冥利に尽きるなっていう思いはありますね。――この50年のなかで、世界に意識を向けて活動することはあったのでしょうか?実を言うと、海外向けの作品を何曲か作って、当時のパシフィック音楽出版(現フジパシフィックミュージック)の朝妻一郎さん(現会長)たちがそれらをプロモーションしてくれたんです。そのうちの1曲が、77年にイギリスのバンド・Jigsaw(ジグソー)の「If I Have To Go Away」(邦題:君にさようなら)としてリリースされて、全米、全英チャートにランクインしたんですよ。――それはすごいことですね、70年代という時代を考えると。自分でもそう思ったんですけど、意外と騒いでくれなくて(笑)。そこにはふたつの考え方があって、日本の作家であれどこの作家であれ、向こうが作品として自然体で受け取ってくれたっていう解釈があるじゃないですか。一方で、自分として捉えなきゃいけないのは、海外でのチャートインっていう結果は名誉ではあるんですけど、それが日本できちんと評価されないっていう事実は、自分が作曲家として、多くの皆さんに聴いてもらえるようなヒット曲がなく、認識されていないっていうことの裏付けだということがわかったんですよね。要するにそのふたつの考え方っていうのは人生の大きな分かれ道でもあるわけですよね。その時に奮起して海外に飛び出していれば、もしかしたらワールドワイドなヒット曲を出せていたかもしれない。でも実際は、日本でまだ1枚のヒット曲も出していないという一抹の寂しさを感じて日本でがんばることを選んだから、80年代に多くのヒット曲を出すことができたんだって考えることもできますよね。結果的には悔いは全然ないし、これが自分の道だったのかなって思います。――海外か国内か、という若い時点での分かれ道の選択は、そんなに悩まなかったんですか?難しいんですけど、例えば今だったら海外ってもっと身近な存在ですよね。でも70年代に海外に出るっていうと、今生の別れじゃないですけど家族みんなが羽田に見送りに行くような時代なんですよ(笑)。だから相当な決意がないと出てはいけないわけです。その時の自分にその覚悟があったかと言えば、正直なかったですね。――「If I Have To Go Away」が全米と全英のチャートにランクインしたという結果は、ご自身のメロディが海外に認められたというひとつの重要な指標にはなりますよね。それは自信になったのではないですか?そうですね。そういう意味では実はその前にもうひとつのエピソードがあって。70年代半ばくらいは日本のアーティストが海外でレコーディングするっていうのが流行っていた時期だったんですよ。ちょうどその頃に小椋佳さんのレコーディングがLAであって、僕もついていくことになったんです。で、みんながスタジオワークをしている時に、僕はその合間を縫ってLAで紹介してもらった音楽出版社に自分の曲を売り込んだわけです。一応紹介状は持っているので会ってはくれるんですけど、まあはっきり言ってかなり上から目線なわけですよ。日本の作曲家が何しに来たんだ?っていうような感じで。それであるプロデューサーのオフィスへ行ったら、机に足を投げ出したまま、「とりあえず聴かせろよ」って言うんです。それで曲をかけて――そのデモは亀渕友香さんが歌ってくれてたんですけど――サビあたりまで来た時に、立ち上がって「グレイト!」って言ってくれたんですよ。その瞬間に、「あ、これは通用する」っていう確信は持ちましたよね。そのことがあってからのジグソーだったので、メロディはいけるんだなと。――時が経って、そのことを証明しましたよね。シティポップ・ブームで。本当に、人間の一生ってどこでどんなふうになるかはわからないですよね。新しい音楽へのチャレンジ――70年代後半――欧米のポップスをもとにした新しい邦楽を作るというトライは、70年代の半ばくらいの時期はやはりいろいろと難しい側面があったのでしょうか?例えば、理想の歌手がいないとか、音楽産業自体の構造的問題とか。これも、自分の50年を振り返った時に感じたことではあるんですけど、アーティストとしてデビューしたのに、どうしてアーティストとしてやっていかなかったのか?っていうことがあるんです。おそらくアーティストとしてやっていくっていうことは、アーティストとしての覚悟が必要なんですよね。それははっきり言えば、ひもじくとも信念を貫き通すというか。今でもアーティスト活動だけで食べていくというのは、また新たな局面に入っての難しさもあると思うんですけど、そこは僕の若い頃も同じで、いくらライブのステージをやったとしてもなかなかそれだけで食べていけるようにはならないんですよね。それで僕は、たまたま曲を作ったりアレンジしたりということができたがために、そっちの方でなんとか音楽の世界にしがみつくことができたんです。特にアレンジは、言ってしまえば曲に着せる大切な洋服のようなものですから、そこが唯一当時の若い人間が任せてもらえる場所だったんです。アーティストになりたかった自分が、決して望むような方向ではなかったけれど、それを月に何本かやれば、とりあえず音楽で食べていける。だからどんどんそっちの方向に向かっていくことになるわけです。79年に竹内まりやさんの「September」と松原みきさんの「真夜中のドア 〜stay with me」がリリースされて、ようやく自分の音楽が作曲という形になったわけですけど、なのでそれまではアレンジャーとして音楽の現場でいろいろと学ばせてもらったという感じですね。こうやって振り返ってみても、絶対に作曲家になりたくてなったわけではなかったんですけど、自分の歩みとしては必然的なものだったのかなという気がしますね。結果として導かれてしまったというかね。――竹内まりやさんや松原みきさんは、それまでの歌手と何が一番違ったんですか?それまではポップスを歌う歌手が、ポップスで育った歌手ではなかったんですね。ジャズを歌っている傍らで歌謡曲やポップス歌謡をやっているとかっていう歌い手さんは何人かいたんです。だけど純然とポップスで育ってきた歌手というのはいなくて、僕の仲間では大橋純子さんが最初でした。その後に竹内まりやさんや松原みきさんが出てくることになるんです。大橋さんで自作のヒットは出せなかったんですけど、僕としては現場も含めてそこで経験できたことが土台となって、少しずつ新進作曲家として林哲司という名前と存在が業界の中で広がっていったんですよね。――一方で、ユーミンさんをはじめ、シンガーソングライターやバンドにも“ニューミュージック”という流れが当時はありましたよね。だから今シティポップと呼ばれる音楽は本当にたくさんの人たちが作ってきたものなんですよね。当時その中で、職業作曲家として新しいポップスを提供する人っていうのはなかなかいなくて、僕も含めて僕の周りで数人くらいでした。基本的にそうしたポップスは自分で作って自分で歌うスタイルの人たちのものっていう認識が世間にはあったと思います。要するに、提供する側も受け取る側も新しい音楽を求める状況が出来上がってきていた中で、竹内まりやさんや松原みきさんがシンガーとして登場し、そこに作曲家として僕がいたっていうことで、そうやって見てみると時代の流れも大きく関係していますよね。――なるほど。確かに79年を軸に一気に音楽を取り巻く環境も変化していきますよね。渋谷の宇田川町にタワーレコードができたり(※81年、大量の輸入盤を扱った初の大規模店舗がオープン)、そういったことも大きかったですよね。それまで何カ月も待たなければ聴けなかった洋盤がリアルタイムで手に入れられるようになった。それと、雑誌『POPEYE』が創刊(76年)されてアメリカ西海岸を中心としたユースカルチャーへの憧れというものが日本の若者たちの間で広がっていったんですよね。それまでのフォーク的な――もちろんフォークもアメリカにルーツを発するものではあるけど――ものとは違う、都会やリゾートを感じさせるような文化が受け入れられて、そこに似合う音楽が好まれるようになっていった。ユーミンはその代表的なものですよね。ちょっと手を伸ばせば届くような憧れをうまく歌にした。さらに社会的な背景を言えば、渋谷パルコ(73年)ができて、それまで何もなかった坂道を公園通りとかスペイン坂というふうに命名して都市そのものをポップなものにしていったんですよね。そこに糸井重里さんとか当時の最先端をいくクリエイターの方達が関わってCMやキャッチコピーを作ることによってイメージが一気に広まっていった。――つまりサブカルチャーの中心地が渋谷になることが当時のポップスのムーブメントを作り、そして90年代以降にもつながる音楽カルチャーの原点になっていったと。とても興味深い話です。だから“渋谷系”というのは、もちろん90年代のムーブメントを指す言葉だと思うのですが、その端緒はもっと前にあった、ということが言えるのかもしれませんね。――そうした時代の変化のなかで林さんが目指していた“新しい音楽”というのはどのようなものだったのでしょうか?明確にここを目指す、というようなものはありませんでした。ただ、自分のやりたいものが洋楽の影響を受けた音楽的知識とか雰囲気とか、そういうものをふんだんに盛り込んだメロディやサウンドというものであることは絶対でした。逆に言うと、結局歌に日本語が乗るのに、なぜ日本の曲をベースにして作らなかったのかと。日本の歌謡曲を否定するわけではないんですけど、単純に洋楽の方が音楽的に面白かったんですよ。いろんな音楽的要素が含まれていて、サウンドも新鮮で。ある種の様式美というか型にはまった日本の歌謡曲よりも――もちろんそれはそれの良さがあるんですけど――洋楽を聴いた時に受ける、こんなコード進行があるんだ、とか、こんなサウンドアプローチがあるんだっていう驚きの方が僕にとっては面白かったんです。そうやって学んだものがどんどん自分の中に蓄積されて、そうするとアウトプットしたくなる――それが作曲の一番の楽しみだったんですよね。そしてそうやってできた曲が、日本のトラッドな音楽の中で、どういうふうに浸透していくのか、または浸透させるのかっていうことがチャレンジとしてはありました。そういったことにチャレンジできた面白い時代に音楽を始められたのはよかったですね。名実ともにナンバー1の作曲家へ――1984――70年代から80年代への橋渡し的作品、あるいは80年代の幕開け的作品のひとつとして重要な意味を持つのが、林さんの3rdアルバム『SUMMER WINE』だと思います。同時代に勃興したアメリカのAORとかなり共鳴している作品ですよね。AORというものがなかったら、自分が作品を発表するアイデンティティーみたいなものがもっと明確ではなかったような気がするんですよね。確かにこの作品で自分が目指すべきサウンドの方向性というのは定まったと思います。けれどじゃあ、それはそのままアメリカのAORをやることなのかと言ったら、いくらそのつもりでやっていても、そうはならない――だけどその、“そうはならない”という部分に日本的なポップスのオリジナリティが含まれているということなんですよね。当時は単純に、「なんでだろう?」っていう疑問としてあったのものが、後々分析していくことで気づくんですけどね。つまりそれっていうのは何なのか。日本人の持つ細やかさとか哀愁感とか、そういうものはアメリカのドライな感覚を持っている表現の仕方とは自ずと違ってくるんですよね。――林さんの初期の音楽活動は、いわばドメスティックなものとの闘いだったと思うんです。これまでの歌謡曲にはない洋楽的なポップスを日本の音楽シーンの中に打ち立てようとする。しかし、そうやってドメスティックなものと闘っているうちに、自分でも気づかないドメスティックな要素がオリジナリティの最後のピースとして加わるというのは、まさに日本製のポップスの完成過程を表現しているようですね。そこは不思議なんですよね、本当に。さらに時を経て、サブスクが当たり前の聴き方として普及したことによって、少なくとも僕がそうやってトライしながら作ったポップスが“シティポップ”という日本の音楽として世界中で聴かれるようになるなんて。これは正直に言いますけど、自分がヒットチューンを書けるようになってきた一番のポイントは、ドメスティックを意識する、ということだったんですよ。杉山清貴&オメガトライブ(※’83年に1stシングル『SUMMER SUSPICION』をリリース)とか、杏里の「悲しみがとまらない」(83年)とか、あのあたりからですね。日本的な感覚に同調していく書き方というものを――具体的に言ったらコード進行とかメロディの取り方とかになるんですけど――完璧に英語がはまる洋楽的なものからちょっとシフトしたんですよね。例えて言えば、太平洋のど真ん中をアメリカに向けて進んでいた船を少し日本に向けて舵を切る、というような感覚でした(笑)。それが日本の80年代という時代感覚に見事にミートしましたよね。――1984年は、9月にリリースした菊池桃子さんの1stアルバム『OCEAN SIDE』、そして翌10月にリリースした原田知世さんのシングル「天国にいちばん近い島」で1位を獲得。この年の「作曲家年間売上1位」となりました。林さんにとって84年というのはどういう年でしたか?ジョージ・オーウェルや村上春樹さんではありませんが(笑)、僕にとって「1984」というのは本当に重要な年なんですよ。プライベートでは子供ができたというのもありましたし、父親が倒れたこともあって、自分がその中間にいると、未来と過去の間にいるような不思議な気持ちになって過ごした年でもありましたしね。なおかつ、作曲家として初めてチャート1位を取れた年でしたから。――しかもアーティストへの楽曲提供だけではなく、映画やアニメのお仕事も同時にされていましたよね。これは今、自分の作品集を出して一番アピールしなければいけないことだと思うんですけど、歌曲でヒットを出すヒットメーカーではない部分での表現者としての活動を見てもらいたいなという部分がありますね。シティポップの作曲家だけではないというところがわかっていただけたらうれしいですね(笑)。シティポップを超えて――現在――杉山清貴&オメガトライブではプロジェクトの重要な担い手として、菊池桃子さんではサウンドプロデューサーとして、その前後でそれまでの作曲家としてだけではないアーティストとの向き合い方になりましたよね。これも海外のプロデューサーたちの、いろんな作家の作品を束ねてひとりのアーティストを浮き彫りにするというプロデュース手法に興味を持って、作品を提供することとはまた違う見地で面白いなと思ってたんですよね。それでトライしたのが伊東ゆかりさんのアルバム『MISTY HOUR』(82年)や国分友里恵さんのアルバム『Relief 72 Hours』(83年)でした。ゆかりさんの場合だとキャリアがものすごくある方ですから、サウンドや作品によって今までとどういった違う見せ方をするかとか、国分友里恵さんの場合はデビューでしたから、どういうポジションで送り出すかということを考えました。そのためには自分の信頼している作家に曲をお願いして、ゆかりさんには竹内まりやさんやEPOさん、かまやつひろしさんに書いてもらったり、そういう人たちの作品を集めて、そこにないものを後から自分が提供してアルバム1枚を作り込むというやり方をやらせてもらいました。とても楽しかったですね。――創作やプロデュースに対する結果というのは、もちろんヒットということと、それと自分の中の満足度というか基準値をどれほど満たしたのか、という点もあるかと思います。林さんの考える“結果”は、その両方をクリアすることになるのでしょうか?どちらかだけではダメ?ダメですね。もうひとつあって、それがいい作品という評価を得て、自分でも納得したものであって、次にそれをどう仕掛けていくか、ということもプロデュースワークの重要な要素なんです。ミュージシャンがプロデュースする場合は、前者だけで済んでしまうんです。だけど本当の仕事っていうのは、曲ができた後に、皆さんにどうやって聴いてもらうかっていうこと、そこが考えられるかどうかなんですよ。例えばチラシ1枚のデザインから、タイアップの持って行き方まで。具体的に自分が動かないまでも、レコードメーカーの担当者と話せるかどうかっていうのはとても重要なことで、最終的にはイメージした道筋に沿ってヒットするということができれば最高ですよね。みんなが幸せになれますから。そのためには、普段どれだけ意識して本を読んでいるかとか、美術館に行っているか、映画を見ているか、あるいは女性誌を積極的に読んでいるかとか(笑)、そういうことの積み重ねの先にプロデュースワークっていうのはあるんですよね。――最後に作詞家との関係をお聞きしたいのですが、邦楽では特に歌詞の占めるウェイトは大きいと思います。そこは作曲家としてどれほど意識するものなのでしょうか?例えば「真夜中のドア 〜stay with me」を世界の人が聴いて、その歌詞の意味を正確に理解している人はそういないじゃないですか。だからと言って歌詞がいらないかと言ったら、それはとんでもない話で。あくまで語感というか言葉も含めたサウンドとして魅力が伝わっているということだと思うんですね。同じように、僕らが洋楽を聴いて、全部はわからないけど、英語の慣用句みたいなものが耳に飛び込んできた時に、ああこれは恋愛の歌なんだなとかって認識はできる。でもやっぱり細かいところまではわからない。それは要るすにサウンドとして入ってくる。そう考えた時に、やっぱり僕は音楽人間なので、詞に対する認識の仕方っていうのは甘い部分があったかもしれないけど、ただ自分がプロデュースする場合は、必ず歌詞をジャッジしなければいけないという側面があるわけですよね。そうすると、仮に直しをお願いする場合は、自分がその歌詞をどこまできちんと深く読解しているかということを示さなければいけないので、ものすごく意識的になりますよね。作曲家の場合は、お互いのテリトリーがありますから、こちらからあまり口を出すということはないですね。そこは信頼関係というか。――そうやって、康珍化さんや売野雅勇さん、秋元康さんといった才能ある作詞家の方達とヒット曲をものにしてきたというわけですね。そうですね。――今も当然ながら作曲は続けてらっしゃるんですよね?ええ、続けています。ちょっとおこがましいんですけど、今の方がいい曲を書くと思いますよ(笑)。今までのキャリアの中で得た知識や技術、それと自分の人生の中で経験してきた感情、そういうものが合わさった今が一番いいですね。心技体で言ったら「体」だけはどうしても過去と比べたら劣ってしまうんですけどね(笑)。――今年50周年を迎えたタイミングでご自身の作品やキャリアを振り返るのも、そうした日々の創作の刺激や糧として還元されているわけですね。そうですね。冒頭にも言いましたが、5年ほど前から「Song File Live」というものをやり始めて、ヒット曲が中心にはなるんですけど、ヒットはしなかったけどこのアルバムの中のこの曲というものをセットリストの中に入れて披露したり、そうやって過去の曲を見つめる機会が増えたことは自分にとって良かったですね。――11月のコンサートも楽しみにしています。はい。ありがとうございます。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントサイン入り色紙を2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<ライブ情報>『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00チケット料金:全席指定15,000円(税込)※未就学児入場不可()出演:杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / エミ・マイヤー【NEW!】 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 /杉山清貴&オメガトライブ【NEW!】[杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)]【NEW!】 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 土岐麻子【NEW!】 / 林哲司 / 松城ゆきの【NEW!】 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressバンド『SAMURAI BAND』:今剛(Guitar)/増崎孝司(Guitar)/富樫春生(Keyboards)/安部 潤(Keyboards)/髙水健司(Bass)/江口信夫(Drums)/斉藤ノヴ(Percussion)/高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus)/ルイス・バジェ(Trumpet)/アンディ・ウルフ(Saxophone)予定演奏曲目(全曲作曲:林哲司):真夜中のドア 〜stay with me / September【NEW!】/ 北ウイング【NEW!】 / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 卒業 -GRADUATION- / 悲しみがとまらない / 思い出のビーチクラブ / 天国にいちばん近い島【NEW!】 / 悲しい色やね / SUMMER SUSPICION【NEW!】 / デビュー 〜Fly Me To Love / The Stolen Memories / 入江にて / 強がり / Just A Joke / 信じかたを教えて / If I Have To Go Away【NEW!】 / 悲しみがいっぱい / 逆転のレジーナ / 戀【NEW!】and more……『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』公式サイト:林哲司 公式サイト:
2023年09月18日11月5日(日) に東京国際フォーラム ホールAで開催される『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』の追加出演アーティストが発表された。『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』チケット情報はこちら()本公演は、「September」「真夜中のドア 〜stay with me」「悲しい色やね」「悲しみがとまらない」「北ウイング」「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」「卒業 -GRADUATION-」など数々の名曲を産み出した林哲司の作曲活動50周年を記念して、ゆかりあるアーティストたちが一堂に集結。全曲・林作品による一夜限りのアニバーサリーコンサートとなる。このたび追加出演者として、杉山清貴&オメガトライブ、土岐麻子、エミ・マイヤー、松城ゆきの、の4組が決定。杉山清貴&オメガトライブは、杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)と、本イベントのために特別なオリジナルメンバーを基に集結する。また、予定演奏楽曲に「September」「北ウイング」「天国にいちばん近い島」「SUMMER SUSPICION」「If I Have To Go Away」「戀」の6曲が追加された。チケットは現在一般発売中。<ライブ情報>『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』告知ビジュアル出演:杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / エミ・マイヤー【NEW!】 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 /杉山清貴&オメガトライブ[杉山清貴(Vocal)、髙島信二(Guitar)、吉田健二(Guitar)、大島孝夫(Bass)、廣石惠一(Drums)、西原俊次(Keyboards)、大阪哲也(Keyboards)、Juny-a(Percussion)]【NEW!】 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 土岐麻子【NEW!】 / 林哲司 / 松城ゆきの【NEW!】 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressバンド『SAMURAI BAND』:今剛(Guitar)/増崎孝司(Guitar)/富樫春生(Keyboards)/安部 潤(Keyboards)/髙水健司(Bass)/江口信夫(Drums)/斉藤ノヴ(Percussion)/高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus)/ルイス・バジェ(Trumpet)/アンディ・ウルフ(Saxophone)予定演奏曲目(全曲作曲:林哲司):真夜中のドア 〜stay with me / September【NEW!】/ 北ウイング【NEW!】 / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 卒業 -GRADUATION- / 悲しみがとまらない / 思い出のビーチクラブ / 天国にいちばん近い島【NEW!】 / 悲しい色やね / SUMMER SUSPICION【NEW!】 / デビュー 〜Fly Me To Love / The Stolen Memories / 入江にて / 強がり / Just A Joke / 信じかたを教えて / If I Have To Go Away【NEW!】 / 悲しみがいっぱい / 逆転のレジーナ / 戀【NEW!】and more……チケット料金:全席指定15,000円(税込)※未就学児入場不可()『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』公式サイト:<リリース情報>林哲司デビュー50周年記念企画『50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji – Saudade –』11月8日(水) リリース●初回盤(CD+DVD):5,500円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)林哲司デビュー50周年記念企画『50th Anniversary Special A Tribute of Hayashi Tetsuji – Saudade –』参加アーティスト【収録曲】01. 北ウイング-CLASSIC- / 中森明菜02. 悲しみがとまらない / 稲垣潤一&小柳ゆき(2008年発売『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』より)03. SUMMER SUSPICION / GOOD BYE APRIL04. September / Pii05. Dang Dang 気になる / 上坂すみれ06. 天国にいちばん近い島(2017) / 原田知世(2017年発売『音楽と私』より)07. 信じかたを教えて(2022 New Vocal Version) / 松本伊代(2022年リリース配信シングルより)08. 卒業-GRADUATION- / 松城ゆきの09. 悲しい色やね / 中西圭三10. ガラスのPALM TREE / 中川翔子&ヒャダイントライブ11. 真夜中のドア~Stay with me~ / さかいゆう feat. Shingo Suzuki(2022年発売『CITY POP LOVERS』より)12. 悲しみがいっぱい / 杉山清貴【DVD収録内容】※初回盤のみ・1986年TOKYO FM NISSIN POWER STATION 林哲司 SPECIAL LIVE・「悲しみがいっぱい」Music Video・2023年4月1日「林哲司 SONG FILE SPECIAL with 杉山清貴 菊池桃子」「I Write A Song For You」(杉山清貴×林哲司)ほか予約リンク:林哲司デビュー50周年記念企画『ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林 哲司ビクター・イヤーズ』10月25日(水) リリースCD2枚組:3,630円(税込)林哲司デビュー50周年記念企画『ビクター・トレジャー・アーカイヴス~林 哲司ビクター・イヤーズ』ジャケット林哲司デビュー50周年記念CD-BOX『Hayashi Tetsuji Song File』発売中CD5枚組+ブックレット:14,850円(税込)林哲司デビュー50周年記念CD-BOX『Hayashi Tetsuji Song File』ジャケット詳細はこちら:林哲司 公式サイト:
2023年09月15日上野樹里と林遣都が共演する映画『隣人X -疑惑の彼女-』から、林さん、バカリズム演じる記者たちが惑星難民X疑惑のかかる主人公たちに迫る緊迫感溢れる場面写真が解禁された。先日の情報解禁から、SNSでは“Twitter”から改名されることが予想されていたのではと“X(旧Twitter)”で話題となり、予告編でのハラハラした展開とともに注目された本作。解禁された場面写真には、Xの疑惑をかけられている良子(上野さん)と、Xの真実を追う週刊誌記者の笹(林さん)の姿が切り取られている。楽しく微笑み合う姿と真剣な眼差しで歩く2人の対象的な姿は、ますますその関係性に謎が深まるばかり。また、良子とともにX疑惑をかけられている台湾からの留学生リン・イレン(ファン・ペイチャ)と仲睦まじく一緒に歩く拓真(野村周平)の姿がある。そんな2人の関係も気になるところだが、日本にいる惑星難民Xのスクープを徹底的に狙うドンと構える姿が印象的な週刊東都の編集長・小池(嶋田久作)や険しい表情をした副編集の月村祐一(バカリズム)と笹の姿を捉えたカットも。疑われた人物たちは皆、Xなのか、そして、その目的とは一体、何なのか。フィルターにかけられた現代社会で疑惑の人として生きる良子と、良子を想う気持ちと嘘をついて近づいた罪悪感の間で揺れ動く笹の姿は、本編への期待を高めるものとなっている。『隣人X ‐疑惑の彼女‐』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年09月12日明治学院大学では教育研究の成果を社会に還元するため、毎年、公開講座を実施しています。横浜キャンパスで開催する公開講座「2023年度明治学院大学公開講座」は「企業は社会にどう貢献すべきか」をテーマに、法と経営学研究所が企画しました。企業の代表的な形態である株式会社は、営利を追求し、収益を株主に還元することを目的としていますが、企業はもはや自らの利益のみを追求すればよいという存在ではなく、何らかの形で社会に貢献することが期待されます。企業の社会的責任はCSR(Corporate Social Responsibility)と名を変えて今も盛んに議論されていますし、ESG経営なる言葉も登場し、環境(environment)・社会(social)・企業統治(governance)を重視した経営に取り組む必要性も強調されるようになってきました。また、株式会社形態で社会的課題の解決を目指す事業(ソーシャルビジネス)も増えており、企業は消費者の利益にも配慮し、消費生活の向上に寄与しなければなりません。そこで、企業の社会貢献のあり方を多面的に検討していきます。【本セミナーのポイント】・どなたでもご参加できる公開講座です。・経営学、法学の専門家が分かりやすく講義します。明治学院大学 横浜キャンパス【プログラム詳細】■タイトル :企業は社会にどう貢献すべきか■日時 :10月21日(土) 14:00~15:30、15:45~17:1510月28日(土) 14:00~15:30、15:45~17:15■開催方法 :横浜キャンパスにて対面開催■受講料 :2,000円(2日間全4回分)■申し込み方法:メールにてお申し込み下さい。2023年9月4日(月)より受付開始(1)氏名(フリガナ)(2)年代(3)住所(郵便番号)(4)電話番号定員100名になり次第締め切りとなります。■明治学院大学公開講座の申し込み等に関する問い合わせ明治学院大学 総合企画室社会連携課〒108-8636 港区白金台1-2-37TEL : 03-5421-5247E-mail : ykoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp Webサイト: 明治学院大学公開講座 ポスター■参考:明治学院大学公開講座内容は以下のとおりです。1-(1) 10月21日(土) 14:00~15:30ソーシャルビジネスはなぜ日本で必要とされるのか?講師:菅 正広 本学法学部教授〈プロフィール〉東京大学卒。専門は、公共政策、財政金融政策、国際金融論、国際開発論、社会起業論、マイクロファイナンス、ソーシャルビジネス。大蔵省(現財務省)入省後、相馬税務署長、主計局主査、国際局課長、大臣官房参事官、OECD(経済協力開発機構)税制改革支援室長、アフリカ開発銀行日本政府代表理事、世界銀行日本政府代表理事などを歴任。主著に、『マイクロファイナンス』(中公新書)、『構想グラミン日本』(明石書店)などがある。1-(2) 10月21日(土) 15:45~17:15企業経営におけるESG視点と企業の責任講師:河村 寛治 本学名誉教授、(一社)GBL研究所代表理事 ・会長、東証プライム上場会社社外取締役(監査等委員)〈プロフィール〉早稲田大学法学部卒。専門は、企業法務、国際ビジネス法。伊藤忠商事(株)法務部、ロンドン大学大学院キングスカレッジ留学を経て、伊藤忠欧州会社勤務。1998年から明治学院大学法学部および法科大学院教授を歴任、学長補佐を経て2017年3月定年退職。法と経営学研究科創設メンバー。主著に、『契約実務と法』(第一法規)、『企業法務の仕事』(第一法規)などがある。2-(1) 10月28日(土) 14:00~15:30企業のステークホルダーとしての消費者の権利と役割 ―ESG消費の模索―講師:松本 恒雄 一橋大学名誉教授、本学客員教授〈プロフィール〉京都大学法学部卒。専門は、民法、消費者法、サイバー法。一橋大学法学部教授、内閣府消費者委員会初代委員長、独立行政法人国民生活センター理事長などを歴任。主著に、『企業の社会的責任』(勁草書房)、『消費者からみたコンプライアンス経営』(商事法務)、『グローバリゼーションの中の消費者法』(信山社)などがある。2-(2) 10月28日(土) 15:45~17:15企業の社会的責任とリスクマネジメント講師:神田 良 本学名誉教授、(一財)リスクマネジメント協会理事長、米国RIMS日本支部支部長〈プロフィール〉一橋大学商学部卒。専門は、経営戦略論、経営組織論、労務管理論。明治学院大学経済学部専任講師、助教授、教授を経て、2022年3月定年退職。法と経営学研究科創設メンバー。主著に、『老舗の教え』(日本能率協会マネジメントセンター)、『経営をしっかり理解する』(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日明治学院大学では教育研究の成果を社会に還元するため、毎年、公開講座を実施しています。白金キャンパスで開催する公開講座「2023年度みなと区民大学」は「関東大震災100年」をテーマに、本学教養教育センター付属研究所が企画しました。2023年は関東大震災が起こってから100年です。震災のような非常時には、昔も今も、社会の歪みと希望が同時に現れることがあります。そこで本講座では、流言扇動による虐殺、日記にかかわる人々の心、ボランティアの起こりなどに触れながら、震災が社会に与えた影響について考えます。また、首都直下地震に備えた港区の対策についてもお話しします。明治学院大学 白金キャンパス【みなと区民大学のポイント】・明治学院大学と港区Kissポート財団共催による公開講座です。・社会的ボランティア学、自治体の防災担当など各分野の専門家が講演します。【プログラム詳細】■タイトル:関東大震災100年■日時 :10月3日(火)、10月5日(木)、10月10日(火)、10月17日(火)、10月19日(木)18時25分~19時55分(※初回10月3日(火)は開講式のため約10分延長予定)■開催方法:白金キャンパスにて対面開催■受講料 :2,500円(全5回分)■募集対象:原則、港区に「在住」「在勤」「在学」いずれかの方■申込方法:メールにてお申込下さい。2023年8月24日(木)より受付開始(1)氏名(フリガナ)(2)年代(3)住所(郵便番号)(4)電話番号定員100名になり次第締め切りとなります。■みなと区民大学講座の申込に関する問い合わせ明治学院大学 総合企画室社会連携課〒108-8636 港区白金台1-2-37TEL : 03-5421-5247E-mail : skoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp Webサイト: みなと区民大学講座 ポスター■参考:みなと区民大学の講座内容は以下のとおりです。<第1回> 10月3日(火) 18時25分~19時55分関東大震災時の朝鮮人虐殺と「否定論」の諸問題講師:鄭 栄桓 本学教養教育センター教授〈プロフィール〉明治学院大学法学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。専門は朝鮮近現代史、在日朝鮮人史。立命館大学コリア研究センター専任研究員、明治学院大学教養教育センター専任講師、准教授を経て現職。主著に、『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社)、『忘却のための「和解」 『帝国の慰安婦』と日本の責任』(世織書房)、『朝鮮独立への隘路 在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局)などがある。<第2回> 10月5日(木) 18時25分~19時55分大震災とボランティア ―行為が現実を発見し、現実が行為に迫る―講師:池田 浩士 京都大学名誉教授〈プロフィール〉1968年:慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。1968~2004年:京都大学在職(教養部のち総合人間学部/大学院人間・環境学研究科。2004~2013年:京都精華大学在職(人文学部)。専門分野は現代文明論・ファシズム文化研究。主な著書:『虚構のナチズム』(人文書院)、『ヴァイマル憲法とヒトラー』(岩波現代文庫)、『ボランティアとファシズム』(人文書院)、『池田浩士コレクション』全10巻(インパクト出版会)。近刊:『福澤諭吉』(人文書院)<第3回> 10月10日(火) 18時25分~19時55分日記・手記の語りから考える災害経験とその継承講師:田中 祐介 本学教養教育センター専任講師〈プロフィール〉中央大学文学部卒業、国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は、日本近代文学、思想史。現職は明治学院大学教養教育センター専任講師・国立歴史民俗博物館特別客員准教授。主要業績に田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史』(文学通信、2022年)、同編『日記文化から近代日本を問う』(笠間書院、2017年)などがある。<第4回> 10月17日(火) 18時25分~19時55分阪神・淡路/東日本大震災と日本に暮らす外国人 ―社会の担い手として―講師:長谷部 美佳 本学教養教育センター准教授〈プロフィール〉明治学院大学教養教育センター准教授。「ボランティア学」「多文化共生論」担当。東京都立大学社会科学研究科博士課程満期取得退学、社会学博士。研究の中心は、結婚移住女性のジェンダー分析、インドシナ難民のライフストーリーの収集。また20年近く、外国人集住地域で支援活動にも参加。3.11の発災時にはこの集住地区にいて、その後の「外国人住民」による支援活動の形成を目の当たりにする。<第5回> 10月19日(木) 18時25分~19時55分首都直下地震に備えた港区の防災対策講師:鳥居 誠之 港区防災危機管理室防災課長〈プロフィール〉1989年4月、港区役所入庁。教育委員会事務局みなと図書館管理係配属。区政情報課、会計室、保健所などへの配属を経て、2018年4月、管理職昇任、保健福祉支援部国保年金課長。2020年4月、高輪地区総合支所協働推進課長、防災住民組織の支援、防災知識の普及啓発、地域防災訓練の実施などに携わる。2022年4月より現職。□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置予定です(設置認可申請中)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月29日東京都は、6月29日(木曜日)から、タレントの林修さんとねおさんが出演するTV-CM『やってますか?HTT!篇』の放映を開始しました。林修さんがねおさんのおうちに突撃!?林修さん、ねおさん出演 TV-CM東京都では、気候危機への対応だけでなく、中長期的にエネルギーの安定確保につなげる観点から、電力を「(H)へらす・(T)つくる・(T)ためる」=「HTT」をキーワードに、節電をはじめとした電力確保の取組を進めています。本TV-CMでは、この「HTT」をキーワードに、節電対策や省エネ家電等への買い替えといった各家庭でできるアクションの実行を促しています。CMではねおさんが部屋でくつろいでいると、玄関から林修さんが「HTT、やってますか?」と突如出現。林修さんが具体的なHTTの方法を教えます。今回がCM初共演となった二人。ねおさんはやや緊張の面持ちで撮影に入りましたが、林さんが雑学を踏まえたトークでスタジオを和ませ、終始和やかな雰囲気で撮影が進みました。CM撮影後インタビュー、林さんから見る「節電の今と昔」撮影後のインタビューで、「節電の今と昔」の変化を問われた林さんは、「明らかに気温が上がってきていますよね。あとは社会を見回しても、一日中電気を使うようなコンビニエンスストアも無かったですし、クーラーも数が少なかったですよね」と語ります。そういった変化を受け、「電気を使うのが当たり前という生活になっているので、急に電気を使う量を減らしましょうと言われてもピンと来ないかもしれませんが、心がけてもらうことで大きな変化が出ると思います」と話しました。若い人たちがHTTを実践するにはどうしたらよいかという質問には、「まずは一人一人が意識を変えること」と林さん。「家にいるとどうしてもクーラーなど電気を使ってしまうので、みんなでプールに行くといい」というアイデアも話してくれました。ねおさんも「自転車とかもいいですよね」と賛同。「私も使わない電化製品はまめにコンセントから抜くようにしています」とコメントしました。高騰する電気代を押さえるためにも、できることからはじめたいHTT。まずは動画で、林さんの教えてくれるHTTを確認してみませんか。(画像は東京都提供)【参考】※東京都TV-CM『やってますか?HTT!篇』※東京都公式動画チャンネル※東京都公式YouTube
2023年07月04日『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』が、11月5日(日) に東京国際フォーラム ホールAで開催されることが決定した。本公演には、「September」「真夜中のドア 〜stay with me」「悲しい色やね」「悲しみがとまらない」「北ウイング」「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」「卒業 -GRADUATION-」など数々の名曲を産み出した林哲司の作曲活動50周年を記念して、ゆかりあるアーティストたちが一堂に集結。出演者は日本を代表するトップミュージシャンとともに、林哲司が手がけた楽曲を披露する。併せて第1弾出演者として杏里、稲垣潤一、上田正樹、菊池桃子、佐藤竹善、杉山清貴、寺尾聰、松本伊代ら14組のアーティストが発表された。チケットは7月6日(木) まで先行受付を実施中。<公演情報>『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』ビジュアル【出演】杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 林哲司 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressand more……※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。※本公演は特定のアーティストがメインとなるイベントではございません。【音楽監督】萩田光雄 / 船山基紀【演奏】■SAMURAI BAND今剛(Guitar) / 増崎孝司(Guitar) / 富樫春生(Keyboards) / 安部潤(Keyboards) / 髙水健司(Bass) / 江口信夫(Drums) / 斉藤ノヴ(Percussion) / 高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus) / ルイス・バジェ(Trumpet) / アンディ・ウルフ(Saxophone)※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。【予定演奏曲目】全曲作曲:林哲司入江にて / 思い出のビーチクラブ / 悲しい色やね / 悲しみがいっぱい / 悲しみがとまらない / 逆転のレジーナ / The Stolen Memories / Just A Joke / 信じかたを教えて / 卒業 -GRADUATION- / 強がり / デビュー 〜Fly Me To Love / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 真夜中のドア 〜stay with meand more……※50音順。都合により曲目が変更になる場合がございます。【チケット情報】全席指定:15,000円(税込)※未就学児入場不可■オフィシャル先行(抽選):7月6日(木) 23:59までオフィシャルサイト:
2023年06月30日タレントの王林が出演する、外貨ex byGMOの新CM「FXならGMO 外貨がいっか」編が、7月3日より関東エリアで放送される。7月1日付で社名を「GMO 外貨」に変更するタイミングに合わせて、新イメージキャラクターに王林を起用。新CMでは、王林がガールズバンドのボーカルとなって熱唱し、「GMO 外貨がいっか!」という社名をもじったダジャレで、本物のライブパフォーマンスさながらに力強く歌い上げる。CM内の振り付けやパフォーマンスは、王林のアドリブによるもの。普段とは異なる王林の新たな一面を垣間見ることができる。
2023年06月28日【前編】「ひきこもり女子会」主催・林恭子さん もっと「自分にYES」を!から続く’66年、林恭子さん(56)は東京・練馬で3人姉妹の長女として生まれた。保険会社勤務の父は転勤族で、林さんは物心つくころから、各地を転々としながら育てられた。「幼いころの私は、いわゆる『いい子』だったと思います。『どこの学校に転校しても授業についていけるように』と、母の言いつけを守り、勉強も懸命に頑張りました。もちろん学校も家でも口答えなんて、一切したことがありません」’73年、神奈川県で小学校に入学し、5年生のときに福井県に転校。’79年、広島県で中学校に入学し、翌’80年、中学2年からは香川県に。管理教育全盛の時代。転校続きの林さんは目まぐるしく変わる環境、学校ごとに違う校則に適応しようと腐心した。なかには平気で体罰を振るう教師もいた。いつしか、彼女は教育現場の理不尽さにクラスの誰より敏感になっていく。「ある学校では教師が生徒を手下のように扱い、気に入らないと足蹴にして。また、ある学校では、女子は三つ編みでも長い髪は許されず、顎のラインで切るよう命じられた。反抗こそしませんでしたが、その理由を『どうして?』と先生に聞いても『校則だから』としか答えてもらえない。私はずっと違和感を抱き続けていました」中学卒業後、母に勧められるがまま進学校に。その高校では、それまで以上に徹底した管理教育にさらされることに。すると……。「16歳、2年生のゴールデンウイーク明けでした。朝、体が重くて頭痛に微熱も。それで、その日は学校を休んだんです。それが、ひきこもりの始まりでした」そもそも、ひきこもりとは、どういう人や状態を指すのか。厚生労働省の定義では《様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)》とされている。いっぽう、’15年実施の内閣府の調査では、ひきこもり状態の人の9割が、趣味の用事やコンビニに出かけるという実態も報告されている。心身の不調や家族関係、不登校など、さまざまな原因から人はひきこもり状態に陥るとされる。林さんの場合は、異変は体に現れた。「最初に欠席した日から体調は急激に悪化。頭痛、微熱に、吐き気、めまい、胃痛、不眠、それに、ひどい肩こり、あらゆる身体症状が出て、学校に行けなくなりました」検査入院もしたが原因はわからずじまい。その年の夏には、突如、過呼吸の発作を起こし救急車で病院に担ぎ込まれたこともあった。1年間休学した後、福岡県に転居。現地の高校に編入、復学を果たすも、わずか1日で中退。通信制の高校に編入し、’86年になんとか卒業。その年、また父の転勤に伴い家族で帰京し、林さんも東京の大学に進むのだが、「いまも暮らしている都内の実家から大学へは、電車を乗り継ぎ片道約2時間も。朝夕のラッシュは体調のすぐれない私にはまさに殺人的で、入学から1カ月後には通えなくなってしまって」結局、大学も中退せざるをえなかった。「未来を失ってしまった」と絶望した。「大学に行かないなら働きなさい」と母に諭され、体調不良を押してアルバイトに出たことも。しかし、半日外出すれば3日寝込む、そんな毎日だった。不安で夜は眠れず、昼夜は完全に逆転。家にいる間は風呂にも入らず、歯ブラシも重くて持てない。このころ、林さんの中では「生きづらさの原因は、母との関係にあるのでは」という疑念が浮かび上がってくる。母の口癖は「私の言うことを聞いていれば間違いない」。その言葉に、抵抗も、意見することもできず「いい子」でい続けた。意に沿わない高校に進んだ結果、不登校にもなったのだ。「精神的に支配されていたように思います。思えば、私は幼いころから将来の希望とか、夢を持ったことがなかった。母から言われたことに従うだけ、それが私でした」そんな「いい子」は20代になり、今度は「母のゴミ箱」になった。そして、27歳。林さんは「万策尽きてしまった」と感じていた。「不登校になって11年、私なりにこのままじゃいけないと足搔いてきたつもりです。図書館の本はすべてと言っていいほど読みましたし、病院にも長年通い、服薬にカウンセリングも。それでも、誰も私をすくい上げてくれなかった。それまで、死んでもいいとは思っても、死にたいとは思わなかった。でも、もうこんな、なんの役にも立たないダメな人間が生きていける場所は世界のどこにもないんだろうな、そう思ったんです。もう、死ぬしかないんだろうなって」■自分と同じ経験者、当事者と出会えたことで「ひとりじゃないんだ」と実感林さんを踏みとどまらせたのは、精神科の8人目の担当医・I医師。「もう、生きるのを終わりにしようと思っています」そう告白すると、彼は「やってみるといいですね」と応じた。「先生は、そう言ったあとに『でも』と続けました。『本当のあなたは、あなたの奥のほうに眠っているだろうから、そのあなたまでいなくなるのは残念ですね』と」淡々と告げるI医師の言葉を、林さんは静かに受け止めたという。「いま思えば、『やめなさい』などと軽々に否定されなかったのはありがたかった。ただ、そのときは、そうは言われても、死ぬのをやめようとまでは思えなくて。またベッドに潜っては『山中でひっそり死ねば、誰にも迷惑をかけないかな』とか、そんなことを悶々と考え続けていました」それから数週間。変わらずひきこもり続けた林さんの脳裏に、不意に、映像が浮かんだという。「自分のつま先と、その先に二つの道が見えたんです。一つは『生』に、もう一方は『死』につながっていて。なぜか私のつま先は少しだけ『生』のほうを向いていたんです」林さんは「これってなに?」と考え込んだ。そして、ある答えに行き着いた。「頭では『死ぬしかない』と考えていたけど、私の体は『生きよう』としているのかな、これがI先生の言った本当の私かな、と。それで思ったんです。人はいつか必ず死ぬんだから、それまでは社会の最底辺で、役に立たない人間のままでいいから、生きてみようって」この瞬間、林さんのひきこもり生活はまっ暗闇の中、“底を打って”いたのかもしれない。そしてもう一つ、I医師同様に、林さんの力になってくれた存在がある。それは、自分と同じ当事者たちだ。それは’97年。林さんはある新聞記事に目を奪われた。「朝日新聞の『人と生きたい─引きこもる若者たち』という連載でした。そこで私は、初めて『ひきこもり』という言葉を知りました。私はひきこもりなんだと、自分の状態に名前が付いたことで初めて、かすかな光が見えた気がしたのを覚えています」居ても立ってもいられず、林さんは、記事を執筆した記者に手紙を出した。すると後日、その記事をまとめた本の出版記念イベントに誘ってもらえた。思い切って参加してみると、そこには、林さんと同じようなひきこもり当事者や、その家族の姿があった。「『せっかくだから、皆さんで家族会やグループを作っては』と促され、思い切って隣にいた同世代の女性に声をかけました。すると、彼女も当事者で、しかも家も近所とわかり一緒に帰りました」 その女性から「ひきこもりについて考える会」という対話交流の会のことを教えられ、’99年11月に初参加。以後、当事者等の集いに足を運ぶようになっていく。「こうして、ようやく自分と同じような経験者、当事者と出会えたことで『私はひとりじゃなかったんだ』と思えるように。I先生との出会い、それにこの『ひとりじゃない』という思い、この2つが両輪となって人生がやっと動きだした、そんな気がします。もしかしたら、社会の隙間だったら、私も生きていけるかもしれない、そう思えるようになったんです」林さんは’12年から、自ら率先して当事者活動を開始。そして’14年には、自分と同じ当事者、経験者らとともに当事者団体「ひきこもりUX会議」を立ち上げた。「UX」とは「Unique eXperience=固有の体験」という意味だ。活動の柱は当事者の声を届けること。そこには、当事者不在のままニーズに合致しない支援が形作られ、無駄に時間だけが過ぎてしまったという焦燥感にも似た思いがあった。林さんたちUX会議は、存在が見えにくい女性当事者たちの声を拾い上げたい、彼女たちの心安らげる居場所を作りたいと思案。7年ほど前から、冒頭で紹介した「ひきこもりUX女子会」と銘打った会を、全国各地で約190回も開催してきた。そこには10〜60代の幅広い世代の女性たちが、これまで延べ5千人も参加している。「そこで、女性だけが集まる場を設ければ、女性当事者がもっと来やすくなるのではと考えました」’02年。第1回の「ひきこもりUX女子会」が開催された。ひきこもり女子会の開催を重ねるなかで、驚かされたのが、参加する主婦の多さだった。「予想以上でした。’19年からは自治体と連携し『ひきこもりママ会』も開催しています。これまで11回開き、延べ参加人数は61人。ニーズは確実にあると思います」こう話す林さんは3年前から、自らのひきこもりの“原因”となった母・博子さん(仮名・84)と、再び同居している。「父が他界し、実家を手放す話が出て。ならば一緒に暮らそうかと。それだけなんです。妹たちからは『お姉ちゃん、本当に大丈夫?』って心配されました(苦笑)」今回の取材は、母娘が暮らす自宅で行った。博子さんは娘がひきこもりになったことを「青天のへきれきだった」と苦笑いを浮かべた。「『なんで?どうして?』って、もう『?』ばっかりでした」子供時代の娘のことを「努力家だった」と博子さんは評する。「すごい頑張る子だったから、こちらもつい、ハッパをかけたくなってしまった。それに、産んだ以上は完璧に育てたいと肩に力が入りすぎていたと思います。それも、子供のためを思って、よかれと思ってしてきたことですが、マイナスに作用してしまってたんですね」林さんは一昨年、出版した自著の中で、母との確執を赤裸々につづった。記者が博子さんに「よく出版を許しましたね?」と問うと「許すも許さないも、事実ですから」。さらりと答えた母に林さんが「鬼婆みたいって思ったんでしょ」と笑顔でツッコミを入れた。「最初はね『これじゃ私、まるで鬼婆みたいじゃない』とも思いましたよ。でもね、客観的に当時を振り返ることができて、『ああ、そうだったんだな』って、気づきもありました」ひきこもっていた20〜30代。生きづらさの原因が母にあると知った林さんは、たまりにたまった怒りを夜ごと、博子さんにぶつけていた。博子さんが振り返る。「夜、もう寝ようという時間に、何時間も突っかかってくるんです。私は仕事もしていたので『いいかげんにして』と言うと『娘と仕事、どっちが大事なの!』となる。でも、私も本気でぶつかりました。ぶつかり合うことで毎回一つ、気づきがあるんです。娘の思いやつらさがほんの少しずつ、わかるようになった。でもね、もっと賢い親だったら、もっと早くわかってあげられたんじゃないかと思う。そうすれば、この人のいちばん多感な時期を、楽しいはずの時代を潰さずに済んだんじゃないか、もっと早く復活させてあげられたんじゃないかとね。それは本当に、ごめんなさいね、という気持ちです」頭を下げた母を黙って見つめていた娘。やがて、あるエピソードを紹介した。それは、林さんの甥、博子さんにとっては孫のこと。「中学校を不登校になっていたんです。ところがその子、おばあちゃんである母のところに連日、通ってきてた。昔の母なら『ダメじゃないの!』なんて、追い詰めていたと思うけど。黙ってご飯作って食べさせて、甥っ子の話を聞いてあげて。彼にとって、ここが大事な居場所になっていたと思うし、そういう安らぎの場を提供できるようになった母には、正直びっくりしました」
2023年05月21日林翔太が主演を務める舞台『DOLL』のメインビジュアルとキャスト情報が公開された。原作は、玉梨ネコの『リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩』(TOブックス刊)。現実世界で人形を作れなくなった「人形師」の少年が、VRMMOゲームの中で、再び人形制作に取り組み、仲間との冒険、ライバルとのバトルを通じて、人形と向き合いやがて自分の人生の意味を問い直していく――。主人公の佐倉いろは役で林、VR世界でいろはと対決するズィーク役で松本幸大が出演するほか、いろはが初めて作った戦闘妖精(ドール)ミコト役で西葉瑞希、ズィークに使役する戦闘妖精(ドール)9号役で搗宮姫奈、工房の主人・レトロ役で陰山泰、いろはとともにVR世界を旅するサラ役で岩田陽葵、VR世界で最強の一角・ディアベル役で藤田玲が名を連ねている。演出は劇団「エムキチビート」主宰の元吉庸泰、脚本はアニメ、ドラマ、映画などの映像作品から舞台、ノベライズなど、活躍の場を拓き続ける小林雄次がそれぞれ務める。『DOLL』は6月1日(木) から5日(月) まで渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、6月16日(金) から18日(日) にかけて京都劇場で上演される。■ミコト役:西葉瑞希 コメント『DOLL』ミコト役、西葉瑞希です。絶賛お稽古中ということもあり毎日新しい挑戦の連続です。そしてなんと言ってもアンサンブルキャストの皆様!幕が開けば納得していただけるはずですが、何か他の名前をつけたいくらい、誰1人欠けてはいけないことを改めて実感しています。いろはとズィーク、その周りの人々、どの人も様々な理由でこの世界を生きています。皆様ぜひお楽しみにしていてください!■9号役:搗宮姫奈 コメント原作を読んだ時、仮想現実の世界だからこそ衣裳や情景が細かく、どんな風に表現していくのだろうと若干の不安な気持ちを抱えながら稽古に参加しました。しかし衣裳を着てみて、稽古が始まって、完全にその不安は吹っ飛びました!衣裳のディティールがとにかく細かく、さらに元吉さんの演出による空間表現には惚れ惚れとします。私自身、元吉さんの舞台に立ちたいと思っていたので出演できる事は心から光栄です。■レトロ役:陰山泰 コメント『DOLL』でレトロ役の陰山泰です。祖父役との2役で、現実とバーチャルの両方で不思議な存在感のある役です。演出の元吉さんとは初めてご一緒に仕事をさせていただきますが、若いキャストたちも、皆さんキラキラしていて、作品の出来上がりがとても楽しみです。栗山梢さんの音楽、西川卓さんの振付も今回楽しみの一つです。『DOLL』という作品の世界で、レトロを演じることに、今からワクワクしています。■サラ役:岩田陽葵 コメント現実世界と仮想空間を行き来する物語。舞台上でどのように表現されるのだろうとワクワクしながら稽古が始まり、台本に書いてある文字が少しずつ立体的に彩られていくのをみながら、演出の元吉さんの頭の中は一体どうなっているのだろう、、!と思う日々です。サラのような女の子を演じるのも初めてなので色々な挑戦が詰まっております!私も作品の一部としてお客様に届けられるよう、魅力的なキャストの皆さんと共に頑張りたいと思います!■ディアベル役:藤田玲 コメント演出の元吉さんの元、稽古をする中で、いい意味で裏切られる毎日です。アンサンブルさんのハードワーク、各キャラクターの原作を踏襲しつつのオリジナリティー、刺激がいっぱいです。ディアベルとして皆様にこの素敵な「演劇」になっているこの作品を早く届けれたら嬉しいです。原作のファンの方、初めてストーリーを知る方にも、素敵な時間を提供できるよう、励みます。<公演情報>『DOLL』原作:玉梨ネコ『リタイヤした人形師のMMO機巧叙事詩』(TOブックス刊)脚本:小林雄次演出:元吉庸泰出演:林翔太松本幸大/西葉瑞希/搗宮姫奈山下朱梨/陰山泰/岩田陽葵、藤田玲(アンサンブルキャスト)大澤信児小熊樹郡司敦史/川村理沙渡邊彩乃明部桃子神目聖奈野田冴音【東京公演】6月1日(木)~6月5日(月)会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール【京都公演】6月16日(金)~6月18日(日)会場:京都劇場■チケット料金全席指定:9,800円(税込)チケットはこちら:公式サイト:公式Twitter:
2023年05月15日暑くなると、アイスを食べる頻度が上がってくるもの。人によっては大容量のアイスを購入し、自宅で毎回食べたい量をすくって食べることでしょう。食べ放題などに行った際、食後のデザートとしてアイスをたくさん食べる機会も。そんな時に、アイスをきれいに丸められたら気持ちがいいですよね。店員はどうやって形にしているの?アイスの丸め方講座元サーティワン店員のmugi(mugmug_32)さんは、TikTokに『アイスの丸め方講座』を投稿。動画には、2023年5月9日に発売された、自宅でサーティワンのアイスを店員のように丸める『スクープ体験』ができる、数量限定のセット『ハピネスボックス』が登場。セットには、アイスのほか、アイスをすくうスプーン状の『アイスクリームディッシャー』と、コーンが入っています。それを使って、mugiさんはプロがどうやってアイスを丸めているのかを披露しました。@mugmug_32 元サーティワン店員ネキによるアイスの丸めかた講座 #サーティワン #元店員 ♬ オリジナル楽曲 - mugiYouTubeみてねmugiさんによると、コツはアイスをカチコチに凍らせること。また、『アイスクリームディッシャー』にアイスが張り付いてきたら、水に濡らすといいそうです。そして、アイスがうまく回転するようにすくうのを何度か続けると、見事に丸くなりました!今まで、『アイスクリームディッシャー』でアイスを上手に丸められなかった人も、何度か挑戦したらできるようになる…かもしれません。動画には「もっと早く知りたかった」「『ハピネスボックス』を買いたい」という声のほか、固いアイスを丸める店員を労う声も。サーティワンのアイスを食べる時には、「この方法で丸めているんだなぁ」と思い出しそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月14日