「柄本さんはNHK大河ドラマ『光る君へ』に藤原道長役として出演中。主人公のまひろ(吉高由里子)とのラブシーンも話題になりました」こう語るのは芸能関係者。柄本佑(37)の熱演が注目されるなか、妻の安藤サクラ(38)も夫以上の活躍を見せている。「安藤さんは3月8日、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げました」(前出・芸能関係者)柄本は柄本明(75)と角替和枝さん(享年64)の長男で、安藤は奥田瑛二(74)と安藤和津(76)を親に持つ“2世夫婦”。そろって快進撃を繰り広げる2人だが、前出の芸能関係者は言う。「夫婦は、ドラマや映画など東京で仕事があるときは東京に滞在していますが、それとは別に京都にも一軒家を持っているんです」京都の柄本家の近所に住む人は言う。「2人の家は築40年ほどの古民家。芸能人夫婦とは思えない庶民的な広さなんです。安藤さんがお子さんを自転車に乗せて出かける姿や、近所のスーパーで買い物する様子をよく見かけますよ。挨拶すると気さくに応じてくれます。マスクや帽子で顔を隠したりすることもなく、この町での生活に溶け込んでいます。以前は佑さんもよく見かけましたが、最近はあまり見かけません。大河の撮影で忙しいのかもしれませんね」今を時めく夫婦が京都に住む理由とはーー。「自然豊かな環境が気に入り、“ここで子育てしたい!”と思ったといいます。また、2人は映画好きということもあり、“映画の街”太秦や松竹の撮影所などがあることも京都に引かれた理由の一つだそうです」(前出・芸能関係者)2人が京都暮らしを選択したのは大正解だった。「柄本さんと安藤さんが京都に家を買ったのは2年半ほど前のこと。ちょうどそのころ、安藤さんは主演映画『BAD LANDS』の撮影に臨んでいましたが、この作品は当初戸田恵梨香さん(35)が主演の予定でした。ところが戸田さんは体調不良のため降板。急遽安藤さんが代役となりましたが、映画は大ヒットしました」(前出・芸能関係者)以降は映画にドラマと、柄本&安藤夫妻の出演作は次々にヒットしている。実は夫婦の成功の契機は、「京都に家を買ったこと」。京都の別邸はパワースポットに囲まれているのだーー。「柄本さん一家が住む地域の近くには、東北院という寺院があります。藤原道長の死後、娘の彰子が慰霊のために建立したことから“家族愛”にまつわるパワースポットだといわれています」(地元紙記者)東北院にはもうひとつ特別な力があるという。「東北院には『軒端の梅』と呼ばれる梅の木が植えられています。紫式部とともに彰子の家庭教師をしていた和泉式部が植えた梅の後継だといいます。和泉式部は恋多き女性として知られ、“失恋のたびにこの梅を見て心を慰めた”といわれています。そのため、東北院は“癒し”のパワーも強いとされています」(前出・地元紙記者)さらに同じ地域には、天狗で有名な鞍馬寺が。「本殿金堂前には、三角形が組み合わさった『金剛床』と呼ばれる石畳があります。訪れた人に宇宙からの力が宿り、才能を覚醒させるのだとか。パワースポットの多い京都のなかでもここはもっとも運気が強いといわれています」(前出・地元紙記者)この寺は「源氏物語」と深い関わりがあるという。「『源氏物語』では若紫という少女と光源氏の恋模様も見どころですが、光源氏と若紫が出会った場所として、鞍馬寺が有力だとされています」(前出・地元紙記者)また、「大願成就」の御利益がある神社も柄本家の周辺にあるという。「自宅周辺が『源氏物語』や藤原家とゆかりが深いだけに、柄本さんが藤原道長という大役に抜擢されたのもうなずけます。多くのパワースポットに囲まれた柄本家に“光”が差さないはずがありません」(前出・芸能関係者)柄本は本誌のインタビューでこう語っている。《『私生活をちゃんと維持すること』が、この仕事を続けるモチベーションになったんです》(’21年2月16日発売号)霊験あらたかな京都の古民家生活で、まだまだ多くの光が柄本一家に舞い込むはず!
2024年03月23日オスカー俳優ブレンダン・フレイザー主演映画『Rental Family(原題)』に、平岳大、柄本明が出演することが発表された。本作は、5度のアカデミー賞作品賞に輝き今年創立30周年を迎えるサーチライト・ピクチャーズと、長編デビュー作『37セカンズ』(2020) でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で喝采を浴びた日本人監督HIKARIがタッグを組んだ作品。フレイザー演じる東京で暮らす孤独で落ちぶれた俳優が、“アメリカ人男性”として日本の「レンタル・ファミリー」会社に雇われ、他人の人生の誰かの身代わりを演じることになる。その過程で、人との繋がりや自らが家族の一員として受け入れられる喜びを思いがけず再発見していくドラマが描かれる。監督を務めるHIKARIは、「この作品『Rental Family(原題)』を世界に届けることはまさに夢のようです」と喜びのコメントを寄せており、「サーチライト・ピクチャーズとSight Unseen Productions(製作会社)の惜しみないサポート、この映画の製作に尽くしてくれる素晴らしいキャスト、スタッフ、そして何より、多才で、信じられないほどの思いやりと魂を持つブレンダン・フレイザーが私たちの映画作りの旅のヒーローになってくれた決断に心から感謝しています」と感謝の想いを語っている。また、サーチライト・ピクチャーズ社長のマシュー・グリーンフィールドは、「この作品は私たちにとって非常にエキサイティングなプロジェクトであり、広く共感を呼ぶと確信しています。HIKARI監督とともに、完璧なキャストと製作陣を準備することができました。皆さんにこの映画を観ていただくのが今から待ちきれません」と期待とともに確かな自信をみせている。本作の撮影は、今月3月から5月まで日本で予定されており、劇場公開日は後日発表される予定だ。<作品情報>『Rental Family(原題)』公開日未定
2024年03月19日『37セカンズ』HIKARI監督による『Rental Family(原題)』に平岳大と柄本明が出演することが分かった。長編デビュー作『37セカンズ』(20)でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で喝采を浴びた、日本人監督HIKARI。Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」でも大きな注目を集めたが、最新作となる本作では、オスカー俳優ブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)を主演に迎え、山本真理(Apple TV+配信のドラマ「Pachinko パチンコ」)の出演が発表されている。そしてこの度、平岳大と柄本明の出演が決定。いよいよ今月3月より日本での撮影がスタートする。物語は、東京で暮らす孤独で落ちぶれた俳優が、“アメリカ人男性”として日本の「レンタル・ファミリー」会社に雇われ、他人の人生の誰かの身代わりを演じることになる。その過程で、人との繋がりや自らが家族の一員として受け入れられる喜びを思いがけず再発見していくドラマを描いた作品だ。監督を務めるHIKARIは、「この作品『Rental Family(原題)』を世界に届けることはまさに夢のようです」と喜びのコメントを寄せており、「サーチライト・ピクチャーズとSight Unseen Productions(製作会社)の惜しみないサポート、この映画の製作に尽くしてくれる素晴らしいキャスト、スタッフ、そして何より、多才で、信じられないほどの思いやりと魂を持つブレンダン・フレイザーが私たちの映画作りの旅のヒーローになってくれた決断に心から感謝しています」と感謝の想いを語っている。また、サーチライト・ピクチャーズ社長のマシュー・グリーンフィールドは、「この作品は私たちにとって非常にエキサイティングなプロジェクトであり、広く共感を呼ぶと確信しています。HIKARI監督とともに、完璧なキャストと製作陣を準備することができました。皆さんにこの映画を見ていただくのが今から待ちきれません」と期待とともに確かな自信をみせている。本作の撮影は今月3月から5月まで日本で予定されており、劇場公開日は後日発表の予定だ。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Rental Family(原題)
2024年03月19日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)で平安の貴族社会で最高の権力者として名を残した男性・藤原道長を演じる柄本佑。このほど応じたインタビューでは「今まで演じた役の中で一番偉いんじゃないですかね。今後、この偉さ超える役もなかなかないかもしれないですね」と笑いながら作品への思いを語ってくれた。主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。作中の最重要人物を演じることになったが、緊張や不安よりも「まず大石さんが脚本を書かれて、吉高さんが主演をされる。過去に一度、その座組(ドラマ『知らなくていいコト』)でやらせてもらったことがあって、それがとても楽しい現場でした。お話をいただいたときは、単純にその座組に入れる喜びがありました」と振り返る。出演を快諾し、改めて大石氏の脚本に目を通すと「読んでいてとっても面白い。話の進むスピードに加え、そこに入っていく道長とまひろのラブストーリーの部分、そして気持ちは通じ合っているけど、なかなか結ばれないところ…。藤原側と面白い交わり方をしていて、台本で読んでいてもあっという間に読み終わってしまう。もちろん重厚な部分も残っていて、それが台本の持つスピーディさに絵がフィットする形でつながっている。視聴者の方もあっという間に見終わってしまう作品になっているかと思います」と楽しそうに熱弁した。劇中で特別な絆を育んでいるまひろ役・吉高由里子とは「一緒に大石さんの脚本に挑んでいる感じ」で撮影を共にし「吉高由里子という女優の懐の深さを感じますね。それを毎回感じていて、道長という方は、吉高さん演じるまひろに引っ張られることが多い」とリスペクトの思いを口にした。思い出深いシーンを問われると「やっぱり5話の告白のシーン。あそこは非常に印象に残っていますね。吉高さんに目を奪われて佇むことしかできなかったなって。吉高さんがすごさって“強いんだけど弱くもある”ふうに見えるところ。毎回、流石だなと思いますね」と語った。
2024年03月18日うつむく、視線を送る、こちらを振り返る。作品の中で見せる些細な動き一つで、私たちの心をかき乱す、俳優の柄本佑さん。いま日本で一番色っぽいと言われている彼に、色気と役者の関係について、聞きました。スタッフと力を結集して初めて、その役の色気が出せる。現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』で、吉高由里子さん演じる主人公のまひろ(紫式部)の心を毎週揺さぶっている、柄本佑さん扮する藤原道長。まだ若く、一見ふわふわしているように見える年頃の道長が、思いがこもった恋文をしたため、熱い眼差しでまひろを見つめ、さらに兄・道兼などに対して感情を爆発させる…。変化し、そのたびに新たな魅力を見せる道長から、まひろだけでなく、私たちも目が離せない。「道長さんを色っぽいと言ってもらえるのは嬉しいです。見ている方に、そんなふうに受け取ってもらえているんだと思うと、いま制作陣が向かっている方向が間違っていないという確信にも繋がる。明日からの撮影に気合が入ります。ありがとうございます(笑)」そう言いながら、にっこりと笑う柄本さん。でも同時に、役柄の色気は自分一人で作り出せるものではない、とも言います。「役を演(や)る上で、“その役柄が放つ色っぽさ”について考えていないわけではないです。でも実は、大石静さんの脚本のト書き部分には、仕草だったりなんだったり、わりと具体的なことが書かれているんですよね。なので、僕がゼロから“道長の色気”について考える必要はそんなにはありません。役者として僕がやるべきことは、脚本という二次元に書かれたものをなるべく邪魔せずに、映像という三次元に上げるか、ということくらいなんです。あとは衣装やメイク、照明、撮影、他にもさまざまな技術を総動員して“役柄の色気”を醸し出していく。役者は、そういうもののほんの一部なんです。だからさっき“色っぽいと言ってもらえるのは嬉しい”と言ったのは、チームとしての仕事を褒めてもらえたわけだから、そこが本当に嬉しい、という気持ちなんです」そんな柄本さんに色っぽいと思う人を挙げてもらうと、まず挙がったのがコメディアンの志村けんさん。そして渥美清さん、小林桂樹さん、三木のり平さん、森繁久彌さん…と、昭和の役者陣がズラリ。また意外なところでは、吉本新喜劇の座長である芸人・すっちーさんの名前も!!「みなさんに共通しているのは、クレバーであり、そして自分自身に対してシニカルな眼差しを持っていること。色気って、僕は“普通であること”と深く関係がある気がしていて。役柄を演じたり、芸人として舞台に立ったりする“自分”と、普通の状態の“自分”の間に距離があればあるほど、その人に奥行きが出ると思うんですよ。普通でいることは、とても大事だと思う。普通の自分がいて、その上でいろんなことに苦悩したりあがくから、色気が出る気がするんですよね…。でもこれ、完全に好みの話ですよね。僕の好きな色気はそういうこと(笑)」笑いながら「色気って難しい…」とつぶやき、ときにじっと黙りつつ思考を巡らせる柄本さん。話をするうち「そういえば…」と、あるエピソードを聞かせてくれた。「僕は高校生のときに映画の世界に足を踏み入れたわけですが、現場が楽しくて、学校がつまんなくなっちゃったんですよ。そのときに母に、“いま楽しいのはいいけれど、そのうちきっと、現場がしんどくなるときがくる。だから学校生活を大事にしなさい”と言われたんです。時は経ち、大人になってひとり暮らしをはじめた頃に学校時代の同級生に会ったら、彼はスーツで会社に行っているのに、自分は撮影がない時期だったこともあり、浮足立ってたんですよね。そのときにふと、日常をきちんと送ることこそが自分と社会を繋ぎ留めてくれ、それがあって初めて役者という仕事ができる、ということが理解できた。母が言っていたのは、こういうことだったんだな、と。以来、ちゃんと着替えるとか、部屋を汚くしないとか、シンクに食器を溜めないとか(笑)、小さなところから地盤を作り、それが今日に繋がっている気がします。芝居の上手い下手よりも、生活者であることのほうが、役者には大事なんだと思います」道長が生きていた平安時代の色っぽい人といえば、字が上手な人一択。簡単に男女が会えるわけではない中、彼らは文(ふみ)を送ることで気持ちを伝え、また綴られた文字や紙にたきしめられた香りから相手を想像し、恋心を膨らませた。「文のやりとりを経て会えたとしても最初は御簾(みす)越し、その向こうで対面できてもほぼ暗闇で、ほとんど見えなかったらしいですから、情報量が圧倒的に少ないんですよね。でもだからこそ、ある意味豊かで広がりがある時代だったような気もしますね。ちなみに道長さんはあまり達筆ではなかったので、そこまでモテたわけではなかったみたい。でも僕は、物語が進むにつれてもっと上手にならなくてはいけないので、頑張って練習しようと思っています(笑)」えもと・たすく東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』でデビュー。映画『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』などで第73回毎日映画コンクール男優主演賞、第92回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞ほかを受賞。近作にドラマ『空白を満たしなさい』や映画『ハケンアニメ!』『シン・仮面ライダー』など。ブルゾン¥418,000ニット¥129,800パンツ¥264,000(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)※『anan』2024年3月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・林 道雄ヘア&メイク・AMANO(by anan編集部)
2024年03月15日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原道長を演じる柄本佑の声を紹介する。――直秀についてなんかセリフの中でも言っていますけど、直秀のその貴族が嫌いであるっていうふうな、なんか芯の部分がきっちり守られている、それはなんかほかのなんだろうな、自分の身の回りにいるような人間とは全く違うというか、みんな「偉くなりたい」であったりとか、そういったところとは全然違う、そのためだったらなんでもやる、みたいなそういった「どんな方法でも偉くなるためには」みたいな、そういった考えがない、ある種ピュアさにひかれるというか、なんかそんなふうな気がします。もちろん自分は貴族側でそれで直秀はああいう立場ですけど、なんか同じにおいを感じるというのかな、あとやっぱり直秀のある自由さみたいなものに対する憧れみたいなものも意外に僕は道長の中にはちょっとあるんじゃないかなというふうに思っていますね。なんかそんなところかなと思います。――直秀の死から受けた影響これはまたちょっと難しいところでもあって、もちろん直秀さんに対して「すまない」というふうな気持ちであったりとか、なんかそういったものはもちろんありますし、二度とこういう事を起こしてはいけないというこれからに対するなにか…。今後ね、道長さんがそこに固執していくというか、今回自分のせいで死んでしまった人たちがこれだけの人数いるということと、もう一つはやっぱり自分のお兄ちゃんがまひろの母親を殺している、自分の家族が愛する人のお母さんを殺していたっていうことが、今後の道長に非常に大きく影響していくんじゃないかなというふうなことは思いますかね。
2024年03月03日「吉高さんは大河ドラマの長い撮影期間をともにする柄本さんを“戦友”と表現していました。リラックスして撮影に臨んでいるようです」(制作関係者)NHK大河ドラマ『光る君へ』で藤原道長を演じる柄本佑(37)。主演の吉高由里子(35)とはドラマでの共演経験もあり、信頼関係にあるようだ。いっぽうで、柄本にはプライベートでも強い信頼を置く人物が。妻の安藤サクラ(37)だ。「柄本さんと安藤さんは’12年に結婚しました。今年は柄本さんが大河に集中するため、安藤さんは仕事を抑えているそうです」(前出・制作関係者)安藤は、結婚を決意した背景を’21年12月に『ボクらの時代』(フジテレビ系)でこう語っている。「結婚するときもこの人なら離婚していいやと思って結婚した」「どんなことが起こってもこの出会いで、その時間が絶対に、自分にとってはそれ以上のものになる」夫妻を知る芸能関係者は言う。「万が一離婚に至ったとしても、柄本さんとの結婚生活は離婚という苦難を上回る素晴らしいものになるという確信があったのでしょう。突飛な表現ですが、それだけ柄本さんとの出会いに強い運命を感じたようです。いっぽうの柄本さんも、初対面のときから『俺はこの人と結婚するな』と感じていたそう。安藤さんの母・安藤和津さん(75)も“この人しかいない!”と太鼓判を押していました」前出の制作関係者も言う。「安藤さんは結婚前から柄本さんの実家で同居していて、出産の前後も柄本さんの実家で過ごしていました。一般的には出産の際は奥さんが自身の実家に里帰りすることも多いでしょうから、安藤さんはかなり珍しいですよね。安藤さんは柄本さんの実家と波長が合うといい、柄本さんの父の柄本明さん(75)と2人でカフェでお茶することもあるそうです」まるでソウルメイトのような2人だが、交際当初は奇妙なルールがあったようで……。「柄本さんは安藤さんに“私の演技を見ないで!”と懇願され、安藤さんの出演作をほとんど見なかったといいます。安藤さんは父が奥田瑛二さん(73)、柄本さんは父の明さんだけでなく母の角替和枝さん(享年64)も俳優と互いに芸能一家。安藤さんは、芝居に関して目が肥えている柄本さんに酷評されるのが怖かったそうです」(前出・芸能関係者)とはいえ、今では互いの作品を見ることも珍しくないという。「安藤さんが朝ドラ『まんぷく』(’18年)でヒロインを務めた際は、柄本さんも『家族まで幸せになる』と喜びをかみしめていたそうです。今は、大河で大役を務める柄本さんの姿を見て安藤さんも幸せを感じていることでしょう」(前出・芸能関係者)奇妙に映る二世婚生活だが、柄本にとっての“光る君”は安藤で間違いなさそうだ。
2024年02月02日柄本佑が主演を務め、阪神淡路大震災で被災者の心のケアに奔走した精神科医の生涯を描いた映画『心の傷を癒すということ 劇場版』が、「能登半島地震」への支援としてオンラインで無料配信されている。本作は、阪神淡路大震災の際に被災者の心のケアに奔走した精神科医・安克昌氏の生涯を元に、1人の人間が未曾有の悲惨な状況の中で必死に心のケアの本質に迫ろうとした姿を描いた作品。被災直後の避難所の様子や、大切な家族を亡くした方、心の動揺を「地震ごっこ」でおさめようとした子どもたちの姿も描かれている。被災者のそばに寄り添う安先生の姿や言葉は、いまの日本で、きっと多くの気づきを与えてくれるはずだ。『心の傷を癒すということ 劇場版』無料配信を企画したのは、阪神淡路大震災から30年となる2025年の1月公開を目指して、富田望生主演の映画『港に灯がともる』の制作準備をしている「合同会社ミナトスタジオ」。1月1日に能登半島地震が発生し、震災で苦しむ方々、被災者を支えたいと思っている方々のために何かできないかと考え、映画『心の傷を癒すということ 劇場版』製作委員会と協力し、今回の無料配信に至った。映画『心の傷を癒すということ 劇場版』は、1995年の阪神・淡路大震災時、自ら被災しながらも、被災者の「心のケア」に奔走した精神科医・安克昌氏が当時の記録を綴った著書「心の傷を癒すということ~神戸... 365日~」(第18回サントリー学芸賞受賞)を原案として、NHKでドラマ化された本編を再編集。『心の傷を癒すということ 劇場版』コロナ禍などで心のケアの大切さが高まった2021年に劇場公開となった。実在の人物をモデルにした主人公・安和隆に扮するのは、大河ドラマ「光る君へ」にも出演中、高い演技力に定評のある柄本佑。その彼を支え続ける妻・安終子役には、海外での受賞歴もあり数々の映画・ドラマで活躍中の尾野真千子。また、和隆の父を石橋凌、母をキムラ緑子、兄を森山直太朗、弟を上川周作が演じ、さらに濱田岳、濱田マリ、近藤正臣と脇を固める実力派俳優たちが集結した。映画「心の傷を癒すということ」製作委員会 安成洋氏コメント今年、1月1日に発災した「能登半島地震」は、甚大な被害を及ぼしました。今も、被災地を中心にたくさんの方々が、様々な困難に直面しておられます。その支援の一助となれば、という思いから、映画『心の傷を癒すということ 劇場版』の「チャリティ・オンライン配信」を行うこととなりました。現在、寄付の応募方法が現金・銀行振込だけでなく、クレジットカード、ポイント使用など、多様化しています。そのため、寄付をする方々それぞれの事情に応じた方法を選択できる幅が広がっています。ご覧頂いたみなさまには、それぞれの思いや考えに沿って寄付をお願いいたします。被災地の外で、多くの人たちが感じている「少しでも被災地のお役に立ちたい」という気持ちが、この簡易な形でのチャリティ・オンライン配信を契機として、能登半島地震への支援という形へと繋がってゆく一助となればと願っております。『心の傷を癒すということ 劇場版』は3月31日まで、noteの「【チャリティ・オンライン配信】開始のご案内|映画「心の傷を癒すということ 劇場版」製作委員会」にあるリンクから無料で視聴可能。(シネマカフェ編集部)■関連作品:心の傷を癒すということ《劇場版》 2021年1月29日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©映画「心の傷を癒すということ」製作委員会
2024年01月26日吉高由里子が主演する大河ドラマ「光る君へ」の3話が1月21日放送。町田啓太演じる公任に「仕草が最の高…」など絶賛の声が相次いだほか、柄本佑演じる道長らとの“恋愛トーク”場面に「源氏物語」へのオマージュを感じた視聴者からの感想も寄せられている。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公の本作。脚本を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などで知られる大石静が手がけ、平安中期を舞台にした物語が展開していく。並外れた文学の才を発揮しつつあったものの、父・藤原為時から代筆仕事を禁じられてしまった紫式部/まひろには吉高さん。前回のラストで盗賊と間違われ捕まってしまった藤原道長には柄本佑。自らの立場が危うくなることを避けるためまひろの母の死を隠し、代筆仕事も辞めさせた父・藤原為時に岸谷五朗。勉学が苦手で文学の才がある姉と比較されがちなまひろの弟・藤原惟規に高杉真宙。父・兼家から汚れ仕事を命じられる道長の次兄・藤原道兼に玉置玲央。才色ともに優れ上品さ、明るさをも兼ね備えた道長の長兄・藤原道隆に井浦新。道長の姉で円融天皇と子を設けた藤原詮子に吉田羊。政治のトップに躍り出ようと画策する道長の父で右大臣の藤原兼家に段田安則。道兼に毒を盛られ体調を崩す円融天皇に坂東巳之助といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話は自分のせいで放免に捕らえられた道長を心配するまひろだが、父の為時に謹慎を強いられ、ただ案じることしかできない。兼家の指示で道兼は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇は急激に体が弱っていく。政権を掌握するため兼家はライバルの左大臣家の動向を探ろうと、為時を利用してまひろを間者として送り込む…というストーリー。道長の嫡妻・源倫子(黒木華)たちのもとにやってきたまひろは、倫子に仕える女流歌人の赤染衛門(凰稀かなめ)ら女性たちと偏継(へんつ)ぎ遊びをすることに。そこで持ち前の文才を発揮していく姿に「空気読まずに無双するんかw」「ヤバいまひろが無双しちゃうw」「あー、下級貴族お嬢様が知性で無双してしまう!」「手加減してあげてー皆様泣いちゃうよ」などの声が視聴者から上がる。一方、碁を打つ道長と藤原斉信(金田哲)に、藤原公任は宮中の女性たちからもらった恋の詩を見せ“品評会”をしながら恋愛トークに華を咲かせる…町田啓太演じる公任に「爆モテ公任が町田啓太なの本当ありがとう」「光る君へ3話、私の中で完全に町田公任一色だったんだけど...」「横たわって登場するとは…しかも文を読む時に纓を手ではらう仕草が最の高…」など絶賛の声が相次ぐ。また道長、公任、斉信の3人のやり取りに「直衣姿でのボーイズトークが源氏物語の「雨夜の品定め」っぽくて身悶え」「3人の貴公子たちが女性について戯言を交わす場面、「雨夜の品定め」に引っかけているのが面白い」「こんなふうに源氏物語をオマージュしたシーンが毎回あるんですね」など、源氏物語に登場する“雨夜の品定め”を連想したというコメントも数多くSNSに投稿されている。【第4話あらすじ】互いに身分を偽ってきたまひろと道長だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが…。円融天皇の譲位を知った詮子は挨拶のために謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。また、まひろは倫子からの依頼で、即位した花山天皇(本郷奏多)の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれ、驚愕の真実を知ることに…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年01月22日TELASAオリジナルコンテンツ「ROAD TO ゼロ-道枝駿佑、新たなる挑戦-」の配信が決定した。「なにわ男子」の道枝駿佑が、テレビ朝日ゴールデン帯連続ドラマ初主演を務める新ドラマ「マルス-ゼロの革命-」。本作は、道枝さん演じる謎多きカリスマ転校生・美島零《ゼロ》に導かれ、【マルス】という動画集団を結成した落ちこぼれ高校生たちが、大人社会に反旗を翻していく姿を描く、爽快な新感覚青春ドラマだ。今回配信が決定したオリジナルコンテンツは、そんな記念すべきゴールデン帯初主演作で奮闘する道枝さんに密着。これまでの自分とは正反対のキャラクターを演じる苦悩と成長の日々を追った。撮影前の準備段階からクランクイン、日々進んでいく撮影の裏側にカメラが完全密着。「自分をぶっ壊してやる」と強い決意で新境地に臨む道枝さんを丁寧に追った珠玉のドキュメンタリーは、全3回にわたって配信となる。「ROAD TO ゼロ-道枝駿佑、新たなる挑戦-」#1は1月19日(金)21時~TELASAにて配信。「マルス-ゼロの革命-」は1月23日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送(※初回拡大スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日5日間連続で登場人物の扮装写真を公開中の大河ドラマ「光る君へ」。この度新たに、柄本佑、井浦新、玉置玲央、吉田羊、4名の扮装写真が公開された。大石静が「源氏物語」を生み出した紫式部を描く本作。「星降る夜に」「知らなくていいコト」でも大石さんとタッグを組んだ吉高由里子が、紫式部/まひろを演じる。柄本さんが演じるのは、まひろとは幼いころに出会い、特別な絆が生まれ、「源氏物語」の執筆をバックアップし、宮中への出仕を勧める藤原道長。井浦さんと玉置さんが、道長の長兄・道隆&次兄・道兼を演じる。才色ともに優れている道隆は、権力を息子に継がせようと試みる。そして、兄に全てがかなわない道兼は、まひろとの間にある因縁が…。藤原道隆役/井浦新さらに、吉田さんは道長の姉・詮子を演じる。懐仁親王(のちの一条天皇)を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。藤原詮子役/吉田羊大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日『Wの悲劇』や『ヴァイブレータ』など数多くの脚本を手掛け、『火口のふたり』では監督としても高い評価を得ている荒井晴彦さん。芥川賞受賞作『花腐し』の映画化に挑んだ最新作は、綾野剛さんや柄本佑さんをはじめとする実力派キャストたちが顔を揃えていることでも反響を呼んでいます。そこで、ヒロインを務めたこちらの方にお話をうかがってきました。さとうほなみさん【映画、ときどき私】 vol. 615ドラマ『六本木クラス』や『あなたがしてくれなくても』、『30までにとうるさくて』、映画『愛なのに』など、さまざまな話題作への出演が続いているさとうさん。「ゲスの極み乙女」のドラム担当ほな・いこかさんとしても知られていますが、俳優としては「さとうほなみ」の名義で活動されています。本作では、ピンク映画の監督を務める栩谷と脚本家志望の伊関というふたりの男が愛した女優の祥子役を見事に演じ切り、注目を集めているところです。今回は、現場で感じたことや日常生活で欠かさずしていること、そしていまの心境などについて語っていただきました。お名前を聞いたとき、絶対にご一緒したいと思った―脚本から映像化の想像ができなかったにもかかわらず、この作品には強く惹かれていたそうですが、どういうところに魅力を感じましたか?さとうさん最初に脚本を読ませていただいたのは、オーディションのとき。肝となる2つのシーンだけだったので原稿用紙2枚分のみでしたが、物語の概要を聞いただけですでに面白いと感じていました。なかでも一番想像がつかなかったのは、ラストシーン。脚本には山口百恵さんの「さよならの向う側」の歌詞がすべて書いてあるだけで、どうなるのかが何も書かれていませんでした。でも、これだけ言葉を大事にする荒井監督がそうするということは、ここに『花腐し』にとっての何かしらの意味が絶対にあるんだろうなと。そういう気持ちで挑んでいましたが、現場ではさらにいろんな偶然や監督の思いつきなどもそこに合わさっていったので、結果的に激エモな終わり方になったと思っています。―ぜひ、観客のみなさんにもそのエモさを感じていただきたいですね。そして、本作では綾野さんと柄本さんと共演できるというのも出演を熱望した理由のひとつだったのではないかなと。さとうさん荒井晴彦監督、綾野剛さん、柄本佑さんというお三方のお名前を聞いたとき、絶対にご一緒したいと思いました。取材などで綾野さんが「柄本さんのファンだった」とおっしゃっているのを聞きましたが、私こそずっと前からおふたりのファンですから!といっても、まだご本人たちには伝えていないので、この記事で知っていただけたら本望です(笑)。現場にいてくれるだけで心強かった―それは喜ばれると思います。実際にご一緒されてみて、現場での様子についても教えてください。さとうさん綾野さんはお芝居に対してストイックで、本当にいろんなことをよく考えていらっしゃると感じました。それだけでなく、周りのキャストやスタッフのこともしっかりと見ていてすごく気を遣ってくださいますし、場の雰囲気を大切にされる方でもあるので、いてくださるだけで心強かったです。今回は、濡れ場やちょっとしたアクションもありましたが、カラダが交わることや動かすことに関する技術的な面を自ら監修してくださったのもすごいなと。「自分に委ねてくれたら受け身を取るから大丈夫だよ」と言っていただいたので、そういう面でも助けていただきました。―柄本さんについて、印象に残っていることはありますか?さとうさん本当にナチュラルな方なんですが、器の大きい方でもあると感じました。カメラの回っていないところで話していたと思ったら、いつの間にか役に入っているので、ご自身から役にシフトチェンジしているところを見せないようにしているところも素晴らしかったです。仕事選びの基準は、大変でも心を動かされたとき―お仕事選びについては、ご自身がキュンとするかどうかを大事にされているそうですが、本作にもそういう感覚はあったのでしょうか。さとうさん普段、私のなかで基準となっているのは、そこに挑むのがどれだけ自分にとって大変なことだとわかっていても心を動かされたとき。『花腐し』に関しては、「キュンキュンキュンキュン…」くらい最高にキュンとしました。―今回は役柄上、肌を出されるシーンが多かったですが、色気があってとても美しかったです。演じるうえで、意識されたこともありましたか?さとうさん特に何かを気を付けていたわけではありませんが、みなさんのお目汚しにならない程度にはしたいなと(笑)。ただ、後半はピンク映画を生業としている女優として描かれていたので、「肌を人に見せることを意識するとはどういうことか」というのは考えていたかなと思います。いつ仕事が来てもいいようにしているピンク映画の女優としてのプライドを持っているようにしました。―なるほど。非常にお肌もキレイなのですが、意外にも美容にはあまり興味がないとか。とはいえ、ケアとして何かされていることもあるのでは?さとうさん毎日欠かさず、赤ワインを飲んでいます(笑)。というのも、マッサージを担当していただいている方に「手足は冷え切っているし、腸の活動も悪いけど、あなたは赤ワインとの相性が非常にいい」と言われたからです。自分にとって、年齢の分岐点となったのは25歳―それはお酒好きにはうれしいアドバイスですね。普段、どのくらい飲まれていますか?さとうさん詳しくは言えませんが、“適量”ということにしておいてください(笑)。―わかりました。30代もまもなく折り返しですが、30代ならではの変化や楽しみ方みたいなものがあれば教えてください。さとうさんあまり変わっていないような気もしますが、逆に代謝が良くなりました。―それはすごいですね!赤ワインの効果でしょうか…。さとうさんそうですね。もしかしたら、体温が上がっているのかもしれません(笑)。ちなみに、気持ちの面で言うと、私にとって年齢の分岐点は25歳のとき。「あと5年で30歳だからいろんな決断をしなきゃ」みたいな焦りがありました。でも、27歳くらいで「多分もう変わらないな」と気が付いてから、30歳に対する恐れを乗り越えた気がします。ただ、そう考えると次にそれが来るのは35歳なのかなと思ったりもしますが、いまのところ不安や怖さはありません。というのも、いまの40代の方ってすごく若々しくて、みなさん楽しんでいらっしゃるので、自分もそういう風に生きていけるなら年齢はあまり関係ないなって。ただ、来年35歳になったときにめっちゃ恐れているかもしれないので、そのときにまた聞いてください(笑)。観客にしか見えない部分を最後まで楽しんでほしい―ぜひ楽しみにしております。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。さとうさんこの作品はとても面白い構成の映画となっていて、登場人物たちの関係性は観客にしか見えない部分があるので、そこを楽しみつつ最後までしっかりと観ていただけたらうれしいです。あとは、みなさんにも赤ワインを推奨したいですね(笑)。というのは置いておいて、最近ハマっているのは、朝歩くこと。「朝に日光を浴びるといい」とよく言われていますが、それって本当なんだなと実感しています。私の場合は、音楽を聴きながら何も考えずに歩き、近所の神社に挨拶して帰ってくるという流れですが、それだけも一石二鳥どころか一石三鳥くらいになっているような気がするので、オススメしたいです。インタビューを終えてみて…。飾らない人柄と弾ける笑顔が魅力的なさとうさん。ユーモアたっぷりのお話にも、終始笑わせていただきました。劇中では、全身全霊で役と向き合っているのがひしひしと伝わってくるほどの熱演を見せていますので、ぜひそちらにも注目してみてください。切なさに胸を締め付けられる現在と過去が交錯するなかで、ふたりの男とひとりの女が繰り広げる激しい愛の物語を描いた本作。朽ちてなお純粋さを失わない愛の姿は、いつまでも降り続ける雨のように、観る者の心に突き刺さるはずです。写真・園山友基(さとうほなみ)取材、文・志村昌美ストーリー斜陽の一途にあるピンク映画業界で監督を務めている栩谷。5年も映画を撮っていなかったためにアパートの家賃を支払うことにも困り、制作会社の事務所に居候させてもらっていた。梅雨のある日、栩谷は大家からあるアパートの住人に対する立ち退き交渉を頼まれる。アパートを訪ねた栩谷は伊関という名の男と揉み合いになるが、部屋に入って話し始めると、伊関はかつてシナリオを書いていたことを栩谷に明かす。そして、映画を夢見たふたりの男の人生は、女優・祥子との奇縁に繋がっていくのだった…。引き込まれる予告編はこちら!作品情報『花腐し』11月10日(金)テアトル新宿ほか全国公開配給:東映ビデオ(C)2023「花腐し」製作委員会写真・園山友基(さとうほなみ)
2023年11月09日主演・綾野剛、柄本佑、さとうほなみの共演で描く、ふたりの男とひとりの女が織りなす“湿度の高い”男女の物語『花腐し』。この度、綾野さん演じる栩谷と柄本さん演じる伊関が初めて出会うシーンで、2人の対話に惹き込まれる本編特別映像が解禁となった。もう5年も映画を撮れておらず、自身のアパートの家賃の支払いにも困っていた栩谷は、支払いを待ってもらう代償として、大家からある提案を持ちかけられる。大家の所有する取り壊し予定の古いアパートへ居座り続ける男がいるため、立ち退きを依頼してほしいというものだ。気の向かないまま、アパートを訪れ、なぜか居座り続ける伊関に要件を伝える栩谷だったが、人を喰ったような対応を続ける伊関に栩谷はイラついてしまう…。自身の役割を果たすために凄んでみるものの、どうしても人の良さを隠すことできない栩谷、図々しい態度をとりながらもどこか飄々と憎めない伊関。本格的な共演は初めてだという綾野さんと柄本さんによる、静かながらもどこか滑稽さを醸し出す、そして、2人の対話の魅力に思わず引き込まれるような本編特別映像となっている。『花腐し』は11月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:花腐し 2023年11月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2023「花腐し」製作委員会
2023年10月17日春画の奥深い魅力にとりつかれた男女をコミカルに描く映画『春画先生』。内野聖陽さんは“春画先生”こと変わり者の研究者・芳賀、柄本佑さんはその弟子の編集者・辻村を演じる。芳賀の手ほどきで春画を学ぶ弓子(北香那)が覚醒し、やがて3人の関係は奇妙な方向へ加速する。江戸時代の庶民の愉しみ、春画を巡る偏愛コメディ。――台本を読んで感じたことは?内野聖陽(以下、内野):奇妙な恋愛ドラマで、面白そうと思い読みましたが、まさかこんなにもほくそ笑んでしまうコメディになるとは予想していなかったです。柄本佑(以下、柄本):塩田(明彦)監督はコメディに振りたかったんでしょうね。辻村と弓子の濡れ場の衣装合わせで、当たり前のようにスマホを額につける実験をされて、なるほどと(笑)。内野:芳賀がひとり耽るシーンでも、弓子から着信があるとハートマークがぷるんぷるん飛び回る画面が用意されてた。結局、使わなかったんだけど、そこまで味付けしていいんだなと。辻村がはいてた青いTバックは?柄本:(笑)。あれは衣装合わせでは白と黒が用意されてたんですけど、その日晴れていたこともあって、空色を提案しました。辻村には生命力があって、春画先生へのリスペクトには歪んだものがまったくなく、むしろ爽やかだと感じたので。――演じながら大事にしたことは?内野:この映画は“芳賀一郎の大冒険”とでもいうのかな。弓子に本音を隠しながら進んでいくんだけど、騙してはいない。芳賀が策士には見えないように気をつけましたね。そのための一つが、台詞の言い方です。監督からは「今回は台詞を歌い上げないで、ぶっきらぼうに」というお達しがありました。柄本:非常に強度のある本で、流れに乗ればいけると思ったので、役作りはしてないです。本を読んで感じた辻村の印象として、シンプルに“元気よくハキハキ喋る”ということくらいでした。内野:佑は“役作り”という言葉とは、縁遠そうだよな(笑)。柄本:内野さんとは10代の頃から何度もご一緒させてもらってますけど、僕とまったく違い、予断なく役と徹底して向き合い、役を知っていく。その姿は、毎回新鮮です。内野:呆れてるんだろう?(笑)柄本:勉強させていただいてます!内野:役へのアプローチは役者ごとに違うからね。佑は、ストーリーの中で、どうしたらそのキャラクターが面白く存在できるのか考えていて、その捉え方が天才的。偉そうだけど、会うたびに進化している。柄本:内野さんには、少なからず成長した姿をお見せしなければというプレッシャーが、常にありますよ。――弓子役の北香那さんの演技はいかがでしたか。内野:全身全霊、体当たりでやっていらっしゃいました。たくさんのインスピレーションを与えてくれる素敵な共演者でしたね。弓子のあの怒った顔に、春画先生はまいっちゃったんだろうな。柄本:あの表情はすごく魅力的でしたよね。真っすぐ放たれた感情と、北さんのルックスとのギャップが色っぽかったです。――春画に馴染みのない人に向けて、言葉をいただけますか。内野:今回、コレクターの方に本物を見せていただいたり、何百という春画を見ましたが、髪の毛一本一本の繊細さ、着物のたおやかさ…それはもう見事なんです。春画に描かれた男女の睦み合いは、どこかいかがわしいものというイメージから、生きとし生けるものへの肯定なのだと僕自身が変わりました。なので、まずは入り口に立ってほしいです。面白い世界だから、こっちにおいで~。柄本:ぜひ、覗きに来てください。内野:覗いたら、あとは野となれ山となれです(笑)。『春画先生』原作、脚本、監督は、ロングランヒット作『黄泉がえり』や先鋭的な作品で知られる塩田明彦。安達祐実が芳賀の亡き妻の姉を演じる。全国公開される商業映画として、無修正で浮世絵春画が描写されるのは邦画史上初。10月13日全国公開。©2023「春画先生」製作委員会うちの・せいよう(写真右)1968年9月16日生まれ、神奈川県出身。’96年、連続テレビ小説『ふたりっ子』で脚光を浴びる。2007年、大河ドラマ『風林火山』に主演。’21年、紫綬褒章を受章。現在、W主演ドラマ『きのう何食べた? season2』(テレビ東京系)が放送中。えもと・たすく(写真左)1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』で主演デビュー。近年の出演作に、ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)、映画『シン・仮面ライダー』など。来年1月から始まる大河ドラマ『光る君へ』に、藤原道長役で出演。※『anan』2023年10月18日号より。写真・神藤 剛スタイリスト・中川原 寛(CaNN/内野さん)坂上真一(白山事務所/柄本さん)ヘア&メイク・佐藤裕子(スタジオAD/内野さん)AMANO(柄本さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年10月16日来年放送予定の吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」において、打毬の撮影が終了し、収録現場写真が到着した。大石静が手掛ける本作は、紫式部の人生を描く物語。吉高さんが紫式部/まひろ、柄本佑が藤原道長を演じるほか、高畑充希、黒木華、町田啓太、塩野瑛久、毎熊克哉らの出演が決定している。5月下旬に京都市内でクランクインし、撮影は順調に進んでいるという本作。8月22日~23日には、栃木県下都賀郡壬生町にて平安時代の馬術競技・打毬のロケが行われた。まひろや姫たちが観戦する中、道長が親しい上級貴族と共に打毬を行うシーンを撮影した。打毬の選手として撮影に挑んだ、紫式部生涯のソウルメイト・藤原道長役の柄本さんは、「馬を走らせながら、同時にスティックを振り抜くことはとても難しく、昨年の秋ごろから撮影に向けて練習を積み重ねてきました。達成すべきハードルが非常に高い分、演じるうえでも、大きなやりがいを感じています」とコメント。また、「映像で見られることが私も今から楽しみです」と放送に期待を寄せ、「男性陣が打毬のテクニックで女性たちを魅了する場面でもあるので、その雄姿を皆さまにもぜひ、ご覧いただければと思います」とメッセージを寄せている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年09月11日連続ドラマW「OZU ~小津安二郎が描いた物語~」第2話「生れてはみたけれど」の詳細が明らかになり、柄本佑、国仲涼子、染谷将太が出演することが分かった。会社員の健介は、妻・英子、息子の良一、啓二と田園の広がる郊外に引っ越しをする。近所に住む専務の岩崎に出世のため取り入ろうとする健介だったが、良一と啓二は家では威厳のある父が上司・岩崎の前で媚びる姿を知って反発する…。映画監督・小津安二郎の初期サイレント映画群をオムニバスドラマ形式で現代リメイクする本作。第2話では、約90年前に公開され、その年のキネマ旬報ベスト・テン第1位を獲得した『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』をドラマリメイク。子どもの純真な目線を通して、大人の悲哀を描く物語だ。WOWOWドラマ初主演となる柄本さんが演じるのは、息子たちの前では威厳のある父親だが、会社では出世のため、専務の岩崎に取り入ろうとヘコヘコする健介。「小津作品は観るものだと思ってました。まさかリメイクという形で小津に関わる事が出来る人生だったとは自分で驚きでした」と今回の出演について語った柄本さんは、「本当に楽しく演ることができました。楽しかっただけに一言文句を言わせてもらいます。(撮影期間が)1週間は短いってぇ。。。現代に蘇った『生れてはみたけれど』。このタイトルの後にどんな言葉が紡がれるのか?観終わった後の皆様の頭ん中が楽しみです」とコメントしている。そして、国仲さんが健介の妻・英子、染谷さんが健介が勤める会社の専務・岩崎を演じるほか、健介の長男・良一役に小山蒼海、弟・啓二役に白鳥廉、岩崎の妻・美恵役に土村芳、ホームレス役に渋川清彦が決定した。脚本・監督を務めるのは、『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』の吉田康弘。「テーマは現代にも通じる人間社会のヒエラルキー。決して古びておりません。主演の柄本佑さんをはじめ、突貫小僧に負けない子役たちを集結し、スタッフ共々やる気満々で撮影しました。ご期待ください」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「OZU ~小津安二郎が描いた物語~」は11月、毎週日曜日22時~WOWOWプライム/WOWOW4Kにて放送、WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月13日主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎え、『火口のふたり』の荒井晴彦が芥川賞受賞小説を脚色・監督した映画『花腐し』。この度、本予告、本ポスタービジュアルとともに奥田瑛二、山崎ハコ、マキタスポーツら追加キャストも解禁となった。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そして2人が愛したひとりの女優・祥子(さとうほなみ)。タイトルに引用された万葉集の和歌「花腐し」とは、きれいに咲いた卯木(うつぎ)の花をも腐らせてしまう、じっとりと降りしきる雨を表現している。そのタイトル通り、梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女について語り始める。本予告は、栩谷と伊関が梅雨のある日、初めて会うシーンから始まる。会話を重ねるうちに少しずつ警戒心が解けていく2人。やがて、それぞれが自らの朽ちつつある夢とともに、過去に本気で愛した女について語り始めるが、なんとそれが同じ女性・桐岡祥子だったことをお互いは知り、衝撃を受ける。しかも、栩谷は伊関に「桐岡祥子は死んだ」と告げる――。男2人が生きる時間を体現するかのようなモノクロ映像から一転、祥子とそれぞれの男たちの記憶は色鮮やかな映像として蘇り、見るものを引き込んでいく印象的な映像となっている。また、ポスターは栩谷、伊関、祥子の3人が土砂降りの雨の中、虚な目で佇む様子を捉えたもの。「朽ちてなお、生きていく」というコピーが添えられ、降りしきる雨とともに自らの夢も愛も朽ちさせていくかのようなビジュアルとなっている。さらに、追加キャストはピンク映画の監督・桑山役と寺本役にそれぞれ吉岡睦雄と川瀬陽太、中国からの留学生リンリン役にMINAMO、韓国からの留学生ハン・ユジョン役にNia、栩谷が身を寄せるビルのオーナー・金役にマキタスポーツ、韓国スナックのママ役に山崎ハコ、ピンク映画の製作会社社長・小倉役に赤座美代子、脚本家・沢井役に奥田瑛二が発表された『花腐し』は11月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:花腐し 2023年初冬、テアトル新宿ほか全国にて公開予定©2023「花腐し」製作委員会
2023年07月28日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、池松壮亮、柄本佑、森山未來というトリプルライダーが集結した、30分超えのスペシャル鼎談映像が公開された。興行収入は、歴代の「仮面ライダー」映画史上最高記録&初の興行収入20億円を突破した本作。今回の映像では、本郷猛/仮面ライダー役の池松さん、一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本さん、ルリ子(浜辺さん)の兄・イチロー役の森山さんが、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きが決定するまでの話や、話題となっているクライマックスの激闘についてなど、ファン必見の超貴重なエピソードを明かしている。クライマックスの3人のバトルシーンは、演者自身が中心に考案されたが、庵野秀明監督から「泥仕合」という差し込み原稿(※現場で追加される台本)も入ったそう。柄本さんは「その日に撮りたいとなって段取り(※本番前に行う動きの確認)が始まったら『変えたい』となって現場で調整するための待ち時間が発生し、3・4時間経って『1回持ち帰って明日にしましょう』となりました」とふり返る。森山さんも「『ドキュメント「シン・仮面ライダー」~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~』で描かれたように、アクション監督の田渕景也さんとアクション稽古をしたり絵コンテやアクション映像を作って……というやり取りは撮影スタジオに入るまでずっと続いていましたね」と明かした。また、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きについて森山さんは、「本編では使われなかった部分が多いのですが、変身前の基本的な動き方は瞑想や、『プラーナ』というキーワードから考えていきました。プラーナはサンスクリット語で『大気中に存在しているエネルギー』といったような抽象性のある言葉ですが、プラーナを呼吸なのか、体内に取り込んで循環するという考えで動きを作れたら面白いんじゃないですか、という提案はしました」と考案の過程を語っている。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年05月01日映画『シン・仮面ライダー』に出演する池松壮亮、柄本佑、森山未來のトリプルライダーによるスペシャル鼎談が公開された。“原点”をリスペクトしつつ現代日本における最高のキャスト・スタッフが心血を注ぎ、生み出した『シン・仮面ライダー』。公開から1カ月以上が経ち、興行収入は歴代の「仮面ライダー」映画史上最高記録、そして初の興行収入20億円を突破している。鼎談では、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きが決定するまでの話や、話題となっているクライマックスの激闘についてなど、ファン必見の貴重なエピソードが満載の内容となっている。映画『シン・仮面ライダー』トリプルライダー スペシャル座談会<作品情報>『シン・仮面ライダー』公開中映画公式サイト:映画公式Twitter:
2023年05月01日主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎え、『火口のふたり』(19)の荒井晴彦が芥川賞受賞小説を脚色・監督した映画『花腐し』が2023年初冬に公開決定。ティザービジュアル、場面写真3点、荒井監督やキャスト陣のコメントが到着した。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そして2人が愛したひとりの女優・祥子(さとうほなみ)。梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女性について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していくーー。『ヴァイブレータ』(03)、『共喰い』(13)をはじめとする日本映画の脚本を数多く手がけてきた荒井晴彦が、『火口のふたり』に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作。主人公・栩谷に綾野剛、共演に『火口のふたり』でもタッグを組んだ柄本佑、ドラマ「あなたがしてくれなくても」などのさとうほなみを迎えた男女の物語が完成した。キャスト&監督&原作者よりコメント到着綾野剛/栩谷役初めて映画を観た時の事を思い出した。なんだか銀幕の中はひどく残酷で、こちらがそれを安全圏から覗いているとわかりながらも淡々と物語は進んでいく。その当時は、感情を掴み取ることも、感情を移入することもなく、ただただ傍観していた。しかし、観終わってみれば、独特な達成感というか、やり切った感が身体をほとばしり、それまで経験したことのない感情が湧き立ったものでした。現在、世の中には沢山の作品が生まれ、沢山の感情をシェアする環境が備り、毎日が選択の連続を生きる中で、この映画は何者なのだろうと考える。私にとって花腐しは"映画そのもの"でした。産まれる前から映像作品に携わってこられた映画人に魅せられ支えられ、ただただ映画の額面にようやく触れられた想いでした。本作を皆様の映画鑑賞アルバムの1ページに添えて頂けたら幸いです。柄本佑/伊関役去年の何月でしたか、荒井監督から電話があり「佑にホンを送ったんだけど読んだ?田辺が返事がないんだよなって言っててさぁ、、、」と連絡をいただきました。そんな前置きがありホンを読んだ僕は「おっほっほっ、おもしレェー。」と呟きました。『火口のふたり』に続き荒井監督に呼んでいただいた喜びに加えて、とにかくホンが滅法面白い!!いち映画ファンとしてやらなくてはいけない仕事でした。さとうほなみ/祥子役脚本を頂いたとき、ピンク映画業界に纏わるお話であったりそこを取り巻く人々の関係性であったり、荒井監督が実際に見てきた景色がぎっしり詰まっているんだろうなと感じました。ですが、映像化の想像があまり出来なかった中でもすでにこの作品に強く惹かれておりました。祥子という人物の日常を生きているのは、とてもつらくとても幸せでした。是非ご覧いただきたいと、心より思います。監督:荒井晴彦『火口のふたり』の公開が終わって、体力があるうちにまた撮りたいなと思った。『この国の空』の時のようなストレスが無かったのだ。「花腐し」を撮ろうと思った。榎望プロデューサーから紹介されたばかりの佐藤現プロデューサーにホンを送った。2019年10月だ。佐藤さんはやりましょうと言ってくれた。『火口のふたり』はキネ旬ベストワンになったが、コロナでパーティもできなかった。濃厚接触シーンが多い『花腐し』がクランクインできたのは2022年の10月2日だった。『火口のふたり』は安藤尋に撮らせるつもりだった。『花腐し』も自分で撮るつもりで書いたホンじゃない。2匹目のドジョウがいてくれるといいけれど。原作:松浦寿輝黒々としたトンネル小説「花腐し」が、荒井晴彦の手と眼と感性によって、原作をはるかに越えた荒々しいリリシズムが漲る映画「花腐し」へと転生する。ただただ、唖然とするほかはない。降りしきる雨のなか、廃屋めいたアパートへ帰ってきた男二人が、玄関前の路上でへたりこむシーンのデスペレートな徒労感に、やるせない共感の吐息を洩らしつつ、時代も国も個人も、これから黒々とした終焉のトンネルへ入ってゆくのだと密かに思う。『花腐し』は2023年初冬、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月17日映画『ロストケア』(24日公開)の舞台挨拶が23日に都内で行われ、松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、前田哲監督が登壇した。同作は葉真中顕氏による同名小説の実写化作。未曽有の連続殺人事件を起こした心優しい介護士・斯波宗典(松山)と検事の大友秀美(長澤)が対峙し、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する彼がなぜ殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンスだ。キャストが劇場中段から順に登場すると、松山、長澤に次いで現れた鈴鹿は、その後を壇上にエスコート。その理由を聞かれ「松山さんが(エスコート)しなさいと……」と素直に話す鈴鹿に対し、松山は「俳優は自分で言って伝説を作るものだから、『僕がそう思ったから。(するのは)当たり前です』って言いなさい」とアドバイスを送った。今回、親子役を演じた松山と柄本。家族で“マツケン”ファンだという柄本は、「長男(柄本佑)も次男(柄本時生)もマツケンファン。この人(松山)の初主演映画に、うちの亡くなったカミさん(角替和枝さん)もお母さんの役で出てたんです」と回顧。「カミさんがね、『いいのがいる!』って言っていた。他の人だったかもな……(笑)。それを聞いて現場に行ったんですよ。会話は交わさなかったんですけど、キャスティングを担当した人に『どこで見つけてきたの?』と聞いた覚えがあります」と笑いを交えながら、松山との出会いを明かした。一方、松山は今作の役作りで柄本の長男・佑をイメージしていたそうで、「佑くんか、時生くんかと言ったら、今回の作品は佑くんかなと。なので佑として現場にいました」と笑いを誘う。長澤も、松山の演技を見て「“あ、佑くん……!”っていう風に見えました」と本物の親子の雰囲気を感じていたことを明かした。
2023年03月23日俳優の安藤サクラさんが、2023年3月18日に自身のTwitterを更新。夫で俳優の柄本佑さんとのやり取りを明かし、ファンが内容にクスッとしています。自宅で使っている味噌を使い切ったか確認しようと、柄本さんに尋ねた安藤さん。すると、「パラサイトにあるよ!」といわれ、教えられた場所は床下収納でした。柄本さんは、床下収納のことをパラサイトと呼んでいるようです。『半地下住宅』に暮らしていた家族を描いた映画『パラサイト 半地下の家族』。同作品に影響を受けて、柄本さんはそう呼ぶようになったのかもしれませんね。味噌切れた?としばらく主夫してくれてた夫に聞いたらパラサイトにあるよ!って言われた。奴はこの床下収納をパラサイトと呼んでいるらしい。 pic.twitter.com/aLqaqV7wFl — 安藤サクラ (@sakura_ando) March 18, 2023 床下収納を独特な表現で呼ぶ柄本さんに、ファンからは「なるほど、と思ってニヤニヤしました」「連想ゲームみたい!」「自分も今度からそういいます!」といった反響が上がっています。柄本さんの表現に、安藤さんや多くのファンがクスッとなったのでした![文・構成/grape編集部]
2023年03月20日2023年1月8日~3月12日まで放送のテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で、主人公の、あーちんこと近藤麻美役を演じた、俳優の安藤サクラさん。最終回の放送後、撮影で使用した小道具をもらって帰ったといいます。帰宅すると、まさかの『被り』が発生したことに驚き!「昨日見た時は全然気付かなかった」という出来事をTwitterに投稿し、反響が上がっています。今日、ドラマではいていたスニーカーをいただいた。今、靴箱に入れて気付いた。昨日佑君が’ネットで随分前に買ったスニーカーがやっと届いた~’って喜んでいたのとおんなじだった。偶然にも程がある!!@sakura_andoーより引用昨日みたときは全然気づかなかった。おどろいた。あーちんが7.8話で履いていたニューバランス。 pic.twitter.com/Iuowyi1Jla — 安藤サクラ (@sakura_ando) March 12, 2023 夫で俳優の柄本佑さんと、安藤さんの2人とも、スニーカーブランド『ニューバランス』の靴を手に入れていました!どちらの靴も『MR530』シリーズという被りに、夫婦でビックリしたことでしょう。人生をやり直して何周もする『ブラッシュアップライフ』の内容を連想した人もおり、こんなコメントが寄せられています。・夫婦でニューバランス同士…!・運命的。夫婦ってシンクロしますよね。・柄本さん、絶対に人生を何周かしているでしょう。妻とタイミングを合わせたのでは!?偶然なのか、それとも必然なのか…。夫婦はこれまでになく、靴にワクワクしたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月13日2023年3月10日、第46回日本アカデミー賞が開催され、授賞式の模様が日本テレビ系で放送されました。賞レースの行方はもちろん、視聴者から反響があがったのは、映画『ある男』で最優秀助演女優賞に輝いた、俳優の安藤サクラさんの涙のスピーチ。その涙の裏には、同作で共演した妻夫木聡さんが明かした、安藤さんの『引退宣言』も関係していました。安藤サクラ、『ある男』で引退も考えていた同作の撮影中に安藤さんから「女優に向いていないと思うから、この作品で引退しようと思っています」と衝撃の宣言を受けていたことを明かした、妻夫木さん。安藤さんにとって誇れる引退作にすべく妻夫木さん自身、撮影に臨んでいたといいます。授賞後のスピーチで安藤さんは「辞めようと思っていたことがこんな形でバラされると思っていなくて、情けなくて自分が…」と涙ながらに切り出し、こうも続けました。私にとっては子育てと撮影っていうのは、今のところうまくできない。悩みつつ、その都度、今もそうですけど、家族で会議しながらみんなで協力し合って、また頑張れたらいいなと、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます。第46回日本アカデミー賞授賞式ーより引用会場には、夫で俳優の柄本佑さんの姿もあり、安藤さんがスピーチ中に家族の話題に触れた際には、お互いに目配せし、笑顔でピースサインを送り合うシーンも。自身の思いを正直に明かす安藤さんや、そんな妻の姿を笑顔で見守る夫・柄本さん、そしてお互いに夫婦として、俳優として強い信頼関係で結ばれていることが分かる2人の姿に、視聴者からは、感動にも似た声が寄せられました。・安藤サクラさんの本音のスピーチも、ピースサインを見せる柄本佑さんも、すべてがよかった。・安藤サクラさんの言葉に、母親と俳優を両立する難しさを改めて教えられた気がしてめっちゃ泣けた。・なんて素敵な夫婦だろう。ピースサインしている姿にぐっときた。子育てと仕事の両立、そして役作りへの葛藤や、作品へのプレッシャー、安藤さんが背負うものの重圧は、私たち一般人には想像できません。他者には見えない本音を明かしたからこそ、安藤さんのスピーチは多くの心を動かす力を持ったのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月11日3月12日、第46回日本アカデミー賞授賞式が行われ、最優秀助演女優賞を安藤サクラ(37)が受賞。スピーチの際、同じく式に出席していた夫・柄本佑(36)とのやり取りが反響を呼んでいる。映画『ある男』での演技が評価され受賞に至った安藤。妻夫木聡(42)演じる弁護士が“ある男”の正体に迫っていくミステリーで、愛した夫の身元調査を依頼する妻を熱演した。12年に結婚し、17年に第一子となる娘を出産した安藤。子育てしながらの撮影には苦労も感じていたようで、授賞式では、妻夫木から本作の撮影中に「この作品で女優引退しようと思ってる」と打ち明けていたことも“暴露”されていた。受賞後のスピーチでは「ありがとうございます。今ここで話したときにあまりにも自分が…」と言いかけ、思わず涙。「なんか情けなくて、自分が。かっこわるいなと思って壇上にいたので、こうやって受賞させていただいた混乱で、涙が出てしまいました」と胸の内を明かした。また、「やっぱり私にとって子育てと撮影っていうのは、今のところうまくできない」と苦笑しながら、改めて仕事との両立の難しさを語った。しかし、「悩みつつ、今もそうですけど、家族で会議をしながら、みんなで協力しあって、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます」と前向きに締めくくった。「家族と会議をしながら」と話す際は、映画『ハケンアニメ!』で優秀助演男優賞を受賞した夫・柄本佑に笑顔でアイコンタクト。柄本も妻の奮闘をたたえるように、ピースサインを返した。このやり取りに、《このピースだけで分かり合える夫婦……最高スギ》《お二人は夫婦であり父親母親であり育児・子育てをしている仲間であり戦友なんだなぁいいなぁ~~ともらい泣きした》《日本映画界を背負ってたつ最強夫婦。素敵だ・・・》とネット上では感動の声が続出している。■ドラマ撮影中の安藤サクラを、柄本佑がサポート現在放送中のドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)でも、タイムリープし人生をやり直す主人公・麻美を好演している安藤。多忙を極めるなか、本誌は妻を支える柄本の姿を目撃している。本誌が柄本の姿をキャッチしたのは、22年12月初旬。京都から新幹線で東京に帰ってきた柄本は、愛娘の手をしっかり引いていた。「柄本さんと安藤さんは、昨年から京都と東京の2拠点生活を送っています。夫婦の仕事のスケジュールに合わせて、余裕のあるほうが娘さんの面倒を見ているそう。また、娘さんは0歳児のときに安藤さんがヒロインを務めた朝ドラ『まんぷく』の現場に行くなど、幼いころから両親の仕事を肌で感じているようです」(テレビ関係者)とはいえ、多忙な2人の子育てには苦労も多い。受賞後のインタビューで安藤は、「絶対どうにかしなきゃいけないって思う」「(子育てと仕事の両立は)無理だよね~!どうしたらいいんだろうね~!」と明るくも正直な気持ちを吐露していた。もがきながらも、“芸能界最強夫婦”のブラッシュアップは続くーー。
2023年03月11日3月18日(土)放送の「クレヨンしんちゃん」は、映画『シン・仮面ライダー』とコラボしたエピソードが登場する。今回のコラボアニメ「しん・仮面ライダーだゾ」は、主人公・本郷猛/仮面ライダーを演じた池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本佑が、映画の役柄そのままに登場し、しんちゃんらお馴染みキャラクターたちとハイテンションなやり取りを繰り広げる。2月某日、3人のアフレコ収録が行われ、スピーディなストーリー展開に、「難しい!」(池松さん)、「あせっちゃう!!」(浜辺さん)、「早い!!!」(柄本さん)と苦笑い。池松さんが「汗かいてきた…」と言うほどに、徐々に現場は熱を帯びてきて、「行くぞ!SHOCKER!!」という声を合わせるセリフや、「トォー!!」という掛け声も息ピッタリに披露。またアフレコをやり切り、満足げな表情となった3人の前に、しんのすけが登場し、彼らを労いながらも、「オラみなみおねいさんに会いたかったゾ~」と体をスリスリ。浜辺さんも「私も会いたかったよ!」と応える一幕も。しんのすけからレクチャーを受け、全員合わせて「見れば~♪」とのセリフと共に、体をフラダンスのようにゆらゆらさせると、現場は笑いに包まれたという。今回のストーリーは、SHOCKERによって《オーグ》となってしまった園長先生とまつざか先生が、園児を乗せたバスをジャック。《雲オーグ》がやって来て、しんのすけたちを誘拐しようとするが、本郷と一文字が現れ、仮面ライダー、仮面ライダー第2号に変身し、雲オーグと対峙。一方、ルリ子は園児たちを救うべく別行動をしていて…という内容に。池松さんは「まさかのコラボレーション!もう二度とないであろう、《しんちゃん×仮面ライダー》の夢の共演をぜひ、お楽しみください」と呼びかけ、浜辺さんも「しんちゃんのキャラクターとライダーが、まさに大集結と言っていいと思います!豪華な回になって幸せでしたし、私自身も出来上がりが楽しみです。池松さんと柄本さんが掛け声を合わせてらっしゃる部分もカッコいいですし、私も一生懸命頑張りましたので、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです!!」とコメント。柄本さんは「物語の設定も、きちんと仮面ライダーの世界観にも通じていて、有り難かったです。いろんなキャラクターが一堂に会した、《お祭り感》があると思いますので、お楽しみに!」とメッセージを寄せている。「クレヨンしんちゃん」は毎週土曜日16時30分~テレビ朝日系にて放送中。『シン・仮面ライダー』は3月18日(土)より全国にて公開。※3月17日(金)18時~全国最速公開(一部劇場を除く)(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月09日妻夫木聡主演の日曜劇場「Get Ready!」。その第2話が1月15日放送。ガンに冒されながら自身の理想のため奔走する患者を演じた柄本明の演技とメイクに、SNSでは「心配になるレベル」などの声が上がっている。堤幸彦が演出を担当し、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの姿を描く本作。昼間はパティシエとして、手術と同様にその器用さと大胆なアイデアで繊細なケーキを作り販売。その裏で法外な報酬と引き換えに超人的なオペ技術で、どんな手術も請け負う闇の最強医療チームを率いる波佐間永介=エース役で妻夫木さんが主演する。共演にはエースの相棒でオペを行う患者との交渉人となる下山田譲=ジョーカーに藤原竜也。過去は謎に包まれている腕は超一流な凄腕オペナース、依田沙姫=クイーンに松下奈緒。闇医者チームに協力する若き万能ハッカーの白瀬剛人=スペードに日向亘。千代田医科大学附属病院の第一外科で外科医をしている剣持玲於奈の婚約者、染谷慈恩に一ノ瀬颯。染谷の同僚外科医、橋元芙美に橋本マナミ。千代田医科大学附属病院の剣持院長の娘で染谷の婚約者、剣持玲於奈に結城モエ。波佐間のパティスリー「カーサブランシェ」に足繫く通うケーキが大好きな高校生・嶋崎水面に當真あみ。謎の占い師・POCに三石琴乃。警視庁特務捜査課課長の佐倉亮一に矢島健一。警視庁特務捜査課の刑事、菊川忍に片山友希。仮面ドクターズを敵視する千代田医科大学附属病院の院長兼理事長、剣持理三に鹿賀丈史といったキャストが集結。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ジョーカーの元妻・千秋(市川由衣)が一人息子(相澤壮太)を城和大学附属小学校に裏口入学させるため、2億円を用意して欲しいとジョーカーのもとを訪ねて来る。城和大学は近年、坊城理事長(柄本さん)による裏口寄付金プロジェクトで莫大な金を得ていたが、坊城は副理事長で息子の康之(三浦貴大)にその座を降ろされた上、ガンで余命数か月と宣告される。しかし交渉のため現れた闇医者チームのジョーカーに、自分が死ぬとしても2億円以上は払えないと断る。「金のない理想は無意味」と語る坊城理事長、坊城が金にこだわる理由は僻地に病院を作るためだった…というのが2話のストーリー。学生たちに“最後の授業”を行う坊城…その姿に「柄本明さんの演技凄すぎるんじゃが、メイクも凄い…」「白目の黄色さ、流石に役作りのための加工だよね??心配になるレベル」「本当に病気を患わってるのかと、心配になるぐらいリアルに見える演技」などの声が殺到。柄本さんの演技とともにメイクにも驚愕の声が上がる。その後手術が成功し目覚めた坊城に波佐間は、自分がかつて坊城の教え子であったことを示唆する。このシーンにも「エースの恩師だったのか」「エースは教え子だった?」「波佐間さんの過去も気になります」などの反応が寄せられている。【第3話あらすじ】闇医者チームは、とある連続殺人事件を追いかけていた。警察の捜査が近づくなかジョーカーやクイーンの反対を押し切って事件の被害者たちを救い続けるエース。実は犯人の安達(杉本哲太)もまたエースの患者だった。彼が連続殺人犯になった隠された理由とは?闇医者チームは警察の目を盗んで安達を救うことができるのか…。「Get Ready!」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年01月16日テレビドラマ、映画や舞台など幅広く活躍している俳優の安藤サクラさん。安藤さんのInstagramには、夫で同じく2世俳優の柄本佑さんがたびたび登場し、家庭的な写真を通して2人の仲のよさを見せています。そんな中、安藤さんのInstagramに投稿された柄本さんとの2ショット写真が「かっこいい!」と話題になりました。それぞれのソロショットもあれば、互いに寄り添い合ったり、じゃれ合ったりする様子を収めた1枚も。冬の京都で撮影された、表情豊かな夫婦写真の数々をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 安藤サクラ(@sakuraando)がシェアした投稿 これらの写真は、ファッション雑誌『BRUTUS』と人気ファッションブランド『ジル・サンダー』のコラボレーション企画として撮影されたもの。日常的でありながら、この2人ならではのムードを醸し出すポートレートの数々に、5万を超える『いいね』と多数のコメントが寄せられています。【ネットの声】・映画のワンシーンみたい!・なんですか…2人に漂うハイセンスな空気…かっこよすぎます。・空気感とか憧れます!2023年1月からテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で主演を務め、同年6月公開予定の映画『怪物』に出演するなど、2023年も精力的に活動する安藤さん。夫婦水入らずのワンシーンにスタイリッシュさが感じられるのも、安藤さんと柄本さん夫妻の魅力の1つなのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月10日2023年1月8日、俳優の安藤サクラさんがバラエティ番組『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演。そこで明かした、夫で俳優の柄本佑さんとの婚前エピソードに驚きの声が上がっています。安藤サクラ、結婚前から義実家で…?2008年に柄本さんと知り合った安藤さんは、2012年に結婚しました。出会った当時22歳だった安藤さんは、柄本さんとお付き合いを始めてすぐに、義実家で暮らし始めたそうです。私たちは22、23歳で出会って、すぐ、同居し始めて…向こうの家族と。付き合ったのが(2008年の)7月の後半の夏に付き合って、大みそかに「結婚します」って挨拶に行って。それで、ちょうど向こうの実家が引っ越しする時だった。その引っ越しするタイミングで同居が始まりました。おしゃれクリップーより引用「柄本さんの家族は、自分の家族よりも波長が合う。自分が無理なくいられる気がする」という安藤さんは、産前産後も義実家で過ごしていたそうです。また、柄本さんとの結婚に至った決め手を聞かれた安藤さんは「決め手はないです」「まだ若かったから、結婚に対するプレッシャーがなかった」と回答。その後「まぁ、強いていえば『彼氏顔』じゃないな、『家族顔』だなぁって」といい、スタジオを笑わせていました。婚前から柄本さんの実家で暮らしていたという、安藤さんのエピソードに、ネットからは驚きの声が上がっています。・相手の家族とも波長が合うって、すごいなあ。本当にいい人と巡り会えたのですね。・お正月など、相手の家族に数時間会うだけで緊張してしまいます。義実家でのびのびと過ごせるのはすごい!・柄本さんのご両親も嬉しいだろうね。娘ができたような感覚なのかな。・なんだか運命的な出会いって、安藤さんと柄本さんのような夫婦のことなのかなと番組を見ながら思いました。素敵!結婚相手の家族とも、仲よく暮らせる関係性は素敵ですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月09日2023年1月2日、俳優の安藤サクラさんが、夫で同じく俳優の柄本佑さんとツーショットを公開しました。Instagramに投稿されたのは、夫婦で並んで街を歩く2人の姿。「素敵すぎる!」」といった声が続出した、こちらの写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 安藤サクラ(@sakuraando)がシェアした投稿 2012年3月に結婚し、同年には結婚10周年を迎える、安藤さんと柄本さん。芸能界でもおしどり夫婦として知られる2人ですが、クールで落ち着いた雰囲気の写真からも、仲のよさがうかがえますね!投稿にはたくさんのコメントが寄せられていました。・控えめにいって、最高。大好きなご夫婦です。・かっこいい写真!年々、顔が似てきていると思うのは私だけでしょうか。・めっちゃお似合い。こんな夫婦に憧れます!・仲よしだから、お顔が似てくるのかな。自然体な2人の姿に、多くの人がほほ笑ましい気持ちになったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月05日