二階堂ふみ(25)と染谷将太(27)が出演する、相鉄都心直通記念ムービー『100 YEARS TRAIN』が28日に公開された。11月30日に相鉄線とJR線の相互直通運転が始まることを記念して作られた約3分半の動画だ。相鉄線が開業した大正時代、電車内で隣り合わせた女性(二階堂)と男性(染谷)。女性は声をかけられず、昭和・平成・令和と時代を超えてすれ違い続ける恋物語が描かれている。さらに音楽は、人気バンド「くるり」の『ばらの花』と「サカナクション」の『ネイティブダンサー』をマッシュアップ(複合)した楽曲を採用。また相鉄グループの公式サイトには、横須賀市出身の窪塚洋介(40)や横浜市出身のふかわりょう(45)といった横浜にゆかりのある著名人もメッセージを寄せている。すでに動画は60万回以上も再生され、ネットで話題を呼んでいる。《ちょっと…これすごい、めちゃめちゃいい 二階堂ふみさんと染谷将太さんが生まれ変わりながら100年間すれ違いを繰り返す男女を演じているの 逆説的に「出会いとは即ち奇跡」を表現している ものすごい胸にグッとくる》《やばい!これはやばい!これはアートが好きな人音楽好きな人二階堂ふみが好きな人染谷将太が好きな人…や!何も好きじゃなくても、とにかく心臓にバチコーーーン何かヒットする!!!!!!やー、二階堂ふみは、本当すげーわ》同グループのYouTube公式アカウントでは、メイキング&インタビュー動画も公開している。そのなかで「電車内での印象的な体験談」として、二階堂は過去に撮影終わりで染谷と一緒に電車に乗ったことを述懐した。二階堂と染谷といえば、12年に公開された映画『ヒミズ』で共演。互いの“怪演“が認められ、同作で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞をW受賞していた。そのため、往年のファンからはこんな声も上がっている。《ヒミズコンビ好き。今日から都心直通嬉しい。もっと地元帰ろう》《「ヒミズ」を見て、2人のファンになった自分にとっては、久々にお二人が共演されていることが、この上なく嬉しいです》12月6日に放送される『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)でも再共演が告知されたばかりの二階堂と染谷。今後も“最強タッグ” として話題を呼びそうだ――。
2019年12月01日12月6日(金)放送の「時効警察はじめました」は、いろんな意味で衝撃の最終話。この度同話に、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊といったドラマ「熱海の捜査官」(’10)出演者が再集結することが分かった。先日、山崎賢人の役どころが発表された本作だが、今回新たに、出演のみが決定していた二階堂さん、染谷さん、松重さんの役柄が明らかに。二階堂さんが演じるのは、雨夜(山崎さん)の同級生で時効事件の謎を握る朝霞鈴音。染谷さんは、「熱海の捜査官」と同じ役名、味澤宙夫だが、雨夜から時効事件を予言される同級生という役どころ。そして、松重さんはかつて雨夜の担当医だった心理学者・只野教授を演じる。「熱海の捜査官」は初めての連続ドラマ撮影だったという二階堂さんは「特に、当時頂いた『現場のモニターは確認するな』という三木監督の言葉は、今でも大事にしています。当時はまだ15歳で、たぶん無意識なところで自意識過剰な部分があったと思うんです。だから、三木監督はそうアドバイスしてくださったのか、と。それ以来、自分のお芝居はモニターでチェックしないです」とふり返り、「最終回には『熱海の捜査官』をちょっと匂わせるような部分もあるので、そこも楽しんでいただけたらうれしいです」と見どころを明かした。今回、三木監督から「熱海の捜査官」と同じ役名を与えられた染谷さんは「三木監督の世界の中にいる『味澤宙夫』として、また同時に違う役として“味澤宙夫”を演じるのはすごくうれしく、感慨深かったです」と喜び、「深く考えすぎず、格好に任せて演じました(笑)! 現在と回想シーンの学生時代では髪型も全然変わるので、『ある種違う人物になってもいいや』くらいな気持ちで、格好に任せましたね」と今作について語っている。また、先日発表された霧山が調べる時効事件の発生を予言していた“スピリチュアル雨夜”こと雨夜翔太役の山崎さんは、二階堂さんと染谷さんについて「2人とも『熱海の捜査官』のときと全然変わらないです。当時から、ふみちゃんは同い年とは思えないくらい肝が据わっている人だったし、染谷くんも2歳年上とは思えないくらい大人っぽかったんです」とふり返っている。一方、二階堂さんと染谷さんも山崎さんについて「『熱海』の後に映画『オオカミ少女と黒王子』(2016年)で久しぶりにご一緒しましたんが、いい意味でずっと変わらないムードメーカーであり、気遣いのある人」(二階堂さん)、「賢人くんとはCMでも共演しましたが今回改めて、少年から青年に、そして成人男性になられていて『あぁ…!』と。時が経ったなとは感じましたけど、根本的な部分では何も変わっていないですね」(染谷さん)と変わらぬ人柄の良さに言及した。そのほか、同じく「熱海の捜査官」のキャストだった少路勇介も最終話に出演する。「時効警察はじめました」最終話あらすじ総武署の時効管理課にいきなりFBIの人間が現れた。なんと、霧山修一朗(オダギリジョー)の力を借りたい事件が発生したため、アメリカへ連れ戻しに来たという。一方、霧山は24年前の時効事件を趣味で捜査し始める。それは高校の屋上から、高飛び込み部のコーチ・祷巫女彦(少路勇介)が飛び降りて死亡した事件。本件にはどうにも不可解な点があった。というのも、現在、的中率抜群な予言者・スピリチャル雨夜として活躍する雨夜翔太(山崎賢人)が同級生・味澤宙夫(染谷将太)に、祷の飛び降りを予言していたのだ。祷に自殺の動機がまったくない点と、そんな祷の飛び降りを雨夜が予言していた点が引っかかった霧山は、雨夜本人から話を聞くことに。だが話の途中、霧山は同行した助手・三日月しずか(麻生久美子)の様子が何やらおかしなことに気づき…!?その後、事件発生時の担当刑事を訪ねた霧山と三日月、刑事課の彩雲真空(吉岡里帆)は不審な話を耳にする。祷の財布には、飛び降りた日に受け取る予定だったバースデーケーキの予約票が入っていたというのだ。しかも、ケーキプレートの文字から、誕生日の主役は高飛び込み部の部員・朝霞鈴音(二階堂ふみ)だと判明。さらに刑事は、蘇生後にPTSDを患っていた雨夜と、彼の担当医だった心理学者・只野教授(松重豊)との間に何かあったのでは…とも疑っていた。「時効警察はじめました」最終話は12月6日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送。※一部地域を除く(cinemacafe.net)
2019年11月29日二階堂ふみと染谷将太を主演に迎えた相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」が本日11月28日(木)よりYouTubeにて公開された。今回の映像は、100年以上の歴史がある相鉄線が、大正・昭和・平成と時代に合わせて移り変わっていく様子と、令和時代に入ってから都心に直通することで人々の環境が変化する様子を描いた約3分半のムービー。二階堂さん演じる女性が、染谷さん演じる男性にひとめぼれするシーンから始まり、時代を超えて繰り返し再会してはすれ違う、男女の切ない恋が展開し、最後には直通運転により2人の関係に変化が生まれる…。映像では、大正から令和へ、それぞれの時代を表現するため、車両や衣装、美術品なども当時の様子をリアルに再現。大正時代では着物や袴、昭和時代では着物を仕立て直した衣装を。そして、モノクロ写真、プリクラ、スマートフォン画面など、各時代の最後には“時代を象徴する写真”が登場し時代の流れを表現。また、共演者にはママインフルエンサーの星玲奈や、ネットドラマに出演する早瀬慧なども乗客役として登場している。今回この撮影は、綿密に準備し丸2日間にわたり行われたそう。過去にも共演経験のある主演の2人は、息の合った演技を見せ、スムーズに撮影は進行。また、カットが入ると二階堂さんは乗客役の女の子と話したり、服装を直してあげたりと楽しそうに触れ合う様子も。本作について「時代によって変わる衣装や小物のちょっとした変化を楽しんでほしい」と話す二階堂さん。一方、染谷さんは見どころとして「ふみちゃんの4変化に注目だ」と言い、「それぞれ違う時代だけど一貫性をもたせることがすごく面白くて、やりがいがあると感じた。また、実際に大正時代はいろんなものがミックスされだした時代で、すごく素敵だと思う」と作品について語っている。舞台となっている電車にちなんで、“電車内での印象的な体験談”について問われると、「そういえば昔、撮影の帰り道に染谷君と電車乗りましたね」と二階堂さんが切り出し、染谷さんは「そう言えば、帰り道一緒になりましたね!撮影の帰り道、ほのぼのした思い出ですね」とふり返る。そんな2人に変装はしたのかと尋ねると、「普通の格好で一緒に帰りましたよ、だいぶ前の話なので、周りの人も気づいていないと思う」と驚きの体験談を披露した。また、本ムービー内の音楽には「くるり」の「ばらの花」と「サカナクション」の「ネイティブダンサー」といった2つの既存曲をマッシュアップした楽曲を起用。このマッシュアップ曲を現在「FLOWER FLOWER」yuiと「odol」のミゾベリョウが歌い手となり世界観を盛り上げている。yuiさんは「完成した映像と音が一緒になったのを観た時は、超大作の映画に携わらさせていただいたような大きな感動で、たくさんの人達を見守って来た電車の歴史と人との関係性がドラマチックに描かれていて、100年もの間、電車が走り続けることが改めて当たり前と思ってはいけないんだと感じました。そんな変化の瞬間に歌を通して携わることができて、とても幸せです」と参加した感想を述べ、ミゾベさんも「首都圏で暮らす僕たちにとって、鉄道とその暮らしは密接に関係していて、この出来事の大きさと、100年の長さを感じました。ひとりのミュージシャンとして、関われたことを誇らしく思います」とコメントした。(cinemacafe.net)
2019年11月28日玉森裕太主演、東野圭吾原作の謎解きミステリー『パラレルワールド・ラブストーリー』。この度、本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録されるメイキング映像の一部が公開された。今回到着した映像では、本作の撮影の様子と共に、敦賀崇史役の玉森さんのインタビューが収録されている。1つの世界では、麻由子(吉岡里帆)が自分の恋人、しかしもう1つの世界では、麻由子が親友・智彦(染谷将太)の恋人という、2つの世界に迷い込んでしまう中、真実を追い求める役どころに挑戦した玉森さん。彼にとって本作は迷いの戦いであったそうで「敦賀崇史という役は、すごく自分の中で挑戦な役どころ。どう演じようかすごく迷っていた」と明かしている。さらに「家に帰っても、ずっと崇史のことを考えて、すごく崇史に魂を込めました」と撮影期間中は常に役と向き合っていたそう。 映像では、監督と試行錯誤しながら話し合う様子も捉えられている。そんな全身全霊で挑んだ本作。映像終盤のオールアップの声がかかった際には、やりきったという感情を隠せない玉森さんの様子が映し出されている。なお、本メイキング映像には、キャストたちが悩みながら役に向き合う姿や、2つの世界を描ききるためにキャスト・スタッフが挑んだ撮影の裏側を押さえた映像も収録。ほかにも豪華版には、未公開シーンやファンの前でクイズに挑戦する玉森さんと吉岡里帆の公開直前イベント、監督が語る本作の裏側を収録したオーディオコメンタリーなど、約2時間の特典映像が収録されている。『パラレルワールド・ラブストーリー』Blu-ray&DVDは11月20日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年11月13日女優の前田敦子が30日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた「第32回東京国際映画祭」Japan Now部門出品作品『旅のおわり世界のはじまり』のイベントに登場した。ウズベキスタンで全編ロケ撮影された本作は、観客も一緒に異郷を旅しているようなシルクロードの美しい風景の中で描かれる旅の物語。“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターの主人公・葉子(前田)が、番組クルー(加瀬亮、染谷将太、柄本時生)と取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって成長していく姿を描く。前田はウズベキスタンで出会った人たちについて、「みんなすごいいい人なんです。お芝居でぶっきらぼうにするのが申し訳ないくらい、みんなすっごい優しいんですよ。警察の人たちもみんな『イエーイ!』って」と人柄を紹介。スタッフにも多くの現地の人たちが参加したが、「すごい頭いい人たちがたくさん。弁護士を目指しているという方たちが多くて、そういう方たちは日本語ペラペラだったんです。だからあんまり壁を感じなくて、むしろ『日本知ってるよ』、『ローソンでバイトしてた!』っていう方が多かったです」と、日本のことを知ってくれている人が多かったという。さらに、「すごい日本人の女性がモテました。スタッフさんの女性の方たちがけっこう求婚されていました」と笑いながら話し、自身についても「私はおじいちゃんに(求婚)されました」と明かした。
2019年10月30日染谷将太が主人公、その姉を戸田恵梨香、兄を窪塚洋介が演じ、“通夜ぶるまい”を通じて家族になる瞬間を描く映画『最初の晩餐』から、メイキング映像と新たな場面写真が到着した。本作は、父・永瀬正敏、母・斉藤由貴をはじめ、子ども時代を演じる森七菜や楽駆らが登場する“過去パート”の冬編と、染谷さん、戸田さん、窪塚さんら大人になった東家の面々が登場する“現在パート”の夏編と、季節を分けた撮影が行われた。現在パートは、過去パートから3か月空いて2018年6月21日にクランクイン。舞台は筑豊だが、撮影に適した全国有数の少雨地帯で周辺には山々もある長野・上田がロケ地として選ばれた。今回到着したメイキング映像では、喪服姿の麟太郎(染谷さん)とシュン(窪塚さん)の兄弟が何気ない会話をするシーンから始まり、麟太郎が親戚と激しく揉め合う場面などが続く。さらに、姉・美也子役の戸田さんが、麟太郎の恋人役の玄理と共に「本日も蚊に噛まれながら撮影中現場」という書き込み付きで投稿していたあの映像の裏側が覗ける一幕も。併せて到着した新場面写真は、メイキング映像にもある喪服姿の染谷さんと窪塚さん2ショットや、親戚と揉め合う一場面などが切り取られている。『最初の晩餐』は11月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最初の晩餐 2019年11月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2019『最初の晩餐』製作委員会
2019年10月11日カンヌ国際映画祭監督週間やトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門での上映に沸いた三池崇史監督×窪田正孝主演の『初恋』。この度、超異例の全米先行公開を記念して、本作の“最高に濃厚な一夜”が詰まった場面写真が一挙に解禁となった。カンヌやトロントに続き、オースティンで行われたファンタスティック映画祭では三池監督が日本人初となる「特別栄誉賞」を受賞した本作。続々と海外の映画祭の出品が決まっており、世界中からの熱い視線を集めている。そんな中、9月27日(金)に全米公開となった本作は、2週目を迎えて40館に拡大、最終は100館程度の公開を見込んでいるという。初週の館アベレージは10,576ドルと好成績を収め、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」では97%フレッシュという高評価を獲得(10月7日時点)。「三池崇史が心とユーモアを注ぎ込み、興奮する強力なカクテルを完成させた!」「様々なジャンルととんでもないキャラクターたちが絶妙なバランスを取っている!」「超暴力的でキュートな出会いを描いたサバイバルナイトだ!」など絶賛の声が相次ぎ、男女のキュートな出会いを表すジャンル“meet-cute”を使い、本作を“Miike meet-cute”と呼ぶ声も。三池監督“初”のラブストーリーは瞬く間に世界中へ拡散しているようだ。今回解禁となった場面写真には、モニカ(小西桜子)を守るかのように銃を構える天才プロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)の姿が…。威厳を放つヤクザの権藤(内野聖陽)、血を流し叫ぶジュリ(ベッキー)、なぜか一緒に写る刑事の大伴(大森南朋)とヤクザの加瀬(染谷将太)など、濃厚なキャラクターたちの姿が収められている。彼らが一夜の中でどのように出会い、絡み合っていくのか、ますます期待が高まる。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年10月09日10月11日スタートのオダギリジョー(43)主演ドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系)に、主役級の役者陣12人がゲスト出演すると発表された。オダギリ扮する風変わりな警察官・霧山修一朗が、時効になった事件を趣味で捜査するというコメディーミステリー。06年と07年に放送され、今回が12年ぶりの新シリーズ放送となる。発表された豪華ゲストたちの顔ぶれは女優陣が中山美穂(49)、小雪(42)、寺島しのぶ(46)、二階堂ふみ(25)、檀れい(48)、趣里(29)、中島美嘉(36)。俳優陣が向井理(37)、柳葉敏郎(58)、別所哲也(54)、松重豊(56)、染谷将太(27)。全員が同作初出演で、それぞれの役柄や出演回については今後発表されるという。全話平均の視聴率は06年の「時効警察」が10.1%、07年の「帰ってきた時効警察」は12.0%を記録。今作は前2作と同じ金曜午後11時15分から「金曜ナイトドラマ」枠の放送。だが多くのファンが待ち望んでいたとあって、異例の高視聴率が期待されているという。「芸能人の中にも『時効警察』は多く、これだけの大物ゲストが実現したのもそれだけ心待ちにしている人が多いことの現れでしょう。このところ、同枠の視聴率はなかなか2ケタを獲得することが難しくなっています。8%台だとかなりの高視聴率ですが、『その数字を軽々と上回るかもしれないと』と局内でも期待が高まっています」(テレビ朝日関係者)ただでさえ人気の同シリーズ。豪華ゲストたち投入による“効果”に注目が集まりそうだ。
2019年10月07日主演の染谷将太をはじめ、戸田恵梨香、窪塚洋介、永瀬正敏ら豪華俳優陣が出演する映画『最初の晩餐』から、家族写真とキャスト直筆メッセージが到着した。父の遺言“目玉焼き”から始まる唯一無二の<通夜ぶるまい>を通じて、“家族になる瞬間”を過去と現在を織り交ぜながら丁寧に描いた本作。今回到着した場面写真は、染谷さん演じるカメラマンの麟太郎が、亡くなった父を送った後撮影した家族の集合写真だ。主人公・麟太郎をはじめ、戸田さん演じる姉・美也子、窪塚さん演じる兄・シュンらが笑顔で写っている。さらに、集合写真と一緒に到着した直筆メッセージには、主要キャストたちが“家族”についてコメントしている。染谷さんは「家族とはどういう存在か?」という問いかけに対し「自分が戻れる場所だと思っています。自分が自分でいられる場所だと思いますし、それが理想だとは思いますけど。少なからず、そういう希望を抱けるからこそ、外の世界に一歩踏み出せると捉えています」と語り、直筆メッセージでは「自分の家族に対する感覚もより豊かになった」とコメント。また、戸田さんにとっての家族とは「よく分からなくなりました。絶対的なものだし、大切で間違いのない存在ではあります。でも、家族であってもその糸は簡単に切れてしまうんだと、この作品を通じて感じました」と本作に触れてまた新たに感じた様子。そして直筆メッセージでは、納得できる答えにたどり着いた心境を綴っている。ほかにも、窪塚さんは「かけがえのない存在です。とはいえ、かけかえてるんですけども、別れた嫁も今の嫁も仲良く、それを込み込みで、俺らの両親とも繋がっていて、子供も前の嫁の子供と今の嫁の子供もいるけども、それで一つというか。いろんなこと言う人はいるけど、でも別に誰に見せるための家族でもないわけで、自分たちが幸せを感じ、自分たちが必要で寄り添って一緒にいることが幸せだし、うれしいこと」と家族を語り、斉藤由貴は「私は今、子供を持っていて、うまくいかない部分とかもいっぱいあるし、ただ、ステレオタイプのかくあるべき、ということではない。私から一番何を渡せるか、模索している最中です」と心境を。さらに永瀬さんは「たとえ離れていても側にある。当たり前と感じられていた幸せを今は重く受け止めています」と直筆メッセージを寄せている。『最初の晩餐』は11月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最初の晩餐 2019年11月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2019『最初の晩餐』製作委員会
2019年10月07日10月スタートの新金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」から、豪華な12名のゲスト出演者が発表された。時効になった事件を“趣味”で捜査するオダギリジョー演じる霧山修一朗が、名(迷)助手の三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑む、シュールな脱力系コメディーミステリー「時効警察」。“12年ぶりの復活”となる今作では、オダギリさんと麻生久美子をはじめとするお馴染みキャストのほか、新たに吉岡里帆&磯村勇斗が加わり、霧山が総武警察署の食堂で働く女性から、冷蔵庫に入れっぱなしになっていた「要玲蔵(かなめたまぞう)」と書かれた遺留品の箱を預かるところから物語は幕を開ける。これまでのシリーズでも、毎回登場するゲストたちに注目が集まっていたが、今回は放送開始前に選りすぐりのゲスト陣12人を一挙解禁!新興宗教の教祖役で第1話のゲストに決定している小雪をはじめ、趣里、染谷将太、檀れい、寺島しのぶ、中島美嘉、中山美穂、二階堂ふみ、別所哲也、松重豊、向井理、柳葉敏郎が時効ワールドに初参戦。しかし、ゲストたちが何話にどんな役で出るかはまだ秘密。放送に先立ち、そんな豪華ゲストたちから「私が出演する回は強烈なキャラクターがたくさん出てくる回。私自身も全力で演じさせていただきました」(趣里さん)、「本当に芝居が楽しかった」(染谷さん)、「もうよく分からない設定の役柄に(笑)、真面目に取り組んでいます」(向井さん)といった参加した感想などを語るコメントも到着している。●キャストコメント●小雪「新しい世界観を見たい」という思いがあったので、参加させていただきました。いつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいましたし、どのシーンもすごく新鮮でした。劇中に登場する、いろんなキャラクターを楽しんで見ていただけたら、うれしく思います。趣里「時効警察」が復活することに「わ~っ!」と心が躍った上に、まさか自分が呼んでいただけるとは思っていなかったので、すっごくうれしかったです!私が出演する回は強烈なキャラクターがたくさん出てくる回。私自身も全力で演じさせていただきましたので、ぜひご覧ください。よろしくお願いします。染谷将太「時効警察」の絶妙な温度感とバランスが大好きでしたし、「熱海の捜査官」(2010年)以来9年ぶりに三木(聡)組に参加できるということで、本当にうれしかったです。今回、オダギリ ジョーさんとも久しぶりにご一緒させていただいて、本当に芝居が楽しかったです。皆様、ぜひ見てください。檀れいこういうテイストのドラマにあまり出演したことがないので、嬉しかったと同時に驚きました(笑)。「私の芝居が『時効警察』の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…」という不安もありましたが、新たな挑戦をしたく、この世界に飛び込みました。皆さんにぜひぜひ楽しんでいただきたいです。寺島しのぶ今はまだ詳しくは話せませんが…私に“人生初の役どころ”が回ってまいりました!出演の決め手はこの役どころと、出演回の題材。手探りながらも、撮影初日からとても楽しめました。どんな仕上がりになるか私自身も楽しみにしておりますし、気合を入れて臨みたいと思います!中島美嘉もともと「時効警察」を見ていたので、オファーを頂いたときはビックリしつつも、うれしかったです。ドラマの経験がたくさんあるわけじゃないので不安もありましたが、皆さんにいろいろ教えていただきながら、撮影を楽しむことができました。最後まで楽しんで見ていただけたら、うれしいです。中山美穂前シリーズの放送時は、生活拠点を海外に置いていたため、存在自体を存じ上げなかったのですが、今回出演するにあたって情報を得て「そんなに面白いドラマだったんだ!」と、ワクワクしました。12年経ってまた同じメンバーでやれるなんて、とてもうらやましいこと。さらに楽しい作品になるよう、私も頑張ります。二階堂ふみ「時効警察」シリーズは、「熱海の捜査官」(2010年)でご一緒した三木聡監督の作品を見るキッカケにもなった作品。そんな作品に呼んでいただけて、本当にうれしかったです。出演者の方々も面白い方ばかりなので、足を引っ張らないように精一杯やりたいという思いで現場に臨みました。別所哲也今回参加出来ることに、率直な喜びと共に、緊張感を覚えました。人間模様や喜怒哀楽が凝縮されており、人はなぜ罪を犯すのか、また、時効の意味についても、深く考えさせられました。回想が多く、俳優を始めた頃を思い出し、初心に返った気分になりました。皆さんお待ちかねの第3シーズン、出演回はもちろん、私も全ての回が、とても楽しみです!向井理「時効警察」は一視聴者として楽しんでいた作品で、「ドラマってこんなにふざけていいんだな!」と衝撃を受けた作品でもありました。当時は女性ゲストが多かったので、オファーを頂いたときは意外でした。もうよく分からない設定の役柄に(笑)、真面目に取り組んでいますので、ぜひご覧ください。柳葉敏郎最初のシリーズから「時効警察」のものすごいファンで…! いっつも「出たかったなぁ、出たかったなぁ」と思っていたんです。どんな役でもいいから…と熱望していたので、今回やっと出演が実現し、オダギリ ジョーさんが演じる霧山くんにも会えて、うれしい限りです。「時効警察」最高で~す!「時効警察はじめました」は10月11日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2019年10月03日染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏ら日本映画界の実力派が夢の競演を果たした家族の物語『最初の晩餐』。この度、特別映像と場面写真が解禁となった。今回解禁された特別映像は、染谷さん演じる主人公・麟太郎が通夜ぶるまいで出された味噌汁を吸いながら思い出した味噌汁のエピソードとなっている。朝食の準備を整えて「いただきます!」と食卓を囲んだみんながご飯を食べ始めたところ、斉藤さん演じる母・アキコが作った赤味噌の味噌汁に「なにこれ、濁っとる。いつも白かったし、ママの味噌汁がよかった」と、本音を漏らす森七菜演じる美也子。それに対し、楽駆演じる兄・シュンは「じゃ、食べなきゃいいじゃん」と声をあげ、ムカッとなった美也子はその場を去る。翌日の朝食には白味噌の味噌汁が出され、美也子は美味しそうに味噌汁をすするが、今度はシュンが手をつけない。2人のボイコットが何度か続いていたある朝、出された味噌汁は白でも赤でもない合わせ味噌の味噌汁。「今日からはこれしか作らないと決めたから、食べるのも食べないのも、あなたたちの自由よ」と宣言するアキコに、何とも言えない表情を浮かべる美也子とシュン。ふたつの家族が暮らし始めて、初めての揉め事があった思い出で、合わせ味噌汁がもたらした“家族になる瞬間”を捉えた特別映像となっている。そして映像の続きでは、麟太郎が覚えているこのエピソードに対し、戸田さん演じる大人になった美也子が「実は…」と声をあげる。本編で語られる味噌汁エピソードの真相に要注目だ。特別映像と同時に、食卓を囲む一家の場面写真も解禁。味噌汁エピソードによって笑顔になっている森さん、楽駆さんら5人家族の姿がうかがえる。『最初の晩餐』は11月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最初の晩餐 2019年11月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2019『最初の晩餐』製作委員会
2019年10月02日窪田正孝主演、三池崇史監督自身初のラブストーリー映画『初恋』から、特報映像と2種類のポスタービジュアルが到着した。今回到着した特報映像では、負けるはずのない相手にKOされ、さらに自分の余命が残りわずかだと突き付けられて自暴自棄になっていた天才プロボクサー・葛城レオ(窪田さん)と、刑事に追われて逃げるモニカ(小西桜子)の衝撃的な出会いからスタート。そして、刑事・大伴に強烈なパンチをお見舞いし、モニカを助けたことから彼の人生の歯車は一気に狂いはじめる。後半では、レオとモニカのほかにも、ヤクザきっての武闘派、権藤役の内野聖陽、刑事・大伴役の大森南朋、ヤクザの策士・加瀬役の染谷将太ら豪華キャストたちが次々に登場。一瞬だが、ただならぬ雰囲気を感じさせる。さらに、レオとモニカが写る初恋感が感じられるビジュアルと、鋭い眼光を向け、「誰ひとり欠けても、この恋は生まれなかった」と意味深なコピーが綴られたビジュアル、雰囲気の違う2種類のポスターもお披露目された。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年09月20日松山ケンイチと染谷将太が出演するドラマ「聖☆おにいさん 第II紀」が、NHKで2週連続放送されることが決定した。人気コミック「聖☆おにいさん」を、福田雄一が監督・脚本を、山田孝之が製作総指揮としてプロデュースし、イエス役に松山ケンイチ、ブッダ役に染谷将太を迎え実写化。第1弾となる「聖☆おにいさん」は昨年10月に、続編「第II紀」は今年6月に「ピッコマTV」で配信。劇場公開もされた。6月の第1弾地上波放送に続き、今回イエスとブッダの聖人コンビの神々しさと笑いがさらにパワーアップした続編も地上波に登場。住み慣れたアパートの部屋を飛び出し、PCオタクのイエスがずっと来たかった“聖地”秋葉原へと降り立ってゲームをしたり、商店街の福引きに2人で果敢に挑戦したり…。しかし、行く先々でなにかと“奇跡”を起こしてしまう聖人コンビによる、前作を凌駕する笑いのオンパレードは必見。また、松山さんと染谷さんのほかにも、ゲストとして山田裕貴が出演。「立川の風になれ!」で彷徨うイエスを補導する警察官を演じている。なお、今回2週連続で放送予定となっている本作。第1夜は「福引き」、「自分詣で」、「聖地巡礼1~3」。第2夜は「割れろ、腹筋!」、「納涼ハンター」、「いいね・LIKE・既読」、「りんご注意報」、「立川の風になれ!」を放送する。「聖☆おにいさん 第II紀」ストーリー世紀末を無事に超えた神の子・イエスと目覚めた人・ブッダは下界でバカンス中。東京・立川のアパートでルームシェアをして暮らす2人の下界への興味は尽きることなく、PCオタクのイエスにとっての聖地・秋葉原へお出かけしたり、ブッダはインスタ映えを気にしたりとJKのように日常生活をエンジョイ!…だけどもついつい何かにつけ“奇跡”を起こしてしまう。そんな“最聖”コンビのぬくぬくコメディ。ドラマ「聖☆おにいさん 第II紀」は10月5日、12日(土)23時30分~NHK総合テレビにて2週連続放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:聖☆おにいさん 第II紀 2019年6月6日より立川シネマシティ、6月7日よりイオンシネマにて2週間限定公開(C)中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会
2019年09月19日飯豊まりえが主演を務める、小説家・乙一として知られる安達寛高監督の完全オリジナル作『シライサン』から、予告編とポスタービジュアルが解禁。併せて、主題歌に人気バンド「Co shu Nie」の「inertia」が決定した。今回解禁された予告編では、これまで謎のヴェールに包まれていた怨霊“シライサン”の姿がお目見え。うごめく黒い影のなか「目が異様に大きな女、捕まったら死ぬ」というシライサンの都市伝説を告げる声で幕を開ける。眼球破裂と心不全による不審死。親友の死と弟の死に疑問を抱いた飯豊さん演じる瑞紀と稲葉友演じる春男は、2人で事件を調べていくうちに恐ろしいシライサンの呪いに巻き込まれる。シライサンに呪われた人々は日常のなかに忍び寄るその存在に怯え、逃れられない死の恐怖に錯乱し、極限状態に追い込まれていく。そして、ほんの一瞬だが、映像では何とも恐ろしいシライサンの姿を確認することができる。果たしてシライサンの呪いから逃れることはできるのか!?迫り来る死の恐怖のなか、鬼気迫る表情で泣き叫ぶ飯豊さんや呪いに立ち向かう稲葉さん、都市伝説の語り部となる渡辺を演じる染谷将太の姿にも注目だ。またこの度、本作の主題歌を独創的な世界観で若者の支持を集める人気バンド「Co shu Nie」が担当することが決定。予告編にも使用されている主題歌「inertia」は、乙一の小説を愛読しているという彼女らが鎮魂歌として作曲。戦慄の遺贈に合わせて流れる繊細な歌声が、シライサンの呪いの底知れぬ恐怖をより深く浮かび上がらせている。安達監督は、この主題歌について「中盤、慟哭と重力を思わせる重く静かなる轟音から、宇宙に解放されるような展開に、無上のカタルシスを感じます。私はこの曲を聴く度に、映画の中で死んでいった人たちの人生や、彼らが愛し守ろうとしたものについて考えさせられます」とコメントしている。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、戦慄の表情を浮かべる飯豊さんの背後から忍び寄るシライサンの姿が。異様に大きな目、不気味に伸ばした手の甲には鈴のついた赤い紐が貫通し、飯豊さんの片目を隠すように覆っている。「目ヲソラシタラ、死ヌ。」という呪いの始まりを告げるコピーが、Jホラーのニューアイコン誕生への期待を煽るインパクト抜群のポスタービジュアルとなっている。『シライサン』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シライサン 2020年1月10日より全国にて公開(C)2020松竹株式会社
2019年09月18日11月1日公開の映画『最初の晩餐』の完成披露上映会が15日、都内で行われ、染谷将太、戸田恵梨香、斉藤由貴、永瀬正敏、常盤司郎監督が出席した。本作は、父親の遺言により、"目玉焼き"から始まった唯一無二の"通夜ぶるまい"を通じて"家族になる瞬間"を過去と現在をまじえながら描く家族の物語。主人公の麟太郎を染谷将太、その姉・美也子を戸田恵梨香、兄のシュンを窪塚洋介が演じ、染谷らの両親は斉藤由貴と永瀬正敏が演じる。メガフォンを執ったのは、サザンオールスターズのドキュメンタリー映画をはじめ、CMやミュージックビデオ、短編映画など、国際的に評価の高い常盤司郎監督。構想7年、渾身のオリジナル脚本の本作が長編映画デビュー作となる。この日は東家の家族を演じた窪塚以外のキャスト陣と常磐監督が登壇。本作の出演を決めた理由として主演の染谷は「家族を語る映画で、こんなに説教臭くない映画に初めて出会った気がします。すごく優しくて、背中を押してくれる気持ちになりました」と説明した。戸田は「偶然家族のことを考えていた時に台本を読ませてもらい、この作品を通して自分なりに答えを見つけたいと思いました」と明かしつつ、「その時に染谷くんだけ決まっていたので、この変な人と一緒にやりたいと思って決めました」ともう一つの理由を告白した。染谷と共演した印象について戸田は「よく分からない人だなと(笑)。流すの上手だし明言しないし、ボソっと言うことが核心をついていて面白いですね」と感想を。対する染谷は「姉貴っぷりに甘えればいいなと思って、思いっきり甘えました」と戸田に感謝しながらも「そんなに変じゃないです。割と大丈夫ですよ」と戸田にアピールして笑いを誘っていた。家族の食にまつわることを発端に始まる本作。それにちなみ、家族の思い出の料理について染谷は「パッと思いつくのが2つあって、子供の頃に母親が鶏の唐揚げを揚げてたら油が爆発して火傷しました。それをヘラヘラしていた自分が目玉焼きを焼いたらそれも爆発して火傷をしてしまいました(笑)」と明かした。劇中で斉藤と餃子を作るシーンがある戸田は「戸田家は毎週土曜の夜に餃子を作っていました。子供の頃は『また餃子?』と嫌だったんですけど、父が『みんなで餃子を作るのは楽しいやろ』と言っていて、父はこの時間を大切にしているんだと初めて気づきました。それからは餃子が愛おしくなり、一番好きになりましたね」と家族のエピソードを披露しながら、「だから斉藤さんと一緒に餃子を静かに包んでいるだけで色んな感情が湧いてきました。そこは好きなシーンですね」と感慨深げだった。映画『最初の晩餐』は、11月1日より全国公開。
2019年09月16日第72回カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出されたことも話題となった三池崇史監督×窪田正孝主演の映画『初恋』が、日本に先駆け、9月に全米で先行公開されることが決定した。今年5月にフランスで行われたカンヌ国際映画祭では、世界の三池ファンを大いに沸かせた本作。現地で行われた2度の上映はいずれも超満員となり、作品の評判を聞きつけた各国の関係者から、映画祭の招待や公開の相談が相次ぎ、30以上の映画祭から招待を受けているという。そんな中、公開をいち早く決めたのが全米。日本では来年の公開を予定しているが、全米では今年9月27日(金)に初日公開が決定、実写邦画としては大規模な100館程度での上映を予定している。三池監督は「いや、驚きました。日本に先駆けて全米で公開とは……アメリカの観客にとって『初恋』は、『ダンボ』とか『アラジン』とかと同じに見えるのだろうか?」と驚き、「ま、確かに歌舞伎町の『ライオン・キング』と言えなくもないかな。ま、腹を括って、日本の[恋愛映画]がどこまで通用するか見てみましょう」とコメントしている。これに伴い、全米プロモーション用のインターナショナルTrailer【米国版】とビジュアルも到着。プロボクサー役の窪田さんはもちろん、刑事役の大森南朋や染谷将太、滝藤賢一らの姿が映し出され、本作のアンダーグラウンドな世界観を覗くことができる。またラストでは、女性をかばうようにして銃を構える窪田さんの姿も!さらに本作は、9月5日からカナダで開催される北米最大の映画祭「第44回トロント国際映画祭」のミッドナイト・マッドネス部門への出品も決定した。『初恋』は2020年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月、全国にて公開予定Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年08月09日映画『最初の晩餐』が、2019年11月1日(金)に全国で公開される。目玉焼きの通夜ぶるまいから描き出す“家族の時間”『最初の晩餐』では、⽗の遺⾔により、“⽬⽟焼き”から始まる“通夜ぶるまい” を通じて、<家族になる瞬間>を過去と現在を織り交ぜながら、丁寧に描いていく。物語を通じて、唯一無二で新しい「おみおくり」の形を見せる。亡くなった⽗の通夜の夜、⺟が仕出し屋を突然キャンセル。運ばれてきた“通夜ぶるまい”は、なんと⽬⽟焼きだった。みんなが⼾惑う中、次々と出される料理から、主人公・麟太郎はあることに気づく。特別な“通夜ぶるまい”を通じてなくなった⽗との思い出や、家族も知らなかった秘密が浮き彫りになっていく。実力派俳優が夢の競演染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介が兄弟に主人公・麟太郎役は、『ヒミズ』を始め、『パラレルワールド・ラブストーリー』『聖☆おにいさん』シリーズなど、幅広い作品で多彩な顔を⾒せる実⼒派俳優の染谷将太。またその姉・美也⼦役には、『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』に出演し、2019年後期NHK連続テレビ⼩説「スカーレット」ではヒロインを務める⼾⽥恵梨⾹。兄・シュン役は、映画『沈黙-サイレンス-』の窪塚洋介が務める。父は永瀬正敏、母は斉藤由貴さらに、⺟・アキコ役は⻫藤由貴、⽗・東⽇登志役は永瀬正敏が演じ、実力派俳優達の夢の競演が繰り広げられる。また、⼾⽥恵梨⾹演じる美也⼦の少⼥時代を、新海誠の最新アニメ映画『天気の⼦』のヒロインに抜擢された森七菜が、窪塚洋介演じるシュンの⻘年時代を、⽩⽯晃⼠の監督作品『地獄少⼥』でメインキャストの⼀⽬蓮役を務める楽駆が演じる。監督は、「サザンオールスターズ」のドキュメンタリー映画をはじめ、CMやミュージックビデオ、短編映画など、国際的に評価を受けている常盤司郎が務める。構想に7年をかけ、渾⾝のオリジナル脚本によって制作された『最初の晩餐』は、満を持しての⻑編映画デビュー作となる。ストーリー忘れられない味で僕らはもう⼀度、家族になった。 カメラマン東麟太郎(染谷将太)は父・日登志(永瀬正敏)の葬儀のために故郷へ帰ってきた。姉の美也⼦(戸田恵梨香)と準備をする中、 母・アキコ(斉藤由貴)が、通夜ぶるまいは⾃分で作ると言い出した。やがて運ばれてきたのは、⽬⽟焼き。親戚たちがざわつく中、麟太郎は気がつく。「これ、親⽗が初めて作ってくれた、料理です」なつかしい⼿料理を⾷べるたび、思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえってくる。20年前に⽗と⺟が再婚した⽇、連れ⼦の兄シュン(窪塚洋介)と5⼈で暮らした⽇々のこと……。⽌まっていた家族の時が今、ゆっくりと動き出す。【詳細】映画『最初の晩餐』公開日:2019年11月1日(金)出演:染谷将太、⼾⽥恵梨⾹、窪塚洋介、⻫藤由貴、永瀬正敏、森七菜、楽駆、牧純⽮、外川燎、池⽥成志、菅原⼤吉、カトウシンスケ、⽞理、⼭本浩司、⼩野塚勇⼈、奥野瑛太、諏訪太朗監督:常盤司郎脚本:常盤司郎編集:常盤司郎配給:KADOKAWA■ムビチケ価格:1,400円(税込)前売り特典︓オリジナル・ポストカードセット※特典はなくなり次第、終了(⼀部劇場を除く)。
2019年07月29日染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介など実力派俳優らが家族になる映画『最初の晩餐』。“通夜ぶるまい”を通じて、家族になる瞬間を描く本作から、唯一無二で特別な通夜ぶるまいが覗ける予告編が到着した。『死ぬまでにしたい10のこと』『エンディングノート』『おみおくりの作法』など、終活・生き方への注目が集まる中、この秋公開される本作は、父の遺言により“目玉焼き”から始まる唯一無二の通夜ぶるまいを通じて、家族になる瞬間を過去と現在を織り交ぜながら、丁寧に描いていく、唯一無二の味で家族をおみおくりする、新たな物語。今回到着した予告編では、父(永瀬正敏)の通夜の夜、母(斉藤由貴)が仕出し屋を突然キャンセルし、驚きを隠せない妹・美也子(戸田さん)の姿からスタート。「私が作るから」と母が用意したのは、目玉焼き。まさかの料理にみんなが戸惑う中、あることに気づいた麟太郎(染谷さん)。「親父が初めて俺たちに作ってくれた料理です」――。そして、この特別な通夜ぶるまいを通じて、亡くなった父との思い出、家族も知らなかった“秘密”までもが浮き彫りになっていく…。過去と思われる映像には、現在公開中の『天気の子』『東京喰種 トーキョーグール【S】』に出演の注目若手女優・森七菜の姿も確認できる。また、予告編と併せて場面写真も到着。通夜で久しぶりに過ごす家族の姿、父との思い出などが切り取られ、明るく温もりある雰囲気が伝わってくる。『最初の晩餐』は11月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年07月26日NHK連続テレビ小説「なつぞら」に中川大志に続いて染谷将太が登場し、「アニメーション編」が俄然活気を帯びてきた。特に染谷さん演じる大型新人・神地が、次々と湧き出るアイディアをサラサラッと絵にしていく様子は「次元が違う」「インパクト強い」などの声を集めてトレンド入りを果たし、早くも視聴者を魅了している。さらに彼らだけではなく、いま大注目の若手女優たちが脇を固め、物語を締めていることに称賛の声が上がっている。中川&染谷ら加入で「アニメーション編」に新風「なつぞら」は広瀬すずがヒロインを務める朝ドラ通算100作目。戦争で両親を亡し、北海道・十勝で酪農を営む柴田家に引き取られた奥原なつが高校卒業後に上京、日本のアニメーション草創期に女性アニメーターとして活躍していく姿が描かれる。「LIFE!~人生に捧げるコント~」やCMの“細杉くん”などで振り幅の広さを見せる中川さんは、絵は描けないがアニメーションへの思い入れが強く、理屈っぽくて不器用な東洋動画スタジオの監督見習い・坂場一久を演じており、どうやらなつとの間に恋が生まれそうな予感?また、染谷さんが演じる神地航也の加入で、坂場となつ、麻子(貫地谷しほり)らが手掛ける短編アニメ「ヘンゼルとグレーテル」が大きく動き出した。抜群の画力と、柔軟で大胆な発想の持ち主で「面白い!」を連発する染谷さんはハマリ役で、「『バクマン。』の新妻エイジみたい」との声も上がる中、まさしく新風を呼び込んでいる。東洋動画は実在の東映動画(東映アニメーション)をモデルにしているが、坂場は故・高畑勲監督、神地は宮崎駿監督をモチーフにした人物らしい。清原果耶、圧倒的存在感で魅了「姉には会いたくないんです…」そんな中、5歳で生き別れたなつの妹・千遥が第14週(7月1日~6日)に登場、ひとり北海道の柴田牧場を訪れるエピソードが描かれた。誰が演じるのか注目を集めていた18歳になった千遥役は、なんと事前の告知がなく、ドラマ内で若手実力派・清原果耶であることが明かされると大きな話題に。清原さんといえば、2015年に朝ドラ「あさが来た」で女優デビュー。映画『3月のライオン』や『ちはやふる-結び-』『愛唄 -約束のナクヒト-』などほか、『新聞記者』の藤井道人監督×山田孝之プロデュースの『デイアンドナイト』では陰のある役柄で鬼気迫る演技を披露。昨年の初主演ドラマ「透明なゆりかご」では小さな命と真摯に向き合う看護師見習いの主人公を熱演し、高い支持を集めた。そんな清原さんが演じる千遥が突然、柴田牧場を訪ねてくるが、姉のなつ(広瀬さん)や兄の咲太郎(岡田将生)には「会いたくない」という。なつは柴田家、咲太郎は亜矢美(山口智子)のもとで育てられている間、千遥は東京の置屋で女将・光山なほ子(原日出子)の養女となっていたというが…。ある事情を抱える千遥を演じた清原さんの、ただうなづいたり、うつむいたりするだけで抑えた感情が見えてくる繊細な演技、電話の会話だけでホロホロと涙を流す姿などには「素晴らしすぎる」「演技うますぎる」など絶賛の声が続出。結局、急きょ東京から北海道に向かったなつたちと13年ぶりの再会を果たすことなく再び姿を消してしまった千遥には、ロスの声も上がっている。公式サイトのインタビューによれば、実際に撮影現場でも広瀬さんや岡田さんと顔を合わせることをしなかったという清原さん。「オンエアはあえて見ないようにしていました」と言い、「どのような生き方をしていたか、私自身も知らない方が、千遥としてピュアに演じられると思ってそうしたんです。さらに、スタッフの皆さんに配慮していただいて、現場でも広瀬さんと岡田さんにはまだ会っていないんです。たとえ舞台裏だとしても、会ってしまったら演技の臨場感が薄れてしまうのではないかと思ったので、会わないように調整していただきました」と、その役作りを明かす。“姉”広瀬さんとは『ちはやふる -結び-』で先輩・後輩として共演しており、「頼りになる力強くて優しいお姉ちゃんという印象があります」(同インタビュー)とも語っていただけに、2人の対面も見たかったような…。1週間だけの登場ながら、十分すぎるほどの余韻を残してくれた清原さん。 今後ますます引っ張りだこになるに違いない。福地桃子の夕見子が再登場!「もっと普通を疑え、なつ」再会直前で姿を消してしまった千遥と入れ替わるように帰ってきたのが、柴田家の長女・夕見子だ。久しぶりに現れたかと思えば、「女は働いて飯を作り、男は座って飯を待つ。(この家は)相変わらず遅れている」とズバッと言い放ち、“夕見子節”を炸裂させた。思えば、次女の明美(平尾菜々花)が千遥に見せた、なつや柴田家一同が写った写真は、そもそも夕見子が当時の女子としては珍しく北海道大学に現役合格したときに新聞が取材に訪れ、撮ってもらったものだ。夕見子はそんな事情を聞きながら、千遥の“決断”について「仕方ない」というなつたちに、それは自分の意志によるものなのか疑問を投げかけ、母(松嶋菜々子)の価値観にも苦言を呈し、まるでウーマンリブの先駆け的存在のよう。「見てて気持ちいい」「進学してパワーアップしてる」「モヤってたことを夕見子が斬っていくスタイル良い」などの声が上がっている。そんな夕見子を好演して話題となっているのが、朝ドラ初出演の福地桃子。2016年に女優デビューし、映画『あまのがわ』『あの日のオルガン』、ドラマ「チア☆ダン」などに出演してきたが、今作で演じた夕見子の率直で聡明な物言いが視聴者の心をつかんで大人気に。ドラマの舞台が東京・新宿に移ると“夕見子ロス”の声が相次ぎ、第53話(5月31日放送)、東洋動画に入社が決まったなつに長距離電話で祝福を贈るシーンに登場するとトレンド入り、6月には“合格”した北海道大学の学園祭にも呼ばれた。7月19日(金)には、札幌ドームで行われる北海道日本ハムファイターズ戦のファーストピッチセレモニーに登場予定という。そんな福地さん演じる夕見子が、「あんたが絵描きになるのも必然だったんだね」となつに言うのだから、納得せざるを得ない。しかも、第16週(7月15~20日)のサブタイトルは「なつよ、恋の季節が来た」だが、夕見子にも恋の季節が!?「俺のスカート、どこ行った?」に出演していた須藤蓮が登場することが分かっている。伊原六花はあの学校のOG!「モモッチって呼んで」東洋動画で仕上げ課に配属されたなつの隣の席にいたのが、“半年”先輩の森田桃代。セル画の彩色について質問を投げかけるなつに、逐一応じてくれる明るく優しい先輩で、「慣れたらモモッチって呼んで」と自ら言うのが可愛いと評判となった。桃代は高校卒業後、絵が好きという理由だけで、漫画映画のことは全く知らずに東洋動画に入社。いまでは、千遥のことや天陽(吉沢亮)のことでモヤるなつが「モモッチと話していると気が楽になる」とこぼす親友となっている。演じているのは、“バブリーダンス”で有名になった大阪府立登美丘高校の元キャプテン、伊原六花。2018年に「チア☆ダン」でドラマデビューを果たし、今回、朝ドラに初出演。4月からドラマシリーズが放送&配信され、劇場版が現在公開中のタイムスリップ恋愛ファンタジー『明治東京恋伽』では主演をつとめている。「親しみあるモモッチを演じたい」と事前に語っていた伊原さんだが、そのフレッシュでナチュラルな演技は注目を集めており、アニメ映画「わんぱく牛若丸」の完成慰労会では仕上げ課女子による「お祭りマンボ」を披露し、“バブリーダンス”時代を彷彿とさせるひと幕も。彼女の屈託のない明るさや鋭い分析眼が、なつ&坂場の恋を盛り上げることになりそう!?渡辺麻友&大原櫻子らにも注目なつと同じ下山(川島明)班のアニメーターで、おっとりとした“メガネ女子”三村茜を演じているのが、朝ドラ初出演の渡辺麻友。繊細な絵作りが評価されて、なつより一足先にアニメーターとなり、次第に漫画映画の面白さにひかれていくという役どころ。「AKB48」卒業後、女優としてミュージカル版「アメリ」や福田雄一演出「シティ・オブ・エンジェルズ」、時代劇ドラマなどに出演してきた渡辺さんだが、今作ではアイドルオーラを封印。個性派揃いの東洋動画アニメーターの中で、一番落ち着いていて、時々、突拍子もないアイデアを出す天才肌のなつたちとはまた違う味わいを出している。モチーフとなったのは、後に宮崎監督夫人となる大田朱美さんといわれており、染谷さん演じる神地と何かが起きるのか期待大。さらに、千遥の一件で北海道に帰省したなつと対面を果たしたのが、天陽(吉沢さん)の結婚相手・山田靖枝。青年団の演劇を手伝っていたときに、舞台美術を担当した天陽と知り合ったという。天陽の兄・陽平(犬飼貴丈)から結婚したとは聞いていたものの、天陽から「やっちゃん」と呼ばれ、彼が絵を描くことも大事に思っている靖枝に、なつは内心複雑な様子。天陽の紹介も「東京で兄貴と一緒に漫画映画を作ってる、あのなっちゃん」と、ちょっと含みのある言い方に聞こえたのは気のせいか。その靖枝役を演じるのは大原櫻子。吉沢さんとは『カノジョは嘘を愛しすぎてる』やドラマ「水球ヤンキース」で共演経験があり、広瀬さんとはファンも認める仲の良さで知られ、広瀬さん主演『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では主題歌と挿入歌を担当した。今後も登場機会はあるのか、注目だ。また、青年団の演劇を主催していると久々に名前が出たのが、十勝農業高校のよっちゃんこと居村良子だ。演じるのは、『チア☆ダン』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも広瀬さんと共演している富田望生。「3年A組―今から皆さんは、人質です―」も記憶に新しいが、千遥役の清原さんとはNetflix「宇宙を駆けるよだか」で体が“入れ替わってしまう”関係を演じており、こちらにも縁が。一方、新宿には、中村屋をモデルにした「川村屋」のウエイトレス・三橋佐知子役として、「とと姉ちゃん」や「メゾン・ド・ポリス」でも注目を集めた水谷果穂が出演。疎開中に空襲で両親を亡くした、なつと同じ戦災孤児で元ルームメイトだ。そして第88話(7月11日放送)で「声優のプロダクション」をつくると宣言した咲太郎(岡田さん)が引き入れるのが、役者に“転身”した小畑雪次郎(山田裕貴)と土間レミ子。レミ子はクラブ「メランコリー」の歌手・煙カスミ(戸田恵子)の付き人だったが、雪次郎とともに劇団「赤い星座」に入団。咲太郎に好意を寄せている。演じるのは、「オフィス3○○」や「唐組」などの舞台経験も豊富な藤本沙紀。好きなことのために、どんなときでも一生懸命なレミ子の存在はいいアクセント。咲太郎が設立するのは「青二プロダクション」がモデルではないかという声が上がっており、亀山蘭子(鈴木杏樹)や雪次郎と声優の仕事をしていくことになりそうだ。(text:Reiko Uehara)
2019年07月13日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が11日深夜、ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に出演。2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の現場で誕生日を祝ってもらったことを明かした。7月3日に49歳の誕生日を迎えた岡村。いろいろな現場で祝ってもらったことを報告し、「今年、大河の現場で、大河が入っていまして、大河俳優…。ちょっと(日にちが)ずれていたからないかなと。緊張感も違うしと思っていた」と、大河の現場では誕生日のお祝いはないかなと思っていたという。その日の大河の現場では、撮影終了だと思ったら急きょエキストラシーンを撮ると言われ、岡村が慌てていると、現場のみんながバースデーソングを歌い出し、“オカレモン”に扮したスタッフがケーキを運んできてくれたそう。「(エキストラシーンがなくて)ホッとして、何も面白いこと言えず」と振り返った。そのシーンには関係のなかった染谷将太も駆けつけてくれ、さらに、メイク室に行ったら隣に沢尻エリカがいて、「お誕生日おめでとうございます」と沢尻からもお祝いされたという岡村。「緊張の連続や。沢尻エリカに『お誕生日おめでとうございます』って言われることなんかあんねんやと思って。緊張と、緩和と、緊張と、ようわからんかった」と語った。
2019年07月12日飯豊まりえ主演の最新Jホラー『シライサン』が、7月11日より開催される「ファンタジア 国際映画祭」Asian Sectionに選出されることが分かった。また、本作の公開日が2020年1月10日(金)に決定した。本作は、小説家・乙一として活躍する安達寛高の完全オリジナル作にして、長編映画初監督作品。主演の飯豊さんのほか、稲葉友、忍成修吾、谷村美月、染谷将太と若手演技派俳優が出演している。そんな本作が今回選出されたのは、カナダで開催される北米最大のジャンル系映画祭、ファンタジア 国際映画祭。1996年にジャンル映画祭として始まり、現在では会期中の来場者数は10万人にものぼる。アジア・ヨーロッパ・北米の作品を中心に、ホラーやアクション、SF、ファンタジー、アニメなど、様々なジャンルの作品を上映。過去、日本からも話題作が上映され、園子温監督の『リアル鬼ごっこ』や、空前の大ヒットを記録した『カメラを止めるな!』などが賞を受賞している。なお、本作は観客の人気投票による“Audience Award for Best Asian Film”の対象作品。現地時間7月17日に上映される予定だ。今回の選出決定に関して飯豊さんは「シライサンが出品されたと聞いてとても嬉しかったです。シライサンが世界の方々に知って頂けることを今からワクワクしております」と喜びを語っている。そして、今回の決定に合わせて、相次ぐ不審死の原因を突き止めるため“シライサン”の呪いの真相に近づいていく瑞紀(飯豊さん)と春男(稲葉さん)らの姿を収めた新たな場面写真が公開。怯える瑞紀と春男の2ショットや、お札が貼られた不気味な古い家屋の中を覗き込む瑞紀。さらに、瑞紀たちと共に事件を追う記者間宮(忍成さん)や妻・冬美(谷村さん)、謎のポーズで写る“呪いの鍵を握る”酒屋の店員・渡辺(染谷さん)の姿もとらえられている。『シライサン』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シライサン 2020年1月10日より全国にて公開予定(C)2020松竹株式会社
2019年06月28日●前田敦子は他のメンバーと「全然違う」原作に頼らず、果敢にオリジナリティを追求する「オリジナル映画の担い手たち」。インタビュー連載の第9回は、前田敦子が主演を務める映画『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)でメガホンを取った黒沢清監督の真髄に迫る。前田演じるテレビリポーター・葉子は、“幻の怪魚”を探すウズベキスタンロケに臨みながらも夢と現実の狭間で葛藤し、彼女を取り巻くスタッフたちも、予定通りに進まない異国ロケにいらだちを募らせ始める。数々のオリジナル作を手掛けてきた黒沢監督は、どのような思いでこのスタッフ心理を描いていったのか。そこには、「本当の仕事」の矜持と、「オリジナル映画の恐怖」が深く関係していた。○■「テーマ」が先にあることはない――日本とウズベキスタン合作映画のオファーで、プロデューサーからは「物語は自由」と言われたそうですね。具体的な条件は、「ウズベキスタンで撮る」「どこかでナヴォイ劇場を入れてほしい」の2つぐらいでした。とは言っても、ウズベキスタンの文化に深く根ざした物語を考えるのは、とてもじゃないけど時間が足りない。日本で詳しい資料が手に入らなかったので、現地で取材すると何カ月……何年もかかるかもしれない。最初は、「どうしようか……」と悩んだのですが、主人公の設定によってはウズベキスタンの現状とリンクしなくても成立するかもしれないと。そこで思いついたのが、バラエティの旅番組でした。――確かに旅番組は、「現地を知らない人」に伝えることも目的ですよね。これまで、映画祭に招待されて海外のいろいろな国に行ったのですが、その国を深く知らなくても、困ったり、面白い出来事があったりするんですよね。そういう経験もあったので、まずはざっと物語を考えて進めてみよう、となったんです。――特にテーマは考えなかったのでしょうか?これまでの映画もすべてそうなんですが、「テーマ」が先にあることはないです。「テーマ」は徐々に見えてくるもの。原作があってもなくても、それは同じです。具体的な場所があって、そこに人物がいて、物語の流れがある。そこにどのような「テーマ」があるのかは、撮影が終わって分かることもあるんですよ。――今回は、どのあたりで見えてきたんですか?脚本が完成した頃には前田敦子さんで撮れそうだと分かっていて、テーマを言葉ではっきり認識していたわけではないのですが……海外にポツンと立った人、仕事場で自分の義務を果たす以外は関係を持とうとしない人、自分の周りに高い塀を築いた人。そんな人間が、いかに壁を乗り越えていくのか。そこは大きなテーマになるだろうと考えました。徐々に見えてきたことなので、それがいつなのか判断するのは難しいですね。○■脚本で「当て書き」をしないワケ――取材に備えて『Seventh Code』(14年)を改めて観たのですが、監督がおっしゃっている通り、前田さんには特有の孤独感が漂っていました。『Seventh Code』で、「やっぱりこういう役が合っている」と確信しました。僕は、AKB48についてはあまり知らなかったのですが、AKB48関係のいろいろな映像やニュース、歌っているところも含めて見た時、あれだけ多くのメンバーが並んでいる中でも他と全然違う。「面白い存在」というのが彼女の第一印象で、女優を目指していると聞いて、チャンスがあれば一度撮ってみたいと。孤高な存在として撮るのが一番彼女に合っていると何となく思って。本人にこれを伝えると、「私、全然そうじゃないですよ」と言われるんですが、そこにこそ個性があると確信していました。――そのような役者さんが背負っているもの、背景は起用する上で重視されていますか?そうですね。でも、前田さんは一緒に仕事をする前からイメージを持っていたので特殊な例だと思います。多くの場合は、やってみないと分からない。撮影前に出演作を見て、「なんとなくこういうイメージかな」と先入観を抱いて仕事をしてみると、「全然違った」ということは結構多い。またそれも面白いんですけどね。オリジナルであれ、原作であれ、向き合い方は同じ。基本的に俳優との出会いは縁、偶然です。こちらがいくら思っていても、別の人に代わることだってある。イメージしていたキャスティングと異なっても、「これはこれでいいね」と切り替えて撮影していくのが監督の仕事です。――撮影に備えて出演作をご覧になるということは、意識的に先入観を作っていらっしゃるのでしょうか?通常、脚本を書く時に「誰が演じるのか」と意識することはありません。ただ、先程も言った通り今回は特殊で、前田さんをイメージしていました。フラットな状態で脚本を書き上げると、プロデューサーとキャスティングを話し合う中で候補者が絞られていく。出演者が決まると代表作を見返してから、ドキドキしながらその方とお会いします。――オリジナルの場合は、脚本を書いている段階で無意識に俳優や知り合いの人物を思い浮かべてしまいそうな気がしますが……?若い頃は、そんなこともありました。近年は、誰でも、どうとでもなるように書いています。極端なことを言うと、20代でも50代でもいいし、性別が違っても構わないくらい。実際に、「女性の方がいいかもしれない」と男役から変更したこともあります。●監督の狙いを大きく曲げる“ある力”――なぜフラットな状態で書くようにしているんですか?書くことは大したことではないんです。書かないと物事が進まない。映画監督としての本当の仕事は、スタッフとキャストが決まって、撮影する行為。その時に持てる力を全部出したい。脚本はそのスタートラインに過ぎないので、「これがどのような人物になるのか」という“お楽しみ”でもあるんです。脚本で出来上がってしまうと、撮影が面白くないんですよ(笑)。自分が撮る映画の脚本ですから、それでいいんだと思います。脚本だけの仕事の場合はそこに思いや狙いを込めるのでしょうが、僕の思いや狙いはずっと後です。――そういえば、染谷将太さんが、「これが一体どんな映画になるのか、自分をどこに連れていってくれるのか、最初はまるでイメージできませんでした。自分の想像力の限界すら感じてしまったほど……要するにそれは、僕にとってとても面白い台本でした」とおっしゃっていましたが、監督も同じ感覚ですか?染谷くんにそう言っていただけるのは、大変うれしいですね。僕自身、脚本を書いた時点でどんな映画になるのか分からない。どんな映画にするのか、それは僕の監督としての仕事、楽しみでもあります。脚本の時点で、それが分かるわけがないというのが本音ですが、あまりワケが分からないものを書いても仕方がない。人に読ませるものですから、ある程度はどのような物語か分かるように書きますが、どのような映画になるのかは僕自身分かってないんですよね(笑)。――(笑)。その「監督の仕事」が始まる現場が、今回はウズベキスタンでした。予め押さえていた場所が、突然撮影NGになったりしたそうですが、いよいよ勝負という時に相当なストレス、負担になるだろうなと今お話を聞いて感じます。まぁ、経験ですね。慣れちゃいました(笑)。前日にNGになったこともあって、「さて、どうしようか」と大変緊張する瞬間でもあるんですが、実は映画作りにおいての良い面でもあって。映画作りは、僕一人でやっているわけじゃない。みんなでやっているものです。「困っていること」はみんな同じなので、「こっちはどうですか?」とかみんなもいろいろ考えてくれるわけです。だから、代わりの場所も自然と見つかる。それが、最初に予定していたところよりも良かったりするんです。――まさに劇中の番組クルーとも重なりますね。そうですね。映画作りも同じで、それが面白いところでもあるんです。――ディレクター役を演じた染谷さんは、監督をイメージして演じたそうですね。自分をそこまで反映させたつもりはないんですが、自分以外のディレクターが何をやっているのか、あまり知らないので(笑)。○■オリジナル脚本で直面する恐怖――監督は、不測の事態に直面しても動じない方だとも聞きました。経験を積んで、次第にそうなっていったんですか?もちろん、経験によるところは大きいと思います。でも、動じていますよ(笑)。結果的にうまく解決されている……といいますか。そうやって何となく、うまくいくもんなんですよね。急遽変更があっても、あとで見返した時に「これはえらくいいじゃないか!」と盛り上がることもあるので(笑)。それを経験すると、どんなことがあってもわりと気楽でいられます。――前田敦子さんは、監督からの指示が「こうしてください」ではなく、「ここは必要ないです」だったことがすごくありがたかったそうです。脚本と同様に、演出もあまり決め込まずに進めていらっしゃるんですか?他の監督は、そんなに細かく言ってるのかなぁ(笑)。でも、全然言わない人もいると聞きますし、自分では平均的だろうと思っています。前田さんのように、どのシーンでも全力を出してくれる俳優さんであれば、「マイナス」していくことで十分成立します。もちろん、すぐに最高の力を出せない方であれば、「プラス」でお伝えすることもあります。――そこは役者さん次第なんですね。さてそろそろお時間です。監督の仕事において、オリジナル映画はどのような位置付けでしょうか?原作映画であろうが、オリジナル映画であろうが、誰かが書いた脚本の映画であろうが、究極的には同じであると考えています。ただ、映画はいろいろな人の力が加わってできているもの。監督の立場では、いろいろな人の才能をうまく使って進めていくのが理想です。現場のスタッフや俳優は最大の力になりますが、時として撮影現場に関係のない“ある力”が働くことがあって、それが監督の狙いを大きく曲げてしまうことがあるんです。これは時にですが、原作者の強い意思が現場で働く場合がある。原作をうまく消化して、ほとんどオリジナルのような気持ちで撮影現場に臨めればいいのですが、その強い意思がマズイ方向に作用する場合があるんですよね。余計な力が働かないという点では、オリジナルの方が整理しやすいと思います。ただ、脚本を完成させる作業でいうと、オリジナルは理想ですが結構リスキーなんですよ。――リスキーといいますと?ちょっとした障害、例えば一言のセリフが思い浮かばないとか、そういう事態に直面した場合は、すべてがゼロになってしまう可能性がある。原作だと、一度は原作に戻って考える拠り所がありますから。オリジナル脚本の場合は、「間違っていたのかもしれない……」とゼロになってしまう恐怖があります。先程も言いましたが、脚本が完成した後が僕の本当の仕事。セリフの1つぐらい、大したことではないんですよ。現場で変えてしまってもいいんですけど、脚本で詰まって進まなくなるということはよくあるんですよね。オリジナルで書いていると、なかなか人任せ、おおらかになれません(笑)。■プロフィール黒沢清1955年生まれ、兵庫県出身。1983年、『神田川淫乱戦争』で商業映画デビュー。『CURE』(97)で世界的な注目を集め、『回路』(00)では、第54回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。以降も、第56回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『アカルイミライ』(02)、第64回ヴェネチア国際映画祭に正式出品された『叫』(06)など国内外から高い評価を受ける。また、『トウキョウソナタ』(08)では、第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞と第3回アジア・フィルム・アワード作品賞を受賞。近年の作品に、第8回ローマ映画祭最優秀監督賞を受賞した『Seventh Code』(14)、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した『岸辺の旅』(15)、『クリーピー 偽りの隣人』(16)、フランス・ベルギー・日本の合作映画の『ダゲレオタイプの女』(16)、『散歩する侵略者』(17)、ドラマ『予兆 散歩する侵略者』(17/WOWOW)などがある。
2019年06月27日怨霊の恐怖を描く映画『シライサン』が、2020年1月10日(金)に全国公開される。シライサン…という謎の言葉を残して死ぬものたち薄暗い通りを歩いていると、鈴の音が鳴り、異様に目が大きな“それ”が近づき、自分の名を知っている者を次々と襲う。新たな標的は、この怪談をきいて“その名”を知ってしまった者たちだ―。物語は、親友の突然の死から立ち直れない女子大生・瑞希が、弟の変死に直面した青年・春男に出会うことから始まる。死因は心不全。眼球が破裂し、“何か"に怯え取り憑かれたように死んでいった彼らの真相を探るうちに、徐々にその“呪い”の秘密が明かされていく…。手がかりとして掴んだのは、死の直前に残された謎の言葉“シライサン”。大学生と新聞記者が徐々にその核心に近づいていくが、そこには理解を超えた、戦慄の事実が待ち受けていた。主人公・端紀役 - 飯豊まりえ端紀は、ごく普通で、純粋な女子大生。しかし、親友を目の前で亡くしたことがきっかけで、疑問に感じ、春男とともに事件を調べ始める。自分が犠牲になるかもしれないが恐怖に立ち向かう。演じる飯豊まりえは今回が初の単独主演作。春男役 - 稲葉友春男は大学生。死因は心不全、そして眼球が破裂、そして密室という不自然な状況で弟を亡くす。同じ状況で親友を失った端紀とともに一連の死亡事故について調べ始める。演じるのは『春待つ僕ら』などに出演してきた注目の若手俳優・稲葉友。“シライサン”の正体とは…?解禁されたビジュアルには、ロウソクの灯るお札を並べた部屋に佇む、髪の長い不気味な女性が…。彼女が呪いの正体である“シライサン”なのか?そして何故“シライサン”は、人々を襲い続けるのか?これまでになかった、ホラーの新アイコンが、死の恐怖へと引きずり込む―。監督は乙一こと安達寛高監督&脚本を務めるのは、小説家・乙一として『くちびるに歌を』など数々のヒット作を生んでいる安達寛高。『シライサン』のためにオリジナルで脚本を書き上げた。映像作品はこれまで手掛けたことがあるが、長編映画としてはデビュー作となる。なお本作は、カナダで開催される北米最大のジャンル系映画祭ファンタジア 国際映画祭Asian Sectionに選出されている。小説&コミカライズ版発売映画公開に先駆け、安達監督が小説家“乙一”名義で4年ぶりに書き下ろした完全新作『小説 シライサン』が11月21日(木)より発売。また11月28日(木)からは、原作の世界観を軸に、漫画家・崇山祟が“シライサン”という謎多きテーマを深堀したコミカライズ版『シライサン ~オカルト女子高生の青い春~』も販売される。漫画を担当した崇山は「乙一先生いわく“好き放題暴れてください”。そこで私は学校で地味な読書と空想が好きな女の子の青春ものを描きたかったのもあり、ホラーとミックスしました。ホラー漫画でありながら、目立たない生徒たちの青春物語になりました。」とコミカライズ版の内容についてヒントを明かしている。あらすじ『シライサン』眼球が破裂した死体が連続して発見される。死因は心不全と判定された。そして、その連続して発見された死体に共通するところが、死の直前“何か"に怯え取り憑かれたようだったという、奇妙なところ。 親友を目の前で亡くした大学生の端紀(飯豊まりえ)と、弟を失った春男(稲葉友)は、共に奇妙な事件を調べ始める。鍵を握る詠子を探し出すが、彼女は「シライサン…」という謎の言葉を残し、眼球を破裂させ心不全で死亡した。事件に目を付けた雑誌記者の間宮(忍成修吾)も加わり、徐々に明かされてゆく“シライサン"の呪い…。核心に近づく三人だが、そこには理解を超えた、戦慄の事実が待ち受けていた。詳細『シライサン』公開:2020年1月10日(金)全国公開脚本・監督:安達寛高出演:飯豊まりえ、稲葉友、忍成修吾、谷村美月、染谷将太、江野沢愛美主題歌担当アーティスト:Cö shu Nie配給:松竹メディア事業部■ムビチケ販売窓口〈前売り特典なし〉ムビチケオンライン、ムビチケコンビニ券〈前売り特典付き〉上映劇場、メイジャー通販((ムビチケカードと特典は郵送)※いずれも、2019年11月現在発売中※前売り特典は、スマートフォン専用ブラウザゲーム「目撃~目でシライサンを撃退せよ~」の超高難易度のステージ
2019年06月17日小説家・乙一として知られる安達寛高の完全オリジナルホラー『シライサン』の追加キャストとして、忍成修吾、谷村美月、江野沢愛美、染谷将太の4名が出演することが決定。併せて、場面写真とキャストコメントが解禁となった。「痛快TV スカッとジャパン」の再現ドラマや「絶対正義」などで演じた、悪役キャラのイメージが強い俳優・忍成修吾さんが演じるのは、雑誌記者の間宮幸太。乙一(安達寛高)原作の『手を握る泥棒の物語』にも出演しており、本作では間宮の陰影深い人物像に惹かれ参加を決意。シライサンの呪いと連続不審死の関係性を追う記者を好演する。NHK連続テレビ小説「まんてん」で女優デビューし、『テラフォーマーズ』や『深夜食堂』シリーズなど映画にも多数出演する実力派女優・谷村美月さんが演じるのは間宮の妻・冬美。乙一(安達寛高)原作の『死にぞこないの青』へも出演しており、本作ではある事故によってつらい記憶を抱えるミステリアスな役どころに挑む。雑誌「non-no」の専属モデルで、タレントとしても活躍する江野沢愛美さんが演じるのは、飯豊まりえさん演じる主人公・瑞紀の友人であり、あるきっかけでシライサンに運命を狂わされていく加藤香奈。同じくモデルとして活躍する飯豊さんとは今回が初の映像共演であり、本作への出演や役作りに対して大いに意気込みを見せている。『ヒミズ』『寄生獣』など話題作で主演を務め、5月31日(金)に公開された『パラレルワールド・ラブストーリー』にも出演中の演技派俳優・染谷将太さんが演じるのは、山奥の旅館に出入りする酒屋店員の渡辺秀明。安達監督の初監督作品『一周忌物語』に出演していたことから本作への出演を決意。2度目のタッグにも注目が集まる。■キャストコメント忍成修吾(間宮幸太役)久しぶりのホラー映画への出演でした。最初は事件を調べていたはずだったのに、徐々に人外の存在に気づき始めて巻き込まれていく男の役です。大事な人を守りたくて暴走してしまうのが、いけないものと思いつつ。。。とても共感出来ました。自分の出演しているシーンは昼間が多かった印象です。それがまた不気味なのかなと思いつつ、どの様に仕上がってくるのか楽しみにしています。谷村美月(間宮冬美役)物語を読んで、出来るだけ自分の中で想像を膨らませて作品に取り組んでいたものの、 実際に撮影をして、少しばかりの映像を見させて頂いたとき、自分の想像を遥かに上回り、 そこには不気味さが際立っていました。早く多くの皆さんに見て頂き、この恐怖の連鎖を味わって頂きたいです。江野沢愛美(加藤香奈役)最初は全く経験のない役柄だったのでとっても難しくて不安でした。ただ本読みの時に自分が用意していった香奈を相談したところ監督がすごく褒めてくださったのでとても安心して撮影に臨めました。特殊メイクのクオリティも素晴らしいので、そちらにも注目していただきたいです。この映画は1シーン目の私がきっかけでストーリーが進んでいくため、本当に私にとって1番難しいシーンで、撮影日もとっても悩みました。そのくらいそのシーンは特に大切に演じました。なのでしっかり見ていただけたら嬉しいです。あと私の撮影初日が旅館で怖い話をするシーンだったんですが、染谷さんが素晴らしすぎて全員が本当にビビってたところをぜひ見て欲しいです。笑染谷将太(渡辺秀明役)およそ10年前に安達組の短編に出演させて頂きました、そして初長編映画に呼んでいただき、自分を忘れないでくれた!と感謝感激でございます。すごい濃厚な後味の残る「シライサン」、映画館に異様な寒けと空気が流れるこの映画を、是非劇場で感じて欲しいです。出演者たちも“不気味”と語り、観る者を恐怖のどん底へと陥れる本作。彼らがどのように“シライサン”と関わっていくのか想像を巡らせながら、映画公開を待ちたい。『シライサン』は2020年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シライサン 2020年1月、全国にて公開予定
2019年06月12日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が10日、主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に、森義隆監督とともに登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。「愛と感謝を込めて…」というタイトルの舞台挨拶だったために、「愛と感謝でできております。玉森裕太です」と名乗った玉森。Kis-My-Ft2のメンバーでは、宮田から感想が来たようで、司会の青木源太アナウンサーが深く話を聞くと「『玉が玉じゃなかった』とか、『ちょっとエロかった』とか。いろんなのくれました」と明かした。舞台挨拶では、「頭フル回転ミステリー」というコピーにちなみ、お題のルーレットを回しながらトークを展開。様々な選択肢の中から1発目に「玉」を当てた玉森は、けん玉に挑戦し、失敗したら青木アナのリクエストに応えることに。見事けん玉を成功させた玉森は「できちゃった。良かったんですか?」とバラエティ的に気遣いつつも「やった。わ〜お!」と喜んでいた。「嫉妬」エピソードでは、北海道の舞台挨拶で前のりしたスタッフが食べていたというジンギスカンを食べられなかったとトーク。さらに、玉森は「未公開」エピソードとして「3人でごはんを食べて、トイレ行って、顔洗って、顔を上げた時の嫉妬に狂った表情、使ってないですよね?」が本編に使われていなかったことを指摘する。この流れで青木アナから「嫉妬の表情が見たい」というリクエストがあったため、「ジンギスカンが食べられなかった時の顔」or「嫉妬に狂った顔」を披露し、森監督に当ててもらうことに。玉森が"嫉妬顔"を見せると、森監督からは「ジンギスカンですね」と即当てられていた。劇中のどきっとするセリフを言うお題では、玉森が「もう、あいつと寝たの?」と再現し、客席からが悲鳴が上がたっために、玉森も「言う方もけっこうどきどきしてました。こんなセリフってまず言うことないだろうなと思って」と照れた様子を見せる。また、「驚愕」のあいうえお作文で愛の告白をするという無茶ぶりには、「今日さ、うち来る? ガビーン。来るの? 来ないの?」と頑張った玉森。「わかんないです、もう! なんで俺、こんなことしてるんだろう。ガビーン」と赤面していた。
2019年06月10日子役からキャリアをスタートさせ、『寄生獣』『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』など多くの作品で主演を務める染谷将太。話題の「聖☆おにいさん」では、コミカルな役どころもこなす染谷さんが出演する映画『旅のおわり世界のはじまり』がいよいよ来週6月14日(金)より公開を迎える。本作は、主演・前田敦子演じる“舞台で歌う”という夢を胸に秘めたテレビリポーター・葉子が、番組のクルーと取材でウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって成長していく姿が描かれた黒沢清監督最新作。染谷さんが黒沢作品に出演するのは、『リアル~完全なる首長竜の日~』「予兆 散歩する侵略者」(『散歩する侵略者』のスピンオフドラマ)に続いて、今作で3作目。演じるのは、番組の撮れ高を第一に考えるディレクターの吉岡。マイペースなウズベキスタンの人々に対し、思い通りにいかない出来事には金で解決しようとしたり、葉子に無理を平気で強いるドライなキャラクターだ。そんな葉子を追い詰めていくような役でもあるが、染谷さんは「後半では、彼のあり方が少し変化する」と明かし、「葉子に対して優しさを見せたり、ちゃんと人として向き合って話す瞬間も出てきます。脚本を読んだときからそこが好きでした」と、お気に入りのポイントを語る。そして吉岡を演じるにあたり、黒沢監督をイメージしていたそうで、「もちろん黒沢監督は吉岡みたいにひどい男じゃないですし、パワハラっぽい言動も一切ありません」と前置きしつつ、「もっと根っこにある佇まいの部分。たとえば、仕事をテキパキと仕事を進めながら、どこか手持ちぶさたに見えるところとか。台本片手に現場をウロウロしてる感じとか。あとは立ち姿、カバンの掛け方など、ディティールも」と参考にした部分を明かしている。なお、過去に出演した黒沢作品『リアル』「予兆」は、原作のある作品であり、黒沢監督オリジナル脚本に触れるのは、本作が初めて。まず脚本に目を通した染谷さんは「これが一体どんな映画になるのか。自分をどこに連れて行ってくれるのか、最初はイメージできませんでした。自分の想像力の限界すら感じてしまったほど…」とその衝撃をふり返り、「要するにそれは、僕にとってとても面白い台本でした」と脚本の段階からすでにワクワクしていたようだ。黒沢監督をイメージしたという吉岡はどんなキャラクターに仕上がっているのか?本作は映画ファンはもちろん、染谷将太ファンも必見の映画になりそうだ。『旅のおわり世界のはじまり』は6月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2019年06月07日小説家・東野圭吾によるベストセラー小説『パラレルワールド・ラブストーリー』が、実写映画化され、現在公開中だ。最新技術の研究を行う会社で働く崇史(玉森)を主人公に、愛する女性・麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの智彦(染谷将太)と恋人である世界と、崇史が麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。1995年に刊行された同作は累計150万部のヒットを飛ばしながら、これまで実写化されたことはなかった。なぜ今同作を実写映画化することになったのか、そしてメインキャストにプロデューサーが感じた魅力とは。松竹 石田聡子プロデューサーに話を聞いた。○■常に誰かが映像化に挑んでいた――どうして今、『パラレルワールド・ラブストーリー』を実写化されたのですか?20年くらい前の原作ですが、常に誰かが映像化に挑んでいた作品です。それでも誰も完成に至らなかったのは、2つの世界をどのように絶え間なく行き来させながら映像として見せていくか、その中に3人のメインキャラクターの感情をどのように入れ込んでいくか、という根本的な部分がとても複雑でバランスが難しい作品だったためではないかと思います。一方で、映像で見せたときに、本を読んで感じるものとは別の、心の中や肌で感じる”ざわざわ”とした感覚を作り出して、原作の世界を広げられると思いました。2つの世界の描き分けには工夫が必要で、どこまで何を見せるのか、やってみないとわからないところがありました。脚本制作の段階だけでなく、仕上げに至るまで森監督や各部署のスタッフ達と何回もスクラップ&ビルドを重ね、最終的には余計なものは削ぎ落としきった形で作品を仕上げました。あえて混乱を残した部分もありますが、最後は画から放たれる空気感と役者の表情や演技に委ねるつもりで、世界観を作り上げることに注力しました。本当に挫折しそうな時も何度かあったのですが、最後は意地みたいなところもあったのかもしれません(笑)。――挫折しそうなのは、どの段階だったのでしょうか?特に脚本は大変でした。色々な方法でのアプローチを試し、話し合いを重ねました。原作がいかに素晴らしくても、脚本がうまくいかなかったらやめよう、という覚悟ではありましたが、さらにその先に映像となった時にどう見えるだろうか、という不安もありました。ただ、その大きなチャレンジがあったからこそ、キャストやスタッフも含め、全員で同じ方向に進んでいけたと思います。――ほとんどが玉森さん、吉岡さん、染谷さんでまわっていく物語だと思うのですが、どういう意図でキャスティングされたんですか?玉森さんは森監督が一度お仕事されたことがあって、「アイドルという仕事をしながらも、どこか憂いや影を感じる佇まいが気になる」と。笑顔の時にも、その裏にいる彼をもう少し覗いてみたくなる、そんな求心力のある姿が崇史に重なりました。森監督からも、玉森さんを中心においた三角関係を作り上げる中で「あえてアンバランスな方が面白いんじゃないか」という話がありました。特に親友の智彦は「玉森さんと接点がなさそうに見える人がいいね」と。染谷さんは同じ芸能界にいながらも、玉森さんと全然違う畑で自分の足跡を残してきた方で、2人が並んだ時の「どっちにどう転ぶかわからない」という関係性が面白いのではないかと、お願いすることになりました。ヒロインは「できれば、色のついてない女優さんがいい」という話から、吉岡さんの名前があがりました。朝ドラ『あさが来た』や『カルテット』で活躍はされていたし、その後も主役が続く時期ではありましたが、今までにないような役の中で、かなり自分をさらけ出していただいたと思います。3人のキャスティングがはまったところから、ようやく作品のカラーが定まったように思いました。――2つの世界を行き来するということで、キャストのみなさんの演じ分けも大変だったのではないでしょうか。監督は「崇史の表情で、どっちの世界かわかるというところまでもっていきたい」とおっしゃっていましたが、皆さん本当に大変な作業だったと思います。玉森さんも約4年ぶりの映画でしたが、「監督に全て捧げます」という姿勢がすばらしかったです。一見「嫌なやつ」に見えてもおかしくない役について、玉森さん自身は「純粋」と捉えていましたが、実は脚本でも崇史の麻由子への思いを一番重要視していました。どちらの世界でも、唯一崩れないのが、崇史から麻由子への思いなんです。麻由子が撮影に合流した日の夜に、玉森さんとも「やっぱり、麻由子への気持ちが、崇史をつないでいる鍵だね」という話をしました。ご自身も、その気持ちをすごく大切にして演じられてたのではないかなと思いました。――崇史と麻由子のラブシーンも熱がこもっていて、すごかったですよね。唯一はっきりとお互いが自分の気持ちを開くシーンですから、「情熱的にやろう」ということで、2人ともがんばってくれました。麻由子は全編を通して、自分の気持ちに鍵をかけているような役でしたし、気持ちを発散できるシーンが少なかった中で、吉岡さんも辛い現場だったと思います。2回目に観るときは、ぜひ麻由子の視点から彼女の愛を感じて観ていただきたいですね。○■まさかの鼻血に現場は驚き――玉森さんは、染谷さんと対峙するシーンで鼻血を出してしまった、という話も話題になっていました。そうなんですよ! きっと、テンションが高ぶってしまったのだと思います。智彦とのとても重要なシーンでしたし、染谷さんの迫真の演技に応えようとされていたのかな。本当に、「えっ」と思った瞬間に、血が……という感じでした。染谷さんも驚かれて、監督は一瞬そのまま撮り続けようと迷ったそうですが、さすがにカットをかけました(笑)。玉森さんと染谷さんは、2人ともあまり多くを語らないのですが、気持ちの上では通じ合っていたのではないかと、現場中に何度も感じる瞬間がありました。染谷さんが撮影に入る前日の夜、森監督から「本読みをしよう」と提案があったんです。ただ、すぐに本読みに入るのではなく、そこで、森監督が「親友ってなんだと思う?」と2人に聞かれていて、互いに「友達とはどういう存在か」「親友はいる?」と、それぞれの「友達」観を共有できたことが、後の撮影にもいきていた気がして。とても穏やかないい時間でした。現場では、2人ともマイペースなのか、黙って何をするでもなくその場にいる感じが印象的でした。そこはかとなく、信頼している感じも漂って。玉森さん本人は、「ふだん(Kis-My-Ft2の)メンバーが賑やかだから、自分がしゃべらなくてもいい」と言う話をされていましたが、染谷さんとの間にも、何かそのような気負いのない、いい空気が流れていました。――今回は、鑑賞後の方を対象にしたシークレットサイトも公開されるんですよね。キーワード制のサイトを作っています。今回の映画は2回目の鑑賞でも、より楽しめるのではないか、ということを打ち出していますが、複数回見ていただく際の注目ポイントや、謎の解明に役立つヒントなどを載せています。宣伝の際には、ネタバレに気を使っていまして、キャストの方々や監督にも「これは言わないでください」といういくつかのワードをお伝えしていましたが、シークレットサイトではそれらを全面開放しつつ、映画の中の疑問が少しでも解消できたらと思っています。映画をご覧になる皆さまも、ぜひ作品のなかで、崇史という主人公が迷い込む世界を共に体験していただきたいですし、見るたびに印象が変わる作品だと思いますので、何度でもこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。■石田聡子 プロデューサー映画プロデューサー。主なプロデュース作品として、『リトル・フォレスト夏・秋/冬・春』『紙の月』『植物図鑑運命の恋、ひろいました』『クリーピー偽りの隣人』『PとJK』『空飛ぶタイヤ』『虹色デイズ』など。(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」 製作委員会(C)東野圭吾/講談社
2019年06月05日女優の前田敦子が3日、都内で行われた主演映画かっこかっこ旅のおわり世界のはじまり」(6月14日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演の加瀬亮、柄本時生、メガホンをとった黒沢清監督とともに登壇した。ウズベキスタンで全編ロケ撮影された本作は、観客も一緒に異郷を旅しているようなシルクロードの美しい風景の中で描かれる旅の物語で、"舞台で歌う"という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターの主人公(前田)が、番組クルー(加瀬、染谷将太、柄本)と取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって成長していく姿を描く。約1カ月間に及ぶウズベキスタンでの撮影や、歌唱シーンの撮影など、いろいろな挑戦をした前田。オファーがきた際に「歌を歌ってください」という話もあったそうで「1度ミュージックビデオを監督に撮っていただいたことがあったので、そういう感じかなと思っていたら『愛の讃歌を歌ってください』って。しかも『アカペラで歌って』って言われて…」と戸惑ったようだが、「でも"監督が言ってくださっているんだったらやるしかない"と思ったので、『すぐにボイトレを始めさせてください』とお願いして、3ヶ月くらい特訓をしていただいたんですけど、それもすべてひっくるめて、すごく贅沢な時間でした」と充実した表情を浮かべた。また、標高2,443メートルの山頂で「愛の讃歌」をアカペラで歌唱したという前田は"うわぁ…"と思うことがあったことを明かし「(撮影のない) 加瀬さんが撮影を見に来てくれたんですけど、それがプレッシャーでしかなくて(笑)。『なんでこの人来るの』って言えないじゃないですか(笑)。もう、無視していたんですけど、なんで見てるんだろうって…(笑)」と加瀬に苦情を言って会場を沸かせ、なぜ見に行ったのか追及された加瀬は「単純に歌を聞いてみたいなと思って(笑)。本当にすみません」とタジタジになっていた。さらに前田は、ウズベキスタンで行われたクランクイン前の食事会で求婚されたそうで「トイレに行こうと思って1人で外に出たら、おじさまに何か言われて、私は何もわからないので『助けてください』って言って(通訳に)来てもらったら『結婚してほしい』って言ってるよって」と当時の様子を説明し、「でも一緒に行っていた日本人のスタッフさんもみんな求婚されていましたよ。向こうの男性は"かわいい=結婚してくれ"って言ってくれるのですごいですよね」と吐露。その際に男性陣は誰も助けてくれなかったそうで「厳しい世界だなって思って、明日から頑張ろうって感じでしたよね(笑)」と決意したことを明かした。なお、自宅で膝の靭帯を負傷し、先月7日に出席予定だった映画のイベントを欠席した前田。この日は普通に歩いてステージに登場したが、MCから膝の状態を尋ねられると「はい。もういい感じなんですけど、ご迷惑をおかけいたしました」と回復をアピールした。
2019年06月04日松山ケンイチ(34)と染谷将太(26)のW主演ドラマ「聖☆おにいさん 第Ⅱ紀」第1話がYouTubeで期間限定公開。6月1日に公開された動画は再生回数が9万9千回以上にものぼり、現在もその数を伸ばし続けている。同ドラマは漫画家・中村光氏(35)の作品を実写化したもので、動画配信アプリ「ピッコマTV」で独占配信中。松山と染谷は下界に降りてきたイエスとブッダ役をそれぞれ演じている。一話につき6分弱という短さも本ドラマの特徴で、製作総指揮を山田孝之(35)が担当している。松山・染谷といえば、これまで数々のアニメや漫画のキャラクターを演じてきた“実写版の実績”の持ち主だ。たとえば染谷は映画「ヒミズ」「寄生獣」で主演を担当。松山は映画「デトロイト・メタル・シティ」「珍遊記」といった奇抜なコメディ漫画の実写でも主演を担当した。さらに監督・脚本を担当した福田雄一氏(50)は「HK 変態仮面」「銀魂」などコメディ映画のヒットメーカーだ。「第Ⅰ紀」公開当初の福田氏のコメントによると、本ドラマは“2つの願い”が実現した作品だという。それはこれまで叶わなかった松山と染谷の出演、そして漫画連載当初から望んでいた実写化。そうした実力派がタッグを組んだことも、話題の要因のようだ。一部では《原作と違いすぎる》《原作をゆるキャラ化し過ぎでは》などの感想も寄せられているものの、《これはこれで面白い》《やっぱり松ケンうめぇよ》《そめたにブッダすき!》と称賛する声もあがっている。また6日からは劇場版が公開予定。さらに22日からは過去に配信された「第Ⅰ紀」がNHKで3週連続にわたって放送予定だ。初の地上波放送についても《NHKで放送とは》《今から録画予約します》《絶対見ます》《楽しみ増えた》とファンから期待の声があがっている。
2019年06月04日東野圭吾さん原作の映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が劇場公開されましたね。研究者の崇史(玉森祐太さん)は麻由子(吉岡里帆さん)と付き合い、円満な関係を築いています。しかしある日目覚めたら、よく似た違う世界に入り込んでいました。そこでは麻由子が、親友の智彦(染谷将太さん)の恋人で…。■親友の恋人を好きになる崇史と智彦、そして智彦の恋人・麻由子は、バイテックという企業が運営している学校に入り、給料をもらいながら研究していました。親友と恋人の姿を目の当たりにし、日々嫉妬を募らせる崇史。そんなある日、麻由子が自分と付き合っていて、智彦が存在しない世界に目覚めます。それから崇史は、2つの世界を行き来するのです。いったいどちらの世界が本当なのか。ふたつの世界はやがてひとつになり…。あなたは崇史のように、友達と同じ人を好きになった経験はありますか?もし好きになってしまったら、どうするでしょうか。■迫られる選択素敵な異性に心惹かれるのは、自然な衝動です。友達の恋人として紹介された男性が魅力的だったら、ドキっとするくらいのことはあるでしょう。ただ、その後、男女の関係への「一歩」を進めようとするでしょうか。あなたが、本当に友達を大切に思っていて、その友情を守りたいと考えているなら…万が一、友達の恋人と色っぽい空気になろうとも、きちんと「節度」を保てるはずです。流されて、友達の恋人と一線を越えてしまった…。その場合、そもそも彼女は「友達ではない」のです。上っ面の「友達ごっこ」をしているにすぎなかったと言えるでしょう。また、好きになった相手がたまたま友達の恋人だったと、後から知った場合。そうそう簡単に恋心を消せるわけではないので、恐らく大変苦しむことになるでしょう。友情を大切にするため、恋心を捨てるか。恋愛を優先して友達をやめるか。どちらを大切にしたいかで、選択することになります。■友情と愛情は同じ感情でもなぜ、友情も愛情もというわけにいかないのでしょうか。例えばあなたに、真剣に恋愛している相手がいたとします。そんな状態で、違う男性を心から好きになるでしょうか?おそらく、本当に彼を愛していたら余所見などしません。世の中には「好きな人が二人(以上)いる」という女性もいますが、それは単に「二人に恋していると思っている自分」が好きなだけ。真剣に交際したいと思っているなら、一人とだけ向き合うものです。実はこれは、友情においても同じことが言えます。心理学的に、友情と愛情は同じ感情です。ふたつを分かつのは、障害があるかないか。障害とは、同性である、既婚者である、年の差があるといった、気持ちにブレーキをかける要素です。障害を感じていなければ恋愛が、障害が存在し続ける限り友情が成立します。友達への想いも、好きな人への愛情も、根は同じ感情です。友達の恋人に心惹かれているのは、二人の男性に心惹かれているのと同じ状態になります。たまたま、友達に対して障害があるから「友情」となっているだけ。どっちをより愛しているのか、そして愛したいのか。それによって、友情を諦めて恋を叶えるか、友情を大切にして恋を諦めるかが決まるのです。■まとめ友情と愛情の心理学、ご理解いただけましたでしょうか。ときどき「本当に友達だったら、好きになってしまった気持ちを理解してもらえるはず」と言っている女性を見かけますが、これは誤りです。本当に友達だと思っているなら、むしろ彼女の恋を尊重できるはず。尊重できない時点で、所詮は「その程度の仲」だったにすぎません。友達の恋人を好きになったら…あなたなら、どうしますか?
2019年06月01日