舞台プロデュース事業「クオッカーズ」を展開するLuvth's Confidence株式会社(代表:三輪田薫、本社:東京都渋谷区)は、元D-BOYS柳下大の初プロデュース舞台「バンブー・サマー2024」を2024年3月20日から劇場MOMOにて旗揚げ公演します。バンブー・サマー2024【バンブー・サマー2024】男子ばかりの田舎の小さな高校にかぐや姫が転校してくる竹取物語をベースにしたお話。突然転校してきた可愛い転校生に動揺を隠せない男子たちと、月に帰る運命を背負ったかぐやの青春物語です。原作は劇団アナログスイッチの人気作品です。■ストーリー僕らの夏休みはここから始まった。蝉の声鳴り響くのどかな田舎の高校。通う生徒は男子ばかり。そんな高校に一人の女の子が転校してくる。のどかだった教室の均衡が崩れ出す。浮かれる僕らに無理言う彼女。でしゃばる保護者に忍び寄る先生。そして、増える転校生。「夏祭りは男だけで行くから。」あぁ、あんなこと言わなきゃよかった。ひと夏の浮かれた気分、でもちょっぴり切ない僕らの夏休みが始まる。■公演概要公演日程 : 2024年3月20日(水)~3月31日(日) 全18公演劇場 : 劇場MOMO(東京都中野区中野3-22-8)URL : 公式Xアカウント: キャスト、チケット販売等については、追って情報を公開します。【元D-BOYS柳下大の初プロデュース舞台】■柳下大コメント一度はこの業界から退いた身ですが、やはりエンタメ業界にも関わっていきたいという気持ちが強く、新たに「クオッカーズ」という名で舞台プロデュース事業を始めました。今までは役者として表に出る側でしたが、今後は作品を作る側として、若手が輝ける場所を提供できるように精進してまいります。「バンブー・サマー2024」ぜひご覧ください。■柳下大プロフィール2006年に開催されたワタナベエンターテインメント主催「第3回D-BOYSオーディション」にてグランプリを受賞し、俳優活動をスタート。「タンブリング」「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス2011」などをはじめ様々なドラマ、映画、舞台へ出演。D☆DATEとして音楽活動も経験。2020年に所属事務所を退社し、芸能界を引退。2024年、舞台プロデュース事業「クオッカーズ」を立ち上げ、タレントではなくプロデューサーとして再始動。柳下大【原作は佐藤慎哉、演出は河原田巧也】■原作提供:佐藤慎哉(劇団アナログスイッチ)1989年5月27日生まれ。新潟県出身。脚本家、演出家。劇団アナログスイッチを主宰し、2012年1月旗揚げ以降の脚本・演出を担当。演出助手としても活動し、鴻上尚史、西田シャトナーなどの演出助手を担う。現在、高校や大学で演劇の講師としても活動している。また「バリバラ」にて障害のある俳優と共に演劇を作る企画に脚本・演出として参加。また東映ヒーローショーの脚本・演出を担当するなど活動の幅を広げている。佐藤慎哉■演出:河原田巧也オーディションを受け芸能界入り。2008年にテレビドラマ『バッテリー』でデビュー。以後、様々な作品に出演。音楽活動も経験。2023年8月に話題作舞台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」2023にて主演の宿海仁太を演じる。近年は舞台を主軸に活動。多くの舞台を経験し演出の事を学ぶ。演出助手等舞台の裏方も多数経験し、自身の経験を演出へ活かす。河原田巧也【会社概要】会社名: Luvth's Confidence株式会社代表 : 三輪田薫所在地: 東京都渋谷区神宮6-23-4 桑野ビル2FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月28日俳優の柳下大が30日、オフィシャルブログを更新し、一般女性との結婚と芸能界引退を発表した。公式Twitter、ブログは同日をもって終了する。柳下は、「応援してくださる皆様へ」と題し、「いつも応援して頂きありがとうございます。本日は皆さんに大切なお知らせがあります。本日、2020年9月30日をもちましてワタナベエンターテインメントを退社し芸能界を引退する事をここに報告させて頂きます」。「この14年間でたくさんの夢を叶えることが出来ました」「個人の写真集 ファンクラブイベント 主演舞台 D☆DATE LIVE えんぶチャートTOP10ランクイン 憧れの劇団☆新感線出演 数々の方々との共演」とこれまでの活動を振り返り、「皆様の力添えのおかげで叶えられました。ありがとうございました」と感謝した。また、今後については、「芸能界とは違う世界で頑張っていこうと思います」とし、引退を決意した理由にも、「自分自身に限界を感じた」「他の事にもチャレンジしたい」「家庭を持ちたい」と言及。そして、「この場をお借りし、皆様にはもう一つお知らせがあります。この度私、柳下大は一般女性の方と入籍しましたことも併せてご報告させて頂きます」と明かし、「今後は暖かい家庭を築きながら、パートナーと共に頑張っていこうと思っております」と誓った。投稿の最後には、「Tomo Familyのみんなへ」「急な発表でごめんね」とファンへの思いもつづった柳下。「これまで築いてきた物は絶対なくさない」と約束し、「今後は一般人としての柳下大だけど、Tomo Familyと思ってくれる人がまだいるのであれば、みんなとの事は考えてる。この世の中、出来ない事はない」「またどこかで会える日まで…See you TOMOrrow」「感謝」と結んでいる。
2020年09月30日東京・京橋の国立映画アーカイブで本日から特集「サイレントシネマ・デイズ 2019」が開催される。映画史の初期に製作された貴重なサイレント映画を上映する。映画が誕生して間もない頃は、多くの映画が製作され人々の人気を集めていたにも関わらず、フィルムを丁寧に保存して後世に残す必要や重要性はそれほど認識されておらず、戦争や自然災害も重なって重要な作品の多くが散逸している。近年は多くの国で映画保存が積極的に行われており、発掘されたフィルムをもとにした復元作業も活発だ。そこで本特集では6か国から集まった貴重なサイレント映画を弁士の説明や生演奏付きで上映。映画史初期の映画の魅力を堪能し、フィルムを次の世代に渡すことの大切さを感じられるはずだ。注目はフィルムアルヒーフ・オーストリアによって復元された『ユダヤ人のいない街』の日本初上映。本作は長らく幻の作品として失われたままだったが、近年フィルムが発見され復元版がつくられた。今回はオリジナルに最も近いバージョンをDCPで上映。2回の上映が予定されているが両日とも上映前にはフィルムアルヒーフ・オーストリア技術部長の常石史子さんの解説がつく。その他の作品は国立映画アーカイブが所蔵し、丁寧に保管してきた作品で、いずれも1920年代の作品だ(全上映作品は下記参照)。なお、各日2回目の上映には弁士や生演奏がついており、弁士は坂本頼光が、生演奏は小林弘人、柳下美恵、新垣隆、神崎えり、坂本真理、長谷川慶岳が担当。『ユダヤ人のいない街』の17日の上映のみ、ゲルハルト・グルーバー氏のトリオによる即興演奏を収録したDCPで上映される。サイレントシネマ・デイズ 2019『エル・ドラドオ』(1921年/フランス)『ユダヤ人のいない街』(1924年/オーストリア)『曲馬團のサリー』(1925年/アメリカ)『トルブナヤ通りの家』(1928年/ソ連)『テンビ』(1929年/イギリス)『紅い剣士』(1929年/中国)11月12日(火)から11月17日(日)まで国立映画アーカイブ・長瀬記念ホールOZUで開催
2019年11月12日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日俳優集団D-BOYSの柳下大、劇団プレステージの平埜生成、高橋和也による3人芝居『オーファンズ』が、2016年2月に東京と兵庫で上演される。【チケット情報はこちら】本作はライル・ケスラーの戯曲。アメリカの老朽化した長屋に暮らす、孤児の兄弟トリート(柳下)とフィリップ(平埜)。彼らはトリートの盗みで生計を立てていた。ある日、トリートはバーでひとりの紳士、ハロルド(高橋和也)と出会う。金持ちと思い込み家に監禁し、誘拐で身代金を得ようと目論むのだが、ハロルドは意に介さず、トリートに自身の仕事を手伝うように持ちかける。実はハロルドもかつて孤児であった。3人は奇妙な共同生活をはじめるのだが…。演出を手掛けるのは宮田慶子。以前、宮田演出で、上川隆也主演の舞台『真田十勇士』(2013・2015年赤坂アクトシアターほか)に猿飛佐助役で出演した柳下が熱望し、自らオファーしたという。「宮田さんは「真田十勇士」で御一緒してから何かと気にかけくださり、ダメもとで聞いたら『いいよ』と言ってくださり、それから作品を選びました。(作品選びは)宮田さんに演出していただくので、今までの自分にはなかった部分を引き出してもらおうという意図が1番にありました。そして宮田さん演出でより引き立つ作品。それで3人芝居でもあり会話劇でもある『オーファンズ』が1番当てはまりました」。1983年の初演以来、幾度となく舞台化、映画化されてきた本作。日本では1986年に劇団四季によって上演、市村正親がトリート役を演じた。2000年には椎名桔平、根津甚八、伊藤高史の3人で上演。作品について平埜は「長年やられてるってことは、多分どの時代にも共通する普遍的なものがあるからで、そこをちゃんとわかりたいです。日本でやる意味も意識して(台本を)読めたらもっと自分が楽しくできるんじゃないかなと思っています」と語る。柳下と平埜は初共演。お互いの印象について柳下は「(平埜は)独特の空気感があるし、いい意味で虜になりそうです。何を考えてるかわからない部分とピュアな部分がすごくフィリップと被ってる。不思議な子という印象です(笑)」と言うと、平埜は「不思議じゃないんです。人見知りなだけなんです。まだ人見知り中です」と言いつつ、柳下のことを「元ヤン。なんか人をいっぱい殴ってきてそう。それ故の笑顔かな、と思って」と独特な表現。柳下は「たまに言われる」と笑った。最後に、柳下は「怪我(靭帯損傷の手術を行った)からの復帰もあり、自分で初めて企画した作品でもあり、宮田さんと一緒にできるというのもあり、来年俳優として10年目となるので、いろんな意味で自分の代表作になるようにしたい」、平埜は「作品を観てお客さん同士で話し合ってほしい。そうやって『オーファンズ』がいろんなところに広がっていったらいいなって思うので、口コミをいっぱいお願いします」と語った。公演は、2016年2月10日(水)~21日(日)東京・東京芸術劇場シアターウエスト、2月27日(土)・28日(日)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:中川實穗
2015年11月26日