株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、山口県柳井市にコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 柳井」を2023年12月25日(月)に開業します。当ホテルの開業により「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは72店舗、「R9 HOTELS GROUP」としては80店舗となります。開業に先立ち、2023年12月18日(月)に市長をお招きし、オープン前施設見学会を開催します。HOTEL R9 The Yard 柳井 外観【HOTEL R9 The Yard 柳井 施設情報】施設名 : HOTEL R9 The Yard 柳井(ホテル アールナイン ザ ヤード ヤナイ)施設場所 : 山口県柳井市柳井1574-13オープン日 : 2023年12月25日(月)予約受付開始日: 2023年12月18日(月)15:00アクセス : 【お車】山陽自動車道「玖珂IC」より車で25分、「熊毛IC」より車で35分/「岩国錦帯橋空港」より車で50分【電車】JR山陽本線「柳井港駅」より徒歩10分、「柳井駅」よりタクシーで7分駐車場 : 普通車/軽自動車41台(無料)敷地面積 : 2,824m2(854坪)客室数 : 40室客室構成 : ダブルルーム35室/ツインルーム5室<ダブルルーム>定員:2名 広さ:13m21名 6,200円(税込)/泊~ 2名 8,700円(税込)/泊~<ツインルーム>定員:2名 広さ:13m21名 6,200円(税込)/泊~ 2名 9,700円(税込)/泊~ホームページ : 客室(ダブルルーム)客室(ユニットバス)【オープン前施設見学会について】日時 :2023年12月18日(月)11時00分~11時30分場所 :HOTEL R9 The Yard 柳井(山口県柳井市柳井1574-13)出席者 :井原 健太郎 柳井市長、株式会社デベロップ上席執行役員 山岸 栄作、他施設見学対象者:報道関係者申込方法 :事前申込制(「施設見学会申込書」参照)【ホテル開業の背景】山口県内で3店舗目の出店となる「HOTEL R9 The Yard 柳井」は、柳井市の総合卸センター内に所在します。車で5分の距離には「南浜企業団地」をはじめとした大手工場が集積しており、徒歩圏内には連泊や長期滞在に便利な大型スーパー、ドラッグストアがございます。また、釣りや海水浴で人気の平郡島へのフェリーが出航する柳井港やゴルフ場が近く、ビジネスだけでなくレジャーの宿泊拠点にも最適です。当ホテルシリーズは、有事の際には「レスキューホテル」として避難所等の役割を担うホテルです。柳井市とは2023年8月15日(火)に進出協定および災害協定を締結しており、引き続き同市と当ホテル間で連携を図り、地域活性化に努めます。レスキューホテル出動の様子【災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を】デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備えており、シンプルながら高い快適性を実現。多くのお客様の好評を得て、全国72店舗2,496室(開業準備中店舗含む)を展開しています。また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」という単語および、それらの関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ブランドページ: レスキューホテル ウェブサイト: 【東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯】2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。その後、更なる移設性を高めるべく1台1客室型に改良、2018年12月「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。【レスキューホテル出動実績】2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。2021年12月に栃木県へ新型コロナウイルス第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。さらに2月より、千葉県と東京都の臨時医療施設の付帯施設として計21室が利用されました。レスキューホテルは、1台1客室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えています。■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体のBCP(事業継続計画)に寄与し、持続可能な開発目標の達成に貢献します。【運営会社】会社名 : 株式会社デベロップ代表者 : 代表取締役 岡村 健史所在地 : 千葉県市川市市川一丁目4番10号設立 : 2007年2月事業内容 : 建築・不動産事業、エネルギー事業、ホテル事業、施設管理事業、資産運用代行事業ホームページ: ※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月27日アーティスト・米原康正とフラワーアートユニット・プランティカ(PLANTICA)による“LOVE&PEACE”がテーマの展覧会「YASUMASA YONEHARA x PLANTICA EXHIBITION FLOWER CHILDREN - "THE MILLENNIALS"」が、スプーンビル(SPOONBILL)南青山本店で4月6日から15日まで開催。©米原康正ハーフモデルブームからカワイイカルチャーまで、渋谷原宿女子カルチャーとともに歩んできた米原康正の新しい“LOVE&PEACE”。今回、バリー(BALLY)やエルメス(HERMÈS)など、ファッション業界から引く手あまたのプランティカとコラボレーションし、アート発信型のボタニカルショップ、スプーンビルのグリーンを舞台に様々な表情を見せる。©米原康正プランティカの木村貴史氏は、「1960年代に登場したフラワーチルドレン、自由・博愛・多様性への理解を尊重した思想の体現者たち。そのフラワージェネレーションが蒔いてきた種は、今現在でも根を深く張り、多数の芽を出し、新世代のフラワーチルドレンを育んでいる。社会的な通念よりも直感と共感を軸に、多様な価値観と共に生き、自由に自己表現することが自然であるミレニアルズ世代。既存の枠組みにとらわれない彼らの柔軟な発想と活力こそが、色褪せた社会を再び鮮やかにしてくれるであろう。そんな “THE MILLENNIALS”の将来と社会に期待したいという想いで、米原康正とPLANTICAが注目する若者たちをフックアップし、米原の撮影した被写体に自らがカラフルなペイントをし、PLANTICAが花をコラージュするという新しい手法を使った新シリーズがこの冒頭のタイトルだ。ここで米原は、感情を表現する装置として前髪にペイントを施した。第1弾の作品のテーマは“LOVE&PEACE”。フラワーチルドレンの作品群は、ホワイトボックスのギャラリーではなく、様々な花の色と香りに包まれた有機的な空間に表れる」と本展覧会について語る。「MILKFED. x YASUMASA YONEHARA x PLANTICA コラボTシャツ」(5,000円)2017年の展覧会に引き続き、コンセプトに賛同したミルクフェド(MILKFED.)とのコラボレーションとして「MILKFED. x YASUMASA YONEHARA x PLANTICA コラボTシャツ」(5,000円)の作成が実現。全6柄でラインアップする同アイテムは、SからXLのサイズ展開。4月6日より本展覧会で先行発売、4月13日からの一般発売はミルクフェド店舗とオンラインストア(calif、ZOZOTOWN)にて。【展覧会情報】YASUMASA YONEHARA x PLANTICA EXHIBITION FLOWER CHILDREN - “THE MILLENNIALS”会期:4月6日~4月15日会場:SPOONBILL南青山本店住所:東京都港区南青山4-23-9時間:11:00~19:00
2018年04月05日ビームス(BEAMS)はビームス ジャパン4階にて、日本国内で作られるレザーアイテムの現場に注目した展示を行う。合わせて、革職人柳井康正のオリジナルブランド「セル アウト(SELL OUT)」と「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」のコラボレーションライダースなどを販売。期間は2017年11月17日(金)から11月26日(日)までの限定開催。人気ブランドのレザージャケットやレザーアイテムを手掛けてきた柳井康正。今回の展示には、彼がこれまで製作してきた数々のレザージャケットやバック等が並ぶ。ファッションプレスでは、販売するアイテムを紹介。日本国内で作られたこだわりのレザーアイテム販売メンズから登場するのは、男らしさの中にさりげなくゴージャス感をプラスしたG-1。フライトジャケットの襟にはミンクを、ボディにはゴートレザーを使用した。袖口と裾のリブもオリジナルで編み立て、裏地にはキュプラを使用するなど、細部までこだわった本格的な仕上がりだ。ウィメンズから登場するのは、ライダースジャケット。女性からのリクエストにより製作され、前の合わせもメンズとは逆になっている。表地はシープレザー、裏地はキュプラを使用し、重すぎずに着やすい作り。上質さはそのままに、女性の着やすさを考え抜いて作られたこだわりの1着だ。その他にも、繊細な模様が刻印されたコインケースや長財布、上品な印象のシュリンクレザーとなめらかなスムースレザーの両方を使用したショルダーバックなどが販売される。【詳細】「SELL OUT」 Leather Work Exhibition ~僕はこんな服を縫ってきた~場所:ビームス ジャパン 4階開催期間:2017年11月17日(金)〜26日(日)営業時間:11:00 〜 20:00【アイテム詳細】・ミンクG-1 178,000円+税・ライダースジャケット(ウイメンズ) 158,000円+税・Wバックルショルダーバッグ 118,000円+税・フラップ付きショルダーバッグ 128,000円+税・コインケース 各12,800円+税・レザーロングウォレット 各28,000円+税【問い合わせ先】エープレス03-6416-4640
2017年11月12日美しい絹に施された細かい紋様。遠目に見るとただの点のようにも見えるが、近づくとそれは緻密な紋様であることがわかる。鮫紋様、通し紋様から、桜や菊、動物紋様など繊細な柄が江戸小紋の特徴だ。小宮康助さん、康孝さんと二代続けて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている江戸小紋の名門、小宮染色工場。東京・新小岩にある工房に三代目・小宮康正さんを訪ねた。江戸小紋のルーツは室町時代といわれ、技術の発展と共に江戸時代に広く普及した。武士の裃に使用されていたものが江戸中期以降の平和な文化の中で花開き、やがて武家文化と共に発達した江戸小紋は庶民にまで愛されるようになった。「江戸小紋という名称は古いものじゃないんですよ」と小宮さんは言う。昭和30年、祖父である小宮康助氏が重要無形文化財保持者に認定された際に名づけられ、まだ60年ほどしか経っていない。■変わることが伝統をつなぐこと江戸小紋はいわゆる型染めといわれる技法を使う。和紙を2枚から4枚重ねて柿渋で張り合わせた渋紙に模様を彫った型紙を使って染めてゆく作業が小宮さんの仕事だ。熟練を要する「型付け」の作業を行なう工房を訪ねると、そこは真っ暗。もみの木の1枚板が置かれている。生糊(もち米と糠でできた糊)が塗られた板に霧吹きで水をかけ、糊の粘りを戻す。そこに白生地を貼ったらいよいよ「型付け」だ。固定された生地に型紙を置き、糊をヘラで塗ってゆくと、型紙が彫られたところだけ糊がついて模様を描いてゆく。糊には防染材が入っていて、そこだけ染まらないようにしているのだ。型付けが終わると生地を干し、「しごき」と呼ばれる地色染め、蒸しなどの工程を経て、ようやく美しい小紋ができあがる。「作業は早ければ早いほどいい仕事。そのための段取りと腕を磨くことが大事」と小宮さんは言う。伝統的技法の中においても「新しいものがあれば伝統技法の中にも取り入れていく」というのが、小宮さんの考えだ。たとえば染料。現在の江戸小紋では合成染料を使っている。「昔のままのものを、ただそのまま続けるのでは世の中に受け入れてもらえない」と小宮さん。伝統というのは変革の積み重ねであり、素材にしても、技術にしても変化が止まった時点で伝統は滅びてしまう。変わるのは染料や技法だけではない。現在は昔のように丁稚から修業を始めるわけではなく、学校を出てから修業を始める職人が主なので寝食を共にし、雑用をしながら技を習得するだけの時間がない。また、かつては型付けの工程も霧吹きを使わず口で霧を吹いたというが、今ではもう、その手法はとられない。そうやって伝統をつなぐ現場も環境も変わっていくのが当たり前なのだ。■伝統を継ぐ中で生まれた「小宮の色」小宮さんが生み出す江戸小紋の美しさは柄のみならず、その奥深い色にも心惹かれる人は多い。その色を生み出すのは「色の性質」だという。染料はすべて顔が違う、性格も違う。繊維の途中でとどまる性質の染料もあれば、すっと染みこんでゆくものもある。決して一定ではなくまさしく玉虫色。色は2次元でなく3次元の世界なのだ。この色の掛け合わせの奇跡を起こせるのは、やはり経験によるところが大きい。「色は目で見るのではなく、頭で考えて判断するんです。性質を知って“この染料を組み合わせたらこういう雰囲気の色が出るだろう”と。目だけで見ていると、お客様の希望の色を重ねたときに、色は合っているけれど雰囲気が合わないということもある」。色は3次元。空や海や宝石が愛されるように、自然にある色を人は好み、安心する。だから「小宮の小紋は飽きない」―― お客様にそう言ってもらえるのだ。■人から人へとつなぐ伝統人間国宝と称されることのほうが多い「重要無形文化保持者」。小宮さんの祖父・父も認定されている。江戸小紋という物ではなく、その技自体を重要文化と認定する制度だが、祖父と父は、そこに取り組む姿勢や、それを次の世代に伝えるという使命も背負ってきた。「祖父は、伊勢型紙が滅びる前にと、向こう100年分の型紙を作らせて残したんです。でも、当時彫られた型は一切使用していません。なぜなら、現在の紙漉き職人がいて、鍛冶職人がいて、型紙職人がいるから。次の世代が育ってはじめて伝統はつながります。100年分の型を作るという仕事が、江戸小紋を支えるこやしになっていることが素晴らしいことなんです」。小宮さんは同じく江戸小紋職人である父から「40歳までにすべての仕事を終りにしろよ」と言われた。そして、自身が35歳の時に“終りを感じる瞬間”があったのだという。少しの妥協、気力の違い。それは、周りは決して気づくことができない、自分の中だけの変化だった。「それを補うのは年齢を重ねての味。経験を重ねることで会得したものが、こやしになると思います。だから、いまは一日一日を生きるしかない。毎日を積み重ねて、作りつづけることだ。」と小宮さん。しかし、小宮さんは言う。「それでも、何かを生み出すという心や、ものづくりに取り組むという姿勢は変わりません。その心や姿勢を伝えることで、人から人へ伝統はつながっていくと思っています」。ひたむきに江戸小紋と向き合う小宮さんの仕事、そして言葉から、伝統とは遥か彼方のものではなく、そこにあるもの。守るだけでなく伝えてゆくという、日々の営みなのだということを知った。【Profile】小宮 康正(こみや やすまさ)1956年生まれ。中学卒業後より父である康孝氏に師事。24歳で日本伝統工芸展に初入選。2010年紫綬褒章を受賞。現在、長男・次男共に父のもとで修行中。>>ネイルアーティストHana4さんが江戸小紋と出会う
2016年09月18日