講談師の六代目神田伯山が12日、都内で行われたアニメーション映画『クラユカバ』公開記念初日舞台あいさつに登壇した。今一番チケットが取れない講談師と注目を集めながら声優初主演を務めた神田は「鬼のような現場でした。まさに鬼がいた」と振り返った。今作は塚原重義監督(※塚=旧字体)の初長編アニメ作品。構想から10年で完成し、ファンタジア国際映画祭で観客賞・金賞を受賞した。世間を惑わす集団失踪の怪奇に挑む探偵・大辻荘太郎を神田が演じ、黒沢ともよ、芹澤優、坂本頼光、塚原監督が参加した。アフレコの様子に神田は「それが僕にとってもありがたいこと。素人が参加するのに最高の環境を整えてもらった。塚原監督やスタッフさんにきたんなく、いろいろなバージョンで誘導してもらって」とテイクを重ねたそう。「僕も何度も録り直すのはすきで、古典芸能は再放送ですか苦じゃないんです。でも苦になりました。鬼がいるなと思って…(笑)」と本音をのぞかせた。塚原監督は「声はすばらしいですよね」と褒められた神田は「声は?」と思わず確認。「最初は冒険だったんです。一番セリフが多いキャラクターを声優じゃない方にやってもらう。化学反応に期待はしていたけど不安はあった。ただ最初のセリフでもう『荘太郎がいる』って」と第一声で確信。「最初の方は『監督、声優じゃないんでそれはムリですよ』って」と神田とのやりとりを明かす塚原監督に、神田は「そんなトーンじゃないです、マスコミがいるの忘れないで」と大慌て。「ものづくりって大変です。そういう現場の方がいい作品ができるという。それくらいお互いが感情的になるくらいの方が楽しいですよね?スリリングでしたよね。監督が帰るか俺が帰るか…」とピリピリした一幕も回想。とはいえ、無事作品も完成し、「改めて監督とスタッフさんのおかげ。本当に新たな試みにお礼申し上げます。ありがとうございました」と感謝していた。
2024年04月12日少年忍者の織山尚大、関西ジュニアの伯井太陽が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」にシークレット出演を果たした。2人が登場したのは、アイドル×クリエイティブを発信するプロジェクトのステージ。SUPER EIGHTの大倉忠義(SUPER EIGHT)がプロデュースしている。大編成グループ少年忍者の一人として群舞パフォーマンスに定評ある織山と、関⻄を中心に活動し、そのパフォーマンスと存在感に注目が集まる伯井によるコラボが実現した。織山は輝くジャケットとパンツ、伯井は腹部が大胆に露出したセットアップ姿で登場。ランウェイトップに並ぶと、コンテンポラリーダンスを軸に、多様にトランスフォームするステージを展開した。異色のコラボに観客はダンスから目が離せず。釘付けにしたまま余韻だけを残し、2人はステージから姿を消した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月02日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2024年1月16日(火)から2月18日(日)まで、企画展「未来につなぐ日本画展‐松伯美術館公募展優秀賞受賞作家の現在2‐」を開催します。本展では、松伯美術館公募展の歴代の優秀賞受賞作家の現在の作品をご紹介します。松伯美術館では1994年の開館以来、毎年、日本画を模索する作家達の育成と伸長を企図して公募展を開催してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大等の諸事情により、2020年度に公募展の開催を残念ながら中止しました。そこで、作家の育成という公募展の歩みを振り返る機会として、これまでに大賞および優秀賞を受賞した作家の現在の作品をご紹介する展覧会を企画しました。一昨年の大賞受賞作家に引き続き、優秀賞受賞作家については、受賞者が多数なため昨年と本年の2回に分けて開催することとし、本展は、第2回の開催となります。作家の皆さまには、それぞれ与えられた展示スペースに、今現在のご自身の仕事を自由に発表していただきます。個性溢れる多彩な表現の作品をご高覧いただき、本展が環境や価値観の激しい変化の中で日本画の未来について問いかける貴重な機会となるよう願っています。詳細は別紙のとおりです。谷野 剛史(第1回松伯日本画展)「朝の詩」出戸 須央妃(第3回花鳥画展)「月桃」別紙本展では、松伯美術館公募展の歴代の優秀賞受賞作家の皆さまが自らセレクトした現在の作品をご紹介します。また、会期中、特別展示室では上村松園・松篁・淳之の作品も展示します。入館料は、現代日本画家の制作を応援し、その作品をより多くの皆さまに紹介するという企画展の趣旨から、通常に比べて、ご入館していただきやすい特別入館料[大人:410円(通常820円)、高校生・大学生:無料(通常820円)、小学生・中学生:無料(通常410円)]とします。1. 名 称 「企画展未来につなぐ日本画展―松伯美術館公募展優秀賞受賞作家の現在2―」2. 開催期間 2024年1月16日(火)から2024年2月18日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 協 賛 一般財団法人 京都花鳥館5. 後 援 読売新聞社6. 会 場 松伯美術館7. 休 館 日 月曜日(ただし、2月12日(月・祝)は開館、翌13日(火)は休館)8. 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)9. 入 館 料 大人:410円、 学生(高校生・大学生を含む):無料* 高校生・大学生の方は学生証をご提示ください。* 特別入館料のため割引の取扱はございません。10. 展示作品数 約48点(出品者29名)※展示作品数に特別展示は含まない11. 展示作品 ※( )内は優秀賞受賞公募展出戸 須央妃(第3回花鳥画展) 「月桃」東端 哉子 (第5回花鳥画展) 「Harmonia」、「Vapor」江原 三保子(第7回花鳥画展) 「夏が降る」、「ミモザ」竹森 裕 (第8回花鳥画展) 「有情」藤田 哲也 (第8回花鳥画展) 「ぬくい日」、「虚空蔵菩薩」森 桃子 (第8回花鳥画展) 「白銀の山」廣瀬 貴洋 (第9回花鳥画展) 「想う」青谷 紀久代(第11回花鳥画展) 「森の話」、「こもれび」藤井 聡子 (第12回花鳥画展) 「たわやか」、「和」、「ほがらか」真鍋 修 (第12回花鳥画展) 「川辺」佐伯 千尋 (第13回花鳥画展) 「あの日・・・」福田 浩之 (第13回花鳥画展) 「March of Branches and Ivy」橋田 純 (第14回花鳥画展) 「宴の朝」小川 咲葉子(第16回花鳥画展) 「春の記憶1」、「春の記憶2」、「やわらかな風」楠瀬 和子 (第16回花鳥画展) 「春を待つ」藤原 玲子 (第17回花鳥画展) 「ユウスゲの咲く刻」小杉 侑未 (第18回花鳥画展) 「春舞」大原 奈穂子(第20回花鳥画展) 「Teatime」、「Library」岸本 志津 (第20回花鳥画展) 「仰ぐ」山口 由紀子(第20回花鳥画展) 「記憶のカケラ1」、「記憶のカケラ2」、「記憶のカケラ3」牟田 芙佐子(第21回花鳥画展) 「鳳凰図」杉山 佳 (第1回松伯日本画展)「椅子と窓」谷野 剛史 (第1回松伯日本画展)「朝の詩」永井 学 (第1回松伯日本画展)「遠きに在りて~豊後の春に」中井 美智子(第23回花鳥画展) 「Love and Peace」、「移ろう季」三好 温人 (第23回花鳥画展) 「闘牛」吉澤 光子 (第23回花鳥画展) 「綯い交ぜ」池庄司 淳 (第3回松伯日本画展)「風化」小田 賢 (第3回松伯日本画展)「湖北」特別展示 上村松園「初春」、上村松篁「鴛鴦」、上村淳之「梅薫る」他≪松伯美術館の公募展について≫松伯美術館の開館(1994年)以来、毎年開催している公募展で、これまで26回開催してきました。2014年度まではテーマを花鳥画に限定し「松伯美術館花鳥画展」として23回開催し、2015年度からはジャンルを限らず広く日本画を対象とした「松伯日本画展」を隔年で交互に開催することとし、これまで3回開催しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等の諸事情により、2020年度から開催を中止しています。≪松伯美術館の企画展の取組みについて≫今後も松伯美術館は、今回のような現代日本画家の制作を応援し、その作品をご紹介する場としての展覧会開催も企画してまいります。自然との共生の中で日本の風土、日本人の感性によって培われ、描き続けられてきた花鳥画。日本画にしかない花鳥画に深く取り組むことにより、日本画の独自性への理解を深めていただきたいという願いを変わらず発信しつづけます。以 上《参考画像》永井 学「遠きに在りて~豊後の春に」吉澤 光子「綯い交ぜ」青谷 紀久代「こもれび」牟田 芙佐子「鳳凰図」大原 奈穂子「Teatime」中井 美智子「移ろう季」楠瀬 和子「春を待つ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月20日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2月11日(土・祝)から3月12日(日)まで、企画展「未来につなぐ日本画展ー松伯美術館公募展優秀賞受賞作家の現在(いま)1ー」を開催します。本展では、松伯美術館公募展の歴代の優秀賞受賞作家の現在の作品をご紹介いたします。松伯美術館では1994年の開館以来、毎年、日本画を模索する作家達の育成と伸長を企図して公募展を開催してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等の諸事情により、今年度も公募展の開催を残念ながら中止いたしました。そこで、作家の育成という公募展の歩みを振り返る機会として、昨年度の大賞受賞作家に引続き、今年度は優秀賞受賞作家の皆さまに現在の作品を自由に発表していただく展覧会を企画しました。なお、優秀賞受賞者が多数なため、本企画展は、今年と来年の2回にわけて開催し、本展はその第1回の展覧会となります。個性溢れる多彩な表現の作品をご高覧いただき、本展が環境や価値観の激しい変化の中で日本画の未来について問いかける貴重な機会となるよう願っています。詳細は別紙のとおりです。古田 年寿(第1回花鳥画展)「昭和浪漫」松原 亜実(第19回花鳥画展)「春麗」別紙本展では、松伯美術館公募展の歴代の優秀賞受賞作家の皆さまが自らセレクトした現在の作品を ご紹介いたします。また、会期中、特別展示室では上村松園・松篁・淳之の作品もご覧いただけます。入館料は、現代日本画家の制作を応援し、その作品をより多くの皆さまに紹介するという企画展の趣旨から、通常に比べて、ご入館していただきやすい特別入館料[大人:410円(通常820円)、高校生・大学生:無料(通常820円)、小学生・中学生:無料(通常410円)]といたします。1. 名 称 「企画展未来につなぐ日本画展ー松伯美術館公募展優秀賞受賞作家の現在(いま)1ー」2. 開催期間 2023年2月11日(土・祝)から2023年3月12日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 協 賛 一般財団法人 京都花鳥館5. 後 援 読売新聞社6. 会 場 松伯美術館7. 休 館 日 月曜日8. 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)9. 入 館 料 大人:410円、 学生(高校生・大学生を含む):無料* 高校生・大学生の方は学生証をご提示ください。* 特別入館料のため割引の取扱はございません。10. 展示作品数 約40点(出品者26名)※展示作品数に特別展示は含まない11. 展示作品 ※( )内は優秀賞受賞公募展古田 年寿(第1回花鳥画展) 「昭和浪漫」、「autumn」和田 ひとえ(第1回花鳥画展) 「終わりなき旅」難波 洋子(第2回花鳥画展) 「冥」守家 美保子(第2回花鳥画展) 「河伯の居るところ」関 友道(第3回花鳥画展) 「刻を紡ぐ」、「空を紡ぐ」岩崎 早苗(第3回花鳥画展) 「静」平井 理佐子(第4回花鳥画展) 「月夜」、「深まる秋」、「野辺」、「野の詩」、「子鹿」細見 朋子(第4回花鳥画展) 「夏の朝」青木 秀明(第5回花鳥画展) 「re born」、「自在の様相」小山 美和子(第6回花鳥画展) 「あそぼ」、「ふたり」那須 ちひろ(第6回花鳥画展) 「冬隣」長谷川 雅也(第6回花鳥画展) 「華ー吟ー」丸山 勉 (第7回花鳥画展) 「令月枝垂梅」奥村 絵美(第11回花鳥画展) 「私の庭」、「小さなお茶会」、「冷たい雨」、「お誕生日会」前田 恭子(第11回花鳥画展) 「青葉闇に咲く」「夏音」藤城 正晴(第12回花鳥画展) 「散華」池田 真理子(第15回花鳥画展) 「ツチアケビ」城野 奈英子(第15回花鳥画展) 「刻廻る」立木 美江(第15回花鳥画展) 「早春賦」小林 悟(第16回花鳥画展) 「白日爽々」、「月と猫」伊藤 なおみ(第18回花鳥画展) 「空を映す」島本 純江(第18回花鳥画展) 「愛想花」松原 亜実(第19回花鳥画展) 「春麗」森下 麻子(第19回花鳥画展) 「芽吹く命」内海 福溥(第22回花鳥画展) 「斿袁」井上 貴絵(第2回松伯日本画展) 「冬麗」(一対)特別展示 上村松園「化粧」、上村松篁「五色桃」、上村淳之「双鶴」他≪松伯美術館の公募展について≫松伯美術館の開館(1994年)以来、毎年開催している公募展で、これまで26回開催してきました。2014年度まではテーマを花鳥画に限定し「松伯美術館花鳥画展」として23回開催し、2015年度からはジャンルを限らず広く日本画を対象とした「松伯日本画展」を隔年で交互に開催することとし、これまで3回開催しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等の諸事情により、2020年度から開催を中止しています。≪松伯美術館の企画展の取組みについて≫今後も松伯美術館は、今回のような現代日本画家の制作を応援し、その作品をご紹介する場としての展覧会開催も企画してまいります。自然との共生の中で日本の風土、日本人の感性によって培われ、描き続けられてきた花鳥画。日本画にしかない花鳥画に深く取り組むことにより、日本画の独自性への理解を深めていただきたいという願いを変わらず発信しつづけます。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月03日山形県天童温泉で創業111年の歴史を持つ株式会社あづま荘(所在地:山形県天童市、代表取締役:高橋 和也、以下:松伯亭あづま荘)は世代交代に伴い、新たに貸切風呂とラウンジを造成する改装工事を実施します。改装を機に更に愛される施設を目指し、今回クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて支援を募集いたします。募集期間は2022年12月15日(木)~2023年2月28日(火)、目標金額200万円を目指します。『ねこ女将と若旦那異色コンビの挑戦!松伯亭あづま荘に貸切風呂とラウンジを作ります!』プロジェクトページ: メイン画像プロジェクトページでは、松伯亭あづま荘のねこ女将まいちゃんと若旦那2人3脚で改装に向けて意気込む様子をコミカルに表現しております。自分なりの松伯亭あづま荘を作り上げる若旦那の挑戦へのご支援をいただけますと幸いです。●プロジェクトの詳細あづま荘らしさ、天童市らしさを大切にしながら、どんな人からも愛されるユニバーサルな貸切風呂とラウンジを作ります。貸切風呂はお体の不自由な方にも利用しやすいよう、入り口をバリアフリーにしたりお風呂の縁を広くしたり、ところどころにユニバーサルな設計を施します。また、子どもサイズの浴槽の設置や、バスライトを湯船に浮かべたラグジュアリーな雰囲気づくりなど家族みんなで楽しめる仕掛けを計画しております。さらに、ねこ女将まいちゃんをモチーフにした足跡をつけることであづま荘らしさも演出します。ラウンジは、松伯亭あづま荘初代当主から受け継がれている日本庭園との境界線をなくし、庭園も1つの部屋であるような一体感を作ります。室内は階段状の座敷になっており、お風呂上りの寛ぎの空間としてお好きなようにお楽しみいただけます。また、階段下には秘密基地のような隠れ家的空間を作り、これまでのあづま荘ではできなかった滞在を体験していただきます。●リターン品本プロジェクトのリターン品には、ねこ女将まいちゃんグッズや宿泊券など、全16品をご用意いたしました。宿泊券はクラウドファンディング限定価格。また、クラウドファンディングでしかできない遊び心のある1日貸切券も販売しております。リターン品一覧●改装に向けた想い今の松伯亭あづま荘は歴代当主、女将が趣向を凝らして作り上げました。世代交代でこれまでの当主に引けを取らない自分らしい松伯亭あづま荘を考えた時、貸切風呂とラウンジの改装だと確信致しました。自分だったらこの旅館に泊まって楽しいだろうか、何があったら楽しいだろうか、どうしたら楽しいだろうか。そんな事を模索している今日このごろです。「旅館業は辛いからこそ、遊んでなんぼ」そんな事を先代である父が言っていたのを思い出します。皆様には、従来のようにただゆっくりと過ごしていただくだけではなく、私が大切にしている遊び心を加えることで自然と笑顔になり、より鮮明に思い出に残るひと時を過ごしていただきたい。そして、またこの場所で寛ぎたいと思っていただけるようにという想いを込めて、今回の改修に臨んでおります。●支援募集についてクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてご支援いただけます。 ●Instagramキャンペーン開催決定!12/26(月)~2/3(金)の期間、いいねとフォローをしてくださった方の中から抽選で3組6名様に改装後のあづま荘を堪能できる宿泊ご招待券をプレゼント!皆様のご応募をお待ちしております。公式Instagram→アカウントID: azumasoURL : まいちゃんあづま荘客室あづま荘外観【株式会社あづま荘概要】山形県天童市にある天童温泉で創業111年の歴史を持つ旅館。「一宿一飯の家族をもてなすがごとく」という理念のもと、多くのお客様の心にいつまでも残り続けるおもてなしを目指しております。初代から受け継いできた日本庭園と趣向を凝らした客室。山形の旬の食材を生かした料理と美肌の名湯として人気のある天然温泉が魅力の旅館です。名称 : 株式会社あづま荘所在地 : 山形県天童市鎌田2丁目2番1号代表取締役: 高橋 和也創業 : 1911年設立 : 1953年URL : 事業内容 : 温泉旅館「松伯亭あづま荘」の運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月15日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ紗希子をかばってくれたうえに保護者代表まで引き受けてくれた柳澤。実はある考えがあると言い出し…。■ついに卒園式当日を迎え…■柳澤さんからのプレゼントに感謝…!仕返しという形ではなく、娘に大役を与えてくれた柳澤さんは、本当に心の広い優しい方でした。争いが苦手で、嫌なことでも引き受けがちな紗希子さんも、今後理不尽なことに立ち向かう勇気をもらったそうです。園の役員になると面倒なことも多いですが、どうせやるなら、みんなで協力しながら乗り越えていきたいもの。誰かに押し付けるのではなく、手助けできる人になりたいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。
2022年10月15日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじやはり最後は紗希子に保護者代表を押し付けた山本。自分が引き受けて丸く収まるのなら…と紗希子は考えるのですが…。■この状況に声を上げたのは…!■策士柳澤さんのある考え…!?潔く保護者代表を引き受けてくれた柳澤さんの、ある考えとは一体…!?次回に続く「保育園クラス役員で理不尽ないじめに遭いました」(全26話)は17時更新!
2022年10月14日宝塚星組公演『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante!!』の全国ツアーが、東日本を中心に9月21日まで巡演中だ。(※新型コロナウイルス感染症の影響により、9月13日~18日公演中止※9/14追記)。ミュージカル・プレイ『モンテ・クリスト伯』は、「巌窟王」として知られるアレクサンドル・デュマの小説を、脚本・演出の石田昌也がミュージカル化し、2013年に宙組の凰稀かなめ主演で初演された。今回の再演では、星組トップスター礼真琴が主人公のモンテ・クリスト伯ことエドモン・ダンテスを演じる。物語は、愛する女性と婚約し、船長の座も約束された若き航海士エドモンが、彼の幸運を妬んだ男たちに突然無実の罪を着せられ、孤島の牢獄に収監されるが、脱獄して名前を変え、莫大な財宝を手に入れて、自分を陥れた男たちを追い詰めていく復讐劇だ。出演はほかに、ダンテスの元許嫁メルセデスにトップ娘役の舞空瞳、ダンテスを陥れて彼女と結婚するフェルナンに瀬央ゆりあ、ダンテスを投獄する検事代理ヴィルフォールに綾城ひか理。月組から組替えした暁千星がこの公演から参加し、脱獄したダンテスを救う密輸船の乗組員で、のちに彼の部下となるベルツッチオを演じている。併演のレビュー・エスパーニャ『Gran Cantante(グラン・カンタンテ)!!』は、大劇場公演で上演されたショーを、全国ツアーバージョンとして、出演者などを一部変更。スペイン語で“素晴らしい歌い手”を意味するタイトル通り、抜群の歌唱力を誇る礼真琴を中心に、スペインにまつわる名曲の数々に乗せ、妖艶なスパニッシュダンスが披露される。今回は、歌唱、ダンス共に定評のある暁が加わったことで、より厚みが増し、見応えあるショーになった。宝塚歌劇団星組 ミュージカル『ベアタ・ベアトリクス』もう一方の星組公演は、宝塚バウホールで上演中のミュージカル『ベアタ・ベアトリクス』。ラファエル前派の画家で、詩人でもあるダンテ・ガブリエル・ロセッティを主人公にしたミュージカルで、入団9年目の極美慎が初主演し、作・演出は、この作品がバウホールデビューとなる熊倉飛鳥が手がける。「ベアタ・ベアトリクス」とは、ロセッティの代表作のタイトルで、理想の女性を求める画家が、モデルを務めるふたりの女性の間で揺れる様子を描いた愛憎劇だ。ロセッティ役の極美のほか、彼の妻で「ベアタ・ベアトリクス」のモデルとなったリジーに小桜ほのか。これも代表作のひとつ「プロセルピナ」のモデルになった女優ジェインに水乃ゆり、同じラファエル前派の画家で、リジーをモデルに有名な「オフィーリア」を描いたジョン・エヴァレット・ミレイに天飛華音らが出演する。なお、千秋楽の19日(月・祝)には、タカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信も予定されている。文=原田順子
2022年09月15日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、9月6日(火)から11月27日(日)まで、展覧会「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」を開催します。本展覧会では、約2年ぶりの展示となる上村松園「花がたみ」「楊貴妃」をはじめとする当館所蔵の珠玉の作品の本画とともに、その下絵・縮図・素描をあわせて展示します。当館では、松園・松篁の下絵・縮図・素描など貴重な資料を多数保管しています。松園は、縮図で学んだものが身について、構図を選び取り、着物の柄まで細心の注意を払ってした下絵を作っています。それらを、本画とともに鑑賞することで、そこに込められた強い思い、後ろに流れる遠大な時間を感じることができます。また、松篁・淳之が、写生によって対象への理解を深め、心の中にイメージを育み、そして、構図を試行錯誤して下絵を作り、一つの作品に結実させていくさまを垣間見ることができます。一幅の宇宙に、理想の世界を生み出そうとした三代の制作の過程を展観します。詳細は別紙のとおりです。別 紙1. 名称 「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」2. 開催期間 2022年(令和4)9月6日(火)~11月27日(日)3. 主催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会場 松伯美術館5. 休館日 月曜日(但し、9月19日(月・祝)は開館し、翌20日(火)は休館10月10日(月・祝)は開館し、翌11日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入館料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「虫の音」、「花がたみ」、「楊貴妃」、「月と花」(個人蔵)、「鼓の音」ほか●上村松篁 「狐」、「夕日」、「白木蓮」、「芥子」、「矮鶏」ほか●上村淳之 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス(株)蔵)ほか* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催 [事前申込による抽選制]1.日時:10月15日(土)14時00分~15時00分2.場所:松伯美術館 講義室3.定員:30名4.聴講料:無料、但し入館料が必要5.申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)郵便番号(2)住所(3)名前(4)電話番号(5)参加希望人数(お申込み者ご自身と同伴者1名、計2名まで)6.申込先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-66667.申込締切:9月30日(金) 当日消印有効※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため立席での聴講はできません。※今後の新型コロナウイルスの感染状況等により、中止になる場合があります。【参考】新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月24日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、3月21日(月・祝)から6月12日(日)まで、展覧会「歩々清風ー日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩みー」を開催します。「歩々清風」とは、上村松篁が画家として歩んできた自らの道に思い悩んだ際に、その道が正しい道であったと確信することができた、ある禅の老師の言葉です。明治から令和まで続く、上村松園・松篁・淳之と三代にわたる日本画家の画業を辿ると、激動の時代の中であっても、一人の作家として貫いた絵画世界からは、時代を超えて今なお強いメッセージが感じられます。時代に流されることなく普遍の美を追求し、独自に歩々清風の道を歩み続けた三代の画業を展覧します。上村松篁「春」上村松園「花見」上村松篁(1902~2001)は少年時代に「道というものは生命より尊いものだ」という言葉から、自分にとっての一筋の道は絵の道だと心に決め花鳥画家を志し、制作を続けてきました。一方で自分の歩いてきた道は正しい道だったのか、思い悩みます。しかし八十をすぎた頃、ある禅の老師から「道を歩くときは 歩々清風 の歩き方でなくてはならない」という言葉に、自分の道は少なくとも濁風は吹いていなかった、と初めて自信がわいてきたと語っています。本展では、当館では約2年ぶりの展示となる上村松園の「花見」をはじめ、松篁、淳之の作品を通じて上村家三代の画業の歩みを紹介します1. 名 称 「歩々清風―日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩み―」2. 開催期間 2022年3月21日(月・祝)から2022年6月12日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円(730円)小・中学生410円(360円)※( )内は前売り料金。前売り券は近鉄駅営業所、JTB ホームページで販売。・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点9. 展示作品●上村松園「花見」明治43(1910)年「娘」大正15(1926)年「新蛍」昭和7(1932)年●上村松篁「春」昭和12(1937)年「蓮」昭和56(1981)年「春輝」昭和59(1984)年●上村淳之「春宵」平成10(1998)年「月汀」平成10(1998)年「四季花鳥図(春・秋)」平成10(1998)年 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月11日主食とおかずを兼ねた一品完結だから超簡単!2月21日、主食とおかずを兼ねたオートミール料理のレシピ集『柳澤式ラクやせオートミールレシピ』が発売された。著者は株式会社ケイ・ライターズクラブ代表取締役で「Sakamachi Cooking lab.」主宰、料理研究家の柳澤英子氏。出版社は扶桑社でAB判のムック本、価格は1100円(税込)である。罪悪感ゼロのスイーツもオートミールでテレビ番組や雑誌など多数のメディアで活躍している柳澤英子氏は、52歳の時に、1年間で26kgものダイエットに成功。73kgだった体重が47kgになっており、その後のリバウンドもない。ダイエットと体重キープに大きく貢献しているのがオートミールだという。オートミールには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれている。低カロリーで低糖質であり、良質なたんぱく質は太りにくい体に、美しい肌や髪、体内の血管、内臓、ホルモンにも必須。ビタミンB群はアンチエイジングにも役立つ。新刊では、オートミールを使用する一品完結のレシピを掲載。いなりずしやオートミールキッシュ、お好み焼き、ヘルシースイーツなど、ダイエット中でも空腹によるストレスを感じることがないレシピを多数紹介。初心者にも安心のオートミールの基本的な扱い方なども掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※柳澤式ラクやせオートミールレシピ - 書籍詳細 - 扶桑社
2022年03月01日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2月11日(金・祝)から3月13日(日)まで、企画展「未来につなぐ日本画展―松伯美術館公募展大賞受賞作家の現在(いま)―」を開催します。本展では、松伯美術館公募展の歴代の大賞受賞作家の現在の作品をご紹介いたします。松伯美術館では1994年の開館以来、毎年、日本画を模索する作家達の育成と伸長を企図して公募展を開催してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等の諸事情により昨年度、本年度につきましては、公募展の開催を残念ながら中止いたしました。そこで、このたび作家の育成という公募展の歩みを振り返る機会として、大賞受賞作家の皆さまに現在の作品を自由に発表していただく展覧会を企画しました。豊かな感性で描かれた多様な表現の作品一点一点をご高覧いただき、本展が環境や価値観の激しい変化の中で日本画の未来について問いかける貴重な機会となるよう願っています。詳細は下記のとおりです。詳細本展では、松伯美術館公募展の歴代の大賞受賞作家の皆さまが自らセレクトした現在の作品をご紹介いたします。また、会期中、特別展示室では上村松園・松篁・淳之の作品もご覧いただけます。入館料は、現代日本画家の制作を応援し、その作品をより多くの皆さまに紹介するという企画展の趣旨から、通常に比べて、ご入館していただきやすい特別入館料[大人:410円(通常820円)、高校生・大学生:無料(通常820円)、小学生・中学生:無料(通常410円)]といたします。1. 名称「企画展未来につなぐ日本画展―松伯美術館公募展大賞受賞作家の現在―」2. 開催期間 2022年2月11日(金・祝)から2022年3月13日(日)3. 主催 公益財団法人 松伯美術館4. 後援 読売新聞社5. 会場 松伯美術館6. 休館日 月曜日7. 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)8. 入館料 大人:410円、 学生(高校生・大学生を含む):無料* 高校生・大学生の方は学生証をご提示ください。* 特別入館料のため割引の取扱はございません。9. 展示作品数 約40点10. 展示作品 ※( )内は大賞受賞公募展鈴木 周子(第2回花鳥画展) 「緑蔭」、「微風」檜垣 智子(第3回花鳥画展) 「椿之図」、「夢」、「黄昏」沖谷 晃司(第4回花鳥画展) 「入梅」、「初夏」安宅 惠 (第5回花鳥画展) 「よどみなき流れの中に在る」、「沈黙の泉」永吉 秀司(第8回花鳥画展) 「雪日譚」、「思春」只内 寿則(第10回花鳥画展) 「転生」増田 貴司(第11回花鳥画展) 「秋」、「慈光」松岡 歩 (第12回花鳥画展) 「牡」、「月下」長田 佳子(第13回花鳥画展) 「まほう」石田 育代(第14回花鳥画展) 「秋麗」、「山桜」、「向日葵」柳沢 優子(第15回花鳥画展) 「水簾」、「遊蛍」秋山 洋平(第17回花鳥画展) 「季節は穏やかに」田中 翔子(第19回花鳥画展) 「La glycine du soir ~宵の藤~」鹿間 麻衣(第20回花鳥画展) 「紫季 ー桜ー」、「紫季ー朝顔ー」、「紫季 ー藤ー」、「紫季 ー紫陽花ー」前川 祥子(第21回花鳥画展) 「巡るいのち」森 友紀恵(第1回日本画展) 「降りつもる」、「葉の音」山田 雄貴(第22回花鳥画展) 「太古の痕跡」、「集積空間」杉木 智美(第2回日本画展) 「月影」、「水のほとり」大森 正哉(第23回花鳥画展) 「風櫛雨沐」島田 滋 (第3回花鳥画展) 「願い」特別出品 上村松園「雪」、上村松篁「軍鶏」・「双鳩」、上村淳之「鵲」他≪松伯美術館の公募展について≫松伯美術館の開館(1994年)以来、毎年開催している公募展で、これまで26回開催してきました。2014年度まではテーマを花鳥画に限定し「松伯美術館花鳥画展」として23回開催し、2015年度からはジャンルを限らず広く日本画を対象とした「松伯日本画展」を隔年で交互に開催することとし、これまで3回開催しました。≪松伯美術館の企画展の取組みについて≫今後も松伯美術館は、今回のような現代日本画家の制作を応援し、その作品をご紹介する場としての展覧会開催も企画してまいります。自然との共生の中で日本の風土、日本人の感性によって培われ、描き続けられてきた花鳥画。日本画にしかない花鳥画に深く取り組むことにより、日本画の独自性への理解を深めていただきたいという願いを変わらず発信しつづけます。以 上参考:新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日講談師神田伯山の襲名・真打昇進後初となる「新春連続読み」が、1月6日(木)から池袋・あうるすぽっとで、いよいよ開催される。演目は『寛永宮本武蔵伝』(全17席)で、東京では前夜祭含め五夜連続を2回、合計10夜という大掛かりな公演だ。この企画は、2021年に予定され、コロナ禍でまるまる1年延期となっていた。東京に続き、名古屋、福岡でも“旅公演”が予定されている。「連続読み」は、長編の講談を続きものとして数日間にわたり読みあげるもの。テレビのなかった時代に寄席などで連日かけられたが、現代ではよほどの実力と人気を持つ演者でなければ興行として成立しない。神田伯山はこの連続読みに挑戦し続けている。2019年1月に『慶安太平記』全19席、20年1月にも『畔倉重四郎』全19席を、同じくあうるすぽっとで上演している。前売りチケットは5日間の通し券のみだったが、ともに即日完売という快挙。高座内容も大評判をとった。『寛永宮本武蔵伝』は、伯山が初めて覚えた連続物。剣豪宮本武蔵の一代記だが、映画の原作になった吉川英治の『宮本武蔵』とは趣が異なる、豊前小倉藩の家臣宮本伊織の息子、二刀流の使い手宮本武蔵が、妻の父の仇、佐々木小次郎岸柳を倒すため、西へ西へと死闘を繰り広げながら旅をする物語で、全17席の構成。伯山はあうるすぽっとの所在地、豊島区の出身。この舞台を初めて踏んだのは2018年の「みんなの演芸」の一席。その時の演目が、まさに『寛永宮本武蔵伝』のなかで一席物として読まれることの多い第4話の「狼退治」だった。公演は5日間を2回。以下の予定で上演される。前夜祭(6日、12日)初日 (7日、13日) 「偽岸柳」「道場破り」「闇討ち」「狼退治」2日目(8日、14日) 「竹ノ内加賀之介」「山本源藤次」「柳生十兵衛」「吉岡治太夫」3日目(9日、15日) 「玄達と宮内」「天狗退治」「吉岡又三郎」「熱湯風呂」「桃井源太左衛門」楽日(10日、16日) 「甕割試合」「山田真龍軒」「下関の船宿」「灘島の決闘」【神田伯山からのメッセージ】ありとあらゆる興行が、延期をしております。ひどいのになりますと、延期興行の延期興行のそのまた延期興行で、お客様半分にしてのソーシャルディスタンス昼夜公演という、大変な状況になっております。『寛永宮本武蔵伝』は、私もお客様も一年間待たされました。佐々木小次郎を待たせてジリジリさせた、宮本武蔵の計略のようです。そう思うと、この公演は武蔵の思い通りかもしれません。さぁ、ようやく武蔵が参ります。開幕です。12月21日(火)まで、チケット一般抽選販売申し込み受付中。詳細は公演公式サイトで確認を。
2021年12月19日展覧会「上村松篁展「美の構成」に触れる」が、奈良の松伯美術館にて、2021年11月2日(火)から2022年2月6日(日)まで開催される。伝統と自然に織りなされる“美の構成”上村松篁(うえむら しょうこう)は、上村松園の長男として京都に生まれ、近現代の京都画壇で格調高い花鳥画を描き続けた日本画家だ。幼少期からの精緻な観察力と伝統的な円山四条派の写生に基づき、近代的な構成をもつ洗練された作品を手がけた。展覧会「上村松篁展「美の構成」に触れる」では、伝統のなかで育まれ、自然の神秘にふれて織りなされる、松篁芸術の「美の構成」に着目して作品を紹介。火炎木と印度孔雀、スコールを描いた70歳時の代表作《燦雨》、《白木蓮》の本画をはじめ、作品の制作過程を知ることができる下絵や素描も展示する。展覧会概要展覧会「上村松篁展「美の構成」に触れる」会期:2021年11月2日(火)〜2022年2月6日(日)会場:松伯美術館住所:奈良県奈良市登美ヶ丘2-1-4開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)休館日: 月曜日(1月10日(月・祝)は開館)、1月11日(火)、年末年始(12月27日(月)~1月3日(月))入館料:大人(高校生・大学生を含む) 820円、小学生・中学生 410円※20名以上は団体割引1割引※障がい者手帳の提示により本人と同伴者1名まで2割引※出品作品は、都合により変更となる場合あり【問い合わせ先】松伯美術館TEL:0742-41-6666
2021年10月23日今年2月、真打昇進と同時に講談界の大名跡を襲名した松之丞改め六代目神田伯山。ラジオ番組『問わず語りの神田伯山』での人気、そして襲名を機に「何としても講談の面白さを知ってもらいたい」と開設したYouTubeチャンネル『神田伯山ティービィー』が第57回ギャラクシー賞フロンティア賞を受賞するなど、講談をより広い層に浸透させるべく先陣を切る彼が、来年1月に自身の出身地である東京都豊島区の劇場・あうるすぽっとで新春連続読み『寛永宮本武蔵伝』完全通し公演を開催する。落語と比べるとまだまだ観たことがない人が多い講談は、講談師が高座で釈台と呼ばれる机の前に座り、張り扇を使いながら独特の調子で話芸を披露する伝統芸能だ。落語がフィクションの世界を面白おかしく演じるのに対し、講談は軍記物や政談など基本的に史実に基づいた読み物を脚色を交えて演じながら読み上げるもので、長い“連続物”と一話完結の“端物”があるのが特徴とされている。今回の『寛永宮本武蔵伝』は連続物で、二刀流の伝説の剣豪・宮本武蔵が死闘を繰り返し西へ西へと旅する17席の物語を5日間にわたって上演。本作は伯山が初めて覚えた連続物で、自身も「初心に立ち返って、徐々にですが“真打の武芸物”を模索する第一歩にしたい」と意気込んでいる。さらに「お客様のなかには、5日間にわたって連続物の会に通うことなんて生涯に一度の経験となる方もいるかもしれません。僕も全力で一生懸命にがんばろうと思います。伯山の名を継いだ今、このライフワークについては、お客様にも連続物の会だけは特別というか、『連続物の時の伯山はちょっと違う。鬼気迫るものがあるね』と思っていただけるよう“真打としての芸”を突き詰めていきたいと思っています」とも。真打として、伯山の名では最初となる連続物の通し公演『寛永宮本武蔵伝』は、2021年1月6日(水)~12日(火)に前夜祭を含めた5日間の公演をA・Bとふたつの日程で開催。チケットの一般抽選申し込みは12月19日(土)開始。なお東京公演後は、物語と同じく西へ西へと向かい、名古屋と福岡でも上演される。文:伊藤由紀子※こちらの公演は2022年に延期となりました。講談師 神田伯山 新春連続読み『寛永宮本武蔵伝』完全通し公演 令和三年2021年1月6日(水)~16日(土)会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)詳細は公式サイト にてご確認ください。【番組】前夜祭お楽しみ1月6日(水)・12日(火)『寛永宮本武蔵伝』通し上演初日1~4話目1月7日(木)・13日(水)1話偽岸流2話道場破り3話闇討ち4話狼退治二日目5~8話目1月8日(金)・14日(木)5話竹ノ内加賀之介6話山本源藤次7話柳生十兵衛8話吉岡治太夫三日目9~13話目 1月9日(土)・15日(金)9話玄達と宮内10話天狗退治11話吉岡又三郎12話熱湯風呂13話桃井源太左衛門楽日14~17話目 1月10日(日)・16日(土)14話甕割試合15話山田真龍軒16話下関の船宿17話灘島の決闘【名古屋公演】2021年1月20日(水)~24日(日)会場:西文化小劇場詳細: 主催:公益財団法人名古屋市文化振興事業団[西文化小劇場]【福岡公演】2021年1月27日(水)~31日(日)会場:福岡市科学館6Fサイエンスホール詳細: 主催:公益財団法人福岡市文化芸術振興財団 / 福岡市
2020年12月16日妻夫木聡主演、吉高由里子らの共演でおくる「危険なビーナス」の9話が12月6日オンエア。義理の父・康治の最期に駆け付ける伯郎。そこで2人が交わした“最期の会話”に感動の声が殺到している。妻夫木さんが16年ぶりにTBS連続ドラマ主演を務め、東野圭吾の小説をドラマ化する本作。妻夫木演じる獣医の主人公が天才的な弟の妻を名乗る女性と出会い、ともに失踪した弟を探すなかで、巨万の富を持つ矢神家の遺産を巡る謎に迫っていくという壮大なミステリー。池田動物病院の院長代理を務める獣医で、父の死により連れ子として矢神家の一員となった手島伯朗に妻夫木さん。海外で明人と出会い結婚、明人が失踪したため、伯朗のもとを訪れ明人を一緒に捜して欲しいと願い出た楓に吉高さん。30億と言われる遺産を相続する権利を持つ伯朗の異父弟で行方不明となっている矢神明人に染谷将太。矢神家の養子・勇磨にディーン・フジオカ。伯朗の助手の蔭山元美に中村アン。伯朗と明人の母・矢神禎子に斉藤由貴。伯朗の実父で脳の治療でサヴァンになったと思われる一清にR-指定。康之介の養子の佐代に麻生祐未。祥子の実弟・牧雄に池内万作。矢神家の遺産を管理する波恵に戸田恵子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。楓と勇磨が繋がっていたことにショックを受ける伯朗。翌日楓が勇磨と共に「誤解を解きたい」と動物病院にやって来て、勇磨は伯朗に「手を組もう」と持ちかけるが、楓への不信感がぬぐえない伯朗は2人を追い返す…。楓が本当に明人の妻か調べるため、元美と共に楓の実家だという焼き鳥屋に赴き、楓の母と思われる女性に楓のことを訪ねると、楓が結婚したことは事実だと返される。楓が明人の妻だと証明されて安心する伯郎だが、元美は口裏を合わせたようだと逆に怪しむ…というのが9話のストーリー。今回、ついに矢神家の現当主で伯郎の義理の父親である康治(栗原英雄)に最期の時が訪れる。朦朧とした意識のなか明人の名前を呼ぶ康治に、明人のふりをして「僕は元気です。これから八神家をしょって立って生きていきます。どうか安心してください」と語りかけ、続けて「楽しかったですね。母さんと3人の毎日は」と続けると、康治は指を「4」の数字を作る。康治が伯郎のことも家族として思い続けていたことを知った伯郎は涙ぐみながら「兄貴ともこれから連絡をとって兄弟で助け合っていくつもりです。これからは本当に4人家族ですから」と答える。そして息絶えた康治に「お父さん」と声をかける…。伯郎と康治の“最期の会話”に「家族三人でって言った時に康治氏がすぐに「四人」って訂正したのが本当に泣いた」「4人家族って、思ってくれてるの嬉しいだろうなぁ」「伯朗さん、最後の最期に康治氏のことお父さんって言えたね」など感動の声が殺到。いまだ楓の正体をはじめ明人誘拐の犯人など数々の謎はまだ未解決のままとなっている本作。「まだまだ謎がたくさん残ってますね」「来週ほんとに全部回収出来るの?ってくらい謎」「謎が残りすぎてるけど」など、次回の最終回で解かれるであろう“謎”の答えに注目する声も数多く投稿されている。(笠緒)
2020年12月07日天才講談師・神田伯山による『古代エジプト展 天地創造の神話 開催記念独演会』が12月7日(月)に江戸東京博物館・大ホールにて開催される。このたび独演会と展覧会チケット、展覧会公式図録がセットになった特別券が即完売したことを受け、独演会の配信が決定した。本公演は、11月21日(土)から同博物館で開催される『国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話』の東京展オフィシャルサポーターを務める神田が、その魅力に迫る一夜限りのスペシャルイベント。古代エジプト時代の至宝、約130点と対面した神田が展示会の見どころや、古代エジプト人の信じた壮大な生と死のサイクルについて語り明かす。チケットを入手できなかった方や、講談会初心者の方もぜひ自宅から神田による独奏会を楽しんでほしい。詳細は公式HPをチェックしよう。【配信概要】『古代エジプト展 天地創造の神話 開催記念独演会』配信期間:12月20日(日)正午〜12月26日(土)23:59販売価格:1800円(税込)公式HP: <配信プラットフォーム>視聴や購入方法は各プラットホームのページよりご確認ください。・日テレゼロチケ LIVE STREAMING: ・streaming+: ・PIA LIVE STREAM: ・Hulu ストア: <販売期間>・日テレゼロチケ LIVE STREAMING/streaming+/PIA LIVE STREAM:11月17日(火)正午〜12月26日(土)19:00・Hulu ストア:12月20日(日)正午〜12月26日(土)17:59
2020年11月17日妻夫木聡、吉高由里子、ディーン・フジオカ、染谷将太らが共演する日曜劇場「危険なビーナス」の2話が、10月18日放送。妻夫木さん演じる伯朗と吉高さん演じる楓、対するディーンさん演じる勇磨の“騙し合い”に多くの視聴者が注目している。東野圭吾の同名ミステリー小説のドラマ化となる本作は、主人公が弟の失踪事件をきっかけに、巨額の遺産をめぐる謎に挑むというストーリー。父が亡くなり連れ子として矢神家の一員となったため肩身の狭い思いをして生き、現在は獣医をしている手島伯朗を妻夫木さんが演じるほか、伯朗の弟・明人の妻、楓に吉高さん。伯朗のことを昔から見下している矢神家の養子で若手実業家の矢神勇磨にディーンさん。伯朗の異父弟で30億ともいわれる遺産を相続する権利を持つが、失踪した矢神明人に染谷さん。伯朗が院長代理を務める池田動物病院で、伯朗の助手を務める蔭山元美に中村アン。支倉家の長女で明人の従妹にあたる支倉百合華に堀田真由。矢神家の使用人兼執事・君津光に結木滉星。矢神家の現当主・康治の専属看護師・永峰杏梨に福田麻貴(3時のヒロイン)。伯朗の実父で故人の手島一清にR-指定(Creepy Nuts)。矢神家の前当主・康之介の養子、佐代に麻生祐未。伯朗の叔母となる兼岩順子に坂井真紀。康之介と後妻の子で祥子の実弟の牧雄に池内万作。伯朗と明人の母・禎子に斉藤由貴。康治の実妹で遺産を管理、寝たきりの康治の面倒を見ている波恵に戸田恵子。順子の夫で数学者の兼岩憲三に小日向文世といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は牧雄がエスカレーターから突き落とされ、その犯人を探そうとする伯朗と楓だが、あまりにも冷静な楓の姿に違和感を感じた伯朗に、勇磨が楓が本当に明人の妻か確かめるため、彼女のスマホを盗んで自分に渡してほしいと頼んでくる…というストーリーが展開。勇磨が明人を監禁してるのではと考えた楓は、伯朗に勇磨の車にGPSを取り付けさせ行動を監視。監禁場所らしき団地を突き止めるが、乗り込むとそこに明人はおらず、その帰り伯朗は楓のスマホを盗んで勇磨に渡し、勇磨はそれを使って楓を問い詰める。しかし、実は勇磨が楓のスマホだと思っていたのは伯朗のもので、伯朗と楓は勇磨を騙していた…という展開。しかし勇磨も伯朗と楓の行動を見越していて…とお互いに“騙し合い”を繰り広げており、楓が階段から突き落とされるというラストとなった。この騙し合いに「伯朗妻夫木くんにも勇磨ディーンさんにも両方騙されたー!」「どんでん返しすぎwそして、おディーン様が一枚上手w」「騙し合い激しくてビックリ」「頭がいい人間同士の騙し合いになっているのはさすが」などの声が殺到。「ディーンさんの闇が深すぎて怖い」「ディーンさんのヒール役最高~」「完全ヒールなディーン様もカッコいい」など、勇磨演じるディーンさんの“悪役”ぶりも多くの視聴者を虜にしている様子だ。(笠緒)
2020年10月18日講談師の神田伯山と妻の古舘理沙氏が3日、都内ホテルで行われた「第57回ギャラクシー賞」贈賞式(主催:放送批評懇談会)に出席した。YouTubeチャンネル『神田伯山ティービィー』がテレビ部門のフロンティア賞を受賞し、伯山と、裏方として支える妻の理沙氏が登壇。伯山は「この賞をいただいてから妻の機嫌が非常にいいです。本当にとれてよかったなと思っています」と笑いを誘った。そして、「私は表方の人間で、裏方の人間を妻がやってくれているんですけど、なかなか栄誉にならない。どうしても表の人間ばかりが目立ってしまう。彼女の頑張りがなければ間違いなく僕はこの状況にはなっていないと確信があります」と妻に感謝。「自分の賞よりも妻の賞のほうがうれしいんだなと思っております」と話し、「今後、太田(光)夫妻と(立川)志らく夫妻を見習って頑張っていこうかなと思っています。『グッとラック!』」とユーモアたっぷりに語った。一方の理沙氏は、「最初に受賞のご連絡をいただいたときに、まさかYouTubeのチャンネルで受賞できると思っていなかったので、非常に光栄に思いました」と喜びを述べ、「私や伯山の力ではどうにもならない。スタッフのみなさまや、快く出演してくださった爆笑問題さんをはじめ、寄せ芸人の関係者の方々にも御礼を申し上げます」と感謝。「今後も講談や寄席演芸の魅力を広い世界に発信していきたいと思っていますので、われわれに賞をあげてよかったなと思っていただけるようにこれからも精進して参ります」と誓った。
2020年08月03日講談師の神田伯山のYouTubeチャンネル「神田伯山ティービィー」が、第57回ギャラクシー賞テレビ部門フロンティア賞を受賞したことが1日、放送批評懇談会ホームページで発表された。同チャンネルは、2月の真打昇進を機に襲名した、神田松之丞改め神田伯山が「何としても講談の面白さを知ってもらいたい」と立ち上げた。襲名披露パーティから披露興行まで、口上や高座の映像だけでなく楽屋の風景までもが臨場感たっぷりに編集され、約1カ月間リポート動画として、興行の翌日に毎日配信された。選考理由として、「撮影は芸人仲間の落語家たち。芸人同士だからこそ撮れる楽屋での芸人たちの姿は茶目っ気たっぷり。これまでテレビや寄席の現場では知ることができなかった寄席演芸の世界を魅力的に伝え、貴重な記録映像となっています。現在チャンネル登録者数は12万9千人、ユニーク視聴者数は126万人にのぼり、講談界に新風を吹き込む新しい映像コンテンツとして注目されています」としている。
2020年06月01日切実だけど、なかなか人に相談しにくい“性”の問題。ともすれば後ろめたささえ感じてしまうこのテーマ。本誌は真正面から向き合うことにしました。今回、この問題に取り組んでくれたのは、江原啓之さん。「性の悩みを、秘めたることにしてはいけない。堂々と、ポジティブに論じ合うべきなのです」と語り始めた江原さんの言葉に、ぜひ耳を傾けてください。そこにはきっと、“心にふたをしていたあなた”に届く珠玉のメッセージがあるはずです。「日本では、まだ性について語ることに少なからず罪悪感を抱いてしまう人が多いですよね。ですが、性の問題は愛の問題ですから、秘めたることにするのではなく、堂々と向き合い、論じられなければならないことなのです」今回、“性”をテーマとした特集を組むきっかけとなったのは、近年、編集部に性に関する悩みが多く寄せられるようになったから。「この年になって性欲が高まって困っています」「結婚して数十年ですが、オルガズムが何なのかわからない」。そんな切実な悩みが目立つのだが、文面にはどこか気まずさが漂い、悩むこと自体にネガティブな感情を抱いている人が多いようなのだ。そこで、これまで多くの女性の悩みに向き合ってきた江原さんに、性の悩みの根底にある問題、その本質について解き明かしてもらうことにした。江原さんは「日本ほど性に関することを秘め事にしてきた国はなく、年齢を重ねた女性も、もっとこのテーマと向き合い、語り合うべきだ」と力説する。「私が個人カウンセリングをしていたのは、昭和から平成にかけての時期。当時から性やセックスに関する悩みは、女性にとって最大のテーマでした。その際、常に説いていたのは、スピリチュアルな視点では、セックスとはオーラの融合であり、いわば『オーラマーキング』であるということです。そして夫婦間においてオーラを融合させる方法は、セックスがすべてではありません。長年連れ添った仲のよい夫婦であれば、体を寄せ合うだけでも十分。つまり、『融合するオーラ』というのは、愛し愛されていることの証明であり、気恥ずかしさを感じる必要はないのです」そして、そもそもセックスとは、“生の根源”。たとえば「令和」の典拠となった『万葉集』と並び、日本の古典の代表的な作品である『古事記』には、イザナミノミコトとイザナギノミコトの営みによる“国産み”の場面が描かれる。「神話においても重要なモチーフとなっているセックス。令和の御代を迎えたいまこそ、性についての認識を根底から問い直すべきときなのです」そして近年、江原さんが憂いている「安楽死」の問題を引き合いに出し、こう説き続ける。「私は、積極的な延命治療を避ける『尊厳死』は否定しませんが、自ら命を閉じる選択をする『安楽死』には断固反対です。安楽死を望むのは、“生きる欲”をなくしてしまうということ。そう考えると、人間の抱える現世三大欲である食欲・物欲・性欲を感じることは、『生きたい』と願う証し。性衝動が高まったり、性に思いまどう人は、“生きる欲”が旺盛な頼もしい存在なのです」さらに、「高齢になると性欲は減退するはずで、高まるのは恥ずかしいこと」という考えは、間違った思い込みであるとも語る。「『あなたはいつから大人になりましたか?』と聞かれたとき、世間的には大人といわれる年齢になっていても『いまだに子どもだな』と感じる人も多いはず。肉体面で老いを感じても、心は子どものころのままではありませんか?ですからセックスについても『もう若くはないから』という限界を感じる必要はありません。むしろ、童心に帰ってパートナーと大いに楽しみましょう。それが生きるエネルギーにもつながります」また、江原さんがもうひとつ懸念するのは、柳澤伯夫元大臣の「女性は産む機械」発言や、杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」といった発言がまかり通る日本社会の現状についてだ。「生産性のないことには価値がない、子どもを作るためでなければセックスをしても意味がない、といった論調が噴出するこの国に危うさを感じます。いうまでもなく、セックスとは子どもを授かるためだけにするものではなく、愛し愛されるための営みです。本当のセックスは心でするものであり、いわば『愛と向き合うための性』の行為でもあるのです」
2019年08月15日「ジャズ歌手や喜劇役者をしていたのは60年も昔の話。当時の私を覚えていない人も多いでしょう」俳優・柳澤愼一(86)さんは静かに語り始めた。昭和30年から50年代にかけて軽妙な演技と美声で一世を風靡した柳澤さん。実は“戦後芸能界スピード離婚第1号”という記録の持ち主でもある。’57年に人気女優だった故・池内淳子さん(当時23歳)と結婚したものの、わずか3カ月で破局。2人とも離婚理由について語ろうとしなかったが、バッシングを受けたのは柳澤さんだった。「親族や世間からどんなことを言われても、一切の弁明もしなかったため、おかげで私は『女性の敵!』とたたかれました。仕事も激減したのです」その後もアメリカのドラマ『奥さまは魔女』吹き替え版ではダーリン役を担当したり、時代ドラマに出演するなど、芸能活動を続けてきた。だが今回はなんと61年ぶりに『兄消える』(東京・渋谷『ユーロスペース』ほかで上映中。5月31日からテアトル梅田など、全国で順次公開予定)で映画主演を務めることに。「離婚直後の’58年夏に公開された『酔いどれ幽霊』以来になります。プロデューサーがいろいろなツテをたどって、私を捜し出してオファーをしてくれました。その熱意と映画に懸ける思いに報いたいと思ったのです。もちろん主演を務める不安もありましたが、たとえ赤っ恥をかいたところで、もう86歳ですからね。開き直りもありました」ストーリーは性格が対照的な老兄弟を中心に進む。柳澤さんはいわくありげな女性を連れて、40年ぶりに実家に帰ってきた自由気ままな80歳の兄・金之助を熱演。親が残した町工場を細々と営む、真面目な76歳の弟・鉄男はベテラン俳優・高橋長英が演じた。「せりふもけっこうすんなり覚えることができました。ちゃらんぽらんな役を真面目に演じるのは非常に難しいこと。でも、私は結局負けず嫌いなんでしょうね」足腰が悪いため、日常生活ではつえを使用しているが、あえて演技中は使わなかった。そんな苦労を感じさせない軽妙な芝居が展開される。「金之助のさりげないせりふ『人生に無駄なことは何もない』に作品のテーマが集約されていると思っています。私はこの作品を『遺作にする』という覚悟で臨みました。『早く上映しないと、死んじゃうよ!』と周りに言い続けていたので、ついに公開されて喜びもひとしおです(笑)」
2019年06月03日ディーン・フジオカ主演で世界的な復讐劇「モンテ・クリスト伯」をドラマ化した「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」が6月14日に最終回を迎えた。2時間SPで綴られた壮絶な復讐の結末に視聴者たちはそれぞれの想いをSNSにアップ、本作の終了を惜しんでいる。本作は愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた主人公・柴門暖が異国の地で壮絶な日々を乗り越え、「モンテ・クリスト・真海」として帰国。実直な人間から“復讐鬼”と化し、自分を陥れた3人の男に復讐を果たしていく物語。暖/真海をディーンさんが、彼が復讐を誓う、かつて暖を陥れた男たちとして、南条幸男を大倉忠義が、神楽清を新井浩文が、入間公平を高橋克典がそれぞれ演じる。また元々暖と結婚するはずがその後幸男の妻となったすみれには山本美月を迎え、幸男のマネージャーだが暖と共に復讐に携わる江田愛梨に桜井ユキ、清の妻だが公平の愛人でもあった神楽留美に稲森いずみ、入間の妻・瑛理奈に山口紗弥加、公平の前妻の子・未蘭に岸井ゆきの、不遇な生い立ちの若き実業家・安藤完治に葉山奨之、未蘭の恋人・守尾信一朗に高杉真宙、暖が投獄される原因となった貞吉に伊武雅刀といったキャストが揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では信一朗が未蘭に飲ませた“毒”が解毒剤で、瑛理奈から未蘭を守るために真海が裏で手を回していたことがわかり、未蘭は無事生還。一方の瑛理奈は服毒自殺。完治は留美が実の母と知りショックを受け、そのうえ公平に刺され埋められるも、真海の秘書・土屋によって助けられる。留美は真海から渡されたDNA鑑定書を手に公平の悪事を告発。公平は妻・瑛理奈の死と留美の告発で精神を病み医療刑務所送りとなる。幸男、神楽にも復讐を果たした真海はすみれを呼び出し、2人の前ですみれに真海と「結婚します」と言わせると、自らの周囲に撒いた灯油に火をつける。そこに向かう愛梨と真海の秘書・土屋。ラストは真海が愛梨らしき女性と海辺でたたずむ場面で終わった。重厚感と緊迫感あふれる2時間が終わるとSNS上には「もっと見ていたい。華麗なる復讐だった…」「ラストがまた良かった!そしてディーン・フジオカの曲がまた合ってるんだよー」「俳優さん全員の演技力を圧倒されっぱなしのドラマでした」などの声があふれ、深夜には「モンテ・クリスト伯が終わってしまった辛さで、ねれない…」というツイートまで。多くの視聴者が本作の終了を惜しんでいた。(笠緒)
2018年06月15日主人公のモンテ・クリスト・真海が、自分をおとしめたかつての親友、先輩たちに容赦ない復讐を展開しているフジテレビのドラマ、木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」。明日14日(木)21時に最終回を迎える本作から、主演ディーン・フジオカよりスペシャルコメントが到着した。■第9話(最終話)あらすじ南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)へのモンテ・クリスト・真海(ディーンさん)の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ未蘭(岸井ゆきの)は未だに昏睡したままで面会謝絶。未蘭を排除した瑛理奈(山口紗耶加)は、いよいよ貞吉(伊武雅刀)を殺害しようとするが…。一方、倉庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知る。そして、幸男とすみれ(山本美月)は真海に会いに行こうとするが、その途中で愛梨(桜井ユキ)から明日花(鎌田英怜奈)と一緒にいると連絡が入る…。その頃、真海は入間に留美(稲森いずみ)と安堂完治(葉山奨之)が一緒に逃げていると教える――。■「ハマリ役」の復讐鬼、真海に出会えて「本当にありがたい」復讐をするためなら、周囲を巻き込もうとも気にも留めない復讐鬼を「ハマリ役」と言われることについて、ディーンさんは「ハマリ役と言っていただける役に出会えるというのはめったにないことなので、うれしいです。俳優って自分がイニシアチブを取る(主導する)仕事ではないじゃないですか。だから、そういう役と巡り合わせていただけて本当にありがたい、光栄なことだなと思います」とコメント。真海について「実際に演じる前は、早口で一気に話していって、最後の一言二言だけすごくゆっくり言葉を置く、というようなイメージだったんです」と言い、その理由を「他の言語だと往々にして、一気に話して相手が返してこなかったら“最後の一言を取った方が勝ち”みたいなところがあるじゃないですか。でも日本語は逆で、相手を詰めるよりも、相手に言わせておいて一歩下がってすかす。それが日本語での社会の駆け引きの仕方だなと思っていたんですよ」と、日本語のみならず、英語、中国語などの多言語を話すディーンさんらしい分析で説明。「相手が反論できないくらい追い詰めて、最後の言葉を取ってしまうと“余裕がない人”と捉えられるというか…一言で必殺!というようなことが日本語の美学かなと思ったので、真海のセリフ、立ち振る舞いはそういうところを意識して演じました」と最終回を前にして改めて、役作りについて語ってくれた。■見どころは「絶望の向こう側」!そして、いよいよ24時間後に迫った最終回の見どころについては、「見ないと損ですよ、絶望の向こう側を(笑)」とブラックユーモアたっぷりにコメント。「絶望の後には希望しかないんじゃないかって思いたいですね。ドラマは一つの絵画のようなものですよね。最後の絵がどういう絵になるのかというのは…最後で皆さんがどう感じていただけるかというのは、一話から通して見ていただいた方が重みも違ってくると思うし、導き出す答えというのも変わってくると思うので…ぜひ最初から、“一番最後の絵”にたどり着くまで堪能していただきたいですね」と、真海さながらの気品あふれるコメントを残してくれた。木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回2時間スペシャルは、6月14日(木)21:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月13日復讐劇の決定版「モンテ・クリスト伯」を原作に、ディーン・フジオカが主演を務めるドラマ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」が、6月14日ついに最終回を迎える。この度、放送を目前に控えた本作の出演者が、次々とクランクアップしたことが分かった。まず最初、ディーンさん演じる暖の元婚約者、南条(旧姓・目黒)すみれを演じた山本美月は、取り乱して大絶叫するシーンでアップ。「まだ終わった気がしなくて、明日からも来てしまうような感じ」とまだクランクアップの実感がわいていないと話す山本さんは、「母親役など初めての経験をさせていただいて…すみれの心もすごく揺れ動くので(役作りに)悩まされたんですけど、無事にクランクアップすることが出来ました」と笑顔で挨拶。暖を排除した神楽清役の新井浩文と俳優・南条幸男役の大倉忠義(「関ジャニ∞」)は、ボロボロの痛々しい姿でのクランクアップとなった様子。「久しぶりに西谷(弘)監督とご一緒させていただけて、とっても楽しかったです。いつかまた会えるようにがんばりたいです」(新井さん)、「すごい終わり方でしたけど、良い役をいただいて本当にありがとうございました」(大倉さん)とそれぞれ出演した感想を述べた。また入間公平役を怪演した高橋克典は、「お疲れ様でした。周りを見回しながら、回を追うごとに役作りを探っていく作業が非常に楽しかったです」と挨拶し、「視聴者のみなさんが〇〇してくれると思います。では、また!」と意味深なコメントを寄せている。果たして“〇〇”とは…?ぜひ、最終回で確認して欲しい。そしてオールアップの日、本当の収録最後のシーンでクランクアップを迎えたのは、主人公・真海=暖を演じたディーンさん。スタッフから花束が手渡されると、「ありがとうございました。本当にみなさんお疲れ様でした。楽しかったです」とまず挨拶。続けて「最初に“柴門暖からモンテ・クリスト・真海にキャラクターが生まれ変わる”と聞いたときに、大丈夫かな?と、不安な気持ちもありました。でも、役作りの過程で、僕自身もふり返ると日本に住んでいなかった期間があるので、(暖の)15年間の重みみたいなものを実感出来て真海というキャラクターの血となり肉となり、とすることが出来ました。真海とシンクロして行く日々が有意義で…」とふり返り、「本当に素敵な役に出会えたことを心から感謝しております」と言いながら笑みを浮かべ、ガッツポーズする場面もあった。最終話(第9話)あらすじ南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)へのモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ未蘭(岸井ゆきの)は、未だに昏睡したままで面会謝絶。信一朗は入間からも促され、真海の別荘を訪ねる。詰め寄る信一朗に、真海はもうすぐ死んで償うと詫びた。未蘭を排除した瑛理奈(山口紗耶加)は、いよいよ貞吉(伊武雅刀)を殺害しようとするが、そこに入間が帰ってきてしまう。一方、倉庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知る。そこに天野満(柳俊太郎)が手下を連れて現れた。天野は神楽に拷問を始めるが、それはかつて柴門暖が受けたような過酷なものだった…。木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回は6月14日(木)21時~フジテレビにて2時間スペシャルで放送。(cinemacafe.net)
2018年06月11日ディーン・フジオカ主演「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」が4月19日から放送開始。嫉妬と陰謀によって異国の地で拷問されるディーン様の姿にネット上では「ラスト数十分、辛すぎ」「涙なくして見れん」などの声が殺到している。愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた主人公が自らを陥れた男たちの人生を狂わせていく復讐劇「モンテ・クリスト伯」(邦題「巌窟王」)を現代に置き換えてドラマ化した本作。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご了承ください。主人公の漁師・柴門暖(ディーンさん)が愛する女性・目黒すみれ(山本美月)との結婚を控え幸せの絶頂にいるなか遭難事故に巻き込まれる。船長を亡くしながらも無事に帰港した暖だったが、船長がテロ組織と関係があったことから自分も警察に疑われ、婚約者を奪おうとする恋敵・南条幸男(大倉忠義)、出世をねたむ同僚・神楽清(新井浩文)、ある事情を抱えた警察官・入間公平(高橋克典)の保身によって、異国の地の監獄に送られてしまう…というのが第1話の展開。視聴者からは無実にも関わらず周囲の様々な思惑で陥れられ、残酷な拷問をうけるディーンさんの姿に「やめて、やめてよ、なんもしてねぇじゃん!」「動けなくてただ横たわった暖の悲しそうな目を見たら、涙が出てきた」「目を背けたくなるような拷問シーン」「怒涛の1話目やった…つらすぎる」などの声が続出。披露宴の当日に愛する人を逮捕されてしまうすみれを演じた山本さんには「山本美月ちゃんほんと可愛い」「さっぱりしてるし飾らないしめちゃくちゃかわいい」「すみれちゃんきれい」などの投稿が数多く寄せられていた。またすみれに恋心を抱きながらも主人公に奪われる恋敵を演じた大倉さんには「大倉くんビジュよすぎ」「嫉妬した顔が可愛すぎる」「あまりの可愛さに思考が停止しています。マジです。なにこれ…世界遺産…??」など、その美形さを言及するコメントが殺到。そして警視庁公安部の参事官役で出演した高橋さんにも「眼鏡スーツ刑事の高橋克典氏イケメン」などの反応が贈られていた。「来週が気になりすぎる、面白すぎる、やばいね、これ」「正直なとこ地上波の連ドラでここまでやるとは…思わなんだ」など丁寧で重厚な演出を評価するツイートも多数見受けられた。1話のラストでは過酷な拷問の末15年にわたり牢獄に閉じ込められた暖が、牢獄で謎の老人と出会い、舞台が2017年に。次回からは暖の復讐劇が始まる模様。今後の展開から目が離せない「モンテ・クリスト伯」は毎週木曜22時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2018年04月20日フジテレビ系新木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」が、4月19日(木)今夜からスタート。この度、記念すべき第1話の放送を前に、主演のディーン・フジオカが現在の心境を語るコメントが到着した。本作は、復讐劇の決定版「モンテ・クリスト伯」を原作とし、ディーンさん演じる主人公・柴門暖が愛、将来、自由、仕事、自尊心の全てを奪われたことを機に、実直な人間から“復讐鬼”と化し、自分を陥れた3人の男に復讐を果たしていく物語。ディーンさんのほかにも、ストーリー展開の重要な鍵を握るヒロイン役の山本美月、「関ジャニ∞」大倉忠義、高杉真宙、葉山奨之らが出演する。今夜放送される第1話の収録で一番印象深かったのは、異国の地で囚われの身となった暖の“拷問シーン”だったそうで、ディーンさんからは「本当に全身真っ黒でした。拷問シーンでは、あまりにきつくて初めて自分からタップアウト(降参)して撮影を止めてしまったぐらいです(笑)」と裏話が明かされた。「いまでも復讐は良くないと思っています」と話すディーンさんだが、「でも、暖の経験を演技として追体験してしまうと、彼が復讐に走ってしまうのも仕方ないのかな?と、思えてしまいました。これはきっと僕だけでなく、見て下さる方みなさんに共感いただけると思います」と、この経験によってドラマのテーマのひとつ“復讐”についての考え方までが少し変わったようだ。さらに、「暖もそうですが、人間として禁断の一歩を踏み出してしまう様子が、ひとりひとりのキャラクターでそれぞれ描かれます。魅力的な出演陣が演じるので、存在感やキャラクターの業の深さも見どころです。本来、人が越えてはいけないようなことを、登場人物たちはあっさりと乗り越えてしまうんです」と今後の展開が気になるコメントも。また、「どんな年代の人でも楽しめる作品になっていると思います。ぜひ、リアルタイムでご覧ください!」と本作を楽しみにしている視聴者へメッセージを寄せている。木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」は4月19日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2018年04月19日ディーン・フジオカが愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われたことを機に、実直な人間から“復讐鬼”と化す木曜劇場「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」。本作でディーンさん演じる主人公が唯一心を許す相手に、若手俳優・高杉真宙が決定。高杉さんは連続ドラマで初の社会人役となる。■あらすじ物語の舞台は、小さな漁師町。柴門暖(ディーン・フジオカ)は、愛する女性・目黒すみれ(山本美月)との結婚が決まり、幸せの絶頂にいた。そんな中、婚約者を奪おうとする恋敵・南条幸男(大倉忠義)、出世をねたむ同僚・神楽清(新井浩文)、ある事情を抱えた警察官・入間公平(高橋克典)の保身によって、異国の地の監獄に送られてしまう。無実の罪で15年間牢獄に閉じ込められ、婚約者と自らの未来を奪われた主人公は、思わぬ幸運で獄中生活から逃れ、巨万の富を手に入れた別人となって舞い戻る。その知力と絶大の財力を駆使し、かつて自分を陥れ人生を狂わせた3人の男たちに対して、大胆かつ緻密で華麗な復讐劇を魅せていく――。■若手俳優・高杉真宙とは?高杉さんは、小学6年生でスカウトされて芸能界入り。2009年、舞台「エブリリトルシング」で俳優デビューすると、映画『カルテット!』(2012年)で300人のオーディションを勝ち抜き、天才的なバイオリンの才能を持つ中学生の主人公を演じ、映画初主演。2017年には『PとJK』『ReLIFE リライフ』『想影』『逆光の頃』『散歩する侵略者』『トリガール!』など6本の映画に出演。その端整なルックスと幼少期から培った抜群の演技力で、いまブレーク中の若手俳優のひとりだ。学生役の印象が強かった高杉さんが、本作ではこれまでの役どころとは大きくかけ離れた純愛に突き進む青年を演じる。プロデュース・太田大(フジテレビ編成局制作センター第一制作室)は「この役には、美しくも男気にあふれ、ブレークを果たしながらも謙虚さと誠実さがある高杉さん以外は考えられず、企画段階からオファーさせていただきました。また、気品あるディーンさんの擬似的な弟として、同世代の俳優さんの中で、最もフィットするという点でも一択でした」と今回の起用理由について明かした。■高杉真宙、悲しき純愛に挑戦本作で高杉さんが演じるのは、ディーンさん演じる柴門が勤める漁業会社の社長・守尾英一朗の一人息子である守尾信一朗。真面目で心優しく、明るく素直な人物だ。信一朗は、本作序盤のストーリー展開を大きく動かすことになる“ある事故”を機に、若くして右も左もわからないまま父の代理で急きょ社長を務めることに。経営難で、周囲の援助も得られず、負債を抱えた会社を支えようと努める。一人孤独に自らの復讐へと突き進む柴門は、同じく孤独の中で戦う信一朗が健気に生きていこうとする姿を遠くからそっと見守り、柴門にとって唯一心を許し、守るべき対象と捉える重要な役どころだ。また、“恋をしてはいけない相手”との悲恋も本作では重要になるという。“仇”にあたる家の女性と恋に落ちる…「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせる悲しき純愛に挑戦する。■高杉真宙よりコメント到着「大先輩の方たちしかいない現場というのが久々なので、その中で演技ができることが楽しみで、同時に緊張しています。お会いしたことのない方たちばかりなので、気合いを入れて挑みたいと思います。撮影がこれからなので、いまは台本を読み込み、監督とお話しながら役を作り上げていきたいと思っています」と意気込み。また、「複雑な人間関係が描かれるドラマで、台本を読んでいる僕も混乱することがあるくらいなのですが、そこがこの作品の本当に面白いところだと思っています。相関図を見ると矢印だらけの複雑な人間関係に翻弄されてください!」とアピールした。「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」は4月19日(木)より 毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月13日ゆる糖質オフのダイエットスープ1月19日、ベストセラー「やせるおかず 作りおき」などで知られている柳澤英子氏のレシピ本「無理なく簡単に糖質カット ゆる糖質オフのダイエットスープ」が発売された。A5判で価格は1,000円(税別)、扶桑社よりムックとして発売されている。低糖質なら満腹になるまで食べられる料理研究家の柳澤英子氏は株式会社ケイ・ライターズクラブ代表取締役、「sakamachi cooking lab.」主宰。柳澤氏が西東社より発表した「ひとりごはん」「ふたりごはん」はロングセラーに、「やせる食べ方」(三笠書房)、「酢トマトレシピ」(オレンジページ)なども好評となっている。小学館から発売された「やせるおかず 作りおき」「夫もやせるおかず 作りおき」「お弁当もやせるおかず 作りおき」などの「やせおか」シリーズは累計258万部を超える超ベストセラーである。この新刊「無理なく簡単に糖質カット ゆる糖質オフのダイエットスープ」では、タンパク質や野菜を無理なく摂ることができ、健康的にやせられるレシピを紹介。糖質を控えているため、満腹感を得られるまで食べることができ、夕食の置き換えにも適している具だくさんのスープレシピが掲載されている。(画像は扶桑社のサイトより)【参考】※ゆる糖質オフのダイエットスープ
2018年01月26日ムッシュ・モウソワール第二回来日公演『レッド・ジャケット』の来日記者会見が行われた。会見には平野良伯、滝川英治伯、宮下雄也伯、オラキオ伯、佐藤永典伯、脚本・演出の西田シャトナー伯が出席。5月11日(水)の開幕を前に意気込みを語った。ムッシュ・モウソワール第二回来日公演『レッド・ジャケット』チケット情報“ムッシュ・モウソワール”とは、シャトナー伯が生んだ妄想がテーマのフェイクコメディシリーズ。昨年の初来日公演が盛況を呈し、今回は再来日となる。平野伯、宮下伯、オラキオ伯は前回に引き続き出演、滝川伯と佐藤伯は初出演。稽古中ということで、平服で登場した紳士たち。再来日公演が実現したことについて演出のシャトナー伯は「もう一度来日できたらいいなって、1回目が終わった後にみんなで言っていた。再来日公演ができることになって喜んでおります」と話した。5人芝居の本作。平野伯は「少人数で出来るっていうのは役者としては至福。5人でこぢんまりした芝居をするんじゃなくて、この5人だからこそ無限に広がる空間になっているんだ、と思っています」と話す。稽古中は、「英治伯に“芝居がんばれ”って言ったら“はい!”って脱ぎだしたのにはびっくりした」(シャトナー伯)、「最近オラキオ伯は急にお腹を出す習性がある」(平野伯)など、異文化圏ならではのエピソードも。オラキオ伯は「心許してるシグナル」だと説明した。紳士が集う稽古場は“お茶会”も多いそうで、佐藤伯が「それも作品に反映されてる気がしますね」と話すと、シャトナー伯は「俳優の人生丸ごと、センスとか感覚とかいうものを芝居に押し込もうとしていますから。お茶会が必要なんです」と解説した。本作について宮下伯は「密室劇で、男5人がいろんな会話をする。暗転もないし、あっという間。こういう演劇のスタイルを初めて観るお客さまもいるんじゃないかな。新しい世界、新しい生き物を見る感覚で観に来てほしいなと思います。前作はアトラクションに乗ったような勢いのあるものになっていましたが、今作はいろんなものを構築しながら作っていく物語。また違ったものが観られると思います」と語る。会見後は公開稽古も実施。公開されたのは短いシーンではあったが、オラキオ伯によるアドリブには記者たちから笑いが漏れていた。会見中に滝川伯が「各々の生き様、強い魂を感じていただきたい」と話したように、ほんの1シーンにもキャラクターの個性が見えておもしろく、早く本番を観たくなる稽古だった。ムッシュ・モウソワール第二回来日公演『レッド・ジャケット』は5月11日(水)から5月15日(日)まで東京・草月ホールにて。取材・写真・文:中川實穗
2016年05月06日