大人気マンガシリーズ、今回は「押し入れに潜む何かにゾッとした話」第6話です。節約の為に格安の古い借家に引っ越すことに…引っ越して数日…就寝中に押し入れから何やら物音が聞こえてくるように…正体は「幽霊」だと友人と確信…しかしそれは驚くべきモノだったのでした…<<第1話はこちら!>>前回のあらすじ出典:YouTube前回は就寝中に何か異変を感じて起きるアカマツ…1人だけの空間のはずなのに、何か音が聞こえたようです…そんなアカマツの後ろで、押し入れの扉が勝手に開くのでした…そこには何かの物体…出典:YouTube何か…出典:YouTube怪しい雰囲気出典:YouTubeその時…出典:YouTube何者か…出典:YouTube対面出典:YouTube押し入れからは何やら怪しい雰囲気…そして知らない女が中から出てくるのでした…この女は一体誰なのでしょうか…!?本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2024年03月26日大人気マンガシリーズ、今回は「押し入れに潜む何かにゾッとした話」第2話です。節約の為に格安の古い借家に引っ越すことに…引っ越して数日…就寝中に押し入れから何やら物音が聞こえてくるように…正体は「幽霊」だと友人と確信…しかしそれは驚くべきモノだったのでした…<<第1話はこちら!>>前回のあらすじ出典:YouTube前回は節約のために格安物件に引っ越したアカマツ…引っ越し作業は同僚の2人が手伝ってくれることに…月3万円という破格の価格に、同僚から事故物件だと疑われてしまうのでした…さっそく飲みに行くことに…出典:YouTube酒を飲み交わす…出典:YouTube完全に酔う…出典:YouTubeその時…出典:YouTube何か臭う…出典:YouTube異変に気付く…出典:YouTubeとりあえず寝ることに…出典:YouTube就寝出典:YouTube押し入れ…出典:YouTube「スッ…」出典:YouTube無事に引っ越し作業は終了…しかし押し入れから何かの臭いを感じます…その夜…勝手に開く押し入れ…この家は大丈夫なのでしょうか…!?本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2024年03月23日皆さんは、自宅で怖い思いをしたことはありますか?今回は格安アパートに引っ越した男性の恐怖エピソードと、その感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!格安のアパートに…格安のとある古いアパートに、引っ越した主人公。あまりの家賃の安さに、事故物件ではと疑う同僚たちでしたが…。すると引っ越しから数日後、主人公が寝ていると押入れに女性の人影が…。「そんなことない」と夢だと思った主人公は、気にすることなく再び眠りにつきます。翌日、夜に起きたことについて同僚に話すと、心配した同僚たちが押入れを調べにアパートに来てくれました。押入れの中には…出典:Coordisnap女性の影を見たという押入れを開けてみるも、そこには何もなく…。その夜、アパートに泊まることになった一同。そして夜に、押入れからの物音で目を覚ました同僚は、勝手に押入れが開くところを見たと言います。すぐに、押入れを調べてみると…。なんと押入れから繋がっている天井裏に女性がいたのです。しかしその正体は幽霊ではなく、出てきたのは生身の女性。その後、駆けつけた警察により、その女性は前の住人のストーカーだったことが判明します。押入れに女性がいるとは思わなかった主人公は、驚きを隠せないのでした。読者の感想あまりに安い物件だと、事故物件を疑いたくなる気持ちもわかります。しかし、幽霊ではなく実際に人がいたことに驚きました。警察が対応してくれてよかったです。(29歳/パート)事故物件かもしれないと聞いて、調べに来てくれた同僚たちはとても優しいと思いました。天井裏の女性を見つけたのが、1人のときでなくてよかったですね…。(30歳/主婦)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年08月06日いつからか巷で耳にする「格安SIM」や「格安スマホ」。言葉のイメージから、スマホ料金が安くなる気はするけど、実際はよくわからない…そんな方へ、二級ファイナンシャル・プランニング技能士の三谷真美が、格安SIMや格安スマホの基本から、メリット・デメリット、実際に安くなるのかどうかをご紹介します。格安SIM・格安スマホって何?格安SIM(格安スマホ)とは、一般的に、月額料金が安い通信サービスのことを指します。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルのように、自社でネットワーク整備をする事業者(大手通信キャリア)を、「MNO(Mobile Network Operator)」と呼び、そこからネットワークを借りて携帯電話サービスを提供している事業者を「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」と呼びます。大手通信キャリアは、通信設備にを整えるためにコストがかかりますが、回線を借りている格安SIMの会社は、自社で通信設備にコストがかからないため、その名の通り、通信費を格安で提供できます。大手通信キャリア(MNO)・格安スマホ(MVNO)MNOブランドには、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの他に、大手キャリアの格安ブランドやプランもあります。NTTドコモが提供するahamo、KDDIが提供するpovo、UQ mobile(※1)、ソフトバンクが提供するY!mobile、LINEMOなどは、中価格や低価格でのプランが豊富です。また、7月1日より、NTTドコモから新料金プランとして、eximo(エクシモ)、irumo(イルモ)の提供が開始されます。大手キャリアの格安ブランド・プランは、大手キャリアの通信回線をそのまま利用しているため、通信速度の低下などが起こりにくいというメリットがあります。MVNOブランドには、イオンモバイル、マイネオ、IIJmio、BIGLOBEモバイル、donedoneなどがあります。※1 UQ mobileは、2020年10月1日まではMVNOでしたが、現在はKDDIにより提供されています。格安SIMのメリット1:電波のつながりやすさ(通信エリア)や音声通信の品質は大手キャリアと同等なのに、利用料が安い。使用量によって異なるが、月額の支払いを、2,000円前後に抑えられることが多い。2:オンライン手続きが充実しているため、自宅にいながら手軽に契約手続きができる。3:1GB、3GBなど、低用量のプランが多く、最低の月額料金が1,000円以下のプランを用意している会社もある。4:特定のSNSや動画見放題など、各会社によってオリジナルのフリープランもある。格安SIMのデメリット1:店舗が少ない(またはない)ため、基本的にオンライン対応。修理サポートなどもネット経由で行うケースが多い。2:サービス利用開始に必要なAPN(Access Point Name)などの設定を、自分で行う必要がある。3:大手キャリアからネットワークの一部を借りているため、通信量が増える時間帯(通勤時間や昼休憩、夜間等)はデータ通信速度が遅くなる場合もある。4:現在、固定回線(自宅のインターネット)や家族の通信契約(家族割)など、セットの契約によって割引を受けている場合、条件から外れてそれぞれの料金が上がる可能性がある。また、固定回線や家族の通信契約を解約する場合の違約金が発生する場合もある。年間で約2万3千円、携帯料金が安くなる!総務省が行なった、携帯電話の料金プランの見直しや携帯ブランドの乗換え等についてのウェブアンケート調査(※2)によると、約半数の方が、これまでに携帯会社・ブランドを乗り換えたことがあると回答(※3)。また、年間で平均約2万3千円、携帯料金が安くなったそうです(※4)。その調査について、具体的に見ていきましょう。Q.携帯会社・携帯ブランドの乗り換え経験乗り換えたことがある48.9%乗り換えたことがない51.1%携帯電話を持っている方の48.9%が、今までに携帯会社または携帯ブランドを乗り換えたことが1回以上あると回答。Q.乗り換えによる携帯電話料金の変化安くなった60.6%変わらない28.3%高くなった11.2%2021年2月以降、携帯会社各社が提供を開始した新しい料金プランをすでに利用している方のうち約6割が、以前より携帯料金が「安くなった」と回答。さらに、「安くなった」と回答した方に実際に安くなった額をたずねたところ、平均で年間約2万3千円安くなったという結果が出ました。格安SIMを検討して、賢く節約しましょう!格安SIMは、店舗でのサポートがなかったり、時間帯によっては通信速度が遅くなる可能性があるなどのデメリットがあります。ですが、スマホ料金が安くなるケースが多いので、「何となく、昔から大手キャリアを利用したまま」という方は、一度格安SIMを検討してみてはいかがでしょうか。<筆者情報>三谷真美(みたに・まみ)anan、美的などの雑誌やWebメディアで活躍する美容ライター・美容家。2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持ち、金融に関する記事も執筆中。※3 携帯電話を持っている方11,796人について(2021年12月に総務省が実施した 全国の18歳から79歳男女を対象にしたウェブアンケート調査より)※4 すでに新しい料金プランを利用している方2,225人について(2022年2月に総務省が実施した全国20歳以上の6,000人を対象にしたウェブアンケート調査より)(C)Seiya Tabuchi/Getty Images文・三谷真美
2023年07月01日東南アジアを旅行しながら、現地でのさまざまなエピソードを描いている、ヨハヌン(yohayoha.7)さん。ヨハヌンさんはある日、格安のゲストハウスを利用しました。ゲストハウスは施設にもよりますが、複数人の客と相部屋になることが一般的。今回ヨハヌンさんが泊まったのは、個室でハンモックも付いていたといいます。個室を楽しみにしていたヨハヌンさんですが、ゲストハウス前には野生の犬がいるなど、不安を抱きながらチェックインに向かいました。カンボジア人のオーナーを前に、英語でチェックインをしたヨハヌンさん。パスポートを見せると、オーナーは驚きの表情を浮かべましたが、ヨハヌンさんが日本人だと分かると突然日本語を話し始めました!オーナーはかつて、日本に住んでいたことがあったため、日本語はペラペラ。ヨハヌンさんはその後、オーナーと日本語で会話をし、盛り上がったといいます。ゲストハウスの本棚には、日本で発行されている漫画や、富士山の写真、俳優の哀川翔さんとオーナーが写る写真などがあったとか。日本語を話せるオーナーだけでなく、日本らしさを感じるゲストハウスに、ヨハヌンさんは「安心と嬉しさを感じた」と振り返っています。ネット上ではヨハヌンさんの出来事に対し、「海外で日本語を聞くと、安心する気持ちがよく分かります」といった反響が上がりました。海外に出ると、時として日本人や、日本語を話せる現地の人に出会うことなどはあるものの、そう多くはありません。だからこそ、予期せぬタイミングで日本を感じると、嬉しくなるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年04月24日地方創生型格安スマホ・格安SIMサービス「新世界モバイルは、2023年の新世界誕生111周年を記念し、本年数々のキャンペーンを実施します。第一弾は、抽選で111名に1人、今年のスマホ代が無料になるキャンペーンでしたが、今回の第二弾では、新世界モバイル会員限定で、111名さまに、抽選で、大阪新世界のお好きな串カツ屋さんで、111本の串カツをゴチするキャンペーンを実施いたします。ゴチとは、当日のお会計時に、串カツ111本分の支払いをその場で新世界モバイルが行うというものです。毎月1名、11ヶ月間、串カツ111本ゴチキャンペーンまず、毎月1名さまに、2023年2月から12月の11ヶ月間、串カツ111本ゴチキャンペーンを実施します。そして、大阪新世界の誕生日である7月3日の前後1週間に50名、111のゴロの良い11月1日の前後1週間で50名、上記毎月キャンペーンと合計して、111名さまに串カツ111本をゴチします。当選者数は、1名単位ですが、ご家族やご友人など複数名での参加も可能です。串カツであれば、種類は自由なので、普段はあまり食べない変わり種メニューなども楽しむことができます。地方創生型の格安スマホ・SIMサービスだからこそできる、地域密着のキャンペーンとなります。<注意事項>*但し、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、各回の人数は予定となりますが、111人に変更はございません。*新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の徹底を当選者さまにはお願いしており、お約束をお守りいただけない場合や串カツのソース二度漬けされた方は、当選が無効になります。なお、串カツ以外のご飲食、現地までの交通費等は自己負担となります。*お好きな串カツ屋さんを選ぶ際には、ゴチの状況を録画しYouTubeで公開することを了承していただく必要があり、当選者さまでお探しいただくようになります。その他キャンペーンの詳細については、新世界モバイルの公式ホームページ内のキャンペーン一覧からご参照ください。また、新世界モバイルでは、大阪新世界が、本年、誕生111周年を記念し、111のゴロ合わせのキャンペーンをまだまだ実施いたします。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年01月31日格安ホームページ制作サービス「ミラクルCMS」の開発・販売、ならびにSEO事業も展開する株式会社アレグレット(本社:東京都渋谷区、代表者:小此木 崇)は、格安ホームページ制作サービス「ミラクルCMS」が2022年10月に累計1,800社を超えたことをご報告申し上げます。制作例1格安ホームページ制作サービス「ミラクルCMS」は企業のホームページを誰もがSEOの知識がなくとも簡単に構築出来るMovable Type(MT)のテンプレートを利用したホームページ制作サービスです。デザイン性の高いホームページが49,800円(税抜)から導入出来るとあって業界・業種を問わず様々な会社に導入されました。フルオーダーではなく、セミオーダーという考え方で制作するため、圧倒的なインパクトを持つオリジナルデザインホームページを格安でご提供しております。アレグレットは引き続き、美しさを一番大切にし、素晴らしい製品をお客様に提供し、お客様の期待に応えていきたいと考えております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月18日株式会社プロトリオス(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:福本 尚基)は、格安!自動車修理見積もりサービス『EGwebマンスリープロ』1周年周年を記念し、格安で鈑金・塗装の見積りを作成できるサービス『EGwebマンスリープロ』を契約したお客様に対し、『全国見積り事情II』(2011年刊、現在廃刊))の無料配信をおこないます。(ただし、月額支払いのEGwebマンスリープロを利用の場合のみ)EGweb申し込みキャンペーン『全国見積り事情II』は指数外作業の相場料金を中心に、見積りに関する様々な情報を集めたデータブックであり、格安!自動車修理見積もりサービス『EGwebマンスリープロ』で見積りを作成する際に活用できるデータ集です。さらに、指数テーブルの車種別編の掲載も予定。併せて利用していただくことで、納得感のある見積書作成が可能になります。『全国見積り事情II』はMOOK本として刊行されたため、今では入手困難な書籍です。しかし、現在も編集部に問い合わせが続いており、自動車車体整備業界での修理見積もり業務には、今なお有益なデータが掲載されています。■格安!自動車修理見積もりサービス『EGwebプロ』シリーズEGwebマンスリープロなら月額9,900円(税込)、 年額払いEGwebプロのなら99,000円(税込)で使える自動車車体修理見積もりソフトです。毎月、新型車のデータや部品価格が自動で更新され、イラストでわかりやすいから直感的操作が可能です。 ■月間BSR(ボデーショップレポート)WEB版 ■『全国見積り事情II』データ見本全国見積り事情IIデータ見本1データ見本2■会社概要株式会社プロトリオス(PROTO RIOS INC.)所在地 : 〒541-0046大阪府大阪市中央区平野町2-3-7 アーバンエース北浜ビル2階代表者 : 代表取締役社長 福本 尚基創立年 : 1967年7月資本金 : 6,000万円事業内容: 自動車整備鈑金統合システム「ラクロスII」など、関連ソフトウェアの開発および販売。車体修理業界情報誌「月刊ボデーショップレポート」、月間BSR(ボデーショップレポート)WEB版、自動車の修理・整備に関する各種出版物の発行。技術者の教育研修機関「ボデーリペア技術研修所」の運営。カーアフターマーケット事業者向けオウンドメディア「BSRweb」の企画・制作・運営。URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月23日「子どもからのすすめで、ガラケーからスマホに買い換えたときに、長年使ってきたドコモから、別の業者のプランに替えたんです。料金は格安になると言われたのに、いつもどおり友達と長電話してたら、8,000円超の通話料が請求されてしまって……」本誌読者の60代女性から、こんな悩みが。この女性は国内通話が月1,100円で「かけ放題」になるプランに加入していたが、無料なのは「1回あたり10分までの通話」という規約を見落としていた。10分を超える分は、30秒22円の料金がかかっていたという。モバイル端末を所有している60~79歳の人のスマホ利用率は89.2%(’22年3月MMD研究所調査)と、シニア世代の多くもスマホを使用するようになった。しかし、「“格安スマホ”にしたはずなのに、むしろ料金が高くなった」「相談窓口がなく、不便になった」という声もちらほら。「スマホのプランにはそれぞれ特性があります。使い方によって、得になるプランは変わるのです」そう語るのは、4年間の芸人活動と7年間の携帯電話ショップでの勤務経験を生かして、スマートフォンアドバイザーとして活躍しているモバイルプリンスさん。現在、スマホのサービスを提供する会社・プランは、主に3つに分かれるという。「まず、昔からあるドコモ、au、ソフトバンクという『大手キャリア』。電波をやり取りする独自の基地局を持ち、通信が速く安定しているのが特徴。その分、料金は高めに設定されています。最近は楽天モバイルも参入しました。次に、大手キャリアの基地局を借りている、いわゆる『格安スマホ』や『格安SIM』と呼ばれる会社。『〇〇モバイル』という社名が多く、料金は安いが時間帯によって電波が安定しないことも」(モバイルプリンスさん・以下同)通勤帰宅ラッシュや昼休みなどに多くの人がスマホを同時に使い電波が混雑するときは、大手キャリアの通信が優先されるためだ。「最後に、政府の“値下げ要請”で新しく生まれた『オンライン専用プラン』、ahamo(docomo)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)です。大手キャリアの提供なので通信が安定していて、料金もかなり安いのですが、申し込みがWEB限定で、実店舗の窓口がなく、サポートが薄いという問題があります」現在は「第5世代(5G)」の通信システムになっている。もうすぐ「第3世代(3G)」にしか対応していない機種は使えなくなり、3Gの通信プランも消滅してしまうという(auが今年3月末、ソフトバンクは’24年1月下旬、ドコモは’26年3月末まで)。「勘違いされている方が多いのですが、いわゆる“ガラケー”であっても、4G対応のものはそのまま使用できるのでご安心ください。ただし3Gしか対応していない携帯を使っている人は、買い換えとプラン変更の必要があります」【PROFILE】モバイルプリンス’87年沖縄県生まれ。お笑い芸人と携帯電話ショップ店員の経験を生かし、スマートフォンやインターネットの情報をわかりやすく伝える活動をしている。自治体の高齢者生涯学習講座などでも、スマホの使い方の講師を務める(取材・文:インタビューマン山下)
2022年03月24日「“格安スマホ”に関する問い合わせが、年々増えています。とくに高齢者から、サービスに不満があるという声が多く寄せられています」(国民生活センター広報部)総務省によれば、契約されているスマートフォン(以下、スマホ)の12%以上が格安スマホ(MVNO)の利用者で、契約数は’19年9月時点で約2,300万件。3年前の倍近くになった。そもそも“格安スマホ”とは?「携帯電話サービスを提供するには、通信設備を整える必要があり、巨額の投資が必要です。そこで、NTTドコモ、au、ソフトバンクという大手キャリアから回線の一部を借りることで、サービス運用費をグンと安く抑えているのが、格安スマホなんです」そう教えてくれたのは、ITジャーナリストの鈴木朋子さん。現在、数百社の格安スマホ業者があるが、最大のメリットは何といっても、安く利用できること。「大手携帯電話では6,000円前後の月額料金が、格安スマホなら2,000円を切ることもあります」夫婦2人で5,000~1万円ほどの節約になるとあって、人気は急上昇中だが、安さだけに引かれて飛びつき、デメリットに後悔する人が続出している。’15年以降、国民生活センターへの相談が急増し、トラブル相談は年間2,000件以上に上る。うち3割超が60歳以上の人からの相談だ。これら、高齢世代の実際の相談事例をもとに、トラブルの実態と回避法を、スマホ専門家の津田マリリンさんにも加わってもらい、が解説していこう。【相談1】自宅の中で、電話やネットがつながりにくい場所があった。スマホの故障が原因と思ったが、業者側には問題ないと言われ……回線速度は大手キャリアに比べて遅く、乱れることが多い。それを知らずに契約してしまった人のトラブルが続出しているそう。「通じないという理由があり、契約から8日以内であれば、解約できます」(津田さん)建物の構造などによって回線速度が変わるため、壁の薄い部屋や、庭や外に近い場所に移動することで、電波が届きやすくなることも。また、その格安スマホが、どこの大手キャリアの回線を借りているかでも異なる。「大手キャリアから乗り換える場合、それまで自宅で使っていて問題がなければ、その回線を使っている格安スマホにするのが無難です」(津田さん)店頭で聞いたり、ネットで調べたりすると、どこの回線を使っているかを知ることができる。【相談2】はじめてのスマホ。どこのボタンを押せばよいのか教えてもらいたくても、店舗では教えてくれないなかには“格安だからこそ、初めてスマホにした”という人も。安いぶん、大手キャリアのようには、手取り足取り操作法を教えてくれない。「一部の業者は無料のスマホ教室を開催しています。たとえば、NTTドコモの場合、全国のほとんどの店舗で無料教室を開催しています。ドコモの契約者でなくても参加でき、乗り換えるかどうかも自由です。勧誘トークもないので参加してみては。また、区民センターやカルチャーセンターなどでも、無料や安価でスマホ教室が開催されていることもあります」(津田さん)自主学習も不可能ではない。「シニア向けスマホ解説本などがあるので、1冊購入して勉強しましょう。注意したいのは、アイフォーンとアンドロイド機種で操作法が異なるので、自分の機種に合った本を買うことです。教えてくれる家族が近くにいなかったり、イチから教えてもらわないとわからなかったりする人は、大手キャリアを選択したほうがベター」(鈴木さん)【相談3】オプションの解約手続きに、スマホを購入した店へ。店員から「店舗ではサポートを行っていません」といわれてしまった店舗があるから安心と考えるのは要注意。いらなくなったオプションの解約手続きやアフターサポートなどは、電話やメールだけでしか対応していないことも。「格安スマホは、店頭でのサービスが限定されていることを知っておきましょう。会員用のホームページやアプリなどから変更ができますが、わからない場合は電話サポートを仰ぐのが賢明です」(津田さん)“安いから初心者向け”というのは誤った認識だという。「むしろ詳しい人向けなんです。最近では24時間電話サポートを行っている業者もあるので、契約前に確認することが大切なんです」(鈴木さん)「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月13日電話料金は安くなる格安スマホ。でも、そのデメリットを知らない人が多い。実際の事例からその落とし穴を学ぶーー。「“格安スマホ”に関する問い合わせが、年々増えています。とくに高齢者から、サービスに不満があるという声が多く寄せられています」(国民生活センター広報部)総務省によれば、契約されているスマートフォン(以下、スマホ)の12%以上が格安スマホ(MVNO)の利用者で、契約数は’19年9月時点で約2,300万件。3年前の倍近くになった。そもそも“格安スマホ”とは?「携帯電話サービスを提供するには、通信設備を整える必要があり、巨額の投資が必要です。そこで、NTTドコモ、au、ソフトバンクという大手キャリアから回線の一部を借りることで、サービス運用費をグンと安く抑えているのが、格安スマホなんです」そう教えてくれたのは、ITジャーナリストの鈴木朋子さん。現在、数百社の格安スマホ業者があるが、最大のメリットは何といっても、安く利用できること。「大手携帯電話では6,000円前後の月額料金が、格安スマホなら2,000円を切ることもあります」夫婦2人で5,000~1万円ほどの節約になるとあって、人気は急上昇中だが、安さだけに引かれて飛びつき、デメリットに後悔する人が続出している。’15年以降、国民生活センターへの相談が急増し、トラブル相談は年間2,000件以上に上る。うち3割超が60歳以上の人からの相談だ。これら、高齢世代の実際の相談事例をもとに、トラブルの実態と回避法を、スマホ専門家の津田マリリンさんが解説してくれた。【相談1】「5分までの通話なら何度でもタダ」というプランに入っているはずだったのに、4万円を超える通話料金の請求がスマホには自動で画面が暗くなるスリープ機能がある。「電話が切れた」と勘違いして放置し、話し相手も同様に放置すると、通話がつながったままに……。「各業者、一定時間までは通話料無料の、いわゆる“かけ放題”プランを用意していますが、そこから外れると、料金が高額になることが多いので注意が必要です。通話中であれば、画面上部が光っている、受話器のアイコンが出ている、通話時間を表すカウントが動いているなどの目印があるので、確認するようにしましょう」(津田さん)通話後、スマホを置く前に一度スマホをタップして、画面を確認するという習慣をつけておいたほうがいいかもしれない。【相談2】利用明細はネットを通じてしか確認ができないのだが、料金を確認するアプリのIDとパスワードをなくし、調べることができなくなった利用料金の請求書や利用明細書の発行は有料か、または行っていない業者がほとんど。「スマホを契約するとき、いろいろな場面でIDやパスワードの設定を求められます。大切に管理して、請求料金などに間違いがないか、月1回は確認を」(津田さん)覚えやすいからといって、生年月日などあまりに単純なものにすると、セキュリティ面で問題がある。複雑に設定したものを紙に書いて保存しておくのがいい。初心者にはまったく優しくない格安スマホ。慣れないことには、お財布の心強い味方になってくれないのだ。「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月13日2015年ごろから利用者が増えている格安スマホ(格安SIM、MVNO等の名称もほぼ同様の意味です)ですが、変えたいと思っていても変えていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。家計を改善するには固定費のスリム化が重要であることは何度かコラムでもお伝えしていますが、格安スマホに切り替えて通信費を削減したいとご相談されるケースは依然として多いままです。 筆者も格安スマホに切り替えて3年経ちますが、従来の携帯料金をほぼ半分に削減できています。今回は格安スマホの主なメリットと注意点をお伝えしていきます。 利用頻度の多くない人は料金を下げられる可能性が高い格安スマホのメリットはやはり料金が安くなることです。格安スマホは大手通信会社より安い料金になりそうなことはなんとなく分かると思いますが、ほとんどの場合、基本料金とデータ料金が安くなっています。例えば、ある大手通信会社では、データ通信と基本料金の合計が3,000円~4,000円程度が最安であるケースが多いのですが、格安スマホでは、最安の基本料金と通信料金がセットになったプランが1,000円~2,000円程度であることも少なくありません。 しかし、端末代は別途掛かりますので、端末の値引きなどを考慮すると、大手通信会社と格安スマホの総支払額を比較すると金額が逆転することもあります。最近では、端末はそのまま従来のものを使い通信会社のみ変更することもできますので、端末を使い続けるか、新たに購入するかで選ぶ通信会社も異なってきます。通話や通信の利用が多くない方は格安スマホに向いていることが多いのですが、家計相談でお話をさせていただくと、独身の時期に比べて結婚後や子育て中は、スマホを利用する頻度は増える人より減る人の方が多い印象があります。 いずれにしても検討する場合は、ご自身の利用状況と料金の比較をしっかり行うようにしましょう。格安スマホの通信会社やプランを検討したい方は、「価格.com[格安スマホ比較]」のページでご家庭の状況にあった通信会社・プランを入力してご参考にしてください。 細かいデメリットもあるので注意料金が安くなるのにデメリットも無ければ誰でも格安スマホを利用した方が良いと思いますが、少なからずデメリットがあります。すべての格安スマホに当てはまるわけでないこともありますが、主なデメリットは以下のとおりです。 ① 携帯メールのアドレスが引き継げない ② 店舗が少ない ③ 通信速度が遅くなる ④ 家族割引等のプランが少ない ⑤ 購入できる端末の種類が少ない ①は大手通信会社のメールアドレスにある、@の後の○○○.ne.jpは携帯会社を切り替えると引継ぎができませんので、新たなアドレスを設定するかgoogle(Gmail)やyahooなどのフリーメールに切り替える必要があります。 ②は通信会社によって差があり、店舗数が大手とあまり変わらない会社もある一方、店舗ではなく、インターネット・電話でのお手続きをし、書類やSIMカードを郵送でやりとりするところも少なくありません。電話やインターネットでサポートを受けられますが、初期設定を自分で行うケースがある通信会社かどうかは事前に確認しましょう。 ③は時間帯や回線を使用する人数にもよりますが、混雑しているエリアではインターネットのアクセス速度が遅くなることもあります。 ④は料金プランをシンプルにする傾向から、家族割引等の各種割引やオプションなどがあまり多くありません。 ⑤はスマートフォンの端末が大手通信会社と共同で開発している部分もあるため、最新機種やハイスペックな機種は格安スマホの会社では購入できない場合や販売時期が遅くなる場合があります。 上記のデメリットはあくまでも一部です。また、そのデメリットがあっても料金と比較して受け入れられるかどうかはそれぞれの考え方にもよりますので、何を優先すべきか考え比較しましょう。 筆者自身は1のアドレスが変わることに抵抗感もあったのですが、今後も携帯会社を変更しやすいように、フリーメールのアドレスを設定し、やり取りをしている人たちに周知をしました。フリーメールやLINE等のメッセージアプリの利用者も増えていますので、通信会社固有のアドレスの必要性は薄まっていると思います。 なお、一部の格安スマホの通信会社では、サービスをとりやめ別の通信会社と合併する会社も出てきました。料金だけでなく、今後の対応もどうなるかを考えて選ぶようにしましょう。その上でご家庭の状況に合う通信会社が見つかれば、格安スマホへ切り替えて固定費の削減を図ると家計のプラスになるでしょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2019年09月08日「別荘」がお金持ちの世界のものだというのは、もはや昔の話なのかもしれません。150万円の格安別荘があると聞き、山梨までやってきた僕と友人。せっかくここまで足を運んだのだからと、もう一件、別の物件を見せていただくことになりました。■ 150万円と200万円の物件の違いって?今度の物件は、少し値上がりして200万円。前回見た物件と同様、格安物件には見えません。ですが、屋根は傷んでいて、修繕待ったなしの状態だそうです。まっさきに気になったのが「50万円の差額って何なの?」ということ。不動産屋さん曰く「細かいことを除けば、売主さんがつけた値段の差です」。こちらの会社では「自社で別荘を買い取り、修繕して販売する場合」と「売り主さんから委託されて買い主さんを探す場合」と両方あります。後者の場合「どの設備がいくらだから価格がいくら」という厳密な基準はなく、売り主さんが売りたい価格ありきで値がつけられるわけです。今回の例で言えば、150万円の物件と200万円の物件とで、はっきりと50万円の差が説明できるような理由はなく、単に売り主さんがつけた価格が異なるというだけなのです。だから、あまり値段に引きずられず、自分なりに目の前の物件の価値を見きわめることが大事になってくると思います。■ 格安別荘を見に行くなら、梅雨か冬がベスト?中を拝見すると、これまた昭和テイストなレトロな内装。前回見た物件と、ほとんど同じ印象です。こちらはベランダに屋根があり、前回の物件と比べると、部屋の延長のような感覚で外の空気を楽しめるのがポイント。外から見るとこんな感じ。ロッキングチェアなんて置いたら、気持ちいいだろうなあ……なんて考えるのも物件見学の楽しみですね。明かり取りに天井に設けられた窓も雰囲気があっていいなあ、と見上げる僕らに、不動産屋さんから一言。「ただ、こういう窓は雨漏りの原因になりやすいんですよ」その言葉通り、リビングに隣接する和室に入ると、あれ?窓際に水が……?小さな水たまりができています。こちらの物件はすでに雨漏りしていたようです。「先日までは大丈夫だったんですけど、雨が続きましたから」とのことでした。■ 真剣に移住を考えるなら洗濯機のことも忘れずに実は、僕たちが物件を見に行ったのは2017年の10月下旬のこと。長雨が続いて都心でも肌寒い季節でした。こうして雨漏りを目の当たりにすると、やはり屋根の修繕は必須だと思い知らされました。「でも、かえっていい時期に見に来られたと思いますよ」とは不動産屋さんの言葉。「春とか夏の一番いい時期を最初に見てしまうと、あとでガッカリする方もいますから」AOI / PIXTA(ピクスタ)そうなんです。山の家は、梅雨や冬の厳しさが都会とは段違いなのです。川の近くや日当たりの悪い物件ともなれば、梅雨の湿気はすさまじく、相当の対策が必要です。さらに、別荘は夏向きに風通しを重視して作られている場合が多いため、冬になると強烈な寒さを味わうことになります。実際、僕らが見学した2件は両方とも夏のみの滞在を前提とした作り。10月でしたが、内見しているだけで足下から冷たさがじわじわと昇ってくる寒さでした。高原や山間部の夏が最高なのはいうまでもありません。ですが、別荘の購入を真剣に考えるなら、梅雨や冬に現地を訪れることをオススメします。ABC / PIXTA(ピクスタ)ちなみに、もし移住を考えるなら、忘れてはならないのが洗濯機の問題です。数日間の滞在を前提とした古い別荘には、たいてい洗濯機がありません。定住するには、洗面をなくすかキッチンに空きスペースを作るかして、洗濯機置き場を設ける必要があります。こういう追加工事もバカにならず、買ってからの出費もいろいろと覚悟しておく必要がありそうです。■ 気になる管理費とサービス内容は?別荘の購入を考えるなら忘れてはならないのが、管理費の問題です。いわゆる普通の住宅地の空き家を購入するなら関係ありませんが、別荘地の家を購入する場合には、毎年決まった管理費を払わなければなりません。今回の物件についていえば、管理費は年間106,272円(税込)。管理内容は、草刈りと雪かき、蜂の巣の撤去です。どれも都会生活には無縁なものですが、別荘での暮らしには欠かせないサービス。毎年決まった出費を強いられることにはなりますが、僕のように普通の住宅を管理している身からすると、山の家であることを差し引いても、どれもうらやましいサービスです。草刈りも雪かきも、自分でやろうとするとかなり大変。happyphoto / PIXTA(ピクスタ)蜂の巣にいたっては自力で駆除するのは危険でもあります。管理費でこれらのサービスが買えると考えれば、決して高くはないでしょう。さらに高額の管理料を払えば追加のサービスが受けられる場合もあるそうです。■ で、結局買うの?買わないの?2件の別荘を見学し、なかなかの好印象を抱いた友人でしたが、屋根の修繕のような追加出費が必須であることを知り、迷っている様子でした。不動産業者さんからのアドバイスは、「時間に余裕があるなら本当に気に入る物件が出てくるまで待ってみるのもいいと思いますよ」いくら格安とはいえ、家一軒の買い物。友人も、しばらく様子を見てみようという気になったようです。yoshiki / PIXTA(ピクスタ)「次は1月か2月に来てみるといいですよ。すごく寒いですから」たしかに、めちゃくちゃ寒そうです。というか、今年の冬は本当に寒かっただろうなあ……。ちなみに、今回紹介した物件は、ほどなくして2件とも成約となったようです。やはり、僕たち以外にも150万円~200万円という価格にひかれる人たちは多かったということですね。さて、このような格安物件には屋根の修繕が必要なことはすでに書きましたが、山の家を長年維持してきた経験からいって、屋根以外にも必要な修繕費はたくさんあります。次回は、山の家の修繕にこの10年間でいくら費やしたかについて書きたいと思います。
2018年07月07日暮らしの中心になるような本格インテリア家具が、格安で手に入るとしたらどうでしょう?東京都板橋区にあるリサイクル施設〔板橋区立リサイクルプラザ〕では、中古家具を驚きの低価格で販売する「リサイクル家具展示・販売コーナー」があります。DIYのベースにも最適ですよ♪5,000円以内で買えてしまう驚きのラインアップ突然ですがこちらのテーブルとチェア。いくらだと思いますか?正解は、2,500円(税込、以下同)!もちろん、イスとテーブルのセット価格です。信じられない価格設定ですね。続いてはこちらのタンス。こちらは1,800円。なんと先ほどのテーブルセットよりも安いお値段で手に入れることができます。大きな傷なども見当たらない、状態のいいものでこのお値段です。こんな価格で大型家具が入手出来るのは、〔板橋区立リサイクルプラザ〕ならではです。なぜこのような価格設定ができるのでしょうか。秘密を探ってみましょう。粗大ゴミになる前に回収。厳選した家具を中古販売リサイクル家具の販売は〔プラザゾーン〕の2階訪れたのは、板橋区舟渡の荒川沿いにある〔板橋区立リサイクルプラザ〕。12年前に、区のリサイクルの拠点としてオープンしました。リサイクルについて学んだり、地域の人が交流したりできるようなスペースを目指して作られました。全国の市区町村にある「リサイクルプラザ」の中でも、家具を回収・販売している施設は限られます。板橋区はその内のひとつで、不要な家具のある区民の自宅に伺い、選定を行っています。区によっては、粗大ゴミに捨てられたものからピックアップしリサイクルする施設もあるそうですが、区民と直接取引することで余計な手間がかからず、状態がキレイなモノ、使い勝手の良いモノが揃えられるそうです。不要になった家具の回収は板橋区に居住の人限定で行っています。もちろん購入できるのは板橋区民に限りません。持ち帰りが可能であれば誰でもOKですし、配送業者の紹介もしてもらえます。駐車場完備なので遠くから来る人も安心超低価格家具をご紹介!プラザスタッフオススメのチェアセットなかなかすてきなデザインのこのチェア、3脚セットになって驚きの1,600円です。コーナーの中でも、チェアは特に購入しやすい価格で、大型家具よりも持ち帰りやすいことから人気です。1脚での購入購入も可能で、その場合は1脚900円だそう。1番人気のスチールラック取材した時期にダントツの人気があったのは、このスチールラック。棚の高さや数などを調節できる優れモノです。価格は2,000円。衣類や小物など、色々なモノを収納できますね。DIYでシャビー風のペイントにしてみようかな……などと夢が広がります。お気軽DIYのベースにぴったりなカラーボックスも!イチからDIYするのは時間も手間もかかりますよね。そんなときは、こんなカラーボックスを使えばお手軽ですね。価格は300円。収納クリアケースも人気の品。商品は毎月入れ替えがあり、多くの家具はその月だけしか手に入れるチャンスはありません。しかしこういったクリアケースやカラーボックスは、区民から不要品として回収することが多く、月が変わっても購入できる可能性が高いんです。こちらのクリアケースは600円抽選にて購入者を決定!ボードにて申し込み状況をいつでも確認できます。「正」の字が申し込み人数です実はこの家具コーナー、購入は早い者勝ちではなく抽選。商品を選んで申し込みをすると、月末の抽選会に参加できます。申し込みは1人につき、毎月1点のみ。抽選結果は、当選者にのみ連絡が来ます。連絡が来ない場合は……残念。展示されている家具は50点以上。売れなかった家具も含めて、全て毎月入れ替えるそうです。抽選に落ちてしまっても、次の月にはもっと良い出会いがあるかも知れませんね。商品は〔板橋区立リサイクルプラザ〕のWEBサイトにもアップされています。来館しなくても、全ての商品が確認できますから楽チンです。先ほどの2,000円のスチールラックは、3月の1番人気で21人が申し込んでいます雑貨ならすぐに購入OKせっかく選んだ商品が当たらなければ残念ですよね。抽選はちょっと……という人には、〔板橋区立リサイクルプラザ〕1階の雑貨コーナーがオススメ。こちらでは、気に入ったモノはすぐに購入できる即売形式。食器などは100円〜販売されています。まだまだ使える魅力的な商品が陳列されています。いかがでしたでしょうか。最近は大型家具が売れ残ってしまうことが多いようです。新品では購入しにくいような大きな家具こそ、〔板橋区リサイクルプラザ〕では狙い目と言えるかもしれません。ほかにも、〔板橋区リサイクルプラザ〕のような活動をしている施設は、愛知県刈谷市の〔リサイクルプラザKC〕や千葉県成田市の〔リサイクルプラザ〕があります。こういった活動は今後全国的に増えていくのでしょう。よりお手軽に、安価な中古家具を手に入れられる日も近いのかもしれませんね。【施設情報】●施設名板橋区立リサイクルプラザ●住所東京都板橋区立舟渡4-16-6●開館時間9:00〜17:00●定休日年中無休(12月29日〜1月3日を除く)●TEL03-3558-5374〔板橋区立リサイクルプラザ〕WEBサイト
2018年05月24日GWに夏休みと、おでかけが楽しいシーズンがもう目の前! ピーク時期でも料金がさほど高くならず、未就学児は無料で利用できる新幹線は、子連れファミリーにとってお得で便利な移動手段です。 そこで、ピーク時期でも安く予約できるコツやおすすめの座席など、子連れで快適に利用できる「新幹線の子連れ旅テクニック」をご紹介します。■家族旅行なら未就学児は無料「新幹線の料金体系」新幹線を利用する最大のメリットは、未就学児(0歳〜6歳)の間は無料で利用できること。飛行機は原則、国内線は3歳以上でこども料金がかかるので、3歳〜6歳の旅行は新幹線の方がお得です。年齢ではなく「未就学児」という区分なので、6歳でも幼稚園・保育園児なら無料。ただし、料金を払って乗車する乗客1人につき、無料になる未就学児は2人まで。例えば大人1人、未就学児3人で乗るなら、大人1人+こども1人分の料金がかかります。自由席を利用する場合、無料の未就学児でも座席を1席使うのはOKとされています。一方、指定席なら大人のひざにのせるか、またはこども料金(大人の半額)を支払って1席分を確保するか、という選択になります。そのため、混雑していないオフシーズンなら自由席の方がおすすめです。ただし、立ち客が出るような混雑時期は、自由席でも未就学児は大人のひざに座らせたりして、ほかの乗客に配慮するのがマナー。お正月やGW、お盆の時期の自由席車両では、車内放送や車掌さんからの声がけで協力を求められることもあるようです。東海道新幹線「のぞみ」や東北新幹線「はやぶさ」など全席指定の新幹線も多いので要注意。指定席を購入する際は、乗車時間や子どもの体重、性格を考え、ひざにのせられるかどうか判断しましょう。グリーン車やグランクラスを利用する場合、ひざに乗せるなら未就学児は無料。ただし、1席確保する場合はこども料金に加えて、大人運賃のグリーン券・グランクラス利用券が必要となります。これらの利用券にはこども料金の設定がないためです。こども料金の設定がなくても、もちろん子連れで利用できます。ただし、グリーン車やグランクラスは静かで子連れが少ない空間なので、かえって気疲れする心配もあります。「せっかく高い料金を払ったのに、子どもが騒いでしまったから、ずっとデッキに立ちっぱなしだった」ということも。 ■出発3日前までOK! ピーク時期でも「お得な新幹線きっぷ」を確保するコツ新幹線のもうひとつのメリットは、GWや夏休みなどのピーク時期でも運賃の変動が少ないこと。指定席特急券料金が上がりますが、通常期に比べアップは片道200円程度とごく少額。自由席なら、ピーク時期も閑散期も一年中同じ運賃で利用できます。とはいえ、ピーク時期にJR東日本の「トクだ値」、JR西日本の「早得」などの割引きっぷを購入するのはかなり大変。きっぷは乗車1カ月前の午前10時から発売されますが、人気の日程・路線は発売と同時にホームページにアクセスしても手に入れるのは至難のワザで、早々に売り切れてしまうことも。販売開始のさらに1週間前からは、JR東日本「えきねっと」、JR西日本「e5489」、各旅行代理店などで申し込める「事前予約サービス」もありますが、こちらは早い者勝ちではなく抽選なので、取れるかどうかは運次第。そこでおすすめは、新幹線+宿泊のセットプランで申し込むこと。各旅行代理店や、JR東日本「えきねっと」、JR西日本「e5489」などで扱っている、交通機関と宿泊がセットになったいわゆるツアーパックで、新幹線のきっぷ販売開始前から申し込むことができます。きっぷの申し込みは旅行代理店側が行うので、自分で手配するよりも取れる可能性大。価格も、個人で新幹線とホテルを別々に手配するより安く、プランによっては出発3日前まで申し込みOKです。GWの日程でもまだ空席があり、要チェックです(2018年4月16日現在)。■子連れ旅なら「デッキ近く」「多目的室近く」の席がベスト!子連れで快適に移動するなら、どの座席に座るかはとても重要。そこで、新幹線移動でのおすすめな席をまとめました。1. デッキ近くの席泣いたりグズったりすることが多い子連れでの乗車は、ハラハラドキドキの連続。のんびりと座っていられず、デッキに行って子どもをあやす機会が多くなりがちです。そこでおすすめなのが、デッキにすぐに出られるドア近く(車両の前方または後方)の席。特に最前列を予約しておくと、子どもが前の座席をけって遊ぶ心配もなく安心。足元のスペースにも余裕があるので、ベビーカーや荷物を置くこともできます。2. 多目的室近くの席多目的室は体の不自由な方のための個室ですが、空いていれば授乳やオムツ替えスペースとして使うことができます。設置場所は新幹線の種類によって異なり、例えば16両編成の「のぞみ」「ひかり」「こだま」は11号車、8両編成の「みずほ」「さくら」「ひかり」「ひかりレールスター」「こだま」は7号車、12両編成の「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」は7号車(変更の場合あり)。多目的室の前には広々とした多機能トイレもあり、オムツ替え用ベッドも設置されています。多目的室のある車両は家族連れに人気があるため、早めの予約がおすすめ。特に多目的室に近い最後列付近の席は、ベビーカー等の大きな荷物が置けるスペースがあるため、すぐに埋まる傾向あります。空きがない場合は、すぐ後ろの車両(「のぞみ」なら12号車)の前方席を狙うといいでしょう。3. 車掌室近くの席多目的室を利用する際には、車掌さんや車内販売員などに声をかけて鍵を開けてもらう必要があります。せっかく多目的室近くの席をおさえていても、タイミング悪く車掌さんが見つからずに子どもを抱えてウロウロ…なんてことも。であれば、最初から多目的室ではなく、車掌室近くの席を狙うのも手です。車掌室の場所も新幹線によって異なるので、きっぷを買う前に電話などで問い合わせておくといいでしょう。単なる移動手段ではなく、旅の楽しみを満喫できるのも新幹線の魅力。車内販売で新幹線型の容器に入ったお弁当を買ってみたり、窓の向こうの景色を眺めながら会話を交わしたりと、日常とは違う体験が待っています。家族の思い出の1ページに、新幹線での移動を加えてみませんか?文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2018年04月20日4月上旬の夕刻、輸入車のハンドルを握り都内の格安家具チェーン店にやってきたのは女優・武井咲(24)。EXILEのボーカル・TAKAHIRO(33)との第一子である女児出産を発表したのが3月12日。本誌が彼女を目撃したのは、それから約3週間後のことだった。 実はベビー出産と同時に、武井は“新居”に引っ越しているという。武井の知人は言う。 「’16年4月に武井さんは、東京都内の高級住宅地に32坪ほどの土地を購入していました。結婚を発表したのは昨年9月ですが、彼女はその前から3階建て住宅の建設を始めていたのです。土地と建物を合わせると、1億円ほどになります。もともとは彼女のご両親のために建てた家ですが、出産とほぼ同時期に完成したため、いまはご両親や赤ちゃんといっしょにそこで暮らしています」 出産から1カ月近くがたち、ようやく新米ママ生活にも少しずつ慣れ始めたのだろうか。赤ちゃんは実母に託して、久々のショッピングに出てきたようだ。真っ先に彼女が向かったのは、生活雑貨が並ぶフロア。新居で使う収納グッズを探していたようで、頻繁にスマホの画面と見比べながら、楽しそうに商品をチェックしていた。 早くも武井の復帰時期についても注目が集まっている。 「秋から始まる『相棒season17』で復帰するのではないかとも報じられています」(テレビ局関係者) しかし彼女の所属事務所の担当者は言う。 「なにぶん彼女も出産したばかりですし、何も決まっていないというのが現状です」 新しい生活を満喫している様子だった武井。仕事復帰を決意するのも、なかなか大変かも!?
2018年04月12日TVCMなどでも最近話題の格安スマホ。存在は知っているけれども、プランが複雑そうでなんとなくピンと来ていない人も多いのでは?実は格安スマホは使い方次第で携帯代をグッと抑えられるかもしれないんです!今回はそんな格安スマホの種類やメリット、デメリットなどをわかりやすくご紹介します。●話題の格安スマホとは?まずは「格安スマホ」というものが一体何なのかご存知ない方のために簡単にご説明します。格安スマホとは、格安SIM(Subscriber Identity Module)を使うスマホのこと。SIMは契約者を識別する規格であり、スマホで電話やネットを使用するにはこのSIMが必要になってきます。ドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯キャリアは自社で通信回線を所有しています。これらから通信回線を借りることで、データ通信サービスを提供しているのが、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者です。この事業者が扱うものは格安SIMであり、格安SIMが搭載されたスマホを「格安スマホ」と呼んでいます。大手携帯キャリアから通信回線を借りることで、莫大な初期投資や高額な維持費が不要となります。そのため、格安スマホはデータ通信料金を安く抑えて使用することができるんです。●メリットは何と言っても安さとプランの分かりやすさ近年はさまざまな会社がMVNO業界に参入しており、「どの会社を選べば良いかわからない」という人も多いですよね。CMでも話題になっている楽天モバイル、マイネオ、UQモバイル、LINEモバイル、Y!mobileなど本当にたくさんあります。そのメリットやデメリットをご紹介していきます。格安スマホ最大の魅力は月額料金が安くてわかりやすいだけでなく、自分に合ったさまざまなプランを選べること。基本プランが「月々1980円」、「月々2980円」と非常にわかりやすい体系になっていて、割引制度がたくさんある複雑な料金プランがないのが特徴です。さらに基本プランにデータ容量の選択、「〇分以内の電話かけ放題」や「データ容量2倍」、「他社も含めたすべてのスマホや固定電話への国内通話無料」といった、自分にオプションを組み合わせることができます。オプションを付けなければ上記の基本料金だけでスマホが使用できます。オプションをいろいろ付けたとしても+1000~3000円程度なので、大幅に携帯代が安くなっちゃいます!楽天モバイルは、料金の支払いで楽天スーパーポイントが貯まったり、マイネオはマイネオユーザー同士が余ったパケットを分け合えたりとMVNOはどれも個性豊か。「どのMVNOにしようかな」と迷った時には、自分に合ったオプションがある事業者を選ぶことが大事になってきますよ。●データ通信や長電話で高額になってしまうことももちろんデメリットもいくつかあるので見ていきましょう。まずは通信速度です。大手携帯キャリアから通信回線を借りているため、昼間や夕方といった混み合う時間帯にはつながりにくくなることも。ただこれは自宅や職場にWi-Fi環境があったり、ポケットWi-Fiを持ち歩いたりするなどで問題なく使っているケースが多いようです。そしてオプションに入っていない状態で思わぬ長電話をしてしまうと料金がとても高くなってしまう場合も。また月のデータ通信料をオーバーしてしまい、追加容量を購入したりして、結果的に料金が高くなる時もあります。自分の使用状況や入っているオプションを考えながら、注意深く使用する必要があるのが格安スマホです。さらに携帯キャリアが変更するのですから、当然キャリアメール(「~~~@softbank.ne.jp、~~~@docomo.ne.jp」)が使用できなくなります。その代わりに各MVNOが提供するメールアドレスを使用することもできますが、アドレス変更の連絡などが面倒くさい人にとってはデメリットかもしれませんね。最近では「スマホはメールとネットくらいでそんなに使わない」という若い女性からどんどん人気を集めている格安スマホ。格安スマホを2台目にして「ネットだけ使用」「電話だけ使用」といった使い方をするビジネスマンも増えているんだとか。皆さんも自分に合った格安スマホを見つけて、携帯代を一気に安くしてみませんか?(富士みやこ)
2018年02月28日格安SIMを使うスマホに対抗し、今月14日から始まったauの新料金プラン「auピタットプラン」が注目を集めている。大々的に“最安1,980円”とうたっているが、本当にお得なのだろうか?経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた。 「新プランでは、5分以内の通話がかけ放題の『スーパーカケホ』を利用していて、データ利用量が月に1GBまでの場合、月々の通話・通信料は3,480円が基本です(※2年単位での継続利用契約で基本料金が割引になる『誰でも割』適用時、以下同)。この料金から、固定電話などとのセット割があれば500円引き。さらに、今年中に新機種を購入してピタットプランに加入すると、1年間、1,000円引きになります。これらすべての割引が適用されてはじめて、最安料金の1,980円は成立するのです」 とはいえ、先の条件で従来は4,900円だったものが、新プランでは割引前の3,480円でも、約3割の値下げとなる。また、データ利用量に応じた通信料金を、自動的に適用されるのも大きな特徴だ。 「従来はデータ利用量を“3GB”などと設定したら、実際の利用量に関係なく“3GB”の料金が必要でした。新プランでは、たとえば0.9GB利用した月は“1GBまで”の料金が、2.8GB利用した月は“3GBまで”と、自動的に最適な料金が請求されます。設定したデータ利用量を余らせていた方は、通信料の節約につながるでしょう」 これらのメリットはあちこちで語られているが、実は、隠れた問題点が2点あると荻原さんは言う。 【1】iPhone購入者は適用外 「新規や機種変更でiPhoneを購入した人は、ピタットプランを選べません。ただし、すでにiPhoneを使用中のauユーザーは、その機種を使い続けるなら、ピタットプランへ変更ができます」 【2】機種代金の毎月割は対象外 「機種代金は24回の分割で、毎月の通信料などと一種に支払う方が多いと思います。従来は、機種代金の一部が『毎月割』として値引きされていました。たとえば、『機種代金は月々3,600円ですが、毎月割で1,500円引いて、実質負担は2,100円です』などと説明されたと思います。しかし、新プランには毎月割がつきません。代わりに『アップグレードプログラムEX』(利用料は月390円)が導入されます。機種代金を48回分割にし、2年を過ぎて機種を買い替える際は、残金の支払いが不要です。25カ月目に買い替えると、機種代は半額ですむというものです」 ただ、2年ごとに機種を買い替えたい人はともかく、長く機種を使いたい人には、割引がなく負担が増える。 「結論として『ピタットプランは得なのか』との問いに答えるのは、難しいといわざるをえません。割引の適用状況や機種代金との関係などで、一概には答えられないのです。サービスセンターなどに問い合わせて、機種代金まで含めた料金を、現状とよく比較してご判断ください」
2017年07月21日家計の節約を考えるなら食費や日用品費よりもインパクトがあるのが、保険料や光熱費や通信費。とくに最近では一人1台持っているスマホの通信料が安くなると、家計への負担も減ります。そこで話題の格安スマホや格安SIMについて、子どもをもつパパやママに調査をしてみました。Q.格安スマホ、使ってる?使いたい?1.使っている 17.4%2.使う予定 2.7%3.使っていないが、興味はある 41.7%4.使う予定はない 37.4%5.その他 0.8%使っていないが、興味があるが41.7%ともっとも多い結果になりました。一方、使う予定はないという人も37.4%といました。すでに使っている人たちの意見も聞いてみましょう。■価格の安さがメリット名前の通りやはりコストが削減できるのが最大の魅力。すでに使っている人はそのメリットを実感しているようです。おどろきの月額料金と皆さんの格安スマホ事情を聞いてみましょう。「ガラケーと格安スマホを2個持ちしてます。家でネットを見るときはwifiです。2個合わせても3000円くらいで済みますので、家計が助かります」(千葉県 40代女性)「息子の高校入学を機にガラケーだった私も夫も格安スマホにしました。ハードユーザーではないので充分です。年間で計算して見てください。月1000円と月7000円×人数分。差額で車が買える」(岩手県 40代女性)「イオンタイプ2で480円。電話はauグラティーナ2で2円。月のランニングコストは482円です」(佐賀県 30代女性)■機械に弱い人は格安スマホに不安安くなることは理解できても、なんでそんなに安くなるのか、何か不便なことがあるのではないかと不安になる人も。とくに機械が苦手な人に多いようです。「安いほうがいいのですが、何かあったときに近くで行けることを考えると店舗数が少ない格安店は……。と考えてしまいます」(神奈川県 50代女性)「なんでそんなに安いのか、大手3社と何が違うのか、どなたか教えてください」(神奈川県 40代女性)「昔人間なので、格安スマホが未知の世界すぎて、興味はあるけどどうすればいいのかわからない」(鳥取県 30代女性)■今まで払っていたスマホ代がバカらしい抵抗を感じつつ、格安スマホに変えてみたら快適だったという人の意見もありました。今ではfree-wifiのカフェや店舗も多くなっているので、不便なく過ごせるそうです。「利用しています。最初かなり抵抗がありましたが、通話もネット通信も前と遜色を感じないことにびっくり。私がよく行くお店はfree-wifiがあるところが多く不便さは感じません。それより、以前払っていた料金の半分くらいの料金ですんでいることにおどろき。どれだけ無駄なお金を払っていたんだって思います」(神奈川県 30代女性)Q.格安スマホ、使ってる?使いたい?アンケート回答数:7688件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年05月24日格安旅行会社てるみくらぶの破産により、にわかに旅行業界が注目されている今日この頃。特に今回は多くの消費者に甚大なる損害を与えていること、また、同社のツアーを利用したことがある人も多いため、他人事と思えない人も多いのではないでしょうか。そんな折、ハワイにパッケージツアーの取材に行くチャンスがあり、旅行のあり方、選び方を考えさせられました。ただ「ハワイに行きたい」、そんな気持ちにさせてくれる最強のパワースポット、ワイキキビーチ格安旅行会社パッケージ商品利用チェックイン時間までさまよう実は筆者も、ずいぶん前にてるみくらぶのパッケージツアーでハワイに行ったことがあります。そのときは同社の主力商品、“スケルトン”と呼ばれる現地までの航空券と宿泊のみがパッケージされたツアーを利用。航空券、ホテルなどをいちいち調べる暇もないし、現地でやりたいことが決まっているので、観光や食事の場所が定められているタイプのパッケージは敬遠していたのも、格安旅行会社の商品を選んだ理由です。このときは子連れで、4歳の娘を連れての母子2人旅。現地で先に来ていた友人母子と合流して遊ぶのが目的だったので、予算に合った旅行商品を見つけて予約したのでした。現地に到着したのは朝の6時台。バスでワイキキにあるてるみくらぶのラウンジまで連れて行ってもらい、滞在中の注意点やオプショナルツアーなどの説明を受けたらそのまま解散、あとはホテルのチェックイン時間まで時間をつぶします。まだ朝早く、お店も開いていないし、娘はベビーカーの中で爆睡中だし、さて困った。ビーチでのんびりしようにも、日焼け止めや水着などはすべてスーツケースの中。なにより着替える場所もない。お腹はぜんぜん空いていないけれど、しかたなくホテルの近くにある24時間営業のレストランに入ってぼんやりしていました。それも長くはいられないので、買い物に出かけ、町をうろうろ。数時間も経つとさすがに疲れてきて、イチかバチかとホテルに行き「もし部屋が空いていたら早めにチェックインできないだろうか」とお願いすると、幸い空いている部屋があるとのことで入れてもらいました。それでも5時間くらいワイキキをベビーカーを押しながらさまよっていたことになります。さて、無事にチェックインすることができ、あとはのんびりマイペースに過ごすだけ!子連れということもあり、ほとんどノープランで行きたいところがあれば自力で手配します。ノースショアにはぜひ行きたかったので、地元の旅行会社でドライバーガイド付きの車を手配。それから、KCCマーケットにアラモアナショッピングセンター、カハラまでもローカルバスなどを利用して出かけていき、あとはビーチやプールでひたすらごろごろしていました。夜にはスーパーで分厚いお肉を買ってきて、友人が滞在していたコンドミニアムのバーベキュー施設で豪快にステーキ!という体験ができたのはラッキーだったと思います。ワイキキならではの定番の過ごし方をおさえつつ、こんなふうに自分のペースで自由にのんびりできるのって、スケルトンのいいところです。金額差たったこれだけ!?しかも専用ラウンジ利用でものすごく便利と、ずっと思っていたのですが、仕事でジャルパックのパッケージツアーを視察したところ、もうびっくり!なんと、てるみくらぶのときに私が自力で手配した、定番のコースがカバーされていただけでなく、行動制限が非常に少なく自分のペースで好きに動くことができるようになっていたのです。それでいて、料金はてるみくらぶに支払ったものよりほんのちょっと高いだけ。行った年や時期などの違いもあるので厳密に比較することはできませんが、具体的に金額を言えば、数年前にてるみくらぶを利用した際は子ども料金の設定がなく(※商品により異なります)、2名で15万円ちょっとでした。ジャルパックでもこうしたスケルトンのみのプランの用意があり、季節や出発直前などのセール商品を見てみるとその金額は1名約8万円。2人分で計算すると格安旅行会社商品よりも約1万円お高くなりますが、こちらにはワイキキに6ルートあるトロリーの自由乗車券がパッケージされていて、マーケットやカハラなどにも行くことができます。なによりも、利用航空会社がJALと決まっているため、子ども向けの機内サービスの充実、機内食が楽しいなど質の良い航空会社を利用できるということを考えれば、その金額差について、どちらのツアーにしようかと悩むまでもありません。JALの、資生堂パーラーとのコラボ機内食。オムライスやミニハンバーグなど、老舗洋食屋さんの味を再現さらに、2017年1月にビーチ沿いのシェラトン・ワイキキ内に、ジャルパックの専用「アロハラウンジ」がリニューアルオープンしたそうで、そこには小さな子どもが遊べるキッズルームやおむつ替え、授乳スペースなどがありました。買い物などのちょっとした荷物を置いておけるロッカーもあるのには、もはや感動。チェックインまでの間、少しここで休んでから出かけ、買い物をしてもロッカーに入れてまた身軽になって出かけられます。ビルの中ほどではなく、入り口に近いところにあるのもうれしいところで、ちょっと休みにくるのも気軽です。日本/ハワイのフライトはほとんどすべてが午前中に到着するので、アーリーチェックインサービスでもない限り、チェックインまでの時間を持て余すことになります。この、ただ説明を聞くためだけではないスペースがあるというのはジャルパックを利用する大きな理由になると思いました。まぁ、JALの場合は到着時刻が午前10時以降なので、待つといってもそれほどでもないのですけれども。ぺたんと座り込むことができる、ジャルパック専用ラウンジのキッズスペース。小さなお子さま連れには本当にありがたい料金はツアーに含まれるサービスに見合ったもの!金額だけで決めるのは尚早ちなみに、ジャルパックにはノースショアやカイルアタウンのような、ちょっと離れた場所への無料ツアーがついているプランもあり、どのツアーも滞在中何度利用してもいいのだそうです。それぞれツアーでは自由時間が長めに設けられているので、なにかと動きがスローな子連れでも、お目当ての店での食事や買い物にしっかり時間をとることができます。1964年の日本人旅行者への規制緩和直後からハワイのパッケージ商品を取り扱って50年超のジャルパックだからこそ、渡航者のニーズをしっかり把握しそれに合った商品造成なのだなぁと、納得です。いざ旅行商品を予約するとき、つい料金に目が行きがちですが、旅行会社の存在意義とは、いかに値段を下げるか、ではなくて、いかにすばらしいサービスを提供できるか、にかかっています。真正面に海が見える部屋を確約したり、ホテルのエグゼクティブクラブラウンジへのアクセスがついていたり、はたまたスパ利用時にもジャルパックのゲスト専用のラウンジがあったりと、付帯サービスには魅力的なものがいっぱい。余分にお金を出したり自分で努力しても得られない特別サービスがついている、それこそがパッケージツアーを利用する大きな利点なのだなと痛感しました。そういえば前回、格安旅行会社を利用したとき、ハナウマ湾などは予算に見合ったいいツアーが見つからず断念したのを思い出しました。ジャルパックの無料ツアーつきのパッケージは、スケルトンのツアーに比べるともちろん料金がぐっと上がります。が、こちらのパッケージで行けばなにも自分で調べたり手配したりする手間もなく、行きたいところにはすべて行けたはず。それならば、たとえ料金がスケルトンの倍でも”高い”とは感じなかっただろうなと思うのです。ノースショアツアーでは自由時間は3時間。ハレイワタウン近くにある有名なジョバンニのガーリックシュリンプワゴンにも立ち寄ることができる◇ジャルパック約16万円の成田発ホノルル3泊プラン、1人あたり(子ども料金は大人の料金から一律2万円引き)※2017年2月の利用時、4月から新商品となっている・航空会社…JAL・ホテル…ワイキキビーチの真ん中、ビーチサイドにあるシェラトン・ワイキキ・空港/ホテル間送迎(ホテルの部屋までスーツケース運搬サービス付き)付帯サービス・旅行会社ラウンジ…ワイキキの主要ホテルに5か所設置。シェラトン・ワイキキ内ラウンジにはキッズエリア、おむつ替えコーナー、ロッカーなども・朝食…ブフェ朝食クーポン2枚(1食35ドル相当)付き・トロリーパス…6ルートあり、主要な観光名所をカバー。アラモアナなどのルートは約10分間隔で運行・無料ツアー…ノースショア、カイルアタウン、ハナウマ湾などオアフ島の見どころを巡るツアーなど3ルート、滞在中はいくつでも参加可能・ベビーカーの貸し出しサービスありシェラトン・ワイキキホテルのエグゼクティブクラブラウンジからの眺め。この景色の中で朝食がいただけるプランもある<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2017年04月30日近ごろ耳にすることが増えた格安スマホ。なんでも、機能はほとんどそのままに、スマホの通信費がぐっと安くなるということで、乗換える人が近年増えているそうです。格安スマホの通信料金は事業者により異なりますが、現在大手携帯会社と契約中ならば、乗換えると月々3,000円前後の節約効果が期待できます。いちど乗換え作業をすればずっとこの効果が得られるので、できれば早めにしたいところ。ですが、まだなじみの薄いサービスとあって、手続き面で不安を覚える人が多いようです。そこで、格安スマホに乗換える方法を、3つのステップに分解して解説します。■ステップ1 解約現在契約しているキャリアのショップにて解約手続きを行いましょう。必要なものは印鑑や身分証明書など。会社によって異なるので、事前に確認を。<同じ電話番号を引き継ぐ場合>通信会社を変えても同じ電話番号を引き継きたい場合は、MNP予約番号というものを取得する必要があります。大手通信会社のMNP予約番号を取得するための連絡先は こちら を参考にしてください。この場合、新しい契約先にMNP予約番号を伝えて乗換え作業を行った時点で、前の通信会社とは解約になりますので、店舗に行く必要はありません。なお、電話番号を引き継ぐ場合はMNP転出料3,000円が余計にかかりますのでご注意を。■ステップ2 申し込み手続きを行ういよいよ申し込み手続きです。希望する事業者に申込みをします。準備するのはMNP予約番号と身分証明書などです。■ステップ3 乗換えを行うお申込みを行うと、手元にスマホ端末とSIMという小さなカードが届きます。SIMをスマホに挿入し、各事業者のマニュアルに従って操作すれば、乗換の移行作業は基本的に完了です。電話番号を引き継いだ場合はここでも電話番号の切り替え作業が発生します。ここでもお勧めしたいのがエキサイトモバイル! エキサイトモバイルの乗換えは簡単でしかも、乗換えを行ってから数時間後には開通するため、スマホが使えない日が発生しません。■まとめいかがでしたか? 難しそうな乗換えも、1ステップずつ進めていくと案外簡単なのです。とはいっても、プランが多かったり選べる端末が多かったりして、迷いやすいのも格安SIMの特徴。そこで、エキサイトモバイルではウーマンエキサイト読者にオススメのプランをご紹介しています。しかも このページ から端末・音声通話SIM・最適料金プランにお申込みいただいた方全員に、1万円のキャッシュバックを実施しています(※2017年5月1日11:59まで)!ぜひお見逃しなく!(エキサイトモバイル)
2017年04月27日行楽シーズンがやってきました。皆さん、旅行の予定はありますか?おトクに旅を楽しみたいとき、頼りになるのが旅行代理店です。ネット上は格安旅行代理店の情報であふれており、中には衝撃的な安さで販売されているツアーもありますね。しかし、ここで気になるのが先日起きた『てるみくらぶ 』の倒産問題です。帰りの飛行機が取れないため、旅行者は行き先から自力で戻ってこいという衝撃的な発表には、旅行愛好家ならずとも驚いてしまったはず。安いだけの代理店は危険。では、どの点に着目して選べばいいのでしょうか?今回は、安心できるツアー会社の選び方を解説していきます。●(1)国土交通大臣または各都道府県知事の認可があるか格安ツアー会社を見つけたら、まず最初に調べるべきはこれ。国土交通大臣または各都道府県の認可 を得ているかどうかです。近ごろ、旅行業の登録を受けていない“無登録業者”により旅行代金を騙し取られるというケースが発生しています。また、格安ツアーの中には外国の旅行会社もあります。これらと契約した場合、日本の法律に基づく保護を受けることができません。日本語のホームページを作っているので、一見分かりにくいのがネック。事業所の住所などはきちんと確認しておきましょう。登録済みの旅行会社なら、万が一のときも安心。支払後に会社が倒産しても、保証金を受け取ることができます。パンフレットやホームページの会社概要または旅行条件等に「国土交通大臣登録旅行業第○○号」や「△△知事登録旅行業第○○号」と記載があります。また、観光庁や各自治体のHPでも確認することができます。●(2)JATA(日本旅行業協会)、ANTA(全国旅行業協会)の正会員かJATA、ANTAはともに旅行代理店の業界団体。トラブルが生じた際に「旅行会社への指導」や「消費者相談窓口」にもなってくれる心強い存在です。JATAは年会費が高額なため、比較的大手の代理店が登録しています。一方のANTAは中規模、小規模の代理店が多くなっています。これらに加盟している旅行会社は、ホームページやパンフレットの社名欄に「JATA正会員」 などと記載されています。まれに「協力会員」や「賛助会員」となっているところもありますが、「正会員」でない限り旅行者に対するメリットはありません。そこまで細かく見ておきましょうね。●(3)その他にも気にしたいポイントその他、気にかけておきたい点を旅行好きの皆さんに聞いてみました。旅慣れしている人たちでも、格安旅行代理店でヒヤッとしたことは少なくないようです。●料金支払いでのトラブル格安だからといって安心していると、こんな落とし穴が待っていることが。『父が旅行を計画していたときです。クレジットカード払いができず、支払いは現金一括限定 。数十万円にのぼる旅行代金を現金で用意している姿を見て「ちょっとヘンだな」とは思っていましたが、案の定無登録業者でした。すぐに旅行はキャンセルさせました』(30代男性/会社員)『料金の督促が激しかった。入金締め切りまで何週間もあるのに、何度も「今すぐ払え」というメールが来た。最終的には電話がガンガンかかってくるようになり、まるで取り立てを受けている気がしました。無事に行けたからいいけれど、気分が悪かったですね』(20代女性/パート)クレジットカード払いを不可にしていたり、現金一括で支払えば大幅に値下げすると謳っていたりする会社は、もしかしたら金銭的に危ういのかもしれません。安心して出発するためにも、支払いに関してあまりにも不審な点があるなら避けたほうがいいでしょう。●連絡がない『お金を払っても、旅程表が一向に到着しない。出発の1週間前にようやく届いたと思ったら、どのホテルに泊まるのか書いてない。業を煮やして連絡しても、「担当から折り返す」と言いつつ全く連絡が来ない。挙句の果てには「ホテルがまだ取れていないんです」だって。書類送付や連絡関係が遅い 会社はダメです』(40代女性/主婦)報告、連絡が遅すぎるのも要注意。何か社内トラブルが起きており、連絡できない理由を抱えているのかもしれません。万が一「ただ忘れていた」というだけだったとしても、人の命をあずかる旅行代理店としてはあるまじき姿勢です。違和感があったらすぐ、キャンセルの可否だけでも確認しておきましょう。----------いかがでしたか?旅行は準備から楽しいもの。行き先を選び、日程を調整し、荷物をまとめ……ワクワクがたくさんだからこそ、最後まで楽しみきりたいですよね。そのためにも、旅行業者はしっかり選ぶべき。安いのは魅力ですが、それに目がくらんではいけません。ポイントをおさえて、優良な旅行業者を選びましょう!【参考リンク】・旅行業・宿泊業関係情報(旅行業者ネガティブ情報含む) | 国土交通省 観光省()・旅行者のみなさまへ | 一般社団法人 日本旅行業協会()・ANTAについて | 一般社団法人 全国旅行業協会()●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年04月26日格安スマホとは、MVNOと呼ばれる事業者が、大手携帯会社の通信網を借りて出しているスマートフォンのこと。言葉だけ聞くと、なんだかスマホの機能や通話品質が劣っているように思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。格安スマホの通信料金は事業者により異なりますが、大手携帯会社と契約中の人ならば、乗換えると月々3,000円前後の節約効果が期待できます。そのため、近年乗り換える人が増えているそうです。ただし、契約変更するだけで節約できるなら、すぐにでも切替えたいところですが、まだなじみの薄いサービスとあって、不安を抱く人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は格安スマホに乗り換える前に確認しておきたい4つの“D”をご紹介します。■DAY-契約更新月を確認する大手通信会社と契約している場合、契約更新月に解約しないと違約金が余計にかかってしまいます。そこで、契約更新月をチェックし、違約金がかからない期間を確認しましょう。確認方法は会社により異なりますが、主に以下の方法があります。・会員専用アプリを見る・会員専用ウェブページを見る・カスタマーセンターに問い合わせる・ショップで尋ねる■DEMERIT-格安スマホでできないことを理解する格安スマホの主要なデメリットは@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールが使えないことです。なお、無料で使えるメールアプリなどをインストールすれば、基本的にキャリアメールと変わらず利用することができます。昔はキャリアメールでしか登録できないサービスもありましたが、近年の格安スマホの普及に伴って、そのような縛りは減少傾向にあるようです。また、大手携帯会社と連動した年齢認証が必要なアプリでは一部機能が制限される場合があります。なお、通信の質面で、使える範囲が狭くなったり、速度が遅くなったりするのではという心配もあるようですが、まず使える範囲については、ほとんどの事業者が大手携帯会社の通信網を借りているため、心配はないと言えるでしょう。通信速度については、混雑具合にもよるため一概にいえないところがあります。速度を公開している事業者もありますが、実際は使用状況により大きく異なります。速度にこだわりがある場合は、ウェブのクチコミサイト等をチェックしてみてください。■DATA-自分の使用量を知る毎月の通信量をチェックし、今後どれくらいの量を使いたいかあらかじめ決めておきましょう。どれくらい使っているかわからない場合は、エキサイト株式会社が運営しているエキサイトモバイルが 目安 を出しているので、この表を見ながら、何GBにするか決めましょう。毎月使う量が変わるなど、決められない場合は、使ったら使った分だけ支払う従量制プランで契約するのがおすすめ。従量制を採用している事業者は少ないものの、エキサイトモバイルには 従量制のプラン があるので、気になる方はチェックを。■DEVICE-ほしい端末の目星をつけておく格安スマホ端末はたくさんあります。事業者によって扱っている端末が異なるため、先に必要な条件を念頭に入れておいた方がスムーズです。たとえば、「指紋認証は絶対に欲しくて、なるべく軽い端末。カメラは普通でOK」など、自分にとって欠かせない機能をまとめておくとよいでしょう。ちなみに、上記の条件をすべて満たすおススメ端末はHUAWEI nova。片手で操作できるコンパクトさのうえ、バッテリー容量やセルフィーのきれいさの面でもオススメしたい一台です。エキサイトモバイルで 購入できます 。なお、ドコモのスマホをお使いの場合、ドコモ系のMVNOなら端末を変更せずに格安SIMを購入するだけでそのまま使えます※。エキサイトモバイルでは、格安SIMのみの購入もできます。※稀に使えない端末もありますので、希望するMVNOにてご確認ください。■まとめ以上の4つのポイントを確認しておけば、だいたい準備OK。次は、具体的な乗換方法を3つのステップに分解して解説します。
2017年04月26日旅行の際にお世話になっている人も多い格安航空会社のLCC。LCCの登場で国内・国外旅行が非常に身近な存在となったのは間違いないでしょう。その“安さ”がクローズアップされることの多いLCCですが、 それを実現するためには目をつぶらなければならないデメリット も少なくありません。しっかり確認していないと、思わぬトラブルに見舞われることもあり、せっかくの空の旅が悲しくつらいものになってしまうこともあります。今回は、LCCを利用する際に気をつけたい注意点について紹介します。●(1)サービスの多くが有料徹底したコストカットを実現するために、通常受けられると思っているサービスの多くが有料での提供となっています。機内食はもちろん、お水1杯飲もうと思っても有料 。チェックイン後、搭乗ゲート前でペットボトルなどを購入することはできますが、高めの料金設定となっていることが多いでしょう。この他、座席の指定も有料になっていることが多く、オプションを付けなければ当日自動で割り当てられる座席に座るしかありません。●(2)荷物の制限が厳しい大手航空会社では手荷物を無料で預かってくれることが多いですが、LCCでは有料となっており、事前に申請しておかなければ追加料金を請求されることがあります。予約する際に申請していても料金は必要で、当日、申請していない荷物があったり持ち込みを予定していた荷物が重量制限に引っかかったりすれば、割高な料金が必要 に……。機内持ち込みの制限についても、大手航空会社が10kg程度であるのに対し、LCCでは7kgほどを制限にしていることが多く、いつもと同じ荷物なのに引っかかってしまったということもありえるでしょう。●(3)搭乗口が遠いチェックイン後は、保安検査場に行ったり搭乗口へ行ったりする必要がありますが、LCCではこの配置されている距離が非常に遠いことが多く、時間ギリギリで行動していると遅刻してしまうことも。たとえば成田空港では、電車で第2ターミナルに到着後、LCC専用の第3ターミナルまで15分ほど歩く こともあります。通路の途中にベンチや自動販売機などが置いてある休憩スペースがあるほどです。LCCを使う際には、空港に到着したからと安心せず、搭乗口などをしっかりと確認しておくようにしましょう。----------LCCのデメリットについて紹介しましたが、それを補って余りある“安さ”という魅力があるのは事実です。便利さ・快適さと安さをくらべて、どちらに魅力を感じるかで賢く使い分けるといいのではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年02月23日毎月の携帯料金が安くなる”格安SIM”というものを耳にしたことはありませんか?ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアのスマホを使っている人が多いと思いますが、複雑な料金体系 や高すぎる使用料 に頭を悩ませることもありますよね。もし安くなるなら乗り換えたいと思っても、聞き慣れない契約に挑戦するのは少し気が重いもの。そこで今回は、格安SIMのメリットと注意点について解説し、不安に思う人を後押ししたいと思います!●格安SIMのメリット3つ●(1)月々の料金が大幅に安くなる「端末代金が実質○円!」「他社から乗り換えで大幅割引!」などの値引きがあっても、毎月のスマホの支払いは7,000〜8,000円という人が多いのではないでしょうか。契約内容にもよりますが、月のデータ通信量は3GBにおさまる人がほとんどで、主要な格安SIMではこのプランだと月に1,600円前後 でスマホを使うことができます。月に5,000円以上の差があるということは、2年間使い続ければその差は10万円を超える ことに。SIMとは別にスマホを購入する必要がありますが、それを差し引いても料金の差は大きいと言えるでしょう。●(2)スマホの選択肢が多い格安SIMは、ドコモ(またはau)の電波を借りて運用されているため、ドコモ(またはau)のスマホを使っている人は、今持っているスマホをそのまま使うことができます 。また、使うSIMに縛りがないSIMフリーと言われるスマホであれば、ドコモの電波を使う格安SIMも、auの電波を使う格安SIMもどちらも使うことができます。電話やメール、LINEをして、たまにネットで調べ物をするぐらいという人であれば、それほどハイスペックなスマホは必要なく、1万円程度からスマホを手に入れられます。もちろん、最新のハイスペックスマホが使いたいという人も、SIMフリー端末は数多く販売されているため、選択肢は豊富です。今ではiPhoneもSIMフリーの端末を手に入れることができるため、これに格安SIMを入れれば月2,000円以下で最新のiPhoneを使う ことまでできてしまいます。●(3)2年契約などの縛りがない大手キャリアでスマホを使う人のほとんどが、2年間の継続利用を前提としたプランを契約していると思います。いわゆる“2年縛り”と言われるもので、他社に移ろうと思ってもこの縛りがあるため、2年に1度の更新時期でなければ違約金を請求されてしまう のです。また、他社への乗り換え(MNP)などで受けられる割引も2年間限りで、この更新タイミングで何もしなければ月の支払いが増えてしまうこともあります。格安SIMでは最初に契約した料金でずっと使い続けることができますし、長く使う人も使い始めたばかりの人も同じプランが適用され、複雑な料金に悩むこともありません 。万が一、使う格安SIMが気に入らず、「やっぱり他のSIMを使いたくなった」「大手キャリアに戻りたい」と思った場合にも、ほとんどのSIMは契約期間の縛りがないため、違約金なしで移ることができるのです。MNPでの転出をする場合にのみ1年間程度の継続期間が設定されていることがありますが、それを経過すればいつでも解約可能で、大手キャリアのように「更新月の1か月を逃したらダメ」ということもありません。魅力的なプランが次々と出てくる格安SIMだけに、“解約しやすい” というのは大きなメリットと言えるでしょう。●格安SIMの注意点3つメリットの多い格安SIMですが、気をつけなければならない点もあります。知らずに契約してしまって後悔することのないよう、しっかりとチェックしましょう。●(1)電話をよく使う人には向かない自分から電話をかけることが多いという人は、通話定額プランのある3大キャリア(docomo、au、ソフトバンク)で契約した方がいいでしょう。格安SIMの料金には通話料が含まれておらず、30秒で20円の料金がかかります。これだと30分電話しただけで1,200円 もかかってしまい、格安という恩恵を受けることができません。中には“5分以内ならかけ放題”というようなプランのある格安SIMもありますが、電話好きの人や仕事で使うという人は素直に大手キャリアのかけ放題プランがオススメです。とはいえ、気軽な電話であればLINEやIP電話などで済ませる人が増えていますから、これがデメリットになる人は少ないでしょう。●(2)LINEのID検索が使えなくなる連絡手段として最も使われているであろうLINE。これがなくなると困るという人は多いですよね。他人の連絡先を追加するときは相手のIDを検索して登録しますが、格安SIMではこのID検索が使えません。ID検索は悪用を防ぐため年齢認証が必要で、これは大手キャリアの契約内容と照合して行われるため、格安SIMでは認証ができないのです。ただし、ID検索以外にもQRコードやURLの共有などで追加することはできる ため、「ID検索でないと手間だ!」という人でなければあまり問題はないでしょう。●(3)時間帯によって通信速度が遅いことがある格安SIMはドコモ(またはau)の電波を借りて運用されているため、大手キャリアと比べると通信速度は遅い傾向にあります。特に、スマホを使う人が増える朝の通勤時間やランチの時間などは、速度が大きく落ち込むこともあります。それでも「ネットが開けない」「メールが送信できない」といったことはありません 。ただし、中には使い物にならないほど速度低下してしまうSIMもあるため、契約する際にはSIMの評判を調べたり、主要なSIMから選択したりするようにしましょう。●格安SIMに乗り換えるかどうかの判断ポイントメリットや注意点について紹介してきましたが、この安さを見てしまうと、多少不便があっても使ってみたいと思うのではないでしょうか。大手キャリアでの契約と違い、スマホ本体と通話・通信契約を別々にしなければならないため、手間がかかるというのは確かです。また、格安SIMはスマホ本体の割引がないため、どうしても初期費用が高くなってしまい 、それを理由に踏み出せないという人もいるでしょう。しかし、目先の出費にとらわれず、2年間でかかる総額 を計算し比較した場合、契約途中で違約金を支払う必要があったとしても、大幅な節約ができることがほとんどです。また、大手キャリアのように店舗がないため、基本的にはネット上で申し込みを行わなければならない格安SIMですが、最近ではカウンターを設置して対面での契約を行う会社も増えています。サービスを削ったことで成り立っている安さだと考えると、自分でトラブルに対処できる人にとっては歓迎すべきことです。2年間の維持費やサービスの手厚さなどを総合的に見て、これからのスマホライフを見直してみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・料金・割引 | NTTドコモ()●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2016年11月26日LINEがMVNO事業に参入する。今夏にスタートする「LINE MOBILE」は月額500円(税別)からの”格安SIMサービス”で、コミュニケーションツールが使い放題になるといった特徴を持たせた。LINEの狙いはどこにあるのだろうか。本稿で詳細をお伝えする。○MVNO事業参入の狙いLINEは24日に開催した事業戦略発表会にて、「LINE MOBILE」ブランドとしてMVNO事業に参入することを発表した。NTTドコモの通信回線を利用するサービスで、提供開始は今夏になる見込み。登壇したLINE 取締役CSMOの舛田淳氏は、MVNO事業参入の狙いについて「国内におけるスマートフォンの普及率は、まだ50%程度。ソリューションを提供するなど、LINEが何らかの対応を行うことでスマホユーザーを増やすことができるのであれば、私たちのみならず他の方のメリットにもなる。MVNOの認知度は上がっており、いまが参入のタイミングと判断した」と説明した。LINE MOBILEが打ち出す特色は”アンリミテッドなコミュニケーション”で、まずは「LINE」「Facebook」「Twitter」で消費するデータ通信容量を無料化する。アプリの選定理由について、舛田氏は「LINE、Facebook、Twitterは、国内の月間アクティブユーザー数ランキングでiOS/ Androidそれぞれにおいて上位5位以内に入る人気ツール(App Annie 2015 Retrospective Reportによる)であるため」と説明した。LINE MOBILEではFacebook、Twitterの閲覧・投稿、およびLINEにおけるトークのやりとり、タイムラインの閲覧・閲覧、無料通話などが無料化される。ここで、舞台上にはTwitter Japan 執行役員の味澤将宏氏が招かれて挨拶した。味澤氏は「Twitterのミッションは、世界の人々と情報を共有する力を、全ての人に提供すること。LINE MOBILEは、コミュニケーションツールの利用を活性化する取り組みだと理解している」と話し、今回の取り組みを歓迎していた。将来的には、コンテンツのリッチ化が進む「動画」「音楽」「音声」といったコンテンツサービスにおけるデータ通信量をカウントしないプランの提供も視野に入れている。まずは「LINE MUSIC」において楽曲のデータをダウンロードする際に消費するパケットが無料化される予定で、これをLINE MUSIC以外の音楽配信サービスにも適用していく考えだという。舛田氏は「LINE MOBILEは、LINEのためのサービスではなく、ユーザーのためのサービス。様々な使い放題の”UNLIMITED”なサービスを、パートナーとともに実現していきたい」とアピールした。○採算はとれるの?舛田氏は、質疑応答と囲み取材にも対応した。記者団から料金プランの詳細について聞かれると、舛田氏は「競合サービスがあるので、今回は敢えて発表しなかった。ローンチまでの間で発表していきたい」と答えるにとどまった。どこまで無料化していくつもりか、との質問には「全てとお答えしたいが、コストの問題もある。まずは大きなトラフィックのところからスタートしていく。音楽から始めて、そのほかの分野にも波及させていきたい。現時点では、まだ範囲を決めていない」と回答。収益については「LINE MOBILE単独で、しっかりと収益を上げていきたい」とし、SIMフリー端末を使うのか、端末とのセット販売などは考えているのか、といった質問にはいずれも検討中として明言を避けた。LINE、Facebook、Twitterでは大きな容量の動画も流せるが、それで採算はとれるのかとの質問には「それを前提としてシミュレーションしている。大きな容量の動画が使われることも把握して、試算した結果やれると判断した」と自信を見せた。未成年はLINE MOBILEを契約できるのか、と聞かれると「基本的には、一般の通信キャリアさんと同じスタンスになる」との見方を示した。相互接続するのかMVNEを利用するのか、との質問には「MVNEとの接続になる。MVNEの発表は現時点では見送りたい」と明言を避けた。Instagramについては「若い方々に人気の、いま伸びているサービスと認識している。今後、検討していきたい」。LINE MOBILEのターゲット層については「フィーチャーフォンをお使いでスマートフォンにしようか迷っている方々に加え、すでに他社のMVNOサービスをお使いの方々にも響くと考えている」と述べた。MVNOには通信速度が出ないといった声が聞かれるサービスもあるが、と聞かれると「安定しない、速度が出ないといったことに関してはユーザー様は敏感。そのようなMVNOは、選択肢として選ばれなくなる。私たちは、きちんと最善のプランを提供していきたい」と説明した。
2016年03月24日●「ワイヤレスゲートSIM FON PREMIUM Wi-Fi」の特徴ワイヤレスゲートは16日、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで記者説明会を開催。LTE通信が使い放題となる格安SIMサービスを発表した。全国のヨドバシカメラ、通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」で同日より発売する。本稿では同記者説明会の模様をレポートする。○4つのポイントを実現する新SIMワイヤレスゲートの格安SIMサービスは、全プランが「使い放題プラン」(直近の使用量によって制限がかかる場合がある)で、「業界最安値水準」、世界200カ国以上にある「FONが保有するWi-Fiスポット1,900万カ所以上」が利用でき、かつ「解約金0円」を実現したもの。なおLTE通信による速度は上り/下りとも最大3Mbps。登壇したワイヤレスゲートの代表取締役CEOである池田武弘氏は、同社のネットワーク設計を「Wi-Fiが主で、LTEが(エリア補完的な)従の関係」と説明。ユーザーがFONのWi-Fiネットワークをメイン回線として使うことを想定している。モバイル通信網はNTTドコモのネットワークを利用する。同じく登壇した取締役CAOである原田実氏は「いま他社さんでも様々なサービスを提供している。何を選んだら良いのかわからない、というのがお客様の正直な気持ちではないか。そこでワイヤレスゲートでは追加料金のかからない、安心の使い放題プランを提供する。料金も業界最安値水準で、ご加入いただきやすい」とアピールした。ヨドバシカメラの専務取締役販売本部長である日野文彦氏は「携帯電話料金の見直し議論があり、また格安SIMサービスの注目度が増していることで、お客様からの問い合わせも増加している」と説明。ヨドバシカメラでは昨年4月から”なんでも相談カウンター”の設置を進めており、近いうちに全23店舗で利用できるようになるという。「消費者にとっても良い方向に進んでいる。ヨドバシカメラでは社員の教育もしっかりしていく。今後とも、サービスをお客様にわかりやすく説明していきたい」と意気込んだ。説明会後には囲み取材を実施。前出の2名に加えヨドバシカメラの事業部長である松月俊雄氏も対応した。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは最近、売り場の配置を変えた。これについて、同氏は「昨年12月頃に格安SIMサービスをご利用のお客様が増えた。今年の2月に大手キャリアの販売方法が変わったことで、さらに増えた。そこで、今までは奥に設置されていたコーナーを入り口付近に移動して、売り場面積も広くした。従来の倍以上のお客様に対応できるようになった」と説明。同店では現在、13キャリアのSIMカードに対応。音声通話対応SIMに関しては10キャリアのSIMを店頭で開通できるという。●ワイヤレスゲートが狙う層○どういった層に便利かワイヤレスゲートの「Wi-Fiを主、LTEを従」としたネットワーク運営方針はユニークだ。同社の説明では、ターゲット層にはライトユーザーを想定しているという。そこで、さらに具体的に、どのようなライトユーザーに響きそうかを考えてみたい。まず頭に浮かぶのがシニア層、ジュニア層、ヘビーユーザーの2台目需要といったところだが、ほかにも例えば生活費をできる限り節約したい新社会人が、自宅に固定回線を引く代わりにワイヤレスゲートの”使い放題プラン”のみで済ませることも可能だろう。国内における利用者拡大の成否は、当然のことながらWi-Fi環境の整備をいかに素早く進められるかにかかっている。そこで気になるのが、FONのルーターの評判。かつて大手キャリアが無料で配布し、「つながらない」などのトラブルを起こしたことがあった。まずはこれを払拭したいところだ。ワイヤレスゲートではフォン・ジャパンと協力して、国内における整備を進めていく方針だという。直近の動きとしてはニセコリゾートをFON Wi-Fi化し、浅草地域にもWi-Fiスポットを増やしていくとしている。海外でも現在、FONによるスポットが拡大している。したがって海外に頻繁に出かける人にとっては利便性が高いと言える。海外渡航者向けのモバイルルーターをレンタルする必要がなく、まして地元で対応するSIMカードを購入する必要もない。普段使いのスマホで、向こうでもWi-Fiが使えるわけだ。逆に、年に数回も海外に行かない人にとっては、こうしたメリットも感じられないだろう。国内においては、在日外国人の需要が高まりそうだ。滞在期間が短い在日外国人にとって、契約期間に年単位の”しばり”があり、解約時には”解約金”がかかってしまう大手キャリアは契約しづらい。そこで格安SIMサービスが検討の候補に挙がるが、外国人にとってなじみのあるFONのWi-Fiスポットが利用できるワイヤレスゲートの新プランなら、解約金も0円であることもあり導入へのハードルは低いはずだ。先の囲み取材で、ヨドバシカメラの松月氏は「今後も格安SIMサービスの取り扱いを増やしていく」と明言した。売り場で取り扱う量は現在、大手3キャリアを10とすると、格安SIMサービス全体で2~3程度だが、これを1年間かけて4~5くらいまで伸ばしていく方針だという。MVNO事業者にとっては、生き残りをかけた勝負が続く。群雄割拠の格安SIM市場、今後はサービスの差別化がますます重要なポイントとなりそうだ。
2016年03月16日●MVNOのサービス普及を阻害する要因とはおなじみの大手携帯会社よりも、ぐんと安くスマートフォンが使えるのがMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスだ。"格安スマホ"、"格安SIM"の利用者は増加の一途をたどり、追い風も吹く。しかし、本格的な盛り上がりは、まだこれからだ。MVNOはどんな課題を抱えているのか。○大手携帯キャリアの実質ゼロ円端末の自粛の影響は?格安なモバイル通信サービスを提供するMVNO。そのMVNOに今、サービスの普及を促進する追い風が吹いている。総務省が昨年12月に公表した指針(スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針)が風を送り込んだ。この指針は、昨年9月に安倍首相の指示のもと、家計に占める通信料金の負担軽減を目指し、有識者、業界関係者の議論を経て、総務省が取りまとめて公表したもの。そこにMVNOのサービス普及・拡大を後押しする材料がいくつか盛り込まれている。大手携帯会社3社が2月から実施した実質ゼロ円以下での端末販売をストップしたのは、まさに、同指針の流れを受けたものである。これによって生じたのは、1月と2月におけるスマートフォン販売台数の劇的な変動だった。1月末までは従来どおりの販売を行ったため、駆け込み需要が発生、2月以降は、その反動が生じた。BCNの調査結果によると、1月のスマートフォン販売台数は、大手携帯会社3社ともに前年同月比3割の大幅増となった。しかし、2月には一転、同約3割減となっている。KDDIの田中孝司代表は2月初頭に「(前年同月比で)2月は確実に2割は落ちている。店舗によってはもっと影響も出ていると思う」などと発言したが、それ以上の悪い結果となったわけだ。2月になって販売が低迷し始めた大手携帯会社のスマートフォン。大手が失ったユーザーの行き先は、通信料金の安いMVNOとなりそうだ。BCNでの調査結果では、MVNOのサービスが伸びていることがわかる。しかし、MVNO各社としては「今は販売に結びついていない」というのが共通の感覚。そもそも母数が少なく、例月増加傾向にあり、極端に増えているとは実感できないのだろう。MMD研究所の調査結果によると、格安SIMの利用者はわずか6.9%、増加傾向にあるとはいえ、まだ少数派なのだ(2016年1月「格安SIM利用者意識調査」)。追い風吹けども盛り上がり切れない、それが今のMVNOだ。大元の原因として、2年間の継続利用を前提に基本料金を割り引く、いわゆる"2年縛り"の存在がある。契約後、2年経過後の一定期間外(更新月以外)の契約解除は、1万円近い違約金の支払いが必要になるというルールだ。現在は、このルールがMVNOへの移行を鈍らせる足枷のひとつになっている。いわば、MVNOへの移行を促す追い風は吹いているが、2年縛りという衝立(ついたて)が風通しを悪くしているのである。●漠然とした課題に挑むMVNO○とらえどころのない課題普及・拡大に向けては、MVNO各社の努力も必要となる。格安SIM、格安スマホという言葉が広まったのは2014年。すでにかなりの月日が経過しているが、現在のターゲットはまだ、情報感度の高い"アーリーアダプター"。一般層への普及はこれから、というのがMVNO各社の見方だ。では、ターゲットの取り込みに向け、どんな課題があるのか。端的にまとめると、実にとらえどころのない課題だったりする。なぜなら、"漠然とした不安の解消"だからだ。ターゲット層は現在、「格安SIM」「格安スマホ」という言葉を認知したに過ぎない。MVNOには「よくわからない。だから不安」「今使っているアプリがそのまま使えるならいい」といった声が届くという。言葉の認知からの先が進んでいないのだ。○あの手この手で対応するMVNOそのため、MVNO各社はあの手この手を尽くしている。解決策のひとつが、リアル店舗での対応だ。2015年あたりから、MVNO各社は家電量販店を中心に専用ブースを設置、アンテナショップを設けて、対応を進めているところもある。いずれも、顔が付き合わせながら、見込客の不安をひとつずつ解消していくのがひとつの狙いだ。キャンペーンからもその一端が伺える。「OCN モバイル ONE」を展開するNTTコミュニケーションズ、「mineo」を展開するケイ・オプティコムなどでは、「お友達紹介キャンペーン」を実施。「近しい人からの意見や後押しがターゲットの不安解消につながる」(NTTコミュニケーションズ担当者)と見ている。「mineo」を展開するケイ・オプティコムは、別の角度からも攻める。企業からの情報伝達では、"何か裏があるのではないか"といった疑念を抱かせてしまう場合がある。誤解を避けるためにも、コミュニティサイトの「マイネ王」をうまく活用している。同サイトによって、リアルユーザーの本音を伝達し、不安解消の効果を見込むほか、そこでの声を拾ってサービス改善にも役立てているという。○機が熟すのはまだ先こうしてMVNOの状況を見ていくと、追い風は吹きつつも、流れに乗るには、まだ時間がかかりそうだ。足枷の"2年縛り"については、ドコモが解約期間の延長を3月に発表。無料での解約期間を従来の1カ月から2カ月に引き伸ばした。さらに今春以降、携帯キャリア3社が順次、新たなルールを策定し、条件を改善する方向にあるとされている。しかし、いずれもMVNOへの流れ込みが期待できるのは先の話だ。"漠然とした不安の解消"についても、根気のいる取り組みになるだろう。先に述べた、大手の実質ゼロ円以下での端末販売の自粛も、端末価格が体感的に値上がりすることで、「利用者に端末料金を意識してMVNOに目を向けるきっかけになりそう」「端末を長く続ける流れになりそう。2年縛りが切れた段階で、訴求したい」(MVNO幹部)とするが、これも効果がでるのはまだ先のことだ。今はただ、機が熟すのを待つ。そんな状況にMVNOは置かれているのではないだろうか。
2016年03月16日カカクコムは3月4日、購買支援サイト「価格.com」にて、2016年版「スマートフォン・インターネットの通信料金・利用実態調査」「格安SIM・携帯キャリア・プロバイダ満足度ランキング」を発表した。○格安SIM、重視するのは「月額料金の安さ」ファミリー層における格安SIM利用率は5%程度。一方、大手携帯キャリアの利用率は、2人世帯で49.7%、3人以上世帯で64.5%に上った。単身層では、30~40代の格安SIM利用率が13.6%と比較的高かった(10~20代は5.3%、50~60代は4.4%)。平均月額料金は、格安SIMが1,600~1,800円程度、大手携帯キャリアが約8,200~8,700円と、両者の間で7,000円程度の差がみられた。月間の平均データ通信量は、いずれの層も格安SIMは2~3.5GB程度、大手携帯キャリアは3~4.9GB程度となっている。10~20代の単身層は、格安SIMが3.5GB、大手携帯キャリアが4.9GBと、共に通信量が多い結果になった。事業者選びの際に重視するポイントは、格安SIM派は「月額料金の安さ」がトップ、大手携帯キャリア派は「家族割」と「電話番号が引き継げる」が上位に入った。各部門の満足度ランキングをみると、格安SIM部門の1位は「mineo」、2位が「IIJmio」、3位が「OCN モバイルONE。大手携帯キャリア部門1位は「docomo」、2位が「au」、3位が「SoftBank」、モバイルWi-Fiルーター部門の1位は「SoftBank」、2位が「docomo」、3位が「UQ WiMAX」となった。同社は「格安SIMの認知率自体、ITリテラシーが高い30~40代男性で高くなる傾向がある。そういったガジェットやデジモノに興味がある男性が格安SIMを利用されているのではないか」と分析している。調査期間は2016年2月10~12日、有効回答数(15~69歳)は実態調査4,792人、満足度ランキング4,515人。
2016年03月04日●MVNOのサービスも横並び「格安SIM」「格安スマホ」で注目される仮想移動体通信事業者(MVNO)だが、音声通話が従量制で料金がほぼ同じであるなど、サービスの横並び傾向が強いのも事実。それを解消する鍵として、最近、「HLR」「HSS」と呼ばれる加入者管理データベースが注目されている。MVNOがそれを導入すれば、音声通話定額などの新サービスを生み出すことが可能となるが、ハードルの高さから各社の姿勢も異なる。実際、加入者管理データベース導入がMVNOにどのような影響を及ぼすのだろうか。○実は横並び傾向が強いMVNOのサービス大手携帯電話キャリアのネットワークを借りて通信サービスを提供しているMVNOが、ここ数年で急速に存在感を高めている。その理由は、大手キャリアと比べ通信費が圧倒的に安いことにある。実際多くのMVNOのサービスを見ると、データ通信専用のサービスであれば、高速データ通信容量が3GBのプランで月額980円程度が一般的。音声通話が可能なプランであっても、同じ容量で1,600円程度であることから、基本料だけを見れば月額7,000円前後の料金が一般的な大手キャリアのサービスと比べると、いかに安いかがわかる。もちろん、大手キャリアと比べるとサービスに制約も少なくない。MVNOは店舗が少なくインターネット販売が主体であるなど、特にスマートフォンに詳しくない人に向けたサービスやサポートの充実度が弱いというのはよく言われることだが、もう1つよく指摘されるのは、音声通話サービスが非常に弱いことだ。実際、MVNOの音声通話サービスを見ると、通話料が30秒20円に設定されていることがほとんど。大手キャリアで一般的な通話定額サービスも提供されていないなど、データ通信と比べかなり割高に設定されていることが分かるだろう。IP電話やプレフィックス番号を使った発信を用いることで、通話を安価にできる独自サービスを提供するMVNOもあるが、携帯電話番号とは異なる番号からの発信になる、110番などの緊急通報などがかけられないなどの弱点があるため、キャリアのサービスと比べると弱さを感じてしまうのは事実だ。ではなぜ、音声通話サービスが割高で、しかも各社ともに同じ料金となっているのだろうか。その理由は、簡単に言ってしまえば大手キャリアがMVNOに対し、音声通話サービスに関しては30秒20円で通話できるプランしか提供していないため。MVNOはあくまで大手キャリアから回線を借りてサービスを提供する立場であるため、通話定額サービスのように大手キャリアが提供していないサービスを自身で実現することは難しいのだ。実はデータ通信サービスに関しても、多くのMVNOの料金を見比べると、多少の違いはあれどほぼ横並びとなっている。これもMVNOがキャリアからネットワークを借りる際に支払う接続料が、どのMVNOに対しても共通となっていることが大きく影響しているのだ。●独自サービスが提供しづらい本当の理由○横並び解消の鍵となる「HLR」「HSS」とはそうしたMVNO間の横並び問題を解決する鍵として注目されているのが、「HLR」(Home Location Register)と「HSS」(Home Subscriber Server)と呼ばれるものだ。HLRやHSSは、いずれも「加入者管理データベース」などと呼ばれているが、要するにスマートフォンに挿入して利用する、モバイル通信を利用する際に必要なICカード「SIM」を管理するための仕組みである。SIMには電話番号をはじめとして、通話や通信をするのに必要なさまざまな情報が記録されているが、それを管理しているのがHLRやHSSなのである。そしてHLRやHSSは、SIMを挿入した端末がネットワークに接続する際、そのSIMが正しい契約がなされているものかどうか、どのネットワークが利用できるかなどの認証をしたり、どの基地局に接続しているのかなどを登録したりするのに使われており、携帯電話のネットワークを円滑に利用する上で非常に重要な役割を果たしているのだ。現在のところ、このHLRやHSSは、MVNOが回線を借りている大手キャリアが保有しており、MVNOは大手キャリアが管理しているSIM、例えばNTTドコモのMVNOであれば、NTTドコモからSIMを借りてサービスを提供している。つまりHLRやHSSの部分をキャリアに依存しているため、キャリア側が提供するSIM、ひいてはそれに紐付くネットワークやサービスしか利用できないのである。MVNO側がサービスを独自に設計し、提供することが難しいのには、そうした理由があったわけだ。○タスクフォースを受けて自由なサービス設計へそこで現在進められているのが、キャリアが持つHLRやHSSを開放し、MVNO側がHLRやHSSを独自に持てるようにしようという動きである。2015年に実施され、大きな話題となった総務省の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」においてもこの点について議論がなされており、このタスクフォースの結果から提示された「スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針」においても、HLRやHSSなどの加入者管理機能を「開放を促進すべき機能」として位置づけられ、総務省が事業者間協議の促進を図るとしてされている。では、HLRやHSSがMVNOに解放されると何ができるのかというと、MVNOが独自にSIMを発行できるようになり、特定キャリアのネットワークに縛られることなく、より自由なサービス設計ができるようになる。例えばNTTドコモだけでなく、auやソフトバンクのネットワークを組み合わせたサービスを1枚のSIMで提供できるようになったり、海外にSIMを持ち出した際、より割安なキャリアの料金プランで利用できるサービスを提供できたりするようになる。●MVNO再編の動きにも○HLRやHSSの開放がMVNO再編の契機に?だが、自由には責任が伴うのも常である。HLRやHSSをMVNO側が持ち、独自のサービスを提供できるということは、すなわち自らHLRやHSSの設備を持って安定的に運用するためのコストが必要であることも意味している。現在は、そうした設備を大手キャリア側に任せている分、MVNOも設備投資にかかるコストが抑えられている。だが、MVNO側がそれらの設備を持つとなると、それなりのコストと手間が発生する上に、障害が起きた時の影響も自社だけに限らなくなるため、大きな責任も発生してしまうのだ。一部では、HLRやHSSなどの導入には30~40億円くらいかかると言われており、小規模な事業者が多いMVNOにとってかなりの投資額だ。一方で、HLRやHSSの導入によってサービスの自由度は高まるものの、投資コストの回収なども必要となるため、現在よりも安価でサービスを提供できるかというとそうとは限らず、むしろ高くついてしまう可能性のほうが高くなる。そうしたことから、MVNOのHLRやHSS開放に関する関心は高いものの、その導入に関しては温度差がある。開放後の設備導入に最も前向きな日本通信の代表取締役社長である福田尚久氏は、1月22日の事業戦略説明会において、先のガイドラインによって打ち出されたHLRやHSSの開放に関する動きを「第2の規制緩和」であるとし、それを受ける形で通話定額サービスなどのさまざまなサービスを実現する方針を打ち出している。さらに同社は既に10億円規模の投資を実施していることから、HLRやHSSの導入に必要とされる投資額も「現実的なものだ」としている。だがそれ以外のMVNOは、HLRやHSSの導入に慎重な姿勢を崩していない。1月19日に実施されたインターネットイニシアティブ(IIJ)の記者説明会で、ネットワーク本部技術企画室の佐々木太志氏は、投資コストがかかることから、格安SIMとして知名度を高めている現在のMVNOと、HLRやHSSの開放は「必ずしも親和性が高いものではない。投資に見合う新たな事業の立ち上げが求められる」と話している。同様の発言はケイ・オプティコムや楽天など、いくつかのMVNOの記者説明会で見られ、多くのMVNOが導入に慎重な様子であることをうかがわせている。こうしたMVNOの反応を見るに、実際にコストをかけてHLRやHSSを導入し、独自のサービスを提供できるMVNOの数は相当限定されるものと考えられる。それ以外のMVNOは、差別化が難しく価格競争が激しい中で現在のサービスを続けるか、HLRやHSSを導入したMVNOから回線を借りて差別化を図るか、あるいは撤退するかの3択を迫られることとなり、将来的にはMVNOが、水面下でいくつかの陣営に統合されていく可能性が高い。HLRやHSSの開放は、急速に増え200社を超えたとも言われるMVNOの、再編の口火を切る大きな契機となるかもしれない。
2016年02月05日