シンガーソングライターにして俳優の中川晃教が、デビュー15周年を迎え精力的に活動している。7月にはミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で実在するシンガー、フランキー・ヴァリ役を熱演。この後も『マーダー・バラッド』『フランケンシュタイン』と出演作が目白押しだ。そんな中、この夏には自身のルーツである“音楽”に焦点を当てたライブコンサートも立て続けに開催。中川に話を訊いた。チケット情報はこちら8月8日には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とともにコンサートを行った。「やっぱり(歌手として出発した)デビューを振り返ると“音楽”というものが一番、僕の核になっていると思うんです。その音楽で、デビューの月に皆さんと触れ合えることが出来た。僕にとっても本当に特別な一夜でした。あの日はフルオーケストラならではの音楽の中で、僕がこの15年で培った経験が歌声として表現できたらと思ってやりました」。あの日オーケストラをバックに届けられた中川の歌声はどこまでも透明で美しく、感動的だった。その感想を伝えたところ「嬉しい!」と少年のような顔で笑う。「でも客席の一番後ろまで届くような濁りのない歌のイメージというのは、ミュージカルをやったことによって自分が得ることできた歌唱だと思っています。僕自身、最初の誰に教わったわけでもない音楽家としての第一歩の歌い方が“1stボイス”、その後ミュージカルなどの出演を経て、テキストや譜面の中で求められる声に、自分の個性をどう乗せていくかという経験からの歌声が“2ndボイス”と位置づけているのですが。今“3rdボイス”という次のステージを見始めています。それは『ジャージー・ボーイズ』のフランキー役に出会ったことが本当に大きい。彼特有の“トワング”という発声を含め、その声の出し方を取得することで、これだけの音楽性が自分の中で広がるんだということを実感しています。それは一言で言えば“みんなから愛される声”かな(笑)? その声を聞いたらみんなが「中川晃教ね」って思ってもらえる、その声を極めていきたいです」。すでにボーカリストとして、ミュージカル俳優として唯一無二の立ち位置を確立している彼だが、さらに高みを目指しているようで、そのあくなき向上心に驚かされる。さて、彼が次に開催するのは、音楽を追求する“I Sing”シリーズのオールタイム・ベストコンサート『I Sing~Crystal~』。「15年僕と共に歩んでくれた人、1か月前に僕を知ってくれた人、すべての人にとっての“中川晃教の最高の今”をお届けしたいです。バンドでやるのも2年ぶり。だから8月のコンサートともまったく違うものになりますよ! みんなで一緒に楽しめるもの…“一体感”を大切に作りたいです」。アニバーサリー・イヤーをまさに止まらない勢いで駆け抜けている中川。最後に、彼にとって音楽とは? と訊いたところ「成長していくもの。すごくのびしろがあるもの」と即答した。まだまだ、彼の飛翔は終わらない。コンサートは9月18日(日)に東京国際フォーラム ホールCにて開催。
2016年09月12日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「パパ活」。決してカラダの関係は持たず、ただごはんをご馳走してくれたりプレゼントを買ってくれる“パパ”を探す活動のことをいう。さて、この「パパ活」に対する土田さんのご意見は?***パパと呼ばれようが何と呼ばれようが、いつの時代も“若い女のコが好き”っていうオジサンの性みたいなものは変わらないってことでしょ。キャバクラと同じ感覚で、オジサンは女のコと飲みたいし、おしゃべりしたいんです。しかも“若い”女のコと。その需要がある限り、若いという特権は使えるうちは使えばいいと思いますよ。ただし、年齢とともに寂しい思いをしてくるはずですけどね、確実に。おいしい食事ができたり、欲しいものを買ってもらったり、そういう贅沢をしたいだけと割り切っているなら別にいいんじゃないですか。ただ、パパ活中心の生活になっちゃうと、どうかなとは思います。勘違いしちゃいけないのは、あくまでも主導権はお金を持っているパパ側。そんな生活が一生続くわけがなく、いつだって切られるリスクはあるわけですしね。パパをつなぐための手段でエッチしたりするのは、アナタの格が下がるだけ。それこそ愛人みたいな扱いになっちゃう。ちゃんと自分の生活がありつつ、“期間限定”のバイト感覚くらいが、ちょうどいいのでは。◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年9月7日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年09月06日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回は「察してちゃん」。男子100人にアンケートを実施したところ、65%がナシと回答!気づけという自己チューな態度、無言の圧力にはNOとばかりに、男性からの支持は少数。単にKYな女性とも思われがちだ。さて、土田さんの意見はというと…?***正直言って、女性には多いタイプですよねぇ。大宮で実家暮らしだったころの彼女とも、そんなやりとりがあったのを思い出しました。彼女「いま大宮にいるんだけど」、僕「ふーん」、彼女「…え?ふーんじゃなくて、大宮にいるんだってば!」、僕「へえ。で、なんの電話?」彼女「これから家に遊びに行くから、駅まで迎えに来て」、僕「ああ、いいよ」。最初から本音を言ってくれたらいいんですよ。こう見えて僕だって、武装解除するのは早いですから。回りくどい態度に対して面倒だと思っているこちら側の気持ちを、逆に察してほしいわけで。自分の感情のままに相手が動いてくれないと不満に思うわけでしょ。単に、自己チューを撒き散らしているだけ。その場の空気を読めるかどうかだと思うんですよね。そこに気づかずそのまま察してちゃんを押し通していると、それこそ誰も察してくれなくなっちゃう。いつのまにか周りの人たちを遠ざけてしまって、「あのお局さん、めんどくさ!」なんて陰で言われているかもしれませんよ!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年8月31日号より。文・神保亜紀子(C)g-stockstudio
2016年08月25日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回は「余裕のある女」について語っていただきました。余裕のある女とはいつも落ち着いていて、習慣や価値観の違いを受け入れてくれる。男性が求める母性や包容力に満ちた人。『anan』で男子100人に行ったアンケートによると「アリ」と答えた人が79%と予想通りの支持率。さて、土田さんの意見はいかがでしょうか。***余裕=相手を受け入れる能力に長けた人が持っているもの。男女問わず好かれると思いますね。ただ、男の場合の“余裕がある男”とは、経済力やステイタス、女性の場合は母性や包容力だったりする。だから、ちょっと意味合いは違いますけどね。そもそも男は、その包容力に頼りたい願望が強いと思うんです。少なくとも、僕は一番好きなタイプ。基本、勝手にさせてくれているんだけど、その人の手のひらで転がされている。ほったらかしのようで、ちゃんと気にしてくれている。男にとっては、最高のパートナーですよ。男側もそこに気付かなくちゃいけないし、感謝しなくちゃダメ。ちゃんとしなくちゃという気にもさせてくれますしね。ありがたいの一言!結婚したら、なおさら。夫をいつも「すごいね~」って褒めたり持ち上げていればいいんです。そしたら、バカみたいに家事も子育てもはりきってやりますよ。男をうまく乗せられるのは、余裕がある証拠。自分の感情の一歩先を読む力がある、賢い女性だと思いますけど!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年8月10日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(C)svetikd
2016年08月07日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「遠恋」。男子100人にアンケートを実施した結果、53%が遠恋を支持。男性には、遠距離=束縛されない・自由、または大した問題ではないのか?女性のほうが離れていることの不安感が大きいのは確か。さて、土田さんのご意見は?***僕自身も遠距離恋愛の経験アリ。僕の性格からして、毎日会うなんてイヤだったので、距離に救われていました。ただ、埼玉と神奈川っていう、がんばれば会えちゃう中途半端な距離だったので、クルマで彼女を自宅まで送った時の帰り道はしんどかったな…。遠恋がアリとはいえ、一緒に過ごす時間がある程度はないと、二人の関係って構築しづらいと思うんですよね。遠恋の場合、その“一緒に過ごす時間”が圧倒的に少ないわけでしょ。ちょっと片思いにも近い状況ですよね…。“遠恋”ってことば自体がドラマティック。だからこそ盛り上がれるってこともあるんじゃない?いっそのこと、悲劇のヒロイン気取りでもいいと思うんです。こんなに好きなのに、この距離のせいで会えない…。今度会う時は、なにを着ていこう、どこへ行こう…。なんていうふうに、会えない時間をあれこれ妄想に費やせばいいんですよ。ポジティブに考えれば、遠恋も楽しくなる。幸せなことですよね~。ただし、離れている彼氏がどう思っているかは別ですけれどね!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年8月3日号より。文・神保亜紀子 (C)praetorianphoto
2016年08月02日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回は「出落ち女子」。男から見て会った 瞬間が最も価値が高く、それ以降価値 を感じない、見た目だけが良い女性のことです。男子100人に出落ち女子についてアンケートしたところ、「ナシ」が75%と圧倒的に。見た目が良ければOKという単純なことではなく、外見と内面のバランスがとれてなければ価値は見出せない、というシビアな結果に。 土田さんの意見は?***見栄えがいい人って、まずモテますからね。そうやってチヤホヤされて恋多き女性でいられるうちは、自分の“出落ち感”に気づきようがないわけです。年齢でいうと、30歳までは外見はいいので重宝はされてる。でも20代のときよりは誘われなくなったなぁっていう自覚がうっすらとあるわけ。2年くらい経った32歳で現実を見て、ヤバイと気づくパターンじゃないですか。恋愛の主導権をどっちが握っているかどうかでも、全然違いますからね。いつも男に主導権があってフラれ続けているようなら、いわゆる出落ちでしょう。付き合っていくうちに中身の薄っぺらさを見抜かれ、これ以上付き合っていく価値がないと見切られちゃっているわけですよ。こういう女性って、現実に目をつぶっている感じもあるし、自覚がないからちょっと厄介。32歳で気づいて!というのが僕からのせめてものアドバイス。あとは、「お前しかいないんだ!」って言ってくれる愚直な男を逃さないように。それしか解決方法はないかも!?◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年7月20日号より。文・神保亜紀子(C)bb-doll
2016年07月19日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「育ちの良さアピール」。着物の着付け、茶道、料理などの習い事、実家が金持ち、貞操観念がしっかりしている…など、育ちが良いことを察してほしいあまりに、自らアピールする女性。これに対する、土田さんの意見は?***僕の周りにも、集まりの場にボディガードが付いてくるコとか、気に入ったワインを酒蔵ごと買っちゃう家の娘とか、チラホラいるんです。庶民レベルをはるかに超えているから、いちいちおもしろいんですよ。ただ、こういうのって、本人が話しているわけじゃなく、ウワサ話のようにそのコの周りから聞こえてくる。本人に確認して初めて「マジか!」ってなるわけ。つまり、自分から金持ちアピールは絶対にしないんですよ。それがホンモノの証。自分では意識してないけど、育ちの良さがポロッと出ちゃうのがお嬢様。自然と出てくるおっとり感や天然な部分があって、僕的にはいじり甲斐のあるキャラですね。貞操観念がしっかりしているコにバンバン下ネタをぶつけた時の返しが、ガチで怒るか、「やめて~」と言いながらも受け入れられるかで全然違う。根っこに庶民感覚があって、一緒に笑えるなら最高です。セレブ気取りを前面に出されても周りは引くだけだし、相当イヤミ。育ちがいいかどうかはこっちが見極めます!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年7月13日号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年07月08日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「ハッピーオーラ」。いつもポジティブ思考、穏やかで天真爛漫。幸せのオーラをまとったような人柄。人が集まり、周囲までも幸せな気持ちにしてくれる。私もあんなふうになりたい!と憧れも。ただ、土田晃之さんはそんな女性が苦手なようです。***他人の悪口も言わない、ウワサ話もしない。元気で天真爛漫なキャラクターは、誰も傷つけないしポジティブなイメージ。でも、人としておもしろみに欠けるというか、逆に信用ならないというか…。ホントにそんなイイヤツっている?って、どこかで思ってしまうから。僕は苦手。たとえば、後輩との飲みの席での会話で「苦手な人いるでしょ?」と聞いても、「本当にマジでいないです」って答えるわけ。苦手な人の名前を聞いてどうこうしたいわけじゃなく、本音で話しているかどうか、だけなのに。むしろ「誰とも仲良くないから、好きも嫌いもないですね」くらい言われると、ちゃんと本音を語ってくれているなと。特に芸能界なんて、好感度がものさしになっている部分もありますからね。ハッピーオーラ全開の人でもひとつミスを犯すと、あっという間に評判が真逆になっちゃう。ハッピーオーラにくるまれたキャラクターは、どこかでしんどい思いをしていると思うんですよ。少しはドジもできるようにポツポツと抜け穴をあけて、ラクになって!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年7月6日号より。文・神保亜紀子
2016年07月05日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アップデート恋愛」。男子100人に「アップデート恋愛に励む女性はアリですか?」とアンケートを実施したところ、アリと答えたのは39%。“自分の成長のための恋愛”との考えは独りよがりと思われがち。そもそも恋愛をどう捉えるかという根本的な問題ゆえの、支持率4割。気になる土田さんのご意見は?***まず、自分の位置付けが高すぎませんかね。自分が主役で、相手はお飾り?アップデートなんて都合のいいことばを用いて、恋愛相手に対して興味がなくなったことを正当化しているだけでしょう。単なるこじつけです!この人の場合、自分の考えがまず第一で、そこに相手が追いついてこないと、ハイ終わり、という感じがします。これでは、恋愛そのものも成立していないですよね。僕が思うに、お互いの気持ちがすれ違ったときこそ、どれだけ相手を思いやれるかが恋愛だと思うんですけどね。夫婦だって、付き合いが長くなれば、飽きてくるわけですよ。そこをお互いがいろんな形で補いあって、なんとか夫婦を成立させていくわけでしょ。ずっとラブラブなんて難しいけど、相手を思いやることはできるはずなんで。ダメな部分も込みで恋愛なんです。むしろ、私と付き合うことで相手のダメな部分を補ってあげよう、修復してあげようという存在であるべきじゃないかな。自分勝手な向上心よりも、まず相手をどれくらい思いやれるかが先!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年6月29日号より。文・神保亜紀子 (C)Halfpoint
2016年06月27日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「AIコン」。男子100人にアンケートを実施したところ、AIコンに興味のある女性がアリだと答えたのは34%。人工知能に頼らずとも、相手は自分で見つけたい、と考える男性が意外にも多数派。占い感覚で試してみる分にはOKかも!?***今のご時世、出るべくして出てきた感がありますね。恋愛ベタな草食男子なんて言われる中で、自分にとって最高に相性のいい人をデータ化して、簡単にはじき出してくれるんだから。どれだけありがたいんだか!これが浸透すれば、まるで“一億総世話焼きオバさん”ですね。知り合いにバンドの追っかけをやっている女性がいるんですが、現実は出会いがなくて…なんて愚痴を言うわけですよ。そういう人にはこういう合コンが重宝されそうですよね。普通に出会いを待っているより、てっとり早いじゃないですか。それでいて、相性は抜群にいいはずの相手なんですから。今までは、好みの外見や年収やらで相手を選んでいたわけでしょ。でも、こういうツールを使えば、意識したことなかったタイプの人でも相性がいい、なんてことも起きちゃう。この“ひょっとしたら…?”が、きっかけとなってくれるかもしれないですよね。占いと一緒で、他力本願というか、なにかに背中を押してもらうってことも、アリなんじゃないですか。◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年6月22日号より。文・神保亜紀子 (C)Hong Li
2016年06月20日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「男子力女子」。サバサバしたタイプだけに好感度は高く、男子100人にアンケートを実施したところ支持率は54%。ただ、彼女向きかというと悩む男性が少なからずいることは事実かも!?***そもそも、男子力のある女性って、何かメリットがあるんですかね?何かのキャラですか?「あの先輩かっこいい!」みたいな姉御肌的な存在って、女性の中では成立するかもしれないけど、大半の男性からは蚊帳の外。もちろん、フレンドリーな雰囲気は悪くはないけど、男性からモテるのかというと…、難しいですよね。正直、付き合いたいとは思えないしなぁ。僕のなかでも、この人の居どころが見つかりません。サバサバした女の子と色っぽい女の子、どっちを飲み会に誘うかって、そりゃ女っ気が欲しいわけですよ。中途半端に男子力を持ってこられても、どう接していいのやら。だったら男同士で飲んだ方が、よっぽど楽しいんですよね。姉御肌で好かれる人っていうのは、見た目がキレイだったり気配りができたりと、サバサバした中にも女性らしさがあるからだと思うんです。男子力を上げるっていうのは、女性から見たって“憧れの女性”にはなれない気がしますね。それこそ、ananが目指す女性像とは正反対の気がしますけど?◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年6月15日号より。文・神保亜紀子 (C)Dmitrii Kotin
2016年06月14日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「褒めテク」。褒めるのが上手な女性について男子100人にアンケートで聞いたところ、アリと答えた人は44%に留まり、支持率は伸び悩み。男性はあからさまに褒められるのが苦手なようです。では、気になる土田さんの考えは?***褒められてイヤな気分になる人はいないですからね。なかには、こう言っておけば気分いいでしょ?なんて計算高い人もいるだろうけど、よく見られたいという武装手段のひとつですよね。なんの努力もしない人よりは全然マシ。「あなただから」「あなたのおかげで」。このことばをつけ足すだけで、優越感や特別感を与えることができる。褒め上手は目指したいところじゃないですか?ただ、褒めているつもりが、度が過ぎるとたちまち“媚びる”になっちゃう。素直に相手のいい部分を見つけられるか、だから。“褒める”と“媚びる”は全然別モノ。媚びる人はかなり面倒くさい!そのさじ加減も含めて、褒め上手な人って、言ってしまえば天性のものかも。いかに空気が読めるか、だと思うんです。自分が主体ではなく、周囲に気を配っているってこと。しかも、ほどよく。このバランスが難しいんですよね。または、僕みたいにツンデレもいいんじゃない?滅多に褒めないけど、時々ぽろっと出るから、すごくありがたいって思われますよ!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年6月8日号より。文・神保亜紀子(C) vestica
2016年06月07日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「オン眉」。女性タレントや女優の間でも人気の、前髪がパッツンと切られた「オン・ザ・眉毛」の髪型のことで、短い前髪は気軽にイメチェンできると流行中。マイナス3歳効果もあるということですが、男子100人にアンケートを実施したところ、62%がナシと回答!前髪パッツンはやや奇抜な印象からか支持率は伸び悩み。似合っていれば文句のつけようはないのだろうけど、男子ウケはいまひとつ。さて、気になる土田さんのご意見は?***オン眉って、完全に女性ウケでしょ。女性から共感されるファッションのひとつ。どこか男を排除しているというか、意識してないでしょ!?って感じがしますね。だから、男から見ても、まったくピンとこない。オン眉顔ってカワイイよね~なんて言っていますが、僕が思う、ここでの“カワイイ”は、幼児的なかわいさ。たとえば、小さい姪っ子を見て、カワイイなぁって思うのと同じ感覚なんですよ。まったく色気もセックスの匂いもしない。大人っぽくもない。芸能人でオン眉が流行っているといったって、また別のジャンルですからね。木村カエラちゃんは、どちらかというとアート的でカッコイイ。女優さんは、もともと美形だから、どんな髪型にしたって似合ってしまうわけで。一般人の場合だと、個性を出したいからと、流行りのオン眉にしたものの…?というパターンでしょ。26 歳くらいで気づくんですよ。「あれ、モテない…」って。年を取れば、だんだんと違和感が出てくるんです。それに気づきましょう!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年6月1日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年05月31日「自由になれる瞬間があるんですよね」――。森田剛は静かに、ポツリとつぶやくようにそう語った。こちらが投げかけた質問の内容は「いま、どんなところに役者という仕事、役を演じることに対する楽しさを感じているのか?」というもの。脚本に書かれている他人の人生を生きる。そこには当然、セリフだけでなく動きなども含め、約束事や縛りが存在する。そうした状況で“自由”を体感するというのは逆説的である。「そうなんですよね(笑)。特に舞台となると、立ち位置とか決まってることが多いんですけど…その中で、いろんなものを解放して自由になる感覚があるんです。それが楽しい」。ここ数年、V6での活動に加え、役者として舞台での経験を地道に積み重ねてきた森田さん。2010年の『人間失格』以来の映画出演となった『ヒメアノ~ル』では、自身と同じ森田という名の、連続殺人鬼の役を演じ、恐ろしいまでの存在感を放っている。今年度の映画賞レース…いや、日本の映画史にも名を刻むであろう稀有なる凶器の男をどのような思いで演じたのか?演じることで自由の翼を手に入れる男の胸の内に迫る。原作は「行け!稲中卓球部」で知られる人気漫画家・古谷実の“問題作”。清掃会社で働く青年・岡田(濱田岳)は、ひょんなきっかけで高校の同級生だった森田と再会する。岡田の知る森田は、高校で壮絶なイジメを受けていたが、いまでは欲望のままに人を殺める快楽殺人者となっており、あることがきっかけでその狂気が再び暴走し始め…。映画は、ごく平凡な青年・岡田の不器用な恋愛模様と殺人者・森田の凶行という2つの物語が展開し、徐々に絡み合っていく。自身が出演していないパートも含め、完成した作品を見て森田さんは「2つの両極端な世界が森田の色に徐々に染まっていく過程はすごくドキドキしたし、気持ち悪さを感じました」と明かす。森田が醸し出すこの気持ち悪さとは何なのか?決して『ダークナイト』のジョーカーのような、見た目からして“いかにも”な悪役ではない。「殺人鬼役だけど強烈なキャラでもないし、どこにでもいそうなヤツなんですよね。でもそういう“普通”の男に普通の人々が染まっていく…それがすごく怖いなと思います」。演じる上で意識したのは、まさに「いかにも『僕、殺人鬼やってます』という感じを出さないこと」だった。「監督(吉田恵輔)から言われたのが『人間、何考えてるかわかんないし、さっき考えていたことも忘れちゃうくらい、集中力なんて長続きしない。さっきまで人を殺してた人間が、普通に飯を食べていたりする』ということ。アパートで人を殺すシーンがあっても、それをなるべく引きずらないように、後ろに控えてる撮影のことなども考えずに、その瞬間を生きることに集中しました。通常であれば、その人物に起きたひとつの出来事は、その後に何かしら影響していくものだけど、この役に関してはなるべく影響されないように気をつけましたし、それは初めての経験で難しかったです」。近年、主戦としていた舞台では「金閣寺」、「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~」、「鉈切り丸」、「夜中に犬に起こった奇妙な事件」、「ブエノスアイレス午前零時」と様々な葛藤や苦悩、欲望を胸に抱えた主人公を見事に体現してきた。およそ6年もの間、映画から遠ざかっていたことについて、特に理由はないとしつつ「舞台でお芝居を勉強したいという気持ちはずっとあって、それをいつか映像の世界でチャレンジできたらと思ってました」とも。「これ!」と具体的にハッキリと、舞台での経験が今回の森田役に活かされたかを説明することはできないかもしれないが、その佇まいや向き合う過程の中に刻み込まれているはずだ。「蜷川(幸雄)さんの舞台で、首吊り自殺をした人間と会話をするシーンがあったんです。蜷川さんはその時『ハエが見える』って言うんですよ(笑)。『頭の中をハエが通って、それを振り払いながら会話をするんだ』って。森田を演じている時、なぜかそのことを思い出しましたね。こういう役に関しては、これまでも多かったので免疫はついてました(笑)」。とはいえ、殺人者を演じていく中で、自分なりに気持ちをコントロールすることも必要だった。ロケではこんな工夫も。「空き時間にペットショップに行って気持ちを落ち着かせるのが毎日のリズムになってました。最初は平気だと思ってたんですよ。でもひとり殺して、2人殺して…3人目、4人目を殺すシーンを撮影したくらいからだんだん重い気持ちになってきて。何かないか?と考えて、ペットショップは必ずどこかにあるので、事前にロケ地の近くのお店を探しておいて、動物たちを見て、また現場に戻るという。さっきも言ってた、シーンごとに忘れるという意味でもちょうどよかったです。『ちょっと重たいなぁ』という時は行ってました」。現場の雰囲気や共演者との関係性は?「現場は普通でした。ただ、やはりバカ騒ぎはできないし、(共演者と)一緒に並んで座っていても、黙る時間、集中する時間は多かったですが、監督の人柄もあって明るい現場でしたよ。そこでも、なるべくひとりの世界にグーッと入り込み過ぎないようにはしてました。なるべく人と目を合わせて…だんだん、合わせたくなくなっちゃうんですよ(苦笑)。どうしても下を向きたくなっちゃって」。ためらいも葛藤も、「なぜ殺すのか?」という理由もなく他人の命を奪っていく森田。行動原理が全く理解できないが、森田さんは「わからないことをやる方が楽しい」とも。いや、そもそも、世間の目からしたら、ジャニーズアイドルが、映画で連続快楽殺人者を演じるということ自体、大きなニュースだが、そこにためらいや、自身のイメージに対する心配などはなかったのだろうか?「それは全くなかったです。むしろ、こういう取材でそうやって聞かれることが多くて、だんだんそう思えてきたくらいで(笑)。語弊があるかもしれないけど、舞台をやっていても、正直、お客さんがどう思うか?という部分はあまり興味がないんですよね。ある意味、無責任に自分たちや演出家が『これが面白い』と思えるものをやれればという気持ちです。だから今回の映画に関しても、原作のファンの方に対しても『映画はこうなりました』と自信をもって言えます」。ジャニーズの俳優の中でも異彩を放つ37歳。「お芝居がどんどん好きになっていくし、楽しいなって思います。それは20代のころはあまり感じなかったことですね」。40代、さらに先とどんな姿を見せてくれるのか?その時、森田剛はどんな自由を手にしているのだろうか――?(text:Naoki Kurozu)
2016年05月30日「V6」の森田剛の初の単独主演映画『ヒメアノ~ル』が5月28日(土)に公開を迎え、森田さんをはじめ、共演の濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、吉田恵輔監督が舞台挨拶に登壇した。「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実の人気漫画を実写化。平凡な生活を送っていた岡田は、かつての同級生の森田と再会するが、徐々に彼の本性が明らかになり、森田の起こす連続殺人事件に巻き込まれていくことに…。森田さんら登壇陣は、客席通路を通って壇上へ。映画を観終えたばかりの観客からは拍手と歓声が上がる。この日、登壇陣はそれぞれ、本作における“初体験”を告白!森田さんはこの映画で“初”の単独主演を果たしたが「監督と地方を回ったり、イタリアの映画祭に行ったのも初めてで、映画っていいなぁと思いました」と充実の表情。作品に関しても「自信をもって『観てください』と言えます。いろんな角度から、いろんな感情がわく作品だと思います」と自信のほどをうかがわせる。連続殺人犯役とあって撮影は「緊張の連続でした」とも明かす。撮影の合間に、現場の近くにあるペットショップをたびたび訪れていたそうで「今日は一人、やっつけて、2人、3人と増えていくと、猫背になってきて、重い気持ちになる…(苦笑)。ペットショップに行って(動物たちに)癒されてました」と意外なテンションアップ術を明かしてくれた。濱田さんと佐津川さんは、全裸での激しいラブシーンを“初体験”に挙げる。濱田さんは「はだかんぼうになって、ああいうシーンに挑むのは初めて。服を着たままはあったけど…。誰が得するんだ?と思いましたが(笑)。佐津川さんの方が男前でおれの方が恥ずかしがってました」と告白。佐津川さんは、のちの展開にもつながる大事なシーンということで「いい角度でセクシーに映れたら…と思って密かに研究してました」と明かし「(濱田さんと比べて)私の方がパッと脱いでました!」とニッコリ。吉田監督は「エロかったよ!男らしかったです」と佐津川さんの肝の据わりっぷりを称賛していた。ムロさんは銃で撃たれる経験が初めてだったと述懐。撃たれる部位には“弾着”と呼ばれる仕掛けを服の中に仕込むが、ムロさんの場合、撃たれるのが「“ティンコ”だった(笑)」ということもあり、いろいろな難しさや恐怖があったよう。「スタッフさんも、この部分に着けるのは初めてで『どうなるか分からない』と言ってた」と、場合によっては大事な部分が吹っ飛ぶ(!)危険性もあったと匂わせる。「“ツヨシ”、ガーゼ、ガーゼ、弾着という感じで(装着し)、テストなしで本番に挑みましたが、ツヨシは無事でした!」と語り、会場は爆笑に包まれていた。『ヒメアノ~ル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月28日森田剛の圧倒的な狂気の演技が絶賛を受けている、5月28日(土)公開の『ヒメアノ~ル』。このほど、「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の人気漫画家・古谷実による原作とは違う映画のラストに、涙する人が続出していることが分かった。平凡な毎日に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働いている青年・岡田(濱田岳)。ある日、同僚の先輩である安藤(ムロツヨシ)から、密かに思いを寄せるカフェ店員・ユカとの恋のキューピッド役を頼まれた彼は、ユカのカフェで高校時代の同級生・森田と再会する。その後、ユカの口から、彼女が森田らしき人物からストーキングされていることを知らされ、不穏な気持ちを抱き始める岡田。やがて物語は、岡田と安藤とユカの三角関係から、現在では快楽殺人者となった森田によって、変化のなかった日常が狂気に満ちていく――。蜷川幸雄、宮本亜門、いのうえひでのりなど、錚々たる演出家の舞台作品で培い、演技力を高く評価されている森田さんが、人間をターゲット(餌)としか思わない連続殺人犯・森田を怪演し、マスコミ関係者や先行上映でいち早く本作をみた観客の間では、「森田剛が恐すぎる!」と、とにかく話題となっている本作。だが、そんな声に反して、SNSでは「怖いよりも感動で泣いてしまった」「手のひらの中で手汗拭くために握られたハンドタオルが、まさか涙を拭くためのタオルになるとは」といった感想もあがっているという。もちろん「森田剛が恐すぎて泣いた」という声もあるが、その“泣き”の真相は、原作とは違うラストにあることが明らかになった。原作のラストといえば、森田が警察官に声をかけられるシーンで終わる。だが、本作の脚本も手掛けた吉田恵輔監督は、「クライマックスなど、個人的には映画には何かしらエンターテインメントな要素を入れなきゃいけない」と自論を述べ、「だから、原作のシュールな終わり方も好きだったのですが、あえて原作にはなかった森田と岡田が対峙するクライマックスを作ることにしました」と、大胆に脚色した理由を語る。さらに、「原作では森田の内面部分をかなり描いているのですが、それは映画的ではないと思ったし、それを中途半端に語ってしまうと、殺人犯を擁護してしまうものになってしまう恐れもある。分からないものは分からないし、共感できないものは共感できない。つまり、原作との大きな違いは、森田を突き放して、ある程度の距離感をとったこと」とも明かしている。そんな監督の見事な脚色と演出は、どうやら功をなしたようだ。「見終わってみたら、とっても切なく悲しいなと思った。まさか泣ける映画だとは思ってなかった」「狂気で意味不明でこんな奴、絶対許せない!って思ってたのに、最後自分の中に森田が入ってきた感じがしたぐらい、森田の気持ちが伝わってきた。最後、涙止まらなかった!」と、それまでの恐怖に反して、森田に心を寄り添わずにはいられないラストに心を動かされる人が続出。『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』「山田孝之の東京都北区赤羽」などを手がけるドキュメンタリー監督の松江哲明も、「笑いと恐怖を交差する原作とは異なり、初々しい恋愛と凄惨な殺人とを分割する演出に驚愕。しかも、地獄の果てに感動が待っているとは。マジでビビった」とコメントを寄せている。『ヒメアノ~ル』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日アイドルグループ・V6で俳優の森田剛が27日、NHKの情報番組『あさイチ』に出演し、生放送で涙を見せた。メンバーの井ノ原快彦が様々なトークテーマを振るなか、番組では森田の舞台活動の話に。12日に亡くなった演出家・蜷川幸雄さんが、森田出演の舞台『血は立ったまま眠っている』(2010年)の会見で、「森田くんって、ひねくれて隅っこにいるような感じがすごく良かったの。一を言えば百くらい答えが返ってくる」と語る映像が放送された。映像終了後、アップになった森田の目尻からは涙が流れた。森田は涙をおさえながら「実感がわかないですよね、まだ。まだ稽古場行ったら会える気がするし」と心情を吐露。「次ちょうど蜷川さんの演出の舞台(『ビニールの城』)が決まってたんですけど。きっと見ててくれてると思うので、恥ずかしくないような芝居をしなきゃなと思います」と決意を述べた。井ノ原は森田の涙には触れず、そっとしておきながら「僕は、外に出て戦ってきたメンバーが、外の人に本当に愛されているのは嬉しいなと思いますね」と声をかけた。また、16日放送の日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007』に出演した森田が、井ノ原を「嫌い」と発言した件について、番組に質問が殺到。森田は「僕だって、嫌いだったら(『あさイチ』に)来ませんよ」とフォローし、井ノ原は、放送当日に森田から「今日、テレビ見ないでね!」と言われたエピソードを明かした。森田は真意を聞かれると「好き嫌いじゃないから、尊敬する人って感じ」と井ノ原の印象を語った。
2016年05月27日お笑いタレントの土田晃之が、25日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、自らをしかりつけた同級生の今を知る。ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していく同番組。この番組に出るのが楽しみで仕方がなかったという土田は、芸人を目指して通っていた専門学校の美人同級生を、気になる人物として挙げる。この同級生は、学生が行う公演の稽古をサボった土田をしかりつけたという女子。土田は「ああ、ごめん」と謝ったそうだが、そんな彼女の現在と、波乱万丈の半生が明らかになる。さらに、土田の学生時代の貴重な映像も公開される。この日の放送では、ピンク・レディーの増田惠子も登場。中学時代、同じバスケットボール部に所属していた"にんとく君"を調査すると、デビュー前の増田との恋に関する衝撃発言が飛び出す。
2016年05月24日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「モテしぐさ」。男性にとって悪い気はしないはずと思いきや、「モテしぐさ」ができる女性について男性100人にアンケートで聞いたところ、54%がアリ、46%がナシと回答、その支持率は半数どまりに。土田晃之さんはどう考える?***人によって、ドキュンとくるしぐさって違うと思うんですよ。男性陣が好きな、女性の体のどのパーツが好きかっていうフェチ談議と、そんなに変わらないかも。もっと言っちゃえば、一種の性癖にも近いでしょうね。僕が好きなしぐさは…って考えてみても、なかなか浮かばない。きっと、しぐさで人を見てないからでしょうね。まずは気になる人がいて、その人のしぐさの中に刺さるものがあるかどうか、じゃないかな。前提として、その人が気になる対象じゃないと成立しませんよね。ほおづえポーズが好きだとしても、まったく興味のない人にいくら目の前でほおづえつかれても、なんとも思わないでしょ。僕が気になるとしたら、具体的なしぐさというより、意外性を見つけた時ですかね。たとえば、ロングヘアって女性らしさが出るし、おおむね無難な髪型とされますよね。それが、ちょっとチャレンジなショートヘアにしてもすごく似合っていると、「へぇ」って。好感度が増しますね。ただし、一連のモテしぐさが通用するのは美人だけ!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年5月25日号より。文・神保亜紀子(C)CoffeeAndMilk
2016年05月23日アイドルグループ・V6のメンバーで俳優の森田剛が主演する映画『ヒメアノ~ル』(5月28日公開)で、森田の演技に注目が集まっている。同作は、『行け! 稲中卓球部』作者として知られる古谷実氏の漫画『ヒメアノ~ル』を映画化した作品。ビル清掃会社のパートタイマー・岡田(濱田岳)とカフェ店員・ユカ(佐津川愛美)の恋愛物語と並行して、サイコキラー・森田正一(森田)の心の闇を描いていく。いのうえひでのり、宮本亜門、行定勲、鈴木裕美など多くの演出家の元で主演を務め、今月12日に他界した蜷川幸雄さんからも「得難い才能」と評された森田。映画初主演にして、連続殺人犯という難役に挑戦した。この森田の演技に、試写を見た各界のクリエイターからも森田のコメントが多く寄せられている。過去に森田の主演作品を手がけた劇団☆新感線主宰の演出家・いのうえひでのり氏は「それにしても森田剛は凄い。闇が演じられる稀有な俳優だ」と、改めてその才能を認めた。ダウンタウンのブレーンとして知られる放送作家・倉本美津留氏も「原作、監督、役者が三位一体となったことで、フィクションがノンフィクションになったのだ!」と、役者と作品の力を賞賛する。また、『タモリ論』『さよなら小沢健二』などの芸能人論、サブカルコラムも手がける作家・樋口毅宏氏も試写に参加。自身のTwitterで「映画『ヒメアノ~ル』観た。森田剛!森田剛!森田剛!森田剛!森田剛!森田剛!最高っっっ!!!次の映画賞で彼が総ナメしなかったら嘘だろうと言いたい」と森田の名前を連呼し、「濱田岳も巧いけど森田剛!最高っっっ!!!!!」と、ほぼ140字いっぱいになるまで字数を使って興奮を表した。メガホンをとった吉田恵輔監督は「(森田くんは)もともと芝居が巧いのは知っていたので、期待というか、安心感を持ってご一緒したんですが、とてもやりやすかったです」と撮影を振り返る。また、生々しさを追求するために森田というキャラを「どこにでもいそうなお兄ちゃん」に見せる必要があったが、森田の身体能力が高かったため、「セーブしてくれ」と頼んだことを明かした。共演のムロツヨシは「森田くんは大袈裟じゃなく、淡々と狂気めいた演技をしていて、無神経な安藤でもゾッとさせられるぐらい怖かったですし、相手役ができて光栄でした」と語り、濱田も「とにかく森田さんが理解しがたい役柄をここまでやり通したところが、この映画のみどころだと思います」と絶賛。これらの声に、SNSでも「演技派なのがお茶の間にバレる」「怖いけど見てみたい」「映画化は気になる」と映画公開への期待が高まっている。
2016年05月19日アイドルグループ・V6の森田剛(37)が、16日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007 2時間スペシャル』に出演し、自分の中での俳優とアイドルの割合について「10:0」と明かした。番組では、森田はアイドルらしくないという話になり、くりぃむしちゅーの有田哲平は「ある時期からアイドルじゃない。ヒゲを生やした時点でアイドルじゃない」と言い切り、上田晋也は「ベテランの俳優さんという感じ」とコメント。森田自身も、自分の中での俳優とアイドルの割合は「10:0」だと言い、上田が「もうちょっと(アイドルとしての)自覚を持ちなさい」とツッコんだ。森田は、コンサートでファンに手を振るなどアイドルらしい振る舞いが苦手だそうで、「近くには行きたいと思うけど手は振れない」と告白。ファンの人が手を振ってきたら「ジロリですね」と見るだけだと説明した。そして、「ザ・アイドルといったNEWSの手越祐也をどう思う?」と聞かれると、「うらやましい」と答えた。スタジオの観客を相手に、アイドルらしい振る舞いの練習も実施。1回目は手を振る観客をジロリと見るだけで終わり、2回目の挑戦で「イエ~イ!」と手を振るなどアイドルらしく振る舞ったが、顔を手で覆って恥ずかしがり「頭痛くなっちゃった」と吐露した。
2016年05月17日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「先走り婚」。いま自分が抱えている将来への不安や経済的不安定などから逃げるため、焦って結婚することで、これについて男性100人にアンケートで聞いたところ29%がアリ、71%がナシと回答。さてさて、土田さんのご意見はいかがでしょうか?***親がうるさいとか世間体とか、いろんなことを言い訳にしながらも、人生の次のステップとして結婚へ進むんだったら別にいいと思うんです。だけど、いまの状況から逃げるための結婚だとしたら、その考えはあさはか。結婚がラクなものだと思っているのは大間違いですからね。だいぶ前のことだけど、テレビで武田鉄矢さんが、ハッピーエンドという言葉に対して「結婚生活っていうのはアンハッピースタートだ」と言っていて、これは名言、一理あるなと思いましたよ。育ってきた環境も違う、価値観も違う赤の他人とずっと一緒に生活しようってことなんですから、いままでの生活が一変して当たりまえ。結婚こそ大変だと思わないと。安易な考えで結婚してしまうと、その後の結婚生活も続きませんって。ちょっとのことを言い訳にしてすぐ離婚。行動力があるというか、切り替えが早いというか…。決して褒めてないですけどね!どこかに駆け込んだところで、ラクになることなんてないんです。その考えのままではずっと逃げの人生ですよ!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年5月18日より。文・神保亜紀子(C)castenoid
2016年05月12日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。頑張っている自分へ、欲しかったブランド品やコスメ、スイーツや旅行などを自分で与える「自分ご褒美」。モチベーションアップにもつながるけど、高価なものを買うときの言い訳と捉えられてしまいがち。土田さんの意見は?* **今週すごく頑張ったから、ご褒美にとっておきのスイーツ!?意味がわかりません!頑張ったかどうかの評価は自分じゃなく他人がするもの。自分の中での目標を達成しようといって頑張るのは大事。ただ、その都度ご褒美をあげていたら、半年が1か月、そのうち1週間、今日一日…って、どんどんタームは短くなるし、ハードルは下がってきそう。それじゃ意味なし!つまり、自分が欲しいものに対してのこじつけですよね。服、バッグ、食べ物…、浪費をなんとか正当化したいだけ。旅行にしても、したいがために“ご褒美”という言葉をこじつける。すごく都合のいい言葉ですよね~。別に悪いことだとは思いませんよ。ただ、浪費を我慢できないだけだってことです。本当に頑張ったから、今欲しいものを買おう、食べよう。もちろんそれはアリ。何をもって自分へのご褒美とするかどうかが大事なんじゃないかな。僕にとってのご褒美は、フットサルをやること。でもフットサルをやるために仕事しているようなものだから…、全然ご褒美じゃないや!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年5月4日-11日合併号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年05月10日「V6」の森田剛主演の映画『ヒメアノ~ル』のジャパンプレミアが5月9日(月)に開催。森田さんに加え、共演の濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、吉田恵輔監督が舞台挨拶に登壇した。「行け!稲中卓球部」などで知られる漫画家・古谷実の人気コミックの実写化。清掃会社でバイトをして暮らす岡田は、高校時代、いじめられっ子だった森田と再会するが、実は森田は冷酷な殺人犯になっており、しかも岡田が付き合い始めたばかりの彼女を次の獲物に狙っていた…。久々の映画出演で、冷酷な殺人鬼を演じた森田さんだが「このタイミングでやれて良かったです。もう少し前でもできなかったし、少し後でも無理でした。このタイミングは運が良かったと思います」とふり返る。ジャパンプレミアを前に、イタリア北部のウディネで開催された「ウディネ・ファーイースト映画祭」で本作が公式上映され、森田さんと監督が現地を訪れたが、観客の反応はかなり熱烈だったよう。特に森田さんに関して、監督は「森田さんのことをよく知らない現地の人は『あいつは本当に日本でアイドルやってるのか?メチャクチャ怖かったぞ』と驚いてました」と明かす。一方で監督は映画祭で垣間見た森田さんの意外な素顔についても暴露!「現地でチヤホヤされて嬉しかったのか、(映画祭公式グッズの)マグカップとかを買ってました(笑)」と語り、森田さんは「ベルトやTシャツまで買いました(笑)」と明かしてくれた。現場では森田さんは完全に役になり切っていたよう。濱田さんは森田さんについて「現場で森田さんに『(連続殺人犯役で)気が滅入ったりしないですか?』と聞いたら、(役柄の)森田のままの空気で『(暗いトーンで)そりゃ滅入りますよ…』と返ってきて、飛んだ軽口叩いちまった!とビビりました」と苦笑交じりに明かし、笑いを誘っていた。ムロさんは、自身が演じた“キモイ先輩の安藤”について、「濱田くんと森田くんが『安藤役はどうしてもムロさんじゃないとイヤだと言っていた』とマネージャーから聞いたんですが…」と嬉しそうに明かし、その発言の真偽を直接2人に確認!だが濱田さんは「え?言いました?」と驚いた表情を見せ、森田さんにいたっては冷たく「おれは全然、誰でも良かったんで」と言い放ち、この仕打ちにムロさんも「誰でもいいわけないでしょ!」と怒り心頭!コミカルな壇上での掛け合いに会場は爆笑に包まれていた。『ヒメアノ~ル』は5月28日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日V6の森田剛が9日、都内で行われた主演映画『ヒメアノ~ル』ジャパンプレミア舞台挨拶に、共演の濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美、吉田恵輔監督とともに登場した。同作は、『行け! 稲中卓球部』作者として知られる古谷実の漫画『ヒメアノ~ル』を映画化した作品。ビル清掃会社のパートタイマー・岡田(濱田)とカフェ店員・ユカ(佐津川)の恋愛物語と並行して、サイコキラー・森田正一(森田)の心の闇を描いていく。イタリアで4月25日(現地時間)に行われたウディネ・ファーイースト映画祭に正式出品され、ワールド・プレミアを終えたばかりだが、吉田監督は現地での森田の行動に「萌えっとした」と発言。撮影中もストイックなキャラクターだった森田だが、吉田は「イタリアの映画祭では俺たち、すごくちやほやされたんですよね。それでうれしくなっちゃったのか、物販コーナーに行ってマグカップみたいなのを買ったりしてた」と森田の行動を明かした。森田が購入したのは映画祭の名前の入ったグッズ。吉田監督が「『いらなくない?』みたいな空気あるじゃない。でも買いに行ってるから、かわいい」、「うれしかったんだね~と思って。ギャップに萌えっとしましたね」と話すと、森田は「Tシャツとか、ベルトも買ったかな。いろいろ」と照れ笑いを浮かべた。また、ムロは脚本を渡された際のエピソードを披露した。マネージャーから「森田さんと濱田さんが『絶対この役はムロさんじゃなきゃやだって』と言って、あの2人がムロさんじゃなきゃ降りるかもしれない」と言われたことを明かすと、森田は目を丸くして「ええ!?」と驚き、「誰が!? 誰から聞いたの!?」と初耳の様子。濱田は「大人の嘘ってやつじゃないの?」と怪訝そうに答えた。さらにムロが「気持ちはどっちだったの? 『ムロさんが出る』って聞いた時は」と聞くと、森田は「俺は全然誰でもよかったですよ」とバッサリ切り捨て、ムロが「馬鹿じゃねえの!? 誰でもいいわけないじゃん! 口を慎みなさいよ!」と抗議を入れるなど、仲の良い姿を見せていた。
2016年05月09日現在、開催中の第6回北京映画祭で、2011年にこの世を去った森田芳光監督の特集が行われる。劇場デビュー作『の・ようなもの』や遺作『僕達急行 A列車で行こう』など7作品が上映され、プロデューサーとして森田作品に携わってきた三沢和子氏が現地でトークを行う。その他の情報森田監督は、1978年に現在のPFFの前進にあたる“第2回自主製作映画展”に『ライブイン茅ヶ崎』が入選して注目を集め、1981年に劇場デビュー。その後は文芸大作やコメディ、ミステリーなど幅広いジャンルの作品を発表した。今回、北京で行われる特集では『の・ようなもの』『家族ゲーム』『それから』『(ハル)』『失楽園』『阿修羅のごとく』『僕達急行 A列車で行こう』の7作品と、森田監督がこの世を去った後に監督に縁のあるスタッフ・キャストが集結して製作された『の・ようなもの のようなもの』が上映される。
2016年04月20日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマ に小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「マテリアルガール」。男を稼ぎでしか見られない女性「マテリアルガール」はアリかナシか。男子100人へのアンケートによると、その7割近くがナシと答え、男性からしても物欲優先の女性はNGなようだ。土田晃之さんの意見は果たして…。***世のカップルのモメ事って、たいがいがお金のこと。現実には、男の方が女性より稼いでほしいという風潮もまだまだありますから。ただ、そこを気にする以上は、男女平等って主張できなくなりますけどね。デート代も割りカンだし、荷物も持ってもらえなくなりますよ!?金持ちの男がすごい美人を連れているのと、このマテリアルガールは変わらないですよね。結局、高収入の男は自分にとってアクセサリーみたいなもの。自分に自信がないから武装したいんでしょう。芸人によくある話ですが、芸人の嫁さんは逆に投資家気質の人が多い。稼ぎがなくても情があるからといって結婚するんですけど、売れるまではという期限つき。結婚しても芽が出なければ、離婚するだけです。どっちみち、男の収入面ばかりを気にすること自体、常に他人の目やステイタスばかり気にしているようで、なんだかビンボーくさいし、ケチくさい!本当にゆとりのある人は、お金だけで優劣をつけたりジャッジしないと思うんですけどね!◇つちだ・てるゆき芸人。『こそこそチャップリン』(テレビ東京土曜26:10~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年04月07日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマ に小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「男女の友情」。男子100人へのアンケートによると「男女の友情」は成立しないと答えた人が半分以上。男性にとって女性は性欲の対象であり続けるのか?土田晃之さんの意見は果たして…。***これ、難しいお題ですね。男女であるかぎり、間違いは起こるものなのかもしれないし、友情関係を結べないって考えもあるだろうから。仲のいい男友達に彼女ができてショックを受ける?それは最初から友情ではなかったってことでしょ。都合よく正当化していて、友情とは違った好意があったんじゃないかな。どこかで男として意識してしまうってことは、やっぱり成立しづらいってこと?僕の場合は、小学校時代からの女友達なんかは、絶対に性の対象にはなりえないですね。今、学生時代に付き合っていた女のコと飲みに行っても、昔話を笑って話せるし、まったくそういう気にならない。これって友情が成立しているってことでしょ。若い頃ならそこが揺らぐのかもしれないけど、もう40 歳も過ぎれば、友達関係の人が性の対象には絶対にならないですよ。ようは、相手や年齢にもよるってこと。そもそも友情って、人間同士の間に生まれてくる情ですからね。同性だろうが異性だろうが、友情には性差はないんじゃないかな?◇つちだ・てるゆき芸人。『こそこそチャップリン』(テレビ東京土曜26:10~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年4月6日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年04月04日古谷実の人気コミックを森田剛主演で実写化した映画『ヒメアノ~ル』の予告編映像が公開になった。映像には人をターゲット=餌としか思わない連続殺人鬼・森田正一が登場。緊迫感のある内容になっている。その他の画像/予告編が公開映画は、冴えないビル清掃員の岡田、その先輩の安藤、カフェ店員のユカ、そしてかつて過酷ないじめを受け、現在は快楽殺人者になっている森田を登場人物に、日常と狂気あふれる時間を交錯させながら描くもの。このほど公開された予告編では、前半に岡田、安藤、ユカの三角関係が軽快なタッチで描かれるが、森田正一が登場すると映像のトーンやカメラワークが大きく変化。脚本も手がけた吉田恵輔監督は「現場も編集も、まるで2本の作品を撮っているような感覚」と制作過程を振り返っている。『ヒメアノ~ル』5月28日(土)、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
2016年03月22日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日