現在放送中の『院内警察』(フジテレビ系)に続き、3月3日からは『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』で主演を務めるなど、引っ張りだこ状態の桐谷健太(44)。“イヤミス”の名手である真梨幸子の小説が原作のダーク・ミステリーということで、どこか怪しげな雰囲気での撮影に挑戦してもらった。「最初にお話をいただいたとき、この主人公を自分が生きたらどうなるんだろう? と興味をそそられました。予想を裏切る展開は見応えがあると思います」『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』(毎週日曜22時〜WOWOWプライム、WOWOW4Kで放送中。WOWOWオンデマンドで全5話一挙配信中)で、主人公の出版社の編集者・橋本涼を演じる桐谷健太。人間の心の闇や二面性を描く今作で、橋本という人間像をクランクイン前から染み込ませ、本番では直感的に演じられるように心がけたという。「一見、普通の人に感じるんですが、見る人によっては少し違和感があったり、あるいは不気味さがあったり、見え方が違う人間にしたいと考えていました。この作品のテーマにも通じる“人の数だけ真実がある”というところは常に意識していたと思います。現場に入ったら、ほとんど何も考えずにやれたので、そこは自分のなかでうまくハマった感じはしています」役を作り込んで現場に向かうときは、すでに橋本になっていたのか?「全然!桐谷健太です(笑)。昔、役者を始めたころは、プライベートでも役になりきっているのがカッコいいと思っていたんですよ。でも、友達に『それ嫌やわ、お前じゃないやん』って言われて反省して(笑)。もちろん役を生きるための準備はありますが、理想は『よーい、スタート』で全く違う人物になって、『カット』の声で“自分の真ん中”に戻るというのを目指しています。役以外のところは楽しい兄ちゃんでいいんです(笑)」40代で実力派の地位を築いている桐谷。俳優としての目標や課題は「特に考えていない」と語るが、その真意は?「日々の些細な出来事に感動して生きていきたいと思っているんです。それができたら、役者をやっていようが、何をやっていようが最高ですよ。日ごろから感覚を研ぎ澄ましていれば、おのずと演技にも変化が出てくると思っています」また、仕事で全力を発揮するために日常生活で気をつけていることを聞いた。「しっかり寝るとか、しっかり休む。これはとても大切にしています。これまでの自分は、本番にどれだけ力を発揮できるかということに重点を置いてきたんですが、しっかり休めば本番は勝手に自分がやってくれる。脱力することも大事だと実感しています」(スタイリング:岡井雄介、ヘアメーク:岩下倫之/Leinwand、衣装協力:ヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン)
2024年03月09日SSZ(エス エス ズィー)と横尾忠則のコラボレーションウェアが登場。2024年2月10日(土)より、ビームス 原宿ほかにて発売される。SSZ、横尾忠則の作品をモチーフにしたコラボウェアビームス(BEAMS)のサーフ&スケートラインとしてスタートし、音楽やアートといったカルチャーをバックグボーンに持ったアイテムを展開するSSZ。2023年12月にはニードルズ(NEEDLES)とのコラボレーションでも話題を呼んだ。横尾忠則とのコラボレーションでは、SSZの定番コーチジャケットとパンツをベースに、横尾忠則のカラフルな作品を落とし込んだアイテムを展開。コーチジャケットは、無地と、絵画作品を大胆に落とし込んだ面をリバーシブルで着用可能な仕様となっている。リバーシブルジャケット&ポケットに作品を落とし込んだパンツパンツはシンプルな見た目に仕上げながらも、ポケットの中に作品が覗く遊び心あふれる1品。カラーはジャケットともに作品の鮮やかな色彩が際立つクリーンなアイボリーと、シックなネイビーの2色を用意する。このほか、作品を大胆に落とし込んだスケートデッキも揃う。詳細横尾忠則×SSZ発売日:2024年2月10日(土)販売店舗:ビームス(原宿・名古屋・神戸・広島・福岡)、ビームス ジャパン、ビームス ストリート(横浜・梅田)アイテム価格:・ジャケット 52,800円(アイボリー、ネイビー)・パンツ 41,800円(アイボリー、ネイビー)・デッキ 23,100円(YOKOO、寒山百得)【問い合わせ先】ビームス 原宿TEL:03-3470-3947
2024年02月05日「Snow Man」の渡辺翔太が初単独主演を務める1月スタートの新ドラマ「先生さようなら」より、場面写真が公開。須賀健太と駒井蓮の出演も明らかになった。美術教師・田邑拓郎(渡辺さん)は、ノリも良く、生徒たちのお兄ちゃんのような人気者。初めて担任を持ったクラスの生徒・城嶋弥生(林芽亜里)は、目標もなく、周りの空気を読んであいまいな高校生活を送っていたが、田邑に誘われて美術部に入ることに。そして、高校生活を彩るヒントをくれた田邑に、弥生は恋心を抱いていく。しかしある日、あるひとりの女性の姿が無数に描かれた田邑のスケッチブックを見てしまう。過去に田邑は、高校生のときに出会った担任の国語教師・内藤由美子(北香那)に恋をしていた――。渡辺さんが17歳の高校生と27歳の高校教師を演じる本作は、先生に恋をした生徒だった僕、生徒に恋された先生になった僕、現在と過去、2つのラブストーリーが織りなす、繰り返される“さようなら”の物語。須賀さんが演じるのは、田邑と中学から高校まで一緒の親友・児玉俊。大学は別々の道を歩むが、田邑が教師になったいまも定期的に会い、お互いの近況をなんでも話せる良き友人だ。駒井さんが演じるのは、田邑に入学式で一目ぼれする、高校時代のクラスメイト・小林真奈。児玉俊役:須賀健太田邑の運命の原点に携わる、高校時代のキーパーソンとなる2人。原作に無かったドラマオリジナルのキャラクターを演じる須賀さんは「児玉という役は周りをよく見ていて、客観的に物事をジャッジする言動がある人だと感じています。ただ、一般論を語るところにも拓郎への思いやりや優しさが透けるように意識して演じさせて頂いています」とコメント。続けて「僕が演じさせて頂く児玉はオリジナルキャラクターということもあり、一番視聴者の皆さんに近い存在だと思いますので、ぜひ一緒にこの作品の世界を楽しんで頂けたら嬉しいです」とメッセージを寄せる。駒井さんは「真奈という役は私にとって挑戦で、なかなか掴めないところもあったんですけど、常に前向きに考えるという部分を意識しました」と話し、「過去のシーンと現在のシーンで、制服や学校という環境、コミュニケーションのとり方が異なっているのが見所だと思います」と明かした。小林真奈役:駒井蓮今作では高校生役にも挑戦する渡辺さんは、「学生時代のストーリーがこんなに描かれるとは…と、ビックリしました。この年になって学ランを着るとは思いませんでしたので!!僕の高校はブレザーだったので、中学の時以来の学ランを着ました。何回もトイレに行って、何度も鏡で学ランを着ている自分を見て、本当に何度も何度もスタッフさんに『大丈夫!?』という確認をして…『大丈夫だよ!』という言葉をもらって自分を安心させました」と少し不安もあったそう。発表された共演者2人については「須賀くんより僕がずいぶん年上かな…?というイメージがあったので2歳しか変わらないということで、一気に親近感がわき安心しました。駒井さんたちとも馴染めている…、かな?と思うようになってきたので、自信を持ってやっていこうと思っています。(笑)」と話し、「徐々に現場の空気感に慣れてきたこともあり、高校時代の現場も楽しいです!」とコメントを寄せた。「先生さようなら」は2024年1月、毎週月曜日24時59分~日本テレビにて放送予定、TVer・Huluでも配信予定(全10話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間 2023年11月23日より3週間限定上映
2023年12月04日映画『アナログ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が10月31日に都内で行われ、二宮和也、桐谷健太、浜野謙太が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■映画『アナログ』大ヒット御礼舞台挨拶に二宮和也、桐谷健太、浜野謙太が登場この日はTOHOシネマズ六本木より、全国102スクリーンに向けて同時生中継が行われた。主演の二宮は全国のファンに向けて手を大きく振りながら「数ある作品の中から『アナログ』を選んでいただきありがとうございます! 102スクリーンの全国の皆さんも、今日はよろしくお願いします!」と元気に挨拶した。二宮は桐谷&浜野との親友シーンについて「この3人のシーンは見ていて楽しかったし、3人のシーンがないと成立していなかったのではないかと思うくらい、この映画の根幹になるシーン。本編には使用されなかったシーンもたくさんあって楽しかったので、映画を観ながら思い出して自分は倍楽しめたような気がする」とお気に入りの様子。悟の小学校以来の友人・高木淳一役の桐谷は「この3人のシーンでバッサリとカットされたところもたくさんあるので、DVDが発売される際に観られるようにしてほしい。僕ら自身も観てみたいから」と特典映像に期待していた。同じく悟の小学校以来の友人・山下良雄役の浜野は、今作で二宮とは初共演で「最初の頃に撮った3人での焼き鳥屋のシーンではちょっとだけ照れていた」と告白するも「その時は『二宮さん』と呼んでいたけれど、今では『ニノ』呼びだからね」と明かす。しかし二宮は「でも俺は認めてないからね。呼ぶなら『二宮君』がいい」とバッサリ。折衷案として桐谷が「『ニノ』がダメなら『カズ』にしてみては?」と提案し、浜野は「『カズ』……確かにカッコいい。その呼び方は俺しかしないわけだから」と喜ぶも、当の二宮からは「いや……『二宮君』で」とかたくなに拒まれてしまった。この日は事前に映画公式Xで3人への質問を募集。「このトリオでまた共演するなら?」との質問には、『三国志』『水戸黄門』などの候補作が挙がる中、二宮は「『ゆとりですがなにか』とかは?」とまさかの提案。桐谷が「俺たち全然ゆとり世代じゃないし! 高校の時ポケベル持っていたけど!?」と爆笑するも、二宮は「凄いニセモノ感が出るけど、まったく知らない顔して同じことをやってみない?」と、劇中の3人同様に悪ノリしていた。
2023年11月01日横尾忠則のポスターに着目した展示「ポスター オブ 横尾忠則(POSTER OF TADANORI YOKOO)」が、新宿のビームス ジャパン(BEAMS JAPAN) 5階「Bギャラリー(B GALLERY)」にて、2023年10月27日(金)から12月17日(日)まで2部にわたり開催される。横尾忠則のポスター作品を集めた展示ビームス ジャパン「Bギャラリー」では、日本を代表する美術家でグラフィックデザイナーの横尾忠則がこれまでに手掛けたポスター作品に着目した展示「ポスター オブ 横尾忠則」を開催。会場では、横尾忠則が過去に発表した莫大な数のポスターから、Bギャラリーがセレクトしたポスターの展示、販売を行う。アパレルから雑貨までオリジナルグッズを販売また、本展示を記念して、Bギャラリーは豊富なオリジナルグッズを用意。中でも注目は、ビームスのサーフ&スケートのバイヤーである加藤忠幸が手掛けるブランド「エス エス ズィー(SSZ)」とのコラボレーションアイテムだ。横尾忠則のアートを施したセットアップやスケートデッキが展開される。このほか、ニューエラ(NEW ERA)のキャップやポーター(PORTER)のバッグといったコラボレーションアイテムも必見。加えて、インテリアブランドのパシフィカ コレクティブ(PACIFICA COLLECTIVES)監修による大型ラグ、パジャマメーカーのノウハウ(NOWHAW)によるパジャマやガウン、クッションカバーといったアイテムが多彩に揃う。【詳細】「ポスター オブ 横尾忠則」期間:2023年10月27日(金)~12月17日(日)※11月20日(月)・11月21日(火)は作品入れ替えの為休廊。場所:ビームス ジャパン 5階「Bギャラリー」住所:東京都新宿区新宿3-32-6内容:ポスター作品の展示・販売※額装の有無(額装を選択の場合別途費用がかかる)を選択可能。受け渡しは展示終了後。■オリジナルグッズ・ブランケット 41,800円・パジャマ 55,000円・ガウン 60,500円・ロングスリーブTシャツ 12,100円・トランプ 2,200円・SSZコラボジャケット 52,800円・SSZコラボパンツ 41,800円・SSZスケートデッキ 価格未定※SSZコラボレーションウェアは10月27日(金)~12月17日(日)ビームス ジャパン 4階「トーキョー カルチャート by ビームス(TOKYO CULTUART by BEAMS)」店頭にて予約受付。※Bギャラリー来店者のみ予約可能。受け渡しは2月上旬~中旬予定。※SSZスケートデッキは、12月上旬頃先行発売予定。10月27日(金)よりビームス ジャパン 4階「トーキョー カルチャート by ビームス」にてサンプルの展示を行う。【問い合わせ先】TEL:03-5368-7300
2023年10月26日1960~’70年代にはグラフィックデザイナーとして、’80年代以降は美術家として世界的に評価されている横尾忠則さん。現在87歳、「自分は飽きっぽい」と語るその理由とは?ポップでセンセーショナルなデザインで昭和を駆け抜け、その後は現代美術家として世界中から引く手あまた。令和の今は若手ミュージシャンからも「ジャケットを描いて!」という熱烈なオファーが届く横尾忠則さん。87歳になった今もまだ絵を描き続けるモチベーションはなんなのか。緑がひろがる大きな窓が印象的なアトリエにお邪魔して、お話を伺いました。――毎日アトリエに通っていらっしゃるんですか?そうだね。僕は目が覚めるのが早くて、8時にごはんを食べて、その後自転車でアトリエに来る。絵を描いたりゴソゴソ散らかしたりしているうちに夕方になって、家に帰って晩ごはんを食べてお風呂に入ってすぐ寝ちゃいます。あ、でも今日は2時に起きた。大谷の試合を観たかったから。――?大リーガーの、大谷翔平さんですか?そうそう。ホームラン打つかなと思って期待して見ていたんだけど、三振ばかりするので二度寝しちゃった。大谷が活躍すると、その日は一日気持ちいい。別に親戚でもなんでもないんだけど、なんか嬉しいよね(笑)。――惹かれる理由はなんですか?彼は次から次へと新しいルールを開拓していくじゃないですか。大谷のそういった在り方や精神はアートの精神と近いんですよ。既成のルールをどんどん壊して、新しい道を作る。僕はその辺が好きなんです。――横尾さんの作るアートや活動にも、そういった“既存を壊して新しいルールを作る”感覚を感じる人は多いと思いますが…。あ、そうですか?でも、僕自身は新しいものを作りたいとは全然思ってないんです。飽きちゃうんですよ。今日描いた絵の延長を明日描こうとは絶対に思わない。だって明くる日になったら、別の気分や発想が出てきますから。だから僕の絵には、統一したテーマや様式がない。――“横尾忠則の作風”的なものはない、ということですか?そう。一般的には画家は自分の統一したアイデンティティを持っていて、それを持続継続していくものだけど、でも僕は、自分が描いた絵に飽きちゃう。食べ物と同じですよ。毎日食べて飽きないのは白米くらいなもんで、おかずは別のものが食べたくなるじゃないですか。僕にとって創作は、食事と同じくらい肉体的なもので、頭で考えるよりも身体的な生理が優先されるんです。まあ、飽きっぽいんですよ。――飽きっぽい性格は昔から?子どもの頃からですね。だから87歳になった今も、子どもの頃の延長で絵を描いてる感じです。寒山拾得の顔つきには自由を感じるんです。――現在、東京国立博物館で展覧会が開催されていますが、今回のテーマは“寒山拾得(かんざんじっとく)”。中国、唐の時代に生きた伝説的な2人の詩僧、寒山と拾得だそうですが、展覧会の資料を拝見すると、先ほどのお話のとおり、全く異なる作風の絵がズラッと並んでいて、驚きました。そうでしょう。今回は1年2か月の間に描いた100点くらいを展示するんですが、毎日コロコロ作風が変わっていったから、並べてみると、もはやどれが僕の作品なのかよくわからないけれど、僕が描いたんだから全部僕の作品だ。僕はコンセプチュアルアートのような観念や言葉を、脳の中から廃除して、極力、考えないことに徹している。自由になるためには観念は邪魔だからね。だから僕は、描きたいものを描くだけ。あとは見た人が勝手に評価してくれればいい。今回来てくれる人には、100枚のスタイルの変化を見て、僕の頭の中の複数の小さい僕と出合ってくれれば、それでいい。――今回の作品は、コロナ禍にアトリエで描かれたものだと伺いました。どういうきっかけで“寒山拾得”を描くことに?あのね、江戸時代の日本の画家のほとんどが、寒山拾得を描いてたんですよ。というか、描かない人がいないくらいポピュラーな題材だった。中国からの影響が大きい時代だったんでしょう。ところが明治時代になってからは、一切誰も描かなくなったんです。――え、その理由は…?知らない(笑)。おそらく明治になると西洋近代主義が導入されて、そうすると中国的な土壌や文化が絵のテーマにならなくなったんじゃないですかね。――その間、“寒山拾得”は忘れ去られたテーマだったんですね。そう。その、“誰もやっていないことをやる”に、僕は興味があるわけ。非常に“大谷的”じゃない(笑)。会ったこともない未知のものに興味を持って、挑んでいく。それってアートへの姿勢だけではなく、生き方そのものにも通じるところがあると思うんですよ。――寒山と拾得という2人の僧自体にも興味がありましたか?この2人についてのちゃんとした伝記や書物はゼロに近いくらい何もなくて、“唐の時代の禅僧”ということくらいしか情報はないんですが、その奇行ぶりから“風狂の僧”と言われていて。いつもボロボロのものを着て、わけもなくニタニタ笑っていたらしいんですよ。どちらかといえば、阿呆の“相”。でも僕は、阿呆の相こそが悟った人間の最終的な面相だと思っていて。現代社会では本を2万冊も3万冊も読んで何かを悟った人間を“知の巨人”とか言いますが、僕は悟った人間の知的な表情になんて興味はない。“寒山拾得”の阿呆の相に、惹かれるんです。人間は愚者になることによって、天と通じるんです。つまり知性ではなく霊性にね。――そこに何を見るんですか?自由、じゃないですかね、やっぱり。彼らはルールのない世界に住んでいて、霊的なものと交流しながら生きていたと思う。いわゆる知識人とは全く違う。彼らが対話していたのは、宇宙なんですよ。――やはり自由に憧れますか?最終的に…というと変だけど、同じ道を行くならば、そこを目標にはしたいです。だけどね、人間の一生は短すぎて、なかなか寒山拾得のような境地には到達できない。そこに行くためには何度も何度も輪廻転生を繰り返さなければならない。――1回の人生ではとても無理?そんなの絶対無理(笑)。キリストやブッダだったら2回くらいで行けるかもしれないけれど、我々みたいな人間は100回か200回繰り返してもまだ無理かもしれない。――今の現世で、自分はどのくらい自由になったと思われますか?いや、まだ階段の真下にいるくらいなもんですよ。階段の先は全然見えない。その階段が三次元的ではなく、四次元的階段であることを願いたいね。――絵を描くことは、自由になることに繋がりますか?僕の場合は絵を描くことでしか、そういった世界にはたどり着けない。絵しかないなって思うんです。僕は幼児の頃から絵を描いていて、今87歳なんだけど、それでもまだ到達点が見えない。だけどこの寸善尺魔の現世での生は最後にしたい。不退転に行くために、ただ描きむしるだけです。できれば現世で輪廻を打ち止めにしたいですね。――次の人生があったら、絵を描きますか?次?絵描きなんてもう結構。今だってもう飽きちゃってるんだから(笑)。ただこれはさ、僕を司っている運命的な力が僕に描かせているわけだから、しょうがないんですよ。運命には従うしかない。「嫌だなぁ」と思いながら、絵を描く。「嫌だなぁと思いながら描いた絵ってどんなもんなんだろう、それを見てみたい」っていう。今は運命と、その好奇心によって描かされている感じで、世のため、人のためには描いていません。――誰にでも運命はあると思いますか?生まれてから人はいろんな運命に出合うわけで、それを100%受け入れて生きようとする人と、「この状況は嫌だ、違うものが欲しい」と運命に抵抗する人の2種類に分かれると思うんです。僕は、与えられた運命に従って生きてきたと思う。ていうかね、そのほうが便利がいいんです。努力する必要がないから。だって運命どおりのことをやればいいんだもん(笑)。別のものを求めるから、努力をしたり、競争したり、戦ったりしなきゃいけなくなる。怠け者の僕にはそれは合わなかったんだよね。――なるほど(笑)。でも一方で、運命に従うってことはどこに連れていかれるかわからないわけ。ただ僕はそこに興味を持ったんです。変なことになったなぁとか、おかしなところに連れてこられたなぁと思っても、「それも運命」と思って身を投げ出せばいいだけです。その結果が画家にさせられたんだから。――その思考が構築されたきっかけはあるのでしょうか?そうねぇ…。もともと僕は別の家に生まれて横尾家に養子に行ったわけなんだけど、僕が望んでそうなったわけではないんですよ。つまり運命なの。「行きたくない」とか「こっちの両親がいい」みたいな選択肢はなくて、「あ、そうですか」と行くしかなかった。まあそもそも2つか3つの僕に判断力なんてないですけどね(笑)。横尾家のおじいさんとおばあさんは僕を猫可愛がりしてくれて、僕が求める前にいろんなものを用意してくれた。それで19歳くらいまで過ごした結果、与えられたものに従って生きるのが一番いいんだな、というところにたどり着いて、今までずっと来てるわけ。――ご自分から「これをやりたい!」みたいな気持ちは…。ないない。来たものに乗る。あ、でも今ちょっと面白いことをやっていて。前衛音楽家のテリー・ライリーさんという人がいるんだけど、ちょっとした偶然で出会った彼と2人でグループを作ったの。テリーさんが音楽を演奏する後ろで僕が絵を描いたり、展覧会の会場で僕の絵をイメージした曲を演奏してもらったり、そういうことをいろいろやろうって。でも、僕は87歳で、彼は88歳だから、おじいさんグループなんだよね(笑)。しかもグループ名は、2人の年齢を足した数字なんだけど、毎年変わるわけ。だからなかなかグループ名が思い出せない(笑)。――めちゃくちゃ楽しそうです。でしょう。あのね、どんな運命でも面白がるしかないんです。与えられたものを受け入れて、楽しみに変えて生きていく。人生ってそういうものだと思いますよ。独自の解釈で描いた“寒山拾得”の作品を102枚一挙公開する展覧会「横尾忠則寒山百得」展が、上野の東京国立博物館 表慶館で12月3日まで開催中。また来年には上海の美術館で大規模な回顧展が予定されており、「まだ言えないけれど、その後も展覧会がいろいろあるんですよ」(横尾さん)とのことです!よこお・ただのり1936年生まれ、兵庫県出身。20代よりグラフィックデザイナーとして活動し、独立。広告やポスター、エディトリアルなどを手掛け、また寺山修司や三島由紀夫とも多数仕事をした。’72年にニューヨーク近代美術館で個展を開催。’80年代以降は美術家として世界的に活躍。兵庫県神戸市と香川県豊島には自身の美術館も。※『anan』2023年9月27日号より。写真・八木 咲(by anan編集部)
2023年09月23日劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演の公開ゲネプロが18日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われ、加藤憲史郎、若林星弥、藤林泰也、須賀健太(演出)が取材に応じた。古舘春一氏による大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を舞台化した同作。2015年から2021年まで上演されていたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズから、新たに劇団「ハイキュー!!」として生まれ変わり、前作で主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎え、8月19日〜27日まで上演される。○須賀健太、初演出に挑戦今回初演出に挑戦した須賀は「お話をいただいたのが1年くらい前なんですけど、この稽古が始まってからの1カ月弱というのは本当に目まぐるしく過ぎていって、1日ってこんなに短いんだって改めて感じていました。普段役者をやらせていただいているので、新しい形で舞台や表現に向き合った時間だなと思ったんですけど、より好きになった瞬間もたくさんありましたし、彼らにすごく父性が芽生えました」としみじみ。演出家としては「意外とキャストの年齢の幅もある分、僕も同年代と言っていいくらい年齢が近かったりするし、普段役者をやってるし、初演出ということで、言うことを聞いてもらえるかみたいなところもあったので、しっかりと目つきを変えて芝居の話をするのは心がけてやっていました」と心境を吐露。「今までのシリーズを演じていたからこそできる動きとか、バレーのフォームだけでなくパフォーマンスとしてどう見せるかというアプローチは経験がある方なので、そこはアドバイスをしたりしてました」と振り返った。○キャストからの感想は?「演出家・須賀健太」について聞かれると、藤林は「最初のオーディションの時、めちゃくちゃ怖かったんですよ。俳優の人が見るのと、演出家の方が見るのって全然違うだろうし、同業の方だからこそ『お前、何ができるんだよ』と見られてる感じがして、絶対この人厳しいんだなと。できる方なので、『俺だったらこうやるよ』という方かと思ったら、想像の何十倍も優しい方で、人が提出したものを一回飲み込んで、こっちの方がいいっていう演出をつけてくれる」と感謝。「それでいて俳優さんとしての目線も的確なアドバイスがあったので、皆さんやりやすかったと思っています」と絶賛した。若林も「演出家としても素晴らしい方なんですけど、いち俳優さんとして寄り添ってくださったので、『ここをこういう感じのセリフでこういう心情で言ってるんだけど、こういうふうに言ってみたら』というのも俳優の大先輩としていろいろ意見してくださって。僕も初めて舞台やらせていただいて、基礎からノウハウも教えていただいたので、僕のこれからの軸になることを一から教えてくださって、頭が上がらない」という。加藤は「須賀さんの笑顔が大好きです」と告白し、「僕は須賀さんがもともと日向をやられてたのもあって、『こういうスタンスだと表現がしやすい』とか『こういう言い方や動き方だと、セリフを言いやすくなるんだ』というのをたくさん教えていただいて、たくさん吸収させていただいて、頭が上がらないです」と頭を下げ合っていた。改めて同作の面白さについて聞かれると、須賀は「すごく共感できる人間ドラマが散りばめられているところが1番の魅力だなと思っていて、バレーボールの漫画ということで派手そうだったり、必殺技がで得てくるものを想像されやすい漫画だけど、読んでみると宮城の田舎にある高校に色んな思いを持って集まった子たちがチームになって、敵のチームと交流していって、各々が成長していくという人間ドラマが根本に描かれている」と魅力を表す。「人が生きていく中で思う色々な感情がリアルに漫画の中に落とし込まれているので、演劇にした時に絶対に嘘にならない。原作自体がリアルで共感性の高いものなので、生身で演じたら、そりゃあ感情移入できるはずだし泣けるし笑えるし、現実世界でも飛び回れる、演劇においても親和性の高い作品。そこが魅力なんじゃないかなと思っています」と語った。
2023年08月19日東京国立博物館の歴史を感じさせる洋風建築「表慶館」では、2023年9月12日(火)より、『横尾忠則寒山百得』展が開催される。日本を代表する現代美術家・横尾忠則が、独自の解釈で再構築した「寒山拾得」シリーズの完全新作102点を一挙公開する展覧会だ。寒山と拾得は、中国、唐時代に生きた伝説的なふたりの詩僧。彼らの世俗を超越した奇行ぶりは、中国禅宗における悟りの境地「風狂」ととらえられ、中国や日本の文人たちを魅了し、伝統的な画題として数多く描かれてきた。この禅宗の画題を、新型コロナウィルス感染症の流行下に世俗から離れたアトリエで描き続け、自らの代表的なシリーズとしてしまったのが、今年87歳となる横尾忠則だ。70年近い画業の中で、「Y字路」や「滝」など、数々のシリーズに取り組んできた横尾だが、今回の「寒山拾得」では、さまざまに形を変えながら、時空をも超越する詩僧たちの姿を描く。特定のメッセージを示すことはせず、横尾自身の自由な精神活動のもと、ただひたすらに湧き出る形象をキャンバスに定着させた。それらは、めくるめく物語を紡ぎ出してはいるが、見る人がそこから何を感じとるかは完全に自由。鑑賞者は、寒山拾得のような一切の束縛がない世界を体感し、解き放たれた精神状態で作品を見ることの楽しさを発見するに違いない。なお、東京国立博物館の本館特別1室では、特集『東京国立博物館の寒山拾得図―伝説の風狂僧への憧れ―』が同時開催される。こちらは、国宝や重要文化財を含む、東京国立博物館の寒山拾得図のコレクションを、一堂に集めた特集展示。横尾忠則の展覧会を機に、日本と中国、各時代に描かれた寒山拾得の名品をまとめて見ることができる、またとない機会となっている。<開催情報>『横尾忠則寒山百得』展会期:2023年9月12日(火)~12月3日(日)会場:東京国立博物館 表慶館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般1,600円、大学1,400円、高校1,000円公式サイト:()
2023年08月17日8月25日(金)にBlu-ray&DVD-BOXが発売される、桐谷健太&佐野玲於(GENERATIONS)らが出演するドラマ「インフォーマ」の特典内容が決定した。本作は、沖田臥竜の同名小説のドラマ化。あらゆるジャンルに精通する情報屋・木原慶次郎と、週刊誌の記者・三島寛治が、警察、ヤクザ、裏社会の住民たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス。映像特典のインタビューでは、桐谷さんと佐野さんをはじめ、森田剛、原作:沖田臥竜、藤井道人監督の単独インタビューを収録。台本を読んだ感想として桐谷さんは、“アウトロー”だけではなく、様々な要素が詰まった作品だと語り、木原という役どころも自分にしかできない役だとし、計算ではなく直感で演じられたと話す。佐野さんも、これほど面白く、ワクワクさせられる作品はなかなかないと自信をみせつつ、周りのキャスト・スタッフに助けられたとふり返る。また、森田さんはアクションシーンについて、前半落ち着いた感じになっているが、後半はハードで頑張って演じたと静かに語っている。またメイキングでは、「“ポンコツ2号”恐怖!大乱闘シーンメイキング」「現場緊迫!カーアクション!」「インフォーマの“原点”木原&“ポンコツ1号”VS冴木」「クランクアップ」など、撮影の裏側に密着した映像を収録。逃走する車と対するスタントシーンは圧巻。愛之介役・横浜流星の喧嘩シーンでは、スタッフ指導の下、シーンの流れで急遽変わるアクションをすぐに体現する姿も楽しめる。なお、Amazon・楽天ブックスほか各ネットショップでは、商品購入者にオリジナル特典が先着付与される(※数量に限りがございます。また、デザインは変更になる場合がございます)。「インフォーマ」Blu-ray&DVD-BOXは8月25日(金)発売。(cinemacafe.net)
2023年06月11日所轄の刑事と地検検事、そして裁判所の判事の人間模様を描く『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』に主演中の桐谷健太さん。演じるのは、元体育教師の刑事・仲井戸豪太。人情味に溢れ一本気で、とにかく熱い!「豪太は自分の感覚を信じられる男。愚直ゆえに、人から煙たがられ、つまずいたり転んだりもするんですけど、すぐ立ち上がる!そうした泥くさくも逞しいところや『こう生きたい』という強い想いが、豪太の魅力でありカッコいいところですね」豪太は、磯村勇斗さん演じるエリート刑事・目黒、通称メグちゃんとバディを組む。「メグちゃんの合理的な性格との比較によって、豪太という人間がわかってくるのがバディの楽しさ。ただ、このドラマって実は、刑事も検事も判事も、キャラクターそれぞれとバディなんです。考えや立場の違いからぶつかっても、犯罪をなくしてよりよい世界にしたいという想いは同じ。僕ら役者も、良質な作品を作りたいという、同じところに向かっているから『ここはこういう間でいこう』とか事前に話し合わなくても、自然とピタッと息が合うんですよね。本当に素敵な現場です」芸達者で豪華な共演者の面々。あえてひとりを選んでいただくと…。「先輩刑事役の古田新太さんは、びっくりするくらいふざけたことを話す人なんですけど(笑)、ふわっとしていると思ったら急にガツンとした芝居を入れて起爆剤になってくれます。カンフー映画で、掃除してたおっちゃんが実はものすごいカンフーの使い手だったみたいなことあるじゃないですか。あんな感じです。いまや珍しく貴重な存在なので僕は役者界の絶滅危惧種と呼び、たくさんのことを学ばせてもらってます」1話完結で、毎回さまざまなゲストがドラマを盛り上げるのも見どころ。第1話には、なにわ男子の大橋和也さんが登場した。「自分で考えてきたプランなのか、その場でパッと出たのかわからないんですけど、大橋くんが演じた役の心情が見える芝居をリハーサルでやってくれたのが嬉しくて、『台本にはないけど、本番もそれでやってね』って伝えました。どのゲストの方に対しても、芝居に集中できる気持ちのいい空気を保ちながら、待ち時間も楽しくいられたら最高!でも、誰よりも僕自身が撮影が楽しくて幸せだから、無理してやっていることは何もないですよ」本作は2020年1月期に放送された連続ドラマの第2弾。前回はコロナ禍が始まった時期と重なった。「とにかく最後まで撮り切ることに必死でしたね。経験値を上げることができたことに、すごく感謝しています。その後、緊急事態宣言が発令されて仕事が一気になくなり、どんな自分が好きなのか、どう生きたいのかといったことをたくさん感じた時間になりました。そして、苦しいことや辛いことがあったとしても、結局は、好きなことをやるために生まれてきたんちゃうん?みたいなシンプルな感覚に気づけたんです。この3年で桐谷健太自身が大きく進化をしているので、自信を持って豪太を演じれば、おのずと豪太の成長も見せられると思っています」『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』人情派刑事の仲井戸の前に立ちはだかるのは、日本屈指の頭脳を持つ検事チームと判事チーム。サスペンス要素に、濃いキャラクター陣のコミカルな会話を織り交ぜ、大人のビターな群像劇が軽快に描かれる。テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~放送中。きりたに・けんた1980年2月4日生まれ、大阪府出身。2002年、『九龍で会いましょう』でデビュー。今秋、北野武監督作『首』が公開。歌手としても活躍し、’16年、NHK紅白歌合戦に出場。昨年「夢のまた夢」を発表。※『anan』2023年5月31日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年05月30日兵庫県神戸市にある横尾忠則現代美術館では、2023年5月27日(土)より『横尾忠則原郷の森』を開催する。画家であるとともに、文筆家としての顔をもつ横尾忠則が、2022年に発表した小説『原郷の森』(文藝春秋)の世界を視覚的に立ち上げた展覧会だ。小説『原郷の森』とは、ある日森で目覚めた主人公Yが、三島由紀夫と宇宙霊人に導かれて、すでにこの世を去った人々と芸術や人生について語り合うという物語。ピカソやキリコといった芸術家たちから、黒澤明や東野芳明ら実際に交流があった文化人たち、あるいはノストラダムスや親鸞、ブッダ、猫のタマまで、約280名もの登場人物が、様々な視点から横尾の作品について語り、それが壮大な横尾論となっていく。そんな原作を踏まえ、2階の展示室には、照明と木に見立てた柱で森のような空間をつくり、そこに小説のなかの台詞と横尾自身が描いた関連作品を配置。「原郷の森」の中をさまよう横尾の分身Yの気分で、作品を鑑賞することができるだろう。また3階の展示室では、「首吊り縄」や「滝」「寒山拾得」といった6つのキーワードに焦点を当て、原郷の森の住人たちの会話を通して横尾ワールドを掘り下げる。小説から選んだ関連する台詞が、兵庫県立ピッコロ劇団員に読まれセリフとして、会場に流れる工夫がされている。目だけでなく耳でも作品を味わう没入感を、体験することができそうだ。また2021年、4階に新設された横尾コレクションギャラリーでは、アンディ・ウォーホル(1928-1987)やジョルジュ・デ・キリコ(1888-1978)など、小説『原郷の森』に登場する西洋近現代美術の巨匠たちの実際の作品や、作者名もわからないけれど、横尾が惹かれて収集した作品なども合せて展示する。小説『原郷の森』の世界をさらに深く楽しむことができるだろう。<開催情報>『横尾忠則 原郷の森』会期:2023年5月27日(土)~8月27日(日)会場:横尾忠則現代美術館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般700円、大学550円 、70歳以上350円公式サイト:
2023年05月19日5月15日(月)〜6月30日(金)、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで『横尾忠則銀座番外地』が開催される。デザイナーだった43年前に「画家宣言」で世を沸かせた横尾忠則ではあるが、今年2月、日本芸術院で新設された「建築・デザイン」分野の会員に選出され、「これからが本番です」と決意表明して再び話題の人となった。同展では、その選出の理由である「文学、演劇、音楽、映画、ファッション等、様々な分野に活動の場を拡げた43年前のデザイン」(1960~80年代)に焦点を当てる。面白いのは、完成品としてのポスターや書籍ではなく、ラフスケッチやアイデアノート、デッサンなど制作過程で生まれるものたちに光を当てることだ。表現エレメントとしてのドローイング、版画、原画、コラージュ、印刷に使用される版下や色指定紙など、膨大なデザイン表現のプロセスが公開される。横尾忠則現代美術館が収蔵する、記録写真や資料を含む膨大なアーカイブから厳選された約250点。そこには、横尾の手仕事や身体的な感覚など、横尾ワールドの源泉が潜んでいる。「一日が未完で終わるように、人間の一生も完成なんてないじゃないですか。あるのは循環、メビウスの輪である。完成と未完は表裏一体で魂と肉体みたいなものだ。」と語る横尾。今回はギンザ・グラフィック・ギャラリーでは4回目となる個展。絵画あるいはデザインといったジャンルを超えた、あるいは相互に響き合い“輪廻転生”するような、横尾忠則というアーティストの壮大な創造世界に浸ってみたい。<開催情報>『横尾忠則銀座番外地』会期:2023年5月15日(月)~6月30日(金)会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)時間:11:00~19:00休館日:日祝公式サイト:
2023年05月02日カンテレ深夜ドラマ枠「EDGE」(エッジ)で放送中の桐谷健太主演「インフォーマ」が、3月17日(金)より「Netflix」での海外配信がスタートする。沖田臥竜の同名小説をドラマ化した本作は、社会、政治、芸能など、あらゆるジャンルに精通する情報屋・木原慶次郎(桐谷さん)と、週刊誌「タイムズ」の記者・三島寛治(佐野玲於)が、警察、ヤクザ、裏社会の住民たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス。『新聞記者』『余命10年』の藤井道人が総監督を務めており、アップテンポな展開の中に激しいアクションシーンが盛り込まれた刺激的な作品だ。「Netflix」では、回を追うごとにユーザーからの注目を集め、中盤からは日本での「今日のTV番組トップ10」の常連に。第8話配信後の3月4日には、自己最高となる2位を獲得した。日本国内最終話配信開始に合わせ、海外でも190か国以上で全話一斉に配信が始まることを受け、主演の桐谷さんは「関西から全世界へ。その響きだけでワクワクが加速していきます。自分にとって初めての単独主演作が、こうして羽ばたいていくことをとても幸せに、誇らしく感じています」と心境を明かす。また「このドラマ、本当に攻めてます。この勢いを海外の方にも体感してもらい、インフォーマの世界にどっぷりと浸かって、堪能して頂きたいです」とコメントしている。「インフォーマ」は毎週木曜日深夜0時25分~カンテレにて放送中(関西ローカル)。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年03月15日主演・桐谷健太×脚本・福田靖の再タッグで贈る刑事ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」が、この春放送決定した。本作は、サスペンス&コミカルな事件にまつわる全ての人々を群像劇で描く刑事ドラマ。福田さんがオリジナル脚本を務めた「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で、桐谷さんが演じた情熱系主人公・仲井戸豪太がさらにパワーアップ、走り出したら止まらない元体育教師の異色刑事が3年ぶりに、港町・ヨコハマを舞台に疾走する。本作の主人公・仲井戸豪太は、昨今重視されるコンプライアンスは「?」状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。中途採用の情熱刑事・仲井戸豪太の前に立ちはだかるのは、「人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない唯我独尊の判事(裁判官)も参加。というのも、ドラマではパッと出がちな逮捕令状や家宅捜索令状…実は必要な証拠を集めた刑事からの請求を、ほかでもない判事(裁判官)が認めなければ発行されないのが現実。さらに検事が求める被疑者の勾留請求やその延長についても、判事が決定権を握っている。しかも、判事は独立性の原則から、上司や組織の目を気にする必要がない。その揺るぎない存在は、組織のしがらみも多い刑事や検事にとって、いわば目の上のたんこぶ、難攻不落の存在で…。一筋縄ではいかない過程の中、学歴も身分も収入も資格も捜査方針も違う決して交わらない人々が真っ向からぶつかり、交わっていく姿を描く。様々な事件をきっかけに渦巻く、大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら、軽快に描く新感覚のサスペンスコメディーとなる。「さらにパワーアップしたドラマを見せられたらいいな、と。ドキドキワクワクしています!」と心境を明かした桐谷さんは、「魅力的な人物である豪太が今回、新たな登場人物とも関わる中で、どう変わっていくのか…。自分自身もすごく楽しみにしていると同時に、未知数でもあります。ただ、3年前と今では桐谷健太自身が変わっているので、きっと仲井戸豪太も自然と変わってくるはず。狙うことなく“新たな仲井戸豪太”が出せるんじゃないかな、と非常にワクワクしています」とコメント。そして「『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、“最強の群像劇”になっていますので、ぜひご期待ください!」とメッセージを寄せている。木曜ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月10日2023年1月26日、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『Kis-My-Ft2(通称:キスマイ)』のウェブサイトが更新。メンバーの1人として活躍する、横尾渉さんが結婚したことを発表しました。横尾さんはファンに向けて感謝の言葉を述べるとともに、今後についてこのように想いを明かしています。いつも応援してくださる皆さまへ松の内の賑わいも過ぎ、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。私事で恐縮ですが、この度、横尾渉は結婚する運びとなりましたことをご報告させていただきます。今に至るまで多くのお仕事を通じて努力と挑戦の日々を送ることができておりますのも、応援して下さるファンの皆様、導いてくださる関係者の皆様がいてくださるからこそ、といつも感謝しております。 本当にありがとうございます。まだまだ未熟ではありますが皆様に楽しんでいただけるよう、ひとつひとつのお仕事に真摯に向き合い、さらに一層精進して参ります。今後とも、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。Johnny’s netーより引用気になるお相手については明かされていませんが、サンケイスポーツによると一般女性とのこと。友人の紹介で知り合い、6年の交際期間を経て婚姻届を提出。結婚を機に、同居での新婚生活を開始したとのことです。アイドルとして『Kis-My-Ft2』の派生ユニットである『舞祭組(ブサイク)』としても活動し、俳優としてはテレビドラマや舞台にも出演してきた横尾さん。結婚の話題はまたたく間に拡散され、ファンからは、結婚を祝福する声や衝撃を受ける声が相次いでいます。今後も『Kis-My-Ft2』の一員として、横尾さんはたくさんの笑顔を届けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月27日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の横尾渉が26日、ジャニーズ事務所の公式サイトを通じて、結婚したことを発表した。グループ初の既婚者となる。横尾は「松の内の賑わいも過ぎ、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」と書き出し、「私事で恐縮ですが、この度、横尾渉は結婚する運びとなりましたことをご報告させていただきます」と発表。「今に至るまで多くのお仕事を通じて努力と挑戦の日々を送ることができておりますのも、応援して下さるファンの皆様、導いてくださる関係者の皆様がいてくださるからこそ、といつも感謝しております。本当にありがとうございます」と感謝の思いをつづった。そして、「まだまだ未熟ではありますが皆様に楽しんでいただけるよう、ひとつひとつのお仕事に真摯に向き合い、さらに一層精進して参ります」とし、「今後とも、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します」と締めくくった。
2023年01月26日展覧会「開館10周年記念 横尾忠則展 満満腹腹満腹」が、神戸の横尾忠則現代美術館にて2023年1月28日(土)から5月7日(日)まで開催される。横尾忠則“過去の展覧会”を約260点の作品と共に振り返る展覧会「開館10周年記念 横尾忠則展 満満腹腹満腹」は、横尾忠則現代美術館の開館10周年を記念し、これまでに開催した企画展をダイジェストで振り返る展覧会。2012年11月に開催された、横尾忠則現代美術館の開館記念展「反反復復反復」のセルフ・パロディーでもある本展は、限られた展示空間にて、過去に開催された約30本の展覧会を詰め込み、年代順に紹介する。ジャンルごとに過去の展覧会を分類本展では、これまでの展覧会を年代別に紹介するが、各展覧会はそれぞれ“技法・造形”“モチーフ・シリーズ”“アーカイブ”“美術館コスプレ”といった傾向ごとに分類することができる。まず、制作の手法や技法、造形的な特徴に着目した展覧会には、横尾自身の発案だという開館記念展「反反復復反復」や、「横尾忠則展 枠と水平線と・・・ グラフィック・ワークを超えて」「横尾さんのパレット」などが挙げられる。2022年8月に開催された「横尾さんのパレット」では、作品の特徴である鮮やかな色彩で彩られた歴代の代表シリーズを含む作品を、そのテーマや様式にとらわれずに色で分類。作品を展示する壁も各色に配色するなど、文字通り“色の分類”が為されていた。また“美術館コスプレ”と称した、美術館が他の施設に化ける傾向にある展覧会にも注目。該当するのは、「どうぶつ図鑑」や「兵庫県立横尾救急病院展」「横尾忠則の恐怖の館」など。「恐怖の館」は、美術館をお化け屋敷化したもので、会場に向かうエレベーターを血まみれにしたりと、作品や空間そのものを通して、芸術と恐怖の関連性について触れることができる。さらに、“アーカイブ”にジャンル分けした「大涅槃展」では、収集魔として知られる横尾が集めた涅槃像コレクション約600点を展示したほか、“モチーフ・シリーズ”ものとして横尾の代表的なポートレートシリーズである「奇縁まんだら」「文豪シリーズ」などの作品を鑑賞することができる「HANGA JUNGLE」や「開館10周年記念 Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道」などの展覧会もピックアップされる。【詳細】展覧会「横尾忠則展満満腹腹満腹」会期:2023年1月28日(土)~5月7日(日)会場:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日観覧料:一般 700円(550円)、大学生 550円(400円)、70歳以上 350円(250円)、 高校生以下 無料※( )内は20名以上の団体割引料金※障がい者は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引、介護者1名は無料※割引対象者は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入※予定は変更となる場合あり(最新情報は美術館ウェブサイトにて確認のこと)【問い合わせ先】横尾忠則現代美術館TEL:078-855-5607 (総合案内)
2023年01月19日桐谷健太主演ドラマ「インフォーマ」が来年1月、カンテレ(関西ローカル)にて放送されることが決定した。連続ドラマ単独初主演となる桐谷さんが演じるのは、裏社会・政治・芸能など、あらゆる情報に精通する“インフォーマ”木原慶次郎。元二代目西宮会若頭補佐で、警察・裏社会の住人たちにも顔が広く、人知れず情報やメディアを操り、葬り、裏社会を動かす。本作は、木原と週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治が、警察・ヤクザ・裏社会の住人たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス作品となっている。桐谷さんは「このドラマ攻めてます。本当に民放でやっていいのってくらい攻めてます。観て欲しいです。超勢いがあると思います。観てズキュンとしてほしいです。あなたに観て欲しいです」とコメントした。そんな木原に近づき、バディとなって事件を追う週刊誌記者・三島寛治役には、桐谷さんとは初共演となる佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)。佐野さんも「ここまで攻めたドラマ作品は近年なかなか無かったのではないか」と話し、「とにかくこのドラマを1人でも多くの沢山の方々に観ていただきたいと心から願っています」と語っている。原作は、事件から政治や芸能、裏社会まで幅広いフィールドを題材に執筆活動を続ける沖田臥竜の書き下ろし小説で、本作では監修も務める。監督は、『新聞記者』『余命10年』の藤井道人。藤井監督は「今、私たちが生きている時代は情報に溢れていて『何が真実なのか』がどんどんと分かりづらくなっていると思います。そして、情報は隠されていればいるほど人はそれを知りたくなります。しかし、もしその情報を自由自在に操れる人間がいるとしたら…。そのアイディアを基軸として『インフォーマ』は生まれました」と制作の経緯を明かしている。「インフォーマ」は2023年1月、毎週木曜日深夜0時25分~カンテレにて放送。※関西ローカル(cinemacafe.net)
2022年11月29日ハイバイ主宰・岩井秀人が脚本・演出を手がけ、音楽・前野健太と再タッグを組んだミュージカル『おとこたち』の新ビジュアル&劇中歌『愛される資格』が公開された。『おとこたち』は、岩井秀人が主宰するハイバイの劇団公演として2014年に初演され、NHKのクローズアップ現代「男はつらいよ2014」でも取り上げられるなど話題となった作品。2016年には再演、地方五都市にて上演された。2019年上演の『世界は一人』(東京芸術劇場プレイハウス)で岩井は、ミュージシャン・前野健太とタッグを組み、初のオリジナル音楽劇に挑戦したが、その成功を得て、音楽を使ってより作品世界の幅を広げる企み、試みをやっていきたいという強い希望が、今回のミュージカル『おとこたち』に繋がったという。本作は、4人の「おとこたち」の22歳から85歳になるまでの人生に起こるさまざまな出来事、誰にでも起こりそうな“愛、不倫、老い、病、死、暴力”といった問題が詰まった物語。ユースケ・サンタマリア、藤井隆、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしら豪華キャストを迎え、散々だったけど笑ってしまうような壮絶な人生が描かれる。この度、本作の新ビジュアルが解禁された。それに合わせて劇中曲『愛される資格』が、前野のヴォーカルで、YouTube『PARCO STAGEチャンネル』にて公開。この楽曲は、劇中で出演者が披露する予定となっている。なお、本作の東京公演のチケットは、明日11月19日(土)より一般発売がスタートする。ミュージカル『おとこたち』劇中曲『愛される資格』(Vo:前野健太)<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズミュージカル『おとこたち』脚本・演出:岩井秀人音楽:前野健太出演:ユースケ・サンタマリア / 藤井隆 / 吉原光夫 / 大原櫻子 / 川上友里 / 橋本さとし 他演奏:pf. 佐山こうた / b. 種石幸也公式サイト: 【東京公演】公演日程:2023年3月12日(日)~4月2日(日)会場:PARCO劇場料金:全席指定11,000円、全席指定平日早割10,500円、U-25チケット6,000円一般発売日:11月19日(土)問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)PARCO STAGE公式サイト 【大阪公演】公演日程:2023年4月8日(土)~4月9日(日)会場:森ノ宮ピロティホール料金:11,500円一般発売日:2023年2月26日(日)AM10:00より問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日11:00~18:00)※日・祝は休み【福岡公演】公演日程:2023年4月15日(土)~4月16日(日)会場:キャナルシティ劇場料金:S席11,000円、A席8,000円、B席5,000円一般発売日:2022年12月3日(土)AM10:00より問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~18:00)※現在平日12:00~15:00までに短縮営業中※料金は全席指定・税込※未就学児入場不可チケット情報はこちら:
2022年11月18日街中で芸能人を目にした時、写真撮影やサインをお願いする人は多いもの。残念ながら中には、芸能人を盗撮する人が一定数いるのも事実です。2022年9月2日、俳優の須賀健太さんは、電車内で盗撮の被害に遭ったことをTwitterで報告しました。電車で普通に人の写真撮れる勇気がすごい。気付いてますよー— 須賀健太 (@suga_kenta1019) September 2, 2022 盗撮をした人は、こっそりとカメラを須賀さんに向けて、バレてないと思って撮影したのかもしれません。しかし須賀さんは、「気付いてますよ」とコメント。須賀さんは2021年7月にも、一般人から盗撮されたことをTwitterで明かしていました。また盗撮されたかも…かなし。— 須賀健太 (@suga_kenta1019) July 22, 2021 盗撮されたことに「悲しい」と気持ちを表明しても、なお被害は続いているようです。須賀さんの投稿に、さまざまな反応が上がりました。・ありえないくらい失礼なこと。芸能人だからといって、盗撮が許されるわけではないのに。・ファンであるなら、せめて許可を取って撮影すればいいのにと思う。・自分が知らない人に写真を撮られたら、どんな気持ちになるのかを考えてほしい。芸能人にとって、自分を応援してくれているファンがいるのは、嬉しいことです。一方で盗撮は、「バレていないはず」と考える人の気持ちとは裏腹に、芸能人本人が不快に感じる出来事。写真撮影の許可を求め、本人が応じてくれた1枚を撮ることが、マナーではないのでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年09月05日●舞台の取材が復縁の取材に?スペイン文学を代表する劇作家で詩人のロルカによる“愛の悲劇”『血の婚礼』がこのほど上演される(9月15日〜10月2日 Bunkamura シアターコクーン、10月15日~16日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)。1人の女性をめぐり、2人の男が命をかけて闘う、愚かしいほどの愛と衝動を描いた作品で、演劇界で最も熱い注目を集める演出家の1人、杉原邦生氏が演出を務めることでも話題を呼んでいる。今回主役のレオナルドを演じる木村達成と、ヒロインである花嫁(早見あかり)を巡って対立することになる花婿を演じる須賀健太にインタビュー。2人は2015年から2017年までハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズでタッグを組んでいたが、今回は全く違った役どころとなる。当時の思い出や、改めて共演することに至ったことについて話を聞いた。○■成長した姿をしっかり見せなければ――まずは久しぶりの共演ということで、ぜひ心境を教えていただければ。須賀:いや、まあ嬉しかったですね。木村:淡白!須賀:嬉しかったよ!(笑) 達成と作品をやる、それも一緒に真ん中に立たせていただけるというところに特別感がありますし、僕らに作品を任せてくださるのかと思うとすごくうれしくて。成長した姿をしっかり見せなければと気が引き締まる部分もありますし、頑張らないといけないと思いました。木村:僕も健太と同じ気持ちはありますし、改めて取材を受けさせてもらうと、本当にやるんだと……。2人で取材を受けるというのは、ちょっと照れます。須賀:何照れなの、それ?――『ハイキュー!!』上演時は2人でいっぱい取材を受けてたんじゃないですか?須賀:当時はもう会わない週がなかったんです。一緒にいるのが当たり前みたいな感じで。木村:だから、今は元カノに会ってるみたいな感じかな?2人:(爆笑)須賀:だとしたら、今カノは誰なの?木村:そういうことじゃない(笑)。でもこれめちゃめちゃ正しい表現だと思うよ! あんまりこういう表現使わないと思うけど、ずっとタッグを組んでやってた分、ベストだと思う。今回は元カノという表現でいかせてください!須賀:僕は達成の元カノみたいです(笑)――実際、互いに大人になったなと思うところはありますか?木村:それはまだ、もっと稽古を重ねないとわからないじゃないですか。もしかしたらまた戻りたいなという気持ちが湧いてくるかもしれないし。「あいつのああいうところがよかったな」とか……。須賀:いや、元カノの例えの方を広げるなよ!(笑)木村:この作品でよりを戻すから(笑)。でも本当によりを戻すの? みたいな気持ちもある。たぶん、当時の写真を見て改めて思い出すんだと思います。楽しい時、つらい時もあったし、いろんなことを話したり言い合ったり……。須賀:これ何の取材!? 復縁の記事?○■2人ともなかなか報われない役――逆に「あの時は若かったな」などと思うことはあるんですか?木村:当時出せる限界は出していたと思います。人生であんなにキネシオテープ使ったことないもん!須賀:肉体的な限界はあったよね。きっとこれからもないぐらいにやっていて、その時のベストだったと思う。20歳くらいだったから、今20代後半になって、年齢を重ねている感覚はあります。当時の取材の時とか、僕たち私服だったんですよ。そしたらこの人(木村)ラフすぎる格好でしょっちゅう怒られてて(笑)。僕はシャツとか着てるから全然合わないんですよ! でも、もうそれしかないから、そのまま撮ってました。木村:言い訳すると、シャツとかジャケットとか「身の丈に合っていない」と思ってたんです(笑)。今回はちょっと大人の色気というか、28歳になった自分の色気を存分に出せればとは思っています。――変化を感じられる部分はありそうですか?須賀:場当たりや通しになって、達成に対して「知らない間にこんなことに!」となるのかも。戯曲的にもそうだから、今の達成の演技を感じるのは稽古でも後半になるかもしれないです。木村:健太には最大限幸福を演じていただいて、僕は絶望に突き落とすという役を担います。幸福のオーラを持っている俳優さんの1人だから、突き落としがいはあります。僕はどちらかというと絶望を感じさせられる役をずっとやってるので……(笑)。今回はある意味死神的なポジションではあるのかな?須賀:色気は楽しみですね。僕に持ってない部分というか、男らしさみたいな……。木村:色気、あるでしょう?須賀:色気キャラではないよ! 対局にいるからこそ、一緒に芝居できることがすごく楽しいし、気が楽かもしれないです。木村:でも当時も今も変わらないのは、舞台上では絶対上手と下手に分かれる2人なんですよ。今回は決闘の場面もあるかもとか、ちょっと歌ったりもするかもということもあって、どこまで実現するかもわからないのですが、劇場でお客さん一人ひとりに刺さるようなセリフをぶつけなければいけないし、きっと稽古場から2人で本当に(早見)あかりさんを取り合わなきゃいけないんだろうなと。――須賀さんは映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』のインタビューで「永遠の恋人未満」と言われ、報われないのが似合うというお話だったんですが、今回もちょっとそういうところがある役ですね。須賀:報われないですね。まだまだ春が訪れないです(笑)木村:春、訪れたいの?須賀:もういいかなと思ってきちゃった。報われないポジションを欲してる部分がある(笑)木村:でも、僕も報われてないよね!? 最終的に彼女とハッピーエンドみたいな役がない。須賀:ハッピーエンド顔じゃないもん!木村:どんな顔!?(笑)須賀:なんか、過酷であってほしい(笑)木村:そういう作品、好きな方も多いしね(笑)須賀:役者はみんな、どMなんです。つらい環境に置かれないことないじゃん。僕の役もずっと報われないと思います(笑)●「こんなこと言うやつじゃなかった」驚き!?○■同じ感覚にたどりついた――今回、当時とはまた表現の違う舞台に挑まれるようにも思いますが、そこについてはいかがですか?須賀:僕はお芝居をする上で、年々肉体と感情のバランスの方を考えるようになっていて、表現の差としてはあまり感じていないんです。パフォーマンスがあるものであれ、朗読劇であれ、演じるということを考えると、身体表現と感情表現は切り離せないと思う。どんな芝居であっても、急に踊り出すかもしれないし、別物という捉え方はしていません。見え方の問題はあるかもしれないけど。木村:僕も考え方同じ! やることも変わらないし、自分の気持ちをぶつける以外の何ものでもないから。最近は舞台も映像も、距離感の違いなだけで本質は変わらないなと思っています。近くで話すか、遠くで話すか、どっちのフォーカスでどこのお客様まで届けたいか。作品やキャラクター、自分の中に生きた人が変わるだけで、やりたいことは変わらないかなと思う。ただ今回はスペインという自分が踏み入れたことのない土地だし、時代背景もまだ感じられてないから、そこは勉強だと思っています。――お二人とも、同じ感覚のところにたどりついている感覚があるのでしょうか?木村:『ハイキュー!!』の時のインタビューは、健太がすごくいいこと言うから、僕はもう隣でちょける一方で……。2人:(笑)木村:今こうやって話してみて、ああ、やっと健太と同じ考え方になれるような役者に成長できているのかなと思うとすごく嬉しいです。芸歴、何年?須賀:4歳からだから、23年かなあ?木村:僕は頑張って健太の背中を追いかけて……。須賀:待ってください、こんなこと言うやつじゃなかったですから!(笑) 今しおらしくしてますけど!木村:(笑)須賀:もっと「俺は俺の道を行く」みたいな感じだった!(笑) 僕も身体表現から感情に落とし込むところがあるから、答えは一緒だけど式が違うみたいな感じがあって。でも今もたぶんちょっと違うんだろうけど、前よりもお互いに式を知ってる感じがするから、実際に一緒に舞台に立つのが楽しみです。こういう話をすることになったのが、お互い大人になったということのかもしれない。――木村さんは、当時須賀さんのどういうところをすごいなと思っていたんですか?木村:自分で思ったことをちゃんと自分の言葉として発することができるのが、すごいなと思ってて。僕は頑固だし自分に嘘をつけないという気持ちがあり、自分を飾るようなきれいなことが言えない一方で、ちゃんと気持ちを表すほどの経験や技量もなく、言葉としては“ちょける”ことしかできなかったんです。だから健太のことをすごいなと思ってましたし、こうやって2人で久しぶりに取材を受けていると、自分も大人になったんだなと感じられます。須賀:“元カノ"と取材を受けると、そういう感じになるんだ(笑)○■いまだに困っていることも――逆に須賀さんは、当時の木村さんについてどう思われていたんですか?木村:「お前みたいなやつが役者やってんじゃないよ」とか思った?(笑)須賀:いや、羨ましかったよ、すごく! 作品に対してまっすぐだし、俺はこんなこと言えないなと思ったし、素直に言えるってすごく素敵なことだと思うんです。違う感覚を持っているからこそ、見てて本当に気持ち良かったです。木村:でも、もしかしたら今も変わらないのかな? 意気込み関係のコメントを求められる時は、いまだに困ってます。「もう、やるだけなんで」という答えしか浮かばないから、それは当時とあまり変わってないんですよね。どうしてる? コツを教えてほしい!須賀:いや、もう「劇場でお待ちしています」を最後につければ大丈夫です。木村:ずるい!(笑)それもやるよ!? でも、その前の文言あるじゃん!須賀:いい、いい。木村:いいの!? じゃあもう一言、「劇場でお待ちしてます」須賀:それ、かっこいいじゃん。それを全部の取材でやったらよくない?(笑)木村:めちゃめちゃカッコつけて「劇場でお待ちしてます」と言った後に、インタビュアーさんに「あっ、すいません。もうちょっと欲しいんですけど」とか言われたら?須賀:「もう統一しているんで」って……。木村:(笑)須賀:それ言って帰っちゃう、みたいな。木村:帰るとこまでがワンセット!? どんだけ自信あるねん!――この話の流れだと、最後に舞台への意気込みを聞くしかないのですが…。木村:いや……!(笑)須賀:じゃあ僕、先に言いますよ!(笑) 本当に僕は達成とお芝居できることが楽しみですし、どういう形であれお客さんに感情を与えて持って帰ってもらえれば正解だと思うので、まずは稽古を頑張りたいなと思っています! どう?木村:そうですね、僕は……。須賀:しゃべるんかい!(笑)木村:いや、もう絶対「劇場でお待ちしてます」じゃ落ちない! 「お前しゃべるんかい!」がないと落ちない!(笑)須賀:たしかに(笑)木村:なんだろ!?須賀:いつも通り!(笑)木村:いつも通りやるだけだし、自分が感じた『血の婚礼』を、お客さんに全力で投げ込みたいとも思います。稽古場からみんなで真ん中に立つ、みんなが自分の意思を舞台上に表現できるような作品なので、全員で全力で戦えたらと。みんなが感じた『血の婚礼』を舞台上で表現することができたらと思っていますし……劇場でお待ちしております。須賀:おお~! いい!!■木村達成1993年12月8日生まれ、東京都出身。2012年にミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンにて海堂薫役でデビューし、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』などで活躍。ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール〜籠の中の道化たち〜』(17年)でグランドミュージカル初出演。近年の主な出演作に舞台『銀河鉄道の夜2020』(20年)『ジャック・ザ・リッパー』(21年)『SLAPSTICKS』『四月は君の嘘』(22年)、ドラマ『オールドファッションカップケーキ』(22年)などがある。ヘアメイク:齊藤沙織、スタイリスト:部坂尚吾(江東衣裳)(衣裳協力:ジャケット/BOGLIOLI、シャツ/FINAMORE、トラウザーズ/BERWICH、以上すべてAMAN)■須賀健太1994年10月19日生まれ、東京都出身。98年から子役として活動しドラマ『人にやさしく』(02年)で注目を浴びる。2006年には映画初主演作品『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の主な出演作にドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―】(21年)、『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(22年)、映画『MIRRORLIAR FILMS Season3『そこにいようとおもう』(22年)、舞台『粛々と運針』(22年)など。ヘアメイク:齊藤沙織、スタイリスト:立山功(ブルゾン・シャツ・パンツ/DIET BUTCHER Sakas PR、その他スタイリスト私物)
2022年08月25日俳優の桐谷健太、ロックバンド・THEイナズマ戦隊の上中丈弥、山田武郎、久保裕行、中田俊哉が20日、都内で行われたキリンビール「今日もスカッとサイコーだ!新『のどごし』完成発表会」に出席した。キリンビールは、新ジャンルカテゴリーで人気の「キリン のどごし」」を4月より味もパッケージもリニューアル。それに伴い、この日から新CMが全国で放映をスタートし、桐谷健太がバーベキューやお祭りなど夏の行事で同商品を味わうという内容となっている。また、You Tubeではこの日からブランドムービーも公開。桐谷がCMソング「今日もふつうでサイコーの唄」を担当したTHEイナズマ戦隊やPUFFYとともにコラボレーションしている。撮影では同商品を何度も飲んだという桐谷は「普通に『のどごし』を飲みながら撮影するだけだったので楽しかったですね」といい、「メチャクチャ美味かったです。進化していますよ。宇宙は膨張していると言われていますが、『のどごし』も調和しながらどんどん進化していると感じました」と同商品を絶賛。また、この日は途中から登壇したTHEイナズマ戦隊の演奏で「今日もふつうでサイコーの唄」を熱唱し、「テンションをもらいました。皆さんに元気を届けるつもりが、僕自身、テンションが上がりました。この歌は歌っても聴いても好きなので、メチャクチャ楽しかったし嬉しかったです」とご機嫌だった。また、この日はブランドムービーで共演したPUFFYがビデオレターで出演。初めての共演となったPUFFYについて桐谷は「ナチュラルなお二人で、お話していてメチャクチャ楽しかったしうれしかったです。PUFFYさんはずっと見てましたので、一緒に歌って楽しく演奏できたこと自体が幸せな瞬間でした」と振り返り、ビデオレターで出演したPUFFYの「みんなでバンドを組んで歌番組に出たい」という提案に食いつき、「歌番組は考えていませんでしたね。歌番組イイですよね。PUFFYさんとTHEイナズマ戦隊さんと出れたらという思いはあります」と歌番組の出演に色気も出した。また、CMやブランドムービーのコンセプトにからめ、「自身のちょっとしたハッピーな瞬間は?」という質問に「ブランドムービーではタイミングで青の信号が続いたりゆで卵がツルンと剥けたりしますが、最近そういうことがめっちゃ起こるんです。単純に何気ない瞬間に幸せを感じることが多いんですよ。心の何処からかフワッと湧いてくる瞬間を最近は大事にしたいと思っています」と答えていた。
2022年06月20日舞台『血の婚礼』が9・10月にシアターコクーンにて上演され、木村達成、須賀健太、早見あかり、安蘭けいらが出演することが28日、明らかになった。同作はスペインの伝説的劇作家、フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる官能的な名作悲劇。スペインのアンダルシア地方を舞台に、婚約した一組の若い男女が互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとする姿、そしてそこに現れた花嫁の昔の恋人がすべてを変えてしまう抑えきれない愛を描く。数奇な血の宿命、言葉では説明のつかない愛と衝動、地の因習に縛られた男たちの闘い女たちの戦いと絡み合う事象が、ドラマを生んでいく。“生身の人間のむき出しの熱情”を舞台上から浴びることができる、情熱的な演劇作品となっている。実際に起きた事件を元に1932年に執筆され、翌年にロルカ自身の演出によりスペインで初演、同年にアルゼンチンでも上演された同作だが、今回の演出は、国内外の戯曲だけでなく歌舞伎の演出も手掛けるなど、演劇界から熱い注目を浴びる気鋭の演出家・杉原邦生が務める。スペイン演劇の翻訳を多数手がけてきた田尻陽一氏が新たに翻訳し、2022年版の上演台本を完成。スペイン最高の詩人とも謳われたロルカがこの戯曲の随所に組み込んだ韻文、詩的な言葉をどのように表現するかも見どころの一つとなっており、音楽を融合させた表現も取り込んでいくという。レオナルドを木村達成、花婿を須賀健太が演じ、それぞれ今までにない情熱的な男に挑戦しながら1人の女性を奪い合うことに。かつてはハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』で共演しバディとして抜群のコンビネーションをみせた2人だが、本作では命を懸けて争うライバル同士を演じることとなる。レオナルドと花婿の間で揺れ動く花嫁役に早見あかり、息子を溺愛する“花婿の母親”を安蘭けいが演じる。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて9月15日〜10月2日。ほか大阪公演を予定している。○木村達成 コメント出演が決まった時は、また須賀健太さんと共演できると聞き、大変嬉しく思いました。以前別作品で共演した際は、本当に多くの時間を一緒に過ごしました。少し緊張もありますが、楽しく、闘志を燃やしながら、一緒に作品を創っていきたいです。本作品はストレートプレイではありますが、詞のような台詞があり、そこは少し歌うかも、、? という話を聞いています。どんな作品になるかはまだこれからですが、楽しみにしていて下さい。熱く、胸を打たれる作品で、現代でも起こりうるお話だと思います。皆さま是非、劇場でお待ちしております。宜しくお願いします。○須賀健太 コメント『血の婚礼』は、人間らしさや普遍的な部分が描かれている作品だと思います。特に本作品で楽しみにしているのは、木村達成さんとの再共演です。以前は、ライバルでもあり仲間でもあり、お互いを高め合うような役でしたが、今回は1人の女性を取り合います。全く違う役柄ですので、新たな関係値を楽しんで頂けるのではと思います。シアターコクーンという、素晴らしい劇場にまた立たせて頂けることも、大きな喜びです。是非、劇場にいらして頂ければと思います。宜しくお願いします。○早見あかり コメント戯曲を読む前は、難しいお話だというイメージを持っていましたが、読み進めるうちに、現代と表現の仕方は違っても、これは「愛」がテーマの作品なのだと思い、ひき込まれていきました。まだ他キャストの皆さんにもお会いしておらず、上演台本も読んでいない状況ですが、今後皆さんとお稽古をして、愛という大きなテーマと向き合いながら、一緒に作品を創っていけることを、楽しみにしております。このような時代ではありますが、「愛とは何か」というお話を、是非、劇場でご覧頂ければと思います。宜しくお願いします。○安蘭けい コメントこの『血の婚礼』という戯曲については、重く、救いようの無いお話であった印象が強く残っています。今回は、杉原邦生さんによってどのように演出されるのか、それによって印象も変わってくるかと思うので楽しみにしています。明るいお話とは言い難いですが、人間の深いところを炙り出すような作品で、素晴らしい戯曲です。世の中が大変な時期ではありますが、エンターテインメントの力で少しでも夢や希望を与えられるように頑張りますので、是非、観にいらしてください。劇場でお待ちしております。
2022年04月28日ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)は、アーティスト・横尾美美の作品を用いたシリーズの第4弾「キッシング(KISSING)」を、2022年4月15日(金)に、ミー イッセイ ミヤケ 青山店などで販売する。ミー イッセイ ミヤケ / 横尾美美のシリーズ第4弾2020年10月に第3弾が発表され人気を博した、ミー イッセイ ミヤケとアーティスト・横尾美美によるシリーズの第4弾が登場。今回のコレクションは、「キッシング(KISSING)」をテーマに、美しい花々に囲まれたキリンの親子や、食べ物と戯れるベビーライオンを、大胆なタッチで描いている。展開するアイテムは、ミー イッセイ ミヤケのアイコニックなプリーツトップスをはじめ、シリーズで初となるスカートやパンツを用意。またコーディネートにアクセントをプラスするソックスやストールなどのアイテムも取り揃えている。"キリン親子"のラップスカート注目は、キリンの親子プリントのラップスカート。ベースカラーにホワイトを採用することで、絵が美しく見えるように仕上げた。さらっとした肌触りで、着心地の良さもポイントとなっている。ベビーライオンのパンツパンツには、可愛らしいベビーラインをダイナミックにプリント。同デザインのプリーツトップスと合わせて、遊び心溢れるコーディネートを完成させるのもおすすめだ。【詳細】me ISSEY MIYAKE / MIMI YOKOO 新シリーズ「キッシング(KISSING)」発売日:2022年4月15日(金)取扱店舗:ミー イッセイ ミヤケ 青山店・松屋銀座・阪急うめだ本店・岩田屋本店・イッセイ ミヤケ 船場・イッセイ ミヤケ オンラインストア<アイテム例>半袖トップ 24,750円フレンチスリーブトップ 25,850円長袖トップ 27,000円スカート 30,800円パンツ 37,400円トートバッグ大 16,500円トートバッグ小 11,000円【問い合わせ先】ISSEY MIYAKE INC.TEL:03-5454-1705
2022年04月16日誰もが不自由さを感じる、新型コロナウイルス感染症の流行。画家の横尾忠則も同様に、人と会うことなく、アトリエにこもって絵を描いていたという。そんな横尾が制作した新たなシリーズで構成された展覧会『Forward to the Past横尾忠則 寒山拾得への道』が、4月9日(土)から神戸市立王子公園に隣接する横尾忠則現代美術館で開催される。展示される新作には、いくつか特徴がある。例えば、中国・唐の僧だった「寒山」と「拾得」をモチーフにした作品。本来、「寒山」はぼろぼろの服をまとった詩人で、ホウキで掃除をする「拾得」である。しかし横尾は、彼らに現代風な解釈やカラフルな表現を加えた。トイレットペーパーを手にした「寒山」と、電気掃除機を持った「拾得」を、横尾は軽やかで楽しげに描いている。2015年に難聴の症状が彼を襲った。それと連動して、頭の中や腕のふるい方も思うようにならなくなり、老いも感じるようになった横尾だが、身体の自然な変化に従って筆をふるい、より曖昧な色や線の表現となっていく。「朦朧体」といえば、明治期に日本画で横山大観らが確立した画法だが、横尾の新シリーズで見られるスタイルを横尾は自ら「朦朧体」と呼び、新たな展開をもたらしている。展覧会場では、横尾のこうした新シリーズとこれまでの横尾作品も並び、約70点の絵画、版画、ドローイングなどを見ることができる。それは横尾が1980年に画家へ転向して以降の、40年という画業を振り返るだけではない。展示された新作と旧作をあわせて見ることで、横尾忠則という画家の軌跡と横尾の現在が思いがけなくつながっていることに気付かされる。同時に、2021年3月に新設されたコレクションギャラリーでは、『YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2022 Part1』を開催。横尾がコレクションした、ダダイスト・シュルレアリストの芸術家として知られるマン・レイ(1890―1976)の作品を展示。マン・レイが撮影した女性の写真シリーズと、マン・レイをモチーフにした横尾作品を紹介。タイミングがあえば、4月、5月、6月の最終土曜日に行われるキュレーターズ・トークを聞いてみたい。作品の詳細とともに、ひとりの画家の格闘と模索の成果を考察できる、貴重な機会であろう。《突発性難聴になった日》2019年作家蔵《二刀流再び》2021年作家蔵《Maurizio, Sandro and Nicola in Varese, June 1, 1984 (No.2)》 1984年横尾忠則現代美術館蔵《マン・レイの夢》1987年頃作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)【開催概要】『Forward to the Past横尾忠則 寒山拾得への道』会期:2022年4月9日(土)~2022年7月18日(月・祝)会場:横尾忠則現代美術館時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合開館翌平日休)料金:一般700円、大学550円、70歳以上350円▪美術館公式サイト:
2022年04月05日宝塚市立文化芸術センター(所在地:兵庫県宝塚市/館長:加藤義夫)は、写真家・五十嵐健太の3タイトルの写真作品を展示する展覧会「五十嵐健太 飛び猫写真展」を、2022年2月11日(金・祝)~3月27日(日)の期間、開催いたします。飛び猫写真集『飛び猫』より (C)五十嵐健太五十嵐健太の作品は、本来猫が持つ野性的で躍動的な部分と、猫特有の「きまぐれ」な性格を愛らしさとともに表現しています。本展では、猫がジャンプする瞬間をとらえた“飛び猫”シリーズを中心に、人気タイトルの“フクとマリモ”シリーズ、“ねこ禅”シリーズなどもあわせて、約400点を展示します。さらに、自慢の猫写真を募集して、公募「猫と宝塚」写真展を同会場内で開催します。■開催概要展覧会タイトル: 五十嵐健太 飛び猫写真展会期 : 2022年2月11日(金・祝)~3月27日(日)内覧会 : 2022年2月10日(木)13:00~休館日 : 毎週水曜 ※2月23日(水・祝)は開館会場 : 宝塚市立文化芸術センター 2階メインギャラリー〒665-0844 兵庫県宝塚市武庫川町7-64WEBサイト : 観覧料 : 一般(高校生以上)500円 ※中学生以下無料: ※障がい者手帳提示でご本人様、付添の方1名まで無料問い合わせ : 宝塚市立文化芸術センターTEL:0797-62-6800■展覧会構成1. 飛び猫五十嵐氏が「飛び猫」を撮り始めるきっかけとなった、漁船と漁船の間を飛び移る猫の写真をはじめ、離島に暮らす猫たちのいきいきした姿が楽しめる。2. フクとマリモ大阪・中崎町のカフェ「HUKULOU COFFEE」の看板フクロウ“フク"と子猫の“マリモ"を、カメラマンとして初めて撮り下ろした作品。丸いフォルムのフクとマリモがふれあう姿に萌え、種を越えて育む友情に心癒される。フクとマリモ写真集『フクとマリモ』より (C)五十嵐健太3. ねこ禅話題の「人気ねこ」×悩める心にじんわり刺さる「禅語」の名言写真集より、伸びやかに、気ままに生きる姿から、豊かに過ごす人生のヒントが見つかるかもしれない。4. 公募企画「猫と宝塚」写真展猫の写真を募集し、同会場内で展示する。■写真家・五十嵐健太 プロフィール五十嵐 健太1984年、千葉県出身。これまでに10万点以上の猫の写真を撮影。文具や印刷物などに多数採用される。写真集『飛び猫』、『フクとマリモ』(KADOKAWA)は、テレビや新聞、数多くのメディアでも話題になり、2015年ベストセラー猫写真集になっている。企業とのコラボや猫イベントの企画も精力的に行っている。本展では、『飛び猫』『フクとマリモ』『ねこ禅』の3タイトルを中心に、彼の写し出す猫の“逞しくも可愛らしい”作品を展示する。《写真集》「飛び猫」KADOKAWA「ねこ禅」KADOKAWA 菅原研州(監修)「フクとマリモ」KADOKAWA「HOGO猫」KADOKAWA「ねこのゴロゴロセラピー」WAVE出版「こんにちは、ミルくん」廣済堂出版「萌猫」もえにゃん/泰文堂(リンダパブリッシャーズ)「もふあつめ」KADOKAWA「瀬戸内海の猫が教えてくれた、だらりのらりと生きる術」にゃん旅DVD付きKADOKAWA《映画》オムニバス映画「ダヤンとタマと飛び猫と ~3つの猫の物語~」写真集飛び猫の映像化「旅する飛び猫」 原案・撮影2019年5月から全国イオンシネマで公開《写真展》2019年3月~5月兵庫県 あさご芸術の森美術館 猫写真展 飛び猫・フクとマリモ・ねこ禅2020年1月秋田県 横手まんが美術館「飛び猫」2020年10月石川県 めいてつエムザ「2020にゃんにゃんフェスタ~五十嵐健太 ねこ写真展~」他、全国美術館・ギャラリーにて開催■五十嵐健太「ギャラリートーク」開催日時:2月11日(金・祝)14:00~(20分程度)参加料 :要入場料申込不要(ただし、会場の入場者数制限あり)■五十嵐健太「交流会」開催日時:2月12日(土) 14:00~(30分程度)参加料 :要入場料申込不要※2階ショップにて販売している写真集をご購入の方には、会場でサインの対応も可能です。2月11日(金・祝)~2月13日(日)は五十嵐健太さんが来館されます。ギャラリートーク・交流会以外にも会場でお見かけした際は、お気軽にお声がけください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月07日俳優の桐谷健太が、16日に3年3カ月ぶりの新曲「遣らずの雨と、光」をリリースすることがわかった。同曲は、沖縄・コザを舞台にした主演映画『ミラクルシティコザ』(4日公開)で、桐谷演じるロックスター・ハルが、恋人に向けてギターの弾き語りで歌う「マーミーの歌」を原曲にしたインスパイアソング。劇中では1番だけだったものをフルサイズで新たにレコーディングし、サウンドプロデュースには元THE BOOMの宮沢和史を迎え、ドラマティックなサウンドに再構築した。映画の映像を使用した「遣らずの雨と、光」~映画『ミラクルシティコザ』Ver.が、YouTubeで公開中だ。コメントは以下の通り。■桐谷健太遣らずの雨(やらずのあめ=帰ろうとする人をひきとめるかのように降ってくる雨)は、愛する人との空間にいつも透き通った装いで降っている。映画の劇中でハルという男が歌った唄であり、新たな自分に触れたように感じた唄でもあります。誰かの夜に染み入るよう祈っています。■宮沢和史人は心の底から伝えたいことがあるとき叫ぼうとしますそれができないとき沈黙か泣くことを選びます。この歌の中に桐谷さんの中に棲む役者でも歌手でもない、ひとりの人間の心の声が記録できた気がしました。それは叫びでも、沈黙でも、涙でもない、静かな静かな独白でした。
2022年02月04日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「進め!そっちだ!」編のメイキングと、松田翔太、濱田岳、桐谷健太のインタビュー動画が4日、au公式YouTubeチャンネルにて公開された。1日より放送されている新CMは、実写とCGが融合したRPGゲームの世界に入り込んで旅をする桃太郎(松田)、金太郎(濱田)、浦島太郎(桐谷)、桃姫(村山輝星)の四人が、かぐや姫(有村架純)、織姫(川栄李奈)、乙姫(菜々緒)、鬼ちゃん(菅田将暉)、親指姫(池田エライザ)からの応援を受けて、ボスの鬼に挑むストーリー。ゲームの中の設定ということで、ゲームのキャラクターらしいオーバーな動作の指導が入念に行われた。そんな中、桐谷は一度指導を受けただけで難しい動作をすぐにものにし、指導スタッフも「完璧です」と絶賛。「これだけと、こういう感じと、どっちが好き?」と体と手を大きく振りながらノリノリで試行錯誤し、何度も独特な動きを繰り返す桐谷に現場では笑いが起こっていた。○■松田翔太、濱田岳、桐谷健太インタビュー――今年のメッセージは「進め!そっちだ!」ということで、撮影を終えていかがでしたか?桐谷:今回は、ちょっと新しい手法でしたからね。ゲームの世界観に合わせた動きをみんなでやるっていうのは新しい試みだなと思いましたけどね。松田:非常に難しかったですね。桐谷:はい。(どんな感じだったかは)CMを見ていただいてっていうことになりますけども。何回も合わせながらやりましたね。――今回のCMはゲームの世界という設定でしたが、ゲーム特有の独特な動きなどチャレンジしてみていかがでしたか。桐谷:ゲームでよくある、壁に向かってでもずっと動き続けてたりだとか、止まってるときもちょっと揺れてるだったりとか。そういうのをしました。濱田:走り方とかね、独特だから難しかったですよね。桐谷:それぞれの個性があってね。松田:そう。ちょっと侍っぽい感じで走ってみたり。濱田:(まさかりを持っていたので)ちょっと重たい感じで走ったりとか。桐谷:質感とかも変えてくるのか、どんな感じになるのか(完成をまだ見てないので)わかってないですし。濱田:敵もどんな風になってるのかわかんないですしね。楽しみ。――みなさんの2022年の目標や抱負をお願いいたします。濱田:別に毎年何か目標を立てて進むタイプではないので、だから今年も徒然なるままに楽しく過ごせたらなと、毎年すごく思います。桐谷:僕も毎回同じこと言ってるんですけど、一日一日を楽しく面白く過ごしたいなと思ってます。松田:愛情にあふれた1年になったらいいかな。人に愛をあげたりもらったり、幸せな1年になったらいいなと。
2022年01月04日16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの神谷健太にインタビュー。ニューシングル「LIVING IN THE DREAM」(発売中)の魅力や制作の裏話、自身の夢などについて話を聞いた。「LIVING IN THE DREAM」は、“未来の夢”に向かってがむしゃらに生き抜こうとする張り詰めた気持ちを優しくほぐし、そっと背中を押してくれるようなポジティブなメッセージを込めた楽曲。振り付けはメンバーの与那嶺瑠唯が担当し、“夢の中を自由に羽ばたき生きている”イメージで作成したというサビの振りは、“フラッターダンス"と名付けられている(フラッター=羽ばたくという意味)。――「LIVING IN THE DREAM」の魅力をどう感じていますか?THE RAMPAGEは激しい曲が多く、肩の力を抜いてリラックスして聴いていただける曲は今までなかったのでその点が魅力だと思います。――ダンスのポイントを教えてください。肩の力を抜いたゆるいダンスで、リラックスして見てもらえると思います。すぐ真似できるダンスなので、皆さんにも真似していただいて、リラックスした中でメッセージを受け取ってほしいです。――MVの魅力や撮影で印象に残っていることは?4組に分かれての撮影で、僕たちのグループはもともとボーカルがいなかったのですが、急遽、前の組で撮影していてまだ現場にいたRIKUさんを入れようと監督さんから提案があり、その場で作っていきました!――最近の活動で特に印象に残っていることを教えてください。久しぶりに演技のお仕事をしました(笑)――2021年はご自身にとってどんな年になっていますか?なかなか飛躍がない年です。停滞しているというか、自分では成長が感じられないような年ですね。――最近ハマっていることなど、Myニュースを教えてください。ゲーム!! 子供の頃も関心がなく、やったことなかったんですけど、最近26歳にしてゲームを始めました。メンバーの川村壱馬から誕生日プレゼントでゲームが届きまして、やり始めたら見事にハマってしまいました。――グループ内のニュースは?ゲームというものにハマってしまったのですが、メンバーがめちゃくちゃ強くてびっくりしました! 大会で優勝してました(笑)――楽曲テーマ「夢」にちなみ、ご自身の夢をお聞かせください。1人でもグループを代表できるようになっていきたいです! 皆さんの前で歌うことが夢です!――年内に叶えたい夢は?敵を倒すゲームをやっているんですけど、最高2、3人くらいしか倒せなくて、(川村)壱馬とか(後藤)拓磨とか山彰(山本彰吾)とかは何十人も倒しているので、僕もそこのラインまでいきたいなと。それが今年の夢ですね。1ゲームの中で10人倒したい!■神谷健太THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマー。2014年に開催された「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」にて候補メンバーとして選出。同年9月に開催された武者修行ファイナルで、正式メンバーとなる。2017年1月25日、1stシングル「Lightning」でメジャーデビュー。2021年放送のABCテレビ『3Bの恋人』で初のドラマ出演を果たし、演技にも挑戦。グループ派生ユニット・MA55IVE THE RAMPAGEとしても活動している。
2021年12月05日主演に桐谷健太を迎え、日本復帰前の70年代と現代の沖縄を描いたタイムスリップ・ロックンロール・エンターテインメント『ミラクルシティコザ』より、メインビジュアルと60秒の予告編が解禁された。第3回未完成映画予告編大賞グランプリならびに堤幸彦賞を受賞し、桐谷健太を主演に迎えて映画化された本作は、沖縄・コザを舞台に70年代と現代が交錯するタイムスリップ・ロックンロール・エンターテインメント。1970年日本復帰前の沖縄にて結成された伝説のロックバンド「紫」のメンバーがストーリーに共感し、代表曲を提供しており、1970年当時の「紫」が体験した破天荒なエピソードも脚本に盛り込まれている。この度解禁された予告編は、桐谷さん演じる翔太の魂が1970年の沖縄コザへとタイムスリップし、行く先々で波乱を巻き起こすコミカルなシーンが続く。しかし後半では一転、抗えない歴史や仲間との衝突に心を傷めた翔太が「未来の俺が頑張れないと、今の俺が頑張れない」と一念発起する感動的な場面がおさめられている。また、本作の主題歌が沖縄県出身のバンド「ORANGE RANGE」の「エバーグリーン」に決定。結成20周年を迎えた彼らの楽曲が、沖縄返還50年目に公開される『ミラクルシティコザ』のエンディングをエモーショナルに盛り上げる。「エバーグリーン」の一部音源は、本予告編がweb初解禁となる。『ミラクルシティコザ』は2022年1月21日(金)よりシネマQ・シネマライカムほか沖縄の一部劇場にて先行公開。2月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラクルシティコザ 2022年2⽉4⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2021 Office Crescendo
2021年11月10日