7ORDERの阿部顕嵐が主演を務めるドラマ『さよなら、ハイスクール』の制作発表が10日に都内で行われ、武本悠佑、西垣匡基(脚本・監督)、高橋怜也(リモート出演)が登場した。同作は森もり子による同名コミックの実写化作。スクールカースト最底辺として高校生活を送る朝倉(阿部)は、文化祭実行委員に任命されたことをきっかけにクラスの秩序と崩壊を目論み、カースト上位の美少女と付き合う計画を立てる。順調に思われたカースト崩壊計画だが、ある事件をきっかけに意外な方向へ。青春の中にいながら「青春」の幻想を客観視する、奇想天外な学級崩壊悲喜劇となる。この日はパイロット版と出演者コメントも流れ、主演の阿部は「教室のセットを見て普通の学園ものじゃないと一目でわかるので、そこらじゃ見られないような作品したいと思ってます。あとはリアルな空気感とか、嘘がない感じ、皆で楽しく撮影している雰囲気を感じ取ってくれたら嬉しいです」と自信を見せた。撮影について、西垣監督は「学校の話なんですけど、最初、顕嵐さんと野本(ほたる)さんが通ってて、後からキャストの方が増えていって、本当に学校になっていった。楽屋の声がわちゃわちゃだったり、写真を撮ったりしてる」と明かし、生徒役の武本も「撮影の度に仲間がどんどん増えてる感じで、めちゃくちゃ広がって、だんだん学校が出来ていった」と同意する。武本は「舞台でご一緒させていただいた方とかもいらっしゃって。主演の阿部顕嵐君も毎日のように差し入れをくれて、誰とでも気さくに話されてたんで、(作中では)上位下位とかめちゃくちゃたくさんカーストあったんですけど、全員仲良い印象でした」と、撮影現場の雰囲気を表した。主演の阿部について、武本は「最初はめちゃくちゃイケメンだし、クールだし、なかなかなか接しづらい人なのかなと勝手に思っちゃって。前々から拝見していたので、勝手なイメージを持ってしまっていたんですけど、いざ接してみたら、おすすめのごはん屋さんや『これがおいしいよ』とか教えてくれて、結構グルメな方という印象がある。誰にでもめちゃくちゃ気さくに接してくださる、とっても優しい方」と語る。西垣監督は「会った時にかっこよすぎて目を見れなくて。『かっこいいですね』と言って、『ありがとうございます』と言われて、やっとリラックスした」と阿部に対して意外な緊張も。「画面の強さというか、映像映えもするし、人柄もですけど、凛としている感じが印象として強いです」と絶賛し、「自分の役に入ったら、失敗したとか成功したとかなく、淡々と面白いものを出してくる。本当に腹が据わってるなという印象ですよね。あと、かっこいい」と何度も「かっこいい」を繰り返していた。また、この日出演予定だった高橋は喉の痛みがあり、大事をとってリモート出演に。「今日は申し訳ございません」とコメントする高橋に、武本が「謝罪会見! なんかやらかした方みたいになってる」とつっこみ、仲の良い様子を見せる。高橋は「悠佑くんと一緒で映像が初、というか悠佑くんと同じ舞台に出させてもらった(ミュージカル『新テニスの王子様』The First Stage)のが始まりで、次がこの作品だったので、勉強しながらやらせてもらった」と、新人俳優としても挑戦となった様子で、圧をかける芝居が多かったというが「ふだんは全然びびって生きてます」と苦笑する。武本は「(高橋とは)前作で共演させていただいて、ずっと仲良くしてもらってるので、お互い役作りとかちょくちょく話してた。僕のメインテーマが(『ハリー・ポッター』の)マルフォイだったので、どれだけ上位感出せるんだろうと悩みに悩んで。無理なんじゃないかなあと思ってました」と振り返った。主演の阿部からは、改めて会場と配信視聴者に向けて映像でメッセージも。「笑いあり、笑いありの作品となってますので、これを観て少しでも笑顔になってくれればと思います。台本を覚えながら笑ってしまうくらい面白いセリフやシチュエーションがあるので、何回でも観てチェックしていただけると嬉しいです」とアピールした。
2021年07月10日武本小夜がプレゼント企画を実施2019年12月6日、ネイルアーティストの武本小夜は、自身のインスタグラムを通じてプレゼント企画を実施することを発表。武本小夜オフィシャルインスタグラムをフォロー後、プレゼント企画に関する投稿をリポストまたは、スクリーンショットを撮って自身のインスタグラムに載せることで応募完了となる。A賞は『Miss Sunshine Babeジェルネイルキット』、B賞は『Sunshine BabeもしくはSweet Sunshineの好きなカラージェル2色セット』、C賞は『ネイルケアオイル』。合計33名にプレゼントされる。プレゼント企画の詳細は、武本小夜オフィシャルインスタグラムを確認。メディアも武本小夜に注目!武本小夜は、I-NAIL-Aジェルネイル技能検定1級を保有し、ネイルアーティストとして活躍。純国産のジェルネイルSunshine Babeのトップエデュケーターや、ジェルネイル技能検定試験 審査官なども務め、活躍の幅は広い。オフィシャルインスタグラムのフォロワー数は32,000人以上。著書には「Sweet Gel Nail人気ネイリストの技が、ギュッとつまったネイルブック」、「武本小夜のSalf Gel Nail誰でも簡単、お家でジェルネイル!」がある。(画像は武本小夜オフィシャルブログ「Sayo Style」より)【参考】※武本小夜オフィシャルインスタグラム※武本小夜オフィシャルブログ「Sayo Style」
2019年12月14日テレビ局のワイドショーで起こる“ありえないミス”に、批判の声が上がっている。8月4日放送の「Live News it!」(フジテレビ系)では、死者35人となった京都アニメーションの放火事件を放送。アニメ「らき☆すた」監督などをつとめた武本康弘さん(47)らへの追悼コメントを紹介した。その際に同級生が「あんな天才はいない」と発言したにもかかわらず、テロップではなぜか【『らき☆すた』監督の同級生も『あんなアホいない』追悼 】となっていたのだ。「ネット上では怒りの声が殺到していますが、フジはこの手のミスが目立ちます。社長会見でミスについての話題が出ても、担当役員が『再発防止に備え、現場の意思統一を徹底します』と発言して終了。本気度が感じられませんでした」(放送担当記者)なぜこうした“ありえないミス”は起こるのか。発売中の写真週刊誌「FLASH」では、「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)の制作スタッフによる部下へのパワハラ実態をスクープしている。ディレクターがADに対して「全員クビにしてやる」と暴言を吐くなど、パワハラ体質が蔓延。4月に多数の若手ADを採用するも、退職者が後を絶たないという。「各局のワイドショーには、制作会社の社員が大量に関わっています。しかし旧態依然とした体育会体質が残っているところも多く、若い人が入ってもすぐに辞めてしまうのです。結果として人材難となり、経験の浅いスタッフが仕事を任されることに。そうしてミスが相次いでしまうのです。問題は根深いといえます」(民放キー局の報道局記者)各制作会社ともに、労働環境の改善が急務といえそうだ。
2019年08月06日35人の死者を生んだ、京都アニメーションの放火殺人事件。京都府警は8月2日、アニメ「らき☆すた」監督の武本康弘さん(47)を始め10人の身元を公表した。武本さんは09年の「涼宮ハルヒの憂鬱」や12年の「氷菓」など、人気アニメをてがけてきた。その訃報に、多くのファンから悲しみの声が続出している。だがそんななか、フジテレビの「Live News it!」が伝えたニュースのテロップに怒りの声が上がっている。4日放送の「Live News it!」では今も多くの人が訪れる献花台の様子を伝え、武本さんら犠牲となった人たちについての追悼コメントを取材。そのなかで、武本さんについて「あんな天才はいない」と悼む同級生の声を伝えていた。だが、テロップではなぜか【『らき☆すた』監督の同級生も『あんなアホいない』追悼】となっていたのだ。番組では終盤になってテロップに間違いがあったとして、訂正していた。だが「天才」を「アホ」と表記する”ありえない間違い”に、Twitter上では怒りの声が上がっている。《LIVE newsテロップの醜い間違い 同級生のインタビューで 「あんな天才いない」と答えたのに 「あんなアホいない」と表示。 ワザとだろ》《ミスではなく意図的に変えてるとしか思えない。何考えてんだフジテレビ》《フジテレビの京アニのニュースのテロップ、あんなアホいないて天才とアホて普通間違うか?》《フジテレビ、ありえなくない?京都アニメーションの被害者について「あんな天才いない」って言ってるのに「あんなアホいない」ってテロップつけるとかどうしたらそんなミス出来るのか謎すぎる》「Live News it!」のHPによると、番組名について【it!とは、「そうそう!」「それそれ!」という“共感”を表しています。 Live News it!は、ニュースを通じてみなさまと “きょう一日を共感できる”番組を目指します】としている。
2019年08月04日7月23日深夜、星野源がパーソナリティを務めるラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)が放送された。リスナーから絶大な人気を集める本番組。日常の何気ない話から笑える下ネタといったいつもと変わらないこの日の放送には、ある“メッセージ”が隠されていた。番組のなかで7曲の音楽を流した星野。その7曲とは『もってけ!セーラーふく』『青空のラプソディ』『ドラマチックマーケットライド』『優しさの理由』『ヒャダインのカカカタカタオモイC』『止マレ!』『鳥の詩』。これらは全て今月18日に京都府で発生した放火事件によって多数の命を奪われた京都アニメーションが制作したアニメの主題歌だったのだ。大のアニメ好きで知られる星野。これまで本番組や著書のなかで星野はアニメへの深い愛を公言していた。また、14年に発売された星野の対談集『雑談集』(マガジンハウス刊)のなかで、『らき☆すた』や『氷菓』などの監督を務めた同社の武本康弘さんと対談。そのなかで星野は「アニメーションが本当に好きになったきっかけは『らき☆すた』なんです」と語っていた。そして、この日流した7曲は未だ安否が不明な武本さんが携わったアニメのものだった。放送中に今回の事件について直接は言及しなかったが、京アニ縛りの選曲という形で追悼の気持ちを示した星野。星野からの“無言のメッセージ”に、感謝する京アニファンが続出。ネット上では《自分からは何も語らず、楽曲をオンエアすることで想いを伝える。 京アニの作品を楽しみ、救われたと常々語っていた源くんの今の心境を思うと…》《星野源の口では語らないってやり方すごく好き。京アニ作品の曲を流してくれてありがとう》といった声が多く見られた。
2019年07月24日TVアニメ『Free!』シリーズの原案ライトノベル『ハイ☆スピード!』(KAエスマ文庫)を劇場アニメ化した『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』(公開中)の約3分に及ぶロングPVが公開された。本作は、中学生時代の七瀬遙や橘真琴らを描いた『Free!』シリーズの前日譚とも言える内容。考え方も目的もバラバラな4人が少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を描く。アニメーション制作は、『Free!』シリーズと同じく、京都アニメーションが担当。『涼宮ハルヒの消失』(10年)や『甘城ブリリアントパーク』(14年)などを手がけてきた武本康弘監督がメガホンを取る。なお、公開中の映画は初日満足度1位を獲得している。PVは、朝からスイミングクラブで一泳ぎした遙を真琴が迎えに来て、その手を差し伸べるシーンから始まる。タイトルロゴが大写しになった後は、岩鳶中学水泳部に入部した1年生の自己紹介。『Free!』シリーズには登場していなかった椎名旭、桐嶋郁弥も登場し、真琴、遙と続く。遙は、「七瀬遙。俺はフリーしか泳がない」と『Free!』シリーズでもおなじみのセリフを交えながら、素っ気なくあいさつ。4人はメドレーリレーに挑戦することになるが、おのおのが自分の泳ぎのスタイルに固執しており、部長・桐嶋夏也やマネージャーの芹沢尚から何度も叱責(しっせき)されてしまう。「水の中の思春期が、始まる」の言葉の後には、葛藤を抱え悶々(もんもん)と過ごす4人の姿が映される。そんな中、尚の「水泳好き? 遙がいるからじゃなくって?」という言葉に動揺を隠せない真琴。これを境に、ほかの3人もスランプに陥っていく。しかし、「自分を信じろ」「仲間を信じろ」との言葉が続くと、意を決した遙が、「俺はこのメンバーでリレーを泳ぎたい」と宣言。『Free!』シリーズの頃から、高い評価を獲得してきた瑞々しい水の描写と結束力を増すメンバーの姿が描き出されていく。また、PVでは葉月渚、竜ヶ崎怜、松岡凛、山崎宗介といった『Free!』シリーズの主要キャラクターも随所で登場。遙や真琴だけでなく、後に岩鳶高校水泳部として絆を強めていくほかメンバーの中学生時の一端を垣間見ることもできる。(C)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会
2015年12月16日人気アニメ「Free!」の原点とも言える、主人公たちの中学時代を描く完全新作『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』が12月5日(土)に公開を迎え、声優を務めた島崎信長、鈴木達央、内山昂輝に武本康弘監督が舞台挨拶に登壇した。ついに公開を迎え、「Free!」からの熱烈なファンの拍手に迎えられた島崎さんだが現在の心境を問われると「率直に言って、なんと言っていいか分からないというのが正直な気持ち。試写を見終えて、感想は『面白い』とか『面白くない』、『ここがいい』とかではなく、いろんな気持ちがこみ上げてきました。『Free!』からやってきた過去もありつつ、気持ちを整理しないままにここにいます。たくさんの人に愛していただけるのは嬉しいです」と思いの丈を語った。中学生役ということに、三者三様に難しさを感じた様子。鈴木さんは「ムチャぶりです!『マジかよっ?これはマズいぞ』と思った」とイベントで本作の製作がサプライズ的に発表された際の思いを振り返る。特に「Free!」では真琴の小学生時代を雪野五月が演じており「ハードルでした。数か月前(=小学6年生)までゆきのさんだったのに、何が起こったのか?となるけど(苦笑)、それをきちんと受け取りたいと思いました。雪野さんがやるならこういうアプローチかも…とずっとフィルムを見続けてました。その意味では、雪野さんと作った感じです」と語る。島崎さんも、遙の小学生時代と高校時代の間に位置する空白の中学時代を「どう埋めていくか?繋げていくか悩んだ」と述懐。遙らしさとは?『ハイ☆スピード!』らしさとは?『Free!』らしさとは?中学生らしさとは何か?と考えつつやりました」と苦悩を明かした。内山さんも「オーディションもなくいきなり呼ばれ、しかも中学生…。『若いな…』と思いました。この世界では小6から中1で何かが起こるんですね(笑)」と語り、鈴木さんは「学生服を着ると何かが起こるんだよ」と劇的な“声変わり”の秘密について再び言及し、会場は笑いに包まれた。キャスティングを決めた張本人である監督は島崎さん、鈴木さんらの参加について「そこは譲れなかった。島崎くんが演じてこその遙であり、鈴木くんが演じてこその真琴!」と強調。それでも公開を迎えるまで「不安だった」と語るが、映画を見終えたばかりの客席を見渡し「『Free!』の中にこの作品も加えていただけたのかな」と安どの表情を浮かべていた。※島崎信長の「崎」は正しくは「立+可」の環境依存文字。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日京都アニメーション制作の人気TVアニメ『Free!』シリーズの過去にあたる物語が描かれる『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』が、本日5日より全国公開となった。ここでは、新宿ピカデリーにて行われた初日舞台挨拶の模様をお届けする。この作品は、人気TVアニメ『Free!』と続編『Free!-Eternal Summer-』では高校生だったメインキャラクターたちが、中学校に通っていた頃のエピソードが描かれる新作劇場アニメーション。作品タイトルは『Free!』の原案となった小説「ハイ☆スピード!」(KAエスマ文庫/おおじこうじ著)から来ており、作中ではこの小説の内容を元にしたストーリーが展開される。このため、劇中には『Free!』シリーズのメインキャラクターだけでなく、小説独自のキャラクターも登場する。この初日舞台挨拶には、『Free!』シリーズから本作まで続投しているキャストの島﨑信長(七瀬遙役)、鈴木達央(橘真琴役)、本作から登場する役柄を演じた内山昂輝(桐嶋郁弥役)、そして同作の指揮を執った武本康弘監督が登壇した。武本監督は、「正直、ここに立つまで不安でした」と胸の内を明かし、「今回、熱心なファンがたくさんいらっしゃる『Free!』の世界に、一番の新参者として参加させていただきました。みなさんにちゃんと届く作品になるかどうか不安でしたが、今こうして見に来てくださっているみなさんを目の前にできたことが本当に嬉しいです」とコメントした。『Free!』から登場する七瀬遙と橘真琴を演じたふたりには、TVシリーズよりも幼い中学生時代のキャラクターを演じたことについての質問が飛び、鈴木はキャスティングに関して「超無茶ぶり!」と言い切って会場の笑いを誘った後、「真琴が郁弥や旭たちと絡むことによって、少しだけ自分を"作っていく"様子を演じて、それがFree!1期にわずかに見えてくるような演技にしたくて、ものすごく頭を使いました」と、試行錯誤の片鱗を言葉にしていた。一方、遙を演じた島﨑は、「僕としては(Free!との間を)どうやって埋めて、つなげていこうか考えた」ということで、「遙らしさというのは何か、そして『Free!』らしさ、「ハイ☆スピード!」らしさ、中学生らしさとは何か?と考えていきました」と役作りへの想いを語っていた。また、今作から登場するキャラクターのキャストからは、桐嶋郁弥を演じた内山昂輝が同席。舞台挨拶に登壇できなかった椎名旭役の豊永利行からのコメントに促される形で同作への参加の経緯を説明。オーディションなしで配役されたこと、そして過去に出演した同スタジオの『甘城ブリリアントパーク』と同じ制作陣(武本監督と鶴岡音響監督)から声がかかったことを受け、「自分ができること・できないことを理解してくださっている方々なので、ぶつかっていくしかないと感じた」とコメントした。締めくくりには、「流れてくる情報や人から言われたことでなく、皆さんがご自身で想ったこと、感じたことを大切にして、人生をよくするきっかけやエネルギーになったらすごくうれしいです」(島﨑)、「皆さんに観ていただくことで、フィルムは輝きを増すと思います」(鈴木)など各々が真摯な観客へのメッセージを投げかけた上で、「何度でも繰り返し観てほしい」という共通のメッセージを冗談交じりに訴えていた。なお、マイナビニュースでは、同作の制作にまつわるエピソードやキャラクターへの想いについて聞いた、武本監督のインタビュー記事(前編)を掲載している。近日中に後編を公開するので、同作を鑑賞した人はぜひチェックしてみてほしい。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』12月5日 全国ロードショー(c) 2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会配給: 松竹
2015年12月05日●『Free!』ではなく『ハイ☆スピード!』を映画化した理由12月5日公開の『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』。『たまこまーけっと』や「響け!ユーフォニアム」など多くの話題作を生み出してきたアニメ制作会社・京都アニメーションの最新劇場作品だ。本作では、同社が手がけた人気TVアニメ『Free!』、およびその続編『Free!-Eternal Summer-』の過去、TVアニメでは高校生だったメインキャラクターたちの中学生時代が描かれる。作品タイトルの「ハイ☆スピード!」は、『Free!』の原案となった小説からきており、劇中には『Free!』に登場するメインキャラクターだけでなく、小説独自のキャラクターも登場する。「ヒットしたTVアニメの劇場化」は昨今多く行われているものの、多くの場合、作品タイトルはTVシリーズと共通で、冠に「劇場版」と付くことが多い。今回、京都アニメーションが映画作品として『映画 ハイ☆スピード!』を制作したのは何故だったのだろうか。今回は、本作制作のきっかけや、キャスティングをTVシリーズと同一のキャストが演じた理由などについて、同作の監督を務めた京都アニメーション・武本康弘監督にお話を伺った。――今回、『Free!』シリーズの人気を受けての劇場アニメをつくるタイミングで、『Free!』の時間軸での新作やスピンオフ作ではなく、原案小説を映像化する『映画 ハイ☆スピード!』という選択をされた経緯についてお聞かせください。TVシリーズ『Free!』の原案となった小説「ハイ☆スピード!」は、弊社で出させていただいているKAエスマ文庫というレーベルの作品のひとつなんです。そのため、弊社の小説コンテンツの映像化を何とか実現できないかというのがそもそもの発端です。この小説を原案としたTVアニメ『Free!』シリーズも、もちろん大切な作品です。しかし、せっかく弊社から出している小説なので、こちらも映像にしたい、と。それが動機ですね。――TVシリーズ『Free!』にも小説「ハイ☆スピード!」にも登場するメインキャラクター・遙と真琴の描写についてお伺いします。『Free!』で描かれた高校生のふたりとの差を出した部分など、小説とアニメーション、どちらに寄せて制作されたのかお伺いできますか。弊社からまず文庫本が刊行され、その後、小説を原案としたTVアニメを放送した、という順序ではあるのですが、やはりこの映画をご覧になられる方、ひいてはファンの皆様は、小説「ハイ☆スピード!」よりも、TVシリーズ『Free!』の印象を非常に強くお持ちの方が多いのではないかと思っています。より多くの方がこうあってほしい、こういうものが見たいと感じるのは『Free!』のテイストであろうと。そのため、小説の物語をそのまま踏襲するのではなく、かといって決して小説を決しておろそかにするわけではないのですが、両方のコンテンツを大切にしながら、現在の内容に落ち着いたというところです。●遙と真琴、メインキャストの"続投"にかけた想い――遙と真琴のキャストは、TVアニメ『Free!』から続投となっています。中学生というと変声期にもあたり微妙な年代ですが、メインキャラクターは皆中学1年生で、成人の男性声優さんが演じるというのはかなり挑戦的な試みにも見えます。キャスト続投の狙いは?先ほども申し上げたことと少し重なるのですが、ファンの方が抱いているTVシリーズの印象は、キャラクターの性格だけでなく、キャストの声や演技によるところも多分にあるのだろうな、というのが大きな理由です。もちろん、音響のスタッフたちとキャストの方を変えるべきか、そのままにすべきかということは議論しました。確かにチャレンジングな面はあるのですが、やはり『Free!』と同じキャストの方にお願いしたい、という結論になりました。――その結論に至った理由など、もう少しお伺いできますか。ありがたいことに、遙も真琴も、『Free!』シリーズを通じてとても人気のあるキャラクターです。例えば主人公の遙に関して言えば、島﨑信長さんが演じてくださった声やお芝居というものが、その人気の理由の大きな要素と感じています。島﨑さんの演じた「遙の声」を含めて、「遙が好き」と思っていただけている。そして、鈴木達央さんの演技を含め、「真琴が好き」と言っていただけていると思うんです。そうしたファンの皆様の思いを大切に拾い上げる上で、このキャスティングには大きな意味があるだろうと考えました。ここまでファンの皆様の思いに…という言い方をしてきましたが、これは僕個人の思いでもあります。ぜひ島﨑さん、鈴木さん、そして松岡凛役の宮野真守さんに演じていただきたいと思い、こうした決断をしました。――アフレコは順調でしたか?はい、順調でした。というのも、僕よりもキャストの皆様や音響監督の方が、『Free!』という作品とつきあっている時間ははるかに長いので、僕があれこれ言うより、皆様が非常に深くキャラクターを理解されています。キャラクターの年齢が中学生になったということを含めて、まったく問題ない、素晴らしい演技をしていただけました。僕はもう、見ているだけ、という感覚でした。●"TVにはいなかった"キャラに秘められた試行錯誤――続いて、メインキャラクターの中で、TVシリーズ『Free!』に登場しなかった人物についてお伺いします。旭はとてもアクティブな一方で悩みを抱えているなど、ある意味一番中学生らしい面を持つキャラクターだと感じたのですが、彼を描く上で留意した点などあれば教えていただきたいです。旭は『Free!』には出てこない小説「ハイスピード!」のキャラクターなので、当然ながら小説での描写がベースになっています。ですが、TVシリーズ『Free!』の中の誰かに被ったような性格ですと、あえて新たに旭を登場させる意味がなくなってしまいます。「Free!の●●っぽいキャラ」ではなくて、既存のキャラクターとは違った個性を持っていると思ってもらえるように注意しました。『Free!』では、物事の原動力というか、ブレイクスルーをもたらすのは渚の役割でした。旭は、渚とはまた違ったアプローチでブレイクスルーが行えるキャラクターです。また、ここは多分に僕の思いというのが強く入ってしまっている部分かもしれないのですが、「年相応の幼さ」やかわいらしさ、男の子らしさを持った子であってほしいと思っています。結果として、ある方から、「『Free!』の中ではこういうタイプのキャラクターがいなかった。少年漫画の男の子に近い印象がある」と言っていただけたので、それはとても嬉しかったです。――確かに、旭の言動やしぐさはとても年相応であると感じました。また、年相応に幼いながらも、年齢を重ねていけば、男の子から男性へと成長していけそうな予感を見せてくれたキャラクターでもありますね。『Free!』の登場キャラクターたちは、すでに完成しているというか、内面がある程度確立していて、年を重ねても軸は大きくぶれないだろうと思わせるキャラクターが多いのですが、そういう中では異色の存在かもしれません。未発達な少年が成長し、変化していく予感というのは、『Free!』ではあまり色濃く押し出されていなかった要素かと思います。――また、もうひとりの同作から登場するメインキャラ・郁弥ですが、原作小説ではすこし斜に構えた性格です。脚本の西岡麻衣子さんの公式インタビューによれば、当初監督のイメージでは「無邪気なキャラクターにしてみては」と提案されたと読みました。最終的には原作に近づけたキャラになったとのことですが、当初案の狙いについて教えていただきたいです。僕が始めに小説「ハイスピード!」に抱いたイメージは、でこぼこで、がたがたではありつつ、一緒にいる4人というものでした。仲は良くないけれど、衝突しながらお互いを理解してチームになるという印象だったんです。4人が一緒に行動するという点から見ると、一番難しかったのは郁弥の存在です。郁弥は水泳部のキャプテンを務めている兄・夏也との確執を抱えていて、ひねくれた性格でもあったことから、他の3人と行動を共にし、物語を進めていくイメージがしづらいキャラクターかもしれない、と悩みました。そこでシナリオ制作が難航したため、郁弥の性格を少し変更してはどうかと持ちかけたことに関して、西岡さんが公式サイトのインタビューで言及しているんですね。――その提案に対して、西岡さんはどのように反応されましたか?西岡さんをはじめ、女性スタッフは、「郁弥の性格は絶対に小説のまま、変えないほうがいい」と言いましたね。満場一致でした。――監督としては、その意見を受け入れた、ということでしょうか。はい。とはいえ、シナリオを固めなくてはどうにもならないので、「いいシナリオに書きあげてください」、と発破をかけました(笑)性格をそのままにするというこだわりが元で、郁弥が他の3人と行動する必然性が薄れてしまったらいけませんから。彼らひとりひとりが何を考え、何を大切にしているかという部分を突き詰め、それならばどんなことを言われたら許せないと感じるか……など、そうしてキャラクターを掘り下げた上でやりとりを作ってほしい、と念を押しました。キャラクターが魂で喋るからこそ、通じるものがある。だから、徹底的に嘘をつかずにやってほしいと。結果として、郁也はあの性格のままでよかったと思っていますし、シナリオもいい形になったと考えています。あの時お話の都合で性格をいじってしまっていたら、きっと鑑賞してくださる皆さんの心に響くものにはならなかったと思います。続くインタビュー後編では、作中の演出や作画にかけた想い、そしてストーリーの要となる場面、映画全体のテーマなどについて語られる。乞うご期待。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』12月5日 全国ロードショー(c)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会配給:松竹
2015年12月04日TVアニメ『Free!』シリーズの原案ライトノベル『ハイ☆スピード!』(KAエスマ文庫)を劇場アニメ化した『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』(12月5日公開)の特報映像とキャラクター設定が公開された。映像では、橘真琴役の鈴木達央がナレーションを担当。「あの時、未来は始まった」という言葉と共に、真琴、桐島郁也、椎名旭、七瀬遙がそれぞれ紹介され、「新しい風が、僕達を優しく包む」と語られると、桜をバックに4人がすれ違っている風景が描き出されている。あわせて公開されたキャラクター設定では、舞台となる岩鳶中学校水泳部のマネージャー・芹沢尚と部長である桐島夏也という新キャラクターも登場。この2人は3年生で、尚は夏也から厚い信頼を得ており、夏也は郁也の兄であることも明らかに。遙ら1年生たちの専門種目も公開され、遙と真琴は『Free!』シリーズと同じく、それぞれ専門種目はフリー(クロール)とバック(背泳ぎ)で、旭はバッタ(バタフライ)、郁也はブレ(平泳ぎ)。また、旭は自信家な一面もある明るいムードメーカー的存在でまっすぐ水泳と向き合う純粋さと熱さを持っており、郁也は賢明で繊細かつ感受性豊かなものの自分の思いを表現するのが苦手な人物であるという。本作は、中学生時代の遙や真琴らを描いた『Free!』シリーズの前日譚といも言える内容で、考え方も目的もバラバラな4人が少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を描く。アニメーション制作は、『Free!』シリーズと同じく、京都アニメーションが担当。『涼宮ハルヒの消失』や『甘城ブリリアントパーク』などを手がけてきた武本康弘氏がメガホンを取り、『氷菓』や『日常』などを手がけてきた西屋太志氏がキャラクターデザインおよび総作画監督を務める。(C)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会
2015年08月07日TVアニメ『Free!』シリーズの原案ライトノベル『ハイ☆スピード!』(KAエスマ文庫)を劇場アニメ化した『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』(2015年12月5日公開)のストーリーが明らかになり、ティザーポスターが公開された。本作のアニメーション制作は、『Free!』シリーズと同じく、京都アニメーションが担当。『涼宮ハルヒの消失』や『甘城ブリリアントパーク』などを手がけてきた武本康弘氏がメガホンを取り、『氷菓』や『日常』などを手がけてきた西屋太志氏がキャラクターデザインおよび総作画監督を担当する。本作の物語は、中学生時代の七瀬遙や橘真琴らを描いた『Free!』シリーズの前日譚とも言える内容。水泳部に入ることになった遙と真琴は、椎名旭、桐嶋郁弥と出会い、4人でメドレーリレーのチームを組んで試合を目指すことに。しかし皆、考え方も目的もバラバラでそれぞれに悩みを抱えながら、「チーム」となるために必要なことは何かという問題にぶつかる。小学生時代に葉月渚や松岡凛とともにメドレーリレーでたどり着いた「見たことのない景色」、その光景に心がとらわれたままの遙。そのようななか、4人が少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を映すという。公開されたティザーポスターも、中学に進学したての頃を思わせる初々しい遙らが描かれている。武本監督は「新しい環境。新しい人。新しい挑戦。新しい『何か』に飛び込むときが、人生の中で何度か訪れます。そんなとき、どんな思いが心を満たすでしょうか。期待? 不安? 興奮? 憂鬱? 緊張? それとももっと違う何か?」と問いかけ、本作で「遙たちは「中学校」という、新しい世界に飛び込みます」とコメント。「子供でもない、大人でもない、「あわい」年齢の遙たちが、何を思い、何を感じるのかを、ひたすら真摯に追いかけたいと思います。彼らの一生の中で、その瞬間にしかない輝きのようなものを、一瞬たりとも逃さずフィルムに焼き付けたいと思います」と意気込みを寄せている。7月25日からは、特典付き前売り券の発売も開始。西屋氏の描き下ろしによる、高校生の遙たちが映画を応援するイラストが描かれた数量限定「MOVIE スペシャル クリアファイル」(全6種)の特典が用意されている。価格は一般が1,500円(税込)で、小人が900円(税込)。また、本作の公開を記念して、全国劇場にて「Free! Eternal Summer-Swimming All Night-」と題した、TVシリーズ第2期の『Free! Eternal Summer』全話上映イベントも決定。9月20日に全国7つの劇場でオールナイト上映され、同月26日と27日は5つの劇場で2日間に分けてレイトショー上映を展開。こちらのチケットの購入方法など詳細は後日、公式サイトにて発表される。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』は、12月5日公開。新宿ピカデリーをはじめ、全国の120~130の劇場で公開される。なお、『ハイスピード!』を原案としたTVアニメ『Free!』は2013年7月に第1期が、翌年同月に第2期がそれぞれ放送された。何よりも水が大好きな男子高生・遙とその仲間による水泳を通した青春を描き、男女問わず幅広い層から話題を集め、商品点数は1100種類以上、市場規模78億円に達するなど大ヒットを記録した。(C)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会
2015年07月21日水が好きな高校生・七瀬遙と仲間の青春模様を描き大人気のTVアニメ「Free!」。その原案「ハイ☆スピード!」が、完全新作アニメーション『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』として映画化。この度、本作のティザーポスターとファン待望のストーリーが解禁。併せて特典付き前売り券情報が明らかとなった。物語の主人公は、水とふれあい、水を感じることに特別な思いを持つ七瀬遙。小学生時代最後に出場した大会でのメドレーリレーで、橘真琴、葉月渚、松岡凛とともに、遙は「見たことのない景色」にたどり着いた――。そして桜が満開の春。遙は真琴とともに岩鳶中学校へ進学。新たな生活が始まろうとしていた。水泳部に入部することになった遙と真琴は、椎名旭、桐嶋郁弥と4人でメドレーリレーのチームを組んで試合を目指すことになってしまう。考え方も目的もバラバラな4人。そして彼らにはそれぞれに抱えた悩みがあった。そんな中でリレーの練習を重ねるも、上手くいかないままで…。「チーム」となるために必要なこととは何か。過去のメドレーリレーに心が囚われたままの遙が新たな場所で何を思うのか…。彼らは少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく。水泳にかける彼らの未来がいま、始まる――!2013年7月より放送されたアニメ「Free!」は、その爆発的人気から翌年第2期「Free!-Eternal Summer-」が放送。3月22日に両国国技館にて行われたイベント「 Free!-Eternal Summer- 岩鳶・鮫柄合同文化祭」内にて本作の映画化が発表されたが、そのニュースは瞬く間に広がり、ツイッター上では終演後15分で1万リツイートを越えたほど大きな反響を呼んだ。そんな注目作の本作でメガホンを取るのは、TVアニメ「涼宮ハルヒの消失」などを手がけた武本康弘監督。「新しい環境。新しい人。新しい挑戦。新しい『何か』に飛び込むときが、人生の中で何度か訪れます。そんなとき、どんな思いが心を満たすでしょうか。期待?不安?興奮?憂鬱?緊張?それとも、もっと違う何か?この映画で、遙たちは『中学校』という、新しい世界に飛び込みます。子どもでもない、大人でもない、“あわい”の年齢の遙たちが、何を思い、何を感じるのかを、ひたすら真摯に追いかけたいと思います。彼らの一生の中で、その瞬間にしかない輝きのようなものを、一瞬たりとも逃さずフィルムに焼き付けたいと思います」と意気込みを寄せた。そして本作の特典付き前売り券が7月25日(土)より発売されることが決定。特典は、高校生の遙たちが描かれた数量限定の「MOVIEスペシャル クリアファイル」。「Free!」シリーズでお馴染みのキャラクターデザイン・西屋太志による描き下ろしイラストは、ファン必携だ。さらに、本作の上映を記念して、全国劇場にてTVアニメ「Free!」(1話~12話)の全話上映イベント「Free! -Swimming All Night-」の開催が決定。9月20日(日)はオールナイト上映、9月26日(土)、27日(日)は2日間に分けてのレイトショー上映が実施される。上映劇場やチケット購入方法などの詳細は公式HPにて発表予定。公開されたティザーポスターに登場した4人の少年の声優発表や予告編など、今後も続報を待ちたい。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日水が好きな高校生・七瀬遙と仲間の青春模様を描き人気を博したTVアニメ「Free!」シリーズ。その原案となる「ハイ☆スピード!」が、『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』として12月5日(土)より全国公開することが決定!この度、本作のティザービジュアル、そして監督コメントやファン必見のイベント情報が解禁となった。2013年7月に放送がスタートしたTVアニメ「Free!」は、その爆発的人気から、翌年2014年7月には続編「Free!-Eternal Summer-」が放送。第2期放送終了時からファンの間で作品やキャラクターたちとの別れを惜しむ声が相次ぐ中、3月22日に両国国技館にて行われたスペシャルイベント「 Free!-Eternal Summer- 岩鳶・鮫柄合同文化祭」内にて、本作の映画化が発表された。ファン待望の映画化告知のニュースは瞬く間に広がり、ツイッター上では終演後15分で1万リツイートを越えたほど。本作では、TVアニメ「Free!」シリーズの原案である「ハイ☆スピード!」をベースに映像化する。監督を務めるのは、TVアニメ「涼宮ハルヒの消失」を手がけた武本康弘。アニメーション制作は、『境界の彼方 -I’LL BE HERE-未来篇/過去篇』や『たまこラブストーリー』など多くの劇場アニメも制作している京都アニメーションが担当。キャラクターデザインはTVアニメ「Free!」シリーズでお馴染みの西屋太志が本作でも続投する。映画化について武本監督は「大変ありがたく思うとともに、身の引き締まる思いでもあります。「Free!」「Free!-Eternal Summer-」を応援されている皆様が変わらず楽しんでいただけるよう、キャラや作品世界をそのままの形で引き継ぐことを、何よりも大事にして取り組んでおります。もちろん、初めてお知りになる皆さまにも楽しんで頂ける作品になるよう、取り組んでおります」と喜びと意気込みを語った。また「登場するキャラクターたちに精一杯の愛を注ぎ込みつつ、彼らがスクリーンの上で輝くためにはどうしたらいいか、悩みつつもスタッフ一同充実した毎日を送っております」と、現在の状況も明かした。さらに、本作の上映を記念して、全国劇場にてTVアニメ「Free!」(1話~12話)の全話上映イベント「Free! -Swimming All Night-」の開催が決定!7月19日はオールナイト上映、7月25日/26日は2日間に分けてのレイトショー上映が実施される。上映イベントでは本作の最新情報も解禁予定となっており、ファン必見のイベントとなりそう。上映劇場やチケット購入方法などの詳細は公式HPにて発表予定。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月26日