11月24日に開催される『三四郎のオールナイトニッポン10周年記念 バチボコプレミアムライブin日本武道館』。19日深夜のニッポン放送『三四郎のオールナイトニッポン0』放送開始と同時に、オフィシャル先行の申し込みがスタート。番組内では第1弾ゲストも発表された。さらに、会場となる日本武道館の前で撮影された新たなポスタービジュアルも公開された。『三四郎のオールナイトニッポン』シリーズの番組イベント、「ニッポン放送開局70周年三四郎のオールナイトニッポン10周年記念バチボコプレミアムライブ in 日本武道館」。放送中から抽選受付が始まった「番組ファンクラブ先行」では、熱い思いで開催発表を受けとめたリスナーから多くの申し込みが寄せられた。19日深夜の放送では、スペシャルウィークのゲストとして、しずる・KAZMA(※Zはストローク付きラテン大文字Z)が登場。そして、イベントの第1弾ゲストとして、KAZMAと、同じく三四郎ANNゆかりのファミリーであるはんにゃ・金田哲の出演が発表された。今後、追加ゲストの発表も予定されている。11月24日、日本武道館には三四郎ファミリーが集結するのか。
2024年04月20日声優、アーティストとして活動する内田雄馬のアーティスト活動5周年を締めくくるライブ『YUMA UCHIDA 5th Anniversary LIVE 「Y」』が、4月13日(土) に東京・日本武道館で開催された。自身2度目の武道館ライブとなる本公演は、これまでの5年間をぎゅっと詰め込んだ前半戦と、後半戦は昨年11月にリリースされた3rdアルバム『Y』の収録曲を中心に構成。これまでにないコンセプチュアルなライブとなり、ファンを魅了した。会場が暗転し、ライブタイトル『Y』の文字が全身で表現されたOpening Movie 〜flY〜が流れ期待が高まる中、内田がステージに登場すると「Harmony of waves」を高らかに歌い上げライブはスタート。デビュー曲「NEW WORLD」のあとは「Before Dawn」「Speechless」「Rainbow」といった2ndシングルから4thシングルの楽曲をメドレー形式で披露した。ステージ上手・下手と移動し、ファンとコミュニケーションをとりながら一つひとつ言葉を噛みしめながら歌う。「みなさんこんばんは!『5th Anniversary Live「Y」』にようこそおいでくださいました!内田雄馬です。全力出しきる準備できてますかー?内田雄馬の5周年を詰め込んだライブになっています!みんなと一緒に作るライブ、歩いてきたこの5年間、そして一緒に最高の一歩を踏み出そうぜ!」と元気よく会場に向けて呼びかける。「Over」でY字をしたユニークな花道へ移動し、ホワイトのデニムジャケットを身に纏うと「DNA」「Image」をダンサーズを従えながらパフォーマンス。メインステージに戻り、「SOS」をしっとりと歌い上げると、「これからの1曲はみんなで一緒に歌いたいと思います。次の曲は『I’m not complete』です。みんなで歌いたいという気持ちを楽曲に込めました」と楽曲のゴスペルパートをファンと一緒に歌い上げ、会場が一体になった。バンドメンバーによるシームレスな演奏に乗せて、「ここからはみなさんお待ちかね『内田雄馬化』コーナーを始めたいと思います!」と呼びかけ、ファンによる撮影OKコーナーの「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」のあとは内田を支えるダンサーズ6名が勢揃いし、「Congrats!!」をパフォーマンス。これまでの内田の楽曲を辿るような前半戦9曲を走り抜けた後は、「Interlude Movie 〜trail〜」へ。オープニング映像の前段の様子が描かれ、これまでの内田の楽曲を本人がザッピングしながら歩いていく姿が描かれる。映像の後はこれからの内田を描く3rdアルバム『Y』を中心とした後半戦へと移る。ステージ2Fエリアから登場し、アルバムの1曲目にも収録されている「I’m here」を力強く歌い上げる。内田史上最高難易度のダンスナンバー「DangeR」、ラウドなロックサウンドが響く「Hope」へとつなぎ、「風でありたい」に乗せたダンサーズとバンドメンバーのブレイクブロックへ。赤のトラックジャケットにチェンジしてポップナンバー「ものたんない」、「さあここからはタオルぶんまわしていくぞー!」と会場全体がタオルをまわすパフォーマンスで勢い付いた「Shot」へと続く。バラードナンバー「Good mood」をしっとりと歌い上げ、「iDea」では椅子を使ったパフォーマンスで大人らしく余裕をもった演出で会場を沸かせる場面も。「今回はやりたかったことをやろうということでMCの数を減らし、音楽をみなさんにぎゅぎゅっとお届けするライブを作りました。あっという間にここまできてしまいましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。これから先も僕らと一緒にできれば内田雄馬の音楽でみんなの楽しいをちょっとずつ分け合って最高に大きい楽しいをこれからも一緒に作っていっていただけると嬉しいです。これからもどうぞ宜しくお願いします。みんなの最高の声くれますか!?」と3rdアルバム『Y』のリード曲「Joyful」を元気よくパフォーマンス。会場を笑顔で満たして、内田はステージを後にする。アンコールの声に呼ばれて再びステージに戻った内田は「MAJESTIC」、「Wonderful World」を連続で披露。「アンコールで帰ってまいりました!ありがとうございます!『MAJESTIC』ではフラッグを(ダンサーの)みんなに振ってもらったんですけど、会場で行っていた記念展でみなさまからメッセージをいただいたフラッグをステージ上で使わせていただきました。ここにみんなの想いの全てが詰まっているんじゃないかなと思っています。本当にありがとうございます。音楽をやることがこんなに楽しくて、そしてみんなのパワーをもらうことでこんなに前向きに自分も先に一歩一歩前へと進んでいけるようになれるんだっていうことをこの活動で教えてもらいました。それを教えてくれたのは間違いなく僕の音楽を聴いて見つけてくださったあなたです。本当にありがとうございます。僕の音楽がひとりじゃ心細いなとかなんか勇気でないなとか、そういう時に誰かの側で元気を出すきっかけになるようなそんな音楽であったらいいなって思って、僕はこの曲を作りました。聴いてください『旅路』」と自身が作詞曲をした「旅路」を心を込めて歌い、会場のファンに名残惜しさを残しながらステージを後にした。会場の声に呼ばれて三度ステージに登場した内田は会場のコーラスとのハーモニーに包まれた「Echo」を歌い上げ、このライブがLeminoで4月20日(土) 19時から配信スタートすること、新たな挑戦として『VS YUMA』という対バン企画が行われることが告知された。そして、ラストに「1 LOVE 1」をパフォーマンスし、会場中を練り歩きながら会場中とコミュニケーションをとり、「またみんなでこの場所で会えるように、また一歩ずつ頑張りたいと思います。みなさん今日は本当にありがとうございました!また必ずお会いしましょう」と話し、アーティスト活動5周年を締めくくる武道館ライブは幕を閉じた。Photo:ウチダアキヤ・釘野孝宏<公演情報>内田雄馬『YUMA UCHIDA 5th Anniversary LIVE 「Y」』4月13日(土) 東京・日本武道館セットリスト<Opening Movie 〜flY〜>M0. Harmony of wavesM1. NEW WORLDM2. メドレー(Before Dawn〜Speechless〜Rainbow)-MC①-M3. OverM4. DNAM5. ImageM6. SOS-MC②-M7. I’m not completeM8. SHAKE!SHAKE!SHAKE!M9. Congrats!!<Interlude Movie 〜trail〜>M10. I’m hereM11. DangeRM12. Hope-Dance & Band Break(風でありたい)-M13. ものたんないM14. ShotM15. Good moodM16. iDea-MC③-M17. Joyful[ENCORE]M18. MAJESTICM19. Wonderful World-MC④-M20. 旅路[W ENCORE]M21. Echo-MC⑤-M22. 1LOVE1公式サイト:キングレコード
2024年04月15日2024年6月23日(日) にデビュー20周年を迎える木村カエラが、日本武道館ワンマンライブ『KAELA presents GO! GO! KAELAND 2024 -20years anniversary-』を10月26日(土) に東京・日本武道館で開催することが決定した。武道館でのワンマンライブは約12年ぶり4度目で、今回は彼女のデビュー20周年を記念するメモリアルな公演となる。併せて、武道館ライブを記念した木村の新ビジュアルも公開された。また、毎週金曜夜11時より放送中のABEMAオリジナル結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました 5』の主題歌「DAHLIA」が、4月10日(水) に配信リリースされることが発表された。花言葉に「感謝」「豊かな愛情」という意味を持つ白い“ダリア”をタイトルとする「DAHLIA」は、お互いを思いやることでどんな感情も愛として享受する、大切な人に伝えたい気持ちを表現した1曲となっている。■木村カエラ コメント(日本武道館ワンマンライブについて)みなさま、私の生きがいである歌を20年もの長い間応援して下さり、本当にありがとうございます。スタッフの人に「記念LIVEはどこでしたい?」と聞かれすぐに私は日本武道館でしたいと答えました。40歳になる誕生日の近くでやりたいと。「言うだけ言っちゃったなぁー、でも夢は声に出していかないとなー」。なんて思っていた矢先……。誕生日の2日後という奇跡的な日に日本武道館を押さえてくれたと聞き、涙が止まりませんでした。応援してくれたみんなのためにも、ずっと支えてくれたスタッフのみんなのためにも、絶対素敵なLIVEにします。12歳からはじめたカットモデルや読者モデルのお仕事も、幼い頃から歌手になるという夢しか持ったことのない私が、夢を叶えるために選んできた道でした。Seventeen、saku saku、SADISTIC MIKA BAND、PRODUCE101いろんなところで素敵な出会いがありました。常に新しいことに挑戦し続けることの楽しさ。過去、現在、未来、全てを巻き込んだ特別な日。その瞬間にぜひ足を運んでください。2024年10月26日アット日本武道館!!集合してくれるとすごく嬉しいです。祝 成人!<ライブ情報>木村カエラ『KAELA presents GO! GO! KAELAND 2024 -20years anniversary-』10月26日(土) 東京・日本武道館開場17:00 / 開演18:00詳細はこちら:<リリース情報>木村カエラ「DAHLIA」4月10日(水) 配信リリース木村カエラ「DAHLIA」ジャケット公式サイト:
2024年04月08日「矢沢永吉さんのファンで、中学生くらいからずっとキャロルを聴いて育ちました。だから、矢沢さんが撮影終了後の打ち上げで歌ったり、武道館のコンサートに招待してくださったりしたのは、心に残る思い出です」と、『アリよさらば』で矢沢と共演した湯江タケユキさん(56)が語る。矢沢がドラマ出演することは、当時大きな話題になった。出演を渋る矢沢に、ドラマ制作サイドが「怖いんですか」とあおり、矢沢が「じゃあ、やってやるよ!」と応じたといわれている。「そういう状況があったということは、スタッフから聞いていました。出演の経緯をボクに伝えるということは“そこまでして矢沢さんに出演をしてもらったのだから、心してかかるように”というメッセージだったのでしょうね」そんな矢沢は、初顔合わせのときから個性的だったという。「主演の方にこんなに待たされたことはなかったくらい、待ちました(笑)。でも、コンサートの始まりを待つときの高揚感みたいなものがあって、矢沢さんが姿を現したときは、心の中で“おーっ”と盛り上がったんです。でも、ふだんの撮影現場では、恐れ多くて簡単に声をかけられず、離れたところで様子を見ているだけ。でも、コーヒーを飲んだり、座ったりするだけでかっこいい」撮影中、OKが出ているのに「矢沢、もう1回」「これは矢沢じゃない」と撮り直すこともあった。そんな矢沢が気持ちよく撮影に臨めるよう、スタッフも気を使っていたという。「楽屋には矢沢さんのお好きなものを用意していたそうです。ケータリングのカレーが用意されたとき、『矢沢、これ食べると3回連続でカレーになっちゃう』と言っていたので、よほどお好きなんだと」矢沢ファンであった湯江さんだが、ドラマの中では敵役。「若かったので、どれほど演じられたのかわかりませんが。当時は27歳、青春ドラマの若者役から大人の役に切り替わっていった時期でした。演技にも、いろいろ迷いがあったんです」そんな状況を察したのか、あるとき共演者の長塚京三が空き時間にお茶に誘ってきたという。「長塚さんから『あれだけのスターがいても、ボクらは“職業俳優”としてしっかり現場に向き合わなければね』とアドバイスをいただき、地に足がついた演技ができるようになりました。憧れの矢沢さんとの共演、そして長塚さんの“職業俳優”という言葉は、今でも宝ものです」『アリよさらば』(TBS系・1994年)アリの研究をしていた安部良太(矢沢永吉)は、恩師(松村達雄)の頼みで高校3年生の臨時担任に。ベテラン教師と衝突しながらも教師という仕事にめり込んでいく。生徒役として井ノ原快彦、長瀬智也、松岡昌宏が出演していたことも話題に。
2024年03月31日とんねるずが、11月8日(金)・9日(土) の2日間にわたり東京・日本武道館で音楽ライブを開催することが決定した。とんねるずは、1985年から1995年まで毎年全国ツアーを行っており、歌手としても「情けねえ」や「ガラガラヘビがやってくる」などのヒット曲で知られている。今回のライブは、2018年にバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了し、惜しむ声やふたりの姿を見たいという声が多く寄せられる中、ライブを開催したいというフジテレビのスタッフの熱意と、石橋貴明、木梨憲武の想いが合致し、約6年の年月を経てついに実現する。ふたりだけの音楽ライブは29年ぶりで、チケット情報など詳細は後日発表される。<ライブ情報>とんねるず THE LIVE11月8日(金)・9日(土) 東京・日本武道館※開演時間、チケット料金、一般発売日は後日発表
2024年03月29日アイナ・ジ・エンドの日本武道館単独ライブ「ENDROLL」が、2024年9月11日(水)に開催される。アイナ・ジ・エンド、初の日本武道館単独ライブ「ENDROLL」BiSH解散後初となる、アイナ・ジ・エンドワンマンツアー「Grow The Sunset」。その最終公演となる東京・Zepp 羽田で発表された「ENDROLL」は、アイナ・ジ・エンドにとって初の日本武道館公演だ。同公演のMCでアイナ・ジ・エンドは「BiSHというグループを8年やってきて立てなかった場所がありました。そこに挑戦しようと思います。2024年9月11日アイナ・ジ・エンド日本武道館公演やります!」と、ライブにかける思いを表明している。開催概要アイナ・ジ・エンド 日本武道館単独ライブ「ENDROLL」開催日:2024年9月11日(水)時間:開場 17:30 / 開演 18:30会場:日本武道館チケット料金:・通常チケット(指定席) 9,800円応募:■アイナ荘 FC抽選先行三次受付日程:3月22日(金)18:00~3月28日(木)22:00当落確認入金期間:4月2日(火)~4月4日(木)■WACK FAMiLY CLUB抽選先行受付日程:3月29日(金)18:00~4月4日(木)22:00当落確認入金期間:4月9日(火)~4月11日(木)※ファンクラブサイトログイン後「TiCKET」より。■最速プレリザーブ抽選先行受付日程:4月5日(金)18:00~4月11日(木)23:00■プレリザーブ抽選先行二次受付日程:4月12日(金)18:00~4月18日(木)23:00■プレリザーブ抽選先行三次】受付日程:4月19日(金)18:00~4月25日(木)23:00■プレリザーブ抽選先行四次】■通常チケット受付日程:4月26日(金)18:00~5月7日(火)23:00■エリア先行受付日程:5月8日(水)以降■一般発売発売日:8月3日(土)10:00~
2024年03月25日昨年12月から5都市をまわった「大泉洋リサイタル」。超満員・1万3000人の観客に笑顔と感動を届けた日本武道館でのファイナル公演では、アーティストとしてエンターテインメントの神髄を魅せてくれました。熱き公演の模様をレポートします。生誕50周年記念!!大泉洋リサイタル in 武道館2024.2.2@日本武道館TEAM NACS Solo Project 5D2‐FIVE DIMENSIONS II‐2月2日、ついにこの日がやってきた。正面入り口の「大泉洋リサイタル in 武道館」の看板を見ただけで高揚し、今か今かと待ちわびる会場の子猫ちゃん(大泉洋ファンの呼称)の熱気に押され、さらに期待がふくらむ。開演前の本人による場内アナウンスから「おならはマナーモードか匂わない状態に」といったクスッと笑える内容で、「すでに大泉洋ワールドが始まっているんだ」と感動する。実はこのアナウンスは録音で、武道館用に最後だけ改めて録り直したとか。間隔を計算して録音したそうで、笑いと拍手待ちのタイミングはバッチリだ。四方に向けて設置されたLEDスクリーンからこれまでの音楽活動が綴られたVTRが流れ「オイズーミ!」コールとともにステージ中央から甲冑とマントに身を包んだ大泉洋がせり上がってきた。その堂々たる姿を見ていると不思議と目頭が熱くなる。公演終了後に大量に寄せられたファンメールでも「登場で泣いた」という人が数多くいたようだ。ちなみに甲冑は会場内に設置された黄金像と同じ衣装だそう。「おっぱじめようぜ東京!」の雄叫びとともに「TOKIO」を熱唱し、「本日のスープ」を歌い終えるとカジュアルなシャツに衣装チェンジ。「会いたかったぜ子猫ちゃんたち!」の叫び声に歓声が起こったあと、長めのMCタイムへ。「“立ちっぱなしはつらい”と見過ごせない数のメールが来たので、立ったり座ったりを管理します」など、さすがのトーク力。少しボヤいたあと、「星空のコマンタレブー」「ビーチドリーマー」といった大泉らしい楽曲を披露し、『ドラバラ鈴井の巣』の名作『山田家の人々』の映像を背景に「君には」をじっくり聴かせる。2回目のMCでは、札幌公演を観たご両親がリサイタルを独演会と間違え、さらに「あと4人来るんだべ?」と勘違いしていたと話し、観客がTEAM NACSの登場を期待するも「出ません!」と念押し。福山雅治とのエピソードを語ったあとは、「スマッシュヒットLOVEバシーン!」「疾れ!」と息つく間もなく進んでいく。ここで小休止。大泉が退場すると『水曜どうでしょう』のディレクター藤村忠寿(ふじむら・ただひさ)と嬉野雅道(うれしの・まさみち)に幕間VTRを依頼する様子が映し出される。リサイタルを藤村が「のど自慢」と揶揄したことに憤りながらも「何でもする」と懇願。VTRは後半のお楽しみへ。白いスーツで再登場し、「昭和名曲ヒットパレード」で昭和の名曲を歌い上げる。そして、お待ちかねの『水どう』チームによる映像で久しぶりの「ひぐまの洋」を堪能したあと、鈴井貴之の言葉を歌詞に乗せた「手漕ぎボートは海をこえて」、「肩、膝、腰~」のフレーズがキャッチーな初披露の新曲「コラーゲン。」を軽快に歌う。そして、新曲「ふわり」を歌い上げたあとに事件が。ステージにピアノが登場し「ハナ~僕とじいちゃんと」を弾き語りで披露するはずがうまく弾けない。「リハでは完璧だったのに!」とショックを隠せない大泉。会場からの温かい声援もあり7度目でようやく成功するも、納得はいかない様子。その後は、「あの空に立つ塔のように」でいったんリサイタルの幕が閉じた。アンコールでは、マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」を披露するというサプライズが!武道館のリハーサルはほぼこの曲に費やしたそうで、会場からの割れんばかりの歓声に、インタビューで自身も「鳥肌が立った」と語っていた。「バカね…冬」から「バカね」と続き、曲中の「愛してるよー!」に「俺も愛してるよー!」と全力で応え、花道を投げキッスしながら退場する大泉。その背中が、最高にカッコいい。いつだって踏ん張って真っすぐ立っている“洋ちゃん”を堪能した夜だった。SET LIST01TOKIO02本日のスープ03星空のコマンタレブー04ビーチドリーマー05君には06スマッシュヒットLOVEバシーン!07疾れ!‐映像‐08自動車ショー歌09また逢う日まで10長い夜‐映像‐11手漕ぎボートは海をこえて12コラーゲン。13Top of the World14ふわり15ハナ~僕とじいちゃんと16あの空に立つ塔のように〈EN1〉Man In The Mirror〈EN2〉バカね…冬〈EN3〉バカねおおいずみ・よう1973年4月3日生まれ、北海道出身。演劇ユニットTEAM NACSメンバー。『水曜どうでしょう』でブレイク。近作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『月の満ち欠け』など。2020年~’22年に『NHK 紅白歌合戦』司会を3年連続で務め、’23年は歌手として初出場。※『anan』2024年3月27日号より。写真・西槇太一文・石本真樹(by anan編集部)
2024年03月24日俳優・歌手の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、あす22日発売の雑誌『JUNON』5月号(主婦と生活社)の創刊50周年記念企画特別版表紙を飾る。今年でデビュー37年を迎える3人は「えっ、俺たちってそんなにやってるの?」と笑いながら顔を見合わせる場面も。これまでの道のりを振り返るほか、1990年代に登場した際の同誌を一部掲載する。ずっと一緒に時を重ねて、つらいときも楽しいときも共に歩んできた3人が楽しめる内容になっている。草なぎは「この3人で新しい地図を広げて、また少し関係性も変わったところもあるよね」としみじみ。香取は「6年前に3人で新しくスタートしたときは『同じ方向を見て一歩踏み出してみよう』と思ったけど、何にも仕事がなくて。そんななかで誰かが1こずつ決まったりすると、みんなで盛り上げようとしたよね。でも、今は幸せなことにそれぞれの仕事が増えて、情報を終えなくなってきて。応援してくれるみなさんと同じように2人を応援したいし、分かち合いたいのに、なかなかできなくなってるのは幸せな悲鳴だな」と語った。そして、草なぎは「今年は、お正月にファンミ―ティングもできて良かったね。自身が来ちゃったのは大変だったし、今も心配だけど、30年ぶりに3人で武道館に立てたのは幸せだったな。30年前にも僕らの武道館公演を見たっていう方も来てくれたよね」と回想。香取は「びっくりしたね。当時、武道館で1日6回公演をやって。『そのときに見に来てくれた人いますか?』って言ったら、数えきれないくらいワーッと手を挙げてくれた」と話すと、草なぎも「あれはうれしかったね」とかみしめた。同誌(特別版のみ)には、3人の直筆メッセージ入りの両面特大ポスターが特別付録につく。
2024年03月21日SHINeeのTAEMINが「TAEMIN SOLO CONCERT:METAMORPH in Japan」を日本武道館で開催した。日本でのソロコンサートはおよそ4年3か月ぶり、そして2017年7月に初めて日本でソロコンサートを行った思い出深い日本武道館で、3月8日から10日まで、3日間に渡って行われたTAEMINのソロコンサート初日の模様をレポートします。「イ・テミン」「愛してる!」お互いの愛を確かめ合った特別な瞬間!写真・河村美貴(田中聖太郎写真事務所)【ペンになってもいいですか!?】vol. 197今回のコンサートは昨年11月に約2年半ぶりにリリースした4thミニアルバム『Guilty』をひっさげてのツアーの一環で、アルバム収録曲全曲のパフォーマンスを披露するというもの。韓国では昨年12月に韓国・仁川(インチョン)にて開催され、好評を博している。写真・田中聖太郎SHINeeとして東京ドームでの公演を大成功させてからわずか2週間で、今度はソロで日本武道館のステージに立つことになったTAEMIN。ステージには巨大な薄型スクリーンがかかり、前方にせり出した大きなセンターステージが目を引く構成で作られた会場はパールアクアグリーン一色に染められ、公演が始まるのを待ち構えていた。ステージ上の巨大スクリーンには赤が揺れ動き、それとともに鼓動のようなリズムとサウンドが会場を満たすと、会場からはイ・テミンコールが自然と沸き起こる。そうしてはじまったのは、昨年末にTAEMINがリリースした最新アルバム『Guilty』の収録曲、「The Rizzness」。独特のリズムで刻まれるメロディが印象的なこの曲がはじまると、ステージ上のスクリーンが左右に分かれ、そこにはサスペンションライトを多数積んだ正方形の大型吊り棚のようなリフトに乗ったTAEMINの姿が。真っ黒な衣装にキャップを目深に被り、安全のための肩ハーネスを身に着けた状態のまま、TAEMINが乗った台はゆっくりと前方に向かって回転をはじめる。ステージに対して垂直になると、しばらく逆さま状態で歌うという衝撃的な演出で観客の度肝を抜いた。写真・田中聖太郎その後の「Advice」ではジャケットを脱ぐと、ジッパーが大きく開けられたシャツからは見事に鍛えられた腹筋がバッチリ見え、「Black Rose」では妖艶なダンスで色気を振りまきながら最後にはダンサーたちと共に黒い薔薇をステージに咲かせてみせた。「Criminal」は両手首をくくった布を口で外し、ヘッドセットマイクに絡んでしまうというアクシデントまでもが美しく、ダンサーを引かせてステージに一人残ってたっぷりダンスで魅せるブリッチも。花道を行きながらシャツのジッパーを全開にすると、激しい振り付けにシャツが翻り、上半身があらわになるたびに会場からは悲鳴のような歓声が上がる。コンサート序盤から会場をTAEMINワールドへと染め上げると、息を切らしながらもセンターステージ上で今度は白いフリルシャツにお着替え。「まずは服から整理します」とはにかみながら話すTAEMINは、先ほどまで武道館を圧倒していた人と同じとは思えないほどあどけない表情を見せた。写真・河村美貴(田中聖太郎写真事務所)日本武道館はTAEMINが初めて日本でソロコンサートした場所でもあり、「僕にとっては意味のある場所で、みなさんとまたいつかここで会いたかったんですけど、またこうして会うことができてうれしいです」と感慨深げ。「韓国語では『誘引』という曲です」という紹介で始まった「Impressionable」では抑制された動きがむしろ艶を増し、続く「Heaven」ではステージの一部がせり上がり、傾斜がついた板の上でのパフォーマンスとともに、磨きのかかったハイトーンでファンを魅了。「Strings」でははじまりの歌詞そのままに指先の動きと息遣いがメロディを奏でるように繊細なダンスで観客の視線を引き付け、ハンドマイクで歌われた「Not Over You」では振り付けは最小限、シンガーとしてのTAEMINの歌声に集中を引き付ける。ソロとしてデビューして以来、もともと得意なダンスだけでなくボーカルの面でもいかに研鑽を続けてきたかを如実に物語るかのような2曲だった。写真・田中聖太郎「個人的な話になるんですけど」と前置きしたうえで語られたのは、以前もTAEMINのソロコンサートを手掛けたSMエンターテイメントのパフォーマンスディレクターであるファン・サンフン氏が今回の演出も担当したこと。「僕がぶら下がって登場したリフトと、これ(ステージの一部が斜めになるリフト)を実現したくて準備したんですが、これが実現できて嬉しいです」と、自ら拍手を促した。「次の曲も『Guilty』に収録されている曲です。日本語で言うと、『彼女は僕を好きか、好きじゃないか』です」と笑い混じりに紹介してはじまった「She Loves Me, She Loves Me Not」、そして「Light」、日本語バージョンの「Famous」、イ・テミンコールに満面の笑みを浮かべてスタートした「WANT」、さらに「Danger」では再びステージ上のリフトがせり上がり、傾斜のついたステージ上でソロパフォーマンスと盛りだくさんなパートを駆け抜ける。写真・河村美貴(田中聖太郎写真事務所)ダンサーパフォーマンスののち、スクリーンが左右に開かれると、そこには全身真っ赤な衣装に、目にはレースの布を巻いて目隠し状態で再び逆さ吊りになったTAEMINが姿を現した。「Door」日本語版を歌う間、ステージ左右の大型スクリーンにはひび割れたエフェクトを施されたステージ上の映像が映されていたが、今回のコンサートでは実際に目で見るステージとはまた違うエフェクトの映像がスクリーンで見られるということがたびたびあり、ソロコンサートにも関わらず目が足りないという状態に。続く「Guilty」では黒い羽が舞うエフェクトが曲によくマッチしていた。「Guilty」は韓国で活動している当時から腕を服の中に入れてシャツをたくしあげる振り付けが話題になった曲。インパクトの強い振り付けはたしかに目を引くが、パフォーマンスを生で観ていると曲が持つエモーショナルさをTAEMINが見事に表現していることがわかる。ダンスと歌が分かちがたく一体となることで生まれる情感を味わえるのはライブならでは。最後に手で顔を覆い隠す動作までもが美しい「MOVE」と、歌とパフォーマンスで魅せる曲が続く。ここで初めてイヤモニを外したTAEMINは、「今日はちょっと静かな雰囲気だなと思ってましたけど、違った」とホッとした表情を見せた。この前のMCでは話しながら着替えもしなきゃいけないということで緊張していて、イヤモニを外すことを忘れていたそう。「今日は僕、魂が入っていかない。あまり入り込みすぎると間違えてしまいそうで」と言うTAEMINに、会場はそんなことないよというかのように大きな歓声が飛び交った。写真・田中聖太郎今回のコンサートで使われた回転するリフトやステージが斜めにせり上がるリフトなどについて、「今までになかったパフォーマンスをする人になりたくて、いろいろ準備しました」というと、客席からは拍手が沸き起こった。「これまで、こんなに赤い人はいなかったですか?」と今度は茶目っ気たっぷりに尋ねると、それに対しても拍手と笑いが起こる。「これからもみなさんの前でずっと幸せな思い出を作っていきたいです。みなさんの笑顔、好きです」と最後までずっと一緒にいることを約束して、本編最後のパートへ行こうとしたところ、会場の「やだ!」の大きな声に「もう少し話したいんですけど」とにっこり。そうして語られたのは、日本で初めてのソロコンサートをした時のこと。その時の会場も武道館だったが、今日のようにメインステージとセンターステージをつなぐ花道がなく、「みんな僕がどう登場したのか、知りたかったんじゃないですか?」とTAEMIN。「実は、スタッフさんが箱を運んだんですけど、その中で僕がこうして(体を丸めて)センターステージまで来て、センターステージに立った記憶があります」とおよそ7年越しに種明かしをしてくれた。本編最後の「Night Away」と「Blue」の2曲は振り付けは最小限に、ただステージを歩きながら会場を埋めたファンを眺め、手を振った。写真・河村美貴(田中聖太郎写真事務所)アンコールではビジューをあしらったペールブルーのスーツに身を包んだTAEMINがまたしてもステージ上空からリフトに乗って登場。リフトから降りて「IDEA:理想」がはじまると、なめらかなダンスで構成された中にパワフルな振り付けがインサートされる独特のパフォーマンスで再び会場の視線を釘付けに。曲が終わり、イ・テミンコールが鳴り止まない中、TAEMINはアンコールの最中に起きた「イ・テミン、大好き」コールが気になっていた様子。何と言っていたか尋ねると、会場から「大好き!」と返ってきて、僕も「大好き」って聴こえてたんですけど、合ってますよねとにっこり。そして自ら「イ・テミン」と言って会場にマイクを向けて「大好き」とコールさせてご満悦。その後は「イ・テミン」「大好き」「自分も」「大好き」「おたがいに」「大好き」という謎のコール合戦が繰り広げられ、最後にはTAEMINが「僕もみなさんが大好きです」と告白する一幕も。「みなさんの前で久しぶりにソロコンサートすることになって緊張したし、よく見せたい気持ちが大きくなると僕は逆に間違えてしまうので(笑)。でも、みなさんがこうして変わらず僕を愛してくれてずっと応援してくれて、力になりました」と、久しぶりのソロコンサートに向けて緊張していたことをあらためて明かしたTAEMIN。続けて、「みなさんからもらったこの愛を、この気持ちをお返しできるようにがんばりたいんですけど、まだまだ子どもみたいで…。でもみなさんもたぶん、僕が成長する姿を見守るのが好きじゃないですか?」と微笑むと、会場からはそのとおりと言わんばかりの拍手が沸き起こった。さらに、2週間前に開催したばかりのSHINeeのドーム公演にも触れて、「(あの時は)泣いちゃったりしましたけど、僕たちのそういう気持ち、みなさんのそういう気持ちがおたがい伝わってると思います。言葉にできない感情を感じることができるようにしてくれてありがとうございます。この感情を僕も永遠に忘れないようにしますので、みなさんもこの感情を大切にしてください」と、日本での公演が大切な思い出になったことを感じさせてくれた。写真・河村美貴(田中聖太郎写真事務所)「僕にとってとても意味がある曲です。この曲を歌う時はいつもファンのみなさんの好意とか、僕が愛されているという感情を想像しながら歌いますけど、今日もみなさんからもらったこの感情を表現しながら歌ってみます」と語ってはじまった「世界で一番愛した人」では、時折目を瞑りながら、心の内にある感情を歌に込めて歌っていることが感じられた。続いて歌った「I Think It’s Love」では「僕には君が必要」、「僕を愛してくれることを願う」と切ないまでに愛を欲する気持ちを歌い上げた。この日、最後の曲は「Identity」。曲の合間に繰り返しインサートされる「Bace to Ace」のリフレインと歌詞の意味について考えている合間にステージは徐々に暗くなり、左右からスクリーンが閉じられていき、余韻を残したままTAEMINの姿は見えなくなった。写真・田中聖太郎取材・文 尹 秀姫 写真・田中聖太郎写真事務所
2024年03月15日4月19日(金) に東京・LOFT9 Shibuyaで開催されるRHYMESTERのイベント『WOWOW presents ライムスター公開飲みーティング2024 –KING OF STAGE VOL. 15 at 日本武道館公演を最速で一緒に観ながら、映像作品用副音声コメンタリーを収録する会。–』の詳細が発表された。本イベントでは、2月16日に東京・日本武道館で開催された『KING OF STAGE VOL. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024 Presented by NISHIHARA SHOKAI』のライブ映像を、どこよりも早くメンバーの生解説付きで観られるイベント。公演終了後に速報として発表されており、メンバーが以前から「いつかライブ映像の副音声収録をお客さんと一緒に観ながらできたらいいよね」と思っていたこともあり実現する運びとなった。イベントは、ファンにとってはお馴染みとなっている飲食を楽しみながらメンバーのトークを観覧できる不定期イベント『公開飲みーティング』のスタイルで開催。『公開飲みーティング』ではお馴染みのグッズである当日のドリンク割引サービスを盛り込んだイベント特製ビールジョッキや、NFTを活用したデジタル半券の販売などに加え、会場では一時入手困難となるほどの人気を博した、宇多丸監修のRHYMESTERカレー「ムルグ・アールー・マサラ」も味わうことができる。また本イベントの模様は、オンラインでの生配信も実施される予定だ。<イベント情報>WOWOW presents ライムスター公開飲みーティング2024 –KING OF STAGE VOL. 15 at 日本武道館公演を最速で一緒に観ながら、映像作品用副音声コメンタリーを収録する会。–4月19日(金) 東京・LOFT9 Shibuya開場18:00 / 開演19:00 / 終演22:00(予定)イベント詳細ページ:
2024年03月07日RHYMESTERが2023年に発売したアルバム『Open The Window』のリリースツアー『KING OF STAGE VOL. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024 Presented by NISHIHARA SHOKAI』の東京公演が、2月16日(金) に東京・日本武道館で開催された。活動休止前の2007年以来17年ぶりとなる武道館公演。アルバムに参加した岡村靖幸、横山剣&スモーキー・テツニ(CRAZY KEN BAND)、スチャダラパー、SOIL&"PIMP"SESSIONS、JQ(Nulbarich)、hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)、Masta Simon(Mighty Crown)、Reiといった8組のゲストアーティストも駆け付け、アンコールを含む全23曲を披露。タイトル通り新しい扉を開く事に挑戦し続ける“キング・オブ・ステージ”RHYMESTERの堂々のステージングとなった。公演終了後にはWOWOWとのコラボによる配信イベントの開催も発表に。全国ツアーの集大成となった武道館公演の映像を最速でメンバーと一緒に見ながら楽しむことができるトークイベント『公開飲みーティング2024-映像作品用副音声コメンタリーを収録する会。-』が、4月19日(金) に東京・LOFT9 Shibuyaで実施されることが決定した。また、大正6年建立の木造酒蔵を改装した京都老舗ライブハウス磔磔の50周年を記念した企画として、ツアーの追加公演の開催がアナウンスされた。追加公演にはそれぞれが別日にツアーに同行してきたゲストアーティストのReiとhy4_4yhが、Wゲストとして参加する。チケットはオフィシャル先着先行が2月23日(金・祝) 18時より開始される。そして、メンバーの体調不良で延期となった3月開催の金沢振替公演では、収益の一部が令和6年能登半島地震の被災地に寄付されることが明らかとなった。<イベント情報>『WOWOW presents ライムスター・トークイベント「公開飲みーティング2024」-King of Stage Vol.15 at 日本武道館公演を最速で一緒に観ながら、映像作品用副音声コメンタリーを収録する会。-』4月19日(金) 東京・LOFT9 Shibuya※イベント情報詳細は後日発表予定<ライブ情報>RHYMESTER『KING OF STAGE VOL. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024 Presented by NISHIHARA SHOKAI』(振替公演)3月9日(土)金沢AZOPEN16:00 / START17:00ゲストアーティスト:Rei※2023年9月3日の振替公演この公演の収益の一部は、日本赤十字社を通じ被災地域の復興のためにお役立ていただきます。磔磔50周年記念ライブ RHYMESTER『"KING OF STAGE VOL. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024”Presented by NISHIHARA SHOKAI』(追加公演)3月23日(土) 京都・磔磔OPEN16:30 / START17:00ゲストアーティスト:hy4_4yh / Rei(アルファベット順)チケット情報:()公式サイト:
2024年02月19日●「いつか武道館に立ちたい」という気持ちはずっとあった昨年、ソロ活動10周年イヤーにして初となる日本武道館での単独公演を果たしたEXILE TAKAHIRO。その模様を収めた映像作品『EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2023 “EXPLORE”』が2月14日に発売された。デビュー当時から「意識していた」という日本武道館での単独ライブ。ソロ活動10年という区切りで臨んだ武道館は集大成という位置づけかと思ったが、TAKAHIROにとっては思いもしなかった感情が心に湧いてきたという。2006年に日本武道館で開催されたオーディション「EXILE Vocal Battle Audition 2006~ASIAN DREAM~」で、EXILEのメンバーとしてデビューすることが決まったTAKAHIRO。思い出の地で「いつかライブを」という意識はアーティストとして活動するなかで、常に心の中にあったという。「オーディションで日本武道館に立ったときは、さすがに自分が受かるかどうかわからなかったので『ここで自分がソロで歌いたい』なんて大それたことは考えていなかったです。それから尊敬するアーティストの方々の日本武道館でのライブをよく観に行くようになり、そこで客席からでも独特で歴史ある場所だなというのは感じていたので、もし自分が今後もアーティストとしてやっていけるのならば、いつか日本武道館の舞台に立ってファンの方に恩返ししたいという気持ちはずっとありました」そんな思いが結実した2023年。ソロデビューしてから10周年イヤーという節目の年での実現だった。「ライブの日が近づいてくるにつれて緊張というよりは興奮が高まっていく感じでした。でも気負うというよりは、ファンの皆様に連れてきていただいたという感覚が大きかった。一緒の船に乗っている感じだったので、どこか安心感があったんです」それでもすり鉢状の日本武道館は、他の会場とは全く違った雰囲気。いい意味でファンとの距離が近く感じ、期待感という名の圧により、TAKAHIROの足はすくみ、打ち負けそうになったという。「やっぱりお客さんを観たときは、すごく力んでしまったんです。でも出て行った瞬間、ゆっくりカメムシがステージを歩いているのが見えたんです。そのカメムシが歩く姿を見た瞬間、力みきった僕のメンタルと体からスッと力が抜けリラックスできました。まさに神の使いかなと(笑)。そんなカメムシを踏んではいけない……と気を取られていたら、緊張感も抜けました」○「できることなら定期的にやりたい」と思えるような時間に肩の力が抜けたTAKAHIROは、そこからファンと一体化し、ライブを盛り上げる。練りに練ったセットリストにファンも酔いしれる。「『時の描片 ~トキノカケラ~』は、僕にとってEXILE第2章が始まって、7人の頃の思い出がたくさん詰まった青春ソングだったのですが、ファンの皆様にどのぐらい反応していただけるのか……全然リアクションがなかったらどうしようという思いがありました。でもマイクを向けたら大合唱で。思った以上の反応が返ってきたので、まさかのBメロを歌ってもらうように煽ってみたんです。そうしたら、皆さんがばっちり歌ってくださって……。改めて愛されている曲なんだなと思いました。また、『Beautiful』もシングルカットされていない曲だったのですが、個人的に大好きな曲だったので歌ってみたら、会場の皆様も喜んでくださっているのを感じられたのでとてもうれしかったです。『Happy Birthday』という僕のソロ曲も、2023年のホールツアーから歌唱し始めた新参者の楽曲だったのですが、ファンの皆さんの中で育ってきてくれているなと、手応えを感じました」パフォーマンスをしてみて、新たに気づいたことも多かったというTAKAHIRO。セットリストを決めるときは至福の時間だったという。「セットリストを決める上で、僕はEXILEに入る前からEXILEのファンだったということもあって、EXILEのライブではなかなか披露できないような曲でも、ファン目線で“意外とファンの皆さんが好きなのではないか?”という楽曲を選曲したつもりです(笑)」大いに盛り上がった単独武道館ライブ。ソロ活動10周年イヤーの集大成という位置づけかと思われたが、TAKAHIROにとっては違う感情だった。「ある意味で区切りでもあり、ソロ活動の終着点という見方もできるのですが、僕はステージに立ってみてゴールだとは感じなかったんです。感極まるというよりは、もっとできる、もっとやりたい……という新たなスタートのきっかけになったライブでした。改めて気合が入りましたし、できることなら定期的にやっていきたいと思えるような時間でした」●充実の2023年「これからが楽しみに」 今後の抱負も語るこうした前向きな思いは、ソロ活動10週年イヤーの充実した2023年の活動も大きく影響しているようだ。「2023年は今までにないぐらい外に出て行った感覚がありました。毎年ありがたいことにライブ活動をさせていただいていますが、基本的にLDHが主催するライブがほとんど。でも2023年は、例えば僕の地元長崎の稲佐山で行われた『NBC70th anniversary Nagasaki Music Journey 2023 supported by AMU NAGASAKI』に出演させていただいたり、京都の上賀茂神社、東京の明治神宮外苑総合球技場で行われた葉加瀬太郎さんの『葉加瀬太郎音楽祭2023』に参加させていただいたり。ほかにも学園祭ライブやアイススケートショーでの歌唱など、いろいろなジャンルの素晴らしいミュージシャンや関係者の皆様とご一緒させていただく機会がたくさんありました」TAKAHIROが尊敬するミュージシャンたちと場を共にすることで、多くの気づきがあったという。「諸先輩方とステージを共にしたことで、自分の未熟さにも気づきましたし、身も引き締まりました。恐縮ですが、もっと自分もできるんだ……とこれからが楽しみにもなりました」多くの学びがあった2023年を終え、2024年はTAKAHIROにとって30代最後の年となる。「HIROさんは、ご自身が若い頃からとても苦労されているので、常日頃から僕らには夢や目標を叶えるために、できるだけ遠回りをせずに近道できる方法を教えてくださいます。ただHIROさんが格好いいのは、そういう困難に立ち向かって乗り越える生き様をしてきたからなんだと思って、何事も一人で解決しようと、もがくことが多かった。でもこの年になって、自分一人でできることには限界があることに気づきましたし、結局は周囲の方に助けてもらっていたことを身に染みて感じています。だからこそ、これからは協力してくださる方々の力をお借りして、いろいろな人を巻き込みながらやっていけるようになりたいです。それでも困難なことはやってくると思うので、そのとき僕自身が周囲から応援されるような人間になりたいですね」■EXILE TAKAHIRO1984年12月8日生まれ、長崎県出身。EXILEのボーカル。ソロ活動10周年を迎えた2023年、オリジナル曲・EXILEの楽曲を新たなアレンジでセルフカバーする“EXILE RESPECT”曲・ライブ映像などを収録したオリジナルアルバム『EXPLORE』をリリース。同年9月21日には、初の日本武道館単独公演「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2023 “EXPLORE”」を開催。2024年4月17日からライブツアー「EXILE TAKAHIRO LIVE TOUR 2024 “FULL THROTTLE”」を開催予定。書道や絵画の分野でも活躍しており、2022年にはJR九州在来線車両のデザインを担当した。
2024年02月17日Kroiが、1月20日に開催した初の日本武道館単独公演から「shift command」のライブ映像を公開した。ライブ当日は冒頭2曲がメンバーシルエットのみで進行し、3曲目の「shift command」とともにスクリーンにボーカル内田が映し出されると、満員の武道館が大歓声に包まれた。本楽曲は、Kroiの初の武道館公演の象徴とも言えるナンバーとなった。併せて、Kroiが2月16日(金) 放送のテレビ朝日『ミュージックステーション』へ出演することもアナウンスされた。KroiのMステ出演は今回で3度目で、テレビアニメ『ぶっちぎり?!』オープニングテーマ「Sesame」を披露する。さらに、本日より全国10都市を回るツアー『Kroi Live Tour 2024』のオフィシャル先行もスタートした。「shift command」(Live at Nippon Budokan, 2024)<ツアー情報>Kroi Live Tour 2024『Kroi Live Tour 2024』告知画像8月23日(金) KT Zepp Yokohama開場18:00 / 開演19:008月29日(木) Zepp Nagoya開場18:00 / 開演19:008月31日(土) Zepp Fukuoka開場17:00 / 開演18:009月1日(日) BLUE LIVE HIROSHIMA開場16:30 / 開演17:309月6日(金) 仙台PIT開場18:00 / 開演19:009月8日(日) Zepp Sapporo開場16:30 / 開演17:309月12日(木) Zepp Osaka Bayside開場18:00 / 開演19:009月15日(日) 香川festhalle開場17:00 / 開演17:309月21日(土) 新潟LOTS開場17:15 / 開演18:009月26日(木) Zepp Divercity(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00【チケット料金】(税込 / ドリンク代別)前売:6500円(新潟 / 香川 / 広島公演のみ 前売:5800円)■オフィシャル先行:2月25日(日) 23:59まで()特設サイト:<配信情報>Kroi「Sesame」配信中配信リンク:<リリース情報>Kroi メジャー2ndシングル『Sesame』発売中●CD Only:1,100円(TVアニメ『ぶっちぎり?!』ver.)●CD+DVD:4,620円●CD+Blu-ray:4,620円Kroi『Sesame』CD+DVD / CD+Blu-rayジャケット【CD収録内容】M1. SesameM2. Pass OutM3. Sesame -Instrumental-M4. Pass Out -Instrumental-【DVD / Blu-ray収録内容】■Kroi Live Tour 2023”Magnetic”RED from 2023.06.23 NHK Hall01. Juden02. shift command03. 夜明け04. Drippin’ Desert05. Astral Sonar06. cranberry07. Funky GUNSLINGER08. sanso09. PULSE10. Hard Pool11. pith12. Cosmic Pillow13. selva14. 風来15. risk16. Balmy Life17. HORN18. Fire Brain特設サイト:関連リンクKroi HP / ECサイトHP: サイト: SNSX:::
2024年02月09日株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:大谷英彦)は、1月27日(土)、28日(日)に日本武道館にて“リスアニ!LIVE 2024”を開催した。2010年よりスタートした、リスアニ!がプロデュースする全曲生バンドによる演奏をバックにした音楽フェス“リスアニ!LIVE”。14回目となる今回も、日本武道館を舞台に2日間にわたり開催された。2020年以来4年ぶりの声出し開演となった今年の1日目の公演には、アイドルマスター シャイニーカラーズ【イルミネーションスターズ・コメティック】、ASCA、内田雄馬、JUNNA、FictionJunction、Myuk、そして次世代を担うアーティストをフィーチャーした“UPCOMING ARTIST”枠としてasmi、SennaRin、UniteUp!の計9組、2日目の公演には、アイドルマスター シャイニーカラーズ【放課後クライマックスガールズ・ストレイライト】、CHiCO、TrySail、halca、MyGO!!!!!、Liella!と、 “UPCOMING ARTIST”枠として中島 怜、岬 なこ、UniteUp!の計9組が出演し、会場のオーディエンスを熱狂させた。1日目のトップバッターは、2024年春からTVアニメの放送を控える「アイドルマスター シャイニーカラーズ」より、イルミネーションスターズとコメティックの2組。まずはイルミネーションスターズの近藤玲奈(風野灯織役)、峯田茉優(八宮めぐる役)が登場し、彼女たちらしいフレッシュなポップチューン「PRISISM」とエモーショナルな光を湛えた「Twinkle way」を続けて披露すると、川口莉奈(斑鳩ルカ役)、三川華月(鈴木羽那役)、小澤麗那(郁田はるき役)から成るコメティックにバトンタッチし、浮遊感と激しさが同居した「くだらないや」、フォーメーションでも魅せながらアップテンポに駆け抜けていく「平行線の美学」をパフォーマンス。それぞれ対照的な輝きで観客を魅了する。そしてイルミネーションスターズは「BRIGHTEST WHITE」で晴れやかに、コメティックが「無自覚アプリオリ」で熱狂的に締め括り、リスアニ!バンドの生演奏をバックにしたレアなライブで、各々のアイドルとしてのカラーを示した。続いてステージに上がったのは“リスアニ!LIVE”初参戦となる声優アーティストの内田雄馬。自身のバックバンドを引き連れ、歌唱だけでなくアクティブな動きでも楽しませるアグレッシブなステージングで、武道館を一気に自分色に染め上げる。「Comin' Back」(TVアニメ『灼熱カバディ』EDテーマ)を皮切りに、重厚なアレンジでラウドに変貌した「Hope」(TVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』第2クールEDテーマ)、ディスコなグルーヴがご機嫌な「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」(TVアニメ『怪病医ラムネ』OPテーマ)といったアニメタイアップ曲を連発しつつ、ヘビーなファンク「Relax」でノリノリのアクションを見せるなど、自身のアーティスト性をアピールするのも忘れない。ラストはTVアニメ『あひるの空』EDテーマ「Over」で、限界を感じさせない爽快な歌声を会場中に響き渡らせた。ここからは“UPCOMING ARTIST”の3組が連続で登場。いずれも“リスアニ!LIVE”には初参加となる。まずはソニーミュージック発の多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」より、11人のキャストから成るUniteUp!が揃いの衣装でステージに立ち、2月14日リリースの1st EPの表題曲でもあるロックテイストな最新曲「ELEVEN」を、息の合った振付やフォーメーションと共に披露する。そしてTVアニメ『UniteUp!』のOPテーマでもある代表曲「Unite up!」では、アイドルならではのキラキラしたパフォーマンスで魅了する。普段はPROTOSTAR、LEGIT、JAXX/JAXXの3ユニットで活動する彼らだが、11人集まったときの可能性は無限大ということを改めて感じさせるステージだった。作曲家・澤野弘之のプロデュースで2022年にメジャーデビューを果たした注目株・SennaRinは、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』のEDテーマ「最果て」でライブをスタート。ダークかつトライバルな曲調とパワフルなボーカルが共鳴し合って、ディープな世界観が武道館を飲み込むように広がっていく。そこからアッパーな「NOD」を畳みかけると、アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』テーマソングとして知られる壮大なバラード「melt」では、楽曲のスケール感に負けないどころかそれを凌駕するような、力強くも包容力のある歌声を展開。初の“リスアニ!LIVE”でしっかりと爪痕を残した。そしてTikTokなどのSNSで人気を集める楽曲の数々を歌い、“SNSで最も使われる歌声”とも評される注目のシンガーソングライター、asmiが登場。まずは、MAISONdes feat. asmi, すりぃ名義で歌ったTVアニメ『うる星やつら』第2クールOPテーマ「アイワナムチュー」で、賑やかに盛り上げると、続いてTikTokでバズを引き起こして「TikTok流行語大賞2022」にもノミネートされた中毒性の高いポップチューン「PAKU」をパクッと披露。さらにasmi feat. Chinozo名義による、カラフルでジェットコースターのように展開するナンバー「ドキメキダイアリー」(TVアニメ『ポケットモンスター』OPテーマ)をパフォーマンスし、キャッチーで耳に残る独特の歌声の魅力をしっかりと届けた。“リスアニ!LIVE”初出演ながら、繊細かつ表現力豊かな歌声でオーディエンスをとりこにしたのが、シンガーソングライターとして活動していた熊川みゆによる音楽プロジェクト、Myuk。透明感と芯の強さを併せ持った歌声が持ち味で、今回はアコギ、キーボード、6人のストリングス隊という特別な編成でライブを届ける。TVアニメ『豚のレバーは加熱しろ』のEDテーマ「ひとりじゃないよ」における抑揚をつけたドラマチックな歌唱から、Eve提供によるデビュー曲「魔法」(TVアニメ『約束のネバーランド』Season2 EDテーマ)での切なくも温かみのある歌い口、tofubeatsが作編曲を手がけた「Gift」(アニメ映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』主題歌)の優しい響きなど、多彩な色のボーカルが観客の心に染み渡っていく。ダンサブルなビートとポップかつ真摯なメッセージが印象的な「愛の唄」、力強くも郷愁を誘うメロディと歌声が心に残る「Arcana」と、Guianoが提供した2曲も素晴らしく、新たな才能の登場を感じさせた。昨年に続き5度目の“リスアニ!LIVE”出演となったのが、力強い歌声を駆使したエネルギッシュなパフォーマンスで人気を集めるASCA。この日は優しく伸びやかな歌い方が新鮮な「私が笑う理由は」で幕を開けると、人気作曲家の杉山勝彦が詞曲を手がけたライブバンガーなEDM「Stellar」と続け、アーティストとしての新たな一面を見せていく。彼女らしい劇的に展開していく歌唱表現が印象的な「リンネ」(TVアニメ『EDENS ZERO』EDテーマ)では、進化と成長を堂々とアピール。そして彼女のライブでは欠かせないナンバーとなっている「Howling」(TVアニメ『魔法科高校の劣等生 来訪者編』OPテーマ)で会場からの叫びのような大合唱を引き出すと、ラストはTVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』OPテーマ「RESISTER」を投下してさらにヒートアップ。今や“リスアニ!LIVE”常連組と言える彼女が、今年も凄みと爆発力のある圧巻のライブで観客の心を掴んだ。ここで“リスアニ!LIVE”の14年にわたる歴史において、特別な時間が訪れる。作曲家・梶浦由記によるソロプロジェクト、FictionJunctionが、“リスアニ!LIVE”に初降臨したのだ。梶浦が様々なミュージシャンをフィーチャーして活動している本プロジェクト、今回は近年のライブでレギュラーとなっている4人の歌姫、KAORI、KEIKO、YURIKO KAIDA、Joelleがボーカルとして参加。天上の調べのようなオーバーチュアと共に梶浦を含むバンドメンバーと歌姫たちが登場すると、まずは梶浦が劇伴を手がけるアニメ『ソードアート・オンライン』の10周年記念テーマソング「蒼穹のファンファーレ」が披露され、4声の美しい歌声が壮大な景色を描き出す。そしてライブの定番曲の1つ「stone cold」(TVアニメ『セイクリッドセブン』OPテーマ)では、トランス調のビートも加わったハイテンションなステージングで熱狂。さらにMCでLiSAを呼び込むと会場からはひと際大きな歓声が。リリースから4年、TVアニメ『鬼滅の刃』竈門炭治郎 立志編EDテーマとして知られるFictionJunction feat. LiSA名義の人気曲「from the edge」がライブ初披露される。LiSAの情熱的なボーカルとレギュラー歌姫たちの美麗な歌声が化学反応を起こして、武道館は凄まじい熱気に包まれる。その1曲をもってLiSAは降壇し、最後は昨年リリースされた約9年ぶりのアルバム『PARADE』より「Parade」で締め。音楽という旅路を祝福するようなステージだった。1日目の最後のアクトは、昨年に続いて4度目の登場となるJUNNA。“リスアニ!LIVE”でトリを飾るのは今回が初めてだ。1曲目は石川智晶が提供した最新シングルの表題曲「眠らされたリネージュ」(TVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クールOPテーマ)。さらに「Here」(TVアニメ『魔法使いの嫁』OPテーマ)へと繋げ、ラテンのスパイスも取り入れつつ、『魔法使いの嫁』と同様に妖しくも美しい世界観に観客を引き込んでいく。MCを経て、ここからはJUNNA流の“ヤバイ”楽曲を連発。パッション溢れるアッパーなロックチューン「Unite」、ジャジーなサウンドとギラついたパフォーマンスがマッチした「コノユビトマレ」(TVアニメ『賭ケグルイ××』OPテーマ)を続けて歌うと、ここでスペシャルな1曲をプレゼント。なんと『マクロスΔ』より、彼女が美雲ΔJUNNA名義で参加するユニット・ワルキューレの人気曲「いけないボーダーライン」をアーティスト・JUNNAとして届け、武道館はこの日一番の盛り上がりを見せる。そしてラストは、暴力的なまでの重音で迫りくるロックチューン「風の音さえ聞こえない」(TVアニメ『錆喰いビスコ』OPテーマ)。始まると同時に銀テープが発射され、JUNNAはステージを走り回りながら生命力の塊のような歌をぶつける。最後は武道館全体が熱狂するなか、全員でジャンプして1日目を熱く締め括った。2日目の先陣を切ったのは、1日目と同じく「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のアイドルたち。この日は河野ひより(小宮果穂役)、白石晴香(園田智代子役)、永井真里子(西城樹里役)、丸岡和佳奈(杜野凛世役)、涼本あきほ(有栖川夏葉役)による放課後クライマックスガールズと、昨年の“リスアニ!LIVE”でも話題を呼んだ田中有紀(芹沢あさひ役)、幸村恵理(黛 冬優子役)、北原沙弥香(和泉愛依役)から成るストレイライトの2組が、生バンドの演奏をバックに武道館を鮮やかに彩る。放課後クライマックスガールズは、銀河を駆け抜ける「五ツ座流星群」や季節外れもお構いなしの夏ソング「ビーチブレイバー」、大合唱が巻き起こったライブの定番タオル曲「太陽キッス」をワチャワチャ感いっぱいに歌ってチアフルな魅力を発散。ストレイライトは、サイバーかつゴリゴリのエレクトロニコア「Tracing Defender」を皮切りに、バンドアレンジによりブルータルさが増したデスボイス入りの轟音ロック曲「Start up Stand up」、前回の“リスアニ!LIVE”でもオーラスを飾った人気曲「Timeless Shooting Star」を情熱的なダンスパフォーマンスと共に歌い、各々のアイドルとしての輝きを示した。2番手として登場したのは、2023年にソロでのアーティスト活動を始動したCHiCO。“リスアニ!LIVE”にはCHiCO with HoneyWorks(以下、チコハニ)として常連だった彼女が、2022年以来、武道館のステージに戻ってきた。リスアニ!バンドによる演奏のサポートを受けつつ、CHiCOが1曲目に放ったのは、自身が作詞したソロ第1弾楽曲「光のありか」。新たな始まりを告げる歌声が、光の矢のように真っ直ぐ突き刺さる。さらにソロ名義の楽曲のみならず、会場中のペンライトが真っ赤に染まった和ロックチューン「ヒカリ証明論」(TVアニメ『銀魂.』銀ノ魂篇EDテーマ)、コール&レスポンスとクラップで会場の熱気を高めた「決戦スピリット」(TVアニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』EDテーマ)とチコハニ楽曲を連発。2月7日リリースの新作EP『PORTRAiT』より、胸の内の感情を解き放つようなロック曲「エンパシア」をいち早く届ける嬉しいプレゼントもありつつ、ラストはDECO*27が楽曲提供したTVアニメ『シャングリラ・フロンティア』のEDテーマ「エース」を熱く迸る歌声と共に披露し、全5曲をエモーショナルに駆け抜けていった。続いては“UPCOMING ARTIST”枠の3組が連続で登場。1日目に続いての参戦となったUniteUp!は、ソニーミュージックによる多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」発の11人組。王子様のように煌びやかな衣装に身を包んだ彼らがステージに登場すると、客席からは黄色い声援が飛ぶ。まずは人気作曲家/プロデューサーの松隈ケンタとSCRAMBLESが楽曲制作した最新曲「ELEVEN」でたくましい歌声を重ねると、続いてはTVアニメ『UniteUp!』のOPテーマでもある代表曲「Unite up!」を披露。鋭い動きをシンクロさせたダンスと巧みなフォーメーションチェンジを含め、ハイレベルなパフォーマンスでアイドルらしいキラキラしたエンターテインメントを見せつけた。そして“リスアニ!LIVE”初出演となったのが、TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』の嵐 千紗都役などで知られる声優アーティストの岬 なこ。2023年にアーティストデビューしたばかりで、今後の活躍が期待されるフレッシュな逸材だ。彼女が最初に歌ったのは、デビューアルバム『day to YOU』からの先行曲で、自身の活動の始まりを飾った「ソラトレイト」。渡辺 翔のペンによる歌詞とメロディも込みで爽快な楽曲で、鮮やかな黄色の衣装を揺らしながらスイートな歌声を武道館いっぱいに広げていく。TVアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』のEDテーマ「スイートサイン」では、甘さとセンチメンタルさが混ざった絶妙な表現で観客を魅了。最後は開放的なアップチューン「morning morning」を晴れやかに歌い上げ、多彩な魅力をしっかりとアピールした。“UPCOMING ARTIST”枠の最後の1組は、2022年にフライングドッグが開催したオーディション「犬コン!」の声優・歌手・シンガーソングライター部門でグランプリを受賞し、2023年に歌手デビューを果たした現在19歳の“新米”シンガー、中島 怜。透明感と繊細さを併せ持った唯一無二の歌声の持ち主で、1曲目に歌った「サプライズ」(TVアニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル』第2クールOPテーマ)からその持ち味を存分に発揮する。続いて披露された「はじまる」は彼女自身が作詞をしており、これから始まる新しい世界への期待をピュアなクリアボイスで表現。そして2024年4月放送スタート予定のTVアニメ『終末トレインどこへいく?』のOPテーマ「GA-TAN GO-TON」をライブ初お披露目。前の2曲とはまた趣きの異なるドリーミーな歌唱で客席をうっとりさせる。初々しいMCでも心を掴みつつ、初めての“リスアニ!LIVE”、そして初の武道館という大舞台を見事にやり遂げた。続いて、求心力のあるボーカルと熱くひたむきな演奏で武道館のオーディエンスをロックしたのが、次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」発の“現実(リアル)”と“”仮想(キャラクター)”が同期するバンド、MyGO!!!!!。彼女たちもまた“リスアニ!LIVE”および武道館のステージは初だったが、立ち上がりからバンド初のオリジナル曲として知られる始まりの歌「迷星叫」、胸のすくようなメロコアチューン「壱雫空」(TVアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』OPテーマ)を畳みかけ、瞬く間に会場の熱気を掌握する。ときにお互い向き合いながら演奏する姿も熱い。MCを挿み、ステップも踏みながらのパフォーマンスが愛らしいライブ定番曲「影色舞」で武道館を踊らせると、TVアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第7話の挿入歌でもある「碧天伴走」へと繋げ、アグレッシブな演奏に乗せて聴き手の背中を押すようなメッセージを届ける。ラストナンバーは、ポエトリーリーディングの要素も取り入れたエモーショナルな青春パンク「音一会」。メンバー間の強い絆を示すと同時に、この武道館に集ったすべての人に向けて、音楽を介した出会いと繋がりに対する“ありがとう”の言葉を届けた。2022年以来、2年ぶりの“リスアニ!LIVE”出演となったのは、「小文字で5文字」の挨拶でお馴染みのhalca。とはいえ今回で5回目の出演、しかも2023年夏のイベント“リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ”にも参加していたので、彼女もまた常連組と言っていいだろう。久々の武道館でのライブの1曲目として彼女が持ってきたのは「TTL」。友人でもある北澤ゆうほ(the peggies)と共に作り上げた、元気の良さと愛らしさが凝縮したパワフルなロックチューンだ。そのエネルギッシュなステージングで武道館を一気にhalca色に塗り替えると、同じく北澤が楽曲提供した鮮烈なハイトーンが印象的な「恋愛ミリフィルム」(TVアニメ『彼女、お借りします』第3期OPテーマ)、歌い出しから大歓声が巻き起こった彼女の代名詞的なナンバー「センチメンタルクライシス」(TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』EDテーマ)、田淵智也が書き贈った究極のアッパーソング「誰彼スクランブル」(TVアニメ『Engage Kiss』OPテーマ)と、人気のアニメタイアップ曲を連続で畳みかける。そして最後は、現在放送中のTVアニメ『ぽんのみち』EDテーマ「Good Luck Waker」をライブ初披露。一緒に歌うように呼びかけたり、手拍子やワイパーで一体感を作り上げる。天真爛漫かつロッキッシュな全5曲で、彼女独特のポップな世界観を見せつけた。終盤戦を華やかなステージで盛り上げたのが、メディアミックスプロジェクト『ラブライブ!スーパースター!!』から生まれた11人組スクールアイドルグループ、Liella!。“リスアニ!LIVE”には初参戦、生バンドでのパフォーマンスも初となる。幕開けを飾ったのは、彼女たちが現在開催中の5thライブ“ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~”のテーマソング「シェキラ☆☆☆」。ジャジーで大人っぽい曲調に合わせた壮麗なダンスパフォーマンスで魅せる。そして昨年のライブイベント“異次元フェス アイドルマスター ラブライブ!歌合戦”でも歌われて人気を集めた「スター宣言」でスターへの道を駆け上がる心意気を力強く示すと、挨拶とMCを挿んで、ディスコ調のポップ&ダンサブルな人気曲「キラーキューン☆」を披露。11人が次々と入れ替わってフォーカスされる歌割りと“キュンキューン”と繰り返される胸キュンなフレーズで客席のハートを奪う。続く「UNIVERSE!!」では、楽曲の壮大なスケール感とアイドルとしての高みを目指す強い意志を滲ませた歌声がエモーションを誘発。最後は“終わらない冒険”と未来への希望を託した「TO BE CONTINUED」を11人で元気いっぱいにパフォーマンス。アニメの主題歌/挿入歌は外した攻めのセットリストだったが、それが余計にグループとしてのポテンシャルとLiella!楽曲の奥行きの深さを感じさせた。そして2日間に渡って開催された“リスアニ!LIVE”の大トリを飾ったのは、麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜による女性声優ユニット、TrySail。“リスアニ!LIVE”には2020年以来、4年ぶりの出演だ。バンドの荘厳なオーバーチュアに導かれて登場した3人は、彼女たちが主要キャラクターのキャストを務めるアプリゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のテーマソング「かかわり」で麗しくライブをスタート。3人で色味を合わせた銀色の衣装がキラキラと光る。「はなれない距離」(TVアニメ『阿波連さんははかれない』OPテーマ)ではささやき声も交えながら、お互いにギュッとくっついたりするなどして“はなれない距離”を表現。そしてMCのあとは、どんな現場も確実に盛り上げる必殺のライブチューンを惜しみなく連発。アルバム収録曲ながら強烈なインパクトを放つ、ラップから演歌風のコブシまで飛び出す異色のパーティーチューン「マイハートリバイバル」で火を付けると、力強い3声が合わさることで無限大のエネルギーが生み出される「High Free Spirits」(TVアニメ『ハイスクール・フリート』OPテーマ)、彼女たちのライブには欠かせない大定番のスカポップ「adrenaline!!!」(TVアニメ『エロマンガ先生』EDテーマ)と続け、3人はステージの端から端まで動き回りながら歌と笑顔を振りまいて、会場の気持ちを一体にしていく。そしてフィナーレに選ばれたのは、2023年に生まれた新たなキラーチューン「華麗ワンターン」(TVアニメ『異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~』OPテーマ)。オーディエンスも一緒になって“それそれそれそれ”と大声を上げて盛り上げるなか、電波ソングばりのハイテンションな楽曲を全力で駆け抜け、ラストはみんなでジャンプして2日間の饗宴を盛大に締め括った。★“リスアニ!LIVE 2024”のセットリストをSpotify 公式プレイリスト「リスアニ!LIVE 2024」にて公開中! ※Spotifyで配信中の楽曲のみとなります。●イベント情報リスアニ!LIVE 20242024年1月27日(土)SATURDAY STAGE開場15:00/開演16:002024年1月28日(日)SUNDAY STAGE開場14:00/開演15:00主催:リスアニ!LIVE 実行委員会/文化放送/ニッポン放送企画・制作:ソニー・ミュージックソリューションズ協賛:イープラス/LIVE DAM AiR●関連リンク“リスアニ!LIVE 2024”公式サイト ポータルサイト「リスアニ!」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月29日Kroiがソールドアウトとなった初の武道館公演で見せつけたのは、変幻自在のバンド力だった。過去の楽曲から最新シングルまで、アップテンポな曲からチル曲まで、バランスよく配置したセットリストはKroiというバンドがいかに様々な音楽を取り込み、自らの音として昇華してきたかということを証明していた。確かなブレイクポイントを迎え、これからの動向が最も注目されるバンド・Kroi。記念すべき初の武道館公演の模様をレポートする。武道館は1回やっておくべきセーブポイント。本編最後の曲間のMCで内田怜央(Vo&Gt)はそう言った。この言葉には、まだまだその先に続くストーリーがあることが想像され、これから彼らがどんな景色を見せてくれるのか楽しみになった。それと同時に、武道館のステージに立つということの重要性も示している。メンバー全員が担当した開演前の影アナに続いて暗転するとメンバーが登場。それぞれがポジションにつき、少しの間を空けて「やろう!」という内田の声が響く。いつものライブとは違う緊張感と高揚感の入り混じったムードは、きっとここでしか感じられないものだろう。Kroiの初めての武道館公演(全席ソールドアウト!)がついに始まった。駆け出したベース音の隙間を埋めつつ拍車をかけるようなドラムが加わり、そこにギターも合わさってリズムを作り出していく。すると、ステージ正面に輝いていた「Kroi」の大きなバンドサインが音に反応するように蠢き出す。溶けるでも崩れるでもなく、歪なものに変形していく。その視覚的な効果は絶大で、オーディエンスはバンドから放たれるリズムに体を揺らせながら、瞬間的に日常から切り離されライブの世界観へ没入していく。バンド最大のキャパシティでのライブは「JAM」と題されたセッションから始まった。セットリスト上の曲目数では「0」となっている。バンドが産声を上げて立ち上がり動き出すそのさまを描ききったようなセッションは、きっとここからでないと紡げない彼らの起点であり、この日のライブがどんなものになるのかを雄弁に宣言したようにも思えた。つまり、Kroiのこれまで駆け抜けてきた数年間の全てを注ぎ込んだものになると、最初の数分で確信させられた。「Fire Brain」のイントロへなだれ込んだときの爆発したかのようなオーディエンスのテンションは、一言で言って感動的だった。ライブの全てがそこに詰まっていると言ってもよかった。ここにいる全員と確かにひとつになれたと感じられる瞬間。そのテンションをさらに高めていくバンドの鉄壁のアンサンブルと内田のボーカリゼーションの凄まじさはKroiというバンドの変幻自在さを可能にしているエンジンだ。最初のシーンでロゴが変形していったように、Kroiは曲ごとにその姿を変えていく。「Drippin’ Desert」ではよりポップに、「shift command」ではスペーシーに。そして「夜明け」では長めのベースソロとピアノソロを大胆に盛り込み、前半で完全に武道館という空間を掌握していった。MCが明けて5曲目に披露したのは、ライブでは欠かせない「Mr. Foundation」。そしてリリースしたばかりの最新シングル「Sesame」へと続く。この新曲が、「Mr. Foundation」と次の「Monster Play」に挟まれていることでKroiの音楽性の幅広さと深さを如実に感じられる構成になっていた。どの楽曲も、これだと割り切れるようなジャンル感ではないが、例えば「Mr. Foundation」ではベースにファンクが、「Monster Play」ではヒップホップとジャズがある。一方「Sesame」はKroiの音楽としか言えないところまで様々な音楽が昇華されている。そういう意味で、このブロックは比較的初期の楽曲と最新曲を一気に演奏したことでKroiの進化を感じられるようになっていた。「いや、楽しいわ。だってさ、最初の頃なんて本当にちっちゃいライブハウスでやってたんだよ」(内田)「だからさ『Monster Play』とかすごい感慨深くなったよ。まったくそのままやったから(笑)」(長谷部悠生・Gt)「Page」から始まった中盤のブロックの最後で思いもよらないことが起こった。11曲目に予定していた「Pixie」ではなく、15曲目の「Astral Sonar」のイントロを長谷部が弾いたのだ。そのままバンドは曲目を変更して演奏を続けた。だから、次のMCで間違えたことを言われなければ誰もわからなかった。このことは、バンドはもとより、照明や音響をはじめとしたチームKroiの一体感を物語っていると言える。「バレないようにやったのに、バラすという(笑)」(千葉大樹・Key)「浮き足立ってるわー」(長谷部)「11(曲目)と15(曲目)を入れ替えます」(千葉)「業務連絡すぎるだろ、武道館で(笑)」(内田)ここからは「Never Ending Story」から始まるチル曲ゾーンへ。「risk」「帰路」と内田の表現力が際立っていた。もちろんバンドの演奏も込みでの話ではあるのだが、ファルセットからシャウト気味のボーカルまで自在に行き来し、音と言葉を有機的に結び付けていく彼のスタイルは唯一無二だ。ここまで体感的にはあっという間。なのにもう最後のブロックに突入。「Network」の曲間では、「ここでしゃべるアレンジとか昔あったよね」と内田が話しだす。「いろんなことを思い出してきた」という言葉にオーディエンスが盛り上がるとすかさずラップパートに入って演奏のタクトを振る。「selva」ではスラップを巧みに用いた長尺のベースソロでオーディエンスを沸かし、「HORN」のサビではオーディエンスがシンガロングし盛り上がった。本編ラストは「Shincha」。曲間で内田がこんなことを語った。「Kroi5年、6年?活動してきましたけど皆さんのおかげで武道館に立つことができました。本当にありがとうございます。すごい猛スピードで武道館まで来れたなっていう感じはしているんですけど、発表したら『まだ早いでしょ』って結構言われて(笑)。でも我々としてはやっと武道館かっていう感じです。まだまだKroiの目標は“行けるところまで行く”ということにしていますので、もっとでかいステージで皆さんと踊れたらいいなと思います」この日一番の拍手と歓声がバンドに贈られると、オーディエンスのハンドクラップも加わって全員で武道館公演の最後を締めくくった。アンコールには、「Juden」「Balmy Life」「Polyester」と怒涛の三連打。特に「Balmy Life」をアンコールに持ってくるという余裕もKroiが次のブレイクポイントへ向かっていることを感じさせた。ここでいったんセーブして、次に彼らが向かう先にどんな景色が広がっているのか――夏頃にリリース予定というアルバムとそのツアーの発表もありつつ、どんなバンドも成し遂げていないとてつもないものを期待せずにはいられない。Text:谷岡正浩Photo:jacK / Goku Noguchi<公演情報>Kroi Live at 日本武道館2024年1月20日(日) 日本武道館セットリスト01.Fire Brain02.Drippin’ Desert03.shift command04.夜明け05.Mr. Foundation06.Sesame07.Monster Play08.Page09.Hyper10.侵攻11.Astral Sonar12.Never Ending Story13.risk14.帰路15.Pixie16.Network17.selva18.HORN19.WATAGUMO20.ShinchaEN1.JudenEN2.Balmy LifeEN3.Polyester<ライブ情報>Kroi LIVE TOUR 20242024年8月23日(金)Zepp KT Yokohama18:00/19:002024年8月29日(木)Zepp Nagoya18:00/19:002024年8月31日(土)Zepp Fukuoka17:00/18:002024年9月1日(日)BLUE LIVE 広島16:30/17:302024年9月6日(金)仙台PIT18:00/19:002024年9月8日(日)Zepp Sapporo16:30/17:302024年9月12日(木)Zepp Osaka Bayside18:00/19:002024年9月15日(日)香川festhalle17:00/17:302024年9月21日(土)新潟LOTS17:15/18:002024年9月26日(木)Zepp DiverCity(TOKYO)18:00/19:00■公式FC “ふぁんくらぶ”最速先行:1月20日(土)21:00~2月4日(日)23:59■ぴあオフィシャル先行:2月9日(金)12:00~2月25日(日)23:59()
2024年01月29日s**t kingzが、ライブBlu-ray『s**t kingz 2023 LIVE Blu-ray BOX』を3月27日(水) にリリースすることが決定した。本作には、2023年9月から10月にかけて、全国7都市12公演が開催されたグループ史上最大規模のツアー『s**t kingz Dance Live Tour 2023「踊ピポ」』と、2023年10月25日に開催された“ダンサー史上初の日本武道館単独ライブ”『s**t kingz Dance Live in 日本武道館「THE s**t」』の模様を収録。200分を超える特典映像も含めた3枚組となっている。2024年4月10日(水) までに本作を予約および購入すると、購入特典としてメンバーの写真パネルが当たる「応募券」が封入される。この写真パネルは、2023年にs**t kingz初となる写真集の発売を記念して東京・大阪で開催された写真展『ooooze(ウーズ)』で展示されていたもの。写真集には収録されていない秘蔵カットを特別なアクリル加工で仕上げた非売品となっている。なおオフィシャルファンクラブ「062(オムツ)」会員には、「062会員限定特典」も用意されている。また本作のリリースを記念して、3月16日(土) にユナイテッド・シネマ豊洲で特別上映会が実施されることが発表された。当日はBlu-rayに収録される日本武道館ライブのノーカット映像の上映に加え、メンバー登壇によるトークショーも行われる予定だ。チケットは「062(オムツ)」会員向け先行を1月30日(火) まで実施中。その後、1月31日(水) 10時からはオフィシャル先行(抽選)がスタートする。<リリース情報>『s**t kingz 2023 LIVE Blu-ray BOX』3月27日(水) リリース価格:12,500円(税込)『s**t kingz 2023 LIVE Blu-ray BOX』パッケージ外観【内容】Blu-ray(3枚組)+ブックレット(40ページ / 表紙含む)+スリーブケース・DISC1:『s**t kingz Dance Live Tour 2023「踊ピポ」』・DISC2:「s**t kingz Dance Live in 日本武道館「THE s**t」』・DISC3:「特典映像」(『踊ピポ』メイキングムービー、『THE s**t』メイキングムービー、ほか)※購入特典:「写真パネル応募券」(2024年4月10日(水) 23:59までにご注文いただいた方が対象となります)予約リンク: kingz OFFICIAL FANCLUB「062(オムツ)」会員の方はこちら:<イベント情報>『s**t kingz Dance Live in 日本武道館「THE s**t」』特別上映会3月16日(土) ユナイテッド・シネマ豊洲開場14:20 / 開演14:40※トークショー後に本編上映となります。『s**t kingz Dance Live in 日本武道館「THE s**t」』特別上映会 告知画像■s**t kingzファンクラブ「062(オムツ)」先行(抽選)受付期間:1月30日(火) 23:59まで■オフィシャル先行(抽選)受付期間:1月31日(水) 10:00~2月7日(水) 23:59()特設サイト:関連リンク公式サイト::::
2024年01月18日清水ミチコ(63)。デビューしてすぐに人気番組への出演をつかんで以来、ずっとスター街道をひた走ってきた。たったひとりで約1万人を爆笑の渦に巻き込む、前代未聞の武道館ライブももう10周年。そんな彼女の変わらぬ原点は、家族だ。普通が一番、と頑なだった父。最後に贈ってくれた言葉がミチコを今日も奮い立たせる。これまで語られなかった、清水家の愛の歴史がここに―─。(全2回・後編)■父の教え“お客さん第一”を守り、訃報を聞いた直後もラジオに出演数々のスターの特徴を絶妙なバランスで誇張したモノマネは、ファンばかりでなく、モノマネされた当事者たちも魅了した。「あなたはほかの人のモノマネはうまいけど、私のマネだけは下手ね」こう言われることが多かったのも、本人すら気づかないほどの特徴を見抜いていたからだろう。桃井かおりとの共演を果たした映画『木村家の人びと』では、初顔合わせで台本の読み合わせをする際、桃井が遅刻。「監督が面白がって、桃井さんのセリフを私がモノマネで代読することに。現場に来た桃井さんは『いい味出してくれちゃって、ありがとう』って笑ってくれました」顔マネをしたことがある長渕剛の事務所からは、ある日、突然「長渕からお話があるそうです。東京でライブがあるので、来てください」と連絡があった。「当時は『ふざけた芸など許さん』というイメージを勝手に持っていたんですが、ライブが終わると長渕さんは『新しい俺を見てくれましたか。またマネしてください』と、グッズやカレンダーなどをプレゼントしてくれたんです」クレームらしいクレームが来たことがないのは、根底に、モノマネ対象者への愛情と興味があるためだろう。だから瀬戸内寂聴さんからは逆に《私のようなものを、モノマネしてくれてありがとうございます》とお礼のはがきまでもらった。黒柳徹子に至っては、ライブで使用するVTRに、ノーギャラで出演してくれたという。「お礼に、自宅での食事会にお誘いしたのですが、昼の11時にいらっしゃって、お帰りになったのは夜の11時。その間、ずっとおしゃべりしっぱなしで感激しました」モノマネ相手への愛情とともに、常に大切にしてきたのはファンだ。「両親は地元で商売をしていたので、お客さん第一。おばあちゃんに不幸があっても、お客さんが来るから店は閉めないし、明るく対応するんです。そんな姿にはかなり影響を受けましたね」その父も、15年ほど前にがん闘病の末、亡くなっている。忘れられないのは、父の晩年に地元・飛驒高山で行ったコンサートだ。「たまたま私の誕生日が近かったものだから、サプライズでお祝いをしてくれたんですね。『ハッピーバースデー』を歌いながら、ロウソクを立てたケーキを持った父がステージにやってきて……」それだけでも満足だったが、父は娘のために、スピーチまでしてくれた。「『私は娘を人に笑われないように育てたつもりですが、すっかり笑われる人間に成長してしまいました』って。会場はウケたし、私も『コメント、すごく面白かった。ありがとう』と伝えると、父も喜んでくれたんです」幼いころ、普通に育ってほしいと人を笑わせることに反対していた父だが、娘の晴れ舞台で、直接応援の気持ちを伝えてくれたのだ。それから間もなくして、父は亡くなったーー。「ラジオの仕事の直前に、訃報が来ました。このまま本番に臨んで大丈夫なのか心配だったんですが……。実際に始まると、落ち込まず、泣かずに楽しくトークができたんですね」ミチコにとって次の転機は、恒例の武道館ライブを始めたこと。毎年行うツアーのなかでも、核となる武道館ライブには、8年ほど前からは弟・イチロウさんが参加している。「『赤いスイートピー』をすごくゆっくり歌うネタがあるんですね。歌とずれたピアノ伴奏ができる、強いハートを持っているのが弟だったんです」スタッフに好かれているイチロウさんがいることで、現場の雰囲気がよくなった。もちろん、ミチコにとっても、不可欠な存在だ。「今でも武道館公演の前日は“観客席は埋まっているけど、全然怖くない”って思い込むように、イメージトレーニングをします。人の気にのまれると、お客さんが10人でも気負けして“今、何していたんだっけ”って、混乱してしまうから。でも、武道館はひとりで立ち向かうのはプレッシャーだけど、隣に気心の知れた弟がいることで、すごく支えられているのがわかるんです」だからこそ、観客を爆笑させたミチコは興奮気味に語るのだ。「武道館はプレッシャーもすごいけど、やり終えたときの快感は、何ものにも代えられませんーー」■引退は考えない。「いい意味でいいかげん。だから今が人生でいちばん、楽しい」「“隣人は芸の肥やし”って、面白がろうと思えば、なんでも面白くネタに利用できます。人間に興味と関心を持って、これからも頑張っていきたいですね」今月27日で64歳となるミチコ。あと1年もすれば年金受給開始年齢となるが、引退は考えない。「仕事が来なくなったら、辞めるしかないわけじゃないですか。だからオファーがあるうちは、ありがたくお受けします」そんな考えだから、終活も「すぐにやめてしまった」という。「森山良子さんも『形見のリストを作って、次の日の朝に読み返すと“私ってケチだな”って思えて、嫌になって』と言っていたんですが、すごく共感できたんです。もういいや、あとは家族で好きに分けてもらえればいいやって思って、終活とは早々に決別しました」逆に仕事に対する意欲は膨れ上がる。コロナ禍の’20年に還暦を迎えたが、挑戦は続けている。「コロナ禍でライブ活動ができなくなっても、次々に“この人のモノマネやってみたいのに”ってアイデアは浮かんでくるんですね。それを発散するために、YouTubeチャンネルを開設。多いときは100万回再生を記録する動画もあって、’21年には伊丹十三賞をいただきました」早くも次回の武道館ライブの構想も練っている。「新たにゲストを迎えてみたいし、AIがもっと進化したら“共演”したいですね。ライブはプレッシャーもあるけど、おばさんになったことで悪い意味で図々しく、いい意味でいいかげんにできる。だから、今が人生でいちばん、楽しいって思えるんです」肩の力を抜き、たゆたうように時代の波に乗りながら、清水ミチコは、笑いを生み出し続けるーー。
2024年01月14日BUCK-TICKが、ワンマンライブ『バクチク現象-2023-』を2023年12月29日(金) に東京・日本武道館で開催。そのオフィシャルレポートが到着した。さあ、始めよう──2023年12月29日東京・日本武道館公演『バクチク現象-2023-』の開催が、この言葉とともに告知された時、下を向いたままだった顔をようやく上げることができた。10月24日のボーカル・櫻井敦司急逝の知らせから3週間後のことだ。バンド史上最大の悲しみに襲われたBUCK-TICKの今後の動きについて、誰もが静観している頃だった。正直なところ、その発表はあまりにも光が強すぎて、思わず目を背けたくなったりもした。一体どんなステージになるのか、ステージの詳細については発表がなかったので、不安を感じた人も少なくなかっただろう。しかし、そのタイトルにメンバーが並々ならぬ決意を込めたことは想像に容易い。『バクチク現象』は、1987年のメジャーデビュー前後に行ったライブや、半年間の活動休止を経て復活した1989年12月29日東京ドーム公演のタイトルにも使われた、彼らのターニングポイントを象徴する言葉だ。今井寿(Gt)は、34年前の東京ドーム公演と同じ真っ赤な髪色で『バクチク現象-2023-』のステージに現れた。その姿を見た瞬間、涙が湧き出る一方で、不安な気持ちはどこかへ吹き飛んでいった。会場が暗転すると、SEの「THEME OF B-T」にあわせて、力強いクラップが響いた。樋口豊(Ba)、ヤガミ・トール(Ds)、星野英彦(Gt)、今井寿と順にステージに登場し、真っ赤に染まったスクリーンに「バクチク現象」の文字が出た後、壇上のセンター、いつも櫻井が登場する場所に彼のシルエットが映し出された。「さあ、始めようぜ!BUCK-TICKだ!」、今井の叫びから始まったのは「疾風のブレードランナー」。ステージのセンターにはマイクスタンドではなく、いくつかのライトが埋まっていて、光を放っている。あえてマイクを置いていないせいか、櫻井の歌声はまるで天から降り注いでいるように感じられた。絶望の中の一筋の光のような、きらめきのロックチューンは、“今夜 お前に届けよう 宝物だ 約束だ”と歌う。それはまさにこのステージのこと。手のひらに“希望”を握らせてくれたような気がした。泣き顔でもいいから顔を上げてと言わんばかりに、「独壇場Beauty-R.I.P.-」、「Go-Go B-T TRAIN」「GUSTAVE」とアップチューンを連発。今井も星野も今まで以上にアグレッシブなパフォーマンスでステージを扇動していた。「Go-Go B-T TRAIN」で「乗り遅れんな!」、「GUSTAVE」で「ニャオス。今日は楽しんでいってください」と、今井が言葉をかけるたびに、会場のボルテージは上昇していく。今井寿(Gt)櫻井と今井のツインヴォーカルによる「FUTURE SONG -未来が通る-」では、樋口が櫻井の動きを真似てみたり、櫻井の歌に重ねるように星野もヴォーカルをとった。何より驚いたのは、ヤガミのドラムが力強く跳ねる「Boogie Woogie」の頃には、いつの間にか涙も引っ込んで、純粋にステージを楽しんでいる自分がいたことだ。開演した頃は深い悲しみを湛えていたはずのフロアを、ここまで引き上げたバンド力にただただ感服するばかりだった。そんな空気を一変させて、櫻井の不在を悲しいほど鮮やかに映したのは、昨年8月に逝去したISSAY(DER ZIBET)と櫻井がツインヴォーカルをとる「愛しのロック・スター」から始まった中盤戦。「愛しのロック・スター」では、スクリーンに在りし日の二人のライブ映像が映ると、耐えきれずすすり泣く声も大きくなった。続いて今井のオリエンタルなインタールードから始まった「さくら」では、スクリーンと武道館の天井にも浮かんだ桜の花が舞い散る様子が、なんとも美しくて悲しみを倍増させた。さらに、まるで葬送曲かのように「Lullaby-Ⅲ」「ROMANCE」と、櫻井の耽美な世界観を強く打ち出したナンバーを続けて聴かせた。星野英彦(Gt)今回のステージは、全編にわたり櫻井の映像を映したわけではなく、櫻井を感じるのは歌声のみという楽曲も何曲もあったが、特に終盤は彼の歌う姿がありありと目に浮かぶような楽曲がラインナップされていた。ラテン調のダンスナンバー「Django!!! -眩惑のジャンゴ-」、両手を広げて空を自由に駆け抜ける「太陽とイカロス」、「Memento mori」では客席をライトで照らす櫻井の映像の動きとリンクするように、実際に客席がライトで照らされた。ステージの床をスモークが覆った「夢魔 -The Nightmare」では、まるで彼が目の前に君臨しているかのように、ステージに向けて観客が両手を掲げ、「DIABOLO」では4人がサーカス一座のような佇まいで座長の彼を盛り立てる。不在だからこそ、より櫻井敦司というヴォーカリストの輪郭をくっきりと焼き付けられた瞬間だった。メンバー一人ひとりが初めて明かす今の思いヤガミのドラムソロから始まったアンコールでは、一曲目の「STEPPERS -PARADE-」を披露した後、これまで表立ってコメントを出していなかったメンバーが一人ずつ今の思いを語った。ヤガミ・トール(Ds)樋口は涙で言葉を詰まらせながら、「BUCK-TICKはライブバンドなので、ライブをして成長してきました。そしてみなさんと作ってきたと思っています。あっちゃんは天国に行ってしまいましたが、BUCK-TICKはずっと5人です。これからどんな未来になるかわかりませんが、これからも皆さんとBUCK-TICKを作っていきたいと思います」と語り、ヤガミは「不良だった弟がこんなに立派なコメントを言うとは思っていませんでした」と少し空気を和ませて、「前代未聞というか、そういう状況になりました。続けていいのか、やめた方がいいのか、いろいろと考えましたが、こういうふうにファンの皆さんがいるので、これからもBUCK-TICKを継続させていただきたいと思います」と続けた。「今日新しい一歩を踏み出すことができました。不安の中、ここ武道館に足を運んでくださって本当にありがとう。不安だったよね。みんな不安でした。でもパレードはこれからも続きます。もう一度言います、パレードは続きます。この5人で」と星野が語った後、今井が続いた。「やあ。人生は容赦ねーな。面白いぐらいドラマチックで。でも笑えねーよ。何死んでんだよ。なあ。大丈夫だよ、続けるからさ。一緒に行こうぜ」と語りかけると、大きな拍手があがった。「あっちゃんは死んだけど、別にそれは悪いことじゃありません。当たり前のことです。だから悲しんでも泣いても号泣してもいいけど、苦しまないでください。死んだことより、いなくなったことより、生きていたということ、存在していたことを大事にしてください」、そして「来年BUCK-TICKは新曲を作って、アルバムを作ります。最新が最高のBUCK-TICKなんで、期待しててください。でも覚悟しててください。次は3人になります。それでもパレードは続きます。次は2人、次は1人、たぶん最後の1人は俺かな。それでも続けるんで、みんなを連れていきたいと思います」と、力強い言葉を投げかけた。樋口豊(Ba)そして「ユリイカ」で“LOVE”と“PEACE”を高らかに掲げると、「みなさん自分を愛しましょう」という櫻井のMCから「LOVE ME」へ。ここで初めて4人の生演奏と、櫻井の歌と映像がずれてしまうというハプニングが起こった。メンバーはなんとか立て直そうと必死の表情。それは今までに見たことがないような人間くさい表情だった。偶然だと思うが、映像の中の櫻井もちょっと苦笑いしているように見えた。ハラハラしながらも、なんとか力になろうと一生懸命コーラスをする観客の姿もいじらしかった。歌い終わる頃には演奏もピタリと合い、「また会いましょう。また会いましょう。必ず」と手を振ってステージを降りる櫻井を見送った。ラスト2曲は「COSMOS」「名も無きわたし」と、会場を大きく包み込む櫻井からのメッセージのような2曲がセレクトされた。そしてWアンコールは、「行こう!未来へと!」という櫻井のメッセージから始まった「New World」。会場中に広がった無数のミラーボールの光と、力強い光を放つ5人の演奏が、まだ見ぬ未来を明るく照らしていた。終演後、スクリーンに過去のMV映像が流れた後、2024年12月29日(日) 日本武道館公演の開催が告知された。この先、こうした一つ一つの約束が希望となり、未来へと繋がっていくのだろう。前人未到の地へと歩を進めたBUCK-TICK。これからも5人で歩んでいくと決めた彼らのパレードを、まだまだ一緒に楽しみたいと願う。いつだって驚きと感動で心を震わせてくれるのがBUCK-TICKだから。涙は拭えるけれどいつまでたっても寂しさは拭えないからまたBUCK-TICKに会いに行こう悲しみも幸せも分けあえるあの場所にまたBUCK-TICKに会いに行こうText:大窪由香Photo:田中聖太郎<公演情報>BUCK-TICK『バクチク現象-2023-』2023年12月29日(金) 東京・日本武道館セットリストSE. THEME OF B-T1. 疾風のブレードランナー2. 独壇場Beauty-R.I.P.-3. Go-Go B-T TRAIN4. GUSTAVE5. FUTURE SONG - 未来が通る-6. Boogie Woogie7. 愛しのロック・スター8. さくら9. Lullaby-III10. ROMANCE11. Django!!! - 眩惑のジャンゴ-12. 太陽とイカロス13. Memento mori14. 夢魔 -The Nightmare15. DIABOLO<EN1>1. STEPPERS -PARADE-2. ユリイカ3. LOVE ME4. COSMOS5. 名も無きわたし<EN2>1. New World<ライヴ情報>BUCK-TICK 日本武道館公演12月29日(日) 東京・日本武道館OPEN17:00 / START18:00特設サイト:関連リンクオフィシャルサイト: Sounda LABEL SITE::::楽曲配信リンク:
2024年01月05日今年結成10周年を迎えたTempalayが10月3日(木) に開催するワンマンライブ『惑星X』の会場が、日本武道館であることが発表された。『惑星X』は、銀河系のどこかで行われるというアナウンスのもと、会場不明のままチケット販売がスタートしたことで話題となっていた。併せてメンバーからのコメントと、どこかで見覚えのある宇宙人も登場する本公演のメインビジュアルも公開となった。チケットは2次先行を1月16日(火) まで受付中。Tempalay『惑星X』チケット情報はこちら!()■小原綾斗 コメント明けましておめでとうございます。とんでもないです。いやいやそんな。それ以上言わんといてください。ありがとう。■AAAMYYY コメント譌・譛ャ豁ヲ驕馴、ィ縺ァ10蜻ィ蟷エ繧偵♀逾昴>縺吶k縺ョ縺ァ莠悟鴻莠悟屁蟷エ蜊∵怦荳画律縺ッ譛我シ代→縺」縺ヲ縺翫>縺ヲ縺上□縺輔>■藤本夏樹 コメントエーックス!!Tempalay『惑星X』ティザー映像<ライブ情報>Tempalay『惑星X』10月3日(木) 東京・日本武道館OPEN17:00 / START18:00Tempalay『惑星X』告知画像■オフィシャル先行2次:1月16日(火) 23:59まで()特設サイト:関連リンクオフィシャルサイト:::
2024年01月05日シドが、ワンマンライブ『SID 20th Anniversary GRAND FINAL「いちばん好きな場所」』を2023年12月27日(水) に東京・日本武道館で開催。そのオフィシャルレポートが到着した。「シドの第二章は今日から始まると俺は思っています」2023年12月27日東京・日本武道館で開催された、シドの結成20周年を締め括る『SID 20th Anniversary GRAND FINAL「いちばん好きな場所」』公演での大ラス「いちばん好きな場所」を歌う前に、マオ(Vo)はそう語った。「いちばん好きな場所」というタイトルは、2008年のインディーズラストツアーのタイトルであり、2018年の結成15周年を飾るツアーでも使われた。その15周年を終えてからの5年間は、コロナ禍でのライブ自粛や、マオの喉の不調によるライブ活動の休止と、シドにとって試練が続いた。そして2023年1月、結成20周年の開幕とともにライブ活動を再開し、このアニバーサリーイヤーを感無量の思いで駆け抜けてきた。そのファイナルを迎えたこの日本武道館は、15年前、メジャーデビューの始まりに立った場所でもある。冒頭のマオの言葉に、並々ならぬ決意を感じた。ステージにはドレープを作った大きな白い布がかかり、天井からは大きなシャンデリアのようなモチーフとミラーボールが下がっている。BGMが消えて会場が暗転すると、ミラーボールが光の粒を放った。白い布がライティングで虹色に輝いた頃、ゆうや(D)、Shinji(G)、明希(B)、マオと順に登場。20秒の時を刻む時計の針の音が緊迫感を煽ると、Shinjiの憂いのあるギターイントロから「紫陽花」が始まった。マオが歌い始めると、武道館の天井に紫陽花が咲くように淡い青が広がる。マオ(Vo)この日のステージは、楽曲の世界観を押し広げるような、または感情と呼応するような、ライティングと演奏とのシンクロが見事だった。再会の歌である「NOMAD」、未来に光を照らす「ANNIVERSARY」ではShinjiと明希が左右の花道を歩み、マオは観客と一緒に拳を上げる。アクティブなステージングに会場のテンションは上がったまま、「アリバイ」「罠」「妄想日記」と初期の人気曲が連投されると、メンバーにも観客にも笑顔が広がった。Shinji(G)一体感が高まったところで突入したMCコーナーでは、Shinjiが「一つだけみなさんにお願いがあります。『今日も1日』と言ったら、『小粋に決めなきゃ』って言ってほしいんです」とコール&レスポンスを求めると、続くゆうやも「何がなんでも」のコールに、「やるぞー!!」とレスポンスを求め、明希もマオも自分の名前を呼ぶ大きな声を求めた。欲しがるシドに、愛を持って応える観客の姿がとても健気だ。そんな観客に向けて「今日はこの日のためにシドの新しい挑戦ということで、メドレーを作ってきました」と、「SID 20th Special Medley」を披露。「モノクロのキス〜乱舞のメロディ〜嘘〜V.I.P」と、アニメタイアップのついた4曲を繋いだ。その後はソロコーナーへ。ゆうやが繰り出す軽快なリズムと光がシンクロしたドラムソロ、骨太なベースが唸りを上げる明希のソロでは会場から「オイ、オイ」の掛け声が上がり、Shinjiは叙情的でテクニカルなギタープレーを聴かせた。続いてステージに登場したのはゲストの葉山拓亮。グランドピアノでたおやかなメロディを奏でると、マオが一人ステージに立ち、「声色」を情感豊かに歌唱。特に後半のマオの声一つ、アカペラで歌い上げるシーンは、息をするのも忘れるほど心を惹きつけるものがあった。ゆうや(D)武道館でアカペラをするのに必要なものは「度胸です」と笑いを誘ったマオは、葉山について「俺の息遣いだったり、呼吸や背中の動きだったりをしっかり汲み取って演奏してくれました。ありがとうございました」と感謝を述べた。そして楽器隊も入れた5人で2024年1月8日(月・祝) に配信シングルとしてリリースする新曲「面影」を披露。切なさとオリエンタルな雰囲気をもつミディアムナンバーに、観客は静かに耳を傾けていた。大きな拍手の後、開口したのは明希。「今の曲、めっちゃいい曲じゃない?……まあ、俺が作りました。2024年のシドの何か道標になってくれると思います」と語った。「いけるかー?」とマオの煽りを起爆剤に、ここから本編ラストに向けて怒涛のアップチューンを畳み掛ける。まずはメンバーコールから「循環」で「回れ〜!」と観客をぐるぐる回転させたところに、「そろそろ結婚しようか!」とハードロックナンバーの「プロポーズ」、ラウドな「park」で翻弄する。ステージの前方で大きな炎の玉が上がった「眩暈」でさらにボルテージを上げると、ラストはハードコアチューンの「吉開学17歳(無職)」でカオス展開。明希(B)巻き舌でシャウトするマオ、一心不乱に楽器を鳴らすShinji、明希、ゆうや。そんなメンバーの様子に意識を集中していたので、最後にドカーンと上がった特効の大きな音に心臓が止まりそうになった。興奮さめやらぬ状態のマオは、何やらイケナイ言葉を連呼しながらステージを降りていった。あー、楽しかった。何か憑き物が落ちたように、純粋にそう思った。マオ「最新のシドがいちばんかっこいいって言ってもらえるように頑張っていく」「20周年の思い出を何か曲に残したいなと思って、一曲作ってきました。新曲です」と、アンコールの一曲目に12月6日にリリースしたばかりの「微風」を演奏。バンドを始めた頃の情景や感情を綴ったナンバーに、観客もクラップや合唱を乗せてその思いを共有する。「夏恋」ではShinjiや明希に絡みにいったり、ステージ上にいたカメラマンに絡んだり、ランニングマンや(新しい学校のリーダーズの)首振りダンスをやってみせたりと、誰よりも楽しんでいる様子のマオ。「Dear Tokyo」では、Shinji、明希、ゆうやと観客と、会場が一体になってのコーラスに多幸感が広がった。そんな温かな空気の中で、「ここ数年はうまく歌えるかなとか、喉は大丈夫かなとか、そういうことばっかり考えていたけど、今日のライブは始まる前からずっと楽しみだった」と素直な心情を吐露。「俺が生きる場所はここだし、俺がいちばん好きな場所はこのライブのステージです。そこにはみんながいないとダメだし、スタッフのみんなやメンバーがいないとダメだし、うまいとかヘタとか取っ払って、気持ちで歌います」と大ラスの「いちばん好きな場所」へ。優しくも力強いアンサンブルが胸を打つ。ステージにはキラキラと光る紙吹雪が舞い、感慨深そうにそれを見上げながらプレーするメンバーの姿が印象に残った。すべての演奏を終えた後、名残惜しそうな表情でステージに残る4人。「最高の景色をどうもありがとう。もっといい曲を書いて、もっとかっこいいバンドになってくるから、また会おうぜ!20年の声援と20年の拍手に感謝いたします」(明希)、「最高の締め括りができたと思ってます。来年またかっこよくなっちゃうんで、よろしくお願いします」(Shinji)、「21年目もシドいっぱいやっていくと思うので、またこういう大きいところへみなさんを招待できるように頑張っていこうと思います」(ゆうや)と、思い思いの言葉を残してステージを降り、最後に一人残ったマオは「最新のシドがいちばんかっこいいって言ってもらえるように頑張っていくので、みんなよろしく」と語った後、マイクを通さず「愛してます!」と叫ぶと、ギューっと抱きしめるポーズをして捌けていった。終演後、スクリーンにはこのライブの模様が2024年4月にWOWOWで独占放送・配信されることや、シングル「面影」の情報、そして5月18日(土)、19日(日) 山梨・河口湖ステラシアターにて『SID LIVE 2024 -Star Forest-』の開催が発表された。ファンからたくさんの愛を受け取ったこの結成20周年を経て、“シドの第二章”はどんなストーリーを紡ぐのだろうか。光あふれる彼らの未来を楽しみにしている。Text:大窪由香Photo:今元秀明/西槇太一<公演情報>SID 20th Anniversary GRAND FINAL『いちばん好きな場所』2023年12月27日(水) 東京・日本武道館セットリスト01. 紫陽花02. NOMAD03. ANNIVERSARY04. アリバイ05. 罠06. 妄想日記07. SID 20th Special Medley(モノクロのキス~乱舞のメロディ~嘘~V.I.P)08. 声色09. 面影10. 循環11. プロポーズ12. park13. 眩暈14. 吉開学17歳(無職)En01. 微風En02. 夏恋En03. Dear TokyoEn04. いちばん好きな場所<ライブ情報>SID LIVE 2024 -Star Forest-2024年5月18日(土) 山梨・河口湖ステラシアター2024年5月19日(日) 山梨・河口湖ステラシアターOPEN16:00 / START17:00【チケット料金】全席指定:8,800円(税込)※4歳以上有料詳細はこちら:関連リンクオフィシャルサイト::::
2024年01月04日株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:大谷英彦)は、来年1月27日(土)・28日(日)に日本武道館にて開催される“リスアニ!LIVE 2024”の1月28日(日)SUNDAY STAGEの見切れ席・2F立ち見チケットを追加販売することが決定したことを発表した。見切れ席・2F立ち見のチケット販売は、2023年12月28日(木)正午よりスタートする。アニメ音楽誌「リスアニ!」が2010年よりプロデュースする音楽フェス“リスアニ!LIVE”の14回目となる今回も、出演アーティストの演奏はすべて生バンドで披露。さらに“リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ”に引き続き、シーンの次世代を担うべく十分な実力を持ったアーティストが輝いてもらえるように、という想いを込め“UPCOMING ARTIST”と銘打った枠も追加。現在のアニメ音楽シーンを担うアーティストたちだけでなく、今後の活躍が期待されるフレッシュな5組も“リスアニ!LIVE 2024”のステージに登場する。チケットは、イープラス、ローソンチケット、チケットぴあ、楽天チケットの各プレイガイドにて販売。数に限りがあるので早めの購入がおすすめだ。“リスアニ!LIVE 2024”のラインナップは下記のとおり。■1月27日(土)SATURDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【イルミネーションスターズ・コメティック】/ASCA/内田雄馬/JUNNA/FictionJunction(Vocal:KAORI、KEIKO、YURIKO KAIDA、Joelle、LiSA)/Myuk【UPCOMING ARTISTS】asmi/SennaRin/UniteUp!■1月28日(日)SUNDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【放課後クライマックスガールズ・ストレイライト】/CHiCO/TrySail/halca/MyGO!!!!!/Liella!【UPCOMING ARTISTS】中島 怜/岬 なこ/UniteUp!■見切れ席・2F立ち見 一般発売(先着)発売期間:2023年12月28日(木)12:00~※発売する開催日は、1月28日(日)SUNDAY STAGEのみとなります※見切れ席は演出が一部見えにくいお席となります※2F立ち見は2階指定席の後方、指定の位置での立ち見鑑賞となります■全席指定 一般発売(先着)発売期間:2023年12月8日(金)12:00~※1月27日(土)SATURDAY STAGE 発売中※1月28日(日)SUNDAY STAGE 完売全席指定・見切れ席・2F立ち見ともに下記受付URLよりお申込みが可能です。いずれも先着順となりますので、上限数に達し次第、受付終了となります。あらかじめご了承ください。■イープラス受付URL ■ローソンチケット受付URL ■チケットぴあ受付URL ■楽天チケット受付URL 全17組のアーティストとリスアニ!がお届けする音楽フェス“リスアニ!LIVE 2024”。来年1月の開催をぜひ楽しみにしていてほしい!―――――――――――――――――――――――――――――――●イベント情報リスアニ!LIVE 20242024年1月27日(土)SATURDAY STAGE開場15:00/開演16:00(予定)2024年1月28日(日)SUNDAY STAGE開場14:00/開演15:00(予定)会場日本武道館出演者(※各五十音順)1月27日(土)SATURDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【イルミネーションスターズ・コメティック】/ASCA/内田雄馬/JUNNA/FictionJunction(Vocal:KAORI、KEIKO、YURIKO KAIDA、Joelle、LiSA)/Myuk【UPCOMING ARTISTS】asmi/SennaRin/UniteUp!1月28日(日)SUNDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【放課後クライマックスガールズ・ストレイライト】/CHiCO/TrySail/halca/MyGO!!!!!/Liella!【UPCOMING ARTISTS】中島 怜/岬 なこ/UniteUp!チケット全席指定1月27日(土)SATURDAY STAGE1月28日(日)SUNDAY STAGE ※SOLD OUT!¥10,000(税抜)/¥11,000(税込)見切れ席1月28日(日)SUNDAY STAGE¥8,000(税抜)/ ¥8,800(税込)※見切れ席は演出が一部見えにくいお席となります。あらかじめご了承ください。2F立ち見1月28日(日)SUNDAY STAGE¥7,000(税抜)/ ¥7,700(税込)※2F立ち見は2階指定席の後方、指定の位置での立ち見鑑賞となります。あらかじめご了承ください。■見切れ席・2F立ち見 一般発売(先着)発売期間:2023年12月28日(木)12:00~※発売する開催日は、1月28日(日)SUNDAY STAGEのみとなります※見切れ席は演出が一部見えにくいお席となります※2F立ち見は2階指定席の後方、指定の位置での立ち見鑑賞となります■全席指定 一般発売(先着)/発売期間:2023年12月8日(金)12:00~※1月27日(土)SATURDAY STAGE 発売中※1月28日(日)SUNDAY STAGE 完売全席指定・見切れ席・2F立ち見ともに下記受付URLよりお申込みが可能です。いずれも先着順となりますので、上限数に達し次第、受付終了となります。あらかじめご了承ください。■イープラス受付URL ■ローソンチケット受付URL ■チケットぴあ受付URL ■楽天チケット受付URL ※お一人様1公演につき4枚まで。(複数公演申込可能)※その他注意事項は受付画面でご確認ください。■公演に関するお問合せ先インフォメーションデスク ■チケット申込方法・受取方法に関するお問合せイープラス ローソンチケット チケットぴあ 楽天チケットカスタマーサポート:050-5893-9366 (平日10:00~17:00) / メール: フォームでお問い合わせいただいたお客様には、基本的に返信メールにて、3営業日内に回答させていただいております。(土日祝に関しては原則対応いたしかねます)※年末年始(12/29~1/3)期間は電話受付は休止となります。※メールでのお問い合わせは年末年始期間でも対応しておりますが、通常より回答にお時間をいただく場合があります。よくあるお問い合わせ: 主催:リスアニ!LIVE 実行委員会/文化放送/ニッポン放送企画:ソニー・ミュージックソリューションズ制作:ソニー・ミュージックソリューションズ●関連リンク“リスアニ!LIVE 2024”公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月27日2024年に10周年イヤーに突入するDa-iCEに、今の想いを聞きました。(上段左から)花村想太さん、和田颯さん、(中段左から)岩岡徹さん、工藤大輝さん、(下段)大野雄大さん。――2023年のDa-iCEは、数々の音楽番組や音楽特番に出演したほか、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023」などのフェスに参加したりと、これまで以上に充実した活動をおこなっていた印象です。そんな中、今年6月から9月にかけておこなわれた全国ツアーの最終日には、10周年イヤーの幕開けとして7年ぶりの日本武道館公演を開催することを発表しました。みなさんの今の想いを伺えればと思います。花村想太さん(以下、花村):個人的には、今回のツアーは声帯を痛めた状態でスタートしたので、何の不安もなく歌えることがこんなに幸せなんだってあらためて感じた機会だったなと。大野雄大さん(以下、大野):「SCENE」ツアーは、これまでの中でもダントツにセットリストが好きだったな。全12公演を4か月かけて回ったから、僕も喉のコンディションが不安だったけど、そのぶん勉強になることも多かったし。和田颯さん(以下、和田):次の公演まで2~3週間空くことが多かったから、各地の初日は振付とか立ち位置とか不安は毎回あった。でもそれがほどよい緊張感になって集中力を切らすことなく乗り越えられたなって。大野:何より達成感とか幸福感がすごい大きいツアーだった。岩岡徹さん(以下、岩岡):来てくださったいろんな方に嬉しい言葉をたくさんいただいて。なかには「最後まで眠くならなかった初めてのライブだった」って言う人もいて、そういう人にも刺さったことがよかったなって。大野:とくにあの曲が、ね。岩岡:え!?あ、うん?工藤大輝さん(以下、工藤):(笑)。演出のコンセプトを映画って決めて、オープニングとか幕間の映像のギミックとかも結構考えて作れたので、意義のあるツアーだったと思う。幕間に流す映像の字幕の文章も結構考えて、曲名を入れたりしてるんだよね。花村:えーっ、そうだったんだ。岩岡:映像はチェックで見たけど、そんな字幕だなんて知らなかった。工藤:ライブ中はお客さんもじっくり見る暇なかっただろうから、DVDとかBlu‐rayでチェックしてほしいよね。あと、ツアー最終日の客席の「Live goes on」の大合唱も感動した。花村:しかも、ライブに来てくれてる人にしかわからない、僕らがライブの中で大切にしてきた曲っていうのが、ね。大野:グッときたよね。――MCでは、いつか東京ドームでライブしたいという野望も…。花村:ドームっていうのはある意味比喩で、ドームでやること自体が目的じゃないというか。ドームじゃないと入りきらないくらいDa-iCEの輪が広がっていったらいい、という意味で。まずは一歩一歩頑張るしかないんですけど。――そういう意味で1月の武道館は、かなり大きな一歩ですね。和田:とても嬉しいです。結成当初に目標にしていた場所で、7年前に一度は立ったけれど、また戻ってこられたってことが嬉しくて。当時は当時の僕らのベストだったけれど、今はさらに深みのあるものを見せられると思うし。花村:しかも同じ会場ではあるけれど、前回よりもっとたくさんのお客さんが入れるステージングにしていて。数字の面でも成長しているんだって実感できるというか。大野:ほんと感謝しかない。今度の武道館は10周年イヤーの始まりなので、みんなに感謝を伝えられる場になったらなと思う。岩岡:そうだね。プレミアムなライブになると思うし、いい大人になったDa-iCEを届けられたらなというのもある。工藤:これは序章だからね。ここから10周年イヤーが始まって、いろんなことを企画してるから、それも楽しみにしてほしいよね。――現在、新曲「ナイモノネダリ」も配信中。作詞・作曲を花村さん、振付を3名のコレオグラファーと和田さんの共作です。花村:ありがたいことにドラマの主題歌もさせてもらっているので、やっぱりキャッチーさは意識しないといけない部分はありながら、今回はダンス要素を前面に出せるようなものをと考えて、ロックとかハウスとかの中に最新の音も入れたりして。振り付けは、それぞれのジャンルのダンスの頂点の方に付けてもらった振りを颯がまとめてくれて…。和田:ぴゅーって感じで、ぴゅぴゅーってね。工藤:雑だなぁ(笑)。花村:音が薄っぺらいよ(笑)。全員:(大爆笑)和田:でもやりたいジャンルと振付師さんはすぐ決まったので、そんなに困ることもなかったし、やりたいことは全部詰め込んだし。ただ、僕がやりたい振りを入れすぎて大変になっちゃったんで、みんなには最初に謝罪をしました。工藤:全く問題ない!大野:クソ難しいし、運動量も必要になるけど楽しいよね。和田:曲調が笑顔でやる感じじゃないのに、楽しすぎて踊ってると笑顔になっちゃうっていう(笑)。花村:僕も衝撃だったもん。ダンスプラクティス動画で、自分がめっちゃ笑ってたから(笑)。岩岡:いろんなジャンルを踊れるから挑戦しがいがあったし。工藤:自分たちの好きなコレオグラファーさんばっかりだったし。岩岡:見る人にも届けばいいね。くどう・たいき1987年6月28日生まれ、北海道出身。パフォーマー兼リーダー。作詞・作曲も手がけ、楽曲提供多数。パーソナリティをつとめる『TALK ABOUT』(TBSラジオ)やアパレルブランド『ITEM』も展開。はなむら・そうた1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。ボーカル兼パフォーマー。ミュージカル俳優としても活躍。公開中の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』吹替版では主人公の声を担当。いわおか・とおる1987年6月6日生まれ、千葉県出身。パフォーマー。ドラマ『サレタガワのブルー』など俳優としても活動。ライフスタイルブランド『COMFY』のディレクションもおこなう。おおの・ゆうだい1989年4月1 日生まれ、愛知県出身。ボーカル兼パフォーマー。趣味を活かし、釣りや料理番組に出演するほか、ソロシンガーとしてミニアルバム『A Singer』リリースやライブ活動も。わだ・はやて1994年2月3日生まれ、群馬県出身。パフォーマー。振付のほか、俳優、モデルなどマルチに活動。今年、2ndソロ写真集『28』を刊行。アパレルブランド『how』のディレクターもつとめる。ダイス新曲「ナイモノネダリ」は現在好評配信中。7年ぶりの日本武道館公演「Da-iCE 10th Anniversary LIVE」は2024年1月15日開催。また1月17日には、今年開催のライブBlu‐ray&DVD『Da-iCE ARENA TOUR 2023‐SCENE‐』がリリース。7月よりDa-iCE初ツアーファイナルの地である渋谷・O‐EASTを皮切りに、全国のZepp全会場を合わせた10公演を巡る「Da-iCE 10th Anniversary Live House Tour 2024」の開催も決定している。※『anan』2023年12月27日号より。写真・樽木優美子(TRON)取材、文・保手濱奈美(岩岡さん、大野さん、和田さん)大澤千穂(工藤さん、花村さん)構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年12月26日LiSA(リサ)の日本武道館ライブ「LiVE is Smile Always〜i SCREAM〜」が、2024年4月19日(金)・20日(土)に開催される。LiSA、2024年に日本武道館ライブを開催自身6作目のアルバムとなる「LANDER」を引っ提げ、 2023年9月からスタートさせた全国ホールライブツアー「LiVE is Smile Always〜LANDER〜」を全会場完売の大盛況で完走、2日間で約15,000人を動員したツアーファイナルで、今回の日本武道館公演をサプライズ発表したLiSA。ソロデビュー13周年の始まりとなる日本武道館公演のチケット先行予約受付は、2023年12月17日(日)から2024年1月5日(金)までの期間で行われる。開催概要LiSA 日本武道館ライブ「LiVE is Smile Always〜i SCREAM〜」開催日時:・2024年4月19日(金) 開場 17:00 / 開演 18:00・2024年4月20日(土) 開場 16:00 / 開演 17:00会場:日本武道館<チケット>価格:9,999円(全席指定)先行予約受付期間:2023年12月17日(日) 21:00〜2024年1月5日(金) 23:59(xLiSAxBOOKxは23:30まで)
2023年12月21日株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:大谷英彦)は、来年1月27日(土)・28日(日)に日本武道館にて開催される“リスアニ!LIVE 2024”のチケット一般発売を12月8日(金)正午よりスタートすることを発表した。アニメ音楽誌「リスアニ!」が2010年よりプロデュースする音楽フェス“リスアニ!LIVE”の14回目となる今回も、出演アーティストの演奏はすべて生バンドで披露。さらに“リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ”に引き続き、シーンの次世代を担うべく十分な実力を持ったアーティストが輝いてもらえるように、という想いを込め“UPCOMING ARTIST”と銘打った枠も追加。現在のアニメ音楽シーンを担うアーティストたちだけでなく、今後の活躍が期待されるフレッシュな5組も“リスアニ!LIVE 2024”のステージに登場する。チケットは、イープラス、ローソンチケット、チケットぴあ、楽天チケットの各プレイガイドにて発売。数に限りがあるので早めの購入がおすすめだ。“リスアニ!LIVE 2024”のラインナップは下記のとおり。■1月27日(土)SATURDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【イルミネーションスターズ・コメティック】/ASCA/内田雄馬/JUNNA/FictionJunction(Vocal:KAORI、KEIKO、YURIKO KAIDA、Joelle、LiSA)/Myuk【UPCOMING ARTISTS】asmi/SennaRin/UniteUp!■1月28日(日)SUNDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【放課後クライマックスガールズ・ストレイライト】/CHiCO/TrySail/halca/MyGO!!!!!/Liella!【UPCOMING ARTISTS】中島 怜/岬 なこ/UniteUp!一般発売(先着)発売期間:2023年12月8日(金)12:00~※先着順となりますので、上限数に達し次第、受付終了となります。あらかじめご了承ください。■イープラス受付URL ■ローソンチケット受付URL ■チケットぴあ受付URL ■楽天チケット受付URL 全17組のアーティストとリスアニ!がお届けする音楽フェス“リスアニ!LIVE 2024”。来年1月の開催をぜひ楽しみにしていてほしい!―――――――――――――――――――――――――――――――●イベント情報リスアニ!LIVE 20242024年1月27日(土)SATURDAY STAGE開場15:00/開演16:00(予定)2024年1月28日(日)SUNDAY STAGE開場14:00/開演15:00(予定)会場日本武道館出演者(※各五十音順)1月27日(土)SATURDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【イルミネーションスターズ・コメティック】/ASCA/内田雄馬/JUNNA/FictionJunction(Vocal:KAORI、KEIKO、YURIKO KAIDA、Joelle、LiSA)/Myuk【UPCOMING ARTISTS】asmi/SennaRin/UniteUp!1月28日(日)SUNDAY STAGEアイドルマスター シャイニーカラーズ【放課後クライマックスガールズ・ストレイライト】/CHiCO/TrySail/halca/MyGO!!!!!/Liella!【UPCOMING ARTISTS】中島 怜/岬 なこ/UniteUp!チケット(※すべて全席指定)1月27日(土)SATURDAY STAGE、1月28日(日)SUNDAY STAGE¥10,000(税抜)/¥11,000(税込)一般発売(先着)発売期間:2023年12月8日(金)12:00~※先着順となりますので、上限数に達し次第、受付終了となります。あらかじめご了承ください。■イープラス受付URL ■ローソンチケット受付URL ■チケットぴあ受付URL ■楽天チケット受付URL ※お一人様1公演につき4枚まで。(複数公演申込可能)※その他注意事項は受付画面でご確認ください。■公演に関するお問合せ先インフォメーションデスク ■チケット申込方法・受取方法に関するお問合せイープラス ローソンチケット チケットぴあ 楽天チケットカスタマーサポート:050-5893-9366 (平日10:00~17:00) / メール: フォームでお問い合わせいただいたお客様には、基本的に返信メールにて、3営業日内に回答させていただいております。(土日祝に関しては原則対応いたしかねます)※年末年始(12/29~1/3)期間は電話受付は休止となります。※メールでのお問い合わせは年末年始期間でも対応しておりますが、通常より回答にお時間をいただく場合があります。よくあるお問い合わせ: 主催:リスアニ!LIVE 実行委員会/文化放送/ニッポン放送企画:ソニー・ミュージックソリューションズ制作:ソニー・ミュージックソリューションズ●関連リンク“リスアニ!LIVE 2024”公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月07日『演劇ドラフトグランプリ2023』が5日に東京・日本武道館で行われた。同グランプリでは、5名の座長たちによるドラフト会議で指名された俳優、演出家から結成された5チームが、上演時間や舞台形式など決められたルールに則って、オリジナル演劇を製作、披露。審査員と観客による投票で、グランプリが決定する。総合演出は植木豪、審査員として集英社『週刊少年ジャンプ』中野博之編集長、講談社『週刊少年マガジン』川窪慎太郎編集長、小学館『週刊少年サンデー』大嶋一範編集長、秋田書店『週刊少年チャンピオン』松山英生編集長、ナターシャ『ステージナタリー』熊井玲編集長が名を連ねた。総合司会を山寺宏一が務め、冒頭では、特別審査員の中川晃教が国歌を披露。各作品のナビゲーターを鈴木拡樹、楽屋裏からはレポーターの高木俊(※高ははしごだか)、アシスタントレポーターの田中涼星が俳優たちの様子を届ける。トップバッターの劇団「びゅー」(座長:高野洸、演出:松崎史也、演劇テーマ:天気、出演者:北川尚弥、高木トモユキ、古谷大和、松島勇之介)は、日本神話をモチーフに、観客を八百万の神に見立てながら日本武道館全体を使った演出で盛り上げた。劇団「国士無双」(座長:染谷俊之、演出:中屋敷法仁、演劇テーマ:宝箱、出演者:糸川耀士郎・椎名鯛造・鳥越裕貴・長妻怜央)の作品は、クリスマスを前にしたサンタたちが、戦火に生きる少年と心を通わせながらも厳しい現実に直面する。劇団「品行方正」(座長:七海ひろき、演出:三浦香、演劇テーマ:待ち合わせ、出演者:加藤大悟、唐橋充、後藤大、廣野凌大)の作品は、ある場所に集まった5人の意外な関係性や思惑が次々と明らかになっていくコメディで、最後には歌のパフォーマンスも。劇団「一番星」(座長:荒牧慶彦、演出:川尻恵太、演劇テーマ:アイドル、出演者:木津つばさ・高橋怜也・福澤侑・松井勇歩)は、アイドルが禁止された世界でアイドル活動を行う4人と捜査官の攻防を描き、こちらも歌とダンスのパフォーマンス。劇団「恋のぼり」(座長:玉城裕規、演出:私オム、演劇テーマ:初恋、出演者:石川凌雅、小西詠斗、萩野崇、服部武雄)の作品では、1人の老人が戦時下の沖縄を回想する形式で、4人の少年の友情を表した。投票タイムを経て、グランプリは劇団「恋のぼり」に。作・演出の私は「まさか獲れるとは思っておらず、嬉しい限りでございます。素敵なご縁で作品を作らせていただき、玉城さんがご縁をつないで、このチームで芝居ができてよかったです」と喜ぶ。座長の玉城は優勝旗を手にし「鯉のぼりを掲げた後に素敵な旗を掲げられるとは思わず、本当に嬉しく思います。皆様と共に今日過ごした一夜の賜物だと思っています。こんな素敵な催し物やってくださった、まっきー(荒牧)、ありがとうございました」と感謝した。同グランプリ プロデューサーも務めた荒牧は「本来であれば、演劇に好みはあれど優劣をつけるものではなくて、その時その時の環境や時代や流行やタイミング、いろんなものが折り重なって混ぜ合わさったものが演劇だと思っております。今日、それらすべてを掴み取った劇団鯉のぼりがグランプリを取りました。今夜、武道館に愛されたのは劇団恋のぼりです」と称える。「今日、この演劇ドラフトグランプリという場で、さまざまなジャンルの演劇を披露することができて、本当に嬉しく思っています。今日を通して、演劇を愛する気持ちがより深まりました。皆様もより演劇を愛する気持ちが深まっていたら幸いです」と挨拶し、会場は拍手に包まれた。同公演はシアターコンプレックスTOWNにて配信されている。
2023年12月06日ハロー!プロジェクトに所属するアンジュルムが、11月24日に東京・日本武道館で単独ライブ『アンジュルム コンサートツアー 2023 秋 11人のアンジュルム 〜 BEST ELEVEN 〜』を開催した。今年5月に新メンバーとして下井谷幸穂と後藤花がグループに加入。6月には2代目リーダーの竹内朱莉が卒業し、新たに上國料萌衣がリーダーに就任したアンジュルム。そのため、今回のライブは新体制後初となる日本武道館公演となった。なお、新メンバーの後藤は「突発性難聴」と診断され本公演は欠席。後藤は自身のブログで「お休みを頂いて、少しでも早くみなさんの所に、大好きなアンジュルムに、ハロプロに戻れるように自分と向き合いながら頑張りたいと思っています」とコメントしている。本公演は9月16日からスタートした、秋のコンサートツアー『アンジュルム コンサートツアー 2023 秋 11人のアンジュルム』(全8日程、16公演)のファイナルとして展開。会場には約8000人のファンが訪れ、全国50以上の映画館に加え、台湾・香港でもライブビューイングが実施された。また、ライブでは12月13日にリリースされるNEWシングル「RED LINE」「ライフ イズ ビューティフル!」の2曲をファンの前で初披露。すでに2曲ともミュージックビデオは公式Youtubeで公開されているが、新体制後初となる日本武道館公演で、新体制後初となるシングルをお披露目し、記念すべきライブに自ら華を添える形となった。本編は強い女性像を歌った楽曲「アイノケダモノ」でスタート。佐々木莉佳子を中心とした獣のような振り付けのダンスで、一曲目から自分たちの世界へ引きこんでいく。その後も「乙女の逆襲」「泳げないMermaid」「マナーモード」と立て続けにパフォーマンス。ミステリアスなダンスナンバーから、切ないミディアムナンバー、そしてアップチューンな楽曲と、ファーストターンから多彩な楽曲バリエーションを披露。グループとしての楽曲の引き出しの多さに、冒頭から圧倒されてしまう。最初のMCでは、リーダーの上國料が「やってきました。ツアーファイナル。全国各地を11人で回って来たんですが、今日はその集大成。卒業なしで日本武道館に立てることが嬉しい。11人の気持ちを一つに頑張っていきたい」と挨拶。上國料は後藤の欠席にも触れて「後藤花ちゃんはお休みになるんですけど、ここに“はなな(後藤の愛称)”を連れてきました」と、後藤のメンバーカラであるシーブルー色のブレスレットをつけてライブに臨んでいることをアピール。「はななの分まで、皆さん全力で盛り上がっていきましょうね」と語り、ステージに上がるのは10人だが、気持ちは“11人”で躍動することを誓っていた。この流れで「新曲、ライブ初披露です!」と佐々木が語ると、会場からは大きな歓声が。「ムーブな曲調と、ひとりひとりの歌声を楽しんでください!」と、新曲「RED LINE」の聴きどころをPR。パフォーマンス後は、会場から大きな拍手が起こっていた。その後は「ミラー・ミラー」「Uraha=Lover」「もう一歩」「Piece of Peace〜しあわせのパズル〜」と立て続けに披露。そして、アンジュルムの日本武道館公演ではお馴染みとなったVTR映像がスクリーンに映し出される。過去の日本武道館公演ではメンバーがひたすら走る映像や、スタッキングに挑戦する映像が流れるなど、毎回話題になるVTR映像。今回は「宇宙に3つ持っていけるとしたら、何を持っていく?」や「あなたにとってアンジュルムは?」など、いろいろな質問を投げかけ、それにメンバーが答えるという内容。メンバーのユニークな回答の数々に、ファンからは笑いや拍手、歓声が起こっていた。映像後は、メンバーカラーをイメージした衣装にチェンジした10人がステージに再び登場。ここからは、アンジュルムが持っている力強さを発揮できる楽曲のターンに。「赤いイヤホン」に始まり、その後も「ぶっ壊したい」「次々続々」といった重厚なサウンドが印象的な楽曲を披露。会場をさらに盛り上げていく。ここで会場の一体感を高めるため、川名凜がファンとメンバーとでコール&レスポンスを提案する。「今日休みの“はなな”の分まで盛り上がっていける人!」「アンジュルムのこと愛してますか?」など、メンバー一人一人が思い思いのワードを順番にテンポ良く言い、ファンがリアクションしていく。この勢いのまま後半戦に突入。「愛されルート A or B?」「ハデにやっちゃいな!」「限りあるMoment」とたたみかけ、ラストは「愛すべきべき Human Life」。同曲のラストには「And you?And you?」とメンバーとファンが一緒になって歌い、アンジュルム愛に満ちた本編は終了となった。アンコールは、もう一つの新曲「ライフ イズ ビューティフル!」でスタート。アンジュルムの持つ“陽”のパワーが表現されたような歌詞と疾走感とハッピー感満載のサウンドが、会場をポジティブなオーラで包み込んでいく。まさに「人生絶賛謳歌中」という歌詞のような世界観が日本武道館で再現されていた。その幸せな雰囲気いっぱいのまま「ドンデンガエシ」「46億年LOVE」という、これぞアンジュルムのライブという楽曲を歌い上げ、メンバーがファンへ向けた感謝の気持ちと、ツアーおよび本公演の感想を述べていく。初の日本武道館公演を終えた下井谷は「小さい時から日本武道館に立ちたい、アイドルになりたいと思って夢を見てきたステージ。今、そこに立てていることが信じられなくて、とっても幸せです」と涙を交えながらコメント。初めて先輩という立場でのツアーを終えた平山遊季は「こんな大切なメンバー、仲間もできて幸せ者です」と感謝の言葉を口にする。ステージの演出にテンションが上がっていたという松本わかなは「メンバーみんなとスタッフさんで作り上げたライブが、皆さんの胸に響いていたらいいなと思います」とコメント。為永幸音は初披露となった新曲に触れ 「初披露でドキドキでした。この2曲をたくさん歌って、皆さんに愛してもらえるような曲にしていきたいです」と笑顔をみせる。川名は 「アンジュルムは、メンバーも形も色もどんどん変わっていく。その様子を、今回のツアーを通じてお見せできていたらいいなと思いました」と秋ツアーに対しての思いを振り返り、橋迫鈴は 「私は今日、頭にお花を2つ咲かせてきました!ベストイレブンです!」と休養中の後藤の思いをヘアアレンジに込めていたことを告白する。11月23日に5周年を迎えた伊勢鈴蘭は、公演前にファンがサプライズで伊勢に対してエールを送ったことに触れ「お祝いありがとうございます」と感謝。「今日のライブは本当にすごく楽しくて、みなさんのペンライトが温かった」とコメントし、サブリーダーの川村文乃も 「今日見てくださった皆さんで、このライブを楽しめたことが幸せ」と続く。ライブの途中のVTR映像で「あなたにとってアンジュルムは?」という質問をされたリーダーの上國料は、改めてグループに対する思いを告白。「私にとってアンジュルムは宝物。いつの時代もアンジュルムが大好き。今のアンジュを作っているのは私たちで、今のアンジュを支えてくれるのは皆さん。本当にいろんなことに感謝がいっぱいです!」とコメント。佐々木は「みなさん、それぞれの人生を歩んでいる中で、アンジュルムに出会って、愛をたくさんくれた。そのタイミングってほんの一握りで、それを逃していたら出会っていないかもしれない。でも、皆さんはそのタイミングをちゃんと掴んで私たちを好きでいてくれるから、私たちも皆さんを愛そう。幸せにしたいと心から思う。アイドルという人生を選択できて本当に良かったです」とファンへの感謝で締めくくっていた。フィナーレは、アンジュルムとしての最初のシングル「大器晩成」を披露。ラストナンバーにも関わらず、メンバー10人が日本武道館に力強い歌声を響かせていた。今回の秋ツアーではメンバーがソロでアンジュルムの楽曲を披露する演出もあったが、ラストの日本武道館公演では、すべて10人全員によるパフォーマンスで展開されたのも印象的。ソロのパフォーマンスを通じ、それぞれがレベルを上げて臨んだ日本武道館。まさに“11人のアンジュルム”というタイトルにふさわしい公演となった。また、今回のライブはすべてがアンジュルムの楽曲で構成されていたのも特徴。竹内朱莉の卒業により、現在の11人は全てアンジュルムのメンバーとしてデビューしている(佐々木莉佳子はスマイレージに加入したが、デビューの楽曲はアンジュルム名義)。そのため、新体制の幕開けにふさわしいセットリストと言えるのかもしれない。アンジュルムは今後、年末12月29日に『rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 23/24』への出演が予定されているほか、12月30日・31日にはハロー!プロジェクトの年末コンサートに出演。2024年1月3日からはハロー!プロジェクト新春コンサートへの出演で新春を盛り上げていく。<公演情報>『アンジュルム コンサートツアー 2023 秋 11人のアンジュルム 〜 BEST ELEVEN 〜』11月24日(金) 東京・日本武道館【セットリスト】M01. アイノケダモノM02. 乙女の逆襲M03. 泳げないMermaidM04. マナーモードM05. RED LINE ※NEW シングルM06. ミラー・ミラーM07. Uraha=LoverM08. もう一歩M09. Piece of Peace〜しあわせのパズル〜M10. 赤いイヤホンM11. ぶっ壊したいM12. 次々続々M13. 明晩、ギャラクシー劇場でM14. 愛されルート A or B?M15. ハデにやっちゃいな!M16. 限りあるMomentM17. 愛すべきべき Human LifeM18. ライフ イズ ビューティフル! ※NEW シングルM19. ドンデンガエシM20. 46億年LOVEM21. 大器晩成<リリース情報>『RED LINE/ライフ イズ ビューティフル!』12月13日(水) リリース詳細はこちら:<コンサート情報>『rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 23/24』12月29日(金) 千葉・幕張メッセ国際展示場 1〜8 ホール・イベントホール『Hello! Project Year-End Party 2023 〜GOOD BYE & HELLO ! 〜 ACT1』12月30日(土) 東京・J:COM ホール八王子『Hello! Project Year-End Party 2023 〜GOOD BYE & HELLO ! 〜 ACT3』12月31日(日) 大阪・オリックス劇場『Hello! Project 2024 Winter 〜THREE OF US〜』【チームB:アンジュルムJuice=JuiceOCHA NORMA】■2024年1月3日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN1月4日(木) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN1月6日(土) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN1月7日(日) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN1月20日(土) 大阪・オリックス劇場1月21日(日) 大阪・オリックス劇場1月27日(土) 広島・広島文化学園 HBG ホール1月28日(日) 愛知・アイプラザ豊橋 講堂2月3日(土) 宮城・仙台サンプラザホール2月10日(土) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN2月11日(日・祝) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN2月17日(土) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール2月18日(日) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール2月23日(金・祝) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru詳細はこちら:アンジュルムHP:
2023年11月25日来年3月16日(土) に開催される、水曜日のカンパネラの日本武道館単独公演のタイトルが『〜METEOR SHOWER〜』に決定し、併せて本公演のキービジュアルが公開された。キービジュアルは、4月にリリースした『RABBIT STAR ★』のジャケットデザインも手掛けたロンドンを拠点に活動する平野正子(Masako Hirano)が担当。『RABBIT STAR ★』から続くテーマで3DCGを用いて制作され、まるで宇宙から現れたかのような近未来を感じさせる透明感のあるドレスを纏った真正面の詩羽が象徴的なビジュアルとなっている。水曜日のカンパネラは、今月から来月にかけて、Clockenflap(香港)、Joyland Festival(インドネシア)などの海外フェスを含む、アジア公演を7公演控えている。<ライブ情報>日本武道館単独公演『〜METEOR SHOWER〜』2024年3月16日(土) 日本武道館OPEN 16:30 / START 17:30(予定)【チケット料金】一般:8,800円(税込)学割:5,500円(税込)※小学生〜大学生キッズ:2,200円(税込)※3歳以上6歳未満※全席指定※年齢制限:3歳以上有料、3歳未満は膝上鑑賞可※学割・キッズチケットをお買い求めの方は、当日入場時に身分証をご提示いただきます。チケットはこちら:<リリース情報>デジタルシングル「聖徳太子」配信リンク:「聖徳太子」ジャケット水曜日のカンパネラ Official Site:
2023年11月20日BUCK-TICKが、日本武道館公演『バクチク現象-2023-』を12月29日(金) に開催することが決定した。武道館公演は、当初タイトルを『THE DAY IN QUESTION 2023』と題して開催を予定していたが、ボーカル櫻井敦司の急逝により公演は中止に。その後、メンバー、スタッフで協議を重ね、新たに『バクチク現象-2023-』と銘打った日本武道館公演を開催することとなった。「バクチク現象」とは、インディーズアルバム『HURRY UP MODE』の発売にあたり、1987年4月1日に東京・豊島公会堂で行われたライヴの際に『バクチク現象』と名付け、「バクチク現象」と書かれたステッカーを渋谷や原宿など街中の至る所にゲリラ的に貼り、“バクチク現象”と呼ばれるブームを巻き起こした。その後メジャーデビューを発表した1987年6月16日の渋谷LIVE INNや1987年12月11日の日本青年館でのライヴ、1989年12月29日に東京ドームで開催されたライヴにも『バクチク現象』と銘打ち、多くのファンを虜にしてきた。また、ビクターからメジャーデビューする際、当時異例の、音源ではなく映像作品『バクチク現象 at LIVE INN』を発売、また2013年に公開されたBUCK-TICK初の映画のタイトルにするなど、彼らにとってターニングポイントとなるライヴや作品につけられてきた。今回の日本武道館公演も、同タイトルをつけるほど重要な位置付けとなるライヴになりそうだ。併せて、本公演のスポット映像が公開された。BUCK-TICK『バクチク現象-2023-』SPOT映像<ライヴ情報>BUCK-TICK『バクチク現象-2023-』12月29日(金) 日本武道館OPEN17:30 / START18:30【チケット情報】全席指定:11,000円(税込)※当初予定していました『THE DAY IN QUESTION 2023』のチケットは全て無効となりますのでご注意ください。■W会員チケット先行受付期間:11月27日(月) 14:00まで※オフィシャルファンクラブ[FISH TANK]、およびオフィシャルモバイルサイト[LOVE & MEDIA PORTABLE]両方の入会・登録が必要です。※同行者もW会員であることが必須となります。■FISH TANK会員 / LOVE & MEDIA PORTABLE会員チケット先行受付期間:11月28日(火) 12:00~12月4日(月) 14:00※オフィシャルファンクラブ[FISH TANK]、またはオフィシャルモバイルサイト[LOVE & MEDIA PORTABLE]どちらかの入会・登録が必要です。※同行者が非会員でもお申込みいただけます。特設サイト:<リリース情報>BUCK-TICK LIVE Blu-ray&DVD『TOUR THE BEST 35th anniv. FINALO in Budokan』12月13日(水) リリース●Blu-ray完全生産限定盤(BD+2SHM-CD+PHOTOBOOK):12,100円(税込)●DVD完全生産限定盤(DVD+2SHM-CD+PHOTOBOOK):11,000円(税込)●Blu-ray通常盤(BD):7,700円(税込)●DVD通常盤(DVD):6,600円(税込)【収録曲】SE. THEME OF B-T01. Go-Go B-T TRAIN02. Alice in Wonder Underground03. GUSTAVE04. FUTURE SONG -未来が通る-05. Moon さよならを教えて06. メランコリア -ELECTRIA–07. Villain08. 舞夢マイム09. MOONLIGHT ESCAPE10. ダンス天国11. ユリイカ12. さよならシェルター13. RAIN14. ROMANCE15. 夢魔 -The Nightmare16. JUST ONE MORE KISS Ver.202117. JUPITER18. Memento mori19. 独壇場Beauty -R.I.P.-20. LOVE PARADE21. 夢見る宇宙22. 鼓動 (2022MIX)■完全生産限定盤特典(Blu-ray / DVD共通)・LIVE CD[2枚組]付属※すべてのCDプレーヤーで再生できる高品質CD「SHM-CD」を採用・全64Pフォトブック付属・スペシャルパッケージ仕様■予約リンクBlu-ray完全生産限定盤:完全生産限定盤:通常盤:通常盤:関連リンクBUCK-TICK オフィシャルサイト デビュー35周年記念特設サイト: Sounda LABEL SITE オフィシャルFacebook オフィシャルX オフィシャルYouTubeチャンネル 楽曲配信リンク:
2023年11月14日めいちゃんが、2022年に開催した日本武道館公演『幕明け』の模様を11月9日(木) 20時よりYouTubeで無料配信することが決定した。『幕明け』は自身初の武道館公演で、一夜限りの配信となる今回はライブ全編を見ることができる。めいちゃんは、11月23日(木・祝) の東京・J:COMホール八王子公演を皮切りに、過去最大規模の全国ホールツアー『僕等の色彩』を開催する。めいちゃん ONE MAN LIVE『幕明け』at 日本武道館※11月9日(木) 20:00~配信開始<ライブ情報>めいちゃんワンマンライブツアー2023-2024『僕等の色彩』めいちゃんワンマンライブツアー2023-2024『僕等の色彩』告知画像■2023年11月23日(木・祝) 東京:J:COMホール八王子OPEN17:00 /START18:0011月26日(日) 宮城:仙台サンプラザホールOPEN17:00 /START18:0012月2日(土) 大阪:オリックス劇場OPEN17:00 /START18:0012月3日(日) 大阪:オリックス劇場OPEN16:00 /START17:0012月9日(土) 福岡:福岡サンパレスホテル&ホールOPEN17:00 /START18:0012月10日(日) 福岡:福岡サンパレスホテル&ホールOPEN16:00 /START17:00■2024年1月8日(月・祝) 北海道:札幌文化芸術劇場 hitaruOPEN17:00 /START18:001月13日(土) 愛知:名古屋国際会議場 センチュリーホールOPEN17:00 /START18:001月14日(日) 愛知:名古屋国際会議場 センチュリーホールOPEN16:00 /START17:001月21日(日) 東京:NHKホールOPEN17:00 /START18:002月3日(土) 京都:ロームシアター京都OPEN17:00 /START18:002月4日(日) 兵庫:神戸国際会館こくさいホールOPEN17:00 /START18:003月2日(土) 愛媛:松山コミュニティセンターキャメリアホールOPEN17:00 /START18:003月3日(日) 広島:広島文化学園HBGホールOPEN17:00 /START18:003月9日(土) 石川:本多の森 北電ホールOPEN17:00 /START18:003月16日(土) 福島:會津風雅堂OPEN17:00 /START18:003月23日(土) 東京:東京ガーデンシアターOPEN17:00 /START18:003月24日(日) 東京:東京ガーデンシアターOPEN16:00 /START17:00チケット情報:()特設サイト:
2023年10月30日日本中に衝撃のニュースが走った。10月24日、5人組ロック・バンド「BUCK-TICK」のボーカリストである櫻井敦司さんが10月19日に亡くなっていたことが発表された。57歳だった。10月19日に神奈川のKTZepp Yokohamaで行われたファンクラブ向けコンサートの公演中に、体調不良で救急搬送されていた櫻井さん。24日にバンドの公式サイトなどで発表されたコメントによると、同日午後11時9分に脳幹出血によってそのまま帰らぬ人となってしまったという。葬儀については近親者による家族葬が執り行われたといい、あまりにも突然の死に《今年デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷群馬音楽センターにて35周年を締め括るコンサートを行いましたそして36年目を歩み始めた矢先でしたあまりにも突然の事にいまだ信じられない思いがいっぱいで気持ちが混乱しておりメンバースタッフ共に言葉に表すことができないほどの深い悲しみです》と綴っており、バンドサイドも呆然としている様子だ。1985年にバンド結成して以来、一度も解散することなく、活動を続けてきたBUCK-TICK。オリジナリティあふれる音楽性やビジュアルは多くのミュージシャンに影響を与え、そのフロントマンである櫻井さんからの影響を公言する人も少なくない。今年にはデビュー35周年を迎え、9月18日には年末恒例の東京・日本武道館でのライブを12月29日に行うことを発表したばかり。今後も精力的に活動していくことが期待されていたなか、57歳で急逝というあまりにも早い別れにファンは絶句。《あまりにも突然過ぎてショックだ。まさかこんな最期を迎えようとは本人、メンバーも思ってもみなかっただろう。アニバーサリーイヤーだけに非常に残念だ》《信じられない、、、 嘘だと言って欲しい、、、嫌だよ、、》《櫻井敦司さん…嘘でしょ。え、嘘だと言ってくれ。え、BUCK-TICKって永遠に続くと思ってた…》なお、後日ファンも参加可能な櫻井さんを偲ぶ場を設けることが予定されているという。
2023年10月24日