母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。結局は女の人生は男で決まると学び、生きるための手段として選んだ結婚。「こんなもの」とやり過ごす中で、わが子の誕生を通してこれまでにない喜びを感じることに…。■前回のあらすじことあるごとに「お父さんを怒らせないで」と口にする母親。女の人生は夫で決まることを学び、生きるための手段として結婚を選択することに。怒鳴られない、殴られないだけで十分。そんな何も期待しない日々を変えたのが、わが子の誕生だったのです。■娘を温かく見守りたいけど… ■慌てた様子の娘が置き忘れたものは…思わず目にしてしまったメッセージ。これは、そういうこと…!?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月24日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。女の幸せは結婚できるかどうかがすべて…そう考える女性軽視の父親のもとで育ち、勉強したい気持ちも潰されてしまうことに。ここから抜け出すたった一つの方法、それは結婚という選択肢しかなく…■前回のあらすじ「小賢しい女は結婚できない」と口にする父親にとって、娘の幸せは結婚できるかどうかがすべて。だけど学校では周りに認められ、もっと勉強がしたいと願うも、父親からは褒めるどころか怒りを露わにし…。無力感を感じるなか、苦しみから抜け出す唯一の方法は、結婚しかないことを実感するのでした。■父親の機嫌が何より大事なの? ■「こんなものだろう」で生きていけた何にも、誰にも、期待しない暮らし。その中で、わが子の誕生により、彼女の人生に一筋の光が差し込むのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月23日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。どんなときも娘の幸せを願って耐えるた日々を過ごしてきた母親。自分の幸せなど考える余裕などなく、まるで自分の人生はオールのない船だと無力感を感じるのでした。■前回のあらすじ「娘を幸せにしたければ、母親自身が幸せに生きる事——」。どんなときも娘の幸せを願って耐えてきた母親は、自分の幸せなど考える余裕などなかったと、当時を振り返るのでした。まるで自分の人生はオールのない船。しかし人生で一度だけ抗おうとした事があり…。■女の幸せは結婚できるかが全て… ■もっと勉強がしたい…そう願ったのに小さな願いを父親の手でつぶされ…。当時の彼女にとって、未来を見出せるものは結婚しかなかったのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月22日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。自分のことを恐れる娘の姿になぜあんなに気を遣うのかと心配する母親。一冊の本を手に取り、娘は今幸せなのかしらと思いを馳せるのでした。■前回のあらすじ自分のことを怖がっている娘の表情に心が波立つ母親。気弱すぎる姿に不安をおぼえながら、娘は今幸せなのだろうかとふと疑問を感じるのでした…。■娘を幸せにする母親の心得とは? ■自分の幸せを考える余裕なんてなかった…ただ流されて、流されて、意志もなく、生きる人生。しかし人生に一度だけ、抗おうとしたことが…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月21日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。娘の幸せのためにと、どんな困難にも耐えてきた母親。ようやく穏やかな日常を手に入れたと思った矢先、娘の振る舞いに違和感を感じるのでした。■前回のあらすじ娘の笑顔ひとつで、どんな辛いことも耐えられたと昔を振り返る志乃の母親。嵐を抜けて、ようやくたどり着いた穏やかな日々。しかし成長した志乃は自身の顔色をうかがっていることに気づき…。■娘の表情に心が波立つ… ■あの子は今幸せなのかしら…?ふと手に取った1冊の本。「娘を幸せにする母親の心得」を知った母親の感想とは?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月20日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。怖い映画が苦手であることを思い切って彼氏に伝えた志乃。すると彼氏は突然不機嫌な態度を見せ、気まずい雰囲気のままその日は別れることに…。しかしそれからパッタリと彼氏は志乃の家に来なくなったのでした。■前回のあらすじ怖い映画は苦手であることを思い切って彼氏に伝えてみると…。不機嫌な態度を見せる彼氏に、戸惑いを感じる志乃。その後、彼氏はパタリと志乃の家に来なくなったのでした。■娘の笑顔が私を救ってくれた ■ようやく穏やかな日々が始まるはずが…娘の幸せのためにどんな困難も乗り越えたきた。しかし、母親の顔色をうかがう娘の様子を目の当たりにし…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月19日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れて公務員として働くユズさんは、たびたび両親からお金の無心をされ、断ることもできずにいました。彼氏とは同棲を解消してひとり暮らしを開始しますが、両親への送金のため自分の食費などを切り詰めます。ある日母親がガンになったと聞き帰省すると、送ったお金を娯楽に使った形跡が。さらに母親はユズさんの職場にも電話をかけてきてまでお金をねだり、あまりの非常識さに怒りが抑えられませんでした。ユズさんは仕事帰りに母親に改めて電話。「もういい加減にして!!」と、ついに声を荒げます。母親への不満が爆発 ユズさんは生活するのにお金が必要なことや、遊びたいだけの理由でお金をねだったり、職場に電話したりしてこないでとはっきり伝えました。 しかし母親はその日から、ユズさんの職場に電話をかけてくるように。ときには数十分おきに何度もかけられ、再度注意しても話が通じません。 正気ではないと悟ったユズさんは上司に相談することに。上司はユズさんの状況を察し、親身になって話を聞くばかりか、しばらくは電話をとり次がないよう対策まで考えてくれました。 上司や地元の友人のあたたかさに触れてなんとかやり過ごしていましたが、一方で心はますます弱り、ついに精神科を受診したユズさん。 就職5年目で、うつ病と診断されたのでした。 ユズさんにとって職場は両親との関係を絶てる唯一の安全な場所でしたが、母親からの嫌がらせによってそれも奪われてしまいました。 まじめで責任感の強いユズさんにとって、身内から職場への営業妨害ともとれる嫌がらせは、より一層責任を感じたことでしょう。 母親の常識外れな言動は、わざと自分の存在をアピールしているようにも思えます。 ユズさんの心の中から消すことのできない母親の存在が、うつ病への追い打ちをかけたのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月19日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。彼氏の言動にモヤモヤが止まらない志乃。このままスルーすべきが悩むものの、脳裏に浮かぶ母親との「支配と服従の関係」。大好きな彼氏だからこそ、自分の気持ちを誤魔化さず本心を伝えようと決意するのでした。■前回のあらすじ彼氏への違和感をこのままスルーすべきか悩む志乃。しかし、これからも一緒にいたい人だからこそ誤魔化さず、自分の気持ちを伝えようと決意。思い切って怖い映画が苦手であることを伝えてみると…。■思い切って本心を伝えると… ■最後まで機嫌の悪い彼氏それ以降、彼氏は志乃の家に姿を見せなくなったのでした。次回からは母親のストーリーへ。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月18日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れて公務員として働くユズさんは、たびたび両親からお金の無心をされていました。自分でもおかしいと思いながらも送金をやめられず、さらに両親に旅行のプレゼントまで。やがて同棲していた彼氏とは不仲になり、ひとり暮らしを始めた矢先に母親が遊びに来てくれます。そのときはたのしい時間を過ごしましたが、数日経つとまたお金を無心されるように。ユズさんは次第に心身ともにボロボロになり、仕事に行くのもままならなくなります。食費を削るなど無理のある生活を続けていたある日、ユズさんは母親から「ガンになった」と電話で伝えられて……。突然のガン宣告 心配するユズさんをよそに、母親は入院していたからお金が必要だと言います。いままで以上に生活を切り詰め、年末年始の休みに実家に帰省したユズさん。 しかしそこで見たものは意外と元気そうな母親と、生活が苦しいと言いながらタバコやお酒、アクセサリーなど必要とはいえない出費の数々。 自分が渡したお金の使い道に両親への不信感が高まる一方でしたが、その後も無心を断れないでいました。 ある日、母親から職場に電話が。緊急の連絡だと聞かされ引き継ぐと、遊びに行くためのお金を送ってほしいという内容でした。 あまりの非常識さにユズさんも怒りますが、母親は相変わらず情に訴えてきます。 「もういい加減にして!!」我慢の限界が訪れたユズさんは、初めて母親に対する感情を爆発させたのでした。 本来味方であるべき家族が迷惑ばかりかけ続け、まさに恩を仇で返されているユズさんの状況。 まじめに働くユズさんは、社会と比較して両親の非常識さ、身勝手さがどんどん浮き彫りになるのを感じているのではないでしょうか。 とはいえ、ユズさんは家庭に悩みや不満があっても、黙って受け入れることで親子関係を保ってきました。 今回のように自分の気持ちを爆発させたことが、両親との関係を変えるきっかけになるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月18日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。苦手なゾンビ系映画を観させられ、笑顔で誤魔化す志乃に「合格」と告げる彼氏。まさか私はテストされていた…!? 志乃の心に彼氏への違和感が広がっていくのでした。■前回のあらすじ彼氏との映画デートに出かけた志乃。苦手なゾンビ系映画ではあったものの、否定的なことは言えず、笑顔で誤魔化していると…。そんな志乃に「合格」と告げる彼氏。まるでテストするような彼氏の言動にに違和感を感じるのでした。■彼氏へのモヤモヤが止まらない ■これからもずっと一緒にいたい人だから…思い切って本心を伝えた志乃。しかし、その一言で彼氏の行動が大きく変化していくことに…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月17日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。実家から離れた地域の公務員試験に合格したユズさん。高校を卒業し、彼氏と同棲して新生活をスタートさせます。しかし母親からはたびたびお金を無心され、生活費を切り詰めてまで送金。そんな生活が2年続いたころ、ユズさんはパニック発作に。それでも両親への送金を欠かさず、さらに貯金して旅行のプレゼントまでしました。ユズさんは自分でもおかしいかもしれないと感じていても、なかなか共依存から抜け出せません。就職3年目には、彼氏との仲が悪くなり同棲を解消したユズさん。引越し先を探すも親がブラックリストに入っていたため社会的信用がなく、物件探しに難航します。初めてのひとり暮らし生活 何とか保証人不要の物件を見つけ、初めてのひとり暮らしをスタートさせたユズさん。誰かがいない生活は思ったより快適で、今まで気負い過ぎていた自分に気付けました。 そんなある日、母親が会いに来ることに。当日、ユズさんはたのしく食事し、翌日は一緒に観光して誕生日だからとバッグまでプレゼントしてもらえました。 「なんだか夢みたい」ユズさんは憧れていた仲のいい親子になれたと感涙。 しかし母親が帰宅した数日後、お金の無心は再開。さらに父親からもお金を送ってほしいと頼まれることが増え、ユズさんは自分の食費を削ってまでも工面してしまいます。 そんな生活を続けるうちにパニック発作や自分の体を傷つける行為も増え、通勤ぎりぎりまで起き上がれなくなるのでした。 いつも冷たい人がたまに見せるやさしさにギャップを感じるように、理不尽で厳しい母親が少しまるくなるだけで、ユズさんにとっては大きな愛情に感じたのでしょう。 だからこそ余計に期待してしまい、その期待を裏切られたときのダメージは大きいもの。 いっそのこと母親が一切のやさしさを見せず、ただただ暴力をふるうだけの人だったら絶縁することもできたでしょう。ですが、親子の縁は切っても切れないと言われるように、そう簡単にはいかないのが現実なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月17日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。仕事を終え帰宅すると、夕飯を用意して志乃を帰りを待つ彼氏の姿が…。母親から解放され、志乃は幸せの絶頂を感じるのでした。■前回のあらすじ帰宅すると、部屋には彼氏の姿が…。志乃は一人暮らしの喜びを実感します。2人でテイクアウトのお弁当を食べ、映画を観に行く約束をし、志乃の心は幸せで満たされるのでした。■楽しみにしていた映画デート、しかし… ■私は彼氏に試されていた…!?急激に噴き出す彼氏への違和感。この気持ちにどう対処すべきか悩んだ志乃は…次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月16日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生のユズさんは自分の食費などのために働いたバイト代を、母親にとりあげられパチンコに使い込まれます。さらに自宅に借金返済の督促の電話がくるようになり、経済状況はさらに悪化。ユズさんは大学進学をあきらめ、実家から離れた地域での公務員を目指すことにしました。そして、母親に勉強の邪魔をされながらも、無事試験に合格。引越しに必要な費用は母親の兄である叔父夫婦に支援してもらえました。ユズさんはその後無事に高校を卒業し、両親のいない町で彼氏と新生活をスタートさせます。離れても変わらない母親との関係 仕事に追われながらも、彼氏とたのしい日々を送るユズさん。しかし母親からたびたびお金を無心する電話がかかり、生活費を切り詰めてまで仕送りする日々が2年ほど続きました。 ユズさんはその間パニック発作になるなど体調も悪くなりますが、母親への送金は怠りません。さらに毎月貯金したお金で、両親へ旅行をプレゼント。 自分でもおかしいと思いながらも両親へ尽くすことがやめられないユズさんは、母親から離れても共依存からは抜け出せないのでした。 就職3年目には、彼氏との仲が悪くなり同棲を解消。引越し先を探すも親がブラックリストに入っていたため社会的信用がなく、まじめに働いてもどうにもならないことがあるのだと痛感するのでした。 やっと母親のもとを離れられたユズさんでしたが、心までは離れられなかったよう。自立したい思いがあるはずなのに、電話ひとつで母親の指示に従ってしまうとは、共依存の怖さを思い知らされますね。 彼氏や職場の人に相談してみるなど、ほかにも母親の呪縛から解放される方法はあったでしょう。 ですが母親と歩んできた人生の中で、たったひとりで家庭がうまくいくよう立ちまわってきたユズさんには、その家庭の状況が明らかにおかしいこと、他人を頼るべきだということに思い至らなかったのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月16日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。「ご機嫌な人に隣にいて欲しい」…そう語る先輩に背中を押され、志乃は母親へのプレッシャーから解放された気持ちになるのでした。■前回のあらすじ「私はご機嫌な人に隣にいてほしい」と話す先輩の一言にじーんとくる志乃。先輩の言葉に影響を受け、どんな人と一緒にいたいかを大切にしたいと思うのでした。そして、専業主婦の母親と仕事があって自立している自分とはまったく違うことに行き当たるのでした。■帰宅すると、そこには… ■彼氏との関係を深めていきたい…幸せ絶頂期の存分に味わう志乃。しかし、彼氏に対する小さな違和感が徐々に広がり…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月15日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生のユズさんはバイトを始めますが、給料は母親にとりあげられ、パチンコ代に消えていきます。さらに自宅に借金返済の督促の電話がくるようになり、学校を休んでまでユズさんが電話に対応。経済状況は悪化し、母親は個人再生の手続きをすることにしました。ユズさんは大学進学をあきらめ、公務員を目指すことに。しかしそれは、家を出る可能性があることを意味するのでした。今後の進路を母親に相談すると、公務員という言葉に母親は目を輝かせて喜びました。ですが高校受験のときも結局、応援どころか邪魔をされていたため、ユズさんは自立を決意します。試験勉強を妨害する母親 母親はユズさんが家を出ることに否定的でしたが、受験倍率の高さに「合格するわけがない」と何も言わなくなりました。 ですがユズさんが試験勉強をしていると、「リモコンとって」「タバコ持ってきて」とわざと雑用を頼んで勉強を中断させます。 彼氏から卒業後は同棲しようと言われていたユズさんは、より一層自立への気持ちを高めるのでした。 そしてユズさんは、家から離れた地域の国家公務員試験に合格。引越のため、今まで母親に貸していたバイト代を返してほしいと話しました。 パートを事実上クビになっていた母親は、逆ギレしたのち、ユズさんを母親の兄である伯父の家に連れて行きます。 伯父は「子どもにかかるお金を準備してないのは親の責任」とし、母親に自分で返すよう釘を打ってユズさんにお金を手渡しました。 ユズさんは伯父夫婦に心から感謝し、卒業後、晴れて実家から離れることができたのでした。 実の母親からの妨害にも負けず、公務員試験を乗り越えたユズさん。 娘が家を出たいという自立を邪魔する母親の行動には、娘がいなければ生きていけないと依存する心理があるのではないでしょうか。 引越すことで物理的な距離を置けば、母親との共依存も薄れるかもしれません。 新生活をきっかけに、親子のあり方を変えられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月15日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。母親とのケンカは日常茶飯事だと語る先輩。ケンカの理由をたずねると、そこには複雑な彼氏事情が…。■前回のあらすじ母親とのケンカは日常茶飯事だと話す先輩にその理由を尋ねてみると…。彼氏はフリーターの漫画家、しかも先輩より10歳年上だと話します。さすがに母親も心配するだろうと志乃は心の内で思っていると、先輩は一言「大切なのは肩書きよりどんな人かなのにね」と口にするのでした。■先輩が大切にしていること ■私はママと違って自立してる…先輩の一言から、少しだけ気持ちがラクになった志乃。ますます恋愛に身をひたしていくことになるのでした…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月14日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生のユズさんは、友人や彼氏もできて学校生活は順調。そのころ母親はパートで働き始め、そのお金で修学旅行に行くこともできました。しかし修学旅行から帰宅すると母親は焦燥しきった様子で、父親と離婚したいと言い出します。ユズさんは母親の意見を尊重して離婚に賛成しますが、自分の存在を否定されたと思った母親は「生むんじゃなかった」とヒステリーを起こしました。その後ユズさんはバイトを始めますが、給料は母親のパチンコ代に消えていき……。さらに、母親はクレジットカードの支払いも滞納していました。自宅に支払いを催促する電話がかかってきます。電話は1回ではおさまらず… 複数のカード会社から督促の電話がかかってくるようになっても、母親は居留守を使って無視。さらに学校を休ませてまでユズさんに電話の対応をさせるようになります。 次第に自宅のインターホンが鳴るようになり、ついに個人再生の手続きをすることに。実は消費者金融からの借金もあり、月々の負債は父親の月収を超えるほどでした。 母親は離婚をとりやめ、趣味のジュエリーを手放すと言います。ユズさんは落ち込む母親を見て、何とかしてあげたい一心に。このころから親子の役割が逆転し始めます。 そしてユズさんは大学進学をあきらめ、公務員を目指すことに。しかしそれは、家を出る可能性があることを意味するのでした。 経済的に苦しく、進路の選択肢が狭まった状態で新たな希望ができたユズさん。母親は公務員と聞いて自慢できると喜び、試験の難しさやユズさんの苦悩はお構いなしです。 高校受験のときも、偏差値や学費の条件だけで娘の進路を決めつけ、振り回した母親。就職となれば合否次第で、ユズさんの今後の人生も大きく変わるでしょう。 娘がこの先自立して生きていけるよう、今回ばかりは落ち着いて見守っていてほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月14日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。母親との一件以来、罪悪感を感じ続けている志乃。憂鬱そうな志乃の様子を見た職場の先輩に声をかけられ、志乃は母親との初ケンカについて話すと…。■前回のあらすじ母親とはあの一件以来、会っていない志乃。罪悪感を感じ、憂鬱な日々を送る中、ため息ばかりの様子を職場の先輩に指摘され、母親とケンカをしたことを伝えると…。ケンカなんて日常茶飯事だと話す先輩は、最近彼氏とのことで母親と揉めたことを話し始めるのでした。■母親とケンカに発展する理由とは? ■予想外の彼氏像に動揺を隠せない…!先輩がぽつりと口にした一言に、思わず志乃が思った事とは?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月13日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生になったユズさんは、両親から外見をけなされ続け、それは思春期のユズさんの体調にまで影響が出るほどでした。ある日友人のひと声で腰まであった髪をばっさり切り、気持ちが軽くなるだけでなく、両親の言葉だけがすべてではないと悟ります。そのころ母親はパートで働き始め、そのお金で修学旅行に行けたユズさん。しかし、帰宅すると母親は焦燥しきった様子で、父親と離婚したいと言い出します。ユズさんは寂しい気持ちを我慢して、母親の人生を尊重することにしました。しかし母親の「そんなに私にいなくなって欲しいの?」という思わぬ反応にユズさんは言葉を失います。母親の望む答えができず… 「あんたなんて生むんじゃなかった」母親はヒステリックになり、自分の人生が台無しになったとユズさんに言い放ちます。 ユズさんは自分の存在を否定されたことで心に深い傷を負い、自分の体に傷をつけることで安心感を得ました。 その後も母親は情緒不安定になり、ユズさんはそんな母親を見守るため学校や部活を休むように。バイトも始めますが、給料は毎月母親のパチンコ代に消えてしまいます。 さらに、母親はクレジットカードの支払いを滞納しており、ついに家にまで督促の電話がかかってくるのでした。 共依存することで、母親との関係を保ってきたユズさん。はたから見ればひどい母親でも、ユズさんにとってはたったひとりの愛情をくれる存在だったのでしょう。 だからこそ自分を否定されたショックは大きく、自分を痛めつけることでしか解決できなかったのかもしれませんね。 母親も父親との関係に傷ついていたのかもしれませんが、子どもに当たっても不幸の連鎖は断ち切れません。 娘を傷つけたりパチンコに没頭して解消させるのではなく、母親には自立した心を持てるよう前を向いてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月13日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。これまで見たことのない母親の表情に、言い過ぎたことを反省する志乃。しかし母親は志乃の言い分を理解し、笑顔でその場を後にすることに。予想外の姿に、志乃はすべて見透かされているようでゾッとするのでした。■前回のあらすじ母親の見たことない表情を見て、言い過ぎたと焦りを感じる志乃。しかし次の瞬間、「突然きて迷惑よね」と笑顔で母親はその場を後にします。その姿に志乃は嘘をついていることがバレているのではとゾッとするのでした。■あの一件以来、罪悪感を感じる日々 ■母親との初ケンカについて話すと…予想外の「彼氏」発言に心の中で驚きを隠せない志乃。気になる彼氏についてさらに深掘りすると…!?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月12日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生になったユズさんは、幼いころから両親にかわいくないと容姿を虐げられていたため、外見をよくしようと努めます。しかし体重は落ちて髪は抜け、指の皮を剥いだり睡眠不足が続いたりと体調が悪化。母親はユズさんを大学病院に連れていきますが、たのしそうに医師に受け答えをしたかと思うと、検査結果に異常がないとわかると不満そうにします。そんな中ユズさんは、友人の勧めで腰まであった髪を肩の上まで切りました。ユズさんは髪を切ったことで、気持ちが軽くなるとともに、両親の言葉だけがすべてではないと実感します。母親は家事もしなくなり… パチンコ通いを続ける母親は次第に夕飯の用意もしなくなり、総菜があればいいほうに。料理や片づけのほか、「お茶いれて」など両親からの雑用もすべてユズさんが引き受けます。 母親はユズさんの修学旅行資金のためパートを始め、無事に修学旅行には行けたユズさん。しかし帰宅すると、母親が真っ暗な部屋で寝込んでいるのを見つけました。 「お父さんと離婚する」そう呟いた母親は、ユズさんが修学旅行に行っている間に体調を崩し、目の前で飲酒するだけの父親に愛想がつきたと言います。 ひとりで家を出て行くと言う母親の決意を聞いたユズさんは、寂しいと思いながらもその気持ちを尊重しようと意見に賛成。 すると母親は「そんなに私にいなくなって欲しいの?」と発言し、ユズさんはショックを受けるのでした。 家事を放棄する一方で、娘の修学旅行資金を捻出しようとパートに出る母親。 ユズさんにしてきた言動はパートに出たからといって許されるものではありませんが、母親なりに娘を想っての行動なのでしょう。 ユズさんもそんな母親の気持ちを汲みとってしまうからこそ、憎みきれないのかもしれません。 両親が離婚したとしてもユズさんには自分の人生を謳歌してほしいと願いますが、親子の縁はそう簡単には切ることはできないのだと改めて思わされますね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月12日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。突然たずねて来た母親になんとか帰ってもらおうと焦る志乃。予想外にも母親への率直な思いがこぼれ落ち、動揺していると…。これまで見たことのない表情で立ち尽くす母親を目の当たりにするのでした。■前回のあらすじ怪しむ母親に追い込まれた志乃は、連絡なしにたずねてくることへの疑問や過干渉な態度への不満をついに口にするのでした。■見たことのない表情を見せた母親は… ■予想外の母親の態度に…ものわかりよく帰っていく母親の姿を見て、すべて見透かされているようで思わずゾッとするのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月11日「昨日出産した」…不仲だった妹が娘を産んだとの連絡が。妹は生まれたばかりの娘を連れて主人公・さえが母親と暮らす家に転がり込んでくると、好き放題やりだしました。妹は追い出したいけれど姪に罪はないし、妹のりなを想う母の気持ちも尊重したい。しかし耐えかねたさえは…?不仲だった妹が突然出産、父親は金は出すが認知しない!?しかし思春期になると…警察のお世話になったりと、とにかく昔から母を困らせてきたりな。疎遠だった妹が突然出産。取り急ぎ母が病院に会いに行きました。母の頼みで不仲な妹と同居することになってしまったのです。妹の味方をする母にモヤモヤ…!早くも妹との生活がツラいさえ。しかしりなは当分居座るつもりだと言います。そこでりなに家賃を請求すると…母が大好きなさえは仕方なく妹が生んだ娘の世話をします。それをいいことに、りなは好き放題遊び歩くように。いったいいつまで姉のさえが我慢を続けないといけないのでしょうか。こちらは2023年9月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。ワガママな妹は「お姉ちゃんだから」の呪い妹のりなは当たり前のようにさえの家と保護をあてにしています。もともと不仲で感謝の言葉の1つもない妹なのに、言いなりになるしかないのは、間に大好きな母という存在がいるから。搾取されがちな「姉」という存在。同じ立場を経験した読者からさえに対する同情の声が寄せられていました。・私も小さい頃からお姉ちゃんなんだから我慢しなさいと言われて育ちました。私だけじゃないんだと少し気持ちが晴れました。 言われ過ぎると我慢するのが癖になり他人にも本音がなかなか言えなかったり自己肯定感低い人生でした。・うちは年子で、私が長女で色々我慢させられました。母や父も妹ばかり溺愛してました。親が苦労して自分たちを育ててくれた恩に感謝してる気持ちは、分かりますが、一人暮らしした方がいいんでないのかな?と思います。親孝行も十分してますよ。・お母さんは主人公の気持ちがきっと分からないと思いますよ。今まで、貴方がいい娘でお姉ちゃんの役割をしてる以上そんなもんやと思てます。自分を見てるようで、「逃げて!」と思ってしまいました。まだ貴方にも素晴らしい人生があるんだから、自分の幸せを考えていくことを祈ります。りながワガママで母としても最低なことはもちろんですが…元をただせば、原因はりなとさえの母親にあるという意見も。・一番悪いのはもちろん妹ですが、お母さんもそこまで許すのなら自分1人で背負ってくれ、と思います。 兄弟姉妹なんだから、家族なんだから助け合ってという言葉には嫌悪感しかありません。・部屋を借りている家主に相談もなく許可も取らずに勝手に赤ん坊とその母親を引き受けちゃう母親もずいぶんと勝手だね。結果的に一時預かりにするにしても普通は相談したり許可を得たりするんじゃないの?・言うこと聞かないから好きにさせるというのが甘いんだよ。言うこと聞かないなら叩き出すくらいしなきゃ一生自立なんてできないよ。大変だからと言って聞き分けの良い姉を我慢させるのは絶対に間違えてる。・妹も妹だけど、母親が甘やかすからこうなったんじゃないの。・これは母親が悪い。 いい歳した妹を甘やかすなんて不公平。 一線を置いてサポートすべき。でないと、あなたの子どもはロクな母親にならないよ。最後に…ワガママなりな。でも、りなの中にも寂しさや満たされない気持ちがあって、傍若無人な行動に走ったのでは? と思いやる読者もいました。・楽して生きるのと楽しんで生きることは違うのに。愛されなかったのなら誰かをその分愛してあげればいいのに気の毒です。・昨今の若い人達、家庭環境、考えさせられますね。 心弱いのかな? 耐えられないって感じ。それぞれの立場で考えられるようになれればなぁ…。・りななりに小さい頃からずっとしんどかったんだね。一番に愛されたい大事にされたい沼にまだまだはまりこんでいる。寂しさを本音で話せる相手がいたならまたちがったのかな。自分以外のだれかを幸せにする喜びを知ってほしいな。・妹さんが可哀想だなと。私も妹がいますが、姪御さんにあげる愛情の少しでも妹さんにあげたら、きっと変わっていたのではないかと思いました。・家を出たい一心の行動のりなだが、整形ではなく自分磨きが大切だと気付いて欲しかった。堅実な仕事と普通の生活をしないと未来はない。家族だからこそ、簡単には突き放せず苦しい時もある…。そんなことを考えさせられました。ワガママなりなに振り回されながらもお互いを突き放せないさえたち一家。このまま姉のさえが犠牲になるしかないのでしょうか…?▼漫画「妹は量産型シングルマザー」
2023年11月11日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生になったユズさんは新しい友人や部活の先輩ができ、充実した学校生活を送ります。そのためか成績が落ちてしまい、母親は「退学させる」と部室にまで乗り込んでくる始末。ある日、初めて同級生の彼氏ができたユズさん。母親に隠しごとをする概念がなく、報告すると激怒されます。殴る蹴るの暴力を受けますが、たのしい学校生活を手放すわけにはいかないと、初めて母親に反論するのでした。ユズさんはその後成績を巻き返し、母親は彼氏に対して態度がコロコロ変わりますが、なんとか交際を続けられました。母親の言う愛情表現って? ユズさんは両親からかわいくない、デブ、ブス、など容姿を虐げられ、自分の容姿がきらいでした。しかし母親はそれを「愛情表現」だと言い、ユズさんは外見を変える努力を試みます。 しかし髪は大量に抜け始め、指の皮を無意識に剥いだり睡眠不足が続いたりと、キレイになりたい願望とは裏腹に体調は悪化する一方。 母親はユズさんを大学病院へ連れていき、娘の体調不良を嬉々として医師に話し応じますが、結果はどこにも異常がなく、帰り道には不機嫌そうに「頭がおかしいんじゃないの?」と言い放ちます。 そんな中、友人のひと声で腰まであったロングヘアを肩の上までばっさり切ったユズさん。 気持ちも一緒に軽くなり、友人や彼にはほめられ、両親の言葉だけがすべてではないと実感するのでした。 娘を病院へ連れて行き、まるで大きな病名がつくことを期待していたかのような母親。 明らかに健康的には見えない娘が体の病気じゃなかったのなら、ほかに原因があるのではと心配になるものではないでしょうか。 特に心の傷は、目に見えないためわかりにくいもの。家族だからといって、吐かれた暴言に傷つかないわけがありません。 体調不良の一因は少なくとも家庭でのストレスが影響しているのではないでしょうかユズさんには学校という自分を認めてくれる場所をこのまま大切にしておいてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月11日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。ある日、連絡もせず志乃のアパートを突然たずねてきた母親。彼氏の存在を隠すため、志乃は必死に言い訳をしていると…。■前回のあらすじ突然連絡もせず、差し入れを持ってあらわれた母親に対して、「普通じゃない」と違和感を感じる志乃。彼氏の存在を隠すため、なんとか阻止しようと働きかけるのでした。■母親にジリジリ追い込まれ… ■予想外の言葉がこぼれ落ちていく…彼氏の存在を隠すために必死な志乃は、思わず心の内に留めていた言葉があふれ出し…。ふと顔をあげると、見たことのない母親の表情を目にするのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月10日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太と花屋を経営している中川ゆりの不倫を知るも、話し合いの末、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、ついに帰らぬ人となってしまいました。通夜も告別式も、毒太の不倫が原因でお父さんとのお別れに集中できず、さらに最期のお別れでも周りの人には悲しみに寄り添ってくれる人がいるのに、瓜田チャリさんの隣には誰もいませんーー。骨になったお父さんを見て、改めていなくなってしまったことを実感し、ぼう然と立ち尽くす瓜田チャリさん。すると、後ろから「おい! 終わったら後ろに下がれよ。他の人の邪魔やんけ」と毒太が声を荒らげました。 火葬場にいた全員がギョッとするなか、後ろに下がって周囲に謝ることしかできませんでした……。いつか迎える母の葬儀に毒夫がいる未来は… 無事にすべての葬儀を終え、瓜田チャリさんのお母さんが毒太へお礼を言いに行こうとしたところ……毒太と義両親が帰る前の挨拶にやってきました。 すると、駅まで徒歩数分なのに義両親を見送ると言い出す毒太。変だと思った瓜田チャリさんの予感は的中。毒太は義両親と3人でごはんを食べてから帰宅すると言い、さらに義母まで「今日はのんびりしといてね」と笑顔で言ってきました。 こんなときまでも妻を支えず、両親と食事に出かけるのかと呆れる瓜田チャリさんですが、気持ちを切り替えて義母に別れを告げ、子どもたちを連れて帰宅しました。 そしてこの日のできごとを振り返り、お母さんがいつかいなくなるその日に、隣に毒太がいるなんて耐えられないと改めて感じた瓜田チャリさん。 毒太といると心に傷が増える。毒太のいない人生を選びたい!絶対に離婚する! ついに離婚を決意したのでした。 お父さんにガンが見つかってから葬儀が終わるまでずっと毒太に心無い言葉を吐かれ、夫として居てもらってよかったと思える瞬間は一度もありませんでした。それをきっかけに、ついに瓜田チャリさんは毒太との離婚を決心したようです。 『毒夫と父の葬式』はこれで終わりです。次回から、毒太と離婚するまでに至る『完全勝利!離婚マニュアル』が始まります。ぜひご覧ください。著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年11月10日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。高校生になったユズさんは新しい友人や部活の先輩ができ、充実した学校生活を送ります。そのためか成績が落ちてしまい、母親は「退学させる」と激怒。部室にまで乗り込んでくる母親を見て、ユズさんは「自分の家庭はちょっと変?」と感じるように。ある日、同級生の男の子から告白され、初めての彼氏ができたユズさん。母親に隠しごとをする概念がなく、いつも通り帰宅して報告したのですが……。彼氏ができたと知った母親はユズさんを思いきり叩き、「このアバズレ!」と罵倒します。不純だと激怒する母親 「じゃあ、男と別れるなら退学は許してやる」 そう言って母は私の頭を踏みつけました。 そして父は、「お母さんを困らせるお前が悪いんだろ」と母の味方をするのでした。 母親はユズさんを退学させると言い、止めようとするユズさんの頭を踏みつけながら「男と別れるなら退学は許してやる」と言い放ちます。 「絶対別れないし学校も辞めないから!」ユズさんはそんな母親の脅しにのってたまるかと、初めて強く反論。 母親はさらに怒り、怒鳴ったり蹴ったりをやめません。一部始終を見ていた父は「お母さんを怒らせるお前が悪いんだろ」その光景をスルー。 このときユズさんは味方がいない家庭より、たのしいと思える居場所がある学校を手放してはいけないと思います。 その後ユズさんは成績を巻き返し、母親の機嫌に振り回されながらもなんとか彼氏と交際を続けるのでした。 今まで母親の望み通りに生きてきたユズさんでしたが、彼との交際や高校生活を巡り、初めて強く自分の意思を主張しました。 家庭の教育方針はさまざまでも、両親が2人して娘を悪者扱いするのはさすがにやりすぎでしょう。しかも怒らせたからといって暴力までも容認するのはこれもまた虐待と同じです。 こんな家庭だったからこそ、ユズさんは学校で愛情や友情などをより一層感じ、両親からもらえなかったものを手に入れられたのかもしれませんね。 ユズさんにはこのまま自分の気持ちや居場所を大切にして生きてほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月10日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。彼氏と過ごす休日、料理中にケチャップが切れていることに気づき、買いに出かける志乃。するとアパートのエレベーターで、突然たずねてきた母親と鉢合わせするのでした。■前回のあらすじある日の休日、彼氏のために料理を作る志乃はケチャップがないことに気づき、買い物へ。しかしアパートのエレベーターに乗り込もうとした瞬間、たずねてきた母親と鉢合わせするのでした。■これって普通じゃない…!? ■彼氏の存在を隠さなきゃ…彼氏の存在を隠すため、必死に言い訳するも…。母親の鋭い一言に、志乃は思わず自ら禁じていた言葉を吐き出してしまうのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月09日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんは幼いころから母親に「男の子がよかった」と言われ、女の子らしいことをするのを嫌がられていました。思春期になり下着が欲しいと相談すれば、「色気づいて気持ち悪い」と却下され、胸にハンカチなどをあてて過ごすユズさん。高校生になるタイミングでようやく買ってもらえましたが、苦い思い出となりました。一方で、高校生活は新しい友人や部活の先輩と過ごすことで、たのしい日々を送ります。ユズさんは学校生活がたのしいあまり、成績がガタ落ち。母親は激怒し、退学させようとしてきて……。娘の学校生活に厳しい母親 ※以下暴力シーンのため割愛しております ユズさんは退学させると言う母親をなんとかなだめましたが、その後も部活で帰宅が遅くなると小言を言われます。 それでも部活を続けていたある日、退部させようとわざわざ学校にまで乗り込んできた母親と鉢合わせ。 母親が部活を妨害するのはこれが初めてではなく、ユズさんは自分の家庭がほかの家庭と少し違うことに気付きます。 そんな中、ユズさんに初めての彼氏ができますが、幼いころからその日あったことを母親に包み隠さず話していたため、このことも報告。 すると母親の逆鱗に触れ今までにないほどの激昂から、ユズさんを思い切り平手打ちしアバズレと罵るのでした。 度を越した過保護と言うには理解しがたい母親の行動。部活の妨害や恋愛を禁止して、娘の人生の足を引っ張っているだけに見えてしまいますね。 母親なりに娘を守りたい気持ちがあるのかもしれませんが、これまで受験シーズンも協力的でなかったり、思春期に下着を買い与えなかったりと、ユズさんをたびたびないがしろにもしてきました。 母親がユズさんを思い通りにしようと、ただ振り回しているだけではないでしょうか。ですが、高校生のユズさんには為す術がないことが悲しいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年11月09日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。幼い頃は何でも話せて、大好きだったママ…。あふれるほどの愛情はいつしか支配に変わっていくのでした。■前回のあらすじ子どもの頃は大好きだった母親が、あるときから過干渉で過保護な母親に。気づくと志乃は母親が敷いたレールを上をただ歩き、自分自身がしたいことさえわからなくなっていたのでした。■休日、彼氏のために手料理を作っていると… ■次の瞬間、幸福の絶頂から急降下…戸惑いを隠せない志乃は、ある一言により、さらなる混乱に陥るのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月08日