桐谷美玲が“女子力ゼロの理系女子”に初挑戦する、フジテレビ4月スタートの木10ドラマ「人は見た目が100パーセント」。このほど、桐谷さんや水川あさみら「女子モドキ」とは正反対の「ステキ女子」として、足立梨花と岡崎紗絵が出演することになった。現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミの原作を、桐谷さん、水川さんに成田凌、町田啓太、“戦隊出身”の中尾暢樹らの共演で描く本作。桐谷さんが演じる城之内純は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない研究員。研究に没頭するあまり、「女子力」や「美」に背を向け生きてきたため、おしゃれ偏差値が最底辺になってしまった理系女子。しかし、仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子、水川さん演じる前田満子と佐藤聖良(キャスト近日発表)と流行のメーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めることになるが…。そんな純たちが、あるきっかけから一緒に働くことになる庶務課の「ステキ女子」の岸根香澄(きしねかすみ)役に足立さん、森村美優(もりむらみゆ)役に岡崎さんが決定。2人は、最新のファッションをさらりと着こなし、流行のメイクなどにも敏感で、男性の目を引く存在。純・満子・聖良とは真逆の、キラキラしたいわゆる「ステキ女子」。「美の特別研究」をする3人に、ときにはアドバイスをしていく女子力の高い存在だ。足立さんといえば、2007年ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得。「未来講師めぐる」で女優デビュー。女優のみならず、数々のバラエティー番組や情報番組にも出演し、太陽のような明るい笑顔で人気を得ている。昨年は「水族館ガール」、「営業部長吉良奈津子」、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」と連続ドラマに次々と出演し人気&注目度も上昇中。2月公開の映画『傷だらけの悪魔』では主演を務め、女優としていっそう輝きを増している。また、岡崎さんは、「Seventeen夏の学園祭2012」にて広瀬すずとともにミスセブンティーンに選ばれ、2016年からは雑誌「Ray」の専属モデルに。その後、女優業にも挑戦し、映画『脳漿炸裂ガール』で女優デビューを果たすと、「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」で連続ドラマデビュー。「仰げば尊し」、「嫌われる勇気」(フジテレビにて放送中)と立て続けに連続ドラマに出演し、さらに4月公開の中川大志&平祐奈W主演映画『ReLIFE リライフ』にも出演するなど、急成長。“2017年ブレイク女優”の1人としても注目を浴びている。まさにいま最旬の2人だが、今回の出演に対し、「普段の自分はどちらかというと“女子モドキ”かもしれません。私が演じる香澄ちゃんはステキ女子ということで、いま必死に勉強中です(笑)。すごくプレッシャーですが、みんなが真似したくなるような女子を目指して頑張りたいと思います!」と語る足立さん。「女子モドキとステキ女子のシーンがどういう風になるのか、いまから楽しみです」と語る。また、「誰がみてもステキ女子に見えるよう精一杯キラキラしたいと思います。オシャレが大好きで抜かりがなく、いつも輝いている女子力が高い女性を自分の中でイメージして演じたいです」と話す岡崎さんは、桐谷さんとの初共演に「ご一緒できると聞いたときはとてもうれしかったです」と明かす。いま最も輝く“キラキラ女子”の2人が、本作にどんな華やかさを添えてくれるのか、ますます目が離せなくなりそうだ。木曜劇場「人は見た目が100パーセント」は4月13日(木)より、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月07日桐谷美玲、水川あさみ、成田凌、町田啓太が出演する4月スタートの木10ドラマ「人は見た目が100パーセント」に、「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウイーグル/風切大和(レッド)役で人気を集めた中尾暢樹が出演。成田さんの後輩にあたるイケメン美容師を演じることになった。本作は、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミが手がけるコミックが原作。2014年から女性コミック誌「BE・LOVE」(講談社)で連載がスタートし、2016年までに単行本を4巻刊行。「VOCE」「with」といった女性誌で、作中の主人公たちを表す「女子モドキ(JSM)」特集が組まれるなど、多くの雑誌に取り上げられ、10~40代という幅広い層の女性から圧倒的な支持を得ている。主人公は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員、城之内純(桐谷さん)。研究に没頭するあまり、「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできた彼女が、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子、前田満子(水川さん)、佐藤聖良と一緒に3人で流行のメイク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めていく…というストーリーだ。いま注目のキャストたちが勢揃いする本作に新たに参戦するのは、2016年度スーパー戦隊シリーズ第40作品「動物戦隊ジュウオウジャー」にて、主人公のジュウオウイーグル/風切大和(レッド)役で鮮烈デビューを果たした中尾さん。子どもたちからの人気はもちろん、19歳の若さながら漂わせる色気に、ママ世代からも熱い視線を集めた。今回は“戦隊ヒーロー”以来、初のドラマ出演となり、主人公の純と恋に落ちる美容師・榊(成田さん)の後輩・岡部役に。成田さんと中尾さんで演じるイケメン美容師コンビもまた、注目の的となりそうだ。<中尾暢樹 コメント>1年間、主演で参加させていただいた「動物戦隊ジュウオウジャ―」を終えてから、初めての連続ドラマ出演となるので、監督、キャスト、スタッフの皆さんとの1つ1つの出会いを大切に役に対して自分らしく演じていきたいと思います。元々、原作を読ませていただいていたので、あの真面目な研究員のお三方がドラマになってどうなるのか…僕も楽しみです!素敵なキャストの皆さんに囲まれるので、その中で若手ならではの風を吹かせられるよう頑張ります!放送日まで楽しみにしていて下さい!<プロデューサー草ヶ谷大輔氏 コメント>「動物戦隊ジュウオウジャー」で主演を務められ、日本中の子どもたちのヒーローであり、お母さんたちからも人気のある中尾さんに今回初めてお洒落なイケメン美容師役に挑戦していただきます。桐谷美玲さん演じる純をはじめとする「女子モドキたち」と、中尾さん演じる岡部がどのように関わっていくことになるのか、物語の展開にもご注目下さい。この作品に中尾さんのエネルギッシュな新しい風を吹かせていただけると期待しております。木曜劇場「人は見た目が100パーセント」は4月期より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日桐谷美玲と水川あさみが“女子力ゼロの理系女子”を演じる、4月期より放送の新木曜劇場「人は見た目が100パーセント」。この度、本作の新たなキャストとして、「劇団EXILE」町田啓太の出演が決定。町田さんがフジテレビの連続ドラマに出演するのは、今回が初となる。本作は、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミの同名コミックが原作。製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員、主人公・城之内純は、研究に没頭するあまり「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできた。しかし仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子2人と一緒に3人で流行のメイク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めていくというストーリー。真面目で見た目はさえない理系女子の研究員・城之内純役を桐谷さんが演じるほか、同僚女子の一人で同じく女子力ゼロの理系女子・前田満子役を水川さん、純が運命的に出会い恋に落ちていくイケメン美容師・榊圭一役を成田凌が演じる。そして今回、新たに出演が決定したのは、舞台はもちろん、ドラマや映画にも幅広く出演し、連続テレビ小説「花子とアン」では、吉高由里子演じる主人公・花子の義弟役を演じ、その爽やかな演技が注目を集めた町田さん。「スミカスミレ 45歳若返った女」では、桐谷さん演じる主人公の初恋の相手である大学生役で桐谷さんと初共演を果たしたが、今回演じるのは、純や満子らと同じ会社に勤める研究員、理系男子の丸尾拓馬役。彼は純や満子たち“女子モドキ”同様、さえない理系男子で、仕事が終わった後密かに行われている女子モドキたちによる「美の特別研究」を不思議がっており、「美」や「女子力」と大真面目に向き合い、苦戦する彼女たちに対して容赦ないキレのあるツッコミを入れていく、彼女たち3人にとっては少々手強い存在だ。町田さんは「いままで理系とほとんど接点のない体育会系に生きてきた僕にとって、理系という真逆に近い世界はとても興味深く、演じさせていただくのが楽しみでなりません」と撮影が待ち遠しいと話し、「脱体育会系をして理系男子の面白味を引き出せるよう励みたいと思います!」と意気込みを語っている。「人は見た目が100パーセント」は4月期より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月22日主演の桐谷美玲と共演の水川あさみが“女子力ゼロのリケジョ”を演じる、4月期放送の新ドラマ「人は見た目が100パーセント」。この度、本作にドラマ、映画、モデルとして精力的に活動する成田凌が、初の美容師役で出演することが明らかに。また成田さんは美容師免許を取得しており、彼の美容師ぶりにも要注目だ。主人公の城之内純(桐谷美玲)は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員。研究に没頭し、「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできたばかりに、おしゃれ偏差値が最底辺になってしまっていた。しかし、仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子2人と一緒に3人で流行のメイク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めることになる――。原作は、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミが描く同名漫画。女性誌では、作中の主人公たちを表す「女子モドキ(JSM)」特集が組まれるなど多くの雑誌に取り上げられ、幅広い層の女性から圧倒的な支持を得ている。キャストには、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員・城之内純役を桐谷さん、同僚女子の一人で、同じく女子力ゼロの理系女子・前田満子役を水川さんが演じる。現在公開中の映画『キセキ ーあの日のソビトー』では、俳優としてだけではなく、作品から生まれたグループ「グリーンボーイズ」としてCDデビューを果たすなど、様々な分野で活躍するいま人気急上昇中の成田さん。本作は、「逃げるは恥だが役に立つ」「大貧乏」に続き、3クール連続の連続ドラマ出演となるが、今回は、純が運命的に出会い、恋に落ちていくイケメン美容師・榊圭一役を演じる。今回が美容師役初挑戦の成田さんは、「いつかやりたいと思っていたので、いまとてもわくわくしています。昔、美容師を目指していましたが、美容室で働く前にこの世界に入ったので、実際にお店に立ったことがないんです。今回“売れっ子美容師”役ということで、18歳のときに思い描いていた姿が、画面越しに見られるのかと思うと本当にうれしいですし、楽しみです」とコメント。また桐谷さんとは初共演だそうで、「とても楽しみ」と話し、「ほかにも魅力的な俳優の方々が出演されるので、皆さんで一緒にこのドラマを盛り上げていけたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。「人は見た目が100パーセント」は4月期より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月16日桐谷美玲が“女子力ゼロのリケジョ”役で主演する4月期放送の新ドラマ「人は見た目が100パーセント」。この度、女優・水川あさみが桐谷さんの同僚で女子力ゼロのリケジョママ役で出演することが明らかになった。主人公の城之内純(桐谷美玲)は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員。研究に没頭し、「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできたばかりに、おしゃれ偏差値が最底辺になってしまっていた。しかし、仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子2人と一緒に3人で流行のメーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めることになる――。原作は、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミが描く同名漫画。女性誌「VOCE」や「with」では、作中の主人公たちを表す「女子モドキ(JSM)」特集が組まれるなど多くの雑誌に取り上げられ、10~40代という幅広い層の女性から圧倒的な支持を得ている。すでに、桐谷さんが製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員・城之内純を演じることが決定しているが、今回水川さんが演じるのは、同僚女子の一人で、同じく「女子力ゼロの理系女子」の前田満子役。彼女は、子どももいる既婚者で、若いころは当時流行していたルーズソックスやミニスカート、派手なメイクとイケイケのギャルだったが、結婚をし子どもが生まれた後は、家事と育児に追われ、「美」や流行から取り残されていった。結果、いまでは「妻であり、母であるが、女でない」という残念なタイプ。ビューティーやファッションがイケイケの時代で止まっているため、「美」についての知識が少しズレているという役どころだ。2人の共演は、水川さんが出演していた「帰ってこさせられた33分探偵」に桐谷さんがゲスト出演して以来、約8年ぶり。連続ドラマレギュラーとしては、本作が初共演だ。「女子力がない女子を演じるのは女としてなかなかお恥ずかしいところですが、女優としてはこれ以上ない面白味」と意欲を見せる水川さんは、「ファッションや美容に興味があるけどセンスがない。だけどセンスは日々磨くことができるんだよーってな感じを楽しみつつ、女子とはなんぞや、女子とは大変な生き物だ、ということをあらためて再確認して楽しめたらいいなと思います」とコメント。また、純や満子たち「女子モドキ」と仕事で関わることになる丸の内の大手化粧品メーカーの社員であり、“人は見た目が100パーセント”だと誰よりも思っていて、社員たちからも恐れられている存在の松浦栄子役に室井滋、栄子の右腕であり、「美」や「女子力」に疎い純や満子たちに最新のメイクやファッションを指南していく國木田修役に鈴木浩介と実力派俳優の出演も決定。さらに、3人目の「女子力ゼロの理系女子」には、意外な人物が決定しているという。一体誰が抜擢されたのか、予想しながら続報を待ちたい。「人は見た目が100パーセント」は4月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月08日アーティストの清川あさみによる展覧会「清川あさみ展」が、1月21日から2月14日まで京都の美術館「えき」KYOTOにて開催される。ポートレート写真や愛読した文庫本に刺繍を施すなど、独特の世界観で作品を生み出し続け、NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」のタイトル映像やヒロインポスターなども手掛けている清川。京都で初の個展となる同展では、代表作である「美女採集」や「TOKYO モンスター」の他、清川が特に思い入れのある100冊の本の印象的なページに刺繍でドローイングした「わたしたちのおはなし」や、清川のInstagramにアップされた画像のネガポジを反転して記憶や心理の背景にあるものを複層的に表現した「I:I」などを展示。さらに、「べっぴんさん」に登場した作品群も登場する。また、会場では同展限定のチョコレートも販売される予定だ。【イベント情報】「清川あさみ展」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区東塩小路町会期:1月21日~2月14日時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)料金:一般800円(600円)、高大生600円(400円)、小中生400円(200円)※()内はエムアイカード、一部除くJR西日本グループ会社カードの保持者、ICOCAでの購入者、前売及び10名以上の団体、障害者手帳を提示した者とその同伴者1名の料金
2017年01月06日女優の水川あさみが15日、都内で行われたドラマ『東京女子図鑑』(Amazonプラム・ビデオ)の完成披露試写会に出席した。2015年に書籍化され、幅広い女性層に人気を博してきた連載コラム『東京女子図鑑』を映画監督のタナダユキによってドラマ化された本作。主演に水川あさみを迎え、上京して年齢や仕事、自分が置かれる環境によって成長や変化していく主人公・綾の20代から40代までの姿を描く。配信日を翌日に控えたこの日は、60人の女性を招いてのトークショーに主演の水川とタナダ監督が登壇。主人公の綾を演じた水川は「なかなかのスピード感で20代から自分の実年齢を飛び越えて経験してない40代まで演じるというのは、短い撮影期間では結構ハードでした」と苦労を語り、ロケについても「11月なのに東京に雪が降ったあの日に撮影しました。普段起きないようなハプニングが起きたりしてその時は大変でしたが、終わってみるといい思い出として残っています」と振り返った。また、「綾は素直に自分の思うがままに直感的に生きている感じの女の子。ツッコミどころが沢山ある女性ですが、綾に寄り添いながら見ていただけるとうれしいです」とアピールした。主人公の綾は、秋田から上京して年齡を重ねていく内に東京で成長していく。大阪府茨木市出身の水川は、上京当時のことを「東京に出てきてすぐに大きく転んだんです。新宿とか渋谷とか人が多いところで転んだのに、誰も何も言ってくれなかった記憶があります。私をすり抜けて通っていく感じを覚えていますね。(大阪だったら)すぐ飛んできますよ! 知らない人でも親戚みたいに話しかけてきますから。カルチャーショックはありましたね」とほろ苦い思い出を明かしていた。ドラマ『東京女子図鑑』は、12月16日よりAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信。
2016年12月16日人気連載コラムを実写ドラマ化した「東京女子図鑑」完成披露試写会が12月15日(木)、都内にて行われ、主演の水川あさみとタナダユキ監督が登壇した。来週に迫ったクリスマスの予定を聞かれ、「私はいまのところ予定はないです。決まってもいないです。どうしようかなって」と悩む水川さんに、現在絶賛編集中のタナダ監督が、「編集来ればいいじゃん(笑)」と誘った。水川さんは、「編集室に行きます(笑)。もしくは、おうちでまったりゆっくりするかな。自分家のネコとデートします」と微笑んだ。「東京女子図鑑」は、雑誌「東京カレンダー」のWeb版で連載されてきた人気コラムで、書籍化もされ、待望の映像化となった。上京して以降、年齢や仕事の状況で成長し、変化していく主人公・綾(水川さん)の20~40代までを描いている。東京の恵比寿や銀座といった場所で撮影を行ったことで、本作を通じて世界的にも注目される東京のリアルな情景を知ることもできる。タイトなスケジュールの中で撮影を行ったという2人。11月、東京に記録的な大雪が降った日も撮影していたそうで、水川さんは、「11月なのに雪が降ったりした日に撮影していましたし、普段起きないハプニングが起きたりして。そのときは大変でしたけど、終わってみるといい思い出としてすごく残っています」と、駆け抜けた撮影の日々を述懐。撮影の「つながり」を言っていられる場合ではなかったとふり返るタナダ監督は、「(雪が背景で)おかしいことになっている、とかじゃなくて、撮る、だったので、映像を楽しみにしていてください」と、ニヤリ。主人公の綾は秋田から上京してきた設定だが、水川さんも実際、大阪からの状況組だ。都会の洗礼について、水川さんは、「出てきてすぐ、渋谷や新宿などの大きな道で転んだんです。なのに、誰も何も言ってくれなかった記憶があります。皆が私をすり抜けて通っていく感じ。大阪は知らない人でも親戚みたいな感じで話しかけてくるから…」と、ややほろ苦い思い出を語っていた。「東京女子図鑑」は12月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信。(cinamacafe.net)
2016年12月15日DHCは、2016年12月10日(⼟)より、⼥優 ⽔川あさみを起用した「DHC オリーブバージンオイル」の新TV-CMを放映開始する。1980年に誕⽣したDHC化粧品第1号の「DHCオリーブバージンオイル」は、天然成分100%の美容オイル。日本より年間500時間以上日照時間が⻑いスペインのアンダルシア地⽅で有機栽培されたオリーブの中から、まだ⻘味の残った新鮮な果実を厳選して使用。1粒ずつ丁寧に手摘みをしてすぐに石臼で砕き、果実から自然にしたたり落ちる“フロール・デ・アセイテ(バージンオイルの精華はな)”と呼ばれるしずくのみを集めた希少なオイルだ。その1滴の保湿⼒と肌への優しさは、世代を超えて愛され、販売個数は3800万個(※集計期間:1993年2月〜2014 年10月末)を突破している。TV-CM概要タイトル:「オリーブバージンオイル ブランド訴求篇」(30秒)放送開始日:2016 年12 月10 日(⼟)放送地域:全国(一部地域を除く)商品概要商品名:DHC オリーブバージンオイル価格:3,620 円(税抜)容量:30mL
2016年12月08日女優の水川あさみが7日、都内で行われた『DHC オリーブバージンオイル』新CM発表会に出席した。DHCは、基幹ブランド商品『DHC オリーブバージンオイル』の新CMを12月10日より全国で放送。DHCのオリーブの原点でもあるスペイン・アンダルシア地方で撮影された同CMにイメージキャラクターの水川あさみが出演し、オリーブの精となった水川がオリーブに詰まった太陽の恵みを自らの美しさと原風景に乗せて語るドラマティックな内容となっている。オリーブ色のワンピース姿で登壇した水川は「1日の内の10分だけというマジックタイムというものを狙って撮影しました。そこに賭けるスタッフの皆さんの集中力と、それを見た時の感動がありました。リアルなお芝居をさせてもらえたなという気はとてもしています」と新CMに満足げ。また、10代後半から20代前半にかけて愛用していたという同商品を「肌が荒れていた時期があり、その時期に使わせてもらったんですが、オリーブ独特の塗った時に保湿されるんです。今回また使わせてもらい、その良さを改めて知ることができました」と絶賛した。同CMは今年10月に初めて訪れたというスペインのアンダルシア地方でロケを実施。「本当に素晴らしくて美しい街でしたし、土地がエネルギッシュでパワーがあって豊かな気持ちでいられる場所でした」とすっかり気に入った様子で、そのアンダルシア地方にある世界最大のオリーブ畑を訪れて「今まで見たことのない景色だったので圧巻でした。オリーブが等間隔で植えられていて、素晴らしいものを目にしたなという気持ちでした」と振り返った。
2016年12月07日雑誌「東京カレンダー」の人気連載コラム「東京女子図鑑」が、12月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて実写ドラマ化されることが決定。主演には、女優・水川あさみを迎えることも分かった。世界一のグルメシティ東京の人気レストランや料理を徹底取材して、デートやビジネスに役立つグルメ情報を満載する情報誌「東京カレンダー」。今回ドラマ化されるのは、そのWeb版で連載されてきた人気コラムで、昨年書籍化もされ、幅広い女性層に人気を博してきた。ドラマは全11話を予定しており、毎週1話ずつ更新されるという。監督には、『百万円と苦虫女』『四十九日のレシピ』『お父さんと伊藤さん』など、映画監督・脚本家としても活躍中のタナダユキ。主演には、『仄暗い水の底から』や「のだめカンタービレ」「わたしを離さないで」の水川さんが抜擢。今回水川さんは、東京に上京し、年齢や仕事、自分が置かれる環境によって成長・変化していく主人公の20代から40代までを演じていく。水川さんは「キラキラと眩しく輝く東京という街に憧れ、その東京で自分の価値観を見い出し、間違いと正解をふらふらと繰り返しながら生きる綾を演じます。綾が自分に似合う価値観と出会うことが出来るように、タナダ監督、スタッフ共に毎日東京の中心部での撮影は戦いです。どうぞ綾の成長記録に寄り添い、笑い、腹立て、見守ってやってください」とメッセージを寄せた。また、Amazonプライム・ビデオ・コンテンツ事業本部長のジェームズ・ファレルは「本コラムは現代の東京に生きる、独身女性たちの恋や、仕事、生活がリアルに描かれています。インディーズ映画界で最も輝いている女性監督のタナダユキさんと、映画・テレビ・舞台で活躍される人気女優の水川あさみさんというコンビは、このドラマにはぴったりだと思います」とコメントしている。ドラマのロケ地として、恵比寿や銀座といったリアルな場所で撮影を行う本作。このドラマを通じて、世界的にも注目される東京のリアルな情景も知ることができるようだ。「東京女子図鑑」は12月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信開始。(cinemacafe.net)
2016年11月25日女優の水川あさみが主演する連続ドラマ『東京女子図鑑』が、Amazonプライム・ビデオで12月16日から配信されることが25日、明らかになった。『東京女子図鑑』は、グルメ情報誌「東京カレンダー」のウェブ版で連載されていた人気コラムで、今回これを実写ドラマ化。水川が演じるのは、東京という街に憧れ、自分の価値観を見出し、間違いと正解を繰り返しながら生きる女性・綾で、全11話の中で、20代から40代までを演じる。ロケは、恵比寿や銀座といったリアルな場所で撮影を敢行。水川は「毎日、東京の中心部での撮影は戦いです。どうぞ綾の成長記録に寄り添い、笑い、腹立て、見守ってやってください」とコメントしている。監督を務めるのは、『百万円と苦虫女』などを手がけてきたタナダユキ。Amazonプライム・ビデオ・コンテンツ事業本部長のジェームズ・ファレル氏は「現代の東京に生きる、独身女性たちの恋や、仕事、生活がリアルに描かれています。インディーズ映画界で最も輝いている女性監督のタナダユキさんと、映画・テレビ・舞台で活躍される人気女優の水川あさみさんというコンビは、このドラマにはぴったりだと思います」と期待を込めている。配信は12月16日スタートで、以降は毎週1話ずつ更新される予定。
2016年11月25日江戸時代の俳諧師・小林一茶の知られざる半生を描く『一茶』が、来年公開されることが決定。主演にはリリー・フランキーを迎え、伊藤淳史、石橋蓮司、佐々木希、水川あさみ、中村玉緒ら豪華キャストも集結するという。感性と環境によって人は作られる。かつて、環境に根差した感性を武器に、無常を生き抜いた日本人がいた。稀代の俳諧師、小林一茶。牧歌的な人物として語られがちな彼の生涯は、孤独と苦悩に満ちたものだった。継母との折り合いが悪く、家に居場所がなかった一茶は江戸へ奉公に出される。どこの奉公先でも長続きしない一茶だったが、やがて俳句の世界に独自の感性を表現する術を見出し、俳諧師となった。しかし、能力を認められる一方で、耽美な表現を評価する当時の俳諧において一茶の句は田舎俳諧と揶揄され、彼の生活は貧しいものだった。やがて父が逝去し、その遺言を巡って一茶は自らの家族と争うことになる。確執を遺しながらも故郷に戻って家庭を持った一茶だったが、若い妻と幼い子に相次いで先立たれてしまう。深い失意の中でも尚、一茶は自らの性分に突き動かされ、句を詠み続けた。その姿勢は鬼気迫るものであっても、悲壮なものではなかった。何故、句を詠み続けたのか。如何にして「天才」は露の世を生き抜いたのか。そして、人の世に何を見出したのか。ときに憎しみ、ときに悲しみに打ちのめされながらも、最後には笑うことを選んだ彼の感性は、時代を超え、海を越え、現在に至っても多くの人々を感化している。250年前、この世を確かに生き抜いた文人の半生が、いま観るべき物語として語られる――。2016文化庁文化芸術振興基金助成作品として制作される本作は、没後20周年を迎える藤沢周平が遺した傑作「一茶」(文春文庫)を基に映画化。監督は、ドラマ「かぶき者 慶次」「ナイフの行方」「テンペスト」などを手掛けた吉村芳之が務め、『武士の献立』『武士の家計簿』など時代劇を得意とする柏田道夫が脚本を担当する。主演・一茶を演じるのは、『シェル・コレクター』『SCOOP!』『聖の青春』など2016年も出演作が相次いだリリーさん。そのほか、一茶との確執を持ちながらも、彼の作品に強い影響を与え続けた母・さつを中村さん。一茶思いの異母弟・仙六を伊藤さん。父・弥五兵衛を石橋さん。最初の妻・菊を佐々木さんが演じる。さらに、水川さん、立花美優、高橋かおり、内野聖陽、奥田瑛二ら実力派俳優が勢揃いしている。リリーさんは「一茶の句が、何故、いまも人々に愛されるのかを、自分なりに考え、一茶自身の愛しさを伝えることができたらと、恐縮しながら、真摯に向き合いたい」と意気込み。また「一茶のように、低い目線で、人間臭く生きてゆくこと。その在り方と、挫けない気持ちを少しでも定着できるよう、無欲の欲で、作品に献身したい」とコメントした。松田貢エグゼクティブ・プロデューサーは「この映画を見て若者は『一茶』の生き様に衝撃を覚え、中年は困難な人生に前向きに生きることを再認識し、老年は自分の欲求の追及に自信を深めます。全ての人が感銘する映画になることを確信しております」と自信を見せ、「来年モントリオール映画祭に出品する予定です。日本人の素晴らしさを海外で分かってもらえる作品になることと思います」と早くも海外進出への意欲を語った。すでに先月からクランクインしている本作。一茶の故郷である長野県を中心に撮影を行い、11月にクランクアップ予定となっている。『一茶』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月16日バカリズムが脚本を手掛けるドラマ「かもしれない女優たち2016」が10月10日(月)に放送される。この度、本ドラマに出演するキャストとして、広末涼子、井川遥、斉藤由貴ら豪華女優陣の名前が明らかになった。2015年6月、竹内結子、真木よう子、水川あさみの3女優が共演し、バカリズムさんが脚本を担当した「かもしれない女優たち」。女優本人の少しのリアルをもとに練り上げたファンタジーな新感覚ドラマで、2015年上半期SNSで最もコメントされたドラマとしても話題となった。そしてこの度、前回よりもパワーアップして完全新作を放送!主演に広末さん、井川さん、斉藤さん(登場順)の豪華3女優を迎え、「彼女たちが自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていたのだろうか…?」というバカリズムさんの妄想設定のもと、“そうだったかもしれない世界”で生きる本人を本人が演じる。今回は、「全く売れなかった」という人生の中、健気に生きるどん底の生活、そこからの大逆転を描く物語となっている。なお、主演の3人のほかにも藤木直人、竹内結子、夏帆、リリー・フランキーら超豪華キャストも集結する。ドラマ「ビーチボーイズ」が女優人生のターニングポイントだったという広末さんは、「あのとき『ビーチボーイズ』に出演してなかったら?」という設定で、女優への道を諦めきれずハウスキーピングなどのバイトをして食いつなぐ30代半ばの売れない女優・広末涼子役。イケメンとの新婚生活を妄想したり、同い年の売れてる女優・竹内結子に嫉妬したり…とひとり苦労しながらも、仕事に精を出す日々を送っている。一方、写真集「グッドバイブレーション」が映画出演のきっかけとなった井川さんは、「あのとき写真集を出してなかったら」という設定で、忘れられた癒し系モデルとして芽が出ないまま、アラフォーで無謀にも女優への転身を図っている井川遥役。ひょんなことから藤木直人と付き合い小さな幸せをかみ締めつつも、なかなか進展しない恋人関係にしびれを切らし始め、暴言がバンバン登場するという。そして「スケバン刑事」が女優への道のきっかけとなったという斉藤さんは、清純派アイドルのイメージを壊すのが怖くてスケバンの道を進まず、そのまま一発屋アイドルで終わってしまった斉藤由貴役。好奇心旺盛な性格で、10代の青春を取り戻すべく大学に通い、20歳前後の若者に混じって合コンに参加したりしている…。バカリズムさんの脚本に出演するのは初だという広末さんは「ワクワクしながら脚本を読みました。撮影が始まってからは、特殊な面白い設定を楽しませていただいてます。皆さんにも、たくさん笑ってもらえるような作品にしたいです」と自身も楽しんで演じられたと語り、井川さんは「久しぶりのコメディ、バカリズムさんの脚本、とにかく楽しみでした」とコメント。斉藤さんは「広末さん、井川さんがホントに魅力的な女性で、ご一緒出来るのが嬉しい」と共演者について話し、「バカリズムさんの脚本は、心情を丁寧に追っていく会話劇なので、テンポなリズム感を大切に、なるべくちゃんと本を読み、セリフをきちんと覚えたいと思います。どうか、この不思議な世界感をお楽しみください」とメッセージを寄せた。「かもしれない女優たち2016」は10月10日(月)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月03日女優の広末涼子、井川遥、斉藤由貴が主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ『かもしれない女優たち2016』が、10日(21:00~22:48)に放送される。このドラマは、バカリズムが脚本を手がけ、3女優たちが「自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていただろうか…?」という設定の物語を、本人役で演じるというもの。竹内結子、真木よう子、水川あさみが出演した昨年に続く、第2弾となる。今回は、3女優たちが「全く売れなかった」という人生の中、そこからの大逆転を描く物語。「あのとき『ビーチボーイズ』に出演してなかったら?」という設定で、女優を諦めきれず、ハウスキーピングなどのバイトをして食いつなぐ、30代半ばの売れない女優を演じる広末は「バカリズムさんの脚本で演じさせていただくのは初めてなので、ワクワクしながら脚本を読みました」と語る。井川は「あのとき写真集(『グッドバイブレーション』)を出してなかったら?」という設定で、癒やし系モデルとして芽が出ないまま、アラフォーで無謀にも女優への転身を図る役。「バカリズムさんの世界観にしっかりと浸かりながら、関監督のもと、このパラレルワールド楽しんでいきたいです」と意気込んだ。そして、清純派アイドルのイメージを壊すのが怖くて『スケバン刑事』に出演せず、一発屋アイドルのままで終わってしまったという役を演じる斉藤は「心情を丁寧に追っていく会話劇なので、テンポなリズム感を大切に、なるべくちゃんと本を読み、セリフをきちんと覚えたい」と演じる上での意識をハナシている。バカリズムは「僕の勝手な妄想です。笑いながら気楽にお楽しみください」と予告。共演には、広末が同い年で嫉妬している売れてる女優役で竹内結子、井川の恋人役で藤木直人、斉藤がママを務める夜のバーの常連客としてやってくる売れてる女優として夏帆も登場する。
2016年10月03日直木賞作家・黒川博行氏の小説『後妻業』を映画化した本作は、病弱な資産家老人を次々とだまくらかしては莫大な財産を奪い続ける毒グモ女・武内小夜子をめぐる物語だ。毒グモ女といえばゴールデンボンバーだけど、歌に登場する毒グモ女なんて可愛いもの。あれはちょっと可愛いキャバ嬢に失恋する男の話だもんね。毒グモ女としてプロ中のプロである小夜子は、命も含めて、全部を奪うかなり怖い女だ。彼女はまず婚活パーティで「武内小夜子、63歳。若くして夫を失いました。趣味は読書と星を見上げること。尽くすタイプです」とあどけなく自己紹介。これはだましのプレリュードで、ターゲットを定めるや攻めは一気に加速。あるときはツンデレ女、あるときは世間知らずの未亡人、そしてセクシー熟女といった具合に狙った男性の好みに合わせて自由自在に変身するのだから、寂しい老年男性はもうイチコロ。ただ男をメロメロにして、結婚に持ち込んでも終わりじゃない。言葉巧みに「財産・土地家屋をすべて妻に譲る」という公正証書遺言を作らせて、あとは夫となったターゲットの死を待つ。そして、なかなか死ななかったら、それなりの手段を講じる。後妻業には協力者は必要だし、夫の遺族との確執も待ち構えている。小夜子の場合はさらに怪しい探偵との戦いも加わって、事態が紛糾!大金を手にするためとはいえ修羅場を何度も乗り越えるには度胸と図々しさが必要なのね~と観ながら小夜子リスペクト。用意周到な悪女のはずなんだけど、「男をだまして何が悪い」とばかりに開き直っているのが逆に痛快に感じもする。モラル的には遺族側に同情すべきでも、小夜子役の大竹しのぶが魅力的なので思わず彼女に感情移入するから不思議だ。タバコをぷかぷか吸いながら自分に都合のいいことばかりをまくしたてる小夜子は多分、実際にいたら相当にいけ好かない女のはず。夫の子供に高額な葬儀代を要求するわ、自分の息子に平然と「死ね」と言い放つわ。豊川悦司演じる結婚相談所所長も、相棒なのに「いちばん嫌い」と言うほど。でも大竹の天性の人たらしぶりが炸裂し、どこか憎めないというか、脆さを隠すために強面武装しているのが伝わるのだ。17歳の家出少女時代から60代までを演じてもまったく違和感がないのは大竹が童顔のせいもあるが、やはり抜群の演技力があるから。小夜子と戦う義娘役の尾野真千子をはじめ、津川雅彦や笑福亭鶴瓶、永瀬正敏といった豪華共演陣の好演も見逃せないアンサンブル映画ではあるが、大竹の吸引力はダイソンの掃除機100台に匹敵するほど。彼女なしでは成立しない、まさにハマり役だ。もちろん黒い話をコミカルにまとめ、人生の悲喜こもごもを浮かび上がらせた鶴橋康夫監督の手腕も素晴らしい。◇監督/鶴橋康夫出演/大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏ほか8月27日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開。※『anan』2016年8月31日号より。文・山縣みどり(C)2016「後妻業の女」製作委員会
2016年08月30日映画『後妻業の女』が8月27日(土)に公開を迎え、主演の大竹しのぶをはじめ、豊川悦司、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏、長谷川京子、水川あさみ、鶴橋康夫監督が舞台挨拶に登壇した。直木賞作家・黒川博行の小説「後妻業」を原作に、高齢の富裕層の遺産を狙う“後妻業”に精を出す女を通じて、金と欲望に溺れていく人間の本性を描き出していく。映画を観たばかりの観客の拍手に迎えられた大竹さんは「(観客が)いらしてくださるか心配でしたが、こんなにたくさんの方とスタートが切れて、感謝でいっぱいです」とホッとした表情を見せた。“後妻業”の社長を演じた豊川さんは、観客に向け「我が社で後妻業をやってみたい人はぜひ、受付に申し込み用紙がありますので、記入の上にスタッフにお渡しください(笑)」と営業活動。水川さんは豊川さんの言葉を受け「後妻業のエースのしのぶさんがあんなにキラキラしてるなら、私も将来、やっていいかなと思います(笑)。あとで、申込用紙に書こうかと…」と乗り気のよう。長谷川さんは背中の大きくあいたセクシーな黒の衣裳で登場!登壇した男性陣の中で、騙しやすそうなのは?という質問に戸惑いつつ「鶴瓶さんかな?監督も。情にほだされやすそう」と笑みを浮かべて回答。同じ質問に水川さんは「監督ですかね?本当はできることなら豊川さんを騙したい!でも無理そう(苦笑)。しっかりと自分がぶれずにある方なので」と語ったが、豊川さんは「あさみちゃんになら騙されてもいいかなって思います(笑)。かわいい妹なんで」とデレデレ。そして“エース”大竹さんは「誰でも騙せます!」と自信満々に語り、会場は大きな拍手に包まれた。舞台挨拶で、思わぬ“暴走”を見せて共演陣を慌てさせていたのが津川さん。本作を「男のセックスへの欲望を描いている!」と強調し「品よくしてる男ほどエッチなんですよ」と持論を展開する。劇中、大竹さんのお尻をつかむシーンについて「男の衝動」と表現し「いま、話題になっている22歳の…」と“地雷”を踏みかけたところで鶴瓶さんが慌てて「いらんこと言うなや! もうよろしい!」と止めに入った。その後も、大竹さんと鶴瓶さんのベッドシーンについても、津川さんは「テレビで“前”を出したがる男がお尻を出しても面白みがない!」と鶴瓶さんのかつての露出事件を蒸し返し「もう忘れてくださいよ、その話は」と鶴瓶さんを苦笑させるなど、76歳にして言いたい放題!一方、鶴瓶さんも、大竹さんの劇中での流暢な大阪弁について絶賛し「誰に習ったの?」とニヤリ。ここでも、大竹さんが答える前に津川さんが「さんまちゃんに決まってる!」と口をはさみ、さらに男たちを次々と騙していく大竹さんの演技について「さんまちゃんに聞いたら『あれは地です』って言ってた(笑)」と語り、会場をわかせていた。『後妻業の女』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月27日女優の大竹しのぶが8月1日(月)、都内で行われた主演作『後妻業の女』の完成披露試写会に出席。遺産目当ての“魔性の後妻”を演じ「皆さんからピッタリと言われますが、全く嬉しくありません!」と適役だと絶賛する声に対し、笑顔で不服を申し立てていた。死期が迫った裕福な独身男性に近づき、妻の座を手にし、死後の財産までも奪う“後妻業”を営む小夜子(大竹さん)と、彼女にターゲットを紹介し、裏で操る結婚相談所所長の柏木。そんな2人の悪事を、遺族や裏社会の探偵が暴き出そうとするが…。直木賞作家の黒川博行によるベストセラー小説「後妻業」を映画化。舞台挨拶には大竹さんをはじめ、豊川悦司、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏、尾野真千子、水川あさみ、風間俊介、鶴橋康夫監督が出席した。大竹さんの本音とは裏腹に、“相棒”柏木を演じる豊川さんも「この役は大竹さんしかいないと確信した」と太鼓判。ラブシーンを演じる鶴瓶さんは「キスのシーンで、この人(大竹さん)歯をグーッとして、全然キスさせてくれないんですよ」と裏話を明かした。また、大竹さんと尾野さんは劇中で壮絶なバトルを繰り広げており、「ビンタが入った瞬間、『良し決まった』と思いましたね」(大竹さん)、「お尻を蹴られることなんて、なかなかないですし」(尾野さん)。さらに尾野さんが「くそばばあ!」と大竹さんを罵るシーンもあり、「あのときは、我を忘れていたよね」(大竹さん)、「この場を借りて、お詫びします」(尾野さん)と“和解”していた。また、この日は津川さん&鶴橋監督の“76歳コンビ”が大暴走!津川さんが自身が演じる役柄の顛末を上映前の観客に明かしたかと思えば、鶴橋監督にいたってはラストシーンをしゃべってしまう無双ぶりで、鶴瓶さんがマイクを奪い取る場面もあった。『後妻業の女』は8月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日人気アイドルグループ『関ジャニ∞』の大倉忠義さんと、女優の吉高由里子さんの熱愛が報じられたことで、ひそかに注目を集めたのが大倉さんの“元カノ”と言われるタレントの芹那さん。2人とも特徴的な声をしていることから、 「大倉くんって独特な声の女性が好きなの?」という話も聞かれました。この他にも、芸能界には特徴的な声を持つ女性芸能人が多く見られますが、そういった声は魅力的である反面、時には反感を買ってしまう原因にもなります。そこで、パピマミ読者のみなさまに「声が嫌いな女性芸能人は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●声が嫌いな女性芸能人は?・1位:芹那……32%(131人)・2位:金田朋子……13%(55人)・3位:鈴木奈々……10%(40人)・4位:前田敦子……8%(35人)・5位:松野明美……8%(33人)・6位:紗栄子……5%(22人)・7位:miwa……5%(21人)・8位:吉高由里子……3%(14人)・9位:水川あさみ……3%(12人)・同率10位:はいだしょうこ……2%(10人)・同率10位:土屋アンナ……2%(10人)※11位以下は省略※有効回答者数:414人/集計期間:2016年7月15日〜2016年7月18日(パピマミ調べ)●第1位:芹那最も多くの票を獲得したのは『芹那』さんで、32%(131人)でした。『明らかに普段とは違うしゃべり方してるってのが見え見えで嫌い。あれがウケると思って始めたのかな?』(30代女性/保育士)『聞いてるとただただ不快。たぶん声だけじゃなくて話し方とかもあると思うけど、よくイラつかせられる』(20代女性/事務職)アイドルとしての活動を卒業後、バラエティ番組で引っ張りだことなっていた芹那さん。鼻にかかるゆっくりとした話し方は男性ウケもいいのか、“芸能界一のモテ女” とまで言われていたこともあります。しかし、ぶりっことも思える口調や仕草を含め、同性からのイメージはすこぶる悪い様子。本人はかたくなに作った声であることを認めようとはしませんが、SDN48に加入する前に撮影されたビデオにはハキハキと話す姿 が映っているものもあり、どちらにせよ反発があるのは事実と言えるでしょう。大倉さん以外に、サッカーの長友祐都選手などとも熱愛の噂があるなど恋多き女性であることも、嫌われてしまう一因なのかもしれませんね。●第2位:金田朋子2位にランクインしたのは『金田朋子』さんで、13%(55人)でした。『あまりにも声が特徴的すぎて会話ができなさそうだし、深刻な話とかしてても笑っちゃいそう』(30代男性/営業職)『声質はもちろん、声量が大きすぎるのが苦手です。いつもビックリさせられそうですよね』(30代女性/アパレル)もともと普通の会社員として生活を送っていたなか、姉のすすめで声優の道へと進むことになった金田さん。ヘリウムガスを吸っても声が変わらない らしく、生粋のハスキーボイスの持ち主です。特徴ある声はもちろん、天然な性格や常識はずれの行動もたびたび注目を集めており、そういった部分を受け入れがたいと思う人たちも多い様子。付き合いの長い友人も「慣れない」と感じるようですが、声を仕事にする声優だけにこの結果は大きなダメージと言えるのではないでしょうか。●第3位:鈴木奈々3位にランクインしたのは『鈴木奈々』さんで、10%(40人)でした。『テレビ越しでも耳にキンキン響くのに、面と向かって話すとかちょっと想像できないですね』(40代男性/アパレル)『近くでしゃべってると耳を悪くしそう。あと手とかぶつかりそう(笑)』(30代女性/主婦)おバカキャラとして人気の鈴木奈々さんですが、れっきとしたモデルでもあります。声自体は、上位2人と比べるとそれほど特徴的とは言えないかもしれませんが、問題はそのテンション。ハイテンションかつ耳に突き刺さるようなトーンで話す声 は、ただただ「うるさい」のひと言につきます。また、大きな身振り手振りで同じことを何度も繰り返し発言するのも特徴で、落ち着いて話をするということが想像しにくいかもしれません。----------いかがでしたか?特徴的な声に加え、独特なキャラクターを持った人が上位を独占する結果となりました。声というのは生まれ持ったもの だけに、好きではないからといって変えることもできません。“作った声ではない”“落ち着いて話ができる”ということが、人を不快にさせるかどうかの基準となりそうですから、その点を意識してみるといいかもしれませんね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜16位)】声が嫌いな女性芸能人は?()●文/パピマミ編集部
2016年07月20日国分太一と真矢みきがMCを務める平日朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」。このほど、3月28日(月)より放送2年目に突入する本番組の人気企画「密着!ビビット」に、先日最終回を迎えたばかりの金曜ドラマ「わたしを離さないで」や映画『僕だけがいない街』に出演する人気子役・鈴木梨央が登場、ギターの弾き語りなどプライベートの姿をテレビ初披露していることが分かった。金曜ドラマ「わたしを離さないで」は、綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみという豪華キャストで、英国の作家カズオ・イシグロのベストセラー小説を舞台を現代の日本に移してドラマ化。人里離れた場所の隔離された施設・陽光学苑で育った主人公たちが、将来、臓器移植の“提供者”となる宿命に抗おうとする姿を切なく描き出し、鈴木さんは綾瀬さん演じる恭子の“子ども”時代を好演した。また、NHKの朝ドラ「あさが来た」ではヒロイン・あさ(波瑠)とあさの娘・千代(小柴風花)の幼少時代の二役で登場して注目を集めたほか、吉田羊と親子に扮しているポカリスエットのCMなどでもお馴染みだ。今回の「密着ビビット」では、現在公開中の映画『僕だけがいない街』の初日舞台挨拶の裏側に潜入!鈴木さんは、藤原竜也が演じる主人公・藤沼悟の小学校のクラスメイトで、母親の恋人から虐待を受け、連続誘拐殺人事件の被害者ともなる雛月加代という難役を熱演中。藤原さんや有村架純、石田ゆり子、及川光博ら錚々たる共演者たちが顔をそろえた、その舞台裏に完全密着する。さらに、今回は鈴木さんの貴重なプライベート姿も初公開。乗馬に初挑戦する模様をはじめ、行きつけの寿司屋で“梨央流”の食べ方を披露するほか、ギター教室で練習中の「ヒカリへ」(miwa)の弾き語りをテレビで初披露!これまでのドラマや映画ではなかなか見ることなかった鈴木さんの素顔を紹介する。「白熱ライブ ビビット」は3月28日(月)8時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみら日本のドラマ界を牽引する実力派俳優が出演するTBS金曜ドラマ「わたしを離さないで」。本日18日(金)いよいよ最終回を迎える。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられて育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。子どもらしい生活、教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。本作は、カズオ・イシグロの同名小説を原作としており、世界初のドラマ化に注目を集めている。物語は“コテージ編”から最終章“希望編”へ移り、ついに最終回を迎える本作。最終回である第10話は、唯一の希望であった猶予がないことが分かり、塞ぎこんでしまった友彦。そして、そんな友彦に3度目の提供通知が届く。なんとか友彦を元気づけることはできないかと考えていた恭子は、ある日ばったりと龍子(伊藤歩)と再会。落胆し、無気力となった友彦の様子を聞いた龍子は、少年サッカーの試合観戦に友彦を連れ出そうと提案する。一度は諦めた夢に再び熱くこみ上げるものを感じる友彦。そんなとき、「希望」に満ちた真実を知らされることになる…。そんな第10話に出演することが決定したのは、「かもめんたる」の槙尾さん。近年「新・牡丹と薔薇」「スペシャリスト」などにゲスト出演するなど活動の幅を広げる槙尾さんが今回演じるのは、少年サッカーチームに所属する男の子の父親役。その親子には“ある秘密”が隠されており、その秘密は、恭子、友彦、龍子の「希望」へとつながるものであり、彼ら提供者が生まれてきた意味を問いかけるものであるという。最終回にして重要な役どころとなった槙尾さんは、「以前から非常に考えさせられるドラマだなと興味深く拝見していたので、今回関われることになりとてもうれしいです」と喜びを語り、「撮影を通して、とても丁寧に作られている作品なんだなと参加してみてあらためて感じました。観終わった後、改めて自分の人生と向き合う機会を作ってくれる素敵なドラマだと思います」と本作について語った。本音を打ち明け合い、初めて分かり合えた親友・美和との別れ。そしてようやく一緒になることができた友彦と恭子。しかし唯一の希望“猶予”が存在しないことを知り、さらに友彦との別れが近づく中で、恭子は何を思うのか…。最終回も目が離せない。「わたしを離さないで」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:わたしを離さないで 2011年3月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2010 Twentieth Century Fox
2016年03月18日現代人が抱える苦悩と希望を、寓話性を用いたストーリーと多彩な演出を取り入れて表現し、注目を集めている舞台芸術集団・地下空港。第16回公演となる『ポセイドンの牙』は、映画『告白』での抜擢以来、映像を中心に活躍する藤原薫や、舞台『激動』(水川あさみ主演)でもメインキャストを演じた原嶋元久ら、実力派若手俳優たちを客演に迎えた意欲作。地下空港で脚本と演出を担当する伊藤靖朗と、主演を務める藤原、昨年に続いての地下空港への出演となる原嶋に意気込みを聞いた。地下空港『ポセイドンの牙』チケット情報とある海洋都市、オトガメ市。水産高校に通う須永宇宙期(ソラキ/藤原)、クリスチャンの道井磨多井(原嶋)、貝類オタクの葛先賢人(猪野広樹)、エロで頭がいっぱいの生方英(平田雄也)、お坊ちゃんな萩原安打尊(佐野勇斗)の通称"スイサンズ"は、今日も女の子の話で盛り上がっている。そんな中、自治体が資金難に陥り、水産高校が防衛人材育成高校に変わる計画が持ち上がる。スイサンズは岬の海底に眠るという〈黄金の釣針〉を手に入れることで、その計画を阻止しようとするが……。物語は謎の怪物カルナ(兼崎健太郎)やドローナ(中村龍介)、正体不明なポセイドン(滝川英治)、さらにはオトガメ市の土地を買い占めようとする企業の社員(渡辺和貴)らも登場し、壮大なスケールで展開する。「海と命、そして戦争と未来を書きたかった」という伊藤は、「そう言ってしまうと、壮大すぎるかもしれませんが(笑)。原発事故以降の海洋汚染だったり、世界中で絶滅危惧種の動物が増えていたりすることへの不安は、今では誰もが感じていること。だからこそ子供たちに未来をどう託していけばいいのか考えたいと思った」と語る。とはいえ「固いテーマでも表現は楽しく」という伊藤らしく、スイサンズの日常は、どこにでもいるバカで愛すべき男子高校生のそれだ。藤原は「戦争のことはまったく知らない世代ですけども、伊藤さんの脚本の意味を一つひとつ理解して演じたい。等身大の高校生を演じつつ、物語の後半で海の神と対決するギャップを見せることで、同世代のお客さまにも戦争の意味を伝えられれば」と表情を引き締める。隣の原嶋から「伊藤さんの稽古は体力勝負だよ」と聞かされるも、「負けず嫌いなところがあるので、そこはたぶん大丈夫」と笑顔を見せる頼もしい一面も。また原嶋演じるクリスチャンの道井役は、「欧米映画の多くがそうであるように、僕も神話や聖書をメタファーにしているところはあります」(伊藤)というだけに、物語のカギを握る役どころだ。「伊藤さんの舞台は熱くて緻密なので大変だけど(笑)、やりがいは抜群です。小道具にまで意味が込められているので、ぜひ舞台の隅々まで観てほしいですね」と原嶋も気合い充分。ふたりの瑞々しい実力が存分に発揮されるだろう本作。その開幕が今から楽しみだ。公演は6月1日(水)から5日(日)東京・紀伊國屋ホールにて。チケットの一般発売は3月13日(日)午前10時より。取材・文佐藤さくら
2016年03月11日現代人が抱える苦悩と希望を、寓話性を用いたストーリーと多彩な演出を取り入れて表現し、注目を集めている舞台芸術集団・地下空港。第16回公演となる『ポセイドンの牙』は、映画『告白』での抜擢以来、映像を中心に活躍する藤原薫や、舞台『激動』(水川あさみ主演)でもメインキャストを演じた原嶋元久ら、実力派若手俳優たちを客演に迎えた意欲作。地下空港で脚本と演出を担当する伊藤靖朗と、主演を務める藤原、昨年に続いての地下空港への出演となる原嶋に意気込みを聞いた。地下空港『ポセイドンの牙』チケット情報とある海洋都市、オトガメ市。水産高校に通う須永宇宙期(ソラキ/藤原)、クリスチャンの道井磨多井(原嶋)、貝類オタクの葛先賢人(猪野広樹)、エロで頭がいっぱいの生方英(平田雄也)、お坊ちゃんな萩原安打尊(佐野勇斗)の通称"スイサンズ"は、今日も女の子の話で盛り上がっている。そんな中、自治体が資金難に陥り、水産高校が防衛人材育成高校に変わる計画が持ち上がる。スイサンズは岬の海底に眠るという〈黄金の釣針〉を手に入れることで、その計画を阻止しようとするが……。物語は謎の怪物カルナ(兼崎健太郎)やドローナ(中村龍介)、正体不明なポセイドン(滝川英治)、さらにはオトガメ市の土地を買い占めようとする企業の社員(渡辺和貴)らも登場し、壮大なスケールで展開する。「海と命、そして戦争と未来を書きたかった」という伊藤は、「そう言ってしまうと、壮大すぎるかもしれませんが(笑)。原発事故以降の海洋汚染だったり、世界中で絶滅危惧種の動物が増えていたりすることへの不安は、今では誰もが感じていること。だからこそ子供たちに未来をどう託していけばいいのか考えたいと思った」と語る。とはいえ「固いテーマでも表現は楽しく」という伊藤らしく、スイサンズの日常は、どこにでもいるバカで愛すべき男子高校生のそれだ。藤原は「戦争のことはまったく知らない世代ですけども、伊藤さんの脚本の意味を一つひとつ理解して演じたい。等身大の高校生を演じつつ、物語の後半で海の神と対決するギャップを見せることで、同世代のお客さまにも戦争の意味を伝えられれば」と表情を引き締める。隣の原嶋から「伊藤さんの稽古は体力勝負だよ」と聞かされるも、「負けず嫌いなところがあるので、そこはたぶん大丈夫」と笑顔を見せる頼もしい一面も。また原嶋演じるクリスチャンの道井役は、「欧米映画の多くがそうであるように、僕も神話や聖書をメタファーにしているところはあります」(伊藤)というだけに、物語のカギを握る役どころだ。「伊藤さんの舞台は熱くて緻密なので大変だけど(笑)、やりがいは抜群です。小道具にまで意味が込められているので、ぜひ舞台の隅々まで観てほしいですね」と原嶋も気合い充分。ふたりの瑞々しい実力が存分に発揮されるだろう本作。その開幕が今から楽しみだ。公演は6月1日(水)から5日(日)東京・紀伊國屋ホールにて。チケットの一般発売は3月13日(日)午前10時より。取材・文佐藤さくら
2016年03月11日衝撃のラストまで残すところあと2話となった綾瀬はるか主演ドラマ「わたしを離さないで」。世界で初めてドラマ化された本作の結末に注目が集まる中、今週11日(金)放送の第9話に国際弁護士・八代英輝が出演することが明らかとなった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられて育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。子どもらしい生活、教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。物語は“コテージ編”から最終章“希望編”へと移り変わり、美和が“天使”となってようやく一緒になることができた恭子と友彦。物語も終盤に入り、いよいよ残すところ2話となった本作だが、八代さんが出演するのは11日放送の第9話。出版社で働く男性編集者・古井役として登場する。古井は恭子が触れ合う数少ない外界の人間の一人であり、“介護人”として働く傍ら、友彦と唯一の希望である“猶予”を獲得するにあたって、恵美子(麻生祐未)との再会の架け橋となる重要な人物だ。終始緊張した面持ちながらも、自分の手帳を持参して役作りをするなど、入念な演技プランのもと撮影に臨んでいた八代さん。本業の弁護士としてはもちろんのこと、講演会やラジオ・恵俊彰と共にMCを務める「ひるおび!」のテレビ出演など、様々な分野でマルチに活躍する八代さんは、今回の出演について「自分に声がかかるとは考えてもいませんでしたし、夢にも思っていませんでした。重厚なテーマのドラマなので、お断りしようかという気持ちも何割かあったのですが、こんな機会はそうそうないことだと思い、チャレンジさせていただくことにいたしました」と明かす。また現場では、歩くときに手と足が同時に出てしまうぐらい緊張していたそうだが、綾瀬さんとの共演について「女優・綾瀬はるかをこんなに見つめて許されるのだろうかと心配になりました(笑)。いつもは番宣のときぐらいしかお会いする機会がなく、そのときは明るくスタジオに来られるので、今回のように役柄に入られた姿を見るのは初めてでした。美しいと思うと同時に、プロの女優としての迫力を感じました」と振り返った。提供という責務を果たし、“天使”となった美和の想いを胸に、恭子と友彦は“猶予”を勝ち取ることができるのか?そして、再開した恵美子の口から語られる衝撃の事実とは?放送を楽しみに待ちたい。「わたしを離さないで」毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月10日国際弁護士の八代英輝氏が、TBS系ドラマ『わたしを離さないで』(毎週金曜22:00~)の第9話(11日放送)に出演することが9日、わかった。本作は、英国で100万部を超える大ヒットとなったカズオ・イシグロ氏の同名小説の初ドラマ化作品。綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみ演じる"提供"という使命を抱えて生きる3人の男女の数奇な運命を、愛情と友情、絶望と希望、生と愛を絡めながら描く。昼の情報番組『ひるおび!』(平日11:00~13:52)で司会を務めている八代弁護士が演じるのは、出版社で働く男性編集者・古井。恭子(綾瀬)が触れ合う数少ない外界の人間の一人で、友彦(三浦)と猶予を獲得するにあたって、恵美子(麻生祐未)との再会の架け橋となる重要なキャラクターだ。八代弁護士は終始、緊張した面持ちながらも、手帳を持参して役作りをするなど、入念な演技プランのもと撮影に臨んだ。そんな八代弁護士は、「自分に声がかかるとは考えてもいませんでしたし、夢にも思っていませんでした」とオファーを受けた際を回顧。その上で「重厚なテーマのドラマなので、お断りしようかという気持ちも何割かあった」と率直に吐露しつつも、「こんな機会はそうないことだ」との思いに至り、挑戦した。それでも当初、現場では「歩くときに手と足が同時に出てしまうぐらい」緊張したようで、キャストやスタッフが空気を和らげてもらったという。共演した綾瀬については、対面するシーンを思い返して「こんなに見つめて許されるのだろうかと心配になりました」と笑い、「美しいと思うと同時に、プロの女優としての迫力を感じました」と称賛。また、「命の大切さが丁寧に描かれている、とても見ごたえのある作品」と本作を表しながら、「ドラマオリジナルの結末を楽しみにしていただければ」と呼びかけている。(C)TBS
2016年03月10日駆け引き上手で周囲の男性を翻弄し、気に食わない女性がいたら平気で蹴落とす“悪女”。あなたの周りには、そんな願わくばお近づきになりたくない女はいませんか?知らないうちにライバル視され、修羅場に巻き込まれたことがある人もいるかも?それともあなた自身が悪女…?◆あなたはどんな悪女?現在放送中の『わたしを離さないで』(TBS系)で、水川あさみさんが演じた美和の悪女ぶりが「すごすぎる」「イライラする」と話題に!(先日、悲しい別れを迎えてしまいましたが…)そこで今回はドラマにちなみ、みなさんの中に眠る“悪女のタイプ”や、怖いけど憎めない“悪女な魅力”のポイントを12星座別にご紹介します。【牡羊座】行く先を阻み陥れる悪女あなたの中に眠るのは、火に属し火星に支配された「行く先を阻み陥れる」悪女。男性的で欲望に忠実。狙ったら先手必勝、絶え間なくあの手この手で打って出ます。例えば、周りのみんなが憧れる男性がいたら…あなたの中に眠る悪女は「即効でカレと仲良くなれ」と囁くでしょう。好きになるのは後でもいいから、手を出そうとする女を阻止しなさいと。周りは「いつの間にー!?」とあなたに賞賛の嵐。憎めないのはその満足そうな笑みと瞬発力。あまりの速さに誰もが圧倒されてしまいます。【牡牛座】性でムッツリ陥れる悪女あなたの中に眠るのは、土に属し金星に支配された「性でムッツリ陥れる」悪女。女性的で欲求は激しめ。無関心を装い、甘い顔をしてスッポンみたいに食らいつきます。例えば、タイプの男性がいたら…あなたの中に眠る悪女は「カレが欲しいの?」と囁きます。欲しいなら奪え、諦めるなと。そしてあなたの性を目覚めさせるでしょう。周りが、普段はおとなしいあなたの豹変ぶりに「いつから…?」と驚愕。だけど憎めないのは、愛犬が飼い主に甘えるようなその上目遣い。気づかれずに所有するテクも抜け目がありません。【双子座】目撃者を陥れる悪女あなたの中に眠るのは、風に属し水星に支配された「目撃者を陥れる」悪女。男性的で遊び好き。頭、手足、使えるモノ全てを使って面白そうな匂いを嗅ぎつけます。例えば、ちょっと気になるカレを発見すると…あなたの中に眠る悪女は「周りを操作してカレに接近せよ」と囁きます。あなたとカレはお似合いって噂を流せばいいと。周りが「そんな噂あった?」と呆気にとられても、あなたは「だよねっ」と知らん顔をすればOK。憎めないのは、あまりに無邪気で楽しそうだから。恋の駆け引きで右に出るモノはなし。【蟹座】ハケ口を見つけ陥れる悪女あなたの中に眠るのは、水に属し月に支配された「ハケ口を見つけ陥れる」悪女。女性的で時々ツマミ食い。誰かの手からおいしいモノがこぼれ落ちないかと願っています。例えば、恋をするなら…あなたの中に眠る悪女は「友人や仲間内で手を打て」と囁きます。それが友達の彼氏や既婚者であったとしても…。当然、周りは「信じていたのに…」と驚きますが、それでも憎めないのは正直で親切だから。あなたはあくまでも被害者を装い、周囲の同情を買うでしょう。そして何度も同じことを繰り返すのです。【獅子座】鳥かごを用意して陥れる悪女あなたの中に眠るのは、火に属し太陽に支配された「鳥かごを用意して陥れる」悪女。男性的で支配欲が強め。華やかなステージには自分ありきと本気で思っています。例えば、憧れの男性がいたら…あなたの中に眠る悪女は「ワナを仕掛けろ」と囁きます。取り巻きを側に置き、カレが関心を示して入り込んだスキを狙えと。周りは「カレもついに…」と成り行きを見守るのみ。憎めないというより、あなたの視界に入って恨みを買いたくないのかも。そんな空気を読むことなくあなたは平然としているでしょう。【乙女座】罰を与えて陥れる悪女あなたの中に眠るのは、土に属し水星に支配された「罰を与えて陥れる」悪女。女性的ですが、かわいらしさには欠ける部分が。隅から隅まで目を配り、嫌なモノを徹底的に排除します。例えば、デリカシーに欠ける女子が恋バナをしたら…あなたの中に眠る悪女は「早く黙らせろ」と囁きます。言い逃れできない事実を見つけて、手をゆるめずに追求せよと。それでも憎めないのは一理ある正当性ゆえ。とはいえ、どこからどう見てもダメな男に入れ込み、正論をさらっと上書きしてしまうおバカなところもあるでしょう。【天秤座】余裕しゃくしゃくで陥れる悪女あなたの中に眠るのは、風に属し金星に支配された「余裕しゃくしゃくで陥れる」悪女。男性的で誘惑を好み、決して心を乱すことなく静かにタイミングを計ります。例えば、マンネリ化したカレとの関係に…あなたの中に眠る悪女は「手を切るタイミング」だと囁きます。もっとスリリングで気の利いたカレに乗り換えなさいと。周りはあなたの調子の良さに「ズルい」と一言。来る日も来るも尻尾を捕えようとしますが、逃げ足が速くて捕獲は不可能。憎めないのはピンチを察知して適応するその能力。おみごとです。【蠍座】周りを固めて陥れる悪女あなたの中に眠るのは、水に属し冥王星に支配された「周りを固めて陥れる」悪女。女性的で周到に奪うタイプ。ジリジリと近づきジワジワ攻めて、最後はガブリと飲み込みます。例えば、忘れられない元カレに新しい彼女ができたら…あなたの中に眠る悪女は「カレと彼女を後悔させたくない?」と囁きます。二人が辟易するまで執拗にマークし続けろと。周りは容赦のないあなたに「トコトンやれば」と味方として参戦。それもそのはず、あなたには憎めないほど本気で奪う覚悟があるから。たとえ心が疲れて破壊されようとも…。【射手座】ジャジャ馬根性で陥れる悪女あなたの中に眠るのは、火に属し木星に支配された「ジャジャ馬根性で陥れる」悪女。男性的で熱狂的。高望みでも行きすぎでも、目に留まれば何をしてでも射止めます。例えば、あなたに真剣交際中のカレがいても…あなたの中に眠る悪女は「恋愛は宝クジと同じ」だと囁きます。手に入れなければ始まらない。飽きたらゴミのように捨てればいい…と。浮気は甲斐性。周りは「どうせ今だけ」と認識。憎めないのは今始まったことじゃないから。周囲が騒ぐ頃には、次の宝クジを選びつつ元サヤに収まっていたりするでしょう。【山羊座】ヒステリックに陥れる悪女あなたの中に眠るのは、土に属し土星に支配された「ヒステリックに陥れる」悪女。女性的ですが、かわいらしさには欠けるほう。基本的にネガティヴで恨みつらみを引きずります。例えば、親友があなたが片思い中のカレと仲良くしていたら…あなたの中に眠る悪女は、あなたを哀れみ、「片思いを諦めたら」と囁きます。誰でも自分がかわいいいし、平気で嘘をつくし、親友だって魔が差す生き物なのだと。周りはあなたに「勘違いでは?」とアドバイス。けれど思い込みは一層増すでしょう。憎めないのは、落胆が激しく真面目で不器用だからです。【水瓶座】溜まったストレスで陥れる悪女あなたの中に眠るのは、風に属し天王星に支配された「溜まったストレスで陥れる」悪女。男性的で刺激好き。アップダウンが激しい感情や異常性を隠すため、広く浅く付き合います。例えば、恋人にしたい男性が他の子を好きになったら…あなたの中に眠る悪女は「プライドが傷つくよね?」と囁くでしょう。カレかその子に対してキレるか、早々にお仕置をしなさいと。周りはよくわからないまま応援。それもそのはず、あなたは小悪魔的で憎めない人だから。あなた自身は遊び相手で気を紛らしながら、溜まったストレスを使って計画を実行に移します。【魚座】酔いしれ陥れる悪女あなたの中に眠るのは、水に属し海王星に支配された「酔いしれ陥れる」悪女。女性的で誘惑に弱いタイプ。とりとめのない態度で存在を曖昧にし、責任は上手に逃れます。例えば、好きな人に彼女がいたら…あなたの中に眠る悪女は「タイミングがズレただけ」と囁きます。カレと付き合えば二人の秘密を共有できるし、誰も邪魔しない恋だよと。周りはそのことに気づかず、「合コンに行こう」と誘ってくるでしょう。万一、周囲にカレとの関係がバレても、憎めないのは不幸を自覚していないから。もっといい人がいれば、その時はその時だとも思っている部分もあります。いかがでしたか?この原稿を書いていて、星座別のキーワードがポンポン頭に浮かぶたび、筆者もどこかで自分の悪女ぶりを発揮しているのでは?と少し心配になりました。これらは飽くまで内側に眠るモノ。ドラマか夢の中だけで終わらせたいものですね。でも、恋愛で窮地に陥り、後にも先にも進めなくなった時には、ほんの少しだけ悪女になってみてもいいかも!?(文=はゆき咲くら)【プロフィール】土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡
2016年03月10日映画化・舞台化を経て世界初のテレビドラマ化となった「わたしを離さないで」。先週26日放送の第7話からいよいよ最終章“希望編”に突入し、物語も佳境に入ってきた本作の撮影現場に、劇中歌の作曲を担当したやまだ豊と、劇中歌を歌うジュリア・ショートリードが激励訪問したことが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられて育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。子どもらしい生活、教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある氏名を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる。今夜4日放送の第8話では、美和の希望で陽光のあった場所へ訪れた恭子たち3人。そこでなんと幼少期の恭子に瓜二つの少女(鈴木梨央)の姿を発見し、3人の関係が大きく変化する――。撮影も佳境に入り、まさにラストスパートに差し掛かった撮影現場。そんな中、やまださんとジュリアさんが激励に訪れた。やまださんは「マルモのおきて」「東京喰種トーキョーグール」など様々な音楽を担当しており、本作ではドラマの音楽全般と劇中歌を作曲。劇中歌の作詞と歌を担当しているジュリアさんは、カナダと日本のハーフで、モデルや歌手として活動しており、『海街diary』の挿入歌やCMなどでも出演や歌を披露しいま注目を集めている。いままでにもドラマの現場に訪れたことがあるやまださんは「今回のように控え室が用意されていたのは初めてで(笑)。今日は作品のいちファンとして撮影を見守らせていただきました」と語り、ジュリアさんは「裏でこんなにもたくさんの人が動いていて、多くのセットがあることに驚きました」と初めての撮影現場に目を丸くした。そして主演の綾瀬さんと三浦さんとの初対面については「本当に緊張しました。今回のお話を聞いたときにすごく興奮してしまって。その時から緊張するだろうと予測はしていたのですが、今までテレビの中でしか見たことのなかった2人に会うことができて感激です」と喜びを興奮気味に語った。残り3話となったドラマに対し、本作のファンでもあるという2人は「見ていて本当に毎週心が苦しいのですが、恭子と友彦が提供を免れ、いち市民として結ばれてほしい」とやまださんは心境を吐露。またジュリアさんは「映画と原作を見ているので、どこかで結末がよぎる時があります。でも、もしかしたらドラマでは違う結末があるかもしれないと期待しながら見たい」と期待のコメントを寄せていた。「わたしを離さないで」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月04日本日26日の第7話からついに「最終章・希望編」に突入する綾瀬はるか主演「わたしを離さないで」。この度、綾瀬さん演じる恭子の幼少期を演じた鈴木梨央が、来週放送の第8話で再び登場することが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられて育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。子どもらしい生活、教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある氏名を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。物語は“コテージ編”へと移り、恭子たち3人の関係も徐々に変化をし始めていた。使命である「提供」が開始されるまでのわずかな期間の自由が許されている彼らは、自分たちがこの世に創り出された「意味」を求めようとしていた――。第7話からついに舞台を現代に移し、「最終章・希望編」に入る本作。再び動き始めた恭子、友彦、美和の3人の歯車、終末に向かって進む3人の先に“希望”はあるのか?結末に向けて、初のドラマ化に挑んだ本作にさらなる注目を集めている。そんな本作の第1、2話で「陽光学苑編」にて幼少期の恭子役を好演した鈴木さんが、3月4日放送の第8話に再登場する。現代の恭子役を演じているのは綾瀬さんだが、そんな2人がまさかの共演。しかも、回想としてではなくあくまで現代という時制の中での対面。なぜ自分の幼少期とそっくりの少女がいるのか、誰なのか。残りわずかとっなった本作もますます見逃せない。「わたしを離さないで」毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年02月26日アーティスト・清川あさみの15周年新作個展「ITOTOITO」が、4月2日から5月25日まで東京・表参道にあるGYRE3階のEYE OF GYREで開催される。同展は、創作活動15周年を記念して出展される全ての作品を新作とした実験的な個展。そのうち「1:1」は、Instagramの写真をポジ色からネガ色に反転させ糸にプリントし、アクリルに閉じ込めたりキャンバスに糸を重ねあわせることで生み出した作品。同じく新作の「TOKYOモンスター」は、90年代の東京のファッションカルチャーを振り返りつつ、個性というもの、コンプレックスというものの本質を探った14年より発表している作品シリーズから。今回は、ディオール(Dior)やシャネル(CHANEL)といったブランドとのコラボレーションでも知られる西陣織の老舗・細尾とタッグを組み、現在の若者たちの写真を伝統的な西陣織で織り上げた。また、2015年のミラノサローネで発表され日本では未発表の、90年代のファッションスナップを作品にしたものも展示される予定。その他、100冊ほどの大量の書物の一部にドローイングしてモンスター(個性)が出来上がっていく様を描いたインスタレーション作品「わたしたちのおはなし」なども登場する。【イベント情報】「ITOTOITO」会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3階会期:4月2日~5月25日時間:11:00~20:00
2016年02月26日早いもので、気がつけば2016年1月クールも後半戦に突入です。皆さんの視聴フィルターには、どんな作品が残っていますか?今回の【ドラマニア】では、中でも特に女性からの注目度が高い3作品をピックアップ。まさに“運命の悪戯”としか言いようがない、切な過ぎる愛の行方を考察していきましょう。■心に抱えた、それぞれの事情女たちが「自分自身と向き合う」時――何かが変わるまずは、とっても月9らしい!若き男女たちの群像劇「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ)から、現代を象徴する3人の女性をご紹介。今という生きづらい時代に真っ向勝負を挑む果敢な後ろ姿は、決して涙無しには見られません。本作に登場する女性たちは、いずれも心に大きなコンプレックスを抱えてながら生きています。だからこそ、「好き」という気持ちだけで行動を起こすことができない。中でも特に、有村架純さん演じる主人公・音は、その典型的なタイプ。常に周りの人の気持ちを優先してしまうため、空気を読み過ぎて自分の幸せに貪欲になれない。その優しさが、見ていて非常にもどかしいですよね!また同様に高畑充希さん演じる木穂子も、見ていて一緒に苦しくなってしまうくらいリアルな女性。傷つくことを極端に恐れ、自分を嘘という鎧でコーティングする癖を持っています。リスクを軽減しているように見えて、本音とのジレンマに葛藤する姿に共感する方も多いのではないでしょうか。森川葵さん演じる小夏も、田舎から東京へ出て、夢を叶えることの難しさに直面。自信を失った彼女は、恋愛にも怖気づいてしまいます。友人の助言を経て見た目を磨くことに全力を注ぐ小夏…しかしながら、磨けば磨くほど、心が荒んでいくのはいったいなぜなのか。過去が邪魔をして、トラウマが邪魔をして、プライドが邪魔をして――抱えている事情は違えど、共通して言えるのは、心にそれぞれ「素直になれない」壁があるという点です。これが世の女性たちの共感を呼ぶ一番のポイントと言えるでしょう。3人が自分自身と本当の意味で向き合うことができた時、物語は大きく動き始めるはず!いよいよスタートする第2章はぜひ、その辺りにも着目してみてください。■女にしかわからない「絶対の関係」親友を思う“愛”に導かれた――究極の選択「もしも自分の親友が同じ悩みを抱えていたら?」そう妄想せずにはいられない、木10ドラマ「ナオミとカナコ」(フジテレビ)。本作で描かれる選択は到底現実的なものとは言えませんが…それでも思わず「わかる!」と共感してしまうのは、主人公2人の友情が女性独特の奇妙な契約感を醸し出しているからでしょう。大学時代同じキャンプサークルで仲良くなったという、広末涼子さん演じる直美と、内田有紀さん演じる加奈子。劇中では最初、久しぶりに再会した2人はどうにも拭えない“ライバル心”をむき出しにしていました。仕事も恋も順調なフリをする直美。一方の加奈子も、家庭円満、まさに今幸せの絶頂にいるという笑顔を作り振りまいていた記憶があります。そんな嘘まみれの関係、世の男性からすれば「親友とは呼べないだろう」という意見がちらほら。しかしながら女同士の友情とは不思議なもので、「お互いが嘘をついていた」とわかった瞬間――初めて本当の“親友”になるのかもしれません。2人は今まで以上により強固な絆で結ばれ、加奈子が「水を美味しい」と感じられる日が来るように…夫のDVを止めるため、ついには殺害を計画するに至ります。自身もかつて父親から暴力を受けていたという過去から、加奈子の心の傷に寄り添うことを人生の目的として定めた直美はとにかく強い!家族や恋人とは一味違う、友情という“愛”が彼女の背中を押しているのか。加奈子もその気持ちに答えるように、少しずつ一人の女として、人間として強くなっていきます。果たして、憎しみの連鎖が行き着く先は…!?ジェットコースターのようなめくるめく展開から、最後まで目が離せません。■決して逆らうことのできない“運命”限られた命ゆえ――女たちの「独占欲」が溢れ出すラストはこちら!週の終わりに、どっぷりと神妙な世界に浸らせてくれる「わたしを離さないで」(TBS)。原作は、カズオ・イシグロさんの同名イギリス小説。これまでに日本をはじめ、世界各国で映画化や舞台化が成されている話題作です。本作で描かれる“女の戦い”と言えばもちろん、綾瀬はるかさん演じる恭子と、水川あさみさん演じる美和による激しい心理戦。最初は極々普通の「クラスに一人はいそうなリーダー格の女の子」だった美和が、自身が他者のために作られた臓器提供用の人間であるという衝撃的事実を知ることで、親友・恭子への独占欲を日に日に強めていく様が実に狂気的で…背筋の凍る展開がひとつの大きな見どころとなっています。決して逆らうことのできない“運命”に翻弄されていく子どもたち。美和が執拗に、恭子の初恋の相手・三浦春馬さん演じる友彦にちょっかいを出し始めるのも、全ては強い独占欲ゆえ。純粋な恋愛感情ではなく、恭子に「自分のことを少しでも気にして欲しいから」こそ、事あるごとにひどい悪戯を仕掛けていきます。第三者として視聴している分には、赤子のような可愛さがありますが…恭子本人はやるせない気持ちでいっぱいでしょう。しかし、段々と彼女自身もその執着に「自分の存在を実感する」ようになっていき――まさにズブズブの三角関係が出来上がってしまいます。そんな中、否応なしに迫ってくる臓器提供の順番。限られた命の中で、人がどのような感情に時間を割いて生きていくのか。彼女たちの“愛”の使い方をしっかり見届けていきましょう。およそ1年ぶりに復活させていただきましたコラム【ドラマニア】、いかがでしたでしょうか。嬉しいことに、このところドラマへの関心が再び強まってきている気が致します。ぜひ、次回の更新もご覧くださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2016年02月22日