この2人、本当に共演し、あまつさえ劇中でバンドまで組んだ仲なのか?目の前の多部未華子と北村匠海の互いに遠慮がちな雰囲気にそんな疑いを持ってしまうが…。多部さん曰く「現場では撮影以外であまり会話してない(笑)」――!!そんな2人が初共演を果たしたのは、オリジナル版が日本でもヒットを記録した傑作コメディを、舞台を日本に置き換え、<a href="">『舞妓Haaaan!!!』</a>、<a href="">『謝罪の王様』</a>の水田伸生監督がリメイクした<a href="">『あやしい彼女』</a>である。73歳の毒舌おばあちゃん・カツ(倍賞美津子)が突然、20歳の姿を取り戻し、節子と名乗り、それが祖母とは知らない孫たちとバンドを結成し、若かりし頃の夢を追いかけはじめるのだが…。多部さんは出演が決まり、最初にオリジナル版のDVDを観たというが、一気に作品の魅力に引き込まれた。「普通に楽しんでしまいました(笑)。すごく感動して…。そこで良くも悪くもオリジナル版のイメージが付いてしまって、(日本版の)脚本を読みながら『オリジナル版だとこうなんだけどな…』と思ったり(笑)。すごく魅力的な作品でした。現場では、監督が空気を作ってくださって、沿うように現場にいる中で、自然といろんなものが生まれてきた感じでした」。北村さんは、本作でコメディ初挑戦!クールで落ち着いた雰囲気の北村さんだが、映画の中ではおバカな男子に徹し、笑いのセンスを発揮している。撮影に際して、オリジナル版に加えて水田監督の過去作品を観て、笑いの間やキャラクター性をつかもうとしたという。「勉強して臨みつつも不安はあったんですが、やってみて純粋に楽しかったですね。芝居の中で笑いを作るというのが僕自身、全く初めての経験で、分からないことだらけでしたが、初めてだからこそ、考えずにできた部分もあったと思います。またこういう作品をやりたいって思いましたね」。寂しさを抱えた老人が若さを取り戻して人生を謳歌しつつ、騒動を巻き起こし…とあらすじだけをなぞると、失礼ながら、ありがちな物語にも思えるが、さにあらず!主人公の節子はもちろん、北村さん演じる翼、音楽プロデューサー小林(要潤)、翼の母で雑誌編集長をしていたが、社の若返り方針の中で異動となった幸恵(小林聡美)など、様々な世代の登場人物たちの悩みや心情がつぶさに描かれており、思わず感情移入して引き込まれる。多部さんは「この引き出しの多さこそがこの作品の魅力」とうなずく。「コメディとしても面白く、音楽も素晴らしいですが、どの世代の方が観ても、誰かに自分を当てはめて楽しめるところがお得な映画です(笑)。お子さんがいる親の世代の方が見たら、また私たちとは違う感想を持たれると思います」。その意味で、北村さんが演じる翼は夢を追いかける10代の代表と言える。「翼は夢を追いかけたり、挫折したりしますが、10代が抱えるであろう、漠然とした悩みや将来への不安といったものと向き合います。僕自身、『DISH//』で音楽活動をしてきて、重なる部分は多かったですし、映画を観た同じ世代の人たちが、やっぱり夢をあきらめずに進もうと思ってもらえたら嬉しいですね」。冒頭「この国の女性は若さ至上主義――」とナレーションが流れるが、映画はそんな世の風潮に一撃を食らわせる!多部さんは現在27歳。年齢を重ねること、それに伴う変化が「楽しいですね」と笑みを浮かべる。「友達との会話が、10代のころとはまた全然違ってきているのが面白いなと思いますね。20代だから言えるのかもしれませんが、ポジティブに年齢を重ねているなと感じています」。北村さんが18歳だと知ると「18歳?そのころは…何考えてたかなぁ?大学に行くべきかどうか?そんな話を友達としてたかなぁ?」と少し、懐かしそうに思いを巡らせつつ、改めて“いま”の自身の置かれた状況についてこんな思いも…。「やはり、求められる役柄も立場も変わってきますが、いま、自分にできることやしなくちゃいけないと思うことは、プライベートでの経験を積み重ねて豊かにしていくこと。いろんな人と出会い、話をして吸収する――そういうことが反映されていく仕事だと思います。自分にはまだまだ、色々なことにチャレンジする柔らかいスポンジがあると思うので、まだまだ成長できる!そう考えるとやはり、楽しいです」。北村さんは、音楽活動と俳優活動を両立しながら過ごしてきたここ数年の自らについて「1年1年で変化しているのを感じる」と語る。ギターボーカルを務める「DISH//」では単独武道館公演を成功させ、俳優としても次々と話題作に出演。今年も映画だけで、本作を含めて4本が公開される。「僕自身、昔から早く大人になりたい、もっといろんなことをやれるようになりたいって思いながらやってきました。ようやく社会人として一歩を踏み出そうとしているのが、すごく嬉しいです。俳優としても、以前は子役として誰かの幼少期を演じることが多かったんですが、最近になってそれも変化してきて、少しずつかもしれませんが、自分の中で成長を感じられるのが嬉しいし、これからどんなことが待っているのか、すごく楽しみです」。現場であまり会話を交わさなかったというのは、どうやら真実らしいが…もちろん、互いについて何も思っていなかったわけではない。北村さんは「コミカルなシーンを演じながら、多部さんの笑いを作り出す間がすごく印象深くて、引っ張っていただきつつ、勝手に勉強させてもらいました」と語るが、多部さんは照れくさそうな笑みを浮かべつつ、夢と希望に満ち溢れた“孫”についてこう語る。「目の前で見ていて、可能性のある子たちってこんなにキラキラしてるんだなぁ!って圧倒されました。バンドの仲間の同世代の子たちと一緒に話したりしている姿を見ていて本当にまぶしかったです(笑)!」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年04月01日宮藤官九郎脚本のもと“ゆとり世代”の実態に迫る新日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」のメインキャスト・岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が、4月1日(金)、日テレ入社式にて「ゆとり世代応援イベント」を開催。“ゆとり第一世代”を演じる3人が、“最後のゆとり世代”と呼ばれる今年の新入社員を激励した。「飲み会?それって強制参加っすか?」「忙しくてメールチェックしてないんスよね、次からLINEでお願いしまーす」「道分かんなくて駅からタクっちゃいました」「うちら、ゆとりなんで」――野心なし、競争意識なし、協調性なし、“ゆとり世代”…社会は彼らをそう名付けた。2002年に行われた教育改正。完全週休2日制。授業内容、時間数削減。絶対評価導入。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの彼らは今年29歳。人生の岐路を迎える。高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。入社1年目の3月に東日本大震災。「みんな違ってみんな素敵」と教えられたはずが、気づけばここは「優勝劣敗の競争社会」果たして“ゆとり世代”は本当に“ゆとり”なのか…。“ゆとり第一世代”と社会に括られる1987年生まれのアラサー男子3人を、「掟上今日子の備忘録」をはじめ数多くのドラマに出演する岡田さんと、大河ドラマ「軍師官兵衛」や<a href="">『真田十勇士』</a>など話題作に立て続けて出演する松坂さん、そして朝の連続テレビドラマ小説「まれ」でお茶の間に人気を博し、主演作<a href="">『ディストラクション・ベイビーズ』</a>の公開が控える柳楽さんら個性豊かな魅力を持った3人が演じる本作。これまで、映画<a href="">『なくもんか』</a><a href="">『謝罪の王様』</a>などで観る者を歓喜の渦に巻き込んできた脚本・宮藤官九郎×監督・水田伸生のコンビが再タッグを組み、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に、世の中のリフジンに立ち向かう姿を描く。今回、本作のメインキャストの3人が、多くの企業でも入社式が行われた本日4月1日(金)、「日本テレビホールディングスグループ会社合同入社式」にサプライズで登場。彼らがステージに登壇すると、何も聞かされていなかった111名の新入社員たちは、それまでの神妙な表情から一転、歓声を上げて大喜び!3人からは、まず、新入社員に向けて「おめでとうございます」とお祝いの言葉が贈られ、“ゆとり”にちなんだトークが繰り広げられた。柳楽さんは「現場では、3人で協力し合ってます」と現場の雰囲気の良さ明かし、松坂さんも、このドラマの現場について「チームワークはバッチリです。こんなに熱い現場はなかなか出会えないんじゃないかと思います」と手ごたえがあるよう。岡田さんは、このドラマのテーマである“ゆとり”について「『ゆとりって何なんだろう?』と3人で話していて、実はあまりピンと来ないんです。『ゆとり』と言われることはよくあるんですけど、土曜日は学校に行っていたし、円周率は3.14だったし(笑)」と、ゆとり世代としての心情を率直に語った。また、ゆとり世代にちなんだ質問コーナーも実施。「怒られた経験があまりない?」という質問に、3人の答えは「NO」。もはや「怒られ慣れました(笑)」という岡田さんや、柳楽さんは「監督とか演出家の方に怒られると、本当に怖いです(笑)。怒られるのは嫌なので、くやしくて頑張るというところはあります」と、思いを告白。逆に、「褒められて伸びるタイプ?」という質問には、「どちらかというと、怒られるよりは褒められたいです。このドラマの現場で、水田(伸生)監督に褒められるように頑張ります!」(柳楽さん)、「マネージャーさんには褒められたことがないんですけど、厳しい方で良かったなと感謝しています。怒られたことがためになっていると感じるときが節々で出てくるです」(松坂さん)、「僕は基本的に、褒める人って嘘っぽいなと思っちゃうんです(笑)」(岡田さん)と、それぞれに思いを語った。最後に、3人から新入社員へ期待を込めた応援メッセージが贈られた。「僕も俳優業を頑張って、皆さんとご一緒できたらうれしいです」(柳楽さん)、「僕らの世代だからこそできることだったり、考えられることがたくさんあると思うので。僕もそう思って、この仕事に臨んでいるので、皆さんもこの世代だからこそできることをどんどん先輩方にぶつけていってください」(松坂さん)、「やりたくない仕事ももちろんあると思いますが、それにめげず、先を信じて頑張ってください。僕も一生懸命走って、頑張っています。常に走り続けてほしいと思います。将来、一緒にお仕事できることを楽しみにしています」(岡田さん)。合わせて本作の主題歌に、どこにも属さずにこれまで全てをメンバーの自主プロデュースで活動してきた「感覚ピエロ」の「拝啓、いつかの君へ」が決定。ドラマの主人公たちと同じく“ゆとり世代”のメンバーが、“ゆとり”のイメージを覆す圧倒的エネルギーと世界観、魂の叫びでドラマの世界観を一層盛り上げる。「ゆとりですがなにか」は、4月17日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日笑福亭鶴瓶が自ら事前に取材を行いゲストの素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」が1日(金)今夜放送される。今回はゲストに女優の多部未華子を迎えての放送。1日本日より松竹系で全国公開となった映画<a href="" target="_blank">『あやしい彼女』</a>の主演を務める多部さんの普段の姿について知るべく、鶴瓶さんが多部さんに内緒で友人や関係者を取材。果たして彼女の“素”はどんなものなのか?また今回の放送から番組アシスタントが森川葵にバトンタッチ。雑誌「Seventeen」のモデルを経てフジテレビ系ドラマ「テディ・ゴー!」や「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演で注目を集めている森川さん。今後は鶴瓶さんと共に番組を盛り上げていく。多部さん主演の映画『あやしい彼女』は、韓国映画<a href="" target="_blank">『怪しい彼女』</a>を<a href="" target="_blank">『謝罪の王様』</a><a href="" target="_blank">『舞妓 Haaaan!!!』</a>の水田伸生監督がリメイク。20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが巻き起こす騒動を描いたコメディ作品だ。主人公の20歳の姿を多部さんが、73歳の姿を倍賞美津子が演じる。「A-Studio」はTBS系で1日(金)23時~放送。(笠緒)■関連作品:怪しい彼女 2014年7月11日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2016年04月01日おばあちゃんが20歳に若返る奇想天外の映画<a href="">『あやしい彼女』</a>の初日舞台挨拶が4月1日(金)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美に水田伸生監督の総勢7名がにぎやかに登壇した。『あやしい彼女』は、2014年、韓国で公開されるやいなや865万人を動員した大ヒット映画<a href="">『怪しい彼女』</a>のリメイク作。73歳の毒舌おばあちゃんが、ある日突然20歳に若返り、好きなように生きることを信条に、恋に、バンド活動にと奔走する姿を描く。主人公・大鳥節子を演じた多部さんのくるくる変わる表情がかわいいと絶賛されているが、当の本人は、「そんなにくるくる変わっている意識もしていないままですね。ちょっと分からないです~(笑)」とキョトン顔。メガホンをとった水田監督は、そんな多部さんの魅力について、「もちろんかわいいところですよね。あと皆さんそうなんですけど、芝居は呼吸というか芝居の間(ま)で成り立っているんですけど、そこが上手」と褒めちぎった。そして、4月1日はエイプリルフールということで嘘か真か、出演者にまつわるあやし~い秘密について検証する企画が実施された。要さんが未来からきたのではという検証や、多部さんの20歳の頃の写真など、さまざまな写真が公開されたが、中でも盛り上がったのが「志賀廣太郎20歳の写真がやばい説」として披露された、20歳の志賀さんの写真。当時、相当イケメンだったというふれこみがあり、みなの期待がかなり高まった後、写真が公開された。しかし…いまのままで時を戻したような写真に、小林さんは「私が思ってたイケメンと違う」、要さんは「ちょっと風が吹いていたのかな」、倍賞さんは「歌声喫茶とかにこういう人いましたよね」と、多々辛らつな声が寄せられた。志賀さんも「髪が(当時は)ふさふさで、まさかこうなるとは…」と肩を落とすと、多部さんが「でも分け目変わりませんね」とフォローの声をかけた。だが志賀さんは「救いにもなっていないけど(笑)」と自虐ネタで温かな笑いを振りまいた。『あやしい彼女』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年04月01日女優の多部未華子が“若返り”をテーマにしたコメディ映画『あやしい彼女』(水田伸生監督)に主演し、“見た目は20歳、中身は73歳”という異色ヒロインを好演。演技派としての持ち味はそのままに、これまでのイメージを覆すコメディエンヌぶり、さらに圧巻の歌唱シーンも披露し、女優としての新境地を切り開いている。その他の画像毒舌が災いし、周りから煙たがられる瀬山カツ(73歳)が、見慣れぬ写真館でポートレイトを撮影されると、不思議なことに外見だけが20歳に若返った姿に大変身。あこがれだった往年の大女優、オードリー・ヘップバーンと原節子の名前を組み合わせた“大鳥節子”として、二度目の青春を謳歌しようと奮闘する。劇中では歌って、踊って、ときに“変顔”も披露する多部のコメディ演技が全開。夜明けの公園で生きる喜びを爆発させるシーンでは、クルクルパーマ&おばちゃんファッションで、滑り台を一気に駆け上がり、鉄棒で懸垂する姿まで披露するサービスぶりだ。「初めて着ましたが、この服装でどこにでも行けると思えるほど自分でも馴染んでいた」と声を弾ませる多部。コメディ映画の名手である水田監督とは初タッグながら「居心地のいい空間を作ってくださいました」と相性はバツグンだ。節子はその美声と歌唱力を見出され、孫が所属するロックバンドのボーカルとして脚光を浴びる存在に。多部は歌唱シーンについて「あまり自信がなかった」と振り返るが、約3か月の特訓を経て、ロックフェスの場面では1000人のエキストラを相手にコール&レスポンスを繰り広げ、TVの歌番組に出演するシーンではしっとりした歌声を聞かせている。「自信がなかった分、やり遂げた今は、私にとって大きな挑戦だったと言えます」(多部)。映画ファンならご承知の通り、原案は韓国映画の『怪しい彼女』。実はすでに中国、ベトナムでもリメイクされており、今後もタイ、インドネシア、インド、ドイツなどでも製作が予定される国際的コンテンツとして注目を集めている。もちろん、“日本代表”は多部が主演を務める本作『あやしい彼女』だ。「私なりに世界中で愛される理由を考えてみると、やはり家族がテーマになっているからだと思います。節子、というかカツさんは娘や孫が大の自慢で、本当に大切にしている。だから若返って青春を謳歌する分、家族に正体を明かせないもどかしさも感じているんです。私自身も役柄を通して、家族への思いが今まで以上に強いものになりました」『あやしい彼女』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月01日4月1日4月1日公開の映画『あやしい彼女』の公開直前イベントが24日、都内で行われ、主演の多部未華子をはじめ、要潤、北村匠海が出席した。本作は、2013年に公開された映画『謝罪の王様』の水田伸生監督がメガホンを執った多部未華子主演の"年齢詐称エンタテインメント"。見た目は20歳の女の子だけど中身は73歳のおばあちゃんという、異色のヒロイン(多部未華子)が巻き起こす人生のリセット劇を描く。多部は「ロケはすごく楽しかったです。歌にも初挑戦して、すごく楽しみながら撮影したので、その面白さが伝わればと思います」と満足げで、「とにかく楽しんで見ていただけたらうれしいです」とアピール。73歳の女性が20歳に戻るというストーリーにちなみ、この日は多部と要の20歳だった頃の写真が公開され、「モナリザ以来の美しさ!」と要から絶賛された多部は照れ笑いを浮かべながら「20歳の時は朝ドラ(2009年放送の『つばさ』)を撮っていました。20歳の誕生日は特別だから、スタッフさんやキャストの皆さんに祝っていただき、大衆居酒屋に行ったのを覚えています。ビールは飲めなかったのかな?梅酒とか女の人が好きそうなのを飲んだ気がしますよ」と20歳の頃を懐かしく振り返っていた。イベント後半には顔相学の専門家でもある池袋絵意知氏を招き、3人の73歳の再現写真を公開。北村と要よりもあまり変化が見られなかった多部だが、自慢のえくぼが消えており「目のシワとか首のたるみは今から気にしているので、これからなるべく保てるようにアイクリームと乳液を塗りたいなと思いました。これを見たら頑張らなければと思いましたね」とアンチエイジングに意欲。そんな多部の写真とは異なり、老化現象が激しかった要と北村の写真を見た多部は「リアルすぎて見たくない気持ちになってきましたね(笑)」と苦笑いを浮かべるも、要が気にしていた禿げ頭については「別に禿げていても気にならないと思いますけどね。志賀廣太郎さんとか全然可愛らしいじゃないですか!でも頭皮は見ちゃいますね(笑)」と男性陣とは異なる意外な反応を示していた。映画『あやしい彼女』は、4月1日より全国公開。
2016年03月25日多部未華子が主演を務め、73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動を描く『あやしい彼女』。このたび、キュートな20歳の容貌とは裏腹に、中味は毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子揃ったおばあちゃんという、かつてない強烈なキャラクターに挑んだ多部さんの“衝撃”七変化画像が解禁となった。まるでオードリー・ヘプバーンのような(?)可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子。だが、その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、ときには熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃん!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女に、突如訪れた人生二度目の20歳。家族も名前も捨て去り、新たな人生をスタートさせた彼女の天声の歌声は、たちまち周囲を魅了していくが…。10代から女優としての道を歩む多部さん。本格的な連ドラ出演となった「山田太郎ものがたり」(’07/TBS)でテンションの高いヒロインに扮し、コメディエンヌとしての才能を発揮。昨年放送された「ドS刑事」(’15/NTV)では、悪人を好きなだけいたぶることができるという理由から刑事になった「史上最強のドS刑事」と異名を取る主人公を熱演し、注目を集めた。人気恋愛コミックの映画化『ピース オブ ケーク』などでも等身大の魅力をふりまき、異性からはもちろん同性からの支持も高い、愛され実力派女優として大活躍している。そんな多部さんが、さらなるコメディエンヌぶりを開花させたのが本作。スカーフを被り、あやしくも可愛い表情を見せたかと思うと、クルクルパーマ&おばあちゃんファッションで腰をグルグル回しながら満面の笑みでフラフープ!多部さん演じる節子が加入する前の「怪しい彼女」バンドの演奏に顔を歪ませてみたり、はたまたつまようじを加えながら睨みをきかせたり、さらに、ビックリ顔やくしゃくしゃ顔、なぜかフライ返しを持って怯え顔…と、コロコロ変わるキュートでコミカルな表情を披露する。とはいえ、撮影現場での多部さんは、本番が始まる前は至って物静か。しかし、いざカメラが回り始めると、スイッチが入りまるで別人に!『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』を始め、数々のヒットを連発してきた“コメディ映画のプロ”=水田伸生監督も、「笑いの間が完璧。何度テストを繰り返しても狂わないのは、天才」と、卓越した多部さんのコメディセンスを絶賛している。そんな最強のコメディエンヌ・多部さんの魅力を、スクリーンでも確かめてみて。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月15日宮藤官九郎と水田伸生がタッグを組み、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の人気キャストで贈る4月期放送のドラマ「ゆとりですがなにか」。先日ヒロインに安藤サクラが抜擢され、さらに話題を集めた本作だが、この度新たに「AKB48」の“ぱるる”こと島崎遥香が出演することが明らかになった。「飲み会?それって強制参加っすか?」「忙しくてメールチェックしてないんスよね、次からLINEでお願いしまーす」「道分かんなくて駅からタクっちゃいました」「うちら、ゆとりなんで」野心なし、競争意識なし、協調性なし、“ゆとり世代”…社会は彼らをそう名付けた。2002年に行われた教育改正。完全週休2日制。授業内容、時間数削減。絶対評価導入。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの彼らは今年29歳。人生の岐路を迎える。高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。入社1年目の3月に東日本大震災。「みんな違ってみんな素敵」と教えられたはずが、気づけばここは「優勝劣敗の競争社会」果たして“ゆとり世代”は本当に“ゆとり”なのか…。脚本の宮藤さんをはじめ、メインキャストに入社7年目の主人公・坂間正和役の岡田さん、小学校教師・山路一豊役の松坂さん、11浪中の道上まりぶ役に柳楽さんがリアルな“ゆとり世代”を演じ、そして安藤さん、太賀、吉田鋼太郎という最強のチームで贈る本作は、“ゆとり第一世代” “真性ゆとり” と言われる現代の若者の生態を中心に、世の中の「モヤっとしたもの」をすくい上げ、笑いと涙で剣を刺すドラマに仕上がっている。『劇場霊』や『ホーンテッド・キャンパス』の公開を控え、女優としての活動の幅を広げる島崎さんが今回演じるのは、岡田さん演じる“ゆとり第一世代”のアラサーサラリーマンの妹・ゆとり役。その名のとおり、兄たち“ゆとり第一世代”を脅かす平成生まれの“真性ゆとり”である就活中の女子大生を演じる。そんなゆとりは、インターンは10社、実家である坂間酒造のFacebookを担当するなどウェブ系にも長けた“意識高い系”。会社にしがみついてみえる兄の生き方を「古い」「昭和くさい」と批判する、イマドキの合理的な考えを持って生きてきた。しかし社会はそんなに甘くはなく…就職、そして恋愛と、いくつもの荒波がゆとりを待ち受けるという。そんなゆとりを演じる島崎さんは「今回、こんなに素晴らしいキャストの皆さんの中にいれていただけて光栄です」と喜びを語り、「台本がとても面白く私自身もうすでにこのドラマのファンになっています。みなさん、お楽しみに!!」とメッセージを寄せた。勢ぞろいする実力派役俳優たちの中で、島崎さんが“女優”としてみせるコミカルかつ可憐な表情に注目したい。「ゆとりですがなにか」は4月17日(日)22時30分~日本テレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月15日多部未華子がキュートなコメディエンヌとなり、水田伸生監督ら『謝罪の王様』のスタッフとともに贈る“年齢詐称”エンターテインメント『あやしい彼女』。このほど、“見た目は20歳、中身は73歳”の多部さん演じる“あやしい彼女”の孫役、北村匠海の場面写真が一挙に到着。「DISH//」でのキラキラぶりとはまるで違う、メタルバンド「KISS」風の衝撃ビジュアルとなっていることが分かった!可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子。だが、その容姿とは裏腹に、口開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、ときには熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃん!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったのだ。“こうなったら、とことん好きなように生きてやる!”彼女は歌に恋にと二度目の20歳を満喫していくが――。誰もが一度は夢見たことのある“人生リセット劇”のヒロインを演じるのは、若き実力派にして愛され女優NO.1となった多部さん。クルクル変わる表情で一流のコメディエンヌぶりを発揮したかと思えば、往年の名曲からオリジナル曲まで歌い上げ、観る者を魅了。さらに、多部さんと二人一役の倍賞美津子をはじめ、小林聡美、要潤、金井克子、志賀廣太郎と多才なキャストが勢ぞろいし、一見、奇想天外だが温かな物語を盛り上げている。そんな中、“ネクストブレイク”CMとして名高い「JR SKISKI」のCMで山本舞香と平祐奈の2人から想いを寄せられる男子として登場し、2016年は俳優業に引っ張りだこなのが、ダンスロックバンド「DISH//」のメインボーカル&ギターでもある北村匠海。『DIVE!!』(’08)で映画初出演して以降、音楽・映像それぞれのフィールドで活躍を重ね、2013年には「DISH//」としてソニー・ミュージックレコーズからメジャーデビューも果たした。また、同年には『陽だまりの彼女』で主人公の中学時代を好演し話題に。今年は『信長協奏曲』(公開中)、『セーラー服と機関銃-卒業-』(公開中)、『ディストラクション・ベイビーズ』(5月21日公開)と話題作への出演が続き、注目度が急上昇中。本作では、バンドに夢中なカツの孫・瀬山翼を演じており、ギタリスト役として演技のみならず自身のギターの腕前も披露。だが、届いた劇中画像では、メタル風メイクをした衝撃の姿が!これは節子(多部さん)がバンドメンバーに加わる前に、ノイジーな楽曲で活動をしていたころの翼の写真。白塗りに目の周りを黒く塗りつぶし、ハードロックな衣装に身をまとったそのビジュアルは、まるで伝説の生きるバンド「KISS」を彷彿とさせている。好青年のイメージが強い北村さんだけに、この振り切れたビジュアルは必見だ。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日女優の多部未華子が、初共演の倍賞美津子と"二人一役"を務める映画『あやしい彼女』(4月1日公開)で演じる大鳥節子の歌唱シーンを収めた映像が9日、公開された。本作の主人公は、73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手の夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。笑いや人間ドラマと共に、本作で重要なものとして位置づけられているのは、音楽。劇中では、「見上げてごらん夜の星を」などの60年代の名曲が多く登場し、全ての楽曲を多部が熱唱している。多部が本作の主演に抜てきされた理由の1つは、水田伸生監督がたまたま観劇した舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女~2014』でその生歌を聴き、「彼女ならいける」と太鼓判を押したからだという。しかし、当の多部自身は歌に対して大きな苦手意識を持っていたため、撮影前にスケジュールを練って、3カ月の音楽特訓を敢行。その成果も実り、劇中楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史氏に「まるで別人のよう」と評されるまでに成長。要潤をはじめ、共演者からも絶賛を受けた。公開された映像は、バンド「怪しい彼女」がネットで話題になったことで、初めて人気音楽番組への出演が決まり、ザ・フォーク・クルセイダーズのカバー「悲しくてやりきれない」を披露するシーン。ムードのあるスタジオで、自身の長い人生を重ね合わせながら歌う節子の姿が捉えられており、その透き通った歌声は、ゆるやかなバンドサウンドの中でもよく響き、歌詞も相まってセンチメンタルな感情を際立たせている。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2016年03月10日韓国や中国で大ヒットとなった『怪しい彼女』を、多部未華子主演でリメイクする『あやしい彼女』。この度、本作にて多部さんが熱唱する特別映像が到着した。可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部さん)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体、実は73歳のおばあちゃん!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた。望むような人生を生きられなかった主人公に訪れた二度目の青春。突然若返った彼女は、髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って新たな人生をスタート。そんな彼女の天性の歌声は、魂を震わせたちまち周囲を魅了。イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ、しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビューを果たすのだ。長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩む節子。そんな彼女が最後に気づく大切なものとは――。韓国のオリジナル映画『怪しい彼女』をはじめ、中国、ベトナムに続く4度目のリメイクとなった本作。主人公の“超絶あやしい20歳”節子を演じる多部さんを筆頭に、節子の本来の姿・カツ役を名女優・倍賞美津子が演じ、そのほか要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美ら共演陣が映画を盛り上げている。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語だが、本作のもう1つの重要なファクターとなるのが音楽。「見上げてごらん夜の星を」「真赤な太陽」「悲しくてやりきれない」と、世代を超えて心を震わせる60年代の名曲たちが登場し、これらの楽曲を劇中で多部さん自身が熱唱しているのも最大の見所だ。今回解禁された映像は、その多部さんが熱唱するシーンのな中でも多部さん率いるバンド「怪しい彼女」がネットで話題になったことで、初めて人気音楽番組への出演が決まり、「ザ・フォーク・クルセイダーズ」の「悲しくてやりきれない」のカバーを披露するシーン。節子が、自身の人生を重ね合わせ歌う姿と、歌への苦手意識などみじんも感じさせない自信にあふれた力強くも切ない歌声は、現場スタッフだけでなく、観る人すべての心にしみわたるよう。多部さんの主演への抜擢は、本作で監督を務める水田伸生がたまたま観劇した舞台「キレイ~神様と待ち合わせした女~2014」で多部さんの生歌を聴き、“彼女ならいける”と太鼓判を押していたからだという。しかし、多部さんは歌に強い苦手意識を持っていたため、撮影前の多忙なスケジュールの中、3か月もの音楽特訓を敢行。練習に練習を重ね、劇中歌プロデュースとして楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史に「まるで別人のようになっている」と評されるほどに成長していた。撮影現場では、要さんはじめ共演者からも絶賛されている。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月09日多部未華子が“見た目20歳、中身73歳”の訳ありな主人公を演じる映画『あやしい彼女』の公開前に、天性の歌声を持つ主人公が、名曲『悲しくてやりきれない』のカバーを披露する劇中シーンが公開になった。その他の画像/多部未華子が歌う映像映画は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが、もう一度、人生を謳歌しようと名前を変え、家族も捨てて新たなスタートを切ろうと奮闘するヒューマンコメディ。戦中生まれの下町育ち。早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた主人公は、若返った自分を見て「こうなったらとことん好きなように生きてやる!」と決意。髪型も服装も変えて、バンド活動する自分の孫と歌ったり、新たな人生を満喫していく。そんなとき、孫と組んだバンド“怪しい彼女”がネットで話題になり、新人を発掘する音楽プロデューサーの目にとまる。このほど公開になった劇中シーンは、音楽番組に出演することになった主人公がザ・フォーク・クルセイダーズの『悲しくてやりきれない』を歌う場面だ。多部が本作の主演に抜擢された理由のひとつは、本作のメガホンを執った水田伸生監督が、2014年に観劇した舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女~』で多部の歌声を聴き、「彼女ならいける」と確信を持ったことだといい、多部は映画の撮影前に3か月もの音楽特訓を敢行したという。劇中では『悲しくてやりきれない』のほかにも『見上げてごらん夜の星を』『真赤な太陽』など60年代の名曲や、オリジナル曲を歌うシーンが登場する。『あやしい彼女』4月1日(金)より全国ロードショー
2016年03月09日4月1日公開の映画『あやしい彼女』の完成披露試写会が22日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美が出席した。本作は、2013年に公開された映画『謝罪の王様』の水田伸生監督がメガホンを執った多部未華子主演の"年齢詐称エンタテインメント"。見た目は20歳の女の子だけど中身は73歳のおばあちゃんという、異色のヒロイン(多部未華子)が巻き起こす人生のリセット劇を描く。主演の多部は「賠償さんと同一人物なので、撮影の時は賠償さんが『とにかく同じ気持ちとか同じ動きを共有できたら良いよね』と言ってくださいました」と賠償に感謝すれば、賠償も「同じ人物ですが、感じも体つきも全く違うので『心だけが繋がっているよね』と話してました。現場は楽しかったですよ」と満足げ。また、劇中での多部は天性の歌声を持つキャラクターを演じているが、「こういうのを天性の歌声だと膝か崩れ落ちましたよ」(要)、「歌声を聴いて役から離れてしまいました」(志賀)とキャストから絶賛されると、多部は「本当にやめてください」と赤面していた。秘密のヒロインを描いた本作にちなみ、舞台あいさつ後半にはキャストたちの秘密に迫るQ&Aコーナーを実施。「付き合うなら頼れる年上の男性? 守りたくなる年下の男性?」という質問に多部は「頼れる年上の男性」と回答して「頼れるのが1番必要だと思います」とその理由を説明。また、本作で2度目の共演となった要について「要さん演じる小林はとっても素敵な男性でした。こんなにイケメンだっけ? と思い、ものすごくイケメンに写りってましたよ。びっくりするぐらい素敵な役柄でした」とすっかり要に魅了させた様子だった。映画『あやしい彼女』は、4月1日より全国公開。
2016年02月24日多部未華子が2月22日、主演映画『あやしい彼女』の完成披露試写会に、共演の倍賞美津子、要潤、小林聡美、北村匠海、志賀廣太郎とともに出席。撮影現場での様子や、歌唱シーンでの多部の“美声”について語られたが…。その他の写真大ヒット韓国映画を『なくもんか』『謝罪の王様』の水田伸生監督が映画化。73歳の老女が20歳の肉体を手に入れ、若いころに進むことができなかった歌姫への道を歩み始めるさまをコミカルに描き出す。多部は倍賞との“二人一役”に挑んだが、撮影現場で賠償に話しかけられても「人見知りで…」まともな受け答えができなかったと申し訳なさそうに明かす。「倍賞さんに『同じ気持ち、動きを共有できたらいいね』と言っていただいたんですが、『そうですね』としか言えず…」と苦笑。その言葉さえも、要から「声が小さい(笑)」と指摘されるなど、スクリーンの中の堂々とした振る舞いからは信じられない人見知りっぷりを垣間見せる。そんな多部は劇中、歌声を披露しているが、これに対し、要、志賀、北村の男性陣はほめ殺しと思えるような過剰な絶賛を連発。要は「天性の歌声ってあるんだな…と。歌声を聞いて膝から崩れ落ちそうになりました」とその衝撃を語り、志賀は「次郎という役を忘れて自分に戻って、なんていい歌なんだと感じてました」としみじみ。北村は自身もダンスロックバンド・DISH//でメインボーカル&ギターで活躍するが、多部の歌声について「ここまでストレートに心にくる歌声を聞いたのは久々で感動しました!」と語り、要は「ハードルあげるなぁ…」とニヤリ。多部は「ホントやめて!」と困惑して苦笑を浮かべていた。また、映画の内容にちなんで、「頼れる年上」と「かわいい年下」のどちらが恋人にふさわしいか?という質問に多部は前者の「年上」を選択し「頼れる、守れるというのは男の人で一番大事!」と語る。映画においては要が演じた音楽プロデューサーがその立場と重なるが、多部は「小林プロデューサーはとっても素敵な役!」と語りつつも、あくまでそれは要ではなく役柄のようで「要さんとは2回目の共演ですが『こんなにイケメンだったっけ?とビックリするくらい素敵な役柄でした」とニッコリ。この微妙な距離感に要も首を傾げ、場内は笑いに包まれた。『あやしい彼女』4月1日(金)より全国ロードショー
2016年02月22日映画『あやしい彼女』の完成披露試写会が2月22日(月)に開催され、主演の多部未華子をはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美が揃って登壇した。日本でもヒットを記録した同名の韓国映画を『謝罪の王様』など独特のコメディセンスの光る水田伸生監督が映画化!73歳の頑固おばあちゃんが20歳の肉体を手に入れ、若いころからの夢だった歌姫への道を歩み始めるのだが…。倍賞さん演じる73歳のカツが20歳へと若返ることから、多部さんと倍賞さんは“2人一役”を務めたが、多部さんは「同一人物を演じたので倍賞さんと同じシーンでの共演はないんですが、同じ日の撮影はあって、話しかけてくださったんですが…私が人見知りなもので…。心配してくださったんですが『はい、そうですね』としか言えず…。『同じ気持ち、動きを共有できたらいいね』と仰っていただいたのに『そうですね…』と」と満足な受け答えができなかったと申し訳なさそうに語る。そんな多部さんが歌声を披露したシーンについて、男性陣からは異様なほどの絶賛…いや、ほめ殺しの嵐が!要さんは「天性の歌声ってあるんだなぁ…と。歌声を聞いて、膝から崩れ落ちそうになりましたが耐えました」と語り、志賀さんは「役を忘れて自分に戻って、『なんていいんだろう…』と思いました」と手放しの絶賛。ミュージシャンとして活動している北村さんも「ここまでストレートに心に来る歌声は久々に聞いて、感動しました」と、これから映画を鑑賞する観客を前にどんどんハードルを上げていく!これには多部さんも「ホント、やめて!」と苦笑を浮かべていたが、追い打ちをかけるように要さんは「帰りに出口でCDを販売しておりますので是非!」とガセ情報まで流布し、会場は爆笑に包まれた。その仕返しとばかり、男性陣との共演に話が及ぶと、多部さんは要さんが演じた音楽プロデューサーの小林について「とっても素敵な役!」と目を輝かせつつ、あくまで役柄と要さんを切り離し「要さんとは2回目の共演ですが、こんなにイケメンだったっけ?とビックリするくらい、素敵な“役柄”でした」と微妙に“役柄”を強調…?会場は再び笑いに包まれた。『あやしい彼女』は4月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日コメディ映画の名手・水田伸生監督が、若手実力派女優・多部未華子を主演に迎え、見た目は20歳、中身は73歳という“超絶あやしい”ヒロインを主人公に描く『あやしい彼女』。このたび、多部さんがそのコメディエンヌぶりと美声を披露する魅惑の予告映像が解禁、さらに小林武史プロデュースによるユニット「anderlust」が主題歌を担当することが明らかとなった。可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃんだった!早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育て…望むような人生を送ることができなかった彼女は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったのだった。“こうなったら、とことん好きなように生きてやる!”と、家族も名前も捨て去って、歌に恋にと二度目の20歳を満喫していくが…。『ピース オブ ケイク』で本気の恋に悶絶するヒロインを軽ろやかに演じた姿も記憶に新しい多部さんは、数々の映像作品、舞台への出演を重ねる実力派にして、老若男女問わず愛される、いま最も輝く女優のひとり。このたび解禁された予告映像では、そんな多部さんがキュートな笑顔、驚き、照れ顔、涙、白目姿まで披露し、コメディエンヌとしての実力をいかんなく発揮、新たな一面を目にすることができる。さらに本作では、初めて本格的な歌唱にも挑戦!「見上げてごらん夜の星を」「悲しくてやりきれない」など、音楽プロデューサー・小林武史によってアレンジされた往年のヒット曲を歌い上げ、今回の映像にも多部さんによる「真っ赤な太陽」が使用されている。そして、映像の後半に流れる印象的な主題歌は、小林さんがプロデュースし、3月30日(水)にデビューを控えた期待の大型新人「anderlust」の「帰り道」。シンガーソングライター・越野アンナとベーシスト・西塚真吾が結成したユニットが生み出す楽曲に、水田監督も「小林武史さんと一緒に作ったという、書き下ろしデモを聴いて、楽曲の圧倒的な魅力、アンナの透明で伸びやかな歌声に即決しました」と太鼓判を押している。また、越野さんは水野監督のアイディアにより、本作へ出演者としても参加しているという。“超絶あやしい”ヒロインを演じる多部さんをはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美など、個性豊かで多彩なキャストが勢ぞろいする本作。「笑い×歌」で贈るキュートなコメディ映画を、まずはこちらの映像からご覧あれ。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥という異なる魅力を放つ3人の人気俳優が、宮藤官九郎の脚本のもと、 “野心なし”“競争意識なし”“協調性なし”といわれる通称“ゆとり世代”の実態に迫る(!?)4月スタートの新日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」に出演することが明らかとなった。「飲み会?それって強制参加っすか?」「忙しくてメールチェックしてないんスよね、次からLINEでお願いしまーす」「道分かんなくて駅からタクっちゃいました」「うちら、ゆとりなんで」…。そんな若者たちを、社会はいつしか“ゆとり世代”と名づけた――。“ゆとり第一世代”と呼ばれる1987年生まれは、今年29歳。2002年に行われた教育改正のもと、完全週休2日制に始まり、授業内容と時間数削減、絶対評価の導入などに代表される“ゆとり教育”の申し子だ。その“ゆとり”を埋めるかのように、高校が休みの土日は塾通い。大学3年で就活しようとしたら、まさかのリーマンショック、就職氷河期。入社1年目の3月には東日本大震災が起こった。「みんな違ってみんな素敵」と教えられたはずが、気づけば現実は“優勝劣敗の競争社会”。果たして、“ゆとり世代”は本当に“ゆとり”なのか?これまで、映画『なくもんか』『謝罪の王様』など、世の中の“モヤっとしたもの”をすくい上げ、笑いと涙で“痛いところ”を突き、観る者を歓喜の渦に巻き込んできた脚本・宮藤官九郎×監督・水田伸生のコンビが、次に選んだテーマは “ゆとり”。“ゆとり第一世代”と括られる1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に迷い、あがきながらも、懸命に世の中のリフジンに立ち向かう!主人公となる入社7年目のごく平凡なサラリーマン・坂間正和を演じるのは、「掟上今日子の備忘録」での好演も記憶に新しく、生田斗真と共演する映画『秘密 THE TOP SECRET』の公開も控える岡田将生。坂間は、1987年東京生まれ。春先に父が他界。母と兄、兄嫁、妹と暮らしており、実家の造り酒屋は長男である兄が継ぐ予定。高校時代は恋愛もせず、ただひたすら受験勉強に心血を注ぎ、どうにか現役合格。卒業後は食品メーカー「みんみんホールディングス」に就職。企画開発部、営業、工場担当などを転々とし、この春、系列の居酒屋チェーン「鳥の民」に出向を命じられ…。また、1987年福島生まれの山路一豊役には、大活躍だった2015年に続き『秘密 THE TOP SECRET』や映画&舞台『真田十勇士』など話題作が続く松坂桃李。山路は杉並区阿佐ヶ谷南小学校教師で4年2組の担任。児童からは“やまじー”と呼ばれている。小学校という教育の現場で、皮肉にも“脱ゆとり教育”の洗礼を受けているが、“ゆとり先生”と揶揄され、クラスの学力も低下。教頭をはじめとする学校からの要望と、保護者からのクレームの板挟みに。そんな中、教育実習でやってきた女子大生から告白されて…。そして、1987年東京生まれの道上まりぶ役には、朝ドラ「まれ」で大ブレイク後も『ディストラクション・ベイビーズ』などで注目を集める柳楽優弥。住所不定、現在は客引きとして繁華街を転々とする日々の道上。エリート一家に生まれ、成績優秀、スポーツ万能で「東大以外は大学じゃない」と豪語するビッグマウスで有名だったが、受験に失敗。それから10年、年上の嫁と生まれたばかりの娘とともに六畳一間で暮らし、生活に追われながらもいまだ合格を目指して、現在11浪中…。日々奮闘しながら生きるアラサー男子が、“ゆとりなんてない”ことを主張する社会派ヒューマンドラマになるという本作。人間愛にあふれた宮藤さんの鋭い観察眼と独特のユーモアに彩られた風刺で、“ゆとり世代”のリアルを見せつけてくれそうだ。<以下、キャスト&スタッフコメント>■岡田将生(坂間正和役)水田監督と宮藤さんのタッグで、まさか自分に声を掛けていただけるとは。こんなに嬉しいことはありません。そして今回、同世代の松坂桃李さん、柳楽優弥さんと一緒に一つの作品を作れるという嬉しさ。考えるだけで興奮してきます(笑)この春、この素晴らしいキャスト、スタッフで最高のドラマを作ります。楽しみに待っていて下さい。■松坂桃李(山路一豊役)宮藤さんの作品に出演させていただくのは非常に嬉しいです。その一方で、非常に怖さもあります。台本がとにかく面白いので、その面白さを芝居できちんと表現できるかが何より怖いです。同世代の岡田くん、柳楽くんと共に、幅広い世代の方に愛されるような作品を目指していきたいと思っています。■柳楽優弥(道上まりぶ役)今回「ゆとりですがなにか」に出演できること、大変嬉しく思っています。10代の頃、宮藤官九郎さんの作品から受けた衝撃はとても大きく、僕自身も、あの“クドカンワールド”に入れることが楽しみで仕方ありません。岡田将生さん、松坂桃李さんという同世代のゆとりメンバーで、一括りにされてきたゆとりたちの逆襲が始ま…ると思います。■脚本・宮藤官九郎「自分、ゆとりなんで」そんな声を仕事の現場で聞く機会がとても増えた気がします。突き放されたような、シャッター降ろされたような、そんな寂しさを感じます。国が定めた教育方針で図らずも“ゆとり世代”と括られた彼らが、自虐的に“ゆとり”と口にせざるを得ない、そんなゆとりのない現代社会。社会人経験ゼロの私が、45才にして初めて挑む社会派ドラマです。■演出・水田伸生1958年生まれの私は“新人類”または“しらけ世代”と大人たちに呼ばれていました。でも、「全然しらけてないし!」と、ムキになって生きてきました。“ゆとり世代”…ゆとりなんてないし、“さとり世代”…さとってないし!宮藤さんの描く社会派は「笑いというチョコレートに包まれた人生という苦いアーモンド」。新しい“クドカンワールド”の誕生です!■プロデューサー・枝見洋子毎日の社会生活のなかで、「…ん?」とココロに引っかかる疑問や怒りの欠片のようなもの、あるいは上手く伝えられなかった誰かへの想い。言葉にできないまま体内に溜まったそうしたモヤモヤが、宮藤官九郎さんの言葉、水田伸生の演出、そして岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんをはじめとする素晴らしい役者のみなさんの身体を借りて外へ放たれていくような、笑いあり涙ありの人間ドラマです。どうぞご期待ください!新日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」は4月、日本テレビ系にて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日多部未華子が『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』の水田伸生監督のもと、韓国、中国でも大ヒットとなったプロットで“20歳のおばあちゃん”を演じる『あやしい彼女』。このほど、本作の場面写真が一挙に解禁、前髪ぱっつんで70年代ファッションに身を包んだ多部さんがコミカルな表情を見せる姿や、“孫”役の若手注目株・北村匠海とのバンドシーンなどが明らかになった。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然、なぜか20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。まるでオードリー・ヘプバーンを思わせるかのような(?)キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、ときには説教をする怖いもの知らずのヒロイン・大鳥節子に、周囲の人々は戸惑いながらも、彼女の“あやしい”魅力のとりこになっていく――。若手実力派女優の多部さんが、見た目20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクターに挑む本作。“本来の姿”(!?)である73歳の毒舌おばあちゃん、カツ役には倍賞美津子、カツの娘・瀬山幸恵役に小林聡美、節子の歌声に魅了される音楽プロデューサー・小林拓人に要潤、そしてバンドに夢中なカツの孫・瀬山翼を北村さんが演じるなど、豪華キャストの共演でも注目を集めている。今回、解禁となった8点の場面写真は、ポップでカラフルな70年代ファッションに身を包む多部さんが超絶にキュート。白のブラウスに首にスカーフを巻き、スポットライトを浴びて“秘密ポーズ”でキュートにキメたり、チェックのシャツに赤のカーディガンを羽織った多部さんが、要さん演じる小林になぜかフライ返しを突き付け睨みをきかせたり…。北村さん演じる翼とのライブシーンでは、大きな水玉のブラウスを着て髪はアップに、まるで本物のシンガーのように気持ちよさそうに歌い上げる姿がお披露目されている。さらに、アサガオの浴衣でびっくり顔を見せたかと思うと、レトロなワンピース姿で銭湯の湯舟に腰かけ、物憂げな表情を見せたりと、クルクル変わる表情で“あやしい彼女”を見事に演じきった様子が伺える。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月30日多部未華子が主演する映画『あやしい彼女』のポスタービジュアルと特報映像が解禁された。ある日突然、20歳の姿に若返ってしまった73歳の毒舌おばあちゃんが巻き起こす騒動と、奇跡を描く本作。特報映像では“あやしい彼女”を演じる多部が歌ったり、踊ったり、変顔したり、恋したり、キュートな七変化を披露している。『あやしい彼女』特報映像『あやしい彼女』は韓国で大ヒットしたシム・ウンギョン主演の映画『怪しい彼女』を、『舞妓Haaaan!!!』や『謝罪の王様』の水田伸生監督がリメイクするヒューマン・コメディ。戦中生まれの下町育ち、はやくに夫を無くし、女手ひとつで娘を育ててきた主人公・カツが、突然若返ったことをきっかけに、二度目の青春を謳歌しようと、大鳥節子と名前を変え、家族も捨てて新たな人生をスタートさせる。そんな中、彼女のもつ天声の歌声がひとりの音楽プロデューサーの目にとまる。ポスタービジュアルには、多部をはじめ、本来の彼女の姿を演じる倍賞美津子や、彼女に翻弄されていく周囲の人々を演じる要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美ら個性溢れる全キャストが集結。特報映像では、突然若返った彼女が、オードリー・ヘプバーン風に髪型も服装も変えたり、異性にときめいたり、なぜか枝切りはさみをもって鬼の形相で睨んだり、相手構わず罵声を浴びせ説教をしたりと、ときにぶっ飛んだ行動を起こしながらも、伸び伸びと新たな人生を謳歌していく姿が描かれている。望むような人生を生きられなかった73歳の主人公が、とことん好きなように生きてやる!と踏み出した先にはなにが待つのか? 人には言えない秘密を抱えた“あやしい”彼女を演じる多部の“あやしい”魅力に釘付けになりそうな映像になっている。『あやしい彼女』2016年4月1日(金)エイプリルフール 全国ロードショー!
2015年12月18日多部未華子と倍賞美津子が初共演で"二人一役"を演じる映画『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)の撮影が公開され、多部の"涙の歌唱"シーンが明らかになった。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手になるという夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。2人のほか、要は若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役を、北村匠海はバンド青年のカツの孫・瀬山翼役をそれぞれ演じる。都内のスタジオで行われた撮影は、節子率いるバンド"怪しい彼女"が歌番組に生出演するシーン。リアルなセットと複数のカメラの前で、多部はザ・フォーク・クルセイダーズの名曲「悲しくてやりきれない」を悲しげで切ない表情を浮かべながら熱唱していた。自然に涙が頬を伝う多部の姿に、スタッフから感嘆の声もあがった。「撮影前は週2回ボイストレーニングをした」という多部が歌う楽曲は、全4曲。レミオロメンやエレファントカシマシなどの楽曲を手がけてきた元My Little Loverの小林武史がプロデュースを務めた。多部は、小林の指導について「だいぶかみ砕いてアドバイスをくださったんですが、よくわからなくて…」と吐露したが、苦労の成果もあり、その歌声には要も「失礼ですが、『本当に多部ちゃん歌ってるの?』と聞くぐらい普段と全然違って、多才だなと思いました。誰が聞いてもすごく上手」と大絶賛。水田伸生監督も「要さんが(多部の歌声を)初めて聞くシーンは1分ぐらい長回しで撮ったのですが、一回もまばたきしなかったんです。『潤さんすごいな』って思っていたら、『ただ、見とれていた』ようです(笑)」と口をそろえる。さらに、多部は役作りについて「とても難しかった」とも話し、「倍賞さんにお話をさせていただきアドバイスを取り入れたりしました。カツさんの人生経験、見てきた風景などを大事に想像して演じています」と告白。要はそんな多部を「普段はかわいらしい女の子らしい方」とした上で、「実際に中身が入れ替わった、ドスの利いた芯の強い女性を演じているギャップが不思議でしたが、すごく魅力的」と歌唱に続いて称賛した。北村も「パワフルに演じられていて、すごく刺激になります」と、"大先輩"の演技から多くを学んでいる様子だった。そんな怪しい彼女のギタリスト役の北村は、現場でも実際にギターを披露。全6曲、練習を重ね、ライブハウスのシーンでも生演奏する。水田監督は、その腕前を「本物です。一切ごまかして撮る必要性がないのがリアルでありがたい」と認めた。収録は緊張感も漂ったが、撮影の合間はとても和やかなムード。多部が、「普段『多部ちゃん』と言われることが多いので、水田監督やスタッフから『未華子ちゃん』と呼ばれると、いまだに慣れなくてドキドキしています」と照れ笑いすると、要と北村は「ずっと撮影していたい」と語り、水田組の居心地の良さを伝え、撮影が再開した。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年12月02日多部未華子が、外見は20歳で中身は73歳の主人公を演じる『あやしい彼女』の撮影現場に潜入!多部さんが歌番組で涙ながらに熱唱するシーンの撮影が明らかに!また劇中で多部さんが歌う複数の楽曲を小林武史がプロデュースしていることも発表された。韓国で大ヒットを記録し日本でも公開された映画『怪しい彼女』を『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』の水田伸生監督がリメイク。偏屈なおばあちゃん・カツが20歳の姿に若返り、大鳥節子と名乗って、青春をやり直すべく歌手になる夢を追いかけるさまをコミカルに描き出す。この日、撮影現場では水田監督、多部さん、さらに共演者で、節子らを世に売り出そうと奮闘する音楽プロデューサーの小林を演じる要潤、節子(=カツ)の孫で、祖母の変身など知らずに一緒にバンドを組む翼を演じる北村匠海らが取材に応じた。やはり、映画の中で節子の熱唱、バンドの演奏など「音楽」が重要なポイントとなるが、水田監督は音楽プロデューサーを、「Mr.Children」や「MY LITTLE LOVER」のプロデュースで知られる小林武史が務めていることを明らかにした。多部さんが劇中で歌う楽曲は4曲。水田監督は「小林さんが直々に仮歌入れをしました。小林さんがOKを出すまで未華子ちゃんは歌い続けた(笑)」とそのスパルタぶりを明かす。週2回の練習を経て、仮歌入れに臨んだという多部さんは「(小林さんは)だいぶ、かみ砕いてアドバイスをくださったんですが、よくわからなくて…」と苦笑交じりに述懐するが、苦労のかいもあって水田監督も“プロデューサー”役を演じる要さんも大絶賛!この取材時以前に撮影された、「のど自慢大会」で要さん演じる小林が節子の歌声を初めて耳にするシーンについて、水田監督は「要さんは、(多部さんの歌唱を見ながら)まばたきを一回もしなかったんです。『潤さん、すごいな』と思ったけど『ただ、見とれてた』と言ってました(笑)」と明かす。要さんもこの時の“衝撃”を振り返り「失礼ながら『多部ちゃん、本当に歌ってるの?』と聞いてしまったくらい普段と全然違っていて、多才だなぁと思いました。歌っている姿がすごくかわいいんですよ」とうなずいていた。水田監督は、普段、ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとして活動する北村さんのギターの腕前についても言及。「彼のギターの技術が本物で一切ごまかして撮る必要がないというのは、物凄くリアルで頼もしいし、撮影していて本当にありがたいです」と感謝。あるライヴシーンは生演奏で撮影がおこなわれたとのこと、この点にも注目だ。さて、いよいよ撮影がスタート!実際の歌番組のようなリアルなセットで、背景に星空、足元にはドライアイスが立ち込め、計5台のカメラがあらゆるアングルから多部さんをはじめ、バンドメンバーたちを追いかける。ちなみにここで、節子が歌うのは懐かしの昭和の名曲「悲しくてやりきれない」。花柄のワンピースにグリーンのカーディガンを羽織った多部さんが、カツの73年間の人生に思いを馳せるように、時に悲しげな表情を浮かべながら表現力豊かに熱唱するさまは圧巻!そして、歌い終えた多部さんの目からは涙がこぼれた。歌番組生出演のシーンでこの迫力!小林さん仕込みの歌声が、クライマックスのライヴシーンではどのように爆発するのか…?映画の完成に期待が高まる。『あやしい彼女』は2016年4月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』など数々のヒットを飛ばし、日本が誇るコメディ映画のトップランナーである水田伸生監督が、多部未華子と倍賞美津子を迎え、韓国や中国でも大ヒットとなったプロットを映画化する『あやしい彼女』。このほど、本作の追加キャストとして、小林聡美、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、温水洋一という個性豊かな面々が決定した。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃん(倍賞美津子)が、ある日突然、20歳の姿(多部未華子)に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、時には説教をする怖いもの知らずのヒロインに周囲は巻き込まれつつも、いつの間にか彼女の“あやしい”魅力のとりこになっていく。そんな多部さん演じるキュートな“あやしい彼女”を取り巻く人々には、多彩なキャスト陣がそろった。倍賞さん演じる毒舌おばあちゃん・瀬山カツの娘・瀬山幸恵役には小林聡美。どんな役も自然体で演じ切る小林さんは、今回も娘、母、ファッション誌編集長と色々な顔を持つ、現代の働く女性を好演する。また、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され、ついには個性的な彼女に惹かれていく音楽プロデューサー・小林拓人役には、様々な役を演じ分ける要潤。今回の要さんは、イケメンではあるものの、どこか抜けているところもある敏腕プロデューサーを演じている。一方、バンド青年のカツの孫・瀬山翼役には北村匠海。ダンスロックバンド「DISH//」のギター兼ボーカルとしても活躍し、俳優としても『信長協奏曲』『セ―ラー服と機関銃-卒業-』と話題作への出演を控える北村さんは、自身の経歴を生かしてギターの腕前も披露!フレッシュな演技でハートフルなコメディを盛り上げてくれる。さらに、カツと旧知の中で腐れ縁の銭湯店主・中田次郎役には志賀廣太郎。テレビ、映画、CMなどで欠かすことのできない名バイプレイヤーの志賀さんが、今回も愛すべきおじさんキャラとコミカルな演技で観るものを笑いの渦に引き込む。そして、カツと犬猿の仲のおばあちゃん・相原みどり役の金井克子や、カツの運命を変える写真を撮る写真館の店主役の温水洋一など、個性派キャストたちの快演は、必見だ。<以下、キャストコメント>◆小林聡美(瀬山幸恵役)水田監督の撮られる娯楽映画は、華やかでエネルギッシュで元気をもらえます。監督のジェントルマンな佇まいの、どこからこんな愉快なアイデアがうまれてくるのか謎ですが、今回そんな世界に私も参加できること、大変光栄に思います。私の役は、「おばさん」です。息子とおばあちゃんの中間の立ち位置にいて、人生の時間をしみじみ噛みしめるお年頃。どんな人にも青春のきらめきがあって、挫折があって、もちろんもうおばあちゃんの母親にもそれがあった、そんなことに気付くお年頃です。とにかく、私も大いに楽しみながら、面白い作品になるよう頑張りたいと思います。◆要潤(小林拓人役)かねてよりお逢いしたかった水田監督との時間は、全てが貴重でした。現場では世間話や雑談をし、大きな声で笑う水田監督ですが、カメラの前に立った役者は皆、心地よく役を生きることができます。言葉では表せない「包容感」に満たされた現場を、この小林という男と共に生きられたことは幸せでした。リメイク作品ですが、ぜひ我々のオリジナル作品として楽しんでください。◆北村匠海(瀬山翼役)『怪しい彼女』の日本版リメイクで水田監督からオファーをいただき、本当に光栄です。水田監督の父のようなあたたかさに助けられながら日々撮影しています。僕なりの準備として、水田監督が過去に手がけられた作品から役作りに関してたくさんのヒントをいただきました。そのヒントと自分らしさを掛け合わせて、今回”翼”という役を精一杯演じさせていただいてます。僕自身コメディ映画というジャンルが初挑戦なので、すごく”翼”という役が新鮮で楽しいです。主演の多部未華子さんを始めとする役者の大先輩の皆様と共に、映画を見る方々の心に届く、あたたかい作品を作れればと思っています。ぜひ映画館でご覧ください。◆志賀廣太郎(中田次郎役)最初にお話いただいたとき“怪しい彼女”だと思っていました。ホラー映画か? 台本いただき“怪しい”が“あやしい”だったので、字面から何となく柔らかさを感じ、読んで気持ちが和みました。水田監督、撮影の中山さんの小道具の置き位置や光と影などに対する細かな気配り、それに応えるスタッフの方々。良い時間を過ごさせていただいています。いまから上映が楽しみです。『あやしい彼女』は2016年4月1日(金)エイプリルフールより全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月06日俳優の要潤、女優の小林聡美らが、多部未華子と倍賞美津子が初共演で"二人一役"を演じる映画『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)に出演していることが6日、発表された。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手になるという夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。『謝罪の王様』(2013年)や『舞妓Haaaan!!!』(2007年)を手がけてきた水田伸生監督がメガホンを取る。このたび発表された追加キャストは、要や小林に加え、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、温水洋一の6人。「私の役は、『おばさん』です」と話す小林は、カツの娘・瀬山幸恵を演じる。"おばさん"の幸恵について、「息子とおばあちゃんの中間の立ち位置にいて、人生の時間をしみじみかみしめるお年頃」「どんな人にも青春のきらめきがあって、挫折があって、もちろんもうおばあちゃんの母親にもそれがあった、そんなことに気付くお年頃」の女性と表現している。要は、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され、惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役。「かねてよりお会いしたかった水田監督との時間は、全てが貴重でした」と振り返る。「言葉では表せない『包容力』に満たされた現場を、この小林という男と共に生きられた事は幸せでした」と続け、「(韓国の)リメイク作品ですが、ぜひわれわれのオリジナル作品として楽しんでください」とアピールした。バンド青年のカツの孫・瀬山翼を演じる北村は、「僕自身コメディ映画というジャンルが初挑戦」と明かしながら、「すごく"翼"という役が新鮮で楽しい」と手応えも感じている様子。「主演の多部未華子さんを始めとする役者の大先輩の皆さまと共に、映画を見る方々の心に届く温かい作品を作れれば」と意気込む。このほか、志賀はカツと旧知の仲で腐れ縁の銭湯店主・中田次郎を、金井はカツと犬猿の仲の老婦人・相原みどりを、温水はカツの運命を変える写真を撮る写真館店主をそれぞれ担当する。本作の原作は、韓国で2014年1月に公開(日本での公開は同年7月)され、約865万人を動員し、興行収入約627億ウォン(約62億7,000万円)を記録した映画『怪しい彼女』。2015年1月には中国で、『20歳よ、もう一度』のタイトルでリメイク版が上映(日本での公開は同年6月)され、こちらも約1,160万人を動員、興収は約3億6,500万人民元(約70億円)を突破した。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年11月06日綾野剛と共演した『ピース オブ ケイク』で新境地を開拓した多部未華子が、韓国、中国で記録的大ヒットとなったコメディの映画化『あやしい彼女』で主演を務めることが決定。名女優・倍賞美津子と共演し、見た目は20歳(ハタチ)でも、中身は毒舌おばあちゃんを演じることが明らかとなった。主人公は、毒舌、頑固でおせっかい。トラブルばかり引き起こす73歳のおばあちゃん、瀬山カツ(倍賞美津子)。周囲から煙たがられるカツは、女手ひとつで娘を育て、望むような人生を生きることはできなかった。そんな彼女はある日、娘と喧嘩をし、家を飛び出した先で、ふと目にした写真館に吸い寄せられる。「私がこのカメラで、お姫様にしてあげますよ」店主の言葉ににカツは喜び、写真を撮って店を出てみると、そこにはなんと、20歳の姿に戻った自分がいた!20歳の麗しい容姿を取り戻した彼女(多部未華子)は、“神様がくれたチャンス”とばかりに、髪型を変え、洋服を変え、名前を変え、失われた青春を取り戻す。天性の才能を活かして歌手になる夢を叶え、淡い恋に胸をときめかせる彼女は、初めて思い通りの人生を歩み始め、関わる人たちに勇気や夢を与えていくのだが…。オリジナルの韓国映画『怪しい彼女』といえば、『サニー 永遠の仲間たち』『王になった男』で、わずか20歳にして韓国を代表する女優となったシム・ウンギョンが、“70歳の女の子”という難役を演じ、観客動員865万人を記録した大ヒット作。日本でも絶大な人気を誇るアイドルグループ「B1A4」ジニョンのほか、人気者や名優が集結。また、中国版もヤン・ズーシャン、チェン・ボーリン、ルハンなどが出演し、1,160万人を動員する大ヒットに、『20歳よ、もう一度』として日本公開もされた。そして今回、同じプロットをから生まれた本作で主演を務めるのが、若手実力派女優の多部さんで、若返った主人公・大鳥節子(カツ)を演じる。見た目は20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクター像をどう演じるのか。さらに今回は、60年代の数々のヒットメロディの歌唱にも挑戦!多部さんが見せる新たな一面に、期待が高まる。一方、元の姿(!?)である73歳の毒舌おばあちゃん・カツを演じるのは、倍賞美津子。その演技力の高さで数々の映画賞を受賞する、最高にかっこいい女優のひとりだが、本作でも、1本筋の通った痛快な啖呵が次々と飛び出し、観る者を魅了する。韓国、中国で大記録を打ち出したアジア最強のコメディに挑戦するのは、『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』などで知られる日本が誇るコメディ映画のトップランナー、水田伸生監督。現在、2人は水田監督のもと、20歳の節子と73歳のカツという“同一人物”を演じるべく、倍賞さんの演技シーンを多部さんが一緒に体験し、動きのエッセンスを参考にするほか、主人公の内面を共有しながら、日々役作りを行っているという。<以下、コメント>■多部未華子おばあちゃん…バンド…ボーカル…初めてのことがたくさんありますが、コメディなのでとにかく楽しく、愉快に、面白く演じられればいいなと思います。水田監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、初めから安心感でいっぱいですが、話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら…と思っています。■倍賞美津子昔からずっと自分が面白いと思う仕事をしてきたので、この作品のお話しをいただいたときも面白いと思い、お受けしました。水田監督とも多部さんともご一緒するのは初めてですが、多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、私たちが演じる主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います。73歳のカツのように、この年になったら「ああ、やり直せればよかったのに」と思う失敗はたくさんあるものです。年配の方々にとっても「私たちにもこういう経験があったなあ」と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います。■水田伸生監督憧れの大女優、倍賞美津子さんの愛情キラキラ溢れる芝居に、そして多部未華子さんの可愛いくも切れ味抜群の芝居に、毎日痺れまくっています。身も心もビリビリ痺れる映画に…します、なります、きっと!アジアを魅了した名作コメディが、2人の演技派でどう生まれ変わるのか注目していて。『あやしい彼女』は2016年4月1日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月06日韓国で大ヒットを記録した『怪しい彼女』が多部未華子主演でリメイクされることが発表された。ベテラン女優・倍賞美津子が共演し、『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』の水田伸生が監督を務める。その他の写真本作は、73歳のおばあちゃん・カツが突然、若返り、失われた青春を取り戻す様を描くコメディ。麗しい容姿を取り戻したカツが名前を大鳥節子と変えて、歌手になる夢を叶えたり、淡い恋に胸をときめかせたりと、初めて思い通りの人生を歩み始める。多部が主演を務め、見た目は20歳だが中身は毒舌キャラの73歳という強烈なヒロインを演じる。懐かしのヒットメロディにも挑戦するなど、本作で新たな一面を見せている多部は「おばあちゃん、バンド、ボーカル……初めてのことがたくさんありますが、コメディなのでとにかく楽しく、愉快に、面白く演じられればいいなと思います。水田監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、初めから安心感でいっぱいですが、話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら……と思っています」と意気込みを語った。また73歳のカツを演じる倍賞は、初共演となる多部と同一人物を演じることについて、「多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います」とコメント。さらに「年配の方々にとっても“私たちにもこういう経験があったなあ”と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います」と作品の魅力を語った。撮影現場では、同一人物を違う俳優が演じるにあたり、倍賞の演技シーンを多部が一緒に体験し、動きのエッセンスを参考にするほか、主人公の内面を共有するなどの役作りが日々行われているという。11月初めにクランクアップ予定の本作は、松竹配給で2016年4月1日(金)に公開される。『あやしい彼女』2016年4月1日(金)全国ロードショー
2015年10月06日7月5日、Bunkamuraシアターコクーンで『七人ぐらいの兵士』の初日の幕が開いた。2000年パルコ劇場で初演されたこの作品は、当時ドラマの打ち上げで盛り上がり企画が実現、作・生瀬勝久、演出・水田伸生の布陣で明石家さんまの演劇デビューとなった記念碑的作品。以降、明石家さんまはコンスタントに演劇作品に出演してきた。2015年版の再演では、初演キャストである生瀬勝久、山西惇、温水洋一、八十田勇一、中村育二、恵俊彰(Wキャスト)に加え、新参加の内田有紀、中尾明慶(Wキャスト)、森田甘路、須賀健太という、力強いキャストが揃った。舞台『七人ぐらいの兵士』チケット情報物語は、戦時中の中国大陸、ダメ兵士たちばかりが集まる分隊があった。兵隊のリーダーである木下兵長(生瀬勝久)は、かつて漫才師であり、相方に出番直前、高座から失踪された経験がある。訓練中の怪我で野戦病院に運ばれた木下は、入院患者から“爆笑王”と呼ばれる男がいると聞くが、それがかつての相方・水島上等兵(明石家さんま)であることを知る。戦地で因縁のふたりが再会し、分隊を巻き込んで繰り広げる悲喜劇である。さんまと、生瀬を始めとする実力派俳優たちによるチームワーク抜群の丁々発止のやりとりは、15年の時を経て、熟成されながら更に進化し、時に心地よく、時にスリリングであり飽きることがない。そして従軍看護師・吉永役の内田有紀は、戦地で多くの兵士を看護する女性の力強さと安心感を与える朗らかさを併せ持ち、生死の狭間にあって“生”を象徴するような存在感を発揮している。個性と実力を備えたキャスト陣の力演は見応えがあり、また“お笑い怪獣”の異名をとるさんまを中心とした笑いは観客の期待を裏切らない。同時に、思いっきり笑いながら作品世界に引き込まれるうちに、戦争のむなしさや、生きることへ渇望、様々な感情も思い起こされ、この作品に込められた痛烈なメッセージが伝わってくる。初日終演後のカーテンコールでは、今月1日に還暦を迎えたばかりのさんまへ、バースデーケーキ登場のサプライズも。生瀬が「本日はどうも沢山のお客様にご来場頂きましてありがとうございます。15年前にこの(カンパニーの)シリーズの第一回が始まりまして、この作品が初演だったのですが、15年経ち、さんまさんも60才になられて(笑)…」と言うと、さんまはすかさず「60がね、若手の兵隊なんかしてる場合ちゃうけど(笑)」と続け劇場は笑いに包まれた。そんなさんまに生瀬は「それが素敵だなと思います」と言葉を返した。最後にさんまは「初日無事に終了しました。明日からも頑張りますんで、どうもまたご来場下さい。ありがとうございました。」と観客への感謝を伝え、満場の初日公演は幕を閉じた。今年はくしくも終戦70年。そういったことにも思いを巡らせながら作品を観て頂くのも意義深いのではと思う。暑い夏になるに違いない。公演は7月5日(日)から26日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、8月19日(水)から25日(火)まで大阪・シアターBRAVA!にて。
2015年07月07日舞台やドラマでの活躍が目覚ましい、大阪府出身の俳優、水田航生が、アンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛けたミュージカル『サンセット大通り』に出演する。作品に対する思いを聞いた。ミュージカル『サンセット大通り』チケット情報ミュージカルの歴史に名を残す、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲した『サンセット大通り』は、1993年にロンドンで初演。その後ブロードウェイで開幕し、1995年にはトニー賞7部門を受賞した。日本では鈴木裕美の演出で2012年に上演され大きな話題を呼んだ。今回再演が決定し、「あのロイド=ウェバーさんの作品に初めて出演できるなんて、本当に光栄で嬉しいです。しかも演出は、よく舞台を拝見していて面白い作品を作られるなぁと尊敬していた鈴木裕美さん。早く鈴木さんと作品について語り合いたいです」と、舞台稽古に入るのが待ちきれないようだ。ビリー・ワイルダー監督の傑作同名映画をベースに、ハリウッドでかつては名を馳せていた大女優ノーマが、過去の栄光を忘れることができず、仕事や男性に執着し、暴走していく姿をサスペンスやホラー仕立てで描く。「日本版の初演の映像を見たら、劇場の温度が5℃下がっていくような怖さでした(笑)。客席にスモークや霧が漏れていくような感覚ですね」。楽曲を聞くだけで、その独特の世界観が今でも甦るという。「一曲の中で調や拍子がドンドンと変化していくのがロイド=ウェバーさんの楽曲の難しさ。リズムを取るのも大変ですし、セリフの掛け合いが多い。曲を聞かせるだけではなく、会話としても成立させなければいけないんです」ノーマは若い脚本家のジョーと恋に落ちる。水田が演じるのは、ジョーの親友で映画助監督のアーティだ。「アーティは明るくてハッピーな人ですが、彼の婚約者ベティもジョーに恋心を持つんです。アーティが魅力的であればあるほど、観客にアーティを選んだほうがいいのにと思ってもらえる。アーティの魅力との対比で、舞台の重くて妖しい世界がより際立つようにしたいですね」。ジョーはダブルキャストで平方元基と柿澤勇人が務める。「元基くんもカッキ―(柿澤)も気心しれた仲で、会ってもくだらない話しかしない(笑)。でも、ふたりとも今やミュージカル界を引っ張る存在なのですごいです。僕も相手によって芝居を変えるのではなく、そのときのリアルな感情を表現できれば」と意気込む。小学生から習うダンスも舞台に映える水田。ミュージカル界を担う若手のひとりになるであろう、彼に注目したい。公演は7月4日(土)から20日(月・祝)まで東京・赤坂ACTシアター、7月25日(土)・26日(日)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、7月31日(金)から8月2日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。チケットは発売中。取材・文米満ゆうこ
2015年06月04日富士通は5月26日、長野県、富士通、モデル経営体で編成するプロジェクトチームが、モデル経営体の水田農業の経営改善に取り組む実証事業において、水田経営の効率的生産体系の構築に、富士通の「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウド Akisai」を採用し、生産コストや労務を分析することで「営農の見える化」を行うと発表した。具体的には、モデル経営体の営農活動データ(品種、面積、天候、作業時間など)を富士通のデータセンターに蓄積し、生産コストや労務を分析し、「営農を見える化」する。実施期間は2015年5月~2016年3月で、「FUJITSU Intelligent Society Solution食・農クラウド Akisai 農業生産管理SaaS 生産マネジメント」により、農作業・収穫・出荷の計画と実績を集計・分析し、農業経営・生産・品質の見える化とPDCAサイクルによるマネジメントにより収益改善を支援する。
2015年05月26日明石家さんま主演舞台『七人ぐらいの兵士』がこの夏、15年ぶりに再演される。舞台『七人ぐらいの兵士』チケット情報2000年に初演された舞台『七人ぐらいの兵士』は、当時、明石家さんまの演劇初出演として注目を集めた作品。生瀬勝久が脚本を手がけ、さんま、生瀬をはじめ、恵俊彰、山西惇、温水洋一、八十田勇一、中村育二他、実力派俳優たちが共演し、現在は映画監督としてもその名を馳せる水田伸生が演出を務めた。今回は初演組に加え、内田有紀、中尾明慶、須賀健太、森田甘路など新キャストが参加する。舞台は、戦時中、中国大陸のとある駐屯地。「戦争という笑いを抑制された環境に、明石家さんまが放り込まれたらどうなるのか」という着想から生まれた物語だ。さんまと生瀬はかつてコンビを組んでいた漫才師という役どころで、ふたりは偶然戦地で再会する。さんまは「久しぶりに集まりましたが、15年の年月が恐ろしいです(笑)。でも15年前でも45歳ですからね。45歳で演じて不思議は無かった役なんで、多分大丈夫じゃないかと。この作品には「死にたないちゃうねんや俺は…。生きたいだけじゃ」というセリフがある。『ワルシャワの鼻』(2009年、世田谷パブリックシアター他で上演)という公演では「わくわくしながら死にたい」というセリフを言いましたが、何年か歳を取って、“人は死ぬのが分かって生きている”ということが身にしみて分かって来たので、その辺をうまく表現できればと思ってます」と意気込みを述べている。一方、生瀬は「15年ぶりの再演で、とにかく同じものをやるつもりは全くないです。新たなキャストが来て、僕らも歳を取りましたから、次のステージに進んだ『七人ぐらいの兵士』をやりたいと思っています。さんまさんがさんまさんでいてくれたら、僕はきっとこの台本は成立すると思うし、そのエネルギーをお客さんがどう受けて楽しんで頂けるか。見終わった時に、明日も楽しく過ごせるんじゃじゃいかな、と思って頂けるのでは」とコメントしている。公演は7月5日(日)から26日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、8月19日(水)から25日(火)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットの一般発売は4月25日(土)より。
2015年03月18日俳優の永山絢斗、高橋一生、女優のハマカワフミエが14日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマW『モザイクジャパン』の記者会見に出席した。坂元裕二脚本、水田伸生演出による同ドラマは、セックス産業で潤う田舎町を描く社会派エンタテインメント作品。東京の証券会社をリストラされた理市(永山)は帰郷して、新鋭企業・GALAXYZに再就職する。しかし、アダルトビデオを手がける会社だったため、オフィス内やトイレなどいたるところで"絡み"の撮影が行われ――というストーリーで、ドラマは18日23時から毎週日曜放送(全5回)。撮影が楽しかったと言う主演の永山は、「凝り固まった世の中をすり抜けて、爆弾を投下するような作品。(演じるのは)怖かったけど、自分の中でも冒険だったし、新しい向き合い方ができた」と満足げな笑みを見せ、ヒロインの座を射止めたAV女優役のハマカワは、「終始楽しくやらせていただきました。難しい題材だったけど、スタッフも役者も何とか良い作品にしようと一体感のある現場でした」とにっこり。会見には、演出の水田監督も出席したが、「中身を知らないで引き受けたけど、脚本を読んで『しまった!』と。本当に難しかった。もう嫌だ」とこぼしつつ、「いつもより一生懸命やってしまった。みんなで心を合わせて作った」と胸を張った。ドラマの中では様々なセックスシーンが描かれるが、永山は"男体盛り"に挑戦しており、「マグロの頭が冷たいし、両手両足には手錠が掛けられてて。お腹を壊したけど、良い経験になりました」と苦笑いで振り返り、モザイクをかけたいシーンを聞かれると「何個もあるけど……、ハメ撮りシーンは照れくさい。ハメ撮りはやったことが無いから、練習も出来ないし」と赤裸々に語る場面も。そんな過激シーン連続の撮影について、GALAXYZ社長役の高橋も「宮地真緒さんにシャンパンを口移しするシーンで、勢い余って絢斗くんにキスしちゃった。すごく嫌そうな顔してたので、申し訳無い」とエピソードを明かして謝罪すると、永山は「おいしいシャンパンでした」と苦労を共にした同志を労っていた。
2014年05月15日