俳優の大谷亮平と女優の水野美紀が、来年1月20日スタートのテレビ朝日系ドラマ『奪い愛、冬』(毎週金曜23:15~24:15)に出演することが8日、明らかになった。このドラマは、主演の倉科カナ演じるデザイン会社社員・池内光が、三浦翔平演じる婚約者・康太がいるにもかかわらず、かつて死ぬほど愛した元カレと出会い、心が奪われていくというストーリー。大谷が演じるのは、この元カレ・信役で、妻がいるにもかかわらず"禁断の愛"に走り出してしまう。その妻・蘭役を演じるのが水野。狂気としか思えないほどの愛情を夫へ注ぎ、光に激しい嫉妬心を燃やすというキャラクターだ。大谷は「信の表の顔、そして決して外には見せない"とてつもない闇"をしっかりと表現し、それがセクシーさにつながればいいな」とコメント。一方の水野は「今回のような完全なヒール役は自分史上初なので、やりがいを感じてワクワクしました」と興奮を語っている。他にも、息子の康太を溺愛し、光に陰湿な嫌がらせを繰り返す奥川美佐役で榊原郁恵。娘・光の幸せを切望する優しい母・池内麻紀役でキムラ緑子。光のことが好きだった過去を持つ上司・武田玄役で三宅弘城。光と仲良くしながら、姑息な手段で康太を奪おうとする豊野秀子役で秋元才加。学生時代に康太と付き合っていた幼なじみ・尾上礼香役でダレノガレ明美。さらに、後輩・加藤清役で西銘駿も出演する。
2016年12月08日水野美紀が主宰する劇団ユニット「プロペラ犬」の第7回公演『珍渦虫(ちんうずむし)』が東京・下北沢のザ・スズナリにて10月27日に開幕。今作では、水野が脚本・演出・出演を務め、演劇人として大きな一歩を踏み出す作品となった。プロペラ犬『珍渦虫(ちんうずむし)』チケット情報昨年、劇団居酒屋ベースボールのえのもとぐりむ、宮下貴浩、福澤重文とともに立ち上げた劇団ユニット「かくたすのいるところ」で水野は演出を担当しているが、プロペラ犬としては今回が初。連行おい名義で脚本も手掛けているが、こちらもプロペラ犬としては今作が初めてとなった。そんな水野が描くのは、引きこもりのラノベ作家・桐生たくみと新人編集者・吉川麗子の交流によって明らかになる人間の光と闇。スランプ状態に陥っている桐生のもとに訪れた吉川が、小説を完成してもらおうと奮闘するうちに、桐生の心の奥に眠っていたトラウマを呼び起こしていく。毎回、実力のある演技派の役者が揃うこともプロペラ犬の見どころ。内向的で気の弱い桐生を演じるのはノゾエ征爾(はえぎわ)、ぶしつけにぐいぐいと迫る吉川は伊藤修子(拙者ムニエル)。対照的なふたりが密室にいるだけでもおかしいのに、コミカルなやりとりが絶妙で、次々に笑いを起こしていく。そんな地味な現実から一転、桐生が描く小説の中は華やかな世界。引きこもりヒーロー影山たぎりを演じる猪塚健太(劇団プレステージ)の過剰すぎるイケメンぶりは必見。ヒロインうずみ役の福永マリカはとてもキュートでツンデレな姿もかわいらしい。現実と空想の世界が小気味いいテンポで絡み合い、爆笑につぐ爆笑に。水野はベテラン編集者の沼袋ふみこやヒーロー影山の秘書などを熱演。福澤重文と宮下貴浩によるキャピキャピな女子高生や、米村拓彰らによる歌とダンスも見ものだ。物語が進むにつれて、次第に個々の胸の奥に潜む深層心理が浮き彫りになっていく。人間が持つ表と裏、封印されていた過去、序盤からたびたび登場する突拍子もない出来事や事柄、それらばらばらに思えたことがつながっていく。それは観る者にとっても他人事ではなくなり、自分を見つめ直すきっかけとなるはずだ。プロペラ犬『珍渦虫』は、11月8日(火)まで上演。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年11月01日10月も半ば。某有名K大学のミスコンが中止になるなどして話題の、大学学祭シーズンがやってきました。「〇〇大学の学祭に行ってナンパしよう!」「学祭でいい出会いあるかな?」と、『学祭恋愛』を期待している人も少なくないのではないでしょうか。今回は、学祭での出会いについて経験者から話を聞いてきました!■成功例1:共学大学での狙い目は……「『大学生の彼女がほしい!』ってわけじゃなければ、実は高校生が狙い目。女子高生は年上の男に対する憧れが強いから、大学見学に来てる子に『案内するよ』って声かけると仲良くなれる。ただし、その日以降も遊ぶんなら本当に付き合える子だけにしないと、色々問題になりかねない……」(30代/男性/メーカー)この方、自分の大学の学祭は毎年女子高生を探すためだけに行っていたそう。大学生は本当に女子高生からモテるようで、声をかけた3人組の女の子全員からアプローチされたこともあるというので驚き!「年下の彼女っていいかも!」と思っている男性陣、ポイントは「この大学の〇〇学部で、〇〇サークルに入っている」と詳しく自己紹介することだそうですよ。■成功例2:女子だけの屋台はモテる?「共学の大学でしたが、去年女子サークルで屋台を出したときはサークル内女子にかなり彼氏ができました(笑)。お店に次々と男の人が買いに来てくれる感じで、途中から『誰が一番売り上げられるか?』っていうキャバクラみたいなノリになって、最高に楽しかったです。男女混合のサークルだとサークル内カップルも多いだろうし、『あの子いいな』って思ってもお客さんから話しかけにくいんじゃないかな」(20代/女性/学生)確かに、男性と一緒にいる女性に話しかけるのって勇気いりますよね。その中に彼氏がいるかもしれませんし。学祭の準備期間にサークル内で恋が生まれることもありますが、『サークル内にいい人はいないな……』という方は、女子だけで屋台を出すというのも一つの手のようです。■失敗例:外部生には厳しい有名大学「『ナンパ祭』と言われる某大学の学祭に行ったけど、そこの大学生じゃないってことがわかった瞬間、女の子がみんな逃げていくのが辛かった……」(20代/男性/営業)本人は「やっぱり学歴か……」と言っていましたが、それだけではなく「わざわざ別の大学に来て声かけてるなんてチャラい!」という気持ちもあるのではないでしょうか。自分の大学ではない学祭で声をかけるときには、その大学に通っている友達と一緒のほうがいいかもしれません。また、「有名な大学だと出会いの数も多いけど、その分ライバルも増える」という声もありました。「今年は、この大学で彼女・彼氏をつくる!」と意気込むよりも、色々な場所で恋活してみることが大事と言えそうです。大学生にとって、年に一度のお祭り・学祭。「クリスマスまでに彼女・彼氏がほしい!」という方はぜひチャンスを活かして頑張ってみては?
2016年10月29日女優の水野美紀さんが「結婚していた!」というニュースにびっくりした方も多いのでは?もちろんとてもおめでたいことですが、入籍から既に何ヶ月も経っているというだけでも驚きなのに、交際3ヶ月のスピード婚って!ご主人、年下のイケメンだし。さておき、水野さんみたいに、なかなか結婚しなそう(できなそう)なイメージの女性が結婚すると、私もできるかも?と、なんとなく勇気が湧いてきたりもしますよね。そこで、彼女はなぜこのタイミングで電撃結婚したのか。また、どんな恋愛観をお持ちなのかを、女性誌で“当たる”と話題の占い「0学占術」のモバイルサイトでチェックしてみました。■水野美紀の今年の運勢は?運命グラフによると、彼女の2016年の運勢は【決定期】。【決定期】「これまで抱えていた迷いや悩みから解放され、人生の進行方向が定まることになる一年間です。目新しいことにチャレンジするのには最高の運気だと言えるかもしれません」今年は水野さんにとって、人生に関わる大きな「決定」をするのにふさわしい時期だったんですね。そのタイミングを逃さず、電撃婚を果たした行動力は、まさにお見事!の一言。■水野美紀の恋愛&結婚傾向◎恋愛について「よくみんなが言う“お金を持っていて、高学歴で、いい会社に勤めている人が好き”などということは、あなたに限ってはありません。目の前にどんなにお金を積まれても、好みではない異性には見向きもしないでしょう。その代わり、夢を語る人には弱い。特に、お金はないけれど小説家志望などと聞くと、放っておけないのです」◎結婚について「出会いがたくさんあり、ご自身の結婚願望も強いのに、なぜか縁遠い可能性が。それはあなたが相手を間違えているからかもしれません。どうも口先だけの異性に夢中になったり、いい加減な人を愛してしまったり。相手さえ間違えなければ、幸せな結婚ができるはず」ものすご~く当たっているように見えるのは気のせいでしょうか?ご主人の唐橋充さんは知る人ぞ知る、という印象のイラストレーター兼俳優さん。夢を語ったかどうかはわかりませんが、水野さんは彼の才能や将来性にほれたんだろうな、というのは容易に想像できます。そして、「出会いは多いのに縁遠い」って彼女のイメージにぴったり。熱愛の噂はちょこちょこありましたが、その一部は不倫報道だったりもして、確かに選ぶ相手を間違えちゃったんだろうなという感じ。それでは、水野さんと唐橋さんの結婚相性はというと…■二人は電撃婚する運命だった?◎月星の水野美紀さん×蛇座の唐橋充さん「情熱に飲まれるようにして結ばれれば電撃婚を迎える可能性は十分にあります。けれど、基本的には水野美紀さんと唐橋充さんは何事も思うように進まず、じりじりとした進展を迎える可能性が高い相性です。最初のきっかけを失ってしまうと、お互いが望んでいたわけではなくとも結果的に熟年婚となってしまうでしょう」もし今回電撃婚していなかったら、“永すぎた春”状態になっていた可能性大!?女性にとってアラフォーは結婚願望の分岐点とも言うし、ある程度、勢いは大事なのかもしれませんね。ここでせっかくなので、最近、スピード婚した他の芸能人についても占ってみましょう。■優香の今年の運勢は?まずは、今年6月、交際半年で青木崇高さんと結婚した優香さん。彼女の2016年の運勢は…【充実期】「収穫期です。これまで培ってきた努力が報われ、大きな実りをもたらすでしょう。公私ともに充実し、ハリのある毎日を送ることができそうです。引っ越しや転職、結婚などの大きな決断は吉。この期間に行動に移し、結実させることで安定した基盤を築くことができます」何と言うかドンピシャ!ここで結婚しなかったら、いつするんだ?っていうタイミングじゃないですか。実は、5月にスピード婚した上野樹里さんも今年が【充実期】。どちらも確かに充実してますね!■鈴木亜美の今年の運勢は?7月に結婚報告した歌手の鈴木亜美さんも、交際7ヶ月のスピード婚。彼女の2016年の運勢は…【再開期】「今までを振り返り、経験を生かして次なるステージを目指していくことが、この年のテーマとなりそうです。不思議な縁によって、新しい何かが生まれるかもしれません」苦労人のイメージが強い彼女は、幸せをつかんで来年1月に出産予定(まさに生まれる!)。文字通り今年は、リ・スタートの年になったのではないでしょうか。■終わりにこうして見ていくと、どの方も、本当にするべくしてこのタイミングで結婚したんだなと感慨深いものが…。自分の運勢を知り、その上で目の前のチャンスを逃さず、ちゃんとつかむことが大切なんですね。みなさんもご自身の今やこれからをチェックしてみてはいかがでしょうか。上手いこと運気の波に乗れば、水野美紀さんのようにサクッと結婚できちゃうかもしれません!監修者紹介0学会本部0学は、歴史を大きく左右してきた様々な占術の集大成として生まれました。人や社会そして自然界の『運命』をテーマに、すべてを統合する学問として研究されるものです。昭和15年に開祖である御射山宇彦によって樹立された後、その方式や早見表などが特許・実用新案として国に認可・登録された実績を有するたいへんユニークで知的な占術です。また「登録商標」とされており、今では独自のブランドとして認知されています。0学の根幹を知り、日々の生活を充実させることに役立ててください。
2016年10月25日女性の永遠のテーマであるダイエット。ママにとっても悩ましい問題ですよね。「アドラー心理学」で、一風変わったダイエット法を試してみませんか?■アドラー心理学ってどういうこと?アドラー心理学はオーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラーが創始しました。根本としては、人は人、自分は自分として目標や計画を立てるようにする、個人を尊重した考え方をするということ。また、過去よりも未来を見て、目標に向かっていくことを推奨するという考え方です。つまり、「過去の原因探し」をしない、ということ。簡単に言いますと、いまマイナスの状態で悩んでいるなら、プラスにしか向かわないから過去を見なくて良いというようなニュアンスです。■アドラー心理学でダイエットアドラー心理学では、理想の自分と現在の自分とのギャップはマイナスポイントではないと考えます。これをダイエットに生かすとしたら、「いまはこのサイズの洋服を着られないけど、着られない自分を嘆くのではなく、その劣等感を目標に変えてがんばる力を見いだそう」という考えです。「“人間は自分で自分を変える力を持っている”という基本をもとに努力を続けていけば、ダイエットは絶対に成功する」と思うようにします。また、どうしていまダイエットをしているのか、自身で確認することも必要です。目的と目標、手段(計画)をまずは頭に置きましょう。例としては、次のような形です。あまりストイックにならず、ありのままの自分を受けとめてスタートするのがコツです。・「目的」健康を維持するため(このまま太っていたら体に影響がある)・「目標」ウエスト5センチ減、体重5キロ減・「手段」食べる量を腹八分目にして、ウォーキングを1日20分・「期間」3ヶ月たとえば、1ヶ月で2キロ痩せたい場合、まずは次のような目標を立てて実行します。・お菓子は朝か昼間にひとつだけにする。・夜の21時以降は食べないようにする。・朝ごはんはきちんと食べるようにする。・1日20分、ウォーキングをする。しかし、お菓子をどうしても我慢できず、寝る前に食べてしまった! ということがあるかもしれません。その場合にも落ちこまず、「明日またやり直せばよい。こうした日が続かなければ大丈夫」というように、自分で立てなおすようにします。疲れていてウォーキングができなかった日があっても、次の日からまた、きちっとやればよい。そう思って立てなおす気持ちを持つことが大事。ただし、違反が毎日続かないようにします。■アドラー心理学では不完全は恥ずかしくないダイエットに疲れたら、1~2日休んでもアドラー心理学ではOK。完璧を求めずにゆるい気持ちで、自分の行動を信じて進みましょう。『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)で有名になったアドラー心理学ですが、自分を責めたり、ストイックになりすぎることはありません。できない日があっても「次の日」にやりなおせばよい、観念に振りまわされず目標に向かっていこうという考えを持つと、ダイエットの成功は近くなると思います。アドラーの嫌われる勇気は、人や周りを気にした発言や生活をしているより、ときには自分の思うことをぶちまけよう、そして前に進もうというメッセージもこめられています。失敗しても自分を責めないように、次に向かって過去を振りかえらずに進むことは、ダイエットでもマイナスをプラスに向かわせるということになるのですね。
2016年09月04日女優の成海璃子、トリンドル玲奈、佐藤仁美、水野美紀が、9月29日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『黒い十人の女』(毎週木曜23:59~24:54)で、船越英一郎演じる主人公・風松吉をとりまく愛人役を演じることが26日、明らかになった。1961年に公開された市川崑監督の映画を、脚本・バカリズムで現代版にリメイクするこの作品は、プレイボーイのテレビプロデューサー・風松吉(かぜ・まつきち)が、妻や9人の愛人たちに殺害を共謀される様を、ブラックユーモアを交えて描くもの。船越が演じる松吉は、映画で当時大映のスターだった父・英二さんが演じていた。このたび、妻のほかに9人の愛人がいるという松吉をとりまく愛人役のキャストが決定。松吉とは付き合って半年という9人目の愛人でテレビ局の受付嬢を務める神田久未役に成海璃子、松吉とディレクターの浦上との間で揺れている若手女優の相葉志乃役にトリンドル玲奈、松吉の部下で一番長い時間を過ごし、愛人の中で自分が一番という意識が強いドラマAPの弥上美羽役に佐藤仁美、そして、松吉と付き合って8年のベテラン愛人で舞台女優の如野佳代役を水野美紀が演じる。成海は、バカリズムの脚本について「独特の会話劇が特徴だと思うので、テンポの良さを意識して演じたい」と話し、「女性同士のパワフルでしたたかなやり取りや先の読めないストーリーを楽しんでいただけたら」とコメント。トリンドルは「内容にとても惹かれましたし、何よりバカリズムさんの脚本にワクワクしています。何度読んでも面白いんです! 役を楽しみながら、精いっぱい頑張ります!」と意気込む。佐藤と水野もバカリズムの脚本を称賛。佐藤は「バカリさんは、男性なのによく分かってるなぁと思いました」と不思議がり、水野は「バカリズムさんが普段感じておられるのであろう、女という生き物の不可思議で滑稽な生態への疑問が詰まっている脚本だと思います。読んだ時に感じる面白さを体現できるか、プレッシャーを感じています。全力で務めさせていただきます」と気を引き締めている。
2016年08月27日女優・水野美紀が、テレビ東京の六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス『望郷』(2016年放送)に出演し、広末涼子と15年ぶりに姉妹役を演じることが6日、わかった。原作は『告白』『白ゆき姫殺人事件』など、ヒット作を数多く持つ小説家・湊かなえのミステリー短編集『望郷』(文春文庫)。収録された作品のなかから、「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の3作をオムニバスドラマ化し、それぞれ広末、伊藤淳史、濱田岳が主演を務める。瀬戸内海に浮かぶ島で生まれ育った人々の人間模様を、連作で描いていく。水野は広末主演の『みかんの花』に出演する。広末演じる美里の姉・富田笙子を演じ、島を出て東京で人気小説家として活躍している設定だ。水野は「『大切なものを守るために』囚われ、足を踏み外す人間の機微を、因島の美しい景色が包み込んでいます。ぜひ、お楽しみください」とコメントを寄せた。また姉妹の母役に倍賞美津子、さらに田中圭、水橋研二、山口まゆ、中村靖日、田辺桃子が出演する。伊藤主演『海の星』では、伊藤演じる洋平の母役として若村麻由美が出演。ある日いなくなった夫を探すため、毎晩歩き続けるという役柄に、若村も「過酷でした」と振り返る。「因島の夕焼けと美しい海が切なく迫り忘れられません。ぜひ、ご覧いただきたいです」と作品を語った。洋平が「おっさんと呼んでいた漁師・真野幸作役にはテレビ東京系ドラマ初出演の椎名桔平。椎名は「以前、湊さん原作の連続ドラマ『Nのために』を見て感銘を受けていた私は、二つ返事でお引き受けした」と経緯を語った。さらに伊藤の少年期を加藤清史郎が演じるほか、平山あや、紺野まひる、橋本じゅん、平祐奈、モト冬樹が出演する。濱田主演『雲の糸』では、濱田演じるヒロタカの姉・亜矢役を内山理名が演じる。内山は「深く閉ざしているヒロタカの心を姉でしか出来ないやり方でぶつかっていくラストシーンは、 言葉ひとつひとつ大事に演じさせて頂きました」と、印象に残っているシーンを挙げた。姉弟の母役として麻生祐未が出演するほか、井頭愛海、西岡徳馬が脇を固める。(C)テレビ東京::link;;/news/2016/07/26/023//news/2016/07/25/008//news/2016/03/10/164//news/2016/01/07/668//news/2014/11/20/228/
2016年08月06日これまで3rdシーズンを牽引してきた青学8代目キャスト12名の卒業が発表され大きな注目を集める「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs氷帝」。この度、本公演の9月25日(日)の大千秋楽が日本全国、さらには香港、台湾の映画館にて生中継されることが分かった。関東大会へ出場したテニスの名門校・青春学園中等部(青学)の前に立ちはだかるのは、200名を超える部員を誇る氷帝学園中等部。その頂点に立ち、絶対的な実力とカリスマ性を持つ部長・跡部が率いる氷帝は、敗北した者は即レギュラー落ちの徹底した実力主義で昨年度の都大会を制した。 正レギュラーによる万全の体制で試合に臨む氷帝からは、「氷帝の天才」忍足と類まれなる運動神経を持つ向日のダブルスをはじめ、宍戸と鳳の氷帝最強ペア、ボレーの天才・芥川など実力派の選手が出場し、都大会を経て更に力を高めた青学を迎え撃つ。控え選手となったリョーマと、氷帝の次期部長候補・日吉も、出場の機会をうかがっていた。いよいよ全国大会進出への一戦が幕をあける――。原作は1999年から2008年3月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた大ヒット漫画「テニスの王子様」(通称・テニプリ)。舞台化となるミュージカル「テニスの王子様」シリーズでは、原作ビジュアルを忠実に再現する若手俳優たちと斬新な演出が話題を呼び“テニミュ”の愛称で人気に。城田優や斎藤工らがかつて出演したこともあり、「若手俳優の登竜門」とも呼ばれる。2014年からテニミュ3rdシーズンが始動。その第4作目となる今作は、圧倒的な強さと存在感を放つ氷帝が登場。関東大会初戦の熱き戦いが描かれている。実力派の氷帝レギュラー陣に青学はどう立ち向かっていくのか!?注目の一戦が繰り広げられる。さらに注目を集めるのは、テニミュ3rdシーズンを支えてきた、古田一紀、財木琢磨、石田隼ら8代目青学キャスト12名が本公演をもってテニミュを卒業することだ。そんな大きな節目を迎える本公演の大千秋楽のライブビューイングが決定。北は北海道、南は沖縄まで日本全国30都道府県、そして香港、台湾の映画館で実施される。3rdシーズンの集大成を飾る青学8代目のラストゲームを、リアルタイムで目撃してほしい。「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs氷帝」大千秋楽ライブビューイングは9月25日(日)18時より開演。(text:cinemacafe.net)
2016年08月05日歌手で俳優の福山雅治と、女優の水野美紀が4日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた月9ドラマ『ラヴソング』(11日スタート、毎週月曜21:00~21:54 ※初回は30分拡大)の制作発表会見に登場し、それぞれが自身の役柄の苦労を明かした。このドラマは、元プロミュージシャン・神代広平(福山)が、孤独を背負った女性・さくら(藤原さくら)と出会い、音楽を通して心を通わせることで、失いかけた人生を取り戻す姿を描くもの。劇中ではアーティストとしても活躍する福山ならではの演奏シーンも披露される。主題歌は、福山が作詞作曲を手がけ、藤原が歌う「soup」。また、劇中で広平が作曲した設定の曲は、実際に福山が作曲を担当した。福山は「『3曲お願いします』と言われて快諾したんですが、ずいぶん煮詰まりまして」と告白。「1つの作品で3曲も書いたことがないということに、オファーを受けた後に気がつきまして、自分にとっては前代未聞の煮詰まり方をしてしまいましたね」と、役づくりと音楽制作の両立に、かなり苦労したようだ。一方、元バンドメンバーで広平に思いを寄せる宍戸夏希役の水野美紀は、今作でキーボードやピアノを演奏するシーンがあるが、自身の経験は「子供の頃に習っていた程度」だそう。福山監修のジャムセッションのシーンがあり、これに向けてひたすら練習したそうだが、演奏に演技が加わるとパニックになってしまい、「冷や汗と、どエラい脇汗をかきながら撮影しています」と、新人時代のような緊張感で演じていることを明かした。福山と水野はともに40代ということで、今回のキャストの中では共感する場面も多い模様。さくらに思いを寄せ、広平の恋敵である天野空一役を演じる菅田将暉が、福山の想像を上回る迫力でバイオレンスをかましてきたとき、福山は「こんな怖い人なんだ!」と驚いたといい、水野も「アドリブで氷嚢をホイって投げ渡したら、バーン!って蹴り返されてめっちゃ怖かった」と報告した。福山は「中年になってくると慣れてなくて…」と若いパワーに圧倒されているようだが、「われわれアダルトチームのちょっとくたびれた感じの生活の恋愛観が、若者のエネルギーに刺激されてどうなっていくのかっていうのが、すごく楽しみですね」と期待。こうした世代間のギャップが、今後のストーリーに影響していく部分を見どころとして挙げた。
2016年04月04日1716年に創業した中川政七商店が創業300周年を記念し、日本各地を巡回する「大日本市博覧会」が、東京ミッドタウンにて開催された「東京博覧会」よりスタートした。この試みについて中川政七商店代表取締役社長の中川淳氏は「普段から言っている『日本の工芸を元気にする』ということをより多くの人に知っていただく機会に。また、各産地で地元の工芸をよそものが行ってこれだけ素晴らしいとお伝えする場になれば」とコメント。全国5地域で「買える」「学べる」「体験できる」空間を期間限定でつくり、その土地のものづくりの魅力を再発見することで開催地域の賑わいの創出を狙っている。会場では、今回のコンセプトの一つである「温故知新」を表すものとして、同社のロゴをモチーフに、一刀彫に螺鈿細工の鞍など伝統的な技術を使って作られた「旧」の鹿と、相対するものとして旧の鹿を3Dスキャンしたものをベースにして作られた芸術家の名和晃平氏による「新」の鹿を展示。また、300周年にあたり、社史に代わるものとして作られた金屏風「工芸クロニクル」は必見だ。いわゆる資料型の社史を作っても読まれない、そして明治期に資料を一部焼失しておりそれほど分厚くはならないということから、工芸全体の歴史にフォーカス。石器時代から8つの時代を巡って、それぞれの時代の象徴的なものと象徴的な場所、そしてそのビジネスモデルで読み取れるものをイラスト入りの金屏風に仕立た。最後の時代には未来の産業観光モデルが加えられているが、産地と流通業者、使い手がより近接していくような形になるのではないかという予想が描かれており、これは実際に中川政七商店が奈良でいま実現しようとしていることだという。「工芸クロニクル」の監修には松岡正剛氏が所長を務める編集工学研究所、イラストは善養寺ススム氏が担当している。これらは今後の会場でも展示される。会場内では300周年記念商品も販売。2月17日より全国の中川政七商店で数量限定で販売される「日本工芸版モノポリー ZIPANGU」も先行で販売するなど、伝統工芸をベースにしながらも海外生まれのゲームと融合するという新しいアプローチも見せている。このほか、各会場では日替わりでトークイベントやワークショップも実施。東京でのトークイベントでは1月15日には元サッカー日本代表の中田英寿氏、1月16日はクリエイティブディレクターの水野学氏がゲストに登壇した。今後、「岩手博覧会」(5月3日~5日)、「長崎博覧会」(9月22日~25日)、「新潟博覧会」(10月6日~9日)、「奈良博覧会」(11月1日~6日)と巡回する予定となっている。
2016年01月31日1716年創業の奈良県の老舗、中川政七商店は、2016年に創業三百周年を迎える。これを記念し、限定商品の発売や新ブランドのデビュー、初の路面店のオープン、そして全国5都市での大日本市博覧会の開催など、今年、さまざまな企画やイベントを展開していく。1月13日(水)には、中川政七商店の屋号を掲げる初の路面店「中川政七商店 表参道店」がオープンする。長坂常氏(スキーマ建築計画)が手掛けた店舗内では、「遊 中川」「中川政七商店」「日本市」などの自社ブランドをはじめ、日本各地の工芸メーカーが集まる「大日本市」のパートナーブランドの商品約1,000アイテムを取りそろえるなど、日本の工芸に触れたり、体感できる空間を提供する。表参道店オープン同日の1月13日(水)から17日(日)までの期間には、東京ミッドタウン アトリウムを会場に、工芸の「作り手」と「使い手」が出会える場「大日本市博覧会」が開催される。産地ならではの工芸と出会い、学び、体験し、五感を使って楽しめる展示やイベントが展開される同博覧会は、これ以降、岩手、長崎、新潟、奈良の全国5都市を巡回する。「大日本市博覧会」東京博覧会の目玉は、プラントハンター西畠清順氏が代表を務めるそら植物園と生み出す植物の新ブランド「花園樹斎(かえんじゅさい)」のデビューだ。西畠氏が世界中からセレクトした草花や多肉植物、サボテンなどの植物を、中川政七商店が全国各地の工芸メーカーと共同開発する植木鉢とともに提供。日本の園芸文化を新しいかたちで発信する。また「食と工芸」をテーマに、ABCクッキングスタジオや久原本家グループ(茅之舎)とのコラボ企画や、各界で活躍する4氏、プラントハンター西畠清順氏、山田遊氏(バイヤー、method代表)、中田英寿氏(元サッカー日本代表)、水野学氏(クリエイティブディレクター、good design company代表)をゲストに迎えてのトークショーなどが行われる。そのほか、三百周年記念商品も多数販売される。日本の工芸の懐かしさと新しさを同時に感じることができるアイテムの中から、お気に入りを探し出してみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2016年01月04日享保元年(1716年)に奈良晒の問屋として創業した株式会社中川政七商店(代表取締役十三代 中川淳)が来年で創業300年迎える。これに際し、11日東京ミッドタウンで記者会見が行われ、十三代・中川淳が「三百年の感謝と百年の決意」を込め、周年を記念して製作された商品やイベントについて発表した。会見会場で一際目を引いたのが2頭の鹿のオブジェ。1頭は、日本文化の温故知新の精神を表現すべく、一刀彫に漆、印伝、べっ甲など奈良の伝統工芸を駆使して製作された“旧”の鹿。もう1頭は最新のデジタル技術を使い、名和晃平を中心としたクリエーターが集う・サンドイッチ(SANDWICH)が製作した“新”の純白の鹿だ。この2頭の鹿は、来年1月の東京ミッドタウンを皮切りに全国5都市で開催される「大日本博覧会」の5会場を巡回する。大日本博覧会について中川は「工芸はまだまだニッチな領域。だからこそ、多くの人が工芸に触れる“きっかけ”を作りたいと考えた。そして、工芸が地元の人の“誇り”になれば」と同博覧会開催の意図を述べた。来年1月13日から17日に東京で開催される「大日本博覧会」では、プラントハンター西畠清順と同社の協業で誕生する植物ブランド「花園樹斎(かえんじゅさい)」がデビュー。期間中開催されるトークイベントには、中田英寿や水野学らが登壇する。その他にも、松岡正剛監修で工芸の歴史を屏風絵で紐解く作品や、中川本人も好きだというボードゲームで、国内の産地や工芸品が登場する「日本工芸版モノポリー」も製作中だ。遊 中川、大日本市などの自社ブランド運営の他にも、業界特化型経営コンサルティング、メーカーの流通サポート、茶道具の製造・卸など様々な業態を手掛ける同社だが、その根底に流れるのは「日本の工芸を元気にする!」という熱意。中川はこれからの100年を見据え「2025年には年商100億も視野に入ってくる。今後は工芸を起点にしながらも、工芸×観光、工芸×イベントといった本質的な工芸の価値を伝える事業にも力を入れていきたい」と述べた。
2015年11月11日2013年に『『統計学が最強の学問である』がベストセラーになって以来、統計学ブームが続いています。たしかに社会が複雑になればなるほど、感覚だけで判断できることは少なくなるもの。だからこそ、統計学に基づいた判断が必要とされるのかもしれません。とはいえ難しそうな印象もあるだけに、多くの人にとっては手を出しにくい領域でもあります。そこでおすすめしたいのが、『統計力クイズ: そのデータから何が読みとれるのか?』(涌井良幸著、実務教育出版)。身の回りのさまざまな統計現象に焦点を当て、経験や直感だけでなく、統計的なセンスによってどれだけ正しい判断ができるのかをクイズ形式でチェックしようというもの。統計学とはどんなものかを、無理なく理解できるというわけです。きょうはそのなかから、宝くじに関するクイズをご紹介しましょう。■宝くじは、買えば買うほど損をする?儲かる?(1)「買えば買うほど損をする」のが統計的事実だ(2)少ない枚数では当たりハズレもあるが、たくさん買えば高額当選金が当たる確率は高くなり、結果的に儲かる確率も高くなるさて、統計学的には上記のどちらが正解なのでしょうか?■宝くじの「戻ってくる金額」は統計学で算出可能宝くじを買ったとき、大儲けをするかハズレるかは個別にはわからないこと。しかし統計学的に見ると、たくさん買った際に「どのくらい戻ってくるか」を考えることは可能だそうです。そして当たる確率と賞金額から戻ってくる平均額を算出したものを、「期待値」と呼ぶのだとか。もし期待値が元でよりも大きくなるなら、買えば買うほど儲かるということ。■宝くじを1枚引く場合の期待値はたった30円!賞金1,000円が当たるくじが2本、100円が当たるくじが10本、ハズレくじが88本の合計100本のくじがあったとします。このくじを1枚引く場合の期待値は、賞金総額3,000円をくじの総本数100で割ったもの。(1,000 × 2 + 100 × 10 + 0 × 88)÷100 = 30円30円の期待値は、くじを1本引くごとに期待される賞金額(戻ってくる期待額)。もちろん、1本のくじを引けば必ず30円もらえるという意味ではなく、あくまでも理論的に期待される平均金額。つまり期待値が30円、1本引くのに50円なら、たくさん買えば買うほど損をするということになります。そして1枚300円の宝くじで計算した場合、期待値は143円。つまり、半額以下しか戻ってこないのです。宝くじはたくさん買えば買うほど「損をする」ようにできているわけで、冒頭のクイズの正解は(1)となります。*このように、身近な話題を通じて統計学を理解することが可能。論理的な思考を育てるためにも、読んでみてはいかがでしょうか。(文/印南敦史)【参考】※涌井良幸(2015)『統計力クイズ: そのデータから何が読みとれるのか?』実務教育出版
2015年08月25日アニメーション映画監督・細田守氏の作品をテーマにした「バケモノの子展」が、7月24日~8月30日の会期で、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールにて開幕した。「細田守監督作品をみる・しる・あそぶ!」をテーマにした「バケモノの子展」は、現在公開中の劇場アニメ『バケモノの子』をはじめ、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)と細田監督が作り上げた作品の魅力に迫る企画展。絵コンテやレイアウト、原画、背景美術など300点以上の資料に加え、チームラボと面白法人カヤックによる、最新デジタル技術を駆使した体験型コーナーも用意している。刀匠・吉原国家氏が手がけた『バケモノの子』の熊徹が持つ全長約128cmの大太刀や、『サマーウォーズ』の小磯健二が終盤でパソコンのキーボードを押す名シーン「よろしくおねがいしまあああす!」を体験できるコーナーなども注目を集めている。企画展は9つのエリアで構成され、「オープニングエリア」には、『時をかける少女』上映の際に実際に使用されたフィルム缶とフィルムコンテナを展示。中に入ると、『バケモノの子』より渋谷・スクランブル交差点をバックに堂々と立つ熊徹と九太がお出迎え。通路には、歴代作品の名台詞を振り返るボードが展示されている。続く「絵コンテエリア」では、細田監督が描いた各作品の絵コンテが並び、アニメの場面ごとに書き入れられた内容や設定など、製作の裏側を紹介。さらに次のエリアでは、キャラクターの設定画や作品の舞台となった背景美術が展開され、その合間には『サマーウォーズ』に登場した仮ケンジなどの立像も登場している。そして『おおかみこどもの雨と雪』で、雪と雨が森を疾走するシーンを体感できる「風のシアター」を抜けると、「バケモノの子エリア」に到着。劇中にも登場した「渋天街」の門が迎え、その傍らにはチームラボが手がけた「熊徹道場」が設けられている。ここでは、画面正面に立つことで自分の姿が熊徹と九太の間に現れ、刀の柄のようなコントローラーを操作することで、上から降ってくる対象物を切る修業を体験することが可能。また、門の奥には『バケモノの子』の熊徹が持つ大太刀をイメージして造られた刀が鎮座し、赤鞘も忠実に再現されている。開催前から大きな話題を呼んでいた「体感型展示エリア」では、5つのコンテンツを用意。「よろしくおねがいしまあああす!」では、『サマーウォーズ』で健二が人工衛星「あらわし」の軌道を変えて世界の危機を救ったシーンを再現。カウントに合わせてマイクに叫び、Enterキーをたたくと、声に応じた大きさで「よろしくおねがいしまあああす!」のメッセージが画面に表示される仕組みになっている。また、「雪と雨の背くらべ フォトブース」では、柱に手をかざすことで、『おおかみこどもの雨と雪』の雨と雪の成長を追うことができる。担当したスタッフは、「親子で楽しんでほしい」という細田監督の願いを受けたことから、「子供の成長を感じることが、親子の関係を象徴している」と考え、このブースを企画したという。そのほかにも、サイネージの前に立って撮影することで、自身も作品のポスターイメージに参加することができる「チームラボカメラ」や、『時をかける少女』で主人公・真琴が千昭に別れを告げるシーンを再現した「未来で待ってる」、『サマーウォーズ』に登場した仮想空間「OZ」にメッセージを投稿できる「OZメッセージ」など、さまざまな企画が用意されている。順路の最後には、限定グッズを購入できる「スタジオ地図 SHOP」もオープン。各人気キャラクターのフィギュアやグッズに加え、『バケモノの子』の公開を記念して企画された、細田作品をモチーフにした"青地図"シリーズのアイテムが並ぶ。同シリーズからは、吉田ユニ氏、水野学氏、森本千絵氏など日本を代表するクリエーターたちがデザインしたTシャツや手ぬぐい、クロスステッチハンカチなどが展開されている。7月24日~8月30日と約1カ月にわたって渋谷ヒカリエで開催される本展示の営業時間は10:00~19:00(入場は18:30まで)。当日券は大人が1,700円、高校生以下が900円。(C)2006 TK/FP(C)2009 SW F.P.(C)2006 W.C.F.P(C)2006 B.B.F.P
2015年07月24日ニトムズは、同社が展開する文具ブランド「STALOGY」の展示・販売を行うイベント『STALOGY Meets 蔦屋書店「企画の生まれる机」クリエイティブディレクター水野学編』を開催している。期間は8月31日まで。開催場所は東京都・代官山の代官山 蔦屋書店 ビジネス書籍売り場。「STALOGY」は、同社が展開する"ありそうで、なかった"をコンセプトにした文具ブランド。同ブランドのトータルディレクションを担当するクリエイティブディレクター水野学氏(good design company)が担当している。今回のイベントでは、代官山 蔦屋書店 ビジネス書籍売り場において、水野氏の「企画が生まれる風景」を再現し、同氏による選書やSTALOGY製品、使用実例などが展示されるということだ。また、最終日の8月31日には、水野氏によるトークイベント「水野学のクリエイティブ塾」が予定されている。なお、水野学氏は東京都生まれのクリエイティブディレクター。中川政七商店のプロデュースや熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のデザインなどを手がけるなど、国内外の数多くのデザイン賞の受賞歴があり、ビジネス書も多数執筆している。主な著作に「センスは知識から はじまる」(朝日新聞出版)、「グッドデザインカンパニーの仕事」(誠文堂新光社)などがある。
2015年07月17日■六本木、イセタンサローネでは「最高峰」を提案したい――6月10日からイセタンサローネTHE CORNER@ISETANでは、上質なギフトをテーマにしたセレクトでプロモーションを展開中です。どのような基準で、「THE」のアイテムをセレクトされたのでしょうか水野:僕は、イセタンサローネには、ものすごく高価なものがあってもいんじゃないかなと思ったんです。1個2,000万円くらいの花瓶とか。それは、ある種の美術館のようでもあり、ある人はそれを実際ポンポン買っていく。イセタンサローネに参画する意味を鑑みて商品をセレクトしました。六本木って、本当に東京の中心なんですよね。その東京の真ん中で、信頼されている百貨店である伊勢丹さんと僕たちが何をやるべきかを考えましたね。「THE」であると同時に、ある意味での「最高峰」のものをプレゼンテーションしたいなと考えました。実現できなかったものもありますが、保安上置ける範囲で最高峰のものを選んだつもりです。■イセタンサローネのデザインを手掛けた杉本博司と「THE」の共通項――イセタンサローネの内装は「アートとファッションの融合」をコンセプトに、杉本博司さんが手掛けています。屋久杉をはじめ、日本古来の素材や技法を活かした環境で「THE」を展開されていかがでしたか米津:初めて、開店時に「THE」の商品が並んでいる様を見て、杉本さんの手掛けられた美術館的な内装に置いても、「THE」のアイテムが見劣りしてなかったことが嬉しかったですね。自分たちのやってきたことに間違いはなかったと感じました。――アート作品は、シーズンで作られたものとは違って、半永久的にいいと思われたものが収蔵されていきます。水野さんが話されていた「定番とは長い流行」という話にも通ずるところがありますね。鈴木:杉本さんのアートは新しいものを作ろうとするよりも、今まで誰もが知っていたものを見えるようにするきっかけを提示してくれているように感じています。海をモノクロ写真に収めた「海景」もそうです。いままで知っていたけど、改めて見ることがなかった素材や技法に気づかせてくれるのが杉本さんのアートであり、今回のお店の特徴なのかもしれません。「THE」も新しいものを作ろうとしていない点で通ずるところがあると思いました。クリエイティブの考え方として、通ずる部分があるのではないかと思います。――杉本さんも「古くから良いとされているものは、一番新しいもの」という考え方を話されていました。そこが「THE」に繋がっていて、いい融合になっているのだと思います■一番プレゼントが入っていそうな袋を考えてみたら…――6月10日からは「THE」に新たなラインアップも加わるそうですね米津:今回はTHE KITCHEN CLOTHということで、パートナーとして中川政七商店の「花ふきん」とコラボレーションしています。水野:これは「THE」のオリジナルパッケージですね。中川さんは自分のところの商品なので、他に出したい訳ではないんですが、「『THE』だけで売るんだったらいいです」というお許しを頂いています。なんでそこまでして、僕がこれを売りたいのかというとTHE KITCHEN CLOTHと言えば、「花ふきん」の他にないからなんです。そして、THE KITCHEN CLOTHらしいパッケージってなんだろうと考えました。ふきんらしさとは何かを追及した結果生まれたのがこのパッケージなんです。――日本語と英語の表記にされた理由はなんでしょうか水野:一つはもちろん海外の人にも買って欲しいからです。もう一つは、明治から昭和初期にかけて、日本というのは一時横文字文化に振れた時があったんですよね。ふきんといえば『ブレードランナー』みたいだねという人はいなくて、昭和初期のあの懐かしい感じを思い浮かべる訳です。ふきんそのものらしさを感じるのがその時代だったんです。――6月10日からは、オリジナルのギフトパッケージもスタートするとか米津:イセタンサローネ内にTHE CORNER@ISETANを展開する時から、「GIFT」に特化した場所にしたいという話がありました。実は、15年4月のオープン時にもショッパーの在り方やギフトラッピングを考えようという話もあり、日本中の誰もが知っている伊勢丹チェックのショッパーに「THE SHOPPING BAG」とプリントするといったアイデアもありました。今回は自分たちの商品である「THE SHIRTS」のオックスフォード生地で作ったギフトバッグを展開します。水野:結局、どんな袋にプレゼントが入っていたら嬉しいか?と考えると、いかにもプレゼントが入ってそうな上質な包みとリボンが嬉しいんですよね。なので、一番プレゼントが入っているべき袋を考えた結果、袋に「PRESENT IS INSIDE」とデザインしました。――今後、「THE」で挑戦していきたいことは何でしょうか米津:「THE」はパートナーとして協業する企業と様々なジャンルの“THE”を共に考え、研究し、開発するブランドです。「THE」のコンセプトのいいところは、汎用性の高さ。どんな分野にも“THE”的な考え方で新しい視点があると思いますので、いろんな業態と取り組んでいきたいですね。自動車メーカーとTHE CARを手掛けてみたい、とよくメンバー内でも話しています。また、小売業としてのTHE SHOPの中に留まらず、飲食THE旅やTHE CAFEなど、旅行企画や飲食にも挑戦してみたいですね。1/2に戻る。
2015年06月10日モノが有り余る時代に生きる私達。本当に欲しいと思えるモノに出合えているだろうか。「これこそは」と呼べるモノ=THEを生み出していくこと、あらゆるプロダクトのスタンダードを更新し、定番の基準値を引き上げていくことを目指す「THE」の取組みについて、中心メンバーである4人に話を聞きました。クリエイティブディレクター good design company 代表/水野学。株式会社中川政七商店 代表取締役社長 十三代/中川淳。プロダクトデザイナー PRODUCT DESIGN CENTER代表/鈴木啓太。そして、THE株式会社 代表取締役社長/米津雄介。2011年、「THE」は市場に対するある問いからスタートしたといいます。■強すぎる差別化が引き起こした「市場のドーナツ化」――「これこそは」と呼べるもの=THEを始めた理由とは水野:70年代までは、ものづくりもテクノロジーが優先されていました。80年代以降は、テクノロジーがある一定水準を満たすようになり、そこで「差別化」という言葉に重きが置かれるようになりました。それが、2000年代になって、なお一層求められ、2010年代になると消費者が買うものがなくなってしまった。つまり、差別化の結果、消費者が本当に欲しいものがなくなってしまったんです。鈴木:確かに、プロダクトデザイナーとしてプロジェクトに関わる時も、企業からのオファーで「差別化」を求められることもあります。差別化が必ずしも良いものを生む訳ではないんです。差別化を求めると自分たちが本当に欲しいものから離れていくこともあります。水野:時を同じくして、NYでは“ノームコア”という流れが生まれました。文化レベルが同じであれば、世界中で同じような風潮が起きる。これが2010年代なんですよね。差別化を求め続けた結果、本当に欲しいものが市場になくなってしまっているこの状態を、僕は「市場のドーナツ化」と呼んでいます。このドーナツの穴の部分を、如何に消費者に食べてもらうかを考えて誕生したのが「THE」なんです。■いいモノは、ちゃんと伝えていかなくてはいけない中川:僕は、水野さんと(鈴木)啓太さんが準備を進めていた「THE」に途中から呼んでもらって参画しました。この話を聞いたとき2人と一緒に「THE」を作っていくことにすごく意味があると感じたんです。というのは、デザイナーがどれだけ素晴らしいものを作っても、その製品の魅力や背景の物語を、ちゃんとお客さんに届けないと続いていかないんです。そのためにするべきことの一番は、直接コミュニケーションをすることだと思います。だから、「THE」を始める時にも「まず、お店を持ちましょう」という話をしました。まだブランドを始めたばかりで、アイテムも2つか3つしかなかったのに、東京駅横にある商業施設「KITTE」にお店を作ることを提案しました。鈴木:早い段階でお店を持ったのは正解だったと思っています。自分達やスタッフがお客さまと直接コミュニケーションをする。これしかないっていうくらい、大切なことだと思います。お店は、人を介してお客さまにメッセージを伝えていく場ですね。■立つ歯ブラシが生まれた理由――これぞTHEというアイテムを作るときに気を付けていることはありますか鈴木:「THE TOOTH BRUSH by MISOKA」の例が分かり易いかもしれないですね。まず「歯ブラシとは何か」という問いからスタートします。歯ブラシの機能として、歯を磨くことという以外にも、乾かすという機能も求められている。みんな歯ブラシを乾かすために、歯ブラシスタンドに立てたりコップに立てたりしていますよね。これが証明していることは、歯ブラシをみんな立たせて乾かしたい。でも、これまれの歯ブラシは立っていない。じゃあ、歯ブラシには「立つ」という機能も求められるのではないか…という考えに至る訳です。必要な機能なはずなのに、市場にある商品では実現できていないことを実現させる。これが「THE」的モノ作りの手法の一つです。水野:僕は、鈴木啓太が作るものは「エモーショナル」と言われるものを「機能」に落とし込んでいるのが特徴的だと思っています。機能や背景をすごく優先させてデザインする人だなと。「THE」では、デザインの前に“THE”を構成する要素を研究している訳なんです。――“THE”の開発における5つの基準(形状・歴史・機能・素材・適価)の中に「歴史」がありますが、なぜ歴史なのでしょうか鈴木:歴史的観点というのはすごく考えていますね。歴史の中に“THE”を探しにいっているという感覚もあります。中川:ここで言う歴史というのは、古くからあればいいという訳ではないんですよね。消せるボールペン「フリクション」とかも、ボールペンの機能の未来を変えた“THE”日用使いのペンだと思いますし。確かに、時代の淘汰を経て残ってきたモノというのは、信用に至るものだと思います。でもそれが必ずしも“THE”になるマスト条件ではないと考えています。2/2に続く。
2015年06月10日今年4月オープンしたイセタンサローネ「THE CONER @ ISETAN」は、“これこそ定番の○○”といえるアイテムを「THE」が形状・歴史・機能・素材・適価の5つの視点でセレクトし展開する。同コーナーでは10日から23日の期間、通常同コーナーで展開している立つ歯ブラシ「THE TOOTHBRASH by MISOKA」や、グラスに日本の象徴・富士山の姿が生まれるグラス「富士山グラス」などに加え、「THE」の中心メンバーのひとりでクリエイティブディレクターの水野学が「定番かつ、最高峰のアイテムを選んだ」と語る上質なギフトアイテムを拡大して展開する。同期間、新たに「THE」がセレクトしたのは「シュタイフ(Steiff)」のティディベアや、「ボーズ(BOSE)」最高峰のアラウンドイヤータイプのヘッドホン、「モンブラン(Montblank)」の万年筆マイスターシュテック149など。10日からは、「THE」のオリジナルオックスフォードシャツ「THE SHIRTS」と同じ布を使用したオリジナルのギフトバッグも展開。オープン前から考えていたというギフトとして贈る顧客に向けて、特別なパッケージを提案したいという思いを実現させた形だ。「THE」とは、クリエイティブディレクター/good design company代表・水野学、株式会社中川政七商店代表取締役社長十三代・中川淳、プロダクトデザイナー/PRODUCT DESIGN CENTER代表・鈴木啓太らによる取組み。「これこそは」と呼べるもの=THEを生み出していくこと、あらゆるプロダクトのスタンダードを行進し、定番の基準値を引き上げていくことを目指している。
2015年06月10日コミュニケーションの力で首都高の交通事故を減らすことを目的とした市民主体型交通安全プロジェクト「東京スマートドライバー」は30日、トヨタ自動車「86」とメルセデス・ベンツ「スマート」電気自動車の2車両が、プロジェクトの象徴である褒めるパトカー「ホメパト」として、5月5日にデビューすると発表した。また、TV番組『BSフジ 小山薫堂 東京会議』(毎週土曜24:00~24:30放送)と連動して行われた、この2台のラッピングデザインを募集する「ホメパトデザインコンペティション」によって決定したデザインも発表している。同デザインコンペティションで審査を務めたのは、東京スマートドライバー発起人の小山薫堂氏、東京スマートドライバーロゴデザイナーの水野学氏、音楽プロデューサー・自動車評論家の松任谷正隆氏。3月14日~4月10日の募集期間に60通の応募があり、一次審査を通過した5作品の応募者が、トヨタのテーマパーク「MEGA WEB」で公開収録となった最終審査会場でプレゼンを行った。最終審査で選ばれたのは、インテリアデザイナーの相川崇史さんの作品。相川さんデザインによるピンクのラッピングが施された「ホメパト」は、5月5日に開催される交通事故ゼロを目指す社会実験『TOKYO MIRAI JUNCTION』イベント内で公開される。
2015年04月30日日本グラフィックデザイナー協会(略称:JAGDA)は、学生を対象にしたデザインコンペ「JAGDA学生グランプリ 2015」の開催を発表した。応募申し込み受付は6月5日まで。応募料は1点につき1,000円。同コンペは、JAGDAが10年ぶりに学生を対象として実施するもの。テーマに沿ったポスター作品(B1サイズ)を募り、技術の高さや独自性・創造性などを基準に、グラフィックデザインの第一線で活躍している会員デザイナーが審査を行う。応募資格は、2015年現在、日本国内の高等学校、各種専修専門学校、大学、大学院に在籍している生徒・学生となっており、年齢は不問、2015年3月卒業者も含まれる。今回のテーマは「JAPAN」。訪日外国人旅行者数が1,300万人を突破し、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えた日本を自由に表現するとの課題設定だ。審査委員長を佐藤卓氏が務めるほか、審査員は色部義昭氏、えぐちりか氏、柿木原政広氏、菊地敦己氏、永井一史氏、水野学氏といった顔ぶれとなっている。また、同コンペではグランプリ(1点)、準グランプリ(3点)、優秀賞(10点)、審査委員賞、入選(100点予定)を選出。同コンペの展覧会を、8月28日~9月13日にかけて東京ミッドタウン・デザインハブで開催し、初日に表彰式を行うとのこと。なお、応募要項は同コンペのWebページを参照してほしい。
2015年03月24日黒板・ホワイトボードメーカーの日学は、黒板をキャンバスにチョークのみで描かれる「日学・黒板アート甲子園」を開催する。本年度はプレ大会として、今春の卒業シーズンに合わせて描かれる「黒板アート作品」を全国の高校生から募集。最優秀賞には賞状とトラベルカード10万円分、優秀賞には賞状とグルメカード3万円が進呈されるほか、日学特別賞や入賞などの賞も用意される。募集期間は2月12日~3月16日。「日学・黒板アート甲子園」は、毎年卒業シーズンに全国の高等学校の黒板に描かれる「黒板アート」のコンテスト。本年度はプレ大会として、今春の卒業シーズンに描かれる黒板アート作品を募集するもの。黒板を長年取り扱ってきた同社が、黒板に描かれた"アート作品"を単にクラスや校内、SNS上で披露するだけでなく、もっと広く紹介することで感動を共有できないかと考え、開催を決定したということだ。応募資格は2014年度時点で日本国内の高等学校・高等専門学校に在籍中の生徒。応募はグループ単位(学級、有志メンバーなど)で、1グループからの応募は1作品のみ。校内に設置されている黒板をキャンバスとし、画材はチョークのみ(ホワイトボードやオイルチョークは使用不可)。応募方法は、黒板に描かれた作品の全体像1枚と、特にアピールしたい箇所のアップ(3枚まで)をデジタルカメラで撮影し、同コンテスト情報サイトに記載されている応募先メールアドレス宛てに画像データを添付の上、同ページ内に記載された応募要項(学校名、住所、電話番号、グループ名、エピソードなど)を記載したメールを送信する。募集期間は2月12日~3月16日。また、応募作品は厳正なる審査の上、最優秀賞(1点)に賞状とトラベルカード10万円分、優秀賞(1点)に賞状とグルメカード3万円、日学特別賞(3点/学校が対象)に賞状とスタンド式ホワイトボード(片面)、入賞(数点)には賞状と小型黒板&チョークセットが進呈される。受賞作品は3月25日に日学ホームページ上で発表されるということだ。なお、審査員は、黒板に卒業生13人の似顔絵を描くというサプライズプレゼントを行ったことがきっかけで"チョーク絵アーティスト"として話題となり、「チョーク絵のある静物」という作品で第43回日展特選を受賞した小野大輔氏(長崎県立佐世保西高等学校教諭)と、武蔵野美術大の学生が休みの間に小学校を訪れ、児童に内緒で全12クラスの黒板に絵を描いて驚かせた"「旅するムサビ」黒板ジャック"を担当した三澤一実氏(武蔵野美術大学教授)が務める。(C)小野大輔 / (C)「旅するムサビ」黒板ジャック作品
2015年01月16日竹尾は、クリエイターが手掛けた年賀状を公開する「クリエイター100人からの年賀状展vol.10」を開催する。会期は1月19日~2月20日(土日祝休廊)、開館時間は10:00~19:00(1月19日は17:00まで)。会場は東京都・神保町の竹尾見本帖本店2F。入場無料。同展は竹尾が毎年開催している恒例の新春企画で、同社が各方面のクリエイターから受け取った年賀状100枚を一般公開する。それぞれの年賀状では、「紙とデザインにのせた、クリエイターからの新年のメッセージ」が楽しめるとのこと。参加クリエイターは、原研哉、水野学、廣村正彰、北川一成など100名以上となる予定。同社Webサイトでは参加クリエイターのリストが公開されているほか、随時更新も行われるという。また、同展のDMは、今年の干支にちなみ「羊毛紙」という名前の紙を使用しており、会場で配布をしているとのことだ。
2015年01月13日ブルボンは7日、チョコレートウエハース「キャラメリー」を発売する。○青学学生有志によるプロモーション活動を展開同社では2012年6月より、青山学院大学社学連携研究センターの協力を得て、若者の持つ志向や感性などを商品開発に生かすとともに学生のアイデアをもとにした、新しいコンセプトでのプロモーション研究を共同で進めているという。同商品は、食べやすいひとくちサイズで歯切れの良い新食感でありながら、食べごたえのあるチョコレートウエハース。学生モニターからの情報をもとに「コミュニケーションツールとしてメッセージをお届けするお菓子」「気持ちを伝える小さなプレゼントのようなお菓子」をコンセプトに企画された。内容量6個で、希望小売価格は120円(税別)。発売と同時に、青山学院大学の学生有志による「若者世代に共感を呼ぶプロモーション活動」を展開する。まず、学生食堂および購買会内で企画商品「キャラメリー」の特設コーナーを設け、さらに友だちに思わず広めたくなるようなキャッチコピーおよびPOPでの演出を行うという。また、"キャラメリーSNS情報発信隊"を編成し、流行や話題チェックの情報としてTwitter、Facebookでの情報発信を実施。さらに「NAVERまとめ」により、TwitterやFacebookをはじめとした多くのインターネット上の情報を編集し、まとめて紹介することで、話題性を一層高める。学生の発想した企画がSNSを通じてやり取りされることで、"自分事"として連想してもらい、キャンパス内はもちろんのこと、大学の枠を越えたプロモーション活動の拡大を図る、としている。
2014年10月06日もはや、日本の文化の一端を担うほどに定着した“ゆるキャラ”。くまモンとふなっしーをテレビで観ない日はありませんよね。そんななか、開催中なのが、ゆるキャラグランプリ2013。今回で3回目となるこの大会には、1500体近いキャラがエントリーをしています。ちなみに、初代チャンピオンはくまモンで、二代目は、今治市のバリィさんでした。果たして、三代目の王者はどのゆるキャラの手に!?今回は、ゆるキャライベントに来ていたイケメン達に、好きなゆるキャラとその理由を聞いちゃいました。その結果、浮かび上がってきた男子特有のゆるキャラ観とは?これを知れば、ゆるキャラ好きのカレのハートもつかめるかも!?■「ふなっしー」「生身だったら放送事故になりそうなことも、さらりとできちゃうところがいい!」(34歳・銀行員)大ブレイク中のふなっしーですが、話を聞いたところ、素直に「かわいい」と感じているメンズは少数派。むしろ、その狂気すら感じる破天荒さに魅力を感じているようです。大胆発言をさらりと言ってしまうその姿は、大ヒットドラマの『半沢直樹』に通ずる部分があるのかもしれません。ふなっしー好きのメンズは、ストレスがたまってるいること間違いなし。疲れ目に、梨汁ブシャー!をしてあげましょう。■「くまモン」「くまモンみたいな仕事がしたい」(23歳・建築関係)ご存知、国民的アイドルキャラですが、このキャラの誕生には、男のロマンがつまってるんです。くまモンは、熊本出身の小山薫堂(『おくりびと』の脚本家)が、友人でアートディレクターの水野学(農林水産省のロゴ、ドコモのiD等をデザイン)に、話をもちかけたことで誕生したキャラクター。男なら一度は、「いつか一緒に、世の中を変えるような仕事をしようぜ」と熱く語ったことがあるはず。くまモン好きのメンズは、ロマンチストでしょう。■「さのまる」「北関東の仁義なき戦いを想像するとゾクゾクする」(30歳・テレビ制作)つぶらな瞳のゆるキャラ、さのまる。栃木県佐野市のゆるキャラで去年のゆるキャラグランプリでは4位を獲得した人気キャラ。そのライバルはお隣り群馬県のゆるキャラ、ぐんまちゃん(去年3位)。ただでさえライバル関係にある栃木と群馬が、こんなところでも火花を散らしてるなんて・・・。無邪気な顔したこの2体が、実は水面下で県の威信をかけた代理戦争をしていると思うと、男の闘争心に火がつくんだとか。このキャラが好きなメンズは、意外とオラオラ系かもしれません。■「キュンちゃん」「キュンちゃんに会うと、札幌に来たなって感じがする」(25歳・メーカー)北海道観光PRキャラクターのキュンちゃん。見るもの、触れるものの気持ちを「キュン」と感動させることが名前の由来なんだとか。そんなキュートなこのキャラ、実は、北海道関連のありとあらゆるところに出現する、ゆるキャラ界の北の覇者なんです。東京を離れ、地方で悠々自適にすごすその姿は、どことなく『あまちゃん』を連想させます。そんな、ノスタルジックな香りがするキュンちゃんが好きなメンズは、おふくろの味に飢えてます。肉じゃが作ってあげて!じぇじぇじぇ!■「きたパン」「黒目の奥がたくらみで溢れてる感じがして、思わず叩きたくなる」(29歳・IT関係)東京都北区のゆるキャラ、きたパン。ゆるキャラグランプリ首位の出世大名家康くんに関するつぶやきがニュースになったり、アイドルとの写真がニュースサイトに掲載されたり、重そうな箱なのにダンスがキレキレだったりと、ネタには事欠かないのにいまいち人気が出ないゆるキャラ。無表情なのに哀愁が漂うパンダ顔には、遠い日の恋を思わせるせつなさが感じられます。きたパン好きのメンズは、倒れるときすら前のめりなガツガツ系のメンズでしょう。押し倒されないように要注意!■まとめ公式非公式合わせると数千体もいるゆるキャラ。海外から見ると不思議すぎるこの文化は、そのうち「Yuru-Chara」として共通言語になるような気もします。僕も一度だけ、きぐるみを着たことがありますが、ジャニーズのアイドルぐらい女子にモテました。何も着なくてもそれぐらいモテる男になりたいものです・・・。(高尾龍一/ハウコレ)
2013年10月05日女優の水野美紀が大人気刑事シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』でシリーズに復帰していることが8月23日(木)、東京国際フォーラムで行われた同作の完成披露試写会で明らかになった。柏木雪乃を演じる水野さんは上映後の舞台挨拶に、織田裕二らキャスト陣と共にサプライズ登壇し、「ただいま~。何年ぶりだろう?7年ぶり!?どうもすみません(笑)。これで最後なのは残念ですが、戻ってこられて良かった」と喜びを爆発させた。今回、ユースケ・サンタマリア演じる夫・真下正義が湾岸署署長に就任しており「いつの間にか夫が署長になりまして、みなさんにはお世話になりました」と“再会”に感慨深げ。ユースケさんも「雪乃が帰ってきてくれた」と大喜びだった。上映後の舞台挨拶には織田さん、水野さん、ユースケさんを始め、柳葉敏郎、深津絵里、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、佐戸井けん太、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、小栗旬、甲本雅裕、遠山俊也、川野直輝、滝藤賢一、真矢みき、筧利夫、脚本を手がける君塚良一、メガホンを取った本広克行監督という総勢21名の“チーム踊る”が集結!割れんばかりの拍手に包まれながら、ステージに登場した織田さんは「最高です!」と雄叫び。「この作品に携わることができて本当に良かった。みなさんの声援があったからこそ、ファイナルが生まれた」と感謝しきりだ。15年という時間をふり返り「長いような、短いような…。嬉しいこと、ちょっと寂しいこともありましたが、こんなに幸せを感じられる現場はない」としみじみ語った。客席を埋め尽くす4,000人の“踊る”ファンからは「やめないで」の悲鳴も飛んだが、「しめっぽいのは似合わない。これでさよならです」と断言。それでも感極まったのか、男泣きを見せる場面もあった。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 2012年9月7日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョンアイ・エヌ・ピー
2012年08月23日園子温監督の『恋の罪』が11月12日(土)に公開を迎え、園監督を始め、主演の水野美紀、冨樫真、神楽坂恵、津田寛治、小林竜樹が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。園監督が、渋谷のラブホテル街で起きた殺人事件にインスパイアされる形で作り上げた本作。円満な家庭を持ちつつも浮気する女刑事、満たされない小説家の妻、夜になると娼婦としてホテル街を徘徊する大学助教授という3人の女性を中心に女の業や欲望が描き出される。念願叶って園作品への出演を果たした水野さんは「監督に新しい一面を引き出していただいた」と充実の表情。自身が演じた女刑事・吉田役について「セックスが愛を確認するためだけの行為でなく、女性にとって渇望や心を満たす代償行為であるということは、女性なら肌で分かると思います」と女性ならではの共感を口にした。大学助教授の美津子を演じた冨樫さんは「美津子の言葉のひとつひとつが印象に残ってますが、『セックス』という言葉を大声で言うところは『こんな大声で言ってたのか…』と驚きました。普段、言う機会がないので…良い体験でした(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。小説家の妻・いずみ役の神楽坂さんは、園監督と共にカンヌ国際映画祭に赴いた。夫役の津田さんとのお風呂場でのやりとりに現地の観客が大爆笑していたことを明かし、風呂に入り裸の津田さんと向き合ってのシーンについて「すごく真剣にやってて、私も(津田さんに)触りたかったです」と過激発言。映画を鑑賞したばかりの客席は大いに沸いた。その津田さんはオーディションで小説家の夫役をつかんだ。「何とかオーディションに行けるように仕組んで、監督の前で演技したんですが、緊張して落ちたと思ってたら受かった。涙が出るほど嬉しかった」と大興奮。監督に言われたという「おれが役者に求めているのは『カーペンターズ』の歌声じゃなくてジャニス・ジョプリン」という言葉を紹介し「あかをかなぐり捨てて裸でぶつかりました」と胸を張った。映画初出演となった小林さんは女優陣による強烈なシーンに触れ「ただただ凄まじいとしか言えない。素晴らしい女優さんたちと監督による凄まじいセリフ。それが彼女たちの口から発せられるとき、目がカッと変わるんです。パワーとエネルギーを感じました」と圧倒されたようだ。監督は立ち見もありの大盛況に「感無量です」。「こういう映画でも(客が)入るんだと映画界に教えられるし、映画の可能性として多くのプロデューサーに驚きと意外性を与えられる」と語り、感謝の思いを伝えた。『恋の罪』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:恋の罪 2011年11月12日よりテアトル新宿ほか公開にて公開© 2011「恋の罪」製作委員会■関連記事:『恋の罪』水野美紀インタビュー「愛じゃなくて、恋なんです」川島なお美、園子温監督の新作『恋の罪』は…性悪女みたいなブルゴーニュワイン園子温&神楽坂恵が婚約を改めて報告「私の“恋の罪”でお騒がせして」と照れ笑い冨樫真トークショー付き『恋の罪』女子会試写会に40組80名様ご招待園子温が「稲中卓球部」古谷実の人気漫画「ヒミズ」を映画化!主演に染谷将太
2011年11月14日「男性にとってはホラー映画」という水野美紀の言葉を決して笑えない。20世紀が終わりを迎える直前に渋谷のラブホテル街で実際に起こった事件にインスパイアされる形で製作された映画『恋の罪』。監督の園子温は本作を「セックス・アンド・ザ・シティ」の“裏通り版”と称したが、物語の軸となる3人の主人公たちの“女の業”がこれでもかとえぐり出されていく。近年、多彩な役柄に挑戦し、新たな境地を開拓し続ける水野さんだが、本作を経て「解放された気がする」とも。その真意は――?優しい夫と息子に囲まれながらも不倫に走る女刑事。小説家の夫を持ち、何不自由ない暮らしを送りながらも満たされない思いを抱える世間知らずの妻。昼は大学助教授、夜は売春婦という2つの顔を持つ女。それぞれの動機に動かされ、情欲に身をゆだねる姿は一見、奇異に映るが水野さんは「実は結構、リアルな気がしてます」と語る。「すごく振り切った描かれ方をされていますが、監督は女性の本質を見抜いて作っているように感じました。私が演じた吉田は職業こそ刑事ですが、特別な人間という感じはないです。こうやってインタビューを受けていても、インタビュアーが男性か女性かで感じ方がハッキリと違うのが面白いです。仕事もバリバリやって、幸せな家庭もあるけど不倫しているという彼女を、女性は割と疑問もなく受け入れるんですが、男性は『何が不満なんだ?』って。不倫に走る特別な理由が描かれていないことが怖いし、理解できないみたいです(笑)。逆に女性は『そうだよね』と最初からそこを共通言語として理解してるんです」。水野さん自身も演じる上で、この吉田という役柄をすんなりと受け入れることができたと明かす。「女性の業とか欲、性的な部分にスポットが当てられていますが、男性も幸せな家庭があってもそれとはまた違った刺激を求めて不倫をしますよね(笑)?女性は女性で種類は違うかもしれないけど同じように業を持ってると思います。女性って、一度スイッチが入ったらとことん行っちゃうという傾向もあると思うんです。吉田は何とか理性で境界線を越えずに踏みとどまってますが…。ただ自分でコントロールできない本能や性(さが)みたいなものは誰にでもあって、『それを満たしてくれるものがどこかにあるんじゃないか?』、『その先を覗いてみたい』という興味や希望を持っちゃうと転げ落ちていくんだろうなと思います」。ちなみに水野さん自身、己のコントロールを失い、転げ落ちていったというような経験は…?「気づかないものなのかな、と思うんです。周りから見たら危なっかしくなるような行動を取っていても、自分ではそういうときは気づけないんじゃないかと…。堕ちてるつもりがないんでしょうね。神楽坂(恵)さんが演じた主婦もそうですよね。自分では解決に向かってると思ってるんですから。そう考えると怖いですね(笑)」。メガホンを握った園子温は日本で数少ない“鬼才”と称される映画監督。水野さんは以前から園作品のファンで今回、念願叶って園組初参戦となった。厳しいリハーサルで知られる園監督だが、水野さんは「現場ではすごく温厚で、一回も声を荒げるところを見たことがない。とにかくエネルギーの高いプロフェッショナルな現場だった」と現場をふり返る。改めてその魅力を聞いてみた。「詩人ですね。すごく繊細で刺激的で何にも媚びていなくて、どの作品にも物悲しさがある。それが針を振り切った表現と共存しているところが面白い。お会いするとすごくシャイな方です。傷つきやすそうで、普通に生活していくのが大変そうに見えます。それが撮影現場に入ると、憑き物が落ちた仙人みたいに穏やかになって楽しそうなんです。きっと現場にいて映画を作ってないと死んじゃう人なんじゃないかって…。引いた目でモノを見てニーズに合わせて作るようなタイプではないです。切実に…自分の中にある感情を処理するため、自分の中の毒やうみを出すために映画を作って、そうやってバランスをとって生きてるように私には見えました」。映画は冒頭、水野さんがホテルで不倫相手と激しく交わるシーンで幕を開ける。「とにかく監督の作品に出たかった」とフルヌードも厭わず、文字通り体当たりの演技を見せているが、彼女の反応はあっさりとしたもの。「正直、そういうニーズは自分にはないものだと思ってました。どちらかというと男っぽい役の方が多かったし、周りの友達にも『誰もあんたの裸なんて見たくない』って言われてたんで(笑)。(今回、演じて)自分の中でも特別なことではなくなったというのはありますね。これでもう、別作品で絡みやヌードがあっても周りも騒がないだろうし、その行為だけが特別なこととして映らないだろうし。そういう意味でちょっと解放された気分です」。近年は吹き替えなしで激しいアクションをこなしたり、自ら演劇ユニット「プロペラ犬」を主宰するなど活躍の幅を広げている。「演じることが面白くなってきた」と自らに訪れた“変化”を説明する。「いろんなことがやりたくて…これまで培ってきたイメージとかも含めて、自分で自分を“遊ぶ”という感覚が出てきましたね。それが楽しいです。元々、アングラな表現が好きだったんですが、そっちの方に触手が伸びてきましたね(笑)。いま、守ろうとしているイメージも何もないので、自分の中で面白そうだと思ったものをやるようにしてます」。タイトル『恋の罪』という言葉について「愛じゃなくて恋なんです」とその意味を説く。「恋というのはある種ファンタジー。その先に何か明確な明るい未来や答えというのは…なかなかないんじゃないかと思います」。そんな悲観的な言葉を漏らしつつ、いたずらっぽく微笑む。あらゆる運命を、女の業を楽しみながら水野美紀は進む――。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:恋の罪 2011年11月12日よりテアトル新宿ほか公開にて公開© 2011「恋の罪」製作委員会■関連記事:川島なお美、園子温監督の新作『恋の罪』は…性悪女みたいなブルゴーニュワイン園子温&神楽坂恵が婚約を改めて報告「私の“恋の罪”でお騒がせして」と照れ笑い冨樫真トークショー付き『恋の罪』女子会試写会に40組80名様ご招待園子温が「稲中卓球部」古谷実の人気漫画「ヒミズ」を映画化!主演に染谷将太【カンヌレポート8】テーマが明確な作品が勝利の鍵?気になるパルム・ドールの行方
2011年11月11日「女優水野美紀のオフステージ」「CPサロン」を展開するCPコスメティクスで、"CPコスメティクスと女優水野美紀のコラボ企画"として、「女優水野美紀のオフステージ」が、連載されている。今回5回目がアップされ、「ソワーニュアクアフィットウォータークリームNとピコウォーターミストを使い始めて、メイクさんから肌の調子がいいと褒められることが多くなりました。といことらしい。37歳の彼女、肌のお手入れは怠り無いといったところ。ところで、水野美紀さんのフルヌードということでも話題の映画が11月に封切りされる。「見たことのない水野美紀、解禁!」シネマトゥデイで、「見たことのない水野美紀、解禁!」と報じられている作品「恋の罪」。東電OL殺人事件に触発されて製作された作品で、特設サイトでは、わずかだが予告編も見ることができる。「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」と、いま日本映画界で最も注目すべき監督のひとり園子温監督・脚本作品で、"愛の地獄"の物語のなかで、彼女がどれほど凄みのある演技をしているか、期待大だ。元の記事を読む
2011年08月11日淀川長治さんと言えば「さよなら、さよなら、さよなら」水野晴郎さんと言えば「いやー、映画って本当にいいもんですね~」という決めゼリフが必ず出たものですが、お二人とも亡くなってしまい、今、テレビには老若男女が知っている映画解説者という人が存在しないですよね。ということは、水野晴郎さんは、日本の放送史上最後のメジャーな映画解説者と呼べるかもしれません。晩年はバラエティー番組でトリッキーなキャラクターをイジられたり、B級映画界の金字塔とも呼べる「シベリア超特急」シリーズで監督デビューしたりと才能をいかんなく発揮されていた水野晴郎さんですが、やはり彼の本職は何と言っても映画解説。しかし映画の本編はDVD化されて、時を越えても支持されるのに対し、映画解説はその時代にのみ有効なのか、もはや過去のVTRを観る機会がなくなってしまいました。うーん、もう見られないものだとすれば、もう一度あの映画解説を見たい気もするなーと思っていたら、なんと、水野晴郎さんの映画解説だけを100本も集めたDVD『水野晴郎 名画100解説』が7月17日に発売されたらしい。販売元のエースデュースさんに話を聞いてみました。そもそもどうして映画解説だけのDVDを出そうと思ったんですか?「弊社はもともと水野監督の『シベリア超特急』を作品化していたこともあり、追悼の意味を込めて発売することになりました」映画解説者の優劣というのは素人目には分かりづらいですが、水野さんの解説者と魅力は?「水野さんならではのゆったりとした聞き心地の良い語り口、名シーンが思い浮かぶようなシーンの解説、監督やヒロインを思い入れたっぷりに紹介する、などが魅力かと思います」(同)確かに映画に対する愛はただならぬほど感じる人ですよね。低予算のB級映画と言われることも多い「シベ超」を見ても、映画としてあと一歩な点は多々あれど、それをカバーする愛や勢いを感じます。わがコブス横丁も、ネット界のシベ超を目指したいところですが、100本もの解説の中でも、これは名解説中の名解説と呼べるものはありますか?「そうですねー、以下の3本ですかねー」■『西部戦線異状なし』……「これぞ名作の1本」と解説■『我等の生涯の最良の年』……水野さんが生涯で一番好きだと話していた■『荒野の決闘』……最後の決闘シーンの解説は素晴らしいですどれもこれも古い時代の名作が並びますね。水野さんの趣向が透けて見えるようです。もちろん、1解説ごとにチャプターが分かれているので、水野さんの解説を見終わった後に本編の映画を見るという『一人金曜ロードショーごっこ』もできます。この夏休み、空調の効いた部屋で名解説と名画ざんまいも良いですね。いやー、映画って本当にいいもんですね。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】映画の放邦題って、どうやって付けてるの?秀逸な邦題。いったい誰が付けているんでしょう『トランスフォーマー/リベンジ』ワールド・プレミアに潜入!叶姉妹がコブス横丁に!!それだけでご飯何杯も食えます
2009年07月31日