大阪にある江崎グリコの企業ミュージアム「江崎記念館」では、展覧会「グリコのおもちゃ100年」展を、2期にわたって開催。前期は2023年3月20日(月)から9月29日(金)まで、後期は10月10日(火)から2024年2月29日(木)まで。江崎グリコの歴代おもちゃが一堂におもちゃ入りの栄養菓子「グリコ」、「子どもにとって“食べることと遊ぶことは二大天職”。栄養補給源となる菓子『グリコ』におもちゃである豆玩具を入れれば、子どもの知識と情操の向上、さらには心の穏やかな発育に役立つだろう」という江崎グリコの創業者・江崎利一の思いにより誕生。「グリコ」に込められた「食べることと遊ぶことの大切さ」をもとに、2022年に迎えたグリコグループ創立100周年を記念した特別展を開催する。おもちゃのデザイン画やジオラマなどを展示江崎記念館特別展「グリコのおもちゃ 100年」展では、常設の歴代おもちゃ約4,000点に加えて、各時代のおもちゃを解説するパネルやパッケージなどを展示。また、普段見ることのできないおもちゃのデザイン画や、当時のおもちゃを使ったジオラマなども鑑賞することができる。本展の前期では、1920年代から1980年代の創業期に展開された「絵カード」から「独自のキャラクターおもちゃ」までを、一方、後期では1980年代から現在までの展示を行う。これらの展示を通して、「グリコ」に込められた創業者・江崎利一の思いや、現在まで続く「子どもの心の健康を育むおもちゃづくり」を紹介する。【詳細】グリコ創立100周年 江崎記念館特別展第3弾「グリコのおもちゃ100年」展会期:・前期 2023年3月20日(月)~9月29日(金)・後期 10月10日(火)~2024年2月29日(木)場所:江崎記念館 二階展示フロア 期間限定展示コーナー住所:大阪府大阪市西淀川区歌島4-6-5休館日:第1・第3土曜日以外の土曜日、日曜日、祝日、夏期、年末年始時間:10:00~ / 11:30~ / 13:00~ / 14:30~※完全予約制入場料:無料予約:06-6477-8257受付時間:開館日の10:00~16:00※完全予約制のため、予約を行っていない場合入場不可。
2023年03月30日■前回のあらすじ「色鉛筆を盗られた」という友だちの話を聞いて、初めてあの時きみちゃんに本を盗られたのかもしれないということに思い至ったのでした。三年になると…きみちゃんは変わらず文武両道で、所属していたバスケ部では一年生の頃からスタメンエース。もちろん後に部長を務めるなど活躍はよく耳にしていました。そして生徒会長になったきみちゃん。本当にすごいなぁとただただ感心していた私でしたが…。それは中学卒業間際の三学期。クラスメイトだった生徒会長副会長の松田君が、卒業式の生徒代表挨拶の代役をするかもしれないという話題でクラスがざわついていました。理由は、生徒代表の挨拶をする予定のきみちゃんが受験に失敗して学校に来ていないからだと言います。その話の中で、きみちゃんの家庭がエリートで、そんな環境の中きみちゃんが育ったことを知りました。家族や周囲の期待を一心に背負って挑んだ受験。そして挫折。きみちゃんが第一希望に落ちたと聞いてみんなと同じように私も驚きました。それと同時に同じ歳の同じ受験生として想像しただけでゾッと背筋が凍り、脳裏にはあの「うたの本」のことがよぎりました。きみちゃんが盗んだ私のうたの本。まだ小学一年生だった私ときみちゃん。物をなくすなんて当たり前の年齢でした。でも、当時からきみちゃんはそんな失敗が許されないというプレッシャーの中で生きていたのかもしれません。もちろん、どんな理由があろうと人の物をとるのはいけないことですが、あの頃より少し成長した私はまだ小学一年生だった頃のきみちゃんが、どんな気持ちでうたの本をとったのか考えると胸が締め付けられました。あの時、私がまわりの大人に言っていたら何か変わってたのかなそんな途方にないことが頭を過ぎては消えていきました。そして迎えた卒業式当日。卒業生代表として壇上に上がったのは…。※登場する人物の名前はすべて仮名です。次回に続く(全5話)
2022年05月25日子どもの頃から文武両道を実践し、十文字高校、早稲田大学を経て、WEリーグの大宮アルディージャVENTUSに加入した村上真帆選手。インタビュー後編では、勉強の大切さや保護者のサポートなどの話をうかがいました。(取材、文:鈴木智之)Ⓒ1998 N.O.ARDIJA<<前編:「決して足が速くない、体も小さかった」のに大会最優秀獲得、女子サッカー注目選手、早稲田卒の才女に聞く文武両道のコツ■親に決められた進路で上手くいかないと、親のせいにしてしまう小学生時代は習い事を掛け持ちし、中学時代は栃木SCジュニアユースと勉強の両立。高校に進んでからも、目標としていた早稲田大学に進学するために、勉強に取り組んでいた村上選手。日常生活で意識していたのは、「しっかり睡眠をとること」だったそうです。「いまもそうですが、学生時代は8時間以上は寝るようにしていました。睡眠時間をしっかり確保して、学校とサッカー以外の空いている時間で勉強する感じでした」中学時代は試合会場へ向かうバスの中、高校に入ってからは片道1時間の通学電車で勉強していた村上選手。自分で決めた目標のためなので、苦にはならなかったと言います。「両親からは、常に『自分の好きなことをやりなさい』と言ってもらっていました。大学卒業後、就職しようかサッカーを続けようか迷ってたときも、どちらにしなさいと言われたことはなく、『本当に自分がやりたい方を選びなさい』と言ってくれました。自分で選択すると、責任が生まれます。だから、すごく悩みましたね」親に決められた進路を選んだ場合、うまくいかないことがあると、親のせいにしてしまいがちです。一方、自分で考えて決めたことであれば、責任を持って活動することができます。その覚悟は、人生を歩んでいく上で大切なものです。「親は私が子どもの頃から、選択肢を増やしてくれるような接し方をしてくれました。水泳やバレエ、ヴァイオリンなど、いろいろやらせてくれましたし、押し付けられたことはなかったと思います」■「辞めたい」と言ったが今となっては親に感謝していることもそんな村上選手ですが、小学生の頃に一度だけ「ヴァイオリンを辞めたい」と、親に言ったことがあったそうです。「そのときは『将来、絶対にヴァイオリンを続けていて良かったと思うときが来るから、だまされたと思って続けてほしい』と言われて、中学を卒業するまで続けました。大人になったいまでは、心の底から続けて良かったと思います」その理由を、次のように話します。「みんながみんなバイオリンを弾けるわけではないので、人と違うことができるのは、いいことなのかなと思います。人前で披露した経験としては、大学4年生の時に、ステイホーム中のサッカー部の企画として、初めてチームメイトの前で弾きました」■どうしたらもっと楽しめるかを考えると前向きになれるⒸsocokara照れくさそうに話す村上選手に、勉強に関して子どもたちにメッセージはありますか? と尋ねると、自身の経験からこう話してくれました。「勉強に関して言うと、小中は義務教育ですよね。学校の勉強の中に、国が決めた学ぶべき事柄が網羅されています。子どもたちに、それを理解しろというのは難しいかもしれませんが、将来自分のためになることばかりだと思うので、なるべく自分で楽しさを見つけて、やっていけたらいいのかなって思います」サッカーに関しては、次のようにアドバイスをしてくれました。「サッカーは自分でやりたいと言って始めたと思うので、最後まで楽しみながら続けてほしいです。私は中学時代、大きなスランプを経験しましたが、簡単にやめるとか、もう嫌だとなるのではなくて、どうしたらもっとうまくいくか、どうしたらもっと楽しくなるかを考えながら取り組んでいました。私と同じように悩んでいる人がいるとしたら、『どうすれば』を考えながらやると、前向きに取り組むことができることを伝えたいです」■上のレベルに行くほど考えてプレーする選手が多い今シーズンから、WEリーグの大宮アルディージャVENTUSでプレーしている村上選手。スキル面で大切なのは「考えてプレーすることです」と言葉に力を込めます。「上のレベルに行けば行くほど、考えてプレーしている選手が多い印象があります。たとえば、走るのが速い選手がいたとして、何も考えずにただ走るのではなく、相手の裏のスペースに抜けるタイミングを考えてプレーするとか、トップスピードに乗ったドリブルの技術練習をするとか、自分の良さを生かす方法はたくさんあるので、ぜひ考えてプレーすることにチャレンジしてほしいです」サッカーを頑張るお子さんを持つ保護者に向けては「前向きな声掛けをしてあげるのが、いいのかなと思います」と教えてくれました。「人って、応援されると無条件にがんばれますよね。お父さん、お母さんは、少しでも子どもたちががんばろうと思えるような声掛けをしてあげられたらいいのかなと思います。私は、親の方から『良かったね』と言われる前に『あのプレー、良かったよね?』など自ら言って、誉め言葉をもらい、自分の機嫌を取っていたこともありました。これもサッカーを楽しむための一つのスキルだと思います」■社会人になると、自分の未来を自分で決めるようになる新設されたWEリーグ、大宮アルディージャVENTUSでの活動について尋ねると、率直に話してくれました。「大学生までは小学校6年間、中高3年間、大学4年間とスパンが決められていたので、サッカーをやめるタイミングがわかりやすかったですが、社会人になると、それがなくなります。いつまでサッカーを続けるのかを、自分で決めるようになりますし、選択の重みも増します。自分自身納得いくような生活をしながら、サッカーと私生活に向き合っていきたいです」子どもの頃から文武両道を追求し、ピッチの中でも結果を残してきた村上選手。WEリーグという新たなチャレンジの舞台に立つ彼女の、今後の活躍が楽しみです。
2021年09月01日サッカーと勉強の両立は、子どもたちにとって永遠のテーマです。そこで今回は大宮アルディージャVENTUSに所属する村上真帆選手に「文武両道のコツ」についてうかがいました。十文字高校から早稲田大学ア式蹴球部女子部を経て、WEリーグでプレーする村上選手は、子どもの頃、親には「勉強しなさい」より「早く寝なさい」と言われていたそうですが、どのようにしてサッカーと勉強に取り組んでいたのでしょうか?(取材・文:鈴木智之)Ⓒ1998 N.O.ARDIJA■足も速くなく、身体も小さかった村上選手が自信をつけたキッカケ村上選手がサッカーを始めたのは小学3年生の頃。3歳上のお兄さんの影響だったそうです。「栃木県の昭和戸祭SCでサッカーを始めました。女子選手は同じ学年に5人いて、男女混合でプレーしていました。タイプ的にはずっとパサーで、右利きなのですが、シュートやパスなど、強いボールを蹴るのは左の方が得意なんです」小学生時代には栃木県内の大会で優勝して、最優秀選手賞をもらったこともあったといいます。「身体能力的に周りの子と比べて優れているわけではなく、走るのも速くなかったし、体も小さい方でした。その大会では、よく走り回ってゴールも決めたので、選んでもらえたのだと思います」最優秀選手に選ばれたことが自信になり「サッカーがんばろう。もっとうまくなりたい」という気持ちが芽生えてきたそうです。「小学生のときは、練習以外でも毎日ボールに触っていました。クラブの中で『リフティングが1000回できるようになったら、ゲームシャツがもらえる』というのがあって、すごく欲しくて、5年生のときに1000回できるようになったんです」■サッカー以外にも忙しくしていた小学生時代小学生時代はサッカー以外にも、様々な習い事をしていたそうで、「いま思うと、忙しい日々を過ごしてましたね」と、懐かしそうに振り返ります。「サッカー以外にやっていたのは、水泳とヴァイオリンとバレエです。全部自分からやりたいと言いました。バレエは小学4年生まで、ヴァイオリンは中学3年生までやりました。水泳は幼稚園の頃からやっていたので、小学生のときは毎日習い事があって忙しかったです。その中で一番好きなのがサッカーでした」■練習前や移動時間など隙間時間を勉強にあてていた村上選手は中学受験をして、中高一貫校に進みました。勉強は得意で、小学生時代は何度かオールAを取ったこともあったそうです。「公立の中高一貫校に進んだのですが、親から『受験してみる?』と言われて、入試の3ヶ月前ぐらいから勉強をはじめました。そうしたら奇跡的に合格して、『受かったのなら行ってみたい!』と思って、進学しました」入学すると、周りには勉強ができる子がたくさんいました。中学から栃木SCのジュニアユースに進んだ村上選手は、勉強とサッカーを両立するために、隙間時間を有効活用することにしたそうです。「学校の部活動で陸上部に入っていたので、陸上の練習が終わって家に帰って、勉強をしてからサッカーに行くこともありました。土日はサッカーの試合があったので、移動のバスの中で勉強していました。周りの子はそれに対して何か言うこともなく、好きにさせてくれたのはありがたかったです。とにかく学校の勉強が大変だったので、『移動中の、この時間にやらないと!』という気持ちが大きかったです」■サッカーも勉強も頑張る環境が当たり前だった村上選手いわく、中学時代は「ボールを満足に止めて、蹴られないようなスランプ」に陥りながらも、日々の自主練で感覚を取り戻し、ナショナルトレセンに選ばれるなど、サッカーと勉強を両立させました。「中学の時は勉強もサッカーも両方がんばる環境だったので、高校でもそれを続けたいと思い、十文字高校に進みました」十文字高校は文武両道に取り組む学校です。中学時代と同じように、サッカーと勉強の両立に励み、全日本高等学校女子サッカー選手権で優勝。キャプテンとして臨んだ決勝戦では、チームを日本一に導くゴールを決めました。■親には「勉強しなさい」より「早く寝なさい」と言われていたⒸ1998 N.O.ARDIJAまさに文武両道を体現する村上選手ですが、保護者はどのようなサポートをしてくれたのでしょうか?「私が勉強が嫌いではなかったからかもしれませんが、宿題しなさい、勉強しなさいと言われたことはなかったと思います。それよりも、夜遅くまで勉強していたら『早く寝なさい』と言われることのほうが多かったですね(笑)。両親は、私にこれしなさい、あれしなさいというよりは『自分のやりたいことをしなさい』という接し方をしてくれていました」子どもの頃から、「早稲田大学に行きたい」という夢を持っていた村上選手。サッカーの強豪校に行き、競技歴が評価されて推薦で大学に進む方法もありますが、確実に行ける保証はありません。そのために勉強もしっかりして、サッカーと勉強のどちらの選択肢も持てるようにと考えていたそうです。「私は、自分が楽しいと思うことしかしたくないタイプなので、勉強も楽しいと思いながらやっていました。数学が好きだったのですが、一つの答えに向かって問題を解いて、正解を導くことに楽しさを感じていました」■親や指導者は子どもに「理解させる」ことを大事にしよう勉強が嫌い、苦手な子は「わからないのに、勉強しなさいと言われる」「親にやらされる」といった理由から、ネガティブな気持ちになってしまい、さらに意欲が削がれてしまう傾向にあります。「わたしの場合は、勉強をしていく中で『なるほど、こうなるんだ』とわかると、楽しいと思うタイプでした。反対に、理解できないとつまらないし、これはできないってなるんです。だから保護者をはじめとする周りの方々がサポートするときは、いろんなことに関して、理解できるようにしてあげるといいと思います」サッカーと勉強を両立するためには、両方とも自分から進んで取り組むことが大切です。そのための目標設定、時間管理などは、参考になるのではないでしょうか。次回の記事では勉強をすることの意味や、高いレベルでサッカーをするために必要なことなどについて、話は進んでいきます。
2021年08月26日綾野剛、成田凌、岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽らが出演し、累計発行部数400万部を突破している人気漫画を実写化する『ホムンクルス』より場面写真が一挙公開された。今回到着した場面写真は、映画の世界観に欠かせない、“VFXシーン”を使ったこだわり抜いた異形たち=ホムンクルスたちや、トレパネーションを施し、それが見えるようになってしまった名越(綾野さん)、名越への異常な執着を見せる伊藤(成田さん)の姿も写し出されている。ほかにも、主人公名越を取り巻く役を演じた、新人・伊東茄那の写真も初公開。オーディションで勝ち取った難役を堂々と演じている。そして、劇場だけで観られる原作者・山本英夫による描き下ろしイラスト付きの特別映像「原作漫画×映画 コラボレーション映像 Message from Hideo Yamamoto」の上映も決定。本編エンドロールの後に上映され、本編音楽を担当したermhoi、江崎文武の音楽と共に、映画の余韻をさらに楽しめる必見の映像となっている。さらに、劇場入場者特典も発表。ティザービジュアル&山本さんによる映画ティザーポスターをイメージした描き下ろしイラストが合体したA5クリアファイルとなっており、鑑賞者先着でプレゼントされる(※各劇場にて在庫がなくなり次第、配布終了)。『ホムンクルス』は4月2日(金)より期間限定公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホムンクルス 2021年4月2日より全国にて期間限定上映、Netflixにて全世界独占配信予定(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年03月09日綾野剛主演映画『ホムンクルス』(4月2日映画館・Netflix同時公開)の新たな場面写真11枚が9日、公開された。原作は山本英夫氏による同名漫画で、2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され累計発行部数400万部超えとなった人気作。記憶も感情も失くしたホームレスの主人公・名越進が、期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生える手術“トレパネーション”を受けることに。術後、名越は右目を瞑ると左目で人間が異様な形に見えるようになる……という、心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリー。今回公開された中には、他人の深層心理が視覚化された異形・ホムンクルスたちの姿が。映像技術のVFXを使用し、こだわり抜いたビジュアルで映画の世界観を作り上げている。名越を取り巻く謎の女を演じた、新人俳優・伊東茄那の写真も初公開。オーディションで勝ち取った難役を、実力派俳優陣の中で堂々と務めた。また、原作者・山本氏による描き下ろしイラスト付きの「原作漫画×映画 コラボレーション映像 Message from Hideo Yamamoto」が本編エンドロールの後に上映されることが決定した。本編音楽を担当したermhoi、江崎文武の音楽と共に映画の余韻を楽しめるこの映像は、劇場だけで見ることができる。さらに劇場入場者特典として、ティザービジュアル&山本氏の描き下ろしイラストが合体したA5クリアファイルの配布も決定した。(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年03月09日綾野剛主演映画『ホムンクルス』(4月2日映画館・Netflix同時公開)の主題歌が、常田大希率いる音楽集団millennium paradeの「Trepanation」に決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告映像が公開された。原作は山本英夫氏による同名漫画で、2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され累計発行部数400万部超えとなった人気作。記憶も感情も失くしたホームレスの主人公・名越進が、期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生える手術“トレパネーション”を受けることに。術後、名越は右目を瞑ると左目で人間が異様な形に見えるようになる……という、心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリー。主題歌として書き下ろされた「Trepanation」は10日にリリースされたデビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』に収録されており、音楽プロジェクトのFriday Night Plansが作詞・ボーカルとして参加。本作の重要なキーワードがタイトルになっていることから、映画と関係あるのではと大きな話題になっていた。さらに、millennium paradeのメンバーとしても活動する音楽家・ermhoiと江崎文武が劇中音楽を担当することも発表。様々なジャンルの楽曲提供をする2人が初めてタッグを組み、本作の独特な世界観を彩る。綾野剛 コメントホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬「Trepanation」が誕生しました。もはやmillennium paradeに限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%のTrepanationを是非、映画館とNetflixで爆音体感してください。清水崇監督 コメント昨年1月、撮影中の歌舞伎町に常田さんがふらっと現れた。 名越/綾野君の紹介だった。恥ずかしながら紅白に出るアーティストとも知らず、僕は挨拶した。その飄々としながら自信にあふれた佇まいに、自分の映画を「預けてみたい」と思えた。何故かはわからない。初めての事だった。江崎さんやermhoiさんからの予想を裏切る楽曲にも舌を巻いた……凄ぇのが上がってきた。修正注文はほとんどせず、いい感じの映画が仕上がった。millennium paradeの「Trepanation」で始まる映画に痺れて欲しい。常田大希 コメント「Trepanation」というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。ホムンクルスの撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれたFriday Night Plansのマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。 皆様公開をお楽しみに!ermhoi コメント映画音楽はこれまで私にとって目標、そして野望でもありました。この素晴らしい原作をあの清水監督で再現する、そこに音を乗せられる。 しかも文武との共作。なんて幸福な出来事なのだろうとずっと世界中に自慢して回りたかったのですが、ようやく解禁になりました! ホムンクルスの登場人物の複雑な感情と、非現実的と現実が混ざり合う視覚情報とを繋ぎ合わせる、“のり”のような役割ができていれば大変嬉しいです。刺激的です! お楽しみください!江崎文武 コメント唯一無二の世界観を持つ作品と対峙すると、自分だけでは決してイメージすることの出来ない、特別な音と巡り逢うことが出来る。そんな感覚に包まれながらの作曲でした。映画化によって初めて可能になった、聴覚に向けた表現。音楽によって立ち現れる“第六感の世界”も楽しんで頂けますと幸いです。(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年02月17日綾野剛が主演、成田凌、岸井ゆきのらが共演し、伝説的カルト漫画を映画化した『ホムンクルス』。本作から本ポスタービジュアルとともに、常田大希率いる話題の音楽集団「millennium parade(ミレニアムパレード)」によるメインテーマ入り予告映像が解禁となった。プロデューサー/ソングライターである常田大希を中心に構成され、新世界スタイルバンドとして話題の「millennium parade」がメインテーマ「Trepanation」を書き下ろし。綾野さんの主演映画『ヤクザと家族 The Family』の主題歌も担当している。すでに2月10日発売のアルバムに収録されている楽曲となる「Trepanation」は、本作においても重要なキーワードとして使われていることから、ネット上でも映画と関係あるのではと話題を呼んでいた。映画のために書き下ろされた本楽曲が、本作の魅力を最大限に盛り上げていく。さらに、「millennium parade」にも参加するermhoi、江崎文武が劇中音楽を担当。様々なジャンルの楽曲提供をする2人が初めて映画の劇中音楽を制作し、本作の独特な世界観を彩る。そして予告編内では、数々の“ホムンクルス”の姿も…。記憶も感情も失くした主人公の名越進(綾野さん)が、頭蓋に穴を空ける手術=トレパネーションの術後に見る人間の本質像ともいえるホムンクルスを清水崇監督がどのように映像化したのか、見逃せない。さらに、本ポスタービジュアルは、ネット上で原作ファンをざわつかせている綾野さん演じる主人公・名越の右目を隠した象徴的なポーズを大胆に起用したもの。原作のイメージを逸脱せずに成功した実写化は、原作ファンからも熱い視線を集めている。主演・綾野剛ホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬「Trepanation」が誕生しました。もはや「millennium parade」に限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%の「Trepanation」を是非、映画館とNetflixで爆音体感してください。監督・清水崇昨年1月、撮影中の歌舞伎町に常田さんがふらっと現れた。名越/綾野君の紹介だった。恥ずかしながら紅白に出るアーティストとも知らず、僕は挨拶した。その飄々としながら自信に溢れた佇まいに、自分の映画を「預けてみたい」と思えた。何故かはわからない。初めての事だった。江崎さんやermhoiさんからの予想を裏切る楽曲にも舌を巻いた…凄ぇのが上がってきた。修正注文はほとんどせず、いい感じの映画が仕上がった。「millennium parade」の「Trepanation」で始まる映画に痺れて欲しい。メインテーマ・「millennium parade」常田大希“Trepanation”というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。『ホムンクルス』の撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれた「Friday Night Plans」のマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。皆様公開をお楽しみに!音楽・ermhoi映画音楽はこれまで私にとって目標、そして野望でもありました。この素晴らしい原作をあの清水監督で再現する、そこに音を乗せられる。しかも文武との共作。なんて幸福な出来事なのだろうとずっと世界中に自慢して回りたかったのですが、ようやく解禁になりました!ホムンクルスの登場人物の複雑な感情と、非現実的と現実が混ざり合う視覚情報とを繋ぎ合わせる、“のり”のような役割ができていれば大変嬉しいです。 刺激的です!お楽しみください!音楽・江崎文武唯一無二の世界観を持つ作品と対峙すると、自分だけでは決してイメージすることの出来ない、特別な音と巡り逢うことが出来る。そんな感覚に包まれながらの作曲でした。映画化によって初めて可能になった、聴覚に向けた表現。音楽によって立ち現れる“第六感の世界” も楽しんで頂けますと幸いです。『ホムンクルス』は4月2日(金)より期間限定公開。※江崎文武の崎、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホムンクルス 2021年4月2日より全国にて期間限定上映、Netflixにて全世界独占配信予定(C)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
2021年02月17日写真家の江崎愛による5年ぶりの個展「Oldie」が、16年1月21日から30日まで東京・中目黒のギャラリー・ボイルド(VOILLD)にて開催される。江崎愛は、フィルム撮影にこだわり続ける写真家。じっくりと見つめることで作品の奥から楽しさや切なさ、痛みなどの感情や被写体に対する想いが浮かびあがって来るような、何気ない場面に見えながらも、心情が強く写し出された写真作品を生み出している。今回開催される個展では、江崎愛が近年撮りためていた作品約20点を出展。身近な景色や風景の他、敬愛する友人たちのポートレイトや、旅で訪れたニューヨークでの思い入れのある瞬間を収めた写真などが並べられる。【イベント情報】Ai Ezaki “Oldie”会場:VOILLD住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台 地下1階会期:16年1月21日~30日時間:12:00~20:00(土日は18:00まで)入場料無料休館日:月曜日
2016年01月05日江崎グリコは9月1日~12月25日、「ポッキーチョコレート」の発売50年目を記念し、企業ミュージアム 「江崎記念館」(大阪府大阪市)にて、「特別展~もつとこあるな~『50年目のポッキー』展」を開催する。○歴代パッケージも展示「ポッキーチョコレート」は板チョコ全盛の時代に、「スナック感覚で食べられるチョコレートを」という方針のもと開発されたという。当時既にヒット商品だったという「プリッツ」にチョコレートをかけたら? という発想で開発し、1966年(昭和41年)に発売。今年は発売から50年目となる。今回の特別展では、ポッキーの開発ストーリーを紹介するパネルをはじめ、テストセール用生産に使用した手づくり生産器具や、歴代パッケージ、ポスター、キャンペーン景品などを展示する。また、同館入口中央には、1990年に大きな話題を呼んだというジャイアントポッキーの超大型自販機を社史資料として展示。同自販機で商品の購入はできない。特別展開催期間は、9月1日~12月25日は月~金曜日および第1・第3土曜日の10~16時。なお、平日は要予約、第1・第3土曜日は予約不要となる。最終入館時間は15時30分で、日曜日・祝日は休館となる。また、同館では特別展示以外にも常設展示として、創業時から現在までの歴代のグリコのおもちゃのうち約4,000点などを展開している。
2015年08月21日7月30日(木)、31日(金)、京都文化博物館別館にて、「音楽」と「おんなのこ」をテーマにした映画上映イベント「20HIVE Film Fes ‘15」が開催される。1日目となる30日(木)は、「おんなのこかんとく」をテーマに、「表参道合唱部!」(TBS)出演の森川葵主演『おんなのこきらい』の上演と監督トークショーや、立命館大学映像学部の女子学生による作品上映が行われる。31日(金)の2日目は「音楽で魅せる映画」をテーマに、テレビ朝日「相棒 Season4」や映画『百夜行』、アニメ「黒子のバスケ」などを手がけた福岡出身の脚本家・入江信吾が企画、製作、脚本を務め、落合モトキ、リリー・フランキー、板谷由夏、博多華丸ら福岡出身者が数多く参加した『なつやすみの巨匠』の上映と音楽監督の江崎文武によるトークショーが行われる。また同日、「Women in Japanese Film Industry」をテーマに、『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子、「私立探偵 濱マイク」シリーズの林海象、『おんなのこきらい』の加藤綾佳が登壇するトークイベントが開催される。主催団体の「20HIVE」は、“20代の巣”を意味する立命館大学映像学部の学生を中心とした団体であり、20代のアーティストやエンターテイナーのマネジメントやプロモーションを行う。新世代によるベテラン作家を巻き込んだイベントとして、注目を集めそうだ。「20HIVE Film Fes ‘15」は、京都文化博物館別館にて7月30日(木)、31日(金)開催。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日