近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年7月15日(土)から2023年9月24日(日)まで、展覧会「上村松篁 “創造美術”結成まで」を開催します。「創造美術」は、自由な画壇を志し、「我等は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」と宣言して、昭和23年(1948)に上村松篁をはじめとする日本画家によって結成された美術団体です。日本画家 上村松園の子として育った上村松篁(1902~2001)は、自身も絵が好きだったので、小学校を出てそのまま自然に京都市立美術工芸学校に入学し、4年生の頃には、画家としての志を立てます。その後、京都市立絵画専門学校に進学し、19歳で雅号を「松篁」とつけて画家として活動を開始します。本展では、当館所蔵作品(約50点)を紹介しながら、昭和23年(1948)に「創造美術」を結成するまでの松篁の足跡をたどります。また、展覧会期間中の9月2日(土)には、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。 (※事前申し込みによる抽選制)上村松篁「樹蔭」(昭和23年) 上村松篁「羊と遊ぶ」(昭和13年)1. 名 称 上村松篁 “創造美術”結成まで2. 開催期間 2023年7月15日(土)~2023年9月24日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(但し、7月17日(月・祝)は開館し翌18日(火)は休館9月18日(月・祝)は開館し翌19日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松篁 「樹蔭」「羊と遊ぶ」「閑庭迎秋」「春園鳥語」「金魚」「春雨」「月夜」「早秋」「青柿」ほか[特別展示]●上村松園 「人形つかい」<全期間展示>「雨を聴く」<7月15日~8月20日展示>「美人納涼」<8月22日~9月24日展示>●上村淳之 「晨」「舞う」「秋光」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時 9月2日(土)14時00分~15時00分場 所 松伯美術館 展示室座席定員 50名(座席指定)聴 講 料 無料、但し入館料が必要申込方法 往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、お申込みください1.郵便番号 2.住所 3.名前 4.電話番号 5.参加希望人数(2名まで)申込締切 2023年8月14日(月)[必着]申 込 先 松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手掛け、池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知が初共演するドラマ「季節のない街」に出演する超豪華キャストが一挙発表。個性的な住人たちのキャラクターポスターも解禁された。本作は現在、朝ドラ「あまちゃん」が再放送中の宮藤さんが長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説「季節のない街」の映像化。黒澤明監督によって『どですかでん』のタイトルで映画化され、1970年に公開されたことでも知られる不朽の名作。この傑作小説をベースに、本作では、舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て、建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの「街」にやってきた主人公が、「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとして描く。主人公の半助こと田中新助役を池松壮亮、街の青年部を率いるタツヤを仲野太賀、青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベを渡辺大知に続く、第2弾キャストが発表。併せて解禁された9種類のキャラクターポスターは、主人公・半助(池松さん)を取り巻く、個性的でワケありな街の住人を世帯やグループごとに分けてデザインされたもの。それぞれのキャッチコピーは、街の住人を観察し、それを報告すると収入を得ることができるため、街に潜入した半助目線の説明になっており、キャラクター同士の関係性や街での立ち位置が伝わるものになっている。池松さん演じる半助と相棒の猫・トラとの2ショットのキャラクターポスターのコピーは「この街には、イロイロあるんです。」というもの。街を見守る半助と住人たちが今後どう交わっていくのか期待が高まるものに。トラは、アニマル界の名優・ベーコンが演じている。仲野さん演じるタツヤ一家のポスターのコピーは、「この街には、いびつな親子関係がある。」というもの。母・しのぶを坂井真紀、タツヤの兄・シンゴをラッパーとしても活躍するYOUNG DAISが演じている。タツヤの表情からも一筋縄ではいかない親子関係が伺える。渡辺さん演じるオカベが恋する、街でいちばん内気なかつ子を演じるのは三浦透子。第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』以降話題作への出演が続くが、宮藤関連作は初参加。コピーは「この街には、一方通行の愛がある。」。2人の恋模様は想像を超えた事件を引き起こす!?“どですかでん”と叫びながら、街の中を毎日一人で見えない電車を運転する六ちゃんを演じるのは濱田岳。その六ちゃんの母・くに子を宮藤組常連の片桐はいり、六ちゃんの良き理解者であり、住人たちの愚痴を聞き、街を見守るたんばさんをベンガルが演じる。コピーは「この街には、電車が走っている。」。向かいあった仮設住宅に暮らし、夫婦揃って大親友の増田益夫と河口初太郎をそれぞれ増子直純(怒髪天)と荒川良々、その妻である増田光代と河口良江を宮藤関連作へ初参加の高橋メアリージュンとMEGUMIが演じている。「この街には、夫婦を超えた関係がある。」という意味深なコピーから、誰も観たことのないような夫婦の形に想像が膨らむ。この街に慰問で訪れ、そのまま住みついてしまった元アイドル・沢上みさおを演じるのは、宮藤関連作初参加の前田敦子。アイドル時代のみさおの熱心なファンで、5人の子どもを育てる優しい夫・沢上良太郎を塚地武雅が演じる。コピーは、「この街には、大家族の絆がある。」。誰ひとり、夫の良太郎には似ていない5人の子どもたちとこの夫婦たち家族の絆はどのような展開になるのか?突然、街へやってきた気品をまとった男・島さんには宮藤さんからの信頼が厚い藤井隆、その島さんの愛するワイフを、ド派手な衣装と奇抜なメイクで演じるのは宮藤組初参加のLiLiCo。一見アンバランスな2人の関係は「この街には、究極の愛がある。」と表現されている。この街には、気品あるホームレスの親子も住んでいる。ホームレス父を、宮藤関連作へは初参加となるが、NHK「おやすみ日本 眠いいね!」で宮藤さんと共同MCをつとめている又吉直樹が演じ、『こちらあみ子』で鮮烈なデビューを飾った大沢一菜がホームレスの息子を演じる。コピーは「この街には、金はないが夢がある。」。2人が語る「夢」とは!?最後は、半助を雇い、街の情報を得ている怪しい男・三木本を演じる鶴見辰吾と、街の暴れん坊・熊を演じる奥野瑛太。「この街には、ヤバいやつがいる。」という問題だらけの仮設の街の“裏”を匂わせるコピーに。また、その他、かつ子の育ての親である叔母・妙子を広岡由里子、その夫・京太を岩松了、半助の元彼女を佐津川愛美が演じている。宮藤さんが初めて企画としてクレジットされる意欲作に、超豪華なキャストたちが大集結した。企画・監督・脚本:宮藤官九郎 コメント黒澤明監督の『どですかでん』には、当時の名優、怪優が顔を揃える。田中邦衛さん、井川比佐志さん、伴淳三郎さん、三波伸介さん、三谷昇さん、菅井きんさん。53年の時を経て、令和版を作るなら、誰を誰に変換しよう。映画好きの飲み会でいちばん盛り上がるやつ。楽しくないわけがありません。似てればいいってもんじゃない。例えば、濱田岳くんと別現場で会った際に、その優しい声と、スイッチが入った瞬間、うっすら目に狂気が宿るところが、六ちゃんにピッタリだと思ったけど「電車バカの役、やりません?」とは言いづらかったし、本人も「喜んで!」とはならないだろうから慎重に交渉しました。お母さん役の片桐はいりさん、荒川良々&MEGUMIさん夫婦、増子直純&高橋メアリージュンさん夫婦のように、他いないでしょう!というくらいバチっとハマるケースもあったし、藤井隆さんが溺愛する“ワイフ”のキャスティングで悩んだ末、自分の口からLiLiCoさんの名前が出た時は、ひょっとして俺、天才なのか?と勘違いしたし、塚地武雅さんと前田敦子さんの大家族を想像しただけでニヤニヤした。もう撮らなくていいかってくらい楽しかったです。さらに撮影が始まると、現場は驚きの連続でした。いつか建てる家の話を淡々と語るホームレス親子。あんな表情豊かな又吉さん、見たことないです。大沢一菜さんの、時折、誰よりも大人に見える眼力の強さ。長男ばかり可愛がるお母さん役、坂井真紀さんの歪んだ母性、YOUNG DAISくんの飄々とした佇まい。長老役のベンガルさんの軽さと哀愁、ほぼ声を発しない三浦透子さんの説得力。飲んだくれの屁理屈男をあんな風にナチュラルに演じられるのは岩松了さんしかいないし、その奥さん役、広岡由里子さんの肝の据わった無表情。ただ一人、街に染まらない主人公の元恋人を好演してくださった佐津川愛美さん、ただひたすら危険な男を躊躇なく演じ切った奥野瑛太さん、白い黒幕、鶴見辰吾さん、季節はないけど個性はある街。どっちを向いても個性しかない。皆さんの素晴らしい瞬間をカメラに収めるだけで精一杯でした。「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて全10話一挙配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日6月15日より大阪を皮切りに、東京ほか全国でいよいよイベントスタート!!株式会社SCRAP(所在地:東京都渋谷区、代表社員:加藤隆生)は、映画『シン・仮面ライダー』とコラボレーションした、リアル脱出ゲーム『秘密結社SHOCKERからの脱出』に、池松壮亮さん(本郷猛/仮面ライダー役)、西野七瀬さん(ヒロミ/ハチオーグ役)の、声の出演が決定したことを発表いたします。イベント特設サイト: 『秘密結社SHOCKERからの脱出』は、07年に初開催して以降、現在までで1,090万人以上を動員する体験型ゲーム・イベント「リアル脱出ゲーム」と、「仮面ライダー」生誕50周年企画作品として庵野秀明氏が脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』とのコラボレーション作品。本作では、「仮面ライダー」とSHOCKERの上級構成員「ハチオーグ」にスポットを当てた、完全オリジナルストーリーが展開。映画『シン・仮面ライダー』をご覧になった方はもちろん、未鑑賞の方にもお楽しみいただけるイベントとなっております。プレイヤーはSHOCKER壊滅のために戦っている「SHOCKER対策チーム」の新人となり、ハチオーグを倒すための手がかりを求めてアジトへと潜入します。しかし潜入したのも束の間、ハチオーグの罠によって捕らえられてしまうことに。プレイヤーはハチオーグの洗脳から逃れるべく、仮面ライダーと協力しアジトからの脱出を目指します。今回、映画にも出演していた池松壮亮さん(本郷猛/仮面ライダー役)、西野七瀬さん(ヒロミ/ハチオーグ)の声の出演が決定いたしました。公演中の仮面ライダー、ハチオーグのボイスは全て新規録り下ろしで収録。本公演でしか聞くことのできない、お2人の声の演技に是非御期待ください。『秘密結社SHOCKERからの脱出』は6月15日(木)に大阪リアル脱出ゲーム大阪南堀江店での公演を皮切りに、翌週の6月22日(木)からは東京リアル脱出ゲーム原宿店でも開催されます。さらにその後は、福岡、名古屋ほか全国での開催も予定。『シン・仮面ライダー』の世界を映画さながらにリアルに体験できるイベントをどうぞお見逃しなく。リアル脱出ゲーム× シン・仮面ライダーイベント概要■イベント特設サイト ■ストーリーSHOCKER壊滅のために戦っている「SHOCKER対策チーム」の新人であるあなたは、ハチオーグを倒すための手掛かりを求めてアジトへと潜入する。しかしそこで警報音が鳴り響き、催眠ガスが部屋に充満した。目が覚めると、あなたはSHOCKERの構成員に囲まれていた。このままでは洗脳され、ハチオーグのしもべとなってしまう。そのとき、どこからともなくバイクの音が聞こえてきた。「みんな無事か!僕が君たちを助ける!」それは赤いマフラーを巻いた男だった。ハチオーグによる洗脳まで、残された時間は60分。あなたはSHOCKERの目を欺いて、仮面ライダーと協力し、このピンチから脱出することができるだろうか?■プレイ形式・制限時間:60分・所要時間:約120分・参加人数:最大6名・屋内イベント/一斉スタート■開催都市/日程・リアル脱出ゲーム大阪南堀江店/2023年6月15日(木)~9月3日(日)・リアル脱出ゲーム原宿店/2023年6月22日(木)~7月23日(日)・リアル脱出ゲーム吉祥寺店/2023年7月27日(木)~9月10日(日)・リアル脱出ゲーム名古屋店/2023年9月14日(木)~11月5日(日)・リアル脱出ゲーム福岡店/2023年09月15日(金)~10月22日(日)札幌、横浜、仙台、岡山でも開催予定。詳細は後日発表いたします。■チケット情報・チケット販売スケジュール好評販売中!・チケット料金前売平日一般:3,600円平日グループチケット:1人あたり3,300円(合計:19,800円)土日祝&ハイシーズン:3,900円土日祝&ハイシーズングループチケット:1人あたり3,600円(合計:21,600円)当日平日一般:3,900円平日グループチケット:1人あたり3,600円(合計:21,600円)土日祝&ハイシーズン:4,200円土日祝&ハイシーズングループチケット:1人あたり3,900円(合計:23,400円)U22団員:1,950円U22団員グループチケット:1人あたり1,800円(合計:10,800円)※料金はすべて税込です。※グループチケットの1人あたりの料金は、6人参加の場合の料金です。※本イベントはU22団員割の対象となります。22歳以下の方は「U22団員」になると、平日当日券が半額で購入できます。詳細は下記よりご確認ください。 ・グループチケットとは「グループチケット」とは1~6人のお好きな人数でテーブルを貸切ってゲームに参加できるチケットです。さらに、6人でご利用いただくと1人あたりの料金が通常チケットよりも300円もお得になります!お連れ様と必ず同じチームで参加したい場合はこちらをご購入ください。その他チケットでご参加の場合、お連れ様と別れてご案内する可能性がございます。■特典付きチケット「SHOCKER潜入セット」「SHOCKER潜入セット」は特典付きチケットに付属する限定グッズです。すべてのチケットは、1人あたり+3,000円(税込)で特典付きチケットに変更可能です※画像はイメージです。※特典付きチケットは、当日券での販売はございません。※「SHOCKER潜入セット」のみでの販売はいたしません。※特典はイベント参加当日、会場受付にてお渡しいたします。主催、企画制作:SCRAP制作協力:よだかのレコード©SCRAP©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会以下補足情報■リアル脱出ゲームとは?2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されている。07年に初開催して以降、現在までで1,090万人以上を動員している。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントである。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。☆公式サイト→ ☆ツイッターアカウント→@realdgame■『シン・仮面ライダー』とは?“原点”をリスペクトしつつ生まれた、新たなオリジナル作品『シン・仮面ライダー』。脚本・監督を庵野秀明が務め、本郷猛/仮面ライダーを池松壮亮、緑川ルリ子を浜辺美波、⼀⽂字隼⼈/仮面ライダー第2号を柄本佑が演じる。現代日本における最高のキャスト・スタッフが心血を注ぎ、生み出した『シン・仮面ライダー』。混迷の世を生きる我々の眼前にいまだからこそ必要とされ、いまこそ信じられる、ただ一人の男が降り立つ。映画公式サイト: 映画公式ツイッター: 映画公式アプリ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月12日「娘不在」で彼氏と母親が初顔合わせしていた乃木坂46一期生で、現在はモデルとしても活躍中の衛藤美彩さん。2019年に埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手と結婚し、2022年1月に第一子となる長男を出産しました。源田さんと衛藤さんは同じ大分県出身。衛藤さんは番組の企画で懐かしい実家の味「白唐揚げと豚汁」を母の手書きレシピ通りに手際よく再現しました。料理上手な衛藤さんですが、高校時代は「実家が大変な時期で、母は朝から晩までフルタイムで仕事」していたため、自身もバイトをしながら当時小学生だった7歳下の弟の晩御飯を作るなど、大黒柱の母を支えるべく頑張っていたのだといいます。そんな実家のお母さんの話題になると、源田さんと衛藤さんの母が初対面したときのエピソードも明かされました。それはまだ結婚前、源田さんと衛藤さん、そして衛藤さんの母が3人で初顔合わせをする予定だった日のこと。衛藤さんに急な仕事が入ってしまい、キャンセルしてリスケしようとしたところ、源田さんは「一人でもいいからお母さんに会いたい」と断行。交際相手の親と会うのは人生でも指折りの緊張イベントですが、源田さんの度胸の良さに、かまいたち濱家さんは「すごいな! やっぱイレギュラーの対応うまいわ!」と感心します。また、「娘不在」で娘の彼氏と初めて顔を合わせた衛藤さんの母は、「あなたは美彩のどこを好きになったんですか?」と、源田さんに直球で訊ねたそう。その話は初耳だという衛藤さん、源田さんの回答を「可愛い? 真面目? 仕事に向かう姿勢?」と予想しましたが、源田さんの答えは「仕事に取り組む姿勢。プロとして仕事とプライベートの切り替えがすごくて尊敬する」でした。このコメントを聞いたお母さんは、「この人はちゃんとわかってる、娘を任せられる」と納得し、初対面にもかかわらずもう源田さんを大好きになったそうです。お母さんと源田さんの間でそんな会話があったことを知らなかった衛藤さんは、驚きの様子でした。自分不在の初顔合わせというイレギュラーな場でもしっかり対応してくれる旦那さま、本当に頼もしい存在ですし愛を感じます。一方、衛藤さんも源田さんのご家族が大好き。お正月に源田家を訪問したときの動画をYouTubeで公開していますが、「お義姉さんともっと仲良くなりたい!」「(義姉と義母と)3人で温泉行きます?裸の付き合いくらいしんと」と笑顔で猛プッシュし、実家の雰囲気に溶け込んでいました。夫婦お互いがそれぞれ実家の家族と仲良くできるって、とてもありがたいことですね。
2023年05月24日宮藤官九郎が企画・監督・脚本を担当するドラマシリーズ「季節のない街」の第一弾キャストが発表され、池松壮亮が主演することが分かった。さらに共演者として仲野太賀と渡辺大知が出演する。山本周五郎の小説「季節のない街」を映像化する本作は宮藤官九郎が長年温めてきた企画。希望を失い「街」にやってきた主人公が、「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとして描く。主人公の田中新助こと半助役を、『シン・仮面ライダー』で主演を務めるなど話題の公開作が相次ぐ、池松壮亮が演じる。池松さんの宮藤組への参加は、宮藤さんが脚本を担当した作品を含め初めて。また、主人公の半助とともに物語を中心で支えるタツヤを演じるのは仲野太賀。宮藤さんが作・演出する現在上演中の舞台ウーマンリブ vol.15「もうがまんできない」にもメインキャストとして出演中で、宮藤さんが脚本を手掛けた「ゆとりですがなにか」の演技も高く評価されている。そして、そのタツヤが率いる街の青年部のメンバーで、酒屋の息子・オカベを演じるのは、ミュージシャンでありながら、その存在感で俳優として活躍の場を広げる渡辺大知。バンド「黒猫チェルシー」の活動で宮藤さんとは旧知だが、俳優として宮藤作品に参加するのは「いだてん~ 東京オリムピック噺~」ぶりとなる。本作の物語は、「“ナニ”から12年―― この街には、“ナニ”で被災した人々が身を寄せる仮設住宅があり、いまもまだ、18世帯ものワケあり住人が暮らしている。だが、月収12万超えると『即立退き』とあって、皆ギリギリの生活を送っていた。主人公の田中新助こと半助は、街の人々の暮らしぶりを報告するだけで報酬がもらえるとあって、1匹の猫とともに街にやってきた。ワケあり住人らとともに生活するうちにどんどんこの街を好きになっていた。そんな中、仮設住宅が取り壊されるという噂が街に流れはじめるのだが…」というもの。タツヤに誘われ、半ば強引に青年部にいれられた半助は、タツヤとオカベのおかげで街に溶け込んでいく。池松さん、仲野さん、渡辺さんの初共演となるフレッシュな組み合わせが物語を牽引するであろう本作に、大きな注目が集まる。▼半助(田中新助)役:池松壮亮 コメント宮藤官九郎×山本周五郎×どですかでん×ディズニープラスというもの凄い組み合わせへの参加に心がときめきました。宮藤さん、横浜さん、渡辺さん、素晴らしい3名の監督たちと、素晴らしいスタッフキャストと共に、あの街で2ヶ月半を過ごしました。もうなくなってしまったあの街のことを、今なお恋しく思います。あの街にはどうしようもない人たちしかいませんが、みんな大して抜け出そうともせず、むしろしっかり生き生きと楽しんでいます。またあの街には良くないことばかりが起こりますが、目に見えない大切なことによって、底辺からのイマジンによって世界がつなぎとめられ、ささやかに美しく輝き続けます。時代の大きな変化の中で、物語の力と、あの街を信じて、無くなってしまうことへのささやかな抵抗になればと思いました。あるところに、街があった。宮藤官九郎版、季節のない街、どうぞご期待ください。▼タツヤ役:仲野太賀 コメント宮藤さんが「どですかでん」?主演が池松壮亮?しかもディズニープラスで?なんだそれ、そんなの絶対面白いに決まってるじゃん!と、お話を頂いた時に興奮したのを覚えています。蓋を開けてみると、邦画を代表するようなアベンジャーズみたいなスタッフ陣と、最高に素敵な俳優が集まって、仮設住宅で2ヶ月半の缶詰状態。右見ても左見ても面白い人ばかりで、才能の大渋滞。俺この中でやってけるかな…と思いつつも、与田タツヤという素敵な役を演じさせて頂きました。これは人間讃歌の物語です。笑って泣いて、踊って、ぶち切れて。悲喜交々の全部入りです。どうか楽しみにしていてください!▼オカベ役:渡辺大知 コメント宮藤さんの脚本作品に初めて参加させてもらったんですが、読むことが楽しくてずっとワクワクしながらページをめくっていました。次から次へと個性溢れる魅力的なキャラクターが生き生きと大暴れしていて、毎話、心がじんと熱くなりました。人間だから、生活が脅かされたり予期せぬ出来事が起こった時には、ビビったり、悲しくなったり、悩んだり、不安になったりすると思うんですが、このドラマに出てくるひとたちはみーんな不思議なほどにゲラゲラ笑っていて、生命力に満ちているんです。最初はヘンテコだなぁなんて思ってたんですが、今はこの「街」が愛おしくて仕方ないんです。日々落ち込むこともそりゃありますが、そんな時こそ寄り添ってくれる、やさしい作品になっているかと思います。宮藤さんと、その想いに賛同したたくさんの方々の魂で作った作品。参加できて光栄でした。観ていただいた方にもこの「街」を愛してもらえたら嬉しいです。▼企画・監督・脚本:宮藤官九郎 コメント60年前に書かれた原作小説「季節のない街」を、今ドラマ化する意味についてずっと考えていました。何しろ黒澤明監督の『どですかでん』という大傑作がすでに存在している。安易で独りよがりなオマージュになってはいけない。そこで舞台を仮設住宅に置き換え、黒澤版では割愛されていた2つのエピソード『半助と猫』『親おもい』を復活させ、それぞれの主人公である半助とタツヤ、さらに『がんもどき』に登場する酒屋の青年オカベを加え、3人の若者の視点で『街』を描くことで、この難関をクリアしようと考えました。半助には池松壮亮くん。一方的にファンなので、逆に声をかけづらい存在でしたが、一緒にやるならこれだ!という強い思いが届いたのでしょうか。絶望と悲しみを内に秘めつつ、決して重くなりすぎず、時に観客の目となり、街の変人達を絶妙な距離感で見守る半助。彼のバランス感覚こそ、このドラマの要だったと思います。どこか冷めていた半助が、ラストに向かって変貌していく様も見どころです。タツヤ役には仲野太賀くん。たった一人の青年部。母親の愛情に飢えた、承認欲求高めな”親思い”の次男坊。ある意味もっとも可哀想な男なんですが、太賀くんの持つ、天性の明るさとコメディセンスのおかげで、打たれ強い、そして立ち直りの早い愛すべきキャラクターになりました。オカベ役は渡辺大知くん。厳密には街の住人ではなく、近所の酒屋の息子です。好きな女の子目当てに街に出入りしている。この街で、唯一の恋愛要素を、時に切なく、時に陽気なストーカーすれすれの執拗さで、おおむね切なく演じてくれました。3人が互いを尊重し、刺激し合いながら、現場でどんどん膨らませてくれました。彼らのおかげで、2023年版の『季節のない街』は、紛れもなく今を描くドラマになったと思います。「季節のない街」はディズニープラス「スター」にて8月9日(水)より独占配信(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月23日子供の頃、皿洗いや掃除などを手伝って、小遣いをもらったことはありませんか。手伝いをして、お金をもらうのは、将来就職した時のことを考えると、大切な経験だといえます。動画配信サービス『DMM TV』で、タレントの武井壮さんは、子供の頃の手伝いで、数万円の小遣いを手に入れたことがあると明かしました。武井壮がゴミ回収で7万5千円ゲット小学生の頃、ゴミ収集車に乗った作業員が働く姿を見て、ゴミ回収という仕事を知った、武井さん。ゴミを捨てる手伝いを母親から頼まれたことなどから、大変だと思っていたそうです。そこで武井さんは、地元の商店街や自宅付近を走り回り、大人たちに「ゴミを必ずゴミ捨て場まで運ぶから、月に500円くれないかな?」と提案。すると、月に150件ほどの依頼があり、7万5千円ほど稼ぐことになったのです!@dmmtv_pr 小学生にしてアルバイトを開発?!当時から個人事業主の才能があった武井壮さんが開発?!したアルバイト内容とは一体...? #ウチコマ は #DMMTV にて配信中!#内田理央 #生駒里奈 #武井壮 ♬ オリジナル楽曲 - DMM TV 【公式】月々の小遣いは、7万5千円で親がストップさせていたという武井さん。「昔から個人事業主の才能があった」と振り返りました。子供の頃の武井さんの出来事に、多くのファンが驚いています。・150件も回れる体力がすごい!・小学生が大人からもらう小遣いのレベルじゃない!・営業力と発想力に、驚いた!運動能力の高さだけでなく、トークの面白さも人気を呼んでいる武井さん。子供の頃に行っていたゴミ回収や大人たちへの提案は、今につながる原点だったのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年05月02日映画『シン・仮面ライダー』に出演する池松壮亮、柄本佑、森山未來のトリプルライダーによるスペシャル鼎談が公開された。“原点”をリスペクトしつつ現代日本における最高のキャスト・スタッフが心血を注ぎ、生み出した『シン・仮面ライダー』。公開から1カ月以上が経ち、興行収入は歴代の「仮面ライダー」映画史上最高記録、そして初の興行収入20億円を突破している。鼎談では、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きが決定するまでの話や、話題となっているクライマックスの激闘についてなど、ファン必見の貴重なエピソードが満載の内容となっている。映画『シン・仮面ライダー』トリプルライダー スペシャル座談会<作品情報>『シン・仮面ライダー』公開中映画公式サイト:映画公式Twitter:
2023年05月01日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、池松壮亮、柄本佑、森山未來というトリプルライダーが集結した、30分超えのスペシャル鼎談映像が公開された。興行収入は、歴代の「仮面ライダー」映画史上最高記録&初の興行収入20億円を突破した本作。今回の映像では、本郷猛/仮面ライダー役の池松さん、一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本さん、ルリ子(浜辺さん)の兄・イチロー役の森山さんが、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きが決定するまでの話や、話題となっているクライマックスの激闘についてなど、ファン必見の超貴重なエピソードを明かしている。クライマックスの3人のバトルシーンは、演者自身が中心に考案されたが、庵野秀明監督から「泥仕合」という差し込み原稿(※現場で追加される台本)も入ったそう。柄本さんは「その日に撮りたいとなって段取り(※本番前に行う動きの確認)が始まったら『変えたい』となって現場で調整するための待ち時間が発生し、3・4時間経って『1回持ち帰って明日にしましょう』となりました」とふり返る。森山さんも「『ドキュメント「シン・仮面ライダー」~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~』で描かれたように、アクション監督の田渕景也さんとアクション稽古をしたり絵コンテやアクション映像を作って……というやり取りは撮影スタジオに入るまでずっと続いていましたね」と明かした。また、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きについて森山さんは、「本編では使われなかった部分が多いのですが、変身前の基本的な動き方は瞑想や、『プラーナ』というキーワードから考えていきました。プラーナはサンスクリット語で『大気中に存在しているエネルギー』といったような抽象性のある言葉ですが、プラーナを呼吸なのか、体内に取り込んで循環するという考えで動きを作れたら面白いんじゃないですか、という提案はしました」と考案の過程を語っている。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年05月01日今回、ご紹介するのは、映画『せかいのおきく』。つらく厳しい現実にくじけそうになりながら、それでも心を通わせることを諦めない若者たちを描く青春物語です。主人公のおきくと偶然に出会い、下肥(しもごえ)買いの相方となる中次と矢亮を演じた、寛一郎さんと池松壮亮さんにお話をうかがいました。「壮亮さんの演技を間近で見ることができて幸せでした」左から、寛一郎さん、池松壮亮さん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 140映画『せかいのおきく』の舞台は、日本が世界の大きな渦に飲み込まれていった江戸末期。主人公は、寺子屋で子どもたちに読み書きを教えているおきく。彼女は、ある雨の日、厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次、下肥買いの矢亮と出会います。武家育ちでありながら、今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事、汚穢屋(おわいや)に就く中次と矢亮。やがて心を通わせていく3人ですが、ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られて声を失い、心を閉ざしてしまいます。メガホンを取ったのは、日本映画界を長年にわたり牽引してきた阪本順治監督。監督 30 作目にして、初のオリジナル時代ものです。とはいっても、髷姿の侍たちが斬り合うような活劇ではなく、社会の底辺を生き抜く庶民の若者たちを中心に、その恋や青春を軽やかに描いた、阪本監督の新境地と言える内容となっています。主人公のおきくを卓越した演技力で高い評価を得ている黒木華さん、彼女と心を通わせる中次と矢亮を実力派俳優の寛一郎さんと池松壮亮さんがそれぞれ熱演。さらに、眞木蔵人さん、佐藤浩市さん、石橋蓮司さんら、阪本作品に主演してきたベテラン俳優たちが長屋に集う人々に扮し、絶妙なアンサンブルを見せています。ーーこの作品に魅力を感じたところを教えてください。寛一郎さん日本人が本来持っている、資源を大切にする美徳を下肥を通して描くユニークな視点に惹かれました。そして、こういう方々がいたということを知っていただく良い機会になれば良いなと思いました。後日、壮亮さんが参加すると知ったときは嬉しかったですし、撮影がとても楽しみになりました。池松さん惹かれたところがたくさんあります。現在の日本映画界では難しい、モノクロで撮ると聞いたときは、ひとつ夢が叶ったようでものすごく嬉しかったです。あとは何よりコンセプトが素晴らしかったこと。自然との共生や循環をテーマに捉え、時代劇というフォーマットを使い、汚穢屋という貧困層を通して世界を見つめるという試みも素晴らしいと感じました。利益追求、資源をエネルギーや生活で消費し続けてきたこの世界へ、この映画がひとつの提案になると感じました。寛一郎さんーー役作りについて教えてください。寛一郎さん江戸時代と汚穢屋について、一通り調べました。ただ、彼らが持つ時代精神性のようなものは、本質的には現代を生きる僕らと変わりはないように感じて、自然体で演じました。池松さん寛と一緒に、何でもない日常を、情緒を転がしながら、貧しくも情けなくも、生き生きと演じていけたらいいなと思いました。ーー映像美にあふれる本作の中で、おふたりが特に印象に残っているシーンは?寛一郎さん雪が降っているシーンです。3年前の冬に撮ったもので、美術担当の原田満生さん(本作では、企画とプロデューサーも兼任)がこれ以上ないほど美しい雪を降らしてくださり、雪映えしているなと思いました。池松さん冒頭の雨のシーンから、ぜんぶが好きですが、敢えて挙げるなら川を小舟で渡るシーンです。僕が本作に参加して、最初に撮ったのがこのシーンで、空と人と水があって流れているというシンプルなシーンですが、まるで水墨画のようで、あまりに美しくて好きです。池松壮亮さんーー本作に出演して、初めて知ったことはありますか?池松さん江戸時代に循環型社会が出来上がっていたことに驚きました。命を巡らせるということが生きるということとつながっていたのかなと。寛一郎さん汚穢屋について調べるうちに、どこの職業の糞尿が高いか、ということを知りました。当時の日本の循環型社会は、ヨーロッパの方々が驚くほど、完成されていたようです。ーーおきくを演じた黒木華さんの印象はいかがでしたか?池松さん黒木さんは前半と後半で違った悲劇を背負うセンシティブな役で、大変だったと思います。現場では二度ぐらいしかご一緒していませんが、完成した本編を観て、黒木さん以外におきくを演じることができる方はいないと思いました。黒木さんご自身も楽しく撮影されている様子でした。この映画のおきくの眼差しが、観客との、せかいとの温かいつながりを作ってくれると感じました。寛一郎さん黒木さんはおきくをとてもチャーミングに演じていらっしゃいました。モノクロであれだけ着物が似合って絵になる方は、ほかにいないと思いました。ーー劇中、中次と矢亮として、軽妙なやり取りを繰り広げているおふたりですが、お互いの印象を教えてください。寛一郎さん僕が10代でまだ役者を始める前に、壮亮さんと初めてお会いしました。その後、お会いする機会があるたびに「調子はどう?」と聞いてくれて。壮亮さんの演技の素晴らしさは知っていたので、共演が決まったときは嬉しさと同時に緊張感も抱きました。池松さん僕は佐藤浩市(寛一郎さんの父親)さんとは共演回数が多く、いつもたくさんのことを教えてもらいながら育ってきたような感覚があるので、寛に対する想いはどうしても特別なものがあります。まるで親戚の子と共演しているような感覚です。もともとの関係値を利用しながら、かけがえのないパートナーを愉快に作り上げていけたらいいなと思いました。ゴドー(劇作家サミュエル・ベケットによる戯曲『ゴドーを待ちながら』の登場人物。ふたりの浮浪者が、ゴドーという人物を待ち続ける物語)みたいになったらいいなと思っていました。寛一郎さんそのことは壮亮さんが最初に言ってくれました。これはゴドーだと。壮亮さんはいで立ちから素晴らしくて、大きく柔らかく魅せる方だなと思っていました。だからこそ、役者としては怖さも感じましたが、壮亮さんの演技を間近で見ることができて幸せでしたし、楽しかったです。劇中、僕が壮亮さん演じる矢亮に呼びかける、“あにい”というセリフもしっくりきました。ーーファンの方々は、ほかの作品では見ることのできない、おふたりの演技を堪能できますね。本日はありがとうございました。インタビューのこぼれ話寛一郎さんと池松壮亮さんにお互いの好きなところを聞くと、こんな答えが。「ぜんぶです。本当にピュアなんですよ。隠してますけど。朝、撮影に向かっているとき、隣でバナナを食べている姿もかわいかったです」(池松さん)。「僕はかわいくしているつもりはないのですが(笑)。壮亮さんの度量の深さは素晴らしいと思います。僕が自分の素を見せることができる数少ない方のひとりです」(寛一郎さん)。Information映画『せかいのおきく』2023 年 4 月 28 日(金)GW より、全国公開脚本・監督:阪本順治出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司製作:FANTASIA Inc./YOIHI PROJECT制作プロダクション:ACCA配給:東京テアトル/U-NEXT/リトルモア©2023 FANTASIA写真・幸喜ひかり文・田嶋真理 ヘア・NORI TAKABAYASHI(YARD/寛一郎さん)ヘアメイク・ネモト(ヒトメ/池松さん)スタイリスト・坂上真一(白山事務所/寛一郎さん)写真・幸喜ひかり 文・田嶋真理 ヘア・NORI TAKABAYASHI(YARD/寛一郎さん)ヘアメイク・ネモト(ヒトメ/池松さん) スタイリスト・坂上真一(白山事務所/寛一郎さん)
2023年04月27日池松壮亮が2人のピアニストを一人二役で演じる主演映画『白鍵と黒鍵の間に』。この度、仲里依紗、森田剛ら11名の共演者が発表された。本作の舞台は昭和末期、夜の街・銀座。未来に夢を見る博(池松さん)と、夢を見失っている南(池松さん)。2人のピアニストの運命が大きく狂い出す一夜を描く物語。今回新たに発表されたキャストたちが演じるのは、2人のピアニストの運命を狂わせるクセ者。仲さんが演じるのは、博の大学時代の先輩で、クラブでは南のバンド仲間でもあるピアニスト・千香子。森田さんが、南と博を翻弄する刑務所から出てきたばかりの謎の男“あいつ”役で、飄々かつ危険な香りを作品に注入。また、お調子者でギャンブル狂のバンドマスター・三木役で「男闘呼組」の高橋和也。高いプライドと実力を持つアメリカ人のジャズ・シンガー、リサ役でクリスタル・ケイ。銀座を牛耳るヤクザの会長・熊野役で松尾貴史も出演。さらに、近年東京の音楽シーンで活躍している気鋭のサックス奏者・松丸契が、博とお互いの才能を認め合うK助役で映画初出演。銀座の高級クラブ「リージェント」のバンマス・曽根を川瀬陽太、老舗のクラブ「スロウリー」店長・門松を杉山ひこひこ、「スロウリー」ホステス・Y子を中山来未、博と千香子の大学時代のピアノの恩師・宅見を佐野史郎、南の母親を洞口依子が演じる。そして、テアトルシネマグループが日本初導入した「odessa」という独自の音響システムと本作がコラボした特別映像も公開。本作は音楽要素が非常に強く、劇場側としてもほかでは味わえない音響体験をアピールしていく方針があることから、今回のコラボ映像による相互PRが実現。クリスタル・ケイと松丸さんも参加する演奏シーンは、劇中の大きなハイライトのひとつになっている。『白鍵と黒鍵の間に』は10月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:白鍵と黒鍵の間に 2023年10月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開Ⓒ2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年04月27日俳優の池松壮亮が主演を務める、映画『白鍵と黒鍵の間に』(10月6日公開)の出演者が27日、明らかになった。同作は南博による回想録の実写化作。ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々を綴った原作を、南博がモデルの主人公を「南」と「博」という2人の人物に分けて、“3年”におよぶタイムラインがメビウスの輪のようにつながる“一夜”へと誘い、観る者を翻弄する。池松は「南」と「博」を一人二役で演じる。博の大学時代の先輩で、クラブでは南のバンド仲間でもあるピアニスト、千香子役には仲里依紗、南と博を翻弄する刑務所からシャバに出てきたばかりの謎の男“あいつ”役には森田剛が扮し、飄々かつ危険な香りを作品に注入している。お調子者のギャンブル狂だが音楽への想いは失っていないバンドマスター、三木役には高橋和也、高いプライドと実力を持つアメリカ人のジャズ・シンガー、リサ役にはクリスタル・ケイが扮し、妖艶かつ力強い圧倒的な歌唱力を披露している。銀座を牛耳るヤクザの会長、熊野役には松尾貴史が扮し、“あの曲”への異様な執着と静かな佇まいに秘めた狂気が滲む怪演を見せている。さらにはパプアニューギニア出身で米音大卒業後、近年東京の音楽シーンで活躍している気鋭のサックス奏者、松丸契が、博とお互いの才能を認め合うK助役で映画初出演。銀座の高級クラブ「リージェント」のバンマス、曽根役に川瀬陽太、老舗のクラブ「スロウリー」の店長、門松役に杉山ひこひこ、「スロウリー」のホステス、Y子役に中山来未、博と千香子の大学時代のピアノの恩師、宅見役に佐野史郎、銀座に染まってしまった南の将来を心配する母親役には洞口依子と、個性豊かで濃厚な顔ぶれが集まった。今回テアトルシネマグループが日本初導入した「odessa」という独自の音響システムと『白鍵と黒鍵の間に』がコラボした特別映像も解禁。池松演じる2人のピアニストをはじめ、クリスタル・ケイ演じるジャズ・シンガーや、高橋和也演じるギタリスト、松丸契演じるサックス奏者など、音楽要素が非常に強く、劇場側としても他では味わえない音響体験をアピールしていく方針があることからコラボ映像による相互PRが実現した。本職がミュージシャンであるクリスタル・ケイと松丸契も参加する演奏シーンは、劇中の大きなハイライトのひとつになっている。(C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年04月27日松岡茉優と窪田正孝がW主演、『舟を編む』『茜色に焼かれる』などの石井裕也監督による最新作『愛にイナズマ』が2023年秋、公開決定。佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也と共演する。石井監督による完全オリジナル脚本で描かれるのは、騙されて夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、どうしようもないダメダメな家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語。監督は、数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』を始め、『川の底からこんにちは』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『茜色に焼かれる』、韓国俳優・製作陣と組んだ『アジアの天使』など、発表する作品が国内外の映画賞で高く評価されてきた石井裕也。石井裕也(監督)最新作『愛にイナズマ』は、明らかに何かが歪んでしまったアフターコロナの世界を舞台に、「理不尽な社会に真っ向から反撃しようと試みる花子と正夫」とそんな中で取り戻していく「家族の絆」を描く監督渾身のオリジナル脚本。喜劇要素を随所に含ませながら練り上げられている。誰もが本音を隠し、空気を読み、言いたいことも言えない鬱屈とした社会の中で、大切なものを守るために不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。そしてラストには、『愛にイナズマ』というタイトルに込められた真意が明かされ、まさに雷に打たれたような衝撃と感動がもたらされるという…。主演は、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に3度輝いた松岡茉優と、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したことも記憶に新しい窪田正孝。松岡茉優2人は共に石井監督作品への参加は初となり、本作が初共演となる。夢を奪い返すために恋より強い共闘関係を結ぶ2人を、ロマンスを交えて演じ上げた。窪田正孝共演は『シン・仮面ライダー』が現在大ヒット中、さらなる新境地を開拓した人気と実力を兼ね備えた池松壮亮と、『愛がなんだ』『街の上で』など、話題作への出演が途切れない若葉竜也が、花子の2人の兄役に。池松壮亮日本映画界を代表する名優・佐藤浩市が、花子のどうしようもないダメ親父を演じるという豪華布陣。日本映画界をけん引する俳優陣の火花散る熱演と、高いレベルで繰り広げられるコメディ合戦は必見だ。佐藤浩市監督&キャストからコメント到着!■石井裕也監督・脚本コメントこの映画の英語タイトルは”Masked Hearts”です。「マスクで覆われた心」という意味です。コロナ禍になって3年、私たちはずっとマスクという仮面を被って生きてきました。それが当たり前の世界だったのです。程度の差があったとしても、みんな本音や嘘をいくつもいくつも仮面の下に隠していたと思います。それをひとつひとつひっぺがして、人が隠し持っている本当のものを見つめていくような、そんな映画を作りたいと思いました。コロナ禍を経験したからこそ作れた、愛と希望に満ち溢れた映画になったと思います。超豪華な俳優たちが時にマスクをし、時に素顔で、全篇いきいきと最高の芝居をしています。特に家族がみんなで集まるシーンは、一流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした。■松岡茉優(折村花子役)コメント「選択肢の連続への疲労」「正しさって何なのかわからない」世界の状況が変わる前から生きやすくはなかったのにもっと大変になってしまった世の中で、勝ち上がってやるんだ、という花子の全身全霊を、私が止めてなるものかと挑みました。花子と同じく、みんなにめちゃめちゃ愛してもらって、出来上がった作品です。あなたに届きますように。■窪田正孝(舘正夫役)コメントぜんぶ世の中が悪い。仕方がない。人も自分も嘘と言い訳でごまかして都合の悪いこともぜんぶ無かったことにする。そんな理不尽に抗う、とある家族の物語です。人は愚かで醜いけど、命は尊く等しく重い。監督の愛と敬意と皮肉が詰まった作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください。■佐藤浩市(折村治役)コメント創造をすること、人を愛することは、流れも深さも判らない川を泳ぎ続ける様なものです。石井裕也監督はその2つを同じ高さの目線で語ってくれます。決して泳ぎを止めてはならないと。■池松壮亮(折村誠一役)コメント布に覆われた哀しみを、悔しさを、やるせなさを、怒りを今この主人公は、あらゆる欺瞞を越えて剥がしていく。社会に隠蔽された心を、消えゆく尊厳を、証明できない存在や愛を、イナズマが照らす。それでも人でありたいと願う憎まれっ娘が、恋人や家族を巻き込んで世にはばかる、明日への逆転反逆ファミリーラブコメディです。どうか、コロナを共に経験し共に生きる誰かの、逆境だらけの誰かの、破れた心にイナズマを。■若葉竜也(折村雄二役)コメントこの映画の『愛にイナズマ』というタイトルに敵う文章がないので、コメントを書くのが恥ずかしくなります。この映画に映るイナズマが嘘みたいに軽薄でヘラヘラした時代にヒビをいれてくれたらいい。この映画に映るイナズマが誰かの一縷の希望になればいい。そんな事を考えながら現場にいました。『愛のイナズマ』は2023年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛にイナズマ 2023年秋公開予定©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年04月25日庵野秀明監督が自ら脚本も手がけた映画『シン・仮面ライダー』が公開されている。本作は、1971年春にテレビ放映が始まった伝説の特撮ドラマ『仮面ライダー』を基にオリジナル作品として創作された。主人公の本郷猛/仮面ライダーを演じるのは、池松壮亮。彼はこれまで数々の作品に出演してきたが、本作では“答えのない旅”を約2年間続け、誰もが知る/本作にしかいない本郷猛像にたどり着いた。これから映画館で本作を観る観客も多いことから、映画の詳細には触れないが、本作では冒頭から池松演じる本郷猛が迷い、戸惑う青年として描かれる。気がつくと彼は自身の身体と精神のあり様がこれまでとは異なっていることに気づく。なぜ自分は正体不明の敵と戦っているのか? なぜ自分は容赦なく敵を殺すことができるのか? 混乱する本郷の前に緑川ルリ子と、その父・緑川弘博士が現れ、本郷は秘密結社ショッカーによって身体をオーグメンテーションされたことを知る。仮面ライダーは放映から50年以上続く人気ヒーローで、現在も新作が放映されているが、その際、“変身ヒーロー”と呼ばれることが多い。しかし、本作では作品の原点に戻り、仮面ライダーは変身ヒーローである以前に“オーグメントされた者”であることがしっかりと描かれる。華麗に変身し、敵を倒した後に何事もなかったかのように人間に戻れるわけではない。オーグメントされた人間はもう元の姿には戻れないのだ。「そこは考えました。重要なのは、矛盾の“間”に立つこと、だったんです。今回の仮面ライダーは暴力というものと葛藤している人間で、基本的には“戦いたくない”男。でも、仮面(マスク)をかぶることで“制御できない暴力性”が出てしまう。暴力を行使したくないと思ってしまう、『マスクを脱いだ時の“人間性”』と、『マスクをかぶった時の暴力性』の“間”ですよね……。この映画は、いわゆる「改造」されてしまった者と、理性のある人間の“間”に立つ者が、その矛盾と葛藤を乗り越えて、最終的な変身を遂げるストーリーだと思っています。劇中に出てくる他のオーグはSHOCKERによって人間から完全にオーグメントされてしまった存在なんです。ですから元は人間です。一方、仮面ライダーは半分は人間として暴力性をギリギリ制御できるだけの能力を精神力によって保っています。仮面ライダーは“表に立つヒーロー”ではなく、影の部分を背負ってその風圧に耐えながら生きているようなヒーローだと思います。その点を考える上でも“オーグメント”つまり改造人間であることは重要でした」本郷猛は元に戻れないかたちで身体に“激しい暴力性”を埋め込まれてしまった。しかし、この設定は本当に我々と無関係の“空想特撮”の設定なのだろうか? 我々も目には見えない形で心のどこかに暴力性や身体の変化を埋め込まれているようなオーグメントをされてはいないだろうか?都市と身体、自身の内に眠る暴力性と理性……このテーマを真摯に追及してきた映画作家のひとりに塚本晋也がいる。本作では俳優として緑川弘博士を演じており、池松は塚本監督作品『斬、』に出演した。この作品で池松は、江戸末期に生きる浪人を演じ、塚本演じる剣豪の導きで動乱に誘われ、人を斬ることの暴力性と人間的な理性の間で葛藤する。「この映画では本郷をオーグメントした博士を塚本さんが演じているわけですよね。だから『斬、』での役の関係性は、この作品と似ていて、『斬、』と『ヱヴァンゲリヲン』と『シン・仮面ライダー』が遠い位置にあるかというと、やはり近い場所にいると感じます。僕にとって、庵野秀明と塚本晋也というおふたりは反射し合っているようにも感じられます。年齢も同じで、ふたりとも“真のインディペンデント作家”であるとも感じます」「撮影というもの自体が“答えのない旅”でした」しかし、『シン・仮面ライダー』は単なるヒーロー映画ではない。そこで描かれるテーマやドラマはまだ誰もスクリーンで描いたことのないもので、監督も俳優たちもそれぞれが“まだそこにない答え”を探ったという。「改めて“仮面ライダーとは何なのか?”と考えたら、それは戦後、この国の夢のようなもので、高度経済成長期の少年・少女や大人たちの夢を体現したものが仮面ライダーだったんだと思うんです。そこには過去の映画の伝統や、時代劇、ノスタルジーやクラシカルな要素も入っている。この映画では、それをどのように継承するのか? 50年前にこの国が見た夢をどう甦らせるのか? ヒーローという存在に我々がどう向き合うのか? それを探求する旅だったと思います。何が大変かというと“探し続ける旅”だったからなんです。OKのテイクを探すのではなくて、とにかく撮って、撮って、撮って……みんなで何度も試して、試して、試して……だから撮影というもの自体が“答えのない旅”でした。このような作品創りが出来たことは大変でしたけど、贅沢だったと思います。これまでは“OKテイクを焼き付けること”をやってきましたから、答えのない旅を2年間続けたこと、その答えがこの作品に焼き付いていることを願っています」『シン・仮面ライダー』は、日本人なら誰もが知るヒーローを継承し、まだ誰も観たことのない姿として描いた作品だ。この映画で本郷猛は、どのように葛藤し、最後にどのような“変身”を果たすのか? スクリーンで目撃してほしい。『シン・仮面ライダー』公開中撮影:源賀津己
2023年04月21日子供が文字を学ぶ順番は、ひらがなの次にカタカナ、その後に漢字の場合がほとんど。何かの文章を見ても、子供たちは最初、形が複雑な漢字を飛ばして読むでしょう。しかし、るしこ(@39baby_com)さんの4歳の息子さんは違いました。勢い pic.twitter.com/MJA7VPSv96 — るしこ (@39baby_com) April 18, 2023 電車が好きな息子さんは、駅名に使用されている漢字なら、読めるものがあるのです。『まんまる池』なら、池袋駅などに使用されている『池』の字が読めました。そんな驚きの状況に遭遇したのは、ランニング途中の女性。「漢字から!?すごいね」と息子さんを褒めながら、勢いそのままに通り過ぎて行ったのです!あまりのスピードに、息子さんは自分が褒められたとは、最初気付かなかったようですね。子供が好きそうな女性の反応に対し、「自分も同じことをやりそう」「素敵なマダムですね!」「これはいい『通り魔』」などのコメントが相次ぎました。きっと女性は、自分がどんな状況であっても、子供に称賛を贈りたいのでしょう。いつでも惜しみなく褒めてくれる人は、ありがたい存在だといえます。[文・構成/grape編集部]
2023年04月19日映画『白鍵と黒鍵の間に』が2023年10月6日(金)に公開される。主演は池松壮亮、監督は冨永昌敬。南博の回想録を映画化映画『白鍵と黒鍵の間に』の原作となるのは、ジャズミュージシャンでもありエッセイストとしても才能を発揮する南博の『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編- 』。ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々を綴った回想録だ。そんな南博の回想録を、共同で脚本を手掛けた冨永昌敬と高橋知由が“一夜の物語”に大胆にアレンジ。『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編- 』における主人公・南博を、映画『白鍵と黒鍵の間に』では「南」と「博」という二人のジャズピアニストに分けて、二人の運命が大きく狂いだす一夜を描き出す。池松壮亮が二人のピアニストを一人二役で主演を務めるのは、映画『ちょっと思い出しただけ』や『シン・仮面ライダー』など、日本映画界に欠かせない実力派として活躍の幅を広げる池松壮亮。対照的な二人のピアニストの関係や、ヤクザ同士のもめごと、金と欲望が渦巻く銀座の水商売の裏側、ミュージシャンの理想と現実といった複数のエピソードを同時進行で描く映画『白鍵と黒鍵の間に』において、二人のジャズピアニストを“一人二役”で繊細に演じ分ける。また、映画『白鍵と黒鍵の間に』で初のピアニスト役を演じることになった池松は、半年間をかけてピアノ演奏の練習を積み役作りを行ったという。劇中に登場する「ゴッドファーザー 愛のテーマ」の演奏は、全て池松本人によるもの。渾身の演奏も本作の見どころの一つだ。南…池松壮亮才能に溢れているが、夜の世界のしがらみに囚われて夢を見失ってしまったピアニスト。博…池松壮亮希望に満ち、ジャズマンになりたいという夢に向かって邁進する若きロマンチスト。千香子…仲里依紗博の大学時代の先輩で、クラブでは南のバンド仲間でもあるピアニスト。“あいつ”…森田剛南と博を翻弄する刑務所からシャバに出てきたばかりの謎の男。三木…高橋和也お調子者のギャンブル狂だが音楽への想いは失っていないバンドマスター。リサ…クリスタル・ケイ高いプライドと実力を持つアメリカ人のジャズ・シンガー。熊野…松尾貴史銀座を牛耳るヤクザの会長。K助…松丸契博とお互いの才能を認め合う。曽根…川瀬陽太銀座の高級クラブ「リージェント」のバンマス。門松…杉山ひこひこ老舗のクラブ「スロウリー」の店長。Y子…中山来未「スロウリー」のホステス。宅見…佐野史郎博と千香子の大学時代のピアノの恩師。南の母親…洞口依子銀座に染まってしまった南の将来を心配する。ピアノ、ギター、サックスなど演奏シーン映画『白鍵と黒鍵の間に』では、池松壮亮演じる二人のピアニストをはじめ、クリスタル・ケイ演じるジャズ・シンガーや、高橋和也演じるギタリスト、松丸契演じるサックス奏者などが織りなす“音楽”がポイント。特に、本職がミュージシャンであるクリスタル・ケイと松丸契も参加する演奏シーンは、劇中の大きなハイライトとなっている。監督は冨永昌敬監督は、『素敵なダイナマイトスキャンダル』を手掛けた冨永昌敬。冨永は作品の中に、どこか夢のような架空の昭和感と、現実を軽々と飛び越えるマジックリアリズムを融合させながら、二人のピアニストの人生が交わり連なる“銀座の一夜”を描き出す。映画『白鍵と黒鍵の間に』あらすじ舞台は昭和末期の夜の街・銀座。未来に夢見るジャズピアニスト志望の博は、ある日、場末のキャバレーでひょんなことから「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏することになる。しかし、その曲をリクエストしてもいいのは、銀座界隈を牛耳るヤクザの会長だけであり、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、南だけだった。そんな夜の銀座の“暗黙の掟”を破った博と、それに巻き込まれる南。二人のピアニストの運命と、銀座の夜が大きく狂い始める……。【作品詳細】映画『白鍵と黒鍵の間に』公開日:2023年10月6日(金)出演:池松壮亮、仲里依紗、森田剛、クリスタル・ケイ、松丸契、川瀬陽太、杉山ひこひこ、中山来未、福津健創、日高ボブ美、佐野史郎、洞口依子、松尾貴史、高橋和也監督:冨永昌敬脚本:冨永昌敬、高橋知由音楽:魚返明未原作:南博『白鍵と黒鍵の間に』(小学館文庫刊)配給:東京テアトル製作:「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年04月10日日本が世界に誇るクリエイターの庵野秀明(62)。現在、脚本と監督を務めた実写映画『シン・仮面ライダー』が公開中だが、その撮影現場の様子が物議を醸している。発端となったのは、3月31日にNHK BSプレミアムで公開されたドキュメンタリー『ドキュメント「シン・仮面ライダー」~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~』(以下、『ドキュメント「シン・仮面ライダー」』)。同作の制作が発表された2021年4月から約2年間にわたって制作現場に密着したものだ。※本原稿では、同ドキュメンタリー番組の番組内容に触れています。幼少期から触れたアニメや特撮作品への膨大な知識量と強い愛情を持ち、作品づくりに並々ならぬこだわりを持つことで知られる庵野氏。それゆえファンからの信頼も厚く、これまで手掛けた2015年の『シン・ゴジラ』は82.5億円、21年の『シン・エヴァンゲリオン』は102.8億円の興行収入を記録するなど、大ヒットを連発している。当時小学5年生だった1971年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー』の虜になり、高校時代には同作のパロディ自主製作映画を製作するほど熱狂的なファンの庵野氏だけに、自らリブートを手掛ける『シン・仮面ライダー』に注ぐ情熱も相当なもの。『ドキュメント「シン・仮面ライダー」』でも、キャラクター造形の打ち合わせ時から細かく要望を伝える様子が映されていた。当然、俳優陣の演技にも細かく指示を伝えるかと思いきや……。出演者の森山未來(38)の提案で、クランクイン前に主演の池松壮亮(32)、柄本佑(36)といった3人の俳優陣で演技のすり合わせを行うことに。会議冒頭、クランクインと同時に「よーいドン」で撮影に入ることを懸念した森山が「劇画調でやるのか、リアルな感じでやるのかということをシェアした方がいいことを監督と一緒に話しながらできたらと」と提案。しかし、庵野は何も言葉を発さず、沈黙に耐えかねた森山は「これ俺ら3人で決めるの?違うよね……」とボソリ。すると、庵野はこう応答する。「僕の方から『こうして欲しい』というのはまず出ない。自分のイメージを押しつけるならアニメーションの方がいい。実写のときは真逆でいきたい。『自分のイメージからできるだけ離れたもの』を撮りたい。僕の方から最初にイメージを出すことは、実写においてはまずない。あとは役者次第」この発言に森山は苦笑し、池松と柄本は神妙な面持ちをしていた。『シン・仮面ライダー』において、俳優陣に加えてもう一つの要となるのがアクションだ。庵野氏も打ち合わせの中で「仮面ライダーの基本はアクション」と語るだけあって、入念な準備が行われていく。ついにクランクインを迎えアクションシーンの撮影もスタート。しかし、庵野氏はアクションシーンが“段取りをこなしている”と感じ、ワイヤーアクションを使わない方針に変更することに。そして、あるアクションシーンが行き詰まると、スタッフやアクション監督の田渕景也氏らを集め、庵野氏が「ショッカーの皆さんに気概がない。申し訳ないけど、見ていると動きが流れている」と注文。庵野氏からダメ出しをもらった田渕氏だが、密着カメラに対して、こう本音を吐露していた。「『段取りに見えたくない』と言われて、やっぱり難しいですよ。単純に顔が見えれば、みんなすごい顔をしているわけですよ、戦っている時に。(中略)僕が思う『カッコいい』と(庵野監督の)感覚が違うんだなと。ただ、負けたくないとこもあるんで、そこはそこでこれからどんどん戦っていこうかなと」しかし、別の日のアクションシーンもまたうまくいかず、庵野氏を除いたスタッフらで緊急会議が行われることに。その中であるスタッフは「現場に行って初めて宿題がわかる感じ」と困り顔で話し、田渕氏も「結局変わっちゃうから。これから先は現場で言われたままやるか」と語っていた。さらに、庵野氏が急きょ予定にないアクションシーンを追加した場面では、日没迫るなか池松が大急ぎで追加アクションを覚えることに。なんとか撮影することができ、庵野氏から一発OKが出たものの、その映像をスマートフォンで確認した池松は「どうせやり直しでしょ?」と疲れた様子で言い放っていた。『ドキュメント「シン・仮面ライダー」』を見た映画ライターは言う。「池松さんは『やり直しでしょ』と言ったシーンについて、その後、密着班に対して現場の雰囲気が悪かったと困惑していたことを吐露しながらも、最終的には庵野氏の求めている“生っぽさ”に理解を示していました。このようにドキュメンタリーに収められた現場での庵野さんは、リアルに見えることにこだわり、俳優やスタッフにNOを突きつけるものの、どうしたらOKかということや具体的なアイデアをほとんど言いません。『シン・仮面ライダー』には『エヴァンゲリオン』シリーズなどで一緒に仕事をしてきた“側近スタッフ”もいますが、田渕さんのように初めて仕事をする実写映画畑の人も多数いました。田渕さんも番組の中で、一時は台本を捨てて現場から引き上げることを考えるほど追い詰められていたと明かしていますし、スタッフたちも庵野さんのやり方に困惑していた様子でした」それでも、庵野氏の強いこだわりによって生まれた『シン・ゴジラ』が80億円を超える興行収入を叩き出したことも事実。『シン・仮面ライダー』も同じように報われるかと思いきや……。「庵野さんの『シンシリーズ』はこれまで全て週間興収ランキングで初登場1位を記録し、大ヒットしてきた実績があります。しかし、『シン・仮面ライダー』は公開1週目でまさかの2位スタートとなり、翌週には5位にまで転落。しかも、往年の『仮面ライダー』ファンからは概ね評判なのですが、オタクではない映画ファンから“アクションシーンが何をやってるかわからない”“CGがチープ”といった酷評する声も多く、評判が芳しいとは言えません。現場も疲弊した挙げ句、興行収入も不調となると、庵野さんへの“ヒットメーカー”の立場が危うくなる可能性もあるでしょう」(映画関係者)2021年7月、「61歳になったので、エヴァではなく実写作品の映画を何本か作りたいと思っています」と実写映画に意欲を示していた庵野氏。次作の前に、“シン庵野”になる必要があるのかも?
2023年04月08日池松壮亮が2人のピアニストを一人二役で演じる音楽映画『白鍵と黒鍵の間に』の公開が決定。併せて、ティザービジュアルと特報映像も到着した。舞台は昭和末期、夜の街・銀座。未来に夢を見る「博」と、夢を見失っている「南」。2人のピアニストの運命が大きく狂い出す一夜の物語――。本作は、ジャズミュージシャンで、エッセイストとしても才能を発揮する南博の「白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-」の映画化。原作は、ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々を綴った回想録だが、映画では一夜の物語に大胆にアレンジする。現在公開中の『シン・仮面ライダー』では、本郷猛/仮面ライダーを演じている池松さん。今作で演じるのは、2人のジャズピアニスト。南は才能にあふれているが、夜の世界のしがらみに囚われて夢を見失ってしまったピアニスト。博は希望に満ち、ジャズマンになりたいという夢に向かって邁進する若きロマンチスト。池松さんによって演じられる2人の主人公は、時にすれ違い、時にシンクロするカードの裏表のような関係。それを池松さんが、繊細に演じ分けている。さらに、ヤクザ同士のもめごと、カネと欲望が渦巻く銀座の水商売の裏側、ミュージシャンの理想と現実といった複数のエピソードを同時進行させながら、多幸感あふれるセッションへ、そして予測不可能なクライマックスへとなだれ込んでいく。また池松さんは、初のピアニスト役を演じる上で、半年間ピアノ練習を行い撮影に臨んだ。劇中に登場する「ゴッドファーザー 愛のテーマ」の演奏は、全て池松さん本人によるものであり、本作の見どころの一つでもある。併せて映像も公開され、演奏する場面も登場。ジャズピアニスト志望の博が場末のキャバレーで「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。“あの曲”をリクエストしていいのは、銀座界隈を牛耳るヤクザの会長だけで、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト・南だけだった。夜の銀座の暗黙の掟を破った博と、それに巻き込まれる南。2人のピアニストの運命と銀座の夜が大きく狂い始める予兆を感じさせる。ティザービジュアルは、サングラスをした南がピアノを弾く姿と、ピアノの屋根には博が映り込み、南と博の運命が交錯し、人生が交わり連なる2人の関係性を表すような奇妙な一枚に仕上がった。スチールはホンマタカシが撮影、デザインは石井勇一(OTUA)が担当している。本作は、ジャズを扱った音楽映画であり、昭和レトロな空気をまとったファンタジーであり、スリラーでありコメディであり、そして名曲「ゴッドファーザー 愛のテーマ」がつなぐ映画愛の映画。『南瓜とマヨネーズ』『あの頃。』の冨永昌敬が監督を務めている。『白鍵と黒鍵の間に』は10月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:白鍵と黒鍵の間に 2023年10月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開Ⓒ2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年04月07日映画『せかいのおきく』(28日公開)の完成披露試写会が5日に都内で行われ、主演の黒木華をはじめ、寛一郎、池松壮亮、佐藤浩市、プロデューサーの原田満生氏、阪本順治監督が登壇した。阪本監督の30作目にして、オリジナル脚本による初のモノクロ映画となる同作。声を失った武家の娘・おきく(黒木)と雨宿りで出会った紙屑拾いの中次(寛一郎)、下肥買いの矢亮(池松)の青春物語だ。この日、鮮やかな水色の着物姿で登場した黒木。手話のない時代に声を失ったおきくを演じ、「やったことのない役で、しゃべれないというのは初めての経験でした。どういう風にすればこの気持ちを伝えられるだろうということをすごく考えた作品だったので、それが楽しかったです」と振り返った。また、撮影の思い出を聞かれた黒木、池松、寛一郎は、顔を見合わせながら互いに「ありますか?」と譲り合いに。すると、池松が「ごめんなさいね。こんな話で……さっき(劇場の)トイレに行ったら黒木さんがいました。ちょっと恥ずかしかったです」と発言。これに黒木は「私がいたわけじゃないでしょ? 私の写真でしょ」と鋭くツッコミを入れる。さらに、寛一郎も「壮亮さんと自分のパネル写真の前でトイレをして、右を見たら黒木さんがいたので『恥ずかしいね』と話してました」と続くと、これにも黒木が「それは撮影のエピソードじゃないでしょ。今のエピソードですよ」と返し、軽快なトークさばきを見せた。また、映画の内容にちなんだトークテーマ“100年後も残したいもの”で、黒木は「映画・舞台」と回答。「舞台を観に来てくれる人って限られているんですよ。劇場も少なくなってきているので無くなると寂しいなと思います」と思いを吐露しながら、「まぁ100年後に私は生きていないのでどうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね……」とつぶやいて笑いを誘う。最後に、「スタッフ、キャスト、映画を愛している人たちが数年かけて作った作品です」と同作に込めた思いを伝え、「愛と希望が詰まった作品ですので、ぜひお力をお貸しいただけるとありがたいです」とアピールして締めくくっていた。
2023年04月06日消防士の仕事は消火活動だけではありません。アメリカのミシガン州にある『マスキーゴンハイツ消防署』に、助けを求める電話が入りました。1匹の犬が、旧排水処理場の貯水池に落ちてしまったのです。貯水池の外壁は高さが3m近くあり、犬が自力で脱出するのは不可能でした。凍った池に落ちた犬を救いたい!犬が落ちた池の水は凍っていましたが、氷は薄く、一部が溶け始めていました。氷が割れて、いつ犬が冷たい水の中に落ちてもおかしくない状態です。駆けつけた消防士たちは数分以内に作戦を立てた後、ジョン・クリガー警部補がハシゴを使って池の下に降りることになりました。ところが犬はやや警戒していて、なかなかジョンさんに近付いてきません。しかし、ジョンさんには秘策がありました。それはおやつで信頼を得る作戦!彼がおやつを差し出すと、犬は嬉しそうに食べてくれて、「この人、いい人かも」というようにしっぽを振り始めます。こうしてジョンさんは犬を捕まえることに成功。しかし、今度は犬を地上に引き上げなくてはなりません。そこで彼がとった行動とは…こちらをご覧ください。大型犬をガッシリと片手で抱えて救出!なんて頼もしいのでしょうか。ジョンさんに抱えられた犬は、暴れることもなく、大人しくしていたといいいます。犬も彼が助けてくれていることを分かっていたのでしょう。こうして犬は、ジョンさんの優しさと鍛えられた腕力のおかげで無事に救出されました。『マスキーゴンハイツ消防署』は「消防士は、トラウマや悲劇に見舞われることも少なくありません。しかし今日、マスキーゴンハイツの消防士は、この犬の飼い主に小さな幸せを届けるお手伝いをすることができました」とFacebookで報告。投稿には「犬を抱えてハシゴを登るなんて簡単じゃないよ!」「見事な仕事ぶりだ」など、称賛の声が上がっています。大型犬を片手で抱えるだけでも大変なのに、さらにそのままハシゴを登るなんて、かなり難しいはずです。いざという時にこのようなことができるのは、やはり日頃の訓練のたまものなのでしょう。私たちの安全を守るため、ジョンさんのように日々訓練をしている消防士たちに感謝を忘れずにいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月31日映画『シン・仮面ライダー』より、キャラクター映像第2弾<本郷猛×一文字隼人>編が公開された。3日連続でキャラクター映像を公開中の本作。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、組織に反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)の2人が繰り広げる戦いを軸に描かれる一方で、一癖も二癖もある個性的な登場人物たちと、その関係性を描く濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。キャラクター映像では、そんな登場人物たちの関係性が垣間見える。先日の第1弾<本郷猛×緑川ルリ子>編に続き、今回公開されたのは、共に仮面ライダーを名乗る本郷猛と一文字隼人(柄本佑)にフォーカスをあてたもの。仮面ライダーと仮面ライダー第2号、Wライダーの活躍に期待せずにはいられない映像となっている。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月30日乃木坂46の元メンバー、衛藤美彩さん(30)はかねてよりお付き合いしていた埼玉西武ライオンズ所属の源田壮亮選手(30)と2019年に結婚。また、交際から結婚までが約半年というスピード婚も話題に。先日のWBCでは美彩さんが現地観戦しているところが報じられ、SNSでは夫婦仲の良さに注目が集まっていました。そんな美彩さんのインスタグラムをチェックしてみましょう!素敵すぎる家族バックショットに称賛 この投稿をInstagramで見る 衛藤美彩 ???????????????? ???????????? (@misa_eto_official)がシェアした投稿 2022年の年末に投稿した家族バックショット。源田選手のオフシーズンのときに家族で訪れた場所で撮影したようです。家族おそろいの花柄ブルーがとても爽やかで素敵な1枚です。また、夫婦向き合って会話するような空気感も心地良さそうでラブラブ感が伝わってきます。コメント欄には「美しい親子のスリーショット」「なんて美しい幸せオーラ」「可愛いママ」と称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。源田選手の所属する西武ライオンズは、3月31日(金)にレギュラーシーズン開幕を迎えます。WBCだけではなく日本シリーズで活躍する源田選手も応援していきたいと思います!あわせて読みたい🌈「美女と天使しかいない」板野友美さん、娘と美女の集合ショットにファン悶絶
2023年03月30日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、本郷猛と緑川ルリ子のキャラクター映像が到着した。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、組織に反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)が繰り広げる戦いを軸に描かれる本作は、濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。今回公開された映像は、「私は他人を信じない」と冷たく言い放つルリ子、「僕は人を守りたいと思う」と語る本郷猛/仮面ライダー、2人の性格が表れるセリフからスタート。激しい戦いを経験していくうちに、「僕ではなく、僕のプランを信じてくれ」という本郷に対し、「プランじゃなく、あなたを信じてみることにする」とルリ子が返すように、関係が徐々に変化していくことを感じさせる映像となっている。なお、今回のキャラクター特別映像は3日間連続で公開となっており、30日(木)、31日(金)に第2弾と第3弾が控えている。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月29日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、登場人物のそれぞれに絡み合う関係性を描いたキャラクター映像の第1弾「本郷猛×緑川ルリ子編」が公開された。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、SHOCKERに反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)のふたりが繰り広げる戦いを軸に描かれる本作。その一方で、一癖も二癖もある個性的な登場人物たちと、その関係性を描く濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。公開された映像では、「私は他人を信じない」と冷たく言い放つルリ子に対して、「僕は人を守りたいと思う」と語る本郷猛/仮面ライダーの姿が。ふたりの性格が表れるセリフからスタートするが、激しい戦いを経ていくうちに「僕ではなく、僕のプランを信じてくれ」という本郷に対し、「プランじゃなく、あなたを信じてみることにする」とルリ子が返すように、ふたりの関係が徐々に変化していくことを感じさせる内容となっている。また、3月30日(木) にはともに仮面ライダーを名乗る「本郷猛×一文字隼人編」、31日(金) にはともにSHOCKERで生まれた「緑川ルリ子×ハチオーグ/ヒロミ編」のキャラクター映像が公開される予定だ。『シン・仮面ライダー』キャラクター映像「本郷猛×緑川ルリ子編」<作品情報>映画『シン・仮面ライダー』公開中原作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明【出演】池松壮亮浜辺美波柄本佑西野七瀬本郷奏多/塚本晋也手塚とおる松尾スズキ仲村トオル安田顕市川実日子/松坂桃李大森南朋竹野内豊斎藤工/森山未來(C)石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会関連リンク公式サイト::公式アプリ「SHOCKER」fromシン・仮面ライダー:
2023年03月29日池松壮亮、浜辺美波、柄本佑らが出演する映画『シン・仮面ライダー』より、2分49秒の冒頭映像が期間限定公開された。今回公開された映像は、「仮面ライダー」らしいバイクアクションからスタート。そして赤いマフラーはなく、まだ「仮面ライダー」と名乗る前の“第1バッタオーグ”として姿を見せる。自らの意思に反して、SHOCKERのオーグメンテーションを受けた本郷猛(池松さん)が、無理やり背負わされた哀しき“強大な力”を行使する姿が映し出されている。また、ストーリーの一部も公開された。望まぬ力を背負わされ、人でなくなった男。与えられた幸福論に、疑問を抱いた女。SHOCKERの手によって高い殺傷能力を持つオーグメントと化した本郷猛(池松壮亮)は、組織から生まれるも反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)の導きで脱走。迫りくる刺客たちとの壮絶な戦いに巻き込まれていく。正義とは?悪とは?暴力の応酬に、終わりは来るのか。力を得てもなお、“人”であろうとする本郷。自由を得て、“心”を取り戻したルリ子。運命を狂わされたふたりが選ぶ道は――。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月25日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年3月28日(火)から2023年6月25日(日)まで、展覧会「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」を開催します。上村松園と松篁はお互いを尊重し、画のことはお互い話をしなかったといいます。しかし、松篁が母・松園のことを語った文章はいくつも遺っており、松園の文章にも子・松篁について触れた箇所を見つけることができます。本展では、松園、松篁それぞれの文章から、お互いについて語った“ことば”を拾い上げ、それを基に、松園「娘」や約3年ぶりの当館展示となる松篁「万葉の春」を含む、当館所蔵の作品や下絵、素描など約80点を展覧し、画道ひとすじに生きた二人の画業を振り返ります。また、展覧会期間中、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。詳細は別紙のとおりです。上村松園「娘」大正15年(1926)上村松篁「万葉の春」昭和45年(1970)近鉄グループホールディングス株式会社蔵 松伯美術館管理別紙1. 名 称 松篁、松園を語る 松園、松篁を語る2. 開催期間 2023年3月28日(火)~2023年6月25日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「娘」「花がたみ」「新蛍」(※1) 「鼓の音 (※2) 「伊勢大輔」<個人蔵>(※2)「春苑」「夕べ」「序の舞」「草紙洗い小町」「夕暮」などの下絵 ほか※1: 3月28日~5月7日展示 ※2: 5月9日~6月25日展示●上村松篁 「万葉の春」(※)「閑光」「母子の羊」「金魚1」「椿」(※当館では約3年ぶりの展示)[特別展示]●上村淳之 「月汀」「水辺の四季」「憩」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時:5月13日(土)14時00分~15時00分場 所:松伯美術館 展示室座席定員:50名(座席指定)聴 講 料:無料、但し入館料が必要申込方法:往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)郵便番号 (2)住所 (3)名前 (4)電話番号 (5)参加希望人数(2名まで)申込締切:2023年4月21日(金)[必着]申 込 先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月15日3月18日(土)放送の「クレヨンしんちゃん」は、映画『シン・仮面ライダー』とコラボしたエピソードが登場する。今回のコラボアニメ「しん・仮面ライダーだゾ」は、主人公・本郷猛/仮面ライダーを演じた池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本佑が、映画の役柄そのままに登場し、しんちゃんらお馴染みキャラクターたちとハイテンションなやり取りを繰り広げる。2月某日、3人のアフレコ収録が行われ、スピーディなストーリー展開に、「難しい!」(池松さん)、「あせっちゃう!!」(浜辺さん)、「早い!!!」(柄本さん)と苦笑い。池松さんが「汗かいてきた…」と言うほどに、徐々に現場は熱を帯びてきて、「行くぞ!SHOCKER!!」という声を合わせるセリフや、「トォー!!」という掛け声も息ピッタリに披露。またアフレコをやり切り、満足げな表情となった3人の前に、しんのすけが登場し、彼らを労いながらも、「オラみなみおねいさんに会いたかったゾ~」と体をスリスリ。浜辺さんも「私も会いたかったよ!」と応える一幕も。しんのすけからレクチャーを受け、全員合わせて「見れば~♪」とのセリフと共に、体をフラダンスのようにゆらゆらさせると、現場は笑いに包まれたという。今回のストーリーは、SHOCKERによって《オーグ》となってしまった園長先生とまつざか先生が、園児を乗せたバスをジャック。《雲オーグ》がやって来て、しんのすけたちを誘拐しようとするが、本郷と一文字が現れ、仮面ライダー、仮面ライダー第2号に変身し、雲オーグと対峙。一方、ルリ子は園児たちを救うべく別行動をしていて…という内容に。池松さんは「まさかのコラボレーション!もう二度とないであろう、《しんちゃん×仮面ライダー》の夢の共演をぜひ、お楽しみください」と呼びかけ、浜辺さんも「しんちゃんのキャラクターとライダーが、まさに大集結と言っていいと思います!豪華な回になって幸せでしたし、私自身も出来上がりが楽しみです。池松さんと柄本さんが掛け声を合わせてらっしゃる部分もカッコいいですし、私も一生懸命頑張りましたので、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです!!」とコメント。柄本さんは「物語の設定も、きちんと仮面ライダーの世界観にも通じていて、有り難かったです。いろんなキャラクターが一堂に会した、《お祭り感》があると思いますので、お楽しみに!」とメッセージを寄せている。「クレヨンしんちゃん」は毎週土曜日16時30分~テレビ朝日系にて放送中。『シン・仮面ライダー』は3月18日(土)より全国にて公開。※3月17日(金)18時~全国最速公開(一部劇場を除く)(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月09日黒木華が主演する愛おしい青春物語『せかいのおきく』より、新場面写真が到着した。まずは、黒木さん演じる貧乏長屋で暮す武家の娘おきくと、想いを寄せる紙屑拾いの中次(寛 一 郎)とのシーン。おきくが中次のためにおにぎりを握り、中次に届けて恥じらう。また雪の中、手を取り合うふたりの姿もあり、この先にどんなドラマが起きるのか期待せずにはいられない。古紙や糞尿を売り買いする、最下層の仕事に就く中次と矢亮(池松壮亮)のコンビが、江戸の町・船着き場で商売をしてまわる姿、得意先である農家の主に土下座する場面、仕事の合間に寝そべり疲れを癒す、初共演のふたり。また、天に向かって柏手を打つおきくの清々しい美しさをたたえた表情、おきくの父・源兵衛(佐藤浩市)が長屋の排泄物を集めにやってきた中次に、「せかい」という言葉の意味を教える重要なシーンも公開された。『せかいのおきく』は4月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年02月28日東京大学出身の『謎解きクリエイター』として有名な、松丸亮吾さん。知識量の多さから、どんなことでも知っていそうなイメージがありますが、松丸さんにも間違えて覚えていたことがあるようです。それは、高級ファッションブランドとして知られる『GIVENCHY』の読み方。正しい読み方は、『ジバンシィ』です。しかし、松丸さんは『ぎぶんちゃい』と読むものだと勘違いしていました!GIVENCHYって「ぎぶんちゃい」じゃなくて「じばんしー」って読むんや…… ずっと間違えてた……— 松丸 亮吾 (@ryogomatsumaru) February 20, 2023 友人との会話の中で、自らの間違いに気付いたという松丸さん。その指摘がなければ、「この先もずっと『ぎぶんちゃい』で通すところだった」とつづっており、間違いを知れてよかったようです。「それジバンシーじゃね?」と優しく指摘してくれた友人に感謝この先ずっと「ぎぶんちゃい」で通すとこだった— 松丸 亮吾 (@ryogomatsumaru) February 20, 2023 英語で書かれている言葉に、「なんて読むんだろう」と疑問を抱く人は一定数いるでしょう。ネット上では松丸さんの勘違いに、「自分はなんて読むのかが分からなかったので勉強になりました!」「スペルはその間違いで覚えられそう」「商業施設の『OIOI(マルイ)』を以前、自分も『オイオイ』と読んでいました」といったコメントが続出。松丸さんのように、英語の読み方を間違って覚えてしまう人は、少なからずいるようですね![文・構成/grape編集部]
2023年02月24日池松壮亮、浜辺美波、柄本佑が出演する、庵野秀明脚本・監督作『シン・仮面ライダー』の公開日が3月18日(土)に決定。そして新たに、森山未來と西野七瀬の出演も明らかになった。近年では、アニメーション映画『犬王』への出演が話題となった森山さんが、緑川ルリ子(浜辺さん)の兄・イチロー。現在公開中の映画『イチケイのカラス』に出演する西野さんが、SHOCKER上級構成員・ハチオーグを演じる。そして、すでに発表されている手塚とおるがSHOCKER上級構成員・コウモリオーグ、塚本晋也がルリ子の父・弘博士を演じることも発表となった。さらに、公開中の特報映像に新規カットを追加した予告編も到着。新たなキャラクターや、アクション等が追加された。新ポスター&チラシの掲出・設置も始まり、ポスターには「変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。」というフレーズと大写しにされた仮面ライダーのマスク、チラシ裏面にはマスクを外した本郷猛の表情が、表面のマスクと同じ角度で写し出されている。なお、公開日の前日3月17日(金)18時より、一部劇場を除いて全国最速公開も決定。キャスト登壇による舞台挨拶も行われ、ライブビューイングを実施予定。そして本作は、IMAX、4DX・ドルビーシネマで上映されることも明らかになった。『シン・仮面ライダー』は3月18日(土)より全国にて公開。※3月17日(金)18時~全国最速公開(一部劇場を除く)(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年02月10日黒木華主演、寛 一 郎、池松壮亮共演の阪本順治監督作『せかいのおきく』より、「両A面」仕様の本ビジュアルと本予告が解禁された。人間の排泄物さえも肥料とした循環型社会を確立していた江戸時代を舞台に、つらく厳しい現実にくじけそうになりながらも、それでも心を通わせることを諦めない若者たちの青春を描いた本作。この度、初解禁となった本予告は、長屋で暮らす武家の娘、おきく(黒木華)が、紙屑拾いの中次(寛 一 郎)と下肥買いの矢亮(池松壮亮)との雨宿りでの出会いのシーンからはじまる。身分の低さを理由に身を引きながらも、おきくへの想いを胸に秘める中次と、強気に振舞う反面、中次へのいじらしい恋心を隠せないおきくの姿など、切ない恋模様も伺える。しかし、ある日、おきくは悲惨な出来事に巻き込まれてしまい、喉を切られ声を失ってしまう。過酷な運命に見舞われ、声を失いながらも、身振り手振りで精一杯に気持ちを伝えようとするおきくを、黒木華が繊細かつ感情豊かな演技で体現し、観る者の心に迫る。また、おきくに淡い思いを寄せる中次を寛 一 郎が表情豊かに演じ、劇中の長屋のシーンでは、おきくの父(佐藤浩市)と厠で鉢合わせ、映画タイトルにもある「せかい」の言葉にまつわる会話を繰り広げる、親子共演の場面も垣間見られる。さらに、江戸の循環型社会を象徴する下肥買いの矢亮を池松壮亮が躍動感あふれる演技で見せ、貧しいながらも生き生きと日々の暮らしを営む長屋に集う人々を、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司らベテラン俳優が絶妙なアンサンブルを披露している。さらに、「両A面」仕様の本ビジュアルが完成。チラシの片面には、「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」などで知られる漫画家、こうの史代による描き下ろしイラストを配置。朝の光が差し込む長屋の裏路地で、桜色の着物を身にまとい、穏やかな微笑みを浮かべるおきくの印象的な場面をモチーフに、愛らしくも温かなぬくもりを感じるシーンが描かれている。もう一面は実写版で、おきく、中次、矢亮の3人が厠の軒先で雨宿りをする印象的なシーンが切り取られた風情あるビジュアル。デザインはサントリーウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズ、とらや等の広告制作およびアートディレクションや、映画『誰も知らない』(04)や『海よりもまだ深く』(16)などの宣伝美術を担当する葛西薫が手掛けた。こうの史代氏のイラストをいち早く見た黒木さんは、「墨絵のようなモノクロとは対照的な、こうのさんが描くカラーのイラストからは、おきくの真っ直ぐさや強さが滲み出ていて、また新たな世界観を感じられました。このようなかたちで描き下ろしていただくことは初めてなので、とても嬉しいです」とメッセージを寄せている。『せかいのおきく』は4月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年02月09日