ABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(毎週日曜後10:00)の主演・松本まりか、共演の上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎が放送開始当日の21日、東京・表参道に登場した。同作は、映画『ハケンアニメ』などの脚本家・政池洋佑氏が書き下ろすオリジナル連ドラ。相反する「結婚詐欺」と「本気の婚活」を題材に、ジレンマだらけのラブストーリー。狙った的を決して逃さない“ミス・ターゲット”とした暗躍してきた結婚詐欺師が、本気の婚活を開始。それまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。松本が主人公の朝倉すみれ役で、GP(ゴールデン・プライム)帯連ドラ初主演を務める。村松は、すみれの婚活相手となる和菓子職人・村松宗春役。鈴木は、結婚詐欺師見習いの玉木萌役。元漫才コンビ「和牛」の川西は、居酒屋店主の稲垣謙役で民放連ドラにデビューする。東急プラザ表参道原宿・おもはらの森で行われたイベントでは、ファンとともに「大事なのは“愛”か?“お金”か?」をめぐって論争。鈴木は“愛”を選び「デヴィ夫人さんが“お金がないと愛も続かない”とテレビでおっしゃっていて、なるほどと思ったのでちょっと迷いましたが、名前が“愛”理なんで!」とアピールした。キャストでは唯一、松本が「“愛”より“お金”です!私は“すみれ”ですから」と主張。上杉が「人前ですもんね~、さすがに“愛”ですよね~」というなか、川西は松本を「ドラマ愛を感じます、さすがです!」とたたえていた。劇中で“愛”と“お金”に揺れる主人公・すみれは、悪事で荒稼ぎする男たちにターゲットを絞り、狙った的は逃さない。イベントでは巨大クラッカーをキャスト4人が一気に発射し、ドラマのヒットも“ターゲット”として狙い撃ちした。
2024年04月21日俳優の松本まりか(39)と鈴木愛理(30)が19日、都内で行われたABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(21日スタート、毎週日曜後10:00)制作発表会見に登壇。初共演の松本と鈴木が、ほっこりとした撮影エピソードを明かした。松本の後輩役を演じる鈴木は「けっこうアドリブが飛び交う現場多かった」と回想。「『長いよ、楽しくなりすぎだよ』って言われるくらい明るい現場でした」と撮影現場の雰囲気を伝えた。そして「役が抜けた状態でも尊敬する女性」と松本を見つめてにっこり。「私、お姉さん的存在がいなかったのですが、はじめて人生の中でお姉さまと呼びたい方ができたという気持ちでうれしいです。主演の方って毎日大変なのに『きょうは寒いから何を差し入れしたらいいかな』とずっと考えているのを見ていたので」と松本の気遣いをリスペクトした。松本も「愛理ちゃんが出てくると、かわいい、いやしだなと。お芝居がすてきなんです。すごい素直でとってもかわいらしいです」と愛おしそうに語った。また、その日の差し入れは肉まんだったそう。松本が「愛理ちゃんが探してくれて」と話すと、鈴木は「電話を私がかわりにしていただけです」と首を大きく振りつつ、笑い合う親しげな様子を見せた。今作は、相反する「結婚詐欺」と「本気の婚活」を題材に、ジレンマだらけのラブストーリー。狙った的を決して逃さない“ミス・ターゲット”とした暗躍してきた結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本)が、本気の婚活を開始。それまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。会見には、上杉柊平、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹も登壇した。
2024年04月19日池松壮亮、若葉竜也が出演する映画『ぼくのお日さま』が、2024年度の第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品されることが決定した。グザヴィエ・ドランが審査員長を務めることでも注目される「ある視点」部門。過去の日本作品では、北野武監督『ソナチネ』や、黒沢清監督『トウキョウソナタ』、是枝裕和監督『空気人形』が選出されてきており、近年では特に、新しい映画監督を国際的な舞台へと輩出する部門として注目されており、今年は2000本以上の作品の中から選ばれた。日本人監督の作品が出品されるのは、2022年の早川千絵監督『PLAN 75』以来、2年ぶり。本作の監督・奥山大史は、カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ある視点」部門に日本人監督として史上最年少で選出されることとなった。今回、会見の中で「Hiroshi Okuyama」と名前が呼ばれると、映画祭の総代表も務めるティエリー・フレモーから「是枝(裕和監督)の再来だ。10分もみればこれがまさに映画であることが分かる。ぜひとも大きなスクリーンで見てほしい」と選出理由も述べられた。『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」のMVを手掛け、国内でも注目される奥山監督。商業映画デビュー作が選出されたことを受けて、「光栄の至りです」と喜び、「物語のインスピレーションを与えてくださったハンバート ハンバートさん、ずっと力強く背中を押し続けてくださった池松さん、そして、共にこの映画を作り上げてくださった皆さん。ここまで連れてきていただき、心から感謝しています」とコメント。企画段階から奥山監督を支え、コーチ荒川として出演している池松さんは「映画そのものを祝福してくれるような世界最高峰の地で、自分にとって本当に大切な作品を、様々な国の映画人、映画ファンにみていただけること、大変光栄に思っています」と心境を述べる。また、主題歌を担当した「ハンバート ハンバート」は「嬉しすぎて恐ろしいです」(佐藤良成)、「こんな幸せなことはありません」(佐野遊穂)と語っている。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。「第77回カンヌ国際映画祭」は5月14日(火)~25日(土)開催(※フランス現地日程)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月11日池松壮亮と若葉竜也の出演が発表されていた奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』の公開が9月に決定。池松さんが「この世界の光の粒のような二人の才能に出会えました」と称賛する主人公の吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら役のキャストが30秒予告とともに解禁となった。本作は、雪の降る街を舞台にタクヤとさくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松さん)の3人の視点で紡がれる物語。本作の主人公で、すこしばかり吃音をもつホッケーが苦手な少年のタクヤ役に大抜擢されたのは、本作が映画主演デビューとなる越山敬達。ドラマ「天狗の台所」にメインキャストとして初出演し、映画『スイート・マイホーム』『かぞく』に出演、アーティスト・演劇集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」の研究生「EBiDAN NEXT」としても活躍する、フレッシュな才能溢れる14歳。越山敬達スケートは4歳から経験があったが、劇中で披露するアイスホッケーとアイスダンスは初めて挑戦したという越山さん。ホッケーはスケートと靴が違い、アイスダンスも音楽に合わせ多種の滑走を伴うが、持ち前の運動神経で、どちらも習得に必要とされる目安の時間の半分以下の日数で習得したという。そして、フュギュアスケートを学ぶ少女・さくら役には、本作が演技デビューとなり、フランス語、英語も堪能のマルチリンガルでもある12歳の中西希亜良。中西希亜良4歳から現在までフィギュアスケートを習い、シングルのほかに、アイスダンスでは全日本フィギュアスケートノービス選手権大会にも出場経験があるフィギュア上級者。本作出演のきっかけは、キャスト募集を知ったスケートのコーチからの勧めで応募し、100名以上が参加したオーディションを経てヒロインに大抜擢された。また、さくらの母親役として山田真歩、タクヤの友人役として潤浩(ゆんほ)が出演する。今回解禁となった30秒予告は、田舎町のスケートリンクでコーチの荒川が、タクヤとさくらに、ペアでアイスダンスを練習しようと提案するところからはじまる。吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女。3人の雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を映し出し、「ハンバートハンバート」による主題歌「ぼくのお日さま」があたたかく包み込む映像に仕上がっている。キャスト&監督よりコメント吃音をもつホッケーが苦手なタクヤ役/越山敬達(こしやま・けいたつ)タクヤ役を演じさせていただきました、越山敬達です。『ぼくのお日さま』は、僕にとって初の主演映画だったので、クランクインした時はこれまでにないほど緊張していました。ですが、すごく明るい現場で、キャストの皆さんやスタッフさんも優しい方ばかりだったので、一瞬で馴染めたし、撮影期間もあっという間に過ぎていきました。スケートをしながら何テイクも重ねたことは大変でしたがそれが報われる素敵な映像になっています。僕にとって『ぼくのお日さま』という作品が忘れられないように、皆さんにとってもきっと忘れられない作品になると思います!是非劇場に足を運んでみてください!!荒川に憧れるスケート少女さくら役/中西希亜良(なかにし・きあら)こんなすてきな作品に参加できて、本当に幸せで、ありがたくて、今でも信じられない気持ちです。演技もはじめてで緊張しましたが、奥山監督や池松さん、越山くん、そしてスタッフのみなさんがいつも助けてくれました。でもその分、スケートでは誰よりも頑張ろうと撮影に臨みました。とっても寒い冬の撮影現場でも、いつも心はあったかくて、この映画はそんな気持ちにさせてくれる作品だと感じています。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。監督・撮影・脚本・編集/奥山大史主役となる二人を探すため、繰り返しオーディションを行い、スケートリンクにも度々足を運びました。その末に越山くんと中西さんに出会えたことは、本作にとって、この上なく幸せな出来事でした。スイッチを入れるべきシーンでは、グッと集中して役に入り込み、自然体でいて欲しいシーンでは、嘘のない無邪気さを見せてくれた越山くん。吹替やCGでは決して表現できない優雅な滑りを魅せ、初挑戦となるお芝居にもまるでスポーツのように粘り強く取り組んでくれた中西さん。この2人と池松さんの組み合わせだったからこそ生まれた奇跡のようなシーンが、本作には映っています。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月10日歌手・俳優の鈴木愛理(29)が6日、自身のインスタグラムを更新し、背中を大胆に見せた和服の写真を投稿し、ネット上で話題となっている。インスタでは「ピアニスト菊池亮太さんと。当日の桜は最高に見頃な状態。お天気にも恵まれて幸せな1日でした。このステージにボーカリストが立つのは、なんと私が初めてだったそう。なんと光栄すぎることでしょう…」と報告。「個人的には、20代ラストの歌唱がこのステージだったことも何かの縁かな?と思うタイミングでした。なんだかすっごく不思議だったの。清い、神聖なる、というのはこういう空気のことをいうのかと。ステージの上で歌うことはずっとしてきたはずなのに、その感覚が初めましてなものすぎて。いつまでも天に向かって歌えそうな気持ちでした」と心境。「そしてお衣装もヘアメイクも本当に素敵にしていただきました和服をアレンジした感じが良い!っていう私のざっくりとしたオーダーのもと、いつものスタッフさん方が全力で取り組んでくださって完成したものでしたいつもいつも本当に感謝!!!本番はステージが遠かったから細部が見えなかったかと思うので、写真たくさん載せますね」と伝えた。背中と肩を大胆に見せた和服姿の鈴木にネット上では「神秘的で神々しい」「はだけた肩が妖艶」「マジ愛理ちゃん天使すぎる!」「和服姿、たまらん!」「妖艶すぎだろ」「大人の色気たっぷりです」などの声があがっている。
2024年04月07日歌手・俳優の鈴木愛理(29)が6日、自身のインスタグラムを更新し、背中を大胆に見せた和服の写真を投稿した。インスタでは「ピアニスト菊池亮太さんと。当日の桜は最高に見頃な状態。お天気にも恵まれて幸せな1日でした。このステージにボーカリストが立つのは、なんと私が初めてだったそう。なんと光栄すぎることでしょう…」と報告。「個人的には、20代ラストの歌唱がこのステージだったことも何かの縁かな?と思うタイミングでした。なんだかすっごく不思議だったの。清い、神聖なる、というのはこういう空気のことをいうのかと。ステージの上で歌うことはずっとしてきたはずなのに、その感覚が初めましてなものすぎて。いつまでも天に向かって歌えそうな気持ちでした」と心境。「そしてお衣装もヘアメイクも本当に素敵にしていただきました和服をアレンジした感じが良い!っていう私のざっくりとしたオーダーのもと、いつものスタッフさん方が全力で取り組んでくださって完成したものでしたいつもいつも本当に感謝!!!本番はステージが遠かったから細部が見えなかったかと思うので、写真たくさん載せますね」と伝えた。
2024年04月07日歌手・俳優の鈴木愛理(29)が4日、専属モデルを務める女性ファッション誌『Ray』(DONUTS)の公式インスタグラムに登場。超ミニスカから太ももをのぞかせた美脚ショットを公開した。「お砂糖のように甘くてやさしい、アイシーカラーはガーリー女子のテーマカラー」と、5月号(発売中)での撮影カットをアップ。フリルがたっぷりとあしらわれたキャミソールブラウスに超ミニスカートを合わせた、淡いブルーを基調としたコーディネートで、太ももやデコルテなど色白ボディをのぞかせている。公式は「甘いはずなのに、落ち着いていて、どこか儚げなブルーは、どんな自分にもなれる心強い味方色なんです」とポイントを紹介。着こなしにファンからは「かわいーい!」と絶賛の声があがっている。
2024年04月05日ブラジルの公園で夫婦が目撃したシーンに反響が上がっています。池のそばでピクニックをしていた夫婦の前を、パンの欠片をくわえた1羽の鳥が通りすぎました。そこで妻は何が起きるのかを知りたくて、鳥の様子を撮影することにします。鳥は池の水際に近付いて、くわえていたパンを水面に落としました。どうやら鳥はパンをエサにして、魚を捕まえたいようです。鳥は魚の気を引くために、何度もパンを取り出しては水に戻すという行動を繰り返します。そうして魚がパンに食い付くのを辛抱強く待っている鳥。するとこの後、予想外の展開が起きたのです。何が起きたのかは、実際の動画をご覧ください!鳥がもっているパンを狙って、カモが近付いてきます。そしてパンはあっさりとカモに食べられてしまいました。目の前でパンを取られた鳥はその場から動かず、背中には哀愁が漂っています。きっとこの鳥の姿を見た人の多くが、魚釣りは失敗に終わったと思ったでしょう。ところがその直後、鳥は水面に残っていた小さなパンくずを使って見事に魚をゲット!落胆しているように見えた鳥は、実は冷静に魚を狙っていたようです。動画を見た人からは、この鳥の賢さに驚きの声が上がりました。・どんでん返しだ!・かわいそうに…と思ったら、お見事!・諦めない精神がすごい!鳥さん、やったぜ!・鳥は人間より賢いな。この鳥はカモにパンを食べられてしまった時、すぐ近くに魚がいるのが見えていたのかもしれません。だからその場から動かず、魚が水面に上がって来るタイミングを狙っていたのでしょう。パンを使っておびき寄せるという賢明な作戦で、魚を獲って見せた鳥。カモにパンを取られて気の毒と思いきや、一瞬で勝者になった鳥に誰もが感嘆したようです![文・構成/grape編集部]
2024年04月01日池松壮亮、若葉竜也が出演する映画『ぼくのお日さま』の劇中写真が公開された。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のホッケー少年・タクヤと、フィギュアスケートを学ぶさくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の3人の視点で紡がれる物語。今回の写真は、池松さん演じる荒川が、フィギュアスケート選手時代をふり返るワンシーンで使用されている。真剣な眼差しで氷上を優雅に舞う様子、氷飛沫をあげながら回転ジャンプをする場面と、完成度の高い写真だが、うっかりすると見逃してしまうため、要注目だ。池松さんは出演に向けて、クランクインの半年前から練習を開始し、別作品のために行っていたピアノの練習と並行する形でスケートの練習も重ね、劇中では完璧なスケーティングを披露している。『ぼくのお日さま』は秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月01日歌手・俳優の鈴木愛理(29)が25日、自身のインスタグラムを更新。太ももあらわな“スリット入り”超ミニスカ姿を公開した。「昨日の衣装もベリーベリー可愛くて幸せ!」と、前日に開催された『かたりあPresents・ポップカルチャーLIVE』でのオフショットをアップ。この日は変形ワンショルダートップス×スリット入りミニスカートという美脚際立つコーディネートで、「キスミー踊るからタイトめスカートにしてみた」と衣装選びのポイントを伝えた。この姿に対してファンからは「可愛いし色気やばいよ、愛理さん」「髪型も衣装も全部可愛い お疲れ様でした♪」「最高!」「かわいすぎる!大優勝」といった反応が寄せられている。
2024年03月26日池松壮亮を主演に迎えた、『僕はイエス様が嫌い』(2019)奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』が今秋公開。この度、第2弾キャストとして池松さん演じる元フィギュアスケート選手のコーチ・荒川の恋人役として若葉竜也が出演する。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川の3人の視点で紡がれる物語。主題歌は「ハンバートハンバート」の楽曲「ぼくのお日さま」に決定した。若葉さんは、本作で池松さん演じるコーチ・荒川の恋人・五十嵐を演じている。解禁されたシーン写真は、荒川と五十嵐が、眠りにつく前の2人を捉えたもの。五十嵐が荒川に向ける優しい眼差しや雰囲気が2人の関係性を伝える印象的なカットになっている。若葉さんは、狂気的な殺人犯を演じ各界から絶賛された『葛城事件』(2016)、少し頼りないけれど愛すべき青年・青を演じ、スマッシュヒットを記録した主演作『街の上で』(2020)、そして3月22日には主演映画『ペナルティループ』(2024)の公開が控えるほか、4月スタートのドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」にも出演するなど活躍中。若葉さんは、本作について「こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく『映画っていいな』なんて思ってしまいました」とコメント。また、奥山監督は「五十嵐という役は、若葉さんに当て書きしました」と明かす。「だからこそ、引き受けてくださると知ったとき、たまらなく嬉しかったです。いざ撮影して繋いでみたら、そこには、書きながら想像していたよりも更に魅力的で説得力のある五十嵐が映し出されていました」と語り、「どんな役でも、どんなセリフでも、『こういう人いる!』と思わせてしまう若葉さんの魔法の仕掛けがいつか知りたいです」と絶賛を寄せた。奥山大史監督是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれる奥山監督。是枝監督総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務め、演出を担当したNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の第3週「春よ、来い」(主演:宮崎あおい)が現在放送中と、大きな注目を集めている。『ぼくのお日さま』は今秋、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年秋、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年03月19日「ディズニープラス」で独占配信中の池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知出演ドラマ「季節のない街」が、4月5日(金)より地上波放送が決定した。宮藤官九郎が20代のころから切望していた企画で、テレビ東京とディズニーの共同制作で実現、昨年「ディズニープラス」で先行配信が始まった本作。原作は、山本周五郎の同名小説。誰もがその日の暮らしに追われる、裕福とはいえない“街”を舞台に、弱さや狡さを隠さずに逞しく生きる個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ物語。1970年には、黒澤明監督が『どですかでん』のタイトルで映画化したことでも知られる。本作では小説をベースに、舞台となる“街”を12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失い、この“街”にやってきた主人公が“街”の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとなっている。キャストには、怪しげな男の指示で人々の暮らしぶりを報告する仕事を請け負い、猫のトラと一緒に街に潜入する主人公・半助こと田中新助を池松さん、親思いの次男坊・タツヤを仲野さん、好きな子目当てで街に出入りしているオカベを渡辺さんが演じるほか、三浦透子、坂井真紀、濱田岳、片桐はいり、ベンガル、増子直純(怒髪天)、高橋メアリージュン、荒川良々、MEGUMI、皆川猿時、又吉直樹、前田敦子、塚地武雅、藤井隆、鶴見辰吾、岩松了らが出演している。今回の放送に池松さんは「ディズニープラスで配信された『季節のない街』が地上波で放送されること、とても嬉しく思います。未見の方にも、もうみていただいた方にも是非楽しんで頂けたらと思います」と喜び、仲野さんは「宮藤さんのもとに最高のスタッフとキャストが集って、撮影したのが約一年前。仮設住宅で笑ったり泣いたり、踊ったりブチ切れたりした日々が懐かしいです。あの街にしかないカオスがとっても恋しいです」と撮影を回顧する。渡辺さんは「毎話、魅力的なキャラクターたちが大暴れしています。このドラマが地上波で観られるのはいまの時代だからこそとても意義のあることだと思うので、放送が待ち遠しくて仕方ないです。あの街のみんなが思いっきり生きているのを、ぜひ目撃してください!」とメッセージを寄せている。また今回、仮設住宅で暮らす曲者揃いのキャラクターポスタービジュアルも公開。見ただけでキャラクター同士の関係性や街での立ち位置が伝わるような、個性溢れるビジュアルとなっている。さらに放送開始に合わせて、全10話のノーカット版シナリオに加え、各話の監督解説や美術セット図面、場面写真などを収録した「季節のない街 シナリオ」の発売も決定した。ドラマ25「季節のない街」は4月5日(金)24時42分~テレビ東京ほかにて放送。※初回、最終回は5分拡大「季節のない街 シナリオ」は4月5日(金)発売。(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日映画『ぼくのお日さま』が、2024年9月に公開される。池松壮亮が出演。雪の降り始めから雪が解けるまでの少年の成長を描く映画『ぼくのお日さま』は、雪の降る街を舞台に、吃⾳をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少⼥さくら、元フィギュアスケート選⼿でさくらのコーチ荒川の3⼈の視点で紡がれる物語だ。雪が降り始めてから溶けるまでの、淡く切ない小さな恋の物語を映し出す。池松壮亮が元フィギュアスケート選手のコーチにさくらのコーチで、夢に敗れた元フィギュアスケート選手・荒川は池松壮亮が演じる。池松は以前、奥山大史が手掛けたエルメス(HERMÈS)のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY —それは、創造を巡る旅。—』に出演。その際、池松の佇まいに魅せられた奥山が『ぼくのお日さま』に大人の目線を加えたいと思ったことから、荒川というキャラクターが作られた。また、池松演じる荒川の恋人・五十嵐役として若葉⻯也が出演。五⼗嵐という役も、若葉への当て書きで作られたという。映画『ぼくのお⽇さま』登場人物タクヤ…越⼭敬達吃音をもつホッケーが苦手な少年。さくら…中⻄希亜良荒川にフィギュアスケートを学ぶ少女。荒川に憧れている。荒川…池松壮亮元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ。五十嵐…若葉竜也荒川の恋人。監督は奥⼭⼤史監督を務めるのは期待の新鋭、奥⼭⼤史。大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエスが嫌い』で、史上最年少となる22歳で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新⼈監督賞を受賞した。映画『ぼくのお日さま』は、奥山が子どもの頃の約7年間、フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成⻑を描きたい」という思いを抱きスタートした作品だ。あたたかくて懐かしくて、しかしながら今まで誰も観たことのないような映画に仕上げている。主題歌はハンバート ハンバート主題歌は、ハンバート ハンバートが2014年に発表した8thアルバム「むかしぼくはみじめだった」の収録曲である「ぼくのお日さま」。監督の奥山は、映画のプロットを考える中で「ぼくのお日さま」と出会ったという。その歌詞を聞いた途端「主⼈公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」と語る。これまで主題歌オファーがあっても全て断ってきたほどの大切な楽曲だったが、奥山からの手紙を読みオファーを快諾したそうだ。映画『ぼくのお日さま』あらすじ吃⾳をもつホッケー少年・タクヤは、「⽉の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少⼥・さくらの姿に、⼼を奪われてしまう。ある⽇、さくらのコーチ荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを⾒つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。【作品詳細】映画『ぼくのお日さま』公開時期:2024年9月監督:奥山⼤史撮影・脚本・編集:奥山⼤史出演:越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也、⼭⽥真歩、潤浩主題歌:ハンバート ハンバート配給:東京テアトル
2024年03月03日マイナビ転職の新CM「出会い」編に出演した池松壮亮と一ノ瀬ワタル。元キックボクサーから俳優というキャリアチェンジを遂げた一ノ瀬、そして幼少期から役者として活躍し続ける池松に“仕事”について話を聞いた。それぞれがこれまで歩んできた道のりを振り返りながら、自身にとっての転機、そしてその当時の心境を明かす。○一ノ瀬ワタル、格闘家から俳優へ「性格的にすごく合っていた」――今回の新CMでは、“転職”というものが大きなテーマになっています。一ノ瀬さんは格闘家から俳優にキャリアチェンジされましたが、当時はどんな心境でしたか?一ノ瀬:期待が大きかったと思います。キックボクサーとしての最後の頃にトレーナーから「ガードを殴っているぞ」とよく言われていて。計量のときに対戦相手に初めて会うんですけど、めちゃくちゃいい人やったんです。俺がその人に勝って、すごい泣いている姿を見たときに、試合で勝つことよりも罪悪感の方が勝ってしまったんです。キックボクシングにすごい悩んでいた時期でもあって、そのときに俳優という職業に出会ったんです。俳優って、演技で死闘は繰り広げるんですけど、1つのいい作品を一緒に作るという同じ目標がある。だから俺には性格的にすごく合っていたんです。もちろん不安もあるんですけど、俺の好きなアントニオ猪木さんの言葉「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ」の通り。最初の一歩は怖かったですけど、自分が行きたい道に進んでみてよかったです。――これは今悩んでいる方にもとても響くお話ですね。一方で池松さんは、幼少期から俳優として仕事をされてきていますが、仕事として意識が変わった瞬間はありましたか?10代からやっていたので、よくわからないまま始まってるんです。最初は仕事というものもわからなかった。一番大きく意識が変わったのは、生まれ育った福岡から東京に出てくる18歳ぐらいのとき。そこからまた大学卒業するタイミングで変わったり……それでいうと、今年(2023年)お世話になってた事務所を離れて独立したんです。そこでもまた変わりました。いろんなタイミングで目標に向かってちゃんとやろう! と、覚悟を新たにするタイミングが数年に1回は訪れます。まさに2023年がその年。大きく変わった年でした。○一ノ瀬ワタル、『サンクチュアリ』続編に意欲「完結させたい」――新しい一歩を踏み出すことは勇気のいることだと思います。新たな一歩を踏み出す方にアドバイスをお願いします。一ノ瀬:では、先ほどの言葉をちゃんと改めて。転職という道は怖いと思うんですけど、「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ」。ありがとう! 猪木さん、拝借させていただきました! 一歩踏み出すのが怖いとき、俺はこの言葉を思い出します。池松:怖いというのは当たり前のことであって、怖いことを怖がらなくていいと思います。真剣であればあるほど誰でも怖いはずです。僕自身にも言えることですけど、「怖いことを経験してまで何を獲得したいか、その先を見たいかどうか」だと思います。――一歩踏み出すことが大事だと。最後に2024年に達成したいことをお聞かせください。池松:僕はもうあんまり具体的にこれ! ということはないんですけど、毎年思うのはコツコツと続けること。目標はいつだってあるし、例えば映画だったらこういうものを作りたいという思いは毎回あるので、そういうことに対してコツコツと続けることですね。年々、より丁寧にと思いながらやろうと思っています。一ノ瀬:『サンクチュアリ』の猿桜というキャラクターが、まだ俺の中では完結してなくて。俺の中で暴れてるというか……モヤモヤしているヤツがいるんです。こいつを完結させたいというのが目標です。■池松壮亮1990年7月9日生まれ、福岡出身。2003年に映画『ラストサムライ』でスクリーンデビューを果たし、注目を集める。その後、映画を中心に様々な作品に出演、近年では海外作品でも活躍。2019年公開の映画『宮本から君へ』では第93回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞した。近年は『シン・仮面ライダー』(23)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)、『愛にイナズマ』(23)に出演した。■一ノ瀬ワタル1985年7月30日生まれ、佐賀出身。元プロキックボクサー。映画『クローズZERO II』(09)に出演し、俳優を志す。その後、映画『宮本から君へ』(19)、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ、映画『ヴィレッジ』(23)など話題作に出演。2023年にはNetflix『サンクチュアリ -聖域-』で初主演を務めた。
2024年01月25日俳優の池松壮亮と一ノ瀬ワタルが、15日から放送されるマイナビ転職の新CM「出会い」編に出演。新CMでは映画『宮本から君へ』(19)以来の共演となる2人が、サラリーマンと人間っぽいAIという間柄で登場する。今回、CM撮影終了後の現場でインタビューを実施。互いに「特別」だという再共演が実現した心境を聞いたほか、得意なもの・苦手なもののトークでは、池松と一ノ瀬が意外な一面と驚きのエピソードを明かしてくれた。○池松壮亮、一ノ瀬ワタルへの“特別”な思い「いいバディをやれた」――映画『宮本から君へ』以来の共演になりましたね。池松:5、6年くらい前?一ノ瀬:共演はそうですね。でも『サンクチュアリ』を撮影していたときに、隣のスタジオで、『シン・仮面ライダー』を撮っていたからその時に少しおしゃべりしましたね。池松:『宮本から君へ』という映画での間柄が強烈すぎて。死闘を繰り広げる間柄で、あれだけ一緒に戦ったから、本当に特別ですね。一ノ瀬:本当にそうっすね! 俺も池松さんとやった『宮本から~』以降、人生が変わったというか……本当にありがたいです。――今回の共演は感慨深いものがありますね。一ノ瀬:池松さんやっ! と思って、めっちゃ嬉しかったです。今回のCMでは池松さんがサラリーマンの役で、『宮本から~』でもサラリーマン役だったんです! 役柄としては死闘を繰り広げている関係だったんですけど、一ノ瀬ワタル的には宮本というキャラクターがすごい好きだったんです。なので俺の中ではちょっとフィーチャリングしているというか、コラボレーションしている感じがして……。池松:何を言ってるの?(笑) 繋がっているってこと?一ノ瀬:そうっすな! 嬉しかったです。――池松さんは一ノ瀬さんとの再共演はいかがでしたか?池松:嬉しかったです。やっぱり対俳優さんの中でも特別な思いがありますから、まさかこんな形で再共演ができるとは……映画を観たことある人はびっくりしますよね! 共演経験もありますけど、やっぱり相性の良さって出ると思うんです。僕としては一ノ瀬さんと2人でいいバディをやれたんじゃないかなと思ってます。――少しお話しにも出てきましたが、今回は池松さんがサラリーマン、一ノ瀬さんはAIを演じられました。一ノ瀬:ドラえもんに憧れもありましたし……そういうキャラクターになれたらいいなと思いました。池松:(一ノ瀬さんがAIを演じることについて)僕は何かの間違いだと思いました(笑)。でも、そうきたか! と。一ノ瀬さんできたか! とも思いました。撮影でも本当に楽しそうに、より愛らしくチャーミングに演じられてましたから。一ノ瀬さんがAIであることを忘れさせてくれるというか、油断してしまう。危ないAIですよね(笑)。すぐ心を開いてしまいました。見事でした。一ノ瀬:いやぁ~嬉しい!!○一ノ瀬ワタル、キックボクサー時代の過酷すぎる経験を告白――今回のCMでは、得意なことを生かして働こうというメッセージが込められていました。お二人が得意なこと、苦手なことを教えてください。池松:運動とかは昔から割と得意な方だったかなぁ。でも一ノ瀬さんも得意でしょ?一ノ瀬:いやぁ、どうだろう。運動神経というよりも結構力の部分で運動はやってきたから……。プレイステーションの『ファイティングイリュージョン K-1グランプリ98』っていうゲームでは誰にも負けたことないです! でもこんなのじゃ……(笑)池松:難しいよね。得意なことって(笑)。すっごい普通の回答だけど、死ぬほどカエルが苦手なんだよね。一ノ瀬:あっ! 俺もカエル苦手!! カエルを見ると一瞬、固まっちゃうんですよ。池松:なるなる。画面とかで出てくるのでも結構きつい。一ノ瀬:でも、タイでカエル食べたなぁ……キックボクサー時代にタイに修行に行ったときに、ジャングルみたいなムエタイジムに約2年間住んでいたんです。そこは1日に食事が2回だけで、みんな足りないから、ジャングルに飯を獲りにいくんですけど、他の選手たちがカエルとかを捕まえてきていて。“苦手だけど腹減っとるしなぁ”と思いながら食べました。――すごい経験談ですね。カエルは焼いたりして?一ノ瀬:全部煮込むだけです。キッチンもないのでレンガに鍋を置いて煮込むだけです。池松:すごいよなぁ……ほかに苦手なものはある?一ノ瀬:んん~デートとか……? 女性があまり得意じゃないかもしれないですね。いまだによくわかってないかもしれないです。池松:それ5年前も言ってましたよ(笑)。こんなこと言っていいかわからないけど、なんか本を読んでたよね?一ノ瀬:恋愛教習本は滅茶苦茶読んでました! 15万円くらいかけて……。池松:15万円かけてまだ苦手なの?(笑)一ノ瀬:そうなんすよ。定型文なら大丈夫なんですけど、イレギュラーなことが起きるとどうしたらいいか、わからなくなっちゃうんですよね。池松:応用編が必要か……。一ノ瀬:得意になりたいですなぁ……。■池松壮亮1990年7月9日生まれ、福岡出身。2003年に映画『ラストサムライ』でスクリーンデビューを果たし、注目を集める。その後、映画を中心に様々な作品に出演、近年では海外作品でも活躍。2019年公開の映画『宮本から君へ』では第93回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞した。近年は『シン・仮面ライダー』(23)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)、『愛にイナズマ』(23)に出演した。■一ノ瀬ワタル1985年7月30日生まれ、佐賀出身。元プロキックボクサー。映画『クローズZERO II』(09)に出演し、俳優を志す。その後、映画『宮本から君へ』(19)、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ、映画『ヴィレッジ』(23)など話題作に出演。2023年にはNetflix『サンクチュアリ -聖域-』で初主演を務めた。
2024年01月15日俳優の池松壮亮と一ノ瀬ワタルが出演する、マイナビ転職の新CM「出会い」編が、15日より放送される。新CMでは、映画『宮本から君へ』で共演した池松と一ノ瀬がCM初共演。突如「AI」を名乗る不思議な人物(一ノ瀬)が現れ、仕事について悩んでいた会社員(池松)が、転職を前向きに考えていくストーリーになっている。オフィスビルの屋上で、会社員(池松)がため息をつきながら空を眺めていると、隣に現れた人物(一ノ瀬)が突然「働くってなんだろう……って思ってない?」と話しかけてくる。男性はにこやかに「AI」と書かれた名刺を差し出すが、心を見透かされ驚いた主人公は怪訝な表情を見せる。人間離れした超高速のキーボードさばきで作業の途中だった資料を完成させられ、AIの優秀さを見せつけられた主人公は「オレいらないじゃん」と自信を喪失するが、AIは「ボクに合う仕事があるように、君に合う仕事がきっとある」と励まし、“人間とAIの共存”が大切であることを語りかける。得体の知れないAIを訝しく思いながらも徐々に心を開いていく池松の表情、そして“擬人化したAI”という奇抜な役を個性的に表現する一ノ瀬の熱演に注目だ。○■池松壮亮&一ノ瀬ワタルインタビュー――マイナビ転職のCMに出演し、久しぶりに共演された感想を聞かせてください。池松:本当にあっという間で「会社員と AI」という設定も忘れるぐらい、2人で朝からお喋りしていたら終わりました(笑)一ノ瀬:楽しかったです。いろいろ大変な時もあったけど(笑)池松:久しぶりでしたね。一ノ瀬:池松さんとは節目節目でお会いさせていただいていますけど、こんな大きなCMで……池松さんとのご縁を感じています。CMでちゃんと起用してもらったのは初めてなんです。池松:そんなところに立ち会えて光栄です。――今回は転職にまつわるCMですが、俳優以外の仕事ならどんな職業に就いてみたいですか?池松:人里離れて、森の中で何か物を作っているとか、そういうことには憧れますね。スポーツ選手とかミュージシャンとか、いろいろ考えたことはあるけど……ずっと野球をやっていたので、野球選手になりたかったです。一ノ瀬:オレもいろいろ考えたんですけど……転職するって本当に考えたら、ウサギのブリーダーやりたいなと思ったっすね。池松:やろうと思えば、今からでもできるんじゃない?一ノ瀬:いやでも、ちゃんと面接から始まって……みたいな、「ウチの子を里親に出す」ようなスタイルで。ウサギのグッズとかオレがプロデュースしたり、ウサギ第一の餌とか作れたらいいですね。池松:ウサギを飼ってるんですもんね。一ノ瀬:8匹飼っています。もう家族みたいな。ウサギのために日々がんばってます(笑)――仕事で悩んだときは、どのような方法で息抜きをしていますか?池松:お花の匂いを嗅ぐ(笑)一ノ瀬:お花の匂いですか(笑)。それだったらオレもウサギの匂い嗅ぐっす(笑)。ウサギは草食ですから、めっちゃ牧草の匂いするんですよ。ウサギは牧草を食わないといけないから、4~5種類あるんですけど、好みによって匂いがちょっと違うんですよ。甘い牧草が好きな子は甘い匂いがするんです。――AIに手助けしてもらえるなら、どんなことを頼んでみたいですか?一ノ瀬:もう今もAIに手助けしてもらっているような感覚はありますね。池松:この時期は、領収書の整理とかね。一ノ瀬:自動運転とかあったらイイっすね。事故は怖いですし。池松さんのサラリーマンを手助けできる、『働く』をもっと広げられればいいなと思っていました。――マイナビ転職のキャッチコピーは“すべての「働く」を、もっとひらく。”ですが、2024年に仕事で開拓したいこと、押し進めていきたいことはありますか?池松:常に目標とかやりたいこととか開拓したいことがありますから、毎年変わらずコツコツと地道に続けること。それをより丁寧にやりたいと思います。一ノ瀬:本当に1個1個の作品に向かっていく。開拓という点では……恋愛モノ(の出演依頼)とか来たらイイっすね(笑)。なんか楽しそうです。池松:ボクは見たいですね~(笑)一ノ瀬:何かドラマのような……あまりやったことないから、開拓できたらいいですね。池松:いいですね~。2024年の目標、恋愛モノ!一ノ瀬:よっしゃ~! できたらイイっすな~(笑)【編集部MEMO】池松壮亮は、1990年7月9日生まれ。福岡出身。主な出演作に映画『シン・仮面ライダー』、『ちょっと思い出しただけ』、『白鍵と黒鍵の間に』など。一ノ瀬ワタルは、1985年7月30日生まれ。佐賀出身。主な出演作にNetflix『サンクチュアリ‐聖域-』、映画『ヴィレッジ』、映画『宮本から君へ』など。
2024年01月11日「ブラッシュアップライフ」制作チームが贈る新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」に、白石麻衣、池松壮亮、角田晃広(東京03)が出演することが分かった。バカリズムが脚本を手掛ける本作。家事代行サービス会社「スレーヌ」の清掃専門スタッフ・田中亜希子(菊地凛子)は、ある年の瀬、同僚の小川恵(平岩紙)からやり手社長・奈津美が脱税をし、自宅には大量のタンス預金を溜め込んでいるという噂を聞き、恵の友人・江藤香奈恵(吉田羊)と共に3人でその家に侵入し、タンス預金を盗み出すことに。しかしそこで、予想外の出来事が起こり、物語は二転三転し、驚きの結末が待ち受ける。そんな侵入先の持ち主・藤崎奈津美を演じるのが、1月スタートの新ドラマ「恋する警護24時」でヒロインを務めることも決定している白石さん。「スレーヌ」の若き女性CEOで元グラビアアイドル、ややヒール感ある役柄だ。白石さんは「バカリズムさんの作る世界観を大切に、テンポよく進むセリフの掛け合いに注目していただければと思います」とメッセージを寄せている。また、謎の配達員・重松洋介を池松さん、奈津美が暮らすマンションのコンシェルジュ・毛利貴弘を角田さんが演じる。彼らがどう物語に関わってくるかは、放送までのお楽しみ。バカリズム脚本のドラマはこれが初出演となる池松さんは、「『ブラッシュアップライフ』のチームは素敵なモノづくりをしているチームとして業界内でもかなり噂になっていたので、この話が来て非常にうれしかったです。様々に展開していくドラマをお正月のお茶の間に届けられればと思います」と喜ぶ。角田さんは「オファーをいただきテンションが上がりました。升野君(バカリズム)とはずっと一緒にコントをやってきた仲間。今回こういう形で一緒にやれることになるとは、すごくうれしいです」とコメントしている。なお、バカリズムさんと菊地さんの2ショットインタビューが公開。菊地さんは「山場ばかりの展開でずっと見逃せない。演じていて自分たちもすごく楽しかったです!バカリズムさんの脚本は伏線が巧みなので、ぜひ何度でも繰り返し見てほしいです」と語る。バカリズムさんは「放送の後、気になった所を配信で見返していただければ。それが一番いい楽しみ方じゃないかなと思います」とコメント。放送後は、「TVer」で期間限定配信されるほか、「Hulu」および「Netflix」で配信される。新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」は2024年1月3日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日恵比寿から洗足池へ移転オープンしたフレンチの名店素材ありきのフレンチを追求した、自然なおいしさで魅了自然なおいしさを大切にしたオーガニックワインが充実恵比寿から洗足池へ移転オープンしたフレンチの名店2023年に恵比寿から洗足池へ移転オープンしたフレンチの名店【月夕堂】。店名は「花朝月夕」にちなみ、月が輝く秋の夜長のような楽しい一時を届けるという思いを込められたそう。オーナーシェフの廣瀬さんが繰り出す自然で誠実なおいしさの料理はそのままに、輝く月を水面に映す洗足池近くという風雅な立地が加わり、さらなる魅力を披露しています。風雅な店名にふさわしいインテリアまた「ゲスト一人一人の楽しみ方に寄り添う料理とサービスを」との思いから、ゲスト、生産者を主役とし、自身は脇役に徹するシェフの奥ゆかしい人柄も、この店が人気を集める理由のひとつです。誰もが自然体でくつろげる雰囲気そして一度味わうとまた食べたくなるシェフの皿は、引き算の料理。雑味や不要な食感を除きつつ、食材を磨くような調理と加熱の技で、素材の香りと五味を巧みに表現。自然でありつつ重厚な旨みに驚くことでしょう。素材ありきのフレンチを追求した、自然なおいしさで魅了メニューの軸は少量多皿の『季節の味わいを楽しめるコース』2種。多彩な旬食材を多様な調理法で仕上げた10品前後が絶妙なタイミングで提供されます。ここでは3品をご紹介しましょう。『身元のはっきりした30種ほどの野菜 色々な味わいで』約30種の野菜をソテー、ロティ、エチュべなど10種ほどの調理法で別々に仕上げ、田園の詩情を感じる盛付けに。野菜それぞれの食感、甘みや旨みを楽しめる『A5熊本牛のローストと貝類のタルタル 抹茶と貝のブイヨン』多種多様な構成要素を一緒に味わうことで生まれる、ドラマティックな感動と重厚な旨みにひたれます。サプライズ感のある盛付けも魅力『季節のジビエ』各地の山野で猟師が捕獲するジビエは、繊細で自然な肉質が格別。熱源を使い分けてゆっくり火入れし、素材の頂点のおいしさをテーブルへ。白糠の蝦夷鹿、丹波篠山の猪、新潟の青首鴨などが季節に応じて登場自然なおいしさを大切にしたオーガニックワインが充実店の料理と好相性のナチュラルな味わいのワインが充実。ブルゴーニュやロワールなどのフランス産が中心となり、手摘みで収穫するなど小さな畑から手作業でつくられるオーガニックワインが豊富に揃っています。料理との相性も抜群なワインを多数取り揃える素材のおいしさを存分に引き出して重ねた、ドラマティックな味わい、サプライズ感のある盛付けで織りなすコース料理は、特別な日のディナーにもぴったり。洗足池近くにあり、ディナーの前後に周辺を散策するなど、プチトリップ気分を味わうのもオススメです。料理人プロフィール:廣瀬龍一さん1970年、東京都生まれ。【月夕堂】オーナーシェフ。東京下町の商店街で育ち、8歳の時、母親の入院をきっかけに料理を始める。友達の家が青果店や精肉店、鮮魚店を営んでおり、食材を選んで料理をつくり、味わって喜んでもらえる食の素晴らしさに惹かれる。高校卒業後、プロの道を歩み始め、フレンチを中心に多彩な料理ジャンルの腕を磨く。1997年、恵比寿で今の店を創業して独立。2023年に移転し、洗足池で店の新たな歴史を紡ぐ。月夕堂【エリア】池上/洗足池【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】洗足池駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年12月12日「アイドルが憧れるアイドル」と称され、歌や芝居、モデルと大活躍の鈴木愛理さん。人気番組『あざとくて何が悪いの?』の新MCに抜擢された心境、彼女の現在地とは?芸能界デビューは8歳。芸歴はすでに20年以上。2017年にアイドル活動に幕を下ろしてから丸6年。現在、ソロアーティストのみならず俳優業やモデル、ラジオ、音楽番組のMCなど活躍が多岐にわたる中、トークバラエティ『あざとくて何が悪いの?』の新MCという新たな挑戦が訪れている鈴木愛理さん。――先ほど初収録を終えたばかりですが、率直な感想は?終わった瞬間にお腹がすきました(笑)。緊張が解けたみたいです。山里(亮太)さんとお会いするときも、今まではMCとゲストという関係でお会いすることがほとんどだったので、同じMCとして座っているのもずっと不思議で。番組のスタッフさんたちから「後任だからと考えすぎずに、愛理ちゃんらしくやってください」と背中を押していただいた勢いで、飛び込んでいった感覚です。収録の中での出来事は、視聴者の方にどう受け取ってもらうかがすべて。それはどの番組や作品でも同じですが、手応えがあっても響かないときもあれば、逆もしかりだったりするので、そこはもう勉強だなと割り切っています。――新MCに選ばれたと聞いたとき、どんな心境でしたか?『あざとくて何が悪いの?』は、レギュラー化される前の特番時代から私自身もイチ視聴者だったので、見ていた番組のMC席に自分が座ることになるとは1ミリも想像してなくて。それに、“あざとい”という言葉を世の中に広めた番組でもあり、田中みな実さん、弘中綾香アナのお二人の顔が番組の象徴としてパッと浮かびますし、「お二人の代わりなんていないぞ」と思い知りながらバトンを受け取るのはこの上ない緊張感がありました。振り返ってみると、私が今まで携わってきたものは企画の立ち上げから関わっているものが多くて、“後任”を経験したことがなかったんですね。すべてにおいて“初期メン”だったので、他の方が築き上げ、守ってきた番組の中に入っていくのは新鮮でした。――存在感のある田中さん、弘中さんのあとを引き継ぐのは、かなりの覚悟も必要だったかと。楽曲のカバーもそうですけど、オリジナルがあって、あとからもう一回やるとなると反響の8割ぐらいは批判になってしまうかなと腹をくくってます。人間って、頭の中にこれが正解というのがあるものですし。ただ、アニメソングをカバーする番組を2年ほどやらせてもらっている中で、取り組み方ひとつで受け入れられ方もすごく変わることに気づいたんですよね。そのアニメや主題歌に対してリスペクトの気持ちがあれば、必ず自分なりの新しいカタチで表現ができると。『あざとくて~』でも、お二人が作ってきた番組の歴史へのリスペクトはやっぱり忘れちゃいけないし、忘れずにやっていかなきゃなと思っています。――ちなみに鈴木さん自身は“あざとい”とは、どんな距離感?実は、自分自身にはあんまり見いだせてないんですよね。ファンの方からも「愛理ちゃんって、“狙った”あざとさでアイドルやってきてないから、どの角度でMCやるんだろう?」とほんのり心配されるくらい。ですが、誰よりもあざとさに敏感な番組スタッフさんたちから、私の言動ひとつひとつに「それ、あざといね」とチェックが入るので(笑)、私の人生の中にも“あざとさ”がけっこう転がっているのかなと思っています。――昨年、デビュー20周年。キャリアを重ねてもなお、新しい扉を開いているようにも映ります。自分でも実感しています。“次の扉開けば未来が見える”という感じで、本当にもう「Love take it all」(°C-uteの楽曲)の世界です(笑)。不思議なんですが、初体験や挑戦が人生に定期的に訪れていて、ソロになってからは特に思いがけないところからチャンスが降ってくることばっかり。それが長く続いていたりすることが多いので、私はあまり具体的な目標は決めないようにしてます。目標があるとしたら、“健康第一”!――そのほうが自由に動ける?いつ自分にチャンスが来ても、ちゃんとキャッチできる状態に自分をしておくっていうことだけで、あとはもう臨機応変というか、なるべくしてなる、とおおらかに。クラシックとあまり関わりがないのに『クラシックTV』のMCが舞い込んだり、滑舌が悪いのにドラマのオファーをいただけたり(笑)、「なんでだろう?」ってことの繰り返しです。幸い、初めての現場のほうが貪欲になれるというか、やってやろうと好奇心が刺激されるタイプ。できること、慣れ親しんだことよりも、未知のことのほうが好きだから、こうして絶えずチャンスをいただけているのはありがたいし、この環境に自分が育てられているなと思います。世の中に溢れる“あざとさ”について語り尽くす新感覚トークバラエティ。番組開始からMCを務めた田中みな実さんと弘中綾香アナが“勇退”し、鈴木愛理さんが新MCとして加入。続投する山里亮太さんとのコンビにも注目!トークバラエティ『あざとくて何が悪いの?』はテレビ朝日系にて毎週木曜24:45 より好評放送中。すずき・あいり1994年4月12日生まれ、千葉県出身。2002年、デビュー。’05年にアイドルグループ°C-uteを結成。’17年よりソロアーティストとして活動。現在、歌手・俳優のほか、モデルやラジオパーソナリティとしても活躍。『クラシックTV』(NHK Eテレ)でMCを務めるほか、主演ドラマ『推しが上司になりまして』(テレビ東京系)が放送中。ブラウス¥14,500スカート¥14,500(共にリリー ブラウン/リリー ブラウン ルミネエスト新宿店 TEL:03・6457・8555)イヤリング¥26,400リング¥11,000(共にジュエッテ TEL:0120・10・6616)※『anan』2023年11月8日号より。写真・杉江拓哉(TRON)スタイリスト・滝沢真奈ヘア&メイク・榊原美聖インタビュー、文・長嶺葉月(by anan編集部)
2023年11月03日ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク)は、新たなコンサートシリーズの第1弾として【billboard classics 石田組×鈴木愛理 ―石田組から鈴木愛理への挑戦状―】の開催を決定した。ヴァイオリニスト石田泰尚の呼びかけにより2014年に結成された弦楽アンサンブル集団の「石田組」。構成メンバーである“組員”は“石田組長”が信頼を置いている首都圏の第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に公演ごとに召集され、プログラムによって様々な編成で演奏をするスタイルを取っている。レパートリーはバロック音楽から映画音楽、プログレッシブ・ロックまで多岐にわたり、各組員のスタイルをぶつけ合いながら織り成す演奏スタイルは弦楽アンサンブルの新しい世界を切り拓く存在として各方面から注目されている。そんな石田組が、今回、新たな試みとして挑戦するのは、ポップスアーティストとのコラボレーションコンサート。記念すべき第1弾のゲストヴォーカルは、抜群の歌唱力を誇る「鈴木愛理」。愛らしい魅力でモデルや女優としても幅広く活躍する鈴木だが、パワフルな歌声には定評があり、石田組とのコラボにより実現するアンサンブルでは弦楽器と織り成す絶妙なハーモニーをお届けする。もちろん、弦楽アンサンブル曲や映画音楽など石田組の人気レパートリーもたっぷり演奏予定。石田組から挑戦状を受け取った鈴木が歌声で応え、協奏し、時には競奏する。石田組と鈴木が繰り広げる弦楽の響きと歌声が、聴衆全てに新たな音楽体験をお届けする。ビルボードクラシックスでしか聴くことのできないコンサートがここにある。◎公演情報billboard classics 石田組×鈴木愛理 ―石田組から鈴木愛理への挑戦状―[読み]ビルボードクラシックス イシダグミ カケル スズキアイリ イシダグミカラスズキアイリヘノチョウセンジョウ日時:(1)2024/2/29(木) 開場13:30 開演14:00(2)2024/2/29(木) 開場17:30 開演18:00会場:紀尾井ホール出演:石田組ゲストヴォーカル:鈴木愛理<チケット>料金:8,800円(税込)※全席指定・未就学児入場不可※枚数制限:お1人様各公演1申込(最大4枚まで)のみ公演チケット販売スケジュールオフィシャル最速先行(抽選) 受付期間:10/30(月)13:00~11/5(日)23:59プレイガイド先行(抽選) 受付期間:11/11(土)~公演公式サイト <主催・企画制作>ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)<後援>米国ビルボード注意事項※必ず公式サイトに掲載の注意事項をご確認の上、チケットをお求めください。<ご来場のお客様へのお願い: >公演に関するお問い合わせキョードー東京 0570-550-799 (平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)ビルボードクラシックス音楽ファンに最高の音楽と新しい体験を届けるため、ビルボードジャパンが2012年にスタートしたコンサートシリーズ。「アーティストの音楽を最高のかたちで届けること」をミッションに、全国の音楽専用ホール等でこれまでに400以上の公演を開催している。(公式Webサイト: )出演者プロフィール石田組ヴァイオリニスト石田泰尚の呼びかけにより2014年に結成された弦楽合奏団。プログラムによって様々な編成で演奏をするスタイルを取っており、メンバーは“石田組長”が信頼を置いている首都圏の第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に公演ごとに“組員”が召集される。レパートリーはバロック音楽から映画音楽、プログレッシブ・ロックまで多岐にわたり各々のスタイルをぶつけ合いながら織り成す演奏スタイルは弦楽アンサンブルの新しい世界を切り拓く存在として各方面から注目され、2017年にリリースされたアルバム“THE石田組”はレコード芸術誌上で特選盤の評価を得た。単独公演のみならず渡辺克也氏、工藤重典氏ら著名な音楽家との共演や組員自ら指導に当たる教育プログラムの実施など活動は多岐に渡る。2018年にNHK-FM「ベストオブクラシック」及びNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」で紹介されその熱いステージの模様が大きな反響を呼び、2019年にEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2021年に3年ごとに行われる音楽の友誌クラシック音楽ベストテン、「あなたの好きな室内楽グループ」部門にて第4位(日本人グループ最高位)に選出された。2023年にユニバーサルミュージックよりアルバム『石田組 2023・春』、『石田組2023・夏』を連続リリースし、全30公演となるアルバム発売記念ツアーを敢行中。※今回の公演と編成、出演者が異なります。(c)Norizumi Kitada/ Universal Music石田泰尚神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から20年以上参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした弦楽アンサンブル“石田組”など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。最新アルバムは2021年12月リリースされた“PIAZZOLLA LIVE”。2022年6月に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。使用楽器は1690年製G.Tononi、1726年製 M.Goffriller。(c)Norizumi Kitada/ Universal Music鈴木愛理2005年にアイドルグループ「℃-ute(キュート)」結成。2018年6月「Do me a favor」にてソロヴォーカリストデビュー!同年7月9日ソロとして初の武道館公演を行う。2021年ソロ2回目の武道館公演も成功。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 」等様々なフェスへの出演や、女優業や番組MC、Ray専属モデルも務めるなど多岐にわたって活動の幅を広げている。ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月29日歌手の鈴木愛理、元プロレスラーでタレントの長州力が出演する、アダストリア「ドットエスティ」の新CM「『ドットエスティ フェスの唄 20%ポイント還元』編 30秒」、「『ドットエスティ フェスの唄 20%ポイント還元』編 長州力 Ver. 30秒」が25日より放送される。○■鈴木愛理、冬コーデで登場新CMでは、未来感のある歌番組風のステージ上に、紫のニットにもこもこ素材のアウター、真っ白なチュールスカートという冬コーデを着こなす鈴木が登場。ドットエスティフェスのテーマソング「ドットエスティ フェスの唄」を圧巻の歌唱力で歌い上げる。そして、特別バージョンのCMには、長州が登場。こちらも印象的な映像に仕上がっている。また、鈴木と長州へのインタビュー動画とメイキング動画が、ドットエスティ公式YouTubeチャンネルで公開。撮影や楽曲を歌ってみた感想のほか、鈴木が人生の先輩である長州に相談をするシーンも。○■鈴木愛理、長州力 インタビュー――撮影を振り返っていかがですか? 率直な感想や印象的なエピソードがあれば教えてください。鈴木:ドットエスティさんには本当にたくさんのブランドがあるなっていうのを改めてこの撮影で確認することができました。特に自分の青春時代にいっぱいお世話になってきたなと振り返りながら、楽しく撮影させてもらっています。先に長州さんが撮られていたので、長州さんの写真をお手本に見せていただきながら(撮影しました)。キュンポーズをされていたので、「私もやります!」と言ってやったりとかして。テンション感はたくさん学ばせてもらいながら撮影しました。長州:そんなことやってた?鈴木:はい! 5人の長州さんが画面にいて、それを手本に。長州:ノリすぎたな〜。鈴木:(笑)。ノリノリだったので、負けないぞっていうぐらいの勢いで撮影しました。――鈴木さんも撮影中に流れていたBGMに合わせて、ノリノリで撮影されていましたね!鈴木:はい! “シャウトする”とか、“歓声をもらう感じで”とか、ライブがテーマとお聞きしたので、いつもの自分の活動の感じを出せたらなと思いながらやりました。――長州さんは本日の撮影はいかがでしたか?長州:いや〜……。正直言ってしんどかったね。鈴木:(笑)。まだ中盤です!長州:(大きな歌詞カードを指さして)本当にここに出ているように、「これ何なんだ?」っていうような。説明は後から受けて、「あ、そうなんだ!」と(思いました)。もう止まっちゃってるね、完全に。もう今の時代についていくっていうのが、頑張ってはいるんだけど、ちょっとしんどくなってきた。でもこうやって、今話題になっているというか、若い人たちに人気のブランドの名前が歌詞の中に入っているということで。申し訳ないけど、「これ何?」という感じで最初分からなかった。鈴木:この歌すごく早いですもんね。この速いスピードで喋られたのですか?長州:一生懸命、少しでもついていこうと思って。頑張ってみましたね。(拍手を送る鈴木)――長州さん、ブルーのニットを気に入られているそうですが、本日の衣装を着てみていかがですか?長州:普段、この色(の服)はあまり持っていないです。でも着てみるとやっぱり違うな〜と思って。このニット、申し訳ないけど、言って(お願いして)頂いたんですよ。だからずっと着ています。気持ちいい。鈴木:すごくお似合いです。長州:あ、そう? 自分でまた良い色を発見したな、と思って。ありがとうございます。(笑い合う二人)――普段、色味のある服はあまり着られないですか?長州:僕はちょっと古いから、やっぱり黒とか、白とか(が多いです)。あとは自分のサイズがあれば。自分のファッションには、あまり気を遣わなかったですね。今は少し体も痩せてきて以前とは違うから、今日お願いして頂いたんですよ。うれしくて。鈴木:ちょうど髪の毛の茶色い感じと、パンツの茶色とブルーの組み合わせがすごくオシャレ。長州:髪の毛?鈴木:髪の毛もちょっと茶色めじゃないですか?長州:あ、そう?鈴木:はい! 茶色とブルーってすごくオシャレな組み合わせだったりもするので、すごくお似合いです。長州:どうもありがとう。(笑い合う二人)――今後は色味にも挑戦されますか?長州:そうですね! 楽しいですね。やっぱり歳も歳だし、今まで着たことのないような、合わせたことのないような色っていうのが、不思議で面白い発見だなと思って。だからあまり固定観念で考えないで、いろんな色を(着たい)。こういう色を着るっていうのは、多分(今まで)本当に無かったんじゃないかなと思います。ほとんど白と黒ですね。――鈴木さんは、本日の衣装を着てみていかがですか?鈴木:すごくデコルテが綺麗に見えるラインで、前後ろリバーシブルってお聞きしたんですけど、今日はこっちを前にして着ていて。長州:いや〜よく似合ってる。やっぱりね。本当、よく似合ってる。鈴木:ありがとうございます! この服の良さが見えるように、髪の毛もちょっとあげてみてって感じです。――今回のCMソング「ドットエスティ フェスの唄」をレコーディングで歌ってみていかがですか?鈴木:気を付けてはいるんですけど、どちらかと言ったら、私は滑舌がめちゃくちゃ悪いと言われています。ハッシュタグ「ふがり」=愛理の“り” に、ふがふがの“ふが”で「フガ理」っていうハッシュタグがファンの方の中であるぐらい。早い言葉とかがなかなか言えないっていうのが結構デフォルトではあるんですけど、リズムがあると言えるっていう、謎の歌手魂みたいなものがあって。それでもやっぱり(この楽曲は)すごく難しくて。カタカナがほとんどですし、音程も規則性があるようでないというか、“急にこっちの音程いくんだ!”っていうのがあったりとかして、挑戦しがいのある歌です。頭に一回残っちゃうともう離れないみたいな中毒性も(あって)。レコーディングしながら「夢に出てくるぞ!」ってみんなで言ってるぐらい、耳に残るフレーズもたくさんあるので、難しそうって思った方こそ挑戦してみたら“意外と楽しく歌えるかも”ってなると思います。全体的なメロディーラインもそうなんですけど、途中でスタッフさんと遊び心が出てきてしまって。ガヤと言いますか、「イエイ!」みたいなのとか、「イエス!」とか「レプシィム♪」とか、“どんなキャラクターなの?”っていうぐらい、20年以上活動していても出したことのないような声をレコーディングしました。そういうところもすごく楽しかったので、見てもらえたらなと思っています。――歌詞の中で、お気に入りのフレーズや頭に残っているフレーズはありますか?鈴木:隠れポイントとして、「ドットエスティ フェス♪ドットエスティ フェス♪」の「フェス」がたまに「です」になっています。聴いてる方が「どっちって言った!?」っていう風になるような仕掛けを作ったりしたので、そういうところをよく聴いてもらって、今は「です」、今は「フェス」っていうのを聴き分けてもらえたらいいなと思います。――長州さんもアテレコしてみた感想を教えてください。長州:いや、その質問だけは本当に聞かないでほしいなと思うぐらい。僕は小さい頃から音感がないんですよ。学校の校歌だって歌えないぐらいでした。思い返すだけでも恥ずかしくなっちゃう(笑)。僕はもう、読んだだけっていう感じですね。(レコーディング中に)横についてくれた人からは、「楽しく、歌う感じで」と言われたので、ちょっとふざけて、ラップみたいにやったり、ゆっくり歌詞を見ながら(やりました)。結構時間かかったけど大丈夫かなって、心配していますよ。鈴木:楽しみです~!長州:まあ、頑張りましたよ。鈴木:このスピードで長州さんが言葉を発してくださっているのってレアですよね。すごくゆったりされたイメージがあるので。――レコーディング中、ノリノリの場面もありましたよね。長州:昔の自分だったらありえないよね(笑)。本当に助けてもらいながら、乗っけてもらいながら、一生懸命やったつもりです。――レコーディング前、ドッキリ企画じゃないかと疑っていらっしゃいましたが、今はどうですか?長州:今はもう正直ちょっと疲れていますね。最初これ(歌詞)を見た時、「これ何?」、「これドッキリ?」っていう。僕の滑舌が悪いってみんながよく言うから、これがドッキリで、なんか引っかかるように出たのかな(仕掛けられているのか)と思って。その割にはスタッフの皆さん方が多いし……。最初の頃はちょっと疑いながらやっていました。鈴木:もはや、まだドッキリの最中かもしれないですけどね(笑)。私も滑舌が悪いって言われている身なので。――長州さん、ワンフレーズ「ラコレ コラ コレ ハレ ヘザー」の部分を披露していただけませんか?二人:ええ!長州:なぜそこのフレーズを……。「ラコレ コラ コラ ハレ ヘザー!」これぐらいでいいですか……?鈴木:最高ですね!長州:(鈴木さんのも)聞いてみたい!鈴木:私は歌を歌っている感じで音程がつくので、「ラコレ コラ コレ ハレ ヘザー♪」って言っています。多分重なったりするんですかね?長州:全く違うね!鈴木:いや、でも違う方が!長州:僕の場合、野獣の雄叫びだよね。いや、本当に綺麗な声だ! 本当綺麗な声。(喜ぶ鈴木)――「ドットエスティ フェス!」も披露していただけますか?長州:もう堪忍してくれない? 「ドットエスティ フェス!」いいですか? こんなに上手くは言えなかったんですけどね。――鈴木さんから、人生の先輩である長州さんに聞きたいことや相談したいことはありますか?鈴木:(長州さんは)長く活動されていると思うんですけど、自分自身に迷いが出たら、どういう風に解決していますか?長州:迷い? 結局は自分でしょ。鈴木:強い信念ですか?長州:信念……。そこまで重いものじゃないと思うよ。自分らしく頑張っていれば。みんながどう見るか、どう思うかっていうのはみんなが思うだけであって、自分がそれをやっているわけだから、自分の考えでいいんじゃないの? 自分の考えだけで。人それぞれだし。自分がこうやってみたい、こうやっていきたいと思えば、若いうちに。だから、重ねていけばいいんじゃない? 積み重ねて。鈴木:常に夢を見る感じで?長州:夢は……。自分で小さい目標でも立てたら? 夢と目標は違うから。夢は見るもんじゃん。目標は?鈴木:叶えるもの?長州:向かうもの。自分の目標でしょ。だから、目標に向かって。鈴木:それを積み重ねて夢を叶える……?長州:そう! じゃないのかな。僕は……いや、俺のことを言ったってしょうがない。夢(目標)は遠くに立てようが、近くに立てようが、立てたら向かう。止まってもいいし。向かっていけばいいよ。鈴木:小さな目標に向かって最終的に夢を叶える?長州:それが目標だよ。夢は寝て見るもの。鈴木:その違い、意外と忘れかけてたことかもしれないですね。勉強になります!――最後に、動画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。鈴木:とても早口で音程もとても難易度の高い楽曲をCMで歌わせてもらっています。中毒性があって、できるまでやりたくなるような曲が仕上がりましたので、皆さんチャレンジしてもらえたらと思います!長州:本当に今日は自分勝手に、好きなようにやらせていただきました。自分では本当に皆さんに迷惑をかけたなと思っています。でも、これを一度見てください。必ず飛びますよ!
2023年10月25日12月23日(土) 大阪・淀屋橋 朝日生命ホールにて、七代目笑福亭松喬独演会『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』が開催される。今年で芸歴40周年を迎えた今回は、2部制に渡り上方落語の大ネタ『住吉駕籠』『三十石船』、松喬自身が大好きといっている演目で落語作家・小佐田定雄氏の盗人ネタ『月に群雲』、そして新作落語『碁盗人』の計4席を2部に分けて披露する。ゲストは長年、松喬がラジオ番組で共演し親交の深い神戸新開地・喜楽館支配人兼ABCテレビアナウンサーの伊藤史隆を1部・2部ともに迎え、芸歴40周年を振り返るゲスト対談コーナーを開催。また、七代目松喬の門弟が集合する大喜利コーナーも予定している。<本人 コメント>~四十周年独演会ごあいさつ~ 笑福亭松喬師匠の門を叩いて40年、師匠と別れて10年。気が付けば私の方が年上になりました。でも何も変わりません。師匠に教えて頂いた落語の道を真っ直ぐに進むだけです。この日、大好きな盗人ネタ『月に群雲』(小佐田定雄・作)を演じます。最高の出来にして、弟子たちへの形見分けにする事に決めました。「令和の時代、門外不出は古過ぎる」と批判もありましょうが、それだけ私の思いが詰まったネタだと門弟に、そしてお客様に伝えたいと思っています。皆様のご来場、心待ちに致しております。<公演情報>『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』『松喬三昧~芸歴40周年記念公演~』ビジュアル12月23日(土) 大阪・朝日生命ホール【一部】10:30 開場 / 11:00 開演(13:30終演予定) ■番組笑福亭喬路『手水廻し』笑福亭松喬『碁盗人(新作)』ゲスト対談:笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『住吉駕籠』【二部】15:00 開場 / 15:30 開演(18:00終演予定)■番組笑福亭喬龍『金明竹』笑福亭松喬『月に群雲』ゲスト対談 笑福亭松喬×伊藤史隆(ABCアナウンサー)~中入り~門弟大喜利笑福亭松喬『三十石船』笑福亭喬若笑福亭喬明はやしや香穂(三味線)【チケット料金】前売:3,000円当日:3,500円※全席指定席※未就学児入場不可■一般発売:10月21日(土)チケットはこちら:笑福亭松喬 Facebook:松竹芸能HP:
2023年10月11日映画『白鍵と黒鍵の間に』の公開を記念して、本作の主演を務める池松壮亮が出演する映画3作品を、10月21日(土)にテアトル新宿にてオールナイトで上映することが決定した。テアトル新宿では、正確な音域を全席で解放し、セリフや環境音をより正確に伝えることで、映画の持つ感情をよりリアルに、より鮮明に届ける音響システム・odessaをフルに体験できるオールナイト企画「odessa Midnight Movies」を、月1で開催中。その第14弾となるのが、<『白鍵と黒鍵の間に』公開記念!俳優・池松壮亮AN>。最果タヒの詩集を原作とした、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香と、死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる慎二が、東京で生きづらさを抱えながら出会い、恋がはじまる瞬間を描くラブストーリー『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(監督:石井裕也)。人気漫画の実写化で、ドラマに引き続き池松さんと蒼井優らが出演し、極限の人間賛歌を描くエンターテインメント『宮本から君へ』(監督:真利子哲也)。コロナ禍という時代性を纏った、新しい形のちょっぴりビターな完全オリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』(監督・脚本:松居大悟)を今回上映する。▼「odessa Midnight Movies[vol.14]『白鍵と黒鍵の間に』公開記念!俳優・池松壮亮AN」開催概要【スケジュール】10月21日(土)22:00開場/22:30開演22:30~0:28『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(108分)+予告10分0:28~1:00休憩(32分)1:00~3:09『宮本から君へ』(129分)3:09~3:40休憩(31分)3:40~5:35『ちょっと思い出しただけ』(115分)※変更となる場合もございます【鑑賞料金】通常2,800円/TCG会員2,500円※各種割引、サービスデー適応外各種招待券、株主招待券、無料券不可【チケット販売】テアトル新宿オンラインチケット予約:10月13日(金)17:00~上映開始20分前まで販売劇場窓口:10月14日(土)朝OPEN時~※残席があった場合※全席指定立見なし※18歳未満のお客様はご入場になれません『白鍵と黒鍵の間に』は10月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開© 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会ちょっと思い出しただけ 2022年2月11日より全国にて公開(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会白鍵と黒鍵の間に 2023年10月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開Ⓒ2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年10月05日映画『白鍵と黒鍵の間に』(10月6日公開)のスペシャル・ジャズライブイベントが26日に都内で行われ、主演を務める池松壮亮、冨永昌敬監督が登場した。同作は南博氏による回想録の実写化作。ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々をつづった原作を、南氏がモデルの主人公を「南」と「博」という2人の人物に分けて、“3年”におよぶタイムラインがメビウスの輪のようにつながる“一夜”へと誘い、観る者を翻弄する。池松は「南」と「博」を一人二役で演じる。○■池松壮亮、『白鍵と黒鍵の間に』ジャズライブイベントに登場今回のイベントでは、原作者の南氏、池松演じる博のキャバレーバンドの仲間役・K助を演じたサックス奏者の松丸契氏、同作の音楽を担当したピアニスト・魚返明未氏が一夜限りのジャズセッションを披露。「南」と「博」を一人二役で演じた池松も冨永監督とともにステージに登場した。池松は「素晴らしいイベントを開催していただいて、映画はこれからですけど、ここから盛り上がってくれればなと思ってます」と挨拶。続けて「さっき飲んでしまって……」と登壇前にお酒を飲んでしまったことを告白し、「酔いが回っています(笑)。僕が話しているときは飲食タイムということで……」と話し、笑いを誘った。また、同じく冨永監督もビールを飲んだそうで、ほろ酔いの2人によるツーショットトークとなった。今作で「ゴッドファーザー 愛のテーマ」のピアノ演奏に挑戦した池松。「半年間やりました。今回音楽監修をしてくださった鈴木先生に週1で習って、あとは家でやってました」と練習を回顧。特にジャズアレンジに苦労したそうで、「やりますと言ったことを何度後悔したことか……。映画の中にキーワードのセリフとして『俺は一体何をやってるんだ』というセリフが出てくるんですけど、毎日思ってました」と振り返った。あえて池松のピアノ練習の進捗を確認しなかったという冨永監督は、「まさかここまで……」と現場で池松の腕前に驚いたそう。「本来、作中で使う音は魚返くんが弾いた音を使う予定で、それを弾いている指のお芝居を完ぺきにしてもらうために練習してくれていた。だけど、音の方も完ぺきだったので、撮影現場で池松くんが弾いている音を劇中で使っています」と明かした。そんな池松は「せっかくなら今日弾きたかったんですけど……」と自ら言い出し、会場からは大きな拍手が。しかし、「撮影から1年触っていないので一切弾けないです! すみません……」とタジタジの様子で笑顔を見せた。
2023年09月26日俳優の池松壮亮が主演を務める、映画『白鍵と黒鍵の間に』(10月6日公開)の特別ビジュアルが20日、公開された。同作は南博氏による回想録の実写化作。ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々をつづった原作を、南氏がモデルの主人公を「南」と「博」という2人の人物に分けて、“3年”におよぶタイムラインがメビウスの輪のようにつながる“一夜”へと誘い、観る者を翻弄する。池松は「南」と「博」を1人2役で演じる。○■写真家・ホンマタカシ氏撮り下ろしの『白鍵と黒鍵の間に』特別ビジュアル今回公開されたのは、池松演じる2人のジャズ・ピアニスト「南」と「博」に焦点をあてた特別ビジュアル4種。写真家・ホンマタカシ氏が撮影を担当し、「南」と「博」が2人そろってピアノに寄り添い、力強い眼差しで正面を見据える1枚や、物憂げな雰囲気をまとわせたまま、ピアノの前でタバコを吹かす様子を捉えたビジュアルのほか、ティザービジュアルと同じ構図でジャケットを脱ぎ、サングラスも外したパターンが新たに解禁となった。
2023年09月20日池松壮亮が一人二役でピアニストを演じる『白鍵と黒鍵の間に』よりインタビュー映像と本編映像が解禁された。この度解禁となったのは、ジャズピアニストを夢見る希望に満ちた若きピアニスト・博と、ピアニストとして活躍しながらも、夜の世界のしがらみに囚われて夢を見失ってしまったピアニスト・南の一人二役を演じた池松壮亮と、南と博を翻弄する、刑務所から出てきたばかりの謎の男“あいつ”を演じた森田剛による特別インタビュー&本編映像。インタビューでは、2人が撮影中、印象的だったシーンについて語っており、池松さんが「なぜかヤクザとピアニストが二人三脚をしているというよく分からない、非常に面白いシーンがあって…」と語り出すと、隣の森田さんが必死に笑いをこらえる様子を見せ、和やかな様子が捉えられている。至近距離で息を合わせて動かないといけない二人三脚という本シーンの撮影時、「森田さんが割りと早めに肩を組んでくださって、そこから解除してくれなくて…」とかなり気まずい状況だったと明かす池松さん。「体感でいうと5分くらいだったかな。胸キュン映画で駆け出しの俳優さんと女優さんが、よーい!の声がかかる前に手を繋いじゃって、解除できなくなったみたいな…そういうことを思い出しましたし、5分間ドキドキしてました」と、撮影裏話を披露した。さらに、当時を思い出し「凄く大事なシーンでグーッとなってて。早めに肩を抱いてしまったんですけど、一回抱いたものを離すのもね…」と撮影時の心境を告白する森田さんは「気まずい?って聞いたんだよね?」と現場の状況を池松さんに確認。池松さんも撮影時の思い出が蘇ってきた様子で「“池松くん気まずい?”“気まずいですね”と。でもその後もずっと……。あ、それでも解除してもらえないんだ!?」と当時を笑いながらふり返り、楽し気な撮影現場の雰囲気が伝わってくるエピソードを明かした。映像では、2人がそろって“印象的でした”“楽しかった”と公言する、二人三脚の本編シーンもあわせて解禁。森田さん演じる“あいつ”自らが池松さん演じる博の足にベルトを巻いて、勢いよく二人三脚を始める。しかし走り出した途端、出所したばかりで痩せている“あいつ”のズボンがずれ落ち、そのはずみでナイフや拳銃といった危険物が次々と落ちていく…。あまりの恐怖と異様な状況に博は耐えきれなくなり、ついに逃げ出すことになる。果たして、銀座の夜の闇に消えていく博の運命は?そして謎の男・あいつがもう一人のピアニスト・南に出会ったとき、一体何が起きるのか…。その後の展開が気になる本編シーンとなっている。『白鍵と黒鍵の間に』は10月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:白鍵と黒鍵の間に 2023年10月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開Ⓒ2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年09月15日俳優の池松壮亮が主演を務める、映画『白鍵と黒鍵の間に』(10月6日公開)の場面写真と本編映像が15日、公開された。同作は南博氏による回想録の実写化作。ピアニストとしてキャバレーや高級クラブを渡り歩いた3年間の青春の日々をつづった原作を、南氏がモデルの主人公を「南」と「博」という2人の人物に分けて、“3年”におよぶタイムラインがメビウスの輪のようにつながる“一夜”へと誘い、観る者を翻弄する。池松は「南」と「博」を一人二役で演じる。○池松壮亮が胸キュン映画にたとえた撮影裏主演の池松と、刑務所からシャバに出てきたばかりの謎の男で南と博を翻弄する“あいつ”を演じた森田剛による特別インタビューと本編映像。インタビューでは、2人が撮影中の印象的だったシーンについて明かしている。池松が「なぜかヤクザとピアニストが二人三脚をしているというよく分からない、非常に面白いシーンがあって……」と語りだすと、隣の森田が笑いをこらえつつも思わず「ふふっ」と声を漏らしてしまう和やかな様子を見せた。至近距離で息を合わせて動かないといけない二人三脚の撮影時、池松は「森田さんが割りと早めに肩を組んでくださって、そこから解除してくれなくて……」とかなり気まずい状況だったと明かす。「体感でいうと5分くらいだったかな。胸キュン映画で駆け出しの俳優さんと女優さんが、よーい! の声がかかる前に手を繋いじゃって、解除できなくなったみたいな……そういうことを思い出しましたし、5分間ドキドキしてました」と、森田にときめいた撮影裏話を披露した。森田は「凄く大事なシーンでグーッとなってて。早めに肩を抱いてしまったんですけど、1回抱いたものを離すのもね……」と撮影時の心境を告白。「『気まずい?』って聞いたんだよね?」と確認すると、池松は「あ、そうそう!」とさらに思い出が蘇ってきた様子で「『池松くん気まずい?』『気まずいですね』と。でもその後もずっと……。あ、それでも解除してもらえないんだ!?」と現場で衝撃を受けたエピソードを語った。「印象的でした」「楽しかった」と2人が公言する本編シーンもあわせて公開。本編では、森田演じる“あいつ”自らが池松演じる博の足にベルトを巻いて、勢いよく二人三脚を始める様子が映される。しかし、走り出した途端、シャバに出てきたばかりで痩せている“あいつ”のズボンがずれ落ち、そのはずみでナイフや拳銃といった危険物が次々と落ちていく。あまりの恐怖と異様な状況に博は耐えきれなくなり、ついに逃げ出してしまうといった内容になっている。
2023年09月15日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が11日より、アニメ『おそ松さん』との初コラボオーディションイベント『大人気アニメキャラクターコラボ おそ松さん〜イチナナにあの6つ子がやってきた!〜』を開催している。同イベントは、 「17LIVE」で活動中もしくは活動予定であれば、誰でも参加が可能。イベント期間中には、主人公の6つ子たちを用いたオリジナルコラボアニメーションギフト(有料)が登場する。そして、当該イベントの参加条件を満たして配信を行い、見事一定の基準をクリアした参加ライバーには、6つ子それぞれをモチーフにしたキーホルダーやアクリルスタンディ、6周年記念グッズであるサーモタンブラーやクリアファイルなどの『おそ松さん』オフィシャルグッズがプライズとして贈呈される。
2023年09月11日鈴木愛理と片寄涼太が共演する新ラブコメドラマ「推しが上司になりまして」のメインビジュアルが公開された。本作は、人生のどん底にいた主人公のもとに、“最推し”の2.5次元の舞台俳優が突如、会社の上司となって目の前に現れるジェットコースター・ラブコメドラマ。鈴木さんが舞台観劇が生きがいの会社員・中条瞳、片寄さんが舞台俳優・桐生斗真/御曹司・高城修一を演じる。今回公開されたビジュアルでは、最愛の推しに頬をつままれるドラマの世界観満載の一枚となっている。併せて、2人を取り巻く個性豊かなレギュラーキャストも発表。瞳の親友・倉吉素子役でお笑い芸人・ゆりやんレトリィバァ、修一の後輩の舞台俳優・桜木和樹役で舞台を中心に活動する高野洸。瞳と修一が働くTKGカンパニー・新規事業イベント推進部の社員として、「今際の国のアリス」『花束みたいな恋をした』などに出演した渡辺佑太朗(中村和馬役)、お笑いコンビ・紅しょうがの稲田美紀(真島明日香役)、YouTuberカルマ(藤井元久役)、「恋はつづくよどこまでも」に出演した福田愛依(青木玲奈役)。TKGカンパニーをまとめる本部長・木山慶介役で徳重聡が出演する。ゆりやんレトリィバァさんは「素子は、いつも瞳の相談に乗っている」と役どころを明かし、高野さんは「まさかの2.5次元俳優役。僕自身何本か出演してきてるので、少しでも経験が活きていればなと思います」と意気込む。渡辺さんは「笑いあり、ロマンスあり。奇跡のような大人の青春物語を是非お楽しみに」と呼びかける。稲田さんは「私の初めてを是非ご覧いただけたらと思います」とコメントし、カルマさんは「僕自身も日々ドラマの現場での新たな経験をしながらそれと共に藤井も回を追う毎に成長していくので、そちらも注目して観て頂ければ嬉しいです」と語る。福田さんは「漫画で描かれていない、ドラマならではのキャラクターや、シーンを是非楽しんでいただけたら嬉しいです!」とメッセージを寄せ、徳重さんは「作品としてはキラキラドキドキが続いている所が見どころかと思いますが、1人おじさんがこの世界観に入り込んでいる所を楽しく注目してご覧頂ければ嬉しいです(笑)」と見どころを述べている。「推しが上司になりまして」は10月4日より毎週水曜日深夜24時30分~テレビ東京ほかにて放送。9月27日(水)21時~U-NEXTにて配信※各話1週間独占先行。(シネマカフェ編集部)
2023年09月05日「部屋とYシャツと私」などのヒットで知られる平松愛理が、2年半ぶりとなるライブを行った。2021年には自身のコロナ感染で開催が延期されて、ようやく実現したステージ。キャリアを重ねてきた分の奥行きとともに、変わらない清々しさを見せて、長年ともに歩んできたファンたちに温かい想いを届けた。ピアノのSEから、白い衣装にハンドマイクでステージに現れた平松愛理。2年半ぶりのライブの1曲目は“今日やっと逢える”と再会を描いた「素敵なルネッサンス」。観客の手拍子に体を軽く揺らしながら、リズミカルに歌っていく。33年前にリリースされた学生時代の名残が漂う曲に、大人のゆとりが加わって心地良い。続く「転ばぬ先の闇」も、跳ねるようなサンバのリズムによく通る歌声が乗って、会場一体のクラップが起こった。こちらは94年リリースのアルバム曲で、“留守電の点滅ランプ”といったフレーズもあって懐かしいが、平松は歌に包容力を潜めながら、さわやかな佇まいは健在だ。MCでは「今日来てくれた皆さんを恋人だと思って、選曲させていただきました」と語り、「いろいろなことがありました」という2年半での途切れない応援への感謝を告げた。「月を見ながら、自分のことを考える時間があって。挫けちゃう日も心にウソさえつかなければ、人生いつでもやり直せると思えます。私はダメだな。だから、いいんだ。相反する二つの気持ちを肯定していいと、この1年くらいで思い始めています」そんな話のあとに披露したのが、コロナ禍の2021年に発表した「BLUE MOON」に、未発表の「北風と太陽~エピローグ」の2曲。「BLUE MOON」は3拍子のワルツで、夜更けの月に馳せた未来への想いをしっとりと歌い上げる。ミディアムバラードの「北風と太陽」は童話をモチーフにした導入から、“矛盾だらけでいいんだと 胸張って生きてたい”などと素朴な言葉が紡がれていて、近年の楽曲には年齢を重ねたからこそ届くものがあり、人生での共感を呼ぶようだった。アコーディオンをフィーチャーした「追伸」は、イスに座ってリラックスモード。フィンガースナップを入れながら、ゆったりと歌う。昔自分を振った相手に向けた、平松独特の毒気と温かみが織り交ざる歌詞。聴く側も肩の力を抜いて楽しめた。キーボードの前に座ると、久しぶりの生放送の歌番組『THE MUSIC DAY』に出演した際の裏話に。出番前の移動中にサンダルの底が取れていて、緊張で気づかぬまま裸足で歩いていたとのエピソードで笑いを誘い、後半戦へ。緩やかな弾き語りが始まり、「待ってもいいよ」では夜の都会の雑踏に心象風景を映し出し、「戻れない道」は昔の恋の回想を挟んだ映画の1シーンのよう。ベテランシンガーに今さらではあるが、平松の口跡のはっきりした歌い方はすごく聴き取りやすく、たぶん初めて耳にする曲だったとしても、歌の情景がビビッドに浮かび上がるだろう。もともとの歌詞の巧みさや、やさしい歌声にビブラートを挟んだりする豊かな表現力もあってのことだが。そして、代名詞である「部屋とYシャツと私」も率直な歌いっぷりで聴き入らせる。大ヒットしたのはもう31年前。世間的には“毒入りスープ”の印象が強いにせよ、改めて聴くと結婚前の想いをエスプリを効かせて描く構成が本当に見事だ。さらに、詞でいえば相手が“ロマンスグレーになって”という年代に実際に入り、今の平松の歌にはより深みが宿って、胸に染み入る。歌い終わると、ひときわ大きな拍手が会場を包んだ。暗転の間に立ち上がって、後ろ向きで背伸び。「ここから頑張らせていただきます」とマイクを持って歌ったのは、シャレたフュージョンテイストの「Miss Very well」。マイクをスタンドに差すと、両手で振りを付けてアップチューンの「Single is Best!?」で加速していく。クールなボーカルでノリノリに、自ら頭上でクラップをして盛り上げた。手拍子が続いたまま、キャリアウーマンの恋を歌う「もう笑うしかない」に繋げる。サビ前では「行きまーす!」と人差し指を立てて手を振りながら“世界一”のフレーズを繰り返す。合唱と振りで会場がひとつになると、平松は「素晴らしい!」と声を上げた。さらに、フラメンコ調の手拍子からのラテンナンバー「マイ セレナーデ」で、もうひとしきり温度が上がる。“オーレッセ(Oh,Let’s say)”のリフレインが耳に付いて。92~93年の楽曲が中心となった後半、高まりながらも安らげる大人の音楽空間が出来上がっていた。ラストは「きっと届け」。2019年発表の曲だが“明日は変わってみせる”などと青春ソングのようでもあり、平松のボーカルも力強く若々しい。聴いているだけでも、勇気が湧いてくるようだった。すかさず起こったアンコールを受けて、再びステージに登場。「この2年、ご心配を掛けてしまって。こんなに皆さんの温かさが身に染みたのは初めてかもしれません。直接お礼が言えて、とても嬉しいです」キーボードの前でそう話した平松が、「歌心、めいっぱいにお届けします」と流麗なイントロを弾き出す。最後に披露したのは「Crescent Moonshine」だった。多く作ってきた月にまつわる曲のひとつで、美しい旋律のバラード。“あなたのいない夜”に見上げる月に寄せて、情感が込められていく。歌いながら想いが高ぶったようで、鍵盤を叩く響きも強くなっていった。“ひとつの気持ちずっと 感じていようね”と歌い上げ、拍手の中で立ち上がって「ありがとうございました」と言う平松は感極まって、涙で目を潤ませていた。バンドメンバーの紹介も涙声。観客をバックに記念撮影をして、深々とお辞儀をすると「今度お会いできる日まで、お元気でいてください」と、両手を振ってステージを後にした。長い年月をともに歩んできたファンとの、かけがえのない1日の余韻を残して……。Text:斉藤貴志Photo:石原敦志<公演情報>平松愛理 SLOW ROOM~Door to Next Road8月7日(月) Spotify O-Crestセットリスト01. 素敵なルネッサンス02. 転ばぬ先の闇03. BLUE MOON04. 北風と太陽〜エピローグ05. 追伸06. 待ってもいいよ07. 戻れない道08. 部屋とYシャツと私09. Miss Very well10. Single is Best!?11. もう笑うしかない12. マイ セレナーデ13. きっと届け14. Crescent Moonshine公式サイト:
2023年08月31日