この秋からゴールデン進出を果たすTBS「世界くらべてみたら」のMCを務める「TOKIO」の国分太一と渡辺直美が、10月24日(木)今夜放送のTBS「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」に登場する。2人はブラックマヨネーズの小杉竜一扮するコス摩呂と浅草ロケに繰り出す。80年代後半からジャニーズJr.として雑誌やテレビで活動。1990年「TOKIO」のメンバーになると、1994年に「LOVE YOU ONLY」でCDデビュー、ジャニーズ屈指の本格派バンドとして活動を続ける一方で、同年「八神くんの家庭の事情」でドラマ初主演。その後も映画『ファンタスティポ』や『しゃべれども しゃべれども』などで俳優として活躍。最近は情報番組やバラエティのMC業を中心にそのトーク力を発揮する国分さん。ビヨンセのモノマネで話題になると、そのファッションセンスやライフスタイル、キャラクターが大きな支持を受けインスタグラムは888万人のフォロワーを獲得するほどの人気に。また「カンナさーん!」で主演を務めるなど女優としても活躍。ニューヨークに拠点を移し世界を見据えた活動を続ける渡辺さん。今回、国分さんと渡辺さんは、小杉さんが彦摩呂になりきったコス摩呂とともに浅草グルメロケへ。ところがいまや大人気となったコス摩呂がまさかのバレまくり。企画存続の危機に国分さん、渡辺さんの反応は!?渡辺さんのセクシー食レポも注目。また速水もこみちの課外授業企画では、速水さんが石川県輪島市で魚嫌いな子どもたちのために絶品給食作りに。爆食三姉妹はそばを爆食。天才アスリート企画には日本体操界の次世代スターが登場する。スタジオに毎回およそ20の国と地域を代表する外国人ゲストが登場、その個性的なキャラクターとパワフルな言動とともに、海外の「常識」や「価値観」、日本の「世界での立ち位置」をフラットな目線で見ていく「世界くらべてみたら」がこの秋からゴールデン進出。国分さんと渡辺さんが外国人メンバーたちと繰り広げるエネルギッシュなトークが、深夜枠のエネルギーそのままにゴールデンへとやってくる。「世界くらべてみたら」2時間スペシャルは10月30日(水)20時~TBS系で放送。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は10月24日(木)今夜20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年10月24日コカ・コーラシステム「い・ろ・は・す 天然水」のイベントに、女優の土屋太鳳さんとタレントの渡辺直美さんが登場! 元気いっぱいの生歌&トークを聞いてきました!歌いながら登場!今回のイベントは、日本の天然水を使ったナチュラルミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す 天然水」10周年を記念して開催。8月1日は「水の日」ということで、時期的にもぴったりです。この「い・ろ・は・す」アンバサダーでCMにも出演中の土屋太鳳さんと渡辺直美さんが、CMソングを歌いながらステージに登場しました!お二人とも楽しそうに踊りながら、ステキな笑顔で歌っています。衣装もかわいい~!生歌唱を終えた二人は、MCから「息がぴったりでしたね」と声をかけられると「よかった~」とうれしそう。土屋さんは「緊張していたので……」といい、渡辺さんは「けっこう裏で練習したよね~」とステージ前の様子を明かしました。富山の水ってどんな味?続いて、水の専門家であるアクアソムリエマイスターの鶴田雅人さんが登壇し、採水地についてのトークセッションがスタート。「い・ろ・は・す 天然水」では、今年新たに熊本の阿蘇が水源に追加され、北海道から富山、鳥取など全国7カ所のおいしい水を楽しめます。通常は、その土地の近くにある採水地でとれた天然水を店頭販売していますが、このイベントでは全7か所の「い・ろ・は・す」が集結。そのなかから、2種類の水を飲み比べます。まずは、富山県にある砺波の採水地からとれた天然水を試飲。鶴田さんによると、砺波の水は「い・ろ・は・す」の中でも一番硬度が低く、ミネラルが少ないため、すっきりクリアな飲み味がするとのこと。また、料理に使うと素材や出汁の味を引き立ててくれるそうです。砺波の「い・ろ・は・す」を試飲したお二人の感想は……土屋さん体に入ったとき、すっと入るクリアな感じがしました。渡辺さんクリアでさっぱりといわれたので、意識して飲んでみたらやはりそうだな、と気づきました。渡辺さんは、仕事で何度も富山に出かけたことがあるそうで、印象に残る食べ物は「白エビやそうめん」といい、「地元のみなさんにもすごく優しくしていただいた」と富山をとても気に入っているようです。阿蘇の水は「とろっ」!?次に、今回新たに加わった阿蘇の水を試飲。特徴は、硬度が高く、水の中に入っているミネラルが多いため、味わいや旨みがあるとのこと。お二人の感想は……土屋さんポイントを教えていただいてからしっかり味わうと、味わいというかコクなのか、引っかかりというか……味があります。渡辺さん意識して飲むと、口に入れた瞬間、雰囲気が違う。砺波のお水と比べると「とろっ」とした感じで、後味も違いますね。土屋さんは、祖父母が九州出身とのこと。「九州の水は自分の原点のひとつ」といい、「こういう形でお水に携わることができて本当にうれしい」と喜んでいました。「歌って覚えて!」最後に、お二人からメッセージです!渡辺さん私たちが歌ったCМソングで、みなさんに7つの採水地を覚えていただいて、一緒に歌ってもらいたいと思います。(あのCМソングは)けっこう頭から離れない(笑)。歌って、おいしい天然水をたくさん飲んでいただけたらと思います。土屋さん歌ったように、7つの採水地を覚えていただけたらうれしいです。そして、地方に行ったときは、ボトル裏のラベルに載っている採水地を見て、ワクワクしていただけたらと思います。土屋さんがいわれたように、ボトル裏のラベルには採水地が大きく書かれています。みなさんも「い・ろ・は・す 天然水」を買ったら、ぜひラベルも確認してみてください。以上、「い・ろ・は・す 天然水」イベントレポートでした!
2019年07月31日発売に先駆け、一夜限りの「naomi for shu uemura exclusive presentation」を開催!昨年、大きな反響を呼んだ『naomi x shu uemura rouge unlimited collection』。そして渡辺直美プロデュースシリーズ第二弾として2019年7月20日(土)に発売された『naomi for shu uemura コレクション』の発売日直前に、「naomi for shu uemura exclusive presentation」が都内で開催されました。スタート時刻になり、会場が暗転して渡辺さんが登場すると、シャッター音が響き渡りそこかしこから「かわいい」という声が!ドレッサールームをイメージしたステージでひとしきりポージングを終えた後は、「ミニコントを見ていただきました~」と会場の笑いを誘います。シュウウエムラでのプロデュースが第二弾ということで、喜びと感謝を伝えた後はアイテムやキービジュアルに関してのトークタイムへ。第一弾に引き続きリップを展開するということで、色づくりにも慣れたのでは?という質問には「慣れはしないですね。人それぞれ肌の色も違うし、似合う色味も違うから、どんな色味がたくさんの人に楽しんで使ってもらえるかはすごく意識しました」と、色づくりの難しさ伝えてくれました。こだわったポイントとして、第一弾にはあえて入れなかったレッドをラインナップに追加するにあたり「ありきたりなレッドではなく、細かいゴールドのラメをたくさん入れているのがポイント」とのこと。さらに、今回このシリーズならではの特徴的な色味のチークとなっていることに関しては、「シュウウエムラの開発者さんも驚くような色ですよね。思い切ったブラウンがベースになっていて、このブラウンの配合を間違えると昔のビジュアル系バンドのようなシャドウになってしまう(笑)一見するとチークに見えないが、これが自然な色合いを生み出すこだわりのカラーなんです」と、プロデューサーとしての並々なるこだわりも。また、自身がこれまでチークの色が似合っておらず頬が浮き上がって見えるメイクの女の子をたくさん見てきており、自然な血色感が出せる・内側から湧き上がってくるような血色感を出せるような色にこだわったという開発秘話も教えてくれました。そして、今は東京とニューヨークを行き来する生活をしている渡辺さん。東京とニューヨークで生活スタイルの違いに関する質問には、「東京にいる時はお仕事を頑張って、ニューヨークでは基本的に引きこもり生活。家でウーバーイーツ(出前)を頼んでは寝て、またウーバーイーツを頼んではみたいな感じ(笑)」とただ、ニューヨークでは街ですれ違う人に「それどこのアイテム?」などと声を掛けられることがよくありその場でメイク談義に花が咲くことも少なくないそうで、50メートルくらい先から歩いてきた人に「そのメイクいいね!」と言われたことがあるという驚きのエピソードも飛び出しました。最後の「完璧なメイクをしたときは誰に見てほしいですか?」との質問には、悩んだ末に「この会場にいるみなさんですー」と言って笑いを誘ったあとに答えた「恋人とか男性っていうよりは、メイクのことが分かる人、知っている人に見てほしい。一緒に盛り上がりたい」という内容に、渡辺さんの“メイクへの愛”を感じました。イベント最後のフォトセッションでは、リップを手にキュートなポージング♡アイテム詳細リップ(上段)『ルージュ アンリミテッド』silent crusher:唇・表情になじみながら素の唇を美しく魅せるヌードピンクベージュ。attention stealer:イノセントに見せかけ、肌を美しく引き立てる、計算されたカシスカラー。限定全2色:各3,200円+税(下段)『ルージュ アンリミテッド マット 』no.1:グリッターゴールドをしなやかにまとった深みのあるキラーレッド。unfollower:トレンドを意識した、おしゃれ上級者向けくしみオレンジ。限定全2色:各3,200円+税チーク『グローオン F』(左) bellini innocence:肌に溶け込む甘さ控えめコーラル。カクテルを飲んだ時のように、ほのかに色づき、純粋無垢な印象へ。(右)amber sophistication:深みアンバーにさりげなく足されたオレンジ。表情に洗練性がプラスされ、凛とした都会的な印象へ。限定全2色:各2,500円+税
2019年07月30日女優の土屋太鳳、お笑いタレントの渡辺直美が29日、都内で行われた「8/1は水の日『い・ろ・は・す 天然水』10周年記念イベント」に出席した。今年で発売から10周年を迎えるコカ・コーラシステムのミネラルウォーター『い・ろ・は・す 天然水』。5月からはパッケージをリニューアルし、採水地も熊本の阿蘇が加わり、全国7カ所に増えた。この日は同商品のCMに出演している土屋太鳳と渡辺直美がCMソングを歌いながら登場。「さっき楽屋で練習していたんです」と明かした土屋は、渡辺との生披露に笑顔を見せた。この日のイベントでは、アクアソムリエマイスターの鶴田雅人さんと全国7カ所の採水地に関するトークショーを実施。一番硬度が低い富山・砺波と一番硬度が高い阿蘇で採れた水を飲み比べた土屋は「砺波のお水は味わった時の感覚とか身体にはお水が入った時にスッと入っている感じがしました。阿蘇のお水はしっかり味わうと味があってコクがありますね」と感想を。また、阿蘇がある九州地方は、祖父母が住んでいることもあって家族で訪れることが多いといい、「祖父母が宮崎と福岡、鹿児島なので、割と九州に帰ることが多かったです。基本的に宮崎に行くことが多いんですが、車で行くので色んな所に寄ったりします。阿蘇山の近くを見たこともありますが、自然が豊かでこういう形で私もお水に携われて本当にうれしく思います」と笑顔を見せ、「最近は(家族の)それぞれが忙しいので、一日ずれたりします。今はなかなか家族揃って行けてないので、行けたらいいなと思います」と話した。渡辺は、鶴田さんから採水地に関する知識を得て「すごく勉強になりました。普段水を飲む時は採水地を気にしてませんでしたが、これからは意識して飲んでみたいと思います。鶴田さんが分かりやすい解説をしていただけたし、お水への愛をより身近に感じました」と感謝の言葉を述べていた。
2019年07月29日シュウ ウエムラ(shu uemura)から、渡辺直美とのコラボコレクション「naomi for shu uemura」の第2弾が7月20日より限定販売される。同コレクションは、「now me」をテーマに、感じるままに“今の私”を表現できるよう、一瞬を彩りに変え、丁寧に刻むように生き抜く渡辺直美の情熱とこだわりを詰め込んだ、ツヤ感のあるタイプとマットタイプの2種計4色のリップと、2色のチーク、チーク用のケースが展開される。ぷっくりとした唇モチーフをあしらった、遊び心溢れるパッケージデザインにも注目だ。「ルージュ アンリミテッド」(各3,200円)左から「attention stealer」、「silent crusher」ツヤ感のある「ルージュ アンリミテッド」(3,200円)には、肌を美しく引き立ててくれるカシスカラーの「attention stealer」と、唇と表情に馴染んで素の唇を美しく魅せてくれるヌードピンクベージュの「silent crusher」が登場。「ルージュ アンリミテッド マット」(各3,200円)左から「no.1」、「unfollower」一方、マットな質感の「ルージュ アンリミテッド マット」(3,200円)には、グリッダーゴールドをしなやかに纏わせた深みのあるキラーレッドの「no.1」と、トレンド感抜群なおしゃれ上級者向けのくすみオレンジの「unfollower」がラインアップする。「グローオン F」(レフィル 各2,500円・ケース 各700円)左から、「bellini innocence」、「amber sophistication」ふんわりと頬に溶け込んで発色するチークカラー「グローオン F」(2,500円)には、ほのかに色づき純粋無垢な印象をもたらす甘さ控えめなコーラル色の「bellini innocence」と、洗練された印象のオレンジ掛かった深いアンバー色の「amber sophistication」の2色を展開。別売りの「カスタムケース」(700円)にセットすれば、メイクの度にハッピーな気分になれそう。
2019年07月03日七曲署の“マミー刑事”を演じていた長谷直美さん(63)。私生活でも39歳で結婚し、フランスで子育てに専念していたが、54歳で離婚。その日からまた女優に戻ることを決意する――。「『太陽にほえろ!』の“ゴリさん”こと竜雷太さん(79)。当時は、近寄りがたい雰囲気を醸し出していて怖かったんですが、今回の撮影ではとってもおだやか。『直美、久しぶりだなぁ、元気か?』と、ニコニコ顔で迎えてくれました。一方、DJ役・西山浩司くん(58)は、かつてのコミカルなイメージとちょっと違って、なかなかシブい性格俳優になっていた(笑)。あれから30年以上たったいま、こうして再び映画で共演できたのが、何よりうれしい。みんな元気でいるからこそですね」満面の笑みを浮かべて話すのは、女優・長谷直美さん。伝説のテレビドラマ『太陽にほえろ!』シリーズに“マミー刑事”こと令子役で出演したほか、『俺たちの朝』など多くの人気作品に登場している彼女だが、映画『悪い女はよく稼ぐ』(6月8日公開)でキャリア45年目にして、初の主演を務める。長谷さんの、女優としてのキャリアの転機は、出産・結婚だった。「幼なじみで、フランスに留学してそのままフランスに住み、ポルシェ関連のコンサルタントをしていたのが、主人です。’95年7月に39歳で長女を出産後、12月に婚姻届を日本で提出。フランスで新生活が始まりました。母になったときに決めたのは、『10年間は、母親として、娘にすべてを捧げよう』ということ。フランスでは、子どもが10歳になるまでは、1人で外出させてはいけない法律があるんですが、文字どおり、片時も娘から離れない生活をつづけたんです」そんな、異国の地での幸せな親子3人の暮らしだったが、夫婦の間にはいつしか溝ができ、’10年に離婚となる。長谷さん54歳、長女の寧さんが高校1年生のときの決断だった。「離婚の原因は、一言で言えば、『価値観の違い』です。長年連れ添ったけれど、結果、そうなった。たとえば、生命保険の購入を考えて主人に相談したとき、『なんでボクが死んだ後に、お金を残さなきゃいけないの?』というのが彼の考え方だった。人から見れば『そんなことで?』と思うかもしれませんが、なにかにつけて“大きく違う”ことに気づいたんです。そして「これじゃあ、娘を守れない」と思った」母になって以後、「すべては娘のために」と女優業を封印して母親業に専念してきた長谷さんにとって、夫の考え方は、無責任に映ったのだ。しかしいざ離婚というとき、15歳の娘が選択したのは「父親と暮らす」ことだった。少しうつろな目線で、長谷さんは振り返る。「愕然としましたね。出産してからその日まで、『子どものことを何から何までやってきたのは私だ』という思いがありました。学校の送り迎えはもちろん、私も一緒にフランス語を習得しながら全教科を勉強していたので、2倍の時間がかかります。算数には公文式も加えて、かなり厳しい姿勢で机に向かわせていました。私としては娘が“言葉の違い”で勉強が遅れてしまったり、イジメにあったりしないようにと心配だったのですが、今思えば、損な役回りだったと思います」そのかいあって、寧さんは小・中学校でクラスのトップの成績となり、クラス委員も務めた。「でも父親は気楽な立場。娘に、ただ甘い顔をして、何でも買い与えるような人でした。15歳の娘にとっては、父との暮らしのほうが“楽しい”と映ったんでしょう。私は『いつかはわかるときが来るから』と言っただけで、それ以上、弁明はしませんでした……」アクションもできるアクティブな女優として活躍してきた長谷さんは、「言葉より行動」で、最愛の娘に伝えようと思った。「そのために自分の仕事を究めなければと思いました。現地で女優をするなら英語の習得が必須。私はロンドンに渡り、演劇学校で英語と芝居を学ぶことにしたんです」その1年間は、「人生でいちばん、頑張った日々だった」と目を見開いて説明する。「12時間以上は勉強しましたね。学校では、通常授業の後に、発音の勉強をオプションで追加してもらいました。歩いて移動するときも、イヤホンでヒヤリングしながらでしたし。授業料は年間200万円以上。慰謝料なしの離婚だったので、日本の友人に頭を下げてお金を借りました。シェアハウスに住んで、1日5ポンド(=700円ほど)で、やりくりしながらの生活です」映画『悪い女はよく稼ぐ』は、監督をはじめ『太陽にほえろ!』の元スタッフや出演者たちが大勢関わっているということで話題のサスペンスフルなアクション。「『太陽にほえろ!』のメンバーも、裕次郎さん、松田優作さん、地井武男さん……。何人かがすでに亡くなっています。その分まで、私が元気で生きなきゃって」
2019年06月01日「『太陽にほえろ!』の“ゴリさん”こと竜雷太さん(79)。当時は、近寄りがたい雰囲気を醸し出していて怖かったんですが、今回の撮影ではとってもおだやか。『直美、久しぶりだなぁ、元気か?』と、ニコニコ顔で迎えてくれました。一方、DJ役・西山浩司くん(58)は、かつてのコミカルなイメージとちょっと違って、なかなかシブい性格俳優になっていた(笑)。あれから30年以上たったいま、こうして再び映画で共演できたのが、何よりうれしい。みんな元気でいるからこそですね」満面の笑みを浮かべて話すのは、女優・長谷直美さん(63)。伝説のテレビドラマ『太陽にほえろ!』シリーズに“マミー刑事”こと令子役で出演したほか、『俺たちの朝』など多くの人気作品に登場している彼女だが、映画『悪い女はよく稼ぐ』(6月8日公開)でキャリア45年目にして、初の主演を務める。一時期、女優を“休業”していた長谷さんの今日までの道のりは、壮絶なものがあった。39歳で出産・結婚を機に引退。フランス・パリで子育てに専念していたが、15年で結婚生活が破綻する。そして、当時15歳だった長女・寧さん(23)が「父親と同居」を選んだことで、長谷さんはひとりぼっちになってしまう。追い打ちをかけるように、3年後に大腸がんが見つかって――。「『太陽にほえろ!』のメンバーも、裕次郎さん、松田優作さん、地井武男さん……。何人かがすでに亡くなっています。その分まで、私が元気で生きなきゃって」’56年に東京都で生まれた長谷さん。「芸能界の同期デビューは、浅野ゆう子さん、戸田恵子さん、風吹ジュンさんなどがいます。ただ、私はクルマ好きで、競技に出場できるA級ライセンスも取得していましたので、いただくお仕事には運転シーンがある“アクションもの”が多かったですね」中学3年生のとき、15歳でミス・エールフランスコンテストに入賞。その後にスカウトされ、芸能界入りを決意。「歌手としては18歳でレコードデビューし、シングル3枚、アルバム1枚を出していますが、思い出深いのは女優業のほう。『大追跡』という、ちょっと変わった刑事モノでも、女性刑事でクルマを乗り回す刑事役を演じました」『太陽にほえろ!』シリーズは’77年、21歳のときから令子役で出演し、ロッキーこと岩城刑事(木之元亮)と結婚して2児の母となり、後に、マミー刑事として活躍するアクティブな女性像を演じた。映画『悪い女はよく稼ぐ』は、監督をはじめ『太陽にほえろ!』の元スタッフや出演者たちが大勢関わっているということで話題のサスペンスフルなアクション。NYから帰国した詐欺師の水嶋忍(長谷)が同業の原田美和(熊切あさ美)と組み、大がかりな詐欺を仕掛けていく――。「還暦を過ぎて初めての主演。見てほしいのは、年を重ねてもまだ、できる、頑張れるという姿勢ですね。女の人生100年時代ですから、まだまだこれからです!」
2019年06月01日『あん』の河瀬直美監督最新作が、2020年に公開されることが決定。新作は、作家・辻村深月の「朝が来る」を映画化する。故・樹木希林さんを主演に迎えた『あん』(’15)をはじめ、『光』(’17)、『Vision』(’18)のほか、CM演出、エッセイ執筆などジャンルにこだわらず表現活動を続ける河瀬監督。待望の新作に河瀬監督が選んだのは、「鍵のない夢を見る」で第147回直木三十五賞を受賞し、今年公開された『映画ドラえもんのび太の月面探査記』では自身初となる映画脚本を手掛けたことでも話題となった辻村氏による長編小説「朝が来る」。2016年にはオトナの土ドラ枠第2弾として、安田成美出演でドラマ化もされた。長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに“特別養子縁組”という手段を選んだ夫婦。中学生で妊娠し、断腸の思いで子どもを手放すことになった幼い母――。それぞれの人生を丹念に描き、第13回本屋大賞にて第5位に選出、17万部を超えるベストセラーとなった感動のミステリードラマだ。今回監督兼脚本(共同脚本:高橋泉)も手掛ける河瀬監督は、「原作『朝が来る』をこの世界に誕生させた辻村深月の才能に嫉妬する」と言い、映画化について「その物語を映画化できる喜びに打ち震えている」とその心境を明かす。そして「小説の中で、二人の母をつなぐ子供『朝斗』のまなざしが表現されている部分を読んだとき、ああ、この世界を映像化できれば素晴らしいなと感じた。その『まなざし』が見る未来を美しく描くことができればと願っている」と意気込み。一方、原作者の辻村氏は「『この映画を撮るにあたって、朝斗のまなざしというものは必要不可欠だと思っています』河瀬直美監督と初めてお会いしたホテルのラウンジで、正面に立った監督が開口一番、私をまっすぐに見つめて、そう言った。まだ互いに自己紹介もしていない、目が合った瞬間のことだった」と監督との出会いを明かし、「原作『朝が来る』はよく、産みの母親と育ての母親、『二人の母の物語』だと言われてきた。しかし、河瀬監督はそこに、幼い『朝斗』のまなざしなくしては成立しない世界をはっきり見ておられた。その瞬間、震えるような感謝とともに、この人に、朝斗と二人の母親を、『朝が来る』の世界を託したい、と強く思った」と通ずるものがあったという。そして「映画『朝が来る』。私が見たもの、河瀬監督がその先に見たもの、幼い子ども『朝斗』が見た世界を、できることなら、あなたにもぜひ見てほしい」と力を込めた。なお、本作はすでにクランクインし、東京の湾岸エリア、栃木、奈良、広島、似島(広島市)、横浜と、日本全国6か所での撮影を敢行中で、クランクアップは6月上旬を予定。また、気になるキャスト発表は後日、行われるようだ。『朝が来る』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年05月30日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは7月2日(火)、夏のシーズナル・イベント「エクストラ・クール・サマー」を初開催するが、渡辺直美が盛り上げ役“エクストラ・クール・リーダー”に就任することが決定した。USJでは、極限の冷涼感で心も身体もスッキリできる体験を「エクストラ・クール」と定義づけ、渡辺さんが令和初の夏を盛り上げる大任を務める。今後テレビコマーシャルやPR活動などを通じて、USJのクールでオシャレな夏の楽しみ方を、リーダーとして全国に広く発信をすることになる。渡辺さんは、「今年の夏のユニバーサル・スタジオ・ジャパン『エクストラ・クール・サマー』は“360°パークまるごとビショ濡れになって猛暑を吹き飛ばせる”、最高にハジけることのできるイベントです。私もそれを聞いて期待でワクワクして、この度、『エクストラ・クール・リーダー』に立候補しました。爽快感たっぷりのイベントで、子どもはもちろん、大人も心から楽しめてスッキリできる、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでしか体験できないオシャレでクールな夏の楽しみ方を、リーダーとして盛り上げていきます」とコメントしている。“SNSの女王”として日本ではもちろん、海外からも絶大な支持を集める渡辺さんの仕事っぷりに大注目だ。(text:cinemacafe.net)
2019年05月24日お笑い芸人の渡辺直美(31)が5月22日、自身のInstagramを更新。NYとフランスで発売される雑誌の表紙を飾ったことを報告した。4月よりアーティストビザを取得しNY生活をスタートさせている渡辺。「ニューヨークとフランスで発売される雑誌 @crushfanzine の表紙をさせて頂いたよ 今年NYでの初お仕事」とNYでの初仕事が雑誌の表紙撮影だったと報告し、雑誌の表紙画像を投稿した。渡辺が表紙を飾ることになった雑誌「CRUSH fanzine」は、NYとパリを拠点とする季刊誌。 公式Instagramによると、2019年春・夏号はKAWAIIがテーマとなり日本の文化を特集しているとみられる。続けて「@gcdswear の超クールなお洋服を着て楽しい撮影をしました」と世界中でSNSを中心に人気を博しているイタリアのブランドGCDSの洋服で撮影したとタグ付けで伝えた。また、「みんな優しい日本語で書いてあるの激アツ。とりあえず高いヒールに足がボロボロになりスタイリスト様に助けてもらったりw人に触られるとどんなトコでもすぐ寝ちゃう動物みたいなwatanabeにいいよ、寝ててと優しく声をかけてくれるメイク様wご迷惑おかけしました」と撮影の様子を披露した。最後に「そしてまさかの発売日は…知りません!笑え、これってドッキリ?wまたご報告します!雑誌はオンラインでプレオーダー可能です」と発売日を知らないことからドッキリではと心配しつつも、オンラインでの予約が可能だと呼びかけた。20万を超えるいいね!と500近いコメントが寄せられいる。コメント欄には「おめでとう!すごい!本当にすごいよー!」「世界で活躍する直美ちゃん素敵です」「もう世界の『ナオミ』だね~」と称賛の声が相次いでいる。日本語だけでなく英語のコメントも多くみられ、世界のナオミになる日も近そうだ。
2019年05月23日お笑い芸人の渡辺直美(31)が4月23日、自身のブログを更新。22日夜に都内でタクシーと接触事故を起こしたことを報告した。渡辺は『ご報告』と題するブログを投稿。「4月22日夜 都内で接触事故を起こしてしまいました」と報告。「停車しているところから、車線変更で徐行しながら右折しようとしたら、タクシーと接触してしまいました。お互い徐行していたので、お互い怪我もなく、車もこすり傷が付いたくらいだったので、大事には至りませんでした」と事故の経緯を説明。「接触したタクシーの運転手さんと、私も接触事故が、はじめてのことだったので、あたふたしてしまい気が動転してしまっていました」と初めてのことに困惑したことを明かした。新人ドライバーが運転していたタクシーに同乗していたベテランドライバーが警察を呼び「タクシーの運転手さんたちも、私も怪我なく、車も大きな破損も無かったので、現場検証は40分くらいで終わり、本当に、不幸中の幸いで終わりました」と現場検証もつつがなく終えたと伝えた。渡辺は改めて「相手のタクシー運転手の方々、接触事故のせいで営業の邪魔をして申し訳ございませんでした。そして、事故当時、少し渋滞が起きてしまって、沢山の方にご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。そして「今後は、もちろん今まで以上に安全運転で、しっかり注意していきたいと思います」と表明し最後に「報道等はされていないのですが、このブログでご報告させていただきました。突然のご報告失礼しました」と締めくくった。コメント欄には「大丈夫でしたか?双方、怪我が無く不幸中の幸いでしたね。これからも気を付けて運転して下さいね」「お互い大事で良かったね~何か起きるか分からないから気をつけて~」と渡辺を心配し気遣うコメントが殺到。また、「報道されず、自身のブログで報告されたこと、潔いと思いました」「報道よりも先に自分の言葉で報告をしてくれた直美ちゃんには感心するばかりです」「自ら告白してくれる直美さんの誠意は皆さんにも伝わったかと思います」と自ら事故の報告をしたことについて称賛に声が上がっていた。
2019年04月24日俳優の斎藤工が19日、都内で行われた斎藤工×LESLIE KEE SUPERフォトマガジン『JOURNEY』(発売中 3,000円税抜 発売元: 東京ニュース通信社)の発売記念会見に、写真家のレスリー・キー氏とともに出席した。同書は、1999年当時、モデルとしてもまだ無名だった斎藤に注目したレスリー氏が、その後20年間にわたり撮影してきた斎藤の写真の数々を1冊にまとめたもので、今回のために特別に撮り下ろした最新ショットも掲載。さらに、斎藤と縁のある上戸彩、エリック・クー、河瀬直美、北川悦吏子、ケイタ・マルヤマ、福山雅治といった、各ジャンルにおいて第一線で活躍する面々との対談も収録している。そんな同書を手にし、「被写体として写真集というものとは縁がないと思っていましたし、写真集を発売するという響きは自分に訪れないものだという意識がありました」と吐露した斎藤は、「この1冊に関しては、レスリー・キーが20年という月日をともに過ごして、僕の変化を撮り続けてくれた1冊なので、フォトブック・写真集というカテゴリーなんですけどちょっと意味合いが違って、僕にとっては生前葬じゃないですけど、自分のすべてがつまったと言っても過言ではない1冊になりました」と感慨深げに語り、「最後の撮影のころは、役作りで体重がほぼ100kgありまして(笑)、流れで見るとだんだん体重が増えていくおじさんのドラマにもなっています。その辺も見どころだと思います」と珍アピールをして笑いを誘った。お気に入りには、ヌーディーな表紙のカットを挙げ「最初は1番今に近いシリーズの中からがいいんじゃないかということだったんですけど、最後の最後になって僕が思い出したのが表紙の1枚です」と明かし、「ちょうど10年前の写真で、(20年の)折り返しでもあるのがこれかなと思って提案させてもらって、レスリーが膨大な資料の中から探し出してくれました」とレスリーに感謝。続けて、「穿いているのか、穿いていないのかってみんなに言われるんですけど、想像にお任せしますという答えをしています」と笑顔で語った。また、今後2人でどんな撮影をしてみたいか尋ねられると、斎藤は「僕がレスリーを撮りたいですね」と目を輝かせ、「彼は実際に海を渡って日本に来てくれたんですけど、さらに日本から世界に羽ばたいて世界のスーパースターを撮って、その合間に日本に帰って来てくれて、何者でもない僕を被写体として撮ってくれて、そういう彼の背中を見て、エネルギーを僕なりに受けて、多大なる影響を受けてきた人なので、そういうレスリーの持っているパッションを僕が切り取る側になってみたいなって単純に思っています」と熱く語った。
2019年04月22日お笑い芸人の渡辺直美(31)が4月7日、自身のブログを更新。ニューヨーク生活を本格的にスタートさせたことを報告した。渡辺はブログの冒頭で「実は去年末にアーティストビザ、いわゆる3年間アメリカで仕事できるビザを取得しまして、ちょこちょこ行ってました。この度、本格的にこの4月からNY生活がスタートしましたー!」と報告。最近たびたびNYに行っていたのは「ソーシャルセキュリティーナンバー取得、NYの家の契約、アメリカの携帯の契約アンド銀行の契約 etc…」と新生活の準備ためだったと明かした。当分は日本とNYを往復する生活になるとし、「特にこの2019年の1年間は、日本と海外のお仕事を半分にしました」とつづった。それでも、レギュラー番組については隔週収録以外の番組は卒業することに。ブログを通じて「各番組スタッフの皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました!」と感謝を伝えた。今回の決断について「ナオミってなにがやりたいの、なにしてんのかわかんない、どうなりたいわけ?って思う方。わかりますwそうです、あたすもわからない!w」と自虐的にコメント。「でも未来って誰にも分からないじゃん!分からないこそ、動かないより動いた方が、未来が見えてくるかもって思ったよ!」と自身の考えを明かした。そして「いつも応援してくれてる方々、本当にありがとう」と改めて感謝を述べ、「ダサいこと言っていい?www『“生き様が、芸人”でありたい』みんなの作ってる道がいい道になりますように」と締めくくった。ファンからは「面白くてカッコよくて最高です!」「応援してます!弾けてきてください」「みんな味方だから!」「ナオミさんの生き方、大好き!」と応援のコメントが寄せられている。
2019年04月08日お笑い芸人の渡辺直美が4日、自身のブログを更新。渡米中のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二との2ショットを公開し、反響を呼んでいる。渡辺直美のアメブロオフィシャルブログより10日間ニューヨークに行くことを明かしている渡辺。この日は「ユウジアヤベ」と題した投稿で、「NYといえば・・・Yuji ayabe綾部さんとNYでディナーしました!」と報告し、綾部の写真を公開した。そして、「ゲキおしゃれな、スペイン料理をごちそうになり、二次会はアメリカの昔ながらのダイナーに行きフレンチトーストたべたよw(2人ともお酒飲めないからバーとかじゃないw)」と説明し、「綾部さんは相変わらず元気いっぱいで安心しました!」とつづった。また、店員に撮影してもらったという2ショットも披露。「話が尽きない尽きないwwたくさんわろたし、たくさん、、、わろた。インスタにあげた動画なんだけど、マジイミフすぎて毎回綾部さんと笑ってます。どういう動画なの?って言うw」と終始笑いが絶えなかったようで、最後も「フレンチトーストのシロップが固すぎて思うように出てこなくてわろりん綾部さん」と苦戦しながらも笑顔でシロップをかけている綾部の写真を公開し、「スッッゴイ楽しい夜でしたー!」と振り返った。この投稿に、「綾部さんのお元気なお姿が拝見出来て、嬉しいです!」「綾部さま、お元気そうで何より~」「アヤベ氏が元気そうでよかった!」「お似合い!」「あやべさんなおみさん!このツーショット待ってましたよー!!」「ユウジアヤべ!www髪型よ!」と、綾部の登場を喜ぶ声やツッコミの声が寄せられている。
2019年04月05日ニューヨークで活躍する女性スケートクルーを題材にし、昨年のサンダンス映画祭ほか各国の映画賞で絶賛された映画『スケート・キッチン』の日本公開が5月10日(金)に決定。メインビジュアルと場面写真が到着した。本作は、「ミュウミュウ(Miu Miu)」が始めたプロジェクト「Miu Miu Women’s Tales」(女性たちの物語)の1本として、2016年に『That One Day』(原題)というタイトルで発表された短編が元。同プロジェクトの監督には女優のダコタ・ファニング、『あん』の河瀬直美、『顔たち、ところどころ』『冬の旅』のアニエス・ヴァルダなどが選ばれている中、ドキュメンタリー映画で評価を得ていたクリスタル・モーゼルが監督した『That One Day』が世界中で注目を浴びたことから長編化されることになった。N.Y.のスケートシーンを背景に、様々な人種的バックグラウンドをもつ少女たちが、男性社会に生きる女性の生き様と、仲間意識や自己発見の大切さを学び成長していく、彼女たちの“いま”を描いた青春映画。“スケート・キッチン”のメンバーたちが自ら主演しているほか、ウィル・スミスの息子で、ラッパーとして『スパイダーマン:スパイダーバース』のサウンドトラックにも参加しているジェイデン・スミスが主人公が想いを寄せる少年役で出演している。マンハッタンの“いま”を走り抜ける――新たなるスケボー映画が誕生ニューヨーク郊外に住む17歳の内気な女の子カミーユはスケートボードに熱中しているが、怪我が原因で母親からスケートを止めるように言われる。そんなある日、彼女は“スケート・キッチン”と呼ばれる女の子たちだけのスケートクルーと出会い、彼女たちの一員となる。母親との関係は悪化しつつも、どんどんスケートにのめり込んでいくカミーユは、謎のスケボー男子に恋をする。だが、この男子との関係は、スケボーのトリックを決めるよりも難しいことが分かり…。『スケート・キッチン』は5月10日(金)より渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月28日昨年9月惜しまれつつ亡くなった樹木希林さんの世界デビュー作にして、女優として最後の出演作となったドイツ映画『Cherry Blossoms and Demons』(英題)の日本公開が、8月に決定した。■ストーリードイツ・ミュンヘンで1人暮らしをする男性カール。酒に溺れた彼は、仕事を失い、妻は幼い娘を連れ家を出てしまった。孤独に苦しみ、泥酔の末に「モノノケ」を見るようになるカール。そんなある日、彼の元を日本人女性のユウが訪れる。ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父親ルディと親交があり、いまは亡きルディの墓と生前の家を見に来たのだと言う。しぶしぶ彼女に付き合うカールは、次第にユウに惹かれていく。2人は人生を見つめなおすため、ユウの祖母に会いに日本へと向かうが――。■小津安二郎や是枝裕和、そして樹木希林さん自身も縁ある旅館でロケ主演を務めるのは、ドイツ人俳優ゴロ・オイラーと日本人ダンサーの入月絢。この2人が、人生を取り戻すために共に旅をする物語で、樹木さんは2人が訪れる茅ヶ崎館の女将役を演じている。本作は、2018年4月にドイツで撮影がスタートし、7月6日~16日に日本での撮影を敢行。日本パートのロケは、主に神奈川県茅ケ崎市に実在する「茅ヶ崎館」で行われた。もともとは、茅ヶ崎館が1950年代に小津安二郎監督が滞在し、脚本を書いた宿であり、近年では是枝裕和監督も執筆のために宿泊する場所だと知った本作のドーリス・デリエ監督が、彼女の前作『フクシマ・モナムール』(16/桃井かおり出演)のジャパンプレミア上映後に宿泊。高齢の女将に、かつて小津監督が滞在した部屋を案内してもらった際に、本作のインスピレーションを得たという。樹木さんも茅ヶ崎館とは縁があり、訪れたのは小津監督の遺作となった『秋刀魚の味』(62)の撮影時に、女優・杉村春子の付き人として現場に参加して以来のこと。当時、樹木さんが小津監督と一緒に過ごしたまさにその部屋で、今回の撮影は行われた。また、本作のラストには、樹木さんが庭を眺めながら「ゴンドラの唄」を歌うシーンがある。「ゴンドラの唄」といえば、黒澤明監督の『生きる』(52)にも登場する有名な歌で、「いのち短し恋せよ乙女 朱き唇褪せぬ間に 熱き血潮の冷えぬ間に明日の月日はないものを」と歌うこのシーンが、本作撮影から2か月後、9月15日に亡くなった樹木さんの女優としての最後の映画出演シーンとなった。■ドイツ人監督からコメント到着「心温かく、オープンで、非常に情に厚い存在」愛、喪失、家族、生きることの美しさと残酷さを描いた本作において、この樹木さんの歌は、まるで彼女が私たちに遺してくれた最後のメッセージのようだったと、デリエ監督は思いを寄せる。「私は長年にわたり日本が誇る名女優・樹木希林の演技に魅了されてきました」という監督は、「『歩いても 歩いても』から始まる是枝裕和監督の作品群や、河瀬直美監督の『あん』などの彼女の演技がとても好きです。今回の役に関しては、彼女以外に考えられませんでしたので、彼女が今回の役を受けてくださった時には、深く深く光栄だと思いました。また本作で、最後の演技を見ることは、哀しくもあり、同時にとても美しさに満ちた体験となりました。本作中での樹木希林は、心温かく、オープンで、非常に情に厚い存在であり、それゆえに観客は彼女にぐっと心を掴まれ、強烈な感動を感じるのです」とコメント。さらにデリエ監督の『HANAMI』『フクシマ・モナムール』に出演し、本作でも主演を務める入月さんもまた、「今作中で忘れる事ができないのは言うまでもなく樹木希林さんの存在です。作中での存在感は勿論ですが、惜しくも遺作となってしまった事実、また日本へ紹介される大きな架け橋となって下さったこと、撮影中私達に残して下さったかけがえの無い体験や時間を思うと、感無量で言葉に詰まります。人への愛情、生きること、死ぬこと。人生という旅を深い深い部分で体験させられる映画です」とコメントを寄せている。映画『Cherry Blossoms and Demons』(英題)は8月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Cherry Blossoms and Demons(英題) 2019年8月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開予定©Constantin Film Verleih GmbH/ Mathias Bothor
2019年03月19日お笑いタレントの渡辺直美(31)が3月13日、新しくアメーバブログを始めることを報告。日本の芸能人のなかでインスタグラムのフォロワー数トップを誇る“インスタ女王”のブログ開設にファンたちから「待ってました!」と歓迎の声が寄せられている。渡辺は『初めまして。』というタイトルで最初の記事をエントリー。「この度アメブロを始めることになりました。初めまして、渡辺直美です!」とユーザーにあいさつ。「ずっと別でブログをやっていて、、、と言っても最近は中々更新出来ていなかったのですが、今回をキッカケにブログ頑張ってみたいと思います」と意気込みをつづった。「私に対して凄いインスタのイメージがあると思うんだけど、、、」としつつ「元々ブログで長い文章を書くのが好きで、インスタじゃ載せきれない内容をこちらに書きたいと思います。宜しくお願いします」とドアップの変顔写真を公開した。さっそく反響が広がり、「更新楽しみにしてます!」「ついにアメブロ降臨!」「待ってました。ブログ楽しみです~」といったコメントが続々寄せられている。
2019年03月13日お笑い芸人の横澤夏子(28)が3月7日、自身のインスタグラムを更新。渡辺直美(31)と東京ディズニーランドに行ってきたことを報告し、2人の服装が話題を呼んでいる。横澤はシンデレラ城の前で撮影した渡辺とのツーショットを公開。「直美さんにお洋服借りておソロで行ったのよー」「変装の度が超えちゃってるよー」「逆に変な人って思われてよく見られたよー」「すぐ直美さんバレてたよー」「なんでなのよー」とハッシュタグ風にコメントを投稿。写真を見ると、ミッキーの顔が大きくプリントされたトップスに、キャラクターの口元をモチーフにしたマスク、サングラス、被り物とド派手に変装。2人とも顔は見えていないが、盛り盛りのミッキーコーディネートはかなり目を引いたようだ。ファンからも「変装面白すぎる」「絶対目立つやつ」「バレバレ(笑)」といったコメントが寄せられいる。
2019年03月08日ザ・プリンスパークタワー東京にて先日、「第14回 渡辺晋賞」の授賞式が行われ、俳優の別所哲也が受賞。「今回受賞をいただけてとても光栄です」と受賞への喜びを語った。毎年3月2日の渡辺晋の誕生日に授賞式が執り行われる「渡辺晋賞」。大衆性、将来性を兼ね備えた独創的なソフト(作品、アーチスト)を生み出し、また才能ある人材を登用、組織し新しいビジネスモデルを構築し、大衆文化の発展に多大の貢献をしたエンターテインメント業界のプロデューサーを選考対象とし、顕彰している。今回受賞した別所さんは、俳優として映画、TV、舞台など幅広く活躍するほか、アメリカでのショートフィルムとの出会いから1999年より日本初となる国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(「SSFF & ASIA」)を主宰、2018年には20周年を迎え、世界に羽ばたく映像作家を支援してきた。さらに、企業のブランディング価値を高めるためのブランデッドムービーにも注力し、デジタル映像事業のプロデューサーとしても活動。そんな「SSFF & ASIA」をはじめとしたエンターテインメントへ貢献、さらなる活躍を期待を込めて、今回の受賞に至った。この度の受賞を受け、別所さんは「評価を頂けた理由は“時代”だと思っています」と言うと、「平成が終わり、新しい元号がまもなくスタートしますが、現代はインターネットの時代になりメディアウィンドウといわれているものが変化しています。渡辺晋さんが映画からTVへと進化する新しい時代をとらえたように、音楽配信や動画配信など時代はまた動いているんだなと映画祭を通して感じております」とコメント。また「プロデューサーとしてだけでなく俳優としても一層頑張っていきたいです」と気持ちを新たに語っていた。また、前回の受賞者・村井邦彦からお祝いのビデオメッセージが流れる場面も。「ショートショートフィルムフェスティバルを代表されている別所さんには、今後もすばらしい文化切り開き日本の文化を継承していってほしいです」と讃えた。さらにこの日は、河瀬直美監督や女優の木村佳乃、デザイナーのコシノジュンコ、映画コメンテーターのLiLiCoがお祝いに駆けつけた。河瀬監督は「個人的にも監督として支えてくれる、出会いの場をもたらせてくれる方です。人と人をつなぐ、信頼に厚い方なので人柄の良さということだけではなく、ビジネスに展開されているのだと思います。いつまでも色んな人を元気にし幸せをくださることを期待しています」とコメント。今年から本格始動する、女性クリエイターを応援するプロジェクト「Ladies for Cinema Project」のプレゼンターを務める木村さんからは「いつものニコニコ笑顔で、知的で頼りになるお兄さんというイメージでした。それは他の俳優さんとは比較にならない、別所さんは別所さんでしかないとにかく素敵な存在です。朝も早くてミュージカルの本番があるときなどはいつ寝ているのか心配になるぐらいご活躍されて」と別所さんの人柄が語られると、それに対し「ショートスリーパーなんです」と別所さん。会場からは笑いが起こっていた。(cinemacafe.net)
2019年03月04日「日本人のなかにいると顔が濃いといわれるのでこういう役はあまり来なかったけど、イランの人から見ると自分は薄いほうなのかな」そうおちゃめに笑った加藤雅也(55)。映画『二階堂家物語』(1月25日全国公開)で、名家の跡取りに生まれたがゆえの運命に翻弄される主人公・二階堂辰也を演じている。河瀬直美のプロデュースでイランの新鋭女性監督がメガホンを取り、奈良県天理市の緑豊かな美しい風景と共に描かれている作品だ。「故郷の奈良でずっと映画を撮りたいと思っていました。俳優になって30年という節目の年に念願がかなったことに、ますます縁を感じました。改めて奈良のことを調べてみたら、今の名物は、なんとかき氷。春日大社の湧き水で作った氷は密度が高くて、蜜をかけても崩れないしおいしいんです」(加藤・以下同)辰也は跡取り息子を亡くし、妻とも別れ、一人娘の由子と母の3人暮らし。由子に養子をとらせるか、自分が愛のない結婚をするかで迷う日々を送ることに……。「人間って自分の子どもの幸せを祈りますよね。僕にも娘しかいないから、この先加藤家はつながらないんだな、という寂しい思いもありますが、無理やり娘に養子をとろうとは思いません。墓参りに来てくれたらいいかなってくらいですね」放送中の連続テレビ小説『まんぷく』では、間違った英語を多用するユニークな喫茶店のマスターを演じている。「起承転結の『転』の時期に入ったんだと思っています。これからは今までやってこなかった新しいことにチャレンジしていきたい。コロッケさんがやっているようなお客さんと対峙して作り出す面白いお芝居や、綾小路きみまろさんのようにマイク1本で楽しませるようなパフォーマンスなど。両方、難しいんですけどね」端正な顔立ちでクールに見えがちだが、『まんぷく』のマスターさながら、本人も関西弁で明るく軽妙なトークを繰り出す。そして、55歳にしてスレンダーな体形を見事にキープしている。「最後まで自分の足で立ってお芝居をすることも目標です。生活習慣でゆがんでしまった体を元に戻してから筋肉をつけて、ケガをしない体作りを。そのために足腰を強くするトレーニングをやっています。食生活はもうお肉がキツくなってきました。奥さんが魚を中心にした和食を作ってくれるので、外食はできるだけしないで、家に帰って食事をしていますね」
2019年01月28日俳優の西島秀俊、お笑い芸人の渡辺直美、俳優の吉沢亮、女優の木村多江、イラストレーターで俳優のリリー・フランキーが17日、都内で行われた「アフラック“ライフステージの変化に”<ちゃんと応える医療保険 EVER>新商品発表会」に出席した。新商品発売に伴い、1月20日より新テレビCM「アヒルカフェ 開店/サラリーマン/ママ/大学教授」編(各30秒)を全国で放送。夫婦役の西島と渡辺に加え、新たに吉沢、木村、リリーが出演する。新CMの舞台は、100歳まで生きる時代にずっと続けられる仕事がしたいという西島&渡辺夫婦の思いを形にした「アヒルカフェ」。優しいマスター(西島)としっかり者の妻(渡辺)が切り盛りするカフェに、若いサラリーマン(吉沢)、子供を連れたママ(木村)、ダンディーな大学教授(リリー)が来店し、保険に悩む彼らに渡辺がアドバイスする。新メンバーが加わり、西島と渡辺は「豪華メンバーで現場も盛り上がっています」「すごい楽しかったです」とコメント。2人と初共演となった吉沢は「最初すごく緊張していたんですけど、お二方が温かく迎え入れてくださって、すごく楽しく撮影できました」と振り返った。吉沢はまた、CMに登場する生姜焼きがトッピングされたナポリタンについて「あまりにもうまそうで『あとで食べられないですかね』ってお願いしていたんですけど、時間がなく食べられず終わってしまい、食べたかったなという心残りがあります」と告白。すると、生姜焼きがトッピングされたナポリタンが登場し、その場で食べることに。まず、ナポリタンを口にし「素晴らしくおいしいです。最高でーす!」と笑顔。ナポリタンはもともと好きで、「喫茶店とかで食べています」と話した。続いて生姜焼きも食べ、「生姜焼きとナポリタン、意外と合いそうです。流行るんじゃないですか!?」と太鼓判。吉沢が食べている姿に、リリーは「なかなかいいですね。好感が持てる食べ方をしてらっしゃる」と称賛し、渡辺も「かっこいいです。かわいい。食べているところを見ると幸せですね」とうっとりしていた。なお、発表会では、フリーアナウンサーの徳光和夫がMCを務めた。左から吉沢亮、木村多江、西島秀俊、渡辺直美、リリー・フランキー
2019年01月17日「ドキュメンタリー国際映画祭のために、アムステルダム(オランダ)に1日。その後、ニース(フランス)で『Vision』(日本公開’18年6月)の先行上映があり、パリには4日間の滞在でした」前夜、帰国したばかりというヨーロッパ出張を振り返る河瀬直美監督(49・※瀬は旧字体)。パリのポンピドゥー・センターでは、1月6日まで「河瀬直美監督特集特別展・特集上映」を開催。特別展では「生命」「自然」「世界」「家族」など、河瀬作品に共通するテーマを写真や映像、インスタレーションで紹介。特集上映では、初期の短編から最新作まで、約40作が一挙に上映された。「そのオープニング・イベントで、『Vision』で主演したジュリエット(・ビノシュ=フランス人女優)が挨拶してくれました。彼女はいま、是枝裕和監督の新作に出演中なんですが、その日のテイクを終えたその足で駆けつけてくれて……」河瀬さんは、カンヌに愛された監督だ。’97年、『萌の朱雀』で、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を、史上最年少の27歳で受賞。’07年には『殯の森』でグランプリ(審査員特別大賞)、’09年は、映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」、’17年の『光』は、エキュメニカル審査員賞を受賞している。その河瀬さんが2020年東京五輪公式映画の監督に選ばれた。10月23日の就任記者会見では、こう抱負を述べている。「すでにさまざまなところで、東京五輪に向けたドラマが始まっています。それを見つめることが、この仕事の醍醐味。時間の許す限り、各地に足を運んで撮影したい」とことんリアリティを追求する。それが河瀬さんの作風だ。ドキュメンタリー作品だけでなく、劇映画でもその姿勢は徹底している。河瀬作品『あん』(’15)の原作者でもあり、『朱花の月』(’11年)では主演男優を務めたドリアン助川さん(56)は、撮影時をこう振り返る。「主演女優の大島葉子さんと僕の2人は、1カ月も前から、奈良県の撮影地に一軒家を借りて、現地の方々のなかで役名を名乗って暮らすことを指示された。ご近所から野菜をもらったりしてね(笑)。だから、撮影中は“役になりきる”どころか“役そのもの”として生きていたよね。それほどリアリティに厳しいし、怖い監督なんです」東京五輪を見つめ抜き、切り取った映像で、河瀬さんは何を表現するのだろう。「これまでも、これからも、私は私の目の前のものにまなざしを向け、それを記録してゆく。そこは変わりません。五輪も同じです。私は等身大でしか物事を見つめられない。俯瞰するまなざしと同等に主観やオリジナリティを大事にして、目の前にあるものを見つめ抜く。等身大で見たリアルを真摯に描きたいですね」河瀬さんの目は、大会のバックヤードにも向いていた。「控室、練習、選手はどんなトレーナーに支えられているのか。選手村の食事はどうしているのか。食べることは命ですから」具体的な撮影プランはこれからだ。中高時代はバスケットボールに打ち込み、県代表として国体に出場した河瀬さん。「中高時代に没頭したバスケットボールはもちろん、柔道、体操、卓球、日本人の活躍が目ざましい競技はフォーカスしたいと思います。でも、世界中で分断が進むいま、国を超えて、スポーツで、平和や生きる希望を見いだせるオリンピックの本質をこそ、とらえたい。ルールという枠のなかで、ポテンシャルを最大限、出して競い合えることは、イコール平和への道につながると思います」感動の目玉は、チームワーク。「支え合って生き抜く力」だ。「体力、戦力は劣勢でも、それぞれが自分の役割をまっとうできるチームは強い。勝者がどういう道程をたどって、上りつめたかを描くことで、そこにあるチームワーク=つながりも見えてくる。チームでひとつのものを目指すことで、達成感を共有できる。それで未来を目指していける。映画を見る人には、そこに、生き抜く希望を見いだしてほしいと思っています」
2019年01月10日「すでにさまざまなところで、東京五輪に向けたドラマが始まっています。それを見つめることが、この仕事の醍醐味。時間の許す限り、各地に足を運んで撮影したい」2020年東京五輪公式映画の監督に選ばれた河瀬直美さん(49・※瀬は旧字体)は、10月23日の就任記者会見で、こう抱負を述べた。とことんリアリティを追求する。それが河瀬さんの作風だ。ドキュメンタリー作品だけでなく、劇映画でもその姿勢は徹底している。河瀬さんは、カンヌに愛された監督でもある。’97年、『萌の朱雀』で、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を、史上最年少の27歳で受賞。’07年には『殯の森』でグランプリ(審査員特別大賞)、’09年は、映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」、’17年の『光』は、エキュメニカル審査員賞を受賞している。’69年5月30日、奈良市で生まれた河瀬さんは、母親の愛を知らずに育った。「私が母のおなかにいるころ、両親は別居し、生後1歳のときに離婚が成立。私は、母方の祖父の姉夫婦に当たる養父母に預けられ、彼らに育てられました」養父母の愛を一身に受けて育った河瀬さんにとって、実母は「たまに遊びに来る人」「参観日と運動会だけ来る人」だった。とはいえ、高学年にもなれば、自分の家庭環境が特殊だということに気づく。中2で養父が亡くなると、寂しさも手伝って、心が不安定になりがちだった。「当時の中学では、生徒が荒れていて、窓ガラスが割れたりしていました。私も悪い子たちと遊んだり、校則を破ったり(笑)」そんな彼女を心配した先生が勧めてくれたのが、バスケ部だ。長身の彼女は当時で身長164センチ。河瀬さんはバスケに夢中になった。「シュートを入れたときの高揚感。それに、チームでつながることの大切さを教わりました」誰かと、何かとつながることが、生きていくためのよりどころだった。バスケが彼女を救ってくれた。高校時代、県代表として国体に出場した最後の試合でのこと。河瀬さんは突然、湧き上がった思いに翻弄された。「時間が止められない。そう思ったら、えもいわれぬ涙が出てきたんです」河瀬さんは直感の人だ。バスケでの大学の推薦や実業団への誘いもあったが、この一瞬の思いから、全く別の道を模索し始める。「私は現役にこだわった。バスケは、引退後の人生のほうが長い。だったら、生涯現役でいられることを目指したくなりました」当初は建築に興味を持ったが、大学進学は「贅沢なこと」と思った。一刻も早く卒業し、養母を養わねばと、大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)に入学。「でも、映画監督の名前すら知らなくてね。『タランティーノって誰?』やったし、小津安二郎もずっと『しょうづ・あんじろう』って読んでたんですよ、私(苦笑)」映画に関する基礎知識は皆無。それが、逆に既成の枠を破る作家性へとつながっていく。授業で8ミリ映写機を扱ったとき、衝撃が走った。「撮ったものが、後で再現できる。これってタイムマシンだ!バスケでは止められなかった時間が映画なら永遠にここにとどめられる。世界を美しい方向に再構築できるんだ!」映画は、河瀬さんの最強の武器になった。専門学校卒業後、一度は制作会社に就職したが、講師として母校に戻り、映画製作を始めている。「『自分にしか撮れないもの』。それが何かをずっと考えていて、出てきた答えが会ったことのない『父親捜し』でした。私は映画を撮るために、父を捜したんです(苦笑)」河瀬さんは、記憶すらない父の足跡をたどる旅に出た。カメラを回し、父に関する証言を取材して歩き、ついには実の父親と再会する。それがドキュメンタリー『につつまれて』(’92年)になった。作品は評価され、周囲の目が一気に変わった。映画監督・河瀬直美の誕生だ。「この作品を完成させたことで、映画を死ぬまで続けようと決心できました」’96年、専門学校を退職し、奈良に事務所「組画」を設立。翌年には、奈良・西吉野の自然をバックに撮った『萌の朱雀』で、カンヌで一躍、時の人となった。最初の結婚は’97年。夫は『萌の朱雀』のプロデューサーを務めた人だったが、しだいに夫との間に心のすれ違いが生じていき、結婚生活は3年足らずで破綻した。’04年、当時のパートナーとのあいだに、光祈(※祈の字体は、示へんに斤)くんが誕生。畳の部屋で、映画スタッフなど、仲間たちに囲まれながらの自宅出産だった。90歳の養母が生まれたての息子の手を握ってほほ笑んでいる姿を見て幸せだった。「出産は『命』を分けるということなのだ」と実感していた。ある夜のこと、オムツ替えや授乳でてんてこ舞いしながら、夜泣きする子どもを抱いて、河瀬さんはオルゴールを鳴らした。すると、大泣きしていた光祈くんが泣きやんで、ニコッと笑った。強い衝撃が河瀬さんを襲った。「生まれて間もない命が、言葉を持つ以前に投げかけてくれたメッセージ。『つながってる』と、思いました。そのとき初めて、私がずっと求めてきた『つながる』がここにあると思えたんです」すやすや眠る光祈くんを見つめて、河瀬さんはそっとつぶやいた。「私のところに来てくれて、本当にありがとう」。光祈くんが2歳になるまで、河瀬さんは育児中心の生活に専念する。「子育てを通して、逆にすごく世の中が見えた。町や公園、自然のなかを子どもと歩いて回ります。そこにはいろんなものが存在し、生きている。生を営んでいるんです。この感覚をこそ表現の世界に昇華できるといいなと」河瀬さんのなかに、生きる力と創作への活力がほとばしった。光祈くん誕生の映像は、その後、『垂乳女』(’06年)で描かれ、フランスではテレビ放送もされた。命と命のつながりを描くドキュメンタリー作品として昇華させたのだ。育休を終え、現場に復帰したころには、90代になった養母の認知症が進み始めていた。河瀬さんは夜明け前に起床。養母と長男をデイサービスと保育園に送り届けてから9~17時のあいだに撮影や執筆にいそしんだ。「可能なときは仕事場にも子どもを連れていき、スタッフにオムツを替えてもらったり、みんなに育ててもらいました。認知症の養母をデイサービスのシーンの出演者にして、現場に連れていくなど工夫をしたりもしました。2歳と92歳を抱えていると、いつ何が起こるかわからない。それでも創作意欲は湧き上がってくる。できる限りの介護サービスと第三者の手を借りながら、創り続けました」認知症患者と看護師の交流を描いて、カンヌでグランプリを取った『殯の森』(’07年)は、その時期の作品だ。仲間を増やし、仲間とつながることで、子育てと介護に追われながらも、チームワークで、撮影に集中できる環境を作っていった。つかず離れずの交流があった実母は、このころから疎遠になり、連絡を取り合うこともなくなった。実父は、再会したときすでに新しい家族がいて、’00年ごろ、他界したことだけ知らされていた。頼れる肉親はどこにもいない状況で、河瀬さんを支えてくれたのは、映画の仲間たちだ。「だから、河瀬組のスタッフも、自分の会社『組画』のメンバーも、私にとっては家族なんです」養母は’12年2月10日、97歳で他界。大往生だった。いまはパートナーと息子の3人で暮らしている。「家族の形は血のつながりだけで語れるものでないことは自身の生い立ちを通して実感しています。いまのパートナーは学生時代からの知り合いで、なんでも言い合えて支え合える。それがかけがえのない“つながり”であり、家族にあるべきものだと思うんです。子どもの学校行事や、節目節目に一緒にいてくれるのもありがたいですね」河瀬さんは常につながりを求めて生き、映像で表現してきた。人と自然、人と人、命と命――。そのつながりこそが、彼女の生きる力の源泉だ。「東京五輪の公式映画の監督という仕事は、私の使命です。スポーツに育てられた人間が、スポーツに帰ってきた。つながっていたんだという幸福な思いが、私にはあります。スポーツを通して人々がつながり合う祭典の記録映画をこの世に残す。これは、映画の神様が私に与えてくれた使命なんです」
2019年01月09日日本文化が織り込まれた和菓子が、いま欧米諸国でも注目されている。美食大国であり、お菓子の国であるフランス・パリで、人々に愛される和菓子店や和菓子職人など、パリの和菓子を訪ねてみた。在仏10年の和菓子職人が語る映画と“どら焼き”の関係とは? 和菓子の名店、新店を訪ねた後は、パリで活躍する和菓子職人・村田崇徳さんのもとへ。村田さんは、製菓学校で和菓子を学び、京都の老舗和菓子舗で修業。その後、洋菓子職人の兄が修業するパリへ。ミシュラン一つ星の高級日本料理店「あい田」で和菓子職人として働き、ロマン・ガイヤさんと「パティスリー朋」を立ち上げた。パリの和菓子職人、村田崇徳さん©️KOJIMA銅鍋で餡を練る村田さん。十数年にわたり使い続ける大切な仕事道具。「ちょっとのつもりで来てからもう10年に」と笑う村田さん。パリで和菓子、いや餡に注目が集まったきっかけを「ここ数年、世界的な健康ブームで和菓子が注目されていることもあります。ただ「パティスリー朋 TOMO」のどら焼きに大きく影響したのは、河瀬直美さんの映画『あん』でした。映画のおかげで、餡やどら焼きに興味や関心をもつひとが増えた」と話す。また和菓子が大好きなフランス人のロマンさんが、店を開くことで「フランスのひとたちに、より和菓子を身近に感じてもらえた」と村田さん。「どら焼きはおまかせ」と、ジャポニスム2018の和菓子ライブパフォーマンスもお手伝いフランス人も満足させる、本格的な和菓子を提案したい現在は、来年開店予定である自身の和菓子屋「TAKANORI MURATA PARIS」の出店準備中だ。「パリでは、餡のおいしさがわかるひと、またアレルゲンの少ない米粉でつくる和菓子を好むひとが増えてきました。もちもちした食感の餅菓子は、フランス人も好きな人が多い。長くパリで仕事をしてきて、フランス人の好みもわかってきました。それをふまえ、より本格的な和菓子を提案する店にしたい」。村田さんが手掛けるシャンパーニュの葛まんじゅう、どら焼き、フランス産栗の焼き栗、芥子の実大福など©️KOJIMA『TAKANORI MURATA PARIS』でも提供したいと話す、美しい和菓子「氷菓」©️KOJIMAパリの和菓子屋「TAKANORI MURATA PARIS」が話題となる日は、そう遠くないはずだ。取材・文/森 有貴子<プロフィール>江戸の老舗や職人などの取材が多く、相撲、歌舞伎、落語と江戸文化好き。オンラインマガジン「暮らしとおしゃれの編集室」(主婦と生活社)にて「大人の江戸あるき」というコラムを連載中。2019年から和菓子連載を予定。
2018年11月24日賀来賢人(29)主演のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)が好調だ。初回に平均視聴率9.8%を記録すると、28日放送の第3話も8.9%と上々の視聴率となっている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「日テレの日曜夜10時半からのドラマ枠は、4クール連続で平均視聴率6~7%台と苦戦が続いていました。『今日から俺は!!』は若者だけでなく原作漫画の読者やツッパリ世代の40~50代まで、幅広い世代から支持を受けたのが勝因でしょう。福田雄一監督(50)の手腕の賜物だと思います」(テレビ局関係者)ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)や映画『銀魂』シリーズなどをヒットさせ、『今日から俺は!!』でも評価を高めている福田監督。さらにTwitter上では、東京オリンピックという大舞台でも福田監督の活躍を期待する声が。《総合演出は福田雄一さんしかいないと思うんだ》《今だったら福田雄一監督がいいな》と、式典の演出や記録映画の監督に推す声も上がっているのだ。「すでに五輪の開会式・閉会式の演出統括は『永遠の0』などで知られる山崎貴氏(54)、記録映画には『あん』などの河瀬直美氏(49)が決定しています。ただ福田監督は山崎監督を非常に尊敬していて、定期的に2人で食事し、夜通し語り合うこともあるそうです。山崎監督が、映像監督などのポジションで福田監督を起用する可能性も期待できると思います」(スポーツ関係者)10月9日には山崎監督とのツーショット写真とともに《その考え方とかを聞いてるとホントマジ、リスペクトしかない》とツイートしていた福田監督。東京五輪では山崎監督との強力タッグが実現するかも!?
2018年10月29日渡辺直美がプロデュースするファッションブランド「プニュズ(PUNYUS)」より、『美少女戦士セーラームーン』とコラボレーションしたコレクション第2弾が登場。2018年9月14日(金)より発売される。プニュズ×『美少女戦士セーラームーン』第2弾!キャラクターもパワーアップ世代を超えて今なお愛され続ける伝説的なアニメ『美少女戦士セーラームーン』。2017年4月のコラボレーション企画に続く今回は、キャラクターの種類もパワーアップ。プニュズの世界観が加わった、ポップな色合いと共に、秋冬の装いに彩りを与える。渡辺直美が「セーラーちびムーン」に⁈キャラクターの中で最も注目したいのは、渡辺直美が「セーラーちびムーン」に扮した奇跡のコラボレーションキャラクター「ちびなおみムーン」。アイコニックなピンクのツインテール&セーラ姿で登場する“イラスト版”渡辺直美は、ぽってりとした赤リップがチャーミング。キャラクターカラーをイメージした、淡いピンクのスウェットワンピースの中心に、しっかりとポーズを決めた姿が刺繍であしらわれている。袖にはフリルをたっぷりとあしらって、ガーリーな印象に仕上げた。多彩なキャラクター「セーラーウラヌス」「セーラーネプチューン」もアイテムには、もちろん主人公「セーラームーン」や、その相棒である黒猫「ルナ」といったお馴染みキャラクターも登場。また『美少女戦士セーラームーン』シリーズで人気の「セーラーウラヌス」「セーラーネプチューン」や「ブラック・レディ」「エリオス」など、滅多にお目にかかれない多彩なキャラクターもコレクションに仲間入りする。キャラクターに合わせた豊富なカラー展開展開されるのは、Tシャツやタートルネックセーター、スカジャンなどウェア全8型と、小物1型。サイズはフリーサイズから6Lまで豊富に取り揃えている。各キャラクターをイメージしたという色とりどりのアイテムは、ダークトーンで纏めがちな秋冬のコーディネートに、ブランドらしいハッピーな雰囲気を添えてくれそう。【詳細】プニュズ×美少女戦士セーラームーン 第2弾予約開始日:2018年8月31日(金)発売日:2018年9月14日(金)展開店舗:プニュズ 渋谷109店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店、ルミネスト新宿店、名古屋パルコ店、あべのキューズモール店、札幌パセオ、横浜ジョイナス、PUNYUSオンラインストアサイズ:フリーサイズ~6Lアイテム例:・刺繍スウェットフリルワンピース 全6色 各7,990円・刺繍スカジャン 全3色 各9,990円・プリントリンガーTシャツ 全6色 各3,990円・タートルネックセーター 全3色 各6,990円
2018年09月29日お笑い芸人の渡辺直美(30)が9月24日、自身のインスタグラムを更新。ミラノ・ファッション・ウィークでショーデビューを果たしたことを報告した。9月18~24日までミラノで開催されているミラノ・ファッション・ウィーク。渡辺は21日、twitterでミラノに滞在していることを報告。「昨日のショーはまた後日詳細を。 明日のショーがイタリアでのまじ勝負の日かもしれないくらい緊張するやつです」と伝えており、ミラノ・ファッション・ウィークで開催されたショーを観覧したとみられる。24日にインスタグラムを更新。渡辺は「まさかのファッションショーデビュー」と報告。アップされたものの中には動画が含まれており、渡辺顔が大きなスクーンに登場し、英語で話している姿が映し出されている。「なんかミラノで知名度ないのにドヤで英語喋ってる自分を見るのが恥ずかしくて耐えれなかった」と感想を伝え、「映像出た瞬間のみんなのあいつじゃね?の視線がまたどう言う顔してればいいか分からない素人みたいなリアクションしてしまい芸歴12年目が0になった瞬間でしたw 良い経験をありがとう!」と会場での様子を綴った。渡辺が出演したブランドは『GCDS』。イタリアで設立されたユニセックスのファションブランドで、メッセージ性のあるキャッチーなプリントウェアが特徴。 世界中の有名アーティストにファンを持つ。GCDSの公式サイトには早速ショーの様子がアップロードされており、渡辺のショーでの出場様子が確認することができる。来春ニューヨークへの渡米を発表している渡辺、すでに世界での活躍の足がかりをつかんだようだ。
2018年09月25日お笑い芸人でタレント、世界的なインスタグラマーでもある渡辺直美さん(30)が来春をめどにNYへの渡米を発表。2014年の短期留学が衝撃だったことが理由の1つで、今回の渡米後は本格的なエンターテイナーを目指すそうです。すでにフォロワーが約820万人いる彼女ですから、逆に考えれば日本だけを拠点にしているのがおかしかったほど。今後の活躍に注目ですが、ここ最近またしても芸能人の留学ラッシュが続いています。たとえばモデルのダレノガレ明美さん(28)はアメリカへの短期留学を宣言し、着々と準備を進めています。目的はハリウッド女優になるということで、これは同じくハーフタレントでモデルのローラさん(28)に刺激を受けてのことなのでしょうか。またタレントのウエンツ瑛士さん(32)も、10月から1年半のイギリス留学をすでに宣言。ロンドンでのミュージカル出演を狙うといいます。スマホがあれば、今やどこでも発信ができる時代。すでに一定数のファンや知名度を獲得している人は、日本にとどまりテレビ出演を中心に活動する必要はありません。それは前々から感じていたことですが、ここへきて“泊付けとしての海外”という選択が1つ浮き彫りになっている気もします。■一般人と芸能人を分けるものは何か?そもそもSNSのフォロワーが1つの審査基準となった今、一般人と芸能人の境目はかなり曖昧になりつつあります。しかしフォロワー数が多かったとしてもテレビには一切出ずにネットでの発信や出演が多いと、「あの人は落ち目?」「干されたの?」といったリアクションが芸能人に出てしまうのが現状です。テレビとネット、2つの軸で輝くことが求められる芸能人。今の時代、比重や売りポイントをどこにおくか非常に悩ましいのかもしれません。そうなると芸能人として一般のインフルエンザーと立ち位置を変えるためには、それなりの“箔付け”が必要になっていきます。女優であれば「有名作品に出た」といった内容で良いのかも知れませんが、こと話術が売りのタレントやグラビアアイドルは難しさがある。そこで海外留学や海外作品への出演経験というのが、1つ影響力を発揮してくるのではないでしょうか。もちろん当人の熱量はそれぞれだと思います。ただ1年とかの期間限定で海外作品へ出演ができたとしても、芸の道が極められるかは懐疑的です。そうなると芸のスキルアップは求めるとしても、同時に箔付けや刺激を得るという目的の方が、大きいような気もします。■キャラ付けに海外留学、芸能人としてあるべき次の一手とはここ数年の芸能人(特にタレントさん)は資格を取得したり何かに本格的にチャンレンジしたり、はたまた起業したり大学に入学したりと多面的な活動が加速しています。どれも否定するつもりもありませんし、正解が何かはわかりません。ただ1つ言えることは、本当の意味での“タレント性”というのが昔とは違うカタチで求められ始めたという証拠なのでしょう。ただ可愛くて、ただ話がうまい。それだけでは、タレント性は弱い。弱肉強食の芸能界。次はどんな一手が生み出されるのか、注目したいと思います。(文・イラスト:おおしまりえ)
2018年09月22日東京ミッドタウンでイベントを開催ロクシタンジャポン株式会社は、『L’OCCITANE BALLOON JOURNEY~ バルーンに乗って、ロクシタンの世界を旅しよう。~』を東京ミッドタウン芝生広場で10月11日(木)から14日(日)まで開催する。ロクシタンは、1976年に自然豊な南仏プロヴァンスで誕生した。厳選した植物素材を使用したスキンケア・ボディケア、フレグランス製品などを通じて、プロヴァンスの生活を提案するライフスタイルコスメティックブランドである。ロクシタンの世界を楽しんで同イベントは、東京ミッドタウン芝生広場に巨大なバルーン(気球)が登場し、ロクシタンのTRUE STORYやルーツであるプロヴァンスの豊かさを伝える企画が用意されている。フォトジェニックなジャイアントローズガーデン、イベント限定商品やイベント限定メニューの販売、エッセンシャルオイル作り体験などロクシタンの世界を旅することができる。ロクシタンの製品が、どのような大地で誕生し、人々に支えられているのか、製品の裏側のTRUE STORYを楽しみながら体験することができる。ロクシタンでは初となるブランドアンバサダーには、女優の石橋静河さんが就任する。石橋さんは、ロクシタン誕生の地・南仏プロヴァンスで撮影したブランドコンセプトムービーに出演している。ロクシタンのルーツや、大地に根ざした暮らしなどにふれるスペシャルムービーとなっている。コンセプトムービーは、奈良を拠点に映画を創り続ける河瀬直美さんが監督した。ロクシタンホームページでも10月11日(木)から順次公開する予定である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースロクシタンジャポン株式会社※ロクシタン バルーンジャーニー
2018年09月20日「渡辺直美さんは来春からNYに渡ることを考えているそうです。日本以外にも活動の場を広げ、全世界で認められるエンターテイナーになるべく動き始めていると聞きました」(渡辺の知人)お笑い芸人、女優、そしてフォロワー数820万人の“インスタの女王”として枠に収まらない多才ぶりを発揮している渡辺直美(30)。6月に発表された米国『TIME』誌の“ネット上で最も影響力のある25人”でも、トランプ大統領や歌手のリアーナらと並び唯一、選ばれた日本人が渡辺だった。そんな渡辺が今、“NY進出”を真剣に考えているという。「もともと14年に、彼女はダンスと語学の勉強のため、NYに短期留学をしたことがあります。その当時の経験があまりに衝撃的で、今回の本格的な渡米計画のきっかけとなったそうです」と、打ち明けるのは服飾関係者。5月末にはNYの国連本部で開かれたファッションセレモニーにも登場している。こうした手応えに自信をつけ、もっと活躍の場を広げるために渡米を決意したのだろうか。9月中旬の夜7時頃、真相を聞くべく、都内の自宅マンションに帰宅した渡辺を直撃した。――来春からNYに行くと伺いましたが、本当なのでしょうか。「……はい。まだこれから吉本の上の人と話を詰めるので、どうなるかわからないんですけれど、来年2月くらいに行けたらと思っているんです!」渡辺は突然の直撃に戸惑いつつも、意を決したようにハッキリとNYに行く計画を明かしてくれた。――NYでは主にアーティスト活動をしていくのでしょうか。「アーティスト(笑)。コメディーが好きなので、NYではコントをやりたいんです!あっちでコメディタッチの演技とかやってみたいなと思っているんです。日本とNYを行き来しながら、お仕事できたらいいなと思っていて」――お金の話をして申し訳ないんですが、海外の方が、ギャラも上がるんですか。「それが、あっちでの知名度がまだまだなので全然なんです。今まで何度か向こうからお話をいただいていたんですけれど、日本でのギャラの方がいいですし(苦笑)。まだ、レギュラー番組の関係者の方とかにもお話ししていない状態で……」現在、渡辺は『ぐるナイ』(日本テレビ系)の「ゴチになります!」など多数のレギュラー番組を抱えている。人気者だけに、本人の意向だけで即座に渡米できるわけではないようだ。――以前の留学で英語はかなり上達したのでしょうか。「留学当時は、ゼロからのスタートでしたけど、いまは中2レベルくらいまではいけます(笑)。そこから勉強していないので、次は実践に移したいなと思っています」――来年2月からの渡米はどれぐらいの期間の予定でしょうか。「NYで何となくお仕事をしつつ、半年ぐらいと思っています」――向こうでコントを突き詰めていきたい、と。「はい。泣くようなシリアスな演技ではなく、『Mr.ビーン』みたいな、みんなが見ていて面白くて笑えるコメディーの演技がやりたいなと思っていて。今はやっぱり、ビヨンセとかファッションのイメージが海外では強いと思うので、芸人として日本でもやっていることが海外でも通用するように頑張りたいな、と。今年末くらいに日本で単独ライブをやって、いずれは英語も覚えて、5年以内にスタンダップコメディー(漫談)をやりたいなと思っています」――応援しています!「本当ですか、嬉しい~。でも、まだ全然決まっていないので、もしかしたら行けないかもしれないですけど、完全にNYを本拠地にするつもりはないです。何個か向こうからお話はいただいているんですけど、日本での仕事と被って断ることが多くて。日本でもたくさんの人にお世話になっていて、レギュラー番組もあるし、収録の度に帰って来るという風にするか……。ちょっと長い時間はかかるかもしれませんが、周囲に理解してもらって、自分の提案をしっかり実現できるように頑張ります!」NY修業で芸を磨き、“世界のナオミ”へ。渡辺の夢が笑顔で叶う日を本誌は心待ちにしている――。
2018年09月18日