岡山大学は、正常な黄体細胞がリンパ管を通じて卵巣外へ流出することによって黄体が卵巣から消失することを発見したと発表した。同成果は、同大大学院環境生命科学研究科 動物生殖生理学分野の奥田潔教授らによるもの。詳細は米国オンライン科学雑誌「PLOS ONE」に掲載された。多くの哺乳類において排卵後の卵巣に形成される黄体は、黄体ホルモンを分泌することで雌の体を妊娠できるようにするが、妊娠に至らなかった場合、黄体は卵巣から消滅し(黄体退行)、妊娠可能な状態が解除され、次の排卵を待つこととなる(ヒトでは月経が生じる)。これまで黄体退行は、黄体を構成する黄体細胞がプログラムされた細胞死(アポトーシス)ならびに黄体へ侵入したマクロファージによる貪食作用(死細胞の除去)によると考えられていた。しかし、研究グループでは、アポトーシスと貪食による卵巣からの黄体細胞除去には5日程度掛かる健康なウシに、薬剤(プロスタグランジン F2α)を用いて人為的に黄体退行を誘導した場合、約24時間で黄体が卵巣から消えるが、黄体細胞除去に働くマクロファージの数は生理的な黄体退行時と変わらなかったことから、従来の説に疑問を感じ、新たなメカニズムの探索を行ったという。その結果、卵巣から採取されたリンパ液中に多数の生きた黄体細胞を発見したほか、リンパ液中の黄体細胞の数は黄体退行時に急激に増加し、特に黄体が卵巣上から完全に消滅する際に黄体細胞の流出が重要であることが判明したという。今回の「黄体細胞がリンパ管を通じて卵巣から流出する」という成果について研究グループでは、リンパ管を通じて細胞が流出する現象はがん転移の際に観察されていたが、そうした細胞流出が生理的な器官の消失に関与するという報告はなく、今回の発見は生物学的に重要なものとなると説明するほか、ウシの人工授精では排卵のタイミングをコントロールする必要があるが、排卵には前の排卵時に形成された黄体の消失が必須条件となるため、今後、大量の黄体細胞を任意のタイミングでリンパ管へ流出させる技術を開発することで黄体退行を人為的に制御できるようになれば、効率的に排卵を促し人工授精を行うことが可能になるとコメントしている。
2014年03月24日スカーレット・ヨハンソンのヌード写真を流出させたハッカーのクリストファー・チェイニー被告に、懲役10年の有罪判決が言い渡された。スカーレットだけでなく、クリスティーナ・アギレラやミラ・クニスら50人以上にのぼるセレブたちのメールアカウントをハッキングしたフロリダ州のハッカーであるチェイニー被告には、盗聴や他人のコンピューターへの不正アクセスなど9つの重犯罪容疑がかけられており、今月17日(現地時間)、ロサンゼルス地方裁判所によって懲役10年の有罪判決が下っている。チェニー被告の犯行手口は、「パスワードを忘れた場合はこちら」をクリックして、不正入手したセレブたちのセキュリティー上の質問に回答した上でメールアカウントにアクセスするというもので、その手口によって、チェイニー被告のもとに全てのセレブたちのメールが転送される仕掛けとなっているバグをアップロードしていたという。結果としてチェイニー被告は、スカーレットが元夫のライアン・レイノルズのために撮っていたヌード写真や、ミラやクリスティーナらのセクシーな写真を不正入手し、オンライン上でリークしていた。チェイニー被告は、FBIが11か月にも渡る「ハッカラッチ作戦」と名付けた捜査の末に逮捕された。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2012年12月19日パリス・ヒルトンのゲイ差別発言がネットに流出した。「ゲイの男はエッチで気持ち悪い。たいていエイズにかかっているし」という過激なもの。先週、ニューヨークのタクシーの中で友人に対して語ったものだ。タクシーに同乗していたのは、ヒルトンの男友達。ゲイ男性を対象とした出会いサイトについて彼がヒルトンに説明すると、ヒルトンは「うわっ。ゲイの男って世界一エッチよね。気持ち悪いわ。それに、たぶんほとんどはエイズにかかっているでしょ。もし私がゲイの男だったら、自分もエイズで死ぬんじゃないかと心配するわね」とコメントした。この音声がネットに流出すると、ヒルトンのパブリシストは即、「このタクシー運転手が録音したのは会話の一部にすぎません。彼女はゲイ全体に対してのコメントをしたのではありません。パリス・ヒルトンはゲイのコミュニティを支持しており、彼らに対するネガティブなコメントをすることはありえません」と反撃。また、「彼女は、知らない人とセックスすることの危険について、親しいゲイの友達とタクシーの中で話していたのです」とし、このコメントはその流れであるにすぎないと主張した。この音声は、アメリカ時間20日、西海岸時間午後4時にraderonline.comにアップされている。文:猿渡由紀
2012年09月21日ネット上に写真流出の騒動カントリーポップシンガーおよびシンガーソングライターとして活躍するTaylor Swift(テイラー・スウィフト)。グラミー賞の主要部門含む4冠を獲得するなど、実力派として知られ、世界中に幅広いファンをもつ。また、その歌手の才能のみならず、美しさも彼女の魅力の一つで、若年層からの支持も厚い。現在も立て続けにヒットを飛ばすテイラー。そんな彼女のプライベートトップレス写真がネット上に出回るという騒動が発生したそうだ。1日、ハリウッドチャンネルが伝えている。本物?偽物??訴訟の可能性もこの衝撃的なスクープ写真をネット上に掲載したのは、セレブらの恥ずかしい写真を専門に掲載しているリークサイトだとか。そこには、ベッドに上半身をあらわにして横たわるカメラ目線のテイラーらしき姿が映っているそうだ。テイラー側は、このサイトに対し、すぐに問題の写真の掲載を中止するよう通告。さらに、この写真がテイラー本人ではないと主張し、嘘の写真を掲載したとして、サイト側をうったえる可能性も辞さないと強く警告している。現在、テイラーは北アメリカのツアー中だとか。ホットな美女シンガーにふってわいた今回の騒動、注目のセレブも苦労は絶えないようだ。元の記事を読む
2011年11月02日スカーレット・ヨハンソンの携帯電話をハッキングし、彼女のヌード写真をネット上に流出させた男が12日、フロリダ州ジャクソンヴィルの自宅で逮捕された。逮捕されたのはクリストファー・チェイニー、35歳。スカーレットを始め、ミラ・クニス、クリスティーナ・アギレラなど約50人のセレブの携帯やPCのアカウントに無断アクセスし、盗聴や個人情報の窃盗を行った。スカーレットが自分撮りしたヌードのようなプライベートな写真はもとより、映画の脚本データなどを盗んだり、会話の盗聴も行ったという。一連のハッキング事件はグループによる犯行との見方もあったが、チェイニーは雑誌やネットなどから情報を得て、ソーシャルネットワークでセレブが使用しているパスワードを探り当て、単独でハッキング行為を行っていたと警察は見ている。チェイニーは地元TV局の「Action News Jacksonville」の取材を受け、有名人たちの情報に不正にアクセスすることが止められなくなっていたと語り、「警察が来てホッとした」と話している。「最初は好奇心から始めました。そのうちスクリーンで毎日見ている彼らがどんな生活をしているのかを盗み見ることに夢中になったんです。警察が来て、僕のコンピュータを押収したとき、ホッとしたくらいです。どうしても止めることができなくなっていたから」。そして、被害者に対して「心からお詫びします。僕がしたことは、人が経験しうる最悪のプライバシーの侵害です」と謝罪した。(text:Yuki Tominaga)© Anthea Simms/Camera Press/AFLO■関連作品:アベンジャーズ (原題) 2012年8月、公開■関連記事:初代ヒーローに選ばれし男、クリス・エヴァンス「いままでの中で最高の決断だった」ロバート・ダウニー・Jr.、撮影中に誤ってスカーレット・ヨハンソンにパンチ!スカーレット・ヨハンソン、盗まれたヌード画像の削除をウェブサイトに要求スカーレット・ヨハンソン、海兵隊員からダンスパーティに同伴のお誘いへの返事は?
2011年10月14日219名分の宛名シールが1907年創業の老舗保険会社である住友生命が、1月24日に顧客の住所や氏名が記載された、219名分の宛名シールが社外に流失したことを公表し、謝罪した。事態の経緯を見てみると、今回流出した宛名シールは、顧客向けの資料などを郵送する際に使用するもので、同社の職員に交付されているもの。記載されている個人情報は住所と氏名のみで、医療情報などは含まれていない。※画像はイメージ部外者からの郵送で明らかに本年1月7日に同社にあてて、『横浜市内で見つけた』とする宛名シールの一部が郵送されてきたため、確認をしたところ、同社の南神奈川支社の職員が、廃棄したものであったことが判明した。職員は昨年12月29日、当該シールを破砕せずに廃棄してしまったという。現在のところ、不正な使用は確認されていない。同社は今後の対応として、下記のような措置をとっていくことを言明した。従来からお客さま情報の管理については厳重な取り扱いを徹底しておりましたが、今回の事態を重く受け止め、職員に宛名シールの管理の強化をはじめ、教育を再徹底するなど、お客さま情報管理体制の強化に一層努めていく所存です。
2011年02月02日