俳優の松井誠が13日に自身のアメブロを更新。女優の浅丘ルリ子から誘われて訪れた場所を明かした。この日、松井は「浅丘ルリ子さんとイタリアン」とイタリア料理が出る店で浅丘と食事をしたことを報告。「去年からお誘いを受けて、私の舞台!お疲れ様という事でご馳走様になりました」と食事を共にした経緯を明かした。続けて、浅丘について「24年前、帝国劇場で鏡花幻想と言う作品で、ご一緒してからの長いお付き合い」だといい「毎回私の舞台を欠かさずご観劇」と説明。最後に「しかしお元気!!」と感心した様子でつづり、浅丘との2ショットとともにブログを締めくくった。
2024年02月14日「ジョニ男のぶらぶら昭和。新春スペシャル ~柴又巡りに浅丘ルリ子が登場&佐藤浩市と箱根で昭和探し~」 1月1日(月)夜9時~2時間スペシャル前半は浅丘ルリ子と、寅さんゆかりの柴又で貴重なエピソードトーク! 後半は佐藤浩市と箱根の街でアポ無しぶらり旅!©BS松竹東急BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)のオリジナルバラエティ番組「ジョニ男のぶらぶら昭和。」を、元日の1月1日(月)夜9時に2時間スペシャルとして放送します。ゲストの浅丘ルリ子と佐藤浩市を迎えて、柴又と箱根で昭和探しの旅へ出かけます。本番組は、昭和のサラリーマンを思わせる衣装とチョビヒゲがトレードマークのお笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男が、様々な街に今も息づく「昭和」を探す旅に出る“昭和ノスタルジックバラエティ”です。今回のスペシャルでは、番組の前半に柴又の帝釈天参道や、寅さん記念館を巡りながらぶらぶらと昭和探しの旅をします。『男はつらいよ』シリーズの舞台にもなった団子店で、5作でマドンナのリリー役を演じた浅丘ルリ子が登場し、当時の貴重なエピソードを披露します。時を経て語られる、渥美清、山田洋次監督との秘話は必見です。©BS松竹東急後半では、テレビドラマ「ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)で謎の男・真礼役を、映画『愛にイナズマ』ではキーマンとなる折村治役を演じるなど、数々の作品に出演する名優・佐藤浩市をゲストに迎えます。実は旧知の間柄でプライベートでも交流があるというジョニ男と佐藤。今回は、ジョニ男の呼びかけに答えていただき、奇跡の出演が叶いました。番組初の地方ロケとなる箱根をアポ無しで散策します。箱根湯本駅の周辺では、地元グルメを堪能したり、芸者あそびを体験するなどして箱根を満喫する2人は、一体、どんな昭和を見つけ出すのか、ぜひお楽しみに。新年を飾るにふさわしいビッグゲストを迎えて、見どころ盛りだくさんの2時間になっています。ぜひご期待ください!また、浅丘ルリ子がリリー役として出演した『男はつらいよ』シリーズ3作品もお正月に放送。1月1日(月)夜7時『男はつらいよ 寅次郎忘れな草 4Kデジタル修復版』、1月2日(火)夜7時『男はつらいよ寅次郎相合い傘 4Kデジタル修復版』、1月3日(水)夜7時『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花 4Kデジタル修復版』を、3日間連続でお送りいたしますので、お見逃し無く!さらに、佐藤浩市主演の『64-ロクヨン-前編/後編』の放送も決定。1月8日(月)夜8時『64-ロクヨン-前編』、1月9日(火)夜8時『64-ロクヨン-後編』を、2日連続で放送いたします。こちらもぜひお楽しみに!佐藤浩市コメント©BS松竹東急今回は、番組初の地方ロケに来てほしいとジョニ男さんからお話があり、喜んで出演させていただきました。町の昭和探しをする番組ということで、皆さんもよく知る観光地“箱根”の知られざる面を見ることができて大変楽しかったです。昭和という時代はエネルギーに溢れ、様々な面を持っていて、奥深い。ぜひ、多くの方に見ていただきたいです。この素敵な番組がこれからも長く続くよう祈っています。また、私主演の映画『64-ロクヨン-前編/後編』がBS松竹東急で放送されます。監督やプロデューサーと話をしながらどうやって盛り上げるかを考え抜いた、思い出深い作品です。こちらもぜひお楽しみください。岩井ジョニ男コメント©BS松竹東急元日よる9時からのスペシャル番組として「ジョニ男のぶらぶら昭和。」が放送されると聞き、本当に嬉しかったです。ゲストを誰にするかという相談を受け、最初に頭に浮かんだのが佐藤浩市さんでした。オファーをさせていただいたものの、まさかご出演いただけると思っておらず、心より感謝しております。佐藤さんとは十数年前から交流があるのですが、テレビで共演するのは初めてで、オファーを快諾いただいた後は緊張が止まらず、ロケ当日も心臓がバクバクでした。異色の組み合わせ、佐藤浩市×岩井ジョニ男のコラボレーションをぜひお楽しみ下さい。そして、柴又で様々なお話をお聞かせいただいた浅丘ルリ子さん、お会いできて感激でした。私自身『男はつらいよ』シリーズは大ファンでして、撮影の裏話など大変貴重なお話をお伺いできたことは、一生の想い出にいたします。超豪華なスペシャルゲストをお招きした新春スペシャル!ぜひお見逃しなく!番組概要【番 組 名】「ジョニ男のぶらぶら昭和。新春スペシャル~柴又巡りに浅丘ルリ子が登場&佐藤浩市と箱根で昭和探し~」【放送日時】1月1日(月)夜9時【放 送 局】BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)【番組「お知らせ」ページ】 【番組公式X】@BS260_johnnio 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月13日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、登場人物のそれぞれに絡み合う関係性を描いたキャラクター映像の第3弾「緑川ルリ子×ハチオーグ/ヒロミ編」が公開された。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、SHOCKERに反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)のふたりが繰り広げる戦いを軸に描かれる本作。その一方で、一癖も二癖もある個性的な登場人物たちと、その関係性を描く濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。公開された映像では、西野七瀬演じるハチオーグ/ヒロミと仮面ライダーの戦闘シーンや、ヒロミが抱えるルリ子への愛憎渦巻く想いが描かれている。『シン・仮面ライダー』キャラクター映像「緑川ルリ子×ハチオーグ/ヒロミ編」<作品情報>映画『シン・仮面ライダー』公開中原作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明【出演】池松壮亮浜辺美波柄本佑西野七瀬本郷奏多/塚本晋也手塚とおる松尾スズキ仲村トオル安田顕市川実日子/松坂桃李大森南朋竹野内豊斎藤工/森山未來(C)石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会関連リンク公式サイト::公式アプリ「SHOCKER」fromシン・仮面ライダー:
2023年03月31日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、本郷猛と緑川ルリ子のキャラクター映像が到着した。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、組織に反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)が繰り広げる戦いを軸に描かれる本作は、濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。今回公開された映像は、「私は他人を信じない」と冷たく言い放つルリ子、「僕は人を守りたいと思う」と語る本郷猛/仮面ライダー、2人の性格が表れるセリフからスタート。激しい戦いを経験していくうちに、「僕ではなく、僕のプランを信じてくれ」という本郷に対し、「プランじゃなく、あなたを信じてみることにする」とルリ子が返すように、関係が徐々に変化していくことを感じさせる映像となっている。なお、今回のキャラクター特別映像は3日間連続で公開となっており、30日(木)、31日(金)に第2弾と第3弾が控えている。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年03月29日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、登場人物のそれぞれに絡み合う関係性を描いたキャラクター映像の第1弾「本郷猛×緑川ルリ子編」が公開された。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、SHOCKERに反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)のふたりが繰り広げる戦いを軸に描かれる本作。その一方で、一癖も二癖もある個性的な登場人物たちと、その関係性を描く濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。公開された映像では、「私は他人を信じない」と冷たく言い放つルリ子に対して、「僕は人を守りたいと思う」と語る本郷猛/仮面ライダーの姿が。ふたりの性格が表れるセリフからスタートするが、激しい戦いを経ていくうちに「僕ではなく、僕のプランを信じてくれ」という本郷に対し、「プランじゃなく、あなたを信じてみることにする」とルリ子が返すように、ふたりの関係が徐々に変化していくことを感じさせる内容となっている。また、3月30日(木) にはともに仮面ライダーを名乗る「本郷猛×一文字隼人編」、31日(金) にはともにSHOCKERで生まれた「緑川ルリ子×ハチオーグ/ヒロミ編」のキャラクター映像が公開される予定だ。『シン・仮面ライダー』キャラクター映像「本郷猛×緑川ルリ子編」<作品情報>映画『シン・仮面ライダー』公開中原作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明【出演】池松壮亮浜辺美波柄本佑西野七瀬本郷奏多/塚本晋也手塚とおる松尾スズキ仲村トオル安田顕市川実日子/松坂桃李大森南朋竹野内豊斎藤工/森山未來(C)石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会関連リンク公式サイト::公式アプリ「SHOCKER」fromシン・仮面ライダー:
2023年03月29日庵野秀明が脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』より、浜辺美波演じるヒロイン・緑川ルリ子のティザーポスタービジュアルが公開された。今回公開されたのは、仮面ライダーとサイクロン号で構成されたティザーポスターとはまた異なり、ルリ子が振り返り、何かを見つめているようなドラマ性を感じるビジュアルに。また、「言ったでしょ。私は用意周到なの。」という彼女のセリフが添えられ、さらに“孤高”という文字が大きく書かれ、本作の物語やルリ子のキャラクターの一端を垣間見られるかのようだ。新しいポスターは3種類制作され、本日より映画館で掲出。残り2種のビジュアルは、明日、明後日と公開される予定だ。また、3種類のビジュアルを使用したティザーチラシ2も本日より全国の映画館に設置されている。『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年12月03日《精神的にもハードで38キロから33キロにやせちゃってね。太ろうと思ってもご飯が食べられなかったもの》11月26日付の『夕刊フジ』のインタビューで“激やせ”したと告白したのは、芸歴67年となる女優・浅丘ルリ子(81)。浅丘は11月28日から放送が始まる舘ひろし(71)主演連続ドラマ『生きて、ふたたび保護司・深谷善輔』(NHK BSプレミアム)の役作りで苦闘していたというのだ。「今作で浅丘さんは息子を殺した元服役囚という難役に挑んだため、役になりきるのに予想外のストレスを感じていたそうです。悪態ばかりつく役が抜けず現場でイライラすることもあったそうです」(ドラマ関係者)激やせの原因はハードな役作りだけではなかった。実は浅丘は撮影中も、ある病いと闘っていたのだ。「昨年12月、出演した朗読劇の取材会で、浅丘さんは帯状疱疹に悩まされていると語っていました。ご本人が『この半年ほど弱っています』と話していましたから、昨夏に発症したようですね」(演劇関係者)前出のドラマ関係者は言う。「撮影現場ではフラつく浅丘さんを舘さんが優しくエスコートする一幕もありました。 それでも浅丘さんは撮了まで気迫の演技で乗り切り、まさに円熟の女優魂を見せていました」■「60歳以上の15%は3カ月以上痛みが残り…」帯状疱疹は、水ぼうそうウイルスが原因で起こる病気。強い痛みが出ることがあり、髪の毛や衣服が少し触れただけでも焼けるように痛む場合も……。中野皮膚科クリニック・松尾光馬院長は言う。「帯状疱疹は、発疹が出る前に痛みの“前駆痛”というのがあり、その後4〜5日たって発疹が出るのが通常です。そして、症状が体の片側だけに出ます。これは大多数の日本人がかかったことのある水ぼうそうのウイルスの再発によるもので、それが帯状に固まって発疹となるのです。よく知られている激痛は、発疹が出ているときの最初の痛みでも起こりますが帯状疱疹後の『神経障害性疼痛』という神経が壊れてしまった場合でもみられます」一般的には、50〜60歳代からかかりやすくなるという。「加齢により免疫が落ちてくるなか、疲れやストレスが引き金になりやすい。だから特に50歳以上で多くなるのです。ほとんどの場合は軽症で済み、若い人は痛みを残さない場合が多いのですが、後遺症として先ほど言った神経痛や、まれに運動神経障害、顔面神経まひ、筋まひによって腹部がふくれる、腕が上がりにくくなるといった症状も出ます。しかし、60歳以上の人の15%は3カ月以上、神経痛の痛みを残す人がいます。特に免疫不全の人などは帯状疱疹になると重症化する可能性が高まり、年単位でひどい痛みが出ることもあります」(前出・松尾院長)ここ数年、ハイヒール・モモコ(57)やいしだ壱成(46)など、帯状疱疹を公表する有名人も増えてきている。「モモコさんは3カ月間、口が開けられないほど顎の痛みに悩まされ、ソフトクリーム以外は食べられず10キロ体重が減ったそうです。発症から3年たったいまも神経痛に悩まされ、口の中の左側が痛くてかみづらいそうです。いしだ壱成さんも、帯状疱疹の後遺症として、顔面まひを患ったことをブログで告白していました」(医療ジャーナリスト)■薬丸裕英も…コロナ禍で患者が増加中今年9月にも薬丸裕英(55)が帯状疱疹を発症したと明かしていたが、昨今のコロナ禍により帯状疱疹の患者は増加しているという。前出の松尾院長が続ける。「発症が増えているデータがあるのは事実です。理由として考えられるのは感染予防のために人との接触が減ったことで、ウイルスに対する免疫活性化の機会が減少したこと。また、コロナ禍のストレス増大により免疫のバランスが崩れやすくなったことも影響していると思います」高齢者には重症化の恐れもある帯状疱疹。どう予防すればよいのだろうか。「ストレスなく睡眠をよくとって健康的な生活を送れればいいのですが、現実的には免疫の維持は難しいので、いちばん確実なのは帯状疱疹のワクチンを打つことです。ワクチンは2種類あり、1つは1回打つだけでいいもの。これは5割ほどの効果があります。もう1つは2回打つタイプ。こちらは90%以上、防げます。8〜10年くらい効果が続きます」(前出・松尾院長)実際に帯状疱疹のワクチンを打つ人は明らかに増えてきたという。「神経障害性疼痛だと普通の痛み止めは効かないので、専用の薬を内服して治療します。 しかし、年単位で痛みが続くのはかなりQOL(生活の質)が損なわれるので、ワクチン接種のメリットは大きいです。特に免疫不全やがん患者、50歳を超えた人はワクチンを打ったほうがいいと私は思います」(前出・松尾院長)帯状疱疹闘病に加え、役作りに苦心して5キロもやせた浅丘。いまの体調は大丈夫なのだろうか。映像関係者は言う。「もともと浅丘さんはデビュー前から少食で体重はずっと30キロ台。ブランチと夕食の1日2食でご飯はほとんど食べず、小皿にメインとおかず2〜3皿を並べて少しずつ食べているそうです。『24歳のときがいちばん太っていて42キロだったの』と笑顔で話していたこともありました。撮影が終わった今は、体調もだいぶ回復してきたそうです。長年の趣味であるアクセサリー作りもストレス解消になっているようで、仕事の現場でもよく共演者やスタッフにプレゼントしています」浅丘のように80歳までには3人に1人はかかるといわれている帯状疱疹。50代からはワクチン接種も選択肢に、まずは免疫力をつけて重症化しないよう用心する必要がありそうだ——。
2021年12月02日朗読劇『ななしのルーシー』が、2021年3月5日(金)から7日(日)まで上演されることが決定。12月3日(木)11:00からチケットぴあにて最速先行受付が開始される。朗読劇『ななしのルーシー』は、リチャード・コネルによる短編小説『レピュテーション』が原作。デマや嘘に惑わされやすい民衆の姿や、“世論”の脅威と脆さが描かれた本作に、演出家・星田良子が、独自のユーモアとサスペンスを加えた喜劇となる。主演を務めるのは、女優生活65年、映画・テレビ・舞台の黄金期を支えた、浅丘ルリ子。さらに、多方面で活躍を続ける六角精児が脇を固める。約60分間の本編の後には、出演者によるフリートークも。子供の頃は歌手志望だったという浅丘と、ミュージシャンとしての側面をもつ六角はギターを持参。気心の知れたふたりによるやり取りや歌を堪能できる。出演者のコメントは以下の通り。■浅丘ルリ子コメント随分前に『ななしのルーシー』と同じ原作から作られた『群衆』という映画を観たことがあります。ゲイリー・クーパー演じる粗野な野球選手が大規模な騒動に巻き込まれるという内容で、戦前に作られた白黒映画ですが、とても面白い映画でした。今回の台本は、そのゲイリー・クーパーが演じていた役をルシアという女性に置き換え、さらに私にあてて書かれています。繊細でいて強い反骨心の持ち主で、決して自分の信念を曲げないルシアに私は共感しました。この物語がもつメッセージは、今の世の人々へこそ届けるべきではないかと思っています。■六角精児コメント朗読劇と言えど浅丘ルリ子さんと同じ舞台にじっくりと立つことができるのはとても光栄です。精一杯やらせていただきます。●公演概要【公演名】朗読劇『ななしのルーシー』【出演】浅丘ルリ子 六角精児 妹尾正文【脚色・演出】星田良子【原作】リチャード・コネル(“A Reputation 1922”)【制作】スペースポンド【主催】サンライズプロモーション東京 / MY Promotion【公演日時】2021年3月5日(金)~7日(日)開場:13:00 開演:14:00 ※全3ステージ【会場】なかの ZERO 大ホール(東京都中野区中野 2-9-7)【料金】7,500円(全席指定/税込)【先行発売日】2020年12月3日(木)11:00~チケットぴあ: 【一般発売日】2021年1月16日(土)10:00~【販売所】チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット【公式 HP】 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
2020年11月20日「いつも実直で、仕事に対する姿勢は一生懸命な方でした。大事なセリフになると、必ずギュッと拳を握りしめていた渡さんの姿はいまも忘れられません」本誌にそう語るのは女優・松原智恵子(75)。8月10日に俳優・渡哲也さんは東京都内の病院で肺炎により逝去した。享年78。訃報が報じられたのは、逝去から4日後の14日夜のこと。生前、渡さんは妻に「静かに送ってほしいから、自分が死んでも、葬儀などすべてが終わるまでは誰にも知らせないように」などと伝えていたという。その言葉どおり、お別れ会や偲ぶ会の予定もない。渡さんはこの数年、肺気腫で苦しんでいた。だが日活映画時代の代表作である『無頼』シリーズ6作で共演した松原ら、親しい友人たちにも、闘病について詳しく語ることはなかったという。松原が続ける。「実は6月に浅丘ルリ子さんからお電話をいただいたのです。浅丘さんは『近いうちに、チーコ(※松原)もいっしょに3人でごはんを食べようよ』と、渡さんにご連絡したそうなのです。でも渡さんは、『いまは体調が悪くて無理だから、次の機会にまた誘ってよ』と、おっしゃったとか。いつか3人で“日活同窓会”ができるかと楽しみにしていたのに、とても残念です。渡さんのことですから、『ごはんに行けなくてごめんね』と、頭をかきながら、私たちを見守ってくださっているような気もします……」「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月18日東京の銀座と新宿で、「女性ライフクリニック」を開業する産婦人科医で医学博士の対馬ルリ子さん(62)。婦人科、乳腺科、内科、皮膚科などを備え、女性の心と体をトータルに診ている。対馬さんは、7都府県に緊急事態宣言が出た翌日の4月8日から、銀座のクリニックを開放。コロナ禍で、DV被害などを受ける女性たちの駆け込み寺として機能させてきた。弱い立場に追いやられた女性たちに寄り添い、長年サポートをしている対馬さん。これまでの道のりは、決して平たんなものではなかった。対馬さんは、東京大学医学部を目指し浪人するため18歳で上京。東大医学部は落ちたが、地元、弘前大学医学部に見事合格。78年、進学のため再び、故郷の青森に戻ることになった。「東京は当時、ウーマンリブ運動のまっただ中でね。私も、いままで以上に、男女の性差について考えるようになっていきました。入学してすぐ“女医の卵の会”を結成しました。女子の卒業生に、結婚後も医師の仕事をしているかアンケート調査したり、医学部の学祭で“私たちの性を語り合おう”というシンポジウムを開いたり」そのシンポジウムでは、考え方の古い教授とぶつかった。「婦人科医の男性教授に、性をテーマに講演してくださいと依頼したら、『あなたのようなうら若き乙女が語る問題ではない』と言われてね。当時から、望まない妊娠をして、中絶を強いられる女友達が身近にいましたから、腹が立って。『セックスも妊娠も中絶も、私たちがいま直面していることなんです!』って、教授に抗議したら、渋々、引き受けてくれて。結果は、大盛況。打ち上げでは、その教授が、『僕が間違っていました』と謝ってくれたんですよ」時代は、男女雇用機会均等法が施行される前の80年代前半。男性優位な医師の世界で、女性が認められるのは容易ではなかった。「女性を助けられる産婦人科医になろうと思いました。しかしどこのドクターも、『悪いこと言わないから女の子は眼科か皮膚科になって、やさしいダンナさんを見つけたほうがいいよ』と言うんです。産婦人科は、24時間体制だし、手術や当直も多くて体力が要るから、と。女性は産婦人科の研修に入れてもらえないんですか、と聞いたら、うちは無理だ、とあちこち断られて。東大病院だけは、『そろそろ女性を入れようかと思っている』という感じだったんです」対馬さんは、26歳で東京大学医学部産婦人科に入局。男性医師と同じ仕事をテキパキとこなし、実力をつけていき、44歳で「ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック」(現・女性ライフクリニック銀座)を開業。次第に、対馬さんの活躍もあってか“女医ブーム”が到来。国も動きはじめ、各地の国立病院にも女医が女性を診る“女性外来”がつくられた。「でも、あれは打上げ花火で終わったんです。研修を終えたばかりの女性医師を配置しただけ。DVでも更年期の話でも、研修を積まないと理解できません。結局、不採算部門だということで、潰されてしまったところが多い」一方で、対馬先生のクリニックには、あちこちの産婦人科をさまよった結果、やっとたどりついたという女性たちの受診が増えた。じっくり話を聞くからこそ、見えてくるものがある。DVもそのひとつだ。「長年DVを受けている人は、自己価値感が低いので、自分でDVを受けていると気づいてない人も多い」背後にDVが隠れていると、治療の効果が上がりにくいという。「ある患者さんには、治療をしつつ、家を出る相談にものっていました。ある日、その方は、夫にナイフで切り裂かれたバッグを持ってきて、『私、決心したから、先生にこれを証拠として持っていてもらいたいんです』と。彼女は、そのあと家を飛び出してシェルターに行きました」数々の壁を乗り越え、立場の弱い女性を助け続ける対馬さん。コロナ禍でDV被害が増えている只中で、さらに支援の輪を広げていく。「女性自身」2020年6月16日号 掲載
2020年06月08日ハナエモリ(HANAE MORI)を手掛けたファッションデザイナー・森英恵を取りあげる企画展「森英恵 世界にはばたく蝶」が、茨城の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて、2020年2月22日(土)から5月6日(水・振)まで開催される。はばたく“蝶”のように──日本のファッションデザイン界で先駆的な役割を果たした森英恵。第二次大戦後の復興期にファッションデザイナーとしての活動を始め、1965年にNYで海外初のショーを開催、さらに1977年には東洋人としては初めてパリ・オートクチュール組合の会員となるなど、世界の第一線で活躍してきた。「森英恵 世界にはばたく蝶」では、オートクチュール、映画や舞台の衣裳、さらにはユニフォームなど、森が半世紀にわたって生みだしてきた作品の数々を展示。揺れ動く時代を切り拓き、女性の社会進出の先駆けを象徴してきた森の軌跡をたどる。“東洋と西洋の出会う”オートクチュールを展示東洋の美意識と西洋的なフォルムの交錯から生まれる森のオートクチュールは、「東洋と西洋の出会い」として世界的に評価されてきた。本展では、パリで発表したオートクチュールのなかから、技法や素材、テキスタイルなどに注目して選んだ作品を展示する。とりわけ注目したいのは、“蝶”をあしらった作品。自ら「私の蝶は銀色に輝くジェット機のイメージよ」と語った森は、幼少期を過ごした島根の自然に飛び交うモンシロチョウにその着想を得てきたという。多彩な表現で変奏される“蝶”が飛び交う、オートクチュールの数々を楽しむことができる。舞台や映画の衣装も森の活動はオートクチュールには留まらなかった。オペラや劇団四季の舞台衣装を手掛けるとともに、50年代から60年代まで続いた日本映画の黄金期には、浅丘ルリ子ら銀幕スターの映画衣装も制作してきた。会場では、プッチーニのオペラ《蝶々夫人》の舞台衣装など代表作や、若かりし頃の森の仕事を紹介する。展覧会概要企画展「森英恵 世界にはばたく蝶」会期:2020年2月22日(土)〜5月6日(水・振)会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8開館時間:9:30〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜日(ただし2月24日(月)、5月4日(月・祝)は開館)、2月25日(火)入場料:一般 900円、前売・団体(20名以上) 700円※高校生以下、70 歳以上、および障害者手帳などの所持者と付き添い1名は無料【問い合わせ先】水戸芸術館代表TEL:029-227-8111
2020年01月12日女優の後藤久美子が10月28日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された第32回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。後藤は、オープニング作品に選出された『男はつらいよお帰り 寅さん』(12月27日公開)のキャストとして、倍賞千恵子、吉岡秀隆、前田吟、夏木マリ、浅丘ルリ子、山田洋次監督とともに登場。デコルテがのぞくマーメイドドレスを身にまとい、変わらぬ美貌とスタイルで観客を魅了した。本作は、1作目の公開から今年で50年を迎え、シリーズで50作目となる『男はつらいよ』の最新作。1997年の『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、本作が実に22年ぶりの新作となり、寅さんの甥の満男(吉岡秀隆)と、満男の初恋の相手イズミ(後藤久美子)のその後の物語を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そして「くるまや」を囲むいつもの面々のいまが描かれる。レッドカーペットイベント後に行われた舞台挨拶で、後藤は「またこうして自己紹介する日が来るとは・・・。でもこうして尊敬する山田監督とキャストの皆さんとここにいることができて光栄に思います。今夜は皆さんの大好きな寅さんにたくさん会えると思います。どうぞ寅さんと素敵な夜をお過ごしください」と語った。
2019年11月05日監督・山田洋次×主演・渥美清による国民的人気シリーズ「男はつらいよ」。自由奔放で惚れっぽく、迷惑ばかりかけるけれど憎めない~そんな主人公の寅次郎が作品を重ねるごとに人気を呼び、ついには“寅さん”が作品の代名詞にもなっている昭和を代表する名作シリーズだ。第1作目の公開から50周年となる今年、記念すべき第50作目となる最新作『男はつらいよお帰り 寅さん』が12月27日(金)に公開される。新たに撮影された<現在>のエピソードを軸に、4Kデジタル修復された寅さんがスクリーンに登場。再び日本を【笑いと涙】で包み込む。今回は「入門編」として、はじめての人でもこれを知っていたらより楽しめる“寅さんのこれまで”をふり返ってみよう。ギネスブックにも認定!幅広い世代に愛される『男はつらいよ』とは?葛飾柴又・帝釈天の門前にある草団子屋「くるまや」を舞台に、“フーテン(=風来坊)の寅”こと車寅次郎が、妹・さくらほか周囲の面々を騒動に巻き込みながら織り成す人情ドラマ『男はつらいよ』。第1作目は1969年に公開。以来、お盆やお正月の時期に新作が上映され、着実にシリーズを重ねてきた。寅さんを演じた昭和の名優・渥美さんは病気により1996年に亡くなっているが、公開からの26年間で製作されたのは『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)までの48作品。この前人未到の偉業は、1983年の段階で「ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネスブック認定もされている。その後、第25作目のリマスター版に新エピソードが盛り込まれた『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』(1997年)が加わり、現在シリーズは全49作品となっている。映画版の前身となったテレビシリーズもともとは1968年にテレビドラマ(全26話)として放映されていた“寅さん”。脚本を務めた山田監督が、テキヤに憧れた渥美さんの少年時代の思い出からインスピレーションを得て、定職を持たずにぶらぶらしている“フーテンの寅”というキャラクターを創り上げたという。しかしドラマの最終話では、ハブ狩りで一儲けしようとたくらんだ寅さんがハブに咬まれて死んでしまう。その衝撃のラストにお茶の間から大ブーイングが巻き起こったことをきっかけに、山田監督が自ら映画化を企画。その後、日本を代表する映画シリーズへと成長していくのだ。映画が描く、旅から旅へ~寅さんの放浪人生父親と喧嘩をして家を飛び出してから早20年、風の向くまま気の向くまま放浪生活をしていたという寅さんが、郷愁にかられ、妹・さくら(倍賞千恵子)に会いに「くるまや」に帰ってくるところから全ての物語は始まる。この後寅さんは、さくらのお見合いの席で大失敗をやらかし、玉の輿とも言える良縁をぶち壊しに。以降の作品でも、旅からフラっと戻ってきてはあちらこちらで騒動を起こすため、「くるまや」のおじちゃん&おばちゃんたちからは“厄介者”とか“不良”と呼ばれてしまう。おまけに美人を見るとすぐ惚れてしまう寅さん。困っている“マドンナ”のために、ある時は人手が足りない豆腐屋に住み込んで手伝い、またある時は二日酔いでダウンした住職に代わってお経をあげたりしたことも…。だが結局いつもフラれてしまい、また放浪の旅に出るというのがシリーズを通じてのお決まりのパターンなのだ。最新作『男はつらいよお帰り 寅さん』そんな寅さんを慕うのは、さくらと博(前田吟)の息子・満男(吉岡秀隆)だ。子どもの頃は運動会の応援に来てくれるという寅さんをやんわりと拒絶したこともある満男だったが、大学を浪人中だった彼が恋に悩んだ時に、親身になって話を聞いてくれたのは寅さんだった。それ以来、寅さんは満男の恋を見守り続け、2人は強い絆で結ばれた関係だ。22年ぶりとなる最新作では、満男はサラリーマンを辞めて念願だった小説家としてデビュー。妻を病気で亡くしてからは、中学三年生の娘と2人で暮らしている。夢をかなえたものの新作の執筆に乗り気になれない彼は、いつも味方でいてくれた寅さんとの懐かしいエピソードを次々と思い出していく。2人の「マドンナ」が登場そんな折、満男はサイン会でかつて寅さんに相談に乗ってもらった初恋の相手・イズミ(後藤久美子)と偶然の再会を果たす。そして2人は寅さんのかつての恋人・リリー(浅丘ルリ子)が営むジャズ喫茶へ行き、リリーが語る“寅さんとの恋の真相”に耳を傾ける。寅さんが恋をしてきた総勢40人の女性たちの中でも最も近い存在だったリリーと、満男が結婚の約束までしながらも結ばれなかったイズミ。記念すべき第50作品目では、満男と寅さんに深い関わりがあるマドンナ2人が登場して、結ばれなかった恋についてしみじみと想いを馳せる。シリーズにオマージュを捧げるこの粋な計らいには、思わずニンマリするファンもいることだろう。オープング主題歌は桑田佳祐また『男はつらいよ』では、主題歌もまた寅さんを表現するファクターの1つとして重要な役割を担っている。歌の冒頭は「私生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天でうぶ湯をつかい、姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します」という寅さんの名フレーズの1つである“テキヤの仁義”で始まる。そして「俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ。分かっちゃいるんだ妹よ~」と、自らの不甲斐なさを歌い上げ、最後はまた口上で締められる。このちょっぴり切ない歌詞では、普段は陽気で明るい寅さんの心の裏に潜む本音が垣間見え、より映画の情感を高めることに一役買っている。そして最新作ではオープニング主題歌を桑田佳祐が熱演&熱唱! こちらも楽しみにしていて欲しい。破天荒で変わり者だが性根は優しい~どこか憎めない“愛されキャラ”の寅さん。毎度のトラブルは笑いを誘うが、その一方で苦労人でもある寅さんが、ふとした瞬間に見せる「思いやりの心」や「がんちくに富んだ一言」には誰しもジンワリと心が温められることだろう。令和の時代になっても悩める現代人の心に寄り添い、背中を押してくれる“寅さん”。最新技術で甦った彼に会えるのはもうすぐ!(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2019年10月21日9月に22年ぶりの新作映画の始動が発表されると、「#こんな寅さんの新作は嫌だ」というタグがTwitterでトレンド入りするなど話題を呼んだ『男はつらいよ』シリーズ。10月31日(水)、シリーズ50作目となるその新作『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(仮題)の製作会見が行われ、山田洋次監督に倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、浅丘ルリ子といった錚々たる俳優陣が登壇。さらに公開日が2019年12月27日(金)に決定した。1969年8月27日に第1作が劇場公開された映画『男はつらいよ』シリーズ。第1作の公開から50周年を迎える2019年、“寅さん”こと車寅次郎を演じ続けた渥美清の亡き後に製作された1997年の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来となる新作は、先日10月20日にクランクインし、現在撮影中という。■懐かしい顔ぶれが再集結!山田監督「集大成となる映画にできれば」実に22年ぶりとなる新作への期待感から、会見場が熱気に包まれていた本作。公開日が発表された後、山田監督やキャスト陣が登壇した。まず山田監督は「撮影が進んでいる中で、記者会見をやっていただき、興奮させられております。寅さんという映画は、ある人が“映画を見に行くというよりも寅さんに会いに行くんだよ、映画館にね”とスクリーンを通して、渥美清を見に行くのではなく、渥美さん演じる寅さんの活躍やセリフの先にある、人間はいかに自由であることが素晴らしいのか、あらゆるものから解放されてのんびり生きることがどんなに大切かを映画から巡り合える作品で、それを寅さんに会いたいという言葉で表現していることに納得した」と、渥美さん演じる寅さんへの思いを吐露。「思い返してみれば、それをテーマにして僕らはこの映画を作っていて、今回集大成となる映画にできればと思います」と熱い想いを口にした。また、寅さんの妹・“さくら”こと倍賞さんは、「またさくらに会えるとは思っていなかったですし、まさかと思いました。ただ今日衣裳をつけてセットに入って本当にちょっとホっとしました。これからどうなるのかが楽しみです」と語り、さくらの夫・“博”こと前田さんは「4人の孫が寅さんが大好きで、“じいちゃん映画館でみせてくれ!”という言葉を実現できて安心しております。孫に恥じぬよう一生懸命頑張りたいです」と喜びを噛み締めるように語った。■後藤久美子も23年ぶりのスクリーン復帰へ!「とても光栄」寅さんの甥・“満男”こと吉岡さんは「平成の世も終わろうとしている秋の空の下で、監督の一言、一言をつむぎながら、道しるべにして寅さんを探す旅にみんなで出ている気持ちです。僕らの旅が無事に終わるよう見守ってください」と、穏やかな口ぶり。さらに、23年ぶりの銀幕復帰となったのが、満男の初恋相手・“イズミちゃん”(今作ではイズミ・ブルーナ)を演じる後藤さん。「また山田組に呼んでいただけたのはとても光栄で、嬉しい気持ちでいっぱいです。敬愛する大好きな渥美清さんに想いを馳せながら、思い出話を咲かせながら、撮影を続けております。どうぞみなさまお楽しみに」と想いを明かした。また、第43作『寅次郎の休日』のマドンナ、イズミちゃんの母・“礼子”こと夏木さんは、「今回はイズミちゃんが登場ということでもれなくついてくるということで宜しくお願いいたします(笑)この20数年、礼子さんは何をしていたのだろうと思って妄想しているのが楽しい時間です」と笑顔でコメント。寅さんが最も想いを寄せたマドンナ・“リリー”役で知られる浅丘さんは、「私はまたリリーさんをやれると思っておりました。ずーっとリリーさんは仕事をしながら寅さんを想いながらずっと1人でいるんだって、2日間撮影をさせていただいて、しばらくぶりにみなさんにお会いできて、とても懐かしいです」と、それぞれが新作への想いをそれぞれの言葉で語った。■物語の幹は満男とイズミの恋!?後藤久美子が出演を決めた理由とは?山田監督は新作の構想について、「この第50作の物語の幹は満男が20数年ぶりにイズミに再会して、もう一度恋の炎が燃えあがるけれども、それぞれが家庭を持っている中で葛藤しながら別れていく、それが主軸になっていきます。その満男が思春期から大人へ成長する中で寅さんというおじさんがいたことで満男はどんなに救われたかわからないし、おじさんの役割や大切さを今にして思う。そういう思い出をスクリーンの中に展開できればと思います」と激白。その後の質疑応答で、23年ぶりのスクリーン復帰を決心した理由を問われた後藤さんは、「自宅に山田監督からお手紙が届きまして」と回答。「こういう作品を作りたい。だから君が必要だと、どうにか考えてもらえないだろうかと長い手紙を読んでいる時に山田監督の『男はつらいよ』という作品への大きな愛情と新作への情熱というものをひしひしと感じられて手紙を読み終えるころには、はいと一つ返事で行くしかないという想いでした。久々というのはなくて、“おかえり”、“ただいま”という感覚です」と胸中を語った。■「いまの若い方たちに寅さんを知ってほしい」そして、“寅さん”を知らない世代や観たことがないという方に向けたメッセージを、と問われた山田監督は「若い人たちにも見れば必ず何かを感じてもらえるだろうと思います。ある時は大笑いしたり、ある時はほろっと泣いていただいたり。一生懸命に作ればきっと若い人たちも見てくれるだろうという思いです。心の中では今の若い方たちに寅さんを知ってほしいという思いは強いです」と語り、それぞれの“寅さん”愛と想いが詰まった会見は和やかな雰囲気のまま幕を閉じた。『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(仮題)は2019年12月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよ50おかえり、寅さん(仮題) 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2018年11月01日来春放送予定の帯ドラマ劇場「やすらぎの刻~道」に、新たに風間俊介と橋爪功の出演が決定。風間さんは、本作では人生初の坊主頭で挑むこととなり、先日断髪式も行われた。■「やすらぎの刻~道」とは倉本聰が描く本作は、昨年放送された「やすらぎの郷」の“その後”とともに、石坂浩二演じる主人公・菊村栄が執筆するシナリオ「道」が映像化されていくという壮大な物語。「道」は山梨県のとある山間の村を舞台に昭和・平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を綴るもので、テーマは“ふるさと”。昭和初期からはじまり、戦中、戦後、平成という時代の移り変わりを、1年間をかけて描いていく。清野菜名を前半の主演に、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半、いわば主人公の晩年を八千草薫が演じる。■風間俊介が参戦! 人生初の坊主頭に…そんな「道」で重要な役割を担うキャラクター、根来公平役を、風間さんが演じることが決定。公平は、のちにヒロイン(清野さん)の夫となる養蚕農家の四男。ストーリーテラーとして物語を導いていく。本作で風間さんは、13歳の少年時代(昭和11年)から演じることに。そして役作りのため、坊主頭になることを決意し、“断髪式”がスタジオ内の控室で行われた。人生初の丸刈りだという風間さんが鏡の前にスタンバイすると、“お嬢”こと白川冴子役の浅丘ルリ子が登場。浅丘さんと風間さんは、2008年の舞台「恋はコメディー」の共演をきっかけに、互いに信頼を寄せ合う間柄だそうで、この日は「私が(カットを)やらせていただきますが、よろしいでしょうか?」と浅丘さんが言うと、驚きつつも「うれしいです!僕はルリ子さんに身を委ねます」と風間さん。そしてカット開始からわずか5分後、きれいな丸刈りになった風間さんは「思っていたよりも違和感がないです。“ルリ子カット”だと自慢します!」と言い、一方浅丘さんは「かわいい!」「似合う!」を連発し、「こんなに坊主頭が似合う人はいないわね。俊介は本当に頭がよくて、どんな現場でもやっていける俳優さん。私が保証します」と太鼓判を押した。■いよいよクランクイン! 「僕が公平として生きれば面白くなるはず」断髪式から数日後、風間さんの撮影が神奈川・相模原の川原にてスタート。肌寒さすら感じる山中で冷たい川の水に膝までつかり、幼なじみと魚をとるシーンなどの撮影が行われた。ついに撮影に入った風間さんは、「川の水はすごく冷たかったのですが、ほかのキャストの皆さんと一緒に演じることで、初めて公平という役が見えた気がしました」と初日の感想を語り、「台本を読んで間違いなく面白い作品になると思ったのですが、実際に現場に入ってその手応えが確信に変わっています。僕が公平として生きれば面白くなるはずなので、公平としてきちんと生きていきたい!頑張ります!」と決意を新たにした。■公平の晩年役は名優・橋爪功! “やすらぎ”の新入居者と2役公平役の晩年を演じるキャストには、名優・橋爪功が決定。八千草さんと共に夫婦、そして家族の機微を味わい深い演技で綴っていく。また橋爪はさん、「やすらぎの郷」の“その後”を描くブロックにも“新たな入居者”水沼六郎役(愛称:ロク)として出演。元歌舞伎俳優だが運に見放された人生を歩み、「ツイテナイ」が口グセの男で、菊村はそんなロクに人間的魅力を感じ、公平の人物像に彼を投影させていく。“来た仕事は断らない主義”だという橋爪さんは、「この作品が1年間続くことまでよく考えていなかったから、今、ちょっと後悔しています(笑)」と冗談を言いつつ、「ひとつの作品の中で途中から役者が変わるという展開は、とても面白いと思います。視聴者の皆さんの想像力もかき立てられますし、そのあたり、倉本さんも緻密に計算されているでしょう。僕自身も楽しみにしています」と期待を語っている。帯ドラマ劇場 テレビ朝日開局60周年記念作品「やすらぎの刻~道」は2019年4月、テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年10月25日2019年4月からテレビ朝日開局60周年記念作品として放送される「やすらぎの刻~道」の撮影がスタート。前作「やすらぎの郷」以来、1年4か月ぶりに石坂浩二、浅丘ルリ子、加賀まりこの3人が再集結。また新たに柳葉敏郎がゲスト出演することが明らかとなった。■「やすらぎ」がついに再始動!本作は、2017年4月~9月に放送され大好評を博した「やすらぎの郷」の主人公・菊村栄(石坂さん)が執筆するシナリオ「道」が映像化されていくという内容になっており、山梨県のとある山間の村を舞台に昭和、平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を綴る。2クール放送だった前作の倍、放送期間が1年という超大作で今回新たに制作されるという。昭和初期からはじまり、戦中、戦後、平成という時代の移り変わりを、1年間をかけて丁寧に描いていく内容にも魅力が詰まっている。作中前半の主演は清野菜名が務め、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半を八千草薫が演じている。また「やすらぎの郷」の“その後”も合わせて描かれており、前作でお馴染みの白川冴子(浅丘さん)、水谷マヤ(加賀さん)、真野六郎(ミッキー・カーチス)、高井秀次(藤竜也)らはもちろんのこと、さらなる名優たちも多数出演する予定。■新たに柳葉敏郎が参戦!「やっと紅白歌合戦に出場できたアーティストのような気持ち」約1年4か月ぶりにドラマの現場で顔を合わせた石坂さんらは、菊村が「やすらぎの郷」に入居するおよそ10年前、冴子の自宅に菊村、マヤ、財前が集まって雀卓を囲む――という回想シーンから撮影スタート。台本で計8ページにもおよぶ長いシーンを見事に演じ切った。さらに新キャストの柳葉さんを交え、和やかなムードの中、それぞれの演技を静かにぶつけあうシーンは必見だ。柳葉さんはテレビプロデューサー・財前役として出演し「酸いも甘いも噛み分けた、“真の大人”の人生観が伝わってくる作品に参加させていただけて、やっと紅白歌合戦に出場できたアーティストのような気持ちです」と、大作に参加できる喜びを明かした。石坂さんは「この作品には、前作『やすらぎの郷』をご覧になった方が、その倍以上も楽しめるような“仕掛け”があるので、そこを味わっていただければ」と、壮大な物語の見どころを告白。浅丘さんは「また皆さんにお会いできるのが楽しみで、特に石坂さんとはものすごく会いたかったです(笑)」と再会に声を弾ませながら、「台本を読み込んでいたら胃が痛くなって痩せてしまって…。これ以上痩せないよう、皆さんに助けていただきながら1年間、やり切りたいと思います」と、長丁場となる撮影に全力で挑むことを宣言した。■主要キャストのコメントを一挙公開!石坂浩二(菊村 栄役)コメント1年4カ月ぶりに顔を合わせましたが、浅丘さんも加賀さんも全然、変わりませんね!スタッフの皆さんも多少老けましたが、ほとんど変わりがないので(笑)、そんなに月日が経ったという実感はありません。柳葉さんとは初共演ですが、彼が演じる財前という男は、“善と悪”、“気の強さと弱さ”、そんな両極端な面を同時に持っている男。とても難しい役なのですが、柳葉さんはとらえ方が鋭くて、さすがだなと思いました。私は切迫しないとやる気にならない性格なので、前もってセリフを覚えることはしないのですが、クランクイン前に2度ほど台本を読みました。ものすごく面白くて、「これはスゴイ」と思いました。この「やすらぎの刻~道」は、前作「やすらぎの郷」をご覧になった方がその以上、さらに楽しめるような“仕掛け”がありますので、そこを味わっていただければうれしいです。そして、私が演じる菊村はその仕掛けの真ん中にいるので、2つの世界を壊さないように演じていきたいと思っています。浅丘ルリ子(白川冴子役)コメント1年4カ月ぶりの撮影ですが、また皆さんにお会いできるのが、とても楽しみでした。特に、石坂さんとはものすごく会いたかったです(笑)。加賀さんとはしょっちゅうお茶を飲んだり、セリフの練習をしたりしていました。柳葉さんとは初共演ですが、私も加賀さんも大ファンなの。お会いしたらとても素敵な方で、柳葉さんが出てくださって本当によかったなと思っています。この作品は、1にセリフ、2にセリフ、3、4がなくて5にセリフ…。いつ何時、どんなシーンが来るかわからないので少しでも頭に入れておかなければと思い、山のようにいただいた台本をすべて読み込みました。でもそのせいで、胃が痛くなって痩せてしまって…。これ以上痩せないよう、皆さんに助けていただきながら、1年間、やり切りたいと思います。「やすらぎの刻~道」には、“やすらぎ”のほかに、もうひとつの物語があります。ぜひ2つの世界を楽しんでご覧いただければと思います。加賀まりこ(水谷マヤ役)コメントクランクインした今は、“やっぱり始まっちゃったのか…!”という気持ちです。浅丘さんが「セリフは覚えた?」と毎日あまりにもうるさかったので、逆に抵抗してセリフを覚えなかったのですが(笑)、始まったからにはそうもいかないので、今、一生懸命頑張っています。役柄は前作と同じなので前もって準備することはそんなにはありませんが、浅丘さんと私で劇中劇を演じる場面もありますので、その時代背景などきちんと勉強して臨みたいなと思っています。柳葉さんは、お年の召し方がイイ感じ。実は、“一世風靡セピア”で踊っていらした頃からの大ファンで、当時から“なんてセクシーな方なのかしら”と思っていました。とにかく、北海道・富良野でコツコツ台本を書いている倉本さんが、いちばんエライと思う!よくぞこんなにもいろいろな仕掛けを考えつくなと感心します。私はここから先どうやって健康を維持していくか、それだけ気を付けていきます。あとは浅丘さんがちゃんと食べるよう見張っていきます(笑)。柳葉敏郎(湾岸テレビプロデューサー・財前役)コメントオファーをいただいたときは、“本当に僕でいいのでしょうか?”というのが、率直な気持ちでした。前作も見せていただきましたが、酸いも甘いも噛み分けた、“真の大人”の人生観が伝わってくる作品ですので、今は参加させていただける喜びでいっぱいです。加賀さんはかれこれン十年前、僕がまだ新人のとき少しだけ共演させていただきましたが、石坂さん、浅丘さんとは初めて。こんな素晴らしい先輩方とご一緒させていただけるなんて、やっと「紅白歌合戦」に出場できたアーティストのような、ようやく親孝行ができたような、そんな思いです。僕は毎朝ちゃんとトイレに行くタイプなのですが、実はここ2日間、出ないんです…。緊張のせいだと思います(笑)。今回は新人に戻ったつもりで、“当たって砕けろ”で撮影に挑みます!「やすらぎの刻~道」は2019年4月よりテレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年10月05日ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第29回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が、1月25日に都内で行われた。この賞は、第1回国際宝飾展の開催と同時にスタートしたもの。毎年、「最も輝いていた人」、「最もジュエリーが似合う人」、「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を著名人の中から世代別と男性部門で選び、表彰している。今回は岡田結実(10代部門)、菜々緒(20代部門)、上戸彩(30代部門)、遼河はるひ(40代部門)、浅野ゆう子(50代部門)、大竹しのぶ(60代以上部門)、福士蒼汰(男性部門)が選ばれた。また、特別賞は浅丘ルリ子とWBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太が受賞。お笑いコンビ・ますだおかだ岡田圭右の娘であるタレントの岡田結実は、「夢のよう。嬉しすぎて泣きそう」と喜びを語った。菜々緒は「誕生石が好きで、天然石も集めています。今日、たくさんのブースを見てより一層欲しくなりました。また、お店の1つに私をイメージしたジュエリーがありました。悪女役が多いので、どんなジュエリーかと思っていましたが、本当にきらきらした天使のようなジュエリーで涙が出そうになりました」と笑顔。「10代の頃から、これはと思う仕事が終わると自分への御褒美としてジュエリーを集めてきました」という浅野は「昨年末、とても大切な宝物が1つ増えました」と話し、会場を沸かせた。また、福士は「海外旅行に行ったときに、2人の姉と母にピアスを買ってプレゼントしたことがジュエリーの思い出。緊張しましたが、喜んでくれました。これからも家族などにプレゼントしたい」などと話した。
2018年01月30日テレビ朝日系「帯ドラマ劇場」枠では、2019年度に清野菜名&八千草薫を主人公に迎え、倉本聰が手掛ける「やすらぎの刻(とき)~道」を放送することが決定。本作は、テレビ朝日開局60周年記念番組と位置づけ1年間にわたって放送、その準備として、2018年度の「帯ドラマ劇場」は1年間休止することを発表した。脚本家・倉本氏の「シニア・高齢層を対象にしたシルバータイムを設置し、帯ドラマを放送すべき」という提案から、2017年4月から創設された「帯ドラマ劇場」。第1弾の「やすらぎの郷」から始まり、「トットちゃん!」「越路吹雪物語」を放送。そして2018年度は休止し、現在「やすらぎの刻~道」の秋からの撮影に向け、倉本氏は昨年から執筆に取り掛かっているという。■ストーリードラマは、「やすらぎの郷」からスタート。「やすらぎの郷」の主人公、作家・菊村栄(石坂浩二)は、以前“ボツ”になったシナリオを思い起こす――。白川冴子(浅丘ルリ子)、水谷マヤ(加賀まりこ)らお馴染みのメンバーが見守る中、菊村はそのドラマをモチーフに、いまは亡き“姫”こと九条摂子(八千草薫)をモデルに据え、どこにも発表する当てのないシナリオを書き始める…。今作は、昭和・平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描く物語で、テーマは“ふるさと”。「やすらぎの郷」から始まったドラマは次第に菊村の新たなシナリオ世界に変わり、夫婦の生涯をその時代と共に描いていく。また新たなドラマ「道」の展開と共に、「やすらぎの郷」のその後も合わせて描かれていく予定だ。■主人公は清野菜名と八千草薫昭和初期から始まり、戦中、戦後、平成を描く本作。前半の主演は、「トットちゃん!」では黒柳徹子に扮し話題となった清野菜名。そして、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半、いわば主人公の晩年を八千草薫が演じていく。■倉本聰コメント東京ファーストと人は言います。この言葉に私は疑問を持ちます。東京は地方人の集合体です。たとえ、都会のコンクリートの上で生まれ育った人間が圧倒的にいま増えているといっても、人々はどこかで、そのルーツである“ふるさと”の土の匂いに頼っており、そこに郷愁を感じています。中高年層においては、特にそうです。都会といういわばガラス細工の、砂上の楼閣に暮らしていても人はふるさとの原風景を心の中に秘かに刻んでいます。子どものころ親しんだ、田舎の、未舗装の一本の小道。いまは便利になり、アスファルトで覆われ、高速道路が縦横に走る豪華な世の中になったとはいえ、人々が最後に心に描くのは己の貧しい原風景の中にある“ふるさと”の細い小道ではないか。このドラマはそうした小道の変遷を通して、昭和・戦中・戦後・平成、日本の豊饒への歴史を辿りながら、それに翻弄される一組の夫婦の“倖せ”への郷愁を探り、描くものである。帯ドラマ劇場「やすらぎの刻~道」は2019年4月よりテレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年01月24日「いいなと思っている男性はいます」 今年4月に放送された『あさイチ』(NHK)で“新恋人”の存在を匂わせていた、有働由美子アナ(48)。番組では、たびたび彼女の恋愛事情が話題になっており、この日もゲストの浅丘ルリ子(76)が「(相手の男性が)年上か年下か教えて」と直球質問!「“上”ですね」と有働アナが照れながら答えると、浅丘は“大人の恋”にエールを送っていた。 だが、彼女には“年下”の彼氏がいたはず……。13年11月、本誌は5歳年下の実業家A氏との熱愛をスクープ。今年6月にも、2人で1泊2日の旅行へ行っていたことが『週刊ポスト』に報じられたばかりだ。 「熱愛報道後も2人は密かに“週末同棲”を続けていて、交際は順調のようです。彼女は『いまの彼と50歳までに結婚するのが目標』と、よくのろけていました」(有働の知人) そんな彼女から飛び出した新恋人宣言。いったいどういうこと!? 「もちろん二股というわけではないですが、いろんな恋愛を経験した上で人生の伴侶を選びたいという思いがあるのでしょう。それくらい慎重なんですよ」(前出・有働の知人) つまり、彼女には“2人の結婚相手候補”がいるということになる。A氏と年上男性のどちらを選ぶか、結論は出たのだろうか――。 11月上旬の午後3時過ぎ。仕事を終え、都内の自宅マンションに帰ってきた有働アナを直撃した。 ――6月にAさんとの1泊旅行が報じられましたが、交際は順調ですか。 「ごめんなさい。それに関しては何も言えなくて……」 ――結婚の可能性は? 「(A氏との)結婚はありませんから。それだけは本当です」 交際自体は否定しなかったものの、A氏との婚活は失敗に終わったようだ。 「実は、Aさんはバツイチで3人の娘をもつ父親なんです。子供たちは元妻が引き取りました。しかし、Aさんも子供たちの誕生日には必ず一緒にお祝いをするほど、今もよきパパです。まだ小さい娘たちの気持ちを考えると、なかなか結婚に踏み切れなかったのでしょう」(A氏の知人) ということは、もう1人が本命に昇格!? ――では、4月に番組で告白された“気になる年上男性”とは? 「あのときはいいなと思っていたんですが、何の進展もありませんでした(笑)」 あっけらかんと“婚活2連敗”を明かした、有働アナ。彼女はどこか吹っ切れた様子で自宅に帰って行った――。
2017年11月15日2014年、米・ロサンゼルスで初演されるやいなや、大きな話題を呼び、その後映画化もされた『プライムたちの夜』の日本版舞台が、11月7日から新国立劇場で上演される。現代の優れた欧米戯曲を日本で初演しようという同劇場の企画の一環で、アメリカの新進作家ジョーダン・ハリソンによるもの。娘夫婦(香寿たつき、相島一之)と暮らすマージョリー(浅丘ルリ子)は、85歳を迎え記憶にも霞がかかってきた。そんな彼女が30代の男性(佐川和正)と昔話をしている。彼女の夫にそっくりのその男性は、実はアンドロイドだった――という物語だ。【チケット情報はこちら】10月某日、その稽古場を取材した。浅丘、香寿、相島、佐川の4人が初日をめざし、シーンを丁寧に構築している。演出を担当するのは、新国立劇場の芸術監督でもある宮田慶子。宮田は香寿と相島が演じる夫婦の会話に、細かい演出をつけていく。「この夫を語るとき、きっと“思慮深い”という形容詞が入ると思うんだよね」という具合に、キャラクター一人ひとりの性格や背景を様々な表現で伝える宮田。「なぜその言葉を使ったのかを意識して」「初めてのように、新鮮に言おう」とふたりに伝えるたび、妻の苛立ちや焦り、夫の寛容がより際立ってみえてくる。浅丘の演じるマージョリーは、記憶はところどころ薄れつつあるものの、言動はしっかりしている。時に頑なだったり皮肉っぽかったりする彼女のセリフに、稽古場はたびたび笑いに包まれた。「最初は、全容をつかむのにずいぶん苦労しました。でもこの物語は、じつは何千年前から同じように悩んでいた家族の関係、母娘の関係を描いている作品なんです」と宮田が話す通り、2062年という近未来の設定が信じられないほど、現代と変わらない家族の姿がそこにはある。人間のように精巧なアンドロイド――けれども、浅丘と佐川の会話には、その端々にちょっとした違和感が混じる。「ほぼ人間だけど、どこかちょっと違うんですよね。人間と人工知能の差異を見つけることが、人間の尊厳を再確認することになるのかもしれない」と宮田。稽古場では佐川があるセリフのニュアンスをつかむのに何度も繰り返し、さまざまな言い方を試す場面も。ひとりで繰り返そうとする佐川に、手を差し伸べるかのように直前のセリフを発して流れをつくる浅丘。それぞれが真摯に作品に立ち向かいながらも、稽古場には穏やかな空気が流れていた。斬新な切り口で普遍的な問題を描き出すべく、稽古を重ねる宮田と4人のキャスト。この作品が新たな古典になり得る予感がした。公演は11月7日(火)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演後、兵庫を巡演。チケット発売中。取材・文:釣木文恵
2017年10月25日シニア向け帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」。物語が中終盤に差し掛かり、現在平均視聴率5.9%(関東ビデオリサーチ調べ)と好調を維持している本作から、この度主演の石坂浩二を挟み、浅丘ルリ子と加賀まりこがウエディングドレスに身を包んだ華麗なるスチールが到着した。脚本家・倉本聰とテレビ朝日がタッグを組み、この春新設されたシニア向け帯ドラマ劇場第1弾「やすらぎの郷」は、「やすらぎの郷 La Strada」(=イタリア語で“道”)という名の、かつて映画やテレビなどで活躍した俳優、監督、脚本家らだけが入所できる老人ホームを舞台に、ホームで起こる悲喜こもごもを通じ、死への恐怖や家族への想い、老いの寂しさ、芸術への未練などを描き出していくストーリー。そしてこのほど到着した、主演の石坂さんがウエディングドレス姿の浅丘さんと加賀さんと腕を組む3ショットが撮られたのは、約10か月続いた本作の撮影最終日。浅丘さんが石坂さんに「元夫の石坂さんとご一緒できて…。この方が主役じゃなかったらこの芝居は持たなかった。みなさんの素敵なお芝居も、相手役のこの方が素敵だからだと思います」との賞賛の言葉を送る中で撮られたという。ウエディングドレスを披露した浅丘さんは、「シンプルで細身のレースを基調としたものが着たかったので、このドレスを選びました。実際に自分がかつて着たものにも近く、加賀さんとのバランスも取れていたし、とてもいい感じでした」と満足気に語るも、一方の加賀さんは「ウエディングドレス着心地は最悪でした。ウエストを締め上げ吐きそうでした」と言い、「浅丘さんのリクエストで着た裾の長いスカートが重く動けず、ひたすら早く終わりたい。ウエディングドレスなんて2度と着たくない。あれは着るもんじゃない見るもんです」と感想を語る。また石坂さんは、「お2人とも意外に似合っているのでびっくりしました(笑)」とコメントした。本作はこれまで、ミッキー・カーチス演じるマロこと真野六郎と、常盤貴子演じる松岡伸子との46歳差カップルが誕生。今週の放送では、マロが自分より16歳も年下の伸子の父親と、結婚の許しを請うべく対峙する場面が繰り広げられ、また石坂さん演じる菊村栄も、かつて愛した女性にそっくりの孫娘、清野菜名演じる榊原アザミにほのかな恋心を抱くなど、老境に入ってもときめきを忘れない入居者たちの姿が生き生きと描かれている。そんな中到着した今回のウエディングショット。一体ドラマ本編ではいつ、どんな展開で登場するのだろうか?「やすらぎの郷」は毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月10日「お疲れさまでした、倉本先生。ありがとうございました」 パナマ帽で決めた脚本家の倉本聰(82)がハイヤーに乗り込むのを、加賀まりこ(73)ら豪華出演陣が笑顔で見送っていた。7月12日、都内の撮影スタジオの大会議室で、話題のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)の打ち上げが極秘裏に行われたのだ。 この日は、石坂浩二(76)、浅丘ルリ子(77)ら主要キャストが全員集合。半年にわたる帯ドラマの打ち上げなら、一流ホテルで行われるのがふつうだが……。 「倉本さんの鶴の一声で決まったと聞きます。『やすらぎの郷』は、テレビの黄金時代を作った人たちだけが集まる老人ホームでの“黄昏”を描いたドラマ。倉本さんは、そんなドラマの内容を反映させるように『(出演者は)みんなこれまで派手なパーティに嫌というほど出てきたろう。今回は打ち上げもひっそりやって、“終焉”を迎えるっていうのはどうだい?』と提案されたそうです」(スポーツ紙デスク) 開始時間も夕方5時からと、こちらもシルバー仕様。打ち上げが始まると、出演者たちはひとりひとり登壇して、スピーチしていった。最近、人生の目標を聞かれると「転ばない。風邪ひかない」と答えていると話して、会場を笑わせたのは加賀。なんとそれにツッコんだのが倉本だった。 「転ばなくてよかった!」 テレビ朝日の社運がかかっていると言われた『やすらぎの郷』の成功に引っかけた御大のツッコミに、会場はさらに爆笑の渦。印象的なテーマ曲『慕情』を歌う中島みゆき(65)からは会場にメッセージが届いた。 「彼女はドラマの内容聞いたうえで『慕情』を作曲したのですが、倉本先生に曲を聴いてもらうときはひどく緊張したと。ダメ出しされることを覚悟していたので、倉本先生と2人きりで曲を聴いてもらったそうで、『OK』が出たときは喜びもひとしおだったそうです」(前出・テレビ局関係者) この打ち上げに唯一“欠席”したのが、6月13日に肺尖がんのため亡くなった野際陽子さん(享年81)だ。5月7日まで収録に参加していた野際さんに、出演者は次々と感謝の言葉を述べた。 「野際さんが“全裸で泳ぐ”と書かれた場面が台本にあって、ミッキー・カーチスさんが『本当に野際さんが裸で泳ぐのかと思った』と言うと、会場はもう泣き笑いの雰囲気で。プロデューサーも『野際さんがいると安心できた。自分たちのよりどころでした』と、彼女をしのんでいました」(ドラマスタッフ) 夜9時前、参加者たちが次々と会場から出てきた。その笑顔に刻まれていたのは、「やりとげた」という満足感。もう二度と見られないだろう“伝説のドラマ”にふさわしい幕切れだった――。
2017年07月20日お昼12時半からの放送にも関わらず、高視聴率を記録している『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。4月3日の初回の視聴率は8.7%、その後も6%以上を推移していて、同時間帯でトップを走っている。 石阪浩二(75)、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)など豪華出演者の共演が話題となっているが、いちばんの見どころは脚本家の倉本聰さん(82)が編んだストーリー。過去の蒸し返しや芸能界とテレビ業界のタブーや風刺など、数々の爆弾がぶち込まれている。5月が終わった時点で見つけた爆弾をランキング形式で紹介しよう。第10位:失われた名作たち 作中でたびたび出てくるテレビ局への恨み節。かつてドラマの撮影などに使われていたテープは非常に高価な上に保存が難しかったため、放送が終わると上書き録画されたり廃棄されたりすることが多かった。ある年代以前のテレビドラマはほとんどが失われたという。もちろん倉本作品も例外ではない。石坂浩二演じる脚本家の菊村栄がそれを嘆いて言う。 「我々の著作物は昭和48~49年以前のものは、全部ないんです!これは一種の、大きな犯罪です!まったく許せないテレビ界の所業です」(第40話より) どう見ても、倉本さんの心の叫びです。 第9位:枕営業は当たり前!? 第8話で、作中ですでに死亡している女優・栗山たか子について「プロダクションから時代劇のスター俳優に貢がれた過去がある」という話になる。一同が驚いていると、浅丘ルリ子が演じる大女優・白川冴子が一言。 「今だってあるわよ」 第8位:石坂浩二の微妙な過去 「だって、テレビでなんとか鑑定教室でゲストに出てらしたでしょ」「いや、あれは知ったかぶりしてただけですから」(第10話より)「水戸黄門て、本当にいた人なんですか?」(第12話より) プロデューサーとの確執で降板したと報じられた『開運!なんでも鑑定団』。ひげがないのに違和感がある批判され、短命に終わった石坂浩二版『水戸黄門』など……。本人にとって触れられたくない微妙な過去が次々とネタにされていくのだった。 第7位:嫌煙批判 息子に喫煙を咎められると、お前よりもタバコとの付き合いが長いと無茶を言う主人公の菊村栄。第6話で菊村は健康診断を受けるが、医師はとんでもないことを言う。 「無理して止めてストレスが溜まるより、好きにやるほうが健康にいい。もっとも副流煙を嫌う人もいるが、そういう人とは付き合わなきゃいい」「先生は名医だ!」 もちろん倉本さんは愛煙者。喫煙規制が進む現状を皮肉っている。 第6位:高倉健さんをネタに 藤竜也(75)が演じる俳優・高井秀次。実は高倉健さん(享年83)がモデルであると、倉本さんが明かしている。 死亡説が流れたことがある、寡黙すぎてコミュニケ―ションが取りづらいなどは、健さんからのエピソードだ。だが劇中の高井は絵のモデルに女優を誘っては自分のものにしてしまう好色なところがあるうえ、作中ではぎっくり腰になり紙おむつまで履かされる。老いの悲しみを象徴するキャラクターにしているのだ。
2017年06月04日「60年以上、俳優を続けてきました。今回のこの役をやらないとこれまでの60年を無駄にしたことになる。今まで蓄積してきたものをすべて出し切る覚悟で演じています」 こう話すのは、視聴率好調のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系・毎週月~金・12時30分~)で主演を務める石坂浩二(75)。ドラマでの浅丘ルリ子(76)との共演も話題になっている。16年ぶりの再会の印象を石坂は次のように語る。 「あの人(浅丘)は舞台を経験したことでお芝居が変わりましたね。より大胆に成長しましたね」(石坂) 浅丘にも、石坂の演技や現場エピソードについて聞いてみた。 「すべて自然な演技で、長い間蓄積されてきたことが、演技に発揮されているのよね。本当に素敵です。これまでずっと“兵ちゃん”(石坂の本名)で呼んでいたので、ついうっかり本番で1回だけ“兵ちゃん”って呼んでしまったの。自分でもびっくり、あわてて直しました」(浅丘) 思わず“素の部分”がでてしまうほど、共演の息はピッタリのようです。
2017年05月14日4月3日にスタートした倉本聰脚本、石坂浩二(75)主演のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)が絶好調だ。 「初回視聴率は8.7%を記録。その後も8%台を出すなど、非常に好調です。面白いのは年代別の視聴率で、50歳以上の女性からの支持が圧倒的です」(テレビ局関係者) ドラマの舞台となっているのは、全盛期のテレビ界を支えた“功労者”だけが入居できる老人ホーム『やすらぎの郷ラ・ストラーダ(道)』。 ほかに出演するのは、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)、八千草薫(86)、有馬稲子(85)、野際陽子(81)、五月みどり(77)ら、超大御所の面々だ。平均年齢76歳。現場では、普通の連ドラとはまったく違う“心配ごと”があるという。 「撮影は昨年11月から始まっていますが、ずっと寒い中での撮影でした。何よりも最優先されているのが、出演者の健康面です。みなさん高齢ですから、風邪でも引かれたら大変。そのためスタジオの室温も高めに設定して、毎回、撮影が始まる前にスタッフが『体調が優れないときはすぐに言ってください!』と大声を張り上げるのが日課になってます(苦笑)」 そして、現場には看護師までが常駐して――。気になるのは、大御所女優たちの人間関係。まさか、ドラマ同様にギスギス? 「みなさん仲が良いですよ。休憩時間には、浅丘さんと加賀さんを中心に自然と人が集まっている感じですね。『あなた、今日は肌ツヤがいいわね』『どんな運動をしてるの?』『ウォーキングよ。やっぱり歩くのが一番よ』などと、健康に関する話題で盛り上がっています」(前出・現場スタッフ) おしゃべりに夢中になるなかで、有馬稲子が「本当にこんな『やすらぎの郷』みたいな老人ホームがあればいいのにねえ」とこぼしたときには、思わず全員がうなずいて“老人ホーム談義”に花が咲いたとか。 現在、撮影も3分の2が終了。“あったか現場”でなんとか無事の撮影終了を――。
2017年04月21日脚本家・倉本聰氏とテレビ朝日がタッグを組み新枠でスタートしたシニア向け帯ドラマ劇場・第1弾「やすらぎの郷」。石坂浩二が主役を演じ、浅丘ルリ子、加賀まりこらが集結することでも話題の本ドラマに、豪華ゲスト俳優の出演が決定。片岡鶴太郎、上川隆也、神木隆之介、清野菜名、津川雅彦、冨士眞奈美、向井理ほか、名優たちが続々と登場する。物語の舞台は「やすらぎの郷 La Strada」(=イタリア語で“道”)という名の、かつて映画やテレビなどで活躍した俳優、監督、脚本家らだけが入所できる老人ホーム。国民的ドラマを手掛けた脚本家・菊村は同所に入所し、往年のスターたちと再会するのだが…。ホームで起こる悲喜こもごもを通じ、死への恐怖や家族への想い、老いの寂しさ、芸術への未練などを描き出していく。主役の石坂さんをはじめ、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、藤竜也、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭、常盤貴子、草刈民代、松岡茉優らが顔をそろえ、奇跡的なキャストの集結でも話題を呼んでいる本作。「北の国から」の脚本家・倉本聰がシニア世代に向けの昼ドラマとして執筆し、初回視聴率は8.7%(関東ビデオリサーチ調べ)と好発進を切った。この度、本作の中込卓也プロデューサーコメントが「まさに、倉本ドラマだからこそ実現した空前絶後のキャスティング!」と絶賛する豪華ゲスト俳優陣が発表。片岡鶴太郎、上川隆也、神木隆之介、清野菜名、津川雅彦、冨士眞奈美、向井理、さらに織本順吉、上條恒彦、きたろう、佐々木すみ江、品川徹、柴俊夫、毒蝮三太夫、布施博、村田雄浩といったそうそうたる顔ぶれが登場。平穏な「やすらぎの郷」に次々と波乱を巻き起こすという。倉本作品2度目の出演となる上川さんは「そもそも僕は倉本さんの作品がとても好きで、10代の頃からずっと見てきた者の一人として、どんな形でも作品に関われたことを光栄に思っています」と喜ぶ。同じく倉本作品2度目の神木さんも「再び先生の作品に携わることができて、この上ない幸せを感じております。精一杯頑張ります」と意欲満々の様子。また注目の若手女優・清野さんは、大ベテランの俳優陣との共演について「最初すごく緊張しましたが、自分の人生の中ですごく貴重な時間を頂いたと思っています。撮影現場ではすべてを吸収するつもりでいます」と頼もしいコメントを寄せ、向井さんは「この作品に出演者として名を刻むことができるのは、大変光栄なことです。現場では諸先輩方から、緊張感だけでなく、柔らかな雰囲気も感じ取らせていただいています」と現場をふり返った。すでに放送済みの回でも、近藤正臣、小松政夫が出演。伊吹吾郎、倉田保昭が1カットだけ出演するなど、いつ誰がどんな役柄で登場するのか見逃せない本作。名優たちが運んでくる今後のドラマティックな展開をお楽しみに。「やすらぎの郷」は毎週月~金、12時30分~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年04月17日「石坂さんとの撮影は、とてもいい感じで進んでいます。リアクションがよいので、共演の場面での“かけあい”もうまくいっています」 そう撮影現場での様子を明かすのは、ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系・毎週月〜金 12時30分〜)で共演の石坂浩二(75)と16年ぶりに再会した浅丘ルリ子(76)。彼女は、石坂との思い出話や、彼への感謝の思いを本誌にこう打ち明けた。 「結婚しているころは、おうちにいつもお客さんを連れてくるのが好きで、共演者やスタッフを本当によく連れてきていました。今でも感謝しているのは『あなたは仕事を辞めないで、ずっと続けてほしい』といつも言ってくださったこと。なので、こんなに長い間、仕事をすることができたんです。休みなしで、いい仕事ができて、本当に感謝しています」 『やすらぎの郷』は、石坂が演じる脚本家・菊村栄がテレビ人専用の老人ホーム「やすらぎの郷」に入居するところから物語が始まる。そこには、加賀まりこ、八千草薫らが演じる往年の大女優たちが集い、悲喜こもごものシニアが直面する問題がコミカルに描かれる。 「私が60歳のときにお別れして16年。石坂さんは、いいお顔で演じられています。ドラマは、これからどんどん動きます。よくよくご覧ください」
2017年04月14日昭和の日本を照らした“2つの太陽”、美空ひばりと石原裕次郎の生涯を秘蔵映像、関係者の証言や再現ドラマで綴った「実録!美空ひばりと石原裕次郎幻の映像ついに初公開昭和スター伝説の真相」が10月6日(木)今夜放送される。今年デビュー70周年を迎える「歌謡界の女王」ひばりさん、そして今年デビュー60周年を迎える「日本人が最も愛した男」裕次郎さん。2人は終戦から荒廃した日本が復興し高度経済成長を経て繁栄、そしてバブル期へ突入した戦後の日本を照らし続けた2つの太陽だった。昭和と共に生きた2人の何が人々を魅了し熱狂させたのか。そして人々は2人に何を求めたのか。昭和33年5月、敗戦からの復興を果たし新たな時代を迎えようとしていた日本。墨田区にある両国国際スタジアムで開催される「美空ひばりショー」に裕次郎さんがゲスト出演。二人が同じステージ立つのはこの日が初めてとあって1万人が詰め掛けた。映像も音声も存在せず写真が残っているだけの幻のコンサート。今回番組ではその内幕を取材し、ひばりファン、裕次郎ファンにとって夢のコンサートとなった当時の詳細を明らかにする。また176本あったと考えられるひばりさん出演映画だが、現在となっては所在がわからないものもある。番組ではそんな幻の映画のひとつ「ひばりのアンコール娘」が東京・九段の「一般社団法人記録映画保存センター」に保管されていることを突き止め、12歳のひばりさんが「東京ブギウギ」などを歌うシーンが収録されたこの映像が同曲をひばりさんが歌う最古の映像だと確認。その貴重な歌唱シーンを今回テレビ初放送する。またホームグランドとして23年間連続公演を実施した新宿コマ劇場公演での知られざるエピソードや、昭和63年、東京ドームでコンサートを行い復活を果たしたひばりさんが「今度だけは私に決めさせて、頼むから」とこだわって選んだ新しいシングル曲「川の流れのように」。スタッフの誰もが感じたその曲に賭ける熱意の裏にあったものとは?さらに番組では石原プロモーションの倉庫を大捜索、数々の驚くべき映像を発見、一部始終を大公開するほか、裕次郎さんが自ら制作プロダクションを立ち上げて完成させた映画『黒部の太陽』の公開秘話や、14年間に渡って出演したドラマ「太陽にほえろ!」の最終回、「このシーンを俺にくれないか」と監督に懇願して臨んだワンカット7分間の芝居とそこにこめられた裕次郎さんの想いとは。数々の貴重な証言と圧倒的な量の秘蔵映像、そして詳細な再現ドラマで昭和を駆けぬけた2人の実像が今蘇る。出演はナビゲーターに仲間由紀恵。証言者として浅丘ルリ子、石原慎太郎、石原まき子、なかにし礼。あの時代を体験した世代は懐かしく新たな秘話を発見し、知らない世代は芸能界の先駆者である2人の生き様に驚嘆する。「実録!美空ひばりと石原裕次郎幻の映像ついに初公開昭和スター伝説の真相」は10月6日(木)19時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年10月06日テレビ朝日が来年春から、ゴールデンタイム以外の放送時間帯で、新たな帯ドラマ枠を創設することが29日、分かった。第1弾は、倉本聰脚本・石坂浩二主演の『やすらぎの郷』を、2クール(半年)放送する。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。石坂が演じるのは、脚本の倉本氏自身を想起させる、シナリオライター・菊村栄。「倉本先生の書かれた脚本の面白さにひかれていて、この企画に参加できることを大変うれしく思っています」と喜びを語る。そんな菊村を惑わす、かつての大女優たちを演じるのは、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫ら。菊村とともに彼女たちに翻弄される男性陣に、藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭という、豪華出演陣がそろう。今回のドラマは、夜のゴールデンタイムに若者向けドラマが多く放送される一方で、大人が楽しめる作品が少ないという現状を受け、倉本氏が企画。この提案をテレ朝が受け、ゴールデンタイムに対抗した"シルバータイムドラマ枠"が作られることになった。クランクインは今秋を予定しているが、朝帯になるのか、昼帯になるのかなど、時間帯については調整中だ。倉本氏は「暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。『人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)。そんなドラマを創りたいと思います」と意気込みを語っている。
2016年06月30日俳優の石坂浩二(74)が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)にゲスト出演し、元妻で女優・浅丘ルリ子(75)について語った。1971年に結婚した2人。世紀のビッグカップルに日本中が沸いたが、結婚30年を目前にした2000年に離婚し、ツーショット会見を開いた。このことについて石坂は、「(会見を)2人でするほうがいいかなと思って」と説明。浅丘と話し合って決めたという。現在でも連絡は取り合っており、話題は主に仕事のことなど。石坂は「僕は師匠みたいに思っているんですよ。ものすごく芝居のうまい人でしたからね」と褒め、「ずいぶん盗んだ、といったら変ですが、彼女の芝居から勉強させてもらうところがあって」と手本としていたことを明かした。レギュラー出演中の南海キャンディーズ・山里亮太が気になるのは、人気絶頂時の「女遊び的なこと」。これについては、首をかしげて「そういうのはあまりないですね」と否定していた。
2016年04月08日