清原果耶、瀬戸康史らが出演するドラマ「透明なゆりかご」が、1月28日(日)より一挙再放送される。本作は、累計380万部突破の漫画「透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記」のドラマ化。町の小さな産婦人科医院を舞台に、ひとりの感性豊かな少女の目線で“命とは何か”を問い、見つめる物語となっている。本作の主人公で高校の准看護学科に通う青田アオイを清原さんが演じるほか、由比産婦人科の院長・由比朋寛役で瀬戸さん、アオイの母役で酒井若菜、先輩看護師役で水川あさみ、ベテランの看護師長役で原田美枝子らが出演している。第1話「命のかけら」1997年夏。アオイ(清原果耶)は、看護師見習いとして由比産婦人科へやって来た。中絶手術の現場を目撃して衝撃を受けるが、初めて出産にも立ち会い、心を揺さぶられる。院長・由比(瀬戸康史)、看護師・紗也子(水川あさみ)や榊(原田美枝子)らが妊婦と向き合う中、田中さん(安藤玉恵)という女性が訪れ――。▼NHK総合テレビ「透明なゆりかご」(全10回)再放送日程1月28日(日)午前0時30分から 第1回から第4回(土曜深夜)1月29日(月)午前0時25分から 第5回から第8回(日曜深夜)1月30日(火)午前1時20分から 第9回・最終回(月曜深夜)※放送時間が変更になることがあります(シネマカフェ編集部)
2024年01月23日清原果耶が主演を務めた舞台『ジャンヌ・ダルク』のオンデマンド配信が、2024年1月4日(木) よりスタートした。2023年11月から12月に東京・大阪で上演された本作は、ジャンヌ・ダルクというひとりの少女が時代や政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの“生”に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクル。清原とともに時代を生き抜くシャルル7世を演じた小関裕太をはじめ、映像のみならず舞台をもよく知る俳優陣が集結。劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきの脚本を、白井晃による演出、世界的に活躍する三宅純の音楽で壮大な劇世界を創りあげた。このたび配信されるのは2023年12月15日(金) 公演の模様で、購入後2024年1月10日(水) まで視聴することができる。<配信情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』オンデマンド配信演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純原案:佐藤賢一 参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』出演:清原果耶/小関裕太/福士誠治島村龍乃介深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂 弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉/榎木孝明他収録日:2023年12月15日(金)チケット情報:()公式サイト:
2024年01月04日藤井道人監督の初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より、ティザービジュアルと特報映像が到着した。本作は、台湾で話題となった紀行エッセイを原作に、チャン・チェンが映画化を企画、藤井監督が脚本も務め、台湾のグレッグ・ハンと日本の清原果耶、2人の俳優を主演に迎えたラブストーリー。完成したティザービジュアルは、18歳の高校生ジミー(グレッグ・ハン)と22歳のバックパッカー・アミ(清原さん)が電車に乗っているワンシーンを、本作の撮影監督でもある今村圭佑が切り取った。イヤホンで同じ音楽を聴きながら、どんな思いを抱え、どこに向かっているのか。「私たち、どんな大人になるんだろう」というキャッチコピー、そして2人の表情からも、初恋のもどかしさと不安定な2人の未来を感じさせる。併せて公開された映像では、「あの時、想いを伝えていたら、未来は変わっていただろうか」と、現在のジミーの言葉から始まり、18年前の台湾での2人の出会い、過ごした時間、交わした約束が映し出される。また、本作の音楽を担当する大間々昂が、この特報用に楽曲をアレンジ。その余韻とともに、最後に流すジミーとアミそれぞれの涙が、切なすぎる物語を予感させる。『青春18×2 君へと続く道』は2024年5月、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2023年12月20日藤井道人監督の最新作にして初の国際プロジェクトとなる日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』が、2024年5月に公開される。このたび、ティザービジュアルと特報映像が公開となった。原作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』で、この物語にインスパイアされた張震(チャン・チェン)が映画化を企画。台湾の人気俳優であるグレッグ・ハンと日本の女優・清原果耶がダブル主演を務める。物語の始まりは18年前の台湾。高校生・ジミー(グレッグ)のアルバイト先に現れた日本から来た4つ年上のバックパッカー・アミ(清原)は、ひと夏を同じ店で働き過ごすことになる。ジミーはアミに淡い恋心を抱き、次第にふたりの距離は縮まっていく。しかし突然アミが日本へ帰ることに。気持ちの整理がつかないジミーに、アミは“ひとつの約束”を提案する。そして18年の時が流れ――。公開されたティザービジュアルは、18歳のジミーと22歳のアミが電車に乗っているワンシーンを、本作の撮影監督である今村圭佑が切り取ったもの。「私たち、どんな大人になるんだろう」というキャッチコピーとふたりの表情から、誰もが経験したことのある“初恋のもどかしさ”と“不安定なふたりの未来”を感じさせる仕上がりとなっている。併せて公開となった特報映像では、「あの時、想いを伝えていたら、未来は変わっていただろうか」という現在のジミーのせつない言葉から始まり、18年前の台湾でのふたりの出会い、過ごした時間、交わした約束をエモーショナルに映し出す。本作の音楽を担当する大間々昂がこの特報用に楽曲をアレンジしており、その音楽の余韻とともに、最後に流れるジミーとアミそれぞれの涙が、青春と呼ぶにはせつなすぎるストーリーを予感させる。『青春18×2 君へと続く道』特報映像公開<作品情報>『青春18×2 君へと続く道』2024年5月公開公式サイト:「青春18×2」film partners
2023年12月20日11月28日に開幕した清原果耶の初舞台『ジャンヌ・ダルク』より、舞台写真と開幕直後の清原果耶からコメントが到着した。本公演はおよそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火刑によりその命を散らしたジャンヌ・ダルクという一人の少女が、時代や政治に翻弄されながらも自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた人間ドラマだ。主演のジャンヌ・ダルクを演じ座組を率いる清原は、初舞台とは思えない堂々とした姿で舞台に立ち、大旗を翻しながらフランス軍を率いていく。そのジャンヌに導かれ王座に就くシャルル7世を演じる小関裕太は、若き王太子ならではの迷いや葛藤を繊細な演技で表現。出演者にはジャンヌと共に戦う傭兵レイモン(坪倉由幸)、ケヴィン(島村龍之介)、ジャンヌと敵対するイングランド側のベッドフォード公(岡田浩暉)、タルボット(福士誠治)、シャルルを支える王妃マリー(山崎紘菜)、継母のヨランド(りょう)、彼女らと対立しジャンヌを敵対視するラ・トレムイユ卿(神保悟志)、ジャンヌを異端審問にかけるコーション司教(榎木孝明)と実力派の俳優が揃った。本公演は、12月17日(日) まで東京建物Brillia HALL、12月23日(土) から26日(火) に大阪・オリックス劇場で上演される。12月24日(日) 17時の追加公演では「クリスマスイブ・アフタートークショー」を開催。小関裕太、福士誠治、坪倉由幸が登壇し、ここでしか聞けない話が披露される。■清原果耶 コメント無事に初日公演を終えました。今までに感じたことがない興奮と心臓の音が聞こえてきそうなくらいの緊張。あんなにも贅沢な時間を親愛なるスタッフ・キャストの皆さま、そして劇場へお越しくださった皆さまと共有出来たことを幸せに思います。千秋楽まで、進化を続けながら駆け抜けてゆけるよう精進してまいります。<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純原案:佐藤賢一 参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』■出演清原果耶小関裕太福士誠治島村龍乃介深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉/榎木孝明 他■東京公演2023年11月28日(火)~12月17日(日) 東京建物Brillia HALL■大阪公演2023年12月23日(土)~12月26日(火) オリックス劇場※12月24日(日) 追加公演/クリスマスイブ・アフタートークショー付チケットはこちら:()公式HP:
2023年12月05日和菓子店「ヒガシヤ(HIGASHIYA)」創業20周年を記念したスイーツの第2弾として、ジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」とコラボレーションしたひと口果子「時の恵み」を、2023年11月8日(水)から12月6日(水)までの期間限定で発売する。ヒガシヤ×イチローズモルトの限定和菓子「時の恵み」ヒガシヤは、創業20周年を記念し、和菓子とは異なる分野で活躍する4ブランドとのコラボレーションを実施。第1弾に続く第2弾は、国内外で高い評価を得るジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」とのコラボレーションによるひと口果子「時の恵み」を用意する。「時の恵み」は、3種の希少なウイスキーを厳選し、その個性豊かな風味が引き立つよう、相性の良い餡と合わせたひと口サイズの和菓子。上品な甘さの餡と、ふわりと香るウイスキーのハーモニーを楽しめる、大人のスイーツとなっている。THE PEATED「こし餡+ウイスキー羹」熟成により深まるやわらかな燻製香とまろやかな甘さのあるウイスキー本来の味わいを愉しめるよう、こし餡と合わせた1品。PX Sherry Cask「つぶし栗+ウイスキー羹」シェリー樽で熟成させることで干し葡萄のような甘さとフルーティな味わいをまとったウイスキーと好相性の栗餡をあわせた1品。Bourbon Barrel「胡桃餡+ウイスキー羹」バーボン樽で熟成させたウイスキーならではのバニラのような甘さとさわやかな青林檎のような風味を引き立てる、胡桃餡と合わせた1品。ヒガシヤ創業20周年を記念したコラボレーションなお、2024年2月には第3弾としてイソップ(Aēsop)とのコラボレーションを展開。第4弾では三重・木屋正酒造の日本酒「而今(じこん)」とタッグを組む。【詳細】ヒガシヤ×イチローズモルト ひと口果子「時の恵み」販売期間:2023年11月8日(水)~12月6日(水)販売店舗:ヒガシヤギンザ(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F)、ヒガシヤマン(東京都港区南青山3-17-14)、ヒガシヤマン 丸の内(東京都千代田区丸の内1-4 -5 三菱UFJ信託銀行本店ビル1F)、公式オンラインショップ価格:2,808円内容量:1箱 6個入箱サイズ:縦26.5cm ×横4.5cm ×高さ4cm 木箱入(巻紙)日保ち:4日(要冷蔵)■ヒガシヤ 第3弾以降のコラボレーション予定・第3弾 ヒガシヤ×イソップ販売期間:2024年2月4日(日)〜5月4日(土)・第4弾 ヒガシヤ× 而今販売期間:2024年5月5日(日)〜8月6日(火)※内容は変更となる可能性あり。【問い合わせ先】ヒガシヤTEL:03-6261-9300
2023年10月27日ジャンヌ・ダルク――15世紀のフランスで神の“声”を聞き、戦いに身を投じた少女。裁判にかけられた彼女は魔女とされ、火あぶりの刑に処されて亡くなったものの、後世名誉が回復されて1920年にはフランスの守護聖人のひとりとなっている。そんな彼女の物語を描いた舞台が、劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきの脚本、白井晃の演出による『ジャンヌ・ダルク』。堀北真希を主演に迎えて2010年に初演、2014年の再演では有村架純が主演。ふたりとも、本作が初舞台だった。そして2023年、やはりこれが初舞台となる清原果耶の主演で3度目の上演が決定。短くも激しい彼女の生きざまを、私たちはまた目撃することとなる。皆さんの抱くジャンヌを体現できるように故郷を蹂躙されるなかで聞いた声に従い、フランスの王太子・シャルルの下に赴いて、イングランドからフランスを解放するため戦った彼女。シャルル(即位してシャルル7世となる)を演じる小関裕太は、清原について「ミステリアスさや淡さ、切なさを観る者に想像させる雰囲気をもっている。皆がジャンヌ・ダルクにイメージする “芯があって信じるものに向かっていく”姿勢が合うと思う」とコメント。この言葉に、思わず納得させられる人は多いに違いない。清原果耶という俳優の持ち味を考えると、ジャンヌはまさにはまり役となるのではないだろうか。清原自身も「皆さんの抱くジャンヌを体現できるように、がんばります」と意欲をうかがわせた。清原も小関も、初演・再演の映像を観てさまざまなことを感じたよう。「ジャンヌの強さとはかなさが両立しているところに、すごく惹かれました。たぶん私と同じように多くの方がそれを魅力的だと思われたから、初演も再演もたくさんの方々が観に来てくださったんだろうなって思います。たくさんの人を導いていくカリスマ性みたいなものを、私も皆さんと一緒に作り出していけたらな、と」と清原は言う。小関は映像を観た後に台本を読み、「演じる方によってジャンヌはそうとう変わるだろうと感じました。それにこの物語は “声”っていうワードがテーマになっている。神の声だけでなく、ジャンヌの声、シャルルにとっての聞きたい声、聞きたくない声、親や周りの声。そういう “声”の象徴になっているのがジャンヌで、芯の強さと共にメッセージ性を抱えた少女だと思った」のだとか。一方、清原は同じ事務所の先輩ながら今回が初対面という小関に対して、「穏やかで、清らかで、柔らかいイメージ」を抱いていたという。その印象は、繊細な表情を見せる序盤のシャルルにぴったり。「シャルルって『怯えている王』みたいに書かれることが多いので、『シャルルっぽい』と言われるとちょっと……」と複雑な表情を見せた小関だが、そのシャルルがジャンヌの登場によって王として成長し、ついには“勝利王”と呼ばれるまでになる変化・成長の過程こそが、要と言えるのではないだろうか。きっと小関は、豊かな奥行きをもってそれを表現してくれることだろう。清原も、初演・再演で「シャルル役の印象がまったく違っていたので(初演:伊藤英明、再演:東山紀之)、今回小関さんが演じるのが楽しみです」と、彼ならではのシャルル像に期待を寄せる。また、ふたりを支えるキャストも大きな見どころ。りょう(ヨランド・ダラゴン)、岡田浩暉(ベッドフォード公)、福士誠治(タルボット)、深水元基(アランソン公)、山崎紘菜(マリー・ダンジュー)、坪倉由幸〈我が家〉(傭兵レイモン)など映像・舞台で多彩な活躍を見せる顔ぶれに加え、フレッシュな荒木飛羽(傭兵ケヴィン)、ベテランの風格と安定感を見せる榎木孝明(コーション司教)、神保悟志(ラ・トレムイユ卿)と、「これは期待するしかない」という俳優陣が結集した。舞台『ジャンヌ・ダルク』主要キャスト清原は以前映画で共演した深水との再会を喜び、小関もドラマに続いて山崎と共演。さらに小関は、初共演となる義母・ヨランド役のりょうに「すごくミステリアスで、強いビジュアルが印象的ですし、お芝居を合わせた時にどんなものが生まれるのか楽しみにしています」と期待を語った。白井演出作品でしばしば強い印象を残すアンサンブルの迫力は今回も健在、総勢約100人というめったにない大人数の出演者によって劇場内に満ちあふれる熱量は、まさに生の演劇空間の醍醐味を味わわせてくれるだろう。ワクワクへの挑戦をこの舞台で俳優としてデビューする前にミュージカルのレッスンを受けていたという清原。「歌ったり踊ったりするのが好きだったので、いずれ舞台をやってみたいと思っていた」そう。演出の白井晃から、3度目の上演にあたって清原にはジャンヌが合うだろうと話がいき、「きっとご縁がつながったんだろうから、がんばりたい」と満を持しての初舞台・初主演に武者震いする。思い切った決断にも思えるが、「自分が良いと思ったものを信じたい。(参考として)いろいろな人の意見は集めますけど、結局決めるのは自分。後悔しない道筋を選べば良いと思う」と本人はきっぱり。その潔い決断の基となる感覚は、ふたりにとって相通じるものがあるそう。それを小関は「ワクワク」と語る。「初めての経験で大変だとしても『これを経験した後にどういうものが見えているんだろう』とワクワクできることを選びたい。最近はずっと未知への挑戦をしているような気がしますが、達成感があるから良いかな」と笑った。そんな小関にとって、今回はミュージカル『わたしは真悟』(2016年/演出:フィリップ・ドゥクフレ、演出協力:白井)以来となる白井とのタッグで思うところがあるよう。「前回、愛ある鞭をたくさんいただいて、こてんぱんにされたんですよ。各現場で学びがあるなかで、舞台の基礎について改めて考えたし視野が広がった。すごく濃厚な時間でした。白井さんとまた一緒にひとつの作品を創る体験をしたいと思っていたので、今回ようやくタイミングが合いました」と語った。映像を観て印象に残った場面を聞くと、清原は「ジャンヌは戦わせてもらえない、剣を振れない葛藤や悔しさがある。そういう『自分も』という意思を前面に押し出すシーンは、自身が基盤としてもっている軸、しなやかさみたいなものを感じとることができて好き」だという。「僕は戴冠式のシーン、あと同じようなシチュエーションだけどジャンヌとシャルルが初めて会うシーンですかね。すごく神秘的で、のちのち明かされる秘密が詰まっている。実際のヨーロッパの戴冠式の様子から考えると、城と戴冠式を行う大聖堂とはすごく離れているけど、わざわざそれだけの移動をして行うほどの大切なイベント。その神秘性が素敵です」と小関も語った。さらに見どころとして、小関は章ごとに新しい事実が明かされていくという台本の構造、そして複雑な人間模様を挙げる。「対立していたのかと思いきや実は仲間だったとか、信頼しあっていたとか、その逆だったとか。観る人によって関係性が違って、いろいろ感じられると思います。そしてジャンヌはフランス・イングランド両国に求められている存在だという、皮肉さや面白さみたいなものがストーリー展開の中でうまく描かれている」という。初舞台に向けて基礎体力向上を図りたいという清原と、小関の意外な共通項は「今一番ほしいのが自転車」だという。ジャンヌとシャルルには全然関係ない話だけど、と笑い合うふたりは、既に息の合ったコンビぶりを見せる。このふたりを中心としたカンパニーで、「今はまだどうなるのか本当に未知数ですけど、ジャンヌに突き動かされながら一緒に全うできたら」という清原がどのようなジャンヌを見せるのか。期待は高まるばかりだ。公演は11月28日(火)〜12月17日(日)、東京建物 Brillia HALLにて。その後、12月に大阪公演あり。ぴあアプリでは清原果耶さんと小関裕太さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。取材・文:金井まゆみ撮影:You Ishii清原果耶:ヘアメイク:(清原)牧野裕大、(小関)佐々木麻里子スタイリスト:(清原)井阪恵、(小関)吉本知嗣<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井 晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅 純監修・原案:佐藤賢一(参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』出演:清原果耶小関裕太福士誠治荒木飛羽深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂 弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉榎木孝明【東京公演】2023年11月28日(火) 〜12月17日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【大阪公演】2023年12月23日(土)〜12月26日(火)会場:オリックス劇場チケット情報:公式サイト:
2023年10月13日藤井道人が監督・脚本を務めた日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』が、2024年5月3日(金)に劇場公開される。シュー・グァンハン(グレッグ・ハン)、清原果耶がダブル主演。藤井道人が監督・脚本、初の日台合作映画映画『青春18×2 君へと続く道』は、『余命10年』を世に送り出してきた藤井道人が手掛ける初の国際プロジェクトとなる作品。台湾で話題を呼んだ紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』にインスパイアされた、映画スターのチャン・チェン(張震)が映画化を企画し、藤井道人とタッグを組んだことで“日台合作”プロジェクトがスタートした。国境と時を超えた初恋を辿る旅映画『青春18×2 君へと続く道』で描かれるのは、日本と台湾の国境と“18年”の時を超えて初恋の記憶をたどる旅。18年前の台湾で始まった、ジミーとアミのラブストーリーを紡いでいく。尚、撮影は米津玄師「Lemon」のMVなどを手掛け、藤井道人と数々の作品でタッグを組んできた今村圭佑が担当。日本と台湾でオールロケを敢行し、日本と台湾の四季折々と移り行く時代の風景、岩井俊二の『Love Letter』にオマージュを捧げるシーンなど、エモーショナルかつノスタルジックな世界観を映し出している。台湾の俳優シュー・グァンハン×清原果耶がW主演主人公のジミー役を務めるのは、2023年の主演作がヒットを記録し、台湾最大の映画賞“金馬賞”の主演男優賞にノミネートもされた台湾の俳優、シュー・グァンハン(許光漢/グレッグ・ハン)。話題の韓国ドラマへの出演や、台湾で公開されるスタジオジブリ『君たちはどう生きるか』のアオサギ役の吹き替え声優を務めるなど幅広く活躍している。また、もう1人の主人公・アミ役は、『1秒先の彼』や『片思い世界』など、話題作への出演が続く清原果耶が演じる。主人公・ジミー…シュー・グァンハン(グレッグ・ハン)18年前、日本から来た4つ年上のバックパッカー・アミとバイト先のカラオケ店で知り合い、ともに働くうちにアミに恋心を抱く。2人の距離は縮まっていったが、突然アミが帰国してしまう。時を経て、36歳になったジミーは、代表を務めるゲーム会社を解任され、失意の中帰省。実家でアミから18年前に届いたハガキを見つけたことで、初めての日本への一人旅に出る。主人公・アミ…清原果耶18年前にバックパッカーとして台湾を訪れ財布を無くしてしまったことで、高校生のジミーと同じカラオケ店で住み込みで働くことに。ひと夏をともに過ごすが、突然日本に帰ることになり、その際に、ジミーから“ひとつの約束”を提案される。絵を書きながら世界中を旅することが夢。幸次…道枝駿佑明るく天真爛漫な性格の18歳の青年。ジミーが長野県飯山線の電車の中で出会うバックパッカー。ジミーと意気投合し、辺り一面雪景色が広がる駅での途中下車にジミーを誘う。由紀子…黒木華ジミーが立ち寄る新潟県長岡市にあるネットカフェのアルバイト店員。ジミーが制作したゲームで遊んでいたところ、ジミーに話しかけられる。偶然見かけた「にいがたランタン祭り」にジミーを案内する。中里…松重豊アミが生まれ育った町の住人。アミが生まれ育った福島県只見町に降り立ったジミーに出会い、アミの実家まで送り届ける。アミの母親…黒木瞳アミの故郷である、福島県只見町に暮らすアミの母親。ジミーが回り道の末に辿り着いたアミの実家で、ジミーを迎え入れる。主題歌はMr.Children「記憶の旅人」映画『青春18×2 君へと続く道』の主題歌は、Mr.Children の「記憶の旅人」。監督の藤井道人が10代から愛聴するバンドであり、自ら主題歌に、と熱望したことからタッグが実現したという。香港国際映画祭に出品へ映画『青春18×2 君へと続く道』は、2024年3月28日(木)から4月8日(月)まで開催される第48回香港国際映画祭のカレイドスコープ部門に出品。これまでにも、『エゴイスト』や『さかなのこ』などが出品された部門となっている。映画『青春18×2 君へと続く道』あらすじ始まりは18年前の台湾。高校生のジミーは、バイト先に現れた日本のバックパッカー・アミとともに、ひと夏を同じ店で働き過ごすことになった。次第にジミーはアミに淡い恋心を抱き、夜道をバイクで2人乗りしたり、映画を観に行ったりと、2人の距離は縮まっていった。しかし突然、アミが日本に帰ることに。気持ちの整理がつかないジミーに、アミは“ひとつの約束”を提案する。時が経ち、あるきっかけで久々に実家を訪れたジミーは、日本に戻ったアミから18年前に届いたハガキを見つける。初恋の記憶がよみがえったジミーは、過去と向き合い、今を見つめるため、初めての日本での一人旅へ。アミとの思い出の曲を聞きながら列車に乗り、ジミーが向かうのは彼女の故郷。ジミーはアミとの再会を果たせるのか。【作品詳細】映画『青春18×2 君へと続く道』公開日:2024年5月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開出演:シュー・グァンハン、清原果耶、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳監督:藤井道人脚本:藤井道人エグゼクティブ・プロデューサー:チャン・チェン配給:ハピネットファントム・スタジオ原作:『青春18×2 日本慢車流浪記』
2023年10月10日監督・脚本を藤井道人が務める日台合作『青春18×2 君へと続く道』が2024年5月に公開されることが決定した。高校生・ジミーのバイト先に現れた日本から来た4つ年上のバックパッカー・アミ。ひと夏を同じ店で働き過ごすことになり、次第にジミーはアミに淡い恋心を抱いていく。夜道をバイクで2人乗りしたり、映画を観に行ったり、2人の距離は縮まっていったが、突然、アミが日本へ帰ることに。気持ちの整理がつかないジミーに、アミは“ひとつの約束”を提案する。それから時が経ち、あるきっかけで久々に実家を訪れたジミーは、日本に戻ったアミから18年前に届いたハガキを見つける。初恋の記憶がよみがえったジミーは、過去と向き合い、いまを見つめるため、初めての日本での一人旅へ。アミとの思い出の曲を聞きながら列車に乗り、ジミーが向かうのは彼女の故郷。ジミーはアミとの再会を果たせるのか…。原作は、台湾で話題を呼んだ紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」。この物語にインスパイアされた国際的映画スター・張震(チャン・チェン)が映画化を企画、監督に日本映画界がいま最も注目する藤井道人を切望し、本プロジェクトが始動した。ジミー役には、今年公開された主演作が台湾映画における台湾興行収入歴代7位となる大ヒットを記録し、台湾最大の映画賞“金馬賞”の今年の主演男優賞にノミネートもされた俳優・グレッグ・ハン。話題の韓国ドラマへの出演も決定し、台湾で公開されるスタジオジブリ『君たちはどう生きるか』のアオサギ役の吹き替え声優を務めるなど、アジア圏でいま最も注目を集める彼が遂に日本への進出を果たす。アミ役には、数々のヒット映画、ドラマに出演、着実にキャリアを積み重ね確固たる地位を築き上げてきた清原果耶。日台スターのダブル主演が実現した。さらに撮影は、米津玄師「Lemon」のMVなどの撮影も手掛け、藤井監督と数々の作品でタッグを組んできた今村圭佑が担当。日本と台湾の四季折々の美しい風景と移りゆく時代が映し出され、岩井俊二監督による恋愛映画の金字塔『Love Letter』のオマージュが雪景色の中で撮影されるなど、心の原風景に立ち戻るようなエモーショナルでノスタルジックな世界が描かれる。<コメント>■許光漢(グレッグ・ハン)オファーを頂いた時は、初めての国際プロジェクト作品への参加だったので、とても興奮しました。同時に緊張もありました。「青春」のほろ苦さや甘酸っぱさを感じられる脚本でしたが、日本語の台詞もあったので、少し心配でした。ですが、通訳の先生も熱心に教えてくださり、僕も出来る限り覚えられるよう努力しました。藤井監督の演出はとても正確で、監督の想像の中に俳優を入り込ませる能力も素晴らしく、ご一緒できて嬉しかったです。言葉は違いますが、すぐに息がぴったりと合ったように思いました。今回、日本と台湾の異なる文化を体験することができました。撮影に関わることから食文化などの些細なことまで、どれも興味深く、学ぶことの多い撮影でした。多くの初めてを経験でき、楽しかったです!みなさま、ぜひ劇場で「青春」を堪能してください!■清原果耶お話を聞いた時、どうしても参加したいと思えた素敵な企画でした。以前にも、ご一緒させていただいたことのある藤井道人監督と前田浩子さんがいるのならば、国際プロジェクトという新たな挑戦の場でも踏ん張ることが出来るはずだ、と撮影が始まる前から本当にワクワクしていました。今回演じさせていただいたアミちゃんは強く、儚く、とても魅力的な女の子です。許光漢(グレッグ・ハン)さんをはじめとする素敵なキャスト・スタッフの皆さまと、台湾、そして日本の地で紡いだ繊細な日々たちが皆さまの心を温められますよう願っています。■監督・脚本:藤井道人僕のルーツの一つである台湾との共同プロジェクトは、本当に幸せな時間でした。プロデューサーのチャン・チェン、主演のグレッグ・ハンをはじめ、たくさんの大切な仲間たちが台湾で出来ました。言語や文化を超えて、互いの敬意を忘れずに『映画』に向き合い続けた日々は、僕にとっての宝物です。これは、18年前に置いてきた青春に、36歳になった主人公がサヨナラを告げる物語です。日本だけでなく、アジア、世界の人たちの心にしっかりと残る映画を目指しました。まさに、僕にとっての監督人生第二章のはじまりであると自負出来る作品になっています。清原果耶さんをはじめとする素晴らしい日本キャストと台湾キャストのコラボレーションを是非楽しみにしていてください。■エグゼクティブ・プロデューサー:張震(チャン・チェン)『青春18×2 君へと続く道』は、親しい友人でありプロデューサーの黄江豐(ロジャー)さんが紀行エッセイを見たことから始まり、4年の時間をかけ脚本開発をしました。その後藤井監督が参加してくださり大きな力となりました。この映画の誕生は、天の時、地の利、人の和の様々なご縁が結びついた結果です。長い間藤井監督の作品に注目しており、監督の映画の独特な魅力を高く評価していたため、撮影中は監督を深く信頼し、創作者としての監督の考えを尊重し支持をしました。グレッグ・ハンさんと清原果耶さんは非常に優秀な俳優です。二人の間で起こる化学反応を楽しみにしています。今回初めてエグゼクティブ・プロデューサーを務めました。国際共同製作はある種の試練、学びの機会であり、そして異なる仕事や文化的背景を持つ映画人たちの交流が増え、作品に異なる魅力を与えてくれます。青春の真っただ中にいる、又は嘗て青春を過ごした皆様に、この笑いあり涙ありのラブストーリーを是非ご覧いただきたいと心からお勧め致します。『青春18×2 君へと続く道』は2024年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月07日草彅剛主演映画『碁盤斬り』の公開時期が来年5月に決定。追加キャストも発表された。本作は、古典落語をベースに復讐を描く、“冤罪”をテーマにしたヒューマンドラマ。格之進(草彅さん)の一人娘・お絹役には、朝ドラ「おかえりモネ」や「ファイトソング」の清原果耶が抜擢。「父を敬い、自分のやるべき事へ邁進出来る素直な女の子です」とキャラクターを説明し、「格之進とお絹の確かな絆に触れながら育んだ時間は、何にも変え難い温かなものでした。錚々たるキャストの皆さまの背中を追いかけながら、白石監督をはじめとするスタッフの皆さまと紡いだ日々が、沢山の方々に届きますよう願っています」とコメント。清原果耶また、萬屋面々として、手代・弥吉役で中川大志、番頭・徳次郎役で音尾琢真、亭主・萬屋源兵衛役で國村隼が出演。中川さんは「落語の噺がベースの今作は、現代人の我々にも共感出来るポイントが沢山ある、身近なところで起こり得るストーリーです」と本作について述べ、音尾さんは「いつもお世話になっている白石和彌監督の、時代劇という新たなチャレンジにまたご一緒させていただけるということだけでも幸せであるのに、草彅剛さんとシーンを共にできるという光栄極まりない日々でございました」とふり返る。中川大志國村さんは「撮影が進むうち、最も興味を唆られていったのが【碁敵(ごがたき)】という言葉。ひとつの盤面上に展開する実人生をもかけた勝負の世界。その囲碁の世界で得るものは、友情ともまたライバルとも違う、人生に於いて特別な人と出会ってしまう事。この映画『碁盤斬り』は正にその事を描いています」と語っている。さらに、彦根藩の藩士の梶木左門役に奥野瑛太、町の親分の長兵衛役に市村正親、格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役に斎藤工、半蔵松葉の大女将・お庚役に小泉今日子も決定。斎藤工奥野さんは「これだけの豪華なメンバーに囲まれて時代劇に参加できた事大変嬉しく思います」と参加を喜び、市村さんは「草彅くんはドラマで一緒になったこともあるけれど、映画では2度目の共演です。『ホテルビーナス』のときは全編韓国語でしたが、今回は日本語だったので楽だったね笑草彅くんの芝居を間近に見ながら、芝居をし、作品に参加できたのは楽しかったし、光栄で嬉しかったです」と共演をふり返る。斎藤さんは「現場でお会いした剛さんは、草彅剛では無く、柳田格之進そのもので、静かに鳥肌が立ちました」と草彅さんの印象を述べ、小泉さんは「美しくて、優しい、そして迫力のある世界。既視感のない時代劇になっていると思います。私も完成が楽しみでなりません」と心境を明かしている。『碁盤斬り』は2024年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:碁盤斬り 2024年公開予定
2023年09月25日俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『碁盤斬り』(ごばんぎり)が、2024年5月に全国公開されることが25日、発表された。さらに、追加キャストも発表され、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼の出演が明らかになった。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草なぎを主演に、第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞の『孤狼の血』など映画界で高い評価を受け、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督がタッグを組んだ、古典落語をベースにした本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれる男による、父として武士としての誇りを賭けた復讐を描くヒューマンドラマ。冤罪事件を起こした浪人・柳田格之進(草なぎ)は藩を追われ、娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。あるきっかけで明かされた真実に、格之進は激高し仇討ちを決意する。だがそれは、父娘が引き裂かれることを意味していた。このたび追加キャストが発表。格之進(草なぎ剛)の一人娘・お絹役に清原果耶、萬屋の手代・弥吉役に中川大志、彦根藩の藩士の梶木左門役に奥野瑛太、萬屋の番頭・徳次郎役に音尾琢真、町の親分の長兵衛役に市村正親、格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役に斎藤工、半蔵松葉の大女将・お庚役に小泉今日子、萬屋の亭主・萬屋源兵衛役に國村隼が決定した。追加キャストのコメントは以下の通り。○■清原果耶いつか草なぎさんとご一緒したいと抱いていた想いが今作で叶ったことを撮影が終わった今でも嬉しく思っています。現場で私が緊張していると「お絹ちゃんは僕の娘だから」と草なぎさんが声をかけてくださいました。草なぎさん演じる格之進の娘であるお絹は、父を敬い、自分のやるべき事へ邁進出来る素直な女の子です。格之進とお絹の確かな絆に触れながら育んだ時間は、何にも変え難い温かなものでした。錚々たるキャストの皆さまの背中を追いかけながら、白石監督をはじめとするスタッフの皆さまと紡いだ日々が、沢山の方々に届きますよう願っています。○■中川大志白石監督とはいつかご一緒したいと、常々いろいろなところで口にしていました。そんな白石組の初めての時代劇作品に参加できることに興奮しました。些細なことなのに、大人になったからなのか、組織の中にいるからなのか、素直に言い出せない。そんなキッカケが気付けば飛躍して自分だけでは収まりのつかないことになってしまっている。落語の噺がベースの今作は、現代人の我々にも共感出来るポイントが沢山ある、身近なところで起こり得るストーリーです。監督が、先人へのリスペクトを持って作り上げた今作は、世界のお客様にも見ていただきたい、日本の時代劇になると思います。○■奥野瑛太梶木左門役をやらせて頂きました奥野瑛太です。これだけの豪華なメンバーに囲まれて時代劇に参加できた事大変嬉しく思います。 殊に草なぎさんは、物心ついた頃からブラウン管を通して拝見しておりましたので、今回現場で自らが梶木左門として執拗に柳田様(草なぎさん)の背中を追いかけている事に若干の違和感とかなりの興奮を覚えました。比喩的な意味でも物理的にも、劇中ではかなり背中を追いかけていると思います。 その都度、気配や色を変えていく背中を。 それはそれは心地の良い広い背中でした。歴史上これほど武士の背中を見た人はいないのではないかと思うくらい堪能させて頂きました。ありがとうございました。○■音尾琢真私としましては、いつもお世話になっている白石和彌監督の、時代劇という新たなチャレンジにまたご一緒させていただけるということだけでも幸せであるのに、草なぎ剛さんとシーンを共にできるという光栄極まりない日々でございました。撮影中はカメラや照明などのセッティング中にずっと立ったまま待っておられる姿を拝見し、私なんぞは、ただだらしなく座って着物が着崩れていく様が情けなく思えた記憶がございます。初めて現場を共にする共演者の方がどのように演技を仕上げていくのかを見ているのが趣味と言える私なのですが、草なぎさんは瞬発力が凄まじく、用意したものに拘らずに撮影現場であらゆる物事を感じ取って空間に溶け込んでいくというスタイルと見受けられました。研ぎ澄まされた感性と経験のなせる技であると感服した次第です。映画「碁盤斬り」どうぞよろしくお願いいたします。○■市村正親白石監督の映画を色々観ていて、白石監督がどういう監督さんか知るためにも映画に参加させていただきました。とてもいい人で、非常に気が合うので本当に楽しかったです。今後、市村が演じる役が必要だなと思ったらどんどんお声をかけてくださいね笑草なぎくんはドラマで一緒になったこともあるけれど、映画では 2 度目の共演です。「ホテルビーナス」のときは全編韓国語でしたが、今回は日本語だったので楽だったね笑草なぎくんの芝居を間近に見ながら、芝居をし、作品に参加できたのは楽しかったし、光栄で嬉しかったです。完成を心より楽しみにしております。○■斎藤工混沌とした現代と、厳しくも儚い本作の世界を生きる人々とが、何処か力強く入り混じる瞬間が幾度もありました。そして、現場でお会いした剛さんは、草なぎ剛では無く、柳田格之進そのもので、静かに鳥肌が立ちました。『碁盤斬り』は、白石和彌監督ならではの、エグみと深みを含んだ美しい時代劇になっていると思います。同時に、草なぎ剛さんの新たな表題作に参加出来た事を、心から光栄に思います。○■小泉今日子美しくて、優しい、そして迫力のある世界。既視感のない時代劇になっていると思います。私も完成が楽しみでなりません。芸歴は長いのに京都の撮影所が初体験の私でした。ようやく映画俳優に仲間入り出来たような気分です。○■國村隼私はこの映画に関わる以前は全く知らなかった囲碁の世界でした。撮影が進むうち、最も興味を唆られていったのが【碁敵(ごがたき)】という言葉。ひとつの盤面上に展開する実人生をもかけた勝負の世界。その囲碁の世界で得るものは、友情ともまたライバルとも違う、人生に於いて特別な人と出会ってしまう事。この映画「碁盤斬り」は正にその事を描いています。そして私は草なぎ剛さんと出会った、ということですね。
2023年09月25日タレントの西村歩乃果が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)39号のグラビアに登場している。西村は1995年1月28日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・ラストアイドルを卒業後、恋愛リアリティショー『オオカミちゃんには騙されない』出演などで話題を呼んでいる。3年ぶりに同誌に登場となった西村は、本誌グラビアで初水着に。ヘルシーだけど色っぽく、可愛いけどセクシーに魅了した。
2023年09月02日清原果耶の初舞台「ジャンヌ・ダルク」から新たにポスタービジュアル、全キャストの扮装写真とコメントが公開された。2010年、2014年に続き、3度目の上演となる本作は、ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代や、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの“生”に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクル。3度目の上演は初舞台・初主演となる清原さんに、小関裕太をはじめ、出演者はオール新キャスト。りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら、映像のみならず舞台をもよく知る実力派が集うほか、今後の飛躍が期待される若手で初舞台となる荒木飛羽が重要な役どころを演じ、さらに榎木孝明、神保悟志と、経験豊富なベテランも加わり、壮大な劇世界の骨組みを担う。キャストよりコメント到着清原果耶今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか「ジャンヌ・ダルク」に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな「ジャンヌ・ダルク」をお届け出来るよう励みます。小関裕太/シャルル7世役小関裕太/シャルル7世役7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。福士誠治/タルボット役福士誠治/タルボット役タルボット役を演じます福士誠治です。ジャンヌ・ダルクという名作に出演出来ること、本当に光栄に思うと共に、戦乱の中生き抜くジャンヌにどう壁として立ちはだかるのかワクワクします。中島かずきさんの脚本はその時を生きるセリフを書いてくださるのでタルボットの葛藤をしっかりと表現していきたいです。そして白井晃さんの演出を受けるのは今回が初めてなので、何よりも楽しみです。みなさん、歴史の瞬間をお見逃しなく!荒木飛羽/傭兵ケヴィン役荒木飛羽/傭兵ケヴィン役初舞台で「ジャンヌ・ダルク」に参加できることに嬉しさと緊張と色んな感情が溢れています。全てが初挑戦なので一つひとつを噛み締めながら、傭兵ケヴィンを演じていきたいと思います。スタッフ、キャストの皆さんと一緒に舞台を作る時間を大切にし、「ジャンヌ・ダルク」の世界を、多くの人に届けられるよう頑張りたいです。深水元基/アランソン公役深水元基/アランソン公役ジャンヌと同じフランス軍のアランソン公を演じさせて頂けるなんて嬉しい限りです。ジャンヌを認め、共にイギリス軍と戦い、奇跡を見る。ジャンヌをしっかりと支えたいと思います!ストーリーがハードなだけに、熱量持って挑まなければならない。体力的にも大変そうだ。気合い入れますよ!お客様も覚悟して観に来て下さいね(笑)山崎紘菜/マリー・ダンジュー役山崎紘菜/マリー・ダンジュー役私自身、舞台の経験が浅いので、この壮大なドラマの中で、マリーとして、そしてフランス王妃として、立派に舞台に立つことができるのか不安もありますが、日々学ばせていただきながら、シャルルを支える良き妻に成長していけたらと思います。マリーは登場人物の中で一番、現代の私達に近い感覚を持っている女性だと思うので、多くの方に共感していただけるのではないかと思います。陰謀や思惑がうごめく宮廷の中で、彼女らしく15世紀のフランスを懸命に生きたいです。坪倉由幸/傭兵レイモン役坪倉由幸/傭兵レイモン役こんなに壮大なスケールの舞台で、こんなに豪華なキャスト・スタッフの皆さんとご一緒できるなんてとても光栄です。今まで何度か舞台をやらせていただき、僕が演じてきた役柄はどこか情けなかったり、頼りなかったり、いい加減だったり、笑いを誘う要素が多かったんですが、今回演じさせていただく傭兵レイモンは全く逆です。カッコイイです!不安です。頑張ります!野坂弘/サントライユ役野坂弘/サントライユ役「なぜ今なのか?」について考えています。例えばホモソーシャル規範の下、若い女性が偶像化された果てに切り捨てられる構図。また美談として消費する際には個人を"尊重"し、一方では声を上げる個人は抑圧し続ける構図。それらは遠くの事からすぐ足元の事まで、未だ多くの社会構造に重なると感じます。そんないま今作を上演する意味や、社会の構造を変える方法を必死に考えながら、自分に出来ることを実践したいと思っています。ワタナベケイスケ/クルパン役ワタナベケイスケ/クルパン役『楽しみと少しばかりの恐れ』というのが、出演させていただく際の偽らざる感想です。演劇体験はいつだって特別で且つ身近にあって欲しいものですが、その中にあって本作品は特別な体験ができる気がしております。なにせ、90名を超えるキャストでお送りするわけですから、きっと今までにない空間が待っているんだと思います。それはとても楽しみですし、少し恐ろしくもあります。是非、一緒に特別な時間を共有できますように。粟野史浩/ラ・イール役粟野史浩/ラ・イール役ジャンヌ・ダルクに出演することになり、昔ある演出家から言われたことをふと思い出しました。『その場にいてください。その場で生きてください。その場で皆が支えあってください。』と。今回は、この言葉の中の『支えあって』が大切なことになると思います。なので、自分の役を演じるうえで、ジャンヌ・ダルクの強さを、切なさを、儚さを、悲しさを、全力で支えることをここに誓います!(笑)りょう/ヨランド・ダラゴン役りょう/ヨランド・ダラゴン役壮大な歴史劇で、多くの人を魅了している『ジャンヌ・ダルク』に参加させていただけることを光栄に思います。大勢の兵士や民衆と共に、一つの作品を創り上げていくことが楽しみです。久しぶりに、熱気あふれる強い作品になると思います。ぜひ、熱狂しに劇場へお越しください。お待ちしております。神保悟志/ラ・トレムイユ卿役神保悟志/ラ・トレムイユ卿役前回の公演を拝見させて頂いた時に、その迫力に圧倒させられた事をよく覚えております。まさかその再演に出させて頂けるとは夢にも思っておりませんでした。是非、今回の公演でわたしが前回感じた迫力と感動をひとりでも多くの方々に感じて頂ければ幸いです。岡田浩暉/ベッドフォード公役岡田浩暉/ベッドフォード公役曇天の雲間から一筋に差し込む神々しい光の様なジャンヌ。その周りでうごめく人間社会。神秘的で躍動感溢れる物語。といったイメージがあります。初めての中世のヨーロッパもので、衣装に触れること、世界に入れることがとても楽しみですし、演出の白井晃さんをはじめ、キャストの方々とご一緒できるこの機会に感謝しています。榎木孝明/コーション司教役榎木孝明/コーション司教役物語は中世ヨーロッパのキリスト教国での実話です。ジャンヌ・ダルクの名前は誰もが知っていても、その歴史の実態は日本人にはあまり馴染みがありません。今回はジャンヌと敵対するコーション司教役とあって、時代背景をしっかり把握して役を作り込んでいかねばと思っています。さてどんなコーションが出来上がりますやら。そして清原果耶さんをはじめ初共演の方も多く、今からとても楽しみです。舞台「ジャンヌ・ダルク」は11月28日(火)~12月17日(日)東京建物Brillia HALL、12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年08月07日舞台『ジャンヌ・ダルク』が2023年11月28日(火)から12月17日(日)まで東京建物 Brillia HALLで、12月23日(土)から12月26日(火)まで大阪・オリックス劇場で上演される。主演は清原果耶。フランスの若き救世主ジャンヌ・ダルクとは?ジャンヌ・ダルクは、今からおよそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し、目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火刑によりこの世を去った少女。19歳という若さでその命を散らしたジャンヌ・ダルクは、神の声を聞く聖女、勝利をもたらす女神、信仰と信念を守り抜いた殉教者などと称され、今なお多くの人々を魅了し続けている。羊飼いの娘でありながら、国王や軍に関わる人々がなぜ彼女を認めることになったのかなど、数々の謎を纏った女性でもあり、これまでに絵画、小説、映像、舞台とあらゆる作品の題材として取り上げられてきた。2010年初演の『ジャンヌ・ダルク』を再々演今回上演される舞台『ジャンヌ・ダルク』は、2010年に初演された作品。ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代や政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」にフォーカスした人間ドラマであり、総勢100名の出演者による壮大な歴史スペクタクルだ。演出は白井晃、脚本は中島かずき、音楽は三宅純が担当。彼らは『ジャンヌ・ダルク』で初タッグを組み、その後、ベートーヴェンの半生を描いた『No.9-不滅の旋律-』、死刑執行人サンソンの実相に迫る『サンソンールイ16世の首を刎ねた男—』と足掛け10年以上にわたり、実在の人物を題材にした大作を手掛けてきた。清原果耶がジャンヌ・ダルクにそんな『ジャンヌ・ダルク』が、2014年以来、9年ぶりに再演されることに。主演は、朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』で主人公を演じた清原果耶。清原は、『ジャンヌ・ダルク』において舞台初出演に挑む。小関裕太がフランス王シャルル7世そして、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになるフランス王シャルル7世を演じるのは小関裕太。さらに、りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら実力派キャストや、榎木孝明、神保悟志といったベテラン陣も出演する。登場人物ジャンヌ・ダルク…清原果耶わずか13歳で神の啓示を受けたという少女。イングランド軍との戦争で窮地に陥ったフランス軍に颯爽と現れ、鼓舞し勝利をもたらす。やがて捕えられ、異端者として火刑に処されてしまう。シャルル7世…小関裕太自らの出生をめぐる事情もあり、自信のなさ、頼りなさが目立つ王太子。ジャンヌの後押しを受けてフランス国王となり、やがては“勝利王”とまで呼ばれる人物に成長する。タルボット…福士誠治傭兵ケヴィン…荒木飛羽アランソン公…深水元基マリー・ダンジュー…山崎紘菜傭兵レイモン…坪倉由幸(我が家)サントライユ…野坂弘クルパン…ワタナベケイスケラ・イール…粟野史浩ヨランド・ダラゴン…りょうラ・トレムイユ卿…神保悟志ベッドフォード公…岡田浩暉コーション司教…榎木孝明舞台『ジャンヌ・ダルク』あらすじ物語は、1431年、フランス国王・シャルル7世のもとに、ジャンヌ・ダルクの最期を見届けた兵士が報告に訪れる場面からスタート。イングランド軍との戦争で窮地に陥ったフランス軍の前に突如現れ、勝利をもたらしたジャンヌ・ダルクは、やがて捕えられ、異端者として火刑に処されたのだった。遡ること3年。ジャンヌは故郷ドムレミ村でイングランド兵の襲撃に遭うが、“神の声”に導かれるように敵に立ち向かい、難を逃れる。傭兵レイモンとケヴィンの助けも得た彼女は、これを機に「フランスを救え、フランス国王を救え」と繰り返し語りかける神の声に従い、王太子・シャルルとの謁見を求めて行動することに。そして1429年、遂にシャルルとの謁見を果たすことになったジャンヌ。自ら甲冑を身に着け戦に身を投じると、イギリス軍の砦となっていたオルレアンを奪還。彼女の存在と活躍は自信を持てずにいたシャルルを勇気づけ、正式な戴冠式を行う後押しともなった。そしてランス大聖堂にてシャルルの戴冠式を実施。そこにジャンヌも列席したが、振り返ればこの時が、彼女の生涯の頂点でもあった。“神の声”がジャンヌにもたらしたものは何か?命を繋ぐ機会を与えられながらも、死を受け入れる道を選んだのはなぜか?ジャンヌ・ダルクの知られざる“生”の物語とは?【詳細】舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき音楽:三宅純出演:清原果耶、小関裕太、福士誠治、荒木飛羽、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、野坂弘、ワタナベケイスケ、粟野史浩、りょう、神保悟志、岡田浩暉、榎木孝明、他■東京公演期間:2023年11月28日(火)~12月17日(日)会場:東京建物 Brillia HALL住所:東京都豊島区東池袋1-19-1チケット料金(全席指定):SS 席 20,000円※1階前方2列センターブロック パンフレット・オリジナルグッズ付き、S席 13,500円、A席 9,800円、学生席 5,000円チケット一般発売日:2023年9月9日(土)10:00~予定■大阪公演期間:2023年12月23日(土)~12月26日(火)会場:オリックス劇場住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15チケット料金(全席指定):S席 13,800円、A席 7,800円チケット一般発売日:未定※未就学児入場不可。ひざ上での鑑賞不可。【問い合わせ先】東京公演:キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)大阪公演:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00/日祝休業)
2023年07月31日清原果耶の初挑戦・初主演となる舞台が、2010年と2014年に続いて今年、3度目の上演となる「ジャンヌ・ダルク」に決定。共演の小関裕太ほか豪華キャストも一挙解禁となった。17歳で歴史上に鮮烈に登場し、2年後には火刑に処せられ、わずか19年の人生で散ったフランスの救世主ジャンヌ・ダルク。信念を貫く強さを持つ若き少女の人生を、演出・白井晃、脚本・中島かずき(劇団・新感線)、音楽・三宅純、原案・監修を佐藤賢一(直木賞作家)というトップランナーが手を組み、さらに総勢100人の出演者が躍動する戦闘シーンをスペクタクルに描く。今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立ったのは、清原果耶。その繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、毅然として純粋無垢なラ・ピュセル(乙女)とも呼ばれるジャンヌ・ダルクにも通じるところがある。初舞台となる本作ではフレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。あらたなジャンヌ像、あらたな俳優・清原果耶の顔に期待できそうだ。新時代の「ジャンヌ・ダルク」は清原さん、小関さんに加え、今回は2人を支えるキャスト陣も全員初参加。りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら、 映像のみならず舞台でも活躍する実力派が集い、今後の飛躍が期待される若手、荒木飛羽が重要な役どころを演じ、さらに榎木孝明、神保悟志と経験豊富なベテランも加わって、壮大な劇世界の骨組みを担う。まっすぐな意志と純粋さを持ち、戦乱の世を駆け抜けたジャンヌ。平成から令和へ、コロナ禍も経て再創造される新生「ジャンヌ・ダルク」には未来への祈り、希望が込められている。舞台「ジャンヌ・ダルク」【東京公演】は11月28日(火)~12月17日(日)東京建物 Brillia HALL、【大阪公演】12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年07月22日舞台『ジャンヌ・ダルク』が11月から12月にかけて東京・大阪で上演されることが決定した。2010年、2014年に続き3度目の上演となる本作。17歳で歴史上に鮮烈に登場し、2年後には火刑に処せられ、わずか19年の人生で儚く散ったフランスの救世主ジャンヌ・ダルク。若き少女でありながら、信念を貫く強さを持ちえた彼女の人生を、演出:白井晃、脚本:中島かずき(劇団☆新感線)、音楽:三宅純、原案・監修:佐藤賢一(直木賞作家)というトップランナーが手を組み、さらに総勢100人の出演者が躍動する戦闘シーンをスペクタクルに描く。今回ジャンヌ役を演じるのは、本作が初舞台となる清原果耶。フレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。また、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになるフランス王シャルル7世役を小関裕太が務める。そのほか、りょう、岡田浩暉、福士誠治、荒木飛羽、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケ、榎木孝明、神保悟志がキャストとして名を連ねている。■清原果耶 コメント今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか『ジャンヌ・ダルク』に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな『ジャンヌ・ダルク』をお届け出来るよう励みます。■小関裕太 コメント7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。■演出:白井晃 コメントたった一人の少女が、民衆の心を動かし、王宮を動かし、軍隊の先頭に立って失地回復をする。その原動は何だったのか。そして、その少女を火刑にかける人々の心の変化とは。そんな思いで、13年前にこの作品に臨みました。そのためには、民衆、兵士、学僧などを演じる多くの出演者が必要となり、総勢100名を超えるスペクタクルになりました。今、もう一度、この舞台に臨むことになりました。今回の再構築にあたり、清原果耶さんという最高のジャンヌ・ダルクと素晴らしい新キャストを得て、新たな物語が生れます。この10年間の間に世の中は大きく変わりました。人の心のありようも大きく変化しました。一人の少女の物語は、私たちに新たな生きる意味と希望を与えてくれる気がしています。大きな「生」のエネルギーを、キャスト、スタッフ、そして、観客の皆さんと作りたいと思います。■脚本:中島かずき コメント『ジャンヌ・ダルク』を次に上演する時は、清原果耶さんにお願いしたい。それだけのパワーを感じる。近年の彼女の活躍を拝見して、勝手にそう思っていた。しかし、この芝居は大勢のエキストラを集めて上演する作品だ。今の状況ではなかなか再演は難しいだろう。自分の夢物語として胸のうちに収めておいた。ところが、プロデューサーから「『ジャンヌ・ダルク』を再演します。主演は清原果耶さんです」という連絡をいただき驚いた。誰にも言ってないのに。以心伝心とはこのことか。夢がかなった。彼女を支える共演陣も芸達者な人達が集ってくれた。感謝しかない。もちろん演出白井晃・音楽三宅純のお二人も、ますますダイナミックで精緻な舞台を作り上げてくれるだろう。世界中が不安定な今だからこそ、己の信仰心をよすがに、たった一人で世界と対峙する少女の物語を舞台に上げる意味がある。改めてそう思っている。■音楽:三宅純 コメント初演から13年、その間に世界が体験した事象を思うと感慨深いです。今まで私が関わらせていただいた熊谷プロデューサーの作品は、強固な意志を持ち、数奇な運命に対峙し、時代に翻弄されつつ、過剰な人生を駆け抜け、自らを燃焼し尽くした類稀な人物の物語でした。神の声を聴き、民衆の心を掌握し、数万の兵を率いて国の危機を救い、ついには文字通りの燃焼=火刑台で処刑されるに至った、神秘なる少女ジャンヌの起こした奇跡はその最たるものです。加えて、この作品は初演以来、「今の時代を象徴するきらめきを持つヒロイン」をキャストに迎えて来ました。今回の抜擢がこの舞台にどのような進化をもたらすのか、期待に胸が高まっています。<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純監修・原案:佐藤賢一(参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』【出演】清原果耶/小関裕太/福士誠治 荒木飛羽 深水元基山崎紘菜 坪倉由幸(我が家) 野坂弘 ワタナベケイスケ 粟野史浩りょう 神保悟志 岡田浩暉/榎木孝明 他【公演日程】東京公演:11月28日(火) 〜12月17日(日) 東京建物 Brillia HALL大阪公演:12月23日(土)〜12月26日(火) オリックス劇場公式サイト:
2023年07月21日俳優の清原果耶が、舞台『ジャンヌ・ダルク』の主演を務めることが21日、明らかになった。同作は演出:白井晃、脚本:中島かずき(劇団☆新感線)、音楽:三宅純、原案・監修:佐藤賢一により2010年に初演を迎え、2014年に再演、今回が9年ぶり3度目の上演となる。ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代に、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクルを描く。今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立った清原は、初舞台に挑戦。繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、純粋無垢なラ・ピュセル(乙女) ジャンヌ・ダルクに通じるところがあり、フレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。迷い、成長するフランス王 シャルル7世役には小関裕太が決定し、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになる。2人を支えるキャスト陣も全員初参加で、タルボット役に福士誠治、傭兵ケヴィン役に荒木飛羽、アランソン公役に深水元基、マリー・ダンジュー役に山崎紘菜、傭兵レイモン役に坪倉由幸(我が家)、サントライユ役に野坂弘、クルパン役にワタナベケイスケ、ラ・イール役に粟野史浩、ヨランド・ダラゴン役にりょう、ラ・トレムイユ卿役に神保悟志、ベッドフォード公役に岡田浩暉、コーション司教役に榎木孝明と様々なキャストが集った。作中では100人を超す出演者が劇場狭しと躍動する戦闘シーンも見どころとなっている。東京公演は東京建物BrilliaHALLにて11月28日〜12月17日、大阪公演はオリックス劇場にて12月23日〜26日。○清原果耶 コメント今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか『ジャンヌ・ダルク』に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな『ジャンヌ・ダルク』をお届け出来るよう励みます。○小関裕太 コメント7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。○演出:白井晃 コメントたった一人の少女が、民衆の心を動かし、王宮を動かし、軍隊の先頭に立って失地回復をする。その原動は何だったのか。そして、その少女を火刑にかける人々の心の変化とは。そんな思いで、13年前にこの作品に臨みました。そのためには、民衆、兵士、学僧などを演じる多くの出演者が必要となり、総勢100名を超えるスペクタクルになりました。今、もう一度、この舞台に臨むことになりました。今回の再構築にあたり、清原果耶さんという最高のジャンヌ・ダルクと素晴らしい新キャストを得て、新たな物語が生れます。この10年間の間に世の中は大きく変わりました。人の心のありようも大きく変化しました。一人の少女の物語は、私たちに新たな生きる意味と希望を与えてくれる気がしています。大きな「生」のエネルギーを、キャスト、スタッフ、そして、観客の皆さんと作りたいと思います。○脚本:中島かずき コメント『ジャンヌ・ダルク』を次に上演する時は、清原果耶さんにお願いしたい。それだけのパワーを感じる。近年の彼女の活躍を拝見して、勝手にそう思っていた。しかし、この芝居は大勢のエキストラを集めて上演する作品だ。今の状況ではなかなか再演は難しいだろう。自分の夢物語として胸のうちに収めておいた。ところが、プロデューサーから「『ジャンヌ・ダルク』を再演します。主演は清原果耶さんです」という連絡をいただき驚いた。誰にも言ってないのに。以心伝心とはこのことか。夢がかなった。彼女を支える共演陣も芸達者な人達が集ってくれた。感謝しかない。もちろん演出白井晃・音楽三宅純のお二人も、ますますダイナミックで精緻な舞台を作り上げてくれるだろう。世界中が不安定な今だからこそ、己の信仰心をよすがに、たった一人で世界と対峙する少女の物語を舞台に上げる意味がある。改めてそう思っている。○音楽:三宅純 コメント初演から13年、その間に世界が体験した事象を思うと感慨深いです。今まで私が関わらせていただいた熊谷プロデューサーの作品は、強固な意志を持ち、数奇な運命に対峙し、時代に翻弄されつつ、過剰な人生を駆け抜け、自らを燃焼し尽くした類稀な人物の物語でした。神の声を聴き、民衆の心を掌握し、数万の兵を率いて国の危機を救い、ついには文字通りの燃焼=火刑台で処刑されるに至った、神秘なる少女ジャンヌの起こした奇跡はその最たるものです。加えて、この作品は初演以来、「今の時代を象徴するきらめきを持つヒロイン」をキャストに迎えて来ました。今回の抜擢がこの舞台にどのような進化をもたらすのか、期待に胸が高まっています。
2023年07月21日台湾で大ヒットを記録した『1秒先の彼女』の日本版リメイクとして、男女の設定を入れ替え、宮藤官九郎の脚本を山下敦弘監督が映画化した『1秒先の彼』が公開中だ。何をするにも他人よりワンテンポ早い郵便局員のハジメと、常に周りよりもワンテンポ遅いヒロインのレイカを中心に織りなされるラブストーリーだ。ハジメのようなせっかちなタイプか?それともレイカのようなのんびり屋さんか?という問いに「遅くはない気がしますね。わりとクイックに動くタイプです」と語るのは、レイカ役の清原果耶。NHKの朝ドラ『おかえりモネ』のヒロインをはじめ、近年、次々と話題のドラマ、映画に出演する彼女だが、“タイムラグ・ラブストーリー”と称される本作、そして宮藤官九郎ワールド、朝ドラ『なつぞら』以来の岡田将生との共演にどのような思いで臨んだのか?映画を観終わって、こんなに清々しい気持ちになるんだ!?――オリジナルの台湾版映画『1秒先の彼女』を見てどんな印象を受けましたか?清原普段、あまりファンタジーとか、そういうジャンルの映画を選んで観ることがないことも理由の一つなのかもしれないのですが、今回、リメイクにあたってこの作品を拝見して、とってもワクワクしました。これまでサスペンスだったり、どちらかというとダークな映画を好んで観てきたんですけど…(笑)、これを機に色々なジャンルの映画を観たいなと思えるような素敵な映画でした。――ダークな映画を好んで観る……?清原深く考えることが趣味というか、クセのようになっていた時期があって、そうしやすいこともあって、わりと暗めの映画を一時期よく観ていましたし、今でも好きです。なので『1秒先の彼女』を観て、ビックリしました。映画を観終わって、こんなに清々しい気持ちになるの!?と(笑)。映画って気持ちを集中させて観るものだという先入観もあったし、どうしても眉間にしわが寄りがちだったのですけど、この映画は観終わったときにすっと立てたんです。「あ、カラダ軽っ!」って感じました。――男女の設定が逆転した日本版の脚本を読まれていかがでしたか?清原すごく温かい映画ができるのだろうなと思いました。レイカちゃんのキャラクターも、「たぶん、これくらいのスピードの流れで進んでいくのだろうな」ということが感じられて読みやすかったです。お話としては、“タイムラグ・ラブストーリー”とありますが、このふたりだからこそ訪れた奇跡を魅力的に描くことがこの作品なのだろうなと思いました。京都の街並みと普段の日常のシーンと、特別な時間の対比がきっとこの物語の魅力なのだろうと。(C)2023『1秒先の彼』製作委員会――宮藤官九郎さんの脚本ならではの面白さや魅力は感じましたか?清原クドカンさんの脚本を読ませていただいたのは今回が初めてだったので、“ならでは”の部分を私が自分の言葉で言えるかというと難しいのですが、岡田さんによると、クドカンさんの脚本はト書きが少ないそうです。ト書きが少ないということは、会話が多い――つまり、会話劇が脚本の魅力なのだ、ということをおっしゃっていて。でも、レイカちゃんはあんまりしゃべる役ではなかったので「あぁ、クドカンさんのセリフを余すところなく堪能したかった!」と思いつつ(苦笑)。読んでいると、ハジメが妹カップルと話すところだったり、郵便局で同僚と話すところだったり、確かにあのテンポ感はクドカンさんの脚本があるから生まれるのだなと思って、ちょっとうらやましいなぁと思ったり。もしまたクドカンさんとご一緒させて頂ける機会があったら、いっぱいしゃべる役だったら楽しいだろうなぁと思いました。――レイカというヒロインについてはどんなことを感じましたか?清原レイカちゃんは喜怒哀楽を言葉や表情に出すことが多い女の子ではないのですけど、でも好きなことはあって、カメラをやっていたり、好きな人がいたり、ちゃんと自分の思うように風に乗って生きている女の子だなと思ったし、そこが魅力であり個性なのだなと思いました。――これまで、芯の強い女性を演じることが多かったかと思いますが、周りよりワンテンポ遅く、静かにハジメを見守るレイカという役は難しい部分もあったのでは?清原レイカにも真っ直ぐで芯のある部分はあるので、そこをうまく合体させてできたらいいなとは思っていたのですけど、普段、レイカのようにおっとりしているかと言われたらそうではないので……(笑)、現場に入ってすぐの頃は「“ワンテンポ遅い”ってどういうことなのだろう?何をしたら良いだろう?」というところから悩んで、パンっと(スタートの)音が鳴っても3秒待ってみたり、そういう(演技をする上での)設計図のようなものはあったかもしれません。岡田将生さんは、やっぱり“お兄ちゃん”という感じで安心する――ハジメ役の岡田将生さんとの共演についてお聞かせください。清原岡田さんとは作品をご一緒したのは『なつぞら』以来で、その後、授賞式のために花束を渡しに来てくださったりしたことがあったのですけど、(『なつぞら』では)お兄ちゃんと妹という役柄だったので“お兄ちゃん”という印象が消えなくて……(笑)。レイカとして現場にいたときは、想いを寄せるハジメくんのことを考えていましたけど、最近、取材でお会いするとやっぱり“お兄ちゃん”という感じで安心するというか「岡田さんがいるから今日のインタビューは大丈夫そう」って勝手に信頼を寄せています(笑)。以前、ご一緒したときから変わらず、とっても優しいです。(C)2023『1秒先の彼』製作委員会――今回、想いを寄せる相手役として共演されて、新たな発見はありましたか?清原私は変わらないなって思ったのですけど……。『なつぞら』のときは数日間しかいなくて、あまりしゃべる役柄でもなかったのでお話する機会が少なかったのですが、今回、バスのシーンでずっと一緒にいて、岡田さんに「こんなにしゃべる人だと思わなかった」と言われて。「え?ホントですか?ベラベラしゃべっています」という感じで、「意外だった」と言われたことがこちらも意外でした(笑)。――登場人物のひとりが「世の中のスピードについていけなくなった」と語るシーンがあります。清原さんも忙しい日々を送られていますが、そんな中でも大切にしていることはありますか?清原私はちょっとでも体の不調を感じたり、寝起きや寝つきが悪いと感じたら「あ、もしかしたらどこかで無理してるかも……」「ちょっと休まないと」と、そういうサインを無視しないように気をつけています。スピードを求められる場所で生きていて、そこに居続けなくてはいけないかもしれないけど、そのままじゃ体も心も疲れてしまうので、自分で自分のことを気にかけることが(仕事とプライベートの)両立のポイントなのかもしれないなと思っています。最近、現場にマイ水筒を持っていくことを始めたのですけど、これも自分の調整のひとつですね。できる範囲でやっていこうと思っています。今日は(取材で)いっぱいしゃべるので、喉に良いお茶を入れています(笑)。――今、俳優という仕事のどんなところに面白さややりがいを感じていますか?清原現場がとにかく好きです。前段階の準備も、普通に生きていたらなかなか体験できないことも多いので楽しいのですけど、台本を手に“役柄”で生きる現場がものすごく楽しいです。ひとつの作品を作り上げるために、みんながそこにいるって実はすごいことで、当たり前じゃない――映画は当たり前には生まれないのだなと思います。その現場に責任を持って参加できるありがたみをすごく最近感じます。――目標や目指す俳優像などはありますか?清原明確な俳優像というのはないのですけど、今口にしたようなことをちゃんと忘れずに思い続けられる人でありたいし、岡田さんを見ていると、もっと周りのことを見てみんなの思いをくみ取れる人間に自分もなりたいなって思います。まだまだ今は自分のことだけで必死ですけど、より視野を広げられたらいいなと思います。取材・文:黒豆直樹撮影:川野結李歌ヘアメイク:面下伸一(FACCIA)スタイリング:井阪恵(dynamic)『1秒先の彼』7月7日(金)公開ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント清原果耶のサイン入りチェキを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年07月12日映画『1秒先の彼』(7月7日公開)の公開記念舞台挨拶が8日に都内で行われ、岡田将生、清原果耶、荒川良々、羽野晶紀、山下敦弘監督、宮藤官九郎(脚本)、柊木陽太、加藤柚凪が登場した。同作は監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、台湾のヒット映画『1秒先の彼女』をリメイクした。京都を舞台に、何をするにも人より1秒速いハジメ(岡田将生)と、1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く。七夕の後ということで、キャスト陣は涼しげで大人な浴衣姿で登場。この日はハジメとレイカを演じた2人の子役もサプライズ登場し、会場を沸かせた。加藤は手紙の中で「蚊を捕まえられないところは、レイカちゃんと似ています。家に小さい虫がいると捕まえようとするけど、映画の中の子供のレイカちゃんみたいになっちゃいます。大人のレイカちゃんはどうですか? 蚊は捕まえられますか?」と質問。清原は意外な問いかけに驚きつつ「捕まえられるようになりました」と答え、改めて「手紙を書いてくれるなんて思ってなくて。本当に顔を合わせる程度しか会えてなかったので、すごく嬉しいです」と喜んでいた。カンヌで脚本賞を獲った『怪物』でも話題の柊木は、岡田に「今は変顔は得意ですか? 僕は、この撮影で変顔するのにとても苦労しました。どうやったら面白く演じられるんだろうとしばらく悩みました。岡田さんみたいに、クセのある役でも憎めない愛されキャラを演じられるように頑張りたいです」と手紙を読み上げる。岡田は「手紙って素敵だなと思いました。本当にどの方からいただいても、手紙というものはなんかすごく心に沁みるなと思いました」としみじみとしつつ、変顔については「後で、裏でね。ここではやらない」と苦笑していた。
2023年07月08日山下敦弘監督最新作『1秒先の彼』よりメイキング写真が解禁された。本作は、岡田将生、清原果耶W主演、宮藤官九郎脚本の山下敦弘監督最新作。京都を舞台に、テンポの違う男女による“消えた1日”を巡る物語を描く。この度解禁されたメイキング写真では、『天然コケッコー』以来16年ぶりのタッグとなった岡田さんと山下監督の姿も捉えられている。イベントで山下監督は「お互い若い頃を知っていて、久しぶりに会って照れてしまった」と語っていたが、撮影現場ではお互いの信頼度がさらに増したといい、解禁となった写真では山下監督から真剣に演技指導を受ける岡田さんの姿や、監督自らが岡田さんに直々にポーズを示してみせる場面も切り取られている。ほかにも、映画の鍵を握るバス運転手を演じた荒川良々の楽しそうな笑顔や、郵便窓口でワンテンポ早いハジメとワンテンポ遅いレイカのタイミングを探る岡田さんと清原さん、弾き語りを練習する桜子役の福室莉音とその姿をケータイで撮影する岡田さんの姿があり、岡田さんと清原さんをはじめ出演者全員が「とっても優しくて楽しい現場だった!」と口を揃えて語っていたように、ほがらかな空気感漂う撮影現場の様子が垣間見える。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月02日監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がW主演を務める『1秒先の彼』が現在開催中の第25回台北映画祭のガラ・プレゼンテーション部門に正式出品され、岡田さん、山下監督、宮藤さんが記者会見やプレミア上映に参加した。第57回台湾アカデミー賞を最多受賞したチェン・ユーシュン監督作『1秒先の彼女』を原作に、日本版では男女の設定を反転し、舞台を京都に移して描く本作。6月23日に行われた記者会見では大勢の台湾メディアが駆けつけ、それぞれまずは「こんにちは」と中国語で挨拶。台湾は初めてという岡田さんは「オリジナル版を観た時に、ぜひ台湾に行ってみたいと思っていたので、1つ夢が叶いました」と話し、同じく宮藤さんは「普通、脚本家はあまり映画祭に行かないのですが、『台北映画祭にはぜひ行かせてくれ』と言って何か月も前からスケジュールを空けていました」と楽しみにしていたと話した。司会が「この3人が揃って台湾にいらっしゃるということは、日本のコンテンツが好きな台湾人にとってたまらない光景かと思います」と話し、岡田さん、山下監督、宮藤さんの台湾での人気ぶりが伺えた同日の夜は台湾プレミアの上映後Q&Aに登壇。台湾プレミアのチケットは、発売開始後に約600席が即時完売。台北映画祭の上映作品のなかで最も早く“10秒”で完売したという。あまりの人気ぶりに、SNSでは「チケットを手に入れるには、1秒どころか5秒早い必要がある」と冗談を交えて嘆く台湾現地のファンが多数いたほど。上映前の熱気溢れる満席の会場に山下監督、岡田さん、宮藤さんが入場すると、満場の拍手が沸き起こり、3人は台湾版のキャスト・スタッフ、そして観客とともに客席で映画を鑑賞した。上映中は細かいセリフや仕草の1つ1つに笑いや反応があり、ときには笑い声がセリフに被るほど。劇中ではハジメが「(その地域が)洛中か洛外かどうか」についてこだわるシーンが度々登場するが(※京都市中心部とその周辺を示す言葉で、中心部を「洛中」、その周辺を「洛外」という)、一部の京都人は「洛中か洛外か」に強いこだわりがある人がいるため。これは台湾人にとっても一種の「あるある」ネタのようで、その面白さが通じ、上映中に何度も会場から大きな笑いが起きていた。エンドロールの主題歌までかみしめた満席の観客は場内が明るくなると、一斉に拍手喝采。3人が拍手に応えるために立ち上がるとさらに大きな拍手が巻き起こった。プレミア上映後にはQ&Aを実施山下監督「すごく不思議な映画になった」観客からのQ&Aでは客席から一斉に手があがり、我先に質問をしようと熱烈にアピール。まず、山下監督は「チェン・ユーシュン監督の隣の席で一緒に上映を観ていたので、めちゃくちゃ緊張していました。観客のみなさんも笑えるところでちゃんと笑ってくれて。今まで観客と一緒に観たことなかったので、すごく嬉しかったです」と感謝を語る。日本リメイクに際して問われると、「岡田くんが郵便局員をやったら面白そうという期待はあったけど、映画になる形は見えてなかったんです」と明かし、「レイカ役の清原さんやほかのキャストも決まって、撮影しながら探っていって。編集して完成するギリギリまでどうなるだろう、と思ってました。今日も観て、すごく不思議な映画になったと思いました。リメイクで形も変わっているのだけど、何故かラストは同じ。不思議なリメイク作品になったと思いました」と話した。岡田さんは役づくりについて、「監督とリハーサルを兼ねて一緒にハジメくんというキャラクターを作っていきました。まず『人より”1秒早い”ってどういうことだろう』というところから話して、それがちゃんと成立するようにお芝居を作っていくと、キャラクターが個性豊かになっていきました」と語り、「あともうひとつは、京都弁のセリフを話すことによってキャラクターがものすごい勢いで走り出した感覚が自分の中でありました。監督とそういうのものを一緒に感じながら作り上げていきましたね」と回答。質問者のなかには「初めまして。初めましてですが、岡田さんのことが15年間ずっと大好きです」と日本語で想いを伝えるファンも。「撮影では何が大変でしたか?」と問われると「京都弁です。すごく大変でした(笑)。でも、キャラクターを作り上げるのにはこの京都弁にすごく助けられました。ものすごく練習しました」と改めてふり返った。さらに、山下監督作品の『天然コケッコー』に出演し、宮藤作品にも数多く出演したが、改めてこの2人と組んだ感想を問われると、「すごく緊張しましたね。お二人を知ってるからこその緊張感」と岡田さん。「山下監督とご一緒するのは約16年ぶりですが、当時僕は高校生だったので、大人になった姿をみせたいっていう気持ちがあって。その緊張感を踏まえてハジメくんという役と向き合えたのは、僕にとってかけがえのない時間でした。宮藤さんは本当に毎回チャレンジングな役を僕に与えてくださって(笑)。宮藤さんとお仕事するときは毎回大変な役ばかりなんです。ちょっとだけ恨んでます(笑)」と正直に(?)明かした。Q&A終了後には、原作『1秒先の彼女』チェン・ユーシュン監督とメインキャストのリー・ペイユーとリウ・グァンティン、プロデューサーらも登壇。チェン・ユーシュン監督は感想を問われると「今日初めてリメイク版を観ましたが、とても良かったです。『1秒先の彼女』をリメイクしてくださり、感謝しています」と話し、「ハジメを演じた岡田さんが素晴らしかった。役柄に合っていると思いました」と大絶賛。『1秒先の彼女』で“1秒遅い彼”を演じたリウ・グァンティンは上映を観ている間、登場人物たちの一挙手一投足に、時に大きく笑い、時にはじっとスクリーンを見入っていた。そして“1秒早い彼女”を演じたリー・ペイユーと、日本版『1秒先の彼』で“1秒早い彼”を演じた岡田さんが初対面、全員でフォトセッションを行った。翌6月24日も満席で熱気あふれる会場で上映後のQ&Aに3人が登壇。9月1日からの台湾劇場公開に向けて、「チェン・ユーシュン監督のオリジナル版がとても素敵で面白くて。リメイクするにあたり、皆ですごく悩みながら作りました。日本で、なおかつ僕らならではの意味を込めて作ることができたと思っているので、劇場公開時にもまたぜひ観てください」と山下監督がアピールし、大盛況のQ&Aを締めくくった。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月26日その年の台湾のアカデミー賞を最多受賞した映画『1秒先の彼女』。男女の設定を入れ替えたリメイク版『1秒先の彼』が公開される。なにをするにも1秒早い郵便局員のハジメと、1秒遅い大学7回生のレイカの物語。清原果耶さんはおっとりヒロインを瑞々しく演じていた。清原さんにとっては初の宮藤官九郎脚本である。レイカでいるときはのんきに緩やかに生きていました。「寡黙なレイカちゃんも、大学の部室に住んでいたり、気になる人についていったり、実は個性の強いキャラクター。でも、それを上回るくらい魅力的で特徴的な人たちがたくさん登場しているんですよね(笑)。完成作を拝見して、温かい映画ができたなあと思っています」せっかちで少々いけずだが憎めないハジメ(岡田将生)を筆頭に、郵便局の同僚たち(伊勢志摩、松本妃代)、ガングロギャルの妹(片山友希)とその彼氏(しみけん)、荒川良々演じるバスの運転手までキャラの立った人物が大集合。宮藤流笑いのエッセンスが満載なのである。「レイカちゃんは、どこか“なるようになる”と思っている、ふわっと柔らかい空気をまとった女の子。強いところもあるけれど、それを覆うくらいの優しさを持てたらいいねと監督と話していました。レイカちゃんでいるときは、どこかのんきで緩やかに生きていた気がします」しかし、1秒テンポが遅いという演技は思いのほか苦労したのだとか。「映像では、1秒動作を遅らせるだけでは遅いようには見えないんです。何かが起きて振り返るのでも、間を2~3秒おいてゆっくり動かないといけなくて。細かなタイミングを測ってお芝居を組み立てていくのは難しく感じることもありました」物語の舞台は京都。市内に限らず、京都の各所でロケをした。清原さんは京都弁に挑戦している。「すぐさま言いたくなるようなセリフでも、方言指導の先生に『京都に生きるレイカちゃんだったら、ここはもう少しゆっくり言うかも?』と京都の方の人となりも教えていただき、学びの日々でした。町家も、平安神宮も天橋立も、空気が澄んでいるような気がして、リラックスできる場所でしたね」本作は、フィルムカメラやラジオ、手紙など、アナログなモチーフがファンタジックな世界を彩っている。SNS世代の清原さんからすれば、あまりなじみのないものかと思いきや、そうでもなかった様子。「手紙は私も大好きで、よく書いてプレゼントに添えたりしています。レターセットやポストカードはすぐ買ってしまいますし、むしろSNSのほうが疎いかもしれません(笑)。手書きの文字は気持ちを載せられるからよいなあと思います」ご自身はレイカとは逆で、思い立ったらすぐ行動に移す即行型。大変な役柄を演じるときも、苦しんだこともひっくるめて楽しみたいと考えるような、明るく清々しい方でした。『1秒先の彼』いつも人より1秒早いハジメ。ある日、楽しみにしていたある大切な1日が消えてしまったことに気づく。ことの真相を探ろうとするのだが…。原作/チェン・ユーシュン『1秒先の彼女』監督/山下敦弘脚本/宮藤官九郎7月7日より全国公開。©2023『1秒先の彼』製作委員会きよはら・かや2002年1月30日生まれ、大阪府出身。主な出演作品にドラマ『おかえりモネ』(NHK ’21)、『ファイトソング』(TBS’22)、映画『護られなかった者たちへ』(’21)、『線は、僕を描く』(’22)など。シャツ¥30,800(BAUM UND PFERDGARTEN/S&T TEL:03・4530・3240)パンツ¥62,700(BY MALENE BIRGER/S&T)イヤリング¥24,200(Jouete TEL:0120・10・6616)バングル¥57,200(CASUCA PLATA/CASUCA表参道本店 TEL:03・5778・9168)※『anan』2023年6月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・井阪 恵(dynamic)ヘア&メイク・面下伸一(FACCIA)インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年06月25日山下敦弘と宮藤官九郎が初タッグを組んだ話題作『1秒先の彼』より本編映像が解禁された。京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く本作。この度、解禁されたのは、映画をもっと楽しむためのヒントが隠された本編映像。可愛らしいラブストーリーと見せかけて、実は多くの映画的仕掛けが隠されている本作。映画の前半はハジメの視点で物語が展開されていき、彼の身に起こる不思議な出来事の数々が描かれる。そして映画の後半はレイカが主人公となり、伏線が一つずつ回収され、“消えた1日”に関する謎が明かされていくという仕組みとなっているのだ。解禁された映像では、一つの出来事をハジメとレイカのそれぞれの視点でとらえた2つのシーンとなっている。まずはハジメの視点。郵便局の窓口に、想いを寄せる桜子がやってくる。ハジメは嬉しそうに番号札を取るようにと合図するが、その様子をみた同僚の小沢がすかさず担当を横取り。桜子は以前ハジメと約束した通り、自身の歌のCDを渡しに来たのだ。ハジメは小沢からCDを奪うと、その裏には手書きのメッセージとともにLINEのIDが。自慢げに見せびらかすハジメに同僚は冷たい視線を向けるが、そんなことは意に介さず幸せをかみしめている様子だ。一方、レイカの視点では、レイカが番号札を取ろうとしていると、ハジメが誰かに気づいたように手を振る。その視線の先には、桜子の姿が。桜子からCDを渡され、はしゃいでいるハジメの様子をレイカは静かにじっと見つめている。レイカの視点の映像の後にハジメの視点の映像を見直すと、桜子がやってくるところで、番号札の発券機のそばにレイカがいることが分かる。ハジメは桜子に気を取られ、レイカは視界に入っていないようだが、ハジメと桜子の仲睦まじい様子を見つめるレイカの表情は意味ありげ…と、視点が切り替わることで、ふたりのすれ違いがみえてくるというシーンになっている。本映像のように「実はあの時…」といった細かな仕掛けが劇中には多く隠されており、二度三度楽しめる。なぜ1日は消えてしまったのか?レイカが毎日郵便局にやってくるワケとは?ハジメ視点の前半で張り巡らされた伏線がレイカ視点の後半で見事に回収されていく爽快感をぜひ味わってほしい。クリアファイルさらに、どこかレトロな雰囲気のあるデザインの公式グッズの発売が決定。公開日の7月7日(金)より各上映劇場(※一部劇場を除く)と現代オンラインショップで販売開始される。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月19日京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る『1秒先の彼』。この度、本ビジュアルと90秒予告、さらに一足先に本作を観た大久保佳代子、シソンヌじろう、佐久間宣行ら著名人からの応援コメントも到着した。解禁された90秒予告は、ハジメがデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日になるシーンから始まる。<覚えのない自分の写真><異常な日焼け><見知らぬ鍵><謎の手紙>。ハジメの身に起こる数々の不可解な出来事は一体…?そして後半では、消えた1日の秘密を握るレイカの視点に切り替わる。ハジメが勤める郵便局に毎日やってくるレイカは、手をつないで歩くハジメと路上ミュージシャン・桜子の様子を遠くから見つめていた。タイミングを逃し続けてきた2人の時間が重なるとき、起きる奇跡とは?レイカの「ありがとう、心の中で寄り添ってくれて」などの印象的なセリフと、幾田りらの主題歌「P.S.」に彩られ、甘酸っぱい恋の行方を予感させる予告となっている。また映像には、ハジメが恋に落ちる桜子(福室莉音)、バス運転手(荒川良々)、写真店店主(笑福亭笑瓶)、ハジメの妹とその彼氏(片山友希・しみけん)、ハジメの母(羽野晶紀)も登場。ハジメとレイカをとりまく個性強めな人々の姿も垣間見え、ストーリーの広がりに期待が高まる。併せて解禁となった本ビジュアルは、ハジメとレイカの優しくまっすぐな視線が印象的。2人の何気ない日常の姿が散りばめられており、“人とタイミングがずれる”ハジメとレイカに愛おしさすら感じさせる、キュートでポップな仕上がりとなっている。さらに、本作を一足先に鑑賞した著名人から推薦コメントが到着している。<著名人コメント(順不同/敬称略)>■大根仁(映像ディレクター)ONビートの宮藤官九郎とOFFビートの山下敦弘。映画さながらテンポのズレが生み出したこのNEWビート映画は、忘れかけていた“映画を観るという幸福な時間”を取り戻してくれる。そしてそれは映画館のスクリーンでしか味わえない。■大久保佳代子(タレント)優しい温かな気持ちになりました。「消えた一日」の理由にも、その通りと納得。ノスタルジック感が漂う京都の街でこの塩梅のファンタジー、大好きです。■佐久間宣行(テレビプロデューサー)目的地を行き過ぎたり、間に合わなかったり、見失ったりしても、人生は続く。いつもタイミング合わないことばかりの人たちへ。あなたの心が軽くなるような魔法がこの映画にはかかっている。■シソンヌじろう(芸人)僕は神様を信じている。日々モノに話しかけるし、もしかしたら異世界に通じるのでは、と壁と柱の間の狭い隙間を通ってみたりする。だから映画で描かれている一日もすんなりと受け入れることができた。40代のおじさんでは僕だけかもしれない。岸朝子さんが見たら「大変美しゅうございます」と感想を言うのではないでしょうか。何かを発信することで何千何万の視線を浴びることよりも、レイカのように静かで美しい生き方を選びたい。その思いは届いて欲しい人に届くのだから。■宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)少し不思議な京都に住まう、人とは少しテンポのずれた二人が、かわいくて、微笑ましくて、愛おしくて。岡田将生のヒロイン力と清原果耶の切ない健気さにそれぞれ5億点です!■ふくだももこ(映画監督・小説家)クドカン×山下敦弘であの傑作をリメイク!?どうなるの?2人は合うの?合わないの?そんな不安を開始5分で蹴散らしてくれる岡田将生。「京都はこの四角の中が洛中、外側は洛外~!」これぞ、みんなが大好きな岡田将生!山下敦弘、宮藤官九郎、岡田将生ファンの各位、絶対見た方が良いです。■浅田政志(写真家)レイカが写真を撮る、とあるシーンが頭から離れない。写真撮影の可能性を、宇宙にまで広げてくれた感じがした。■SYO(物書き)適者生存の世で、画一的な正しさを刻むメトロノーム。添えない人間は静かに緩やかに、容赦なく排斥されて。でもこの映画は、現実から我々を純な時間に連れ帰る。やさしくて、おかしくて。生来の呼吸を取り戻す魔法。■東紗友美(映画ソムリエ)成長しなくていい、変わらなくていい。あなたは、あなたのままで。そう教えてくれるこの映画はどこまでも優しい。''今''の自分を抱きしめてくれる。どこまでも可能性が広がるこの物語は私たちの人生までも祝福してくれているようだ。■中井 圭(映画解説者)リアリティを誇示する作品が増える中、リアリティから適切な距離をとることこそ重要な本作。緻密に設計された絶妙なバカバカしさにより、純度の高い感情を抽出することに成功した。■きさらぎ尚(映画評論家)少し先でも遅れても、愛すべきパーソナリティとして、まるっと受け入れているこの物語は時差が生む笑いが、だからこそどこか優しく楽しい。タイムパフォーマンス優先の今の世の中には、とにかく心がほぐれる。■松崎健夫(映画評論家)人よりもワンテンポ早い彼と、人よりもワンテンポ遅い彼女のごとく、ややミスマッチに思える宮藤官九郎脚本のリズム感と、山下敦弘監督のオフビート感。このふたつが調和した心地よさたるや!『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月16日岡田将生、清原果耶W主演の『1秒先の彼』より、本編冒頭シーンが解禁された。監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生が何をするにも人より1秒早いハジメを、清原果耶が1秒遅いレイカを演じる本作。この度解禁となったのは、風変りな物語を予感させる本編冒頭シーン。ある日ハジメが目覚めると翌日になっており、何が起きたか理解できずに困っているシチュエーションから始まる。「なんで?なんで…?」と呟きながら、真っ赤に日焼けしたハジメが京都市内の交番を訪れる。ハジメは、紛失物届出用紙を記入するも、途中で手を止め「やっぱいいです。言うても信じてもらえへんし」と諦め気味。届出には、「紛失物:昨日」と書いてある。警察官が「昨日、何失くしたん?」と聞くと、「やなくて、昨日という一日が消えてなくなったんです」と言う。ハジメの奇妙な発言に「…酔っぱらってんの?」と警察官も呆気にとられた様子。ハジメの、意味の通らないことを言いながらも本人は至って真剣である様子や、警察官との会話のかみ合わなさが何ともユーモラスなシーンだ。なぜハジメは異常なほどに日焼けをしているのか?昨日を失くしたというその意味は?謎多き幕開けによって、不思議な世界観に一気に引き込まれるオープニングになっている。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd
2023年06月12日俳優の岡田将生と清原果耶がW主演を務める映画『1秒先の彼』(7月7日公開)の本編映像が9日、公開された。同作は監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、台湾のヒット映画『1秒先の彼女』をリメイクした。京都を舞台に、何をするにも人より1秒速いハジメ(岡田将生)と、1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く。この度、ハジメとレイカの人物像が分かる本編映像が公開された。人より1秒速いハジメと1秒遅いレイカ。まったく違うふたりのこれまでの生い立ちが明かされる本編映像となっている。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ速く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタート。テストでもゆっくり名前を書き始めるが、成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラで、父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのは苦手としている。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ苦学生で、スーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせている。キャラクターが正反対で、一見交わることがないように見えるハジメとレイカが、今後どのように関わっていくことになるのか気になる内容となっている。また合わせて未解禁写真も公開された。記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真は、岡田将生と山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ『天然コケッコー』の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。ハジメの幼少期を演じるのは、先日カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得し話題の『怪物』で、メインキャラクターのひとりを演じ注目を集める柊木陽太で、岡田と瓜二つな記念写真の写り方を披露している。そして普段は大人びた役を演じることが多い清原果耶の、2つ結びがかわいらしい制服姿を切り取った写真も。どことなく地味さ漂うハジメとレイカの姿が見える写真となっている。(C)2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月09日監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がW主演を務める『1秒先の彼』。この度、岡田さん演じるハジメと清原さん演じるレイカの生い立ちが明かされる本編映像と場面写真が解禁された。「第25回台北映画祭」のガラ・プレゼンテーション部門へ正式出品が決まった本作。W主演の岡田さん、清原さんの脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、先日惜しくも他界された笑福亭笑瓶が、飾らない人柄そのままに本人役でハジメが聴いているラジオ番組のDJと写真店店主の一人二役として出演している。この度、ハジメとレイカの人物像が分かる本編映像が解禁された。「ハジメくんは京都の生まれ」という岡田さんのナレーションと共にハジメが徒競走でスタートするシーンが映し出される。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ早く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタート。テストでもゆっくり名前を書き始めるが、成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラ。父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのはどうも苦手。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ苦学生。スーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせていた。人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカのこれまでの生い立ちが明かされ、一見交わることがないように見える2人が、今後どのように関わっていくことになるのか期待が高まる本編映像となっている。また、併せて未解禁写真も公開。記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真は、岡田さんと山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ『天然コケッコー』の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。ハジメの幼少期を演じるのは、先日カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得し話題の『怪物』で、メインキャラクターのひとりを演じ注目を集める柊木陽太。岡田さんと瓜二つな記念写真の写り方を披露している。そして普段は大人びた役を演じることが多い清原さんの、ツインテールが愛らしい貴重な制服姿を切り取った写真も。どことなく地味さ漂うハジメとレイカの姿が可愛らしい写真の数々となっている。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月09日乃木坂46の佐藤璃果さんが大好きな美術館やTwitterで頻繁にチェックしているアカウントなどについて語ってくれました。また、「フレンチガール」をテーマに、ギンガムチェックのワンピーススタイルにも挑戦!美術館と褒めラニアンが私の癒しです。「この春に、ふらっと箱根のポーラ美術館に行ってきて、すごく気分がリフレッシュできたんです」と、今回の撮影中に楽しそうに話してくれた佐藤璃果さん。「モネやルノワールの絵画を、ゆっくりと観ることができました。美術館のあるロケーションも自然が豊かで美しく、すごく充実した特別な時間を過ごせました」以来、すっかり美術館に魅了されて、いろんなミュージアムを巡りたい熱が高まっているそう。「私の地元には美術館が身近になくて。東京には美術館があちらこちらにあるからいいなぁと。SNSやインターネットでいろいろチェックはしているんですが、なかなか行くタイミングがなくて…。だけど、先日、乃木坂46のミュージックビデオの撮影が熱海のMOA美術館であったんですよ!雰囲気だけでも味わえて嬉しかったけれど、やっぱり展示も観たいから、いつかリベンジしたいな」さらにもう一つ、頻繁にチェックしているものが。それは、褒めラニアンのTwitter。「私、やさしい言葉をかけてくれるかわいい子が大好きなんですよね(笑)」ということで、まさに褒めラニアンはドンピシャ。「今までで一番心に残っているメッセージが、“君の代わりなんていないの!この世で唯一の素敵な存在だよ!”。なかなか自分に自信が持てない時もあるから、ああ、わかるわかる!嬉しいな、ありがとう~って思いながら、いつも癒されています」そんな佐藤さんに、これからチャレンジしていきたいことを聞いてみると…。「地元・岩手に関われる仕事をぜひやりたいなと思っているんです。以前、ラジオ番組を持たせていただいてたんですが、またやりたいし、情報番組とかも挑戦してみたい。あと、実は高専に通っていたので、理系のこととか、パソコンを触るのは割と得意な方で。プログラミングを視聴者の人と一緒に学んだり、そんな番組ができると楽しそうですよね!」ふんわりガーリー感は女らしい足元でキリリと。ふわっとしたシルエットのギンガムチェックのワンピースは、エナメルのブラックパンプスと黒ソックスで引き締め。「フレンチガーリーは個人的に気になっていて。小物使いが大事ですね」(佐藤さん)。チュニック¥44,000(ヤーモ/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)トップス¥7,150(ヴェリテクール TEL:092・753・7559)肩に掛けたカーディガン¥28,600(スローン TEL:03・6421・2603)ネックレス各¥17,600(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)その他はスタイリスト私物さとう・りか2001年8月9日生まれ、岩手県出身。4期生。愛称りかちゃん。甘めスタイルが好みで、リボンやふわふわスカートがブーム。キャンドルをたきながらの半身浴も毎日の癒し。公式Instagramは@lica_sato_official※『anan』2023年6月7日号より。写真・竹本健一(DUST FREE PRODUCTION)スタイリスト・山本香織(+chip)ヘア&メイク・山田大輔西 亜莉奈(共にCake.)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年06月06日乃木坂46の中村麗乃さんと佐藤璃果さんが「フレンチガール」をテーマに、リンクコーデに挑戦しました。リンクコーデで挑戦!小粋なフレンチガール。STYLE1:甘めディテールもモノトーンで大人かわいく。フリル襟のブラウスにロールアップしたパンツを合わせた、甘辛のさじ加減が絶妙。モノトーンだからカジュアルだけどシックな印象に。「フリルの襟がラブリーだけど、モノトーンだし、パンツと合わせると大人っぽくていいですね」(中村さん)。「いちご柄のソックスもポイントになっていて、ときめきました」(佐藤さん)。右から、中村さん・プルオーバー¥23,980ソックス¥3,520(共にジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード TEL:03・3468・0232)ベルト付きパンツ¥23,980(マスター&コー/マッハ55リミテッド TEL:03・5846・9535)イヤリング¥24,200(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)ハット¥31,900(ステットソン/ステットソン ジャパン TEL:03・5839・2098)バッグ¥110,000(エバゴス TEL:048・977・3192)シューズ¥39,600(プリティ・バレリーナ/エフイーエヌ TEL:03・3498・1642)佐藤さん・ブラウス¥33,000(ル ブーケ/スローン TEL:03・6421・2603)ベルト付きパンツ¥28,380(マスター&コー/マッハ55リミテッド)イヤリング¥24,200(プティローブノアー)ハット¥23,100(カシラ/カシラ プレスルーム TEL:03・5773・3161)バッグ¥64,900(エバゴス)ソックス¥3,520(ジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード)その他はスタイリスト私物STYLE2:軽やかにロマンティックにTシャツでおめかし。シャツの上にTシャツを重ねて、レーシーなスカートをコーディネート。そしてストライプのリボンが効いた、麦わらのカンカン帽もアクセントに。「Tシャツのロゴがすごくかわいいですね!おそろいで着ると最強!」(中村さん)。「Tシャツでこんなふうにかわいくおしゃれができるのは発見でした」(佐藤さん)。右から、中村さん・Tシャツ¥9,680(マスター&コー/マッハ55リミテッド)シャツ¥33,000(インディビジュアライズド シャツ/メイデン・カンパニー TEL:03・5410・9777)スカート¥11,000(ヴェリテクール TEL:092・753・7559)中にはいたパンツ¥18,700(アデュー トリステス TEL:03・6861・7658)ハット¥31,680(ジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード)イヤリング¥17,600(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)シューズ¥60,500(サンダース/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)その他はスタイリスト私物佐藤さん・Tシャツ¥9,680(マスター&コー/マッハ55リミテッド)シャツ¥33,000(インディビジュアライズド シャツ/メイデン・カンパニー)スカート¥36,850(ジェーン・マープル・ドン・ル・サロン)ハット¥31,680(ジェーン・マープル) 共にセント・メアリ・ミードイヤリング¥17,600(タマス/タマス青山店)シューズ¥60,500(サンダース/グラストンベリーショールーム)その他はスタイリスト私物なかむら・れの2001年9月27日生まれ、東京都出身。3期生。愛称れの。20歳の誕生日からスタートした公式Instagram(@n.reno_official)は、大好きな水色で写真のトーンを統一することを意識している。さとう・りか2001年8月9日生まれ、岩手県出身。4期生。愛称りかちゃん。甘めスタイルが好みで、リボンやふわふわスカートがブーム。キャンドルをたきながらの半身浴も毎日の癒し。公式Instagramは@lica_sato_official※『anan』2023年6月7日号より。写真・竹本健一(DUST FREE PRODUCTION)スタイリスト・山本香織(+chip)ヘア&メイク・山田大輔西 亜莉奈(共にCake.)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年06月05日岡田将生と清原果耶がW主演を務める映画『1秒先の彼』が、「第25回台北映画祭」のガラ・プレゼンテーション部門へ正式出品が決定。岡田さん、山下敦弘監督、脚本・宮藤官九郎が参加する。現地では、記者会見やフォトコール、Q&Aを実施予定。2021年に台湾アカデミー賞(金馬奨)の最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞した原作、『1秒先の彼女』を手掛けたチェン・ユーシュン監督、キャストのリー・ペイユー、リウ・グァンティンの特別参加も決定しており、オリジナル版キャスト・スタッフと初めて交流することになる。『1秒先の彼女』なお、本作は「第25回上海国際映画祭」GALA部門でのワールドプレミア上映も決定。『苦役列車』以来11年ぶりの参加となる山下監督の舞台挨拶の登壇も予定されている。▼山下敦弘監督コメント台北映画祭で『1秒先の彼』を上映していただけること、とても光栄です。台北映画祭には2019年に審査員として参加しました。その映画祭に今度は自分の映画で参加できることが、とても嬉しいです。チェン・ユーシュン監督作品は面白くて完成された世界観を持っています。僕たちなりに日本でリメイクすることの意味を考えながら、悩みに悩み、素敵なスタッフ・キャストとともに『1秒先の彼』という作品を完成させました。オリジナルとは設定を少し変更し、舞台を京都にしたことで、日本でのリメイク作品としての意義を持ち、物語やキャラクターが生き生きとしたものになったと思います。『1秒先の彼女』を観て、「台湾に行きたい!」と思いましたが、『1秒先の彼』を観て、台湾の方々にも「京都に行きたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。台湾の皆さんがこの作品を観て、どう思うのかな……と緊張しながらも、チェン・ユーシュン監督はじめ、オリジナルのキャスト・スタッフの皆さんにも楽しんでいただける作品になっていたら本望です。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年05月31日