俳優の岡本健一(54)&岡本圭人(30)親子が、28日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。親子そろってのトーク番組は初出演となる健一と長男の圭人。健一と黒柳は「男闘呼組」の頃からの古い仲で、圭人は赤ちゃんの頃に黒柳と会っているそう。健一は2年前に演劇人として紫綬褒章を受章した。圭人も3年前に初舞台を踏み、父と同じ道を歩み始めた。圭人が生まれてすぐに男闘呼組は活動を休止。健一は1年間仕事をせずに、圭人と一緒に過ごす時間を大切にしていた。圭人さんが大学受験の頃は父子2人で生活しており、毎朝、圭人さんをたたき起こして学校に通わせていたと話す。圭人はニューヨークの演劇学校へ留学し、帰国後に父との舞台共演を果たした。圭人にとって、父・健一は「一番の俳優」だと胸の内を明かす。
2024年03月26日4人組グループ・Sexy Zoneの中島健人が主演するカンテレ・フジテレビ系火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』(毎週火曜後11:00)の最終話が、きょう26日放送される。それに先立って、クランクアップを迎えたキャストからコメントが寄せられた。今作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスを舞台に、29歳のグラフィックデザイナー・松永純(中島)と、17歳の女子高生のミーコこと園田美己(高橋)が共同生活をしながら、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していく、ドキドキ年の差ラブコメディー。同ドラマは、栃木・足利市で、中島と高橋の2人のシーンでオールアップ。高橋は「ほんまに寒い中、おつかれさまでした。撮影の2ヶ月半、あっという間で、こんなに楽しくて、こんなにカット割りが多い現場も初めて(笑)。勉強も楽しいことも、この現場がすごく青春でした!超楽しかった!!おつかれさまでした!!!」と晴れやかな笑顔であいさつした。続けて「松永純役、中島健人さんオールアップになります!」のコールがされると、大きな歓声と拍手に包まれた。そこに、向井康二(Snow Man)が花束を抱えて、藤原大祐とともに「おめでとうございます!」と登場。中島と高橋は「え?うそー!!」と驚きを隠せない。クランクアップを迎えた午前4時過ぎに1週間以上前にオールアップしていた向井と藤原が、サプライズで足利まで駆けつけた。サプライズに中島は「マジか!ちょっと待って!え~!うっそ…ほんとにゴメン。さすがにうれしすぎるわ」と思わず涙ぐみ、男泣き。「11月の末から12月、1月の撮影中、リビングの現場とともに僕個人としてもいろんな節目を迎えていた、そういうタイミングでした。自分自身、立ち続けることがものすごく大変ではあったんですけど、リビングの現場があることで、ほんとに俺、救われました」と語ると、感情があふれて、思わず言葉につまった。そんな中島の肩を向井は優しくトントンした。また、中島は「こんなにあったかい現場に支えられていることが、自分が続けられる大きな源に、力になりました。『リビングの松永さん』という現場が今の自分にあって本当にうれしかったし、心より感謝しています。作品は1人では作り上げられないことも改めてこの作品を通して思いましたし、最高のあったかい仲間に巡り会えたことが、20代最後の僕の連続ドラマ主演として誇らしいものだと思っています。こんなすてきな作品に出会わせていただいてありがとうございました。ちゃんとしっかりとした強い未来を、みなさんと一緒に見ていけたらいいなと思ってますので、こんな座長に皆さんついて来てくださって感謝しています。本当にありがとうございました!」と思いを伝え、最後に「最高でした! 『リビングの松永さん』という現場に出会えてほんとに幸せ。ありがとー!」とシャウトして締めくった。そして、Sexy Zoneが歌う主題歌についても「いろんな人から『この歌詞はグループの状況について書かれてるの?』って言われるんだけど、この歌詞は『リビングの松永さん』のシェアハウスに向けた歌詞なんだよ。だからシェアハウスって、ある種グループみたいなもんなんだなって。Sexy Zoneにも共通項がめちゃくちゃあるしって考えた時に、今の自分たちにもすごく重なる曲で、メンバー一人ひとりの胸を打つような楽曲にもなったし、ドラマを見てくれる視聴者の方々に松永さんの、シェアハウスのすてきさが伝わるような楽曲でもあるから。だから『リビングの松永さん』と『Sexy Zone』っていう、この2つを繋ぐ楽曲、それが「puzzle」なんだな…って思った」とコメントした。さらに「松永って、生まれ変わってるんだよね。一度、心を閉ざしてから、また自分らしさを取り戻すっていうことをしてるんですよ。だから、進化する松永のように、自分もこれから進化していく。この役にたくさんのエネルギーをもらえた気がします。改めて周りの方に感謝をしようって再認識できたドラマでもある。今回、共演者の方に、座長がまとめてくれたとか、リーダーとか、そういう言葉をいただいた今の自分は、きっとこれからの活動に、その言葉たちが活かされていくんだろうなって思ってる」と、前を見据えた。最後に、シェアハウスメンバー全員に「あなたにとって『リビングの松永さん』とは?」と問うと、高橋は「実家!とてつもなく安心感があります(笑)。キャストもスタッフも全部含めて、みんなのことが大好きです」、向井は「俺のもう1つのリビングでしたね!」、藤原は「第2の実家。キャストスタッフの皆さんと作品自体の温かさで、現場に来ると安心するし、違うお仕事してこの現場に戻ると、なんか帰ってきた感があって。終わっちゃうと、さびしいな。今、1人暮らし始めるみたいな感覚です」と答えた。大久保桜子は「寒い時期に飲むホットココアですかね。現場がとにかく温かかったですし、本当に心温まるような甘いストーリーでもあるので、 『リビングの松永さん』は、本当に温かい場所だなって思いました」、黒川智花は「私にとってリビ松チームの皆さんや視聴者の皆さんと思い出をシェアできる大切な作品になりました。スタッフ・キャストの皆さんとかけがえのない時間を過ごせた事に感謝です!」、中島は「ふかふかのソファー。どんなに疲れても、最上級の癒しをくれる作品でした」と笑顔を見せた。
2024年03月26日俳優の佐藤健が、22日に都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(公開中)の公開初日舞台挨拶に長澤まさみ、森七菜、山田智和監督とともに登壇した。同作は数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏による同名小説の実写化作。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届き、そこには10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■佐藤健、恋のときめきは「そこにあり続けるもの」「最近の恋愛」についてトークが進むと、佐藤は「恋愛しなくても楽しいことにあふれている世界になっていっているんだなというのは思います」と分析。「昔に比べて楽しいことがあふれ過ぎていて。決して恋愛している人がいないわけじゃないんだけど、恋愛しなくても楽しく生きてる人がすごく増えているなという印象があります」と説明する。さらに「すごくポジティブなことだと思うんですけど、ただやっぱりそういう人も恋愛に出会ったら、悩みもするだろうし、楽しくなったりする。恋に落ちた時のときめきみたいなものは、きっとずっと変わらず、そこにあり続けるものなんじゃないかな」と語った。
2024年03月22日映画『四月になれば彼女は』(公開中)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、佐藤健、長澤まさみ、森七菜、山田智和監督が登壇した。同作は数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏による同名小説の実写化作。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届き、そこには10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■佐藤健、映画『四月になれば彼女は』初日舞台挨拶に登場昨日21日に35歳の誕生日を迎えた佐藤は、観客からの大きな拍手で祝福を受けると「ありがとうございます!」と笑顔。MCから花束やケーキなどのバースデーサプライズはないことが伝えられると、「僕そういうの(バースデーサプライズ)があると困っちゃうタイプなので、むしろありがたいです」とサプライズが苦手だと明かし、安堵の表情を見せた。35歳の抱負について聞かれると、「フルスロットル全開マックスウルトラスーパーパワーでやりたいです」とコメント。歳を重ねたことで意識の変化もあったそうで、「35で初めて本気出してます! 自分でもどうなるかわかんないです。自分が怖いです。ワクワクします」と話す。続けて「20代ってなんとなくがんばっていた。言われたことをただがむしゃらにやっていて……当時は当時なりの本気を出していたんですが、もうちょっといろんなことが俯瞰で見えるようになって、『この方向に全力を出したらもっと遠いところに行けるな』ということがわかるようになってきた。より明確に深く努力をしていきたいなと思います」と力強く語った。
2024年03月22日俳優の佐藤健(35)、長澤まさみ(36)、森七菜(22)、山田智和監督(36)が22日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』の公開初日舞台あいさつに参加した。映画プロデューサーで、作家としても数々の話題作を生み出してきた川村元気氏の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。川村氏は「恋愛が消えている」ということをきっかけに、物語を書いたという。最近の恋愛について感じることを問われ、佐藤は「恋愛しなくても楽しいことにあふれてる世界になってるんだなと思います。昔に比べて楽しいことがあふれ出しすぎていて。だから決して恋愛してる人がいないわけじゃないんだけど、恋愛しなくても楽しく生きてる人がすごく増えてるなって印象があります」とする。「ポジティブだとは思う。ただ、やっぱりそういう人も恋愛に出会ったら悩みもするだろうし、楽しくなったりするだろうし、恋に落ちた時のときめきみたいなものは、きっとずっと変わらずそこにあり続けるものなんじゃないかなと思います」と恋愛観を語った。長澤も「楽しむものが増えて。しかも、1人で自分のために楽しめるように時間を使うのがはやってるような気もするので、そうすると出会いがないのかなという印象があったりもします。人と関わるのに時間が少ないのかなと思う」と実感。「そうすると、なかなか恋愛に踏み込めなかったりする人もいるのかな、なんて」と想像した。森は「同世代を見てると、すごく恋愛のハードルが高いんだな、と。みんなを見て思います。恋に落ちる時の感じとか、アニメとかキラキラしたドラマとか、みんなすごい見てるから、それ相応のものじゃないとダメってすごい思ってるんです。だから『私が感じたものは、まだ恋じゃない』ってみんな思ってる感じがする。生きづらいというか…」と22歳にして達観したよう。キラキラした恋愛作品にも多く出演経験がある佐藤だが「恋は、それぐらいときめいてほしいよ」としみじみと口にしていた。
2024年03月22日俳優の佐藤健(35)が22日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』の公開初日舞台あいさつに参加した。全国で中継された舞台あいさつ。会場を見やりながら入場した佐藤は「ヤバい!(カメラに向かって)手を振れって言われたの忘れてた!」と照れ笑いを浮かべた。当初、公開日は桜が満開の予報だった。しかし、3月とは思えない寒い日々が続き、開花予想がずれ込んでしまった。それでも会場の観客は桜を模したカードを掲げ、佐藤は「日比谷は満開ですね」と粋なあいさつをしていた。舞台あいさつには、長澤まさみ、森七菜、山田智和監督も参加した。映画プロデューサーで、小説家としても数々の話題作を生み出してきた川村元気の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森七菜が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。
2024年03月22日俳優の佐藤健(35)、長澤まさみ(36)、森七菜(22)、山田智和監督(36)が22日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』の公開初日舞台あいさつに参加した。きのう21日が、佐藤の35歳の誕生日で、キャスト、監督、会場からは拍手で祝福された。ケーキや花束は用意されておらず、佐藤は「そういうのあると困っちゃうタイプなんで。むしろありがたいです」と笑顔を見せた。35歳の抱負については「フルスロットル全開マックスウルトラスーパーパワーでやりたいです」と決意を見せた。今までも全力だったように見えるが佐藤は「いやいや全然」と否定し「初めて本気出してます。35歳で、ついに」とニヤリ。「自分でもどうなるか怖いです」としながら「20代は、なんとなく頑張ってたんです。言われたことを、ただ我武者羅(がむしゃら)にやってて。当時は当時なりの本気を出してたんですけど、もうちょっといろんなことが俯瞰で見えるようになって。この方向に全力出したら、もっと遠いところに行けるなっていうのがわかるようになったんで。もうより明確に深く努力をしていきたい」と宣言していた。映画プロデューサーで、作家としても数々の話題作を生み出してきた川村元気氏の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。
2024年03月22日米津玄師の「Lemon」やあいみょんの「マリーゴールド」ほか、名だたるMVを手がけてきた山田智和が、佐藤健を主演に迎えて劇場長編映画デビューを果たした。川村元気の小説「四月になれば彼女は」を映画化した本作は、精神科医の藤代(佐藤健)と失踪した婚約者・弥生(長澤まさみ)、大学時代の恋人・春(森七菜)をめぐる切ないラブストーリー。初対面から4年。脚本会議から参加し、共にクリエイティブを高めあってきた山田監督と佐藤さんの“同世代対談”で、健全な創作環境づくりについて教えていただいた。「その場で生まれた感情や景色を撮りに行く」――劇中、エスカレーターを上ってくる藤代が泣き崩れるシーンが強く印象に残りました。こちらはどのように生み出されたのでしょう。佐藤:演じる際の考え方はいつもと同じです。あのとき自分が一歩踏み出して彼女を呼び止めていたら、もしかしたら未来は違ったかもしれない。でも自分は弱いからそれが出来ず、もう二度と会えない気がする――つまり、別れのつらさと自分のふがいなさ、「なぜできなかったんだ。俺はダメだ」と自分を責めて泣くというシーンでした。――構図的にはシンプルでしたよね。画面/観客に向かって藤代が徐々に近づいてきて、それに伴って感情が増幅していくといいますか。今にも泣きそうな人が接近してきて、決壊してしまう“痛み”のグラデーションを感じました。佐藤:そうした意味では、ドキュメンタリーに近い手法でした。カットを割って光(照明)をセッティングしてそれに合わせて芝居していく形式とは、全く違っていました。山田:実際に人が泣くときは、薄暗いベッドの上などではなく移動時のような街の隙間ではないかと思います。いま(佐藤)健くんが言ってくれたドキュメンタリー性ではないですが、そうした空気感を作りたいと思っていました。佐藤:エスカレーターを上りながら泣く、というのもその日のノリで決まりましたから。もし僕が「階段で座って泣きたい」と言ったらそうなっていたでしょうし、自然現象をそのままとらえるような現場でした。――ドキュメンタリー手法は、どういった経緯で選択されたのでしょう。山田:元々僕がそういった手法でしかやったことがなく、今回は長編初監督だったこともあって自分の得意なものをやらせていただきました。そこに健くんはじめ俳優部の方々が反応してくれた形です。エスカレーターのシーンも最初はもう少し落ちついて座って泣くものを想定していましたが、前後の芝居をやっていくなかで「やっぱりここがいいね」となる健康的な空気が流れていました。想定と違ったとしても、健くんが「やってみる」と言ってくれるのが本当に有り難くて。決めつけすぎずにみんなで正解を探しに行くことができました。その場で生まれた感情や景色を撮りに行く、を初日からやらせていただいた現場でした。――なるほど。例えばロケーションにおいても、ある程度広く空間を押さえておいて「この範囲で好きに遊ぼう」といったような形だったのでしょうか。山田:それに近かったと思います。一瞬しか映っていない点描シーンも現場では長い時間カメラを回していました。藤代と春(森七菜)や藤代と弥生(長澤まさみ)の間に流れる空気感を撮りたくてセリフを撮りたいわけじゃない、といったときに「この道路を歩いて、ここで座って下さい」くらいの大まかなものだけお伝えして、細部は俳優部にお任せしていました。佐藤健、同世代の活躍は「非常に喜ばしいこと」――おふたりの信頼関係がうかがえますが、初対面は本作の顔合わせのタイミングだったのでしょうか。佐藤:イタリアンか何かを一緒に食べたんじゃないかな。まだキャスティングも決まっていない時期でした。山田:かれこれ4年ほど前です。まず健くんに主人公をお願いしました。その食事会で言っていただけたのが「ようやく一緒にやりたい同世代の監督に出会えて、すごく嬉しい」ということ。一発目でそう言ってくださって、僕もとても嬉しかったです。佐藤:僕はそもそも同世代の監督と仕事をしたことがなかったんです。どんどん一線で活躍してほしいと思っていたから、ついにその機会が得られた、という気持ちでした。――長澤まさみさん、撮影の今村圭佑さん、照明の平山達弥さんほか同年代の多いチーム編成になりましたね。山田:自分は年齢こそ近いですが健くんや長澤さんとキャリアが同じとは全く思っていません。僕が乗っからせていただいている気持ちです。ただ、この世代がいま集まって一緒にものづくりを出来ることに意味があるとするならば――東宝恋愛映画を観て育ち、リスペクトのある世代が次にどんな恋愛映画を作るのか、それは本作の裏テーマでした。脚本会議でも健くんたちとずっと話していたことですし、劇中には様々な恋愛の価値観をちりばめています。初恋のようなものもあれば、30代として向き合わないといけない恋愛の形、この先どうなっていくかも含めて必然的にこぼれてきたテーマが染み出ているようには感じます。佐藤:僕個人は年上の監督だからどう、ということもないですし、世代がどうであっても本質的には変わりません。現場に入ったら監督を信じてやっていくだけですから。ただ、いちクリエイターとして自分と同じ世代がどんどん活躍してくれるのは非常に喜ばしいことです。残念ながら、日本の映画業界は20代の監督が活躍しづらい・育ちづらい環境だと思います。どうしてもヒット作を出した実績がある人にオファーしたくなってしまうものですから。ただ、絶対に若くて才能のある人はもっといるはずですし、どんどん日の目を浴びてほしいとはずっと感じていました。そもそも誰しも最初は実績のないところからスタートするわけですから、もっとこういったチャレンジ/チャンスがあってほしいと思います。「普遍的な恋愛」と「現代を映す」作品作り――山田監督がおっしゃった「東宝恋愛映画へのリスペクト」は作品を拝見していても強く感じました。チームにおいて共通項として挙げた作品やイメージ等々、ございますか?山田:まずはやはり「恋愛」でしょうか。いつの時代もみんな恋愛に悩むし、必死に正解を探すもので、共通した変わらない部分は絶対にあるはず。そこを外したくないという想いはこのテーマをやる以上不可欠でした。そのうえで、これまでの恋愛映画は社会を映さなさすぎる問題もあったような気がしています。普遍的な恋愛、そして原作が持つ時代へのまなざしの鋭さが上手く合わさって新しいものになったのではないかと思います。10年前の社会と現在の社会は当然違っていて、恋愛をする人や結婚をする人も少なくなっているかと思います。それは別に悪いことではないし、新しい方向に社会が進むなかで、必然的に描くべきテーマやスポットライトを当てたい人間は連なっていくはず。たまたまコロナを挟みましたが、いまの社会の方がこの映画は説得力を持つような気がします。――普遍性と現代性のハイブリッドですね。改めて、協働の手ごたえを教えて下さい。佐藤:山田監督の話の中で出た「空気を撮りたい」は、僕たち俳優からすると「芝居をちゃんと見てくれる」という安心感でした。その空気感を作るためには、役同士のつながりがあればいい。変に「どう表現しよう」と余計なことを考える必要がなく、ただ芝居に集中できる環境でした。山田:僕は映画というものが初めてで、今回「俳優部ってこんなに真摯に一つの作品に向き合ってくれるんだ」とすごく嬉しかったです。映画というのは共作で、それぞれの部署が一つのイメージを作るものですが、健くんは作品に入る前から本当に高い熱量で関わって下さいました。これを当たり前だと思ってはいけないと重々承知しているのですが――健くんは脚本会議に何回も参加してくれて演じる側の視点で指摘してくれたり、良いアイデアをくれてブラッシュアップしていけたんです。そういった過程を経験できたため全幅の信頼を置いていて、撮影もとにかくスムーズでした。きっと、往々にしてクランクインしてから1週間くらい探る時間があると思うんです。でも今回はそういった「だんだんフィーリングが合ってきたね」ということが全くありませんでした。初日の撮影は藤代と春の大事なシーンで、鮮烈に描かなければならないなか周りのスタッフもびっくりするくらい円滑に進んで、僕自身も楽しい!という想いしかありませんでした。これは決して運や巡り合わせなどではなく、健くんがどこまでも真摯な姿勢で作品に臨んでくれたからこそです。主人公に背中を預けられることで、周りの人たちも話しやすくなるし僕も演出がしやすくなる。その軸があることで「じゃあ主人公にこれくらいぶつけてみよう」というアイデアが監督/共演者からもどんどん出てきますし、その結果が現場で生まれたアドリブだと感じます。健くんの芝居はもちろん素晴らしいですが、そうした向き合い方にものすごく感銘を受けました。そういった意味で、健くんは一番フェアな人だと感じています。媚びを売ったり変に気を遣う必要もなく、芝居や画に対して自分の想いを伝えるだけでいい。本当に健康的な場を作って下さいました。僕がまだ経験が浅く、“言葉”をうまく持っていないなかで抽象的なことを言ったとしても、健くんは「監督が伝えたいのは多分こういうことだと思うから、1回やってみる」と常にオープンでいてくれてとにかく助けられました。僕自身も物事をあまり決めつけたくないという側面があるなかで、一緒に探らせてもらえて楽しかったです。――一例を挙げるなら、どういったアイデアをもたらされたのでしょう。山田:僕がすごいアイデアだなと思ったのは、脚本上では「洗面台の前で、鏡に映った自分と向き合って泣く」という風に書かれていたシーンのことです。撮影現場に入った健くんが「自分よりも、2人の思い出が詰まったものを見る方が心が動く」と伝えてくれました。それが本作全体のキーになったグラスです。こういったことを現場に限らず、脚本会議でも共有してくれました。頭の中では「こうやって動く」と考えていても、実際やってみると「やっぱりこっちがいいね」ということはありますが、本作はかなり大きなシーンでもそれが出来ました。健くんのアイデアには常に助けられていました。――佐藤さんのそうしたアプローチについては、キャリアを重ねていくなかで変遷してきたものでしょうか。『グラスハート』(2025年Netflix配信予定)では共同プロデューサーも務められていますね。佐藤:そうですね。10代のときはそういったものはなく、だんだん増えていきました。ただ、俳優は誰しもやっていることではあります。特に主演ともなれば、台本に書いてあるものをただやっているだけの人はいません。セリフやチーム、作品をより良くしようと動くものですし、僕自身もそうしてきましたが、20代後半くらいからもう少し公式的に「プロデュース」という役割をもらって行動した方が健全と考えるようになりました。俳優の力は、すごくちっぽけだと思います。だからこそ、もう少し早い段階から入っていきたいという想いはどんどん強くなっていきました。ただ、「作品を良くしたい」という本質自体は、これまでと何も変わりません。(text:SYO/photo:You Ishii)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月20日体調不良で休養中のフジテレビ・渡邊渚アナウンサー(26)が19日までに自身のインスタグラムを更新し、「大病を患った友人への声かけ」について考えを明かした。渡邊は投稿で、「先日ストーリーで『大病を患った友人になんて声をかけていいかわからない』という質問をいただきました。正解ってあるのかな?私もパッと思いつかないのですが、自分がされて嬉しかったことを考えてみました」とコメントした。まずは「声をかけるだけがサポートじゃない、と思います。」と断言。「言葉にすることって本当に難しくて、言葉で励ますことができるならそれはそれですごいけれど、私の場合は当初、周りからかけられる言葉の多くがそれほど心に刺さりませんでした。『絶対良くなるよ!』みたいなエールをもらっても、何を根拠にそんなことを?とひねくれた感情を抱いてしまったり...」と本音を吐露。「初期は何も受け入れられない状態で、自分とちゃんと向き合ってくれる医師や看護師さん、ソーシャルワーカーさんに絶大な信頼を置いていました(入院中は家族とも面会ができなかったので)」と明かした。続けて「そんな中、特に記憶に残っているのは、ソーシャルワーカーさんが一緒に泣いてくれた日です。痛みを分かち合ってくれる人がいるなんて、私は何て幸せなんだろうと思えて、心が軽くなりました」と明かした。投稿ではさらに「何より一番嬉しかったのが、“変わらない”ということ」とも伝え、「自分がどんどん変わっていってしまう中で、これまでと全く変わらずに接してくれた人の存在がとても大きかったです。親友は、以前と全く変わらずにくだらない話をしてくれるし、同い年の看護師さんとは恋バナをしたり、どこのコンビニのパスタが一番美味しいかなんて会話をしたり。笑普通の同世代の人たちとの隔たりを感じていた中で、何気ない会話をして、“変わらないこと”があると気付けた時、とてつもなく嬉しかったです」とつづった。渡邊は「だから、周りに病気と闘っている人がいたら、どうかお願いです。その手を絶対に離さないでください」と呼び掛け、「その人はこれから病気に左右されて本来の自分じゃなくなってしまうこともあるかもしれないけれど、それでもずっと変わらずにそばに居続けて欲しいです」「本心とは違うことを言って、大切な人を傷つけてしまった後悔を抱えて生きるのは辛いから。すれ違っても向き合い続けてほしいです」と伝え、「関係だけは不変であり続けたい、が願いです」としめくくった。
2024年03月19日声優の上村祐翔(30)が16日、自身のXを更新し結婚を発表した。上村は「私事で恐縮ですが、私、上村祐翔は、結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と伝え「新たなご縁に恵まれ、前へ進むことを決意しました。まだまだ未熟な私ですが皆様への感謝の気持ちを忘れずに役者として、表現者としてより一層成長できるように努めます」としたためた。上村は1993年10月23日生まれ。出演作品は、アニメ『文豪ストレイドッグス』(中島敦)や、アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(ヒロ)、アニメ『ソードガイ The Animation』(緒方凱)などがある。■報告全文大切な皆様へいつも応援ありがとうございます。私事で恐縮ですが、私、上村祐翔は、結婚いたしましたことをご報告させていただきます。新たなご縁に恵まれ、前へ進むことを決意しました。まだまだ未熟な私ですが皆様への感謝の気持ちを忘れずに役者として、表現者としてより一層成長できるように努めます。温かく見守っていただけたら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いします。上村祐翔
2024年03月16日映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露舞台挨拶が7日に都内で行われ、佐藤健、長澤まさみ、森七菜、ともさかりえ、山田智和監督が登場した。同作は数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏による同名小説の実写化作。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届き、そこには10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■映画『四月になれば彼女は』完成披露舞台挨拶に佐藤健が登場初の本格共演となった佐藤の元々の印象を聞かれると、長澤は「かっこよすぎてですね……」と話し出し、佐藤は「なんか言ってるな。そのトーンでいうのはバカにしとるのよ」と苦笑。ともさかも「わかるわかる。なにかすばらしい彫刻を見てるみたいな」と同意し、長澤は「こっちが恥ずかしくなっちゃって、ちゃんとしゃべれなくて。『かっこいい人だな』という印象でたくさん喋ったことがなかったので、付き合いづらい人なんじゃないかと思ってたんですけど」と続けると、佐藤は「最後に落とす。毎回このテクニック」とさらに苦笑する。長澤は改めて佐藤のことを「今回、恋人役ということもあって、一緒にお芝居するのがすごく楽しみだったので、関係性を作っていこうと思って現場に行ったら、思っていた以上にフランクで、本当はとってもいい子だった」と表す。さらに「サービス精神も旺盛だし、プロデューサー気質の部分があり、作品への情熱がとてもある方なので、一緒にお芝居をしていても、私の不器用で一生懸命な姿にちゃんと反応してくれる、寄り添って受け止めてくれる人。きっと『こうこういう風にして、ああいう風にしよう』という理想とかもあると思うんだけど、そういう準備をした上で、現場では手放して受け入れることができる器の大きい人という印象があって、こんな人というのは全然知らなかった。過去がすべて塗り替えられて、『また一緒に作品をやりたいね』なんていう話を撮影時からしていた思い出があります」と絶賛していた。
2024年03月07日川村元気による同名ベストセラー恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の完成披露試写会が3月7日(木)、都内で行われ、出演する佐藤健、長澤まさみ、森七菜、ともさかりえ、山田智和監督が出席した。本作で映画初共演を果たした佐藤さんと長澤さん。お互いの印象について、佐藤さんは「以前からとても素敵だと思っていましたが、まじめな話、今回の共演で、長澤さんがどれだけ魅力的なのか、いかに自分は知らなかったか思い知らされた。それほど本当に素敵な人」とあふれる賛辞。山田監督が「座長気質で、現場の空気を作ってくれる女優さん」と長澤さんを評すと、佐藤さんも「完全に空気を作ってくれました。“番長”のように、みんなを引っ張ってくれた」と感謝を示した。また、「長澤さんから言わないで、と口止めされている」と前置きした上で、佐藤さんは「ある大事なシーンで、とても素敵なお芝居をしていたのに、ご本人は納得していなくて…。『家で練習したときは、もっとうまくできたのに』って言うんですよ。家で練習?長澤まさみが!ってなりました」とストイックな姿勢も絶賛した。佐藤健一方の長澤さんは、以前のCM共演をふり返り、「カッコ良すぎてですね…。こっちが恥ずかしくなっちゃって、ちゃんとしゃべれなくて。印象というか、ちょっと付き合いづらい人なんじゃないかと(笑)」と本音。今回は恋人役ということで、しっかり関係性を築こうとしたと言い、「実際は思った以上にフランクで、本当にとっても“いい子”でした。過去(の印象)が塗り替えられました」と安どの表情を見せた。長澤まさみさらに「サービス精神があり、プロデューサー気質で、作品への情熱もあって、私の不器用さに寄り添い、受け止めてくれる人」と全幅の信頼を置き、「また、お仕事したい」と再共演に意欲を見せた。森さんは世界中を旅する役どころで、実際に、チェコのプラハ、アイスランドのレイキャビク、ボリビアのウユニなどでの撮影に参加。約3週間でトランジットも含め10か国を訪問し、「大役を任せていただき、ありがたいですが、壮大な旅過ぎて、つらかったです」とふり返り、「コロンビアで1回泣きました。お母さんに帰りたいって電話して」と回想。ともさかさんは、シングルマザーを演じ「私もシングルで、息子と過ごした時間が長いので、昔の自分がフラッシュバックして、不思議な経験でした」と話していた。森七菜『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月07日佐藤健、長澤まさみ、森七菜が出演する映画『四月になれば彼女は』の公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」の放送が決定した。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本と、史上最高峰のスケールで紡がれる心に刺さるラブストーリー『四月になれば彼女は』。今回の特番では、主人公・藤代役の佐藤さんがバーテンダーを務める「Bar April」に、藤代の婚約者・弥生役の長澤さんと、藤代の初恋の女性・春役の森さんが来店。スペシャルカクテルと共に、恋愛、人間関係の悩みに真面目に答えるトーク企画となっている。また、映画の撮影秘話も満載だ。なお、本放送は、3月16日(土)よりテレビ愛媛、山口放送、テレビ信州、山形放送などで順次放送予定(※地域によって日時は異なる)。公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」は3月16日(土)11時20分~テレビ愛媛ほかにて順次放送。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月07日高橋海人主演ドラマ「95」に浅川梨奈、工藤遥、井上瑞稀、渡邊圭祐、鈴木仁が出演することが分かった。本作は、早見和真の青春小説、大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語を映像化。今回発表されたのは、高橋さん演じる主人公・広重秋久(通称:Q)を取り巻くキャラクターたち。実際に高校の同級生でもあった浅川さんと工藤さんが、Qたちと一緒にいて、同じ星城学院に通うコギャル、芹沢加奈と甲原恵理子を演じ、当時の女子高校生を見事に再現。浅川さんは「みんなといることを楽しみながらもどこか寂しさや孤独をかかえているような子」と役柄の印象を語り、「皆さんとても真面目で真剣に現場に取り組みながら、合間ではたわいもない話をしているメリハリのある素敵な現場です」と撮影の様子も明かす。工藤さんは「憎めない、愛すべきコギャル」と自身の役柄を説明し、「あの日、あの瞬間を彼らは、自分達が信じたいものを愚直に信じて、走っています。強さも弱さもぜんぶ持って、本気で生きている姿は、信じられないくらい眩しいです。今だからこそ、届く作品だと信じています。共に1995年を生き抜いて頂きたいです」とメッセージ。井上さんが演じるのは、星城学院に通う後輩・栗田健吾。お調子者だが強者志向が強く、Qの前にふらっと現れては、チームに入れて欲しいと願い出るが、なかなか相手にされない。役柄については「健吾は思春期特有の危うさ、ピュアさを持ちつつも高校生にして社会の仕組みに気付いていて、賢さも持ち合わせている人間だなと感じています」と話している。また、Qが働くカラオケ店のバイトの先輩で、大学生の新城俊樹を渡邊さんが演じ、キラキラした青春を送るQを羨ましいと思いながらも優しく見守り、物語の後半ではキーパーソンとなる。渡邊さんは視聴者へ「青春群像劇らしい現場の雰囲気と『95』の持つ当時の熱量がそのまま作品に乗っかってるのではないかと思います。城定作品ファンとして自分も楽しみにしているので、彼らの必死に生きた証を一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。鈴木さんが演じるのは、Qたちと同学年の他校生で、父親が政治家であるため、同じく政治家一家である翔のことを敵視している宝来隼人。人気ファッション誌「ストフリ」のモデルとしても有名でファンも多い宝来。ある事をきっかけに、Qたちと完全に対立していく。「人気者ではあるのに何か物足りなさ、掴みきれない寂しさを持ち、闇の方へと染まっていく"宝来"の役割をしっかりと果たすことが出来れば」と意気込んだ鈴木さんは、「誰にでも楽しんでもらえるのではないかと思います。お楽しみに」とメッセージを送った。テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23「95」は4月8日より毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送。※高橋海人の「高」は、正しくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)が主演する、テレビ東京系ドラマプレミア23枠で放送される開局60周年連続ドラマ『95(キュウゴー)』(4月8日スタート毎週月曜後11:06)の追加キャストが決定。高橋演じる本作の主人公・広重秋久(通称:Q)を取り巻く新たな出演者として、浅川梨奈、工藤遥、井上瑞稀(HiHi Jets)、渡邊圭祐、鈴木仁が決定した。『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真氏が、受賞後第1作目として最大級の熱量でつづった最強青春小説をもとに、大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語を連続ドラマ化する。Qたちと一緒にいて、同じ星城学院に通うコギャル、芹沢加奈と甲原恵理子を演じるのは浅川と工藤。髪を茶色に染め、制服のスカートを短くしルーズソックスを履いた当時の女子高校生を見事に再現。実際に高校の同級生でもあった浅川と工藤が演じる“ニコイチギャル”に注目だ。Qたちと同じ星城学院に通う後輩の栗田健吾を演じるのは井上。お調子者だが強者志向が強く、Qの前にふらっと現れては、チームに入れてほしいと願い出るがなかなか相手にされず…という役どころ。Qが働くカラオケ店のバイトの先輩で大学生の新城俊樹を演じるのは渡邊。キラキラした青春を送るQをうらやましいと思いながらも優しく見守り、物語の後半ではキーパーソンとなる新城を渡邊が熱演する。そして、Qたちと同学年の他校生で、父親が政治家であるため、同じく政治家一家である翔のことを敵視している宝来隼人を演じるのは鈴木。端正な顔立ちから、人気ファッション誌『ストフリ』のモデルとしても有名でファンも多い宝来だが、ある事をきっかけにQたちと完全に対立していく。■キャストインタビューコメント▼浅川梨奈――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。自分が生まれる前や幼くあまり記憶がない時代にあったことなどに興味があり、その時代の出来事を調べることが好きだったので、とてもうれしい出演でした。スピード感があり、その時代を生きていなかった私が見てもなんだか懐かしく感じるそんなすてきな作品だと思いました。――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。加奈は恵理子と常に行動を共にしているギャルなのですが、みんなといることを楽しみながらもどこか寂しさや孤独をかかえているような子だと思っています。――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。とても明るくにぎやかで、男子校みたいだな~と遠くから見守っています(笑)。個人的にここまで同世代の役者さん方とご一緒することも珍しいのですが、皆さんとても真面目で真剣に現場に取り組みながら、合間では他愛もない話をしているメリハリのあるすてきな現場です。恵理子役の工藤遥さんとは実際に高校の同級生だったこともあり、初共演ではありますが、久しぶりの再会でとても楽しく加奈と恵理子同様現場では常に一緒に行動させてもらってます。――視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。さまざまな出来事が巻き起こった1995年の渋谷を舞台にしたこの作品。この時代を知っている方も知らない方もどこか懐かしさを覚えて、この時代ならではの良さと今の時代の良さとを感じられる作品になっているのではと思います。▼工藤遥――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。原作を読みながら、自分では経験していないはずの、1995年を懐かしく感じるくらい没入していました。同時に、これを経験できた人たちのことをうらやましく思えてしまったのも事実です。つい言いたくなるせりふが散りばめられている台本を読みながら、これから始まる物語のパーツになれると思うと、すごくうれしかったです。――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。見た目もマインドも、生粋のコギャルです。瞬間瞬間を生きている、ジェットコースターのような子ですが、独りの怖さを知っている優しさもあるから、憎めない、愛すべきコギャルだと思ってます。――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。学生時代特有の、箸が転んでも面白いみたいな、他愛もない会話が自然に広がっていながらも、卒業したら会わなくなるかもな、みたいな独特のはかなげな空気もまとっていて、良いチームだな、と感じています。――視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。あの日、あの瞬間を彼らは、自分たちが信じたいものを愚直に信じて、走っています。強さも弱さも全部持って、本気で生きている姿は、信じられないくらいまぶしいです。今だからこそ、届く作品だと信じています。共に1995年を生き抜いていただきたいです。▼井上瑞稀――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。昨年出演させていただいたドラマの制作陣の皆さまとまた一緒にお仕事できることがすごくうれしいです。1995年は自分が生まれる前の話なので、台本を読んで本当にこんなことがあったの?など、今では考えられないことがたくさんあり、役としてこの時代に生きられることにすごくワクワクしました。――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。健吾は思春期特有の危うさ、ピュアさを持ちつつも高校生にして社会の仕組みに気付いていて、賢さも持ち合わせている人間だなと感じています。――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。主演の高橋海人くんを筆頭に、共演者・スタッフの皆さんとすごくすてきな時間を過ごさせていただいています。――視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。1995年を生きた少年たちに、きっと感情移入してしまうと思います。当時を懐かしみながら、まだ生まれていなかった方たちにはこんな時代があったんだなといろいろな楽しみ方ができる作品になっていると思います。▼渡邊圭祐――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。熱いです。自分が過ごした学生時代よりも何倍もいろんな意味で熱量の高い時代に熱くがむしゃらに突っ走るエネルギーにあふれた作品だなと思いました。あの時代にしかない格好よさの美学みたいなものに埋め尽くされてるように感じました。――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。新城くんはQのバイト先の花火職人の家系に生まれた男の子で、自分は平凡であることをよく理解しているからこそQたちへの憧れがとても強い人です。正義感と優しさにあふれながらも少しねじ曲がった心も持つちょうど真ん中の一般の男の子だなと思いました。――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。とにかくQや翔を中心に、役を越えて仲の良い皆さんが盛り上げて作品を作っていたのが印象的です。空気感の完成された現場に途中から参加した自分としては、自分が過ごしたかったけど過ごせなかった青春をひた走るQたちと新城という作品の中の構図通りすぎて、役に没頭しやすかったです。キラキラしてました。思わず制服着たいとか思ってしまいました。――視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。青春群像劇らしい現場の雰囲気と「95」の持つ当時の熱量がそのまま作品に乗っかってるのではないかと思います。城定(秀夫監督)作品ファンとして自分も楽しみにしているので、彼らの必死に生きた証しを一緒に楽しみましょう。▼鈴木仁――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。現代の若者とは少し違う生き様が、ダサくカッコよく描かれていて、映像になった時の楽しみが膨らみました。僕自身、95年の世界を実際には知らないですが、しっかりと「95」の世界で生きていきたいと思いました。――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。星城学院生と敵対する江戸橋学園の“宝来”を演じます。人気者ではあるのに何か物足りなさ、つかみきれない寂しさを持ち、闇の方へと染まっていく“宝来”の役割をしっかりと果たすことができればと思います。――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。まだまだこれからのシーンもありますが、とても良い感じに進んでいると思います。――視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。真っ直ぐ突っ走りぶつかっていくそんな95年の青春ストーリー、誰にでも楽しんでもらえるのではないかと思います。お楽しみに。
2024年03月06日中島健人が主演を務めるドラマ「リビングの松永さん」第9話が、3月5日(火)23時より放送される。シェアハウスを舞台にした同名人気漫画をドラマ化した本作。恋に不器用なアラサー男と、ピュアで一生懸命で恋愛偏差値低めの女子高生が、衝突しながらも助け合うことで成長していく、年の差ラブコメディー。中島さんが、仕事はできるが曲がったことが大嫌い、恋には不器用でカタブツのアラサー男・松永純を演じ、高橋ひかるが、明るくけなげで一本気な性格、思い立ったら即行動してしまう高校2年生のヒロイン・園田美己を演じる。また、松永と男の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太郎役に向井康二(Snow Man)、医大生の北条凌役に藤原大祐、オタク系女子・服部あかね役に大久保桜子、ネイリスト・大貫朝子役に黒川智花、美己の臨時担任であり、松永のかつての恋人・小林夏未役に若月佑美と豪華若手キャストが脇を固める。9話は、大久保桜子が演じる、カレー屋でアルバイトしていること以外は生活スタイルが謎な服部あかねのフィーチャー回となっており、あかねの恋人役に加藤諒がゲスト出演する。中島さんは、9話について「出会いと別れの春。恋の風を吹かすのは誰だ!?松永、気持ち固めました。」と、今後の展開をにおわす意味深なコメント。「9話は、すごく安心する回で、めっちゃ好き。全12話放送の『リビングの松永さん』の中で9話だけ、ちょっと異質なんですよね。シェアハウスって、ほんとに出会いと別れの場所なんだよね。永遠ってないのよ。ずっとってないんだよね。9話は、出会いと別れの春を感じられるエピソード。シェアハウスならではの手作りの結婚式。正直、最初はシェアハウスには住めないな…と思っていたけど、こんな優しい人たちがいるシェアハウスだったら住みたいよね」と笑顔で語る。ヒロインの美己が8話の終わりで松永に告白してからの9話となるが、美己を演じる高橋さんは「美己って、結構大人だなって思うんですよ。松永さんのことを思って、自分よりもあなたが大事だから、私はあなた自身のことを大切にしてほしいんだっていうことを言えるのが、本当にすごいなって、大人だなって思いますね。でも、感情として表に出しちゃっているのは幼いところだなとも思いますけども(笑)」と美己を分析する。9話の見どころについては「あかねさんがプロポーズされたって聞いて、美己は起きることに全力で向き合うので、お祝いしたいっていう気持ちで一生懸命です。将来、美己が自分のやりたいことへの指標を見つけられるような回にもなっているので、全力で結婚式の準備を楽しみました。あかねさんがこれまで見せなかった表情を見せてくれたから、私もすごくトキメキましたね。花嫁さんのウェディングドレスの力ってすごいなと思ってましたけど、着替えた途端に、もちろん大久保さんのお芝居のすごさもあって素敵なシーンになってます!」とコメント。そして「『リビングの松永さん』の中でも一番華やかな回だったなとも思いますし、すごく好きな回です」と太鼓判を押す。さらに、中島さんも高橋さんもイチオシという9話について中島さんは「実は、この9話で、松永の気持ちが固まる」と宣言。シェアハウスを舞台に、リビングで始まった真冬の恋は、四角関係どころか、メンバーの恋が弾けまくる見逃せない展開に…。結婚式で神父になりきって登場するシェアハウスメンバー・健太郎を演じる向井さんにも注目だ。第9話あらすじ松永(中島健人)が、自分のために大事な仕事をフイにしたと知った美己(高橋ひかる)は、うれしさと申し訳なさから、思わず「私、松永さんが好き」と告白。しかし、あまりに突然のことに松永は困惑し、シェアハウスに戻ってからも2人の距離は近づくどころか、気まずい空気が流れる。そんななか美己は、あかね(大久保桜子)がインド人の恋人・サンジェ(加藤諒)からプロポーズされたことを知る。ところが、結婚のために夢をあきらめるというサンジェの決断に納得できないあかねは、結婚を拒否。話をしようとサンジェがシェアハウスを訪ねてくると、あかねは「サンジェの人生を大事にしてほしい」と訴え、そんな2人を見た松永は、「もっと自分を大事にしてください」と涙を流した美己の姿を重ねる。結局、あかねはシェアハウスを出てサンジェと結婚することを決め、2人で夢だったカレー店をオープンするという。当然、松永や健太郎(向井康二)は送別会を計画するが、開店資金のためか、結婚式を挙げないという決断をしたあかねのことが気になる美己と朝子(黒川智花)は、サプライズで手作りの結婚式をしようと提案する。一方、美己が松永に告白したことを知った凌(藤原大祐)は、戸惑っているとはいえ、どうも煮え切らない態度の松永に、あることを告げる。凌の言葉に覚悟を決めた松永は…。「リビングの松永さん」は毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日お笑いコンビ・クロスバー直撃の渡邊センスが4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、【週刊文春の取材の実態】と題して投稿。「文春さん、あなたたち。【記事と取材には十分な自信を持ってます】て言ってましたよね?、、え、どこがですか?」と主張した。渡邊はダウンタウン・松本人志に絡む報道で、名前が挙がっている1人。「この間の出来事です」と切り出し、ライブが終わって帰る途中、同じ会場にいた渡邊ではない作家に対し「文春です!渡邊センスさんですよね!? この前のXの投稿について話聞きたいんですけど!」と取材があったと説明。本人が否定するも「嘘つかないでください!お答え下さいっ」と言われ、バシャバシャ写真を撮られたという。これを受け、渡邊は「あれだけむちゃくちゃな事を記事に書いて僕の名前を出した記者達が、僕の顔すら知らんかったんやって。文春さん、あなたたち。【記事と取材には十分な自信を持ってます】て言ってましたよね?、、え、どこがですか?人違いて、、」と指摘。吉本興業に報告し、その後、文春側は「最終的にヤバいと思ったのか人違いミスを認めたらしいです」という。渡邊は「あのまま、僕らが説明しなかったら文春は藤井くんの逃げる後ろ姿を雑誌に載せて間違った報道をしていたでしょうね。そんなもんなんです。みなさん。週刊誌の取材というのは。というのが僕が経験した事実です」と伝えた。渡邊はこれまで「FRIDAY」報道に反論してきたが、「週刊文春」について具体的に触れるのは初めて。■クロスバー直撃・渡邊センス【週刊文春の取材の実態】投稿全文この間の出来事です。ライブの日に普通に会場に行って、終わって帰ってる途中に、一緒の会場にいた作家の藤井くんから電話がかかってきました。「なべさん!ちょっと、ヤバい事が起こりまして、僕、仕事終わって会場の外に出たら男女2人組が急に僕のところに走ってきて、「文春です!渡邊センスさんですよね!? この前のXの投稿について話聞きたいんですけど!」て言われて、慌てて「いや僕、渡邊センスじゃないです、人違いです」て言ったんですけど、「嘘つかないでください!お答え下さいっ」て言われて怖くなって小走りで帰ろうとしたら後ろからバシャバシャ写真撮られたんです!」と。それ聞いて、驚きました。そして呆れました。あれだけむちゃくちゃな事を記事に書いて僕の名前を出した記者達が、僕の顔すら知らんかったんやって。文春さん、あなたたち。【記事と取材には十分な自信を持ってます】て言ってましたよね?、、え、どこがですか?人違いて、、藤井くんですよそれ。僕がその事をすぐ吉本に報告して、次の日に社員さんが文春に説明したんです。そしたらまだ昨日の藤井くんが僕だったと疑ってたらしいです。最終的にヤバいと思ったのか人違いミスを認めたらしいです。あのまま、僕らが説明しなかったら文春は藤井くんの逃げる後ろ姿を雑誌に載せて間違った報道をしていたでしょうね。そんなもんなんです。みなさん。週刊誌の取材というのは。というのが僕が経験した事実です。
2024年03月04日俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)のスペシャルインタビューPVが、公開された。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■佐藤健・長澤まさみ・森七菜、キャラクター像&注目ポイント語るインタビュー映像今回公開となったPVは、キャストが自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビューに加え、初解禁となる現場でのメイキング映像がひとつなぎになった約4分間の映像。本編撮影中のインタビューで佐藤は「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」「今回はできるだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」と、より自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。結婚を目前に突如、失踪してしまうどこか複雑で繊細な内面を持つ弥生を演じた長澤は「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」とメッセージを送った。森も「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と語っている。新たな本編映像に加え、佐藤と山田監督が語り合うシーンや屋外ロケなどのメイキングも公開。キャスト・スタッフが一丸となり熱意を注いだ様子が感じられる映像となっている。【編集部MEMO】映画『四月になれば彼女は』は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。佐藤健が主演を務め、長澤まさみ、森七菜らが出演する。(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月04日佐藤健主演映画『四月になれば彼女は』のスペシャルインタビューPVが公開された。今回公開された映像では、婚約者との結婚を控えた精神科医・藤代俊役の佐藤さん、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役の長澤まさみ、藤代のかつての恋人で、藤代に手紙を送る伊予田春役の森七菜が、自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビューに加え、現場でのメイキング映像が収録。「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」と語る佐藤さんは、「今回は出来るだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」とより自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。また、どこか複雑で繊細な内面を持つ人物を体当たりで演じた長澤さんは「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」とコメント。森さんも「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と確かな自信を覗かせている。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月01日映画『四月になれば彼女は』の新たなマンスリートレーラーが公開された。本作は、川村元気の同名恋愛小説の映画化。佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、竹野内豊らが参加し、日本のみならず、ウユニ・プラハ・アイスランドと世界各地で撮影が行われた。今回公開されたのは、佐藤さん演じる初恋に痛い思い出を抱えている主人公の精神科医・藤代俊を映す、2月のマンスリートレーラー。映像が公開されると、視聴者からは「胸が痛い……」、「もう泣ける」、「早くみたいです」、「健さんのポロッと落ちる涙は他の作品でも、いつも泣けてしまう」、「また原作を読み返してみました映画ではどんな展開になるのか」、「もらい泣きしてしまう」などとたくさんのコメントが寄せられた。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月29日俳優の佐藤健が主演および共同エグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixシリーズ『グラスハート』が2025年に全世界配信される。このたび佐藤健のインタビュー、キャスト・宮崎優、町田啓太、志尊淳、菅田将暉、監督・撮影の柿本ケンサク氏、監督・後藤孝太郎氏、原作者・若木未生氏のコメント、ファーストルックが公開された。1993年から現在にかけて書き継がれ、不朽の名作として知られる若木未生氏のライフワーク『グラスハート』を映像化。所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった大学生・西条朱音は、「ロック界のアマデウス」と呼ばれる天才音楽家・藤谷直季から突然、彼が率いる新生バンドのドラマーとしてスカウトされる。壊れものの天才たち。その愛の共鳴から生まれる音。圧倒的熱量で贈る、至高の青春音楽ドラマが誕生する。主演に、社会現象を巻き起こしたTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や、大ヒットとなったNetflixシリーズ『First Love 初恋』などヒット作への出演が続く佐藤健。孤高の天才音楽家・藤谷直季を演じる。本作は彼自身の渾身の企画でもあり、共同エグゼクティブプロデューサーも務める。ヒロインとなる大学生の天才ドラマー・西条朱音を演じるのは、オーディションで選ばれた宮崎優(※﨑はたつさき)。努力家のカリスマギタリスト・高岡尚は町田啓太、超音楽マニアの孤独なピアニスト・坂本一至は志尊淳、ライバルとなるカリスマバンドのヴォーカル・真崎桐哉は菅田将暉が演じる。監督は、映像作家として、映画『恋する寄生虫』や、テレビCM、ミュージックビデオなど多くの映像作品を生み出すとともに、写真家としても活躍する柿本ケンサク氏と、Netflixシリーズ『全裸監督』を手がける後藤孝太郎氏。脚本は、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』など話題作を数多く手がける岡田麿里氏を筆頭に、そのほか若手女性脚本家が名を連ねる。○■佐藤健 インタビュー――今回、Netflix で「グラスハート」をシリーズとして制作、佐藤さんは主人公の藤谷を演じると共に 共同エグゼクティブプロデューサーを務めるわけですが、どういう経緯で制作サイドにも立って、この作品を作ることになったんでしょうか?Netflixが現れ、韓国ドラマが世界中でヒットするようになり、日本の実写作品も同じように世界中に愛されるものになってほしいと思うようになりました。それはぼくにとって初めてできた目標であり夢のようなものでした。グラスハートの映像化はその実現にむけて踏み出した最初の一歩です。――なぜグラスハートだったのでしょうか?日本の作品が世界に浸透する時というのは、日本からアジアスターが産まれた時だと思っています。韓国ドラマだったら、冬のソナタのペ・ヨンジュンさん、近年だと愛の不時着のヒョンビンさんなど、新たなカルチャーが世の中を席巻していくときには、コンテンツの力以上に人間の力が必要だと感じています。そのために人々から愛される魅力的なキャラクターを探していました。グラスハートとは20代前半の時に出会いました。それから今日までたくさんの漫画や小説を読んできましたが、ぼくにとってグラスハートの登場人物たち以上に魅力的なキャラクターに出会うことはありませんでした。大好きな藤谷を演じたいという欲と、自分の目標実現のためにすべきことが一致しました。――ヒロインの朱音役はオーディションを行われたそうですが、まず何故オーディションだったのでしょうか?視聴者の皆様がドラマを見ながら、物語の中でだんだんとスターダムにのし上がっていく朱音と同じようにヒロインを応援してくれるといいなと思いました。そして今回の役は知名度や経験よりもとにかく熱量が無いと演じられない役柄だと思っていました。宮崎さんの魅力、根性と熱意に出会えなければこの作品は走り出せませんでした。――他のキャストについても佐藤さんからお声がけされたと聞きました。アジアスターになってほしい人に声をかけました。撮影してるとみんなかっこよ過ぎてにやけます。――今回プロデューサーとして、また主演として大切にしたいことは何ですか?王道のエンターテイメントを、照れずにやれたらと思っています。――最後にメッセージをお願いします。音楽というテーマも、天才という役柄も、ハードルが高いことを承知しています。しかし越えられるかわからないような大きな壁に挑戦していくことだけが、まだ見ぬヒット作を産む唯一の方法だと信じています。配信された時にはどんなもんかと観ていただけたら幸いです。○■宮崎優 コメント西条朱音役の宮崎優です。役が決まった時の衝撃を今でも鮮明に覚えています。尊敬する先輩方と共にお芝居ができる事を、とても光栄に思います。オーディションの時から考えると約1年間、朱音と共に過ごしてきた期間は、初めての連続で不安もありましたが、周りの方に助けられて乗り越えてきました。本当に皆さんの元に届くんだと今からワクワクしています!朱音のように真っ直ぐ最後まで全力で駆け抜けていきます!!よろしくお願いします!○■町田啓太 コメントギタリスト、高岡尚役を務めます。原作の持っている軽妙洒脱なストーリー、その中で沸き立つ熱いものを高岡を通して体現していけるよう励みたいと思います。僕はギター未経験ですが、素晴らしいスタッフの皆さんの力をお借りしてこのために本当にたくさん準備してきました。音楽の力はやはり凄いなと日々実感し、ヒリヒリしながら撮影しています。実は今回、主人公の藤谷が集めたバンドグループのように、とてつもない熱量で佐藤健くんに声をかけられ、みんな集まってきました。そこに参加できて光栄ですし、再共演できる淳ちゃんや菅田くんたち、初めてご一緒する宮崎優さんたち、スタッフのみなさんと熱い日々を過ごしたいと思います。不器用だけれど音楽で通い合う登場人物たちがスターダムに駆け上がれるように、そしてそれを楽しんでもらえるよう撮影に挑み続けます。楽しみにしていてください。○■志尊淳 コメント数年前、健くんに誘われてご飯を食べに行った時、今度初プロデュース作品をやる。坂本という役を志尊にお願いしたい。とすごい熱量で言ってもらいました。健くんのこんな熱い姿を初めて見たと同時に、そんな大事な作品に誘ってもらえて、少しでも健くんの力になれればという想いでやらせて頂くことになりました。そしたら、共演にはまっちー、菅田くん、初めましての宮崎さん。毎日大変な撮影ですが、楽しくやっております。早く皆さんにお届けしたいです。キーボード、ベース、コーラスとやるべきことが沢山ありますが、頑張ります。○■菅田将暉 コメント数年前、健くんに呼び出されました。 自分が創りたい世界、歩みたい表現の道、ものすごい熱量を奥底に、淡々と話してくれました。今思うとその時の姿は、本作のキャラクターそのままに無我夢中で何かを追い求める姿、そこに引き寄せられたのかもしれません。「グラスハート」お楽しみに。○■監督・撮影/柿本ケンサク コメントグラスハートは、藤谷直季=佐藤健のこの社会に対しての挑戦と言っていいのかもしれない。佐藤健というグラスハートに、こんなにも輝く俳優陣、そしてスタッフが集まった。そして、朱音=宮崎優という才能を見つけ出した。監督として声をかけていただいたとき、これは奇跡なのか? と感じました。僕がこれまでに経験し培ってきたことすべてが、まるでこの作品のためにあったように思えたからです。佐藤健のグラスハートを全力で届けます。ご期待ください。○■監督/後藤孝太郎 コメント「自分の俳優人生を全てかけます」Netflixの会議室で佐藤健さんは言い切った。真っ直ぐな目は、今まで演じてきたどの役でもなく、佐藤健の本気の目だとわかった。私も覚悟を決めた。そこに、本気の柿本監督も加わり、果てしなく作品について話してきた。皆、全く妥協しない…。ただ新しい何か生み出す空気は充満している。そして最高のキャスト、スタッフが奇跡的に集まった。日本で、そして世界でヒットする作品を作る。本気で挑みます。ご期待下さい。○■原作者/若木未生 コメント佐藤健さんを信じています。昔からです。さまざまな作品を拝見するたび、なんと信じられる役者さんだろうと思います。ぬきんでたクレバーさと情熱。作品に尽くす無私の姿勢。原作への誠実な向き合いかた。その佐藤さんがある日現れて、仰りました。「十年前から好きなんです。グラスハートが。藤谷直季が。十年経っても好きだから、僕がプロデュースします」夢かなと思いました。現実でした。二年後、最強の仲間たちとともに佐藤さんが再び現れました。十二年ゆるがなかった佐藤さんの意志を、私は信じています。
2024年02月28日佐藤健主演のNetflixシリーズ「グラスハート」の製作が決定。ファーストルックも公開された。所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった大学生・西条朱音。打ちひしがれる朱音だったが、「ロック界のアマデウス」と呼ばれる天才音楽家・藤谷直季から突然、彼が率いる新生バンドのドラマーとしてスカウトされる――。本作は、1993年から現在にかけて書き継がれ、不朽の名作として知られる若木未生のライフワーク「グラスハート」の映像化。佐藤さんが演じるのは、孤高の天才音楽家・藤谷直季。本作は、彼自身の渾身の企画でもあり、共同エグゼクティブプロデューサーも務める。「グラスハートとは20代前半の時に出会いました。それから今日までたくさんの漫画や小説を読んできましたが、ぼくにとってグラスハートの登場人物たち以上に魅力的なキャラクターに出会うことはありませんでした。大好きな藤谷を演じたいという欲と、自分の目標実現のためにすべきことが一致しました」と、「グラスハート」映像化への経緯を明かす佐藤さん。本作には、ヒロインとなる大学生の天才ドラマー・西条朱音を、オーディションで選ばれた宮崎優(※崎はたつさき)。努力家のカリスマギタリスト・高岡尚を町田啓太。超音楽マニアの孤独なピアニスト・坂本一至を志尊淳。ライバルのカリスマバンドのヴォーカル・真崎桐哉を菅田将暉が演じることも決定。キャスティングについて佐藤さんは「アジアスターになってほしい人に声をかけました。撮影してるとみんなかっこよ過ぎてにやけます」とコメントしている。宮崎さんは「尊敬する先輩方と共にお芝居ができる事を、とても光栄に思います」と参加を喜び、町田さんは「実は今回、主人公の藤谷が集めたバンドグループのように、とてつもない熱量で佐藤健くんに声をかけられ、みんな集まってきました。そこに参加できて光栄ですし、再共演できる淳ちゃんや菅田くんたち、初めてご一緒する宮崎優さんたち、スタッフのみなさんと熱い日々を過ごしたいと思います」と意気込む。志尊さんは「数年前、健くんに誘われてご飯を食べに行った時、今度初プロデュース作品をやる。坂本という役を志尊にお願いしたい。とすごい熱量で言ってもらいました。健くんのこんな熱い姿を初めて見たと同時に、そんな大事な作品に誘ってもらえて、少しでも健くんの力になれればという想いでやらせて頂くことになりました」と参加への経緯を明かす。菅田さんも「数年前、健くんに呼び出されました。自分が創りたい世界、歩みたい表現の道、ものすごい熱量を奥底に、淡々と話してくれました。今思うとその時の姿は、本作のキャラクターそのままに無我夢中で何かを追い求める姿、そこに引き寄せられたのかもしれません」とふり返っている。なお、監督は『恋する寄生虫』の柿本ケンサクと、「全裸監督」の後藤孝太郎、脚本は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』の岡田麿里を筆頭に、若手女性脚本家が名を連ねる。また本作は、何万人ものエキストラを集めたライブシーンほか、日本ドラマ史上最大級のスケールでの撮影が敢行され、俳優は実際にハードな楽器の練習を重ね、本気の演奏シーンに挑んでいる。Netflixシリーズ「グラスハート」は2025年、Netflixにて世界独占配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月28日俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の場面写真が22日、公開された。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。○■映画『四月になれば彼女は』新場面写真10点を一挙解禁今回公開されたのは、今作の儚く美しい世界観が凝縮された場面写真10点。暗室にて現像中の写真を見つめる藤代、とある写真を物憂げな表情で見つめる弥生、旅先のアイスランドにて空を見上げる春とそれぞれの繊細な感情を感じさせるビジュアルが切り取られている。さらに、落ち着いた雰囲気で寄り添い合う藤代と弥生、青春の爽やかさがあふれる藤代と春の幸せな瞬間や、失踪した弥生を理解しようと苦しむ藤代が親友のタスク(仲野太賀)とバーで語らう日常の1コマも。そして、アイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で春が一人佇むカットも解禁となった。また、藤代・弥生・春を取り囲む登場人物として新たに追加キャスト5名も公開。弥生が勤める動物園の飼育員で、獣医としての弥生のことをよく知る先輩・北村を橋本じゅん、原因不明の不眠症状に悩み、藤代の元を訪れる患者・桑原を水澤紳吾、藤代と弥生が訪れる結婚式場のウェディングプランナー・高橋を瀬奈じゅん、末期の病に侵されながらも、春が撮る写真に胸を打たれる女性・⾧谷川綾子に島かおり、春の写真の才能に魅了され、患者のポートレイト撮影を依頼する医者・中河玲子を高田聖子が演じる。【編集部MEMO】映画『四月になれば彼女は』は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。佐藤健が主演を務め、長澤まさみ、森七菜らが出演する。(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月22日佐藤健、長澤まさみ、森七菜が出演する映画『四月になれば彼女は』の場面写真が公開された。本作は、ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本と、史上最高峰のスケールで紡がれる心に刺さるラブストーリー。公開された場面写真では、本作の儚く、美しい世界観が凝縮されている。現像中の写真を見つめる主人公・藤代(佐藤さん)や、ある写真を物憂げな表情で見つめる藤代の婚約者・弥生(長澤さん)、旅先のアイスランドで空を見上げる藤代の初恋の女性・春(森さん)という、それぞれの繊細な感情を感じさせるカット。寄り添い合う藤代と弥生、青春の爽やかさが溢れる藤代と春の幸せな瞬間や、失踪した弥生を理解しようと、愛を探し求め苦しむ藤代が、親友のタスク(仲野太賀)とバーで語らう日常の1コマ。春が訪れたアイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で一人佇む圧倒的な映像美を感じさせる場面。現在と過去、日本と海外、そして愛する人の存在を探し求める、本作の世界観が収められた。また、3人を温かく見守る人物を橋本じゅん、水澤紳吾、瀬奈じゅん、島かおり、高田聖子が演じることも決定。橋本さんが、弥生が勤める動物園の飼育員で、獣医としての弥生のことをよく知る先輩・北村。水澤さんが、藤代の元を訪れる患者・桑原。瀬奈さんが、藤代と弥生が訪れる結婚式場のウェディングプランナー・高橋。島さんが、末期の病に侵されながらも、春が撮る写真に胸を打たれる女性・長谷川綾子。高田さんは、春の写真の才能に魅了され、患者のポートレイト撮影を依頼する医者・中河玲子を演じる。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月22日頑張る人たちの背中を押す新感覚ヒーロー・ラブコメディ、土曜☆ブレイク「すっぴんヒーロー」に渡邊圭祐が出演することがわかった。本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに、“すっぴん”になってしまう、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描く新感覚ヒーロー・ラブコメディ。今年は、自身初の大河ドラマへの出演が決定し、近年目覚ましい活躍をみせる渡邊さんが演じるのは、主人公・ひろこ(丸山礼)が一世一代の恋に落ちる相手、笑顔が爽やかな警察官・藤崎律。ひろこが住む町の交番に新しく赴任してきた藤崎は、少し天然だが正義感は人一倍強く、誠実に仕事と向き合っている。そして、警察が出動する前にパパッと事件を片付けてしまう、“すっぴんヒーロー”の正体が少し気になっている。そしてある日、道端で助けたひろこに一目惚れをされ、すっぴんを隠すために時折、変に慌てふためきながらも、いつも一生懸命なひろこのことが少しずつ気になっていく。渡邊さんは、「防犯カメラの解析が特技な正義感溢れる警官でありながら、少し天然でピュアな心を持つ」と自身のキャラクターを説明し、「より多くの人の心に届いてくださるとうれしいです」とコメントしている。土曜☆ブレイク「すっぴんヒーロー」は2月24日(土)14時~TBSにて放送(※一部地域を除く)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月10日舞台『モンスター・コールズ』のフォトコールが9日に東京・PARCO劇場で行われ、佐藤勝利、山内圭哉、サリー・クックソン(演出)、パトリック・ネス(原作)が取材に応じた。同作は英国でベストセラーとなった小説の舞台化作。2016年には映画化され(邦題『怪物はささやく』)世界的に高い評価を受け、18年に英国で舞台初演、19年のローレンス・オリヴィエ賞で「Best Entertainment and Family」(現:Best Family Show)を受賞し、22年にはイギリス・ロンドン、ブリストル、アメリカ・ワシントンと各地で上演された。闘病中の母親と2人で暮らしている13歳の少年 コナー・オマリー(佐藤)の前にモンスター(山内圭哉)が現れ、物語を語る。ほか瀬奈じゅん、葛山信吾(※葛は草冠・日・匂)、銀粉蝶らが出演する。○■舞台『モンスター・コールズ』にちなみ「モンスターのような怖い存在」のエピソード作品にちなみ「モンスターのような怖い存在にあったことは?」という質問が飛び出すと、演出のサラは「娘が2歳の時がモンスターでした」とコメントしつつ、「稽古中にもモンスターは何を表しているか話をしました」と明かす。パトリックは「ドナルド・トランプがテレビに出るとモンスターだなと思いますね」と答え、佐藤は「社会的だ」と笑顔を見せた。佐藤は「劇場には“出る”っていうじゃないですか。帝国劇場に立ってる時、“見える”先輩がいて、そういう話を知ったんです。『袖で白い女性がいるときあるよ』って。僕もそれを聞いて、本番だったので、なんとなく見えると思って、いるんじゃないかと。あんまり信じるタイプじゃないんですけど、そう思いながら立ってて。白いベッドの上に乗ってフライングしているマジックの時に、パッと右側を見たら、白い何かが見えた気がして、右側があまり動かなくなったりした経験があります」とエピソードを披露。山内は「めちゃめちゃ怖い話ですね。ガチのやつやんか」と驚いていた。一方、山内は「いいお化けというのもあるんですよね。ここの劇場(PARCO劇場)はいいお化けやね。最初に舞台稽古が次まる前に説明で集まってウロウロする時に感じます。どこか守られてるなという感じが各劇場にあります。嫌な気のする劇場の名前はあえて出しませんけど、なくはないです」とフォロー。佐藤は「注釈ですが、帝国劇場はいい劇場です。たまたまそう考えちゃって、僕は想像力の中にモンスターがいるんじゃないかなと思うんです」と弁解していた。東京公演はPARCO劇場にて2月10日~3月3日、 大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて3月8日~17日
2024年02月10日舞台『モンスター・コールズ』のフォトコールが9日に東京・PARCO劇場で行われ、佐藤勝利、山内圭哉、サリー・クックソン(演出)、パトリック・ネス(原作)が取材に応じた。同作は英国でベストセラーとなった小説の舞台化作。2016年には映画化され(邦題『怪物はささやく』)世界的に高い評価を受け、18年に英国で舞台初演、19年のローレンス・オリヴィエ賞で「Best Entertainment and Family」(現:Best Family Show)を受賞し、22年にはイギリス・ロンドン、ブリストル、アメリカ・ワシントンと各地で上演された。闘病中の母親と2人で暮らしている13歳の少年 コナー・オマリー(佐藤)の前にモンスター(山内圭哉)が現れ、物語を語る。ほか瀬奈じゅん、葛山信吾(※葛は草冠・日・匂)、銀粉蝶らが出演する。○■舞台『モンスター・コールズ』フォトコールに佐藤勝利が登場2020年に日本での初演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により上演は断念した同作。4年の時を経て、英国チームと日本人キャストというワールドワイドな取組みにより、日本初上演を迎える。演出のサラは「ものすごくたくさんの違いがあります」と日英の演劇の違いを実感。「稽古場ではこの作品に関わる全員が1日目からいたんです。イギリスは全然違います。まず俳優がいて、演出部も数名いますが、他のメンバーは1週間に1回顔を出したりプロデューサーは最終的なシーンにきたりこじんまりとしている。でも日本に来たら30名くらいがそれぞれの前に机を構えて作業されてて圧倒されました。そしてすぐに、稽古場にいる一人ひとりがこのストーリーを最高の形で語るためにいるのだと気づきました」と環境の違いを表した。27歳で13歳の少年役を演じる佐藤は「『モンスター・コールズ』の制作が決まってから約4年経ちました。コロナがあり、イギリスのチームが来れない状態になりましたので、やむを得ずいつできるのかなと思いながらその日を待ち望んでいたんですが、やっと今年の1月の頭から稽古に入ることができて、僕たちとしてもいろいろな違いを感じなら、その違いが面白さでしたし、チャレンジングなことをさせていただいているなと思いました」とここまでを振り返る。さらに「すごくたくさんのことを学びながら、僕が1番『すごい、こういう違いがあるんだな』と思ったのは、皆さんがものすごくアーティスト性を重要視してるんじゃないかなということ。一緒に作るのが楽しかったですし、なかなか計画通りにいかないことも多かったとは思うんですけれど、舞台というのは改めて芸術の一つなんだなと感じ取れました。僕も一生懸命アートの一部になれるように、コナーという役を生きれたらなと思いました」と語った。原作のパトリックは「鳥肌が立ちました。言葉にならないくらい感動しました。ものすごくストーリーに引き込まれていきました。演者の皆さんの演技、演出、音楽がそういうふうにさせたんだと思います」と絶賛。「もしかしてシェイクスピア劇を観るような気持ちになるんじゃないかと、当初は心配してました。面白そうなんだけども、延々と何時間も続くような、いかにもシェイクスピア劇のような作品は多いです。あんまり中身がわからなくてつい時計見ちゃったりもします。でも全然違っていて、アメイジングでした。正真正銘いい内容だったと思います」とジョークを交えながら讃えていた。キャストがセットの一部になったり、佐藤や山内がロープで宙に吊るされたり(エアリアル)と、様々な表現方法を駆使している同作。最後に佐藤は「体験したことない演劇体験ができる作品だと思います。いろいろな想像力も働かせられるような、ワクワクする作品になっておりますし、ものすごく美しい物語で、作品の中にも“物語”という言葉がたくさん出てくるんですけれども、観に来てくださる方とまた一つ日本の『モンスター・コールズ』の物語を一緒に作り上げていけたらなと思います。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」とメッセージを送った。東京公演はPARCO劇場にて2月10日~3月3日、 大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて3月8日~17日。
2024年02月10日2024年度下北沢演劇祭参加作品で、福谷圭祐(匿名劇壇)による新作ブラックコメディ、舞台「笑わせんな」が本多劇場で開幕した。「笑わせんな」は、関西演劇界で注目を浴びる福谷圭祐(匿名劇壇)による新作で、大人計画の松尾スズキ氏の他、数多くのキャスト・スタッフから絶大な信頼を寄せられる怪優・オクイシュージが演出を担当。「くすぐり」「くすぐられる」為に集う人間たちの、満たされる事の無い、愚かで哀しい心の暗部を、ポップな笑いの刃で軽やかに切り出す珠玉のブラックコメディ作品に仕上がった。主演には浜中文一を迎え、山下リオ、鳥越裕貴、松島庄汰、岐洲匠、佐藤日向、松原由希子、福井夏といった気鋭の若手キャストと、辻本耕志、久ヶ沢徹、入江雅人の百戦錬磨のベテラン陣が集結。浜中演じる藤原をはじめ、それぞれのキャラクターが非常に個性的で、随所に笑いが散りばめられている。かと思えば、ふと多くの現代人に通ずる悩みが見え隠れするなど、””怪優”と言われるオクイならではの演出にぜひ注目してほしい。開幕にあたり、演出のオクイシュージ、そして浜中文一、山下リオ、鳥越裕貴、松島庄汰、岐洲匠、佐藤日向からコメントが到着!演出:オクイシュージコメント「何だこの奇妙な物語は」それが脚本を読んだ第一印象でした。これをいかに楽しく展開し、いかに着地させればいいのか。なんか試されてる?そんな惑いを3〜4枚羽織りながら浜中文一、山下リオ、鳥越裕貴を中心とした皆と試行錯誤苦悶苦闘の末、1枚づつ羽織りを脱ぎ捨て辿りつきました。脱ぎ過ぎて今はみんな丸裸です。あとはお客様からの生の反応で暖を取らせてもらえれば完成となります。仕上げるのはお客様。どうぞ前のめりに楽しく、好きなだけ食べ散らかして仕上げて下さいまし。任せました。浜中文一コメント遂に、舞台「笑わせんな」の初日を迎える事ができました。稽古場の雰囲気もずーっと良かった!一回もどんよりする事なかった!それくらい、演出のオクイさんを筆頭にキャスト、スタッフさんが本当に頑張ってたし、楽しんでました。そんな作品なので、きっと面白いでしょう。それはご覧になった人次第か。ですが最後まで一所懸命気を抜かず楽しみたいと思います。山下リオコメント福谷さんの言葉の綾を、オクイさんが巧みに遊んでいるような作品だなと思います。とにかく私は悪戦苦闘しましたが、稽古場初日から先輩方の本気の遊びをたくさん観させていただき、日々の変化を全力で楽しませていただいてます。これは、ブラックコメディという枠にハマらないのでは。。。お客様と作る空間がどうなっていくのか、とても楽しみです。鳥越裕貴コメントいよいよ本多劇場にて舞台「笑わせんな」始まります。1ヶ月間みっちり稽古をしてきました。もう公演が折り返したんじゃないか?と思ってしまう程、濃い稽古の日々でした。稽古中に何度も共演者の方々に"笑わせんな"と思ってしまった事があります。この世界観に入り込むと気が狂います。笑集中を途切らさず、2月18日までこの独特な世界観を山田として生き抜きたいと思います。松島庄汰コメントまず誰一人欠ける事なく、無事に初日を迎えられそうで幸せに感じております。コメディと銘打っておりますし、役者も自由に動き回れる人達が揃ってますので、毎公演全く違う感触があるんだろうなと思います。正常な人はいません、どこか変な人達の趣味趣向を曝け出した美容院で起こる物語です。是非覗きに来て下さいませ、劇場でお待ちしております。岐洲匠コメント自分にとって、ブラックコメディというジャンルが初めてだったので、不安も多く、手探りだらけの稽古期間中でしたが、今は、自分の中でモヤモヤしていた事が少しづつ繋がってきている感覚です。何度も通し稽古ができたので、稽古を重ねるごとにやれる事、感じられることが増えていきました。キャスト、スタッフ全員で協力して、アイディアを出し合ってできた作品です。自分としては、手練れの先輩方の中、ついて行くのに必死でしたが、演出のオクイさんが粘り強く見ていて下さったことで、安心感がありました。自信を持って、自分がやれる事をやるしかないと思っています。本番を通して、新しい何かが生まれることを信じて、全力で楽しもうと思います。佐藤日向コメント本作で私が演じる田中みゆちゃんは、喜怒哀楽が卓球の如くポンポンと切り替わっていくので、一瞬でも気を抜くと追いつけなくなってしまう。そんな作品です。観劇後に、人には言えない癖ややめられないことが自分の中にあるのだろうかと思わず考えてしまうと思います。舞台「笑わせんな」、皆様のご来場をお待ちしております。撮影:堀川高志【あらすじ】とある美容室で開催されている社会人サークル。そこでは、閉ざされた空間でのみ鬱屈した願望を満たすことを赦された人々が集っていた。それは、「くすぐり、くすぐられる」ことで快楽を得るという癖。その主催者である藤原(浜中文一)は、パートナー比嘉(山下リオ)との別れによって美容師として致命的なイップスを発症し、途方にくれていた。その最中、店の客であった山田(鳥越裕貴)から猛烈なアプローチを受ける。山田の手助けによりオーナー松本(入江雅人)からのクビ宣告は回避した藤原だったが、人間的なややこしさに満ち溢れたサークルメンバー、望まれない来訪者、外部からの風説がより藤原を追い詰めて行く。そして発覚する、裏切り行為。疑心暗鬼と混迷を深めて行く人間たちの仮面パーティーの果て、藤原は誰とどんな顔をしているのか。物語の結末は、いつだって悲劇的な喜劇だ。■タイトル:「笑わせんな」※2024年度下北沢演劇祭参加作品■脚本:福谷圭祐■演出:オクイシュージ■出演者:浜中文一山下リオ鳥越裕貴松島庄汰岐洲匠佐藤日向松原由希子福井夏/辻本耕志久ヶ沢徹入江雅人■劇場:本多劇場(〒155-0031東京都世田谷区北沢2-10-15)■公演日程2月8日(木)18:30〜2月9日(金)18:30〜2月10日(土) 12:00〜/17:00〜2月11日(日) 12:00〜2月12日(月祝) 12:00〜2月13日(火) 休演2月14日(水) 13:30〜/18:30〜2月15日(木) 13:30〜/18:30〜2月16日(金) 13:30〜2月17日(土) 12:00〜/17:00〜2月18日(日) 12:00〜■チケット一般:¥9,800(税込)U-25チケット:¥6,500(税込)■公式サイト: ■SNS:@warawasenna_24■企画製作:メディアミックス・ジャパン 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月09日安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐主演で贈る『三日月とネコ』の追加キャストとして小林聡美、山中崇、石川瑠華らの出演が解禁。また、2月22日の“猫の日”に完成披露試写が行われることが決定した。本作は、「第1回 anan 猫マンガ大賞」の大賞受賞作を実写映画化。熊本地震をきっかけに出会った、恋人でも家族でもない、境遇もバラバラな猫好き男女の3人暮らしを描いていく。追加キャストには、実力派の豪華俳優陣が集結。映画『かもめ食堂』や人気ドラマシリーズ「やっぱり猫が好き」など数多くの作品で活躍する小林聡美が、小説家の網田(おうだ)すみえ役を演じる。小林聡美離婚歴のある編集者の長浜一生(ながはま いっせい)役に、「VIVANT」「ブラックファミリア」などのドラマのほか、映画や舞台でも活躍する山中崇。山中崇また、映画『市子』や『猿楽町で会いましょう』などで高い評価を受けている石川瑠華が牛丸(うしまる)つぐみ役に。石川瑠華そのほか、柾木玲弥、日高七海、小島藤子、川上麻衣子ら個性豊かな面々が脇を固める。追加キャストよりコメント到着【小林聡美】網田すみ江を演じさせていただきました。自分らしく生きる道を模索する主人公たちに「生き方は、人の数だけある」と背中を押す、なんだか頼もしい大人でした。この映画がみなさんの背中も押してくれますように。【山中崇】「熊本には本屋さんが全然なくて、それでお店始めたんです」撮影の合間にふと入ったちいさなお店で、店主はそう話していました。あたたかな作品がたくさん並んでいました。この作品も、きっとあなたにとってあたたかい、はずです。【石川瑠華】名前をつけて分類するのであればアセクシャルという生き方をするつぐみちゃんを演じることは、自分を一から考える機会になりました。現場の雰囲気は原作の温度感をそのまま感じられるような温かさだったので、この映画にもそれが映っていたらいいなと思います。なお、2月22日(にゃん・にゃん・にゃん)の“猫の日”に完成披露試写が決定。ユナイテッド・シネマ豊洲にてキャストの舞台挨拶も予定されている。『三日月とネコ』は5月24日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:三日月とネコ 2024年5月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開©2024 映画「三日月とネコ」製作委員会 ©ウオズミアミ/集英社
2024年01月29日俳優の佐藤健が主演を務める、映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の予告映像とポスタービジュアルが15日、公開された。精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届くことから始まる同作。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランドと、その後も世界各地から春の手紙は届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎が次第に繋がっていく。今回公開されたのは、ウユニ・プラハ・アイスランドなどの美しい景色が映し出された最新予告映像と、藤代(佐藤)と弥生(長澤)が強く抱きしめ合う姿を切り取ったポスタービジュアル。予告映像では、藤代と弥生、そして学生時代の藤代と春(森)が幸せそうに過ごす日常が散りばめられ心温まるシーンから一変、突然の弥生の失踪を機に、苦悩する藤代の姿が描かれる。幸せだった頃の記憶をたどり、もがき苦しみながらも、懸命に愛をさがし求める藤代の姿姿が印象的な映像になっている。また、主題歌は藤井風が同作のために書き下ろした新曲「満ちてゆく」に決定。藤井は劇映画としては初の主題歌担当となる。コメントは以下の通り。○■原作者・川村元気氏生きること、死ぬこと、誰かを愛すること。藤井 風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります。このたび、原作小説を読んでいただき、映画も観ていただき、丁寧に話し合いながら曲が生まれていく時間を共にできたことを本当に光栄に思います。主題歌「満ちてゆく」は、小さな教会で、映画を観た後に一気に書き下ろされたと聞きました。『四月になれば彼女は』のラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました。【編集部MEMO】映画『四月になれば彼女は』は、『怪物』(23)、『君の名は。』(16)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気氏の同名小説の実写化作。米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などのミュージックビデオを演出した山田智和氏が、長編映画監督に初挑戦する。佐藤健が主演を務め、長澤まさみ、森七菜らが出演する。
2024年01月15日