「週刊少年ジャンプ」に連載された伝説のギャグ漫画の実写映画化となる『珍遊記』。主演の松山ケンイチをはじめ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら超個性派俳優の出演で注目を集めるが、さらに強力な追加キャストとして5人のお笑い芸人が一挙発表!合わせて各キャラクターが分かる劇中カットが明らかになった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことが出来るのか?(いや、出来ない!)。原作は、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。1990年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がはじまりシリーズ累計販売部数は約400万部を記録。そんな大人気作の実写化にあたり、松山さんほか超豪華俳優陣が集結。それぞれが演じる役の強烈なキャラクタービジュアルは、解禁後瞬く間に注目の的となった。今回、追加キャストとして発表された5人のお笑い芸人が演じる役柄の多くは、原作にはない映画オリジナルキャラクターであり、映画ならではの“笑い”を物語に加えることとなる。お笑いコンビ「130R」ボケ担当にして、菜々緒の悪女っぷりで話題を集めた「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」や、沢尻エリカが2役を演じ分ける「大奥」など多数のドラマ、映画に出演する板尾創路が演じるのは、山田太郎(松山さん)に街中で声を掛けるこづれ紳士。シルクハットにステッキを携え、娘と手を繋ぎながら、如何にも謎めいた雰囲気を醸し出している。そのほか、お笑いコンビ「カラテカ」ボケ担当の矢部太郎は、山田太郎退治にやってきた賞金稼ぎのザコ役。お笑い芸人・今野浩喜は、山田太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)の追っ掛け・アキバ役。本作では脚本も担当するお笑いトリオ「鬼ヶ島」リーダー兼小ボケ担当のおおかわらは、龍翔の側近・張明役。同じく「鬼ヶ島」大ボケ担当のアイアム野田は、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)の一人息子のたけし役をそれぞれコミカルに演じる。板尾さんは「くだらない原作、くだらない脚本を豪華キャストで海外ロケまでやって!一体、いい大人が何を考えてるんだ!最高にくだらない映画が出来たじゃないか!!」と仕上がりに満足そう。また今野さんも「『珍遊記』は単行本を全部持ってるほどのファンです。今作の脚本家おおかわらくんが所属するトリオ鬼ヶ島を始めて観たとき『画太郎みたいだな』って感じていたので当然面白くなると思いました。当然の結果を観に来て下さい」と自信を覗かせた。脚本も担当したおおかわらさんは「ネタを書くことしかできない僕のような芸人にとってこんな幸せなお話をくださった山口監督には心から感謝です。出演に関しては韓国の撮影に行きたい一心でセリフほぼ無しで当て書きさせて頂きました。禿げた倉科カナさんが非常にチャーミングでした!」と感謝をコメントした。『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日「週刊少年ジャンプ」に連載された伝説のギャグ漫画の実写化作品『珍遊記』。このほど主演の松山ケンイチに続き、メインキャラクターとして、倉科カナ、溝端淳平をはじめ、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら、超個性派俳優達の出演が明らかとなり、強烈なキャラクター写真とコメントが到着した。他の追随を許さない存在感を放つ漫画家・漫☆画太郎によるギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」のまさかの実写化を実現させた本作。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。主人公・山田太郎役を演じる松山さんとともに、スクリーンを暴れ回るメインキャラクターとしてインパクト大の姿を披露したのは、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧の6人。舞台や映像作品で長年活躍し続ける、実力派・個性派俳優がずらりとそろった顔ぶれになっている。いまもなお、熱狂的なファンを集める伝説の作品として語り継がれるギャグ漫画の実写化だけに、そのキャスティングは難航したであろうことが予想されるが、実際に現場に入ってみれば、メガホンを取った山口雄大監督が、倉科さんに対し「放送禁止用語なども連発する役柄ですが、躊躇することなく演じていただけました。怒ってません(笑)?」と心配するほどの熱演ぶりだったよう。また、溝端さん演じる映画オリジナルキャラについては「原作にない物語を牽引する役柄、そして画太郎作品に似合わないイケメンキャラということで、慎重にキャスティングする必要がありました」とその苦労を打ち明け、「見た目の絢爛豪華さはもちろんのこと、それを一気に地に落とし込める振り幅のある人。溝端さんはバイタリティのある人で、現場でもいろいろアイデアを出し膨らましてくれましたし、壮大なカラ回りキャラを本気で演じてくれました」と絶賛!そしてすでに何度もチームを組んでいるベテラン俳優達との間には厚い信頼関係が築かれており、監督自身も実力派俳優達の奮闘に手ごたえを感じている様子。<以下、出演者の役どころとコメント>■山田太郎と共に天竺を目指す坊主・玄奘:倉科カナ最初、事務所の方が『珍遊記』の台本を恐る恐る私に渡したのをとてもよく覚えています。確かにお下劣だけど…このチームなら何かミラクルが起こるんじゃないか?!そんな希望を私は感じお受けしました。玄奘を演じ少し時間が経ったいま、私は、なんてハレンチなセリフを言っていたんだろう?隣には真ッ裸の松山ケンイチさん…それが当り前の現場。やはり凄い作品に参加してしまったなと…思いました。映画での玄奘は原作とキャラクターも異なりますが、太郎との関係性も新しくとても愉快なものになっていると思います。ぜひ、劇場で大いに笑いに笑っていただければ幸いです。■山田太郎に恨みを持つ・龍翔(映画オリジナルキャラクター):溝端淳平自称太郎のライバルであり、太郎に尋常じゃないくらいの恨みをもっている龍翔は演じていて凄くやりがいがありました。オリジナルの役ってこともあり監督や脚本家の方と、毎日話し合って現場でそれを具現化していく作業は充実してました。どこまで振り切れるのか???その限界にも挑戦し続ける毎日は楽しかったです。これだけ濃くてインパクトのある原作ですから、ファンの方も思い入れが強い方も多いとは思いますが、漫☆画太郎先生の前衛的な画力に負けないような作品に仕上がるように撮影に臨みました。沢山の方に見ていただけたら幸いです!■山田太郎の育ての親・じじい:田山涼成ほんと、またバカ(超越演技)を楽しませてもらえた。役はじじいだったが、心は20才だった。いま、考えられる、日本の面白い俳優が全員そろって「バカ」を楽しんでいます!よろしくお願いします。■漫☆画太郎作品には欠かせないばばあ:笹野高史映像で女性としてのおばあさんを演じることに憧れておりました。ところがなかなか実現しませんでした。今回、やっと有難くもお役を頂戴いたしまして、ありがとうございました。嬉しゅうございます。なにより監督様の御英断に、敬意を表します。じじい役の田山さんの、濃厚な色気のお陰様で、(ばばあ役を)何とか演りきれました。原作のばばあは大変な人気と聞いております。原作のイメージも保ちつつ、私も二人の祖母の面影を追いながら演じさせて頂きました。いかがでしたでしょうか。■漫☆画太郎作品ではお馴染みとなる世界最強の武闘家・中村泰造:温水洋一素直にうれしかったのと、また画太郎先生の作品に出られる喜び。山口監督とも3度目なので撮影を楽しみにしてました。原作になるべく近いようにやりました!山口監督なら絶対に「珍遊記」をクソ素晴らしい実写にできると信じて!深夜のアクションシーンの撮影は予想通り大変ではありましたが、松山君と楽しくできました。アチョー!■変身前の山田太郎:ピエール瀧画太郎作品の映画化に出演できるのは光栄です。(変身前の山田太郎を演じて)正直、特殊メイクをした自分を見て、「これ、俺じゃなくてもいいんじゃないか…」と思いました(笑)。当時ジャンプ誌上で連載を読んでいた皆さんにとって、「珍遊記」に「電気グルーヴ」の僕が出演することは、必然に感じると思います。因果応報とも言えます(笑)。先日公開された特報も大きな話題となり、何から何まで異色づくめの映画『珍遊記』。今後の続報が楽しみに待たれるばかりだ。『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日俳優の要潤、女優の小林聡美らが、多部未華子と倍賞美津子が初共演で"二人一役"を演じる映画『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)に出演していることが6日、発表された。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手になるという夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。『謝罪の王様』(2013年)や『舞妓Haaaan!!!』(2007年)を手がけてきた水田伸生監督がメガホンを取る。このたび発表された追加キャストは、要や小林に加え、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、温水洋一の6人。「私の役は、『おばさん』です」と話す小林は、カツの娘・瀬山幸恵を演じる。"おばさん"の幸恵について、「息子とおばあちゃんの中間の立ち位置にいて、人生の時間をしみじみかみしめるお年頃」「どんな人にも青春のきらめきがあって、挫折があって、もちろんもうおばあちゃんの母親にもそれがあった、そんなことに気付くお年頃」の女性と表現している。要は、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され、惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役。「かねてよりお会いしたかった水田監督との時間は、全てが貴重でした」と振り返る。「言葉では表せない『包容力』に満たされた現場を、この小林という男と共に生きられた事は幸せでした」と続け、「(韓国の)リメイク作品ですが、ぜひわれわれのオリジナル作品として楽しんでください」とアピールした。バンド青年のカツの孫・瀬山翼を演じる北村は、「僕自身コメディ映画というジャンルが初挑戦」と明かしながら、「すごく"翼"という役が新鮮で楽しい」と手応えも感じている様子。「主演の多部未華子さんを始めとする役者の大先輩の皆さまと共に、映画を見る方々の心に届く温かい作品を作れれば」と意気込む。このほか、志賀はカツと旧知の仲で腐れ縁の銭湯店主・中田次郎を、金井はカツと犬猿の仲の老婦人・相原みどりを、温水はカツの運命を変える写真を撮る写真館店主をそれぞれ担当する。本作の原作は、韓国で2014年1月に公開(日本での公開は同年7月)され、約865万人を動員し、興行収入約627億ウォン(約62億7,000万円)を記録した映画『怪しい彼女』。2015年1月には中国で、『20歳よ、もう一度』のタイトルでリメイク版が上映(日本での公開は同年6月)され、こちらも約1,160万人を動員、興収は約3億6,500万人民元(約70億円)を突破した。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年11月06日7月5日、Bunkamuraシアターコクーンで『七人ぐらいの兵士』の初日の幕が開いた。2000年パルコ劇場で初演されたこの作品は、当時ドラマの打ち上げで盛り上がり企画が実現、作・生瀬勝久、演出・水田伸生の布陣で明石家さんまの演劇デビューとなった記念碑的作品。以降、明石家さんまはコンスタントに演劇作品に出演してきた。2015年版の再演では、初演キャストである生瀬勝久、山西惇、温水洋一、八十田勇一、中村育二、恵俊彰(Wキャスト)に加え、新参加の内田有紀、中尾明慶(Wキャスト)、森田甘路、須賀健太という、力強いキャストが揃った。舞台『七人ぐらいの兵士』チケット情報物語は、戦時中の中国大陸、ダメ兵士たちばかりが集まる分隊があった。兵隊のリーダーである木下兵長(生瀬勝久)は、かつて漫才師であり、相方に出番直前、高座から失踪された経験がある。訓練中の怪我で野戦病院に運ばれた木下は、入院患者から“爆笑王”と呼ばれる男がいると聞くが、それがかつての相方・水島上等兵(明石家さんま)であることを知る。戦地で因縁のふたりが再会し、分隊を巻き込んで繰り広げる悲喜劇である。さんまと、生瀬を始めとする実力派俳優たちによるチームワーク抜群の丁々発止のやりとりは、15年の時を経て、熟成されながら更に進化し、時に心地よく、時にスリリングであり飽きることがない。そして従軍看護師・吉永役の内田有紀は、戦地で多くの兵士を看護する女性の力強さと安心感を与える朗らかさを併せ持ち、生死の狭間にあって“生”を象徴するような存在感を発揮している。個性と実力を備えたキャスト陣の力演は見応えがあり、また“お笑い怪獣”の異名をとるさんまを中心とした笑いは観客の期待を裏切らない。同時に、思いっきり笑いながら作品世界に引き込まれるうちに、戦争のむなしさや、生きることへ渇望、様々な感情も思い起こされ、この作品に込められた痛烈なメッセージが伝わってくる。初日終演後のカーテンコールでは、今月1日に還暦を迎えたばかりのさんまへ、バースデーケーキ登場のサプライズも。生瀬が「本日はどうも沢山のお客様にご来場頂きましてありがとうございます。15年前にこの(カンパニーの)シリーズの第一回が始まりまして、この作品が初演だったのですが、15年経ち、さんまさんも60才になられて(笑)…」と言うと、さんまはすかさず「60がね、若手の兵隊なんかしてる場合ちゃうけど(笑)」と続け劇場は笑いに包まれた。そんなさんまに生瀬は「それが素敵だなと思います」と言葉を返した。最後にさんまは「初日無事に終了しました。明日からも頑張りますんで、どうもまたご来場下さい。ありがとうございました。」と観客への感謝を伝え、満場の初日公演は幕を閉じた。今年はくしくも終戦70年。そういったことにも思いを巡らせながら作品を観て頂くのも意義深いのではと思う。暑い夏になるに違いない。公演は7月5日(日)から26日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、8月19日(水)から25日(火)まで大阪・シアターBRAVA!にて。
2015年07月07日関根勤が芸能生活40周年&生誕60周年の“計100周年”を記念し、初めて監督を務めた映画『騒音』が5月23日(土)に公開。関根監督をはじめ、温水洋一、村松利史、酒井敏也、飯尾和樹、岩井ジョニ男、廣田あいか(私立恵比寿中学)が舞台挨拶に登壇した。突然、“地底人”の襲撃を受けるも政府から見捨てられる形となった東京都S区。地底人の出す有毒ガスに対し免疫能力を持つ者たちで戦闘部隊が結成されるが、なぜか免疫を持つ隊員たちは家庭や職場で虐げられているダサくてショボいオヤジたちばかりで…。廣田さんをのぞいて、関根監督を含むオヤジたち6人は気合いの“騒音”Tシャツで登場!関根監督は「今日は『イニシエーション・ラブ』もあるのにこちらに足を運んでいただいてありがとうございます!」と松田翔太&前田敦子出演の東宝作品をライバル視…?「息子の幼稚園の入園式に来た父親の気分」と“我が子”である映画の公開を迎える心境を明かすも直後にその“我が子”を「非常にくだらない映画になってます」と自らバッサリ。会場は爆笑に包まれる。監督のみならず、自身も出演しているが「リチャード3世を演じています」と語り、さらに「この映画は『ノッティングヒルの恋人』を意識して作りました」など思いつくままに適当発言を連発し、煙に巻く。出演陣のオヤジたちも口々に「くだらない映画は僕も好きだけど相当くだらない(笑)」(村松さん)、「バカバカしくてくだらねー映画だけど、僕は大好き」(酒井さん)などと愛情あふれる言葉が漏れる。紅一点の廣田さんは、そんなオヤジたちについて「見ていくにつれてどんどんかわいく見える!『頑張れ!』と思えるんです。最初は、なんとも思ってなかったけど(笑)」と正直な思いを口にし、会場をわかせていた。『騒音』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月23日お笑いコンビ・どぶろっくが歌う、関根勤初監督映画『騒音』(5月23日公開)の主題歌「テカる星屑達/どぶろっく」のプロモーションビデオ(以下PV)が15日、公開された。映画は、関根勤100周年(生誕60年+芸能生活40周年)記念映画として位置づけられ、タモリや明石家さんまをはじめとする、関根とも交流の深い大物タレントが出演することでも話題に。地底人に襲われた東京都S区を舞台に、温水洋一、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也ら5人の「ダサくてしょぼいオヤジたち」が愛する家族を守るため戦いに赴く。どぶろっくの2人は、そんなさえないオヤジたちを陰ながら応援する天使役としてPVに出演。普段は「もしかしてだけど~」など歌ネタで知られる彼らだが、疲れた日々を送るオヤジたちへささげる応援歌を、抜群の歌唱力でストレートに歌い上げている。同曲は、シングル「新・○な女」(テイチクレコード)に収録されている。公開されたPVは、映画の脚本を手掛けた舘川範雄氏が監督を担当。本編にも登場する俳優の剛州が、カッコ悪いオヤジを演じ、どぶろっくの2人が彼を見守る。オヤジの日常に姿を現した2人が、一般人には見えない天使であることを利用してちょっかいを出すコミカルなシーンも。また、雨の中、白い息を吐きながら曲を歌うアーティストらしさも発揮。さらにPVでは、剛州が映画館で『騒音』を見る場面もあり、映画の公開に先駆けたスピンオフ作品としても楽しめる仕掛けになっている。(C)2015 騒音組合
2015年05月15日タレント・関根勤の初監督映画『騒音』(5月23日公開)のメインキャストが出演し、関根が演出したコント風の劇場用マナーCMが21日、公開された。関根がマナーCMの演出を手がけるのは、今回が初となる。関根勤100周年(生誕60年+芸能生活40周年)記念映画として位置づけられ、タモリや明石家さんまをはじめとする、関根とも交流の深い大物タレントが出演することでも話題の本作。地底人に襲われた東京都S区を舞台に、5人の「ダサくてしょぼいオヤジたち」が愛する家族を守るため戦いに赴く。公開されたマナーCMでは、俳優の温水洋一、村松利史、お笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男、俳優の酒井敏也といった映画に出演したオヤジたちが登場する。上映中にも関わらず、同級生の河村(酒井)の話題で盛り上がったり、携帯電話を鳴らしたり、盗撮したりと映画タイトルの"騒音"さながらマナー違反を連発。その度に、若者たちから「うるせえんだよ!」「舌引っこ抜くぞ!」などと叱られ、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹がワイプ越しに注意喚起する。(C)2015 騒音組合
2015年04月21日明石家さんま主演舞台『七人ぐらいの兵士』がこの夏、15年ぶりに再演される。舞台『七人ぐらいの兵士』チケット情報2000年に初演された舞台『七人ぐらいの兵士』は、当時、明石家さんまの演劇初出演として注目を集めた作品。生瀬勝久が脚本を手がけ、さんま、生瀬をはじめ、恵俊彰、山西惇、温水洋一、八十田勇一、中村育二他、実力派俳優たちが共演し、現在は映画監督としてもその名を馳せる水田伸生が演出を務めた。今回は初演組に加え、内田有紀、中尾明慶、須賀健太、森田甘路など新キャストが参加する。舞台は、戦時中、中国大陸のとある駐屯地。「戦争という笑いを抑制された環境に、明石家さんまが放り込まれたらどうなるのか」という着想から生まれた物語だ。さんまと生瀬はかつてコンビを組んでいた漫才師という役どころで、ふたりは偶然戦地で再会する。さんまは「久しぶりに集まりましたが、15年の年月が恐ろしいです(笑)。でも15年前でも45歳ですからね。45歳で演じて不思議は無かった役なんで、多分大丈夫じゃないかと。この作品には「死にたないちゃうねんや俺は…。生きたいだけじゃ」というセリフがある。『ワルシャワの鼻』(2009年、世田谷パブリックシアター他で上演)という公演では「わくわくしながら死にたい」というセリフを言いましたが、何年か歳を取って、“人は死ぬのが分かって生きている”ということが身にしみて分かって来たので、その辺をうまく表現できればと思ってます」と意気込みを述べている。一方、生瀬は「15年ぶりの再演で、とにかく同じものをやるつもりは全くないです。新たなキャストが来て、僕らも歳を取りましたから、次のステージに進んだ『七人ぐらいの兵士』をやりたいと思っています。さんまさんがさんまさんでいてくれたら、僕はきっとこの台本は成立すると思うし、そのエネルギーをお客さんがどう受けて楽しんで頂けるか。見終わった時に、明日も楽しく過ごせるんじゃじゃいかな、と思って頂けるのでは」とコメントしている。公演は7月5日(日)から26日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、8月19日(水)から25日(火)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットの一般発売は4月25日(土)より。
2015年03月18日橋本愛が2月14日(土)、主演映画『リトル・フォレスト 冬・春』の初日舞台挨拶で、共演者であり親友の松岡茉優の20歳の誕生日のために“サプライズプレゼント作戦”を敢行し、松岡さんは思わず涙を見せた。五十嵐大介の漫画を原作に、一度は東京で生活したが、故郷へと戻ってきた主人公・いち子が四季に合わせて自給自足の生活を営むさまを描いており、昨年公開された『夏・秋』に続く完結編となる。舞台挨拶には橋本さん、松岡さんに加え、三浦貴大、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督も登壇した。つい先日、ベルリン国際映画祭での上映も行われ、森監督と橋本さんが現地に赴いたが、森監督は「(舞台となった)岩手の郷土料理にも興味を持っていただいたり、(桐島さんと橋本さんの)親子関係も国は違えど理解できると言っていただき、通じるものがあるんだと知ってホッとしました」と手応えを語る。橋本さんも「丁寧に感想を言っていただきました。日本の特色を色濃く映し出していて、(自然の)美しさや厳しさ、ひとりの女性が生きていく強さが国境を超えて伝わったのではないかと感じて嬉しかったです」と笑顔で語る。三浦さんは、橋本さんと2歳違いの幼なじみ役を演じたが「どう見ても2コ下には見えないですね…。すいません、もうすぐ30になるんですけど…」と申し訳なさそうに漏らし、会場は笑いに包まれた。いち子の親友役を演じた松岡さんはNHKの朝ドラ「あまちゃん」、日本アカデミー賞作品賞受賞の映画『桐島、部活やめるってよ』など話題作で橋本さんと共演してきたが「橋本愛とは15、16歳で出会って3回目の共演ですが、やっと笑い合って同じシーンをやれる役をいただきました。2人が岩手で暮らしたらこんな感じです」と嬉しそうに語った。そして、舞台挨拶の途中で、完全サプライズで2日後の2月16日(月)に20歳の誕生日を迎える松岡さんのために用意された特製のケーキが登場!映画にちなんで、チョコレートを畑の土に見立て、ニンジンなどの野菜が育つ農園風にデザインされたもの。松岡さんは「この映画は橋本愛が踏ん張っている作品なので、(自身への祝福に)まさかなと思って、いま『愛、誕生日いつだっけ?』と確認してしまいました(笑)」と驚いた様子。さらに橋本さんは「まだ出会って4年なのに、ずっと昔からの親友のようでした。(松岡さんは)立派なので、やっと成人なんだと驚いています(笑)。茉優が近くにいてくれたから頑張れたことがたくさんありました。一緒に素敵な大人、女性、役者になりましょう。大好きです!」とエールを込めた手紙を朗読し、がっしりと松岡さんを抱擁!松岡さんは「松岡、ハタチになりました!」と笑顔を見せつつ、感激のあまり何度も目元をぬぐい、客席からも祝福の温かい拍手が沸き起こった。『リトル・フォレスト 冬・春』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年02月14日坂上忍が2月12日(木)、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の公開直前の試写会にゲストで登壇。先日、自身がMCを務める「バイキング」内で、その前日のドラマの撮影中に転んで尾てい骨を骨折したことを明かしていたが、その詳細について語った。坂上さんは今月8日に自身のブログで、撮影中のドラマで転んで尾てい骨を強打したことを書いていたが、その翌日、生出演した「バイキング」内で骨折していたことを明らかにしていた。坂上さんによると、温水洋一と共演のドラマで、追いかけっこのようなシーンがあり、その本番前のテストですべり「体が浮いた」と感じるほど、見事に転んでしまい、尾てい骨を強打したという。そのときは周囲に心配かけまいと「大丈夫です」と言っていたが「その日は半泣きだった(苦笑)」とのこと。その後も、痛みが引かないことから、翌日に病院に行ったところ「剥離(はくり)骨折」していることが分かったという。現在は通院しているわけではなく、処方された痛み止めを服用しており「普通に座っても大丈夫ですが、深く座って(患部に物が)当たると痛みが走る」状態。仕事には支障は出ていないそうだが、医師からは「(完治までは)1か月くらいは…」と言われたという。ドラマの衣裳に差支えが出ないよう、特にギプスなどもしていないとのこと。交際中の恋人には、犬の散歩などを手伝ってもらっているそうで、近くに頼れる人間がいることにホッとしている様子。「若い頃だったら、(転んでも)そのままクルっと一回転して着地してたかも…(笑)」と体の衰えについて自虐的に冗談めかして語りつつ、決して深刻な状況ではないことを強調。この日のイベントおよび取材も立ちっぱなしだったが「立ってる方が楽です」と語っていた。映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月12日リンナイは1月7日、温水ルームヒーター「ルームほっと!」シリーズ3製品「RFM-Y60EB」「RFM-Y60EA」「RFM-Y40EA」を発表した。発売は4月1日。希望小売価格は、RFM-Y60EBが98,000円、RFM-Y60EAが96,000円、RFM-Y40EAが78,000円(いずれも税別)。ルームほっと! は、室外のガス給湯暖房機で加熱した温水を利用して、温風で部屋を暖める。室内では燃料を燃焼させないため、換気が不要だ。なお、導入の際には室外に設置する給湯暖房機が別途必要となる。運転開始からすばやく部屋を暖める「速暖モード」を搭載。また、RFM-Y60EBとRFM-Y60EAでは風向きを上向き30度、左右それぞれ30度で調節可能だ。RFM-Y60EBとRFM-Y60EAは暖房能力5.6kWで、木造では15畳まで、コンクリート造では23畳までの広さに対応(寒冷地において)。RFM-Y40EAは暖房能力3.9kWで、木造では10畳、コンクリート造では16畳までの広さに対応する。RFM-Y60EBには、液晶リモコンが付属する。
2015年01月08日温水洋一と江波杏子によるふたり芝居『ご臨終』が11月5日(水)より東京・新国立劇場で幕を開ける。カナダのモーリス・パニッチが1995年に発表した戯曲の翻訳劇で、演出を務めるのは劇団「はえぎわ」主宰で高い演出力を見せるノゾエ征爾。人生の終幕、孤独に向き合うふたりの皮肉とユーモアに満ちたやりとりをノゾエはどのように捉え、形にするのか?舞台『ご臨終』チケット情報長年、音信不通だった叔母から「もうじき死ぬ」との手紙を受け取り、最期を看取るつもりで仕事も辞めて彼女の元に駆け付けた甥。だが叔母は彼の世話を受けつつも打ち解けず、しかも一向に死ぬ気配もない。やがて、衝撃の真実が明らかに…。「やられた!マジか、こう来たか…」。最初に脚本を読んだノゾエの衝撃である。ふたり芝居でありながら叔母はほとんど言葉を発せず、セリフのほとんどを甥が担うという展開、終盤のどんでん返し。「潔さがあふれている本だと思いました。作家がつっかえてない感じが心地いい。僕らなら、思いついても留めてしまうものを気持ちよく本に表してると感じました。一方で生きることへの思念や死に対する距離感など、自分と似た感覚を感じることがチラチラとありました」。ふたり芝居とは「究極的に人間が向き合うこと」。まさに本作で、死を前にした老婆とそれを見送る中年男性が見せるのは、老成や大人の振る舞いといったものではなく、自分をさらけ出し、死や孤独を前に全てをさらけ出す姿。「単純な言い方になってしまうけど、根本的なところで人と人が寄り添う。そこが一番好きなところです。孤独に立ち向かう時、死を前にした時に誰かがいる。そのことの大きさを感じます。観る方の年齢、抱えているものによってチューニングの合うところは違ってくるでしょうね」。稽古場では温水と江波とシーンごとに話し合う姿が目に付くが「教えられる部分が多いです」と語る。「おふたりとも解釈がとても深くて、ディスカッションの中からそれぞれのキャラクターが膨らんでいった部分が大きい」とも。甥ばかりが喋り続けるという極端な状況で、動きも決して多くはない。「沈黙から発せられるものがすごく多い。自分勝手にたたみかける男と言葉を発しない老婆の間で、むしろ強い“対話”が成り立っている。そこから伝わってくる人間らしい肌触り、温もりを楽しんでいただきたいです」。公演は11月5日(水)から24日(月・祝)まで。取材・原稿・撮影:黒豆直樹
2014年11月05日温水洋一と江波杏子が劇団「はえぎわ」のノゾエ征爾の演出の下、カナダの劇作家モーリス・パニッチによる皮肉に満ちたふたり芝居に挑む『ご臨終』。初日まで10日ほどに迫った10月下旬、静かな熱気に包まれた稽古場に足を運んだ。何十年も音信不通だった叔母からの「もうじき死ぬ」との手紙を受け取り、中年の甥は仕事をやめてまで彼女の元に駆けつけ、共同生活を送ることにするが、彼女は寝たきりながら一向に死ぬ気配がない。やがて、ある驚愕の事実が判明し…。叔母の寝室というワンシチュエーションで物語は展開するが、生活感に満ちたふたりのやりとりをよそに、セットは「人物をより浮き立たせたい」というノゾエの狙いもあって抽象的な作りとなっている。本作が“異色の”と表現される最大の要因は、ふたり芝居でありながら、ほとんどのセリフを甥が話し、叔母はほとんど言葉を発しないという点。膨大なセリフを抱える温水はもちろんだが、「病気のため寝たきり」という設定の中で甥の言葉を受け止め、時にスルーし、わずかな動きや表情、視線、そして沈黙でもって感情や寝室の空気を伝えなくてはならない江波の苦労もかなりのものである。ノゾエは演出席でふたりの芝居を見つめるが、シーンが終わるごとにふたりの元に駆け付け、壇上で3人が細かくディスカッションし、試行錯誤を繰り返しながら作り上げていくという光景が繰り広げられた。仲が良いとは言えない叔母と甥が、死や老い、孤独といった人生で避けられない現実と向き合うさまを描くが、全体に漂うのはシニカルで辛口のユーモアに満ちた空気。温水は、親から愛されずに育ち、“生きづらい”人生を送る甥を体現しており、明るい口調で葬儀の段取りや棺桶のサイズを決めたかと思えば、急に泣き出したり、というひねくれた情けない中年を文字通り感情豊かに演じる。そんな彼の姿をも通じて、謎の叔母の姿が浮かび上がってくるが、ふたりの関係性や空気感を伝えるためにノゾエ、温水、江波が徹底的に話し合い、細部にわたって詰めていたのがセリフの間や動作のタイミング。食事に塩を振る動作、ふと顔を上げる瞬間、ちょっとした視線など小さな動きの積み重ねが、独特の空間を作り上げていることが分かる。やがて判明する衝撃の事実――。人生の終盤を迎えた者たちの哀愁と人間臭さに満ちた静かな空間をじっくりと味わえる舞台になりそうだ。新国立劇場にて11月5日(水)開幕。取材・原稿・撮影:黒豆直樹
2014年10月31日堀北真希と松田龍平が兄妹を演じたことで注目を集める、映画『麦子さんと』。日本では年末恒例の“大掃除”に追われる人々も多いようだが、どうやらこの兄妹は部屋の片付けを巡ってプチ喧嘩…そんな本作の舞台裏を収めたメイキング映像が到着した!田舎の小さな駅に降り立った麦子(堀北さん)は亡くなった母が、青春時代を過ごした田舎に納骨のためにやってきた。そこで、かつての母は町のアイドルだったことを知る。彩子にそっくりな麦子の登場に、色めき立つ町の人々。けれど、麦子にとって、彩子は家族を置いて出て行った最低の母親。だが、母が青春時代を過ごした田舎で、町の人を通して初めて知る母の青春、母の人生。麦子の心にある思いが広がっていく…。アニメ好きのオタク女子“麦子”と麦子を捨てたはずの母との絆を描いた感動の物語。主人公の麦子役に堀北真希、頼りなくてだらしないギャンブル好きの兄役に松田龍平、母親役に余貴美子など多彩なキャストが顔を揃え、その他、温水洋一、麻生祐未、ガダルカナル・タカなどユニークな面々が集結した。今回到着したメイキング映像では、母親役の余貴美子が堀北さんと松田さん演じる兄妹の住むマンションの1室に押しかけてくるというシーン。そして案の定、部屋は荷物でいっぱいに…。オタクな麦子が収集したアニメ関連グッズ、ギャンブル好きの兄のスロット台(本物)、母が持ち込んだぶら下がり健康器具と、部屋の中はもはや“ドンキホーテ”状態だ。そして、互いには価値のないそれらを巡って、「それいらないだろ」の応酬、そして返す言葉は「これは大事なの!ゴミじゃない」とそれぞれに口を尖らせる。そんなズレっぱなしの家族のいち風景は、年末の“大掃除”の時によく見かけるリアルさに、思わずクスっとしてしまう人も多いのでは?ほかにも、細かなセルフの言い方ひとつでも、丁寧に吉田恵輔監督と話し合いながら進める松田さんや普段は見ることのできない堀北さんの撮影の合間の表情など、見どころ満載のメイキング映像となっている。『麦子さんと』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:麦子さんと 2013年12月21日より全国にて公開(C) 『麦子さんと』製作委員会
2013年12月29日12月21日公開の映画『麦子さんと』のプレミア試写会イベントが19日、都内で行われ、主演の堀北真希をはじめ、松田龍平、余貴美子、麻生祐未、温水洋一、ガダルカナル・タカ、吉田恵輔監督が出席した。映画『純喫茶磯辺』や『さんかく』などの話題作を手掛けた吉田恵輔監督の最新作となる本作は、監督自身の母への想いを元に、構想7年という歳月を経て完成したもの。アニメ好きのオタク女子"麦子"(堀北真希)と麦子を捨てたはずの母・彩子(余貴美子)との絆を温かい視点で描く。主演の堀北は「この作品は本当に心温まる作品で、きっと皆さんがどこかで共感していただけるエピソードや思い当たるところがあると思います。自分のお母さんのことを改めて思って頂ける作品になればと思います」とアピール。そんな堀北に、麻生は「魅入ってしまうんですよ。最初は『梅ちゃん先生』だと魅入ってしまいましたね。横にいると吸引力がすごくて、目が離せないぐらいのパワーがある方。自分のセリフを忘れちゃうぐらいに。セリフも完璧で、リードしていただきました」と絶賛。ガダルカナル・タカも「最初にお話をいただいた時に、堀北さんと共演できると聞いてマネージャーに『やるやる』と言ったんですが、最終的に絡んだのはぬっくん(温水)だけで、あまり堀北さんの側にいられませんでした(笑)」と笑いを誘った。母と娘の物語ということで、自身の母についての思い出を尋ねられた堀北は「うちの母は手紙をくれる母で、私が仕事で遅く帰ったら、お手紙を書いてくれるんです。手紙はずっと残るものですから大事にしていますし、読み返すと母の温かさが伝わってきますね」と感謝の言葉を。母への想いを本作に綴った吉田監督は「僕は親不幸者で、いっぱい迷惑を掛けました。なので素直に自分の気持ちを言えないところがあり、この映画を作れば気持ちが伝わると思いましたが、2週間前に亡くなってしまいました。母への気持ちがどこかに届くのかなと思っています」と語り、「自分で言うのもなんですが、結構いい映画なんじゃないかと思います」と作品の出来に自信を見せていた。映画『麦子さんと』は、12月21日より全国公開。
2013年11月20日auビデオパスの新ドラマ「コレカラ」に主演する成海璃子と共演の温水洋一、瀬田なつき監督が9月13日(木)にドラマの配信を記念して、都内でトークイベントを行なった。auのデバイスやパソコンを通じて映画やアニメ、ドラマなど約3,000本が視聴可能となるサービス「ビデオパス」のドラマで、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田監督がメガホンをとった本作。ネット上で商売を始めた女子大生の由紀は、ひょんなことから冴えない中年男の耕作と仲良くなるのだが…。つい先日、20歳の誕生日を迎えた成海さんは実感を問われると「あまり変わらないですね」とマイペースに回答。誕生日当日はシャンパンでお祝いし、その際「日本酒を飲みたい」と語っていたが、「(日本酒は)あまり飲んでないですが色々飲んでます」と微笑んだ。ちなみに成海さんと温水さんの共演はこれで6度目。成海さんが「最初の共演が援助交際の関係だったのでよく覚えています」と言えば、温水さんも「前のドラマがハードだったので休みをもらって旅行でもしようと思ってたら、このお話をいただいたんです。『相手は誰?』と聞いたら成海さんで、『やります!』ってすぐに言って旅行はキャンセルしました」と語るなど、ドラマの中の由紀と耕作さながら、年は離れていても強い結びつきが存在するようだ。改めて20歳を迎えて今後の女優人生について、成海さんは「言われたら何でもやります」と語り、自身の年齢よりも年上の人物、20代はおろか30代の役でも「経験はないけどできそうな気がします。宇宙人でも、なんでもやりますよ(笑)」と頼もしい発言。一方で挑戦してみたいことを問われると「飼っているウーパールーパーをめっちゃデカくしたい」。さらに直さないとと感じている部分については「靴のまま部屋に上がること…」と何とも謎めいた私生活の一部を明かし、笑いを誘っていた。そんな成海さんに俳優、そして人生の先輩としてアドバイスを求められた温水さんは「ないですよ!僕がアドバイスされっぱなしの人生なので」と恐縮しつつ、「そのままの成海さんを見せてほしい」とエール。成海さんは「ずっと作品を作り続けていきたい」と女優としての夢を明かすと共に「表に出すかは分かりませんが、自分でも作ることになると思います」と監督への意欲も覗かせていた。ドラマ「コレカラ」はau「ビデオパス」で配信中。au「ビデオパス」公式サイト:■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
2012年09月13日電機メーカーおよび総合家電メーカーのパナソニック アプライアンス マーケティング ジャパン本部は、温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」WFシリーズを9月26日に発売する。価格はオープン。参考価格は「DL-WF60」が100,000円前後、「DL-WF50」が90,000円前後、「DL-WF40」が75,000円前後、「DL-WF20」が60,000円前後。同製品では、省エネ性に加え、トイレ未使用時の「待機電力0(ゼロ)モード」を新しく搭載。電源プラグを抜くことなく待機電力をゼロ(国際規格 IEC 62301に基づく実測値0.005W未満)にすることができる。同モードは、「W瞬間技術(便座と給湯部分を使うときだけ温める技術)」をベースに、本体内部に新たな電源回路を追加。常時通電する必要のある最低限の機能(人の出入りを検知するリモコンのセンサー信号の受信)のみを、主電源から切り離した電源回路で作動させることで、消費電力の大幅な低減を実現しているという。そのほか、所定のセンサー部に手をかざし、シャワーの入・切や便座の開閉をする「タッチレスリモコン」(DL-WF60、DL-WF50、DL-WF40のみ)や、トイレの壁に蓄積する付着臭を抑制する「ナノイー」(DL-WF60、DL-WF50のみ)が搭載されているとのこと。■カラー ・DL-WF60、DL-WF50:ブライトシルバー、パールホワイト、パールアイボリー、パールピンク ・DL-WF40、DL-WF20:パステルアイボリー、ホワイト、パステルピンク【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日明石家さんま主演、作・出演、生瀬勝久、映画監督の水田伸生が演出を務める舞台、『PRESS~プレス~』が2012年2月、Bunkamura シアターコクーンにて上演されることが決定した。明石家さんま、生瀬勝久、水田伸生がタッグを組んだ舞台、『PRESS~プレス~』のほかの写真最新作『PRESS~プレス~』は、『七人ぐらいの兵士』(2000年)、『JOKER』(2004年)、『小鹿物語』(2006年)、『ワルシャワの鼻』(2009年)に続く、明石家さんま、生瀬、水田の3人がタッグを組む第5弾となる。物語は、日本が目一杯元気だった高度成長期、大阪に本社を置くスポーツ新聞「堂島スポーツ」を舞台に、個性的な登場人物達の、交錯する思惑を巻き込みながら繰り広げられる、熱い爆笑人間ドラマを描く。明石家さんま、生瀬をはじめ、フレッシュさと実力を併せ持つ相武紗季がヒロイン役に。ほかにも、着実なキャリアを重ねる実力派若手俳優、中尾明慶、近年では映像のみならず、蜷川幸雄演出舞台などでも活躍中の丸山智己、演劇ユニットTEAM NACSの一員であり、個人としても映像、舞台問わず、活躍する音尾琢真が出演。さらに、大河内浩、温水洋一、山西惇、八十田勇一、新谷真弓と豪華キャストが名を連ねる。公演は、2月17日(金)から3月4日(日)までBunkamura シアターコクーンにて。
2011年12月01日11月5日(土)から東京・本多劇場で開幕するナイロン100℃『ノーアート・ノーライフ』。公演を前に本作に出演する三宅弘城、大倉孝二、温水洋一がインタビューに答えた。ナイロン100℃「ノーアート・ノーライフ」のチケット情報本作は、パリという街で絵に小説にと創作活動を行いながらも、実際は最底辺の生活を送る“自称芸術家”たちを描いた群像劇。10年ぶりの再演、キャストもほぼ初演と同じという。出演者たちは「この公演は楽しい思い出ばかりだったので、またやれるんだというのが嬉しかった」(温水)、「どこか“やり残した感”があったので、普通の“再演”とはちょっと違う感じ」(三宅)、「評判だった舞台であればあるほど、前と同じことをやったらお客さんに分かっちゃうんだろうね。でも、稽古場では同じこと…やっちゃうんだろうなぁ」(大倉)とそれぞれに思いを語った。なお、本インタビューの全文はチケットぴあにて掲載中。ナイロン100℃『ノーアート・ノーライフ』は11月5日(土)から開幕する東京公演を皮切りに、12月3日(土)・4日(日)福岡、12月7日(水)愛知、12月10日(土)・11日(日)大阪、12月13日(火)広島で上演される。チケットは発売中。
2011年09月21日累計600万部突破の大ヒットコミックを原作に、溝端淳平、大野いとら旬のキャストで贈る青春ラブストーリー『高校デビュー』。本作の公開に先駆けて、シネマカフェの映画体験型サイト「シネマライブ!」では3月27日(日)、メガホンをとった英勉監督による読者とのティーチインが行われた。この日、映画の試写を鑑賞した読者には原作ファンも多かったが、監督が「いかがでしたか?」と聞くと、温かい拍手が沸き起こった。実は映画化が決定する前から原作が好きで読んでいたという監督。「こんなオッサンが読んでも楽しいし、人間味にあふれた漫画だなと思ってました。だから映画化するんやったら、僕にやらせてほしい!と、ずっと言ってたんです。そうしたらすごくラッキーなことにオファーが来て、『ぜひやりたい!』と即答しました」。原作キャラクターの実写化にあたっては、主演の溝端さんや大野さんと長い時間話しあって綿密に作り上げていったという監督。撮影で一番苦労した点は?と聞くと、“LP”という聞きなれない言葉が。「撮影時から『ここやな!』と思うシーンには、シナリオに“LP”って書いてたんですよ。“Love Point(ラブ・ポイント)”の略なんですけど、ここをおさえようという。出演者含め、いろんな方々が『胸がキュンとする!』と言ってくれたんですけど、僕はヨウ(溝端さん)が体育館倉庫に閉じ込められて、晴菜(大野さん)と2人で扉をブチ破ろうとするときに、マフラーをシュって取るシーンなんかメチャメチャ『キュン』ってするんですけど、そのシーンのシナリオにも“LP”って書いてあるんです。ここが“LP!”というのを強く意識して撮りましたね」。『高校デビュー』というタイトルに因んで、読者からは監督自身の“デビュー”にまつわる質問も。すると「僕はたぶん、日本で唯一モテたいためだけに映画監督になった人間なんですけど」と監督。「高校デビューが監督デビューみたいなもので。昔、映画監督と女優さんってよく結婚なされてたんですね。それが、羨ましくて…。監督になれば彼女ができたり、ハッピーな高校生活が待ってるんじゃないかと思って、映画を作り始めましたね。そのままのモチベーションのまま、ここまで来ました」と明け透けな語りぶりに、会場は爆笑。さらに、本作で“モテコーチ”を演出した監督に、恋愛相談も持ちかけられた。そのお悩みとは「結婚10年目でお互いマンネリ気味なので、トキメク方法を教えて下さい」とのこと。ちなみに監督自身、既婚者であるにも関わらず、「“ネクスト”に行きましょ」と即答!「最初に好きになった人の“イメージ”とか“好きな部分”をずーっと好きでいつづけるって、当然退屈じゃないですか?だから例えば、10年前は“二枚目のイケメン”でカッコイイと思って結婚した人が、10年経ったいまは“良いお父さん”だったり、“バリバリ仕事してる男”だったり。いろんな次の魅力になっていくんですよね。だから、その変わった後の魅力が好きじゃないなら、飽きてしまってるんだと思うので、そういう意味で“次”に行きましょう」。この潔い答えには、大きくうなずく女性の姿も。最後に、監督は会場に「こういうカラッとして気持ちの良い作品は日本ではあまりないので、ぜひいろんな人に観てほしい」とアピールし、笑いの絶えないティーチインは幕を閉じた。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。映画体験サイト シネマライブ!■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々溝端淳平、菅田将暉らがメッセージ!塚地「ボケ宣言」も一発ギャグは…溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場
2011年03月31日「AKB48」が、21枚目となるマキシシングルを5月25日(水)に発売すると共に、22枚目のシングルを対象に3年連続となる「選抜総選挙」を今年も行うことが明らかになった。AKB48としての活動はもちろん、各メンバーの個別の映画やドラマへの出演やバラエティの司会なども続々と決まっており、総選挙は昨年を上回る注目を集めそうだ。公式サイトで発表された情報によると、震災の影響で発売が延期されていた3rdアルバム「ここにいたこと」が6月8日(水)に発売されることが決定。AKB48の「誰かのためにプロジェクト」の一環として、“今の日本を一日も早く元気づけたい!”、また、“待っていて下さるファンの方々からの熱いエールにお応えしたい”という思いから、当初の予定より2か月ほど遅れて発売することとなった。また、タイトル未定ながら5月25日(水)には21枚目となるシングルを発売。こちらの収益の一部は、東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付されることが明らかになった。そして、AKB48の夢に向かって一生懸命生きる姿で勇気づけられたら、という思いから、総選挙の実施が決定!昨年、1位を獲得した大島優子のV2なるか?前田敦子によるセンターポジション奪還は?AKB48のメンバーとして初めて個人でシングルをリリースした板野友美(前回4位)や指原莉乃、渡辺麻友ら成長著しい面々の下剋上は――?総選挙、シングル発売以外にもAKB48として初のゴールデンタイムのレギュラーとなる「なるほど!ハイスクール」(日本テレビ系)が4月にスタートするほか、メンバー総出演のドラマの第2弾となる「マジすか学園2」(テレビ東京/企画・原作:秋元康)の放送も決定。個人でも、篠田麻里子にとって初の冠番組「麻里子さまのおりこうさま!」(NHK)がスタートするのに加え、前田さんが主演で出演し、峯岸みなみも共演陣に名を連ねる『もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜』が6月に公開するなど、ますます彼女たちの活動は充実の一途!まだまだ“AKB旋風”は続きそうだ。なお、今回の総選挙の開票日および、22枚目のシングルの発売の詳細は決まり次第、発表される。■関連作品:犬とあなたの物語 いぬのえいが 2011年1月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©2010「犬とあなたの物語」製作委員会高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜 2011年6月、全国公開予定■関連記事:溝端淳平、菅田将暉らがメッセージ!塚地「ボケ宣言」も一発ギャグは…溝端淳平×大野いと インタビュー映画の役柄さながらに恋愛指導?『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」
2011年03月29日恋に恋する女子高生・長嶋晴菜と、そんな彼女に“モテ”のハウツーを指南する学園の人気者・小宮山ヨウ。河原和音の同名コミックを原作に、笑いあり、胸キュンありの恋愛模様が展開する『高校デビュー』で、全ての女子からうっとりされる超美形男子高校生を演じた溝端淳平と、ヒロインの晴菜役で女優デビューを果たした大野いとを直撃!ポップでキュートなラブコメディの撮影秘話とは?そして、2人が考える“モテ”とは…?「ちょっとひねくれたところはヨウと一緒」(溝端さん)いまや揃ってインタビューに応じる姿も様になっている溝端さんと大野さん。ところが、実は大野さんは筋金入りの人見知りだそうで、「最初は目も合わせてくれなくて…」と溝端さんがふり返る。では、目も合わせられなかった大野さんの心中はと言うと、「ずっとテレビや雑誌で見ていた方だったので…、“本物だ!”と(笑)。だからこそ緊張したんですが、よく喋りかけてくださったので嬉しかったです。撮影の4分の3が過ぎた頃には打ち解けられたんじゃないかな」だそう。愛らしさいっぱいの雰囲気を放ちながら素直な気持ちを語る大野さんだが、ここですかさず溝端さんから「4分の3!?そんなに遅かったの?」と鋭いツッコミが。ショックを隠せない溝端さんに対し、「ハイ。でも、その頃には目も合わせられるようになりました」と無邪気に言い切る大野さん。「そもそもいまは打ち解けてくれているの?」と疑いの眼差しをじーっと向けずにはいられない溝端さんから目をそらす様子もなく、とりあえずアイコンタクトは完璧になった2人…だ。そんな初対面秘話があったとは思えないほど、劇中の2人は楽しいラブコメ世界の住人として軽快なやりとりを披露している。それぞれの役にもハマっているが、溝端さんはクールで陰のあるヨウを演じるにあたり、「自分で大丈夫かな?」と思ったそう。「僕自身の場合、“黙っていれば格好いい”とは言ってもらえるんですけど…。“喋ると残念”とも言われますし、格好いい男性として扱われるよりは友達感覚で扱われる方が多いです。トレンディ俳優ならぬ、フレンドリー俳優なので(笑)。でも、親しみやすいと言ってもらえる方が僕としては嬉しい。誰に対しても正直な態度で接しているつもりですし、周りからすれば、僕はつかみやすい人間なんだと思います。ただし、そうは言っても天邪鬼な面もありますよ。褒められると自分を落としたくなるし、落とされると『そんなことない!』と思う。悪ガキ精神が残っているし、逆境も好きだから、人からダメだと言われたことはやりたくなりますね。ちょっとひねくれたところはヨウと一緒だと思います」。素敵な出会いを夢見る大野さんに溝端さんが恋愛指南!この自己分析を受け、「うちのお母さんは、『溝端さんは明るくていい方のはずよ』と言っていました」と大野さん。いつの間にか共演相手の母の心もつかんでいたことを知った溝端さんは「いとちゃん。それ、もっと強調して言って!4分の3が過ぎる前に言って!(笑)」と声を大にしながらも嬉しそう。一方、「とにかく元気いっぱいに、台詞を一生懸命言うこと」を心掛けながら恋愛初心者の晴菜を演じたという大野さんは、4月から実生活でも高校生に。自分と同じ状況の晴菜に共感を抱いたようで、「私も高校生になったらデートをしてみたい。ただ、『絶対に素敵な相手を見つけてやろう!』って気合いだけはあるんですけど、できないような気がして…」と気合い半分、不安半分。そんな大野さんに対し、恋愛の先輩(?)、溝端さんは「恋って、しようしようと思うとできなかったりもするからね。何も考えていない方が、ふと訪れるかもしれないよ。僕も『恋したいな』と思っているときよりは『仕事を頑張ろう』と思っているときの方が恋愛の調子がいい気がする(笑)」とアドバイス。「じゃあ、何も考えないようにします!」と熱心に耳を傾ける大野さんなのだった。恋愛の師弟関係にあったヨウと晴菜は、徐々に互いを意識し合う仲に。「出来上がった作品を観たときは、特に最初と最後をきちんと観られなかったです。だって、最初は自分がど〜んと出てくるし、最後はラブシーンだから…」と大野さんが語るように、クライマックスにはキスシーンも。撮影の際は「撮る1時間くらい前が緊張のMAXでしたね。でも、始まってセットに入った頃にはフ〜ッと何かが抜けて行って。終わった途端にまた緊張が戻ってきました」と大野さん。溝端さんも「僕の方が緊張してたかもなあ。口数が異様に多かったですもん。僕、リラックスすると喋らなくなって、緊張すると口数が増えるんですよ。いとちゃんを冷やかして自分は余裕を持とうとしていたんですけど、上手くいかなかったです(笑)。キスシーンなんて、緊張しないわけがないですからね。顔には出さないようにしていましたけど」と明かしてくれた。ヨウと晴菜の“モテ”レッスンと恋の行方は本編をご覧いただくとし、最後に「ヨウが晴菜にしたように、もし自分が異性をプロデュースするとしたら?」という質問を投げかけてみた。すると、まずは溝端さん。「ナチュラル美人になるようプロデュースしたいですね。“女は内面からだぞ!”って。普段の生活から徐々にレベルアップし、最後には自己プロデュースできる人間になってほしい。結局は自分で応用できる力が大事だと思うんですよ」。そして、大野さん。「“男友達を増やそう!”とアドバイスするところから始めたいです。前に溝端さんも言っていたんですけど、同性に好かれる人って異性にとっても魅力的だと思うんです。男友達に好かれるようになれば、女子からも魅力的に思われる人になるんじゃないかなって」。さすがは素敵なラブコメを作り上げた2人だけに、それぞれ説得力のあるプロデュース計画を披露。晴菜のように、恋に恋するあなたは『高校デビュー』鑑賞と共にぜひ実践を!(photo:Toru Hiraiwa/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:『高校デビュー』溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが応援メッセージを発表!原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」恋に笑い、悩み、突っ走る!『高校デビュー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントモテコーチが恋の必勝法を伝授!『高校デビュー』特別試写会35組70名様ご招待
2011年03月24日第3回沖縄国際映画祭の長編プログラム「Peace部門」に参加している映画『FLY!〜平凡なキセキ〜』の上映が沖縄国際コンベンションセンターにて行われ、小籔千豊、相武紗季、温水洋一、近藤真広監督らが舞台挨拶に登壇した。同作は、大阪を舞台に町工場のさえない男(小藪さん)が主人公。シングルマザー(相武さん)への切ない片思いや、偶然やってきた宇宙人(温水さん)と男の友情を描くヒューマン・コメディー。本作で初めて母親役に挑んだ相武さんは、「撮影が進むに連れて、子供がなじんでくれた。それで自然と母性も出て来て、いい感じで演じられた」とふり返り、子持ち役で新境地を開いたことを明かした。そして、「こういったときだからこそ、あったかい作品を観て、温かな気持ちが全国に広がっていけば…」とメッセージを伝えた。映画初主演となった吉本新喜劇の座長・小籔さんは「いまの自分に満足していない人や片思いをしている人、一歩を踏み出せない人に是非、観てほしい」とアピール。続けて、「特にラストシーンの僕の表情に注目して。いい演技しています」と真摯な表情で何度もしつこくアピール。どんな表情なのかは、是非劇場でチェックしたいところ。共演の相武さんについては、「えぐいほどかわいい!」と関西弁で大絶賛していた。宇宙人役というぴったり(?)な役で出演した温水さんは「役作りのしようがないので、僕なりに楽しくやりました」と納得のコメント。「すごい格好していますよ!」と期待感をあおった。本作で初メガホンを取ったのは、近藤監督も「平凡な日常に訪れる奇跡を描いています。大変元気の出る映画です」と見どころを伝えた。そのほかのキャストに、大杉漣、笹野高史、本仮屋ユイカ、西田敏行など、豪華キャストがズラリと顔を揃えている。第3回沖縄国際映画祭は3月18日(金)から27日(日)まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターをメイン会場に開催。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:第3回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2011年3月18日よりカウントダウンイベント開始、22日から27日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】黒沢、鬼奴の彼氏いない歴に「映画の中だけでも恋愛しないと」【沖縄国際映画祭】私たちにも、できることがきっとある。吉本芸人が贈る映画祭開幕!映画、エンタメイベントの中止が相次ぐ中で、少しずつ開催の動きも木村祐一監督、次回作の主役はスリムクラブ!?「M-1取るまでの軌跡を描きたい」
2011年03月23日アスミック・エース エンタテインメントは、映画『高校デビュー』を当初の予定通り、4月1日(金)より公開することを決定。代表取締役社長の豊島雅郎と社員一同の名で、被災者の方々へのお見舞いと映画公開に対するメッセージを発表すると共に、溝端淳平、大野いとをはじめとする出演者およびスタッフ陣からの応援メッセージも到着した。この時期にあえて予定通りに公開することについて、様々な意見があることは承知の上で、日本中に少しでも元気と笑顔を届けるとの思いで公開を決めた。少し長いが、到着したメッセージを以下に紹介する。「東北地方太平洋沖地震」に関する当社の思いについてこの度の東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様には、心よりお見舞い申しあげます。私たちは「人を感動させる!」を理念とする、社会貢献もできるエンタテインメント企業です。映画・映像を中心としたあらゆるエンタテインメント・コンテンツの提供を通して「夢」と「感動」を届け、豊かな社会文化の向上に貢献することが使命です。今回の悲しい出来事に見舞われた被災地の皆様に唯一私たちにできることは、今後の復興に向けて「夢」と「感動」をお届けし、「未来への明るい希望」を少しでも感じていただくことだと考えます。当社社員一同、被災者の方々に心よりお見舞い申しあげると共に、一刻も早い被災地の復興をお祈りいたします。そして、私たちの企業活動がそのための一助となれますことを切に願っています。2011年3月16日アスミック・エース エンタテインメント株式会社代表取締役社長豊島雅郎社員一同英勉監督被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。なんて言えばよいか、僕はその言葉を持ちません。ただこの映画を気持ちよく観ていただける日が、すこしでも早く来ることを願っています。溝端淳平沢山の尊い命を失い、今も生活物資が足らず苦しんでる方がいる。本当に辛く悲しいことです。でもきっとみんなで協力して助け合えば乗り切れると思います。不安だとは思いますが、決して希望を捨てないで。大野いとこの度の地震で被災された皆様、ご家族の皆様、心よりお見舞い申し上げます。毎日地震のニュースを見て、私は生まれて初めての大きな悲しみを感じています。私の家の近くでも、コンビニ、スーパーなどで電気を半分にして節電していました。私も今できる事は数少ないですが、一人がやる事が何人も何十人も何百人もやると大きな力に変わります。少しずつでも節電や募金をする事が、大きな力に変わる事を忘れないで、取り組んで行きたいと思います。これ以上悲しい思いをする人が増えませんように。祈っています。菅田将暉今、日本が大変です。自分に何ができるのか。どうすれば沢山の“人”を救えるか。これ以上被害がでないよう、自分に何ができるのか。沢山の人が必死に考え行動しています。地震が起こった時、少しでも甘く見ていた自分に苛立ちを隠せません。おそらく、これから今以上に日本の結束力が問われる事でしょう。被災地の方々は精神的にも肉体的にも未知への恐怖や未来への不安など本当に辛い状況が続いていると思います。心配です。「笑顔でいてね」、なんて無責任な事は言えませんが、どうか前向きに気持ちを強く持って欲しいです。少しでも力になれるよう、全ての事に全力で本気で支援して行きたいと思います。特にこれからの未来を作っていく僕ら若い人達。これから高校デビューする人達は特に大事な時期だと思います。天災の怖さを知った自分達に何ができるのか。僕も一つ一つのお芝居から頑張っていきたいと思います!TVのニュースやTwitterを見て、こんな状況下にも関わらず温かい人々の行為に胸が熱くなりました。人って温かいな、日本っていいなって。微力な事しかできない自分が虚しいです。色んな事を考えさせられました。こんな時だからこそ「ありがとう」を大切に!逢沢りな今回の震災で更に私が感じたこと、それは命の尊さ。ちっぽけな私には節電、節水くらいしか出来ないかもしれません。いや、他にもきっと…もっと…力になりたい。だからどうか負けないでほしい、笑顔を取り戻してほしいと願います。震災でお亡くなりになられた方々のご冥福と、被災地の方々のご無事を心よりお祈り申し上げます。古川雄輝今回の大地震で被害に遭われた方と御家族の方に心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様は食料不足や寒さに耐えながら大変な思いをされてると聞いています。僕にできることは微力かもしれませんが、節電など、小さいことの積み重ねで一人でも多くの人の力になれるよう、今自分に何が出来るか考え行動していきたいと思います。そして1日でも早く被災地の復興と、被災者の皆様、日本中の皆様の明るい笑顔が戻ってくることを心から願っています。まずは、「今できること、すぐにできること」から一緒に行わせてください。岡本玲日本は今、東北地方太平洋沖地震によるはかりしれない被害を受け、復興に向けて日本中、世界中から支援を受け立ち上がろうとしています。私達役者が出来ることはなんだろう、と震災以来自分自身に問い続けて来ました。この『高校デビュー』という作品は心から人を元気にしてくれる作品だと演者、スタッフ一同信じています。日本はこれから元気に立ち上がらないと困っている人々を救うことが出来ません!一人でも多くの人がこの映画を見て明るい気持ちを持ち、日本が元気になってくれたら幸いです。この作品に携われたことに感謝し、ひとつでも笑顔が増えますように…。塚地武雅(ドランクドラゴン)信じられないようなことがおこり、そして今も大変な日々が続いていると思います。僕なんかが言えることなどないかもしれませんが、気持ちを強く持って頑張ってください!本当に本当に頑張ってください!プロデューサー山田雅子被災地の方々に心よりのお見舞いを申し上げます、そしてまだ予断を許さぬ状況の最中、救助・救援に当たっている方々には頭が上がりません。具体的に今役に立つ術を持たぬ我々、エンタテインメントに携わる人間が今出来ること!!それは明るくて元気の出る物語を1人でも多くの人達にお届けすることだと思っています。皆が集まって笑いあえる場を作る…という我々ができることを精一杯『やる』という選択で少しでも人々の心にポジティブさや元気の種がまかれればよいなと願います。そしてその元気な心で、さらに前向きに『できること』が、ループしていけばよいなと願います。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:原宿の恋の聖地に?“恋犬ヌク公”除幕式にモデルの温水洋一がサプライズで登場溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」恋に笑い、悩み、突っ走る!『高校デビュー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントモテコーチが恋の必勝法を伝授!『高校デビュー』特別試写会35組70名様ご招待メガネ姿の溝端淳平が「恋してますか?」『高校デビュー』スピンオフ予告編到着
2011年03月18日映画『高校デビュー』の公開を記念したイベントが3月8日(火)、都内で開催され、本作で映画デビューにして初主演を果たした大野いとに、共演の逢沢りな、宮澤佐江(AKB48)が揃って登場。トークイベントと共に、劇中にも登場する恋愛成就のパワースポット“恋犬ヌク公”像の除幕式も行われたのだが、意外なゲストが…?恋に生きることを決意した女子高生・晴菜(大野さん)が、学校一のモテ男・ヨウ(溝端淳平)の教えに従って、果敢に恋人作りにチャレンジするさまを描いた本作。トークではまず、3人にホワイトデーのお返しに欲しいものを質問!大野さんは「イニシャルの入ったプチネックレスがほしい」、逢沢さんは「愛がほしい!愛をくれれば何でも…ね?」とキュートに答えた。宮澤さんは「お揃いのTシャツやスニーカー」をご所望。「ペアルックで好きな人と歩きたい!」という望みに、大野さんと逢沢さんも力強くうなずいていた。3人はこの日、劇中でも衣裳として使用されている、「adidas」が新たに発表した“adidas NEO LABEL”によるオリジナルのコーディネートを披露。3人それぞれの工夫が詰まったコーディネートに会場に詰めかけた同世代の女の子たちから「かわいい!」との歓声が上がっていた。そして、この日のメインイベントである“ヌク公”除幕式に。劇中にも登場する、忠犬ハチ公ならぬ、恋犬ヌク公は、本作に出演している温水洋一をモチーフにした像で、おでこに触れると恋が成就するという都市伝説も!?この日の会場となった原宿のKDDIデザイニングスタジオに、3月いっぱい展示されることになるが、3人が一斉にひもを引いて幕を下ろすと中からヌク公像が登場…さらにその後ろから、何と本物の温水さんも登場し、これには観客もびっくり!自身がモチーフとなったヌク公像を見て、温水さんは「似てますね」と嬉しそうな(?)表情を見せ「みなさん、イタズラしないでくださいね」と呼びかけた。『高校デビュー』は4月1日(金)より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平、高校時代は「モテなかった…」大野いとは入学を前に「恋したい!」恋に笑い、悩み、突っ走る!『高校デビュー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントモテコーチが恋の必勝法を伝授!『高校デビュー』特別試写会35組70名様ご招待メガネ姿の溝端淳平が「恋してますか?」『高校デビュー』スピンオフ予告編到着溝端淳平、サプライズチョコに「生きててよかった」菅田将暉はリアルモテコーチ?
2011年03月08日映画『シーサイドモーテル』(守屋健太郎監督)の試写会が5月24日(月)、東京・丸の内ピカデリー2で行われ、主演の生田斗真、共演の山田孝之、玉山鉄二の3人が舞台挨拶中に“連鎖噛み”した。場末のモーテルの4つの部屋に居合わせたワケありの男女11人の駆け引きを描くアンサンブルドラマ。先陣を切ったのが山田さん。劇中、借金まみれのギャンブラー、朝倉陽介を演じており「朝倉南を演じた、あ、陽介でしたっけ?陽介を演じた…」となぜか漫画「タッチ」のヒロインの名を口にし、公私で親しい玉山さんが「アサクラミナミは違うだろ!」とツッコミ。だが続けて山田さんは「山田タカオ、いや孝之です」と“連続噛み”。それでも全く動揺しない山田さんに、玉山さんは「そこ、間違えるか?」と笑顔で再度突っ込んだ。続いて挨拶した玉山さんは「どうも玉木宏、いや玉山鉄二です」と確信犯で言い間違え。ベタな発言に、共演陣から「おーい、おいおい」と笑いが起きた。この日の挨拶には生田さんらのほかに、麻生久美子、成海璃子、温水洋一、池田鉄洋、柄本時生、山崎真実とイケメン、美女、個性派の豪華9人が勢揃い。生田さんは、締めの挨拶で「腕のあるキャストがこれだけ揃って、面白いわけがない!」とまさかの言い間違え。満場の女性ファンは大喜びで、玉山さんが「あー言っちゃった?」などと突っ込むなど共演陣も大爆笑。生田さんは赤面し「面白くないわけがない、ですね」と修正したが、会場の笑いは収まらず「あ、もう何を言ってもダメですね」と頭を掻いた。一方、挨拶中には劇中のテーマ「騙し合い」にひっかけ、キャスト陣が騙されたエピソードを披露。玉山さんは高校の先輩に「『“強いて”、のしはアルファベットのCだぞ』と教えられて信じていた」と明かし、「その先輩、ホントいい加減な人で、『海外旅行に行ったらとりあえず“pardon?”って言っときゃいい』とか言って、僕、税関で“pardon?”って連発したら、荷物をガッツリ開けられました」。成海さんは「マネージャーに騙された。前の現場で共演の方が死んだと言われたんです」と衝撃的な前振りに、会場は一瞬、静まった。だが「『○○さん、なくなった』っていう言葉を聞いてだったんですけど、それ、その人のシーンがなくなったっていう意味だったんです」というオチに会場から笑いが起こっていた。『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真&麻生久美子、驚愕のベッドシーン撮影エピソードを激白!キャスト&監督舞台挨拶付き『シーサイドモーテル』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、玉山鉄二ら男4人が解説!『シーサイドモーテル』特別映像が到着運命の一夜、4つの密室で一体何が?『シーサイドモーテル』試写会に10組20名様ご招待騙し騙される11人の行方は…?『シーサイドモーテル』鑑賞券を5組10名様プレゼント
2010年05月24日先日公開を迎え、若い層を中心に話題を集めている映画『ソラニン』。本作で俳優デビューを飾ったサンボマスターの近藤洋一が、サンボマスターのメンバー、山口隆と木内泰史、人気ラジオ番組「風とロック」(TOKYO FM)のディレクター箭内道彦のための“マル秘”試写会で、3人のためだけに舞台挨拶を行った。また、サンボマスターの5thアルバム「きみのためのつよくなりたい」のオリジナルジャケットを映画の原作者・浅野いにおが担当することも発表され、その画像もいち早く到着した。「祝!近藤洋一俳優デビュー」と称し、記念企画として開催されたこちらの“マル秘”試写会。開始前から山口さんは「普段から一緒にいる近ちゃん(近藤さん)が映画に出ているから、こっちが緊張して観られない」とドキドキ、木内さんも「演技するということは、いままでと全く知らない近ちゃんがいるわけだから、どういう感情になるのか分からない。」と2人とも、花嫁を見守る父親のような心境?…と、思いきや、舞台挨拶が始まるとそんな緊張もどこへやら、山口さんと木内さんは突如、記者に扮して壇上の近藤さんに質問!近藤さんは「僕が演じた加藤は大学6年生のベーシストですが、僕自身、10年前に大学6年生までいくという経験をし、人生を賭けた役づくりをしました(笑)」とおどけつつ「俳優の方でも一生に何度かハマり役があると思うのですが、僕には加藤以上のハマリ役はないと思いました」と力強く語った。その後、いよいよ上映がスタート!鑑賞を終えての山口さんと木内さんの第一声は「最初のセリフを聞いたときから、近藤洋一だと思わなかった!」。その後、箭内さんを交えたトークでも、山口さんは近藤さんの存在感を絶賛しつつ「観ていて、色々な答えがあっていいんだなと思ったし、悲しいシーンはたくさんあるけど力をもらえました」と映画への共感も語ってくれた。木内さんからも「この映画は、10年後でも10代〜20代前半の人たちが観ていく、語り継がれる作品だと思うので、そこに近ちゃんが出ていると思うと誇らしいですね。実は、映画を観る前は恐くて、それはどうしてだろうと思っていたのですが、近ちゃんを見るのを、自分をTVで見るような感じで考えているからだなと思いました。それだけバンドの絆が深いってことなんだなと思いましたね」と近藤さんにとっては仲間からの何よりも嬉しい言葉が!近藤さんはこの日、本作を半年ぶりに観たそうだが「最後のライヴのシーンはすごいリアルで、昔を思い出しました」と感慨深げに語った。なお、こちらの試写会の様子は4月24日(土)の「風とロック」(25:30〜)にて放送され、月刊「風とロック」にも掲載される予定。加えて、サンボマスターにとって5枚目となる4月21日(水)発売のアルバム「きみのためにつよくなりたい」のジャケットのイラストを、『ソラニン』の原作漫画の作者・浅野いにおが描き下ろすことに。女性がサンボマスターの3人を優しく見つめるというこちらのジャケットも大いに話題を呼びそうだ。『ソラニン』は全国にて公開中。「風とロック」公式サイトシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表
2010年04月15日生田斗真主演で6月に公開される『シーサイドモーテル』の主題歌が、今年メジャーデビュー30周年を迎えるシャネルズ(現・ラッツ&スター)の大ヒットナンバー「ランナウェイ」に決まった。映画では、海沿いにあるわけでもないのになぜか“シーサイド”と名付けられたホテルを舞台に、偶然集まった11人の男女が繰り広げる運命の一夜が描かれ、当初はバラバラだったそれぞれの物語が朝が近づくにつれ、次第に絡み合っていく。つい先日初主演映画『人間失格』が公開されたばかりの生田さんを始め、麻生久美子、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子、古田新太、温水洋一、小島聖、池田鉄洋など実力派、個性派キャストが入り乱れる。シャネルズの「ランナウェイ」は生田さんが生まれる以前、1980年に誕生したナンバーで、当時110万枚を売り上げた。その後、ラッツ&スターに改名し「め組のひと」、「Tシャツに口紅」などのヒットナンバーを連発したが、メジャーデビュー曲の「ランナウェイ」に最も思い入れがある、という往年のファンも多いのでは?本作のメガホンを握った守屋健太郎監督にとっても「初めて聴いたのはまだ小学生で、TV番組の『ザ・ベストテン』から流れてきた」という懐かしのナンバーである。監督は今回の決定について「当時は意味も分からず口ずさんでいたその大ヒット曲を『シーサイドモーテル』の脚本の執筆中に偶然聴く機会がありました。久しぶりに再会したこの曲は、まるで麻生久美子さん演じるキャンディの気持ちを代弁しているかのようで、僕はその瞬間に主題歌に決めてしまったのです。こうして映画が出来上がり、エンドロールで『ランナウェイ』が流れると、まるでこの曲のために、この物語を作ったかのような不思議な感覚に襲われます。僕は30年かけてやっとこの曲の意味が分かったのかもしれません」と感慨深げに語っている。ちょうどデビュー30周年となる2月25日(木)の前日の24日(水)に東京・渋谷のNHKホールにて記念ライヴのステージに立ったリーダーでヴォーカルの鈴木雅之は 「2010年は、ワタクシ、鈴木雅之が『ランナウェイ』でデビューしてからちょうど30年という節目の年。30年間という長い時間、歌い続けることができた、そしてファンとその時間と音楽を共有することができた、ヴォーカリスト・鈴木雅之としての“自信”と“誇り”、何より“感謝の気持ち”を届ける1年だと思っています。そんな記念すべき年に『ランナウェイ』が映画『シーサイドモーテル』の主題歌として起用される、こんなに嬉しいことはありません。守屋監督の言葉にもあるように、当時の想いがいま改めてよみがえり、そしてまたこの時代に届けられる…それはまさに『歌』を歌い継いで次の世代に伝える、我々ヴォーカリストの使命でもあります。しかも、『ランナウェイ』が映画のストーリーを伝える上でお役に立てるのであれば、嬉しさを通り越して、感謝したい気持ちでいっぱいです。この曲が描いた青春の想いや夢が、映画『シーサイドモーテル』を通して、当時聴いてくれていた多くの方はもちろん、いまの世代にもまた新鮮に伝わってもらえればと願っています」とファンに向けてのメッセージを語った。11人の男女が朝を迎え、映画が終幕を迎えるときに流れ出す、男たちの心に響く歌声。往年のファンはもちろん、当時を知らない若い観客もどこか懐かしさをおぼえるかも…?『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真&麻生久美子最新作に賭博師・山田孝之×借金取り・玉山鉄二ら主演級が続々!生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2010年02月25日TVドラマに映画に人気絶頂の2人、生田斗真と麻生久美子を主演に迎え、岡田ユキオ原作の人気漫画「MOTEL」の映画化作品として進行中の『シーサイドモーテル』。その一癖も二癖もある登場キャラクターたちを演じる珠玉の共演キャストの正体が明らかになった!今回発表となったのは、この9人!山田孝之、成海璃子、玉山鉄二、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、そして山崎真実という主役級の豪華顔ぶれだ。彼らが演じるのは、生田さん、麻生さん同様、海なんかどこにもないのになぜか「シーサイド」と名づけられたモーテルの各部屋に集まる男女。何やら荒れた様相の202号室に暮らすのは、山田さん扮する借金を踏み倒したギャンブラー・朝倉と成海さん扮するその女・二宮。ここへ、玉山さん演じる朝倉の幼なじみの借金取り・相田にその部下、チー坊(柄本)そして謎の男・ペペ(温水)が姿を現す…。今回カップルを演じる山田さんと成海さんは、「ストーリーもキャラも共演者たちも面白いし、監督もすげーオタクっぽいし、これは面白くなるんじゃないかと思って参加を決めました!」(山田さん)、「共演者の方が面白い人ばっかりで、すぐに仲良くなれました」(成海さん)と楽しげなコメント。玉山さんも「キャラの濃い人が出てくるので、そんな中で僕も負けないで頑張っています」と意気込みを感じさせる。さらに、203号室には古田さん演じるED気味のスーパーの店長と小島さん演じる欲求不満の若妻。104号室には、山崎さん扮するキャバクラ嬢と池田さん扮する常連客という、異色のカップル。「現場が楽しそうだなと思ってたら、聖ちゃんと二人きりでした」と漏らすのは古田さんだが、キャスト一同からは現場も作品も「楽しい!」との声が続出。果たして、どんなアンサンブルを見せてくれるのか、期待は膨らむばかり。『シーサイドモーテル』は2010年、全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2009年10月13日忍者の掟を破り、抜忍という過酷な運命を自ら選んだ男、カムイ。白土三平による傑作漫画「カムイ外伝」で描かれたこの伝説のヒーローが、名匠・崔洋一といまをときめくヒットメイカー・宮藤官九郎のタッグにより、遂に実写映画化された。9月の公開に先駆けて、7月22日(水)、本作の完成披露試写会が開催され、上映前に主演の松山ケンイチ、宮藤さん、そして崔監督の3人が登壇、トークを繰り広げた。一昨年の11月にクランクインしてから約1年、紆余曲折の撮影を経て、先月ようやく完成を遂げた本作。崔監督は、長い制作期間を「『カムイ外伝』という映画の宿命から、天は我々に時間というものを与えてくれた」とふり返る。今回、宮藤さんを脚本に起用した理由を尋ねると「宮藤官九郎の持つ異端のエッジが好きで、それを掛け合わせることによる化学反応が力になると確信。それで強烈にお願いしました」と語った。さらに、カムイ役をやれるのは「松山ケンイチしかいない」と断言する監督。「松山ケンイチがこの作品に参加してくれなかったら『カムイ外伝』はやめるつもりだった」と、惚れこみようを明かした。これに対し、松山さんは「崔監督は、僕の周りではすごく怖がられてた存在でビビッてたんですが、最初の衣裳合わせのときに『じゃ、ケンちゃんこれ着てみて』と言われて(笑)。そのときから安心して、一番心を預けられる存在になりました」と巨匠との仕事をふり返った。宮藤さんは脚本化にあたり、「カムイ外伝」だけでなく前作の「カムイ伝」まで、膨大の量の原作を読むところからスタートしたとのこと。これまでの作風とは一線を画す超大作に挑んだことについて、「いままでやってきた作品の流れとは明らかに違うので、最初はなかなか掴めなくて苦労しましたが、それは自分でも望んでた部分でもあって、とにかくいろいろ(脚本を)書き直しました」と苦労も滲ませた。本作りをふり返り、「生きるために殺るという、カムイの生きることに対する執着が新鮮で、その答えを探すための本作りでした」と語った。松山さんも初の本格アクションに向けて、約1年かけてトレーニングを行ったが、その完成度は崔監督曰く「助走つければ、壁を横走りできますよ。全然忍者じゃん、役者辞めてもいけるくらいにかっこいいです」とのこと。宮藤さんからも「“あ、カムイだ”と。子供から大人に変わったときのカムイのゴツゴツした感じに近くて、(出演に)大賛成でした」と絶賛を受け、照れくさそうな表情を浮かべた。さらに、原作者の白土さん本人にも「本物だ」と言わしめたという松山さん。「出来上がったキャラクターと向き合っていくのに、気持ち的に不安定になることもありましたが、最後に白土先生にそう言ってもらえて、やらせてもらって良かったと心から思った」と当時の感動を明かした。そして、崔監督から「ケンイチの完全無欠なスーパーマンでない、これからのヒーローとしてのカムイ像をしっかりと見届けていただきたい。本当に、松山ケンイチはカムイです、カムイが松山ケンイチです」とダメ押しのメッセージが贈られ、最後には、達成感に満ちた笑顔で3人そろって万歳ポーズでイベントを締めくくった。『カムイ外伝』は9月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:カムイ外伝 2009年9月19日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2009「カムイ外伝」製作委員会■関連記事:松ケン×クドカン登場!『カムイ外伝』完成披露試写会に50組100名様ご招待倖田來未「新しい自分に挑戦したい」『カムイ外伝』で日本語オペラを歌う!松ケン、小雪の支えも得て過酷な忍者アクションを克服「自身で最高の演技が出来た」
2009年07月23日