『1日1時間!月30万円稼ぐインスタ副業』バズカレッジ・溝口優也インタビュー|未経験者でもインスタ副業で稼げるメゾット株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:山下征孝)は、同社が運営する「話題の本.com」( にて2024年4月23日(火)、著書『1日1時間!月30万円稼ぐインスタ副業』を刊行した、バズカレッジ・溝口優也氏のインタビュー記事を公開しました。著者インタビュー【著者インタビュー】『1日1時間!月30万円稼ぐインスタ副業』バズカレッジ・溝口優也インタビュー|未経験者でもインスタ副業で稼げるメゾット多様な働き方に注目が集まる中で、副業を正式に認める企業も増えてきました。物価高に加えて月の手取りがなかなか増えない今の時代、「本業の他にも収入源を」と考える方はますます増えていくのかもしれません。 そんな方に手に取っていただきたいのが『1日1時間!月30万円稼ぐインスタ副業』。本書についてお話を伺ったのは、ご自身もInstagram副業で成功し、そのノウハウでマネタイズのためのスクールまで開講されたという溝口優也代表です。なぜInstagramなのか、未経験者にも勝ち目はあるのか。気になるお話を伺ってみました。インタビュー記事はこちらから : インタビュー記事一部をご紹介すべての人にInstagramの可能性を——『1日時間!月30万円稼ぐインスタ副業』を刊行した理由をお聞かせください。『バズカレッジ』というInstagramのスクールを運営しており、おかげさまで受講者数が8,000人を超えました。Instagramの可能性をもっと多くの方に伝えていきたい、知っていただきたい、というのが本を出版しようと思った理由です。——Instagramの可能性とはどのようなことでしょうか?SNSのツールとしてInstagramを利用している方は多いと思いますが、普段から何気なく使っているツールが副業にも使えるということですね。今は副業が当たり前の時代ですから。本の内容はInstagramを使ったことがない方にも分かりやすくまとめていますので、副業に興味がある方であれば誰でも手に取っていただきたいと思います。インタビュー記事全文はこちらから : 『1日1時間!月30万円稼ぐインスタ副業』(溝口優也 [著]/幻冬舎)国内最大級のインスタ副業スクールを運営する著者が、誰でも稼げる実践的インスタ活用術を解説!副業を始めてみたいけれど、何がいちばん良いのか分からない――。多くの人が副業を考える理由としては「自由に使えるお金を増やしたい」「生活に余裕がほしい」といったものが挙げられます。しかし実際に副業を始めようと思っても、どんな仕事を選べばいいのか、何から始めたらいいのか分からず結局始めずじまいの方も多いと思います。そんななか初心者でも取り組みやすいのが、Instagramを活用した副業です。著者はインスタ副業で業界最大の生徒数を誇るスクールを運営し、過去にはレシピのアカウントで3カ月目に月10万円の収入を達成した人や、ヘアアレンジのアカウントで4カ月目に50万円を得た人など、さまざまなジャンルで本業以上に稼ぐインスタグラマーを多数輩出しました。インスタ副業は簡単で始めやすく、毎日短時間で取り組めるローリスクな点に魅力があると著者は言います。本書では、Instagramを使った副業で成功するための具体的な手法を、著者の豊富な経験と実績に基づいて解説しています。フォロワーの信頼獲得方法から収益化につなげるコツまで、Instagramを活用した副業に必要な知識が詰まった一冊です。書籍情報はこちら : 著者溝口優也1994 年神奈川県綾瀬市生まれ。学生時代から起業意欲があり、大手携帯電話会社に就職すると同時に物販の副業をスタートさせる。順調に副収入を得ていき、2017 年には副業で稼いだ資金を元手に会社を設立。アパレル事業として立ち上げたアクセサリーブランドは、SNSでのマーケティングにより認知拡大に成功。2019 年には会社と事業をバイアウトし、Instagramマーケティングコミュニティ・コンサルティングサービス事業である「バズカレッジ」を立ち上げるために株式会社アクティブを設立、同社の代表取締役社長に就任。インタビュー記事はこちら : お問い合わせ本記事に関する問い合わせはこちら株式会社幻冬舎ゴールドオンライン〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号TEL:03-5411-6270URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月23日玉川徹氏による、テレビ朝日定年退職後初のレギュラーラジオ番組『ラジオのタマカワ』(TOKYO FM毎週木曜前11:30)では、18日の放送に、初の番組ゲストとして、フリーアナウンサーの羽鳥慎一が登場する。テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』での毎朝のやりとりもお馴染みで、前身番組の『情報満載ライブショー モーニングバード!』でも共演し、テレビ朝日のドラマにもそろってゲスト出演した経験をもつ2人。『ラジオのタマカワ』初回放送では、羽鳥からお祝いコメントも届いた。番組では、そんな2人が、『モーニングショー』の裏話や、2人の関係だから話せる話、これまでのエピソード、趣味の話などを生放送でたっぷりとトークしていく。
2024年04月11日その佇まいは淡々としていながら、ときにクスッとした笑いを引き起こしたり、びっくりするような豹変を見せたり。画面の中で視聴者を翻弄する野間口徹さんって一体…?昨年の大河ドラマ『どうする家康』に眼鏡なしで出演し話題を呼んだ(!?)野間口徹さん。「親族代表」というユニークな名前の3人組のコントユニットとして小劇場界でじわじわ存在感を発揮し、2007年にレギュラー出演したドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で注目された。そこから気づけば前述の話題でSNSのトレンドワードに上がるほどに。で、ちなみに野間口さん自身はどんな人?――まずは間近に控えている舞台『カラカラ天気と五人の紳士』ですが、日本の不条理劇を確立した劇作家・別役実さんの作品です。別役さんの作品って、作り方でいろいろな方向にできると思うんです。不条理に特化して、お客さんを困惑させるような芝居にもできるし、笑いどころを粒立てていけばコメディにもできますし。まだ稽古でどうなるかわからないんですけど、僕としてはコメディとしてやりたいと思っています。――コメディが好きなんですか?好きですね。笑い声って、お客さんの反応として一番わかりやすいし、やっている側もアドレナリンが出やすい。コロナ禍になってから全然聞いてない気がするので聞きたい気持ちもあります。――不条理劇の面白さを読者に向けて教えていただけますか。基本的に何も起きません。お芝居というと起承転結があるのが一般的ですけど、そもそも今回の作品は、登場人物たちの存在自体、よくわからないですからね。でもそこに疑問を持たずに受け入れる姿勢で観ていただければ、なんだかよくわからなかったけど面白かった、という着地点にたどり着くと思っています。――いわゆる客席がドッカンと沸く笑いとは違いますが、演じる側としての面白さというと?今回のような作品って、芝居の始まりからずっと積み上げてきた空気感みたいなものがあって、そのニュアンスがわかっているからこそ、今、このセリフをこういう言い方をして笑える、というものなわけです。そこまで見せ続けてきたものがあるから、ここで笑いが起こるというのって、やってる側としてはやり甲斐があります。演劇サークルに入って褒められたのが嬉しかった。――もともと笑いをやりたいと思われていたんですか?いえ、全然です。「親族代表」はコントユニットとはいえ自分たちでネタを書くわけではなく、いろんな劇作家の方々に書いていただくスタイル。役者という意識で笑いをやっている感じなんです。――「親族代表」の公演は、複数の劇作家の方の短編をオムニバスで上演する形式でした。1回の公演でケラリーノ・サンドロヴィッチさんやブルー&スカイさん、岩井秀人さんなど、笑いのテイストの違う作家の作品を同時上演するのは大変だったと思いますが…。そうなんです。結構すごいことをやってるんだけれど、それがあまり伝わってない(笑)。あの稽古って、台本をいただいたら自分たちである程度稽古を進めておいて、作家さんが稽古場に来てくれたときにそれを披露して、ダメ出しをもらい修正していく流れで作っていたんです。その段階で、ときにはもう一回イチから稽古し直すこともあって大変でしたけど、いろんな方の演出をいっぺんに受けられるってすごく贅沢だし、単純に楽しかったですよね。メンバー3人で舞台を観て、この人が書いてくれたら面白いだろうなという人に声をかけていましたから、その人の舞台に出してもらえなくても、書いてもらえばやれるわけです。毎回、どの作品がどうお客さんに刺さるのか楽しみでした。――昔から面白いことをするのがお好きな人だったんですか?人前では全然です。大学生のときに演劇サークルに入ってからです。それまで人に褒められたことがなかったので、褒められて嬉しかったんでしょうね。今思うと、初めてにしては、って意味で言ってくれたと思うんですけど。――教師を目指して大学に入ったそうですが、演劇を始めたのは?先輩にめちゃくちゃかっこいい…それは見た目とかじゃなく、舞台上でものすごく輝いている方がいて、その方のお手伝いをしたいと思ったのがきっかけです。当初は裏方のつもりだったんですけど、人数が少なかったので、部員はもれなく出る側も裏方も両方やらなきゃいけなくて、それでです。――とはいえ、大学卒業後上京して俳優を目指すわけですよね。ちょうど就職氷河期で周りも内定が取れないと言っている中、演劇ばっかりやっていて教員免許が取れなくて。どうせ就職できないし、30歳までにドラマなりCMなり、メディアの仕事ができないようであれば辞めるからと親に言って上京させてもらったんです。だから、俳優でやっていこうと決めたというより、執行猶予をもらったみたいな感じで。――注目度が増したといえばドラマ『SP』ですが、放送中から手応えのようなものはありました?全然ないです。子供が生まれてすぐくらいの頃で、最初は1話のワンシーンという話だったんです。それが徐々に出番が増えていったので、「バイトに行けないや」ってことばっかり考えてました。でもそういう意味で言うと、手応えを感じたものは、これまでにひとつもないです。やっていて面白いですけど、これはやりきったぞみたいなことは一切ないです。――それでもここまで続けてこられた理由は何だったんでしょう?それまでみんなで何かをするってことを全然してこなかったんです。小中の頃はずっと水泳をやっていましたし、高校でも、入部したラグビー部が肌に合わずに辞めてからは漫画研究会とか美術部とかで、それもまたひとり。だから演劇を始めるまで、みんなでひとつの目標に向かうみたいなことをやっていなくて。楽しかったんでしょうね。今も楽しいですけど。野間口さんが出演する舞台『カラカラ天気と五人の紳士』は、4月6日(土)~26日(金)三軒茶屋・シアタートラムにて上演されるほか、岡山、大阪、福岡公演もあり。演出を、ドラマ『きれいのくに』の脚本などでその斬新な視点と鋭い感性に注目が集まっている加藤拓也さんが手掛けることも話題。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(平日11:00~19:00)のまぐち・とおる1973年10月11日生まれ、福岡県出身。’99年に嶋村太一、竹井亮介と共にコントユニット「親族代表」を結成し、舞台を中心に活躍。2007年のドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で注目される。3月24日に出演ドラマ『万博の太陽』(テレビ朝日系)が放送予定。主演ドラマ『VRおじさんの初恋』がNHK夜ドラ枠にて4月放送スタート。ジャケット¥72,600シャツ¥44,000Tシャツ¥16,500パンツ¥41,800(以上suzuki Takayuki TEL:03・6821・6701)※『anan』2024年3月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・村中サチエインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年03月16日榊原郁恵さん(64)。太陽のような明るさで家族や周囲を照らしてくれた渡辺徹さん(享年61)。だが、笑顔の陰には、病魔との闘いがあった。ときには無理なほどの節制を渡辺さんに求めたこともある。それは郁恵さんにとっても、つらいことだったに違いない。いま、渡辺さんは天国から「おれたち、頑張ったよな」と郁恵さんにほほ笑みかけているだろう。■郁恵さんが23歳のとき渡辺さんと初対面。2人は交際を重ね、結婚。家族に恵まれて2人の出会いは、郁恵さんが『ザ・トップテン』の司会をしているとき。渡辺さんは『約束』(82年)が大ヒットして、番組に登場したのだった。雑誌のインタビューなどで渡辺さんは、郁恵さんとの第一印象を『挨拶したのに、無視された』と、冗談交じりに回想している。「『適当にあしらわれた』なんて(笑)。でも、私は全然、そんなつもりがなくて、挨拶をされた記憶がないんです。司会進行の確認などをしていたので、気づかなかっただけなんだと思います。向こうは向こうで私の印象が悪かったようですが、反対に、私のほうも主人のことを“軽い人だな”って思っていました。歌がヒットしてたびたび番組にも来ましたが、そのたびに太ったりしていたので、最大限の嫌みとして『ずいぶん、丸くなりましたね』なんて言ってみたり」“軽い人”のイメージは、84年、ドラマ『風の中のあいつ』で共演したことで、プラスのイメージに反転した。「俳優仲間やスタッフにも分け隔てなく明るく接する様子を、私は一歩引いたところから見て“居心地のいい空間を作る人だな”って思うようになったんです」劇団出身の渡辺さんには現場マネージャーがついておらず、スタッフとも直接、スケジュールのやりとりをしているし、ファンとも気軽に交流を持ち、受け取ったお弁当をその場で食べていた。「これまで接したことがないタイプだったので、驚きもあり、惹かれていったんでしょうね」渡辺さんも、郁恵さんのことを気になり始めたのだろう。「ドラマ撮影の途中、私は舞台『ピーター・パン』の出演のために1カ月ほどお休みしたんです。そのときも『近くで撮影があったから、顔を出しに来たんだ』って、楽屋まで来てくれたりしました」渡辺さんからは電話番号を渡されていたため、郁恵さんはお礼の電話をしたかった。「でも、ホリプロは厳しく、都内で寮生活をしていたころから『親、きょうだい以外には自分の電話番号を伝えてはいけない』と言われていて(笑)。悩みながら、電話したんですが、ドラマの収録が終わるころには、毎日のように電話をするようになったと思います」有名人カップルであったが、隠れてデートすることはなかったという。「母と住む私の家に主人が来て、近場の公園や、レストランに行ったり。遠出といっても横浜ですが、主人が出演した映画のロケ地があって『おれはこういう芝居をしたんだ』という説明をされたことも。お付き合いしたてのころは、なんでも楽しいですからね。人間関係などを含め、私の世界を広げてくれるいい男友達という感覚だったんです。でも、私のほうが年上だし、25歳と、当時の結婚適齢期だったため、主人は最初から結婚を視野に入れて、覚悟してお付き合いを始めたそうです」結婚後、長男で俳優の渡辺裕太さん、次男と2人の子供に恵まれた。「主人はとっても優しい人なので、子供を猫っかわいがりすると思ったんですが、お父さんとしての出番はあまりなかったんです。私も主人も仕事が忙しく、同居している私の母が、子供たちの親代わりのように接してくれたんです。渡辺家にとっても、裕太は初孫。渡辺のお父さんはかちんこちんに緊張しながら、抱っこして、かわいがってくれて。あとになって主人に聞くと『おれがいろいろ子育てしたら、おじいちゃんとおばあちゃんの楽しみを奪っちゃうだろ』と話してくれました。『なにを都合のいいことを』なんて笑いましたが、きっと本心だったんでしょうね」幸せな家族の時間が流れたが、一方で渡辺さんが病気と向き合い、郁恵さんが伴走する日々でもあった。■病室で還暦を迎えた渡辺さんは息子たちから贈られた赤いブリーフに大喜び「主人が糖尿病になったのは、30歳くらいのとき。もともと太りやすい体質で、普通の量を食べても太ってしまうのに、お料理番組にレギュラー出演していたから、食べる量も多かったんですね。休みなく仕事をしていたから、本人は意識してなくてもかなりストレスがあっただろうし、周囲からの『痩せろ』という声に、いらだつこともあったと思います」「とにかく運動」と医師から指導されても、運動する時間がないし、時間があれば眠りたい。頑張って痩せても、地方公演で2〜3カ月巡業すると、後援会との夜のお付き合いがあるため、リバウンドしてしまう。「いまの私でも無理なほど、ぎりぎりのカロリー制限をした時期もありました。調味料に関しても、ほんのちょっとでも我慢。空腹をしのぐために、私がキャベツの千切りを山盛り出して『このまま食べて』と言ったときは、さすがに主人も怒って……。『そんな味気ないものを食べる悲しさがわかるのか』って。本当にそのとおりですよね」12年には虚血性心疾患、13年には膵炎、コロナ禍の21年には大動脈弁 狭窄症の手術を受けている。郁恵さんも万全な体調ではない渡辺さんを支えた。「21年に倒れたときは、病室で還暦を迎えました。コロナ禍ということもあり、私だけ許可をもらってお見舞いすることができたんです」その日、病院の最寄りの駅まできてくれた裕太さんから、子供たち2人のプレゼントを受け取った。「それを主人に渡して、包みを開けたら赤いブリーフが3枚入っていたんですね。すごい気の利いたプレゼントで、主人は大喜び。私は“私が顔を出すのがいちばんのプレゼント”だなんて、手ぶらで行ってしまっているのに(笑)」郁恵さんは渡辺さんの入院を、適切な治療で回復をし、仕事に復帰するための期間だと、前向きに捉えていた。「でも、主人にとっては、病院という特別な空間で、寂しいし、つらいと思うこともあったはず。時間があるので考え込んでしまい、仕事への不安を感じる瞬間もあったかもしれません。そんなときに、元気が出る赤いブリーフがすごくうれしかったはずです。主人の健康には気を使っていましたが、そうした心のケアの部分で、子供たちがフォローしてくれたんですね」何度も大病を乗り越えた渡辺さんだったが、近年は、長年の糖尿病が起因となって人工透析を受けていたという。「肉体的にも、心情的にもつらい治療です。お仕事によっては、スケジュール的にご迷惑をおかけすることも多々ありました。人工透析のことは、あえて公表することはしませんでした。仕事にも影響するし、どう受け止められるのかわからなかったためです。“だらしない生活をしていたから”と誤解されることもあるかもしれません。でも、主人は頑張っていたし、さまざまな病気に見舞われても現実を受け止め、最大限、ふんばって、治療に、仕事に意欲的でした」長期間、地方に行くときは、滞在先の医療機関で透析を受けることもあったという。「たぶん主人のことだから、行く先々で、気軽に患者の方ともお話ししたかもしれません。大勢の方が受けている人工透析の励みにもなったのではと思います」満身創痍でも、妻を愛し、家族を愛し、そして仲間や仕事を愛した渡辺さんは、11月28日、家族や親族に見守られ逝去した。棺の中には、山盛りのごはん、お気に入りのスーツや家族や親戚が書いた手紙をおさめた。「みんな、どんな手紙を書いたのかはわかりません。私は──。主人からは、よく『おれのことを愛しているのか』『本当に好きなのか』なんて言われることがありました。夫婦でベタベタする恥ずかしさもあって、私はそっけなかったのかもしれません。思い返してみれば、感謝の言葉をかけてくれるのはいつも主人で、照れもあった私からはなかなか口にすることはなかったんですね。でも……、主人と最期のお別れをするとき、思い浮かぶのは感謝の言葉以外、ありませんでした。『これまで、本当にありがとうね』と──」
2023年06月25日「同居している母や、渡辺(徹)のお父さん、夫婦共通の知人から主人の夢を見たと聞くと“よかった、よかった、いろんなところに行っているんですね”って思うんですが、残念ながら、私のところにはまだ来てくれなくて。この前、雰囲気が絶対に主人だという男の人がようやく夢に出たんですが……、顔から下しか見えなかったんです。なかなか配偶者の元には来てくれないものなんでしょうか」少し残念そうに語るのは、榊原郁恵さん(64)だ。渡辺徹さん(享年61)とは、芸能界でもおしどり夫婦として有名だったが、昨年11月28日に、渡辺さんが突然の逝去。あれから約半年、現在の心境を、少しずつ語り始めた。「もう半年、まだ半年ですねえ。主人を亡くしてからも、あまり休みがなく、舞台(『ハリー・ポッターと呪いの子』)など、いろんな仕事に追われている毎日です。だから主人の部屋の整理もできないままだし、生活用品にも手をつけていません。舞台が終わって仕事が一段落したときに、落ち着いてこの事態と向き合うことになるのだと思います」いまでもお線香をあげたいという来客があることから、玄関近くの客間に遺影と位牌、一周忌に納骨する予定のお骨を安置。郁恵さんが出かけるとき、帰宅したとき、声をかけるが、返事が返ってくることはない。「ずっと一緒に住んでいたので、生活する中で、寂しさを感じることは多々あります。たとえば主人の携帯電話のパスワードがわからず、開けられなくて困っていると、結婚してすぐのことを思い出してしまったり。わりと自分の持ち物などもオープンにする人だったので、カバンの中を、私が整理しようとしたんです。すると『夫婦になっても、プライバシーは守っていこうよ』と言われ、お互い、持ち物や携帯電話なども個人で管理していました。そのわりにはゴルフや地方公演のときは、私が荷造りしてあげていたんですけどね(笑)」渡辺さんは、夫婦の会話を大事にする夫だったため、仕事から家に帰ると、お互い、仕事現場や共通の知人のことなど、毎日のたわいのない出来事を話して、一日が終わっていた。「話をすることは、ストレス発散にもなっていました。でも、いまはそんな夫婦の時間がないので、ケジメがつかず、いつ一日を終えたらいいのかわからなくなってしまったんです。眠らずに、深夜の2〜3時くらいまで起きてしまうことも……」一緒の寝室でベッドを2つ並べていたが、誰もいない隣のベッドを見て“これが共に生活をしてきた人が欠けてしまうということなのか”と実感することもある。「あまりに急に訪れた死だったために、なかなか受け止められないんですね」■渡辺さんは体調を崩し、あっという間にICUに。郁恵さんとの最期の“会話”を渡辺さんの最後の仕事となったのは、昨年11月19日、秋田県で行われた心臓病をテーマにしたフォーラムでの講演会だった。「18日から現地入りしたのですが『ちょっと熱があるようなんです』と、主人のマネージャーから連絡はもらっていました。時期が時期なので、コロナの抗原検査を2回受けたそうですが、2回とも陰性だったので、予定どおり仕事をすることに。ただ、みなさんにご迷惑をおかけしたくないと、念には念を入れ、別室からのリモート出演となったんです」無事に仕事を終え、東京の自宅に帰ってきてからも、体調がすぐれなかったようだ。「私は舞台の仕事をしていたので、主人は『うつしてはいけない』と考えてくれて、実家に帰ってきていた次男経由で『今日は別室で先に寝るから』と知らせてくれました。そんな夫の気づかいに“ありがとう”と思っていたんですが、夜も遅く、自分のことで精いっぱいだったため、あまり気にかけることもしなかったんです」翌朝、渡辺さんが起きてこないので、郁恵さんは熱が下がらないのだと思って《氷枕を持っていきますか?》とLINEを送ったというが、既読にならない。心配した次男が渡辺さんの部屋に入ると、様子がおかしいという。これまでも体調を崩し、入院するということが何回かあったため、いつものように入院の準備をして、病院に向かった。「私が車を運転するとき、主人はいつも助手席に座るんですが、体調が悪いので後部座席に乗って、ぐったりとしていました。だから、車内でも会話することもなかったんです」病院に到着したとき、救急車の搬入口に入ってしまったようで、そのまま車を止めることもできなかった。「私は『申し訳ないけど、歩いて行って』と主人を降ろしてしまったんですね。次男につきそわれ、主人が病院に入るのを見守ってから、私は駐車場に車を止めて、病室に行きました。いま振り返ると、このとき、主人の意識は朦朧としていたのかもしれません」コロナ禍だったこともあって、待合室に次男とマネージャーが待機して、郁恵さんだけが病室に入った。「主人は眠っていました。『携帯とパソコン、老眼鏡をここにおいときますからね』と話しかけても、反応はありません。看護師さんは、点滴を入れようとしていますが、うまく入らず苦労していました。私が長居するのも悪いなと思い『私、行きますよー』と軽い感じで声をかけて、病室から出たんです。このとき、主人に私の声が聞こえていたのかわかりませんが、もしかしたら最後の“会話”だったのかもしれません」その日のうちに、渡辺さんの容体が悪化し病室をICU(集中治療室)に移した。コロナ禍で、重篤患者が入院するICUともなれば、家族でも面会は難しいはずだが、担当医からは「いつでも大丈夫ですから、いらしてください」と連絡があった。入院当初は細菌性胃腸炎という診断だったが、悪化して命に関わる敗血症に進んだという。「お医者さんからはあまりいいお話はありませんでした。でも、これまでも主人は、不死鳥のように復活してきたので、なかなか深刻に受け止められませんでした。いや、あえて受け止めたくなかったのかもしれません。この数年、主人の体調は万全ではなかったけど、死を近くに感じることはなかったんです」タレントの長男・渡辺裕太さん(34)も仕事先から病院に駆けつけることができた。「私は何本もの管につながれた主人を見ても、“万が一”という考え方をしたら主人の最期を受け入れることになってしまう。それは考えないようにしようと思っていたんですが……」手袋やマスクをしていたため、手を握ることもできない。郁恵さんの言葉にも反応を示さなかった。郁恵さんは、徐々に現実を受け入れていったのかもしれない。もうこれ以上は徹さんがかわいそうに見えて、“最期の時”を迎えることとなった。「ドラマのようにふっと息を吹き返す状況ではないということでした。私たち一家と同居している私の母も『お父さんは精いっぱい、頑張ったのよ』と声をかけてくれました。私もこれ以上、主人に『頑張って』とは言えませんでした。もう、これまで十分に頑張りましたから」■渡辺さんが好きだった赤いウインナーを家族で食べて。思っていたよりずっとおいしくて「じつは主人を荼毘に伏す前に、盟友の中村雅俊さんや角野卓造さんに連絡をとって、お別れに来ていただいたんです。皆さん、『徹の顔を見たら、どうなっちゃうんだろうな』と考えていたようですが、穏やかに眠っているような主人を見て、つい昔の楽しい日々が思い出されたみたいです」3月28日に行われたお別れの会でも、その人柄を感じさせる場面に遭遇した。郁恵さんや裕太さんが参列者に挨拶をしていたときだった。「目の前には俳優さんばかりでなく、裏方のスタッフさんが長蛇の列を作って……。レギュラー番組でお世話になった人ばかりでなく、年1回出演する地方の特番のスタッフさんなどが、主人との思い出を私たちに伝えたいと思ってくださったんです。それを見て、本当にみなさんから愛されていたし、主人が誰に対しても同じように接していたのだと実感しました。主人が築いてきた縁を大事にして、またその生きざまを私や裕太が受け継ぎ、仕事をしていきたいと思っています」こう決意を語ったところで「そうそう」と、郁恵さんが渡辺さんとのことを思い出し、いつもの笑顔を取り戻した。「先日、主人の誕生日にはプレゼントを送ったんです。結婚当初、主人が『ウインナーが好きだ』と言っていたので、ちょっと高価な粗びきウインナーを買ってきたんですね。すると『そうじゃなくて、赤いウインナーがいいのに』ともめて、主人が家出したのが渡辺家の“ウインナー事件”です」郁恵さんがスーパーに買い物に行くと“事件”の発端になった赤いウインナーが目に入って、はじめて買ってみたという。「徳用サイズですごく量が多かったんですが、5月12日の主人のお誕生日にお供えして、私たち家族も食べたんです。これが思っていたよりもずっとおいしくて。ちょっと得意げで、楽しそうな笑みを浮かべる主人の声が聞こえてくるようでした。『だろ!気づくのが遅いんだよ〜』って(笑)」【後編】榊原郁恵急逝した夫・渡辺徹さんとの“闘病の日々”を初告白へ続く
2023年06月25日2023年度の「武満徹作曲賞」の本選演奏会が先月28日に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルで開催され、受賞者が決定した。「武満徹作曲賞」は、東京オペラシティ文化財団が世界の次代を担う若い世代に新しい音楽作品の創造を呼びかけるもの。ひとりの作曲家が審査員を務める方式で、受賞者の多くが世界で活躍している。今年の審査員は近藤譲で、世界31カ国 (出身国・地域) 107作品から2022年11月の譜面審査(作曲者名等の情報は伏せ、作品タイトルのみ記載されたスコアを使用)で4作品が選ばれ、本選演奏会で受賞者が決定した。総評で近藤は「こうしたコンクールというのは若い作曲家にとっては自分の大きなオーケストラ曲が音になる非常に稀な機会のひとつ、稀な機会であるのは残念なのですけれども、しかしこういう機会があるということによって若い世代の作曲家が学ぶことができて、しかも育っていくことができるということで、その意味でこうしたコンクールをですね、たとえパンデミックのなかでも続けてくださったということは、本当にありがたいと思っております」とコメント。各作曲家の作品について短く講評を述べた後、「音楽は競争でも競技でもないので、順位をつけるということは、私には非常に不本意なのですけれども、こういう場なので、しょうがないので順位をつけます」と語った上で順位を発表した。結果、第1位はイギリスのマイケル・タプリンに、第2位はスペインのギジェルモ・コボ・ガルシアと日本の山邊光二に、第3位は中国のユーヘン・チェンに決まった。本選演奏会の模様はNHK-FMにより収録されており、7月16日(日)と23日(日)朝8時10分からの「現代の音楽」で放送される予定。なお、2024年度の審査員はイギリスのマーク=アンソニー・ターネジが務める。2024年度武満徹作曲賞作品および応募に関する詳細年度武満徹作曲賞本選演奏会2024年5月26日(日) 15 時開演東京オペラシティ コンサートホール
2023年06月06日タレントで俳優の榊原郁恵さんが、2023年2月9日にInstagramを更新。2022年11月に亡くなった、夫であり俳優の渡辺徹さんとの『思い出の味』にまつわるエピソードを投稿しました。亡き夫・渡辺徹の遺影に供えられたのは?榊原さんにとって『思い出の味』になった食べ物は、ルームウェアなどを展開するブランド『ジェラートピケ』が運営するカフェのクレープ。渡辺さんが亡くなる前に2人で食べたことがあるそうで、これまでにも何度か写真をInstagramに投稿しています。同年12月21日の投稿では、クレープを持った榊原さんと渡辺さんが嬉しそうな表情を見せている、ツーショット写真を公開していました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 2023年1月31日には、クレープの味が無性に恋しくなって1人で買いに行ったことを報告。クレープの写真を載せるとともに「おいしいから好きなのに、なんか『思い出のクレープ』になっちゃった」と語っていました。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 そして2023年2月、この『思い出の味』の投稿をきっかけに『ジェラートピケ』は、榊原さんにルームウェアをプレゼント。榊原さんは、もらったルームウェアを着た写真を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 《思い出の味》としてクレープをインスタにアップしてたらな・なんと…そのお店『ジェラートピケ』さんからお家で温かくゆっくりカラダを休めて下さいとあたたかルームウェア頂きましたsakakibara.ikueーより引用さらに、渡辺さんとの『思い出の味』であるクレープのディスプレイもプレゼントされたそうです。榊原さんは、ディスプレイを渡辺さんの遺影の横に供えた写真も公開。「温かい優しさに感謝です」とつづっていました。『ジェラートピケ』の粋な計らいに「素敵」といった声が寄せられています。・素敵な贈り物ですね。徹さんも喜んでいると思います。・ルームウェアとてもお似合いです!笑顔がかわいい!・温かくて優しいプレゼントに、涙が出そうです。ルームウェアをもらった榊原さんはきっと、身体も心も温まったことでしょう。渡辺さんも、素敵なプレゼントにほほえんでいるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日1995年1月17日に発生した、兵庫県淡路島北部を震源とする、『阪神・淡路大震災』。最大震度7の大きな揺れにより、街のいたるところで建物の倒壊や火災などが発生し、人々の生活に大きな影響をおよぼしました。多くの尊い命が失われた災害は、2023年現在になっても語り継がれています。震災から28年が経過した2023年1月17日、タレントの榊原郁恵さんがInstagramにつづったのは、夫で俳優の渡辺徹さんが震災時に体験した出来事。震災発生当時、渡辺さんは仕事のため、兵庫県神戸市のホテルに滞在していたといいます。早朝、渡辺さんから1本の電話が自宅にかかってきました。「今、大きな地震があってさ…」「え?気が付かなかった…!」「窓から外見えるんだけど、あちらこちら煙が見える、もしかして火事かも…」「え!大丈夫?」「うん、又電話する」数分後「いやー…これ…大変なことになったのかも…」「えー⁈」それから連絡が取れず、5〜6日して足に血まめ、ボロボロになって東京に帰って来た。sakakibara.ikueーより引用目の前で起きた災害の惨状を榊原さんに語った渡辺さん。当時、通信などにも大きな影響が出たことで、連絡がつながりづらくなったのでしょう。連絡が途絶えて6日程度が経過した頃、動いている電車の駅まで歩き続けていたという渡辺さんは、命からがら戻ってきたそうです。そんな大変な思いをしたあの日から28年後。家族が、愛犬であるコーンちゃんを長年大切に世話をし続けたことが、愛犬家の模範として表彰されたことを榊原さんは明かしました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 渡辺さんは2022年12月、病気のため逝去。生前、大震災に見舞われた渡辺さんの出来事に、多くのファンが想いを寄せています。・「なんとかして家族のもとに戻りたい」という一心があったのだろうと思うと、泣けてきますね。・慣れない場所で被災をして、帰るのに渡辺さんは大変だったろうと思います。・渡辺さんは疲労困ぱいで、榊原さんも心配でたまらなかったのではないでしょうか…。『阪神・淡路大震災』以降も、『東日本大震災』など各地で大きな地震が起きています。災害が起きても、家族や自分の身を守れるようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月18日桃太郎の人生の行き先は鬼ヶ島だけではないはず!エステやテレビのロケ、宇宙に行ったり、オンラインで鬼退治をしちゃったり。五月女ケイ子さん・細川徹さんが妄想を爆発させて作った『桃太郎、エステへ行く』。気が抜けて平和に笑えること必至。脱力の名手のご夫妻に本作の創作の裏側を語ってもらいました。楽しくて平和。思わず笑みが溢れる脱力の、妄想桃太郎ストーリー。五月女ケイ子:連載していた「テレビ昔ばなし」を書籍化することになり、桃太郎をモチーフにバカっぽい昔話を加えようということになって。細川徹:最初、「続・桃太郎」みたいなのを少し書いたんだよね。五月女:まず細川さんが文章を書いて、物語に合わせて私が絵を描くんですけど、『ロッキー2』みたいな真面目な熱いお話になって、私の描きたいテイストじゃなかった(笑)。細川:すごく堅くなっちゃって。そうしたら、「桃太郎がエステに行くとかさー、そんなんでいいんじゃん」と五月女さんが思いつきで言って、「それいいじゃん!」ということになりました。五月女:施術を受けて、うっとりしている桃太郎の絵が浮かんだんです。細川:あの時点で浮かんでたの?すごいね。この絵いいよね。受付の犬もかわいいし。五月女:猿がマッサージをして、雉が桃太郎のすね毛を優しく抜いていて、愛に満ちあふれている(笑)。細川:基本的に夫婦の仕事は「自由にやってください」とオファーされることが多くて、「やりたいことやらなきゃ」と僕は逆に力が入っちゃうんです。休みの日に、寝てればいいのに、はりきって予定を詰め込んで疲れちゃうみたいな(笑)。そういうとき、(五月女さんが)いつも力を抜いてくれるので、助かってます。五月女:私の好きな細川さんの作る世界というのが明確にあるんですよね。大学時代に見せてもらった脚本が衝撃的に面白くて、あれを追い求めている気がします。力が抜けていて、のどかで暢気で、いい人しか出てこないみたいな世界。細川:最初の俺の原稿では、桃太郎たちがバリバリに戦っていたもんね。五月女:戦いはハリウッドでやればいいことで、夫婦で作るものは平和がいいと思う。1話の「エステへ行く」では、桃太郎の美しさに惹かれて、鬼が自分もキレイになりたいと言い出すところが好きです。細川:絵にするのは難しいだろうなと思いながら書いた話もけっこうありました。「オンライン鬼退治」とか、絵的に地味になるだろうなと思ったら、すごくダイナミックな絵が上がってきてびっくりしました。五月女:細川さんとの仕事は必ずと言っていいほど、現実にはありえない状況を絵にしなきゃいけなくなるんですよ。見本がないんです。動物園の動物が全部、家に来ちゃうとか。細川:たしかに、資料はどこにもないね(笑)。妄想で描くしかない。五月女:毎回、新しい扉を開けてもらっています。私も昔からおかしなことは考えていたけれど、人を笑わせるなんて畏れ多いと思っていたから、面白の作り方は細川さんの背中を見て学びました。どうやって考えているのか何回も聞いたけれど、言葉では説明できないらしいんです。細川:理屈はわからない。キミは面白い理由を翻訳できるよね?五月女:うん。私は言葉を探したいほう。「脱力」って、自分をよく見せようとするとできないと思うんですよね。これはそういうのが詰まった本じゃない?細川:そうだね。全然背伸びしてない(笑)。桃太郎っていろんな話を考えやすいと思うんです。もし、会社に桃太郎がいたら?とか、『anan』の取材を受けたら…とか。五月女:それ、楽しいね!描いてみたい。これを読んで、気楽に力を抜いてもらえたらいいなと思います。絵/五月女ケイ子作/細川 徹『桃太郎、エステへ行く』書き下ろし11作とテレビ番組と昔話を掛け合わせた「テレビ昔ばなし」を収録。松平健の読み聞かせ動画がYouTubeのTV Bros.公式チャンネルで配信中。そおとめ・けいこイラストレーター。2002年、細川徹と組んだ『新しい単位』(扶桑社)で独自の世界観を獲得。LINEスタンプは海外でも人気に。ほそかわ・とおる映画監督、脚本家、演出家。2023年3月4日~、明治座創業150周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑』の脚本と演出を担当。※『anan』2022年12月14日号より。写真・小笠原真紀中島慶子(本)取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年12月13日11月28日に亡くなった俳優・渡辺徹さん(享年61)の死因は「敗血症」と発表された。細菌やウイルスの感染症がきっかけで免疫の制御ができなくなり、最悪の場合は死に至るという恐ろしい病気だ。また、新型コロナ感染症の重症者で、呼吸障害から多臓器不全となり死亡する症例の多くも、この敗血症によるものである。「何らかの感染症にかかると、体内では免疫反応として炎症が起き、病原体を攻撃したり、障害を受けた部位を修復しようとします。これらの制御がうまくいかなくなると臓器障害につながり、血圧や心拍出量の低下から循環不全を起こし“敗血症性ショック”に進行していきます。循環不全により心臓や肺などの臓器に十分な血液を届けられなくなることで、多臓器不全となってしまうのです。渡辺さんは糖尿病や腎不全などの持病があり、人工透析をしていたというので、感染症と闘い切るだけの体力が持たなかったのかもしれません」そう話すのは、救急科専門医で薬師寺慈恵病院の薬師寺泰匡院長。健康な人でも、思わぬことから突然、死の危機に瀕することがあるという。たとえば、海岸で貝殻を踏みつけて足をけがして、そこから細菌が入り、症状が悪化して敗血症で亡くなるといったケースが報告されている。「日本敗血症連盟」が’21年9月に公表した調査によると、国内での敗血症患者数は、’10年に11万人だったのが、’17年には36万人に急増。’20年以降は新型コロナの感染拡大で死亡者数はさらなる増加が懸念されている。「医師が診療の中で保険請求をするときに、おそらく元の感染症の病名をつけることが一般的で、敗血症とか敗血症性ショックという病名をつけられていないというケースも多く、正確な患者数・死亡者数ははっきりとはわかっていません。海外の報告などを参考にすると、日本では最低でも年間10万人程度が敗血症で亡くなっていると考えられています。きっかけとなる感染症は肺炎や尿路感染症、腹腔内の感染症が多いのですが、最近では新型コロナやインフルエンザ、ノロウイルスのほか、手足の傷口から敗血症になることもあります。動物にかまれることも原因になります」(薬師寺院長)■血圧を正常に保てなくなると死亡率が約4割に…敗血症自体での死亡率は10%程度といわれている。しかし、血圧を正常に保つことができなくなり血圧を上げる昇圧剤の投与が必要な状態になると、死亡率は40%程度にまで急激に上がってしまうという。「感染症から敗血症になる段階を線引きするのは難しいため、呼吸が速くなる、脈が速くなり始めたなど、体が必要以上の反応をしていることに早く気づくことが大切です」(薬師寺院長)発熱しても「ただのかぜ」と考え、市販の薬を飲んで寝ていれば治ると思う人も多いため注意が必要だ。発熱のほかに、動悸や息切れがする、手足や体が震える、強い筋肉痛がある、尿の量が減ってくる乏尿、皮膚の色が悪くなる、意識がもうろうとするなどといった異変も体のSOSである可能性が。気になる症状が現れたら、早めに医療機関にかかるようにしたい。「糖尿病の人は特に血糖値のコントロールが必要となって治療が複雑になるほか、糖尿病以外にも脂質異常症、高血圧などの生活習慣病はいずれも敗血症のリスク因子です。男性、女性を問わず生活習慣病を抱えている人は感染症にかからないよう注意し、いざというときは早めに受診してください。このほか、免疫が低下している妊婦さんや新生児、高齢者、慢性疾患を抱えている人、入院中の患者さんなどもハイリスクと考えられますので、十分に気をつけましょう」(薬師寺院長)ふだんから免疫力を高めるために睡眠をしっかり取り、暴飲暴食は控えるなど、規則正しい生活を心がけよう。冬は細菌やウイルスなどの感染症が流行するが、たかが感染症と甘く見ないこと。思わぬ症状の悪化を招くことのないよう、自分や家族の健康を守ろう。
2022年12月13日2022年12月2日に、所属事務所より発表された、俳優の渡辺徹さんの逝去。俳優の渡辺徹さん、敗血症のため逝去ファンからは悲しみの声訃報を受けて同月5日には、妻で俳優の榊原郁恵さんと、息子の渡辺裕太さんが会見を開きました。榊原さんと裕太さんは会見中、終始涙を見せず、笑い話を交えながら、徹さんとの楽しい思い出を振り返っていたといいます。渡辺徹さん逝去に、妻・榊原郁恵が会見内容に「胸がギュってなった」の声渡辺徹さん逝去後、Instagramを更新した榊原郁恵会見を終えた同日、榊原さんは自身のInstagramを更新。投稿では、徹さん、裕太さんと3人で撮影した家族写真を添え、同月現在、話題を呼んでいるサッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』についてつづりました。19日からブログの更新も無く子供の頃からサッカー少年だった渡辺徹がこんな盛り上がってるW杯にも触れる事も無く…何かあったのか……と心配して下さった方もいらっしゃったと思います。渡辺の文章のファンの方々もいらっしゃった事でしょう。彼の最後をどういう言葉で表現したら良いのか…渡辺にききたいくらいです。渡辺自身が表現する事はもう出来ませんが…コレからも渡辺の事、話題にして頂けたら、嬉しいなぁ。sakakibara.ikueーより引用 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 徹さん自身、子供の頃にサッカーをしていたこともあり、「彼だったら、日本代表の活躍をどう表現していただろうか」と榊原さんは思いを馳せています。榊原さんの言葉に、多くのファンが心を打たれました。・「徹さんだったら、日本代表の活躍をどう表現したんだろうか」の言葉に、涙が流れました…。・日本代表はきっと、徹さんのエールも受けて活躍できたに違いありませんよ!・愛情にあふれた家族だということが伝わってくる文章ですね。無理をせずに、これからも頑張ってください!応援しています。「さぁ頑張ろう」と、投稿を締めくくった榊原さん。きっと、空から徹さんの応援を受けながら、榊原さんと裕太さんは今後も仕事に励んでいくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年12月06日《文学座所属渡辺徹(わたなべとおる/本名同じ)が、11月28日21時01分敗血症のため逝去いたしました》俳優の渡辺徹さんが亡くなったと12月2日、所属事務所の「文学座」が公式サイトで発表した。61歳だった。渡辺さんは11月20日に発熱や腹痛等の症状が出たため、都内の病院で受診したところ細菌性胃腸炎の診断を受けて入院。その後に敗血症と診断され、回復することは叶わなかったという。‘81年にドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)の新人刑事・ラガー役でデビューを果たした渡辺さん。大柄な体型と大らかなキャラクターで親しまれ、役者業だけでなく、バラエティ番組でも活躍した。いっぽうで、その半生は病との闘いでもあった。30歳の頃に糖尿病と診断され、’12年4月には虚血性心疾患と判明。その際には、6時間に及ぶ手術を受けている。’16年からは腎機能の低下で人工透析を受け、昨年4月には大動脈弁狭窄症と診断され、出演予定の舞台が全公演中止となっていた。そんな渡辺さんの闘病生活を支えたのが、妻の榊原郁恵(63)だ。食べることが大好きでヘビースモーカーでもあった渡辺さんのために、榊原は徹底した健康管理を行い気遣っていた。■渡辺さんはもともと榊原ファン。結婚以降は、おしどり夫婦に榊原と渡辺さんが結婚したのは’87年10月のこと。「もともと渡辺さんは“アイドル・榊原郁恵”のファンで、初めて買ったレコードも郁恵さんのLP。部屋に郁恵さんのポスターを貼るほどだったので、『ザ・トップテン』で初めて共演したときは緊張したそうです。そして、ドラマでの再共演を機に本音で語れる“戦友”のような仲となり、やがて交際に発展していったといいます。ただ当時、アイドル同士の結婚は今以上にハードルが高かった。そこで渡辺さんは3年かけて周囲を説得。そして一人でも多くのひとに祝福してもらえるような環境を作っていったそうです。2人の結婚披露宴の様子はテレビで生放送され、視聴率は40.1%を記録。’89年3月には長男で俳優の渡辺裕太さん(33)が誕生しました」(テレビ局関係者)結婚以降、おしどり夫婦として広く知られることとなった2人。結婚30周年を迎えた’17年には朗読ライブ『いまさらふたりで』で夫婦共演を果たしている。「渡辺さん夫婦は、結婚してから2度しか共演していませんでした。それは結婚直後にドラマ共演した際、『公私はわけよう』と2人で相談して決めたためだそうです。しかし、『いまさらふたりで』は渡辺さんが郁恵さんに『やってみないか』と提案したといいます。それまで郁恵さんは10年もの間、朗読劇をしたいと考えており、その熱意に気づいていた渡辺さんは、どうしても実現させてあげたかったそうです。久々に夫婦そろって演技することになりましたが、郁恵さんは『説明しなくても伝わるからありがたい』と語っていました。結婚30周年を記念して結婚式のシーンでは、郁恵さんは実際に結婚式で使用したウエディングドレスを着て演じていました。また2人は’21年、渡辺さんが大動脈弁狭窄症から仕事復帰した際にも朗読劇を開いています」(前出・テレビ局関係者)■榊原は「彼の存在は偉大」渡辺さんも「いないと困る」‘19年に榊原が、’21年に渡辺さんが還暦を迎えても2人の愛は冷めなかった。’21年2月、榊原は『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)で“戦隊シリーズ最年長ヒロイン”になった際、本誌のインタビューで「主人はスーパー戦隊シリーズが好きなので、『いいね~よかったね』と」「戦隊好きな夫に見せるためにも、“ババレンジャー”として変身したいですね!」と楽しそうに語っていた。また渡辺さんは同年11月、『いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021』に選ばれた際、会見で榊原について「好きとか嫌いじゃなく、いないと困るっていう存在になっています」と語っていた。「渡辺さんの生活をサポートしてきた郁恵さんですが、いっぽうで『主人は精神的な支えなんです』とも話していました。郁恵さんは明るいキャラクターの反面、仕事のことで思い悩みがちだといいます。しかし、渡辺さんが『後悔した経験を次に活かしたらいい』と教えてくれたそうです。結婚によって性格がポジティブになったといい、郁恵さんは『彼の存在は偉大』とも話していました」(スポーツ紙記者)今年10月8日、渡辺さんはブログで舞台『今度は愛妻家』の初日に榊原が赤飯を炊いてくれたと報告。また渡辺さんが亡くなる約2週間前の11月13日、榊原は夫婦で裕太の参加する落語会を観に行ったとInstagramに綴っている。‘20年11月、「婦人公論」で渡辺さんは《俺自身は自分のやりたいことをやってきたし、これからはパートナーのやりたいことに力を貸し、それを形にしていくことに重きを置いてもいいかなと思ってる》と語っている。“人生の支柱”を失った榊原の心痛は計り知れない。
2022年12月03日2022年12月2日、俳優の渡辺徹さんが敗血症のため亡くなったと、所属劇団の文学座が明らかにしました。61歳でした。渡辺さんが亡くなったのは、同年11月28日。同月20日から、体調を崩していました。11月20日(日)に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎の診断を受け直ちに入院いたしました。その後に敗血症と診断され、加療いたしましたが回復が叶いませんでした。生前に賜りましたご厚誼に深く感謝するとともに、ここに謹んでお知らせ申し上げます。文学座ーより引用葬儀は家族葬にて行い、後日『お別れの会』も予定しているといいます。1980年に文学座附属演劇研究所に入所し、1985年には座員となった渡辺さん。テレビドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)や大河ドラマ『いのち』(NHK)など数多くの作品に出演してきました。作品を通じて渡辺さんのファンになった人から、悲しみのコメントが相次いでいます。・渡辺さん、亡くなってしまったんですね…。舞台やドラマでよく見ていただけに、ショックです。・いつも作品で渡辺さんを見るのが好きでした。・自分は、舞台で渡辺さんをお目にすることが多かったです。とても幸せでした。渡辺さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年12月02日奈緒が“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを演じる実話を描く「ファーストペンギン!」の2話が10月12日オンエア。農林水産省の溝口を演じる松本若菜に「ポーカーフェイスな松本若菜」「まじめな役の松本若菜もいい」などの声が続々と寄せられている。多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギンのように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話を「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などで知られる森下佳子がオリジナル脚本を手がけ描いていくもの。自分に手のひらを返した片岡に怒りを露わにし、杉浦に反旗を翻した岩崎和佳を奈緒さんが演じるほか、和佳に浜を立て直すようと頼み込んだものの、杉浦の圧力に怯える片岡洋に堤真一。都会から移住し、片岡が社長を務める漁船団「さんし船団丸」で漁師をしている永沢一希に鈴木伸之。片岡を慕う漁船団「さんし船団丸」の漁師・山中篤に梶原善。片岡の右腕的な存在でもある「さんし船団丸」漁師の磯田高志に吹越満。和佳から先生と呼ばれる東京在住の琴平祐介に渡辺大知。和佳のママ友の山藤そよに志田未来。密かに和佳を応援する農林水産省の溝口静に松本若菜。汐ヶ崎漁港で仲買人をする重森梨花にファーストサマーウイカ。杉浦の腰巾着である安野茂に遠山俊也。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。孤立する和佳。杉浦の圧力は和佳の勤めるホテルにまでおよび、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況に。従業員寮も出て行かなければならなくなる。杉浦たちは「お魚ボックス」を潰すため、統括さん(伊沢弘)を脅し「和佳から脅迫され判をつかされた」と言わせ、認定取り消しに向けて動く。認定取り消しの動きを聞いた和佳は溝口に“ある提案”をする。そして永沢を使って、農林水産大臣が国会答弁で和佳の事業を「バックアップしていきたい」と答弁する様子を杉浦らに見せる…というのが今回のストーリー。農林水産省の溝口を演じる松本さんに「松本若菜さんめっちゃクールな役」「松本若菜さん声までいい」「ポーカーフェイスな松本若菜さんもよい」「まじめな役の松本若菜もいいなぁ」などの声が殺到。また溝口をはじめ、こっそり魚を分けてくれる重森、和佳のため息子の進(石塚陸翔)を預かったり、新たな家探しを手伝ったりする山藤ら女性陣の活躍にも「女性陣がみんな味方なのが救われる」「女性はみんな応援してくれててホッとする」「このドラマ本当に出てくる女性たちが強くて優しいよね」といった反応が寄せられている。【第3話あらすじ】「お魚ボックス」の注文を増やすため和佳は東京の飲食店に営業をしに行くが、漁港では杉浦が吹聴した、和佳は詐欺師であるという噂が広まっていた。そんななか、片岡が和佳に預けていた船団の口座から、大金が引き出されていたことが発覚する…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビにて放送中。(笠緒)
2022年10月13日テレビ朝日のコメンテーター・玉川徹氏(59)への批判が止まらない。Twitterでは【#玉川徹の降板を求めます】というハッシュタグが拡散されるなど、騒動は降板運動へと広がりを見せている。玉川氏は安倍晋三元首相(享年67)の国葬翌日の10月28日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で菅義偉前首相(73)が読んだ弔辞について「これこそが国葬の政治的意図」とコメント。さらに、こう指摘していた。「僕は演出側の人間として、テレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」しかしその翌日29日の同番組で「電通はまったく関わっていないということがわかりました」 と事実誤認による発言だったことを認め、謝罪したのだ。これを受け、各界から怒りの声が上がった。お笑いタレントのほんこん(59)は9月30日に自身のYouTubeチャンネルで投稿した動画で、「やり玉に挙げられた菅前首相には謝ったんか」「すべてのディレクターに謝罪せなアカンで。編集として、政治的意図を隠すようなことをしたらあかんちゃうの」と怒りながら指摘。玉川氏の発言自体も菅氏の思いを踏みにじっているとして「胸クソ悪いと思います」と断じた。そして自民党の西田昌司参院議員(64)も、9月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「お詫びで済む話じゃない。テレビ朝日としての責任を取ってもらいたい。厳正な処分をしないといけない」と、強い口調で会社としての処分の必要性を訴えた。さらに10月2日には、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演。菅前首相の読んだ弔辞について「本当にまさに、菅さんの人間性というものがそのまんま出ていて」と感想を述べながら、「一部で、演出だなんていう意見が出ていて、僕は絶対に許せない」と玉川氏の発言にも言及した。そうしたなか、Twitterでは【#玉川徹の降板を求めます】というハッシュタグが拡散するなど降板運動へと発展。9月29日から現在に至るまで、こうした批判の声が相次いでいる。《玉川徹の処分は? あの捏造発言は謝罪だけでは済まないぞ! 》《失言にもほどがある》《憶測だけで人様を公共の電波を使って批判してるって事。少なくとも降板だろ! 》収まらない世間の批判に対し、玉川氏本人やテレビ朝日は対応を見せるのだろうか。
2022年10月04日お笑い芸人の蛍原徹、ケンドーコバヤシ、お笑いコンビ・フットボールアワーが19日、千葉・幕張メッセで開催中の日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演後、報道陣の取材に応じた。テレビ朝日presents「アメトーーク! LIVE STAND SP」に出演した4人。蛍原が「お客さんがあんだけうわっとおったんで緊張してしまいましたね、最初。すごく楽しませてもらいました」と振り返ると、後藤輝基も「多かったですもんね。スタジオとは全然違いますね。会場の広さもあったり、お客さんの熱気もあったり、演者の遠さもあったり」と感想をコメント。そして、岩尾望が「多すぎるってやりやすいわけではないというか……」と言うと3人は笑い出し、蛍原は「お祭りやからね」と話した。また、ケンコバは「12年前も蛍原さんと出させてもらいましたけど、あの頃と比べると、照明を受けた蛍原さんの髪の毛がほとんどキューティクル消えてきているんやなと寂しい気持ちになりました。あの頃ピカピカやったもん。12年前は天使の輪ができていた。もう天使ではないねんなと、堕天使。時の流れを感じた」と蛍原の変化を指摘。蛍原は「もう54よ。まだあるだけいいよ。そんなに白髪もないし。まだマシなほうよ」と笑っていた。「LIVE STAND」は2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェスで、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年08月19日日本テレビ、読売テレビでドラマが放送され、舞台化もされた芸人青春群像劇『あいつが上手で下手が僕で』(通称『カミシモ』)の舞台第2弾に、溝口琢矢と大平峻也の出演が決定した。2人が演じるコンビ「ノノクラゲ」は、荒牧慶彦と和田雅成が演じる「エクソダス」と同期のコンビ。東雲嵩紀と狭間くらげの2人で構成されている。くらげがピンで人気を集め、コンビ内の人気格差が問題になっているという設定だ。溝口は「この作品は自分にとってまさに未知なる領域への挑戦なので、今はとてもわくわくしています。もちろんいろいろとプレッシャーを感じる瞬間はあると思いますが、相方の大平峻也くんと共に全力で楽しませて頂きたいと思います!よろしくお願い致します!」とコメント。大平は「この度この作品に参加させていただけるということで、とても光栄に思っております。琢矢くんとは初対面が兄弟役、今回はコンビ役でなんかご縁を感じつつ、ワクワクしています。皆様今回の『カミシモ』、そして『ノノクラゲ』もぜひ楽しみにしていてください」と話している。東京公演(日本青年館ホール)は、11月18日~24日。大阪公演(COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)は、12月2日~4日。
2022年08月11日2022年度の武満徹作曲賞の本選演奏会が先月29日に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルで開催され、受賞者が決定した。武満徹作曲賞は、東京オペラシティ文化財団が世界の次代を担う若い世代に新しい音楽作品の創造を呼びかけるべく開催しているもの。ただひとりの作曲家が審査員を務める賞で、24回目となる今回はブライアン・ファーニホウが、世界の27の国と地域の79作品から譜面審査を行い、4作品を選出。本選演奏会を経て受賞者が決定した。1位に選ばれたのは、1997年生まれの日本人作曲家、室元拓人の『ケベス ― 火群の環』で、室元は「今作は、自身3作目となるオーケストラ作品でした。この作品では新しいチャレンジをしたこともあり、完成までに多くの苦労と同時に楽しさがありました。私自身が興味を持つ音響や音のジェスチャーを素直に表現できたと感じており、そうした作品をブライアン・ファーニホウさんに選んで頂けたことが大変嬉しく、身に余る思いです」とコメント。2位はアンドレア・マッテヴィ(イタリア)の『円の始まりと終わりの共通性』、3位はオマール・エルナンデス・ラソ(メキシコ)の『彼方からの冷たい痛み』と、メフメット・オズカン(トルコ/ブルガリア)の『管弦楽のための間奏曲《無秩序な哀歌》』が選出された。審査にあたったファーニホウは、総評で室元の作品について「立体音響的なオーケストラの配置を想像力豊かに使い、ドラマティックなやりとりと高い透明性を実現している。身振りとテクスチャーの局所的なタイミングには説得力はあるが、冗長なエンディングはそれに比べると少し弱いように感じる。楽器それぞれのリソース、力を、確信をもって生かすことで全体的な色彩感を新鮮なものにしている」と評価。賞の名を冠している故・武満徹について「私自身、30 年来ネクタイを締めていません。音楽祭のある晩、私たちは一緒に盛大な夕食会に出席することになったのですが、ネクタイを締めなければ参加できないということで私はすっかり動揺してしまいました。というのも、私はネクタイを持ち合わせていなかったからです。武満さんは私のその落ち着かない様子を見て、「ちょっと待っていて」と言い残して、またホテルの部屋まで上がって行きました。しばらくして降りてくると、ネクタイを差し出して、親切なことにその晩の会食のためにそのネクタイを私に貸してくれたのです。私の知る限り、ネクタイを一本だけではなく二本も荷物に忍ばせて旅行する作曲家は彼だけです。ということで、徹さんありがとう」と思い出を語った。次回、2023年度の武満徹作曲賞の審査員は近藤譲が務め、来年5月28日(日)に本選演奏会が開催される予定。コンポージアム2022 「2022年度武満徹作曲賞本選演奏会」番組名:NHK-FM「現代の音楽」(毎週日曜AM8:10~9:00)放送予定日:7月17日(日)、7月24日(日)2023年度武満徹作曲賞審査員:近藤譲(日本)応募締切日:2022年9月30日(金) 18時必着2023年度武満徹作曲賞本選演奏会:2023年5月28日(日)(C)大窪道治写真提供:東京オペラシティ文化財団
2022年06月03日城田優がドラァグクイーンのローラ役を演じるブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が10月1日(土)より上演。この度、2度目の再演となる本作から、小池徹平が3年ぶりに演じる主人公チャーリーと城田さん演じるローラの初ビジュアルがお披露目された。本国の「Kinky Boots」は2013年、トニー賞で最多13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞(ビリー・ポーター:ローラ役)、オリジナル楽曲賞(シンディ・ローパー)、振付賞(ジェリー・ミッチェル)、編曲賞、衣装デザイン賞の6部門を受賞。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた同名イギリス映画(2005年公開)をミュージカル化。シンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、この夏にはオフブロードウェイでの上演も決定している、いまなお人気を集める大ヒット作品だ。日本では、2016年に初演、2019年に再演され、チケットは全公演即日完売。連日の大盛況で、スタンディングオべーションの嵐となり、日本中を熱狂の渦へと巻きこんだ。2022年秋、2度目の再演には、経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役に小池さん、ドラァグクイーンのローラ役には新たに城田さんを迎えた。また、初演、再演に引き続き靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢が、工場長ジョージ役をひのあらた。誰もが不安を抱える時代に、圧巻の歌唱力にダンスと様々なエンターテインメントで魅了し、世界を輝かせてくれることに違いない。3年ぶりに主人公チャーリーに変身した小池さんと、ドラァグクイーン ローラへと変身した城田さんのツーショットそしてメインキャストが勢揃いのハッピーでパワフルなビジュアルに、再演への期待が高まる。STORYイギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先、父親が急死、工場を継ぐことに。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(城田優)にヒントを得て、ドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…!ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」東京公演は10月1日(土)~11月3日(木・祝)東急シアターオーブにて、大阪公演は11月10日(木)~11月20日(日)オリックス劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2022年05月24日お笑い芸人の蛍原徹が出演する、サントリー食品インターナショナル・サントリー天然水スパークリングレモンの新WEB動画「レモスポイズン」編が、25日より公開される。新WEB動画では、蛍原がトレードマークのマッシュヘアを金髪にし、ロッカースタイルのミュージシャン“ホトレモン”として登場。反町隆史の代表曲「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」の替え歌「レモスポイズン」を、ギターをかき鳴らしながら歌い上げる。しかし、曲が進んでいくにつれ、蛍原がミュージシャンから会社員、女子高生など様々な役に扮していき、最後は「おつかレモスパッ!」というセリフとともに締めくくる。歌は苦手だと話した蛍原だったが、歌唱シーンの撮影では、気持ちの入ったパフォーマンスと堂々とした立ち振る舞いを披露。スタッフが思わず一緒に歌ってしまう場面も見られ、現場を盛り上げた。■蛍原徹インタビュー――撮影で苦労したところは?歌が苦手なんですよ。「音程が」とか「リズムが」とか言われても全く分からなくて。今回歌が軸になっているので、少し心配でした。――自分でよくできたなと思うシーンは?自分ではあかんなって思うんですけれど、ギター持って歌っているシーンをスタッフの皆さんが「すごくかっこいい」と言って下さったんで、そのシーンの出来は自信を持っていきたいです!――最近“モヤモヤ”を感じたできごとは?僕、趣味がゴルフと競馬と野球なんですけれども、特にゴルフと競馬歴は長くて、自分のYouTubeチャンネルでもゴルフはやらせてもらっているんですけれど、全然うまくならないんですよ(笑)。本当にね(笑)。練習場もコースも行っているんですけれど、同じ失敗を何回も何回も繰り返してしまって、これは“モヤモヤ”しますね。――“モヤモヤ”を解消してほしい人は?それこそアマチュアゴルファーのみなさんは大体“モヤモヤ”すると思うんで、ゴルフ終わった後に飲んでスカッとしてほしい(笑)。――『レモスポイズン』を最初に聞いた時の感想は?僕が歌えるのかなっていうことを最初に思いました。かっこいい歌なんで、かっこよく歌えるかなっていう心配はありました。――ミュージシャンを演じた感想は?やってみたら気持ちよくなるもんですね。もう本当に、監督をはじめ、スタッフのみなさんが褒めすぎで、もうそりゃ気持ちよくなりますよ(笑)。だからすごくやりやすかったですね。このスタッフだったらまたミュージシャンを演じてみたいですね(笑)――新CMをご覧になる方に一言みなさんこれから暑くなって、のどが渇く時も多くなると思いますんで、レモスパを飲んでスッキリしてください!
2022年03月25日無料で読める電子雑誌を発行する株式会社ブランジスタメディアは、小池徹平さんが表紙・巻頭グラビアを飾る、ライフスタイルマガジン「GOODA(グーダ)」Vol.64を3月15日に公開いたしました。■ ■小池徹平さんが登場GOODAVol.64 手にするだけで毎日ちょっとハッピーな気持ちになれる。そんな、とっておきを紹介しているライフスタイルWEBマガジン「GOODA(グーダ)」。表紙には2019年3月号以来、2度目の登場となる小池徹平さん。自身のYouTubeチャンネルでも、たびたび釣りの模様を配信するなど「釣り」がテーマの本号の表紙を飾るにふさわしいゲストだ。インタビューでは、釣りは幼い頃、父親の影響ではじめたことだとか、ハマるきっかけにもなったブラックバスを釣り上げたときのエピソードなどを話してくれた。また、自身が父親の影響で釣りをはじめたように、息子たちとも釣りに行きたいなどと話してくれた。また、小池さんは5月からスタートするミュージカル「るろうに剣心 京都編」についても「みんなが知る剣心を演じられるなんて光栄です」と意気込みを語ってくれた。そのほか、釣り特集では、「いま、はじめるべき趣味が釣りである5つの理由」と題し、センスの良い釣りウェアが増えていること、便利な釣りギアが年々増えていること、潮風に吹かれながらの船釣りは爽快で気持ちいいこと、Afterフィッシングも続く贅沢な料理の時間のこと、DAIWAの開発担当者にロッド(竿)とリールの選び方を聞いたインタビューなど、今号も盛りだくさんでお届け。■ フォーマルな装いに機能性をプラスオン小池徹平が着こなす 春のアウトドアMix 気取り過ぎることなく、どこかに抜け感を加えるのが、いまどきの着こなしである。そこで重宝するのが、機能性に優れたアウトドアアイテムだ。とくに近年の山やキャンプ用のウェアはファッションが高まり、オシャレ度が上昇しているので、日常ウェアとして取り入れやすくなっている。フォーマルな装いに、ひとつ機能性アイテムをプラスオンする。そんなアウトドアMixが正解。■ スペシャルインタビュー / 小池徹平さんバス釣りから海釣りに。自分だけの趣味が家族が喜ぶ趣味へと変化した 見えない魚との知恵比べを制して竿がしなった瞬間の興奮は、一度体験するとやみつきになる。帰宅後のご馳走も釣りの醍醐味だ。アウトドアレジャーへの渇望と健康志向が高まる昨今において、釣り人気が広がっているのもうなずける。芸能界にも釣り好きは多いが、俳優・小池徹平さんもそのひとり。釣りとの出会いや、ハマったきっかけを聞いた。小池徹平さんのスペシャルムービー: 動画1: ■ いま、はじめるべき趣味が 釣りである5つの理由 放流したイワナやヤマメが釣れる管理釣り場や、堤防からのちょい投げ釣りなど、誰しも一度くらいは釣り竿を手にしたことがあるだろう。アウトドアレジャーのひとつとして釣り人口が急増中だが、おしゃれに進化した釣りウェアや、こだわり出すと沼にハマる選択肢の多いギアなど、さまざまな要因が考えられる。今回はその5つの理由を教えよう。いまこそ“海釣り”!■ ライフスタイルを刺激する厳選アイテム 「ファッション」「インテリア」「ライフ」「アウトドア」「グルメ」「家電」「健康・美容」「ギフト」「キッズ」の9のジャンルに分けて、こだわりアイテムをオススメしています。<電子雑誌「GOODA(グーダ)」 概要>好きなモノに囲まれて暮らしたい。そんなモノにこだわる男のためのライフスタイルマガジン。著名人のこだわりに迫るインタビューをはじめ、インテリア、ファッションなどのさまざまなアイテムのほか、ハウツーなども紹介。楽天市場から読者向きのアイテムをセレクトしているのも魅力のひとつ。パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも最適な形で閲覧可能です。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月15日無料で読める電子雑誌を発行する株式会社ブランジスタメディアは、小池徹平さんが表紙・巻頭グラビアを飾る、ライフスタイルマガジン「GOODA(グーダ)」Vol.64を3月15日に公開いたしました。小池徹平さんが登場GOODA Vo l.64 手にするだけで毎日ちょっとハッピーな気持ちになれる。そんな、とっておきを紹介しているライフスタイルWEBマガジン「GOODA(グーダ)」。表紙には2019年3月号以来、2度目の登場となる小池徹平さん。自身のYouTubeチャンネルでも、たびたび釣りの模様を配信するなど「釣り」がテーマの本号の表紙を飾るにふさわしいゲストだ。インタビューでは、釣りは幼い頃、父親の影響ではじめたことだとか、ハマるきっかけにもなったブラックバスを釣り上げたときのエピソードなどを話してくれた。また、自身が父親の影響で釣りをはじめたように、息子たちとも釣りに行きたいなどと話してくれた。また、小池さんは5月からスタートするミュージカル「るろうに剣心京都編」についても「みんなが知る剣心を演じられるなんて光栄です」と意気込みを語ってくれた。そのほか、釣り特集では、「いま、はじめるべき趣味が釣りである5つの理由」と題し、センスの良い釣りウェアが増えていること、便利な釣りギアが年々増えていること、潮風に吹かれながらの船釣りは爽快で気持ちいいこと、Afterフィッシングも続く贅沢な料理の時間のこと、DAIWAの開発担当者にロッド(竿)とリールの選び方を聞いたインタビューなど、今号も盛りだくさんでお届け。「GOODA」Vol.64表紙:小池徹平さん■ フォーマルな装いに機能性をプラスオン 小池徹平が着こなす 春のアウトドアMix 気取り過ぎることなく、どこかに抜け感を加えるのが、いまどきの着こなしである。そこで重宝するのが、機能性に優れたアウトドアアイテムだ。とくに近年の山やキャンプ用のウェアはファッションが高まり、オシャレ度が上昇しているので、日常ウェアとして取り入れやすくなっている。フォーマルな装いに、ひとつ機能性アイテムをプラスオンする。そんなアウトドアMixが正解。「GOODA」Vol.64巻頭:小池徹平さん「GOODA」Vol.64巻頭:小池徹平さん■ スペシャルインタビュー / 小池徹平さん バス釣りから海釣りに。自分だけの趣味が家族が喜ぶ趣味へと変化した 「GOODA」Vol.64インタビュー:小池徹平さん見えない魚との知恵比べを制して竿がしなった瞬間の興奮は、一度体験するとやみつきになる。帰宅後のご馳走も釣りの醍醐味だ。アウトドアレジャーへの渇望と健康志向が高まる昨今において、釣り人気が広がっているのもうなずける。芸能界にも釣り好きは多いが、俳優・小池徹平さんもそのひとり。釣りとの出会いや、ハマったきっかけを聞いた。小池徹平さんのスペシャルムービー: ■ いま、はじめるべき趣味が 釣りである5つの理由 放流したイワナやヤマメが釣れる管理釣り場や、堤防からのちょい投げ釣りなど、誰しも一度くらいは釣り竿を手にしたことがあるだろう。アウトドアレジャーのひとつとして釣り人口が急増中だが、おしゃれに進化した釣りウェアや、こだわり出すと沼にハマる選択肢の多いギアなど、さまざまな要因が考えられる。今回はその5つの理由を教えよう。いまこそ“海釣り”!■ ライフスタイルを刺激する厳選アイテム 「ファッション」「インテリア」「ライフ」「アウトドア」「グルメ」「家電」「健康・美容」「ギフト」「キッズ」の9のジャンルに分けて、こだわりアイテムをオススメしています。<電子雑誌「GOODA(グーダ)」 概要>好きなモノに囲まれて暮らしたい。そんなモノにこだわる男のためのライフスタイルマガジン。著名人のこだわりに迫るインタビューをはじめ、インテリア、ファッションなどのさまざまなアイテムのほか、ハウツーなども紹介。楽天市場から読者向きのアイテムをセレクトしているのも魅力のひとつ。パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも最適な形で閲覧可能です。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月15日KAAT 神奈川芸術劇場の2022年度ラインアップ発表会が2月28日、オンラインで開催され、芸術監督の長塚圭史が出席。溝口健二監督の同名映画を長塚がミュージカル化する『夜の女たち』、赤堀雅秋が黒澤明の名作の舞台化に挑む『蜘蛛巣城』、岡田利規がドイツのミュンヘンの劇場での上演のために書き下ろした戯曲を本谷有希子の演出で上演する『掃除機』など、多彩なクリエイターによる企画が発表された。昨年4月より芸術監督に就任した長塚は、「冒」をテーマに様々な作品を上演した昨年を「非常に充実した1年でした」と述懐。来るべき新年度に向けて「忘(ぼう)」を新たなテーマに掲げる。「僕らは日々、忘れていきます。ものすごい情報量の中で生き、大事なものも忘れていきますし、もはや覚えようともしなくなっている時代なのかもしれません。でも忘れちゃいけないことを思い出す動作は必要だと思います。いま僕らがどこに立ってるのか?なぜこうした社会にいるのか? そこにはいろんな時間が眠っています。忘れることで、強く生きられる部分もあります。『忘れる』という言葉は、非常に人間性を映しだす気がしています。『忘』という言葉は、人間そのものを照らし出すかもしれません」とテーマに込めた想いを語る。メインシーズンの開幕を飾るのは、長塚にとって初のミュージカルとなる『夜の女たち』。溝口健二の映画は敗戦後の大阪に生きる女たちの姿を描いているが、長塚は「占領下で、昨日まで信じたものが全てひっくり返った時代の物語」と人々の価値観が大きく転換した時代を描くことへの意欲を口にし「そこには音楽の力が必ずあったと思うので、ミュージカルにしたいと思いました。暗い時代ですが、ミュージカルの力でひらけた夜の女たちを作りたい」と意気込みを語った。また、今年は沖縄が本土に復帰して50年となるが、11月から12月にかけて、沖縄在住の兼島拓也の脚本で、沖縄出身の田中麻衣子が演出を担当しての新作(タイトル未定)が上演されることも明らかになった。このほか、串田和美が1994年から上演し、ライフワークともなっている『スカパン』、山内ケンジの作・演出による『温暖化の秋- hot autumn -』(仮)、2020年秋に上演された森山開次の作・演出・出演によるノンバーバル作品の再演となる『星の王子さま -サン=テグジュペリからの手紙-』の上演も決定。また、KAAT初登場となる赤堀雅秋は、黒澤明の同名映画を原作に、齋藤雅文の作・演出で2001年に新橋演舞場で上演された『蜘蛛巣城』に挑む。赤堀はビデオメッセージで「泥臭い作品にしたい。(映画を)踏襲するのではなく、もうちょっと若い、若さゆえの何かを視点として作品にできたらと思います。初めての時代劇ですが生々しい人間像を描けたら」と意気込みを語った。22年度ラインアップ演出家・作家(上段左より、鬼頭健吾北村明子松井周/中段左より串田和美山内ケンジ田中麻衣子/下段左より森山開次赤堀雅秋本谷有希子本谷有希子の演出による『掃除機』は、岡田利規の作・演出で2019年12月に『The Vacuum Cleaner』のタイトルでドイツのミュンヘンの劇場で上演された作品で、80代の父親、50代のひきこもりの子どもらの姿を、一家の掃除機の視点で描いた異色作。ビデオでメッセージを寄せた本谷は「(岡田の戯曲を)壊していかなきゃ! ということに頭が行ってたけど、岡田さんと偶然お会いして話をして、壊しながら育み、また壊して構築するという作業にどれだけ持っていけるかだなと思いました。いま、自分の劇団(劇団、本谷有希子)を休止している状態で、私は自分のことを演出家だと思ってない節があるんですが、そんな中で他人のアタマの中を舞台化するというのは未知のことで、興味があります。チャレンジになると思いますが頑張りたいです」と語り、長塚も「いわゆる“8050問題”を描いてますが、掃除機のキャラがチャーミングで、見事に社会を捉えている作品。岡田さんの描く強い世界を、同じく世界を持っている本谷さんが演出したらどうなるか楽しみです」と期待を寄せた。プレシーズンでは現代アーティスト・鬼頭健吾の作品とライブパフォーマンスをコラボレートした『鬼頭健吾展Lines』、キッズ・プログラムとして昨年、舞踊家の北村明子(振付・演出)と現代美術家の大小島真木(美術)のタッグで制作し好評を博した『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』、同じくキッズ・プログラムとしてコロナ禍で延期となっていた松井周の作・演出で白石加代子を迎えて制作する『さいごの1つ前』が上演されることも発表。ジャンルの垣根を超えたアーティストたちによる多彩な演目に期待が集まる。取材・文:黒豆直樹KAAT神奈川芸術劇場 2022年4月~2023年3月主なラインアップ<プレシーズン>■KAAT EXHIBITION 2022『鬼頭健吾 展 Lines 』+関連企画2022年5月1日(日)~2022年6月5日(日)・アトリウム■KAAT キッズ・プログラム2022『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』振付・演出:北村明子美術:大小島真木2022年7月下旬 ・大スタジオ■KAAT キッズ・プログラム2022『さいごの1つ前』作・演出:松井周2022年8月中旬・大スタジオ<メインシーズン『忘』>■KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『夜の女たち』原作:久板栄二郎映画脚本:依田義賢上演台本・演出:長塚圭史音楽:荻野清子2022年9月上旬下旬・ホール■『スカパン』原作:モリエール潤色・美術・演出:串田和美2022年10月下旬・大スタジオ■KAAT× 城山羊の会『温暖化の秋 hot autumn』(仮)作・演出:山内ケンジ2022年11月・大スタジオ■KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『タイトル未定(新作)』作:兼島拓也演出:田中麻衣子2022年11月下旬~12月上旬予定・中スタジオ■KAAT DANCE SERIES『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』演出・振付・出演:森山開次美術:日比野克彦衣裳:ひびのこづえ音楽:阿部海太郎2023年1月下旬・ホール■KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『蜘蛛巣城』原脚本:黒澤明小国英雄橋本忍菊島隆三脚本:齋藤雅文演出:赤堀雅秋2023年2月中旬3月上旬・ホール■KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『掃除機』作:岡田利規演出:本谷有希子2023年3月上旬・中スタジオ■YPAM 横浜国際舞台芸術ミーティング 20222022年12月上旬・ホール / 大スタジオ / 中スタジオ(予定)【提携公演】ROTH BART BARON5月・大スタジオ小㞍健太+森永泰弘5 月・中スタジオ横浜夢座5月・大スタジオケダゴロ5月・大スタジオモメラス6月・大スタジオCATプロデュース『テーバスランド』6~7月・大スタジオ快快(FAIFAI)8~9月・大スタジオ劇団た組9~10月・大スタジオCo.山田うん10月・大スタジオ地点12月・ホール 、2月・大スタジオオペラシアターこんにゃく座3月・ホール※各公演の最新情報は、劇場公式サイト にてご確認ください。
2022年03月01日俳優の小池徹平が主演を務める、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』が上演されることが25日、明らかになった。同作は漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミックの舞台化作。2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初上演し、2018年には小池の新演出で男女版が上演された。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(小池徹平)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。2020年11月より、客席が360°回転するIHIステージアラウンド東京にて開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止に。新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演されることになった。脚本・演出を小池修一郎が務め、16年には宝塚歌劇団 雪組が宝塚大劇場・東京宝塚劇場にて浪漫活劇『るろうに剣心』を上演、18年には宝塚公演で成功を納めた早霧せいなが新橋演舞場・大阪松竹座にて再度緋村剣心を演じ話題となった。今作では、IHIステージアラウンド東京へ劇場を移し小池徹平主演により「京都編」が繰り広げられる。緋村剣心の後継者として人斬り役を担っていた志々雄真実役に黒羽麻璃央、幕府の御庭番衆の元御頭・四乃森蒼紫役に松下優也、志々雄一派の十本刀の一人で超神速で移動する縮地法の使い手・瀬田宗次郎役に加藤清史郎、元赤報隊準隊士で剣心の仲間・相楽左之助役に岐洲匠、志々雄一派の十本刀の一人で大鎖鎌の使い手・本条鎌足役に奥野壮、神谷活心流道場師範代で剣心をそばで支える・神谷薫役に井頭愛海、剣心が京都に向かう道中で出会うくノ一の少女・巻町操役に鈴木梨央、志々雄を慕い愛している駒形由美役に伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役に山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役に加藤和樹と、若手からベテランまで個性豊かな実力派キャストが集結。ほか、猪塚健太、郷本直也、松浦司、キャッチャー中澤、梶原颯、才川コージ、城妃美伶、阿部裕らが出演する。○脚本/演出:小池修一郎 コメント一昨年、コロナの猛威のもと上演を延期した『るろうに剣心 京都編』が、遂に上演の運びとなりました!新たに結集した豪華キャストに囲まれ、原画が動き出したような小池徹平剣心の魅力が炸裂します。師匠・比古清十郎の力を借り、剣心と仲間たちは、志々雄真実と十本刀、そして四乃森蒼紫との戦いに京都へ。多彩なキャラクターがズラリと並ぶ一大パノラマ剣劇となること必定です。血湧き肉躍る明治剣客活劇浪漫ミュージカル! 乞うご期待!○小池徹平 コメント『るろうに剣心』は、子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています。個人的にもとても大好きな京都編なので楽しみです。緋村剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたいです。演出の小池修一郎さんからお話をいただいた時に、「体幹を鍛えておいてください!」と言われたので、相当動くハードな舞台になるかもしれません(笑)。今回の劇場となるIHIステージアラウンド東京は、何度も観に行ったことがあり、役者さんが舞台を走りまわっているのを観ていたので、僕自身も舞台に立ちたい、走りたいと思っていました。小池先生が、あの劇場をどう使ってどんな楽曲と共に皆さんの元に届けられるのか、今からワクワクしています。原作ファンのみなさんはもちろん、演劇が好きな方、ミュージカルが好きな方にも楽しんでいただけるよう、ステージをふんだんに使った、新しくて面白いエンターテインメントを皆さんにお届けできればと思っています。前回が中止になり、キャスト、スタッフの方々だけでなく、観劇を楽しみにしてくれていた方々全員がとても悔しい思いをしましたが、諦めずにいて本当に良かったなと思います。今回こそは、剣心として最後まで走り回れることを信じて、頑張りたいです。今このタイミングだからこそ、皆さんに楽しんで観てもらう事を考えながら励んでいき、僕自身、新しいチャレンジに全力でぶつかっていきますので、楽しみにしていてください。○黒羽麻璃央 コメント自らを「極悪人」と言い切れるほどの志々雄真実の思想、思考、技量その存在に惹かれながら原作をずっと読み続けていました。一昨年残念ながら公演中止になってはしまいましたが、一度自分の心についた志々雄真実を演じられる喜びの火は消えずにずっと燃え続けておりました。この度、再び演じさせていただけるチャンスをいただけて本当に嬉しく思っております。自分自身が稽古期間から含めてどんな悪のカリスマ志々雄真実という人間を作り込めるのか、小池先生の演出のもと、どう京都編の世界が広がっていくのか役者としても1原作のファンとしても凄く楽しみです。この初夏、1番熱い演劇をお届けできるよう頑張ります。よろしくお願い致します!○加藤和樹 コメント子供の頃から大人になった今でも大好きな作品。そのミュージカルに出演できるなんて、昔の自分は想像もしていなかったことでしょう。IHIステージアラウンド東京は、個人的にとても思い入れのある劇場なので、今回やっと立つことができるのが本当に嬉しいです。演出の小池先生とは何作かご一緒させていただいていますが、小池先生があの空間でどのような演出をなさるのかとてもワクワクしています。きっと皆さんの想像を超えてくることでしょう。久々の殺陣、素敵な共演者の皆さんとの芝居を想像するとゾクゾクします。至高のエンターテイメントをどうぞご期待ください。○キャスト一覧緋村剣心:小池徹平志々雄真実:黒羽麻璃央四乃森蒼紫:松下優也瀬田宗次郎:加藤清史郎相楽左之助:岐洲匠本条鎌足:奥野壮神谷薫役:井頭愛海巻町操:鈴木梨央駒形由美:伶美うらら斎藤一:山口馬木也比古清十郎役:加藤和樹猪塚健太郷本直也松浦司キャッチャー中澤梶原颯才川コージ城妃美伶阿部裕藍実成浅川文也飯作雄太郎伊藤寛真鹿糠友和黒沼亮笹川慎一朗寒川祥吾鮫島拓馬柴原直樹清水錬楢原じゅんや西村聡彩花まり斎藤葉月七理ひなの杉浦小百合美翔かずき横関咲栄吉田繭(C)和月伸宏/集英社
2022年01月25日東京オペラシティ文化財団が、2022年3月2日(水)に「武満徹 《弧(アーク)》」を開催する。武満徹は、《ノヴェンバー・ステップス》をはじめとする演奏会用作品はもとより、映画『乱』『怪談』、テレビドラマ『夢千代日記』など、映像音楽も数多く手がけ、いずれもが世界的な評価と人気を得た20世紀を代表する作曲家。その飾らない人柄と旺盛な好奇心で、音楽だけでなくあらゆる分野の第一人者たちとの交流や絆を深めた。2021年には没後 25年を迎え、時を経てなお、武満の音楽は個性的な魅力を放ち、世界中で愛され続けている。今回はオーケストラ配置の特殊さゆえ実演機会も稀な《弧(アーク)》全曲演奏を核にして、武満の名を世に知らしめた《弦楽のためのレクイエム》など、1950〜60年代の作品を中心に展開する。本公演の指揮を務めるのは、2017年に東京オペラシティコンサートホールへ初登場したカーチュン・ウォン。ニュルンベルク交響楽団の首席指揮者としてドイツを拠点とし、アメリカでもニューヨーク・フィルを始め活躍の場が拡げているほか、東アジア、特に日本では国内のいくつものオーケストラと共演を果たしている。2021年9月には日本フィルの首席客演指揮者に就任した。《弧(アーク)》のソリストには、武満の音楽を知り尽くすピアニスト、高橋アキ。若手指揮者の挑戦に対して、《弧》のソリストには、武満演奏のレジェンドのひとりであるピアニスト高橋アキを迎えた。この作品全曲の演奏会での日本初演の際も高橋アキが演奏しており、武満から全幅の信頼を得ていた第一人者の参加で、楽譜に現れない、武満音楽の演奏のエッセンスが伝えられることが期待される。なお、チケットは、12月21日(火) 10時より一般発売が開始される。■公演概要「武満徹 《弧(アーク)》」2022年3月2日(水)19:00東京オペラシティ コンサートホールカーチュン・ウォン(指揮)高橋アキ(ピアノ)東京フィルハーモニー交響楽団
2021年12月03日福岡県筑後市にある筑後船小屋 公園の宿を運営する株式会社AJ・コーポレーションは、同市内にある溝口竈門神社と共同で、遠隔参拝可能なプロジェクトを立ち上げました。福岡 溝口竈門神社某人気アニメの聖地の一つでは!?と口コミが広がり、全国各地から参拝客が訪れるようになり、YouTubeやSNS等で多数取り上げられるようになりましたが、ここ数年の移動制限により、「行ってみたいけどいけない」「このままご縁が薄くなってしまうのは寂しい!」という声が多数寄せられ、今回「遠隔で楽しむアニメ聖地巡礼の旅」を実現しました。遠隔参拝動画で溝口竈門神社をご体験ください。 ■溝口竈門神社とは良縁の神様である玉依姫が祀られていることもあり、恋愛成就女性の参拝や某人気アニメの聖地としてファミリー層の参拝など、老若男女問わず人気の神社です。【所在地】福岡県筑後市溝口1553■「愛の絆セット」溝口竈門神社を身近に感じていただける「愛の絆セット」。穏やかで愛に満ちた溝口竈門神社を遠隔にてご体験いただけますと幸いです。【商品名】 「愛の絆セット」【価格】 6,500円(税込)+送料【セット内容】 (1)溝口竈門ジンジャーエール2本(2)溝口竈門神社 特製絵馬(返信用スマートレター付き)(3)遠隔参拝記念ハートに波の模様をあしらった運命の「愛の絆」モチーフ(4)絵馬に願いごとを書いて返送された方に代理絵馬掛け奉納動画を作成(5)溝口竈門神社参拝記念カード愛の絆セット【購入サイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月08日人気子ども番組『おかあさんといっしょ』の劇場版『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』が現在全国で公開されている。いつも仲良しなお兄さんお姉さんたちがケンカをしてバラバラになり、いろいろなヘンテコ世界に飛ばされて大ピンチになってしまう同作は、お兄さんお姉さん、「ガラピコぷ~」のみんなが笑顔と涙の大冒険を繰り広げる物語となっている。「参加型ファミリー映画」と題され、歌やクイズ、体操など子どもが映画館で楽しめる工夫が盛り込まれているが、実は子どもだけでなく大人たちも心打たれる内容に。今回は、同作にゲスト出演する小池徹平にインタビューし、作品への想いや現在の状況についても話を聞いた。○■自分の子どもが喜ぶ仕事がしたかった——お子さんが楽しめるように色々な試みが行われている映画なんだと驚きました。普段のドラマや映画の撮影との違いは感じましたか?脚本自体がわかりやすいですし、シンプルだからこそ、大人にもまっすぐに届く作品で、だからこそ大げさに演技するような必要も全然なかったです。『おかあさんといっしょ』は僕も子どもの頃に見ていましたし、自分が親になって子どもの見ている番組の映画に出演させていただくという嬉しさがありました。自分と同じようにお子さんがいるご家庭の皆さんに楽しんでいただける作品に関われるということも感慨深かったですし、「自分の子どもが喜ぶようなお仕事をしてみたい」ということは普段から言っていたので、言霊ってあるんだなあと思いました。僕は今回ルールに縛られて、相手に2択を迫る審査官役を演じました。ちょっと頭が固い役なんですが、演じていて僕自身も気づかせられるメッセージが込められていたので、大人の方たちにも楽しんでいただけたらなと思います。——本当に大人がハッとさせられるメッセージもたくさん詰まっていました。他にはどんなシーンが印象に残っていますか?今回、物語の中であつこお姉さんがゆういちろうお兄さんとケンカをして「今までやってきたことでいいんだろうか」「自分は何をやりたいんだろう」と、わからなくなってしまうというシーンがあって。でも、あつこお姉さんに元気いっぱいもらってる子どもたちがいるんだよ、歩んできた道は間違ってないよという一体感から歌われる「ネガイゴト」のコンボがものすごく心に響いて、熱くなりました。大人もグッとくるところだし、共感する人も多いと思うんです。壁にぶつかって立ち止まったり、顔を上げにくくなったりという時に勇気づけられる作品です。楽しいのはわかってたけど、ここまで響くものがあるなんて、僕もびっくりしました。——歌もたくさん出てきましたが、どの歌が好きですか?今回はストーリーと相まって、「ネガイゴト」がピカイチで、いつもと違うスペシャル感がずっしりきました。でもこの1曲に絞れなくて、「きみイロ」も美しかったですし、「すわって からだ☆ダンダン体操」は一体感がありました。普段から歌ってる歌ばかりで、子守歌にもしています。○■観客と同じ目線で「一緒にがんばりましょう」——逆にご自身が子どもの頃に見ていた『おかあさんといっしょ』の思い出はありますか?僕の時代は「にこにこぷん」で、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの物語を見ていました。実は大阪で番組イベントがあった時に観に行って、放送で僕が映ったことがあったらしいんです。ビデオの時代でしたから、映像も録画したらしいのに実家にテープが残っていないんですが「そうやって親が連れて行ってくれていたんだなあ」という嬉しさがあって、自分の息子も絶対に映画館に連れて行きたいです。——もしかしたらそれが最初のテレビ出演で、その経験が今につながったとか…?全くないです! 覚えてないですから!(笑)——実際、お子さんたちも連れて行ってもらったら映画館で楽しめる作品になっていますよね。間違いないです。外に出るのも不安がある状況で、どのご家庭も疲れてらっしゃると思うんです。その中で、この作品は気持ちを上げてくれるパワーが絶対にある。帰った後も「楽しかったよね」と盛り上がれそうなぐらい、その日一日を幸せにできる映画です。僕も自分が出演していますが、もう応援する側ではなく、同じ目線で「一緒にがんばりましょう」という気持ちです。こんな世の中で、子どもが当たり前のようにアルコール消毒をしている姿も見ていて、それでも着実に成長して行く姿を見ていると、大変だけど元気や笑顔をもらえます。子どもたちが外に行けない中で、少しでも非日常を味わえる作品に関われていることが本当に嬉しい限りです。もう、自分の力だけじゃ元気を出せない状況じゃないですか。誰かからの言葉だったり、行動だったり、観たり聴いたりという楽しいインプットがないと、力が湧き出てこない。そんな時代に、すごく素敵な作品に関わらせてもらって、僕自身も元気をもらいました。■小池徹平1986年1月5日生まれ、大阪府出身。2002年にドラマ『天体観測』で俳優デビューし、音楽デュオ・WaTとしても活躍する(16年解散)。ドラマ『WATER BOYS2』(04年)、『ごくせん』(05年)、『ドラゴン桜』(05年)、『医龍』シリーズ(06年〜)など人気作に立て続けに出演し、映画『ラブ☆コン』では主演を務め、2016年には舞台『1789〜バスティーユの恋人たち〜』『キンキーブーツ』での演技が評価され第42回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞する。近年の主な出演作に大河ドラマ『青天を衝け』(21年)、映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~「真夜中」』(21年)、舞台『魔界転生』(21年)など。10月10日スタートのドラマ『准教授・高槻彰良の推察 Season2』に出演する。
2021年09月12日今回、ご紹介するのは、『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』。ヘンテコ世界の審査官役でゲスト出演した、小池徹平さんにお話をうかがいました。【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 92「子どもたちがワクワクする要素が詰まっています」1959年10月に放送を開始した、NHK Eテレの人気子ども番組『おかあさんといっしょ』。2018年に初めて映画化された『映画 おかあさんといっしょはじめての大冒険』、2020年1月の『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』は、参加型ファミリー映画として話題を呼びました。そして、待望の新作『映画 おかあさんといっしょヘンテコ世界からの脱出!』が、ついに完成しました。本作では、『おかあさんといっしょ』始まって以来の大ピンチが描かれます。いつも仲良しなゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、誠お兄さん、杏月お姉さんがケンカをしてしまい、しずく星からやってきたチョロミーのモバイルワープでバラバラに飛ばされ大変なことに。ワープした先は何が起こるかわからない、いろいろなヘンテコ世界。そこで出会う楽しくも不思議な人々。さらに、あつこお姉さんにある異変が起こります。物語に参加できる仕掛けや、コロナ禍でも安心して楽しめる、映画の遊び方がたっぷり。大ピンチのお兄さんお姉さんたちを救うために指さしや拍手で答えるクイズ、座ったままで体を動かせる体操『すわって からだダンダン』、お兄さんお姉さんが歌うおなじみの人気曲など、子どもから大人まで楽しめる作品です。ーー『おかあさんといっしょ』初参加のニュースが解禁されるやいなやTwitterのトレンド入りするほどの反響がありました。出演を決めた理由を教えてください。小池さん出演オファーをいただいたとき、『おかあさんといっしょ』に支えられている、子育て世代のひとりの視聴者として、素直に嬉しいと思いました。それと同時に、子どもが好きな番組に出演できる喜びを感じました。ーーほかの現場との違いは?小池さん僕が演じたのは、二択の問いを投げかけてくるヘンテコ世界の審査官です。目の前に子どもたちがいるような気持ちで、大きな動作をしながら丁寧にわかりやすく語りかけるように心がけました。子どもたちを意識して演じるというのは、初めての経験でした。実際の撮影現場には、子どもたちがいないので、少し恥ずかしい気持ちもありましたが(笑)。ーー劇中、関西弁を披露されていましたね。小池さん監督から、動揺したときのセリフを関西弁で演じてほしいとの要望をいただいて。これまで、お芝居で関西弁と標準語を切り替えながら演じたことがなかったので、難しかったですね。ーー子どもの頃、『おかあさんといっしょ』を観ていましたか?小池さん観ていました。現在の人形劇キャラクターは、チョロミー、ムームー、ガラピコですが、僕の時代は、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりでした。当時、大阪に住んでいて、ホールのイベントを観に行ったこともあります。そのとき、子どもの頃の僕がカメラに抜かれたことがあるらしいんです。前回、実家へ帰った際にそのビデオテープを探したんですが、家族から「見つからへんねん」と言われて、「なんでやねん!」と思わず突っ込みを入れてしまいました(笑)。ビデオテープが見つかったら、ぜひ観てみたいです。ーーファンの方にとってもお宝映像ですね。最新作が公開されるタイミングで、NHKの方に発掘していただきたいです(笑)。ーー『おかあさんといっしょ』のお兄さんお姉さんたちと、お会いしたことは?小池さん僕は、横山だいすけさんとは、歌番組※1でデュエットしたことがあるんです。とても嬉しかったです。その後、災害をテーマにした番組※2でもご一緒させていただきまして。ご縁を感じています。『おかあさんといっしょ』のお兄さんお姉さんたちは、番組を通じて、子どもたちに夢を与えてきた方々です。お会いすると、心が洗われるような気持ちになります。※1『2018 FNSうたの夏まつり』で、『リトル・マーメイド』の『アンダー・ザ・シー』をデュエット。※2『今から1分後 もし大災害が起こったら?命と未来を守る50の方法』(日本テレビ系/2021年3月)ーー最後に、本作を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いいたします。小池さん子どもたちをいろいろなところへ連れて行きたい、いろいろな体験をさせてあげたい、そう思う気持ちは誰しも同じだと思います。今は、窮屈な時間を過ごしていることと思いますが、もう少し辛抱して、一緒に乗り越えていきましょう。本作には、子どもたちがワクワクする要素が詰まっています。ぜひ映画館で本作を楽しんでください。インタビューのこぼれ話小池さんは、今作でお子さんの映画館デビューを考えているそう。「子どもが映画館デビューする前のタイミングで出演させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と語る笑顔に、パパの優しさがにじみ出ていました!Information『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』全国公開中。9月10日(金)より、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにて全国公開。出演:花田ゆういちろう、小野あつこ、福尾誠、秋元杏月/小林よしひさ、横山だいすけ/小池徹平ほかチョロミームームーガラピコスキッパー声の出演:吉田仁美、冨田泰代、川島得愛、西川貴教配給:日活、ライブ・ビューイング・ジャパン©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会衣装協力:ブルゾン ¥26,400シャツ ¥30,800(FACTOTUMファクトタム/問い合わせ先 FACTOTUM LAB STOREファクトタム ラボ ストア03-5428-3434)そのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・大内香織文・田嶋真理 スタイリスト・松下洋介ヘアメイク・加藤ゆい(フリンジ)写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・松下洋介 ヘアメイク・加藤ゆい(フリンジ)
2021年09月11日俳優の小池徹平が、『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』(9月10日公開)にゲスト出演することが決定した。同作では、いつも仲良しなお兄さんお姉さんたちがケンカをしてバラバラになり、いろいろなヘンテコ世界に飛ばされ大変なことに。お兄さんお姉さん、「ガラピコぷ~」のみんなが繰り広げる笑顔と涙の大冒険だ。「ヘンテコ世界の審査官」役として登場する小池は、自身もプライベートでは2児の父であり、今回の出演に関して「家族で見せてもらってる『おかあさんといっしょ』に出演できて、とても嬉しかったです。しかも劇場で楽しめるなんてワクワクします」とコメント。そして、「ただ見るだけではなく、座ったまま体を動かしたりできる新たな参加型映画になっています」と映画の楽しみ方に触れ、「こんな時代でも子ども達と一緒に元気に楽しく笑顔になってほしいなと、そんな思いで参加させてもらいました」と同作に対する思いを語っている。(C)2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会
2021年05月12日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の蛍原徹が、ゴルフ専門Youtubeチャンネル『ホトゴルフ』を6日に開設し、動画配信をスタートした。38歳でゴルフにハマり、ゴルフ歴15年を迎える蛍原。今では、ゴルフのことを1日15時間は考えているというほど夢中な“ゴルフ変態おじさん”に。記念すべき第1回目の配信では、チャンネルの展望を熱く語る。8日に配信される第2回では、蛍原がゴルフを始めるきっかけとなった東野幸治、岡村隆史が登場し、3人で河川敷のコースへ。「ゴルフなんて」と思っていた蛍原が、東野の「絶対にホトちゃん、ハマるからやってみて!」という言葉通りに魅了され、初めてコースに出た帰り道にゴルフショップでセットを買い揃えて練習場に向かったというエピソードも明かされる。今後の配信では、蛍原がずっと会いたかった「ゴルフ芸人の異名を誇る“伝説のプロ”」や、マスターズ取材歴40年でその裏側も知る「ゴルフ記者レジェンド」など、造詣の深いプロや関係者が続々と登場予定。ゴルフチャンネル開設にあたり蛍原は「車を運転しているときも『あの信号まで20ヤードくらいやな』とか、妄想で『僕がオーガスタをまわったら……』」など、「毎日15時間くらいはゴルフのこと考えてます」と熱い“ゴルフ愛”をアピール。「ゴルフクラブを握らないと白目むいてしまいそうな感覚に襲われるくらいゴルフが大好きな僕が、ゴルフを同じくらい愛してやまない皆さまに喜んでいただける番組をお届けしたいと思います。ぜひご覧ください」と呼びかけた。
2021年05月06日