あるときには天然の接着剤、またあるときには工芸品の表面に艶と光沢を与える塗料として活用されてきた漆(うるし)。アジアの人々がウルシの樹から分泌する樹液を用いて編み出した漆芸技法は、各地域の事情や美意識に応じて多彩な漆芸品を生み出してきた。そうした品々がどのようなシーンで、どのように用いられてきたのかに着目したコレクション展が、港区六本木の泉屋博古館東京で、2024年1月20日(土)から2月25日(日)まで開催される。同館が収蔵する住友コレクションは、江戸時代から続く大坂の商家・住友家が蒐集し、実際に用いてきたものを中心とする。今回の展示の見どころのひとつは、その住友家のハレの日の宴を彩った漆芸の食器や酒器が並ぶこと。艶やかな漆器の塗り肌は食材の色味を引き立て、また蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)などの華やかな装飾は食卓に季節感や情趣を添えてくれる。同展では、こうしたハレの宴のための美しい食器や酒器のほか、茶会や香席を彩る漆芸品や、能舞台に用いられた蒔絵の楽器、さらには書斎を理想の空間にするために備えた漆芸の文房具など、それぞれのシーンに応じた品々が登場する。同展のもうひとつの魅力は、漆の可能性を引き出した技法の数々を教えてくれること。傷ついたウルシの木が傷を塞ぐために分泌する樹液は、接着剤や防腐剤として機能すると同時に、つややかで美しい塗り肌を生み出すが、その特質がまた様々な技法を生み出すことになったのだ。例えば、一度固まった漆は頑丈な塗膜をつくるため、刀による彫刻が可能となって生まれた「彫漆」の技や、塗ってから固まるまでに時間を要することから、漆が硬化するまでの時間に貝殻をつける「螺鈿」や、金銀粉を蒔く「蒔絵」の技法など。こうした技法を知ることも、漆芸品を見る楽しみのひとつとなるだろう。今回はまた、漆器同様に暮らしを彩る陶磁器のなかから、近年同館に寄贈された瀬川コクレションの染付大皿が受贈後に初めて公開される。斬新で大胆な意匠が魅力の大皿のなかには、2024年の干支の「龍」の姿も。辰年の最初の展覧会となる同展では、龍をモチーフとした漆芸品も多く出品されており、漆芸に親しむと同時に、モチーフ探しも楽しめる展覧会となっている。<開催概要>企画展『うるしとともに― くらしのなかの漆芸美』会期:2024年1月20日(土)〜2月25日(日)会場:泉屋博古館東京時間:11:00~18:00、金曜は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(2月12日は開館)、2月13日(火)料金:一般1,000円、大高600円同時開催『受贈記念伊万里・染付大皿の美』公式サイト:
2023年12月18日三田村工房は、皆様に向けた情報の拡充を図るため、漆芸家・三田村有純の公式ホームページを2023年12月8日に全面リニューアルいたしました。■「三田村家」公式ホームページ 公式ホームページのトップページ三田村有純 プロフィール■背景以前のホームページは、ニュースの配信を中心としておりました。しかし、皆さまに漆の歴史や文化についても知っていただきたいと願い、友人である森友通商株式会社の森友由社長のご協力を得て、今回ホームページの全面リニューアルを実施いたしました。先祖や息子たちの情報も追加し、「三田村家」として生まれ変わりました。■リニューアルポイント(1) コンテンツの拡充縄文時代から引き継がれてきた漆文化や、奈良・室町時代から継承される蒔絵文化について。また、漆器と日本人の精神性との関係性などについて、綴っています。なぜ、日本人だけがお箸を横に置くのでしょうか?なぜ、私たちは食事のときに「いただきます」と言うのでしょうか?答えはぜひホームページをご覧ください。(2) デザイン・構造の刷新ホームページのデザインはシンプルなものを心掛けました。トップページの動画は、実際の制作工程に加えて、アトリエがある埼玉県小川町周辺の自然景観を映しています。構造も刷新し、回遊性の向上を図るとともに、スマートフォン対応にもなり、操作性も重視したサイト設計となっております。(3) 特別販売品のご案内普段は大きな作品の制作に没頭しているのですが、ホームページのリニューアルに合わせて、お椀やお箸などの日用品を数量限定で販売することにいたしました。三田村工房で一つずつ手作りで制作しておりますので、世界に二つとない唯一無二の作品をお楽しみください。お箸などは大切な方へのプレゼントとしても喜ばれます。クリスマス、母の日、父の日、お誕生日プレゼントなどにご検討いただけると幸いです。※売り切れの際はご了承ください特別販売品のお箸(例) 1特別販売品のお箸(例) 2特別販売品のお箸(例) 3今後もホームページを通じて、新しい取り組みや有益な情報を発信してまいりますので、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。■ホームページ運営協力会社森友通商株式会社創業 : 1854年(安政元年)所在地 : 〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町15-9代表者 : 代表取締役社長 森友由企業サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月08日グランドセイコー(Grand Seiko)から、セイコー腕時計の110周年を記念した黒漆ダイヤルの限定モデルが登場。2023年2月24日(金)に発売される。グランドセイコー、特別な黒漆で初代モデルを再現した限定腕時計1913年、国産初の腕時計となる「ローレル」を完成させたセイコー。その110周年を記念してリリースされる今回の限定モデルは、1960年に国産最高級の腕時計として誕生したグランドセイコー初代モデルの復刻デザインと、日本の伝統工芸「漆芸」を組み合わせた特別な一本だ。希少な純国産の漆を使ったダイヤル奥行きある深い艶を放つダイヤルに用いられているのは、漆の中でも生産量が限られる、希少な純国産の漆。乾きが早い国産漆は扱いが困難だが、耐久性・耐光性に優れているだけでなく、艶やかな発色を長きにわたって保ち続けるという。「高蒔絵」のバーインデックス&ブランドロゴ塗り作業に高度な技量が要求される漆の上には、金沢の漆芸家・田村 一舟による「高蒔絵」が施されている。計12ヶ所のバーインデックスと「Grand Seiko」のロゴを漆で塗り重ねて盛り上げ、その上に蒔いた金粉を丹念に磨いて立体的に仕上げることで、気品ある金色のインデックスとロゴが浮かび上がるという仕組みだ。ケースと中留の素材に採用されたのは、標準的なステンレススチールの約2倍の硬度を誇るグランドセイコー独自の先進素材「ブリリアントハードチタン」。これに、かつて武士の鎧兜を編み上げた伝統的な手法で製作する「鎧織(よろいおり)」のストラップを組み合わせることで、特別な黒漆ダイヤルの美しさをより一層際立たせている。商品情報<グランドセイコー>Elegance Collection セイコー腕時計110周年記念限定モデル発売日:2023年2月24日(金)価格:1,815,000円<仕様>品番:SBGW295ケース:ブリリアントハードチタンストラップ・中留:鎧織ストラップ・ブリリアントハードチタン(ワンプッシュ三つ折れ方式)※替えストラップ付ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)防水性能:日常生活用防水(3気圧防水)ケースサイズ:[外径]38mm(りゅうず含まず)、[厚さ]10.9mm限定数量:世界限定500本(うち国内100本)【問い合わせ先】セイコーウオッチ(株) お客様相談室TEL:0120-061-012(通話料無料)
2023年02月03日セイコー(SEIKO)が展開する高級ウオッチブランド「クレドール(Credor)」のアートピースコレクションから、漆塗りダイヤルに螺鈿(らでん)細工を施した限定腕時計が登場。2023年2月10日(金)に発売される。文字板に流星群が輝く、クレドールの限定漆塗りモデルデザインテーマに「流星螺鈿(りゅうせいらでん)」を掲げる本作のダイヤルに輝くのは、無数の星が放射状に流れる流星群。貝を用いた伝統的な細工技法である螺鈿を駆使する漆芸家・田村一舟の卓越した技で、空に無数の星が流れる情景を表現している。時目盛となる螺鈿には白蝶貝を、そのほかの螺鈿には様々な色の夜光貝を採用。先端加工技術と手業によって0.2mmの極細にカットされた貝が、夜空を思わせる漆塗りのダイヤルで印象的な輝きを放つ。極薄メカニカルムーブメント「キャリバー6890」搭載心臓部のムーブメントは、厚さ1.98mmの極薄メカニカルムーブメント「キャリバー6890」を搭載。時計としての性能はもちろん、工芸的な価値や美しさも追求した、国産最高級のドレスウオッチにふさわしいムーブメントだ。シースルーバック仕様の裏ぶたを覗けば、その美しい構造と緻密な動きを楽しめる。商品情報<クレドール>アートピースコレクション螺鈿ダイヤル 限定モデル発売日:2023年2月10日(金)希望小売価格:1,650,000円<仕様>ケース:ステンレススチールストラップ:クロコダイルダイヤル:黒(漆塗、螺鈿細工)ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)防水性能:日常生活用防水ケースサイズ:[外径]37.0mm(りゅうず・突起部含まず)、[厚さ]6.5mm限定数量:60本<ムーブメント仕様>メカニカルムーブメント キャリバー6890巻上方式:手巻時間精度:日差+25秒~-15秒パワーリザーブ:最大巻上時約37時間石数:22石振動数:21,600振動/時(6振動/秒)【問い合わせ先】セイコーウオッチ(株) お客様相談室TEL:0120-061-012(通話料無料)
2023年01月22日漆と映像がポポロの建築空間で新たな展示空間を生み出す三原市出身の漆芸家・田代明樹男と、田代と同じく尾道市立大学で教鞭をとる映像作家・黒田教裕が、12月16日(金)からポポロのリハーサル室で展示会を行います。今回、田代は日本伝統工芸展出品作と、ここ数年取り組んでいるヴィンテージユニットを使った漆塗りのスピーカー・茶道具などの漆作品を出品。黒田は尾道市から三原市までの瀬戸内海を撮影したものを素材とし、瀬戸内海の特徴ともいえる海面に発生する水面のきらめきを映像表現します。漆芸家・田代明樹男映像作家・黒田教裕漆作品は、乾漆(かんしつ)・籃胎(らんたい)・縄胎(じょうたい)といった技法の違いにより様々な過程の集積がその独特の質感と立体として形作られており、その作品を鑑賞するにはそのものを回り込んで見たり、違う方向から眺めて見ることを必要とします。様々な視点から見る行為はその時点で作品を鑑賞するための「時間」が生じます。映像作品も同様に「時間」というものがあるからこそ作品として成立する領域です。どちらも制作に時間を要し、時間というものがあるからこそ成立する見ごたえのある作品となっています。「物質と記憶」のトレモロは2022年12月16日(金)~12月25日(日) まで開催。漆と映像が創り出す展示空間を、ポポロの建築と一緒にお楽しみください。詳細: ◆ギャラリートーク日時:12月17日(土) 10:30~会場:ポポロ リハーサル室講師:田代明樹男・黒田教裕◆漆作品販売日時:12月17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)9:00~17:00会場:ポポロ リハーサル室前休憩ロビー漆 田代明樹男・映像 黒田教裕「物質と記憶」のトレモロ : 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : 開催情報タイトル:漆 田代明樹男・映像 黒田教裕「物質と記憶」のトレモロ三原の作家を知る・味わう part5開催期間:2022年12月16日(金)~12月25日(日) 会期中無休9:00~17:00場所:三原市芸術文化センターポポロ2階リハーサル室入場料:無料主催:(一財)みはら文化芸術財団企画・制作:(一財)みはら文化芸術財団後援:三原市お問い合わせ:三原市芸術文化センター0848-81-0886ご来場の皆様へ当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。アクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月12日平安時代から現代まで、国宝を含め各時代を代表する蒔絵の名品を惜しみなく紹介する展覧会『大蒔絵展―漆と金の千年物語』が三井記念美術館で開催されている。静岡県熱海市のMOA美術館、愛知県名古屋市の徳川美術館の3館による共同企画だ。蒔絵とは、漆で絵を描き、金粉や銀粉などを蒔きつけて文様を表したもの。蒔絵が生まれた平安時代より現代に至るまで、1000年以上の間、人々に愛され作り続けられてきた。同展は三井記念美術館と、先に開催したMOA美術館、来年の開催を予定している徳川美術館の3館が共同で開催するもの。3つの会場で国宝が25件、重要文化財51件を含む合計188件を展示し、蒔絵の全貌に迫っていく。また、各会場ごとに展示内容が異なっているのも特徴だ。三井記念美術館では国宝7件、重文32件を含む計127件が展示される(途中、展示替えあり)。展示風景より同展は年代順に8章で構成されている。第1章「源氏物語絵巻と王朝の美」では、貴族文化が爛熟し日本独自の美の規範が生まれた平安時代の蒔絵、特に日本独自の蒔絵調度が完成を見せた平安後期の文化をひもとく。国宝《源氏物語絵巻》には蒔絵の調度類が登場しており、また重要美術品《石山切》のように、金銀を用いた美麗な料紙装飾には、蒔絵の意匠との共通点を見出すことができる。国宝《源氏物語絵巻宿木一》平安時代(12世紀)徳川美術館蔵※展示終了10月25〜30日に国宝《源氏物語絵巻柏木一》を公開重要美術品《石山切》藤原定信筆 平安時代(12世紀)MOA美術館蔵※全期間展示現在まで伝わる豪華な蒔絵の調度品には、神社の創建や、天皇即位、特別な祈願などの際に奉納されたものも少なくない。第2章「神々と仏の荘厳」では、熊野速玉大社に伝わる国宝《桐蒔絵手箱》や高野山金剛峯寺の国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》など、寺社に伝わる蒔絵の名品を紹介していく。さまざまな国宝、重要文化財が一堂に会する展示室1と2は圧巻の光景だ。そして平安時代に発展した蒔絵の技術は、鎌倉時代に蒔絵粉を作る技術の向上により、基本的な三技法「研出蒔絵」、「平蒔絵」、「高蒔絵」が完成することとなる。続く第3章「鎌倉の手箱」では、鎌倉時代に制作された手箱を紹介、続く第4章「東山文化―蒔絵と文学意匠」では、前時代の技法を発展させ、室町時代の蒔絵を紹介する。国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》平安時代(12世紀)高野山金剛峯寺蔵 ※全期間展示国宝《片輪車蒔絵螺鈿手箱》平安時代(12世紀)東京国立博物館蔵※展示期間10月1日〜23日長い戦国時代が終わり、豊臣秀吉の治世となると、全国各地で復興建築ラッシュが到来。建築装飾や調度品を装飾するため、大量の蒔絵の求められるようになる。そのため、蒔絵制作の複雑な工程を簡略化した高台寺蒔絵が流行を見せる。第5章「桃山期の蒔絵-黄金と南蛮」では、復興ニーズによって新しく生まれた蒔絵や、西洋の顧客のために作られた南蛮漆器と呼ばれる祭礼具などを展示する。重要文化財《秋草蒔絵歌書簞笥》桃山時代(16世紀)高台寺※10月1日〜23日展示重要文化財《IHS葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱》は、聖餅式に用いるパン(聖体)をおさめる箱。イエズス会の紋章であるIHSの三文字と花クルス、三本の釘を円光で囲んだイエズス会の紋章が蓋に配されており、側面はぶどうの文様が描かれている。重要文化財《IHS葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱》桃山時代(16世紀)東慶寺蔵※全期間展示江戸時代になると、蒔絵の意匠や技法はさらに集約され、多様な表現が試みられるようになった。幸阿弥家や、古満家や梶川家、《秋野蒔絵硯箱》を制作した五十嵐家などの御用蒔絵師たちが将軍家や大名家に使える一方、《八橋蒔絵螺鈿硯箱》の尾形光琳、本阿弥光悦や小川破笠などの個性的な活動をする作家も増えていった。また、人々の暮らしも豊かになり、都市で暮らす町人たちも、蒔絵が施された印籠や櫛、盃などを使用するようになっていった。第6章「江戸蒔絵の諸相」では、多様化する蒔絵を紹介していく。伝五十嵐道甫重要文化財《秋野蒔絵硯箱》江戸時代(17世紀)個人蔵※展示期間 10月1日〜10月23日尾形光琳国宝《八橋蒔絵螺鈿硯箱》 江戸時代(17〜18世紀世紀)東京国立博物館蔵※展示期間 10月1日〜10月23日原遊羊斎 酒井抱一下絵《四季草花蒔絵茶箱》江戸時代 19世紀※全期間展示蒔絵を取り巻く状況は明治維新以降大きく変化し、蒔絵師たちは時代に合わせた技法や意匠を次々に生み出していく。第7章「近代の蒔絵―伝統様式」では、帝室技芸員としても活躍した柴田是真らを、第8章「現代の蒔絵―人間国宝」では、松田権六ら、「重要無形文化財(人間国宝)」に指定された作家作品を紹介する。柴田是真《五節句蒔絵手箱》江戸〜明治時代(19世紀)サントリー美術館蔵※展示期間 10月1日〜10月23日松田権六《赤とんぼ蒔絵箱》昭和44年(1969年)京都国立近代美術館蔵12世紀の平安時代から、現代に至るまでの長い蒔絵の歴史を諦観できる、豪華絢爛な展覧会、展示替えされる作品も多いので、お目当ての作品がある場合は、Webサイトをチェックして展示スケジュールをしっかりと確認しておこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『大蒔絵展―漆と金の千年物語』2022年10月1日(土)~11月13日(日)、三井記念美術館にて開催※会期中展示替えあり
2022年10月18日漆硝子メーカー・丸嘉小坂漆器店と、ハリオ ランプワークファクトリー(HARIO Lampwork Factory)がコラボレーションしたアクセサリーシリーズ「Jeweki(樹液)」が登場。ピアス&イヤリングを、2022年8月7日(日)より、丸嘉小坂漆器店 直営店や、ハリオ ランプワークファクトリー 直営店などで発売される。漆硝子メーカー×「ハリオ」のピアス&イヤリング「丸嘉小坂漆器店」は、ガラスの透明感に、漆の艶やかな質感を絶妙にマッチさせた”漆硝子”の製品を展開するメーカーだ。今回は、丸嘉小坂漆器店が展開する、漆硝子のテーブルウェアブランド“百色(hyakushiki)”から、初となるアクセサリー「Jeweki(樹液)」シリーズが登場。アクセサリーは、ハリオ ランプワークファクトリーとコラボレーションしたものとなっている。アクセサリーは、耐熱ガラスメーカー「ハリオ」のガラス職人がひとつひとつ手作りで作成したガラスパーツに、丸嘉小坂漆器店の職人が漆塗りの仕上げを行った。両者の技術を詰め込むことで、今までにない漆硝子のアクセサリーを作り上げている。ラインナップするのは、ピアス&イヤリング。カラーは、透明感のあるオレンジの”透漆”と、マットな質感の”白漆”の2色を用意している。モデルは、全5型を展開。「tawawa(撓)」は、たわわに稔る実に、雫がしたたるようなデザインが魅力だ。思わず触れてみたくなるリズミカルなシルエットで、耳元を華やかに彩ってくれる。「tsurana(連)」は、漆の雫が連なる様子を表現した、存在感のあるフォルムが特徴的。「tsubusa(粒)」は、一粒の雫がこぼれ落ちる瞬間をとらえた、可憐なデザインとなっている。いずれも、動く度にゆらゆらと揺らめき、柔らかく上品な輝きを放つ。また、小ぶりのサークル型に、漆の露のような繊細なモチーフをあしらった「arawa(露)」と、漆の雫のようなフォルムのガラスを輪のように連ねた「meguri(輪)」も取り揃えている。【詳細】百色(hyakushiki) 「Jeweki(樹液)」アクセサリー発売日:2022年8月7日(日)取扱店舗:丸嘉小坂漆器店 直営店、ハリオ ランプワークファクトリー 小伝馬町店・室町店・渋谷店・名古屋店・福岡店、丸嘉小坂漆器店 オンラインストア、ハリオ ランプワークファクトリー公式オンラインストア、ズット オンラインストア、藤巻百貨店<8月11日(木)より>アイテム(ピアス&イヤリング):「tawawa(撓)」9,900円「tsurana(連)」9,350円「tsubusa(粒)」8,800円「arawa(露)」8,800円「meguri(輪)」12,100円カラー:透漆、白漆【問い合わせ先】丸嘉小坂漆器店TEL:0264-34-2245
2022年08月06日屋久杉工芸品加工を行う有限会社 原工芸(所在地:鹿児島県鹿児島市、代表:原 正樹)は、漆そのものが持つ効果を活かし、屋久杉&杉材の木目が楽しめる「屋久杉&杉材漆仕上げタンブラー」の先行予約販売を、応援購入サービス「Makuake」にて7月14日(木)~8月30日(火)の期間実施中です。また、エディオン京都四条河原町店内、MakuakeSHOPにて「屋久杉&杉材漆仕上げタンブラー」が手に取ってご覧いただけます。「Makuake」 素朴な風合いの木目が楽しめるビアタンブラー■開発背景目に見えないものへの不安が増す中、少しでもその不安を軽減し、屋久杉&銘木杉の美しい木目を楽しみながら、天然漆がもつ抗ウィルス性・抗菌性を活かし、より生活を愉しむ器としてお使い頂きたく創り上げました。■特徴*漆そのものが持つ“効果”を活かしたタンブラー目に見えないものへの不安が増す中、少しでもその不安を軽減できればと、天然漆が持つ「抗ウィルス性」「抗菌性」を活かし、伝統工芸士の漆塗り師が様々な漆塗り技法で仕上げた、稀にしかお目にかかれないビアタンブラーです。*自然木が生み出す“木目”と漆のもつ“華やかさ”が楽しめるタンブラー自然木(屋久杉・銘木杉)を現代の名工の匠技を継承する木地職人がひと年輪ごとのディティールにこだわって、巧みな挽き技で美しく仕上げた、ひとつひとつ木目が異なる、日本の伝統文化の漆の良さと自然木の素朴な木目が楽しめる、稀にしかお目にかかれない希少価値の高い一品です。*今後、手に入りにくい希少材・屋久杉の木目を生かした風合い現在伐採禁止、山岳部奥地からのヘリによる土埋木や風倒木の集材も2016年に終了。県銘木市場での屋久杉材一般競争入札も2019年3月をもって終了した、今後手に入りにくい希少材・屋久杉の年輪の舞いを、漆をまとった木目の素朴で艶のある美しさに仕上げたタンブラーです。*天然漆がもつ抗ウィルス性・抗菌性試験データ自然界に存在する漆の機能性の高さが見直され、漆器は食器に適している事がわかっています。そこで、中薗仏壇うるし工芸の主な漆仕入れ先の株式会社箕輪漆行様と京都漆工芸協同組合様にご協力を頂き、漆が持つ効果の検証結果(抗ウィルス性・抗菌性試験データ)は掲載ページにて紹介させて頂きます。■リターンについて ※価格は全て税込【屋久杉拭き漆仕上げビアタンブラー】通常価格:37,000円、早割価格(通常価格の15%OFF):31,450円、超早割価格:27,750円(通常価格の25%OFF)【乾漆粉蒔きビアタンブラー】通常価格:35,000円、早割価格(通常価格の15%OFF):29,750円、超早割価格:26,250円(通常価格の25%OFF)【杉材拭き漆仕上げビアタンブラー】通常価格:30,000円、早割価格(通常価格の15%OFF):25,500円、超早割価格:22,500円(通常価格の25%OFF)【フェラーリレッド色漆塗りビアタンブラー】通常価格:30,000円、早割価格(通常価格の15%OFF):25,500円、超早割価格:22,500円(通常価格の25%OFF)■プロジェクト概要プロジェクト名: “現代の名工”の技継承の木地職人と“伝統工芸士”の漆塗り師が生んだビアタンブラー期間 : 2022年7月14日(木)~8月30日(火)URL : <製品概要>商品名 : 屋久杉&杉材漆仕上げビアタンブラー種類 : 屋久杉拭き漆仕上げ、杉材拭き漆仕上げ、乾漆粉蒔き、玉虫塗り、フェラーリレッド色漆内容 : 各10個サイズ : 口径 7.5×胴径上8.0×胴径下5.6×底径5.8×高さ12.0(cm)重さ 57~68g※手作り商品の為、サイズ・重さは表示サイズと若干異なる場合があります。素材 : 自然木(屋久杉、杉)塗料 : 漆販売場所: Makuake■会社概要商号 : 有限会社 原工芸代表者 : 代表取締役 原 正樹所在地 : 〒899-2704 鹿児島県鹿児島市春山町1240-1設立 : 1976年9月事業内容: 屋久杉製品及び木工芸品の製造販売資本金 : 500万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】有限会社 原工芸TEL:099-278-4891 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月27日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2022年7月8日(金)から8月14日(日)まで、展覧会 「東アジアの動物―やきものと漆―」を開催いたします。美術の中には、実に多くの動物の姿を見ることができます。龍や鳳凰、魚や鹿、鳥は何のために、どのようにあらわされたのでしょうか? これらの動物には、祥(しょう)瑞(ずい)(良いこと、めでたいことのしるし)とされた想像上の霊獣もいれば、長生きや子孫繁栄、富貴栄華など良い意味を付けてあらわされた動物、実在する身近な動物もいます。角や牙、鱗(うろこ)や翼を持ち、水中を自在に泳ぎ、空を舞う―人とは異なる姿や能力を持つ動物に対して抱く畏(い)敬(けい)や憧憬の念は、これらの動物や創造された生きものへの信仰を生み出し、また身近な愛らしい動物は慈(いつく)しみ、愛(あい)翫(がん)する対象ともなりました。東アジアの美術にあらわされた瑞獣や動物の表現には、人と動物の様々な関係をうかがうことができます。この展覧会では、古代から近世にかけて、中国や朝鮮半島、日本など東アジアの陶磁器や漆器を中心に、美術の中にあらわされた動物の表現と、そこに込められた意味について見ていきます。展覧会:「東アジアの動物―やきものと漆―」の詳細についてはこちら 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月07日長野県にて工芸品販売を行っておりますprizeJAPAN(所在地:長野県松本市、代表:矢口 武夫)は、木曽の天然木曽さわらのおひつに摺り漆を施した「うるし塗りおひつ」の先行予約販売をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2022年6月1日から2022年7月15日まで期間限定で開始しております。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト 信州木曽 匠の手仕事を届けたい■開発背景日本国内や外国人観光客の大幅な減少で売り上げの低迷、廃業も余儀なくされているお店や工房があります。それでも今の時代どこにでも情報を発信できる。全国の皆様のご家庭に良いものを届ける事ができる。観光地支援に協力したいという想いでクラウドファンディングを開始しました。■特徴*白木のおひつの弱点を補う天然の上質なさわらであるがために白木のおひつは樹液(ヤニ)が出やすく、黒ずみや汚れが目立ち次第に見た目が損なわれてしまうという弱点があります。漆を塗ることで樹液や黒ずみが目立ちにくくいつまでも美しい状態で使用することができます。白木のおひつでは色が移り、保存できなかった赤飯や味付けご飯も気にせず使用することができます。*修理することにより新品同様のおひつに戻すことができる漆を塗ることで柔らかい木質のさわらの表面を保護し、また長年の使用で生じるキズや割れなどを修復して再び漆を塗ることで新品同様のクオリティに戻すことができます。白木のおひつでは隠しきれないキズや黒ずみなどを、修復しながら使い続けることができるというのが漆塗りのメリットです。■リターンについて【江戸おひつ】28,000円:天然木曽さわら 漆塗り 江戸おひつ 4合 (3~4人用)27,000円:天然木曽さわら 漆塗り 江戸おひつ 3合 (2~3人用)【のせ蓋おひつ】26,000円:天然木曽さわら 漆塗り のせ蓋おひつ 4合 (3~4人用)25,000円:天然木曽さわら 漆塗り のせ蓋おひつ 3合 (2~3人用)【観光地・工房・職人応援プラン】5,000円:観光地・工房・職人応援プラン漆塗りしゃもじ、白木しゃもじセット※収益の一部を木曽町ものづくり事業に寄付させていただきます■プロジェクト概要プロジェクト名: 匠の技を届けたい。漆のおひつで最高のごはん!おしゃれな漆器で毎日の食卓に彩りを。~信州木曽 匠の手仕事を届けたい~期間 : 2022年6月1日(水)~7月15日(金)23:59URL : <製品概要>商品名 : 天然木曽さわら 漆塗り 江戸おひつ種類 : 3合、4合内容 : 蓋×1個、桶×1個サイズ : 3合(2~3人用)、4合(3~4人用)塗装 : 漆塗り素材 : 桶:天然木曽さわら、タガ:銅<製品概要>商品名 : 天然木曽さわら 漆塗り のせ蓋おひつ種類 : 3合、4合内容 : 蓋×1個、桶×1個サイズ : 3合(2~3人用)、4合(3~4人用)塗装 : 漆塗り素材 : 桶:天然木曽さわら、タガ:銅<製品概要>商品名 :漆塗りしゃもじ、白木しゃもじセット内容 :漆塗りしゃもじ×1個、白木しゃもじ×1個サイズ :長さ21cm塗装 :漆塗り×1、未塗装×1素材 :木曽ひのき■会社概要屋号 : prizeJAPAN代表者 : 代表 矢口 武夫所在地 : 〒390-0812 長野県松本市県1-3-52設立 : 2018年1月事業内容: 工芸品・民芸品販売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月16日セイコー プレザージュ(SEIKO Presage)から、ダイヤルに漆塗りを用いた限定モデルが登場。2022年7月8日(金)より、全世界2,000本の数量限定で発売される。セイコー プレザージュ、漆塗りダイヤルを採用した限定モデル100年を超える腕時計づくりのノウハウを駆使し、世界に向けて日本の美意識を発信しているセイコー プレザージュ。今回は日本を代表する伝統工芸の一つである漆塗りに焦点を当て、幻想的な金沢の情景を漆ダイヤルで表現した限定モデルがラインナップに加わる。金沢の苔庭を表現した緑色のダイヤル漆特有の深みと艶がある漆ダイヤルを監修したのは、金沢を拠点に金沢漆器の技法を駆使した作品を産み出す漆芸家・田村一舟。苔庭を表現した緑色の漆ダイヤルに、降り注ぐ夏の木漏れ日に見立てた金色のパーツを組み合わせることで、北陸特有の環境と美意識が育む夏の情景をダイヤル上に表現している。多くの漆器職人が携わり、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことで生み出される、奥ゆかしい佇まい。金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と古来伝承の高度な技が融合した、セイコー プレザージュの美意識を体現したようなモデルとなっている。商品情報<セイコー プレザージュ>クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル限定モデル発売日:2022年7月8日(金)希望小売価格:220,000円ケース:ステンレススチールストラップ:牛皮革(バッファロー)ダイヤル:漆ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)ケースサイズ:[外径]40.5㎜(りゅうず含まず) [厚さ]12.8㎜販売数量:世界限定2,000本(うち国内500本)<ムーブメント仕様>メカニカルムーブメント:キャリバー6R24巻上方式:自動巻(手巻つき)時間精度:日差+25秒~-15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)パワーリザーブ:約45時間石数:31石振動数:28,800振動/時(8振動/秒)【問い合わせ先】セイコーウオッチ(株)お客様相談室TEL:0120-061-012(通話料無料)
2022年05月29日展覧会「細見コレクションの漆芸 根来 NEGORO-朱と黒のかたち-」が、2022年2月10日(木)から4月10日(日)まで、京都の細見美術館にて開催される。実用から生まれた“根来”の美しさを紹介「細見コレクションの漆芸 根来 NEGORO-朱と黒のかたち-」は、漆器「根来」を一堂に集めて紹介する展覧会。「根来」は、中世に紀州・根来寺で作られた飲食器や什器に端を発するといわれており、実用的な器として生み出された。用途に適した簡潔なフォルム、長年の使用に耐えうる堅牢な造り、明快な朱と黒の色彩を特徴としている。経年変化する朱漆と黒漆のコントラスト漆を塗り重ねた器の表面は、経年とともに上塗の朱漆が擦れ、中塗の黒漆が現れる。しなやかで強い木と、鮮やかで渋みのある漆の特性を生かした「根来」ならではの、味わい深い塗肌の美しさに注目だ。会場では、細見コレクションの創始者である初代古香庵が情熱を傾けて蒐集した「根来」を紹介する。本来は神前に酒を供えるための器として用いられた「亀甲文瓶子」は、漆の朱と黒が強く引き合う、時の経過を感じさせる風合いに。加えて、寺院の食事を運ぶ際に用いられた器である「重要美術品 菜桶」や、平安時代に供物台や膳具として用いられていたとされる「高坏」、東大寺伝来とされている「湯桶」などが登場。実用に向けた造形の美しさや、長い年月を感じさせる重厚な質感を見て取ることができる。【詳細】「細見コレクションの漆芸 根来 NEGORO-朱と黒のかたち-」会期:2022年2月10日(木)~4月10日(日)会場:細見美術館住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)入館料:一般 1,300円、学生 1,000円※会期などは変更となる場合あり【問い合わせ先】細見美術館TEL:075-752-5555(代)
2022年02月04日フェンダーミュージック株式会社は、日本古来の塗料である漆を用いたURUSHI STRATOCASTER(R)を数量限定にて11月19日より数量限定で販売します。MADE IN JAPAN 2020 LIMITED COLLECTION URUSHI STRATOCASTER®URUSHI STRATOCASTERは、日本製フェンダーの最新の技術や新しいものづくりへの飽くなき挑戦を行うLIMITED COLLECTIONシリーズの2020 AUTUMN/WINTERコレクションとして発表されたモデルです。『第53回全国漆器展』にて審査員特別賞を受賞した最高峰の漆職人、未空うるし工芸 岩原裕右とのコラボレーションにより実現したURUSHI STRATOCASTERは、USA製ギターのプロファイリングデータを元に設計されており、ボディシェイプやネックシェイプも60年代のオリジナルモデルに合わせて再現しています。クロスワイヤー仕様のピックアップ、セッティングやトーンなど細部に至るまでフェンダーの正統な系譜を受け継いでいます。特別に選定されたPREMIUM VINTAGE-STYLE 60S SINGLE-COIL STRAT(R)ピックアップ、そしてボディと同じく漆で塗装されたマッチングヘッド、漆黒に絶妙なエレガンスを添えるゴールドパーツなど、本製品を構成するすべての仕様はクラシックなプレイアビリティと甘いヴィンテージトーン、そしてプレミアムな風格を実現するためにこだわり抜かれています。黒呂漆と、ボディ全体に漆の修正で使われる金継ぎをモチーフとした蒔絵のコントラストがギターとしての美しさを引き立てます。限定15本のみの生産となるLIMITED COLLECTION URUSHI STRATOCASTERは、楽器としての完成度に加え、芸術品としての優雅さをもあわせ持った、コレクターズアイテムとしての稀少性を誇ります。MADE IN JAPAN 2020 LIMITED COLLECTION URUSHI STRATOCASTER®MADE IN JAPAN 2020 LIMITED COLLECTION URUSHI STRATOCASTER®製品名:MADE IN JAPAN 2020 LIMITED COLLECTION URUSHI STRATOCASTER(R)価 格:45万円 + 税製造数:15本発売日:2020年11月19日(木)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月19日漆塗りのステンレスドリンクボトル&タンブラーが、サーモマグ(thermo mug)日本橋髙島屋S.C.から登場。「漆塗り」のサーモマグ ドリンクボトル&タンブラー誕生保冷・保温性能を誇るドリンクボトル「サーモマグ」が、日本の伝統工芸・漆塗りとコラボレーション。保温性抜群のステンレスに天然漆を一つひとつ丁寧に塗り重ねて、和風デザインのドリンクボトルとタンブラーを完成させた。漆塗りを担当したのは、越前漆器メーカー「土直漆器」。素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)に専門の職人を抱え、同じ工房内で漆器を製造している、気鋭メーカーだ。“折り畳み傘”イメージの和柄ドリンクボトル今回は“折り畳み傘”をイメージして、ドリンクボトル「URUSHI UMBRELLA BOTTLE」とミニサイズの「URUSHI UMBRELLA BOTTLE MINI」をデザイン。朱色または黒色をベースにしたボトルには、唐草模様や市松模様、桜、鳥獣戯画など、和を感じさせるモチーフをあしらっている。持ち運びに便利!蓋つきタンブラー一方、タンブラーは、口当たりが良く飲みやすいように設計された薄さがポイント。持ち運びに便利な蓋つきのタンブラーミニもラインナップする。布を巻き漆を塗る“布着せ”または、漆を塗った後に地の粉を蒔く“蒔地”といった、古来から用いられる漆塗りの手法を用いてデザインした。【詳細】・URUSHI UMBRELLA BOTTLE 5,000円~6,000円+税種類:朱 / 黒、波千鳥:朱 / 黒、鳥獣戯画:朱 / 黒、宝尽くし:朱 / 黒、桜: 朱 / 黒、唐草:朱 / 黒仕様:容量 0.3L、サイズ 55mm×230mm、重量 250g・URUSHI UMBRELLA BOTTLE MINI 4,800円~5,800円+税種類:朱 / 黒、瓢箪:朱 / 黒、市松:朱 / 黒、柿の花:朱 / 黒仕様:容量 0.19L、サイズ 55mm×165mm、重量 180g・URUSHI TEA TUMBLER 4,500円~5,000円+税種類:朱 / 黒、瓢箪:朱 / 黒、市松:朱 / 黒、柿の花:朱 / 黒仕様:容量 0.25L、サイズ 66mm×103mm、重量 110g・URUSHI MOBILE TUMBLER MINI 5,500円~6,500円+税種類:朱 / 黒、波千鳥:朱 / 黒、鳥獣戯画:朱 / 黒、宝尽くし:朱 / 黒、桜: 朱 / 黒、唐草:朱 / 黒仕様:容量 0.3L、サイズ 97mm×138mm、重量 260g・URUSHI MOBILE TUMBLER MINI 10,000円~15,000円+税種類:布着せ:溜 / 黒、蒔地:朱 / 黒仕様:容量 0.3L、サイズ 97mm×138mm、重量 260g発売時期:2020年10月初旬取扱い店舗:サーモマグ日本橋髙島屋S.C.住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.新館(専門店) 4F営業時間:10:30~20:00TEL:03-6265-1101
2020年10月26日ロイヤル コペンハーゲン(Royal Copenhagen)は、「フローラ ダニカ(Flora Danica)」230周年を記念し、香川県の伝統工芸「香川漆芸」とコラボレーションしたティーカップのセット「望」を製作。2020年4月より、完全受注生産にて販売する。“デンマークの至宝”フローラ ダニカとは?1790年、デンマークと密接な関係にあったロシアの女帝エカテリーナ2世への贈り物として製作が始まったロイヤル コペンハーゲンの最高級コレクション「フローラ ダニカ」。植物を忠実に器に再現するという着想のもと、今もなお同じ植物図鑑を手本に、1点1点手作業で描いている。共同制作第1弾は香川県の伝統工芸「香川漆芸」本コラボレーションは、「フローラ ダニカ」の製作開始から230周年を記念したもの。第1弾となる「望」を皮切りに、最高峰のクラフツマンシップに深く敬意を表し、次の世代をより豊かに発展させていくことを目的としたアイテムを展開していく。第1弾としてタッグを組むのは、19世紀に高松藩主の保護を受けて発展し、その後、経済産業省大臣指定伝統的工芸品に指定された香川県の伝統工芸「香川漆芸」だ。「フローラ ダニカ」を編集していた同時期に、植物を細密に写実的な技法で描いた植物図鑑を製作するなど、共通点が多い両者。それぞれの作品の、光や風、音を聴き、季節にたちのぼる空気の変化を感じ取り、咲く花を野にあるように描き出す感性に共感し、今回の共同制作に至った。「望」では、「フローラ ダニカ」のモカカップやティーカップをセットにした、茶櫃と小箪笥の2点を展開する。「望 野点茶櫃」「望 野点茶櫃(のぞみ のだてちゃびつ)」は、「フローラ ダニカ モカカップ」に五つの春から夏に咲く小さな花を揃え、煎茶の緑が美しい作品。艶やかな鏡面仕上げの漆黒の茶櫃に、モカカップ5点をはじめ、茶葉を入れる茶筒、5枚の茶托を組み合わせた。モカカップを受ける板の奥にはもう一枚の丸盆をセットし、菓子器としても使うことができる。「望 野点小箪笥」野山への行楽に使われた「遊山箱」から着想を得た「望 野点小箪笥(のぞみ のだてこだんす)」は、春から夏にかけて咲く香りのよい花を揃えたティーセット、茶葉を入れる茶筒、ロイヤル コペンハーゲンのジャムを収納できる小函、濃紫のティーナプキンを組み合わせた2人用の作品。漆黒の小箪笥の裡には、ハニーサックルのティーポットやビオラとラナンキュラスのティーカップ&ソーサー、ローザ トメントーサ、ワイルドストロベリーのデザートプレートを収納する。また、それぞれのアイテムには、蓋の裏に蒔絵と、香川漆芸三技法が施されている。蒔絵は、上から漆が施されおり、経年変化により徐々に透明度が増し、10年ほどでより強い輝きを放つという。世代を超えて受け継がれる名品としてふさわしい、職人技が光る作品となっている。【詳細】フローラ ダニカ 230周年記念作品「望」発売時期:2020年4月 ※完全受注生産一部商品販売店舗:ロイヤル コペンハーゲン本店、オンラインショップ他 ※特別な場合に限りその他店舗でも展開。製作納期:約6~10か月■「望」 野点茶櫃内容:フローラ ダニカ モカカップ 5点、茶櫃、茶筒、菓子盆、茶托 5点価格:2,200,000円(税込)■「望」 野点小箪笥内容:フローラ ダニカ ティーポット 1点、ティーカップ&ソーサー 2客 デザートプレート19CM 2点、小箪笥、茶筒、リネン ティーナプキン 2組、ロイヤル コペンハーゲン ジャム、紅茶価格:3,520,000円(税込)※価格は予告なく変更する場合あり。
2020年04月04日11月13日は日本漆工協会が定めた「漆の日」。和のイメージが強めな漆も、最近はさまざまなアイテムに使われています。このタイミングを機にインテリアや生活用品に漆を取り入れてみては?スマートフォンを座らせた、エコスピーカー。座面の下で音を反響させる、電力いらずのスピーカー。木材に漆を塗ったミニチュアサイズのチェアがオブジェとして、インテリアのアクセントに。W10.7×D10.5×H11.0cm(対応サイズW7.2×D1.3cm)¥4,000(うるわしうるし TEL:073・482・3361)すっと背筋が伸びそうな、美しい佇まい。一本一本ハンドメイドで作られる、華奢な黒漆のカトラリー。柄は程よい太さで、持ちやすい。漆の深い黒がシックな食卓を演出。デザートフォーク¥2,400デザートスプーン¥2,400共に長さ約13cm(菅原博之)伝統工芸をユニークにアレンジ!約400年続く山中漆器の漆職人・山谷尚敏さんによる本物のクルミやカボスに漆を塗った小物入れ。中身はくりぬかれているので、お香やピアスなど入れてみては。クルミ¥4,200カボス各¥7,000(山谷尚敏/清雅堂ECサイト)こだわりのブックカバーで読書タイムを楽しく。強度のある和紙「ナオロン」に漆で印刷したクラフトシリーズ。味わい深い花柄は人気ブランド『ミナ ペルホネン』によるもの。他に2ブランドと古典柄を展開。文庫サイズ¥8,000(SIWA×URUSHI/SIWA Collection 銀座店 TEL:03・6264・5344)丈夫な庵治石と静謐な漆のコラボレーション。香川県の伝統工芸である庵治石と漆芸を合わせたプレート。ベースが石のため、保温性や保冷性もあり、電子レンジにも使える。他に赤、黒、ベージュ、紫と豊富な色合い。35×15.5cm¥12,000(庵治漆/hint shop)※『anan』2019年11月20日号より。写真・多田 寛スタイリスト・野崎未菜美(by anan編集部)
2019年11月14日SUQQU(スック)2019年秋冬コスメ「カラーコレクション」が、2019年8月2日(金)より発売される。漆から生まれたSUQQUの“うるみ色”SUQQU2019年秋冬のキーワードは“うるみ色”。着想源となったのは、日本の伝統である漆工だ。漆の中でも鮮烈な黒と朱のあいまに存在する“うるみ色”にフォーカスを当て、くすみとみずみずしさが共存した独特の色香のカラーメイクを提案する。3つの艶感&15のカラーから選ぶ単色アイシャドウ今季一番の注目は、SUQQUから久しぶりに登場する単色アイシャドウ「SUQQU トーン タッチ アイズ」だ。フロスト、シルク、ステラーと3種の艶感を揃え、全15色のバリエーションで展開する。使い方は単色でも重ねてもOK。まぶたをキャンバスに、大胆なカラーメイクを楽しむのがおすすめだ。スリムなスクエアケースは、持ち運びに便利。マグネット開閉でワンタッチ操作ができる、大人の遊びごころを刺激するパッケージだ。フロスト一見マットにみえる「フロスト」は、まぶたに広げると“磨り硝子”のようなやわらかな光を放つ。濃色をチョイスしても透明感のある発色で、粉っぽくならず澄んだ印象に。ノンパール処方で、ピュアな色の濃淡を自在に楽しめる。01 影色:肌色を引き立てるノーブルなニュートラルブラウン02 甘棘:甘口にも辛口にも仕上がるディープベリー03 冷月:目もとのくすみを明るく払ってくれるペールグレー04 透墨:微量のグリーンで透明感を加えたインキーグレーシルク透明度が高く光を反射するベースを使用した「シルク」は、絹のようななめらかな光でまぶたを彩る。軽やかなオイルの配合で、ぴたっと密着し、よれずにつけたての色をキープしてくれる。05 柔紬:微細ピンクパール配合のシュガーブラウン06 錫絹:モダンなグレーブラウン07 咲色香:落ち着きのあるオールドパープル08 涼葵:肌なじみのよいクラシックブルー09 輝風:植物の生命力を表現したるハーバルグリーン10 繚華:甘さと落ち着きを両立させたアンティークピンク11 橙陽:鮮烈なのに自然と肌になじむヴォルケニックオレンジステラー光を反射する大粒パール入りの「ステラー」は、星空のように輝く“キラキラアイ”を演出。重めのオイルを配合しているので、パールが落ちずムラなくキープしてくれる。12 秋蛍:大粒ゴールドパールが輝くるディライトベージュ13 洸紫:紫がかった大粒パール入りのブリスフルピンク14 炎華:オレンジ色のパールが目元を明るくみせてくれるエキサイトオレンジ15 溺星:ニュアンスチェンジでも活躍、多色パールのスターライトブラック4色アイシャドウから“くすみ&煌きカラー”の新色・限定色人気の4色アイシャドウ「SUQQU デザイニング カラー アイズ」には、SUQQUの遊び心を反映した新色・限定色が追加。ポイントとなるのは、右上の少しくすんだ「ダスティカラー」と左下のほんのりきらめきを添える「イリデッセントカラー」だ。4色をレイヤードすることで目力もUP。重ね方次第で様々な表情を引き出せるので、自分の瞳にあったアイメイクを見つけ出して。13 月霞<新色>:彩度の低いパープルにオレンジブロンズを重ねるとソフトな印象に。14 彩漆<新色>:肌になじむ繊細なブラウンにシマーレッドを合わせると、女性らしさがUP。126 蒼流星<限定色>:透明感のあるブラックにブルーのグリッターをレイヤード。スモーキーアイなのに艶が生まれモードな表情に仕上げてくれる。“極細筆”のカラーアイライナーアイメイクをもっと自由に楽しむなら「SUQQU カラー インク リクイド アイライナー」を取り入れるのがおすすめだ。2019年春に登場した“極細筆のアイライナー”から秋冬限定色が展開される。103 シックカーキ:目もとを引き締め洗練された印象に導くカーキ104 オータムオレンジ:秋らしい渋みと明るさを両立させたオレンジ105 キャットピンク:アイメイクのアクセントとなる鮮烈なピンクメンソール配合“ぷるんと”ティントリップ目元をカラフルに遊んだら、口元は漆のような艶を。「SUQQU ウォーター カラー リップ インク」は、“ぷるんと”みずみずしい艶を叶えるティントタイプのリップカラーだ。水のようなテクスチャーで素の唇になじみ、ピュアな発色となめらかな艶をプラスしてくれる。メントール(清涼成分)が含まれているので、うるおいと同時にリフレッシュ感も届けてくれる。101 水漆:内側からにじみ出たような血色感をもたらすクリアスカーレッド102 樹蜜:柑橘のようにジューシーなクリアアンバー103 澄重:ワントーン深めの赤みでシックにみせるクリアプラム“うるみ色”のリッチリップSUQQU人気のハイエンド リップスティック「SUQQU モイスチャー リッチ リップスティック」には、新色・限定色が仲間入り。“うるみ色”を意識したくすみカラーとカラーグリッターたっぷりのシアーな限定色がラインナップする。11 凛紅<新色>:唇の色を明るくみせるくすみ色・ダスティローズ12 金銀杏<新色>:こっくりとやわらかな黄みのマロンブラウン111 燻色<限定色>:赤みブラウンに多色パールを入れた艶のチョコレートスパーク112 冬花火<限定色>:ブルーやピンクのグリッターを詰め込んだ青みピンク113 黒潤<限定色>:他の色と重ねてニュアンスチェンジが楽しめるグリッターブラック“肌なじみ重視”のグラデチーク目元・口元にカラー&艶をもたせたSUQQU2019年秋冬メイクでは、チークは“肌なじみ重視”。グラデーションチーク「SUQQU ピュア カラー ブラッシュ」からは、ナチュラルに肌に溶け込む新色・限定色を揃えた。血色、艶と同時に透明感・立体感ももたらしてくれる。10 淡靄<新色>:彩度を落とした温かなローズに、肌にとけこむベージュを組み合わせ11 華煤<新色>:影色ブラウンとな黄みを持つハニーピンクのコンビは、コントゥアリングにもOK115 紅氷柱<限定色>:リアルな血色を生むブラッディレッドに、クリスタルブルーを重ねた指先に個性をともす限定ネイル カラー「SUQQU ネイル カラー ポリッシュ」からは、土色、柿色、宵色、和を意識した個性的なカラーが限定色として加わる。118 鈍砂:肌色になじみどんなスタイルにも合うチャコールブラウン119 濃柿:熟れた柿を想起させるこっくりとしたビターオレンジ120 透夜:洒落た抜け感を与えた軽やかなクリアネイビー【詳細】SUQQU 2019 秋冬 カラーコレクション発売日:2019年8月2日(金)・SUQQU トーン タッチ アイズ 新色15色 各3,700円+税・SUQQU デザイニング カラー アイズ 新色2種 / 限定色1種 各6,800円+税・SUQQU カラー インク リクイド アイライナー 限定色3色 各3,800円+税・SUQQU ウォーター カラー リップ インク 限定色3色 各3,500円+税・SUQQU モイスチャー リッチ リップスティック 新色2色 / 限定色3色 各5,000円+税・SUQQU ピュア カラー ブラッシュ 新色2種 / 限定色1種 各5,500円+税・SUQQU ネイル カラー ポリッシュ 限定色3色 各2,500円+税【問い合わせ先】SUQQU フリーダイヤルTEL:0120-988-761
2019年07月12日ライカより、輪島の本漆塗りを施した特別限定モデル「ライカM ブラックアンバー」が登場。ライカ大丸東京店と松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店にて発売される。2017年3月25日(土)13時より、注文の受付が開始。大丸創業300年を記念し、限定50台の受注生産によって展開される「ライカM ブラックアンバー」。ライカのアイコニックなモデル「ライカ M(Typ 240)」のトップカバーとベースプレートをはじめ、細部のパーツにまで熟練職人による輪島の本漆塗りで仕上げた特別なモデルだ。手作業によって塗りこまれる本漆は5層にも及ぶ塗り重ね。琥珀のような透明感のある本漆塗りは、使い込むほどに味わいが生まれ、時が進むにつれて変化を愉しむことができる、まるで工芸品のような仕上がりだ。カメラ前面とトップカバーに施されたライカロゴは、蒔絵による金文字。付属品には、漆塗りに蒔絵で四季のモチーフを描いたシャッターレリーズボタン4個と、赤漆塗りで仕上げられたカメラのボディキャップが用意され、桐箱に収められた状態で発売される。【詳細】ライカ M ブラックアンバー価格:1,350,000円(税込)※ボディのみ、レンズは別売。限定数:国内限定 50台(受注生産)※完全な手作業で塗りと乾燥を繰り返すため、注文から3〜4ヶ月後の配送予定。注文受付開始:2017年3月25日13:00〜販売店舗・TEL:ライカ大丸東京店・TEL:03-5220-3322ライカ松坂屋名古屋店・TEL:052-264-2840ライカ大丸心斎橋店・TEL:06-6244-2225
2017年03月06日パナソニックは4月6日、ボール型創風機「Q(キュー)」シリーズの新モデルとして、「F-BM25T」と越前漆モデルの「F-BM25TU」を発表した。発売は5月10日で、価格はオープン。推定市場価格は、F-BM25Tが50,000円前後、F-BM25TUが100,000円前後(いずれも税別)。Qシリーズは、吸引した空気を圧縮し、約7倍の風量で噴出する独自の誘引気流機構を採用した創風機。サーキュレーターと扇風機の両機能を持つ。露出部に羽根がないことと、滑らかで均一な風を送り出せることが特徴。風量は5段階で切り替える。F-BM25Tシリーズは、新たに首振りスタンドを同梱。首振りは60度、90度、120度、180度、360度の5段階から設定可能で、より広い範囲に送風できるようになった。首ふりスタンド含むサイズはW250×D250×H336mm、重量は2.8kg。切タイマーは1時間・3時間で設定できる。F-BM25Tのカラーはシャンパンゴールドとクリスタルレッド、パールホワイトの3色。F-BM25TUは100台のみの限定販売で、表面は漆でコーティングしている。
2016年04月07日漆器は、英語でJAPANと称されるように、日本美を象徴する工芸品。輝きを放つのではなく輝きを内包した光沢感が、器に上質さや品格をまとわせている気がします。江戸初期までは貴族や大名の道具であった漆器ですが、江戸時代中期には一般市民にも普及。各藩では、漆工芸を奨励。江戸以前より産地だった、輪島、山中、越前、飛騨、会津などは、より漆工芸が盛んになります。日本橋のたもとにある「黒江屋」は、元禄二(1689)年に創業の漆器店。徳川家や諸大名の御用達だったという黒江屋では、数百万は下らない蒔絵の文箱や作家ものの茶道具を見ることができます。とはいえ店内にならぶ漆器の多くは、今の暮らしに気軽に取り入れられるもの。普段使いの漆器を提案する老舗「黒江屋」にて漆器の良さや選び方を教えていただきました。まず器の生地には、木製と木粉樹脂製があります。丈夫なうえに厚みがあるので修理が可能な木製漆器。木製(くり抜き)加工で作れないデザインや軽さが持ち味の木粉樹脂製漆器。一般的には、木製よりも木粉樹脂の素地のほうが、価格はお手ごろです。ただ、塗りの回数や工程の複雑さによっては、木粉樹脂が高いことも。どちらにも良さがあるので、使い方にあわせて選んで欲しいと言います。また木製の漆器の良さは、熱伝導率が低いため、熱いものをいれると冷めにくく、冷たい氷水をいれると氷が溶けにくく水滴がつきにくいこと。さらに抗菌効果が高いため、昔から料理を重箱に詰めるのは理にかなっていたとか。はじめて漆器を選ぶ場合には、産地や価格の比較ができる専門店を訪ねてみるのがおすすめ。自分で使う器ならばお好みで決めればいいけれど、贈り物にする場合には決まりごとがあるのでプロにご相談を。また生地が木製か木粉樹脂は、一見するだけではわかりにくいもの。だからこそ、そんなことまできちんと話してくれるお店ならば安心ですね。 お弁当箱からコーヒカップまで、暮らしになじむ漆器たち工芸品から普段使いの器までさまざまな漆器をあつかう黒江屋で、大人女子たちに人気がある漆器をいくつかご紹介いただきました。値段もお手ごろな拭き漆の椀は、普段使いの汁椀として人気。器を彩る木目があたたかい雰囲気を醸しだします。モダンなのにほっこり感があるマグカップ。持ち手つきですが、熱伝導率が低いのでカップ部分を手で持っても大丈夫。同じデザインで大・小のサイズがあります。ギフトにすることが多いカップ&ソーサー。最近は、マットに仕上げたシンプルなデザインも人気だとか。塗りのコーヒースプーンは、金属のスプーンと違って匂いがうつらないのでコーヒー好きにはおすすめ。日本酒好きならば道具にもこだわりたいもの。塗りの片口でさしつ、さされつ、の休日はいかが?もちろんお酒だけではなく、お惣菜を盛り付けてもステキです。会社に手作り弁当を持参する弁当男子が増えている昨今、注目アイテムが塗りの弁当箱。漆器は抗菌効果も高いのでお弁当箱にぴったり。いいお弁当箱に詰めると、おかずがおいしそうに見えるから不思議ですね。つけおき洗いはNG、洗剤で洗って水きりすればOKお手入れが大変そうな漆器ですが、最近では食器洗浄機で洗える漆器も多いそうです。普段使いの器であれば、洗剤で洗って水きりだけしっかりすれば大丈夫。ただし塗りハゲや変形しやすくなるので、つけおき洗いだけは避けること。思った以上にお手入れもラクなのです。特別な日の器と気負わず、汁椀やマグカップを日々の暮らしにとりいれてみませんか。取材協力/ 黒江屋 東京都中央区日本橋 1-2-6黒江屋国分ビル2F03-3272-0948営業時間 9時00分~18時00分土・日曜、祝日休み
2016年02月18日長野県・諏訪地方(岡谷市)発の国産時計ブランド「SPQR」(スポール)から、木曽漆と国産機械式ムーブメントを融合した限定モデル「SPQR urushi-kiso 機械式」が登場した。1月26日の発売で、税込価格は324,000円、限定100本だ。SPQRの主要なコンセプトは、「日本が世界に誇る伝統工芸や職人技とのコラボレーション」。今回の限定モデルは、信州・木曽漆の伝統工芸士で長野五輪のメダル制作に携わった荻上文峰氏が参画。卓越した匠の技法と2カ月という時間によって、漆塗りを採り入れた文字板と竜頭(りゅうず)を仕上げる。深い藍色の文字板とピンクゴールドのケース、この色使いが大きな見どころ。文字板の9時位置に設けられた小窓からは、1秒間に6回の鼓動を刻むムーブメントがのぞく。また、北海道の馬具メーカー「SOMES」と共同開発したバンドは、バッファロー・バーガンディとクロコダイル・ネイビーを用意。そのほか、ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外形38mm×厚さ12.4mm、風防は内面無反射コーティングのドーム型サファイアガラス、防水性能は5気圧となっている。
2016年01月26日ダイヤテックは2日、FILCOキーボード工房のフレーム選択のラインナップに、金粉を使った漆塗りフレーム追加した。追加されたのは「金梨地塗り」「赤金砂子塗り」「しぶき塗り黒」「しぶき塗り赤」の4種類。これらを選んだ場合のキーボード価格は、PS/2&USBモデルが22,800円、USB&Bluetoothモデルが25,800円。「金梨地塗り」は下地が茶色、「赤金砂子塗り」は下地が赤色、「しぶき塗り黒」は黒の下地に模様が描かれており、「しぶき塗り赤」は赤の下地に模様が描かれている。これら下地の上に金粉がまぶされ、漆塗りの光沢と合わせて美しい艶と色合いとなった。キー配列は108キー日本語フルサイズか104キー英語フルサイズを選択でき、インタフェースはPS/2とUSBの両対応モデルか、USBとBluetoothの両対応モデル「Convertible2」を選べる。キースイッチは、Cherry MX 茶軸 / 黒軸 / 赤軸 / 青軸を選択可能だ。PS/2接続の場合は全キー同時押し、USB接続の場合は6キー同時押しに対応。キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.5mm。本体サイズはW440×D138×H38.5mm、重量は1.2kg。今回発表のフレームを注文すると、スペシャルプレゼントして本金箔貼りのFLICOキーキャップが1個プレゼントされる。
2015年09月02日「漆塗り」、もちろん知ってはいるけど、自宅で毎日使ってる! 身につけている! という人は残念ながら少ないのでは? 海外へのお土産に買うぐらいだなぁー思っていませんか? わたしも実家にはありますが…、なかなか一人では使わないもので、正直縁遠いなぁと感じておりました。しかし! そんな考えをガラリと変えてくれるのが青森県は八戸市にあるLANDPROTECT(ランドプロテクト)。若き職人、島守(しまもり)さんは大学卒業、漆塗りの名所のひとつでもある、青森県弘前市にて漆塗りの技術を学び、「伝統工芸をより魅力的に現代のライフスタイルに調和させ、若い世代にも伝えていきたい!」との思いから、私たちが今までみたことのなかった、新たな、そして驚きの漆塗りを創作しているのです! というのも、LANDPROTECTでは身近なものや、あなたのお気に入りのファッションアイテムをオーダーメイドで漆塗り加工してくれるのです! そう、すべてが一点もの! フルカスタム! たとえばiPhoneカバー。さらにはこれからの夏にぴったり! サングラスも! 今まで、こんな漆塗り見たことありましたか? 筆者は漆塗りでこんなことができることさえ知りませんでした! そのほかにもジッポやピアス、指輪などにも加工可能で、彼氏や彼女はもちろん、両親や、お世話になった方などへのプレゼントにも最適ですよ。もちろん遠方の方は直接お店に行かなくても、メールでのやりとりからオーダー可能。iPhoneカバーは13,000円~、サングラスは約10,000円~。漆塗りのオーダーメイドにしてはとてもリーズナブル! そのほか予算に応じてのオーダーも可能なので、一度問い合わせして見てはいかがでしょうか! 一つずつ、職人さんが一人で手作業ですので、納期はオーダーから約2~4ヵ月とのことです。早めのオーダーがおすすめですよ! オリジナルアイテムで、周りに差をつけちゃおう! ・LANDPROTECT 公式サイト
2015年05月07日伊勢丹新宿店は佐賀県・有田の陶芸家・葉山有樹と、石川県・輪島の漆芸集団「彦十蒔絵」を主宰する若宮隆志の作品にクローズアップした作品展「生命の美漆と陶磁超絶技巧の世界展」を同店本館1階ザ・ステージ#1で開催している。4月7日まで。同展では日本ならではの蒔絵や色絵細密画という日本的かつ繊細な技法を駆使する世界で活躍する2名のクリエーターがコラボレーションし、高い精神性とストーリー性にあふれた作品を発表している。作品は著述家でもある葉山が「自然崇拝・自然礼賛」の思想に基づくテーマをもとに制作。葉山の陶芸作品に、若宮が漆芸・蒔絵の技法でテーマを受けた創作を加えた。会場では「万花彩壷」「月の女神 月輪盤」「蓋物 桃太郎」をはじめとした作品が紹介されている。葉山の作品の最大の特徴は、歴史より学んだ人類の足跡を自ら執筆した物語をもとに作品が創造されていることだ。陶磁器に描かれる文様は、人間の持つ強さや健気さのほか、弱さや儚さも表現される。今回の作品展示を通じて、葉山は「一つひとつの作品には、固有の物語が存在し、陶磁器に描かれる文様には、その歴史を踏まえた本来の意味や宇宙観がある。お客様には内なるものから“美しさ”を感じて頂きたい」と話す。一方、彦十蒔絵の棟梁である若宮の仕事は、作品の青写真を描き、完成までの道筋をつけること。実際に作る作業を行うのは、40人を数える漆のスペシャリストで、彦十蒔絵のメンバーは10人。その他にも、木地の製作者を中心に様々な技術を持つ専門家が共同し、作品が完成する。近年、若宮はバーレーン王国国立博物館や台南文化祭にも出展するなど、海外発表も展開している。
2015年04月03日セイコーウオッチは2月14日に、機械式ウオッチブランド「セイコー プレザージュ」の頂点シリーズ「プレステージライン」から、日本の伝統工芸である漆塗りを用いた新モデルを発売する。希望小売価格(税別)は、3針モデル「SARX029」が110,000円、多針モデル「SARW013」が130,000円。伝統工芸士の田村一舟(たむらいっしゅう)氏の監修となっている。金属と漆を直接結びつける製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせたダイヤルは、多くの漆器職人が何十回も塗りと研ぎを繰り返す。希少な国産漆と職人の技により、無限の奥行きを感じさせる艶やかな漆黒に仕上げられる。製造難度が高く、一枚一枚が丹念な手作業のため、1日に15枚ほどしか仕上げられないという。3針モデル「SARX029」、多針モデル「SARW013」とも、エレガントなフォルムのケースに優美な曲線を描く金色の時分針を合わせ、時の流れに左右されない普遍的な魅力を表現。ダイヤルを覆うガラス内面には、光の反射を抑える無反射コーティングを施し、漆の美しさを際立たせた。裏ぶたはシースルーバックになっており、機械式ムーブメントのダイナミックな回転錘の動きや、精緻なてんぷの動きを見られる。ケースサイズは、3針モデル「SARX029」が外径40.5×厚さ12mm、多針モデル「SARW013」が外径40.5×厚さ13.2mm。共通仕様として、10気圧の日常生活用強化防水、JIS耐磁時計1種の耐磁性能を備える。ムーブメント仕様は以下の通り。○多針モデル「SARW013」(メカニカルムーブメント キャリバー6R27)■巻上方式 : 自動巻(手巻つき)■時間精度 : 平均日差+25秒~-15秒■持続時間 : 最大巻上時約45時間■パワーリザーブ表示機能■日付針つき■振動数 : 8振動/秒■石数 : 29石■ムーブメントサイズ : [直径]27.4mm[厚さ]6.0mm○3針モデル「SARX029」(メカニカルムーブメント キャリバー6R15)■巻上方式 : 自動巻(手巻つき)■時間精度 : 平均日差+25秒~-15秒■持続時間 : 最大巻上時約50時間■カレンダー機能つき■振動数 : 6振動/秒■石数 : 23石■ムーブメントサイズ : [直径]27.4mm[厚さ]5.0mm
2015年01月23日株式会社sanbongawaは、日本の伝統工芸技術を組み入れた知育玩具「伝統工芸×知育玩具」シリーズの第一弾として「漆塗り積み木」を2011年7月に発売した。色は3色で、希望小売価格は黒塗り・朱塗りは各28,350円、木地呂塗り33,600円。国産のヒバなどの天然木材と天然漆のみを使用した同製品は、社団法人日本玩具協会が定める玩具安全基準をクリアし、ST(セーフティートイ)マークの認定を受けている。口に入れても害はなく、水での丸洗いも可能。子供が成長して知育玩具としての役目を終えると伝統工芸品としてインテリアにもなる。また、使えば使うほど美しくなっていくという漆独特の経年変化も魅力のひとつである。世代を越えて長く使うことで、積み木がより味わい深いものになるという。完全な手作り品であるため、ひとつひとつ違いがあるとのこと。職人が心を込めて作った積み木。そこに宿るぬくもりや「本物」の美しさは、子供の豊かな感性を育む一助となるだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月08日