皆さんは、頭痛に悩んだ経験はありますか?今回は「原因不明の頭痛」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!頭痛に悩んでいて…中学生の主人公は、最近寝起きに起こる頭痛に悩んでいました。頭痛以外の症状はないものの、気になった主人公はかかりつけ医に診てもらいます。すると「脳の病気があるかもしれない」と言われ、腕のいい脳外科医を紹介してもらいました。数日後、紹介してもらった脳外科を訪れた主人公。しかしかかりつけ医が言っていた腕のいい脳外科医は療養中で、その息子である医師に診てもらいます。ところが検査をしても原因は見つからず、1ヶ月後に再び検査をすることになりました。すると数日後、朝起きた主人公は…。いつもの頭痛に違和感…出典:エトラちゃんは見た!「いつもより頭痛くて…」と違和感を抱き、手も痺れ始めます。すぐに病院へ行くと、医師に「場所を突き止めないと手術のしようがない」と言われてしまい…。検査を重ねますがなかなか原因は見つからず…「原因は見当たらないですが手術しますね」とトンデモナイ発言をされてしまい、このままではダメだと思った主人公の家族は、診てもらう先生を変更できないかと相談。その後、先生が変更になり原因も分か、無事に手術をすることができたのでした。読者の感想原因不明の頭痛が続くのはかなり不安で、主人公の体が心配になりました。症状もどんどん悪くなっているようなので、早く原因を突き止めてほしいですね。(30代/女性)脳の病気かもしれないと言われたら怖くなってしまうと思います。なかなか見つからない頭痛の原因に振り回される主人公がかわいそうでした。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年04月17日ゆーぱぱさんによる育児マンガ。今回は、ゆーぱぱさんが風邪をひいてしまったときのエピソードをご紹介します!ある日、激しい頭痛に襲われてしまったゆーぱぱさん。夕ご飯を作ろうと台所に立ったものの、ズキズキと痛む頭痛にすぐさま降参してしまいました。すると、そこへ次女のつむちゃんがやってきて……? えっ、まさか!? 次女が驚愕行動に…! 「パパ疲れちゃったのか~、かわいしょうに……」 「ちょっと待ってて!」 そう言うと、何かを探し始めたつむちゃん。 そして戻ってくると……? 「これでやっちゅけてあげるねぇぇえ!パパキレイになぁれー」 「ぎゃはははは!あはははは」 たくさんつむちゃんに除菌スプレーをまかれた結果、ゆーぱぱさんは風邪をひいてしまったのでした……。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーぱぱ
2024年04月16日ペットがおもちゃなどで楽しそうに遊んでいる姿を見ると、ほのぼのして癒される飼い主は多いでしょう。スペインで優しい飼い主さんと暮らす、インコのリチャードくんには、好きな遊びがあるのだそうです。この日も午後のコーヒータイムになると、リチャードくんは飼い主さんたちに近付いてきました。リチャードくんが大好きな遊びとはどんなことなのでしょうか。こちらをご覧ください!やる気満々で、カップに入ったスプーンをくわえたリチャードくん。すると、そのまま激しく頭を振ってコーヒーをかき混ぜてくれました!リチャードくんはスプーンがカップに当たるカチカチという音も楽しんでいるようですね。まるで高速のヘッドバンギングのようなリチャードくんの動きには、見た人から笑いが起こりました。・かわいい。上手にかき混ぜてるねぇ。・爆笑した!私の朝のコーヒーもこんなふうに作ってほしい。・『スタバ』の新しい店員さんかな。・鳥ってすごく遊び好きで面白いよね。毎朝こんなふうにリチャードくんがコーヒーをかき混ぜてくれたら、幸せな気分で1日をスタートできそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月15日多くの人が抱える頭痛の悩み。でも、病院で診てもらったことのある人は意外と少ないのでは。片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛…自分がどのタイプで、どんな対処法が適しているのか知るため、頭痛外来の医師に頼ってみませんか?編集部が受診を体験、レポートします。実は今、日本人の3人に1人が何らかの慢性頭痛に悩まされているという統計があり、国民病ともいえる頭痛。ただ、よほどの痛みでない限り「すぐに受診」とまでは至らないのが頭痛持ちの不思議なメンタル。痛み止めで何とかやり過ごしているという人も少なくないのでは?その一人、ライターSが人生で初めて頭痛外来の診察を体験。同じく頭痛持ちで受診経験もある漫画家のまずりんさん、編集Kと一緒に、都内にある「東京頭痛クリニック」を取材に訪れた。頭痛治療のエキスパートである丹羽潔先生によると、一口に「頭痛」と言っても、わかっているだけで367種類あるのだそう。「その中には、くも膜下出血や脳腫瘍など、放置しておくと極めて危険な病気の前兆や症状として現れるものもあります。『たかが頭痛』『若いから大丈夫』と思っていると手遅れになるケースもあるので注意してください」(丹羽先生)あらゆる病気の可能性を検証するため、「東京頭痛クリニック」では初診時でも予約すれば脳のMRI検査を受けることができる。「一般的な脳ドックとの違いは撮影方法。患者さんの状態に合わせ、頭痛の診断に特化した方法で撮影するので、小さな異変も見逃しません」初MRIに緊張するライターSだったが、ほぼ寝ているだけで検査終了。さらに問診と続く。「367種類ある頭痛の90%以上を占めるのが、“3大頭痛”と呼ばれる片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛です。頭痛の治療は、自分の頭痛タイプと原因を正確に知ることが最初の一歩。そのうえで、薬の処方といった対応をしていきます。痛みの症状によっては、漢方薬を処方したり、保険診療外ですが片頭痛に効果が認められるボトックス治療を行うことも可能です」ライターSは片頭痛と緊張型頭痛を併発しているとの診断。後者の原因の一つは、“首コリ”。「レントゲン写真を見ると、首の骨がまっすぐになっています。ストレートネック、いわゆる“スマホ首”ですね。首まわりの筋肉が凝りやすく、血管が圧迫されて血流が滞ることで頭痛が起こりやすいんです。鎮痛薬を使って痛みを軽減することも可能ですが、姿勢に気を付けること、マッサージを習慣にすることも大切です」片頭痛と緊張型頭痛では起きるメカニズムも対処法も大きく異なるため、「自分は今どちらの頭痛なのか」を見極めることも重要という。「動くとラクになるのが緊張型頭痛、動くと痛いのが片頭痛の特徴の一つ。片頭痛は立っていられないほど激烈な痛みに吐き気を併発するパターンも多く、生活への支障度が高いのですが、引き起こす要因は光や音、寝不足やストレス、遺伝など多岐にわたります。何が引き金かを患者さんとの対話を通して突き止めていきます」自分のタイプがわからない人は、まず下のチェックリストで自己診断してみよう。ただし、「自分は片頭痛持ち」と思っていたが実は群発頭痛だった編集Kのようなケースもある。痛みの強さや症状の現れ方は人それぞれなので、やはり医師の診断を受けるのが安心だ。薬の処方だけでなく、日常生活での対処法などもアドバイス(頭痛をやわらげる食べ物もあるそう!)しながら、頭痛の頻度や持続時間を徐々に減らしていくことが頭痛治療の目指すところ。長く付き合っていく症状だからこそ、信頼できるドクター選びがとても大切!「我慢できる」「市販薬でなんとかなる」と受診をためらわず、一度診断を受けてみてほしい。緊張型頭痛 Check list薬を服用しないと頭全体が重く、圧迫されて憂鬱だ(2点)長いと1週間痛みが続くが、いつの間にか消えている(3点)じっとしているより動いたほうがラクになる(3点)お風呂に入ったりお酒を飲んだりするとラクになる(3点)痛くても仕事や家事はできる(2点)自分でも姿勢が悪いと思う(2点)運動はほとんどせず、休日もダラダラしている(1点)パソコン仕事が大半である(1点)毎シーズン録画して見るドラマが2~3本ある(1点)頭痛以外に吐き気などの症状はない(2点)当てはまる項目の合計点が5点以上の人は緊張型頭痛です。片頭痛 Check list薬を服用しないと4時間~3日間痛みが続く(1点)家族に頭痛持ちがいる(2点)頭痛のときは静かにしていたい、寝込むほど痛い(3点)吐き気や嘔吐を伴うことがある(2点)頭痛の約1時間前に、視界にジグザグが現れて徐々に広がる(5点)頭を下にしていたり、階段の上り下り、歩くだけでも痛みが悪化する(4点)コーヒーを飲むと少し落ち着く(1点)アルコール(特に赤ワイン)を飲むと必ず痛くなる(2点)雨や台風がくるのが予測できる(2点)おなかがすくと痛くなる(1点)当てはまる項目の合計点が5点以上の人は片頭痛です。※『日本初の頭痛専門クリニックが教える 最新[頭痛の直し方]大全』より引用まずりんさん漫画家、イラストレーター。『独身OLのすべて』(講談社)単行本全10巻が発売中。NHK『ダーウィンが来た!』内ミニアニメ『マヌ~ルのゆうべ』が放送中。かなりの片頭痛持ちで、過去に頭痛外来受診の経験あり。ライターS本誌ライター。10代の頃より月に1~2度の頭痛に悩まされるも、病院の受診経験はなし。常に痛み止めが手放せない。丹羽 潔先生東京頭痛クリニック専門医のみによる日本初の頭痛専門外来として2015年に開院。東京都渋谷区千駄ヶ谷4‐23‐5‐1FTEL:03・3475・1120※『anan』2024年4月10日号より。漫画・まずりん取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2024年04月06日私は慢性的な頭痛に悩まされており、気分が悪くなってイライラがたまり、さらに頭痛が悪化するという悪循環でした。若いころと違い、ストレッチや睡眠でも回復しません。周囲の勧めもあり整形外科に行ったところ、ペインクリニックを紹介されたときのお話です。長年、頭痛に悩まされる子育てをしつつパートで働き始めてから、慢性的な頭痛に悩まされてきました。もともと若いころから肩凝りからくる頭痛がひどかったのですが、加齢のせいかストレッチをしたりマッサージをしたりしても治まらなくなりました。頭痛がすると目がかすみ、めまいも起きるようになりました。そこで痛み止めを飲むようになったのですが、今度は痛み止めのせいか胃痛がするようになり精神的にも追い込まれるように……。できるだけイライラしないよう我慢していましたが、どうしても家族には伝わってしまうようで子どもに心配されることも。そんなとき、夫からのすすめもあって整形外科を受診することにしたのです。ペインクリニックへの受診を決意整形外科を受診して、改めて頭痛の原因が肩凝りやストレートネック(首の骨の部分のカーブが消失し、真っすぐになってしまう状態)から来ることを確認してもらいました。頭痛が別の理由からだったらと思うと不安だったので、心配が解消されて安心しました。その半面、医師からは肩凝りが治らないとストレートネックも治らず、頭痛も続くと言われて困ってしまいました。そこで、痛みの治療を主とする医療機関「ペインクリニック」を紹介してもらって、そちらを受診することにしたのです。痛みのサイクルを解消ペインクリニックは、麻酔や神経ブロック(神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法)などを用いて痛みのサイクルを取り除くことで、慢性的な痛みを軽くしたりなくしたりする治療法をおこなっています。改めて検査してもらった上で、押すと痛みを感じるトリガーポイントと呼ばれる部位に麻酔を打つことになりました。注射と聞いて身構えましたが、針先が細いのでほとんど痛みを感じずに済みました。注射を打ってもらってから、肩がじんわりと温かくなり頭痛も治まってきました。劇的に効くというよりは、少しずつ改善するといった感じです。ペインクリニックと並行して肩凝りに効くストレッチをおこない、肩や首を冷やさないよう心がけました。肩回りの筋肉を付けるよう指導されたので、軽い筋トレもするように。ペインクリニックには2週間に1回通い、半年ほどで痛み止めも必要なくなりました。まとめ頭痛から解放されると、ストレスが減ってイライラやミスもなくなりとても助かりました。頭痛はつい我慢しがちですが、経験から我慢してしまうとかえって悪化することがわかりました。痛み止めをやめられたことで食欲も戻り、胃腸の働きが活発になったせいか便秘といった症状も改善されました。思い切ってペインクリニックを受診してみて本当によかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。文/杉井水乃著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月22日私は、雨の日や曇りの日に頭痛になる、いわゆる「気象病」や「天気痛」といわれる症状が昔からあります。病院で頭痛薬を処方してもらったときに教えてもらったのが「頭痛体操」。そして今、薬に頼らない生活を目指しています。その詳細についてお伝えします。病院で知った「頭痛体操」私は「天気痛」持ちです。「天気痛」とは、天気・気圧の変化で頭痛やめまいの症状が起こること。私は、Webライターという仕事柄、パソコンに向かうことが多く、肩凝りや首凝りに日常的に悩まされています。また、学生のころから偏頭痛持ち。特に天気が悪い日は、頭の片方が重く痛む鈍痛を感じていました。頭痛薬を飲むとラクになるので、そのころから飲んでいます。ダイエット目的で漢方内科に行った際に、世間話が弾みました。天気が悪いと頭痛になる悩みを話したところ、ロキソニンを飲んでいるなら病院で処方してくれることを提案してくれました。ロキソプロフェン錠は10錠で110円ほど。普段、ロキソニンをドラッグストアで698円で購入しているため、市販よりも1/7の価格で買えたことになります。そのときに教えてもらったのが「頭痛体操」と「薬物乱用頭痛の恐れ」です。「頭痛体操」の方法は簡単「頭痛体操」の方法は、かなり簡単なものでした。体は正面を向いたまま。両腕を真っすぐそろえて右の脇腹へ、次に左の脇腹へ。振り子運動のように左右に大きく振ります。ラジオ体操でも、腕を振り子のように振る似たような体操があったことを思い出します。大きく腕を振ったとき、ウエストもねじれる感覚です。右、左、右、左とリズミカルに2分くらい実践。両肩や肩甲骨も大きく動くのを感じます。この「肩や肩甲骨も動く」のが良いようで、2分間で体がほぐれたと感じるくらいになります。体温も上がるように感じ、ウエストも左右にねじれ、良いストレッチです。立った状態ではもちろん、座ったままでもできます。運動不足のときのストレッチとして、仕事の休憩時間に取り入れやすいです。教えてもらってからは、疲れたと感じたときに、できるだけおこなうようにしました。「薬物乱用頭痛」の恐れがある私?頭痛薬を処方してもらったとき、漢方薬の「五苓散(ごれいさん)」も同時に処方してもらいました。五苓散は天気痛が起こりそうな前に飲んでおくように言われました。そして、ロキソプロフェン錠は、医師としてあまりおすすめできないそうです。理由は、「薬物乱用頭痛」の恐れがあるから。聞くと怖い「薬物乱用頭痛」。頭が痛いときに鎮痛薬を1カ月に10日以上飲むことで頭痛が慢性的になってしまう症状とのことです。頭が痛くなくても、大切な会議などで頭痛になりたくない不安感から事前に飲んでしまう依存症状もあると聞きました。学生時代から鎮痛薬を飲んできた私。カウンセリングで、「頭痛薬をずっと飲んでいます」と言ったことが気になったのでしょう。頭痛体操を教えてもらったのにも理由があり、できることなら今後は頭痛薬を飲まないよう、生活改善をしていかなくてはいけないという医師からのメッセージだったようです。まとめ「頭痛体操」を取り入れた結果、実はまだ劇的な変化はありません。仕事の合間のストレッチとして取り入れてリフレッシュしています。気持ち良い程度のストレッチ習慣なので、健康のために続けています。これまで頭痛があるたび飲んできたロキソニン、医師から診ると「薬物乱用頭痛」の恐れがあるようで、驚き、反省しました。ロキソプロフェン錠を安く処方してもらったものの、そちらはあまり飲まずに、天候による頭痛が起こりそうなときは、事前に漢方薬の五苓散を飲む。そして、普段から頭痛体操を取り入れて頭痛になりにくい生活スタイルに変えていくことを心掛けたいと思います。アラフォーになると、健康は1日にしてならず。着実に努力していく必要がありそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/Kumiko3(43歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2024年03月10日今から28年前…私が小学6年生のときの話です。■連日頭痛におそわれた小学校の卒業が目前だった2月のある日、学校からの帰り道、私は頭痛におそわれました。その日はひとりだったため、痛みに耐えながら必死で歩いて帰宅しました。帰宅後、母に頭痛がすると伝え、痛み止めの薬をもらい、飲んで横になると、すぐに痛みは引き、楽になりました。頭痛以外の体調不良がなかったので、気にしていなかったのですが…。翌日もその翌日も頭痛におそわれました。連日の頭痛…さすがにおかしいと思った母は、病院につれて行ってくれました。検査の結果、異状なし。…え? こんなに痛いのに、異常なし!?私がそう言うと病院の先生は…。 ■中学校に対して不安はなかったが…中学校に対して、新しい生活についての不安がないか、聞いてきました。私は特に不安がなかったので「ないです」と答えました。結局、痛み止めだけ処方され、様子を見ることに。私はランドセルに薬を入れて持ち歩き、頭が痛くなったときに飲みました。それから、1、2週間は定期的に頭痛がする日が続きましたが、だんだんと間隔が空いていき…。中学校に入学するときには、完全に消えていました。中学校は、小学校のときのメンバーがそのまま変わらず進学する状態でしたし、どちらかといえば、楽しみと感じていた私でしたが、自分でもわからないうちに緊張し、体がそれを感じ取って、異変が起きることもあると学びました。わが子たちに新しい生活が始まるときは、自分の経験を生かし、気をつけてみています。
2024年03月07日40歳、3歳の子どもを育てるWebライターです。Webライターの仕事を始めて2カ月後、毎朝、起きがけに頭痛に襲われるように。もともと片頭痛持ち、頭痛はそのうち治まると思っていましたが、ある日、突然こめかみから顎にかけて激痛が! 痛すぎて家事や育児もできず、しまいにはどこが痛いのかもわからないほどに。これは片頭痛じゃない! それから謎の痛みと格闘する日々が始まったのです。そのつらい痛みが消えたのは……。毎朝襲ってくる頭痛の原因は?最初は更年期による片頭痛かと思いました。私はもう40歳だし、プレ更年期なのかなと思ったのです。そこでネットで調べてみると、「月経時や排卵日には女性ホルモンのエストロゲンの血中濃度が急減し、片頭痛を引き起こすことがあるとされている」と書いてありました。やっぱりプレ更年期ということなのかなと思いながら、他の原因も模索。もしかしたら長時間のパソコン作業が原因かもしれないと思い当たりました。子どもが幼稚園に行き出したら、本格的にWebライターの仕事を始めようと張り切っていた私。しかし、子どもがいるときは子どもの相手をしながら作業を進めなければなりません。なかなかはかどらず、夜中まで作業をすることも。しかも慣れない作業に変に力が入り、肩が激しく凝っていました。そこに突然、こめかみから顎にかけてげんこつでグリグリとされるような痛みが! 寝れば治ると寝てみても、日に日に痛みはひどくなるばかり。口を動かすと痛いので、食事も会話も苦痛。また、自分の歩く振動でズキズキと痛むので、家事もできない。1日の大半をソファで過ごすようになり、表情も暗くなっていったのです。痛みがひどくて心までどんより痛みは朝から晩まで治まることはなく、鎮痛剤が手放せなくなりました。3歳の子どもはそんなことおかまいなしで「遊ぼう、遊ぼう」と言って来るので頑張って一緒に遊ぶのですが、すぐに痛みでソファに倒れ込んでしまいます。子どもに申し訳ない気持ちと終わりが見えない不安に涙を流す毎日でした。謎の痛みが出てから10日ほどたったある日、夫が「幼稚園が始まったらなかなか実家にも帰ることはできないだろうし、リフレッシュも兼ねてしばらく実家でゆっくりしてきたら? 」と言ってくれました。たしかに私も「ストレスが原因で体に異常が出たのかも」と思うこともありましたし、「ワンオペ育児から解放されたい」とも思っていたので、しばらく帰省することにしたのです。子どもも「じいじとばあばに会える~」と大喜び。早速両親に連絡して帰省することになりました。両親が神様のよう。つらい痛みが消えた!実家に帰ると、子どもはじいじとばあばにベッタリで育児の負担から少し解放されました。「今はとにかくゆっくりしなさい!」という両親の言葉に甘え、のんびりすることに。痛みはあるものの、心はスッと軽くなるような感じでした。そして少しでもラクになればと、父がマッサージ機を持ってきてくれました。早速肩を中心にマッサージを開始。その間、両親が子どもと遊んでくれていたのでマッサージに専念できました。さらに朝はラジオ体操をし、2、3時間おきにストレッチをするようにしました。3日ほどたったころからこめかみの締め付けられるような痛みが徐々に和らぎ、1週間後にはあの痛みがうそのように消えたのです。そして自然に笑顔が戻り、子どもとも元気に遊べるようになりました。まとめ結局、プレ更年期による片頭痛なのかどうかはわかりませんが、40代になり、昔より体が疲れやすくなっていたということはたしかです。謎の痛みはなくなったものの本当の原因はわからないままなので、折を見て病院へ行ってみようと思っています。また、育児や家事などひとりで抱え込まず、時には誰かに頼ることも大事だなと思いました。これからもっと年齢を重ねていくと、体の変化を感じることが増えてくるかもしれませんが、仕事と家事・育児を両立していけるよう自分の体や心と向き合うことを大切にしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。イラスト/サトウユカ著者/エグママ(40歳)40歳になり、変わりゆく自分にとまどいを隠せない専業主婦。プレ更年期やPMSに悩みながら子育てや家事に奮闘する毎日を送っている。
2024年03月06日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。頭痛がするので病院に行った結果激しい頭痛がした主人公は母と一緒に病院へ行きます。すると医者が「症状に少し気になるところがあって…」と言うため、母は「え?」と驚きました。一度脳外科へ出典:エトラちゃんは見た!それから医者は気になる症状の特徴の説明を始めました。ここでクイズ気になる症状の特徴とは?ヒント!医者から説明を受けた主人公たちは顔面蒼白になりました。寝起きに頭痛が続くのは…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「脳腫瘍の初期症状と同じ」でした。思いもよらぬ病気の可能性を診断された主人公たちは、紹介された脳外科で診察を受けることにしたのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月25日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。原因不明の頭痛で…これは主人公がまだ中学生だったときの話です。ある日、目が覚めると激しい頭痛に襲われた主人公。しかし「夜遅くまで起きていたからかな…」と考え…。深くは気にしていませんでした。ところが翌日以降も同じような頭痛が続き、違和感を覚えます。さらに手に痺れを感じた主人公は慌てて母親に相談。症状を訴える主人公出典:エトラちゃんは見た!すぐさま病院へ行き、一通り検査を受けた主人公。しかし結局、重大な病気が見つかることもなく、経過観察となります。それから数ヶ月が経過しても、病状は一向に回復しません。今度は担当医ではなく、院長先生に診てもらうことに。その後、院長先生から告げられた検査結果に主人公はゾッとします。ここでクイズ突然、症状が悪化した主人公。院長先生から告げられた検査結果とは?ヒント!当時中学生の主人公には受け止めがたい結果でした。脳の中心に…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「脳の中心に腫瘍がある」でした。院長先生から「脳の中心に腫瘍がある」と告げられた主人公。担当医が半年も見つけられなかった腫瘍を、院長先生は1度の検査で見つけたのです。院長先生の能力の高さに驚きが隠せない主人公一家なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月19日皆さんは、頭痛に悩んだ経験はありますか?今回は「何日経っても改善しない頭痛」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!いつも通りの朝のはずが…主人公が中学生になったばかりのころのことです。その日はいつも通り、目覚めましたが…。起きてすぐに違和感が…出典:エトラちゃんは見た!起きてすぐ、頭に違和感を覚えた主人公。珍しく頭が痛いと思った主人公は、夜更かしのせいかと思っていましたが…。それから数日間、主人公は起きてすぐに起こる激しい頭痛に悩まされました。「ずっと痛い…」と症状を打ち明けた主人公を、両親は心配します。そしてかかりつけの小児科で診てもらうことになったのですが…。医者に症状を告げた主人公は、脳外科の早めの受診を勧められます。ただの風邪ではなく、思わぬ結果に凍りつくのでした。読者の感想毎朝起きるたびに激しい頭痛に襲われていたら、なんだか不安になりますよね…。風邪だと思いきや、脳外科の受診を勧められて怯える主人公がかわいそうでした。(40代/女性)数日間、頭痛が続くと何かの病気なのではないかと不安になると思います。脳外科の早めの受診を勧められしまうと、余計に怖くなってしまいますね。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月07日41歳になった夏、突然の頭痛に悩まされました。脳の病気を疑い病院で検査しましたが、はっきりした原因はわからず様子を見ることに。1週間以上続いた頭痛に、私が思い当たった原因とどのようにして改善したかをお話しします。突然、原因不明の片頭痛に悩まされる日々周りの40~50代の女性たちが梅雨の時期は頭が痛くなるなどと言っているのを聞いても「そんなこともあるんだ」とひとごとだった私。41歳になるまで特に深刻な頭痛に悩まされたことはなかったのです。ところが夏のある日、いつものように家事をしていたときに急にめまいを感じてズキズキとした頭の痛みに襲われました。そのときは鎮痛剤を飲みしばらく横になっていたら治まったため、一時的なものかな?と思いました。でも、翌日も頭痛・吐き気の症状が。薬を飲むと2~3時間ほどで治まるのですが、その後も頭痛が起きては薬を飲むと治まるという状態が1週間ほど続きました。まさか病気?不安で脳神経外科を受診鎮痛剤を飲んでしばらく休めば症状は落ち着くのですが、最近同級生が脳梗塞(のうこうそく)で倒れたこともあり「もしかして何かの病気だったらどうしよう……」と徐々に不安に。夫に相談すると、脳の病気は怖いから一度きちんと病院で検査したほうが良いとすすめられ、脳神経外科を受診することにしました。病院でCT検査を受けて調べてもらいましたが、脳に異常はなく片頭痛との診断。片頭痛はさまざまな要因があるから、原因の特定は難しいと言われました。とりあえず脳の病気ではなかったので安心したものの、このまま片頭痛が続くのでは生活に支障を来します。病院で片頭痛が起こる一般的な原因を教えてもらうと、ストレス・寝不足・肩凝り・生理・気圧・エアコンによる冷えとのことでした。前の5つはどれも当てはまりません。ただ、最後の1つ、エアコンの冷えだけは心当たりがありました。冷え対策を試してみた結果医師によると夏や冬の時期は室外と室内の温度差があるため、温度差を頻繁に体感したときに頭痛が起きる人もいるとのことでした。夏なのに冷え?と思いましたが、1日中家にいてエアコンは25~26度前後で夜もつけっぱなし。暑がりな私ですが、ふとしたときになんだか足が冷たいと感じることがありました。特に40~50代は内臓機能低下による冷えが起きやすい年代なんだとか。もしかしたら自覚がないだけで体が冷えているのかもしれない……。そう思い、冷え対策をおこなってみることにしました。まずはエアコンの温度を27~28度に上げ、時々窓を開けて室内が冷え過ぎないようにしました。そして、氷をたっぷり入れてキンキンに冷やした飲み物をやめ、室内でも靴下をはき、お風呂もシャワーだけでなく湯船に浸かって体を温めるようにしました。このような冷え対策を2~3日間おこなってみたところ、1週間以上続いていた片頭痛の症状はピタリとなくなりました。まとめ原因の特定はできないと言われる片頭痛ですが、ずっとそのままにして耐えていくのはつらいです。だから、私は片頭痛の一般的な原因が自分に当てはまるかどうかを1つずつ確認し、原因の目星を付けました。私の場合、思い当たったのは冷えだったのですが、その対策をしたら片頭痛が治まったので、当たらずも遠からずだったのかなと思います。若いころより40代以降は体が冷えやすくなっているというのも初めて知ったので、今後は体を温めることも生活に取り入れてなるべく片頭痛が起きないように気を付けていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ふじか(41歳)幼稚園に通う男の子をもつ専業主婦。 高齢出産だからこそ歳をとっても若く見られたい。 「脱おばさん」を目指してダイエットと美容に奮闘中。
2024年02月04日あきらめない頭痛クリニック(院長:田村 正年)は、2023年11月20日(月)、福岡県福岡市博多区千代1丁目に、頭痛診療を中心とした脳神経外科と内科の「あきらめない頭痛クリニック」を開院いたしました。2月2日(金)・3日(土)・4日(日)11:00~17:00に開催予定の、同クリニック体験・相談会のご案内をいたします。相談会のお知らせ■イベントページ ◆「模擬診療を受けたかった!」という多くのお声から2回目を開催昨年11月20日に「あきらめない頭痛クリニック」は開院いたしました。その3日前の17日(金)に開院前の内覧会を開催いたしましたが、博多区は当日、あいにくまれに見る悪天候に見舞われました。一日中強風と強雨が続く悪天候の中にもかかわらず、近隣住民の方々だけでなく、福岡県のさまざまな地域から50名の方々にご来場いただきました。しかしながら、悪天候によって来場いただけなかった方々も。また、お越しくださった方々の中から「再度相談したい」という声が多くあり、2回目の催しとして体験・相談会の実施を予定するに至りました。◆あきらめない頭痛クリニックは根本原因にアプローチして「幸せをあきらめない」頭痛症状を治したくて病院に行っても、原因を深掘りされないまま薬を処方されて、「ただ薬をもらいにいくことを繰り返している」という悩みをよく聞きます。当クリニックは、そのような患者さまの根本原因にアプローチできると自負しております。院長の田村は、自身の娘が頭痛を発症したことをきっかけに、言語化されにくい小児の頭痛を治療するパイオニアとして、多くの小児患者を診てきました。また、女性特有のホルモンが起因となる頭痛についても知見が豊富です。性別、年齢、症状の背景を踏まえた視点で総合的に頭痛を診ると、皆一律に薬だけ出して終わりという治療にはなりえません。各人の情報から傾向をあぶり出し、最適な治療を提案いたします。◆たかが頭痛ではQOLの低下へ。早めに芽をつんでほしいから気軽に相談を頭痛とともに起こる症状には、食欲不振、吐き気、顔色不良、朝の倦怠感、冷や汗、目の痛みなど、さまざまなものがあります。「たかが頭痛」と思われるかもしれませんが、放っておくと確実にQOLの低下につながります。「子どもの体調不良の原因がわからない」と悩んでいる親御さんや、「なんとなく体調が悪い」「頭痛症状があるけど病院に行くほどでもない」という、まだ頭痛がひどくない大人の方にも、気軽に相談していただける場です。昨年11月の内覧会では、模擬診療を受けた皆様から「頭痛の詳しい知識をいろいろ教えてもらえたのは初めて」「今まで解決の糸口が見つからなかった頭痛の悩みを話せて、すっきりした」「近所に頭痛のことを気軽に相談できるクリニックができて心強い」などのお声をいただきました。昨年の内覧会模擬診療の様子※第一回目内覧会の様子◆あきらめない頭痛クリニックについて当院は、自身の子供に深刻な頭痛持ちのあった院長田村が、一人一人の頭痛に合ったオーダーメイドの治療を提案する頭痛患者さまに寄り添ったクリニックです。これまで蓄積されたノウハウから幅広い治療方法を提案いたします。特に、これまで改善事例の多かった予防薬の投薬と、複数の頭痛の薬を同時に取り入れる治療をメインとしています。これまで頭痛持ちの患者さま延べ約1万人を診てきました。多くの診察を経験し、田村は主に小児の頭痛と女性の頭痛に寄り添いたいと考えています。「頭痛クリニック」と看板を掲げておりますが、院長の田村は脳神経外科医であるため、クリニックでは脳神経にお悩みの患者さまも受け入れております。また、内科も設置し、風邪や胃腸炎などの一般的症状も診ております。体調を崩した患者さまの「身近に頼れる医師」として近隣住民の方々のお力になりたいと思っています。◆あきらめない頭痛クリニック概要・診療内容: 脳神経外科・精神科(ただし、頭痛に関連する症状のみ)・内科※精神科については、頭痛を伴わない、鬱や統合失調症などは診療外・営業時間: 9:00~18:00・所在地 : 〒812-0044 福岡県福岡市博多区千代1丁目15-30 1階・HP : ・SNS : ◆あきらめない頭痛クリニック/院長田村 正年の略歴1957(昭和32)年9月15日、長崎県佐世保市生まれ。1976(昭和51)年、佐世保西高校卒、1985(昭和60)年、鹿児島大学医学部卒。1987(昭和62)年、県立大島病院、1989(平成元)年、静岡東てんかんセンター、1990(平成2)年、鹿児島県立北薩病院勤務。1992(平成4)年。脳神経外科専門医取得。同年、加治木大井病院脳神経外科部長、1995(平成7)年、金丸脳神経外科勤務。同年、博士号取得。1997(平成9)年、徳田脳神経外科部長として勤務。2001(平成13)年、田村脳神経外科開業。2023(令和5)年11月20日(予定)、福岡市博多区に「あきらめない頭痛クリニック」を開院準備中。<所属学会>国際頭痛学会、日本頭痛学会、日本東洋医学学会、日本てんかん学会、脳神経外科学会評議員、脳卒中の外科学会会員、日本脳血管内治療学会会員、日本脳神経学会コングレス会員 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月25日あきらめない頭痛クリニック(院長:田村正年)は、2023年11月20日(月)、福岡県福岡市博多区千代1丁目に頭痛診療を中心とした脳神経外科と内科の「あきらめない頭痛クリニック」を開院しました。オープン前の11月17日(金)、18日(土)に近隣住民向けに開催した内覧会の様子をご報告します。◆暴風雨の中、10代の若者から80代のご高齢者まで延べ50名が来院内覧会初日の17日(金)、博多区は、あいにく強風と強雨の天候で朝から夜まで続き、一日中冷え込む日となりました。そのような悪天候にもかかわらず、近隣住民の方だけでなく、福岡県のさまざまな地域から、17日、18日あわせて50名の方にご来場いただき、当クリニックのスタッフによる院内のツアー、模擬診療などが行われました。◆模擬診療で相談のあった頭痛の悩み約10名の方が模擬診療を受けられました。頭痛と言っても症状や悩みはさまざまでした。寄せられたご相談の一部と診療の様子をお伝えします。<40代女性>頭痛に悩む17歳のお嬢様の症状をご相談。3歳ごろから痛みを訴えるようになり、天気が悪い日は特に症状がひどい。睡眠障害や鬱の兆候があり、人混みや騒がしい音など外部刺激に非常に弱い様子。院長田村のアドバイス:服薬治療にマイナスイメージを持っているということでしたが、「どのように改善したいか」お嬢様の希望に合わせて治療の選択肢があることをお伝えすると、安心されたご様子でした。また、院長の田村は、長年女性の頭痛に対して、漢方、最先端治療薬、ジェネリック、CGRP抗体を患者様の症状に合わせて治療してきた実績があり、治療薬の選択肢の幅についてもお話ししました。<30代女性>PC作業が長時間続くと頭痛が起きる。痛みがある際は都度、市販薬を服用しており、頭痛時に光や音の刺激に少し敏感な様子。また、食欲低下や、手足のしびれを感じることもあるようで、薬を飲まない程度に頭痛を減らしたいとのご相談。院長田村のアドバイス:話を聞くと睡眠や水分摂取が不足している様子。頭痛が起きやすくなる要因の一つに脱水や生活習慣の乱れがあるため、日常の様子を伺いながら生活習慣のアドバイスを行いました。<30代女性>20歳ころから頭痛があり、薬を服用すると痛みは引く。うるさい音は多少苦手だが光や匂いには特に苦手意識はない様子。右側、目の周りから痛みが発生し、顔の前あたりに痛みがあるため毎日鎮痛剤を飲んでいるとご相談。<60代男性>頭痛で痛みが出る前に目の前に光が出て周りが見えにくくなる。その後ズキズキと痛みが出てくる様子。25年前から頭痛症状があり、様々な頭痛の治療薬を試しているがなかなか自分に合った治療法がないとご相談。<50代男性>長年頭痛があり、クリニック通院もしている。精神障害(双極性障害)もある方。体に力がり、刺激に敏感になりやすく毎日感じる頭痛の痛みを軽減したいとご相談。上記の相談は一部ですが、院長田村は、片頭痛、緊張型の慢性頭痛、薬物使用過多頭痛、閃輝暗点などの症状を特定したうえで、治療の提案から生活アドバイス(1日の水分摂取量、薬の飲み方など)までアドバイスを行いました。模擬診療を受けた皆さまからは「頭痛の詳しい知識をもっていろいろ教えてもらえたのは初めて」「今まで糸口が見つからなかった頭痛の悩みがすっきりした」「近所に頭痛のことを気軽に相談できるクリニックができて心強い」などのお声をいただきました。◆あきらめない頭痛クリニックについて当院は、自身の子供に深刻な頭痛持ちのあった院長田村が、一人一人の頭痛に合ったオーダーメイドの治療を提案する頭痛患者さまに寄り添ったクリニックです。これまで蓄積されたノウハウから幅広い治療方法を提案いたします。特に、これまで改善事例の多かった予防薬の投薬と、複数の頭痛の薬を同時に取り入れる治療をメインとしています。これまで頭痛持ちの患者さま延べ約1万人を診てきました。多くの診察を経験し、田村は主に小児の頭痛と女性の頭痛に寄り添いたいと考えています。「頭痛クリニック」と看板を掲げておりますが、院長の田村は脳神経外科医であるため、クリニックでは脳神経にお悩みの患者さまも受け入れております。また、内科も設置し、風邪や胃腸炎などの一般的症状も診ております。体調を崩した患者さまの「身近に頼れる医師」として近隣住民の方々のお力になりたいと思っています。◆2024年2月初旬相談会のお知らせ11月17日、18日の内覧会では悪天候も影響し、足を運べないお客様も多くいらっしゃいました。参加できなかった方々のお声に応えるべく、改めて相談会を行う予定です。◆あきらめない頭痛クリニック概要・診療内容: 脳神経外科・精神科(ただし、頭痛に関連する症状のみ)・内科※精神科については、頭痛を伴わない、鬱や統合失調症などは診療外・営業時間: 9:00~18:00・所在地 : 〒812-0044 福岡県福岡市博多区千代1丁目15-30 1階・HP : ・SNS : : ◆あきらめない頭痛クリニック/院長田村正年の略歴1957(昭和32)年9月15日 長崎県佐世保市生まれ1976(昭和51)年 佐世保西高校卒1985(昭和60)年 鹿児島大学医学部卒1987(昭和62)年 県立大島病院に勤務1989(平成元)年 静岡東てんかんセンターに勤務1990(平成2)年 鹿児島県立北薩病院に勤務1992(平成4)年 脳神経外科専門医取得同年、加治木大井病院 脳神経外科部長に就任1995(平成7)年 金丸脳神経外科病院に勤務同年、博士号取得1997(平成9)年 徳田脳神経外科病院 部長として勤務2001(平成13)年 田村脳神経外科クリニックを開業2023(令和5)年11月20日 福岡市博多区に「あきらめない頭痛クリニック」を開院<所属学会>国際頭痛学会、日本頭痛学会、日本東洋医学学会、日本てんかん学会、脳神経外科学会評議員、脳卒中の外科学会会員、日本脳血管内治療学会会員、日本脳神経学会コングレス会員 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月27日私は、長年貧血に悩んでいます。45歳になった今でも、立ちくらみや頭痛などの症状が起こることは日常茶飯事。鉄分を意識した生活習慣を心がけても症状が改善される兆しはなく、「そういう体質なんだ」と思っていました。しかし、あることをきっかけに意外な貧血原因が判明! ずっと悩んでいた貧血の本当の原因とは……?貧血に悩む日々…年齢や体質のせい?立ちくらみや頭痛などの症状が出始めたのは、40代に突入したばかりのころ。床に落ちた物を拾って立ち上がるときにクラッとしたことが、不調の始まりです。体を伸ばして遠くの物を取る、階段を上り下りするといった日常の動作でめまいを感じたことも。また、この時期から「疲れやすい」「朝なかなか起き上がれない」といった不調も感じ始めたため、年齢のせいだと思っていました。40代に入ってからの体の変化は同級生も同じで、ランチやお茶会をしたときの話題はもっぱら健康について。周りの友人も疲れやすさや朝のだるさを感じていたようで、「やっぱり年齢のせいなんだ」と安心したことを覚えています。そんな友人との会話の中で「立ちくらみやめまいって貧血なんじゃない?」という声も。友人いわく、貧血の人はまぶたの裏や目の下を引っ張った部分が白くなっているそう。そこで私は目の下を鏡で確認してみると、なんと真っ白!友人との会話から、疲れやすさやだるさは年齢から来る不調、立ちくらみやめまいは貧血から来る不調と自分の中で結論付け、年齢や体質で起こる症状なんだと思い込んでしまいました。病院へ行って診断してもらったわけでもなく、ただ友人に言われただけで判断したことを今では後悔しています。婦人科検診で明らかになった貧血の原因日常生活で感じる不調の次に悩んでいたことがあります。それは生理不順です。生理が来るたびに、出血量の多さや、生理痛の重さに悩まされ、寝込むこともしばしば。この悩みは30代後半ごろから続いていましたが、このころは子どもがまだ小さく、家事や育児に忙しいことを理由に、自分のことは後回しにしていました。45歳になって少しだけ育児も落ち着き、まだ生理の重さが続いていたことから、意を決して婦人科を受診することに。病院で超音波検査をしてもらうと、先生が「子宮に筋腫がありますね」とひと言。どうやら私は子宮筋腫になっていたようです。子宮筋腫とは、子宮の壁にコブができる病気のこと。筋腫ができる明確な原因は明らかになっていないのですが、医師によると女性ホルモンが関係していることは間違いないとのこと。私の場合、子宮の外側と内側どちらにも筋腫が存在し、合計5、6個できていたのです。筋腫があることで生理の出血が多くなるため、貧血も併発しやすい、という診断結果でした。年齢のせい、体質のせいと思っていた貧血が、まさか子宮筋腫のせいだったとは寝耳に水でした。子宮筋腫は女性ホルモンの分泌により症状が左右されるため、一般的に更年期を迎える45~55歳の人は薬を飲みながら経過観察をする治療法も用いられるそう。しかし、私の場合は筋腫の数が多いため、先生から子宮の全摘出手術を勧められました。子宮が体からなくなることに戸惑いましたが、再発の心配がない・がん化する心配がないというメリットを考え、全摘出することを決意。もう子どもを産む予定がないことも、手術を受けることを決めた理由の1つです。術後は快適な生活が待っていた手術の予定時間は3時間程度と説明されていました。しかし、私は筋腫の数が多く腸に子宮が癒着していたため手術が難航。予定時間を大幅にオーバーし、5時間後にようやく終了しました。開腹手術だったため、術後の痛みは強く感じましたが、10日ほどの入院生活を終え無事退院。術後、真っ先に感じたことは貧血の症状がなくなったこと。これまで日常の動作で立ちくらみやめまいといった症状があったため、不調が当たり前になっていましたが、何をするにも快適に過ごせます。洗濯物を干す、掃除機をかけるといった家事も以前より格段に動きやすく、毎日がとっても快適! 不調なく家事やパートに打ち込めることがとてもうれしく、体も心も元気ハツラツです。家族からも「お母さん表情が明るくなったね」なんて言われ、日々の家族での生活がパッと明るくなりました。手術を受けて本当によかったと思うと同時に、こんな元気な日々を過ごせるなら、早く病院へ行って不調の原因を明らかにするべきたったと反省もしています。まとめ術後は立ちくらみなどの症状に悩まされることがないため、パートや家事の際に体を動かしやすくなりました。貧血を改善するために、サプリを飲んだりレバーを食べたりしていましたが、病院で診てもらうことが解決への近道だったなと感じています。今まで生理のときは寝込むことが多く、暗い日々を過ごしていましたが、これからは毎日元気に過ごせそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/sawawa著者/よしだ れい(43歳)産まれたばかりの娘の育児を楽しみながら頑張っているアラフォーママ。年齢に負けないよう体力づくりに奮闘している毎日です。ジャンルを問わず、さまざまな体験談を執筆しています。
2023年12月20日皆さんは、子どもの発言に救われたことはありますか?今回は「嫁イビリが激しく高圧的な義母」を紹介します!イラスト:西谷まみ嫁イビリが激しく高圧的な義母義母は、いつも主人公に対して高圧的な態度をとってきました。そんな義母の対応に苦労している主人公を見ていた子どもたちは、いつも主人公の味方をしてくれます。あるとき…。中学生になった息子出典:Grapps中学生になった息子が「僕思ったんだけどおばあちゃんってさ…」と主人公に言いました。続けて「あんなひどい性格してるのに運はいいよね」と言った息子。息子の言葉を疑問に思った主人公は、理由を聞きます。すると息子は「ママみたいな優しくていい人がお嫁さんだなんて僕理解できないもん」と言うのです。真剣な顔で言ってくる息子がかわいくて仕方なく、救われた気持ちになった主人公でした。息子の気持ちが嬉しい息子の気持ちが嬉しかった主人公。真剣に考えてくれている息子のおかげで、ほっこりした主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年12月06日頭痛にはさまざまな痛みがあり、原因もさまざまです。更年期症状から来る頭痛もありますが、きちんと診察をしないとわかりません。ただ市販薬を飲み続けるのは良くないので、頭痛が続く場合は早めに受診を考えましょう。そこで受診のタイミングや治療法を産婦人科医の粒来 拓先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。「この記事はこんな人におすすめ」・更年期の頭痛の症状から原因や治療法について知りたい方・更年期の頭痛がなかなか治らない場合の対処法が知りたい方・更年期の頭痛が激しい場合、何科を受診したら良いか知りたい方更年期症状の頭痛はさまざま更年期症状として、頭重感(頭が重くて晴れない、雲がかった感じ)を訴える方は多く見られます。はっきりとした頭痛の多くは緊張型頭痛と片頭痛です。緊張型頭痛緊張型頭痛とは頭全体がきつく締められるような痛みです。必ずしもエストロゲンの減少が原因とは言えませんが、閉経後に症状が悪化したというケースが多いようです。片頭痛片頭痛は頭の片側がズキズキと脈打つような痛みで、光や音に過敏になる、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うこともあります。卵巣ホルモン、特にエストロゲンの減少が明らかな誘因の1つといわれ、閉経前に悪化することが多いようです。脳や歯、眼の病気のケースもその他にも、高血圧や脳腫瘍、脳血管の異常が原因のケースもあります。また、頭痛の原因には歯のかみ合わせ不良や眼精疲労などもあります。頭痛薬でも治らない場合は?頭痛外来など、医療機関に相談を市販の頭痛薬を飲んでもなかなか治らない場合は、高血圧や脳腫瘍、脳血管の異常など怖い病気が原因のケースもあります。ただ漫然と鎮痛剤を飲み続けるのではなく、医療機関に相談しましょう。神経内科や脳神経外科では、頭痛外来として専門外来をしているクリニックも多くあります。更年期症状の頭重感なら、ホルモン補充療法(HRT)が有効であることもあります。また、鎮痛薬に併用して漢方薬では「葛根湯(かっこんとう)」や「五苓散(ごれいさん)」「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」などが処方されます。激しい頭痛が続く場合は?自己判断しないで早めに脳神経外科へ更年期によくある症状の頭痛ですが、吐き気を伴った激しい頭痛や発熱、首の後ろも痛むような頭痛が続く場合は、他の病気が隠れていることもあります。気を付けたい疾患としては、脳出血、髄膜炎、脳腫瘍、脳動脈瘤、くも膜下出血など。自己判断はしないで早めに脳神経外科にかかることがおすすめです。高血圧が原因の場合は内科で相談し、降圧剤や鎮痛剤の薬物治療がおこなわれます。歯のかみ合わせ不良や眼精疲労が原因の頭痛は、歯科や眼科へ相談します。睡眠不足やスマホの使い過ぎに注意さまざまな原因が考えられる頭痛ですが、睡眠不足やストレス、スマホやパソコンの使い過ぎ、近いものを長時間見る、運動不足による筋緊張などから頭痛が起こることもあります。そのため普段から、しっかり睡眠を取り、ストレスをうまく解消させ、スマホやパソコンを使う場合は定期的に休憩を挟むなどを心がけることはとても大切です。首や肩の凝りから頭痛につながることもありますので、ストレッチ体操なども効果的です。・しっかり睡眠を取る・ストレスをうまく解消させる・スマホやパソコンの使用は休憩を挟んで・首や肩の凝りをほぐすストレッチも効果的まとめ頭痛があると、なかなか日常生活がスムーズにいかないもの。更年期に限らず、頭痛はよくあることと市販薬を飲んで済ませることもあるかもしれませんが、やはり頻繁に薬を使う状態は良くありません。症状が続くようなら早めに受診して原因を探り、きちんとした治療を受けることが大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年11月30日フワリーさんが40代熟女として日常に起こるあれこれについて描いたマンガ。昔から悩まされている「片頭痛」について振り返ります。頭痛に悩まされていたフワリーさんは、頭痛クリニックを受診。しかし、病院の対応や先生との相性に悩み、通院をやめることに。そこで、今度は漢方薬に頼ってみようと……。頭痛の原因が判明!?30代のころ、ひどい片頭痛に悩まされていたフワリーさん。頭痛クリニックを受診しますが、流れ作業のように頭部MRIも撮ったり、高い薬に慎重になるフワリーさんに寄り添ったりしてくれず。そんな先生へのストレスが大き過ぎて、通うのを辞めてしまいます。とはいえ頭痛は治らないので、漢方内科を受けてみると思わぬ病名が判明して……。頭痛クリニックへの通院を止めた私。そこで漢方薬に頼ってみることにしました。ちょうど、友だちから漢方内科の話を聞いたので行ってみようと。漢方内科では、望診という診断法があり舌を見せて、形状、色、表面のこけなどで情報を取るそうです。それから、切診と呼ばれる診断法では脈が早いか遅いかなどの確認をします。問診や聞診で患者さんから症状を聞き診断をおこなうそうです。先生から「エックス線検査をしてみましょう」と言われたときに、MRIで異常がなかったことも伝えました。ですが結果、このエックス線検査で私の片頭痛の原因が判明することに!なんと、副鼻腔炎だったんです。 え? 副鼻腔炎!?予想外でした。エックス線の画像を見ると鼻のあたりは膿で真っ白! まさか副鼻腔炎だったとは……。処方された漢方薬を飲み始めてすぐに、喉に粘り気の強い膿が下りて、痰が切れないんです。寝ているときにも起きるので、息ができず自分の痰で窒息死するかと思うくらい大変でした。最初の1週間はそんな症状でつらかったですが、後は月1回通院し、そのときの状態で別の漢方薬を処方していただきました。先生が言うとおり、半年近くかかりましたが片頭痛は劇的によくなりました。吐き気を伴うことがなくなったのが、本当にうれしい!気圧の変化による片頭痛は今も起きますが、以前ほどの重い症状は出ません。あのとき、車内でたまたま聞いたラジオの片頭痛についての投稿ですが、神に誓って出したのは私ではありません(笑)。----------------悩みの種の片頭痛の原因が、副鼻腔炎だと判明したフワリーさん。自分の気持ちに従って合わないクリニックをやめたのも、漢方内科を試してみたのも、結果につながってよかったですね!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/フワリー会話の中で「あれ、これ、その…」がひどくなった40代熟女。2児の母。Instagram:@fuwa_fuwa000
2023年11月17日あきらめない頭痛クリニック(院長:田村 正年)は、2023年11月20日(月)、福岡県福岡市博多区千代1丁目に「あきらめない頭痛クリニック」を開院します。当院は、家族に深刻な頭痛持ちを抱えていた田村が、一人一人の頭痛に合ったオーダーメイドの治療を提案する頭痛患者さまに寄り添ったクリニックです。院内の内装アート◆日本の頭痛に関する課題とデータ国内の頭痛患者総数は約3,200~3,300万人と推定されており、その経済損失は約3,000億円と言われています。日本人全体の片頭痛の有病率は8.4%と言われています。頭痛は、男女別にみると男性は3.6%、女性は12.9%と明らかに女性に起こりやすい病気です。10歳以下の子どもでは、有病率に男女差はないと言われていますが、女性が初潮を迎える12歳前後から女性の割合が高くなっていきます。(参照: )◆娘の頭痛発症を機にブログ『頭痛日誌』を10年以上記録2001年、院長の田村は鹿児島に脳神経外科を開業した当初、「頭痛」とはそれほど縁のない日々を過ごしていました。ところがある日、娘が3歳の頃にひどい頭痛を発症しました。「何とかして痛みと苦しみを取り除いてあげたい」という一心で試行錯誤と研究を続けた結果、各地から頭痛持ちの子どもを持つ親や、成人の頭痛持ちの人が訪ねてくるようになりました。頭痛患者さまを助けることが使命と感じた田村は、「これほど必要とされるのなら、鹿児島より人口の多い大都市福岡で開業した方が、より多くの人のお役に立てる」と考え、福岡での開院を決断しました。◆小児と女性特有の頭痛に特化していく必要性これまで頭痛持ちの患者さま延べ約1万人を診てきました。多くの診察を経験し、田村は主に小児の頭痛と女性の頭痛に寄り添いたいと考えています。まず、小児の頭痛は、子どもが言葉にして訴えることができないため、見過ごされやすいという問題があります。女性の頭痛に関しては、冒頭にデータで示したように、男性よりも圧倒的に多いのが現状です。これから女性がますます社会進出していく時代を迎える中で、田村はこのことを課題と捉えています。◆あきらめない頭痛クリニックについて当クリニックは蓄積されたノウハウから幅広い治療方法を提案いたします。特に、これまで改善事例の多かった予防薬の投薬と、複数の頭痛の薬を同時に取り入れる治療をメインとしています。また、精神科医としての20年のキャリアから、頭痛と精神疾患の関連についても研究を深めて参りました。特に、頭痛持ちの方はモチベーションをつかさどる機能が低下するということが研究で分かっています。当クリニックでは、臨床心理士によるカウンセリングを取り入れて並行して治療を行い、患者さまの心のケアに尽力いたします。◆あきらめない頭痛クリニック概要・診療内容: 脳神経外科・精神科(ただし、頭痛に関連する症状のみ)・内科※精神科については、頭痛を伴わない、鬱や統合失調症などは診療外※自由診療で心理療法士のカウンセリングを導入予定・営業時間: 9:00~18:00(予定)・予約開始: 開院1週間前から受け付け予定・所在地 : 〒812-0044 福岡県福岡市博多区千代1丁目15-30 1階・HP : ・SNS : ◆あきらめない頭痛クリニック/院長・田村 正年の略歴院長・田村 正年1957(昭和32)年9月15日 長崎県佐世保市生まれ1976(昭和51)年 佐世保西高校卒1985(昭和60)年 鹿児島大学医学部卒1987(昭和62)年 県立大島病院に勤務1989(平成元)年 静岡東てんかんセンターに勤務1990(平成2)年 鹿児島県立北薩病院に勤務1992(平成4)年 脳神経外科専門医取得同年、加治木大井病院 脳神経外科部長に就任1995(平成7)年 金丸脳神経外科病院に勤務同年、博士号取得1997(平成9)年 徳田脳神経外科病院 部長として勤務2001(平成13)年 田村脳神経外科クリニックを開業2023(令和5)年11月20日(予定) 福岡市博多区に「あきらめない頭痛クリニック」を開院準備中<所属学会>国際頭痛学会、日本頭痛学会、日本東洋医学学会、日本てんかん学会、脳神経外科学会評議員、脳卒中の外科学会会員、日本脳血管内治療学会会員、 日本脳神経学会コングレス会員 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日出産後、ホルモンバランスの変化や骨盤の歪みから生理の際の痛みに変化があることも。中には、ひどい腹痛と頭痛で大変なことになってしまうケースもあるようです。今回はそんな「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。33歳、主婦Wさんの場合……第2子出産後すぐ、第3子を妊娠したため、数年ぶりに生理が再開しました。久しぶりかつ産後に生理が来るようになったばかりで、これまでの経血量や生理周期、生理痛とは違った感じに変化していました。自分自身も自分の生理が予測できていませんでした。3人の小さい子どもを抱えて、何となく生理痛でお腹が痛い、頭が痛いと思いながらも薬を飲んだり横になる時間もなく、家事育児をしていました。ところが、夕方ごろから激しい頭痛が止まらなくなり、慌てて横になったものの治らずに結局トイレへ駆け込み嘔吐。吐いても頭痛も腹痛もよくならず、胃のむかつきまで追加されてしまい、休むに休めない最悪の状況になってしまいました。その時の心境、またその後は?頭痛がひどすぎて嘔吐するなんて初めてのことで、生理の影響ではなく、何か別の病気ではないかと焦りました。「今、小さな子どもたちを3人抱えて救急車に乗ることはできるのか?」「夫が帰宅するまで耐えられるのか」などが頭を駆け巡りました。急いで薬を飲み、痛みに耐えつつ休み休み家事と育児を最低限済ませて、子どもたちを寝かしつけしながら自分も横になりなんとか就寝。眠りにつく直前まで頭痛は続いており、睡眠中も何度か痛みや頭の重みを感じましたが、朝にはすっきりと治まっておりホッとしました。それ以降は、どんな状況であれ、頭痛の気配を感じたらすぐに薬を飲んで対処することを心がけています。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。こんな時どうする?生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年11月07日おかしい、立てない……。1話目からコメント欄でも多くの意見をにぎわせた作品「妻だって死にます」。特に頭痛で苦しんでいる妻に対して、夫が舌打ちした場面では、読者から怒りの声が多数寄せられています。この記事を機に一気読みしてみるのはいかがですか?<「妻だって死にます」あらすじ>ある日、子どもの幼稚園のお弁当を作るために早起きをした妻。しかし、起き上がったものの、台所にへたり込んでしまうほどの体調不良に見舞われてしまいます……。 妻の病院くらいで仕事を休むのは嫌!月に一度の、幼稚園のお弁当の日なのに……。 立てないほどの頭痛に見舞われる妻。ですが、なんとかお弁当を作って長女を幼稚園へ送り出し、生後2カ月の次女のお世話をします。 最低限の家事をこなしますが、夫が帰って来るころには、ヘロヘロに……。 夫が気づくくらい体調が悪い妻。明日病院へ行く間、次女を見ていてほしいと夫にお願いすると、「嫁の病院くらいで仕事休むのは嫌だ」と断られてしまいます。 死にそうに痛いのに…翌日になっても頭痛が治らないため、次女を連れて病院へ行く妻。病院では、弱い薬を処方され、次女と一緒に横になりますが、効き目はありません。 次の日になってもう一度病院へ行き、CTを受けたいから紹介状を書いてほしいとお願いしますが、予約でいっぱいだったため、すぐに診てもらうことができませんでした。 病院で点滴も打ってもらいましたが、改善せずにフラフラで帰宅することに……。 帰宅した夫に「総合病院へ行きたいから送ってほしい」と妻がお願いすると、夫は舌打ち!このとき、すでに頭痛発症から1週間が経っていました。 このように妻への思いやりのかけらもない夫の行動に、読者から多くの声が寄せられました。 生後2カ月の子どもを抱えての病院がどれほど大変か…●「嫁の病院くらいて、、、自分がもし体調わるいときどうするんですかね?旦那は普通に自分のことばかり考えてればいいかもだけど。2ヶ月の子かかえて病院がどれだけ大変か。みんなが実家に頼れるわけではない」 ●「いや具合悪いのに子ども連れ出す準備して世話しながら用事済ませて帰ったら片付けするとか無理でしょ。なんで連れて行けると思ってるんですかね」 「嫁の病院くらいで仕事休むの嫌」という夫に対して、「生後2カ月の子どもを連れて病院へ行く方が無理」という意見も届きました。仕事を休めないのはしょうがないですが、「嫌」という思いやりに欠ける言動には悲しいですよね。 え、舌打ち!?奥さんのこと心配じゃないの? ●「奥さんの事心配じゃないんですかね?こんなに辛そうなのに...救急車呼んだらいいのに」 ●「え…?舌打ち…?最低…クソやな…落ち着いたら離婚した方がいい、こんかカス 」 体調の悪い妻にやさしい言葉をかけるどころか、舌打ちをする夫の行動には読者から怒りの声が届きました。仕事が忙しそうな夫ですが、頭痛発生から1週間。妻の頭痛が普通ではないと思い始めてもいいころではないでしょうか。妻のピンチにも心配な顔すらしない夫には、一緒にいる意味があるのか……?と思ってしまいますよね。 このようにコメント欄には、夫への厳しい声が!妻の頭痛は治るのでしょうか!? 『妻だって死にます』ベビーカレンダーでは完結しているお話なので、一気読みが可能です!ぜひ読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2023年10月27日私は昔から頭痛持ちで、頭痛薬を飲んで仕事をすることが多くありました。そんな私が体調不良に見舞われたときのお話です。仕事中に激しい頭痛と吐き気に襲われ…普段から頭痛薬を服用していたためか、だんだんと頭痛薬も効かなくなり、なんとか自分の体をごまかして仕事をするようになっていました。そんなある日、仕事中に激しい頭痛と寒気、吐き気に襲われたのです。救急車で運ばれる事態に私はそのまま職場で嘔吐してしまい、起き上がることもできず救急車で病院に運ばれました。病院での診断は「髄膜炎(脳を覆っている髄膜に炎症が起こる病気)」でした。入院中は動くこともままならず、ごはんを食べることもお風呂に入ることもできませんでした。おかげで、入院2週間でなんと8kgも痩せてしまいました。常々痩せたいと思っていた私でしたが、「こんな思いをしてまで痩せたくない」と強く思った入院生活でした。まとめ頭痛を甘く見ずに、早めに受診したほうがよかったのかなと思っています。今も原因がわからず、完治したわけではないので正直とっても怖いです。異変を感じたら早めに対処したいと思っています。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/きょこ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年10月24日昔から子どもと接することが苦手で、人よりも疲れてしまう私。息子のイヤイヤ期が始まったころから、朝の習慣として歯磨きもおこなうように。朝のお世話が大変で、頭痛がしてくるほどになってしまいました。息子の朝の支度の分担を見直しほしいと、夫にお願いしたのですが……? 育児ストレスで頭痛…夫に相談してみると? 子どもへの接し方に自信が無い私は、1日中ひとりで息子の面倒を見ていると、夕方には薬が必要なほどの頭痛に悩まされます。そこで夫の助言のもと、子どもと適度な距離を置くため、1歳過ぎから息子を保育園に預けて、私は時短勤務することに。時短勤務を始めるのをきっかけに、夫と育児や家事の分担をしました。 息子が1歳半を過ぎたころ、「歯磨き」が加わると同時にイヤイヤ期に突入。とくに朝の支度をする際に、息子への対応に時間がかかり、頭痛が起こる日が増えていきました。しかし、朝の息子の世話は夫の担当範囲外。夫に手伝ってほしいと伝えますが、時間がないからと一刀両断。仕事が忙しいことは知っているので、強く言えずに私は頭を抱えてしまいます。 そんなある日、先輩ママでもある友人に、歯磨きをお願いしたときの夫の話をしました。それを聞いた友人は「 あなただって働いているんだから、遠慮することないよ!」と味方してくれたのです。 その言葉にハッとした私は、夫に「息子の成長によって育児の難易度は変わるの。だから分担についてもう一度考えてくれない?」と相談。結果、夫は朝の食事介助を引き受けてくれることに。以降、私は息子の食事を介助しなくなった分、時間と心に余裕ができました。これからも、息子の成長に合わせて、夫婦の役割分担を変えていこうと思います。 作画/Pappayappa著者:木村メイ
2023年10月13日40代熟女として日常に起こるあれこれについてマンガにしているフワリーさん。昔から悩まされている「片頭痛」についてマンガで振り返ります。ひどい片頭痛持ちで、台風が近付くと吐き気も伴うほどだったフワリーさん。日常生活にも支障を来すので、頭痛クリニックを受診。流れ作業のような対応に不信感を抱き、さらに……。薬は飲むタイミングが重要!?フワリーさんは、30代のころにひどい片頭痛に悩まされていました。日常生活にも影響が出たため、頭痛クリニックを受診することにします。ですが、そのクリニックの先生は話をあまり聞いてくれず、流れ作業のように頭部MRIも撮ることに。ドキドキして診断結果を待っていると、先生は「典型的な片頭痛」と診断。薬を処方されますが……。頭痛クリニックの先生に言われたこととは、「典型的な片頭痛です」と。片頭痛薬は飲むタイミングが重要です。早過ぎても遅過ぎても効かないですし、予防で飲む薬でもありません。しかも、1錠で800円もする高価な薬です。慎重になりました。当時はジェネリック薬がなかったので高額でした。1度目は、早過ぎて効果を得られず、もう少し後かな……後かな……と延ばしていたら、痛みがMAXになってしまって効かず。タイミングはつかめないし、高い薬なので「この程度の頭痛なら市販薬で大丈夫……」そんな感じで5錠を飲み終えました。そして、またクリニックへ行くも、うまく自分の思いを伝えられず先生に怒られて……。なんだか先生と相性が悪いと思いました。人気の病院でいつも混んでいましたが、病院に行くことがストレスになるなら辞めよう! と決意します。そして私の片頭痛は……。----------------病院や先生との相性って大事ですよね。せっかく健康を取り戻したいと思っても、余計なストレスが増えてしまうぐらいなら転院するのも一案。セカンドオピニオンを検討してもいいでしょうね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/フワリー会話の中で「あれ、これ、その…」がひどくなった40代熟女。2児の母。Instagram:@fuwa_fuwa000
2023年10月11日40代熟女として日常に起こるあれこれについてマンガにしているフワリーさん。昔から悩まされている「片頭痛」についてマンガで振り返ります。ひどい片頭痛を経験したフワリーさん。台風情報よりも先に台風の到来を察知するほど強烈な片頭痛で、吐き気も伴い日常生活に支障も! そこで頭痛クリニックを受診すると……。思いきって頭痛外来を受診したのに!フワリーさんは、30代のころにひどい片頭痛に悩まされていました。頭痛薬を飲んでも効かず、吐き気も伴い日常生活にも影響が出たため、頭痛クリニックを受診することに。多くの患者さんが通うクリニックでしたが、その先生が……。この痛み……台風が来る、きっと来る。台風情報が出る前からわかってしまうほどの片頭痛。台風が来る前は、頭痛薬を飲んでも効かないし、吐き気も伴うので日常生活がままならなくなってしまった30代。とにかく、つらかったです。そこで、県内にある数少ない頭痛クリニックから通いやすい病院を探し、思い切って受診することにしました。クリニックに着くと、待合室には、老若男女問わず多くの患者さんが!でも、結論から言いますと、このクリニックは私には合わなかった。混んでいるからか先生は流れ作業のように、こちらの話もあまり聞かずに頭部MRIを撮ると言うんです。なんだか、いきなりでドキッとしました。MRIで撮影中は、機械の爆音がただ、ただ「おしり! おしり! 」と言っているように聞こえて、そのおかげで不安な気持ちは取り払えましたが、いざ! 診断結果で呼ばれたときは心臓バクバク。そして先生に言われたこととは……。----------------せっかく受診した頭痛外来で、先生から流れ作業のような指示を受けたフワリーさん。不調や不安を解消したくて受診しているので、忙しくても先生には親身に話を聞いて欲しいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/フワリー会話の中で「あれ、これ、その…」がひどくなった40代熟女。2児の母。Instagram:@fuwa_fuwa000
2023年10月09日日頃から頭痛に悩まされているという方は案外多いのではないでしょうか?鎮痛剤を飲んで我慢するという方もいるでしょう。しかし、中には疾患が隠れていることもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけのエピソード」をご紹介します。Bさんの場合……私の場合は、髄膜炎(ずいまくえん)を患いました。結婚し、これからもっと頑張らないとと意気込み、仕事量を増やし遅くまで働く日々でした。そして、その年の年末のことです。29日から鎮痛剤を飲んでも消えない頭痛が続き、なんとか我慢しながら31日の午前中で仕事を終わらせました。久々の連休を迎える前に病院に行っておこうと思い病院へ行くと、先生から「即入院してください」と言われることに。新婚1年目は、病院で年越しをすることになってしまいました。どんな治療を受けましたか?本来なら髄液を取って検査に送り、診断が下るのですが、年末で検査機関が閉まっており、とりあえず抗生物質の点滴をひたすら打ち続けました。お風呂にも入れず苦痛でしたが、年が明けて検査機関が動き出し、背中の背骨の中の髄液を太い針で取りました。雷が落ちたのかと思うほど痛かったです。頭痛があれば、早めに病院へ行ったほうがいいと思います。違和感を覚えたときは病院へ鎮痛剤を飲んでも効かない程の頭痛は、髄膜炎が原因だったというBさん。Bさんは、抗生物質の点滴を打つことでよくなったようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときはすぐに病院で医師に相談してみてください。今回は「疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月08日私はもともと片頭痛持ちで、疲れたときなどに症状が出ることがよくありました。4歳だった長男がインフルエンザに感染し、保育園をお休みして私と2人で過ごしていた日のことです。熱が下がった長男は元気だったものの、突然激しい頭痛に襲われた私。視界がチカチカしたあとに頭が割れるような頭痛と嘔吐を繰り返しました。迷いながらも子連れで救急車に乗ったときの体験をお話しします。 ※コロナ禍前の体験談です。 突然ママを襲った頭痛! 心配する長男…当時4歳だった長男がインフルエンザに感染し、私と2人で自宅にいたときのことでした。長男と一緒に遊んでいたら、突然私の視界にチカチカしたものが浮かび始めたのです。これは頭痛が来る!と思い横になったものの、時すでに遅し。 数分後には、頭が割れるような頭痛に襲われていました。のたうち回る私の横で、ひたすら私の心配をする長男……。「ママは頭が痛いんだ」と伝えると子どもなりにわかってくれたようで、時折「ママ大丈夫?」と話しかけてくれました。 嘔吐を繰り返し、119番!頭痛に襲われてすぐに、私は自宅にある常備薬を確認しました。授乳中だったころに病院でもらった痛み止めがありましたが、頭痛がひどすぎてお薬手帳を確認することもできません。何錠飲めばいいのかもわからないまま、とりあえず1錠だけ飲みました。しかし状況は変わらず、ついに嘔吐を繰り返し始めたのです。 タクシーを呼んだとしても自力で歩ける自信がなく、さらにインフルエンザの長男も一緒……。頭の血管が切れるのではと思うほどの頭痛に耐えかね、ついに119番へ電話をしました。 救急車に同乗した長男は病院で…救急要請して間もなく、自宅に救急車が到着しました。そのまま近くの大きな病院へ搬送され、強めの鎮痛剤と点滴で一気に回復! 閃輝暗点(せんきあんてん)という症状だったそうです。インフルエンザの長男は、看護師さんと一緒に感染症用の個室で夫が来るのを待ってくれていました。 長男は初めて乗る救急車に興奮していたようですが、私は長男のことが心配でたまりませんでした。間もなく仕事を早退した夫が保育園へ長女を迎えに行き、そのあと病院に迎えに来てくれて無事4人で家路につきました。 長男と2人きりのときに救急搬送されて思ったことは、持病があるなら常備薬を揃え、容量・用法を把握しておくべきだということ。今でも片頭痛に襲われることはありますが、早めに鎮痛剤を飲んで対処しています。また、子どもなりにママを心配してくれるやさしさを感じられ、長男の成長に触れられた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2023年10月08日毎日続けられる“背骨ストレッチ”を、理学療法士インストラクター・Ayakaさんがご紹介。ここでは、“めまい&頭痛”の悩みにぴったりのケアを解説します。めまい&頭痛首まわりの筋肉の硬直が原因のひとつに!頭の重さは約5kgあるといわれているため、頭を支える首まわりは常に重労働。「低気圧による気圧の変化や寝不足、ストレスなど、めまいや頭痛には様々な原因がありますが、視野のピントを合わせる視神経に直結している後頭下筋が凝り固まると、めまいの原因にも。また、胸鎖乳突筋の凝りは頭痛のトリガーになることも多いです。この2つの筋肉のすぐ横には自律神経が通っているため、常に凝りをほぐしてやわらかく保つのがベストです」(理学療法士インストラクター・Ayakaさん)後頭下筋マッサージ座ったままでもできるので、仕事中にも手軽にケア。マッサージを習慣にして、めまいを予防しましょう。1、あごを引き、正面を向いた状態で両手の人差し指、中指、薬指の3本を、左右の頭と首の付け根の凹んでいる部分に当てる。ひじはカラダから離してスタンバイ。2、指、ひじ、腕はキープのまま顔と視線を斜め上に。指を左右に動かしてマッサージ。終始呼吸は止めずに、自然に続けながら、20回程度指を動かす。【POINT】マッサージするのは、耳の裏から頭と首の付け根まで。指だけをスライドさせるのではなく、気持ちいいと感じるぐらいの強さで、筋肉をしっかり押す感覚でおこなう。胸鎖乳突筋ストレッチ日常生活の動きでは、なかなかほぐすことのできない胸鎖乳突筋。意識的に伸ばすことで頭痛から解放。1、骨盤を立てて座り(あぐらでもOK)、鎖骨の下、胸の前に両手を重ねて置く。両ひじはカラダから離す。2、手の位置を動かさずに、首を伸ばすように顔を真上に向ける。3、そのまま頭を斜め後ろに倒して10秒キープし、2の位置に戻したら、反対側も同様に頭を倒して10秒キープ。自然に呼吸をしながら、これを5セット。Ayakaさん理学療法士として病院に勤務したのちハワイに留学。ヨガとピラティスのインストラクターの資格を取得。現在はフリーで、姿勢改善・体質改善のレッスンなどをおこなっている。※『anan』2023年9月20日号より。写真・中島慶子取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年09月15日熱中症の初期症状として頭痛を感じる場合もありますが、実は夏に起こる頭痛の原因は他にもあります。今回はその原因と対処法についてご紹介します。夏の頭痛の主な原因頭痛の原因にはいろいろなものがありますが、今回は特に夏に多い原因とその対策について3つご紹介します。1:熱中症による頭痛まずは、熱中症の初期症状としての頭痛です。熱中症による頭痛は、体温が上昇することによって起こることがあります。軽い場合は少しズキズキと痛む程度から、ひどくなると頭が割れるような痛みとして感じ、吐き気を伴うこともあります。暑い環境下で症状を感じることもあれば、翌日頭痛が起こるということもあります。熱中症による頭痛の対策は?頭痛が熱中症によるものだった場合、適切な対策をしないと命に関わることもあります。熱中症が原因なのかどうかは即座に判断できないこともありますが、暑い環境下で頭痛の兆候が出たら、すぐに冷房の効いた場所や日陰に移動しましょう。体を冷やすことが重要です。そして、十分な水分と塩分を摂取しましょう。体温を下げるためには、汗と一緒に失われる水分と塩分の補給が必要です。冷たい水分を摂って、体を中から冷やすのも有効です。ただ、冷たいものを飲みすぎると腹痛や下痢につながる場合もあるため、お腹の冷やしすぎには注意しましょう。2:室内外の気温差による頭痛夏は屋外の気温が上昇することから、冷房がよく効いた室内との気温差が大きくなりがちです。高温多湿の屋外と冷房の効いた屋内を行き来すると、急激な気温差によって自律神経のバランスに乱れが生じやすくなります。自律神経に乱れが生じると、四肢の冷えや肩こり、頭痛などの症状のほか、食欲不振、片頭痛や緊張性頭痛の原因となってしまうことがあります。室内外の気温差による頭痛の対策外出から帰宅したときには、一気に体を冷やしすぎないようにしましょう。急激な温度変化を避けるために、冷房の効いた部屋から外へ出るときや、その逆の場合は、十分な時間をかけて体温調節を行えるようにしたいですね。汗をかいた状態で急に冷房の効いた部屋に入ると、体が冷えすぎて体調を崩すおそれがあります。汗をよく拭き取ったり、着替えるなどの対処がおすすめです。3:脱水症状による頭痛夏の暑さで汗をたくさんかいてしまうと、体内の水分が減少してしまいます。また、意外に見落としがちなのが、寝汗です。健康な成人で、一晩に平均してコップ1杯分の汗をかくとも言われています。暑い夏の夜には、寝汗はさらに多くなっているかもしれません。体内が水分不足になると、血流が悪くなったり、細胞内と細胞外での水分と塩分のバランスが崩れる影響などで、頭痛や吐き気などの脱水症状が起こることがあります。脱水症状による頭痛の対策脱水が原因と考えられる頭痛の場合は、こまめに水分を補給しましょう。特に運動後や汗をたくさんかいたときは、水分だけでなく塩分もしっかり補給してください。疲労回復成分のクエン酸を含んだ梅干しや、漬物などを摂るのもいいですね。一方で、アルコールやカフェインの摂取は控えめに。これらの飲み物は利尿作用があり、水分を体から過剰に排出してしまい、かえって脱水症状を引き起こす場合があります。適切な対策で快適に夏を過ごそう頭痛が起こると、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。しかし、原因を理解し、適切な対策をとれば予防や改善することも可能です。夏の頭痛を未然に防ぐために、熱中症対策、適切な室内温度の調節、十分な水分と塩分の補給を心がけてみましょう。頭痛に悩まされずに、快適に夏を楽しみたいですね。©Krakenimages.com/Kite_rin/shutterstock筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年08月12日更年期と言われる年齢になってからというもの、体のだるさ、動悸、憂うつ感、頭痛、手の震え、不眠、発汗などなど、あまりにもいろいろな症状が予想もつかないときにやって来ます。そのたびに強い不安感を覚えていました。それが更年期症状はホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を及ぼすことにより起こる現象であることを理解すると、不安感なく対処できるようになった体験談を紹介します。★関連記事:自律神経が乱れやすい更年期。自律神経って何? 自律神経が乱れるとどうなる? どう整える?【医師監修】更年期の症状なのか、それとも大病なのか40代後半になったころから、急にドキドキして心拍数が上がったり、息苦しくなって深呼吸して呼吸を調整したり、暑くもないのに突然汗が出てきたり、手が震えたり、体がだるかったり、さまざまな症状が予測もなく襲ってくるようになりました。それらの症状のみであれば、一般的に言われている更年期の症状のようなので、年齢的なものだと自分自身に言い聞かせられるのですが、私の場合、大病ではないかと思われる症状も出てきたのです。それは急に手が震えて、脳の中で一瞬の軽い痛みとともに、さーっと血の気の引くような感覚がするというもの。この感覚を度々経験するようになり、もしかして自分は脳の病気でもあるのではないか、生死に関わるような脳疾患ではないかと心配で居ても立ってもいられず、病院に駆け込みました。しかし、脳ドックでMRI検査をしてもらった結果、特に脳の病気ではないことが判明。まるで生死の淵から生き返ったようにホッとしました。自律神経は心身を健康に保つ根幹的な神経脳の違和感以外にも、体調の変化を感じることがありました。あるときは呼吸するのが苦しくなり、心臓がドキドキして、死ぬかもしれないと思ったほど。そのときは救急車を呼ぶか迷いながら呼吸を繰り返して30分くらい静かにしていたら、症状が治まってきたのでした。他にも急に汗が出てきたり、体がかっかして熱くなり、周りの人に「暑いね」と言っても誰も同意をしてくれず、自分だけが熱くて汗までかいていたこともあります。そのような状況になるたびに、自分は深刻な病気を抱えているのではないかという強い不安を覚えました。更年期の症状は人により深刻度も症状も異なるそうなので、余計に不安でした。そんなとき、不眠で通院していた更年期外来の医師が不眠やその他の更年期障害にはすべて自律神経の乱れが影響をしているという話をしてくれました。全身を緊張させたり、弛緩させたりするのは自律神経の働きによるものであり、この自律神経がうまく調整できていれば、環境が変化しても体は安定した状態に保たれるとのことなのです。私は自律神経を整える働きがあるという漢方薬「抑肝散(ヨクカンサン)」を処方されました。自律神経の乱れる更年期をうまく過ごすには医師によると、例えば心拍数や呼吸数が増えるのは体中に血液や酸素を届けるため、発汗するのは体が熱くなり過ぎるのを防ぐため、緊張したり震えたりするのは覚醒状態を保つためであるとか。私が不安に感じていた症状は、逆に自分の体がある意味きちんと状況を把握して反応しているということであり、しっかりと自律神経が機能している証拠だと知り、少し安心しました。ただ、更年期はホルモンバランスが乱れているので、体を調整するために自律神経が活発に動くとつらいときもあります。そういう場合には我慢をしないで、無理せずに体を休めたり、更年期外来に通院したりしてフォローしていけば良いのだということがわかりました。そういったメカニズムがわかると、自分の体で何が起こっているのか理解できるので不安感もなくなり、冷静に対処できるようになりました。今は医師のアドバイスに従い、自律神経のバランスを整えるために食べ過ぎたり、不規則な時間に食べたりしないように。毎日なるべく歩くようにし、早寝早起きをして、規則正しい生活を心がけています。まとめ人によりさまざまな症状が出て、生命に関わる大病ではないかと思ってしまうくらいつらいときもある更年期の症状ですが、私はそのメカニズムを知ることにより、強い不安感から解放され、前向きな気持ちになれました。まだまだつらい更年期症状に悩まされるときもありますが、少しでもラクに過ごせるように、1日3食をしっかり取り、適度に運動をし、良質な睡眠を取り、規則正しい生活をしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/塩り著者/輝歩 (51歳)勤続約30年となる会社員を務める傍ら、ファイナンシャルプランナーとストレッチインストラクターの副業をこなすシングルマザー。
2023年08月01日