摩訶不思議でありながら、心を揺さぶるほど魅惑的なテリー・ギリアムの映像世界に身を置いて、何の違和感もない美貌と完璧なプロポーション。長い手脚を持て余すようにソファにもたれながら、クールな微笑みを浮かべるリリー・コールを見て、彼女が作品に望まれた理由を瞬時に理解することができた。テリー・ギリアムの監督最新作『Dr.パルナサスの鏡』で、リリーはヒロインのヴァレンティナを演じている。人々を鏡の中の世界に招き入れ、入った本人の願望や欲望を形にして見せることができる旅芸人、パルナサス博士を父に持つヴァレンティナは、16歳の誕生日を3日後に控えた身。しかし、父のパルナサス博士はかつて永遠の命と引き換えに、16歳になった娘を悪魔に差し出す約束をしてしまっていた…。「脚本を読んだとき、普通の映画とは全く違うものになると確信したわ。もちろん、テリーが監督であることをはじめ、この映画にまつわる全てが私にとってはすでに魅力的だったのだけど、ストーリーを知ってますます作品に惹かれてしまった。それに、ヴァレンティナというキャラクターは、いろいろな可能性を感じさせてくれる役だったの。と言うのも、渡された脚本には、彼女に関する明確な描写がさほど書き込まれていなかったから。私はテリーと常に話し合い、一からヴァレンティナを作り上げることができたのよ」。リリー曰く、「ナイーブで、勝ち気。でも、気持ちはすごく優しい女の子」というヴァレンティナは、旅芸人のジプシー生活にうんざりし、普通の暮らしに憧れている。一方、世界で活躍するスーパーモデルとして広く知られ、常に周囲の目に晒されるリリー自身の人生にも、普通ではない側面がある。「その通りね。私自身、それこそがヴァレンティナに強く共感させられた部分なの。テリーもそう思ったみたいで、“ヴァレンティナは、父親によって普通ではない生活を強いられている。ある意味、普通の人とは違う生活を送ってきた君に似ていると思わないかい?”と言っていたわ」。また、ヴァレンティナの役作りをする上で大いに役立ったのは、衣裳の数々だとも。鏡の中の世界でまとう美しいドレスから長い髪で豊満な裸体を隠すのみのセクシーなステージ姿まで、いろいろな彼女が見られる。「この作品の全てが“テリー・ギリアム!”という感じだけれど、間違いなく衣裳もそのひとつね。私が一番気に入っていたのは、普段のヴァレンティナが着ているジプシーの服よ。すごく助かったのは、ヴァレンティナが普通に生活しているとき、ステージ上で出し物を披露しているとき、鏡の中の世界に入ったときと、シーンごとに全て衣裳が違ったこと。彼女のいろいろな面を演じる上で、とても役に立ったわ。着物を着たりもしたし、世界中のファッションを一気に堪能できたようなものね。ただし、唯一着心地が悪かったのは、ワイヤーに吊られるときのハーネス!空中を飛ぶシーンでつけたのだけど、すごく大変だった(笑)」。そのほかにも、リリーは撮影中に大変な経験をしている。「撮影するのに、夜のロンドンは寒すぎるわ」と笑った後、「もちろん、ヒースの死が一番辛かった」と真剣な面持ちで自ら明かしてくれた。撮影中に急逝したヒース・レジャーは、ヴァレンティナが心奪われる謎の男・トニーを演じている。「私たちは彼の死を乗り越えるのにとても苦労したと思う。ヒースは本当にエネルギッシュで、彼のアドリブを受け、ほかの出演者たちもついついアドリブで応戦してしまうような楽しい現場だったの。彼とのシーンで思い出深いのは、橋から首を吊られていた彼を救い出す冒頭のシーンね。あとは、ヒステリーを起こした私が、彼を蹴ったりして大騒ぎするシーンも好きよ(笑)」。女優としての経験がまだ浅い中、共演者との死別という悲劇に見舞われながらも、鬼才テリー・ギリアムのミューズを立派に務めたリリー。「テリーの映画で好きなのは『バンデッドQ』かな。もちろん、『Dr.パルナサスの鏡』もね!」とちゃっかりアピールする彼女は、本作を撮り終えた後、サリー・ポッターやシェカール・カプールら錚々たる面々の作品に続けて出演。「みんなそれぞれユニークな監督たちだけれど、これだけは確実に言えるわ。明らかにエキセントリックなのはテリーよ」とも言い、いたずらっぽく微笑む。「いまのところすごく恵まれた経験ができているし、今後も女優業を中心に活動していきたいと願ってる。オープンな心で、いろいろな作品に挑戦してみたいわ。一緒に仕事をして大きなものを得られそうな監督だったり、自分が伝えたいテーマのある作品にめぐり合いたい。演じたことのない役をどんどん演じ、キャラクターを新たに探究していくことが、私にとって素晴らしい経験になると思うの」。では最後に、“パルナサス博士の鏡”に因んだ質問を。リリー自身の欲望や願望が具現化されたら、鏡の中はどんな世界になると思う?「平和で、調和の取れた世界。苦しんでいる人が誰ひとりとしていない世界になるかしら。それが私の願いなの」。美しきリリー・コールは心も美しかった。(photo:HIRAROCK/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:Dr.パルナサスの鏡 2010年1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:T・ギリアム、故ヒースを「最高の俳優」監督志望の爆笑太田には「現場そうじから」「淳は真面目な男」安室との真剣交際に爆笑問題・太田エール!?ジュードにレオ、破局から復活のカップル目撃情報が相次いだセレブのクリスマス休暇ヒース・レジャー渾身の遺作『Dr.パルナサスの鏡』試写会に10組20名様をご招待爆笑問題、来年は太田「コメディ映画撮る」、田中は「旅行。でも1人じゃ寂しい…」
2010年01月19日故ヒース・レジャーの最後の出演作として早くからその動向が注目されてきた、鬼才テリー・ギリアム監督最新作『Dr.パルナサスの鏡』。来週末の公開に先駆けて、1月14日(木)、親日家として知られるギリアム監督とヒロインでありスーパーモデルのリリー・コールが来日!同日、2人揃って出席してのジャパン・プレミアが行われ、監督の大ファンである爆笑問題と共にファンに向けて舞台挨拶を行った。舞台挨拶前のカーペット・イベントでは、本作に登場する、人の欲望を叶える“鏡”をイメージした扉が劇場前に用意され、仮面をつけた美女ゲストが次々と登場。今春に結婚を控えるタレントの西川史子も鮮やかなドレス姿で登場し、願いが叶うなら「若返りたい」と言い放った。最後に、ギリアム監督とリリーが登場すると、待ち構えていた一部のファンから大歓声。アレキサンダー・マックイーンのアニマル柄の服にジミーチュウのヒールを合わせたリリーの完璧なプロポーションに客席からは思わずため息がもれた。その後行われた舞台挨拶では、ギリアム監督は「また東京に戻ってこれて嬉しいです」と満面の笑みで挨拶。盟友ヒースとについて聞かれると、「彼はよき友人であり、家族の一員であり、とても心が広く、才能にあふれた俳優でした。その中でも大好きだったのは、役において必要なところまで恐れを知らずに向かっていくところ。おもしろい演技というのも磨かれていましたが、どんなにふざけたことをしてても地に足がついた重みが感じれる俳優でした。最高の俳優を我々は失ったのだと思います」とコメント。「彼を褒め称える最後の作品が完成したので、ぜひみなさんに彼の思いを馳せてほしいです」と呼びかけた。撮影の途中で急逝したヒースの後を引き継いだのが、彼を良く知る友人であったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人。ギリアム監督は、彼らを“3人のヒーロー”と呼び「本当に傑出した俳優で、今回はリハーサルなしで本番の撮影に臨みました。また3人は、映画のギャラをヒースの娘さんに全部贈ってます。とても寛大で、映画史で初めてじゃないかと思います」と称賛を贈った。そんなギリアムと初めて組んだリリーは、「監督はとてもクリエイティブで、寛大な心を持っている方です。出演する際は恐れやプレッシャーも感じましたが、この体験は私にとって風変わりな、印象的なジャーニーになりました」と言うと、ギリアム監督は甘えて寄り添ってみせた。さらに、今回は来日できなかった共演のジョニー・デップからの嬉しい手紙が届き、リリーが読み上げた。その手紙には、「テリー・ギリアムは私の大好きな友人であり天才です。私はとても悲しい事情でこのプロジェクトに参加することになりましたが、それはとても光栄なことでした。しかし、過去にずっと止まってはいけません。この作品は命を讃えているのです。みなさんを虜にしてしまうこの素晴らしい作品を完成させた、テリー、ヒース、そして関わった全員に自信をもって敬意を表します」との言葉が綴られた。これを受け、監督は「彼と一緒に作品を作るとマジックが起きる。ジョニーの嬉しい言葉を聞いて今日は安心してよく眠れそうです」と喜びの声。ここで、ギリアム監督の大ファンである爆笑問題が登場。太田さんはいきなり監督とキスするフリを見せるや、作品について「監督の見る夢を管で繋げて一緒に見てみたいというのが実現したような作品。ま、はっきり言うとよく分かんないんですが」と失言。一方、田中さんはリリーを見上げるや「同じ人間とは思えない。映画では妖精のような感じだったのに、実際に会ったら少女どころじゃないですね」と驚愕。まるで大人と子供のような(?)ツーショットに笑いが漏れた。近々監督デビューも囁かれる太田さんだが、先輩のギリアム監督から「どの映画監督志望の方も撮影現場で掃除をする。次の作品でどうですか?」とのアドバイスが。すると太田さんは「監督は芸人上がりだからな。『アバター』抜いてから言え」とまたまた失言!とは言え、やっぱりギリアム監督を目標としている様子の太田さん。その後の取材では、「雲の上の人で、人を楽しませようとするのがすごく好きというのが変わらなくて嬉しかったです。こういうものを目指したい」とコメント。実際にどんな作品かと言えば、「ポルノであることは間違いない。いまタイガー・ウッズと海老蔵とロンブーの淳に出演交渉しているところ」とのこと。そのタイトルは『Dr.中松のジャンピングシューズ』とか…。そんな相方に対し、田中さんはツッコミを入れながらも「いずれ監督をやるだろうしやるべき」と学生時代からの太田さんの夢を応援した。『Dr.パルナサスの鏡』は1月23日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:Dr.パルナサスの鏡 2010年1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:「淳は真面目な男」安室との真剣交際に爆笑問題・太田エール!?ジュードにレオ、破局から復活のカップル目撃情報が相次いだセレブのクリスマス休暇ヒース・レジャー渾身の遺作『Dr.パルナサスの鏡』試写会に10組20名様をご招待爆笑問題、来年は太田「コメディ映画撮る」、田中は「旅行。でも1人じゃ寂しい…」ヒースの雄姿をご覧あれ『Dr.パルナサスの鏡』貴重な特別映像を独占公開
2010年01月15日お笑いコンビ、爆笑問題が1月8日(金)、東京・渋谷区の金王八幡神社で行われた、プレゼンターを務める映画『Dr.パルナサスの鏡』のイベントで、前日に会見し歌手、安室奈美恵との真剣交際を公表したお笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳について語った。爆笑問題の二人はプレゼンターを務める本作のヒット祈願で絵馬を奉納。プライベートの願い事を取材陣に聞かれた田中裕二は、「安室ちゃんとパワースポットに行っちゃうよ」と一部週刊誌が報じた淳らの年越しアリゾナ旅行に言及。昨年12月23日に生放送されたフジテレビ系「いいとも特大号」の際に「淳と話したけど、そんな話はしていなかった」と前置きし「『年が明けたらご飯連れて行ってください』と言っていたので、実現したら安室ちゃんも来るのかな?って。ビックリしましたけどいいですね。淳のモジモジした様子?全然ない、普通通りでしたよ」と羨望の眼差し。太田光は「知っていましたよ。紹介したのは僕ですから」、「昨年秋ごろから相談を受けていました。淳はプレイボーイですけど真面目な男ですから。でも子供がいる」、「昨日サム(安室さんの前夫)とも話した」と大ボケを連発しつつも、淳の人柄を伝え温かく見守る姿勢をうかがわせた。一方、新年の抱負を太田さんは「昔から(同作の)テリー・ギリアム監督が好きなんですが、こういう映画を観ると映画監督やりたいと思いますね」。取材陣から主演は淳さん?と振られると「考えているんですけどね、淳と海老蔵でどうだ」と反射的に最近の熱愛ネタで応じ、田中さんから「そこで乗っかるな!話題なだけだろ」と扇子で頭をはたかれる叱りの一撃。田中さんは、本作について「監督の素晴らしい想像力で素晴らしい映像世界が…」とプレゼンターとして舌を振るっても聞き流す素振りを見せたレポーターにも「興味なさすぎだろ!」と苦笑いで一撃を食らわせるひと幕もあった。映画『Dr.パルナサスの鏡』は1月23日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:Dr.パルナサスの鏡 2010年1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:ジュードにレオ、破局から復活のカップル目撃情報が相次いだセレブのクリスマス休暇ヒース・レジャー渾身の遺作『Dr.パルナサスの鏡』試写会に10組20名様をご招待爆笑問題、来年は太田「コメディ映画撮る」、田中は「旅行。でも1人じゃ寂しい…」ヒースの雄姿をご覧あれ『Dr.パルナサスの鏡』貴重な特別映像を独占公開ジョニー・デップ「ファンこそ僕のボス!」ファンサービスNo.1男の面目躍如
2010年01月08日お笑いコンビ、爆笑問題がテリー・ギリアム監督最新作『Dr.パルナサスの鏡』のプレゼンターに就任し、12月17日(木)、東京・港区のアオイスタジオでTVスポットのナレーション収録を行った。本作は、人の欲望を映し出す鏡を操るパルナサス博士の旅芸人一座の座員となった謎の青年・トニーが、悪魔に差し出す約束をした博士を娘を守るため鏡を抜けて異次元世界を旅するファンタジー。撮影中に、トニー役のヒース・レジャーが亡くなったため、ヒースの友人ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウが代役を務めた。太田光がギリアム監督の大ファンだったことからプレゼンター就任を快諾したもので、過去2度、対談しているギリアム監督について太田さんは「思った通りバカな奴だった」と毒づきながらも「(英コメディグループ)モンティ・パイソンの作家の1人で、学生時代に見ていて『お笑いでこういうのをやりたい』と憧れたんだよね」と話し、来年の抱負についても「ギリアム監督に刺激を受けるし映画撮りたいね、コメディを。元々チャップリンに憧れてきたから」と本音モード。一方、9年連れ添った妻との離婚から2か月が経つ田中裕二は「いまね、めちゃめちゃ忙しくて帰っても何時間か寝るだけだから寂しいとも何とも、何もない。年が明けて落ち着いて休みとかあるとね…。猫2匹とベッドに潜ってます。妻は僕の健康管理をしてくれていたけどいま、止める人もいなくなったから好きなものを思い切り食べたい。スイーツ、肉、揚げ物とか。一番食べたいのはチョコレートパフェ」とヤケ気味。来年の抱負について「再婚?それもそうだけど、海外旅行したいね」と声を張ったが、太田さんに「海外はダメ、俺たち帯(レギュラー番組)があるから」と叱られ「じゃ、国内。1人じゃ寂しいから誰かと…」としょんぼり。競馬予想でも知られるだけに「有馬記念で万馬券でも当てないとやってられないっすね。全力で当てにいきます」と寂しさを笑い飛ばしていた。同TVスポットは来年1月16日(土)からオンエア。同12〜14日に来日が決定したギリアム監督と、太田さんらは3度目の対面を果たす予定。『Dr.パルナサスの鏡』は2010年1月23日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:Dr.パルナサスの鏡 2010年1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:ヒースの雄姿をご覧あれ『Dr.パルナサスの鏡』貴重な特別映像を独占公開ジョニー・デップ「ファンこそ僕のボス!」ファンサービスNo.1男の面目躍如ジョニー・デップ、超高額ギャラで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ続投か?ヒース・レジャー初主演コメディがDVD化!劇中で「君の瞳に恋してる」熱唱もコリン・ファレル、共演女優の恋人との間に男児誕生
2009年12月17日お笑い芸人と言えば「人を笑わせてナンボ」。そのボケもツッコミもKYな態度も、(ほぼ)すべてが芸という緻密な計算によって作り出されているものだと想定すると、ほとんどの成功している芸人たちはかなりの「キレ者」と言えるのかもしれません。今回は、そんな中でも特に「頭が良さそうだ!」と、ビジネスマンが認める芸人トップ5を調べてみました。 >>女性編も見るQ、頭が良さそうなお笑い芸人は?1位太田光(爆笑問題)19%2位宇治原史規(ロザン)10%3位ビートたけし9%4位島田紳助8%5位上田晋也(くりぃむしちゅー)5%■太田光(爆笑問題)が「頭が良さそう」に見える理由・「番組で政治家と対等に話している姿を見るとすごいと思う」(27歳/運輸/設計)・「NHKの『爆笑問題のニッポンの教養』の中で、大学教授たちと話題を尽かさず対等に話を広げていくところを見ていて」(23歳/監査法人/金融系専門職)・「言っていることはめちゃくちゃなときもあるが、知識だけではなくて必ず自分の見解を交えて話すところ。コメンテーターがいかにもするような発言をしないところも、個性が出てて良い感じです」(26歳/ソフトウェア/SE)・「登場したばかりのシーンではいつもおちゃらけているが、真剣な本題に入るとスイッチが切り替わったかのようにメリハリある発言や態度に変えられるところ」(22歳/アパレル/販売)・「政治的な話題の番組で政治家を相手にまくし立てられるところ」(26歳/商社/財務)■宇治原史規(ロザン)が「頭が良さそう」に見える理由・「クイズ番組で、他のインテリ芸能人でも分からない問題もさらっと答えてしまう。“頭が良い”のレベルが違う」(23歳/電気/営業事務)・「いろいろなクイズ番組に出て、優秀な成績を残している」(24歳/商社/営業)・「クイズ番組では難問に素早く回答しているし、トーク番組ではそつなくトークをこなしている」(25歳/機械/マーケティング)・「頭も良いだけでなく勘も鋭い」(29歳/ソフトウェア/総務)■ビートたけしが「頭が良さそう」に見える理由・「笑いを織り交ぜながらも、本質を捉えたコメントをする」(29歳/官公庁/総務)・「司会の巧さと映画などでの才能の発揮」(28歳/福祉/サービス)・「フジテレビの『たけしのコマネチ大学数学科』で数学の問題の解き方・考え方が柔軟」(26歳/金属/研究開発)・「政治に対して積極的に発言していく姿勢」(27歳/商社/財務)■島田紳助が「頭が良さそう」に見える理由・「どんなゲストを相手にしても必ず笑いを引き出すことができる」(23歳/教育関連/総務)・「言葉の操りが巧みで、思わず納得させられてしまうほど話が上手」(28歳/機械/SE)・「他人の気持ちを、その人が泣いてしまうほど上手に代弁できるころ」(24歳/人材派遣/営業)・「コメントには常に緻密な分析がされていて、言葉選びが的確」(22歳/ソフトウェア/プログラマー)■上田晋也(くりぃむしちゅー)が「頭が良さそう」に見える理由・「トーク番組でいろいろなウンチクを披露している」(25歳/IT/プログラマー)・「いろいろなジャンルの人にツッコミを入れたり、場に合わせた話題提供ができるから」(28歳/学校/その他)・「バラエティーの司会者として番組を回す能力があり、司会者として十分なポテンシャルがあると島田紳助からも評価されていた」(25歳/化学/研究開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年12月09日日仏のアニメーターたちによる国境を越えたコラボレーションで製作された、フルCGによるファンタジーアニメ『よなよなペンギン』が、東京国際映画祭で公式上映された。舞台挨拶には声優を務めた森迫永依、田中麗奈、爆笑問題の太田光と田中裕二、高橋ジョージにりんたろう監督と豪華な顔ぶれが並んだ。先日、田中さんの離婚が報じられたが、太田さんは終始、それをネタにしたコメントを連発し会場は笑いに包まれた。自身が声を担当した意地悪天使・ザミーそのまま、牙を相方の田中さんに向ける太田さん。いきなり「この映画のテーマは“離婚”ということで(笑)。というのはうそで“友情”がテーマです!子供たちには夢がなくて申し訳ないんだけども、田中くんの変態プレイが嫌われて、最近カミさんに逃げられちゃって…。離婚後、一番最初に僕のところに来てくれて、『助けてくれ!』ということで一晩中、飲み明かしました。友情ですね」としみじみ。当然のごとく田中さんは「全部うそ!」と突っ込むも後の祭り。国際映画祭ということで、英語の通訳が入るが「His wife was running out.」という言葉に会場は大爆笑。田中(裕二)さんは恐るべき闇の帝王ブッカ・ブーの声を演じたが、この日は形なし…。「僕のキャラクターは大きいんです」と言ったそばから、太田さんは「中からカミさん出てきたら笑えるな」とボソリ。劇場公開がクリスマス直前(12月23日)ということで、クリスマスの過ごし方は?という質問が一同になされたが、田中さんは「今年は、僕のところにはクリスマスは来ないらしいので、何事もなく、猫と一緒にクリスマス的なことを無視して過ごしたいと思います」とすね気味に答えた。主人公のココ役の森迫さんは「私が演じたココちゃんは、いつか空を飛びたいという強い、大きな“夢”を持っています。信じる心が奇跡を起こしてくれると思います」と素晴らしいコメント!続いてココの友達のチャリー役の田中麗奈さんも「(チャーリーが)どんどん勇気を得て、立ち向かっていく姿を見て、いろんなことを感じていただけたらと思います」と呼びかけた。ココの父親の声を吹き替えた高橋さんは「僕にも、来月5歳になる娘がいます。少ないシーンの出演でしたが、父と娘の“絆”を感じて!」と決めたかと思いきや田中さんをチラリと一瞥し「最近は“絆”を壊す人もいっぱいいますけども…、家族で観て、ぜひ絆を感じていただきたいな」と余計な一言をくっつけた呼びかけで場内の笑いを誘った。さらに「クリスマスは、うちは温かい家庭があるので(笑)、妻と子供に料理をふるまってあげたいと思います」と言うに及んで、ついに田中さんも反撃!「キャバクラ行くって言ってなかった?」と突っ込むと、高橋さんは慌てた様子で「そ、それはテリー伊藤さんを連れて行こうっていう話だよ!」とモゴモゴと返し、マイホームパパのダークな一面をチラリ?りんたろう監督は「世界一可愛い、そして、いまだ観たことのないフルCGアニメーションを作ろうと思って描き始めました。それだけでこの7年間やってきました」と感慨深げに語るも、ここでも太田さんが「“宮崎駿をやっつけたい”という、ただそれだけです」と危険発言…。最後まで笑いの絶えないまま舞台挨拶は幕を閉じた。『よなよなペンギン』は12月23日(水・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 りんたろう・マッドハウス/『よなよなペンギン』フィルムパートナーズ・DFP第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!【TIFFレポート】セクシー佐々木希、かわいい顔してやるもんだ!監督が素顔暴露【TIFFレポート】トルナトーレ“『ニュー・シネマ・パラダイス』の親戚”作に自信
2009年10月21日日本とフランスのアニメーション・クリエイターたちが国境を越えて手を組み、ハリウッドとはまたひと味違った形で描き出した、新感覚のフルCGアニメーション『よなよなペンギン』が12月に公開を迎える。これに先駆け、7月13日(月)に本作の製作報告記者会見が行われ、監督のりんたろうを始め、声優を務めた森迫永依、田中麗奈、爆笑問題の太田光と田中裕二が参加した。日仏のコラボ作品ということで、会見では駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏が挨拶し、その後、監督、キャスト陣が登壇となったが、太田さんはいつもの調子でいきなり「フランス大使の話が長いですね」といきなりの暴言。気を取り直して主人公のココの声を担当した森迫さんに一言挨拶を求めるも「はいはい森迫です」となぜか太田さんが割り込み、挙句の果てに「ポニョの声を担当しました太田です」と他作品の名前まで出す始末。会場は大きな笑いに包まれた。森迫さんが演じたココは、ペンギンが大好きで、夜の街をペンギンのコートを着て歩くかわいらしい女の子。森迫さんは「純粋な心を持った、強い女の子です。友人をすごく大事にするところは見習いたいし、飛べなくても信じ続ける、あきらめないところは自分と似ていると思います」と笑顔で語った。爆笑問題の田中さんが担当したのは、意外にも悪の大魔王ブッカ・ブーの声。田中さんもこのキャスティングが意外だったのか「デーモン小暮閣下がやればイメージぴったりだと思います」と語ったが、ここでも太田さんが神妙な顔つきで「田中は僕のバーターで役をもらってるので、その辺のところはあまり触れないでください」とまぜっ返していた…。田中さんはさらに、以前にも共演経験のある森迫さんについて「久々に会ったら身長が僕と変わらないくらいに伸びていてショックです」と驚いた様子で語った。田中麗奈さんは、ココの親友の男の子・チャリーを演じたが「(男の子を)演じることはなかなかないので嬉しいです。いつも怯えて、ドキドキして自信なさげな男の子なので、“男らしさ”よりも“かわいらしさ”を意識して演じました。『キャッ!』と言ったりするちょっとした反応などで、女の子っぽくなってしまい、その辺を男の子っぽくするのが難しかったです」とふり返った。そして散々、他人の発言に割り込んでいた太田さんだが、自身が演じるのは、適役と言えそうなひねくれ者のザミー。いざ、自身の役柄の説明になると「まだアニメを観ていないのでよく分からないですが」ととぼけ、さらには「この『“なよなよ”ペンギン』ですが…」とタイトルすらまともに覚えていない様子。「りんたろう監督とはいろんな話をしました。ときどき宮崎駿の悪口を言ったりして」と最後まで毒舌ぶりは健在だった。そのりんたろう監督は作品について「世界の誰もが観たことのない作品になっています。フルCGの王道と言えばピクサーですが、彼らに追従してもかなわない。50年以上の日本の2Dアニメのノウハウ、日本のDNAで新しいものを作りました。絵本が動き出します!」と力強くアピールした。『よなよなペンギン』は12月、全国にて公開。■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月、新宿ピカデリーほか全国にて公開
2009年07月14日