私は、2023年の夏に母の初盆を迎えます。大切な人を亡くした悲しみをかき消すように、今日まで葬儀や忌明けなどの法事をバタバタとおこなってきました。初盆を控え、遺品整理やお墓の問題も浮上。年を重ねて自分が残された家族の立場となったことで、私なりの「終活」を具体的に考え始めました。今後のために、できる限り身の回りの整理をしておかなければならないと感じた、私の終活についてお話しします。★関連記事:遺品やお墓、遺産について…もうすぐ70歳の両親が始めた「終活」のリアル遺品整理と掃除の日々10年ほど前だったかと思います。私が子どものころに習い事で着ていた着物を、母が京都の知人に譲ったことがありました。「着物を必要とし、喜んで引き取ってくれるところに着物を渡せてよかった」と笑顔で私に話していました。家族の本や洋服、そして私が桃の節句で親戚からいただいた博多人形なども、ひとまとめに整理していたのを覚えています。そのときは、「何で思い出の品を整理整頓しているのだろう」と思いました。今思うと、母なりに身の回りの整理をしていたのだと思います。しかし、母は体調がすぐれなくなるにつれて、物を捨てることが難しくなっていきました。私は、今年に入ってから現在に至るまで毎週のように実家に通い、母の遺品整理と掃除をしています。片付けても、片付けても、次から次へと家族の思い出の品が出てきます。思いが詰まった遺品の整理は涙が出てきて手が止まることもあり、心身共に大きな負担となっています。私は今回、遺品整理の大変さを実感したことで、身の回りの物について生前整理をする「終活」を始めました。捨てるかどうかを迷う物は、写真を撮り「ありがとう」と言って‟さよなら”しています。できるうちにしておかないと、体が思うように動かせなくなったときには物を捨てられなくなってしまうかもしれません。生前の母の姿を思い出し、そう思ったのです。お墓の管理と今後の不安も…今後のお墓の管理も、私の悩みの一つです。実家のお墓には先祖代々の親族が埋葬されています。しかし、私以降はお墓を継ぐ者がいないので、先々のことを考えると、永代供養(遺族の方に代わって、霊園や寺院が遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法)についても検討しなければなりません。また、実家のお墓は山の中腹にあり、歩いて坂を上り下りします。年齢のことを考えると、「いつまでお墓に足を向けることができるのだろうか」と不安を感じます。ゆくゆくは墓じまい(墓石を撤去し、墓所の使用権を返還すること)をして、永代供養にするかもしれませんが、それに伴う費用の問題も浮上します。また私自身、自分の葬儀にかかる費用だけは、残される家族の負担にならないように、できるだけやりくりしておきたいと思っています。母の葬儀後に親族で集合写真を撮影したのですが、全員、生気のない表情で写っていました。大切な人を亡くして、心身共に疲れ果てています。そんなときに、葬儀やお墓にかかる多額の費用の悩みも出てきてしまうと、想像もできないほどの大きなダメージになると感じたからです。私の代で、できる範囲でお墓の供養を済ませておき、残された家族に心身的・金銭的負担のかからない葬儀をおこなってほしいと思っています。お墓に関する「終活」もしておきたいと思いました。いざというときの「終活ノート」も私の暮らす街には、初盆にお墓へ提灯(ちょうちん)を供え、花火や爆竹を鳴らして精霊船を流す伝統行事(死者の魂を弔う行事)があります。初盆に用意する物などを私が教えてもらう前に、母は病に倒れてしまいました。私は姑や親戚、そしてご近所の方にいろいろと教えてもらいながら、どうにか初盆の準備をしました。初盆に用意する提灯だけでも、お迎え提灯・仏壇の前に置く行灯・送り提灯・お墓の提灯があります。また、精霊船を用意し、お盆に海に流しに行き、翌日、後始末までします。その他にも、初盆に向けてお坊さんと連絡を取ったり食事の手配をしたり、準備しなければならないことがたくさんあります。私は、残された家族が、故人を送るためにどうしたら良いのかわからなくて困らないように、初盆では何を準備すれば良いのか、どういうふうに親族などに連絡をしたら良いのかなど、「終活ノート」のようなものを作って少しでも書き留めて残しておこうと思いました。今回、わが子と一緒に初盆の提灯の組み立てをおこないました。いつか「こうするんだったな」と初盆の風景を思い出してくれると良いなと思いながら。まとめ母の初盆を機に、身の回りを整理する「終活」を始めました。また、お墓や仏事など、手間や準備の大変な行事に関して、どのようにしたら残された家族に負担をかけないで済むか、「終活ノート」にまとめておこうと思っています。私ひとりでは解決できない問題でもあります。もうすぐ迎える初盆で、家族そろって故人を懐かしみながら、今後についていろいろな話ができるといいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年09月05日自分なりに部屋をうまく片づけているつもりでも、実は逆効果になっていることもあるでしょう。整理収納アドバイザーである筆者が、きれいに見せようとして失敗してしまいがちな「NG収納術」の特徴を3つ解説いたします。NG収納1.「いる・いらない」の2択で分ける「定期的に片付けている」「持ち物の量をきちんと把握している」という方は、ものの要不要を迷わずに判断できるでしょう。しかし、いつも収納からものが溢れていたり、片付けが得意ではないという方は、まだ使うかもと思ってなかなかその場で判断できないかもしれません。整理するかどうか即決することが難しい方は、「要不要」の2択ではなく「使用頻度」で考えることをおすすめします。筆者は以下のように基準を設けています。・1軍=毎日~1週間に1回使っている・2軍=1か月に1回、3~4か月に1回くらい使っている・3軍=1年に1回くらい使う・補欠=1年間一度も使わなかった例えば、筆者宅では、毎日使うキッチン用品はキッチンツールスタンドに入れて出しっぱなしにしています。ときどき使う2軍は収納ケースにまとめて吊戸棚の一番下の手が届きやすいところに、3軍は吊戸棚の一番上に保管しています。一年以上使わなかったものは、一旦ゴミ袋に入れて2週間ほど置いてみて、取り出してまで使いたいと思わなければそのまま処分するようにしています。「いる・いらない」を即決できず、いつも判断を後回しにしてしまう場合は、過去や未来の使い方ではなく、現在の使用頻度で分けてみてくださいね。NG収納2.真っ白なケースや蓋つき収納ボックスを使う白くて四角いファイルケースや蓋が付いている収納ボックスを使うと、見た目がゴチャゴチャしなくなり、すっきりと整ったように感じますよね。しかし、・ラベリングをしないと中身が分からない・ラベリングをしていても、ケースを引き出すか、蓋を開けないと在庫数を把握できない・ものの種類と在庫数まで把握できていなので、買い忘れや重複買いをしやすくなるといったことも。「ケースの中身が一目で確認できない」ことで、余計なお金やアクションを増やしてしまうのです。片付けのプロである筆者自身も、在庫を把握しておらずつい持っていることを忘れてしまうことがよくありました。そのため、高さがある真っ白なケースは持っていませんし、蓋のある収納ボックスには3軍のものだけを入れています。1軍、2軍のものを入れるには、半透明やカゴなど中身が見えやすいものや高さが低めのものを選ぶと、在庫管理がぐんとラクになりますよ。NG収納3.先に「隙間収納グッズ」を取り入れるものがうまく収まらない場合、コの字ラックや吊り下げ収納など、隙間を有効利用できる収納を取り入れるのは要注意です。とりあえず収納スペースを増やしてから溢れているものを収めよう!という案は、「ただものを移動しただけ」になってしまいます。収納するときは、まず不要なものを手放してから、本当に必要なものを使いやすい場所にしまうことが大切です。・使い勝手が悪く長年手に取っていないものは処分する・傷んでいたり壊れかけているものを買い替えのために捨てるなど、改めてものの状態を見直すと、手放すタイミングのものが意外と多いことに気が付くはず。そうすれば、収納スペースを増やす必要はありません。最初から収納グッズを増やすよりも、まず今必要なものを選び取る。それから、最も使いやすい高さ・位置にぴったりの収納アイテムを検討したほうが、暮らしやすさがぐっとアップしますよ。まとめ良かれと思って最初に収納術を取り入れたり、アイテムを購入する前に、・使用頻度を優先・見やすさ重視・収めるもの、場所が決まってから収納グッズを購入この3点を意識して、自分のライフスタイルとものの持ち方を見直してみましょう。片付けは試行錯誤の連続です。何度も見直していくうちに、自分軸での判断基準が分かるようになり、自然とすっきりした状態をキープできるようになっていきますよ。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年08月25日気温や湿度が高く、不快に感じる日が続きますね。猛暑日が続くと、家事や片付けも面倒に思うことも多いかもしれません。しかし、夏の間に少しずつ不要なものを整理しておくと、湿気やカビ対策になったり、無駄な買い物を減らすメリットもあります。整理収納アドバイザーである筆者がおすすめする、「夏のうちに捨てておきたいモノ」を解説します。夏に不要なものを整理するメリット(1)動線がスムーズになり、掃除がしやすくなるクローゼットや玄関など、狭いスペースを扉で閉めきっている場所は湿気が溜まりやすく、匂いが気になったり、空気が淀みがち。洋服や靴が隙間なく詰め込まれていると、風通しが悪くなり、カビが発生しやすくなります。不要なものを処分して余裕のある空間ができると、・ものが取り出しやすく、アイテムが選びやすくなる・お気に入りに囲まれて、コーディネートが楽しくなる・掃除がしやすくなり、ほこりも溜まりにくくなる・風通しが良くなり、カビの予防につながる出し入れもスムーズになり、掃除機や拭き掃除のハードルも下がるので、家事の時短にもつながります!(2)収納ケース自体が不要になり、収納棚に余白ができるものを整理整頓すると、元々収めていた収納ケース内がスカスカになるほどスペースが空いたり、収納グッズやケース自体が不要になることがよくあります。収納とは、・どれだけたくさんものが収められるか・隙間スペースを最大限活用できるか・ごちゃごちゃしたものをすっきり隠しておけるかではなく、見やすさ、取り出しやすさを最優先するために、詰め込みすぎないことが一番大切です。収納棚に余白ができると、身の回りのものをこまめに整える習慣がつくようになりますよ。空いた収納ケースは、他で使う場所がすぐ思い浮かばないのであれば、思い切って処分してしまうのがおすすめです。また使うかもと処分しないでいると、「収納できる場所はあるから」と思い、またため込んでしまう可能性があるからです。(3)持っているものが把握でき、ムダな買い物が減らせるものの要不要を見極め続けていくと、年齢や好み、ライフスタイルに合ったもの選びの基準も徐々に明確になってきます。筆者も、「機能重視・デザイン重視」など自分の価値観を知ることで、使用頻度やメンテナンスのしやすさなど、購入後の使い勝手も冷静に判断できるようになりました。その結果、満足度の高い買い物ができる確率がぐんと高まるでしょう。夏の間に捨てると良いもの夏のうちに不要なものをしっかり処分しておくことで、秋冬の買い物がしやすくなることも期待できます。そこで、今のうちに手を付けておきたい場所をご紹介します。古い、汚れている洋服衣替えはもう少し先ですが、持っている夏服のうちすでに劣化を感じているものは、今のうちに少しずつ選別しておくことがおすすめです。・洗濯のしすぎや日焼けにより、色褪せまたは変色している・汗染みや黄ばみなど、どうしても消えないシミがある・首元やよく擦れる部分など、生地が薄くなったり、ヨレヨレになっている普段繰り返し着ていると気が付きにくいですが、洗濯回数が多い夏場は生地の劣化が思ったより早い場合もあります。生地の傷みや変色があり清潔感がない洋服は、思い切って早めに処分を検討してみましょう。今のうちにクローゼットの整理ができていると、秋冬物のアイテムを購入する際も収納計画を立てやすくなりますし、コーディネートを考えやすくなるのでメリットは大きいですよ。虫が湧きそうな本、段ボールしばらく本棚に置きっぱなしの本を久しぶりに取り出すと、本の隙間から小さい虫が出てきてビックリしたことはありませんか?見た目は「ダニかも?」と思うこともありますが、これはチャタテムシと呼ばれる虫です。別名「本シラミ」とも呼ばれ、薄暗く湿気が多い場所を好み、本棚の古本や段ボールなどに生息していることが多くあります。主に、カビを食べて生息しているため、人を刺したり吸血したり直接危害を加えるわけではありませんが、繁殖しすぎるとアレルギーの原因となることもあるため気を付けましょう(※1)。古い本を入れっぱなしの本棚は、湿気が溜まりやすく、ホコリもたくさん溜まっていることも多いでしょう。チャタテムシは夏から初秋にかけて繁殖しやすいため、夏のうちに本棚を整理して風通しを良くしておきましょう。湿気が溜まりやすい段ボールも同様です。長期間放置せず、すぐに処分してくださいね。古本は今のうちにまとめて買取に出し本棚をすっきりしておくと、読書の秋を迎える前に余裕のあるスペースができます。夏だからできる整理収納を暑すぎる夏には、なるべく家事を減らしたいですよね。そんな時は、消耗しやすい衣類や、虫が湧きやすい場所など、ピンポイントで2か所だけに絞り、ちょっと頑張って不要なものを処分してみませんか?目に見えて余白ができると、お部屋もすっきりして風通しも良くなります。今回ご紹介した方法を参考に、無理のないように少しずつ取り組んでみてください。【参考】※1 アース製薬.よくダニと間違えられる?新築にも発生するチャタテムシってどんな虫?筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年08月18日親が高齢になってくると、多くの人が直面する『実家の片付け問題』。片付けようとしても、「物が多すぎてどこから手を付けていいかが分からない」「親と揉めてしまう」などスムーズに整理が進まないケースは多いです。しかし、物が多いと家の中で転倒などの事故が起きる危険もありますし、必要なものがどこにあるかを把握しておくためにも、親が元気なうちに片付けと真剣に向き合うことが大切でしょう。不動産業者も驚愕実家の片付け代金が?「実家の片付けは普段からしておこう…」そんなコメントとともに、ある請求書の写真を投稿したのは、不動産業を営む、あモン(@ashita_keiyaku)さんです。客が80代の親と同居することになり、実家の整理を頼まれた、あモンさん。周辺地域で良心的な価格の不用品処理の会社に依頼をし、ひと通り家の片付けをしてもらいました。その後、会社宛てに届いた請求書を見て、思わずため息を付いてしまったとか。こちらの1枚をご覧ください。「合計金額198万円」めちゃめちゃ高い…!今回、片付けた家が、母屋と離れの2棟あったことや、大きめのトラックや重機が入れない場所にあり、何度も往復をする必要があったことにより、この金額になったといいます。多くの人が、実家の片付けに本腰を入れるのは、親がひとりで生活できなくなったり、親が亡くなったりしたタイミングでしょう。しかし、その時になって一気に物を整理しようとすると、大変な作業になります。業者に依頼すると、その額は想像以上に高額になるケースも多いのです。投稿には「ゾッとしました。肝に銘じます」「両実家ともに物が多いから、今から胃が痛い」「親の不用品を捨てることに、自分の老後費用を費やすなんて…」などの声が寄せられていました。遠方に住んでいたり、親との関係がよくなかったり、人にはさまざまな事情があるため、『実家の片付け』は一筋縄ではいかない問題です。だからこそ、先々のことを見据えて、家族と話し合ったり、実家の様子を見に行ったり、早めにできることからコツコツと整理を始める必要があるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月07日オシャレなインテリアを揃えても、ものがいっぱいすぎて「なぜか居心地が悪い」と思うことはありませんか?片付けや掃除など苦手な家事を後回しにしてしまうと、散乱した環境に慣れてしまうかもしれません。整理収納アドバイザーである筆者が、今すぐ心地のよい部屋にするための3つのポイントを紹介いたします。1.居心地の悪い部屋の特徴とは?玄関に大量の靴が出ている玄関に靴が出しっぱなしになっていると、出かける際に靴をスムーズに選べず、余計な時間がかかってしまいがち。帰宅時に散らかった靴を目にすると、玄関の暗さやニオイも気になり、気分も下がってしまいまうでしょう。テーブルの上が散らかっている持ち帰ったチラシ、読みかけの本、食べカスやお菓子の袋など。テーブルの上の不要なものが目に入ってくると、ゆっくり落ち着いて食事もひと休みもできません。目の前に見えているものすらすぐに片づけられないのは、心の余裕がなく、かなり疲れがたまっているサインかもしれません。床が見える面積が少ない洗濯物が山になっていたり、バッグや脱いだ服が散らばっていたり。床にものが散らかっていて、掃除もこまめにできない状況が続くと、部屋の空気も淀みがちになってしまいます。掃除を後回しにするほど、汚れもストレスも溜まってしまい自分の家なのにリラックスして過ごせません。2.居心地の悪い部屋が続いてしまうと…なんでも面倒になるすぐやれば5分以内で終わる小さなタスクさえ、後回しになってしまいがちに。何をするにも腰が重くなり、ますます面倒になってしまうことも。居心地の悪い部屋が当たり前になる片付いていない風景が当たり前になると、その状態が「いつも通り」になり、きれいな状態をキープできなくなります。床や椅子の上にものが散らかって動きにくいと、余計に部屋が狭く感じたり、気持ちにゆとりがなくなってしまいがちです。今すぐ居心地のよい部屋にするための3つのポイント(1)溜まる前に片付ける「片づける」とは、ものをきれいにしまうことではなく、次に使いやすく収めておくことが大切です。使ったものをいつまでも放置していると、探し物が多くなったり、やりたいことがスムーズにできなくなってしまいます。玄関に出しておく靴は各自一つだけ、テーブルの上には基本的に何も置かない状態にすると、見た目もスッキリして部屋の空気が明るくなりますよ。(2)汚れる前に掃除する忙しくて時間がないと、ついつい掃除を後回しにしがち。5分程度でできる簡単な掃除も、後回しにすればするほど面倒に感じてしまいます。汚れが落ちにくくなってしまう前に、ゴミを集める、汚れを拭き取るなど、片手ですぐできる掃除の仕組みを取り入れてみましょう。ミニほうきやウェットティッシュを近くに置いたり、掃除道具選びや置き場所を工夫すると「ついで掃除」が身につきやすくオススメです!(3)やる気を待たずにまずは動く掃除も片付けも、「時間ができたらやろう」「やる気がでてきたら頑張る」と思っても結局なかなか実行できない…という経験がある方も多いかもしれません。時間もやる気も、待っているだけではいつまでも行動できません。まずはクッションの位置を整える、本を本棚に戻すなど、小さな行動を5分だけ頑張ろうと動きはじめることで、「スッキリした!」という感情が動き、「やってよかった、もっとやろう!」という行動につながります。さいごに居心地のよい部屋づくりは、広い部屋に住むことやオシャレなインテリアを選ぶことだけではありません。・清潔感があり、掃除が行き届いていること・ほどよいゆとりがあり、次の行動がスムーズにできること片づけのプロである筆者は、この2つをとても大切にしています。もし部屋に居心地の悪さを感じるのであれば、玄関周り、テーブルの上、床の上にものが溜まりすぎていないか今すぐチェックしてみましょう。目に見えるところから少しずつ行動することで、スッキリ気持ちよくなり、片づけや掃除をコツコツと継続しやすくなりますよ。©Micolas/shutterstock筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年07月23日すっきりさせたいのに、いつの間にかモノだらけになってしまいがちな家の中。きれいな部屋を取り戻すには、自分の行動パターンや癖を見直すことが重要です。Instagramで生活のライフハックを紹介しているyuri(yurimochi.home)さんの投稿から、モノを増やしてしまう原因と対策法について紹介します。モノが増える5大原因と対策法yuriさんはものが増える原因を5つ挙げて、それぞれの対策法を紹介しています。【原因1】モノの量が把握できていないトイレットペーパーや洗剤など、安売りしているとつい買っておきたくなりますが、家に帰ってみたら何個もストックしていた…なんて人もいるのではないでしょうか。消耗品であっても収納する場所は限られているので、買いすぎるとあふれてしまいます。買い物に出かける前に、家にどれくらいストックしてあるか確認しましょう。【原因2】もったいなくて使っていないから使うのがもったいなくてずっと使っていないモノってありませんか。特に高価なものや貰い物などは、使うのを渋ってしまうという人も多いはず。しかし、使わないでずっと取っておくと荷物になり、部屋が散らかる原因となってしまいます。【原因3】ストレス発散のために買い物をしているから「買い物がストレス発散の手段」という人も多いでしょう。「頑張った自分へのご褒美として欲しかったものを買う」というのは、よいストレス発散法です。しかし、ストレスを発散するためだけに買い物すると、必要のないモノがどんどん増えてしまいます。買い物は程々にして、別のストレス発散方法を考えてみてください。【原因4】アウトよりもインが多いから家に入ってくる「イン」ばかりが多く、家から出ていく「アウト」が少ないと、インしたモノを収納する場所がなくモノが増える一方です。インとアウトのバランスが取れるよう、必要ないものは処分することを常に心がけましょう。【原因5】モノの「定位置」が決まっていないからモノを収納する定位置が決まっていないのも、モノが増える原因になります。「とりあえずここにしまっておこう」を繰り返すと、どこに何があるか把握できなくなり、また新しいモノを買う…という悪循環に陥ってしまいます。1つ1つモノの定位置を決めて管理することが大切です。モノが増える原因を紹介しました。思い当たる節がある人は早めに改善して、おうちをスッキリさせましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月15日何かあるとすぐ口ゲンカ、すぐカッとなって相手の気持ちを考えられない子どもたち。話合いできるようにするのも指導者の力量?また、ゴール設置やグラウンド整備などの準備や片づけをしない子たちに声をかけても改善ナシ。どんなアプローチをしたらいい?とのご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、自信の指導チームのエピソードを交え、アドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<遊びやケンカで時間が過ぎてしまう低学年の練習のさせ方を教えて<お父さんコーチからの質問>池上さん初めまして。少年団(U-6以下~U-10)で指導をしている者です。早速なのですが相談です。チーム内での口ゲンカがたえません。ケンカ自体がダメということではないのですが、何かあるとすぐ言い合いになるのはどうしたものか、もっと相手の気持ちを考えたりカッとならずに話し合いができないものかと思っています。それも含めて指導力の問題かもしれませんが......。また、ゴールなどの準備や、片付けをやる子とやらない子の差があります。グラウンドの整備もです。こちらから全員でやるように毎回声かけをしていますが、自ら動こうとする子たちが増えてはいません。自分たちで準備、片付けをするようになってほしいのですが、どのようにアプローチすればいいでしょうか。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。遊びやけんかで時間が過ぎてしまうのは、よくあることです。ただ、「そういう時間が必要でもある」ということは覚えておいて欲しいと思います。■常に誰かより得点した、上手い、下手と比べられる毎日。ケンカが起きるのは必然まず、子どもの口げんかについて。先日、私のスクールでコーチとも「子どもはどうもひとりでいろんなことやりたがるね」という話になりました。フリーの仲間になかなかパスしなかったりする光景は日常的に見られます。そこに注目すると、日本の教育が往々にして、大人からの評価をベースに成り立っていることに気づきます。子どもたちからすると常に「誰かと比べられる」毎日なのです。誰よりたくさんゴールを決めたとか、誰より少ないとか。誰かより上手いとか、下手だとか。そういった「相対評価」が目立ちます。その対岸には、試合や練習で「こないだよりも今日はこれだけできてたね」みたいな「絶対評価」はなかなかされません。ひとりの子どもがどう伸びたか、どれだけ成長したかには注目しない。サッカーだけでなく、学校教育もその傾向があります。そうなると、子どもも「アイツより上に行きたい」とか「目立ちたい」といったマインドになります。よって、ご相談にあるような口げんかが起きるのは、必然的だと私は思います。例えば、誰かがドリブルしだすと、本来味方のはずの選手がそのボールを取りに行ったりします。守っている対手側も当然奪いに来るので、もうカオス状態。ごちゃごちゃになります。ドリブルのコースに入ってきて、味方の子が「パスしろよ」と言ったりします。その、パスしろよと言った子がボール持つと、今度はその子もパスしません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■ひとりの技術を追いかけるトレーニングが多すぎないか、見直しを子どもたちには「サッカーはチームでやるものだよ」「みんなで協力して攻めて、守るチームスポーツだよ」ということを何度も繰り返し言って聞かせながら、トレーニングの見直しをやってみましょう。ひとりの技術を追いかけるトレーニングが多すぎないか。例えば、コーンドリブルやボールコントロールなど、ひとりでやるメニュー。そのようなクローズドスキルも必要ですが、他者とかかわるメニューを増やしましょう。仲間と協力しないとうまくいかないような、そういうものを多く取り入れていけば子どもは変わっていくと思います。例えば私のクラブで、3人一組で、パスしながらシュートまでいく練習をやるとします。毎回シュートを打つ人は替えるよう呼びかけます。何回かやって、3人ともシュートを打ったら次の違う3人組を作ります。グループを替えながら、誰とやってもできるようにする。そんな意識を、指導者に持ってもらえたらと思います。■子どもたち自身に「交代して」と声を出させる次に片付けの問題。グラウンド整備でトンボをかけてるとき、私は「交代してほしい人、声をかけてください」と言います。トンボの数は限られていますから、かけてる側に自分で「交代して」って声をかけてごらん。そういう言い方をします。指導者は、トンボをかけていない子に「交代してやれよ」と言ってしまいがちですが、そういう言い方はしません。そんなことをやっているので、低学年たちが1周すると「誰か交代して!」と大きな声で叫んでいます。それを聞いて、他の学年がやってくるわけです。そうやって子ども同士が言い合ったり、感じ合うことが大切です。最初から指導者が「こういうルールでやります」と決めてしまうのではなく、自然にコミュニケーションできる環境作りを考えてください。■最初にコーチが動機付けをしてあげて、子どもたちにアイデアを出させるのも良いとはいえ、最初に外発的な動機付けを用意するのもありです。例えば「今日から5回だけこんなルールでやるよ」と言って、順番に交替で5回やってみる。そこで、子どもたちに「このやり方、どう?」と尋ねてみる。今まで5回、みんなでやると早く終わったね?みんな、いいと思いませんか?そんなふうにコーチの話を聞いて「そうだ。みんなでやって早く終わろうぜ」っていうふうになっていくのが内発的動機付けです。この時点で、最初の5回のやり方を子どもたちに納得してもらうこと。そこが重要です。「やっぱりみんな順番に交代でやると早く終わる」そんな意見が出てくるはずです。もしくは「こんなやり方もある」と違うアイデアが出てくる。じゃあ次はどんなやり方でしますか?と子どもたちに決めてもらうのです。■片付けも遊びの一部みんなで協力したらいいことが起きる、と実感させれば良い(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)具体的な説明をすると、ひとりの子がずっとトンボをかけたのと、みんなで交替でやったのではスピードが変わるわけです。ひとりでトンボをかけていると、疲れちゃってスピードが落ちますから。元気な子に代わって、その子はちゃんとやる。すると、早く終わります。トンボをやってない子たちは、自分でボールを蹴って遊んでたりしています。そこを叱るのではなく「みんなで協力したらいいことが起きる」に持っていくのです。実際に私のチームの低学年の子たちは、試合が終わって「はい、片付けするよ」って言ったら、ほとんどの子が走ってトンボを取りに行くようになりました。片付けも遊びの中に入っている。そういう感じになればいいと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年06月30日もらう機会も多く、気付くとたくさん溜めてしまいがちな化粧品の試供品。試供品を溜めずにしっかり使い切るためのテクニックを、Instagramの投稿からご紹介します。コツは「即使うこと」!試供品を溜めないためのポイントInstagramで化粧品の試供品を使い切るテクニックを紹介しているのは、整理収納アドバイザーのむらさきすいこ(suiko_murasaki)さん。物を探す時間が0秒という快適な暮らしを実現するための整理整頓・お片付けのテクニックを多数紹介しています。化粧品の試供品は、つい溜めてしまいがちなアイテムの1つ。「いい化粧品だから使うのがもったいない」「旅行の時にとっておきたい」などの理由で、あえて使わずにいる人も多いはず。ですが、片付けのコツは物を溜めないこと。そして物を溜めないコツは「即使うこと」です。試供品も普段のスキンケアやお化粧の際にすぐ思い出して使えるよう、普段使っている化粧品のそばにまとめて置いておくようにしましょう。むらさきすいこさんの投稿のように、小さなケースなど収納する場所を決めておくといいですね。日々の暮らしを快適にし、自宅を整理整頓するには、物を溜め込まずにどんどん使うことが大切。使ってなくなった分はまた新たに用意することで物の循環が生まれ、毎日の暮らしがよりいいものになっていくのです。使用期限をメモして整頓!災害時用の持ち出しリュックに入れておく日用品として活用するのがおすすめです。いつか旅行に行った時のためにとっておくよりも現実的で、持ち出しリュックの中身は定期的に確認・交換するものなので、交換の時期がきたら自宅で使う、と決めておけるのもメリットです。一般的には、化粧品の試供品の使用期限は3年とのこと。フリーザーバッグなどの袋にまとめ、使用期限をメモしておくと、交換するべきタイミングがすぐに分かって便利です。3年はあくまで目安であり、またすべての化粧品に適用されるわけではないので、むらさきすいこさんのように1年ほどを期限に設定するのもおすすめです。つい溜め込みがちで、棚がごちゃごちゃする原因にもなる試供品。用途や使い道をしっかり決め、溜め込むことなく日々の暮らしのなかで使っていきましょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 整理収納アドバイザー むらさきすいこ|横浜東京|片付け・収納のプロ(@suiko_murasaki)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月29日整理術を使いこなしているつもりなのに、なかなかスッキリ片付かないと感じることはありませんか。実は、整理収納のプロがあえてやらない整理術があります。自分の整理術と比較してみましょう。整理収納アドバイザーが「やらない」こととは無理なくできる整理術を発信する整理収納アドバイザー・sayaka(sayaka_j89)さん。もともとは片付けが苦手で、何度も失敗したのだとか。その経験から学び、やらなくなったことを8つ紹介してくれました。1.フタ付きのケースを収納に使うよく使うものの収納に、フタ付きのケースは使いません。フタの開け閉めにわずらわしさを感じ、乱れてしまいがちだからだそうです。2.調味料をすべて詰め替える詰め替え容器に入りきらなかった分の管理が大変になってしまいます。袋で売っている香辛料や砂糖のみを詰め替えるようにしましょう。3.クローゼットにたくさん詰める、畳んでしまう詰め込みや畳んでの収納は服が見えづらくなる原因に。クローゼットは見やすさと取り出しやすさを意識して、余裕のある8割収納がおすすめです。4:なんでも100均の収納アイテムを使う便利な100均アイテムですが、環境と合わないことも。細かい収納は100均で、大まかな収納は少し高くてもニトリなどでそろえるとスッキリします。5.収納アイテムをどんどん増やす増えすぎた収納アイテムが皮肉にも部屋を圧迫する原因に。本当に必要なものだけ買い足しましょう。6.人の真似ばかりする便利な整理術も、ライフスタイルと合わなければ使いづらいものです。自分に合う整理術を選んだりアレンジしたりなど、工夫すればより便利な収納方法が見つかります。7.完璧な収納何もかも完璧に収納しようとするのはストレスのもと。手を抜ける部分は抜いてメリハリをつけましょう。8.家族のものを片付ける家族のものを片付けるより、自分の周りを意識しましょう。sayakaさんはどうしても気になる時に一緒に片付けるのだそう。共感や安堵のコメントが続々コメントには共感や安堵の声が集まりました。「一緒のところがあって、ホッとした」「真似してやめてみました!楽!」「100均は安くていいけど、使いどころが大事だよね」みなさん、片付けに悩んだりストレスを感じていたりしたのですね。プロの整理収納アドバイザーが「やらない」と決めた8つのコツ。もしも片付けにストレスを感じているのなら、ぜひ参考にしてみてください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る sayaka. |小さく始めるお片付け&収納(@sayaka_j89)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月26日子供が日々成長する姿は嬉しいもの。その一方、増え続けるおもちゃには困りものです。収納スペースの圧迫に困っているのなら、子供が寝ている間にできる整理術を試してみませんか。仕分けと作業タイミングが重要使わなくなったおもちゃは整理したくなりますが、子供に「まだ使う!」と言われればそうもいきません。そこで参考にしたいのが、育児真っ只中の整理収納アドバイザー・及川るみこ(ruta_cocochi)さんの整理術です。及川さんもやはり、おもちゃの置き場所には困っていたとのこと。しかしそこは整理収納のプロ。思わず「なるほど!」と言いたくなるような方法を教えてくれました。実行するタイミングは子供が寝ている間です。投稿でもお子さんがスヤスヤ眠る中、そっと作業を始める及川さんの姿が映っています。及川さんが手に取ったのは、おもちゃがどっさり入ったケース。お世辞にも整頓されているとはいいがたく、きっとお子さんのお気に入りがランダムに入っているのでしょう。子供を起こさないように整理スタートです。まず、おもちゃをすべて出し、1軍と2軍に仕分けします。つまり、よく使っているもの、使っていないものに分ける作業ですね。ポイントは寝ている間に仕分けられる量をケースから出すこと。仕分け中に起きてしまうと、使わなくなっていたおもちゃを思い出し、「まだ使う!」といいかねません。2軍はまとめて袋に入れ、子供が見えない場所に収納します。残った1軍はまたケースに戻し、今まで通りに置いておきましょう。この方法で仕分けた2軍に子供が気付かなければ、それはもう使わないおもちゃです。しばらくしまっておいても気付かれないのであれば、手放してしまっても問題ない可能性が高いでしょう。及川さんは1週間ほど様子を見て決めるそうです。2軍不在に気付かれた時は戻せばOK1軍と2軍の仕分けは、子供が普段遊ぶ様子を見て決定する人が多いでしょう。ただ、見えない場所に片付けたあと、子供が2軍のおもちゃを探すかもしれません。手放すのはまだ早かったということでしょう。「あれがない!」と気付かれた時、及川さんは「今お散歩から帰ってきたよ」と収納場所から出してくるそうです。すてきな切り返しですね。子供の成長を実感するとともに、収納場所も確保できるこの整理術。おもちゃ以外でも応用がききそうですね。ぜひ参考にしてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る 及川るみこ|整理収納アドバイザー 埼玉(@ruta_cocochi)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月26日皆さんは、交際相手や配偶者にイライラした出来事はありますか?今回は「彼氏または夫に『いい加減にして!』と思った」というエピソードを紹介します。片付けが苦手すぎる夫!私の夫は片付けるのが苦手で、面倒くさがりです。そのため、買ってきたものや使い終わったもの、飲みかけの飲み物などなんでもテーブルの上に置いたまま片付けません。何度言っても直らず「いい加減にして!いつも私が片付けてあげてるけど私はあなたの母じゃない!」と不満を爆発させたら改心しました。(27歳/女/教諭)時には強めに気持ちを伝えて!ダメだとわかっていても、つい甘えてしまいたくなるのかもしれません。相手のためとはいえ、自分の中に不満を溜めすぎるのは良くないこと。時にはしっかりと自分の気持ちを伝えてくださいね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月18日結婚相手の些細な一言にイラッとしてしまう経験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。今回は、夫にイラッとしたエピソードを紹介します。片付けが得意ではないけど…一方の夫は…夫が放ったイラッとした一言とは…言い返さなかったけど…片付けに限らず、誰しも得意不得意はあるものです。お互いの苦手なところを補えるように、旦那さんと話し合ってみてもいいかもしれません。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月28日開放感があって広々としたお部屋が理想なのに、実際は窮屈さを感じていませんか?収納は十分あるのになぜか出しっぱなしなど、片付けがうまくいかずにお部屋が狭く感じてしまっている人もいるでしょう。今回は、部屋を狭く見せてしまうNG片付けと、広く見せるためのコツについて、整理収納アドバイザーの筆者が解説します。1.背の高い大きな家具を置くと圧迫感が出る「収納は大容量が一番!」と考えて、背の高い大きな家具を選ぶのは要注意。壁が隠れることで圧迫感が出て、お部屋が狭く感じやすくなります。すっきりとしたお部屋を目指すなら、壁を見せて余白をもたせるために、低めの家具を選ぶのがおすすめです。家具の配置場所によってもお部屋の印象は大きく変わります。部屋の奥側に高さのある家具を置くと、より狭い印象に。部屋を広く見せるなら、手前側に背の高い家具、奥側に低い家具を置くのも手ですよ。2.オープン棚はこまめな整理ができないとごちゃついて見えがちカラーボックスのようなオープンタイプの収納家具は、収納ケースにきちんと収めてこまめに整理をすれば、見た目も美しく保てます。しかし、ものを置きっぱなしにすると雑然とした雰囲気になってしまうため、あまりおすすめはしません。筆者宅では背の低い、引き戸タイプの本棚をリビングに置いています。戸を閉めるだけでカラフルな本の表紙なども隠せるので、すっきりと整った見た目になる点がお気に入りです。開き戸ではなく引き戸タイプを選ぶことで、扉の開閉時も省スペース。戸を閉めればホコリが溜まらないので、掃除もとてもラクですよ。3.窓際を家具や収納で塞がない寝室や子ども部屋のカーテンを閉めっぱなしにしていませんか?カーテンを閉めたままでいるとお部屋が薄暗くなり、空気も淀んだように感じてしまいます。明るい日差しを取り込み、空気の入れ替えをスムーズにするためにも、窓の周辺にはなるべく収納や家具を置かないようにしましょう。筆者宅では、カーテンの開き方にもちょっとした工夫をしています。リビングにある2つの窓のカーテンを、左側の窓は左寄せ、右側の窓は右寄せにして、カーテンの開閉を部屋の両端に寄せるようにしました。カーテンを端に寄せることで窓全体がより大きく感じられ、明るく広々とした印象に。窓の開閉もスムーズになりました。カーテンを片寄せにするだけで印象がガラリと変わるので、ぜひ試してみてください。4.床にものを置かない帰宅後のバッグや宅配便の荷物、畳む前の洗濯物など、ものが床に散らばっているとそこに視線が集中し、ゴチャゴチャ感が気になりがち。床面積が狭くなると、余計にお部屋が窮屈に感じてしまいます。床にものを放置しないための最大のポイントは、「出したものはその日中に元の場所に戻す」こと。置きっぱなしが当たり前にならないよう、寝る前に5分間ほどのリセットタイムを設けるのがおすすめです。筆者はこのリセット習慣を実践することで、常に床が見えている状態をキープできるように。散らかったものが視界に入って気持ちが重くなることもなくなり、ストレスも減ったと実感しています。さいごに・家具の配置を工夫する・片付けが苦手ならオープン棚は選ばない・カーテンを片側に寄せる・出したものはその日中に元の場所に戻すこの4つを意識すれば部屋に開放感が出て、気分もぐんと明るくなります。片付けがスムーズになると、より快適に過ごせるでしょう。ぜひ参考にしていただけるとうれしいです。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年05月19日私の夫は、整理整頓や掃除が苦手です。部屋が散らかっていても、片付けようという気持ちや実際の動きが見られず、きれい好きな私はいつもイライラ。夫が機嫌を損ねない程度に掃除を促していましたが、いつまでたっても行動に移しません。そんな夫に激怒したときのことをお話しします。★関連記事:【驚異の360万再生】「汚キッチン」がおしゃれに! 捨て活&DIYをした20日間の奮闘記夫は掃除をしなくても平気なタイプ結婚を機に引っ越し結婚するまではひとり暮らしだった夫と実家暮らしだった私。そんな私たち夫婦は、結婚を機に広めの賃貸マンションを契約し、そこで新婚生活をスタートさせることにしました。新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅ワークを余儀なくされていた夫。仕事やリモート会議もあるし、いろいろな荷物が届くからという理由で、家の中で最も広い7畳ほどの部屋を自分の部屋にすると主張してきました。私は「その部屋は夫婦の寝室にしたかったな」と思いましたが、自宅で仕事を頑張る夫の意見を優先し、反対することなく新しい家の部屋割りを終えたのです。そのときは何の懸念を抱くこともなく、2人の新婚生活が幕を開けました。足の踏み場もない夫の部屋新しい家は、大きな公園や図書館が隣接する落ち着いた環境にあるため住み心地がよく、「この家に決めてよかったな」と順風満帆な生活を送っていた私たち。しかし、2人で暮らすようになってから、今までは知らなかった夫の弱点が浮き彫りになります。それは、夫は「整理整頓や掃除が苦手」ということ。コロナ禍で在宅ワークすることになった夫。そのため仕方ない面もありますが、夫の部屋の中は、会社から届く書類や資材が山積みです。それだけならまだしも、デスクの上は物でいっぱい、ごみ箱からはごみがあふれ、月に数回着用するスーツは乱雑にかけられている……。夫の部屋はたった数カ月で、きれい好きな私には信じられないぐちゃぐちゃになっていたのです。掃除機をかけることもままならない、足の踏み場もない部屋の状況にあ然とする私。さすがに「ちょっと片付けたら? 掃除機もかけられないよ」と声をかけると「うん、そうだね」と、素直に返答した夫。続けて「今は仕事で忙しいから、時間があるときにきれいにしておくよ」と言って仕事に戻りました。きれい好きな私は、2人が一緒に暮らす家のたった一室がぐちゃぐちゃなだけでも、どうにも気になります。そもそも、こんな状態の部屋で気持ちよく仕事ができているのか疑問です。また、どこに何があるのかをちゃんと把握しているかどうかも怪しいところです。しかし、夫の「時間があるときにきれいにしておく」という言葉をうのみにした私は、部屋を片付ける意思はあるのだと認識し、それ以上声をかけたり掃除を強制させたりすることはしませんでした。お願いだから片付けて!「時間があるときに」と言ったにもかかわらず、いつまでたっても部屋を片付けようとしない夫。私からすれば、仕事の空き時間や休日など、部屋をきれいにしていく時間はいくらでもあります。どうやら夫は、「整理整頓や掃除が苦手」という以前に、部屋がどれだけ散らかっていても一切気にならないという性格の持ち主のようでした。初めて「掃除したら?」と声をかけてからは、あまりしつこいと機嫌を損ねるかも……と考え、忘れたころにさりげなく掃除を促していました。しかし、何度言っても部屋を片付けようとしない夫にしびれを切らした私は、ついに「一緒に掃除しよう!」と呼びかけます。すると、まさかの「自分でするからいい」発言! この期に及んでも、夫にはこのぐちゃぐちゃな部屋を片付けようという気持ちがないようでした。「時間があるときに掃除するって言ったじゃん! お願いだから片付けてよこの部屋!」と心の中で叫ぶ私。イライラ度はMaxです。しかし、怒りに任せて発言しても夫の心には響かないとわかっている私は、冷静を装いながら「もう独身じゃないんだよ。子どもも生まれるし、家族みんなで暮らしていくんだから、お互いに気持ちよく過ごせる環境を整えようよ」と説得。すると夫は「ごめん」とだけ言い、黙って掃除を始めました。やれやれひと安心……。これで夫もわかってくれたことでしょう。まとめ足の踏み場もなかった夫の部屋は、このときの掃除で多少きれいになりました。しかし、私の考えは甘かったようです。掃除してから1カ月ほどはその状態をキープしていた部屋ですが、あっという間に元通り。私はすかさず掃除を催促! そのときは素直に応じましたが、結局は掃除してはぐちゃぐちゃになることの繰り返しで今に至ります。「これはもう治らない性格だ……」と察した私ですが、言えば片付けようと努力する姿も見られるため、きれいな状態を保ち続けさせることは諦めました。ただし、私のイライラ解消にはならないため、妥協策として掃除の催促は続けるつもりです!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/上川 ようこ(35歳)甘いもの大好き! 最近「ながら食べ」で太り気味の主婦。表情豊かでおしゃべり好きな男の子を育てるママです。
2023年05月19日パンの袋を留めている「アレ」。バッグ・クロージャーのことですが、実はパン留め以外にも活用できる優秀なアイテムでした。日常のプチストレスの解消にも役立ちます。パンの「アレ」を活用する方法をご紹介しましょう。 この投稿をInstagramで見る ボム | 今すぐ役立つ子育てライフハック(@bom_kosodate_lifehack)がシェアした投稿 パンの袋を留める以外にも大活躍正式名称バッグ・クロージャーことパン留め。食べかけのパンをしまう時によく使いますが、それ以外の用途はあまり思い付かないかもしれません。ところがボム(bom_kosodate_lifehack)さんによると、思いもよらない使い方があったのです。カップ麺のフタを留めたり、テープの先につけて剥がしやすくしたり、コード類を束ねたりと、パン留めの形を考えてみるとそれもアリな使い方です。そしてボムさんイチオシの使い方は、「パン留めは天才だな」といいたくなるようなものでした。パン留めがプチストレスを解消するスマホなどの充電をすると、ケーブルがテーブルやデスクのフチから落ちてしまってプチストレスを感じる人はいませんか。ボムさんもそんな悩みがあったようです。そこでボムさんは両面テープを使ってパン留めをテーブルのフチに貼り付け、充電コードを通しました。すると充電を終えたコードがいつものように落ちることがなく、端子部分がピタリとパン留めに引っかかったのです。使うものは両面テープだけ。こんなに手軽なのに思わず「天才」といいたくなる効果に脱帽です。今すぐ試してみたくなる人もいそうですね。「スマートで最高」「すごい便利」など、興味津々のコメントが寄せられています。なかには「何のコードか分かるように名前を書くといい」といったアドバイスも。余ったバッグ・クロージャーが自宅にあるという人は、ぜひこのライフハックを試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年05月16日パズル遊びに熱中する子供の姿はかわいものの、片付けを考えると頭が痛くなりませんか。適当な片付け方ではピースがなくなってしまうことも間々あります。そこで、パズル収納におすすめしたいお役立ちグッズをご紹介しましょう。 この投稿をInstagramで見る COMEXハウス | 片付け嫌いキャパ狭め主婦(@comex_house)がシェアした投稿 「こんなの、やってられるか!」子供が出しっぱなしにしたパズルの片付けにストレスを感じていたCOMEXハウス(comex_house)さん。ボードに1ピースずつはめこんで収納を…と思っても、「こんなの、やってられるか!」となってしまっていたそう。片付け嫌いを自認するCOMEXハウスさんが思い付いたのが、とあるアイテムの活用でした。決して高価なものではなく、簡単に手に入るものです。そのアイテムとはDAISOのA5ファイル。これだけで出しっぱなしのパズルをストレスフリーで片付けられるようになったのです。ピッタリ収納でストレスフリーに収納方法はとても簡単。まず、用意したA5ファイルにパズルボードを入れます。それからポイポイとピースを放り込むだけで完了です。これなら1ピースもなくさず、それでいてボードにしっかりはめる必要もなく、短時間で片付けが終わりますね。パズルを収納したA5ファイルをブックスタンドに立てれば「いい感じ」。隙間スペースにサッと片付けられるのも嬉しい収納テクニックです。子供がいる生活はどうしても片付けで悩みがちですが、COMEXハウスさんのようなさまざまなライフハックを取り入れれば驚くほどストレスが軽減します。実行できそうなライフハックをどんどん試していきましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日衣替えをすると、中学生になった息子の成長具合が半端なく、着られなくなった服が出るわ出るわで、いつも以上の古着の処分量となりました。その量の多さにおもしろさを感じ、家の中もまとめて整理整頓をしてみました。すると家中がスッキリし、なんだか心もさわやかデトックス。家も心もスッキリ軽くなった体験談を紹介します。★関連記事:結婚して25年、物があふれ居心地の悪い家に。やっと見つけた!怠け者でもできる片付け方法【体験談】成長期の息子の衣替えをきっかけに整理整頓息子の服の衣替えをしていると、ここ1年の成長ぶりがすさまじく、着れなくなった服が大量に出ました。身長が1年で10cmほど伸び、子どもサイズの服から大人サイズの服になる成長ぶりに驚きました。服の上下だけでなく、靴のサイズもめきめきと大きくなっていました。3カ月前に24cmにしたばかりの靴も、本人いわく「小指が窮屈な感じ。25cmでもいいかも」とのこと。仕方なく25cmの靴も注文することにしました。男の子は中学生のころはとても成長する時期とは聞いていましたが、これほどニョキニョキ成長するのだと驚きました。もちろんこの成長ぶりに驚く半面、母親の身長やサイズを超えてゆくうれしさも同時に感じることができました。それにしても、不要となった息子の服や靴、小物類の量の多さにぼうぜんとしつつも、なんだか少しおもしろさも感じ始め、勢いに任せて家中丸ごと整理整頓してみました。あちらもこちらも見直し、家族の衣類だけでなく、不要になった本や玩具、食器類、生活雑貨類も子どもたちの成長と共に一気に見直し、整理。なかなか捨てられなかった物も、このタイミングに思い切って処分しました。その勢いは止まらず、パソコンやスマホの中にある写真やデーターの整理までし、容量を軽くしました。整理整頓が心のゆとりにつながったその結果、家中が見事にスッキリきれいになりました。家中に空間が生まれ、窮屈感がないのです。クローゼットや靴箱、収納棚にも空間が生まれ、物の出し入れもしやすく気持ちが良くなりました。リビングやキッチン、洗面所なども、ゆとりができて片付けがスムーズです。物が減ったことで掃除もしやすく、家事の時短にもつながりました。あらゆることにストレスが減少したようで、うれしくなりました。ゆとりのある空間は、見た目がスッキリときれいなだけでなく、不思議と心にまでゆとりができるのだと実感。同じ家でも、いつもより快適に過ごす私がいました。整理整頓でやる気スイッチがON整理整頓し、不要な物を手放したことで、家事も断然ラクになりました。その分、気持ちにも余裕が生まれ、いつもなら少し面倒くさいと感じる換気扇の掃除や、ベランダの掃除、玄関外の掃除も「ささっと済ませてしまおう!」と、軽い感じで行動に移せるのです。実際に体重が減ったわけではないのですが、なぜか身軽に行動できるのでした。以前のような「しなくてはならない……けどおっくう。また今度」という気持ちが消えていました。さらに新たなことへチャレンジしたい気持ちも湧いてきました。新しい料理レシピや習い事を始めてみたい意欲や、旅行にも行きたい気分で、あれこれ調べ始めました。若いころのように、やる気スイッチがONになったようでなんだか新鮮です。久々に心もウキウキしました。コロナ禍で制限のある生活が続いていたここ数年。気持ちも行動力もくすぶっていた状態だったので、ここで一気に前向きな気持ちと共に生活環境を外へ外へと変えてゆきたいです。まとめ成長期を迎えた息子の衣替えをきっかけに、家中を一気に整理整頓。すると家のあらゆるところに空間が生まれ、片付けや掃除がラクに。それどころか、心の中までデトックスされたようで、同じ家にいながらも快適に過ごせるようになりました。さらに、新たなことへの挑戦心が湧いてきました。若いころのように、やる気スイッチがONになったようで、心がウキウキと晴れやかです。この軽い感覚を大切に、毎日を新鮮な気持ちで過ごしたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/izuみん(41歳)小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。
2023年05月02日築13年の戸建てに住むズボラPさん。YouTubeチャンネル「ズボラP」では、散らかったマイホームの片付けや大掃除の様子を発信しています。そんなズボラPさん宅の洗面所は、洗面台の棚を開けると詰め込んだ物でごちゃごちゃ……。今回は、ズボラPさんによる洗面所の片付けの様子をご紹介します。使わない物を次から次へと捨てたり壁紙を大胆に剥がしたりする様子は必見です!★関連記事:【驚異の360万再生】「汚キッチン」がおしゃれに! 捨て活&DIYをした20日間の奮闘記物であふれた洗面所ズボラPさんの洗面所は、一度壁紙を張り替えているのだそう。そのため壁紙は目立つ汚れがなく、洗面所全体をパッと見た感じではあまり散らかっているイメージはありません。しかし棚の中を見てみると、たくさんの洗剤や化粧品などのストックが詰め込まれている状態。棚の奥に入っている物は把握されておらず、中にはまったく使っていない物もあるとか……。また、洗面所にある勝手口はまったく出入りしていないそうで、ドアに設置しているプリーツ状の網戸にはほこりがびっしり!必要な物が取り出しやすく、快適に洗面脱衣所が使えるように片付けていくことにしました。不要なものはどんどん処分!まず洗面台の排水溝を入念に掃除したら、鏡の裏側の棚にある物をすべて出していきます。棚の中にあるのは主に夫のものなのだとか。しかしそんなこともお構いなしに、鏡のほこりを被っている物や使っていない物はどんどん捨てる!ズボラPさんの中には使っていないからほこりまみれになる、必要ならまた買うだろうという考え方があるようです。不要なものを処分したら洗剤やブラシで周辺をきれいに掃除。必要ない物はどんどん捨てて、使う物だけを棚に収納してすっきりとさせました。洗面台の下の棚も同じように不要なものを処分!棚の扉には、床に落ちた髪の毛などをサッと取れるように、掃除用品をフックに引っ掛けて収納することに。掃除用品を手に取れる場所に置いておくことは、清潔さを保つポイントかもしれませんね。次に取り掛かるのは、勝手口の網戸。なんとドアの部分にはクモの巣が……!サッシもカビの温床になっていたので、洗剤とブラシを使って入念に掃除しました。網戸には掃除機も駆使して、ほこりを徹底的に排除しました。網戸の掃除を終えたら、洗濯機周辺のラックも移動させ次は壁紙剥がしです。まず壁紙を剥がしやすくするため、壁や天井にあるスイッチカバーを外して浮かせておきます。ズボラPさん宅の壁紙は2層構造になっているため、裏紙である2層目を残してペンキを塗った1層目のみ剥がしました。ペンキ部分を剥がし終えたら、前回壁紙を張り替えた部分の壁紙を剥がします。ザッと大ざっぱに剥がし、残った細かい壁紙はスキージーというヘラを使って削ぎ落します。すべての壁紙がきれいに剥がれたら、洗面所の整理整頓と壁紙剥がし完了です!天井からおしゃれに♪まず、新しい壁紙を天井から貼ってきましょう! 今回使うのは、のり付きの壁紙。ズボラPさんは夫に手伝ってもらい、垂れ下がっているほうの壁紙を持ってもらいながら貼るとラクに貼たそうです。しかし夫が背中を痛めたということで早々に離脱するというハプニング発生。結局ひとりで天井に壁紙を貼ることになりました。天井に壁紙を貼り終えたら、壁面へ。用意した壁紙を大きめにカットして貼り付けていきます。隅々まで壁紙を貼れるよう、洗面台と壁の隙間にはヘラを使って壁紙を押し込みながら貼るのがポイント!スイッチがある壁面は壁紙をカッターでくり抜いて貼り付けます。スイッチのカバーは必ず外れるので、ドライバーを使って外してしまえば壁紙の張替えもそこまで難しくないのだとか。外したカバーや部品などを元に戻したら、壁紙張り完了です。続いて、リアテックシートを使って浴室のドア枠をリメイク。リアテックシートとは粘着剤付きの装飾用硬質塩化ビニールシートのことで、貼るだけで簡単にDIYできちゃう優れ物です。このリアテックシートを洗面所にある小窓や勝手口のドア枠、壁と床の境目である幅木にも貼っていきます。壁紙やドア枠がきれいになったところで、洗濯機とラックを搬入。洗濯機はリメイクを機に乾燥機付きのドラム式洗濯機を新しく購入したのだそう!最後に床のリメイクです。 床面は、専用のステッカーを使って1枚1枚丁寧に貼り付けていきます。壁側の床で余ってしまったステッカーは、折り畳んで余計な部分をカット。ヘラを使って隙間なく貼り付けるときれいに貼ることができるようです。床用のステッカーは薄いためカットしやすく、床下の収納扉などの突起物にも貼れることがメリットです。貼る際は、絶対に重ねて貼らないのがポイント! シートが重なっていないかしっかりと指で触りながら確認して貼ると、きれいに貼れますよ。床全体にステッカーを貼り、洗面所の片付けは終了です!以前は青と黄色で爽やかな印象だった洗面所ですが、白っぽいグレーを基調としたシンプルで清潔感のある雰囲気に大変身!まとめズボラPさんの洗面所が使いやすく快適な空間へと変貌する様子をご紹介しました。物であふれた場所を整理整頓するときは、どれだけ処分できるかが勝負。整理するだけでなく、おしゃれにリメイクするアイデアには驚きの連続でしたね。家族が毎日使う洗面脱衣所だからこそ、快適な空間にしたいもの。洗面脱衣所の散らかりが気になっている方は、ぜひズボラPさんを参考にして整理整頓&リメイクをしてみてください。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。▼今回の動画はこちら!★関連リンク:ズボラP画像提供・協力/ズボラP著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年04月28日片付けは、家庭の環境を整えるだけでなく、心の健康にもいい影響を与えるといわれています。しかし、効果的な片付けをするためには、正しい方法が大切です。間違った片付け方をしてしまうと、かえって環境が悪化することも。この記事では、HSP整理収納アドバイザーのyuri(yurimochi.home)さんがInstagramで発信している「片付けで避けたいNG行動」をご紹介します。行動を見直すことで、スムーズで効率的な整理術を身に付けられるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。やってはいけない片付けNG6選片付けを始める前に、まずは持っているものを整理してどのような収納用品が必要か把握しましょう。これにより、無駄な出費を抑えられます。一度整理した後に、本当に必要なものをリストアップしてから購入することがおすすめです。家族のものを勝手に捨てると、信頼関係を損ねる恐れがあります。片付けを始める前に、家族と相談して協力し合うことが大切です。家族がどのようなものを大切にしているかを理解し、一緒に片付けることで円滑に進められます。大変な場所から始めると、途中で挫折してしまうことも。簡単な場所から始めることで、自信と達成感を得られ、継続的に片付けを進められます。まずは小さな目標を立てて、少しずつ進めていくことがおすすめです。不用品を誰かにあげる時は、相手が本当に必要としているかを確認してから渡すことが大切です。相手に迷惑をかけず、喜んでもらえるように事前に相談しましょう。無理に一日で掃除を終わらせようとすると、疲れてリバウンドしやすくなります。毎日少しずつ進めることが効果的です。継続的に片付けを進めることで、習慣化しやすく、きれいな状態を維持しやすくなります。片付けを先延ばしにすると、結局片付けが進まず、いつまでもきれいな状態になりません。計画的に進めることが大切です。毎日のルーティンに取り入れることで、自然と片付けが進み、快適な生活を送ることができます。片付けのポイントは、計画的に進めることと、無理のない範囲で継続して行うことです。NG行動を避けることで、効率的な片付けができるでしょう。片付けは計画的に進め、無理なく継続することが大切です。NG行動を避け、家族や友人と協力し合い、きれいな環境を維持しましょう。心身の健康と快適な生活につながります。[文・構成/grape編集部]
2023年04月25日家では片付けが苦手な子なのに、幼稚園や保育園で「きちんとお片付けできていますよ」となぜか褒められるーー。幼稚園や保育園でお片付けができているのなら安心できるものの、それなら家でも片付けてほしいものです。なぜ家では上手に片付けられないのか、その理由を整理収納アドバイザー・むらさきすいこさん(suiko_murasaki)がInstagramで教えてくれています。 この投稿をInstagramで見る 整理収納アドバイザー むらさきすいこ|横浜東京|片付け・収納のプロ(@suiko_murasaki)がシェアした投稿 外では片付けられるのに家で片付けられない原因とはむらさきすいこさんは「『物の定位置が決まっていない』のが原因かも!」と推測しました。なるほど、幼稚園や保育園などでは物を片付ける位置が決まっています。子供が家で上手に片付けられなかったのは、定位置が決まっていないため、どこに片付けてよいのか分からなかったからかもしれません。そこでむらさきすいこさんが、物を定位置に片付けやすくするライフハックを紹介してくれました。引き出しの中に仕切りのある収納トレイを設置して、定位置を分かりやすくしています。仕切りごとに「ホチキス」「のり」などラベルを付けておけば、子供はなお分かりやすくなりますね。これなら家でも片付け上手の子供になれそうです。まずは「定位置を決めること」。これが子供を片付け上手に導く秘訣です。定位置が分かればほかの物も片付けやすい自分で使う道具だけではなく、リモコンや充電コードなど、家族みんなが使う小物の定位置を決めるのもよいですね。子供が進んで片付けるかもしれませんし、大人も片付けやすくなって助かるかもしれません。「外でできるなら家でもできる」というむらさきすいこさん。大人が少し手伝ってあげるだけでその通りになりそうですね。ぜひ試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年04月23日片付けのプロといわれる整理収納アドバイザーは、生まれつき片付けが得意な人ばかりではありません。むしろ「元々片付けが苦手」「ずぼら」ということも。だからこそ、筆者は買い物の基準やお手入れのラクさを追及し、ものを選ぶ際のマイルールを工夫してきました。そんな片付けのプロが考えるNG買い物と、実践する「もの選びのルール」をお伝えします。1.おまけ・サンプル付きの商品はあえて選ばない洗剤や食料品などを購入すると、他の製品のサンプルやちょっとした消耗品がおまけで付いてくることがありますよね。筆者は、中身が増量されている場合は喜んで購入しますが、「おまけ付きでお得だから」という理由では購入しません。なぜなら「使う予定がないものを家の中に入れない」と決めているからです。「いつか使うかも」と思ってサンプルやおまけを取っておいても、結局使わずに溜まってしまったことはありませんか?「いつ使うか・いつもらったか」がわからないものを適当に溜めておくだけでは、お得とはいえないでしょう。「無料だから」といって安易に家の中に入れず、必要なものを選び取るルールを決めておくことが大切です。2.肌につけるものは使いきってから買う、ストックを持ちすぎないこれからの季節は日焼け止めや虫よけなど、肌につける商品を購入する機会が多くなりますね。お店の売り場には新発売の商品がにぎやかに並び、「2個以上購入するとお得!」といったキャンペーンもよく見かけます。肌が弱い筆者は、通年使うボディケア以外のメイクアイテムや季節限定の日焼け止め、虫よけは、ストックを一切持たないようにしています。肌に直接つける商品は、季節や肌の状態によって急に合わなくなってしまったり、新製品を試したくなったりすることがあるからです。筆者宅では家族全員で大量に使わない限り、今使っているものを最後まで使いきってから購入しても十分間に合います。新商品やお得なキャンペーンの広告を見ると、思わず「今がチャンス!」と手が伸びてしまいますが、「今持っているものを最後まで使いきれるか」「ストックしておく場所があるのか」を、少し立ち止まって考えてみるといいでしょう。3.マット類と予備は持たない方がラク片付けのプロは、マット類を手放している方が多いです。毛並みがふわふわしたマット類は、マット自体に汚れやほこりが溜まってしまいがち。洗濯をするときも、厚手なのでなかなか乾きにくいですよね。特にトイレ周りは、トイレカバー、便座カバー、トイレットペーパーカバー、トイレマットなど、様々あります。洗濯をして乾かなかったときのために、予備のカバーを持っている方もいるでしょう。筆者も、片付けや掃除が苦手だった頃は汚れ防止のためにカバー類を付けていました。しかし、清潔に保つためにカバー類を洗うほうがかなり面倒だと気づいてすべて手放しました。汚れ防止には分厚いマットが必須だと思い込まず、必要なときだけ使い捨てできるものや、洗濯がラクな薄手のタオルで代用するなど、手入れのしやすさを重視して考えてみるといいですよ。床の汚れが気になるトイレには…トイレットペーパーにアルコールスプレーを吹きかけて、こまめにサッと拭く。油で汚れやすいキッチン周りは…揚げ物をするときだけキッチンペーパーを床に敷く。ビチャビチャになりやすい風呂場の脱衣所は…バスマットではなくフェイスタオルを敷いて毎日洗濯する。さいごに片付けとは「ものを処分すること」「収納グッズを増やしてきちんと収めること」と考える方もいるかもしれません。ですが、それ以前に、購入するものや所有するもののルールを見直してみたり、今まで使っていたアイテムの代用品を探したりなど、暮らしながら日々実験する意識をもつことが大切です。片付けのプロは、手を動かしながら何度も微調整をし、ライフスタイルにフィットする家事や買い物のコツを身につけていきます。片付けが苦手と感じる方にとって、今回の記事が参考になればうれしいです。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年04月21日”部屋が散らかっていて家に人を招くのを躊躇してしまう”、”片付けようと思ってもやる気が続かない”という経験がある方は、片付けや掃除に関して間違った認識や行動をしてしまっているかもしれません。今回は、整理収納アドバイザーの筆者が、きれいな部屋をキープしたいと思っても「掃除や片付けが続かない人」の特徴を解説します。1.掃除するタイミングを決めていない「汚れてきたら掃除をしようと思って結局後回しにしてしまう」「いつ掃除をやるかを決められなくてスッキリしない」といった経験はありませんか?掃除をするタイミングは、気温やイベントなど季節に合わせて“掃除計画”を立てておくと、掃除のし忘れを防げます。また、少ない手間で汚れを落とせて時短にもつながりますよ。例えば、次のような予定を立ててみるのがおすすめです。【春】新学期や新生活がスタート:書類や本棚を整理。花粉の時期は拭き掃除もこまめに。【夏】気温が上がる:キッチン周りの油汚れの掃除やカーペットやカーテンなど大物の洗濯。【秋】衣替え:クローゼットの掃除や夏場に使用したエアコンのお手入れ。できれば水温が下がる前に風呂場のカビ取りも。【冬】気温が下がる:冷蔵庫の中にあるものを全部出して拭き掃除。このように、季節ごとのイベントに合わせて掃除をする箇所を決めておけば、上手に掃除習慣を取り入れられて、きれいなお部屋をキープしやすくなりますよ。2.片付けに時間がかかりすぎて疲弊してしまう「まずはいらないものを処分しよう!」と意気込んで片付けを始めたものの、次のような迷いが出てきて片付けが進まない方もいるでしょう。・まだ使えそう・未使用だからもったいない・他の人が使うかも・捨てて失敗したと思いたくない・後で必要になったときに後悔するかも要・不要の判断と収納方法を同時に考えることは、すごく頭を使う作業です。そして、迷い続けるうちに脳が判断することに疲弊。体を動かすのも億劫になり、「片付けは時間がかかって面倒くさい」とやる気をなくして、片付けの習慣が身につかなくなるという負のループに陥りがちです。片付けをスムーズに進めるコツは「本当に必要なもの、大切なものを最初に選ぶ」こと。捨てることに強く抵抗を感じるのは、「手放すと損をするかも」という不安が強いからかもしれません。そこで、必要なもの以外のものがないとどうなるのかを検証するために、次のことを試してみるのもいいでしょう。・必要なもの以外は奥の方など見えないところにしまってみる・期限を決めて保留箱に入れる・紙袋に入れて捨ててもいい状態にしてみるものと距離を置くことで不安な気持ちも整理できるようになり、落ち着いて要・不要が判断しやすくなります。3.完璧な片付けを目指してしまうSNSや雑誌ですてきなインテリアのお家を見ると、「自分も片付けをして部屋をすっきりさせたい」「いつもきれいで気持ちのいいお部屋で過ごしたい」とやる気が湧いてきますよね。しかし、最初から完璧な部屋を目指すと片付けのハードルが上がってしまい、長続きしない傾向があります。季節や自分の体調、家族の状況、ライフスタイルの変化などによって、ものの使い方や量は流動的に変化します。収納場所を決めてラベリングしたら完璧とせず、次のように考えてみましょう。・やりながら考える・何度も微調整してもOK・いつでも見直して最適化する片付ける場所も方法も、変化するものと捉えてみる。決めたことにこだわりすぎず、楽しみながら調整していくものと考える方が、無理なく自分にぴったりのやり方を身につけることができますよ。さいごに掃除や片付ける習慣が定着しない方は、今の自分ができることと理想との間にギャップを感じていることもあるでしょう。その場合は、片付けに対する理想ややるべきことのハードルを、できるだけ下げてみてください。余計なプレッシャーがなくなることで、少しずつでも計画的に続けられるようになれるかもしれません。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年04月16日昔の雑誌や読まなくなった本を処分する際、何冊かをまとめて古紙回収に出すでしょう。ここで少し面倒なのが、本を束ねる作業です。多くの人が紐で古本を束ねますが、バランスよくまとめなければ、運んでいる最中にバラバラになってしまうこともあります。そんな人にチェックして欲しいのが、Instagramにあげられた「とある投稿」です。簡単すぎる古本のまとめ方古本を簡単にまとめられる方法を教えてくれたのは、よちか(yochika_home1)さんです。まずは実際の投稿をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る よちか|汚部屋脱出する方法を発信(@yochika_home1)がシェアした投稿 あらかじめ紐で輪っかを作っておき、そこへ本を積んでいきます。その後、輪っか部分へ右の紐を下から通し、左側の紐と結ぶだけです。この方法であれば、紐がゆるく横から本が落下してしまうことも、結び方がアンバランスで崩れてしまうこともありません。投稿に添えられたテキストによると、雑誌や古本はもちろんのこと「ダンボール」にも活用できる方法なのだそう。お家の断捨離で、雑誌や本をたくさん処分しようと考えている人にとって、大変お手軽で便利な方法といえます。紙を複数枚重ねて処分する際は、ぜひ実践してください。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日築12年の戸建てに住むズボラPさんは、自身のYouTubeチャンネル「ズボラP」で片付けや大掃除の様子を発信しています。今回は、住み始めてから12年間放置し続けた”汚キッチン”を20日間かけて掃除&DIYで激変させた動画をご紹介。汚れてやほこりがたまり、物があふれかえった”汚キッチン”がきれいになっていく様子は、見ていてとても爽快です!★関連記事:ライフステージごとに不要な物を処分!家も心もスッキリ快適【体験談】キッチンの現状と問題点ズボラPさんのキッチンにはさまざまな問題点がありました。収納スペースは十分にありますが、そこに物をどんどん入れてしまい中はぐちゃぐちゃ。奥に何が入っているのか把握できていません。キッチン奥にはなんとゴミ袋を直置き! 物が多すぎてゴミ箱が置けないため、そうするしかなかったのだとか。調理家電の置き場所も確保できていないため炊飯器は出しっぱなし。冷蔵庫の上にも12年分の汚れやほこりがたっぷりたまっています。ここまで散らかり、汚れているキッチン。果たしてきれいになるのでしょうか?あふれているものをどんどん片付け!早速片付け開始! 棚の中やストックを整理し、いらない物をどんどん処分していきます。まずは棚の中のものをすべて出して整理します。物を処分して棚の空いたスペースに、使う物をしまいます。上段の棚にはたまにしか使わない調理器具を、毎日使うものは下段に収納しました。カトラリー類や、保存容器・お弁当箱・調味料も整理。必要だと思っていても、実際に整理してみるといらないものばかりです。思い出として取っていた物も、すべて一気に処分!ズボラPさんいわく、大切なのは整理しながら掃除も進めることなのだとか。物を取り出した引き出しの中や窓の枠など、整理した場所から次々に拭き掃除をしていくことで、より早くきれいになります。DIYでおしゃれに大変身物の整理整頓が完了したら、キッチンをDIYでおしゃれにします。まずは食器棚を上部のみ撤去するということで、自力で解体! ねじを外して上を持ち上げるもなかなか外れず……。食器棚は高さがあり力がうまく使えないため、食器棚の中間にあるスペースに入って自ら背中で押してみます。頭のほうは外れるのですが、何度押しても傾くだけでもう片方はなかなか取れません。反対を向いて再度チャレンジしてもなかなか取れない……と悪戦苦闘していると緊急事態発生!!背中で押した際、傾いた食器棚が壁を直撃していたようで大穴が開いてしまいました!しかしズボラPさんはこの穴さえもキッチンのリメイクに応用するのだとか。この穴がどう変わるのか、お楽しみに。ひとまず家電や棚をすべて撤去して壁があらわになったキッチン。壁は塗装し、床にはおしゃれな柄のフローリングマットを敷きました。壁と床が整ったら、家電や棚を搬入。食器棚の上部を取る際に穴を開けてしまった箇所には、ニッチ棚を作ることにしました。ニッチ棚とは壁の空間を利用した埋め込み型の棚のことで、壁の中のスペースを有効に活用することができます。ズボラPさんは穴から壁の中を確認し、壁を支える間柱と間柱の幅に合わせてはめ込む棚を作成。壁とニッチの間にできた微妙な隙間は、コーキング剤というシリコンなどでできた補修剤を使って丁寧に埋めることできれいに仕上げました。壁に穴を開けてしまいましたが……結果オーライですね!すべてが整ったら、調理家電や調味料を棚に収納していきます。長かった捨て活&DIYも終わりが見えてきましたね。必要な物だけを残し、調味料やインスタント食品はすべて食器棚の下部へ。たまに使う食器やキッチンペーパーなどのストック類はかごに入れて、食器棚の上に保管することに。最後に壁にかわいい絵を飾ってキッチンをおしゃれにして……ついに完成です!ズボラPさんのキッチンは、20日間かけて整理整頓と捨て活のおかげでスッキリおしゃれなスペースと変貌。料理しやすく、過ごしやすいキッチンへと生まれ変わりました。まとめズボラPさんの”汚キッチン”が生まれ変わる様子をご紹介しました。あふれていた物を次から次へと処分する様子は見ているだけで気持ちがいいものですよね。整理するだけでなく、DIYでおしゃれ空間に変身する様は圧巻です。家のキッチンの整理を長い間していない方は、ぜひ本記事を参考にして”汚キッチン”を脱却してみませんか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。▼今回の動画はこちら!★関連リンク:ズボラP画像提供・協力/ズボラP著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年03月29日散らかりやすいものやなくしやすいものを、上手に整理整頓できずにストレスが溜まっていませんか?今回は、整理収納アドバイザーの筆者が心掛けている「スッキリと整理するためのコツ」を3つお伝えします。1.“使い方”ごとに大まかに分別するはさみやテープなどの文房具が迷子になったり、引き出しの中がゴチャついたりして困っているという方は多いでしょう。その原因は、整理・収納の仕方が合っていなかったり、戻しづらくなっている可能性が。例えば引き出しの中を蓋付きのケースで整理するとわかりづらくなります。また、家族やパートナーと一緒に住んでいる場合、収納ルールを細かくしすぎて定着できないこともあるでしょう。筆者宅では、文房具を「切るもの、計るもの」「貼るもの、まとめるもの」「書くもの、消すもの」といったように、引き出しの中を「使い方」で大まかに分けて管理しています。また、カテゴリごとに一番使うものを決めて、それ以外は思いきって処分。詰め込みすぎないよう2~3割くらいの余白を持たせて収納しています。迷子になりやすい文房具も、スペースに余白があればストレスなく管理できます。使った後も戻しやすくなるので、「どこ行った?」ということもなくなりました。2.予備やストックと一緒にしない収納する際は同じ種類でまとめたほうが良いと思われがち。しかし、同じ種類でも「使っているもの」と「予備やストック」を一緒にすると使いづらくなることもあります。例えば、ペン立ての中で使用中のものとストックがごちゃ混ぜになって、10本以上もペンが刺さっている…ということはありませんか?使いかけのものが増えて、どれを手放せば良いのか一目で判断できないのは何気にストレスです。使っているものは手前に置いて、それ以外のストックは輪ゴムで留めたり引き出しの奥側にしまったりなど、はっきりと分別しておくことが大切です。筆者はマスキングテープをよく買うのですが、よく使うものは手前に、コレクション的なものは奥にしまうなど、使う頻度によって分けることで、より使いやすくなりますよ。3.「ときあえず置き」しやすいスペースにはインテリアアイテムをキッチンのカウンター上やテーブルの隅、低めの本棚の上のように、腰~目線あたりの高さの場所は、ものが溜まりやすい危険ゾーン。特に要注意です!筆者宅の場合は、本棚の上にものが貯まりやすい傾向が。置きっぱなしにしないためにも棚の上に植物やランプを置いて、インテリアを楽しむスペースにしています。乱雑にものが置かれている場所には自然とものが増えやすく、ごちゃついて見えがちです。きれいな状態をキープするためにお花や絵を飾って、ものを置きにくくするのもひとつの手ですよ。さいごに散らかりがちな細々したものは、数を絞って大まかに分けるだけでOK。使用中のものとストックは場所を分けて管理しましょう。また、余白を作ってものが見やすくなれば、使い勝手と戻しやすさがグンと上がって探し物はほとんどなくなります。「とりあえず置き」をしがちなスペースは、お気に入りのインテリアを飾ると置きっぱなしが減って美しい空間を保ちやすくなります。スッキリと片付いたお部屋で気持ちよく過ごすために、ぜひ参考にしてみてくださいね。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年03月21日春に向けて新生活を迎える人も多い3月。引っ越しの準備や片付けに追われている人も多いのではないでしょうか。引っ越しといえば、自分の持っている物の荷造りや新しいものが届いた時に必ずゴミが出てきます。特に多いのが段ボールゴミでしょう。段ボールを紐で縛って捨てるのは、案外手間がかかって大変ですよね。縛っても紐が緩くてバラバラとバラけてしまったり、サイズの違う段ボールが間からこぼれてきてしまったりすることがよくあります。そんな時、段ボールを簡単にキツく縛る方法を知っていれば片付けがグッと楽に。ライフハックやお掃除術をInstagramで発信しているライフハックまも(lifehack.mamo)さんが教える、段ボールの縛り方テクニックを紹介します。ポイントは紐の置き方!失敗知らずの段ボールの縛り方 この投稿をInstagramで見る ライフハック まも☻ ̖́- 家事とくらしの裏ワザ˙˚(@lifehack.mamo)がシェアした投稿 段ボールを縛る前に、まずは一番大きな段ボールの間に他の段ボールを差し込みます。こうすることによって小さな段ボールがこぼれてくるのを防ぎ、縛りやすさもアップします。そしてここからがポイントです。紐を出したら、4の字になるように置き、その上に段ボールを置くのです。その後は紐の先端を縛るだけ。段ボールをひっくり返すという工程を省けるので、ぐちゃぐちゃになりません。さらに紐を結ぶときもひと工夫。中心ではなく段ボールの角に紐を集めて足などで押さえながら結ぶと、しっかり固定されて結びやすく、ギュッと固く縛れます。このポイントを押さえるだけで、ゆるゆるにならない失敗知らずの段ボールに。何の特殊な道具もいらないので、今日からトライできますね。ガチガチに固く縛れると、ゴミの日にこぼさないように慎重に運ぶこともなくなり、ゴミ出しも快適になります。もちろん引っ越しシーズンだけでなく、雑誌を捨てる時など日頃から使える裏技なので、みなさんもぜひ覚えてやってみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月15日何かと散らかりがちな引き出しの中身。「ハサミがない」「爪切りがない」など、探すのに時間をかけてしまうという人も多いのではないでしょうか。そのような場合には、引き出しの中を間仕切りして収納することがおすすめです。片づけコンサルタントのえんどうあきさん(cozystylekobe)は、家にある身近なアイテムを使って、引き出しの中身をすっきりと収納できるライフハックを紹介しています。どのような整理術なのか見ていきましょう。見た目ではない「使いやすさ」重視の収納術棚の上などと違って、引き出しの中身は外側から見えないため、見た目にこだわらなくてもいいことがポイントです。自分が使いやすいように配置することが大切なので、デザインを気にする必要もありません。すでに家にあるものや、安く購入できるアイテムで十分です。6つの間仕切りアイテムと活用例引き出しの間仕切りアイテムとしておすすめなのは、次の6つです。牛乳パックスプレーのキャップしっかりした空箱つっぱり棒100均ドアポケット仕切りブックエンド牛乳パックは、切り方や折り方次第で、さまざまな形にアレンジできます。プラスチックのスプレーキャップは、ケースなどに詰め込んで、ヘアピンなどこまごまとしたものを収納するのにおすすめです。また、つっぱり棒は引き出しの中で高さや幅を変えて自由にレイアウトできるので、切ったり貼ったりという手間もなく、簡単に仕切れます。牛乳パックやスプレーのキャップ、空箱は家にあるもので、つっぱり棒やドアポケット仕切り、ブックエンドは100均で購入できるので、それほど費用もかかりません。まとめ※写真はイメージ引き出しの中身の収納は、見た目よりも使いやすさを重視しましょう。自分の好きな高さや大きさにカットして使える牛乳パックや、こまごまとした物品を入れられるスプレーのキャップは、家にあるものを使えば費用はかかりません。手軽に手に入るアイテムを使って、引き出し収納上手を目指しましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月12日相変わらず片付けが苦手な次女(小5)なのですが、同じ部屋をつかっている次男(中2)から苦情が…注意しただけで片づけがうまくなるわけでもなく困っていたのですが…次女が図書室で片づけのノウハウ本を借りてきたのです!たぶんイラスト満載でかわいかったのが理由だとは思うのですが、「これはいい傾向では?」とちょっと期待しちゃいました。本を読み終えた次女は…もうそれだけで満足してしまったのです!!!!そして私には見覚えがあったのです。いろんなノウハウ本を読んだあとの私と同じ…!!!そっくりな反応だったのですよ…。次女の気持ちがわかりすぎるほどわかった母なのでした。ちなみにその後、お兄ちゃんに苦情を言われてちまちまと片づけをした次女。床に散らばってた物は片づけました~。でもすぐに…散らかっちゃうんだよね。物の位置を明確に決めないと! 今後の課題です。
2023年03月11日物価が徐々に上がり、少しでも無駄な出費を抑えたいと考える方も多いと思います。それならまずは、冷蔵庫や洗剤の整理整頓を心がけてみることがおすすめです!日頃よく使うものの使い方や買い方を見直すことで、少しずつ確実に余計な家事やお買い物を減らせるはず。整理収納アドバイザーである筆者が心掛けている「片づけのヒント」をお伝えします。冷蔵庫を片付けて無駄な買い物を減らす!家計の節約のためには、まず冷蔵庫の片付けから始めてみましょう。冷蔵庫整理をするとすぐ実感できるメリットが2つあります。(1)調味料の重複購入を防げる同じような味のドレッシングが複数あったり、まだ中身があるのに同じ調味料を買ってきてしまったりすることはありませんか?使い切れないほどの調味料を持っている場合は、本当に今後も使うのかチェックしてみましょう。賞味期限を忘れているもの開封後の賞味期限は意外と短いものが多いです買ってみたけど味が好みではないもの何かで使えるかも、と思っても結局活用できないことも…使用頻度がとても少なく、使い切れないもの普段の調味料でも代用できるか、改めて考えてみる重複した調味料を整理するだけでも冷蔵庫内が見やすくなり、調味料の出し入れもぐんとしやすくなりますよ。(2)食材の使い忘れが減るいつ開けたか分からないビン詰めや、使いかけの野菜など、使い忘れた食材が奥に眠っていませんか?そんな“うっかり食品ロス”が多くなると、食費も余計にかかってしまいます。【野菜室】・野菜を上から重ねないよう、立ててしまう。・半透明のビニール袋に入れて、見やすくする。・使いかけで早めに使いたいものを手前にまとめておく。【冷蔵室】・棚板を思い切って減らすと、奥まで手が届きやすい。・引き出しトレーを活用して、取り出しやすくする。・ケースや仕切りを入れて、食材の定位置を決めておく。このような工夫で冷蔵庫内がゴチャゴチャになるのを防ぎ、食材を使う優先順位が明確になります。食材を無駄なく最後まで使い切れると、買い物リストも考えるのもスムーズになるでしょう。食材をたくさん買い過ぎないように、冷蔵庫内に2割ほどの余白をキープすることを意識してみてくださいね。洗剤を持ちすぎなければ、掃除がラクになる!キッチン・洗面所・お風呂用など、場所に合わせて何種類もの専用洗剤をそろえていると、詰め替え用を各種揃えるのも大変ですよね。ストックの購入や、整理整頓自体が面倒だと感じることも多いかもしれません。(1)水回りの掃除は、キッチン泡ハイターを共有する筆者宅では、水回りの掃除はすべて「キッチン泡ハイター」を共有で使用しています。細かな使い分けをやめたことで、ストック購入の手間や管理を減らすことができました。(2)汚れは軽いうちにアルコールで拭き取れば、するっと簡単に落ちるキッチン周りやテーブルの上、リモコン、洗面所の鏡、トイレの床など。筆者宅では、家中の汚れやすいところは、軽いうちにアルコールで拭き取ることを心がけています。汚れが固まったりベタベタになったりすると、掃除の時間も労力もかかりがち。軽いうちに対処するよう意識しておくことがポイントです。軽いうちなら、ほとんどの汚れはアルコールだけでも簡単にきれいになりますよ。アルコールでの掃除の注意点は、火気近くでは使用しないことや、ワックスが付いたフローリング、電子機器には直接吹きかけないこと。また、樹脂やゴム製品は変色や溶解の可能性もあるので注意してくださいね。落ちにくい汚れの念入りな掃除のみ、専用洗剤に頼る。そう決めておくと、なんの洗剤を使うかにいちいち迷わず、すぐ掃除に取り掛かれますし、洗剤をあれこれ買い続けることも減って家事がぐんとラクになりますよ。さいごに片づけや掃除を後回しにせず習慣化することで、余計な家事や出費を少なくできると感じています。整理整頓によって消耗品の無駄な購入も減り、少しずつ節約に繋げていけるでしょう。買い物や家事の見直しの際に、ご参考にしていただけるとうれしいです。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakaniのぞみ
2023年02月24日平日は仕事や育児で慌ただしく、片付けまで手が回らない。スッキリ過ごしたい気持ちはあるけど、片づける時間がまとめてとれない…。毎日の片づけが負担でなかなか続かないという方には、1日3回に分けた「ちょこっと片づけ」がおすすめです。整理収納アドバイザーである筆者が、実践している片付け方法と合わせて、習慣化しやすいポイントをお伝えいたします。片づけを後回しにすると、マイナス思考になりやすくなるかも日常の中で、やりっぱなし・出しっぱなし・見ないふりが多くなってしまうと、このように感じることはありませんか?・ものが邪魔になって、やりたいことにすぐ取り掛かれない・探し物が多くて、余計な時間がかかってしまう・汚れが溜まって、ますます掃除や家事が面倒に感じる・散らかった部屋を見て、体も心もさらに疲れを感じてしまう筆者自身も仕事が忙しくなると、読み途中の本を積み上げてしまったり、洗濯物をたたむのが後回しになったり、ついつい家事を少しずつ後ろ倒しにしてしまいがちです。すると、「なんだか最近うまくいかない」と感じることが多くなり、できていないことに目が向いて、徐々にマイナス思考になりやすいと感じています。「どうせうまくできないし」とか「やっぱりダメだなぁ」と落ち込んでしまうと、家でもリラックスできなくなってしまうかもしれません。片付かないことで気持ちの面でも休まらないと少しでも感じるなら、1日3回の「ちょこっとお片づけ」を取り入れることがおすすめです。負担にならない1日3回のちょこっとお片づけ平日の片づけは、負担になりすぎないように短時間、最低限でOK。出掛ける前と帰宅後、寝る前の3回に分けて行ってみましょう。(1)出掛ける前の3分でできること・朝使ったものを元に戻す洗面所に出しっぱなしのブラシ、コーヒーを飲んだカップ、テーブルの椅子など、「朝使ったものは、朝のうちに戻しておく」と意識すると、帰宅後に疲れた体で後片付けをしなくてすみますよ。・落ちているものを拾う洗面所の髪の毛、ティッシュ、脱いだパジャマなど、床に落ちているものはとりあえず拾っておく行動をクセにしましょう。散らかったままにならず、いつもきれいな印象のお部屋をキープできます。(2)帰宅後5分でできること・バッグを定位置に戻す帰宅後、バッグを椅子や床に一旦置いてしまうと、後で片付けるのが面倒に感じてしまうことはありませんか?バッグは壁にフックをつけるなどして、「吊るす定位置」を決めておくと置きっぱなしを防げます。・不要な郵便物はその場で捨てるポストに入っていたチラシやDMは、他の郵便物と一緒に置かず、その場で仕分けて処分します。住所はマジックで黒く塗る、ビニールははさみで切り取ってすぐに分別する…など、早めに手放す行動を意識してみましょう。・買い物袋は調理台の上に乗せる重い買い物袋は床に置かず、ひとまず調理台に載せるのがおすすめです。床に置くと放置しても見えにくくなりますが、調理台にあると必ず目に留まるので、片づけよう!と行動しやすくなります。(3)寝る前10分でできること・朝洗濯するものを洗濯カゴに入れておく洗濯は、意外と時間がかかるもの。朝一番すぐにスタートできるよう、夜のうちに洗濯物を洗濯かごに集めておくと、朝家事の手間と時間を削減できます。・テーブルの上に何も置かず、まっさらにする読みかけの本や確認前の書類、食べかけのお皿、こぼれた食べカスなど、食事をしたり作業をしたままになりがちなテーブルの上。寝る前には何もない状態にリセットする習慣で、すっきり気持ちのよいダイニングになりますよ。・今日のゴミは、今日のうちにゴミ箱へ捨てるキッチンシンクの生ゴミ、洗面所やリビングに放置されているゴミなど。特に空き缶やペットボトル、お菓子の袋などは、放置しておくと嫌なニオイの原因にもなってしまいます。今日出たゴミは今日のうちにゴミ箱へ捨てておくようにしましょう。・玄関の靴の向きを揃える靴の向きがすっきり揃っていると、家族も気持ちよく出かけられます。ちょっとした事ですが、やるとやらないとでは朝の気持ちよさが大きく違いますよ。おわりに筆者は短時間のちょこっとお片付けを進めていくことで、家事の後回しグセが少しずつ減るようになりました。片づけができると、次の家事にもスムーズに取り掛かれて、作業時間の短縮になります。ご自分のライフスタイルに合わせて、短時間でできるお片付けのポイントを見つけるヒントになれば幸いです。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年02月19日