グローブライド株式会社(東京都東久留米市、代表取締役社長:鈴木 一成/以下 グローブライド)は、生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)という目標に向けた取り組みを進める「生物多様性のための30by30アライアンス」に2024年4月10日より参画しましたのでお知らせいたします。30by30アライアンス■「生物多様性のための30by30アライアンス」の概要30by30アライアンスは、2030年までに自国の陸域・海域の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する目標の達成に向けた取り組みをオールジャパンで進めるため、環境省をはじめとする行政、企業、NPOなどが参加する有志連合です。・30by30ウェブサイト ■当社の取り組みグローブライドは、持続可能な社会を実現するうえで解決を目指す重要課題(マテリアリティ)のひとつに「生物多様性の保全」を挙げています。これまでも、豊かな自然と生物多様性に支えられる事業を展開していることを踏まえ、水辺の清掃活動や、森林の里親制度に賛同し、植樹・維持の活動などを推進してまいりました。本アライアンスへの参画を機に、ネイチャーポジティブに関する取り組みや産学・NPOとの連携を強化し、OECM(※)申請による保護地域の拡大や磯焼け対策、藻場保全など様々な活動を通じて30by30の達成に貢献できるよう努めてまいります。※Other Effective area-based Conservation Measuresの略。民間等の取り組みにより保全が図られている地域や、保全を目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月12日タレントの堀ちえみが11日に自身のアメブロを更新。大学病院の乳腺外来を受診し再検査を受けたことを報告した。この日、堀は「大学病院で初の乳腺外来を受診」と大学病院の乳腺外来を受診したことを報告。「人間ドックのエコー検査で、再検査との結果が出ましたので、もう一度検査を受けてきました」と説明し「見逃してしまうぐらいの、小さな物がありましたので」と明かした。続けて「念には念をということで、後日MRIなどの検査を受けることにしました」と報告し「本当に念には念をということだそうです 何でも早期発見が大切ですから」とコメント。「3月中にこの関連の検査の予約、全て済ませました」と説明し「結果が出るまでやはり少し不安ですが…大丈夫!」と前向きにつづった。また「しっかりと食事は摂らなくちゃね」と述べ「私は鯛めし御膳。主人はカレーライス」と自身と夫・尼子勝紀さんが堪能した料理の写真を公開。最後に「サラダ付いていて良かった!健康第一です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「心配になりますよね」「沢山食べて体力付けてね」「絶対大丈夫」などのコメントが寄せられている。
2024年03月12日マルチモビリティメーカー株式会社Acalieは、新型電動モビリティの特定小型原動機付自転車(以下 特定小型原付)「RICHBIT CITY(リッチビット シティ)」を2024年2月6日に新規リリースしました。小売希望は139,800円(税込)を予定しています。2年保証プラン付きで150,000円(税込)もリリース予定です。2月19日より国内大手応援購入サービスサイトMakuakeにて先行発売する予定です。日本最小、最軽量の自転車タイプの特定小型原付■乗り物本質の安全性と利便性のバランスを重視。RICHBIT CITYは、自転車のように座ってペダルを漕がなくても、フル電動で走行できる、いわゆる“漕がずに進む”フル電動の自転車形の特定小型原付(自転車とバイクのハイブリッド)になります。誰もが自転車のように座って走行しながら、バイクのように手軽に遠くへ移動ができる世界を実現、着座式で重心が低く、座席に体重を預けられる安定感があり、自転車と同じ操作感で初めての乗車でも安心して走行が可能。ハンドル右手のスロットルを回すだけの直感的な操作で簡単に運転することができ、自転車のようにペダルを漕ぐ必要がないため、長距離の移動も疲れを感じにくい他、自転車に近い走行感で、段差がある場面でも姿勢を崩すことなく安定した姿勢で走行が可能です。車体の前後には、特定小型原付として必要な灯火類やナンバープレートが備えられています。特定小型原付の条件である緑色の「最高速度表示灯」をハンドルバーエンドに装備。20km/hモードでは常時点灯、6km/hモードでは点滅。モード切り替えは停車状態でのみ可能という仕様です。■「RICHBIT CITY(リッチビット シティ)」の主な特長(1)乗り物本質の安全性と利便性のバランス重視「E-Bike+E-Kickboard=RICHBI CITY」電動自転車の安全性と電動バイクやキックボードの利便性を兼ね備えた近未来の移動手段として、RICH BIT CITYは誕生しました。RICHBIT CITYは「慣れ親しんだ自転車のような形で、電動バイクや電動キックボードと同じ利便性を持った乗り物」になります。(2)思いを込めた人間工学的外観デザイン:FRAME-IN BATTERY設計とU字型デザインFRAME-IN BATTERY設計により、今までないスタイリッシュな外観を実現、電動に見えない格好良さになります。U字型デザインはペダルを車体に直接に嵌めるではなく、U字型クランクを車体に取付た上、ペダルを装着する構造にしています。それにより、乗る方のお体、腰、脚の位置を最適にすることができました。乗る快適さは伝わります。(3)特定小型原付の保安基準をクリアした構造設計基本操作としては右手側のハンドルにあるスロットルをひねると前進し、ブレーキレバーは左手が後輪、右手が前輪。左手側にはバイクと似た操作のウインカースイッチがあります。最高速度表示灯がウインカーを兼ねており、前照灯はバイクと同様に常時点灯のためON/OFFの操作はなし。(4)日本最小、最軽量14*2.1インチタイヤを採用し、コンパクトさを実現、さらに2段階の折りたたみができる構造設計で日本最小の特定小型原付になります(2月6日現在)。折り畳んだサイズとしては、A4紙3~4枚程度になります。ラストワインマイルのご利用や家中の収納に最適。重量はわずか16kg、持ち運びは簡単。(5)パワーも驚異的に強い、坂道も楽に登れる独自の技術で実現したモーターパフォーマンス。勾配22%の坂も軽くのぼれます。実験データーから示すように、500Wモーターを搭載した電動キックボードの登坂能力を大幅に超えて、600Wモーターに相当した登坂能力を有します。(6)バッテリーの大容量化により長い航続可能距離10.2Ahの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載、航続可能距離は30~40kmを実現しました。(7)業界最多となるカラーバリエーションCITY BLACK(シティブラック)、SNOW WHITE(スノーホワイト)、GOLDEN OLIVE(ゴールデンオリーブ)、RANGERG REEN(レンジャー グリーン)、SAKURA PINK(さくらピンク)総5色を用意して、老若男女問わずさまざまな方にご利用いただきやすくなっています。※仕様は出典元のプレスリリースをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月13日特定外来生物キョンの大量繁殖が止まらない。千葉県によると、キョンの県内推定生息数は2006年度には中央値で9,194頭であったが、2019年度には約4万4,000頭まで増加。2022年には約7万1,500頭と爆発的に増えている。「私の実家は海が近くて民家が多い町なんですが、キョンはもうフツーに野外で出くわしますよ。野良猫と同じくらいの頻度で!」千葉県在住の50代の主婦がこう話す。キョンは小型のシカ科で、中型犬と同じくらいの大きさの動物だ。本来は中国南部や台湾に生息し、日本には生息していなかったが、いつしか国内に持ち込まれ、60~80年代に野外に定着したと考えられているという。そのキョンは、環境省が「生態系に被害をおよぼすおそれのある特定外来生物」に指定しており、「野外に定着した個体の根絶を目指した防除が必要」なのだが、国内では千葉県房総半島や東京都の伊豆大島などで繁殖してしまっている。「キョンは早ければ生後半年程度で妊娠し、一頭のメスが一頭の子を産むとされています。千葉県にキョンが定着して以来、生息数は増え続け、県によれば、県中南部の17市町で繁殖が確認されているんです」(全国紙社会部記者)千葉県や東京都はキョンの捕獲を進めているが、生態系への影響や、農作物などの被害をもたらす動物は、キョンだけではない。いま、日本中でシカやイノシシ、クマまで人里に現れ、農作物のみならず人家、人まで襲うニュースは、後を絶たない。なぜこのような状況になったのだろうか。「昨今、動物が人里に降りてきて被害をもたらしているのは、動物の性質が変わったわけではなく、日本人が山を管理できなくなってきているからという側面が強いと思われます。少子高齢化で、以前は人が管理していた山に人が入らなくなり、山にある家も放置され、草が生え、森になり……。つまり、人間のテリトリーが後退して、鳥獣のテリトリーが広がったからなんです」日本ジビエアカデミー代表の山末成司さん(50)はいう。人の領域が山からだんだん下降して来れば、山に住む動物は活動領域がどんどん広くなる。人里、民家が動物たちにとって、身近な存在にどんどんなってきているというのである。「国全体で困っているのは、農林業などの被害です。たとえば、シカが木の皮を食べてしまえば、皮を経て水分・養分を得る木は枯れてしまいます。これは土砂崩れの原因となります。農業では収穫前の稲穂が食べられるのはよくある話です」(山末さん、以下同)国は、農林業被害を食い止めるためにシカやイノシシの捕獲報奨金を出しているが、捕獲の現場では問題点があるのだと、山末さんは話す。「狩猟された動物は、山林に捨てられている場合が多いんです。たとえば農家さんが獣害にあっていて、猟友会に頼むと、猟師が捕獲してくれます。しかし、報奨金の証拠となる尻尾だけを切って持ち帰り、死骸は放置して行ってしまいます。すると放置された死骸にほかの鳥獣が群がり、結局そこにまた動物が集まるという悪循環に陥ってしまう。これでは、農家さんの被害は終わらないんです」有害鳥獣の死骸を処理するのには、一般廃棄物業者で、扱える廃棄物の種類が「動物死体及び付随汚物」の許可を有している必要がある。またジビエ処理施設に持ち込まれた鳥獣の残滓は産業廃棄物となり、焼却や埋葬など、追いつかないのが現状だ。そこで、山末さんの会社はもともと食肉加工業を営んでいたが、その捕獲された死骸が放置されないための対策を考えてきたのだという。「それが、ジビエでした。大分県では捕獲したシカやイノシシの97%が廃棄されていましたが、狩猟された動物を人が食べる『おいしい肉』として加工することによって、命の循環、命のバトンになると気づいたのです」■害獣を栄養豊富な「ジビエ料理」に山末さんが代表を務める日本ジビエアカデミーは、大分県宇佐市にあり、ジビエの処理の研修を行う日本発の施設として、23年5月にオープン。同社はジビエ処理加工場を『宇佐ジビエファクトリー』として運営し、オンラインショップでジビエ肉の販売もしている。「ジビエとは、フランス語で、狩猟で捕獲された野生鳥獣を指します。ですので、クマ、イノシシ、シカ、キョン、ウサギ、スッポン、カモ、キジなどのことを指します。一般の家庭でも食することができるように流通しているのは、シカやイノシシが多いですね」獣害への社会的関心や、人と自然界の持続可能性を考える風潮の高まりもあって、家庭でもジビエを試してみたいと思う人は増えているという。だが、猟師が捕獲した動物の肉など、どうやって入手するのか、どうやって調理するのか、ネットでも買えるのか……。まだわからないことも多い。なにより、野生の動物は「臭いんじゃないか?」という先入観ももってしまいがちだ。「たとえば、豚でいえば、『臭い』といわれるのはオスが出すホルモンですので、食用の豚は去勢されます。しかし天然のイノシシは去勢なんて当然されていませんから、繁殖期のオスは臭います。『ジビエは臭い』という先入観はそこから来ています」今は技術も進み、加工処理の段階で選別をして、臭いのないものを食肉用にし、臭うものや人の食用に適さないものは、ペットフードやサファリパークの動物用にする。そのように、極力、仕分けして加工していくことで、『ジビエは臭い』という先入観を覆すジビエ肉を加工することに成功している。カロリー、たんぱく質は、イノシシ肉は豚肉とほぼ同じくらいだが、ビタミンB12が豚肉の約3倍含まれているという。また、鹿赤肉は牛赤肉に比べてカロリーは半分以下、逆にたんぱく質は1.5倍くらい多く、鉄分も約2倍多く含まれるそう。ジビエ肉のスペシャリストである山末さんに、おいしいジビエの食べ方を教えてもらうと、「まず、イノシシの肉は『焼き肉』にして、よく火を通して、塩コショウだけの味付けがいいですね。豚とは違う食感で、特に脂身がおいしいです。イノシシの脂を味わえるのは、バラスライス。イノシシは山の天然のもの――ドングリやキノコをふだんから食べているので、肉のうまみ成分が違います。そしてシカ肉は、薄く切って、火を軽く通します。こちらの味付けは、わさび醤油、もしくは西洋わさびで。鹿肉はロースがヘム鉄豊富です。体にダイレクトに吸収されます」害獣が加工・調理することで、一気に栄養豊富なたんぱく源になるというのは驚きだ。「ジビエ肉は、栄養があって、おいしく食べられる。そして命をつなぐことにもなる。しっかり食べるべきです。サステナブルの観点からもメリットがありますし、日本の食料自給率を上げる一助にもなります」台湾では高級食材として知られるキョンも、千葉県で食肉として消費する動きもある。ただし、特定外来生物であるため、撲滅を掲げる立場の千葉県としては商業的利用には慎重だ。手に取りやすいジビエから、まずは、一度試してみてはどうだろうか。
2023年12月29日しながわ水族館は、通常の展示では見られない深海生物に焦点を当てた企画展「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」を2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)の期間で開催します。キャラクター“グソくん”が深海の世界をご案内本企画展では実際に飼育スタッフが採集をした深海生物・約7種30点の生体展示を、イベントナビゲーターを務めるキャラクター“グソくん”が解説し、深海の世界をご案内します。また、深海で独自の進化を遂げてきた深海生物の生態などについて学ぶことができる解説パネルも設置。そのほか、昨年大好評だった、実際に生きている深海生物を間近で観察して触れることができる「深海生物ふれあいタッチ」やカラフルなタイルを貼って自分だけのオリジナル深海生物が作れる「モザイクタイルワークショップ」に加え、今回は館内に設置された二次元コードを読み込むと参加できるクイズラリー「グソくんの深海クイズラリー」も開催します。物販店舗マリンショップ シーガルでは人気の深海生物たちのグッズを限定販売。この機会に是非、しながわ水族館へお越しください!【「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」開催概要】タイトル:しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~開催期間:2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)展示場所:地下1F クマノミルーム、他館内各所料金:下記水族館への入館料でお楽しみいただけます。大人(高校生以上)1,350円、中学生・小学生 600円、幼児(4歳以上)300円、シルバー(65歳以上) 1,200円※深海生物ふれあいタッチ、モザイクタイルワークショップは有料【開催内容】■深海生物の生体展示深海の過酷な環境で特徴的な姿に進化を遂げてきた深海生物、約7種30点の生体展示をします。しながわ水族館では定期的に深海生物の採集を実施しています。展示する深海生物も実際に飼育スタッフが採集してきた生物たちです。さらに今回は越前松島水族館(所在地:福井県坂井市)協力のもと、ピンク色でふわふわした泳ぎが特徴のザラビクニンが日本海からやってきます。頭がこんにゃくのように柔らかく、淡いピンク色が印象的な人気の深海魚、ザラビクニンを是非ご覧ください!<その他展示生物一例>・オオグソクムシ・ミノエビ■深海生物ふれあいタッチ生きている深海生物を間近で観察したり、触ってみたりと貴重な体験ができます。過酷な環境に生息する生物の体には、どのような特徴があるでしょうか。どの生物に触れられるかはその時のお楽しみ。開催日時:期間中毎日開催体験時間:平日15:00~/土日祝日:10:45~、14:45~料金:1人1,000円(深海生物クリアファイル付き)開催場所:地下1階ふれあい水槽人数:1回20名様限定申込方法:しながわ水族館公式HP内「WEBチケット」にて参加券を販売対象年齢:4才以上体験時間:1人3分間<深海生物一例>・アカサエビ・オオグソクムシ・コツノキンセンモドキそのほか、ワークショップやクイズラリーあり。詳細は出典元のプレスリリースをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年12月26日「書店に行くと、なぜか便意でトイレに行きたくなる…」と感じたことはありませんか?この現象は『青木まりこ現象』と呼ばれています。『青木まりこ現象』は、1985年に雑誌『本の雑誌』の読者欄に寄せられた、青木まりこさんという人による、「理由は不明だが、2~3年前から書店に行くたびに便意をもよおすようになった」という投稿から始まりました。青木まりこさんと、同じ体験をする人が数多くいたことから、同現象を『青木まりこ現象』と呼ぶようになったのが由来とされています。便意をもよおす場所オーストラリアで暮らす、おもち(omochi_australia)さんも、特定の場所に行くと、便意をもよおすことがあるようで、その体験をInstagramに投稿しています。おもちさんは、夫に、「特定の場所に行くと、トイレに行きたくなる」という話をしていました。おもちさんが日本に居た時は、特定の書店や雑貨店、ディスカウントストアに行くと、便意をもよおすことが多かったようです。場所によっては、猛烈に便意を感じたり、少しだけであったり、もよおし方にも違いがあるのだとか。オーストラリアだと、事務用品店チェーンの『オフィスワークス』で、必ず便意をもよおすそうです。という話を『オフィスワークス』の帰り、夫に話していると…息子が便意を我慢していました!「まさか息子も…」おもちさんのエピソードには、多くの人から共感の声が寄せられていました。・分かる!書店で、ゆっくり見たいのに便意が…。・私はドラッグストアで必ず便意をもよおします。・漫画の腸内のイメージ図が面白すぎ!・私もです。本当に不思議ですよね。特定の場所に行くと、便意をもよおす現象は、精神的なものや、過去に特定の場所でトイレに行きたくなった経験から、条件反射で同じ現象が起こる説など、さまざまあります。便意がもよおしそうな場所に行ったら、まずはトイレの位置を探しておくのがいいでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月26日しながわ水族館(東京・品川、館長:鈴木正勝)は、通常の展示では見られない深海生物に焦点を当てた企画展「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」を2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)の期間で開催します。本企画展では実際に飼育スタッフが採集をした深海生物・約7種30点の生体展示を、イベントナビゲーターを務めるキャラクター“グソくん”が解説し、深海の世界をご案内します。また、深海で独自の進化を遂げてきた深海生物の生態などについて学ぶことができる解説パネルも設置。そのほか、昨年大好評だった、実際に生きている深海生物を間近で観察して触れることができる「深海生物ふれあいタッチ」やカラフルなタイルを貼って自分だけのオリジナル深海生物が作れる「モザイクタイルワークショップ」に加え、今回は館内に設置された二次元コードを読み込むと参加できるクイズラリー「グソくんの深海クイズラリー」も開催します。物販店舗マリンショップ シーガルでは人気の深海生物たちのグッズを限定販売。この機会に是非、しながわ水族館へお越しください!しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~【「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」開催概要】タイトル:しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~開催期間:2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)展示場所:地下1F クマノミルーム、他館内各所料金 :下記水族館への入館料でお楽しみいただけます。大人(高校生以上)1,350円、中学生・小学生 600円、幼児(4歳以上)300円、シルバー(65歳以上) 1,200円※深海生物ふれあいタッチ、モザイクタイルワークショップは有料【開催内容】■深海生物の生体展示深海の過酷な環境で特徴的な姿に進化を遂げてきた深海生物、約7種30点の生体展示をします。しながわ水族館では定期的に深海生物の採集を実施しています。展示する深海生物も実際に飼育スタッフが採集してきた生物たちです。さらに今回は越前松島水族館(所在地:福井県坂井市)協力のもと、ピンク色でふわふわした泳ぎが特徴のザラビクニンが日本海からやってきます。頭がこんにゃくのように柔らかく、淡いピンク色が印象的な人気の深海魚、ザラビクニンを是非ご覧ください!ザラビクニンイベントナビゲーター“グソくん”<その他展示生物一例>・オオグソクムシ・ミノエビその他展示生物一例■深海生物ふれあいタッチ生きている深海生物を間近で観察したり、触ってみたりと貴重な体験ができます。過酷な環境に生息する生物の体には、どのような特徴があるでしょうか。どの生物に触れられるかはその時のお楽しみ。開催日時:期間中毎日開催体験時間:平日15:00~/土日祝日:10:45~、14:45~料金 :1人1,000円(深海生物クリアファイル付き)開催場所:地下1階 ふれあい水槽人数 :1回20名様限定申込方法:しながわ水族館公式HP内「WEBチケット」にて参加券を販売対象年齢:4才以上体験時間:1人3分間<深海生物一例>・アカサエビ・オオグソクムシ・コツノキンセンモドキ深海生物一例深海生物ふれあいタッチ(昨年の様子)深海生物クリアファイル■モザイクタイル ワークショップダイオウグソクムシ、メンダコ、ザラビクニンなど5種類のデザインから一つ選び、好きなタイルで彩ります。目地に使用する紙粘土は暗い所で光ります。自分だけのオリジナル深海生物を作ってみてはいかがでしょうか。開催日時:2024年1月6日~2月29日までの土日祝日のみ開催(各日5回実施)料金 :2,500円開催場所:地下1階 クマノミルーム体験方法:入館後、地下1階クマノミルームにて受付講師 :KATSUモザイクタイル作品サンプル蓄光するダイオウグソクムシ<KATSU氏 プロフィール>タイルを用いたアート作品を造る造形作家。オーダーメイドの制作を手掛けるほか、モザイクタイル教室やワークショップの講師を務める。生物のモチーフを得意とし、水族館の生き物たちの大きな作品を創ることが夢。作家KATSUが制作したモザイクタイル深海生物のフォトスポットが、地下1階クマノミルームに登場!会場を彩る芸術的な作品を是非ご覧ください。■グソくんの深海クイズラリー館内に設置された二次元コードを読み込むと参加できるクイズラリーで深海の謎に挑戦。クイズに全問正解すると実施できるくじ引きで当たりが出ると、しな水でしか手に入らないオリジナル「さかなかるた」をプレゼント。設置場所:館内各所料金 :水族館への入館料でお楽しみいただけます。※プレゼントは1端末につき1つです。クイズ画面イメージ※「さかなかるた」とは子どもたちに魚の興味や関心事の幅を広げたいという想いから生まれた商品です。魚のキラキラ感や、ウロコの凹凸感を特殊印刷技術で再現しており、見て楽しむのはもちろん、目を閉じて触ったり、水に浮かべて遊ぶことの出来るかるたです。(さかなかるたは、株式会社千葉印刷の登録商標です。) さかなかるたイメージ【グッズ情報】■マリンショップ シーガルマリンショップ シーガルでは、かわいい深海グッズを期間限定で販売します。・ムニュマム ダイオウグソクムシ 968円・リアルダイオウグソクムシ Lサイズ 5,280円・さかなかるたプラス 伝説の魚版 1,320円商品一例★同時開催!!【しながわ水族館のお正月イベント】(2023年12月27日(水)~2024年1月8日(月・祝))2023年12月27日(水)~2024年1月8日(月・祝)の期間、「しな水のお正月2024」を同時開催し、お正月をテーマに様々なイベントで新春をお祝いします。■お正月特別水槽2024年の干支・辰にちなんだタツノオトシゴの仲間たちを特別な装飾をしたお正月水槽で展示します。開催:2023年12月27日(水)~場所:地下1階 珍しい魚たちビックベリーシーホース■お正月イルカショーお正月のBGMに合わせて、イルカたちがダイナミックなパフォーマンス!開催:2024年1月2日(火)~日時:10:45~、12:30~、14:00~、15:30~場所:イルカ・アシカスタジアムお正月イルカショー■お正月アシカショーお正月に因んだアイテムを使用したおめでたいショーをお届けします。開催:2024年1月2日(火)~日時:11:45~、14:45~場所:イルカ・アシカスタジアムお正月アシカショー■お正月アザラシショーおみくじで新年の運試し!アザラシのコミカルなパフォーマンスをお届けします。開催:2024年1月2日(火)~日時:11:15~、15:15~場所:アザラシ館お正月アザラシショー◆「しながわ水族館」概要◆所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は1:30休館日 :火曜日(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日入館料金:大人(高校生以上)1,350円、こども(小・中学生)600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1,200円※状況により内容が変更になる場合がございます。※画像はイメージです。※金額は全て税込です。■お客様からのお問い合せ先■しながわ水族館TEL : 03-3762-3433公式WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日池袋・サンシャイン水族館は、深海生物に焦点を当てたイベント「ゾクゾク深海生物2024」を2024年1月12日(金)から3月17日(日)まで開催する。“深海生物”を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物2024」「ゾクゾク深海生物」は、わずかな光しか届かない水深200mより深い海域“深海”に住む、“深海生物”に焦点を当てたイベント。開催8回目を迎える今回は、「遠いけど近い!?近づきたい!深海の世界」をテーマに、深海の環境や深海生物の特徴的な姿などを、生体や標本展示を通じて解説する。飼育スタッフが実際に採集した深海生物を展示生体展示コーナーでは、深海のアイドルと呼ばれているメンダコをはじめ、オオグソクムシやタカアシガニなどを展示予定。これらの深海生物は、実際に飼育スタッフが深海底曳網漁の船に乗船し、採集したものとなる。展示とあわせて、特徴的な姿や生態について解説したパネルが設置される。世界初となる「ヨコヅナイワシ」のプラスティネーション標本深海ザメなどの標本展示も見逃せない。中でも、2022年にサンシャイン水族館が採集した、世界7例目となる「ヨコヅナイワシ」の標本に注目だ。今回の開催では、生きていた時に近い状態で標本化した、ヨコヅナイワシでは世界初の「プラスティネーション標本」を展示する。直接生体や標本に触れるツアーなど様々な体験コンテンツ「ゾクゾク深海生物2024」開催中は、深海生物にまつわるイベントも開催。飼育スタッフによる深海生物についての解説を聞ける「ゾクゾク深海ツアー2024」や、閉館後の水族館でディープな深海トークを繰り広げる「深海トーク」などを実施する。“深海汁”など”深海生物”モチーフの限定メニュー深海生物について学んだ後は、サンシャイン水族館内にあるタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)にて、深海生物のアートを配した「アクアリウムココア深海ver.」などを味わえる。加えて、閉館後の水族館を楽しめる入場者限定営業「ゾクゾク深海クエスト」では、2019年に発売し好評を博した「深海汁(しんかいじる)」を数量限定で販売。ヒゲナガエビやツノナガチヒロエビなど深海性のエビから出汁を取った味わい深い1杯に仕上げた。【詳細】「ゾクゾク深海生物2024」開催期間:2024年1月12日(金)~3月17日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館1時間前。変更の場合あり。入場料:高校生以上 2,600円~、小・中学生 1,300円~、4歳以上 800円~※変更の場合あり。※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合あり。※土日祝日および特定日は、入場制限を行っているため、事前予約(日時指定・日付指定)が必要。詳しくは、水族館ウェブサイトを確認。■ゾクゾク深海ツアー日時:各日11:00~(約40分)定員:各回15名料金:1,500円※別途水族館への入場料が必要。申込:当日アクアリウムクラブ会員証発行カウンターにて手続き。■深海トーク日時:2024年2月18日(日)通常営業終了後※詳細は後日イベント特設サイトにて告知。※入場には「【入場者限定営業】深海トーク入場チケット」が必要。※アクアリウムクラブ会員証・年間パスポートを所有者も、「【入場者限定営業】深海トーク入場チケット」が必要。■入場者限定営業「ゾクゾク深海クエスト」日時:2月11日(日)・25日(日)・3月10日(日)通常営業終了後※詳細は後日イベント特設サイトにて告知。※入場には「【入場者限定営業】ゾクゾク深海クエスト入場チケット」が必要。※アクアリウムクラブ会員証、年間パスポート所有者も、「【入場者限定営業】ゾクゾク深海クエスト入場チケット」が必要。<メニュー例>・タリーズコーヒー アクアリウムココア(全4種) 746円※イートイン価格※絵柄はランダム。・オリジナルマカロン(2個セット) 1,000円※エントランス自動販売機で販売【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2023年12月15日無料の参加登録受付中!発達が気になるお子さまやご家族へ届けたい、オンラインセミナーが12/9(土)に開催決定Upload By 発達ナビアライアンス プログラム図鑑が大好きで飽きることなく眺めている。ゲームが大好きで自分でもプログラミングして楽しんでいる。難解な専門書も興味深く読む。一方で、興味のない勉強は一切やりたがらない。興味関心の幅が激しいお子さまへ、どう接したらいいのだろうか。もっと好きや得意を伸ばすにはどうしたらいいのだろうか。進路はどうなるのか……。関わり方に悩んでいる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。発達ナビではこのようなお子さまとそのご家族に、ご自宅で情報を得られる機会をお届けするために「ギフテッドセミナー」を開催します。・日時:2023年12月9日(土)9:30~12:35(予定)・参加費:無料・形式:Zoomウェビナー配信・参加方法:事前申込必須。下記ボタンよりお申し込みください。・内容:専門家講演、すべてのお子さまを応援する企業によるセミナー※企画調整中のため、今後変更となる場合もございますオンラインセミナーの内容をご紹介Upload By 発達ナビアライアンス プログラム「ギフテッド」について関心のあるご家庭も多いのではないでしょうか。本セミナーでは、公認心理師で、LITALICOジュニアとLITALICO発達ナビのチーフスーパーバイザーも務める菅佐原洋先生が登壇、年齢別に見られる「ギフテッド」の特徴や、お子さまへの関わり方について分かりやすく解説します。さらに、セミナー後半では講演中チャットに寄せられた保護者の方の不安やお悩みについて先生がお答えします。講師:菅佐原洋氏公認心理師/臨床心理士/臨床発達心理士慶應義塾大学社会学研究科博士課程。博士(心理学)慶應義塾大学先導研究センター、常磐大学助教を経て、現在LITALICOジュニアとLITALICO発達ナビのチーフスーパーバイザーに。これまで、発達障害のあるお子さまへの直接支援、幼・小・中学校での特別支援アドバイザー、大学・教育センター・医療機関でのスーパーバイズなど発達臨床歴25年超。Upload By 発達ナビアライアンス プログラムやり抜く力や自分らしく生きる力を育むために大切な、お子さまへの関わり方。 興味関心や発達段階はさまざまな中で、お子さまにどのように接したらいいか悩む方も多いのではないでしょうか。本セミナーでは、お子さまの主体性や自己肯定感を育む関わり方や探究学習の方法を具体的に解説。 さらに、その学習を実際に体験できるスクールについてもご紹介します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム子どもが興味関心ある「好きなこと」から、得意を広げたり伸ばしたりするために、大人はどんな関わり方をすれば良いのでしょうか。200名以上の子どもたちの興味関心・探究に伴走してきた、探究型オンライン家庭教師「夢中教室」。その取り組みや事例を紹介しながら、興味関心の広げ方・深め方、その根底となる自己肯定感、そして家族以外の信頼できる「第三の大人」の大切さについて、解説していきます。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム得意な科目がある一方、苦手な科目には取り組めない。学校には行けているけど、馴染めていない。このままでこの子に合った進路は見つかるの?安心できる少人数教育や対話型の探求学習を通して、個性をとことん伸ばせる学校があります。数学・歴史など好きな学問があるお子さま、広く学びながらも自分の得意も伸ばしていきたいお子さま、自分のペースで通学したいお子さま、大人数の環境が苦手なお子さまなど、一人ひとりの可能性を活かした進路と、それを実現する取り組みについてお伝えします。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達に特性があるお子さまの、特性や個性を活かした進路を考えたい。好きなことや得意なことを極めることで、子どもの将来を拓く可能性を選ぶには、どんな中学・高校の選択肢があるのか、専門家が分かりやすく解説します。・お子さまの「個性を伸ばす教育」とは?・理系、ものづくり、グローバル教育など、各分野での強みをもつ学校をご紹介・進学に向けた手立てや、準備しておくべきことなど、お子さまの個性を活かす志望校選びや中学・高校受験への準備について、進学事例を交えて具体的にお話しします。たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております。
2023年12月01日遠路はるばる船やコンテナに紛れて入ってくる可能性がある、ヒアリ類。実は『要緊急対処特定外来生物』に指定され、いま非常に危険視されている生き物なのです。大きさはわずか1cm以下で赤褐色のヒアリは、裸地や草地、アスファルトの間に巣を作ります。刺されると強い痛みを生じ、強いアレルギー反応を起こすことも。人だけでなくペットも同様の症状になり、「毒よりも恐ろしいのでは?」といわれています。ヒアリの影響でサンダルでは歩けない地域も…2023年9月現在、日本は基本的には水際で調査を行い、ヒアリの定着を阻止できているものの、実際にヒアリが定着したアメリカのある地域では、サンダルを履けない地域もあるようです。もし日本でも定着してしまったら、花見やピクニックを楽しむことや、ペットの散歩をすることもできなくなるかもしれません。※写真はイメージヒアリの脅威が続いていることが十分周知されていない現状に危機感を持った環境省は、2023年8月、ヒアリについて分かりやすくまとめた『ヒアリ類対処指針冊子』を作成。ヒアリ類対処指針冊子※画像をクリックすると拡大します。ヒアリの画像が含まれるのでご注意ください。まず、冊子の作成に関わった環境省外来生物対策室の担当者に話を聞きました。―そもそも、『要緊急対処特定外来生物』とは?『要緊急対処特定外来生物』は、まん延した場合には著しく重大な生態系などへの被害が発生し、国民生活にも著しい悪影響を与えるおそれがある特定外来生物を指します。そのため、要緊急対処特定外来生物やその疑いのある生物を発見した場合、緊急的に拡散を防止するための対策をとる必要があるものを指定しています。2023年4月に『特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律』(以下、『改正外来生物法』)が全面施行され、『ヒアリ類』が要緊急対処特定外来生物に指定。それに伴い、同年6月にはヒアリ類が発見された際に、事業者の方々が取り組むべき事項を定めた『ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針』が施行されました。※画像をクリックすると拡大します。ヒアリの画像が含まれるのでご注意ください。―『要緊急対処特定外来生物』に指定されている生物は?2023年現在、指定されているのは『ヒアリを含むヒアリ類4種群23種類とその交雑種』のみで、身近で観察される種は含まれていません。―『ヒアリ類対処指針冊子』を作ったきっかけは?ヒアリは、さまざまな輸入品に混入していることから、この対処指針に基づき、ヒアリが定着している国や地域から輸入されたコンテナなどを取り扱う幅広い事業者の方々に、新たな取り組みを求めることになります。ここ数年は毎年、大規模な侵入事例が確認されており、専門家からも「定着ギリギリの状態」というご指摘を受けています。その一方で、侵入が初めて確認された2017年と比較すると、世間の注目度が下がっているという懸念がありました。そのため、対処指針の対象となる輸入事業者を始めとする幅広い方に向けて、対処指針の内容やヒアリの現状について周知する資料を作成したいと考えました。※画像をクリックすると拡大します。ヒアリの画像が含まれるのでご注意ください。―どんなタイミングでヒアリと遭遇することが多い?ヒアリは国内への侵入事例が毎年確認されていますが、確認された際には、関係者で連携して速やかに防除を行うことで、日本国内への定着を防いでいます。そのため、国内でヒアリに刺された事例は、弊省で把握している範囲では、『輸入コンテナなどを取り扱う事業者の方々がコンテナから荷物を下ろす際に、荷物などに付着しているヒアリに刺された』という数例のみ。いずれも痛みなどはあったものの、そのほかの健康上の支障は生じていません。※画像をクリックすると拡大します。―冊子のイラストを担当した、ウラケン・ボルボックスさんにお願いした経緯は?今回の法改正を受けて、複雑な対処指針の内容について分かりやすく伝える方法を検討していたところ、ウラケン・ボルボックスさんが製作された『侵略!外来いきもの図鑑』(パルコ)や『すごい毒の生きもの図鑑』(中央公論新社)の中で、ヒアリの危険性などについて非常に分かりやすく紹介されていたためです。ウラケン・ボルボックスさんに制作秘話を聞く次に、冊子全体のアートディレクションとイラストの作画を担当した、ウラケン・ボルボックスさんに制作秘話を聞いてみました。―冊子の話が来る前、ヒアリやその脅威についてどれだけ知っていた?『侵略!外来いきもの図鑑』の作成に携わった際に、ヒアリについても調べ、ニュースや特集番組なども見ていたので、多少の知識はありました。―作画の話がきた際の心境は?以前、『侵略!外来いきもの図鑑』がきっかけで、環境省からアメリカザリガニの問題をイラストで紹介する仕事を受け、その成果物をご覧になった方からの依頼だったので、私の仕事を気に入っていただけたのだと思いました。※画像をクリックすると拡大します。ヒアリの画像が含まれるのでご注意ください。―制作で大変だった点は?事業者向けということもあって、伝えなければならない重要事項が非常に多かったことです。しかし文字だらけになると読んでもらえないので、興味を持って読んでもらえるように、イラストや図を散りばめるなど、アートディレクターとして構成を考えるのが大変でした。最後に、環境省外来生物対策室の担当者からのメッセージをもらいました。ヒアリについて「危機は去った」と誤解されている人がいらっしゃるかもしれませんが、特に今年度は『7月末までの発見事例数』が過年度の同時期と比較して過去最高となるなど、危機的な状況が続いています。このように、ヒアリ対策が危機的な状況であることをみなさまにご認識いただきたいです。その上で、特に対処指針の対象となる事業者の方々におかれては、外来生物法に基づき新たな取組が求められていますので、まずはヒアリ類対処指針冊子をご覧いただいて内容を把握し、対処指針に基づく対応をお願いいたします。ウラケン・ボルボックスさんからは、このようなメッセージをいただきました。ヒアリの影響は、国民の問題としてはさほど一般的ではないですが、水際対策を怠ると、最悪の場合、花見ができなくなるという恐れがあります。また農業被害や産業への影響も大きく、すでにヒアリの侵入を許したアメリカの年間被害額は6千から7千億円にものぼります。まずは、ヒアリの影響と問題を知っていただきたいです。※画像をクリックすると拡大します。ヒアリの画像が含まれるのでご注意ください。もし「ヒアリ類かな?」と思ったら、速やかに最寄りの地方環境事務所、ヒアリコールセンターまたは自治体などに連絡しましょう。【ウラケン・ボルボックス Profile】東京から福岡に移住した映画好きのイラストレーター。広告、Web、書籍を中心に活動。『外来いきもの図鑑』『ざんねんなオリンピック物語』『激ヨワ人類史』『すごい毒の生きもの図鑑』好評発売中。X(旧Twitter)@ulaken[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年09月21日近年、地球上で数多くの生き物が絶滅しています。広島県福山市では、絶滅原因の一つとなっている「外来種問題」を知っていただき、身近なことから行動するきっかけとなるよう福山大学学友会海洋生物研究会協力のもと、「外来生物企画展」を開催します!イベント概要日時2023年(令和5年)8月11日(金曜日)~8月13日(日曜日)9時から17時まで※8月13日(日曜日)は15時まで場所福山市リサイクルプラザ(広島県福山市箕沖町107番地2)内容ミシシッピアカミミガメやアメリカザリガニなどの生態展示外来生物に関するパネル展示学生によるプラ板制作(参加費無料)福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年に築城400年を迎えた「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月07日浮気疑惑のある夫。あなたなら浮気相手を特定するために何をする……?今回は実際の体験談をもとに描かれた、サレ妻さくらこ(@o_usootto)さんの人気漫画『最低な旦那への逆襲』から話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!怪しい行動が増える夫……家計をやりくりし、ワンオペ育児をがんばるさくらこ。夫の怪しい行動に浮気を疑うさくらこは、GPSとボイスレコーダーで浮気の証拠をつかむことに!GPSで監視を続けていると、夫が頻繁に浮気相手と密会していることを知ります。その後、夫の携帯を見たさくらこさんは浮気相手の名前が「ゆき」だとわかったのです。ここでクイズです!この後さくらこは、浮気相手を特定するために“あること”を思いつきます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、今のさくらこさんには協力者が必要です……。さくらこの思いつきとは?正解は「夫の友人に協力してもらう」夫の友人とはいえ、さくらこからするとただの知人。夫の肩を持ちそうですが、今は他に選択肢がありません。その後さくらこは、夫の友人にクラブでの様子を聞くことに成功。執念の調査の末、夫に浮気の証拠を突きつけるのでした……!こんなときどうする?夫の友人に協力を仰ぐのは名案かもしれませんね。今回の話でさくらこは、浮気相手が同じクラブの人だと疑いました。浮気相手を特定したい……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sakurai_koi77)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月28日積水ハウス株式会社と株式会社シンク・ネイチャーは、2030年のネイチャー・ポジティブの実現に向けて、積水ハウスの生物多様性の取り組み「5本の樹」計画やシンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータ、AIを活用して、『生物多様性の純増(以下、「生物多様性ネットゲイン」という。)と算出方法の標準化』を目指し、共同で推進する連携協定を7月1日に締結しました。生物多様性ネットゲインイメージ図近年、世界中で生物多様性の保全・再生への動きが加速しています。2022年12月には生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が開催され、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を採択、2030年までに陸域と海域の30%以上を保全する「30by30*1目標」などがターゲット(行動目標)に位置付けられました。また今年9月には、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の最終提言が予定されています。日本でも民間取り組み等と連携した自然環境保全、例えば、公的あるいは民間による保護区面積の拡大や、都市緑化における民間の力の活用(OECM*2)についての議論が本格化しています。このような社会の動きに先立ち、積水ハウスは2001年から都市の住宅地に地域の在来樹種を中心に植栽し、緑のネットワークを作ることで、生物多様性保全・再生を推進する「5本の樹」計画に取り組んでいます。この効果を琉球大学理学部久保田研究室及び株式会社シンク・ネイチャーと共同検証し世界初の都市の生物多様性の定量評価の仕組みを「ネイチャー・ポジティブ方法論」として2021年に公開いたしました。生物多様性保全活動の促進につながる本方法論を発展させ、今回は住宅地への植樹等の緑化を通じた「生物多様性ネットゲイン」とその算出方法の標準化を推進します。「生物多様性ネットゲイン」とは、住宅地や開発地における生物多様性保全に留まらず、生物多様性の回復に向け生物多様性を増やすことです。取り組みとしては、「生物多様性ネットゲイン」につながる住宅建設に関する新たな商品・サービス、ビジネスモデル、その他の実現アイデアの創出および啓発活動を行います。例えば、今後の住宅建設予定地における植栽提案において、「生物多様性ネットゲイン」を最大化できる植栽の樹種・本数のシミュレーション提案ツールの導入を2024年の春頃に検討しています。算出にあたっては、「5本の樹」計画やシンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータ、AIの活用をしていきます。積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、本取り組みを通して生物多様性回復のための数値的目標設定を行うことで、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。さらに積水ハウスとシンク・ネイチャーが連携し、「生物多様性ネットゲイン」の取り組みを共同推進することで、ネイチャー・ポジティブの実現に貢献してまいります。■積水ハウス×シンク・ネイチャーによる主な取り組み・既存の建築地における緑化活動による生物多様性ネットゲインの算出に対応できる「自然資本関連データセットと算出方法の標準化」の推進(例:生物多様性ビッグデータとAIを活用した算出方法の提案)「自然資本関連データセットと算出方法の標準化」の推進・今後の住宅建設予定地における植栽提案において、シンク・ネイチャーのデータと分析アルゴリズムを活用して生物多様性ネットゲインを最大化できる植栽の樹種・本数のシミュレーション提案ツール導入を検討生物多様性ネットゲインを最大化できる植栽の樹種・本数のシミュレーション提案ツール導入の検討■積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は88.6万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,900万本を達成しました(2023年1月現在)。「5本の樹」計画公式サイト 積水ハウスの「5本の樹」計画■ネイチャー・ポジティブ方法論について「5本の樹」計画のネイチャー・ポジティブ方法論とは、株式会社シンク・ネイチャーの自然資本ビッグデータと生物多様性可視化テクノロジーに基づいた、都市部における生物多様性を財務価値化するための方法論です。生物多様性回復についての認知を広げ、ノウハウを活用してもらい緑化の促進と生物多様性保全への貢献へつなげていくことを目指し、2021年11月に一般公開いたしました。株式会社シンク・ネイチャーとの共同検証において、1977年の樹木・鳥・蝶の種数、多様度指数、個体数を100%とし、「5本の樹」計画を開始前の2000年を基準として、緑地の劣化が著しい三大都市圏(関東・近畿・中京)の2070年までの変動をシミュレーションしました。地域の生き物にとって活用可能性の高い在来樹種を植栽することで、「5本の樹」計画開始前の2000年と比較して、2030年には37.4%、2050年には40.9%、さらに2070年には41.9%まで生物多様性を回復できることが予測されました。「ネイチャー・ポジティブ方法論」公開サイト ■株式会社シンク・ネイチャーについて株式会社シンク・ネイチャーロゴ生物多様性科学において卓越した研究業績を有する研究者で構成されている「大学発グリーンテック・スタートアップ」です( )。世界の陸・海を網羅した野生生物や生態系の時空間分布を、自然史の研究論文や標本情報、リモートセンシング(人工衛星・ドローンによる観測)、環境DNA調査、野生生物の行動記録(バイオロギング)、植物・動物愛好者の研究などで収集された生物関連データ(地理分布、遺伝子、機能特性、生態特性など)を元にビッグデータ化し、AI等の最先端技術を用いたネイチャーの可視化や予測、シナリオ分析技術を有しています*3。TNFDのデータカタリストイニシアティブに参画し、自然資本ビッグデータを活用した自然の持続的利用に関する分析、評価、ソリューション(TN LEAD*4、TN GAIN*5)を通して、金融機関・機関投資家・企業の生物多様性対応を支援しています。*1 30by30とは、生物多様性の損失を抑止するために、2030年までに地球の陸地と海洋の30%以上を保護地域として効果的に保全する目標*2 OECMとは“other effective area-based conservation measures”の略称で、法的根拠のある公的な保護区とは異なる“代替的な保護区施策”のことを意味します。国立公園のように、国が主導して国有地に設置する公的保護区は、保全専用の土地を確保するランドスペアリング型の保全と呼ばれます。しかし、国土の30%以上を保護区にしようとすると、国有地だけでなく民有地も関係してくるので、保全に特化した土地利用や私権制限は実現性がありません。例えば、林地や農地を放棄して保護区にしましょう、とか、都市部の私有地を接収して保護区にすることは現実的ではありません。したがって、保全と様々な土地・海域利用との共用を図るランドシェアリング型の保全が注目されることになります。例えば、以下のような、土地・海域利用において、その土地の生物多様性の保全も含めて、多目的な使用を促すような考え方です。・農地で農業生産を行いつつ、同時に副次的に、農地や周辺里山で生物多様性の保全が伴う。・林地で木材生産を行いつつ、同時に副次的に、森林の生物多様性の保全維持が伴う。・沿岸域で漁業を行いつつ、同時に副次的に、海域の生物多様性の保全維持が伴う。・都市で経済活動を行いつつ、同時に副次的に、都市緑地の生物多様性の保全再生も行う。*3 日本の生物多様性地図化プロジェクト:J-BMP( )*4 TN LEADとは、全産業セクター&グローバルな事業拠点に対応した TNFD対応支援サービス( )*5 TN GAINとは、宅地の庭木植栽、企業緑化、社有林などのネイチャー・ポジティブ効果の数値評価サービス( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月28日インバウンド効果で全国各地が賑わっているが、こんなやっかいな“訪日者”も。2022年、福岡県内で次々と確認された特定外来生物「ツマアカスズメバチ」。これから活動が活発になる時期を迎え、関係者は気が休まらない。ツマアカスズメバチの調査を続ける九州大学大学院の上野高敏准教授(昆虫学)もそのひとり。「今年、あなたの町に、ツマアカスズメバチが巣を作ることも十分考えられるのです」と警鐘を鳴らす。(以下、「」内は上野准教授)■現状はツマアカスズメバチが定着する“一歩手前”「去年、福岡市と久山町で女王バチが続けて確認され、夏になると巣も見つかり多数の働きバチも見られるように。ツマアカスズメバチが定着する“一歩手前”まで踏み込まれてしまった感じです」4〜5月に生息調査したところ、新たなツマアカスズメバチは確認されなかったが……。「巣の特定と駆除により、福岡に侵入したツマアカスズメバチがすべて滅び、定着に完全に失敗した可能性もあります。しかし定着の初期段階では個体数が少ないため、見つけきれずに生き残っていることも十分考えられます。春の調査では判断できません」ツマアカスズメバチは、体長2cm(女王バチは3cm程度)と、オオスズメバチよりも小型で、黒っぽく腹部の先端が赤褐色の斑紋が特徴。東南アジア各国から中国南部や台湾など広域に分布している。性格は従来のスズメバチ同様に、攻撃的で獰猛。巣を刺激した場合、執拗においかけてきて、台湾、マレーシア、インドネシアでは死者が出ているとか。そんな危険なハチがなぜ日本に侵入しているのだろうか?「グローバル化により海外と人や物が行き来するなかで、いろんなものに紛れて国内に侵入する確率が上がっています。さらに温暖化が進むことで、本来、温かいところを好むツマアカスズメバチにとって、日本も快適な環境になっていることから、定着するリスクが上昇しているのです」■従来のスズメバチと違い高層マンションや電柱に巣を作ることもツマアカスズメバチの日本来襲にはどんな危険があるのだろうか?「スズメバチは危険生物です。日本に土着しているスズメバチに、毎年20人前後が刺されて命を失っています。そんな獰猛なスズメバチが、国内で一種類増えるということ。しかも、すでに定着した韓国では、都市部のマンションの壁に巣を作っていたケースが報告されています。つまり、従来の日本にいるスズメバチは山間部や近くに森がない限り、遭遇する機会はありませんが、ツマアカスズメバチは、町で暮らしている人たちの普段の生活にツマアカスズメバチが入り込んでくる可能性があるのです」都市部に住んでいると、たしかにスズメバチを見かけることは少ないが、それが日常になる可能性も否定できないという。実は、日本でもすでにツマアカスズメバチに刺される被害が出ている。「すでに定着している長崎県の対馬では、草刈りや畑作業をしている際に刺された人もいます。ツマアカスズメバチは、高い木の上などに営巣しますが、それは十分に働きバチの数が増えてから。春から夏にかけては、土の中や木の根元、茂みの中に巣を作るのです。7月後半からは、兵力(働きバチ)が増えるにしたがい開放的で高い所に巣を構えます。都市部なら、学校の校舎やマンションのベランダ、電柱に巣を作ることも考えられます」もっとも、単独で獲物探ししているようなツマアカスズメバチは人を襲ったりはしません。そのようなときであれば心配はいりません。危険なのは、巣にうっかり近づきすぎたときです。巣を守るため命がけで刺しにかかります。夏までは茂みなどに注意が必要です。夏以降であれば、木の上にある巣は大丈夫でしょうが、巣と人との距離が近い場合、たとえばベランダなどに営巣したときなど、では巣を駆除しないととても危険です。■飛行中のミツバチを狩る生態系頂点のハンターさらには養蜂業への影響も。「ツマアカスズメバチの元々の故郷は、獲物が競合するだけでなくツマアカスズメバチをも襲う2種類のオオスズメバチがいる環境。強烈な競合者や天敵がいるなかで、生き残るために俊敏性や身を守る術を身につけています。ツマアカスズメバチは捕食者ですが、ミツバチが好物です。賢いのでミツバチの巣を遠くから観察し“防衛力(早朝で気温が低いなど)”が弱いときは、巣箱から出てくるミツバチをつかまえるますが、防衛力が高いときは持ち前の俊敏性を生かし、たとえば、空中でホバリングしながら、飛行中で無防備のミツバチを狩ることもできます。シビアな環境を切磋琢磨して生き残ってきたツマアカスズメバチだけに、ミツバチの狩りもうまいのです」ちなみに、日本で活躍しているミツバチには、西洋ミツバチと日本ミツバチがいる。「日本ミツバチには天敵のオオスズメバチがいますから、それなりの身を守る手段を持っています。知られているのが集団で群がってスズメバチを蒸し殺す“熱殺蜂球”ですが、それは巣箱に近づいてきたスズメバチに対しては有効。ツマアカスズメバチは空中で狩りをするからやっかいです。天敵がいないぬくぬくした環境で生きてきた西洋ミツバチは防衛力が低く、簡単に捕食されてしまうと言えるでしょう」ミツバチがいなくなって、ハチミツがとれなくなることも考えられるのだろうか?「ツマアカスズメバチは、ミツバチの幼虫など巣全体への攻撃をしかけることはないので、養蜂業への打撃はさほど心配する必要はないと思います。ただし、養蜂業者だけなく、最近は、日本ミツバチの巣を育てる“プチ養蜂”を趣味にしている人も。頻繁にツマアカスズメバチがやってくるようになれば、かわいいミツバチの働き蜂を少しずつ狩っていくのでものすごくウザい相手。しつこくて、養蜂家にとってはストーカーみたいな厄介者と思われるでしょう」■少し黒っぽいスズメバチを見かけたらすぐに通報を!また、ツマアカスズメバチは、虫たちのなかでは食物連鎖のトップに位置する。生態系への影響が懸念されている。現在、福岡県では、定着の“一歩手前”と言われているが、九州本土から関門海峡を渡って本土来襲ということも考えられるのだろうか?「もし、福岡に定着したとすると、ここを起点に、九州北部一円から、当然、中国地方までどんどん増え始めることは間違いありません。さらに物流によって大阪や東京など日本中に広がっていく可能性もあります。また、侵入したツマアカスズメバチが韓国や中国から入ってきたはずですが、それらの国とつながっているのは福岡だけではありません。海外から東京や大阪に運び込まれる荷物にツマアカスズメバチが紛れ込んでいる可能性が常にあるのです」これから活発になるツマアカスズメバチを見つけたら、爆発的に増える前に駆除することがなにより重要。少し黒っぽいスズメバチを見かけたら管轄区域の環境省地方環境事務所などへの通報を心がけたい。
2023年07月07日子供に対し『遊びの天才』という言葉で褒めることがあります。時に子供は自由な発想でオリジナルの遊び方を生み出し、大人を驚かせるものです。Instagramに写真を投稿しているchiico(___itokoto)さんには、2人の娘さんがいます。ある日、遊んでいた1歳の娘さんは今まで見たことのない恰好で現れました。一体どんな格好だったのかというと…。つなぎタイプの洋服『ロンパース』に全身を包まれた娘さん。時折、「ばあ」といいながら顔を出したり、笑いながら近付いて来たりしたそうです。chiicoさんによると、『ロンパース』を頭まで被ったのは今回が初めてとのこと。予想外の姿に驚いたchiicoさんは「変な生物がいた」とユーモアを交えて紹介しました。Instagramに投稿された娘さんの姿で、多くの人は笑顔に!「ツボりました!最高です!」「かわいすぎます!どこで捕まえたんですか?」などのコメントを寄せています。これからも自由な発想で、たくさんの人を笑わせてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月26日世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市 館長:池谷 幸樹)では、2023年4月15日(土)~7月9日(日)に古代生物たちを紹介する企画展を開催いたします。企画展 ロゴ■古代生物って、どんな生き物?古代生物は恐竜やアンモナイト、マンモスなどの絶滅した生き物だけではなく、カブトガニやオオサンショウウオ、シーラカンスなど「生きている化石」とも呼ばれる生き物もいます。人類よりもはるか前に誕生し、姿や形をほとんど変えることなく現在まで生き延びている生き物たちです。■図鑑とコラボレーション!今回の企画展は、「角川の集める図鑑GET!」とコラボレーションした企画で、さまざまな生き物を出現した時代ごとに並べて紹介しています。■開催概要名称:企画展『古代生物がやってきた!~時を超えた生き物たち~』期間:2023年4月15日(土)~7月9日(日)料金:入館料のみ場所:館内1階 特別企画展示スペース展示:生体13種約50点(植物・藻類を含む)標本2種2点、パネル紹介など展示風景(1)展示風景(2)■どんな生き物が見られるの?「生きている化石」とも呼ばれる生き物(生体)を13種類展示。ヌタウナギやシベリアチョウザメなどの生体のほか、貴重なカモノハシの標本や植物なども展示し、普段のアクア・トト ぎふでは見ることができない生き物たちを紹介しています。ジュラ紀後期からほとんど姿が変わらないと言われるネコザメ(展示:ネコザメ)ネコザメ今とよく似た姿のカブトガニはジュラ紀後期にあらわれました(展示:アメリカカブトガニ)アメリカカブトガニ現在のハリネズミに近い仲間の化石は第四紀に見つかっています(展示:ミツユビハリネズミ)ミツユビハリネズミクラゲの仲間の化石は石炭紀の地層などから見つかっています(展示:ミズクラゲ)ミズクラゲ■書籍や関連グッズの販売コラボレーションした「角川の集める図鑑GET!」や展示している生き物のぬいぐるみなど、関連グッズも多数販売しています。関連商品■古代生物たちは館内の色々な場所に常設展示にも「生きている化石」とも呼ばれる生き物がおり、水槽の前には紹介看板を設置しています。また、恐竜の頭骨(複製)の展示や、触れるアンモナイトの化石など、館内全体で企画展をお楽しみいただけます。アンモナイトの化石■施設概要名称 : 世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」所在地 : 〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453 河川環境楽園内アクセス : 東海北陸自動車道川島PAハイウェイオアシス隣接一宮木曽川IC・岐阜各務原ICから約10分通常入館料金: 大人1,780円、中学高校生1,400円、小学生900円、幼児(3才以上)500円サイトURL : ※生き物の体調などにより、実施内容が変更になる場合があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月20日名古屋市にある痛み治療(ペインクリニック)を行う名古屋麻酔科クリニックでは、2023年2月より自由診療枠として「肩こり専門外来」を開設いたします。■はじめに。従来の肩こり治療について今までの肩こり治療は、エコーを使わず打つ注射が一般的でした。(トリガーポイント注射:TP)エコーを使わないと針先が正確にどこに入っているかは分かりません。筋膜に入れたいところですが、正確に入れるのは難しく筋肉内に注射することになります。筋肉に注射しても筋肉はほぐれるので少しは効果が出ます。最近では肩こりに筋膜リリース(ハイドロリリース)注射が用いられます。TPに似ていますが、エコー画像を見ながら注射するので、針先を確実に筋膜に入れ、筋膜を剥がします。効果もTPより長く維持されることが多い印象です。■肩こりボトックスとはボトックスとは、狭義ではA型ボツリヌス毒素製剤(商品名:ボトックス注用50単位・100単位)のことを言いますが、一般的には他社のA型ボツリヌス毒素製剤も含めて、その薬剤を注入する手技のことを指します。つまり肩こりボトックスと言えば、A型ボツリヌス毒素製剤を肩こりの部位に注射する治療法を表します。保険診療でもボトックス製剤は、眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頚、上肢・下肢痙縮、などで承認されています。美容領域(自由診療)においても「しわ取り」や「輪郭補正(エラ取り)」の目的でよく使用されています。医薬品として安全性はとても高く評価されています。肩こりボトックスは、A型ボツリヌス毒素製剤を首肩周囲の筋内に注入することで筋肉を弛緩させ、こり・痛みを軽減させる治療です。僧帽筋の奥にある肩甲挙筋に針が刺入■エコーの利点首肩では筋層がいくつか重なっています。一般的な肩こりでは、中間層、もしくはより深層の筋肉に負担がかかっているという問題が存在します。原因としては、ストレスや不安緊張などで知らないうちに力が入っていて、筋肉が収縮を続けている。または、冷えの体質などで循環が悪い、さらには最近多い長時間スマホを見るなどといった姿勢の問題があります。いずれにしても首肩こりの多くは、奥の方の筋肉にトラブルが見受けられます。そこで中間層、深層まで針を入れて薬液注入する必要があるのですが、エコー等を見ないとどこに入っているか分かりません。また、ブラインドで注射すると大血管や、肺、神経などに刺してしまう危険が増大します。エコーの利点は他にもあります。首肩こりにおいて、筋肉のどこに負担がかかっているのかエコーで見つけることができます。つまり首肩こりを診断できます。当院では、首肩こりの患者さんにどの辺りがこっているかを伺い、その該当する筋肉をエコーで調べ負担のかかっている箇所の筋腹に確実にボトックス注射をすることになります。■施術後の経過について首肩こりの部位は個人差があります。肩甲挙筋、板状筋、半棘筋、菱形筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋、斜角筋、咬筋、側頭筋、小胸筋などがよく注射されています。ボトックス注入して3、4日で効果は始まり、1週間後にはピークとなります。効果があった場合、一般的には3、4か月間持続します。ここがTPや筋膜リリースとの大きな違いです。首肩ボトックスでは、注入する部位と量が問題なければ、ほとんど合併症もない安全な治療法と言えます。■美肩ボトックスについて美肩ボトックスは、主に肩(肩井部)の筋盛り上がりを減らしたり、肩のラインを水平に、もしくはなだらかにすることで首を長く見せる目的のボトックス注射です。主には僧帽筋にボトックス注入します。20代30代女性で肩こりボトックスをされる方の多くが、この美肩ボトックスの効果も併せて目的にしています。ただ治療説明の中で最初に伝えることは、あまり効果ないですよとお伝えしています。(効果があっても、気持ち少し印象変わったかなという程度です、などと。)■美肩ボトックス あまり効果が感じられない理由美肩ボトックスであまり効果の出ない理由はいくつかあります。まずひとつは、web上にあるbefore-after写真のように肩が水平に、首が不自然なくらいに長くなるものと思い込んでいることが挙げられます。あれは修正画像ではないでしょうか、とお伝えしています。次に、もともと骨格には個人差があり、骨格的に第1肋骨が頭側により挙上していることがよくあります。肩が山なりに首元で盛り上がっているように見えても、それは実は肋骨が挙がっていることが理由ということもあります。例えば肩こりと思って、肩を皮膚表面から触ってすごく硬いものがあると感じられることもありますが、実は第1肋骨だったということはよくあります。平均的に皮膚表面から2cm程度の深さなのですが、人によっては1cm強の方もいます。骨なので、その部位の筋肉にボトックスを注入しても当然肩ラインはそれ以上は下がりません。3つ目の理由として、僧帽筋自体の厚さも問題になります。エコー検査により僧帽筋の厚さが分かりますが、標準で言うと盛り上がりのある部分では20代女性で平均1cm弱くらいです。補足ですが、その奥に肩こりの原因筋とされる肩甲挙筋がありますが、筋の厚さは通常僧帽筋の半分程度です。骨格と同様に筋肉にも当然個人差があります。運動や筋トレなどしている、もしくは過去に鍛えていた人はとても厚くなり、厚さ2cm以上のこともあります。20代30代女性の盛り上がりで来院される人は、ほとんどが1cm未満です。僧帽筋0.5cmの厚さでも、肩の筋盛り上がりが気になる方もいますが、多くは第1肋骨が頭側に挙がっているためで、エコー画像を見せて納得していただきます。■美肩ボトックス 施術の注意点ただ僧帽筋の厚い場合でも、それを薄くすれば良いということでもありません。僧帽筋にも機能があるので、それを損なってしまう合併症が出る可能性があります。ペインクリニック外来に他院で100単位ほどの肩ボトックスを受けてから首の上の方が痛いという主訴で来院されることがあります。エコー画像上、僧帽筋が数ミリ程度しかなく紙のような状態で、その負担が首の上の方に出ていると考えます。ボーリングの球と同じくらいの重さの頭を支えるのに骨とさまざまな筋肉が使われますが、それはバランスを以って担われています。そのバランスの一つが崩れると、他部位に負担がかかり支障が出てくるものと考えられます。シルエット的には肩ラインが下がってはいると思いますが、その代償ということです。これらのことから、当院では美肩の僧帽筋注入は少なめにし、あまり他部位に負担のかからないようにしています。その代わりに、肩甲挙筋に注入することで美肩を少しでも達成しようとしています。先ほど述べた肩こりの原因筋で僧帽筋の奥にある筋ですが、当然こちらも個人差があり、人によっては僧帽筋よりも厚いことがあります。そのように肩甲挙筋に厚さが増しているときは肩こりもひどく、また筋盛り上がりも気になるということが多くあります。肩甲挙筋が厚い方などでは、肩甲挙筋にボトックス注射することで肩こり解消と、見た目雰囲気が少し変わるくらいになることが期待できます。■施術に関する補足補足として僧帽筋前縁という部分も、肩こりと、美肩の両方に関連しています。首を反対の肩の方に傾けると、首に突っ張るようなスジができることがあります。そのスジをボトックス注入で減らすことで肩こりと美肩に効果を期待できます。僧帽筋前縁もエコーで確実に筋肉の真ん中、縁の近くを狙います。名古屋麻酔科クリニックでは、ペインクリニックとしてエコーを用いた肩こりボトックスを行っています。2010年以来の痛みに対する筋膜リリース、トリガーポイント注射および肩ボトックス注射の経験をもとに、より安全で効果の期待できる方法を通じて、肩こり等でお困りの方々のお役に立てればと考えています。【クリニック概要】名古屋麻酔科クリニック所在地 :〒464-0837 愛知県名古屋市千種区丘上町2丁目49-4アクセス:名古屋市営地下鉄 東山線 覚王山駅4番出口から南へ徒歩3分診察時間:<10:00~12:00>月曜日・火曜日(往診)・木曜日(往診)・金曜日<10:00~15:00>水曜日(自由診療)<15:30~19:00>月曜日・火曜日・木曜日・金曜日休診日 :土曜日 日曜日 祝日TEL :052-757-3326◆水曜日は自由診療(自費のみ) 10:00~15:00となります。◆肩こりボトックス治療については、水曜日(自由診療)以外の診療日でも対応可能です。◆当院は予約制となっております。お電話にてご予約をお願いします。※混雑状況・他患者様の治療内容によりどうしても待ち時間が発生してしまう可能性がございます。安静時間が必要な注射をする場合もございます。お時間に余裕を持ってご来院くださるようお願い申し上げます。<名古屋麻酔科クリニックHP> <名古屋麻酔科クリニックInstagram> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月09日しながわ水族館(東京・品川、館長:鈴木 正勝)は、深海生物に焦点をあてたイベント「グソくんと行く!深海探検-しな水の深海生物み~つけた!-」を2023年1月21日(土)~2月27日(月)の期間で実施いたします。イベントポスター本企画では、飼育スタッフが実際に採集した約6種15点の深海生物を生体展示すると共に、イベントナビゲーターを務めるキャラクター“グソくん”が深海生物について解説し、館内各所を巡りながら深海世界へと誘います。イベントを通して提供する「知る、学ぶ、触れる、作る」体験を“深海探検”と題しました。また、実際の深海生物採集の様子をご覧いただけるモニターを設置するほか、期間中毎日開催する「深海生物ふれあいタッチ」では、人間が普段見ることができない深海生物を、間近で観察して触れる体験ができます。そのほか、土日祝日には当館で初となる「モザイクタイルワークショップ」を開催します。深海生物を形どった下地を好きなタイルで彩ります。マリンショップ シーガルでは人気の深海生物グッズを販売するほか、レストラン ドルフィンでは期間限定メニューを販売します。この機会にぜひ、しながわ水族館へお越しください。【開催概要】<「知る」・「学ぶ」体験>深海生物や深海の環境を知る展示。当イベントのメインコンテンツです。(1) 解説パネルイベントナビゲーターを務めるオオグソクムシのキャラクター“グソくん”が、深海の過酷な環境や生物の特徴について紹介するほか、しながわ水族館の公式キャラクター“しなフィン”からの深海生物についての疑問に答えます。イベントナビゲーター グソくん(2) 深海生物の生体展示特設の水槽を設置し、深海生物約6種15点を生体展示します。(会場:地下1階クマノミルームほか)ユメカサゴヌタウナギの仲間(3)海洋ごみの展示飼育スタッフが採集活動の際に回収した海洋ごみを展示します。プラスチック等が海洋汚染を引き起こしている問題について紹介します。海洋生物に及ぼす影響を学び、私たちと一緒に海を守る行動を考えてみませんか。回収した海洋ごみ<「触れる」体験>■深海生物ふれあいタッチ深海生物の生体を間近で観察したり、触ってみたりと貴重な体験ができます。過酷な環境に生息する生物の体には、どのような特徴があるでしょうか。どの生物に触れられるかはその時のお楽しみ。開催日時:期間中は毎日開催。平日 :13:45~土日祝日:10:45~、14:45~料金 :1人1,000円(深海生物オリジナルクリアファイル付き)開催場所:地下1階 ふれあい水槽人数 :1回15名様限定体験方法:入館後、1F受付カウンターにて受付。対象年齢:4才以上体験時間:1人3分間オオグソクムシアカザエビ深海生物クリアファイル<「作る」体験>■モザイクタイルワークショップダイオウグソクムシ、メンダコ、クリオネデザインの下地から一つ選び、好きなタイルで彩ります。目地に使用する紙粘土は蓄光性で暗い所で光ります。深海生物を身近に感じられるオブジェとしてお部屋に飾ってはいかがでしょうか。開催日時 :期間中の土日祝日のみ開催(各日5回実施)(1)10:30 (2)11:50 (3)13:10 (4)14:30 (5)15:50料金 :ひとつ2,500円体験方法 :入館後、地下1階クマノミルームにて受付。講師 :KATSUプロフィール:タイルを用いたアート作品を造る造形作家。オーダーメイドの制作を手掛けるほか、モザイクタイル教室やワークショップの講師を務める。生物のモチーフを得意とし、水族館の生き物たちの大きな作品を創ることが夢。モザイクタイル作品サンプル蓄光するダイオウグソクムシ作家KATSUが制作したモザイクタイル深海生物のフォトスポットが、地下1階クマノミルームに登場!会場を彩る芸術的な作品を是非ご覧ください。【グッズ販売】■マリンショップ シーガル人気のある深海生物グッズを店頭とガチャガチャで販売します。アロマアイス&ホットピローアロマアイスアンドホットアイピローメンダコ(上)、ダイオウグソクムシ(下)各1,320円リアルダイオウグソクムシLサイズリアルダイオウグソクムシ Lサイズ 4,950円ムニュマム ダイオウグソクムシムニュマム ダイオウグソクムシ 770円【レストラン、カフェメニュー】■レストラン ドルフィン、ドルフィンカフェ魚介をふんだんに使用したメニューを期間限定で販売します。真ダコとトマトのジェノベーゼパスタ真ダコとトマトのジェノベーゼパスタ(季節のサラダ、ドリンクバー付き) 2,170円海老の濃厚ビスク&雲パンセット海老の濃厚ビスク&雲パンセット 750円、スープ単品 510円【ゲーム機(深海バージョン)】■MEGAきっちゃお!景品をぶら下げている紐を狙って、ハサミを操作する人気のゲーム機。期間限定で、景品が全長約115cmの大型ダイオウイカになります。場所:水族館内 地下1階 イルカの窓前料金:1回200円※ご利用には水族館への入館が必要です。MEGAきっちゃお!ダイオウイカ◆「しながわ水族館」概要◆所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30休館日 :火曜日(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日 ※2月14日は営業入館料金:大人(高校生以上)1,350円、こども(小・中学生)600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1,200円※画像はすべてイメージです。※状況により内容が変更になる場合がございます。※金額はすべて税込です。■お客様からのお問い合せ先■しながわ水族館TEL : 03-3762-3433公式WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月13日池袋・サンシャイン水族館は、深海生物を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物2023」を2023年1月13日(金)から3月12日(日)まで開催する。”深海生物”にフォーカスしたイベント「ゾクゾク深海生物2023」「ゾクゾク深海生物」は、わずかな光しか届かない水深200メートルより深い海域に住む、”深海生物”にフォーカスしたイベント。7回目の開催となる今回は、「駿河湾の深海生物を大調査!」をテーマに、様々な魅力あふれる深海生物を紹介する。”日本初公開”の大型深海生物「ヨコヅナイワシ」中でも注目なのは、日本初公開となる大型の深海生物「ヨコヅナイワシ」の冷凍標本だ。ヨコヅナイワシは、深海2,000メートル域に生息する、食物連鎖の頂点に位置する”トッププレデター”である生物。近年、確認されたばかりの非常に珍しい新種で、今回発見されたのは世界で7例目となる。深海のアイドル「メンダコ」また、かわいらしい見た目から”深海のアイドル”と言われる「メンダコ」の採集・飼育のデータ、映像、標本を展示をするほか、運が良ければ生体展示が見られる可能性も。さらにサンシャイン水族館が採取した生き物や迫力ある標本・映像を通して、深海の秘密を紐解いていく。様々な体験イベントを実施「ゾクゾク深海生物2023」開催中は、深海生物にまつわるイベントも開催。飼育スタッフが深海生物について解説する「ゾクゾク深海ツアー」や、閉館後の水族館でディープな深海トークを繰り広げる「深海トーク」などを実施する予定となっている。”深海生物”モチーフの限定ドリンク&グッズ深海生物を鑑賞したあとは、サンシャイン水族館内にあるタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)にて、イベント限定のドリンク「アクアリウムココア深海ver.」を楽しめる。全3種の深海生物のイラストを描いたキュートな1杯だ。さらに館内の「ショップ アクアポケット」では、「メンダコ」をモチーフにしたサウナハットや、「ヨコヅナイワシ」を模したティーバッグ、「ヨコヅナイワシ」デザインのスウェットなど、個性的あふれる”深海生物”グッズを用意している。【詳細】「ゾクゾク深海生物2023」開催期間:2023年1月13日(金)~3月12日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館1時間前入場料:高校生以上 2,400円~、小・中学生 1,200円、4歳以上 700円※チケット料金が変更になる場合あり※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合あり■ゾクゾク深海ツアー開催日時:会期中11:00~(約40分)定員:15名料金:800円 ※別途水族館への入場料が必要申込方法:当日年間パスポート発行カウンターにて申し込み■深海トーク閉館後の水族館(大水槽「サンシャインラグーン」前)で飼育スタッフによる深海トークを開催※有料イベント※詳細は後日、ウェブサイトにて発表<メニュー例>「アクアリウムココア深海ver.(全3種)」716円(ホット/アイス)※イートイン価格※絵柄は3種からランダムに提供<グッズ例>「メンダコサウナハット」4,800円「ヨコヅナイワシ ティーバッグ」432円「ヨコヅナイワシスウェット」4,500円(M/L/XL)【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2022年12月26日池袋・サンシャイン水族館は、深海生物を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物2023」を2023年1月13日(金)から3月12日(日)まで開催する。”深海生物”にフォーカスしたイベント「ゾクゾク深海生物2023」「ゾクゾク深海生物」は、わずかな光しか届かない水深200メートルより深い海域に住む、”深海生物”にフォーカスしたイベント。7回目の開催となる今回は、「駿河湾の深海生物を大調査!」をテーマに、様々な魅力あふれる深海生物を紹介する。”日本初公開”の大型深海生物「ヨコヅナイワシ」中でも注目なのは、日本初公開となる大型の深海生物「ヨコヅナイワシ」の冷凍標本だ。ヨコヅナイワシは、深海2,000メートル域に生息する、食物連鎖の頂点に位置する”トッププレデター”である生物。近年、確認されたばかりの非常に珍しい新種で、今回発見されたのは世界で7例目となる。深海のアイドル「メンダコ」また、かわいらしい見た目から”深海のアイドル”と言われる「メンダコ」の採集・飼育のデータ、映像、標本を展示をするほか、運が良ければ生体展示が見られる可能性も。さらに、水族館が採集した様々な深海生物や迫力ある標本・映像を通して、深海の秘密を紐解いていく。様々な体験イベントを実施「ゾクゾク深海生物2023」開催中は、深海生物にまつわるイベントも開催。飼育スタッフが深海生物について解説する「ゾクゾク深海ツアー」や、閉館後の水族館でディープな深海トークを繰り広げる「深海トーク」などを実施する予定となっている。”深海生物”モチーフの限定ドリンク&グッズ深海生物を鑑賞したあとは、サンシャイン水族館内にあるタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)にて、イベント限定のドリンク「アクアリウムココア深海ver.」を楽しめる。全3種の深海生物のイラストを描いたキュートな1杯だ。さらに館内の「ショップ アクアポケット」では、「メンダコ」をモチーフにしたサウナハットや、「ヨコヅナイワシ」を模したティーバッグ、「ヨコヅナイワシ」デザインのスウェットなど、個性的あふれる”深海生物”グッズを用意している。【詳細】「ゾクゾク深海生物2023」開催期間:2023年1月13日(金)~3月12日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館1時間前入場料:高校生以上 2,400円~、小・中学生 1,200円、4歳以上 700円※チケット料金が変更になる場合あり※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合あり■ゾクゾク深海ツアー開催日時:会期中11:00~(約40分)定員:15名料金:800円 ※別途水族館への入場料が必要申込方法:当日年間パスポート発行カウンターにて申し込み■深海トーク閉館後の水族館(大水槽「サンシャインラグーン」前)で飼育スタッフによる深海トークを開催※有料イベント※詳細は後日、ウェブサイトにて発表<メニュー例>「アクアリウムココア深海ver.(全3種)」716円(ホット/アイス)※イートイン価格※絵柄は3種からランダムに提供<グッズ例>「メンダコサウナハット」4,800円「ヨコヅナイワシ ティーバッグ」432円「ヨコヅナイワシスウェット」4,500円(M/L/XL)【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2022年12月24日積水ハウスは、11月30日に「都市の生物多様性フォーラム」を開催しました。ネイチャー・ポジティブがテーマである当フォーラムは、独自の取り組みである「5本の樹」計画の成果や、教育・ウェルビーイング分野等への新たな展開の発表、各分野の第一人者の方々とのパネルディスカッションを行いました。12月にはCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第2部が開催され、世界的にも生物多様性保全への意識が高まっており、会場やオンライン視聴を含め、多くの方にご参加いただきました。フォーラムの登壇者【登壇者のご紹介】<基調講演>積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)<ご来賓挨拶>環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様<都市の生物多様性 活動報告>公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様<パネルディスカッション>東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 八木 隆史<司会>フリーアナウンサー 木佐 彩子 様■「5本の樹」計画の成果を数値化。生物多様性保全の推進に貢献当フォーラムのテーマは「5本の樹」から始めるネイチャー・ポジティブです。ネイチャー・ポジティブとは、自然を増やすなどの意味を持つ言葉で、企業などが生物多様性保全を考える際によく使われるキーワードです。2001年から積水ハウスが取り組んできた「5本の樹」計画は、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いのもと、地域の在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。住まいの庭から地域の自然とつながり、生態系ネットワークの形成を目指しています。これまで1800万本以上をお客様と共に植栽してきました。2019年より行ってきた琉球大学との共同研究では、20年前と比較して住宅地に呼び込める鳥の種類が2倍、蝶の種類が5倍になったことが明らかになり、2021年に世界初の定量評価の仕組みを構築しました。自然を回復させ積極的なネイチャー・ポジティブな活動として「第30回地球環境大賞」の大賞や「第5回エコプロアワード」大臣賞の環境大臣賞受賞等、高く評価されています。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩≪新たに定量化手法の活用、教育、ウェルビーイングの3分野へ展開≫フォーラムの基調講演では、積水ハウス代表取締役の仲井より「5本の樹」計画から始まるネイチャー・ポジティブの新たな展開が発表されました。「今後の新たな展開が3つあります。まずは『5本の樹』計画での定量化の手法が、都市緑化機構様によって全国87ヶ所の企業緑地の評価に用いられます。次に教育分野への展開として、横浜市や長野県上田市との環境教育の連携が決定しています。最後にウェルビーイング分野への展開として東京大学と生物多様性と健康に関する共同研究を開始します」「生物多様性の豊かな庭の自然とのふれあいが、住まい手の自然に対する行動やメンタルヘルスに及ぼす影響などを科学的に検証することは世界初の試みのようです。積水ハウスのグローバルビジョンは“「わが家」を世界一幸せな場所にする。”です。一つ一つの小さなお庭から自然と触れ合うことにより、感性を育み、健康で幸せに過ごしていく、そんな生活の一助になれるよう、今後も『5本の樹』計画の活動を継続していきます」≪企業のネイチャー・ポジティブへの取り組みが求められる時代へ≫次に、国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏より、COP15開催直前情報とあわせて、国際会議を通じた世界の声や企業に求められることをビデオレターでご紹介いただきました。ビデオレターで出演された国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏「12月7日にカナダで開催されるCOP15第2部では、生物多様性というテーマで、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)の議論が行われる予定です。2050年までに『人と自然の共存する社会』を作りだすために、近い将来である2030年までに我々が一体どんな行動をすればよいのか。自然を回復の軌道に乗せる『ネイチャー・ポジティブ』の考え方は、重要なキーワードです」「これまで生物多様性は配慮と考えられてきました。マイナスをゼロにする考え方です。しかし今後は、ポジティブ、つまりプラスを求めていく時代がやってきます。人間は、食べ物だったり、服であったり、そして住居であったり、さまざまな自然を使っていかなければ生きていけない生きものであります。しかし今後は、人間が使った以上に自然が回復されていく、そんな時代が求められようとしています。この中でとても大切なのは、『ネイチャー・ポジティブ』を定量的に把握し、定量的に議論できる状況に持って行くことが重要です。「自然を守り回復させつつ、社会課題も解決されるよう私たち自身の仕事をデザインしていく『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』も重要なキーワードです。国際的には、この『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』にもっと投資をしていこうという動きが起こっていくと言われています。企業における主流化、企業の役割もCOP15の非常に大きなテーマです。事業のバリューチェーンやポートフォリオにおいて、生物多様性にどれだけプラスの影響を与えるかをモニタリングして透明な形で開示する動きもあります。未来を見据えた投資や消費ができるように、世界330社を超える企業から情報開示を義務化すべきだという声もあります。世界の動きもありながら、大事なのは持続可能な未来に向けて我々がどんな行動をしていくこと『5本の樹』計画のように人と自然をつなぎ、自然を回復させることに関わり、理解が深まることを祈念いたします」≪社会課題の解決と経済成長実現で新しい資本主義へ貢献≫続いて、環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏より政府全体における環境政策の動向と環境教育プログラムについてご紹介いただきました。環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏「現在、政府全体で、経済社会の課題解決のため、新しい資本主義の実現を目指しています。なかでも、全省庁が取り組んでおり、我が国が直面する最重要社会課題のひとつに、一刻の猶予も許されない『気候変動問題』があります。環境省では、『炭素中立型経済社会(カーボンニュートラル)・循環経済(サーキュラーエコノミー)・自然再興(ネイチャーポジティブ)の同時達成』により持続可能性をめぐる社会課題の解決と経済成長を同時実現することで、新しい資本主義に貢献することを目指しています」「2030年、2050年と息の長い取り組みを続けていく上で重要なのが教育。現在、自然共生・生物多様性分野に対する様々な教育プロジェクトが行われています。自然体験学習については学校教育法に規定があり、義務教育の中で自然体験活動を促進して、自然を尊重する精神や環境の保全に寄与する態度を養うことを目的としています。これまでも多くの小学校が宿泊を伴う体験活動を取り組んでおり、その中で自然体験活動を行っている学校は87.9%です。地域の生物多様性の親近感や、生物多様性の保全意欲を高める自然体験学習は、その他の環境課題への関心を育む上でも重要であり、そこへ企業の皆様が参加していくことに大きな意義があると考えています」「環境施策に関して、今後、強化したい取り組みのひとつに『ビジネスにおける生物多様性の組み込み』が挙げられます。配慮ではなく、本業として生物多様性を取り込んでいただけるかどうかが非常に重要です。その成果を正確に評価し、環境教育など様々な分野へ発展することが今後の論点となっていきます。積水ハウスの『5本の樹』計画が方法論として確立され、様々な分野や関係者の方々に展開されていくことは、ビジネスにおける生物多様性の主流化への重要な一歩になることでしょう」■緑の認定「SEGES(シージェス)」と生物多様性評価の取組みフォーラム中盤では、公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏より、都市緑化機構が行っている緑の認定「SEGES」のご紹介と、琉球大学理学部教授、株式会社シンクネイチャー代表取締役の久保田教授とともに分析を行ったSEGES認定緑地と生物多様性評価についての活動報告がありました。公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏「公益財団法人都市緑化機構は、2013年に内閣府の公益認定を受けた財団となります。緑をつくり、守り、育てる活動に関わる市民・事業者・公共団体等による取り組みを支援するとともに、都心の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通じて緑豊かなまちづくりに貢献する活動を行っています。SEGES(シージェス)は緑の評価・認定の取り組みです。民間事業者が所有管理する緑地の価値と取り組みが、市民や環境社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価し、認定する制度のこと。『そだてる緑・都市のオアシス・つくる緑』の3つの部門で、社会貢献性及び環境貢献性の観点から評価を行い、緑地を認定しています。SEGES認定緑地の場所と保全の重要性を把握し、その効果を見える化することが、認定緑地による生物多様性保全の貢献につながると考え、久保田先生とともに分析を行っています」久保田教授と行っているSEGES認定緑地の場所が持つ生物多様性のポテンシャルの評価分析についても、菊池 佐智子氏からご報告いただきました。≪認定緑地へのネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図りたい≫「認定企業の皆さんから『所有している緑地が適切に評価できるのか』『生物多様性の保全に向けてどのように緑地管理や運営をすればいいのか』といった声が寄せられています。そういった認定緑地へネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図り、また認定緑地の生物多様性評価の観点を強化することでESG投資やSDGs関連の課題解決に向けた指標や方法論の検討を進めたいと考えています。それぞれの認定緑地と周辺緑地の関係性を見たときに、どのような生物多様性の価値があるのかを明確に示すことができると考えております。企業が自社の緑地とその取組みを通じて、自然との関わりを見直すことがアーバンネイチャー・ポジティブの実践につながると期待しています」以上のフォーラム前半では、自然回復への貢献が数値で実証された積水ハウスの「5本の樹」計画の活動や、「ネイチャー・ポジティブ方法論」を各地へ展開することで、日本全体のネイチャー・ポジティブの後押しにつながることが明らかになりました。世界的な見解や企業に求められることや環境への意識醸成を目的とした教育の在り方まで幅広い内容となりました。■生物多様性保全の社会的価値を考えるフォーラム後半では、生物多様性の第一人者でもある多様な分野の専門家の方々に登壇いただき、多くの示唆に富んだパネルディスカッションを行いました。子どもと自然、健康と自然、企業と自然といった多面的な視点から生物多様性の保全やネイチャー・ポジティブについて議論がなされました。会場には、里山とのかかわりの深い写真家の今森氏、都市のまちづくりや幼保育分野で活躍される村松氏、グローバルな目線や企業のESG投資に精通した河口氏をお迎えしました。冒頭では、積水ハウスの昨年の取り組みと今年のテーマをご紹介しました。昨年は、「5本の樹」計画を皆様と一緒に広げていけるよう「ネイチャー・ポジティブ方法論」の2つの情報を共有しました。まず1つ目は、単なる樹木図鑑にとどまらず、どの植物にどんな鳥や蝶が集まってくるかの相関関係までご紹介する「庭木セレクトブック」を無料で公開しました。「庭木セレクトブック」は、一般のご家庭にとどまらず、今後は学校などの教育機関への提供が予定されており、環境教育の支援を行います。もう1つは、生物多様性の保全に関する評価の分析について、科学的なノウハウを公開しました。「5本の樹」計画を取り入れ植栽した樹木の種類や本数を数値化したデータを、琉球大学の久保田教授がまとめた生物多様性のビッグデータを使用して分析するという具体的な方法です。これを活用していただいたのが、都市緑化機構の取り組みです。続いて、フォーラムの冒頭で積水ハウスとの共同研究が発表された、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏よりウェルビーイング分野に関する内容がビデオレターで紹介されました。≪人と自然のふれあいから生まれる好影響≫曽我氏「ネイチャー・ポジティブな社会へ導く上で、自然との日常的なふれあいは重要な役割を担います。人と自然とのふれあいにより、健康を向上させるだけではなく、人々の生物多様性保全に対するポジティブな態度や行動を醸成できるなど、ポジティブなフィードバックが得られます。最近の研究から自然とふれあうと、人間はいろんな面で健康になることが分かっています。まずは、体の健康です。高血圧・肥満になりづらい、循環系疾患の予防になることが分かっています。次に、心の健康です。鬱症状の低下やストレスを減少させます。2年前に行った研究では、コロナ禍で日常的に窓から緑を見ていた人あるいは緑地に出かけていた人は『自尊心が高い』『人生満足度が高い』『幸福感が高い』などのポジティブな感情が増えることが分かり、人の精神的な健康が高まる可能性が示唆されています。また自然の質が重要であることも明らかになってきました。質は生物多様性のことを指しています。研究でも生物多様性が豊かな公園の方が、より心理的な回復効果が高いことがわかりました」≪日常的な自然体験は大きな可能性を秘めている≫曽我氏「また生態系保全の態度・行動の醸成に関する研究行い、例えば『ガーデニング経験者の方が生態系を理解していること』『幼少期の自然体験頻度が高い方が生態系保全に対するポジティブな行動が増えること』がわかっています。日常的な自然との関わりの場となる家の庭は大きな可能性を秘めていると考えます。今後積水ハウスとの共同研究によって、庭が人間の健康や社会の生物多様性生態系保全の態度・行動に対して、どういった効果を及ぼすのかを明らかにしていきたいと考えています」東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏次に、会場でのディスカッションが繰り広げられました。積水ハウス環境推進部の八木がパネルディスカッションの司会進行を務めました。―写真家の今森さんには「5本の樹」計画を立ち上げる当初から、多くのアドバイスをいただいています。最近の活動や生物多様性の動きについて、どうお考えでしょうか≪日本人の自然観を取り戻す里山の活動≫今森氏「写真を撮る行為は『内に入り込む・被写体を知る』と『被写体から離れる・客観的に見る』という二面性があります。自然についてお話しすると『内に入り込む』、つまり自然の中に入り込んでそこで生きる命と出会って、その命の気持ちになって物事を見ることが希薄になっていると感じています。もともと日本人が持っていたそのような感覚を取り戻す意味合いで、人と自然が一緒に生きる共存空間である里山の活動を始めました。人と自然の関わり度数は、日本においては農業環境、農地が高く、都市は希薄になっていきます。そのような中で、積水ハウスの『5本の樹」計画によって、緑のネットワーク化ができれば、農地の生きものたちが都市でも生きていけるようになるのです。現状、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息していることがわかっています。これらをどう守るか。人と自然の関わりがある里山に生息する生きものの特徴は、環境を戻すとすぐに復元すること。人が根気よく環境を戻していくことはすごく大切です」パネルディスカッションの様子―これまでも今森さんから多くのことを学んできましたが、それを「5本の樹」計画に取り込んで、里山と都市の間を繋いでいく存在になれたらと思います。次は、村松さんです。「5本の樹」計画の効果を測るために生きもの調査などを行っていたときから関わっていただきました。最近の活動と生物多様性の動きを教えてください。≪身近な自然、アクセスできる自然の存在が子どもを育む≫村松氏「小さな子どもたちにこそ、多様な自然の中での機会が大切であるというニーズを受けて、乳幼児の自然とのふれあい、自然を通じた子育て支援やまちづくり、幼稚園や保育園の先生を中心とした保育ナチュラリスト養成講座に取り組んでいます。子どもたちは『生きものにどこまで近づけるかな』『どんなふうに触ったらいいかな』と目の前にある生きものとの距離感や力加減を全身で学んでいます。小さな子どもたちにとって、目線の高さにふれあえる自然があることは大切です。例えば、街中の小さな低木でも子どもたちにとっては迷い込めるジャングルになります。子どもたちが生きものを見つけて、自然の中で周りの環境も含めてよく観察したとき、同じ場所にその生きものを返そうとしてくれることがあります。どの樹も同じように見えるけれど、その生きものにとってはその樹こそが大事と考えるからこそ。その感覚を培うためにも、身近な自然の存在が重要です。小さな子どもたちが日常的に自然にふれあう様子を見て、周りの大人たちももう一度自然のおもしろさに気づき、その価値を感じていくことにもつながっています」パネルディスカッションの様子―「5本の樹」計画の庭が子どもたちにそのような機会を与えてあげる場所になればいいなと思います。続きまして河口さんです。昨年のフォーラムでもご参加いただきました。ESG経営の専門家として自然資本を重視される中、最近の活動について教えてください。≪もっと身近に生物多様性保全を考えるために≫河口氏「不二製油グループはカカオやパームなどの植物原材料を調達する企業です。森林破壊や児童労働といった社会課題も話題になりながらも、我々は企業の努力としてマレーシアやインドネシア、アフリカでの森林破壊をしない原材料を調達する努力をしています。またアフリカでは、女性組合をサポートし『環境再生型農業』を導入すること、多品種の作物を作ることで生物多様性を満たしながら農家の方たちの収入源になる活動を行なっています。また、私個人的には生物多様性をもっと身近に引き寄せて考えるために『自然の存在なしでは人間は生きてこられなかった』という原点に立ち返り、日本文化と生物多様性を結び付けたらどうかと考えています。私自身が習っている俳句の季語は、生物多様性の宝庫でもあります。今まで生物多様性に興味のなかった人にも関心を持ってもらう活動として、NGOと共同で俳句や茶道などの文化から身近な生物多様性を考えるセッションを行い、生物多様性を身近に感じていただく努力をしています」パネルディスカッションの様子―次に、生物多様性の社会的価値について皆さんへお話を聞いていきます。今森さんは里山の活動を通じて、子どもたちと生物多様性の関係について変化を感じたことはありますか。≪生態系のネットワークへの意識を向ける関わりを≫今森氏「23年間にわたり里山で昆虫教室をやっていて思うのが、子どもたちの好奇心や虫に対する知識は昔と変わっていません。変わった点は、子どもたちが自然環境を知らないことです。カブトムシのことはよく知っているけれど、カブトムシが生息している環境や自然のことは知らない。椎茸を栽培するクヌギが育って伐採し、また数十年経って伐採するというサイクルのなかに幼虫が生まれて育って暮らしています。子どもの頃に、環境や生きものに興味を持つことは、とても大切。庭といった小さな自然は、大きな自然に続く窓のような役割になると思います」―次に村松さんにお聞きします。自然遊びを通じて、幼稚園の先生や保護者の皆さんの反応がどのように変化したのか教えてください。≪子どもと自然の関わりが、大人への環境教育につながる≫村松氏「私が自然遊びに通う保育園では、振り返りの際に、先生の発言が2つの面で変わっていくのを感じています。1つは自然に対する発言、もう1つは子どもに対する発言です。先生の中には、自然が苦手な方や、ご自身が幼少の頃に自然遊びをした経験が少ない方も多いのですが、自然に関する質問がどんどん科学的、哲学的になっていくのです。また、多様な自然の中で、子どもたちも多様であることに気づいて、子どもたちひとりひとりの違いに寄り添うようになっていきます。」―子どもだけでなく、それによって大人も育っていっている、勉強になっていることを感じました。少し視点を変えまして、河口さんにお聞きします。企業の新しい役割として積極的な情報開示について、どうお考えでしょうか。≪企業は積極的かつ丁寧に情報を開示していく≫河口氏「企業もお手盛りでなく、いろんな研究機関や専門家を巻き込んで客観的に丁寧に伝えていくことは非常に重要だと感じています。投資家がESG投資の観点で、企業の生物多様性保全の取り組みに注目しています。気候変動に関しては脱炭素の観点で企業評価ができるようになっており、生物多様性に対する評価も一歩前進しています。現在私がアドバイザーを務めている日本最大級の運用会社では、所有している日本株について生物多様性のチャンスとリスクを業種ごとに分析し、12/8のサスティナブルレポートにて公開します。投資家の間でも、各企業の生物多様性の取り組みを正しく評価していくために、企業側の積極的かつ丁寧な情報開示が必要になってくると思います」―ありがとうございました。本日のフォーラムも、それに繋がってくれればと感じています。最後に積水ハウス「5本の樹」に期待することを、ぜひ教えてください。今森氏「日本古来の里山の環境を取り戻すことは、日本人の自然観を取り戻すことです。今、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息し生物多様性が群を抜いて高く、コンクリートが増える都市に行くに連れ低くなります。そんな中で積水ハウスの『5本の樹』計画の庭が点で増えていくと、生態系のネットワークが面になっていくと思います。自宅の庭だけではなくて、そこから一歩飛び出して背後にあるコアな自然(例えば大きな公園や神社、農地など)とどう関わっているか、そこに生息している生きものとどう関わっているか。『5本の樹』計画を通じて、そんなことに興味を持っていただければと思います」村松氏「つながりがキーワードだと感じました。『5本の樹』が多様な自然や生きものとつながっていく、子どもたちが人と自然をつなぎ、子どもと大人がつながっていく。子どもも大人も快適に過ごせる都心のまちづくりで、自然が果たす役割は大きいと感じています。これからの『5本の樹』計画の取り組みに期待しています」河口氏「昨年のフォーラムで、『5本の樹』計画のデータベースをオープンにして、日本や世界の生物多様性に寄与したいという、仲井社長の強い思いをお伺いしました。今年は企業や教育等、日本国内での展開の広がりを感じましたが、今後は、効果が評価され、手法が応用できる部分は国際的にも広げたいと考えています。どこの国においても、誰にとっても、その場にある自然は本当に貴重なものです。『5本の樹』計画を、リミットを設けずに、どんどん広げていっていただきたいと思います」パネルディスカッションの様子―本フォーラムが、私たちの暮らしを豊かにしてくれる自然資本を再認識するきっかけとなることを願っています。積水ハウスは、未来の子どもたちに豊かな自然と恵みを残すために、今後も人と自然の共生社会を目指していきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。約90分間にわたるフォーラムは、ひとりひとりの小さな行動が積み重なり、自然を回復するネイチャー・ポジティブにつながることを深く理解する機会となりました。生物多様性の保全や自然回復は、人間にとっても健康や幸福感などの好影響がたくさんあることや、企業活動の主軸に組み込むための追い風や、生物多様性保全効果の定量化による手法論の拡大への期待など、多くの勇気と希望がありました。2030年、2050年の未来を見据えて積水ハウスでは、さらなる生物多様性への取り組みを推進していきます。・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト(アーカイブ視聴はこちらから) ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み ・動画 都市の生物多様性とネイチャー・ポジティブ ~積水ハウス 「5本の樹」計画~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日本日、積水ハウス株式会社は「都市の生物多様性保全フォーラム」を開催し、生態系に配慮した造園緑化事業「5本の樹」計画や生物多様性保全の取り組みについての最新情報を発表しました。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画として、日本全域で都市の住宅地に緑のネットワークを作り、生物多様性保全を推進しています。「5本の樹」計画は、“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、お客様とともに、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。庭づくり・まちづくりを進めてきた結果、2001年の事業開始からの累積で植栽本数は1,810万本(2022年1月時点)となりました。積水ハウスの生物多様性保全の取り組みについてまた「5本の樹」計画の効果検証として、2019年から琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めてきました。2021年に、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。「ネイチャー・ポジティブ方法論」として、積水ハウスが蓄積した樹種の選択と生き物の相関関係の情報や、琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと実施した共同検証の情報の公開により、様々な企業や組織、教育機関から関心の声を頂き、新たな方向性への展開を進めています。生物多様性保全をより加速するためには、自然を守ることが社会課題の解決を通じて、人々の暮らしをより豊かなものにするということが実感され、社会全体で生物多様性保全を支えることが必要です。積水ハウスは、自然に根ざした社会課題の解決策*を推進することで、この動きを加速していきたいと考えています。生物多様性は生態系保全に貢献するだけでなく、都市で生活する人々に新たな価値を提供することが、見え始めてきました。生物多様性は、子供たちの感性を育む教育、そして人の健康や幸せに対して影響を与える、都市の暮らしにもたらす「社会的価値」ではないでしょうか。ネイチャー・ポジティブ方法論の公開からの積水ハウスの取り組みをご紹介します。■生物多様性の国際組織・日本政府の取り組みへの協力や参画・2022年2月9日 :TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムへ参画(英語サイト): ・2022年4月8日 :環境省「30by30アライアンス」へ参画: ・2022年6月16日:TNFD日本協議会メンバーへの参画: ・2022年6月16日:環境省「自然共生サイト(仮称)」認定実証事業に参画: ■生物多様性関連の受賞実績・2022年3月2日:「第30回地球環境大賞」(最高位)を受賞: ・2022年9月7日:「第5回エコプロアワード」で環境大臣賞を受賞: ■新たな方向性の発表内容・2022年11月30日:都市における企業緑地の生物多様性評価の視点を強化~都市緑化機構は積水ハウスの協力を得て「緑の認定」SEGESにおける生物多様性評価を強化します~: ・2022年11月30日:東京大学と積水ハウス、生物多様性と健康に関する共同研究を開始: ・2022年11月30日:長野県上田市の全小中学校で「庭木セレクトブック」を活用した環境教育を開始: ・2022年11月30日:横浜市の小学校の環境教育支援に向けて、環境教育出前講座へ参画: 積水ハウス 生物多様性保全の取り組み: *自然に根ざした社会課題の解決策(ネイチャー・ベースド・ソリューション)について: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日公益財団法人都市緑化機構は、都市緑地の生物多様性保全・回復の推進に向けて、運用する「緑の認定」における生物多様性評価の視点を強化しており、積水ハウスは2022年12月1日より、「5本の樹」計画による21年間の都市の生物多様性保全推進活動の知見とネイチャー・ポジティブ方法論を都市緑化機構に提供するなどの協力を行います。都市緑化機構のSEGES認定を受けた企業緑地この度、都市緑化機構は、琉球大学理学部久保田教授と連携して進めてきた積水ハウスのネイチャー・ポジティブ方法論を用いて、全国87か所のSEGES認定緑地を評価し、各地の生物多様性への貢献程度や、生物多様性の保全ポテンシャルの可視化を試みます。都市緑化機構は2013年より公益財団法人として、都市に緑をつくり、まもり、育てる活動に取り組んでいます。「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)」は、2005年から運用している社会、環境に貢献し、良好に維持されている企業緑地とその取り組みを第三者評価により認定する制度で、90の企業・団体、105か所の緑地が認定されています(2022年10月現在)。これまで、民間企業による緑化推進活動は、都市での緑地の保全、創出によるヒートアイランド現象の緩和や良好な景観形成、レクリエーションやコミュニケーションの場の提供などとして評価される反面、生物多様性保全・回復の観点からの貢献について定量的に評価することは難しく、企業緑地が果たしている役割や価値を十分に評価・可視化できないという課題が残っていました。近年、生物多様性保全への動きが世界的に加速する中で、都市における緑化の推進を担ってきた民間事業者が所有する緑地が、生物多様性の保全・回復にどの程度貢献できているか客観的に示すことの重要性が高まっていました。生物多様性の定量評価が進み、都市緑化機構が認定する企業緑地が都市の生物多様性にどの程度貢献できているかを把握することができれば、企業において、より積極的な活動の促進とさらなる生物多様性保全・回復に向けた具体的な取り組みが進むことが期待できます。積水ハウスの「5本の樹」計画は、日本古来の里山思想を取り入れた生物多様性保全推進活動です。日本各地の郊外にある里山と都市の緑地が繋がることで生態系ネットワークの回復、保全が促され、都市に生き物を招くことができるようになります。ネットワーク型の緑化は、企業一社だけではなく、多くの企業が取り組むことで有機的なつながりが生まれ生物多様性保全への効果を発揮するものです。都市緑化機構は、本取り組みにおいて、SEGESの強化と都市緑化における生物多様性保全、創出する企業緑地のネットワークの拡大を目指しています。公益財団法人 都市緑化機構公式サイト: SEGES「緑の認定」公式サイト: 積水ハウスの生物多様性保全の取り組み: ●都市緑化機構について2013年に内閣府より公益認定を受け、都市に緑をつくり、まもり、育てる活動に携わる市民、事業者、公共団体等による様々な取組みを支援するとともに、都市の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通して、緑豊かなまちづくりに貢献する財団法人です。●「緑の認定」SEGESについて民間事業者が所有、管理する緑地の価値と取り組みが市民や環境、社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価する制度で「そだてる緑」「都市のオアシス」「つくる緑」の3つの部門があります。「そだてる緑」:事業者が所有する面積300m2以上の緑地の優良な保全、創出活動を認定「都市のオアシス」:快適で安全な都市緑地を提供する取り組みを認定「つくる緑」:開発、建築に伴う敷地面積3,000m2以上の優良なプロジェクトを認定SEGESは、住友林業株式会社の特別協賛をいただき、実施しております。●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。●積水ハウスと都市緑化機構の関わり2015年に新梅田シティ「新・里山」と「希望の壁」がSEGESから都市のオアシスに認定されました。そして、2016年には「緑の都市賞」において最上位の「内閣総理大臣賞」を受賞しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日国立大学法人東京大学大学院農学生命科学研究科と積水ハウス株式会社は、生物多様性と健康に関する共同研究を2022年12月1日より開始します。今回の共同研究では、都市の自然環境や生物多様性が人の健康や幸せに対してどのような効果をもたらすのかということを検証します。生物多様性豊かな庭における身近な自然とのふれあいが、居住者の自然に対する態度・行動及び健康に及ぼす影響を総合的に検証する試みは世界初となります。生物多様性と健康に関する共同研究を開始東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻保全生態学研究室(*1)では、都市の生物多様性の保全や生態系サービス(生態系が人間社会にもたらす様々な恵みのこと)の活用に関する研究を行っています。緑と健康の関係については、2016年から様々な研究を行い、緑とのふれあいが人の健康促進と関連するという結果が得られていました。その一方で、こうした健康便益が、緑の「量」ではなく「質」によりどれほど変わりうるのかは調査されていませんでした。2020年に、東京大学大学院農学生命科学研究科の保全生態学研究室では、緑地の利用頻度と家の窓からの緑の景色という2つの自然経験の尺度が、都市住民のメンタルヘルス(自尊心、人生の満足度、幸福度、鬱・不安症状、孤独感)とどのように関連しているのかを検証しました。その結果、緑地の利用頻度が高い人だけでなく、窓から緑が良く見える家に住む人においても、これら5つのメンタルヘルス尺度が良好な状態にあるという結果が得られました(*2)。この結果は、人は緑地を訪れなくても、自然がもたらす「癒し効果」を家の中からでも享受できる可能性を示しています。図. コロナ禍における都市住民のメンタルヘルスと関連する要因積水ハウスは2001年から、地域の在来樹種を生かした庭づくり・まちづくりの提案である「5本の樹」計画として、都市の住宅地にネットワーク型の緑地を作り、生物多様性保全を推進しています。2019年から琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーとともに行ってきた共同検証では、生物多様性の劣化が著しい都市部(三大都市圏)において、「5本の樹」計画に沿った在来樹種を中心に庭木を植樹してきたことによる生物多様性の効果が確認出来ました。今回の共同研究は、東京大学大学院農学生命科学研究科保全生態学研究室が構築した分析手法と、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みである「5本の樹」計画を組み合わせて研究することで、「生物多様性の豊かな庭の緑」が「人の健康・幸せ」にどのような影響を与えるかということが、世界で初めて科学的に検証されます。これにより、単なる「緑」ではなく生物多様性の豊かな緑が庭にあることの重要性を導き出します。東京大学大学院農学生命科学研究科保全生態学研究室では、自然とのふれあいと健康の関係に関して「精神的健康」「身体的健康」「認知機能」「社会的健康」のテーマで5つ仮説を立て研究をしています。今回の共同研究では、まず精神的健康の想定仮説1、2及び、認知機能の想定仮説3の3つの想定仮説から調査を開始します。今後は、社会的健康等の他の健康尺度に関するテーマも視野に入れて、長期的に共同研究を行います。【想定仮説】テーマ:想定仮説・精神的健康:1. 庭において自然とふれあう人は、ネガティブな感情(鬱・不安症状・ストレス等)が少なく、ポジティブな感情(生活の質や幸福感等)が高い。2. 窓越しに自然を見ることができる人は、メンタルヘルスの状態が良好である。・認知機能:3. 庭における自然とのふれあいは、認知機能を高める。・社会的健康:4. 庭における自然とのふれあいは、良好なコミュニティを作る。・身体的健康:5. 自然でのエクササイズは、屋内での運動よりも多くの健康便益をもたらす。本共同研究に関して、東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史は、以下のように述べています。「人は古来より自然に癒しや安らぎを求めてきたと思いますが、近年の研究・技術の進展によってこうした目には見えない健康便益が定量化できるようになってきました。しかし、こうした健康便益が供給される過程で生物多様性が果たす役割はほとんど分かっていません。この役割が解明されれば、生物多様性保全と人の健康の双方にとって望ましい自然共生型の景観・緑地管理が達成できるかもしれません。今回の共同研究では、私たちにとって最も身近な自然である庭における自然とのふれあいが人の健康や幸福とどのように関連しているのかを大規模に検証します。積水ハウスの保有する全国の植栽データによって、これまで検証が難しかった「庭の生物多様性と健康および自然に対する考え・行動の関係性」が世界で初めて総合的に検証されることになります。これまで自然がもたらす健康便益に関する議論では、緑地や森林など比較的まとまった緑がある場所が注目されてきましたが、今回の研究では「自然と住む」ことの重要性を明らかにしたいと考えています。この研究結果を都市の生物多様性保全の推進へ役立てていただければ幸いです。」東京大学大学院農学生命科学研究科と積水ハウスは、都市部における身近な自然とのふれあいが、人の自然に対する態度・行動及びメンタルヘルスに及ぼす影響を科学的に検証し、社会に共有することで、都市部の生物多様性保全の推進とネイチャー・ポジティブな社会の実現への貢献を目指します。*1 東京大学大学院農学生命科学研究科 曽我研究室: *2 緑の見える部屋:コロナ禍のメンタルヘルスにおける、近隣の緑の重要性(英語サイト・原題 A room with a green view: the importance of nearby nature for mental health during the COVID-19 pandemic): *3 積水ハウス 生物多様性保全の取り組み: *4 積水ハウス「ネイチャー・ポジティブ方法論」: ●東京大学大学院農学生命科学研究科について東京大学大学院農学生命科学研究科では、農学を構成する応用諸科学に関する専門教育を段階的・体系的に行い、食料・資源・環境等の問題の解決に必要な高度の専門知識と幅広い視野を有し、社会・文化・産業活動を通じて地球社会の要請に応えることのできる洞察力・実践力・指導力を備えた人材を育成することを目的に教育研究活動を行っています。●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。■東京大学大学院農学生命科学研究科の研究データ1. 植物とのふれあいと人の健康・ウェルビーイングに関する研究論文:Soga et al. (2017) Gardening is beneficial for health: a meta-analysis. Preventive Medicine Reports, 5, 92-99.URL(英語サイト): 内容:ガーデニングを通した植物との触れ合いが人の健康促進と関連することをメタ解析(複数の研究の結果を統合し、ある要因が特定の疾患と関係するかを解析する統計手法)により明らかにしました。2. 自然とのふれあいが世界的に減少していることを示した研究論文:Soga, Gaston (2016) Extinction of experience: the loss of human-nature interactions. Frontiers in Ecology and the Environment, 14, 94-101.URL(英語サイト): 内容:多くの先進国で人と自然の関わり合いが減少しており、こうした自然体験の減少(経験の喪失)が人の健康と生態系保全に大きな負の影響を及ぼし得ることを示しました。3. 自然とのふれあいと「生き物嫌い」の関係を調べた研究論文:Soga et al. (2020) How can we mitigate against increasing biophobia among children during the extinction of experience? Biological Conservation, 242, 108420.URL(英語サイト): 内容:自然との関わり合いが少ない人は、身近な生き物に対してより強い恐怖心や嫌悪感を示すことが分かりました。■積水ハウス「5本の樹」計画における戸建て住宅の取り組み積水ハウス「5本の樹」計画における戸建て住宅の取り組み■積水ハウス「5本の樹」計画における集合住宅の取り組み積水ハウス「5本の樹」計画における集合住宅の取り組み■積水ハウスの「5本の樹」計画における街づくりの取り組み積水ハウスの「5本の樹」計画における街づくりの取り組み 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日積水ハウス主催の『都市の生物多様性フォーラム~「5本の樹」で始めるネイチャー・ポジティブ~』は、明日11月30日(水)14時からの開催となります。本フォーラムの開催に先立ち、積水ハウス 生物多様性保全の取り組みのサイトに、フォーラムの参考になる情報を本日公開いたしました。「5本の樹」計画の紹介動画や積水ハウスの環境教育、「5本の樹」計画を取り入れた住まい手のストーリーなどご覧いただけます。【11月30日開催】都市の生物多様性フォーラム昨年開催されたCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第1部に続いて、いよいよ12月7日にカナダでCOP15第2部が開催されます。第2部では、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)が採択される見込みです。世界的に生物多様性保全に注目が集まるタイミングで、「都市の生物多様性フォーラム」では、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みの紹介や、国際自然保護連合日本委員会事務局長からのCOP15開催直前の情報のご紹介など、生物多様性保全推進に役立つ最新情報をお届けします。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画を開始し、都市部を中心とした緑化活動で緑のネットワークをつくり、生物多様性保全を推進してきました。本フォーラムの基調講演では、「ネイチャー・ポジティブ方法論」のこの一年間の拡がりをご報告するとともに、今後の新たな展開をご紹介します。そしてパネルディスカッションでは、各分野の第1人者の方々にご登壇いただき、企業緑地や学校、公園など都市における「生物多様性保全緑地の拡大」が、都市にもたらす「価値」について、教育などのテーマを交えてご紹介します。フォーラムの司会には、フリーアナウンサーの木佐 彩子さんをお迎えします。都市の緑がもたらすネイチャー・ポジティブな未来への第一歩になるフォーラムを目指します。<都市の生物多様性フォーラム~「5本の樹」で始めるネイチャー・ポジティブ~>■開催日時11月30日(水)14:00~15:30■登壇者・基調講演積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)・ご来賓挨拶環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様・都市の生物多様性 活動報告公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様琉球大学理学部教授・株式会社シンクネイチャー代表取締役 久保田 康裕 様・パネルディスカッション東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター 理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 スペシャリスト 八木 隆史■司会フリーアナウンサー 木佐 彩子 さん■視聴URL ■特設サイト・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日積水ハウスは、都市の生物多様性保全の取り組みに関するフォーラムを2022年11月30日(水)に開催します。昨年開催されたCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第1部に続いて、いよいよ12月7日にカナダでCOP15第2部が開催されます。第2部では、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)が採択される見込みです。この国際会議の開催直前に、積水ハウスは、「都市の生物多様性フォーラム」を開催します。世界的に生物多様性保全に注目が集まるタイミングで、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みの紹介や、国際自然保護連合日本委員会事務局長からのCOP15開催直前の情報のご紹介など、生物多様性保全推進に役立つ最新情報をお届けします。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画を開始し、都市部を中心とした緑化活動で緑のネットワークをつくり、生物多様性保全を推進してきました。2019年から株式会社シンクネイチャー・琉球大学久保田研究室と共同検証を開始し、2021年には生物多様性保全効果の実効性について、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。本フォーラムの基調講演では、「ネイチャー・ポジティブ方法論」のこの一年間の拡がりをご報告するとともに、今後の新たな展開をご紹介します。そしてパネルディスカッションでは、各分野の第1人者の方々にご登壇いただき、企業緑地や学校、公園など都市における「生物多様性保全緑地の拡大」が、都市にもたらす「価値」について、教育などのテーマを交えてご紹介します。都市の緑がもたらすネイチャー・ポジティブな未来への第一歩になるフォーラムを目指します。【11月30日開催】都市の生物多様性フォーラム【都市の生物多様性フォーラム~「5本の樹」で始めるネイチャー・ポジティブ~】■ 開催日時11月30日(水)14:00~15:30■ 登壇者・基調講演積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)・都市の生物多様性 活動報告公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様琉球大学理学部教授・株式会社シンクネイチャー代表取締役 久保田 康裕 様・パネルディスカッション東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター 理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 スペシャリスト 八木 隆史■ 視聴URL ■ 特設サイト・ 積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト ・ 積水ハウス 生物多様性の取り組み 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日特定非営利活動法人 森づくりフォーラムは、生物多様性保全をテーマにしたオンラインイベントを2022年10月26日(水)に開催いたします。持続可能な社会の実現に向けて、生物多様性保全の重要性が再認識されてきています。私たちが知らない生き物たちに出会ったとき、気軽に写真を撮って、楽しく生物種を調べられると同時に、そのデータを生物多様性保全にも役立てているアプリがあります。この度は、いきものコレクションアプリ『バイオーム』を開発・運用する株式会社バイオームの代表取締役 藤木 庄五郎さんを講演ゲストに迎え、生物多様性保全に向けたビッグデータの活用や今後のヴィジョンについてお話いただきます。告知バナースマホで、ゲーム感覚で、生き物たちを守る。バイオームが提案するデジタル社会の生物多様性保全 ■開催概要2022年10月26日(水) 19:30-21:00講演ゲスト:藤木 庄五郎さん(株式会社バイオーム 代表取締役)聞き手 :宮本 至(特定非営利活動法人 森づくりフォーラム 事務局長)参加費 :無料(要事前申しみ、定員に達し次第締め切り)参加方法 :Zoomウェビナーによる配信を予定主催 :NPO法人森づくりフォーラム2022年度地球環境基金助成事業■藤木 庄五郎(ふじき しょうごろう)さん プロフィール株式会社バイオーム 代表取締役 ボルネオ島熱帯林にて2年以上キャンプ生活をする中で、環境保全を事業化することを決意。博士号取得後、株式会社バイオームを設立。生物多様性の保全が人々の利益につながる社会を目指し、世界中の生物の情報をビッグデータ化する事業に取り組む。データを活かしたサービスとして、いきものコレクションアプリ『バイオーム』を開発・運営。経済産業省が認定する『J-Startup』、未来を創る35歳未満のイノベーター「Innovators Under 35 Japan 2021」に選出。★特定非営利活動法人 森づくりフォーラムについて市民参加による森林保全や森林を利用した活動を推進・サポートに取り組んでいる団体です。各地域で森づくりに取り組む団体や森林・林業関係者と協力しながら、「森と共にくらす社会」の実現をめざしています。哲学者の内山 節が代表を務めています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月05日ペットの清潔を保つため、飼い主は自分でシャンプーを行ったり、ペット用の美容院に連れて行ったりします。ある日、サイベリアンの勘吉ちゃんの飼い主(@KUwdn)さんは、出張トリマーに依頼し、自宅の浴室で勘吉ちゃんをキレイにしてもらいました。サイベリアンは極寒のロシアが原産国のため、寒さから身を守るモフモフな体毛が特徴的。トリマーは、勘吉ちゃんの毛を丁寧に洗ってくれました。その結果、なんと勘吉ちゃんが違う生物に変異をしてしまったのだとか。飼い主さんが『海洋生物』と例えた、勘吉ちゃんのシャンプー中の姿をご覧ください!先日のシャンプー風景です海洋生物が誕生しました☺️ pic.twitter.com/c8Slj2CuGx — もも(勘吉のママ) (@KUwdn) July 13, 2022 フワフワの毛が濡れた結果、脚が見えなくなり、海洋生物のような姿に!このままの見た目でモゾモゾと移動していきそうな勘吉ちゃんの姿は、じわじわと笑いを誘います…!地球上に爆誕した新種の海洋生物『勘吉ちゃん』に、多くの人が笑ってしまった様子。投稿に対し、「かわいすぎる新種の生き物だ…!」「神話に出てきそうなビジュアルで吹いた」といった声が上がっています。その後、しっかりとドライヤーをしてもらい、自慢のモフモフに包まれた姿に戻った勘吉ちゃん。きっと、浴室に生息する『新種の海洋生物』は、またお風呂の時間になったら姿を現すのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年07月15日特別企画展示「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち~」が、カワスイ 川崎水族館で2022年7月15日(金)から9月25日(日)まで開催される。“恐竜・古代生物”が図鑑を飛び出しカワスイに“世界の美しい水辺”をテーマにした新感覚のネイチャーエンターテインメント水族館・カワスイ 川崎水族館は、学習図鑑『角川の集める図鑑GET!』シリーズとコラボレーションして、“恐竜・古代生物”をキーワードにした特別企画展示を実施する。学習図鑑『角川の集める図鑑GET!』シリーズで紹介されるカブトガニや、ポルカドットスティングレイ、ポリプテルス・エンドリケリーなどの“恐竜・古代生物”たちが図鑑を飛び出し、カワスイ 川崎水族館へ。巨大な図鑑に見立てた会場・カワスイホールを生きものたちが動き回り、迫力満点のパフォーマンスを披露してくれる。会場には、図鑑テイストの解説文をのせた「ナゾトキシート」も用意しているので、楽しく“恐竜・古代生物”について学ぶこともできそう。恐竜や古代生物と思い出の1枚が撮影できるフォトスポットや、限定コラボレーションメニューなども登場予定だ。【詳細】特別企画展示「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち~」場所:カワスイ 川崎水族館住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 川崎ルフロン9-10F開催期間:2022年7月15日(金)~9月25日(日)カワスイ 川崎水族館入館料:大人 2,000円、高校生 1,500円、小・中学生 1,200円、幼児(4歳以下) 600円※本特別企画展示の詳細や追加情報は後日発表。
2022年06月23日新江ノ島水族館は、“生物蛍光”を紹介するイベント「トワイライト ~この夏、未知なるヒカリに出逢う~」を2022年7月16日(土)から8月31日(水)の夜16:00~期間限定で開催する。“生物蛍光”ブラックライトで体色が変化ブラックライトなど、特殊な光に反応して、普段の体色とは違う色の光を放出する「生物蛍光」。イベント期間中は、照明を落とした夜の世界で、昼間とは違った「生物蛍光」の様子を楽しむことができる。展示されるのは、フウセンウオやセミエビ、サツマカサゴなど。「トワイライト ~この夏、未知なるヒカリに出逢う~」の時間だけ登場する“光る生き物”たちの水槽や、壁面に浮き上がる特別演出など、スペシャルなコンテンツも用意する。また、会場内で配布するオリジナルパンフレットには、館内に設置するブラックライトスポットで楽しめる仕掛け付き。夜の水族館探検気分で、ワクワクする時間を過ごすことができそうだ。ブラックライトに反応する「蛍光ドリンク」また、「トワイライト ~この夏、未知なるヒカリに出逢う~」の開催に合わせて、オーシャンカフェでは、ブラックライトに反応して蛍光するドリンクも販売。アルコール・ノンアルコールカクテルの2種類のフレーバーを用意する。【詳細】新江ノ島水族館「トワイライト ~この夏、未知なるヒカリに出逢う~」開催期間:2022年7月16日(土)~8月31日(水)16:00~19:00■オーシャンカフェ<蛍光を楽しむドリンク>・シーアネモネ ポーション(アルコール)700円(持ち帰り・食べ歩き)、713円(館内飲食)・コーラル ポーション(ノンアルコール)600円(持ち帰り・食べ歩き)、611円(館内飲食)<施設情報>新江ノ島水族館住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1営業時間:9:00~17:00※7月16日~8月31日 ~19:00、8月11日~8月15日 8:00~一般入場料:大人 2,500円、高校生1,700円、中学生・小学生1,200円、幼児(3歳以上)800円
2022年06月02日