こんにちは!マメ美です!突然ですが、皆さんは産後クライシスになりましたか?産後クライシス とは産後2年以内に夫婦間の愛情が冷めてしまったり、関係が悪くなってしまう事です。我が家の場合、産後半年くらいはくらいクライシスもガルガル期もなく、関係は以前と変わらず良好でした。しかし…それはこんな感じで突然やってきました…。生後半年の子供と夫の飲み会シーズン仕事をしているとそりゃあ飲み会シーズンもありますよね。私と夫は元々は同僚だったので、仕事の忙しさや飲み会に関しては理解していました。ここでなんだか分からないイライラスイッチ が入ったのが、自分でもわかりました。飲み会が続くのは仕方ないけれども、そのままソファで寝ていたり夜中まで出歩いていた夫に、風邪をひかないように気をつけてね!と口酸っぱく言い続けていました。そこへまさかの(いや当然の)風邪…そして冒頭の夫がバイ菌に見えるシーンに戻る訳です。「0歳の子供がいる事をもっと自覚してほしい!」「今風邪を持ってくるなんて信じられない!」「夫自体がバイ菌そのものじゃないか!!」と、もう本当に黒い気持ちが止まらなかったです。その後最悪な事に夫の風邪が私にうつってしまい、更にバイ菌に見えてしまうのでした…。私にうつった風邪によって気付けた事その後入れ替わりで私が風邪をひき、ちょうど仕事も連休に入った夫は私の代わりに家事育児をこなす事になりました。1番困ったのは、自分のトイレやご飯のタイミング だと言っていました(笑)最初は『夫が風邪をもってきたのだから、私の代わりなんて当然だろ!』と、黒い気持ちが止まらなかったのですが、連休の予定も全部キャンセルして反省しながら頑張っている姿を見て気持ちが落ち着いてきました。同時に、もしかしたら私は夫に『飲み会オッケー』なんて言いながら、どこかで不満を溜め込んでいたのかもしれない。一人で色々とやろうとしていたのかもなぁ… と反省しました。それからは夫は飲み会や遊びも私たちの様子を見て程よく行くようになり、家事も育児も率先して参加するようになりました。私も不満や不安はその都度相談するようになり、以前より2人で育児をしている実感があります。子供の事を産院等で教わっているママに比べて、パパの知識や意識に差が大きいと感じます。それは私たち夫婦にとっても当てはまりました。やはり夫は、0歳児の風邪から起こりうる事を理解していなかったのです。なのでこの勉強会はお互いに良い機会でした。今となっては笑い話ですが、あの時のクライシスをそのままにしていたら本当に夫婦間が悪くなっていただろうなぁとも思います。でもそれがあったから、お互いを見つめ直せた と思います。産後クライシスを悪いことに捉えずに、2人での育児や生活を考えるチャンスだと思えたら良いですね。●ライター/マメ美
2018年09月10日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。産後ダイエットが上手くいかない原因の一つは「骨盤」。出産によって開いた骨盤は徐々に戻ると言われていますが、姿勢が悪かったりするとバランスが乱れ、正常な位置に戻らないことも。骨盤が開いていると、腰まわりががっちりとしてしまい体重は戻っても体型は戻りません。クビレがなくなってしまったお腹をみると悲しくなってきてしまいますよね。そこで産後痩せなくて悩んでいるママへ自宅でもできる骨盤ダイエット法 を紹介します。骨盤ベルト・補正下着等を活用する**********『確実に産前より大きくなった腰・お腹まわり。そのため産後すぐに骨盤ベルトを着用。姿勢を正しながらつけるとより効果的だそう。体重もすぐ戻ったし、産後三カ月で産前のスカートも難なく履けるように』**********(20代女性/二児のママ)産後の骨盤はゆるゆるの状態。しかしゆるゆるだからこそ良い位置に骨盤を矯正しやすい時期なのです。そのため骨盤ベルトは早めに装着するのがベター 。また骨盤ベルトでなくとも、お腹まわりまでしめてくれる補正下着も使えます。お肉の流れにストップをかけてくれる補正下着は骨盤のずれを治す効果もプラス。キュッとしめてくれるような骨盤サポート・ヒップアップ設計の着圧タイツも発売されています。タイツは外出時でも気軽に装着できてオススメ。お腹をしめることによって食べ過ぎ防止 にもつながりますよ。マッサージ**********『とにかく気になるお肉の部分を毎日マッサージ。マッサージオイルを選ぶのも楽しいし、その日の気分で香りを変えている。少しずつだけど細くなってきているのを実感』**********(30代女性/一児のママ・産休中)**********『マッサージするだけで、身体の内部からぽかぽかしてくる。お風呂場でやるとさらにドバーッと汗もでてより痩せる』**********(20代女性/二児のママ・パート)自分で身体の気になる部分を動かすことも効果的。マッサージして元の位置にパーツを戻してあげましょう。身体のパーツが良い位置に戻り姿勢がよくなることで骨盤も整います。また育児の疲れのため産後はいろんな部位がむくむ傾向にもあり、むくみ対策にも。香りのよいマッサージオイルを使えば、癒し効果でリラックスしながらダイエットできちゃいます。すべりのよいオイルをチョイスして、気になるお腹周りを中心にグリグリとマッサージ。リンパの流れや血行もよくなり、代謝を高めて痩せやすい身体に。骨盤矯正ストレッチやヨガ**********『整体やヨガに通いたいけれど、赤ちゃんを預ける場所もない。ヘトヘトだし正直通うのも面倒。だから骨盤を整える本を買って、毎日自宅で続けている。面倒がないから続けるのも簡単』**********(30代女性/三児のママ)骨盤を整えるために整体に通うのもアリですが、やはりお金もかかるし赤ちゃんがいると外出もままなりません。そこでオススメしたいのが自宅でできるストレッチやヨガ。週一だけ通うよりも、毎日少しずつ続ける方が効果を感じることも。骨盤を整えるポーズを少しでも取り入れていきましょう。〇骨盤の前後バランスを整えるポーズまず片膝立ちをする。 上半身を前方に移動させ、後ろに伸ばした脚の付け根から太ももの前を伸ばす。呼吸の度に徐々にストレッチを深くしていき、15秒伸ばす。 息を吐きながら1の状態に伸ばす。反対側も同様に。交互に5回・〇骨盤の左右バランスを整えるポーズ。仰向けになり、脚を4の字に組む。 伸びている脚の膝を曲げ、膝の下で指を組んで脚を掴み、そのまま膝を身体に近づけて15秒お尻を伸ばす。ストレッチはもちろん。身体の歪みを調整するという「産後ヨガ 」も骨盤を正しい位置に戻したり、骨盤の筋肉を養うポーズも。いろいろと本を買って試してみてもいいですね。「ダイエット」と言うとついストイックな食事制限や運動を思い浮かべてしまいますが、産後のダイエットはまずは骨盤。骨盤を整えて安定させるようなダイエット法を意識することが上手くいくコツなのです。●参考文献産後骨盤リセットダイエット著碓田 紗由里●ライター/とも●モデル/赤松侑理
2018年07月10日東京23区内のみで63人。2014年までの10年間で、自殺した妊産婦の人数だ。そのうちの3分の2が産後であり、約半数が「産後うつ」や精神疾患と診断されている。赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいのはずなのに、なぜか「つらい」「しんどい」気持ちのほうが大きい。かわいいはずの赤ちゃんを「かわいいと思えない」と感じてしまう。さらには幼い我が子を残して、自ら命を断ってしまうママもいる。自らも過去に産後うつを経験し、それがきっかけで一般社団法人メンタルヘルス協会認定の「上級心理カウンセラー」資格を取得したメンタルサポート研究所認定講師 今村範子さんに、妊娠・産後の「うつ」の原因について話を聞いた。「産後うつ」は10人に1人がかかる身近なもの「産後うつとは、出産後に2週間以上、抑うつ状態が続く病気です。うつ病の一種であり、多くは出産後2~3週間で発症しますが、3~4カ月を過ぎてから症状が現れてくる人も。重症化すると1年以上症状が続くこともあり、そのままうつ病に移行するケースもあります」(今村さん 以下同)産後の女性の10人に1~2人がかかるといわれている「産後うつ」。おもな症状としては以下のようなものが挙げられる。【産後うつのおもな症状】□イライラする□憂鬱になる□疲れやすい□涙が出る□不安定な気持ちになる□自分を責める□食欲不振□不眠上記以外にも、「育児への不安が急激に込み上げてくる」「強い自己否定感を感じる」「赤ちゃんや夫への愛情を感じられなくなる」など、情緒不安定になるのが産後うつの特徴だ。産後の女性は心身ともに不安定になりやすい産後の女性が情緒不安定になるのは、性格傾向や外部の環境だけのせいではない。女性の体のなかでホルモンバランスが大きく乱れることも関係している。「産後うつを引き起こす大きな原因のひとつとして、出産後の母体ではホルモンバランスが乱れることが挙げられます。妊娠中に分泌されていた女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは産後に激減します。授乳ホルモンのプロラクチンが急増することで、ホルモンバランスが大きく変動するのです」ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響を及ぼし、うつ症状を引き起こす要因になりうる。「産後1カ月までは安静に」といわれるが、実はその後、産後2カ月、3カ月、4カ月の母体も、心身ともにまだまだケアが必要な状態なのだ。今村さんは産後の女性たちにこうメッセージを贈る。「赤ちゃんが夜泣きをするのは、母親のせいではなく、その子の特質。夜泣きした赤ちゃんを前にしてもあなたの体が思うように動かないのは、怠けているのでも、あなたがダメだからでもありません。もうすでにあなたは十分頑張っている。一人で抱え込まず、信頼できる人に気持ちを話し、助けてもらえる環境をつくっていきましょう」初めての育児に戸惑って「産後うつ」になる人もいれば、今村さんのように3人目の産後に初めて「産後うつ」になったという人もいる。出産による心身のダメージ、置かれている子育て環境、赤ちゃんの性質など、さまざまな要因が絡まりあって起きるのが「産後うつ」なのだ。今、まさにつらい産後を過ごしているママは、まずはパートナーや家族、友人に今の気持ちを打ち明けてみよう。もしもその人たちに「理解してもらえない」と感じたら、次は産婦人科の医師や地域の保健センターに相談してほしい。何よりも大切なことは、「一人で抱えこまないこと」なのだから。(取材・文:阿部花恵編集:ノオト)
2018年05月24日産後女性が抱える悩みとして、「産後やせ」 というものがあることをご存知でしょうか?「出産で一時的に増えた体重は緩やかに元に戻るのが望ましい」と、母子手帳に記載されていますよね。赤ちゃんの1カ月検診で行われる、ママの産後のメディカルチェックでもそのように言われます。産後のダイエットに関する情報は豊富な一方で“逆の悩み” はあまり理解されにくく、対策法があまり知られていない という現実もあります。「赤ちゃんを産んだのに、やせていてうらやましい!」と言われても、本人は真剣に「太りたい」 と思っています。このような悩みに、3児のママライターがお答えできればと思います。産後2カ月位の状況実は、筆者は産後2カ月目以降から急激に体重が減っていってしまう深刻な産後痩せの悩みがありました。1日に10回以上の頻回授乳と夜間のお世話で常にフラフラ自分の体調に構っている余裕はない→具合が相当悪くなるまで、体重が減っていることにさえ気が付かない具体的な不調としては、体重減少による体力低下で、やる気ゼロ に母乳があまり出ない(気がする)貧血のようなふらつき、めまいこうした症状が出る頃には、妊娠前の体重から3キロも落ちて しまって いました。このままではいけない!と一念発起し、健康的に太るという目標を立てて行動を起こすことにしました。産後やせしてしまう原因とは?自分の食事をいつもおろそかにしている(それより眠りたい)授乳中はカロリーを普段より多く摂取する必要があることを知らなかった一度にたくさん食べることができないこれらの原因をひとつひとつ解消していくことで、体重を戻すことができると考えました。「健康的に太る」ために行った対策・食事の回数を1日4回にする昼と夜の食事の合間に、意識的にもう1回食事 をする。内容は、パンとバナナとヨーグルトなど手軽なもの 。または白米を多めに炊いて、冷凍にストックをいくつも作っておく。→おにぎりやお茶漬け、納豆ご飯にして補食とした。・暖かい飲み物で水分補給これは医師 からのアドバイス を参考にしました。産後やせ中の夏場、なぜか毎日おなかを下したようになり体重がどんどん減っていき、とうとう医師に診ていただくことにしたのですが、『冷たい飲み物で水分を補給することが、胃腸の機能低下 を招く』と言われました。なるべく夏でも温かい物を飲むと良い と言われ、実践することに。→私は白湯・ほうじ茶・ハーブティー などを飲んでいました。胃腸が元気になれば食欲も湧き、1回の食事で食べられる量も増えるとアドバイスされました。・お惣菜や食材の配達も利用し、食事の準備を簡単に赤ちゃんが寝ている間にたまった家事をこなし、食事の支度まで完璧に行うのは難しいと思います。いざ食事ができるとタイミング悪く子どもは起き、お世話に追われるという負のスパイラルも。そうこうしていると、自分の食事なんてどうでもよくなりませんか?産後やせでお悩みの方は、部分的に手抜き をして、自分の食事をなるべくすぐに食べられる工夫が大切だと思います。対策の効果とその後の状況1日4回の食事は体重の増加にとても役に立ち、またしっかりと食べることによって、気力と体力が回復 したようです。実際に数値として現れたのは、産後10カ月のときでした。ようやく妊娠前の体重に戻ることができ、赤ちゃんと公園へ出かける活動的な日々を送るようになりました。「体重の減少が止まって、自分のベスト体重に戻る」という状態が目標であったため、ここで1日4回の食事の対策はやめることにしました。この時期から、母と子一緒に通うことができるリトミックや体操教室 に積極的に参加することで、適度に運動していく方向性へとシフトしていくと良いと思います。食事の回数は元に戻す運動でカロリーを消費(軽い有酸素運動など)食事をおろそかにせずにしっかり摂取する意識→ただ太るのではなく、健康的に体重を増加させることにつながります。継続の重要性産後5年が経過し、筆者の体重は妊娠前プラス1キロ というラインで落ち着いています。ただし夏場になると食欲低下によりまたやせてしまうことがあります。適度な運動とバランスの良い食事、温かい飲み物での水分補給の継続をおすすめいたします。母業はやはり「身体が資本」 です。お産や育児でやせてしまいがち、という方は特に自分の身体を意識的・継続的にケアしていく必要がありそうですね。●出典・『産後ママの心と体がらく~になる本』赤すぐ編集部・著/大原由軌子・イラスト・妊産婦のための食生活指針―「健やか親子21」推進検討会報告書―厚生労働省(平成18年)母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで●ライター/あしださき●モデル/倉本麻貴
2018年05月10日こんにちは!kzkです!今回は産後あるある特集ということで、「産後の理想と現実のギャップ… 」 そんなことについて書いていきます。妊娠中、出産前に、“産後は忙しい眠れない”とは聞いていたものの、それは想像を絶するものでした…(笑)出産前は、『子供が寝ている間に洗濯や夕飯の支度をちょこちょこやっていこう。なんならお茶飲んだり、マンガよんだりできたりして♪ 』と、能天気な事を正直考えておりました。そんな能天気な私も出産して1日目から経験するのです。地獄の寝不足!産まれたばかりの我が子はほぼ一日中泣いていました。ピッタリ抱っこしてないと泣きやまず…朝から夜まで授乳してオムツ変えて授乳して沐浴して授乳してオムツ変えての繰り返し!そして赤ちゃんはまとまて2時間眠ってくれれば良いほうだ!その2時間、眠る場所はママの抱っこ。抱っこで、寝られたら私は動けません…そして赤ちゃんが昼寝したらママも睡眠をとるチャンス!溜まった家事なんてやってられない です…そんな時間を一日中、繰り返していると時間が経つのが地獄のように遅く感じたり、光のように速く感じたり、自分の中の体内時計もバカになってきます。そして、一日中家にいて、赤ちゃんの身の回りのことばかりしていたら、もう夜!「えっ?!夕飯つくってないよ…。 どうしよう…」ってことは日常茶飯事です。出産前に描いた理想は、「赤ちゃん昼寝中に作っておく!」だったのですが…現実は違いました!「そろそろ寝そうだ!そーーっと布団に置いて、そーーーっとその場を離れる!寝たぞ!寝たぞーーー!さぁ、ここからが私の時間だ!家事?!そんなことより、ティータイムよー! 」と意気込んでいたんですが…はい、泣きます。束縛モード搭載されているのか、布団に置いて少しでも私が離れると泣かれます。まさに自由時間も休憩時間も睡眠時間もない自分の時間なんて皆無!出産の前の私にちゃんと細かく教えてあげたい!「理想は捨てろ! 隙間時間は存在しない!割りとワイルドな子育てライフが待ってるぞ!」と。でも不思議なのは、子育てって時が経つと大変だったことすら愛しくなるんだからスゴいですよね。●ライター/kzk
2018年05月09日産後ダイエットをしてきたこの2年を振り返ると、さまざまなことがありました。そこで、あらためて産後ダイエットをして良かったこと、良くなかったことをランキング形式でまとめてみようと思います。まずは良かったことベスト3から!産後ダイエットをして良かったこと ベスト3 3位 肌や髪が20代のころよりも綺麗になったダイエットを始めて食事に気を付けるようになってから、高タンパク+野菜+果物を意識してとるようになってから、肌や髪が20代のころよりも綺麗になりました! ダイエットは痩せることだけではなく、食事を見直すことで身体の組織も変わっていくことが実感できました。2位 自信がつき、性格が前向きになったダイエットを始めるまでは、自分に自信がなく「どうせ私なんて」が心の中での口癖でした。それがダイエットで自己目標を立て、それを達成することで、自信がつくようになっていきました。次第にダイエット以外のことでも挑戦しようという気持ちになり、産後忙しい中でも仕事をして、資格を取って、、と何事にも挑戦するようになりました。1位 着たい服が着れるようになったダイエット前までは、着たい服があってもサイズが合わなかったり、フリーサイズと書かれてあっても着れなくて悔しい思いをしたので、いつしかサイズを見てから判断するようになっていました。それがいつしか、XL→M→Sサイズになり、今では着たいと思った服が着れるように。服を選ぶのがとっても楽しいです。そして、ダイエットを決意した時に目標としていた「スーツを綺麗に着こなせるようになること」。再就職でスーツが着れないのではないかと不安だったのがちゃんと着れるようになりました!産後ダイエットをして良くなかったこと ベスト3そして、次はダイエットをして良くなかったことベスト3。まずは第三位から!3位 寒がりになった太っていたころは夏のエアコンがとっても快適でしたが、今はエアコンが寒すぎて冷えないように気をつけています。職場やスーパーはとても冷えてしまうので、上着必須です。産後ダイエットで体型が変わり、意識も生活も性格も変わるようになり、人生が変わりました。初めから成功していたわけではなく紆余曲折していた時期もあります。その中で、「食事ってこうなんだ」「運動ってこうなんだ」「生活習慣ってこうした方が自分に合っていた」など気付いたことが沢山あります。短期的なダイエットではなく、何歳になっても健康的でいたいから、「ダイエット=生活」と考えるようになり、何歳になっても続けていけることをしようと思います。2位 太ってしまったらどうしようというプレッシャーがたまにあるもともとは食べるのも大好きで、いつ爆食いしてリバウンドするかわからない、いつかまた戻ってしまわないようにしないといけないというプレッシャーはあります。太ることで誰かを困らせることはありませんが、(家族は嫌がるかもですが)緊張感は少なからずあります。1位 太っていたころの洋服をすべて処分することに嬉しい悲鳴なのですが、正直服をオールシーズン総替えすることとなり少し寂しい気持ちとサイズダウンした嬉しい気持ちで断捨離しました。その後は、サイズダウンした服を買うのが楽しみになってしまい、金銭面で厳しかったです。いかがでしたでしょうか。産後ダイエットは、やってみると意外と良い点、良くなかった点がありましたが、やってよかったことの方が多いような気がします。次回からは、産後ダイエットに興味のあるママたちがお子さんと一緒に楽しみながらエクササイズできる「産後-15kg痩せた! MONAのダイエット法 ~子どもと一緒にエクササイズ編~」の新連載が始まります。お楽しみに!
2018年05月08日産後ダイエットを始めてからの、リバウンド体験談です。実は、これまでSNSでリバウンドについてあまり書いたことはありませんでしたが、産後ダイエットを開始してからダイエットがずっとスムーズに痩せていったかというと、決してそうではなく、色々と試してきたからこそ失敗も何度か繰り返しました……。リバウンドした原因は、曖昧な知識でトライしてしまった「〇日断食」。酵素と水だけ、ヨーグルトだけで過ごすものなど、さまざまな種類のダイエットです。ほかにも、「置き換えダイエット」など、3食のうちの1食をスムージーに置き換えるダイエットも試しました。もともと食べることが大好きなのに、それをあえて制限してしまったことでストレスが溜まってしまい、数値だけでみると減量できていたものの、普通の食事をしたら元の体重に戻ってしまい、リバウンドしやすい体質を自ら作ってしまっていたのです。リバウンドの原因は人それぞれあるかと思いますが、私がリバウンドした1番の原因は「ストレス」でした。何より、産後太ってしまった原因も同じくストレス。食べたいのに食べられないストレス、ドカ食いや過食にどうしても繋がってしまっていたので、それに気付いてからは、ストレスのない食事方法をしようと食事制限をすることから、食事改善をすることへシフトチェンジしました。そのため、・夜は糖質オフ・タンパク質たっぷりの食事にする・食べるなら夜寝る4時間前までにする・甘いものが食べたくなった場合、おやつの時間は15時ごろまでにすると、自分の中でルールを決めておきます。また、血糖値を急激に上昇させないよう、あえて「間食」を取り入れるなど「食べて痩せる」ダイエットに定着できるようになりました。もちろん、適度な筋トレも欠かせません。脂肪燃焼と聞くと有酸素運動のイメージですが、同時に、基礎代謝や筋力を上げてくれるので、筋トレなどの無酸素運動も行うことがオススメです。食べることが大好きな分、ちゃんと動いて燃焼できる「燃費のいい身体づくり」に今も奮闘中です!
2018年03月23日「国は現在、『地域包括ケアシステム』を推進しており、今後『施設介護』から『在宅介護』の流れが強まるでしょう」 そう日本の超高齢社会の未来を予測するのは、『介護施設&老人ホームのさがし方・選び方』(サンライズパブリッシング)の著者で、介護施設コンサルタントの齋藤直路さん。65歳以上の人口は現在、3,000万人を超えており、2042年には約3,800万人でピークを迎える。介護の需要が今後ますます増加することは火を見るよりも明らかだ。 しかし施設での介護は、高額な資金が必要になる。 「民間の有料老人ホームは、入居一時金だけで数百万円単位のまとまったお金が必要なケースも多く、生涯の支払い総額が2,000万~3,000万円にもなります」(齋藤さん・以下同) しかし、在宅介護は家族の負担も大きく、介護疲れによる虐待や、介護離職に端を発する貧困など、問題も山積。一方で、頼れる家族のいない独居老人も多いのが実情だ。 そこで現在、国は「地域包括ケアシステム」(前出)を推進している。住まいを中心に、日常生活圏内で病院、介護施設、地域包括支援センター、ケアマネジャーなどが、さまざまな支援や介護、医療、サービスを一体的に提供するものだ。地域のなかで安心して介護や医療などが受けられるシステム作りだという。 「介護を受ける側にとっても、在宅介護のメリットは大きい。たとえば、トランスファーショックといって、自宅とは遠く離れた施設に住むことで、環境の違いに戸惑い、近所との交流が途絶える寂しさを感じる。結果、活動量が低下して、認知機能の衰えが出てしまうこともあるのです」 実際、内閣府の調査でも、「介護を受けたい場所」は、「自宅」と答えた人が全体の34.9%という結果が出ている(平成24年「高齢者の健康に関する意識調査」)。今後、ますます重要性が高まる在宅介護。在宅ではどのような介護が受けられるのか。齋藤さんが解説してくれた。 【1】訪問介護 自力での家事が困難になったり、入浴の介助が必要になったときに、ヘルパーに自宅に来てもらい、サービスを受けること。 「一人暮らしの要介護高齢者にとって、洗濯や掃除、買い物など生活援助も頼める、ありがたいサービスです。食事や入浴、排せつなどの介助で体が触れ合うこともあるので、ヘルパーの人柄も重視しなくてはなりません」 通常、日中がサービス時間となるが、早朝や深夜も対応してくれる事業者もあるという。 【2】通所介護 「デイサービスともいわれ、通所介護施設で、1日をリハビリやレクリエーション、入浴などをして過ごします。もともとは家族の介護負担を減らすために始まったサービスです」 一般的な通所介護は、朝の9~10時に自宅へ送迎車が迎えに来るところから始まる。 「サービスを利用していることを近所に知られたくないという人もいるため、車体に施設名が書いていない、普通の乗用車を利用するなど、工夫している事業所もあります」 施設に到着後は、体操をしたり、入浴の介助を受ける。 「単に入浴するだけでなく、家族では判断しづらい床ずれや栄養状態までチェックしてくれます」 昼食は自費で700~800円ほど。最近は、食事内容も充実してきているという。午後は昼寝をしたり、レクリエーション、リハビリの時間となる。 「リハビリでは歩行訓練や転倒防止訓練、認知機能の予防改善(学習療法、音楽療法)などが受けられます。それぞれの施設の特徴を知って、自分に合った場所を選びましょう」 帰宅は16時くらいになる。 【3】短期入所 2日~1週間ほどの短期間、施設に入って介護を受けること。ショートステイともいわれる介護サービス。 「在宅介護生活は、介護する家族にとっても大きなストレスや疲労を伴います。家族が介護から解放され、ゆっくり過ごして英気を養う(レスパイトケア)ためにも利用されます」 施設によって料金は異なる。 「介護保険で定められた利用料に、施設独自の居住費、食費や生活費が合算されます」 【4】小規模多機能型居宅介護 以上(1)~(3)のサービスを1つの事業所で受けられる、介護業界において、もっとも新しい形態のサービス。 「利用料金は定額制(例・要介護2で約1万5,000円)とわかりやすい。ケアマネジャーの判断で、利用内容と頻度が決められます。訪問から通所、短期入所まで一事業所で依頼できるので、内部のスタッフの連携も取れているところが利点でしょう」
2018年03月14日赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいのはずの家庭に忍び寄る、「産後クライシス」という恐ろしい現象をご存知ですか?すれ違いを防ぎ、夫婦仲を良好に保つためのコツをご紹介します。ホルモンバランスについて知っておく出産すると、女性の暮らしは一変します。それまでどんなに夫のことが大好きだったとしても、それをたやすく上回る存在が赤ちゃんです。すると、これまで気にならなかった夫の言動や見た目、においなどが、やけに気になり始めます。「わたしと赤ちゃんに近づいてほしくない」とさえ思ってしまう場合も。女性は妊娠出産を経て、ホルモンバランスが通常とは違った状態になります。産後の動物は気が立っていて攻撃的になりますが、人間も同じように、子どもを守ろうとする本能がはたらくのです。通常、時間が経てば少しずつ元の状態に戻っていきます。このホルモンの仕組みを夫婦で理解しておかないと、夫は「俺より子どもの方が大事なんだ」とヤキモチを焼き、それに対して妻はどんどん苛立つという悪循環に陥ります。これが、いわゆる産後クライシス(産後、夫婦仲が悪化すること)のきっかけになるのです。家事にまで手がまわらないことを理解してもらう産後、何より重視すべきはママの体力を回復させること。次に赤ちゃんのお世話、家事はもっとも後回しです。産褥期に無理をすると、体の回復が遅くなるばかりでなく、最悪の場合、命に関わることにも……。ママが無理をしないで済むためには、パパをはじめ周りの人の理解が欠かせません。洗濯やゴミ出しなど、パパに代わってもらえるものは徹底的にやってもらえるよう、産前からお願いをしておきましょう。掃除やご飯の用意などは、自治体のサポートや家事代行に頼むことも検討します。1ヶ月だけは、宅食を頼むのも手ですね。どうしたって、赤ちゃんのお世話はせざるを得ません。夜だって数時間おきに授乳が必要になるので、まとまった睡眠時間を確保することもできません。そのうえ家事までなんて、とても無理!これをあらかじめわかっておいてもらうだけで、その後の夫婦関係が変わってきます。まとめ初めての妊娠・出産では、パパもママもわからないことだらけ。手探りで試行錯誤していくなかで、戸惑いや苛立ちを感じることもあるでしょう。その都度お互いにきちんと話し合い、不満を溜め込まないこと。これが、産後クライシスを防ぎ良好な夫婦関係を維持していくコツですよ。Written by 七尾 なお
2018年02月27日産後のママと赤ちゃんのさまざまなケアをしてくれる産後ケア施設。名前は聞いたことがあっても、具体的にどういったところなのか知らない人も多いのでは?というわけで、私が実際に産後ケア施設を利用してみて感じたメリットを紹介します。産後ケア施設ってどんなところなの?日本での出産での入院期間は、自然分娩で5日~7日、帝王切開でも1週間から10日とされています。産後1ヵ月は養生して体を休めて…と言うけれど、退院後待ったなしで始まるのは新生児のお世話と家事。家族のサポートがなければ、それらをすべて1人でこなさなければなりません。そんなママとして最も大変な時期を心身ともにサポートしてくれるのが産後ケア施設です。施設によって詳細は違いますが、子育てが始まったママが休養を取りながら、助産師や看護師のサポートのもと、子育ての情報や技術支援を受けることができるようになっているのが通常です。赤ちゃんは産院でもよく使われるコットで移動するので産後の体でも楽々!赤ちゃんを見てもらいながらゆっくり食事がありがたい!私が利用した産後ケア施設ではケア内容は主に、新生児のケア、ママのケア、そして育児のサポートと大きく3つに分かれていました。新生児のケアは、発育や発達、体重や排便などのチェックをママと一緒に行ないます。排尿と排便は記録する表が用意されており、ママと助産師さんどちらがオムツ替えをしても表に記入する仕組みなっているので、便秘などの症状もひと目で分かるようになっていました。体重は毎日決まった時間に計測時間が設けられていて、その際に助産師さんのアドバイスを受けることができます。ママのケアは、まずは栄養満点のおいしい食事。食事中は赤ちゃんを助産師さんたちが見てくれているので、ゆっくり食事を楽しむことができます。そのほか、個別のカウセリングで細かく対応してくれます。私の場合、睡眠不足でフラフラだった時にこどもを見てもらって半日睡眠を取らせてもらった時には本当に助かりました。また、乳腺炎などの母乳トラブルにもマッサージなどで対応してくれます。そのほか、出産時の会陰切開の傷が治ってないママのためのドーナツクッションや、出産でむくんだ体を癒やすためのマッサージ機や足湯グッズなども豊富に用意してありました。有料ですが、出産でのむくみや乳腺炎などのトラブルにも対応してくれるエステのコースや、母乳外来などもあります。最後に育児のサポート。初産だと手探り状態で始めることになる授乳や沐浴を、しっかりサポートしてくれます。そのほかは、寝ない赤ちゃんやモロー反射で起きてしまう赤ちゃんに抜群の効果を発揮するおひなまきの巻き方や、抱っこひもやスリングのフィッティング、赤ちゃんの爪の切り方など、ベテランの助産師さんが育児のコツを次から次へと伝授してくれました。助産師さんに教えてもらったおひなまき。なかなか寝ないうちの子もぐっすり。ママと赤ちゃんは基本的には個室で過ごすようになっており、個室には、シャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫、空気清浄機、ポット、ドライヤーのほか、ナースコールがついていました。また、和室や洋室両方の部屋があって希望すればどちらか選べるようになっていました。授乳や沐浴はスタッフステーションに隣接したケアルームで行い、ママの食事の間は、ケアルームで赤ちゃんを見ててもらえるのがとても助かりました。気になる費用は?育児の大変さはさまざまですが、厄介なのは出産という大仕事を終えて本調子ではない状態で、待ったなしで育児をしなければならないこと。そんな状態で同じ思いをしているママたちと共に励まし合いながら、育児のプロフェッショナルの助産師の力を借りることができたのは本当に心強かったです。電動バウンサーや授乳クッションなど、豊富なベビーグッズが揃えてあり、購入前にいろいろと試せたのも、その後の育児にとても役立ちました。気になる費用ですが、産後ケアセンターは大体1日2~3万円くらいが相場となっています。一流ホテルに宿泊ができる値段に思わず躊躇(ちゅうちょ)してしまいますが、自治体からの補助が受けられる場合もあるので、お住いの自治体に確認してみてくださいね。また、最近宿泊型以外にも日帰り型の産後ケア施設もあり、こちらの方がお値段が安い場合が多いです。私が利用した施設は現在予約を受け入れしていないので、産後ケア施設の一例として紹介させてもらいましたが、詳細は施設によって違うものの、ほとんどの施設が見学を受け入れていますので、まずは近くの産後ケア施設を見学してみるのがいいかもしれません。ただ、まだまだ数が少ない産後ケア施設ですので、常にキャンセル待ち状態のところも。予約は早めの方が良さそうです。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年02月21日私の産後ダイエットを知ってくださった方から一番聞かれるのが『モチベーション維持はどうしていますか?』という質問です。それほど、みなさんも私と同じようにモチベーションのアップダウンが激しく、産後ダイエットを続けるのが難しい、ということですよね。私は常にモチベーションを高く過ごしているかと聞かれるとそうでもなく、何か目的がないと駄目なタイプです。そう、モチベーションキープのコツは、「目的」がないとなかなか難しいということ。目的は勿論沢山あると思います。ただ、できるだけ目的は、ぼんやりしたものではなく明確なものが一つあるといいと思っています。わかりやすい例で言うと、よく結婚式前に花嫁さんがダイエットを頑張る光景を目にすると思います。彼女たちは「結婚式でドレスを綺麗に着こなす」「大勢の人に注目されるので少しでも綺麗になる」というような目的があるため、ダイエットの成功率はとっても高いと言われているんです。例えば、私の場合は「再就職する上で、面接に着るスーツが入るようにすること」、これを目標にしてからは、「以前に着ていたスーツが着れるようになる」よりも、「スーツが似合う細身の自分」を妄想してワクワクしながら産後ダイエットに励むようになりました。このほかにも…・年子の娘たちと将来一緒に買い物に行ったり、姉妹と間違えられてみたい(笑)・子どもたちから自慢のママだと思われたい・サイズを気にして服を買うのではなく、着たい服を買える楽しみが欲しい・年を重ねていくほど綺麗な女性になりたい。目指すは美魔女!(笑)です・友人から「痩せたね!」と言われたい。(ダイエット始めるまで細いと か言われたことがない)こんなことを目標にして産後ダイエットに挑んできました。たまにお菓子が食べたくなった時など、目標からブレないように目標はきちんと文字にして書き、いつも見える場所(冷蔵庫がオススメです)に貼っておきます。結果、服のサイズは1年でXL→Sサイズに! スーツだけではなく、今では服を選ぶこともこんなに楽しいことだったのかと、アラサーになって初めて知るようになりました(笑)。このように、まずは理想の体型を手に入れたら何をしたいのか、自問自答してみることをオススメします。私も、まだまだ理想の体型まで到達できていません。理想の体型(細いだけでなく、筋肉をつけてひきしまった身体)になったら次の夏こそは海で水着を着れるようになりたいと思っています。
2018年02月17日4歳と3歳の年子の女の子二人を育てるママ、MONAさん。産後ストレスを食事に当て激太りしてしまった子育て奮闘中のママがお金を掛けずに自宅でストレスなく続けられるダイエットを開始。なんと産後15キロの産後ダイエットに成功したのです。今回は出産後、間もなくダイエットを決心したMONAさんのダイエット奮闘記の第三話です。私が産後ダイエットを決意したのは、二人目を出産した1年後の2016年から。まず食生活の見直しからはじめました。ダイエット前の食生活を箇条書きにしてみると…・冷凍庫にレンジでチンすればすぐに食べられるもの(たこ焼き・唐揚げ)・お菓子BOXには常に満タン(子供用、自分用)・朝食は、仕事をしていた時はコンビニでおにぎりのみ・産後は朝昼兼用でがっつりメニュー(ラーメンなど)・昼食は簡単なもの=炭水化物だらけ。袋麺、炒飯、パスタなど・夜ごはんを食べて、寝かしつけ終わりにまたお菓子やアイス・ストレスを感じたら満腹になることでストレスを解消書き出してみると、よくこんな生活をしていたものだなとゾッとします。■産後ダイエットを始める前までの生活1番の原因はストレスが溜まりやすい環境を自分で作っていたことです。地元が遠く、身寄りも知り合いも少なかったので、出かける先は近所の公園やコンビニ、スーパーのみ。唯一の楽しみはお菓子コーナーで新作のお菓子(主にポテトチップス)を食べることでした。特に2人目の産後は、慣れない年子育児で寝不足になってしまったのと、寝不足になることでいつもお腹が空いていて、食べていないと満足できなかったことでした。荒療治かもしれませんが、まずは1番太ったのではないかと思われるポテトチップスや冷凍たこ焼きを断ち、規則正しい食生活にすることから始めました。それまで、週4、5日のペースで食べていたので最初は頭の中がお菓子のことでいっぱいになるほど辛かったですが、私の場合、辛いのは最初の1週間だけでした。スナック菓子を断つようになってからは、嘘のようにお菓子を食べなくても平気になったので、次のステップへ進むことができました。しかし、スナック菓子を断つことは出来ても、基本的には食べることが大好きだったので、食事制限は無理だな……、と思っていました。そんな矢先、工夫すればきちんと食べても痩せることができる糖質オフにたどり着いたのです。■私が産後ダイエットは始めた時期ちなみに、私が産後ダイエットを始めたのは、下の子の卒乳が終わってから。授乳中の食欲は産前よりも増しますし、ママの体も本調子ではないので、あまりおすすめできません。しかし、私は卒乳後も授乳中のように炭水化物が大好きなことに変わりはありませんでした。そこで、まずは試しにと色々と糖質オフのメニューを勉強してみることに。すると、好みのメニューが沢山あることに気付き、産後ダイエットを始めた2年前から今もなお、継続して糖質オフをしています。ただ、徹底したスーパー糖質制限ではなく、パワーのいる朝や昼は炭水化物(玄米など)OK、夜のみ糖質オフという食生活が根付くようになりました。※この連載は筆者のMONAさんが出産してから1年後の2016年から始めた独自のダイエット方法を綴っています。あくまでも筆者の体験談であり、痩せることを保証する内容ではありません。
2018年01月27日ママになると赤ちゃんを抱いたりあやしたりするので首や肩のコリが辛く、さらにコリからくるしびれや頭痛、ひざや腰の痛みなど、さまざまな不調に常に悩まされるもの。そんな痛みや、産後の体型やダイエットの悩みからママたちを救ってきたのが骨盤矯正パーソナルトレーナーの中村奈緒子さん。第一子出産後に、自ら考案した『おしりリセットダイエット』を実践し、産後太りからなんと12kgもやせただけでなく、O脚や外反母趾、骨盤のゆがみまでも改善したと言います。前回の記事では4週間、3つのエクササイズで効果的にやせられる「おしりリセットダイエット」の第1週目、「ゆがみ解消」のストレッチに触れました。今回は、子育てや家事をしながら簡単にできる「ながら体操」をご紹介します。■いつもの習慣を「少し」変えるだけ「ながら体操」のポイントは、いつもの動きを少し変えるだけ。日々、無意識に行っている歯磨きや料理など毎日のルーティーンワークの “ついで” に、あるいは、おむつ替えや子どもの抱き上げ、ベビーカーでお散歩などの“ついで”だから続けやすい!今回は、1)「歯磨きしながら」2)「お皿を洗いながら」3)「おむつ替えしながら」4)「ベビーカーを押しながら」5)「テレビを見ながら」この5つのシーンごとにできる「ながら体操」をご紹介します。ぜひ覚えて今日から取り入れてみてください。■1) 歯磨きしながら、お腹がへこみ、美脚に脚を肩幅に開き、つま先立ちになって歯磨きする。体幹筋を使い、お腹がへこみ、おしりもキュッと上がる! かかとを内側に向ければ美脚効果も。■2) お皿を洗いながら、ヒップアップ&腰痛防止脚を大きく開き、踏ん張ることでヒップアップ! この体勢だと首が前に行き過ぎないので、腹筋がつきやすくなり、下半身を使うことで腰痛防止にも。■3) おむつ替えしながら、腰と背中に効く片足開脚しておむつ替えをする。背骨をまっすぐにしながら、おしりを後ろに伸ばす。辛ければ伸ばしている脚の膝を曲げてもOK。■4) ベビーカーを押しながら、脂肪燃焼力アップ&ヒップアップ骨盤を垂直に立たせ、肘の角度が90°になるようにベビーカーのハンドルを持つ。おしりを後ろから押されるようなイメージで脚を大きく開き大股で歩くだけ。ベビーカーのハンドルを持つ位置が低いと、余計な力が入り、二の腕が太くなったり、肩や首コリの原因に。■5) テレビを見ながら、ヒップアップ&美脚に横向きに寝て体を垂直にし、首が沈まないように上半身を引き上げ、下の手で頭を支える。脚の裏で壁を押すようなイメージで上の脚を上げて小さく回す。骨盤を垂直に安定させて行うのがコツ。いかがでしたか? すぐにでもトライできて、毎日続けやすいのが「ながら体操」。コツコツ続けることで筋肉量が増えて基礎代謝も上がるので、よりやせやすい身体に近づきます。「育児や家事で疲れ果て、『おしりリセットダイエット』のエクササイズに取り組む気持ちになれないときにもおすすめです。腰痛や肩こりなどの慢性痛は、イベントのように月に1回や2回エクササイズを行うよりも、日々の生活にちょこちょこ取り入れて、動かすほうが改善しやすいですよ」(中村さん)。赤ちゃんをあやしながら、また、子どもと一緒にできるエクササイズなど、ほかにも、中村さんの著書『おしりリセットダイエット』に詳しく掲載されています。「ながら体操」だけでも身体のコリはだいぶ楽になり、新陳代謝もアップしてダイエットにつなるそう。「おしりリセットダイエット」と組み合わせれば、より効果的に美ボディに近づけそうですね。 『おしりが変われば全身するっとやせる。おしりリセットダイエット』 中村奈緒子著 (主婦の友社) 中村奈緒子さん プロフィール骨盤矯正パーソナルトレーナー。整体トレーニングルーム&スクール・ナオコボディワークス主宰。6年間で累計8000人以上ものママをキレイな身体に導いてきた産後ケアのスペシャリスト。自身も独身時代から、肩こり、腰痛、O脚、外反母趾、肌荒れ、自律神経の乱れなどを経験。出産を経験して骨盤のゆがみや身体のしびれを自覚、メンテナンスのためにヨガ・整体・ピラティスにはまる。そこから身体の奥深さに興味をもち、骨盤矯正パーソナルトレーナー&整体師に。パーソナルトレーニングは予約がとれないほどの人気。・NaokoBodyworks ・中村奈緒子オフィシャルブログ 骨盤矯正×ダイエットトレーニングメソッド
2018年01月22日以前、産婦人科の先生に“産後うつ”について取材にした時のこと。「産後うつは、ママだけでなく、パパもなるんですよ」と言われ、衝撃を受けました。「出産をしていないパパが、なぜうつになるの?」と疑問がいっぱいでした。なぜパパが“産後うつ”になるのでしょう?「広尾レディース」院長で医学博士の宗田 聡先生によると、“産後うつ”は“うつ”と同じで、男女問わず几帳面な性格・真面目な人がなりやすいです。産後の定義が、産後1年のため、“産後うつ”とされてしまいますが、ママはもちろん、パパにも十分になる可能性があるといいます。約10人に1人がなると言われる“産後うつ”。パパもなる可能性が「“産後うつ”は、約10人に1人がなる可能性があると言われています。ママはもちろん、パパも同じ割合でなる可能性があります。国立成育医療研究センターの2016年の調査によると、産後の父親の約17%に産後うつのリスクがありました。初めての育児や慣れないお世話が大変なのは、パパも同じです。最近はイクメンも増えてきて、育児するパパが普通になってきました。そんな中で『きちんと育児をしなくては』『決めた通りにちゃんとしないと』とストレスを感じてしてしまい、“うつ”になってしまうことがあります」“うつ”になる原因は2つ。もともともっている真面目・几帳面といった性格的要因に加えて、「弱音を吐けない」「自分1人でうまくやらなければ」など、周りからのサポートがない状況で、1人で育児をしているように感じる環境要因が混ざり合って、“うつ”になってしまうのだとか。「『うちのパパは大雑把だから大丈夫』『近くに実家もあるし安心だよね』と思わず、どちらかの要因だけでも“うつ”になることもあるので注意しましょう。以下に“うつ”でないかをチェックする項目を挙げました。子育て中なら夫婦でチェックしてみて、お互いにどんな状況で育児をしているか、よく話し合い、共有しておくと安心ですよ」産後うつを簡単チェック! こんな症状ありませんか?□眠れない□やる気がおきない□疲れやすい□ちょっとしたことで涙が出る□イライラする□情緒不安定になる□いろいろなことに興味がもてない□赤ちゃんがかわいく思えない「これらの症状が1つでもあるようなら、定期検診の際に産婦人科医や助産師さんに相談したり、区や市の保健師さんに相談してみると良いでしょう」「出産したママだけのもの」「ホルモンの乱れが原因」と勘違いしていた“産後うつ”。イクメン全盛期とはいえ、パパも初めての育児に不安に思ったり、孤独を感じたりするのは普通のことだと思います。1人で育児を抱え込まないで、友人や周りの人に相談することも大切な息抜きになります。無理をせずに夫婦でお互いに気遣いながら、楽しく子育てをしていきたいものです。取材協力/・宗田聡(そうださとし)医師:医学博士・産婦人科医。著書に「EPDS活用ガイド」(南山堂刊、2017年10月発行予定)「これからはじめる周産期メンタルヘルス-産後うつかな-と思ったら-宗田-聡」「これからはじまる周産期メンタルヘルス」(南山堂刊 )など・広尾レディース<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年10月12日「知的障害者施設」とはどんな施設?受けられる支援・サービスはどんなものがあるの?出典 : 知的障害のある人を対象とした施設を指す言葉として、「知的障害者施設」という一般名詞がしばしば使われていますが、実は現在、法律や制度上では「知的障害者施設」という公的施設は存在しません。そのため「知的障害者施設」と聞いて、思い浮かべるイメージは人によってばらつきがあります。障害者施設は大きく「通所支援」と「入所支援」の2つに分けられます。前者は、施設に通いながら支援やサービスを受ける施設と、後者は、施設への一定期間の滞在が必要な施設です。また、一つの施設で複数の施設の機能を兼ねている場合もあります。この記事では、知的障害のある方が利用できる施設にはどんなものがあるのか、それぞれの施設で受けられる支援やサービスをご紹介します。まずは、国で障害者に対する支援を定めている法律とのつながりをご紹介します。「障害者総合支援法」の前身である「障害者自立支援法」の施行により、福祉サービスの内容や名称が変わりました。それまでは、障害の種類(身体障害、知的障害、精神障害)ごとに行われていた福祉サービスがひとつの福祉サービスに統一されたのです。現在では、知的障害のある方のみのための施設というものがあるわけではなく、障害者総合支援法で定められている「障害者」の方々のための施設とサービスが運用されています。これらの法律の改正により障害者施設の名称も変更になりましたが、以前からの名称を変更せずに「知的障害者」を施設名に使用している場合もあります。それぞれの施設で受けられるサービスの内容は、障害者総合支援法によって決められています。福祉サービスの詳細や手続きについては以下の記事をご覧ください。また、18歳未満の障害者児童を対象にした支援は児童福祉法によって定められています。児童福祉法では、障害のある子どもたちの健やかな発育を支えるためにさまざまな支援が定められています。どのような施設でどのような福祉サービスが受けられるのか、具体的にご紹介します。子どもを対象とする知的障害者施設出典 : ・児童発達支援センター/児童発達支援事業所主に未就学の障害のある子どもの発達や生活自立などを支援します。ソーシャルスキルトレーニングなどの療育を行う施設や、保育園や幼稚園のように遊びや学びの場としての機能のある施設もあります。お住まいの自治体によっても異なりますが、施設を利用できる条件に障害者手帳の有無は関係ない場合もあります。・放課後等デイサービス放課後等デイサービスとは、児童福祉法の中で定められている障害児通所支援のひとつです。種類は以下の2種類があります。小学生から高校生の就学児童が基本的な対象ですが、支援が継続して必要だと認められた場合は、20歳まで利用することができます。1.学習塾タイプ・・・学習面での支援を中心に行っている事業所もあります。2.預かりタイプ・・・学童保育のように、放課後の子どもに安心して楽しく過ごせる居場所を提供します。最近では、学習支援だけではなく、日常生活で必要になるソーシャルスキルなどを教える施設も増えてきました。放課後等デイサービスの中でも、実際に提供しているサービス内容に差がある場合もあります。お子さんが実際に通うかどうかを検討する際には、ぜひ一緒に施設に足を運んで、子どもの特性に合う施設かどうかを検討しましょう。さまざまな理由で保護が必要な障害児や、日常生活に関する障害児を対象に生活支援を行う施設が障害児入所施設です。知的障害に限らず、身体障害・精神障害・発達障害のある児童が対象になっています。さらに、この対象児童に手帳の有無は関係なく、児童相談所、医師等により療育の必要性が認められた児童が対象になります。障害者児入所施設には、医療型と福祉型の2種類があります。福祉型の施設では、保護、日常生活の指導、知識技能の付与に関する支援が受けることができ、医療型になるとそれらに、医師による治療が加わります。障害児支援について | 厚生労働省障害児入所支援 | 厚生労働省大人を対象とする知的障害者施設出典 : 大人を対象としている知的障害者施設で受けられる支援やサービスは大きく分けて2つです。1つ目は、食事や生活も含め自立した日常生活を送るために必要な訓練をうけることができる「訓練等給付」です。2つ目は施設に入所した際に主に夜間などに日常生活に関する支援や緊急の対応が必要になった場合に対応してもらえる「介護給付」があります。上記の2つの障害者福祉サービスのほかに、市町村にて障害者の方々の生活を支援・サポートを行う事業として、「地域生活支援事業」があります。この事業によって運営されている施設もあり、施設の名称や種類はさまざまです。いくつかのお支援やサービスを同じ施設は多機能型事業所と呼ばれています。施設名称から支援やサービスを判断することは難しいので、現在、自分に必要な支援やサービスを知ることが施設選びには重要になります。参考:厚生労働省サービスの体系・自立訓練(1)生活訓練障害者支援施設もしくは障害福祉サービス事業所などと呼ばれる施設で受けられる支援になります。入所施設を退所された方や、特別支援学校を卒業した方、継続した通所によって生活能力の向上のための支援が必要な方が対象になります。働くための第一歩をこのサービスで受けることが多いようです。簡単な作業やソーシャルスキルの練習などがあります。さらには、「自分らしい生活」を考えるためにヨガやダンスなどのプログラムを提供している施設もあります。自分にあった施設を選ぶことで、本人の自立につながるよりよい支援を受けることにつながります。(2)機能訓練知的障害と身体障害を合併している場合、リハビリなどの支援を受けることができます。それらの理学療法を含みながら本人の自立訓練を行うときには、この機能訓練を利用します。自宅で受けられる訪問サービスもあるので自身の症状にあわせてサービスを選ぶことができます。・地域活動支援センター職業訓練と地域との交流をメインとした施設がこの地域活動センターです。芸術品の作成などの文化的な創造活動などを行っている施設も多くあります。先ほど紹介した自立訓練や下記で紹介する就労支援を目的としているわけでなく、あくまでも相談支援やコミュニケーション活動を目的とした施設になります。・通所型生活介護自宅から通い、日中の入浴・排せつ・食事などの介護といった必要な日常生活上の支援や、創作的活動・生産活動の機会の提供のほか、身体機能や生活能力の向上のために必要な援助を行います。安定した生活を送るため、常時介護などの支援が必要な方を対象としており、障害支援区分が区分3以上(年齢が50歳以上の場合は、障害支援区分が区分2以上)に該当する場合利用できます。・日中一時支援普段、支援やサポートをしている方が何らかの理由で介助を行えなくなった場合に、一時的に預かってくれる支援があります。日中の時間を対象に行っているサービスです。年齢制限もなく、18歳以上でも利用することができます。詳しい受け入れ先の施設に関しては各市町村の窓口にお問い合わせください。参考:厚生労働省地域活動支援センターの概要参考:日中一時支援事業と児童デイサービス|厚生労働省・宿泊型自立訓練宿泊型自立訓練事業所は、障害者総合支援法に定められた自立訓練(生活訓練)の対象者のうち、日中、一般就労やほかの障害福祉サービスを利用している人を対象に、夜間の居住場所を提供します。この中には同じ敷地内の日中活動サービスを利用している人も含まれます。地域での自立した生活を目標に、食事や家事等の日常生活能力を向上するための訓練や、 日常生活に関する相談支援などを受けることができます。日中のサービスと併用すれば、昼夜を通して、自立に必要なさまざまなサポートを受けることができます。利用者ごとに、標準利用期間が決められていて、原則2年間(長期入院者等の場合は3年間)とされています。お住まいの市町村で利用者の現状に合わせて、施設の利用継続が可能かどうかが決められるので更新が必要になります。詳しくはお住まいの市町村の障害者福祉課などの窓口にお問い合わせください。・共同生活援助(グループホーム)日常生活に関する支援や訓練ではなく、入浴・食事などの介護や家事をしてもらいながら生活していく施設としてグループホームがあります。日中は地域の生活介護事業所を利用したり就労したりしながら、主に夜間の生活介護を受け、グループホームで暮らす人が多いようです。宿泊型自立訓練事業所と同じように、お住まいの市町村の障害者福祉課などの窓口にお問い合わせください。・施設入所支援主に夜間の生活介護の支援を行います。暮らしの場の提供、入浴、排せつ、食事、着替えなどの介助、食事の提供、生活等に関する相談、助言、健康管理などを行います。障害者総合支援法では日中の生活介護と別のサービスですが、同じ施設で生活介護、自立訓練または就労移行支援の対象者に対し、日中活動とあわせて、一体的に夜間のサービスを行う事業所が多いようです。・短期入所日中一時支援では日中のみでしたが、短期入所の場合は夜間でも必要な支援や介護を受けることができます。介護者の休息にもなる一面もあるので、様々な事情を踏まえた上で一度短期入所を利用することも可能です。参考:地域相談支援(地域移行支援・地域定着支援)の利用者数実績等 | 厚生労働省知的障害の方が受けられる仕事に関する支援には、本人の特性を生かすために職場に近い環境で自立訓練などを行ったり、職場を見つけ働き始めてからも周りの方からの理解を得るための支援が含まれています。就労支援の対象者は障害のある65歳未満の方で、就労を希望されている方になります。「障害者総合支援法」における就労支援は大きく分けて就労継続と就労移行の2つがあります。働くために必要な知識や能力を養ったり職場体験を行うのが就労移行支援です。就労移行支援を利用したけれども就労に繋がらなかった場合は、就労継続支援サービスを利用することによって、福祉事業所で仕事をすることができます。・就労移行支援事業所就労移行支援の利用者は、就労移行支援事業所に通所してサービスを利用します。そこでは、スタッフとともに個別の支援計画を作成し、働くために必要な知識・能力を身につけるトレーニングや、その人に合った職場探しのサポート、就労後の職場定着までのアフターケアなどを受けることができます。詳しくは以下の記事をご参照ください。・就労継続支援A型/B型事業就労継続支援A型とは支援を受けながら、施設と利用者で雇用契約を福祉作業所と結び働くことを指します。就労継続支援B型は、就労移行支援や就労継続支援A型の利用経験をした上で、年齢や体力の面で雇用が困難な方を対象としたサービスです。施設との雇用契約は結びませんが、生産性にこだわらず自分のペースで働くことができます。サービスの体系|厚生労働省それぞれの「知的障害者施設」に関する申請方法出典 : すべての施設において、市区町村に申請を行うことが必要です。受けたい支援に関する相談や申請に関する相談などを行える窓口として「障害者相談支援センター」が設置されている市区町村もあります。相談者の悩みに応じて支援計画を考えてもらうこともできるので、一人で悩まずに専門家に相談しましょう。障害者児対象の施設は以下の記事をご参照ください。その他の施設は障害者福祉サービスに含まれますので以下の記事をご参照ください。それぞれの「知的障害者施設」にかかる費用出典 : これまで紹介してきた施設は一定の金額を負担すれば、すべての必要な支援を受けることができます。年収によって負担する額は決められています。グループホームなどの特定の施設を利用する場合には負担額が変更になる場合もあるので、自身が利用したい施設とサービスにかかる費用をそれぞれの市町村の窓口で確認することをおすすめします。障害者の利用者負担|厚生労働省障害者福祉:障害児の利用者負担|厚生労働省まとめ出典 : 法律の改正によって変更された施設の名称が、世間一般には浸透していないことも多く、施設の名前から利用できるサービスを想像することが難しいこともあります。子どもの成長に合わせて、利用できる施設も変わりますし、必要になるサービスも変わっていきます。本人に必要な支援は医師からの診断などで知ることができますが、必要な支援を正しく行ってくれる施設を見つけることも重要になります。施設を見つける際には、本人がどんな支援やサービスを必要としているかを考え、お住まいの自治体の福祉担当窓口で受けられる支援・サービスを確認することをおすすめします。支援・サービスごとに施設がまとめられている場合が多いので探す手間が省けることもあるかと思います。実際に必要な支援を受けられる施設を探し、利用するまでの道のりは大変なときもあるかもしれません。周りの方や市町村の窓口にも相談しながらよりよい支援を見つけることにつなげていただければと思います。
2017年07月13日亜耶バネッサの産後ダイエットトータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサは、妊娠を機に25kgの激太り。産後8ヶ月ぐらいは全く痩せなかったという彼女を変えたのは、週一回のストレッチとキックボクシングだった。姉である美希レベッカのストレッチで身体をほぐし、伊原ジムのキックボクシングで、動きをつけながら、さらに身体を伸ばしたという。さらに、SSS渋谷店のスーパートレーナー越前によるストレッチを受け、身体が柔らかく使えるようになったことで、どんどん痩せ始めたと、自身のオフィシャルブログに綴っている。亜耶バネッサ オフィシャルブログには、激太りをした産後2ヶ月頃の写真と、本来の自分を取り戻したという、現在の写真がアップされている。衝撃のBefore & Afterを、その目でチェックしてみてはいかがだろうか。亜耶バネッサとはトータルビューティーアドバイザーとして活躍している亜耶バネッサは、兵庫県神戸市出身。空手ジュニア全国・世界大会チャンピオン、女優、モデルなど異色の経歴を持つ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、Be-STAFF Makeup Universalにてヘアメイクの技術を取得。現在は、メイク、ヘアスタイル、姿勢、メイクカラーをトータルでサポートするビューティーアドバイザーとして活動している。(画像は亜耶バネッサ オフィシャルホームページより)【参考】※亜耶バネッサ オフィシャルブログ※亜耶バネッサ オフィシャルホームページ
2017年05月31日産後になるとお腹がたるんだ状態になるのがほとんどです。そこで、そのたるんだ状態を戻す方法について解説していきます。出産後の体重増加の原因まず太る原因について解説します。太るということは体重増加を意味し、その原因は食事の多量摂取だけとは限りません。生活習慣の乱れによって太ることがあるだけでなく、運動不足にある人は、標準の食事量をとっても太る傾向にあると考えられます。さらに、睡眠不足やストレスなど、さまざまな要因で体重増加につながる可能性もあります。産後すぐは、育児のために睡眠不足になったりストレスを感じたりすることが多くあります。それらの要因が影響して、体重増加につながると考えられます。そして、メタボリックシンドロームなど、腹部を含む体に脂肪がつくようになります。妊娠してお腹の胎児が成長すると、同時にお腹が膨らみます。しかし、出産した後になっても、その影響でお腹がたるんだ状態になります。妊娠前の状態に戻るには時間がかかり、おおよそ6〜8週間で元に戻るとされています。その期間を「産褥期」と呼びます。膨らんだ子宮が妊娠前の元の大きさに収縮していく期間で、出産から4週間ほど経過すると、子宮が元の大きさに近づくとされています。妊娠中でもそうですが、出産後でもケアは大事です。体の変化に合わせてケアを行っていくとよいでしょう。お腹のたるみを引き締める方法出産してもお腹のたるみというのが残り、元に戻る期間は上に説明したとおりです。しかし、一般的な要因で太る可能性もあり、それを視野に入れたセルフケアが求められます。そのセルフケアとは、お腹引き締め法です。内容は、お腹を引き締めて、1人の子供を産んだとは思えないと思われるくらいの体型を取り戻すというものです。自宅にいると仮定し、どのようなお腹引き締め法があるのか、次にあげて解説していきます。まずは生活習慣の見直しをいくら産後のお腹引き締め法を行っても、生活習慣を規則正しく改善しないと、その効果が失われるだけでなく、病気などにかかる確率も高くなるでしょう。まずは、生活習慣の乱れを改善することから取り組みましょう。改善する部分をあげるとしたら、禁煙と禁酒を心がける、朝食を必ずとること、規則正しい睡眠を心がけるなどです。間食については、ほどほどにしましょう。食生活編妊娠して出産するということは、大量のエネルギーを使うということになります。出産した後、やるべきことは消費したエネルギーを回復することです。そのためにはまず、栄養バランスが整えられた食事をとり、健康的な体にすることが求められます。まずは主食、汁物、主菜、副菜を揃えることを始めましょう。主食は米、パン、麺類などがあげられますが、普段食べている主食でもいいでしょう。汁物は基本的にみそ汁です。主菜は肉や魚や卵などを中心とした料理などがあげられますが、納豆や豆腐などの大豆製品を積極的にとることをおすすめします。副菜は緑黄色野菜を中心に、ミネラルやビタミン、さらに葉酸などの栄養素を摂取することが求められます。そのほかに、牛乳などの乳製品、果物なども積極的にとりましょう。ストレスや睡眠不足、不規則な生活からの過食を控え、バランスのよい食事をとることが大事になります。バランスのよい食事を行うことが母乳育児に最適になります。ただし、食べすぎないように注意しましょう。妊娠や産後などに向けた料理でも、必要以上に食べると太ってしまう可能性があります。体操・エクササイズ編エクササイズを行うことで運動を維持するだけでなく、その過程で腹筋を鍛えてお腹のたるみを解消することが期待できます。普通のエクササイズでも問題ありませんが、産褥体操と産後体操という2つのエクササイズがおすすめです。産褥体操産褥体操の目的は、妊娠と出産によって伸びてしまった筋肉と関節を戻す、血行をよくする、子宮を早く回復することなどがあげられます。始める前に産婦人科の医師から運動を止められている場合は了解を得ましょう。出産直後に体操を行うと体に負担がかかるので、最初は軽く行い、もし痛みが現れたら中止するようにしましょう。産後体操産褥体操の続きとなります。産後から5週目に入ったとき、産褥体操から産後体操に移りましょう。5〜8週目は全身の緊張と脱力の体操を行います。まず横になります。息を吐きつつ頭の先からつま先までピンと伸ばして緊張状態に入ってお腹をへこませます。そして、息を吐きながら緊張を解いてリラックスします。次は全身の曲げ伸ばしです。鉄棒や柵などといった掴むところがあることを前提に説明します。付近にあるものを掴んで、体育座りのように全身を縮こませて、肩の力を抜いてリラックスします。そして、足など全身を伸ばします。ただし、腰に不安がある場合はしないようにしてください。そして添い寝体操です。横になって、赤ちゃんがいることを前提に説明しますと、その状態で赤ちゃんがいる方面に体を横にします。下の足で安定した後、上の足を天上に伸ばすようなイメージを持って、ゆっくりと上げ下げします。最後に足踏み腹筋です。普通の腹筋のように体を上げ下げしますが、このとき、上半身を起こした状態で足踏みすることです。左右の足を交互に引き上げ、小さく動かし、そしてゆっくりと大きく動かすようにします。監修:神林由香
2017年04月30日こんにちは、ママライターのましゅままです。出産が近づいてくると、お産や育児の準備だけでなく、産前産後のママのヘアケアのことも考えなくてはなりません。出産前後の美容院のタイミングを悩むママは多いです。どれくらい大きなおなかで行っても大丈夫なのか?臨月に入ってしまったらやめたほうがいいのかな?赤ちゃんが生まれたら次はいつ行けるんだろう……などなど気になるポイントが盛りだくさん。今回は、先輩ママに聞く産前産後の美容院のタイミングについての体験談をご紹介します。●先輩ママが産前産後に美容院に行ったタイミング『出産前に最後に美容院に行ったのは9か月のとき。カット、カラーをしてもらいました。ちょっと短めにカットしてもらい、髪も暗めのカラーにしてもらいました。産後は約3か月くらいで行けたかな……。子どもを連れて行くのは無理そうだったので主人に見てもらって、授乳と授乳のあいだにカットしてもらいました!妊娠前からの行きつけの美容院なので、時間がないことを伝えて2時間以内に終わらせてもらいました』(30代/男の子ママ)9か月でもかなりおなかは大きいですが、出産予定日間近に行くより安心感がありますね。産後のことも考慮に入れて、妊娠中から行きつけの美容院を探しておく と通いやすいです。託児付きの美容院もありますので検討してみてくださいね。『わたしはギリギリまで仕事をしていたので、美容院に行けたのは臨月に入ってからでした。おなかが大きいため、ずっと座ってるとおしりや腰が痛くなるかな?と思いドーナツクッションを持ち込まさせてもらってなんとかしのぎました。もうしばらく行けないから!と思ってボブに初挑戦してみたのですが、乾かすのはとっても楽なんですがブローが大変だし、意外と結べないのがお産のときも邪魔だし、産んでからも授乳中に髪が落ちてくるのが気になるし、ちょっと失敗したかなと思いました。ボブの形をキープするために産後は1か月くらいで結局また美容院に行きました。いまは結べるようになるまで伸ばしてます』(20代/女の子ママ)臨月近くになった妊婦さんでも、施術を断る美容院は少ないです。筆者も最後の美容院は予定日の2週間前でしたが、家の近くの美容院を選び、むくみ対策で足を温めたりマッサージをしたりして、数時間の施術もなんとか耐えられました。ママ=ショートヘアというイメージがありますが、意外とロングヘアのほうがまとめられますし、美容院へ行くスパンも長めにとることができます 。ただ、ブローに時間がかかるためお風呂上りは大変です。『もともとマメに美容院に行くので、妊娠中も月1回は美容院へ通っていて、出産予定日2週間前くらいまで通う予定でしたが、後期つわりがひどく7か月のときのカットが最後になりました。出産後は1か月半でまたカットへ。赤ちゃんがおとなしくてよく寝る子だったので、ベビーカーに乗せて連れて行きました』(20代/女の子ママ)後期に最後の美容院へ行く予定を組んでおいても、後期つわりやむくみ、腰痛、切迫早産などで思いがけず体調が崩れてしまうこともあるので、体調が良い時期に一度は美容院に行っておくことをおすすめします。赤ちゃんを連れて美容院を予約する際は、必ずベビーカーのスペースを取っていただけるか事前に確認 をしましょう。『妊娠7か月くらいでカットとパーマ、臨月に入ってすぐにカラーをしに行きました。カラーは根元が伸びてきてもわかりづらいグラデーションカラーにしてもらいました。長さは鎖骨くらいの長さにしてもらい、しばらく伸ばすことにしました。パーマのおかげでブローはラクだし、ある程度長さもあるからまとめるのも簡単。グラデーションカラーのおかげで根元も気にならずで産後もしばらく美容院に行かずに済みました。パーマが落ちてきた産後5か月くらいで初めて美容院に行ったかな。授乳間隔もかなりあいていたので、子どもも連れて行きました!』(30代/男の子ママ)グラデーションカラーはどんな長さでも抜け感が出せるうえ、根元が伸びてしまってもわかりづらい のでマメにリタッチできないママにはおすすめ。パープル系やグレーの色味を加えたアッシュや、赤みをおさえたベージュ系がママらしく落ち着いたカラーですね。毛先はカールがあったほうがグラデーションのカラーも出やすく、スタイリングも時短できるのでパーマもかけておくと便利です。●体調や赤ちゃんのご機嫌しだいで美容院のタイミングも選べるいかがでしたか?妊娠中は時期によって体調も変わりやすいので、ご自分のコンディションで行きやすい時期に行けば大丈夫。妊婦さんはお断り、という美容院は少ないですが、長時間座ることを想定した対策 は考えておいたほうがベター。トイレが近いことや、クッションを持ち込むこと、姿勢を変える必要があることを伝えておきましょう。また、なるべく自宅やお産をする産婦人科から近い美容院を選択するようにしましょう。産後は美容院へ行く時間はママの大切なリラックスタイムとなりますので、ご主人やご実家に預けられるようならなるべく預かってもらって、ママは羽を伸ばせるようにしましょうね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年04月10日出産という大仕事を終えると、独特の奇妙なハイテンションに陥ってしまうことがあります。それが「産後ハイ」。これは決して珍しいことではなく、産後の女性なら誰にでも起こりうる体や心の変化です。多少であれば「ママらしくなったんだなあ」と微笑ましく受け取ってもらえますが、行き過ぎると大変。煙たがられるだけではなく、ときには周囲をイラつかせ、多大な迷惑をかけてしまうこともあります。今回は、そんな「産後ハイ」についてまとめました。一体どのような状態になってしまうのでしょうか。●(1)「出産すべき」「授乳は神々しい」……価値感の押しつけ『子どもを産んだとたん、「母親になるって素晴らしい、女に生まれたなら出産するべき! 」と全方位に向けて主張するようになった妹。アラフォー彼氏ナシの私に向かっても「お姉ちゃんは人生損してる。グズグズしてると間に合わなくなるよ」と言い始めて超ウザかったです』(39歳女性/独身)確かに、妊娠や出産は女性の特権。人生の一大イベントでもあるため、その経験を語りたくなってしまう気持ちも分かります。でも、誰もがその話に興味をもつわけではありません。中には不快に感じる人もいますので、注意したいところですね。更に上を行く、こんな産後ハイの話もありました。『友人は産後、買い物先、飲食店、移動中の電車の中……どこにいても構わず堂々と授乳しちゃってました。人の目があるからやめなよ、せめて授乳室使いなよと指摘すると、「授乳は恥ずかしいことじゃないでしょ?むしろ神々しいくらいだと思うけど?」と反論してくる始末。あまりにもヒドイので、ちょっと距離をおきました』(35歳女性/2児のママ)いわゆる“公開授乳”という行為ですね。授乳そのものは赤ちゃんに栄養を与えるための重要なことですが、公の場で行うことには賛否両論があります。少なくとも、授乳室がある場所ならそこを使うのが最低限のマナーではないでしょうか。●(2)赤ちゃん写真連投、授乳フォト大公開……SNS上のトラブル『同僚は産後、1日に何回もSNSを更新するようになりました。私のタイムラインが彼女の赤ちゃんと、添えられた謎のポエムで埋め尽くされたので、そっとフォローを解除しました……』(22歳女性/独身)これはよく聞く話ですね。本人にとっては悪気なく、むしろ独り言に近い呟きなのかもしれません。しかし、その呟きはフォロワーのタイムラインに流れていきます。相手のことを考え、過剰な連投は控えたほうがいいでしょう。『トップやアイコンの写真が、スタジオで撮ったらしい授乳フォトに変わっていました 。目のやり場に困るし、正直言ってそんなの見たくないですよね。撮影するにとどまらず、全世界に発信しちゃうあたりが産後ハイの恐ろしいところですね』(32女性/1児のママ)再び出ました、授乳に関するエピソードです。何気なくネットサーフィンをしていて、知り合いの授乳フォト画像にぶちあたってしまったら……軽くトラウマになってしまうかもしれません。撮影したものは、あくまで個人で楽しむにとどめておきましょう。●(3)寝付きが悪くなった、という人もかつて自分自身が産後ハイに陥っていた、と語ってくれたママたちもいます。そんな彼女たちから一番多く集まったのが、「眠れなくなった」という話です。『初めての育児で疲れ切っているのに、目がギンギンで全く寝付けなかった 。ものすごく眠いのに一睡もできないまま、むなしく夜明けを迎えてばかり。ストレスとイライラでおかしくなりそうでしたね……』(29歳女性/2児のママ)この不眠、新生児がいるという緊張感や、ホルモンバランスの乱れが引き起こすのでしょう。新米ママにはとてもツラいですが、多くの場合一過性のもの。細切れに休みながら、うまく乗り越えましょう。『アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃって焦りまくり、妙なテンションになっていたと思います。赤ちゃん向け通信教育の資料を山ほど取りよせてみたり、通販サイトで目につく授乳服を片っ端から買い漁ったり。あまりにも変だったようで、夫に注意されちゃいました』(43歳女性/1児のママ)この方のように、精神的な焦りとなって出てしまうこともあるようです。注意したいところですね。----------いかがでしたか?せっかくの幸せな出産です。産後ハイが過ぎて、周囲との関係にヒビが入ってしまうのは避けたいもの。そうならないためにも、身近に冷静な第三者がいるなら、その人の意見は素直に聞き入れましょう。ご主人、ご両親、仲の良い友人などに、都度自分の状態を確認してみてもいいかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月29日こんにちは。保育士でライターのyossyです。産後のママは心身ともに不安定になるうえに、赤ちゃんの育児も始まります。睡眠時間が削られ、常に真剣勝負。夫や親族の手伝いが得られない人は、特に負担が大きいですね。実家と離れて暮らしている人もいるでしょうし、近年は晩婚化が進んでおり、自身の両親が高齢化していて、手伝いを頼めないケースも増えているでしょう。そんなときにママの助けになるのが“産後ケア施設 ”です。具体的にどんなことをしてくれるのでしょうか?ご紹介します。●ママと赤ちゃんの健康をサポート産後のママや赤ちゃんを、日帰りもしくは宿泊でサポートしてくれる施設を、一般的に「産後ケア施設」「産後ケアセンター」などと呼びます。例えば、下記のようなサービスをしてくれるのです。・赤ちゃん、ママの体調チェック・ママの休養のために赤ちゃんを預かる・骨盤ケア・母乳ケア・育児アドバイス場合によっては、エステ、アロママッサージなどのサービスがあることも 。産後はママの体がダメージを負っていますし、育児もわからないことだらけです。そんなときにサポートが受けられるのはうれしいですね。●1泊2日で2~3万円程度が相場では、費用はどれくらいかかるのでしょうか。サービス内容や施設によって大きく異なりますが、首都圏の場合、1泊2日で2~3万円程度からが目安 のようです。『日本産後ケア協会』のホームページから、施設の一覧と費用の目安がチェックできます。一度見てみるといいでしょう。●自治体の産後ケア事業がないかも確認を世田谷区や横浜市など、産後ケア事業を行っている自治体もあります。例えば世田谷区の場合、生後4か月未満の赤ちゃんとそのママを対象に、最大7日までサービスを利用できます。育児不安や体調不良などがあり、家族の支援を受けられない人、といった条件も。利用者の負担額は、原則下記の通りです。・母子ショートステイ1泊2日:6,400円(1日3,200円)・母子デイケア1日:2,060円一般的にかかる費用の目安を考えると、かなり負担が軽減されていますね。ただし、人気のサービスなので、早めにリサーチをして問い合わせておく といいでしょう。●孤独なママを救うために産後のママは体調面だけではなく、精神面でも負担が大きいものです。特に、産後手伝ってもらえる人がいない場合や、家族がいても意見の相違などがある場合、非常に孤独感を感じるでしょう。“産後うつ”になってしまう人もいます。産後ケア施設に行くことで、1人になれる時間が得られてゆっくり休めたという人や、自信をもって育児できるようになった という人も。選択肢のひとつに入れて、リサーチしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・産後ケアセンターとは | 一般社団法人 日本産後ケア協会()・横浜市産後母子ケア事業について | 横浜市こども青少年局()・産後ケア事業産後のお母さんを応援します | 世田谷区()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月04日産後の体を集中ケア「CHANGEFIT」はボディメイク専用ジム。2017年1月3日より、『子育てママ応援プラン』として、月額6,980円で回数無制限にセミパーソナルトレーニングを利用できるプランを新設する。さらに、1回1,200円から利用できるライトプランも新たに加わり、利用者が自分のライフスタイルに合わせて選べる画期的な料金プランとなっている。新料金プランは4タイプを用意。自分に合ったプランで、効果的なシェイプアップを計ってみるのもよさそうだ。フルプラン集中的に体を絞りたい人にオススメ。コンスタントに通え、脂肪燃焼効果抜群のサーキットトレーニングがセミパーソナルで使い放題。しっかりと体を鍛えたい人には充実の内容となっている。さらに、月に1回、30分のパーソナルトレーニングを受けることができ、体の弱点を把握するには最適だ。子育てママ応援プラン子育てと一緒に体をシェイプアップしたい人にオススメ。出産前の体型に戻すことを目的に、平日の昼間に体を動かせるプランとなっている。月に1度のボディケアもついているため、子育てで疲れた体をほぐすのにも最適。ボディメイクしながらリフレッシュできる、忙しいママにうれしい内容となっている。ビジネスパーソンプランバリバリ働くビジネスパーソンに。ユニフォームとタオルの無料貸し出しがあるので、仕事帰りでも気軽に通えるのが人気の秘密。さらに、自炊する暇のない人にもうれしい、コンビニを利用したオススメメニューを管理栄養士がアドバイスしてくれるのも魅力的だ。ライトプラン手軽にさくっと通いたい人にぴったりのプラン。月額制ではなく、1回から利用できる回数券になっているため、自分の都合に合わせて通うことができるのがメリットだ。ライトプランでありながら、チェンジフィット専属トレーナーが体の動かし方やフォームを指導してくれるのもありがたい。新たな年の初めに、健康的な体作りに励んでみるのもよいだろう。【参考】※ボディメイク専門ジム「CHANGEFIT」(株式会社Be healthy)のプレスリリース※ボディメイク専用ジム「CHANGEFIT」のホームページ
2017年01月04日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日数年前、女優の小雪さんが出産で利用したことで知られるようになった、韓国の産後ケア施設。日本にも産後ケア施設があるって知っていましたか?韓国と日本、両国の産後ケア事情について「日本産後ケア協会」代表、大久保ともみさんに話を聞きました。韓国の産後ケア施設「産後調理院」視察で何度も韓国を訪れた大久保さん曰く、韓国では産後1カ月は水も触ってはいけないというほど、産後の養生(ようじょう)が重視されているそう。昔は実母や家族が産婦のサポートをしていましたが、現在は「産後調理院(サヌチョリウォン)」とよばれる産後ケア施設が韓国全土に750カ所以上あり、産婦の3人に1人が利用しているのだとか。産後すぐから利用できるこの施設には、“松・竹・梅”のグレードがあり、お財布事情に合わせてほとんどの人が利用できるサービスとして、社会に定着しています。一般的な施設では産婦さんに個室が与えられ、快適な環境で心身の回復をはかります。滞在中は母乳や沐浴の仕方など赤ちゃんのお世話についてはもちろん、ママに対しては美容マッサージ・ヨガ・アロマ・漢方・よもぎ蒸しなど、きめ細かいケアサービスが提供されます。希望するだけ滞在できるこの施設、約2週間から1カ月の滞在期間中に、産婦同士の横のつながりができるのも利点のひとつ。「オプションによっては家族の滞在も可能で、ここから会社に通うパパも多いのですよ」と大久保さん。芸能人やセレブが利用する施設は、まるで超高級ホテル。ドクター、助産師はもちろん、小児科医、エステティシャン、コックが常駐。施設によっては「美容整形」や「女性器形成」も可能で、産後だれにも会わない期間にちょっとお直しということも!さすが“美”に対しての意識が高い国、韓国ですね。ケア費用は実家が負担?しかし近年の少子高齢化は日本と同じく深刻です。親と産婦の高齢化が進む中、産婦の実家が大切な娘のために、産後ケア施設の料金を負担する傾向にあるのだとか。「高齢になった親が24時間体制で娘のケアをするのは難しい。けれど、お金を出してサービスを買う方法でならサポートできるという、合理的な考え方でもあります」と大久保さん。それと同時に“命をかけて赤ちゃんを産んだ産婦さんを大切にする”ということが、文化として根付いているといいます。日本でも産後に自分の母親や家族を頼らない人が増えてきました。実家に帰ると夫が出産に立ち会えない、産前・産後を一緒に過ごせないデメリットから里帰りを選ばない人も少なくありません。そのような中、退院後に産後ケアセンターなどの施設に入院し、体の回復をはかりながら育児指導・相談をうけられる「産褥入院(さんじょくにゅういん)」が少しずつ知られるようになってきました。日本の「産後ケア」事情産後ケア施設も増えつつあります。(日本産後ケア協会のWebサイトに全国産後ケア施設一覧が掲載。)昨年にオープンした「綾瀬産後ケア」(東京都葛飾区)はママのケアサポートを中心に、産前・産後の切れ目のない支援を目的としています。日帰りも可能で、日帰りプランは21600円(税込)。宿泊プランの料金は1日につき32400円(税込)×利用日数(利用時間は初日10:00~最終日の19:00)。滞在中には赤ちゃんのケア、育児相談や助産師・看護師によるカウンセリング、産婦のケアも行われ、オプションとしてアロマトリートメントやスタジオクラスなどの癒しのプログラムも提供、養生とリラクゼーション、学びを兼ね備えた滞在ができます。産後に一人で不安になるよりも、こういったサービスを上手に利用して、疲れと不安を解消していくのも良い方法ですね。(お部屋)(授乳室)(アロマトリートメントルーム)その他、産褥入院や産後デイケアに力を入れている助産院もあります。家のようなアットホームな雰囲気の中、ママと赤ちゃんのペースに寄り添った助産師さんのケアは、ママの気持ちを癒し、こちらも利用者が少しずつ増えています。今後注目の“産後ケアリスト”とは?「赤ちゃんのケアばかりに目がいきがちな、産後。子育てに大変な時期のママの心と体をケアしなければ、家族は幸せになれない」と大久保さん。現状の制度だけでは補えない部分を埋めるため、2013年3月5日「一般社団法人日本産後ケア協会」を設立しました。協会のキャッチコピーは「産後ママを全力でエコヒイキ」。2014年からは、出産直後のママをプロとしてサポートできる資格、「産後ケアリスト®」認定講座が開始され、受講者数は2級約270人、1級約100人と、年々人気が高まっています。大久保さんによると、受講者は産後うつなどの辛い経験をされた方や子どもの手が離れた人、看護師・助産師さんなどさまざま。精神的ケアや家事サポート、母子の環境を整えるアドバイスや子育ての知識の共有方法などを専門的に学び、それぞれの場所で社会に還元しているそうです。最後に、日本産後ケア協会の今後の目標を聞きました。「“産後ケアの重要性”を一人でも多くの人に認知してもらい、“ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®”を定着させるのが目標です。さらに出産と子育てを経験した女性が産後ケアリスト®として自らの経験を活かせる場も創出し、相互助け合いの循環型の子育て社会となるよう、産後ケアリスト®とママをつないでいきます」と語ってくれました。子どもたちが親になっていてもおかしくない10~20年後、ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®が定着し、より楽しく有意義な子育てができる社会・環境になっていて欲しいと思いました。<取材協力・写真提供:一般社団法人「日本産後ケア協会」綾瀬産後ケア ><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年07月14日妊娠中から出産後、育児中のママのためのサービスには、意外といろいろなものがあります。なかには、自治体が支援を行っていて、安価で利用できるお得なサービスも。私の場合、後から知って「あのとき知っていれば利用したのに…」と後悔したことが何度もありました。そこで今回は、ママを助けてくれる便利なサービスをまとめてご紹介。妊娠出産を考えている女性は、ぜひ前もってチェックしておきましょう!■産後ケア施設産後ケア施設は、出産したママが病産院を退院した後も、専門家からケアや育児サポートを受けながら、赤ちゃんといっしょに休養できる施設のこと。産後ケア専門の施設もありますが、産婦人科や助産院などで「産後入院」としてサービスを提供している場合もあります。費用は施設やプログラムの内容によってまちまちですが、1日で数万円、5日間から1週間の入院になると40万円以上かかることも。ただ、最近では産後入院に補助金を出す自治体も増えているので、一度住んでいる自治体のサイトや窓口で確認してみましょう。■育児支援ヘルパー長期の産後入院は難しいけれど、どうしても体調が悪いときだけ誰かに育児や家事を助けてほしい…。そんな人は、ヘルパーを検討してみてもいいかもしれません。民間のヘルパー派遣会社もありますが、自治体が育児支援ヘルパーを派遣している場合もあります。料金は自治体や各家庭の所得によっても異なりますが、多くの場合は1時間1,000円以内という低料金で、中には産後はもちろん、妊娠中にも利用できるものもあるようです。■認可保育所の一時保育病院や買い物、パートの仕事などに行くために、一時的に、もしくは週に何日か子どもを預かってほしいというママのために、自治体の認可保育所の一部が実施している一時保育という制度があります。料金や申し込み方法、利用システムは、自治体・施設によって異なりますが、一般的に、民間の託児所よりは安価ですし、自治体が認可した施設なので安心して預けられるのが魅力。ただし、地域によっては希望者が殺到する場合があるので、利用したい人は早めにチェック・申し込みすることをおすすめします。■ファミリー・サポート・センター一時的に子どもを預かってもらうなら、国が推進している子育て支援事業の一つであるファミリー・サポート・センターを利用する方法もあります。この制度は、地域に住む一般の人が会員になって子育て家庭をサポートしてくれる仕組みで、一時預かりや保育園へのお迎えなどを頼むことができます。公的な制度なので、子どもを預かってくれる会員はセンターによる講習を受けていますし、保険にも加入しています。料金(会員への活動報酬)は自治体ごとに異なりますが、通常、民間のベビーシッターや託児所を利用するより安価です。利用するには事前の登録や顔合わせなどが必要なので、当面は利用する予定がないママも、まずは登録だけでもしておくといいかもしれません。周囲に頼れる人がいない核家族の子育て家庭も多い昨今。アラフォーで出産するママの場合は、たとえ近くに両親がいても、高齢でサポートを頼めないこともありますよね。そんなママこそ、上記のようなサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
2016年05月24日出産後に髪の悩みを抱えるママは多いそうで、経産婦の7割は抜け毛で悩んだ経験があるといいます。私も出産直後の抜け毛の多さには、ビックリしました。また、抜け毛が収まった産後8カ月ごろからは白髪も急増。産後の髪トラブルの原因とケアの方法を紹介します。■抜け毛や薄毛の原因は、女性ホルモンの変化!?産後の抜け毛の主な原因は、女性ホルモンの変化だといわれています。妊娠中は女性ホルモンが増えることで、髪の毛が抜けにくくなります。妊娠中に髪の毛や体毛が濃くなるという妊婦が多くなるのはこのためです。一方で、出産後は女性ホルモンが激減し、妊娠中に抜けにくくなっていた髪の毛が一気に抜けてしまいます。これが抜け毛が増える原因です。また、女性ホルモンの影響以外にも、出産による疲労や子育てのストレス、睡眠不足、栄養不足などが原因として考えられます。ただ、女性ホルモンが安定すれば、自然と毛髪サイクルも安定していきます。抜け毛の多い時期を過ぎた後、一時的に髪の毛が薄くはなりますが、産後6カ月〜1年程度で元に戻ることが多いようです。産後1年が過ぎても薄毛が改善しない場合は、女性ホルモン以外の原因が考えられます。上記に挙げた疲労や睡眠不足、栄養不足に加え、髪の毛のケアにも問題がありそうです。子どもの世話をしていると、どうしても自分の髪のケアは怠りがちに…。頭皮の毛穴に汚れが付着していることで髪の毛が細くなってしまうと、毛量は安定しても髪一本一本が細くなってしまい、薄毛が改善しないのかもしれません。産後は、しっかりと休養と栄養を摂り、髪の毛のケアを怠らないようにしましょう。■白髪の原因は、栄養不足!?白髪は、産後半年くらい経ってから目立つようになってくる人が多いそう。原因は、女性ホルモンの乱れやストレスなどさまざまですが、一番有力なのが「栄養不足」です。産後は、授乳などにより慢性的な栄養不足になることがあります。母乳で育てているママは、体重が一気に減る傾向にありますが、これは栄養が不足しているサインでもあるのです。私も授乳している間はどんどん体重が減ったので、白髪の原因も栄養不足だったのだと思います。本来、髪の毛は無色で「メラノサイト」という色素形成細胞がメラニン色素を生成して色がつきます。ですが、栄養不足の状態ではメラノサイトに十分な栄養が行き渡らず、白髪が増えてしまうのです。一度白髪になってしまった髪は、もう黒髪に戻ることがありません。消失してしまったメラノサイトは再生できないのです。産後に白髪を防ぐためにも、十分な休養と栄養補給を心がけましょう。■産後に優しい白髪染め出産後は、バリアー機能も低下しているためカラーリングができない場合があります。普段より肌が敏感になっているため、無理にカラーリングをすると炎症を起こすことがあるので気をつけましょう。そこで、おすすめなのが「トリートメントカラー」です。一度でしっかり染まるわけではありませんが、髪の傷みをケアしながら染めることができ、頭皮にも優しいのでおすすめです。5日に1回など、定期的に使用することで徐々に白髪が目立たなくなります。出産後の髪の悩みを防ぐには、出産前後の休養と栄養が大切。いつまでもキレイなママでいるために、気をつけていきたいですね。
2016年05月12日女性ホルモンの分泌が急激に変化する出産は、髪にも大きな影響を与えます。「産後、抜け毛がひどい」「髪がパサパサになった」など、悩みを抱える人も多いよう。でも、忙しい子育て中は、自分の髪のケアにまでなかなか手がまわらないのも現状です。普段の生活のなかでできるケアに気をくばって、ツヤとハリのある美しい髪を取りもどしましょう。■まずは基本のシャンプーを見直そう産後に髪のトラブルが多くのなるのは、ホルモンバランスの急激な変化によるもの。髪の質が変わって出産前に使っていたシャンプーが合わなくなってしまうこともあります。おすすめは、刺激が低く洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーです。ゴシゴシ強くこすって頭皮を傷つけないように、優しく洗うようにしましょう。また、子育て中は、なかなかゆっくりお風呂に入ることもできません。髪を洗うときも、ササッと流して終わりにしている人も多いかも。しかし、シャンプーはすすぎが肝心です。せっかくの洗浄成分も、きちんと流しきらずに頭皮に残ったままだと、毛穴を詰まらせて髪へのダメージになってしまいます。シャンプーのあとは、すすぎ残しのないよう、しっかり丁寧に流しましょう。シャワーだけでは不安な場合は、洗面器のお湯や湯船に頭ごとつけてしまってもOKです。■洗髪後の自然乾燥はNGぬれた状態の髪はキューティクルが傷みやすく、タオルで強くこすったりそのまま寝てしまったりすると、摩擦によってダメージを受けてしまいます。また、きちんと乾かさないで放っておくと頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるため、健康な髪を生みだす妨げとなります。髪を洗った後は、できるだけ早くドライヤーで乾かすのが理想です。風量が多めのものを使い、根元から髪の流れにそって風をあてるようにします。でも、「子どもと一緒にお風呂に入ったときなどは、入浴後は子どもの世話に追われて髪を乾かしている時間がない!」ということも。そんなときは、ひとまず吸水性のよいマイクロファイバーなどのタオルで髪をしっかり巻いておき、摩擦がおきるのを防ぐとよいでしょう。■美しい髪を生みだす頭皮マッサージ髪の状態は、頭皮と大きな関わりがあります。頭皮の血行が悪くなったり毛穴が詰まったりすると、髪に栄養が届かず、ダメージや抜け毛の原因になることも。すきま時間にできる頭皮マッサージで、美しい髪を生みだす頭皮環境をつくりましょう。まず、両側のこめかみに、両手の人差し指から小指の4本をあてます。そのまま爪を立てないように注意しながら、4本の指のおなかで円を描くようにマッサージします。何度か繰りかえしたら、指を少しずつ上へずらし、場所を変えながら同じようにマッサージ。円を描いたあとに、指で頭皮を軽く上へ持ちあげるようにすると効果的です。また、健康で美しい髪をつくるためには、バランスのよい食事を心がけることも大切です。なかでも積極的にとりたいのは、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆食品。産後の髪ダメージを放置して悪化させないためにも、日ごろのケアでしっかりと気をくばっておきたいものです。
2016年04月11日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日株式会社YCP Product東京都に本社を置く株式会社YCP Productは、産前・産後の女性向け、純国産オーガニックのスキンケア&ヘアケアブランド「SINCE U(シンスユー)」を発表した。第1弾の販売は、ボディミルクローション。2016年2月8日(月)発売開始だ。シンスユーシンスユーはベビー用の国産オーガニックスキンケアブランド「アロベビー」の姉妹ブランド。「アロベビー」は、Amazonランキングや楽天ランキングなどで1位を獲得している人気のスキンケアブランドだ。シンスユーは、アロベビーと同様に国産オーガニックを使用しており、赤ちゃんに触れる肌にも安心して使用できる商品。第1弾販売となるボディミルクローションは、妊娠線のケアにもつかえるものだ。製品の特徴ボディミルクローションは、シアバターやホホバオイルなど高保湿成分や、スイゼンジノリエキスというヒアルロン酸の10倍の保湿力をもつ海藻成分などが配合されている。使用されている成分の99%以上は天然由来成分となっており、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しいものだ。さらにアロマの香りで、妊娠中のママの癒やし効果もある。国産オーガニックスキンケアで安心安全。日本人の肌質にもあっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・日本のママの美しさを引き出す 純国産 オーガニックスキンケア&ヘアケアブランド「SINCE U(シンスユー)」誕生
2016年02月07日