映画『カラオケ行こ!』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、齋藤潤、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督が登壇した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤・八木美樹・後聖人、『カラオケ行こ!』合唱部キャストが登場公開から約2カ月が経ってもなお上映が続いている同作。MCから「公開されてから手応えを感じた瞬間」について聞かれた齋藤は、「公開9週目でも大きいスクリーンで上映していただいたり、沢山のお客様に見ていただいたりと皆様のお陰だなと感じています。1年と少し前に右も左も分からない中で、優しい方たちに囲まれて撮影していただいたところからスタートしたことを思い出しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話す。イベントでは、3月9日(サンキュー)が「感謝の日」ということで、映画の撮影からプロモーション活動までがんばる合唱部キャスト3人へ山下監督から感謝状を贈呈。齋藤は山下監督から「初の大役にもかかわらず、堂々たる演技でキャスト、スタッフ、そして観客の皆さんを魅了し続けました。また帰ってきてください」と労いの言葉を掛けられると涙を流し、「今までがんばってよかったな、努力が報われたなと思い嬉しいです。本当にありがとうございました!」と涙ぐみながら語っていた。八木・後のコメントを聞いている間も涙を拭っていた齋藤。「2年前の夏からこの作品に関わらせていただき、作品を通して自分の中でもとても大きな経験をさせていただきました。監督や綾野さん、合唱部の2人や皆さん、そしてこの作品に出会えて本当に良かったなと思います。もっともっと役者として1人の人間として、成長できるように向き合い続けていきます!」と力強く意気込み、イベントを締めくくった。
2024年03月11日山下敦弘監督の映画『水深ゼロメートルから』の第2弾追加キャストとして、さとうほなみ、三浦理奈が発表。特報映像とポスタービジュアルが解禁され、クラウドファンディングもスタートした。本作は、2020年のスマッシュヒット映画『アルプススタンドのはしの方』(監督:城定秀夫)に続く「高校演劇リブート企画」第2弾としてスタートした映画。綾野剛主演で大ヒット公開中の映画『カラオケ行こ!』の山下監督を迎え入れた。原作は、2019年第44回四国地区高等学校演劇研究大会で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校の「水深ゼロメートルから」(中田夢花)。キャストには濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれとフレッシュな面々が顔をそろえており、10代の悩みや想いを繊細かつヴィヴィッドに描いていく。この度解禁となったのは、4人の女子高生と一緒にドラマを動かす登場人物。高校の体育教師・山本役は、映画『花腐し』(2023)で報知映画賞主演女優賞にノミネートされた、さとうほなみ。現在放送中のドラマ「院内警察」にも出演するなど活躍の場を広げる一方、ほな・いこか名義で「ゲスの極み乙女」のドラマーとしても活動している。さとうほなみ野球部のマネージャー・リンカ役は、「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、期待の若手として注目を集める三浦理奈が演じる。三浦理奈同時に公開された特報映像では、水のないプールで砂を掃き始める姿に始まり、それぞれに悩みを抱えつつも前に進もうとする登場人物たちが爽やかに映し出されている。併せて公開されたポスタービジュアルは、“このプールの底から、本当の「私」がはじまる”というキャッチコピーとともに、ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、チヅル(清田みくり)、ユイ(花岡すみれ)がそれぞれにメイク道具やモップを持ちながら凛々しく佇む姿が描かれている。また、映画のスペシャルサポーターを募集するクラウドファンディングがMotion Galleryにて開始(~4月1日23時59分予定)。コースは全5種あり、実際の映画撮影で使われた砂を使用したグッズや、劇中と同デザインの帽子やTシャツ、エンドロールにおけるクレジット掲載など、スペシャルサポーター向けならではの作品に近いリターンが多数用意されている。●さとうほなみ(山本役)今回、高校教師という役どころで、わたしももちろん経験のある女子高生時代。生徒たちの気持ちは分かるはずなのに、寄り添っているはずなのに、作中こんなに嫌われていたのは初めての経験でした。山下監督の芝居への想いや取り組みに感動しつつ、登場する女子高生ちゃんたちの心の揺れを、ぜひ楽しんでいただければと思います。●三浦理奈(リンカ役)出演が決まった時は、野球部のマネージャーを経験した事がなかったので、役で演じられる事が楽しみだなと思いました。その中で、りんかという女の子は野球部にも面接で受かって入部しているなど、周りの子達よりもワンランク上の存在なので自分の中で”ワンランク上の女の子”を想像して役作りをしました。2日間という短い撮影期間でしたが楽しかったです!なお、本作は「第19回 大阪アジアン映画祭」にてワールドプレミア上映が実施予定。上映は3月4日と7日の2回行われ、7日には山下監督によるトークショーも予定されている。『水深ゼロメートルから』は5月3日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:水深ゼロメートルから 2024年5月3日よりシネマカリテほか全国にて公開©『水深ゼロメートルから』製作委員会
2024年03月01日山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、玉木宏、舘ひろしらが出演する現在公開中の映画『ゴールデンカムイ』のメイキング映像が、YouTubeにて公開された。本作は、同名人気漫画の映画化。明治末期の北海道、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクション作品だ。今回公開された映像では、主人公の元陸軍兵・杉元佐一役の山崎さんや、アイヌの少女・アシリパ役の山田さんをはじめ、眞栄田さん(尾形百之助役)、矢本悠馬(白石由竹役)、舘さん(土方歳三役)らの撮影の様子が見られる。食事中の様子や、滑って笑いが起きる様子など、本編とはまた違った雰囲気の映像に、視聴者からは「メイキング映像待ってました!」、「こうやってメイキングが見れることが嬉しいです!」、「こんなに観ちゃっていいの」、「たまらん!!!!!」、「大感動甦るメイキング」、「これ見てたら、もう1回見に行きたくなってきた」、「動画内のオソマちゃんと杉元の雰囲気が…!(感動)」、「尻もちアシリパさん可愛い」などと歓喜のコメントが見られた。『ゴールデンカムイ』は公開中。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年03月01日広瀬アリス主演の新月9ドラマ「366日」に、眞栄田郷敦が出演することが分かった。本作は、「HY」の名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋を叶えようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語。「エルピス -希望、あるいは災い-」や『東京リベンジャーズ』、公開中の『ゴールデンカムイ』など、デビューからわずか数年で話題作に立て続けに出演、着実に俳優としてのキャリアを重ねる眞栄田さんが演じるのは、主人公・雪平明日香(広瀬さん)の高校時代の同級生で、後に付き合うことになる水野遥斗。現在、外食チェーンに務めている遥斗は、高校時代は野球部として甲子園を目指し、明日香は吹奏楽部としてアルプススタンドでの演奏を夢見て、共に青春時代を過ごしていた。実家はお好み焼き屋を経営しており、男女5人グループで部活終わりにそこでワイワイする日々を送っていた。いつも一緒にいた2人は、お互いに好意を抱いていたにもかかわらず、思いを伝えられないまま卒業。東京の大学に進学した明日香と、北海道の大学へ進学した遥斗は、離ればなれに。お互いの誤解もあり、連絡を取ることもなくなっていたが、同窓会で再会し、タイミングが悪くすれ違い続けてきたことを知り、12年越しに交際することに。しかしある日、遥斗は意識不明の重体になってしまう。月9ドラマ初出演となった眞栄田さんは「昔から日本のドラマといえば月9という印象で、それもよく聴いていた『366日』にまつわる題材ということで、すごく感慨深くワクワクしてます」と心境を明かし、初共演となる広瀬さんについては「明日香役の広瀬さんを想像しながら一緒に作品作りができるのを楽しみにしてます」とコメントしている。なお、オリジナル楽曲「366日」に「HY」のVo&Gt・新里英之を新たにボーカルに加え“デュエットバージョン”として新録した「366日(Official Duet ver.)」が本日、デジタルリリース。楽曲は、今作の主題歌として流れる。「366日」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日俳優の眞栄田郷敦が、4月期のフジテレビ系月9ドラマ『366日』に出演することが2月29日、決定した。俳優デビュー5周年の節目となる今年、月9ドラマ初出演を飾る。初共演の主演・広瀬アリスが演じる主人公・雪平明日香の高校時代の同級生で、後に付き合うことになる水野遥斗を務める。本作はHYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語。演出・平川雄一朗氏、脚本・清水友佳子氏という日本を代表するヒットメーカーの2人が初タッグを組む。眞栄田が演じる水野遥斗(みずの・はると)は、主人公・雪平明日香の高校時代の同級生で、現在は外食チェーンに務めている。高校時代、遥斗は野球部として甲子園を目指し、明日香は吹奏楽部としてアルプススタンドでの演奏を夢見て、共に青春時代を過ごしていた。実家はお好み焼き屋を経営しており、男女5人グループで部活終わりに、お好み焼き屋でワイワイするのが日々の楽しみだった。そんないつも一緒にいた明日香と遥斗は互いに好意を抱いていたにもかかわらず、思いを伝えられないまま卒業。東京の大学に進学した明日香と北海道の大学へ進学した遥斗は離ればなれに。互いの誤解もあり、その後は連絡を取ることもなくなった2人だが、通っていた地元・茨城の高校が廃校になるということで、同級生らとの同窓会で再会。そこで2人は、高校時代を振り返る中で、実は当時両思いだったことや、タイミングが悪くすれ違い続けてきたことを知る。「俺たち、これから始めてみない?」と遥斗は明日香に告白をし、2人は晴れて12年越しに交際することに。この上ない幸せを手にした明日香と遥斗だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう。目覚めない彼の近くにいる明日香は、知られざる遥斗の想いや、あの頃いつも一緒にいた同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。本作では現代と12年前の高校時代という異なる時間軸が描かれることも特徴の一つ。広瀬と眞栄田が青春時代の“忘れられない恋”をどのように演じるのかにも注目だ。■眞栄田郷敦コメント――月9ドラマ初出演、出演オファーを受けた際の率直な感想は?「昔から日本のドラマといえば月9という印象で、それもよく聴いていた『366日』にまつわる題材ということで、すごく感慨深くワクワクしてます。はかなく美しいこの曲が作品とどう交わって行くのか、僕も今から楽しみです」――台本を読んで、自身の役にどのような印象を持ったか?「明るくてポジティブでみんなの中心で太陽のような人物。しかし、ベースに人見知りで繊細な部分があるのがまた魅力的だと思いました」――広瀬アリスとの初共演への思い。「明日香役の広瀬さんを想像しながら一緒に作品作りができるのを楽しみにしてます」――俳優デビュー5周年。デビューから現在までの満足度はどのくらいか?また、年男となる2024年はどんな一年にしたいか?「まだまだこれからだと思っています。2024年、まずは『366日』を多くの方に見ていただき愛される作品にしたいです」――視聴者へメッセージ。「月9、『366日』、楽しみでしかない。皆様もご期待ください!」
2024年02月29日写真撮影の間も、インタビュー中も、笑いの絶えない二人だった。累計発行部数2700万部を記録した大ヒット漫画『ゴールデンカムイ』を実写化するにあたり、主人公の杉元佐一を山﨑賢人が、杉元と対峙する第七師団上等兵・尾形百之助を眞栄田郷敦が演じた。作中では敵対する二人だが、取材現場で顔を合わせた山﨑と眞栄田の醸す空気は、柔らかい。杉元・尾形が出会う雪山でのアクションシーンの練習が、両者の初対面だったという。映画公開を目前にしたタイミングで、撮影当時を振り返ってもらった。「賢人さんは愛されキャラ」「ギャップがあるのが郷敦のかわいいところ」ーー山﨑さん演じる杉元、眞栄田さん演じる尾形が対峙する雪山でのアクションシーンが印象的でした。相当な練習を積まれたと聞いているのですが、どんなやりとりをされたんでしょうか。山﨑あのシーンの撮影に入る前、アクション練習をするときに初めて郷敦と会ったんです。初対面で、僕はちょっと緊張していました。アクションのスピードも早いですし、しっかりコミュニケーションを取りながら進めていったのを覚えています。少しずつ楽しくなっていきました。眞栄田ナイフを使ったアクションだったので、難しさを感じました。練習をしている間もずっと「難しいな……」と。山﨑近距離だったし、だんだんスピードも上げていかなきゃいけないしで、危ない場面もあったよね。雪山だったので、足元が滑っちゃったりもして。そんな緊張感も、画面に映ってるんじゃないかなと思います。ーーお互いのお芝居を間近でご覧になって、役者さんとしてどんな印象を抱かれましたか?眞栄田やっぱり賢人さんは、周りに愛される方だな、と感じました。変に周りを緊張させる威圧感がないし、現場にいるキャストもスタッフもみんな、賢人さんが好きなんですよ。良い作品にしよう、と緊張感も持ちつつ、楽しむことも忘れない。そんな姿が印象的でした。『ゴールデンカムイ』はコメディ要素もある作品ですが、アクションシーンもあるので、やっぱり締めるところは締めないといけない。制作陣みんなでそういう意識を持つために、賢人さんが率先して空気をつくってくれていたな、と思います。山﨑郷敦は、ものすごくしっかりしてます。撮影中も一緒にご飯を食べに行ったんですけど、僕の飲み物がなくなっていたらすぐに気づいて注文してくれるんです。しっかりしていて、かつかわいらしい面もあって。そういうところがギャップで、とても魅力的です。眞栄田ありがとうございます!山﨑賢人・眞栄田郷敦が叶えたい夢は?ーー撮影中にご飯に行かれたとのことですが、お二人でどんなことをお話しされたんですか?山﨑郷敦に夢について訊かれたのを、すごくよく覚えてるんです。「仕事で達成したい夢ってありますか?」って。僕、ちょっとドキッとしたんですよね。これから仕事をしていくうえで、どうなりたいか。そのときは「すごいヤツになりたい」みたいな、ざっくりした答えしか返せなかったんですけど。でも、そんな風に訊いてくれたのがすごく嬉しくて。眞栄田僕自身、あまり明確に「こうなりたい」っていう夢がなくって。何が起こるかわからない世の中ですし、目の前の仕事に向き合うことしか考えてなくて。だから、賢人さんにちょっと訊いてみたかったんですよね。ーー『ゴールデンカムイ』には、アイヌの莫大な埋蔵金が出てきます。現代の価値にすると8000億円の金塊ですが、もしお二人の前に8000億円があったら、叶えたい夢や目標はありますか?山﨑うーん、なんだろうなぁ。眞栄田うーん、とりあえず仕事辞めますかね(笑)山﨑あ、辞めちゃうんだ!? 新年が明けたばかりで、新しい目標を立てるタイミングかもしれないけど、年末の大掃除のときにざっくりと「来年はこういうことをしたい」って考えるかな。いや、もしかしたら「大」掃除じゃなくて、ただの掃除かも。年末にやるだけの、年末掃除。「これをやろう!」って大きな目標を立てるより「来年はこれ買いたいな〜」とかそういう、目の前の小さな目標について考えるほうが多いかな。眞栄田僕もそうかもしれないです。もちろん、いただけるお仕事はずっと変わらずに楽しくやらせてもらっているんですけど。プライベートで考えることは「スノーボードに行きたいな〜」とかですかね。山﨑いいね! うん、そういうことだよね。眞栄田仕事はもちろん、人生も充実させたいですよね。ストイックに頑張りすぎないことも必要ーーせっかく目標を立てても、三日坊主で終わってしまうことに悩まれている方も多いと思います。お二人のように、ストイックに頑張り続けるためのコツはありますか?山﨑僕も三日坊主で終わってしまうこと、ありますよ。たとえば筋トレでも、真面目に頑張りすぎちゃう人ほど、一日できなかったらすごく落ち込んじゃうじゃないですか。あんまりストイックになりすぎず、完璧すぎなくてもいいのかな、と思います。人生にもチートデーが必要です。眞栄田それに、本当にやらないといけないことだったら、自然とやり続けられると思います。これは自分に必要なことだ、って腹落ちしていたら「頑張ろう」と思える。途中で諦めちゃうってことは、ほかにやらなきゃいけないことがあるってことなのかも。山﨑確かに、やらなきゃいけないと思ってることだったら、何としてでもやるよね。今回の『ゴールデンカムイ』もそうだけど、撮影に合わせてアクション練習したり、体を鍛えたりしないといけないから。ーー最後にあらためて映画への想いをお聞かせください。(※このインタビューは映画の公開日前に行われました)眞栄田僕たち含め、制作陣全員が想いを込めてつくった映画がこれから公開を迎えると思うと、感慨深いです。これから完成披露試写会で、約4000人の方に観てもらいますが、どうか一緒にこの作品を広める手助けをしてほしいな、と思います。山﨑とにかく「おもしろい」の一言に尽きます。実際、僕がこの『ゴールデンカムイ』の実写化オファーをいただいたとき、この作品が映像化されるなんて最高だ、と思ったんです。撮影を経て、完成した作品を観たときに、想像していたよりもおもしろいものができた、と感じました。ぜひ、多くの方に観てほしいです。取材・文:北村有撮影:友野雄<作品情報>映画『ゴールデンカムイ』大好評公開中!公式サイト:映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月01日映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)の完成披露試写会が20日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎(※「柳」の真ん中は夕)、大谷亮平、高畑充希、木場勝己、玉木宏、舘ひろし、久保茂昭監督が登場した。同作は野田サトル氏による同名コミックの実写化作。明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。○■映画『ゴールデンカムイ』でアクション&変顔に挑戦した山田杏奈尾形百之助を演じ原作のファンだともいう眞栄田は「銃の扱いは説得力になってくるかなと思ったので、練習もしながら、現場では常に触って“イジイジ”するようにしてました。自由自在に扱えるようにはしてました」と振り返る。杉元とのアクションシーンもあったが、「賢人さんと初めて会った日があそこのシーンのアクション練習で。1日練習して次の日の撮影とかでしたよね。大変だったんですけど、テンポもぴったりあって、すごく気持ちよくできたアクションだった」と自信を見せる。「皆さん原作の個性をコピーするだけじゃなく、生身の良さも両方もあって、僕のシーンはちょっと少なかったんですけど、見ていて楽しかったです」と語った。
2024年01月10日山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしらが出演する実写映画『ゴールデンカムイ』に、新キャストとして子役・永尾柚乃(ながお・ゆの)の出演が明らかになり、キャラクタービジュアルも公開された。「ブラッシュアップライフ」で主人公の保育園時代を演じ話題になった永尾さん。今回演じるのは、アシリパ(山田さん)の従妹であり、その健気な姿から原作ファンの人気を密かに集めるアイヌの少女・オソマ。このオソマという名前は、アイヌ語で「うんこ」や「うんこをする」という意味で、アイヌでは赤ん坊に病魔が近寄らないようにあえて汚い幼名を付け、魔除けをする風習があり、身体が弱かったオソマは、本名もオソマと名付けられた。口琴と呼ばれるアイヌの伝統楽器「ムックリ」(紐を引っ張って弁を振動させ口で響かせる竹製の楽器)を弾くのが大好きで、アシリパのチセ(家)に訪れた杉元(山崎さん)を歓迎する。永尾柚乃永尾さんは「オソマという名前の意味を知った時は驚いたのですが、オソマちゃんを演じてみて今ではとても気に入っています!」と言い、「山崎さんとあやとりをしたり、山田さんと好きな食べ物のお話をしたりして楽しかったです!」と撮影の様子も明かした。『ゴールデンカムイ』は1月19日(金)より全国にて公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月05日眞栄田郷敦映画初主演作『彼方の閃光』が、12月8日(金)より公開されることが決定。ポスタービジュアル、予告編も到着した。生まれて間もなく視力を失った少年・光。世界は「音」であり、彼はカセットテープに自分の世界を録音してゆく。光の眼は手術をすれば視力を得られる可能性があり、手術を受けることを決意するが…。20歳になった光(眞栄田郷敦)は、東松照明の写真に強く導かれるように長崎へ。旅先で出会った自称革命家の男・友部(池内博之)にドキュメンタリー映画製作に誘われ、長崎・沖縄の戦争の痕跡を辿ることに。その中で、心に傷を負いつつもたくましく生きる詠美(Awich)、沖縄と家族を愛する糸洲(尚玄)と出会う。戦争の痛ましい記憶と彼ら3人の生き様は、光の人生を大きく揺さぶり始める。そして、51年後の2070年、71歳になった光(加藤雅也)の生きる世界は大きく変容していた――。本作は、幼い頃に視力を失い、手術は成功するも、その視界に色彩を感じることが出来ないでいた主人公が、戦後日本を代表する写真家・東松照明の写真に惹かれ、長崎・沖縄の戦争の記憶をたどるロードムービー。作品に触れ、戦争の記憶を辿ることになる物語の主人公・光を演じる眞栄田さんは、「この作品を通して、『戦争』という歴史を伝えていかなければならないという意識を改めて強く持つことになりましたし、自分なりに伝えていける方法があることを実感しました。自分自身としては、あの時持てるすべての力を出したし、出させてもらったので、是非色んな方々に観ていただきたいと思っています」とコメントを寄せている。共演には、池内博之、尚玄、加藤雅也、そして“日本のヒップホップ・クィーン”Awichが本格的に俳優デビューを果たしている。公開されたポスタービジュアルは、モノクロの世界に身を置く光が何かを捉えた刹那の姿と、海面でたゆたう2人の人影を捉えた姿で構成されている。海のシーンは作中、最も印象に残るシーンの一つで、かつ、映画を観終えた観客だけがキャッチすることになるであろう隠喩を含んだシーンとなっているという。また予告映像では、旅路で光が目の当たりにすることになる戦争の痕跡や、光にとってかけがえのない出会いとなる人々の姿の断片や記憶が、モノクロの映像美と共にモンタージュのように紡がれている。『彼方の閃光』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月03日シリーズ累計2,500万部突破のベストセラー漫画の実写化『ゴールデンカムイ』がついに始動。キャスト・スタッフが公開、ティザービジュアル&PV映像が一挙に公開された。気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。囚人の刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシリパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシリパは、行動を共にすることとなる。同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた――。2014年より「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にてスタートし、約8年に及ぶ連載を終了した野田サトルによる漫画「ゴールデンカムイ」。多くの賞を受賞した本作は、主人公の元陸軍兵・杉元佐一が、アイヌの少女・アシリパと共に埋蔵金の在りかが描かれた刺青人皮(いれずみにんぴ)を求めて旅をする物語は、同じく埋蔵金を狙う大日本帝国陸軍第七師団や、戊辰戦争で死んだはずの土方歳三など歴史上の人物も登場し、歴史ロマン、狩猟、グルメ、アイヌ民族文化など様々な要素が丁寧に織り込まれた比類ない作品として熱烈な支持を獲得。TVアニメも放送された。ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)画像:amazon.co.jp昨年4月に発売された第29巻の帯にて実写映画化が解禁され、注目を集めていたが、今回ついに始動。「不死身の杉元」と呼ばれる主人公の元陸軍兵・杉元佐一を山崎賢人、ヒグマに襲われる杉元を助けたことから相棒として旅をすることになるアイヌの少女・アシリパを山田杏奈が演じるほか、凄腕スナイパー・尾形百之助役で眞栄田郷敦、天才脱獄犯・白石由竹役で矢本悠馬、第七師団軍曹で鶴見中尉の側近・月島基役で工藤阿須加、第七師団一等卒で双子の軍人・二階堂浩平/洋平役を一人二役で柳俊太郎。第七師団一等卒で東北マタギの生まれの谷垣源次郎役で大谷亮平、柔道の達人・牛山辰馬役で勝矢、元新選組二番隊組長・永倉新八役で木場勝己、アシリパの祖母・フチ役で大方斐紗子、北海道に眠る莫大な金塊の存在を杉元に伝える後藤竹千代役でマキタスポーツ、アシリパの大叔父役で秋辺デボ、金塊を同じく狙う大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎役で玉木宏、同じく金塊を狙う元新選組鬼の副長・土方歳三役で舘ひろしが出演する。さらに、杉元佐一とアシリパがいまにも飛び出してきそうな、生命力溢れる大迫力のティザービジュアルと、北海道はもとより、全国縦断の大規模ロケを敢行したダイナミックな本編映像が見られるプロモーション映像も初公開。物語が始まる二〇三高地の激戦や、雪原での死闘では山崎さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンも垣間見える。今作を牽引するのは、『キングダム』シリーズを手掛けた制作プロダクションCREDEUS。監督は、EXILE、安室奈美恵など有名アーティストのMVを手掛けた久保茂昭。脚本は、『キングダム』「TOKYO MER~走る緊急救命室~」シリーズの黒岩勉。音楽は『キングダム』『東京リベンジャーズ』シリーズのやまだ豊。原作・TVアニメシリーズでもアイヌ語の監修を行った千葉大学名誉教授の中川裕、キャストとしても参加する秋辺さんがアイヌ文化の監修を行う。キャストコメント●山崎賢人「ゴールデンカムイ」は大人気の原作なのでとてもプレッシャーに感じましたが、お話を伺った時に“絶対面白くなる”という確信がありました。信頼しているチームとまた一緒に新しいことへ挑戦できるということも自分の中では大きかったです。今まで成長していく役が多かったのですが、杉元という役では、乗り越えた後の失ってしまったものや忘れてしまった感覚を取り戻していく男を表現できればと考えていました。自分も年を重ねて、今まで見せたことのないものをたくさん出す事が出来たのではないかと思います。原作者の野田先生にお会いした時に「味方ですから」と言ってくださりとても嬉しく思いましたし、心強かったです。撮影は、大自然の中や豪華なセットで1つ1つ丁寧に創り上げてる達成感がありました。完成が楽しみです。●山田杏奈今回「ゴールデンカムイ」という沢山の方々に愛されている漫画の実写化に携わらせていただくことになり、本当に光栄です。同時に年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じましたが、自分に任せていただいたことに責任を持って演じようと覚悟しました。現場で演じるほどにアシリパの意思を持って進む姿、想いの強さに共感し彼女がより好きになりました。スタッフ、キャスト全員でもっと良いものにしようと話し合い、進めていきました。それぞれの作品に対する愛と役に対する愛に溢れた温かく幸せな現場でした。杉元役の山崎さんと長期にわたってご一緒するのは今回が初めてだったのですが、山崎さんとなら杉元とアシリパとしての、相棒としての関係性を築いていけると撮影が始まってすぐに感じました。映画を皆さまのもとに送り出せる日がとても楽しみです、どうぞよろしくお願いします!●眞栄田郷敦原作でも尾形は大好きだったので、演じられて光栄でした。漫画の魅力を活かしながら、魂を吹き込めたらなと。みなさんのリアルかつ再現度の高いキャラクター、原作にも登場するロケ地やセット、雪山などの大自然での撮影はどれも「ゴールデンカムイ」の世界観そのもので、自然と尾形として生きれていたような気がします。が、尾形百之助の魅力はまだまだこんなもんじゃない。今から続編希望です。ご期待ください。●矢本悠馬元々、原作を読んでいて、お話をいただく前から、実写化するなら自分の推しメンの白石由竹を演じたいと思っていたので、こういう巡り合わせは役者冥利につきるというか、役者をやっていて良かったなと感じました。初日は、白石が好きすぎて、勝手に自分でプレッシャーをかけ、ガチガチになっていましたが、見た目は限界があるので、白石が持っている内面をリスペクトし、模写しつつ自分の解釈とオリジナリティを混ぜられたらと演じました。体も鍛えたので、その仕上がりも観て頂きたいですし、ヌルヌルの白石の見せ場もあるので、気持ち悪いシーンになっていたら嬉しいです。「ゴールデンカムイ」ファンの皆さんに楽しんで頂ける、良い出来になっていると思います。●工藤阿須加元々原作のファンで、連載当時からずっと読み続けてきた作品だったので、お話をいただいた時は、心から嬉しく思いました。月島役が自分に務まるのかという不安、プレッシャーが正直ありましたが監督やスタッフのみなさんを信じやり切るだけだと思い、参加させていただきました。漫画の世界観やビジュアルを各部署の皆さんが細部に渡って一つ一つ丁寧に作り上げてくださっているので、 その素晴らしさに毎回驚かされていました。僕も原作ファンとして楽しみにしていますし、観てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います!●柳俊太郎元々、原作のファンだったので、お話を頂いた時は自分が「ゴールデンカムイ」という世界の中に参加できるという喜びと驚きで、率直にとても嬉しかったです。二階堂兄弟は、魅力的なキャラクターなので、その良さをどう引き出そうかという責任感と、大作なので撮影の空気感を想像してワクワクしていました。原作ファンの方々にも二階堂兄弟を楽しみにしている方が多いと思うので、期待に応えられるよう、狂気を見せるシーンは振り切って、ぶっ飛んで演じました。真冬の北海道ロケは寒さとの闘いでしたが、「ゴールデンカムイ」を撮影しているんだという実感が湧きました。これぞ「ゴールデンカムイ」という世界観で過ごせてとても幸せな現場でした。●大谷亮平多くのファンを持つ人気作品に参加できたことを大変嬉しく思っています。癖の強いキャラクターが多い中での谷垣の実直で誠実な人間性に魅力を感じたので、演じる上で現場にて湧き上がる感情を大切に、その気持ちをなるべくストレートに出すよう心掛けました。原作者の野田先生からも谷垣に関しては格別の愛情を注いでいらっしゃると伺ったので、とにかく彼の良さを消さないように私自身も役に愛情を込めて演じさせていただきました。皆さんにご覧いただける日を楽しみにしています。●勝矢「ゴールデンカムイ」が実写化されるニュースを見た時に、「牛山やらせてくれないかな」と別の現場でも話していたのですが、その直後にお話をいただき、大喜びしました。やりたいと思える役をいただき本当に光栄なので、全身全霊全力でやっていきたいと思いました。スタッフ皆さんの力ですごい牛山の外側が出来上がったので、それに負けないように内面も埋めたいと思って演じていました。日本全国から“チンポ先生”と呼ばれるような男になりたいです!●木場勝己役者になって、53年程経ちましたが、漫画原作の作品に出演させていただくのは、今回が初めてです。共演の舘さんとは、同い年ですが、36年ぶりに現場で再会し、改めて“お互い長いことやってきたんだなぁ”と、しみじみしました。40年以上前、20代の時に「カムイ」というスナックをやっていたので、不思議な縁を感じています。記念すべき作品に出会いました。原作ファンの方がたくさん見ていただくことになると思うので、その方たちの持っている印象に近づけたいと思っていましたが、是非、キャラクターの新しい一面としても観ていただけたらと思います。●大方斐紗子今回アイヌの役を初めてやらせていただきました。アイヌ民族の風習や方言が分からないので最初は苦労しましたがアイヌ語監修の中川先生をはじめとしたスタッフの皆さん、共演者の皆さんのおかげで最後までやり遂げる事が出来ました。ありがとうございました。●マキタスポーツ今回、人気作の「ゴールデンカムイ」に出演できると聞いた時は、非常に光栄でした。「ゴールデンカムイ」は奇想天外でもありますが、リアリティもあり、人間の欲望が詰め込まれたエンターテインメント作品です。加えて、歴史的な大河も物語には備わっており、色々な角度で味わえる作品に関われたことは嬉しかったです。私が演じる後藤竹千代は、物語の起点となる役です。それゆえ「原作と違うじゃない」と言われないように、でもマキタスポーツらしさは失わないように緊張感を持って演じたのを覚えています。全くの善人がいないところが面白い作品だと思いますので、皆さんも心の向くままに楽しんでください。●秋辺デボ原作の漫画は一見したところ、ハードな描写が多く、俺とは縁遠い世界だと思っていました!それが運命の悪戯か?アイヌ文化監修をすることになり、どういうわけか?大叔父(原作では叔父)に抜擢され、慌てて原作を読み、手の平返しに好きな漫画となりました(笑)やれる準備は髭を伸ばし髪の毛も伸ばしたこと。アイヌにとって髭は古来から大切なたしなみでした!撮影は一流のスタッフ、役者、監督に囲まれてアイヌ民族の一人として思いっきりやらせてもらったと実感しました。空想でありながら現実感あふれるこの映画がスクリーンいっぱいに映し出され、映画ファンの皆様に届くことを期待しております!ソンノ・イヤイライケレ!●玉木宏僕自身、「ゴールデンカムイ」のファンなので、大変な作品になるということは承知していました。それを踏まえても今作に参加できることが楽しみでした。今回いただいた鶴見中尉という役は、とてもやりがいのあるキャラクターなので、演じることができて嬉しいの一言です。原作を読んでいて感じた、先の読めない怖さや恐ろしさ、一筋縄では掴み切れない所をお芝居でも出せたらと思って演じました。原作へのリスペクトを込めて、原作ファンの皆さんにも満足していただける作品になるよう、キャストの一員として臨みました。出来上がりが楽しみです。●舘ひろし有名な原作の映像化に、参加させてもらい大変嬉しい思いです。今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました。漫画を読んだ時に、それぞれがイメージする世界があると思いますが、今作はそれを超えた映像を皆さんにお見せできるのではないかと、今から公開が楽しみです。是非、期待していて下さい。『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年08月30日眞栄田郷敦(23)の第一子誕生を8月2日、『NEWSポストセブン』が報じた。7月下旬に都内の産院で生まれたという。本誌は兄の新田真剣佑(26)が臨月を迎えた妻と歩く姿を7月に報じたばかりだが、‘21年に逝去した千葉真一さん(享年82)にとっての“初孫”は、弟・郷敦の子供となった。「真剣佑さん夫妻は出産のためハワイに滞在しています。兄の子供とは誕生日の近い同級生となるので、産後の生活について兄弟で情報交換することもあるそうです。やはりインパクトの強い名前をつけるのでしょうね」(真剣佑の知人)郷敦と真剣佑は、今年1月22日にマスコミ各社に向けて結婚に関するコメントを発表。“兄弟W結婚”とワイドショーやスポーツ紙で大体的に取り上げられたが、“Wおめでた”についてはずっと秘してきた。「千葉さんの逝去以来、家族の話題がマスコミを賑わすことも多かったためか、郷敦さんは一般人である奥さんやお子さんについては、詳しく語りたくないそうです。出会ってすぐに結婚を意識したという郷敦さんは意外に古風で、妻には“肌の露出は控えてほしい”などということもあるとか。奥さんは郷敦さんと同い年で、見た感じは佐藤栞里さんに似た笑顔を絶やさない女性です」(郷敦の知人)本誌が目撃した真剣佑は時折おなかの赤ちゃんに語りかけるような仲むつまじい様子で、妻のAさんは胸元とお腹、背中の部分が大きく開いたマタニティウェアを着用していた。兄弟で考えが違う部分はあっても、W結婚、Wおめでたと歩調をぴたりと合わせる二人。天国の千葉さんも喜んでいることだろう。
2023年08月02日橋本環奈・眞栄田郷敦ら豪華若手キャストで贈る新感覚ホラー『カラダ探し』のブルーレイ&DVDが本日より発売中。そのプレミアム・エディションに収録されているメイキング映像の一部が公開された。本作は、投稿サイトで話題となり、漫画化もされたウェルザードの同名小説を基にしたアクションホラー。緊迫した絶望的な状況下で、何度も殺されながら同じ日がループする高校生たちの恐怖を描く。監督は『海猿』シリーズの羽住英一郎が務める。この度、公開されたのは2時間超えの豪華特典映像に収録されている、橋本がノースタントで挑戦したアクロバティックなメイキング映像。化け物“エミリー”から追いかけられた橋本扮する森崎明日香が校舎の3階から落ちて死んでしまうシーンの撮影に密着している。橋本は、これから飛び降りる校舎の下を覗き込んで「ここから飛んで木に刺さったら死なない…?」と羽住監督にも確認。撮影では落ちるためにハーネスをつけて自ら飛び降りなければいけなかったと話す橋本に、共演した眞栄田郷敦と山本舞香も「わーすげー」「こわーい」と驚きの声をあげた。実際に撮影現場を見ていた山本は、芝居だとわかっていても思わず足が動くほどだったと話す。そんなハードなシーンを、橋本は1回で見事に成功。撮影を終えた橋本は、「本番1回だったから、より恐怖をお届けできたんじゃないかな」と余裕の笑顔で話し、飛び降りた直後にも「もっとガクン!の方が良かったかな?」など、スタッフに見え方について相談している姿も。恐怖に臆せず演じ切る橋本の役者魂が垣間見えるメイキングとなった。『カラダ探し』特典映像『カラダ探し』()ブルーレイ、DVD発売中/ダウンロード販売中11月15日(水) レンタル開始/デジタルレンタル配信開始■【初回仕様】『カラダ探し』ブルーレイ プレミアム・エディション(2枚組)6,480円(税込)初回仕様特典:ボーナスディスク(DVD)/ビジュアルブック(全24P)/シルバー仕様アウターケース■【初回仕様】『カラダ探し』DVD プレミアム・エディション(2枚組)5,480円(税込)初回仕様特典:ボーナスディスク(DVD)/ビジュアルブック(全24P)/シルバー仕様アウターケース■プレミアム・エディション映像特典・メイキング映像:Making of『カラダ探し』・イベント映像集:「ジャパンプレミア」(2022年9月15日)/「公開直前イベント」(2022年10月5日)/「公開記念舞台挨拶」PART1&PART2(2022年10月15日)・プロモーション映像集/予告編&TVスポット■『カラダ探し』DVD3,980円(税込)〈PG12〉※本作には、12歳以下の方には保護者等の助言・指導が必要です。発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)2022「カラダ探し」製作委員会
2023年07月14日橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香ら若手キャストで贈る新感覚ホラー映画『カラダ探し』。この度、橋本さんがノースタントで挑んだ、危険と隣り合わせの本格アクションシーン・メイキングが公開された。現在、Blu-ray&DVD、ダウンロードが販売中の本作。今回公開された映像は、プレミアム・エディションに収録されている2時間超えの特典映像の一部。撮影現場では、青春映画のように和気藹々と笑顔があふれていたというが、今回の映像では、主人公・明日香役の橋本さんが挑戦した、思わず息をのむアクションシーンの裏側が明かされている。化け物“エミリー”から追いかけられた明日香が、校舎の3階から落ちて死んでしまうシーンの撮影中。橋本さんは、これから飛び降りる校舎の下を覗き込み、「ここから飛んで木に刺さったら死なない…?」と監督に確認。映画では、“エミリー”から逃げる明日香が、ベランダまで追い詰められ、欄干によじ登った際に掴んでいたパイプが外れ、校舎の下に落ちて死んでしまうのだが、撮影では落ちるために、ハーネスをつけて自ら飛び降りなければいけなかったと話す橋本さんに、眞栄田さんと山本さんも驚きの声をあげる。実際に撮影現場を見ていた山本さんは、芝居だと分かっていても思わず足が動くほどだったと明かす。そんなハードなシーンだが、1回で成功させた橋本さん。撮影を終え、「本番一回だったから、より恐怖をお届けできたんじゃないかな」と余裕の笑顔。橋本さんの役者魂が垣間見える映像となっている。『カラダ探し』ブルーレイ&DVD発売中/ダウンロード販売中、11月15日(水)レンタル開始/デジタルレンタル配信開始。▼『カラダ探し』商品情報ブルーレイ、DVD発売中/ダウンロード販売中11月15日(水)レンタル開始/デジタルレンタル配信開始発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント©2022「カラダ探し」製作委員会※レーティングPG12:本作には、12歳以下の方には保護者等の助言・指導が必要(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会
2023年07月14日山下敦弘監督最新作『1秒先の彼』よりメイキング写真が解禁された。本作は、岡田将生、清原果耶W主演、宮藤官九郎脚本の山下敦弘監督最新作。京都を舞台に、テンポの違う男女による“消えた1日”を巡る物語を描く。この度解禁されたメイキング写真では、『天然コケッコー』以来16年ぶりのタッグとなった岡田さんと山下監督の姿も捉えられている。イベントで山下監督は「お互い若い頃を知っていて、久しぶりに会って照れてしまった」と語っていたが、撮影現場ではお互いの信頼度がさらに増したといい、解禁となった写真では山下監督から真剣に演技指導を受ける岡田さんの姿や、監督自らが岡田さんに直々にポーズを示してみせる場面も切り取られている。ほかにも、映画の鍵を握るバス運転手を演じた荒川良々の楽しそうな笑顔や、郵便窓口でワンテンポ早いハジメとワンテンポ遅いレイカのタイミングを探る岡田さんと清原さん、弾き語りを練習する桜子役の福室莉音とその姿をケータイで撮影する岡田さんの姿があり、岡田さんと清原さんをはじめ出演者全員が「とっても優しくて楽しい現場だった!」と口を揃えて語っていたように、ほがらかな空気感漂う撮影現場の様子が垣間見える。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月02日映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)のクライマックスプレミアが12日に都内で行われ、北村匠海、山田裕貴、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。北村匠海、山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。間宮が「1作目は本当に出番が少なかったので……」と言うと、観客は爆笑。山田は「笑ってるってことは共感してるんですね」と観客につっこみ、北村は「あと、(間宮の)持ちネタすぎるね」と苦笑。間宮は「これだけでちょっとウケる」とニヤリとしつつ、「今回は逆に(自分が演じる)キサキが割と出ているので、その中での居方とか、いっこいっこ気をつけながら演じました」と振り返った。また、後編のアクションについて聞かれた眞栄田はネタバレに気を遣い「前編でもあったとは思うんですけども、皆さんとは若干違うスタートというか。気持ちは一緒ですけども、気合い入れてアクションシーンに臨みましたね」と言葉を選びながら話す。間宮が「あれ、やばかったよね、包帯がはち切れそうな筋肉」と眞栄田の肩を叩くと、吉沢も「あれ、マジやばかった。『1番つええやん』ってなったもん、普通に」としみじみ。北村も「あんな怪我して、体結構起こしてたもんね」とその場の話題をさらっていた。
2023年06月12日2021年に公開され、最終興行収入45億円を記録した『東京リベンジャーズ』(21年)の続編、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(公開中)、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)が2作連続で公開される。和久井健氏による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』を実写映画化した前作は、どん底人生真っ只中のダメフリーター・タケミチ(北村匠海)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)の協力で過去と未来を行き来しながら、東京卍曾に入り込み、自分の人生のリベンジに挑む姿を描いている。そして、『血のハロウィン編』は、凶悪化した東京卍會によってまたしてもヒナタが殺され、未来を変えようと過去に戻ったタケミチは、ヒナタを救う鍵は“東卍結成メンバーを引き裂く過去の事件”と“東卍崩壊の危機となるかつての親友同士の戦い”にあることを知る。そして、マイキーの兄・真一郎の死により壊れてしまった仲間の絆は修復することなく、壮絶な決戦がついに始まった。タケミチは最悪の結末を止め、ヒナタと仲間の未来を救えるのか。今作では北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。今回は東京卍會結成メンバー弐番隊隊長の三ツ谷を演じた、眞栄田郷敦にインタビュー。回想シーンでは東卍の新たな一面も表すことができたと自信を見せる。自身の経験も積んだ上での続編に挑んだ気持ちについて、話を聞いた。○■ドラケンと2人のシーンは大切に――前作の反響も大きかったと思うんですが、そこから続編につながったということについていかがですか?台本的にも三ツ谷としても東卍としても、いろんな一面を描ける、見せられる場かなと思ったので、プレッシャーというよりはすごく楽しみでした。前作は自分も映画出演が2~3本目だったので、あんまり色々なことをわかってなかったんですが、今回はちょっと余裕が出てきて。皆さんとコミュニケーションをしっかり取りつつ、少しは幅が広げられたんじゃないかなと思います。――キャストの中ではどういう存在ですか? ほかの作品だとちょっと“いじられキャラ”な時もあったかと思いますが。みんなけっこう先輩なので、後輩みたいな感じかな? 年が10個くらい離れている方もいるので。――前作から今作にかけて、改めて三ツ谷を演じるにあたって、大切にしたことはありますか?東卍の過去回想は、彼らの普段じゃ見れない一面が見られるところだと思うし、そこが楽しければ楽しいほど、後々効いてくると思ったので、すごく大事にしていました。ドラケンと2人でカフェで芝居するシーンがあったんですけど、今作ではアクションシーンや、みんなではしゃいでるようなシーンが多かったので、対面のセリフのお芝居が意外とそこしかなくて。だからドラケンやマイキーとの関係性が出るところだな、と。原作だと幼少期のこと、マイキーとドラケンの関係性はけっこう描かれてるんですけど、映画だとそこまでは描かれていないので、僕は2人のシーンを大事にしていました。――アクションもちろん大掛かりなもので、そこに向けての準備もあったんですか?アクション練習は事前にかなり丁寧にやりつつ、アクション部さんたちと、より役にはまるようなものをどんどん作っていきました。廃車場の決戦シーンは、砂埃もすごかったし、みんな喉が痛そうでした。あれはひどい環境ですね(笑)。でも砂埃が舞っている決戦シーンが、すごくいいなと思いました。――皆さん一緒にホテルに泊まって、合宿っぽくなったりとかされたんですか?意外と、そんなことはなかったです。ずっと戦っていたので、ホテルではもう疲れ果てて寝るだけという感じでした(笑)○■実は…腰パンの位置にこだわり――新しいキャストの方々もいらっしゃって、空気が変わったところはありましたか?結成メンバーのシーンについては、一虎や場地がいると全然雰囲気が違いますよね。エネルギッシュというか。マイキー、ドラケン、三ツ谷は割とクール目で、パーちんがはしゃぐ感じという中に、一虎と場地が入ることで、東卍の本当の姿が表現できてたんじゃないかなと思います。結成当時、一虎と場地の2人がいて本当に楽しかったんだろうなということも感じましたし、自然と出てくる空気がありました。根本の東卍のつながりというか、根っこの部分がちゃんと原作通りに描かれているんじゃないかな。――三ツ谷として大切だったと思ったシーンはありますか?「ここ」というよりも、それぞれのシーンでの立ち位置や立ち振る舞いです。結成メンバーの中でも割と間にいる存在だと思っていて、中心というよりはつなぎ役だし、東卍の中でもマイキー、ドラケンを立てつつも、ほかのメンバーにも寄り添えるキャラクターだと思っています。あとは『-決戦-』での登場シーンは大事にしていました。――「きた~!」という感じがありますよね。本当ですか? よかったです(笑)――ちなみに「実はこんなことをしていた」という細かいこだわりはありますか?腰パンの位置じゃないですか?(笑) 上げすぎるとちょっと違うし、下げすぎると足が短く見えてしまう。腰パンの位置で印象が全然変わるので、こだわってました。鏡を見ながら調整してたので、ぜひ注目してください(笑)○■一問一答『東リベ』メンバーの中で〇〇な人・一緒に戦いたい人は?虹郎さん。強そうじゃないですか? (吉沢は「眞栄田と一緒に戦いたい」と回答)それ、僕の体がでかいからですか? 僕は大丈夫です(笑)・守りたいところがある人は?真宙くんとか……かわいくないですか? 先輩だけど、かわいいなと思います。(高杉も「眞栄田を守りたい」と回答)じゃあ、背中を任せます(笑)・「この人は何を考えてるんだろう?」と本音を聞いてみたくなる人は?誰だろう? 意外と吉沢さんかな。なんか、ミステリアスじゃないですか? いつも、本音がどこにあるんだろうなと思います。・兄弟、もしくは姉妹にしたい人は?永山さんは、めっちゃいい兄貴って感じがする。東卍の回想シーンで一緒だったので、お話しましたけど、すごくいい兄貴でした。・「この人タイムリープしてるんじゃないか」と思う人は?役に引っ張られてると思うんですけど、間宮くんとか清水くんとか、映画の中でミステリアスすぎて、不思議な感じがあるような気がします。たぶん、本人はそんなことないんでしょうけど(笑)■眞栄田郷敦2000年1月9日生まれ、アメリカ合衆国カルフォルニア州ロサンゼルス出身。『小さな恋のうた』(19年)でデビューを飾り、映画出演作に『午前0時、キスしに来てよ』(19年)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21年)、『カラダ探し』(22年)がある。TVドラマ『ノーサイド・ゲーム』(19年)、『私の家政夫ナギサさん』(20年)、スピンオフドラマ『私の部下のハルトくん』、『教場Ⅱ』(21年)、『星になりたかった君と』(21年)、U-NEXTpresents『あと3回、君に会える』(20年)に出演。また、22年の『エルピス -希望、あるいは災い-』の出演が話題となった。
2023年06月01日映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。ほか山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。「仲間っていいよな」と思ったシーンについて聞かれたが、「仲間っていいよね」「いっぱいありますけどね」と繰り返すのみになってしまった吉沢。改めて「シーンの話じゃないんだけど、裏話的な。『-決戦-』で上裸になって戦うシーンがあるんですね。そこで見せるために現場でめっちゃ鍛えてたんですよ。そしたら郷敦が僕のところにスッときて『吉沢さん……甘いもの食った方がいいっすよ』って。こいつめっちゃいいヤツだなって」と眞栄田とのエピソードを披露。山田は「特に筋肉にいいヤツ」と加えた。「筋肉の仲間だよ」という吉沢に、眞栄田は「撮影前、めちゃくちゃパンプアップしてたので『ご飯食べました?』『何も食べてない』『なんか入れた方がいいですよ』って」とやりとりを振り返る。吉沢は「丁寧に教えてくれた。『甘いもの食べた方がいいですよ』『お尻の筋肉柔らかくした方がいいですよ』」と眞栄田の口調を真似し、北村は「お尻の筋肉柔らかくした方がいいのか」と感心していた。
2023年04月21日兄弟で同時に結婚を公にし、日本中の祝福を受けた新田真剣佑(26)と眞栄田郷敦(23)。発表した1月22日は、父・千葉真一さん(享年82)の誕生日だった。「’21年の夏に千葉さんが亡くなってから、お別れ会が別々に行われるなど、確執問題がたびたび報じられていましたから、兄弟の同時結婚発表は、千葉家のイメージ回復の良い機会にもなったと思います」(芸能レポーター)2人は俳優業も上り調子だ。本格的にハリウッド進出を目指している兄の真剣佑は、実写版『聖闘士星矢』であるハリウッド映画初主演作『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』と、Netflixドラマ『ONE PIECE』が年内に公開される。一方の郷敦は、今年は大河ドラマ『どうする家康』に出演。さらに、映画『東京リベンジャーズ2』の公開も控えている。「しかし、もし千葉さんが存命だったら、『現状に満足している場合ではない!』などと、息子さんたちに喝を入れたかもしれないですね」(千葉さんの知人)千葉さんは晩年、本誌の取材に対しても、こう語っていた。「日本の映画界はマンガ(原作)に依存していて、以前から僕はそんな風潮には疑問を感じていた。だから弟の郷敦がデビューしたときには2人に『お前たちは世界で通用する俳優になれ』『ハリウッドを目指せ』と言いました」千葉さんは自身で脚本も書いていたが、歴史上の事実に基づくなど、リアリティのある作品を目指しており、映画界にマンガ原作の作品が溢れかえる現状を苦々しく思っていたのだ。「マンガに依存」と語るとき、厳しい口調になったのが印象的だった。「やはり千葉さんの思うハリウッドのイメージは、ご自身が活躍された‘70年代なのでしょう。当時もマンガ原作はありましたが、決して今のような大きな割合ではありませんでした。時代の変化もありますし、必ずしもマンガが原作だから悪いというわけではないと思うのですが……」(前出・千葉さんの知人)厳しくも愛のある父の“遺命”だが、真剣佑と郷敦なら、その期待に応えることができるだろう。
2023年01月31日兄弟W結婚で日本中を驚かせた新田真剣佑(26)と眞栄田郷敦(23)。発表した1月22日は、父である故・千葉真一さん(享年82)の誕生日だった。「両カップルと千葉さんは過去に1度だけ顔を合わせています。千葉さんの家で行われたバーベキューの日でしたが、真剣佑の奥さんとなったAさんが積極的に兄弟に声をかけて、実現したのです。千葉さんは息子2人の彼女たちに、“よろしく頼みます”と挨拶していました」(千葉さんの知人)Aさんは、真剣佑より7歳年上の元女優で、芸能界引退後は美容関係の仕事をしていた。2人が婚約したのは、真剣佑が南アフリカでの長期ロケから日本に帰国した直後の昨年9月だったという。「結婚指輪は多くの女性が憧れる高級ブランドのもので、100万円はくだりません」(前出・知人)一方の郷敦の妻になったBさんのプロフィールについてはあまり報じられていないが、出会いは約3年前だと言う。「郷敦さんと同い年で、以前は都内のカフェに勤務していました。タレントの佐藤栞里さんに似ていて、笑顔を絶やさない素敵な子ですよ」こう語るのは、Bさんの元職場関係者だ。「Bさんが勤務するカフェに郷敦さんが知人に連れられて来たのが、2人の出会いでした。郷敦さんは最初からベタ惚れで、ほどなく交際に発展したそうです。Bさんはカフェを運営する企業の社員だったのですが、交際後しばらくすると退社してしまいました」(前出・職場関係者)退社後は、俳優としてデビューしたてだった郷敦を陰ながら支え続けたBさん。人目につく場所でのデートはほとんどできなかったという。「郷敦はロサンゼルス育ちですが意外と古風で控えめな性格です。大切な人には、『肌の露出は控えてほしい』なんて言うこともあります。惚れたら一途で、Bさんとは最初から結婚を意識していましたが、俳優デビューを果たしたばかりということもあり、外出してのデートを控えざるを得なかったのです。それでも『結婚は兄貴が先がいい。それまで俺は結婚できないよ』とよく言っていました。実際、兄の真剣佑とW結婚報告になりましたが、入籍は兄夫婦が先に行いました」(前出・知人)今年は大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に出演するなど俳優として上り調子にある郷敦だが、その裏にはBさんの献身的な支えがあったのだ。
2023年01月29日1月22日、俳優の新田真剣佑(26)と眞栄田郷敦(23)が兄弟揃って結婚を発表した。2人で相談して発表の日程を決めたという、今回の“兄弟W結婚”報告。一昨年にこの世を去った尊敬する父・千葉真一さん(享年82)の誕生日に合わせたということもあって、ネット上では祝福の声とともに、2人の家族愛に感動する声も多く寄せられた。しかし、実はその裏で、2人の間にまさかの”格差”が囁かれている。2014年から本格的に日本での活動を開始した兄の真剣佑。以降は順調にキャリアを重ね、2017年には映画『ちはやふる』の演技で日本アカデミー賞最優秀新人俳優賞を受賞。その後も『るろうに剣心 最終章 The Final』や、超人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』で主要な役を演じるなど、続々と話題作に出演し、人気俳優の仲間入りを果たした。勢いそのままに2020年12月には海外進出を宣言し、21年4月に事務所を退所。その後漫画『聖闘士星矢』の実写版ハリウッド映画『Knights of the Zodiac』で主演に大抜擢され、さらにNetflix製作によるオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』にもロロノア・ゾロ役での出演が決定している。順風満帆に見えた真剣佑だが、“旧友”からの暴露がピンチをもたらすことになる。「昨年に暴露系YouTuberとして活動を始めた“ガーシー”こと東谷羲和氏(51)が、真剣さんの過去の女性問題や金銭トラブルを続々と告発。真偽は不明ですが、ショックを受けたファンも少なくなかったようです。『Knights of the Zodiac』と『ONE PIECE』以降の大きな仕事の予定は現状聞こえていません」(芸能関係者)本誌もその余波として、昨年4月ごろに真剣佑が有名ブランドとの広告契約を打ち切られてしまっていたことを報じている。いっぽう、兄に5年遅れる形の2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビューを果たした弟・郷敦は目覚ましい活躍を遂げている。2021年にはドラマ『星になりたかった君と』(日本テレビ系)で主演を、実写版映画『東京リベンジャーズ』でも重要な・三ツ谷隆役を演じるなど、わずか数年で大ブレイク。さらに、昨年10月クールのドラマ『エルピス -希望、あるいは災い-』(関西テレビ・フジテレビ)での演技は、高い評価を受けた。今年1月6日には、今話題のNHK大河ドラマ『どうする家康』で武田信玄の後継者である武田勝頼役として、大河ドラマに初出演することも決定した。あるテレビ局関係者は言う。「かつては郷敦さんが真剣さんの背中を追う形でしたが、現在の勢いは郷敦さんが上回っているでしょう。ガーシー氏の暴露の影響はかなり大きかったと思います。ただ、今の真剣さんは海外を軸にしていますし、そもそも戦っているフィールドが違うとも言えますが」果たして、今の状況に真剣佑は何を思うのかーー。
2023年01月24日1月22日、俳優の新田真剣佑(26)、眞栄田郷敦(23)がそれぞれ結婚を発表した。注目の若手俳優の“兄弟同時”結婚発表に、ファンの心境は複雑なようだ。2人の父は、’21年に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった父・千葉真一さん(享年82)。真一さんの誕生日であるこの日に結婚を公表することを、2人で決めていたという。ともに相手の詳細は明かされていない。真剣佑の妻に関しては、仕事を通じて知り合った年上の一般女性で、2年ほど前から交際をスタートしていたことがNEWS ポストセブンによって報じられている。真剣佑は、主演するハリウッド映画『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』が今年公開予定。郷敦は前クールのドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)での演技が絶賛されたうえ、1月6日には大河ドラマ『どうする家康』にも追加キャストとして初出演することが発表されている。仕事面でも好調が続いていた2人。特に郷敦に至っては、目立った交際報道もなかったことから、ファンの間では“しばらくは仕事に一直線ではないか……”という期待が高まっていたようだ。そんな予想を裏切る兄弟そろっての結婚発表に、一部のファンは動揺を隠せず、SNS上には悲鳴が上がっている。《真剣佑と郷敦が結婚だなんて真剣佑はなにかネットニュースで見たけど、まさか郷敦までとは!!一般女性ってどんなだよ〜》《普通に郷敦と真剣佑の同時結婚報告は2倍でめでたいけど2倍メンタルやられる》《まさかこのタイミングとは思ってなくて衝撃強いあと5年以上は余裕で先だろうと思ってた》《真剣佑と郷敦結婚して私もう無理だよ》《郷敦くん早すぎるよ。ずっと結婚したいって言ってたけどこれからってときに?オタクなら応援しろって思うけど、やっぱり私には無理だったずっと泣いてる》《新田真剣佑と郷敦が結婚したからもうムダ毛処理とかに必死になるのやめます。#ショック》
2023年01月23日2023年1月22日、俳優の新田真剣佑さんと、同じく俳優で弟の眞栄田郷敦さんが同時に結婚を発表しました。サンケイスポーツによると、新田さんと眞栄田さんの結婚相手はともに一般女性とのこと。新田さんと眞栄田さんそれぞれが、次のようにコメントを発表しています。真剣佑は「これからもお互いに支え合いながら、大切な時間を重ねていきたいと思っております。そして、より多くの方々に夢と感動を与えられるように、より一層精進して参ります。温かく見守っていただけますと幸いです。皆様の応援と支えでこの日を迎えることができ深く感謝するとともに、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」とつづった。また、郷敦は「俳優という仕事を始めさせていただいてから約4年、まだまだ学ばなければならないことの多い未熟者ではありますが、より一層精進して参ります。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せている。サンケイスポーツーより引用新田さんと眞栄田さんが結婚を発表した同日は、新型コロナウイルス感染症による肺炎で2021年に亡くなった、俳優で父親の千葉真一さんの誕生日。2人で千葉さんの誕生日に、結婚の報告をすることを決めたそうです。おめでたいニュースと同時に親子愛をも感じる報告に、ネットでは「ご結婚おめでとうございます!」「2人とも、素敵!」「父親の誕生日に発表なんて、泣いちゃう」など、祝福の声が上がっています。千葉さんも、新たな人生を歩み始める2人を、天国から見守っていることでしょう。新田さん、眞栄田さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年01月22日今月8日からスタートするNHK大河ドラマ『どうする家康』の追加キャストとして出演が発表された眞栄田郷敦(22)。大河初出演にして、時代劇は初挑戦となる眞栄田。阿部寛(58)演じる武田信玄の息子にして後継者となる武田勝頼を演じる。最強大名の遺伝子を継ぐ若き猛将という重要な役どころで、本人も「時代劇の撮影自体が初めての経験なので不安要素はたくさんありますが、また新しい経験をたくさんさせていただけると思うと、凄く楽しみです」とやる気にみなぎるコメントを出している。昨年は10月期のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系)に出演し、俳優として一気に評価を上げた眞栄田。じつは一昨年8月に亡くなった父・千葉真一さん(享年82)もかつてNHK大河『風林火山』(‘07年)で武田家重臣・板垣信方を演じている。千葉さんも生前『風林火山』での武田役について、「私の人生のなかでも3本の指に入る作品」と語っているほどで、2代に渡る“武田家”役での出演を果たすことになった。「千葉さんの子供たちに対する夢は、“ハリウッド進出”と“本物の俳優”の2つでした。そのため郷敦にも徹底的に芝居やアクションの所作を、まだ子供のころから徹底的に叩き込んだんです」こう語るのは、千葉さんの古くからの知人だ。「まだ郷敦が高校生くらいの頃から、千葉さんは君津市にあった豪邸にあったトレーニングルームで、自ら郷敦に体力作りから殺陣まで教えていました。また、あまり公言していませんが、郷敦本人も千葉さんが設立したJACの稽古にもたびたび参加してアクションの基礎を磨いてきたんです。亡くなる直前にも千葉さんはよく兄の真剣佑と郷敦が『助さん&格さん』、千葉さんが『水戸黄門』という時代劇の構想を語っていました。これまでの郷敦が出演してきた作品はラブストーリーだったり社会派だったりと、あまりアクションは見せてきませんでしたが、今回の『どうする家康』では満を持して“千葉さん仕込み”のアクションを見せられると思います」生前の千葉さんは本誌のインタビューで眞栄田に「二世ではなく“ニセ者俳優”と呼ばれたくなければ、俺のことも真剣佑のことも超える覚悟でやれ!それができずに負けるようなら、すぐに芸能界をやめろ!」とエールを送っていたことも。千葉さんが逝去したとき、《一方的な約束をしてきました。それを守るだけです》とのコメントを出した眞栄田。親子での大河出演、天国の千葉さんも見守っていることだろう。
2023年01月06日1月8日(日)ついに放送がスタートする松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」。この度、新たに眞栄田郷敦と古田新太の出演が明らかになった。2人が演じるのは、徳川家康の生涯に大きな爪あとを残す人物。『東京リベンジャーズ』シリーズや「プロミス・シンデレラ」、先日最終回を迎えた「エルピス-希望、あるいは災い-」の出演も話題となった眞栄田さんが演じるのは、武田信玄(阿部寛)の若き後継者・武田勝頼。三方ヶ原の戦いで壊滅的な打撃を負わせた徳川を、さらに追い詰めることに。今回大河ドラマ初出演となる眞栄田さんは「自分と重なる点も多いような気がします」と役柄について語ると、「新しい武田勝頼を表現していければ」「夢のような共演者の方々ばかりで、吸収できることは全て吸収して自分の血肉にしていければと思います」と意気込む。一方、「元禄繚乱」「新選組!」に続いて今回大河ドラマ3作目となる古田さんが演じるのは、のちに将軍となる家康が会った“最後の将軍”である足利義昭。古田新太「ダメな人だったんだろうな」と今回の役柄の印象を語った古田さんは、「嫌な感じの人が演じられたらなと思っています」と明かし、撮影については「何より MJ(松本潤)さんとの共演が楽しみです」と期待している。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2023年01月06日話題を呼んだドラマや映画で活躍を見せ、2022年を盛り上げた俳優たち。地上波ドラマが世界トレンドNo.1を席巻し、「拾われた男」「アトムの童」など、配信サービスで世界配信されることも増えてきた。映画では昨年旋風を巻き起こした『ドライブ・マイ・カー』に続く作品が期待され、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンなどの国際映画祭への出品が相次ぎ、多様性や包括性がテーマとなった映画も多い。そんな2022年に、躍進を遂げた俳優たちを6名ピックアップした。奈緒が“見たことのない景色”を見せる働く女性たちを数多く主人公にしてきた日本テレビ系の10月期水曜ドラマ「ファーストペンギン!」で、民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たした奈緒。縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話をモデルにした今作は、主人公・岩崎和佳を演じる奈緒さんの“啖呵を切る”場面が話題に。漁協やほかの猟師たちから“村八分”にされると「私たちは間違ってない。よそ見せず前だけを見て、まっすぐ歩いて行こう」と片岡洋(堤真一)ら、さんし船団丸の面々を励ましたり、さんしと「お魚ボックス」を守るために水産業界から身を引くことを秘かに決意したりと、そのまっとうさが観る者の胸を打った。目の前にある常識や社会通念を当たり前と思わず、変えたい景色のために真剣に向き合うその熱い姿は、「あなたの番です」の尾野ちゃんに代表されるようなエキセントリックな“クセ者キャラ”のイメージを上書きさせたといえるだろう。一方、タナダユキ監督の映画『マイ・ブロークン・マリコ』ではDVの被害者となるマリコを熱演し、朝ドラ「半分、青い。」以来の永野芽郁との共演はスクリーン上で圧倒的な説得力をもたらすことに。『マイ・ブロークン・マリコ』そのほか、映画『余命10年』『TANG タング』、NHKBSプレミアム・BS4Kのドラマ「雪国 -SNOW COUNTRY-」やレギュラー出演してきた同「赤ひげ4」、WOWOW連続ドラマW「両刃の斧」、舞台「恭しき娼婦」など、幅広く大活躍した奈緒さん。2023年は、中島裕翔が“マンホールに落ちた男”を演じる熊切和嘉監督『#マンホール』(2023年2月10日公開)でカギを握る元カノを演じる。『#マンホール』「半分、青い。」「あなたの番です」などでブレイク1995年2月10日生まれ、福岡県出身。2013年ドラマ「めんたいぴりり」にて俳優デビュー。2018年にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で注目を集め、2019年のBS12トゥエルビ「のの湯」にてドラマ初主演、『ハルカの陶』にて映画初主演。「あなたの番です」が話題を呼ぶ。映画『僕の好きな女の子』(玉田真也監督/20)では「ファーストペンギン!」の“先生”渡辺大知と共演。2021年には『君は永遠にそいつらより若い』『マイ・ダディ』など、7作の映画が公開。眞栄田郷敦、その目力に魅了される冤罪疑惑の追及報道という、開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったTV局アナウンサーやディレクターたちを描き、関心を集めた「エルピス―希望、あるいは災い―」。長澤まさみ演じる主人公・浅川恵那に「目力の強さ」を何度も言及される岸本拓朗を演じたのは、眞栄田郷敦。実は同級生の死というトラウマを抱え、最初は渋々だったはずが、次第に事の大きさに震えながらも報道として目覚めていく若きジャーナリストをかつてない凄みで演じた。第35回東京国際映画祭にて調査に行き詰まり、ひげ面でやさぐれながら雑炊をかき込むシーンは称賛を集め、看板報道番組に返り咲いてからの恵那とは対照的にその足で調査を続け、恵那や村井(岡部たかし)らに影響を与えていく役どころとなった。作品ごとに成長著しい眞栄田さんの、紛れもない代表作の誕生だ。また、「今日から俺は!!」西森博之による人気コミックをドラマ化した夜ドラ「カナカナ」では、不思議な能力をもつ5歳の少女と出会う元ヤン青年に。10月14日より公開された橋本環奈の主演映画『カラダ探し』では、主人公・明日香の幼なじみでバスケが得意な人気者・伊勢高広役を演じた。同作は原作ファンを納得させる完成度の高さや、旬な若手俳優たちとの青春群像が10代~20代を中心に支持を集め、本年度ホラー映画No.1ヒットを記録。『カラダ探し』同作や「エルピス」で見せた陰と陽の演技の振り幅、低めで太く印象的な声、そして圧倒的な目力は若手俳優の中でも異彩を放つ。「戦争とは?敵とは?」と次世代へ問いかける初主演映画『彼方の閃光』は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Nowにて上映された。『東京リベンジャーズ』やヒットドラマで存在感を発揮2000年1月9日生まれ、米・ロサンゼルス出身。父は千葉真一、兄は新田真剣佑。2019年に「MONGOL800」の名曲から生まれた映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。同年の「ノーサイド・ゲーム」で注目され、「私の家政夫ナギサさん」(20)「レンアイ漫画家」(21)、地上波ドラマ初主演「星になりたかった君と」、大ヒット作『東京リベンジャーズ』(21)などで頭角を現す。二階堂ふみ、岩田剛典と三角関係を繰り広げた「プロミス・シンデレラ」(21)では、一見何もかも恵まれているようにみえて自分自身が迷走中、という次男坊を演じた。三浦透子、その聡明さで本質を見透かす「エルピス―希望、あるいは災い―」で眞栄田さん演じる岸本拓朗に冤罪事件を持ちかける、物語の発端となるヘアメイクの“チェリーさん”こと大山さくらを演じた、三浦透子。メインキャストを演じた映画『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞、自身は第45回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれるなど、国際的にも一気に注目を集めた。12月16日より公開された初主演映画『そばかす』では、他者に恋愛感情を抱かず性的にも惹かれないアロマンティック・アセクシャルである蘇畑佳純(そばたかすみ)役で1つの手応えを得た様子。「自分自身も今まで世間の常識や、当たり前とのギャップというかズレを感じたこと、悩んだことがあったりした」と明かし、「そういうことを感じてきた側の人間」だとシネマカフェのインタビューで語っている。だからこそ、「私のもとにこの脚本が届いてくれてありがとう」という気持ちになったと言い、「そういう作品に出会えること自体がとても幸せなこと」と真摯に語る。親友役を演じた前田敦子、妹役を演じた伊藤万理華とも同様な価値観を共有していると意気投合、映画や佳純に対しても共感の声が集まっているところだ。『そばかす』2022年はさらに、話題沸騰の「鎌倉殿の13人」で源義経(菅田将暉)の正室・里役にて大河ドラマ初出演を果たしたほか、東出昌大主演『とべない風船』(広島先行公開中、1月6日全国公開)、第35回東京国際映画祭コンペティション部門出品『山女』(2023年公開)、「ミュージカル『手紙』2022」など、まさに走り続けた1年となった。『そばかす』インタビューまた、新海誠監督作『天気の子』(19)にて「RADWIMPS」と主題歌に参加したように、その透明感のある歌声も三浦さんの大きな魅力。今年はドラマ「六本木クラス」で挿入歌の1曲を担当し、ディズニープラス「スター」オリジナルドラマ「すべて忘れてしまうから」ではエンドソングを劇中のバーで歌うアーティストの1人として参加。もちろん『そばかす』でも、主題歌「風になれ」を歌唱している。1月からはバカリズム脚本の日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」がスタート、事務所の先輩でもある安藤サクラの“後輩”役を演じる。子役から活躍、あのヒットドラマでは生徒役に1996年10月20日生まれ、北海道出身。子役時代にサントリー「なっちゃん」のCMに出演。以降、映画『悪の教典』やドラマ&映画「鈴木先生」などで生徒役に。『私たちのハァハァ』(15)、『月子』(17)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)、『あの日のオルガン』(19)、『ロマンスドール』(19)、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(21-22)など出演作は多数、バカリズムによる「架空OL日記」の“かおりん”としても知られる。鈴鹿央士、“主成分優しさ”は演技にも10月期の木曜劇場「silent」は2022年最も話題となったドラマの1つ。かつて一番好きだった人・佐倉想と出会いなおした主人公・青羽紬のラブストーリーは、毎回感動の“言葉”がトレンドを席巻。主演の川口春奈や、目黒蓮(SnowMan)、夏帆らの手話の演技も絶賛された。その中で、好きな人・紬のために身を引くという選択で視聴者を驚かせた、“主成分優しさ”でできている戸川湊斗を演じたのが鈴鹿央士だ。「silent」を特集したバラエティ番組「トークィーンズ」に登場した際の語り口からも鈴鹿さんの優しさはにじみ出ていたが、桃野奈々(夏帆)と春尾正輝(風間俊介)に言わせれば、湊斗の選択は「それは優しさじゃない、バカだよ」に尽きる。ただ、「どうした?何かあった?」と湊斗にコンポタを差し出されたい!と思った方は多いはず。2022年は、4月期に連続ドラマ単独初主演ドラマ「クロステイル ~探偵教室~」が放送。鈴鹿さんが演じた“探偵の卵”飛田匡は人の些細な悲しみや苦しみを察知し、気になってしまって夜も眠れないというキャラクター。探偵を目指すにはあまりにも心優しすぎる主人公で、その豊かな表情の変化も見どころだ。映画『バイオレンスアクション』の渡辺役ではマッシュルームヘアに変身!劇場版アニメーション『夏へのトンネル、さよならの出口』では声優に初挑戦し、飯豊まりえとW主演を務めた。落ち着いた彼の声には、やはり常に人を慮るような優しさが宿る。一転、7月期放送「六本木クラス」では前半と後半ではまるで立ち位置が変わる長屋の次男・龍二役を演じて、新境地を見せた。ファースト写真集「omen-前兆-」が発売され、いま波に乗る鈴鹿さん。2023年は初めてのラジオ「鈴鹿央士の寄り道トーク」に挑戦。Netflixシリーズとして実写化される「君に届け」が3月配信予定、映画『ロストケア』(3月24日公開)で長澤まさみ演じる検事をサポートする検察事務官役に挑む。『ロストケア』初出演映画『蜜蜂と遠雷』で新人賞総なめ2000年1月11日生まれ、岡山県出身。「MEN'S NON-NO」専属モデル。映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)にエキストラとして参加、2019年にNHK連続テレビ小説「なつぞら」、ドラマ「おっさんずラブ in the sky」、映画『決算!忠臣蔵』に出演し、石川慶監督の『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか、新人賞を席巻。「MIU404」(20)への印象的なゲスト出演を経て、「ドラゴン桜」(21)では藤井遼役でレギュラー出演。変幻自在の岸井ゆきの、最新映画が代表作に日曜劇場「アトムの童」では、アトム玩具を継いだひとり娘の“姫”こと富永海としてゲーム業界で闘っていた岸井ゆきの。一転、最新主演映画『ケイコ 目を澄ませて』では、ろう者のプロボクサーとしてリングに立ち、3か月に及ぶ徹底したトレーニングで別人のような佇まいを見せる。今作はベルリン、釜山、東京国際映画祭などに出品され、すでに観客からも絶賛が相次いでいる。セリフはほぼなく、手話やスパーリングといった“身体”という言語で話し、じっと“目を澄ませて”、葛藤しながらもボクシングを続けるケイコは、岸井さんにとって格別な思いを込めた役に。初日舞台挨拶では「この映画は生き方のお話です。色々な方に伝わるものがあると思う」と語り、「もっともっと羽ばたいて私たちから見えなくなるくらいまで行ってほしい。“映画”が皆さんにとって大事なものになる、そのきっかけとなるような作品になったら嬉しい」と力を込めていた。高橋一生とアロマンティック・アセクシャルの“ふたり”を演じたNHKよるドラ「恋せぬふたり」から始まった2022年は、ドラマ・映画・舞台と多忙を極めた。映画は『ケイコ』も含め5作品(うち主演2作)が公開。彩瀬まる原作の映画化『やがて海へと届く』では、“親友”・すみれ(浜辺美波)への言葉にできなかった想いと彼女を失った喪失感と向き合う主人公・真奈を繊細な情感で演じた。『やがて海へと届く』ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」ではディーン・フジオカと組む科学者・最上に。『犬も食わねどチャーリーは笑う』では『凪待ち』以来3年ぶりに映画主演した香取慎吾と夫婦役となった。また、『ヒメアノ~ル』吉田恵輔監督が手がけた『神は見返りを求める』は、ムロツヨシ演じる見返りを求める男と恩を仇で返す女の物語。さえないYouTuber・ゆりちゃんが身体を張って、尊厳と引き換えに売れっ子へと変貌していく様を体現した。『神は見返りを求める』『愛がなんだ』で幅広く認知、日本映画界の売れっ子に1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年「小公女セイラ」で俳優デビュー。映画化もされた連続ドラマ「99.9 刑事専門弁護士」(16)や時代劇初挑戦となったNHK大河ドラマ「真田丸」(16)ほか、映画初主演『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)で第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。連続テレビ小説「まんぷく」(18-19)を経て、今泉力哉監督の『愛がなんだ』(18)でブレイク。第43回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた。安定と信頼の仲野太賀という存在仲野太賀も2022年は引っ張りだことなり、まるで舞台のようなドラマ、実話のようなフィクションの作品が際立った。7月期「初恋の悪魔」では坂元裕二脚本のもと林遣都とW主演、松岡茉優、柄本佑と濃厚なミステリーコメディを作りあげ、とりわけ仲野さんが演じた馬淵悠日と松岡さんが演じたスカジャンの星砂と恋愛模様は観る者をヤキモキさせ、ときには涙を誘った。「初恋の悪魔」また、俳優・松尾諭の波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイのドラマ化「拾われた男」では主人公・松戸諭を好演。井川遥ら有名俳優&監督がご本人役で登場し、『シン・ゴジラ』にも触れられ、松尾さん自身も登場。敏腕編集者役の夏帆、兄役の草彅剛、恋人役の伊藤沙莉ほか、岸井さんも出演するなど豪華なアンサンブルや、強運と縁に恵まれた男のリアルな物語はクセになる面白さ。実際はそれほど似ていなくても、仲野さんが松尾さんに見えてくる瞬間も!?「拾われた男」(C)2022 Disney & NHK Enterprises, Inc.そして、稽古は1日、本番は一発勝負の“ドラマ版ファーストテイク”と呼ばれるシットコム「ジャパニーズスタイル」は、飛び散る汗が目に見えるほどライブ感たっぷり。仲野さん演じる「虹の屋」の跡継ぎ・哲郎は、映画『桐島、部活やめるってよ』(12)からバレー部の補欠でリベロ(小泉風助)の設定が引き継がれ、旅館の面々から“リベロー”と呼ばれることに。「ジャパニーズ スタイル」8月に公開された映画『ぜんぶ、ボクのせい』で共演したオダギリジョーによる、ドラマ10「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」シーズン2にも参加。妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝出演の『ある男』ではキーパーソンに。わずかなシーンながら、さすがの安定感ある演技できっちりと仕事をした。2023年は、コロナ禍で中止となり無観客で収録・放送された幻の舞台「ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』」が上演決定。「大人計画」の舞台に初参加する。「今日から俺は!!」から『すばらしき世界』までこなす役者に1993年2月7日生まれ、東京都出身。『那須少年記』(08)で映画初主演、『桐島、部活やめるってよ』ほか多数の作品に出演し、2016年にドラマ「ゆとりですがなにか」の新入社員・山岸ひろむ役を演じて一般層にもブレイク。「今日から俺は!!」(18)や『南瓜とマヨネーズ』(17)、『僕の好きな女の子』(19)、『泣く子はいねぇが』(20)など着実に実績を重ね、『すばらしき世界』(20)で第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。2022年エランドール賞 新人賞を受賞した。(上原礼子)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会ある男 2022年11月18日より全国にて公開©2022「ある男」製作委員会やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会ケイコ 目を澄ませて 2022年12月16日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMASマイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会バイオレンスアクション 2022年8月19日より全国にて公開©️浅井蓮次・沢田新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会#マンホール 2023年2月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月27日12月26日(月)に最終話が放送されるドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」より、長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平からクランクアップ時のコメントが到着した。本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那と、若手ディレクター・岸本拓朗らが、女性連続殺人事件の冤罪疑惑に迫っていく。4か月間に及ぶ撮影のラストを、都内のスタジオで迎えた、恵那役の長澤さん。ラストシーンは、恵那が「大洋テレビ」の正面ゲートから駆け足で飛び出してくるという設定で、恵那は何者かに声をかけられて驚き、思わず床に倒れ込んでしまうという最終話。長澤さんは「恵那を演じるという上で、すごくプレッシャーを感じていて、でもやっぱり、恵那を演じる上で一番支えてくれたのは、相方である拓朗役の眞栄田郷敦さんだと思います。郷敦さんがいなければ、恵那を演じることはできませんでしたし、先輩なんで『ちょっとかっこいいとこ見せたいな』と思っていたんですけど、全然そんな姿を見せることができなくて、助けられてばかりでした。本当に、郷敦さんがいてくれたから、この役を最後まで演じることができました」と相方に対する感謝の言葉と共に感慨に浸る。一方、眞栄田さんのクランクアップは、関東近郊の駅前にあるスナック。拓朗が“西澤証言のうそ”を暴くきっかけを店のホステスから得るという第5話のシーン。眞栄田さんは「本当に自分の力量以上のものを、皆さんに引き出していただいたなぁと、本当に、本当に、感謝しています。なんか今の僕は、『ミート矢澤』(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど…。本当にこれからもっと芝居をうまくなりたいし、役者としてもっと大きくなって、分かんないですけど、何かこう、また、(スタッフの皆さんに)返せる日が来たらいいなと思っています」と周囲の笑いを誘いつつ挨拶。そして、2人より一足早くクランクアップを迎えた鈴木さんのラストは、フリージャーナリストに転身した斎藤が、「ニュース8」のポスターでほほ笑む恵那を見つめ返し、また歩き出すという第8話のシーン。鈴木さんは「本当にこのドラマに関われて光栄だなと思っております。ドキドキしています。仕上がり楽しみにしています」と最終話に期待した。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月24日長澤まさみ、眞栄田郷敦共演の「エルピス」第8話が12月12日オンエア。真犯人に関する決定的な証拠を掴んだ拓朗に対する恵那の“裏切り”に「浅川が斎藤みたいになっていく」「今日の展開は苦しすぎる」など、ショックを受ける視聴者が続出している。長澤さんがスキャンダルで1度はエースの座を転落したアナウンサーを、眞栄田さんが中学時代に友人を亡くした過去を抱える若手ディレクターをそれぞれ演じる、実在の複数の事件から着想を得た社会派エンターテインメントである本作。出演は「ニュース8」のキャスター・浅川恵那役に長澤さん。弁護士の両親の元に生まれた岸本拓朗役に眞栄田さん。恵那や拓朗が追っている“八頭尾山少女連続殺人事件”に関する新情報を揉み消そうとしていた斎藤正一役に鈴木亮平。“八頭尾山少女連続殺人事件”に関する新事実を報道したことで子会社に飛ばされた村井喬一役に岡部たかし。「ニュース8」のディレクター・滝川雄大役に三浦貴大。拓朗に協力する首都新聞政治部記者の笹岡まゆみ役に池津祥子。事件現場に近い商店街で怪しげな店をやっていた本城彰役に永山瑛太。事件の舞台になった地域に大きな力を持つ副総理の大門雄二役に山路和弘といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。事件を調べるなかで迷い込んだ商店街で出会った、えたいの知れない雰囲気と危険をはらんだ瞳で恵那を惑わせた男。その男こそ大門副総理の有力な支援者である「本城建託」社長の長男・本城彰だった。あの男には何かあると直感した恵那に頼まれ拓朗が調べると、八頭尾山で3人目の女子生徒が殺されてから再び犠牲者が出るまでの12年間、彰は海外を転々としていたことが判る。彰が八頭尾山少女連続殺人事件の犯人で、事件を隠蔽するため海外に逃げていたのではないかと考えた拓朗は、最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるにたどり着く。ひかるは優香が「自分の好きだった人を取った」と言う。その男性は彰だった。拓朗は優香の遺品から彰のものと思われるストールを預かりDNA鑑定を行う。するとストールに付着していたDNAが、過去の被害者・井川晴美のスカートについていたものと一致する…というのが今回のストーリー。拓朗はこのスクープを恵那に伝えるが反応は鈍く、「ニュース8」に持ち込んでも滝川からは後追いなら報道できるとの返答。恵那は村井に連絡し彼の知人の週刊誌記者と拓朗を繋ぎ、スクープは週刊誌で掲載されることになる。「できる限りのことはする」と話す恵那に、「できないんなら言わなきゃいいのに」と冷たく言い返したうえ、恵那に「一番卑怯」と言い放つ拓朗。しかし拓朗も優香の母親に「やれるだけのことはやってみます」と口にしていた…。視聴者からは「できる限りの事はするって優香さんの母親に言ってたよね??岸本」「できる限りのことするって、君も言ったよ拓ちゃん??」「できる限りのことはする」さっき自分も言ってたね、被害者のお母さんに」などのツッコミが殺到。しかし彰に関するスクープが掲載された雑誌が発売される直前に「ニュース8」で、未成年売春あっせんで男が逮捕されたというニュースとともに、その従業員リストに中村優香の名前があったと報道。そして拓朗は解雇される…。恵那が拓朗のスクープを潰す…という展開に「うわ・・・浅川最低だな」「え、浅川ちゃん裏切った」「浅川が斎藤みたいになっていく」「やだ、もう。今日の展開は苦しすぎる」といった反応が続出している。【第9話あらすじ】本城彰が真犯人である事実を揉み消され、会社も解雇された拓朗。背後に巨大な力を感じた恵那が再び心身のバランスを崩していく一方、大門の娘婿で秘書の大門亨に接触を図った村井は、拓朗にジャーナリストを名乗らせ亨と引き合わせる。亨は村井の力を借りて大門の告発を試みたこと過去もあるといい、拓朗は村井もかつて真実を握りつぶされた過去があると知り驚く…。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月13日長澤まさみと眞栄田郷敦が共演する「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話が12月5日放送。眞栄田さんがエンディング曲に参加していることに「大興奮しちゃったよ」「カッコ良すぎ」などの反応が上がるとともに、映像の変化にも注目が集まっている模様だ。長澤さんが4年半ぶりに連ドラ主演作となる本作は、長澤さん演じるアナウンサーと、彼女の番組を担当していた若きディレクターが、冤罪疑惑を追うことになるなかで、失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く社会派エンターテインメントとなる。かつてスキャンダルで降板となった「ニュース8」のキャスターに返り咲いたアナウンサーの浅川恵那を長澤さんが演じるほか、経理に飛ばされてしまったが、そのおかげで時間ができ、“八頭尾山少女連続殺人事件”の調査を続ける岸本拓朗に眞栄田さん。大洋テレビのエース記者だったが退職した斎藤正一には鈴木亮平。「フライデーボンボン」のチーフプロデューサーだったが、子会社に異動させられた村井喬一には岡部たかし。「ニュース8」のディレクター・滝川雄大には三浦貴大。弁護士をしている拓朗の母・岸本陸子に筒井真理子。“八頭尾山少女連続殺人事件”の犯人として死刑宣告を受けている松本の弁護士・木村卓には六角精児。「首都新聞」の政治部記者・笹岡まゆみに池津祥子。斎藤に目をかけている副総理の大門雄二には山路和弘といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。副総理の大門が“八頭尾山少女連続殺人事件”の舞台となった八飛市出身だと気づいた恵那は、まゆみに大門の身辺調査を依頼。斎藤の言動から大門が事件に何らかの形で関与しているのではないかと考えたのだ。一方、経理部へ異動したあとも拓朗は事件を追っていた。だが新たな手掛かりは何も得られず落ち込んでいた。拓朗が村井に愚痴をこぼしていると、そこに松本のDNA再鑑定を裁判所が認めたという驚きのニュースが飛び込んでくる。まゆみから大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は拓朗にリストを託し、拓朗はそのリストを元に調査を開始、やがて大門と太い繋がりを持つ地元有力者の息子・本城彰(永山瑛太)にたどり着く。拓朗から彰の話を聞いた恵那は以前、彼と会った時のことを思い出し戦慄する…というのが今回のストーリー。この展開に視聴者からは「やっと話が繋がったかと思ったが、まだまだ謎が」「瑛太が犯人ってそんなあっさりいかないような… 毎週次回が気になりすぎる」「これまでの展開を見るに、そんなまっすぐに瑛太が真犯人で終わるわけなさそう」などといった反応が上がる。また今回から眞栄田さんが、エンディング曲「Mirage」にサックス演奏で参加していたことも明かされ「Mirage feat.眞栄田郷敦」って画面に出て大興奮しちゃったよ」「出演作のエンディング曲演奏なんてカッコ良すぎ」などのメッセージがSNSに投稿されるなか、その映像にも変化が。「EDケーキの箱がエルピスと書かれた紙に 台本のようにも見えた」「ケーキの箱じゃなくなった!あれはなに?台本…?」「怖いよ…もう なんでケーキの箱が「エルピス」の本に?」など、エンディングの変化も視聴者の注目を集めている模様だ。【第8話あらすじ】本城彰には何かある…そう直感した恵那に頼まれ拓朗が調べてみると、八頭尾山で3人目の女子生徒が殺されてから、再び犠牲者が出るまでの12年間、彰は海外を転々としていたという。拓朗は最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるにたどり着き、ひかるの携帯電話に残されていた写真が拓朗をさらに突き動かす…。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月06日長澤まさみ主演ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話が12月5日(月)今夜放送され、出演する眞栄田郷敦が、主題歌「Mirage」にサックス演奏で参加していたことが明らかになった。本作には、アナウンサー・浅川恵那(長澤さん)と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役で出演中の眞栄田さん。中・高校ともに吹奏楽部に所属し、アルトサックスを担当していた高校時代には、全国コンクールで入賞、将来はプロの演奏家を目指していたほど。第7話エンディングで眞栄田さんがサックス参加した新バージョン「Mirage(feat.眞栄田郷敦)」のレコーディングには、音楽集団「Mirage Collective」のメンバーからSTUTS(プロデュース)と武嶋聡(サックス/フルート)が立ち会い、眞栄田さんのサックスが堪能できるようアレンジされている。なお、「Mirage Collective」によるアルバム「Mirage」は12月21日(水)にリリース予定で、詳細やトラックリストは後日発表される。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月05日府中市立美術館では、12月17日(土) より、諏訪敦『眼窩裏の火事』を開催する。精密で再現性の高い画風が知られる諏訪敦は、しばしば写実絵画のトップランナーと目されてきたが、ただ単に「目の前にあるものを、目に見えるように写す」のではなく、丹念な取材によって、すでに亡くなった人物の内面や生き方に肉薄するような、新たな視覚体験を追求していることが特長だ。たとえば同展の第一章を構成する「棄民」は、会ったことのない祖母をテーマにしたプロジェクト。死を悟った父が遺した手記を手がかりに、旧満州の日本人難民収容所で飢えと病に苦しみながら亡くなった祖母の足跡を求めて現地に赴き、その取材の課程で知り得た家族の歴史を、持ち前の超絶技巧を駆使して絵画化していくというものだ。また第二章では、コロナ禍『芸術新潮』(2020年6~8月)誌上において行った集中連載で、静物画にまつわる歴史を遡り、制作した作品を紹介。まな板の上の豆腐を描いた《不在》などは、日本で最初の油絵画家・高橋由一の代表作《豆腐》を念頭において鑑賞したい。そして第三章では、諏訪が1999年から描き続けてきたが2020年になくなってしまった舞踏家・大野一雄との邂逅の試みなども紹介。画家とモデルの関係性から導き出された諏訪の言葉「描き続ける限り、その人が立ち去ることはない」を確信することになるだろう。なお、展覧会タイトルの『眼窩裏の火事』とは、諏訪が悩まされている「閃輝暗転」という脳の血流に関する症状で、視野の中心が溶解したり、辺縁で脈打つ強烈な光に悩まされるなどの現象を言語化したものだという。彼が普段見ているヴィジョンは《目の中の火事》という静物画で知ることができるので、ぜひこちらもチェックしてほしい。《father》1996年佐藤美術館寄託《目の中の火事》2020年東屋蔵《不在》2015年個人蔵《まるさんかくしかく》2020-22年作家蔵《Mimesis》2022年作家蔵<開催情報>諏訪敦『眼窩裏の火事』会期:2022年12月17日(土)〜2023年2月26日(日)会場:府中市美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(1月9日は開館)、12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)料金:一般700円 / 大高350円 / 中小150円府中市美術館公式サイト:
2022年11月30日